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  1. 小松市議会 2014-06-20
    平成26年第2回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2014-06-20


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎開議の宣告 ◯議長(宮西健吉君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯議長(宮西健吉君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第40号~議案第49号、     継続調査案件委員長報告、質疑、討     論、採決 3 ◯議長(宮西健吉君) 日程第1、市長提出議案第40号から議案第49号までの10件、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく議会改革調査特別委員会の地方分権の時代にふさわしい議会のあり方に関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任副委員長、吉村範明君。    〔総務企画常任副委員長 吉村範明君登     壇〕
    4 ◯総務企画常任副委員長(吉村範明君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第40号 平成26年度小松市一般会計補正予算(第1号)中、当委員会所管分を初めとする議案6件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、付託されました議案は、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、小松市火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。  平成25年8月15日、京都府福知山市開催の花火大会で発生した露店爆発事故により、総務省消防庁からの通知により火災予防条例の一部を改正し、8月1日から施行するものであります。  今回の条例改正で対象になるのは、屋外で開催される催し物についてのみであります。人出予想11万人以上かつ露店等の数が100店舗以上について指定催しとして指定され、火災予防上必要な業務計画を提出する必要があり、罰則が適用されるものであります。  また、縁日、祭礼、花火大会等規模にかかわらず1店舗でも出店する場合は、届け出及び消火器設置が必要となりました。  神社庁、町内会など情報連絡を密にし、市内の露天商の出店状況を把握し、トラブルがないよう消防による指導を徹底していただくよう求めました。  次に、報告第7号 法人の経営状況の報告についてであります。  平成25年度の一般財団法人小松市開発公社の経営状況の報告がありました。昨年度は売り上げが1億円、経費が9,000万円で1,000万円の黒字決算でありましたが、立体駐車場用地取得費などで依然として負債が9億円あるとのことでありました。  いかに将来に負担をかけないよう負債を償還していくのかも大事でありますが、市営駐車場について周りの商店街やこまつ芸術劇場うららサイエンスヒルズこまつなど事業主催者とタイアップしながら、買い物をされた方、施設を利用された方を対象とした駐車料金割引制度の活用など、今後も利便性の向上を図っていくよう求めました。  次に、報告事項であります大学との連携についてであります。  9月14日、サイエンスヒルズこまつにてからくり装置大学選手権を開催予定とのことであり、からくりのおもしろさや構造の不思議を子供たちに伝え、科学やものづくりに興味を持ってもらうのが狙いであります。対象は県内の大学、短期大学、高等専門学校に通う学生グループとのことであり、石川工業高等専門学校によるワークショップも同時開催されるということであります。地元の工業高校もありますので、将来的にはスタッフも含め、大学生だけではなく高校生もより参加できるよう検討していただくよう求めました。  次に、平成26年6月実施小松市職員採用候補者試験申し込み状況についてであります。  本年度の小松市職員採用候補者試験申し込み状況についての報告がありました。事務職については11倍と採用予定人数を大きく上回る申し込みである一方、看護師の申し込みは採用予定人数を下回るという状況であります。昨年度は年3回に分けて看護師の募集をしたということでありますが、看護師の確保は困難な事態を踏まえ、こまつ看護学校など他の看護学校からも情報収集し、インターンシップ制度をうまく活用し、小松市民病院とも連携を密にしながら対応策を求めたものであります。  次に、危機管理及び防災体制の強化についてであります。  まず、危機管理体制強化の方策として、大規模な災害や事故などが発生した場合、市役所としての主要な業務を継続させ、また早期に復旧させることを目的に業務継続計画、いわゆるBCPを年度内をめどに策定されるということであります。この計画は、緊急事態の備えとして非常に重要なことであり、さまざまな観点から対策を講じるよう求めたところであります。  2つ目に、防災体制の強化策であります。災害発生時には避難所が開設されます。このたびNTT西日本の協力を得て、北陸3県で初めて小松市民センター、こまつドーム、第一小学校に、避難した住民が無料で活用できる発信専用電話を随時設置していくとのことであり、これにより避難者の利便性の向上が図れるものであります。  また、第一校下をモデル地区として平成26年2月25日に避難所運営協議会が設立されており、他校下に順次声かけをし、5年間で全校下に設立を目指すとのことでありました。避難所の円滑な運営は、当委員会としても大変重要なことであると認識しており、立ち上げただけで満足することなく、地域と行政が一体となって実践訓練を通してスムーズな避難所運営ができるようさらなる創意工夫を求めました。  最後に、本委員会が重点調査項目として決めました行財政改革についてであります。  少子・高齢化に伴う社会保障費の増加や社会資本整備に伴う起債残高により、本市の財政状況は依然として注視していかなくてはならない状況にあります。これからもなお一層、効率的で効果的な行政経営が求められている今、北陸新幹線金沢開業、フル規格による金沢以西の北陸新幹線着工を見据え、企業誘致を含め新しいビジネスチャンスに即した事業展開が求められています。  平成22年度に5年をめどとした第5次小松市行財政改革プランが策定されました。今年度、平成26年度は第5次行革プランの最終年度であり、目標が達成されたか検証する大事な時期であります。また、来年度以降に向けた第6次行革プランが策定されますので、委員会としてしっかり審議、提言していく必要があります。  時代の変化に伴う新たな行政課題に的確に対応するため、当委員会において他市の状況、取り組みなどを聞き取りし、調査研究を進めていくことといたしましたので御報告申し上げます。  以上、総務企画常任委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 5 ◯議長(宮西健吉君) 福祉文教常任副委員長、井田秀喜君。    〔福祉文教常任副委員長 井田秀喜君登     壇〕 6 ◯福祉文教常任副委員長(井田秀喜君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第40号 平成26年度小松市一般会計補正予算中、当委員会所管分を初めとする議案4件であります。  これらの各案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、議案4件につきましては、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきと決した次第であります。  以下、審査の過程において、議案並びに所管事項に関しますさまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、小松市民病院における診療費等未収金回収業務の委託についてであります。  本事業は、支払いが長期間滞っている診療費などの未収金の回収について、ノウハウを持つ弁護士などの民間事業者に業務を委託することにより効率的な回収を進めることを目的とするものであります。委託内容は、支払い案内業務支払い方法相談業務居どころ調査業務、集金業務、報告業務であり、委託対象につきましては、破産者などを除く未収金発生後1年以上経過した合計5万円以上の未納者113名、未納額2,300万円とのことでありました。  県内でも先進的な今回の取り組みは、既に実施している他の病院においても効果が上がっているとのことであります。本委員会として、今後の患者負担の公平性の確保や病院経営の改善につながるよう期待するものであります。  次に、湯ったりシニアふれあい入浴デーについてであります。  小松市に住所がある65歳以上の人を対象に、指定された公衆浴場への入浴料金を200円割り引くことにより、身体の清潔保持とともに高齢者の健康づくりや介護予防を推進することを目的とするものであります。今年度から利用者の利便性の向上や利用回数の増加などを図るため、入浴補助券から湯ったりカードへの変更や月に2回程度のふれあい入浴デーの設定が行われたところであります。  利用回数がふえたことを歓迎する声がある一方、一部の市民からはカード化や利用日が指定されたことに対する戸惑いの声も聞こえてきていることでありました。その対策といたしまして、7月から10月までは毎月1日から5日を入浴デーとして設定し、11月以降の実施方法については9月に浴場組合と市で協議する予定とのことでありますが、高齢者向けの制度を変更する際には、利用者の声を十分聞いた上で、より使いやすく、よりわかりやすいものとするよう求めたものであります。  また一部の委員から、本事業が一義的に高齢者の健康づくりや介護予防の推進を目的としているのであれば、浴場組合に加入していない公衆浴場でも利用できるようにすべきではないかとの意見があったことを申し添えておきます。  次に、将来の人口減少問題についてであります。  去る5月8日に有識者らで構成する日本創成会議人口減少問題検討分科会から、20代から30代の若年女性の流出により2040年までに896の市区町村が消滅の危機に直面するとの発表があり、全国的に大きな波紋が広がっています。  小松市においても例外ではなく、2040年までに9万人を切る大幅な人口減少が予測されております。今回の発表を真摯に捉え、長期的なビジョンのもと、官民一体となってスピーディな対応を進めていくことが重要となってきます。子ども・子育て施策の一層の充実はもちろん、全庁的な連携の中でさまざまな施策を組み合わせていくことにより、早期にこの人口減少問題に取り組んでいくよう求めたものであります。  次に、土曜授業についてであります。  文部科学省では、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向け、昨年、土曜授業に関する検討チームを立ち上げ、子供たちに土曜日における充実した学習機会を提供する方策の一つとして土曜授業を捉え、昨年11月に学校教育法施行規則の改正を行い、設置者の判断により土曜授業を行うことが可能であることをより明確化するとともに、地域や産業界との連携によって土曜日の教育活動の充実を図ることとしました。新たに行っていく土曜日教育ボランティアでは、企業や地域の方が先生となり、平日の授業とは異なった土曜日ならではの学習をすることによって学ぶ楽しさややる気を引き出し、学習の動機づけとなることが期待されております。  本会議の質疑の答弁でもありましたが、小松市として現状では地域の多様な経験や技能を持つ人材の協力を得て、学校以外の者が希望者に対して行う土曜学習を中心に行っていくとのことであり、土曜授業については、その目的、内容などをしっかりと検討した中で今後も議論を継続していきたいとのことでありました。  土曜授業の実施につきましては、教員の勤務体系の問題など乗り越えるべき課題はまだありますが、国の方針を念頭に子供たちの土曜日の教育環境をより豊かなものにしていくよう求めたものであります。  最後に、本委員会における今年度の重点調査項目についてであります。今年度は、教育施策の現状と今後のあり方について調査を開始することといたしました。  小松市として推し進めている科学教育や情報教育などの各種教育施策の現状をしっかり把握し、その効果を検証するとともに、今後の教育のあり方について調査研究を行っていく所存であります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  終わります。 7 ◯議長(宮西健吉君) 経済環境常任委員長片山瞬次郎君。    〔経済環境常任委員長 片山瞬次郎君登     壇〕 8 ◯経済環境常任委員長片山瞬次郎君) 経済環境常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第40号 平成26年度小松市一般会計補正予算中、当委員会所管分を初めとする議案2件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、文化振興策についてであります。  宮本三郎美術館夏季特別展「コレクターのまなざし」は、大京株式会社様が所蔵するすぐれた美術コレクションを公開するものであります。今後も本市ゆかりの個人や法人が所有する収蔵美術品を広く展示公開する機会を設けたり若手作家を支援するなど文化振興の環境整備を求めました。  また、市内の小中学校には寄贈された美術工芸品が多数所蔵されており、一堂に集めて一般公開する機会を設けてはどうかという意見も出されました。  次に、全国植樹祭の開催についてであります。  来年開催される第66回全国植樹祭を一過性のイベントで終わらせることなく、これを契機として木場潟の環境や白山眺望、伝統文化など本市の魅力を全国に発信し、交流人口の拡大を図ることが求められております。  委員から、小松の夏の風物詩として木場潟の花火大会を復活させてはどうかという提案がありました。本提案については、地元住民を初め協賛企業や団体の理解と協力が不可欠であり、安全面や環境面での十分な配慮が必要との意見が出されました。  次に、海外姉妹都市等との交流についてであります。  1点目は、台湾・彰化市との交流についてであります。  彰化市とは、本市議会のリーダーシップのもと行政や経済界など民間を含めた交流が進められており、来月には彰化市において両市議会間で友好交流に関する協定締結が予定されております。本議会間の協定締結にあわせ、和田市長の彰化市訪問も予定されておりますが、交流内容について深く踏み込んだ協議が行われ、両市の友好親善が一層拡大するように求めたものであります。  2点目は、小松・ビルボールド青少年交流事業についてであります。  両市の姉妹都市提携40周年を機に、昨年とことしの2カ年にわたり青少年が相互に芸術、文化をテーマに体験交流を図るものでありますが、今後も交流を継続し、本市の発展につながるよう期待するものであります。  次に、カヌー競技施設整備費についてであります。  2020年の東京五輪開催に向けて、カヌーナショナルチームの競技者が効率的、効果的な環境でトレーニングを行えるように、木場潟において専用のトレーニングセンターの建設が計画されておりますが、関係者との協議に十分な日数を必要としたため、今回、平成25年度に計上された設計費400万円を繰越明許費として追加補正するものであります。今後、トレーニング施設だけでなく宿泊施設を備え、国内や諸外国からの強化合宿などに対応できるよう整備拡充を強く求める意見が出されました。  次に、本委員会における今年度の重点調査項目についてであります。  今年度は旧大和小松店跡地施設を含む小松駅南ブロックのあり方について集中的に調査を開始することとしました。北陸新幹線小松駅開業を見据え、旧大和小松店跡地施設のあり方や2次交通の整備など、小松駅南ブロックを核としたまちづくりについて調査研究を行っていく所存であります。  現在、市が示した大和小松店跡地施設の概要案について関心のある事業者を募集しておりますが、先月21日の経済環境常任委員会には報告がなく、この募集は唐突の感があり、議会軽視と言わざるを得ません。今後、事業実施の計画段階で所管の常任委員会への事前説明を求めるとともに、進捗状況についても逐次報告を行うよう強く求めたものであります。  最後に先般、5月22日に小松市商工会議所観光文化委員会北陸新幹線金沢開業を見据えた観光政策をテーマに、産業観光の推進、観光スポットの誘客促進、おもてなし向上策などについて意見交換を行いました。いずれも小松市の経済活性化に向けた重要なテーマであり、今後も進捗状況の確認、意見交換、助言を行うなど連携を図っていきたいと考えています。  以上、経済環境常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯議長(宮西健吉君) 建設常任委員長、宮川吉男君。    〔建設常任委員長 宮川吉男君登壇〕 10 ◯建設常任委員長(宮川吉男君) 建設常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第40号 平成26年度小松市一般会計補正予算中、当委員会所管分を初めとする議案4件であります。  これらの各案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、付託されました議案は、全会一致原案どおり可決、承認すべきものと決しました。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたのでその一端を御報告申し上げます。  初めに、小松市開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  小松市開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例について、町内会のコミュニティの維持、活性化を図るため、市街化調整区域内において住宅の建築認可要件を緩和するものであります。  この住宅の建築認可要件を緩和することは県内初であり、市街化調整域内の移住が容易になり、町内会の維持、活性化につながることが期待されます。今後、より実効性を高めていくために町内会を初め関係者への説明と意見聴取をしていくこと、またおおむね50戸未満となって対象外となっている町内においても今後の緩和の可能性を検討していくこと、さらにこの条例の最大の難攻不落の農地転用については関係農政部局との粘り強い折衝するよう鋭意努め、着実に実績を積み上げていくことを強く求めました。  次に、報告第1号 平成25年度小松市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてであります。  そのうち、幸八幡線については、4月末で260メートルが完成し、今年度中に1区間300メートルが完成する予定となっております。市の道路整備の最優先として大雨に対する災害対策を進めるとのことでありますが、小松バイパスの4車線化が進んできており、連結させることは重要なことであります。道路整備スケジュールと調整をしながら残り950メートル区間の早期の全線開通を求めました。  次に、フローラルこまつの取り組みについてであります。  歴史、文化、伝統と自然豊かな小松の地を生かした花と緑が美しいまちづくりを行っていくため、昨年度より取り組みがスタートしました。市民総がかりでの取り組みを進めるに当たり、昨年度から推進団体の登録を開始し、現在377団体が登録され、今年度からは推進団体の個人部門の登録を7月より行う予定とのことであり、花苗の配布が行われております。また、全国植樹祭に向けての取り組みとして活動の質向上のため花コンクールを開催するということであります。  団体への花苗配布については地元町内会と調整を図るとともに、個人に対しては以前行っていた新生児のお祝いに苗木の配布を復活してはどうかという意見がありました。  さらに、今後は全国植樹祭に向けての市民主体の取り組みに限らず、アジア一香しいまちを目指すということであれば、小松の気候風土に合わせた生花の生産、出荷など経済の活性と結びつくような取り組みを推進するよう求めました。  次に、ひととものづくり科学館についてであります。  3月22日にグランドオープンしたひととものづくり科学館サイエンスヒルズこまつは、これまでに6万人近くの来場者があり、好調な滑り出しをしました。松本零士氏を名誉館長に迎え、より一層のにぎわいが期待されるものであります。  さて、その建設費については当初の計画段階では駐車場整備を含め33億円とされていましたが、ヒルズパーキングの整備に約1億9,000万円、そして建設費に約34億7,000万円となり、合計約37億6,000万円となり4億6,000万円以上の増額となりました。施設の延べ床面積がふえたこと、また埋蔵文化財保護のため地盤を上げたことによる建築費の増額の影響が大きかったとのことであります。当然に予算措置をされてのものではありますが、今後も市の財政負担が少しでも減るよう努めるよう求めました。  なお、旧大和跡地の件については、都市創造部まちデザイン第2課に所管が一部移ってきたとのことであります。市民の最大の関心事の一つでもある本件について、今回の6月2日から開発者募集の案件等の報告が本委員会の説明になかったことは大変残念であります。今後は経済環境常任委員会と調整をしながら当委員会での報告を求めました。  最後に、本年度の重点調査項目についてであります。  北陸新幹線の敦賀開業までを目指し、環境と景観については、市街地を通る区間について騒音、振動対策は市民生活にとって重要なことであります。また、木場潟周辺の景観の保護については、4月27日には小松市内において木場潟・白山眺望と新幹線との調和を考えるフォーラムが開催されておりますが、今後も関係機関、事業主体の鉄道・運輸機構とも連携しながら協議していく必要があることから、当委員会では本年度、北陸新幹線の環境と景観について重点調査項目といたしました。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 11 ◯議長(宮西健吉君) 小松基地・空港対策特別委員長、灰田昌典君。    〔小松基地・空港対策特別委員長 灰田昌     典君登壇〕
    12 ◯小松基地・空港対策特別委員長(灰田昌典君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりました。本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  まず初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  米軍再編に係る岩国飛行場から三沢基地への訓練移転としての共同訓練が6月12日から24日まで三沢基地で行われております。今回で34回目でありますが、岩国の米軍第12海兵航空群と航空自衛隊三沢基地、千歳基地から参加し、戦闘機戦闘訓練などを実施しております。  また、米軍再編に係る訓練移転としての日米共同訓練ではないものの、6月5日、嘉手納基地所属の米軍第353特殊作戦群と小松基地との共同訓練についての報告がありました。天候によりF-15を使用した防空戦闘訓練は中止となり、救難ヘリ(UH-60)を使用した空中給油訓練が小松沖訓練空域で実施されたもので、米軍のMC-130輸送機・特殊作戦機は小松基地へは離着陸せず、横田基地へ帰還いたしたものであります。  小松基地への上級部隊からの連絡があったのが4日早朝とのことで、小松基地から市へ連絡があったのが4日午後であったとのことであります。小松基地へはかねてから早期事前連絡の申し入れをしているところでありますが、連絡体制を再度確認し、今後、小松基地との連携をさらに深め、情報伝達の迅速化を図っていくよう求めたのであります。  訓練移転については小松市民の最大関心事であることから、訓練の実施については速やかな情報提供を強く求めたのであります。  また、小松基地内において、能美市側から加賀市側へ一部基地機能移転に向け準備中であります。既にエンジンテスト等を実施しており、そのことにより日末町、佐美町周辺の騒音が増大しているのではないかと地元町内会から聞いております。地上での騒音調査をしっかりと行い、データにより昨年と比較することにより、騒音対策について日末町、佐美町等の周辺住民に丁寧な対応を求めたのであります。その中でも、日末町の油送管跡地の活用については以前から要望しておりますので早急に対応するよう求めたのであります。  最後に、航空祭についてであります。  航空祭は、例年日曜日に実施しておりますが、ブルーインパルスの日程都合上、2年連続で土曜日開催となりました。航空祭は小松市の一大イベントであり経済効果など相当見込まれますので、多様な観光施策を打ち出し、より多くの方々に来ていただくよう創意工夫するよう求めたのであります。  以上、本委員会での飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。 13 ◯議長(宮西健吉君) 議会改革調査特別委員長、川崎順次君。    〔議会改革調査特別委員長 川崎順次君登     壇〕 14 ◯議会改革調査特別委員長(川崎順次君) さきの定例会におきまして継続調査の議決をいただきました地方分権の時代にふさわしい議会のあり方に関する調査について、閉会中も鋭意調査研究を続けてまいりましたが、今般、議員定数のあり方について一定の結論を得ることができましたので、その経緯と結果について御報告申し上げます。  平成25年第3回9月定例会において本委員会が設置され、8人の委員をもってこれまで10回に及ぶ委員会を開催し、議会の活性化と議員定数についてを調査項目とし協議を進めながら、常任委員会のあり方、連合審査会のあり方、議会費のあり方、その他議会改革に付随する課題の4項目について並行して議論を重ねてまいりました。  その結果、常任委員会のあり方などの4項目については、いずれも前提となる議員定数によって大きく左右されることから、議員みずからの姿勢を正し、内外に示すことを第一義的に取り組むべきという委員の強い意思により、平成26年第2回今定例会において、議員定数のあり方について一定の結論を出すこととした次第であります。  議論を進める中で、現状維持とする案、削減する場合は1人削減から4人削減とする案までさまざまな意見が出されたことから、これまでの調査経過をもとに本委員会において現状24人の案と2人減の22人とする案との2案に集約をいたしました。  最終的に、本委員会としてそれぞれの案を尊重し、2案を併記して議員定数の結論としましたことをまずもって御報告をいたしておきます。  それでは、2つの案について以下それぞれ理由を述べます。  まず初めに、現状の24人とする案であります。  本市は南加賀の中心部に位置しており、小松空港の立地や北陸新幹線の開業を控え、広域、結節点としての役割が高まるとともに、行政を監視する議会側の役割と責任も高まってきております。  その一方で行財政改革の流れから議員定数を削減する議論もありますが、本市の歳出に占める議会費の割合は全国市議会議長会が目安として掲げる1%程度であり、平成19年の改選時に議員定数を2人削減するなど、これまでにも積極的に行財政改革を行ってきております。  また本市議会は、全議員が代表質問や個人質問、連合審査会などで活発に質疑を行うなど、他の市議会に誇れるほど言論の府として機能している議会と言えます。  昨今、地方分権が叫ばれる中にあって、地方公共団体の事務が量的にも質的にも拡大され、それを監視する議会機能も当然充実強化されなければならない状況となっております。  二元代表制のもと、議員定数の削減は行政の監視機能や政策立案機能の低下を招くおそれがあるため、現状維持の24人とすることを最良とするものであります。  次に、議員定数を22人とする案であります。  現在、本市と人口が同規模の類似団体の議員定数の平均は25人であり、本市議会の議員数は決して多いとは言えません。しかし、議員みずからが身を切り、行財政改革の範を示すためにも議員定数の削減はやむを得ないという意見を尊重し、本委員会の定数削減案として2人減という方向性を確認いたしました。  根拠としましては、現在の人口4,500人に対して議員1人から、5,000人に対し1人とする案。また、中学校10校区に対して各2人、さらに人口2万人規模の2校区に各1人を加えて22人とする案など、さまざまな意見が出されました。  一方、議員定数を削減することにより、行政を監視したり、民意を集約し政策に反映させる機能が低下するのではないかという意見もありますが、意見交換会などの民意吸収機能の充実や常任委員会の構成変更など議会運営上の工夫に努め、議員の質の向上と精鋭化により対応が可能であるとの理由により22人とすることを最良とするものであります。  最後に、今回の報告は議会改革の姿勢を示すため、議員定数のあり方に率先して取り組んできた結果であり、今後は議会の活性化として常任委員会のあり方や連合審査会のあり方、議会費のあり方など、その他の議会改革にふさわしい課題についてさらに議論を深めていかなくてはなりません。  また、地方議会議員年金制度が平成23年6月をもって廃止となっており、今後議員を目指す若い人たちを後押しするためにも、議員報酬や政務活動費などの問題についても議論していく必要があると考えております。  現時点における本委員会の調査結果は以上のとおりでありますが、残る調査事項についても引き続き精力的に審議を進めていく所存であります。  以上、当委員会の地方分権の時代にふさわしい議会のあり方に関する調査は、まだ調査途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。 15 ◯議長(宮西健吉君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 16 ◯議長(宮西健吉君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔19番 橋本米子君登壇〕 17 ◯19番(橋本米子君) 私は、6月議会に提出されました市長提出議案のうち、議案第43号に反対いたします。その他の議案は賛成であります。  以下、理由を述べます。  議案第43号 小松市税条例等の一部を改正する条例についてであります。  この改正は、国の地方税法の改正に伴ってのものですが、この中には軽自動車税の税率見直しと法人市民税の税率見直しがあります。軽自動車税の税率見直しは平成27年度分から税率を引き上げ、また最初の新規検査から13年を経過した軽四輪車等については平成28年度分から重課税を行うというものです。  日本国内における軽自動車の普及状況は新車販売台数で4割近いシェアを占めており、特に地方部や都市郊外において普及しております。その背景には、長期にわたる所得低迷の中で税を含めた自動車の維持費の負担が国民にとって重いものとなり、価格、維持費ともに比較的安価な軽自動車の需要が高くなっている実態があります。また、公共交通が衰退した地域では住民の重要な移動手段ともなっており、私は軽自動車税の税率引き上げには反対であります。  また、法人市民税の税率見直しの説明では、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人市民税の一部を国税化し、地方交付税の原資となることに伴い、法人税割の税率を現行14.7%から2.6%引き下げ、改正案では12.1%とするものとしております。  しかし、私は自治体間の税収格差の是正は本来、地方交付税の財源保障と財政調整の両機能を強化することでなされるべきと思います。  日本共産党は国会でこのような形での自治体間の税収格差の調整は、消費税増税と消費税を地方財源の主要財源に据えていく狙いと一体のものであるとして反対をしております。  以上の点で、この市税条例等の一部を改正する条例については反対であります。 18 ◯議長(宮西健吉君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 19 ◯議長(宮西健吉君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第40号から議案第42号まで、議案第44号から議案第49号までの以上9件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の9件は、いずれも委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 20 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の9件は、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第43号を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 21 ◯議長(宮西健吉君) 起立多数。  よって、本件は、委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の調査及び議会改革調査特別委員会の調査の以上2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 22 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第50号の上程、説明、     質疑、委員会付託、委員長報告、委員     長報告に対する質疑、討論、採決、議     案第51号の上程、説明、質疑・委員     会付託・討論省略、採決 23 ◯議長(宮西健吉君) 日程第2、市長提出議案第50号 財産の取得について及び議案第51号 固定資産評価審査委員会委員の選任についての以上2件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 24 ◯市長(和田愼司君) ただいま追加提出いたしました議案2件について御説明申し上げます。  まず、議案第50号 財産の取得についてであります。  高規格救急自動車につきましては、現在、2消防署2出張所に配備しておりますが、うち1台について購入以来13年余りが経過していることから、このたび防衛省からの補助を得て更新するものであります。  最新機器を搭載した車両配備により高機能消防指令システムと連動し、より迅速、確実な救急現場への到着が可能となり、救急体制の充実により市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりを目指します。  次に、議案第51号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。  固定資産評価審査委員会委員、田村和也氏の任期は6月28日をもって満了となりますが、田村氏は税理士として豊かな学識経験を有しておられ、最適任と存じますので引き続き選任しようとするものであります。  以上2件について御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 25 ◯議長(宮西健吉君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第51号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 26 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。
     よって、本案は、質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。  次に、市長提出議案第50号 財産の取得についての提出者からの提案理由の説明に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 27 ◯議長(宮西健吉君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております市長提出議案第50号 財産の取得については、総務企画常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時29分       再開 午後 3時00分 28 ◯議長(宮西健吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任副委員長、吉村範明君。    〔総務企画常任副委員長 吉村範明君登     壇〕 29 ◯総務企画常任副委員長(吉村範明君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第50号 財産の取得についてであります。  このたび、防衛省からの補助金の交付決定を受け、高規格の救急自動車を2,947万3,200円で購入するものであります。この救急自動車の配備により救急体制が強化され、急患、事故、災害等の救急活動により迅速に対応できるものと大いに期待を寄せるものであります。  この案件につきまして、終始慎重な審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 30 ◯議長(宮西健吉君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 31 ◯議長(宮西健吉君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 32 ◯議長(宮西健吉君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第50号 財産の取得についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 33 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第51号 固定資産評価審査委員会委員の選任について採決をいたします。  お諮りいたします。  本案は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 34 ◯議長(宮西健吉君) 起立総員。  よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第8号の上程、説明、質     疑、委員会付託省略、討論、採決 35 ◯議長(宮西健吉君) 日程第3、議員提出議案第8号 小松市議会議員定数条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めておりますので、これを許します。  北出隆一君。    〔22番 北出隆一君登壇〕 36 ◯22番(北出隆一君) ただいま議題となりました議員提出議案第8号の小松市議会議員定数条例の一部を改正する条例について提案理由を申し述べたいと思います。  本議案は、平成27年4月に予定されております次回選挙から議員定数を2名削減し、24名から22名とするものであります。  議員定数については、本日、議会改革調査特別委員会から、現状維持並びに2名減の両論併記とする中間報告が示されたところであります。  本件は、議会改革調査特別委員会の最重要課題であり、今般、私を初め浅野清利議員、杉林憲治議員が提出者となり、このほか川崎順次議員、飛弾共栄議員、宮川吉男議員、出戸清克議員、片山瞬次郎議員、吉本慎太郎議員、浅村起嘉議員、一川政之議員、木下裕介議員各位の賛同を得、私を含め12名の皆さん方の心ある思いを大事に、定数削減を提案をさせていただいた次第であります。  昨今の地方分権の推進や地方自治法の改正に伴い、国から地方へ権限移譲が進められ、みずからが判断し、決定する自治体運営が求められてきているところであります。このため議会においても二元代表制のもと、これまで以上に責任のある活動が求められております。  本年2月に、議会改革調査特別委員会で実施した町内会連合会役員との意見交換会において議員定数を削減すべきとする意見が出されたことや、本市の財政状況、さらに全国の類似都市や県内他市のデータなどを勘案した結果、議員みずから身を切る改革が必要であるとの結論に達しました。  定数削減に伴う議会費の削減は、小松市の行財政改革を後押しすることはもとより、市民の皆さんのさらなる信頼にもつながることを確信をいたしているところであります。  今回提案した議員定数の削減は、決して議会の監視機能や政策立案機能を低下させるものではなく、むしろ議員の質の向上と少数精鋭により議会の持つ機能や役割を十分に果たし、今後も市民各位の負託に最大限に応えていけると自負をいたしているところであります。  よって、議員定数の24名を2名削減しても地方自治の伸展を阻害することはないと判断し、議員の定数を削減する小松市議会議員定数条例の一部を改正する条例を提案した次第であります。  なお、議会改革の旗印のもと、避けては通れない議員定数に関して、長い長い道のりではありましたが、みずからの政治理念に基づいて行動をともにしていただいた同僚議員に心から感謝を申し上げ、私の説明といたします。  ありがとうございました。(拍手) 37 ◯議長(宮西健吉君) これより提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 38 ◯議長(宮西健吉君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 39 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔19番 橋本米子君登壇〕 40 ◯19番(橋本米子君) 私は、ただいま提出されました議員提出議案第8号 小松市議会議員定数条例の一部を改正する条例について、定数削減に反対の立場で討論を行います。  私は、先般行われました議会改革調査票のアンケートに「小松市議会の定数は何人が望ましいですか」の問いにAの「現状のまま」に丸印をつけました。その理由を記してくださいの欄には、1として、小松市議会の定数は昭和15年の条例定数では36人となっていて、その後28人、26人、24人と徐々に削減されております。当初の36人から3分の1の12名も削減されております。私は、減らすのはもう限界ではないでしょうかと記しました。実際に私が議場で削減の反対討論をするのももう3回目になります。  2点目に、それでは定数は何を基準に考えたらいいのかということになるとよく引き合いに出されるのが類似団体との比較が指標になります。  その表を見ますと、29類似団体の平均議員数は25人であり、小松市はもうマイナス1人となっております。  また、議会改革調査特別委員会の3月定例会の委員長報告の中では、視察の中で全国市議会議長会の法制担当者の意見としてこう述べられております。「大幅な削減は行政に対するチェック機能を弱め、地域の課題や情報を市政に反映させる機会を減らすことにつながるという指摘もありました」と記載されております。  私は、議員の仕事は市民から見ると一面わかりづらさもあると思いますが、市民の声を市政に反映させることができる市民の宝と思いますので、議員の削減には反対であります。  以上であります。 41 ◯議長(宮西健吉君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 42 ◯議長(宮西健吉君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第8号 小松市議会議員定数条例の一部を改正する条例について採決をいたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 43 ◯議長(宮西健吉君) 起立多数。  よって、本案は可決されました。
     ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第9号の上程、説明省略、     質疑、委員会付託省略、討論、採決 44 ◯議長(宮西健吉君) 日程第4、議員提出議案第9号 身体障害者・児の補装具費支給制度の充実を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第9号については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 45 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 46 ◯議長(宮西健吉君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 47 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 48 ◯議長(宮西健吉君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第9号 身体障害者・児の補装具費支給制度の充実を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 49 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎農業委員会委員の推薦 50 ◯議長(宮西健吉君) 日程第5 農業委員会委員の推薦を議題といたします。  議会の推薦により市長が選任した農業委員会委員は、本年7月19日をもって任期満了となります。  よって、この際、農業委員会等に関する法律第12条の第1項第2号の規定により、あらかじめその後任者4名を推薦することにいたします。  お諮りいたします。  推薦の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 51 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  地方自治法第117条の規定により、浅野清利君、円地仁志君の退場を求めます。    〔21番 浅野清利君、15番 円地仁志     君退場〕 52 ◯議長(宮西健吉君) 農業委員会委員に小松市園町イ130番地・浅野清利君、小松市安宅町ヨ43番地・円地仁志君、小松市観音下町ハ79番地・辻本容子君、小松市高堂町ト60番地・室谷美幸君の以上の4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました諸君を農業委員会委員に推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 53 ◯議長(宮西健吉君) 起立総員。  よって、ただいま指名いたしました4名の諸君を農業委員会委員として推薦することに決しました。  浅野清利君、円地仁志君の入場を許します。    〔21番 浅野清利君、15番 円地仁志     君入場〕  ───────── ◇ ─────────    ◎議員の派遣 54 ◯議長(宮西健吉君) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付してあります議員の派遣(その1)については、平成26年7月8日から7月11日までの4日間、新田寛之君、吉村範明君、出戸清克君、二木攻君、円地仁志君、宮川吉男君、宮西健吉を台湾交流促進事業訪問団として、台湾・彰化市及び台北市に派遣したいと思います。  お諮りいたします。  本件は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 55 ◯議長(宮西健吉君) 起立多数。  よって、本件は、原案のとおり派遣することに決しました。  議員の派遣(その2)については、平成26年7月28日から8月5日までの9日間、川崎順次君、宮西健吉をビルボールド市姉妹都市締結40周年及びウメオ市文化交流事業代表訪問団として、ベルギー・ビルボールド市、スウェーデン・ウメオ市に派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 56 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 57 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 58 ◯議長(宮西健吉君) 日程第7、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  総務企画常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 59 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議録署名議員の指名 60 ◯議長(宮西健吉君) 日程第8、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において   高 野 哲 郎 君   片 山 瞬次郎 君 を指名いたします。  ───────── ◇ ─────────
       ◎発言の取り消し 61 ◯議長(宮西健吉君) この際、発言の取り消しについてをお諮りいたします。  地方自治法第117条の規定により、川崎順次君の退場を求めます。    〔18番 川崎順次君退場〕 62 ◯議長(宮西健吉君) お諮りいたします。  川崎順次君から、6月10日の本会議における発言のうち、昨年、松本市で開催されました北信越市長会に関する部分について、一部事実誤認があり、当該部分を取り消したい趣旨の申し出がありました。この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 63 ◯議長(宮西健吉君) 御異議なしと認めます。  よって、川崎順次君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。  今後、議長において議事録を精査の上、措置することといたします。  川崎順次君の入場を許します。    〔18番 川崎順次君入場〕  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 64 ◯議長(宮西健吉君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって平成26年第2回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 3時30分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...