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03月16日-04号

  • "胎内市公共下水道事業会計補正予算"(1/4)
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  1. 胎内市議会 2017-03-16
    03月16日-04号


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    平成29年  3月 定例会(第1回)       平成29年第1回胎内市議会定例会会議録(第4号)〇議事日程平成29年3月16日(木曜日) 午前10時開議第 1 議第 1号 平成29年度胎内市一般会計予算    議第 2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算    議第 3号 平成29年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算    議第 4号 平成29年度胎内市介護保険事業特別会計予算    議第 5号 平成29年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算    議第 6号 平成29年度胎内市農業集落排水事業特別会計予算    議第 7号 平成29年度胎内市簡易水道事業特別会計予算    議第 8号 平成29年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算    議第 9号 平成29年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算    議第10号 平成29年度胎内市公共下水道事業会計予算    議第11号 平成29年度胎内市水道事業会計予算    議第12号 平成29年度胎内市工業用水道事業会計予算    議第14号 平成28年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議第15号 平成28年度胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)    議第16号 平成28年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)    議第17号 平成28年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)    議第18号 平成28年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)    議第19号 平成28年度胎内市観光事業特別会計補正予算(第2号)    議第20号 平成28年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)    議第21号 平成28年度胎内市公共下水道事業会計補正予算第2号)    議第22号 平成28年度胎内市水道事業会計補正予算(第4号)    議第23号 胎内市行政組織条例の一部を改正する条例    議第24号 胎内市個人情報保護条例の一部を改正する条例    議第25号 胎内市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び胎内市職員の給与に関する          条例の一部を改正する条例    議第26号 胎内市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例    議第27号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部          を改正する条例    議第28号 胎内市税条例等の一部を改正する条例    議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    議第30号 胎内市奨学金貸与基金条例の一部を改正する条例    議第31号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例    議第32号 胎内市集会所建設事業費補助金に関する条例を廃止する条例    議第33号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例    議第34号 胎内市昆虫小動物等養繁殖施設条例を廃止する条例    議第35号 胎内市索道条例    議第36号 胎内市胎内ロッジ条例    議第37号 胎内市地域間交流センター条例の一部を改正する条例    議第38号 胎内市胎内フィッシングパーク条例の一部を改正する条例    議第39号 胎内市観光施設設備条例を廃止する条例    議第40号 胎内市設住宅条例の一部を改正する条例    議第41号 胎内市工業用水道条例の一部を改正する条例    議第42号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を          定める条例の一部を改正する条例    議第43号 胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部          を改正する条例    議第44号 胎内市職員の降給に関する条例    議第45号 胎内市妊産婦医療費助成に関する条例    議第46号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について    議第47号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について    議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約について    議第49号 相互救済事業の委託について    議第50号 し尿処理に関する事務の受託の廃止及び胎内市、新発田市、村上市、関川村          し尿処理に関する事務委託に関する規約の変更について第 2 議員派遣の件について第 3 各常任委員会議会運営委員会議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査                                           〇本日の会議に付した事件日程第 1 議第 1号 平成29年度胎内市一般会計予算      議第 2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算      議第 3号 平成29年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算      議第 4号 平成29年度胎内市介護保険事業特別会計予算      議第 5号 平成29年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算      議第 6号 平成29年度胎内市農業集落排水事業特別会計予算      議第 7号 平成29年度胎内市簡易水道事業特別会計予算      議第 8号 平成29年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算      議第 9号 平成29年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算      議第10号 平成29年度胎内市公共下水道事業会計予算      議第11号 平成29年度胎内市水道事業会計予算      議第12号 平成29年度胎内市工業用水道事業会計予算      議第14号 平成28年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議第15号 平成28年度胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第16号 平成28年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議第17号 平成28年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)      議第18号 平成28年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議第19号 平成28年度胎内市観光事業特別会計補正予算(第2号)      議第20号 平成28年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)      議第21号 平成28年度胎内市公共下水道事業会計補正予算第2号)      議第22号 平成28年度胎内市水道事業会計補正予算(第4号)      議第23号 胎内市行政組織条例の一部を改正する条例      議第24号 胎内市個人情報保護条例の一部を改正する条例      議第25号 胎内市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び胎内市職員の給与に関            する条例の一部を改正する条例      議第26号 胎内市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例      議第27号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の            一部を改正する条例      議第28号 胎内市税条例等の一部を改正する条例      議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議第30号 胎内市奨学金貸与基金条例の一部を改正する条例      議第31号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例      議第32号 胎内市集会所建設事業費補助金に関する条例を廃止する条例      議第33号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例      議第34号 胎内市昆虫小動物等養繁殖施設条例を廃止する条例      議第35号 胎内市索道条例      議第36号 胎内市胎内ロッジ条例      議第37号 胎内市地域間交流センター条例の一部を改正する条例      議第38号 胎内市胎内フィッシングパーク条例の一部を改正する条例      議第39号 胎内市観光施設設備条例を廃止する条例      議第40号 胎内市設住宅条例の一部を改正する条例      議第41号 胎内市工業用水道条例の一部を改正する条例      議第42号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基            準を定める条例の一部を改正する条例      議第43号 胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の            一部を改正する条例      議第44号 胎内市職員の降給に関する条例      議第45号 胎内市妊産婦医療費助成に関する条例      議第46号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について      議第47号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について      議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約につい            て      議第49号 相互救済事業の委託について      議第50号 し尿処理に関する事務の受託の廃止及び胎内市、新発田市、村上市、関            川村し尿処理に関する事務委託に関する規約の変更について日程第 2 議員派遣の件について日程第 3 各常任委員会議会運営委員会議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査追加日程第1 議員辞職の件                                           〇出席議員(17名)   1番   高  橋  政  実  君    2番   森  本  将  司  君   3番   八  幡  元  弘  君    4番   佐  藤  陽  志  君   5番   渡  辺  秀  敏  君    6番   坂  上  清  一  君   7番   小  野  德  重  君    8番   渡  辺  栄  六  君   9番   天  木  義  人  君   10番   佐  藤  武  志  君  11番   榎  本  丈  雄  君   12番   薄  田     智  君  13番   渡  辺     俊  君   14番   桐  生  清 太 郎  君  16番   渡  辺  宏  行  君   17番   丸  山  孝  博  君  18番   森  田  幸  衛  君                                           〇欠席議員(1名)  15番   富  樫     誠  君                                           〇説明のため出席した者     市     長   吉  田  和  夫  君     副  市  長   三  宅  政  一  君     総 務 課 長   高  橋     晃  君     総 合 政策課長   井  畑  明  彦  君     財 政 課 長   小  熊  龍  司  君     税 務 課 長   桐  生  光  成  君     市 民 生活課長   田  部  雅  之  君     福 祉 介護課長   須  貝  敏  昭  君     こども支援課長   榎  本  武  司  君     健康づくり課長   須  貝     実  君     農 林 水産課長   榎  本  富  夫  君     地 域 整備課長   田  中  良  幸  君     会 計 管 理 者   阿  彦  和  男  君     商 工 観光課長   高  橋  文  男  君     上 下 水道課長   本  間  陽  一  君     黒 川 支 所 長   坂  上  敏  衛  君     秘 書 室 長   丹  後  幹  彦  君     教  育  長   小  谷  太 一 郎  君     学 校 教育課長   佐  藤     守  君     生 涯 学習課長   池  田     渉  君                                           〇事務局職員出席者     議 会 事務局長   佐  藤  一  孝     参     事   佐 久 間  伸  一     主     任   今  井  孝  之               午前10時00分  開 議 ○議長(森田幸衛君) おはようございます。これより第1回定例会を再開いたします。  現在の出席議員は17名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。 △日程第1 議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算      議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算      議第3号 平成29年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算      議第4号 平成29年度胎内市介護保険事業特別会計予算      議第5号 平成29年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算      議第6号 平成29年度胎内市農業集落排水事業特別会計予算      議第7号 平成29年度胎内市簡易水道事業特別会計予算      議第8号 平成29年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算      議第9号 平成29年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算      議第10号 平成29年度胎内市公共下水道事業会計予算      議第11号 平成29年度胎内市水道事業会計予算      議第12号 平成29年度胎内市工業用水道事業会計予算      議第14号 平成28年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議第15号 平成28年度胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第16号 平成28年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議第17号 平成28年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)      議第18号 平成28年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議第19号 平成28年度胎内市観光事業特別会計補正予算(第2号)      議第20号 平成28年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)      議第21号 平成28年度胎内市公共下水道事業会計補正予算第2号)      議第22号 平成28年度胎内市水道事業会計補正予算(第4号)      議第23号 胎内市行政組織条例の一部を改正する条例      議第24号 胎内市個人情報保護条例の一部を改正する条例      議第25号 胎内市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び胎内市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議第26号 胎内市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例      議第27号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例      議第28号 胎内市税条例等の一部を改正する条例      議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議第30号 胎内市奨学金貸与基金条例の一部を改正する条例      議第31号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例      議第32号 胎内市集会所建設事業費補助金に関する条例を廃止する条例      議第33号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例      議第34号 胎内市昆虫小動物等養繁殖施設条例を廃止する条例      議第35号 胎内市索道条例      議第36号 胎内市胎内ロッジ条例      議第37号 胎内市地域間交流センター条例の一部を改正する条例      議第38号 胎内市胎内フィッシングパーク条例の一部を改正する条例      議第39号 胎内市観光施設設備条例を廃止する条例      議第40号 胎内市設住宅条例の一部を改正する条例      議第41号 胎内市工業用水道条例の一部を改正する条例      議第42号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議第43号 胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部を改正する条例      議第44号 胎内市職員の降給に関する条例      議第45号 胎内市妊産婦医療費助成に関する条例      議第46号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について      議第47号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について      議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約について      議第49号 相互救済事業の委託について      議第50号 し尿処理に関する事務の受託の廃止及び胎内市、新発田市、村上市、関川村し尿処理に関する事務委託に関する規約の変更について ○議長(森田幸衛君) 日程第1、議第1号から議第12号まで及び議第14号から議第50号までを一括議題とします。  なお、議第1号及び議第2号並びに議第29号、議第48号につきましては、お手元に配付のとおり討論の通告がなされております。  これより委員長報告を行います。  報告の順序は、予算審査特別委員長総務文教常任委員長厚生環境常任委員長産業観光常任委員長まちづくり常任委員長の順に行います。  また、委員長報告に対する質疑は委員長報告の都度行うこととします。  それでは最初に、予算審査特別委員長に審査結果の報告を求めます。  高橋委員長。               〔1番 高橋政実君登壇〕 ◆1番(高橋政実君) おはようございます。これより予算審査特別委員長報告を行います。  本定例会において当委員会に審査を付託された案件は、議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算から議第12号 平成29年度胎内市工業用水道事業会計予算までの12件であります。付託案件については、市長、副市長、教育長及び会計管理者担当課長等の出席を求め、3月10日、13日、14日の3日間にわたり委員会を開催し、これを審査いたしました。  それでは、議案ごとに順次審査結果を報告いたします。  なお、全議員出席の予算審査でありましたので、質疑内容等の報告は省略させていただきます。  最初に、議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を165億4,000万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して11.68%の増額であります。予算全般について質疑を行い、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を38億1,400万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して1.01%の減額であります。予算全般について質疑を行い、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第3号 平成29年度胎内市後期高齢者医療特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を2億6,990万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して6.74%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第4号 平成29年度胎内市介護保険事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を33億300万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して3.45%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第5号 平成29年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を1億960万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して8.28%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第6号 平成29年度胎内市農業集落排水事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を6億7,500万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して4.53%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第7号 平成29年度胎内市簡易水道事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を1億5,800万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して11.27%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第8号 平成29年度胎内市地域産業振興事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を4億3,000万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して6.66%の減額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第9号 平成29年度胎内市鹿ノ俣発電所運営事業特別会計予算であります。これは、歳入歳出予算の総額を1億7,400万円とするもので、平成28年度当初予算と比較して31.12%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第10号 平成29年度胎内市公共下水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を11億2,994万7,000円に、同支出予定額を9億5,313万7,000円とし、資本的収入予定額を7億5,677万6,000円に、同支出予定額を10億9,835万5,000円とするもので、平成28年度当初予算と比較して収入額合計で11.18%の増額、支出額合計では9.56%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第11号 平成29年度胎内市水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を6億7,138万1,000円に、同支出予定額を6億1,623万1,000円とし、資本的収入予定額を1億9,590万円に、同支出予定額を4億3,927万4,000円とするもので、平成28年度当初予算と比較して収入額合計で6.61%の増額、支出額合計で2.49%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第12号 平成29年度胎内市工業用水道事業会計予算であります。これは、収益的収入予定額を1,258万5,000円に、同支出予定額を1,257万7,000円とし、資本的収入予定額及び支出予定額を120万4,000円とするもので、平成28年度当初予算と比較して収入額合計で55.16%の増額、支出額合計で54.01%の増額であります。予算全般について質疑を行い、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で予算審査特別委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上で予算審査特別委員長報告を終わります。  お諮りします。ただいまの報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、予算審査特別委員長報告に対する質疑は省略します。  次に、総務文教常任委員長に審査結果の報告を求めます。  桐生委員長。               〔14番 桐生清太郎君登壇〕 ◆14番(桐生清太郎君) これより総務文教常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、条例の一部を改正する条例8件、条例の制定1件、相互救済事業の委託1件の計10件であります。付託案件については、2月27日午前10時から副市長及び教育長並びに担当課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第23号 胎内市行政組織条例の一部を改正する条例であります。これは、平成29年度から介護予防・日常生活支援総合事業を実施することに伴い、当該総合事業のほか、地域包括支援センターの運営及び介護予防事業について、これらを総称する地域支援事業として福祉介護課の事務分掌に加えるほか、旅行業の廃止に伴い当該事務を削るものであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第24号 胎内市個人情報保護条例の一部を改正する条例であります。これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の一部改正に伴い、当該条例において引用する同法の条項が繰り下げられたため、規定の整備を行うものであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第25号 胎内市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び胎内市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。これらは、昨年の人事院勧告等を踏まえ、国家公務員において、働きながら育児や介護をしやすい環境を整備するため、関連する法律が改正され、これに準じて地方公務員に関する法律等も改正されたことから、本市においても国家公務員と同様に職員の育児や介護の支援に関する制度を整備するため条例を改正するもので、主な内容としては、育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大、介護時間の新設、介護のための超過勤務の免除などであります。また、胎内市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、介護時間の新設に伴い、引用箇所の整備を行うものであり、主な質疑は、職員の育児休暇等の取得状況と改正に伴う取得率向上の見込みについてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第26号 胎内市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、議第25号と同様に、昨年の人事院勧告等を踏まえ、国家公務員に準じて職員の育児支援のために条例を改正するもので、主な内容としては、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和などのほか、人事評価制度の導入に伴い、育児休業をした職員の職務復帰後における号給の調整に関し所要の改正を加えるものであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第27号 胎内市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、学校医及び園医については毎年新発田北蒲原医師会胎内支部からの推薦を受け、学校、園ごとに委嘱しているが、医師不足や開業医の高齢化等の状況にあることから、今後現在の学校医等が交代する場合における後任の確保が難しくなることが危惧されているとのことであり、学校医及び園医の確保を円滑に行いたいことから、合併時から据え置きとなっている学校医報酬額等を平成29年度から新発田北蒲原医師会からの要望のとおり増額するものであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第28号 胎内市税条例等の一部を改正する条例であります。これは、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律等の公布に伴い、胎内市税条例及び平成28年3月31日に公布した胎内市税条例等の一部を改正する条例について所要の改正を行うもので、改正の主な内容は、個人住民税における住宅ローン控除制度の適用期限を延長すること、法人市民税の法人税割の税率の引き下げの時期及び軽自動車税の環境性能割の導入の時期が変更となったこと等に伴う規定を整備するものであり、主な質疑は、法人税割の税率引き下げによる影響額についてなどであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第30号 胎内市奨学金貸与基金条例の一部を改正する条例であります。これは、奨学金の貸与を受ける者の資格に関し、職業能力開発促進法に基づく公共職業能力開発施設に入学する者及び在学中の者を加え、その奨学金の額を定めるほか、規定内容をより明確にするための整備を行うものであり、主な質疑は、改正により加えられた当該校に対するこれまでの対応について、給付型奨学金の検討の有無についてなどであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第31号 胎内市社会体育施設条例の一部を改正する条例であります。これは、社会体育施設の利用促進、わかりやすい料金設定とすること、及び当該施設の管理運営の効率化を図るため改正するもので、主な内容としては、総合体育館の利用促進を図るため、利用者からの要望や近隣の体育施設の状況等も参考にし、同体育館のトレーニングルームやランニングレーンで利用できる回数券や定期券の導入にあわせ、陸上競技場やサンビレッジ中条のランニングレーンにおいても共通利用できるものとすること、また社会体育施設の使用料について総合体育館の使用料を基本として統一し、わかりやすいものとするため改正を行うものであります。あわせて、施設の効率化を図るため、本条例で規定している総合グラウンドテニス場及びスポーツハウスグラウンドについて、現在設置目的に沿った利用がなく、今後も利用が見込まれないことから、別表から削除するものであり、主な質疑は、回数券、定期券が共通利用できる施設についてであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第44号 胎内市職員の降給に関する条例であります。これは、人事評価制度の導入を踏まえて、今後勤務成績不良となった職員等を分限処分とし降給する必要が生じる場合に備え、新たに条例を制定するものであり、主な質疑は、降格となる具体的な事例について、公正な評価制度の運用についてなどであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に議第49号 相互救済事業の委託についてであります。これまで、相互救済事業のうち建物災害共済事業については、町村等の委託を受け、事業を行っている一般財団法人全国自治協会に委託していたが、平成29年4月からは市町村合併に伴って市制施行した団体に適用される特例基率が廃止され、これまでと比較して委託金額が増額となることから、現在の委託金額とほぼ同額となる公益社団法人全国市有物件災害共済会に委託するものであり、主な質疑は、対象となる財産について、災害時の共済割合についてなどであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上で総務文教常任委員長報告を終わります。  これより総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほど総務文教常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  次に、厚生環境常任委員長に審査結果の報告を求めます。  渡辺栄六委員長。               〔8番 渡辺栄六君登壇〕 ◆8番(渡辺栄六君) おはようございます。これより厚生環境常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、補正予算4件、条例の一部を改正する条例4件、条例の制定1件、規約の変更1件の計10件であります。付託案件については、2月28日午前10時から副市長及び関係課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第14号 平成28年度胎内市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。これは、歳入歳出予算の総額に5,774万4,000円を追加し、総額を38億1,597万6,000円とするもので、歳出の主なものは、第2款保険給付費における一般被保険者及び退職被保険者の療養給付費及び第11款諸支出金における過年度分の負担金の精算に伴う国への返還金を増額するものであります。一方、これを賄う歳入財源は、一般会計繰入金において、保険基盤安定繰入金については法定負担金が確定したことに伴い減額し、財政安定化支援事業繰入金については交付税算入額の確定に伴い増額、また今年度における療養給付費等が予想以上の増額となる見込みとなり、給付準備基金の繰入金では賄えないことから、その他一般会計繰入金を計上するものであり、主な質疑は、給付準備基金の残高について、特定健康診査等負担金の減額理由についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第15号 平成28年度胎内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額に188万7,000円を追加し、総額を2億5,374万円とするもので、歳入では、第1款保険料において、被保険者数が当初の見込みより増加したことから当該保険料を増額したほか、第3款繰入金において、負担金の確定により保険基盤安定繰入金を減額し、一方歳出では、保険料の増額に伴い、後期高齢者医療広域連合に納付する当該納付金を増額するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第16号 平成28年度胎内市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)であります。これは、歳入歳出予算の総額に変更はないが、繰越明許費について、介護保険システム改修事業で、国の予算繰り越しに伴い平成29年度に繰り越して実施するため制定するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第17号 平成28年度胎内市黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から110万円を減額し、総額を1億2,615万9,000円とするもので、歳出としては、決算見込みに合わせ、第1款衛生費の1項1目医科診療費において臨時職員賃金を減額、1項2目歯科診療費において歯科医師に対する診療業務委託料を増額し、一方これを賄う歳入財源は、医科及び歯科の診療収入の決算見込みから使用料及び手数料を減額し、市債を増額するものであります。第2条、地方債の補正については、黒川診療所整備事業に係る起債について、国に対する増額要望が認められたことから限度額を増額するものであり、主な質疑は歯科診療業務委託料の増額理由についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。国民健康保険税については、平成23年度以降これまでの6年間、税率は据え置かれていたが、国民健康保険事業の安定的な運営を図るため、保険給付費及び国、県の補助金等の動向を踏まえて税率を改正するもので、改正の主な内容としては、保険給付費の増加に伴い、基礎課税額については所得割額を0.81%引き上げ7.81%に、均等割額を3,100円引き上げ2万5,500円に、平等割額を700円引き上げ1万9,700円とし、後期高齢者支援金等課税額については所得割額を0.31%引き上げ2.91%に、均等割額を1,400円引き上げ9,400円とし、介護納付金課税額については所得割額を0.18%引き上げ2.38%とし、平成29年度以降の年度分の国民健康保険税から適用するものであり、主な質疑は、改正による保険税の増収見込み額について、1人当たりの保険税額の他市との比較について、特定世帯について、国民健康保険運営協議会の協議内容について、運営主体が市から県へ移管後の保険税額の見通しについてなどであり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第33号 胎内市介護保険条例の一部を改正する条例であります。これは、介護保険法施行令の一部改正に伴い、平成30年度から介護保険料の段階を判断する際の合計所得金額について、長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除額を控除した額を用いることとしたが、平成29年度においても、条例で定めることにより特例として当該措置を適用できることになったことから改正を行うものであります。また、第1段階被保険者については、平成29年度の特例措置を講じた上で、平成27年度及び平成28年度同様の軽減賦課措置を講ずることとするものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第42号 胎内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例であります。これは、地域密着型通所介護の創設に伴い、国で定める指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことから、これに準じて本市における地域密着型通所介護に係る基準を規定するほか、所要の改正を行うものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第43号 胎内市地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準を定める条例の一部を改正する条例であります。これは、介護保険法施行規則の改正により、主任介護支援専門員の更新制度が導入されたことに伴い、当該条例に規定する主任介護支援専門員の資格要件について、その基準となる同規則の規定と合わせるほか、所要の改正を行うものであり、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第45号 胎内市妊産婦医療費助成に関する条例であります。これは、妊産婦の経済的負担の軽減を図りつつ、母子の健康管理を促進することを目的に、平成29年度から妊産婦が医療機関等を受診する際の医療費の一部を助成する取り組みを開始したいとするもので、助成期間や自己負担額など、制度の運用方法を定めるものであります。また、制度の運用については、市民への周知及び関係機関との事務調整期間を考えあわせ、受給者証の申請受け付けについて本年9月から、医療費助成については10月から開始したいとするものであり、主な質疑は、市の財政負担額について、運用開始日の設定理由についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第50号 し尿処理に関する事務の受託の廃止及び胎内市、新発田市、村上市、関川村し尿処理に関する事務委託に関する規約の変更についてであります。これは、新発田市、村上市、関川村の区域におけるし尿処理に関する事務の管理及び執行に関し規約を定め、胎内市で受託してきたが、平成24年に取り交わした合意書に基づき、公債費負担が終了する平成28年度末をもって新発田市が委託を廃止すること、及びこれに伴う規約の一部改正を行うものであり、主な質疑は、新発田市が委託を廃止する理由について、清掃センター廃止後の当該施設の利用についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上で厚生環境常任委員長報告を終わります。  これより厚生環境常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほど厚生環境常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  次に、産業観光常任委員長に審査結果の報告を求めます。  小野委員長。               〔7番 小野德重君登壇〕 ◆7番(小野德重君) おはようございます。これより産業観光常任委員長の報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、補正予算2件、条例の廃止2件、条例の制定2件、条例の一部を改正する条例2件の計8件であります。付託案件については、3月1日午前10時から副市長及び関係課長の出席を求め、委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第19号 平成28年度胎内市観光事業特別会計補正予算(第2号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から1,410万円を減額し、総額を1億7,243万6,000円とするもので、歳出としては第1款商工費において、決算見込みにより旅行斡旋費、胎内アウレッツ館運営費を減額し、樽ケ橋遊園運営費を増額するものであります。また、歳入については、事業収入、使用料及び手数料、繰入金、諸収入を減額するものであり、主な質疑は、胎内アウレッツ館運営費の減額理由について、樽ケ橋遊園運営費の飼料費の増額理由について、樽ケ橋遊園の入園者数の推移についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第20号 平成28年度胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から6,830万円を減額し、総額を3億9,528万1,000円とするもので、歳出としては、第1款農林水産業費の1項3目米粉製造施設運営費において、決算見込みにあわせて委託料を減額し、1項5目ワイン製造施設運営事業費では需用費、役務費及び公課費を増額するものであります。また、歳入については、事業費の確定見込みにより事業収入を減額したものであり、主な質疑は米粉製造処理業務委託料の減額理由について、ワイン製造施設運営事業費の通信運搬費についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第34号 胎内市昆虫小動物等養繁殖施設条例を廃止する条例であります。にいがた地鶏の養鶏場として平成6年度に建設し、平成21年度まで飼育していたが、需要不足により平成22年度から事業を休止している施設について、今後の維持管理等を考慮した結果、本条例を廃止するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第35号 胎内市索道条例であります。これは、平成29年度から観光事業特別会計を廃止することに伴い、当会計を一般会計に移行するため、条例の全部を改正するもので、特別会計設置の根拠と捉えられるような文言を削り、施設の設置目的に住民の福祉を増進するものである旨を明記したものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第36号 胎内市胎内ロッジ条例であります。これも、平成29年度から観光事業特別会計を廃止することに伴い当会計を一般会計に移行するため、条例の全部を改正するもので、特別会計設置の根拠と捉えられるような文言を削り、施設の設置目的に住民の福祉を増進するものである旨を明記したほか、胎内駐車場風倉を胎内ロッジ附帯施設として位置づけるものであり、主な質疑は駐車場料金の設定理由についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第37号 胎内市地域間交流センター条例の一部を改正する条例であります。これまで胎内市観光施設設備条例で管理してきた胎内駐車場第1から第3を地域間交流センターの附帯施設として位置づけるものであり、主な質疑は辺地債との関係についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第38号 胎内市胎内フィッシングパーク条例の一部を改正する条例であります。これも、これまで胎内市観光施設設備条例で管理してきたボートを胎内フィッシングパークの附帯施設として位置づけるものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第39号 胎内市観光施設設備条例を廃止する条例であります。平成29年度から観光事業特別会計を廃止することに伴い、条例を廃止するものであり、これまで胎内市観光施設設備条例で管理してきた胎内駐車場第1から第3を地域間交流センターの附帯施設として、ボートを胎内フィッシングパークの附帯施設として、胎内駐車場風倉を胎内ロッジの附帯施設として、それぞれ位置づけるものであり、主な質疑は、辺地債がなくなった場合の再条例化の有無についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上で産業観光常任委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上で産業観光常任委員長報告を終わります。  これより産業観光常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほど産業観光常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  次に、まちづくり常任委員長に審査結果の報告を求めます。  丸山委員長。               〔17番 丸山孝博君登壇〕 ◆17番(丸山孝博君) おはようございます。これよりまちづくり常任委員長報告を行います。  今定例会において当委員会に審査を付託されたのは、補正予算3件、条例の廃止1件、条例の一部を改正する条例2件、総合整備計画の変更1件、総合整備計画の策定1件、連携協約について1件の計9件であります。付託案件については、去る3月2日午前10時から、副市長及び関係課長の出席を求め、当委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。  初めに、議第18号 平成28年度胎内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。これは、歳入歳出予算の総額から2,259万9,000円を減額し、総額6億9,359万5,000円とするもので、歳出としては、第1款農業集落排水事業費において国庫補助金の減額に伴い工事請負費を減額したほか、決算見込みに合わせ、需用費、役務費及び公課費をそれぞれ減額し、第2款基金積立金において財政調整基金積立金を増額したほか、第4款予備費を減額するものであります。一方、歳入においては財産収入を増額したほか、国庫補助金の確定等に伴い、農業集落排水事業費国庫補助金及び農業集落排水事業債を減額し、資本費平準化債については借り入れ可能額に合わせて減額するものであります。また、第2条、地方債の補正については、農業集落排水事業及び資本費平準化債についてそれぞれ限度額を変更するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第21号 平成28年度胎内市公共下水道事業会計補正予算第2号)であります。これは、収益的収入に11万9,000円を追加し、収益的収入の総額を10億9,332万8,000円とするもので、内容としては、地方公営企業繰出基準に基づく一般会計補助金を増額したものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第22号 平成28年度胎内市水道事業会計補正予算(第4号)であります。これは、収益的収入に24万円を追加し、収益的収入の総額を6億8,095万8,000円に、また収益的支出から80万円を減額し、収益的支出の総額を6億2,515万3,000円とするもので、内容としては、収益的収入では、地方公営企業繰出基準に基づく一般会計補助金を増額し、収益的支出では配水及び給水費並びに総係費において不用額を減額したものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第32号 胎内市集会所建設事業費補助金に関する条例を廃止する条例であります。これは、補助金交付に当たっては、胎内市補助金等交付規則及び各補助金の交付要綱による制度運用が一般的であり、本補助金についても他の補助金と同様の制度運用を行うため、現行条例を廃止し、必要な改正等を盛り込んだ要綱を新たに制定することとして提案されたものであり、主な質疑は、制定する要綱の内容について、要綱の制定時期についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第40号 胎内市設住宅条例の一部を改正する条例であります。これは、住宅入居待機者への入居促進を図るため、現在教職員住宅として管理している黒川下町地内の2棟について、今後市設住宅として管理するため改正を行うものであり、また市設住宅前山台1号については平成27年以降入居者がいないこと、入居希望者のニーズと合致しないことなどから、平成29年度以降一般住宅として払い下げしたく用途廃止するほか、老朽化等に伴い取り壊した二葉町2号及び平木田市設住宅、県ヘ所有権移転した旧警察職員住宅等について、本条例から削除し、あわせて附則において関係条例の一部を改正するものであり、主な質疑は、市設住宅前山台1号のこれまでの募集内容と払い下げの方法について、市営住宅の入居待機者について、政策空き家の対応についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定しました。  次に、議第41号 胎内市工業用水道条例の一部を改正する条例であります。これは、新潟中条中核工業団地に工場用水を使用する企業が進出する予定であり、企業進出を促進するため、平成29年度から1立方メートル当たりの基本使用料を現行の30円から20年に引き下げるものであり、主な質疑は1立方メートル当たりの原価についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第46号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてであります。黒川東部辺地に係る公共的施設総合整備計画を変更するものであり、主な質疑は事業期間の延長の有無について、事業の具体的内容についてなどであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  次に、議第47号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定についてであります。村松浜を辺地として、公共的施設を総合的に整備するための計画を策定するものであり、主な質疑はサンセット中条改修事業の内容についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  最後に、議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約についてであります。本協約は、国が定める連携中枢都市圏構想推進要綱に基づき、連携中枢都市圏として新潟広域都市圏を形成し、圏域全体の経済成長の牽引等の取り組みを連携して推進するため、新潟市、三条市、新発田市など、12市町村でこれまで検討を重ねてきたもので、このほど連携中枢都市となる新潟市と胎内市が連携協約を協議により締結するものであり、主な質疑は、締結に伴う国の財政措置について、具体的な構想についてであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。  以上でまちづくり常任委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上でまちづくり常任委員長報告を終わります。  これよりまちづくり常任委員長の報告に対する質疑を行います。  今ほどまちづくり常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で委員長報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご質疑ないので、これで質疑を終わります。  これより討論を行います。  最初に、議第1号及び議第2号並びに議第29号、議第48号の反対討論の通告がありますので、丸山孝博議員の発言を許可します。  丸山議員。               〔17番 丸山孝博君登壇〕 ◆17番(丸山孝博君) 私は、今定例会に提案されました議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算、議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算、議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例並びに議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約についての4件に対し、反対の討論を行います。  初めに、議第1号、一般会計予算についてであります。予算規模は165億4,000万円で、前年度当初予算比17億3,000万円の増、歳入は市税37億3,730万円で、前年度比6,800万円増の一方で、財政調整基金2億円、合併振興基金3億円の取り崩しによる繰入金、合併12年目となる普通交付税は段階的に縮減や、それとは別に国からの一方的な削減通告で前年度比3億9,200万円もの減で、43億3,580万円となっており、依存財源の割合を昨年度の1.75倍の市債発行に頼り、30億1,542万円を予定するなどの予算となっています。  さて、今市内の経済状況、市民の暮らしはどうでしょうか。売り上げが減って暮らしていけない、年金が減らされ、食費と暖房を切り詰めている、生命保険を解約して生活費に回した、労働者の多くは非正規雇用などの拡大で賃金は上がらず、入学金のお金が工面できないために子供の進学を諦めてもらったなど、悲痛な声が寄せられています。市民の暮らしは年々苦しくなっています。家計消費も15カ月連続で前年比マイナスを続けています。市民からはアベノミクスの恩恵を感じないという声が上がるのも当然です。消費税8%の増税で、庶民の財布のひもはますますかたく締められ、地域経済は冷え込み続けています。安倍政権の経済政策、アベノミクスが始まって4年になりますが、その行き詰まりと破綻が景気や消費の面だけでなく、消費税頼み路線の行き詰まりと財政運営の面でも明瞭であります。こうしたときこそ、地方自治体が住民の暮らしを守る防波堤の役割を果たすことが求められています。  新年度胎内市の最大の特徴は、第2次胎内市総合計画実施の初年度であるということであります。市長の施政方針は、その基本方針に沿って、5つの柱としてまとめています。その第1として市民と行政の協働によるまちづくりを掲げていますが、このことを裏づける具体的な内容が乏しいのであります。市民協働に向けた改革として、行政と市民が情報を共有しながら意見交換ができるSNSの活用とパブリックコメントの活用などとしていますが、SNSを始めたこと自体は評価しますが、しかし市のフェイスブックなど公開されているSNSは、「いただいたコメントやメッセージへの返信はいたしません」となっており、双方向に情報交換できるものになっていません。SNSの積極的な活用は、単に情報発信で施設の認知度や来場者を増加させることを目的とするのではなく、市民との協働というのであれば、市民とのコミュニケーションを図るSNSの運用にすべきであります。また、隣の村上市を始め、少なくない自治体の首長がみずからSNSを活用していますが、吉田市長も始めるべきではないでしょうか。  さらに、昨年から始まったマイナンバー制度に伴って、社会保障・税番号制度移行等業務委託料などが引き続き予算化されていますが、これは国民の社会保障と税の情報を国が一括管理し、徴税強化、給付抑制を狙うとともに、プライバシーの漏えいなどが危惧されていることから、カード化した市民は5%程度にすぎません。予算審査で市民税の特別徴収通知書についてただしましたが、個人番号を事業主に知らせることに何の意味があるのでしょうか。無駄で無意味なことはしないよう、強く求めるものであります。  市の新年度予算が人口減対策の一環として地域おこし協力隊関連予算を始めとした山村活性化支援事業などは大きく成功することを期待していますが、教育費負担や保育料負担の軽減という切実な市民要望に応える人口減対策にもっと力を注ぐ予算にすべきであります。中条体育館解体撤退工事が予算化されていますが、これに関連して中条中学校の部活動のあり方についてただしましたが、行政の都合で生徒の部活動が困難な状況になり、さらに保護者の経済的負担を求めるようなことでよいのでしょうか。生徒の立場で安全で安心して部活動ができるよう、早急に解決することを強く求めるものであります。さらに、子供の貧困対策についてはまだまだ不十分であります。給付型奨学金の創設を強く求めるとともに、生活困窮者自立支援事業の啓発活動が不十分であり、制度の徹底と全ての該当者が利用できる制度を求めたいと思います。こうした施策を重視すべきです。  胎内リゾートの活性化について。第2次マスタープランについては、最終年度の予算編成であるにもかかわらず、必ずしも計画どおりではなく、みずから決めた目標にもかかわらず、その検証と今後の対策、展望について全く説得力がなく、胎内リゾート施設管理運営委託料として7,000万円を計上していることは納得できません。雇用破壊などによる賃金の低下が大きな問題になっています。この間、厳しい雇用経済情勢を受け、緊急雇用対策事業が盛り込まれてきましたが、新年度当初予算はその事業が昨年度に引き続き皆無であります。本気で雇用対策を推進する気があるのでしょうか。市民の雇用と生活を守るため、願いに応える雇用対策費を計上すべきであり、このことを強く求めたいと思います。  最後に、私は予算全部に対して反対するという態度をとるものではありません。本予算の中には、関係者の強い要望であった病児・病後児保育事業や妊産婦医療費の助成など、また他の自治体では見直しされていると言われている住宅リフォーム助成事業が引き続き予算化されたことなど、幾つか評価する予算もあります。新年度予算が市民の命、暮らし第一の地方自治体本来の役割を果たす立場で行われることを求めたいと思います。  次に、議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算及び議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、国保税値上げについての予算と条例改正で、関連がありますので、一括討論いたします。  胎内市の国民健康保険税の値上げは6年ぶりということであり、基金の取り崩し、平成29年度は一般会計から4,500万円の繰り入れなどで値上げ幅を抑えていることは理解できます。加入者の負担増にならないように一般会計からの繰り入れで国保会計を応援することは当然のことです。国保制度は、給与所得者、中小零細業者、農業者や年金生活者など、約4割の世帯が加入しています。国保加入者の生活状況は、一般会計予算の討論でも述べましたように、貧困と格差の拡大がさらに加速して、大変厳しいものになっています。これらを反映して、値上げは6年ぶりではありますが、国保加入者の所得層で見ると、100万円以下という低所得者が平成22年には全体の59.95%から、平成28年には63.52%と増加しています。国保税の値上げを抑えていても、加入者の所得は全体としてどんどん低下しているのが実態であります。胎内市の国保加入者の生活がより一層厳しくなる中で今回提案されている国保税値上げ案は、1人当たり8,374円もの値上げであり、これにより年間10万8,916円にもなります。これは、所得の1割以上にもなるのであります。これでは、あまりにも高くて、払いたくても払えない状況に追い込まれ、加入者の生活を一層圧迫するものであり、認めるわけにはいきません。もともと国保税で急増する医療給付を賄うのは無理があり、国が国庫補助の負担率を下げたために、構造的に市町村が一般会計から繰り入れをしなければならないようになっています。そのような構造的な欠陥があるとはいえ、被保険者に税の値上げを押しつけしてはなりません。加入者の負担軽減のため、国に国庫補助の負担率をもとに戻すよう強く要望し続けることです。また、新年度予算案では、法改正による国からの財政支援の内容が反映されておらず、不明確であり、納得できる予算案ではありません。よって、国保税値上げの2つの関連議案に反対であります。  最後に、議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約についてであります。これは、圏域の活性化を図るという名目で国の主導で進められているもので、連携中枢都市となる新潟市と胎内市が連携協約を締結するものであります。締結による胎内市、胎内市民のメリットは見当たらず、連携協約制度によって、中枢都市である新潟市のリーダーシップがさらに強化されるものになるのであります。これによって胎内市の自治の総合性が弱まると同時に、これ以上集約化が推進されたら、地方拠点都市への一極集中が進み、地域内格差はさらに拡大し、地域の疲弊がより加速することは明らかであります。  加茂市の小池市長は、都市圏構想の本質は平成の大合併後のさらなる合併、道州制の導入につながる、お互いの利益になる場面は想定が難しい、市政の自主性が損なわれかねないと、不参加の意向を示しています。まさにこのとおりだ思います。私は、まずは胎内市の総合戦略、第2次総合計画を市民協働で推進することに重点を置くとともに、連携中枢都市に依存することなく自主性を確保する努力を行うべきであるということから、新潟市と連携中枢都市圏の形成に係る連携協約については反対するものであります。  以上、今定例会に提案された議案に対する私の反対討論を終わります。
    ○議長(森田幸衛君) 次に、議第1号の賛成討論の通告がありますので、森本将司議員の発言を許可します。  森本議員。               〔2番 森本将司君登壇〕 ◆2番(森本将司君) 私は、議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算に賛成の意思を表明いたします。  現在我が国の経済を見ると、緩やかな回復基調が続いてはおりますが、当市においてはそれを実感できる状況には至っておりません。また、国において経済再生と財政健全化の両立を掲げた予算編成が行われ、歳出歳入改革の強化のもと、胎内市における地方交付税については、合併特例の縮減と相まって大幅な減額が見込まれ、加算措置が終了する平成33年度に向けた平常モード切りかえへの道のりはますます険しいものとなることは想像にかたくありません。そのような環境下における平成29年度当初予算ではありますが、予算規模において前年度比で17億3,000万円、率にして11.7%の伸びを見せていることにつきましては、合併特例債を活用した中条駅西口整備事業のピークに当たること、し尿等下水道投入施設建設への着手、優良債である辺地債の積極的な活用や観光事業会計への編入などに加えて、借り入れ後10年を経過した合併特例債の借りかえによる見かけ上の金額が上積みされていることが主な要因であり、おおむね理解できるものであります。  個々の事業に目を向けてみますと、人口減少対策の最重要施策である子育て支援に関しましては、多くの要望の声がありました病児・病後児保育施設運営に対する支援や妊産婦医療費への助成に新たに取り組むとともに、教育の分野におきましてもふるさとへの愛着と誇りを育むふるさと体験学習に加え、学校運営を地域ぐるみで取り組むコミュニティースクール導入促進事業の拡大など、まさに未来への投資にかなう取り組みが拡充されており、今後の展開と成果が期待されるところです。  健康分野では、低迷する受診率を背景として新たに取り組む胃がん検診の無料受診券配付及び前立腺がんの施設検診は、医療費の抑制とともに市民の生活の質向上に資するものとして評価するものであり、その他啓発による自発的な受診への意識づけにも力を注ぎながら、全体として実効性の高い取り組みとしていただくことを望みます。  また、地域振興策におきましては、地域経済の下支えとして成果を上げておりますプレミアム商品券事業や住宅リフォーム補助事業は継続されるとともに、物流環境の整備に資するスマートインターチェンジ設置への取り組み、産官学連携による農業、食品産業のイノベーション創出が期待される新潟食料農業大学の開学への支援など、将来を見据えた振興策も大いに評価されるべきものと思っております。このほか、地域おこし協力隊員の増員は、市民協働の目に見える実例の一つとして、地域全体への波及効果も期待されますし、婚活事業や企業見学ツアー、空き家バンクを始めとする移住定住促進への取り組みについては、市民にとって魅力的なまちづくりにもその成否がかかっているということを認識しながら適切に配分された予算を背景として、あらゆる分野で全庁的に取り組んでいただきたいと考えております。平成28年度から取り組まれている辺地対策事業につきましては、黒川東部辺地に加え、村松浜辺地も新たに追加され、制度を最大限利用しながら、各施設の整備による辺地の生活利便性向上はもとより、それらの施設を活用した地域間の交流による一体感の醸成にも資するものと期待しているところです。  以上、特徴的な事業の評価をかいつまんで申し上げましたが、全般を俯瞰してみましても、限られた財源を効果的に配分することによって、これまでのサービスを大きく後退させることなく予算組みがなされており、施政方針に述べられた各種施策がしっかりと反映された第2次総合計画のスタートにふさわしい予算であると評価するものであります。  歳入に関しましては、平成29年度の財源不足に対応するため基金を取り崩すことにしておりますが、今後の交付税縮減に対しては基金に依存することは最小限にとどめるべきであることが求められます。そのためにも、予算執行の過程において、行政効率の原則である最少の経費で最大の効果を上げることを常に意識しながら、さらなる行政財政改革にスピード感を持って取り組む必要がありますが、市民への説明責任を果たしつつ、納得性の高い内容となりますことを最後に要望いたしまして、議第1号への賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(森田幸衛君) 次に、議第2号及び議第29号の賛成討論の通告がありますので、八幡元弘議員の発言を許可します。  八幡議員。               〔3番 八幡元弘君登壇〕 ◆3番(八幡元弘君) 議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算及び議第29号胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。  市町村国保は、急速な高齢化や医療技術の高度化に伴い、医療費の増加が続いています。一方、被保険者には高齢者や低所得者を多く抱えているという構造的な問題から、極めて厳しい財政運営を余儀なくされています。ここ数年間の変化を見ますと、被保険者数は減少傾向にあるものの、1人当たりの医療給付費の増加が顕著であります。そこで、6年間国民健康保険税を据え置きつつも、前年度繰越金や給付準備基金の繰り入れ等により賄ってきました。しかし、平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算においては、歳入財源を確保し、国民健康保険事業の適切かつ安定的な運営を維持するため、前年度繰越金や給付準備基金残高の減少によるものを議第29号胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に基づく国民健康保険税の税率の引き上げと一般会計からの繰入金で医療給付費の不足額を賄う予算となっており、被保険者の負担を緩和する措置であると評価できます。今後も被保険者が安心して医療サービスを受けられるよう、国民健康保険の健全な財政運営の確保に努めることを願い、賛成討論といたします。 ○議長(森田幸衛君) 次に、議第48号の賛成討論の通告がありますので、佐藤陽志議員の発言を許可します。  佐藤議員。               〔4番 佐藤陽志君登壇〕 ◆4番(佐藤陽志君) 私は、議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約について、賛成の立場で討論させていただきます。  当議案につきましては、全国的に顕著な傾向となっている人口減少社会において、それぞれの地域が政令市あるいは中核市を中心とした圏域を構成し、地域経済を牽引しながら圏域の活力を生み出し、地域住民に対する各種の行政サービスの水準を維持していこうとする目的で発足された制度に対応したものと理解しております。そのことを踏まえ、当市のみならず、この制度の要件に合致する周辺の市町村は、当該連携に対する同様の理解と評価を有し、協約を行おうとしているものと考えます。  そして、今後具体的な連携のあり方が明らかになっていくものと思われますが、現状想定されている取り組みの中で、例えば広域的観光の推進においては、さらなる誘客に向けて、点から面へと地域の魅力を広げることになると思われますし、例えば子育て支援センターの相互利用ということになれば、その機会は少ないかもしれませんが、胎内市在住の子育て中の親子が新潟市に出かけたときに施設を使える利便を享受できることになります。このような事柄に鑑みますと、事業効果がさほど期待できないとの見方もあるかもしれませんが、たとえその効果が小さくとも、胎内市民、そして胎内市にプラスになるのであれば、それを推進していくという方向が必要であろうと考える次第です。  また、この件に関しては、合併を目指しているのではないかと懸念も一部でなされているようですが、新潟市、胎内市は距離があり、またこのたびともに検討している12市町村を含めると広大な圏域となるため、現実味に乏しい思われます。これからの時代は、当市に限らず、地域間競争の視点だけでなく、むしろ必要に応じて柔軟かつ機動的に地域間連携を行っていく姿勢が求められてくるものと思います。したがって、執行部のほうでも同じスタンスを持っているようですが、具体的な連携の実施において、胎内市民あるいは胎内市にとって何らかの不利益が生じるような場合には、ちゅうちょすることなく連携を取りやめることを条件化しつつ、そのような懸念のない限りは前向きにこの連携を進めていくことが妥当であると認め、ここにみずからの賛同の意を表明し、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(森田幸衛君) これで討論を終わります。  これより採決を行います。  採決の方法につきましては、反対のあった議第1号及び議第2号並びに議第29号、議第48号については別途に採決し、ほかの議案については一括して採決します。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、順次採決します。  最初に、議第1号 平成29年度胎内市一般会計予算について採決いたします。  この採決は、討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第1号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(森田幸衛君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第2号 平成29年度胎内市国民健康保険事業特別会計予算について採決いたします。  この採決は、討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第2号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(森田幸衛君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第29号 胎内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について採決いたします。  この採決は、討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第29号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(森田幸衛君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第48号 新潟市及び胎内市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約について採決いたします。  この採決は、討論がありましたので、起立によって行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。議第48号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(森田幸衛君) 起立多数と認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、ただいま議決しました議案を除く議第3号を始めとする各議案について一括採決いたします。  本案に対する各委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。 △日程第2 議員派遣の件について ○議長(森田幸衛君) 日程第2、議員派遣の件についてを議題とします。  お諮りします。地方自治法及び会議規則の規定により、お手元に配付しました内容で議員を派遣することにしたいと思います。なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の内容で議員を派遣することに決定しました。 △日程第3 各常任委員会議会運営委員会議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査 ○議長(森田幸衛君) 日程第3、各常任委員会議会運営委員会議会報編集特別委員会の閉会中の継続調査を議題といたします。  各委員長から会議規則第111条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、各常任委員会は委員会条例第2条の所管に関する事項のうち、特に委員が調査を必要とするものについて、議会運営委員会は議会の運営に関する事項、議会基本条例、会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について、議会報編集特別委員会は議会報編集について及び議会広報対策について、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。平成30年第1回定例会まで、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 △日程の追加 ○議長(森田幸衛君) 議事日程の追加についてお諮りいたします。  このたび富樫誠議員から辞職願が提出されたことに伴い、議会運営委員会が開催されたので、その結果について議会運営委員長に報告を求めます。  薄田委員長。               〔12番 薄田 智君登壇〕 ◆12番(薄田智君) これより議会運営委員長報告を行います。  3月2日付で富樫誠議員から辞職願が提出されたので、3月14日、当委員会を開催し、審議いたしました。提出された辞職願について協議した結果、本日の議事日程に追加することとし、採決を行う日程といたしました。  以上で議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(森田幸衛君) 以上で議会運営委員長報告を終わります。  お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議ないので、委員長報告に対する質疑は省略します。  お諮りします。ただいまの委員長報告のとおり、議員辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、議員辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 △追加日程第1 議員辞職の件 ○議長(森田幸衛君) 追加日程第1、議員辞職の件を議題とします。  辞職願を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(佐藤一孝君) 朗読いたします。  平成29年3月2日。胎内市議会議長、森田幸衛様。胎内市議会議員、富樫誠。  辞職願。このたび、一身上の都合により議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。以上であります。 ○議長(森田幸衛君) お諮りします。  富樫誠議員の議員辞職を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田幸衛君) ご異議なしと認めます。  よって、富樫誠議員の議員辞職を許可することに決定しました。 ○議長(森田幸衛君) 以上で第1回定例会における議案の審議は全部終了いたしました。  これをもって平成29年第1回胎内市議会定例会を閉会いたします。  24日間にわたる会期中のご審議、まことにご苦労さまでした。               午前11時30分  閉 会...