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田中展郎議長 次に、日程第3議案第32号平成26年度金沢市
一般会計補正予算(第5号)ないし議案第53号市道の
路線変更について、以上の議案22件を一括して議題といたします。
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提案理由の説明
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田中展郎議長 市長から
提案理由の説明を求めます。 山野市長。 〔山野之
義市長登壇〕
◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成26年度
金沢市議会10月
定例月議会が開かれますに当たり、私の市政に対する所信の一端と提出議案の大要につきまして御説明を申し上げ、各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 それに先立ち、先般の御嶽山の噴火では多くの方々が犠牲となり、また、集中豪雨の発生や相次ぐ台風の上陸等により、全国各地に多くの被害がもたらされました。犠牲になられた皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。 さて、このたびの
市長選挙は、
場外車券売り場に係る一連の経緯から、私が8月18日に辞任したことを受けて実施されたものであります。この間、議会も巻き込んでしまい、市民の皆様に市政に対し心配、不安、さらには不信感を抱かせてしまいました。そのことの全ての始まりは私の軽率な行為にあり、このため、
道義的責任をとって辞任をさせていただきました。 まずは、この間の経緯に関し、改めて深くおわびを申し上げますとともに、選挙戦を通じて丁寧な説明を重ねてきたところでありますが、引き続き、その姿勢は持ち続けてまいりたいと存じます。 辞任後、退任の御報告をさせていただく中で、これまでの3年9カ月の
市政運営を評価するとの声が数多く寄せられ、この間に策定した
交流拠点都市構想及び
重点戦略計画を、私みずからが責任を持って推進すべきであるとの御意見を市民の方々から強くいただきました。そうした中で、それら3年9カ月の活動全てに関して市民の皆様の審判を仰ぎ、所信を全うして、市政への信頼を取り戻していくことが政治家としての一つの責任のとり方ではないかとの思いが日に日に強くなり、多くの方々の後押しを受けて、今回の
市長選挙に再度、立候補した次第であります。 その結果、市民の皆様から重ねて信託を受けることができ、
金沢市政を担当させていただくこととなりました。身に余る光栄であり、これまで以上に責任の重さを痛感しております。 この上は、襟を正し、身を挺して、本市の発展と
市民福祉の向上のため、懸命の努力を重ねてまいる決意でございます。 私はかねてより、市民の中に飛び込み、直接、声を聞くことを大切にしてきており、多くの方々と対話を重ねることで課題を整理し、連携して解決を図ることがみずからの政治姿勢であると申し上げてきましたし、そのように実践もしてまいりました。 今回の選挙を通じましても、市内をくまなく回り、私の市政にかける思いを述べさせていただきながら、市民の皆様のさまざまな声をお聞きしました。その中で、金沢に暮らす方々の強い郷土愛と誇り、そして市政に対する期待の大きさを改めて実感した次第であります。 そうした市民の皆様の信頼に応えるべく、市政のリーダーとして金沢の将来に責任を持つとともに、引き続き、刷新の志を忘れず、市民の皆様とともに、責任と誇りを持てるまちの実現に全身全霊をささげる覚悟でございます。何とぞ、各位並びに市民の皆様のこの上ともの御支援、御協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。 さて、先般、
北陸新幹線の
金沢開業が明年3月14日に決まるなど、悲願であった開業がいよいよ間近に迫っております。この機を逃さず、まちの魅力と活力を高め内外に発信していくことで、人・モノ・情報を集積、交流させ、開業効果を最大限に引き出してまいらねばなりません。 このため、当面の任期は12月9日となりますが、
アフター新幹線も見据えたまちのビジョンである「世界の
交流拠点都市金沢」の実現に向けて、過般策定した
重点戦略計画に沿って5つの項目を重点に、全力で取り組んでまいる所存であります。 最初の重点は「まちの元気を創る」ことであります。
交流拠点都市を実現するためには、その基盤となる都市の装置を整えてまいらねばなりません。 まずは、国の内外から学会やイベントを集積させるため、大
規模コンベンションホールの整備を検討してまいりますほか、
文化ホールの
国際会議機能の充実を図るなど、誘客・
コンベンション機能の強化に取り組んでまいりたいと存じます。 同時に、
外環状道路海側幹線の残る福久町-大河端町間の起工式が先月行われるなど、
環状道路網の整備に一定のめどが立った今、次なるテーマは
公共交通網の整備であります。去る8日、有識者や
交通事業者等から成ります第2次
金沢交通戦略の
策定委員会を立ち上げたところであり、そこでの議論を通じ、
次世代型路面電車--LRTなど、
新幹線時代にふさわしい新
交通システムの導入を目指してまいりたいと存じます。 加えて、かねて整備を進めてきました
公衆無線LANでありますが、
公共施設等に加え、近く、
金沢駅東もてなしドーム周辺でも暫定利用を開始することとなりましたので、県が整備した兼六園
周辺地区等とあわせ、国の内外からの来街者等の利便性の向上につなげてまいります。 さらに、
中心市街地の活性化を目指し、まちなかにおける
商業振興策や
定住促進策の充実に努めてまいりますとともに、昨日、片町・香林坊・
広坂エリアと
武蔵エリアの
都市機能向上検討委員会を立ち上げた次第であり、今後、魅力と活力ある市中心部のあり方について議論を深めてまいりますほか、金沢駅周辺への
外資系ホテルの誘致や、
片町A地区の再開発に続く
都心軸沿線の
老朽ビル対策にも力を注いでまいる所存であります。 ところで、まちを元気にするためには、地域経済の活性化が欠かせません。引き続き、景気・雇用対策に、市としてなし得る最善を尽くしてまいりますとともに、商業の振興や
ものづくり基盤の強化に全力で取り組んでまいります。 また、この6月に
検討委員会を立ち上げ、新たな文化や産業を醸成する
価値創造拠点の整備を目指して、現在、民間活力の導入を視野に、施設の機能や
仕組み等について議論を重ねているところであり、年内には提言をいただくこととしております。 あわせて、この8月、産業界や
中小企業団体の
代表者等から成るもの
づくり戦略推進会議を立ち上げた次第であり、
企業調査の結果等も踏まえながら、年度末をめどに、新たなもの
づくり戦略を取りまとめることとしております。 さらには、
起業チャレンジや地元企業への就職など、地域の担い手となる若者の活躍を支援いたしますとともに、
女性活躍促進プロジェクトの推進等に努めてまいりますほか、中山間地域の
小学校跡地等を利用した
地域活性化拠点の整備や農産物の
ブランド化など、
農林水産業の振興にも、引き続き、全力で取り組んでまいります。 一方、企業の立地でありますが、先日、
いなほ工業団地において、新たな工場が完成するとともに、明年秋の完成を目指し、1社の工場建設が進められているところであります。加えて、
金沢森本インター工業団地の第1期分譲では、3社の進出が決定するなど企業の投資意欲も高まってきておりますので、引き続き、明年1月の第2期分譲に向けて、造成工事を本格化させてまいりたいと存じます。 また、
新幹線開業を機に、
金沢クラフトや食文化の魅力を首都圏で発信するため、かねて開設準備を進めてきた「dining gallery 銀座の金沢」が、この30日にオープンの運びとなりました。今後、ギャラリーの展示やレストランの運営等に工夫を凝らしながら、本物の金沢を体感できる場として活用してまいります。 加えて、明年5月の
ユネスコ創造都市ネットワーク世界会議や
金沢マラソンの開催を通じて、
金沢ブランドを世界に発信し、まちの元気につなげてまいる所存であります。 一方、未来に向けて金沢が飛躍していくためには、
アジア地域への玄関口となる金沢港の活性化が欠かせないテーマであります。このため、県と連携しながら、
港湾施設等の充実に、引き続き、全力で取り組んでまいりますとともに、先般、新たに県・市及び関係団体から成る
東南アジアポートセールスチームを発足させたところであり、
コンテナ等の貨物や客船のさらなる誘致にも鋭意努めてまいりたいと存じます。 2つ目の重点は「歴史や文化を大切にする」ことであります。 金沢が金沢たるゆえんは、本市固有の歴史や文化にあり、そうしたまちの個性を磨き高め、発信していくことは、連綿と受け継がれてきた
まちづくりの規範でもあります。 したがって、これまで市が講じてきた文化・景観施策の充実はもちろんのこと、新たに昨年度制定された
食文化条例の具現化に向けて、加賀野菜や海の幸、日本酒や器等のしつらえなど、金沢が持つフルセットの食文化の振興と発信に全力で取り組んでまいりたいと存じます。 同時に、本市における質の高い建築文化の魅力を内外に発信することに力を注ぐこととし、今後、そのための
拠点施設の整備を検討してまいりたいと考えておりますほか、本多町
歴史文化ゾーンを自然や歴史に触れる空間として整備していく所存であります。 さらに、
金澤町家の保全でありますが、過般、NPOなど2団体との間で、町家居住の促進や工房等への活用に向けた協定を締結したところであり、所有者や
事業者等と連携しながら、引き続き、保存・継承に努めてまいりますほか、
金澤町家を発信するための
仮称金澤町家情報館の整備に取り組んでまいりたいと存じます。 一方で、美しい景観の創出にも意を用い、引き続き、無電柱化の推進等に努めますとともに、
長町景観地区において地元の方々と連携しながら、地域の特性を生かした、金沢らしい夜間景観の創出に取り組んでまいりますほか、
北陸新幹線の
金沢開業に備え、車窓からの眺望景観を向上させるため、沿線の
屋外広告物に対する規制の強化を検討してまいりたいと考えております。 他方、金沢の
クラフト文化を磨き高めるため、
卯辰山工芸工房の今後のリニューアルにあわせ、新たに
工芸文化研究所の設置を検討してまいりますほか、
クラフト作家の活動拠点の整備にも鋭意取り組んでまいります。 3つ目の重点は「未来を担う
子どもたちを育む」ことであります。 まずは、
子育て環境の充実についてでありますが、今月より、
子育て支援医療費助成制度の対象を、通院についても中学3年生まで引き上げたところであります。また、先般、県から医療費の現物給付を検討する方針が示されましたので、市といたしましても、県の動向を注視しながら、現物給付を視野に具体的な検討を進めてまいりたいと存じます。加えて、先月には、保健や医療、福祉・地域の連携によるかなざわ育み
ネットワークを立ち上げた次第であり、地域全体で
子育て家庭を支援する
仕組みづくりに鋭意努めてまいる所存であります。 さらに、明年度からスタートする子ども・
子育て支援新制度でありますが、先般、
幼保連携型認定こども園の施設の認可申請の受け付けを開始したところであり、来月4日から、
認定こども園及び保育所の
利用申し込みを開始したいと考えております。今回、新たに
児童福祉法に位置づけられることになった
小規模保育施設の
運営基準等を定める条例の制定など、関連する条例案をお諮りした次第であり、引き続き、新制度への円滑な移行に万全を期してまいります。 次に、教育の充実に関してでありますが、本市の今後の
学校教育の指針となる
教育振興基本計画の策定につきましては、今後実施する
パブリックコメントの結果等を踏まえ、明年初めにも取りまとめを行ってまいりますともに、これに基づく新たな
学校教育金沢モデルの構築に取り組んでまいりたいと存じます。 また、
中学校学校選択制の検証にあわせ、通学区域の検討や学校規模の適正化を進めるなど、児童・生徒の学習環境の向上にも努めてまいりたいと考えており、その一環となる泉小学校と泉中学校の一体的な整備につきましては、このほど、隣接する
金沢大学用地の取得に関して大学の協力が得られる見通しとなりましたので、今後、取得時期や手順等の具体の協議に入りたいと存じます。 さらに、金沢美術工芸大学につきましては、新キャンパスのあり方についての議論を重ねるとともに、
金沢大学工学部跡地への移転を検討してまいります。 次に、スポーツの振興でありますが、現在、
城北市民運動公園屋内プールの整備を本格化しておりますほか、
多目的広場の整備にあわせ、
子どもたちが冬季や雨天時に利用できる施設の設置を検討してまいりたいと存じます。 また、来月、
金沢城下町市民マラソンを開催するなど、明年11月の
金沢マラソンに向けた準備を本格化させてまいりますほか、先般、柔道の
松本薫選手を本市の
スポーツ大使に委嘱させていただいたところであり、2020年開催予定の
東京オリンピック・パラリンピックの
キャンプ地の誘致等にも、積極的に取り組んでまいる所存であります。 4つ目の重点は「市民の暮らしを守る」ことであります。 市民生活の安全・安心の確保に向けて、新たに、
危機管理センターの設置を検討したいと考えておりますほか、
総合治水対策の強化や
都市インフラの強靱化、消防・救急体制の充実に取り組んでまいります。 一方、市立病院では、先月、フランスの
ナンシー大学病院と
若手医師等の
相互派遣協定を締結いたしましたほか、新たに、日常生活への復帰に向けた支援を行うための
地域包括ケア病棟を開設するなど、診療機能の強化を図ってまいりたいと存じます。 また、誰もが健康で生き生きと暮らせる
地域社会づくりに向けて、市医師会と連携し、市内全地区を対象とした健康講座の開催等を通じて、
各種健康診査の受診率の向上や健康意識の高揚に努めてまいりますとともに、
生活習慣病の重症化を予防するための保健師による訪問指導を強化するなど、市民の健康づくりに力を注いでまいりたいと存じます。 加えて、地域包括ケアシステム基本構想の具現化に向けて、認知症の方やその家族を支えるための認知症カフェの開設や、介護支援専門員のケアマネジメントを高めるための研修の強化に取り組むこととしておりますほか、過般実施した高齢者へのニーズ調査の結果を踏まえ、日常生活に係る地域ごとの課題の解決策を盛り込んだ次期長寿安心プランの策定を進めてまいります。 さらに、ノーマライゼーション社会の実現を目指し、今週末、聴覚等に障害のある方を対象に、インターネットを活用した119番通報システムの運用を開始することとしておりますほか、年度末をめどに、新たに、障害のある児童への支援策等を盛り込んだ第4期障害福祉計画を取りまとめてまいりたいと存じます。 一方、環境に優しい循環型社会の構築に向けて、来月にも、有識者による検討会を立ち上げ、事業者の育成や支援のあり方について議論を進めてまいりますとともに、既存の環境施設を活用した環境学習のための次世代エネルギーパークの整備に取り組みますほか、再生可能エネルギーの導入を促進するため、今月24日に全国フォーラムを本市で開催することとしており、今後、NPOや企業等と連携を強化してまいりたいと存じます。 一方、高齢社会の進展や人口減少に伴い、空き家率が過去最高となるなど、全国的に大きな課題となっておりますことから、市といたしましても、国の動向を注視しながら、利活用策の検討を進めてまいりますとともに、新たに、適正な管理を促すための条例の制定を目指したいと考えております。 最後の重点は「協働と連携を進める」ことであります。 人間関係の希薄化が叫ばれる中で、きずなやつながりを大切にした、ぬくもりのある社会を築いてまいらねばなりません。 このため、まちなかの旧小学校施設等を活用し、市民交流センターの整備を進めていきたいと考えておりますほか、地域や団体間の交流の促進を支援していくための市民活動サポートセンターの設置を検討してまいりたいと存じます。 また、市役所庁舎前広場の改修に取り組むこととしておりますほか、南分室の老朽化等に伴い、市民の利便性や執務環境の向上を目指し、本庁舎周辺施設の再編整備を進めてまいります。 ところで、国では地方創生本部を立ち上げ、地域活性化や人口減少対策に係る総合的な戦略を年内に策定することとしております。市といたしましても、これに呼応して、地方を取り巻く情勢の変化に対応した新たな施策を庁内横断組織で検討し、
重点戦略計画のローリングに反映させたいと考えておりますほか、地域を元気にしていくためには、周辺自治体との連携、協働が不可欠でありますことから、国が進める地方中枢拠点都市圏の構築を視野に、産業や観光、交通分野などにおける具体の取り組みについて、関係自治体と協議を重ねてまいる所存であります。 また、新たな地域間競争の時代にあって、自治体の経営手腕が問われておりますので、年度末をめどに、第6次行政改革大綱を取りまとめてまいりますほか、引き続き、健全な財政運営の指針である中期財政計画の実践に取り組むなど、自立度の高い行財政運営に努めてまいりたいと存じます。 重ねて、
北陸新幹線の
金沢開業を控えた今、市政は重要な局面を迎えております。元気な地域づくりはもちろんのこと、開業に向けた最終準備や
交流拠点都市への取り組みなど、直面する課題の解決、前進に、私を初め職員一丸となって取り組んでまいる所存であります。何とぞ各位並びに市民の皆様の御支援、御協力を重ねてお願い申し上げます。 さて、今回提出した補正予算案は、市民生活の安全・安心の確保や地域経済の活性化、
北陸新幹線開業に向けた最終準備に関する経費などの追加が主なる内容であり、全会計の補正額は29億6,126万9,000円となりました。 まず、経済関係では、地域経済の活性化に向けて、伝統工芸に係る工房の開設や工芸品の開発等に対する助成枠を初め、都心軸線への店舗の出店や商店街のアーケード改修、料亭・旅館の施設改修等に対する助成枠を追加したほか、高年齢者やひとり親家庭の父母を雇用した事業主に対する奨励金を追加計上しております。 農林関係では、さきに述べた首都圏の魅力発信拠点において、農産物ブランド協会と連携した加賀野菜の発信等に取り組んでまいりますとともに、農業者等による農業用施設の保全や長寿命化のための活動を支援してまいりますほか、熊の出没防止に向けた経費を追加いたしました。 また、都市整備関係では、まちなか住宅建築奨励金とスマートタウンの整備に対する助成枠を追加いたしますとともに、沿道景観を保全するための
屋外広告物の撤去や、
長町景観地区における建築物の修景整備を支援してまいります。 さらに、土木関係では、豪雨等による災害を防止するため、崖地における土砂災害防止工事を実施いたしますとともに、民有地の崖地防災工事に対する助成枠を追加いたしました。また、河川のしゅんせつや地下道等の改修に係る経費を追加したほか、土砂災害警戒区域の緊急パトロールの実施等に必要な経費を計上しております。 福祉関係では、明年4月からの法律の施行に向けて、地域や関係機関との連携を図りながら、生活困窮者の自立と就労につながる個別支援計画を策定いたしますとともに、障害者福祉施設や児童クラブの施設改修を支援してまいります。 教育関係では、小中学校における校舎の耐震補強工事を前倒しいたしますほか、泉小学校及び泉中学校の新校舎建設に向けて、旧弥生小学校の校舎解体工事に着手するとともに、朝日小学校の不動寺小学校への統合に係る経費を計上いたしました。 また、都市政策関係では、年末年始における金沢駅周辺地域の交通渋滞の緩和を図るため、パーク・アンド・ライドを実施することとしております。 このほか、さきの豪雨により被害を受けた林道等の復旧工事費や、中期財政計画に基づく市債の繰上償還費10億円を計上いたしました。 予算以外の議案では、さきに述べた子ども・
子育て支援新制度の開始に向けた条例の制定など条例案11件のほか、海側幹線第4期区間の用地取得や鳴和バス停前自転車駐車場等の
指定管理者の指定など9件をお諮りし、報告案件として、過日専決処分をした県議会議員補欠選挙に係る
一般会計補正予算や法人の経営状況の報告など25件を報告しております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○
田中展郎議長 提案理由の説明は終わりました。
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△諸報告
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田中展郎議長 この際、御報告いたしておきます。
地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第13号及び報告第14号をもって、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、金沢市土地開発公社、公益財団法人金沢国際交流財団、公益財団法人横浜記念金沢の文化創生財団、公益財団法人金沢芸術創造財団、公益社団法人金沢ボランティア大学校、公益財団法人金沢市福祉サービス公社、公益財団法人金沢総合健康センター、一般財団法人石川県金沢勤労者プラザ、公益財団法人金沢勤労者福祉サービスセンター、一般社団法人石川県金沢食肉公社、一般財団法人石川県文化・産業振興基金、株式会社金沢商業活性化センター、公益財団法人金沢コンベンションビューロー、公益財団法人金沢
まちづくり財団、一般財団法人石川県県民ふれあい公社、公益財団法人金沢子ども科学財団、公立大学法人金沢美術工芸大学、公益社団法人金沢職人大学校、公益財団法人金沢文化振興財団、公益財団法人金沢市スポーツ事業団、公益財団法人金沢市水道サービス公社の各法人の経営状況については、報告第15号ないし報告第35号をもって、地方独立行政法人法第28条第5項の規定により、公立大学法人金沢美術工芸大学の業務実績に関する評価結果については、報告第36号をもって、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率については、報告第37号をもって、それぞれ報告されておりますことをお知らせいたしておきます。
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△休会について
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田中展郎議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明16日から21日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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田中展郎議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、22日午前10時から開きます。
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△散会
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田中展郎議長 本日はこれにて散会いたします。 午前10時42分 散会--------------------------------------- 〔参照〕--------------------------------------- (写) 発金議議調第 125号 平成26年10月9日 (2014年) 金沢市長 山野之義様
金沢市議会議長
田中展郎 議場への出席要求について
地方自治法第121条第1項の規定により、平成26年度
金沢市議会10月
定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。 副市長 丸口邦雄 副市長 濱田厚史
公営企業管理者 糸屋吉廣
教育委員長 田邊俊治
市長公室長 当田一博
都市政策局長 相川一郎 総務局長 北村誠広 経済局長 八田 誠 農林局長 村本広之
市民局長 岡田宜之
福祉局長 平嶋正実 保健局長 越田理恵 環境局長 宮本伸一
都市整備局長 野口広好 土木局長 西川 洋
危機管理監 詩丘樹持
会計管理者 森田 勝 教育長 野口 弘 消防局長 大野耕司
市立病院事務局長 溝口 晃 財政課長 松田滋人 なお、
教育委員長 田邊俊治に代わり、10月23日は教育委員 岡 能久の、同月28日は教育委員 早川芳子の出席を求めます。...