竹 内 功
以上の
てんまつは
会議録のとおりであるので署名する。
議員定数調査特別委員長 皆 川 英 二
○
皆川英二 委員長 ただいまから
議員定数調査特別委員会を開会します。(午後0:59)
本日の欠席はありません。
ここで
新潟日報社から撮影及び録音の申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。
(異 議 な し)
○
皆川英二 委員長 そのように決定します。
なお、お手元に
資料1、
令和2年
国勢調査の結果による
各区議員数試算【
アダムズ方式】及び
資料2、
議員1人
当たり人口比較表及び
アダムズ方式算出方法をお配りしています。
前回、4月20日の
委員会では持ち帰りとし、各
会派の御
意見や
配付資料を参考に各
会派での御協議をお願いし、具体的な
方向性を持って今回の
委員会で改めて御協議いただくこととしておりました。
それでは、
議員定数、総数及び
各区の
議員定数について、各
会派の御
意見をお願いします。
◆
小野清一郎 委員 会派として具体的な数字はまだはっきりとはしていませんが、旧
合併市町村の
市民の声が届きにくくなっていることが懸念されます。そういった地域の減がない
方向性で考えてほしいという
意見が多数ありました。そういった
意味では、
定数を52にするのがベターではないかという
意見が出ました。
それとは別に、他
政令市の動向を
調査していただいたわけですが、
県内市町村の
議員定数の在り方はどういう状況か参考にしたいということで、
議会事務局から県内他
市町村の状況を確認してほしいという話がありました。
取りあえずはそんなところです。
◆
五十嵐完二 委員 私どもは、
現行定数を減らさないで増やすという立場から、今回、
最大剰余方式と
アダムズ方式の2つの
方式の
資料が出されていますが、
プラスのところは
プラスにする。
マイナスとなる区は減らさないという立場で、
定数52です。中には
定数56という
意見もありますが、一応52です。
方式について、
最大剰余方式か
アダムズ方式とするかは、まだ
結論は出ていません。今回
アダムズ方式にすることにした場合、今後ずっとその
方式でなければなりません。次は
最大剰余方式というような、
御都合主義に取られかねない
やり方は避けるべきという立場から、
最大剰余方式がいいのか、
アダムズ方式がいいのか、まだ認識が不十分なので、その点はまだ
結論が出ていません。
◆
宇野耕哉 委員 前とあまり変わっていません。
人口減少の中で
定数を増やすのは、なかなか理解が得られないのではないかという
意見がありました。そうかといって、
翔政会からも話があったとおり、
議員定数が3、4のところがさらに減るとなると、果たして本当に
市民の
意見を拾える状況なのかということで、
定数に関しては現状のままです。
アダムズ方式と
最大剰余方式については、
最大剰余方式を採用することによって、
現行よりも1票の
格差が広がってしまいます。改正したのに1票の
格差が広がるというのは、果たしていいのかどうか、
アダムズ方式、
最大剰余方式、そのほかにもあるのか、ここは
議論を深めていったほうがいいのではないかという話でした。
◆
小山進 委員 結論を先に言うと、
新潟市
公明党は、
アダムズ方式でいいのではないかという
意見です。
一方で、
定数について、これが最良と考えたときには、増やすのは難しいという気がするので、ここはしっかりと
議論していきたいと思います。
もう一つ、
アダムズ方式ということで整理しましたが、そこは柔軟に対応していきたいと思います。
◆
高橋三義 委員 今まで
最大剰余方式できたので、
日本共産党新潟市議会議員団が言うように、
御都合主義で今回は
アダムズ方式、次回は何とするのではなくて、今までの
最大剰余方式でいきましょう。
定数について、
うちの
会派は1減が原則です。
人口が減っているので、
定数51にこだわらないで、50でもいいとなりました。
◆
竹内功 委員 定数について、
現行どおりということです。
方式について、
最大剰余方式か
アダムズ方式かは、
会派としてはまだ
結論が出ていません。
○
皆川英二 委員長 いろいろな
意見が出てきました。今まで
定数と
各区の
定数の両方を協議してきましたが、いろいろな話が混ざって
堂々巡りの傾向があります。
皆様の
意見を聞くとまだはっきりしていないということなので、私案ですが、まず全体の
定数をどうするかある程度決定することによって、
各区の話もできるのかと。だから、全体の
定数と
各区の
議員定数を分けて行ったらどうかと考えていますが、いかがですか。
定数が決まらない
うちに
最大剰余方式、
アダムズ方式といってもなかなか話がまとまらないし、減というところもあるので、まずは全体の数字を決める。
50、51、52になるのかある程度
方向性を出して、その後に
各区の
定数を考える。例えば
定数50だったら、どういう
理由なのか。どういう
考え方で51になるのか、52の場合はどういう
理由なのか、ということで進めたいと思うのですがいかがでしょうか。
◆
小山進 委員 そういった形で、まず
定数を決めたほうがいいと思います。
○
皆川英二 委員長 ほかにありませんか。いろいろな
意見を聞きましたが、先回とほとんど
意見が変わっていないようなので、これではらちが明きません。
1つずつでどうですか。あくまでも私案なので忌憚のない
意見をお願いします。
◆
高橋三義 委員 悪いけど、
翔政会がリーダーを取らなければいけないのに、どういう
方式かも知らない、どうやって減らすかも決めてこない。
委員長からは、今日までに
方式、
定数をどうするか、各
会派でまとめてきなさいという話だったと思います。
小野清一郎委員は
翔政会として50、51、52という
会派の
結論も出ていないのに話合いをしようと言っても、話にならないではないですか。
だから、この次までにきちんと
定数を何人にする、どういう
方式にするということをはっきり
会派で決めてこないと、
意見がありませんと言ったら同じことの繰り返しですよ。そういうところを
委員長として整理しないと、
人数を先に行いましょう、どういう
方式にしましょうかというときに、どういう
定数、
方式かを
会派ではっきり決めてもらわないと話が進まないと思います。
○
皆川英二 委員長 私は
会派においてリーダーシップを取っていません。私は、あくまでも
委員長なので、個人的な
意見を申していません。
うちの
会派の
小野清一郎委員が
意見を聞いているので、それだけは誤解しないようにお願いします。
◆
高橋三義 委員 各
会派がどっちか分かりません、決まりませんという
結論の出し方ではなくて、各
会派がどういう
方式で何人と、今日までに決めてくるものだと思っていました。だけど、まだどういう
方式か決まっていないなどと、両方とも決まっているのは
うちの
会派と
公明党くらいです。ほかの
会派はどちらかまだとのことですから。
○
皆川英二 委員長 ですから、まとまっていないから、それでは
堂々巡りなので、まずは全体の
定数を行いましょうという
意見を出したのです。それだけは分かってください。今日決まれば私だって一番いいですよ。しかし、
皆さん、どこがいい悪いではなくて決まらないので、当然とは言いませんが、難しい問題です。それを今まで
各区の定員と
一緒にしていたので、なかなか大変だということで、我々
翔政会も
小野清一郎委員がいるので、私のほうからあえて言いたくはないのですが、これだけ
人数が多いので、やはりいろいろな
意見がありますよ。まとめるのも大変ですよ。3人、4人の
会派と違うのですから。それだけは分かっていただきたいと思います。いろいろ精いっぱいにやっているのですよ。
◆
高橋三義 委員 委員長の
意見でなくて、
委員長はまとめ役ですので、
小野清一郎委員のサポートを
委員長がして、
翔政会が
方向性、例えばどういう
方式で、
定数が何人でという
方向性も示さないのに、それこそ少数三、四人の
会派が51です、
何方式ですと言ったって、流れとして違いますよ。
翔政会がきちんとした形で、
うちの
会派ではこの
方式で何名がいいですということでまとめないと会が進みません。
○
皆川英二 委員長 あなたの言うことは分かりますが、
最大会派だから、我々がある程度優先するとは一つも思っていませんので。
お互い五分でやっているのです。これだけは間違いありません。
◆
高橋三義 委員 そういう
意味で言っているのではなくて、今日の
会議は
翔政会が
方向性を決めましょうと決めたのだから、
方向性も示さないで、どっちも決まっていませんと言われれば、
先ほどと同じことを言いますが、
方式と何人かをはっきり言ったのは
公明党と
うちの
会派だけですよ。あとの
会派は、まだ何人、
方式も決まっていないという
言い方なわけでしょう。まず、各
会派ではっきりと
人数を決めて、こういう
方式でと決めてきて、それからどうしましょうかという話になると思います。まず各
会派で
人数とどういう
方式にするかを決めてほしいというのが
意見です。
○
皆川英二 委員長 高橋三義委員が言われることも分からなくはないですが、現に今決まっていないわけで、どうしようかということで私が案を出して、全体の
定数から先に行いましょうと。そうすればもっと分かりやすいのではないかと話を出しているわけですから、あの
会派がどうだとか、これはどうだとか、それは少しおかしいと思います。
◆
宇野耕哉 委員 政策などであると、
会派として
全員一致としやすいと思いますが、こういう問題は、場合によっては
会派の中でも
意見が分かれて、まとまらない
可能性も当然考えられると思います。どうなのでしょうか、
会派で必ずまとまらなければいけないのでしょうか。
◆
小野清一郎 委員 そういう
意味では本当に難しいと思います。それで、今の
委員長の発言に対してですが、
各区での定員の減というのは厳しいのではないかということが大方の
意見だと思います。そういった
意味で、
先ほど52という数字を出しましたが、
方式は別として、旧
合併市町村の減がないようなことを考えると、やはり52人がいいのではないかと私は思います。そういう
意味では大方の理解を得られるのではないかなと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 私たちもそういう
意見があって、今回、
国勢調査の結果を踏まえて、どちらの
方式も、
プラス1、
マイナス1、
最大剰余方式の場合、中央区を
プラス1にして、減のところは減らさないとすると52になります。
アダムズ方式も同様です。
会派には56という
意見もありますが、減らさないという立場で52という辺りは、似たようなスタンスです。
その問題の
定数を前提にして、
理由も含めて行うという考えとのことです。
前回は、有識者や
市民の
意見などを聞きましたが、今回は短いから、そうしないで、ここの
議論だけと確認したのでしたか。
(「しました」との声あり)
◆
五十嵐完二 委員 それでは、基本的に行わないということですね。
定数全体の
理由を考えるというのもありかと思いますが、
定数が少ないところからいうと、区の問題も
一緒に連動して行わないと、どうかという
意見も出かねません。
○
皆川英二 委員長 何でまず全体の
定数を行うかというと、初めに区にいってしまうと細かくなるので、ほかの
政令市も含めて、現在何人とか、いろいろ検討した結果、まずは全体の
人数を決めて、その
理由を確立させておいて、それから
各区を何人にするかという
順序立てがあります。ただ漠然と50、51ではなくて、こういう
理由で我々の
会派はこうなのだということをきちんとして、
各区の
定数をどうするのだという
やり方が一番いいかと思っています。
確かに
新潟市
公明党と新
市民クラブは
結論的なものが出てきましたが、まだほかの4つの
会派は出てきていないので、
1つずつ片づけようということです。元に戻って申し訳ないのですが、そうしないとなかなか決まりません。時間的にはもう少し余裕があるので、それでどうかということで出しました。
例えば
うちの
会派にも同じような話がありましたが、全員が増ではなく、反対の人もいるのです。それも含めて、もう一回ある程度その辺をはっきりして、きちんとした
意見を残して、後でああだった、こうだったと言わないようにして、
1つずつ片づける。そのほうが短い期間で行うためにはいいかと思っています。今
皆さんが思っている
各区の
考え方は、それが終わった後に持ってきてもらえればいいのであって、まずそれを置いて、全体の数はどうなのかを行いたいと思っていますが、どうですか。
◆
高橋三義 委員 また同じことを話しますが、各
会派を代表して来るのに、自分の
会派が
定数51か、52なのかもはっきりしないのでは、最初に
定数をしましょうとしても
結論など出ませんよ。
何で
うちの
会派が51ではなくて50に減らしたのかなど、そういったときに各
会派で
定数と
何方式と出たときに、どういう
理由で何人か、どういう
方式で何人か、このようなことがあれば裏づけとして、
うちの
会派ではこうだからと
意見が出るので。悪いですが、2
会派以外の4
会派に、
結論的には何人が、どういう
理由でいいのかと、その
人数のところまでとか、どういう
方式がいいというのだったら、その
方式を出さなければ、
議論をしようと言っても、いつまでたっても
議論は出ないと思います。
○
皆川英二 委員長 あなたの
意見は分かりますが、例えば我が
会派で言いますと、全体の
人数と、
各区の
人数が
一緒になっているから、なかなか話がまとまらないのですよ。
やり方によっては減るところと増えるところが変わってくるわけです。だったらそれは後にして、全体の数を何人にするかをある程度決めれば自然と出てくるので、そういう考えで今やっているわけです。
◆
高橋三義 委員 だから、その
考え方を
クラブで決めてきたらいいじゃないですか。
○
皆川英二 委員長 今決まっていないから、これからそのように行おうとしているわけです。
◆
高橋三義 委員 そうしたら
委員長が答えるのではなくて、
小野清一郎委員が答えてください。
委員長はまとめ役なので。
◆
小野清一郎 委員 今の
高橋三義委員の
意見を踏まえて、私は全体的に考えてみれば、
先ほど言ったように、
合併市町村が減るのは基本的にはあってはいけないだろうということです。
◆
高橋三義 委員 取りあえず52なら52でいいではないですか。
◆
小野清一郎 委員 そういう
意見がありました。
○
皆川英二 委員長 ちょっと待ってください。話がまとまらないから、私は
皆様にこういう
やり方はどうですかと言っているのであって、それに対して
意見をいただきたいのです。各
会派がどうだというのは聞いていないのです。だってまとまっていないですから。それ以前の問題ですよ。だから、どこの
会派がまとまらないから悪いというのではなくて、まとまらないのだから、いっそのことまずは
1つずつやろうということで私は
意見を出しているので、それに対してどうですかということをお聞きしているのです。私の言っていることは間違っていますか。
◆
宇野耕哉 委員 今のお話ですが、こういう問題なので、当然
会派として
意見が割れるのもありだと思います。
◆
高橋三義 委員 私の
言い方が悪かったのかもしれませんが、各
会派で今日までにまとめてきましょうという話だったの思うのです。だったらそのときに例えば、
うちの
会派は51と52で、まとまっていませんが、ほぼ51ですなど、
方式についても、どちらの
方式も賛否はありますが、大体の流れは
アダムズ方式ですというように、ある程度の
方向性をはっきり出してもらうと話しやすいです。そういう
方式も各
会派から出てこないのに、話をしましょうといってもなかなか進まないのかと思います。2通りあるのだったらそれを
会派の
意見として出せばいいわけですよ。
○
皆川英二 委員長 何回も言いますが、今まとまっていないのですよ、だから、
新潟市
公明党、新
市民クラブは次回にそれを出してもらえばいいです。まとまっていない
会派が4つあるのですから、
先ほど話したとおり、我々の
会派でも、
両方一緒にやっているから、なかなかまとまらないという
意見もあるから、私としてはこれでどうですかと話をしているので、それがどうかを
皆様に聞いているのです。
これはどうしても各
会派でまとめなければならないのです。それが今日までまとまっていない、先回もまとまっていないから、またお願いしているわけです。このままいったら
堂々巡りになるので、
やり方としては、こういう
やり方はどうですかということで
皆様にお聞きしているのであって、それが駄目なら駄目でまた別の
方法を
皆様から出してもらって結構ですから。
◆
竹内功 委員 市民ネットにいがたで判断を迷っているところは、
定数51の
最大剰余方式で踏襲してきたわけですから、ここでもそれを踏襲すべきなのだろうと考えるのです。
一方で、広く声をすくい上げる
方式としては
最大剰余方式よりも、むしろ
アダムズ方式のほうが優れているのではないかとも考えられます。ここを迷っていて、正確に答えが出せないところです。ここを大変ちゅ
うちょしています。
また、当該の区の
議員にすれば、
プラス1、あるいは
マイナス1という話ですから、そこまでほかの区の
議員が話をしていいのかとい
うちゅ
うちょもあって、ためらっています。
○
皆川英二 委員長 分かりました。ただ、先回申し上げたとおり、それだけの覚悟を持って取り組まなければなかなかまとまらないということで今日までお願いしました。でも、まとまらないということで、
アダムズ方式、
最大剰余方式と
方式の前にまず全体の
定数を決めて、そこから考えればいいのです。今同じことをお願いしても
会派に帰っても、決まらないと思います。
ただ、全体の
定数であれば、例えば
現状維持などと出てくると思うので、それを各
会派で次までに間違いなくしてきてもらいたい。正直言って、貴重な時間をいただき集まってもらっていますが、これでは協議ができません。だから、このままでは駄目なので、あくまでも私見で言っていますが、まずは全体の
定数をどう考えるのか。それに対して、何でそうなるかという
意見を、さっき各
会派からありましたが、それを行っていって、それで
定数の
方向性が決まったら、その中において、
最大剰余方式にするのか、
アダムズ方式にするのかも決められます。恐らくこのままではまとまらないと思います。どうですか。
◆
宇野耕哉 委員 会派の
意見としては、
前回も話しましたが、
最大剰余方式を採用することによって、結果として今よりも1票の
格差が広がるというのは何のための改正なのか。1票の
格差を縮めるための改正なのに、これでいいのかと、そこをしっかり
議論しようよというのが我々の話でした。今まで
最大剰余方式だったのだから、今回も
最大剰余方式という簡単な話にはならないのではないかと、そこをしっかりと
議論しましょうよと。その結果
アダムズ方式の場合にはこうなりますと。ただし、次回
アダムズ方式でかえって
格差が広がることもあり得るのか。まだ分からないので、そうであればむしろ変えないで
現行のままでいくのも選択肢としてあるのではないかという話も出ていて、そこはしっかりと
議論しましょうということなので、別に
会派として決まっていないわけではないのです。
◆
五十嵐完二 委員 最初に申しましたが、
最大剰余方式にしても、
アダムズ方式にしても、基本的に増やすところは増やして、減るところは減らさない。そうなると
プラス1になって52だと。また、56という
意見もあると言いましたが、まとまらないのであれば
うちは56で、
前回の
定数ということもあります。52でまとまるのだったら、それはそれでありだなという
意見です。
最大剰余方式か
アダムズ方式なのか、まだ
結論が出ていないのは、衆議院において
アダムズ方式が何で採用されてこなかったのかというと、
人口が少ないところの
定数の配分が少なくなるということで、国は自由民主党がある
意味では引っ張ってきて、今回
アダムズ方式で10増10減、それでもいろいろな
意見があるよね。そうした場合に、今回
アダムズ方式を仮に採用すると、これもないわけではないけれども、そうなったときに、また次の
国勢調査で
人口が減ったときに、特に
合併市町村が
人口減になると、そこは今度
定数が減ってしまうという懸念があるわけです。そういったときにそこは
特別待遇だよというのが果たして通るかどうかということもあって、だから、今回どちらを採用するにしても、
御都合主義にならないようにしっかりと
方式を決める必要があるのではないかと、このことを申し上げたつもりです。だから、
定数を前提にして、その
理由も含めて次の
議論をしようというのは、そこはどうしても区の前提になりますが、しかし、そこは先において
定数の
理由について
議論するのはあり得る話だとは思います。
◆
小野清一郎 委員 今いろいろな
意見が出ていますが、当
会派からも同じような
意見が出ていて、ここで決めたとしても、この次、そのまた次の選挙のときには、また同じような
議論をしなければならなくなります。そういった中で、
方式についてもきちんと
議論をしておく必要があるとの話もありました。
また、極端な
意見ですが、
現行のまま通して、確かに
違憲状態かもしれませんが、果たしてそれが本当にとがめられることになるのか、そういった
意見まで出ています。
○
皆川英二 委員長 もう一度説明させてもらいます。
ここは、あくまでも
決定機関ではありません。
議員定数と
各区選出議員数の
調査、研究を行い、その結果を本
会議で報告する。
理由やバックボーンを報告することがどうしても必要になります。今いろいろな
意見が出ていますが、報告には、何でそうなったのかという説明が必要なので、その辺も含めて、
一つ一つ、
定数と
各区の
定数を分けて。
1つずつ
結論を出していこうじゃないかと。それで、議場で報告しようという考えの下で提案したのです。どうですか。
たしかに先回もいろいろな事情があってまとまらなかったのは、
お互いよい悪いではなく、しようがないことで、次はどうだということです。だったらこういう
方法ではまとまらないので、次はこういう
方法でやろうということで、改めて別の方策を私からお話ししました。その辺を含めて、区の
定数、
配分方式はまた後の問題にしないと、また
堂々巡りになるような気がしてしようがないです。
◆
小山進 委員 私は
皆川委員長がおっしゃったように、
定数を先に決めるということでいいと思います。
ただ、
会派からいろいろな
意見が出ているので、次に開催するのであれば、ある程度
結論を持ち寄ることを前提として開催したほうがいいと思います。
○
皆川英二 委員長 まず
皆様からその辺のところを、私案でいいのかをお聞きしたいと思います。この
会議はこれで4回目ですが、ところが同じ
方向性しか出ていないのです。また次開催しても、恐らく出てくるかわからないので、だったら一つ違った方向でどうかということで出したのです。決して他意があるわけではありません。
◆
小野清一郎 委員 委員長が言われるように、
定数を先に定めたらどうかと思います。
◆
五十嵐完二 委員 僕が言うのもなんだけど、次までに持ち寄れるのですか。
◆
小野清一郎 委員 一回日を置いたほうがいいみたいですね。
○
皆川英二 委員長 申し上げます。私案としては、次は6月6日だと思っています。時間がかかるので。そこまで時間を取りたいと思っています。
それに対して、もう
結論が出ているからいいのだというところもあるかもしれませんが、それは一つ、大きな気持ちで、次に持って来てもらえばいいです。決まらないところがあるので、1か月くらいは置きたいと思っています。
◆
宇野耕哉 委員 次回とか、今回で
結論を出すようなことになっていますが、でも、
議論ってそういうものではなくて、この前あったように、こういう
方式もあるよとか、こういうことがあるよというのを持ち寄って、また帰って、他
会派ではこういう話も出ていると、そういう話もあるのかというのを繰り返していってコンセンサスが図れるものと思います。我々はこうだ、それでは多数決で諮ろうという形にこだわる必要はないと思います。もちろん自分の
意見が全てだとも思っていませんし、ここでお聞きした内容をまた持ち帰って、こういう
意見もあるよと、ああ、それも一つの考えだねとしていくのが一つだと思います。
○
皆川英二 委員長 せっかく
皆さんこうやって集まって時間をかけているので、最終的にこういう
意見が出てきたと、貴重な
意見を出してもらってまとめたいので、原点に戻って、もう一回そういう考えで出してもらったので、いろいろな
意見があると思いますけれども。
◆
五十嵐完二 委員 6月6日までに1か月あるので、今日出た各
会派の
意見を
会派に説明できるように、
委員長の責任でまとめてもらうことも必要なのかと感じます。そうすると、ここに出ていない
議員も分かります。ここは
議会事務局がどうのというよりも
委員長の責任ですよね。
○
皆川英二 委員長 私もメモはしていますが、
議会事務局から協力をお願いします。
◆
小山進 委員 その上で、
先ほど翔政会から、この間は各
政令市の状況の説明を事務局からしてもらいましたが、県内の
市町村というのは、これは他市の状況を確認するのが重要ということですか。
◆
小野清一郎 委員 他の議会において減らす方向なのかとか、増やす方向なのか、いろいろな動向があるかと思います。そういったことも参考にして考えたいという
意見もあったので、それで
先ほどそのように動向を
調査してほしいという
意見を出しました。
◆
小山進 委員 私が全部把握しているわけではないですけれども、知る限り
皆さんひとしく
定数削減という認識です。
◆
小野清一郎 委員 そうですね。
○
皆川英二 委員長 委員会を休憩します。(午後1:43)
(休 憩)
○
皆川英二 委員長 委員会を再開します。(午後1:43)
◆
小山進 委員 翔政会からそういった提案があったわけですが、他の
会派はどう思いますか。私は、
会派で諮ったわけではありませんが、
議会事務局の負担があります。時間はありますが、調べなければなりません。それを確認することで前へ進めていくことができるのであれば、それもありかなとは思いますが、ほかの
皆様はどうですか。
◆
五十嵐完二 委員 私は、あまり参考にならないと感じます。全体的には
定数減の傾向がありますし、増えるなんてあまりないです。ただ、むしろ他の政令指定都市の途中の
資料は出ましたが、
結論が出たところについて
アダムズ方式か、
最大剰余方式か、あと1か月あるので、その間に確認できればという気持ちはあります。
◆
宇野耕哉 委員 そういった話を
議論していくのが筋だと私は思っていました。
会派で1時間以上かけてかんかんがくがくの
議論をしたときに、
最大剰余方式を採用したときに
格差が広がったら、何のための改正なのだと、それでは国が進めようとしている
アダムズ方式を当てはめるとどうなるかという話から広がっていったので、そういったところも参考にしながら行うのが筋かと思います。他の
政令市と比較するのは大事なことだと思いますが、本市のように8区もあるような
政令市はほかにはないわけなので、参考になるのかというところはありますね。
他の
市町村は、
政令市ではないですし、それこそ
人口数千人の小さい村とかで
議員が十何人いる場合は、1票はどうなのだとなると思うので、比較対象にならないかと個人的には思います。
◆
高橋三義 委員 他
市町村は参考にならないと思います。
◆
竹内功 委員 資料としていただけるのであれば、それは大変ありがたいですが、
新潟県内で本市と他
市町村を比較しても、例えば私は西蒲区ですが、弥彦村や燕市と比較してもあまり参考にはならないのでないかと思います。
私たちのように周辺区に住んでいると、仮に
定数が減る場合、今でさえも住民の
意見が行政に届かないのに、これ以上減らされたら、ますます住民の声が行政に反映できなくなるという心配は相当数の住民が持っていると思います。
定数を増やすことはなかなか難しいのでしょうが、減らすということは周辺の区にとっては死活問題です。しかし
定数が51で決まって、不均衡が現状よりも大きくなるのであれば、これは致し方ないと個人的には思います。
資料は頂ければありがたいですが、強いてということではありません。
○
皆川英二 委員長 小野清一郎委員、他の5
会派からは、そんなに参考になるか疑問であるということなので、
会派で話をして、その結果としてまたお願いします。
◆
小野清一郎 委員 分かりました。
○
皆川英二 委員長 あとはどうしましょう。6月6日ということで私からお話をして、まだ
皆様から賛成を得ていないのですけれども、1か月時間があるので、じっくりもう一度相談してもらって、その上で私案を出しましたが、まず全体の
定数からやって、その
定数がどういう
理由でこういう
定数にしたのだということを各
会派から出してもらって、それを議場で報告する。とにかく次の会は全体の
定数に限って、その中でいろいろな
意見を出してもらってもいいです。ただ、あくまでも主体は全体の
定数で行いたいと思いますが、それでいかがですか。
○
皆川英二 委員長 委員会を休憩します。(午後1:51)
(休 憩)
○
皆川英二 委員長 委員会を再開します。(午後2:02)
いろいろな
意見が出ましたが、6月6日はあくまでも全体の
定数を検討する。その検討した段階において、時間に余裕があったら
方法も含めて、
皆様からまた
意見を出してもらって、またそれを持ち帰って、次の日を決めて、そこで今度は
各区の
定数を決めていくという
やり方で行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
(異 議 な し)
○
皆川英二 委員長 いろいろ面倒をかけますが、ひとつそのように協力をお願いします。
以上で、
委員会を閉会します。(午後2:02)...