令和 元年 6月 定例会(第2回) 令和元年(2019年)第2回
胎内市議会定例会会議録(第1号)〇
議事日程令和元年6月14日(金曜日) 午前10時開会第 1
会議録署名議員の指名第 2
議会運営委員長報告第 3 会期の決定第 4 諸般の報告第 5 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて 専第5号
胎内市税条例等の一部を改正する条例 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて 専第6号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 承認第 3号 専決処分の承認を求めることについて 専第7号 平成31
年度胎内市一般会計補正予算(第1号) 議第 50号 令和元
年度胎内市一般会計補正予算(第2号) 議第 51号 令和元
年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第 52号 令和元年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第 53号 令和元
年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議第 54号 令和元
年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号) 議第 55号 令和元
年度胎内市公共下水道事業会計補正予算(第1号) 議第 56号 令和元年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号) 議第 57号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部を改正する条例 議第 58号 消費税率及び
地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例 議第 59号
胎内市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 議第 60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例 議第 61号 胎内市黒川はり・灸・
マッサージ施術所条例を廃止する条例 議第 62号 胎内市
交流促進施設条例等の一部を改正する条例 議第 63号
胎内市ヘリポート条例を廃止する条例 議第 64号 胎内市第一簡易水道及び胎内市第二
簡易水道給水条例及び
胎内市水道給水 条例の一部を改正する条例 議第 65号 胎内市
荒井浜地区簡易水道給水条例の一部を改正する条例 議第 66号
胎内市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部 を改正する条例 議第 67号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例 の一部を改正する条例 議第 68号 動産の取得について 諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 2号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 3号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 4号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 5号
人権擁護委員候補者の推薦について 報告第 8号 専決処分の報告について 専第4号 損害賠償の額の決定及び和解について 報告第 9号 平成30年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第10号 平成31年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告について 〇本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 〇出席議員(15名) 1番 小 野 德 重 君 2番 坂 上 隆 夫 君 3番 羽 田 野 孝 子 君 4番 森 本 将 司 君 5番 八 幡 元 弘 君 7番 渡 辺 秀 敏 君 8番 坂 上 清 一 君 9番 渡 辺 栄 六 君 10番 天 木 義 人 君 11番 森 田 幸 衛 君 12番 渡 辺 俊 君 13番 桐 生 清 太 郎 君 14番 渡 辺 宏 行 君 15番 丸 山 孝 博 君 16番 薄 田 智 君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者 市 長 井 畑 明 彦 君 副 市 長 高 橋 晃 君 総 務 課 長 田 部 雅 之 君 総 合 政策課長 小 熊 龍 司 君 財 政 課 長 本 間 陽 一 君 税 務 課 長 高 橋 文 男 君 市 民 生活課長 須 貝 実 君 福 祉 介護課長 須 貝 正 則 君
こども支援課長 丹 後 幹 彦 君
健康づくり課長 池 田 渉 君 農 林 水産課長 榎 本 富 夫 君 地 域 整備課長 田 中 良 幸 君 会 計 管 理 者 河 村 京 子 君 商 工 観光課長 南 波 明 君 上 下 水道課長 榎 本 武 司 君 教 育 長 中 澤 毅 君 学 校 教育課長 佐 久 間 伸 一 君 生 涯 学習課長 佐 藤 一 孝 君 〇
事務局職員出席者 議 会 事務局長 坂 井 弘 栄 係 長 箙 明 美 主 任 今 井 孝 之 午前10時00分 開 会
○議長(薄田智君) おはようございます。ただいまから令和元年第2回
胎内市議会定例会を開会します。 現在の出席議員は15名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(薄田智君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長より指名します。13番、
桐生清太郎議員、14番、
渡辺宏行議員、以上の2名に願います。
△日程第2
議会運営委員長報告
○議長(薄田智君) 日程第2、閉会中における
議会運営委員会の調査事項について、本会議での報告を求めます。
丸山委員長。 〔15番 丸山孝博君登壇〕
◆15番(丸山孝博君) おはようございます。これより
議会運営委員長報告を行います。 今定例会の運営等について、去る6月7日午前10時から井畑市長の出席を求め、当委員会を開催し、慎重に協議をいたしました。以下、その内容についてご報告いたします。 初めに、今定例会の会期について協議した結果、本日から7月2日までの19日間とすることといたしました。 次に、会期日程、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付された日程表のとおりであります。第1日目であります本日の本会議においては、諸般の報告、市長の提案理由の説明の後、議案ごとに質疑を行うことといたしました。 なお、承認第1号から承認第3号まで及び諮問第1号から諮問第5号までの8件については、議会運営に関する申し合わせにより、本日採決を行います。 次に、各
常任委員会は、来る6月19日から21日の間に開催し、審査を行います。今定例会に提案されています各議案の
委員会付託案件については、協議の結果、皆様のお手元に配付された
委員会付託表のとおりであり、各
委員会別付託件数は
総務文教常任委員会が5件、
厚生環境常任委員会が6件、
まちづくり常任委員会が7件であります。 次に、一般質問は6月27日、28日の2日間を予定しましたが、通告数により6月18日の
議会運営委員会で決定することにいたしました。 今
定例会最終日の本会議は7月2日に開催し、各委員長の審査結果の報告及び採決を行う日程であります。 以上が当委員会において今定例会の運営について協議した内容であります。円滑な議事運営について皆様のご協力をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(薄田智君) 以上で
議会運営委員長報告を終わります。 お諮りいたします。ただいまの報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議がないので、
議会運営委員長報告に対する質疑は省略いたします。
△日程第3 会期の決定
○議長(薄田智君) 日程第3、会期の決定について議題とします。 本定例会の会期については、
議会運営委員長報告のとおり、本日から7月2日までの19日間としたいが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、本定例会の会期は本日から7月2日までの19日間と決定しました。
△日程第4 諸般の報告
○議長(薄田智君) 日程第4、これより諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定により、本定例会に出席を求めた者は、井畑市長を始め、副市長、教育長、
会計管理者、課長の18名です。 次に、主な会議の開催状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりです。 次に、監査委員から
例月現金出納検査の報告書が提出されており、内容はお手元に配付のとおりです。 次に、閉会中における
所管事務調査の結果について、各委員長から報告を受けておりますが、その概要について報告を求めます。 初めに、
総務文教常任委員長の発言を許可します。
八幡委員長。 〔5番 八幡元弘君登壇〕
◆5番(八幡元弘君) おはようございます。それでは、これより
総務文教常任委員会閉会中
所管事務調査についてご報告いたします。 去る4月17日に第三の居場所、
いちごカンパニー株式会社、
移住体験住宅の3カ所の調査を行いました。その内容についてご報告いたします。 まず初めに、第三の居場所についてであります。第三の居場所は、旧
総合グラウンド交流棟をリフォーム、整備し、スタッフは常勤3名、必要に応じてパート等を確保し運営していく施設であります。対象者は胎内市内の小学校1年生から6年生であり、主な活動内容は
学習サポート、体験活動、安心な
居場所づくり、
生活リズムづくりであります。この施設は全国でも10カ所しかなく、県内では唯一の施設であり、新聞にも大きく取り上げられ、注目を集めています。これから本格的に運営していく施設であり、利用者にとって有意義な場所となることが望まれます。 続いて、
いちごカンパニー株式会社についてであります。
いちごカンパニー株式会社は、旧鼓岡小学校を活用したLEDと空調をコントロールしてイチゴを栽培する完全閉鎖型の植物工場であります。これは、中山間地の人口減少、少子高齢化などの農業の課題を解決し、活性化を図ることを目的として取り組んでいる会社であります。設立から6年目を迎え知名度も高まってきており、現在ではイチゴは越後姫に加えとちおとめの栽培も手がけており、現状の1.5倍の収量を出せば採算がとれるとのことでありましたが、大規模化には設備投資が必要であり、
ランニングコストがかかるなど、課題があるとのことでした。 次に、
移住体験住宅についてであります。これは、旧
胎内市教職員住宅をリフォームし、胎内市への移住を検討している人が移住体験できるよう家具、家電をそろえた住宅であり、間取りは2DK、自動車1台分の
駐車スペースつきの建物であります。立地としては、市街にも近く、
胎内リゾートエリアにも近接しており、胎内市のよさを体験できる場所であります。また、近くには
フルーツパークがあり、そこで収穫したブドウを使用し評判のいいワインを製造しているなど、まさにうってつけの場所であると感じました。今回調査を行った3カ所いずれも建物をリフォームしたり再活用した施設であり、胎内市の活性化や魅力発信に寄与することが一層期待されるものであります。 以上で
総務文教常任委員会閉会中
所管事務調査報告を終わります。
○議長(薄田智君) 次に、
まちづくり常任委員長の発言を許可します。
渡辺秀敏委員長。
◆7番(渡辺秀敏君) おはようございます。それでは、これより
まちづくり常任委員会閉会中
所管事務調査についてご報告いたします。 当委員会では、去る4月22日午前10時より、
南波商工観光課長に同行いただきまして、辺地の
総合整備計画に基づく整備状況について調査するため、はまなすの丘と
樽ケ橋遊園の2カ所を視察してまいりました。その概要を報告いたします。 初めに、はまなすの丘ですが、整備内容は展望台までの遊歩道、幅員1.5メーター、延長120メーターの舗装工事、その遊歩道の両側と園路脇に擬木柱224本の設置及びハマナス540本、ハマゴボウ110本、カワラヨモギ270本の移植であります。同丘は国道345号線沿いに立地し、日本海に面し佐渡や粟島も望むことができ、夏の時期にハマナスが咲き乱れ、すばらしい景色が広がり、市民を始めとした来訪者やドライバーの憩いの場となっております。今回の整備計画で遊歩道が舗装されたことで車椅子での利用も可能となり、今後は高齢者や障害のある方にもお越しいただけるものと思っております。利用者数も
トイレ利用者を含め毎年10万人前後でありますが、今後はさらなる利用者数の増加も望めるものと思われます。 次に、
樽ケ橋遊園でありますが、整備内容は平成29年度に実施された
大型複合遊具の設置と平成30年度に実施された
屋内休憩施設の新築であります。なお、同遊園に関しては、平成29年度から令和3年度までの5年間の整備計画で、今後も園内の改修工事が行われる予定になっております。まず、平成29年度に設置された
大型複合遊具ですが、幼児から小学生ぐらいまでの子供たちには十分に楽しんでいただけるものと感じたところであります。メディアやマスコミに取り上げられた効果もあり、平成30年度の入り込み者数は過去10年間では最高の4万3,113人となっております。また、平成30年度に新築された屋内休憩所「たるる」は、食事も可能であり、芝生広場もあって、ファミリーを中心とした来訪者にとってのくつろぎの場所となっております。この2点の整備によって、今までの動物や乗り物での楽しみ方に加え、子供たちが体を動かし、ファミリーでゆっくりと休憩もでき、さらに充実した遊園になったと感じたところであります。 以上、はまなすの丘と
樽ケ橋遊園の整備は、さらなる観光の発展と交流人口の拡大につながるものと期待する次第であります。 これで
まちづくり常任委員会閉会中
所管事務調査報告を終わります。
○議長(薄田智君) 次に、
議会運営委員長の発言を許可します。
丸山委員長。 〔15番 丸山孝博君登壇〕
◆15番(丸山孝博君) これより
議会運営委員会の閉会中
所管事務調査について報告いたします。 当委員会は、去る5月21日、岩手県
久慈市議会に委員全員と正副議長及び
議会事務局長で議会運営について主に3点について研修してきました。1つは、
久慈市議会じ
ぇじぇじぇ議会基本条例についてです。平成24年12月に
議会改革特別委員会を設置し、
条例制定専門部会、広報広聴専門部会、
定数報酬等研究部会の3部会で検討を開始しました。25年12月に
議会基本条例素案が完成し、26年1月から
パブリックコメントを実施、3月議会で可決、制定されました。特徴としては、前文に方言を盛り込み、住民が親しみやすくしたこと、活動原則に議会活動の検証を盛り込んだこと、市民と議会が協働する場「かだって会議」を設置したこと、ICTを積極的に活用することにしたこと、正副
常任委員長の所信表明の機会を設けたことなどであります。
胎内市議会でも基本条例を設置しているものの、常に立ち返り、検討する重要性を学ばされました。基本条例第2条議会の活動原則、第3条議員の活動原則で、目指すこと、果たすこと、努めること、尊重することをしっかり検証してこそ市民に信頼される議会であると強く感じました。 2つ目に、広報広聴活動についてです。10人で委員会を構成し、議会広報紙の発行、
議会報告会の企画運営、市民との
意見交換会の場の企画運営を行っています。特徴としては、定数20人以内の
議会モニター制度を導入し、年4回
モニター会議を実施しています。また、SNSで議会日程のお知らせ、議案や一般質問の通告書を始め、議会活動の情報発信を積極的に行っています。さらに、議場棟の
ワイファイ整備や議場への
スクリーン設置で議会質問ができるよう環境整備がされていました。また、開かれた議会の一環として、議場及び議長室を常に市民に公開し、身近な存在にしています。ICT化については、
ペーパーレスを目指すことが目的ではなく、議員がICTを理解せずしてそれにかかわる議論ができないということや情報共有を目的としています。その上で、議員全員がタブレットを政務活動費で購入し積極的に活用、市議会の
ホームページも充実しています。市民にしっかり監視してもらうことと身近になってもらうことが狙いだということですが、議会報のモニターではなく、
議会そのものの
モニター制度を採用していることには大変驚きました。SNSの積極的な活用は全国的に広がっており、
胎内市議会でも早急に導入すべきと考えます。市民に対し議会の見える化を徹底していることを学ばされました。さらに、タブレットのさらなる活用についても検討しなければならないと思いました。 3つ目に、住民対話の取り組みと
政策形成活動についてです。
ワールドカフェ形式の市民の無作為抽出による「かだって会議」の実施など、これまで
年代別無作為、女性限定、
高校生プラスアルファによる参加募集による会議を実施してきました。全体的に35人程度とし、1テーブル5人を7テーブルとして、議員7人、市民28人で、議員はしゃべり過ぎないよう心がけ、市民と議会が協働する場、いろんな世代とまちの課題解決に向けて話しやすい会場づくりを心がけています。また、「かだって会議」等で出された住民の意見を議会としてどう取り組むかということから、
常任委員会ごとに調査し、現状把握、先進地視察、論点の整理など議論を重ね、
委員会発議として行政に政策提言を行っていることはすばらしい取り組みで、大変参考になりました。この
政策形成活動は、
議会事務局職員6人いますが、そのうち各
常任委員会に1人の担当職員が配置され
委員会運営をサポートしており、それぞれ年間25回前後の委員会を開催するほど熱心な活動を行っています。出発は市民との
意見交換会の参加者が少ないことからであり、
胎内市議会と共通する課題でありましたが、
久慈市議会ではどうしたら市民に参加してもらえるのかを議論し、
青森中央学院大学の教授に5回の指導を受けることで専門的知見の活用も行うなど、さまざまな企画や工夫をして「かだって会議」や「ギカイと語ろう“しゃべり場”」などと親しみやすくし、市民団体、グループを募集し成功させていることは、取り組みの姿勢にかかわる問題であると感じました。さらに、全国的に例のない
議会間友好交流協定として、26年7月に千葉県
袖ケ浦市議会と提携し、諸分野での交流を促進しています。 以上、全て
議会基本条例に基づく議会、議員活動についてであり、年間40件の視察があるだけの先進的な議会活動が行われています。研修内容について、全体的に質問が多く、また
久慈市議会の取り組みとの違いなどについての意見交換も活発に行われ、予定時間をオーバーする有意義な研修でした。
胎内市議会としても、こうした先進議会に少しでも近づくため、取り組みに学び、本気の活動を行わなくてはならないことを改めて実感いたしました。 以上で
議会運営委員会報告を終わります。
○議長(薄田智君) 次に、
議会報編集特別委員長の発言を許可します。
小野委員長。 〔1番
小野德重君登壇〕
◆1番(小野德重君) おはようございます。これより
議会報編集特別委員会の閉会中
所管事務調査について報告いたします。 当委員会では、去る5月23日から24日にかけて、議会報の編集について調査研究するため、群馬県玉村町議会及び埼玉県寄居町議会を視察してまいりました。 初めに、玉村町の議会だよりの特徴として、読みやすくわかりやすい紙面にするため、文字を大きく表記し、写真の効果的な配置と適度な余白で、ゆとりあるレイアウトを心がけて編集しているとのことでした。実際に当市の議会だよりと比較すると、文字が一回り大きく表記され、大変読みやすく感じました。また、一般的になじまない難しい行政用語、議会用語は言いかえるか、解説をつけるなど、住民のことを考えた編集を行っていました。さらに、議会の情報をいち早く伝えるため、定例会終了後おおむね30日には議会だよりを発行し、また町のマスコットキャラクターを表紙に活用し、町民に手にとってもらえるような親しみやすい紙面づくりを編集方針とし、常に改善に取り組んでいるとのことでした。 次に、寄居町の議会だよりは、
全国町村議会広報コンクールにおいて2年連続で最優秀賞を受賞した広報紙であります。編集方針として「読まれない議会だよりに出す意味はなし」を基本姿勢に、4年前から
日本一クオリティーの高い議会だよりを目指して編集作業に取り組んでいるとのことでした。多くの方に読んでもらうには住民の紙面登場が重要と考え、議員全員がみずから取材することで、毎回紙面に多くの住民が登場し、町民の声を掲載していることが一番の特徴であります。また、住民の関心が高いと思われる情報を優先的に掲載するなど、住民参加型の議会だよりと感じました。そのほか、常に読み手を第一に考え、記事は簡潔な表現とすること、見出しはできるだけ大きく、インパクトのある表現とすること、表紙は記事内容との連動性を考慮し、内容に即したものにするなど、多くの人に読んでもらえる工夫とともに、QRコードの活用により
関連ホームページへのリンクや資料映像を作成するなど、さまざまなメディアを駆使し、記事を補完していることも特徴でありました。今後当市においても研修した内容を取り入れるなど随時改善を行い、さらに市民に読みやすく、親しみのある議会だよりをつくっていきたいと考えております。 以上で
議会報編集特別委員会の閉会中
所管事務調査報告を終わります。
○議長(薄田智君) これで諸般の報告を終わります。
△日程第5 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて 専第5号
胎内市税条例等の一部を改正する条例 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて 専第6号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて 専第7号 平成31
年度胎内市一般会計補正予算(第1号) 議第50号 令和元
年度胎内市一般会計補正予算(第2号) 議第51号 令和元
年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第52号 令和元年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第53号 令和元
年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議第54号 令和元
年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号) 議第55号 令和元
年度胎内市公共下水道事業会計補正予算(第1号) 議第56号 令和元年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号) 議第57号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 議第58号 消費税率及び
地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例 議第59号
胎内市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例 議第61号 胎内市黒川はり・灸・
マッサージ施術所条例を廃止する条例 議第62号 胎内市
交流促進施設条例等の一部を改正する条例 議第63号
胎内市ヘリポート条例を廃止する条例 議第64号 胎内市第一簡易水道及び胎内市第二
簡易水道給水条例及び
胎内市水道給水条例の一部を改正する条例 議第65号 胎内市
荒井浜地区簡易水道給水条例の一部を改正する条例 議第66号
胎内市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議第67号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議第68号 動産の取得について 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦について 報告第8号 専決処分の報告について 専第4号 損害賠償の額の決定及び和解について 報告第9号 平成30年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第10号 平成31年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告について
○議長(薄田智君) 日程第5、承認第1号から承認第3号まで、議第50号から議第68号まで、諮問第1号から諮問第5号まで及び報告第8号から報告第10号までを一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 井畑市長。 〔市長 井畑明彦君登壇〕
◎市長(井畑明彦君) おはようございます。本日ここに第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご多用にもかかわらずご参集をいただきまして、ありがとうございます。 それでは、本定例会に提出いたしました案件の説明に入ります前に、少しお時間を頂戴して、さきの定例会後の市政の動きについて報告申し上げ、ご理解をいただきたいと思います。 初めに、座談会についてご報告申し上げます。市民協働の契機となる話し合いの場として、座談会をこれまでに18回開催し、全体で約400人の参加をいただいております。地域の諸課題に対し、市民と行政が直接に意見交換する場となっておりますが、とりわけ高齢化に関する諸問題がどの地域でも共通のテーマとなっており、そのほかにも自主防災の体制や空き家の問題、公共交通のあり方など、多岐にわたっております。座談会で話し合われた課題につきましては、地域の皆様とも協働しながら取り組みを進めていくとともに、より多くの地域で市政と地域課題について理解を深めていきたいと考えるところでございます。 また、3月には地域づくり活動発表会を開催し、市内の団体や自治会による地域づくりや協働に関する取り組みを発表していただく機会を設け、およそその会には80名ほどの参加をいただいたところでございます。こうした機会も通じながら、それぞれの立場や役割の中で市民協働の理念を共有し、さらなる深化を目指してまいりたいと考えております。 次に、第三の居場所について報告申し上げます。市では、昨年度からB&G財団の助成を受け、さまざまな課題を抱える子供を支援する拠点として、第三の居場所の整備を行ってまいりました。本年4月には、B&G財団と第三の居場所の運営に係る協定書の調印式をとり行い、あわせて当該施設の内覧会を開催し、社会福祉協議会や民生委員等の関係者の方々に本事業の周知を図ってまいりました。この施設には専門スタッフを配置しており、関係機関とも連携しながら、学習支援や基本的な生活習慣を身につけるための支援等を行っているところであります。さまざまな課題を抱え、支援が必要な子供が増えている状況の中で、鋭意総合的なサポート活動を推進してまいりたいと思っております。 次に、小中学校空調設備設置工事について報告申し上げます。本年3月から全ての小中学校の普通教室にエアコンを設置するため、工事を進めてきたところであります。全国で同様の時期に発注が重なり、設備機器の入手が困難になるのではないかとの懸念もございましたが、市では全ての学校分を予定どおり調達することができ、今月中には工事を終え、来月から使用できるよう準備を進めているところでありまして、本格的な夏の到来の前に子供たちが快適に勉学に励むことができる環境が整えられるものと安堵しております。 次に、ぷれすぽ胎内の指定管理について報告申し上げます。ぷれすぽ胎内は、平成28年度にオープンして以来、トレーニングルームの利用者が本年2月に延べ5万人を超える実績となっております。ご承知のとおり、同施設は本年4月から5年間、NPO法人スポーツクラブたいないを指定管理者として指定しているところでありますが、今後はさらに地域の方々と顔の見える関係を構築しつつ、みずからイベントを企画し、実施する新しい動きを期待できると思っております。最近は定期的な個人利用が増えるなど、多くの市民が楽しみながら体力づくりや健康づくりを行う機運が醸成されてきておりまして、市としてもさらなる連携を図りながら、ぷれすぽ胎内を拠点としたスポーツ振興を図ってまいりたいと思っております。 次に、胎内市黒川はり・灸・マッサージ施術所の運営方法について報告申し上げます。この施術所につきましては、これまで市が施術者を雇用する、あるいは委託するという形態で運営を行ってまいりましたが、市内のほかの施術所とのバランスを考慮した中で、施術者とも話し合いを重ね、適正な料金での貸し付けの形態へ移行する合意に至ったことから、今定例会で運営方法を変更するための当該施術所条例の廃止について提案している次第であります。今後詳細について協議を進め、市民の皆様にお知らせしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 次に、福祉まるごと相談窓口の取り組みについてご報告申し上げます。今月から開始いたしました福祉まるごと相談窓口では、社会福祉協議会などの関係機関や市役所各課との連携を密にし、市民相談室で対応するなど、プライバシーや個人情報の保護に十分配慮しつつ、さまざまな問題や困難を抱えて悩んでいらっしゃる市民の方々からの相談のほか、複雑多岐にわたる地域全体の課題につきましてもしっかりとお話をお聞きし、早期解決に向けた支援の取り組みを進めてきております。 なお、相談員には保健、医療、福祉に精通した市職員3人を配置し、多角的な視点で各分野の相談にも適切に対応できる体制を整えるとともに、この窓口を広く市民や医療、福祉関係者の皆様に知っていただけるよう、市報を始め、区長会議や関係団体の総会等においてチラシの配布や説明を行うなどの周知を行ってきております。また、窓口を設置することにあわせて、この4月から福祉介護課の各係を1階に集約することで、予防、生活支援、介護、障害、生活困窮等への対応についてさらに緊密な連携が図られる体制を整えたところでございます。そのようなことで、迅速で切れ目のない支援をかなえていける一助になればと願っているところでございます。 次に、定住自立圏広域観光推進協議会による韓国でのトップセールスについて報告申し上げます。定住自立圏におけるインバウンド観光の増加を図るため、去る4月18日から20日にかけて、私と商工観光課長が新発田市長、聖籠町の担当課長、新発田市観光協会職員などとともに訪韓し、ゴルフエージェント等に対する阿賀北ゴルフ三昧プランのトップセールスに出向いてまいりました。このたびのセールスでは、2日間でソウル市内にある旅行エージェント8社を訪問し、阿賀北地域の特色、3市町のゴルフ場や宿泊施設の魅力などを紹介し、ゴルフをメーンとしたパッケージツアーの実施の提案をしてきたほか、韓国の旅行者が求めているニーズなども直接お聞きしましたので、それらのニーズをかなえ、満足度を上げられるよう関係者と協議し、誘客につなげていきたいと考えているところでございますが、早速ゴールデンウイーク明けには訪韓したエージェントから市内に宿泊し、プレーをする予約が入るなど、一定の効果が見られ、喜ばしく思っております。 次に、ゴールデンウイーク期間中の観光入り込み状況等についてでございますが、まずチューリップフェスティバルの状況につきましては、本年度が10連休の開催となり、改元に合わせた菜の花の「輝け令和元年」の花文字やチューリップウエディングの様子など、タイムリーな話題として多くのマスコミに取り上げていただきましたことも相まって、来場者数は過去10年間で最高の6万8,000人を超える方々に県外から訪れていただき、大変活況でございました。このフェスティバルも今回で30回を超える歴史あるイベントとなっておりますので、チューリップ生産者などの関係団体と協力し、今後も内容の充実を図るとともに、積極的に情報を発信し、魅力ある観光スポットとして、国内のみならず、インバウンドの観光にもつなげていきたいと思っております。 次に、観光周遊バスの運行についてでございますが、市内やJRを利用した観光客の2次交通として、観光地へのアクセスの利便向上を図るため、本年4月27日から毎週土日祝日限定で、午前と午後に2便ずつ市内の観光地を巡回する無料観光バスの運行を始め、JR中条駅東口前、本町通り商店街、道の駅胎内、ロイヤル胎内パークホテル、JR平木田駅前、きのと観光物産館の6つの停留所を設けました。ただ、ゴールデンウイーク期間中の利用状況は延べ45人と少なかったため、今後は停留所周辺のお薦めスポットや体験メニューとあわせたPRにさらに努めていかなければならないと考えております。また、チューリップフェスティバル以外のゴールデンウイーク期間中に市内で開催されたイベントや主要観光施設の観光入り込み客数については、6万8,895人となっております。昨年のゴールデンウイークと一概に比較することは短絡かもしれませんが、前年と比べ39.8%の増加となっております。主なエリアでの入り込み状況についてでございますが、樽ケ橋エリアでは前年と比べ45.6%増の2万9,817人、
胎内リゾートエリアにおいては前年と比べ42.9%増の2万7,656人でありました。今後も魅力ある地域資源の情報発信や周遊観光の促進による地域の活性化、交流人口の拡大を図ってまいりたいと思います。 次に、中条駅観光交流室について報告申し上げます。中条駅西口周辺整備事業につきましては、多くの市民の方々からさまざまな意見をいただきつつ進めてまいりましたが、ようやく昨年度全ての事業が完了いたしました。昨年7月の新駅舎及び東西自由通路の供用開始以降、市民の皆様から売店の早期設置が要望されておりまして、本年4月からは簡易観光案内のほか、酒類を含めた特産品販売等を行う中条駅観光交流室の運営を指定管理者制度を用いて開始する運びとなりました。4月13日のオープニングイベントでは、餅まきなどの催しが行われ、800人を超える多くの市民でにぎわいを見せておりました。その後もこの交流室は、鉄道を利用される方に限らず、周辺地域の方々にもご利用をいただき、毎日おおむね300人の方が訪れ、今後も多くの人が訪れる観光、交流促進の場となり、まちのにぎわいの一端を担ってくれるものと期待しております。 次に、し尿等下水道投入施設の運営について報告申し上げます。本施設は、平成29年度及び平成30年度の2カ年の継続事業として整備を進めておりまして、本年4月から稼働をいたしました。本施設で受け入れたし尿等については、隣接する中条浄化センターの処理水を活用し、30倍程度に希釈後、同センターへ投入し、処理することで、経済性及び施設の負担軽減を図っております。また、施設の管理運営につきましては、隣接する中条浄化センターと一括して民間委託することで運営経費の節減を図りつつ、適正な処理を施してまいります。 なお、これまでの最終処分施設である清掃センターにつきましては、今年度中に解体撤去すべく、必要な作業を進めているところでございます。 以上で諸施策の報告を終えまして、これより今回提案いたしました議案の概要について説明申し上げます。 初めに、[承認第1号]「専決処分の承認を求めることについて」は、地方税法等の一部を改正する法律等が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、
胎内市税条例等の一部を改正する条例を平成31年3月31日に専決処分したことについて承認を求めるものでございます。主な内容は、ふるさと納税制度の見直し、住宅借入金特別控除の拡充、消費税率の引き上げに伴う軽自動車税の環境性能割の税率の臨時的軽減措置の創設などに関し、所要の改正を行うものであります。 次に、[承認第2号]「専決処分の承認を求めることについて」は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を平成31年3月31日に専決処分したことについて承認を求めるものでございます。 主な内容は、医療給付費等の増加が見込まれる中、保険税を負担能力に応じた公平なものとし、国保財政の安定化を図るため、課税限度額を引き上げる一方、所得が低い世帯に対する保険税の軽減措置につきましては、2割軽減及び5割軽減に係る軽減判定所得の基礎額を変更し、軽減措置の拡充を図るものであります。 次に、[承認第3号]「専決処分の承認を求めることについて」は、「平成31
年度胎内市一般会計補正予算・第1号」を同年4月3日に専決処分したことについて承認を求めるものであります。 これは、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,670万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ154億2,170万円といたしたものであります。 歳出につきましては、第2款総務費の1項6目企画費において、本年10月の消費税率の引き上げに伴い、低所得者及び子育て世帯への影響緩和を図る国の施策として実施されるプレミアムつき商品券事業について、その概要が確定したことを受けて、これに相当する所要額、経費を計上いたしました。 一方、これを賄います歳入につきましては、国庫支出金及び諸収入を増額いたしました。 次に、[議第50号]「令和元
年度胎内市一般会計補正予算・第2号」につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億4,764万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ160億6,934万円といたしたくお諮りするものであります。 歳出の主なものといたしましては、第2款総務費では1項11目諸費において、防犯灯のLED化を推進するため、自治会の本年度の切り替え予定等を踏まえた上で、防犯灯設置等補助金を増額いたしました。 第3款民生費では、1項3目老人福祉費において、低所得者保険料軽減負担金分として、介護保険事業特別会計への繰出金を増額いたしました。 第4款衛生費では、1項5目環境衛生費において、相続人が明らかでなく管理が行き届いていない坂井集落の空き家等について、適切な管理及びその有効利用が図られるよう、相続財産管理人の選任申し立てを行うための経費を計上いたしました。 第6款農林水産業費では、1項5目農業振興費において、現在は使用されていない乙地内の麦等大規模乾燥施設について、土地の所有者であるJA胎内市との協議により、外壁を撤去した状態で返還することとなりましたことから、その撤去工事費を計上いたしました。また、畜産関係者や関係機関から構成される胎内市畜産クラスター協議会が畜産環境問題への対応や飼養、飼育するための管理の改善などを目的として行う畜産施設の整備等を支援するため、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金を計上いたしました。 第8款土木費では、2項3目道路新設改良費において、道路融雪施設工事について、第1回定例会で当該補正予算を議決いただき、平成30年度にその一部を前倒しで実施できたことに伴い、このたびその分を減額したほか、5項1目住宅管理費において、通学路等に面した倒壊のおそれがあるブロック塀等の撤去などに係る費用を支援するため、ブロック塀等安全対策支援事業補助金を計上いたしました。 第10款教育費では、2項1目学校管理費において、きのと小学校及び築地小学校における放送設備の故障に伴い、設備を更新するための経費を計上したほか、7項1目保健体育総務費においては、現在使用しているスポーツバス2台の老朽化の状況を勘案し、新たに購入するための経費を計上いたしました。 第12款諸支出金では、1項3目水道事業支出金において、並槻浄水場などに非常用自家発電設備を設置するための実施設計業務を水道事業で行うに当たり、そのために必要となる出資金を計上いたしました。 以上で歳出の主なものを説明いたしましたが、これを賄います歳入財源は、分担金及び負担金、県支出金、繰入金、繰越金、諸収入を増額し、国庫支出金、市債を減額いたしております。 続きまして、第2条、債務負担行為の補正につきましては、第2表のとおり、高齢者配食サービス業務委託料について、本年10月から新たに事業者と委託契約を締結するに当たり、その契約を令和4年度までの複数年契約といたしたく、債務負担行為を設定するものであります。 第3条、地方債の補正につきましては、第3表のとおり、水道事業出資金の計上に伴い、水道事業会計出資債を追加するほか、道路等整備事業について道路融雪施設工事における事業費の減額補正に伴い、その限度額を減額するものであります。 次に、[議第51号]「令和元
年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算・第1号」につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ98万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億1,098万6,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出といたしましては、第4款保健事業費において、県国保連合会の補助制度を活用して、生活習慣病の発症予防、重症化予防に向けた活動を市民の方々と一緒に推進するため、当該活動事業に要する経費を計上いたしました。 一方、歳入では、諸収入を増額いたしました。 次に、[議第52号]「令和元年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算・第1号」につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ166万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億7,956万6,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出といたしましては、第7款諸支出金において、前年度の精算に伴い、支払基金交付金の返還金を増額いたしました。 一方、歳入では、今定例会に提出している介護保険事業の一部改正案による所得の少ない第1号被保険者に対する介護保険料の軽減措置の拡充に合わせて保険料を減額し、低所得者保険料軽減繰入金を増額したほか、支払基金への返還金の増額分に充てるため、介護給付費準備基金繰入金を増額いたしました。 次に、[議第53号]「令和元
年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算・第1号」につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ234万円8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億7,964万8,000円といたしたくお諮りするものであります。 歳出といたしましては、第1款農業集落排水事業費において、マンホールポンプ監視システム通報装置について、落雷被害の発生により更新の必要があるため、施設整備工事費を増額するものであり、一方歳入では諸収入及び市債を増額いたしました。 また、第2条、地方債の補正につきましては、施設整備工事費の増額補正に伴い、第2表のとおり、農業集落排水事業の限度額を増額するものであります。 次に、[議第54号]「令和元
年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算・第1号」につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億4,720万円といたしたくお諮りするものであります。 歳出といたしましては、第1款農林水産業費の1項4目農産物加工施設運営費において、胎内高原ハウス株式会社の新工場の稼働に伴い、ミネラルウオーター製品全体の販売拡大が見込まれることから、委託工場の製造数量の見直しにより、農産物加工施設管理委託料を増額し、一方歳入では事業収入を増額いたしました。 次に、[議第55号]「令和元
年度胎内市公共下水道事業会計補正予算・第1号」につきましては、収益的支出に402万4,000円を追加し、収益的支出の総額を9億7,397万1,000円といたしたくお諮りするものであります。 その内容は、水道、下水道事業について民間資金を活用した効果的、効率的な経営手法を検討するため、水道事業会計で実施する公共施設等運営事業導入可能性調査に係る負担金を計上したものであります。 次に、[議第56号]「令和元年度胎内市
水道事業会計補正予算・第1号」につきましては、収益的収入に902万4,000円を追加し、収益的収入の総額を6億9,649万2,000円に、収益的支出に1,515万3,000円を追加し、収益的支出総額を6億6,912万8,000円とするとともに、資本的収入に2,132万円を追加し、資本的収入の総額を2億3,292万円に、資本的支出に2,049万6,000円を追加し、資本的支出総額を4億9,310万3,000円といたしたくお諮りするものであります。 主な内容といたしましては、収益的支出で危機管理対策として、大規模停電時における必要給水量やその給水に要する非常用自家発電設備の規模等に関する検討業務に係る委託料を計上したほか、先ほど公共下
水道事業会計補正予算の説明の中で申し上げました公共施設等運営事業等導入可能性調査に係る委託料を計上いたしました。 また、資本的支出では、富岡地内の配水管改良工事に係る施設整備費を計上したほか、非常用自家発電設備の設置に係る実施設計業務委託料を計上いたしました。 次に、[議第57号]「胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律改正により、投票所の投票管理者、期日前投票所の投票管理者、開票管理者、選挙長、投票所の投票立会人、期日前投票所の投票立会人、開票立会人及び選挙立会人に係る国の負担基準が改正されたことに伴い、その報酬額を改定するものであります。 次に、[議第58号]「消費税率及び
地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例」につきましては、本年10月1日から消費税率及び
地方消費税率の引き上げが実施されることに伴い、市の公共料金への転嫁を行うため、16件の条例改正についてお諮りするものであります。 この改正に当たりましては、公共サービスの受益と負担の公平性、財政への影響等について検討し、施設の目的や市民、特に高齢者の方の利用実態を勘案し、保健施設、健康増進施設、社会教育施設、集会所等の公共料金等については据え置くこととし、一般の取引関係に鑑み、消費税を課さなければ大きな歳入減少を来すものや不特定多数の方が利用する実態となっている観光施設等については、消費税を転嫁することといたしたものであります。 次に、[議第59号]「
胎内市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、地域の自主性、自立性を高める観点から、災害弔慰金の支給等に関する法律及びこれに関係する政令が改正されたことに伴い、条例改正を行うものであります。 主な内容といたしましては、災害援護資金の貸付利率や貸し付けに際し保証人を設けることについて、法令による一律的な定めや義務づけが廃止され、条例で定めることとされましたことから、所要の規定を整備するものでございます。 次に、[議第60号]「胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例」につきましては、介護保険法施行令等が改正され、所得の少ない第1号被保険者に対する介護保険料の軽減措置が強化されたことに伴い、改正を行うものであります。 主な内容といたしましては、本年度及び次年度において従来から軽減を行ってきた第1段階の第1号被保険者の減額賦課について、減額幅を引き上げるとともに、新たに第2段階及び第3段階の第1号被保険者に対しても軽減措置を講ずるものであります。 次に、[議第61号]「胎内市黒川はり・灸・
マッサージ施術所条例を廃止する条例」につきましては、先ほど報告の中で申し上げましたとおり、施術所の運営形態について市営からこれまでの施術者への貸し付けによる運営に変更いたしたく、当該条例を廃止するものであります。 次に、[議第62号]「胎内市
交流促進施設条例等の一部を改正する条例」につきましては、
胎内リゾートエリアの一層の充実を図るため、経常収支を踏まえた中で、観光施設の使用料の一部について見直しを行うとともに、あわせて消費税相当額分の引き上げを行うものであります。 具体的に、消費税相当分の引き上げとは別に、このたび見直しを行う使用料といたしまして、ロイヤル胎内パークホテルの会議室等の使用料、奥胎内ヒュッテの宿泊以外での和室の使用料及び胎内スキー場の回数券等の使用料でありまして、指定管理者とも協議の上、類似施設との比較など、それぞれの料金の妥当性も勘案した中で改定をすることといたしております。 加えて、ロイヤル胎内パークホテルにおきましては、現在利用を休止しているボウリング場やプール等の娯楽施設の一部を廃止する一方で、新たに1階の1室を団体客向けのカラオケルームとして設置し、その使用料を定めるものであります。 次に、[議第63号]「
胎内市ヘリポート条例を廃止する条例」についてでありますが、胎内ヘリポートは平成3年に県から譲与を受けた施設であり、航空防除や農畜産物の輸送等、地域農業の振興を図るほか、公共的利用にも供することを目的として条例が制定されたものでありますが、近年においてはドクターヘリや自衛隊の訓練などで使用される可能性はあるものの、一般市民が利用する公共用施設としての実績はなく、今後もそのような利用は見込まれない状況であることに鑑み、当該条例を廃止したく提案するものでございます。 次に、[議第64号]「胎内市第一簡易水道及び胎内市第二
簡易水道給水条例及び
胎内市水道給水条例の一部を改正する条例」につきましては、水道法施行令の一部改正により、当該条例において引用する同政令の条が繰り下げられたことに伴い、各条例の規定の整理を行うとともに、水道使用料、水道メーター使用料、水道加入金及び工事負担金の額について、消費税等の引き上げ分を転嫁した額に改定するものであります。 次に、[議第65号]「胎内市
荒井浜地区簡易水道給水条例の一部を改正する条例」につきましては、水道法施行令の一部改正により、当該条例において引用する同政令の条が繰り下げられたことに伴い、規定の整理を行うものであります。 次に、[議第66号]「
胎内市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、その基準となる省令が改正されたことに伴い、省令との整合を図るべく所要の改正を行うものであります。 主な内容といたしましては、家庭的保育事業の実施に当たり必要となる連携施設の確保の経過措置の期限延長、家庭的保育事業の終了後の受け皿となる連携施設の確保に係る要件緩和等でありまして、全国的に連携施設の確保が進んでいない実情に鑑み、基準省令の規定が改正されたものであります。 なお、現状当市におきましては、この条例の基準が適用される家庭的保育事業者等はございません。 次に、[議第67号]「
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、その基準となる省令が改正されたことに伴い、当該省令との整合を図るべく、所要の改正を行うものであります。 主な内容といたしましては、放課後児童支援員の研修を行う権限が指定都市の長にも与えられたこと、学校教育法の改正により専門職大学が創設されたことに伴う規定の整備を行うものであります。 次に、[議第68号]「動産の取得について」は、冬期間における道路交通の確保のため、除雪車両、ホイールローダーを更新しようとするものでありまして、去る5月の16日に制限つき一般競争入札の公告を行い、入札参加を募ったところ、コマツカスタマーサポート株式会社関越カンパニー1者から申請があり、5月30日に当該入札を執行した結果、同社が2,040万5,000円で落札しましたことから、本契約を締結いたしたくお諮りするものであります。 なお、落札率は81.78%で、納入期限は11月29日までといたしております。 次に、[諮問第1号]から[諮問第5号]までの「
人権擁護委員候補者の推薦について」は、現在8人の委員のうち5人の方が本年9月30日をもって任期満了となりますことから、10月1日以後における委員の候補者に引き続き浮須洋子氏、加藤宗俊氏、久保田優子氏及び佐藤恵子氏を推薦するとともに、新たに安澤芳宣氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 この5人の方は、いずれも人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護委員にふさわしい方であると考え、人選をさせていただいた次第であります。 なお、本年9月30日をもちまして委員を退任されます谷快光氏におかれましては、3年間人権擁護活動にご尽力いただきましたことをこの場をおかりして厚く感謝を申し上げる次第でございます。 以上で本定例会に提案いたしました議案の概要について説明申し上げましたが、そのほか報告案件がございます。 初めに、[報告第8号]「専決処分の報告について」は、去る平成31年2月21日につつじケ丘地内において、公衆用道路の横断側溝のふたの固定箇所が劣化していたことにより、通行した自動車の通過時にそのふたがはね上がり、相手方となる自動車に損害を与えた事故に関し、損害賠償の額を決定し、和解するため、平成31年3月19日に地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたことについて報告するものであります。 次に、[報告第9号]「平成30年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について」は、農山漁村振興交付金事業を始め10事業について、計算書のとおり、令和元年度へ繰り越したことを報告するものであります。 次に、[報告第10号]「平成31年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告について」は、事業計画のほか、収支予算書及び資金計画書を別冊のとおり報告するものであります。 以上でございますが、何分のご審議を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(薄田智君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これから議案ごとに質疑を行います。 なお、承認第1号から承認第3号まで及び諮問第1号から諮問第5号までについては、本日討論及び採決を行います。 また、議第51号から議第68号までについては、別紙議案付託表のとおり、本日の質疑終了後、所管の
常任委員会に審査の付託をするものでありますので、委員会において質疑されますようご協力願います。 初めに、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(専第5号
胎内市税条例等の一部を改正する条例)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第1号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第1号は承認されました。 次に、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(専第6号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第2号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第2号は承認されました。 次に、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(専第7号 平成31
年度胎内市一般会計補正予算(第1号))について質疑を行います。ご質疑願います。 丸山議員。
◆15番(丸山孝博君) これはプレミアム商品券のことですけれども、1億5,000万円予算化されています。それで、お聞きしたいのは、今もう実施していますけれども、低所得者と子育て世代という形になっていますが、それぞれの対象者数について伺います。
○議長(薄田智君) 小熊総合政策課長。
◎総合政策課長(小熊龍司君) 今ほどご質問の人数でございますけれども、所得の低い方が5,500人、あと3歳未満ということで500人ということで想定をしてございます。合わせて6,000人ということです。
○議長(薄田智君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第3号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第3号は承認されました。 次に、議第50号 令和元
年度胎内市一般会計補正予算(第2号)について質疑を行います。 最初に、歳出の第2款総務費から第6款農林水産業費までについて質疑を行います。ご質疑願います。 渡辺栄六議員。
◆9番(渡辺栄六君) 第6款の農業振興費、畜産施設の整備等を支援するため、5億9,700万円ですが、どのような整備等に支援するのか。臭気対策等も含まれているのか、お願いします。
○議長(薄田智君) 榎本農林水産課長。
◎農林水産課長(榎本富夫君) お答えをさせていただきます。 この事業につきましては、畜産また酪農の中長期的な成長のための生産基盤の構築ということから、中心的な経営等が行う施設整備、また機械導入などの競争力強化に向けた生産基盤の構築、また生産性の向上の取り組みに支援をするというものでありまして、この場合事業主体、今回の事業主体は阿賀北ファームさん、中村浜にあります今繁殖豚舎の移転新築ということで、これ1年目は補助金2分の1の5億9,700万円ということで2カ年計画、約20億円ぐらいの規模で計画をしております。 〔「臭気対策のほうで」と呼ぶ者あり〕
◎農林水産課長(榎本富夫君) はい。それで、あわせまして、今畜産クラスター協議会を立ち上げまして計画を策定いたしました。この中で、重点となるテーマにつきまして地域の臭気問題が一番の重点となりまして、臭気問題、生活環境問題の改善ということが一番のテーマで取り組んでございます。
○議長(薄田智君) 渡辺栄六議員。
◆9番(渡辺栄六君) 阿賀北ファームさんということで、1カ所の事業ということなのでしょうか。対象事業は1カ所で、その対象となった基準というのはどういうことからなのでしょうか。
○議長(薄田智君) 榎本農林水産課長。
◎農林水産課長(榎本富夫君) 今回の事業につきましては、事業主体は阿賀北ファームさんの事業のみということでございます。また、構成員の中には、ほかの事業者さん、また畜産農家さん等はおりますけれども、今回手挙げをしていただいたのは阿賀北フォームさんのみということでございます。
○議長(薄田智君) 井畑市長。
◎市長(井畑明彦君) 少しばかり補足をさせていただきます。 いろいろな事業者がある中で、当然この事業に参画して、そして施設改良、改善、更新等を行うということについては、その事業者がみずから負担しなければならないかなり大きな金額がございます。これから先もどの事業者であってもそういった要件に合致して臭気改善等が図られるということであるならば、幸い市の負担もないわけでございますから、採択をし、希望する事業者があればその希望に沿って順次、漸次といいましょうか、進めていく、そういう考え方でおります。よろしくお願いします。
○議長(薄田智君)
渡辺宏行議員。
◆14番(渡辺宏行君) 予算説明書31ページ、第3款民生費の、委託料として今回高齢者の配食サービスの業務委託料で143万円計上してございますが、これは事業見直しの対象事業ということで、当初は配食方法、あるいは利用者負担等々によって410万円ぐらいの削減をしたということなのですが、今回6月の補正でもって143万円というのはどういう内容なのか。先ほどの提案理由の説明の債務負担行為の中も関連するとは思うのですが、具体的にお願いいたします。
○議長(薄田智君)
須貝福祉介護課長。
◎福祉介護課長(須貝正則君) お答え申し上げます。 10月から新たな事業所ということで先ほど市長が申し上げたとおりでございますが、これまで委託を行っていた業者のほうが撤退の意向を示しているといったところで、事業見直しの中ではより現状よりも安価な単価で受けていただくところをいろいろと打診を重ねてまいりましたが、ここ最近の食料品全般における値上げ、そして人件費の単価上昇等で、当初予算の段階で設定していた金額がなかなかそれでは受けていただける業者が見つからないというようなことがわかってまいりまして、そこで約1食当たり126円相当の単価の値上げが必要だといったところから、今回143万5,000円の補正を組まさせていただいたところでございます。 また、債務負担行為につきましては、新たな事業者の設備投資、それから雇用の関係もございまして、なかなか毎年契約という形では受託していただける業者が見つからないということで想定いたしまして、今回債務負担ということで約3年半の期間を設けて設定したところでございます。 なお、業者につきましては、入札審査会を経て一般競争入札になるか、指名となるかといったところで考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(薄田智君)
渡辺宏行議員。
◆14番(渡辺宏行君) といいますと、今この補正を組んだ増額分というのは10月までの分という解釈でいいのですか。それとも、例えばこれから入札をやって新たな事業で債務負担行為、3年半ぐらいというふうな契約のあれとっているのですが、要は今現在既存の単価よりは安くなるという見方なのでしょうか。その辺お聞かせ願います。 それと、もう一つ、現在何人ぐらいこのサービスを受けているのか。配食数でもいいのでよろしいですが、お願いします。
○議長(薄田智君)
須貝福祉介護課長。
◎福祉介護課長(須貝正則君) お答え申し上げます。 単価のほうは、例えば入札ということであればどれくらいということもございますけれども、現在配達も含めますと1食当たりの普通食の単価が約千五、六十円と、平均、単価でございますが、それよりも200円程度安くなるような考えのもとでこの補正予算を組んだものでございます。 また、人数につきましては、現在ご利用されている方、実人数で申し上げますと普通食が61人、糖尿病食等の特別食が5人、合計66人利用されておりまして、年間の延べ配食数につきましては1万1,300食を予定しているものでございます。 以上でございます。 〔何事か呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君)
須貝福祉介護課長。
◎福祉介護課長(須貝正則君) 答弁漏れがございました。ご質問の10月までという件でございますけれども、現在の委託をしている業者につきましては、なるべく早く撤退したいというような意向を示しておりましたが、なかなか新たな事業者というところのことを勘案いたしまして、10月までは続けていただけるというようなことで、先ほど申しましたような単価で10月までは行うといったようなところで考えているところでございます。 〔「今の補正額はどうなの」と呼ぶ者あり〕
◎福祉介護課長(須貝正則君) 今の補正額につきましては、10月以降のことで考えております。 以上でございます。
○議長(薄田智君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで第2款から第6款までの質疑を終わります。 次に、歳出の第8款土木費から歳出の最後までについて質疑を行います。ご質疑願います。 丸山議員。
◆15番(丸山孝博君) 予算説明書の37ページ、土木費で、住宅費で今回新たにブロック塀等の安全対策支援事業補助金が新規で390万円、これは国、県、市でそれぞれ130万円ずつという予算組みになっています。市長の説明では、通学路等に面した倒壊のおそれがあるブロック塀等の撤去などにかかわる費用を支援するためというふうにはなっていますが、これ新規ですので、もう少し具体的に教えてもらえませんか。
○議長(薄田智君) 田中地域整備課長。
◎地域整備課長(田中良幸君) 通学路等に面する危険なブロック塀について、市長の説明のとおりなのですけれども、国、県、市で3分の1ずつ、最大15万円の補助を行うものであります。それで、今回は26件を想定して390万円ということで、補正予算を上げさせていただいております。 あと、国土交通省で危険ブロックのチェックリストというのを定めているのですが、このチェックリストに従いまして危険かどうかという判断をして、危険であるブロックについても撤去等の費用を補助するものであります。 以上であります。
○議長(薄田智君) 丸山議員。
◆15番(丸山孝博君) これは、去年の今ごろやはり、どこでしたっけ、大阪でしたっけ、ブロック塀が倒れて小学生が亡くなったということから大きな問題になって、国も含めた対策ということが言われてきました。一般質問等でも取り上げられてきています。それで、学校でも父兄の方々、職員中心になって通学路を全部パトロールしたわけですよね。その上で、危険箇所があるというところもあったということから、その後自主的に撤去、新たに設置する人たちも中にはいるわけですよね。そういう人たちについてもこの補助が適用されるのか、またこれはあくまで今後の対応にしているのか伺いたいと思います。
○議長(薄田智君) 田中地域整備課長。
◎地域整備課長(田中良幸君) 通学路に面する危険ブロックで撤去等を考えている人に補助するものなのですけれども、今後につきましては市報等でお知らせして…… 〔何事か呼ぶ者あり〕
◎地域整備課長(田中良幸君) 今までした人については、大変申しわけありませんけれども、制度の適用にはならないところでございます。
○議長(薄田智君) 丸山議員。
◆15番(丸山孝博君) これ1年もたってようやく制度化されたというのは国もお粗末だなと私は思っているのですけれども、やはり早く、この制度がなくても自主的に撤去、新たに設置するという人たちのほうがむしろ私はいっぱいいたのではないかと。まちを歩いていてもかなりのところでやられていますよね。本来であれば、そういうところの人たちに対してもっと手厚く支援をして、早くやってもらったという意味での補助、支援をすべきであって、これからするということがどれほど危険なのかというのは私はわかりませんけれども、26件ということを予算化していますけれども、それは事前に大体それぐらいの箇所があるというふうに考えて補正予算化したのですか。
○議長(薄田智君) 田中地域整備課長。
◎地域整備課長(田中良幸君) 26件の件数につきましては、国と県の交付金の配分額に合わせて設定したものであります。お願いします。 〔「議長、3回目」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) 会議規則にのっとりまして、3回目ということでございますので、よろしく。 〔「これで最後になります」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) はい、お願いします。 丸山議員。
◆15番(丸山孝博君) そうすると、もし、これから広報等でこの問題を徹底していくわけですけれども、では事前に例えば教育委員会に振って、申しわけないのですけれども、チェックしたところでの件数というのはどれぐらいあって、どれぐらい改善されたというのは今わかりますか。
○議長(薄田智君) 佐久間学校教育課長。
◎学校教育課長(佐久間伸一君) 昨年の6月に大阪の事故を受けまして、各学校のほうに通学路の危険ブロック等について確認をしていただいたところ、目視によるものだけですけれども、当初は各学校から総数で70件ほどございました。ただ、やはり学校によって基準もまちまちということで、学校教育課のほうでも再確認をし、その結果、昨年と6月の時点では24カ所ということで学校教育課としては把握しているところであります。 なお、その後それが改善されたかどうかについては、まだ確認はしておりません。 以上でございます。
○議長(薄田智君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般及び債務負担行為の補正、地方債の補正について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで議第50号の質疑を終わります。 次に、議第51号 令和元
年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第52号 令和元年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑がないので、これで質疑を終わります。 次に、議第53号 令和元
年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑がないので、これで質疑を終わります。 次に、議第54号 令和元
年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第55号 令和元
年度胎内市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第56号 令和元年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第57号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第58号 消費税率及び
地方消費税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第59号
胎内市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第61号 胎内市黒川はり・灸・
マッサージ施術所条例を廃止する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第62号 胎内市
交流促進施設条例等の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第63号
胎内市ヘリポート条例を廃止する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第64号 胎内市第一簡易水道及び胎内市第二
簡易水道給水条例及び
胎内市水道給水条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第65号 胎内市
荒井浜地区簡易水道給水条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第66号
胎内市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第67号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第68号 動産の取得について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第1号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は適任であると答申することに決定しました。 次に、諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第2号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第2号は適任であると答申することに決定しました。 次に、諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第3号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第3号は適任であると答申することに決定しました。 次に、諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第4号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第4号は適任であると答申することに決定しました。 次に、諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第5号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(薄田智君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第5号は適任であると答申することに決定しました。 ただいま議題となっている議第51号から議第68号までについては、お手元に配付の議案付託表のとおり所管の
常任委員会に審査を付託します。
○議長(薄田智君) これで本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は、6月27日午前10時から一般質問を行います。 なお、各委員会の日程は、お手元に配付の会期日程のとおりであります。 また、討論は通告制といたしますので、全ての委員会の審査が終了する21日の午後5時までに議長に通告願います。 本日は、これをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 午前11時43分 散 会...