平成 3年 第2回(6月)定例会 平成3年第2回
上越市議会定例会会議録(4日目) 平成3年6月14日(金曜日) 出 席 議 員 1番 石 平 春 彦 君 2番 西 沢 幹 郎 君 3番 宮 沢 武 男 君 4番 杉 田 弘 美 君 5番 大 嶋 宰 君 6番 関 原 忠 良 君 7番 小 林 元 一 君 8番 星 野 実 君 9番 山 田 力之助 君 10番 市 川 文 一 君 11番 渡 辺 義 雄 君 12番 田 村 恒 夫 君 13番 中 村 末 蔵 君 14番 服 部 一 雄 君 15番 山 口 昇 君 16番 相 馬 義 孝 君 17番 小 出 信 義 君 18番 小 林 章 吾 君 19番 大 原 久 勝 君 20番 樋 口 栄 一 君 21番 岩 片 六 良 君 22番 渡 辺 一太郎 君 23番 岡 本 鍈 一 君 25番 新 保 清 司 君 26番 本 城 文 夫 君 27番 高 橋 実 君 28番 大 滝 和 司 君 30番 川 瀬 秀 司 君 31番 五十嵐 雄 吉 君 32番 松 永 芳 男 君 説明のため出席した者 市 長 植 木 公 君 助 役 佐 藤 英 一 君 収 入 役 霜 越 清 三 君 教 育 長 上 野 潔 君 市長公 室 長 内 藤 秀 一 君 総 務 部 長 藤 塚 和 生 君 民 生 部 長 竹 内 栄 治 君 環 境 部 長 川 合 恒 夫 君 経 済 部 長 山 口 弘 司 君 建 設 部 長 西 條 達 男 君
ガス水道局長 長谷川 恵 一 君 教 育 次 長 宮 本 慶次郎 君 行 政 課 長 小日向 治 文 君 職務のため出席した
事務局職員 事 務 局 長 松 苗 正 彦 君 次 長 滝 田 正 勝 君 副 参 事 白 石 行 雄 君 主 事 高 原 るみ子 君 議 事 日 程 第1
会議録署名議員の指名 第2 議案第37号より第52号及び報告第3号より第11号 第3 議案第53号
工事請負契約の締結について 第4 同意案第1号 上越市収入役の選任について 同意案第2号 上越市
教育委員会委員の任命について 同意案第3号 上越市
教育委員会委員の任命について 同意案第4号 上越市
監査委員の選任について 同意案第5号 上越市
監査委員の選任について 同意案第6号 上越市
公平委員会委員の選任について 同意案第7号 上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 同意案第8号 上越市
固定資産評価員の選任について 第5 議会選第1号 上越市
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙 第6 請願第 1号
谷内取水ダム上流の
ゴルフ場建設計画に関し、水道水源の保護を求 める請願(継続分) 請願第 2号
ゴルフ場建設に関し、
反対決議等を求める請願(継続分) 本日の会議に付した事件 第1
会議録署名議員の指名 第2 議案第37号 平成3年度上越市
一般会計補正予算(第1号) 議案第38号 平成3年度上越市
老人保健特別会計補正予算(第1号) 議案第39号
上越市立幼稚園の幼稚園医、
幼稚園歯科医及び
幼稚園薬剤師の公務 災害補償に関する条例の一部改正について 議案第40号
上越セミナーハウス条例の一部改正について 議案第41号 上越市
厚生会館条例の一部改正について 議案第42号 上越市
体育施設条例の一部改正について 議案第43号 上越市
ラーバンセンター条例の制定について 議案第44号
上越市営住宅条例の一部改正について 議案第45号
上越都市計画事業直江津駅南地区土地区画整理事業施行条例の制定 について 議案第46号 財産の取得について 議案第47号 上越市
監査委員条例及び上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬 及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第48号 上越市
手数料条例の一部改正について 議案第49号
工事請負契約の締結について(
北諏訪小学校屋内体育館改築工事) 議案第50号
工事請負契約の締結について(
春日中学校校舎増築工事) 議案第51号
工事請負契約の締結について(
高田西部汚水幹線*工事) 議案第52号
工事請負契約の締結について(
高田汚水幹線**他工事) 報告第 3号 専決処分した事件の承認について(上越市市税条例の一部改正につ いて) 報告第 4号 専決処分した事件の承認について(上越市
都市計画税条例の一部改 正について) 報告第 5号 専決処分した事件の承認について(上越市
国民健康保険税条例の一 部改正について) 報告第 6号 専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
一般会計補正 予算(専第5号)) 報告第 7号 専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
国民健康保険 特別会計補正予算(専第2号)) 報告第 8号 専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
診療所特別会 計補正予算(専第1号)) 報告第 9号 専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市老人保健特別
会計補正予算(専第1号)) 報告第10号 専決処分した事件の承認について(平成3年度上越市
一般会計補正 予算(専第1号)) 報告第11号 専決処分した事件の承認について(平成3年度上越市
国民健康保険 特別会計補正予算(専第1号)) 第3 議案第53号
工事請負契約の締結について(
インドアゲートボール場新築工事) 第4 同意案第1号 上越市収入役の選任について 同意案第2号 上越市
教育委員会委員の任命について 同意案第3号 上越市
教育委員会委員の任命について 同意案第4号 上越市
監査委員の選任について 同意案第5号 上越市
監査委員の選任について 同意案第6号 上越市
公平委員会委員の選任について 同意案第7号 上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任について 同意案第8号 上越市
固定資産評価員の選任について 第5 議会選第1号 上越市
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙 第6 請願第 1号
谷内取水ダム上流の
ゴルフ場建設計画に関し、水道水源の保護を求 める請願(継続分) 請願第 2号
ゴルフ場建設に関し、
反対決議等を求める請願(継続分) 午前10時0分 開議
○議長(松永芳男君) これより本日の会議を開きます。 〇
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(松永芳男君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において杉田弘美君及び小出信義君を指名いたします。 〇
△日程第2 議案第37号より第52号及び報告第3号よ り第11号
○議長(松永芳男君) 日程第2、議案第37号より第52号及び報告第3号より第11号を一括議題といたします。 本件に関し、各委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の報告を求めます。 16番、相馬義孝君。 〔相 馬 義 孝 君 登 壇〕
◆16番(相馬義孝君) おはようございます。これより
総務常任委員長の報告を申し上げます。 去る4日の本会議において当委員会に付託されました案件について、10日に委員会を開き、慎重審査の結果、議案3件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決し、報告4件、専決処分した事件の承認については、承認すべきものと決しました。以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 まず、報告第3号専決処分した事件の承認について(上越市市税条例の一部改正について)であります。理事者側の説明の後、質疑に入り、委員より、さきに答弁を保留された件、すなわち
地方自治法なり
地方税法等との関連の中で、市の条例、市税条例に限ることではないが、いわゆる国の法律、上位法と具体的な市の条例との関係についての質疑があり、理事者側から一般論として住民を規制することについては、極めて明確に各法律とも条例に基づくものとして定められている。地方税法が求めているものは、地方団体が課税権を行使するための条例を制定するに当たって、国民の租税、負担等、国家全体の見地から無制限とならないよう大枠を定めている大枠法であるとの答弁がありました。 また委員より、一般的に税の面での改定については、その改定に至った背景と趣旨の説明が欲しいとの質疑に対して、それぞれ答弁がなされました。 さらに委員より、
非課税限度額の基本金額を据え置いて、プラスアルファされる分を改正された理由はとの質疑に対して、理事者より、
租税法定主義という大原則にのっとって行われたものと思うとの答弁がありました。 質疑を終結し、採決の結果、報告第3号は全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、報告第4号専決処分した事件の承認について(上越市
都市計画税条例の一部改正について)は、さしたる質疑もなく、採決の結果、報告第4号は全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、報告第6号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
一般会計補正予算)でありますが、3款1項6目
同和対策事業費中、委員より、
住宅新築資金貸付金の減額に関連して、地区で今後新築される、また住宅取得されると思われる対象者はどの程度残っているのか把握をしているか。また、貸付金の滞納の状況についての質疑に対して、理事者より、貸付金の希望者は先送りの件については今年度申請が出されており、今後の申請についてははっきり申し上げかねるが、新築については3ないし4件、宅地については2ないし3件あると伺っている。滞納について、平成2年度の返済収入は 2,061万円、 8,327万円に対し、差し引き 6,266万円の平成2年度末の滞納で、対象者は22名である。元年度は 5,369万円であり、 900万円弱の滞納の増となっている等の答弁がありました。 歳入、7
款地方交付税で、委員より、都市と地方の交付税の交付額の差があるが、依然として都市、地方の基盤整備と財政力に格差があるがとの質疑に対し、国の交付金の獲得もまた地域の特性を生かし、補助金等を獲得する中で努力していきたい旨それぞれ答弁がなされました。 その他若干の質疑、答弁があり、質疑を終結、採決の結果、報告第6号は全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、報告第10号はさしたる質疑もなく、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第47号上越市
監査委員条例及び上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。理事者の説明を受けた後、質疑に入り、委員より、
地方自治法の改正で、
監査委員の監査の範囲が広くなったことで、財務監査を原則としていたが、行政の監査、
機関委任事務、民間の委託事務もできるということと思うが、具体的にどういうところで監査を広げていくことなのかとの質疑に対し、自治法で規定している監査について、大きく分けて2通りあり、一般監査と特別監査である。一般監査には、定期監査と随時監査で、行政監査と
機関委任事務については、随時監査に入り、自治法に規定されている定期監査を進めていく中で、行政監査と
機関委任事務については、必要に応じて随時監査を行う。その判断は
監査委員の判断であるとの答弁がなされました。 また委員より、委員会としての判断でなく、
監査委員1人の判断でできるのかとの質疑に対して、1人でもできるとの答弁がありました。 質疑を終結、採決の結果、全員異議なく議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号上越市
手数料条例の一部改正についてであります。委員より、各町内会が不動産を持つことができるということで、認可手続の様式の統一など、今後の行政側の指導の予定はとの質疑に、理事者側から様式は施行規則でそれに従って行う。また、規則の規定事項については、標準的なひな形を用意して、各町内会へお知らせしたいとの答弁がありました。 さらに委員から、上越市外で財産を所有、また
自治法改正で不動産のトラブルの解消等の問題について、運用指導についても適切な行政指導と配慮をもって対処していきたい旨のそれぞれ答弁がなされました。 質疑を終結、採決の結果、議案第48号は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号平成3年度上越市
一般会計補正予算でありますが、さしたる質疑もなく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、12月議会において当委員会に付託され、継続審査となっております請願第1、2
号ゴルフ場建設に関する請願についてでありますが、理事者より、過日県の
厚生常任委員会で
環境アセスも含めて
地元関係者が十分に理解できるよう配慮すべきであるとのことを踏まえ、事業者は現在
地元関係者に折衝、説明の段階であり、現段階では
開発事前協議書も
国土利用計画法も出されていない。また、その後の経過、進展についての説明を受けた後、質疑に入りましたが、今日まで特別な進展もないことから、委員より十分精査し、慎重に検討していく必要があるとの意見もあり、当委員会としては全員異議なく引き続き継続審査とすることに決しました。 以上、当委員会に付託されました審査の概要を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
総務常任委員長の報告を終わります。
○議長(松永芳男君)
総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、
厚生常任委員長の報告を求めます。 9番、
山田力之助君。 〔山 田 力 之 助 君 登 壇〕
◆9番(
山田力之助君) これより
厚生常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において当委員会に付託された案件について、7日委員会を開き、慎重審査の結果、いずれも
原案どおり可決、承認すべきものと決しました。以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 まず、報告第5号専決処分した事件の承認について(上越市
国民健康保険税条例の一部改正について)であります。委員より、元年度までは
課税限度額を超えた世帯は 500世帯だったが、今年度 901世帯と大幅にふえたのはなぜかとの質疑に、理事者より、県下、他の19市の平均10%が
課税限度額に達しており、当市では元年度で4%の世帯が該当し、本年度で6%の世帯が該当する旨の答弁がありました。 また、国保財政が当初計画より改善されているが、今後の見通し、また国保税の
税率引き上げは高過ぎたのではないかとの質疑に対し、理事者より、平成5年度で黒字に転換できるのではないか。当初計画より黒字幅がふえ、 7,900万円ほどの
黒字見通しであるが、医療費の推移に不確定要素が多く、今後の決算の推移を見ながらこれからの取り組みについて検討していきたい旨の答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、起立多数により承認すべきものと決しました。 次に、報告第6号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
一般会計補正予算について)でありますが、理事者の説明に対し、格別質疑もなく、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、報告第7号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
国民健康保険特別会計補正予算について)であります。委員より、退職被
保険者療養給付費が不足した原因は何かとの質疑に対し、理事者より、前年度給付額に対し 3.3%の伸びを想定していたが、 4.6%の伸びになったことにより、不足が生じた旨答弁があり、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、報告第8号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
診療所特別会計補正予算)、報告第9号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
老人保健特別会計補正予算)、報告第11号専決処分した事件の承認について(平成3年度上越市
国民健康保険特別会計補正予算)、以上3件については、理事者の説明に対し、さしたる質疑がなく、採決の結果、それぞれ全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第37号平成3年度上越市
一般会計補正予算についてであります。3款1項4目19節ポプラの
家改修費補助金について、委員より、
補助金支出に対する市の考え方、また管理責任などについての質疑に、理事者より、内部改造については
利用者負担が原則であるが、できるだけ負担軽減を図るという意味から、 200万円の補正をするものであり、今後管理運営においても話し合いの中でなるべく負担のかからないように努めていきたい。また、火災などの管理責任は借り主にあるとの答弁がありました。 次に、2項2目22節
園児等災害補償金について、委員より、過去の同種事故の補償金の内容と今回とでは大きな差がある。説明では今回の事故が保育園内の事故であり、
施設内管理責任を問われたもので、市の
関与度合いが少なく、前回の場合に
園外特別保育として市が認めていた点で、市の責任が重かったというのは理解できない。保育委託をしていることは同じであり、かつ
私立保育園がユニークな園外保育を組み立てて特徴を出し、経営努力をすることに対して水を差すことになってしまうのではないかとの質疑があり、理事者より、死亡した児童に対する補償金の額については、両者間に大差がないこと。保険制度の中で保育園・保護者・市の三者間示談が必要だった前回と保育園・保護者との二者間示談で済んだ今回の場合との相違で、市の会計を経由する金額に違いが出たものであり、保育園の経営状況を困難に至らしめるようなものではない。
私立保育園の
独自性発揮については、客観的に危険が予想される場合以外は、特色ある保育姿勢をできるだけ容認していきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく
原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号平成3年度上越市
老人保健特別会計補正予算についてでありますが、理事者の説明に対し、格別質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、審査の概要を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
厚生常任委員長報告を終わります。
○議長(松永芳男君)
厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、
建設企業常任委員長の報告を求めます。 10番、市川文一君。 〔市 川 文 一 君 登 壇〕
◆10番(市川文一君) これより
建設企業常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において当委員会に付託された案件について、5日委員会を開き、慎重審査の結果、いずれも
原案どおり可決、承認すべきものと決しました。以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。 まず、報告第6号専決処分した事件の承認について(平成2年度上越市
一般会計補正予算について)であります。理事者より説明の後、委員より、
レインボーセンターの利用状況についてただしたのに対し、平成2年度は 1,528件、9万 9,439名、3年度については前年度同時期より確実にふえているとの答弁がありました。 さらに委員より、除雪費の不用額や待機料についてただしたのに対し、理事者より、本年は昨年より
累計降雪量において約1メートル多い。したがって、出動台数、
除雪延長距離、時間は3年度において 876台、 6,458キロメートル、 3,720時間と、2年度よりかなり多く、不用額は意外に少ない。また待機料は県の基準の90%としているが、沿岸部において25時間、平野部においては60時間を基礎としている。時間当たりの待機料は 4,900円であるとの答弁がありました。そのほか若干の質疑の後、採決の結果、全員異議なく承認すべきものと決しました。 次に、議案第44
号上越市営住宅条例の一部改正についてでありますが、理事者の説明の後、さしたる質疑もなく、全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第45
号上越都市計画事業直江津駅南地区土地区画整理事業施行条例の制定についてであります。理事者の説明の後、委員より、組合施行と公共施行の違いや対応策、
審議会委員の選出方法とその構成比率、
地区計画導入の考え方、また不同意地区の環境整備についてただしたのに対し、理事者より、組合の場合は7人の発起人が市長に対して技術援助の申請を出すことから始まり、地権者3分の2以上の同意を必要とするが、公共施行の場合はこれがない。事業の進め方は、組合は定款を定めて理事会で運営するが、公共の場合は審議会がこれにかわる。審議会の委員は原則として選挙で選出するが、過去において例はなく、公平に意見が反映できるよういろいろな立場の代表を入れたい。したがって、委員の中には
国鉄清算事業団や借地権者の代表も含めたいと考えている。地区計画については、まだおろしていないが、今後の推移を見て検討したい。残された地区の環境整備については、今後の機運の高まりを見て進めたいとの答弁がありました。 さらに委員より、減歩率、資金計画などの詳しい資料の提出、国・県とのスケジュール、
農地耕作者の権利、増歩の考え方、委員の
ブロック制、過少宅地のとらえ方、史跡の有無等についてただしたのに対し、理事者より、現在県と協議中であり、建設省の事業認可は8月下旬ごろになると思う。一連の行程を消化しないと、正確な資料は出せないので、その点御理解願いたい。小作者と地主の関係については、法では介入しないことになっているが、施行者が調整する場合もある。増歩の更正方法もあるが、意外に割高で、一般的には四つぐらいのブロックに分けて平均的に数字をのせる方法になると思う。過少宅地は 100平方メートル以下であるが、今回の地区にはない。また、史跡については一部指定地もあるので、事業計画には
発掘調査費も織り込んでいる。そのほか換地や私道についての質疑、答弁の後、質疑を打ち切り、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号平成3年度上越市
一般会計補正予算であります。8款土木費5項1目
都市計画総務費について、委員より、この制度の特徴やコンサルタントへの委託内容、街づくり、あわせて高田公園の整備計画について考え方をただしたのに対し、理事者より、建設省の「うるおい・緑・
景観モデル都市」として、全国19ヵ所の中に指定されたので、建設省への
整備計画提出のため、業者にこれから取り入れるべき事業について計画策定をお願いするものである。そして、要綱に基づく建設省・県・学識経験者・
地元関係者等からなる協議会を設置し、整備計画を策定、建設省の承認を得ることになる。あくまでも対象は建設省の所管事業ではあるが、街づくりの基本は福祉である。また、高田公園整備計画については、鋭意検討を進めているが、当然全体のかかわりがあるので、なるべく早く整備計画を作成したいとの答弁の後、全員異議なく可決すべきものと決しました。 次に、去る12日の本会議において当委員会に付託された議案第51号、第52号
工事請負契約の締結についてでありますが、翌13日委員会を開き審査いたしました。説明の後、委員より、道路の交通状況をただし、答弁の後、さしたる質疑がなく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。 以上、詳細は
委員会記録に譲り、
建設企業常任委員長報告を終わります。
○議長(松永芳男君)
建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。 12番、田村恒夫君。 〔田 村 恒 夫 君 登 壇〕
◆12番(田村恒夫君) これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。 去る4日の本会議において当委員会に付託された諸案件について、6日委員会を開催し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり承認、可決すべきものと決しました。以下、審査の順序に従い、その概要について申し上げます。 まず、報告第6号専決処分した事件の承認について、委員より、物産センターについて、①商工業関係企業の展示はどうなっているのか。②利用率はどうか。③情報コーナーはいつできるのか。④建設事業費は最終的にどれくらいかとの質疑に対し、理事者より、①現在担当の工業部会と相談しており、近く展示の段階に入る。②利用率は予想より上回っている。③情報コーナーは県の情報サービスコーナーと連携をとり、ことしの秋ごろまでに完成させたい。④建設事業費は本体工事8億 2,388万 6,000円とその他経費を含めると8億 6,694万 3,000円であるとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。 報告第10号専決処分した事件の承認については、質疑がなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。 議案第43号上越市
ラーバンセンター条例の制定について、理事者より、田園と都市の中間地域を意味するラーバンと名称をつけたとの説明を受けた後、委員より、図書コーナーの位置づけについての質疑に対し、理事者より、今後とも内容の充実に努め、利用しやすいようにしていきたいとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第46号財産の取得について、委員より、上越市の工業団地の売り出し価格が一般的に高いと言われるが、売り出しに当たって市の考え方と価格についてどうかとの質疑に対し、理事者より、造成費のかけ方や地域により取得価格に違いが出てくるが、黒井団地より安くなると思う。価格の確定に当たり、議会に説明したいとの答弁があり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第37号平成3年度上越市
一般会計補正予算について、委員より、6款農林水産業費3目農業振興費中、園芸施設化促進対策事業について、補助金の算出基準と全体計画を明らかにせよとの質疑に対し、理事者より、ハウス棟の数、面積、受益地域、作物の種類、事業費等の答弁がありました。 10款教育費5項社会教育費4目博物館費について、委員より、上越公共職業安定所の建物購入をした理由、目的、具体的計画についての質疑に対し、理事者より、現在の博物館の収蔵状態から見て、収蔵を第一義と考え、保管庫という意味で購入した。整備工事は現状を活用し、計画設計したとの答弁があり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第39号
上越市立幼稚園の幼稚園医、
幼稚園歯科医及び
幼稚園薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について、議案第40号
上越セミナーハウス条例の一部改正について、議案第41号上越市
厚生会館条例の一部改正について、議案第42号上越市
体育施設条例の一部改正については、いずれも質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、委員会終了後委員協議会を開催し、高田城建設基本設計について現状と今後の対応について説明を受けたことを報告いたします。 次に、去る12日の本会議において付託された議案第49号
工事請負契約の締結について(
北諏訪小学校屋内体育館改築工事)、議案第50号
工事請負契約の締結について(
春日中学校校舎増築工事)は、13日に委員会を開催しましたが、いずれもさしたる質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、委員会における審査の概要について申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、文教経済常任委員長の報告を終わります。
○議長(松永芳男君) 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 26番、本城文夫君。 〔本 城 文 夫 君 登 壇〕
◆26番(本城文夫君) 私は社会党クラブ議員団を代表して、平成3年度第2回定例会に提出をされた報告第5号専決処分した事件の承認、上越市
国民健康保険税条例の一部改正について、反対の立場からその理由を申し上げます。 市長の提案説明では、地方税法の一部改正に伴い、
国民健康保険税の
課税限度額を1世帯当たり42万円から44万円に、低所得者に対する軽減措置として減額基準額に加算をする被保険者1人当たりの金額を21万 5,000円から22万円にそれぞれ引き上げるなどの改正でありました。上越市
国民健康保険財政については、これまでも申し上げてまいりましたような経緯の中で、さきの当初予算の中でも国の国庫補助率の引き下げ、退職者医療制度の見込み違いによる歳入欠陥のしわ寄せや財政見通しの不十分さから、上越市国保財政は7億 2,000万円もの累積赤字を引き起こし、4月から 9.4%の引き上げがされるなど、国保加入者の負担増加の傾向を余儀なくされています。さきに示された当市の国保赤字解消計画によりますと、税率改正及び一般会計繰入金7億円をもって解消する。このため平成5年度までの4ヵ年計画とすることなどが明らかにされているところであります。 今議会の
厚生常任委員会審議を通じて、
国民健康保険財政について理事者側は平成5年度までの収支見通しは若干明るい見通しを持っている。平成2年度決算見通しでいくと、当初計画より赤字幅の解消が早まるとの収支見通しの考えが示されました。しかし、これも加入者の負担増による結果と思うのであります。
国民健康保険会計をめぐっては、医療費の動向に大きく左右をされる流動的な状況が加わるとはいえ、現在の国保制度そのものの欠陥が加入者に大きくしわ寄せをされているという従来の主張のとおり、報告第5号は認めることができないのであります。 以上であります。
○議長(松永芳男君) 28番、大滝和司君。 〔大 滝 和 司 君 登 壇〕
◆28番(大滝和司君) 私は日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。 報告第5号
国民健康保険税条例の一部改正については、一面で減税の要素はあるものの
課税限度額を1世帯当たり42万円から44万円に引き上げる増税には賛成できません。 次に、議案第42号
体育施設条例の一部改正については、高田公園内にある第三体育館の用途廃止に伴うものでありますが、廃止の理由として老朽化を挙げておりますが、今までの経過からして市民にとってさして必要を感じない高田城再建に伴って、同体育館が城を眺めるのに目ざわりだというのが主な理由であり、また同体育館を利用してきた人たちにこれにかわる施設の建設など、具体的な対策も示されないままの廃止であり、反対します。 以上。
○議長(松永芳男君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) これにて討論を終結いたします。 これより議題を採決いたします。 まず、報告について採決いたします。 報告第3号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第4号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第5号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第6号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第7号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第8号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第9号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第10号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 報告第11号専決処分した事件の承認についてを採決いたします。 本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 次に、条例関係などの議案について採決いたします。 議案第39号
上越市立幼稚園の幼稚園医、
幼稚園歯科医及び
幼稚園薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第40号
上越セミナーハウス条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第41号上越市
厚生会館条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第42号上越市
体育施設条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第43号上越市
ラーバンセンター条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第44
号上越市営住宅条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第45
号上越都市計画事業直江津駅南地区土地区画整理事業施行条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第46号財産の取得についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第47号上越市
監査委員条例及び上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第48号上越市
手数料条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第49号
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第50号
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第51号
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第52号
工事請負契約の締結についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 次に、補正予算を採決いたします。 議案第37号平成3年度上越市
一般会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 議案第38号平成3年度上越市
老人保健特別会計補正予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 〇
△日程第3 議案第53号
○議長(松永芳男君) 日程第3、議案第53号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。
地方自治法第 117条の規定により小林章吾君より一時御退席願います。 〔小 林 章 吾 君 退 席〕
○議長(松永芳男君) まず、
厚生常任委員長の報告を求めます。 9番、
山田力之助君。 〔山 田 力 之 助 君 登 壇〕
◆9番(
山田力之助君) これより
厚生常任委員長報告を申し上げます。 去る12日の本会議において当委員会に付託されました議案第53号
工事請負契約の締結について、13日に委員会を開催いたしました。以下、その概要を申し上げます。 委員より、コートの広さについて以前から要望があったと思うがとの質疑に対し、理事者より、管理人や利用される方々の意見を拝聴しながら設計をした。 また委員より、直江津ゲートボールハウスの土質に問題があるように聞いているが、今回はどういう改善を考えているかとの質疑に対し、直江津ゲートボールハウスの経験から、下地の部分に検討を加えたとの答弁がなされました。 また、番外議員よりこの件だけではないが、市の施設の設計などについて議会に示されるときには既にプランが決まっており、議会の意見も今後反映できるようにお願いしたいとの要望がありました。 以上で質疑を終結し、議案第53号を採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、当委員会における審査の概要を申し上げましたが、詳細は
委員会記録に譲り、
厚生常任委員長報告を終わります。
○議長(松永芳男君)
厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより議案第53号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
原案どおり可決されました。 先刻退席されました小林章吾君の除斥を解除いたします。 〔小 林 章 吾 君 復 席〕 〇
△日程第4 同意案第1号より第8号
○議長(松永芳男君) 日程第4、同意案第1号より第8号を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 植木市長。 〔市 長 登 壇〕
◎市長(植木公君) 本日提出いたしました案件につきまして、その理由を申し上げます。 同意案第1号は、上越市収入役の選任についてであります。上越市収入役霜越清三は、平成3年7月11日をもって任期満了となりますが、その後任として小柳昭三郎氏を選任いたしたく、
地方自治法第 168条第7項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 同意案第2号、第3号は、上越市
教育委員会委員の任命についてであります。上越市
教育委員会委員金谷雄一氏及び宮越光昭氏は、平成3年7月26日をもって任期満了となりますので、その後任として〓橋孫左エ門、古川素の両氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 同意案第4号、第5号は、上越市
監査委員の選任についてであります。上越市
監査委員斉京稔氏及び横瀬和夫氏は、平成3年7月25日をもって任期満了となりますが、斉京稔氏の後任として田中厚氏を、また横瀬和夫氏は引き続き選任いたしたく、
地方自治法第 196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 同意案第6号は、上越市
公平委員会委員の選任についてであります。上越市
公平委員会委員小柳昭三郎氏は、平成3年7月25日をもって任期満了となりますので、その後任として坂井良彰氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 同意案第7号は、上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。上越市
固定資産評価審査委員会委員西澤登氏は、平成3年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任として川島義信氏を選任いたしたく、地方税法第 423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 同意案第8号は、上越市
固定資産評価員の選任についてであります。固定資産を適正に評価し、かつ市長が行う価格の決定を補助させるため資産税課長岩島猛を選任いたしたく、地方税法第 404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 以上、提案理由を申し上げましたが、慎重御審議の上、速かに御賛同くださるようお願い申し上げます。
○議長(松永芳男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 質疑はないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第1号より第8号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、同意案第1号より第8号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 討論なしと認めます。 これより議題を採決いたします。 まず、同意案第1号上越市収入役の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第2号上越市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第3号上越市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第4号上越市
監査委員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第5号上越市
監査委員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第6号上越市
公平委員会委員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第7号上越市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 同意案第8号上越市
固定資産評価員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛 成 者 起 立〕
○議長(松永芳男君) 起立多数であります。 よって、本案はこれに同意することに決しました。 〇
△日程第5 議会選第1号
○議長(松永芳男君) 日程第5、議会選第1号上越市
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を行います。 本件は
地方自治法第 181条及び第 182条の規定に基づき、任期満了に伴う委員及び補充員をそれぞれ4名選挙するものであります。 お諮りいたします。選挙の方法については、
地方自治法第 118条第2項の規定により、いずれも指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法はいずれも指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 上越市
選挙管理委員会委員に、野田一郎君、高山登美子君、石田庄治君、古海法雲君を、同補充員に補充順位1番、石平平八郎君、2番、青柳健嗣君、3番、樋口萬治君、4番、宮本実君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を上越市
選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま議長において指名いたしました野田一郎君、高山登美子君、石田庄治君、古海法雲君が上越市
選挙管理委員会委員に、補充順位1番、石平平八郎君、2番、青柳健嗣君、3番、樋口萬治君、4番、宮本実君が上越市選挙委員会委員の補充員に当選されました。 〇
△日程第6 請願第1号、第2号
○議長(松永芳男君) 日程第6、継続審査中の請願第1号、第2号を一括議題といたします。 本件については、
総務常任委員長から会議規則第 104条の規定により、お手元へ配付の申出書のとおり、引き続き閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松永芳男君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第1号、第2号については委員長から申し出のとおり、引き続き閉会中の継続審査に付することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 この際、霜越収入役より発言を求められておりますので、これを許します。 霜越収入役。 〔収 入 役 登 壇〕
◎収入役(霜越清三君) 貴重な時間をちょうだいいたしましてお礼を申し上げたいと思います。私事でまことに申しわけございませんが、私は昭和25年当時の直江津町役場に奉職して以来、今日まで40年余りにわたり、皆様方から公私ともども御指導、御厚情を賜り、途中病気入院を重ねましたが、どうにかここに任期を迎えることができました。これもひとえに皆様方の御加護のたまものと存じ、心から厚くお礼を申し上げます。今後は当分の間療養に専念をいたしたいと存じます。どうか市長さんを初め、皆様方も十分健康に留意くだされ、市政の進展にどうか御尽力をあらんことを願いながら、粗辞ではございますが、一言お礼の言葉といたします。大変どうも長い間ありがとうございました。(拍手)
○議長(松永芳男君) これにて平成3年第2回上越市議会定例会を閉会いたします。 どうも御苦労さまでございました。 午前11時05分 閉会...