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令和 3年 9月13日総務常任委員会−09月13日-01号

  • "生活交通確保対策"(/)
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  1. 新発田市議会 2021-09-13
    令和 3年 9月13日総務常任委員会−09月13日-01号


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    最終取得日: 2022-11-29
    令和 3年 9月13日総務常任委員会−09月13日-01号令和 3年 9月13日総務常任委員会                総務常任委員会  委員会記録 令和3年9月13日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(9名)    委員長  小  林     誠  委員   副委員長  青  木  三 枝 子  委員         宮  崎  光  夫  委員         小  川     徹  委員         小  柳  は じ め  委員         板  垣     功  委員         小  坂  博  司  委員         中  村     功  委員         加  藤  和  雄  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        総務課長          樋   口   茂   紀        財務課長          吉   田   和   明        みらい創造課長       坂   上   新   一        税務課長          渡   邊       太
           市民生活課長        藤   巻   秀   岳        環境衛生課長        高   澤       悟        市民まちづくり支援課長   渡   邉   誠   一        市民まちづくり支援課公共交通推進室長                      太   田   貴   輝        紫雲寺支所長        椿       芳   行  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長          石   井   昭   仁        主事          斎   藤   正 太 郎           午前10時00分  開 会 ○委員長(小林誠) それでは、全員出席ですので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  本日の審査に係る担当課からの説明において要する資料があらかじめ届いております。SideBooksに掲載しておきましたので、ご了承をお願いします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が8件、陳情が1件の合計9件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りします。初めに、陳情第2号 「蔵春閣」の附帯施設整備への早期着工と一体的な利活用の早期実施に向けた陳情書、次に議第37号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に議第52号 決算の認定について(令和2年度新発田市藤塚浜財産区特別会計歳入歳出決算)、次に議第45号 決算の認定について(令和2年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第51号 決算の認定について(令和2年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)、次に議第41号令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)議定について、次に議第31号新発田市税条例の一部を改正する条例制定について、次に議第32号 新発田市手数料条例の一部を改正する条例制定について、最後に議第36号 字の変更について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは最初に、陳情第2号 「蔵春閣」の附帯施設整備への早期着工と一体的な利活用の早期実施に向けた陳情書を議題といたします。  この陳情について、執行部からの意見等がありましたらお願いいたします。  坂上みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) おはようございます。陳情第2号 「蔵春閣」の附帯施設整備への早期着工と一体的な利活用の早期実施に向けた陳情書ということで、執行部といたしましては、特に申し上げる意見はございませんが、今回今日この委員会での皆様のご意見をしっかりと二階堂市長にお伝えしたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) これより本案に対する質疑等のある委員の発言を願います。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) この案件につきましては、結構昨年度随分すったもんだした経緯がございますが、その後請願、それから市長いわく反対のと言っていますが、陳情という2つのものが採択されて、その後各団体との話合いだったりとか、もしくは意見交換、もしくはそういうものが行われたかどうかと、また今後そのような予定があるのかについてお聞かせください。 ○委員長(小林誠) 坂上課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) 小柳委員のご質疑にお答えいたします。  請願、陳情後の動きということで、12月16日に請願書、陳情書が双方採択されたわけでございますが、12月の22日に双方に集まっていただきまして、意見交換を開催いたしました。そこで市側も入りまして、2時間ほど意見交換を行われまして、その請願者、陳情者については連名で市のほうに要望書を上げるというところでお話が合意をしたところでございますが、その後また年始、年が明けまして、双方断続的に協議を重ねておったようですけども、最終的には意見が一致せず、陳情者のほうから口頭で要望書の提出には至らなかったというようなご報告を受けております。なお、請願者につきましては、その後ワークショップでもいいから市民の意見を聞いてくださいというご意見がございましたので、そもそも2月にワークショップをやる予定にしておりましたので、ワークショップを開催いたしまして、そこには請願者の方も出席されまして、また映像でも参加された請願者がいらっしゃったということで、その後請願者との関わりはそれぐらいでございます。その後特に双方との意見交換等はしておりません。  以上です。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 請願者との動き、そういうのは分かりましたが、そもそも私は一番最初から市の案以上のものは出てこないだろうと、やってしまえばというふうに市長に言ったんですけども、いや、なかなか議会のあれがなんて言っているんですけども、恐らくこの陳情は賛成多数くらいになるのかなと思います。そもそも令和4年度予算に今計上する準備を進めているのかどうか、教えてください。 ○委員長(小林誠) 坂上課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  今回のこの陳情での皆さんのご意見をお聞きして、またその採択の状況等を市長に報告しまして、最終的に判断するのは市長だと考えております。特に今のところまだ予算の準備等はしておりません。  以上です。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 関連なんですけども、今執行部が考えている附帯設備はどういうふうに設備していくのか、その工程も含めて、どのような考え方を持っているのか、教えてください。 ○委員長(小林誠) 坂上課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) 施設自体は、今までも説明したとおりの内容になりますけども、この採択を受けまして、それが予算化するのにどうなるか、当初予算にするのか、また補正予算で上げるのかというところを市長が判断するところだと思いますし、それを受けて、本体工事のほうが先に完成するような形になりますけども、それから施設の整備をしていくような形になろうかと思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今ほど請願書、陳情書採択された後に2月でしたか、ワークショップをやったということで、それ一回こっきりだと。請願書にはたしか市民の意見を十分に聞いてほしいんだということでありましたんで、2月の陳情、請願の結果について、2月議会で報告があったわけですけども、一回こっきりじゃなくて、そういう執行部側が率先してやっぱりそういうワークショップというよりか、市民の意見を聞く場を設けるべきではなかったかと思うんですけども、その辺についてはどう考えていらっしゃったのか、お願いします。 ○委員長(小林誠) 坂上課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) ちょっと小柳委員とのご質疑の答弁ともかぶるんですけども、今までも市民の皆様からの意見というのは、新潟日報主催の未来のチカラでも参加者の方にご意見150名ほどお聞きしておりますし、あと市民からのアイデア募集ということで、メールになりますけども、11月4日から2月26日まで募集して、8名の方からご意見いただいていると。このたびのワークショップですけども、請願者の方にどのような形でというところでお話をお聞きしたときに、ワークショップでも構いませんということでしたので、予定どおりこのワークショップを開催してご意見をいただいたと。ここには44名の参加者がいらっしゃいまして、あと映像でのインタビューに答えた方を含めますと、約120名の方からご意見をいただいたところでございますので、これ以上今後また何かを開催するということは、今のところ考えておりません。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) ありがとうございました。  皆さん方のほう主催者側ですから、皆さん方の今度意向が多分に入るかもしれませんけども、ワークショップとか、意見交換をしたときに、皆さんの感触としては早く市民の皆さんに公開してほしいんだというような、そういう意見というのはどれくらいの割合で占めているかな、それとももうちょっとじっくりかければいいさというのか、その辺どんな感触だったのか、お聞かせください。 ○委員長(小林誠) 坂上課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) いただいたご意見の中全てを見させていただいて、集計もしておるんですけども、割合というのは出していないんですけども、感覚的な話をさせていただければ、総じてまず早く見たいんだと、非常に新発田にとって誇れる施設になるから、早く皆さん見たいという意見が圧倒的に多かったです。あと活用の方法も、まず見てみたい、できるだけ安価な入場料で気軽に入って、気軽に活用できるような施設にしていただきたいというのが圧倒的に多かったなというような感触を持っております。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑等がなければ、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 本案に対する質疑等はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これ総務の担当なわけで、ずっとやってきたわけですけど、去年本当に本体を造るというのは、これ寄附を受けたもので、やるというのはもう市長が明言して粛々とやったわけですけど、問題はその附帯施設の進め方のほうが問題になったと思うんですけど、ただそれについて今聞いた感じだと、その後せっかくこの春以降、年明け以降の話ですけど、年明け以降にどっちの団体も請願出した団体も、陳情出した団体も、造るのは造りましょうと。ただ、その活用法についてもっと市民の間で話合いを持ちたいという話と、いや、いいから早く造れと。どっちかというと、方向は一緒なんだけど、その手法が違うという若干のその辺で多分差異があったと思うんです。そういった中で、ちょっと市として距離があってんじゃないかなというふうに私はそんな気がするんですけど、もうちょっと積極的に話を聞く場をつくったりとか、それぞれの団体に任せるんではなくて、やはり市もある程度主体的になって両方の意見をやっぱり吸い上げるとか、やっぱりその辺のちょっと努力が足りないんじゃないかなと思うんですけど、皆さんはどのようにお考えか、ちょっとお聞きしたいなと思います。 ○委員長(小林誠) 今の意見に対して、中村委員。 ◆委員(中村功) 今ほどの小柳委員のお話のとおり、私も先ほど質疑したのは、一回こっきりといいますか、そういうワークショップともう一つやっただけでは、それからまた月数といいますか、たっていますんで、日数たっているんで、やはり市民の意見も変わってくる部分もあると思いますし、ほったらかしておくともう忘れ去られていくような雰囲気がありますので、やっぱり回を重ねてよりよいものにしていくということで、何かしらやっぱりそういう会議といいますか、意見交換といいますか、そういう場は設けるべきではなかったのかなと私は思いますけども。 ○委員長(小林誠) 板垣委員。 ◆委員(板垣功) やはり意見交換会をこれ必要かなと思うんです。昨年総務としての意見交換会これ実施しておりますんで、同じような形を総務でとれればいかがでしょうか。  以上です。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) そうですね。執行部側のほうでなかなかやりづらいんであれば、議会側として一度やった経過もありますから、そういうことをその後の、あれは陳情書も請願書も出てくる前のときの意見交換でしたんで、その後のことをやってもいいのかなと、この委員会として。やってもいいのかなと私も思いますけども、ただこの陳情書に関わってきますので、これはこれでまず審査もしなきゃいけないと思いますけども。  以上です。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 意見交換という話もありますけども、執行部として予算計上の意思を示してもらうと、その意見交換にも拍車がかかるんじゃないかと。前向きな形の意見交換になるように、ぜひ執行部の意思をきちっと示して、私はやっぱり今のままできても何にもならない、画竜点睛を欠くというか、やっぱりきちっとした附帯施設がないとこれから実際できても、本当にただ単に造ったというふうな形になるんで、ぜひ執行部から予算計上の意思を示していただいて、意見交換をさらなる本当にいいものになるようにしていただきたいというふうに考えます。 ○委員長(小林誠) ほかに討議ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) では、討議なければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を求めます。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) この蔵春閣については、8月の臨時会で予算を通して、そして今現在移築建築中ですけれども、陳情については、12月議会で出された陳情とほぼ同じなんですけども、違うところというと、当初計画に沿った必要な関連予算を計上するようということで、当初の計画に沿った必要な予算額を計上するようにというふうに載っています。当初は、全体で1億8,000万とか、1億6,000万ということだったんで、やっぱり今の私ども8月臨時会でも反対しましたし、今のコロナ禍の中でのやはり市民全体の生活、暮らし考えれば、まだこの陳情を通すわけにはいかないということで反対いたします。  以上です。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これ前回とほぼほぼ同じ内容で、昨年度のときは、市長いわくアクセルとブレーキと言ったんですけど、私の考えとしては、アクセルをとにかく踏む人と慎重に踏む人の差で、踏むことには変わりないというふうなのが解釈だったです。つまり今回で陳情を出してきた方は、とにかく最速でやれというようなニュアンス、一方請願のほうはやるなら市民の意見を広く聞いて、慎重に進めなさいという意見なわけでございまして、どちらも進めるほうには変わらないと。これ当初というのは、附帯設備の最初に出てきて予算を結局出し直したわけですけど、恐らく出し直す前のものを指していると思うんですけど、この願意という意味での部分で、前回と同じく賛成をしたいというふうに思っています。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 私も賛成でありますが、やっぱりせっかく市民が盛り上がっているときに、いつまでも延ばしていくというのは、これ損だというふうに思うんです。ですから、いつオープンだと、市民にいつ頃見せたいんだと、そういった意思表示をまず出していただいて、そのために意見交換を一生懸命やる、それから設計も一生懸命やるということで、ぜひオープンの日を目指して、まずそこを公開して進めていただきたいなというふうに思っています。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 私も自由討議の中で話もしましたけども、その中で宮崎委員も話ありました。確かに題材がないとなかなか意見交換もできないような、あったほうがいいと思いますし、そういう意味ではこの陳情書については、私ども賛成はいたしますし、あえて申し上げればこの陳情採択後にも執行部の皆さんの市長の考え方をきちっと出していただいて、議会として議論できるような形を取ってほしいなということで、陳情書には賛成したいというふうに思います。  以上であります。 ○委員長(小林誠) ほかに討論ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  陳情第2号 「蔵春閣」の附帯施設設備への早期着工と一体的な利活用の早期実施に向けた陳情書は、採択するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、陳情第2号は願意妥当とし、採択すべきものと決しました。  お諮りいたします。採択すべきものと決した陳情第2号を執行機関に送付し、この処理の経過と結果を請求するべき旨の意見を添えて報告したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ございませんので、そのように報告することに決しました。
     次に、議第37号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。  担当課長の説明を求めます。  吉田財務課長。 ◎財務課長(吉田和明) おはようございます。財務課所管分についてご説明いたします。  初めに、本来であれば歳出から説明すべきところでありますけれど、今回補正予算の構成上歳入から説明させていただくということでよろしいでしょうか。 ○委員長(小林誠) はい、結構です。 ◎財務課長(吉田和明) それでは、歳入のほうから説明いたします。  初めに、11ページをお願いいたします。11ページの説明欄、下から2つ目の財政調整基金繰入金は、今回の補正による歳入歳出差引一般財源不足額財政調整基金から繰り入れるものであります。  説明欄一番下、その下ですが、繰越金は令和2年度決算による繰越金のうち、既に当初予算に計上している1億円を控除した残りの金額であります。  次に、13ページをお願いいたします。説明欄一番下の一般会計出資債は、後で歳出でご説明いたします市水道局に対する出資金の財源措置として市債を発行するものであります。  次に、歳出についてであります。15ページをお願いいたします。今ほど歳入でご説明しました繰越金を説明欄下から3つ目の丸、財政調整基金費、その下の地域振興基金費、さらにその下のみらい創造課所管分でありますけども、地方創生基金費、それから25ページのほうですが、上から2つ目にあります、直接は説明いたしませんが、教育総務課所管教育振興基金費に分けて積立てをするものでありますけれども、15ページのところに戻りまして、先に下から2つ目にあります地域振興基金費についてご説明いたしますが、令和2年度に歳入いたしましたふるさとしばた応援寄附金から返礼品充当分及び令和2年度中に活用した分を差し引いた額を積み立てたいというものであります。  説明欄その上の財政調整基金費は、繰越金から今ほどの地域振興基金地方創生基金教育振興基金への積立て分を除いた残りの額を財政調整基金に積み立てたいというものであります。  次に、19ページをお願いいたします。説明欄下から2つ目の丸、水道対策推進事業は市水道局が追加で国の補助内示があり実施します紫雲寺配水場配水池耐震補強工事について、繰り出し基準に基づき一般会計から出資するものであります。  以上が財務課所管分であります。 ○委員長(小林誠) 坂上みらい創造課長。 ◎みらい創造課長(坂上新一) それでは、みらい創造課所管分についてご説明申し上げます。  補正は歳出のみであります。14、15ページをお開き願います。説明欄一番上の丸、FM広報事業新型コロナウイルス感染拡大防止を含め、必要な情報を市民の皆様にお知らせするためのFM放送をエフエムしばたに委託するものであります。これまでの放送分に加え、今後の委託分も想定して計上しております。  次に、一番下の丸、地方創生基金費は、令和2年度に企業版ふるさと応援寄附金を活用し、地域活性化プロジェクトとして公共交通の充実、起業、創業の支援、まちの顔づくり事業支援に取り組みましたが、入札差金や事業変更などによって歳出に不用残が発生し、財源として活用できなかった寄附金を一旦基金へ積み戻すものであります。各事業の実施内容等の詳細につきましては、決算審査特別委員会において各事業担当課から説明させていただきたいと思います。  なお、地域活性化プロジェクトは令和6年度までを事業期間として予定しており、この期間内で今回積み戻した寄附金や今後新たにいただく寄附金を活用してまいります。  みらい創造課所管分は以上です。 ○委員長(小林誠) 渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) おはようございます。それでは、税務課所管分についてご説明いたします。  こちら歳出のみであります。16、17ページをお開きください。説明欄一番上の丸印、市民税賦課事業につきましては、市県民税の申告支援システムの導入に要する経費と臨時職員、パート職員に要する経費であります。臨時職員に係る経費は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、確定申告などの期間の延長があったことによるもの、申告支援システムの導入に伴うもの及び産休代替職員のための費用であります。また、パート職員に係る費用も申告期間の延長があったことによるものです。  次に、市県民税申告支援システムの導入についてであります。なぜ当初予算ではなく、補正予算なのかと申しますと、長時間労働の改善が課題となっている市県民税の係員の負担を減らすため、システムの導入により業務改善を行いたい、また今年度の確定申告、市県民税の申告までに導入を行い、今以上に市民サービスの向上を図りたいということと、コスト面のメリットも生じたために、この時期に要求させていただきました。申告支援システムを導入することによるメリットは、市県民税の申告、確定申告が効率化され、またその後の課税作業までもスムーズに進むため、職員の負担軽減につながります。確定申告、市県民税の申告は、経験のある職員以外の対応が困難でしたが、基本的な知識があれば臨時職員でも対応可能な事務が増えるということと、また併せましてOCRシステムの導入も行うため、現在課税のため給与などのデータ化の作業を外部委託により行っておりますが、自前で行うことに転換し、申告支援のシステムの利用と一体化することにより時間と外部委託の費用の縮減を図る予定であります。  次の丸印、固定資産税・都市計画税賦課事業、臨時職員報酬等は、年度途中の職員の退職に伴い、雇用する臨時職員に係る経費であります。  以上が税務課所管分であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 藤巻市民生活課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) おはようございます。市民生活課所管分についてご説明いたします。  最初に、歳出でございます。議案書の16ページ、17ページをご覧ください。説明欄一番下、住基・印鑑登録管理事業であります。いずれも個人番号カード、いわゆるマイナンバーカード交付対応に係る予算計上であります。当市のマイナンバーカードの交付数は、8月31日現在で3万1,953件であります。交付率は32.9%、20市中7位ということで、全国では37.4%、新潟県では30.7%であります。全国と比較すると4.5ポイント低いですが、令和2年度では1万1,318件の交付があり、交付率も2年度だけで12%上昇しました。今年度も交付数は8月末現在8,388件で、今年度だけで8.7%上昇しており、今後も交付の増加が見込まれることから、補正計上させていただきました。  補正内容ですが、通信運搬費は個人番号カード交付通知の郵送費ですが、マイナンバーカードの申請数が増加したことから、増額補正するものであります。その下の手数料は、本人確認書類裏書印字システム設置等費用及びマイナ・アシスト設置に係る手数料であります。マイナ・アシストは、マイナンバーカードオンライン申請補助端末であります。その下のシステム構築委託料は、マイナンバーカード交付後の管理及び予約を行うためのシステム構築費用であります。その下の住民基本台帳ネットワーク用端末設定作業委託料は、マイナンバーカードを申請する際の統合端末を導入するための委託料であります。その下のカード裏書印字システム機器保守委託料は、先ほどご説明いたしました本人確認書類裏書印字ステム設置に係る保守点検料であります。その下のマイナンバーカード交付管理・予約システム使用料、その下の端末機器等借上料、カード裏書印字システム機器借上料は、それぞれの機器借り上げ料でございます。  歳出は以上です。  次に、歳入です。9ページをお開きください。18款2項1目個人番号カード交付事務費国庫補助金であります。歳出でご説明いたしました経費につきましては、この補助金で充当いたします。  なお、全額100%補助でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(小林誠) 説明に当たっては軽易な事項を省略して、重要事項のみを重要視してお願いしたいと思います。  高澤環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) おはようございます。それでは、環境衛生課所管分をご説明申し上げます。  歳出のみでございます。予算書21ページをお開き願います。説明欄一番上の丸、住宅用太陽光発電システム設置補助金は、当初予算で10件分、150万円を計上しておりましたが、国が2050年、二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを示したこともあって、7月中までに申請が予算額に達しました。市も6月にゼロカーボンシティ宣言を行っていることから、市民の皆様が行う温暖化対策を後押ししたいということで、追加で7件分の補正を行うものです。件数につきましては、補正要求に当たり、昨年度、今年度の申請あった業者に、10月以降に申請ができ、今年度中に事業が完了できる件数を聞いたものでございます。  次の丸、広域ごみ処理施設運営事業は、普通交付税の確定により広域特別負担金の補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 ○委員長(小林誠) 渡邉市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(渡邉誠一) おはようございます。市民まちづくり支援課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてであります。14、15ページをご覧ください。上から2つ目の丸印、コミュニティバス事業特別会計繰出金は、年次計画に基づき、今年秋の運行開始を目指して検討を進めてまいりました豊浦地域の新たな公共交通の運行計画協議が調いましたことから、今年度半期の運行に係る経費についてコミュニティバス事業特別会計へ繰り出すものであります。  歳入はございません。  市民まちづくり支援課所管分については以上でございます。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 財政調整基金積立て、繰越金分を積み立てたということでありますが、2年末残高から当初からずっと、2年末が32億ちょっと、今現在当初予算で取り崩したり、いろいろやっています。今回積み立てて、7号補正の現在高、今の見込額を教えていただきたい。地域振興基金も同じく教えていただきたいと思います。  あと、交付税が確定したようですね、環境衛生課の説明の中で。交付税分についても大抵財政調整基金に積むのかなと思いますけれども、今回見送ったのはなぜですか。交付税の確定分も額教えていただいて、普通交付税、今回計上しなかった理由も併せてお願いしたいと思います。 ○委員長(小林誠) 吉田財務課長。 ◎財務課長(吉田和明) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  まず、財政調整基金の現在の残高ということですけれども、約38億円弱ほどになっております。  あと、地域振興基金ですが、すみません。今ちょっと手元に資料がないものですから、後ほどまたお答えさせていただきたいというふうに思います。すみません。  あと、交付税に関しましては、普通交付税の今年度の額ですが、117億9,000万円ほどでございます。今回補正計上しなかったのについてでありますけれども、今回まず決算ということで、前年度決算に伴うところを補正させていただいておりまして、またこの後交付税には調整率というのがございまして、その調整率が撤廃される、撤廃されないというのありまして、若干まだ変動する要素がございますので、例年2月補正で最後決算見込みということで補正させていただいているのが通例でありますので、本年度につきましてもそういった形で進めていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) 地域振興基金については後ほどということですね。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) そうすると、交付税の当初予算が111億くらいだったと思うんですけども、そうすると6億ぐらい余裕というか、これからするとそうすると40億ちょっと現在高の見込みとしてはあると。そうすれば、なぜそれ聞いたかというと、また雪が降ったら財調頼みですんで、そういう状況だなと思って、それを確認したかったので、聞かせていただきました。ありがとうございました。  あと、地域振興基金、後でお願いします。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 17ページか。これ住基・印鑑関係のところなんですが、情報です。結局ちまちま、ちまちま毎度のようにシステム変更、システム変更と少しずつ上がってくるんですけど、今DX化の妨げになるということで、ベンダーロックインの話というのが結構出ていると思うんです。つまり当初安く請け負ってしまえばその後の変更で、後で改修できるという、そういうビジネスモデルになっているんじゃないかという話なんですけど、国のほうも数年後目指して、恐らく同じプラットフォームでやるという方針出していますけど、これ都度都度やっぱり改修してお金をかけていかないと、しばらくの間は都度改修というのが続くと思うんですけど、大体いつ頃までこれは続くんでしょうか。お願いします。 ○委員長(小林誠) 藤巻市民生活課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) ただいまのご質疑にお答えします。  先ほどのシステム構築委託料の部分についてなんですけども、これにつきましてはマイナンバーカードのシステムということで、今現在このシステム化というのが職員が自前でちょっと作っていた部分がありまして、それが今3万件をちょっと交付数が超えてしまいまして、なのでやっぱりちょっと独自では限界が出てきたというような形で、今回初めてマイナンバーカードの交付の部分のシステム化というような形で取り組むものでございます。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) これは、当然国からいただけるものはかなりの分あると思うんですけど、市の負担というんですか、実質市で負担するのはどれぐらい最終的にはなるんですか。 ○委員長(小林誠) 藤巻課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) これについては100%補助というようなことでございます。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) ちょっと関連でお聞きしたいんですけども、今回この後に手数料条例が出てきますですよね、マイナンバーカードの再交付の手数料。それとの関係はありますでしょうか。 ○委員長(小林誠) 藤巻課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) 今回の予算の関係は、後でご説明いたします条例改正とは一切関係ございません。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 2点ほどお願いいたします。17ページの固定資産税の関係ですけども、会計年度職員の上がっていますが、ちょっと私聞き逃した。退職に伴ってと聞こえたんですけど、途中退職なのかどうなのか、その辺をちょっと。  それから、21ページの環境にお願いいたします。住宅太陽光発電ですが、7件ということで承りました。これは、もう申請が出ているということなのか、今後の申請は間に合わないのかということでお願いいたします。年度内に全部工事が完了しなければ受け付けないということなんですね。その辺ちょっともう一度答弁願います。 ○委員長(小林誠) 渡邊課長。 ◎税務課長(渡邊太) 小坂委員のご質疑にお答えいたします。  今回補正で上げている固定資産税の関係の臨時職員の賃金は6月1日からの分で、早期退職、それ以前に辞めた職員がおりますので、その分の雇用ということで上げております。 ○委員長(小林誠) 高澤課長。 ◎環境衛生課長(高澤悟) 小坂委員のご質疑にお答えいたします。  住宅用太陽光発電システムの7件につきましては、申請についてはこれからということで、予算もない中で申請受け付けるわけにいきませんので、それについてはこれからということになっております。 ○委員長(小林誠) 10月までに終わる人…… ◎環境衛生課長(高澤悟) それで、10月から申請を受け付けて、年度内に完了して、実績報告を出せる案件ということでの7件でございます。  以上でございます。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありますか。よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑をこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 私は、ふるさと応援寄附金とか企業版ふるさと応援寄附金などが集められて、そして基金として積み立てられ、どんどん、どんどんいろんな事業に振り分けられておりますけれども、私はやっぱりふるさと納税というものに対して反対をしておりますので、この予算にも反対したいと思っております。 ○委員長(小林誠) 反対。 ◆委員(青木三枝子) はい、反対。 ○委員長(小林誠) 討論中ですけれども、財務課長のほうから先ほどの説明、追加ありますので、お願いします。
     吉田財務課長。 ◎財務課長(吉田和明) すみません。遅くなりました。先ほど宮崎委員のほうから問合せのありました地域振興基金の残高、現状でありますが、約3億800万ございます。  以上であります。よろしくお願いします。 ○委員長(小林誠) ほかに討論ある委員、発言を願います。討論ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第37号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。           〔「委員長、藤塚浜の関係で関連して財務課長にちょっと質疑し             たいんですけど、財務課長残って」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 委員の皆さんにお諮りしますが、今ほどの宮崎委員からの提案でありますが、財務課長に残っていただいて、藤塚浜の財産区についての説明求めようと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) では、吉田財務課長、もうしばしお願いいたします。  次に、議第52号 決算の認定について(令和2年度新発田市藤塚浜財産区特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当支所長の説明を求めます。  椿紫雲寺支所長。 ◎紫雲寺支所長(椿芳行) おはようございます。令和2年度新発田市藤塚浜財産区特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。  初めに、歳出であります。特別会計決算書の163ページお願いいたします。備考欄一番上の丸、一般管理費は、管理会委員の報酬及び費用弁償など管理事務に要した経費であります。  備考欄2つ目の丸、財産管理費は、財産区有林などの維持管理に要した経費で、下草刈りや危険木の伐採に係る手数料、松くい虫防除事業に伴う負担金及び松林の再生のため植樹に要する松の苗木代が主なものであります。  備考欄3つ目の丸、藤塚浜財産区基金費は、定期預金の利子分を基金に積み立てたものであります。  備考欄一番下の丸、地域振興事業費は、財産区民の福祉の向上に大きく寄与するものとして、地域コミュニティ事業及び大漁太鼓の継承などの伝統文化保存事業を実施している藤塚浜町内会に補助金を支出したものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。161ページをお願いいたします。初めに、備考欄一番上の土地貸付収入は、新潟フォレストカントリー倶楽部株式会社、JX石油開発株式会社などへの財産区有地の土地貸付収入であります。  次の藤塚浜財産区基金利子は、基金の一部を定期預金で運用したことによる利子収入であります。  次の藤塚浜財産区基金繰入金は、歳出でご説明申し上げました松くい虫防除対策や地域振興事業補助などに充てるため、財産区基金を取り崩し、繰入れしたものであります。  次の繰越金は、令和元年度からの繰越金であります。  次の日本緑化センター助成金は、歳出でご説明申し上げました松の苗木に係る経費を助成いただいたものであります。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当支所長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) それでは、幾つかあるんですけども、藤塚浜財産区の基金残高が令和2年末残高、その前の3年ぐらい、30年、元年、その残高を教えていただきたい。  それと、地域振興事業について、伝統文化云々というのありますけど、もうちょっと具体的に内容をお聞かせいただきたいというふうに思います、まず。 ○委員長(小林誠) 椿紫雲寺支所長。 ◎紫雲寺支所長(椿芳行) 宮崎委員の質疑にお答えいたします。  藤塚浜財産基金の残高でございますが、平成30年度末が6億8,175万円でございます。令和元年度末が6億7,776万5,000円、令和2年度末が6億7,315万6,000円でございます。  それと、補助金のほうのもうちょっと具体的にということでありますが、地域振興事業に対する助成につきましては具体的には伝統文化保存事業として大漁太鼓の継承事業、地域活性化事業としてスポーツ振興事業、地域コミュニティ事業としてコミュニティ祭りなどの事業に対する助成などを行っております。  以上です。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) ありがとうございました。6億7,000万ぐらいの残高というか、それでもって結構運用益、割と大きいなというふうに感じたんですけれども、何かうまい運用方法があったんでしょうか。 ○委員長(小林誠) 椿支所長。 ◎紫雲寺支所長(椿芳行) 宮崎委員の質疑にお答えします。  運用益につきましては、先ほども申し上げましたけども、定期預金の利子ということでありまして、平成27年度に1億円3本、合計3億円を借入れ期間5年、利率が0.15%ということで運用してまいりました。平成28年度から令和元年度までの4年間につきましては、中間払いとして利子の70%相当分を収入という形で収入しておりまして、令和2年度につきましては満期の年に当たるため、精算払いという形で今回増えたというものでございます。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) すみません。細かいところお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  財務課長、すみません、残ってもらいまして。今財産区の基金というふうな形で残高、あといろんな状況を質疑で聞かせていただいたわけなんですけども、決算概要の中でこういった基金というのは特に記載されていない。財政調整とか、そういう減債基金、それとあとその他特定目的基金という形で記載されていますけども、そのほか水道事業でも基金がありますし、国保でも基金があると。それも含めて決算概要の中で一覧で表示するという形で、私どものほうの議会の中で基金全体を見据えたそういう審議ができるようにというふうにしていただくのがいいかなと思って、今までなぜしなかったのか、それ自分のところに返ってくるわけですけども、今気づいた形なんで、ぜひ今後そういう表記の仕方でもってお知らせいただければありがたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(小林誠) 要望に近いのか。 ◆委員(宮崎光夫) 考えとしてです。 ○委員長(小林誠) 考えとして。  吉田課長、答えられる範囲でお願いいたします。 ◎財務課長(吉田和明) 宮崎委員のご質疑にお答えいたします。  言われるとおりだと思います。過去からずっとこういった形で進めてきたというのが事実でありまして、ただそれだけの理由であります。議会側からそういった申出がありましたので、来年度からそういった形で反映するような形で検討していきたいと思います。作成の仕方については、今のところに表記するか、特別会計のところにそれぞれ表記するか、どちらがいいかということでちょっと検討したいと思います。  以上であります。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第52号 決算の認定について(令和2年度新発田市藤塚浜財産区特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第52号は認定すべきものと決しました。  次に、議第45号 決算の認定について(令和2年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  吉田財務課長。 ◎財務課長(吉田和明) 土地取得事業特別会計の決算の概要についてご説明申し上げます。  事前に提出しております資料のほうですけれども、表題のほうが令和3年9月定例会議第45号令和2年度新発田市土地取得事業特別会計決算資料と記載のしたものでありますけれども、ございますでしょうか。  それでは、決算書の歳出のほうからご説明いたします。決算書11ページをお願いいたします。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎財務課長(吉田和明) いいですか。 ○委員長(小林誠) どうぞ、どうぞ。 ◎財務課長(吉田和明) 豊町3丁目の図面のものですけれども、お願いいたします。まずは、決算書のほうからですけれども、11ページをお願いいたします。備考欄の一番上の丸、土地開発基金費は、基金利子を積み立てたというものであります。  その下の丸、土地開発基金償還金につきましては、基金で保有しておりました土地、お配りしております資料ですが、豊町3丁目の旧新発田地域広域職業訓練センター跡地の土地の一部を売却したことによる財産売払収入と、特別会計で保有する別の用地内にある電力、電話柱の使用料収入を合わせて土地開発基金に償還したというものであります。  次に、歳入についてであります。歳出の説明と重複しますが、9ページをお願いいたします。備考欄一番上の用地使用料は、保有地の電柱設置等に係る使用料であります。  その下の土地開発基金利子は、土地開発基金の利子であります。  その下の土地売払収入は、図面にあります豊町3丁目の土地の売払収入であります。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑ないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。
     続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第45号 決算の認定について(令和2年度新発田市土地取得事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第45号は認定すべきものと決しました。  次に、議第51号 決算の認定について(令和2年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡邉市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(渡邉誠一) それでは、令和2年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてであります。特別会計決算書の146、147ページをお願いいたします。備考欄一番上の丸、コミュニティバス運行事業につきましては菅谷、加治地区を運行する新発田市コミュニティバス、市街地循環バス、川東コミュニティバス、松浦地区デマンド乗合タクシーの実証運行3年目の運行に要した経費であり、主な内容をご説明いたします。菅谷、加治地区の新発田市コミュニティバスは、NPO法人七葉に運行委託しておりますことから、その運行委託料と運行に伴う中型バス4台、マイクロバス4台、燃料費、修繕料、車両リースに係る借り上げ料が主なものであります。令和2年度におきましては、委託料内においてバス車内消毒液や運転手の感染防止用品の購入など、新型コロナウイルス感染対策も実施いたしました。また、車両改修委託料は、こども課から所管替えいたしました小型マイクロバス1台について、路線バス運行を行えるよう改修した経費であります。地域公共交通活性化協議会補助金につきましては、新発田市地域公共交通活性化協議会に対し、市街地循環バス、川東コミュニティバスの運行及び松浦地区デマンド乗合タクシーの実証運行とその運行を維持、継続するための飛沫シートの設置など、新型コロナウイルス感染予防対策に要する経費を補助金として支出したものであります。  次の丸、地域活性化・コミュニティバス施設等整備事業は、市街地循環バスの利用促進及び待合環境の向上を図るため、利用者が多く、市民から要望もいただいておりましたコモタウンのバス停留所2か所に待合所を整備するとともに、同じく利用者が多い市街地の停留所5か所に待合ベンチの設置を行ったものであります。  次の丸、予備費充用は、1月の大雪の影響により菅谷地区にある新発田市コミュニティバス格納庫の壁が破損したため緊急的な修繕が必要となりましたことから、予備費充用となったものであります。なお、修繕費用は保険対象となり、令和3年度会計の歳入となっております。  次の丸、コミュニティバス運行基金費は、新発田市コミュニティバスに係る広告料収入額を基金に積み立てたものであります。  歳出は以上であります。  次に、歳入についてであります。142、143ページをお願いいたします。備考欄一番上のコミュニティバス利用料は、新発田市コミュニティバスに係る現金収入及び定期利用券、回数利用券の販売代金であります。  1つ飛びまして、生活交通確保対策県補助金は、バス路線の運行に要した経費の一部について県から補助金が交付されるものであり、補助要件を満たした菅谷、加治を運行する新発田市コミュニティバス、川東コミュニティバスの一部の系統に対する県補助金であります。  一番下の一般会計繰入金は、コミュニティバス事業を運営するための一般会計から繰入金であります。  次に、ページをめくっていただきまして、144、145ページをお願いいたします。備考欄のバス広告料収入は、新発田市コミュニティバスの車体及び車内に掲載した広告料収入であります。  以上が令和2年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算の概要であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 今ほど路線バスに転用するために改造というんですか、要は多分リフトとか、そういうようなものを足したというようなものだったんですけど、基本的に七葉のバスにしても、市内のバスにしても、リフトだったり障がい者対策していると思うんですけど、これはどのぐらい使っているんですか。何かちらっと川東で聞いたときに、もうほとんど使ったことないというようなことも聞いたんですけど、今法律変わって、路線といえども例えばリフトをつける義務はたしかなくなったはずなのです。例えばその地区に対象者がいないということが分かるんであれば、いっそリフトの改造なしにして別な対応するという一つの方法もあるかと思うんですが、その辺の経費に対するコストパフォーマンスというんですか、その辺どのように考えているかもお聞かせください。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 今ほどの小柳委員のご質疑にお答えします。  改修費につきましては、ピンポンというんでしょうか、乗降のボタンとか、あとはマイク、あとは行き先表示灯、それが主となっております。リフト等につきましては、今回のバスには特に設置をしておりません。  リフトのほうの利用につきましては、川東のバスがリフトを設置してあるんですが、市内循環のほうに回るものですから、川東地区というよりも市内循環に入った際に使われているのがたまにあるということで、あやめバスに主に障がいのある方が利用されている方がいらっしゃるんですが、私ども把握している状況の中ではいらっしゃるんですが、大体新潟交通のほうに今日乗るよというようなお話をした上で利用いただいているというのが実態でありまして、なので、頻繁には使っておりませんが、時たま使う方がいらっしゃるというような状況です。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) リフト、以前はもう路線といえば必ずないと駄目というような法律だったんですが、今は逆にそれが緩和されて、事前に陸運局に届け出ればリフトなしでも運行許可下りるようなことになったという、法律が変わったんですけど。そういった中で、要はその川東に関しては市内乗り入れしてあやめと連結しているから、そこの部分がやっぱり路線だから、そっちに合わせるためには川東のほうもリフトを入れなきゃ駄目という、そういう論理だと思うんですけど、言い方換えればその改修費、多分あれリフトだけでも250万、車両に対しての比率は結構高いと思うんですけど、今後その辺切り分けて、七葉はその辺していないようですけど、その辺切り分けて考えるのも一つの方策では。まして、事前に通告しているんであれば、なおさらそういう福祉対応のほうするとか、一つの方法かなと思うんですけど、その辺も検討したらいかがかなと思います。その辺いかがでしょうか。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 小柳委員のご質疑にお答えします。  確かにコスパという意味では、リフトの改修費というのは非常に高額になっております。また、それによって乗車数というんでしょうか、席数を減らすというような状況も生まれております。ただ、一方で乗合バスがゆえに、障がい者ということの利用の視点もやっぱり勘案しなければいけないということで、それは今後また整備費入れる中で、確かにコスパということで上がってはいると思いますので、検討をしていきたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) ご苦労さまでございます。コミュニティバスの運行の中で、整備費かかっておりますけども、特にNPO七葉に貸し付けていますバスについては、もう年数たっておりますけども、地元で説明聞いていると、ちょっと小型化したりするような状況もあるんですけども、今後のバスのそういう傷み具合によって入れ替えたりするような計画というのはどのような考え方でやっていらっしゃるか、お聞かせください。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 中村委員のご質疑にお答えいたします。  NPO七葉に貸し付けているバスにつきましては、今年度も更新ということで考えておりまして、18年度からNPO七葉が運行しておりますが、年次計画的に更新をしてきております。  ただ、一概に年度単位でなかなか更新の期間を決められるものではなくて、やはり今回の大雪でも逆に古いバスのほうが頑丈で、新しいバスが泥よけが外れたとかいうような造りの問題等々もありますので、大雪、また気候によってサイクルが左右されております。修繕の状況を見ながら更新を図っておりますが、大体おおむね10年から15年、これが15年なんてマックスですけども、それぐらいの中で更新を図っていきたいと思っておりますし、7年ぐらいから中型バスに関しては減価償却と維持費がクロスするような形で、維持費がどうしても上がってきているような状況がありますので、見ながらやっていきたいと思いますし、マイクロバスに関しましても、同じような更新をしていかなければいけないと思っております。  また、あと長老というんでしょうか、古いバスになりますと、あやめバス2台、これが非常に老朽化をしておりますので、これにつきましてもなるべく早めに更新をしていかなければいけないということで考えております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 1点だけお聞かせください。昨年度はコロナが結構、コロナ禍の中での運行であったと思うんですけども、大分乗客数なんか減少あったんじゃないでしょうか。それに対して七葉の委託料とか、そういうものに対する補填みたいのをやったもんかどうか、お願いします。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 加藤委員のご質疑にお答えします。  利用者に関しましては、確かにやはりコロナ禍で大分減っております。あやめバスについては大体16%、川東につきましては11%、前年比であります。七葉につきましても19%、松浦に関しましては、令和元年と比べると乗り方教室をやっていたんですが、それを差し引いて実数ということでお答えしますと11%ぐらい減少しております。やはり軒並み1割程度、1割から少し下がっております。  NPO七葉のほうの補填というようなお話でありますが、NPO七葉につきましては委託であります。その中で、消毒の時間が長くなって時間外が発生したり、それ以外に消耗品、あとはやはり運転手たちの待っているところでの感染ということでも、マスクだの、アルコールだのということで設置をさせていただいておりまして、減収につきましては、あくまで委託でありますので、そこら辺につきましての補填はありません。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) まつうら号について伺いますけども、やっぱり乗る方が1便2名に満たないという感じで私はちょっと見ているんですけれども、今後増える見込みがあるのか。そして、それを増やすために乗合教室というのをやられたということなんですけども、それに対して今後どのように考えていらっしゃるのかお聞きします。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 青木副委員長のご質疑にお答えします。  松浦の乗合タクシーの状況ということでありますが、確かに乗車的にはやはり2名とかであります。ただ、本格運行に向けて月岡の足湯まで延伸をさせていただきました。これは、検討委員会からの要望ということで、本格運行に合わせて延伸をしたんですが、今までカバーできていなかったところでありますが、話を聞きますと、月岡温泉区の地域の皆様もご利用を逆にしていただけるということで、先般はありがたいというようなお答えをいただいております。お声をいただいておりますので、小さいバスですので、なかなか満車ということはないんですが、時たま運転手に聞きますと、ぎりぎりだったとかという日もありますので、まあ順調に伸びているかなというか、乗車していただいていると思っております。  令和3年度も見ましても、令和2年度の状況より少しいいような状況で推移をしておりますので、やはり定期利用者がこれを熱心に使っていただいているというようなあかしかなと思っております。  乗り方教室につきましては、松浦地域の方にも非常に頑張っていただきまして、ここにいらっしゃる宮崎議員のお力もありまして、非常に熱心にやっていただいたと思っております。ただ、裏返せばちょっとそういう取組が今コロナでできないということと、あとはなかなか地域の人がそれをやっていただかなければ、ここ行政主導でやればいいじゃないかというようなお話にもなるかもしれませんが、ただ本来我々行政はやっぱりしっかり運行する。地域の方にも支えていただくというようなことで、できればやっていただきたいなと思っておりますので、またコロナが収まれば乗り方教室、今度はできれば少数で、3人とか、4人とか、そうじゃないと一般利用者が乗り切れないということもありますので、3人、4人、そして定期的にやっていただけるようなお願いを地域にしていきたいなというふうな考えではおります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 高校生たちがやっぱり乗っていないという現実があって、いかにして高校生の方たちに乗っていただけるか。時間の問題もあるのかもしれませんけども、そのような高校生をターゲットにしたその使っていただけるような方法はないのか。  もう一つは、回数券になっておりますけども、あれは本当にこのバスを利用するんだという、定期に使うんだという方たちに対しては、月の何回乗ってもいいですよというか、本当に定期みたいな形の券を1世帯幾らで使ってくださいとか、そういう何かやり方というか、工夫はないものなのかということについて伺います。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 青木副委員長のご質疑にお答えします。  まず、高校生のターゲットということでありますが、確かにそれは非常に大事な視点かなというふうに我々も思っております。ただ、以前実証実験の中で、高校生専用便というのを松浦で取り組んだことがあるんですけども、実際は1名の利用ということでありまして、実態は高校生が乗るというのは、やはりバス文化で育ってきた菅谷、または川東、この方が子供たちがスクールバスで来て、路線混乗で来て、そしてその方が高校生になって利用するというのは普通の流れでありますが、松浦地域を見ますと、もともと公共交通はあったんですが、1回撤退したということで、そこから高校生を親の方が送るというような形というか、生活スタイルでしょうか、そういうような形に変わったもんですから、それを1回今度公共交通に戻るというのは、高校生の感覚でいうと不便になるのかなというのと、やはり親の話を聞きますと、親の方が車を送っていく際に学校の話をしたり、そういうのをあるということで、なかなか公共交通のほうに戻ってきてくれないというような状況もあります。  ただ、ご利用していただければ非常にありがたいですし、二、三人乗っていただければ、口コミで少し高校生の情報早いですので、今は。そういう形で利用していただければ、非常にありがたいと思ってはおります。  あと、定期券ということでありますが、定期券に関しましては、もともと安価なコミュニティバスでありますので、七葉のほうでも定期券発行はしておるんですが、実態は1桁、本当の数人が利用していただいているような状況であります。なので、どちらかというと回数券のほうが学校が休校になったりいきなりしてしまうと、今回返品という形も非常に多かったもんですから、それ以降少し滞っているような状況でもありますので、ご要望が非常に多くなれば検討はしていきたいと思っておりますが、今は回数券ベースでやらせていただき、少しでもその利用料金を運行経費に充当させていただいて運行を維持していきたいと考えております。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) バスを使う文化がないのであれば、その文化をつくっていかなくちゃいけないんだろうと思っていて、そうすると以前小柳委員なんかもおっしゃっていたんですけれども、本当に定額で1か月1,000円だから乗り放題だよという、ほとんど経費がかからない状態にして乗っていただくような、例えば1世帯1,000円1か月に誰でも乗ってもいいですよとか、家庭に対するそういうふうな世帯に対するやり方だったりとか、何かそういうほとんどかけない、お金は、利益は少し考えないで文化を醸成するというようなことも考えていくことも必要かなと話を聞いて思いましたが。 ○委員長(小林誠) 要望ですか。質疑。 ◆委員(青木三枝子) はい。 ○委員長(小林誠) 答弁あればお願いします。  太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 無料定期券みたいなもののことだと思うんですけど、今ほどのことにつきましては、やはり受益者負担というようなことは最低限我々としては、公共交通としてはとっていきたいなというふうに思っております。  一方で、継続していくための運行経費というのもやはりありますので、その部分では幾分か最低限ご利用した方には料金をいただき、そこに回す、安定運行ということで考えていきたいなというのが我々の基本的な考え方であります。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 質疑ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第51号 決算の認定について(令和2年度新発田市コミュニティバス事業特別会計歳入歳出決算)は、認定するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第51号は認定すべきものと決しました。  次に、議第41号 令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡邉市民まちづくり支援課長。 ◎市民まちづくり支援課長(渡邉誠一) 市民まちづくり支援課所管分についてご説明申し上げます。
     初めに、歳出についてであります。78、79ページをお願いいたします。説明欄の丸印、コミュニティバス運行事業は、豊浦地域の新たな公共交通の運行計画の協議が調いましたことから、今年度半期の運行に係る委託料分について、ほかのコミュニティバス運行同様に運行主体とする新発田市地域公共交通活性化協議会への補助金として補正要求をさせていただくものでございます。豊浦地域の運行計画につきましては、今年1月にお示しいたしました今後の公共交通の整備方針に基づき、各集落を網羅するため2路線での運行を計画いたしました。現在の廃止代替路線、月岡乗廻路線を新発田版デマンド方式を基本とした定路線迂回型運行に変更し、これまで公共交通空白域となっておりました滝沢地区などを新たに経路に加え、本田・天王路線といたします。この路線の運行委託事業者につきましては、現行の路線を国から許可を受け運行しております新潟交通観光バス株式会社を予定しております。  また、もう1路線につきましては、新たな路線であり、特に真木山周辺地区の公共交通空白域を解消するため、予約を基本とするデマンド運行でスタートすることとし、中浦・荒橋路線として構築いたします。こちらの路線の運行委託事業者は、新発田市ハイヤー・タクシー協会を予定しております。  なお、いずれの路線も新発田版デマンド方式及び統一したルールを基本とし、運行本数は1日2往復の全部で4便、停留所に関しましては各地域の方々と設置場所などを協議いたしまして、1集落1停留所でほぼ全集落をカバーするよう構築しております。  また、運行する車両につきましては、本田・天王路線は小型バスのコミューター車両、中浦・荒橋路線はジャンボタクシー車両となり、10月20日水曜日から運行切替え並びに運行開始を予定しております。  歳出は以上であります。  次に、歳入であります。76、77ページをお願いいたします。説明欄の丸印、一般会計繰入金は、ただいまご説明いたしました経費につきまして一般会計から繰入れを行うものであります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) うちの宮村議員がたびたび豊浦地区のデマンドということでいろいろ質問したりしてきたんですが、いよいよ10月20日からスタートするということなんですけども、各集落まずほぼ網羅しているとおっしゃられるんですけども、降りるところですか、市街地との連絡については、市街地に入ってどのくらいで止まるんでしょうか、停留所。その辺についてお願いします。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 加藤委員のご質疑にお答えします。  市街地の停留所ということで、豊浦のほうにつきましては検討委員会のほうにお諮りをしながら検討を進めてまいりました。私たちは、まつうら号と同様に市街地、駅接続ということで考えておりましたが、いきなり、検討委員会の一番初めで新発田駅へ行く必要はなく、イオンのほうに曲がってほしいということで、検討委員会の皆様ほぼそんなご意見からスタートをした状況であります。しかしながら、乗降調査を我々のほうで実際乗廻線乗りましてやったところ、やはり朝高校生、またあと月岡温泉がありますので、少し働いている方の乗降を見受けられたものですから、朝と一番遅い夕方の便、1日4便であります。朝と一番遅いのが駅のほう、新発田駅発着ということにさせていただき、また住民の方が買物ということでありましたので、イオン到着というのは我々としては考えておりませんという検討委員会のほうで申し上げまして、西新発田駅接続ということで、あちらのほうに真ん中の2便と3便につきましては曲がるということで、それに関しましてもいずれも4便とも市街地循環バスの接続の時間を考慮した時間になっております。また、あとJR、これにも乗れるというような状況になっておりますので、市街地に関しましてはそのような運行スタイルをとりたいと思っておりますし、新発田駅まで行く、大栄町から新発田駅方面に行くのにつきましては、まつうら号、またあやめバスと同様のバス停で乗降をするというのを基本とさせていただいております。  以上であります。 ○委員長(小林誠) 加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) まだ運行していないんですけども、運行してその後の1年くらい運行したらまた地域の要望で変わることもあり得るということでよろしいでしょうか。 ○委員長(小林誠) 太田室長。 ◎市民まちづくり支援課公共交通推進室長(太田貴輝) 我々の出した方針の中でセミオーダー方式だということで新発田版デマンド方式はできております。今回基本とすることは、大体こういう形だということで、地域の方と協議をさせていただき、バス停の数、また路線、ルートというんでしょうか、そういうところも検討委員会の中でお諮りをしてまいりました。その中で、やはり集落のこのルートを回ってほしい、または今は集落1個だけど、昔は集落3個だったというようなことで3個ご要望された地域もいらっしゃいました。ただ、そこら辺は私たち一つのルールとして1集落1バス停ということで、まずはこれでやって駄目なら直していきましょうということで10月を目途に進めてきたわけでありますので、運行したから未来永劫こういう状況ではないですというようなお話も地域にさせていただいておりますので、都度都度ご要望を聞いたり調整をしながら、また利便性の部分で変えられるところもありますので、研究しながらフォローをして地域に根づくような運行をしていきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑ないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) ようやく動き出して、豊浦前からしつこいほど言われていて見えてきたというところでございますが、我々も議会のほうで今回議会報の特集で取り上げたりとかいろいろ取材させてもらってちょっと気がついたのが、乗っている人のインタビュー、つまり乗っている人の実際の声というのと調整するときの地域住民の声とそれから行政側の話と何か全然方向が違うような気がするんですよね。つまりニーズが違うというか、端的に言うと、乗っている人は非常に、いや、感謝しています、もうありがたいです、強いて言えばこれぐらいして変えてもらうといいかなぐらいの皆さんそういうこと言うんですよ、割と比較的満足度高い。実際その地域に持っていくと、いや、もっと増やせだ言う割にはちっとも乗らないという現実があって、でも行政側はやっぱり公共交通とか移動権とかやっぱりそういう権利とかそういう平等の観点からやっぱりいろいろ考えるんですけど、この辺どうですか、引き続き議会のほうでもそのニーズのミスマッチというのをもうちょっと整理して、逆に行政といろいろ提案できるようなふうな形で少し継続して調査したらいいんじゃないかなと思うんですが、そんなふうに思いますが、いかがでしょう、皆様。 ○委員長(小林誠) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 実際まつうら号をつくり上げるのに行政の皆様と一生懸命やってきて、なかなか実態が、それこそ最初のアンケートでは高校生がみんな乗るということで、それで3台必要だということで、ところが蓋を開けたら本当に高校生バスやっても1人しか乗らない。それまで一切一人も乗らないんですよ。というのは、みんな今もそうですけれども、親が全部学校の前まで送るわけですから、途中で止められても、上鉄の辺りに止められて、みんな電車通学の人たちは、子供たちはみんな歩きますけども、もう慣れてしまっている。松浦地区は、もう特に上中山とか20年以上もうバスがなかったわけですから、中央高校に通っている人たちなんていうと広域的に何軒か交代で週2回ぐらい自分の子とあとほかの子、そういう互助組織というか自分たちでつくってやっていると。そこでもうその便利があったもんですからなかなかできなかったというのが実態なんです。今現在それで淘汰されて、やっぱり今本当に必要としている人たち、それこそ本当に月岡温泉の方も非常に喜んで、お礼言われたのはその方々しかいないと思うんですけど、そういう形でやはりニーズとシーズというかいろいろ考え方、今小柳委員言ったように、まだまだ始まったばかりですんで、その辺は議会としても見極めながらしていければいいと思いますんで、今後も継続審査というかそういう形でやっていければというふうに思います。 ○委員長(小林誠) 中村委員。 ◆委員(中村功) 自由討議ということでございますんで、参加させてもらいますが、一番最初に始めましたNPO七葉のほうでは、NPOでやっているもんですから、その中で自治会長たちがそのNPOの役員になっているんで、やっぱり毎年毎年その地域の中の利用状況、利用形態、そして利用者の希望、そしてどうするかというのは必ず審議してきていますので、今議会としてこの今回のやつについてはやってもいいんですけども、将来的にはやはり地域の要望が直接反映できるようなそういう、NPOじゃなくてもそういう利用協議会的なものがあれば直接要望を聞きながら運行形態を変えていけるようなそういう形は必要じゃないかなというふうに私は思っていますけど、当面の間そういう地域の中ではなかなかできにくい状況であれば我々の中でそういう意見を聞きながら、声を聞きながらよりよいものにしていくというのはそれは大事かなというふうに思いますけども。 ○委員長(小林誠) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) 今ほど10月20日から運行ということで、皆さんよく頑張ってくれたなというふうに思っております。小柳委員から引き続き調査をということなんですけど、議会としての調査をということでありますけども、我々市民に話すると、やっぱりどこかないよりあったほうがいい、この程度のところがそこがちょっと私どものネックになっているので、やっぱりあれば利用して、どうしたら利用するかという調査、これ議会としても我々の責任の中でやっぱりやっていかなきゃいけないことかなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(小林誠) ほかに討議ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第41号 令和3年度新発田市コミュニティバス事業特別会計補正予算(第2号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第31号 新発田市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) それでは、よろしくお願いいたします。  議第31号 新発田市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。一般議案書の13ページからとなります。地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴いまして所要の改正を行いたいというものであり、内容といたしましては3点ございます。  第1点目は、寄附金控除の見直しについてであります。これは、教育、科学、文化、福祉等の増進に寄与する法人、いわゆる特定公益法人等に対する寄附金で、法人の出資に関する業務に使用されることが明らかなものは寄附金控除の対象から除外されます。  第2点目は、医療費控除の特例措置の延長についてであります。セルフメディケーション、いわゆる自主服薬と言われ、適切な健康管理の下、自己の判断で医薬品を使用することが医療費の適正化にも資するとの観点から特定の医薬品の購入額を医療費控除の対象として認める特例を令和9年度まで5年間延長するものです。  第3点目は、国外に居住する扶養親族の取扱いの見直しについてであります。年齢30歳以上70歳未満の国外居住親族で留学生や障害者控除を受けている者、また生活費などのため一定額以上の仕送りを受けている者を除き扶養控除の適用対象外とするものであります。  改正内容につきましては、以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 国は、やっぱり医療費削減のために多分これを推し進めようとしてまた再び延長したという延長に延長を重ねていくんだろうなというふうに見ております。ただ、自分で薬を買いに行って、そして自分で自己判断して薬を処方して飲むということの危険性みたいなのがあると思うんですけども、その点についてどう思われるのか、この国のこの方針は。でも、それはならないかもしれない。答えられないのかもしれないんですけど、弊害はないのかということについて、これを進めることで。それはならないですか。 ○委員長(小林誠) ちょっとセルフメディケーションの中身についての質疑なんで、答えられますか。  答えられる範囲で渡邊税務課長。 ◎税務課長(渡邊太) セルフメディケーションは、医療費控除10万円以上は医療費控除を受けられますけども、その特例で1万2,000円以上の今までは処方箋がないと購入できなかった医療が中心になるんですけれども、ただ控除を受ける際には、人間ドックを受けている際の証明ですとかその辺も含めて提出する必要があるので、自己管理もしっかりした上でないとこの控除は受けることはできませんので、ある程度その辺も国もそういった危険性も含めて法律を制定しているものだと考えております。 ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑ないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 私は、今回のコロナとか見ていたときにやっぱり自己判断で自分で解熱鎮痛剤とか使っていらして、ある意味危険性があるということに思っていて、それでいろんな情報ではこの薬がいいですよ、ああいう薬がいいですよということがあるので、やっぱりこのセルフメディケーションを進めるというこのある意味進めるための私は条例制定だと思うので、私は反対に回ります。  失礼いたしました。 ○委員長(小林誠) ほかに討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第31号 新発田市税条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第32号 新発田市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  藤巻市民生活課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) 議第32号 新発田市手数料条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。  一般議案の17ページからとなります。行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードの再交付に係る手数料が廃止されたことにより、手数料の条文を削除する条例改正であります。この改正は、地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカード申請者からマイナンバーカードの発行手数料を徴収できることとなり、当該手数料の徴収事務を市町村長に委託することができるようになったため、地方公共団体情報システム機構が市町村と委託契約を締結し、市町村が歳入歳出外現金で支払うこととなります。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今ほどマイナンバーカードの手数料は地方公共団体情報システム機構に入るということをおっしゃられたんですけども、すみませんけど、その機構の説明というかな教えていただければあれなんですけども。 ○委員長(小林誠) 藤巻課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) マイナンバーカードの関係の部分をやっぱり一気に引き受けて交付ですとか、あるいは申請ですとかそういう部分の市町村との連携をするような形の役割というような形で、例えばマイナンバーの交付率ですとかそういう部分はやっぱり地方公共団体システム管理機構のほうがもう把握しているような形で、実質マイナンバーの執行状況という部分について行っているというような状況でございます。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 再度確認させていただきたいんですけども、現在第2条第1項83号では、住民は自治体へ手数料を払っていたと私は理解しているんですけれども、それでよろしいかということとそれから市町村は現在住民の個人番号カード発行の事務手続は行うが、実際のカード作成、発行、送付は都道府県市町村が共同経営する組織である地方公共団体情報システム機構へ委託して再交付手数料の800円はこの機構へ納付していると先ほど再確認させていただきます。  そして、このたびの改正は、第2条第1項83号を削ることで条例制定後は事業主体が自治体ではなくなるという明文化したものだと理解していますがよろしいでしょうか。それで、この手数料という800円とは、市町村には落ちないでそのままそっくりこの情報システム機構のほうに行くんでしょうか。それをちょっと確認をさせていただきたい。  あともう一つは、この地方公共団体情報システム機構というのは、官なのか民なのか。法人ということなので、私はやっぱり民なんだろうなと思っていて、そこら辺を確認させてください。 ○委員長(小林誠) 藤巻課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) 今ほどの青木副委員長のご質疑でございますけども、まず再交付料についてなんですけども、これが国の法律改正によりまして、今まで新発田市が800円だったら800円申請者から頂くという形にしておりましたけども、この条例改正によりまして、先ほどもご説明いたしましたけども、委託契約、地域公共団体情報システム機構と委託契約を結びましてそこの部分については私どものほうは一旦申請者からお預かりして地方公共団体情報システムのほうにお支払いするというような形になります。  それと、地方公共団体情報システム機構については、すみません、ちょっと今お答えできませんので、後でお答えしたいと思います。すみません。
    ○委員長(小林誠) ほかに質疑ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑をこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  加藤委員。 ◆委員(加藤和雄) 今回デジタル改革関連法でJ―LISと言うんですね、さっき地方公共団体情報システム機構を略するとJ―LISと言うんですけども、J―LIS法等の改正によりJ―LISに対し国の関与が強化され、マイナンバーカード関係事務については、国による目標設定、計画認可が行われるとともに、国が必要な財源措置を講ずることなどマイナンバーカードの発行、運営体制の抜本的強化を進めています。今回の条例改正は、その一環としてJ―LISが手数料を徴収するという大きな権限を持つことになりました。国は、個人情報保護など国民の不安に思う気持ちに反して、戸籍事務とマイナンバーを結びつけることやマイナンバーカードを健康保険証としてプレ運用を始めるなど国民がマイナンバーカードを使わなければならない状況をつくってきています。国がJ―LISに深く関与し、マイナンバー制度を押しつけることは容認できません。  以上の理由からこの条例案については反対いたします。 ○委員長(小林誠) 青木副委員長。 ◆委員(青木三枝子) 私もこの32号に対してそもそもの地方公共団体情報システム機構というものに対するちょっと疑問というんですか、そういう組織の存在自体にも疑問を持っております。あと個人情報が自治体の持っているそういう情報なども一元化されて、本当に情報漏えいのことを考えるとこれから先本当に怖いなと思う面もあります。なので、これは反対とさせていただきます。 ○委員長(小林誠) ほかに討論なければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第32号 新発田市手数料条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手多数であります。  よって、議第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第36号 字の変更についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  樋口総務課長。 ◎総務課長(樋口茂紀) それでは、議第36号 字の変更についてご説明を申し上げます。  一般議案書の33ページをお願いいたします。議第36号議案は、県営経営体育成基盤整備事業、いわゆる圃場整備事業の完了に伴い、区域内の字の変更を行うものであります。議案書の35ページから56ページに記載のとおり、五十公野地区全換地の区域内の字を別表のとおり変更し、土地改良法の規定による換地処分の公示にあった日の翌日から施行することについて、地方自治法第260条第1項の規定により議決をいただき告示したいというものでございます。なお、字の変更区域の図面を参考資料に別にお配りしておりますので、ご覧いただきたいと思います。  説明は以上であります。 ○委員長(小林誠) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。質疑ありませんか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第36号 字の変更については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(小林誠) 挙手全員であります。  よって、議第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時休憩します。           午前11時51分  休 憩  ───────────────────────────────────────────           午前11時53分  開 議 ○委員長(小林誠) 再開いたします。  先ほど、もう一度話しますけれども、新公共交通システム、公共交通の今後の展開について委員会としても継続審査で調査をまたしていくべきだという意見ありましたけども、再度。  小柳委員。 ◆委員(小柳はじめ) 公共交通に関しましては、ここずっと総務常任委員会でも追っかけてきて、決算、予算のたびにもテーマで上がってきたわけでございますので、大きく今年の2月ですか、市長のほうで大きな方針が示された、この先の示されたということで、非常に変革期というか変わり目に当たるというふうに思いますので、実際これがまつうら号のそのシステムが市内各地に展開されるわけですけど、そういう節目に当たりますので、実際その運行の状況をよくチェックしてさらにいいものになるように委員会としてもやっぱり注視して追っかけるべきだと、調査すべきだと思いますので、その旨で提案をしたいと思います。 ○委員長(小林誠) ただいま小柳委員から意見ありましたとおり、今後の公共交通の運行、また利用含めたさらなる公共交通がよくなっていくように委員会としても継続して審査をするということで、閉会中の審査項目に公共交通、特にコミュニティバスの運行についてを加えたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ということで進めていきたいと思います。  藤巻課長。 ◎市民生活課長(藤巻秀岳) 申し訳ございません。先ほどの青木副委員長のご質疑なんですけども、地方公共団体情報システム機構についてなんですけども、2014年地方公共法人として設立いたしました。これについては、国と地方公共団体が共同で管理する法人ということですので、官というような形になるかと思います。  以上です。 ○委員長(小林誠) 以上で当総務常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(小林誠) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは退席されて結構です。  以上をもって総務常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午前11時56分  閉 会...