黒部市議会 2003-12-19
平成15年第6回定例会(第4号12月19日)
○
産業建設委員長(辻
泰久君) 本
委員会に
付託されております、「
請願第7号」について、
審査の結果をご
報告申し上げます。
「
請願第7号
国民の
暮らしを優先した
公共事業の
推進と
防災体制の
強化を求める
請願書」については、
紹介議員の
説明を求める等、慎重に
審査した結果、
請願趣旨並びに
請願項目のうち第1項「
公共事業を
国民の
暮らしと『国土・
環境保全・防災』優先に転換すること」及び第2項「
公共事業に
地域住民の
意見を十分に反映させる方針を策定すること」を
採択とすることに
決定。
以上、
審査の結果をご
報告申し上げましたが、よろしくご
審議くださいまして、適切なご
決定を願う次第であります。
○
議長(能村常穂君) ただいまの
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「
質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君)
質疑なしと認めます。
これより
討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
7番、
橋本文一君。
〔7番
橋本文一君
登壇〕
○7番(
橋本文一君) 「
請願第8号」について
討論させていただきます。
私は、
イラクへの
自衛隊派兵の
中止を求める
請願書に
採択賛成の
意見を述べます。
イラクでの
日本人外交官の犠牲は痛恨の
事態と言わなければなりません。
テロ行為はいかなる
理由であろうとも、それがだれによるものであれ、絶対に許されるものではありません。同時に注意を向けなければならないことは、
アナン国連事務総長が
占領が続く限り抵抗は広がるだろうと警告していたとおり、
イラク情勢は深刻な
泥沼化状況を重ねているという
事態であります。
ところが
小泉内閣は、9日、
イラクに
自衛隊を派兵する
基本計画を閣議
決定いたしました。
基本計画では、
人道復興支援活動と並んで
自衛隊に
安全確保支援活動として、
米英占領軍への
医療・輸送・保管・通信・
建設・修理・整備・消毒などの
支援活動を行うことを明示しています。武器・弾薬の
陸上輸送も可能としています。
文字どおり自衛隊が
占領軍に合流することを意味した点に、特に注意を向けなければなりません。
小泉首相は
テロにひるんではならないと言いますが、無法な戦争を支持し、不法な
軍事占領支配を応援するための
自衛隊派兵は、
イラク国民の怒りや憎悪をいっそう高め、取り返しのつかない
重大事態を招きかねません。不法な
軍事占領が新たな
テロを生み出す要因になっているとの指摘もあります。
憲法が禁じる
交戦権に当たるような
戦争行為が生じる恐れもあります。また、
イラク全土で使用された
劣化ウラン弾は広島に投下された原爆の1万倍の放射能に相当するという試算を示す
科学者がいます。
自衛隊員の被爆が懸念されます。
私は、今
日本政府が行うべきことは
米英軍主導の
占領支配をやめ、
国連中心の枠組みでの
復興、
人道支援に軌道を切りかえること。
イラク国民に一刻も早く主権を返還すること。この方向で
外交努力に全力を傾注することであり、政府に
自衛隊の
派兵中止を要求すべきだと考えます。
以上のことを申し上げまして、
賛成討論といたします。
○
議長(能村常穂君) 以上で通告による
討論は終わりました。
ほかに
討論ありませんか。
〔「
討論なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君)
討論なしと認めます。
これをもって
討論を終結いたします。
これより「
請願第7号
国民の
暮らしを優先した
公共事業の
推進と
防災体制の
強化を求める
請願書」を
起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は、
請願趣旨並びに
請願項目のうちの第1項及び第2項を
採択とするものであります。
「
請願第7号」を
委員長の
報告のとおり、
請願趣旨並びに
請願項目のうちの第1項及び第2項を
採択とすることに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(能村常穂君)
起立全員であります。
よって、「
請願第7号」は
請願趣旨並びに
請願項目のうちの第1項及び第2項を
採択とすることに決しました。
次に「
請願第8号
イラクへの
自衛隊派兵計画を直ちに
中止することを強く求める
意見書採択に関する
請願書」を
起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は、不
採択であります。
「
請願第8号」について採決いたします。
「
請願第8号」を
採択とすることに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(能村常穂君)
起立少数であります。
よって「
請願第8号」は不
採択とすることに決しました。
次に、「
陳情第10号
戦闘の続く
イラクへの
自衛隊派遣の
中止を求める
意見書に関する
陳情」を
起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は、不
採択であります。
「
陳情第10号」について採決いたします。
「
陳情第10号」を
採択とすることに
賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(能村常穂君)
起立少数であります。
よって「
陳情第10号」は不
採択とすることに決しました。
審議の途中でありますけれども、昼食のため午後1時まで休憩をいたします。
休 憩 午前11時52分
再 開 午後 1時05分
出席人数 20人
○
議長(能村常穂君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
議案の
審議を進めます。
────────────────────〇───────────────────
○
議長(能村常穂君)
日程第4、「各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を
議題といたします。
各
常任委員長から、
会議規則第104条の規定により、お手元に配布いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の
審査について、
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各
常任委員長からの申し出のとおり
継続審査に付することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君) ご
異議なしと認めます。
よって、各
常任委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
────────────────────〇───────────────────
○
議長(能村常穂君)
日程第5、「合併による新市の
建設について」、「
北陸新幹線の
整備促進について」及び「
海岸地域整備及び
水資源について」以上3件を
一括議題といたします。
本3件を
付託した特別
委員会の
審査の結果について、
委員長から
報告を求めます。
まず、合併
推進特別
委員長の
報告を求めます。
合併
推進特別
委員長、森岡英一君。
〔合併
推進特別
委員長 森岡英一君
登壇〕
○合併
推進特別
委員長(森岡英一君) 本特別
委員会に
付託されております「合併による新市の
建設について」の
審査結果をご
報告申し上げます。
本特別
委員会は、10月21日に開会し、当局より第5回合併協議会において、「委員の
変更」の
報告がなされ、前回提案された「新市の名称」ほか「議会の議員」、「農業
委員会委員」の定数及び任期の取り扱い、「一般職の職員」、「特別職」の身分の取り扱いなどの提案項目5件について確認の協議がなされ、「新市の名称」を除く4件の項目が確認となったが、「新市の名称」については、12月13日の協議会まで継続協議となったとの
報告を受けたのであります。
また、次回協議において確認となる「条例、規則等の取り扱い」並びに「消防団の取り扱い」の項目2件の
説明を受け、また新市まちづくりプラン策定小
委員会、新市の事務組織及び機構の取り扱い等検討小
委員会の
会議報告についても
説明を受け、その後、当局と
意見交換を行ったのであります。
審査では、提案された項目2件については、条例規則等に関するより明確な資料を求めるとしながら確認することに
異議なく、また「新市の名称」の協議が継続となったことについては、確認されたスケジュールにより順次協議をするべきとの
意見が大勢を占めたのであります。
次に、11月21日に開会し、当局より第6回合併協議会において、前回提案された「条例、規則等の取り扱い」並びに「消防団の取り扱い」の2件について確認がなされたことの
報告を受け、次に、次回協議会で確認となる「新市まちづくりプラン(その1)」、「介護保険事業の取り扱い」についての提案項目2件について、及び「新市の事務組織及び機構の取り扱い等検討小
委員会の
会議報告」について
説明を受け、小
委員会の
審議経過から、「新市の事務所の位置」、「事務組織及び機構の取り扱い」については、次回提案となったことも
説明を受けたのであります。
その後、当局と
意見交換を行ったのであります。
審査では、今回提案のあった2件については、
異議がないことを確認したのであります。
また、12月3日には、合併
推進特別
委員会全員協議会を開催し、12月4日に開催される第7回1市3町議会合併協議会での
意見交換項目「新市の名称、新市の事務所の位置・組織・機構等」について、当市議会の
意見の集約を行ったのであります。
次に、12月
定例会の開会日、12月8日に開会し、「第7回1市3町議会合併協議会」の
意見交換の結果、及び「第6回新市の事務組織及び機構の取り扱い等検討小
委員会」の
会議結果を踏まえて、
会議に出席した議員及び市当局からこれまでの
報告を受け、
意見交換を行ったのであります。
委員協議では、あくまで合併協議スケジュールの順序に従い、「新市の名称」が
決定した後、「新市の事務所の位置」、「事務組織及び機構の取り扱い」について、協議をすべきとの
意見を、全会一致をもって確認したのであります。
次に、12月17日に開会し、当局より第7回法定合併協議会において、「新市の事務組織及び機構の取り扱い等検討小
委員会」の最終の
会議報告があったこと、確認協議においては、「新市の名称」が、提案された3つの新市名案のうち、全会一致で「
黒部市」と確認されたとの
報告を受けたほか、「新市まちづくりプラン(その1)」、「介護保険事業の取り扱い」についての提案項目2件についても確認がなされたとの
報告を受けたのであります。
また、次回確認となる「
国民健康保険事業の取り扱い」のほか、追加提案として「新市の事務所の位置」、「事務組織及び機構の取り扱い」についての協議項目2件が、追加して提案されたことについても
説明を受け、その後、当局と
意見交換を行ったのであります。
審査では、
説明のあった提案項目3件のうち「
国民健康保険事業の取り扱い」については、
異議なく確認することとし、追加で提案された「新市の事務所の位置」、「事務組織及び機構の取り扱い」については、12月19日に、本日でありますが、第8回臨時法定協議会が開催され、確認の協議が行われるということであり、提案されてから確認まで6日間しかなく、市民への周知が困難として、確認協議までの時期を延長するよう法定協議会へ申し入れることを全会一致で確認したのであります。
次に本日、本
会議開会前に開会し、先ほど8時30分から開かれた第8回臨時法定協議会の協議結果について当局より
報告を受けたのであります。
「新市の事務所の位置」、「事務組織及び機構の取り扱い」については、確認協議の時期を後日に延ばすことになったとの
報告を受けたのであります。
以上の
審査事項を含め、本特別
委員会では、「合併による新市の
建設について」を引き続き調査する必要があると認め、
付託された事件の
審査が終了するまで継続して
審査すべきものと
決定した次第であります。
○
議長(能村常穂君) 次に、
北陸新幹線整備促進特別
委員長の
報告を求めます。
北陸新幹線整備促進特別
委員長、稲田弘君。
〔
北陸新幹線整備促進特別
委員長 稲田 弘君
登壇〕
○
北陸新幹線整備促進特別
委員長(稲田 弘君) 本特別
委員会に
付託され、
継続審査に付されております、「
北陸新幹線の
整備促進について」ご
報告申し上げます。
まず、11月19日と20日の2日間にわたって
委員会を開き、19日に県選出国
会議員及び国土交通省に長野・富山間の早期完成、既に認可申請されている南越までの工事実施計画の一括認可並びにフル規格による早期整備及び
建設財源の確保について要望し、20日に長野新幹線軽井沢駅等の工事経過の
説明を受け、その後駅舎を視察したのであります。
12月16日、本特別
委員会を開催し、当局から9月
定例会以後の経過について
報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、9月22日、埋蔵文化財調査完了に伴う若栗現地
説明会が行われたこと。
9月24日から11月25日にかけて、3回の第3次新幹線市民ワークショップが開催されたこと。
10月17日、
北陸新幹線対策連絡協議会研修会が富山市で開催されたこと。
10月21日、
北陸新幹線建設工事若栗地区進捗状況
説明会が行われたこと。
10月30日、浦川端地区地権者
説明会が行われたこと。
11月28日、
北陸新幹線関係都市連絡協議会中央要望が行われたこと。
などであります。
その後、当局を交えて、新駅周辺整備に係る諸課題など、今後の事業促進の方向について
意見交換をしたのであります。
北陸新幹線は、地球環境にやさしく、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。
また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりの要として欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は
黒部市民の悲願であります。
北陸など整備新幹線のスキーム見直しが大詰めを迎えている中、週内にも政府・与党協議会で最終合意が得られると報じられ、厳しい情勢と認識しておりますが、本特別
委員会では、長野から富山までの区間を、適切な
建設財源を確保されて、今後1日でも早く完成するよう、また、引き続き南越までの一括認可及びフル規格による早期整備を図るよう、市民や沿線自治体と連携して、国・県などに強く働きかけていくものであります。
また、駅周辺の整備につきましても、地元住民並びに地権者の理解を得て、円滑に整備が進捗するよう側面から支援していきますとともに、並行在来線の分離後の経営が成り立つよう、財政支援などについても国等に強く働きかけるものとし、今後とも
付託事件の
審査が終了するまで、
継続審査すべきものと
決定した次第であります。
○
議長(能村常穂君) 次に、
海岸地域整備及び
水資源特別
委員長の
報告を求めます。
海岸地域整備及び
水資源特別
委員長、牧野和子さん。
〔
海岸地域整備及び
水資源特別
委員長 牧野和子君
登壇〕
○
海岸地域整備及び
水資源特別
委員長(牧野和子君) 本特別
委員会に
付託され、
継続審査に付されております「
海岸地域整備及び
水資源について」、
審査の結果をご
報告申し上げます。
まず、11月26日に本特別
委員会を開会し、茨城県つくば市に所在する国土交通省国土技術政策総合研究所へ「海岸保全について」行政視察を行ったのであります。
同研究所の海岸研究室では、防護・環境・利用の調和した海岸を目指して、海岸保全計画、海岸施設構造基準等に関わる研究・開発がなされており、現在、本市立野海岸の模型を作成し、波から海浜を安定させるための工法について実験を行っているのであります。現地では、研究の進捗状況及び、海岸侵食の対策等について
説明を受けたのであります。
今後は、研究が順調に進み、美しい
黒部海岸の実現へ向けた護岸・養浜工事が一日も早く実施されることを望むものであります。
次に12月17日、本特別
委員会を開会し、市当局から9月
定例会以降の本特別
委員会にかかる経過について
報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、
まず、
海岸地域整備関係では、10月6日、村椿小学校、地元関係団体及び国土交通省
黒部河川事務所が共同で、児童が描いた「ゴミポイ捨て防止」ポスターを荒俣海岸及び
黒部川河川敷に掲示し、海岸・河川愛護を呼びかけたこと。
次に
水資源関係では、9月20日、10月4日及び18日に水博ツアー2003が本市ほかで実施され、
黒部川流域の水の神秘を多くの方々が体験したこと。
12月3日、下水道整備に関する懇話会が国土交通省主催により開催され、関係者が下水道事業の現状と課題、今後の方向性などについて
意見交換を行ったこと等の
報告を受けたのであります。
本特別
委員会といたしましては、現在進行中の下新川海岸保全施設事業や「仮称・水博物館」のほか、
海岸地域整備及び
水資源について、さらに調査する必要があると認め、
付託されました事件の
審査が終了するまで
継続審査とすべきものと
決定した次第であります。
○
議長(能村常穂君) ただいまの各
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「
質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本3件に対する
委員長の
報告は、いずれも
付託事件の
審査が終了するまでの
継続審査であります。
委員長の
報告のとおり、
継続審査に付することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君) ご
異議なしと認めます。
よって、本3件は、
付託事件の
審査が終了するまで
継続審査に付することに決しました。
────────────────────〇───────────────────
○
議長(能村常穂君)
日程第6、「
議会運営に関する調査について」を
議題といたします。
本件を
付託した
議会運営委員会の調査の結果について
委員長から
報告を求めます。
議会運営委員長、岩井憲一君。
〔
議会運営委員長 岩井憲一君
登壇〕
○
議会運営委員長(岩井憲一君) 本
委員会に
付託され、
継続審査に付されております「
議会運営に関する調査について」その結果をご
報告申し上げます。
本
委員会は、10月21日に開会し、12月
定例会の会期及び
会議日程について
審査したのであります。
次に、11月13日、14日の2日間にわたって開会し、「市民はオーナーであり、
市長は、シティマネージャー」をテーマに、地方自治開放特区計画を提案中の埼玉県志木市議会を視察したのであります。
当該計画は、「市町村長を廃止し、シティマネージャー制度を導入する。」、「
教育委員会ほか付属機関等を廃止する。」、「予算至上主義を廃止する」、「効率性向上のための基本構想策定義務を廃止する」など、現在の法律の規制概念にとらわれない新しい、かつ斬新な住民自治の確立を目指しており、本
委員会は「議会と市民参画」の考え方を重点に、調査してきたのであります。
次に、12月1日に本
委員会を開会し、12月
定例会の
市長提出
議案等12件、並びに
議案の
委員会付託について
審査し、また2件の
陳情等について、その取り扱いを
審査したのであります。
次に、12月8日、
定例会本
会議開会前に開会し、さらにあった
請願2件、
陳情1件の取り扱いについて
審査をしたのであります。
また本日、本
会議開会前に本
委員会を開会し、
市長追加提出
議案1件の取り扱いについて
審査したのであります。
以上の
審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して
審査すべきものと
決定した次第であります。
○
議長(能村常穂君) ただいまの
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「
質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の
報告は、
議会閉会中の
継続審査であります。
委員長の
報告のとおり
議会閉会中の
継続審査に付することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(能村常穂君) ご
異議なしと認めます。
よって、
本件は
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
以上で、本日の
日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
これをもって、
平成15年第6回
黒部市議会12月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午後1時23分
────────────────────〇───────────────────
○
議長(能村常穂君)
市長からごあいさつがございます。
〔
市長 荻野幸和君
登壇〕
○
市長(
荻野幸和君) 市議会12月
定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
さて12月8日からきょうまで12日間にわたりまして、本
定例会に提案いたしておりました補正予算案はじめ条例等につきまして慎重なご
審議を賜りました。滞りなく議了、ご承認いただきましたことに対し、心から感謝を申し上げます。
また、議員の皆様方には、提案いたしておりました
議案のみならず、
黒部市の新年度予算やCATV事業、教育問題、
医療問題、少子長寿化社会の問題や合併
推進特別
委員会におけるいろんなご
審議、
北陸新幹線、
海岸地域整備、
水資源等々、現在抱える問題、そして将来にわたってのいろんなところに至る真摯なご議論を賜りましたこと、この席をかりまして厚くお礼を申し上げるものでございます。心から敬意を表し感謝申し上げます。
この
審議の中で賜りましたご
意見につきまして、執行に当たりまして十分に検討を加えてまいりたいと考えております。
さて、今議会中の13日に第7回の合併協議会が開かれ、協議を重ねておりました新市の名称を「
黒部市」とすることが全会一致で確認をされました。
合併協議会におきましては、これまでさまざまな協議が行われ、検討が重ねられてきたところでありますが、本市におきましても、21世紀に耐え得る自治体づくりを目指して、これまで多くの協議を重ねてきておいでになります。
また、議員各位をはじめ各界各層の方々に本当に真摯にご議論をいただいておりますことに対しては、大変心強く感じ感謝申し上げます。
議員の皆様方には、議会の活動並びに日ごろの議員活動、市民の皆様方との活発な活動を通じられて、このことが議論をされておりますこと、このことは時代を動かす大きな力になっていくものと思って、心から感謝申し上げるものであります。
また、市町村合併と同じく全国的な議論となっております「三位一体」改革につきましては、地方の立場に立った改革を求めてきたところでありますが、税源移譲につきましては、地方税源であります地方譲与税において一部前進を見ております。今後できるだけ早い時期に、地方の立場に立つ本格的な税源移譲を実現することが、円滑な地方分権の実現に不可欠なところであります。
合併につきましても、地方分権におきましても、その将来に向けて期待と希望を持ち、その夢を追い続け、実現のものとするために強い意思をもって取り組んでいく必要があると考えております。
さて、迎えます新年までは残すところ12日となりました。
北陸新幹線の開業目標まで、約9年後となります。しかし、現在目標といたしております富山以西の整備新幹線の
建設につきましては17年度以降との情報もありますが、区間選定等を含む問題もあり、今後より完全な形での全線整備を目指し、議員の皆様方と一緒に努力をしていく必要があると、市民の皆様方と一緒に努力をしていく必要があると考えております。
また、現在の景気状況につきましては、12日に発表されました12月の日銀短観によりますと、9月調査時と比べて景気が改善しているとしたところでありますが、先に議会の中でも申し上げましたように、もちろん中央と地方の違いや、短期間での比較ということもあり、一概に言えないところでありますが、このような景気回復の兆しが新年度において確かなものとなることを期待しているところであります。
さて、本議会は、私の今任期における最後の
定例会であります。そして、今議会においても議員の皆様方からたくさんのお言葉や激励、またご批判を賜りました。9月議会におきましては、新世紀の会の山本豊一議員並びに一新会を代表されて新村議員、今議会では市民クラブを代表されて山内議員、それぞれ
市長の政治姿勢についてを質問されたところであります。私は最後まで、ぎりぎりのところで決断をしますと、そして今議会中にその方向、その決断をいたしますというふうに心に決め、またその気持ちで答弁をさせていただいたところであります。なお、一抹の体調における不安がなかったわけではありませんが、人間ドックをきちっと受けました。立候補をするに耐え得るということでありました。また、
黒部市の後援会長とも相談させていただきまして、立候補をするようにという激励を賜りました。いつまでも態度を表明しないというのは市民の皆様方にとっても大変不幸なことであります。私は新しい合併の問題や新幹線の問題や市制50周年に向けてのそれぞれの大きな諸課題に対して果敢に挑戦をしていきたいと心を決めたところであります。
どうぞ議会の皆様方にはいろんなところでご心配、ご不安をかけたりいたしましたが、その気持ちをもって立候補し、市民の皆様方に訴えていくつもりであります。
どうぞ旧に倍しまして、格別なご協力、ご支援、またご叱責を賜りますようお願い申し上げます。
皆様方には、この4年間、そしてこの1年間、合併をはじめいろいろご苦労をかけてまいりました。
黒部市の将来に思いをはせながらのご議論、ご尽力、ともに汗を流しておいでになりました新市における議員の皆様方の定数の減、まさに歴史に残る大英断、大決断であったと私は思います。そのことを市民の皆様方も長く
黒部市の歴史の中にとどめられるであろうと、そんなふうに思います。どうぞ、一丸となってすばらしい21世紀に耐え得る、地方自治をお互いにつくり、市民の皆様方や地区の皆様方の幸せを願っていきたいと思っております。
どうぞ新しい年、皆様方にとりましてすばらしい、希望に満ちた健康な年でありますことを心からご祈念申し上げ、一言ごあいさつにかえさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○
議長(能村常穂君) ご協力ありがとうございました。
午後1時50分より全員協議会を開催しますので、301
会議室にお集まり願います。
ご苦労さまでした。
────────────────────〇───────────────────
上記
会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 能 村 常 穂
黒部市議会副
議長 吉 田 重 治
署名議員 山 本 達 雄
署名議員 木 島 信 秋...