黒部市議会 2006-12-19
平成18年第7回定例会(第4号12月19日)
○議長(川上 浩君) 日程第1、「議案第71号から議案第86号まで」、以上16件を一括議題といたします。
本16件を付託した各
常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。
まず、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
竹山繁夫君。
〔
総務文教委員長 竹山繁夫君登壇〕
○
総務文教委員長(
竹山繁夫君) 皆さん、おはようございます。
それでは、本委員会に付託されております「議案第71号中の
所管部分」、「議案第77号」、「議案第78号」、「議案第81号」及び「議案第84号」、以上5件について審査の結果をご報告申し上げます。
「議案第71号 平成18年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)中の
所管部分について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第77号 黒部市ふれあい
交流館条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第78号 黒部市税条例の一部改正について」は、次の
要望意見を付し、原案を可とすることに決定。
その内容を申し上げますと、今回の税率の軽減は、近年の観光客の減少を鑑み、
国際化等に対応した施設や、さらなる誘客に向けての
設備投資等を講じることを目的に改正するものであり、市内の
該当ホテルにあっては、引き続き自助努力を怠ることなく、積極的な誘客事業を展開していただくことを要望するものであります。
「議案第81号 黒部市
消防団条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第84号 字の区域の新設について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) 次に、
生活環境委員長の報告を求めます。
生活環境委員長、
吉松定子君。
〔
生活環境委員長 吉松定子君登壇〕
○
生活環境委員長(
吉松定子君) おはようございます。
本委員会に付託されております「議案第71号」、「議案第72号」、「議案第73号」、「議案第74号」、「議案第75号」、「議案第76号」、「議案第79号」及び「議案第85号」、以上8件について、審査の結果をご報告申し上げます。
「議案第71号 平成18年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)中歳出第2
款総務費第1項
総務管理費、第11目
交通安全対策費、同款第3項
戸籍住民基本台帳費、第3
款民生費及び第4
款衛生費」は、次の
要望意見を付し、原案を可とすることに決定。
その内容を申し上げますと、民生費の
保育所費に関連して、私立・
公立保育所ともに延長保育など、さらなるサービスの充実を図られることを要望するものです。
「議案第72号 平成18年度黒部市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第73号 平成18年度黒部市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、原案を可とすることに決定。
「議案第74号 平成18年度黒部市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第75号 平成18年度黒部市
病院事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第76号 平成18年度黒部市
水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第79号 黒部市
重度心身障害者医療費助成条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第85号 富山県
後期高齢者医療広域連合の設置について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長、
内橋健治君。
〔
産業建設委員長 内橋健治君登壇〕
○
産業建設委員長(
内橋健治君) おはようございます。
本委員会に付託されております「議案第71号中の
所管部分」、「議案第80号」、「議案第82号」、「議案第83号」及び「議案第86号」、以上5件について、審査の結果をご報告申し上げます。
まず、「議案第71号 平成18年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)中歳出第6
款農林水産業費、第7
款商工費、第8
款土木費及び第11
款災害復旧費について」は、原案を可とすることに決定。
次に、「議案第80号
黒部市営住宅条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
次に、「議案第82号 土地の取得について」は、原案を可とすることに決定。
次に、「議案第83号 土地の取得について」は、原案を可とすることに決定。
次に、「議案第86号 市道の路線の認定及び変更について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
9番、
橋本文一君。
〔9番
橋本文一君起立〕
○9番(
橋本文一君) 私は、
日本共産党を代表して、「議案第79号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」と「議案第85号 富山県
後期高齢者医療広域連合の設置について」の2議案に反対意見を述べます。
「議案第79号」は、65歳以上の
重度障害者で、現役並みの所得者に医療費1割負担を求めるもので、福祉の後退であります。認めることはできません。
「議案第85号」についてであります。ことしの通常国会で政府与党は、
改革医療法を強行いたしました。その中で現行の
老人保健法にかわるものとして、新たに高齢者の医療の確保に関する法律が制定されました。施行は再来年4月からとなっています。この新しい
医療制度は、75歳以上の高齢者がすべての
健康保険から脱退させられ、独立した
医療保険に移され、新たに保険料を支払わされるとしています。その保険料について、
厚生労働省の試算では、平均して月6,200円、年間7万4,000円になります。しかもこの保険料は、1カ月1万5,000円以上の
年金受給者から天引きするとしています。わずかな年金から既に
介護保険料が天引きされている高齢者にとっては、過酷な負担と考えます。さらなる
高齢者いじめであり、長寿がまるで悪いことでもあるかのような制度ではありませんか。これで
社会保障と言えるでしょうか。税の再分配を行い、
社会保障の充実こそ必要であります。
さて、
後期高齢者医療広域連合についてでありますが、谷口議員の一般質問でも指摘しましたが、この
広域連合は、住民の意見を十分に反映させる制度ではありません。県内のすべての市町村で組織され、再来年から実施される
後期高齢者医療制度のうち保険料の決定、
医療給付等、中心部分を運営するための組織であります。本来、
広域連合は、市町村の意思で自発的に発議するものです。ところが、
後期高齢者医療制度の問題では、国が法律で市町村に
広域連合の設置と加盟を義務づけ、従わせようというもので、地方自治体の本旨に反するものと言わざるを得ません。
また、
広域連合には議会が置かれます。
地方自治法では、議員は有権者が直接選挙で選ぶことができるとしていますが、富山県
後期高齢者医療広域連合規約では、議員は市町村の首長や助役または
議会議員のうちから選出するとなっています。さらに
広域連合議会の定数が24名、黒部市の定数は1名だけです。もし市長や助役が議員になれば、住民の代表を選んだことにはなりません。市議会の中から選ぶということになれば、
市議会議員が
広域連合で決めてきたことを市長にその実行を迫るということになり、市行政と市議会の立場が逆転することになります。この矛盾を解決するには、
広域連合を組織する
地方公共団体がどんな小さな団体であっても、定数が2名以上で、市当局と市議会の双方から1名ずつの議員を
広域連合議会に送らなければ道理に合わないことになります。本来、市長は連合の
政策決定に加わるシステムになっていなければ、黒部市の利益を損なうことになると考えるものであります。
例えば、一部
事務組合である
新川広域圏事務組合や
新川地域介護保険組合では、組織する市長と町長で理事会が組織され、市長や町長が
政策決定に加わることができます。そして、各市町の意見や要望がそれなりに反映される仕組みになっています。ところが、この
広域連合には、そうした理事会のような権限を持つ組織はありません。各
市町村長の投票で選出される連合長が大きな権限を持ち、各
市町村長による理事会の設置など、住民の意思が反映する仕組みが必要であります。さらに市議会への報告義務、情報公開の決定などを保障することが不可欠であると考えます。
また、
高額医療費制度のもとで、黒部市の
国民健康保険事業などでは限度額以上の
高額医療費を払わなくても済む委任払い制度が
住民生活に大いに役立っており、
広域連合ではこれを後退させてはなりません。
以上が私の反対討論であります。
○議長(川上 浩君) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかに討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
議題のうち、まず、「議案第77号 黒部市ふれあい
交流館条例の制定について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「議案第77号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第78号 黒部市税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「議案第78号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第79号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君) 起立多数であります。
よって、「議案第79号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第80号
黒部市営住宅条例の一部改正について」及び「議案第81号 黒部市
消防団条例の一部改正について」、以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第80号」及び「議案第81号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第71号 平成18年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「議案第71号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第72号 平成18年度黒部市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第73号 平成18年度黒部市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第74号 平成18年度黒部市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第72号」、「議案第73号」及び「議案第74号」、以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第75号 平成18年度黒部市
病院事業会計補正予算(第1号)」及び「議案第76号 平成18年度黒部市
水道事業会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括採決いたします。
本2件に対する
委員長報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第75号」及び「議案第76号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第82号 土地の取得について」、「議案第83号 土地の取得について」及び「議案第84号 字の区域の新設について」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第82号」、「議案第83号」及び「議案第84号」、以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第85号 富山県
後期高齢者医療広域連合の設置について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君) 起立多数であります。
よって「議案第85号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第86号 市道の路線の認定及び変更について」を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第86号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第2、「議案第87号」を議題といたします。
市長より、提案理由の説明を求めます。
〔市長
堀内康男君登壇〕
○市長(
堀内康男君) おはようございます。
議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきまして慎重審議賜っておりますことに対し、心より深甚の敬意を表するものであります。
それでは、ただいま追加提案いたしました議案につきまして、ご説明申し上げます。
「議案第87号」は、「
人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。
平成19年3月31日限りで
任期満了となられる「黒部市神谷883番地 廣瀬昭元さん、66歳」を引き続き候補者として推薦することとし、また同日限りで
任期満了となられる辻 俊明さんの後任に「黒部市三日市1263番地 岩井宏光さん、63歳」を候補者として推薦いたしたく、議会のご意見を承ろうとするものであります。
辻委員には、平成16年4月から2年9カ月にわたり
人権擁護委員としてご尽力を賜っております。ここに心より感謝を申し上げるものであります。
以上、提出いたしました議案につきましてご説明を申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。
○議長(川上 浩君) これより、「議案第87号」の質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「議案第87号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第87号」につきましては、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。
これより、「議案第87号
人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。
本件については、原案のとおり適任と認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第87号」については、原案のとおり適任と認めることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第3、「請願第3号」、「請願第4号」及び「陳情第2号から陳情第5号」まで、以上6件を一括して議題といたします。
本6件を付託した各
常任委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。
まず、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
竹山繁夫君。
〔
総務文教委員長 竹山繁夫君登壇〕
○
総務文教委員長(
竹山繁夫君) 本委員会に付託されております「陳情第3号」について、審査の結果をご報告申し上げます。
「陳情第3号 防災・
生活関連を中心とした「
公共事業」への転換と公共サービスの民間化に反対する陳情書」については、現在の我が国の公的債務の水準や少子高齢化の進展によって国民負担が今後ますます増大していくことを考えれば、官から民へ、国から地方へなどの視点で進められている行政改革推進法、公共サービス改革法の成立は、国が進める行政改革の推進として必要不可欠であります。
また、地方においても、これらの動向や地方財政の健全化を鑑み、職員数削減を含む
行財政改革を推進しており、本市においても、今月18日に黒部市行政改革推進市民懇話会により行政改革大綱(案)が市長に報告されたところであります。
よって、本委員会では、本陳情の趣旨には賛同しがたく、不採択とすべきものと決定した次第であります。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) 次に、
生活環境委員長の報告を求めます。
生活環境委員長、
吉松定子君。
〔
生活環境委員長 吉松定子君登壇〕
○
生活環境委員長(
吉松定子君) 本委員会に付託されております「請願第3号」、「請願第4号」、「陳情第2号」、「陳情第4号」及び「陳情第5号」、以上5件について審査の結果をご報告申し上げます。
「請願第3号 黒部市
公共下水道施設への移行に関する請願」については、請願の趣旨を認め、採択すべきものと決定。
「請願第4号 黒部市
公共下水道施設への移行に関する請願」については、請願の趣旨を認め、採択すべきものと決定。
「陳情第2号
トンネルじん肺根絶の
抜本的対策を求める陳情書」については、陳情の趣旨を認め、採択すべきものと決定。
「陳情第4号 障害者の福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」等の見直しを求める国への意見書についての要望書」については、陳情の趣旨を認め、採択すべきものと決定。
「陳情第5号 障害者の福祉・医療・補装具などの利用料の軽減を求める要望書」については、陳情の趣旨を認め、採択すべきものと決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。
これより 、「請願第3号」、「請願第4号」及び「陳情第2号から陳情第5号まで」、以上6件について、採決いたします。
議題のうち、まず「請願第3号 黒部市
公共下水道施設への移行に関する請願」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択であります。
「請願第3号」を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「請願第3号」は、採択することに決しました。
次に、「請願第4号 黒部市
公共下水道施設への移行に関する請願」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「請願第4号」は、採択することに決しました。
次に、「陳情第2号
トンネルじん肺根絶の
抜本的対策を求める陳情書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「陳情第2号」は、採択することに決しました。
次に、「陳情第3号 防災
生活関連を中心とした「
公共事業」への転換と公共サービスの民間化に反対する陳情書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、不採択でありますが、「陳情第3号」を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君) 起立少数であります。
よって、「陳情第3号」は、不採択することに決しました。
次に、「陳情第4号 障害者の福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」等の見直しを求める国への意見書についての要望書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「陳情第4号」は、採択することに決しました。
次に、「陳情第5号 障害者の福祉・医療・補装具などの利用料の軽減を求める要望書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「陳情第5号」は、採択することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第4、「
議員提出議案第9号」及び「
議員提出議案第10号」、以上2件を一括議題といたします。
「
議員提出議案第9号」及び「
議員提出議案第10号」、以上2件について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。
議事都合により、暫時休憩いたします。
休 憩 午前10時33分
再 開 午前10時42分
○議長(川上 浩君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
7番、
吉松定子君。
〔7番
吉松定子君登壇〕
○7番(
吉松定子君) 「
議員提出議案第9号」及び「
議員提出議案第10号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
まず、「
議員提出議案第9号」は、「
トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書について」であります。
意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書
じん肺については、予防対策及び健康管理の充実等、国においても各種対策が講じられてきたところであるが、トンネル建設工事業におけるじん肺被害の発生は、未だ社会問題になっている状況にある。
今般、全国11地裁で審理が進められてきた
トンネルじん肺根絶訴訟の中で、東京地裁、熊本地裁及び仙台地裁において、いずれも「国の規制権限行使義務」の不行使を違法とする司法判断が示された。
トンネルじん肺は、そのほとんどが公共工事によって発生した職業病であること等から、早急に解決を図るべき重要な問題である。
よって、政府におかれては、東京地裁及び熊本地裁判決の趣旨を真摯に受け止め、これ以上訴訟に及ばず、原告たちが求める下記に掲げる対策を含めて、
トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を早急に講じるよう強く要望する。
記
1 トンネル建設現場において、定期的な粉じん測定及び測定結果の評価を義務付けること。
2 トンネル建設現場において、坑内労働者が粉じんに暴露される時間を短縮・規制すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
次に、「議員提出第10号」は、「障害者の福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」等の見直しを求める意見書について」であります。
意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
障害者の福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」等の見直しを求める意見書
障害者自立支援法に基づく福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」制度が平成18年4月1日より実施されたところである。
この制度の導入にあたっては、原則1割負担としつつも大幅な負担増にならないよう、所得に応じた利用料の月額上限措置が講じられたところである。
また、住民税非課税世帯に対しては、利用するサービスによって個別減免・社会福祉法人減免が実施されている。
しかしながら、障害者・家族が「親亡き後の子供」の将来のために、少ない収入を切りつめて貯めた350万円以上の預貯金や
重度障害者入院の個室料支払いのために蓄えた預金についても、軽減措置の対象から除外されることとなる。
現在の制度は、仮に軽減の対象になったとしても、従来以上の負担増になっている。
しかも、障害の重い人ほど、このサービス利用を必要とすることから負担が重くなり、わずかな年金での生活が圧迫され、結果として、サービス利用を断念するといった問題が全国各地で起こっている。
さらに、施設利用者に対しては、「定率(応益)負担」以外に食費等が全額自己負担となることから、「補足給付」等の措置があっても負担に対する不安は解消されず、退所を余儀なくされる問題まで生じている。
このようなことからも「定率(応益)負担」は、障害者福祉に馴染まないものであり、社会福祉の理念を根底から否定するものである。
よって、政府におかれては、下記に掲げる対策を含めて、この負担制度の抜本的な改善を講じられるよう強く要望する。
記
1 福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」の見直しを図ること。
2 住民税非課税世帯に対する利用料の軽減措置を図ること。
3 施設利用者に対する、食費・医療費・個室利用料等の全額負担の見直しを図ること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「
議員提出議案第9号」及び「
議員提出議案第10号」、以上2件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、「
議員提出議案9号」及び「
議員提出議案第10号」、以上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 討論なしと認めます。
これより、「
議員提出議案第9号」及び「
議員提出議案第10号」、以上2件について採決いたします。
まず、「
議員提出議案第9号
トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書について」を、起立により採決いたします。
本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「
議員提出議案第9号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「
議員提出議案第10号 障害者の福祉・
医療サービスの利用に対する「定率(応益)負担」等の見直しを求める意見書について」を起立により採決いたします。
本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(川上 浩君)
起立全員であります。
よって、「
議員提出議案第10号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第5、「議員の派遣」についてを議題といたします。
お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第6、「各
常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。
各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第7、「
総合振興計画並びに
行財政改革について」、「
北陸新幹線の整備促進について」及び「
自然環境の保全と観光振興について」、以上3件を一括議題といたします。
本件を付託した特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。
まず、
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員長の報告を求めます。
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員長、稲田 弘君。
〔
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員長 稲田 弘君登壇〕
○
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員長(稲田 弘君) 本特別委員会に付託されております「
総合振興計画並びに
行財政改革について」、ご報告申し上げます。
まず、12月7日、本特別委員会を開き、正・副委員長の互選及び付託された「
総合振興計画並びに
行財政改革について」、審査の方法などの協議を行ったのであります。
その内容を申し上げますと、最初に委員長の互選を行い、不肖私が委員長に選任されたのであります。どうかよろしくお願いいたします。
続いて、副委員長の互選を行い、山本達雄君が副委員長に選任されたのであります。
続いて、付託された「
総合振興計画並びに
行財政改革について」の審査の方法等について協議を行ったのであります。
次に、12月15日、本特別委員会を開催し、当局から
総合振興計画策定に向けたこれまでの経過や
行財政改革大綱、合併特例債及びバランスシート等についての説明を受け、これらについての意見交換を行ったのであります。
さて、現在策定中の
総合振興計画は、合併時に作成した「新市建設計画」を踏まえ、黒部峡谷、黒部川などの美しい
自然環境を生かしながら、
北陸新幹線新駅周辺整備をはじめ、市民ニーズに的確に対応した計画を策定することが大変重要であります。
また、黒部市の最上位計画となる
総合振興計画は、黒部市の新たなまちづくりを導き、実現していくための総合的な指針と位置づけ、その実効性が確保される必要があります。
一方、
行財政改革に目を向けますと、昨今の地方行政を取り巻く環境は、市民ニーズの高度・多様化に加え、国の「三位一体改革」による国庫補助金及び地方交付税の削減など、大きく変化してきております。
このような転換期を迎えるに当たり、本市においても財政構造の見直しによる低コスト化と効率化を図りつつ、多様な市民ニーズに迅速かつ的確に対応できる「暮らしの総合サービス業」としての簡素で効率的な市政運営の構築が喫緊の課題であります。このため、本特別委員会では、今後とも付託事件であります「
総合振興計画並びに
行財政改革について」の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
○議長(川上 浩君) 次に、
北陸新幹線整備促進特別委員長の報告を求めます。
北陸新幹線整備促進特別委員長、岩井憲一君。
〔
北陸新幹線整備促進特別委員長 岩井憲一君登壇〕
○
北陸新幹線整備促進特別委員長(岩井憲一君) 12月7日、本特別委員会を開催し、正・副委員長の互選及び付託されました「
北陸新幹線の整備促進について」、審査の方法などの協議を行ったのであります。
以下、経過及び結果をご報告申し上げます。
まず、委員長の互選を行った結果、不肖私が委員長に選任されたのであります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
続いて、副委員長の互選を行った結果、寺田仁嗣君が副委員長に選任されたのであります。
次に、付託されました「
北陸新幹線の整備促進について」の審査の方法などについて協議を行った結果、付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議をくださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) 次に、自然・観光振興特別委員長の報告を求めます。
自然・観光振興特別委員長、松本正則君。
〔自然・観光振興特別委員長 松本正則君登壇〕
○自然・観光振興特別委員長(松本正則君) 12月7日、本特別委員会を開き、正・副委員長の互選及び付託された「
自然環境の保全と観光振興について」、審査の方法などの協議を行ったのであります。
以下、経過及び結果をご報告申し上げます。
まず、委員長の互選を行った結果、不肖私が委員長に選任されたのであります。どうかよろしくお願いいたします。
続いて、副委員長の互選を行った結果、山内富美雄君が副委員長に選任されたのであります。
次に、付託された「
自然環境の保全と観光振興について」の審査の方法などについて協議を行った結果、付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
○議長(川上 浩君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本3件に対する委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 日程第8、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、坂井 守君。
〔議会運営委員長 坂井 守君登壇〕
○議会運営委員長(坂井 守君) 議会運営委員会
委員長報告を申し上げます。
本委員会に付託され、継続審査に付されております「議会運営に関する調査について」、その結果を報告いたします。
11月1日、第5回11月臨時会終了後、本委員会を開催し、12月定例会の会期、会議日程及び、特別委員会の設置について、審査したのであります。
次に、11月14日に本委員会を開催し、第6回11月臨時会市長提出議案の説明を受け、会期及び会議日程について審査をした後、「
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
黒部市議会会議規則・委員会条例の見直しについて」審査をしたのであります。
次に、11月30日に本委員会を開催し、12月定例会の市長提出議案16件の説明を受け、その委員会付託並びに請願・陳情等11件についての取り扱いを審査したのであります。
次に、12月7日、12月定例会本会議前に開催し、請願・陳情6件の付託委員会について審査したのであります。
ついで、本日、本会議前に開催し、市長提出追加予定議案1件及び
議員提出議案2件等について、その取り扱いを審査したのであります。
以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の活性化・効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきものと決定した次第であります。
よろしくお願いします。
○議長(川上 浩君) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は、議会閉会中の継続審査であります。
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川上 浩君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(川上 浩君) 以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からごあいさつがございます。
〔市長
堀内康男君登壇〕
○市長(
堀内康男君) 市議会12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員各位には、12月7日から13日間にわたり開催されました今議会におきまして、本会議、委員会、その他の会議において提案いたしておりました議案や本市が抱える諸般の問題など、真摯なご議論を賜りました。心から敬意を表し、感謝を申し上げるものであります。
なお、今定例会に提出いたしておりました平成18年度各会計補正予算及び黒部市ふれあい
交流館条例をはじめとする各条例並びにその他の議案につきまして、慎重なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認いただきましたことに対し、心から感謝を申し上げます。
また、審議の中で賜りましたご意見、ご要望などにつきましては、十分に調査・検討を加え、対処してまいりたいと考えております。
さて、今定例会におきましては、平成19年度の予算編成方針や今後の市政運営についての議論が多数あったところでございます。中でも、効率的な市政運営や新庁舎建設あるいは旧宇奈月小学校の跡地利用や今後の教育問題、子育て支援、高齢者対策などに対するご質問、ご意見などが多く、感心の高さが伺われました。これらにつきましては、一般質問の答弁でも申し上げましたが、本市の最上位計画である
総合振興計画の基本構想に組み入れて、しっかりと議論し、決定すべきものと考えております。
なお、議会におかれましては、今定例会で「
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員会」を設置されたところでありますが、まことに時宜を得た取り組みであり、心から敬意を表するものであります。
総合振興計画につきましては、主体的な議論の場である審議会におきまして活発な意見が交わされていると伺っておりますが、さきのタウンミーティングでの提言や今後予定いたしておりますパブリックコメントの実施などにより、市民の声に耳を傾け、市民の総意・総力を結集した計画づくりに努めてまいります。
また、来る平成19年2月には、第2回
総合振興計画審議会を開催し、基本構想の中間報告取りまとめや、重要事業についてご審議いただくところでありますが、来る3月議会には、その概要などをご説明できるものと考えております。議員各位におかれましては、新生「黒部市」全体を考えた上で目指すべき方向性についてご議論いただき、本計画がよりよいものとなるよう格別なお力添えを賜りますよう、お願い申し上げるものであります。
次に、行政改革大綱について申し上げます。
この大綱につきましては、黒部市行政改革推進市民懇話会において、市民の目線で行政運営を総点検し、まとめていただき、さきにその素案の報告をお受けしたところであります。その素案につきましては、去る12月15日の特別委員会におきまして、議会の皆さんにご承認賜りましたことから、本日午後開催予定の黒部市行政改革推進本部会議で正式決定いたしたいと考えております。
また、今後、平成19年3月までに、この行革大綱に基づき、この具体的計画であるアクションプランなどを策定することといたしております。
総合振興計画及び行政改革大綱は、黒部市の行政運営の基本となる大変重要なものであります。また、いずれも市民の皆さんと協働して進めなければならない計画でありますので、議会、市民の皆さんと情報を共有し、さらに推進してまいりたいと考えております。
終わりになりますが、ことしも残すところ、あと13日間となったところであります。来年はさらに幸多き年となるよう念じますとともに、寒さも一段と厳しくなる折、議員各位におかれましては、どうぞ健康に十分ご留意されまして、ますますご活躍されることを心から祈念申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(川上 浩君) 閉会に当たり、私からも一言ごあいさつ申し上げます。
今12月定例会は、新「黒部市」誕生後の一般選挙により当選した22名の議員による最初の
黒部市議会定例会でありました。まずもって今定例会を無事閉会できましたことを議員、当局それぞれの皆様に厚く御礼申し上げます。
一般質問におきましては、代表質問3会派、個人質問6名、計9名の議員により、合併における優先課題、事務事業の一元化や平成19年度予算編成方針など、今後の市政運営についてまことに時宜を得た質問がなされました。
また今回、
北陸新幹線整備促進特別委員会並びに自然・観光振興特別委員会をそれぞれ11名の議員で設置するとともに、現在策定中の平成20年度から平成29年度にわたる第1次黒部市
総合振興計画に向けた
総合振興計画・
行財政改革調査特別委員会を全議員により設置いたしました。特に、黒部市行政運営の最上位計画である
総合振興計画は、一体感の醸成とともに、新しいステージに立った黒部市を形づくるものであり、議員各位の大所高所からの審議を期待するものであります。
また、今定例会からインターネットによる会議映像を配信いたしました。傍聴はもとよりみらーれテレビによる放映とあわせ、議会の公開性を高めることに努めました。引き続き、議会の活性化に向けた取り組みを努めてまいる所存でございます。
さて、ことしも余すところわずかとなりました。少子高齢化、国際化、高度情報化が急速に進展する中、地方分権、
行財政改革、それに伴う三位一体の改革などへの対応が地方自治体に求められております。地域の文化伝統などの特色を生かした地域のまちづくりと、その連携こそが黒部市全体の活性化につながるものと考えます。そのためには、市民挙げて知恵と力の結集が求められており、市長をはじめとする市当局におかれましては、その権威者としてさらなる黒部市の発展と住民福祉の向上にご尽力賜りますよう、お願い申し上げます。
今さら言うまでもなく、市民の市民による市民のための市政運営が求められているのであります。また、議員各位におかれましても、市民の代表としてその重責を担い、新市の発展と市民福祉の向上のために、さらなるご精進を賜りますことをお願い申し上げるものであります。
いよいよ厳寒に向かいます折から、市民各位並びにおいでの皆様方には、くれぐれもご自愛くださいまして、光輝くご多幸な新年を迎えられますとともに、平成19年が黒部市の限りない飛躍の年となりますようお祈りいたしまして、閉会のあいさつといたします。
ありがとうございました。
これをもって、平成18年第7回
黒部市議会12月定例会を閉会いたします。
ご協力ありがとうございました。
閉 会 午前11時11分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 川 上 浩
署名議員 内 橋 健 治
署名議員 寺 田 仁 嗣...