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平成 9年 9月定例会(第3号 9月18日)

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  1. 滑川市議会 1997-09-18
    平成 9年 9月定例会(第3号 9月18日)


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    平成 9年 9月定例会(第3号 9月18日)                  平成9年9月          滑川市議会定例会会議録 第3号 平成9年9月18日(木曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程  第 3 号                        平成9年9月18日(木)午前10時開議 第 1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 第 2 議案の委員会付託          ──────────◇──────────               本日の会議に付した事件 日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 日程第2 議案の委員会付託          ──────────◇────────── 出席議員(19名)    1番 橋 本 光 司 君    2番 野 末 利 夫 君    3番 堀 川 一 彦 君    4番 松 井 忠 良 君    5番 高 橋 久 光 君    6番 前 田 新 作 君    7番 上 田 昌 孝 君    8番 森     結 君
       9番 金 子 憲 治 君    10番 相 川 隆 二 君    11番 中 屋 一 博 君    12番 岡 本 三 之 君    13番 島 川   実 君    14番 山 田   弘 君    16番 島 田   忠 君    17番 常 田 幸 雄 君    18番 石 倉 宗 一 君    19番 荒 川 一 朗 君    20番 相 川 幸 吉 君 欠席議員(なし) 欠  員(1名) 15番          ──────────◇──────────             説明のため出席を求めた者の職氏名   市   長                澤 田 寿 朗 君   助   役                小 林 寿 一 君   収 入 役                稲 崎   光 君   総務部長                 高 長 清 則 君   総務部参事企画調整室長事務取扱      野 末   勇 君   総務課長                 出 村 真佐範 君   財政課長                 有 沢 義 則 君   税務課長                 深 井   斉 君   市民課長                 玉 木 昌 子 君   産業民生部長               酒 井 一 雄 君   健康環境課長               森   吟 一 君   福祉課長                 近 堂 昭 夫 君   商工水産課長               金 川 英 美 君   ほたるいか観光施設建設室長        神 保 二三夫 君   農林課長                 木 下   晶 君   建設部長                 竹 内 知 光 君   建設部参事都市開発課長事務取扱      竹 本 憲 弘 君   土木課長                 広 沢 幸 順 君   下水道課長                山 田 幸 夫 君   会計課主幹                松 本 高 志 君   水道局長                 轡 田   征 君   消防長                  松 井   弘 君   教育委員長                中 村   寛 君   教育長                  山 口   聰 君   教育委員会事務局次長生涯学習課長事務取扱 酒 井 俊 雄 君   学務課長                 川 尻 明 美 君   スポーツ課長               中 川   保 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名                 (第1号に同じ)          ──────────◇────────── ◎開議               午前10時00分 ○議長(島田 忠君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。          ──────────◇────────── ◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 ○議長(島田 忠君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  8番森  結君。      〔8番森  結君登壇〕 ○8番(森 結君)  おはようございます。任期最後の質問となりますが、極めて簡潔にお伺いをいたしますので、答弁のほどよろしくお願いをいたします。  それでは、通告してあります3点につきましてお伺いをいたします。  まず初めに、悪臭公害についてお伺いをいたします。  私は過去、この悪臭問題について2回質問をしております。平成3年9月と4年の9月であります。以来、5年が経過するわけでありますが、改善されるどころか、私の実感では悪臭の発生頻度がますます多くなっているように思うのであります。さて、近年、中川原、辰野、坪川地内において大変活発に宅造が進み、市内外から多くの方が新築あるいはアパートにと移住されてきております。滑川市の人口増の大きな要因ともなっております。ところが、この地に来られた方々が異口同音に言われるのが、滑川市は比較的に土地が安かった、駅にも近い、学校にも近い、さらに市中心部にも大変近いところでよいところだと思っておったと、それを家を建てた。しかし、この夜ごとに発生するこの臭いは一体何なんだと。土地分譲の宣伝パンフレットには駅だとかショッピングセンター近しと書いてあったけれども、「悪臭あり」とは書いてなかったと、知らなんだと後悔をされておるのであります。もちろん、この悪臭は、この方々に限らず、私ども先住民も日夜悩まされております。  私はこの悪臭について平成4年9月議会で、何とかならないかと申し上げました。答弁では、臭いの発生源は、私の指摘するところではなく、原材料であるというふうに結論を出されております。そして8月には材料ヤードを改善をしたと。また、原料の搬入には保冷車を使用するなど改善をされておると。会社独自の調査では脱臭装置の入り側、出側での調査では脱臭効果が現れているとの報告があったとの答弁がされております。しかし、現実は全く違うわけであります。また答弁では、今後県ともよく相談をしながら防止に努めたいとあったわけでありましたが、私の質問以来、一度も県と相談したとか、そのことによって改善を指導したとかという話は聞いたことがございません、その証拠には悪臭は依然としてとまっておらないわけであります。今、中川原地内で進められておる観光施設のオープンも間近に追っております。この悪臭に引かれて観光客が増えるのであれば結構なことであります。質問をすると適当に答弁をして終わるという感がするわけであります。市としては、この悪臭防止に打つ手はないのか。県が認可をした施設とはいえ滑川市にあるわけでございますから、市としてこの悪臭に対して打つ手はないのか。もはやお手上げなのかをお伺いをいたします。  次に、住居表示整備事業についてでお伺いをいたします。  この件につきましては、島川議員が再三にわたって質問を繰り返しております。正直に申し上げまして、この問題については島川議員の専売特許ぐらいにしか関心を持っていなかったのでありますが、しかし、考えてみますと、私も過去には審議委員でありました。しかも現在も審議委員であります。島川議員の指摘のとおり、昭和62年の11月30日の第11回審議会以来、一度も開催をされておらないわけであります。このことに対して疑念と責任を感じまして、今回質問をすることになったわけであります。  昭和53年7月から59年7月まで6年間をかけて清水町地域が整備をされて以来、進んでおりません。そして、先ほど言いましたように、昭和62年11月以来審議会は一度も開かれておらないのであります。私は、予算消化がどうのこうのというつもりは毛頭ありませんが、市長の言われるように、地元では学校区の問題や町名変更に対する拒否反応などしこりの残る問題があることは承知をしております。だからこそ、1年に一度ぐらいは現状報告なり、あるいは今後の進め方について審議会で論議すべきだと思うのでありますが、この審議会がなぜ開かれないのか、開かれようとしないのかお伺いをいたします。  2点目といたしまして、整備区域が大きく、これは町部のほうでありますが、A、B、Cに分けられて、さらにA地区については5つのブロックに分けられております。そして整備する順番も決まっております。したがって、一番初めとして清水町地区が6年かけて整備をされ、次が泉ケ丘町内になるわけでありますが、理解が得られず10数年遅々として進んでいないのが現状であります。このままでいけば他の地区は100年たっても200年たっても、私はこの整備がされないのではないかと危倶されるのであります。条例や規則は人間がつくったものであります。整備の順番を白紙に戻して、整備のしやすいところ、あるいは理解の得られるようなところを研究し、事業の推進を図るべきではないかと思うのであります。このことについてのお考えをお伺いいたします。  3点目としまして、この事業に対する市長自身取り組み姿勢についてお伺いをいたします。  この住居表示整備事業が取り組まれて20年になります。先ほどから何度も言っておりますが、この間、整備をされたのが1地区だけてあります。担当課である市民課では、関係町内会に対して説明や理解を得るべく努力はされております。しかし進展しないのが現実であります。例としては妥当であるかどうかはわかりませんが、先日の新聞で、高岡市長は、火葬場の設置にあたって関係住民に対して土下座をしてでも理解を得たいという意気込みを示されております。澤田市長は常々、「公明正大、すべてに誠を尽くす」と言っておられるわけであります。土下座までせよとは申しませんが、この事業に対する市長自身取り組み姿勢についてお伺いをいたします。  次の質問に入ります。次に、特別養護老人ホームについてお伺いいたします。  福祉関係についてはきのうから盛んに質問されておりますが、1点に絞ってお伺いいたします。これにつきましても、担当課の答弁ではなく市長自身のお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。  平成6年に策定されました滑川市老人福祉計画により、特別養護老人ホーム「清寿荘」はショートステイ20床を含む50床が増床されました。また、滑川市も構成員である富山老人保健福祉圏の目標数値1,230床は、平成11年度中には全体整備が完了する。そして本年度中には大沢野町の50床を残すのみとなるようであります。滑川市は計画は既に達成されておりますが、今年8月1日現在での調べでは、滑川市の老人ホーム待機者は、申請、待機、見合わせを含めて54人となっております。  以上の内容を踏まえまして、市長に極めて単純な質問をいたします。  近ごろ、お年寄りやお年寄りを介護されている方々からよく言われるのであります。「観光会館みたいなもんつくるんなら、老人ホームをつくってもらったほうがよっぽどありがたい」であります。市長は既に4選出馬を表明されておりますが、今後のこの特別養護老人ホームの増床、あるいは養護老人ホームの新設等についての見通しなり、あるいは公約があればお伺いをいたしたいと思います。  私はちょっと追加になりますが、観光会館については賛成をした一員として、倉敷の市長もおっしゃったように、経費の削減を含め、観光客の増大を見込む努力は今後も続けていくつもりであります。  以上で質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  おはようございます。ただいまの森議員の質問にお答えをいたします。  第1番目の悪臭公害についてであります。  平成4年8月、腐敗原料からの悪臭を抑えるために原料置き場の設置だとか、あるいは遠く運んでくる車については運搬車の改良と施設の改善を、こちらはだいぶ要望を強く言いましてやったわけであります。そこで、少しでも原料の腐敗を抑えるよう指導してきたところであります。ただ、においはなかなか難しくて、例えば何とかは何ppm以上は基準どおりだとか、基準以下だからというような強力な指導も可能なんですが、においは何としても具体的なデータがちょっと、何ppm的なものはなくて、専門のそういうにおいを鑑定する人の判定とかいろんなそういうことがございまして、いわゆる協力さに欠けるということは認めます。ただ、申し入れは今後とも執拗に繰り返さにゃいかんと思います。お説のとおり、あの周辺は風によっては相当遠くまでにおいがするということがございますので、終業時間であるとか、これらについては一応の協定等をもう一遍徹底するようにまた申し入れたいと、こう思います。強力にやりたいと、こう思っております。  第2番目の住居表示整備事業についてであります。  これは、昭和53年3月に滑川市住居表示審議会条例を制定し、途中9回の審議会を踏まえて58年3月に、実施方法、地域、これを決定されておるわけであります。59年7月1日に、先ほど言われたA、B、Cという大きな地域がありまして、そのA地区の中の一地区という清水町、これをしたところであります。その後引き続き、59年、62年ということで審議会を開催し、そしていろいろ申し入れておりますが、先ほど言われたとおり町内会長といろいろ打診をしておりますが、街区の境界の問題、それから新しい町名についての問題、あるいは通学区域との関連等から具体的に進展していないのが事実であります。ことしも担当課長を通じまして関係町内会長には申し入れはしてありまして、いろいろとご相談に応じていただいております。その状況等をあわせまして審議会を開催いたしたいと、こう思って準備をしておるところであります。近く新しい郵便番号制度も実施されますので、さらに住居表示整備事業について、それとの関係、その他を点検、調査いたしまして、今後の対応を協議いたしたいと、こう思っております。  実施区域の順序は、清水町のほうから向こうのほうへ、富山寄りに順番にやっていくことに一応なっておりますが、今度の審議会において、A地区の中で可能なところがあればそっちから先にやるということも検討しなきゃいかんと、こう思っております。何分にもこれは強制力がないあれでありまして、法があるけど、佳民の意見を大いに尊重しなきゃいかんわけでありまして、今のところいやだとおっしゃっているところへ、いきなり新町名これこれと言って、一方的に市から指定するというわけにもまいりませんので、住民の意向も、熟度と申しますか、ご理解をいただく度の進展を図りたいと、こう思っておるわけであります。  次は、第3番目の特別養護老人ホームについてであります。  富山県では、県の高齢者保健福祉総合計画では一応2,900床という目標を持っております。これは平成11年度までの目標であります。これは達成できるというふうに県では言っております。  また、国が定めた保健福祉計画での施設サービスでは、特別養護老人ホーム老人保健施設の目標量の標準をおのおのその市町村の65歳以上人口の1%としております。ということは、滑川3万3,000市民のうち、65歳以上のいわゆる高齢者は現在6,000人を超えております。6,000人といたしますと、1%で60名です。そうすると特養に60床、老健施設に60床ということでありますが、現在、特養「清寿荘」は80床プラスデイサービス20床で改築したことは、ご承知のとおりであります。それから老健施設である「なごみ苑」は、現在150床お持ちでございます。2つ合わせますと230床あるということになりますと。2つ合わせて2%と、120のところを230のベッドを持っているということで、今さらに私は増設したいという気持ちは持っております。持っておっていろいろ打診しておりますが、今のところ、国の標準の2倍近いベッドを持っていて、なおこれから申請しても、いわゆる補助の優先度等はぐっと後回しになって、当分ここ1,2年でやりたいといっても、これはまず無理な話でありまして、そういったところが改定されるような雰囲気がありましたらすかさずやりたいなと、こう思っております。  で、現在入所待ちの方が52名で、そのうち、一応審議にかけて入所適当というふうに認められる方が26名であります。ただ、この26名のうち在宅の方は2名でありまして、あとの方は病院におられるか、老健施設におられるわけで、とりあえず差し当たってすぐ清寿荘というほどでもないと。なら一方、国のほうでも今後は施設介護のみならず、在宅介護という方向もこれから相当力を入れると、こういうことでいかなきゃならんと、こういう趣旨でございますので、うちのほうでは、先日ホームヘルパーさんを2名募集をして決定したところであります。そういったところで在宅介護の体制も逐次整えます。そしてまた、ご承知のとおり、医師会で運営してもらっておりますが、訪問看護センターであるとか、あるいは24時間ご相談に応じている在宅介護支援センター、こういうもの、あるいは電話による24時間相談とか、いろんな在宅介護を支援する施策を、できるものは逐次やっておるわけであります。そういったことを総合的にやりたいんですが、何分にも高齢化というのはどんどん進展しております。きのうのラジオですか、日本中の100歳以上が毎年1,000人以上増えるという,非常に長命社会になっております。こういう点を考えますと、増設は必要だという感じは持っておりますが、先ほど申しました理由で、そういうチャンス、あるところをねらって考えてまいりたいと、こう思っております。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  8番森  結君。 ○8番(森 結君)  再質問でありますが、悪臭公害について平成4年の時にも質問したと先ほど申し上げましたが、その時も大体今と似たような答弁をいただいておるわけですが、確かに許可をしたのが県であります。その県がどうのこうの動かないと、直接的には具体的な効果は上がらないもんだとは思いますが、前にも申しあげましたように、市民の方々からビラをまいて、この悪臭は何とかならないかという市民運動のちょっとした発想もあったわけでありますが、市長は、確かに強力にされるとおっしゃいますが、10数年、このにおいは依然として続いておるわけですね、地域によっては、感じられない地域と感じられる地域との差がものすごくあるわけなんで、この感じられる地域というのはたまったもんじゃないというのが大きな世論です。  したがいまして、市のほうがこの後県とも相談されながら、さほどに効果が上がらないとなれば、私どもは市民運動を起こし、企業の撤退なりも求める場合も、これは考えざるを得ないというふうに、私はそういう心構えてこの質問をしたわけであります。でありますから、またちょっと指導したとかということで、次の質問までまた音さたなしというのは非常に困るわけなんで、この強力なという面について、ひとつ市長、再度、100%まではいきなりいかないにしてでも、10日に1ぺんのもんは20日に1ぺんぐらい、それはちょっと難しいだろうと思いますけどね。何とかとめたいという、ひとつその強力な意気込みをもう一度お伺いしたいと思います。このにおいで悩んでおられる方たくさんおられますよ。そういうこと、ひとつもう1点お願いします。  それから住居表示につきましては、市長おっしゃった、私の意図するところを酌んでいただいてありがとうございましたが、この審議会、どうですか、私も任期もうわずかでありますが、任期中にはないということですか。今年度中、あるいは新年度に入ってからでもという、市長のちょっと待ってくださいという、このちょっともいろいろあってね、1カ月もあれば、2年もちょっとという感じもありますんで、いまちょっととは言われませんでしたけども、近いうちにと。近いがもいろいろありますから、これひとつまた、いつごろやってみようかというふうに思われるのかご答弁をお願いします。  それから特別養護老人ホームですが、私は基準を達成しておることは承知しております。滑川市の場合は設定の2倍ぐらいは現在あると。しかし、過去振り返ってみますと、これは平成5年の10月、産厚委員会で出された資料でありますが、この人口推計というのは何をもとにして出された推計か知りませんが、1990年、平成3年を3万923人をスタートにしまして、どんどん滑川市の人口が減っていくことになっておるがですね。それで2025年、平成37年になるかと思いますが、2万7,150人というこういう資料が出ておるわけです。それからいきますと、確かに今言われたように、老人の方65歳の方が少なくなるというのがこの表であります。それに基づいて、我々産厚委員会では老人福祉計画について研究をし、あ、そうかなという感じも持って決めたような感じもするわけでありますが、市長どうです、今いきなりこれ出しても市長はなかなか上へ出されんと思いますが、こういう資料が出ておるんですよ、滑川の人口が確実に減っていくんです。富山県全体を見てでも、1990年、平成3年が112万161人が、平成37年には99万1,000人ということで100万を切る数字が出ておるわけなんです。これからいきますと、そう施設は要らないんじゃないかという感じもするわけなんですが、今市長言われたように、実態としては65歳の年齢の方が1,000人ずつ増えていくと。  こういう実態の中で、市長、私はさっき単純にお伺いしたわけですよ。市長、今度4選出馬されるにあたって、今は無理かもしれんけども、福祉政策の中では特別養護老人ホームの増床も考えていくんだと、公約の中に入れてチャンスがあれば飛びつきたいんだというひとつ姿勢を示していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  第1番目の悪臭公害ですが、先ほど言いましたようににおいので何ppmという計り方できないんですね。だから、あんたとこは、基準が例えば5ppmなのに10ppmも出ているよと、だから、こうという強制力はないわけです。人間の鼻の感知ですから。で、しかしにおいがすることは事実であって、私もよく体験いたしております。いわゆる夜だけ操業だとかいろんな協定を結んできましたが、朝の5時までと。ところが夏になると、朝の4時ごろから戸をあけられたりしますと、やはり入ってくるということがあってなかなかこれ大変なんですよ。  それでたまたま、これちょっと余談と思って聞いていただきたいんですが、たまたま私は漁業関係水産都市全国市長会の役員をやっておりますので、よく東京で水産関係が集ります。そこで気仙沼の市長とか稚内の市長とがよく会いますので、あんたとこはどうしておるのかと、ああいうでかい漁港抱えてね、おらとこはにおいせんよと。それでどうしておるのかと。やっぱりあるんだそうですが、これについてはスウェーデンかどこか北欧性のそういう立派な機械があるんだそうです。それを入れたらにおいがあまりせんと。ゼロとは言いませんが、もうほとんどないという話聞いて、これはしめたと思ったんですが、聞いてみたら数億円かかるというわけです。ところが、このあら処理工場は私企業でありまして、市営設備なら当然考えにゃいかんのですが、ちょっとそういう高い機械を、あんたとこ入れなさいと言って、やれるのかどうかね。こういう問題があって言わずにおります。言わずにおりますが、もう少しそのへん調べてみて、若干市が補助することによって解決できるもんなら考えてみたいと思いますが、機械そのものが今のところべらぼうに高いということでありまして、ちょっとした補助ではちょっと無理じゃないかと、こういう感じもいたしますので、この方面も、その後安くていい機械が出ていないかということも調べてみたいと思います。  いずれにしましても、県にはさらにまた強力に申し入れて、困っているという実情はよく伝えたいと、こう思っております。  第2番目の住居表示審議会、いつ開くかということですが、今のテンポでいきますと、今年度中には開くという予定で事務を進めているところであります。  次は、第3番目の特別養護老人ホームの件であります。  今のところの基準がそういうことがありますので、今、来年、再来年を目指してひとつつくりたいから補助くれ言うても、これはまず、ほかに基準までいっていないとこいっぱいあるもんだから、これ優先ということで、補助金なしでやろうとすると単独でやらにゃいかんということになりまして、あとの運営その他も問題でありまして、そういうことになりますと、ちょっと今直ちに手がつかんというのが実情でありますが、やりたいということは思っておりますので、いつまでと言われると、ちょっとこれはあれでございます。  それからもう1つは、今言われた人口統計、だんだん減っていくじゃないかと、それを基準にしてこういうあれに、まあそういうこともありまして、減っちゃ大変ということでいろいろと諸施策を講じまして、おかげで人口増になっておりまして、昨年400以上も増えて、ただいま滑川市が3万3,060数名であります。そういうことで増加という方向に向かって考えてまいりたいと、また増加するような施策は今後とも取り続けたいと、こう思っておるところであります。ご理解をいただきたいと思います。
     以上であります。 ○議長(島田 忠君)  8番森  結君。 ○8番(森 結君)  強力にひとつ進めると、ぜひそのようにお願いしたいと思いますが、余談でおっしゃった言葉にいろいろ言うのはいかがと思いますが、設備には増大な金がかかると。企業は営利を目的としておりますから、採算の合わんことはなかなかやらんだろうとは思いますが、さりとて社会的責任というのは、これは果たす義務があると私は思いますんで、金がかかってできないんならやめてもらっても結構です。そういうことも含めまして、ひとつこの改善には強力に進めていただきたいと思いますが、その意気込みをもう一度お願いします。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  何回もやかましく申し入れたせいで、脱臭装置その他、そういう投資をしておられます。ただ、先ほど申しましたのは、私も今まで言っていないのは、高すぎるんですよ。そういうものを、あんた買いなさいと……だけど、それでなければ、操業停止させる権限はないわけですよ、うちは。だからそういう中で話し合いを続行するということでひとつご理解いただきたいと、こう思います。 ○議長(島田 忠君)  1番橋本光司君。      〔1番橋本光司君登壇〕 ○1番(橋本光司君)  今任期最後の定例会でございますので、少し先のことも含めて、5項目にわたって質問をさせていただきます。  それでは、通告してあります諸点についてお伺いいたします。  大きな1番目、滑川運動公園整備事業の陸上ゾーンについてであります。  平成6年9月定例会において若干触れましたが、その中で、「芝生の多目的広場を完成させており、未着手部分については、本年度一つまり平成6年度ですね一陸上競技場ゾーンとして基本設計を進めております」との答弁をいただいております。そして平成6年度から8年度では2億3,270万円の予算が計上しており、また平成9年度では6,100万円、10年度1億1,820万円、11年度1億100万円で、合計この3年間で2億8,020万円の事業費が計画されております。  そこで小項目の1番目、平成6年以降の進行状況はどのように推移したか。順調に進んでいるのか、そのあらましをお聞かせいただきたいと思います。  次に、小項目の2番目、平成9年度から11年度の整備計画の内容を再度明示していただきたいのであります。  それでは、次に大きな項目第2番目、文化会館・文化センターの建設についてであります。  この文化会館の建設については何年も前から市民の根強い要望があり、私も過去に質問した経緯がありますし、また議会からも他市の文化会館あるいは文化センターを視察したこともあります。しかし、これについては費用もかかり、広い用地も必要であることもあって、市としても建設基金として毎年5,000万円余りの積み立てをしているところだと承知しております。かつて市民要望の強かった温水プールは、財団法人日本宝くじ協会の資金援助で財団法人体力つくり指導協会が運営することで実現しました。また、市長並びに議会念願の高等教育機関の誘致も、社会福祉法人周山会が運営するという形で、これも実現しました。また現在、ほたるいか観光施設−ほたるいかミュージアムですね、深層水体験施設については進行中であり、東福寺野自然公園もリフォーム中であります。しかしながら、市民要望の強いものの中で文化会館だけがいまだにその概要が見えてこないのは非常に残念な気がいたします。そろそろ建設資金の規模、建設のめどなどの計画の概要を示していただきたく、ご答弁をお願いいたします。  それでは、次に大きな項目の3番目、滑川市のPRの統一を徹底されたいということでお伺いいたします。  滑川市の情報宣伝活動の一環として、まずは市のキャッチフレーズとでもいいますか、うたい文句についてであります。小項目の1番目は、市のPRの言葉としては、過去から最近のものを挙げますと、例えば過去には「香り高い文化のまち」というのがありましたし、近年ではほたるいか観光の有名化などによって、印刷物やビデオには「ほたるいかのまちや光のまち、光と彩りのまち」、直近では「神秘の光と潮騒のまち」というふうに年月の経過やその用途によって、あるいは担当部課によって変化したりでまちまちであります。  そこで、一体どれが本当がよくわからないし、そろそろ公共の印刷物、看板、ビデオなど統一できないものかお尋ねいたします。  次、小項目の2番目、「広報なめりかわ」等の表紙に統一した言葉を明示できないかであります。他市町村を見ますと、例えば魚津では「しんきろうの見える街」、新湊では「交流が芽生える文化都市」、小矢部では「タワーとメルヘンの街」というふうにうたい文句が表示されております。滑川市でも、この際に統一したものを広報に明示して、きちっと市民にも浸透させてはどうかと思いますが、いかがお考えか聞かせていただきたいと思います。  次、小項目の3番目、これは少し細かいことになりますが、富山医療福祉専門学校に最近増築された食堂についてであります。この件については、当初予定した見込み数よりも食堂利用者が多いということで、また今年度4月より医療福祉専門学校のほうで1学年増えること、介護福祉学科が新しく開設されることにより食堂座席数が不足するので、昨年の138席から210席に増築し、工事費4,635万円の約半額程度助成してメニューを増やして、広く市民にも利用してもらおうというのが趣旨でありました。そのためにも、体育館と廊下でつなぎ、また外からも出入りできるようにしてあります。しかし、調べたところによりますと、4月からの学生数168人に対して、延べの食数の1日平均は117食で7割でありますが、ライスと1品料理が重複するので、その分を差し引くと、延べの1日平均人数は100人で、実際は6割以下と考えられます。この件については平成10年度、11年度と学年が増えていきますから、利用学生数もその都度増加するとは思います。が、市民にも利用してもらおうというのが目的の一つにもなっているので、あまり何百人も一度に来ることは考えにくいので、もっと市民や体育館利用者にもPRして知ってもらっておくことが必要でないかと思われます。また、業者の日本海給食株式会社のほうもそのように希望しており、団体対応も前もって知らせてもらえば可能だと言っております。この点、どうお考えかお聞かせください。  それでは、次に大きな項目の4番目であります。市の公共建造住宅、公共施設にソーラーシステム、つまり大陽光発電の導入を検討できないかであります。  この件につきましては、昭和48年の第1次石油ショック以来、エネルギーに対する認識と関心は高まる一方であります。つまり、燃料エネルギーは有限であり、石油はあと35年、天然ガスで5、60年、石炭は188年で枯れてしまいます。そこで新エネルギーの開発が各方面で進められ、従来の水力、火力、原子力のほかに風力、波力、海洋温度差、地熱に加え、廃棄物による各発電が研究されています。中でも、実用的だということで政府等が注目しているのが、この大陽光発電、すなわちソーラーシステムであります。これは現在、能力的には10平方メートルで1キロワットの発電能力があり、効率は10%余りであります。この件についてはかねてから一般家庭に応用できないものかと思っていたところ、黒部市では9月定例会において、生地に建設中の特定公共賃貸住宅に、全国で初めて公営住宅にソーラーシステムを導入すると、9月9日付K地方紙に載っていました。これは建設省の環境共生住宅市街地モデル事業に今年度から取り入れたもので、国が3分の1の補助をするものであります。太陽光はだれもが平等に恩恵を受けられるものであり、約30平方メートルでは3.5キロワットアワーの発電能力があり、余剰電力は電力会社のほうに売却し、夜間や冬期は逆に供給を受けるとのことですから、理にかなっております。  こういうことに行政が積極的に行うことは非常に結構なことであり、滑川市としても前向きに導入を検討できないものか、お答えいただきたいと思います。  次、最後に大項目の5番目、市役所駐輪場の自転車についてであります。  近年の放置自転車については、市内あるいは県内において問題になっているところであり、特に高校生等の学生が卒業と同時に放置していったり、またはこういった投棄、あるいは盗難車が主だと聞いております。そこで滑川市役所の駐輪場を見てみますと、常に駐車しているのが35ないし36台あるのに気がつきます。  それで小項目の1番目、常駐35台の持ち主はということで、中には駐輪場に設置した鍵につないであるもの、あるいは自転車単体の鍵がかかったもの、または鍵はかかっていてもほこりをかぶったまま何カ月も駐車しているものなど、いろいろであります。もちろん、滑川市役所や何々課−これは福祉課でありますが−と名前が入っているものもあります。もしかしたら、職員所有のもので、何らかの理由で一時的に置いてあるのもあってもよいでしょう。ただし、持ち主がはっきりしないのは問題があるので、だれなのか、市は認識しておられるのかどうかお答えいただきたいと思います。  さらに、小項目の2番目、管理を十分されたいということで、さきのこの自転車について一度調査をされて、市所有のものははっきり明示をお願いしたいし、一度書いだけれども年月が過ぎて消えたものならば再度やり直していただき、市でも職員所有のものでもない車両で何通も何カ月もほこりをかぶったままのものは、持ち主のはっきりしないものは排除されて管理を十分にやっていただきたいと思いますが、ご答弁をお願いいたします。  以上、5項目にわたる私の一般質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの橋本議員の質問にお答えをいたします。  第1番目は、滑川運動公園整備事業の陸上ゾーンについてであります。  滑川運動公園陸上ゾーンの整備の推進については、現在も継続して用地交渉をしているところであります。ご質問の整備計画については、滑川運動公園の野球ゾーン、陸上ゾーンに分けて総合計画の実施計画に盛り込んで、先ほど言われました平成9年、10年、11年度とそれぞれ事業費を一応計画として盛り込んであるものであります。平成9年度は野球ゾーンの整備、平成10年度は同じく野球ゾーンの整備及び陸上ゾーンの実施設計、平成11年度は陸上ゾーンの敷地造成の一部工事を予定をいたしております。用地交渉は、かねがねご承知のとおり地権者の方と継続交渉中でありまして、なお一層ひとつまた努力をして、推進にご理解を得て推進できるように努めたいと考えておりますが、今のところややまだ難しいという状況でありますので、ご理解いただきたいと、こう思います。  次は、第2番目の文化会館・文化センターの建設についてであります。  文化会館につきましては、滑川市の大ホールは比較的早い時期に建ちまして、そのころは割に全国的でも有名で視察者なんかもだいぶ来られておったわけでございますが、何分にも年月がたちまして老朽化しているということは事実であります。また、構造的にも、舞台の広さ、楽屋、ホールその他は、今の時代にいたしますと非常に窮屈な模様はおっしゃるとおりであります。十分認識しておりますが、今文化会館を建てるとすると、4、50億かかるんじゃないかという感じがいたします。  魚津のほうはこれは県の施設と魚津が合体してつくった関係で非常に立派なものができました。で、あれは県のつくったものはいわゆる県東部における県民会館の趣旨でありますので、我々も十分使っていいわけであります。ただ滑川市単独の行事をあすこへ行ってやるかと、成人式をあすこでやるかとなると、これはちょっと、いくら共通の県の施設といえどもなかなか集まられる方も抵抗があるんじゃないかという感じがいたします。  そういう点から何とか早いうちにと思っておりましたが、最近建てられるのは皆すばらしい豪華版ばかりでございまして、黒部の「コラーレ」等も相当の経費を使っておられます。そういう中で、滑川市にふさわしい規模でやるにしても、先ほど申しましたように恐らく今建築するとなると40億ないし50億ぐらいをみておかないと、大ホールの建築には踏み切れないと、こう思います。これは数年前には2、30億でできるんじゃないかという一つの予測もありまして、積み立てようということで積み立てたわけで、毎年5,000万円ずつ積み立てておりまして、現在、平成8年度末の積み立て累計は2億1,600万円になっております。引き続き、この積み立ては継続してまいりましてやりたいと思いますが、1つには、ほたるいか会館のように、例えば75%のいわゆる国の起債を許可してもらって、起債をつけて、いわゆる借り入れを起こしまして、返済にあたりましてその半分を国が払ってくれると、こういう有利な起債は事業の中身によって違うわけで、ほたるいか会館のようなまちおこしにつながるようなものは、そういう制度を利用しておりますので、相当多額の予算は計上いたしましたが、それはそういうような有利な起債を運用できるのでやれるわけでありますが、この文化大ホールにつきましては、そういう起債というのは難しいわけであります。その他もろもろ何か複合して何かやりますと、起債を起こすことも可能な点もございます。そういった点を考えまして、今早急にと言われるとちょっと無理だと、こういうことでご理解をいただきたい。ただ希望は捨てないで、どこかでやらにゃいかんわけで、これは承知しております。したがって、積み立てをもう少し、頭金として有効に活用できる程度までは積み上げないといかんだろうと、こう思っております。  次は、もう1つは、文化ホールのほかに早月中学校の改築というのも、それに匹敵する予算がかかるわけでございまして、私は、早月中学の改築と大ホール、どっちが先かと言われると、未来の青少年を育てるという意味において早月中学の改築を先にやりたいと、こう思っておりますので、ひとつご理解をいただきたいと、こう思います。  ただ大ホールにつきましては、建物はあれでも、かつてあすこで数年前にはオペラも総がかりでやったという実績もありますので、ソフト事業のほうには今後力を入れて、活用してまいりたいと、創意と工夫によって当分活用したいと、こう思っております。  次は、第3番目の滑川市のPRの統一ということであります。  当市をPRする言葉として、市制40周年のキャッチフレーズで「ときめき かがやき光の街なめりかわ」というのを、これは40周年のキャッチフレーズとして実施をいたしました。その後、「神秘の光と潮騒のまち なめりかわ」とかいろいろやっておりますが、大体「光の街なめりかわ」という部分については相当定着してきたと思われますので、おおむねそれを中心に、その時期、時代に即応した柔軟な使い方をしております。これからほたるいか会館もでき、あるいはまた深層水体験施設等もできますと、また若干イメージ等も滑川のPR、それに即応したようにしていかにゃいかんと言います。そういった時点をもう少し見きわめて、そのころに何がぴったり統一PRなるかということを考えながらやりたいと、こう思っております。  いずれにしても、光の街を核にして、それに何か後へつけたり先へつけたりしてPRしておるわけでございまして、もうちょっと待っていただきたいと、こう思います。  次は、「広報なめりかわ」の表紙でありますが、これは表紙に今まで書いておりましたが、B5判からA4判に切りかえたときに表紙のサイズが変わりまして、いろいろ載せるもの等も変えた関係で、一応その後PR文字は消えておりますが、先ほど申しましたようなことで、定着いたしましたらまた載せたいと、こう思います。  次は、同じくPRですが、医療福祉専門学校に増築された食堂をもっと市民や体育館利用者にPRせよということでございます。これはご承知のとおり、先ほど言われましたとおり市民の方に利用していただくという趣旨で補助も入れて運営してもらっております。それから業者の方にも、少ない中で無理してあけてもらって、生徒のいない土曜、日曜もオープンしてくれという申し入れしたりしておりますので、そういうときやっていますよということを市の広報なり、あるいは体育館で発行するいろんなパンフレット等にも載せて、あすこでやっていますということをもう少しPRしたいと思います。そうしないと、経営が全く合わないとなかなか開いてもらえなくなりますので、これはPRいたしたいと、こう思います。  いずれにしても、まだ学生が満杯になっておりませんので、やがて学生が満杯になると、今の認定されている学科だけでも400人を超える学生が集まります。当分、それまでの間は食堂の運営を助けるということよりは、市が、体育館周辺に来られる方々に食事を提供する機会を与えようという趣旨で補助も出しておりますから、PRはさしていただきたいと、こう思います。  食堂の運営についてこの間会議をやられまして、名前が「学生食堂」じゃ人がこんがじゃないかというんで、「レストラン アルプス」という名前もつけられたそうでありまして、かっこいい名前ならまた人が来られるんじゃないかと、こう思います。  それから体育館のところから食堂の位置がわかりにくいという意見もありますので、立て看板なりサインなり、そういうものもつければどうかと思います。  それから一番わかりにくいのは、やっている土曜・日曜とやっていない土曜・日曜がありますので、これは体育館で何か大きな行事があるときはあけてくれと、こう申し込んでありますので、これはいつあいてあるよというのを、準市の施設という意味も含めて、広報なんかのスケジュール表に何かマークでもつけて、この土曜・日曜はあいてますよというようなことでもやらないと、周知できないんじゃないかなという感じもいたします。そういうことでひとつPRをいたしたいと、こう思います。便利になると思いますが、利用者が少ないとあけてくれなくなりますから、そのへんをひとつ。  次は第4番目の、公営住宅等にソーラーシステムを導入したらどうかというご提言でございます。  ソーラーシステムについては省エネで非常にすばらしいもんだと考えております。ただ、これをやるには相当経費が割高になります。運営費も割高になります。そういったところが、いわゆる公営住宅でございますから、一方、家賃は安く設定したいということとのバランスをどこに置くかの問題になります。今、特定賃貸住宅の家賃は、今までの市営住宅と違って民間の貸し家家賃とあまり差がないような設定の仕方になっておりまして、どちらかというと、特定賃貸住宅、中は立派ですが、家賃もまた立派であると、こういう中にソーラーを入れることによって経費が余計かかるということになるとまたあれでございます。それともう1つ、ソーラーもいろいろ研究して進歩しておりますので、もうちょっとたてば、例えば黒部でやられたやつがどういう成果が上がっているか、それに基づいてどう改善されたか、そういったところで新しい設備を考えればどうかなということで、今後研究してまいりたいと思います。  その次は、第5番目の市役所駐輪場の件であります。  市役所駐輪場は、駐輪可能台数が約50台のところ、バイクを含めて常時35台程度が駐輪されております。その内訳は、公用自転車12台と職員の自転車が23台ということであります。先ほど言われたとおりであります。したがって、残り15台分を来庁、市役所に来られる市民の駐輪スペースとしておるところであります。なお、市役所駐輪場については長期間放置自転車が見られるところから、これまでも年1回調査し、全く持ち主のわからないところは処分いたしておるとろであります。今後もこれを継続して実施をいたしたいと、こう思っております。  市役所の12台につきましては、財政課、市民課、総務課、下水道課、福祉課、水道局がそれぞれ数台ずつ持っております。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  1番橋本光司君。 ○1番(橋本光司君)  2点ほど再質問をさせていただきます。  まず1点目でございますが、文化会館ですね、ただいまの答弁によりますと、4,50億といいますと、年間5,000万ですから10年でも5億円ですね、数十年先ということになってきます。これ魚津の例を出してこれまた恐縮なんですが、魚津では新川文化ホールのほかに、最近北鬼江にテクノスポーツドームというのを、平成10年秋完成を目指して、これは県の補助が入っておるわけですが、やっておるわけですね。これは世界バレーボール大会が開かれるんだそうで、それに合わせる形でやっていくと。文化会館とはいきませんが、スポーツドームですから。でも、大きな集会、例えば滑川の市民大ホールは800人程度、ぎゅうぎゅうに詰めて1,000人余り、これを上回る人数も収容可能な多目的のスポーツドームでございます。似たようなのが富山にも高岡にもあるわけですが。  先ほどの話に戻ります。年間5,000万ですと、何十年先ということになってくるとちょっと希望がなくなってしまうので、今すぐにとは言いませんが、少し積み立て計上予算を増やしていただけることができないものか、またご検討いただきたいと思います。  それともう1点、先ほどの市のうたい文句についてでございます。これはもう少し待ってくださいということでございますが、これはその方向性としては統一する方向にいくのか、あるいはまたこういう方法があるんですね、何々の町、何々の町というのを10も20もつくって、バラエティーに富んだ、滑川にはこういうのもあります、こういうのもありますというのをいっぱいつくって売り出す方法も一つの方法なんですね。これはどちらの方向でいく傾向なのか、その点2点お答えいただきたいと思います。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  大ホールの件でございます。必要性は十分わかっております。私もやりたいと思いますが、先ほど申しましたような実情でございまして、それともう1つは、いわゆるまちおこしの地総債がすぐ使えないということがございます。こういうものが使えれば、先ほど言いましたように、ほたるいか会館と同じように75%起債を起こして、半分は国が面倒をみてくれるという有利なものを、何かそのうちできればすかさず研究してみたいと思いますが、今のところ文化ホールはそういう特典がありません。そういう中で積み立てていかにゃいかん。魚津は非常にすばらしいものを、もっとも経費も大変かけておられるようでございますが、これはまた2000年国体その他の会場という意味もあるわけで、相当厳しい中をやっておられるんだと、こう思います。  積立金をもうちょっと早く積み立てるようにしたらどうかというご趣旨は理解できますが、毎年の財政状況を見ながら、今後考えてまいりたいと、こう思っております。  次は第2番目にありました広報用のいわゆるキャッチフレーズと申しますか、これは前の、「ときめき かがやき 光の街なめりかわ」というのは40周年に当たりまして、たしか検討委員会を設けて、いろんな案を出して、いろんな意見が出た中で、皆さん方がこれはいいと言われたのが「ときめき かがやき 光の街なめりかわ」と。これが引き続きいいということであれば、当然あれでありますし、今後ほたるいか会館ができたり、あるいはまた全国でも珍しい深層水体験施設ができたことによって、そういったものもクローズアップしたような標語がうまくできるんなら、それもいいですし、まあいくらかそういったところを考えながら案をつくり、またそういう委員会等で広く意見をお聞きしながらやっていきたいと、こう思います。名案があればまたひとつご提言いただきたいと、こう思います。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  5番高橋久光君。 ○5番(高橋久光君)  私のほうから、ただいまの橋本議員の滑川運動総合公園整備事業陸上ゾーンにについての関連を1点だけさしていただきたいと思います。  この種の質問につきましては、私も平成4年と7年と2回ほど質問させていただいた経緯がありますし、ここで市長はこの答弁について、年間9年、10年、11年度の予算の措置についての予定もさらっと言われたわけでありますが、その中でも言っておられますように、用地交渉にも未解決なところがあるということも言っておられるわけであります。  そこで、平成7年のときだったと思いますが、地元のいろいろな協力をいただいて鋭意用地交渉を一生懸命やっておるんだという答弁であったわけです。その後、その地元の用地交渉の経過、また市長はさらっと今言われたわけでありますが、その当時は、2000年国体に間に合うように努力をしたいという答弁でもあったと思うわけでありますが、今から、この2000年国体にはあすからかかってでも到底間に合うような状況でないのでないかと思いますが、あの一帯は野球場も完成をしておりますし、続けて日本庭園、またこの陸上ゾーンと一貫したこの施設を早く完成をしていただきたいものと思っておるわけでありますが、そこで市長に、この用地交渉のその後の経過と、またこれからその方なり、その地元に対する用地交渉をどのようにして進めていくのか、早くやる必要を市長に再度聞かせていただきたいと思いますので、お願いします。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  高橋議員の関連質問にお答えいたします。  用地交渉につきましては努力をいたしておりまして、先日も地元の方のご仲介を得ながら行きましたが、会っていただけないというのが実情であります。極力今後とも継続してやりたいと思いますので、今後とも引き続き地元の方々のご協力、ご理解を得たいと、こう思っております。 ○議長(島田 忠君)  暫時休憩いたします。10分間。                午前11時05分休憩          ──────────────────────                午前11時15分開議 ○議長(島田 忠君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  2番野末利夫君。      〔2番野末利夫君登壇〕 ○2番(野末利夫君)  それでは、通告してあります諸点についてお伺いをいたします。  1点目は、駅前公営住宅についてお尋ねをいたします。  現在、駅前公営住宅は1号棟から3号棟まで立地条件がいいこともあり、どの棟も空室がないというのが現状であります。いずれの棟も建設されてから既に20年以上経過した建物であると聞いております。今、建設をされております荒俣市営住宅からみますと、住みやすいものとはいえないと思うものであります。しかしながら、入居されている人に聞きますと、駅が近いということ、買い物をするにも便利であるということ、病院等が近くにあるということからほかのとこには変わりたくないというのが、入居されている皆さんの考え方であるということもお聞きをいたしております。現在入居されている中で65歳以上の高齢者の方が34名おいでになるということであります。そのうち独身者が18名もおいでになるということであります。これだけ高齢者の方が多いということですから、車を利用される方よりは歩いて用事をされる方が多いと思うものであります。そのことを考えれば、ここから変わりたくないと思うのは至極当然のことだろうと思うものであります。空き室の入居募集があればすぐ決まるというのもうなずけるところであります。  市長も、きのう答弁されておりましたが、2部屋を1部屋に改造することも考えておられるということをお話をされておられましたが、入居されている皆さんのご意見、または要望を十分尊重したうえで検討されるべきであるということを申し上げるものであります。  高齢者の方で、仮にそういうことになればほかに移らなければならないのではないかと不安を持っておられる方もいるということを聞いたところであります。入居されている皆さんに不安感を抱かせる、または不利益になるようなことのないようにご配慮すべきと考えるものであります。  以前に3号棟が雨漏りの修繕がされていたことは承知しておりますが、今もまた2号棟で雨漏りをしているところがあるということを聞いております。それにトイレの修理を必要とするところもあるということであります。これからも部分的な修繕が必要であると思いますが、特に高齢者の皆さんには快適な日常生活を送っていただくための配慮もしなければいけないと思うものであります。  そこで何点かお伺いをしたいと思います。  第1点は、近い将来改造計画があるのかの問いに対して、きのうの石倉議員の質問に対して市長は、荒俣住宅が完了すれば検討したいとの答弁がありましたので、通告してありました問題と若干違いますけれども、今後の駅前団地についての基本構想があればお示しをいただきたいと思います。  第2点は、現在入居されている皆さんからいろんなご意見、あるいはご要望が出ていると思いますが、どのようなことが出ているのかお伺いをしたいと思います。  第3点は、現在ある3棟とも20数年を経過した建物ということもあり、部分的な修繕が必要であり、またされてはおりますが、今後の対策についてどのように考えておられるのかお伺いをしたいと思います。  2番目の通学路についてお伺いをいたします。  通学路は各地域ごとにそれぞれ設定され、子供たちが安全に登校できるように考えられているところであります。しかしながら、通学路として設定されているところは歩道のないところがまだまだ多いというのが現状ではないかと思っているところであります。理想論からいいますと、きちんと歩道が設置されていて子供たちが安心して通学できることがベターであると思っているところであります。しかしながら最近では、歩道が設置されているところであっても、運転者の不注意によるわき見運転によって歩道を乗り越え、集団登校の子供たちが痛ましい事故に巻き込まれたということも皆さん周知のとおりであります。このような事故はめったに起こることではないと思っているところでありますが、歩道があるところであっても事故が起きているのが現状ではないかと思っているところであります。まして歩道のない通学路はそれ以上に危険が伴っていると言っても決して過言ではないと思うところであります。地域によっては通学路となっているところに歩道が設置されていないということもありますが、車の通行量の少ない農道を通学路として利用されている地区も増えてきているのが現状ではないかと思うところであります。最近では農道も整備が進み、ほとんどは舗装された道路であります。舗装されていないときは車が通るといっても、農耕用の車が通る程度でありましたが、最近特に道路事情がよくなってきたということもあり、一般道の渋滞を避けるために車の交通量の少ない農道を利用するドライバーが増えてきていることは、皆さんもご存じのとおりであります。そのことからも、農道も子供たちにとっては必ずしも安全とはいえなくなってきていると思うものであります。子供たちの安全対策については万全を期すということで何点か質問をしたいと思います。  第1点は、農道を通学路として利用していることを一般のドライバーの皆さんに知っていただくために、この道路が通学路であるということがわかるように、通学路の標識を設置すべきと思いますが、お伺いをいたします。  第2点は、農道に限っての質問になりますが、通学時間帯を規制できないかということであります。例えば7時半から8時まで侵入禁止といったことであります。農道ということですから、農耕車は別として、一般車両に対する規制ということであります。この点についてもお伺いをしたいと思います。  第3点は、冬期聞は農道については除雪がされないということで、一般道路が通学路に変更されているのが現状ではないかと思っております。通学路でありますから車両が通る幅は必要ないわけであります。歩道除雪機で農道除雪ができるのではないかと思うわけであります。こういうことから、あえて通学路を変更しなくてもいいのではないかと思いますが、この点についてお伺いをいたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの野末議員の質問にお答えいたします。  第1番目は、駅前公営住宅についてであります。  駅前住宅は、先ほど言われましたような状況でございます。一応公共賃貸住宅再生マスタープランというのをつくっておりまして、これによりますと、荒俣住宅と高塚住宅は建てかえ、駅前住宅は住戸改善、いわゆる3戸、2戸改造というような形の3軒分を合わせて、間抜いて2軒分にするということで広くなると。そういうことを計画しております。そして駅前住宅には、ご指摘のとおり高齢者及び身障者の方々も対応できるような改善計画を立てていきたいと、こう思っております。  ただ、駅前住宅の町内会長さんともよくお話をしておりますが、先ほど言われたように高齢の方が非常に多いということと、単身でおられる方も多いと、そうすると、3戸、2戸に改造するのはいいけども、家賃が高くなるんじゃないかと。これは改造しますと家賃をどうしても上げざるを得ないと。それよりは今のままのほうがいいと、もうこれ以上家具を買うわけじゃなし、今必要最小限の面積があると、改造しないで今のままの家賃にしておいてもらいたいという希望もあることはよく聞いております。そこらの兼ね合いで、今後検討していかなきゃいかんと、こう思っております。  それから3戸、2戸にやりますと人数が減るわけですね、そうすると、はみ出した方は別の新しい市営住宅に入ってもらうか、民間のほうへ入ってもらうか、いずれにしても今よりは家賃が高くなることは間違いない。外へいくのもいやだという方もおられるかもしれません。
     それからもう1つは、人数が減ると町内会の運営も差し支えが出るというようなご意見もあります。いろいろありますので、実施計画にあたっては入居されている方々とよく協議をいたしてまいりたいと、こう思います。今ある雨漏りとか、そういう不具合はこれは当然なおしてまいります。  なお、計画その他につきましては、細部担当者から説明いたします。  次は通学路についてであります。  通学路は農道でありますので、管理者は市ではなくて、農道の管理者は別なわけでございます。それと交通という点で一般的な法規制も受けることもございます。そういったようなことから非常に難しい面もございます。また通学路というのは学校等でしておられますので、後ほど教育長からまた説明していただきたいと、こう思います。  除雪関係については担当のほうからまた説明をいたします。  いずれにしても、学童の安全ということには十分配慮してまいらなきゃいかんのですが、ただ、そういう道路の性格上規制もいろいろございますので、その点またご理解いただきたいと、こう思います。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  山口教育長。      〔教育長山口 聰君登壇〕 ○教育長(山口 聰君)  野末議員の質問にお答え申し上げます。  1番目の通学路の標識設置についてというご質問でございますけれども、1番目の道路標識等の設置については、道路法第45条に、道路管理者が設置しなければならない旨規定してあります。ただし、農道を通学路に指定している学校に関してはPTAとかあるいは地元民と協議し、必要であれば農道管理者等へ協議するなど、今後検討してまいりたいと思います。  2番目に関して、規制的なものについてというご質問ですけども、道路の禁止または制限というものは、道路法の第46条に、道路の決壊、破損、工事等やむを得ない場合に限り区間を定めて設定することができる由、規定されています。で、道路規制は市民全体に及ぼす影響が大きいので、通学状況の実態や交通量を総合的に判断しまして、今後警察等と協議して研究してまいりたいと、このように思っています。  以上です。 ○議長(島田 忠君)  広沢土木課長。      〔土木課長広沢幸順君登壇〕 ○土木課長(広沢幸順君)  駅前公営住宅についてでございますが、まず改造計画でございますけれども、平成4年度に策定した公共賃貸住宅再生マスタープランでは、荒俣住宅と高塚住宅は建てかえ、駅前住宅は住戸改善として計画をしているところでございます。駅前住宅につきましては高齢者及び身障者にも対応できるよう改善計画を立てたものであります。  それから要望、意見でございますが、駅前住宅の入居者からは、住戸改善によって入居者世帯数が削減されるのではないかということで、それでは町内会の運営等に支障が出るのではないかとの意見が出されております。事業の実施計画にあたっては同団地大居者と協議しながら進めてまいりたいというふうに考えております。  また、3点目の要望のあった箇所につきましては、随時修繕を実施しているところでございます。住戸改善の計画もあることから、これらを踏まえながら今後とも対応してまいりたいというふうに考えております。  それから、通学路として使用されている農道の除雪についてでございますが、基本的にはその農道の除雪ということは考えていないわけでございますけれども、地域ぐるみ除排雪活動などを中心に、地域が一体となった除排雪に向けて今後研究してまいりたいというふうに思っております。  駅前公営住宅の建てかえといいますか、住戸改善のスケジュールでございますが、これから荒俣住宅と高塚住宅を建てかえた後に駅前住宅のほうに入っていきたいというふうに考えております。 ○議長(島田 忠君)  2番野末利夫君。 ○2番(野末利夫君)  それでは何点か再質問をさせていただきます。  駅前住宅につきましては、先ほど申し上げましたように高齢者の方が非常に多いということで、先ほど市長もお話をされておりましたけれども、3つを1つにする云々ということに対しては、入居されている住民、皆さんのご意見を聞いておりましても、そういうことではなくして、今住んでいる住居そのものをもう少し住みやすいものにしてもらいたいという意見が強いということは、これは確かでございます。そういう面で、今ほど荒俣住宅、高塚住宅が完了次第、取りかかるというようなことでございましたけれども、今とりあえず、終わった時点でかかるとすれば、今3棟ありますけれども、高齢者の方が住居されているところを私は最優先にひとつお願いできないかということをお尋ねをしたいと思います。  それから通学路の除雪関係についてですけれども、今現在でも歩道については除雪がされておるわけでありまして、これは委託されて多分除雪をしておいでになるというふうに思いますけれども、そういう人にお願いをできないもんだろうかというふうに思うわけでございまして、その点ひとつお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  再質問にお答えいたします。  荒俣住宅、高塚住宅が終わった後となりますと、早くても平成12、3年過ぎると思います。当分ちょっと時間がございます。その間に入居者の方の意見を聞いたり……駅前住宅に手がつけられるのは平成17年ごろになるんじゃないかと思います。と申しますのは、荒俣住宅建てかえ事業が平成5年度から平成15年度ぐらいまでかかると、高塚住宅は、今までの状況から相当そこらまでかかるんじゃなかろうかということでございまして、駅前については、これは確定的なことは申されませんが、予算の配分状況その他を見て相当遅れるという、年度の確定、今ちょっと、一応めどということで、そのころまでにはよくまた意見をお聞きしてですね、先ほど言いましたように、じゃ全員改造反対かというと、そうでもないんですね。3戸つぶして2戸にすりゃ広くなっていいわという方もおられるし、いやぁよくなるよりは、改造しないで今のままにしてくれと、こういう方も相当おられるという。どう按分していくか、3つあるものの1つはそういうふうにするのか、2つは改造するのか、ここらはまた今後研究さしてください。また意見もよく聞かないと、計画だからといって無理やりというわけにもまいらないと思いますから、ただ一応そういう住居改善する計画に入っているということだけはご理解をいただきたい。今後調整をしてまいりたいと、こう思います。  通学路の除雪につきましては、実情、建設部長からちょっと説明してください。一般除雪。 ○議長(島田 忠君)  竹内建設部長。 ○建設部長(竹内知光君)  農道の除雪でございますが、基本的には市道以外はしておらんというのが原則でありまして、そういう中で毎年11月になりますと、当該年度の除雪計画をやっております。皆さんあるいは町内会のご要望を聞きながら、少しでも何か延長を延ばしたいというので苦労を重ねておるわけでありますが、それらにつきましても、そういう中で研究していきたいと存じております。  以上です。 ○議長(島田 忠君)  7番上田昌孝君。 ○7番(上田昌孝君)  質問に関連いたしまして、1点の確認をちょっとさせていただきたいんです。と申しますのは、駅前の公営住宅につきましては、私も1回この場で質問をした覚えがあるように思います。あるいは建設委員会で別個だったかもわかりません。そのときの私の記憶では山田課長が答弁いたしておりましたが、荒俣住宅が終われば駅前のいろいろと修理等にかかりたいと。で、野末議員が話を聞いてきた人と、私と同じ人に聞いているんだろうと、多分そのように思います。で、そういうことになりますというと、今、平成17年とか云々という話でありますが、いわゆる修理箇所、手当てをしなきゃいけないもの、早急にやらなきゃいけないものの調査ぐらい、ニーズぐらい聞いて、大々的な改革については計画どおりでいいかもわかりませんが、やはり団地の皆さんの今早急にやっていただきたいこと、そういう声が何か聞こえてくるような気がいたします。そういう要望をしっかり受けとめて、やるべきことは何かということをしっかりつかんで対応していかれるべきだと思いますが、建設部長に伺います。 ○議長(島田 忠君)  竹内建設部長。 ○建設部長(竹内知光君)  駅前の住宅につきましては、市長がちょっと先お話しました、12、3年ごろからと考えておりましたが、例の阪神・淡路大震災の関係で、このような公営住宅の予算が大幅に縮減されて各市町村が大変苦慮しておるわけでありまして、現時点では平成17年ごろからと、こういう中で進めることになるわけでありますが、その間、現在までいろいろな修繕なり、あるいは身障者、高齢者にやさしく、手すりをつけたりというようなことも逐次やってまいりましたが、期間が長引くということになれば、総体的などういうような、それまでの間のつなぎの修復をやるかということについては調査研究をしてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(島田 忠君)  4番松井忠良君。      〔4番松井忠良君登壇〕 ○4番(松井忠良君)  通告してあります2点について質問いたします。  まず第1点の東地区公民館3階に冷暖房の設備をしていただきたいということでございます。  顧みれば、50年前、私は若干20歳で東海電極、最後は東海電極でございますが、50年前に私が勤めたその東海電極の跡に、滑川市が英断をもって買収されました。今日この繁栄を見まして、私は50年前を振り返りまして、35年の労働生活をやったわけですが、隔世の感を今心に刻んでおります。そういう意味におきましては、東地区公民館がただ唯一残された、かつて50年前の会社の遺産であります。私もわずか3分ぐらいのところに住んでおりますので、朝夕に、私の残された青春時代の唯一の建造物を見てますます勇気がわき、そして市民の皆さんのために一生懸命やりたいということで、前置きはこれで終わりにします。  先ほども申し上げましたとおり、東地区公民館は、だれが見ても場所的にもよく、種々会合には集まりやすく、近年利用度が多く、現在では第2の西コミ公民館のような活況を呈しております。もちろん、公民館の役員の積極的な活動が実を結び、平成8年度には利用者は2万882名、各階の利用数は1,185回の多くに上っております。利用回数は月日に調べてみたところ、3階の利用数が極端に減る月があります。それは真夏の7、8、9月、それから真冬の12月から1、2月です。この間、暑い夏、寒い冬には集会の参加者が少ないことがわかりました。極端に少なかったのは3階であります。3階の利用者は娯楽を主にし、将棋、囲碁、手芸などが多く、そうしてまた労連の会合も数多くやっております。  残念ながら冷房がなく、暖房は石油ストーブであります。それは大体10台ぐらいありますんで、大体3,4台ぐらいいつも使っておると思います。そのうえ3階まで階段を登らなければならないと。年間3階の利用者は1万650名です。2万人の間に1万人の方が3階を利用すると。そうしてその方たちがほとんどが高齢者であるということでございます。せっかくの楽しみを奪うようなものであると私は思います。3階利用者数は1万650名であり、積極的に参加する人たちのためにも一人でも多く参加しやすくするには、一日も早く設備を完備することが、市長、愛のある政治ではないかと私は思います。3階の冷暖房を望む、これは私は、労連の方々からも、また一般の参加者の方からも、ぜひ市長に決断を迫るように言ってくれと。私も市長とは親しいから、必ずこれは皆さんの声を代表してやるという悲願でございます。どうかひとつこの3階を−1、2階は完全冷房、暖房がきいております。そういう意味で、わずかの金で市民の皆さんが喜ばれるということを、市長、肝に銘じて積極的に改造をお願いいたしたいと思います。  次、2点目ですが、現状では防災上に問題があるんじゃないかということで、私も労連の役員もしておりますので、月に1回か2回必ず会合には出るんですが、残念ながら、そういう暖房設備がございませんので、ストーブとか、あるいはまたそれに使う灯油のドラム缶とか、どこにあるかなと、こう調べてみましたら、3階の部屋の片隅にストーブが積み重なっております。中にはポリタンクもそれについておるもんですから、ポリタンクが山積みされておると。それからドラム缶も、灯油が少し入っておったような感じもするんですが、階段下に、これは消防署にお聞きしたら、何か法的にはつかいんということでございますが、一般の皆さんが見たときに、ああいう建造物の中にそういう火の気のものがあると、そしてまして言わんや、高齢者の方も3階を多く利用するということで、できるものならそういうものは撤去されて、一日も早く機械化した冷暖房をやってもらいたいということで、不安感を持たせないように、そして楽しくできるようにしていただきたいと思います。  次は第2点目ですが、かねて、私は1期生でございますので、議員になった当時、何とかこの滑川市に横断道路が大きいやつは4つあるわけですね。魚津から富山へんにかけて、高速道路はもちろんのこと、スーパー農道、あるいはまた富山魚津線ですか、そういうものを調べてみますと、4本もあります。そうしてかなり交通量も多いわけです。それに比べまして、高速道路から山から海へ目がける路線は、残念ながら中央線1本だけです。あと道はいろいろありますが、くねくねとした道ばかりで、交通安全上もまことによくないということで、市長は在席今度は4期目ですか、ということで長年市民の先頭に立っておられますが、先ほどから議員の皆さんから建造物を建てるとかということでございますが、建造物を建てても、それには人間が集まるか、あるいはまた管理設備も問題がありますが、道路をつくるということは、一遍つくれば、市長、あまり金はかからんのです。そうして管理も少ない。そして市民の皆さんから大変喜ばれて、澤田市長ここにありということで、市長には心から、車社会の今日、皆さん方は必ずや市長に、澤田市長は道路をつくってくれたということは、あなたは、銅像以上に、その道路によって名前が残ると思います。そういう意味からも含めまして、何としても、今日また来年度からほたるいか観光会館もいよいよ開館いたします。すると、県外からいろいろのお客さんが多数おいでになりますが、やはり直接高速道路、スーパー農道ですか、あるいはまた富山魚津線の県道ですか、そういうところからどんどん入っておいでになると思いますので、一人でも多く入っていただくように、ぜひ縦の線、縦貫道路を西に1本、それから東に1本、真ん中に中央線が1本ございますので、この後は原稿なしでちょっと言わせてください。そういう意味から含めましても、何としても、市長の在席、4期出馬も宣言されましたので、ぜひ、すぐやれとは私は申し上げません。やはりそういう永遠に残る、そういう皆さんが喜ぶ、そういう一歩一歩をぜひやっていただきたいと思います。  いろいろ申し上げましたが、かなり時間もたっております。昼にも近いので、いるいろ申し上げましたが、言葉も足りないこともございましたが、1期の4年間、皆さん方のいろいろご面倒をかけながら1期をどうにか過ごさせていただきました。ありがとうございました。これをもって終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの松井議員のご質問にお答えいたします。  第1番目は、東地区公民館の件であります。東地区公民館は、ご承知のとおり昭和52年8月から現在の2、3階部分を東地区公民館として使っていて、1階はその他のいわゆる市全体の事務所として使っておりました。平成5年7月に中央公民館と教育センターが、滑中の建てかえに伴いまして、あそこに中央公民館の生涯学習センター棟ができましたので、あこへ移りまして、以後建物を改造いたしまして、そして全館を東地区公民館として使っていただいておるわけです。これを管理しておられる教育委員会、教育長も非常にこれについては大変いろいろとご支援をいただいておるところであります。事、予算等に関しますので私のほうから若干申し上げます。  何分にも2万人もご利用いただくというのは大変ありがたい次第でございまして、そういう点は地区の方々にも大変お礼を申し上げますし、またこれは便利なものですから地区外からも来ておられるという利用方法で、半ば中央公民館分館のような役割も果たしていただいておるという感じになっております。  で、現状は、先ほど言われていましたとおり、1、2階は冷暖房がありますが、3階にはありません。冬は灯油ストーブと、こういうことであります。これは前の、あすこに中央公民館の管理者がおったころもよく苦情を聞きましたが、いろんな会合の後、灯油ストーブ火つけたまま帰られたり、管理者が非常な苦労しておったのをよく聞いております。そういう点いろいろ協力方をよくお願いしておりましたが、先ほど言われたように、どちらかというとお年寄りの方が割にあこを使われるケースが多いもんですから、そういう点を考えますと、ご指摘のとおり冷暖房設備をしなきゃいかんだろうと、こういうふうに考えております。  そこで、現段階におきましては、各地区公民館の現状もよく調査のうえ、来年度以降計画的に冷暖房設備を設置してまいりたいというふうに考えております。優先度その他については当然いろいろ条件を加味させていただきます。  次は、第2番目の東部及び西部に縦貫道路を新設せよということでございまして、ご指摘のとおり、今滑川市は、おかげさまで東西関係につきましては、南北関係、南、北というちょっとややこしいんですが、要するに海岸に並行しているところでは道路6本、立派なものがついておりまして、これは非常に便利になりましたが、ご指摘のとおり海から山に向かう方向の縦道路と申しますか、これは確かに少ないので、今後力点を置いてまいらなきゃいかんと思います。現に中央線は立派になっておりますが、今の上上線がことし中に完成いたします。ただし、これもある区間でありまして、ずっと貫通しているわけでもありませんし、それからこちら側については確かにご指摘のとおり少ないという点から、今後通路整備の重点は、おっしゃったようなところへ移していかないかんのじゃないかと思います。  ただ道路は非常に簡単にできるようなご意見のように伺いましたが、これまた相当財政的には苦心しながらつくらないといかんわけでありまして、そしてまた物件の移転がかかったりいたしますと、これはもう道路1本つくると相当の財源がかかると。しかもいい道路をつくろうとすると、補助をどうしてももらわないと、例えば今ある市道でも、立派なものをつくろうとすると、建設省に言うて補助金をもらうわけです。そうすると55%から50%ぐらいの補助金がくるわけです。だから道路を1,000メーターつくりゃ500メーターは国の力でやれる。これを全部自分でやろうとすると半分しかできんと、こういうことで、これは補助金制度その他については、行財政改革の今後の進展を見なきゃいかんと思いますが、もっと我々に地方分権してくれということは大いに声を大にして言っておりますが、現状ではそういうことでありますので、なかなか線引っ張って、はい、ここと言っても、あっという間にできるというわけにはまいりませんので、相当年月をかけながら、質問のご趣旨にこたえられるように今後頑張ってまいりたいと、こう思います。よろしくお願いします。 ○議長(島田 忠君)  酒井教育委員会事務局次長。      〔教育委員会事務局次長酒井俊雄君登壇〕 ○教育委員会事務局次長(酒井俊雄君)  灯油の保管等についてでございますが、今後とも消防署と協議し、適切に管理していきたいと考えております。 ○議長(島田 忠君)  暫時休憩いたします。1時間。                 午前11時59分休憩           ──────────────────────                 午後1時00分開議 ○副議長(高橋久光君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  13番島川 実君。      〔13番島川 実君登壇〕 ○13番(島川 実君)  それでは、通告してあります諸点について質問をいたします。  初めに、豊富産業株式会社車両センターのスクラップ置き場の火災でございますが、これは8月29日未明から30日午前にかけまして、29時間かかりましてようやく鎮火をいたしたものであります。約7,500台の廃車のうち、約5,000台が焼けたこの模様というものはテレビで全国放映され、反響も大きなものがあったと思います。長時間にわたりまして消火活動に当たられました消防署員並びに消防団員の皆様のご苦労に対しましては、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  さて、昨年の日本の登録抹消された車、つまり廃車でありますが、これは年間約500万台に達しておるわけであります。豊富産業は、そのうち14万台の自動車を解体・破砕処理、つまり約3%のシェアを持っておるわけでありますが、そういう意味での全国の大手業者であります。4月29日の日本経済新聞によりますと、この会社は、みずからの特許であります処理機械によりまして自動車1台を完全にばらすのに6分30秒、これは手作業で解体をした場合に比べまして13分の1の時間で処理をしておるということであります。また、最近スクラップの価格が低迷をしておりますので、全国では処理業者が廃業してきておりまして、この廃車処理に各地区で困りまして、豊富産業にどんどん持ち込んできたというのが現況のようであります。これがいわゆる地元との協定で、自動車を3台以上積み重ねないとかということを協定しておったわけでありますが、守られなかった一つの原因かと思います。もちろん、当然会社といたしましては協定以上にならないように引き取らなければそれでいいわけでありますが、そういう事情もあったと思います。  こういったことを見ますと、今回の火災というものは、私たちの社会が、車を生産し、活用することばかりに目を奪われまして、リサイクルの過程をなおざりにしておると、いわゆる車社会への警鐘というものもあったと私は見ざるを得ないのであります。  そこで具体的に第1点の質問に入りますが、現在地は滑川市、富山市、上市町にまたがっておりまして、各自治体、各消防署のそれぞれの対応と連携はどうであったのか。また、現場の合同指揮所が設けられたようでありますが、現場での指揮や−指揮系統と申しますか−持ち場の分担というものがどうであったのか、お尋ねをいたします。  第2点といたしまして、環境への影響の問題であります。  1つは、水田50アールが油まみれの水に浸ったといわれておりますが、当然稲は売り物にならないと思いますし、また土を入れ替えしなきゃならぬというこども出てくるんではないかと思います。  2つ目は、農業用水からの油分の河川流出、これを防ぐために豊富産業は上市川にオイルフェンスを張ったようでありますが、その後の上市川下流における水質検査の結果というものがどうであったのか、お尋ねをいたします。  3つ目は、煙害などその他の影響はなかったのかどうか。この点についてもお尋ねをいたします。  第3点といたしまして、長時間にわたりました消火活動の物的、人的な費用はかなりの額になっておるものと思われます。その費用、補正予算等の必要もないのかお尋ねをいたします。  第4点といたしまして消防団の活動に関してであります。  1つとして、有毒化学物質の発生が予想されるこういった消火活動につきまして、消防団の訓練あるいは任務というものはどのようになっておったのかという点であります。  2つ目といたしまして消防団員の手当でございますが、これは階級による年間の手当と年間12回の出動手当、これは1回1,400円でありますが、これで固定をされておるわけでありますが、今回のように長時間にわたった場合に多少上乗せの手当があってもよいような感じもするわけでありますが、こういった点についてはどういう見解を持っておられるのかどうか。  それから3つ目といたしまして、今回の場合、現場の状況から消防団の小型ポンプ等は交代してフルに活動、有効に活動したというふうに聞いておるわけであります。消防年報等を見ますと、小型ポンプ8台のうち、20年を過ぎたものが順次控えておるようであります。計画的に順次更新されていくものとは思いますが、この点についてどのように考えておられるのかお尋ねをいたします。  第5点といたしまして、火災予防条例には、可燃物は品目ごとに積み上げる総重量や容積というものを決めておるわけでありますが、このプレスした車体というものについては不燃物扱いで、いわゆる規制の対象にはなっていないわけであります。車体には内装など可燃材料が残っておりますのに不燃物扱いということで片づけられておることについては、少々疑問が残るわけでありまして、こういった点について見解があればお尋ねをいたします。  第6点といたしまして、県の消防防災課、これは9月9日付で通知を発しておるわけでありますが、これに関してであります。  1つは、市内の業者の廃車置き場の実態調査を命じておるわけでありますが、この調査の結果はどうであったのか。  2つ目は、廃車の野積みについて発火の恐れのあるものを除去するということ、例えばガソリン等が残っておるとかいろいろあると思いますが、それから小分けして集積するというようなことも当然だと思いますが、具体的にそういった指導をどのようにされていくのか。そういうことをお聞きしたいと思います。  それから3つ目は、廃車の集積場所の防火管理の問題であります。業者の置き場というものは当然わかるわけでありますが、市内には小規模ながら幾つか廃車等、それに近いものが、例えばエンジンだけ積んであるとか、そういったものが散見されるわけでありますが、これはこの際、こういったものの市内の点検もされたいと考えるわけであります。  こういった点等について、あるいは消防署が今後巡回活動を強化していくというようなこともあると思いますが、今後の取り組みについてどのように考えておるのかお尋ねをいたします。  次に、情報公開制度への取り組みの問題であります。  情報公開制度につきましては、県内では富山県、富山市、高岡市、町では入善町など5町が既に制度を制定済みであります。さらに魚津市では平成9年度中に制定を目指しておると報ぜられておりますし、新湊市では導入に向けて、この9月議会に公文書管理整備として290万円を補正計上したと報道されております。その他の市町村でも、この情報公開制度の必要性は認識されておるものと思われ、早かれ遅かれ準備段階に入っておるものと私は考えます。  この平成8年3月議会におきまして私は、滑川市における取り組みを質問いたしました。その際市長は、「本年1月に策定した滑川市行政改革大綱では、2、3年以内に実施するものとし、情報公開制度をその中に掲げておる。情報公開にあたっては、その前提として情報の保存や管理の体制整備が必要である。平成8年度から導入に向けた検討を進めたい」と、このように答弁をされております。さらに市長は、「滑川市の文書は、現在の書庫が非常に狭隘、狭いので相当整理をしなければならない、物理的な問題を解決するためJAの会館の一部を借りるとか、NTTの倉庫を借りるとかということも検討委員会で検討していきたい。加えて、この情報公開制度検討委員会の設置というものも今後検討していきたい」と、このようにも答弁されておるわけであります。その答弁から既に1年6カ月経過したわけでありますが、現在の取り組みの状況はどうなっておるのか。また、制度化へのめどはついたのかどうか、お尋ねをいたします。  最後の問題でありますが、西加積地区に大型ショッピングセンター進出の問題であります。  この問題につきましては、平成7年12月議会に私は質問をいたしております。次いで平成8年3月議会におきましては、たしか3名の議員が採決に加わらず退場したようでありますが、全員賛成によりまして、大型ショッピングセンター進出反対の決議がこの議場でなされております。また、昨日の自民同志会の山田議員の代表質問にも、この問題を取り上げておるわけでございまして、今これから私が進めようとする質問につきましては若干重複する面もあるかと思いますが、市長の答弁というものの内容を再確認するという意味や、あるいは関連していく問題もございますので、改めて答弁をお願いしたいと思います。  まず第1点といたしまして、この8月1日に株式会社平和堂など滑川店出店の関係者が市へ来訪されまして、事業計画スケジュールを市長に説明して行ったということでありますが、それではこの出店関係者、あるいは付随して来られた方もあるかと思いますが、だれとだれが市長を訪ねて来られたのか、これをお尋ねをします。  それから、市長はその際反対を言われたということでありますが、改めて、市長はそのときにどのような応対を、対応をされたのかお尋ねをいたします。  第2点といたしまして、先に黒部市に出店いたしました大型ショッピングセンター「くろべサティ」につきましては、黒部市長は、市議会での質問に答えまして、「現在の大規模小売店舗法は地域の商店街対策が欠落しており、地元の潜在購買力を考慮した視点が必要である」と、このように答弁したと報ぜられております。昨年小杉町でオープンをいたしました大型ショッピングセンター、これはこのキーテナントは株式会社平和堂でありますが、名前は「アルプラザこすぎ」、これが売り場面積約2万平方メートルでありますが、これがオープンして以来、射水広域圏を中心にいたしまして集客力が非常に強く、周辺では小売業の転廃業が相次いでおると新聞では報道されております。澤田市長にお尋ねするわけでありますが、この大店法の地域商店街対策というものについてどのように認識されておるのか、その所見を承りたいと思うのであります。  次に、第3点といたしまして、今回のこの大型店の規模というのは敷地約4万平方メートル、店舗部分は約2万平方メートル、年間充上額は約70億円を目標としておるとこのように聞いておるわけであります。これは店舗面積でいきますと、新川地区最大であるといわれる「フェアモールうおづ」、この店舗面積は1万7,871平方メートルであります。これを超えるわけであります。また、滑川の「エール」、これは売り場面積約5,000平方メートルでありますから、これの4倍にも当たるわけであります。  また、別の面で見ますと、小売店の売り上げの中で大型店の売り場面積の占めるシェアですね、これは現在44.5%が大型店で占められておるわけでありますが、今、今回の大型店がまいりますと、大型店の売り場面積のシェアは市内の小売店の65%にも上ると、そういう商工会議所の試算があるわけであります。こういうことになりますと、消費者にとりまして一番身近な中小の小売店や、また既に開業しております現在既存の大型店でも淘汰されていくことは必然であろうと思うわけであります。  また、別の面で、滑川市の小売業の年間売上高、これには自動車の小売りだとかガソリン、あるいは牛乳、畳、新聞等の幾つかのものを除くわけでありますが、平成6年度の年間売り上げを見ますと、234億円に上っておるわけであります。今回の大型店舗が70億円の年間売り上げ目標となりますと、確かに市外からのお客さんも寄せますので、市外からの購買力もとってくると思いますけれども、大ざっぱに見まして、既存の滑川市内の店舗の売り上げが全体で3割ほど減るということになるわけでありますから、これは大変なことであります。  以上申し上げましたように、今回の大型店出店による影響は滑川市にとって、あるいは滑川市の商店街にとって大きな影響があるというふうに言わざるを得ないわけであります。  また、別の面で申しますと、ショッピングセンター「エール」の1日の来店者は約4,000人ともいわれております。そこで創業祭など特別な売り出しがありますと、ピークで1日に1万2,000人も入ると。車の交通量は「エール」の前で1日4,000台以上にもなるというそういう調査結果もあります。  今回の大型店舗は西部小学校に隣接をして、そして国道8号線にも接する、あるいは午前中も市長が言われましたように、上島上小泉線、今年度開通予定でありますが、これにも接するわけでありますが、こういう状況を見ますと、児童の通学途上の事故や交通問題、1つは、はっきりしておるのは、この上島上小泉線というのは、平成9年度中に開通をいたしましても、国道8号に突き当たるいわゆるT字路であります。それから先のほうは、先ほども建設部のほうへ聞いておるわけでありますが、3年以上、恐らく2年ではできないだろうと。上梅沢公民館のほうに県道と隣接するまで延ばして、その先はずっと運動公園のほうまでの構想があるようでありますが、つまり、今回の大型ショッピングセンターのオープンの予定は、スケジュール表によりますと平成11年3月であります。つまり平成10年度末であります。したがいまして、この上島上小泉線は仮に3年かかったといたしましても、平成10年から数えなきゃいけませんから、10年度、11年度、12年度であります。13年3月上梅沢公民館のほうに接するということでありますから、これは交通問題といたしましても、果たして警察等が混雑を予想してみた場合に、問題なしとはしないと私は思っておるわけであります。加えまして、学校の隣でありますから騒音問題やいろいろな問題もあると思います。  そういった大型店舗の進出に伴ういろいろな影響について、市当局としてどのように見ておられるのかお尋ねをいたします。  第4点といたしまして、滑川市のまちづくりの観点であります。
     ことし2月、福光町は既存商店街と共存できる大型店は中心部の1店だけが望ましいと、こう結論づけまして、当時「ジャスコ」の大型店が出店計画をしておった土地の農業振興区域の指定除外と農地転用を認めないと主張して、そのとおりになったわけであります。また、昨年3月の上市町議会でありますが、当時の中川町長は、大規模小売店審議会への住民の意見集約というものを行いまして、町として協議を当然申し入れると、当然商工会とも連携をして、この大型店進出反対について支援していきたいと、こういう答弁をまちづくりの観点からもされております。中心商店街が衰退していくということになれば、車社会になじめない高齢者らに全く不便が生じます。また、今ほども申しましたように、住宅地等での交通渋滞の問題や、こういった大型店のもたらすマイナス面の対策も考えるべきであります。  本定例会におきまして、滑川市の公共サイン景観整備事業についても質問が出ておりましたが、この事業にいたしましても、一つのまちづくりの観点として、一環として考えておるのではないかと思われます。したがいまして、本市のこれからのまちづくりをどうやっていくかということから、今回の大型店出店問題をどのように考えていくのか、市長のお考えを承って、私の質問を終わりたいと思います。 ○副議長(高橋久光君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの島川議員の質問にお答えをいたします。  第1番目の豊富産業の火災に関してでございます。  8月29日に発生した今回の火災は、消防の職員及び消防団員の皆さんには長時間にわたり大変ご苦労をかけた次第であります。過去にない30時間を超す大変な火災でございまして、出動した消防関係者には心から敬意を表する次第であります。  また、近隣の町内会の皆さんには大変これまた心配をされたと思います。町内会等に煙りが上からもろにかぶってくるということで出してある自動車も汚れるというようなことも現実に見てきております。大変なあれでございました。  火災の消火に関する質問、現場に関する質問が非常に詳細に求められておりますので、これは消防長から答弁をいたさせることにいたしております。  ただ、環境への影響ということで水田50アールが油まみれの水に浸ったと報道されておりますが、その他につきまして、当該地区は富山市五郎丸地区であり、富山市によると、農業者と豊富産業株式会社との聞で被害補償等について話し合いが進んでいると聞いております。  上市川の件でありますが、県では、上市川の下流への影響を考え、オイルフェンスを設置するよう指示したところであり、上市川の水質調査を富山県、富山市、滑川市の合同で実施したところ、主な水質の分析結果では、上市川上流で油分が1リットル当たり0.5ミリグラム未満、農業排水路下流で1リットル当たり4.2ミリグラム、上市川下流で1リットル当たり0.6ミリグラム、現場付近の下流で微量の油分が検出されましたが、上市川の水質にはほとんど影響を認めることはできないという結論であります。  それから地域住民には煙害などによる影響を考え、当日、野町にある農村環境改善センターを避難場所として確保し、必要に応じて避難するよう呼びかけましたが、利用される方はおられなかった状況であります。  また、自家用車にしみが付着し、とれないなどの被害があり、それ旨会社へ申し入れをしたところであります。  それから消火活動の費用の問題でありますが、まだ正確な金額ではありませんが、物的には約300万円ほどの諸費用がかかっております。費用については既定予算の範囲内で対処し、不足分については一般会計の予備費より充当するよう考えてみたいと、こう思っております。  次は、第2問の情報公開制度への取り組みであります。  情報公開制度の導入に向け、昨年度は、行政事務改善委員会行政事務検討部会において文書管理の現状と問題点について検討したところであります。本年度は、書庫及び保存文書の整理系統化、ボックスファイリングの試行を行っており、どの方法が最適か検討しているところであります。  情報公開制度は、平成11年4月にスタートさせたいということで、今総務部長にいろいろ準備を進めさせております。  次は、第3番目の大型ショッピングセンターについてであります。  本年8月1日、上小泉、上島地区で大型ショッピングセンターの建設を計画している株式会社平和室及び株式会社みつづか、その他開発関係2社が商工会議所での説明の後、市を訪れ、出店へ向けてのあいさつに来たということでありました。平成11年春、開店を目指しているという説明がありました。ただし、そのほか細部はまだ説明はありません。ただ、言っていた内容では、計画の内容については、先ほどと同じように、言われたとおり、「アルプラザこすぎ」と同規模程度という内容にとどまっておったわけであります。その際、現在の市の商業の状況及び当該出店計画に滑川市議会並びに商工会議所の進出反対の決議がありますよと、そういうことで大変な影響があると思うということと、地元西部小学校のPTAからも反対の陳情等をいただいておるんで、これは、今までも何回も言っているとおりだということは伝えてあります。それから既存の小売業への影響についても憂慮している旨の説明をしてあります。そして、向こうも進めるということであいさつに来ておりますから、地元の商業者の意見をよく聞きながら、慎重に対処されるよう申し入れてあります。  大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律、略して大店法と称しておりますが、法の目的としては、「消費者の利益の保護のため大店舗の事業活動を調整することにより、その周辺の中小小路業の事業の活動を適正に確保し、小売業の正常な発展を図る」と、こうなっておるわけでありますが、残念ながら、社会の規制緩和という流れの中で平成5年改正されて、続いて政府は、今年度中にも大幅な改正の予定であり、聞くところによると、一層緩和の方向で進んでおるんじゃないかという節が見られます。  ご存じのとおり、今の大店法では、地方自治体は大型店の進出を規制する何ら権限がないわけであります。意見を求められるときには、先ほど申したようなことは既に伝えてありますし、今後も言うていかにゃいかんと思いますが、そういう中で、法律が改正されて大型店の規制が緩和されるということは、それだけ地元商業者の保護という観点が、この法律改正では欠落していると言わざるを得ないと、こう思います。私どもも市長会その他でこういう意見は申していきたいと、こう思っております。  ただ、大型店出店による種々の影響でありますが、現在まだ具体的な出店計画、中でどういうことをやるかわかりませんので、これは具体的にはそういうものを見て検討しなきゃいかんと思います。  提出された出店スケジュールによりますと、8月末に農振除外申請と、こう言っておられましたが、書類の不備により受け取っておりませんので、11月以降改めて申請するということになると思われます。ご指摘のとおり、今後種々の問題点が出てくると予想されますが、今後、農振除外や農地転用申請と並行して事前協議を行う開発行為の申請内容により、庁内関係各課がいろいろ問題点を審査することになると、こう思います。具体的な協議はその時になるかと思います。  今回出店を計画している地域については、国道8号線及び西部小学校に隣接し、そして農地としての広がりも、ほかに比べてあまりないもんですから、今までの農地転用のあれからいきますと、地理的条件や社会的条件から見て農地転用を規制できる地域ではないように思われます。現在、近隣の市町村でも大型店の出店及び出店計画が続々と発表されております。このような進出計画は、既存小売業者には、言うまでもなく甚大な影響が懸念され、憂慮の念を抱いているところであります。  市としては、商業基盤の整備強化のため種々事業を行ってきたところでありますが、なかなか今までは、商業の発展という点で、例えば今ある集合商店街のいわゆる近代化ということで相当力を入れましたが、話はまとまらず、現在の状況になっているという事実もあるわけでありまして、なかなか商業振興というのは難しいなという実感を持っております。  昨年7月商工会議所が実施され、ことしの2月に公表された本市買い物動向調査での、地元につくってほしい商業施設としては、1位に郊外型専門店60.2%、2位にディスカウントセンター44.4%、3位にショッピングセンター28.6%となっております。これは消費者の面から見たニーズの一面であると受けとめざるを得ない面もあるわけであります。  今年に入って、市内商業者と滑川市の商業について懇談会を重ねていかなきゃいかんと思いますが、今後とも市内商業者及び商工会議所と連携をとりながら市内商業の発展に努めていきたいと、こう考えておるところであります。  何分にもこの施設は市が誘致した施設でありませんので、甚だ私としては苦慮いたしておるところであります。ただ、何回も申しますとおり、農振法もしくはその他の法律で規制するところはないかと何回も調査いたしましたが、それは残念ながらないということだけご報告申し上げておきます。  以上であります。 ○副議長(高橋久光君)  松井消防長。     〔消防長松井 弘君登壇〕 ○消防長(松井 弘君)  それでは、島川議員の豊富産業の火災に関しての質問にお答えいたします。  まず第1点目の2市1町それぞれの対応と連携はということでございますが、今回の豊富産業の火災の管理権はあくまで上市消防署にあります。  8月29日0時11分に滑川市消防本部へ119番通報があり、直ちに2号車が出動した。出動途上、当事業所を管轄する上市消防本部より応援要請を受け、その直後に現場到着し、0時25分放水を開始しております。その後、滑川市消防団各分団、上市消防署上市消防団、水橋消防署水橋消防団、立山町消防署、魚津市消防署などから計23台の消防車が出動し、消火に当たるが、加勢の勢いは増していった、各消防署より0時45分化学車の出動要請があり、上市、滑川、魚津の各消防署より出動した化学車3台が消火活動に加わったが、火勢鎮圧には至らなかった。  さらに、大量の放水量を確保するため、小型動力ホンプ滑川5台、上市4台の出動を要請。上市川よりポンプ車へ送水し消火活動に当たる。現場にて協議の結果、5時0分に富山県消防防災ヘリコプターの出動を要請して、地上と上空からの消火活動を実施したが、消火することができなかった。  これらのことから、本火災は長期化することが予想されるため、14時30分、富山市消防本部次長を本部長とする富山市、滑川市、上市町各消防本部合同指揮本部を設置し、既に配置してある滑川市の屈折はしご車隊に加え、富山市のはしご車隊2隊、屈折はしご車隊1隊の計4隊にて高所からの大量放水消火態勢としました。また、少しずつではあるが、プレススクラップの山を重機で安全な場所へ移動させ、その後へ放水するといった作業を連続して行いました。  日没とともに夜間作業が予想されるため、18時17分、富山消防署電源照明車が到着し、作業を開始。同時に滑川消防署の救助工作車が照明作業を開始した。  作業が長期化しているため、署員、団員を3時間から5時間間隔で交代させて消火作業に当たり、30日17時0分に合同指揮本部長の火災は鎮火したとの判断により、30時間に及ぶ消火作業を終了しました。  現場での総指揮は富山市消防本部次長、各市町の消防長、署長はそれぞれの消防隊の指揮をとりました。  次の3番目の長時間にわたった消火活動とありますが、これは先ほど市長が答弁されましたので省きます。  4番の消防団の活動に関してですが、ア、今までの訓練では有毒物質、危険物等の特殊災害に対しての訓練は実施しておらず、今後は取り入れていきたいと思っております。任務については署員が中心になり、全面的に対応すべきと考えています。  イ、消防団員の出動手当の上乗せでございますが、上乗せ支給は考えておりません。なお、例外的な取り扱いについては、今後検討してまいりたいと思います。  小型動力ホンプの更新でございますが、公設については20年をめどに更新を行っています。今年度は杉本公設小型動力ホンプを更新しました。  5番、プレススクラップは可燃物にはならないが、現実には内装材、ゴム類、油が付着したままプレスされており、燃焼の恐れのある物件と解される。今後、滑川市内にある10事業所については滑川市火災予防条例の適用を検討しながら、数量及び高さを制限するなど指導していきたいと思っております。  6番のア、県の通知により9月11日に調査を実施したところ、市内には10カ所あり、数量、高さについては問題なかったが、今後とも調査、指導していきたいと思っております。  イ、市内の業者には燃料の抜き取り、バッテリーの取り外しなど、火災発生要因の排除について重点的に指導していきたいと思っております。  ウ、基準に該当するものは届け出をしてもらい、また規模の大小を問わず年1回の実態調査を行い、防火管理を指導していきたいと思っております。  以上であります。 ○副議長(高橋久光君)  高長総務部長。      〔総務部長高長清則君登壇〕 ○総務部長(高長清則君)  島川議員の情報公開についての取り扱いについてご答弁を申し上げます。  先ほど市長のほうからも、今後の方針につきましてご説明がございましたが、私どもといたしましては、この情報公開制度の県内の状況あるいは全国の状況を今まで見ながら、さきの行政改革大綱に規制されたとおり、2年から3年以内に実施するというようなことを念頭に作業を進めております。  県内の状況につきましては、先ほどご説明があったとおり、県など8自治体が条例を制定し施行しておるわけでございますし、全国の状況といいますと、平成8年4月1日現在では、336自治体がこれを施行しておる状況でございまして、どちらかといいますれば、富山県が先行しておるものだと私どもは理解をしております。  いずれにいたしましても、昨年度につきましては、行政改善委員会の部会におきまして文書管理の現状と問題点につきましていろいろ検討を重ねてまいりました。その中で例えば、文書の保管の仕方、これがとかく執務室のほうで行われがちであることとか、あるいは文書の保存期間が規定よりもとかく長く置かれ過ぎておるというような、もっと整理をすべきだというような点も浮かび上がってきております。  そのようなことから、今後につきましては、現在持っております滑川市の文書編纂保存規程、これをより徹底するという職員の意識改革を行っていきたいと通っております。また、今後当然のことではございますが、この規程の見直し、具体的には分離区分だとか保存期間、あるいは廃棄処分、編纂方法といったようなものを具体化していかなければならないと考えております。  今後、これら規定の見直し、あるいは職員の意識の改革、さらにはこれにこたえられる体制の整備といったようなことが求められてくるわけでございまして、これにつきましては最終的な考え方として、情報公開制度は平成11年4月にはスタートさせたいと市長のほうでもお考えでございますので、これに応じたスケジュールをとっていけるようにしたいと考えております。具体的には平成9年10月に、といえばもうすぐでございますが、これに準備するための委員会を設置いたしまして、その中で文書編纂保存規定の見直しを具体的に進めるやり方、あるいはファイリングシステムを、今一部試行しておりますが、これをさらに具体的に詰めていく方法、さらには条例案の具体的な検討といったようなものを行いまして、平成10年の9月には条例が制定できるようにしたい。そうしないと11年の4月に間に合わなくなりますので、なかなか現状ではきつい部分もございます。ございますが、これが一つの流れでございますので、私どもといたしましても努力をしたいと思っております。  なお、現在、庁内の行革の一環といたしまして行っております部課の再配置につきましても、これを見据えた形で進めていきたいというふうに考えております。当然、条例制定後につきましては、職員研修の実施だとか、あるいは公文書目録の作成、情報公開窓口や閲覧場所の設置など条例施行に向けての具体的な作業が求められてくるわけでございます。  以上でございます。 ○副議長(高橋久光君)  13番島川 実君。 ○13番(島川 実君)  再質問をいたしたいと思います。  まず情報公開の問題でありますが、平成11年4月施行ということでめどが立ったのはまことによかったと思います。そこで、この10月から早速検討の委員会等をつくってやっていくということでありますが、ここで1つお尋ねしたいわけでありますが、制度をつくるにあたりまして審議会とか、あるいは市民の意見を聞くとか、そういった手法がこの中にとられるのかどうか。役所の中だけで制度化へ向けて進んでいかれるのかどうか。これが第1点であります。  それから第2点目は大店法等に関してでありますが、平成9年9月8日の日経の新聞を見ておりますと、大店法の緩和の問題、市長は先ほどとにかく規制緩和、規制緩和で、このまま進むだろうと、そのようにも言われたわけでありますが、各地では、新聞の見出しを見ましても「大店法緩和に不満が渦巻く」ということで、各地の商工会議所が、このままでは地域のまちづくりというものがだめになるということを盛んにいっているわけでありまして、これはひとつ行政の長として、先ほど私も特に挙げましたように、滑川市のまちづくりとしてどうあるべきかという点で法的に、例えば農振除外あるいは農地転用、あるいはこの大店法についてとるべききちっとした市長の方策がないというふうに言っておられますけれども、これは法的ばかりでなくて、やはり行政の長でありますから、行政的にもいろいろとチェックできるというか、物を申されるんじゃないかと思いますね。私は先ほど黒部市長の一つの発言の問題、それから上市の中川町長の発言の問題も言いました。  それから一つの例として、じゃ交通問題一つとったらどうなんだと。市長が言われる上上線は平成9年度末には開通させたいと。仮に開通いたしましても、国道8号線とのT字路になるということは、これはそこに大型店舗が立地してもらうと、これは交通上困るんじゃないでしょうかね、要するに車の循環の関係から。しかも、先ほども申しましたように、隣接はしておりませんけれども、もう一方迂回路になります県道黒川線、この交差点につきましても直角の交差点ではありませんで、変則的に車がスムーズにすれ違うなんてということはできないわけです。ましてや上梅沢の公民館あたりへ行きますと、全く大量の自動車交通に耐えるような状況じゃないわけです。こういうところはきちんと言わないと、平成11年3月に向こうがオープンしたいと言っても、交通問題ではどうにもなりませんよということは言ってもらたいと思うんですね。  それからもう1点は、まちづくりの観点でせっかく市も商業近代化計画、あるいはまちづくりについて今まで絵を描いておるわけですから、既存の大型店舗、そして中小の商店があります商店街とのバランスの問題では困るということはやはり言ってもらわなきゃいかんと思います。  それと答弁漏れが1つありますので申し上げたいと思いますが、8月1日、なるほど商工会議所等を回って市長のところへ来られたわけでありますが、先ほど私が聞きましたのは、じゃ、だれとだれが来られたのか。株式会社平和堂が中心でありますが、それを聞いておるわけでありまして、これはきちんと、だれとだれが来たというふうに答えていただきたいと思います。  とりあえず再質問はそれだけにしておきます。 ○副議長(高橋久光君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  いわゆる交通問題とかその他は、中がどういうことになっておるのやら、そういうものは何ら聞いておりませんので。一般論としては言うております。小学校もあるということも言うておりますし、ただこれは交通問題になると警察……先ほど申しましたように、出してくるとすれば、そいつを元にいろいろ問題点をチェックせにゃいかんわけですから、そういう中で交通問題は当然ありますので、そういう場合は交通関係者と警察によく意見を聞かにゃいかんと、こう思っております。今の段階では、漠然としたことだけでは水かけ論になりますので、きちんと正確に見て言わなきゃいかんと、こう思います。  あと、先ほどのあれは、平和堂ほかと申しましたが、そのときに地元町内会長として上小泉町内会長さんが、これは立ち会いのような形でおられましたことは、これは地元の問題として何を言うのか、傍聴しておられただけで何も別に意見はありません。あとは大体業者関係であります。  以上であります。 ○副議長(高橋久光君)  高長総務部長。 ○総務部長(高長清則君)  再質問にお答えをいたします。  先ほど私のほうからもご説明申し上げましたとおり、今度の準備委員会につきましては、その検討の中身が文書編纂保存規定の見直し、あるいはファイリングシステムの検討、条例案の検討といったようなものでございまして、私どもといたしましては、技術的な中身がかなり占めるものだと理解しておりますので、基本的にはいわゆる庁舎内で検討を行いたいと。当然、その後の話につきましては議会の委員会等にいろいろご報告を申し上げてしていきたい。そのうえで必要があれば、今おっしゃったようなことも考えてまいりたいということでございます。 ○副議長(高橋久光君)  13番島川 実君。 ○13番(島川 実君)  2点だけ質問をいたします。  まず第1点目は、市長が言われました町内会長の問題ですね、私が気になりますのは。市役所というのは公の場所でありますから、特別誘導しなくても来れるわけですし、そこに町内会長がついて来られたというのはちょっと奇異な気がするわけで、市長は今何げなく、何かその他に地元の問題が出ないかというので傍聴に来られたと言いますけども、もっと微妙な問題があるように私は思うわけであります。いろいろ巷間では推測をしておりますよ。そういう意味で、市長には密接なつながりのある人だと思いますし、ましてや地元町内会長といいますと町内会を代表する形になるもんですから、個人的に来られたとはあまり思いませんので、そういう意味では地元の町内会がその大店舗を歓迎しておると。しかも先ほどちょっと午前中ありましたが、市長と個人的につながりが濃いという方のようでありますので、私は、市長は私情を挟まれないと思いますけれども、そういう巷間の見方があるということを踏まえて、今後の大店舗問題に対してどう取り組んでいくのか、いま一度、この点お聞きしたいと思います。  それから第2点目は情報公開に伴う問題でありますが、私は先ほど申しましたように、市長は、市役所の書庫等については非常に狭いので、JAの会館だとかNTTの倉庫を借りることも検討しなきゃならんと、こういうふうに言っておられたんですが、それはその後どうなっておるんでしょうか。その点についての答弁がありませんでしたので、その点だけ答弁を求めて、終わります。 ○副議長(高橋久光君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  大店舗の問題でございますが、別に町内会長、地元にいろいろ地権者がいるので一緒に来られたというふうに理解しておりますし、別に意見も言われないし、私も別に何も言っておりません。ただおられたというだけであります。  それから、先ほど言い忘れたかと思いますが、いわゆる大店舗の今後の改正が規制緩和の方向にいくのか、それから見直す方向にいくのか、これは両方出ておりまして、先日新聞等では先ほどおっしゃったような感じで受けとったところ、先日官庁速報できたので見ると、例えば地方自治体が大店舗を緩和しているのにもかかわらず、独自の規制をやっている向きがあると、そこらはだめなんだというような形で、そいつはやっちゃいかんというような通達らしきものが前に出たことがあります。そういった点をさらに直そうとするのか。で、官庁速報のある解説によると、緩和どころかなお厳しくなるんじゃないかと、地方自治体がいろいろプラスの制限しているのを、やっちゃいかんという方向に出るんじゃないかという観測もありますので、今のところちょっとわかりません。しかしながら私は、市長会とかそういうときにおいては、地元の既存の商店街に大なる影響があるから緩和しすぎだと。先ほど言いましたように,地元商店街の保護という、育成という点が欠落しているんじゃないかということは声を大にして言いたいと思います。これは各市町村長皆同じだと思いますが、重ねてそういった点は言いたいと思いますが、法案は何分にも規制緩和の国の一つの方針の中で動いておりますので、これはちょっと私どもは、今どうなるかということは予測しかねるところであります。  それから情報公開につきましては、先ほど申しましたように11年4月から実施したいという方向でやっておりますが、やってみると、意外にやはり準備段階にやらにゃいかんことがいっぱいありまして、先ほど総務部長が説明したような段取りでやりたいと。  それから委員会はどういう形かとおっしゃいましたが、とりあえず部内で、準備委員会ですからやって、先ほど言われたようないわゆる審議委員会を新たに設けて、とういうメンバーでやるかというようなことは、その準備委員会の中でまた検討せなきゃいかんと思います。  それから倉庫等については狭隘なのは事実でありますので、今後またJA会館とかその他総合的に考えたいと、こういうふうに思います。  以上であります。 ○副議長(高橋久光君)  8番森  結君。 ○8番(森 結君)  関連で1点だけお伺いいたします。  市長、答弁の中で環境アクセス、あれだけの問題の中で相手の出方がまだよくわからないと、中身がよくわからないということでちょっと手の打ちようがないようなことをおっしゃいましたが、例え話で適当かどうかわかりませんが、相手が十分に整えて土俵に上がると、仕切りを十分にされてやられますと、寄り切られる可能性が私は強いだろうと思うんです。逆に、こういう話が持ち上がったときに、滑川市議会としても反対決議をしておる大パンチを、立ち上がりでもう既にやってしまうというのが私は肝要かと思うんですが、この点どうですか。十分に仕切られては寄り切られると思いますか。 ○副議長(高橋久光君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  向こうが打診的なことで来たときも言ってあります。で、きのうも言いましたように、とにかく反対だと、こう言ったら、最後には「そんなことでは滑川市の発展はありませんよ」という捨てセリフまで残して私の家から出て行きました。そこまで言ってあります。そういうことで十分言ってあるんだけど、その中で、じゃ交通は大変であると、学校はあるよといろいろ言ってあります。言ってありますが、何ら計画を受け付けてもいなければ、それに対して一般論としてのことは言うてあるけど、それ以上、これはこうだ、これはどうだということはちょっと言いにくいわけで、これはもうちょっと何ともこれはあれですね、出ていないものにどう審議するかと、こうなりますから、これは痛しかゆしどころか、それで私は苦慮しておるとかねがね申し上げておるわけで、言うだけ言ったんです。全部。そういう中で今後来られるのか、一たん農振も、いわゆる不備ということで返してありますから、その後どう出られるか、これはまた今後の問題であります。  以上であります。 ○副議長(高橋久光君)  暫時休憩します。15分間。                 午後2時02分休憩          ──────────────────────                 午後2時16分開議 ○議長(島田 忠君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  3番堀川一彦君。      〔3番堀川一彦君登壇〕 ○3番(堀川一彦君)  通告してあります諸点につきましてお尋ねいたします。  第1点目は、豊富産業車両センターのスクラップ置き場から出火した火災についてであります。  消防自動車のサイレンで目が覚め、中連から外を見渡すと、黒煙とともに火柱が目に映りました。瞬間、あそこは豊富産業だとすぐわかりました、日ごろ足を踏み入れたことのないところではありますが、スクラップの高い山を見せつけられているため、これは大変な火災になるぞと直感し、長靴に作業服姿で真夜中の0時20分に家を出て、対岸に位置する有金新町町内へと向かいました。
     上市川右岸堤防上は寝間着姿の付近住民をはじめ、見舞いの人たちであふれていました。富山市、滑川市、上市町方面からどんどん消防自動車が駆けつけ放水をしていますが、火の手がおさまるどころか、逆に大きくなるばかりでした。  化学消防車も到着し、化学消火剤を散布するも焼け石に水、県消防防災ヘリも、昨春の導入以来初めて火災現場に投入され、期待されましたが、思ったほど効果はなく、最後は大量の水で火勢を抑え込む手法に切りかえ、また消火活動にあわせて重機でスクラップを崩して分断し、延焼を防ぐ作業も並行して進められました。各地から集まった消防自動車約50台、消防署員・団員延べ400人以上が投入され、連係して消火作業を進めるも、現場の北東側は上市川堤防で幅員がないため消防車が乗り入れできず、消火活動は難航を極めました。消防車のエンジンはかけっぱなし、現場に給油車を呼び、燃料を補給しながらの放水が続きました、  出火して15時間後の29日午後3時に、同僚議員と再び現場へ向かいました。疲労をにじませ、懸命に消火作業に当たる署員、団員をねぎらい、激励し、かつ現場の状況を視察するためでありました。国道8号線は相変わらず交通整理が続き、消防自動車による放水は依然として10本以上の弧を描いていました。  多くの皆さんの不眠不休ともいえるご苦労の結果、29時間後ようやく鎮火いたしましたが、再燃防止のためポンプ車など4台が放水を続けていると報じられました。  自分が高校1年生だった時の魚津市の大火を思い起こし、最近では小矢部市の大火のニュースが思い出されます。いずれも台風通過中の強風下に発生した火災で、全国ニュースで報じられる大火災となりました。  このたびの火災は、黒煙と白煙が混じり、一時は火の手が約40メートルの高さにまで上がり、煙やにおいは数キロの広範囲にまで及び、消火活動に要した時間も空前絶後のものと言っても決して過言ではありません。  9月に入り、有金新町町内会の代表の方から書面が届きました。それによりますと、「当町内は、延々と舞い上がる黒煙と悪臭で非常な被害を受けた。風が弱く、延焼には至らなかったことは幸いだったと思う。しかし、今後、このような火災等が発生しないという保証はどこにもない。行政当局の管理の甘さにも、今回の火災を発生させた責任の一端があると考え、行政当局に対し強く指導を求める。」というものであります。  文書の内容を紹介しますと、1点目は、今回の火災の原因と責任を早急に明確にしていただきたいということであります。2点目は、地元五郎丸町内会との協定どおり、積み上げの高さを5メートル以内とし、幾つかの山に分散させるよう指導していただきたい。3点目は、豊富産業株式会社の環境調査を早急に実施してほしいということであります。それは、経営責任者の環境に対しての取り組み姿勢から始まり、焼却炉からのダイオキシン濃度の調査と指導、またフロンガスの回収状況調査と指導がうたわれております。4点目は、異常時の対策の実施状況調査と指導についてであります。5点目は、従業員に対する環境教育の実施状況調査と指導であり、6点目は、火災防災訓練の実施状況調査と指導についてであります。  一昨年、有金新町町内会へ議会報告に出向いた折、スクラップの山が余りにも高いので、見晴らしと景観を損ねるという意見が出され、翌日、当時の健康環境課長に、上市町役場経由で申し入れてほしいと言ったことを思い起こしています。また過去に、滑川工場で火災出動1件、警戒出動1件、油流出事故1件が発生し、上市工場においても2件の事故と火災が1件発生しております。これらのデータからも会社の管理体制のルーズさをうかがわせるものであります。  我が滑川市における火災発生状況を調べてみますと、平成4年に6件発生し、5年が2件、6年が1件と減少していたものが、7年には6件、8年には10件と増加し、ことしに入り、今回のもので6件目を数えております。人間だから間違いはつきものと言ってしまえばそれまでですが、過失を繰り返していては進歩はありません。市民、県民のために廃車処理業を仕方なしにやってあげているといった甘い思いがあるように思えてなりません。  行財政改革が国家挙げて大きく叫ばれている今日、カラ出張問題も大切ですが、この種の火災のために化学消火剤代200万円、消防署員に対する超勤手当200万円、そして消防団員の労力等をお金に換算すると莫大な数字になると思われます。市当局におかれましては、「臭いものに蓋」の考えを捨て、県消防防災課をはじめ、隣接市町村とも連絡を密にされまして、新たな公的規制を含めて真剣に検討され、この種事故の再発防止に取り組むべきだと申し上げ、次の項目に移ります。  第2点目は、新興住宅団地有金東台町内会の環境についてお尋ねし、意見を申し述べるものであります。  環境問題といいましても、それは団地の東西を囲むように流れている今井川、小林川の河畔を覆い茂っている雑草についてであります。当団地は平成4年から第1期工事が始まり、3年後の平成7年には第3期工事が完工いたしました。現在100戸足らずの家が建ち並び、最終的には130戸の町内会になる予定であります。昨年までは宅地造成業者が草刈りをしてきましたが、ことし4月、正式に新町名「有金東台町内会」でスタートしたのを契機に、町内会で草の始末をするように言われ、悩んでいるとのことであります。町内会長からその旨連絡を受けて現場へ駆けつけて見ますと、両河川とも川底までの深さ、川幅とも3メートルあり、河畔の幅員も3メートルぐらいのものでありました。農業経営者ならば、昔から当然、田んぼの当たり当たりの者が草刈りをするものと思っております。しかし、現場を見る限りではいくら草刈り機械を与えてみても、団地の住民の手にかなう作業のようには思いません。市の担当者に相談をしますと、ごく当たり前のように、町内会で始末をしてもらうよりほかに方法はないとのことで思案に暮れていました。その後、町内の役員会で来年から共同作業で草刈りをすることになったと聞かされ、一応安心しています。昔からのしきたりと言ってしまえばそれまでですが、現場を視察した感じでは、素人には無理な作業のように思えてなりません。かつて我が滑川市の中山間地で草刈り中の農業従事者が一命を落とした痛ましい事故も思い起こされます。  人口増を唱え、市総合計画においても民間の住宅団地造成事業に助成金として毎年2,000万円を計上しております。100年来手がけたことのなかった二級河川の堤防は15年前から公費負担で、1年に1回すっきりと刈り取られております。  そこで私が申し上げたいのは、当局も少し頭を切りかえていただきたいということであります。昔は考えられないような100戸、150戸という大型団地が生活排水路を頼りに川を求めて、田んぼの中に造成されるおかげで人口増が達成され、活気に満ちたまちづくりができるということであります。長らく旧市街地にお住まいだった方々が新天地を求めて、希望に胸を膨らませて新興住宅団地へお越しになったのであります。宅地の後ろの草を刈るのは、古今東西の常識という考え方だけでは市民による市民のための行政とは言えません。団地の企画設計段階において大型の川の縁には並行して通路を走らせるとか、業者に前もって草止めのコンクリをさせるとか、いろいろ指導の余地があるはずであります。助成金を出している以上、住民に末長く喜んでもらえるようにしてこそ、公僕といえるのであります。民地と官地の境界にフェンスが張ってある以上、非農業者、すなわち住民の皆さんに草刈りを強制できるかどうか疑問であります。農業経営者は害虫の発生、風通し、大陽の光線等を考えてお互いに草刈り励行の長い歴史と習慣があります。環境の保持についてあまり気にとめない住民の後ろの枯れ草から火災が発生しないとも限りません。当局におかれましては、現場の状況をよく調査、観察していただきまして、過去の慣行のみにとらわれることなく、前向きに取り組んでいただきたいと思いますが、お尋ねをいたします。  次に第3点目は、市営の3野球場に面する市道についてであります。  昨年の9月定例会で、前田川が注いでいる地点から交観橋までの拡幅整備について申し述べました。関係当局の担当者からは、予算の都合もありということでしたので、希望をもって実現を心待ちにしております。3つの球場が設備されていることで人気は上々で、今やテニス場に並ぶ盛況ぶりであります。しかし、四六時中その様子を観察している付近住民から、駐車マナーについて苦言をいただきました。指摘している堤防道路は上市高校、滑川高校への自転車による通学道路として多くの皆さんに利用されております。幅員は4メートル余りで数珠つなぎに駐車されている区間は300メートルほどの長さであります。朝間野球、児童クラブの大会、社会人の試合等いろいろ開催されていますが、選手も応援団も間近なところまで乗りつけているのが実態のようであります。指摘された住民の方は、スポーツを愛する人がなぜ歩くのを惜しむのかと残念がっておられました。駐車場が満車の状態ならば仕方がないとしても、と言葉を続けられました。幼い子供を連れて応援に来られ、堤防道路を歩いておられ、ひやっとすることもあり、またせっかく手入れされている芝生にタイヤをかけての心ない駐車も目かけると憤慨しておられました。運転免許を取得する際、無余地駐車の禁止について教習を受けるはずであります。すなわち、右側の道路上に3.5メートル以上の余地がなくなる場合では駐車してはいけませんという1項であります。駐車禁止の標識がなくても駐車してはいけない道路であることを重々承知したうえでの駐車であります。  そこで申し上げたいのは、取り返しのつかない事故が発生しない先に、車の進入する両方に、人目につきやすい所に「駐車場以外での駐車はお断りします」の立て看板を掲げ、啓蒙の一端とすべきだと思いますが、お尋ねをして私の質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの堀川議員の質問にお答えいたします。  第1番目の豊富産業車両センター火災の関係であります。  火災発生原因については、警察と消防による調査の結果、スクラップの下部にあった発火物から出火した可能性が認められますが、原因については引き続き調査中であります。なお、責任は、当然事業所の管理体制の不備と言わざるを得ません。  ここに対する指導については、消防行政区が上市になっておりますので、上市町消防署から当然指導があるというふうに考えております。  次は、ダイオキシンその他環境調査の関係は専門のほうからまたお答えをいたします。  それから異常時対策の実施状況の調査でありますが、これは先ほど消防長が述べたとおり、滑川市に対象となる事業所が10カ所あります。既に調査は終わっております。問題点は今のところありませんでしたが、今後とも指導するということで進めたいと、こう思っております。  それから従業員に対する環境教育の実施状況調査と指導をせよということであります。  当該会社については、議員のご指摘のとおり、過去においても廃油流出事故その他発生しているところであります。今回の火災事故を踏まえ、今後社員教育の徹底を申し入れなきゃいかんと、こういうふうに思います。会社側に対して厳重に注意を喚起いたしたいと、こう思います。  それから火災、防災訓練の実施状況であります。  野積みされているスクラップ事業所に対し、今のところ法的規制はありませんが、こういう事故があったということは現実でございますので、訓練を含めて指導していくように消防のほうからさせたいと思います。  次は、第2番目の有金東台町内会の東西の今井川、小林川の除草についてであります。  これは先ほど堀川議員の現地を見られ、そしてまた住民の切々たる話を聞かれて、心情をよく理解をし、大いになるほどと思うことが多々ございました。ただ、今の段階では草刈り方法については、ほかにも住宅団地がございますので、そこらの団地等においても、今までの慣行によりまして水辺の草刈り等が行われておるということでございますので、一団地のみ特別扱いというのはちょっと難しい状況でありますが、今後また河川の問題がございまして、農業用水、排水という点から所管の農業水利団体ともよく調整してまいりたいと思います。ただこれは昔から大変難しい問題でございまして、いわゆる農業者と水利権の問題、慣行の問題いろいろございますので、先ほどの心情はよく理解しながら、いろいろまた分析してみたいと、こう思っております。  それから、今後造成の段階ではっきり業者に言うておけという点については、今後の問題として、これは業者に指導するといういわゆる初期段階ですね、これはやらにゃいかんなと、こう思っております。この場合も非常に過大な負担になるような工事は要求できませんし、そこらをよく見ながら、個々の計画について事前協議の段階でよく指導いたしたいと、こう思います。  第3番目の市道堀江野球場線の車の駐車であります。  ご指摘のとおりであります。今後とも交通障害にならないように、これは警察とも調整いたしておりますが、あすこに駐車禁止という法的な効力のある標識はちょっと難しいそうであります。したがって、運動公園に駐車場があるわけでありますから、そこに誘導する標識、こういうものを立てて誘導いたしたい。また野球の関係者にもよく協力を呼びかけたいと、こう思います。おっしゃるとおりであります。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  酒井産業民生部長。      〔産業民生部長酒井一雄君登壇〕 ○産業民生部長(酒井一雄君)  豊富座業の環境調査の件に関して答弁をいたします。  今回は火災事故により発生したものでございます。発生現場における調査につきましては技術的に測定が困難な状況にございます。  環境調査全体につきましては、当市のみの問題ではございませんので、今後、関係する市町・機関とも協議をしてまいりたいと思っております。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  3番堀川一彦君。 ○3番(堀川一彦君)  ただいま市長から細かく答弁いただきましたが、1点だけ再質問させていただきます。  住宅団地を企画設計する段階において、担当職員の指導いかんが後々までに悔いを残すことになるわけであります。地面を分譲する初めは、もちろん1本の草もありませんし、整備されておりますので、このような問題は起きないわけでありますが、2、3年後になりますと、決まってこの問題が悩みの種となるわけであります。下梅沢のやすらぎ台では田中川の河畔がすっきりとアスファルト舗装がされておりますし、菰原、下梅沢台並びに下梅沢の桜井団地も川に並行して市道が設置されております。担当職員はただ業者の話相手をしておればいい、漫然と話を聞いておればいいというのでなくて、あくまでも住民サイドに立った行政指導をしていただきたいと思います。  また、ただいまの市長答弁の答弁書は、担当職員が現場へ足を運んで、視察されて作成されたものかどうか確認さしていただきまして、再答弁を求めて、私の質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  審査にあたっては十分注意してまいりたい。それから担当職員は現場に行っております。現に写真も何枚も撮ってきております。おっしゃるとおりの非常に深い川で、よく私も報告を受けて、大変であることはわかりましたので。ただ、先ほど苦しい答弁をいたしましたが、そういう実情でございますので、今後いろんな状況をよく分析して対策は考えたい。ただ町内会におかれましても、その話もよく聞いておりまして、初め町内会長さん大変困られたようですが、除草するということになったそうでありまして、大変ご苦労に対して深謝申し上げます。 ○議長(島田 忠君)  19番荒川一朗君。      〔19番荒川一朗君登壇〕 ○19番(荒川一朗君)  昨日、さらにまた本日と2日間にわたる代表質問並びに一般質問に、滑川市議会始まって以来の15名という大多数の質問者があったわけでありますが、その最後の15番目の質問者となったわけでありまして、議員各位には大変お疲れでありましょうが、しばらくの間お時間をいただきたいと、このように思っております。  実は私もとり年生まれでありますが、その大トリ役を務めることになりまして、まさしく千秋楽の結びの一番というつもりで、また私自身の大きな節目を締めくくるつもりで、通告してあります2点について質問をいたすのであります。  まず第1点は、敬老の日を迎えた我が市の福祉政策についてでございます。  ご承知のように、9月15日は敬老の日であり、当日滑川東地区の敬老会が挙行され、75歳以上の対象者が772名と年々超高齢化が進んでまいりました。滑川市では、今年の高齢者の番付表では100歳以上の方が一人もいなくなっておることでありまして、まことに寂しい限りでございました。過日の新聞報道では、100歳以上のお年寄りが全国で過去最高の8,491人と、今年初めて8,000人を突破したと報じられております。平均寿命でも、ここ10年間日本は男女とも世界一の長寿を維持し続けていることは実に喜ばしいことでございます。しかしながら、この長寿を、心から喜び、地域社会で安心した日々を送っている高齢者がどれだけおいでになるでありましょうか。大変疑問を抱くものでございます。現実は、どの世論調査においてでも、老人は介護の不安を訴える行為が圧倒的多数を占めていると発表されております。  今や、住んでいる市町村次第で老後の幸せが左右される時代ともいわれておるときであり、実際市町村独自のアイデアで積極的に高齢者福祉対策を推進している市町村と真剣に取り組んでいない自治体との格差は広がる一方でございます。全国の中でも高福祉施策を誇る自治体はかなりあるわけでありますが、いずれも共通するのは、意欲あふれた首長がいるかいないかで福祉格差は驚くほど大きいと思うのでございます。その点について、当市のこの福祉施策に対する評価点は、市長はいかほどと思っておいでになりますか、まず第1点にお伺いをいたします。  また、過日の県議会において、特養施設待機者が8月末現在で593人もおるということで大変問題になったばかりでありますが、滑川市特養施設入居待機者が現在何人いて、その待機者に対してどのように考えておいでになるか。先ほど26名という数字もお伺いしたわけでありますが、この待機しておられる方に対してどのようなお考えを持っておられますか、これも市長からお答えをいただきたいと、このように思うわけであります。  また、2000年度から導入が予定されている公的介護保険制度では市町村が運営主体となることになっておりますが、この制度をどのようにお受けとめになっておられるか。そして今後どのような方法で対処なされるのかお伺いいたして、第1点の質問を終わりたいと思います。  第2点目は、西加積地区に平和堂の進出についてでございます。  私も、一昨年まで滑川商店連合会の会長という立場から、また商店主の一人としてどうしてもこの問題に避けて通れない、触れないわけにはいかない問題だと思って、きょうの質問に臨んだわけでございます。  昨日の我が会派代表の質問の問いに対し市長は、この議会あるいは商工会議所の決議文に対して、議会及び会議所の反対決議に対して十分趣旨を尊重したいという答弁をなさいました。先ほどまた同僚の島川議員が質問なされたわけでありますが、いろいろ細部についてもご質問があったわけでありますが、きょうまでの経緯等は一応省略さしていただきまして、多少重複する面もございましょうが、私なりの考え方から市長にお尋ねを申し上げたいと思っております。  市長もご承知のように、今や流通業界は歴史的な大競争の時代にあって、あらゆる分野でスピーディーな構造改革が求められる今日であり、各地域とも生き残りのための変革に迫られている状況でもあります。しかし、全国の多くの地域から中心部の空洞化が進み、その最も象徴的な現象は中心部における定住人口の減少であり、さらに多くの空き店舗の増加等に見られる中心商店街の衰退でございます。まさしく当滑川市もそのとおりでございまして、今話題になっております平和堂が進出すれば、滑川の中小小売店や、従来の大型店の打撃は大きいものであろうと予想されるのでございます。今まで消費者が生活の場として親しまれ、地域の伝統文化の担い手である中心市街地が衰退、崩壊すれば、滑川市の経済発展の基盤が崩壊するのは明らかでございます。  このような現況の中で、今年8月1日、突然株式会社みつづかの社長さん、さらに株式会社平和堂の開発部長さん、開発業者であるパシフィック総合開発株式会社の代表者と、さらに意外に思いましたのは、市長、あなたの西加積地区の後援会長の4名が市長室に訪問されたと聞いておりますが、なぜ後者の方が、どのような立場で同席されたのか、私にとっては大変納得ができないのでございます。そしてその方が、何を話していかれたのか、まず第1点にお尋ねをいたしたいと思っております。  当日、8月1日でございますが、提出された出店計画スケジュールを見ますと、農振除外を8月に申請されたのでありますが、農業委員会では、書類不備との理由で受け付けができなかったとも聞いております。恐らく次回の農業委員会で受け付けなされ、委員会で承認を得た後、市長の意見が求められるものと思っております。その時、既存の小売業者の影響を考え、また商店街全体を考えるとき、市長は反対の意見を添付していただきたいと思いますが、この点についても市長の気持ちをお聞かせいただきたいと思います。  市長は昨日の山田議員の質問に対してでも、市長から初めて、基本的には反対だという表明をされておりました。私にとっては大変結構なことだと伺っておったわけでありますが、県下どこにおいても、大型店の進出は、各地区においても申請されたり、申し込みがたくさんあるわけでありますが、何だかんだといっても行政の力を借りねば出店できないのが現状でございます。例えば、敷地がどれだけ求められても取り付け道路等が必要でございます。また、先ほども島川議員のお話にもありましたとおり、福光町では「ジャスコ」が進出を希望したのでありますが、町の開発計画に基づいてやられるのならオーケーであるが、それ以外はノーであると断られたとも聞いております。  総理府は今年9月14日の読売新聞での発表では、消費者の意識調査をしたわけでありまして、小売店舗等に関する世論調査の結果が発表されました。「大型店の出店については」という問いに対して、「何らかの規制をしたほうがよい」と考える人が60.9%にも上っておることは明らかであり、このような状況から考えて、今年度内に見直す方針の大規模小売店舗法をめぐる論議にも影響を与えるといわれておるわけであります。  このように全国各地で大型店の問題は提起されるものと思いますが、先ほどの話にもありましたように、黒部市長の話もあったように、澤田市長は、今後市長会等を通じて、この問題を取り上げられるべきと思いますが、市長の見解を求めるものでございます。  今回、滑川小売商業振興会並びに滑川商店連合協同組合から5項目からなる反対理由から、平和堂滑川出店に絶対反対のチラシが配布されるなど、と同時に反対署名も4,000名近くにも及んでいると聞いております。恐らく近く、その署名が提出されるものと思っておるわけであります。  市長、今回の地区はあなたのお膝元の上小泉、上島であり、地権者の方々は内々了解しておいでだとも聞いております。地権者は土地を売却することには賛成、さらに商工会議所をはじめ商業者は大反対と全く二分され、市長としては苦しい立場ではあろうかと理解するわけでありますが、いずれにしても、この問題については決断をしなければならない時期が迫っておるわけであります。結果いかんによって、来年1月行われるあなたの市長選挙にも影響があるものと心配するものでございます。  今回進出する平和堂は全国に80店舗も有する全国チェーンであります。昨年11月にオープンした小杉町の「アルプラザこすぎ」は敷地4万7,500平米であります。今滑川でも同じ規模のものが出店するといわれております。この小杉の敷地の中には実はパチンコ店も入居していると聞いておるわけであります。今滑川に立地する場所は西部小学校の睡接地であり、その教育施設の横にネオンや音楽が朝から鳴り響くようなことになると、大変教育の弊害になると思うのでございます。また小杉町の「アルプラザこすぎ」がオープンして10カ月余りでありますが、従来からあった既存の大型店である「パスコ」は、最近の売り上げは大変落ち込みが激しく、現在はみじめな状態であると聞いております。  このような観点から判断すると、零細小売業者はもとより、「エール」商店街、公園通り商店街、「パスタ」商店街の影響は大なるものと思われます。一昨年だったと思いますが、「エール」と「パスタ」を結ぶ用途地域の見直しがなされ、これからの商業地域の変革がなされるものと期待をしておりました一人として、今回の出店については大変に残念に思うのでございます。市長、この点について市長の見解を求めるものでございます。  また、今後8号バイパスが全線開通するとなれば、今起きているような問題が今後もさらに予想されるのでございまして、早急に地域を挙げたまちづくりの推進と用途地域の見直しをやらないと、まだまだ全国至るところに乱開発がどんどん進むものと思いますので、市長のその点の見解も求めたいものと思っております。  最後に、私は、今議会をもって議員を勇退する決意をいたしました。顧みますと、昭和44年11月初当選以来、連続7期28年間、その間、今は亡き黒田市長、さらに亡き宮崎市長、そして現澤田市長と3代の市長とともに市勢の進展に努力してまいったところでございます。当局、議会と立場の違いこそあれ、目指すものは同じであったと思います。今、多くの思いが脳裏を去来し、感慨無量なものを禁じ得ません。しかし、現在は、私なりに事をやり遂げたなとさわやかな心境であります。  いずれにしても、今日までお世話になった澤田市長をはじめ、市職員の皆様方に心から感謝を申し上げたいと思っております。  さて、11月立侯補なさる議員各位には、どうぞ全員当選していただきまして、滑川市市勢発展にご尽力をいただき、本市のますますの発展をご祈念申し上げ、議員各位のご健勝を念じまして、私の質問を終わりたいと思います。大変長い間、ありがとうございました。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。      〔市長澤田寿朗君登壇〕 ○市長(澤田寿朗君)  質問にお答えする前に、ただいま最後に、荒川議員から7期28年にわたる、昭和44年以来の大変なご苦労を、今議会をもって締めくくられるというお話を聞きまして、大変感動、感無量と申しますか、本当に何と申し上げていいか、本当にありがとうございました。本議会の冒頭に山田議員さんからも同じ決意を聞きまして非常に胸を打たれるものがありましたが、最後にまた荒川議員のお話を承りまして、本当にお二人方長らく市政に尽瘁されまして、多大の市の方向づけ、また市のいろんな施策につきましてご貢献いただきましたことを、冒頭にまず厚く御礼を申し上げる次第であります。お二人方にはご健勝で、今後さらなるご活躍を心から祈念申し上げる次第であります。  それでは質問にお答えをさせていただきます。第1番目、敬老の日に関し、市の今後の福祉施策はどうかということでございます。  今後の福祉ビジョンにつきましては、これからの高齢化時代というのはもう間違いなくさらに増加してくるわけでありまして、現在3万3,000市民のうち6,000人をオーバーする65歳以上の高齢者がおられると。そういう中で、全国で3,500名ぐらいの100歳の長寿者がおられたときに、富山県では35名ぐらいでした。で、そのとき滑川では3名おられまして、3,500名に対して富山県は人口の1%ですから35名、なるほどと。滑川市は3名だから、富山県人口の3%とすると、うちのほうは長命だなと喜んでおったんですが、残念ながら、今全国8,000名、富山県で80名100歳を超えられる中で、滑川市はゼロになりました。これは大変残念なことでございますが、今現在97歳の方が7、8名おられるわけでございまして、こういう方々にぜひ100歳以上に長寿を元気でなっていただきたいと、こう思うわけでありまして、そのためにも敬老の日を機といたしまして、さらに今後の福祉政策を十分に発展させないかんと思います。  福祉政策につきましては、きのう以来るる申し上げておりますが、高齢化の福祉の諸計画もつくって、そして将来は高齢者を中心にして、総合福祉施設を中心に、そしてまた実行型の社会福祉協議会、これを核にいたしましてそして着々と進めたい。収容施設等については先ほども申しましたとおり、滑川市は今基準の2倍ぐらいのベッド数を持っておりますが、いずれこれも足らないことは間違いありません。こういったこともこれから意を用いながら、住んでいてよかったと喜び合えるような滑川市にしたいという念願を持っておりますので、今後とも議会のご指導をいただきたいと、こう思っておるわけであります。  次は、2000年から導入予定という介護保険制度でありますが、これは介護保険制度のねらいは、老後の最大の不安要因である介護を社会全体で支える仕組みを創設することであろうと思います。法案では保険者は市町村、そして国、県が重層的に支え合うこととしております。市が保険者になることによって多くの事務量が発生すると同時に、保険制度の運営も新たに生まれ、これは相当大変なことであるということは十分承知しております。人員とか事務量、あるいは特別会計の設定とか、いろいろ昨日も細かいことを申しましたが、いずれにしても市の業務が非常に重要になってくるということでありますので、これが第2の国保とならないように、財政面の支援を国、県へ強力にこれから働きかけてまいりたい。今までも富山県市長会として、全国市長会を通じ国、県には要望しておりますが、ここらの関係は十分これからも力を入れてまいりたいと、こう思います。  あわせて、制度面における問題点等があればその見直しも国、県に強く要望し、介護保険制度の運営の安定化に万全を期してまいりたいと考えております。  入所判定委員会の審査を終えられた特別養護老人ホームの9月1日現在の入所待機者26名ということで、細部はまた担当から申し上げます。  次は、第2番目の西加積地区に平和堂が進出するにあたり、考えを問うということであります。  まず冒頭に、何回も申し上げましたとおり、まず、この平和堂については市が誘致したものではないということを前提に申し上げておきます。  私自身はどうかというと、相当進んだ段階で聞いちゃったということで、これは大変だということで、即そのことをやったら市の商店街に大変な打撃を与えると、ようやくここまできたのに困るということは申し入れてありましたが、その時点ではもう地権者との話が相当進んでおりまして、もうはや全部承諾した段階であるということで、何と申しますか事態が進展してきていると、こういうことであります。  この間、8月1日には平和堂並びに先ほど言われたような業者、並びに地元町内会長として毛利さんが立ち会いしておられました。平和堂並びにデベロッパーの話は、先ほど申し上げたとおりでありまして、私としては、議会が反対決議をしておると、商工会議所もそうであると、西部小学校のPTAも反対だということは伝えてあります。で、困るということは言ってありますが、向こうは淡々として滑川に出店したいと考えておりまして、計画は8月に農振除外をいたして、出店のあれはいつごろでありますのでよろしくと、まあ通常のあいさつということで来られたわけでありますが、その際にはそういう意見は重ねて言うてあります。  ただ先ほど、毛利町内会長がついて来られたというのは、別に何も発言はしておられません。地元の町内会長として、どういうあれなのかということであったんだろうと思います。それ以上のことは私も聞きませんし、毛利町内会長町内会長という形で、そのあれを見ておられたんだと、こう思います。  そこで大店法の関係ですが、これは緩和ということで大変な影響があったなと私自身実感をいたしておるわけであります。先ほど言いましたように、大店法が緩和されたばかりに各所でこういう問題が起きておるわけでありまして、これのもう少し緩和を引き締めろと申しますか、こういったことについては各市町村、同じような考えを持っておる市長がいっぱいおると思いますから、これは市長会を通じて、今後やかましく言わにゃいかんと、こう思っております。ただ、いかんせん、現在の状況がそういう形になっておりますので、これは商工会議所も非常に困っておられるんじゃないかなという感じがいたします。  そこで、しからば私は即大店法で縛れないんなら、まず農振除外だから農振法で縛れないかとか、いろいろ部内で研究をいたしました。諸法令集のつづり全部引っ張り出しましたが、残念ながら、この農振除外についても、当該予定地は都市発展の見地から市街化の可能性のある第2種農地ということになっておりまして、これを、農振法を盾にノーというわけには、これは今までの農振法の審査の経緯からして、ほかの例ですね、これを盾に断る、現実的に、法律的に解釈すると難しいわけであります。そこで、いろいろ手続面でいろいろ審査して8月31日に出たのは、これは不備ということで返しましたが、これはいずれまた出てくるだろうと思います。その時点では、ただいま申しましたように、農振法を盾にノーというのは甚だこれは難しい問題であります。  また、その後の転用にあたりましても、いわゆる官庁として行政手続法というのが制足されまして、滑川市でも行政手続条例というのを定めてある以上は、故意にあまり遅らせたり、あるいはそこだけ特別な扱いをする行政指導という形の、これは非常に手足を私どもとしては縛られておるわけでありまして、そういった点から私は非常に苦慮していると、こう申し上げている次第であります。お察しいただきたいと思います。  そこで、今後大店法が、情報が2つありまして、新聞等では緩和されるんじゃないかという方向の運動が盛んに行われて、そういう方向じゃないかということもありますし、片や通産省では、大店法で規制を緩和したにもかかわらず、自治体においてそれを上回る規制をしているところがあるのは、これは今後指導してはずさせるというような説も出ておりまして、先日きた官庁速報にもそういうような見解になっております。これでは、今後大店法の規制はますますはずされる方向にいくようなことも考えられるという解釈もついています。となりますと、これは大変難しい問題であると思います。しかしながら、私は先ほど申しましたように、滑川市の商業に関する一大問題でありますので、先ほどから申し上げておるような方針で今後進みたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。  質問に対しては以上であります。 ○議長(島田 忠君)  酒井産業民生部長。      〔産業民生部長酒井一雄君登壇〕 ○産業民生部長(酒井一雄君)  今後の福祉施策はどうかという、市長答弁を補足して説明をさせていただきます。  入所判定を終えた特別養護老人ホームの待機者は、先ほど市長申し上げましたように26名でございます。そのうち入院中は5名、さらに老人保健施設の入所が19名、したがいまして、残り2名が自宅に待機ということになっております。  なお、現在の状況でございますと、先ほどの市長の答弁にもございましたように、特養の増床というものは見込めない現状でございますので、自宅待機の方につきましてはデイサービス、ショートステイの利用、ホームヘルパーの受け入れなどの在宅サービスを活用していただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(島田 忠君)  19番荒川一朗君。
    ○19番(荒川一朗君)  再質問を行いたいと思いますが、今、私が長々と言ったつもりはございませんけれども、私の言った質問に対する答弁漏れもあったやに思うわけでありますが、かいつまんでいろいろ申し上げたいわけでありますが、先ほど、この農振除外のもし結果が出た段階で市長に反対意見の書類の添付ができないかということが1つ。  さらにまた、今起きているような問題が、8号バイパスが現時点では稲泉の地内から早月までいずれは貫通するわけでありますが、その間にまたこのような問題が起きやしないかと。そのためにも、今起きておるような問題が二度と起こらないようにひとつ見直すべきじゃないかという問いをしたわけでありますが、それらについてのお答えがなかったわけでございますので、ひとつお願いしたい。  いずれにしても、この問題については。今ここまできて、平成11年3月に一応オープンするというスケジュールが出た以上は、あなたにとっても決断しなきゃならない時期があるわけでありますから、その点についての市長のさらなる決意をお聞かせ願いたい。先ほど市長会を通じて、ひとつ全国的な問題でもありますから、これはぜひ早急にやっていただきたい。このようにお願いをするわけでありますが、その3点ばかりについて市長の再答弁を求めたいと思います。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  ただいまの質問にお答えをいたします。  農振に対する意見というのは、これはちょっとまた性格が違いますので、よく慎重に、ご趣旨はよくわかりましたが、今直ちにこの農振の意見というものと、これはまたいろいろございますので検討いたしたいと思います。  次は、8号バイパスが貫通すると、これは今後また起きるんじゃないかということですが、現に起きております。つい1カ月ほど前ですか、まだこれから延長する先の交差点の近く、稲泉、はっきり申します。あの地区の一角の相当の面積を開発、相当地元へ話もいっているようですね。これに対して、最初、いわゆる開発についてという話だから、聞いてみて、私は住宅団地の話かと思って会ってみたら、いや、住宅団地も建てる、また同じようなショッピングセンターの話だから、それはだめだと言うて、もう早々に引き取っていただきました。そういったことが現に起きておりますので、恐らく8号線がこれから延びていくと、1カ所でだめなら次のところという現象は必ず起きてくるんじゃないか。もう既に起きていますから。さらに魚津のほうには現にまたありますので、大変な非常事態だなと、こう思っております。これは一応そういうことですぐあらわれたのは、若干強くお断りすると言って返しましたが、これもそれ以上言うとあれですが、どういう対策をとってこられるかは不明であります。  いずれにしましても、今後の滑川市の発展については都市計画という見地から、いわゆる都市計画の用途指定というのは、これまた厳重ないろんな規制がございまして、ここはあれだからといって8号線沿線全部用途地域というわけにもまいらんわけでございます。現在のそういうのを見ながら、しかるべき県、国等とも調整が必要であります。勝手に線を引っ張って、ここだと言って認めるかどうかという問題が、地方分権前でございますので、まだそういう問題は残っております。そういった点からも私は、地方分権を早く推進するように努力を働きかけたいと、こう思うわけであります。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  19番荒川一朗君。 ○19番(荒川一朗君)  最後の質問になるわけでありますが、先ほど後援会長というようなことを申しましたが、現実は、先ほどお名前が、固有名詞が出ましたからあえて名前を出してもいいわけでありますけれども、実はこの方は大変な推進派の一人でもございまして、この方がこの出店計画のスケジュールをお持ちになったときに、市長の席へ同席されたということについては、商業関係者はもとよりでありますが、大変な不信を抱いておられるわけであります。この点について市長は、何も言われなかって、ただ同席されて聞いておられたんだと、このように言われましてでも、一方は推進派の旗頭の方でもあります。その方があなたの部屋へ来て、出店スケジュールのときに同席されたということは大変不可解な感じを持つわけでありまして、こういう点についてはあまり適当な方が同席されなかったなと。むしろあるいは、大きな町内会でありますから、副会長さんもおいでになるわけでありまして、むしろ、そういう推進派の方よりも副会長さんが同席されて、ただ地域の問題としてお聞きになるのなら、だれしもが違和感を持たないわけでありますけれども、残念ながら、あなたの側近中の側近の方が同席されたわけでありますから、人から見ると、どうしてでも何か澤田市長に威圧を与えるようなニュアンスを非常に受けておるというのも事実でありまして、たまたま会議所へ行きましてでも、何であの人が来られたがやらというようにやはり不信を持ったことは事実であります。事そのように、今回の同席された毛利さんについては大変残念だと、このように思っているわけであります。  もう1点、一昨年でございますか、用途地域の「エール」、さらに「パスタ」間を結ぶ間に、いよいよ準商業地域という指定をなさってやられたばかりでありますが、もし今回、この大型店が進出すること、さらにまた先ほど言いました8号バイパスの問題等で、この用途地域の見直しをなさるのかなさらないのか、それをお聞きして私の質問を終わります。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  毛利町内会長は、町内会長がついて来るということですから来られただけで、意見は何も言っておられませんし、私も意見を聞いたことはございません。ただ、念のために言っておきますが、何ら影響を受けておりません。先ほど言いましたように、冒頭で私聞いたとき、毛利さんには、それはやめてくれって私から言うたくらいですから、別にそのために影響を受けておることはないわけであります。それは大変な問題ですよと、こう言ってあります。  次は、用途地域については、これは今にわかに即答するわけにいきませんので、もう少しいろいろ関連のことを調べないと、ただご趣旨はわかりますから、そういった点は考えながらやりたいと、こう思っております。  以上であります。 ○議長(島田 忠君)  11番中屋一博君。 ○11番(中屋一博君)  荒川議員の平和堂進出に対しての関連としてお尋ねをいたしたいと思います。  昨日から15名の議員が質疑に立った中で、山田議員が代表質問あるいは島川議員、そして荒川議員と3名も同じ問題で質問すると、いかに今議会の中でも、その問題が大きな問題として議員が理解したかというあらわれであろうと思います。この2日間の議論を聞きながら、私も昨年3月19日、この議場において市議会として反対の決議を行った経緯があるわけであります。もちろん、そういう経緯を市長は十分に踏まえられて、おいでになった方々に、議会もこうである、商工会議所もこうであると市長の胸の内をお話なさったんだし、またその中にあって、いかに法的なものを持ってしても、これを阻止することができないという苦慮、それは先ほどからのご説明で私も理解できる一人であろうと思います。しかし、政治家というのは右か左か、決断を迫られる、これを避けて通れないのが政治家の宿命であろうと思います。上市町の例、あるいは福光町の例も述べられました。あとは私は、市長のこの問題にかける意志の強弱、これしか私はないと思います。改めて、市長のこの問題に対する意志の強さを明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(島田 忠君)  澤田市長。 ○市長(澤田寿朗君)  私の考えは、議会の趣旨と合っていると、こう思っております。 ○議長(島田 忠君)  9番金子憲治君。 ○9番(金子憲治君)  今の大型店についての関連質問であります。  日本共産党も前回、大型店の問題について一度議会で取り上げたことがありまナ。そして全国至るところに商業地域を破壊するような大型店が出てくるという問題、私は、こういう大型店は規制する方向で街を救うべきだと、こういう考えを持っておりますので、今後もこの大型店の問題についていろいろと市民の皆さんにお知らせをしていきたい。きょうの議会、いろいろな方々がいろんな角度から取り上げたものも参考にしながら、市民の皆さんにまた出していきたいと思っております。 ○議長(島田 忠君)  金子議員、それは、お願いは必要ございませんから。関連質問で立った以上は質問らしく発言していただきたい。 ○9番(金子憲治君)  かねての質問の中に、上島地区は下水道事業でいいます地域からはずれていたわけですよ。ところが今、今回下水道事業の見直し、これが出てきているわけね。私はどういう取り方をしたかと言いますと、もう事前に大型店がきやすくしたのではないかと、このように下水道事業の見直しの拡大について思っております。その件についてどう思っておられますか。 ○議長(島田 忠君)  竹内建設部長。 ○建設部長(竹内知光君)  下水道事業は、公共下水道あるいは特環、農業集落といろんな方策で全市に普及するように努めておるわけでありまして、前段階では、JRから海側につきましては平成12年、そして上については22年、そういう中で変更しながら随時拡張していっておるわけでありますので、商店街であるとかあるいは一般住宅、そういうこと関係なしに、既存の町内あるいは集落を、そういう面積をはかりながら順次拡張しておるわけでありますので、ご理解を願いたいと思います。 ○議長(島田 忠君)  以上をもちまして、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎常任委員会への審査付託 ○議長(島田 忠君)  日程第2、議案の委員会付託を行います。  今定例会に提出されています議案第54号から議案第59号まで、及び議案第61号から議案第65号までは、お手元に配布した議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。会議日程に従い、本会議休会中に調査、審議を願います。          ──────────◇────────── ◎決算特別委員会への審査付託 ○議長(島田 忠君)  議案第60号 平成8年度滑川市各会計決算の認定については、決算特別委員会に付託いたしますから、休会中に審査を願います。  なお、決算特別委員会の委員長には10番相川隆二君、副委員長には2番野末利夫君が選任されておりますことをご報告いたします。 ○議長(島田 忠君)  明日から9月28日まで本会議を休会といたします。  9月29日午前10時より本会議を開き、各常任委員長及び決算特別委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。  討論を希望される方は、9月29日午前9時まで議長あてに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                 午後3時32分散会...