◆13番(薄田智君) これより
議会運営委員長報告を行います。 今定例会に市長から議案3件、報告4件、
議員提案による発議1件が追加提案されましたので、去る6月26日、
一般質問終了後、当委員会を開催し、審議いたしました。追加提案された議案及び報告並びに発議について協議した結果、本日の
議事日程に追加することとし、市長の
提案理由説明及び
議員発議については提案の
趣旨説明の後、質疑、討論、採決を行う日程といたしました。 なお、同意第1号については、
議会運営に関する申し合わせにより無
記名投票とすることといたしました。 以上で
議会運営委員長報告を終わります。
○議長(
森田幸衛君) 以上で
議会運営委員長報告を終わります。 お諮りいたします。ただいまの
委員長報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議ないので、
委員長報告に対する質疑は省略します。 お諮りいたします。ただいまの
委員長報告のとおり、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議ないので、本日の日程に追加することに決定しました。
△
追加日程第1 議第66号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第3号) 議第67号
胎内市税条例の一部を改正する条例 同意第1号 胎内市
教育委員会教育長の任命について 報告第10号 平成29年度
新潟製粉株式会社の決算に関する報告について 報告第11号 平成29年度
新潟フルーツパーク株式会社の決算に関する報告について 報告第12号 平成29年度
胎内高原ハウス株式会社の決算に関する報告について 報告第13号 平成29年度
株式会社胎内リゾートの決算に関する報告について
○議長(
森田幸衛君)
追加日程第1、議第66号及び議第67号、同意第1号並びに報告第10号から報告第13号までについて
一括議題とします。 本件について
提案理由の説明を求めます。
井畑市長。 〔市長
井畑明彦君登壇〕
◎市長(
井畑明彦君) おはようございます。本日追加提案させていただきます案件について説明申し上げます。 初めに、議第66号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第3号)につきましては、市が出資する
胎内高原ハウス株式会社が需要に応じた
増産体制を整えるため、新工場を建設するに当たり、
株式会社北越銀行が同社に融資する
事業資金に対する
損失補償について
債務負担行為を設定するものであります。新工場の概要は、
別紙資料のとおりでありますが、これにより
大手メーカーへの供給、その他販路の拡大が図られ、同社の
経営改善にも資することとなり、ひいては市の活性化に寄与するものと判断したものでございます。なお、新工場の建設に伴う市からの増資は行わなくとも対応が可能であるとのことから、新たな
予算措置の必要は生じないということになっておりますことを申し添えます。 次に、議第67号
胎内市税条例の一部を改正する条例につきましては、今国会において
生産性向上特別措置法案が成立し、今月6日に施行されたことに伴い、
市内中小企業の
労働生産性向上を支援するため、改正を行うものであります。この法律は、
我が国産業の
生産性向上を短期間に実現するため、その措置を早急に講ずる必要があることから制定されたものであり、本市においてもこの法制度に基づき速やかに措置を講ずる必要性、実益があると考え、このたびの提案に至ったものでございます。条例の
改正内容といたしましては、この法律に基づき市が国の同意を得て定める
導入促進基本計画に適合し、かつ
中小企業が
労働生産性の向上を図るため作成する
先端設備等導入計画について市の認定を受けた場合に、その
導入計画に基づき取得した機械、装置等の
固定資産税の3年間の
特例措置、基本的にゼロとするという内容を定めるものでございます。 次に、同意第1号 胎内市
教育委員会教育長の任命についてでありますが、この9月7日をもちまして現在教育長の職にある
小谷太一郎氏の任期が満了となりますことから、新たに中澤毅氏を任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。中澤氏は、胎内市若松町に在住し、新発田市
教育委員会学校教育課課長補佐、
三条市立大浦小学校長、新潟県
教育庁義務教育課副参事、
新発田市立御免町
小学校長を歴任され、本年4月からは胎内市
教育委員会の指導主事として
学校教育に関する
専門的事項の指導を行っていただいております。
教育行政に関してすぐれた識見と豊富な経験を有しており、市民の負託に応える教育の実現にご尽力いただける方ということで人選をさせていただいた次第でございます。なお、9月7日をもちまして退任されます
小谷太一郎氏におかれましては、3年間教育長としてご尽力いただきましたことをこの場をおかりして心より感謝を申し上げます。 以上で本定例会に追加提案いたしました議案の概要につきまして説明申し上げましたが、そのほかに報告案件がございます。 報告第10号から報告第13号までにつきましては、市が出資している
新潟製粉株式会社、
新潟フルーツパーク株式会社、
胎内高原ハウス株式会社及び
株式会社胎内リゾートに係る平成29年度の決算について、別冊のとおり報告するものでありますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
森田幸衛君) これで
提案理由の説明を終わります。 これから議案ごとに質疑及び討論、採決を行います。 それでは、議第66号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第3号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議第66号について採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、議第66号は原案のとおり可決されました。 次に、議第67号
胎内市税条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 丸山議員。
◆17番(
丸山孝博君) 先ほどの
提案理由説明では、市内の
中小企業の
労働生産性向上を支援するためということで説明ございました。そうすると、この条例改正によって
先端設備等導入計画を出すことによって免除されるということだと思うのですが、対象となる
中小企業というのはどれぐらいになるのですか。全体、誰でも、どこでも、市内であればということでいいのですか。
○議長(
森田幸衛君) 税務課長。
◎税務課長(高橋文男君) 私のほうから答弁させていただきます。 対象となる事業所ということで今ほど質問ありましたけれども、
導入計画を策定する段階で対象企業ということで、今後7月の初めから国のほうと最終的な計画を策定するわけですけれども、その中では市内の
中小企業全てを市のほうではその計画に盛り込むことということで今のところ素案をつくっているところでございます。
○議長(
森田幸衛君) 丸山議員。
◆17番(
丸山孝博君) その場合、税分が減になりますよね、
固定資産税分。違いますか。その場合の補填というのは、国から補償されるというのはあるのですか、ほかの名目によって。その辺はどうなっているのか。
○議長(
森田幸衛君)
井畑市長。
◎市長(
井畑明彦君) お答えいたします。 その税に関する補填というものはないわけでございますけれども、国ではこういった要件に合致して市のほうでゼロの特例を手当てした場合には国から補助金を交付する対象になる。この手当て、この対応をすることが補助金交付の要件とするというふうに定められております。そうすると、では現実的に
固定資産税3カ年分の部分が、3カ年でございますけれども、2分の1の特例の中でさらにゼロにする、その分の補填は現実にはございません。しかし、補助金ということで企業に交付がなされ、相対として企業の収益が期待され、ひいては4年以降において税収につながってくるであろうと、企業支援につながり、収益向上につながってくるであろうと、こういうような制度設計でございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いします。
○議長(
森田幸衛君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議第67号について採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、議第67号は原案のとおり可決されました。 お諮りします。同意第1号 胎内市
教育委員会教育長の任命については、人事に関する案件なので、質疑、委員会付託、討論を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議ないので、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定しました。 これから採決します。 この採決は無
記名投票によって行います。 直ちに投票を行います。 議場を閉鎖いたします。 〔議場閉鎖〕
○議長(
森田幸衛君) ただいまの
出席議員は議長を除き17名であります。 次に、立会人を指名します。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に
丸山孝博議員及び森本将司議員を指名します。 これより投票用紙を配付します。 念のため申し上げます。採決は無
記名投票をもって行います。また、原案に賛成の方は賛成と、原案に反対の方は反対と記載願います。 〔投票用紙配付〕
○議長(
森田幸衛君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。 〔投票箱点検〕
○議長(
森田幸衛君) 異状なしと認めます。 これより投票を行います。職員の点呼に応じ、順次投票を願います。 重ねて申し上げます。賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、
会議規則第73条第2項の規定により反対とみなします。
事務局長に点呼を命じます。 〔
事務局長点呼〕
○議長(
森田幸衛君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) 投票漏れなしと認めます。 よって、投票は終了いたしました。 これより開票を行います。
丸山孝博議員及び森本将司議員に開票の立ち会いを願います。 〔開 票〕
○議長(
森田幸衛君) 投票の結果を報告します。 投票総数17票 そのうち 賛 成 16票 反 対 1票 以上のとおり賛成多数であります。 よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
△
追加日程第2 発議第4号
適正規模の少
人数学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書
○議長(
森田幸衛君)
追加日程第2、発議第4号
適正規模の少
人数学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書についてを議題とします。 本件について坂上清一議員に
趣旨説明を求めます。 坂上議員。 〔7番 坂上清一君登壇〕
◆7番(坂上清一君) おはようございます。それでは、
適正規模の少
人数学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について
趣旨説明いたします。 子供たち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは、保護者、地域住民、教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における
適正規模の少人数学級の実現が望まれます。 新潟県では、2001年度から小学校1、2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、2015年度からは、小学校3年生から中学校3年生まで35人以下学級が拡充され、小中全学年での少人数学級が実現しました。全国的にも少人数学級を拡大する自治体が増えてきています。 しかし、小学校3年生からの35人以下学級については、1クラス25人以上の下限設定があり、全ての学校で実現しているわけではありません。 また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などに見られるように、教育条件格差も生じております。 子供たちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持、向上されるよう、次の事項を実現することを強く要望します。 1、少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、OECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、
適正規模の少人数とすること。 2、教育の機会均等と水準の維持、向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1にすること。 以上、
地方自治法第99条に基づき、意見書を提出します。 提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣であります。 議員各位のご賛同をお願いします。
○議長(
森田幸衛君) これで
趣旨説明を終わります。 これから発議第4号について質疑及び討論、採決を行います。 それでは、発議第4号
適正規模の少
人数学級実現、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから発議第4号について採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第4号は原案のとおり可決されました。
○議長(
森田幸衛君) 以上で第2回定例会における議案の審議は全部終了いたしました。 これをもって平成30年第2回胎内市議会定例会を閉会いたします。 18日間にわたる会期中のご審議、まことにご苦労さまでした。 午前10時45分 閉 会...