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平成 6年第2回定例会(第3号 3月10日)

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  1. 黒部市議会 1994-03-10
    平成 6年第2回定例会(第3号 3月10日)


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    平成 6年第2回定例会(第3号 3月10日) 平成6年第2回黒部市議会(3月定例会)会議録  平成6年3月10日(木曜日)                              平成6年3月10日(木)                            午前10時開議  第1 一般質問 ──────────────────〇─────────────────  本日の会議に付した事件     議事日程に同じ ──────────────────〇─────────────────  本日の出席議員     21人(全 員)   1番 岩 井 憲 一 君      2番 稲 田   弘 君      3番 能 村 常 穂 君   4番 大 野 久 芳 君      5番 山 本 豊 一 君      6番 朝 倉 利 一 君   7番 新 村 文 幸 君      8番 森 岡 英 一 君      9番 板 倉   肇 君  11番 本 多 栄 吉 君     12番 徳 本 義 昭 君     13番 米 田 康 隆 君  14番 田 中 純 子 君     15番 松 野 義 広 君     16番 寺 田 幸 男 君
     17番 霜 野 幸 友 君     18番 池 田 岩 雄 君     19番 松 倉 正太郎 君  20番 中 村 脩 治 君     21番 伊 東 忠 孝 君     22番 辻   清 二 君 ──────────────────〇─────────────────  説明のために出席したもの   市長部局    市     長      荻 野 幸 和 君 助     役   能 沢 作 次 君    収  入  役      幸 林 義 明 君    総 務 部 長      南 保 弘 幸 君 民 生 部 長   浜 屋 哲 夫 君    産 業 部 長      松 井 敏 昭 君 建 設 部 長   福 田 和 彦 君    上下水道部長       広 川 和 雄 君    総務部次長総務課長    飛 弾 悌七郎 君 民生部次長福祉課長 野 村 昭 夫 君    産業部次長農政課長    西 坂 邦 康 君 建設部次長建設課長 井 村 達 男 君    上下水道部次長下水道課長 能 登 洋 輔 君    秘 書 課 長      宮 崎 勝 昭 君 財 政 課 長   米 沢 信 良 君   病  院    事 務 局 長      朝 倉 貞 夫 君 事務局理事     越 湖   広 君   消防本部    消  防  長      立 石 邦 夫 君   教育委員会    教育委員長        山 口 忠 行 君 教 育 長     経 塚 良 雄 君   監 査 委 員       八 木   正 君 ──────────────────〇─────────────────  職務のために議場に出席した事務局職員    事 務 局 長      吉 本   昭 君 局長補佐議事係長  石 川 正 雄 君    庶 務 係 長      川 村 久 則 君 主   事     村 田 治 彦 君 ──────────────────〇─────────────────             開            議  午前10時07分 ○議長(池田岩雄君) おはようございます。どなたも続いてご苦労さまです。定足数に達しましたので、これより本日の 会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。念のため、事務局長に朗読いたさせます。事務局長。            〔事務局長 石川正雄君議事日程朗読〕 ○議長(池田岩雄君) 日程第1、9日に引き続き一般質問を行います。順次発言を許可いたします。6番 朝倉利一君。               〔6番 朝倉利一君登壇〕 ○6番(朝倉利一君) おはようございます。私は、文化行政のことについて質問をいたしたいと思います。質問事項は四つあるわけでありますが、順次それに従って質問いたしたいと思います。仮称黒部市国際文化センタ−が、敷地面積約3万7,000平方メ−トルの中に、工事費約42億を投じて、平成7年9月をめどに呱々の声をあげるところまでにこぎ着けることができたのは、市長初め、全職員の並み並みならぬご苦労とご努力の賜であります。市民の一人として心から感謝するものであります。  そこで私は、この機会に、黒部市の文化行政の動向についてお聞きしたいと思います。  第6次黒部市総合新興計画黒部21飛躍プランに、次のような記述がなされております。  「この文化センターが、市民の主体的な文化活動の活性化を図るため、市民の誰もが楽しみ、集い、利用できる市民文化の拠点施設」とあります。  「誰もが」というのは、市民の老若男女すべての市民であり、「楽しみ」とは、一人ひとりが創造性を生かして、何ものかを獲得するという満足感を意味し、「集い」とは、運用が柔軟で、設備やその環境づくりに大変魅力があるということであり、「利用できる」とは、経済的負担も軽く、職員のサービス態度もよいという、いわゆる敷居の高くない、入りやすいということであろうと思います。  今後の運用については、地区企画委員会や運営方針検討会等の会合の中で、専門的な立場からのプランづくりがなされるのでしょうが、「官製文化」という批判を受けないよう、一般市民の英知を吸収しながら、慎重にしかも織細な運用を切望するものであります。  そこで私は、黒部市の文化行政の見直しと動向という観点から、次の四つの質問をいたします。  一つは、総合行政から見た文化への対応についてであります。文化行政というのは、特別な事業を新たに始めることではなく、これまでのすべての施策や運営を文化の視点で問い直し、それぞれに文化的意味を持たせることであります。  文化というのは、本来、「培養する」とか「耕す」という意味を持っています。つまり、みずから創造し、精神的な満足感を受け、何ものかを獲得できるということになりましょうか。したがって、文化行政と言われるためには、行政の各分野において、人間性が尊重されるような配慮つまり、誰しもが楽しめる、利用しやすく、心が休まるということ、それから地域の特色が十分に生かされていること。次に美観性が積極的に導入されているかということであります。  市長には、市全体の立場から見解をお聞きしたいのですが、2番以下のところで市長のご見解をお願いして、この問題については、民生、産業、建設部長さんのそれぞれのご見解をお聞かせ願いたいと思います。  2番目は、国際文化センターを核とする文化活動の広がりにいついてであります。市の文化レベルを左右するものは、ソフト面の文化内容と活動にあると思います。その内容と活動を、各地域の風土や歴史、伝統に培われた、個性的な地域文化を尊重し、生かしながら、「核」である文化センターとの連携を密にすることによって、市全体の文化レベルアップにつながると思うのであります。  そのためには、既設の会館、特に10地区にあります公民館を、文化の面から問い直し、その活用を図ったらと考えるのであります。文化面から問い直すというのは、美観や潤いといった、人間的感性を十分に取り入れて、市民文化をつくり出すのに、これまでの活用でいいのかということであります。  既設の会館には、通達とか規則という枠があって、容易ではないかもしれませんが、しかし、このようなマニュアル行政の中では、個性的で創造的であるべき文化は発展しないと思います。連携は、ファクシミリ機能というものが高度に発達しているわけですから、容易にできるのではないでしょうか。市長のご見解をお聞かせください。  3番目は、文化活動と既設会館の今後の動向についてであります。国際文化センターの各部門が活発に始動しますと、今までの既設会館の運用も幾らか変えざるを得ないのではないかと思います。  例えば、文化センターのホール部門や会議学習部門と市民会館、中央公民館、働く婦人の家の運用関係。それから情報提供、展示部門と市立図書館の運用等々、その関係が相殺にならないかを杞憂するのであります。あちら立てればこちら立たずということであります。  既設会館と文化センターとの距離的な問題もありますが、それよりも運用内容によって決定していくのではないでしょうか。つまり、共通面もあるが、しかしその会館には個性的な魅力のある運用が既設会館になされないと、あちら立たずこちら、ということになると思いますので、この点について、市長のご見解をお願いいたします。  最後は、4番ですが、伝承文化の保全と支援についてであります。文化の領域は、芸術文化、伝承文化、さらに生活文化というように大きく広がってまいりました。今までのように、教育委員会の所管とか、社会教育の枠内という考えでは、追いついていけない状態であります。やはり、行政の全域の中で保全をし、そして支援を考えていくことが大切かと思います。  例えば、十二貫野用水で、椎名道三が「伏越の理」として応用して、石樋の保全、石樋が使われとったわけですが、その保全は、現在見る限りでは風化されて、一部破損しているようであります。これなどは、改修の時点で、工事費にいわゆる1%システムが生かされていたなら、そして、管理は工事担当の部局であったらと思うのであります。  また、支援という点でありますが、1,502人の会員、延べ人数だろうと思いますが、48団体、個人で18人の会であります、いわゆる芸文協であります。市の文化の発展のために活動しておられます芸文協、その芸文協が、市の活性化を図るために、芸文協まつりや、生涯学習としての芸文活動、さらには青少年の芸文活動の助長、こういったものを重点にして、乏しい財源の中で、そして労力の衰えに苦しみながら市の文化レベル向上に努力しておられます。このような文化団体への支援はどのように考えておられるのか、当局のご見解をお願いいたします。以上であります。             〔6番 朝倉利一君 質疑席に着席〕 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君                〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) おはようございます。一般質問も二日目になりました。少し体調を崩しておりまして、不摂生から風邪気味であります。聞き苦しい点をご容赦賜りたいと存じます。  ただいま、朝倉議員さんからは、総合行政から見た文化への対応、まず、市長はどういうふうに認識をしているのかということと、それぞれの担当部において、部長の見解を問われたわけであります。担当部長の件につきましては、それぞれの部長から答弁をさせたいというふうに思いますが。  今ほど、朝倉議員さんのお話を聞いておりまして、大変安らぎのある人間社会をつくっていくうえにおきまして、この文化というのは、大変大切なものであるということの認識を改めて思い起こしたところであります。  ただ、どちらかと言いますと、私自身、あまりそちらの方が得意な方ではありませんが、人間の生きざまとして、人間が生きてきた歴史、人間社会が必要に応じてつくり出してきたもの、それが文化そのものでないかというふうに思います。  それは、今、私が申し上げました、人間社会が必要に応じてつくり出してきたものというのは、過去の文化であるというふうに思いますし、また、我々がこれからどういう文化をつくり出していくのかというには、そこには高い理念と、将来に向けての確実な洞察力を持っていなければならないんではないかというふうに思うわけでございます。  さて、昔から言い古された言葉に、文化は地方から、文明は中央からといった、ともすればどちらかと言えば少し揶揄されたような言葉をよく耳にいたしました。どちらが合っているのかよくわかりませんが、地方というのは、文化の宝庫であろうというふうに思っております。  私たちの先輩が、将来を見越してつくってきたもの、また、先ほど申し上げましたように、人間社会が生きていく中で、悩みを克服し、その時代時代の必要性に応じて創意工夫をしてつくり上げてきたもの、それは物質文明であれ精神文明であれ、それが現在私たちの文化というものを支えている大きな根底に残ってきている人だろうというふうに思います。  その中でも長く伝承されるものは、いつまでも人に感動を覚え、生活の中で定着していくことが、より大切な、真に人間として、人間の生きざまとして残していくもの、それが脈々と受け継がれてきているでしょうし、その時代背景の役割を終えてなくなっていくもの、これも文化だろうというふうに思います。  将来に向けての文化というものはどのようにしていくのか、これはまた後ほど議論をさせていただくといたしまして、私たちは、先輩の創造してこられた、創り出してきた歴史を、取捨選択をしながら、自分たちが今よりいいと思ったものを後世に伝えていくということであるのかという考え方が一つありますし、それは今、私たちの生活の中で、現実的に生活の中で必要でないものもあるかもしれませんが、それは、先輩方の歴史として残していこうとするのかという選択をここでしていかなくてはならないんじゃないかなと。それが文化の伝承であり、また文化を支えていく根本になるのではないかなというふうに、私自身、文化というものについての認識をしているところでございます。  さて、文化を文明の違いは何なんだというのもあろうと思います。先ほど言いましたように、人間社会が必要に応じて、もしつくり出していくものを文化とすれば、文明も文化のうちの一つになっていくのかなと。それは、現在の段階で、これが文化だ、これが文明だというふうな住み分け方をしておりますが、それが10年、20年、50年、100年という歳月を経た時に、現在考えている、例えば文明と言われるものも、それは文化のうちの一つに組み込まれていくということなんではないかなと。漠然とそういうふうに思いながら、文化というものの奥の深さを感じているのが昨今でございます。  先ほど朝倉議員さんの方からもおっしゃいましたように、ハードなもの、ソフトなもの、この両方から比べて見ましても、何が文化で何が文明であるかという住み分けていうのは、なかなかできませんし、人間が日々過ごしていくこと、また、ある組織として過ごしていくこと、人間の生きざま、それが文化だろうというふうに思うわけでございまして。これを総合行政の中でどのように生かしていくかというのは、大変大きな課題でもありますし、大変難しい問題ではないかというふうに思います。  ただ、本日このようにして朝倉議員さんからご質問を受けまして、新たに文化とは何だ、文明とは何だということをこの議場で議論をさせ、それぞれの展開を述べる機会を得ましたことは、大変うれしいことでもありますし、また責任の重いことだとなということを感じながら、考えていたものの一端を述べさせていただいたわけでございます。  いずれにいたしましても、文化というのは、人間の一生を送っていくに当たって、心安らかで、豊かで、仲良く助け合いながら生活していくそういう社会をつくっていくのが、まさに文化社会だろうと。  きのうも申し上げましたが、市民憲章の第1章、あたたかく交わり、互いにたすけあい、明るいまちをつくっていく。このことこそ文化の香り高い黒部市をつくっていくことにほかならないというふうに思っております。  そのことを、じゃあ私たち、市民の皆さん方にどのように先頭に立って行っていくのかということだろうと思いますが、私たち、市民憲章につきまして、庁議の時には必ず市民憲章を朗唱し、庁議全員で朗唱いたしまして、それから協議に入るということを行って、これで十何年間そのことを行っておりまして、我々の各担当部長、三役は、これをせべて空覚えをして、常にそのことを忘れないような気持ちで、日々の業務に励んでいると。  また、婦人会の皆さん方や青年団の皆さん方、こういった方々も、大黒部市の歌はもちろんでありますが、市民憲章の朗唱をあちらこちらで行っておいでになりますし、成人式の時にもそのような状況が見られます。  なかなか、一度言っただけでは覚え切れない、その理念も含めましてなかなか覚え切れないわけですが、読書百遍意おのずから通ずであります。繰り返して、この市民憲章を朗唱することによって、その奥の深さという黒部市立市の精神というものが理解し、自分たちみずからがそういう方向で行動をするようになるものというふうに期待をいたしておりまして。市制30周年の折りにも、黒部市全戸に、黒部市長憲章の楯を贈らせていただいたところでございます。  さて、今回建設いたします国際文化センター、市民の皆さん方からいろんなご意見やいろんな要望等がたくさんまいっておりまして。きのうも申し上げましたように、設計の段階から市民の皆さん方の意向をできるだけ取り上げていくという、設計に生かしていくという方向、またソフトの面におきましても、会館をつくるということだけでなしに、同時並行的にある企画を数年間組みまして、それが実行していけるようなフォロー体制、これを設計の段階から同時並行的に行っていると。お金は少しかかりますが、箱物をつくって魂入れずにならないようにぜひしていきたいというふうに思っているところでございます。  さて、文化センターができた後の他の施設との関連のことについても触れられたわけでありますが、そのことも実は検討委員会等のとこでも議論になりました。まず、私たち、ここで大きく反省しなくてはなりませんことは、黒部市の中ではあちらこちらでいろんな公民館やコミュニティーセンターや、またその他のところで、いろんな地域活動が行われているわけです。  ただ、市民の皆さん方が、なかなかそういうことをやっておいでになるということを、市の隅々の皆さん方まで、なかなかわかりにくいというシステムと言うんでしょうか、になっているということではないかと思いまして、反省をしているところでございます。  例えば、生地のところにありますコミュニティーセンターで、ある講座が開かれていると。必ずしも当地域の皆さん方だけでなしに、本当は黒部市中の皆さん方がその講座について大きな興味を持っておいでになるのかもしれません。そのことは、ある地域だけのものとするということでなしに、黒部市全体のものとしてとらえていく必要もあるというふうに思います。  それですから、先ほども話がありましたように、働く婦人の家で、いついつ、どのようなことが行われているのか、誰でも参加できるのかどうか。それから、例えば英語講座であろうと、各公民館で行われておりますそれぞれの事業を市民の皆さん方にネットワークとして、定期的に、いついつ、どこどこで、どんなことが行われているという、全市的なPRをきっちりと広報等々を通じていくという、情報ネットワークを構築すべきだと、実はいうふうに思っておりまして。  文化センターができました折りには、少なくともそういう各地区で行われますものの情報、行事等のネットワーク化を図っていきたいと。それも中央文化センターのうちの大きな仕事のうちの一つだというふうに思っております。  そういうふうにすることになりまして、黒部市のいろんなところ行われております文化活動が一体となって、市民の皆さん方が必ずしも今度新しく建てます文化センターに来るということだけでなしに、いろんな選択の輪が広がるということにつながっていくことを、ぜひ期待をいたしたいと、実はそのように思っておりまして。これを機に情報ネットワーク化のことを構築していきたいというふうに考えております。  そういうことを行っていけば、先ほど朝倉議員さんのご質問の中での、市民会館のホールの部分ですとか、それから図書館の部分ですとか、それから図書館の部分ですとかいうものが相殺されるんではないかという危惧はなくなるように、私たちは鋭意、創意工夫をしてまいりたいと、かように考えております。  4番目のご質問の、伝承文化の保存、支援についてということでありますが、今ままでも伝承文化につきましては、私たちの方でもいろいろ意を配してきたわけですが、ことに十二貫用水の件に触れられましたので、その点についてだけ申し上げたいと存じます。  このことに大変造詣の深い越前先生がおいでになるわけですが、私も越前先生ともよくお話をさせていただく機会を持たせていただいております。越前先生の考え方は、現在、簡便な方法で、導水管等が保管をされたり、例えば、高校ですとか、その他のところへ持って行って、居場所がきっちりとわかる範囲のところで登録をされながら、分散をしながら保管をされている。それから、十二貫用水のところでの竜の口のところにおきましても、単に屋根がかけてあるだけで、屋根がかけけてあって、横に少しパネルが張ってある程度の保管庫しかないわけですので、不心得者がいるとすると、それは破損、盗難に遭う危険もあるということは承知をいたしております。できるだけ早い、いずれかの段階で盗難、また飛散防止を心がけた保管庫をつくっていくべきだろうというふうに考えております。  もう一つは、十二貫用水の中で、特に今、越前先生が大切だと言って、地元の皆さんもそうですが、大切だと思っておいでになります部分というのがあるわけです。それは、十二貫用水の水の入り口の石管。取り入れ口の石管、それから排出されるところの石管。もう一つは、あれは逆サイフォンになっておりますので、真っすぐ来て、降りて曲がるところの、曲がりの部分の石管。これは石でつくっておりますので、どういうふうにして漏水をさせないでそのようにしてうまくつないだかという技法。それから一番下のところに行きまして、また水平になるわけですが、そこのところのつなぎの部分、これはかなり圧力がかかりますから、かなりの高度な技術、その当時の高度な技術が必要だと。ただ、そのことについて、単に横に走っている石管については、あちらこちらでよく散見されるわけですが、そのつなぎ、アールになるつなぎの部分、それから水を取り入れる、水を吐き出すといったところの石管というのが少し離散をしている部分もありますので、そういったことが、同じ十二貫用水の導水管といっても、この辺はものすごく歴史的には大切なところだといったようなこと等がありまして。  越前先生も、また地元の関係する十二貫の皆さん方とも一緒になって、横の導水管はもちろんでありますが、そういう観点から、少し今までの視点を変えまして、保管やそれから歴史的な顕彰等々をしていきたいもんだというふうに思っております。  芸文協の皆さん方にも、大変ご苦労をおかけいたしております。ただ、このことも実は市制30周年の折であったというふうに思いますが、それぞれどちらかというと、バラバラにそれぞれの芸術文化の皆さん方が行動をしておいでになりましたのを、黒部市制30周年を機にして、芸文協をつくられたらどうですかということを実はお話をしておりました折に、それはそうだということで発足をされました。  私も芸文協の発足の折に、黒部市文化元年ですねということで祝辞を言ったのが、ついきのうのような気がいたします。その後、役員の皆さん方の大変なご苦労があるわけでありますが、着実にたくさんの皆さん方の会員を網羅されまして、実績をあげておられますことに心から敬意を表しているものの一人であります。  また、毎年だったと思いますが、一年間に一度、芸文協の役員の皆さん方の招待を受けまして、毎年中央公民館でありますが、役員の皆さん方とも数時間にわたって、市の行政のことや、それから芸術文化のことや、また皆さん方の考えておりますこと等を議論を、毎年のようにさせていただいておりまして、その折にもいろんなご要望、考え方、また私たちが考えていること等を、懇談形式をとりまして話をさせていただいて、より友好な関係を保たさせていただいているんではないだろうかというふうに思っております。  確かに、大変ご苦労なさっているわけですが、文化というのは、その苦労の度合い、たくさんの人を引っ張っていかれなくちゃならない立場の方ですから、時間を割いて、寸暇を割いて、いろいろ活動をされる。そういうふうにしてでき上がってきたもの、それこそが私は後世に残っていく文化ではないのかと。  右にあったものを左に移したもの、それは決して後世に残る文化ではないというふうな認識をいたしております。時間をかけ、汗をかき、人間の持てる知恵をあるものに凝縮していく、そのことが後世に残せる。またその苦労をわかち合って後世の人がわかってくれる、そのことが私は文化なんではないかなというふうに思います。  それですから、一生懸命に、お金があるとかないとか、そういうことは別にいたしまして、そこにかける情熱、そしてそれをやり遂げていく人間の生きざま、それこそがひょっとすると文化なんではないかなと、そういうふうに私自身思うわけです。  各担当部長、これから答弁をいたしますが、それぞれ特色のある文化論を展開するというふうに思いますので、また後ほどご批判、ご指導を賜ればありがたいと思います。 ○議長(池田岩雄君) ご参考までに、あと40分くらいあります。それぞれの部長から見解を。まず、民生部長 浜屋哲夫君。
                 〔民生部長 浜屋哲夫君登壇〕 ○民生部長(浜屋哲夫君) おはようございます。ただいま市長からも申されました市民憲章の中に、教養を高め、情操を豊かに文化のまちをつくりましょうとございます。これを旨といたしまして仕事に心がけてまいりたいと考えているところでございます。  民生部所管の施設といたしまして、保育所、児童センター、保健センター、納骨堂がございますが、仕事はこれらの施設を拠点といたしまして、通常は主としてソフト面のものが大半でございます。  そこで、文化への対応につきまして、以下例を挙げて申し上げさせていただきたいと思います。まず、窓口業務関係といたしまして、ご存じのとおり、カウンターに常時花が飾ってございます。また、市庁舎内の各職場にも飾ってございます。これらは主に女子職員の自発的な行為によるものと敬意を表するものでございます。  それから次に、環境美化関係といたしまして、ご存じのとおり、ゴミステーションボックスの設置に対する助成措置を講じておりますが、このねらいは、主としてゴミの散乱防止や、飛散防止対策でございます。いずれ、これに文化性の導入も期待されるところでありまして、今後鋭意検討してまいりたいと考えております。  それから、児童福祉関係といたしまして、保育所、児童センターへの文化性の導入に考慮し、現場の関係者の意見も聞きながら鋭意整備に努めてまいりたいと考えております。  それから、障害者福祉関係といたしまして、自立と社会参加を支援する一助として、平成5年度から住みよい福祉のまちづくり事業を実施いたしておりますが、引き続き推進してまいりたいと思います。  なお、この事業は、文化性の導入と申し上げるには、まだほど遠いものがあるというふうに思っております。今のところ、この事業の普及段階でございます。いずれ、将来の目標として、検討とする時機が到来するものと考えております。  それから、高齢者福祉関係といたしまして、平成5年度から75才以上を対象に、愛の花キューピット事業を実施しておりますが、これも引き続き推進してまいります。情操豊かに、高齢者の方がお過ごし下さることを念願するものでございます。ご期待を申し上げているものでございます。  それから、健康づくり関係といたしまして、恒例になっております健康フェスティバルの開催や食生活始動を通じまして、栄養面など、食事の内容からの諸文化の向上に配慮してまいりたいというふうに考えます。  それから、水関係といたしまして、黒部川扇状地湧水群として、昭和60年に名水百選に選定され、以来、市民の皆様が水環境の保全に関する意識が、従来にも増して高揚いたしてまいったわけでございます。この名水百選に選定されました理由として、湧水を古くから生活に利用している住民が、みずから、また利用者が共同で維持管理してきたというよい風習が持続している現在の状態が認められ、これが非常に大きな黒部扇状地湧水群、名水百選に選定された大きな理由であるというふうに認識いたしております。この風習、住民の意識を絶やさないように留意し、対応いたすことが、黒部における水文化の礎であるというふうに考えております。  以上、民生部関係のすべてではございませんが、考え方の一たんを述べさせていただきました。いずれにいたしましても、黒部の自然や歴史に育まれた特性が生かせる生活文化の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(池田岩雄君) 次に、産業部長 松井敏昭君              〔産業部長 松井敏昭君登壇〕 ○産業部長(松井敏昭君) それでは、総合行政から見た文化への対応ということでございますけれども、私ども、産業政策の面から見ますと、今日、商工業、農林漁業を問わず、各分野におきまして、高度化、情報化、ソフト化、サービス化などの激しい流れの中にありまして、産業構造の調整と変化の真っただ中にあるわけでございます。  一方、物的生活水準がある程度の達成が図られました今日、余暇時間の増大と相まって、価値観の多様化、そしてまた生活スタイルの多様化に伴いまして、市民の視点は、経済優先から生活優先へ、成長指向から安定指向へ、物の豊かさから心の豊かさへ、また量から質へと変化いたしております。  先ほど、市長さんの言葉の中にもございましたが、ゆとり、潤い、安らぎといった精神的な豊かさを求める傾向は、今後一層高まるものと考えられます。これからの産業振興の実施に当たりましても、これらの視点を十分取り入れた姿勢が問われていくことになろうかと思います。  ご案内のように、黒部市は、野に山に、海に実にすばらしい自然景観と、清らかで豊かな水資源に恵まれております。水を中心といたしました文化や伝統芸能を顕彰しながら、国際交流盛んな都市、さわやかなスポーツ健康都市、花いっぱいのまちづくりなどを目指しまして、名水をテーマに地域づくりやイベント交流を行い、住みやすい、潤いと安らぎのある総合的なアミニティーづくりに取り組んでおるところであります。  そうした中で、商工業の分野での文化的な側面につきましては、働く婦人、勤労青少年の文化活動への支援や、文化性を取り込んだ商工業活動の活性化支援、そしてまた環境保全と自然景観にマッチした工場の建設や、外国人技術研修生の支援事業を通じた国際交流事業等を行っておりますが、さらにこうした事業につきましては、積極的に取り組んでまいりたいと、このように思っているものでございます。  また、農林漁業の分野につきましても、農村環境、農村景観の保全と美化、緑化の推進、美しい村づくりの整備事業や、水環境整備事業の取り組み、また従来の農村基盤整備事業に名水の里づくり等の文化的視点を積極的に取り入れまして、そこに住む市民の方々一人一人が、誇りを持ち、快適さが実感できる村づくりを推進してまいりたいと、このように思っております。  さらにまた、これまで整備をしてまいりました石田の農林漁業体験実習館、石田フィッシャリーナ、マリーナ、さらに宮野の郷土文化伝習保存館、ふれあいハウス宮野など、農林業の交流施設を中心といたしまして、都市と農村の文化交流事業を推進いたしまして、それぞれ地域に有する伝統文化、伝統的な生活文化の保存、伝承に努めてまいりたいと思っております。  いずれにいたしましても、これからの産業基盤の整備、産業の振興に当たりまして、刻々と変化いたします文化的視点をのぞいての活性化の道は考えられないと思っております。  こうしたことから、各事業の実施に当たりましても、これら情報とニーズの流れを十分に視点に据え置きまして進めてまいりたいと思っております。  これからもひとつ、議員の皆様方の一層のご指導をお願いいたしたいと思います。以上であります。 ○議長(池田岩雄君) 最後に、建設部長 福田和彦君。              〔建設部長 福田和彦君登壇〕 ○建設部長(福田和彦君) 建設行政を推進するに当たりまして、文化への対応、取り組みということでございまして、その点について申し上げたいと思います。  これまでの社会資本整備の状況を振り返って見ますと、長期的に眺めてみますに、生命や財産、安全の確保、あるいは経済活力の増大、維持ということを通じまして、社会の豊かさの基盤形成に大いに役立ってきておるわけでございますが、今後、新たな生活空間を創造するに当たりまして、やはり、地域や年齢などによって異なる人々のさまざまなニーズにさらにきめ細かく答えていくとともに、地域に根づいた固有の歴史、伝統、文化など、魅力を生かした個性ある地域づくりが必要であると思います。  魅力ある地域づくりに当たって、大きな役割を果たします社会資本の整備につきましても、今後、ゆとりや潤いが求められ、地域の特性を生かし、緑化、景観、あるいは色彩などに配慮しつつ、さまざまな創意工夫を凝らしまして、質の高い、後世に残し得る文化的な資産をつくっていくことを考える必要があると考えます。  こうした観点から、個々の事業を見まするに、道路整備に当たりましては、急激なモータリゼーションへの対応とともに、歩行者のための空間の確保など、人に優しい道づくりを目指し、道路の付加価値を高めていくことにあると思います。このことが、良好な道路文化を創出することにもなり、潤いのある市街地形成に寄与することにもなると考えるものであります。  当市におきまして、現在取り組んでいる事業につきまして、幾つか紹介を申し上げたいと思います。まず、一般地方道六天神新線文化性導入事業であります。本事業は、富山県と黒部市との共同事業で、平成2年度から着手し、本年6月夏頃を目途に現在施工中であります。この事業は、JR黒部駅と電鉄黒部駅を結ぶ、延長900メートル、幅員15メートルのメインストリートを植樹、照明とポケット広場、モニュメント、噴水等をデザイン化し、本市の玄関口としてふさわしい、ゆとりと潤いのある道路として整備するものであります。  また、この文化性導入事業の延伸にあります、街路三日市新光寺線は、美しい町並みをつくり、商店街の活性化を促すために、電柱、電線の地中化を始め、歩道のカラー舗装、街路灯のデザイン化等、景観に配慮しつつ、平成6年度完成を目途に鋭意事業を行っているところであります。  河川事業につきましては、今日、水辺空間は、水と緑の貴重なオープンスペースとして、地域社会に潤いを与えるとともに、町の景観形成や、余暇の有効活用において貴重な役割を担っております。  二級河川高橋川仁助川は、周辺の景観や、街づくりと一体となって良好な水辺空間の形成を図る必要がある河川といたしまして、平成元年6月に建設省のふるさとの川モデル事業の指定を受け、現在、平成7年度の完成に向けて施工中であります。  また、高橋川に設置してあります市道堀切6号線の仮橋でございますけれども、これにつきましても、街路灯が高欄のデザイン化等を考え、質の高い橋梁として、平成6年度に完成する予定であります。  さらに、準用河川生地東背戸川には、地域の特性を生かしながら高欄のデザイン、街灯等を住民の皆様の意見を十分に取り入れた橋梁整備の計画を推進しておりまして、平成3年度から既に三橋の架け替えを施工したところであります。  公園事業につきましてですが、近年の都市文化の伸展に伴いまして、緑地の不足、あるいは市民生活の様式の変化、文化の向上、余暇活動の増加等により、公共的緑地の必要性が高まりつつあります。  こうした中にあって、本市は名水の里、住みよい黒部をスローガンに、スポーツ、レクリエーションの振興、市民の文化活動を積極的に促進しており、具体的には、市街地の近くにありまして、市民の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等、総合的に利用できる総合公園の整備を図っているところであります。  また、これらいろいろ事業はあるかと思いますが、こうした事業を導入することによりまして、美しい水と恵まれた自然環境を生かした名水の里黒部にふさわしい社会資本の整備ができるものと期待しているところであります。以上でございます。               〔6番 朝倉利一君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 朝倉利一君。 ○6番(朝倉利一君) ただいまは、市長さん、各部長さんから非常にご理解のある、そして文化に対する深みと言いますか、そういう文化的な見方でこれから進めるということをお聞きしまして、本当にうれしく、また感謝いたしております。今後、そういうような姿勢を崩さないで、市民の要望に応えるように、ご奮闘なさることを願うものであります。  時間もあまりありませんので、たくさんまだ再質したいことがありましたが、二つほどお聞きしたいと思います。一つは、市民と要望といいますのは、非常に多様化しておりまして、今までのような教育委員会の中での公民館という、そういうものでは対応し切れないような現実ではなかろうかと思います。  私が得た情報ですけれども、公民館を中心とした多様な活動のできる施設、というと何か建物だけになりますが、環境づくりということで、ある地区でそういう考え方でひとつ、公民館古くなったから、今までのような公民館じゃなくて、もっと他のものとのつながりの持った、市民の要望に応えられるような、そういうものにしようじゃないかということで、検討委員会などをつくってさかんにやっておられることを聞いております。  その活動の中身というのは、生涯学習とか、あるいはコミュニティー活動、そして生活安全確保を図る活動とか、それから子供を育てる児童福祉、そういったものを網羅したそういうものがなされているようでありますが。  問題は、財源を、補助をどこからもらうかによって、いろいろと問題になるんだろうと思いますが。何かそういう話が少し前向きに進んでいるようなことを聞いているわけですが、そのことについて、現在、どういう状態なのかお聞きしたいと思います。部落名をあげてもいいんですが、またいろいろと、市長もお分かりだと思いますが。  それから、これは要望でありますが、私が初めての一般質問に立った時にも言っとったことですけれども、いわゆる茶道であります。これは要望でして、見解をお聞きするわけじゃありませんが、日本の文化の特徴というのは、引き算の美学とかいう言葉が使われております。  その代表的なものは、庭園のようにどんどんどんどんと切っている。あるいは、木彫、彫刻のように、どんどんと削っていって、そうして最後に人間を超越した、ある巨大なものにぶち当たろうと。それが目的じゃなくて、その仮定を大事にしていくのが日本文化の特徴だと。西洋文化は、その逆のような感じがいたします。  一つとして、茶道当たりのあの茶室の質素さというのは、我々の生活の中からどんどんどんどんと削っていって、究極の住居というのは茶室のようなものではないか。千利休の考え方は、そうであったようにも思うわけでございます。  とかく茶道と言いますと、わび、さびとか、何かこう、枯れ果てた、人生の最後を表すような感じを受けますし、それから、スローであって老人くさいとか、こういう認識がもしあるとすれば、これは日本文化に対する認識の浅さを意味するものだと思います。  なんかこう、茶道といえば、静かだということでありますが、茶道に携わった千利休だとか、山ノ上宗二あるいは古田織部、こういう人たちの一生というものは、最後は切腹か斬首か、あるいは、古田織部も最後は徳川家康に殺されたわけですけれども。  なぜ、こういう人間くさい生活の中から離れて、茶道という静けさの中にある人間が、どうしてこういう最後の惨めな死に方といいますか、やったのかということが問題でありますが。実は、静けさを一皮剥いたら、そこには激しい生死をかけた境地があるんだと。つまり、体制の中で違った論理や価値観というものが生まれておりますと、平気で自分の命をかけてでも闘うという過激さがあるということを意味しているようであります。  千利休は元武士であったかもしれませんが、茶人であるからには切腹なんかというのは、一般の者には考えられないことであります。山ノ上宗二なんかは、秀吉に反抗してというか、考え方が違うもんですから、反抗したために耳を剥がれ、鼻を剥がれ、最後は首を落とされております。  こういう激しさというものは、どこから出るのだろう。やはり、これも日本文化の特徴だというふうに聞いているわけですが。静けさの裏には、そういう激しいエネルギーがあるんだと。  私、個人的なことになりますが、市長さんも参加をしておられます茶道へ参加いたしますと、ほとんどが女の方である。男の方が非常に少ないわけです。そういうことを考えますと、女の人たちは表面は静かなようだけれども、実は何にこもっているエネルギーというものは、極端な例を言いますと、生死も、命も投げうつような激しいものを持っておられるんじゃなかろうかと。女性の感性を市の行政に生かすことによって、市全体の活力につながるような気がしてなりません。  私は、まず、この庁舎の中に、市の職員の方々が、上司から注意されてかっとされることもあるでしょう。殴りつけたい衝動に駆られることもあるだろうと思います。そういう時に、ローレンの、精神分析の学者の話ではありませんが、27秒自制すればおさまるということを聞いております。27秒といいますと、1呼吸4脈拍でいきますと、7回か8回ほど深呼吸をすればおさまるというような説もあるわけで、市の、何も畳の間でなくてもいいんで、お茶を飲む、その時間が自制心を、怒りのそういうものを抑える。さらにそれが、ぐっと我慢をする時にたまったエネルギーが、市行政にうんと発揮される。こういうようなことを我田引水ですが、そういったような考えをしているわけで。何か職員、市全体が活性化を持つようなことを、全行政の中で考えていただきたいなあと思います。これは要望でして、では最初の公民館のこと、時間がありませんけれども。時間ないんでしょう。 ○議長(池田岩雄君) 35分まであります。まだ十分あります。 ○6番(朝倉利一君) そうですか。第1番のことについて、お聞きしたいと思います。 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君。               〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) 朝倉議員さんからは、高邁な、私自身にとって大変不得意な分野であります。先ほどからお話を聞かさせていただいておりまして、大変参考にさせていただきましたし、そういうものかなと、またそういう考え方があるのかなということで拝聴させていただきました。  公民館のことについて触れられたわけですが、いろんな拠点づくりというものは、市の行政の中でも、今まで市民の皆さん方と一緒になりながら、各地域に進めてまいりました。たしかに古くなったり、狭くなったりというところが多々見受けられるということも存じているわけでありますが、まず、地域の公民館等につきましては、やはり地元の皆さん方が、自分たちの城だという観点で、積極的なまず取組をしていただきたい。私たちは、そのことについてできる限りの応援をしていきたいものだというふうに思っているわけでございます。  ただ、最近、国の制度の中で、宝くじですとか、そんなところで黒部市の方にもお願いをすると、何年間に1回というペースですが、そういうことが聞いてもらえるという事業はあるわけであります。  ただ、これは富山県全体日本全体を対象にしておいでになりますだけに、それほど簡単な道のりではありません。それですから、どこかに、例えばコミュニティーセンター的なものをつくったのにいたしましても、あすこにコミュニティーセンターができたんだから、次はおれたちの番だというふうな過大な期待ということは、ぜひ議会の皆さん方も、そういうところは理解をしていただいて、コミュニティセンター的、宝くじ関係を始めといたしますものについての大きな期待をしてもらっては、大変だなと思います。  また、市におきましても、それぞれの地区の公民館におきましては、補助事業等を持っておりますので、少なくともその補助事業の活発な運用を図っていただきまして、地域の皆さん方と一緒になりながら、地域の拠点づくりをしていきたいものだというふうに思っております。  文化センターの中での茶室のことについても触れられました。私もたまに招待を受けまして、慣れない手つきで、慣れない作法で正座をあまり長くできないでお茶を一服飲まさせていただいておりますが。先ほど朝倉議員さんが、あの場所へ行きますと、そのような落ち着いた気持ちになれます。  しかも、その中に一つの作法がありまして、その作法を手順よく行っていけば、何となく和やかな気持ちになる。しかも、その作法の中では、姿勢を正すという部分があるわけでありますが、この姿勢を正すということは、人間として姿勢の中では一番疲れない形というのが、その作法の中に組み込まれているというふうに聞かされておりまして、例えば背筋をきちっと伸ばすと。少しあごを引くという形が、長時間正座をしていても一番疲れないことなんだと。それからして、それが茶道の中での作法になってきているんだということ等を一つずつ聞かされることがあるわけであります。  例えばお茶を出される場合におきましても、2回半ですか、手前へ回すわけですが、出される方は、正面を自分のところに置いて出されると。飲まれる方が2回半回すと、ちょうど正面の一番飲みやすいところで飲むということだそうであります。  そんなようなことをいろいろ聞かさせていただいたいると、文化というものは、歴史の伝統というのは、一つずつ理にかなったシンプルさへの道なんだなというふうに思います。  今回つくられます文化センターの中での茶道にかかわるスペース、これは幾つかの流派の皆さん方があるわけでありますが、ある所にばかり傾がるということではなしに、多様な皆さん方が使えるような、それこそシンプルさを求めて、その中に構築をしていきたいなというふうに思っております。  女性の皆さん方の感性のことに触れられたわけでありますが、認識は同じであります。大変すばらしい、人間としても、それから男性から見た異性といたしましても、私たちに持たない、男性には持たないすばらしい感性を持っておいでになります。ただしひょっとすると、ある弱い部分も持っておいでになると思いますので、それはお互いに助け合いながら、補い合いながら、人間社会や家庭生活や、そういったものを構築していくのがやはりすばらしい社会だろうというふうに思うわけであります。  大変雑駁な答弁になったかと思いますが、拠点でありますそれぞれの公民館等々につきましても、ぜひ住民の皆さん方との十分な協議、これは地元負担ということも含めまして、協議の中で重要度の高いものから、私たちも一緒になって挑戦をしてまいりたいと、かように考えております。                〔6番 朝倉利一君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 朝倉利一君。 ○6番(朝倉利一君) 一つ訂正をお願いしたいんですが、先ほど、精神分析医学者を間違っていました。フロイトという方であります。訂正願います。  最後ですが、これは要望であります。空充秋という方が、ある雑誌にこういうことを書いておられます。「役人に芸術がわかってたまるか」という表題であります。これはどういうことかと言いますと、山や公園や空港に、有名作家の作品を並べただけで、芸術だなどと思っているのが役人である。ここ日本では、こんな勘違いも甚だしい地方自治、文化行政とやらが一行に改まる気配もない。こういったことを結論づけて言っておられるわけであります。  きのう、同僚議員から美術館のことについて質問がありました。その時の答弁の中で、市長さんは、手づくりの美術館、そして教育長さんは、その中にまた有名な、そういう芸術品を展示するんだということから考えますと、空充秋さんのこれは、黒部市に当てはまらないということで、きのうの市長さん、教育長さんの答弁を聞いてほっとしているところであります。  それで、これももう一つ、平成3年12月の議会の一般質問において、同僚議員が、水文化プランの提案をなされておりました。四つあったと思います。これもひとつ、黒部市文化発展のために、そして水にこだわる市長の姿勢として、真剣に検討していただきたいというようにお願いいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(池田岩雄君) 3番 能村常穂君。               〔3番 能村常穂君登壇〕 ○3番(能村常穂君) 皆様ご苦労さまです。季節は、今三寒四温をくり返しながら確実に春に向かっています。時代は混迷していても桜の花だよりはもうすぐ届くことでしょう。新年度は、いつの時も人生の希望の持てる時です。大きな志と明るい夢を持って6年度もお互いに頑張りたいものです。  さて、質問の前に余計なことを申し上げますが、しばらくの間お願いいたします。  少し表現が悪いかも知れませんが、この冬はだらだらの冬であったと思います。いつまでもすっきりしない天候が続いているように思うのは、私だけでしょうか。これに習ったのか、中央政界も本当に困ったもので、問題山積、前進なしの感がいたします。多様化した今日、国の舵取りは大変困難を要することは理解できますが、日米包括経済協議の物別れや、所得税減税問題をうやむやにし、さらには、今必要であったのか内閣改造につまずいた細川政権、こんな大事な時にあってはならない「政治不在」は、「国民のための政治」とはかけ離れているのではないでしょうか。それよりも大事なことは、長引く経済不況の中、「知恵も、汗も出さない人は、辞表を出せ」といわれている深刻な雇用不安にどう手を打つのか。さらに異常なまでの国内産米の買い求め、コメ騒動、正に政治は寝ている間に動き、経済は3年間も寝たままで起きようとしない現実である。これは首相一人の責任ではなく、いわゆるゼネコン汚職に見られるように日本人一人一人が利己主義を抑え、特徴であるところの忍耐強さを発揮し、今一度足元を見つめ直して、抜本的改革を進めていかなければならないと思うものです。  このことは何も、国だけに言えることではなく、本市においても非常に厳しい財政環境を踏まえ、一般会計、特別会計、企業会計合わせて、合計330億4,664万8,000円の新年度予算を先の提案理由にあるとおり、「むだを排し、最小の経費で最大の効果を得られるように」それこそ、各部署において知恵を出し、汗を出して辞表を出せといわれないように真剣に取り組んでいただくことを、まずは要望いたしておきます。  それでは、本題の質問に入らせていただきます。  今回は、北陸新幹線についてであります。「花が咲き、清らかな水が流れる北陸路を、流線型の新幹線が走る」。この夢を実現させるべく、昭和42年12月、北回り新幹線建設促進同盟が結成されてから四半世紀、北陸沿線地域の振興と発展を願って、先人各位が努力と粘り強い運動を続けてこられたことに、まずは心より敬意を表するものです。  この間、紆余曲折を経ながらも関係各位の熱心なる取り組みのおかげで、昨年10月にいわゆる糸魚川、魚津間の工事着工がなされたことは、大変喜ばしく、改めてお祝いを申し上げます。特に、新黒部駅設置になみなみならぬ努力をなされた荻野市長には、今も万感胸に迫るものがあるかと思います。今後も一日も早い完成を願って、さらなる努力を期待するものです。  そこで市長にお伺いいたしますが、さきの12月定例会での大野議員の質問の答弁とだぶるところもあるかと思いますが、その後の時間の経過の中で、改めてお尋ねいたします。まず、第1点目として新黒部駅建設にかかる周辺整備計画についてでありますが、先の答弁においては、若栗、荻生地区の沿線の方々に工事概要の説明を行ったとありますが、その内容はまさしく概要であって、腹の減った人にごはんを食べさせるような説明ではなかったように聞いています。もちろん、鉄建公団、県との三者協議が必要なことではありますが、地元の地権者の方々に気持ちよく協力していただくためにも、黒部市としての基本的な考え方、計画案を早急に策定し、それを三者協議の場へ押し出さなければならないと、私は考えますが、市長の見解をお願いいたします。  第2点目として、工事着工がなされ、いよいよカウントダウンに入ったわけですが、今後の諸問題をいよいよ具体的にクリアーしていかなければならないことを考えると、新年度の節目に当たり、庁内における新幹線新駅建設、周辺整備等の対策準備室的な機構の設置が必要と考えますが、どう思われますか。  次に、第3点目として、先ほどから申しています、新黒部駅は仮称でありまして、常々市長が言っておられるとおり、新川地区の駅であるという考え方は、私もそのとおりだと思います。そこで、新駅として二市三町、いわゆる近隣市町とのアクセス問題も明確にしていかなければならないと考えます。これからの計画をしっかり立てておくことが、フル規格による整備計画どおりの新幹線の建設につながると思います。  したがって、まず最初に、宇奈月町との具体的な協議会を持ち、アクセスはもちろん、応分の負担等についても話し合いをしていく時期に来ていると考えるが、どう思いますか。  いずれにいたしましても、目に見えてきた新幹線問題、これから一日も早い完成を目指して、また予算の大幅獲得に力を発揮するにも、黒部市が模範となる計画をつくり、強力に押し進めていかなければならないと考えます。新幹線に情熱を持って取り組んでおられる市町のさらなる決意をも含めてご答弁をお願いいたします。以上であります。             〔3番 能村常穂君君質疑席に着席〕 ○議長(池田岩雄君) 昼食のため午後1時まで休憩いたします。    休  憩 午前11時42分    再  開 午後 1時04分    出席議員 21人 ○議長(池田岩雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行いたします。
     市長 荻野幸和君。               〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) 午前中に引き続きまして、能村議員さんには、北陸新幹線に関する一点にしぼって質問を受けました。先ほどの冒頭にもありましたように、「春一番 冬来たりなば 春遠からじ」の今日でございます。厳しかった冬も、本日の春を待つかのように、一日一日と春めいてまいりまして、新しい平成6年の芽がいぶき、これに花を咲かせていきたい、そういう年にいたしたいものだというふうに思うわけであります。  さて、先ほども冒頭に能村議員さんがおっしゃいましたように、日本の国内、また、世界の中におきましても、混迷の様相を呈しておりますし、国内的におきましても、政治改革が議決され、これからの地方議会、また国政におきましても、どのような社会が構築されていくのか。過去の歴史の政治の動向を勘案いたしますと、片方では、かなり熾烈な選挙が行われるんではないかというご意見もありますし、すばらしい人を選ぶことができるんではないかっていう、大きな期待の話もあります。私たちは、政治改革を通じまして、新しい時代へ真剣に対応していかなくてはならない、そういう選択をしていかなくてはならない時代も、すぐ目の前に迎えたんだろうというふうな認識をいたしているわけであります。  米の問題につきましても、大変激動する状況になってきておりますし、現在もかつてのトイレットペーパーのようなとはいかないまでも、大きな不安、先行き不透明さという不安の中での行動が、あちらこちらで散見されるという状態になっているということを、認識しているわけであります。 ゼネコン問題にいたしましても、新聞紙上等で、また報道等でいろんな問題が事実として報道されているわけでありますが、いずれにいたしましても、政治に携わる者、きっちりと自分の信念、身を正しながら進めていかなくてはならないと、かように考えているわけでございます。  むだを排し、最大の効果を上げていくということは、行政のみならず、議員の皆様方にも与えられた市民からの大きな期待でありますし、それが責務であろうというふうに考えております。  さて、ご質問の北陸新幹線に関することでありますが、先ほど能村議員さんからもお話がありましたように、昭和42年に、北回り新幹線ができあがりました。発想がなされましてから、国におきましても、地方におきましても、大きな期待、またこれが、日本海側における発展への大きなインパクトになるものだという理念のもとに、生まず、たゆまず、政治的な運動が展開されてきました。その間、私たちの先輩諸氏が休むことなくこの運動に展開をし、先ほどご指摘がありましたように、昨年、いよいよ糸魚川・魚津間、本格着工という運びになったことは、これにたずさわられました、またそのことを期待しておいでになりました皆さん方と共に、喜びにたえないところでございます。  ただ、私たちが求めておりました新幹線というのは、東京・富山、2時間フル規格というものでありました。今回発表されておりますものは、その目的を、我々の願いを達成できるかどうかということにつきましては、大変危惧するものであります。ただ、将来的にはフル規格の新幹線が整備され、そのための一里塚であるということの認識をしながら、これからも北陸新幹線のフル企画化へ向けて、議員の皆さん方や市民の皆さん方とと運動を展開していかなければならないというふうに思うわけであります。議員各位、市民各位、また関係者各位の格別な支援とご協力をお願い申し上げるものでございます。  さて、ご質問の趣旨でありますが、まず、第1番目の仮称新黒部駅建設にかかる周辺整備の計画についてどのように考えているのかということであります。新黒部駅設置に伴いますアクセス道路網の整備等につきましては、平成3年3月に策定いたしました、黒部市基幹道路網計画に基づきまして、新川地域の各方面並びに、黒部市内各地や黒部インターチェンジからのアクセス道路網の整備を進めたいと。ことに新駅のアクセス道路の整備は、新幹線の開業と整合性を図りながら進める必要があるというふうに考えております。糸魚川・魚津間の着工の見通しには、平成4年度に行いました、黒部市の重要要望事項などから、かねてから県等に要望してきたところであります。今後、さらに整備に向けまして、関係方面に強く働きかけてまいりたいと、かように思っております。  また、駅の周辺整備につきましても、新黒部駅の整備につきましては、今年度実施しております都市計画基礎調査、いわゆる飛び用途のための基礎調査でありまして、さらに、平成6年度に予定しております都市計画マスタープラン、用途地域の見直し案の作成など、駅周辺地域の都市的利用を図るための必要な作業を進める必要があります。  また、駅周辺の整備は、駅舎、駅前広場等施設の位置や規模、機能と密接に関連するわけでありまして、新駅の施設計画の方向づけと整合性を図りながら進める必要があります。鉄建公団、県、市ともよく連携をとりながら、前向きに進めてまいりたいと考えております。  新幹線駅舎の建設についてでありますが、駅舎の建設にあたりましては、地元といたしましては、県の東部に位置する駅という基本的な位置づけのもとに、現在発表された駅舎位置を見ておりますと、富山地方鉄道とのアクセスが入ってないというものが提示されておるわけでありまして、私たちはぜひ、富山地方鉄道とのアクセスを考えながら、駅舎というものを、新黒部駅というものを考えていきたいというふうに思いました。将来の需要予測や交通動線、その他必要な調査、検討並びに各方面との調整を行いまして、その目的を達成していきたいと考えております。  さて、駅舎の建設は、糸魚川・魚津間の工事をおおむね10年とするということになっておりますが、その後半に着手されると聞いております。それらと整合性を図りながら、地元としての対応を図ってまいりたいと考えております。地元関係者の皆さん方には、大変歯切れの悪い話をいたしておりますが、いずれにいたしましても、きっちりとした市だけで行うということではありませんので、関係省庁、関係団体と連携を密にしながら、10年先の新幹線の完成をめどに、ただいまご説明申し上げましたような手順で仕事を進めてまいりたいと考えております。ご理解とご協力をお願い申し上げます。  次に、2番目のご質問の、庁内における新幹線周辺整備等の対策室を設置したらどうかというご質問でありますが、先のところの質問でもお答えを申し上げましたが、組織機構の見直しを、新年度のところで考えていきたいというふうに思っておりまして、その名称を新幹線対策室とするかどうかということにつきましては、黒部市が抱えております、多様な需要をも含めまして、新たな組織を考えて、4月からスタートさせたいと考えております。成熟度等を考慮しながら、機動的な対応を図るつもりであります。  次のご質問の、近隣市町村、特に宇奈月町との具体的な協議について、どのように考えているかということでありますが、これは、新川地域の県の東部の位置する駅ということでありまして、私の考え方はそうでありまして、近隣市町村の全部の皆さん方から、そのことに賛同を得られるかどうかということは、大変微妙なことでもあろうと思いますが、少なくともアクセス道路等々につきまして、同一歩調で皆さん方の理解を得まして、新川権益の皆さん方が使いよいような駅舎、また、また、アクセス道路等々にしていきたいものだというふうに思っております。  なお、特に宇奈月町とのことについても触れられたわけでありますが、先の宇奈月・黒部議員協議会等でもいろいろご発言があったり、ご協議がなされた段階であります。その可能性につきまして、私たち事務レベルと言った方がいいんでしょうか、のところでも、その道を探るための協議をぜひしていきたいというふうに思っております。  いずれにいたしましても、この駅舎を利用しやすくしていくためには、前々から申し上げておりますように、パーク アンド ライド方式、また、地鉄がドッキングしていくという方向で進んでいくということが、地域の皆さん方や駅を利用される皆さん方にとって、ハード的な、ソフト的な面を考えましても、そのような方向で私自身は議会の皆さん方と一緒になって進んでいきたいものだというふうに思うわけであります。  宇奈月町さんとも観光資源というふうなあり方等も含めまして、十分な協議をいたしまして、方向性を見出していきたいというふうに思います。考えられることは幾つかあるというふうに思いますので、どうぞ議会の皆さん方からも、いろんなアイデアを出していただければありがたい、また、協議をしていただければありがたいなあというふうに思っております。  いずれにいたしましても、県内にできます、新しく設置される駅は、黒部駅、富山駅、高岡駅、その中でも県東部では、新しく場所を変えて新設されるというのは黒部駅だけでありますので、県等の協力も大いに引っ張り出しながら、将来に向けてすばらしいものにしていきたいと、そのような決意で取り組んでおりますし、また、皆さん方と共に、ぜひそういうふうにしていきたいものだというふうに思っております。以上であります。               〔3番 能村常穂君挙手〕 > ○議長(池田岩雄君) 3番 能村常穂君。 ○3番(能村常穂君) 総体的には、前向きのご答弁をいただいたわけでございますけれども、昨年の10月に本格着工がなされて、それから10年の工期の中で確かに、今まだ具体的なものが出ないかとは思いますけども、特に駅の建設が予定されております若栗地区の地権者の皆様といいましょうか、方々にしてみればやはり一番不安というか、心配に思っておられるのは、どの程度の面積でどこに駅が建設されるのか、そういうものが一番心配になっておると思います。第三者から見れば、まだまだそういうものは時間的な余裕といいましょうか、ものが、時間を積み重ねなければ決まらないよというふうに思いもしますけれども、当事者になればそうではなくて、大変心配するところであります。前々からの話の中での、この後の作業としては、駅舎の建設にかかる言葉として出てきました、センター杭をいつごろ打てるかという、そういうところ、市長のこれまでの取り組みの中で、予測と言いますと、まあ予測できないという答弁になればそれまでですけども、希望としていつごろにそういうものを明示できるかというところを聞かせていただければありがたいと思います。  それから、組織の機構といいましょうか、工事がスタートしましたんですから、黒部市の体制として今後新年度に向けて新しく強化しながら、前向きに進めていくということでございますから、それを十分期待したいと思います。  それから、宇奈月というよりも、県東部駅として、新川広域圏内の各市長との関係ですけども、全部が全部、理解を得られるかどうか難しいという面も理解できますが、特にその第1段階として宇奈月町との、私は、関係を重視したいなあと思って質問したわけですけども、どちらかといいますと、今、予定されております駅の予定地の方は、黒部市とすれば、面積的にはやや宇奈月寄りに寄っていると。これは、宇奈月町と黒部市と全体を見ますと、合わせて見ますと、中心になるというふうな考え方からもして、やはり宇奈月町との話し合いといいましょうか、それこそ協力関係が一番大事じゃなかろうかと言うことで申し上げたわけです。  それで、今から言うことは、答弁していただかなくてもいいんですが、この間、宇奈月との協議会の中で、合併問題が出まして、問題が出ましてと言うより、その部会がありまして、その中で、どうだと、今までのことはおいといて、今後またさらにその問題を詰める時は、新駅が出来るころをめどとして、合併の話をしていけばいいんじゃないかなあというふうなこともありました。直接新幹線建設と合併とは関係ないんですけども、そういう黒部と宇奈月町との関連の中で、特に新幹線の駅の建設に関しましては、宇奈月との緊密な話し合いが大事じゃなかろうかというふうに思うわけです。  以上、今申し上げたことに、いま一度ご答弁いただければありがたいと思います。 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君。                〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) まず、駅舎センター杭の話ですとか、駅の位置の話ですとかいうご質問があったわけでありますが、私たちの方では、地元に説明会等々を行っておりまして、何メーター違うとか、何センチ違うとか、という話は別にして、駅舎は、おおむねこの所に建設予定をされております。これは、図でもって、図面でもって提示を致しております。  もう一つは、通過するルート、新幹線の通過するルート、ここもおおむね、幾らかの幅のぶれはあるといたしましても、おおむねこういうルートで宮野を過ぎる、ほんの少しの先までは、こういうルートで通りますということは、図面を持って提示いたしております。ただ、工法といたしまして、土盛工法にするのか、それから高架にするのか、これによっては、敷地の幅がぶれるわけです。これは今後の政治課題等々になっていくわけですが、以前に2,500分の、私の記憶が、ちょっと定かじゃないんですが、2,500分の1の図面を住民の皆さん方に縦覧をいたしております。その基本的なルートというのは、そうと言うのは変な言い方ですが、そう変わるものではないというふうに思っております。  ただ、宮野のトンネルを過ぎてからは、ミニマム、スーパー特急方式というものが出てきてから、その先が、現在のJRにつながなくては用をなさないということで、の部分というのは、現在も明らかにされておりません。それですから、前沢地域から以北の部分については、今まで話を、図面提示をされてきたものと、そう大きな違いはないということで、ご理解賜りたいと存じます。  それからセンター杭のことも当然あるわけでありますが、これは、鉄建公団が行う事業ということになるわけで、今回の糸魚川・魚津の本格的着工の費用は、ほとんど難工事部分といわれるトンネル工事に費やされるということでありまして、ただ、事務的には、できるだけ早い時期にセンター杭を地元の皆さん方と話をさせていただくように、努力をしていきたいというふうに思います。  なお、今年度の一般会計の予算の中におきましても、駅施設、基本構想を立てるべく、予算計上をいたしておりますので、ご承認を賜りますようお願い申し上げるものでございます。  なお、宇奈月町とのことについても触れられたわけでありますが、これはもう、20年になんなんとする、両市、町の課題であります。私の先輩の市長さん、歴代の議長さん、歴代の議員の皆さん方が、このことについていろんな場面で、いろんな話をしておいでになりました。機運が少しずつではありますが、お互いの理解と、お互いの協力関係が少しずつ前進をしつつあるのかなあというふうに思っておりまして、大変たのもしく思います。ただし、これはイエスかノーかという二つの選択しかないわけでありますので、お互いの話し合いを十分に煮詰めながら、今、国の方でも申しております、地方分権の問題や、それから広域合併の問題や、ある効率のいい行政を進めていく中での地方行政体のあり方といったものが、最近特に、国会におきましても、進められてまいっていることは、頼もしい限りであります。  例えば、最近合併によって不利益になりないように、ある経過措置をとるといったような、幾つかあるわけですが、そういうことも言われておりまして、例えば交付税が、それぞれの市対市でもいいですし、市対町でもいいわけですが、なった場合には、3年間だったか、5年間だったか、ちょっと期日は覚えておりませんが、その交付税を合併した市町村に対して合算をして、3年間だったか、5年間だったか忘れましたが、交付しようじゃないかとか、その他の合併のしやすい環境整備を進めていこうということで、国会の中でいろんな議論をされておりますので、私たちはできるだけそういう状況のいい時期、しかも前々から申し上げておりますように、生まずたゆまず研究を重ねて、もしそういうふうな時期に至った時には、お互いに果敢な決断をするという時期をはずさないで決断をするというための準備期間は、ぜひ持っておかなくてはならないというふうに思っております。事務的にも、いろんな観点から連携を密にしていきたいというふうに思っております。  なお、選挙制度の改正が行われたわけでありますが、小選挙区比例併用制でありますか。このことは、いろんな見方があると思いますが、私は感ずることは、その小選挙区の中では、1人の代議士しか選ばないということであります。これは、とりもなおさず、大統領選挙というふうに認識してもいいんじゃないかというふうに思います。すばらしい新制度のもとでの選挙は、すばらしい方を、すばらしい考え方を持った実行力のある人を選択していかなくてはならないのかなあ。そういった場合には、選挙区1区というのが、一つの自治体として大同合併というところまで話が進んで行くのかなというような気もいたしまして、お互いによく勉強をしておかなくてはならない今日的な地方分権、地方自治権をも含めまして、大切な問題だろうと、この提言を踏まえましてより研究、研鑽を努めてまいりたいと、かように考えております。以上です。               〔3番 能村常穂君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 3番 能村常穂君。 ○3番(能村常穂君) 余計な合併の話までして答えていただきありがたく思いますが、新幹線の話に関しましては、先ほど来20年も、27年もですか、過ぎた中で、これからまだまだ先の見えない所がたくさんあるわけでございますが、黒部市においても、先ほどから出ております大変難しい問題、お金の掛かる問題があるわけで、今後特別委員会もありますことですから、十分そこらでも検討されると思いますが、今まで持ってこられた情熱をさらに強くして、取り組んでいって欲しいというふうに思います。もちろん、我々も任期のある間は、微力ながら一生懸命応援させていただきたいと思います。  もう一つだけ、ちょっと聞いておきたいんですが、今、出ております予算案の中で1,727万円ですか、調査費とかってありますが、具体的なものを少し、わかれば少し、お答え願いたいと思いますけども。 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君。                〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) まず、訂正をさせていただきます。先ほど私は、環境影響評価の縦覧をした時に、2,500分の1だったかなあと思ったと言いましたが、1万分の1であります。訂正させていただきます。  それから一つだけつけ加えさせていただきますとすれば、毎年若栗振興会というのが開かれておりまして、十何年間、私も若栗振興会の総会に、一度だけ欠席をしたと思いますが、その他の時にはほとんど出ております。懇親会を始められる前に必ず1時間以上、実は役員の皆さん方と、県議さんもお入りになるわけですが、懇談会という時間が設けられております。その中で私たちは、若栗地域の皆さん方にお互いに質問を受け、私たちが知り得ている情報、考え方というものを振興会の皆さん方との、1時間以上になるでしょうか、その中でいろんなコミュニケーションを取らさせていただいている。もちろん、地域出身の池田議長さん、霜野議員さんもご出席、両県員さんもご出席の中で、市との立場から、議員の立場から、県の立場からということで、毎年実は、このことについて行わせていただいているということ申し添えておきたいと思います。  もう一つは、舌山地域、駅周辺、舌山地域におきましても、年に1度は、最近少し、建設部長が出たり、助役が出たりいたしておりますが、地域の皆さん方との会話を欠かしたことがないということでありまして、かなりこの新幹線のことにつきましては、かなり熟度が、地域の皆さん方の熟度は高いものというふうに思っておりますし、視察にいたしましても、あらゆるところへの視察をしていただきまして、すばらしいノウハウをお持ちですし、私たちに対しましても、いろんな観点からの提言をしていただいているということを申し上げておきたいと思っております。 ○議長(池田岩雄君) 建設部長 福田和彦君。               〔建設部長 福田和彦君登壇〕 ○建設部長(福田和彦君) 幾つか、今回調査の内容があるわけでございますが、主だったものだけ3点ばかり申し上げたいと思います。  1点目は、新幹線駅と地鉄駅との共通駅化の具体的な施設計画を検討するものであります。  2点目は、新駅の位置、機能、規模等、具体的な施設計画に伴います駅整備、あるいは周辺道路整備の計画でございます。  3点目は、市の都市計画事業としての整備手法も含めました、新駅周辺の土地利用計画の具体的な方針等を、検討するということにいたしております。以上でございます。               〔3番 能村常穂君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 3番 能村常穂君。 ○3番(能村常穂君) ありがとうございました。調査というのは、先ほど市長の答弁の中にもありましたように、飛び用途地域とかいう言葉が出ましたけれども、そのことの調査ですか。わかりました。  何しろ、新幹線問題というのは、これからもまだまだ遠い道のりでありまして、先ほども言いましたように、さらに力を込めてやって、頑張っていって欲しいというふうに思います。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(池田岩雄君) 12番 徳本義昭君。               〔12番 徳本義昭君登壇〕 ○12番(徳本義昭君) 3月定例会に当たり、質問してまいりたいと思います。  94年度の黒部市の1年間の予算の論議をする議会の性格からして、政府の動向を注意深く見ておく必要があろうかと思います。  ご承知のように、昨年の8月に誕生した細川連立内閣は、わずか7カ月の間に、長年自民党がやろうとしてできなかった小選挙区制、政党公費助成の導入、米の輸入自由化、年金の大改悪、消費税率のアップなど、また大学授業料、お酒やビール、郵便、電話、高速自動車道の料金、自動車車検料、固定資産税の値上げ、私学助成の大幅削減、病院給食費の有料化等々、いずれも国民への犠牲転嫁を押しつけるものであります。政治の要は、アメリカ言いなりの軍事拡大路線であり、大企業本位の自民党政治の継承であります。  今、自治体が予算編成の中で優先すべきは、不況と政府の悪政の防波堤として、住民生活を擁護することであります。ところが、荻野市政は、防波堤になるどころか、政府の言う地方単独公共事業の推進をし、市街の大手業者の懐を潤し、地元業者が仕事につけない状況をつくり出し、事業費のつけを住民に負担させようというものであります。  深刻な不況時に、市税率アップ、手数料、幼稚園料の値上げを提案していることは、到底許されないところであります。  それでは、順を追って6点にわたって、具体的に質問してまいりたいと思います。  まず、第1番目は、細川内閣の政治改革、国民福祉税等に対する見解についてであります。リクルート、共和、佐川、ゼネコン問題と、相次ぐ金権腐敗政治が国民の前に明らかになり、金権腐敗のおおもと、企業献金、団体献金を直ちに止めるべきだというのが、世論調査の結果に見られる国民の声であったわけであります。ところが、自民党政治、後を継いだ細川内閣与党は、問題の本質をすり替え、現行の中選挙区制は、金がかかる制度だから、選挙区制度を変えなければならないと言って持ち出したのが、小選挙区制度であります。  小選挙区制度はご承知のように、3割台、4割台の得票で、6割台、7割台の議席を得ることができる。少数政党切り捨ての中で、国民の民意を反映させない制度であり、大政党独裁の強権政治を志向するものとして、大半の国民は、「小選挙区制は許さない」。この国民の意思の反映が、2月21日の参議院における12票の大差で否決という結論を出したわけであります。ところが、急転直下、議長あっせん及び、与党と自民党のトップ会談という名前での密室談合によって、一たん否決された小選挙区制案を、さらに改悪することで両者が合意し、国会に強引に押しつけたものであります。このやり方は、議会の民主的運営を根本から踏みにじるものであります。  ご承知のように、否決された政府案から施行期日だけを抜いたものを、両院協議会の妥協の成案だと称して、衆議院、参議院にかけ、一たん反対をした自民党が賛成にまわり、大差で可決をしたわけであります。このことは、民主主義の根本が問われている問題でもあります。市長には、こうしたファッション的なやり方に対して、自民党公認市長としてどのような見解をお持ちか、簡潔に答弁をお願いしたいと思うわけであります。  次いで、国民福祉税であります。細川総理は、2月3日未明、消費税を国民福祉税に名前を変え、税率を7%に大幅アップすることを国民の前に明らかにしたのです。税率アップは、国民に大増税を押しつけるものであります。とりわけ被害の大きいのは、高齢者や母子家庭、障害者であります。国民福祉税構想は、国民世論の轟々たる批判のもとで、撤回せざるを得なかったのは当然であります。  しかし、細川総理は、今でも増税方針をあくまで貫く姿勢を変えておりません。国民福祉税の構想は、連立与党の論議を踏まえて決断をさせてもらったものであり、その後の政府税調の答申を引き出し、あくまで消費税率アップは、今年末までに必ず実施するという談話等にも見られるように、増税の構えを崩していないわけであります。国民の大半は、反対をしている大増税に対して、市長の見解をお聞きしたいと思います。これも、ごく簡潔にお答えを願いたいと要望しておきます。  2点目の問題は、米の問題であります。2月半ばごろから、毎日国民が米屋さんやスーパーの米売り場に列をつくる様子や、おいしい外米、特にタイ米の食べ方などをテレビで放映をいたしております。「あした食べる米がない」。その深刻さは、20年前のオイルショックによる物不足に匹敵する事態ではないでしょうか。  つい先日も、近所のひとり暮らしのお年寄りが、米を買うのに町中米を求めて回ったが、国産米はとうとう買うことができなかったと話していました。米屋さんに言わせると、これまでお得意さんの分は何とか確保できるが、飛び込みのお客さんは、申しわけないがお断りしているとの声でありました。  食糧庁長官は先日、タイ米の20%ブレンド米を小売り屋に義務づけをいたす発表を行いましたが、消費者の選択の自由を否定する統制手段で対処するやり方は、消費者の反発が強まっております。ここ2、3日、新聞等にも大きく報道されているとおりであります。市長には、市内における実情の把握をいかようにされているのか、お聞きしたいと思います。  次いで、減反、他用途米の問題であります。政府は、区作だから米不足になった、こう言っておりますが、もともと米が余るからと、農家に減反政策を押しつけたのは自民党政府でありました。減反政策を押しつける一方で、米の輸入自由化を画策してきたのも、自民党政府でありました。  そうした中で、国民に約束をした、最小限100万トンの備蓄米は、ふたを開けてみたら20万トン。国民消費の一週間分に匹敵する、そういったものしかなかったことも明らかになり、今日一層の米不足に拍車をかけているわけであります。米不足は、凶作だからではなくして、政府が仕組んだものと断定せざるを得ないと思うわけであります。  細川内閣は、米不足を逆手に取って、マスコミの支援を受ける中で、米の輸入自由化を受け入れることに踏み切ったのであります。昨年の12月14日、ガットウルグアイラウンドの農業合意を受け入れたわけであります。  国民の求めているのは、安心して食べられる国産米をと。農家の皆さん方に減反の押しつけではなく、おいしい国産米をうんとつくって欲しい。これが、今、全国に満ちている国民の声ではないでしょうか。「輸入して減反とは何事か」。これが農家の怒りの声です。市長には、こうした国民の声に、農家の声にこたえ、今年は黒部市内における減反は、一切受け入れない姿勢で臨むべきだと思うわけでありますが、いかかでしょうか。  また、12月14日のガットウルグアイラウンドの農業合意の受け入れは、ご承知のように、4月に調印、9月に国会の承認。批准でありますが、国内法の改正がなければ効力を発しないのは、ご承知のとおりかと思います。  市長には、批准阻止、国内法改正反対の意見書を上げるべきだと思うが、所見をお聞きしたいと思います。  第3点目は、不況対策についてであります。細川内閣は不況対策を名目に、自治体に過去最高の借金をかぶせる一方で、地方単独公共事業、前年度比12%増の全国18兆5,700億円も押しつけているわけであります。借金とため込みを財源として、単独事業を主とした公共投資は、それ自体が財政を圧迫し、福祉などの後退を引き起こす要因となるだけではなく、ゼネコンを始めとした特定企業の大もうけを保証する建設事業、開発プロジェクトをむやみやたらと広げ、地方財政が破局の道のりへ進むことにつながりかねない状況をつくり出しております。  94年度政府予算案の経済政策は、自民党政治の基本を引き継ぎ、政府与党、自民党とも従来型の古い枠を一歩も出ていないのであります。不況を克服する道は、国民一人一人の懐を豊かにすることと、全事業所の99%、そこで働く勤労者、労働者が79%を占める中小企業の仕事を確保することであります。  消費の60%は個人消費であり、日本の経済を今日ここまで引き上げてきた原動力は、中小企業の並み並みならぬ努力の中で築いてきたからであります。  日本共産党の不況対策は、国民が切実に願っていること、疑問に思っていることに正面から答え、国民の立場に立った全面的な民主的対策を提起をいたいしました。不況対策の内容は、一つ、いかなる名目であれ、消費税アップは許さない。二つ目に、自民党政治の古い枠組みにメスを入れれば、10兆円台の財源は確保できる。3点目が、今すぐ取り組むべき5つの課題を提起をいたしております。  小さな第1番目として、消費税なしに6兆円の庶民減税を行い、国民の購買力を高めることであり、2つ目は、ゼネコン優先から国民優先へ、浪費型公共投資を洗い直し、福祉型公共投資に切りかえることであります。3つ目が、中小企業、業者の経営危機を打開する緊急対策を実施すること。4つ目が、事業再構築、リストラの名による大企業の人減らし、下請けいじめをやめさせ、産業空洞化を抑える。5番目が、バブル崩壊の後始末を国民に押しつける政策を改めることであります。  先ほどの大きな3点目としての財源の問題に、少し触れたいと思うわけであります。財源確保の具体策であります。一つは、ゼネコンの浪費をなくし、公共事業費を節減する。公共投資の総額は、ご承知のように、国、地方を合わせて40兆円にのぼっているわけであります。ゼネコンの元役員が、テレビで証言したように、公共事業費は30%から20%も高くなっていると。1割から2割は確実に下げることができる。場合によっては、半分にすることもできると証言をいたしているわけであります。TBSテレビ、93年12月20日のテレビであります。建設省の公共工事積算手法評価委員会の報告書も、アメリカと比べて約3割高いと述べている。仮に1割減らすことに成功すれば、4兆円の財源が生まれるわけであります。  2つ目は、大企業への補助金たれ流しをやめることであります。日立、三菱重工各60億円など、大企業への補助金は、技術開発を名目にした通産省分だけで、毎年1,000億円を超えております。  各省庁から電源開発、新エネルギー開発、科学振興、海運助成、貿易保険などで、さまざまな名目で、無数の補助金が大企業に注ぎ込まれております。これを縮小、廃止するだけで、3,000億円の財源が出てまいります。また、地方自治体に対する補助金を、分野ごとの総合補助金に改め、縦割り、重複投資のむだをなくす方向に改めるべきであります。  3つ目は、軍事費を圧縮することであります。ソ連脅威論を口実とした1,000海里シーレーン防衛や、米軍駐留費の負担は、従来の政府の論理でも成り立たなくなっております。  イージス艦、エイワックス、空中警戒管制機など、シーレーン防衛を目的とした軍備増強の中止、米軍思いやり予算の全廃を始め、大幅な軍縮に踏み切ること。軍事費を半分に減らせば、2兆3,000億円の財源が生まれます。  また、毎年大幅に増えているODA予算、政府開発援助であります。1兆円を超えるこうした予算は、アメリカの世界戦略を支えることを、日本の大企業の進出の基盤づくりのために、もっぱら使われているわけであります。その内容を抜本的に改めるとともに、総額を減らすべきではないでしょうか。  4番目は、国債の低金利借り換えで、利払い費を節減することであります。庶民の貯蓄には超低金利を押しつけながら、その大部分を大銀行、大企業、大金持ちが保有する国債に対し、政府は平均して6%の高利を払っているわけであります。  国債の利払いだけで予算を見ますと、12兆円を超える国民の税金が使われております。高い金利の国債を途中償還して、低金利のものに借り換え、利払いを減らし、金利を1%減らすだけで2兆円の財源が生まれるわけであります。  5番目は、大企業優遇の不公平税制を正すことであります。6種類の引き当て金、22種類の準備金で、大企業の利益隠しを合法化している国は、世界中で日本だけであります。引き当て金、準備金は、参考までにアメリカは2種類であります。ドイツは10種類、イギリスも2種類。資本金100億円を超える巨大企業の実質法人税負担は31,4%と、異様に低いわけであります。  各種引き当て金、準備金を5ヵ年かけて圧縮、整理し、もうけている企業ほど減税メリットが大きい不公平を是正する。これで毎年600億円の財源が出てまいります。グループのトップ企業ほど税金が軽い仕組みにメスを入れる。これで3,000億円。法人税にも穏やかな累進制度を導入する。これで6,000億円であります。  共同債権買い取り機構なる仕組みをでっち上げ、バブルの主犯である銀行に巨額の節税を保証する誤った政策はやめるべきであります。そうすれば6,000億円の財源が生まれてまいります。  設備投資をやればやるほど、減税される仕組みを正すことであります。日本の償却資産の法定耐用年数は、国際的に見て異様に短いのであります。参考までに日本は6年間、アメリカは17年と半年、ドイツは10年、耐用年数を3ヵ年かけて平均2割延長するだけで、5,000億円の財源が生まれてまいります。  多国籍企業の税逃れを防ぐことであります。タックスヘブン、租税回避国、10カ国への投資額は、8兆円を超えておりますが、課税対象所得は534億円にすぎません。利益率わずか0.7%というあり得ない数字がまかり通っているわけであります。適正に課税すれば6,000億円の財源が生まれます。  海外子会社が進出国で税金を払えば、日本本社の税金を負けてやるという外国税額控除制度、普通見なし税と言っておりますが、縮小、廃止するだけで3,000億円の財源が生まれてまいります。  大金持ちへの課税も適正化する。年所得5,000万以上の大金持ちには、本来ならば50%近い所得税がかかるはずが、さまざまな優遇措置によって、実際には24%程度にとどまっているのであります。優遇の半分を是正するだけで、2兆円の増収となってまいります。  政府の言う国債の発行か、消費税アップか、こうした二者択一を国民に迫る財源確保のやり方ではなく、先ほど申し上げましたように、自民党の古い枠組みを改め、財源の確保はやろうと思えば、大企業優遇税制の仕組みに抜本的なメスを入れればできるものであります。このことに対して、市長の所見をお聞きしたいと思いますが、簡潔にお願いしたいと思います。  当市の不況対策はどうか。巨額の借金政策のもとに、総合体育館、国際文化センターの建設等を始めとして行われるわけでありますが、契約のメインは市外の大手業者が中心であり、市内業者が参入できるのは、国際文化センター建設における数社に過ぎないわけであります。多くの市民の声は、今なぜ、国際文化センターの建設か、大きく疑問を投げかけているわけであります。
     また、総合体育館の建設に、地元業者がなぜ参加できないのか。納得がいかないという声を荒らげる状態でもあります。こういう時こそ、国際文化センター建設の先送り、この英断をすべきではなかったでしょうか。地元業者が等しく参加できる投資をすべきでないでしょうか。住民生活密着型の事業は、大きな遅れをとっているわけですから、こういったところに思い切った投資をされることこそ、当市の不況対策ではなかったでしょうか。市長の所見をお聞きしたいと思います。  第4点目は、ゴミの問題であります。昨年の12月に、新川広域圏事務組合の理事者側から一方的に発表された指定袋の提起は、ゴミの排出、収集時における収集処理手数料、微収が、ゴミの排出量を減量、抑制するはずとの過大な期待に根ざす収集のあり方が、有料化を視野に入れた指定袋制の導入につながったものと判断されるのであります。  指定袋の透明、半透明の発想は、分別の徹底、収集作業の安全確保、ゴミ意識の高揚や変革、コスト意識の助成など、減量化以外の効果も側面的には期待できるものと思われます。  しかし、有料化や指定袋制の導入が、今なぜ、緊急的、優先的な行政課題として提起をされたのか。住民の合意を得る努力もしないままに、選択として唐突に提起されたのか。指定袋制の導入で、ゴミ問題の何が解決されるのか。減量化が可能であるにしても、どれだけの減量化効果が期待できるのか。  ゴミ問題の最大の難題は、大量生産、大量消費と多様化する生活の中でのゴミの質の問題であり、指定袋制の導入で、このことが解決されるのかどうか、まずお聞きしたいと思います。  廃棄物の処理及び清掃に関する法律が自治体に課しているのは、適正処理と自治体内処理であります。ゴミ問題は、適正処理と自治体内処理の困難化問題でもあります。周知のように、現代のゴミの最大の特徴は、大半が企業により生産され、販売された製品であります。自然や大地が育んだ資源、エネルギーの果実が製品であり、その無残な姿がゴミであります。  廃棄物処理法が自治体に課しているは、これらのゴミを自然や大地に物質循環する営みとしての適正処理であり、今日、一般的に見るなら、多様なゴミの大量発生が、自然や大地への物質循環を阻むという、この種の問題現象が、今日的ゴミ問題としての適正処理困難化問題でもあります。  適正処理困難ゴミなどを、自然や大地に無理に還流、還元しようとすると、自然環境や、生態系が汚染、破壊されることにつながるわけでもあります。これまでの自治体の対応は、自然や大地にゴミを物質循環する能力としての対応から、ゴミを収集、運搬、処理、処分する能力、中間処理や最終処分に必要な施設能力に矮小化し、施設さえ建設、確保できれば、ゴミ問題は回避でき、解決できるという安易なやり方で対応しているわけであります。  ゴミを減らす方法には、二通りあると思います。一つは、動脈産業における企業のゴミの量産、量販の規制、制御による減量化。もう一つは、企業のゴミ量産、量販に何一つ規制、制御を加えず放置し、その上で排出、収集以降において減量化を図る方法、すなわち分別リサイクル、資源回収のやり方であります。前者は発生源に遡及して減量化する方法であるが、ほとんどの自治体は後者のやり方を取っているのであります。「混ぜればゴミ、分ければ資源」のやり方は、行政と市民による減量化であり、おのずと限界があります。動脈産業のゴミの量産、量販の流れに規制、制御を加えることが、最も安定的、効果的なゴミの減量化につながると思うのであります。  しかし、国も自治体の対応も消極的であり、拒否の姿勢であります。発生源遡及を求める世論の高まりを忌避している感じであります。発生源遡及に世論が向かうのをくい止め、住民の関心を末端での減量化の流れに乗せようといたしているわけであります。その現れが、有料化や指定袋制導入に見られるのであります。有料化や指定袋制導入が、減量化効果に確信が持てるかどうか、改めてお聞きしたいものであります。  最後に、国に対して、発生源対策を政府の政策として実施するように、意見書を提案するように求めますが、市長にはその意思があるかどうかお聞きしたいと思います。  5番目は、基幹道路整備計画の実施年度計画と、財源の見通しについてであります。  平成4年度に、基幹道路整備計画ができ上がり、逐次都市計画街路事業、地方主要道路改良事業など行われておりますが、市民が求める進捗度合いにほど遠いものがあります。  基幹道路は、国県の事業認可が前提であり、財源の裏づけなしには進めることはできません。市長の言う社会資本の充実に重点を置いている中で、道路整備に手が回らないということなのか、この中には財源の手詰まりが消極的にならざるを得ないのか、それとも精力的にやっているのに、国県の事業認可が得られないのか、今後の取り組みについてお聞きしたいと思います。  6番目に、国保税の引き下げ、3歳未満児の医療費無料化についてであります。高過ぎる国民健康保険税、何とかならないか。国保加入者の大半は、今日の不況の中で仕事が減っている。単価の切り下げにあっている、売り上げが落ちている、凶作で米がとれなかった等々、高過ぎる国保税がずしりと重みを増幅させているわけであります。「高くて払えない、下げてほしい。」悲鳴に近い声であります。  今年の予算を見ますと、国保会計も苦しい状況になっておりますが、こういう時だからこそ、思い切って国保税を引き下げて、ぱっと明るい材料を提供することこそが、苦しい中でも、よし、頑張ろうという気を起こさせるのではないでしょうか。市長の答弁をお願いしたいと思います。  最後に、3歳未満児の医療費の無料化は、切実な要求であります。だからこそ、東京都や富山市のように、要求に応え、実施に踏み切る自治体が今、全国的に大きな広がりを見せているわけであります。  当市におきましては、1,000万円弱の財源があればできると思うわけです。子供を安心して産める、健やかに子育てができる、温かい思いやりというのなら実施すべきと思うが、国保税の引き下げ、3歳未満児の医療費無料化、この点について改めて市長の見解をお聞きしたいと思います。以上であります。             〔12番 徳本義昭君質疑席に着席〕 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君。                〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) 徳本議員さんからも、議長さんからも、簡単明瞭に答えてくれというご指摘でありますが、ご質問の内容をずっと聞いておりますと、それほど簡単明瞭に答えることばかりかなと。           (12番 徳本義昭君「イエスかノーかだけでいい」と発言。)  まず、冒頭の徳本議員さんのご質問にあります、細川内閣の政治改革や国民福祉税に対する見解ということでありますが、私自身、自由民主党公認市長といたしまして、自由を愛する自由民主党、ぜひ国の中枢を担って、国をリードしていっていただきたいという願いを込めておりましたが、不祥事、一部の人の不祥事等があって、その信頼を勝ち得なかったということは、誠に残念であります。  この前の、いつかの議会で申し上げたように、そういった不祥事を起こしたのは、もう200万自民党員に向かって謝罪をすべきである。万死に値するということを申し上げたのは、徳本議員さんもお聞きのことだろうと思います。  そのような中にありましても、信頼回復に自由民主党が今一度、失った信頼を懸命な努力によって回復しようといている真摯な姿であるのが、現在の自由民主党ではないかというふうに思います。  まだまだ、一度失った信用というのは、そんなにすぐに回復されるというふうには思いません。信用を失う時には一瞬にして失います。ただし、その信頼を勝ち得る時には、また何年間、何十年間という地道な積み重ねをしていかなければ、世の中の信頼というものは勝ち得ないんだろうと。そういう厳しい道を自由民主党が歩いているものというふうに理解をいたしております。ぜひ、国民の皆様方から信頼される自由民主党になっていただきたいものと、我々党員でもありますし、ぜひそのような方向で、日夜研さんをしてまいりたいと考えております。  なお、政治改革、細川内閣ができ上がりまして、自由民主党の基本路線を踏襲するということで、新内閣ができ上がりました。今までの細川内閣のやっておいでになりますことを見ますと、米の開放の問題や、政治改革の問題は、ある程度踏襲をされながら進んでこられたのかなと。今までの政府の踏襲は、その辺までだったのかなと。その後に起こされました行動というのは、例えば日米交渉、これは細川内閣が独自に考えられたことであったのだろうと。今までの方式とは全然違う方向で話をされたんではないかという印象を持っております。  また、国民福祉税構想にいたしましても、今までの手法とは違いまして、ある日突然に出てきた。私たちも、情報網を張りめぐらしておりましても、そういうことは事前に漏れてくるということはなくて、ある日突然の話であるというふうに思っておりまして、この辺からが、日米、それから福祉税、それから内閣改造は内閣の権限でありますが、そのタイミング、これは連立与党の細川さんの独自性を打ち出してきたものであるのかなというふうに思います。  ただし、いずれも大変、出しては引っ込められますし、日米のことにつきましても、その結果、私はどういう戦略を持ってやっておいでになるのかわかりませんが、かなり長期にわたっての戦略の中の1ページであったのか、短期での判断であったのか、もし短期的な視野から今のような日米で「ノー」と言われたことだということであれば、これはかなり考え方の違いをしておいでになるんではないのかなというふうに思います。  ただし、長期の戦略として、このことを一つの歴史しとして、アメリカと交渉していくという、そういう基本姿勢であるとすれば、それは将来に向けて結果が出た時ではないとわからない。ただし、皆さん方が危惧されるのは、アメリカ経済はずっと右肩上がりの状態です。それから、日本の場合には、右肩下がりの経済状態です。そういう時に、お互いに、これは外交交渉というのは、大変難しいというふうに聞いているわけですが、相手が強い時に自分たちが、弱い者が大きなことを言うと大体つぶされるというのが、政治外交の手法だというようなことを聞かされておりますが、私自身は、少なくとも現役段階だけで考えた場合には、決していい結果ではなかったというふうに思っております。ただし、長期的な戦略としては、これからどういうふうになっていくのか、よく勉強をしてみたいものだというふうに思います。  先ほどのご質問にもありましたように、突然出てきました福祉税、これは本人みずからが撤回されたことでありますから、再浮上するということになるのかどうかわかりませんが、目先を変えたものということでは、私自身は反対でありますし、もう少し国民の皆さん方に、これから長寿社会に向けて、先ほど徳本議員さんがいろいろ言われたように、こういうところも改善をする、こういうところも改善をする。しかし、21世紀の始めのころには、国民医療は今、21兆円のものが44兆円程度になりますよと。じゃあ、その財源を誰がどうやって負担するんですかといったような議論は、大いに国会の中や我々地方議会の中でも、やはり戦わせて、そのことによって国民の皆さん方や市民の皆さん方の理解を得ていくような努力を、当然すべきだというふうに思います。  いずれにいたしましても、冒頭にも先の議員の皆さん方にも申し上げましたとおり、平成2年の65歳以上の日本の人口は、1,520万人、平成32年の65歳以上の人口が3,273万人。平成2年度の倍以上の65歳以上の人口になるということが予測されているわけであります。もちろん、平均年齢等々の問題も、それから国民全体の人口の動態等もその中で予測されているわけでございます。この平成32年というのが、最大のピーク時というふうに予測されておりまして、平成37年にいきますと、平成32年からは少し減りまして、3,246万人程度になるんではないかというふうに言われているわけであります。  国民年金にいたしましても、医療にいたしましても、65歳以上の方が倍になるということは、いろんな予防等があると思いますが、今のような社会環境の中で病気になったり、痴呆になったりすると仮定すれば、最低今の倍の寝たきりの皆さん方や痴呆の皆さん方が発生するということになるわけでありまして、そうならないような社会を片方ではつくっていかなくてはならない。じゃあ、それはだれが負担をするのかという議論が、これは大きな今後の予算上の議論になっていくものというふうに思います。  私も、黒部市の財政の時の状況の時にも申し上げておりましたように、社会資本の問題については、早く仕上げるものについては仕上げて、限られた予算ですから、ある時にできるものはきちっとやっておくと。そしてこれからどんどん進んでいく長寿社会に向けて、ハードなものから人間というんでしょうか、人にどんどんとお金を使っていくという社会を構築していくべきじゃないかということを、きのうの一般質問の予算の部分のところでも申し上げていたところでございます。そのおまえの考え方が悪いということであれば、それは悪いということでありまして、私の考え方はそうでありますということであります。そういう観点に立ちながら予算編成をいたしております。  もう一つは、不況のところで申し上げられましたが、今回行います国際文化センター、それから総合体育館、たしかに高度な技術を要するものでありますだけに、住都公団や、大手の皆さん方の技術力もぜひ必要だということでやりました。  ただし、私はこの前に議会の皆さん方、また全協のところでも申し上げましたように、三つのことをきっちりと申しておりました。例えば、大手さんが受けられましても、地元の産業の皆さん方をぜひ優先的に使ってもらいたい。それから、鉄工の部分もあったわけでありますが、議会でも採択されましたように、大臣指定H部分、これはかなりこれは特殊な、量的な問題と技術力の問題があるわけでありますが、市内業者の中でそれに対応できない部分はHの部分というのがあるわけであります。もう1ランクを下げて、H部分というのがあるわけであります。これは大臣指定の中で。これは黒部市市内にも何社かあります。そういった、どうしても特殊な技術を持ってやらなくちゃならないところについては、これはいたし方ないといたしましても、黒部市内の業者の皆さんが持っておいでになります部分については、当然配慮すべきということをきちっと申し上げております。  それから、もう一つは、下請け法の問題があるあけでありますが、私たちの方は、きっちりと現金でお支払い、ある限られた時期には現金でお支払いするわけであります。その支払い等についても、企業の責任において遺憾のないように取り計らうべきだということは、この3点については、きっちりと申し添えております。ただ、個々の単価、契約、営業活動等については、私から指示をしたり、それからあっせんをしたりということは、当然やるべきではないというふうに思っております。  メモが来たんですが、鉄工関係のHの業者は地元にはおいでになりません。Mの業者はおいでになります。そういう考え方で予算編成、それから発注をいてしているところであります。  2番目の問題の、米の問題に触れられたわけでありますが、米の市内の状況をどういうふうに認識しているかということでありますが、私のところにもいろんな、公式にということではありませんが、いろんな皆さん方からなかなか米が買えないという話があちらこちらから入ってまいります。私はそんなことはないだろうと。米はあるはずだというふうに言っているわけですが、どうも流通的にはないということでありまして。この流通のメカニズムまで追求をする時間までなかったわけでありますが、全体的には年間1,000万トンの米の国内の需要があるわけですが、今回足りなかったのは20%、約200万トンくらい。あとの450万トンは政府管掌米、これは政府米、他用途米、それから自主流通米も含めてということであります。後の350万トンくらいが自由米と言われるものであります。  2,00万トン対450万トンですから、恐らく政府米はかなりタイトになっているというふうに思います。ただし、自由米については、まだひょっとするとどこかでストックがされているんではないのかなという予測なんでしょうか、勘ぐりをしているわけであります。  米が9月ごろに出てきたわけですから、その段階で800万トン程度が日本の国内のどこかにあるはずなんです。10、11、12、1、2、まだ5ヵ月ないし6ヵ月しかたっていないわけであります。どう考えても、この450万トンと350万トンの800万トンがこの市場からなくなったというふうにはどうも考えられない。ただ、全体の数字から言いますと、少し買いだめをされたもの、どこかで売り惜しみをされているもの、そういうものがあるのではないのかなと。ぜひ、もう数ヵ月すると新米等も出てくるわけでありますし、また、農家の皆さん方も、今年は早場米を植えようかなといったようなお話もありますから、こういう時にはあまりパニックになりないように、皆さん方に指導というのはなんでしょうか、パニックにならないようにしていただきたいものだなというふうに思うわけであります。  農業政策の中で、輸入をして減反とは何事かということでありますが、これは先ほどの議会で申し上げましたように、今回の不作とガットウルグアイラウンド、あまりにもタイミングが合いすぎたと。そう考えていたからそういうタイミングに合わせたのかということかも知れませんが、この不況の場合も、緊急輸入ということとの議論と、食管、ガットウルグアイラウンドの問題というのは、当然切り離して議論をし、国会においても私たちにもう少しわかりやすい、このことはこのことだよ。このことはこのことだよとやってはおいでになるんでしょうが、どうもあるところから一緒になって聞こえてくるようになったと。それがどうもガットウルグアイラウンドが、この不作のところに便乗してという言葉がいいかどうかはわかりませんが、ガットウルグアイラウンドのところに、米の自由開放のところに風穴をあけてしまったということなんではないかなというふうに気がいたしてなりません。  実際に、先ほどご指摘がありましたように、開いてみたら今まで100万トンくらいの在庫を政府が、食糧庁が抱えていなくちゃならないものが、開いてみたら20万トンしかなかったと。このことも実は、以前にも申し上げましたが、米の備蓄をするという段階の時に、農協の皆さん方と一緒になって、200万トンの備蓄をすべきだというふうな運動に私たちも参加をしたのが、ついきのうのような気がいたします。  ただし、開いてみたら20万トンしかなかったと。慌てて輸入をしなくちゃならなくなったと。これは先ほど、徳本議員さんがご指摘になりました、あまりにも農業、米戦略というものに対する見通しの甘さであったんではないかというふうな気がいたします。その責任は、やはり国が負うべきであります。  簡単にということでありますので、不況対策についての、共産党の皆さん方の不況対策の見解はよく聞かさせていただきました。徳本議員さんが先ほど言われたようなことは、私も講読させていただいております赤旗の中に、それと同じようなことが書かれてありましたので、よく共産党産の見解は、意見として見させていただきましたということであります。  4番目のご質問の、ゴミの問題についてでありますが、徳本議員さんからは、なぜ今ごろこういうことでゴミ袋の指定制を行うのかということのご質問でございますが、私たち新川広域圏の理事会の中で、これからのいろんな方針、方策を立てていかなくちゃならないわけでありまして、新川広域圏の中でゴミの減量化も含め、新しいゴミ焼却場の建設等も含めて、いろんなことで議論をしてきたわけでありまして、各市町村の中でも、ゴミの減量化については、必ずしもゴミ袋の指定制だけを取り上げて、ゴミの減量化の話をしているわけではありません。黒部市が行っております、例えばコンポストの話ですとか、コンポストをもう少し増やしていくことができないのかとか、それからトレイですとか、ペットボトルですとかといった化学物質等の問題について、分別収集ができないのか。分別収集をした場合に、その分別収集したものをどこへ持って行くのか。じゃあ、それを処理する方法があるのか。それからゴミのリサイクルはどういうふうにしたら、ゴミのリサイクルができるのか。じゃあ、新川広域圏として新しく処理場をつくるといたしますと、どれとどれの部分をリサイクル対象にするのかといったようなこと等も、当然議論をされているわけであります。  もう一つは、膨大なお金がかかるわけであります。現在、試算されているものにつきましては、新川二市三町のゴミを焼却、可燃をすると、すると当然環境問題等のこと、それから炉の修繕等々の問題、それから大気汚染の問題、大気の総量規制の問題等々をクリアしなくてはならない。そういうことをクリアしていく時には、最低限これだけのことはやらなくてはならないというものが積算をされていきますと、100億円を超える金額になっていくわけであります。  その中で、やはり片方では資源化するものは資源化するという方向で前へ進めなくてはなりませんし、それからコンポストやなんかのように、自然に戻してやるようなこともしなくてはなりませんし、リサイクルをするものはリサイクルをするというふうな方向でいかなくてはなりませんし、また、どうしてもだめなものは焼却をしていくと。もう一つは、先ほどご指摘がありましたように、ゴミになる前の段階の事業所、それから製造者の問題というのが当然あると思います。  例えばの例を出して申しわけありませんが、例えば、スーパー、デパート等での過剰包装等について、やはりゴミという観点から、私たちも法をつくるかどうかということは別にいたしまして、まず初段階としては、過剰包装等については指導をすべきであるというふうに思います。  もう一つは、製造者の段階であると思いますが、先の田中純子議員さんとも、婦人の立場でということで、いろいろ以前にも議論をしたことがありますが、例えばアルミ缶、スチール缶の回収の問題がありました。アルミ缶、スチール缶、実際に素人の人が見てもわかりません。これをもっとわかりやすい表示を業界の中でもやってもらうべきだという運動を、市連婦の皆さん方や、我々も含めまして運動を展開したのを覚えております。ただし最近は、スチール缶、アルミ缶の表示がどうにかされるようになりましたし、あるアルミ業界の中では、今まで50数%の回収率だったものをもっと60%まで上げようと。また70%まで上げようと、そういう努力がなされているわけです。  ただ、今の表示の方法は、私たち素人から見ても、読んでみないとわからないんで、もう少し色別缶のところかどこかで、色でぴちっと書いといてくれればそれでわかるのに、何もこれはスチール缶です、これはアルミ缶ですと、ああいう仰々しく書かなくてもいいのになと。ただし、それはそれぞれの業界のいろんな事情がおありでそういうふうになってるんだと思いますが、消費者側からすると、そういう運動も展開してきていましたし、これからも国の方でもいろんな製造業者責任の問題等々が議論されておりますので、ぜひ、デポジット方式になるのか、デポジット方式にすると、その分は消費者の皆さん方の価格に転嫁をしなくてはなりませんよと。そういうふうに高くなってもいいんですすかというようなことを、先日テレビでもやっておりましたが、これは企業内吸収をするのか、利用される方がその利益をこうむるわけですから、利用者の方が負担をされるのか、いずれかの選択をして、これは大きな問題でありますので、私たちの方でも北信越市長会に対しまして、黒部市の提案といたしまして、廃棄物に関する緊急重点対策ということを、平成5年の北信越市長会に黒部市案として提出をいたしました。  全国市長会へ提案されているわけでありますが、いろんな観点からこの問題が、全国的な問題でもありますし、ぜひこのことが市長会等を通じて実現されるように、今後とも委員会活動や市長会等で話し合いをしていきたいというふうに思います。  その中に書いておりますのは、製造業者の責務の強化に関する法的な整備をすべきであるということ、リサイクルの国際的な制度の確立に対する諸条件の整備を行うべきであるということ。それから、一般廃棄物に対します補助基本額、補助率、補助対象範囲等の国庫補助制度の充実を図ってもらいたい、図るべきだといったようなことを、本市が提案をしたしまして、全国市長会で議論をされているところであります。  公共投資のことについても触れられましたが、大手をもうけさせるばかりじゃないかというご発言でありますが、私は、全体にそれが経済効果として波及していくものというふうに考えております。国際文化センター、総合体育館はもっと先延べする方がいいんじゃないかというふうなご意見であったかと思いますが、現在のスケジュールで実行していきたいというふうに思っておりますので、理解とご決議を賜りますようお願い申し上げます。  5番目の基幹道路の今後の取り組みでありますが、これは何と比較をするかということでありますが、黒部市におきましては、実は基幹道路の公共認定を受けているものが、現在6本ではないかと思っております。  普通、こういう市町村の場合には、大体2本か3本というのが、どこかが仕上がってどこかが次に新しく採択をされるというのが、一般的な行政ルールというんでしょうか。これは県とか国が勝手につくったルールなんでしょうが。  そういうことによって、県内均衡を、また国の均衡を図っていこうとしておりますが、黒部市の場合には、少なくとも公共事業として採択をされている基幹道路というのは、かなり多い部分だろうと思います。  ただ、公共事業として採択をされて、私たちの力足らずでありますが、早く仕上げたいということで、日夜努力している路線も幾つかあるわけですが、なかなか地元の地権者の皆さん方の了解が得られないといいますか、ということで難渋をしているものもあります。  前にも申し上げたかと思いますが、ここの路線をかかる、何年で仕上げる。もしそこままでに仕上げなかったら、後はもう、財政的なということでの責任であれば、こちらの責任といたしまして。もしそうでなしに、用地ですとか、いろんな事情でということであれば、5年たった段階でとか、6年たった段階で、じゃあこれをこれ以上進めるか、進めないかという協議、選択をすべきなんではないかなと。そういうふうにでもしないと、道路行政というのはなかなか前へ進まないんじゃないかと。そういうことを実は考えてはいるわけですが、まだそれを実行に移しているという段階ではありません。これから大きな道路として起きてまいりますのは、三日市新光寺線、現在行っておりますし、荻生大布施線、南線、前沢植木線、石田生地線、石田磯線等々であります。その他、県道、国道、それから林道等たくさんあるわけでありますが、計画的に進めてまいりたいと思います。できるだけ公共事業を入れまして、市、一般道路等につきましては、公共事業の方にシフトをさせながら、片方では抑制を、緊急度の高いものへの抑制をいたしていきたいというふうに思っております。  次に、6番目のご質問の、国保税の引き下げ、3歳未満児の医療費無料化等について触れられたわけでありますが、大変厳しい国保会計の状況であります。これからも決して苦しくない状態がくるとは考えられません。  数年前の徳本議員さんからの、一般会計からの繰り入れもしていくべきじゃないかというふうにお話がありましたが、私たちも交付税算入等の問題もありましたし、国保会計へ一般会計から繰り入れてまいりました。それでも大変であります。ちなみに、平成6年度は、一般会計からの繰り入れは1億178万4,000円であります。それでも大変であります。ただ、ここで一つだけ、これは国との関係、それから国保加入者との関係ということになると思いますが、私たちはいろんな比較をいたしております。例えば、サラリーマンの方が国保に入られると、高いとおっしゃいます。そうだろうというふうに認識をいたしております。  これは、あるパターンとしての例で申しわけありませんが、固定資産税を8万2,000円納めておいでになる方、また、世帯員が夫婦と子供2人の場合ということを想定いたしまして、共済の金額と国民健康保険の金額の比較をしたしました。この比較というのは正しい比較かどうかということは別にいたしまして、一つの比較の方法だというふうに聞いていただければありがたいと思います。  30歳クラスで、月額20万円の給料をもらっておられるというサラリーマンの方。保険料は11万6,000円程度であります。ただし、これは企業負担がありますので、本人負担が11万6,000円。企業負担がありますから、ちょうどのその倍になるということで、23万円程度になります。その場合の国保は、29万7,000円になります。  幾つかのシミュレーションで、月額給与34万円クラスの人、これは保険料で19万7,000円程度であります。これかける2が共済に入ってくるということですから、約40万円ということになります。ただし、国保に加入しておいでになります皆さん方は、48万円の限度いっぱいということでありまして、私は、もう少し国保は、国の方の負担をすべきだということを言いたかったので、この数字を出ささしていただいたわけであります。  3歳未満児の医療無料化につきましては、先の議会でも申し上げましたが、よく検討をいたしまして、近い将来、そのような方向で、ご要望の方向で研究をして進めたいというふうに思っております。以上です。               〔12番 徳本義昭君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 徳本義昭君。 ○12番(徳本義昭君) 時間がございませんから、米だけちょっとお願いしたいと思いますが、先ほど私が言ったのは、減反を受け入れるのかどうかということを言ったんで。今、346ヘクタール、県の割り当てからいけばきいてると思うんですね。ただ、今の米不足の状況の中では、他用途米を含む減反を受け入れるべきじゃないという立場で先ほど質問したんで。これは、受け入れるのか受け入れないのか、端的にひとつだけ答えて下さい。最初に。 ○議長(池田岩雄君) 市長 荻野幸和君。               〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) 1年度だけということで、この問題は判断すべきではないというふうに思っておりまして。減反は、許される部分は受け入れるべきだというふうに考えております。  聞かれないことを言って、また申しわけありませんが、一昨年度までは、19.1%の減反率でありました。今回、県から割り当てられたというか、指導があったものは、13.7%であります。これを、農家の皆さん方の意向や、それぞれの皆さん方ともよく話をさせていただいて、12.8%程度になろうというふうに思います。  なお、農協さんにおかれましても、特別表示米制度を導入されまして、独自の販売ルートの開発を行い、黒部市において生産されたものの販売ルートを確立していこうということで、今度のカントリーエレベターやなんかの件もあるわけでありますが、そういうことで、販売ルートの開発ということが、これからの減反の問題ですとか、転作の問題ですとかと大きくかかわってくるんではないかというふうに思っておりまして、関係の皆さん方とも、黒部市内はもちろんでありますが、安定的なルートの開発を、ぜひしていきたいものだというふうに思っております。  特別契約をするということのようであります。例えば、旅館と農協さんと年間契約をする。それは確保する。例えば、それは銘柄指定で黒部米とか、それから個人の方でも、そういうふうに契約をするというようなことが、現在模索をされておりまして、決定されているわけじゃないですが、生き残っていく黒部市農業を考えた場合には、そういう方向をも模索しながら、たくましく生き残っていく黒部市農業を、お互いに継続していきたいというふうに思っております。  ガットウルグアイラウンド阻止に向けて、意見書を上げるべきであるということでありますが、これは以前にも議決をされたことでありますので、その趣旨で前へ進んで行きたいというふうに思っております。  大企業優遇税制の仕組みにメスを入れるべきと思うが、どうかということでありますが、これは、税制改正の中で当然やられるべきであるというふうに思っております。ただし、日本の産業の活力、国民を支えていかなくてはならない産業に、海外へ出ていってしまうような政策というのは、やはりある限度を持って考えていくべきですし、日本がどんどん衰退していくのを望んでいる人は誰もいないというふうに思います。その辺の限界というものを、単に何々をすればいいというものではないというふうに思います。以上です。               〔12番 徳本義昭君挙手〕 ○議長(池田岩雄君) 徳本義昭君。 ○12番(徳本義昭君) 米の問題をなぜ言うかというたらね、先ほど市長は答弁したんですが、今年はご承知のように、780万トンしか取れていないんですよ。そのうち、農家の保有米、縁故米含めて400万トン。政府は380万トンしか買っていないんですよ。自主流通米含めて。あと、備蓄が20万トンですから、400万トン。今現在、政府が持っている、いわゆる食糧庁が押さえている米というのは、120万トンなんですね。米穀年度は、ご承知のように11月から10月までですから、11、12、1、2と、1ヵ月50万トンですから、もう200万トンは食い込んでしまっているわけ。今、120万トンですから、あとの80万トンは、じゃあ、どこへ行ったんだと。その80万トンは学校給食、病院、その他で大体30万トンから40万トン確保しているんです。そうすると、あとスーパーや、これまでの昨年実績に基づいていろんなところへ行っているのは、大体30万トンから40万トンだろうというふうに言われている。これが今の実態なんですよ、日本全体の。  そういった点で、今、外米を入れなければならないと。政府は210万トンと言ってますけれども、今、44万トンとも60万トンとも言われているわけだけども、この後の手当てというのは容易ではないというのを、政府自体が認めているわけですね。だから、恐らく今年の6月、7月、8月の端境期というのは大変だろうと僕は認識しているんです。だからこそ今、九州や四国の早場米地帯では、7月にもう米が出るようにと、こういった指導も具体的に行っているわけですよ。だとするなら、今、市長が言ったように、黒部市の農協や黒部市当局がいろんな点で、米は全部つくりなさいと。逆に言えば、政府の予約米やそういった残りは、全部黒部食管で引き受けるぐらいの覚悟でやりなさいということを言いたかったんです。  だから減反は346ヘクタール、今、県の指導できているけれども、これはできるだけつくれる条件のあるところは全部つくれと、こういった指導をなぜできないかということで、先ほど答えをいただきたいと思っとったんですが、そういう認識が一つは十分踏まえておいていただきたいのと、それから、時間もうほとんどなくなりましたけれども、不況対策の問題にいたしましてもね、それは大手業者の皆さん方に対して、市内の業者のそういったできるだけと三つの市長は要望を言われましたけれども、実際そういったことというのは、なかなかやっぱり実現をしないというか、大手というのはもともと黒部市以外にあるわけですから、そこがメインになれば、当然いろんな波及が多少あるけれども、やはりその大所というのは、よそへ持って行くということになるんじゃないですか。結局お金は。それを言いたかったわけ。だから、これだけのものがあるんなら、今、市長が先ほど言ったように、契約ももうできたし、もう請負契約もできているわけですから、後戻りはできないと思いますけれども、やはり、今の経済状況、不況状況というのは、これで3年目を迎えているわけで。私は先ほど言ったように先送りはできなかったのかどうか。そして今、本当にやらなければならないのは、黒部の市内における業者の皆さん方や商売をなさっている方々が、仕事をどうやって確保するかということに、市長は本当に熱意があるのかどうかということを指摘をしていたんで、こういった点は、やはり今、市内の中においては、黒部市は70億も予算をつけながら、あまり我々のところに回ってこないというのは実感でしょ。同時に市民の皆さん方の懐が豊かになるはずがないんですよ、そういった点では。  だから当然、商売の売り上げが落ちる。ましてや先ほど言いましたように、米はやっぱり全国的に75という作況指数じゃないにいたしましても、やっぱり少なくとも1俵から1俵半は落ちてるんですね。黒部だって。  今、農家の所得というのは、農外収入が80%から90%占めているとはいっても、米が1俵とれるか2俵とれるかによって、やはり懐が緩むというのも、これまた長い間の慣習として十分ご承知だと思うんで、そういった点で聞いていたわけで、この点について言えば、余り答えが的確でなかったということを指摘しておきたいと思うんです。  一言、市長、最後に一、二分しかございませんけれども、言うことがあれば言って下さい。 ○議長(池田岩雄君) ご参考までに17分までです。あと一切カットです。市長 荻野幸和君。                〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) もう1時間半もたったかと思ってびっくりいたしておりまして。先送りはできないのかどうかということでございますが、現在、作業も進んでおりますし、また、その波及効果が、私は黒部市内の皆さん方のところに出てくるものと信じております。実行いたしていきたいと思います。  米の問題につきましても、いろんな観点があるわけですが、昨年1年間だけの、今起きている現象だけをとらえて、ずっとこれから起きてくるかも知れない事象を全然無視するというわけにはいかないと思います。  日本における米の生産量は、減反をしたしましても1,000万トン、普通の豊作の年では1,000万トン確保できていくわけです。そうすると、それが2年、3年、4年たった場合に、今度は余剰在庫米が出てくるということになります。じゃあ、その余剰在庫米をどうやって処理するのか。以前のように、古米、古古米、古古古米というふうなことで、つくられた米の処理にまた国の大きな財政負担をしていくのかどうか。私は、その辺のことがあると思いますから、農家の皆さん方と話をさせていただいて、黒部で将来のことも考え、受け入れるものについては、受け入れる最低ぎりぎりの選択はいたしたいと、かように考えているわけでございます。以上です。 ○12番(徳本義昭君) 議長、一言だけ。 ○議長(池田岩雄君) 時間ないです。 ○12番(徳本義昭君) 一言だけ。 ○議長(池田岩雄君) はい。 ○12番(徳本義昭君) 米はね、率直に言って、今年は富山県の中央農協会は、他用途米は受けないと、協力しないということを、これは言っておきます。あなたは、これから他用途米をこれから農家の皆さん方にやるとすれば、あなたの責任でやるということだけを申し添えて終わります。 ○議長(池田岩雄君) 以上で通告による質問は終わりました。これより通告によらない議員の発言を許可いたします。質問ありませんか。             〔「質問なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田岩雄君) これをもって一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。  おはかりいたします。議事の都合により、3月11日及び3月14日から17日までは、本会議を休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田岩雄君) ご異議なしと認めます。よって、3月11日及び3月14日から17日までは、本会議を休会とすることに決しました。  なお、3月12日及び13日は、休日でありますので休会であります。休会中、11日午前10時から産業建設委員会、14日午前10時から総務文教委員会、16日午前10時から民生環境委員会、17日午前10時から水資源地域開発特別委員会、同日午後1時30分から新幹線対策特別委員会がそれぞれ開かれます。各委員会において審議する議案は、既に付託してあるとおりであります。  この際、執行機関に申し上げます。各委員会への出席を求めます。  3月18日は午前10時開議、委員長報告、質疑、討論、採択を予定しております。  本日はこれをもって散会いたします。   散  会  午後 3時18分...