平成23年 12月 定例会(第4回) 平成23年第4回
胎内市議会定例会会議録(第4号)〇
議事日程平成23年12月20日(火曜日) 午前10時開議第 1 議第85号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第5号) 議第86号 平成23年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 議第87号 平成23年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号) 議第88号 平成23年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議第89号 平成23年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第3号) 議第90号 平成23年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号) 議第91号 平成23年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号) 議第92号 外国の
地方公共団体の機関等に派遣される
胎内市職員の処遇等に関する条例 議第93号
公益的法人等への
胎内市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例 議第94号
胎内市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 議第95号
胎内市露店市場管理条例の一部を改正する条例 議第96号 土地の取得について 議第97号
新発田地域予防接種健康被害調査委員会共同設置規約の変更について 議第98号 三市北蒲原郡
地区視聴覚教育協議会の廃止について 第 2
常任委員会の閉会中の
所管事務調査 第 3
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査 〇本日の会議に付した事件日程第 1 議第85号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第5号) 議第86号 平成23年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 議第87号 平成23年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号) 議第88号 平成23年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議第89号 平成23年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第3号) 議第90号 平成23年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号) 議第91号 平成23年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号) 議第92号 外国の
地方公共団体の機関等に派遣される
胎内市職員の処遇等に関する 条例 議第93号
公益的法人等への
胎内市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条 例 議第94号
胎内市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条 例 議第95号
胎内市露店市場管理条例の一部を改正する条例 議第96号 土地の取得について 議第97号
新発田地域予防接種健康被害調査委員会共同設置規約の変更について 議第98号 三市北蒲原郡
地区視聴覚教育協議会の廃止について 日程第 2
常任委員会の閉会中の
所管事務調査 日程第 3
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査 追加日程第1 議第99号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第6号) 追加日程第2 発議第5号
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書 発議第6号
自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を 求める意見書 〇出席議員(18名) 1番 桐 生 清 太 郎 君 2番 天 木 義 人 君 3番 薄 田 智 君 4番 森 田 幸 衛 君 5番 松 浦 富 士 夫 君 6番 高 橋 政 実 君 7番 佐 藤 秀 夫 君 8番 八 幡 行 雄 君 9番 渡 辺 俊 君 10番 新 治 ひ で 子 君 11番 花 野 矢次兵衛 君 12番 菅 原 市 永 君 13番 小 林 兼 由 君 14番 赤 塚 タ イ 君 15番 渡 辺 宏 行 君 16番 松 井 恒 雄 君 17番 丸 山 孝 博 君 18番 富 樫 誠 君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者 市 長 吉 田 和 夫 君 副 市 長 丹 呉 秀 博 君 総 務 課 長 三 宅 政 一 君 総 合 政策課長 川 又 昇 君 財 政 課 長 岩 川 一 文 君 税 務 課 長 久 保 田 雅 勝 君 市 民 生活課長 藤 木 繁 一 君 健 康 福祉課長 天 木 秀 夫 君 農 林 水産課長 高 橋 晃 君 地 域 整備課長 川 崎 裕 司 君 会 計 管 理 者 渡 辺 忍 君 商 工 観光課長 佐 藤 茂 雄 君 上 下 水道課長 西 條 正 幸 君 黒 川 支 所 長 髙 橋 次 夫 君 農 委 事務局長 佐 藤 公 一 君 教 育 長 小 野 達 也 君 学 校 教育課長 小 野 孝 平 君 生 涯 学習課長 丹 後 勝 次 君 代 表 監査委員 峯 岸 希 之 君 〇
事務局職員出席者 議 会 事務局長 須 貝 吉 雄 係 長 池 田 渉 主 任 八 幡 慎 太 郎 午前10時00分 開 議
○議長(富樫誠君) おはようございます。これより第4回定例会を再開いたします。 現在の出席議員は18名であり、定足数に達しているので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の日程は、お手元に配付の議事日程に従って進めます。
△日程第1 議第85号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第5号) 議第86号 平成23年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 議第87号 平成23年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号) 議第88号 平成23年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議第89号 平成23年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第3号) 議第90号 平成23年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号) 議第91号 平成23年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号) 議第92号 外国の
地方公共団体の機関等に派遣される
胎内市職員の処遇等に関する条例 議第93号
公益的法人等への
胎内市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例 議第94号
胎内市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 議第95号
胎内市露店市場管理条例の一部を改正する条例 議第96号 土地の取得について 議第97号
新発田地域予防接種健康被害調査委員会共同設置規約の変更について 議第98号 三市北蒲原郡
地区視聴覚教育協議会の廃止について
○議長(富樫誠君) 日程第1、議第85号から議第98号までの計14件を一括議題とします。 なお、ただいま上程されている議案に対する討論の通告はありません。 これより
委員長報告を行います。
総務文教常任委員長、
厚生環境常任委員長、
産業建設常任委員長の順に行います。 また、
委員長報告に対する質疑は
委員長報告の都度行うこととします。 それでは最初に、
総務文教常任委員長に審査結果の報告を求めます。
森田委員長。 〔4番 森田幸衛君登壇〕
◆4番(森田幸衛君) おはようございます。これより
総務文教常任委員長報告を行います。 本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、条例の制定が1件、条例の一部を改正する条例が1件、協議会の廃止が1件の計3件であります。付託案件については、去る12月5日午前10時から副市長並びに関係課長の出席を求めて委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。 初めに、議第92号 外国の
地方公共団体の機関等に派遣される
胎内市職員の処遇等に関する条例についてであります。これは、外国の
地方公共団体等からの派遣要請や
海外青年協力隊などに市職員が参加する場合の処遇について定めるもので、現行では海外活動に参加する場合は退職扱いになるが、この改正により3年以内であれば身分を保持したまま海外活動に参加できるというものであります。主な質疑としては、活動に参加できる期間が原則3年以内とした根拠は。1カ月くらいの短い国際貢献も対象になるのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第94号
胎内市財産の交換、譲与、
無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
地方公共団体の固有財産は、行政財産と普通財産に分けられますが、胎内市の場合行政財産の貸し付けは原則1年以内の
目的外使用しか認められていません。これを
地方自治法に定められた範囲内で交換、譲与、
無償貸し付けについて普通財産と同じ扱いにしたいという改正であります。主な質疑としては、公の土地を第三者に無償譲渡する場合、
固定資産税の対象になるのか。もう少し土地をふやしたくて
固定資産税の対象にならない土地のそばに個人の土地を借りた場合は、その土地は対象になるのか。
特別養護老人ホームなど公の施設をつくった場合、その条件に該当するのか。個人の土地に公の施設が建っていて、それが無償譲渡された場合、
固定資産税の対象となるのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第98号 三市北蒲原郡
地区視聴覚教育協議会の廃止についてであります。この協議会は、新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町が共同で
視聴覚教育事務を行うため、昭和48年に設立したものですが、教材機器の
貸し出し件数が年々減少しているため、平成23年度末をもって解散し、協議会を廃止したいというものであります。全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 以上で
総務文教常任委員長報告を終わります。
○議長(富樫誠君) 以上で
総務文教常任委員長報告を終わります。 これより
総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。 先ほど
総務文教常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で
委員長報告に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 次に、
厚生環境常任委員長に審査結果の報告を求めます。
新治委員長。 〔10番
新治ひで子登壇〕
◆10番(
新治ひで子君) これより
厚生環境常任委員長報告を行います。 本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、補正予算が4件、規約の変更が1件の計5件であります。付託案件については、去る12月6日午前10時から副市長並びに関係課長の出席を求めて委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。 初めに、議第86号 平成23年度胎内市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。これは、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ525万円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ26億1,866万1,000円とするもので、歳入では
介護保険料に係る本算定の結果を踏まえ、現
年度分保険料を減額し、それによる不足分を
介護給付費準備基金から繰り入れを行い調整、また
介護保険システム改修委託料に対しては、
国庫支出金及び一般会計からの繰入金を計上、歳出では
介護保険法の改正に伴い、
介護保険システム改修委託料を計上したものであります。全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第87号 平成23年度胎内市
黒川診療所運営事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。これは、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ150万円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,368万9,000円とするもので、歳入では使用料及び手数料を増額、歳出では
在宅療養患者の治療薬及び
日本脳炎予防ワクチンの接種開始に伴う
ワクチン購入費等を計上、その差額分を予備費で調整したものであります。
使用料増額の内訳を質疑した後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第88号 平成23年度
胎内市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。これは、
歳入歳出予算の総額に変更はなく、人事異動で1人増員となったこと等に伴い、
職員手当等需用費及び原材料費を増額し、差額分を予備費で調整するものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第91号 平成23年度胎内市
水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。これは、
収益的支出において
東日本大震災及び新潟・
福島豪雨災害による被災地に給水応援を行ったことに伴い、職員手当を80万円増額し、
水道事業費用の総額を5億8,580万円とするものであります。この経費は、最終的には国、県が賄うものなのかを質疑し、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第97号
新発田地域予防接種健康被害調査委員会共同設置規約の変更についてであります。これは、新発田市、阿賀野市、胎内市及び聖籠町が予防接種による健康被害が生じた場合、適正かつ円滑な対応を行うため、
地方自治法第252条の7の規定に基づき共同設置している
予防接種健康被害調査委員会規約の全部を改正するものであります。主な質疑としては、委員15人はどのような人がなるのか。今回の
一般会計補正予算に計上されている
予防接種健康被害救済金と関係があるのか。一般会計に予算計上されるようなものをこのような組織で調査することの是非についてなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 以上で
厚生環境常任委員長報告を終わります。
○議長(富樫誠君) 以上で
厚生環境常任委員長報告を終わります。 これより
厚生環境常任委員長の報告に対する質疑を行います。 先ほど
厚生環境常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で
委員長報告に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 次に、
産業建設常任委員長に審査結果の報告を求めます。
小林委員長。 〔13番 小林兼由君登壇〕
◆13番(小林兼由君) おはようございます。これより
産業建設常任委員長報告を行います。 本定例会において当委員会に審査を付託された議案は、補正予算が2件、条例の一部を改正する条例が2件、土地の取得が1件の計5件であります。付託案件については、去る12月7日午前10時から副市長並びに関係課長の出席を求めて委員会を開催し、これを審査いたしました。その概要と結果について報告いたします。 初めに、議第89号 平成23年度胎内市
観光事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。これは、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,259万8,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億7,513万6,000円とするものであります。歳入については、
胎内アウレッツ館及び
胎内高原ビール園の
決算見込みによる事業収入及び諸収入を減額し、一般会計からの繰入金を増額するものであります。歳出については、職員の人事異動に伴う給与費の減額及び
胎内高原ビール園の
決算見込みによる需用費、酒税、消費税及び
地方消費税を減額するものであります。主な質疑としては、1つ、宿泊や食堂収入は当初の見込みよりどのくらい減ったのか。1つ、ビールの売り上げはどのくらい減っているのか。1つ、来年度の予算編成はどのような段取りで行うのか。1つ、6年経過したのだから、必要なものとそうでないものを検討する時期と思うがなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 議第90号 平成23年度
胎内市地域産業振興事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。これは、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ149万5,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億8,197万8,000円とするものであります。歳入では、
農畜産物加工施設、
乳製品加工施設及び
ワイン製造施設の現段階の
決算見込みにより、事業収入を減額し、一般会計からの繰入金を増額するものであります。主な質疑としては、1つ、ワインの在庫はどのくらいか。1つ、アイデアを出して地産地消も大切だと思うが、季節の変わり目などにセールスなどをする必要があるのではないか。1つ、中学生にブドウ園でボランティアをさせ、20歳の記念にヴィンテージワインとしてプレゼントしたらどうかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第93号
公益的法人等への
胎内市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これは、派遣先として
財団法人胎内市農業公社を規定しているが、現在まで派遣実績もないし、今後も派遣する予定はないことから改正を行うものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第95号
胎内市露店市場管理条例の一部を改正する条例についてであります。これは、さきの定例会で議決した
胎内市暴力団排除条例の制定に伴い、所要の改正を行うものであります。主な質疑としては、1つ、実際に胎内市に暴力団はいるのか。被害はあったのか。1つ、暴力団の影響を受けないための条例改正であれば、警察しか暴力団の情報をわからないのであれば心配だが、大丈夫か。1つ、集落の祭りなど対象となるのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 次に、議第96号 土地の取得についてであります。これは、
県営ほ場整備事業築地地区の創設非農用地換地により2万2,703平方メートルを
環境生活公園用地として、市、新潟県
新発田地域振興局及び
胎内川沿岸土地改良区との3者契約により、1平方メートル当たり2,000円で土地の取得を行うものであります。主な質疑としては、1つ、どのような公園をつくる計画なのか。1つ、1平方メートル当たり2,000円は妥当なのかなどをただした後、全員異議なく、原案のとおり可決すべきと決定いたしました。 以上で
産業建設委員長報告を終わります。
○議長(富樫誠君) 以上で
産業建設常任委員長報告を終わります。 これより
産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。 先ほど
産業建設常任委員長から審査結果の報告があったが、委員以外の方で
委員長報告に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 これより採決を行います。 最初に、議第85号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第5号)について採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、議第85号は原案のとおり可決されました。 次に、議第86号から議第91号までの6件について一括して採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、議第86号から議第91号までの6件について一括採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する
委員長報告はいずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議第92号から議第98号までの7件について一括採決したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、議第92号から議第98号までの7件について一括採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する
委員長報告はいずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
△日程第2
常任委員会の閉会中の
所管事務調査
△日程第3
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査
○議長(富樫誠君) 日程第2、
常任委員会の閉会中の
所管事務調査及び日程第3、
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査について一括議題とします。 各委員長から会議規則第104条の規定によって、
産業建設常任委員会は松くい
虫被害状況と今後の取り組み方について、
議会運営委員会は本会議の
会期日程等議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△日程の追加
○議長(富樫誠君) 議事日程の追加についてお諮りいたします。 議第99号及び発議第5号から発議第6号の議案が提出されたことに伴い、
議会運営委員会が開催されたので、その結果について議会運営委員長に報告を求めます。 渡辺委員長。 〔15番 渡辺宏行君登壇〕
◆15番(渡辺宏行君) おはようございます。これより議会運営
委員長報告を行います。 今定例会に市長より
一般会計補正予算の議案が1件、また議員提案による発議2件が追加提案されたことに伴い、12月の14日一般質問終了後当委員会を開催し、審議いたしました。追加提案された議案について協議した結果、本日の議事日程に追加することとし、提案の趣旨説明の後質疑、討論、採決を行う日程といたしました。 以上で議会運営
委員長報告を終わります。
○議長(富樫誠君) 以上で議会運営
委員長報告を終わります。 お諮りいたします。ただいまの
委員長報告に対する質疑は省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議ないので、
委員長報告に対する質疑は省略します。 お諮りいたします。ただいまの
委員長報告のとおり、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議ないので、本日の日程に追加し、議題とすることに決定しました。
△追加日程第1 議第99号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第6号)
○議長(富樫誠君) 追加日程第1、議第99号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第6号)について議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。 吉田市長。 〔市長 吉田和夫君登壇〕
◎市長(吉田和夫君) おはようございます。本日追加提案させていただきました件について説明申し上げる前に、報告事項が3件ございます。 まず、1点目といたしましては、胎内スキー場風倉ゲレンデの土砂崩れに伴う復旧関連工事及び小倉沢コースの今シーズンの閉鎖についてであります。6月24日の豪雨によりまして、風倉ゲレンデ小倉沢コースの一部で土砂崩れが発生したため、高圧ケーブル取り替え工事を一時中断し、8月下旬から第1期復旧工事として、崩落現場ののり面部の工事に、また10月下旬より第2期復旧工事として、土砂流出防止、ゲレンデ成形工事に着手したところでありまして、今シーズンのスキー場オープンに向け、工事を進めていたところであります。しかし、11月25日に復旧工事を行っていたのり面部の上部に新たな土砂崩れが発生したため、市及び株式会社胎内リゾート等で協議を行った結果、今後の雨、降雪などの影響により、さらに土砂崩れが起きる可能性があること、今回崩れた土砂はのり面の中間ほどに堆積しているが、今後小倉沢コースに堆積していく可能性があることなどから、スキー客の安全確保を最優先に考え、今シーズンは風倉ゲレンデ小倉沢コースを閉鎖することといたしました。そこで、このたびの復旧工事及び高圧ケーブル取り替え工事につきましては、今回崩れた土砂の必要最低限の土どめの擁壁工事とケーブルを保護するための仮埋設工事とし、今年度のスキーシーズン終了後に土砂崩れの状況を再度確認して、平成24年度に再度工事を発注したいと考えておりますので、議員の皆様のご理解をお願いいたします。 それから2点目といたしまして、新潟市にございます建築設計会社が新会社を設立し、高橋地内の民有地およそ3,000平方メートルを借地して、50人から60人の定員規模となるデイサービスとショートステイを組み合わせた介護サービス施設を建設する計画があるとの報告を受けております。現在のところ計画予定地が遺跡調査等により着工が来年の秋以降になるとのことでありますが、当市におきましても、介護施設全般に不足傾向となっていることから、早期の完成を期待しているところでもあります。なお、今後の新たな動きでございますが、動きがありましたら議員の皆様方にもご報告申し上げたいと思っております。 3点目でございますが、放射性物質に汚染されました堆肥の仮保管状況について報告申し上げます。11月から順次進めてまいりました堆肥の仮保管作業につきましては、フレコンバッグで2,118袋、総重量で1,165トンを新設及び既設の仮保管庫への搬入を既に完了しておりまして、新設の仮保管庫の屋根及び外壁の工事につきましても、本日で完了する予定であり、現時点での放射性物質に汚染されました堆肥の仮保管作業をこれでいったん終了いたしたいと思っております。 それでは、追加提案いたしました案件につきまして説明申し上げます。議第99号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第6号)につきましては、
歳入歳出予算の総額に変更はなく、款項の金額に移動が生じたものであります。この補正予算につきましては、本定例会に提出いたしました議第85号 平成23年度
胎内市一般会計補正予算(第5号)におきまして、松くい虫被害対策のための委託料として合計2,200万円の補正をお願いしたところであります。しかしながら、保安林を除く砂丘地における松くい虫の被害木調査を行ったところ、松枯れ本数が1万2,346本、材積にしまして約3,000立方メートルの被害が確認されたところであります。この松枯れの被害が確認されました区域の割合といたしましては、胎内川左岸側でおよそ75%、右岸側でおよそ25%となっております。そのため被害対策を予定しておりました保安林区域内だけではなく、砂丘地における松林全体においてもその被害が広がっていることが確認されたことから、これ以上の被害の拡大を防止するため、早急に被害木の処理を行う必要があると判断したので、このたび追加提案として補正予算をお願いするものであります。 歳出の主な内容につきましては、第6款農林水産業費では、2項1目林業総務費に松くい虫被害木処理委託料6,000万円を計上いたしました。 第14款予備費では、歳出の増額分について減額するものであります。 以上が追加提案いたしました議案の提案理由についてでありますが、例年除排雪の経費につきましては、追加の経費が生じた場合には予備費により対応させていただいているところですが、本年度につきましては、今後の降雪状況によっては専決による補正予算の対応も考えておりますので、ご理解をお願いいたします。何分のご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(富樫誠君) これで提案理由の説明を終わります。 これから議第99号について質疑及び討論、採決を行います。 それでは、議第99号について質疑を行います。ご質疑願います。 赤塚議員。
◆14番(赤塚タイ君) 砂丘地における胎内市の松くい虫防除ということなのですが、それはいつから始まり、いつごろで終わる予定でしょうか。
○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。
◎農林水産課長(高橋晃君) 順次設計ができ次第発注していくということを予定しております。具体的には、来月の上旬から始めまして、できればその年度中ということなのですけれども、場合によっては年度を越えて繰り越しということも本数が本数ですので、あり得るというふうに考えております。ただし、この伐採駆除ということの効果を考えますと、まずマダラカミキリムシが飛び立つ、活動を始める前までというのがまず一つの条件になりますので、遅くとも5月の中旬までには完全に終わらないと効果が上がらないというふうに考えておりますので、それまでには終わるというふうに考えております。
○議長(富樫誠君) 松井議員。
◆16番(松井恒雄君) 今回の場合は、枯れた松を処理するという予算だと思うのですけれども、残った松については、生きている松、これについては来年度十分空中散布とか、こういうことで対応するということで理解してようございますか。
○議長(富樫誠君) 高橋農林水産課長。
◎農林水産課長(高橋晃君) はい、そのとおりでございます。
○議長(富樫誠君) ほかにご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議第99号について採決します。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、議第99号は原案のとおり可決されました。
△追加日程第2 発議第5号
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書 発議第6号
自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書
○議長(富樫誠君) 追加日程第2、発議第5号から発議第6号までの計2件について一括議題とします。 本件について2名の方から議案が提出されているので、1番に佐藤秀夫議員、2番に高橋政実議員の順に趣旨説明を行います。 それでは、佐藤秀夫議員に説明を求めます。 佐藤議員。 〔7番 佐藤秀夫君登壇〕
◆7番(佐藤秀夫君) おはようございます。私から
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書の採択のお願いをいたします。 平成19年10月、郵政民営化法に基づき、郵便・郵便貯金・簡易保険のいわゆる郵政三事業は、持株会社である日本郵政株式会社の下に、それぞれの事業を継承した3つの株式会社と三事業会社から窓口業務等を受託する郵便局株式会社の形で民営化・分社化されました。 当時、政府は郵政民営化について、市場における経営の自由度の拡大を通じて良質で多様なサービスを安い料金で提供することが可能になり、国民の利便性を最大限に向上させるとしており、国民もそれを期待し、民営化を支持した経緯があります。 しかしながら、現状において、郵便局会社と郵便事業会社が別組織となったことにより、配達を行う郵便事業会社の社員が貯金や保険を扱うことができなくなるなどサービスの低下が指摘されています。 こうしたことは、特に、公的交通機関の利便性が悪い地方の高齢者にとっては深刻な問題で、郵政三事業のサービスを一体化する経営形態の見直しが求められています。 よって、国においては、国民にとってより良いサービスが提供できる郵便局ネットワークを再構築するため、現在、国会で継続審議となっている「
郵政改革法案」を速やかに成立させ、国民の期待をこたえるよう強く要望いたします。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、内閣総理大臣、野田佳彦様、総務大臣、川端達夫様、財務大臣、安住淳様、郵政改革担当大臣、自見庄三郎様。 この意見書には、多くの議員の皆様方の賛同をいただきまして提出をさせていただきました。何分よろしく採択をお願いいたします。
○議長(富樫誠君) 次に、高橋政実議員に説明を求めます。 高橋議員。 〔6番 高橋政実君登壇〕
◆6番(高橋政実君) 本文提案の前に、少し前置きさせていただきます。 第3回定例会に原子力発電から撤退を求める意見書を提出いたしましたところ、皆さん方からたくさんのご意見を賜り、賛成少数で否決に至った経緯があります。その経緯の中で、このたびは皆様方からいただいたご意見を十分取り入れまして、その文章の見直しをした上で再提案させていただきました。特にタイトルにつきましては、先般森田議員のほうからご指摘されましたとおり、タイトルを大幅に変更いたして再提案という形になりましたので、どうか皆様方よろしくご審議のほど賜りたい。そしてまた、この提案の文章の大筋につきましては、阿賀野市で全会一致で採択された文章を大参考とさせていただいておりますことをつけ加えた上で提案させていただきたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。 それでは、提案させていただきますが、
自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書というふうなタイトルであります。現在の放射性物質による被害、これはもう申すまでもありません。農水産物の生産や出荷などに地域経済に大きな被害を与えているという状況でございます。こういう状況の中で、政府はこの現況を厳粛に受けとめ、原発からの撤退を決断し、
自然エネルギーの開発と普及、促進、低エネルギー社会への移行に全力を挙げるよう求めますということでの意見書でございます。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、経済産業大臣、環境大臣、資源エネルギー庁長官、原子力安全・保安院長、原子力安全委員会委員長というところに提出させていただきます。どうかよろしくご賛同のほどお願い申し上げて、提案とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(富樫誠君) これで趣旨説明を終わります。 これから議案ごとに質疑及び討論、採決を行います。 最初に、発議第5号
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書について質疑を行います。ご質疑願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) 討論がありますので、初めに原案に反対の方の発言を許可します。 丸山議員。 〔17番 丸山孝博君登壇〕
◆17番(丸山孝博君) 私は特に質疑は行いませんでしたが、発議第5号
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書について反対の討論を行いたいと思います。 郵政民営化は、小泉構造改革の本丸とされ廃止されたものですが、改革法案は金融のユニバーサルサービス、郵貯、簡保の全国一律サービス義務を回復し、保障するものになっていないということであります。法案では郵政持ち株会社、郵便事業会社と郵便局会社を統合した新日本郵政株式会社に金融の全国一律を課すとしていますが、新日本郵政株式会社も郵便局に金融サービスを提供するゆうちょ銀行もかんぽ生命も利潤追求の株式会社のままであります。しかも、ゆうちょ銀行、かんぽ生命は銀行法、保険業法上の民間会社であり、全国一律サービスの義務づけもありません。採算がとれない地域に金融サービスを保障する全国一律のサービスの義務づけを株式会社に義務づける制度設計には根本的な矛盾があります。これに加えて郵便の規制緩和に対する見直しも急務であります。小泉内閣のもとで進められた郵便市場の規制緩和によって、郵便事業と民間宅配事業者の双方に非正規雇用が拡大し、郵政グループは20万人を超える日本最大の非正規雇用を抱える事業体となったのであります。まさに貧困と格差を拡大した小泉構造改革の象徴であります。郵便のユニバーサルサービスの維持、非正規雇用から正社員化へ転換のためにも、郵便市場の規制緩和の見直しが不可欠ですが、意見書にある改革法案にはこの視点が全く欠落しています。私は、郵政グループの利潤追求ではなく、公共の福祉の増進を事業目的としてはっきりさせる方向への改革が必要だと考えます。さらに、全国一律サービスとして保障する公的な事業体として再生することを目指し、国民のための見直しを求めて討論を終わります。 以上です。
○議長(富樫誠君) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。 花野議員。 〔11番 花野矢次兵衛君登壇〕
◆11番(花野矢次兵衛君) 私は、発議第5号
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書に賛成の立場で討論を行います。 郵政事業が平成19年10月に民営化、分社化されてから約3年半がたちました。郵政民営化が国会で論議されていた当時は、民営化によりサービスもよくなり、利便性も高まり、日本経済の活性化にもつながるとの説明がなされ、多くの国民は大きな期待を持って郵政事業の民営化を支持しました。しかしながら、現状の郵便局のサービスを見たとき、大きな期待とは裏腹にサービスの低下が見られます。例えば3事業の一体性の利便性がなくなり、地域に暮らす住民にとって利便性が高まるどころか、逆に低下しています。また、経営面においても厳しい状態が続いております。このまま推移すると、近い将来ゆうちょ銀行もかんぽ生命も赤字経営に陥る可能性が高く、郵政民営化は失敗に終わるだけでなく、郵便局に税金を投入して維持しなくてはならない事態になると言われています。 このような状態では、まず最初に山間地、過疎地、地方の郵便局が維持困難になることが懸念されます。現在国会で継続審議になっている
郵政改革法案は、郵政3事業を利用者の利便性を高め、安定した経営ができる体制づくりのためには、必ずしも十分な法案とはなっていませんが、今日の郵政3事業の厳しい経営状況や効率的な経営形態の是正、改善、利用者本位の郵便局サービス復活のためには、これ以上法案の成立を先送りすることは地方の郵便局を維持していくには得策ではありません。経営基盤の強化のため、郵便局会社、郵便事業会社の組織を一体化させ、効率的経営を行う必要性があるとの内容の
郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書に賛成します。 最後に、私は議員になり、初めて意見書について直接関係者の方から説明を受けました。今まで数多くの意見書を審議、採択してきましたが、関係者から説明を受けたこともありません。また、どういう方たちからの要請を受けたかもよくわからないで審議してきました。この件は、胎内市郵便局局長会の関係者の方から要請、説明を受けました。地域、地方の声として、この熱意と行動にこたえるためにも、胎内市議会としてこの意見書を採択し、提出に賛成します。私の賛成討論といたします。
○議長(富樫誠君) 次に、原案に反対の方の発言を許可します。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) これで討論を終わります。 これから発議第5号について採決します。 この採決は起立によって行います。 発議第5号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(富樫誠君) 起立多数と認めます。 よって、発議第5号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第6号
自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求める意見書について質疑を行います。ご質疑願います。 渡辺議員。
◆15番(渡辺宏行君) 私は、この今回提出された意見書に対しては、あえて反対のあれはないのでございますが、冒頭提出者のほうから第3回定例会で否決された内容ということで、討論の森田議員の考え方あるいはこの文面に対しては、阿賀野市を参考にしたと。提出者がこういうふうな考え方を変えて改めて提出するというのは、やはり提出者の意図するところは何なのだろうというのは、我々も一番知りたい内容です。普通こういうふうに意見書を出して、同じ提出者で出し直しするというのはないのです、よほど中身がどうこうでない限り。たしか前回は、原発の撤退ありきで
自然エネルギーというのは後から文面の中に入ってきているような内容かなというふうに思ったのですが、確かにその内容についてもありきでもってやるよりは、まずは
自然エネルギーの開発を早急に急いでやるというふうな我々の考えもあったのかなというふうに思ったのですが、今回やはり提出者、高橋議員がここまですばらしい考えに至ったというのは、どういうところでこの3カ月間の中で、どういうふうな考え方があったのかなというのをできれば参考に真意をお聞かせ願えればなというふうに思います。
○議長(富樫誠君) 高橋議員。 〔6番 高橋政実君登壇〕
◆6番(高橋政実君) ありがとうございます。やはり議会制民主主義の中で、一つの考え方を踏襲するということになりますと、どうしても皆さん方のご意見を聞いた上で、大多数の賛同を得ていきたいと。そのためには文章を変えることによって賛同を得られるのであれば、そのような修正をしていくという気持ちを持つのがやはり議会制民主主義の中で大事なことではないかというふうに考えます。したがいまして、先回の提案の内容の文章が非常に偏っているというようなご指摘を受けましたので、その方向で修正させていただくということで、私としては再提案をさせていただいたわけであります。なお、文章は大きく変わっておりますけれども、やはり原発依存から新エネルギーという考え方、趣旨については変わっていないということで、私としては皆様方の意見を十分取り入れて再提案したというふうに、そういう考え方で提案したということでございますので、苦しい答弁でありますけれども、一応民主主義の中で修正するという気持ちは持っておりますということで、どうかご賛同をお願いしたいということでございます。よろしくお願いします。
○議長(富樫誠君) ほかにご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご質疑ないようなので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本案については委員会付託を省略したいと思うが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから発議第6号について採決をします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(富樫誠君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。
○議長(富樫誠君) 以上で第4回定例会における議案の審議は全部終了いたしました。 なお、
議会運営委員会は閉会中において次の会議の会期、議事日程、その他議会運営全般についてこれを調査の上、後日議長に報告願います。 これをもって平成23年第4回胎内市議会定例会を閉会いたします。 21日間にわたる会期中のご審議、ご苦労さまでした。 午前10時59分 閉 会...