平成30年 6月 定例会(第2回) 平成30年第2回
胎内市議会定例会会議録(第1号)〇
議事日程平成30年6月12日(火曜日) 午前10時開会第 1
会議録署名議員の指名第 2
議会運営委員長報告第 3 会期の決定第 4 諸般の報告第 5 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて 専第1号
胎内市税条例等の一部を改正する条例 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて 専第2号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて 専第3号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第1号) 議第54号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第2号) 議第55号 平成30年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第56号 平成30年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 議第57号
胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例 議第58号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 議第59号
胎内市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例 議第61号
胎内市都市公園条例の一部を改正する条例 議第62号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を 定める条例の一部を改正する条例 議第63号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の 一部を改正する条例 議第64号
胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部 を改正する条例 議第65号 字の変更について 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 報告第5号 平成29年度
胎内市一般会計予算継続費繰越計算書の報告について 報告第6号 平成29年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第7号 平成29年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算繰越明許費繰越計算 書の報告について 報告第8号 平成29年度
胎内市公共下水道事業会計予算継続費繰越計算書の報告につい て 報告第9号 平成30年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告について第 6 発議第3号
胎内市議会委員会条例及び
胎内市議会基本条例の一部を改正する条例 〇本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 〇出席議員(18名) 1番 高 橋 政 実 君 2番 羽 田 野 孝 子 君 3番 森 本 将 司 君 4番 八 幡 元 弘 君 5番 佐 藤 陽 志 君 6番 渡 辺 秀 敏 君 7番 坂 上 清 一 君 8番 小 野 德 重 君 9番 渡 辺 栄 六 君 10番 天 木 義 人 君 11番 佐 藤 武 志 君 12番 榎 本 丈 雄 君 13番 薄 田 智 君 14番 渡 辺 俊 君 15番 桐 生 清 太 郎 君 16番 渡 辺 宏 行 君 17番 丸 山 孝 博 君 18番 森 田 幸 衛 君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者 市 長 井 畑 明 彦 君 副 市 長 高 橋 晃 君 総 務 課 長 田 部 雅 之 君 総 合 政策課長 小 熊 龍 司 君 財 政 課 長 本 間 陽 一 君 税 務 課 長 高 橋 文 男 君 市 民 生活課長 須 貝 実 君 福 祉 介護課長 須 貝 正 則 君
こども支援課長 丹 後 幹 彦 君
健康づくり課長 木 村 律 子 君 農 林 水産課長 榎 本 富 夫 君 地 域 整備課長 田 中 良 幸 君 会 計 管 理 者 河 村 京 子 君 商 工 観光課長 南 波 明 君 上 下 水道課長 榎 本 武 司 君 黒 川 支 所 長 坂 上 敏 衛 君 教 育 長 小 谷 太 一 郎 君 学 校 教育課長 佐 久 間 伸 一 君 生 涯 学習課長 池 田 渉 君 〇
事務局職員出席者 議 会 事務局長 佐 藤 一 孝 係 長 箙 明 美 主 任 今 井 孝 之 午前10時00分 開 会
○議長(森田幸衛君) おはようございます。ただいまから平成30年第2回
胎内市議会定例会を開会します。 現在の出席議員は18名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(森田幸衛君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長より指名します。8番、
小野德重議員、9番、渡辺栄六議員、以上の2名に願います。
△日程第2
議会運営委員長報告
○議長(森田幸衛君) 日程第2、閉会中における
議会運営委員会の調査事項について、本会議での報告を求めます。
薄田委員長。 〔13番 薄田 智君登壇〕
◆13番(薄田智君) おはようございます。これより
議会運営委員長報告を行います。 今定例会の運営等について、去る6月4日午前10時から井畑市長の出席を求め、当委員会を開催し、慎重に協議をいたしました。以下、その内容についてご報告いたします。 初めに、今定例会の会期について協議した結果、本日から6月29日までの18日間とすることといたしました。 次に、会期日程、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付された日程表のとおりであります。第1日目であります本日の本会議においては、諸般の報告、市長の提案理由の説明の後、議案ごとに質疑を行うことといたしました。 なお、承認第1号から承認第3号まで、諮問第1号及び発議第3号については、議会運営に関する申し合わせにより本日採決を行います。 次に、各
常任委員会は来る6月18日から21日の間に開催し、審査を行います。今定例会に提案されています各議案の
委員会付託案件については、協議の結果、皆様のお手元に配付された
委員会付託表のとおりであり、各
委員会別付託件数は
総務文教常任委員会が2件、
厚生環境常任委員会が7件、
まちづくり常任委員会が2件であります。 次に、一般質問は6月26日、27日の2日間を予定しましたが、通告数により6月15日の
議会運営委員会で決定することといたしました。 今
定例会最終日の本会議は6月29日に開催し、各委員長の審査結果の報告及び採決を行う日程であります。 以上が当委員会において今定例会の運営について協議した内容であります。円滑な議事運営について皆様のご協力をお願いいたしまして、報告を終わります。
○議長(森田幸衛君) 以上で
議会運営委員長報告を終わります。 お諮りします。ただいまの報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、
議会運営委員長報告に対する質疑は省略します。
△日程第3 会期の決定
○議長(森田幸衛君) 日程第3、会期の決定についてを議題とします。 本定例会の会期については、
議会運営委員長報告のとおり、本日から6月29日までの18日間としたいが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、本定例会の会期は本日から6月29日までの18日間と決定しました。
△日程第4 諸般の報告
○議長(森田幸衛君) 日程第4、これより諸般の報告を行います。 地方自治法第121条第1項の規定により、本定例会に出席を求めた者は、井畑市長を始め副市長、教育長、
会計管理者、課長、支所長の19名です。 次に、主な会議の開催状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりです。 次に、監査委員から
例月現金出納検査の報告書が提出されており、内容はお手元に配付のとおりです。 次に、閉会中における
所管事務調査の結果について、各委員長から報告を受けておりますが、その概要について報告を求めます。 初めに、
総務文教常任委員長の発言を許可します。
桐生委員長。 〔15番 桐生清太郎君登壇〕
◆15番(桐生清太郎君) おはようございます。ただいまから
総務文教常任委員会閉会中
所管事務調査の報告を行います。 去る5月28日、新潟県少年自然の家、
中条中学校の2カ所の調査を行いました。 初めに、新潟県少年自然の家の報告を行います。当日は自然の家施設長、丹後裕所長ほか職員1名の出席をいただき、調査を行いました。最初に10名の職員の身分、役割分担などの説明をいただき、順次進めてまいりました。今回の調査は、新潟県が昭和48年に乙地区の緑豊かな自然林に囲まれた子供たちのための
青少年教育施設であります。子供たちが学校や家庭では得がたい宿泊体験、野外活動、創作活動などの体験活動を通して豊かな情操性や社会性を養い、心身ともに健全な子供たちの育成を図ることを目的としている施設です。この施設は、県内はもとより山形県、群馬県、長野県など県外からの利用者も多く、開設当初から既に45年を経過し、累計で1,500万人の利用者を数えているということでした。施設の
利用申し込みは、前年10月に案内を出し、11月に締め切り、その後
随時利用調整を図りながら
年間利用者数を確保しているということでした。県内の学校等には案内を出しPRし、県外はネット等で認知されて利用につながっているということでありました。利用者の人気の高いのが6、7、8月のカヌー体験、ほか全般には野外炊飯、オリエンテーリングの順となっているということでした。10年くらい前には築地、乙学区の5、6年生を対象に
セカンドスクールが行われていたということでしたが、現在は子供たちの時間的余裕がなく、行われていないということでした。
セカンドスクールは、子供たちの伸びが目に見えて出てくることが実際であり、現在の教育情勢の中では
学習指導要領が今後完全実施されれば一層難しくなるということでした。この施設は少年自然の家となっていますが、所長が認めればほかの年代の方々でも利用できることになっています。実際現在も多くの人々が生涯学習活動等に利用されています。現在の施設は、昭和48年に開所され、既に45年を経過し、老朽化が進み、昨年度から総額30億円の計画で施設の建てかえ工事に着手しておりました。新施設は31年4月に
リニューアルオープンを迎えることになっているそうです。新
施設オープン後の利用計画では、
年間利用者数、現在3万人から新設後は5万1,000人と大幅増加になり、利用者の利用計画が立てやすくなると言われています。県内外の青少年はもとより、幅広い年代層の健康づくりや余暇での活用など大幅に利活用が進む施設になることを期待しています。 次に、
中条中学校、
市営体育館取り壊しに伴う部活動事業の影響について、
総務文教常任委員会閉会中調査を行いました。
中条中学校、
野澤一吉先生の出席を求め、調査を行いました。なお、
総務文教常任委員会では昨年1月24日に同事業の現状について閉会中調査を行っています。その後武道場は11月に取り壊しになっています。現在中学校の武道授業は、
ぷれすぽ胎内で陸上競技部、
バスケット部とともに行われています。また、
ソフトテニス部は以前から4キロメートル離れた
国際交流公園で活動されています。ともに離れた場所への移動には道路状況の不安や問題点があり、さらに校外での活動のため教職員の時間的な負担が増え、県が指導している午後7時退勤は困難な状況にあります。今回の調査で重要なことが浮き彫りになったものと思います。
中条中学校以外は、生徒数の減少でほぼ学年1クラス学級となり、3年間クラスがえもできない現状にあります。今後はともに次の一段と高い次元で議論を深め、胎内市のよりよい教育環境の整備充実に向け、総合的な検討が求められる時期が来ているものと実感し、閉会中調査を終えました。 以上、
総務文教常任委員会閉会中調査報告を終わります。
○議長(森田幸衛君) 次に、
厚生環境常任委員長の発言を許可します。 渡辺栄六委員長。 〔9番 渡辺栄六君登壇〕
◆9番(渡辺栄六君) おはようございます。
厚生環境常任委員会閉会中
所管事務調査について報告いたします。 当委員会では、去る4月24日火曜日、午前10時よりま
ごころ保育園たいない及びこばと作業所について、
丹後こども支援課長、
須貝福祉介護課長にそれぞれ同行していただき、事業の現状と課題について2施設を視察してまいりました。 各事業所の概要と所見についてですが、まず初めにま
ごころ保育園たいないですが、本年4月1日、加賀新地内に私立保育園として設立、開園いたしました。定員は84名であり、開園、スタートに当たる今年度の入園数はゼロ歳児が9名、1歳児が14名、2歳児が13名の計36名でした。温かい心と優しい笑顔で真心込めて子供と接し、家庭的な雰囲気の中で安心して生活ができるよう一人一人の生活のリズムを大切にした保育を行うとの理念で保育事業を開始されています。新築、開園間もない当保育園は、子供に優しい木のぬくもりにあふれた園舎として整備され、真新しい設備が整った施設です。また、
セキュリティー強化のためセコムを導入しており、保護者が登園及び迎えの際はICカードをかざし、玄関柵を開錠し、出入りするシステムとなっております。ま
ごころ保育園の周辺には新興住宅地が年々広がりつつあり、保育を希望する方のニーズにも応えられることにつながることとなります。また、市としても新しく保育園1カ所が開園されたことにより課題であった待機児童問題に関しても解消されるものと思われます。開園開始となった今年度は定員の半分に当たる未満児のみの入園数でありましたが、年次的に年少、年中、年長児が増加し、定員に満たされ、地域に愛される保育園になっていただきたいと期待しております。 次に、こばと作業所は
就労継続支援B型、
指定障害福祉サービス事業所であり、東本町の旧施設から柴橋地内に本年4月より新施設竣工し、定員も30名から40名に増員いたしました。作業内容は、古着を回収したウエス加工、
手芸品づくり、
家電リサイクル、段ボール仕切り組み立て、球根等の皮むき、
袋詰め作業等であります。地域のニーズに積極的に取り組み、ともに豊かな
地域づくりを目指すとの基本理念で福祉施設の事業運営をされております。移転新施設となった当作業所は、旧施設の約2倍の広々とした敷地となり、田園地帯に囲まれた環境にも恵まれた施設となりました。作業内容は、旧施設時とは特段変わりはありませんが、利用者が毎日黙々と作業に取り組んでいることと地元企業等から仕事を自主努力で確保していることに改めて感心させられました。施設長との意見交換の場で、利用者一人一人の工賃の差はあるものの、月1万円になればよいほうであるとの説明でした。郊外に移転したことにより今後農福連携で農業従事者の担い手としても貢献し、少しでも工賃アップになるようさまざまな角度から当委員会としても支援を考えていかなければならないとともに、
障害福祉事業の課題についての声もしっかりと聞いていきたい次第であります。 以上で
厚生環境常任委員会の閉会中
所管事務調査についての報告を終わります。
○議長(森田幸衛君) 次に、
産業観光常任委員長の発言を許可します。
小野委員長。 〔8番
小野德重君登壇〕
◆8番(小野德重君) おはようございます。これより
産業観光常任委員会の閉会中
所管事務調査について報告いたします。 当委員会では、去る5月21日から5月23日までの3日間、
地域ブランド化、6次産業化に先進的に取り組んでいる宮城県登米市と青森県八戸市の観光拠点である
市民交流施設八戸ポータルミュージアムを視察してまいりました。 初めに、宮城県の登米市でありますが、県北部に位置し、人口約8万人、農業経営体数6,306経営体、
水稲作付面積1万325ヘクタール、農業産出額は約315億円で、県内1位であるとのことでした。また、畜産でも
食用牛飼養頭数が2万5,402頭で、東北のみならず、本州最大の和牛の産地となっております。
地域ブランド化の主な取り組みは、農薬や化学肥料を半分以下に減らした地域環境に配慮した米づくりを実践しており、一般栽培米よりも手間暇のかかる
環境保全米づくりを特定の地域だけでなく、市全体で取り組んでおり、平成29年度では環境保全米の作付面積は7,700ヘクタールを超え、市内全
水稲作付面積の80%以上とのことでした。さらに、米づくりの副産物である稲わらやもみ殻を牛の餌などに活用し、排せつ物を市内7カ所にある
有機センターで適正処理し、有機肥料を生産、水田に堆肥として還元する
資源循環型農業が市内全地域で行われており、耕畜連携の先進地でもあります。
環境保全型農業と
資源循環型農業を同時進行させるとともに、
環境保全型農業の取り組みや品質、出荷管理に係る認定基準を独自に定め、厳しい基準をクリアしたものを安心、安全の印、品質管理のあかしとして
登米ブランド米に認証し、全国の消費者に提供しているとのことでした。6次産業化の主な取り組みは、地域に根差した雇用を創出することを目的に、創業時に必要な設備資金を補助する
ふるさと創生アドベンチャー起業支援事業や6次産業化法に基づく国の
総合化事業計画認定事業者には市の単独事業として
ビジネスチャンス支援事業を創設し、事業費1,000万円までの加工、施設の整備、商品開発、販路開拓などを対象に補助率2分の1で最大500万円の補助金を交付して
地域ビジネスの支援を行っていました。また、
地域ビジネスの創出を担う人材の育成にも力を入れており、東北大学の協力のもと、経営としての農業、ビジネスとしての農業を実践する経営者を育成する
登米アグリビジネス起業家育成塾を開催し、
農業ビジネスに直結したカリキュラムを実践するなどして創業期から成長期、成熟期まで切れ目のない支援を行っているとのことであります。 次に、
八戸ポータルミュージアム、愛称はっちについてでありますが、この施設は新たな交流と創造の拠点として、にぎわいの創出や観光と地域文化の振興を図ることを目的として、
市街地中心部に平成23年にオープンし、開館から5年で来館者500万人を達成しており、年間約100万人が訪れ、にぎわっている施設であります。地上5階建てで、建設のコンセプトは八角形の中庭を中心に、八戸の中心街の特徴である路地、横丁のような回廊づくりになっており、八戸の魅力を再発見しながらショッピングや複数のカフェでゆったり過ごせるスペースで読書ができるなど、一体的なまちとしてつくられています。また、館内にはギャラリーや多
目的スペースなどがあり、市民が行う展示や公演などで地元の人々が触れ合えるほか、八戸の人、物、食、文化、歴史といった八戸の見どころや魅力をわかりやすく展示し、市内各地へ誘導する玄関口としての機能を有しているのが特徴で、実際に行ってみたいと思える
仕組みづくりに大変感心したところであります。施設管理については市が直営で運営しており、歳入は施設利用に伴う利用料が半分以上を占めており、歳出は維持管理費のほか、
イベント企画運営に伴う人件費が主なものとなっています。平成28年度決算では歳入約2,600万円に対し、歳出が2億8,500万円であり、一般財源から約2億4,000万円を充当していますが、中心市街地及び市全体の活性化を目的とする施設であることを考えると施設使用料を高く設定することや事業費を抑制することを優先するのではなく、市民や市外からの来館者が利用しやすい
環境づくり、新たな興味、関心を喚起して、中心街に足を運びたくなるよう事業を第一義に考え、その実現に努めているということでありました。 当市においては7月に
中条橋上駅舎が供用開始となりますが、誰もが気軽に立ち寄り、人が集い、コミュニケーションが生まれる場所、また市の魅力を発信して市内各地へ誘導するような役割を兼ね備えた場所になってほしいと願う次第であります。 以上で
産業観光常任委員会の閉会中
所管事務調査報告を終わります。
○議長(森田幸衛君) 次に、
まちづくり常任委員長の発言を許可します。
丸山委員長。 〔17番 丸山孝博君登壇〕
◆17番(丸山孝博君) これより
まちづくり常任委員会の閉会中
所管事務調査について報告いたします。 その前に皆様のお手元に配付されました閉会中
所管事務調査報告書のまちづくりの報告書のところですが、
調査研修日時のところの2泊3日が、3日間が空白になっておりました。それから、その下の下の調査研修のところに
佐藤議会事務局というふうに記載されていますが、
佐藤議会事務局は行っておらず、佐藤は削除、箙係長のみでございます。それから、その下に秩父市の相手方について未記入になっておりますが、いずれにしても削除、加入したものを改めて議長に提出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、報告をいたします。去る4月16日から18日の3日間、長野県中野市、山梨県笛吹市及び埼玉県秩父市に調査を行ってまいりましたので、報告をいたします。 4月16日の長野県中野市では、
公共施設等総合管理計画の取り組みについて調査をいたしました。中野市は、平成17年に中野市と豊田村が合併、27年12月に新たな
公共施設白書を作成しました。これをもとに公共施設の適正化、道路及び橋梁等の
公共インフラの長寿命化を図り、今後のあり方について基本的な方向性を示すものとして28年に中野市
公共施設等総合管理計画を策定しました。目標は、37年度までの10年間で延べ床面積20%縮減とし、対象範囲を学校教育系、市民文化系など11に分類して個々の方向性を示しています。
パブリックコメント以外に市民から意見を募る方法として、
市民満足度調査の中に施設管理についての設問を設けるとともに、市長へのメールで意見を募っています。延べ床面積20%縮減を10年間で行うという、ほかの自治体と比べてスピードを要する設定をしているのが特徴でした。胎内市においては30年間で25%縮減目標にしているが、少子高齢化、
人口減少社会が課題になっている今日、市民協働による対応が何よりも求められるが、今後の方向性の明確化が必要と考えます。 17日には当市と姉妹都市を提携している山梨県笛吹市を訪問し、山下市長、海野議長、川村副議長と懇談させていただき、その後地域おこし協力隊の活動をテーマに調査をいたしました。笛吹市は、平成16年に合併、石和町、境川村など5町1村が、18年に芦川村を編入合併しています。地域おこし協力隊は、28年度に移住、定住担当1名、農業振興担当1名の計2名が着任し、3年目を迎えています。笛吹市への移住を促進する担当者は、移住相談会やセミナーへの出席、情報発信活動、県内大学との協働などについて活動しています。農業振興の担当者は、就農に向けた果樹の栽培技術の取得、笛吹市の農業の魅力の発信や任期後の就農定住に必要な技術の取得のため農業組合法人の構成農家を回り、年間を通じての栽培技術を学ぶなど、それぞれの担当者が活動目標に従って活動しているのが特徴でした。男女2名の地域おこし協力隊は、それぞれの役割を担っており、将来永住が前提になって活動していることが特徴ですが、市としては永住が条件であるため新たな協力隊の募集が難しい状況にあるとのことでした。これまでの取り組み、地域とのかかわりや交流、取り組みの成果、将来展望などについて2人の協力隊から説明を受けましたが、熱心に活動していることを感じました。胎内市の取り組みとは活動スタイルが違いますが、よそ者、若者の発想で、地域に根差した活動や胎内市の協力隊との交流もできるよう期待したいと思います。研修後、胎内市とゆかりのある旧境川村に移動し、胎内市から移植したミズバショウ群落のある藤岱の滝、帯石、板額塚などを訪れ、説明を受けました。また、農産物直売所に立ち寄り、担当者から胎内市産の米が人気であることが紹介されました。今後も長い交流ができるよう期待したいと思います。 最後に、18日には埼玉県秩父市のセーフコミュニティーの取り組みについて調査いたしました。平成17年に1市1町1村が合併し、安全、安心なまちづくりは秩父市の政策における最も基礎的で重要な要素であることから、国際的にも認められているセーフコミュニティーの手法を活用することでこれまで以上に質の高い一歩進んだ安全、安心の取り組みづくりに向けて取り組んでいることが注目されています。24年9月議会でセーフコミュニティ条例を制定しています。全国では15の自治体が取り組んでいます。秩父市は、27年11月に国際認証を取得しました。これは、人口減少と超高齢化、財政規模の縮小、コミュニティーの希薄化、社会環境の変化などに対応する有効な活動であるからだということでした。始めるに当たって、まずデータに基づく分析と横断的な連携、協働が必要であり、それに基づいて地域が主体となって取り組み、結果的に自殺者、犯罪、交通事故などの減少につながっています。安全、安心なまちづくりの推進としては有効な取り組みであり、胎内市でも取り入れるべき施策ではないかという所見を述べて、以上で
まちづくり常任委員長の報告を終わります。
○議長(森田幸衛君) これで諸般の報告を終わります。
△日程第5 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて 専第1号
胎内市税条例等の一部を改正する条例 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて 専第2号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて 専第3号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第1号) 議第54号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第2号) 議第55号 平成30年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議第56号 平成30年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 議第57号
胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例 議第58号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 議第59号
胎内市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例 議第61号
胎内市都市公園条例の一部を改正する条例 議第62号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議第63号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議第64号
胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部を改正する条例 議第65号 字の変更について 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について 報告第5号 平成29年度
胎内市一般会計予算継続費繰越計算書の報告について 報告第6号 平成29年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第7号 平成29年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第8号 平成29年度
胎内市公共下水道事業会計予算継続費繰越計算書の報告について 報告第9号 平成30年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告について
○議長(森田幸衛君) 日程第5、承認第1号から承認第3号まで及び議第54号から議第65号まで並びに諮問第1号、報告第5号から報告第9号までを一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 井畑市長。 〔市長 井畑明彦君登壇〕
◎市長(井畑明彦君) おはようございます。本日ここに第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご多用にもかかわらずご参集をいただきまして、ありがとうございます。 それでは、本定例会に提出いたしました案件の説明に入ります前に、少しお時間をいただき、さきの定例会後の市政の動きについて報告申し上げ、ご理解をいただきたいと思います。 初めに、市民協働に係る座談会、懇談会の開催について報告申し上げます。去る3月20日に産業文化会館におきまして、市民協働のあり方や進め方について市民の皆様と市職員がともに学ぶ機会としての勉強会をタウンミーティングの前段において開催し、約200名の方に参加をいただきました。その勉強会では、冒頭私から「今、なぜ市民協働なのか」と題して、協働の意義と必要性についてお話をさせていただき、新潟NPO協会から招いた講師には先進事例の紹介等をしていただいたほか、参加者同士のつながりづくりのために車座になっての意見交換等も行ったところでございます。今年度は自治会、集落等を対象にした座談会を市内全域で実施したいと考えており、4月18日開催の前期区長会議においてその旨をお伝えし、開催を希望される地域を募りまして、先月18日に開催した新栄町での座談会を皮切りに、順次開催しているところでございます。座談会ではグループに分かれて話し合いなどを行い、有意義な意見交換ができたのではないかと思っております。今後も座談会を希望する地域の方々と話し合いを行うべく、既に調整の上、予定も立てておりますが、話し合いの中で抽出された地域課題や行政課題、その解決策やアイデアなどを市民の皆様と共有し、ともに検討しながらよい方向へ進めてまいりたいと考えております。 次に、地域おこし協力隊の状況について報告申し上げます。これまで隊員が坂井集落、鍬江集落及び鹿ノ俣地区において地域の活性化や地域資源の活用を目指し、活動を進めてまいりましたが、今年度鍬江、大長谷及び坂井の3つの集落に新たな隊員を招致し、現在5名の隊員が活動しております。新たな隊員は、それぞれの地域の活性化に取り組むことはもとより、鍬江集落では竹などの里山資源の活用、大長谷集落では農業生産体制の構築、坂井集落ではコケの栽培、販売に取り組んでいるところでございます。なお、来年度以降も受け入れを希望する自治会、集落等があれば新たな隊員の招致に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。 次に、子育て世代包括支援センターについて報告申し上げます。妊娠期から子育て期までの切れ目のない相談支援を行うことを目的とし、本年4月からほっとHOT・中条内に子育て世代包括支援センターすくすくを開設いたしました。従来の母子保健部門と児童家庭相談部門を統合し、子育てに関する相談窓口を一本化することにより妊娠期から子育て期までのさまざまな問題に対し、継続して対応できる体制を整えたところであり、妊娠届の提出の際に保健師や助産師といった専門職が相談に当たっております。今後も児童相談所を始めとした関係機関との連携を密にし、子育て世代への総合的な支援を行ってまいりたいと考えております。 次に、コミュニティ・スクールの進捗状況について報告申し上げます。2年間の調査研究を終了した黒川小学校につきましては、コミュニティ・スクールとして本格的にスタートをいたしまして、学校運営協議会委員として12名を任命し、先月23日に開催した第1回の会議で情報の共有等を行ったところでございます。また、本年度は黒川小学校を除く全ての小中学校が調査研究校としてコミュニティ・スクールの導入に向けた取り組みを行いますが、全小中学校を対象にした担当者会議を開催し、情報の提供と共有に努めるとともに、文部科学省のコミュニティ・スクール推進員派遣事業を活用し、各地の先進的な事例や制度内容などを学ぶ研修会の開催等も予定しているところであります。市といたしましては、教育委員会と連携をとりながら、全ての調査研究校が本格的にコミュニティ・スクールとしてスタートできるよう必要な支援をしてまいりたいと考えております。 次に、家でも学校でもない第三の居場所の設置について報告申し上げます。市ではさまざまな課題を抱える子供を総合的に支援する拠点として、既存の放課後児童クラブのように留守家庭等の児童を預かるということだけではなく、規則正しい生活習慣を身につけるための支援や学習支援なども行う専門スタッフを配置した家でも学校でもない第三の居場所の設置を考えております。設置場所といたしましては、適応指導教室、教育相談センター及び放課後児童クラブを開設している総合グラウンド交流棟を改修し、使用したいと考えておりまして、本定例会に条例改正及び補正予算に係る議案を提案いたしているところでございます。 次に、中条地区休日診療所の運営について報告申し上げます。中条地区休日診療所は、日曜日及び祝日の初期救急医療施設として新発田地域老人保健福祉事務組合が設置し、新発田北蒲原医師会胎内支部の医師の方々に当番制で運営を担っていただいておりますが、高齢である医師や内科、小児科以外を専門とする医師においてはその負担とするところも大きく、休日診療に従事することを受諾いただけない方もございまして、現状の運営体制を維持していくことが困難になってきておりました。そのため、同組合と数年前から診療所の運営について協議を重ねてまいりましたが、下越圏域全体の医師不足ということもあり、胎内支部以外の医師から協力を得ることも難しく、現在平成31年度から診療日を減らすということも視野に入れながら対応を検討している状況にございますことをお伝え申し上げます。 次に、国民健康保険制度改革後の国保の運営状況について報告申し上げます。皆様ご承知のとおり国民健康保険制度は、財政基盤の強化を目的とし、本年4月から県を保険者に加え、新たなスタートを切りました。このことに関する市民への周知につきましては、4月15日号の市報及びその折り込みチラシにおいて改革の概要や保険税率の改正、仮算定の廃止などの変更点を中心にお知らせしたところでございますが、市民の皆様からの反応等を見ましてもおおむね順調に移行できているものと感じているところでございます。今年度の保険税額につきましては、前年の所得をもとに年間の税額を算定し、7月中旬ごろ被保険者の皆様にお知らせをする必要にしておりますし、新しい被保険者証につきましても予定どおり7月下旬には発送できるよう準備を進めております。また、疾病予防・健康づくり対策事業につきましても昨年度策定いたしました第2期データヘルス計画及び第3期特定健診等実施計画に基づき、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 次に、株式会社胎内リゾートの経営状況等について報告申し上げます。昨年8月の豪雨で奥胎内に通じる県道が崩落したことにより、およそ2カ月間にわたり奥胎内ヒュッテが営業できなかったことや奥胎内散策を目的とするロイヤル胎内パークホテルへの宿泊もその影響が及んだこと、雪不足等により胎内スキー場の本格的なオープンがシーズン後半は別として、1月中旬までオープンがずれ込んだことが影響し、株式会社胎内リゾートの平成29年度決算につきましては売り上げ、利益ともに前年度に比べ大きく減少する結果となりました。市といたしましては、不測の事態が大きく影響したとはいえ、収支改善のためのマネジメント強化が早急に必要と考え、県内の著名なホテルにおいて長年勤務経験のある方を経営陣に招き入れることを提案し、株式会社胎内リゾートにおいて株主など関係者との協議を重ねているところであります。その方が経営に携わることにより経営体質の強化が期待されますし、窮状から脱するため、これまで以上に同社の経営状況に意を用いながら必要な指示を逐次行うなど深くかかわってまいりたいと考えているところでございますので、ご理解をお願いいたします。 次に、除雪の状況について報告申し上げます。今冬は平年を上回る豪雪により、市における除雪車の稼働台数の実績が延べ2,541台と過去5年平均の約2倍となり、第1回定例会において除排雪経費に係る補正予算を追加提案させていただき、その対応に当たってきたところでございます。しかしながら、市民の皆様から除排雪に係る苦情も少なからず頂戴したところでありまして、市では積雪監視体制や排雪場所の確保等の課題を解消していく必要があるとの認識のもと、次の冬の到来に備え、積雪監視に係るマニュアル等の見直しや排雪場所の確保のための各地への働きかけなどに積極的に取り組み、改善に努めてまいりたいと考えております。 次に、黒川支所の今後のあり方に関する検討状況について報告申し上げます。黒川支所につきましては、合併後の急激なサービス低下を招かないように設置されたものでありますが、窓口での取り扱い件数が年々かなり減少してきていることを始め、市役所全体における事務量や人員の配置等を勘案し、今後のあり方について検討した結果、平成31年度から取り扱う事務と配置人員の一部を縮小した上で、1つの係として他の課に編入するなど組織体制の簡素、合理化を図りながら業務を行ってまいりたいと考えております。今後黒川地区地域振興協議会に黒川支所の見直し方針案を提示して、その内容についてご意見をいただいた後、関係団体等との協議を進め、おおむね10月末までに見直し方針を確定し、平成31年度の組織体制に関して必要となる条例改正、当初予算について議員の皆様にお諮りをしてまいる予定としております。その経過につきましては議員の皆様にも折に触れて今後報告させていただきたいと思っておりますので、この点につきましてもご理解のほどよろしくお願いいたします。 次に、ふるさと納税の状況について報告申し上げます。ふるさと納税制度につきましては、新聞等でも報告されておりますが、過熱する自治体間の返礼品競争などの状況に鑑み、平成29年4月1日付で総務省から各地方自治体に対し、制度の趣旨に沿った責任と良識ある対応の徹底を求める旨の通知がなされました。当市におきましては、その通知に従い、昨年8月から寄附額に対する返礼品の調達価格の割合を全て3割以下とする見直しを行った結果、昨年度の寄附受け入れ実績につきましては1,679件、5,710万9,000円ということで、平成28年度との比較では件数で2分の1、金額で3分の2ほどに減少したところでありますが、本年4月から胎内市に暮らす家族などの健康状況を把握することができる郵便局の見守りサービスを返礼品に追加などして、今後は着地型観光ツアーの提供などを視野に入れながら、寄附をいただいた方との交流など関係人口の拡大に向け、制度の趣旨を踏まえながら創意工夫を凝らし、財源の確保と地域産業の活性化等につなげてまいりたいと考えております。 以上で諸施策の報告を終えまして、これより今回提案いたしました議案の概要について説明申し上げます。 初めに、承認第1号 専決処分の承認を求めることについては、地方税法等の一部を改正する法律等の公布に伴い、
胎内市税条例等の一部を改正する条例を去る3月31日に専決処分させていただいたことについて承認を求めるものであります。 改正の主な内容といたしましては、個人住民税の基礎控除等の見直し、土地に係る固定資産税の平成30年度の評価替に伴う税負担の調整、地方たばこ税の税率引き上げ等の見直し、その他の事項に関し所要の改正を行うものでございます。 次に、承認第2号 専決処分の承認を求めることについては、地方税法施行令等の一部を改正する政令の公布等に伴い、
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を去る3月31日に専決処分したことについて承認を求めるものであります。 改正の主な内容といたしましては、医療給付費等の増加が見込まれる中、保険税を負担能力に応じた公平な内容とし、国保財政の安定化を図るため課税限度額を引き上げる一方で、所得が低い世帯に対する保険税の軽減措置については2割軽減及び5割軽減に係る軽減判定所得の基礎額を変更し、軽減措置の拡充を図るものでございます。 次に、承認第3号 専決処分の承認を求めることについては、平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第1号)を去る4月27日に専決処分したことについて承認を求めるものでございます。これは、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,295万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ161億3,495万5,000円といたしたものでございます。 内容といたしましては、歳出で第2款総務費の4項4目新潟県知事選挙費において、選挙に必要となる経費を計上し、歳入では県支出金を増額いたしました。 次に、議第54号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,504万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ162億円といたしたくお諮りするものであります。 歳出の主なものといたしましては、第1款議会費で1項1目議会費において、議場カメラ等を修繕する必要があるため当該工事費を計上いたしました。 第2款総務費では、1項総務管理費において、来年に予定されております改元、元号改正に対応するため、人事給与システム、基幹系システム及び財務会計システムの改修委託料をそれぞれ計上いたしました。 第3款民生費では、2項3目児童福祉施設費において、先ほど市政報告で申し上げました第3の居場所整備に係る実施設計委託料及び工事請負費を計上し、3項1目生活保護総務費においては制度改正に対応するための生活保護システム改修委託料を計上いたしました。 第6款農林水産業費では、1項5目農業振興費において、平成30年産米から国による生産数量目標の配分が廃止されたことに伴い、胎内市農業再生協議会が行う需給情報等の生産目安を提示する取り組みを支援するため、需要に応じた米生産取り組み支援事業補助金を計上いたしました。 第9款消防費では、1項3目消防施設費において、一般県道樽ケ橋・長政線の歩道整備工事に伴い、下館地内の防火水槽にかえて消火栓を設置するため、消火栓工事請負費負担金を増額いたしました。 第10款教育費では、2項1目学校管理費において、スクールバスの運行に係る経費の設計変更等により燃料費及び通学用自動車運転業務委託料を増額したほか、2項2目教育振興費においては陶芸学習を実施するための経費を計上いたしました。 以上で歳出の主なものを説明いたしましたが、これを賄います歳入財源は国庫支出金、県支出金、繰越金、諸収入を増額いたしております。 続きまして、第2条、債務負担行為の補正につきましては、総合体育館を始めとする社会体育施設等の管理運営委託料について、平成31年3月末日をもって現在の総合体育館等の指定管理者に係る指定期間が満了となることに伴い、対象施設の見直しをあわせて行った上で指定管理者を選定し、平成31年度から当該管理運営を行わせるために必要がございますことから、債務負担行為を設定するものであります。 次に、議第55号 平成30年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に変更はございませんが、歳出予算の款、項の金額の異動の必要が生じましたことから、その変更についてお諮りするものでございます。 内容といたしましては、第4款地域支援事業費で3項2目任意事業費において、介護相談員の交代に伴って新任研修会へ参加するために必要な費用として旅費、需用費、負担金等を増額いたしました。 第5款基金積立金では、1項1目介護給付費準備基金積立金において、地域支援事業費の増額に伴い、介護給付費準備基金積立金を減額いたしました。 次に、議第56号 平成30年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ259万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億99万2,000円といたしたくお諮りするものであります。 内容といたしましては、歳出で第1款衛生費の1項1目簡易水道運営費において、先ほど議第54号の一般会計補正予算(第2号)の説明の中で申し上げました下館地内の消火栓設置工事に係る工事請負費を増額し、一方歳入で諸収入を増額いたしました。 次に、議第57号
胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、市政報告で申し上げましたとおり総合グラウンド交流棟について、課題を抱える子供の総合的な支援のために整備する家でも学校でもない第三の居場所として活用を図りたく、当該交流棟を社会体育施設として供用を廃止することについてお諮りするものであります。 次に、議第58号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、県のひとり親家庭等医療費助成事業実施要領の改正に伴い、入院時生活療養費負担額の助成対象を拡充するとともに、所得税法等の一部を改正する等の法律の施行により控除対象配偶者の定義が改められ、同一生計配偶者とされましたことから、所要の改正を行うものであります。 議第59号
胎内市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、所得税法等の一部を改正する等の法律の施行により、同じく控除対象配偶者の定義が改められ、同一生計配偶者とされたことから、整合性を図り、改正を行うものでございます。 次に、議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行令の改正により条例で引用する特別控除額に係る規定の条項が移動したことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議第61号
胎内市都市公園条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは有料公園施設である
国際交流公園テニスコート及び鴻の巣公園テニスコートについて、指定管理者制度による管理運営ができるよう改正を行うものであり、それによって当該施設の管理運営の効率化及び利用促進を図ることを目的とし、改正を行うものでございます。 次に、議第62号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行規則及び条例の基準となる省令が改正されたことに伴い、これらの規定と整合を図るべく所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容といたしましては、看護小規模多機能型居宅介護の指定要件について、従来の法人に加えて医療法の許可を受けて診療所を開設している主体も認めることとするほか、省令で定める訪問介護員の範囲が拡大されたものの、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び指定夜間対応型訪問介護の提供を行う訪問介護員の要件について従来の要件を維持することとされたため、規定の整理を行うものであります。 次に、議第63号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、条例の基準となる省令が改正されたことに伴い、放課後児童支援員の基礎資格について対象を拡大するとともに、教員免許を取得した人であれば更新研修の受講の有無にかかわらず対象とすることを明確にするものであります。 次に、議第64号
胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行規則の一部を改正する省令の改正により、更新制導入前の主任介護支援専門員を導入後の主任介護支援専門員とみなす場合の経過措置規定が改められたことに伴い、省令との整合を図るべく所要の改正を行うものであります。 次に、議第65号 字の変更についてでありますが、下荒沢地内の土地1筆について、地権者の方から当該土地に隣接する小字名の異なる所有者との合筆登記をするため、小字名を変更したい旨の要望があり、字の区域を変更する必要が生じましたことから、地方自治法第260条第1項の規定によりお諮りするものであります。 次に、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦については、本年9月30日をもちまして現在人権擁護委員に就任いただいております市村美由紀氏の任期が満了となりますことから、引き続き市村氏を同委員候補者に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものであります。市村氏は、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じており、人権擁護についての理解ある方として人選させていただいた次第でございます。 以上で本定例会に提案いたしました議案の概要について説明申し上げましたが、そのほか報告案件がございます。 初めに、報告第5号 平成29年度
胎内市一般会計予算継続費繰越計算書の報告については、し尿等下水道投入施設建設事業の歳出残額について、計算書のとおり平成30年度へ逓次繰り越ししたものを報告するものでございます。 次に、報告第6号 平成29年度
胎内市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告については、中山間地域所得向上支援事業を始め7事業について、計算書のとおり平成30年度へ繰り越ししたものを報告するものでございます。 次に、報告第7号 平成29年度胎内市鹿ノ
俣発電所運営事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告については、遠隔監視制御装置更新事業について、計算書のとおり平成30年度へ繰り越したものを報告するものでございます。 次に、報告第8号 平成29年度
胎内市公共下水道事業会計予算継続費繰越計算書の報告については、中条浄化センター長寿命化事業の歳出残額について、計算書のとおり平成30年度へ逓次繰り越ししたものを報告するものであります。 次に、報告第9号 平成30年度
下越土地開発公社事業計画に関する報告については、事業計画のほか収支予算書及び資金計算計画書を別冊のとおり報告するものであります。 以上でございます。何分のご審議を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(森田幸衛君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これから議案ごとに質疑を行います。 なお、承認第1号から承認第3号まで及び諮問第1号については本日討論及び採決を行います。 また、議第55号から議第65号までについては別紙議案付託表のとおり、本日の質疑終了後、所管の
常任委員会に審査の付託をするものでありますので、委員会において質疑されますようご協力願います。 初めに、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(専第1号
胎内市税条例等の一部を改正する条例)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第1号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第1号は承認されました。 次に、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(専第2号
胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第2号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第2号は承認されました。 次に、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(専第3号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第1号))について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本件については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから承認第3号について採決します。 お諮りします。本件は承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、承認第3号は承認されました。 次に、議第54号 平成30年度
胎内市一般会計補正予算(第2号)について質疑を行います。 最初に、歳出の第1款議会費から第6款農林水産業費までについて質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで第1款から第6款までの質疑を終わります。 次に、歳出の第9款消防費から歳出の最後までについて質疑を行います。ご質疑願います。 渡辺宏行議員。
◆16番(渡辺宏行君) 補正予算説明書33ページ、小学校費の2目の教育振興費の中で13節委託料、先ほど市長の提案理由の説明もございましたが、陶芸学習を新規事業というふうになっていますが、これ復活だと思うのですが、これまでずっとこの陶芸学習事業というのはやってきているのです。今年度に入って学習時間の配分等々というふうな関係からこの事業を取りやめたという経緯があるのです。なぜここでまたこれを復活させたのか、この経緯と復活した内容、理由というのをまずお聞かせいただきます。
○議長(森田幸衛君) 井畑市長。
◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおりそもそもが継続事業であったと。これを今上程させていただくということであれば、自然な流れとしては当初予算に盛り込んで、これまでどおりの事業化を行うということだろうというふうに思っているわけでございますが、陶芸教室をこれまで開催し、今もといいましょうか、ずっとご尽力をいただいてきた坂爪先生と学校側の諸事情がかみ合っていなかった部分が率直にございまして、タイミングとして6月ということになりましたけれども、芸術文化の振興ということと、いろいろな総合的な学習の必要性、有益性に鑑み、タイミングがずれたことをおわび申し上げますけれども、今申し上げたような経緯の中で坂爪先生とも十分お話し合いをし、学校側にも無理のない形で実施の内容を整え、このたび提案させていただいたという、そういう経緯、経過でございます。よろしくお願いします。
○議長(森田幸衛君) 渡辺議員。
◆16番(渡辺宏行君) これまでずっと継続していて、過去にもあったと思うのだ。1回中止しようとして、坂爪先生から何ですかみたいな感じになって、こういう場にはのらなかったのだけれども、また同じような感じで、今回。例えば坂爪先生にしたって、やはり時間的なものというのはやはりある程度とっておかなければならない。だから、廃止を考えるときに事前に坂爪先生との話し合いというのはあったのかどうか。 それと、逆に途中からやはりこういうものを導入するといったときに、教職員の先生方というのは、はい、わかりましたとぽんとカリキュラムというか、入れられるものなのかどうかというところが、本当に教職員の先生方の理解というものが、期の途中から導入することによって支障はないのかあるのか。今ほどは市長のほうからはあまり大差ないよということもお話ししたのだけれども、実際の場においてどうなのだと、その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(森田幸衛君) 学校教育課長。
◎学校教育課長(佐久間伸一君) 坂爪先生との調整の時期でございますが、今ほど市長からも答弁ありましたとおり本来であれば当初予算前にその部分の調整が整っておればよかったわけでございますけれども、実際に坂爪先生との調整が整ったのが当初予算上程後ということで、本年に入ってからというところでの調整でございました。この件につきましては、校長会等を通じて各学校のほうにもこの状況についてはご報告を申し上げまして、調整が整った段階で各学校にも事情を説明し、今後予算が通った段階で実施ができるように体制を整えていただくという状況で今は進めているところであります。具体的には時間をこれまでよりも短縮して実施するということで調整をしているところでございます。 以上です。
○議長(森田幸衛君) 渡辺議員。
◆16番(渡辺宏行君) やるようにこれからやっている最中なのだけれども、例えば教育長の立場で、実際先生方というのは年間のこういうふうな配分というのを決めてスタートしておいて、途中から例えば教育委員会に言われたから、校長会で話したから、ぱっと切り替えというのは、できるのかどうかと。 これ予算にして135万円ぐらい上がっています。これというのは今までどのぐらいの予算でした。時間的にどのぐらい要しているのか。できれば、わかる範囲で結構ですので、お願いします。
○議長(森田幸衛君) 小谷教育長。
◎教育長(小谷太一郎君) 年度途中からこれが教育課程に入れられるかどうかということでありますが、昨年このことについても校長会等を通じまして現場のほうの図工の学習の一環としてこれまで継続してやってきたわけでありますが、時間を短縮してというふうな、これまで1日弁当を持って行っていたものを半日くらいで手際よくやっていただきたいというふうなことで、図工の時間年間約70時間ありますけれども、その中でやりくりをしてというふうなことで、主に文化祭への出品を狙いとしたものでありますので、その部分は十分可能であるというふうなことで、この陶芸を出品しないのであれば別なものを展示をするというふうなことになろうと思いますが、これまでやってきた経緯からそこは十分可能であるというふうな判断であります。
○議長(森田幸衛君) 学校教育課長。
◎学校教育課長(佐久間伸一君) 私から改めて金額と時間の件について答弁させていただきますが、まず初めに金額については、こちらについては前年度と同様額で計上させていただいております。時間のほうについては、これまで今教育長からも答弁ありましたとおり初日がお弁当持ち、2回目が半日ということであったものを学校のほうの要望等踏まえまして半日、半日でやるということで計画をしております。時間は短縮になったわけではございますけれども、作業工程、指導内容等については変更がないために前年同様の額で計上させていただいたところであります。 以上であります。
○議長(森田幸衛君) 井畑市長。
◎市長(井畑明彦君) 私のほうから少し補足を加えさせていただきます。今ほど申し上げたとおりでございまして、学校側と、それから実際教室を実施してくださる坂爪さんという、この件に関しましては2つの当事者がありまして、議員ご指摘のところにも含まれていると思うのですけれども、物事全てそうなのでしょうが、関係する方々と十分話し合いを行い、それから調整を行い、しかるべくタイミングで、この場合は本来であれば年度当初ということになりますが、おくればせながらということで、その点至らなかった、足りなかった部分があってこのタイミングになったというのは率直なところでございますので、その点おわび申し上げたいと思います。しかし、タイミングはこうであるのですけれども、実際坂爪さんが私のところに訪ねてきてくださいまして、これまでと違って簡素化された中でもこういうふうにやったら自分も意を尽くせるし、学校側も対応可能であるならば、では先ほど申し上げました芸術文化の機運の醸成や子供たちのいろんな情操の教育のためにプラスになろうというふうに判断し、今回の提案に至ったということでございますので、皆様にもご了承賜りたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(森田幸衛君) 天木議員。
◆10番(天木義人君) 関連ですけれども、胎内市は陶芸の里でもありませんし、阿賀野市や九谷焼、益子焼みたいなところでもありません。それで、この陶芸教室長年やっているわけですけれども、その意義と、また児童がどういうふうな捉え方をしているか、評判とか意向。それと、今後もこの事業は続けていくのか、今回でやめるのか、その辺をお伺いいたします。
○議長(森田幸衛君) 井畑市長。
◎市長(井畑明彦君) お答えいたします。 陶芸がそもそも胎内市に歴史的に定着している由縁のものであるかどうか、ここは議員の言われるとおり必ずしもそうではなくて、まさに先ほど来申し上げている坂爪さんという秀でた陶芸家がこの地にお住まいになり、いろいろな教室を開催していただいていたがゆえに振興が図られてきたと。坂爪先生は、アメリカにおいてもかなり著名な教授として陶芸の研究、指導に当たられたきたようなところがございまして、芸術家としての評価も極めて高い先生であります。そういった一流の芸術家に触れる機会が子供たちにあるということは、それ自体非常にすばらしいことであると思いますし、子供たちに限らず、生涯学習という側面からもこういうものはやはり大切にしていくべきであろうと。これからの時代の中で、とりわけ子供たちが普通の教科のほかにこういった機会に触れ、学ぶことができる。これは、実際私が先ほども申し上げました坂爪先生とお話をする中でもとても大切なことであろうと。 あと、これから先どうするのかということについては、今年度そういうふうにいたしまして、私自身としては学校の調整もつき、それからいろいろな方々の理解も得ながら末永く続いていけばということでございますが、では坂爪先生にかわる誰かが後継者としていらっしゃるかというとなかなかいないということもございますので、しばしまた話し合いなどもして、暫時継続した中で、近いうちに将来的にはどうすべきかしっかりと詰めさせていただきたいと考えております。よろしくお願いします。
○議長(森田幸衛君) 学校教育課長。
◎学校教育課長(佐久間伸一君) 大変申しわけありません。子供さんのそれについての評価というものについては私は把握はしておりませんが、そこに携わる先生方の声といたしまして、時間的な制約といいますか、時数を確保していかなければいけない場面で時間が長いというようなお話はいただきますけれども、それ以外の点については地元のプロの陶芸家から直接指導を受けられるということで、しかも市の陶芸研修所というところで本格的な陶芸体験ができるということで、とてもいい授業であるというような声はいただいております。 以上です。
○議長(森田幸衛君) 天木議員。
◆10番(天木義人君) 日本各地焼き物の産地ありますけれども、人間国宝とか、さまざまな有名な先生は大勢おられます。そこの産地で有名な人がそこでやっているかというと、なかなかそうもできないのが実情だと思っております。 それと、これが135万円で全部できるわけではなくて、父兄の負担というか、児童の負担もあると思うのです。その辺PTAの関係とかあると思うのですけれども、その辺はどう考えているのか。
○議長(森田幸衛君) 学校教育課長。
◎学校教育課長(佐久間伸一君) 保護者負担のほうには歳入のほうでも計上させていただいておりますが、400円材料代ということで徴収をさせていただきます。これについてはこれまでも諸校費という形で、各学校のほうで保護者から徴収したものの中からお支払いいただいているという状況でありますが、今回年度途中からということになりますけれども、この点については学校の事務担当者の方にも今こういう状況であるということでお話はさせていただいておりますので、その点については従来どおりさせていただくことで今は進めているところであります。 以上です。
○議長(森田幸衛君) 小野議員。
◆8番(小野德重君) 9款の消防施設費の関係でお伺いしたいのですが、歩道整備というようなことで交通安全のためには大変うれしいことなのですが、その工事に伴って既存の防火水槽が邪魔で撤去すると。そのかわり消火栓を代替でつけるというようなことで考えるのですが、当初恐らく防火水槽と消火栓というのは設置する際適正配置しなさいというようなことでいろんな指導を受けていると思うのですが、防火水槽を取り壊して今回消火栓にするというような形になると、消防力の基準からしていかがなものかなというふうに思うのですが、その辺はどういうふうなお考えですか。
○議長(森田幸衛君) 総務課長。
◎総務課長(田部雅之君) お答え申し上げます。 今回樽ケ橋・長政線の歩道整備ということで、今現在歩道整備事業を継続して進めておりますけれども、県のほうでその歩道整備の工事に伴いまして既存の防火水槽は県で撤去します。新設する消火栓については県から補償金という形で全額お金をいただき、市で簡易水道会計の中の工事として工事をさせていただくということで今回の補正予算を計上させていただきました。小野議員がおっしゃる防火水槽と消火栓等の防災力、消火力と申し上げますか、それについての基準なり防災計画、消防計画の中での基準を満たしているかどうか、ちょっと今手元に資料ございませんので、確認して後でお答え申し上げたいと思いますが、申しわけございません。よろしくお願いいたします。
○議長(森田幸衛君) 小野議員。
◆8番(小野德重君) 私からすれば、できれば防火水槽を潰すのではなくて、その付近に移設というか、別な場所につくっていただければ一番いいと思うのです。なぜかというと、消火栓というのは当然ラインつながっています。当然いろんな規模の火災があるのですが、同時に使用した場合共倒れをする可能性もあるというようなことで、防火水槽も適正配置というようなことで国は指導していると思うのですけれども、そういった考え方からすればやはり今ある防火水槽というのは別の場所に持っていってまた新たにつくるとか、そういった方向でできればしていただいて、地域の方からすれば場所の関係もあるのでしょうけれども、そういうふうな考えではいるのですけれども、そういう考えは当初なかったですか。
○議長(森田幸衛君) 総務課長。
◎総務課長(田部雅之君) この件につきまして、市で工事ということで行いますけれども、事業主体、補償金としてお金は県からいただくわけですけれども、県のほうでその歩道整備にかかわりまして下館の集落の方とか協議をさせていただいて了解したということで、私どものほうに補償金ということでお支払いして、工事をやっていただきたいということでの話は伺っております。今言った基準云々についてはもうちょっと再度詰めさせていただきますし、そのときに下館地内の集落、近隣の集落から小野議員がおっしゃるような撤去ではなくて、移設で消火栓も防火水槽もということでの防災力強化について意見、要望等が近隣の集落からあったかどうかについてもちょっと県とも連絡とり合いまして確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(森田幸衛君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般及び債務負担行為の補正について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで議第54号の質疑を終わります。 次に、議第55号 平成30年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第56号 平成30年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第57号
胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第58号
胎内市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第59号
胎内市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第60号 胎内市
介護保険条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第61号
胎内市都市公園条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第62号 胎内市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第63号
胎内市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第64号
胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部を改正する条例について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、議第65号 字の変更について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。 次に、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦については人事に関する案件なので、質疑を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、質疑を省略します。 次に、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決します。 諮問第1号は、議会として適任であると答申することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は適任であると答申することに決定しました。 ただいま議題となっている議第55号から議第65号までについては、お手元に配付の議案付託表のとおり所管の
常任委員会に審査を付託します。 総務課長。
◎総務課長(田部雅之君) 申しわけございません。先ほどの小野議員の防火水槽と消火栓の設置基準ということでございます。これにつきましては、昨年の6月に県のほうが集落の下館集落センターで近隣の区長さんほか7名の出席を得まして、今回の撤去、あと消火栓の設置工事について説明会がございました。その中で消防水利の基準ということでも当然話し合いが持たれました。その基準でございますけれども、消防水利につきましては市街地、または準市街地の防火対象物から消防水利に至る距離が別表のということでの数値にならなければならないという消防法での規定がございます。その中で下館集落については準市街地ということで、その防火対象物から消防水利に至る距離が120メートルということで、今回設置する消火栓の箇所についてはこの基準を満たしているということでの合意がなされたということでお聞きしております。 以上でございます。
△日程第6 発議第3号
胎内市議会委員会条例及び
胎内市議会基本条例の一部を改正する条例
○議長(森田幸衛君) 日程第6、発議第3号
胎内市議会委員会条例及び
胎内市議会基本条例の一部を改正する条例について議題とします。 本件について薄田智議員から議案が提出されているので、趣旨説明を求めます。 薄田議員。 〔13番 薄田 智君登壇〕
◆13番(薄田智君) それでは、私のほうから発議第3号
胎内市議会委員会条例及び
胎内市議会基本条例の一部を改正する条例について趣旨説明を行います。 地方分権の進展に伴い、地方議会の果たすべき役割と責任が重要となる中で、これまで当市議会では市民に開かれた議会を目指し、さまざまな議会改革に取り組み、平成28年10月には次の一般選挙から議員定数を18人から16人に削減することを決定いたしました。そのためこれまでより2人少ない人数で効率的な活発な議会運営を行うべく、
常任委員会の所属や定数、所管事務など
常任委員会のあり方について昨年から協議してまいりました。 今回提案しております
胎内市議会委員会条例及び
胎内市議会基本条例の一部を改正する条例は、
常任委員会における審査をより円滑にかつ充実させることを目的としております。具体的には現在の4
常任委員会を3
常任委員会に再編するもので、定数をそれぞれ10として、議長を除く全議員が2つの
常任委員会に所属することで議員一人一人がこれまで以上に幅広い市政課題に対応することが可能になることとともに、議員間の交流が図られ、さらに活発で充実した委員会活動の展開が期待されるものであります。 以上、全議員の賛同をお願い申し上げて趣旨説明を終わります。
○議長(森田幸衛君) これで趣旨説明を終わります。 これから質疑及び討論、採決を行います。 それでは、発議第3号について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 お諮りします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから発議第3号について採決します。 お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。
○議長(森田幸衛君) これで本日の日程は全部終了しました。 次の本会議は、6月26日午前10時から一般質問を行います。 なお、各委員会の日程は、お手元に配付の会期日程のとおりであります。また、討論は通告制といたしますので、全ての委員会の審査が終了する21日の午後5時までに議長に通告願います。 本日は、これをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 午前11時40分 散 会...