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平成29年 6月定例会−06月27日-04号

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  1. 新発田市議会 2017-06-27
    平成29年 6月定例会−06月27日-04号


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    最終取得日: 2022-11-29
    平成29年 6月定例会−06月27日-04号平成29年 6月定例会        平成29年6月新発田市議会定例会会議録(第4号) 〇議事日程 第4号 平成29年6月27日(火曜日) 午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議会第2号 新発田地域広域事務組合議会議員の選挙 第 3 議会第3号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 第 4 行政報告 第 5 議第21号 監査委員の選任について 第 6 議第 3号 専決処分の承認について(新発田市税条例の一部を改正する条例制定について)     議第 6号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について     議第 7号 新発田市隣保館設置条例の一部を改正する条例制定について     議第 8号 新発田市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について     議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち総務常任委員会所管分 第 7 議第 4号 専決処分の承認について(新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)     議第 9号 新発田市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例制定について     議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分     議第15号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について
        議第16号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第17号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定について 第 8 議第 5号 新発田市空き家等の適正管理に関する条例の全部を改正する条例制定について     議第10号 新発田市市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について     議第11号 新発田市農業集落排水処理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第12号 新発田市公共下水道事業受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第13号 市道路線の認定について     議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分     議第18号 平成29年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第19号 平成29年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第20号 平成29年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)議定について 第 9 議会第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書     議会第5号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書     議会第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 第10 議会運営委員会・各常任委員会所管事務調査に係る閉会中の継続審査 第11 議員派遣の件について  ───────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ───────────────────────────────────────── 〇出席議員(27名)   議 長   比  企  広  正       副議長   佐  藤  真  澄    2番   宮  崎  光  夫  議員    3番   小  柳     肇  議員    4番   水  野  善  栄  議員    5番   若  月     学  議員    6番   湯  浅  佐 太 郎  議員    7番   今  田  修  栄  議員    8番   川  崎  孝  一  議員    9番   中  野  廣  衛  議員   10番   阿  部     聡  議員   11番   小  坂  博  司  議員   12番   小  林     誠  議員   13番   石  山  洋  子  議員   14番   板  垣     功  議員   15番   入  倉  直  作  議員   16番   渡  部  良  一  議員   17番   渡  邊  喜  夫  議員   18番   加  藤  和  雄  議員   19番   井  畑  隆  二  議員   20番   佐 久 間  敏  夫  議員   21番   佐  藤  武  男  議員   23番   宮  村  幸  男  議員   24番   宮  島  信  人  議員   25番   稲  垣  富 士 雄  議員   26番   中  村     功  議員   27番   小  川     徹  議員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        市長         二 階 堂       馨        副市長        下   妻       勇        教育長        大   山   康   一        総務課長       佐   藤   弘   子        人事課長       鶴   巻   勝   則        財務課長       伊   藤   純   一        みらい創造課長    山   口   恵   子        社会福祉事務所長社会福祉課長)                   坂   上   新   一        会計管理者      清   野   勝   彦        市長付特命参事(水道局長)                   三 田 村   明   彦        教育総務課長     杉   本   茂   樹        選挙管理委員会事務局長佐   藤   健   吾        監査委員事務局長   関       利   直        農業委員会事務局長  菅       一   義        健康推進課長     阿   部   博   子        農水振興課長     渡   邉   誠   一  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        事務局長       青   木   孝   夫        次長         寺   尾   嘉   英        係長         古   田   潤   子           午前10時00分  開 議 ○議長(比企広正) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  市長から損害賠償の額を定める専決処分についての報告がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、監査委員から地方自治法の規定による平成29年3月分、4月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  ───────────────────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(比企広正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において中野廣衛議員加藤和雄議員中村功議員を指名いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第2、議会第2号 新発田地域広域事務組合議会議員の選挙 ○議長(比企広正) 日程第2、議会第2号 新発田地域広域事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  新発田地域広域事務組合議会議員中野廣衛議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました中野廣衛議員新発田地域広域事務組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました中野廣衛議員新発田地域広域事務組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました中野廣衛議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第3、議会第3号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(比企広正) 日程第3、議会第3号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。
     よって、議長において指名することに決しました。  新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員石山洋子議員を指名します。  お諮りいたします。ただいま議長において指名しました石山洋子議員を新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました石山洋子議員が新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選しました。  ただいま当選されました石山洋子議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第4、行政報告 ○議長(比企広正) 日程第4、行政報告を行います。  市長から行政報告の申し出がありましたので、これを許します。  二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) おはようございます。市議会6月定例会の最終日に当たり、発言の機会をいただき、議長初め議員各位のご高配に厚く御礼を申し上げます。  行政報告の前に、6月25日日曜日、新発田市立中学校の2年生男子生徒がみずから命を絶ってしまいました。未来ある生徒のとうとい命が失われたことは大変遺憾であり、ご遺族の方に心からお悔やみを申し上げますとともに、亡くなられたお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。  それでは、報告をさせていただきます。初めに、平成29年1月5日付で三村誉一氏が最高裁判所に提出した新庁舎建設の違算に係る住民訴訟上告受理申し立てについて、6月1日付で最高裁判所から決定通知がありましたので、ご報告をいたします。決定の主文は、1、本件を上告審として受理しない、2、申し立て費用は申立人の負担とするでありました。これは、新庁舎建設における鉄骨、鉄筋の違算について、市が設計者である有限会社エーエーティープラスヨコミゾマコト建築設計事務所に対し損害賠償を請求することを求める訴えを理由がないとして退けた東京高等裁判所控訴審判決に対し、三村氏から上告受理申立書が提出されておりましたが、民事訴訟法第318条第1項に基づき、受理すべきものとは認められないとされたものであります。なお、当該決定は5名の裁判官による全員一致での決定でありました。この決定により、新庁舎建設の違算に係る一連の住民訴訟の手続は終結いたしました。  次に、新発田市が運営しております国保紫雲寺診療所について、医師を務める診療所長から平成30年3月末をもって退職したいとの申し出がありました。急な話であり、私としては慰留したい考えでいましたが、一身上の都合ということであり、また本人の強い意向も確認できたことから、これを了承したところであります。  国保診療所は、国民健康保険法第82条に定める診療施設で、国民健康保険制度を広く普及させるとともに、医師不足の地区をなくすことを目的として設置されるものであります。当市の診療所は、昭和14年に開設された県立の紫雲寺診療所を前身として、昭和25年に国民健康保険直営の診療所として再発足させたもので、民間の医療機関がない状況下で無医村の不安解消を図ってきたものであります。これまで長年にわたり運営を続け、地域医療に重要な役割を果たしてまいりましたが、昭和30年代には地域内に2件の民間医療機関が開業し、さらに平成19年にも1医療機関の開業があったことで、民間医療機関が小学校区にそれぞれ1カ所ずつとなったことから、ここ10年間は外来患者数が大きく減少し、恒常的な赤字経営が続いておりました。また、平成27年度の決算では、一般会計から国民健康保険事業特別会計の施設勘定への繰入金が約1,396万円ありました。今後の対応としましては、現状を踏まえて、通院患者や地元自治会などの関係者に事情を説明し、ご意見等をいただくとともに、医師会などの関係機関との協議を行った上で、診療所の今後のあり方について改めてご報告させていただきたいと考えております。  次に、滝谷森林公園に隣接の加治川で発生した水難事故についてご報告いたします。まずは、このたびの事故に遭われたお母様とお子さん、そしてご家族に心からお見舞いを申し上げます。去る6月17日、滝谷森林公園では職員が午前と午後に定期巡回をしておりましたが、事故につながる危険性は全くない状況でありました。しかし、午後4時ごろ、公園利用者の方から公園管理棟の受付職員のもとに川の中に母親と男の子が取り残されているとの通報がありました。公園職員が救助に向かうとともに、午後4時13分ごろ、公園を管理する職員からダム管理事務所へ電話で放流を停止するよう依頼を行った後、午後4時21分に新発田地域広域消防本部に119番通報をいたしました。  当時の状況といたしましては、急激な増水により身動きがとれなくなった母親と小学4年生の男の子が河川中央部の中州状態となったところに取り残されていたものであります。父親や公園職員が他の利用者と協力して川岸に設置の救助浮き輪を母子のもとに投げ入れ、母親が男の子の体に浮き輪をかけたものの、父親がロープで男の子を手繰り寄せる途中で体から浮き輪が外れ、一時下流右岸のよどみに流されましたが、男の子は無事救助されました。母親は、男の子に浮き輪をかけた後、流れに耐え切れず、約100メートル下流まで流されましたが、自力で左岸にたどり着き、公園職員に救助されたものの、低体温症の疑いで、また男の子はすり傷を負っていたため、お二人とも市内の病院に搬送され、手当てを受けました。  私も事故発生の翌日に現地へ出向き、職員から当時の事故状況について詳細な報告を受け、事故現場も確認いたしました。この事故に至った原因については、マスコミ等の報道により議員各位もご承知のとおり、加治川治水ダムからの観光放流により急激に増水したことによるものであります。この事故を受け、市といたしましては、公園利用者の安全確保のため、県のダム放流に係る詳細なルールの見直しが行われ、安全が確認できるまでの間は川への立ち入りを禁止することといたしました。このたびの事故は大惨事につながりかねない極めて重大なものであり、ダム及び河川を管理する県には二度とこのようなことが起こらないようしっかりとした対応を求めてまいります。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(比企広正) これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) それでは、加治川の事故の問題について何点か質疑させていただきたいというふうに思います。  今報告がありましたように、私どもはマスコミを通じて知るということですね。こういったことについて、市側から私ども議員に連絡が入ったのは、農振第657号という形で6月の19日に入ってくるんです。すなわち、2日後です。ここの部分は、今回のいじめ問題もそうでありますが、議会に対するやっぱり連絡が遅い、簡単に言うと。その結論はやっぱり議会軽視と言われてもやむを得なくなっちゃいますから。きのうもそうでしょう。マスコミに流したのは、皆さんいじめ問題については2時ですよね、発表によれば。これもマスコミしか知りませんけども、2時にやっていますよね。我々手元に入ってくるのは4時のファクスなんです。議会事務局から入ってくるのが。我々議員のほうにはマスコミから午前中に問い合わせが来ているんです。中身までは言いませんけれども、事故があったということ。我々は全く知らないんです。という状況になっているんです。だから、少なくとも、詳しい内容はいいです。それはいろいろと調査をしたりなんかしなければならないから。だけど、第1報をもっと早く入れるべきです、事故が起きたら直ちにこういった事故があったということについて。詳しくは調査の上後ほど報告しますでいいわけですから。こういったことについては、やっぱり議会としてはちょっと看過できないんです、おくれた情報が入ってくるというのは。少なくともマスコミなどよりも遅いということは。もちろんそれはそういったことがあれば市民から問い合わせ、我々は市民の代表ですから、来る可能性は十分あるわけだけども、一向に我々はそんなこと知っていないということはやっぱり問題だというふうに思いますから、これは苦言だけじゃなくて、やっぱり市長としてももう少し早く、詳しい内容は別にいいんです、後からで。こういった事故がいついつ起こりましたという形でいいんで、もっと早くやっぱり流してほしいなというふうに思いますから、これは市長に所見を聞いておきたいというふうに思います。ダム事故の問題はマスコミからはもちろん早いんですが、2日後ですから、我々にこうして事務局から入ってくるのは。  内容について移ります。1点目は、県の動向についてはマスコミを通じて、きょうも含めてでありますが、随分詳しくマスコミ等で、とりわけ地元紙から流れてきていますから、大体わかりますが、市の対応がよくわからないということなんです。今報告がありましたし、2日後の部分についても経過は書いてあるんですけども、どういう事故あった、対応については。問題は、予告なし放流というルール違反の事態がずっと長年にわたって行われていたわけです。これは全く県の問題ですから、大変な大きな問題だということで、直ちに対応方が図られているようでありますが、このことは市側は知っていたかどうかなんです。市のこれは、私ども議会も含めてでありますが、要するにルールがあったんだそうです。私は全く知りませんが、普通、通常はあるわけですよね、放流するためには。だから、そのルールの共有を市は今までなされていたかどうか。ああいったダム放流に際してはサイレン鳴らすんですよなんとかというルールがあるんでしょう。県が持っていて、地元市でありますから、2つのダムが。したがって、それは市も当然ルールを共有すべきだというふうに単純に思うわけでありますが、市はルールがあったということを知っていたかどうか。知っていたとすれば、そのルールに従ってやられてこなかったわけですから、市も何らかのやっぱり今まで対応方が問われるわけでありまして、そのことです。だから、ここで聞きたいのはいずれにしましてもルールの存在を市もちゃんと共有をしていたかどうか。もし知っていたとすればこういった問題が起きたことの原因を明らかに県はするんでしょうが、今後の連携の問題、県との。とりわけ地域振興局になるでしょうが、そこの連携はどうなるのかということ、中身にかかわっての第1点目です。  それから、2点目は管理所から、先ほども説明がありました。消防のほうには連絡があったということでありますが、管理所から行政のほうに、市長のほうに連絡が入ったのはいつなのか、そしてその対応はどうしたのかということです。これは県と同じことなわけでありますけども、市長はいつ知ったのか、そしてその対応について、これ2点目の問題です。  それから、3点目はその結果として、今も報告がありましたように、結果的には河川に立ち入らないように周知する、今後ルールの検討とか、それから再発防止策ができるまでは一応水遊びは禁止するということにしたわけですね、市は。これは見解の相違になるかもしれませんが、とりあえずいつまで禁止措置をするのかということです。これから夏休みに入っていくわけでありまして、あそこを利用する子供たちにとっては、私も何回も現地には孫たちとも行っていますが、水遊びは子供たち好きですから、遊びたいわけでしょう。今回の措置は、結果的にはあそこ、それから赤谷の何でしたっけ、施設。 ○議長(比企広正) 滝谷森林公園。 ◆16番(渡部良一議員) 滝谷森林公園じゃなくて、赤谷の少年の家か。あかたにの家ね。それから、もう一つは安全橋の上にあります岡田の天然プールいいますよね。あそこも全面的に禁止すると、こういうふうになっているんだけども、やっぱり私主観的には利用者からすれば当然夏休みの中で子供と親御さんが一緒に遊びたいというのはやまやまだと思いますから、そういったことからしてこの措置は一体、安全措置がとられるまでというふうにしていますけれども、大体見通しとしていつころになるのかなというふうに思いますし、1度起こったから、そのことを教訓化して直ちに禁止するというのは私は率直に言っていかがなものかなというふうにも思うんです。そういったことは、とりわけ県の大きな瑕疵であったわけでありますが、そのことが市民サービスをやっぱり禁止してしまうということはどうかなというふうに思うんですが、とりあえず聞きたいのは大体見通しとしていつころまでそういった措置をとっていくのかということです。  以上、議員の連絡も含めて大きくは4点ぐらいになりますか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まず、第1点目でありますけれども、議会に対する告知が遅かったんじゃないか、議会軽視ではないかと、こういうご意見でありますが、そうでしょうか。17日土曜日4時半ごろにこの事故があったわけでありますけども、私は翌日、18日には現場に行って、日曜日であります。そこへ行って、月曜日にはもう議会の皆さん方にはちゃんと告知をしたということでありますし、観光放流だとか、あるいはそういう詳しい話は私で知ったのですらも18日なんです。県までは私のときには、16時38分に市のほうに1報が入りました。私のところに来たのが16時50分ですから、約10分後にはもう私のところにこの1報が入りましたけども、そこでは河川遊びで川で遊んでいた親子連れが急激な増水によって流されたけれども、命に別状はない、でも少し低体温症の気味があるので、病院へ搬送されてという、こういう1報でありまして、観光放流だとか、いろんな事故の原因だとかというのはまだその時点ではわかっていないわけです。その時点で皆さんに知らしめてどうするんですかということです。私どもとしては、ある一定の事故の全容が見えた段階でということでしたので、翌日は日曜日でありますので、月曜日にはほぼ県とのいろんな状況が把握できたので、皆さん方にやったということで、決して議会軽視と言われるということはちょっと私としては違うんではないかなというふうに思っております。  それから、市の対応であります。県との協議において幾つかルールは定めておったんですが、ただ観光放流というのだけは新しい言葉というよりは全然知らなかったといいましょうか、その規則の中に観光放流というのはないんで、あるのは緊急放流と通常放流なんです。それで、緊急放流につきましては今までもサイレンが鳴っておりましたけど、通常放流はどうもあったようでありますけど、私も新聞で初めて知ったんですが、ほぼサイレンを鳴らすようなことなく流していたと、放流していたというのが県の発表でありますので、この辺は報告なかったというのは大変残念だったなというふうに思いますけど、翌日早速私のほうで現場へ行きました。被害に遭われたご家族の方にもお会いすることができて、お見舞いを申し上げる機会がありましたし、現場へ行って事故の現状等をつぶさにやらせていただきました。私はその管理をしている職員、しっかりと対応してくれたんだなというふうに改めて思っておりますし、被害に遭われた方からも森林公園の管理人に対しては大変礼を言っていたのを私も聞いておりますので、対応としては市としてはしっかりやったというふうに思っているところであります。  それから、今河川での遊泳を禁止だということになっておりますけども、もう少し待っていただけませんか。今県が新たなルールづくりの見直しをやっている最中であります。これができた段階で私どもと協議をさせていただいて、安全が確認できるという状況になれば解除をしたいと思いますけれども、今こんな状況の中で、幾ら時期が時期とはいえども、ここで河川での遊泳等を認めるというわけには新発田市長としてはできかねるわけでありますので、もうしばらくお待ちいただいて、県のほうでは早急に今ルールづくり、新たなルール見直しをやっているということでありますので、もう少し時間をいただきたいというふうに思っております。  以上、幾つかご質疑いただきましたけども、全部答弁したつもりでありますけど、何か落としがあったらまた再質疑でお願いします。 ○議長(比企広正) 渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) 議会への報告は決して遅くなかったんじゃないかということでありますが、先ほど言いましたように、私詳しい内容までは当然皆さんのほうも把握する時間的な余裕が必要だろうし、そこまでは求めていないんですが、少なくともやっぱりこういった事故、結果論としてはこういう事態になっちゃったわけです。要するに全国放送で流れるぐらい大きな、新発田市がまたこういった形で出ちゃったわけです。それは結果論じゃなくて、やっぱり我々市民を代表する者に対しては少なくともその事故が起きた、市長も先ほどその日に知ったと言いましたか。土曜日であれ日曜日であれそれは危機管理の問題でしょうから、それは皆さんの責任の問題であって、我々市議会のほうにも直ちにこういった事故が発生をしましたというぐらいの一報があってしかるべきだと私は思いますから、それは見解の相違じゃなくて、やっぱりそこはぜひ土日だろうが何だろうが少なくともそういった形できちっと対応をお願いしたいなというふうに思っています。公式的にはだから2日おくれで入ってくるわけです、行政側からは。それが先ほど言いましたように6月19日付で入ってくるわけです。ということでありますから、これではやっぱり遅過ぎるというふうに思います。少なくとも新聞はすぐ出るわけですから、その時点で我々は知っていないという状況なんです。  それから、2点目、大変重要なことを市長答弁落としていますけども、ルールがあるということ、常識的には放流するんだから、当然ルールがあるに決まっているわけで、こんなことは、中身は知らなくても大体わかりますよね。そのルールを市側としては、県がつくっているルールを市は共有していたかどうかの問題です。知っていたとすればやっぱり市側も、たびたび放流していたんでしょう。観光放流というのは、要するにゲートの点検なわけでしょう、簡単に言うと。いざというとき上がらないんでは困るから、大体何月に1遍ぐらいやるんでしょう。多分点検ですね。だというふうに私は理解していたんですが、マスコミ報道によれば観光放流イコール点検作業というふうに出していますから。観光放流といったってそこに人がそんなに観光客がいっぱいいたわけでも何でもないんでしょう。内の倉ダムもあの事故の直前に流したんだわね。ということですから、多分そうなんでしょうけども、ここではルールがあることを新発田市は知っていたかどうかということです。知っていたとすれば、現実そのルールに基づいてやられてこなかったわけだから、そのことについて市はどういう問題点を抱えているのかなというあたり、そこが特に聞きたい部分でありますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 先ほど申し上げましたように、事故の全貌がわかったのはずっと後になってくるわけです。ですから、川で遊んでいて、そして流されたという1報は入りました。しかし、それしかないわけです。後から県のほうで、なぜふえたかなんていうのはその当時の私どもも、それから森林公園の管理人もわからないわけです。だって、10時に目視をやって、12時に目視をやって、3時に目視やるというのは決まっているわけです。その時点においてはほとんど水がないんですから。だから、中州まで行ったわけでしょうけれども。そのことによって水がふえたという、それがわからないわけです。4時半ごろに事故に遭われたということです。そこで私が第1報来て、流されたという、その後の翌日に初めて県が観光放流をしたということを県が発表して初めてその全貌がわかったということ。その上で皆さん方に関係についてご報告を申し上げたということでございます。それでももっと早くやれよということでありますので、その辺については真摯に受けとめて、職員についてもそのように通知をしていきたいというふうに思っております。  それから、共有していたかどうか。共有はしていたんですけれども、通常放流する場合はサイレンあるいは私どものほうに連絡をするというものは共有していたんですけれども、サイレンも鳴らさない、あるいは通知もしないで放流するということは共有していないわけですので、それはわからなかったと、こういうことでありますが、ルール自体は共有をしていたということ。  それから、観光放流でありますけれども、ゲートの上げ下げではなくて、加治川ダムというのは治水でありますから、通常は下げておくんです。ダムに水入れておかないんです。内の倉ダムは違うんです。内の倉ダムは、水をためておくわけです。かんがい用ですから。ですから、加治川というのは下げているわけですけども、観光放流ですから、一つのイベントとしてやっぱり水の相当の量を出すということからすると、とめたわけです。とめて水をためたということです。そして、出したということで、読んで字のごとく観光放流そのものだというふうに思っています。つまりゲートの確認のためにやったということではなくて、まさにダムツアーの観光放流をやったと。このことが私どもに通知がなくて、そして通常の河川で遊んでいた親子連れが大変な目に遭ったと、こういうことであります。 ○議長(比企広正) 渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) 先ほど申し上げましたように、だから遅いか早いかの問題もさることながら、公式的に皆さんのほうから連絡が入ったのは、私ども議会のほうに手元に入ったのは2日後だということだけ申し上げておきたい。したがって、私としては、皆さんはその時点で何が原因か等がわからないということではないわけでしょう。もっと早くわかっていたわけでしょう。これは、だから常識的に今どき水がどっと来るなんていうことはダムが流さない限り起きないわけです、まず通常的には。だから、そういったことも含めてもう少し早くお願いしたいなというふうに思います。詳しい内容はもちろん後刻でいいんですけども。  それから、ルールはあるということは共有をしていたということからすれば、余計にそういった意味では共有していて、県はそのルールどおりにやっていなかったということだし、市もそれはずっと今までは黙認してきたわけだよね。そういうルールはわかっていたんだけれども、観光放流等々の部分については事前に連絡はなかったわけでしょう、市のほうにも。だから、そういったこと自身はやっぱり連携としてルールがあって放流する、そのことが、住民はもちろんでありますが、市もわからなかったとすれば、やっぱりそこは大きな問題だというふうに思うから、そういった意味でそこが連携を十分今後共有する必要があるんではないかなというふうに思います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 市が黙認をしていたということは絶対ございません。まず、観光放流というそのものがないんです。初めてなんですから、後の新聞報道を見ますと、午前中に内の倉でやったという、それまでは加治川ダムが初めてだというけども、最近になったら内の倉には午前中で、加治川は午後だというのが新たにわかってまいりましたけども、観光放流というその行為そのものがなかったということです。ルールにないということが前提であります。  それから、今まで通告なしに放流をしていたというのが明らかになりましたけども、そのことを市が知っているということはございません。知らなかったんです。だから、私どももそのことに対して異議申し立てもしなかったわけです。通常あり得ないことです。ルール上は通告する、サイレンを鳴らすということになっているわけですので、知らなかったということであって、黙認をしたということでは決してないということであります。 ○議長(比企広正) 渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) なお、その辺については今後またいろいろと、まだこちらも情報が詳しくわかっていないわけでありますから、今後また十分な情報をつかんだ上で問題点、県側は県側でやっていくでしょうから、市側としての県との問題点の共有とか、今後の対応の問題、やっていかなければならないというふうに思います。  あと、最後の部分については、これは要望になりますけども、ですから水遊び禁止というこのことについては、私も何人かの市民の皆さんからすぐこういうこと…… ○議長(比企広正) 渡部良一議員行政報告に関しては質疑は3回までになりますので。 ◆16番(渡部良一議員) 要望だけにしておきます。ぜひ善処していただきたいというふうに思います。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) 今ありましたような森林公園の事故の問題でございますが、渡部議員も言われましたように、やっぱり議員に対する連絡というのはできるだけ早くしていただきたいと、そういうことを要望させていただきます。  それから、森林公園のところに事故が起きたということなんですが、管理は新発田市だと。だけど、予告もなしに放流したということでああいうふうな死に至るような、そういう水難事故が発生したということで、市も重く受けとめておられますけれども、1つはあそこに浮き輪も設置されていたということなんですが、予定した外の、想定外のことも起こり得ますので、そういう浮き輪とか、あるいはロープとかという、そういう水難にかかわるような防止の装置整備というのはどんなふうになっておりますか、ちょっとお聞きしたいと思います。  それから、もう一つはあの下流にあかたにの家がありますし、それから岡田の天然プールですか、ございますが、岡田については子供たちの水死というのも今まであったと聞いておりますので、やっぱりそういうところの管理を市としてもこれを契機に十分精査しながら検討して整備する必要があるのではないかなと、こう思いますけれども、その点での市長の見解をお聞きします。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まず、危険回避のために万難を排せよということであります。その点についてはしっかりと肝に銘じてやっていきたいというふうに思っております。ただ、今回の場合、あそこは森林公園自体の管理棟にも一定の水位になった場合はサイレンが鳴るようになっております。今の時期はちょうど時期が梅雨の時期もございますので、大体毎秒40トンを超える場合はサイレンが鳴るようになっておりますけども、毎秒二十何トンだということで、規定の範囲内で、確かにそこの河川で遊んでいた親子連れにとっては大変急激な水だったわけでありますけれども、まず一応想定している範囲内だったもんですから、サイレンが鳴らなかったということであります。この辺はもう少し考えて、もう少し低目にセットしておくということも必要なのかな。この辺のルールもまた新たにやっぱり検討していきたいと思いますし、浮き輪も含めていろんな意味で、もしものことがあっては大変でありますので、より一層宮村議員からのご指摘のとおり危険回避のために万全を尽くしていきたいというふうに思います。  それから、やはりもう少し早く知らしめるべきじゃないかということであります。私どもとしては、17日の夕方にそのことを1報が入って、そして初めて18日にほぼ全容がわかったわけであります。翌日にはもう議会の皆さん方には告知をしたわけでございますので、特段遅いとかなんとかではなくて、まずは原因究明のほうを先にやらなきゃいかんだろうということで精いっぱいやったところでありますが、ただもう少しもっと早めてくれと、こういうことでございますので、その件については私ども先ほど申し上げましたように真摯に受けとめて、少しでも早く議会の皆さん方にご報告をできるようにやっていきたいというふうに思っております。  それから、下流の河川の遊泳の関係でありますけども、今こういうまだルールの見直しをやっている段階で解除するというわけにはやっぱりどうしてもいかないんで、なるべく、これから夏になりますけども、そのころまでには県の皆さん方のほうで新たな見直しのルールができるんだろうと思いますので、でき次第早速河川遊泳禁止の解除はしたいと思いますけれども、もうしばらく推移を見させていただきたいというふうに思います。 ○議長(比企広正) 稲垣富士雄議員。 ◆25番(稲垣富士雄議員) 観光放流ダム問題に関しましては大変遺憾なことでありますが、これから夏場を迎えて、とにかく森林公園を利用する方が多いわけなんです。だから、一番悪い時期にこういうふうな問題が発生しておりますので、これからの滝谷森林公園の問題を大事にしていかなければ、せっかくの夏場森林公園が一番活況してくる時期でありますので、この問題が尾を引きますと大きな打撃になると思うんです。ですから、県が早急に見直しをしてというのがありますけども、なかなかお役所の仕事というのはゆっくりといいますか、遅い状況もあるわけでありますので、けつをたたいていつごろまでにどうするんだということを市からやっぱりはっきりと言っておかないと、夏場終わってからこれ見直しできましたではこの滝谷森林公園は生きてこないわけでありますので、その辺しっかりと市は市の考えで県に物をやっぱり言わないとだめだと私は思いますので、その辺市長はどういうふうに思っているのかと、もう一つはこの問題が発生したために森林公園を利用する宿泊客の問題でキャンセルとか影響が出ているかどうか、この辺ちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 稲垣議員のおっしゃることは十分わかりますけれども、今こういう状況の中で急げ、急げというわけにはいきませんので、命にかかわることですから、少しでも早くなるように県には要望いたしますけれども、やはりこういう命にかかわるルールづくりでありますので、急いで結果として余り効果のないルールができてはかえって申しわけない話でありますので、急ぐようにはお願いしますけれども、ただそんなには長くはかからないんではないかなというふうに思っております。ただ、しっかり、稲垣議員のご指摘をいただきましたので、県のほうにはぜひなるべく早くルールづくりをやりませんかということを声をかけていきたいというふうに思っております。  それから、宿泊客の関係について、キャンセル等は今のところ私どものほうには耳に届いておりません。河川で遊ぶことがあの森林公園の主たる目的ではございませんので、むしろ副の部分がございますので、あそこの今事故があったということでキャンセルになったというふうには聞いておりません。 ○議長(比企広正) 稲垣富士雄議員。 ◆25番(稲垣富士雄議員) 新発田にとってはこの森林公園というのは近郷、特に新潟市あたりから宿泊に来られる方が大変多くなっておりますので、後で申し込んでもなかなか入れないというか、利用できないという状況でありますので、大事な夏場の稼ぎどきにこういう問題が発生したということは、本当にルールを守らない県が一番悪いわけでありますので、ルールを守っていれば何も被害もないし、こういう事故もないというふうに思われますので、そういう意味では当事者の新発田市がきちっとやっぱり県に申し上げて、二度とこういうことのないように、また見直しをするんであれば早くひとつ処理をしていただきたいという要望を強くやってほしいなというふうに最後要望して終わらせていただきます。 ○議長(比企広正) 加藤和雄議員。 ◆18番(加藤和雄議員) 私のほうからも加治川の公園の事故について質疑したいと思います。  実は新潟県が再発防止策としてきのう発表しております。私もインターネットできょう朝見てきたんですけども、8ページにわたって事故の経過から全て検証した結果を載っけていまして、再発防止策を今の段階での再発防止策ということで載っけています。それを見ますと、まず放流したときの放流に関する連絡系統図に滝谷新田の滝谷森林公園を加えているということと、あわせてその中で抜本的解決策ということで、公園管理事務所に設置されているダム放流量表示装置を安全管理に有効活用するためにダム管理者と公園管理者で運用方法を定めた協定を締結すると、そういうふうになっております。これ多分先ほど市長がおっしゃったように公園敷地内に警報鳴るようになって、そのことだと思うんですけども、このダム放流表示装置というのは聞いておりますでしょうか。これは承知しておられますでしょうか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まだ県の協議はやっておりません。これから協議に入るわけでありますので、ただ1つ、確かに森林公園の中に一定の量を超えるとサイレン鳴るようにセットされていることは事実であります。それはあくまでもキャンプサイトを防護するという、危険通知をするというのが主たる目的であって、河川そのものに入っての遊泳等の問題ではないということです。つまりキャンプサイトというのは皆さん方がわかるとおり、川に向かって右側のことを言っている向こう側に実はあるんです。向こう側が実はフリーなんです、あそこ。一切管理棟を通さなくてもいいという。あれをつくるときに、県との協議の上であそこが大体毎秒40トンを超えると非常にキャンプサイトにまで水が行きそうになるということで、まず今現段階では40トン。これが夏場になってまいりますと、それをもっとぐっと下げることは下げるんですけども、一応そういうルールで、河川そのもののサイレンということではなかったということであります。この辺はやっぱり考えなきゃいかんなと思っています。キャンプサイトを守るというのもそれは大事なことですが、結果としては河川で遊泳をされる方もいらっしゃるわけでありますので、この辺のことを考えると、今管理棟に持っているこの装置もその辺で活用できないか、これからのルールの見直しの中で検討していきたいというふうに思っているところであります。いずれにせよ県のほうで放流をするということさえ、それさえちゃんと報告していただければ、こちらのほうとしてはちゃんと目視でも確認、1日3回目視もやりますし、それからもしもそういうことがあれば、これから放流がありますから、上がってくださいとかというのはできたわけでありますんで、この辺が今回の事故の一番大きなところだろうなというふうに思っております。 ○議長(比企広正) 加藤和雄議員。 ◆18番(加藤和雄議員) 確かに今回の事故は県のダムの放流が原因なんですけれども、滝谷森林公園敷地内を加治川が流れているわけですよね。例えば雨降ったときとか、そういう増水のときだってあり得るわけですよね。ダムだけが原因で起きるということは限らないわけですよね。そうしたとき、市長は当日知ったというんですけども、例えば事故があったとき市がどういう対策をしていくのかという、そういう危機管理というかな、そういうものはきちんとしておられますでしょうか、土日にあっても。その辺伺います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 先ほど申し上げましたように、約4時半ごろに事故が発生したわけでありますけども、その8分後には私どものほうに1報が入りまして、その10分後には私のところにもう来ておりますので、そういう連絡体系はきちっとしているというのが第1点であります。  それから、通常であれば河川のところに通常の水量が入っていれば決して親子連れも入らなかったと思うんです。結果としてはどういうことかというと、先ほど申し上げましたように、観光放流ということで、もともと水をためていないのが目的のダムを観光放流するためにわざわざとめたということですから、そのことによって、ダムは当然上だけれども、結局河川に水が来ないということになります。内の倉も午前中やったそうでありますけれども、内の倉ダムは森林公園の下側にありますから、幾ら放流されたって関係ないわけですけども、加治川治水ダムだけは上にあったと、それで観光放流と称して一気にふっと来たもんだから、通常ふだんは行けないようなところまで実はその日は行けたという、そして取り残されたと、こういうことであります。それとても、先ほど申し上げましたように、県のほうで一報いただければ、もし管理人のほうからこれから放流されますから、河川に入らないでくださいと言えばちゃんとできたことでありますので、そんなに難しいルールをつくるというよりは、むしろそのルールをしっかり守っていただければ今回のような事故はなかったんではないかなというふうに思います。 ○議長(比企広正) 加藤和雄議員。 ◆18番(加藤和雄議員) 先ほど渡部議員も宮村議員も稲垣議員もおっしゃいましたけれども、やはりそうであるならば早く県ときちんと打ち合わせして、県は防止策をもうきのうの段階で出していますので、そして安全が確認されればすぐやはり開放していただきたいと思います。その辺よろしく、要望して終わります。 ○議長(比企広正) ほかにございませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第5、議第21号 監査委員の選任について ○議長(比企広正) 日程第5、議第21号 監査委員の選任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により渡邊喜夫議員の退席を求めます。           〔17番 渡邊喜夫議員退席〕 ○議長(比企広正) 提案理由の説明を求めます。  二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) 提案理由を申し上げます。  議第21号議案は、監査委員の選任についてであります。平成29年6月8日をもって監査委員を辞職した佐久間敏夫氏の後任として、新たに渡邊喜夫氏を選任したいというものであります。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(比企広正) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議第21号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、議第21号は委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより議第21号 監査委員の選任についてを採決いたします。  この採決は、無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。           〔議場閉鎖〕 ○議長(比企広正) ただいまの出席議員数は、議長を除き25名であります。  投票用紙を配付させます。  なお、投票用紙には本案を賛成とする議員は賛成と、反対とする議員は反対と記載願います。           〔投票用紙配付〕 ○議長(比企広正) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 ○議長(比企広正) 異状なしと認めます。  それでは、これより点呼に応じて順次投票願いますが、投票中、賛成、反対を表明しない投票及び賛成、反対の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により反対とみなしますので、念のため申し上げます。  それでは、点呼を命じます。           〔点呼により順次投票〕 ○議長(比企広正) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 ○議長(比企広正) これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に川崎孝一議員、佐藤武男議員、入倉直作議員を指名いたします。  よって、3名の議員の立ち会いを願います。           〔開  票〕 ○議長(比企広正) 投票の結果を報告いたします。  投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち 賛  成   19票        反  対   6票   以上のとおり賛成多数であります。  よって、議第21号は原案のとおり同意することに決しました。  渡邊喜夫議員の入場を求めます。           〔17番 渡邊喜夫議員入場〕  ───────────────────────────────────────── △日程第6、議第 3号 専決処分の承認について(新発田市税条例の一部を改正する条例制定について)       議第 6号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について       議第 7号 新発田市隣保館設置条例の一部を改正する条例制定について       議第 8号 新発田市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について       議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定について             のうち総務常任委員会所管分 ○議長(比企広正) 日程第6、議第3号、議第6号から議第8号まで、議第14号を一括議題といたします。  総務常任委員会委員長の報告を求めます。  小柳肇委員長。           〔3番 小柳 肇議員登壇〕 ◎3番(小柳肇議員) おはようございます。それでは、平成29年6月19日に開催された総務常任委員会の審査の結果を報告いたします。  当常任委員会に付託された議案は、補正予算の分割付託を含め、議案が5件です。  最初に、議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  渡邊喜夫委員からは、文書配布等事務に関しての質疑に、総務課長は、村部の7地区に関しては平成23年度に文書配送員から業務委託に変更されており、本庁地区も同様に変更したものの、予定した委託先の辞退によって、当業務の経験者を臨時職員として雇用したいとの答弁があった。また、都市間交流推進事業の詳細についての質疑に、市民まちづくり支援課長は、市制施行70周年のことし8月12日に新発田の祖、佐々木三郎盛綱ゆかりの倉敷市の有志が演ずる「源平藤戸合戦 藤戸の浦物語」を上演するに当たり、当市の実行委員会へ経費の一部を助成する旨の答弁があった。  稲垣富士雄委員は、防災行政無線大峰山中継基地局の落雷による復旧費が多額であるが、市の負担かの質疑に、地域安全課長は、損害の94.7%が保険で充当されるとの答弁があった。  小坂博司委員からは、機器損傷による現状についての関連質疑に対し、ハンディー機の増幅機能のための施設であるが、市役所新庁舎の電波状況がよく、今のところ業務に支障はないとの答弁があった。  若月学委員の自主防災組織育成助成事業の内容についての質疑に、地域安全課長は、一般財団法人自治総合センターの助成事業を活用して、箱岩区自主防災会が資機材保管倉庫を整備し、テント、リヤカーなどの備品購入による活動強化を行う旨の答弁があった。また、コミュニティ支援事業の内容についての質疑に、市民まちづくり支援課長は、今回は米倉並びに月岡温泉区両自治会に対して、太鼓やその他関連品の購入助成を行った。助成金は宝くじの社会貢献広報事業を活用した100万から250万円が対象であり、助成率は10分の10であり、テントや紅白幕等のイベント用具を初め、活動に必要な備品など対象は多岐にわたるとの答弁であった。  加藤和雄委員は、豊浦支所と紫雲寺支所の臨時職員配置の理由についての質疑に、豊浦支所長は正職員の不足分1名であり、紫雲寺支所長は、平成27年4月に1名、平成28年8月に1名、合計2名の正職員が減となっており、そのうちの1名分であると答弁を行った。また、業務量が減らないのに対応できるのかの再質疑に対して、紫雲寺支所では2名減でようやく定員となり、現在配置の職員数でしっかり対応していくとの答弁があった。  湯浅佐太郎委員のマイナンバーカードの現状に関する質疑に、情報政策課長は、市全体で5月末時点で9,201件の申請があり、7,370枚のカードが交付され、トラブル等は起きていないとの答弁があった。また、新庁舎での市民向けの窓口で問題点はあるかの質疑に対し、市民生活課長はクレームはほぼなく、逆にお褒めの言葉をもらうことが多いとの答弁があった。  小坂博司委員は、市民生活課の臨時職員賃金についての質疑に、市民生活課長は、高齢福祉、保険年金、税務、収納など各課の業務を受任しており、業務量は確実にふえているとの答弁があった。また、職員の異動状況に関しての質疑に対して、人事課長は、当初予算の編成後の退職者による減少が主で、人口規模に見合った中で少数精鋭で遂行しており、急な退職等に対しては臨時職員等を適宜配置する旨の答弁があった。  小川徹委員は、単に正職員不足分を臨時職員で賄うという考えはいかがかの質疑に、人事課長は、職員数は合併後の定員適正化計画に基づいているが、全庁の中でバランスを見ながら職員を配置しており、予定外の異動に対しては臨時職員で対応する旨の答弁があった。  ほかに質疑なく、質疑を終結し、自由討議、討論なく、採決の結果、議第14号のうち総務常任委員会所管分は全員賛成で可決すべきものと決しました。  次に、議第3号 専決処分の承認について(新発田市税条例の一部を改正する条例制定について)を議題とし、担当課長の説明後、さしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、全員賛成で議第3号は承認すべきものと決しました。  次に、議第6号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  小坂博司委員は、詳細について、また組合との協議状況についての質疑に対して、人事課長は、雇用保険法の改正に伴い、失業給付と同程度を保障する必要があることから、退職手当支給条例によって均衡を図る目的で職員組合には説明を行っている旨の答弁があった。  他に質疑なく、質疑を終結し、自由討議、討論なく、採決の結果、議第6号は全員賛成で可決すべきものと決しました。  次に、議第7号 新発田市隣保館設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  稲垣富士雄委員の隣保館の大規模改修の工事期間及び近隣類似施設を含めた利用状況についての質疑に対し、人権啓発課長は、引き渡しは7月26日までで、地域中心の利用が多いが、市外の学校や同和教育の研修にも利用されているとの答弁があった。  小坂博司委員の使用料収入についての質疑に対し、年間19万5,570円と答弁があり、加藤和雄委員の部屋数が減ったのではないかの質疑に対しては、ふすまやカーテンで仕切られていたため、複数の部屋としてそれぞれ名前がついていたが、実質的には1つの部屋であり、厚生省通知が廃止され、改修を機に室名を変更したとの答弁があった。  他に質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、全員賛成で議第7号は可決すべきものと決しました。  最後に、議第8号 新発田市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  若月学委員の変更の内容についての質疑に対し、地域安全課長は、以前は屋根つきと平場の計370台分あったが、336台分に若干減っていると答弁があった。  他に質疑はなく、自由討議、討論なく、採決の結果、全員賛成で議第8号は可決すべきものと決しました。  以上で当常任委員会に付託された議案にかかわる審議は全て終了し、その後、閉会中の継続審査を議題とし、所管事務調査として取り組む事項、行政視察等について各委員から意見を求めた後、閉会いたしました。  審査時間は、午前10時から11時23分まででした。  なお、委員会審査の詳細については委員会記録を参照願います。  以上で総務常任委員会の報告を終了いたします。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議題のうち、議第3号 専決処分の承認について(新発田市税条例の一部を改正する条例制定に              ついて)         議第6号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について         議第7号 新発田市隣保館設置条例の一部を改正する条例制定について         議第8号 新発田市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について   以上4件に対する委員長の報告は可決、承認であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第3号、議第6号から議第8号までは委員長の報告のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第7、議第 4号 専決処分の承認について(新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)
          議第 9号 新発田市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例制定について       議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分       議第15号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第16号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第17号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定について ○議長(比企広正) 日程第7、議第4号、議第9号、議第14号から議第17号までを一括議題といたします。  社会文教常任委員会委員長の報告を求めます。  石山洋子委員長。           〔13番 石山洋子議員登壇〕 ◎13番(石山洋子議員) おはようございます。平成29年6月20日に開催された社会文教常任委員会での審査結果を報告いたします。  付託議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が6件であります。  初めに、議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題とし、各担当課長からの説明後、質疑に入る。  渡部良一委員は、道徳教育の新事業のスケジュールとカリキュラムへの移行措置について。佐藤真澄委員は、今年度から廃止された日本語教育と道徳の教科化の関連と、教科化することで学校現場に混乱はないのかの質疑に対し、担当課長から、30年度から小学校で、31年度から中学校で教科化が始まる。ただいま教科書の選考を行っている。新学習指導要領は小学校が32年度、中学校が33年度から完全実施となるが、道徳の教科化は前倒しで行うことになっている。日本語教育をやめることと道徳の教科化については全く関連性はない。道徳の教科化による混乱については、新学習指導要領に基づいて適切に進められると答弁があった。  渡部良一委員は、加治川中学校のバックネット倒壊を契機に、未然に防ぐための調査、計画について。中村功委員は、事象後、他校への重点的点検の通知、通達と安全意識につながる情報の共有化についての質疑に対し、担当課長から、教育委員会、また安全管理を求められている学校も適切に連携しながら学校施設の安全点検を行っている。毎年春には学校からの要望に基づき急がれるものを優先的に改修、補修を行っている。学校現場では子供たちの安全確保が基本であり、通知が改めて必要と判断されるものについては間髪入れずに行っていきたいとの答弁があった。  小林誠委員は、地方創生、スポーツで子育て応援交付金の金額が少ないが、詳細と内容について、青少年育成センター臨時職員賃金の補正で、今後正職員をふやす予定はあるのかについて、二葉子ども教室の嘱託報酬が減っている理由についての質疑に対し、各担当課長から、昨年度から取り組んでいる子育て・定住促進応援事業で、今年度から大学との連携で行っている、足裏調査が新規でふえたことに対する増額である。育成センター臨時職員の関係では、正職員を希望しており、今後人事課と協議をさせてもらう。子ども教室の嘱託報酬の減は、嘱託職員の勤務時間の変更とセンターの開館が火曜日から金曜日であり、月曜日が閉館による削減によるものとの答弁があった。  川崎孝一委員は、こども発達相談室に3,000万円の地方創生拠点整備国庫交付金の増額補正があった。これまでの対応と専門員配置の考えについて。重度障害者医療助成事業に伴うシステム改修委託料とあるが、障害者手帳と補助金対象者の拡大についての質疑に対し、各担当課長から、猿橋コミュニティセンターの中にこども発達相談室が移転するに当たって、29年度当初予算では交付金要件が厳しかったことから、経費については市の全額負担であった。本年3月に2次募集があり、要件が緩和され、交付金の該当になった。専門員の配置については、言語療法士、児童指導員、保育士等の専門員を配置して充実した支援を行う計画である。障害者手帳は身体障害者手帳、知的障がいについては療育手帳がある。今回の拡大は、これまでの対象のほかに精神障害者保健福祉手帳1級所持者まで拡大することによる管理システムの改修であるとの答弁があった。  他に質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第4号 専決処分の承認について(新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)、次に議第9号 新発田市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、各担当課長の説明後、質疑に入る。  さしたる質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で議第4号及び議第9号はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第15号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  渡部良一委員は、総括表に記載の数値の整合性についての質疑に、担当課長から、職員数は基本的に変わらない。保険年金課の業務の実情を勘案し、課内での調整を行った結果の増減である。その他の回答については、人事課へ確認し、後日回答をするとの答弁があった。  他に質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第17号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  渡部良一委員は、総括表から後期高齢関係で職員が1名減となった理由についての質疑に、担当課長から、課内における勤務状況を確認した上で、国民健康業務職員、後期高齢者業務職員数を見直し、課内での職員異動によるものが主な理由である。それ以外の人事異動部分もあるとの答弁があった。  ほかに質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で議第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第16号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  渡部良一委員は、総括表から給料調整について、退職はないにもかかわらず、退職による増減というのはどういうことかの質疑に、担当課長から、退職の増減は平成29年4月1日と平成29年1月1日を比較して、退職者、人事異動に伴う退職が総括表に反映されているとの答弁があった。  さらに、渡部良一委員は、高齢福祉課では採用も退職もないにもかかわらず退職による増減でマイナス補正されているのかの質疑に、担当課長から、それについては人事課へ確認し、後日回答するとの答弁があった。  佐藤真澄委員は、介護虐待について、市内、管内の施設等での虐待状況は把握しているのかの質疑に、担当課長から、高齢者虐待防止法ができ、施設や家庭であっても虐待のおそれがある場合は通報がある。最近も家庭虐待の通報は何件かある。施設については、ことしに入り一件もないとの答弁があった。  他に質疑なく、自由討議なく、討論なく採決し、挙手全員で議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で社会文教常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  その後、閉会中の継続審査を議題とし、所管事務調査として取り組む事項、行政視察等について各委員から意見を求めました。  これをもちまして社会文教常任委員会の委員長報告を終わります。  なお、詳細は委員会記録をご参照願います。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議題のうち、議第4号 専決処分の承認について(新発田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)        議第9号 新発田市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例制定について        議第15号 平成29年度新発田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第16号 平成29年度新発田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第17号 平成29年度新発田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定について  以上5件に対する委員長の報告は可決、承認であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第4号、議第9号、議第15号から議第17号までは委員長の報告のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第8、議第 5号 新発田市空き家等の適正管理に関する条例の全部を改正する条例制定について       議第10号 新発田市市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について       議第11号 新発田市農業集落排水処理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第12号 新発田市公共下水道事業受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第13号 市道路線の認定について       議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定について             のうち経済建設常任委員会所管分       議第18号 平成29年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第19号 平成29年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第20号 平成29年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)議定について ○議長(比企広正) 日程第8、議第5号、議第10号から議第14号まで、議第18号から議第20号までを一括議題といたします。  経済建設常任委員会委員長の報告を求めます。  今田修栄委員長。           〔7番 今田修栄議員登壇〕 ◎7番(今田修栄議員) それでは、平成29年6月21日に開催された経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が9件でありました。  初めに、議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長の説明後、質疑に入るが、さしたる質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で議第14号は原案のとおり可決すべきと決しました。  次に、議第5号 新発田市空き家等の適正管理に関する条例の全部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  宮崎光夫委員より、第3条で当該紛争は当事者間において解決を図るものとなっているが、当たり前のことは規定しなくてもよいのではないか。あえて規定したのには何か意図があったのかの質疑に、担当課長から、考え方について基本的なことについて記載したもので、特定空き家についての市民の安全、安心にかかわることであり、公益上必要と認めるものとの認識はあるが、空き家であっても個人の財産であるとの認識に立って、積極的な関与はいかがなものかとの考えで記載したとの答弁であった。  同じく宮崎光夫委員より、空家等対策計画は特措法ではできる規定、条例では定めるものとするとなっているが、スケジュールはどうなっているのか。また、これにあわせて協議会について一連の流れを教えてほしい。また、特定空き家と言われるが、市内にあるのか、実態はどのようになっているのかの質疑に、担当課長から、平成25年の総務省の調査では4,930戸の空き家があるとされているが、アパートの1室が空き家でも1戸としてカウントしており、他市の状況からすれば総務省の調査の4割程度なので、おおむね2,000世帯が空き家でないかと推測される。秋ごろには基本的な考えをまとめ、本年度中の作成を目指していきたい。また、特定空き家については、これまで差し迫ったものはないと考えている。情報として平成24年度から平成28年度までの空き家に関する市民の皆様からの心配の問い合わせ件数はおおむね130件ほどの問い合わせをいただいている。その中で議員がおっしゃる代執行まで迫っている危険なものはないと考えているとの答弁であった。  入倉直作委員より、特定空き家はどの程度からか。また、空き家協議会の内容はどのようなものなのかの質疑に、担当課長は、37ページに記載しているが、ア、空き家がそのまま放置すると倒壊等危険な状態、イ、そのまま放置すると著しく衛生上有害な状態がある場合、ウ、管理が行われていないことにより景観上著しく支障がある場合、そのレベルについては検討したい。また、協議会の組織については法で明示があり、これまで当市で協定を結んできた団体から協議会に参加していただきたい。具体的には、県司法書士会、宅地建物取引業協会、新潟県土地家屋調査士会、新発田市建設業協会、新発田地域シルバー人材センターは空家等の対策に積極的に関与してきたことから、協議会に参加していただきたい。その他には、建築の見地からの専門的な方、関係機関として消防及び警察の方または地域住民の代表、自治連合会からの推薦をいただいた方など、外部の方から成る構成で組織したいとの答弁であった。  同じく入倉直作委員から、第6条について、今後市の関与する中でこれを含めた中の移住、定住についてこの条例での役割はどうなっているのかの質疑に、担当課長は、総合的な考え方として幾つかの観点があり、いかに所有者を変えるか等については、購入の購買意欲の違い等、空き家バンク制度との関連もある。総合的な住宅政策として捉える中で空き家の対策を考えていきたいとの答弁があった。  水野善栄委員より、先般議会報告会で空き家問題が出てきたが、空き家は非常に状態が悪く、以前には風によってトタンが飛び、けがをしたことがあったようだが、所有者と地権者が違うなどから対応ができていないため、このような危険な状態を放置すると人命にかかわるような事件に発展することと想定されるため、早目の措置をお願いしたいとの質疑に、担当課長から、行政代執行をしないと言っているわけではない。これまでに市が応急的に対応させていただいた事例が何件かあり、委員の言うように暴風でトタンが飛散しそうである場合、職員が原材料を購入し対応した例も何件もある。第一義的には所有者、管理者の責任であって、その中でどうしても応急的な対応が必要であったものについて職員で対応させていただいたものである。代執行については、所有者もしくは管理者に対して通知、勧告、指導等の手続を踏んだ中で、どうしてもやらなければならない場合についてのみ実施できるとして、これらの手続を経た上で対応していくものと認識している。法的に地権者とそれぞれに指導、通知していくものとの解釈があり、両方に対応していくとの答弁であった。  宮村幸男委員からは、ことし空き家の実態調査を行うとして予算化されているが、秋ごろまでに終えたいとのことで、それに関連して対策協議会が立てられて、今年度中に整理されると思うが、草刈りなどで秋に枯れた草について火1本で火がつきそうな怖い状況だが、協議会でどのような順序で今年度中にスタートするのかの質疑に、担当課長は、協議会について流れは、第1回目は特措法の趣旨、条例の趣旨並びに実態調査等の説明、第2回目については実態調査の概要がまとまってくるので、その報告とそれに基づく計画作成の進め方の協議、3回目、4回目については空家等対策計画への素案がまとまってくるため、これの修正について意見も聞き、反映することにしたいとの答弁であった。  同じく宮村幸男委員より、これからの移住や利活用については建築課で実施するのか、または別な課で実施するのか、総合的な点で機能的に実施する必要があると思う。また、条例が必要にならないのかの質疑に、担当課長は、空き家の利活用についての移住、定住について、人口減少対策の中に移住、定住が位置しており、当然これを見据えて対策を進めることが人口減少対策につながっていくと考える。そのことから全てが建築課ではなく、庁内の横連絡をとりながら、縦割りにならないように総合的な空き家対策に取り組んでいきたいとの答弁であった。  井畑隆二委員からは、空き家に猫がすみついて繁殖している状況で、衛生上支障があり、近隣の住民が迷惑をしている。このような事例も空き家対策に含まれるのかの質疑に、担当課長は、その状態が通年で常態化して、猫などがすみついて周辺の生活環境に影響を及ぼすようであれば空き家として捉えるべきと考えるとの答弁であった。  佐久間敏夫委員からは、4,930軒の空き家の調査について、秋ごろに具体的なめどをつけ、今年度中に作成するというスケジュールには無理があるのではないか。4,930軒の空き家対策を3回、4回の協議会で結果をまとめるのは困難でないか。積極的に地元自治体に任せたほうが手っ取り早いのではないか。また、半年、1年、2年、空き家の期間についての線引きについてはどのように考えるかとの質疑に、担当課長は、実態調査についてアパートの1室も空き家とのカウントとなっている。ほかの部屋に入居者があれば実際は空き家とは言えないため、精査するための実態調査を実施したい。その中で実際に適切に管理されているかについての2次調査を町内会、自治会の協力によって行い、情報を得て詳細な調査をしたい。また、所有者、管理者が明らかであり、かつ適正に管理されていれば、空き家等の調査の中では空き家とカウントされないと考えている。空き家となっても誰かが適切に管理されていれば空き家とみなさないと考えているとの答弁であった。  同じく佐久間敏夫委員より、適切に管理されていなければ空き家の対象になるかの質疑に、空き家の中で2次的調査において町内会、自治会からの情報によって空き家の大きなくくりの中には入るが、適正に管理されているか否かのレベルとして異なってくるとの答弁であった。  宮島信人委員からは、空き家の数4,930戸の膨大な数をどのように認識しているかの質疑に、担当課長は、危機感を感じる数字だと認識しており、10年間で1,700世帯が空き家増になっていることから、何らかの対策をもって総合的に考えなければならない。担当課長として危機感を持って対応していきたいとの答弁であった。  同じく宮島信人委員より、特定空き家等は早急に対策を講じなければならない建物であり、速やかに条例制定し、市民の理解を得て進めてほしい。利害が絡むものであり、地権者、所有者、近隣等との調整を図りながら進めれば展望が広がると思われる。頑張って進めてほしいとの要望があった。  ほかに質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、議第5号は挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第10号 新発田市市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について、次に議第11号 新発田市農業集落排水処理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第12号 新発田市公共下水道事業受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に議第13号 市道路線の認定について、次に議第18号 平成29年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定について、次に議第19号 平成29年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について、次に議第20号 平成29年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)議定について、以上7件については担当課長の説明後、質疑に入るも、さしたる質疑なく、自由討議なく、討論なく、採決し、挙手全員で可決すべきものと決しました。  以上で当経済建設常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  その後、閉会中の継続審査を議題とし、所管事務調査として取り組む事項、行政視察等について各委員からの意見を求めました。  会議時間は、午前10時から午前11時32分まででした。  詳細につきましては、議事録を参照願います。  以上で経済建設常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議題のうち、議第5号 新発田市空き家等の適正管理に関する条例の全部を改正する条例制定について        議第10号 新発田市市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について        議第11号 新発田市農業集落排水処理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第12号 新発田市公共下水道事業受益者分担金に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第13号 市道路線の認定について
           議第18号 平成29年度新発田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第19号 平成29年度新発田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第20号 平成29年度新発田市水道事業会計補正予算(第1号)議定について  以上8件に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第5号、議第10号から議第13号まで、議第18号から議第20号までは委員長の報告のとおり決しました。  次に、分割付託の議第14号 平成29年度新発田市一般会計補正予算(第1号)議定について討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第14号は各委員長の報告のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第9 議会第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書       議会第5号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書       議会第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 ○議長(比企広正) 日程第9、議会第4号から議会第6号を一括議題といたします。  順次提案理由説明を求めます。  初めに、議会第4号について、渡邊喜夫議員。           〔17番 渡邊喜夫議員登壇〕 ◎17番(渡邊喜夫議員) 議会第4号については、我が国のギャンブル依存症対策の取り組みが諸外国に比べ10年から30年おくれていると言われております。ギャンブル依存症の方が全国で536万人と諸外国に比べ高い状況であることから、一般質問において私のほうから数度当市の現状や対策を伺った経過がございますが、国を挙げて真剣に考えなければならないとの思いから今回の意見書を提出するものでございます。  ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書は、案文を朗読し、提案理由説明といたします。  昨年末に成立した「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」の衆参内閣委員会における附帯決議では、ギャンブル等依存症の実態把握のための体制整備やギャンブル等依存症患者の相談体制と臨床医療体制の強化などを政府に求めている。政府はこれを受け、ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議において検討を進め、本年3月には論点整理を発表したところである。  これまでにも、ギャンブル等依存症による自己破産、家庭崩壊、犯罪などの深刻な問題があったにもかかわらず、政府はその実態を十分に把握して来なかった。  政府においては、ギャンブル等依存症の実態把握を進め、論点整理等を踏まえたギャンブル等依存症対策基本法の制定などの抜本的強化に取り組むことを強く求める。                       記  1 公営ギャンブル等は、所管省庁が複数にまたがり、しかも規制と振興の担当省庁が同一であるため、一元的な規制が困難な側面があり、ギャンブル等依存症対策の十分な実施が望めない。そのため、ギャンブル等依存症対策の企画立案、規制と監視を一元的に行う独立組織の設置を検討すること。  2 3月の論点整理等を踏まえ、ギャンブル等依存症対策の具体的な対策や実施方法を早急に検討すること。  3 アルコール依存症や薬物依存症に関しては、それぞれに施策が進められている。ギャンブル等依存症対策の法制化を進める中で、こうした取り組みと合わせ、さらに依存症対策の深化を図ること。   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成29年6月27日                                     新潟県新発田市議会  提出先は、記載のとおりでございます。  議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(比企広正) 次に、議会第5号について、渡部良一議員。           〔16番 渡部良一議員登壇〕 ◎16番(渡部良一議員) それでは、30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について提案をさせていただきたいというふうに思います。  この案件につきましては、数年来毎年お願いをいたしておりまして、市議会全員の賛成の中で国へ提出をさせていただいたことに議員各位に感謝を申し上げたいというふうに思います。したがって、その内容等については一々読み上げませんので、ご参照いただきたいというふうに思いますが、県内でもこの種の意見書は74%ぐらいの市議会から上がっておりまして、全国的にも間もなく過半数に達するという状況であります。しかしながらというよりも、情勢的には少子化の中で子供の数が減っておりますから、いわば少人数学級の大きなチャンスであるわけでありますけれども、なかなか、標準定数法というような法律があるわけでありますが、改善をされないという状況にあります。一方また、義務教育費の国庫負担制度の問題も、かつて三位一体改革という形で2分の1が国が保障しておったわけでありますが、3分の1に減じられたわけです。結果的に自治体において教育予算のやりくりになかなか苦労しているなど、全国的な市町村における自治体の格差が生まれてきているということも心配されているところであります。したがって、そういった状況に鑑みまして、引き続きこの30人以下学級実現、そして国庫負担制度2分の1にぜひ復元していただきたいという趣旨でこの意見書を提起をさせていただきました。  よって、その最後の文にあります記につきましては、少人数学級を推進すること、その際の学級規模はOECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため30人以下としていただきたいということが1つ、2点目は教育の機会均等と水準の維持、向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国庫負担割合を2分の1に復元していただきたいという2点であります。  提出先につきましては、安倍内閣総理大臣、松野文部科学大臣等であります。  議員各位のまた一層のご賛同をお願いをいたしまして、提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(比企広正) 次に、議会第6号について、小坂博司議員。           〔11番 小坂博司議員登壇〕 ◎11番(小坂博司議員) 議会第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書は、原案を読み上げて提案にかえさせていただきます。  子育て支援、医療、介護などの社会保障、被災地の復興、環境対策、地域交通の維持など、果たす役割が拡大するなかで、人口減少対策を含む地方版総合戦略の策定など、新たな政策課題に直面しています。一方、地方公務員をはじめ、人材が減少するなかで、新たなニーズの対応が困難になっており、公共サービスを担う人材確保を進めるとともに、これに見合う地方財政の確立をめざす必要があります。  こうした状況にもかかわらず、経済財政諮問会議においては、2020年度のプライマリーバランスの黒字化をはかるため、社会保障と地方財政が二大ターゲットとされ、歳出削減にむけた議論が進められています。  本来、必要な公共サービスを提供するため、財源面でサポートするのが財政の役割です。しかし、財政再建目標を達成するためだけに、不可欠なサービスがされれば、本末転倒であり、国民生活と地域経済に疲弊をもたらすことは明らかです。  このため、2018年度の政府予算、地方財政の検討にあたっては、国民生活を犠牲にする財政とするのではなく、歳入・歳出を的確に見積り、人的サービスとしての社会保障予算の充実、地方財政の確立をめざすことが必要です。このため、政府に以下の事項の実現を求めます。                       記  1 社会保障、被災地復興、環境対策、地域交通対策、人口減対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。特に今後、策定する財政再建計画において、地方一般財源総額の現行水準の維持・確保を明確にすること。  2 子ども・子育て支援新制度、地域医療構想の策定、地域包括ケアシステム、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保と地方財政措置を的確に行うこと。  3 復興交付金、震災復興特別交付税などの復興に係る財源措置については、復興集中期間終了後の2017年度以降も継続すること。また、2015年度の国勢調査を踏まえ、人口急減自治体の行財政運営に支障が生じることのないよう、地方交付税算定のあり方を検討すること。  4 法人実効税率の見直し、自動車取得税の廃止など各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検討したうえで、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることのないよう対応をはかること。また、償却資産にかかる固定資産税やゴルフ場利用税については、市町村の財政運営に不可欠な税であるため、現行制度を堅持すること。  5 地方財政計画に計上されている「歳出特別枠」および「まち・ひと・しごと創生事業費」については、市町村の財政運営に不可欠な財源となっていることから、現行水準を確保すること。また、これらの財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換をはかるため、社会保障、環境対策、地域交通対策など、経常的に必要な経費に振替えること。  6 地方交付税の財源保障機能・財源調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成29年6月27日                                     新潟県新発田市議会  提出先は、衆参議長ほか記載のとおりであります。  以上、ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(比企広正) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会第4号から議会第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、議会第4号から議会第6号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  小林誠議員。 ◆12番(小林誠議員) それでは、議会第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書に対しまして質疑をさせていただきたいと思います。  提出者である渡邊喜夫議員に質疑させていただきますが、公明党市議団として、政府与党に身を置く立場として出されたものだと認識して質疑させていただきますが、今回のギャンブル依存症対策、これは非常に大変な問題であります。ここは全国的にも、この地域にもこういった方はたくさんいらっしゃるんじゃないのかなと。対策は当然必要だと思いますし、書いてある内容も至極もっともだと思いますが、昨年末に統合型リゾート推進法案、いわゆるIR推進法案、カジノ法案とも言いますね。これが政府与党の強行とも言える採決で可決されたわけですけれども、ここに書いてある内容、公営ギャンブルはギャンブル等依存症対策の十分な実施が望めないですとか、ギャンブル依存症による自己破産や家庭崩壊、犯罪などの深刻な問題あったにもかかわらず、政府は実態を十分に把握してこなかったとありますね。カジノ法案を推進させればこういった問題が当然出てくる、危惧されるということはわかっていたわけです。であればこの法案を議論した際に十分な議論がなされていなかったんじゃないのかと私は思いますけれども、これについていかがお考えでしょうか。  そして、2つ目、提出者である渡邊議員自身はこのカジノ法案に対して賛成の立場でいらっしゃいますか。  3つ目、昨年末ですから、3月議会もあったわけですし、なぜ今ごろこういった意見書が出てくるのかというのが私も1つ不思議に思ったんですけれども、政府与党でありますから、本来であれば十分に与党内で議論されるべき内容だと思います、ここらに載っている部分は。その辺のところを3点お聞きしたいと思います。 ○議長(比企広正) 渡邊喜夫議員。 ◎17番(渡邊喜夫議員) 小林議員のギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書について、本文については、中身については何ら反対するものではないと、なぜ与党に籍を置く者がこの時期にとか、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、俗に言うカジノ法案と言われておりますけども、その賛否についてどう考えているのかというような、端的に言うとそういう質疑かと思いますけども、今回の意見書については特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律の是非を問うものではない意見書でありますので、小林議員の質疑にはちょっとその辺は違うのではないのかなと。ギャンブル依存症になっている本人または家族が大変な状況であるということを鑑みた中で、国に早急に対策を練っていただきたいと。また、法案の中にも今後そういった対策をとる旨の追加の法案の中に盛り込むというようなことも約束された法案でございますので、これからも中身については審議していくというような状況は小林議員もご存じかと思っております。  なぜもっと早く出さなかったのかというふうなお話でございますけども、なかなか準備整わず今月になったということでございますので、ご了解よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(比企広正) 小林誠議員。 ◆12番(小林誠議員) 本来であればこちらの内容が先に議論されて、IR法案ですとか、今回の整備推進に関する法案審議に入って、国会の話ですから、これ以上しませんけれども、私はこれちょっと順序があべこべなんじゃないのかなと思いました。これ一応意見として申し上げて終わりたいと思います。 ○議長(比企広正) ほかに質疑ございませんでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議会第4号 ギャンブル等依存症対策抜本的強化を求める意見書  については原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議会第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議会第5号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書  については原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議会第5号は原案のとおり可決されました。  次に、議会第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書  については原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕
    ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議会第6号は原案のとおり可決されました。  ───────────────────────────────────────── △日程第10、議会運営委員会・各常任委員会所管事務調査に係る閉会中の継続審査 ○議長(比企広正) 日程第10、議会運営委員会及び各常任委員会所管事務調査に係る閉会中の継続審査を議題といたします。  議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長の申し出のとおり、平成30年2月定例会までこれを閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、議会運営委員会及び各常任委員会は平成30年2月定例会までこれを閉会中の継続審査とすることに決しました。               閉 会 中 の 継 続 審 査 一 覧 表                                    平成29年6月定例会 ┌─────────┬──────────────────────────┬───────┐ │ 委 員 会 名 │       調  査  事  件         │ 期   間 │ ├─────────┼──────────────────────────┼───────┤ │         │1 議会の運営に関する事項             │       │ │議会運営委員会  │2 議会の基本条例、会議規則、委員会に関する条例等に│平成30年の2│ │         │ 関する事項                    │月定例会まで │ │         │3 議長の諮問に関する事項             │       │ ├─────────┼──────────────────────────┼───────┤ │         │1 文書事務に関すること。             │       │ │         │2 旧庁舎跡地の整備及び市庁舎の活用・管理に関するこ│       │ │         │ と。                       │       │ │         │3 寄附採納に関すること。             │       │ │         │4 秘書に関すること。               │       │ │         │5 車両の管理に関すること。            │       │ │         │6 法規に関すること。               │       │ │         │7 情報公開に関すること。             │       │ │         │8 職員の人事及び給与に関すること。        │       │ │         │9 職員の育成に関すること。            │       │ │         │10 財務に関すること。               │       │ │         │11 行政改革に関すること。             │       │ │         │12 主要施策の企画及び調整に関すること。      │       │ │         │13 特定の課題の調査に関すること。         │       │ │         │14 行政評価に関すること。             │       │ │         │15 食の循環によるまちづくりに関すること。     │       │ │         │16 人口減少対策に関すること。           │       │ │         │17 定住促進に関すること。             │       │ │         │18 定住自立圏構想及び連携中枢都市構想に関すること。│       │ │         │19 結婚活動の応援に関すること。          │       │ │         │20 広聴及び広報に関すること。           │       │ │         │21 入札及び契約に関すること。           │       │ │         │22 工事の検査に関すること。            │       │ │総務常任委員会  │23 情報システムに関すること。           │平成30年の2│ │         │24 電子計算業務に関すること。           │月定例会まで │ │         │25 社会保障・税番号制度に関すること。       │       │ │         │26 統計に関すること。               │       │ │         │27 人権に関すること。               │       │ │         │28 同和対策に関すること。             │       │ │         │29 男女共同参画推進に関すること。         │       │ │         │30 市税に関すること。               │       │ │         │31 市税等の徴収に関すること。           │       │ │         │32 戸籍、住民基本台帳及び印鑑登録に関すること。  │       │ │         │33 市民相談に関すること。             │       │ │         │34 消費生活相談等に関すること。          │       │ │         │35 総合窓口に関すること。             │       │ │         │36 防犯及び交通安全に関すること。         │       │ │         │37 防災及び消防に関すること。           │       │ │         │38 環境衛生に関すること。             │       │ │         │39 環境保全に関すること。             │       │ │         │40 地域との協働によるまちづくりに関すること。   │       │ │         │41 住民自治の推進に関すること。          │       │ │         │42 国際交流及び都市間交流に関すること。      │       │ │         │43 公共交通に関すること。             │       │ │         │44 支所に関すること。               │       │ │         │45 会計に関すること。               │       │ │         │46 選挙管理委員会に関すること。          │       │ │         │47 監査及び監査委員に関すること。         │       │ ├─────────┼──────────────────────────┼───────┤ │         │1 保健衛生に関すること。             │       │ │         │2 健康づくりに関すること。            │       │ │         │3 スポーツの推進に関すること。          │       │ │         │4 スポーツ・アンド・カルチャーツーリズムに関するこ│       │ │         │ と。                       │       │ │         │5 社会体育に関すること。             │       │ │         │6 体育施設に関すること。             │       │ │         │7 国民健康保険に関すること。           │       │ │         │8 後期高齢者医療に関すること。          │       │ │         │9 国民年金に関すること。             │       │ │         │10 介護保険に関すること。             │       │ │社会文教常任委員会│11 高齢者福祉に関すること。            │平成30年の2│ │         │12 児童福祉に関すること。             │月定例会まで │ │         │13 公営住宅に関すること。             │       │ │         │14 社会福祉に関すること。             │       │ │         │15 新発田駅前複合施設に関すること。        │       │ │         │16 教育委員会の会議に関すること。         │       │ │         │17 学校施設に関すること。             │       │ │         │18 市立小中学校通学区域に関すること。       │       │ │         │19 社会教育に関すること。             │       │ │         │20 図書館等の社会教育施設に関すること。      │       │ │         │21 学校教育に関すること。             │       │ │         │22 同和教育に関すること。             │       │ │         │23 学校給食に関すること。             │       │ │         │24 文化行政に関すること。             │       │ ├─────────┼──────────────────────────┼───────┤ │         │1 商業及び工業に関すること。           │       │ │         │2 雇用・就労に関すること。            │       │ │         │3 中心市街地の活性化に関すること。        │       │ │         │4 観光に関すること。               │       │ │         │5 農業及び水産業に関すること。          │       │
    │         │6 農業農村整備に関すること。           │       │ │         │7 林業に関すること。               │       │ │         │8 道路、河川、海岸及び土木に関すること。     │平成30年の2│ │経済建設常任委員会│9 除雪に関すること。               │月定例会まで │ │         │10 都市計画に関すること。             │       │ │         │11 建築行政に関すること。             │       │ │         │12 景観行政に関すること。             │       │ │         │13 用地取得に関すること。             │       │ │         │14 地籍調査に関すること。             │       │ │         │15 市有財産に関すること。             │       │ │         │16 下水道に関すること。              │       │ │         │17 農業集落排水に関すること。           │       │ │         │18 水道事業に関すること。             │       │ │         │19 農業委員会に関すること。            │       │ │         │20 農地調整に関すること。             │       │ └─────────┴──────────────────────────┴───────┘  ───────────────────────────────────────── △日程第11、議員派遣の件について ○議長(比企広正) 日程第11、議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。会議規則第160条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。  なお、ただいま決しました議員派遣の内容について、諸般の事情により変更を要する場合は、その取り扱いを議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣の内容に変更を要する場合は議長一任とすることに決しました。  ───────────────────────────────────────── △動議の提出  〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) 議事進行に対しての緊急動議という形でよろしいですか。 ○議長(比企広正) はい、どうぞ。 ◆16番(渡部良一議員) これで6月定例会終わるわけでありますけれども、ずっと一連の議案を審議をしてまいりました。本来であれば行政報告かなというふうに思っておりましたが、問題は私が言いたいのは一昨日起きました中学生の自殺の問題、この問題については何らかの行政報告があるのかなというふうに思っておりましたが、ここまで来てありません。そこで、一応ファクスは昨日1枚私どものほうに入りました。この中でいろいろと経過等が書いてありますが、大変重大な問題であるということの認識の中で、最後のくだりで個別の対応等についてはご配慮いただきたいと。何となく言わんとしていることはわかるんですが、我々議員に対して個別的な対応等はご配慮いただきたいということはわかるんでありますが、問題はこの紙一片の問題じゃなくて、いろんな問題点を含んでいるんでしょうが、これからそれこそされていくんでしょうけれども、我々議会に対してどういう形で今後説明をされていこうとするのかということについて、もう定例会は終わるわけでありますから、いろんな方法があると思いますけども、その辺教育長としてどう考えられているのかお聞きをさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(比企広正) ただいま渡部良一議員から動議がございまして、この内容についてというよりも進め方についてでございますけども、このことについて賛成できる議員がいらっしゃれば求めたいと思います、動議として。           〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) お一人でも賛成がございましたので、動議をしたいと思います。  この件につきまして同意をいただきましたので、教育長に発言を求めてもよろしいでしょうか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 確認申し上げます。緊急質問の動議でございますでしょうか。  渡部良一議員。 ◆16番(渡部良一議員) 結果的にはそういうことです。 ○議長(比企広正) 暫時休憩をいたします。           午後 零時12分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 零時31分  開 議 ○議長(比企広正) それでは、休憩を解きたいと思います。  ───────────────────────────────────────── ○議長(比企広正) それでは、ただいまの議会運営委員会の報告を若月委員長よりお願いしたいと思います。  若月学議員。           〔5番 若月 学議員登壇〕 ◆5番(若月学議員) ただいま議会運営委員会におきまして、中学生の痛ましいこの事案に関しまして調査中の案件でありまして、デリケートかつ慎重に取り扱わなければいけません。このような問題につきましては、調査をきちっとしていただき、逐次市議会に対して報告をいただきたい旨を議長に申し入れさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(比企広正) 議会運営委員会、若月学委員長より申し受けました。議長といたしまして、議会運営委員会の報告のとおり、今後可能な限り執行部、また教育委員会より報告をいただいて、そちらを皆様方にご報告いたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ───────────────────────────────────────── ○議長(比企広正) 以上をもちまして本日の会議を閉じます。  これにて平成29年6月新発田市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。           午後 零時33分  閉 会    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      平成29年  月  日        新発田市議会 議 長   比  企  広  正               議 員   中  野  廣  衛               議 員   加  藤  和  雄               議 員   中  村     功...