滑川市議会 > 2014-12-05 >
平成26年12月定例会(第1号12月 5日)

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  1. 滑川市議会 2014-12-05
    平成26年12月定例会(第1号12月 5日)


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    平成26年12月定例会(第1号12月 5日)                  平成26年12月           滑川市議会定例会会議録 第1号 平成26年12月5日(金曜日)          ──────────────────────             議 事 日 程   第 1 号                       平成26年12月5日(金)午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  決算特別委員長報告      質       疑      討       論      採       決 第 4  特別委員会の設置及び委員の選任 第 5  選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙 第 6  議案第64号 平成26年度滑川市一般会計補正予算(第4号) 第 7  議案第65号 平成26年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 8  議案第66号 平成26年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第 9  議案第67号 平成26年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号)
    第 10  議案第68号 滑川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 第 11  議案第69号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて             専決第8号 損害賠償請求に係る和解に関する件 第 12  報告第15号 地方自治法第180条による専決処分について             専決第9号 損害賠償請求に係る和解に関する件          ──────────◇──────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 決算特別委員長報告      質       疑      討       論      採       決 日程第4 特別委員会の設置及び委員の選任 日程第5 選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙 日程第6 議案第64号 平成26年度滑川市一般会計補正予算(第4号) 日程第7 議案第65号 平成26年度滑川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第66号 平成26年度滑川市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第67号 平成26年度滑川市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第68号 滑川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第69号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて             専決第8号 損害賠償請求に係る和解に関する件 日程第12 報告第15号 地方自治法第180条による専決処分について             専決第9号 損害賠償請求に係る和解に関する件          ──────────◇────────── 出席議員(15名)     1番 青 山 幸 生 君    2番 角 川 真 人 君     3番 竹 原 正 人 君    4番 尾 崎 照 雄 君     5番 谷 川 伸 治 君    6番 水 野 達 夫 君     7番 高 木 悦 子 君    8番 原     明 君     9番 岩 城 晶 巳 君    10番 中 島   勲 君     11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)          ──────────◇──────────             説明のため出席した者の職・氏名  市長                 上 田 昌 孝 君  副市長                石 川 忠 志 君  総務部長               小 幡 卓 雄 君  企画政策課長             熊 本   誠 君  総務課長               岡 本 修 治 君  総務部次長財政課長事務取扱      杉 田 隆 之 君  産業民生部長             碓 井 善 仁 君  市民課長               濱 松 秀 子 君  福祉介護課長             藤 田 博 明 君  農林課長               膳 亀   進 君  建設部長               砂 田 光 幸 君  建設課長               岩 城 義 隆 君  上下水道課長             石 坂   稔 君  会計管理者会計課長事務取扱      川 原 啓 子 君  監査委員事務局長           澤 口 幸 二 君  教育委員長              辻 沢 賢 信 君  教育長                伊 東   眞 君  教育次長               折 田   勝 君  学務課長               坂 口   司 君  生涯学習課長             上 坂 清 治 君  子ども課長(兼)児童館建設室長    砂 田 志賀子 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長               大 澤 義 信          ──────────◇────────── ◎開会の宣告 ○議長(岩城晶巳君)  ただいまから、平成26年12月滑川市議会定例会を開会いたします。          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(岩城晶巳君)  直ちに、本日の会議を開きます。  本定例会における説明員の出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者の報告がありました。  本日の議事日程につきましては、お手元へ配付したとおりであります。          ──────────◇────────── ◎会議録署名議員の指名 ○議長(岩城晶巳君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第84条の規定により、議長において、3番竹原正人君、4番尾崎照雄君を指名いたします。          ──────────◇────────── ◎会期の決定 ○議長(岩城晶巳君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。      (発言を求める者あり) ○議長(岩城晶巳君)  15番高橋久光君。 ○15番(高橋久光君)  本定例会の会期を、本日から12月19日までの15日間としたらいかがかと存じますので、お諮りを願います。 ○議長(岩城晶巳君)  ただいま、15番高橋久光君から、本定例会の会期を、本日から12月19日までの15日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって本定例会の会期を、本日から12月19日までの15日間とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎決算特別委員長報告 ○議長(岩城晶巳君)  日程第3、決算特別委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。  決算特別委員長 古沢利之君。      〔決算特別委員長 古沢利之君登壇〕 ○決算特別委員長古沢利之君)  決算特別委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。
     11月11日・12日・13日、そして17日、いずれも午前10時から、場所は大会議室で行っております。出席委員は、開田晃江委員谷川伸治委員水野達夫委員中島勲委員高橋久光委員、そして私、古沢でございます。欠席委員はありません。説明のために出席した者は、小幡総務部長川原会計管理者杉田財政課長ほか記載のとおりであります。  付託案件  (1)議案第49号 平成25年度滑川市一般会計歳入歳出決算認定について  (2)議案第50号 平成25年度滑川市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  (3)議案第51号 平成25年度滑川市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  (4)議案第52号 平成25年度滑川市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  (5)議案第53号 平成25年度滑川市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  (6)議案第54号 平成25年度滑川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  (7)議案第55号 平成25年度滑川市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について  (8)議案第56号 平成25年度滑川市水道事業会計決算認定について  (9)議案第57号 平成25年度滑川市水道事業会計処分利益剰余金の処分について <審査の結果>  平成25年度滑川市各会計決算及び水道事業会計処分利益剰余金の処分について、決算特別委員会を開催し、関係職員から説明を聞くとともに、寺家小学校耐震補強事業海洋高校跡地整備費特別教室棟耐震補強工事)、建設機械整備費除雪機械の更新6台)にかかる現地視察を行い、また、関係諸帳簿及び証拠書類などの提出を求め、決算等の内容について審査を行いました。  その結果、各会計決算については、議決予算に基づいて適正に執行され、計画された事業は概ね所期の成果を挙げているとともに、行政効果も達成されたものと認め、決算特別委員会に付託された9議案については、賛成全員により認定または可決すべきものと決しました。  なお審査にあたり、個々に指摘した事項及び全庁的に取り組む事項については、行財政改革の推進に合わせ、今後なお一層の検討を要望するものであります。  また、今後改善を求める事項については次のとおりですが、各指摘事項を十分検証し、新年度予算に反映されるよう尽力願います。  今後改善を求める事項 [歳入] 1 市税等徴収対策室を有効に活用され、税や使用料、家賃などの収納率向上対策が図られていることから、その努力に敬意を表するが、口座振替の促進や連帯保証人制度を効果的に活用するなど、さらなる収納率の向上を図られたい。特に、悪質な案件については、預貯金はもちろんのこと、生命保険、給与、動産、不動産などの差押えなどの法的措置を含めて引き続き厳正に対処されたい。 2 不納欠損とならないよう初期段階からの徴収や分割納付の徴収に努力されているところだが、特に固定資産税の滞納についてはその内容を精査すること。 3 起債残高増加傾向にあるので、滑川市健全な財政に関する条例に基づき、公債費負担比率などの財政指標を念頭において、中・長期的な財政運営に努められたい。 [歳出] 1 全般的に多額の不用額が発生しているが、予算要求時において前年度の不用額の内容を検証し、また、工事費の算出においては担当部署等との協議を厳重に行うなど、新年度予算に反映されたい。 2 燃料費や光熱水費量的支出が適正に行われているか、無駄がないかの判断は金額だけでは把握できないので、購入量、消費量といった数量の把握を行うとともに、コスト削減省エネ対策に努められたい。 3 愛市購買の観点から、全庁及び関係機関の各種物品等の購入及び工事等の発注にあたっては、地元業者を最優先されたい。 4 職員研修費について、執行率が低い。特に若い職員が積極的に研修等に参加できる体制づくり雰囲気づくり研修期間中の執務分担等の配慮が必要とも思われる。さらなる研鑽のためにも、努力をされたい。 5 公共施設維持管理には今後多額の費用が必要であることから、委員会を設置し検討されているところであるが、タラソピアやみのわテニス村など、全ての公共施設を対象に統合、廃止(売却)も視野に入れ、早急に見直しをされたい。また、指定管理についても経営状況・施設の運営状況を正確に把握されたい。 6 近年の土地利用の変化を把握するため、固定資産税評価替え業務等に利用する航空写真撮影を早急に実施するよう検討されたい。 7 がんなどの病気の早期発見・治療のため、特定健診やがん検診等受診率向上について、引き続き努力をされたい。 8 生活保護費、扶助費について、対象者の審査を適正に実施されたい。また、自立を目指す就労支援等に努力されたい。 9 薬のまち滑川がさらにイメージアップされるよう、先用後利の伝統である配置薬業活性化のため、支援に努められたい。 10 早月川水系水資源保全の観点から、さらなる水質監視システムの強化を図られたい。 11 公園維持管理業務に関して、樹木の成長に見合った管理を実施し、長期継続契約も視野に入れた体制の整備を検討されたい。 12 小中学校の備品・学校図書等の充実に引き続き努められたい。 13 就学援助について、保護者への制度の周知を図り、必要な援助が適切に受けられるよう努められたい。 14 小中学校樹木管理費用は、原則定額での年間管理費として支出されている。各小中学校の樹木の状況に応じて、全額市の負担として管理されたい。 15 「立山黒部ジオパーク」が日本ジオパークとして認定されたことでもあり、これまで以上に文化・伝統・郷土芸能を伝承するため、保存会等の育成や活性化に支援されたい。 16 滑川室内温水プール市民サービスとして、保育園・幼稚園児等の無料化など、入館料の見直しについて働きかけられたい。 これらが指摘事項であります。 以上、決算特別委員会の報告といたします。          ──────────◇────────── ◎質疑 ○議長(岩城晶巳君)  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (質疑する者なし) ○議長(岩城晶巳君)  ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎討論 ○議長(岩城晶巳君)  これより、討論に入ります。  討論を希望される方は、お申し出を願います。      (申し出る者なし) ○議長(岩城晶巳君)  申し出がないので、討論を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎採決 ○議長(岩城晶巳君)  直ちに採決を行います。  9月定例会に提案されました議案第49号平成25年度滑川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第57号平成25年度滑川市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでの9議案を一括して採決いたします。  以上の9議案に対する決算特別委員長の報告は、原案のとおり認定または可決であります。  この案件を委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます      〔賛成者起立〕 ○議長(岩城晶巳君)  起立全員。  よって議案第49号から議案第57号は決算特別委員長の報告のとおり認定または可決されました。          ──────────◇────────── ◎特別委員会の設置及び委員の選任 ○議長(岩城晶巳君)  次に日程第4、特別委員会の設置及び委員の選任を議題といたします。  お諮りいたします。  議会の改革に係る調査研究を目的とし、審査期限調査終了までとする8人の委員をもって構成する「議会改革検討特別委員会」を設置し、調査することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、「議会改革検討特別委員会」を設置することに決定いたしました。  特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員の選任については議長より指名することに決定いたしました。  職員より発表させます。 ○議会事務局長大澤義信)それでは発表いたします。  議会改革検討特別委員会の委員には、  竹原正人議員   谷川伸治議員   水野達夫議員   原  明議員  中島 勲議員   古沢利之議員   浦田竹昭議員   中川 勲議員  以上のとおりでございます。 ○議長(岩城晶巳君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することに、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙 ○議長(岩城晶巳君)  日程第5、滑川市選挙管理委員会の委員及び補充員の任期が来る12月20日をもって満了しますので、その後任の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、議長より指名推選することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。
     よって、選挙の方法は、議長より指名推選することに決定いたしました。  滑川市選挙管理委員会委員に、野末武君、山岸秀子君、岩田智昭君、蜷川聡子君。同補充員には、補充順序順に、蜷川稔君、赤坂俊夫君、福田作一君、林恵彰君を指名いたします。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名のとおり滑川市選挙管理委員会委員に、野末武君、山岸秀子君、岩田智昭君、蜷川聡子君。同補充員には、補充順序順に、蜷川稔君、赤坂俊夫君、福田作一君、林恵彰君がそれぞれ当選されました。          ──────────◇────────── ◎議案第64号から議案第69号まで及び報告第15号を一括上程 ○議長(岩城晶巳君)  日程第6、議案第64号平成26年度滑川市一般会計補正予算(第4号)から日程第11、議案第69号地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについてまで及び日程第12、報告第15号地方自治法第180条による専決処分について、以上7件を一括上程議題といたします。          ──────────◇────────── ◎提案理由説明 ○議長(岩城晶巳君)  市長より提案理由の説明を求めます。  上田市長。      〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長(上田昌孝君)  本日、ここに平成26年12月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の市政運営について私の所信の一端を申し上げたいと存じます。  はじめに  衆議院の解散に伴う第47回衆議院議員総選挙は、去る12月2日に公示され、14日投開票の日程でスタートいたしました。  内外の諸課題が山積する中、地方にとってもデフレ脱却に向けた新たな経済・雇用対策、とりわけ地方創生人口減少対策は最重要課題となっており、選挙後の新内閣には、今後の予算編成税制改正等を通して、国民そして地方の目線に立った政策の推進にしっかりと取り組んでいただくことを要望するものであります。 1 当面の市政運営について (1)社会環境整備等について  まず、社会環境整備等について申し上げます。  幼児期の保育や教育、地域の子育て支援等を総合的に推進するため、その量的拡充や質の向上を目的とした「子ども子育て支援新制度」が、来年4月から本格スタートすることとなります。  本市においても、未来を担う子どもたち一人ひとりが、健やかに成長できる社会の実現を目指すため、「(仮称)滑川市子ども子育て支援事業計画」の策定を進めているところであります。  若い世代が心豊かに安心して子育てに取り組めるよう、さらには「もう一人産んでもいいかな」と思ってもらえるよう、そんな子どもと親のための環境づくりに努めてまいりたいと存じます。  10月から実施している子どもインフルエンザ予防接種費用の一部助成につきましては、10月末で延べ571人、11月以降も多くの子どもたちが接種を受けており、保護者の皆さんからも大変喜ばれている状況にあります。  国民健康保険事業特別会計につきましては、年金受給年齢の引き上げにより、定年後も引き続き会社に留まる方や再就職される方が増えるなど、退職被保険者数が大幅に減少していることから、前年度決算に伴う繰越金等とともに、補正予算を計上しております。  また、産科医療保障制度の掛金が引き下げになることに伴い、出産育児一時金に加算する額も引き下げとなることから、出産育児一時金の総額42万円を維持するため、国民健康保険条例の一部改正について提案しております。  平成28年1月から利用が開始される、社会保障税番号制度マイナンバー制度)につきましては、国民一人ひとり社会保障と税の共通番号を割り振り、所得や社会保障給付、納税に関する情報を一元的に管理することにより、公平・公正な負担と給付の実現や、行政手続の簡素化・効率化などの効果が期待されているものであります。この制度を円滑に導入するにあたり、本市の情報システムの改修に必要な経費として、所要の予算を計上しております。  交通安全につきましては、11月末現在の交通事故件数負傷者数ともに昨年同期より減少しているものの、残念ながら先月20日に北野地内において死亡事故が発生したことから、注意を喚起するためのチラシを緊急配布したところであります。  今月11日から10日間にわたって展開される「年末の交通安全県民運動」では、より一層気を引き締めながら、関係機関関係団体と緊密な連携のもとに積極的に推進するなど、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいりたいと存じます。  防災につきましては、去る10月14日に今年度2回目の市役所防災訓練を実施し、来庁者の方々に対応する行動や自分の身を守るシェイクアウト訓練災害対策本部の設置及び避難勧告発令に伴う各課の対応から避難所開設までの手順等を確認したところであります。  また、10月30日には兵庫県立大学防災教育センター長室﨑益輝教授をお迎えし、津波対策研修会を開催いたしました。この研修は、消防庁の市町村災害対応支援事業を活用して実施したもので、津波対策班員各課職員など30名が受講し、津波対策等に知識を深めたところであります。  今後も、あらゆる場面を想定した訓練や研修を重ね、万が一の災害に備えてまいりたいと考えております。 (2)産業の振興について  次に、産業の振興について申し上げます。  本年の稲作概況につきましては、県内全域における作況指数は、101の「平年並み」とのことであります。  一方、本市のコシヒカリの一等米比率は、10月末現在で92.9%と、昨年を10.3ポイント上回る好結果となったところであります。  これらの状況を踏まえ、次年度以降においても関係機関との連携のもと、田植え時期の繰り下げや水管理病害虫防除の徹底など、農業者への情報提供を図りながら、滑川産米の品質向上に努めてまいりたいと存じます。  農地法の改正により、農地台帳の作成及び地図の公表等が法定化されたことに伴い、本市の農地台帳システムについても改修が必要となったことから、農地台帳システム整備事業費補助金を活用したシステム改修を行うこととし、所要の予算を計上しております。  去る10月25日・26日の両日にわたり、スポーツ健康の森公園において、新幹線開業カウントダウンイベントとして第2回「キラリングルメの森」を開催いたしました。会場では、市内外のグルメを味わっていただいたほか、新たに薬膳スープの振る舞いや県内イベント初のミニ新幹線の乗車など、盛りだくさんの内容で大いに賑わったところであります。  また、11月9日の宿場回廊ガイドウオークには、市内外から66名の方々が参加され、歴史ある滑川の宿場町を堪能いただいたところであります。  このようなイベントによって新たな交流が生まれ、より多くの方々に滑川の隠れた魅力を再発見していただくことで、観光振興にもつながればと期待しております。  ふるさと納税につきましては、寄附者への感謝の気持ちを示すとともに、北陸新幹線の開業を見据え、全国に向けて本市の特産物をPRするため、寄附者に対して滑川の特産品等を贈ることとし、所要の予算を計上しております。 (3)都市基盤の整備について  次に、都市基盤の整備について申し上げます。  県の公共事業である中川水系沖田川河川総合交付金事業につきましては、昨年度より実施されていた県道古鹿熊滑川線との交差点上流部の19.1メートルの整備工事が今月中旬に完成することで、上下流の施工済み箇所がつながり、延長303.1メートルが完成することとなります。  残る沖田川との取付け工事や河口付近の整備工事についても、順調に進捗しているとのことであり、引き続き住民の安全・安心の確保を最優先に、事業が早期かつ円滑に推進されるよう、国・県に対して強力に働きかけてまいります。  中川水系における浸水被害の解消に向け、その原因調査と対策の検討を進めるため、新たに国・県の補助事業を活用した緊急浸水対策計画を策定することとし、所要の予算を計上しております。  市道の改良事業につきましては、効率性や緊急性などを考慮しながら、特に工事発注の平準化や事業効果の早期発現を目的とした路線ごとの完成に重点を置くため、今回、3路線にかかる所要の予算を前倒しして計上しております。  また、いをのみ公園から滑川運動公園までの上市川右岸のウォーキングコース中、未舗装となっている約1,500メートルの区間の舗装整備を行うこととしております。  北陸新幹線及び並行在来線につきましては、来年3月14日の開業まで残り100日を切ったところですが、10月の運賃に続いて今月中にはダイヤも発表されることとなっております。  市といたしましても、負担の軽減や利便性の向上について、関係機関に対して継続して働きかけていくとともに、今回、滑川駅に公衆無線LAN(Wi-Fi)を整備する「あいの風とやま鉄道」に対し、その経費を補助することとしております。  今冬の道路除排雪につきましては、先般、機動的で効率的な雪処理を基本とする除雪計画の策定を終えたところであります。  このほど発表された気象庁の予報では、平均気温は平年より高く、降雪量は平年並みか平年より少ないとの見込みでありますが、降雪時の道路パトロールを強化し情報収集に努めるとともに、関係機関との連絡を密にして、除排雪に対応することとしております。  また、交差点等の除雪や路面凍結対策にも万全を期すなど、市民の生活や産業活動に支障が生じないよう、適正な除雪に努めてまいります。 (4)教育の向上について  次に、教育の向上について申し上げます。  学校教育につきましては、今年度から実施した土曜学習推進モデル事業の成果や課題等を検証するため、11月中旬に教員や児童生徒、保護者、各種団体等を対象にアンケート調査を実施したところであります。その結果については現在集計中でありますが、次年度以降の事業内容及び教育活動の充実に向けて、より特色ある授業や体験学習などを進めるための参考にしたいと考えております。  安全・安心な学校整備といたしましては、残る寺家小学校管理棟の改築工事について、来年3月の完成を目指し鋭意実施しているところであります。また、田中小学校の保存部分となる北側旧校舎では、補強及び外装の改修工事を実施しており、今後は外壁の塗装や内装の改修を行うこととしております。  両校とも、工事の円滑な進行と安全管理に十分留意しながら、学校運営等に支障のないよう努めてまいります。  避難所や防災拠点等に再生可能エネルギーを導入するとともに、環境負荷の小さい「エコ・スクール」として整備するため、滑川中学校にグリーンニューディール基金を活用した、太陽光発電装置と蓄電池を設置することとし、所要の予算を計上しております。  勤労青少年ホーム「青志会館」につきましては、耐震工事の完了に伴い、10月から利用を再開しているところですが、これまで担ってきた役割を継承しつつ、広く市民が利用できる施設として整備するため、今回、空調機器の設置にかかる予算を計上しております。  去る10月19日に、スポーツ・健康の森公園において、公園完成記念行事として開催しました「第1回滑川市民体育祭」には、約1,500名の市民の皆さんに参加をいただき、市内9地区対抗の運動会をはじめ滑川市最速王決定戦、ウォーキング&ジョギング体験会、年長児親子を対象としたうんどう教室等で大いに盛り上がりました。  運営等にご尽力いただきました各地区公民館、自治会やスポーツ推進委員、実行委員会の関係各位に改めてお礼を申し上げますとともに、このようなイベントを通して、より一層市民の健康や体力つくりの増進、意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。 (5)平成27年度予算編成について  次に、平成27年度予算編成について申し上げます。  11月の月例経済報告によれば、「景気は、個人消費などに弱さがみられるものの、緩やかな回復基調が続いている」とされておりますが、消費者マインドの低下や海外景気の下振れなど、景気を下押しするリスクも抱えており、依然として先行きが不透明な状況が続くものと見込まれております。  このような中、国においてはデフレからの脱却と経済の好循環を確実なものとするため、消費税再増税の延期とともに新たな経済対策のとりまとめなどを進めているところであります。  また、地方財政については、「中期財政計画」で示された方針に基づき、安定的な財政運営に必要となる一般財源総額については、今年度の地方財政計画の水準を下回らないよう確保するとしているものの、地方財政収支の仮試算では、地方交付税について減額が見込まれたこともあり、今後の国の動向については特に注視していく必要があるものと考えております。  本市の平成27年度予算につきましては、歳入面では市税や地方消費税交付金等は若干の増収が見込まれる一方で、それに伴う地方交付税については相応の減収が予想されるところであります。  一方、歳出では、少子高齢化の一層の進行に伴う扶助費を中心とした義務的経費の増加や、公共施設の維持修繕・更新等が見込まれており、加えて健全な財政に関する条例に基づく持続可能な財政基盤の確立に向けて、今まで以上に経営感覚やコスト意識を持って臨んでいくことが肝要になっているところであります。  しかしながら、こうした中にあっても、本市をさらに飛躍・発展させていくため、第4次滑川市総合計画の着実な推進を図るとともに、市民の健康寿命の延伸と医療・福祉の向上、都市基盤の整備、市民生活の安全・安心の確保、子育て支援や教育の推進といった施策には積極的に取り組んでいく必要があると考えております。  このため、予算要求枠として、一般行政経費については、義務的経費を除き、一般財源ベースで前年度当初予算額の範囲内、公共事業を除く投資的経費については、10%減と設定したところであります。なお、総合計画の実施計画に盛り込まれている事業については要求枠の対象外とし、限られた財源の重点的・効率的な配分に努めることを基本に、予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。 2 補正予算の説明  次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。  議案第64号は、平成26年度一般会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正予算額は、2億7,689万5,000円であり、補正後の予算額は125億9,945万4,000円となります。  歳入につきましては      分担金及び負担金   10万5,000円      国庫支出金     1,346万7,000円      県支出金      4,717万1,000円      繰 越 金   2億1,615万2,000円 であります。  一方、歳出につきましては      議 会 費      143万8,000円      総 務 費   1億3,775万8,000円      民 生 費      70万4,000円      衛 生 費      890万9,000円減額      農林水産業費    1,725万9,000円      商 工 費      197万5,000円減額      土 木 費     7,756万2,000円      教 育 費       3,289万円      諸支出金      1,951万7,000円      災害復旧費      65万1,000円 を計上いたしております。  議案第65号は平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第66号は平成26年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第67号は平成26年度水道事業会計補正予算(第1号)であります。
    3 予算外案件  次に、予算以外の案件について申し上げます。  議案第68号は国民健康保険条例の一部を改正するものであり、議案第69号は地方自治法第179条に基づき専決処分をいたしました損害賠償請求に係る和解に関する件について承認を得ようとするものであります。  このほか、地方自治法第180条に基づく専決処分の報告が1件あります。  以上が今回提出いたしました諸案件のあらましであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適切な議決をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(岩城晶巳君)  暫時休憩いたします。               午前10時39分休憩          ────────────────────── ◎議案の補足説明 ○議長(岩城晶巳君)  直ちに全体委員会を開きます。  議案第64号から議案の順序により、補足説明を求めます。             (議案の補足説明が行われる) ○議長(岩城晶巳君)  以上で全体委員会を閉じます。          ──────────────────────               午前11時40分再開 ○議長(岩城晶巳君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。 ○議長(岩城晶巳君)  12月6日から12月10日までは議案調査等のため休会とし、12月11日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  質問並びに質疑を希望される方は、12月9日正午まで、議長宛てに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。               午前11時40分散会...