黒部市議会 > 2024-03-26 >
令和 6年第2回定例会(第4号 3月26日)

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  1. 黒部市議会 2024-03-26
    令和 6年第2回定例会(第4号 3月26日)


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    最終取得日: 2024-09-14
    令和 6年第2回定例会(第4号 3月26日)   令和6年第2回黒部市議会3月定例会会議録 令和6年3月26日(火曜日)                 議事日程(第4号)                             令和6年3月26日(火)                               午前10時00分開議 第1 議案第37号 黒部市税条例の一部改正について    議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦について    議案第39号 人権擁護委員の候補者の推薦について                (3件 提案理由説明)             (議案第37号 質疑、委員会付託)     (議案第38号及び議案第39号 質疑、委員会付託省略、討論、表決) 第2 議案第3号  令和6年度黒部市一般会計予算    議案第4号  令和6年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算    議案第5号  令和6年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第6号  令和6年度黒部市発電事業特別会計予算
       議案第7号  令和6年度黒部市地域開発事業特別会計予算    議案第8号  令和6年度黒部市牧場事業特別会計予算    議案第9号  令和6年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計予算    議案第10号 令和6年度黒部市病院事業会計予算    議案第11号 令和6年度黒部市水道事業会計予算    議案第12号 令和6年度黒部市簡易水道事業会計予算    議案第13号 令和6年度黒部市下水道事業会計予算    議案第14号 令和5年度黒部市一般会計補正予算(第9号)    議案第15号 令和5年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第16号 令和5年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)    議案第17号 令和5年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第18号 専決処分の承認について           (令和5年度黒部市一般会計補正予算(第7号))    議案第19号 専決処分の承認について           (令和5年度黒部市一般会計補正予算(第8号))    議案第20号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部           改正について    議案第21号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用           等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供           に関する条例の一部改正について    議案第22号 黒部市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正につ           いて    議案第23号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第24号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    議案第25号 黒部市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部改正に           ついて    議案第26号 黒部市印鑑条例の一部改正について    議案第27号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め           る条例の一部改正について    議案第28号 黒部市石田漁港条例の一部改正について    議案第29号 黒部市都市公園条例の一部改正について    議案第30号 黒部市水道給水条例の一部改正について    議案第31号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について    議案第32号 黒部市消防団条例の一部改正について    議案第33号 黒部市水資源対策基金条例の廃止について    議案第34号 黒部市郷土文化保存伝習館条例の廃止について    議案第35号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について    議案第36号 黒部市立地適正化計画について    議案第37号 黒部市税条例の一部改正について            (35件 委員長報告、質疑、討論、表決) 第3 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第4 観光振興及び交流人口増加による都市活性化について    デジタル社会への調査検討について    議会改革に関わる事項について            (委員長報告、質疑、表決) 第5 議会運営に関する調査について            (委員長報告、質疑、表決) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   16人     1番 橋 詰 真知子           2番 野 村 康 幸     3番 松 倉 孝 暁           4番 長谷川 恵 二     5番 家 敷 誠 貴           6番 古 川 和 幸     8番 中 野 得 雄           9番 大 辻 菊 美    10番 柳 田   守          11番 柴 沢 太 郎    12番 成 川 正 幸          13番 高 野 早 苗    14番 中 村 裕 一          15番 木 島 信 秋    16番 辻   泰 久          17番 新 村 文 幸 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   な  し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長                武 隈 義 一   副市長               上 坂 展 弘   総務管理部長            魚 谷 八寿裕   市民福祉部長            島 田 恭 宏   産業振興部長            高 野   晋   都市創造部長            山 本 浩 司   防災危機管理統括監総務課長     林   茂 行   市民福祉部次長健康増進課長     福 澤 祐 子   産業振興部次長農業水産課長     平 野 孝 英   都市創造部次長道路河川課長     小 森 克 之   会計管理者             高 本   誠   企画情報課長            能 登 隆 浩   総務管理部次長地域協働課長     中 湊 栄 治   総務管理部理事財政課長       川 添 礼 子   総務課主幹行政係長         宮 崎 香 織  市民病院   市民病院事務局長          長 田   等   市民病院事務局次長総務課長     池 田 秀 之  教育委員会   教育長               中   義 文   教育部長              藤 田 信 幸   教育委員会事務局次長学校教育課長  小 倉 信 宏 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   議会事務局長            霜 野 好 真   議会事務局次長議事調査課長     佐々木 隆 一   議事調査課係長           徳 本 しのぶ   主事                南 保 真 也 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時00分 ○議長(高野早苗) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  さて、本日これから提案される議案や来年度の予算、合わせて37件の議案が用意されております。活発な議論を踏まえた過程を大切に、丁寧に採決をいたしたいと思います。  それでは、定足数に達しましたので、会議を開きます。  本日の議事日程は、配付したとおりであります。
    ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 日程第1、「議案第37号から議案第39号まで」、以上、3件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  武隈市長。                 〔武隈義一市長登壇〕 ○市長(武隈義一) 皆さん、おはようございます。議員各位には連日市政上の重要諸案件につきましてご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま上程となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。  はじめに条例関係議案について、ご説明いたします。  議案第37号は「黒部市税条例の一部改正について」であります。  地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、これに関連する本条例について所要の改正を行うものであります。  次に人事関係議案について、ご説明申し上げます。  議案第38号及び議案第39号は、いずれも「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。  議案第38号は、本年6月30日で任期満了となられます西田重雄委員の後任として、「黒部市荻生2766番地 中島敦子さん65歳」を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。  また、議案第39号は、同じく本年6月30日で任期満了となられます御囲泰晃委員の後任として、「黒部市吉田428番地 滑川和代さん64歳」を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。                〔武隈義一市長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は、第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前10時03分   再  開  午前10時11分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第1の議事を継続いたします。  これより、ただいま議題となっております諸案件のうち、「議案第38号」及び「議案第39号」、以上、2件について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております、「議案第38号」及び「議案第39号」、以上2件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。よって、「議案第38号」及び「議案第39号」、以上、2件については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。「議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦について」及び「議案第39号 人権擁護委員の候補者の推薦について」、以上、2件を一括して採決いたします。  本2件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。よって「議案第38号」及び「議案第39号」、以上2件は、これを適任と認めることに決しました。  次に、「議案第37号」について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより「議案第37号」について、委員会付託を行います。  ただいま議題となっております「議案第37号」は、配付してあります「議案付託表」のとおり、総務文教委員会に付託いたします。  総務文教委員会開催のため、暫時休憩いたします。  総務文教委員会に出席される方は、第二委員会室へお集まり願います。   休  憩  午前10時15分   再  開  午前10時30分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第2、「議案第3号から 議案第37号まで」、以上、35件を一括議題といたします。  本35件を付託した各委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  まず、予算特別委員長の報告を求めます。  中村予算特別委員長。               〔中村裕一予算特別委員長登壇〕 ○予算特別委員長(中村裕一) 予算特別委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されております、「議案第3号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」については、令和6年度一般会計予算に係る諸施策が市民福祉の向上に努められているか。また、第2次黒部市総合振興計画後期基本計画の着実な推進に向け、最小の経費で最大の効果が上がるような予算編成がなされているか等の観点を踏まえ、3月14日、15日及び18日の3日間にわたり、慎重に審査いたしました。  その結果、「人口減少社会への対応」や、「安全・安心、生き生きとしたコミュニティづくり、地域で支えあい、高齢者がいつまでも元気な街」、「子育てしやすい街づくりとふるさと教育」、「黒部ブランドの確立・強化」、「住民参加型のまちづくり」、「観光政策の強化」など、まちづくり政策に重点的に取り組まれていること。  また、物価高騰対策・賃金引上げ対策として、影響を受けた生活者・事業者をきめ細かに支援する施策に取り組まれていること。  加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一層の推進と、市民サービスの向上と業務の効率化を図るための各種施策、さらには、地球温暖化対策、脱炭素化の推進として、再生可能エネルギーの導入や省エネ化に係る施策に集中的に取り組まれていることなどを評価するとともに、コロナ禍による社会の変化をチャンスに変え、人の面から黒部を活性化していくことに力点が置かれ、財政状況が厳しい中にあっても、「住む人が輝き、人が人を呼び込むまち」黒部市の創造を目指すための予算編成がなされていることから、原案を可とすることに決定。  ただし、審査する過程で各委員から様々な意見が述べられました。  その内容としましては、環境対策問題や地域交通・地域コミュニティの活性化等についてさらに強化すべきこと。  また、産業・経済・教育に対する意見を念頭におき、市民のために堅実な予算執行を行うこと。などの意見がありました。  予算執行にあたっては、本委員会で出た意見、要望等について十分留意し、時機を逸することなく、各事業を実施していただくよう要望するものであります。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。               〔中村裕一予算特別委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 次に、総務文教委員長の報告を求めます。  大辻総務文教委員長。               〔大辻菊美総務文教委員長登壇〕 ○総務文教委員長(大辻菊美) 総務文教委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されております、「議案第14号中の所管部分」、「議案第18号中の所管部分」、「議案第19号中の所管部分」、「議案第20号」、「議案第21号」、「議案第22号」、「議案第23号」、「議案第24号」、「議案第25号」、「議案第32号」、「議案第33号」、「議案第34号」、及び、「議案第37号」以上、13件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  「議案第14号 令和5年度黒部市一般会計補正予算(第9号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第18号 専決処分の承認についての所管部分」は、承認することに決定。  「議案第19号 専決処分の承認についての所管部分」は、承認することに決定。  「議案第20号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第21号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第22号 黒部市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第23号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第24号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第25号 黒部市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第32号 黒部市消防団条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第33号 黒部市水資源対策基金条例の廃止について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第34号 黒部市郷土文化保存伝習館条例の廃止について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第37号 黒部市税条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。               〔大辻菊美総務文教委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。  中野生活環境委員長。               〔中野得雄生活環境委員長登壇〕 ○生活環境委員長(中野得雄) 生活環境委員長報告を行います。  本委員会に付託されております、「議案第4号」、「議案第5号」、「議案第10号」、「議案第14号中の所管部分」、「議案第15号」、「議案第16号」、「議案第18号中の所管部分」、「議案第19号中の所管部分」、「議案第26号」、「議案第27号」、「議案第31号」、及び「議案第35号」、以上、12件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第4号 令和6年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第5号 令和6年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第10号 令和6年度黒部市病院事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第14号 令和5年度黒部市一般会計補正予算(第9号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第15号 令和5年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案を可とすることに決定。
     「議案第16号 令和5年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第18号 専決処分の承認についての所管部分」は、承認することに決定。  「議案第19号 専決処分の承認についての所管部分」は、承認することに決定。  「議案第26号 黒部市印鑑条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第27号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第28号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第35号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。               〔中野得雄生活環境委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  古川産業建設委員長。                〔古川和幸産業建設委員長登壇〕 ○産業建設委員長(古川和幸) 産業建設委員会委員長の報告をいたします。  本委員会に付託されております、「議案第6号」、「議案第7号」、「議案第8号」、「議案第9号」、「議案第11号」、「議案第12号」、「議案第13号」、「議案第14号中の所管部分」、「議案第17号」、「議案第18号中の所管部分」、「議案第28号」、「議案第29号」、「議案第30号」、及び「議案第36号」、以上、14件について、慎重に審査を行いましたので、その結果について、ご報告申しあげます。  「議案第6号 令和6年度黒部市発電事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第7号 令和6年度黒部市地域開発事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第8号 令和6年度黒部市牧場事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第9号 令和6年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第11号 令和6年度黒部市水道事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第12号 令和6年度黒部市簡易水道事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第13号 令和6年度黒部市下水道事業会計予算」は、原案を可とすることに決定。  「議案第14号 令和5年度黒部市一般会計補正予算(第9号)の所管部分」は、原案を可とすることに決定。  「議案第17号 令和5年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第18号 専決処分の承認についての所管部分」は、承認することに決定。  「議案第28号 黒部市石田漁港条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第29号 黒部市都市公園条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第30号 黒部市水道給水条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第36号 黒部市立地適正化計画について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。               〔古川和幸産業建設委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  初めに4番 長谷川恵二議員。               〔4番 長谷川恵二議員登壇〕 ○4番(長谷川恵二) 皆さんおはようございます。  それでは、日本共産党議員として議案第3号、令和6年度黒部市一般会計予算及び議案第8号黒部市牧場事業特別会計予算、また、議案第21号、黒部市行政手続における特定個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について反対する立場で討論に参加します。  議案第3号、令和6年度黒部市一般会計予算は、高齢者補聴器購入助成事業に170万円を計上。  また、学校給食費負担軽減対策事業を750万円増額するなど、民生分野への一定の配慮をしたことは、大いに歓迎したい。  しかしながら、予算上の金額では大きなものではないが、黒部市の将来に大きな負担を与えかねない予算が、市民全体にきちんと説明することなく進められるようとしていることは見逃せません。  それは生地駅周辺施設調査業務委託220万円の予算であります。  令和5年度今年度予算として、生地駅周辺調査業務委託費として、440万円が執行されているが、この調査で何がどう示されたのかは、私は一般質問でもお尋ねしましたが、波及効果等を元にとだけ答弁され、具体的な検証結果は示されておりません。  結果は分からないまま調査と称して、何か次の段階に進みかねない、危険な予算と言わざるを得ません。  現に、本会議答弁では、生地駅移転という言葉が、施設案の一つとして、都市創造部長から明確に語られたのに、木島議員や私の質問への答弁書では一切、この生地駅移転という言葉が出てきておりません。  当局の真意はどうかは分かりませんが、5年ほど前に生地駅移転も含めた構想が、地元活性化促進協議会なる組織から示されているようではあるが、当時でその経費は・・・・巨額なものであります。  これからというなら、その倍近くの経費が必要とされるのは、昨今の物価上昇を踏まえれば自明の理であります。  市長はよく、どこがその経費を負担するかは決まっていないとおっしゃいますけれども、そもそも市が当事者として管理をする必要があるのか。あるとすれば、その必要性をきちんと検証すべきであるが、今年度の調査結果すら、その全貌を示されていない中では、議論の前提条件すら整っておらず、施設調査という名前の次の段階にはまだ進むべきではありません。  また、主体となっている民間企業への・・・・活性化促進協議会なるものの意見など聞く必要もないことも最後に指摘して、この令和6年度予算案に反対するものであります。  次に、議案第8号 黒部市牧場事業特別会計予算は、ついに市の一般会計から牧場特別会計への繰出金が当初予算で1億円を超えました。にもかかわらず、予算特別委員会で私も指摘しましたが、育成事業や触れ合い事業等の分野別な損益を詳細に検討することもなく、以前に私が要求している再建策も打ち出されないままであり、これ以上の赤字垂れ流しは続けるべきではありません。  よって反対といたします。  最後、議案第21号は、マイナンバーに紐づけられた個人情報を、利用及び提供する際の条例の改正というものですが、繰り返し言います。現行マイナンバー制度は、個人情報保護には全くの無関心であり、情報漏えいが近年の我が市も含め、幾度となく繰り返されており、情報の利活用だけが進められかねない状況になっています。  従来、マイナンバーの利用は、社会保障、税、災害分野の3分野に限定されている、だから安全だというふうにも言われてきましたが、昨年6月にはマイナンバー法が改悪され、閣議決定で無限定な利用分野拡大ができるようになってしまっており、国民の受ける被害もまた巨大なものになろうとしています。  マイナンバー、個人番号制度は、欧米、先行地の経験から見ても、撤退すべき制度であり、どんな小さな改正であろうと、みすごすわけにはいきません。  よって、反対といたします。以上です。                〔4番 長谷川恵二議員自席に着席〕 ○15番(木島信秋) 議長。 ○議長(高野早苗) はい。木島議員。 ○15番(木島信秋) 今の長谷川議員の発言の中に、協議会の我々に対する侮辱する、イエスマンという意見がありました。何をそう思ってそういうことを言うのか、すごく侮辱です。当然これは削除していただきたいと思いますし、何を証拠に持ってそういうことを言っているのか、私には理解できません。したがって、当然、経緯を言っていただいて、その分については削除していただきたい。そのように思います。 ○議長(高野早苗) はい。それでは議会運営委員会を開きたく、暫時休憩いたします。   休  憩  午前10時55分   再  開  午前11時45分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  長谷川恵二議員。                 〔4番 長谷川恵二議員登壇〕 ○4番(長谷川恵二) 先程の私の発言のうち、移転構想の「48億円という」部分、及び活性化協議会の問題で、「イエスマンだけで組織されているような」という発言の部分について、発言を取り消したいので議会の許可を得たく申入れさせていただきます。  また、私の発言により、関係議員に対し不快な思いをさせましたことについて、深くおわび申し上げます。                〔4番 長谷川恵二議員自席に着席〕 ○議長(高野早苗) お諮りいたします。ただいま長谷川議員から発言の一部を取り消したい旨の申出がありました。  会議規則第65条の規定により、この発言取消しの申出を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。よって、長谷川議員からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。  それでは討論を続けます。  次に、8番 中野得雄議員                 〔8番 中野得雄議員登壇〕 ○8番(中野得雄) それでは賛成討論を行います。  私は、自民クラブ、公明党、共生会、そして自民同志会4会派を代表いたしまして、「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」から「議案第37号」までを一括総して、賛成の立場で討論を述べさせていただきます。  初めに、令和6年度予算においては、率にして3.6%、額にして7億9,800万円増の総額226億7,000万円であります。  この総額の中には、予算特別枠として、黒部の未来枠が盛り込まれております。  全体では95の事業、金額として10億2,445万3,000円が盛り込まれております。  来年度予算に関しては、当市におきましても、人口減少や地方消費税等の交付金の減少等など、大変厳しい財政状況の中ではありますが、着実に、第2次総合振興計画後期基本計画を推進することと、武隈市長の基本理念である、「市民参画と協働によるまちづくり、みんなでつくろう黒部の未来、みんなのチャレンジを応援し、住む人が輝き、人が人を呼び込むまち」に沿った予算であるということを評価するものであります。  また、当局におかれましては、この3日間の予算特別委員会での中で、各委員より、環境対策問題、地域交通、地域コミュニティの活性化などにおいて厳しい意見や、さらに強化すべきなどの意見、また、産業、経済、教育にわたる市政一般に対する意見を、各常任委員会、特別委員会での協議を念頭に置いていただき、全ては市民のためであることを前提とした丁寧な予算の説明、そして堅実な予算の執行を行っていただくことを申し添えまして、4会派を代表して、「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」から「議案第37号」までを一括して賛成の討論といたします。以上であります。              〔8番 中野得雄議員自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 次に、12番 成川正幸議員               〔12番 成川正幸議員登壇〕  私は、自民志創会を代表して、「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」から「議案第37号黒部市税条例の一部改正について」まで、予算関係15議案、条例関係20議案、その他2議案計35議案を一括して賛成の立場で討論をいたします。  令和6年度当初予算は、一般会計226億7,000万円で、前年度と比較して3.6%増の過去最高となり、また、特別会計と企業会計を加えた予算総額では、473億5607万4000円で前年度と比較して1.7%増と大型予算となりました。  その令和6年度当初予算の黒部の未来枠新規拡充事業には、地域コミュニティ活性化チャレンジ支援事業、地域住民まちづくり先進地視察費、自主防災組織活動強化事業費、複業人材活用事業費、業務改善応援事業、小型電動カート実証運行事業費など、市民の生命と財産を守る防災施策、そして地域コミュニティの再構築と市民の持っている力を引き出す取組など、市民生活や経済活動を支える都市基盤の構造構築について、要所に盛り込まれ、本市の課題解決に向け、積極的な予算編成となっていると思います。  しかしながら、令和6年度は、人件費や物価の高騰、能登半島地震の影響を受けながらのスタートとなり、先行きが不透明で、将来の予測がますます困難な状況になってくると予想されます。  この状況を乗り切るためには、今定例会に上程されています予算計画を、市民に分かりやすく丁寧に説明し、本市の最上位計画に位置づけられる総合振興計画を着実に実行すること、そして、市政に関わる議員、職員はもとより、全市民で黒部の未来を創造する場の空気、チャレンジできる雰囲気づくりにも取り組んで頂くことが、黒部市民満足度、幸福度アップにつながっていくものと考えます。  以上、「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」から「議案第37号 黒部市税条例の一部改正について」まで、予算関係15議案、条例関係20議案、その他2議案計35議案に対しての賛成討論といたします。             〔12番 成川正幸議員自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 他に討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  議題のうち、まず、「議案第20号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第20号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第21号 黒部市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」を、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり、決することに賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(高野早苗) 起立多数であります。  よって「議案第21号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第22号 黒部市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について」、「議案第23号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」、「議案第24号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」、「議案第25号 黒部市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部改正について」、「議案第26号 黒部市印鑑条例の一部改正について」、「議案第27号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、「議案第28号 黒部市石田漁港条例の一部改正について」、「議案第29号 黒部市都市公園条例の一部改正について」、「議案第30号 黒部市水道給水条例の一部改正について」、「議案第31号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」及び、「議案第32号 黒部市消防団条例の一部改正について」、以上、11件を一括して採決いたします。  本11件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって「議案第22号から議案第32号」まで、以上11件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第33号 黒部市水資源対策基金条例の廃止について」及び、「議案第34号 黒部市郷土文化保存伝習館条例の廃止について」、以上、2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって「議案第33号」及び、「議案第34号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第37号 黒部市税条例の一部改正について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第37号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第3号 令和6年度黒部市一般会計予算」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(高野早苗) 起立多数であります。  よって、「議案第3号」は原案のとおり可決されました。  次に、「議案第4号 令和6年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算」、「議案第5号 令和6年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算」、「議案第6号 令和6年度黒部市発電事業特別会計予算」及び、「議案第7号 令和6年度黒部市地域開発事業特別会計予算」、以上、4件を一括して採決いたします。  本4件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第4号から議案第7号まで」以上4件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第8号 令和6年度黒部市牧場事業特別会計予算」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(高野早苗) 起立多数であります。  よって、「議案第8号」は原案のとおり可決されました。  次に、「議案第9号 令和6年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計予算」、「議案第10号 令和6年度黒部市病院事業会計予算」、「議案第11号 令和6年度 黒部市水道事業会計予算」、「議案第12号 令和6年度黒部市簡易水道事業会計予算」及び、「議案第13号 令和6年度黒部市下水道事業会計予算」、以上、5件を一括して採決いたします。  本5件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって「議案第9号」から「議案第13号」まで、以上5件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第14号 令和5年度 黒部市一般会計補正予算(第9号)」を、起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(高野早苗) 起立全員であります。  よって、「議案第14号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第15号 令和5年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、「議案第16号 令和5年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」及び、「議案第17号 令和5年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上、3件を一括して採決いたします。  本3件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第15号から議案第17号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第18号 専決処分の承認について」及び、「議案第19号 専決処分の承認について」、以上、2件を一括して採決いたします。  本2件に対する各委員長の報告は、承認であります。  各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第18号」及び、「議案第19号」以上2件は、承認することに決しました。  次に、「議案第35号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第35号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第36号 黒部市立地適正化計画について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(高野早苗) 起立多数であります。  よって、「議案第36号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 日程第3、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各委員長から、会議規則第111条の規定により、配布いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長からの申し出のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 日程第4、「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」、「デジタル社会への調査検討について」並びに、「議会改革に関わる事項について」、以上、3件を一括議題といたします。  本3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、観光・都市活性化振興特別委員長の報告を求めます。  中村観光・都市活性化振興特別委員長。             〔中村裕一観光・都市活性化振興特別委員長登壇〕 ○観光・都市活性化振興特別委員長(中村裕一) 観光・都市活性化振興特別委員会の報告を行います。  本特別委員会に付託されております、「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」ご報告申し上げます。  まず、3月21日、本委員会を開催し、市長から所管事項に係るこれまでの経過報告を受けたのであります。
     次に、当局から道の駅「KOKOくろべ」誘致ゾーン コンテナホテルの概要について説明を受けたのであります。  続いて、当局から観光振興計画の策定について、説明を受けたのであります。  観光振興計画の策定に当たっては、ニーズに合った情報発信に加えて、どのように発信していくのかを記載してほしいといった意見や、インバウンドに対応した2次交通の形態や価格を検討してほしいといった意見、また、計画策定の参考に聴取する意見については、地元観光関連事業者のみならず全国の大手旅行業者等、広く意見を吸い上げてほしいといった意見が出されたことを申し上げます。  その後、当局と所管事項における今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。  その結果、本市における観光振興及び交流人口増加による都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。           〔中村裕一観光・都市活性化振興特別委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 次に、デジタル化推進特別委員長の報告を求めます。  成川デジタル化推進特別委員長。              〔成川正幸デジタル化推進特別委員長登壇〕 ○デジタル化推進特別委員長(成川正幸) デジタル化推進特別委員会委員長報告を行います。  本特別委員会に付託されております、「デジタル社会への調査検討について」ご報告申し上げます。  3月22日、本特別委員会を開催し、当局から所管事項に係る経過報告を受け、その後当局から黒部市のデジタル化についての現状と今後の取組について報告を受けたのであります。  その概要を申しますと、国の「自治体DX推進計画」に定める重点事項の取組として、自治体フロントヤード改革の推進、自治体情報システムの標準化・共通化の状況、マイナンバーカードの普及促進、AI・RPAの利用促進、本市のデジタルデバイド対策及び市公式LINEに係る取組等について、説明を受けたのであります。  次に、重点事業であります令和5年度デジタル推進事業の経過報告として、各事業の実績及び運用状況について説明を受けたのであります。  その一端を申し上げますと、公民館や一部の小中学校に導入予定の「スマートロック」について質疑が交わされたのであります。  令和5年度予算から令和6年度に繰り越して整備が予定されておりますが、今年1月1日の能登半島地震のように、災害はいつ発生するか分かりません。  市民の生命に直結する事業であるとともに、職員の業務効率化、利用者の更なる利便性向上が期待される観点から、新年度においては着実に事業を推進していただくことを望むものであります。  次に、令和6年度予算案として計上されているDX関連事業について質疑を行い、より具体的な事業内容及び実施時期等について確認したのであります。  次に、当局との意見交換においては、職員の子育て・介護と仕事の両立、並びにワークライフバランス推進の観点から、在宅型テレワーク制度の利用状況の確認、及び行政サービスの向上や職員の業務効率化を図るため、会話型AIサービスの導入を検討してはどうかとの意見が出されたところであります。  その結果、本市におけるデジタル社会への調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。            〔成川正幸デジタル化推進特別委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) 議会改革特別委員長の報告を求めます。  柴沢議会改革特別委員長。              〔柴沢太郎議会改革特別委員長登壇〕 ○議会改革特別委員長(柴沢太郎) 議会改革特別委員会の委員長報告を申し上げます。  本委員会に付託されております、議会改革に関わる事項についてご報告申し上げます。  1月19日、本特別委員会を開催し、これまで行ってきた議会基本条例に基づく取組事項の検証結果を報告書にまとめ、意見交換をいたしました。  また、議会改革に関して取り上げたい課題について、委員に対しアンケート調査を実施したところ、様々な課題が提起されたわけであります。  次に、2月21日、本特別委員会を開催し、各課題の適切な議論の場はどこであるか、協議し、本特別委員会で取り扱うべき課題の進め方について協議いたしました。  また、本会議での質問に係る課題について協議、認識を確認したのであります。  次に3月22日、本特別委員会を開催し、本会議での質問について、議長のみ質問を行わないこと、及び会派代表質問を行う際は、個人質問を行わないこととし、運用例に記載する旨決定いたしました。  また、各課題を議論していくための小委員会の人選を行ったのであります。  本特別委員会では、議会改革に関わる事項について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査を終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。             〔柴沢太郎議会改革特別委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本3件に対する各委員長の報告は、いずれも「付託事件の審査が終了するまでの継続審査」であります。  各委員長の報告のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、本3件は、「付託事件の審査が終了するまでの継続審査」に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(高野早苗) 日程第5、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  木島議会運営委員長。              〔木島信秋議会運営委員長登壇〕 ○議会運営委員長(木島信秋) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は、1月16日に開催し、1月臨時会の市長提出議案2件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。  次に、1月19日に開催し、3月定例会の会期及び会議日程について、並びに予算特別委員会の設置及び運営方針について協議したのであります。  次に、2月22日に開催し、3月定例会の市長提出議案34件の説明を受けた後、その付託委員会について協議いたしました。  また、令和6年度行政視察について協議したのであります。  次に、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案3件の説明を受けた後、その付託委員会を含む取扱いについて協議したのであります。  また、令和6年度における議決事件の拡大について協議いたしました。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。            〔木島信秋議会運営委員長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高野早苗) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  武隈市長。                 〔武隈義一市長登壇〕 ○市長(武隈義一) 閉会のご挨拶の前に、まず、先般、新聞で報じられました私の不適切な行動について、議会、市民の皆様におわび申し上げたいと存じます。  このたびの私の不適切な行動は、市政に対する市民の皆様の信頼を大きく損ねるものであり、黒部市そのものへの評価を失墜させるものであり、議員市民の皆様に、心からおわび申し上げます。  また、職員にも不安を抱かせるものであり、私自身このことを大変重く受け止め、二度とこのようなことがないよう深く反省しているところであります。  今後は市民の皆様からの信頼回復に向けて、改めて市長としての自覚を強く持ち、自己管理を徹底し、職員とも、より一層意思疎通を図りながら、誠心誠意、適切な市政の執行に努めてまいります。  このたびは誠に申し訳ありませんでした。  それでは改めまして、市議会3月定例会の閉会にあたりご挨拶を申し上げます。  議員各位には3月1日から26日間にわたり開会されました今定例会におきまして、令和6年度予算をはじめ、令和5年度補正予算や条例、その他重要諸案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了、ご承認頂きましたことに対し深く感謝を申し上げます。  ご審議の中で賜りましたご意見、ご要望につきましては、十分に調査検討を加え適切に対処してまいります。  さて、今3月定例会を振り返りますと、令和6年度予算における各種施策のほか、令和6年能登半島地震を教訓とした防災減災対策について、議員各位から数多くのご質問を頂きました。  常々申し上げていますとおり議会と行政は車の両輪であり、今議会でもまた、議員の皆様からは、行政だけでは把握できていない課題をご指摘頂きました。  それぞれのご質問にお答えをし、方針等を示していく中で、改めて市民の皆様が安全で安心して、そして活力を持って日々を過ごしていただけるよう、各種課題の解決に向け努力してまいる所存であります。  新年度予算におきましては、私自身の政治信条であります、みんなでつくろう黒部の未来のもと、三つの政治目標、「住む人が輝き、人が人を呼び込むまち」、「出かけやすく散歩して楽しいまち」、「心豊かで笑顔あふれるまち」の実現に向け、昨年に引き続き予算特別枠として黒部の未来枠を設定いたしました。  この未来枠の個別項目として、人口減少社会への対応をはじめ、物価高騰対策、賃金引上げ対策、安全安心、生き生きとしたコミュニティづくり、地域で支え合い、高齢者がいつまでも元気なまち、子育てしやすいまちづくりとふるさと教育、住民参加型のまちづくり、黒部ブランドの確立強化、観光政策の強化、地球温暖化対策、脱炭素の取組、DXデジタルトランスフォーメーションの推進を掲げております。  これら9つの項目に寄与する各種施策を重点的に押し進めながら、市民の皆様が黒部のまちづくりについて、誰もが我がこととしてとらえ、様々な立場の方がその枠を超えて黒部のまちの未来について、みんなで考えていくという考えのもとに市民の皆様の新しいチャレンジをみんなで応援し、住む人が輝き、その人の魅力によって人が人を呼び込むまち黒部市の実現のため取り組んでまいります。  さて、令和6年度は第2次黒部市総合振興計画後期基本計画の2年目を迎え、計画を着実に推進するとともに、北陸新幹線敦賀延伸や黒部宇奈月キャニオンルート一般開放といった絶好の機会を逃すことなく、本市発展のため、各種施策を効果的に展開してまいります。  また、長引くロシアウクライナ問題や国内外の経済動向等を注視しつつ、黒部市経済連絡会議等を活用した、情報把握に努め、時期を逸せず、適切に対応してまいりたいと考えております。  議員各位には引き続き市政運営の車の両輪としてご尽力を賜りますよう、また市民の皆様の市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  結びに、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、年頭の変わり目において、何かと気ぜわしい日々が続きますが、体調管理等に十分ご留意の上、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。  どうもありがとうございました。               〔武隈義一市長自席に着席〕 ○議長(高野早苗) これをもって、令和6年第2回黒部市議会3月定例会を閉会いたします。  閉   会  午後0時23分  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                       黒部市議会議長    高 野 早 苗
                         黒部市議会副議長    柳 田   守                          署名議員    松 倉 孝 暁                          署名議員    長谷川 恵 二...