黒部市議会 > 2000-03-01 >
平成12年第1回定例会(第1号 3月 1日)

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  1. 黒部市議会 2000-03-01
    平成12年第1回定例会(第1号 3月 1日)


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    平成12年第1回定例会(第1号 3月 1日)         平成12年第1回黒部市議会(3月定例会)会議録              平成12年3月1日(水曜日)                               平成12年3月1日(水)                             午前10時開議  第1  会議録署名議員の指名  第2  会期の決定  第3  議案第1号  平成12年度黒部市一般会計予算      議案第2号  平成12年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算      議案第3号  平成12年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計予算      議案第4号  平成12年度黒部市地域開発事業特別会計予算      議案第5号  平成12年度黒部市老人保健医療事業特別会計予算      議案第6号  平成12年度黒部市農業集落排水事業特別会計予算      議案第7号  平成12年度黒部市公共下水道事業特別会計予算      議案第8号  平成12年度黒部市漁港利用調整事業特別会計予算      議案第9号  平成12年度黒部市病院事業会計予算      議案第10号 平成12年度黒部市水道事業会計予算      議案第11号 平成11年度黒部市一般会計補正予算(第4号)
         議案第12号 平成11年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第13号 平成11年度黒部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)      議案第14号 平成11年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第15号 黒部市国民健康保険税条例の制定について      議案第16号 黒部市墓地、納骨堂又は火葬場の経営の許可等に関する条例の             制定について      議案第17号 黒部市手数料条例の全部改正について      議案第18号 黒部市行政手続条例の一部改正について      議案第19号 黒部市印鑑条例の一部改正について      議案第20号 黒部市特別会計設置条例の一部改正について      議案第21号 黒部市税条例の一部改正について      議案第22号 黒部市公民館条例の一部改正について      議案第23号 黒部市スポーツ振興審議会条例の一部改正について      議案第24号 黒部市乳児、幼児及び妊産婦医療費助成に関する条例の一部改             正について      議案第25号 黒部市デイサービスセンター条例の一部改正について      議案第26号 黒部市福祉金条例の一部改正について      議案第27号 黒部市心身障害者介護手当支給条例の一部改正について      議案第28号 黒部市国民健康保険条例の一部改正について      議案第29号 黒部市廃棄物の減量化、資源及び適正処理等に関する条例の一             部改正について      議案第30号 黒部市公害防止条例の一部改正について      議案第31号 黒部市農業集落排水処理施設条例の一部改正について      議案第32号 石田漁港管理条例の一部改正について      議案第33号 黒部市水産物地方卸売市場条例の一部改正について      議案第34号 黒部都市計画事業三日市保育所周辺土地区画整理事業の施行に             関する条例の一部改正について      議案第35号 黒部市都市公園条例の一部改正について      議案第36号 黒部市下水道条例の一部改正について      議案第37号 黒部市営住宅管理条例の一部改正について      議案第38号 黒部市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について      議案第39号 黒部市水道給水条例の一部改正について      議案第40号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について      議案第41号 黒部市消防団条例の一部改正について      議案第42号 黒部市火災予防条例の一部改正について      議案第43号 黒部市条例の用語等の統一に関する措置条例の制定について      議案第44号 新川育成牧場組合の規約の変更について      報告第1号  専決処分について             (44件 提案理由説明・1件 報告) ────────────────────〇─────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程   追加日程  副議長の辞職について         副議長の選挙         議会運営委員会委員補欠委員の選任について ────────────────────〇─────────────────── 本日の出席議員     20人     1番 伊 東 景 治 君      2番 橋 本 文 一 君     3番 金 屋 栄 次 君      4番 辻   泰 久 君     5番 中 田 利 次 君      6番 村 椿 宗 輔 君     7番 山 内 富美雄 君      8番 山 本 達 雄 君     9番 松 原   勇 君     10番 牧 野 和 子 君    11番 吉 田 重 治 君     12番 中 谷 松太郎 君    13番 木 島 信 秋 君     14番 岩 井 憲 一 君    15番 稲 田   弘 君     16番 能 村 常 穂 君    17番 山 本 豊 一 君     18番 新 村 文 幸 君    19番 森 岡 英 一 君     20番 徳 本 義 昭 君 ────────────────────〇─────────────────── 本日の欠席議員    な し ────────────────────〇─────────────────── 説明のため出席した者  市長部局   市 長         荻 野 幸 和 君 助  役        安 原 宗 信 君   収入役         南 保 弘 幸 君   総務部長        西 坂 邦 康 君 民生部長        松 島 一 郎 君   産業部長        木 島 孝 正 君 建設部長        米 澤 信 良 君   上下水道部長      中 村 忠 靖 君 総務部次長総務課長   稲 澤 義 之 君   総務部次長財政課長   宮 崎 勝 昭 君 民生部次長福祉課長   小 柳 龍 一 君   産業部次長商工水産課長 平 野   忍 君 建設部次長都市計画課長 森 岡 辰 清 君   上下水道部次長水道課長 中 谷 三 嗣 君 秘書広報課主幹     名 越   誓 君  病  院   市民病院長       高 桜 英 輔 君 市民病院事務局長    越 湖   広 君   市民病院事務局次長   大 門 祐 則 君  消防本部   消防本部長消防長    藤 澤 秀 光 君  教育委員会   教育委員長       高 倉 盛 安 君 教育長         経 塚 良 雄 君   教育部長        河 田 文 雄 君 事務局次長図書館長   中 坂 岩 雄 君   監査委員        木 下 光 久 君 ────────────────────〇─────────────────── 職務のために議場に出席した事務局職員   事務局長        平 原 康 光 君 事務局次長       幅 口 文史朗 君   局長補佐        浅 野 芳 幸 君 主   事       神 保   竜 君 ────────────────────〇───────────────────
                    開 会 の 宣 告                 午前10時03分 ○議長(稲田弘君) 本日、3月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「全員」であります。定足数に達しましたので、これより平成12年第1回黒部市議会3月定例会を開会いたします。  これより諸般の報告を行います。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  念のため、事務局長に朗読させます。  事務局長。             〔事務局長 平原康光議事日程朗読〕 ○議長(稲田弘君) 次に、監査委員から例月出納検査の平成11年11月、12月及び平成12年1月分の結果報告がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は省略させていただきます。  次に、平成12年度富山県市議会議長会定期総会の経過について、事務局長から報告させます。  事務局長。 ○事務局長平原康光君) 命によりご報告申し上げます。  去る2月18日、平成12年富山県市議会議長会定期総会が富山市で開催され、議長及び副議長が出席したのであります。  会長の富山市議会議長あいさつあと会議に入り、まず事務報告を承認、次に議案の審査に入りまして、平成12年度富山県市議会議長会予算及び事業計画を可決、続いて本年4月27日に開催される、第75回北信越市議会議長会定期総会への提出議案について審議が行われ、本市提出の北陸新幹線の整備促進について等8件が、いずれも原案とおり可決され、その中から北信越市議会議長会へ提出する3件の取り扱いについては、富山県市議会議長会正副会長に一任したのであります。  続いて、本議長会の役員改選及び北信越市議会議長会の役員の選出が行われ、本市議長北信越市議会議長会全体の監事及び同議長会交通対策特別委員会の幹事に、また全国市議会議長会共済会代議人に選出されたのであります。  最後に、次期臨時総会開催市を魚津市に決定し、閉会したのであります。  以上、議長会関係の報告といたします。 ○議長(稲田弘君) 以上で「諸般の報告」を終わります。 ────────────────────〇───────────────────                開        議                 午前10時12分 ○議長(稲田弘君) これより、本日の会議を開きます。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第101条の規定により、「山本豊一君」、「新村文幸君」、「森岡英一君」を指名いたします。 ────────────────────〇─────────────────── ○議長(稲田弘君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から3月21日までの「21日間」としたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は「21日間」と決定いたしました。 ────────────────────〇─────────────────── ○議長(稲田弘君) ただいま副議長、能村常穂君から、副議長の辞任願いが提出されました。  お諮りいたします。  この際、「副議長の辞任について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。               〔「反対」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議がありますので、起立により採決いたしたいと思います。  〔「だめだって言うんだよ、もう1回、代表者会議かなんか開かないと、どうするわけ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) 開きます。  それでは暫く休憩したいと思います。  代表者会議をいたしますので、議長室にお集まり願いたいと思います。   休  憩  午前10時13分   再  開  午前10時45分   出席人数  20人 ○議長(稲田弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま副議長、能村常穂君から、副議長の辞任願いが提出されました。  お諮りいたします。  この際、「副議長の辞任について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、この際「副議長の辞任について」を日程に追加し、議題といたします。  まず、辞職願い事務局長に朗読させます。  事務局長。 ○事務局長平原康光君) 辞職願い。  今般、一身上の都合により副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。  平成12年3月1日                黒部市議会副議長 能村常穂  黒部市議会議長 稲田 弘殿 ○議長(稲田弘君) お諮りいたします。  能村常穂君の副議長の辞任を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(稲田弘君) 起立全員であります。  よって、能村常穂君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。  たたいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よってこの際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決定しました。  この際、選挙の方法などの協議のため、暫時休憩したいと思います。  議員の方々は、301号室へお集まり願います。    休  憩  午前10時47分    再  開  午前11時46分    出席人数  20人 ○議長(稲田弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  選挙の方法は指名推選によることに決定しました。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名推選することに決定いたしました。  副議長に「山本豊一君」を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました「山本豊一君」を、副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました「山本豊一君」が副議長に当選されました。  ただいま、副議長に当選されました「山本豊一君」が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。  副議長よりごあいさつがあります。 ○副議長(山本豊一君) 一言ごあいさつ申し上げます。  今ほどは、議員各位のご支持によりまして、指名推選で副議長に選出されましたこと本当に私自身、光栄に思っております。  もちろん、浅学非才な私でございますが、議員、3期半ばでございますが、9年間、議会活動を務めさせていただきました。この間、議員各位をはじめ市当局の皆さん方からいろんなことを学ばさせていただきました。このことを糧にいたしまして、黒部市はもちろんでございますが、黒部市議会の名に恥じないよう、議長を補佐しながら副議長の任務を務めさせていただきたいと思いますので、どうか今後とも皆さん方の格段のご協力とまた当局のご指導を賜りたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  非常に簡単でございますが、一言、信任していただきましたごあいさつにさせていただきます。どうも本日はありがとうございました。 ○議長(稲田弘君) 次に、前副議長のごあいさつをお願いいたします。 ○副議長(能村常穂君) 一言ごあいさつ申し上げます。  私ごとでこの大事な本会議、しばらく時間を取らせて、大変申しわけなく思っております。  昨年2月の組織議会において、皆さま方から指名推選を受け、この1年余り、黒部市議会の副議長として、議長を助けながらやらせていただきました。この間、大変、私自身にとりましても勉強になりました。たくさんの思い出があるわけでありますが、こういう席では差し控えておきたいと思いますけども、私にとりまして、この1年間は730日の思いでやってきたことを一言申し述べまして、皆さん方の、議会各位の、あるいは市当局、そしてまた関係の皆さん方から、この1年間協力いただきましたことに、心からの感謝を申し述べまして、副議長辞任あいさつにかえさせていただきます。  本当にありがとうございました。 ○議長(稲田弘君) 議事の都合により、午後1時まで休憩いたします。   休  憩  午前11時52分   再  開  午後 1時02分   出席人数  20人 ○議長(稲田弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、「議会運営委員補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よってこの際、「議会運営委員補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  議会運営委員会においては、山本豊一委員から、委員会条例第12条の規定により、議会運営委員辞任願いが提出され、議長においてこれを許可いたしました。  よって、ただいまのところ議会運営委員が1名欠員となります。  さらにお諮りいたします。  吉田重治君を委員会条例第7条第1項の規定により議会運営委員会補欠委員に指名したいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、吉田重治君を議会運営委員補欠委員に選任することに決定いたしました。 ────────────────────〇─────────────────── ○議長(稲田弘君) 次に日程第3、「議案第1号から報告第1号まで」、以上45件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、荻野幸和君。               〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) 提案理由を申し上げる前に、ただいま副議長の選任があったわけでありますが、一言、お祝いを述べたいと存じます。  歴史と伝統を誇っておいでになります黒部市議会において、今般、山本豊一副議長さんが誕生し、ご就任されました。黒部市におきまして、21世紀という新しい時代とともに、地方分権や長寿化や少子化、国際化、高度情報化など人々の生活や都市のあり方に変革を迫られ、長期的な視点に立って新しい社会システムの構築が求められるなど、重要課題が山積する大切な時期であります。  このような大切なときに、人格、識見ともに卓越された山本豊一副議長さんのご就任は、私たちにとりまして大変心強く、心からお祝い申し上げるものでございます。  また、能村前副議長さんにおかれましては、高い識見と持ち前の指導力を遺憾なく発揮され、稲田議長さんとともに絶妙なコンビを組まれて、副議長としての重責を全うされましたことは、心から敬意を表するものであります。  先ほどもお話の中にありましたように、760日の気持ちで365日のこの1年間を副議長としてやらさせていただいたというお言葉、大変印象的であります。まさに、ご就任された昨年の2月以降、いろんなことがありました。また、私自身も一緒になって、能村副議長さん、また議員の皆さん方や議長さんと一緒になって、いろんな場面に要望したり、陳情したり、また市民の皆さん方のいろんな大会やイベントに参加をさせていただきました。  昨年の5月にはニュージーランドのソフトボール男子ナショナルチームブラックソックスがまいり、世界一流のソフトボールの試合を目の当たりに見ることができました。つい昨日のような気がいたします、あれから1年近くがたちます。  スポーツ関係ばかりになるかもしれませんが、国際交流黒部大会を皮切りに、国体のリハーサル大会としての第20回の全日本クラブ男子ソフトボール選手権大会、第49回の中部日本6人制バレーボール総合男女選手権の大会や、第25回の内閣総理大臣杯、また全日本大学レスリング選手権大会の開催にご尽力を賜りました。本年、当市で開催される国体の3競技の受け入れ体制や、選手の育成などに能村議員さんの大変明るい性格をもって市民の皆さん方をリードしていただきましたこと、大変ありがたく思っております。  なおさらに、昨年、生地海岸に漂着した大量の流木問題がありました。その折りにも地域の皆さん方、率先をされて地域住民の皆さん方とともに、この流木処理にあたっていただきましたこと、本当にうれしく思いました。  また、第2特別養護老人ホームの建設や、姉妹都市の根室市と福井県の大野市との災害時相互応援協定の締結など、数々の陳情や要望等にご一緒していただき、いろんな場面での市の発展のためにご尽力を賜りました。この席を借りまして厚くお礼を申し上げるものであります。  どうぞ、これからも健康に留意されまして、ますますのご活躍を心からご期待申し上げます。ありがとうございました。  山本新副議長さん、能村前副議長さんには、今後もと、格別なご指導を賜りますようお願い申し上げまして、一言お祝い、またお礼の言葉にかえさせていただきます。  それでは、提案理由に入らさせていただきます。  本日ここに、平成12年第1回黒部市議会3月定例化会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、平成12年度予算案をはじめとする市政上の重要諸案件につきまして、ご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  議案の説明に先立ちまして、所信の一端を申し述べます。  さて、本市議会定例会は、私にとりまして就任6期目の初の市議会となるのであります。  去る1月、市制施行以来13回目の黒部市長選挙が告示され、市民の審判を仰ぐべく立候補いたしましたところ、無投票当選の栄に浴し、六たび黒部市政を担当させていただくことになりましたことは、まことに光栄であり、改めて身の引き締まる思いをいたしております。ここに、私に寄せられましたご支援、ご厚情に対し深く感謝申し上げます。  なお、市政運営にあたっては、市民の幸せを第1に願い、常に市民に誠実であり、黒部市の名誉と誇りを守り「名水の里 黒部」の創造に向けて市民の皆さまとともに新世紀を切り拓いていきたく、初心に返り、全力を尽くす所存でありますので、議員各位市民各位の一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げる次第であります。  黒部市におきましては、乗り越えるべき課題は数多くありますが、6期目の重点施策といたしまして、「21世紀への夢のかけ橋」、「介護保険制度の充実」、「子育て環境の充実」の3点を大きな目標をいたしております。
     「21世紀への夢のかけ橋」は北陸新幹線黒部駅橋梁や、牧野跨線橋、国道8号バイパス黒部大橋など7本の橋を現実に架け完成させる。いわゆる21世紀へのレインボーブリッジであります。これまで議会の皆さん方とともに挑戦し続けてきたことが、今花開くという感があります。  これらの橋の完成から発生する社会環境の変化が、広域行政の推進にどのようなインパクトを与えていくか、皆さんとともに夢を膨らませたいと思っております。  次に「介護保険制度の充実」については、長寿社会に向けた介護保険が4月1日から施行されますが、その理念は、「尊厳のある人生を送っていただくため、この制度を通じてお互いに助け合いをしていくもの」と考えております。  この理念のもと、1市3町で構成する新川地域介護保険組合において、効率的できめ細かな運営をしていくため、その準備を進めております。制度実施には、まだ幾つか乗り越えなくてはならない問題もありますが、従来の福祉サービスとのバランスも考慮しながら充実した制度にしていきたいと考えております。  次に「子育て環境の充実」につきましては、子供たちの未来は常に輝いていなくてはならない。そのための社会環境を整備していくことが必要であると思うのであります。  そうした中で、本年4月より市内全幼稚園で3歳から5歳までの3年教育をはじめとする幼稚園教育の充実を図ってまいります。  また、保育所におきましても延長保育、0歳児保育をさらに充実され、夜間保育についても検討を進めながら、それぞのケースに応じて子育てをフォローし、産み育てやすい環境を社会全体で創りあげていきたいと考えております。  次に、スポーツ関係について申し上げます。  国体開催まで227日となりました。市民挙げて国体を盛り上げる事業を引き続き展開するほか、その受入れ体制の1つであります民泊をはじめとして、黒部市に集う選手・監督の皆さんと地域の人々のふれあいを通じて交流を深めていただき、「名水の里 黒部」を全国に紹介する絶好の機会であると思っております。地域におけるスポーツ、衛生、環境美化などに対する関心と地域の連帯感を一層深められる大変よい機会ととらえており、民泊を通して温かくお迎えしたいと考えております。これら受入れ体制につきましては、万全を期してまいる所存であります。  また、2月19日から開催されました「2000年とやま国体」冬季大会が無事終了し、大きな成果を収めることができましたことは大変喜ばしく思っております。  今大会に黒部市より2名の方が参加され、そのうちスキー大回転・成年男子Bに出場された東山 正さんがみごと4位に入賞されました。このことは、今後の各種競技に参加される選手、監督の皆さんへの大きな励みになったものと思われます。  地元国体の選手の皆さん方の活躍に大きな期待を寄せるものであります。  次に、地方分権関係について申し上げます。  本年4月1日より、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」が施行されます。明治以来の中央集権型行政システムが抜本的に改革され、地方自治体の政策の立案、決定から実施までを、まさに自らの責任において担うこととなります。  今後21世を展望したとき、現在の中央集権的な行政システムの制度疲労を克服するためには、権限、財源、情報を中央政府から地方に移譲することが基本方針であるということは間違いのないことと言えます。また、我が国のこれからの当面の課題である長寿社会・少子化社会への対応や、地域の特性を活かしたまちづくりや地域の活性化のためにも、分権型社会への移行が政策課題に柔軟に対応することができるものと確信をいたしております。  21世紀という新しい時代とともに、長寿・少子、国際化、高度情報化の本格的な動きに加えて、さらには戦後我が国の経済を支えてきた、制度・慣行の見直しなど、人々の生活や都市のあり方は変革を迫られており、長期的な視点に立った新しい社会システムの構築が求められております。  議員各位をはじめ市民の皆さんとともに新世紀の幕開けに向け、活力ある市民社会の創造に、新たな決意をもって全力を尽くしたいと存じます。  また、4月1日より黒部市情報公開条例が施行されます。  これまでも市民に開かれた広報公聴に努め、適時、的確な市政の情報提供を行ってきたところでありますが、さらに市民の知る権利を尊重し、市政運営の公開性の向上と公正の確保を図るとともに、市民参画による開かれた市政をより一層推進してまいります。  議員各位、市民の皆さんのより一層のご協力とご理解を心からお願い申し上げるものであります。  次に、平成12年度予算編成の基本方針について申し上げます。  まず、経済情勢でありますが、我が国経済は、1997年秋頃より急速に悪化し、98年秋には雇用不安や金融システムに対する信頼の低下などを背景に、いわば「不況スパイラル」とも言うべき深刻な状況に陥ってまいりました。  こうした状況から脱却するため、政府は1998年11年の「緊急経済対策」をはじめ、度重なる経済対策と、さまざまな構造改革を打ち出し、景気回復に全力をあげてまいりました。  この結果、日本経済は、昨年後半より、ようやく緩やかながら改善の動きを見せるようになってまいりましたが、いまだ民間需要の回復力は弱く、依然厳しい状況を脱しておりません。今後、政府には、昨年11月に示された「経済新生対策」や12年度政府予算に盛り込まれた施策の確実かつ早急な実行により、政府経済見通しと景気の本格回復を達成させることを期待するものであります。  一方、本市の経済状況は、受注面に一部の回復の兆しが見えるものの、価格破壊等の進行により利益には結びつかず、政府が発表します経済状況よりもさらに厳しい状況にあるものと認識をいたしております。  しかし、幸い市内企業では現在まで雇用不安は生じておらず、これも市民の皆さんや企業家の皆さんの常日頃の努力によるものと心から感謝と敬意を申し上げるものであります。今後、一層の奮起と飛躍を期待するものであります。  市といたしましても、経済対策に積極的に取り組むこととし、昨年の12月補正予算並びに今議会に提案いたしております3月補正予算と新年度予算を一体的に執行することにより、1日も早い回復を図ってまいりたいと考えております。  平成12年度の市の予算編成にあたりましては、国・県の予算や地方財政計画を勘案するとともに、市税等の伸び悩みなど、依然厳しい財政環境のなか、「市民のニーズに積極的に応える」、「財政の健全化を図る」、「将来のプロジェクト事業に備える」ことを視野に、市総合振興計画に基づき、少子長寿社会における地域福祉の向上や、身近な社会資本の整備など、「集中と選択」「定住と交流」を基本に積極的な予算編成を行い、「名水の里・住みよい黒部」の実現に努めたところであります。  以上の方針に基づき編成いたしました平成12年度予算規模は、一般会計では157億8,000万円で、対前年度比5.6%増となりましたが、介護保険制度への移行や事業完了による特別会計の減額など、企業会計を合わせた総予算額は357億1,647万2,000円となり、対前年度比0.5%の減となるのであります。  以下、総合振興計画における4つの基本方針に沿って、施策の一端を申し上げてまいります。  基本目標の第1は「健康で心豊かな人をはぐくむ」施策についてであります。  まず市民の健康を守る施策について申し上げます。  生涯にわたって、心身とも健康であるということは、幸せな人生を送るための基本となるものであります。市民一人ひとりが「自分の健康は自分で守り、つくる」という意識の高揚が最も大切であります。  このことから、保健センターを中心とした健康づくりボランティアの組織化を図り、母子保健や健康相談、健康診査の受診向上、機能訓練教室の充実など、トータルヘルスの確立を目指すとともに訪問指導の強化を図り、寝たきり・痴呆予防や健康診査など事後活動の充実に努めてまいります。  市民病院の運営につきましては、新川医療圏の中核病院として、常に住民の皆さんから信頼され、満足される病院づくりを基本理念に、地域医療の確保と、医療水準の向上に努めているところであります。  本年度は、X線CT装置や透析システムの整備など、高度医療機器等の充実を図りながら、さらに高品質医療に取り組んでまいります。  また、入院医療の効率化、情報の共有化、高水準のチーム医療を目的とした「クリティカル・パス」の導入をはじめ、薬の待ち時間の短縮、服薬指導の充実を図るための院外処方箋の発行率の向上や医療事故・医療ミスの防止など、危機管理体制の確立に積極的に取り組んでまいります。  国民健康保険事業につきましては、将来にわたり安定的に維持していくことが極めて重要であります。引き続き受診の適正指導や人間ドックへの助成など、予防と健康づくりを進める一方、保険税の収納率向上に努め、健全財政の保持に取り組んでまいります。  また、本年4月からの介護保険制度施行により、被保険者のうち満40歳から64歳の、いわゆる2号被保険者の方々に対し、介護保険料の徴収が義務化されます。  このことから、医療費にかかる保険税を引き下げ、国保家庭の負担軽減に努めてまいります。  次に、心のかよう福祉の充実について申し上げます。  やさしさと思いやりあふれる福祉社会の実現に向け、家庭、地域社会、行政が相互に役割を分担し、連携を図る取り組みを進めていく必要があります。  このため、社会福祉協議会を中心とした、福祉関係団体の活動やボランティア活動の育成に引き続き支援し、民間と行政が一体となった地域福祉体制の確立に努めてまいります。  障害者福祉対策につきましては、ホームヘルプサービス、デイサービスの充実や、介護手当、福祉金の給付など、引き続き生活支援に努めるほか、新たに精神障害者への支援拡大を図ってまいります。  また、障害者の皆さんが社会の一員として日常生活を営み、その能力を発揮できるよう、ノーマライゼーション社会の構築を目指し、作業訓練や生活指導を行う福祉作業所やボランティア活動に支援をしてまいりたいと考えております。  児童福祉につきましては、次代を担う子供たちを安心して産み育てる環境づくりを目指し、多様な保育サービスの提供と子育て支援の充実に取り組んでまいります。  また、児童手当の支給対象を3歳未児から未就学児へ、乳幼児の通院医療費を3歳未満児から5歳未満児へそれぞれ拡大し、子育て負担の軽減に努めてまいります。  一方、核家族化と女性の社会進出が進むにつれ、子供の孤独化が深刻な問題となってきております。これらの解消策と健全育成を図るため、地域ボランティアの協力を得ながら学童保育の拡充に努めてまいります。  母子・父子福祉につきましては、引き続き就学、福祉資金の融資や医療費助成を行ってまいります。  次に、高齢者の福祉と生きがいづくりについてであります。  長い人生を健康で生きがいをもって過ごせるような活力に満ちた長寿福祉社会を実現することが極めて重要であります。  まず、本年4月から施行されます介護保険制度への移行につきましては、先に申し上げました理念に基づき円滑に進めてまいりたいと考えております。  このため、市民の皆さんには介護保険料として新たな負担をお願いするものであり、より一層の理解と協力をお願いするものであります。  また、介護保険業務の広域化による効果費用分をそれぞれ拠出し、介護保険基盤のより一層の安定とサービスの充実に努めてまいります。  一方、介護保険に認定されない方々への対策といたしまして、介護予防や生活支援の観点からサービスの低下をきたさないよう配慮してまいります。  高齢者の生きがい対策といたしましては、地域での交流を促進するため、引き続き老人クラブや敬老会開催への助成を行うほか、高齢者の皆さんがもっておいでになります能力を発揮してもらうため、シルバー人材センターの活動にも支援してまいります。  次に、生涯学習の推進についてであります。  市民が「いつでも・どこでも・だれでも・気軽に」生涯にわたって学習をしたり、ボランティア活動に参加することができる、潤いとゆとりのあるまちづくりを目指し、公民館や図書館などの施設整備と生涯学習活動の推進に努めてまいります。  また、新川広域圏テレトピア計画に基づき進めてまいりました図書館情報システムを本年6月頃に稼働し、利用者へのサービス向上と相互利用の促進に努めてまいります。  今日、いじめや不登校、学級崩壊など、さまざまな課題を抱えている学校教育において、これからは子供たちが豊かな心を持ち、個性や創造力を発揮しつつ、主体的に「生きる力」を育むことが大切があります。  このため、学校、家庭、地域の協力・連携プレーを円滑に進める協力者として、「心の教室相談員」や「いじめ・不登校問題調査指導研究員」を引き続き配置し、日々の学校内での児童・生徒の養育を充実させてまいりたいと考えております。  さらに、地域ぐるみで心の教育を実践するため、校外体験活動を行う、いわゆる「社会に学ぶ14歳の挑戦」事業を市内3中学校の2年生全員に拡大してまいります。  進展する国際化や情報化社会に対応するため、引き続き外国青年による語学や国際感覚を養う教育を進めるほか、新たにインターネットを導入し、児童・生徒の情報活用能力を高めてまいります。  学校施設につきましては、三日市小学校の建設基本設計に着手するほか、荻生小学校第二期大規模改造など、施設の整備を計画的に進め、安全かつ快適な教育環境づくりに努めてまりいます。  市内全幼稚園での3年教育実施につきましては、一部の年齢で学級成立の目安となる人員に達しなかったものの、全幼稚園を開園し、幼児教育のさらなる充実に取り組んでまりいます。  学校給食につきましては、食中毒の予防対策を最重点に、施設の改善や衛生管理に万全を期してまいります。  次代を担う青少年が心身ともにたくましく成長できるよう、家庭、地域社会、行政の有機的な結びつき形成に取り組むほか、海外派遣や仲間づくりなど、青少年自身のさまざまな活動に支援してまいります。  女性の社会参加・参画機会の拡大を図るため、引き続き女性セミナーの開催や研修事業に支援するほか、今後の女性施策推進の総合的指針となる「くろべ男女共同参画プラン」の策定に取り組んでまいります。  次に、芸術文化の振興について申し上げますと、市民の意識や価値観が物質的充足から生活の質へと変化する中で、市民の芸術文化に対する欲求がますます高まっております。  このため、市民の芸術文化活動の拠点施設である国際文化センターをはじめ、吉田科学館、美術館など文化施設において市民参画の自主企画事業を積極的に展開してまいります。  また、市民が郷土の歴史にふれてもらう貴重な財産ともいえる文化財や、郷土資料の保全、伝承にも努めてまりいます。  次に、スポーツ振興についてであります。  健康で活力ある市民の育成を目指し、生涯を通じてスポーツ、レクリエーションに親しめる環境整備が重要であります。  このため、国のメニュー事業であります総合型地域スポーツクラブ事業を導入し、スポーツの日常化と愛好者の拡大など地域スポーツ活動の基盤づくりを進めるほか、引き続き体育施設の整備充実に努めてまいります。  本年、10月14日から19日までの6日間「あいの風・夢のせて」をスローガンに開催されます2000年とやま国体秋期大会では、県内外から約2,000名の選手役員の方々が本市に来られます。  その方々を温かく迎え、市民とのふれあいの中で「黒部に来てよかった」との印象を一人ひとりに持ってもらうことが、大会開催の大きな目的の1つでもあります。それが必ずや成功に結びつくものと確信するものであります。  どうか市民の皆さんをはじめ大会に関わる関係団体の皆さん一人ひとりが温かく迎える心で臨んでいきたいと念願するものであります。  国際化への対応につきましては、引き国際交流による市民意識の国際化と、海外姉妹都市との交流を通じ、外国人と市民のふれあい推進してまいります。  また、本年は、日本とオランダとの交流400周年、スネーク市と姉妹都市提携30周年の記念すべき年であります。両国・両市の友好とさらなる発展を期し、市民の皆さんの積極的な参画のもと記念事業や交流の促進に努めてまいります。  次に、基本目標の2つ目であります「いきいきとした豊かな都市をめざす」施策についてであります。  はじめに、地域の特性を生かした産業の振興について申し上げます。  豊かな市民生活を支え市政の発展を図るためには、農林水産業や商工業等産業の活性化を促し、本市経済の調和のとれた振興を図ることが重要であります。  まず農業の振興では、今や農業は単なる生産のみの時代から生産プラス販売の競争時代に移り変わってきております。  稲作を基幹作物とする本市農業も、この大きな時代の流れの中で農業を経営としてとらえ、市場や流通ルートの開拓、経営のあり方を身につけていくことが重要な課題であると考えております。  このため、農業関係団体との連携をさらに密にし、市場開拓や農地の流動化、集積の促進を図るとともに、農業担い手の育成と集落営農を推進し、生産体制の確立強化に取り組んでまりいます。  また、汚染土壌の復元をはじめ、各種土地改良事業や中山間地域における生産基盤や生活環境の整備を進め、省力化農業と農用地の保全に努めてまいります。  一方、水田を利用した土地利用型農業の活性化を図るため、本市特産野菜である「黒部川白ねぎ」や消費者ニーズに沿った米、麦、大豆等の生産拡大に取り取り組んでまいります。  畜産振興につきましては、引き続き環境整備や、優良な種豚、素牛の導入に支援し、畜産基盤の強化を図るため、新川育成牧場組合の経営改善に取り組んでまいります。  林業の振興につきましては、担い手の育成と作業の高性能化を図るとともに、林業事業や林道整備を計画的に進め、森林の持つ公益機能の維持と災害防止に努めてまいります。  水産業の振興につきましては、漁業従事者の育成や、近代化への支援など漁業生産体制の充実を図るとともに、漁港施設の整備に取り組んでまいります。  次に、商工業の振興について申し上げます。  景気は緩やかに改善基調にあるとはいえ、市内の中小商工業にとりましては、価格破壊等による競争激化、あるいは規制緩和等による大型店の進出などから、依然厳しい状況下にさらされております。  このことから、商工会議所、中小企業相談所をはじめ、職業能力開発センターとの緊密な連携を図りながら金融対策をはじめ、新産業分野の開発と販路開拓や情報提供の充実など、経営基盤の安定と体質強化に努めてまいりたいと思っております。  さらに、犬山地内における企業団地造成事業を進め、良好な企業立地基盤とまちづくりの整備に努め、明日の黒部づくりに取り組んでまいります。  長引く景気の低迷と企業構造の再構築により、完全失業率は依然高い水準で推移するなど、雇用、労働環境は、依然厳しい状況にあります。  このため、関係機関との連携をさらに密にし、就職情報の提供や就職セミナーの開催など、雇用の安定と労働者福祉の向上に努めてまいります。  特色ある観光づくりにつきましては、これまで観光協会を中心に、観光資源やPRの方法など、調査研究をしてまいりました。  その1つとして、祭りとイベントを集約化した「市民まつり」を2001年から本格的にスタートさせるべく、本年はプレイベントとして位置づけし取り組んでまいりたいと考えております。どうか市民の皆さんの積極的な参加と協力をお願いするものであります。  さらに、2000年とやま国体の開催を好機会として、豊かな自然や新鮮な海山の味覚、豊富な水資源のPRに努め、「名水の里 黒部」を内外にアピールしてまいります。  次に道路、交通、情報体制の整備について申し上げます。
     まず、北陸新幹線につきましては、前々から申し上げておりますように、全線フル規格で整備計画どおり建設されることが前提であり、当面長野から南越までの間をフル規格と整備スケジュールの明確化を求め、県や沿線地域と一緒になって関係機関と働きかけてまいります。  どうか、市民の皆さんのより一層のご支援と協力をお願い申し上げるものであります。  また、昨年は、黒部川橋梁工事が着工し、今後、平野部での事業も本格化され、地元との設計・用地協議等へ進んでいくものと期待をいたしております。  市といたしましても、地元協議を積極的に支援し、事業の促進に努めるほか、引き続き駅周辺整備や、駅へのアクセス手段の調査研究、道路整備など、タイムスケジュールに沿って取り組んでまいります。  道路網の整備につきましては、都市計画道路南線など、市内幹線道路の早期完成と重要かつ緊急性の高い生活に密着した道路の計画的整備に努めてまいります。  また、国道、県道など、広域的道路の整備につきましては、沿線住民の理解と協力を得ながら早期完成に向けて事業促進に支援するとともに、関係機関に強く働きかけてまいります。  国道8号バイパスにつきましては、新黒部大橋が平成11年度末に橋梁上部工の桁工事がほぼ完了する予定であり、入善町東狐・古御堂間の平成14年度暫定供用に向けて整備促進を図ってまいります。  一方、平成10年度に事業化となった、中新・魚津間をはじめ市内全区間の1日も早い完成を目指し、地元の皆さんと協議を積極的に進めてまいりたいと考えております。  より一層の理解と協力をお願いするものであります。  魅力的で住む人にとってやさしい市街地の整備を図るため、引き続きバリアフリーを意識した三日市保育所周辺土地区画整理事業を計画的に進めてまいります。  また、中心市街地と既成市街地との一体性ある都市基盤の整備により、市街地への適切な誘導を促進してまいります。  長寿社会と核家族化の進展により、高齢者等の移動手段の確保が急務となってきております。  高齢者等が比較的容易に移動が可能になる、身近な交通環境の整備を図るため、コミュニティ交通の調査研究に取り組んでまいります。  日々進展する高度情報化技術を、暮らしの中に取り入れ生かしていくために、引き続きCATVやインターネットの商用化など、地域情報の調査研究を関係団体とともに進めてまいります。  次に、基本目標の3つ目であります「住みよいゆとりある環境をつくる」施策についてであります。  名水の里づくりは、本市の永遠の命題であります。水を生かしたまちづくりをさらに進めるため、「名水の里づくりビジョン」をもとに、常に水を意識した事業展開を図るほか、引き続き桜づつみ事業や河川環境整備など、新たな水辺空間の創出と、生活排水対策の整備による水辺環境の保全に取り組んでまいります。  公園、緑地の整備につきましては、快適で潤いのある日常生活を送られるよう、総合公園をはじめ市民が身近に利用できる公園や広場の整備を推進してまいります。  また、以前から要望の高い納骨堂の増築と老朽化しております管理棟の一体的整備を進めてまりいます。  緑化の推進につきましては、2000年とやま国体に訪れる皆さんの心を少しでも和ませることができるよう、花の育成を通じて「人にやさしい心」を養うため、関係団体とタイアップした「花いっぱい運動」を積極的に展開してまいります。  次に、生活環境の整備について申し上げます。  昨年7月に発生した海岸への流木漂着事故で、市民の皆さんが積極的に海岸清掃に取り組んでいただたいことは、市民一人ひとりが郷土を愛する心と環境美化に対する意識の高まりによるものと深く感謝を申し上げるものでございます。  今後とも、地域ぐるみの河川海岸清掃や「ゴミ0デー」運動を通して、美しいまちづくりに努めてまいります。  家庭生活や事業活動から排出される一般廃棄物は、全国的に増加の一途をたどっており、ごみを処分する形態からごみを資源として活用する形態へと変換させていくことが社会的に求められております。  こうした中で、ごみの減量化とリサイクルの推進につきましては、これまで市民の皆さんの格別な理解と協力により、年々その効果が高まってきております。  さらに本年度は、平成13年度からの容器包装リサイクル法等の完全施行を控え、新たにプラスチック・紙容器の回収や廃家電収集など、収集体制の見直しと住民への周知に取り組んでまいります。  公害対策につきましては、大気汚染や水質汚濁、振動騒音など、公害監視体制のより強化充実を図り、公害の未然防止に努めてまりいます。  また、ごみの焼却時に発生するダイオキシン汚染や大気汚染が大きな社会問題となってきておりますので、市民病院でのごみ焼却処分方式を廃止し、すべて民間委託方式に切り替えさせていただきます。  次に、住みよい居住環境づくりについて申し上げます。  住宅、宅地対策につきましては、引き続き住宅相談事業や民間住宅開発の誘導等を推進するとともに、老朽市営住宅の建て替えに向けた空き家整理や既存住宅の補修整備を進めてまいります。  昭和63年度から鋭意進めてまいりました、第3次水道統合整備につきましては、平成12年度末にほぼ完了する見込みとなり、組合簡易水道の上水道統合要望にも応じられる状態となります。  このことから、さらに組合水道の上水道移行に取り組むとともに、引き続き老朽管の更新や漏水対策を進め、「強くてやさしい、安心できる水」の供給施策に努めてまいります。  下水道につきましては、平成10年度末には公共下水道と農業集落排水施設を合わせた普及率は45.2%、これに合併処理浄化槽を含めると50.8%になり、市内の約半分が整備されたことになります。  今後は、事業認可区域内の面整備を重点的に進め、水洗化の普及を図るほか、市民ニーズの高い下水道整備に応えるため、新たに荻生・若栗地域への認可拡大に取り組んでまいります。  一方、処理水量の増加に伴い、年々増大する汚泥の資源化、有効利用を図るとともに、広域処理の調査研究を進め、経費の抑制に努めてまいります。  次に、暮らしの安全を守る施策について申し上げます。  市民の生命や財産を守ることはもちろん、日常生活を営むうえで、常に安全で、安心し、安定した暮らしを確保することは、行政に課せられた大きな責務であります。  未曾有の大被害を起こした、先の「阪神淡路大震災」から5年が経過し、我々住民の災害に対する意識が希薄化しつつある中で、先日の台湾大地震は「天災は忘れたころにやってくる」との諺のとおり、改めて災害の恐怖を思い起こさせました。  まず、防災対策につきましては、「黒部市地域防災計画」に基づき「防災は地域から」を基本に、自らを守り助け合う自主防災組織の育成と住民意識の高揚に努めてまいります。  また、緊急時の救助、誘導対策の一環として、病院・学校・庁舎など、公共建物の屋上に番号標識を行ってまいります。  さらに、平成8年11月、県防災計画の一環として、地域災害拠点病院に指定された市民病院につきましては、災害拠点病院としての整備や医療スタッフの充実など、災害に備えた基盤づくりを進めてまいります。  消防活動につきましては、引き続き火災予防の呼びかけや防火研修、訓練等により、防火防災意識の高揚に努めてまいります。  また、消防ポンプ車の更新や消化栓の設置など、消防水利の確保と消防力の増強に努めるほか、新たに地図検索システムを導入し、初期出動の迅速化に取り組んでまいります。  救急活動につきましては、引き続き救急救命士を養成し、救命蘇生率の向上図るとともに、救急救護の訓練指導に努めてまいります。  全国的に交通死亡事故が増加するなか、昨年の富山県内では事故件数、死傷者とも前年を超え、特に死亡者数は20.7%の増加となり、なかでも高齢者の死亡事故は、全死亡者の50.5%を占める状況であります。  本市におきましても、県内の状況と同様、件数、死傷者とも一昨年と比較して34件、49人増と大幅に増加し、なかでも死亡者6人のうち2人が高齢者という痛ましい状況であります。  このことから、関係機関との連携をより強化し、正しい交通ルールやマナーの向上、安全教育の指導、啓発を行い、悲惨な交通事故の撲滅に取り組んでまいります。  また、本年4月から義務付けられますチャイルドシートの購入に助成をし、乳幼児の事故防止と安全意識の高揚に努めてまいります。  防犯対策につきましては、発生件数では減少傾向にあるものの、犯罪内容は年々巧妙化、低年齢化しており、引き続き関係機関と地域が連携協力し、さまざまな取り組みの中で青少年の健全育成や自主防犯の啓発を行い、犯罪の未然防止に努めてまいります。  治山・治水対策につきましては、平成10年の大谷ダムに続き、本年9月には宇奈月ダムが完成の運びとなります。これまでご尽力をいただいた関係各位に心から感謝申し上げるものでございます。  しかし、本市にはまだ急峻な地形や数多くの中小河川があり、常に危険性が散在しており、これが住民の不安を解消し、生命と財産を守るため、引き続き河川改修や急傾斜地崩壊対策、砂防事業等を進めてまいります。  さらに、海岸における浸食と災害を防ぎ、市民の憩いの空間形成を図るため、離岸堤や護岸堤など海岸防災対策の整備を引き続き国・県と関係機関に働きかけてまいります。  雪対策につきましては、冬期間の安全で快適な生活を確保するため、雪に負けないまちづくりを目指し、道路除排雪体制の確保と、地域ぐるみ除排雪活動を推進してまいります。  次に、第4の基本目標であります「計画を効果的に推進する」施策について申し上げます。  地方行政は、住民の意識や要望等を的確に把握し、それぞれ主体性と独自性を発揮しながら住民参加から、住民が参画する開かれた行政運営が求められております。  今後とも、より行政運営の公開性を向上させるため、適時、的確な広報公聴活動と、プライバシーの保護、管理に十分配意した情報公開を推進し、市民にわかりやすい計画市政を進めてまいります。  経済的充足や核家族化の進展により、地域の連帯感が希薄化するなか、地域への愛着心や魅力を高め、活力を生み出す自主活動を促進するため、引き続きコミュニティ活動や施設整備に支援してまいります。  都市化の進展、交通体系の整備などを背景として、広域的な日常圏が形成されつつあります。これらのつながりを基盤に、圏域の地域振興につながる行政課題を実現するため、新川広域圏事務組合や、新川地域介護保険組合の中で、広域行政の推進を積極的に取り組んでまいります。  最後に、効率的な行財政運営の推進について申し上げます。  社会経済情勢の変化に即応した、簡素にして効率的な行政運営を基本理念とした中央省庁等改革による省庁再編が明年1月から新体制に移行しようとしているところであります。  また、地方分権一括法の成立により、地方分権の推進が実行の段階を迎えるなか、我々地方自治体は、自らの創意工夫、計画立案、適切な行財政の運営を、いままで以上に追求していかなければなりません。  このような状況の下、平成9年1月に策定された「黒部市行政改革大綱」の抜本的な見直しを進めるほか、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立するため、事務事業や組織・機構の見直し、定員管理・給与の適正化、民間委託の推進など、行財政運営全般にわたる改革に取り組んでまいります。  また、職員の資質のより一層の向上を図るため、絶えず自己研鑽、自己啓発を提唱し、一人ひとりが自覚と責任のもと、常に「市民に役立つ仕事」、「行政もサービス産業であるという意識」の経営感覚を養うよう、高度・専門的な研修等を積極的に推進してまいります。  以上、施策の一端について申し上げましたが、これらの施策を推進するための財政状況について申し上げます。  まず、財政の根幹をなす市税につきましては、景気低迷による所得の伸び悩みと減税施策の継続により、個人市民税では前年度当初予算に対し1,500万円の減収になるものと見込んでおります。  一方、法人市民税では、市内大手法人が昨年度決算の水準をほぼ維持できるものと予想され、前年度当初見込みと比較して約3億9,000万円程度の増収になるものと見込んでおります。  一方、固定資産税では、土地の評価替えや新増築家屋分の増収があるものの、建築価格の下落による在来家屋の評価減等により、約3,200万円の減収となり、市税収入全体では、前年度当初見込みに対し、5.9%増の62億6,300万円を見込んでおります。  地方交付税や、各種の譲与税交付金につきましては、地方財政計画に基づき算定した結果、2.8%増の41億600万円を見込んでおります。  市債につきましては、将来の財政負担を視野に、有利な起債の活用と起債残高削減を図るため、必要最小限の発行に努めたところであります。  国・県補助金等につきましては、財政構造改革による削減や一般財源化により、大変厳しい状況でありますが、財源確保に引き続き努力をしてまりいます。  以上のような財政状況や、今後の財政見通しを踏まえながら、財政調整基金等の繰り入れによって財源調整を行い、住民福祉の向上と社会資本の整備充実に努めてまいる所存であります。  また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰り入れをもって財源調整を行ったところであります。  以上が、平成12年度の予算概要を申し上げましたが、市民並びに議員各位のより一層のご理解とご理解をお願い申し上げるものであります。  次に、平成11年度補正予算について申し上げます。  まず、一般会計補正予算についてでありますが、今回補正をいたします主なものは、平成12年度予算の編成方針で申し上げましたように、15か月予算を視野に、有利な起債を活用した単独事業の追加と篤志寄附の受け入れ、財政調整基金・庁舎建設基金への新規積立金等によるもののほか、起債の決定による財源構成であります。  補正額は7億7,873万円でありまして、補正後の予算総額を168億3,869万2,000円とするものであります。  補正内容では、単独事業の追加といたしまして、かねてより要望の高かった国際文化センターのホール用トイレの増築費をはじめ、旧山田不燃物処理場跡地の整備費や、市単独道路整備費の前倒しによるものであります。  篤志寄附によるものといたしましては、社会福祉振興事業基金へ積立と、市体育協会への補助金・出資金を寄附者の意向に沿って計上いたしました。  そのほか、新川地域介護保険事務組合分担金や新川育成牧場組合施設整備による分担金を追加するほか、日韓漁業協定に伴う日本海漁業構造再編対策事業補助金を計上いたしました。  一方、歳入では法人市民税やたばこ税で当初見込みより相当大幅な増収が見込まれますので、庁舎建設も視野に入れた今後の財政見通しを考慮し、新たに財政調整基金及び庁舎建設基金へ積み立てようとするものであります。  また、経済対策や、地方財政対策として措置された有利な起債の積極的な活用を図りながら、財政調整基金繰入金を含めた財源構成と起債残高削減のための繰上償還をしようとするものであります。  繰越明許費は、経済対策による国の補正予算などに伴う各種事業や市単独事業の年度内完成が困難な事業を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  債務負担行為につきましては、国の経済対策に伴う国庫債務負担事業を取り入れ、早期発注を行おうとするものであります。  次に、特別会計の補正予算について申し上げます。  国民健康保険事業特別会計では、老人保健医療費拠出金の過年度精算分の増による追加でありまして、補正財源は国庫負担金や交付金のほか繰越金を充当しようとするものであります。  農業集落排水事業特別会計では、前沢地区排水整備の工法変更による減額補正であり、補助及び起債の対象にならない単独事業費相当額を一般会計から繰り入れするものであります。  次、公共下水道事業特別会計では、12月議会において補正いたしました事業費の一部を繰り越しするほか、国の補正に伴う国庫債務負担事業を受入れ、早期発注を行おうとするものであります。  次に、予算以外の議案について申し上げます。  条例関係といたしましては、制定するものといたしまして「黒部市国民健康保険税条例」のほか2件、全部改正するものといたしまして「黒部市手数料条例の全部を改正する条例」、一部改正をするものといたしまして「黒部市行政手続条例の一部改正する条例」ほか24件を提出いたしております。  その他の議案といたしまして「新川育成牧場組合の規約の変更」を提出いたしております。  このほか、報告事項といたしまして、「専決処分の報告について」であります。  以上、本日提案いたしました議案につきまして概要をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明を申し上げます。  何とぞ、慎重ご審議のうえ、適切なる決定を賜りますようお願申し上げまして、提案理由といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(稲田弘君) お諮りいたします。  「議案第1号 平成12年度黒部市一般会計予算」については、全議員、20人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第1号については、20人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託のうえ審査することに決しました。
     以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により、3月2日と3日及び6日は本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田弘君) ご異議なしと認めます。  よって、3月2日と3日及び6日は本会議を休会とすることに決しました。  なお、3月4日と5日の2日間は市の休日でありますので休会であります。  3月7日は午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、代表質問及び一般質問を予定しております。  代表質問及び一般質問の通告書は、3日正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。  全員協議会を開きますので、第301号室へお集まりいただきたいと思います。              散  会  午後2時10分...