十日町市議会 2018-03-01
03月01日-議案説明、質疑-01号
平成30年 3月 定例会(第1回) 平成30年第1回十日町市議会定例会会議録 平成30年3月1日(第1日目)1. 出席議員(24名) 1番 星 名 大 輔 君 2番 根 津 年 夫 君 3番 富 井 高 志 君 4番 水 落 静 子 君 5番 滝 沢 繁 君 6番 山 口 康 司 君 7番 大 嶋 由紀子 君 8番 福 崎 哲 也 君 9番 村 山 達 也 君 10番 高 橋 俊 一 君 11番 小 林 均 君 12番 吉 村 重 敏 君 13番 遠 田 延 雄 君 14番 藤 巻 誠 君 15番 樋 口 利 明 君 16番 鈴 木 和 雄 君 17番 小 林 弘 樹 君 18番 宮 沢 幸 子 君 19番 安 保 寿 隆 君 20番 小 林 正 夫 君 21番 鈴 木 一 郎 君 22番 太 田 祐 子 君 23番 小野嶋 哲 雄 君 24番 庭 野 政 義 君 1. 欠席議員(0名) 1. 欠 員(0名) 1. 事務局職員 事 務 局 長 長谷川 智 君 次 長 鈴 木 勝 君 議 事 係 長 上 野 新 吾 君 主 任 小見山 拓 真 君 嘱 託 職 員 池 田 好 恵 君 1. 説明のため出席した者 市 長 関 口 芳 史 君 副 市 長 村 山 潤 君 教 育 長 蔵 品 泰 治 君 総 務 部 長 笠 原 実 君 市 民 福祉部長 柳 久 君 産 業 観光部長 渡 辺 正 範 君 建 設 部 長 神 田 真太郎 君 子育て教育部長 渡 辺 健 一 君 環境エネルギー 池 田 克 也 君 文 化 スポーツ 富 井 敏 君 部 長 部 長 企 画 政策課長 鈴 木 政 広 君 総 務 課 長 田 口 秀 樹 君 財 政 課 長 金 澤 克 夫 君 税 務 課 長 長谷川 義 明 君 福 祉 課 長 古 澤 幸 男 君 市 民 生活課長 中 澤 まゆみ 君 子育て支援課長 樋 口 幸 宏 君 医 療 介護課長 小 林 良 久 君 産 業 政策課長 渡 辺 正 彦 君 農 林 課 長 庭 野 和 浩 君 観 光 交流課長 樋 口 正 彰 君 建 設 課 長 齋 木 修 君 都 市 計画課長 藤 巻 裕 君 エ ネ ル ギ ー 蔵 品 徹 君 政 策 課 長 上 下 水道局長 福 島 一 典 君 教 育 総務課長 長谷川 芳 子 君 学 校 教育課長 川 崎 正 男 君 生 涯 学習課長 鈴 木 規 宰 君 ス ポ ー ツ 井 川 純 宏 君 川 西 支 所 長 南 雲 浩 君 振 興 課 長 中 里 支 所 長 吉 楽 重 敏 君 松 代 支 所 長 樋 口 彰 君 松 之 山支所長 中 島 一 男 君 選挙管理委員会・ 池 田 睦 君 監査委員事務局長 1. 議事日程 第1号 平成30年3月1日 午前10時 開議 諸般の報告 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第 1号 専決処分の承認(平成29年度十日町市一般会計補正予算〔第7号〕) 第 4 議案第 2号 教育長の任命 第 5 議案第 3号 教育委員会委員の任命 第 6 議案第 4号 工事委託契約の変更 第 7 議案第 5号 物品の無償譲渡 第 8 議案第 6号 十日町市川西地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第 7号 十日町市中里地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第 8号 十日町市松代地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第 9号 十日町市松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定 第 9 議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す る条例制定 議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定 第10 議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定 議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定 第11 議案第14号 十日町市国際交流・文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定 第12 議案第15号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定 第13 議案第16号 十日町市災害減免条例の一部を改正する条例制定 第14 議案第17号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定 第15 議案第18号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定 第16 議案第19号 十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定 第17 議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定 第18 議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部 を改正する条例制定 第19 議案第22号 十日町市駅通り駐車場条例を廃止する条例制定 第20 議案第23号 十日町市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定 第21 議案第24号 十日町市企業投資促進条例制定 第22 議案第25号 十日町市
就業改善センター条例の一部を改正する条例制定 第23 議案第26号 十日町市
地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定 第24 議案第27号 十日町市
ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定 第25 議案第28号 十日町市農林産物加工直食直売等施設条例の一部を改正する条例制定 第26 議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更 第27 議案第30号 十日町市道路占用料条例の一部を改正する条例制定 第28 議案第31号 十日町市利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定 第29 議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定 第30 議案第33号 十日町市都市公園条例の一部を改正する条例制定 第31 議案第34号 十日町市重度心身障がい者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制 定 第32 議案第35号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定 第33 議案第36号 十日町市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定 第34 議案第37号 十日町市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を 定める条例の一部を改正する条例制定 第35 議案第38号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定 第36 議案第39号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定 第37 議案第40号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関す る条例の全部を改正する条例制定 議案第41号 十日町市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基 準等に関する条例の全部を改正する条例制定 議案第42号 十日町市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援 等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例 の全部を改正する条例制定 議案第43号 十日町市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める 条例制定 第38 議案第44号 平成29年度十日町市一般会計補正予算(第8号) 議案第45号 平成29年度十日町市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第46号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第4号) 議案第47号 平成29年度十日町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第48号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第49号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第50号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第51号 平成29年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号) 第39 議案第52号 平成30年度十日町市一般会計予算 議案第53号 平成30年度十日町市
国民健康保険特別会計予算 議案第54号 平成30年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第55号 平成30年度十日町市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第56号 平成30年度十日町市介護保険特別会計予算 議案第57号 平成30年度十日町市
簡易水道事業特別会計予算 議案第58号 平成30年度十日町市下水道事業特別会計予算 議案第59号 平成30年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算 議案第60号 平成30年度十日町市水道事業会計予算 第40 請願第 1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願 1. 本日の会議に付した事件 日程第1
│ 日程第40 〇 午前10時00分 開 会
○議長(庭野政義君) これより平成30年十日町市議会第1回定例会を開会いたします。 ただいままでの出席議員数は24人であります。 〇 午前10時01分 開 議
○議長(庭野政義君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第40までの63件であります。 会議時間の延長
○議長(庭野政義君) この際お諮りいたします。 本日の会議時間については、本日の日程が終了するまでこれを延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、本日の日程が終了するまで会議時間は延長することに決しました。
○議長(庭野政義君) 議会運営委員会の報告について、2月22日議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。議会運営委員長。
◆17番(小林弘樹君) おはようございます。2月22日議会運営委員会が開催され、平成30年第1回定例会の議事について協議がなされましたので、その結果を報告いたします。 まず、お手元の議案付託表をごらん願います。議案第1号から5号までの5件は、いずれも即決ですが、教育長及び教育委員会委員の任命に係る議案は無記名投票によって採決いたします。 議案第6号から14号までの9件は、総務文教常任委員会に付託いたします。議案第15号及び16号の2件は即決といたします。議案第17号から21号までの5件は、総務文教常任委員会に付託いたします。議案第22号から33号までの12件は、産業建設常任委員会に付託いたします。議案第34号は即決といたします。議案第35号及び36号の2件は、厚生常任委員会に付託いたします。議案第37号は、即決といたします。議案第38号から43号までの6件は、厚生常任委員会に付託いたします。 補正予算8件は、即決といたします。 議案第52号から60号までの平成30年度予算に係る議案9件については、例年に倣い、議長を除く議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、審査を行います。 次に、請願文書表をごらん願います。請願第1号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、一般質問発言順序表をごらん願います。一般質問通告者は14人で、それぞれの質問題目、要旨は記載のとおりであります。 最後に、定例会予定表をごらん願います。 3月1日、本日ですが、本会議上で上程議案の審議を行います。なお、平成30年度予算に係る議案ですが、本日は当局の概要説明にとどめ、本会議での質疑は明日の午後1時から行うことにいたします。 2日は、午前10時までに通告のあった予算に係る質疑を午後1時から議場で行いますので、午前は休会になります。 3日、4日、5日は休会です。 6日、7日、8日は一般質問で、3日間の人数割はごらんのとおりです。 9日は、午前9時から総務文教常任委員会を開催し、委員会終了後は分科会に切りかえて予算審査を行います。 10日、11日は休会です。 12日は、午前9時から産業建設常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。また、分科会終了後、議会運営委員会を開催します。 13日は、午前9時から厚生常任委員会を開催し、終了後は分科会に移行します。 14日は休会です。 15日は、午前10時から
予算審査特別委員会正副主査会議を開催します。 16日、最終日ですが、午前10時から予算審査特別委員会を開催し、主査報告を行います。また、特別委員会終了後は本会議を開催し、委員長報告と追加議案の審議を行います。さらに、定例会閉会後には全員協議会も予定されています。 したがいまして、会期は本日から3月16日までの16日間となります。 以上で報告を終わります。 〇
△諸般の報告
○議長(庭野政義君) 諸般の報告であります。平成30年度新潟県市議会議長会春季定期総会及び新潟県
後期高齢者医療広域連合議会2月定例会の概要については、お手元に配付いたしてあります報告書をごらん願います。 また、報告第1号及び報告第2号の2件の専決処分の報告については、議案書の末尾をごらん願います。 〇
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(庭野政義君) 日程第1 会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において富井高志君及び水落静子さんを指名いたします。 〇
△日程第2 会期の決定
○議長(庭野政義君) 日程第2 会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月16日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、会期は16日間と決しました。 〇
△日程第3 議案第1号 専決処分の承認(平成29年度十日町市一般会計補正予算〔第7号〕)
○議長(庭野政義君) 日程第3 議案第1号 専決処分の承認についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。財政課長。
◎財政課長(金澤克夫君) おはようございます。それでは、別冊の補正予算書1ページをお開きください。議案第1号 専決処分の承認につきましてご説明いたします。 2ページをお願いいたします。今冬の除排雪経費については、12月定例会において補正をお願いしたところでありますが、不足を見込む除排雪経費の急を要する一部につきまして2月15日付で専決処分いたしましたので、議会の承認を求めるものでございます。 3ページをお願いいたします。第1条では、補正予算の規模を歳入歳出それぞれ5億4,780万円追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ374億5,315万7,000円とするものでございます。 6ページをお願いいたします。第2表、地方債補正でございます。起債の目的の下から3段目の過疎対策事業債において1,180万円を追加して、11億1,930万円とし、地方債合計で51億3,410万円とするものであります。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳入をご説明いたします。10款地方交付税、説明欄の特別交付税と18款繰入金、説明欄の財政調整基金繰入金は、歳出予算に対する必要額を計上したものであります。 21款市債、1項10目過疎対策事業債、説明欄の認定外道路除雪助成事業は、過疎債の2次配分を受けまして、当初計上予算の一部を含め、過疎債のソフト分を充当するものであります。 12、13ページをお願いいたします。歳出をご説明いたします。8款土木費、2項5目道路除雪費、説明欄007の05市道除排雪経費は、これまでの請求実績と過去の実績も参考に試算した2月末までの除雪委託料と3月末までの需用費及び負担金の必要額として5億3,730万円の追加でございます。 015の05認定外道路除雪助成事業は、本年度沿線戸数の緩和も実施する中、3月末までの必要額として1,050万円の追加でございます。 ここで参考資料1ページをごらんください。中ほどの除雪委託料の今後の見込みのとおり、今後の降雪状況により3月分除雪委託料の精査を行い、不足する場合は追加補正予算案の上程を予定するところでございます。 一般会計補正予算(第7号)の専決処分の説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認いただきますようお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第1号を起立採決いたします。 議案第1号は原案どおり承認するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は承認されました。 〇
△日程第4 議案第2号 教育長の任命
○議長(庭野政義君) 日程第4 議案第2号 教育長の任命についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) おはようございます。議案書1ページをお願いをいたします。議案第2号 教育長の任命についてご説明をいたします。 このたび当市の教育長であります蔵品泰治さんの任期が本年5月17日をもって任期満了となることから、引き続き蔵品さんを教育長に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会のご同意を求めるものでございます。 蔵品さんの略歴につきましては、次ページのとおりでございますが、合併後財政課長補佐、財政課長を歴任され、平成21年9月から教育長に就任いただいております。市民並びに教育行政関係者からの信頼も厚く、引き続き教育長を担っていただくには適任であると確信しておりますので、よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いいたします。 ご同意いただきますと、任期は平成30年5月18日から平成33年5月17日までの3年となります。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第2号は、投票により採決いたします。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(庭野政義君) ただいまの出席議員数は、議長を除いて23人であります。 念のため申し上げます。本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と投票用紙に記載願います。 投票用紙を配付いたさせます。 (投票用紙配付)
○議長(庭野政義君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(庭野政義君) 異状なしと認めます。 議席順に投票願います。 (各員投票)
○議長(庭野政義君) 投票漏れはありませんか。 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(庭野政義君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に小林均君及び吉村重敏君を指名いたします。 よって、両君の立ち会いを願います。 開票願います。 (投票点検)
○議長(庭野政義君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 23票 有効投票 23票 有効投票中 賛成 17票 反対 6票うち白票4票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、議案第2号はこれに同意することに決しました。教育長。
◎教育長(蔵品泰治君) おはようございます。発言の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。 ただいまは私の教育長再任につきましてご同意を賜りまして、本当にありがとうございます。改めて身が引き締まる思いでいるところでございます。 今市政は選ばれて住み継がれるまちとおかまちの実現に向け、関口市長を先頭にしながら邁進をしているところであります。そういう中で教育委員会も大きな役割があると思っているところでございます。 こんなことがございました。学校教育でありますが、十日町市の教育がよいということで県外から転入学された事例がございます。それは、2年前、平成28年の5月でありますけども、十日町小学校との共生教育がとてもよいということでふれあいの丘支援学校に子供が転入されたところでございます。また、昨年4月にまつのやま学園が創立されたわけでございます。小中一貫校ということでございますが、そこに平成30年4月、今度の4月に新入学生が入る見込みということでございます。親御さんは、まつのやま学園のふるさと学習、そして小学校1年からの英語教育がとてもよい、すばらしいということでご決断され、4月から松之山へ住んでお子さんをまつのやま学園へ入れたいということで今話が進んでいるところでございます。 また、社会教育の分野でありますが、生涯学習、文化、スポーツという分野でありますけども、とりわけ文化、スポーツについては交流人口の拡大に大きな役割があると思っております。2020年を見据えながら、今クロアチアとのホストタウン事業を強力に推進しているところでございますし、また縄文文化の発信については本当にオリンピックの開会式のとき、縄文をテーマにしたいろんな行事があればいいな、できれば聖火台のモチーフになればいいなということで運動しているところでございます。何とか実現できるよう、また努力を続けたいと思っているところでございます。 教育行政全般について、本当に大きな課題が、困難な課題がいっぱいあるわけでございますけども、十日町市の教育の前進のために丁寧に、また誠心誠意努めながら、これからも仕事をしていきたい、そんなことをお願いしているところでございますので、議員各位からもこれからもご指導、ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 〇
△日程第5 議案第3号 教育委員会委員の任命
○議長(庭野政義君) 日程第5 議案第3号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) 議案書の3ページをお願いいたします。議案第3号 教育委員会委員の任命についてご説明をいたします。 当市の教育委員会委員であります山口由美子さんが本年の5月17日をもって任期満了となることから、後任として浅田公子さんを任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会のご同意を求めるものでございます。 浅田さんの略歴につきましては、次のページのとおりでございますが、新潟大学歯学部卒業後、同大学院歯学研究科を修了し、2年ほど研修医をされた後、県内歯科医院に勤務をされました。ご出産を機にご家庭に入られ、現在は中学生お二人の子供さんの保護者でいらっしゃいます。 ご同意いただきますと、任期は本年5月18日から平成34年5月17日までの4年となります。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第3号は、投票により採決いたします。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(庭野政義君) ただいまの出席議員数は、議長を除いて23人であります。 念のため申し上げます。本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。 投票用紙を配付いたさせます。 (投票用紙配付)
○議長(庭野政義君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(庭野政義君) 異状なしと認めます。 議席順に投票願います。 (各員投票)
○議長(庭野政義君) 投票漏れはありませんか。 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(庭野政義君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に遠田延雄君及び藤巻誠君を指名いたします。 よって、両君の立ち会いを願います。 開票願います。 (投票点検)
○議長(庭野政義君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 23票 有効投票 23票 有効投票中 賛成 22票 反対 1票うち白票1票 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、議案第3号はこれに同意することに決しました。 〇
△日程第6 議案第4号 工事委託契約の変更
○議長(庭野政義君) 日程第6 議案第4号 工事委託契約の変更についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。環境エネルギー部長。
◎環境エネルギー部長(池田克也君) おはようございます。議案書5ページをお願いいたします。議案第4号 工事委託契約の変更についてご説明申し上げます。 下記のとおり、工事委託契約を変更したいので、十日町市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第4条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 1の委託工事名は、十日町市公共下水道十日町市下水処理センターの再構築工事(その2)委託でございます。 2の委託金額は、変更前の14億4,300万円から2億9,727万円を減額し、11億4,573万円とするものでございます。 再構築工事委託とは、長寿命化計画に基づく機器の更新工事で、平成25年度の基本協定に基づいて消化ガスタンク及び附帯設備、受変電装置、汚泥脱水機及び消毒設備の更新工事を行ったものでございます。 減額となりました主な理由は、平成28年度から行った受変電装置、汚泥脱水機及び消毒設備の更新工事において設計書の精査、設備の仕様変更及び請負差額などにより工事費が減額となったものでございます。 3の契約の相手方は、日本下水道事業団でございます。 続きまして、6ページをお願いいたします。基本協定の一部を変更する協定でございます。第2条に記載のとおり、この仮協定につきましては議会の議決を経たときはこれを本協定とみなすというものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) 3つほど教えていただきたい、確認をしたいと思います。 本協定は、平成25年というふうに伺っておりますが、これは入札だったんでしょうか。入札形態を教えていただきたいのが1つ。 それから、25年から26、27、28、29ということで5カ年にわたるわけですけど、この変更という行為は、変更契約という行為は今何回目なんでしょうか。精算変更みたいな形で初めてなんでしょうか。 それから、5カ年にわたる、今ご説明の平成28年からの変更の理由ということをお聞きしましたけども、その前には全く変更はなくて、28年からの変更事由によって3億近い変更減が出たというふうに理解をすればよろしいんでしょうか。 3つについてお聞かせいただきたいと思います。お願いします。
○議長(庭野政義君) 上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) ただいまのご質問にお答えをいたします。 入札の形態ということでございますが、手元に資料がございませんので、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。 2件目の変更の回数でございますが、25年からの工事委託契約におきまして2回目の変更となっております。1回目の変更は、28年から工事を行いました汚泥脱水機と消毒装置が劣化が激しくなったということで、水処理の施設のほうの更新は後回しにしまして、汚泥脱水機と消毒設備を先に修繕をしたいということで1回変更しております。今回は工事の精算の中で工事費の減額をお願いをしたという形でございます。 それと、3つ目のご質問でございますが、今回の2億9,727万円の減額につきましては、平成28年度からの2カ年の工事分が対象となっております。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) ありがとうございました。大変特殊な工事なので、実務の骨折りもたくさんあるかと思いますが、こういうご時世ですので、日本下水道事業団も受注をしていない自治体もあると思います。この機にといいますか、もう一度経緯を検証といいますか、振り返っていただきまして、次期の設備更新とか入札等につなげていっていただきたいと思います。より公平、公正で、随意契約なのかもしれませんが、いろんな理由があるかもしれませんけども、その辺をぜひ今お答えいただいた最初の項目も含めて、後ほど教えていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 これより議案第4号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第4号は可決されました。 〇
△日程第7 議案第5号 物品の無償譲渡
○議長(庭野政義君) 日程第7 議案第5号 物品の無償譲渡についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書7ページをお開き願います。議案第5号 物品の無償譲渡についてご説明を申し上げます。 下記のとおり、物品の無償譲渡をしたいので、地方自治法第96条第1項第6号及び同法第237条第2項の規定により議決を求めるものでございます。 1の無償譲渡の目的は、モンゴル国オルホン県エルデネット市から不要となった除雪車の譲渡を受けたいとの申し出があったことから、今後の両市の友好関係構築のため、本物品を無償で譲渡したいとするものでございます。 2の物品の内容は、平成27年度に更新した3台のロータリ除雪車のうちの1台で、新潟トランシス製、平成7年式で、3にございますようにその評価額が60万円の車両でございます。 4の無償譲渡の相手方は、エルデネット市のバトルット・ダンバ市長でございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) 大賛成でございますが、1つだけ。メンテナンスなんですけども、大変傷む時期に差しかかっていると思いますが、メンテナンスのお話はあったのでしょうか。それとも、もう先方様に全面的にお任せして、メンテナンス一式をお願いしたといいますか、その辺の経緯、どこまでお話ししたのか、もしわかりましたら教えていただきたいと思います。
○議長(庭野政義君) 建設課長。
◎建設課長(齋木修君) ただいまの樋口議員のご質問にお答えいたします。 私どもとしましては、一応機械を無償でお譲りするというところまででございまして、当然私どもが通常また新たな年に使用するためにはメンテナンスをして、そして使用します。したがいまして、私どものほうで見積もった、およそメンテナンスにはこのくらいかかりますよということもお伝えした上で交渉をさせていただいているということで、当然メンテナンスがかかるということは向こうも承知のことということでございます。以上です。
○議長(庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 これより議案第5号を起立採決いたします。 本件は原案どおりに可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第5号は可決されました。 〇
△日程第8 議案第6号 十日町市川西地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第7号 十日町市中里地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第8号 十日町市松代地域振興基金条例を廃止する条例制定 議案第9号 十日町市松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第8 議案第6号 十日町市川西地域振興基金条例を廃止する条例制定についてから議案第9号 十日町市松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定についてまでの以上4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の8ページをお開き願います。議案第6号 十日町市川西地域振興基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の1ページもあわせてごらんください。 本条例は、川西地域の地域づくりの資金に充てるため設けた十日町市川西地域振興基金について、川西地域内の施設改良、活性化対策、振興対策事業等の財源として充当してきましたが、平成29年度をもちまして基金の全額を支出し、事業の目的を達成したことから、十日町市川西地域振興基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の9ページをお願いをいたします。議案第7号 十日町市中里地域振興基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の2ページもあわせてごらんください。本条例は、中里地域の地域づくりの資金に充てるために設けた十日町市中里地域振興基金について、中里地域内の施設改良、活性化対策、振興対策事業等の財源として充当してきましたが、平成29年度をもちまして基金の全額を支出し、事業の目的を達成したことから、十日町市中里地域振興基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の10ページをお開き願います。議案第8号 十日町市松代地域振興基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の3ページもあわせてごらんください。本条例は、松代地域の地域づくりの資金に充てるために設けた十日町市松代地域振興基金について、松代地域内の施設改良、活性化対策、振興対策事業等の財源として充当してきましたが、平成29年度をもちまして基金の全額を支出し、事業の目的を達成したことから、十日町市松代地域振興基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の11ページをお開き願います。議案第9号 十日町市松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の4ページをあわせてごらん願います。本条例は、松之山地域の地域づくりの資金に充てるために設けた十日町市松之山地域振興基金について、松之山地域内の施設改良、活性化対策、振興対策事業等の財源として充当してきましたが、平成29年度をもちまして基金の全額を支出し、事業の目的を達成したことから、十日町市松之山地域振興基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 4件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第6号から議案第9号までの4件は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第9 議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定 議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第9 議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) それでは、議案書12ページ、13ページをお願いいたします。議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを一括してご説明いたします。条例要旨5、6ページ、新旧対照表の1から4ページをあわせてごらんください。 改正の内容は、市議会議員及び市の特別職の期末手当の支給割合を引き上げるものでございます。このたび国においては、特別職の期末手当を一般職の給与改定に準じて引き上げるため、特別職の職員の給与に関する法律の一部が改正されております。当市の市議会議員及び特別職の期末手当につきましては、従来から国の特別職の支給割合を参考として取り扱ってまいりましたので、今回も国に準じた支給割合に引き上げたいとするものでございます。 第1条関係では、期末手当について平成29年12月の支給割合を100分の175に改めるものであり、改正後の年間合計支給月数は0.05月引き上げて、3.30月となります。なお、1月24日に開催いたしました特別職報酬等審議会におきましても諮問どおり引き上げが妥当である旨の答申をいただいております。 次に、第2条関係では、平成30年度の期末手当について、6月の支給割合を100分の157.5に、12月分を100分の172.5に改めるものであり、年間合計支給月数は平成29年度と変わらず3.30月となります。 最後に、附則につきましては第1項及び第2項関係では、施行日及び適用区分を規定するものであり、第3項では期末手当の内払いについて規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(庭野政義君) 2件に対する質疑を許します。樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) 報酬等審議会で地域の実情に合わせるべきですとか、賛成意見のほかに異論がありましたでしょうか。その辺の発言の内容ですとか発言した人の人数などを教えていただければありがたいと思います。
○議長(庭野政義君) 総務課長。
◎総務課長(田口秀樹君) 今ほどのご質問にお答えをいたします。 審議会の意見では、やはり国の人勧、県の人勧に伴うものというところでございますので、それらの提案の内容について同意をいただいております。ただ、地域産業の経済の部分について、やはりご意見もいただいたところではございますが、ただ私どもとしましても地域実情の部分につきまして現状把握をしていないところもございますので、国の人勧に従うものということでご説明したところでございます。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 樋口利明君。
◆15番(樋口利明君) ありがとうございました。大きな流れに従うものでもあるんですけれども、私はやはり地域の実情、商工会議所がやっておられます民間の賃金調査等を見せていただきますと明らかに差がございます。地方自治の本旨にのっとったときにいつもいつも国、県に準拠した形でいいのかなとずっと思い続けている一人です。そういうことも申し上げて、みんなでもうちょっとずつ踏み込んだ議論をしていただければ、私自身もそうですが、していければ大変ありがたいと思いますので、ぜひ今後ともこの件についてはいろんな方のいろんな意見が出やすいような、市民合意が得られやすいようなプロセス等を工夫していったらどうかとご提案を申し上げて意見といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 ただいま議題となっております議案第10号及び議案第11号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第10 議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定 議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第10 議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定について、以上2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の14ページをお開き願います。議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の7ページ並びに新旧対照表の5ページもあわせてごらんください。 昨年8月8日、平成29年度の人事院勧告が出され、28年度に続いての引き上げ勧告となったところでございます。本条例の改正内容でございますが、人事院及び新潟県人事委員会の給与勧告に基づいて、初任給調整手当、勤勉手当、扶養手当及び給料表を改正するとともに、55歳を超える職員の標準の勤務成績での昇給を停止する措置を加えるものでございます。 まず、第1条関係の条例第9条の2第1項は初任給調整手当でございます。第1号の医療職給料表1表の適用を受ける医師の支給月額の上限を41万4,300円に改めるものでございます。 次に、第16条の8第2項は勤勉手当でございます。民間の賞与の支給状況を踏まえて勤勉手当を引き上げ、再任用職員以外の職員の12月の支給割合につきまして、現在100分の85であるものを100分の95に改め、0.1月引き上げるものでございます。また、再任用職員も12月の支給割合を100分の40を100分の45に改め、0.05月引き上げるものでございます。 次に、別表第1、別表第2関係は給料表を改めるものでございます。この中では、若年層に重点を置いた引き上げになっておりまして、初任給と若年層で1,000円引き上げの改定となっております。その他につきましては、400円から900円までの引き上げとなり、職員のほとんどが400円の引き上げとなります。 次に、第2条関係の条例第4条関係は、55歳を超える職員の標準の勤務成績での昇給を停止するものでございます。 次に、第8条及び第9条関係は扶養手当でございます。配偶者につきましては、支給月額を1万3,000円から6,500円に、子につきましては6,500円から1万円に改めるものでございます。 次に、第16条の8第2項関係では、平成30年度の勤勉手当につきまして再任用職員以外の職員の6月及び12月の支給割合をともに100分の90に、そして再任用職員の支給割合を同様に100分の42.5に改めるものでございます。年間の支給月数は、平成29年度と同じでございます。 附則といたしまして、第1項関係ではこの条例の施行日を規定するものでございます。 第2項関係では、この条例第1条の適用日を平成29年4月1日とするもので、このことにより職員の給料は昨年4月にさかのぼって支給されることになります。 第3項関係では給与の内払いを、第4項関係では扶養手当を段階的に改めるための特例を規定するものでございます。 最後に、第5項関係ではこの条例を施行するに当たり、必要な事項を規則に委任するものでございます。 続きまして、議案書の30ページをお願いいたします。議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の8ページ並びに新旧対照表の20ページもあわせてごらんください。 本条例の改正内容でございますが、雇用保険法の改正に伴う改正並びに人事院の給与勧告に基づいて、退職給付の官民格差を解消するため、退職手当の調整率を引き下げるものでございます。 まず、第1条関係の条例第10条第10項、第11項関係及び制定附則第15項関係は、雇用保険法の改正により失業等給付が拡充されることに伴いまして、失業者の退職手当に関する規定を整備するものでございます。 次に、制定附則第10項関係及び第2条関係の改正附則第2条関係では、条例の本則に基づいて算出した退職手当の額に調整率としましてこれまで100分の87を乗じておりましたが、これを100分の83.7に引き下げるものでございます。これは、昨年の人事院の調査において国家公務員の退職手当が民間より78万円ほど上回ることから、退職手当の支給水準を引き下げるため、国家公務員退職手当法が改正をされました。当市におきましてもこの改正法と同様の改正を行うものでございます。 附則といたしまして、第1項関係ではこの条例の施行日を公布の日とするものでございます。 第2項及び第3項関係では、調整率の引き下げに係る経過措置を定めるものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 2件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第12号及び議案第13号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 午前11時00分 休 憩 〇 午前11時09分 開 議
○議長(庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 〇
△日程第11 議案第14号 十日町市国際交流・文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第11 議案第14号 十日町市国際交流・文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の33ページをお開き願います。議案第14号 十日町市国際交流・文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の10ページもあわせてごらんください。 本条例は、市民の国際親善交流の振興及び青少年の文化、スポーツの向上を図るために設けました十日町市国際交流・文化スポーツ基金につきまして、スポーツ大会の開催、スポーツ施設の利活用、文化、スポーツ派遣助成等の事業の財源として充当してきましたが、平成29年度をもって基金の全額を支出し、事業の目的を達成することから、十日町市国際交流・文化スポーツ基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第14号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第12 議案第15号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第12 議案第15号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の34ページをお願いいたします。議案第15号 十日町市都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の11ページ並びに新旧対照表の25ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、地籍調査事業の成果により字及び地番が変更されたことに伴いまして、十日町市都市計画税条例別表で定めております都市計画税を課すべき区域に字を加えるものでございます。なお、課税区域の変更はございません。 附則といたしまして、この条例の施行日を公布の日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第15号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第15号は可決されました。 〇
△日程第13 議案第16号 十日町市災害減免条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第13 議案第16号 十日町市災害減免条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の35ページをお開き願います。議案第16号 十日町市災害減免条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の12ページ並びに新旧対照表の27ページもあわせてごらんください。 十日町市災害減免条例は、災害により市税を減免する場合の対象とその軽減または免除の割合などを定めております。このたびの改正は、昨年公布されました農業災害補償法の一部を改正する法律に伴いまして、農業災害補償法の法律名が農業保険法に改められることから、条例第2条第3項中の法律名を改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第16号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は可決されました。 〇
△日程第14 議案第17号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第14 議案第17号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 議案書の36ページをお開き願います。議案第17号 十日町市建設基金条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の13ページ並びに新旧対照表の28ページもあわせてごらんください。 今回の改正は、昨年9月末に越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館段十ろうが完成したことにより、基金の目的を達成し、十日町市建設基金に属する公民館建設資金につきましては平成29年度をもって全額を支出いたしました。よって、条例第2条の十日町市建設基金に属する資金のうち公民館建設資金の規定を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日からとするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第17号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第15 議案第18号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第15 議案第18号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 議案書の37ページをお開き願います。議案第18号 十日町市公民館条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の14ページ並びに新旧対照表の29ページもあわせてごらんください。 今回の改正は、吉田公民館の位置を改め、中里公民館の会議室とプラネタリウムの使用料の規定を追加するものでございます。 第4条第1項では、十日町市就業改善センター条例の一部改正に伴い、センター内に設置している吉田公民館の位置、十日町市北鐙坂867番地1を十日町市北鐙坂867番地8に改めるものでございます。 別表関連では、中里公民館はかつて中里総合センター内に設置されておりましたが、市町村合併により十日町市総合センター条例内に中里総合センターが規定された際にプラネタリウム使用料が規定されず、中里公民館が中里支所2階に移設された際にも会議室の使用料が規定されなかったことから、このたび十日町市公民館条例に中里公民館の会議室及びプラネタリウムの使用料の規定を追加するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を公布の日からとするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第18号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第16 議案第19号 十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第16 議案第19号 十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 議案書の40ページをお開き願います。議案第19号 十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の15ページもあわせてごらんください。 本条例は、十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止するものでございます。昨年6月にとおかまち応援寄附条例施行規則の一部を改正し、とおかまち応援寄附金の使途に文化、芸術、スポーツの振興を指定し、さらにその中で文化、芸術の振興事業を指定できるようにいたしました。十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金は、既に全額を支出済みであり、とおかまち応援寄附金の使途と目的を同じにしているため、十日町市芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日からとするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第19号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第17 議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第17 議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 議案書の41ページをお開き願います。議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等の使用条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の16ページ並びに新旧対照表の31ページもあわせてごらんください。 今回の改正は、昨年4月に小中一貫校まつのやま学園が開校したことに伴い、松之山中学校施設が解体されたため、本条例から松之山中学校を削除するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日からとするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第20号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第18 議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第18 議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) 議案書の42ページをお開き願います。議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の17ページ並びに新旧対照表の32ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、公職選挙法の改正に伴いまして、十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正するものでございます。 まず、条例題名を十日町市議会議員及び十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例に改め、次に第1条及び第2条関係で選挙運動用ビラの作成の公営の対象に市議会議員を加えるよう改めるものでございます。 附則といたしまして、第1項でこの条例の施行日を平成31年3月1日とし、第2項でこの条例の適用区分を規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第21号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第19 議案第22号 十日町市駅通り駐車場条例を廃止する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第19 議案第22号 十日町市駅通り駐車場条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書43ページをお願いいたします。議案第22号 十日町市駅通り駐車場条例を廃止する条例の制定についてご説明申し上げます。条例要旨18ページもあわせてごらんください。 本条例は、駅通り駐車場の運用を終了することから、十日町市駅通り駐車場条例を廃止するものでございます。 附則は、条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第22号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第20 議案第23号 十日町市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第20 議案第23号 十日町市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書44ページをお願いいたします。議案第23号 十日町市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨19ページ並びに新旧対照表33ページもあわせてごらんください。 これは、平成29年7月に地域未来投資促進法、通称未来法と申しますが、これが施行され、これに基づく新たな条例を制定するとともに、国の同意を得た市の基本計画で指定する業種について一定の要件を満たすと事業者が国、県の税制優遇を受けることが可能になったことから、条例を整理するものでございます。 具体的には本条例による支援対象業種を過疎地域自立促進特別措置法、いわゆる過疎法に基づく国、県の税制優遇対象となっております製造業、宿泊業、農林水産物等販売業の3種に絞り込むものでございます。 なお、これまで本条例で支援の対象としておりました他の9つの業種につきましては、次の議案第24号でご提案申し上げます新条例、十日町市企業投資促進条例の中で規定をしていくものでございます。 附則は、条例の施行日を平成30年4月1日とすること並びに改正前の指定企業の取り扱い等について定めるものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第23号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第21 議案第24号 十日町市企業投資促進条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第21 議案第24号 十日町市企業投資促進条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書46ページでございます。議案第24号 十日町市企業投資促進条例の制定についてご説明申し上げます。条例要旨20ページもあわせてごらんください。 本条例でございますが、議案第23号でご説明申し上げましたいわゆる未来法に基づきまして、市内企業の設備投資並びに新規雇用の促進を図ることを目的として制定するものでございます。市の基本計画で指定する16業種に該当いたします事業者が地域経済牽引事業計画を策定いたしまして、県から承認を得た上で投資額や新規雇用人数等の一定要件を満たした場合に固定資産税の課税免除や事業用地取得費助成等の各種支援を行うものでございます。 条例の内容でございます。第1条で条例の目的、第2条で用語の定義を規定をしております。 第3条では指定の対象について、第4条では指定の申請及び指定について定めております。 第6条から第13条では、支援措置に関する事項を規定をしております。 第14条では指定の継承について定め、第15条及び第16条では指定の取り消し並びに復活について規定しております。 第17条では、必要な事項の報告及び調査について定めております。 第18条においては、規則への委任事項を規定しております。 附則は、条例の施行日を平成30年4月1日とすること並びに増加定数の特例期間について規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。安保寿隆君。
◆19番(安保寿隆君) この条例は、制定ということで新しい条例になっているかと思います。それで、要旨の20ページを見ますと根拠となる法律は平成19年というふうになっております。この間この法律に基づく条例というのはどのようになっていたのか、なぜ今回改めてこういう制定になったのか。先ほど前の条例との関係も話されたんですけれども、もう少しきっちりお話を聞かせていただきたい。 2つ目は、議案書47ページの第3条でありますけれども、支援措置の対象となる企業は次の各号のいずれにも該当するものということになっておりまして、承認地域経済牽引事業者というふうになっておりますが、これは何社くらい今現在該当するということになっているのか聞かせてください。
○議長(庭野政義君) 産業政策課長。
◎産業政策課長(渡辺正彦君) まず、1点目のご質問であります、平成19年法律第40号の件でございますが、この平成19年法律第40号につきましてはこの未来法ができる前の企業立地促進法と申します。29年7月にこの企業立地促進法の名前が未来法に変わったというふうにご理解をいただければと思います。全部改正があったということであります。この企業立地促進法につきましては、県のほうでも条例も制定しておりましたし、企業立地促進法の支援内容については、当市においては従前の企業設置奨励条例の中で支援をさせていただいていたということになります。 それから、2点目の第3条、承認地域経済牽引事業者でございますが、これに該当する企業は今ございません。私どもが策定いたしました基本計画、これに基づいて各企業さんがこの条例の支援を受けたいというときに各企業がつくる計画のことでございまして、これを県に申請をいたしまして、県が承認した企業者さんがこの事業者となるということでございます。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 安保寿隆君。
◆19番(安保寿隆君) 今のご答弁だと、承認地域経済牽引事業者というのはないと、申請して初めてそうなると、こういうお話のようです。それで、(3)ですが、対象事業となるものが固定資産取得額等が新設の場合は3,000万以上、増設の場合は1,000万以上のものと。なぜこういう額が入ってくるのか。この額が入ってくると、何か特定の事業者とか企業というように見える面もあるんですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(庭野政義君) 産業政策課長。
◎産業政策課長(渡辺正彦君) こちらの金額の設定につきましては、議案第23号でお願いしております、企業設置奨励条例の一部改正をお願いしておりますが、そこでの市の支援内容と整合性をとらせていただいているものでございます。以上であります。
○議長(庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 ただいま議題となっております議案第24号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第22 議案第25号 十日町市
就業改善センター条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第22 議案第25号 十日町市
就業改善センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書53ページをお願いいたします。議案第25号 十日町市
就業改善センター条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の22ページ、新旧対照表の37ページもあわせてごらんください。 これは、昭和55年に北鐙坂地内に設置をされました十日町市就業改善センターの地番に錯誤があるということが判明したことから、位置の規定を改めるものでございます。 附則といたしまして、第1項では条例の施行日を公布の日とし、第2項ではセンター内に設置されております十日町市吉田出張所の位置を改めるものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第25号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第23 議案第26号 十日町市地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第23 議案第26号 十日町市
地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書54ページをお願いいたします。議案第26号 十日町市
地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の23ページ並びに新旧対照表38ページもあわせてごらんください。 これは、昨年度から整備を進めてまいりましたキャンパス白倉施設改修工事が完了したことに伴いまして、利用施設の名称と使用料の一部を改正するものでございます。利用施設、各部屋でございますけど、この名称につきましては改修後の利用形態に合わせたものに変更し、使用料につきましては今回の改修で冷暖房設備の新設、浴室の増設、調理室の改善など、宿泊環境が向上したことから宿泊料を上げさせていただくものでございます。 附則は、条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第26号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第24 議案第27号 十日町市
ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第24 議案第27号 十日町市
ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 56ページをお願いいたします。議案第27号 十日町市
ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の24ページもあわせてごらんください。 このたび市内の民間事業者から当該施設でありますおふくろ館を購入したい旨の申し出があったことに伴いまして、これを公募売却することとしたことから、本条例を廃止するものでございます。 附則は、条例の施行日を公布の日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第27号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第25 議案第28号 十日町市農林産物加工直食直売等施設条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第25 議案第28号 十日町市農林産物加工直食直売等施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) 議案書57ページをお願いします。議案第28号 十日町市農林産物加工直食直売等施設条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の25ページ並びに新旧対照表40ページもあわせてごらんください。 先ほどの議案第27号に関連いたしまして、おふくろ館に隣接いたします十日町市農産物等直売施設、通称そば道場でございますが、これもあわせて売却することから条例の一部を改正するものでございます。 具体的には条例の第2条の表中並びに別表中、十日町市農産物等直売施設(直売所)の項を削るものでございます。 附則は、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第28号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第26 議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更
○議長(庭野政義君) 日程第26 議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書の58ページをお開き願います。議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更についてご説明を申し上げます。議案第29号参考資料の新旧対照表もあわせてごらんください。 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画につきましては、平成29年度の1カ年計画ではありますが、市道清田山線改良事業に係る工事費の増額によりまして、事業費の変更並びに計画期間を1年間延伸するものでございます。 新旧対照表の2ページ、4の公共施設の整備計画をごらんください。事業費につきましては、当初の6,460万円から3,790万円増の1億250万円に変更となります。また、整備期間につきましては当初の1カ年計画が平成30年度までの2カ年計画に変更となります。主な変更理由といたしましては、当該路線は土地形状的に盛り土による施行区間がほとんどであり、盛り土工法である補強土壁の資材及び盛り土材に多くの費用を要し、当初見込んでいた事業費に不足が生じたことによりまして整備期間を1年間延伸するものでございます。 なお、平成30年度の事業内容は舗装工が延長375メートル、安全施設工が430メートルとなっております。 平成30年度は、大地の芸術祭開催の年でございます。当地域にも多くの来客者が見込まれることから、利用者の安全性と利便性を図るために早期に完成するよう進めていきたいと考えております。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第29号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第27 議案第30号 十日町市道路占用料条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第27 議案第30号 十日町市道路占用料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書の61ページをお開き願います。議案第30号 十日町市道路占用料条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の30ページ並びに新旧対照表の41ページをあわせてごらんください。 道路占用料は、道路法第39条により道路管理者が条例で定めることとなっており、当市におきましては新潟県に準じて規定をしているところでございます。国においては、全国的な地価水準の変動等を反映するため、3年ごとに道路占用料の見直しを行っており、平成26年に続き、平成29年4月に道路法施行令の一部を改正しております。これに伴い、県においても昨年12月議会において道路占用料の改定を行い、本年4月1日から施行されることとなっております。県内の市町村の多くが県に準じて、本年4月1日から占用料の改定を予定しており、当市の道路占用料につきましても議案書の別表で規定するように改めるものでございます。この改正に伴い、当市の道路占用料を試算いたしますと、金額にして20万円程度、率にして1.6%程度の増収が見込まれます。 附則といたしまして、第1項では条例の施行日を本年4月1日とし、第2項では経過措置について規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第30号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第28 議案第31号 十日町市利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第28 議案第31号 十日町市利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書の65ページをお開き願います。議案第31号 十日町市利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の27ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、十日町市利雪親雪総合センターの管理を市の直営でも行うことができるようにするため、十日町市利雪親雪総合センター条例の全部を改正するものでございます。現在十日町市利雪親雪総合センターは、下条地区振興会を指定管理者として管理されており、併設されている下条温泉みよしの湯と一体で運営管理されてきました。しかし、昨年12月をもって下条温泉みよしの湯が事業撤退したことから、運営環境が大きく変わることとなりました。そこで、平成30年度につきましては一旦市の直営による管理を行い、年間コストや利用実態を把握した後に、再び平成31年度から指定管理を目指すものでございます。現在の条例では、施設の管理は指定管理者に行わせることとなっていることから、それに必要な条例改正を行うものでございます。 改正の主な内容は、条例要旨の28ページ、第18条、指定管理者の指定義務等で、指定管理者にセンターの管理を行わせることができることを規定しております。 なお、今回の改正は管理者の指定に関するものであり、開館時間や使用料等の変更はございません。 附則といたしまして、第1項ではこの条例の施行日を平成30年4月1日とし、第2項では経過措置を規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第31号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第29 議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第29 議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書の69ページをお開き願います。議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の30ページ並びに新旧対照表の46ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次地方分権一括法により公営住宅法が改正されたため、この法律に基づき管理しております十日町市営住宅条例の一部を改正するものでございます。 具体的には全ての入居者が毎年行うこととなっている収入申告におきまして、認知症等である入居者の収入申告義務を免除し、市の調査に基づき家賃の決定を行うことができるよう改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を公布の日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第32号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第30 議案第33号 十日町市都市公園条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第30 議案第33号 十日町市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 議案書の70ページをお開き願います。議案第33号 十日町市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の31ページ並びに新旧対照表の49ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は2点でございます。1点目は、都市公園法施行令の改正により、これまで国が一律に定めていた都市公園に関する基準の一部が条例に委任されたため、運動施設の敷地面積の割合の上限を100分の70と規定するものでございます。 2点目は、きらきら西保育園の建設に伴い、下川原公園の位置の表示を改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第33号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第31 議案第34号 十日町市重度心身障がい者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第31 議案第34号 十日町市重度心身障がい者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の71ページをお開き願います。議案第34号 十日町市重度心身障がい者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の32ページ並びに新旧対照表の50ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、所得税法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、所得税法に規定する用語が改められたことから、当該用語の引用部分を改めるため、十日町市重度心身障がい者医療費助成に関する条例の一部を改正するものでございます。 具体的には第3条第3項関係で引用する用語を控除対象配偶者から同一生計配偶者に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日及び適用日を規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第34号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立多数であります。 よって、議案第34号は可決されました。 〇
△日程第32 議案第35号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第32 議案第35号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の72ページをお開き願います。議案第35号 十日町市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。条例要旨の33、34ページ並びに新旧対照表の51ページから57ページもあわせてごらんください。 このたび国民健康保険の財政運営主体が県に移行されることに伴いまして、国民健康保険税の税率及び納期等を改めるために十日町市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。 まず、第3条から第7条関係までは医療給付分の税率を、第8条及び第9条関係は後期高齢者支援分に係る税率を、第10条及び第11条関係は介護納付金に係る税率を改めるものでございます。 第14条関係は、暫定賦課を廃止することに伴いまして納期を改めるものでございます。 第15条の9及び第15条の10関係は、第14条の改正に伴いまして徴収の特例に係る規定を削るものでございます。 第16条関係は、第6条、第7条、第9条及び第11条の改正に伴いまして、均等割額及び平等割額の軽減額を改めるものでございます。 附則といたしまして、第1項でこの条例の施行日を平成30年4月1日とし、第2項でこの条例の適用区分を規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第35号は、厚生常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第33 議案第36号 十日町市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第33 議案第36号 十日町市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の74ページをお開き願います。議案第36号 十日町市
国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の35ページ並びに新旧対照表の58ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、国民健康保険の運営主体が県に移行されることに伴いまして、十日町市国民健康保険事業財政調整基金の積み立ての柔軟な運用を図るために積み立てる額を予算の定めるところによるものに改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第36号は、厚生常任委員会に付託いたします。 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 午前11時58分 休 憩 〇 午後 1時00分 開 議
○議長(庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 上下水道局長から発言の申し出がありますので、これを許します。
◎上下水道局長(福島一典君) 先ほどの樋口議員からの議案第4号、工事委託契約の入札方法についてのご質問でございますが、この契約は日本下水道事業団法に基づく随意契約でございます。なお、日本下水道事業団が工事を発注する際は一般競争入札を行っております。以上でございます。 〇
△日程第34 議案第37号 十日町市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第34 議案第37号 十日町市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。子育て教育部長。
◎子育て教育部長(渡辺健一君) それでは、議案書の75ページをお願いいたします。議案第37号 十日町市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。条例要旨の36ページ並びに新旧対照表59ページもあわせてごらんください。 このたびの改定は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次の地方分権一括法により改正される就学前の子供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律を引用する部分に項ずれが生じるため、条例の一部を改正するものでございます。 具体的には第15条関係で同条第9項とあるものを同条第11項に改めるものでございます。 附則といたしまして、条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 これより議案第37号を起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第37号は可決されました。 〇
△日程第35 議案第38号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第35 議案第38号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の76ページをお開き願います。議案第38号 十日町市手数料条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の37ページ並びに新旧対照表の60ページから62ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、本年4月から介護予防サービス事業のうち介護予防訪問介護及び介護予防通所介護が介護予防・日常生活支援総合事業、いわゆる総合事業に完全移行することに伴いまして、十日町市手数料条例の一部を改めるとともに文言を整理するものでございます。 具体的には別表中の43の項では指定居宅サービス事業者が、45の項では指定地域密着型サービス事業者がそれぞれ総合事業も含めて指定を受けることがあることから、必要な文言を加えるものでございます。また、55の項では不要な表記を削るものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第38号は、厚生常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第36 議案第39号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第36 議案第39号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の77ページをお開き願います。議案第39号 十日町市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の38ページ並びに新旧対照表の63、64ページもあわせてごらんください。 このたびの改正は、3つの理由によるものでございます。まず、第4条第1項及び第2項関係は第7期介護保険事業計画に基づき、基準となる月額保険料を現行の5,700円から6,200円とするなど、保険料率を改めるものでございます。また、保険料の負担額を決める所得段階のうち、第7段階から第9段階までの基準所得金額を介護保険法施行規則の改正に伴い改めるものでございます。あわせまして、第1号被保険者の保険料の段階判定では、合計所得金額から長期並びに短期譲渡所得に係る特別控除額を控除した額を用いることに改めるものでございます。 次に、第18条関係では介護保険法の改正により質問検査権等について介護保険全ての被保険者及びその配偶者や世帯構成員等を対象範囲とすることに改めるものでございます。 附則といたしまして、第1項関係でこの条例の施行日を規定し、第2項関係において保険料に関する経過措置を規定するものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 本件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第39号は、厚生常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第37 議案第40号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の全部を改正する条例制定 議案第41号 十日町市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定 議案第42号 十日町市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の全部を改正する条例制定 議案第43号 十日町市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定
○議長(庭野政義君) 日程第37 議案第40号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の全部を改正する条例制定についてから議案第43号 十日町市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定についてまでの以上4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 議案書の79ページをお開き願います。議案第40号 十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の全部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の39、40ページもあわせてごらんください。 初めに、この条例の題名について、各条文との整合を図るため、十日町市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例に改めるものでございます。このたびの全部改正は、改正前の条例では厚生労働省基準省令の条文を基本として一つ一つを規定する条文規定方式を採用しておりましたが、これを市の単独基準をより明確にできる省令引用方式に改めるものでございます。 まず、第1条関係では、介護保険法の規定に基づき、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営並びに事業者の指定に関する基準を定めることを規定し、第2条関係ではこの条例において使用する用語について規定するものでございます。 市の独自基準となります第3条関係では、介護保険法第78条の2第1項の条例で定める認証定員を29人以下と規定するものでございます。 次に、第4条関係では指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準を規定し、第5条関係では指定地域密着型サービス事業者の人員、設備及び運営に関する基準について規定するものでございます。 次の第6条から第9条関係までは、市の独自基準でございます。第6条関係では、記録の整備及びその保存期間を5年とすることを、第7条関係では指定地域密着型介護老人福祉施設の居室定員を規定するものでございます。 第8条関係では暴力団等の排除に関すること、第9条関係では本市以外の市区町村に所在する事業所に係る指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等について規定するものであります。 第10条関係では、この条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることを規定するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の81ページをお開き願います。議案第41号 十日町市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の41、42ページもあわせてごらんください。 初めに、この条例の題名について、厚生労働省基準省令と同様の表記とするために、十日町市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例に改めるものでございます。このたびの全部改正は、先ほどの議案第40号と同様に条文規定方式から省令引用方式に改めるものでございます。 まず、第1条関係では、介護保険法の規定に基づき、
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに事業者の指定並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定めることを規定するものであります。 第2条関係では、この条例において使用する用語について規定し、第3条関係では
指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を規定するものでございます。 第4条関係では、
指定地域密着型介護予防サービス事業者の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関して規定するものでございます。 次の第5条から第7条関係までは、市の独自基準でございます。第5条関係では、記録の整備及びその保存期間を5年とすることを、第6条関係では暴力団等の排除に関することを規定するものでございます。 第7条関係では、本市以外の市区町村に所在する事業所に係る
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等について規定するものでございます。 第8条関係では、この条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることを規定するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の83ページをお開き願います。議案第42号 十日町市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の全部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の43、44ページもあわせてごらんください。 このたびの全部改正は、議案第40号及び議案第41号と同様に条文規定方式から省令引用方式に改めるものでございます。 まず、第1条関係では、介護保険法の規定に基づき、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに事業者の指定、介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定めることを規定するものでございます。 第2条関係では、この条例において使用する用語について規定し、第3条関係では指定介護予防事業者の指定に関する基準を規定するものでございます。 第4条関係では、指定介護予防支援事業者の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関して規定するものでございます。 第5条及び第6条関係では、議案第41号と同様に市の独自基準を規定するものでございます。 第7条関係では、この条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることを規定するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の85ページをお開き願います。議案第43号 十日町市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定についてご説明申し上げます。条例要旨の45ページもあわせてごらんください。 このたび平成30年度から居宅介護支援事業者の指定権限が県から市へ移譲されることに伴いまして、新たに条例を制定するものでございます。なお、制定に当たりましては、議案第40号から議案第42号まででご説明してまいりました省令引用方式による条文の形式とするものでございます。 まず、第1条関係では、介護保険法の規定に基づき、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営並びに事業者の指定に関する基準を定めることを規定するものでございます。 第2条関係では、この条例において使用する用語について規定し、第3条関係では指定居宅介護支援事業者の指定に関する基準を規定するものでございます。 第4条関係では、指定居宅介護支援事業者の人員及び運営に関して規定するものでございます。 第5条及び第6条関係では、議案第41号及び議案第42号と同様に市の独自基準を規定するものでございます。 第7条関係では、この条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることを規定するものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成30年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 4件に対する質疑を許します。 質疑はないものと認めます。 ただいま議題となっております議案第40号から議案第43号までの4件は、厚生常任委員会に付託いたします。 〇
△日程第38 議案第44号 平成29年度十日町市一般会計補正予算(第8号) 議案第45号 平成29年度十日町市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第46号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第4号) 議案第47号 平成29年度十日町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第48号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第49号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第50号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第51号 平成29年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号)
○議長(庭野政義君) 日程第38 議案第44号 平成29年度十日町市一般会計補正予算から議案第51号 平成29年度十日町市水道事業会計補正予算までの8件の補正予算を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) それでは、議案第44号 平成29年度十日町市一般会計補正予算(第8号)を議会に提案するに当たりまして、その概要につきましてご説明をいたします。 まず、補正予算の規模でありますけれども、2億7,678万3,000円の減額で、補正後の予算規模は371億7,637万4,000円となります。 それでは、主な補正予算の内容をご説明します。歳出予算では、民生費の要援護世帯除排雪援助事業におきまして決算を見込み、不足する額1,406万8,000円を追加計上いたしました。 また、私立保育園運営事業及び認定こども園運営事業におきまして、12月議会でも補正をお願いしたところではございますけれども、公定単価と処遇改善加算の増額に伴いまして、さらに2,172万4,000円を追加計上いたしました。 衛生費では、市内医療機関が購入する医療機器購入への補助金に1,000万円を追加計上いたしました。 また、このたびの国の補正予算に伴いまして、農林水産業費で5事業、土木費で3事業、教育費の2事業、それぞれにおいて平成30年度に予定していた事業の前倒し分を追加計上いたします。詳細は、後ほど財政課長から説明いたさせます。 教育費では、スポーツ振興くじを活用して整備いたしました当間クロアチアピッチのクラブハウスにて見解の相違から目的外の転用を行ったことにより発生した返納金5,640万円を計上いたしました。 以上、補正予算上程に当たりましてその概要をご説明させていただきましたが、引き続き補正予算の内容につきましては財政課長に説明いたさせますので、ご審議の上ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上であります。
○議長(庭野政義君) 財政課長。
◎財政課長(金澤克夫君) それでは、私のほうから議案第44号 平成29年度一般会計補正予算(第8号)につきまして補足のご説明を申し上げます。 別冊の補正予算書20ページをお願いいたします。第2表、継続費補正でございます。平成30年度当初予算に関連し、大地の芸術祭運営事業では、平成30年度の年割額を2,500万円追加するものであります。また、新博物館建設事業では、平成29年度の年割額のうち280万円を、平成31年度は1億8,020万円を減額し、その合計額を平成30年度の年割額に加算するプラス・マイナス・ゼロの変更となります。 21ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございます。平成30年度当初予算に関連し、北越保育園改修事業に係る私立保育所施設改修支援事業について限度額を増額する必要が生じましたことから、既決の債務負担行為を一旦廃止し、改めて152万7,000円を追加するものでございます。 22ページをお願いいたします。第4表、地方債の補正でございます。年度最後の補正予算のため、それぞれ起債の目的にて事業費確定による増減、また国補正予算に係る追加に加えまして、下から3段目、過疎対策事業債ではソフト分の2次交付分として1億2,370万円を追加計上し、既存事業に財源充当することで一般財源振りかえを行っております。合計で1億7,850万円の増額、補正後限度額を53億1,260万円とさせていただくものでございます。 26、27ページをお願いいたします。歳入をご説明いたします。2款地方譲与税及び9款地方特例交付金については、決算見込みに基づく減額でございます。以降の歳入予算につきましては、国補正予算に係る国庫補助金及び地方債の追加を含め、基本的に歳出決算見込みに伴う増減額の計上となっております。 36、37ページをお願いいたします。16款2項1目不動産売払収入、説明欄、土地売払収入は、駅西地内の裁判所用地の売却代のほかとして5,278万7,000円を、また建物売払収入は12月議会において廃止した当間高原リゾート内のナトゥーラほか1件の売却代として1,780万円を追加計上したものでございます。 38、39ページをお願いいたします。17款寄附金及び18款繰入金は、それぞれ決算を見込み、現計予算及び充当先事業費に対する過不足額を計上したものでございます。なお、財政調整基金繰入金につきましては、当初予算で5億円、2月専決予算で5億円の合計10億円の取り崩しを計上しておりましたが、過疎債ソフト分の追加や決算見込みによる不用額等を財源とし、3億6,000万円の繰り入れを減額するものでございます。 44、45ページをお願いします。21款市債につきましては、冒頭の第4表、地方債補正の説明のとおりでございます。 それでは、48、49ページをお願いいたします。歳出をご説明いたします。初めに、条例改正及び職員の異動に伴う人件費補正を各科目に計上いたしました。個々の科目での説明は省略をさせていただきますが、一般会計、特別会計及び水道事業会計を合計いたしますと、総額では退職金を含め1,260万3,000円の追加となります。また、年度最後の補正予算のため、工事請負費の請負差額など、単純な不用額の減額についても説明は省略をさせていただきます。 それでは、2款総務費でございます。1項1目一般管理費、説明欄005の05職員人件費のうち退職手当は、条例改正に伴い支給率は下がったものの、年度途中の普通退職者の増加などにより1,766万9,000円の追加でございます。 50ページ、51ページをお願いいたします。3目企画費、説明欄006の05NPO活動支援交付金は、160万7,000円の追加でございます。NPO団体へのとおかまち応援寄附金が歳出予算を上回ったため追加するものでございます。 52、53ページをお願いいたします。5目財産管理費、説明欄065の05とおかまち応援基金積立金も同様な理由で3,329万円を追加するものでございます。 54、55ページをお願いします。9目地域振興費、説明欄055の10地域自治組織活動支援交付金も同様な理由で260万6,000円を追加するものであります。 62、63ページをお願いします。2目老人福祉費、説明欄086の05介護基盤整備助成事業は558万9,000円の減額でございます。今年度予定していた事業を福祉法人が来年度に先送りするため皆減となります。 3目障がい者福祉費、説明欄005の30計画相談事業は236万円の追加でございます。計画相談業務を実施する福祉法人の相談支援専門員の増員に伴う赤字分の2分の1を支援するものであります。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、説明欄022の10公立保育園改築事業は149万2,000円の追加でございます。高山保育園の整備に係り、5月から旧川治保育園を仮園舎として使用するための改修経費を追加するものであります。 64、65ページをお願いします。2項2目特定教育・保育施設運営費、説明欄005の35保育補助者雇上強化事業は1,783万5,000円の減額でございます。申請件数、実績に基づき減額するものであります。 74、75ページをお願いいたします。6款農林水産業費でございます。1項3目農業振興費、説明欄005の16地域資源型ビジネス促進事業は、事業者の計画見直しにより、平成30年度に先送りすることに合わせ一旦減額するものであります。 その下、55継続的農林業生産体制整備事業は3,793万6,000円の減額でございます。予定していた事業が採択されなかったことから減額するものであります。 4目農業構造改革対策費、説明欄020の05農地面的集積促進事業は4,789万円の減額でございます。実績に基づく減額となりますが、平成30年度は伊達地区が取り組みを予定しているところでございます。 76、77ページをお願いします。7目農地開発整備費、説明欄010の24中山間地域総合農地防災事業は2,100万円の追加でございます。以下4事業も同様でありますが、このたびの国の補正予算により、平成30年度に予定していた県営事業負担金の前倒しとなります。充当する市債につきましては、充当率100%、交付税措置50%となります。なお、箇所は鉢地区と川治地区の水路トンネルとなります。 28県営かんがい排水事業は2,935万1,000円の追加でございます。箇所は清津川右岸地区の揚水機場となります。 42県営ため池等整備事業は680万5,000円の追加でございます。箇所は鐙坂、鉢、室野地区となります。 68中山間地域所得向上支援対策事業は1,382万5,000円の追加でございます。箇所は六箇、当間地区となります。 78、79ページをお願いいたします。9目農地整備費、説明欄005の31、経営体育成基盤整備事業は2,300万円の追加でございます。国補正案件の最後となりますが、箇所は魚沼川西地区となります。 82、83ページをお願いします。7款商工費でございます。1項3目観光費、説明欄033の34ふるさと会館省エネルギー化促進事業は6,371万2,000円の減額でございます。当初予定していた補助金が不採択となり、平成30年度へ先送りすることから皆減とするものでございます。 9目大地の芸術祭推進費、説明欄020の15キナーレ管理経費(建設費償還負担分)は1,714万3,000円の追加でございます。こちらは、事務的な科目振りかえであり、後の9款消防費において同額のマイナスを計上しております。 説明欄020の50大地の芸術祭廃校舎・空家再活用事業は962万3,000円の追加でございます。地元からも要望をいただいております奴奈川キャンパスの道路からの入り口拡幅及び駐車場の改修を大地の芸術祭本番年に合わせて行うものでございます。 84、85ページをお願いいたします。8款土木費でございます。2項3目道路新設改良費、説明欄015の05十日町地域道路整備事業は2,710万円の追加でございます。このたびの国の補正予算による平成30年度に予定していた事業の前倒しとなります。充当する市債については、充当率100%、交付税措置50%となります。なお、箇所につきましては市道四日町新田新座線、新宮野中線、島坂ノ下線の3路線となります。 86、87ページをお願いいたします。46、松代地域道路整備事業は1,780万円の追加でございます。これも国の補正予算案件ですが、箇所は市道会沢菅刈小荒戸線となります。 90、91ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費、説明欄015の20中心市街地遊休施設等活用促進事業は700万円の減額でございます。これまで何件かのご相談は受けておりましたが、具体的な事業実施に至らなかったため皆減とするものであります。 92、93ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費、説明欄010の30、市営住宅改修事業(社総交)は2,173万9,000円の減額でございます。これは、単純な請負差額ではなく、工法を変更したことで生じた不用額を含め、減額するものであります。 94、95ページをお願いします。説明欄005の25地籍調査事業は7,440万円の追加でございます。これもこのたびの国の補正予算による平成30年度に予定していた事業の前倒しとなります。なお、この補助裏負担の8割につきましては平成30年度の特別交付税において措置をされる予定でございます。 9款消防費につきましては、先ほどご説明のとおり商工費との科目振りかえとなります。 96、97ページをお願いします。10款教育費でございます。2項1目教育総務管理費、説明欄010の29小学校施設整備事業(国補正分・学教債)は3,630万円の追加でございます。後の中学校分とあわせ、このたびの国の補正予算による平成30年度に予定していた事業の前倒しとなります。充当する市債につきましては、充当率100%、交付税措置50%となります。内容は、川治小学校と上野小学校のトイレの改修であります。 98、99ページをお願いします。3項1目教育総務管理費、説明欄010の09中学校施設整備事業(国補正分・学教債)は4,980万円の追加でございます。内容は、中里中のトイレ改修でございます。なお、国の補正に係る農林課などを含めた国県事業一覧を参考資料3ページにまとめましたので、あわせてご確認をお願いします。 それでは、上段に戻っていただきまして、2項4目学校教育振興費、説明欄005の05要・準要保護児童就学援助事業は238万9,000円の追加でございます。12月補正においては、新入学用品の単価改定等により補正をお願いしたところでありますが、今回は対象人数の増加により、100ページ、101ページ上段の中学校では236万6,000円及び104ページ、105ページの給食分239万2,000円とあわせて追加をお願いするものでございます。 102、103ページをお願いいたします。5項4目博物館費、説明欄013の05新博物館建設事業(合併特例債)は280万円の減額でございます。冒頭の継続費補正での説明のとおり、事業費の一部を平成30年度年割額とするため、一旦減額するものであります。 104、105ページをお願いします。010の42当間多目的グラウンド整備事業(過疎債)は1,424万円の減額でございます。平成30年度に予定していた人工芝ピッチ整備事業にスポーツ振興くじが特定財源として充当できないことから、平成31年度以降に先延ばしすることといたしました。そのため、将来買い戻し時に改めて起債充当が可能となる土地開発基金での先行取得に変更するため、当初予算で計上していた用地購入費を減額するものであります。 4目学校教育給食費、説明欄010の05要・準要保護児童生徒援助事業は、先ほどの説明のとおりでございます。 11款災害復旧費でございます。1項1目説明欄010の09過年発生農地農業用施設災害復旧事業は5,034万3,000円の追加でございます。平成27年に発生した新水地区の水路トンネルの災害復旧工事において推進工法から立坑法に変更することによる追加となりますが、新潟県からの受託事業のため、その全額に県支出金を充当するものであります。 以上で一般会計の補足説明を終わりまして、113ページまでお進みください。議案第45号 平成29年度十日町市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ4,108万2,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ68億4,173万5,000円とするものでございます。 少し飛んで、122、123ページをお願いいたします。歳出でございます。2款1項1目一般被保険者療養給付費及び2項1目一般被保険者高額療養費は、決算を見込み不足する額をそれぞれ追加したものでございます。 127ページをお願いします。議案第46号 平成29年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ2,219万5,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ1億6,351万2,000円とするものでございます。 136、137ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項1目一般管理費、説明欄005の14一般経費 松之山診療所は2,147万1,000円の減額でございます。常勤医師が正規職員として採用されたことから、当初予算で計上した非常勤医師の報酬、費用弁償及びタクシー運行委託料等の不用額を減額するものであります。 139ページをお願いします。議案第47号 平成29年度十日町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ8万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ5億5,667万6,000円とするものでございます。 補正の内容は人件費の補正のみでございますので、説明を省略させていただきます。 151ページをお願いします。議案第48号 平成29年度十日町市
介護保険特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ3,773万8,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ72億6,891万8,000円とするものでございます。 少し飛んで、166、167ページをお願いします。歳出でございます。いずれも決算を見込んだ増減となりますが、2款1項1目介護サービス給付費は4,688万2,000円の増額でございます。 168、169ページをお願いします。4目高額医療合算介護サービス費は350万円の増額で、その他の保険給付費及び3款地域支援事業費は各事業全てにおいて減額となります。 175ページをお願いします。議案第49号 平成29年度十日町市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条で予算の補正を歳入歳出それぞれ1万1,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ12億1,247万8,000円とするものでございます。 補正の内容は人件費の補正のみでございますので、説明を省略させていただきます。 187ページをお願いいたします。議案第50号 平成29年度十日町市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条では予算の補正を歳入歳出それぞれ2億7,589万3,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ38億4,769万円とするものでございます。 190ページをお願いいたします。第2表、継続費補正でございます。議案第4号の工事委託契約の変更のとおり、下水処理センターの事業費の確定を受け、本年度の年割額を減額するものでございます。 191ページをお願いします。第3表、地方債補正でございます。継続費補正と同様に、下水処理センターの事業費の確定を受け、下水道事業債及び過疎対策事業債を減額し、限度額合計を9億1,630万円とさせていただくものであります。 200、201ページをお願いします。歳出でございます。2款1項3目処理場建設事業費は、前述のとおり不用額を減額するものであります。 4款公債費、1項1目元金は、当初予算で計上漏れとなっていた償還金を2,052万4,000円の追加を行うものでございます。 私からの補足の説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) 議案第51号 平成29年度十日町市水道事業会計補正予算(第4号)につきまして説明を申し上げます。 補正予算書の205ページをごらんください。第2条、第3条及び第4条の補正予定額欄に記載された金額の補正をお願いするものでございます。なお、補正の内容につきましては収益的支出、資本的支出とも人件費の調整でございます。 説明は以上でございます。ご審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 質疑は休憩後に願います。 暫時休憩いたします。 午後 1時48分 休 憩 〇 午後 1時58分 開 議
○議長(庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 それでは、8件に対する質疑を許します。太田祐子さん。
◆22番(太田祐子君) それでは、3件ほどご説明をお願いしたいと思います。 まず最初に、63ページ、民生費でございます。022の10公立保育園改築事業でございます。これは、旧川治保育園の改築で高山保育園を改修中にということでございましたが、旧川治保育園はご承知のとおり解体が決まっておったわけでございます。解体費用も予算化をされていたと、私はちょっとそこは定かではございませんが、この施設整備・改修工事費というのはどの部分をどの程度改修をするのか、改修内容について詳しく教えていただきたいと思います。 2点目でございます。75ページ、農林業費でございまして、3目の農業振興費、005の16地域資源型ビジネス促進事業、これ県の採択に……間違えました。その下でした。005の55ですか、継続的農林業生産体制整備事業3,793万6,000円が採択されずということでございましたが、どういった事業申請をされまして採択されなかったのかについてお聞きをいたします。 それと、もう一点でございます。93ページ、土木費でございます。1目の住宅管理費の010市営住宅維持管理費、これ市営住宅の修繕、減額2,173万9,000円、これはどこの市営住宅で、工法を変更されての2,200万弱でございます。どのような工法変更をされ差額が出たのか教えていただきたいと思います。以上、3点よろしくお願いします。
○議長(庭野政義君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(樋口幸宏君) それでは最初に、高山保育園の改築に伴います旧川治保育園の改修の内容につきましてご説明をいたします。 まず、電気設備、照明の関係の一部取りかえ、あるいは空調の関係でエアコンの点検、またFF暖房機等の点検もございます。また、給排水につきましても点検整備が出てまいります。また、全体トータルいたしまして、内装の清掃という作業にも入っていただくことになっております。費用につきましては、全部一財を予定しているところでございます。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 農林課長。
◎農林課長(庭野和浩君) それでは、75ページの継続的農林業生産体制整備事業のお問いについてでございます。これは、県単の事業になるわけなんですけれども、採択要件の中に受益面積がございます。その受益面積が到達できなかったという理由によりまして、採択がされなかったということでございます。
○議長(庭野政義君) 都市計画課長。
◎都市計画課長(藤巻裕君) 補正予算書93ページ、8款5項1目、説明欄010の30市営住宅改修事業でございます。こちらの住宅は、市営田川住宅になります。市営田川住宅、今年度は長寿命化のために屋上防水及び外部の窓の断熱化を工事を行いました。その中で外部窓につきましては、当初は全部窓を入れかえしてペアガラスにしようということで予定しておりましたが、居住しながら工事をしなきゃいけないということで窓の入れかえというのは非常に入居者の負担がかかりますので、それを軽減するために既存の窓の内側に樹脂サッシを設けるということで断熱化を図るということにいたしました。これに伴いまして、外部の足場の経費や、あとは窓の取り外しやそういう補修費などが軽減されるということで、これだけの金額が不用額というか、減額ということで計上させていただきました。以上です。
○議長(庭野政義君) 太田祐子さん。
◆22番(太田祐子君) ありがとうございました。63ページの川治保育園の改修の件でございますが、照明とか空調、内装の掃除等々でございましたが、私ども地域の者等々で雪が降っていないときに一応見た状況で、屋根の一部等々が欠落をしているというか、破損をしている状況とかというのが見受けられました。そういう部分の改修等は考えていないのかということが1点。 それから、旧川治保育所全体を高山保育園児の仮受け場所として使用していくのかというところをもう少し丁寧にご説明をお願いいたします。 それから、75ページでございますが、県単の補助事業として、私ちょっとご説明で受益面積が到達できなかったために採択されないということですが、この受益面積というのは具体的にどういった面積のことなんでしょうか。再度よろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 子育て支援課長。
◎子育て支援課長(樋口幸宏君) それでは、加えて補足をさせていただきます。 まず、屋根あるいは外壁等につきましてでございますが、今回の補正につきましては雪がまだあるものですから、内部の修繕のみさせていただいたところでございます。外回りにつきましては、30年度当初予算でご提案を申し上げたいというふうに思っているところでございます。内部に関しましてでございますが、旧川治保育園に関しましてはつくし園の部分もございます。先ほど内部のクリーニングということも申し上げましたが、つくし園の部分も利用するということも含めて、全体を清掃、クリーニングをさせていただきます。ですので、一部旧つくし園部分と川治保育園部分の中で間仕切りみたいなところがあった部分については、修繕といいますか、少し模様がえのようなところも加わって出てくるところでございます。建物全体につきまして、つくし園分も含めて使用するという予定をしているところでございます。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 農林課長。
◎農林課長(庭野和浩君) この事業につきましては、機械の整備であったり、施設の整備ということになっております。その中で今回採択されなかったところは、ライスセンターと、それからコンバインの購入という事業になっておるわけなのですけれども、現在取り組んでいる生産組合なんかの取り組み面積が今よりも拡大をしていかないと県の単独事業には採択はならないというところで、例えばライスセンターで言いますと30ヘクタールを超えないと事業採択にちょっとならなかったということで、地元のほうでは採択に向けて拡大を図っていったのですが、なかなかその数字まで到達ができなくて断念せざるを得なかったということになりますし、コンバインにつきましてもそういった要件がございまして、今取り組んでいる、耕作をしている面積よりも拡大をしないとこの事業には該当にならないというところで、なかなか面積のほうが取りまとめができなかったということでございます。
○議長(庭野政義君) 藤巻誠君。
◆14番(藤巻誠君) 私は、松之山診療所会計の件で、国保の診療所会計の中の松之山診療所の件について若干お聞きをします。 今回お医者さんがいなくて、十日町市にもゆかりのあるというか、関係のある方が、常勤の40代の若い医師が来られて地域に定着するというのを聞いて大変喜んでいるところです。そんなこともありまして、とりあえず137ページのところからお聞きをいたします。ここのところですと、一般経費の中の松之山診療所、医師の会計のほうで2,147万の減額になっています。これは若干お聞きしたところによると、ほかに常勤医師以外の方の分を盛ってあったような話だったんですが、当初常勤の医師の分の当然報酬もあるわけですので、その辺との関係ではどうなっていたのでしょうか。その分も当然盛ってあるはずなんだと思うんですけど、当初の予算書から比べていないので済みませんが、そのところで私はお医者さんの報酬がふえるというのはわかるけど、何で2,000万以上の報酬が減額になっているのか、そのことがのみこめませんので、とりあえずお願いいたします。 それから、前のページの135ページのところで、歳入のほうなんですが、社会保険診療の収入のほうは50万で伸びていると、ふえていると。けれども、後期高齢者のほうは60万減っているし、自由診療のほうも20万減っていると。このページだけから見ると、80万円実際は診療報酬は減額、減っているというふうに見えるんですけど、予算に対してだから前年度に対してじゃないですので、わからないところもあるんですけど、その辺のところが実際常勤の40代のお医者さんが来て、実際は患者さんもそこへ行っていいような状態になっているのではないかと、そういうふうにしてほしいところなんですが、実際はお医者さんの報酬が2,000万近く減っていたり、診療はふえていないし、その辺のところがよく見えないんですけど、ことしの補正の中では医薬材料費が患者さんがふえたので足らなくなって補正をしたという記憶もあるんですけど、そういう全体も含めて今の松之山診療所がどうなっているのか。実際常勤のお医者さんが来られて、松之山診療所という診療所会計の単年度収支がどんなふうになっていて、どんなふうな方向になっているのか、その辺のことも含めてお聞きをしたいと思います。
○議長(庭野政義君) 医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) ただいまのご質問でございます。このたびの補正の中で137ページ、医師報酬の減額の部分でございますが、先ほどの財政課長の説明でもあったかと思いますが、非常勤医師の分として計上していた予算でございます。なお、現在常勤の医師としてお勤めいただいている先生の予算、人件費につきましては、6月補正のところで計上させていただいておりまして、当初の予算の中では常勤の医師の先生の人件費は盛らずに非常勤の先生の分を盛っておりました。この年度末に来て最後の補正ということがありまして、この非常勤の先生の分の人件費を減額させていただいたというところでございます。 それから、2つ目でございますが、135ページの診療報酬の件でございます。実際松之山のほうに先生がフルタイムで着任いただいたことで患者さんの受診者数どのようになるのかなということで数字を見させていただいているところなんですが、平成29年度、今最新のところで12月時点の数字、今手元にあるんですが、実際の延べ人数(訂正済み)の患者さんという数で見させていただきますと、全体的に前年度と比べて5%ほど減っているというような状況になっております。全体的に高齢化だとか、あるいは人口減だとか、そういった全体的な部分でこういった影響が出ているのかなというふうに考えておりますが、一つ一つの保険診療の分の収入としてどのような形で受診者がふえて、受診者がどの部分で減っているのかというところはちょっと分析していないところがございますが、全体としては受診者自体は減っているというような状況になっております。 それから、医薬材料費との関係というようなところがございましたが、こちらのほう、今年度の中で補正で医薬材料費の増の補正をさせていただいたところもございます。やはり先生が常勤になることによりまして医薬材料費、必要な部分というのも出てまいりますので、そういったところでは補正を増させていただいたというようなところでございます。 それから、全体的に松之山診療所の収支が今後どのようになっていくのかというようなお話もございました。患者数の減というような形でいくと、当然収入も減っていくというようなところで、厳しいような部分も正直ございます。診療報酬の金額などを見ましても、前年度と比べますとやはり人数と同じような形で5.2%ほど減っているような状況で推移しておりますので、こういったところにつきましても今後検討の一つの材料になるのかなというふうに思っております。以上です。
○議長(庭野政義君) 藤巻誠君。
◆14番(藤巻誠君) ありがとうございました。実際患者数が5%減っているというのは大変厳しい現実があるな、改めてそう思いました。それで、6月補正で常勤の先生のが追加になって、それで同じ診療所会計のところの医師の報酬のところで同じのが盛ってあると思ったのですが、そうじゃなくて、常勤医師手当と報酬とそうじゃないところで2段で予算計上されていて、常勤じゃない分ののが今減らしたと、そういう説明みたいなんですが、そういうことなんでしょう。私も医師報酬の同じ予算措置されていて、減っていて足し算おかしいな、そういうふうに単純に考えたんですけど、それぞれの出どこが常勤の医師の出どこと非常勤の医師の出どころのところの予算科目が違っていて、そういう仕分けをしているので、今回非常勤の人の分を減らしたと、そういうことであれば理解できますが、ありがとうございました。 それから、5%というのは、減っているというのは診療所会計の松之山診療所以外のほかのところも、川西もあるわけですし、そういうのを比較したときには実際どうなんでしょうか。今補正の段階ですので、余り細かく言いませんけど、若い先生が入ってきて一生懸命やっていただいていて、なおかつそういう厳しい数字だというのはちょっと驚いたところもありましたので、もう一度お願いいたします。
○議長(庭野政義君) 医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) 先ほど藤巻議員おっしゃったように、まず人件費の部分についてはそのような考え方で職員人件費に盛る常勤の先生の予算と、それから非常勤の先生の予算を盛る一般経費という形で分けて計上しておりますので、藤巻議員のおっしゃるような形の計上の仕方であります。 それから、川西診療所のほうでございますが、こちらのほうにつきましてもインフルエンザが猛威を振るうか振るわないかだとか、そういったところでもかなり影響が出てきているところがございます。また、川西のほうにつきましては休日救急をやっている部分もございまして、休日救急につきましては28年度の実績でいきますと、収支で400万ほどプラスが出ているという部分もございます。そういった部分もトータルで診療所の収支の部分については見ていく必要があるかなというふうに思っております。以上です。
○議長(庭野政義君) 大嶋由紀子さん。
◆7番(大嶋由紀子君) 補正予算書の105ページですが、返納金5,640万についてです。2月20日、総務文教常任委員会でご説明がありましたが、これは約8年前の整備期間、平成22年から23年度のクロアチアピッチクラブハウスの事業でありますので、今議会を見渡してみましても半分以上の議員がいないときに事業が承認された内容となっておりますので、いま一度お聞かせ願いたいと思います。5,640万円は非常に大きな金額でありますので、議会としても一度承認して着工したわけであります。返納しなければならないわけですけれども、市民の税金で金額も非常に多額でありますので、もう一度丁寧な説明をお願いしたいと思います。最初の3年間は交付要領に従っていたが、それ以降は目的外使用ということで返金をtotoから求められたということで解釈はよろしいでしょうか。
○議長(庭野政義君) スポーツ振興課長。
◎スポーツ振興課長(井川純宏君) それでは、今ほどの件につきまして、私のほうから詳細につきまして説明をさせていただきたいと思います。 今回の助成事業につきましては、22年から23年度の事業であります。そして、最初の3年度ということなんですけども、ネージュはこのクラブハウスをサテライトの現地の事務所というふうな位置づけでクラブマネジャーを配置するなどしまして、さまざまな市の関連事業、クロアチアの関連事業やキャンプ誘致事業と連携をしながら活動を展開をしてきたわけでございます。ところが、昨年の6月なんでありますが、JSC、日本スポーツ振興センターのほうから、3年間でありますけども、確かに活動の拠点は総合体育館が中心になっているというふうな現状から、このクラブハウスの利用状況について聞かせてもらいたいという調査が入ったわけでございます。そういった中で、これまでの間、8カ月以上なんですが、JSC、先方と協議を重ねてまいりまして、その結果、1月の末にこのクラブハウスの使用についての助成要件は、このクラブハウスですけども、スポーツクラブの経営窓口などとしての活動の拠点施設でなければならないということを再度念を押されました。現状において、ネージュスポーツクラブがこれまでずっとこの総合体育館を中心にして活動しておることは事実でございます。そういう中で、JSCのほうからはその利用状況自体がこの助成要件と乖離を、かけ離れているというふうな指摘をいただきました。市の取り組んでいるクロアチア関連事業やキャンプ誘致等々は、これは市としての事業であって、そのものは目的外の使用であるというふうなことも指摘をされております。そういう中で今後クラブハウスのほうにネージュさんのほうが拠点を移すことができないということであれば、これはJSCさんからの提案なんですけども、そういうことであればこの助成事業で取得をしましたクラブハウスの財産の処分制限残期間分の助成金の返納をお願いしたいという、そういった提案がなされたわけでございます。この提案に従いまして、当事務方としましては今後市民や、あるいは会員への影響や、そして十日町市のスポーツ、生涯スポーツの推進にマイナスにならないようにというふうなことで、今回大変高額の返納金になったわけでございますけども、目的外使用という申請をして、いただいた助成金の返納という措置をとるというふうな判断をさせていただいたところでございます。以上です。
○議長(庭野政義君) 大嶋由紀子さん。
◆7番(大嶋由紀子君) 総事業費2億4,969万円ということで、うちtotoの助成金を6,000万円いただいて着工した事業でありますので、この助成金の返還というのは一般的に私も家庭、主婦感覚では当てにしていたお金をまた返金しなければならないというのは非常に想定外の重いことだなと思っております。残存年数47年間、3年間は返金しないという計算になっておりますので、3年間は目的外使用ではなく、交付要領に従った使い方をしていたということで間違いないでしょうか。
○議長(庭野政義君) スポーツ振興課長。
◎スポーツ振興課長(井川純宏君) そのとおりでございます。最初の3年間につきましては、活動拠点の一つという我々の概念だったんでございますけども、その活動拠点の一つとしてネージュスポーツクラブさんのクラブマネジャーを配置をして、現地のサテライト施設ということで管理業務を行いながら、ネージュスポーツクラブの活動を展開していたというふうなことでみなされまして、その3年間につきましては対象となったというふうなことでございます。以上です。
○議長(庭野政義君) 大嶋由紀子さん。
◆7番(大嶋由紀子君) わかりました。クロアチアピッチクラブハウスは当市の宝でありますので、この5,640万円の返納というのは非常に大きいことでありますが、今後のクラブハウスの使用について市民のためによりよいものになるという解釈で間違いございませんでしょうか。
○議長(庭野政義君) 文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 今後の活用についてでございますが、今まではネージュスポーツクラブのクラブハウスという位置づけであったわけでございます。助成の要件を結果的には満たせない状況であったわけですけれども、当初の段階ではそれは認められていたと。今回目的外ということで助成金をお返しすることによって、スポーツ振興宝くじをお借りしての目的というものはこの建物には及ばないことになりますので、市のほうでまたより広く多くの市民から活用いただけるように、活用していくように方策を立てていきたいと考えているところでございます。以上です。
○議長(庭野政義君) 鈴木和雄君。
◆16番(鈴木和雄君) じゃ、端的にお聞きをしたいと思いますが、59ページの上段に十日町市議会議員一般選挙というのが項目があるんですけども、この関係でちょっとお聞きをしたいと思いますが、昨年の12月に選挙の記録というのが私どもの手元に配付されたわけですが、その中には投票率のことに触れられているわけですけども、市議選、市長選も含めて、前回の76.2%を3%ほど下回って、今回は73.12%というようなことがあったわけですけども、そういう結果になったわけですが、この投票率、選挙に来れなかった、行くことができなかった人がどういう方々だったのか、そしてなぜ行くことができなかったのか、その辺のところをもし分析をされているようでしたらお聞きをしたいなと思います。
○議長(庭野政義君) 選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会・監査委員事務局長(池田睦君) 鈴木和雄議員のご質問にお答えいたします。 私ども、選挙のたびになるべくその傾向とかこれまでの、年齢別もそうでございますけれども、いろいろ調べております。ただ、その方々の詳しい選挙に来れない理由というものは私どもがなかなか把握できない、例えばご病気であるとか、そうした部分については特にご本人のお申し出や、あるいは何か電話や問い合わせがないとなかなか詳しい理由というのは突っ込めません。ですから、基本的には年齢的にはどういった方々が多く来ていらっしゃるかとか、それからこの地域がどれぐらいの投票率が高いであるとか、そういうところの分析はもちろんさせてもらっておりますけれども、個々の詳しい理由についてはなかなかやはり、一定のところで聞き込みをしてというところのレベルでは調べられるかと思いますけれども、普遍的な意味でのそういう投票率の高い低い、その理由というものはもう少しまた時間を頂戴しながら、今後ともどのようなやり方がいいのかも含めて今後の分析の中に議員がおっしゃるような部分も少し含めた分析を今後できればと思っておりますので、この件につきまして今私どものほうで明確な理由というものまではつかんでおらないというところが答えでございます。以上でございます。
○議長(庭野政義君) 鈴木和雄君。
◆16番(鈴木和雄君) そういう細かいところまではなかなか分析はできないと、把握できないということなんですが、私車椅子に乗っている方が行きたいんだけども行けないと、要するに投票所の関係で行きたくても行けないんだ、じくじたる思いでいるというような話を伺っておりますし、今までは集落の中に投票所があったんですけども、今度は別のとこまで行かなきゃ投票できないというふうな話も伺っているんです。そういった物理的なことに対して、選挙管理委員会としてちゃんと投票権というものをちゃんと保障していくという任務があるわけですので、その辺のところをちゃんと見た中で進めていってほしいと思うんです。個々ということになると、それは立ち入ったところはできないかもしれないけども、いろんな形で調査をして、どこにどういう手当てをすればいいのかというのをちゃんと見ていかないと、18歳まで選挙権もあるわけですから、そういう意味でちゃんと守っていくという、投票権を守っていくという、そこだけはしっかり押さえていってほしいと思うんです。効率性だけをそこへ追求するんではなくて、どういうふうに権利を守っていくのかという部分でもちょっともう一度お願いしたいと思います。
○議長(庭野政義君) 選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会・監査委員事務局長(池田睦君) 今ほど議員ご指摘のとおりだと思います。私どももなかなか法律外の部分というのは思いつくところございませんけれども、例えば今おっしゃったように体のご不自由な方、なかなか動けない方、そうした方々に対する配慮をできる範囲の中でまた考えていきたい。例えば今またこれから緩和される部分もいっぱい出てまいりますけれども、私どもも期日前投票がよりよくできるように、そして体の不自由な方、当日来れない方が期日前投票なりに来たときに混雑がないように、そしてバリアフリーの中で投票できるように、当然ながら当日投票についても多少距離があったとしてもよりその方々が安心して、そして不便なく投票に行けるような環境、我々ができることは何なのかというところをもう少し、投票率のアップはもちろんでございますけれども、そうした方々の、不便を感じる方々がきちんと投票できるような環境づくり、我々ができる範囲のことをきちんと考えて実行してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(庭野政義君) 質疑は終結したものと認めます。 これより議案第44号 平成29年度十日町市一般会計補正予算についてを起立採決いたします。 本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(庭野政義君) 起立全員であります。 よって、議案第44号は可決されました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号から議案第51号までの平成29年度補正予算7件については、いずれも原案どおり可決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第45号から議案第51号までの平成29年度補正予算7件は可決されました。 〇
△日程第39 議案第52号 平成30年度十日町市一般会計予算 議案第53号 平成30年度十日町市
国民健康保険特別会計予算 議案第54号 平成30年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第55号 平成30年度十日町市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第56号 平成30年度十日町市介護保険特別会計予算 議案第57号 平成30年度十日町市
簡易水道事業特別会計予算 議案第58号 平成30年度十日町市下水道事業特別会計予算 議案第59号 平成30年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算 議案第60号 平成30年度十日町市水道事業会計予算
○議長(庭野政義君) 日程第39 議案第52号 平成30年度十日町市一般会計予算から議案第60号 平成30年度十日町市水道事業会計予算までの予算案9件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。市長。
◎市長(関口芳史君) それでは、平成30年十日町市議会第1回定例会におきまして、30年度予算案を提案するに当たりまして、私の施政方針と予算案の概要につきましてご説明をいたします。 初めに、この冬は年明けから過去最強レベルの寒波が日本列島に猛威を振るい、首都圏を初め日本各地で雪による被害が連日のように報道されておりました。新潟県内各地でも五六豪雪以来の大きな被害が出た一方で、線状降雪帯が南下しない期間もあったため、当市の降雪量につきましては例年並みでございました。しかしながら、高齢者を中心として雪による被害が多く発生し、4名ものたっとい命が失われたわけでございます。ここに謹んで哀悼の意を表し、引き続き雪による悲劇を一件でも減らすように努めてまいる所存でございます。 こうした中で先月の第69回十日町雪まつりを無事開催することができました。雪上カーニバルは、途中で猛烈なホワイトアウトに見舞われたわけでありますが、そのときの会場の盛り上がりを見ますとまさに記憶に残る雪まつりになったのではないかと感じております。週末の降り続いた雪によりまして、入り込み客数は大きく減じたわけでございますが、市民総出による雪まつりのご準備といつもどおりの温かいおもてなしにこの場をおかりして感謝を申し上げる次第でございます。 さて、29年度は私の第3期の最初の年といたしまして、人、物、金、エネルギーをこのまちに取り戻して、中央集権的な流れを地方に押し戻すと、そのことを目標とする決意をしたわけであります。決してたやすい目標ではありませんけれども、片時も忘れることなく邁進いたす所存です。 そして、今年度でこれまで2期8年愚直に取り組んできたことを大きく前進させることができたものと感じております。 29年度の大きな成果として、11月の越後妻有文化ホール段十ろうの完成とまちなかステージ立体駐車場がオープンしたことで中心市街地活性化の基盤が計画どおりに整いました。 また、市民の長年の夢であった上越魚沼地域振興快速道路八箇峠道路が一部開通し、当市もいよいよ高速交通体系に組み込まれることとなりました。 さらには大正3年から1世紀近く続きました清津川分水問題につき、昨年8月に新潟県、南魚沼市、十日町市の3者で新たな協定を締結することで一つの大きな節目を迎えることができました。この新たな協定によって維持流量は年平均で当初の規定から約2.2倍となり、新潟県による魚野川での抜本的な水源確保策ができればさらに水を取り戻すことができる道筋を確認できたことは、地域住民の長年の悲願に向けた大きな一歩だと実感しております。 さて、平成17年の市町村合併以来、新十日町市は大きく生まれ変わりました。私たちは、合併特例債など国の合併支援策を初めとして幾多の大災害の復興対策、またリーマンショック後の未曽有の恐慌を打開する大規模な景気対策、そしてマイナス金利などに象徴される歴史的な低金利政策などの追い風を受けて、極めて有利な条件で昭和の時代に整備された建物のリニューアルや耐震化などの投資を行ってまいりました。 一方、この間は国の地方創生策、また福島原発事故以後のエネルギー政策の転換、そして2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツや文化活動の推進といった追い風を受けて、地方創生交付金や経済産業省、文化庁などからの補助金など、国の大きな支援を積極的に活用したまちづくりを行ってまいりました。これは、どの自治体にも交付されるものではなく、プランを短期間で磨き上げた上に厳しい審査を乗り越えて初めて交付決定がされるもので、当市は国の方針、また地方創生の方向性をいち早く受けとめて施策を進めてきたことが功を奏したものだと考えております。 こうしたチャンスをフル活用して、極めて有利な財源を確保しつつ、積極的な投資をしてきたことでこの先を乗り切る備えができたという手応えを感じております。 30年度予算案では、縄文文化の発信拠点となる新博物館、また(仮称)県立十日町病院附属看護専門学校を含む医療福祉総合センター、そして市民ニーズの高い児童遊園施設というまさに市民の長年の悲願と言える新しい施設の建設に向かうことができます。 少子高齢化、人口減少という厳しい時代にあっても十日町市がこうした将来を見据えた夢のある事業に取り組めるということは、国、県からの大きなご支援と議員各位のご理解の中で行財政改革に果敢にチャレンジしてきたたまものだと感じているところでございます。 さて、先月25日まで開催されました平昌オリンピックでは、日本選手の獲得したメダルが過去最多となり、若いメダリストたちの苦労を乗り越えた者にしか語れない含蓄のあるコメントに大いに感動したものであります。そして、2年後にはいよいよ2020年東京オリンピック・パラリンピックを迎えます。繰り返し申し上げておりますが、2020年は決して東京だけでなく、スポーツだけのものでもありません。十日町市の全ての政策を東京オリンピック・パラリンピックという視座から見詰め直す必要があると考えております。 当市では、日本文化の源流とも言える縄文文化の発信に向けまして、国宝・火焔型土器ナンバーワンを京都国立博物館の国宝展に出品させていただいたり、複数の大手企業から縄文コラボレーション企画のオファーをいただいたり、今までにない大きな追い風を感じているところであります。 また、クロアチア共和国のホストタウンの取り組みといたしまして、昨年10月にはアルペンの女王でクロアチアの英雄と称されたヤニツァ・コステリッチスポーツ庁長官が当市を視察されました。一方、姉妹都市盟約を締結して42年がたつイタリア・コモ市とはこれまでにない新たな交流が始まっております。当市のそば職人の派遣やコモ市の職人養成学校の生徒の受け入れなど、食文化を初めとした交流が生まれてきております。先月の十日町雪まつりには、イタリア共和国のジョルジュ・スタラーチェ大使ご夫妻から初めてご来市をいただき、クロアチア共和国のドラジェン・フラスティッチ大使ご夫妻とともに国際色豊かな交流を行うことができました。 こうした日本文化の発信や国際的な交流を一層深めたことは、インバウンド誘客のみならず十日町市のファンの拡大にもつながって、市民にとっても大きな財産になるものと確信をいたしております。 さて、これ以降30年度予算案のご説明をさせていただきます。予算編成に当たり、事業の積極的なスクラップ・アンド・ビルドを指示いたしました。事業効果が乏しいもの、また時間の経過とともにその役割を終えたものなど、9事業の廃止や見直しも含めまして、約4,600万円の削減を行いましたけれども、その中でエコポイント事業につきましては大手スーパーでのマイバッグ持参率が軒並み県内第1位となり、市によるインセンティブをやめたとしても市民の皆さんがマイバッグを持って買い物をしていただけると判断したことから、この部分をスクラップし、次のステップに進むことにいたしました。行政による補助事業とはかくあるべきと、今後の事業策定におきましてはこのような効果が出せるように努めてまいる所存でございます。30年度予算案は、こうした思いを込めて策定をいたしました。 それでは、新年度予算案の具体的な内容をご説明いたします。初めに、一般会計の予算案でありますが、総額で362億円、前年度比で3.4%、12億円の増額でございます。予算規模の増額の主な要因といたしましては、新博物館や医療福祉総合センター、児童遊園施設などの建設工事が本格的に始まることや大地の芸術祭が本番年を迎え、また学校給食の公会計化などによるものでございます。 一般会計と7つの特別会計を合わせた予算総額は547億2,420万円、前年度比0.2%、1億510万円の減額でございます。 それでは、まちづくりの基本方針ごとに主な事業をご説明してまいります。 初めに、基本方針の1、人にやさしいまちづくりでございます。 初めに、保育・幼児教育の充実といたしまして、高山保育園の大規模改修工事を行います。完成は11月ころの予定で、工事期間中は旧川治保育園を仮園舎として使用いたします。また、多様な預け方ができる認定こども園を現在の4園から8園に倍増いたします。 次に、子育て支援の充実といたしまして、子育て世代の方々から要望の声が高い、冬でも思い切り遊べる屋内施設をメーンといたしました児童遊園施設の建設工事に着手をいたします。平成31年秋には屋内施設がオープンし、翌32年秋には屋外広場を完工させ、グランドオープンを予定をしております。 また、引き続き子供の入院費を全額助成いたします。高校卒業までの子供を対象に入院時の一部負担金1,200円を含めた完全無料化を行います。 次に、妊娠・出産に関する支援の充実といたしましては、新たに妊婦さんの歯科検診費用と産後健診費用にも助成をいたします。 次に、教育環境の充実といたしまして、全ての学校本体の耐震化が完了したことから、より快適な学校環境の整備に努めます。学校の運営面では、今年度2つのモデル校で行いましたコミュニティスクールを30年度からは市内小・中・支援学校の全てで展開をいたします。地域の皆さんに学校にかかわっていただき、社会総がかりで子供たちを育む体制をつくってまいります。 また、総合教育会議での議論を踏まえまして、新規事業といたしまして子供たちの大地の芸術祭の作品づくり、そして作品見学、さらにボランティア参加を積極的に進めるために教育委員会にコーディネーターを配置いたします。 次に、特別支援教育の充実に向けた取り組みとして、専任の嘱託指導主事を、そして不登校の減少に向けた取り組みとしてスクールソーシャルワーカーをそれぞれ新たに配置をいたしまして、課題解決への対応力を強化いたします。 また、専門的な技術指導のできる中学校部活動指導員の配置を一部の中学校でスタートいたします。これによりまして、教師の多忙化の解消等を図ってまいります。 そして、学校給食の公会計化に取り組んで、督促などの教職員の負担を軽減してまいります。また、地産地消の推進に向けては、新たに配置するコーディネーターによる地元産野菜の品質・生産性・流通性の向上を図ってまいります。さらに、夏季休業中の給食センターを利用し、夏野菜を加工して冷凍保存することで冬期間の地元産野菜の利用率向上を目指してまいります。 次に、高齢者や障がいのある方への支援といたしましては、要援護世帯に対しまして引き続き1世帯3万5,000円を上限に屋根等の除雪作業費、または融雪屋根の燃料費等を助成してまいります。 そして、発達支援センターは専門職員が乳幼児健診、また保育園に出向きまして、発達が気になるお子さんの早期発見、早期支援に努めます。 続きまして、基本方針の2、活力ある元気なまちづくりについてであります。 まず、怒濤の人の流れの創出のためにインバウンド誘客の拡大に取り組みます。29年度に農林水産省からSAVOR JAPAN認定地域の指定を受けました。豪雪、芸術祭などのキラーコンテンツとともに、国宝・火焔型土器、また雪国文化のストーリーを前面にPRいたしまして、外国人観光誘客にさらに力を入れてまいります。 また、アウトドア拠点として大厳寺高原キャンプ場をグレードアップいたします。アウトドアメーカーの株式会社スノーピーク監修のもと、キャンパーのニーズに応えた施設改修を行うとともに、豪雪地を生かした残雪山菜キャンプなど、さまざまなイベントを開催いたします。 次に、大地の芸術祭につきまして、ことしの夏、第7回展となる大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018を開催いたします。中心市街地の活性化にも大きな効果が期待できます方丈記私記展、これを里山現代美術館キナーレなどで展開します。また、清津峡渓谷トンネルを芸術の力でリニューアルしてまいります。その他にも魅力的な芸術作品をお届けいたします。 次に、中心市街地活性化の取り組みにつきまして、昨年段十ろうと立体駐車場がオープンし、中心市街地活性化のテーマであるまちなかステージが形づくられたところであります。新たなにぎわいを生み出す活動が本格化する中で、とおか市などのソフト事業を展開してまいります。また、まちなか元気応援助成金により市民の活動を支援しますので、大勢の市民から活用していただきたいと思います。そして、事業者の皆様が空き店舗などを活用する事業も引き続き応援してまいります。 次に、活力ある農林業の支援でございます。里山回帰を加速化させるための新規事業といたしまして、国の地方創生推進交付金を活用した里山なりわいルネッサンス事業に取り組んでまいります。中山間集落の広域連携を支援する取り組みや、里山に回帰した生産者が行う6次産業化、また環境保全型農業、そうした取り組みを支援してまいります。 そして、新規就農者の確保・育成といたしましては、里山回帰の流れや大地の芸術祭などをきっかけとした新規就農者が着実に増加しているため、上限100万円の新規就農者向けの就農準備金や年間最大150万円を最長5年間助成していただける国の事業を活用してまいります。 そして、引き続き需要に応じた生産の推進と農業所得の拡大を図るために、酒米と飼料用米の生産を推進します。酒蔵など具体的な需要と結びついた米の生産を支援してまいります。 林業の振興の新規事業といたしましては、間伐など森林整備により増加する二酸化炭素吸収量を企業等がクレジットとして購入いたしますカーボンオフセット事業に新たに取り組みます。また、引き続き市内産木材を使用した住宅建築を支援するとともに、市内産材を東京オリンピック・パラリンピックの選手村建設に提供することで環境に配慮した大会の実現に寄与いたします。 次に、地域に活力を生む地域経済の強化であります。初めに、企業の設備投資と新規雇用への支援といたしまして、雇用促進奨励金や事業用地取得費助成金、大規模企業立地促進奨励金などの各種奨励措置によりまして、県内トップクラスの支援を引き続き幅広く行ってまいります。一方で新たに企業投資促進条例を制定いたしまして、より多くの業種に対して同様の奨励措置を図ってまいります。 また、首都圏等での地域産品の販路拡大を図るために、地域商社化事業として引き続きクロステンに業務委託をするとともに、埼玉県和光市の首都圏営業所Towakoを拠点として友好都市や首都圏企業への営業活動を積極的に進めてまいります。 また、商店街の空き店舗などを活用した新たな事業展開に必要な経費や伝統産業の技術を見せる工場・工房などの整備費に対しまして支援をし、商工業の活性化と元気なまちづくりを目指してまいります。 そして、若者や事業者の新規創業・新分野進出を応援するためにビジネスコンテストの開催や提案プランなどの事業化資金を支援するほか、創業者向けに貸し事務所、インキュベーションオフィスを提供して、起業しやすい環境づくりを進めてまいります。 次に、文化、芸術活動の充実であります。初めに、新博物館の建設工事を進めます。30年度は建物本体、電気設備、機械設備工事を完了させる予定でございます。引き続き展示品等の製作を行い、オリンピックに合わせて平成32年6月の開館を目指します。 また、30年度はフランスのパリで開催されます日本政府主催の「ジャポニズム2018」、また東京国立博物館で開催されます「縄文―1万年の美の鼓動」展に国宝・火焔型土器や野首遺跡出土品を展示をし、日本の縄文文化を国内だけでなく、世界に向けて発信してまいります。 次に、文化財の保存と活用につきましては、国指定重要文化財の松苧神社本殿の大修繕を文化庁補助金を活用しながら行います。また、旧村山家主屋などの地域文化財も積極的に活用してまいります。さらに、新規事業といたしましては笹山遺跡を発掘調査します。これまで平成23年から27年までの5カ年間、笹山遺跡学術調査を行いましたけれども、その後に用地取得が完了したところを30年度から5カ年かけまして学術調査を行います。 次に、文化芸術の振興を図るために多彩で親しみやすい公演を開催をいたします。段十ろうにおいてNHK公開番組「みんなDEどーもくん!」や、またコンサート、古典芸能など、5件程度の主催イベントを開催をいたします。そして、段十ろうで開館記念事業を実施する14団体へ補助金を交付いたします。さらに、新潟県文化振興財団のアウトリーチ事業を活用いたしまして、十日町市ではなかなか見れないイベントを千手中央コミュニティセンターで開催するなど、多様な文化芸術活動の充実に努めてまいります。 次に、スポーツ活動の推進につきましては、スポーツ交流・国際的キャンプ誘致を進めます。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、国の進めるホストタウンとしてクロアチア共和国との交流を中心に国内外の国や地域とのスポーツ交流を推進いたします。また、FIS公認吉田クロスカントリー競技場におきましては、全国から選手や関係者が約1,500人集まる第56回全国中学校スキー大会クロスカントリー競技の開催に備えて圧雪車を配備し、快適なコース環境を提供してまいります。 次に、最も重要な施策の一つであります移住・定住への取り組みでございます。十日町市に移り住む、住み継ぐを応援するため、これまでに十日町市を選んでI・U・Jターンする58世帯208人の移住、定住を支援し、そのうち18歳以下の子供は94人、約半数という成果につながってきております。昨年9月からはひとり親世帯を助成対象に加えまして、十日町市を定住の地として選んでくださった世帯の支援を継続してまいります。 次に、男女の出会い、交流機会の充実といたしましては、これまでに11組の成婚・婚約につながっているハピ婚サポートセンターとおかまちマリアージュを中心に男女の結婚・婚活を幅広くサポートしてまいります。また、若年層の結婚を促進するために新婚世帯の新生活に係る住居と引っ越し費用の一部を引き続きご支援いたします。 続きまして、基本方針3、安全・安心なまちづくりでございます。 まず、防災体制の充実といたしましては、市民の生命と財産を守るために迅速かつ正確に多種多様な情報が伝えられるように防災行政無線整備事業を実施をいたします。川西、中里、松代、松之山地域の既設アナログ系防災行政無線をデジタル化するとともに、これまで整備されてこなかった十日町地域にも防災行政無線を整備し、平成33年4月からの全面運用を目指してまいります。 次に、健康づくりの推進といたしまして、新たに十日町市健康ポイント事業を始めて、働き盛り世代への運動習慣の定着化を図ります。運動することで商品と交換できるポイントがたまるこの事業は、40歳から64歳までの市民を対象として健診等の結果で指導が必要な方を中心に200名を募集いたします。 次に、地域医療の充実といたしまして、平成32年4月の開設を目指し、医療福祉総合センターの建設工事に着手をいたします。28年度から31年度までの総事業費は19億4,300万円ほどを見込んでおります。なお、センターの主な機能といたしましては、休日一次救急診療センター、医療・介護サービスの提供連携機能、そして(仮称)県立十日町病院附属看護専門学校の3つでございます。 また、医師確保策といたしましては医学生に対する支援に加えまして、その医学生を派遣する大学に対しても支援を拡充してまいります。医師研究資金貸与事業や開業医向けの支援事業などの既存事業に関しまして、全国トップクラスの支援事業として病院、また医師会などから評価を受けており、継続して実施をしてまいります。 そして、看護職員等確保策につきましては、看護師等就学資金貸与事業を継続し、就業支度金支給支援事業は看護職員のほかに介護職員として施設に就業する方も支援対象として拡充をしてまいります。 次に、再生可能エネルギーの活用です。市内の消費電力の30%相当を再生可能エネルギーで創出することを目標とした事業を継続して推進してまいります。まず、信濃川の維持流量を活用した小水力発電に関しましては、河川環境への影響を検討する新たな委員会を立ち上げまして、計画づくりを行います。また、新たに中里地域の桔梗原地区において小水力発電の可能性調査を行います。 そして、バイオマス産業都市の実現に向けましては、廃棄物を利用したバイオガス発電及びキナーレに熱電併給システムを導入するための取り組みを引き続き進めてまいります。新規事業といたしましては、まつだいふるさと会館のボイラー施設の更新に当たり再生可能エネルギーを活用した空調、給湯設備等の導入可能性を調査いたします。また、一般のご家庭でのペレットストーブだけでなく、新たにまきストーブを補助対象に追加をいたします。 次に、低炭素循環型社会の推進についてでございます。新年度からエコポイント事業が変わります。マイバッグ持参に対するポイント付与は大きな成果を上げたことから6月末で終了し、新たに節電エコポイントをスタートいたします。30年度から32年度までの3カ年で取り組みたいと考えております。なお、マイバッグ持参以外のポイント付与につきましては従来どおり継続をいたします。 次に、次期一般廃棄物最終処分場の建設に向けた取り組みといたしまして、松代地域海老地区を建設候補地として基本計画及び基本設計、各種調査を行って、35年度の供用開始を目標に進めてまいります。 次に、道路網の整備につきましては昨年市民待望の上沼道八箇峠道路が一部供用開始となり、ことし1月には先線である(仮称)十日町道路のルート帯が決定をいたしました。今後さらに上沼道の整備促進が図られますよう、(仮称)十日町インターチェンジへのアクセス道となります(仮称)市道高山水沢線の用地取得、また物件調査を進めます。 市道の整備につきましては、優先順位を考慮した中で新規4路線を含む30路線の道路整備を行って、市道清田山線ほか9路線の完了を目指してまいります。 次に、安全・安心に暮らすためのインフラづくりといたしまして、橋りょうやトンネルなどの延命化と維持修繕費の縮減を図って、計画的な点検、修繕を進めてまいります。また、集中豪雨による河川の災害を防ぐため、宮沢川と大沢川の河川改修を進めます。 次に、上下水道の整備といたしまして、水道事業では十日町市浄水場の改築工事を進めるほか、老朽化した配水管の更新・耐震化を進めます。なお、新浄水場の供用開始は平成31年4月を予定しております。また、下水道事業におきましては、豪雨による浸水被害を軽減するため、市道高山太子堂線などの雨水渠を整備し、下島地区の浸水対策を進めます。 次に、生活交通の維持確保といたしまして、まず路線バス、十日町六箇線が本年3月末をもって運行を廃止されることに伴いまして、4月から新たに市営バス六箇線を運行いたします。これまでの松代、松之山地域や下条地区と同様の運行形態といたしまして、地区の小中学生と一般利用者の混乗による運行を行います。 そして、冬期間の安全・安心な交通の確保策といたしましては、消雪パイプの整備事業として姿1・2号線の新規整備と栄町4号線ほか1路線の更新事業を行ってまいります。また、流雪溝整備事業につきましては、引き続き川西地域及び川治地区の面的整備を進めます。 最後に、基本方針4、まちづくりの推進に向けてでございます。まず、協働のまちづくりをさらに進めるために、30年度から地域自治組織に集落支援員を配置をし、地域の課題解決に向けた体制づくりをさらに進めてまいります。 次に、効果的、効率的な行財政運営の取り組みについてであります。とおかまち応援寄附金につきましては、情報発信を積極的に行って、十日町市を応援してくださる方とのつながりを強化するとともに、新たにクラウドファンディングを活用してふるさと納税額2億円を目指してまいります。また、新たにインターネットのショッピングサイトを活用し、応援してくださる方やかかわりを持ってくださる方の層を拡大させるとともに、返礼品を拡充することで市内特産品の消費拡大、地域経済の活性化にもつなげてまいります。 最後に、財政健全化への取り組みであります。既に28年度から普通交付税の段階的縮減が始まっております。そこで、まず30年度においては新たに公共施設等適正管理推進事業債を活用いたしまして、遊休施設を除却し、将来の維持管理経費の削減に努めます。さらに、事業効果に見合わない借地料などのコストを聖域なく徹底的に見直してまいります。市民において真に必要とされる事業に対し、重点的に予算配分を行いながら、健全な財政運営を目指してまいります。 予算案の具体的な内容説明は以上であります。詳細につきましては、この後各部長がご説明申し上げます。 最後に、一言申し上げます。人、物、金、エネルギーの中で最も重要で最も取り戻すことが難しいものは人であると思います。明治開闢以来150年をかけてつくり上げました中央集権の流れを覆すのは並大抵のことではなく、人口減少、特に深刻な自然減は簡単にとめることができません。それでも、私は決して希望を失ってはおりません。これまで幾多の先進的な取り組みによりまして、地域おこし協力隊の皆さんやNPO里山協働機構の皆さんのように十日町で活動したい、ここで生活をしたいという人たちが着実に集まってきております。十日町市では、お金の以外の価値が人々を引きつけて、新たなにぎわいが生まれ始めていると信じます。地域の魅力を磨いて発信することで大地の芸術祭のオフィシャルサポーターの皆さんやこへび隊、さらに東京十日町会や松代会、松之山会など、市外在住の十日町出身者の皆さんなど、十日町市を積極的に応援してくださる、いわゆる関係人口が着実にふえていることを実感しております。そして、このまちづくりの方向性や政策に賛同して集まってくれる人の中に一騎当千とも言える強力なリーダーがいることも大変心強く感じております。この場にリトル東京をつくることは困難であり、またする必要もありません。十日町市は、21世紀的な価値観を高く掲げることで私たちのゴール地点であります選ばれて住み継がれるまちを実現していく、そのために今後も不断の努力を続けていくことをお誓い申し上げ、30年度の施政方針といたします。ご清聴まことにありがとうございました。
○議長(庭野政義君) 補足説明は休憩後に願います。 暫時休憩いたします。 午後 3時06分 休 憩 〇 午後 3時15分 開 議
○議長(庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 発言の訂正
○議長(庭野政義君) 医療介護課長から発言の申し出がありますので、これを許します。医療介護課長。
◎医療介護課長(小林良久君) 先ほど藤巻誠議員から松之山診療所の診療状況について質問があり、答えさせていただきましたが、実人数という言葉を用いてお答えをしましたが、正しくは延べ人数でございました。訂正させていただきます。失礼いたしました。
○議長(庭野政義君) 続いて、一般会計歳入全部についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) それでは、平成30年度一般会計予算の歳入につきまして補足の説明を申し上げます。 予算書の14、15ページをお開き願います。1款市税については、平成28年度の決算と平成29年度の決算見込みなどをもとに計上いたしました。1項市民税、1目個人分については、1節現年課税分の均等割を前年度対比100万円の増、所得割を1億100万円の増、2節滞納繰り越し分を100万円の減、差し引き前年度対比5.7%増の18億7,300万円を計上いたしました。これは、降雪量により市民所得が左右される側面があるため、これまでは実績に比べて額を抑えた予算組みをしていたこと、また近年所得割額が増加している状況にあることなどから、これらを加味した上で計上したものでございます。 中段の2項固定資産税については、地価の下落、評価がえ、建物棟数の減少などにより、前年度対比1.8%減の29億6,980万円を計上いたしました。 次に、16、17ページをお願いいたします。4項市たばこ税については、健康意識の高まりなどによりたばこの消費本数が減少傾向にあることから、前年度対比8.3%減の3億2,000万円を計上いたしました。 中段の6項入湯税については、大地の芸術祭開催による入り込み客数の増加を見込み、前年度対比2.2%増の9,200万円を計上いたしました。 次に、18、19ページをお願いいたします。一番下の6款地方消費税交付金でございます。人口割合重視への精算方法の変更や地方財政計画を加味いたしまして、前年度対比2,000万円、2.2%増の9億3,000万円を計上いたしました。 次に、20、21ページをお願いいたします。下段の10款地方交付税でございます。前年度対比3億9,300万円、2.9%減の129億3,000万円を計上いたしました。まず、普通交付税でございます。支所経費や消防費など合併に伴い広範囲となったことによる算定経費の増加が約1億円見込まれるものの、合併算定がえによる特例加算の減少が3年目、50%になり、約3億円減少すること、また計上分の増減見込みなどから113億9,000万円を計上いたしました。特別交付税については、前年度と同額の15億4,000万円を計上いたしました。 少し飛びまして、36、37ページをお願いいたします。14款国庫支出金でございます。2項3目衛生費国庫補助金は、前年度対比7,048万6,000円増の7,099万8,000円を計上いたしました。これは、主に平成29年度は補正予算で計上したエネルギー構造高度化・転換理解促進事業補助金を計上したことによるものでございます。 2つ飛びまして、6目教育費国庫補助金は前年度対比7,813万7,000円増の1億3,416万7,000円を計上いたしました。これは、主に大地の芸術祭の本番年に係り、先進的文化芸術創造拠点形成事業補助金が5,880万円ふえたことによるものでございます。 少し飛びまして、50、51ページをお願いいたします。17款寄附金、1項1目総務費寄附金は、前年度対比1億8,109万2,000円増の2億721万2,000円を計上いたしました。これは、主にとおかまち応援寄附金を新たにインターネット上のECサイトで募集を開始することで増額が見込める2億円を計上したことによるものでございます。 次に、52、53ページをお願いいたします。18款繰入金でございます。1項8目合併特例債活用地域振興基金繰入金は、前年度対比2億4,137万7,000円増の2億8,531万8,000円を計上いたしました。これは、主に医療福祉総合センター整備事業で起債の対象とならない事業費に2億4,100万円を新規に充当することによるものでございます。 少し飛びまして、58、59ページをお願いいたします。20款諸収入でございます。5項2目雑入は、前年度対比4億5,714万1,000円増の6億1,703万7,000円を計上いたしました。これは、主に大地の芸術祭の本番年に係るパスポート販売収入が1億4,912万3,000円の増、及び学校給食会計の公会計化に伴う学校給食費収入が2億4,718万2,000円の皆増によるものでございます。 少し飛びまして、66、67ページをお願いいたします。説明の最後になりますが、21款市債でございます。中段の1項7目、合併特例事業債は、前年度対比1億6,920万円、11.4%増の16億5,610万円を計上いたしました。2節衛生債では、医療福祉総合センター整備事業の看護師専門学校分に4億9,280万円を、3節教育債では新博物館建設事業に11億5,770万円を計上しております。 その下の8目地方道路等整備事業債は、前年度対比1億3,040万円の皆増でございます。これは、これまでの合併特例事業債の代替財源として計上したものでございます。 その下の9目緊急防災・減災事業債は、新情報収集伝達システム整備事業を計上したことなどによりまして、前年度対比2億7,050万円増の4億70万円を計上いたしました。 一番下の10目公共施設等適正管理推進事業債は、前年度対比1億3,830万円の皆増でございます。これは、道路修繕事業に充てておりました公共事業等債の代替財源として3節土木債に1億10万円を計上するもので、普通交付税により元利償還金の50%が措置される予定でございます。また、その上の駅通り駐車場解体事業2,480万円及び公立保育所整理事業1,340万円については、公共施設等総合管理計画に基づいた解体経費に充当するものでありますが、こちらには普通交付税の措置はございません。 次に、68、69ページをお願いいたします。12目過疎対策事業債は、前年度対比3億3,790万円、31.1%増の14億2,360万円を計上いたしました。2節民生債では、新たに児童遊園施設建設事業に3億9,160万円を、3節衛生債では医療福祉総合センター整備事業の休日救急医療分に6,380万円を計上しております。 一般会計歳入の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出1款について補足説明を求めます。議会事務局長。
◎事務局長(長谷川智君) それでは、歳出1款議会費につきまして補足説明を申し上げます。 予算書の72ページ、73ページをお開き願います。予算総額2億703万9,000円の計上でございます。前年度比978万7,000円、4.96%の増となっております。その主な理由でございますが、議場等のシステム改修に係る賃借料の計上及び職員人件費を平成30年度は4名分計上、平成29年度は退職者の関係で3名分を計上したことが主な理由でございます。 1款議会費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出2款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) それでは、2款総務費の補足説明を申し上げます。予算書の74、75ページをお願いいたします。 まず、1項1目一般管理費でございます。職員人件費全体の状況につきましては、別冊の予算に関する説明資料の24、25ページに記載のとおりでございます。一般職の人件費につきましては、前年度と比較いたしますと、職員数は3人減員となっておりますが、予算額としては1億824万5,000円の増となっております。これは、前年度の途中に診療所医師を1人増員したことによるものと、定年退職者の増員による退職手当の増などにより、総額では増額となったものでございます。 次に、3目企画費でございます。少し飛びまして、94、95ページをお願いいたします。説明欄下段の055の05とおかまち応援寄附金募集経費でございます。これは、昨年11月に総務省から示されたクラウドファンディング型の起業家支援、移住交流促進の各プロジェクトの実施や普通交付税が削減する状況下での財源確保に向けて、新たにECサイトの活用と返礼品の拡充を図るための手数料や業務委託料などを計上しております。 次に、7目情報政策費でございます。少し飛びまして、104、105ページをお願いいたします。説明欄中段の15地域情報施設機器更新事業では、本庁、支所間で使用するテレビ会議システムの更新費用を計上しております。 次に、9目地域振興費でございます。少し飛びまして、108、109ページをお願いいたします。説明欄上段の060の05地域自治組織一般経費では、新たな取り組みとして総務省の集落支援員制度を活用し、希望される地域に十日町市地域支援員を配置するための経費を計上しております。 次に、11目防災諸費でございます。少し飛びまして、112、113ページをお願いいたします。説明欄上段の010の05新情報収集伝達システム整備事業でございます。これは、現在運用しているアナログ同報系防災行政無線のデジタル化更新も含めて、全市の防災行政無線の整備を行うもので、30年度は遠隔制御装置、再送信子局、屋外拡声子局の整備を予定しております。 その下、035の05特定空家等対策事業では、危険な特定空家の解体に引き続き取り組んでまいります。 2款総務費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出3款及び4款についての補足説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) それでは、3款民生費、4款衛生費の補足説明をさせていただきます。 まず、3款民生費でございます。総額では予算書の12、13ページの事項別明細書のとおり96億618万9,000円の計上で、前年度対比4億259万6,000円、率にいたしまして4.4%の増となりました。 それでは、主な事業につきましてご説明いたします。128、129ページをお願いいたします。1項1目社会福祉総務費、説明欄の中段、070の05避難行動要支援者管理システム整備事業は、避難行動要支援者名簿の情報を一元管理し、円滑な支援につなげるためのシステムを導入するために新たに計上させていただきました。 130、131ページをお願いいたします。1項2目老人福祉費、説明欄の下段、020の05養護老人ホーム入所措置事業は、諸事情により在宅で生活を送ることができないひとり暮らし等の高齢者を養護するため、老人福祉法により養護老人ホームへの措置入所に必要な委託料等を計上するものでございます。平成30年度は、措置入所人員の増加が見込まれることから、前年度対比260万円余りの増額計上とさせていただきました。 132、133ページをお願いいたします。説明欄の中段、055の10介護保険事業で低所得者に対する利用者負担額軽減制度事業は、低所得者で特に生計が困難な方について介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等がその社会的役割に鑑み、利用者負担を軽減した部分に対して市がその減免分を助成する制度でございます。なお、事業費の4分の3は国、県の補助金で賄われております。平成30年度は、この制度を利用する件数の増加が見込まれることから、100万円余りの増額計上とさせていただきました。 同ページの下段、070の05介護保険特別会計繰出金は、前年度対比1億1,300万円余りの増額計上とさせていただきました。これは、主に介護給付費、職員給与費、地域支援事業の総合事業分の増加等を見込んだものでございます。 134、135ページをお願いいたします。説明欄の中段、105の05介護人材確保・育成支援事業は、市内の介護事業所に対し介護職等のスキルアップのための研修に係る費用の一部助成を目的とする事業で、70万円を新たに計上いたしました。 140、141ページまでお進みください。1項3目障がい者福祉費、説明欄上段、045の05介護給付事業は、障がい者が在宅もしくは施設等で日常生活を安心に過ごせるように支援するための経費でございます。在宅生活を支援する居宅介護給付費は、前年度対比で21.3%、短期入所給付費は41.2%の増額計上とさせていただきました。 142、143ページをお願いいたします。説明欄上段、060の05障がい児通所支援事業の放課後等デイサービス給付費は、就学している障がいのあるお子さんに対し放課後または休日、休業日に生活能力向上のための必要な訓練や社会との交流促進などの支援を行う事業でございます。新たに1事業所が開設される見込みであり、前年度対比で1,050万余りの増額計上とさせていただきました。 144ページからの3款2項児童福祉費につきましては、子育て教育部長が説明いたします。
○議長(庭野政義君) 子育て教育部長。
◎子育て教育部長(渡辺健一君) それでは、3款2項児童福祉費について補足説明を申し上げます。 146、147ページをお願いいたします。説明欄の中段、022の10公立保育園改築事業(過疎債)でございます。高山保育園の2階の旧高山コミュニティセンター部分を保育室へ変更することを含む大規模改修工事の予算を計上しております。 148、149ページをお願いいたします。説明欄上段、027の25認定こども園施設改修支援事業(国庫補助・過疎債)でございます。平成32年4月に民営化する水沢保育園の運営を行う森の保育園の新園舎建設に対し、国の補助事業を利用して補助をするための予算を計上しております。 説明欄下段、046発達支援センター運営事業でございます。発達支援センターも開設から5年が経過し、平成30年度も引き続き気になる子供の早期発見、早期支援を行います。また、18歳までの途切れのない支援のため、教育センターや関係機関と連携し、就学移行期や学齢期支援に積極的に取り組むとともに、放課後児童クラブの職員や福祉事業所の支援員等を対象とした研修会を行い、地域での支援体制強化を図ってまいります。 150、151ページをお願いいたします。説明欄下段、049の05地域子育て支援センター運営事業(国県補助)でございます。中里なかよし保育園、松代保育園、上野保育園の民営化に伴い、当該保育園内に開設しております子育て支援センターえくぼ、きらりん、すくすくにつきまして各園の移管先法人が運営するための予算を計上しております。 152、153ページをお願いいたします。説明欄の中段、060の05放課後児童健全育成事業(国県補助)でございます。来年度から下条小学校旧特別教室棟におきまして、十日町福祉会が総合福祉事業を行う計画ですが、その特別教室棟に開設しております下条放課後児童クラブにつきまして、当該社会福祉法人が運営するための予算を含めて計上しております。 154、155ページをお願いいたします。説明欄中段の101の05子ども・子育て支援事業でございます。平成31年度の第二次十日町市子ども・子育て支援事業計画の策定に向け、保護者の皆様を対象に行うニーズ調査の予算を計上いたしました。 私からの補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) 続きまして、4款衛生費の補足説明を申し上げます。総枠では12、13ページの事項別明細書のとおり、28億4,204万7,000円の計上で、前年度対比5億1,145万3,000円、率にしまして21.9%の増額計上とさせていただきました。 それでは、164、165ページをお願いいたします。1項1目保健衛生総務費、説明欄の下段、015の20医療施設整備等支援事業は、新規医療施設開設者及び既存の医療施設開設者またはその後継者の方へ施設整備及び設備更新に係る費用を補助することにより、市内医療施設の医師確保を目的とする事業でございます。平成30年度において施設整備後継補助が見込まれる案件があることから、前年度当初予算への対比では1,870万円余りの増額計上とさせていただきました。 その下の25医学生研修等受入促進支援事業につきましては、これまでの研修医学生個人への補助に加え、研修医を派遣する大学の医学部に対し、その派遣に要する経費の一部を補助することとし、78万5,000円を計上いたしました。 その下の017の10看護職員就業支度金支給支援事業でございますが、平成30年度からは介護職員に就業支度金を支給する市内の民間介護施設も助成の対象として140万円を計上いたしました。 168、169ページをお願いいたします。説明欄の中段、032の20産婦健康診査事業は、子育て支援の拡充策といたしまして、産後の鬱予防や経済的な負担を和らげるため、産後1カ月までに1人2回まで医療機関で受けた産婦健康診査の費用について1回5,000円を上限に助成するもので、314万円を新たに計上させていただきました。 続いて、その下の25妊婦歯科健康診査事業は、妊婦の健康な口腔を維持し、健全な胎児の発育を図るために、妊婦が歯科医院で受けた歯科検診の費用を全額助成するもので、51万4,000円を新たに計上させていただきました。 170、171ページをお願いいたします。説明欄の中段、075の10公的病院運営費補助事業の19節中条第二病院運営費補助金は、先進医療の維持を目的に補助する経費でございます。一昨年3月に中条病院が閉院して以来、中条第二病院は一層厳しい経営となっております。新潟県では、運営費欠損額の過去5年間の平均額に対して3分の2を補助しておりますが、平成28年度から平成29年度にかけ運営費欠損額が多額となっていることから、十日町市と津南町で引き続き支援するものでございます。 176ページ以降の4目エネルギー政策費以降は、環境エネルギー部長が説明いたします。
○議長(庭野政義君) 環境エネルギー部長。
◎環境エネルギー部長(池田克也君) それでは、176、177ページをお願いいたします。 1項4目エネルギー政策費では、説明欄下段、010の05及び06の水力発電推進事業で、引き続き宮中水力発電の基本設計を進めるほか、新たに中里の桔梗原地区で農業用水路を活用した小水力発電の導入可能性調査を行います。 説明欄最下段、10バイオマス利活用推進事業では、次ページ、生ごみなどの廃棄物系バイオガス発電事業化検討調査、及びキナーレへの熱電併給システム導入の詳細設計や東北電力との系統連系協議委託などの費用を計上しております。 その下段、16再生可能エネルギー活用推進事業は、松代ふるさと会館のボイラー施設の更新に当たり、再生可能エネルギーを活用した空調、給湯設備等の導入可能性を調査するもので、主に地中熱、太陽光、木質バイオマスの活用を検討いたします。 また、20再生可能エネルギー活用促進補助事業では、太陽光発電、地中熱利用、ペレットストーブの設置のほか、新たにまきストーブを補助対象として追加いたします。 少し飛びまして、184、185ページをお願いいたします。2項1目清掃総務費、説明欄下段、27ごみ処理施設メンテナンス事業は、ごみ焼却施設機能保全のための精密機能検査委託料とごみ焼却炉内耐火物の補修などに係る修繕工事でございます。定期的な施設の維持修繕により、安定した運転と設備の長寿命化を図ってまいります。 最下段、45管理型最終処分場建設事業では、平成35年度の供用開始に向けた基本設計、地質調査のためのボーリング、現地調査、それから生活環境対策を検討する上で必要となる環境影響調査等を行います。 4款衛生費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出5款、6款及び7款についての補足説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) それでは、5款労働費の補足説明をいたします。 予算書186、187ページをお願いいたします。1項1目労働諸費は、説明欄005の25まちの産業発見事業として地域の人材確保に向けた事業に新たに予算計上をいたしました。 その下の008の20労働対策貸付事業が減少したため、全体では11.2%の減となっております。 5款労働費の補足説明は以上でございます。 続きまして、6款農林水産業費でございます。188、189ページをお願いいたします。1項1目農業委員会費でございますが、主な経費といたしましては説明欄005農業委員会活動費における農業委員農地利用最適化推進委員の報酬及び事務局経費などでございます。 191ページ、説明欄中段の10農地利用状況調査費につきましては、農地利用の実態調査を継続して実施するものでございます。 次に、192ページからの3目農業振興費でございます。193ページ、説明欄中段の005の06里山なりわいルネッサンス事業は、里山回帰を加速化させるためのシステム構築や回帰者に対する支援を行うものでございます。 次に、195ページをお願いいたします。説明欄中段、50中山間地域等直接支払交付金事業でございますが、事務の効率化を図るため、協定の広域化を進めてまいります。 同じく下のほうの60十日町市食と農と景勝地推進委員会運営事業では、今年度認定を受けましたSAVOR JAPAN、農泊食文化海外発信地域の取り組みをさらに拡大いたしまして、東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れたインバウンドの推進を図っていくものでございます。 197ページ、説明欄中段、020の15新規就農総合支援事業は、国の青年就農給付金事業並びに国の事業対象とならない就農者を市単事業として支援をするものでございます。 次に、4目農業構造改革対策費であります。199ページをお願いいたします。説明欄中段、020の25水田利活用自給力向上事業は、需要に応じた米生産を推進するため、酒造会社と実需が結びついた酒米及び飼料米への助成を行うものでございます。 次に、200ページからの7目農地開発整備費でございます。203ページまでお願いいたします。説明欄下段、015の05多面的機能支払交付金事業では、組織の広域化や新規の取り組みの増加を目指していくものでございます。 次に、206ページからの2項2目林業振興費でございます。209ページまでお願いします。説明欄中段、015の15カーボンオフセット事業でございますが、これは整備をされた森林の二酸化炭素吸収量をクレジットとして企業などに販売する取り組みを進めていくものでございます。 6款農林水産業費の補足説明は以上でございます。 続きまして、7款商工費の補足説明を申し上げます。210、211ページをお願いいたします。まず、1目商工総務費でございます。説明欄下段の015の31十日町グルメフェア開催事業は、十日町市の食材を首都圏で提供する機会をさらにふやすために事業費を新たに計上したものでございます。 次に、2目商工業振興費でございます。212、213ページになります。商工業振興費は、前年対比約4.3%の減となっております。主な要因といたしましては、プレミアム商品券発行事業の終了と幾つかの商店街振興組合のアーケードなどの建設費の借入金の償還が終わったことから補助金が終了したことなどによるものでございます。 215ページをお願いいたします。説明欄下段、020の25食と農による誘客促進事業は、新潟県十日町地域振興局や織物関連事業所と連携をいたしまして、工場見学イベントである十日町きものGOTTAKUを発信するために必要な経費を計上いたしました。 次に、216、217ページをお願いします。3目観光費でございます。観光費は、前年比48%の減額となっております。主な理由といたしましては、清津峡整備工事分の皆減などでございます。 221ページをごらんください。説明欄中段、26豪雪体感インバウンド事業は、市長が申し上げましたとおりでございますが、大厳寺高原キャンプ場のグレードアップなどに係る経費でございます。著名なアウトドアメーカーであります株式会社スノーピークの監修したキャンプ場として認定を受けることによりまして、さらなる誘客を目指すものでございます。 次に、232ページからの5目企業立地促進費についてでございます。対前年比約47%の減となっております。主な理由といたしましては、説明欄下段、010の10企業設置奨励事業におきまして今年度大規模な投資を行った企業に比べまして、来年度予定している企業の投資規模が小さいというところによるものでございます。また、その下、010の13企業投資促進事業は、本議会に制定案を上程させていただいております企業投資促進条例に基づきまして、企業設置奨励条例と同様の奨励措置を行うものでございます。 次に、234ページからの8目温泉運営費でございます。237ページまでお願いいたします。説明欄下段、67松之山温泉センター整備事業は、松之山温泉センター鷹の湯の駐車場整備を行うものでございます。 次に、238、239ページお願いいたします。9目大地の芸術祭推進費でございます。平成30年度は、第7回大地の芸術祭の開催年でございますので、前年度比76.6%の増となっております。 239ページの説明欄上段、010の05大地の芸術祭運営事業と10大地の芸術祭ディレクター委託事業は、3年継続費の3年目の予算となっておりまして、開催に向けて各種事業を進めていくものでございます。 241ページをお願いいたします。説明欄上段、020の53芸術祭拠点施設等グレードアップ事業でございますが、企業版ふるさと納税を財源に飯山線アートプロジェクト事業といたしまして、十日町駅と魚沼中条駅に作品展開を図っていくものでございます。 243ページをお願いいたします。説明欄中段、040大地の芸術祭受入対策事業は、インフォメーションセンターや2次、3次交通の運営並びに各種看板設置などを行っていくものでございます。 7款商工費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出8款についての補足説明を求めます。建設部長。
◎建設部長(神田真太郎君) 8款土木費について補足説明を申し上げます。 8款土木費ですが、総額46億5,400万円余りで、前年度対比4億9,100万円余り、率にして9.5%ほどの減となりました。 それでは、主な事業費についてご説明いたします。初めに、246、247ページをお願いいたします。2項2目道路橋りょう維持費の予算は3億7,800万円余りとなっております。 249ページをごらんください。説明欄上段、19の八箇トンネル等維持管理負担金は、昨年の八箇峠道路の一部開通に伴い、市道に移管された旧道の管理経費負担金292万8,000円を計上しているところでございます。 251ページの2項3目道路新設改良費の予算額は7億3,300万円余りで、前年度比21.5%の減となっております。 252、253ページをお願いいたします。説明欄上段、015の道路整備事業費では6億5,200万円余りを計上し、市内全域で30路線の道路改良に取り組んでまいります。 少し飛びまして、256、257ページまでお進みください。2項4目克雪対策費では、説明欄下段の010の冬期孤立集落対策事業で引き続き保安要員の配置を行うほか、020の小型除雪機械共同導入事業で集落等に小型除雪機の貸与を行います。 また、025利雪親雪事業では300万9,000円を計上いたしました。これは、平成30年度に指定管理から直営管理へと変更を予定している十日町市利雪親雪総合センターの管理経費や、259ページの説明欄上段、15の施設改修工事分でございます。 2項5目道路除雪費の予算額は13億2,700万円余りで、説明欄下段007の道路除雪費に11億3,900万円余りを計上しているところでございます。 262、263ページをお願いいたします。2項7目融消雪施設建設費では、説明欄の010の流雪溝整備事業で、川西地域ほか流雪溝整備を進めるものでございます。 また、018の消雪パイプ整備事業では、十日町地域姿地区で道路改良工事に合わせ消雪パイプの整備を行うものでございます。 264、265ページをお願いいたします。3項1目河川総務費の予算額は1億5,700万円余りで、前年度比52.8%の減となりました。これは、説明欄下段、010の21の河川改修事業で普通河川宮沢川の国道横断部の推進工事が完了したことによるものでございます。 266、267ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費の予算額は4,600万円余りで、前年度比26.3%の大幅な減となりました。これは、説明欄中段、005の一般経費において、平成29年度に実施した都市計画道路等の見直し検討作業が皆減となったこと、また説明欄下段、015の中心市街地活性化推進費において中心市街地活性化基本計画の認定期間が平成29年度で終了し、歩行者通行量調査などの委託費が減額となったことによります。なお、平成30年度は中心市街地活性化事業で整備された官民施設の有効活用を図るため、中心市街地活性化にぎわい力アップ事業は継続して実施していく予定でございます。 270ページ、271ページをお願いいたします。4項3目公園事業費は、005の公園整備事業で川西総合緑地公園やきらきら西保育園の改築に伴う下川原公園などの整備が平成29年度に完了したことにより、大幅な減額となっております。なお、平成30年度は緑道の街灯整備やほくほく線駅前広場などの整備を行う予定です。 次に、同ページ、4項4目公園管理費は、平成29年度にオープンしたほくほく線高架下駐車場の料金システムの保守管理料や機器リース料などを計上したことにより増額となっております。 272、273ページをお願いいたします。5項1目住宅管理費は、昨年度に比べ大幅な減額となっておりますが、説明欄中段の010の10市営住宅管理経費において、平成15年に新潟県住宅建設公社に建設を委託した松代地域の市有住宅ハイツちとせの公社への賃借料が平成29年度に完了したことなどによります。 説明欄中段、005の10住宅リフォーム補助金は、平成30年度からは国の交付金の対象外となることから規模を縮小して実施いたします。なお、景気浮揚策として平成21年度より実施してまいりましたが、事業開始より10年の節目を迎える平成30年度で終了とする予定でございます。 274、275ページをお願いいたします。説明欄上段、30の市営住宅改修事業で、公営住宅の長寿命化のために市営田川住宅の浴室と市営八幡田住宅屋上防水の改修を行います。 引き続き、同ページ、6項1目地籍調査事業費をご説明します。平成30年度の主な事業につきましては、276、277ページをごらんください。説明欄上段、005の15地籍調査事業(国県補助)で新たに着手する市街第16、第17計画の1筆地調査に向け事前調査を実施いたします。 また、説明欄上段、30の地籍調査事業(国県補助・震災)では、東日本大震災及び長野県北部地震により地籍調査の成果と現況とのずれが生じた中里地域において地籍調査の成果を適正にするため、平成30年、31年度の2カ年で筆界点の座標値の補正処理などを実施いたします。 以上で8款土木費の補足説明を終わらせていただきます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出9款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) それでは、9款消防費の補足説明を申し上げます。 同じページ、276、277ページをお願いいたします。1項1目広域消防費でございます。説明欄上段の005の05十日町地域広域事務組合負担金は、消防関係の経常的経費のほか、消防装備の充実などに要する費用を負担するものでございます。 その下、10消火栓新設移設等負担事業では、30年度は13カ所を予定しており、火災時の水利確保に努めてまいります。 9款消防費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 暫時休憩いたします。 午後 4時05分 休 憩 〇 午後 4時16分 開 議
○議長(庭野政義君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。 続いて、歳出10款についての補足説明を求めます。子育て教育部長。
◎子育て教育部長(渡辺健一君) それでは、10款教育費のうち子育て教育部関係の補足説明を申し上げます。 280、281ページをお願いいたします。1項教育総務費の3目教育総務振興費でございます。説明欄中段、005の30スクールバス等整備事業では、車両の老朽化により2台のスクールバスを更新をいたします。 その下、010の10学区適正化検討事業では、平成21年度に策定した十日町市における望ましい小中学校のあり方に関する方針の計画期間が平成30年度で満了することから、平成31年度以降の方針を検討するものでございます。 さらにその下、5目教育センター事業費でございます。説明欄下段、005の20小中一貫教育推進事業では、全ての中学校区で小中一貫教育を本格実施して5年目を迎えます。目標に掲げた学力の向上、不登校の減少、特別支援教育の充実に向けて人的な支援を行ってまいります。 次に、284、285ページをお願いいたします。説明欄上段、005の70ふるさと教育推進事業では、ふるさと十日町市を愛する児童を育むため、ふるさと信濃川教室とふるさと仕事の学びの2事業を中心に児童生徒の郷土愛の醸成を図る取り組みを行います。 その下、75英語教育推進事業では、キッズ英語あそび塾を初めとした各種事業が3年目を迎えます。大地の芸術祭や2020東京オリンピックなどでの外国人来訪者との交流も意識しながら、児童生徒の一層の英語力向上を図ってまいります。 290、291ページをお願いいたします。2項小学校費の1目教育総務管理費でございます。説明欄下段、010の45小学校施設長寿命化計画事業は、学校施設の中長期的な維持管理費等に係る予算の平準化を図り、よりよい教育環境を確保するため長寿命化計画の策定に着手をいたします。なお、この計画策定予算は3項中学校費にも同様に計上しております。 294、295ページをお願いいたします。4目学校教育振興費でございます。説明欄中段、025の05小学校教育支援員設置事業及び025の10小学校学習指導助手設置事業では、特別支援学級が設置されている小学校や学校運営上課題を抱える小学校に市の臨時職員を配置し、担任教諭の学習指導、生活指導を補助することできめ細やかな教育を実践してまいります。 298、299ページをお願いいたします。4目学校教育振興費であります。説明欄最下段の025の05中学校教育支援員設置事業は、特別支援学級や支援が必要な生徒が在籍する通常学級に教育支援員を配置するものでございます。 少し飛びまして、340、341ページをお願いいたします。6項保健体育費、4目学校教育給食費でございます。本年度の予算額が5億7,400万円ほどとなり、昨年度と比較して2億4,300万円ほど増加しておりますのは、市長の説明にもありましたように、平成30年度から学校給食会計の公会計化に取り組むためでございます。 子育て教育部関係の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 文化スポーツ部長。
◎文化スポーツ部長(富井敏君) 引き続きまして、10款教育費の5項社会教育費及び6項保健体育費の補足説明を申し上げます。 302ページまでお戻りください。5項社会教育費の1目社会教育総務費でございます。予算額は前年度比3,936万9,000円の減額になります。主な要因は、越後妻有文化ホール・中央公民館の建設事業が平成29年度で完了したことによるものでございます。 307ページまでお願いいたします。説明欄025の10平和教育推進事業では、平和基金を活用し、核兵器廃絶平和都市宣言の記念碑を設置いたします。 309ページをお願いいたします。説明欄070の文化ホール・中央公民館維持管理経費は、複合施設段十ろうとしての維持管理経費を計上したものでございます。 308ページの2目文化財保護費でございます。予算額は前年度比4,244万5,000円の大幅な減になります。これは、中里地域における小原バイパス工事等の完了による県委託事業の減額によるものでございます。 311ページ、説明欄中段、020の10埋蔵文化財等調査報告書作成事業では、引き続き野首遺跡出土品の3分冊目の報告書作成などに取り組みます。 説明欄下段、045の10火焔の都ソフトプラン事業では、笹山遺跡の学術調査事業に合わせ、笹山縄文カレッジ等により縄文文化を体験できるソフト事業を行います。 312ページの下段をお願いします。3目公民館費でございます。予算額は前年度比2,194万1,000円の減であります。主に中央公民館の維持管理経費を社会教育総務費に組み替えたことによるものでございます。 少し飛びまして、323ページをお願いします。説明欄上段、035の10公民館耐震化事業では、中条公民館の耐震診断を行います。 322ページ、4目博物館費でございます。予算額は前年度比で5億7,446万1,000円の大幅な増額となります。これにより、昨年度からの新博物館建設工事において展示以外の建築設備工事などがおおむね完了する予定でございます。 324ページの下段をお願いいたします。続きまして、5目の情報館費でございます。327ページまでお進みください。説明欄下段、020の35情報館図書サービス業務等委託事業は、図書館サービス業務を引き続きライブフォーラムに委託いたします。 328ページをお願いいたします。6目森の学校費でございます。予算は前年度比で244万9,000円の増であります。大地の芸術祭開催に合わせ、例年以上に里山の魅力を発信する企画展などを実施していく予定でございます。 330ページをお願いいたします。6項保健体育費の1目保健体育総務費でございます。予算額は929万8,000円の増額となります。主な要因は、第56回全国中学校スキー大会クロスカントリー協議会の十日町市開催によるものでございまして、337ページ説明欄上段、045の15全国中学校スキー大会開催対策事業は、平成31年2月に開催される同大会の開催のために必要な大会開催運営費を負担、補助するものでございます。 336ページ、2目体育施設費でございます。341ページまでお願いいたします。説明欄中段の010の35体育施設老朽化対策大規模改修事業では、十日町市総合体育館のトイレの洋式化を図ります。また、010の62松之山地域体育施設改修事業では、松之山体育館の屋根ふきかえとトイレの洋式化を図ります。 10款教育費、5項社会教育費及び6項保健体育費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出11款についての補足説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) それでは、11款災害復旧費の補足説明を申し上げます。 342、343ページをお願いいたします。1項1目農地農業用施設災害復旧費でございますが、農業施設の現年発生災害対応の予算措置を行いまして、復旧に取り組むものでございます。 344、345ページをお願いいたします。2目林道施設災害復旧費におきまして、林道施設の現年発生災害対応の予算措置を行うものでございます。 次の2項1目土木施設災害復旧費につきましては、土木施設の現年発生災害対応の予算措置を行って、復旧に取り組むものでございます。 11款災害復旧費の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、歳出12款及び13款についての補足説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(笠原実君) それでは、12款公債費の補足説明を申し上げます。 同じページ、344、345ページをお願いいたします。一番下の1項1目元金でございます。前年度対比で1億8,913万7,000円、4.1%の増となっております。これは、定時償還分が3,038万1,000円増額となったほか、通常借りかえ分が3億8,230万円増額となったこと、繰上償還分が2億2,354万4,000円皆減となったことによるものでございます。 次に、346、347ページをお願いいたします。2目利子でございますが、前年度対比で7,784万9,000円、20.1%の減となっております。 次に、13款予備費でございますが、前年度と同額の5,000万円としております。 一般会計予算の説明につきましては以上でございます。ご審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(庭野政義君) 続いて、議案第53号 国民健康保険特別会計から議案第56号 介護保険特別会計までの4件についての補足説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(柳久君) それでは、十日町市国民健康保険特別会計から順次補足説明をさせていただきます。 予算書の357ページをお願いいたします。議案第53号 平成30年度十日町市
国民健康保険特別会計予算でございます。歳入歳出それぞれ前年度対比18.3%減額の55億4,000万円とさせていただきました。減額の主な要因でございますが、国保の運営主体が新潟県に移行されることに伴いまして、保険財政共同安定化事業が廃止されることによるものでございます。また、本年1月に新潟県国民健康保険運営方針が策定されまして、新潟県に納付する納付金の額や納付金を納付するための標準保険料収納額が示されたことから必要な予算を計上したところでございます。そのほか廃止となった費目につきましても、移行に伴うものでございます。 それでは、歳入からご説明いたします。364、365ページをお願いいたします。1項1目の国民健康保険税でございます。前年度対比では3.8%減額の11億719万1,000円とさせていただきました。議案第35号でもご説明申し上げたとおり、国保税の引き下げに伴う減額でございます。徴収いたしました国保税は、歳出の3款国民健康保険事業費の納付金の財源となるものであります。 次に、368、369ページをお願いいたします。中ほど、5款2項1目の保険給付費等交付金でございます。制度改正に伴いまして新たに創設されたもので、新潟県からの指示額でございます。歳出では、2款の保険給付費の財源となるものでございます。 次に、歳出でございますが、380、381ページまでお進みください。上段の2款1項療養諸費でございます。療養諸費は、被保険者の一部負担金等を除く保険者が負担する医療費でございます。十日町市における過去3年間の実績をもとに、新潟県が推計をいたしまして指示した額でありますが、前年度対比0.7%の減額計上とさせていただきました。 次の囲みの2款2項高額療養費でございます。2款1項の療養諸費と同様に、新潟県が推計をいたしまして指示された額でありますけれども、前年度対比では0.9%の減額計上となっております。 次に、382、383ページをお願いいたします。下段の3款国民健康保険事業費納付金でございます。制度改正に伴いまして新設した費目でございますが、この納付金が国保税特別保険給付費等交付金、保険基盤安定繰入金などを財源といたしまして新潟県に納付するものでございます。 384、385ページをお願いいたします。中ほど、4款財政安定化基金拠出金でございます。財政安定化基金は、制度改正に伴いまして新潟県に設置される基金でございます。納付金を支払うための財源が不足し、新潟県から貸し付けを受けた場合、この科目から拠出金として支出するものでございます。 次に、下段の5款保健事業費でございます。特定健診、特定保健指導、人間ドックなどの費用でございまして、前年度対比では2.1%の減額計上となっております。 国民健康保険特別会計の補足説明は以上で終わりまして、続きまして397ページをお願いいたします。議案第54号 平成30年度十日町市
国民健康保険診療所特別会計予算でございます。歳入歳出それぞれ11.9%増額の1億7,120万円とするものでございます。増額の主な要因でございますけれども、松之山診療所への常勤医師の給料を新たに計上したほか、看護師の増員などによるものでございます。 それでは、歳入からご説明いたします。404、405ページをお願いいたします。1款の診療収入は、高齢化や過疎化により地域内人口が減少し、患者数も漸減傾向にありますが、川西、松之山の診療所ともそれぞれ常勤医師による1日診療へと診療時間を拡充できたこともありまして、前年度対比では1.6%増の9,231万7,000円とさせていただきました。 406、407ページをお願いいたします。4款繰入金でございますが、職員人件費が増額となることから、前年度対比28.1%の増額となっております。 次に、歳出でございますが、410、411ページまでお進みください。1款1項総務管理費は、職員人件費の増などによりまして、前年度対比では11.7%増額の1億4,584万6,000円とさせていただきました。 414、415ページをお願いいたします。2款1項医業費でございますが、松之山診療所への常勤医師の配置によりまして、自前で実施可能な検査を拡充したことなどから、前年度対比14.8%の増額計上となっております。国民健康保険診療所特別会計の補足説明は以上でございます。 続きまして、421ページをお願いいたします。議案第55号 平成30年度十日町市
後期高齢者医療特別会計予算でございます。平成30年度は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づきまして、若年層との負担割合の見直しが行われたこと、また医療費の増嵩を見込んだことから、新潟県におきまして初めて税率改定が行われることから、歳入歳出それぞれ前年度対比15.9%増額の6億2,600万円といたしました。 それでは、歳入からご説明いたします。428、429ページをお願いいたします。1款1項の後期高齢者医療保険料でございますが、保険料の改定に伴いまして、前年度対比では20.6%増額の4億595万4,000円とさせていただいたものでございます。 次に、歳出でございます。432、433ページをお願いいたします。下段の2款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。この納付金は、徴収した保険料と保険料軽減分に係る歳入4款1項の保険基盤安定繰入金をあわせまして広域連合に納付するものでございますが、前年度対比では17.1%の増額計上となっております。 後期高齢者医療特別会計の補足説明は以上でございます。 続きまして、439ページをお願いいたします。議案第56号 平成30年度十日町市介護保険特別会計予算でございます。平成30年度は、第7期介護保険事業計画の初年度の予算となることから、歳入歳出をそれぞれ前年度対比3.7%増額の74億1,120万円とさせていただきました。 それでは、歳入からご説明いたしますので、446、447ページをお願いいたします。1款1項介護保険料は、歳入全体の19.8%を占めておりますけれども、保険料基準月額を5,700円から6,200円へ引き上げることに伴いまして、前年度対比では7.9%の増額予算とさせていただきました。 448、449ページをお願いいたします。4款国庫支出金、2項1目調整交付金は、給付費に対し7.4%を見込みまして、前年度対比では2.6%の増額予算とさせていただきました。 その下、5款支払基金交付金は、40歳から64歳の第2号被保険者の負担ですが、負担率が28%から27%に下がったことから、前年度対比では0.8%の減額となっております。 450、451ページをお願いいたします。6款2項の県補助金は、地域資源事業費の増額に伴いまして、前年度対比19.3%の増額計上とさせていただきました。 8款繰入金は、1項他会計繰入金を前年度対比1億1,300万円余り、率にして11.3%の増額計上となっております。 452、453ページをお願いいたします。2項基金繰入金は、第7期計画で予定しております1億3,700万円の取り崩し分のうち、平成30年度分として1,900万円を計上させていただいたものであります。 続きまして、歳出でございますが、454、455ページをお願いいたします。1款総務費は、当該特別会計に計上すべき職員数を組みかえたことなどによりまして、人件費が増となり、前年度対比35.5%の増額計上となっております。 458、459ページをお願いいたします。歳出全体の92.2%を占めます2款1項保険給付費でございますが、全体で68億2,900万円余り、前年度対比では2.1%の増額計上とさせていただきました。 460、461ページをお願いいたします。3款地域支援事業費でございます。地域支援事業は、地域で自分らしく生活できる高齢者をふやす施策を展開するための事業費でございますが、総合事業への移行と介護保険事業の充実などによりまして、3款全体では前年度対比約6,400万円余り、率にして22.6%の増額予算となっております。そのうちで3款1項の介護予防・生活支援サービス事業費でございますが、保険給付の介護予防訪問介護及び介護予防通所介護が総合事業に完全に移行することから、前年度対比54.5%の増額計上とさせていただきました。 以上が介護保険特別会計の補足説明でございます。長くなりましたけれども、私からの特別会計の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、議案第57号 簡易水道事業特別会計及び議案第58号 下水道事業特別会計についての補足説明を求めます。環境エネルギー部長。
◎環境エネルギー部長(池田克也君) それでは、473ページをお願いいたします。議案第57号 平成30年度十日町市
簡易水道事業特別会計予算につきまして補足説明を申し上げます。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億3,120万円とするものでございます。 480、481ページをお願いいたします。歳入でございます。2款1項1目水道使用料、1節の現年度分につきましては、平成29年度の実績見込みにより計上しております。 下段の3款1項1目簡易水道等補助金は、十日町地域の六箇地区簡易水道で、六箇山谷地区の老朽管更新を実施するための補助金などを計上させていただいております。 少し飛びまして、492、493ページをお願いいたします。歳出でございます。下段、3款1項1目配水管等整備事業費は、歳入の部でも申し上げましたが、六箇地区の簡易水道の老朽管更新を初め、各地域の老朽管及び施設の更新や道路改良工事に伴う布設がえ工事費等でございます。
簡易水道事業特別会計予算の補足説明は以上でございます。 続きまして、503ページをお願いいたします。議案第58号 平成30年度十日町市下水道事業特別会計予算について補足説明を申し上げます。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億1,200万円とするものでございます。 510、511ページをお願いいたします。歳入でございます。最下段の2款1項1目下水道使用料、1節の現年度分は、平成29年度の実績見込みにより計上しております。 512、513ページをお願いいたします。下段の囲み、3款1項1目下水道事業費国庫補助金は、平成25年度からの継続事業であります十日町市下水処理センター改築事業が今年度で完了することから、前年度比で3億9,500万円余りの大幅な減額となっております。 少し飛びまして、532、533ページをお願いいたします。続いて、歳出でございます。下段の2款1項1目公共下水道事業費は、継続で実施しております市街地浸水対策事業として高山太子堂線及び五十間堤防線の雨水渠の整備を行うほか、長寿命化計画に基づいたマンホールぶたの更新工事費などでございます。 534、535ページをお願いいたします。中ほどの2目特定環境保全公共下水道事業費は、前年度比で5,600万円余りの増額でございます。農業集落排水の上野及び元町、新町地区を特環公共下水道に接続することにより、施設改築費の低減及び維持管理費の軽減を図るため、管渠を接続するための工事費などでございます。 その下、3目、処理場建設事業費は歳入の部でも申し上げましたが、継続事業であった十日町市下水処理センター改築事業が平成29年度で完了することから、前年度比で8億7,000万円余りの大幅な減額となっております。 536、537ページをお願いいたします。中段、4目農業集落排水事業費は、前年度比で7,320万円の増額でございます。老朽化の進んでいる仙田処理区及び木落川辺処理区において施設の更新計画の策定やマンホールぶたの更新のための費用を計上いたしました。 540、541ページをお願いいたします。下段の3款1項2目浄化槽建設事業費は、市全体で20基の浄化槽設置費用を見込んでおります。 以上で下水道事業特別会計予算の補足説明を終わらせていただきます。
○議長(庭野政義君) 続いて、議案第59号 松之山温泉配湯事業特別会計についての補足説明を求めます。産業観光部長。
◎産業観光部長(渡辺正範君) それでは、議案第59号 平成30年度十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。 予算書550、551ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額は、それぞれ3,260万円でございます。 歳入1款の使用料及び手数料は、配湯先からの使用料と権利金でございます。 5款の市債は、温泉施設改修に観光施設事業債を充当するものでございます。 560、561ページをお願いいたします。歳出2款1項1目業務管理費、説明欄の下段、010の05温泉施設改修費でございます。先ほど申し上げました温泉施設事業債を充当させる事業でございまして、源泉から各旅館及び消雪パイプへ2系統で配湯している管路を温泉の安定供給を図るために相互接続させる工事を実施するものでございます。 十日町市
松之山温泉配湯事業特別会計予算の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 続いて、議案第60号 水道事業会計についての補足説明を求めます。上下水道局長。
◎上下水道局長(福島一典君) それでは、別冊の平成30年度十日町市水道事業会計予算書をごらんください。1ページをお願いいたします。議案第60号 平成30年度十日町市水道事業会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。 第2条、業務の予定量でございますが、(2)、年間総給水量は過去の実績に基づき算出をしたところ、前年度対比マイナス1.5%の約378万立方メートルと見込んでおります。 第3条、収益的収入及び支出並びに第4条、資本的収入及び支出につきましては記載のとおりでございますが、主なものにつきまして実施計画により説明をさせていただきます。 4ページ、5ページをごらんください。収益的収入及び支出でございます。収入の1款1項1目給水収益は、給水人口及び有収水量の減少に伴いまして2.5%の減収を見込んでおります。 8ページ、9ページをごらんください。次に、支出でございます。1款1項1目原水及び浄水費の13節委託料は、浄配水施設の運転管理委託料の労務単価の上昇分を計上し、第3、第4水源地の受電設備のコンデンサーの交換に伴い、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の処分を行うことから増額となっております。 16ページ、17ページをごらんください。1款2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の1節企業債利息は、利率の高い時期の借り入れ残高が減少するため、利率の低い時期の借り入れ残高が増加しますが、利息全体としては減額を見込んでおります。 18ページ、19ページをごらんください。資本的収入及び支出でございます。収入では、1款1項1目企業債は十日町市浄水場改築工事等の建設工事に伴うものでございます。建設改良工事の減少に伴い、借り入れ予定額は減額となっております。 20ページ、21ページをごらんください。次に、支出でございますが、1款1項1目施設改良費は十日町市浄水場改築工事等の減少に伴い、こちらも減額となっております。 3目事務費の13節委託料でございますが、拠点施設の劣化診断業務委託等を計上したことから増額となっております。 22ページ、23ページをごらんください。2項企業債償還金でございますが、十日町市浄水場改築工事等に伴いまして、企業債の償還金は増加するものの、一部の借換債の償還が平成28年度で完了したことから、全体としまして減額となっております。 少し飛びますが、35ページをごらんください。平成29年度十日町市水道事業予定損益計算書でございます。最下段、当年度未処分利益剰余金は1億7,912万8,000円を計上できる見込みとなっております。 下から4行目、当年度純利益は7,075万5,000円を計上できる見込みとなっております。このことから、引き続き黒字経営を維持できる見込みとなっておりますが、ここ数年間の純利益は減少傾向となっております。 水道事業会計予算の補足説明は以上でございます。
○議長(庭野政義君) 以上で議案第52号から議案第60号までの予算案9件の説明を終了いたします。 9件に対する質疑については、明日午前10時までに提出のあった通告書に基づき、午後1時から議場で行います。 〇
△日程第40 請願第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願
○議長(庭野政義君) 日程第40 議事日程に記載の請願第1号については、お手元に配付いたしてあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 お諮りいたします。本日の会議はこれまでにとどめ、日程第39に係る新年度予算質疑につきましては、3月2日午後1時から行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(庭野政義君) ご異議ないものと認めます。 よって、第2日目の会議は3月2日午後1時に決しました。 本日の会議は、これにて延会いたします。 午後 4時56分 延 会...