富山市議会 > 2023-12-05 >
令和5年12月定例会 (第5日目) 本文
令和5年12月定例会 (第5日目) 名簿

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  1. 富山市議会 2023-12-05
    令和5年12月定例会 (第5日目) 本文


    取得元: 富山市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 議事の経過             ───◇   ◇   ◇───                開       議                                午前10時  開議 ◯ 議長(金厚 有豊君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付のとおりであります。             ───◇   ◇   ◇───        一般質問並びに議案第123号から議案第152号まで、        及び報告第52号、報告第53号(質疑) 2 ◯ 議長(金厚 有豊君)  これより、日程第1 一般質問並びに議案第123号から議案第152号まで、及び報告第52号、報告第53号を一括議題といたします。  これより、一般質問及び議案の質疑を行います。  順次発言を許します。  25番 谷口 寿一君。 3 ◯ 25番(谷口 寿一君)  おはようございます。  令和5年12月定例会に当たり、気魄より一般質問及び議案の質疑をさせていただきます。  今回は4つの項目についてお伺いさせていただきたいと思っております。  まず最初に、地元であります奥田団地のことについてお聞かせいただきたいと思っております。
     この奥田団地に関しましては以前も質問させていただきましたが、もともとは耐震補強をするということで進んでおりましたが、もう耐震補強をしても駄目だということで、用途廃止を富山市のほうで決められた。そして、入居者、そして店舗の方に御説明を申し上げ、退去してもらったという流れかと思っております。  令和3年12月議会において用途廃止が決まったわけですが、その後、地元に説明に入られて、そしてまた移転費用の算定とかも行われて、今年の3月31日が一応退去期限ということで進められてきたわけであります。  当然、私は地元でありますから、今の状況は見れば分かるわけですが、今までたくさん人が通っていたアーケードから住居への入り口が、今はコンパネで全部塞がれた状態ですから、退去がほとんど終わっているのだなというふうには思っておりますが、今回使用を停止して、今後変えていくという中にあって、立ち退きの進捗状況と建物の現状について、改めてお聞かせください。 4 ◯ 議長(金厚 有豊君)  当局の答弁を求めます。  狩野建設部長。 5 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  おはようございます。  気魄、谷口議員の御質問にお答えいたします。  立ち退きの進捗状況につきましては、移転先の確保や引っ越しの作業のため、本年3月以降も明渡しできなかった方がいましたが、先月までに立ち退きに同意されていない1号棟の1店舗を除き、住宅、店舗の明渡しが完了しております。  また、建物の現状につきましては、施設の安全管理や防犯のため、住宅の入居者が全員退去された1号棟から順次、住宅部分の共用階段や廊下の出入口を封鎖してきたところであり、これまでに3棟全ての封鎖が完了したところであります。  さらに、店舗も含めて入居者が全員退去された2号棟、3号棟につきましては、建物西側の駐車場も閉鎖しております。 6 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 7 ◯ 25番(谷口 寿一君)  居住者がいなくなり、店舗の方が今は1軒を残して皆さんが退去されたということでありますが、退去された後、この後どうしていくのかということは、またこの後質問させていただきたいと思っておりますが、今回、住んでおられた方が59軒、そして店舗が16軒だったと思っております。この16軒の営業されていた方の、要は営業補償といいますか移転補償料に関してでありますが、これはおのおの商売形態が違います。そして、中にある備品、什器等も全部違うと思っております。  その算定に当たっては個別にされたものだと理解していたわけでありますが、先日のテレビの報道によりますと、御本人がテレビのインタビューを受けておられました。その中で、これは言い方の違いなのかなとも思いますが、その方のコメントを見ると、ほかの商店と全く同じように均一の査定で立ち退き料が決定されるということは不本意なので、富山市からいただいた調停も不調になったというような発言をされておられました。  ということは、この部分だけを取って考えると一律の評価をされたのかなという思いも出てくるのですが、実際この移転補償の算定方法はどのように行われたのか、お聞かせください。 8 ◯ 議長(金厚 有豊君)  狩野建設部長。 9 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  立ち退きに伴う移転補償料につきましては法令等の算定方法の定めがないことから、本市では、国や地方公共団体が採用し、市街地再開発事業など公共事業の用地取得の際にも用いられます公共用地の取得に伴う損失補償基準の算定方法を準用しております。  この基準を参考として、移転補償料は住宅、店舗ともに、移転先の確保や引っ越しに必要な費用、移転後一定期間の家賃差額相当額を補償することを基本に算定しております。  また、特に店舗に対しましては、昨年5月から実施した賃貸物件や経営状況の実態調査の結果を踏まえて、店舗ごとに算定した店内の内装や機械設備の補償をはじめ、移転休業期間中や得意先の喪失に伴う営業補償などの費用も計上しております。  本市では、このように統一の基準で店舗ごとに移転補償料を算定しており、業種などによって不平等が生じることがないよう対応したところでございます。 10 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 11 ◯ 25番(谷口 寿一君)  今の説明を聞いて、結局、統一の基準をもってというところと均一に支払ったというところの、ちょっと取り違えがあったのかなというふうにも思うわけでありますが、これはほかの店が幾らもらったよというのは当然説明できるわけもないと思うのですが、店舗側に説明するときに、しっかりとあなたのところのこれはこうなのだという説明がどこまでされていたのかなというのがちょっと心配になるわけであります。もうちょっと丁寧に説明してあげることによって、今回のこのような1軒だけ残るというこじれたような状況にならなかったのかなという思いは正直持っておりますが、これを今さら言っても仕方ありませんが、今からでももし説明して分かってもらえればなという思いで今ちょっとお聞きしました。  先ほども言いましたが、結局は納得されずに調停になったということであります。これは相手があることですから、富山市がどうのこうの言える立場ではないと思いますが、この調停に至った経緯ですとか内容について、話せる内容だけ聞かせていただければと思います。 12 ◯ 議長(金厚 有豊君)  狩野建設部長。 13 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  立ち退きに同意されていない1店舗につきましては、事前の交渉において本市が提示した補償金額と相手方から提示された金額に大きな隔たりがあり、立ち退きに同意が得られないまま明渡し期限の本年3月を経過いたしました。  こうしたことから、本市は本年4月25日に、建物の明渡しを求めて富山簡易裁判所へ民事調停の申立てを行いました。  その後の調停手続は非公開とされておりますが、結果的に本年8月28日に調停不成立となったものであります。 14 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 15 ◯ 25番(谷口 寿一君)  本年8月28日に調停が不調となったということであります。これは報道等でも一部流れておりましたが、何とか調停で終わってもらえればいいなというのは、私たち地元としては思っていたところでありますが、不調になった以上、これはどう進んでいくのかなと心配はしておりました。やはり今回12月定例会に訴えの提起ということで民事訴訟の報告案件が上がってきておりますが、この調停が駄目で、今度は民事訴訟になっていくわけですが、このことについてお答えできる範囲でお聞かせいただけますか。 16 ◯ 議長(金厚 有豊君)  狩野建設部長。 17 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  民事調停の不成立を受けて、本定例会において報告案件として提出しておりますとおり、本市は本年10月13日付の専決処分により、残る1店舗の建物の明渡しを求めて、富山地方裁判所に訴えの提起を行ったところであります。  今後は訴訟の場で、本市の立場やこれまでの手続の正当性について主張してまいりたいと考えております。 18 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 19 ◯ 25番(谷口 寿一君)  この残っておられる方は、私も地元ですから、当然昔から付き合いがあり分かっております。お父さんの代から50年間商売されてきたということでありますので、ものすごく奥田にも思い入れがある方だなというふうな認識はしております。  その方がこのような民事訴訟になったというのは、地元の人間としてはちょっと困ったなという思いもありますが、その1店舗の方の気持ちも何となく分からないでもない部分もございます。  しかしながら、全体の流れでいくと、やはり危険なものは早く壊さなければいけないということで、今回この立ち退きを皆さんにお願いしたところであります。  その中で、今後の跡地利用というところがまだ示されていないということもありますが、今回、本年12月6日までの締切りでサウンディングを行われたということでありますが、このサウンディングについてお聞かせいただけますか。 20 ◯ 議長(金厚 有豊君)  狩野建設部長。 21 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  現在、2号棟と3号棟の明渡しが完了したことから、明け渡された建物の解体や跡地の処分、活用方法などを検討していかなければならないと考えております。  こうしたことから、民間事業者から意見や提案を得ることを目的に、本年10月5日からサウンディング型市場調査を実施しており、本年12月6日まで参加事業者の公募を行ったところであります。この調査結果につきましては、来年1月下旬に公表を予定しております。  本市といたしましては、この調査結果を参考に、今後の跡地活用などについて検討を進めてまいりたいと考えております。 22 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 23 ◯ 25番(谷口 寿一君)  今回民間にサウンディングをかけて、何社の応募があったのか、内容がどうだったとかというのは来月末に報告されるということでありますので、それはそのときまで待ちたいと思いますが、先ほど言いましたテレビ報道によりますと、この方は、要はいついつまでに壊しますよ、跡地利用がちゃんと決まれば退去することもやぶさかではないということも言っておられます。ということは、当局が早く次のことを決めて進めば、この方もきっと理解して退去に応じていただけるのではないかと思っております。  今回のサウンディングで出てきた内容は分かりませんが、民間の様々な意見・アイデア、それを吸収することによって、奥田団地は3棟ありますが、その今後の使い方というのが、行政であってはなかなか考えられないアイデアもきっと出てくると思います。あと、民間がやる際に、行政として何か後押しをできることがないのか、そういうことを考えていっていただきたいと思っております。  例えば、民間が今後再開発するに当たって、やりやすいような仕組みづくりを行政として考えて、民間が少しでも斬新なアイデアを出せる、そのような取組ができるよう、当局としてもしっかりとサポートしていただければなというふうに思っております。  そして、この奥田団地の中で1つ心配になっているのが、今アーケードが設置されております。解体とともにアーケードは廃止になるわけでありますが、あのアーケードの下、底地というのは今、歩道になっているわけでありますね。しかし、調べてみると、あの歩道というのは県の所有の土地になっています。  そうなると、あそこは都市計画道路で、いずれ拡幅になって、歩道は当然整備されるわけでありますが、今回の奥田ビルの解体によって、あの歩道がどうなるのかというのがものすごく地元にとっては心配であります。あそこは当然子どもたちの通学路であります。今はアーケードがあって、しっかりとした歩道が保たれているわけでありますが、実際に解体になったときに、およそ500メートル近くだったと思いますが、その歩道が整備されないまま数年、数か月放置されるというのが、地元にとっては一番困る話であります。  この整備を、底地が県であるから県がするのか、今まで市が歩道として使っているのであるから市が整備するのか、もしくは開発された開発業者がされるのか、そこのところを今からしっかりと協議をして、当然予算のことも考えながら進めていかなければ、結局はまた遅れにつながると思います。  今、現状でどのようにアーケード解体後の歩道の取扱いについて考えておられるのか、お聞かせください。 24 ◯ 議長(金厚 有豊君)  狩野建設部長。 25 ◯ 建設部長(狩野 雅人君)  奥田団地に併設するアーケードにつきましては、平成3年度に入居店舗で構成する協同組合奥田ビル商栄会が、県が管理する主要地方道富山港線の歩道の上に整備された施設であり、アーケード下の歩道の舗装などにつきましても、アーケードと併せて整備されたものであります。  今般の立ち退き交渉により、本市が奥田ビル商栄会からアーケード等の所有権を引き継いだことから、今後、建物の解体や跡地活用などの検討と併せて、県と協議の上、アーケードの解体や歩道の原状回復についても検討してまいりたいと考えております。 26 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 27 ◯ 25番(谷口 寿一君)  当然検討はしていってもらわなければいけませんが、これは次が決まってから検討するのではなく、もう既に検討を始めていただきたい、このように思っております。そうでなければ、必ずどこかでタイムラグが出て遅れていってしまうということになると思います。  今回、本年3月31日の退去期限からもう半年以上が過ぎたわけですが、今は全く先が見通せない状態で、地元とすればどうなるのかなという心配を持っております。  そもそもこの建物というのは耐震性が足りない危険な建物であるから、一刻も早く住んでいる方に退去いただいて、退去いただいた後は速やかに解体するということを以前の答弁でいただいていると思います。  そういうことから思いますと、早くこの後どうするのかを決めていただいて、業者も決めて早く解体をして、再開発に着手していただきたいと、強くこれは要望しておきます。よろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に入ります。  UIJターン就職意識醸成事業についてお伺いします。  これは首都圏の大学で実施した事業で、複数の東京の大学へ富山市の職員、県の職員が行って、企業と共に就職説明会、そして富山の魅力を発信する事業だと思っております。  私の母校である国士舘大学でも合同企業説明会が開催され、私も同席させていただきましたが、東京の大学へ進学しても、なかなか帰ってこないという現状が今は多いというふうに聞いております。私は富山が大好きなので4年間ですぐ帰ってきましたが、なかなか帰ってこない方も多いというふうに聞いています。  その中で、富山の魅力をどう伝えて帰ってきてもらうのか。そしてまた、富山出身ではない人にも富山の魅力を伝えて、富山で就職してもらうきっかけにする。そういう内容ではこの事業は大変よかった事業ではないかと思っておりますが、この事業内容についてお聞かせいただけますか。 28 ◯ 議長(金厚 有豊君)  山本商工労働部長。 29 ◯ 商工労働部長(山本 貴俊君)  UIJターン就職意識醸成事業は、学生の富山で就職する意識の醸成を図るとともに、市内企業の人材確保につなげるため、今年度初めて国士舘大学と中央大学において試行的に実施したものであります。  まず、国士舘大学では、企業と国士舘大学の学生とのマッチング等を図ることを目的に、大学の構内において、市内企業等5社の合同企業説明会としてこの10月に開催いたしました。  当日はOBの議員に激励、お力添えをいただきまして、本当にありがとうございました。  通常の企業説明会とは異なり、学生が授業の合間に私服で気軽に参加できるようにしたほか、1社当たりの説明時間に制限を設けず、学生と企業とが十分にコミュニケーションを取れるよう時間を確保し、当日は16名の学生が参加されたところです。  また、中央大学では、富山で働き暮らす魅力を学生に周知することを目的に、富山の魅力発見イベントとして本年11月に開催いたしました。  具体的には、少人数による座談会形式で行い、中央大学OBの若手社員や富山くらし・しごと支援センターの就職相談員、県及び市職員がファシリテーターとなり、富山における社会人の暮らしや子育てのしやすさ、富山にある企業のよさなどについて紹介するとともに、学生の様々な質問にも答える形で実施し、39名の学生が参加されたところです。  また、当日の参加者には、富山の食の魅力を伝えるためのお土産もお渡ししております。 30 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 31 ◯ 25番(谷口 寿一君)  国士舘大学でやった内容と中央大学でやった内容が、企業説明会と富山の魅力を説明するということで、内容は少し違ったのかなというふうに思っております。  その中で、国士舘大学が16名、中央大学が39名ということでありましたが、これが多いのか少ないのかということはなかなか計り知ることもできませんが、こういうことを重ねることによって富山の魅力が増えていくことは、とてもいいことかなというふうに思っております。
     そして、今の答弁の中で出てきましたお土産を学生に渡したということでありますが、これはどのようなお土産を出されたのかお聞かせいただけますか。 32 ◯ 議長(金厚 有豊君)  山本商工労働部長。 33 ◯ 商工労働部長(山本 貴俊君)  お土産につきましては様々なものが考えられたのですが、学生が一人暮らしであるということ、それから富山の食をPRしたいという思いがございまして、富山のおコメ、富富富を2キログラム、それから富山ブラックスープカレーというものと、富山の食材を使った「食やくスイーツ」3種類、それから「とやまの水」をお渡ししたところでございます。 34 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 35 ◯ 25番(谷口 寿一君)  学生にとっては食べるものをもらうのが一番うれしいと思いますが、その中で富富富を選ばれたというところが、今回質問でも出ておりましたが、今後、富富富をどうしていくのかという中で、富山の魅力をPRするには大変いい選択だったかなというふうに思っております。  今お土産の話も聞かせていただきましたが、実際に参加された学生たちの反応というものはどういうものがあったのか、アンケート等を取られたのであれば、その内容をお聞かせいただきたいと思います。 36 ◯ 議長(金厚 有豊君)  山本商工労働部長。 37 ◯ 商工労働部長(山本 貴俊君)  国士舘大学での合同企業説明会は、今ほど申しましたとおり、学生が空き時間を利用して参加する形で実施したところ、友人同士で気軽に会場に立ち寄った学生や、授業の合間を縫って複数回会場を訪れ、参加した全ての企業の説明を聞いた学生、特定の企業の話を熱心に1時間以上聞く学生の姿も見られました。  会場全体は比較的和やかな雰囲気でありましたが、学生の皆さんは就職に関ししっかりとした意識を持って参加いただいている印象を受けたところでございます。  また、中央大学で実施した富山の魅力発見イベントでは、1年生や2年生など、これから就職活動を始める学生も半数以上参加されており、仕事と生活に関する話題や首都圏と富山の暮らしの比較などについて、熱心に話を聞いたり質問する様子が見られたところです。  イベント後に実施した参加学生へのアンケートでは、「満足」及び「少し満足」と回答した学生が全体の8割以上となっており、具体的な声といたしましては、1つに、富山にある企業についてあまり知らなかったので、今後の就活の参考になった、2つに、富山を将来の働く場所の選択肢に加えたいと思うようになった、3つに、少人数で質問がしやすかったなどの意見があり、一定程度、学生に富山で働くことに関心を持ってもらえたものと認識しております。 38 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 39 ◯ 25番(谷口 寿一君)  東京の大学に通う学生たちに富山の魅力を伝えられたということであるので、この企画はよかったのかなというふうに思っております。  一方、参加された企業のほうは、今回のこの事業についてどのような感想を持っておられるのか、お聞かせいただけますか。 40 ◯ 議長(金厚 有豊君)  山本商工労働部長。 41 ◯ 商工労働部長(山本 貴俊君)  国士舘大学での合同企業説明会について、説明会後に参加企業に対し実施したアンケートによりますと、5社のうち4社から「満足」「やや満足」との回答をいただいており、概ね好評であったと考えております。  また、御意見といたしましては、会社単独では学生を集客することができないので、県や市、企業が協力して就活イベントを実施することは意味があるといったものや、富山県出身者以外の学生にも会うことができてよかったなどの回答があったところです。  また、ある企業では、後日、参加学生から実際に就職したいとの応募があったと伺っており、企業の採用活動にとっても意義のある機会になったものと考えております。  一方で、もっと学生に来ていただきたいといった御意見や、開催時間が全体的に長く、学生を待つ時間が長かったなどの御意見もあり、今後改善に向けて検討してまいりたいと考えております。 42 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 43 ◯ 25番(谷口 寿一君)  私も国士舘大学で一緒に見せていただきましたが、学生たちがリクルートスーツに身を包んで来るのではなく、平生学校で授業を受ける姿のまま、企業説明会というか、企業の方とお話しするという姿を見ながら、こういうのもありなのだなというふうに思ったところであります。  やはり私も就職のときに何度か就職説明会というものには参加しましたが、何か堅苦しくて、なかなか自分をアピールできなかったというようなことも覚えております。  そしてまた、当時もなかなか就職難のときだったから余計だと思いますが、今の学生みたいに平生の服で気軽に企業の方と話をすることで、もしその会社の魅力が少しでも多く分かり、そしてまた学生の魅力を企業側に伝えることができるのであれば、この事業は有意義だったのではないかなというふうに思います。  今回は試行的に初めてやられたわけでありますが、これは国士舘大学と中央大学に限らず、いろんな学校で──もし条件が整えばということであると思いますが──広げていき、富山へ戻ってきていただく、そしてまた富山出身ではない人が富山へ来て就職してもらうということにつながればいいと思っておりますが、今後の取組についてお聞かせください。 44 ◯ 議長(金厚 有豊君)  山本商工労働部長。 45 ◯ 商工労働部長(山本 貴俊君)  今年度、試行的に実施した本事業は、大学の構内に会場を設置し、大学等から直接学生及びその保護者に事業の周知をしていただくなど、県外の大学と連携した初めての取組であり、学生にとっても比較的自由な形で参加いただき、富山で働くことのイメージを描いてもらうための第一歩になったものと考えております。  今後につきましては、事業の効果が限定的とならないよう、今年度実施いたしました国士舘大学及び中央大学において、継続的に企業説明会等を開催する必要があると考えているほか、趣旨に賛同された首都圏以外の地域の大学等とも連携を深めながら、より多くの学生に本市で働くことに関心を持っていただけるよう、事業の拡充を検討してまいりたいと考えております。 46 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 47 ◯ 25番(谷口 寿一君)  私も、今後もいろんな機会を見て、国士舘大学にまたこういう事業があれば協力してくれというふうにお願いをしていきたいと思います。  そしてまた、この議場には様々な東京の大学を卒業した議員、そして職員の方がおられます。その方たちのお力もお借りしながら、多くの学校でこういうことを広げていければいいなというふうに思っているところでございます。  それでは、次の質問に入らせていただきます。  富山市総合体育館の改修・運営についてお伺いします。  今回の議案の中に、富山市総合体育館Rコンセッション事業に係る債務負担行為の追加ということで、80億円余りの予算が計上されておりますが、これは以前にも質問しておりますが、富山市総合体育館の老朽化、そしてまた長寿命化を目的として進められてきたものと思っております。そもそも長寿命化をしなければいけないということで進めていた中で、富山グラウジーズの新B1リーグ構想というものが出てきて、それで少し内容が変わった面はございますが、ここで改めて市有拠点スポーツ施設長寿命化基本計画についてお聞かせください。 48 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 49 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  市有拠点スポーツ施設長寿命化基本計画につきましては、富山市公共施設マネジメントアクションプランにおいて、本市の中核施設として長寿命化を図ることとされた施設に加え、地域の圏域バランス等によって設定した施設、計16施設について作成したものであります。  この計画は、施設の劣化状況等を把握し、計画的に保全・更新等を図り、中長期的な視点に立って長寿命化を推進し、継続的に安全で安心して施設の利用ができる環境を確保することを目的に策定したものであります。  その中で、富山市総合体育館につきましては、本計画において市の中核施設の1つとして位置づけ、目標耐用年数を整備された平成11年から75年間と設定し、そのために必要な対策や保全・更新費用等が示されており、今後約50年間は本施設を維持していくことを想定しております。 50 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 51 ◯ 25番(谷口 寿一君)  今回の80億円余りの金額を見て、80億円もあればもう1つ建つのではないかなというふうに思ったわけでありますが、この内容をしっかりとまた聞いていかなければいけませんが、今後50年使うのであれば仕方ないかなという思いも持っております。  その中で、今回債務負担行為の設定をされたわけでありますが、この債務負担行為の内訳についてお聞かせください。 52 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 53 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  富山市総合体育館Rコンセッション事業につきましては、事業費の上限額として80億9,343万6,000円の債務負担行為の追加の議案を本定例会に提案したところであり、この中には、事業期間である15年間における改修、維持管理費等の費用が含まれております。  具体には、1つに、事業期間当初に行う期初改修業務、2つに、事業期間中に行う期中改修業務、3つに、維持管理業務、4つに、運営業務、5つに、新B1リーグ基準を充足するためのBリーグ改修や、本施設の収益性や魅力の向上に資するための魅力化改修などに要する費用であります。  これらのうち期初改修業務、期中改修業務につきましては、市有拠点スポーツ施設長寿命化基本計画を参考に、劣化調査等を行った上で中長期建物保全計画を策定し、空調設備や特定天井など、施設の安定した供用に影響を及ぼすものや安全性に関わるものなどの改修費用と、事業期間中の修繕等に必要と想定した費用を計上しております。  次に、維持管理や運営に要する費用につきましては、想定される支出額から収入額を控除した費用を事業費として計上しております。  まず、支出額については、これまでの管理実績や見積額等を参考とし、一方、収入額については、現状の収入や他のアリーナ等の事例を参考に、コンセッション方式に基づく民間ノウハウの活用による効果も考慮して積算しております。  また、Bリーグ改修及び魅力化改修の費用につきましては、マーケットサウンディングにおける見積額を参考として計上したところであります。 54 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 55 ◯ 25番(谷口 寿一君)  今回の80億円余りの予算が新聞に出たときに、これを見られた方は、もしかしたら富山グラウジーズの新B1リーグ参入のために80億円も使うのかと勘違いされた方がおられるのかなという心配をしたのでありますが、今の説明を聞いてそうではないと。長寿命化に使うのだと。あとは、15年間の運営に係る費用を全部積算していくとこの80億円になったということを聞いて、富山グラウジーズだけではないのだぞということを皆さんに御理解いただければなと思っております。  その中で、今、部長のお答えの中で新B1リーグ関係と魅力向上のための費用というものが含まれていると言われましたが、これはどういうものを指されるのかお聞かせいただけますか。 56 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 57 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  まず、新B1リーグのアリーナ基準を充足するためのBリーグ改修では、入場可能数を5,000人以上とするための観客席の増設や、入場可能数に対応したトイレの増設、VIPルームやラウンジの設置等の改修に加え、バスケットゴールやショットクロックなどの器具、VIPルームに設置する什器備品類等を想定しており、これらに必要となる費用は、富山グラウジーズが経済界と連携して、本市への寄附等を募ることで確保していただくこととしております。  また、本施設の収益性や魅力の向上を図るための魅力化改修では、インパクトのあるデジタル広告媒体であるリボンビジョン等のICT設備や音響設備、特殊照明設備等の設置または改修等を想定しており、具体には事業者からの提案を求めることとしております。 58 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 59 ◯ 25番(谷口 寿一君)  魅力化改修に関しては、今、事業者から様々な提案がされてくることと思っております。  そして、今の説明を聞きますと、富山グラウジーズの新B1リーグ仕様にするための費用は、富山グラウジーズが企業等と共に資金を調達するということでございました。  何とか新B1リーグに──今期も今後の試合で勝ってB1に残ってほしいという気持ちは強く、去年の一般質問でも言いましたが、今年はシーズンシートを自分でも確保しながら応援しているわけですが、いまだにホームでは勝てず、1勝だけであります。  これを何とか応援していきたいと思っておりますが、この新B1リーグに参入するためには3つのクリアしなければいけない条件があります。  まずは売上高、そして平均入場者数、もう1つはアリーナを整備するという3つの条件がありますが、おかげさまで富山市は、この長寿命化に併せて新B1リーグ仕様にしてもらえるということでありますから、一番ハードルが高いであろうアリーナの条件は今クリアできた状態にありますので、何とか富山グラウジーズには勝ってもらって、そしてまた入場者数を4,000人、そして売上高を9億円以上上げてもらって、新B1リーグに参入してもらいたいものだと思っております。  これがB1に残ったところで、今回この改修に入るのが2025年ぐらいになってくるのかなと思いますが、その間1年ぐらい体育館を閉めなければいけない状態が出てくると思いますが、この1年間、改修の間、閉めることによる影響というものは何か考えておられますか。 60 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 61 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  富山市総合体育館Rコンセッション事業では、事業当初に老朽化した躯体や設備の更新、特定天井の改修、新B1リーグ基準を充足させるための改修等を含めた大規模かつ全面的な改修を行うこととしており、この間は工期の短縮や安全性の観点から、施設を休館することを想定しております。  その期間につきましては、事業者による詳細な調査及び設計によって明らかになるため、正確な休館期間は現時点でお答えはできませんが、議員からも紹介がございましたが、少なくとも1年程度は休館が必要になると想定しております。  これによって、サークル活動、スポーツ教室、練習等の日常的な利用をはじめ、大会やイベント等での利用もできないことから、この間は他の市有施設や県有施設等を御利用いただくことになるものと考えております。  特に各種競技団体等が主催する競技会や市民体育大会等については、開催の前年度に各種競技団体等と会議を開催し日程の利用調整を行っておりますので、休館の時期や期間が明らかになった際には、随時情報を提供するとともに公表してまいりたいと考えております。  また、本施設をホームアリーナとしている富山グラウジーズからは、休館期間中は富山県総合体育センターの利用を検討していると伺っていることから、県の担当課と本事業について情報共有を行っているところであります。  本市といたしましては、この休館によって本施設の利用者や競技団体等、多くの皆様に御不便をおかけすることになりますが、本施設を安全に御利用いただくためだけではなく、より快適かつ魅力的な施設とするために必要な改修となりますので、御理解をいただきたいと思います。  なお、本事業の対象施設のうち、富山市3x3バスケットボールコートにつきましては改修を行うことは想定していないことから、継続して御利用いただけるものと考えております。 62 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。
    63 ◯ 25番(谷口 寿一君)  いろんな競技団体、そして市民スポーツ、スポーツ教室の方に迷惑がかかるわけでありますが、今回の大規模改修、長寿命化によって富山市総合体育館が魅力的なものになるということをしっかりと説明して、御理解していただかなければいけないと思っております。  今回、富山市総合体育館に関しては、新設ではないので、なかなか改修をしたから経済効果がどれだけ見込めるというのはないとは思いますが、沖縄アリーナへ行ってお話を聞かせていただきましたが、沖縄アリーナの経済効果は1年間に133億円を見込んでいるということでありました。ものすごい金額であります。富山市がどこまで経済効果を上げられるのか分かりませんが、そしてまた、新しく今、基本構想を立ち上げられた岡山市に至っては、20年間で910億円の経済効果、年間45.5億円の経済効果を見込んでいるということであります。  先ほども言いましたが、富山市総合体育館は改修でありますので、なかなかそこまでの急な経済効果というのは見込めないかもしれませんが、魅力化向上の改修も民間から提案されるということでありますので、そのことも生かしながら、にぎわいにしっかりとつなげていっていただきたいと思っております。  それでは、次の質問に入ります。  これもまた今回の定例会に予算計上されておりますが、富山市芸術文化ホールの大規模改修に係る設計費用の案件が出ておりますが、富山市芸術文化ホール、これはオーバード・ホールの大ホールでありますね。これも駅北のにぎわいの1つの大事な施設でありますが、このオーバード・ホールの改修を行うことになった経緯について、改修の方針と併せてお聞かせいただけますか。 64 ◯ 議長(金厚 有豊君)  前田企画管理部長。 65 ◯ 企画管理部長(前田 一士君)  平成8年に開館いたしました富山市芸術文化ホール──愛称オーバード・ホール──の大ホールの客席やホワイエ等の天井部分は、平成25年の建築基準法施行令の改正に伴い新たに定められた特定天井の要件に該当しており、既存建築物については違法とはならないものではありますが、市ではより安全性を確保する観点から、新たな基準に適合させるための改修等が将来的には必要な建物であるという認識を持っておりました。  こうした中、平成29年度には市において、大ホールに隣接して中ホールを整備する方針が正式に決定したことから、この中ホールが完成した後に大ホールにある特定天井の改修を行うことを想定していたものであり、今年7月1日に中ホールが開館したことから、このたび改修に向けて動き出すこととしたものであります。  また、大ホールは開館から既に25年以上が経過し、設備等の老朽化が進んでいる状況であり、とりわけ三面半舞台を支える床機構やつり物機構、音響設備などについては更新の時期を迎えていたことから、今回の特定天井改修と同時に、開館以来初めてとなる本格的な大規模改修も併せて実施することとしたものであります。 66 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 67 ◯ 25番(谷口 寿一君)  相当数年月がたってきたので、これはやらなければいけない時期になっていた。そして、特定天井ということで、やらなければいけないということであります。  ただ、これは設計費だけで今3億5,000万円となっていたら、本当に改修になると幾らかかるのだろうなという思いを持っております。先ほどの富山市総合体育館、これは運営費も入れてでありますが80億円ということであります。  これはいろんな資材高騰等で今後まだまだ見通せないとは思いますが、金額もちょっとどうなるのかなという心配はありますが、やはり危ないものは危ないもので改修していかなければいけない。改修することによって、先ほどの体育館と一緒で、魅力の向上につなげていかなければいけないというふうに思っております。  そしてここも当然改修するとなると休館をしなければいけないわけでありますが、富山市総合体育館に関しては1年間ということでありました。このオーバード・ホール、予定では2年ぐらいというふうにも聞いておりますが、この間の影響についてどのように考えているのかお聞かせください。 68 ◯ 議長(金厚 有豊君)  前田企画管理部長。 69 ◯ 企画管理部長(前田 一士君)  今定例会において、市は大ホールの特定天井改修及び大規模改修の設計業務に係る債務負担行為の補正を提案しているところであり、今後この業務の実施によって、改修内容の詳細や具体の工事スケジュールなどが決定していくことになりますが、現時点の想定では、令和7年の秋頃に改修工事に着手し、令和9年の秋頃の完成を見込んでおり、このため、改修に伴う大ホールの休館期間は概ね2年程度になるものと考えております。  御承知のとおり、オーバード・ホールの大ホールは、最大2,196の客席と、本格的なオペラやミュージカルの上演なども可能な可動式三面半舞台を備えた国内でも有数の劇場であり、このホールがおよそ2年間休館することは、市民、県民をはじめ、多くの舞台関係者の皆様に多大な影響を及ぼすことになるものと考えられます。  しかしながら、今回、市が特定天井改修及び大規模改修を実施することで、大ホールの安全性が一段と高まるとともに、本市の芸術文化の殿堂としての機能がさらに向上することで、多くの皆様の期待にこれまで以上に応えられる施設に生まれ変わるものと確信しております。  市民、県民並びに劇場関係者の皆様には、しばらくの間御不便をおかけすることになるものと思いますが、何とぞ大ホールの休館に御理解いただきますとともに、休館中は隣接する中ホールもぜひ御活用いただければありがたいと考えております。 70 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 71 ◯ 25番(谷口 寿一君)  2年間という長期になりますが、今、部長から答弁があったとおり、安全性、そして魅力のためにはどうしてもこれは避けて通れない工事だと思っておりますので、皆様方にもしっかりと説明して、御理解いただかなければいけないというふうに思っております。  ただ、ブールバールの改修を今3年間続けてやってきました。この後、また親水広場の改修が入ります。そして、市総合体育館の改修が入る。そして、オーバード・ホールの改修も入るということで、駅北へ行ったらいつも工事をしているなというイメージになってしまいますが、これも渋谷駅と一緒で仕方ないのかなとは思いますが、その中で、来年の春にはDタワー富山ですか、民間が開発するキャニオンストリートとかというものもできるわけであります。工事をすることによってせっかくのにぎわいがそがれてしまうのではないかという心配も持っておりますが、そこをしっかりと、また官民協力しながらにぎわいにつなげていかなければいけないというふうに思っておりますので、そこの検討もしっかりとお願いしたいと思います。  そこで最後に、オーバード・ホールのリニューアル後、オーバード・ホールの魅力をさらに高めていくべきと思っておりますが、市長の見解をお聞かせください。  通告にはオーバード・ホールのにぎわいということでありましたが、併せて駅北全体の考えもあれば、お聞かせいただければと思います。 72 ◯ 議長(金厚 有豊君)  藤井市長。 73 ◯ 市長(藤井 裕久君)  お答えいたします。  オーバード・ホールは、平成8年の開館以来、富山市民文化事業団がホールの管理運営を担うとともに、演劇や音楽などの様々なジャンルの公演を企画することで、市民、県民をはじめ多くの芸術文化団体等に、創作活動の発表や優れた芸術文化の鑑賞の機会を提供し続けており、開館以来、これまでに延べ約500万人の方々が来場されております。  このオーバード・ホールは、21世紀における県及び富山市の産業・文化を先導するとともに、富山駅北地区ににぎわいと品格のある新都心を形成することを目的として策定されたとやま都市MIRAI計画において、ブールバールや富岩運河環水公園、富山市総合体育館などと共にシンボルとなる都市基盤施設として位置づけられたものであります。  近年、富山駅北エリアが、昔は駅裏と言っておりましたが、そういうことではなくて、しっかり駅北ということで急速に変貌を遂げております。こういう中、市民の芸術文化の殿堂としての機能はもとより、駅北エリアの今日に至る発展の先導的役割を担う施設としても、大きな存在感を示してきたものと考えております。  こうした中で、オーバード・ホールの大ホールは、令和7年の秋頃から約2年間休館するということは今の部長答弁のとおりでありますが、休館を経て生まれ変わった大ホールが、同じく今後、大規模改修を行う予定の富山市総合体育館や、再整備が進むブールバールとともに、富山駅北エリアのさらなる発展に引き続き貢献していくものと確信をいたしております。  平成8年9月に開館したオーバード・ホール(大ホール)は、令和8年9月に開館30周年を迎えます。このことから、大ホールの改修工事が完成し、リニューアルオープンする令和9年秋頃には、記念事業を開催し、新たなオーバード・ホールの門出を市民の皆様と共に盛大にお祝いしたいと考えております。  本市といたしましては、今後、未来に向けて新たな一歩を踏み出すこととなるオーバード・ホールの大ホールが、中ホール共々、多くの方々に末永く親しまれ、愛され、利用される劇場となるよう、富山市民文化事業団と共に一層の事業の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。  なお、富山駅北全体でありますが、もっと言えば富山駅周辺と言ったほうがいいかもしれませんが、何といいましても富山県の玄関口でありますし、最近は民間の方々の活力も入りまして、大変たくさんの開発が同時に進行しております。そういう面で言うと、議員御指摘のように、四六時中この10年間ぐらいは駅も含めて工事をしているというふうに皆さんには映るかもしれませんし、今後約5年から10年にかけて、様々な改修や新規事業が、富山地方鉄道の高架化なども含めてございます。そういう面で言うと、100年に一度の大事業を今、我々はやっているというふうに考えております。  駅北に様々な、例えば富山県美術館であるだとか、環水公園であるだとか、親水広場──これからリニューアルしていくことになると思いますけれども──あるいはブールバールの整備であるだとか民間の商業施設、オーバード・ホール大ホール、中ホールのような、人々が集う、そして楽しむ、そして幸せを感じる、こういう文化芸術の殿堂があるということも含めて、その相乗効果も含めて、これからの富山市にとって非常に大事なことだなというふうに考えております。  今ほど富山グラウジーズの質問もいただいたわけですけれども、こういうコンテンツはまちづくりをどう行っていくのかという観点において必要でありまして、そのための器が富山市総合体育館であるというふうな見方をぜひしていただきたいなと考えております。  我々はそういう意味におきまして、議員の皆さんのお力もいただきながら、御協力いただきながら、富山市全体の魅力を高めていくためにも、富山駅周辺の整備というものはしっかり完成させていかなければならないという思いでいっぱいであります。  以上です。 74 ◯ 議長(金厚 有豊君)  25番 谷口 寿一君。 75 ◯ 25番(谷口 寿一君)  今、市長から、駅北、そして駅周辺の魅力に関していろいろとお話しいただきました。  これは駅北、駅周辺だけに限らず、富山市の魅力を上げていくためには、やはり既存にあるものもしっかりと使いながら、そしてまたブラッシュアップしながら、県内、県外、いろんなところに伝えていかなければいけないというふうに思っております。  ただ、今回心配しているのは、いろんな人件費の高騰、そして資材高騰の中で、今から行われるオーバード・ホール、そして富山市総合体育館の改修全てに費用がこれ以上かかってくると大変だなというふうに思っております。  それと、一番最初に質問した奥田団地のことに関しましても、時間がたてばたつほど、資材高騰とかで民間が出にくくなってくる可能性もありますので、ぜひ当局においてはスピード感を持ってしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 76 ◯ 議長(金厚 有豊君)  これで谷口議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  37番 赤星 ゆかりさん。  なお、事前に資料配付の申出がありましたので、あらかじめ許可しております。 77 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  おはようございます。日本共産党の赤星 ゆかりです。よろしくお願いいたします。  初めに、熊出没による被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます。そして、不幸にもお亡くなりになられた方と御家族には、突然大切な命が奪われ、穏やかな日常の暮らしが奪われたお悲しみを察しますと、言葉も見つかりません。心からお悔やみを申し上げます。  熊対策について質問いたします。  2004年から2019年まで過去4回の熊の大量出没がありましたが、市としてはその都度どのような対策を取ってきたのか、特に人里への出没を防ぐための予防対策は行ってきたのか、伺います。 78 ◯ 議長(金厚 有豊君)  当局の答弁を求めます。  金山農林水産部長。 79 ◯ 農林水産部長(金山  靖君)  日本共産党、赤星議員の御質問にお答えします。  本市において熊が大量に出没した年は、平成16年、平成18年、平成22年、令和元年と過去に4度あり、合併前の平成16年は合併市町村の合計として180件、平成18年は430件、平成22年は343件、令和元年は503件の目撃情報が寄せられております。  本市では、これまで熊の大量出没があった際には、その都度市民への注意喚起や捕獲の強化を図ったほか、今後の予防策を講じており、平成16年の際には翌年度に富山市熊対策会議を設立し、情報収集と連絡体制や住民への周知体制を整備してまいりました。  また、平成18年の際には翌年度に富山市熊対策活動支援事業を創設し、地域における熊を寄せつけない環境整備活動の支援を開始し、平成22年の際には、県の補助制度の拡充を受け熊捕獲用のおりを9基導入し、出没時の捕獲体制を強化したところであります。  さらに、直近の令和元年の際には、先般、富山市議会自由民主党会派の織田議員の御質問でお答えしたとおり、富山市熊対策活動支援事業の制度の見直しを行ったほか、「ワンチームとやま」連携推進本部会議を経て、近接市町村との迅速な情報共有を図るための連絡体制が構築されたところであります。 80 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 81 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  熊に襲われたと見られる高齢の女性が自宅敷地内で亡くなっているのが、本年10月17日午後9時40分頃、江本で発見されました。女性の家族から夜9時前に、妻が18時頃からいないと警察に通報があったと言います。  そこで、資料の1枚目と2枚目なのですけれども、今、読み上げるのと前後しますけれども御容赦ください。  女性の家族から夜9時前に、妻が18時頃からいないと通報がありました。その直前の17時30分には同じ町内から熊が敷地内にいると通報があり、また、その前の午後2時、14時には、南へ僅か数百メートルの隣の町内からも、畑で熊の足跡を確認したという情報も富山県のツキノワグマ出没情報地図「クマっぷ」に掲載されています。  この日の市及び警察、消防などの動きはどうだったのでしょうか。 82 ◯ 議長(金厚 有豊君)  金山農林水産部長。 83 ◯ 農林水産部長(金山  靖君)  本年10月17日、市内熊野地区において市民が熊に襲われてお亡くなりになるという大変痛ましい事案が発生しましたが、当日は被害現場の周辺において相次いで熊の目撃情報がありました。  まず、午後2時頃、被害現場から約400メートルの住民から熊の足跡を発見したと警察を通じて市に連絡が入り、警察や鳥獣被害対策実施隊員と直ちに現場確認を行い、警察では安全情報ネットで第一報を登録者に配信し、本市では、地域住民等に出没情報が伝わるよう、当地区及び隣接地区の地区センターや学校、保育所並びに報道機関等へ電話やファクスで速やかに情報提供を行うとともに、富山市公式LINEの登録者へ情報配信を行いました。  また、同時に周辺に熊が潜んでいないかパトロールを行いましたが、個体は発見できなかったことから、現地周辺において引き続き警察や地元防犯組合連合会のパトロールによる警戒態勢が取られ、本市では広報車や防災行政無線で住民へ注意喚起を行いました。  次に、午後5時半頃、被害現場から約300メートルの住民から熊が敷地内にいると警察を通じて市に連絡が入り、再び実施隊員と現場に向かったところ、現地では被害現場の約200メートルの住民からも熊の目撃情報があったことから、警察では安全情報ネットで情報配信し、同時に市では、警察や実施隊員と範囲を広げパトロールを行いましたが、個体は発見できず、さらに日没により熊の移動方向を示す足跡なども発見できなかったことから、翌朝再びパトロールを行うこととしました。  また、本市では、地域住民等へはこれまでと同様速やかに情報提供を行いましたが、度重なる目撃情報があったことから、あわせて熊との遭遇に十分気をつけていただくよう強く警戒を促していたところであります。 84 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 85 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  亡くなられた方にそうした情報が伝わっていなかったのではないかと思いますと、本当に悔しいと思います。  熊の餌となるドングリのなるブナ、ミズナラは、数年置きに豊作、凶作を繰り返します。  県は毎年8月にドングリの豊凶調査を行い、今年も令和5年堅果類(ドングリ)の豊凶調査結果についてを9月7日に公表し、翌8日には野生動物被害防止対策会議を開き、市町村に伝えていました。  資料の3枚目を御覧ください。この調査結果では、ブナ、ミズナラ、コナラともに県全体で不作となり、特に県東部ではブナが凶作となっております。  そして、ツキノワグマ出没の可能性について、「本年の秋はブナが凶作である県東部を中心に低標高域で活動するクマが増加すると予想され、平野部への出没も懸念されます。このため、山裾の集落周辺のほか平野部においてもクマ出没に十分警戒する必要があります」と呼びかけています。  この豊凶調査結果による出没予測を生かして、素早く動くべきだったと思います。  この調査結果を受けて、市としてどのような対策を打ったのか伺います。 86 ◯ 議長(金厚 有豊君)
     金山農林水産部長。 87 ◯ 農林水産部長(金山  靖君)  県は本年9月8日に、県警を含む関係機関、猟友会及び本市を含む県内全市町村等を集め野生動物被害防止対策会議を開催して、ドングリの豊凶調査結果を公表し、今年は県内全域でドングリが不作であったことから、熊の大量出没が予想されることについて情報共有を図るとともに、熊と遭遇する不測の事態に対し、警戒態勢の強化と住民への注意喚起の徹底が必要なことについて説明があったところです。  これを受け、本市では、市の関係部局や関係機関等を集め富山市熊対策会議を開催し、県のドングリの豊凶調査結果による熊の大量出没予測を共有し、連絡体制の強化を図ることを確認したところであります。  また、この予測と対策等については、富山市公式LINEを受信登録された市民全員へ配信するとともに、新聞やテレビ、ラジオなどを活用し広く市民の方へ周知することで、注意喚起を徹底してきたところであります。 88 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 89 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  富山市公式LINEの登録者数が今どれだけいらっしゃるのか分かりませんけれども、それで十分だったのかどうか、私は非常に残念に思っております。  人身被害のあったある集落を訪ねてみますと、いまだに柿の実がたわわに実ったままだったり、鬱蒼とした屋敷林に囲まれたお宅が散見されました。郊外の農村では高齢者のみの世帯も増えていて、なかなか個人では手入れできないのだと推察いたします。  細入地域の庵谷地区では、2019年に自治会で集落全体の柿の木の伐採に取り組まれ、78本伐採を行った結果、秋の熊の目撃件数が、同じ細入地域でも伐採しなかった地区では32件、繰り返し住宅地へ出没があったけれども、庵谷地区ではゼロとなったそうです。  今年の富山市の熊目撃・痕跡情報は、11月30日現在で県全体で618件中332件、県内の人身被害7件9人は全て富山市内です。  私は先日、立山町役場を訪ねました。立山町では町として高齢者宅の柿の木の伐採に乗り出され、今年は10月から合計35本を伐採したそうです。  町に申請のあったお宅を職員が訪問して現場を確認し、家の人の承諾をもらい、林業従事者と時間調整し、伐採すると。熊の目撃情報と問合せが殺到し、担当職員はもう必死でしたと語っておられました。  ほかにも町として、毎朝早朝6時半から防災行政無線で呼びかけし、猟友会の皆さんにお願いして、資格の要る追い払い用花火を早朝から打ってもらい、消防団にも早朝から警鐘を鳴らしながらパトロールをお願いし、やるべきことは何でもやろうという姿勢で取り組んだ結果、今年は現時点で目撃・痕跡を合わせて77件ですが、4年前に3件あった人身被害が今年はゼロとなっています。  柿の実の除去や柿の木の伐採作業を集落全体として取り組めるように、また、熊が潜みやすい屋敷林の伐採や剪定について、組織的・計画的に進めるための体制づくりは待ったなしです。  柿の木の伐採に公的助成を使えるようにしたのはいいと思うのですけれども、地域住民、自治振興会に呼びかけるだけではなく、ドングリが不作、凶作で危ないと分かった年には、市自らも素早く動かないといけないのではないでしょうか。見解を伺います。 90 ◯ 議長(金厚 有豊君)  金山農林水産部長。 91 ◯ 農林水産部長(金山  靖君)  先般、自由民主党会派の泉議員の御質問でお答えしたとおり、本市では熊を集落に引き寄せない活動の体制については、ある程度広域的に計画を立てて実施しなければ効果が薄いことや、また、高齢者や不在地主宅の不要な柿の木や、熊が潜みやすい屋敷林の伐採等に当たっては、同意を取り住民の共同作業で実施することが求められるため、コミュニティ活動の一環として行う必要があるなどの理由から、自治振興会等の地域ぐるみでの活動が重要であると考えております。  本市におきましては、富山市熊対策活動支援事業で自治振興会が行う不要な柿の木の伐採等に係る経費の一部等を助成してきたところであり、今後も引き続きこの事業を周知し支援することで、地域ぐるみで熊対策に取り組む体制づくりを推進してまいりたいと考えております。 92 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 93 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  富山県の「クマっぷ」を見ますと、猿倉山から北に延びる河岸段丘付近を伝うように、4年前も今年も熊の出没情報が大変多いことが分かります。  熊の移動経路となる河岸段丘や河川敷などのやぶの刈払いや竹林の伐採、春の野生動物の食物となるタケノコ除去活動など、里山整備を計画的に進める必要がありますが、見解を伺います。 94 ◯ 議長(金厚 有豊君)  金山農林水産部長。 95 ◯ 農林水産部長(金山  靖君)  先般、富山市議会自由民主党会派の織田議員の御質問でお答えしたとおり、本市では、野生動物とのすみ分けを目的に、平成19年度から県の水と緑の森づくり事業の里山再生整備事業を活用し、手入れの行き届いていない雑木や竹林の伐採等の里山整備を実施しており、また、令和4年度からは、この事業による大沢野地域での河岸段丘での里山林整備にも取り組み始めたところであります。  本市といたしましては、今後も引き続き里山整備を推進することで、熊を寄せつけない環境整備に努めてまいりたいと考えております。 96 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 97 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  4年前、この大沢野地域の河岸段丘の西側、上大久保地区でも人身被害が出ていました。この間も河岸段丘の里山整備を進めていたら、ひょっとしたら今年の熊の大量出没と人身被害を幾らかでも防げたかもしれません。  県の里山再生整備事業を活用した河岸段丘の事業は、今年ようやく松野地区で1地区とお聞きしております。事業費は計画策定と整備で195万円。もう1地区、上大久保地区は計画策定で25万円とのことです。  ここで市長に伺いたいのですけれども、やっぱり住民に呼びかけるだけではなくて、市として動かないといけないのではないでしょうか。市単独でも急いで、次の熊の大量出没を招かないように整備を進めるべきではありませんか。 98 ◯ 議長(金厚 有豊君)  藤井市長。 99 ◯ 市長(藤井 裕久君)  お答えいたします。  議員御指摘のように、立山町の事例を引き合いに出されましたけれども、情報を住民の皆さんと共有して、お互いに自分の身をまず第一に自分で守っていくという危機感を持っていただく。そのために、市はあらゆる情報を住民の皆さんと共有していくということは非常に大事だと思います。そういう面から言うと、まだまだ広報には工夫の余地があるのではないかなというふうに捉えています。  また、全庁挙げてのパトロールもやっているわけであります。あるいは熊出没注意という注意喚起広報も全庁を挙げてやっておりますけれども、これをやっぱり全市民が我が事として捉えていくというのが何よりも熊の被害の防止対策に大事なのではないかなというふうに思います。  それに加えて、今ほど御紹介のあったような、集落ごとに自治会でエリアごとに柿の木の伐採や果樹の撤去等々も含めて、あるいは草刈り等々も含めて、できることを確実にやっていくということも大事なのではないかなというふうに思います。  いずれにしても、今年は富山市に被害が集中したと、また出没も集中したということでありますので、全庁挙げて今後の対策というものにしっかりと取り組んでまいりたいなと思っております。  以上です。 100 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 101 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  市長、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。住民の命を守るために、やるべきことを全てやっていただきたいと思います。  いじめ自殺問題について伺います。  富山市立北部中学校の事案にかかる調査組織による調査報告書を私は公文書公開請求で取りました。  まず、あまりにも多くの部分が黒塗りで驚きました。その読めるところだけでも分かったのは、事情を知っている可能性のある生徒から直接聞き取り調査の協力が得られていなかったり、SNSによる投稿者の特定を行っていない、また、重大事態見過ごしの原因究明をしていないなど、この調査は極めて不十分ではないかと思います。見解を伺います。 102 ◯ 議長(金厚 有豊君)  砂田教育委員会事務局長。 103 ◯ 教育委員会事務局長(砂田 友和君)  調査組織は、いじめ防止対策推進法第28条第1項に示されておりますように、当該重大事態に係る事実関係を明確にするための調査を行うことを目的とした組織であります。  また、調査組織による聞き取り調査に関しましては、国のいじめの重大事態の調査に関するガイドラインにおいて、いじめが背景にあると疑われる自殺等である場合、「子供の自殺が起きたときの背景調査の指針」に沿って行うことと示されております。  この指針においては、「調査実施に当たっては、調査への参加を無理強いせず、子供や保護者の意思を尊重することが必要である」と示されていることから、当該調査への応諾は任意であるとされております。  また、SNSによる投稿者の特定に関しましては、法第19条第3項において、発信者情報の開示請求は、被害児童・生徒またはその保護者が必要に応じ法務局または地方法務局の協力を求めることができるとされております。  以上のことから、市教育委員会といたしましては、調査組織におかれては、法の規定をはじめ、国のガイドライン等に沿って調査、審議が行われたと認識しております。 104 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 105 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  中学1年生時に受けたいじめについて、過去のこととして一定程度の整理ができていたとしていることについて、何をもってそのような判断をしたのか伺います。 106 ◯ 議長(金厚 有豊君)  砂田教育委員会事務局長。 107 ◯ 教育委員会事務局長(砂田 友和君)  調査報告書によれば、中学校1年生のときに受けていたいじめについて、関係書類や関係者からの聞き取り、アンケート調査を基に、1つに、当該生徒が亡くなった時点において、当該生徒がいじめを受けた時期から約1年11か月が経過していること、2つに、当該生徒は当該生徒の保護者と共に本件中学校にいじめを訴え、中学校から謝罪を受けており、その後はいじめに関して話題に出すことはなくなったこと等の事情を踏まえ、過去のこととして一定程度の整理ができていたものと考えられるとされております。 108 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 109 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  どうも違和感があるのですね。  大変のり弁状態の報告書をもらったわけですけれども、黒塗りの理由はこの間、村石議員にも答えられましたので、答弁は結構です。  この調査結果を私は大変不十分だと思いますし、御遺族からの意見を重く受け止め、市長は調査組織の調査結果について、いじめ防止対策推進法に基づく附属機関を設けて調査を行うべきと考えます。改めて見解を伺います。 110 ◯ 議長(金厚 有豊君)  藤井市長。 111 ◯ 市長(藤井 裕久君)  お答えいたします。  私は、今回の事案は本当に重く受け止めているところでございます。  先日の一般質問でもお答えしたとおり、私は先月28日に市教育委員会から調査報告書と保護者の所見をまとめた文書を受け取ったところであります。  これらの内容について、今後、予断を持つことなく、慎重に、真摯に精査をしてまいりたいと考えているところでございます。 112 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 113 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  1人の子どもが自ら死ななければならないほどつらかったのだろうと思いますと、本当に胸が締めつけられます。ぜひ調査の判断を下していただきたいと思います。  それでは次に、バランスの取れた公共工事の発注については、3年前に江西議員が質問されましたが、今でもBランク業者の仕事が少ないというふうにお聞きしています。  過去3年分の土木工事全体の発注実績とBランク業者の受注実績を伺います。 114 ◯ 議長(金厚 有豊君)  牧田財務部長。 115 ◯ 財務部長(牧田 栄一君)  過去3年間の土木工事の発注実績及びB等級建設業者の単体での受注実績につきましては、令和2年度は318件、92億2,600万円余りの発注に対し、B等級建設業者の受注件数は全体の10.7%に当たる34件、受注金額は全体の5.3%に当たる4億9,200万円余り、令和3年度は235件、61億800万円余りの発注に対し、B等級建設業者の受注件数は全体の13.2%に当たる31件、受注金額は全体の10%に当たる6億1,300万円余り、令和4年度は222件、58億8,100万円余りの発注に対し、B等級建設業者の受注件数は全体の11.7%に当たる26件、受注金額は全体の10%に当たる5億9,000万円余りとなっております。 116 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 117 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  事前に頂いた資料を見ますと、Bランク業者1社当たりの発注件数が0.15件、0.39件、0.36件と極めて低い数字となっております。  令和3年度からBランク業者が入札参加できる上限金額を4,000万円から5,000万円に見直したとのことですが、Bランク建設業者の受注件数がやはり少ないことが分かります。  さらにバランスの取れた受注機会とするために、どのようなお考えか伺います。 118 ◯ 議長(金厚 有豊君)
     牧田財務部長。 119 ◯ 財務部長(牧田 栄一君)  本市では、2年に一度実施しております入札参加資格の等級の見直しに併せ、発注実績や今後の発注見通しを踏まえ、各等級が参加できる入札の金額帯などについても見直しを行っております。  令和3年度には、今ほど議員のほうから御紹介もありましたが、B等級の建設業者が参加できる一般競争入札の金額帯について、2,500万円以上4,000万円未満となっていたところ、上限額を5,000万円未満に引き上げ──これは幅を広げたということになります──また、指名競争入札においては、B等級の建設業者を2者まで指名できるところを、4者まで指名できるよう見直しを行っております。  今後も引き続き等級ごとの発注バランスに配慮しつつ、適正な建設工事の発注に努めてまいりたいと考えております。 120 ◯ 議長(金厚 有豊君)  37番 赤星 ゆかりさん。 121 ◯ 37番(赤星 ゆかり君)  もうすぐ雪の季節を迎えますが、徹夜で除雪に汗を流してくださる事業者の皆さんに敬意と感謝を表し、市民に貢献している事業者がただランクづけによって存続できなくなることのないように、より改善をお願いしたいと思います。  最後に、南富山駅周辺のまちづくりについて1点伺います。  先日、舎川議員からも質問がありましたが、交通・駅前空間編、暮らし編の2つのワークショップが本年11月26日に行われ、私も前半を見学してきました。参加者の皆さんは大変楽しそうにそれぞれ意見を語っておられました。  印象的だった御意見は、中高生など学生、若い人が多い、見ているだけでも元気になれる多様な年代の人が交流できるスペースが欲しいというような御意見でした。ですが、肝腎の中高生の参加はありませんでした。  子どもたちのことは子どもを抜きで決めてはいけないと思います。それに、まだ参加されていない周辺住民の方からは、家の前が一方通行になるのではないか、知らないうちに決まっては困るというちょっと心配の声も聞かれます。  今後さらなる多様な意見をどう反映するのか、特に中高生など若い子どもたち本人からの意見をどう聞いて反映していくのか、伺います。 122 ◯ 議長(金厚 有豊君)  深山活力都市創造部長に申し上げます。答弁いただきたいのですけれども、時間がもう押し迫っていますので、残時間のことを考えて答弁してください。 123 ◯ 活力都市創造部長(深山  隆君)  将来ビジョンの策定をはじめとして、これからの南富山駅周辺のまちづくりを進めていく上では、交通結節点や文教地区などの地域の特性を踏まえますと、地域住民だけではなく、学生や駅利用者など多様な世代の考えや意見を取り入れることが重要だというふうに考えております。  このため、将来ビジョン策定に向けて設立した南富山駅周辺まちづくり関係者協議会では、自治振興会や商盛会などに加えまして、学校関係者として、南富山駅周辺の堀川中学校や富山いずみ高校、富山高校の学校長にも委員として就任をいただいております。  また、南富山らしさを調査するために…… 124 ◯ 議長(金厚 有豊君)  部長、時間が来ましたので、簡潔に言ってください。 125 ◯ 活力都市創造部長(深山  隆君)  本市といたしましては、今後も様々な機会を通して中高生の意見を伺い、これからの南富山駅周辺のまちづくりに生かしてまいりたいというふうに考えております。 126 ◯ 議長(金厚 有豊君)  これで赤星議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  27番 松尾  茂君。 127 ◯ 27番(松尾  茂君)  令和5年12月定例会に当たり、公明党より一般質問を行います。  初めに、終活支援について伺います。  平成29年12月議会にも取り上げさせていただきました。終活に関わる支援も福祉の視点から見れば、医療や介護のような亡くなるまでの生前の市民生活への支援と同じように、行政の仕事の1つであると捉えることができます。  生前の意思を伝え準備することで、市民が安心して生活していくことができる。そのためのエンディングノートの必要性を訴えさせていただきました。  本年7月から本市においてエンディングノートの作成・配布が始まり、大変歓迎するものであります。さきに答弁がありましたので割愛をさせていただきますが、非常に重要な取組と改めて実感をしております。将来のことを整理でき、準備することで不安を軽減し、希望を持って生きることができると考えます。  今後、高齢化が進み、独り暮らしの高齢者が増加することが懸念されます。また、核家族化により身内がいても分からないことが多く、生前の意思が伝わらないのが現実であります。  民法上の法定相続人や扶養義務者がいないなど身寄りのない方や、身元が分かっていながら引取り手がいない方が亡くなられ、死体の埋葬や火葬を行う者がいない場合は、墓地、埋葬等に関する法律の規定により、死亡地の市町村長がこれを行わなければならないとされております。  そこで、まず、身寄りがない場合あるいは身元が分かっていながら引取り手がいない場合の対応、その件数と推移などの現状についてお聞かせください。 128 ◯ 議長(金厚 有豊君)  当局の答弁を求めます。  清水福祉保健部長。 129 ◯ 福祉保健部長(清水 裕樹君)  公明党、松尾議員の御質問にお答えいたします。  今ほど議員もおっしゃいましたが、墓地、埋葬等に関する法律などにおいては、民法上の法定相続人や扶養義務者がいないなどのいわゆる身寄りのない方や、身元が分かっていながら引取り手がいない方が亡くなられ、死体の埋葬または火葬を行う者がないときなどは、死亡地の市町村長がこれを行わなければならないと規定されております。  このため本市では、警察や病院からの連絡を受けた後、親族調査により引取り手がいないと判断される場合には、そうした御遺体の火葬を行っております。  その件数につきましては、令和2年度は8件、令和3年度は13件、令和4年度は12件、令和5年度は11月末現在で8件となっております。  また、火葬後の御遺骨につきましては本市で一時的に保管しており、その数は本年11月末現在で173柱となっております。 130 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 131 ◯ 27番(松尾  茂君)  ありがとうございます。  引取り手がいなくて市が負担を余儀なくされることも考えられますが、これらの対応に係る本市の負担の現状と課題についてお聞かせください。 132 ◯ 議長(金厚 有豊君)  清水福祉保健部長。 133 ◯ 福祉保健部長(清水 裕樹君)  今ほど申し上げましたように、引取り手がいない方がお亡くなりになった場合には、本市において火葬を行っておりますが、御遺体の運搬や納棺、火葬後の収骨、埋葬許可証の受領などは葬祭業者に依頼しており、葬祭業者から引き取った御遺骨を市有施設において一時的に保管しているものでございます。  また、こうした火葬に伴う費用につきましては、まずはお亡くなりになった方の遺留金品を充当し、不足する場合には相続人や扶養義務者の方へ費用の弁償を求めておりますが、そうした方がいらっしゃらない場合などには本市において費用負担をしております。  このため、この業務においては、まず、近年引取り手がいない方が亡くなられる件数が増加しており、それに伴って財政負担も増加傾向になっていること、また、一時保管している御遺骨の数が増加し、その保管場所が手狭となってきていることから、御遺骨の収蔵などについて検討しなければならないことなどが課題となっております。 134 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 135 ◯ 27番(松尾  茂君)  今、様々市の課題について答弁があったわけですけれども、改めて生前準備の必要性を強く感じました。  生前準備をしていただくことは本市においても大きなメリットがあり、終活をサポートする事業、相談窓口が必要と考えますが、見解を伺います。 136 ◯ 議長(金厚 有豊君)  清水福祉保健部長。 137 ◯ 福祉保健部長(清水 裕樹君)  いわゆる終活は、人生の最期を自分の望むように自分で準備することを意味し、人生の終わりのための活動であるとされております。  いわゆる終活を行うことは、自身のこれまでの人生の歩みを振り返ることで、残りの生涯を前向きに生きるきっかけづくりとなることに加え、残された家族などにとっては、本人の死後に必要となる知人への連絡や、財産の相続や処分に関する手続などを進める際の負担が軽減されるなどといった利点があるものと考えております。  一方で、市民の皆さん一人一人は、それぞれが様々な生活や人間関係、財産などをお持ちになっており、生前に人生を振り返り整理する事柄は人それぞれで大きく異なってまいります。  このため、いわゆる終活は、まずは自らあるいは家族などの身近な方と共に考え、整理していただくことが肝要であると考えております。  また、いわゆる終活として整理する事柄は、本市のエンディングノートの項目にもありますように、医療や介護、住まい、葬儀や財産、相続など多岐にわたっており、中には専門性の高い内容が含まれるものと考えております。  このため、本市ではこれまでも、市民の皆さんのそうした相談につきましては、まずは市役所の福祉関係窓口や各地域包括支援センターなどでお受けし、その相談内容に高い専門性を要する判断を求められる場合には、本市が実施している外部の有資格者による法律相談などの特別相談を案内するほか、各種の専門機関などを紹介しているところでございます。  こうしたことから、現時点ではいわゆる終活を支援する事業の実施や終活に特化した相談窓口の設置は考えておりませんが、引き続き市民の皆さんからの相談には、真摯に、また適切に対応してまいりたいと考えております。 138 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 139 ◯ 27番(松尾  茂君)  今、福祉保健部長の答弁にあったとおりでありますけれども、生前準備というのは大変幅広く、福祉保健部門だけの課題ではもちろんありません。  今後そうした相談が増えることが予想されますし、何より市民に生前準備の必要性を促すということが重要なのではないかと考えます。  引き続き、市民に寄り添った対応をお願いしたいというふうに思っております。  次に、平成30年12月議会においても取り上げさせていただきましたお悔やみ相談コーナーについて伺いたいと思います。  先日、最愛の御主人を亡くされた高齢の奥様が、深い悲しみの中、亡くなられた後の手続に来られ、まずどこへ行けばいいのかが分からないという声をいただきました。  そこで、私が案内をし、市民課、保険年金課、介護保険課等、手続に御一緒させていただきました。  どの担当課も非常に丁寧に受け付けてくださいましたけれども、高齢の奥様にとっては、各書類の作成等、大変な御苦労であったというふうに思っております。  超高齢化社会を迎える中で、死亡による手続に際し、まず最初にここに行けばいいのだという場所、相談ができる相談窓口、お悔やみ相談コーナーが必要だと考えますが、本市の見解を伺います。 140 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 141 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  死亡手続に関する総合窓口である、いわゆるお悔やみ相談コーナーの設置につきましては、本市ではこれまで、市民課において各種申請書等を記入する記載台付近にフロアマネジャーを配置し、御遺族の方がスムーズに手続ができるよう、本市独自のチェックシート等を活用するなどしてサポートしてきたところであります。  また、各行政サービスセンターや地区センター、とやま市民交流館におきましては、死亡に関する基本的な手続をワンストップでできる体制を整えており、市民に寄り添ったフェイス・トゥ・フェイスの対応に努めているところであります。  近年、高齢者人口の増加に伴い、本市におきましても死亡届の届出件数は増加傾向にあり、令和元年度の5,157件に対し令和4年度は6,242件と、この3年間で約2割、1,000件以上も増加しております。  このため、御家族の死亡による手続に来庁される御遺族も大変増えており、また、御遺族が高齢のため、慣れない手続に苦慮されるケースも多いことから、これまでのフロアマネジャーによる支援だけでは十分なサポートができない場合や、御遺族への対応に時間を要し、他の来庁者への影響なども課題と認識しております。  このことから本市では、議員から御提案のありました、御遺族が市役所における各種手続を行う際に、最初に訪れる窓口としてお悔やみ相談コーナーの機能の設置について、今後、他都市の例も参考にしながら検討してまいりたいと考えております。  引き続き、各種手続に必要となる戸籍証明書等の書類の取得をはじめ、国民健康保険や介護保険など、市役所で手続が必要となるものについて、利用者の利便性が図られるよう努めてまいりたいと考えております。 142 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 143 ◯ 27番(松尾  茂君)  前向きな検討というふうに捉えさせていただきました。  御遺族の方は、本当に大変な悲しみの中、疲労の中でお越しになられます。非常に大事な市民サービスであり、しっかりと検討いただいてスタートしていただきたいというふうに思います。  これからもサービス向上に向けた取組をしっかりとお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に入ります。  ボランティア団体への支援について伺いたいと思います。  本市には様々なボランティア団体が存在をし、本市の発展のために尽力してくださっています。改めて敬意を表したいと思います。
     そして、こうした多くのボランティアの方々のおかげで市政が成り立っていると言っても過言ではなく、私たちはそのことを絶対に忘れてはいけませんし、感謝の気持ちでボランティア団体を支援していくことは当然のことと考えます。  特に市民が気軽に参加できる清掃ボランティアは、ごみを減らすだけではなく、地域とのつながりや社会貢献への実感を得られる活動であります。私自身も、海岸清掃を10年以上続けておりますが、とても気持ちがいいものであります。また、子どもから大人までボランティア活動のきっかけをつくり、環境教育の一環として重要な体験となります。  本年10月21日、22日に、本市が主催するトヤマサステナブルアクションが開催をされ、私もマイクロプラスチックの収集体験スタッフとして参加をさせていただきました。  御家族で参加される方、市職員の方もお子様と一緒にマイクロプラスチックの収集体験に参加され、海洋ごみの問題について理解が深まったと語っておられました。  特にこうした清掃活動は、誰でも参加ができるのが利点であります。  まず、トヤマサステナブルアクションの目的と内容についてお聞かせいただきたいと思います。 144 ◯ 議長(金厚 有豊君)  舟崎環境部長。 145 ◯ 環境部長(舟崎 文彦君)  今ほど議員から御紹介がございましたとおり、本年10月21日、22日の両日に開催いたしましたトヤマサステナブルアクション、サブタイトルとして「海洋ごみ削減に向けた川上から川下への取り組み」と題して行った一連のイベントにつきましては、富山湾における海洋ごみの約8割が陸域で発生し、それらが河川等を通じて海へ流出しているという環境省の調査結果があることや、本市もこれまで、がめ川等に網場やオイルフェンスを設置するモデル事業などの取組を紹介してきていることから、さらに市民の皆様の海洋ごみに対する理解を深めるとともに、海洋ごみ流出抑制のための行動変容を促すことを目的として、3つのエリアでイベントを開催したところでございます。  その内容といたしましては、1つに、川上、中山間地域においては、立山山麓スキー場極楽坂エリア内にて、木質ペレットを燃料に、地産地消とフードロスをテーマとしたピザ作り体験や、太陽電池や蓄電池、水素エネルギーの仕組みを学ぶ親子教室などを行ったサステナブルデイキャンプ、2つに、川の中流域、市街地においては、富山国際会議場にてタレントのココリコ、田中 直樹さんをお招きしたゲストトークやパネルディスカッションを行った海洋ごみについて考えるフォーラム2023、3つに、川下、海においては、今ほど御紹介のありました岩瀬浜での海岸清掃活動やマイクロプラスチックの収集体験などを行ったクリーンアップアクションin岩瀬浜の、こうした3つのイベントを一体的に実施したものでございます。 146 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 147 ◯ 27番(松尾  茂君)  今、目的、また内容についても改めてお聞かせいただきましたけれども、本当にすばらしい取組だというふうに思っております。たくさんの人がぜひ参加をという、そういった取組であろうかというふうに思いますけれども、参加を募る行事の告知やPR方法と参加状況、参加者の感想についてお聞かせいただければと思います。 148 ◯ 議長(金厚 有豊君)  舟崎環境部長。 149 ◯ 環境部長(舟崎 文彦君)  サステナブルアクションの3つのイベント告知やPRにつきましては、「広報とやま」のほか、市ホームページ、リーフレット、テレビCM、ラジオ、富山市公式LINEやこのイベントのインスタグラムなどを通じて情報発信を行いました。  参加状況や感想につきましては、まずサステナブルデイキャンプには、あいにくの雨模様にもかかわらず、約100名の方に参加していただきました。  このうち、学習教材の水素エネルギーロケットを飛ばす体験では、再生可能エネルギーを身近に感じることができたとの声が聞かれたほか、クリーンアップアクションin岩瀬浜には約110人の方が参加され、富山県地域活性化団体まるごとTOYAMAさんの御協力で実施いたしましたマイクロプラスチックの収集体験では、砂の中に多くの細かなごみが紛れ込んでいる実態を知ることができて、とても勉強になったという声がありました。  さらに、富山国際会議場でのフォーラムには約300人の方が参加され、イベント実施後のアンケートには、「ゲストのコメントのとおり、海の生物に迷惑がかからないように、自分でできることをやっていきたい」「オイルフェンスの設置について、小学生だけでなく、あらゆる世代の人に認知してもらうようにアピールする必要がある」「河川に流れ込む意図しないごみをどうやって減らすのか、市民への啓発が必要だ」などの感想が寄せられたことから、一連のイベントを通して海洋ごみに対する理解が深まったものと感じております。 150 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 151 ◯ 27番(松尾  茂君)  今もありましたとおり、繰り返しになりますけれども、大変すばらしい取組だと思いますし、もう少し参加人数が──私は岩瀬浜のほうにいたのですけれども──いてもいいのではなかったかなというふうな思いもちょっとあったものですから、改めてそういったPR方法等を聞かせていただいたわけであります。  このイベントで行った海岸清掃ボランティア活動について、担当部局以外の市の職員の関わりについてお聞かせいただきたいと思います。 152 ◯ 議長(金厚 有豊君)  舟崎環境部長。 153 ◯ 環境部長(舟崎 文彦君)  本市職員については、本市が冬季を除いて昼休み時間に実施している街角クリーン作戦に多くの職員が参加しているところであり、このほか、各地域や町内会、ボランティア団体等が主催して行われる清掃活動にも、おのおの自主的に参加されているものと推察しております。  このたびの海岸清掃活動における他部局の職員の関わりにつきましては、あくまでも自主的なものと考えておりますが、個々の職員がすがすがしい気持ちや達成感を感じ、環境問題に向き合うきっかけとなることから、市の主催などの清掃ボランティア活動について、今後とも職員ポータルサイトを活用し周知に努めてまいりたいと考えております。 154 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 155 ◯ 27番(松尾  茂君)  あくまでボランティア活動でありますので、参加は自主的にというのが当然かというふうに思いますけれども、ポータルサイトだけではなくて、これは市の主催でありますので、ぜひもう少し市の職員の方にもしっかりと呼びかけていただいて、参加できる方は自主的に参加いただけるという方向で今後お願いできたらというふうに思っております。  次に、市が後援する清掃ボランティア活動の支援について伺います。  例えば、ボランティア団体が開催する「Xmas街なかごみ拾い大作戦in富山駅前」が本年12月24日に開催されますけれども、SDGsと深く結びついております。当然、本市も後援となっているわけであります。  そこで、ボランティア団体が実施する行事のうち市が後援する行事について、市職員や市民の方々にどのように周知しているのかお聞かせください。 156 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 157 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  まず、市の後援名義の使用承認申請については、その行事の内容に最も関連性の高い所属が担当部局となり、富山市の後援等名義の使用承認に関する事務取扱要綱に基づき、名義使用の承認について審査を行っております。  次に、市職員に対する周知につきましては、主催者からの依頼があった場合、内容を精査した上で、担当所属が職員ポータルサイトへの掲載を判断することになります。  また、市民に対しては、同様に内容を精査した上で、市ホームページの担当所属のページへの掲載や、主催者が作成したチラシやポスターを地区センターや市の各施設などに掲示することとなります。  なお、ボランティア募集情報については、富山市社会福祉協議会が設置する富山市ボランティアセンターが、センターのホームページ及び公式LINEのほか、富山県社会福祉協議会を通して、県内の市町村社会福祉協議会や県内の高校、大学などにも周知していると伺っております。 158 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 159 ◯ 27番(松尾  茂君)  先ほどと同様でありますけれども、しっかりと参加を呼びかけていただきたいというふうに思っております。  次に、清掃活動で集まったごみについてですけれども、環境部でどのように対応しておられるのかお聞かせください。 160 ◯ 議長(金厚 有豊君)  舟崎環境部長。 161 ◯ 環境部長(舟崎 文彦君)  本市では、ボランティア活動として町内会や各種団体の皆様が行う清掃活動によって集められたごみや雑草、空き缶などにつきましては、地区センター等を通じ事前に収集依頼をしていただいており、最寄りのごみ集積場や依頼を受けた公園等の指定場所に置いてもらい、数日中に市環境センターで収集し、富山地区広域圏事務組合の処理施設へ搬入しております。 162 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 163 ◯ 27番(松尾  茂君)  清掃ボランティア団体は、全て自費での運営をされております。それがボランティア活動と言ったらそれまでですけれども、団体もそれを望んでいるわけではないと思いますけれども、しかし、私たちは間違っても、自主的・自発的なボランティアなのだと口にするわけにはいかないというふうに思います。  大変な御苦労に対し、支援するのは行政の重要な仕事と考えます。  市が後援するボランティア関連の行事への参加者の保険料や運営に係る費用などについて、市が支援してはどうかと考えますが、見解を伺います。 164 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 165 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  本市では、ボランティア活動の推進及び支援などを目的に、富山市社会福祉協議会が設置する富山市ボランティアセンターに対し、その運営やボランティア体験事業、養成講座、ボランティア活動保険への加入等の各種事業へ支援を行っております。  このうちボランティア活動保険につきましては、富山市ボランティアセンターに登録しているボランティアグループや個人ボランティアの方が保険に加入する際に、保険料の一部──1人当たり年額350円のうち180円──を市独自に助成しており、令和4年度には262グループ7,190人、個人ボランティア32人、合わせて7,222人分の129万9,960円を支援しております。  このように、本市では富山市ボランティアセンターに対して、先ほど申し上げました運営費やボランティア活動保険へ助成するなど、センターの活動を通して支援することで本市におけるボランティア活動の推進を図っていることから、個々の活動に対する支援については考えていないところであります。  なお、ボランティアに関する情報を広く提供している富山市ボランティアセンターでは、随時グループ、個人の皆様の登録受付を行っておりますので、ぜひ御検討いただければと思います。 166 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 167 ◯ 27番(松尾  茂君)  富山市ボランティアセンターを通じてしっかりと支援をしているという答弁でありました。  市の後援等の名義の使用承認申請については、主催者がその行事の目的や計画、予算等が分かる書類を添付して申請するということにされておりますけれども、ボランティア団体が申請する際、行事等の年間計画を添付して複数の行事をまとめて申請するなど、申請手続を簡素化してはどうかと考えますが、見解を伺います。 168 ◯ 議長(金厚 有豊君)  大沢市民生活部長。 169 ◯ 市民生活部長(大沢 一貴君)  本市では、後援等の名義の使用を承認する場合の基準等を、先ほど申し上げましたが、富山市の後援等名義の使用承認に関する事務取扱要綱に定めており、承認に当たっては、行事自体の内容はもとより、その主催団体がボランティア団体であるか否かを問わず、名義使用を承認することがふさわしい団体であるかどうかを含めて審査しております。  そのため、申請書の添付書類として、行事の目的・計画を明らかにする書類、行事に係る予算書等のほか、団体そのものの活動の実態や内容を確認する書類として、主催団体が設立された趣旨・目的が分かる規約や会則、団体の構成員が分かる役員名簿等の提出を求めているところであります。  このことから、添付書類を一律に簡素化することは難しいものと考えておりますが、例えば、ある団体が同様の行事を定期的に実施する場合、先ほど申し上げました添付書類のうち重複する書類を省略するなど、一定程度簡素化することは可能であると考えております。 170 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 171 ◯ 27番(松尾  茂君)  いずれにしましても、申請手続のために何度も足を運ばせることだけはないようにしてあげたいなというふうに思います。  最後に、市長に伺います。時間もたっぷり用意させていただきました。  市長も青年期から多くのボランティアを実践してこられたことを存じ上げております。  こうした市民が主体となって行う清掃ボランティア活動は、ただの清掃活動ではなく、富山愛を育むための原動力になると考えますが、市長の見解を伺います。 172 ◯ 議長(金厚 有豊君)  藤井市長。 173 ◯ 市長(藤井 裕久君)  お答えいたします。  ボランティア団体や自治振興会等の御協力により、日頃から多くの市民の皆様が公園や道路、御紹介のありました河川あるいは海岸などで清掃活動に精力的に取り組んでおられますことは大変ありがたく、そのボランティア精神に深い敬意と感謝を申し上げる次第であります。  本市では、平成17年4月の新市発足を記念して、同年8月にふるさと富山美化大作戦を実施し、これまでコロナ禍を除いて17回の開催を数え、毎年6万5,000人余りの市民の皆様に参加をいただいております。  このほか、「川をきれいにする日」「海岸をきれいにする日」「呉羽丘陵等をきれいにする日」などにより環境美化活動の推進を図っているところであり、こうしたことにより市民の皆様の環境美化意識が高まり、ふるさとを愛する心が長い期間をかけて育まれてきているものと考えております。  本年5月に開催されましたG7富山・金沢教育大臣会合の際には、芝園小・中学校の児童・生徒による清掃活動が行われました。  子どもたちがこうした活動に取り組むことにより、自分の住んでいる地域をきれいに保ちたいと思う気持ちが育ち、そして、子どもたちが後に社会に出たときには、本市への愛着や誇りを抱きながら様々なボランティア活動に関わっていくことが期待されるというふうに思っておりますし、また、そう願っております。  ボランティア団体や自治振興会などによる清掃活動は、まさに富山愛を育むための原動力となるところであり、連綿と引き継がれることにより、市民の皆様の環境美化意識あるいはシビックプライドの醸成につながるとともに、さらに地域コミュニティーの活性化にもつながるというふうに考えているところから、引き続き各団体が活発に活動されることを大いに期待しているところでございます。  清掃活動は、本当に頭の下がる思いでいつも見ております。  よく富山を訪れられる県外の方、来街者の方々の感想は、まちの中が非常にきれいですねというふうな感想が非常に多いわけであります。特に海外からお越しの方はすべからく、ごみが落ちていない、そして、樹木等々も青々と茂っていて、花も飾ってあって、バナーフラッグ等々も適宜飾ってあるということで、本当にきれいなまちですねと、いい環境ですねとおっしゃいます。  この環境整備の多くは、やっぱり市民ボランティアの方々のたゆまぬ活動によるものだなというふうに考えています。  私もお昼の時間に市役所周辺の清掃活動に参加することもございますけれども、本当にごみを探すのに、植え込みの中を必死に探さないと出てこないだとか、そういう状況のときもございます。ありがたい限りだなというふうに思います。
     一方で残念なことに、排水溝の目皿なんかを剥がしてみると、たばこの吸い殻をはじめいろんなごみがあります。もちろん、議員御指摘の、将来マイクロプラスチックになるのではないかなと思われるようなプラスチック系のごみもそういうところに潜んでいるわけでありまして、こういうものを捨てない行動も大事でありますけれども、やっぱりたゆまぬ清掃活動によって市内の美化が保たれているということは事実でございますので、これからも──芝園小・中学校の児童・生徒さんのお話もしましたけれども──できればやっぱり各世代を巻き込んで、小さなお子さんと一緒にこういう活動を行っていくことによって、将来へきれいなまちを伝えていくことだけではなくて、そういうことに携わっていく将来世代の大人をしっかり育ててまいりたいなというふうに思っております。  以上です。 174 ◯ 議長(金厚 有豊君)  27番 松尾  茂君。 175 ◯ 27番(松尾  茂君)  改めて、本市のために活動してくださるボランティア団体への感謝の気持ちを忘れずに、私も様々な清掃活動、ボランティア活動に参加していきたいというふうに思っております。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 176 ◯ 議長(金厚 有豊君)  これで松尾議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  これをもって、一般質問及び議案の質疑を終結いたします。             ───◇   ◇   ◇───                議案の委員会付託 177 ◯ 議長(金厚 有豊君)  ただいま議題となっております議案第123号から議案第152号までについては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───                 議案第153号 178 ◯ 議長(金厚 有豊君)  次に、日程第2 議案第153号 令和5年度富山市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。              提案理由説明・質疑・委員会付託 179 ◯ 議長(金厚 有豊君)  藤井市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長 藤井 裕久君 登壇〕 180 ◯ 市長(藤井 裕久君)  ただいま提出いたしました案件について申し上げます。  予算案件として、一般会計において、国の総合経済対策及び補正予算に伴い、物価高騰対策に要する経費などの補正を行うものであり、40億9,200万余円を追加するものでございます。  歳出予算の主な内容について申し上げます。  まず、物価高騰の影響を受けている生活者や事業者への支援として、住民税非課税世帯への給付金及び灯油等購入費の一部を助成する経費、本市の融資制度を利用する中小企業の信用保証料の助成に要する経費、農業者や漁業者に対する緊急支援事業補助金の支給に要する経費などを計上しております。  国、県の追加承認に伴うものといたしまして、水産物の荷さばき所の施設整備の支援に要する経費を計上しております。  これらに要する財源としては、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や県支出金などを充てております。  よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 181 ◯ 議長(金厚 有豊君)  これより、議案第153号の質疑に入ります。  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 182 ◯ 議長(金厚 有豊君)  質疑なしと認めます。  以上で、議案の質疑は終結いたしました。  ただいま議題となっております議案第153号につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、予算決算委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───               令和5年分陳情第18号 183 ◯ 議長(金厚 有豊君)  次に、日程第3 令和5年分陳情第18号 エアコン未設置の小・中学校特別教室へ、エアコン設置を早期に実現してほしいことに関する陳情を議題といたします。                委 員 会 付 託 184 ◯ 議長(金厚 有豊君)  ただいま議題となっております本陳情については、会議規則第90条及び第85条第1項の規定により、お手元に配付してあります陳情文書表のとおり、総務文教委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇─── 185 ◯ 議長(金厚 有豊君)  お諮りいたします。委員会審査及び議案調査のため、12月12日から15日、及び18日、19日の6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 186 ◯ 議長(金厚 有豊君)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。             ───◇   ◇   ◇───                散       会 187 ◯ 議長(金厚 有豊君)  以上で、本日の日程は終了いたしました。  12月20日は午前10時に本会議を開き、委員会審査の結果報告、これに対する質疑、討論、採決などを行います。  本日はこれをもって散会いたします。                              午後 0時10分 散会 Copyright © Toyama City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...