黒部市議会 > 2001-03-01 >
平成13年第2回定例会(第1号 3月 1日)

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  1. 黒部市議会 2001-03-01
    平成13年第2回定例会(第1号 3月 1日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    平成13年第2回定例会(第1号 3月 1日) 平成13年第2回黒部市議会(3月定例会)会議録 平成13年3月1日(木曜日)                              平成13年3月1日(木)                            午前10時開議 第1  会議録署名議員の指名 第2  会期の決定 第3  議案第 2号 平成13年度黒部市一般会計予算     議案第 3号 平成13年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算     議案第 4号 平成13年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計予算     議案第 5号 平成13年度黒部市地域開発事業特別会計予算     議案第 6号 平成13年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算     議案第 7号 平成13年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算     議案第 8号 平成13年度黒部市公共下水道事業特別会計予算     議案第 9号 平成13年度黒部市漁港利用調整事業特別会計予算     議案第10号 平成13年度黒部市公共用地先行取得事業特別会計予算     議案第11号 平成13年度黒部市病院事業会計予算     議案第12号 平成13年度黒部市水道事業会計予算     議案第13号 平成12年度黒部市一般会計補正予算(第6号)
        議案第14号 平成12年度黒部市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)     議案第15号 平成12年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第16号 平成12年度黒部市漁港利用調整事業特別会計補正予算(第2号)     議案第17号 黒部市個人情報保護条例の制定について     議案第18号 黒部市特別職報酬等審議会条例の一部改正について     議案第19号 黒部市税条例等の一部改正について     議案第20号 黒部市乳児、幼児及び妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について      議案第21号 黒部市下水道条例の一部改正について      報告第1号  専決処分の報告について            (20件 提案理由説明・1件 報告) ────────────────────〇────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ────────────────────〇────────────────── 本日の出席議員     20人     1番 伊 東 景 治 君      2番 金 屋 栄 次 君     3番 辻   泰 久 君      4番 中 田 利 次 君     5番 橋 本 文 一 君      6番 牧 野 和 子 君     7番 松 原   勇 君      8番 村 椿 宗 輔 君     9番 山 内 富美雄 君     10番 山 本 達 雄 君    11番 木 島 信 秋 君     12番 中 谷 松太郎 君    13番 吉 田 重 治 君     14番 稲 田   弘 君    15番 岩 井 憲 一 君     16番 新 村 文 幸 君    17番 能 村 常 穂 君     18番 森 岡 英 一 君    19番 山 本 豊 一 君     20番 徳 本 義 昭 君 ────────────────────〇────────────────── 本日の欠席議員    な し ────────────────────〇────────────────── 説明のため出席した者 市長部局 市     長     荻野 幸和 君  助     役     安原 宗信 君 収  入  役     南保 弘幸 君 総 務 部 長     平原 康光 君  民 生 部 長     米澤 信良 君 産 業 部 長     能登 健次 君  建 設 部 長     木島 孝正 君 上下水道部長      森岡 辰清 君  総務部次長総務課長   稲澤 義之 君 民生部次長福祉課長   小柳 龍一 君  建設部次長都市計画課長 本崎  智 君 上下水道部次長水道課長 中谷 三嗣 君  財 政 課 長     名越  誓 君 農政課長        平野 正義 君  秘書広報課主幹     太田 孝雄 君 病  院 市民病院長       高桜 英輔 君  市民病院事務局長    大門 祐則 君 市民病院事務局次長   森家 和哉 君      消防本部 消防長消防監      藤澤 秀光 君 教育委員会 教育委員長       岩田 諦雄 君  教  育  長     西坂 邦康 君 教 育 次 長     櫻井  麗 君 ────────────────────〇────────────────── 職務のために議場に出席した事務局職員   事 務 局 長  宮 崎 勝 昭 君   事務局次長  幅 口 文史朗 君   主     幹  浅 野 芳 幸 君   主   事  能 登 隆 浩 君 ────────────────────〇────────────────── ○(一般質問通告一般質問(代表)  ・1.13年度予算案における3つの基本方針をふ┐     まえた重要施策と今後の課題について   │    (1)借金も財産ということばもあるが、今後│       10年スパンの財政見通し予算編成の│       総括について            │    (2)民間を意識した真の行政改革、熱い鉄を│       どう打つのか            │    (3)増え続ける福祉予算、今後10年の見通│       しと対応について、環境とゴミ対策  │    (4)厳しい農業環境とそれ以上と思える本市│       の漁業の将来について        │    (5)生活に密着した各地区要望対応について│    (6)本市の宅地造成(民間)の現状と大島で│       の宅地造成とのかね合い       │    (7)新世紀の学校教育と教員のあり方(男女│       比率等)について          │    (8)図書館及び学校給食センター建て替え│       について              │    (9)完璧はない、絶対もない中で、より信頼│  一新会       され満足される病院づくりについて  ├……                         │  能村常穂議員                         │                         │  ・2.北陸新幹線について           │    (1)検討委員会の構成について(新川の核施│       設として利害関係のない第3者の参画)│    (2)検討委員会検討項目の明確化と早期立│       ち上げについて           │    (3)近隣市町とのもろもろのスリ合わせにつ│       いて                │    (4)並行在来線取り扱い(日常生活に欠か│       せぬ足であることへの配慮)     │    (5)駅名について            │   3.黒部ルート開放について         │    (1)ルートは日本の宝として開放運動を推 │       進すべきと考える          │    (2)ルートの運営は第3セクターを目指せば│       どうか               │    (3)ルートの安全性向上のためへのかかわり│       について              │    (4)ルート開放連携排砂等、今後の関電に│       対する姿勢について         ┘  ・1.21世紀の黒部市の展望について     ┐
       (1)新幹線問題について         │                         │  日本共産党    (2)行政の広域化について        ├……                         │  徳本義昭議員    (3)農業問題について          │    (4)商店街の再生について        │    (5)医療、介護、保健について      ┘  ・1.市町村合併について           ┐    (1)合併せず、現状でよいのか      │    (2)合併パターンについて        │    (3)合併特例法合併協議会について   │    (4)合併への今後の取り組み       │   2.立山・黒部地区世界遺産登録について  │                         │  新世紀の会    (1)今何故世界遺産の登録か       ├……                         │  伊東景治議員    (2)登録に要する期間や費用       │    (3)登録後の行政や市民のすべきこと   │    (4)登録にむけた今後の取り組み     │   3.循環型社会市環境基本条例について   │    (1)市環境基本条例の制定        │    (2)不法投棄への取り組み処理対策   │    (3)産業廃棄物処理と市の対応      ┘ 一般質問(個人)   ・1.忘れ去られようとしている流水客土事業につ┐     いて                  │    (1)日本で初めて行われた流水客土事業を小│       学校の授業の中で伝えていくことはでき│       ないか               │    (2)流水客土事業の行われた現場の保存につ│       いて                │    (3)流水客土事業の資料が市役所にあるのか├……橋本文一議員       、あるのならば市民に公開してもよいの│       ではないか             │   2.消えようとしている合口用水の水門について│    (1)北陸新幹線の工事によって、合口用水の│       水門と川底の一部が消えようとしている│       ので調査をして保存していくべきではな│       いか                ┘  ・1.市町村合併について           ┐    (1)合併についての意見         │   2.老人対策についつて           ├……村椿宗輔議員    (1)PHS携帯電話の貸与について    │    (2)緊急通報装置の設置について     ┘  ・1.地方分権                ┐    (1)ITの進展と生活構造        │    (2)少子化と福祉財政          │    (3)公共事業地域経済         │   2.環境行政                ├……中谷松太郎議員    (1)ISO−14001認証取得     │    (2)環境型社会形成           │   3.スポーツ振興              │    (1)総合型地域スポーツクラブ      │    (2)駅伝振興              ┘  ・1.男女共同参画社会について        ┐    (1)担当局はどこにおくか        │    (2)男女共同参画宣言都市にしてはどうか │   2.環境問題について            ├……牧野和子議員    (1)家電リサイクル法について      │    (2)不法投棄について          │   3.行政サービスについて          │    (1)各課にキャッチフレーズを      ┘  ・1.黒部市勢の発展について    (1)中小企業者に対する支援策はないか  ┐    (2)黒部市の景気対策はないか      │    (3)市営住宅の建設予定はないか     │    (4)特定公共賃貸住宅の建設について   ├……吉田重治議員    (5)高齢者向けの住宅の建設について   │    (6)「名水の里 黒部」のPRについて  │    (7)ペイオフ対策について        │    (8)預貯金の運用について        ┘  ・1.21世紀の黒部市の展望と進展について  ┐                         ├……金屋栄次議員   2.黒部市職員の人事評価について      ┘              開 会 の 宣 告  午前10時03分 ○議長(岩井憲一君) 本日、3月定例会が招集をされましたところ、ただいまの出席議員は「20人」であります。  定足数に達しましたので、これより平成13年第2回黒部市議会3月定例会を開会いたします。  これより諸般の報告を行います。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  念のため、事務局長に朗読させます。  事務局長。           〔事務局長 宮崎勝昭議事日程朗読〕 ○議長(岩井憲一君) 次に、監査委員から例月出納検査の平成13年1月分の結果報告がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は省略をさせていただきます。  次に、平成13年度富山県市議会議長会定期総会及び市議会議員共済会第80回代議員会の経過について、事務局長から報告させます。  事務局長。 ○事務局長宮崎勝昭君) 命により報告いたします。
     はじめに、富山県市議会議長会定期総会について申し上げます。  去る2月13日、富山県市議会議長会定期総会が富山県市町村会館で開催され、議長及び副議長が出席したのであります。  会長の力示富山市議会議長開会あいさつに続き、昨年8月の臨時総会以降に新たに就任された小矢部市、氷見市、滑川市及び本市正副議長が紹介されたのであります。  続いて臨時総会以降の富山県市議会議長会関係事務報告があり、議案審議に入ったのであります。  まず、平成13年度富山県市議会議長会の予算として、前年度より36万円少ない1,347万8,000円の予算案と、臨時総会、県知事との懇談会、議員研修会開催等事業計画案が提案され、いずれも原案とおり可決承認されたのであります。  次に来る4月26日長野市で開催される北信越市議会議長会定期総会に提出する各市要望議案として、本市提出の「北陸新幹線整備促進」ほか「国道8号バイパス建設促進」、「能越自動車道整備促進」など7議案が提案され、いずれも原案どおり可決、承認されたのであります。  なお、総会提出枠3件の取り扱いについては、正副会長に一任することを了承したのであります。  次に、平成13年度富山県市議会議長会の役員及び全国並びに北信越市議会議長会への役員選出が行われ、本議長会の会長に富山市、副会長に高岡市の議長を再任し、会計監事には新湊市、滑川市の議長を選任したのであります。  なお、本市議長全国市議会議長会地方財政委員会委員に、また北信越市議会議長会交通対策特別委員会委員に選任されたのであります。  最後に、8月下旬に開催する次期臨時総会を高岡市で開催することを決定し、閉会となったのであります。  次に、市議会議員共済会代議員会について申し上げます。  去る2月16日第80回全国市議会議員共済会代議員会が東京都の全国都市会館で開催され、議長が出席したのであります。  はじめに、会長の二之湯京都市議会議長開会あいさつに続き、会議録署名代議員に埼玉県秩父市、島根県松江市の議長を指名したあと、前回代議員会から今日までの役員異動、共済金の給付決定状況が報告されたのであります。  また、平成12年4月から9月までの上半期の経理状況が報告されたあと、会計監事の河野杉並区議会議長の監査報告を受け、いずれも報告どおり承認されたのであります。  続いて議案審議に入り、地方公務員等共済組合法の改正に伴い、共済掛金の標準となる議員の標準報酬月額の最高、最低限度の引き上げを要旨とした、定款の一部変更の専決処分並びに中央省庁等改革による自治大臣を総務大臣に名称を改める定款の一部変更について、原案どおり可決承認したのであります。  次に、平成13年度の財源率、給付の見込み、情報処理計画等事業計画案並びに退職、遺族年金の支給を主とした総額301億4,197万円の予算案が提案され、いずれも原案どおり可決承認されたのであります。  なお、平成13年度年金給付の予定計算では、在職議員数1万9,220人に対し、年金受給者が2万7,085人となり、収支において43億7,605万円の収入不足となるため、前年度に続き積立金の取り崩しをすることとしております。  また、現行制度をこのまま維持した場合、平成32年度には現在の積立金が枯渇する見込みになるものと推計されております。  以上のような状況を踏まえ、年金制度を長期的に安定した制度とするための具体的な方策を検討するため、新たに地方議会議員年金制度検討会の設置と、政府に対し、今後公費負担率引き上げ等を求めていくことを確認し閉会したのであります。  以上、議長会関係の報告といたします。 ○議長(岩井憲一君) 以上で「諸般の報告」を終わります。 ────────────────────〇──────────────────                開       議  午前10時12分 ○議長(岩井憲一君) これより、本日の会議を開きます。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第101条の規定により、「山本達雄君」、「木島信秋君」を指名いたします。 ────────────────────〇────────────────── ○議長(岩井憲一君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月21日までの「21日間」といたしたいと思いますが、 これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩井憲一君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は「21日間」と決定いたしました。 ────────────────────〇────────────────── ○議長(岩井憲一君) 次に日程第3、「議案第2号から報告第1号まで」、以上21件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、荻野幸和君。              〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) おはようございます。  「雪が霙になり霙が雨となると黒部は春だ その春は晩いが どつと来て一時に賑やかになる 山毛欅楢かい山さくらの芽吹きがささやきあい鶯目白頬白口山雀鴨などの小鳥の囀りがあかるい とはいえ黒部は決してそのようにエレガントではない 黒部の自然はきびしい 山は冷厳に哲理を黙示し 水は澄明なエスプリに叡智を示唆する 黒部はダイナミックである そしてまたクールでもある 黒部は生きているその自然は永遠に不易であらねばならぬ」  郷土の田中冬二さんの一節であります。そのような春を間近に迎えました。  本日ここに平成13年第2回黒部市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、平成13年度予算案をはじめとする市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  議案の説明に先立ちまして、市政の概要についてご説明を申し上げます。  まず、国の動きについて申し上げますと、近年の少子・長寿、国際、高度情報化などの急速な進展により、我が国の経済社会構造が大きく変化している中で、国民生活にとって重要な課題や内外の諸情勢に行政が機敏に対応していくことが、より強く求められてきております。  本年1月6日からスタートした中央省庁等の改革は、このような要請に応え、21世紀の我が国にふさわしい行政システムを構築するため、行政における政治主導を確立し、内閣総理大臣がリーダーシップをより発揮できるよう、1府22省庁から1府12省庁に再編へされました。また、同時に開かれた透明な政府の実現を目指すとともに、事務・事業の見直しや国家公務員定数の削減などによる行政のスリム化、効率化を行うものとされております。  21世紀のスタートであり、省庁再編のスタートでもあります本年は、景気回復をはじめとした国内外に数々の問題が山積しており、政府には輝かしい21世紀を目指し、日本国の繁栄と国民の幸せの実現に向けて英断と実行を強く望むものであります。  また、本市におきしまても、社会経済情勢の変化や活力に満ちた魅力ある地域社会を築くため、市民の多様な行政ニーズに即応した行政運営全般にわたる不断の点検を行いながら、簡素で効率的な行政運営を目指し、地方分権時代にふさわしい行政システムの確立と改革を推進してまいります。  次に、北陸新幹線について申し上げます。  昨年12月18日、政府与党の申し合わせにより、整備新幹線取り扱いについて、新たな着工区間として上越・糸魚川間並びに新黒部・富山間を加え、長野・富山間はフル規格化し、今後12年強後の完成を目指すこととされました。  これにより、現在、暫定で認可を受けておりますスーパー特急方式がフル規格に格上げされたことになります。このことは、北陸新幹線全線整備に向けての大きな前進であり、誠に喜ばしい限りであります。  また現在、長野・富山間につきましては、認可条件でありますJRの同意並びに並行在来線の経営分離について、沿線市町村及び経済界の意見等の取りまとめが行われております。  市といたしましては、これまでと同様、南越までの認可や全線整備に向けた運動を県及び沿線自治体と連携しながら、政府等関係機関に対し強く展開してまいるとともに、新駅の開業に併せた駅周辺整備等につきましても地元関係者をはじめ、日本鉄道建設公団や富山県等の関係者で構成する「検討会」を設置しながら、十分調査研究し、計画的に進めていく必要があるものと考えており、議員各位のさらなるご支援とご協力をお願い申し上げるものであります。  次に、スポーツ関係について申し上げます。  1月14日に地元YKKサッカー部が、第24回全国地域リーグ決勝大会において、第2位の好成績を収め、アマチュアサッカー界の最高峰でありますジャパンフットボールリーグへの昇格を見事決定いたしました。この昇格は、県内においてアローズ北陸に次ぐ快挙であります。  また、同じくYKK女子ソフトボール部においても、日本女子ソフトボールリーグにおいて3部から2部への昇格を決めており、トップ・アスリートとしての今後の両チーム選手、監督の皆さん方の活躍に大きな期待を寄せるものであります。  このような中、本年は、昨年の「2000年とやま国体」において最高に盛り上がったスポーツに対する関心をより高め、「アフター国体」として、さらなる「スポーツ健康都市黒部」の飛躍の年となるよう、全日本中学生空手道選手権大会や、日本女子ソフトボールリーグ1部、北信越国民体育大会バレーボール競技富山県民体育大会開会式をはじめとする各種スポーツ大会等を積極的に開催するとともに、「市民ひとりスポーツ」の推進を図っていく所存でありますので、議員各位、市民の皆さんの協力と理解を心からお願い申し上げるものであります。  次に、平成13年度予算編成基本方針について申し上げます。  まず、経済情勢でありますが、我が国経済は、1999年4月を景気の谷として景気拡大の局面にあると言われております。しかし、本年2月8日に発表された、2000年7−9期における国内総生産の改定値では、実質で前年比0.6%のマイナス成長となったところであります。また、今日まで長期にわたり世界経済を牽引してきた米国経済が減速の兆しを見せはじめたことや、株価の低迷など経済の不透明感が増してきております。  このような経済状況下にあって、政府は我が国経済を、自立的な回復軌道に確実に乗せるため、平成12年度補正予算や13年度予算案において、引き続きIT革命の推進をはじめ「日本新生4分野」などを重点とした施策を着実に推進しようとしております。加えて、省庁再編の趣旨を生かして施策の融合や事業間の連携を図ることにより、21世紀にふさわしい社会経済体制を速やかに整備し、日本再生の足取りを確かなものにしていただきたいと期待をいたしているところであります。  一方、本市の経済状況は、受託単価の低迷や売上高の伸び悩みなど、依然、厳しい状況下にあります。しかし、幸い市内企業においては、雇用が安定的に推移をしており、今まで培われてきた地域の底力が遺憾なく発揮されているものと、大変心強く思っております。市民の皆さんや企業の皆さん方の日頃の努力に心から感謝と敬意を申し上げるものであります。  市といたしまても、経済対策に積極的に取り組みますとともに、新しい事業が芽生える支援施策を展開し、1日も早い経済的回復を図ってまいりたいと考えております。  平成13年度の市の予算編成にあたっては、国・県の予算や地方財政計画を勘案するとともに、個人・法人市民税の伸び悩みなど、依然、そして厳しい財政環境下の中で、「市民のニーズに積極的に応える」ことや、「行財政改革大綱に基づき財政の健全化を図る」ことや「将来のプロジェクト事業に備える」こと等を念頭に、市総合振興計画に基づき、少子・長寿、情報化社会への対応や身近な社会資本の整備、市民の生命・財産を守る施策の展開に重点を置いたのであります。  また、あらゆる経費について徹底した見直しを図り、行政の効率化と経費の節減に努めながら「集中と選択」を基本に積極的な予算編成を行い、21世紀において「名水の里・住みよい黒部」の実現を目指し、さらに発展するための基礎となる予算編成に努めたところであります。  以上の方針に基づき編成いたしました平成13年度予算規模は、一般会計では158億3,800万円で対前年度比0.4%の増となりました。8特別会計、2企業会計を合わせた総予算額は360億1,042万4,000円となり、対前年度比0.8%の増となるのであります。  以下、総合振興計画における4つの基本目標に向かって、施策の一端を申し上げてまいります。  基本目標の第1は、「健康で心豊かな人をはばくむ」施策についてであります。  まず、市民の健康を守る施策について申し上げます。  生涯にわたって、心身ともに健康であることは、幸せな人生を送るための基本となるものであります。市民一人ひとりが「自分の健康は自分で守り、つくる」という意識の高揚が最も大切であります。  このことから、引き続き保健センターを中心とした健康づくりボランティア組織の充実を図り、母子保健や健康相談、健康診査の受診率向上、機能訓練教室の充実・拡大など、トータルヘルスの確立を目指すとともに訪問指導の強化を図り、寝たきり・痴呆予防や健康診査などのアフターフォローの充実に努めてまいります。  市民病院の運営につきましては、新川医療圏の中核病院として、常に住民の皆さん方から信頼され、満足される病院づくりを基本理念に、地域医療の確保と、医療水準の向上に努めているところであります。  本年度は、放射線総合治療機器の更新など、高度医療機器等の充実や数年後の電子カルテの導入を目標とした総合医療情報システムの整備により、さらに質の高い医療に取り組んでまいります。  また、外来棟の部分改修により、「明るい、分かりやすい、親しみのある」病院を目 指します。なお、民間委託の推進や情報の共有化、高水準のチーム医療を目的とし た「クリティカル・パス」の充実をはじめ、薬の待ち時間短縮、服薬指導の充実を図るための院外処方箋の発行率の向上、地域災害拠点病院としての機能充実のための調査などに積極的に取り組んでまいります。  国民健康保険事業につきましては、将来にわたり安定した運営を維持していくことが極めて重要であります。引き続き受診の適正指導や人間ドックへの助成など、予防と健康づくりを進める一方、保険税の収納率向上に努め、健全財政の保持に取り組んでまいります。  また、本年4月から新たに出産費用資金貸付金制度を創設し、出産に伴う一時負担の軽減を図ることといたしております。  次に、心のかよう福祉の充実について申し上げますと、やさしさと思いやりあふれる福祉社会の実現に向け、家庭、地域社会、行政が相互に役割を分担し、連携を図る取り組みを進めていく必要があります。  このため、社会福祉協議会を中心とした、福祉関係団体の活動やボランティア活動の育成に引き続き支援し、民間と行政が一体となった地域福祉体制の確立に努めてまいります。  障害者福祉対策につきましては、ホームヘルプサービス、デイサービス事業の充実や、介護手当、福祉金の給付など、引き続き生活支援に努めてまいります。  また、障害者の皆さんが社会の一員として日常生活を営み、その能力を発揮できるよう、ノーマライゼーション社会の構築を目指すとともに、作業訓練や生活指導を行う福祉作業所やボランティア活動に対し支援してまいます。  なお、新たな制度として、自動車運転免許取得費や、グループホーム建設事業に対しましても支援してまいります。  児童福祉につきましては、次代を担う子供たちを安心して産み育てる環境づくりを目指し、引き続き多様な保育サービスの提供と子育て支援の充実に取り組んでまいります。  なお、三日市保育所につきましては、子育て支援室や一時保育室の併設など、今後の保育事業のモデルとなるよう様々な機能を備えるとともに、公園と川を一体的に取り込んだ自然豊かな環境の中に立地させようとするものであります。  また、児童手当支給制度につきましては、所得制限の大幅な緩和により、支給対象者を拡大することといたしております。なお、乳幼児の通院医療費助成制度を5歳未満児から未就学児へ拡大し、合わせて償還払い方式から現物支給制度へ変更することとし、子育て負担の軽減に努めてまいります。  一方、核家族化と女性の社会進出が進むにつれ、子供の孤独化が深刻な問題となってきております。これらの解消策と児童健全育成を図るため、地域ボランティアの協力を得ながら学童保育の拡充に努めてまいります。  母子(父子)福祉につきましては、引き続き就学、福祉資金の融資や医療費助成を行ってまいります。  次に、高齢者の福祉と生きがいづくりについてでありますが、長い人生を健康で生きがいをもって過ごせるような活力に満ちた長寿福祉社会を実現することが極めて重要であります。  昨年4月に施行されました介護保険制度の理念は、以前からも申し上げておりますように、先輩の皆さん方に「尊厳ある人生を送っていただくため、みんなで手助けをしていく」ものと考えております。このため、市民の皆さんには介護保険料として負担をお願いするものでありますが、より一層の理解と協力をお願いするものであります。  また、介護保険業務の広域化による効果費用分をそれぞれ構成市町が拠出し、介護保険基盤の一層の安定とサービスの充実に努めてまいります。  なお、新たな支援措置として、徘徊高齢者検索サービスや家族介護慰労金の支給を行い家族介護の支援に努めてまいります。  一方、介護保険に認定されない方々への対策といたしまして、介護予防や生活支援の観点から、サービスの低下をきたさないよう引き続き配慮してまいります。  生きがい対策といたしましては、地域での交流を促進するため、引き続き老人クラブや敬老会開催への助成を行うほか、高齢者の皆さんがもっておいでになります能力を発揮してもらうため、シルバー人材センターの活動にも支援してまいります。  次に、生涯学習の推進についてであります。  市民が「いつでも・どこでも・誰でも・気軽に」生涯にわたって学習をしたり、ボランティア活動に参加することができる、潤いとゆとりのあるまちづくりを目指し、公民館や図書館などの社会教育施設の充実と生涯学習活動の推進に努めてまいります。  市民を対象にしたIT講習会の開催や、児童生徒が市民憲章を深く理解するための推進事業費を計上いたしました。  また、新川広域圏テレトピア計画に基づき進めてまいりました図書館情報システムの稼働により、利用者へのサービス向上と近隣市町との連携や学校との相互利用の促進に努めてまいります。  学校教育につきましては、近年いじめや不登校、学級崩壊など、大きな社会問題になっております。これからの課題を克服するためには、子供たちが豊かな心を持ち、個性や創造力を発揮しつつ、主体的に「生きる力」を育むことが大切があります。  このためには、学校、家庭、地域の協力関係が最も大切なことであります。この連携を円滑に進める協力者として「心の教室相談員」や「学校問題調査指導研究員」を引き続き配置し、日々の学校内での児童・生徒の養育を充実させてまいりたいと考えております。  また、平成14年度からはじまります「総合的な学習」の研究費のほか、長期間の入院児童の教育に資するため、魚津教育事務所管内で初めて市民病院内に学級を開設する費用を計上いたしました。  さらに、地域ぐるみで心の教育を実践するため、校外体験活動を行う、「社会に学ぶ14歳の挑戦」事業を市内3中学校の2年生全員を対象に引き続き実施してまいります。
     また、小学生に農作業を通じて作ることの喜びを知ってもらうため、学校農園普及推進事業を計画をいたしております。  進展する国際化や情報化社会に対応するため、引き続き外国青年による語学や国際感覚を養う教育を進めるほか、各教室からインターネットに接続できる環境整備を行い、児童・生徒の情報活用能力を高めてまいります。  学校施設につきましては、三日市小学校の建設に当たり地域に開放された学校とするための調査費や、その調査結果に基づいた実施計画に着手するほか、その他の教育施設の整備を計画的に進め、安全かつ快適な教育環境づくりに努めてまいります。  幼稚園での3年教育実施につきましては、引き続き全幼稚園を開園し、幼児教育のさらなる充実に取り組んでまりいます。  学校給食につきましては、食中毒の予防対策を最重点に、施設設備の改善や衛生管理に万全を期してまいります。  次代を担う青少年が心身ともにたくましく成長できるよう、家庭、地域社会、行政の有機的な結びつきの形成に取り組むほか、青少年の健全育成のための事業費や、メーコン市の高校生との国際交流事業、組織や仲間づくりなど、青少年自身の様々な活動を支援してまいります。  女性の社会参加・参画機会の拡大を図るため、引き続き女性セミナーの開催や研修事業に支援するほか、女性施策推進の総合的指針となります「くろべ男女共同参画プラン」の推進に取り組んでまいります。  また、女性の海外研修事業に対する支援のほか、各種団体の育成に努めてまいります。  次に、芸術文化の振興について申し上げますと、市民の意識や価値観が物質的充足から生活の質へと変化する中で、市民の芸術文化に対する欲求がますます高まっております。  このため、市民の芸術文化活動の拠点施設である国際文化センターをはじめ、吉田科学館、美術館など文化施設において市民参画の自主企画事業を積極的に支援してまいりたいと思っております。  また、第九コンサート開催、第5回世界自然野生生物映像祭、芸文協15周年記念事業に対する支援、市民が郷土の歴史に触れてもらう貴重な財産ともいえる文化財・郷土資料の保存、伝承にも努めてまいります。  次に、スポーツ振興についてであります。  健康で活力ある市民の育成を目指し、生涯を通じてスポーツ、レクリエーションに親しめる環境整備が重要であります。  このため、国のメニュー事業であります総合型地域スポーツクラブ事業を継続し、スポーツの日常化と愛好者の拡大など地域スポーツ活動の基盤づくりを進めるほか、体育施設の整備充実に努めてまいります。  また、市民クラブチームでありますアクアフェアリーズの活動支援を引き続き行うことといたしております。2000年とやま国体秋季大会の経験を、今後のスポーツ振興に生かしながら、市民1人1スポーツを目指してまいります。  国際化への対応につきましては、引き続き国際交流員による市民意識の国際化と、海外姉妹都市との交流を通じまして国際感覚豊かな人材育成に努めてまいります。  本年度は、根室市、メーコン市との姉妹都市提携25周年の記念すべき年であります。また、根室市とのスポーツ交流は第19回目となります。  今後とも、両市との友好とさらなる発展を期し、市民の皆さんの積極的な参画のもと記念事業や交流の促進に努めてまいります。  次に、基本目標の2つ目であります「いきいきとした豊かな都市をめざす」施策についてであります。  はじめに、地域の特性を生かした産業の振興について申し上げます。  豊かな市民生活を支え市政の発展を図るためには、農林水産業や商工業等産業の活性化を促し、本市経済の調和のとれた振興を図ることが重要であります。  まず農業の振興についてでありますが、今や農業は生産するだけの時代から、特産品のブランド化や販路拡大などマーケティングが重視される時代に移り変わってきております。  稲作を基幹作物とする本市農業も、この大きな時代の流れの中で農業を経営としてとらえ、市場や流通ルートの開拓、経営のあり方を身につけていくことが重要な課題であると考えております。  このため、農業関係団体との連携をさらに密にし、経営管理能力の向上のため、複式簿記講習会の開催や、市場開拓、農地の流動化、集積の促進を図るとともに、農業経営者を育成するための農業大学派遣制度を創設いたしました。  そのほか、農業担い手の育成と集落営農を推進し、生産体制の確立強化に取り組んでまりいます。  また、汚染土壌の復元をはじめ、各種土地改良事業や中山間地域における生産基盤や生活環境の整備を進め、省力化農業と農用地の保全に努めてまいります。  一方、水田を利用した土地利用型農業の活性化を図るため、本市特産野菜である「黒部川白ねぎ」や消費者ニーズに沿った米、麦、大豆等の生産拡大に取り組んでまいります。  そのほか、ネギ選別機改修事業や大豆共同乾燥施設整備事業、水稲生産の省力化事業に対し支援をしてまいります。  畜産振興につきましては、全国的にも知られるようになった「舟田牛」や「名水ポーク」を育んだ基盤をさらに確かなものにするため、引き続き施設や環境整備に対して助成しますとともに、優良な種豚、素牛の導入に支援してまいります。  林業の振興につきましては、担い手の育成と作業の高度化を図るとともに、造林事業や林道整備を計画的に進め、森林の持つ公益機能の維持と災害防止に努めてまいります。  このほか草刈十字軍制度の導入により、環境に優しい山林の保全や育成に努めてまいります。また、山間部での野猿の生態、被害調査を行い、今後の被害防止対策に活用してまいります。  水産業の振興につきましては、漁業従事者の育成や、近代化への支援など漁業生産体制の充実を図るとともに、漁港施設の整備に取り組んでまいります。  次に、商工業の振興について申し上げます。  景気は緩やかな改善基調にあるとはいえ、市内の中小商工業にとりましては、価格破壊等による競争の激化、あるいは規制緩和等による大型店の進出などから、依然、厳しい状況下にさらされております。  このことから、商工会議所、中小企業相談所をはじめ、職業能力開発センターとの緊密な連携を図りながら金融対策をはじめ、新産業分野への開発と販路開拓や情報提供の充実などを図るとともに、商店街の空洞化防止対策としての空き店舗対策や、創業支援調査事業等に支援してまいりますほか、設備投資における融資保証料の助成制度の創設など、経営基盤の安定と体質強化に努めてまいります。  さらに、犬山地内における企業団地造成事業を進め、良好な企業立地基盤とまちづくりの整備に努め、明日の黒部づくりに取り組んでまいります。  長引く景気の低迷と企業構造の再構築により、完全失業率は少しづつ改善されているものの、高い水準で推移するなど、雇用、労働環境は、依然、厳しい状況にあります。  このため、関係機関との連携をさらに密にし、就職情報の提供や就職セミナーの開催など、雇用の安定と勤労者福祉の向上に努めてまいります。  特色ある観光づくりにつきましては、これまで観光協会を中心に、観光資源やPRの方法など、調査研究をされてまいりましたが、今年度は、2泊3日の観光ツアーの実施により黒部の観光資源や問題点を調査してまいります。このほか、観光ボランティアの育成に対し、支援してまいります。  また、祭りとイベントを集約した「市民まつり」を本年度から本格的にスタートさせるため、昨年実施したプレイベントの経験を参考にしながら取り組んでまいりたいと考えております。どうか市民の皆さんの積極的な参加と協力をお願いするものであります。  さらに、2000年とやま国体の開催に併せ、黒部市の豊かな自然や新鮮な山海の味覚、豊富な水資源のPRに努めてまいりましたが、引き続き「名水の里 住みよい黒部」を内外にアピールしてまいります。  次に道路、交通、情報体系の整備について申し上げます。  まず、北陸新幹線につきましては、冒頭でも申し上げましたとおり、12年強後で富山までフル規格で建設されることが政府与党で決定となり、このタイムスケジュールに基づき整備を進めてまいります。  本年度は、駅舎や駅周辺の整備、そのほかアクセス手段等について、県や鉄建公団、地元対策協など関係団体、場合によっては近隣市町も含めた検討会の中で調査研究をしてまいります。  道路網の整備につきましては、都市計画道路南線や前沢植木線など市内基幹道路の早期完成と、重要かつ緊急性の高い生活に密着した道路の計画的整備に努めてまいります。  また、国道・県道など広域的な道路の整備につきましては、沿線住民の皆さんの理解と協力を得ながら、早期完成に向けて事業促進を関係機関に強く働きかけてまいります。  国道8号バイパスにつきましては、新黒部大橋が橋梁上部の桁工事が完了し、入善町東狐・古御堂間の平成14年度暫定供用に向けて整備促進を図ってまいりますほか、平成10年度において事業化となった中新・魚津間をはじめ市内全区間の1日も早い完成を目指し、地元の皆さんとの協議を積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、より一層の理解と協力をお願いするものであります。  魅力的で住む人にとってやさしい市街地の整備を図るため、引き続きバリアフリーを意識した三日市保育所周辺土地区画整理事業を計画的に進めてまいりますほか、長寿社会と核家族化の進展により、高齢者等の移動手段の確保が急務となってきております。高齢者等が比較的容易に移動が可能になる、身近な交通環境の整備を図るため、引き続きコミュニティ交通の調査研究に取り組んでまいります。  日々進展する高度情報化技術を暮らしの中に取り入れ生かしていくために、引き続きCATVやインターネットの商業利用など、地域情報化の調査研究を関係団体とともに進めてまいります。  次に、基本目標の3つ目であります「住みよいゆとりある生活環境をつくる」施策についてであります。  名水の里づくりは、本市の永遠の命題であります。水を生かしたまちづくりをさらに進めるため、常に水を意識した事業展開を図るほか、引き続き桜づつみ事業や河川環境整備など、新たな水辺空間の創出と、生活排水対策の整備による水辺環境の保全に取り組んでまいります。  公園・緑地の整備につきましては、快適で潤いのある日常生活を送られるよう、総合公園をはじめ市民が身近に利用できる公園や広場の整備を推進してまいります。  緑化の推進につきましては、地域の花づくり事業や学校等の緑化事業を推進するとともに、関係団体とタイアップした「花いっぱい運動」を積極的に展開してまいります。  次に、生活環境の整備について申し上げますと、日頃から市民の皆さんが積極的に地域美化活動に取り組んでいただいていることは、市民一人ひとりが郷土を愛する心と環境美化に対する意識の高まりによるものと深く感謝を申し上げるものであります。  市といたしましては、今後とも、地域ぐるみの河川海岸清掃や「ゴミ0デイ」運動などを通して、美しいまちづくりに努めてまいります。  家庭生活や事業活動から排出される一般廃棄物は、全国的に増加の一途をたどっており、ごみを処分する形態からごみを資源として活用する形態へと変換させていくことが社会的に求められております。  こうした中で、ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、これまで市民の皆さんの格別な理解と協力により、年々その効果が高まってきております。  さらに本年度からは、容器包装リサイクル法等の完全施行により、新たに紙容器・プラスチック容器の資源回収を行い、合わせて従来からの可燃、不燃物の収集体制や古紙類、アルミ缶などの資源回収体制の見直しに取り組んでまいります。  そのほか、PTAや地域での資源回収活動につきましては、従来同様支援してまいります。  公害対策につきましては、過去の事故などを教訓に大気汚染や水質汚濁、振動騒音など、公害監視体制のより強化充実を図り、公害の未然防止に努めてまりいます。  住みよい居住環境づくりについて申し上げますと、住宅、宅地対策につきましては、引き続き住宅相談事業や民間住宅開発の誘導を推進いたします。また、新たに市内の住宅需要についての調査費や、大島地区での住宅団地造成に向けての推進費を計上いたしております。  昭和63年度から鋭意進めてまいりました、第3次水道統合整備につきましては、平成12年度末で完了し、普及促進事業として、今後の上水道のエリア拡大に対応してまいりたいと思っております。また、神谷地区において、未普及地域解消事業として、上水道接続に努めてまいります。  さらに引き続き老朽管の更新や漏水対策を進め、「強くてやさしい、安心できる水」の供給に努めてまいります。  下水道につきましては、平成11年度末、公共下水道と農業集落排水施設を合わせた普及率47.1%、これに合併処理浄化槽を含めると52.9%になり、市内の半分強が整備されたことになります。  今後とも事業認可区域内の面整備を重点的に進め、水洗化の普及を図るほか、新たに荻生・若栗地域への整備に取り組んでまいります。  一方、処理水量の増加に伴い、年々増大する汚泥の資源化、有効利用を図るとともに、経費の抑制に努めてまいります。  次に、暮らしの安全を守る施策について申し上げますと、市民の生命や財産を守ることはもちろん、日常生活を営むうえで、常に安全で、安心して、安定した暮らしを確保することは、行政に課せられた大きな責務でもあります。  未曾有の大被害を起こした、先の「阪神淡路大震災」から6年が経過し、我々住民の災害に対する意識が希薄化しつつある中で、有珠山や三宅島での噴火は、改めて災害の恐怖を思い起こさせました。   まず、防災対策につきましては、「黒部市地域防災計画」に基づき「防災は地域 から」を基本に、引き続き自ら守り、助け合う自主防災組織の育成と住民意識の高揚に努めてまいります。  さらに、平成8年11月、県防災計画の一環として、地域災害拠点病院に指定された市民病院につきましては、災害拠点病院としての整備や医療スタッフの充実など、災害に備えた基盤づくりを進めてまいりますほか、防災公園(メディカルゾーン)の基本計画の調査に取りかかることといたしております。  消防活動につきましては、引き続き火災予防の呼びかけや防火研修、訓練等により、防火防災意識の高揚に努めてまいります。  また、人の命を守るための救急活動につきましては、引き続き救急救命士の養成に努めるとともに2台目の高規格救急車を導入し、救命蘇生率の向上や、救急救護の訓練指導に努めてまいります。  また、消火栓の設置など消防水利の確保と消防力の増強に努めるほか、地図検索システムの活用による初期出動の迅速化に取り組んでまいります。  全国的に交通死亡事故が増加するなか、昨年の富山県内では事故件数は前年を超えたものの、死亡者数は92人で7.1%の減少となりました。しかし高齢者の死亡事故は、52.2%と依然増加する傾向であります。  本市におきましては、県内の状況と同様、件数では微増しておりますが、死傷者数とも一昨年と比較して減少いたしております。このことは関係機関の日頃からの安全教育、指導等のたゆまぬ努力の現れであるものと深く感謝するものであります。  今後とも、各機関との連携をより強化し、正しい交通ルールやマナーの向上、安全教育の指導、啓発を行い、悲惨な交通事故の撲滅に取り組んでまいります。  また、昨年4月から義務付けられましたチャイルドシートの購入に対し引き続き助成し、乳幼児の事故防止と安全意識の高揚に努めてまいります。  防犯対策につきましては、発生件数では増加しており、特に自動販売機荒らしなどの窃盗事件が増えております。引き続き関係機関と地域が連携協力し、さまざまな取り組みの中で犯罪の未然防止に努めてまいります。  治山・治水対策につきましては、平成10年の大谷ダムに続き、宇奈月ダムは現在試験湛水中でありほぼ完成いたしております。これまでご尽力をいただいた関係各位に心から感謝を申し上げるものでございます。  しかし、本市にはまだ多くの急峻な地形や中小河川があり、常に危険性が潜在しております。住民の不安を解消し、生命と財産を守るため、引き続き河川改修や急傾斜地崩壊対策、砂防事業等を進めてまいります。  さらに海岸における浸食と災害を防ぎ、市民の憩いの空間形成を図るため、離岸堤や護岸堤など海岸防災対策の整備を引き続き国・県と関係機関に強く働きかけてまいります。  次に雪対策についてでありますが、今年1月には10数年ぶりの豪雪に見舞われ、市民生活に多大な影響が生じました。  ひとり暮らし世帯の屋根雪おろしや冬期間の安全で快適な生活を確保するため、雪に負けないまちづくりを目指し、融雪施設等の計画的な整備や、道路除排雪体制の確保と地域ぐるみ除排雪活動を推進してまいります。  次に、第4の基本目標であります「計画を効果的に推進する」施策について申し上げます。  地方行政は、住民の意識や要望等を的確に把握し、それぞれ主体性と独自性を発揮しながら、住民参加から、住民が参画する開かれた行政運営が求められております。  第6次総合振興計画は、平成14年度で完了するため、新たな総合振興計画を策定するため、市民ニーズの把握や今後の市勢発展のための調査などを開始することといたしております。  また、今後も行政運営の透明性を向上させるため、適時、的確な広報公聴活動と、プライバシーの保護、管理に十分配慮した情報公開を推進し、市民にわかりやすい計画市政を進めてまいります。  経済的充足や核家族化の進展により、地域の連帯感が希薄化するなか、地域への愛着心や魅力を高め、活力を生み出す自主活動を促進するため、引き続きコミュニティ活動や集落公民館等の施設整備に支援をしてまいります。  都市化の進展、交通体系の整備などを背景として、広域的な日常圏が形成されつつあります。これらのつながりを基盤に、圏域の地域振興につながる行政課題を実現するため、新川広域圏事務組合や、新川地域介護保険組合の中で、広域行政の推進を積極的に取り組んでまいります。  最後に、効率的な行財政運営の推進について申し上げますと、社会経済情勢の変化に即応した、簡素にして効率的な行政運営を基本理念とした中央省庁等改革による省庁再編が、今年1月から新体制に移行したところであります。  また、地方分権一括法の成立により、地方分権の推進が実行の段階を迎える中で、我々地方自治体は自らの創意工夫、計画立案、適切な行財政の運営を、いままで以上に追求していかなければならない立場に置かれたということになります。  このような状況の下、平成13年1月に改定された「黒部市行政改革大綱」に基づき、地方分権にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立するため、事務事業や組織・機構の見直し、定員管理・給与の適正化、民間委託の推進などのほか、歳入の確保や市債残高の削減に対する目標値の達成に向け、行財政運営全般にわたる改善に取り組んでまいります。  そのほか、効率的な行財政運営を行うため、合併を念頭に置いた行政圏の再構築に向けた調査研究に取り組んでまいります。  また、職員の資質のより一層の向上を図るため、絶えず自己研鑽、自己啓発を提唱し、一人ひとりが自覚と責任のもと、常に「市民に役立つ仕事」、「行政もサービス産業であるという意識」の経営感覚を養うよう、高度・専門的な研修等を積極的に推進してまいります。  以上、施策の一端について申し上げましたが、これらの施策を推進するための財政状況について申し上げます。  まず、市財政の根幹をなします市税につきましては、景気低迷による所得の伸び悩みと減税政策の継続により、個人市民税は若干減少し、法人市民税では前年度当初予算に対し、約1億920万円の減収になるものと見込んでおります。  一方、固定資産税では、新増築家屋等の増加により1.5%増、市税収入全体では、前年度当初見込みに対し、1.4%増の63億4,967万5,000円を見込んでおります。  譲与税につきましては、8.7%の増加が見込めるものの、交付金につきましては、地方財政計画等に基づき算定した結果、4.6%減の8億450万円、また普通交付税は従来からの制度が改正され、交付税特別会計で不足する地方負担分の半分を市債である臨時財政対策債に振替わるなど10.3%減の22億8,500万円となり、特別交付税と合わせた地方交付税は8.6%減の27億8,500万円を見込んでおります。  市債につきましては、公共事業費等に伴うものが9億8,600万円となり、目標といたしております10億円以内に抑えましたが、国の制度による減税補てん債や臨時財政対策債は2億5,900万円で、これらを合わせました市債発行額は12億4,500万円となり、将来の財政負担を視野に、有利な起債の活用と市債残高削減を図るため、必要最小限の発行に努めたところであります。  国・県補助金等につきましては、財政構造改革による削減や一般財源化により、大変厳しい状況でありますが、財源確保に引き続き努力してまいります。
     以上のような財政状況や、今後の財政見通しを踏まえながら、財政調整基金等の繰り入れによって財源調整を行い、住民福祉の向上と社会資本の整備充実に努めてまいる所存であります。  また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰り入れをもって財源調整を行ったところであります。  以上、平成13年度の予算概要を申し上げましたが、市民並びに議員各位のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げるものであります。  次に、平成12年度補正予算について申し上げます。  まず、一般会計補正予算についてでありますが、今回補正をいたします主なものは、国・県の補助決定によるものや篤志寄附の受け入れ、起債の決定による財源更生であります。  補正額は1億1,141万5,000円でありまして、補正後の予算総額を164億9,171万8,000円とするものであります。  国・県補助事業としては、介護予防拠点施設整備費、児童扶養手当給付システム整備費、農地流動化促進事業費や経営構造対策事業費、そのほかIT関連設備整備費であります。  また、単独事業の追加といたしましては、新幹線整備事業費や十二貫野地区用水改良事業費の追加に伴う負担金、くろべ工房の通所訓練施設として使用します施設整備費、乳幼児・妊産婦医療助成事業費の追加、村史出版助成金、そのほか特別会計への繰出金の追加であります。  篤志寄附によるものといたしましては、教育文化振興基金への積立金を寄付者の意向に沿って計上いたしました。  歳入では市たばこ税で、当初見込みより相当大幅な増収が見込まれますので、追加補正をいたしました。  また、経済対策や、地方財政対策として措置された有利な起債の活用を図り、財政調整基金繰入金等を含めた財源更生を行うものであります。  繰越明許費は、国や県の補正事業や市単独事業の年度内完成が困難な事業を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  債務負担行為につきましては、国庫債務負担事業を受けてのものであります。  次に、特別会計の補正について申し上げますと、老人保健医療事業特別会計の補正は、医療費の増加に伴う追加でありまして、補正財源は国・県負担金や交付金のほか繰入金を充当しようとするものであります。  公共下水道事業特別会計では、国の補正に伴う追加補正であります。  繰越明許費につきましては、処理場や管渠整備費で年度内完了ができない事業について、次年度に繰り越すものであります。  漁港利用調整事業特別会計では、1月の波浪で被害を受けた浮き桟橋修繕費であります。  次に、予算以外の議案について申し上げます。   条例関係といたしましては、制定するものといたしまして「黒部市個人情報保護 条例」、一部改正するものといたしましては「黒部市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例」ほか3件を提出いたしております。  このほか報告事項といたしまして、「専決処分の報告について」であります。  以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げましたが、なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明を申し上げます。  何とぞ、慎重ご審議のうえ、適切なる決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩井憲一君) お諮りいたします。  「議案第2号 平成13年度黒部市一般会計予算」については、全議員、20人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託のうえ審査いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩井憲一君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第2号については、20人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託のうえ審査することに決定しました。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により、3月2日と5日及び6日は本会議を休会とすることといたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩井憲一君) ご異議なしと認めます。  よって、3月2日と5日及び6日は本会議を休会とすることに決しました。  なお、3月3日と4日の2日間は市の休日でありますので休会であります。  3月7日は午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。  代表及び個人質問の通告書は、5日正午まで提出をお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。  全員協議会を開きますので、301会議室へお集まり願います。  散  会  午前11時13分...