△
知事議案説明 ――
――――――――――――――― 〔知事岡田正平君
登壇〕
◎
知事(
岡田正平君) お寒いところを御苦勞でございます。このたびの
追加豫算の編成は、國の指示に基く
職員の
待遇改善費及び
物價高騰に伴うまことにやむを得ない事務的の經費のみでございます。今回は
事務處理の都合上、一
般會計の
追加豫算は
職員の
給與に關するものとその他のものとに區分をいたしました。今回の
追加額の總計は、
職員の
給與關係の
追加で1億5,844
萬餘圓、その他の
追加が1億1,299
萬餘圓、合計で2億7,143萬3,105圓、
既決豫算との累計を申し上げますと實に15億418萬2,365圓という
數字に上
つておるのでございます。なおこの詳細につきましては
財務當局よりお尋ねによ
つて申し上げたいと存じます。歳入といたしましては、
特定財源として
國庫下渡金その他1億5,066萬八千餘圓でありまして、殘額は
縣民税の5割の增徴、分與税の
追加交付額、營業税の
增收見込額、
遊興税の
税率改訂による增收、
義務敎育職員家族手當に對する
國庫下渡金等を充當いたしておる次第でございます。まことに簡單でございまするが、以上をもちまして豫算の大綱を申し上げた次第でございます。 なおこの機會にこの席から先ほど御
決議になりました供米に關する
軍政部長のお
骨折、これはただいま御
決議になりました
通りでございまして、本年の供米はまことに容易ならぬ
状態であるのでございます。昨年より豊作とは決して申されません。しかも本年はそれに1割を增加しておるような割當でごぎいまして、
農家の困難は察するに餘りあるのでございまするが、この供出は世界的の
食糧事情、
國内事情に鑑みまして、穀倉たる本縣といたしましては、まことに重大なる
責任があるのでございます。縣といたしましてはでき得る限りの努力はいたしまするが、一面
食糧調整委員の
方々竝びに縣議會の皆
樣方が異常なる御關心をおもちくださいまして、お蔭で今日はややその上昇を見ておりまするが、
完納期限を眼前に控えてまだ90%に至らぬというような
状態に立ち
至つて、これを100%まで漕ぎつけるには並大抵のことではないのでございます。縣といたしましては、この
期間にあらゆる努力を拂うことは當然でございまするが、まことに恐縮でございまするけれ
ども、どうぞ國を救うという思召しをも
つて、また縣の
責任の立場において、皆樣からして今後一層のお
骨折と御
指導、御支援を心から
お願い申し上げる次第でございます。今日の
状態から申しまして、本縣といたしましても、もし
輸入食糧がない、供出が完全にいかないために補給することができないというような場合に至りますれば、計數において實に三十餘萬人の
餓死者が出なければならぬという
状態に立ち
至つておるのでございます。明年の再生産の
裏づけ等にぜひ食いつなぎをしなければならぬのはもちろん、外國から
輸入食糧を仰ぐ。昨日
議員總會で
議員の方の御發議のように、あるいは
農家の
變つた生産の途を考え、あるいは食い延ばしというような手を打つことは當然ではございますが、いかなる困難がございましても、まず完遂をいたしまして、今後再生産に差支えないだけの
食糧をぜひとも懇請しなければならぬ
状態に立ち
至つておるのであります。先般
軍政部長と話合いの場合におきましても、個人の
完納のできない場合には
知事はどうするか。もし個人において
完納のできない場合には部落、その部落において都合のつかない場合においてはその村、その郡、その縣、なお力の及ばざる場合においては國、國においてもなおこれが危機を訴える場合においては、
連合軍によ
つてこの危局を打開しなければならぬ。
連合軍とともに生き
連合軍とともに飢える、これだけの覺悟をも
つているということを申しましたのであります。まつたくその
通りであるが、本年はぜひこの
新潟、しかも
新潟縣の
供出そのものはワシントンにおいて重大なる關心をも
つておるとまで言われたのでございます。先ほど申し上げましたように、いろいろのことでまことにお忙しいことは萬々お察し申しまするが、この
完納の
期間を眼前に控えておる今日、皆
樣方から特段のお
骨折を
お願い申し上げるとともに、
軍政部の要請によりまして一旦納期を決定いたしましたが、
電力事情と降雪の
關係上、納期を延期してはどうかという要請が
軍政部長より參りました。その要請に應じまして、
軍政部の言う
通りの
期間ではございませんが、ここに昨年の未
完納者に對しては本年の12月30日、その他の一般につきましては1月20日と定めましたので、今後いかなることがありましても、これを再延期するというようなことは申し述べない決意でございます。また昨日の
食糧調整委員會の席においても特に檢察廳が臨席されまして、本年の未
完納者に對する強權の發動は、ときを移さず適宜の處置をとるというような言明をされておるのであります。
年々歳々供米の完遂ができず、しかも強權を發動されるというようなことは、まつたく今日の
状態といたしまして相濟まぬことと存ずるのでございます。重ねて
お願いを申し上げまするが、願わくば皆
樣方の特段の御
指導と御支援をひたすら
お願い申し上げる次第でございます。(
拍手) ―――――――――――――――――
○
議長(
兒玉龍太郎君) ただいま26番
議員が御
出席になりました。
縣政一般に關する
質問の通告があります。
質問者の御發言を求めます。 ――
―――――――――――――――
△
一般質問 ――
――――――――――――――― 〔63番
高橋淸一郎君
登壇〕(拍手)
◆63番(
高橋清一郎君) 私は當局にまず1番目の問題として
戰爭犧牲者の
越冬對策ということにつきましてお伺いしたいのであります。關連いたしまして
引揚促進運動ということにつきまして、大體2項目にわたりまする
質問内容でございます。 5月
議會が開かれまして本月まで8箇月でございますが、未だか
つてこの本會議場で
戰爭犧牲者の問題に關連いたしまして御
質問くださいました方は一人もなかつたのであります。各
委員會は存じません。私自身が
引揚者でございます
關係上、身につまされるものがありますまま、ここに率直に御意見をお伺いし各種の施策にわたりまする御
質問をしたい、こういうわけなのであります。
農村出身の
方々が
農家の
方々のお
氣持を一番よくわかると同じことで、63名おります
縣議會議員のうちで、しからばこの
戰爭犧牲者という範疇にはいる者は何人かと申しますならば、私は失禮にあたるかもしれませんが、きようはつきり申し上げます。
引揚者がおります。先ほど申し上げましたように私と
民主黨の席におります
岩野定市郎氏の2人でございます。
縣議會議員のうちに
引揚者が2人おる。今まで
農村關係のことにつきましては、
鈴木吉治郎氏以下各派の精鋭がこの問題につきまして當局に
迫つたのでございまするが、私
ども2人は本日私が代表いたしまして御
質問申し上げるわけなのでございます。この點もお含みくださいまして、
議會にも2人の
戰爭犧牲者の範疇に加わる者がおるということを了承の上御
答辯願わなければならぬと思うのであります。賢明なる
皆さん方におかれましては、もうすでに御承知と思いますが、
戰爭犧牲者というもの、いわゆる
戰災者、
引揚者、
復員者が全國で何名おるかということは、はつきりした
數字は申しかねますが、大體申し上げまして日本の人口を7,800萬といたしますと、その1割に當ります者がこの
種犧牲者なのであります。從いましてもし全人口の1割に當ります者が、外地で慘々な目に遭い無一物で歸
つてきて、國または縣の方途よろしきを得ざる
がために、思想的に惡い方向に行きました場合に、
社會不安をもたらすがごとき導因を誘發する者が萬が一あるといたしますならば、ゆゆしき重大問題であるということを御想起願わなければならぬのであります。日本人の性格といたしまして非常に辛抱強いのでございます。しかるに外地から温い
氣持で私
どもが迎えられるであろうと
思つて歸つてきた途端に、いろいろ冷眼視して冷やかな態度で迎えられたといたしますならば、人間は人情をも
つておりまして、ひがみたくないと思いましても、自然に惡い方向に導かれるであろうということは喋々を要すまでもないと私は思うのであります。8,000萬のうちの1割が、やけのやん八になりました場合には、どのような破目に相なるかということをひとつよく御考慮願わなければならぬのであります。8人のうちの1人がままよという
氣持をもつたならば、
日本再建などということは、とうてい及びもつかないと御認識願わなければならぬことを深く危惧しなければならぬのであります。今日差迫りました年の瀨、降り積りまするこの雪の中、
戰災者、
引揚者、
復員者の連中ははたして何を糧にどのような考えで一生懸命や
つておるか。こんな切ないことならばいつそ死んだ方がよいという
氣持をたくさんも
つております。何とかきよう一日の糧が欲しいものである、こういう
氣持で一ぱいにな
つておるのであります。たとえて申しますならば、
越冬對策と申しましてまず住宅問題でございます。簡單に申し上げましよう、1つの部屋に七、八人がごつ
ちや寢をしております。この
インフレ下に行き所なくして
橋下生活をしておる者が相當數あるのであります。
假小屋生活をしております。できないことかもしれぬけれ
ども縣費で住宅はできないものだろうか。
遊休施設が相當あるのだが何とかここをうまく利用することができないだろうかということを私はしよつちよう考えているのであります。
衣料配給の問題いかがでございますか。適時適切なる配給を願わなければならぬのであります。冬に欲しいもの、厚地のものが欲しいのです。
ぴつたりくる肌着が欲しいのです。毛布が欲しいのです。ところが、これらの配給が去年手遲れになりました。遺憾なことでございます。
ほんとうを申しますと今どき手にさしてもらいたいのです。冬が來ない前に手にさして欲しいのです。ところが一昨年、一昨々年のことは知りませんけれ
ども、去年のごときは
せつかくの冬物が5月、6月入荷したという事實がある。こうした一例を申しましても、この私
どもの
氣持に對しまして、適時適切なる考慮を得ない
がために、
せつかくの思召し、親心もむだになるということがあり得るということをひとつ御考慮願わなければならぬということを申し上げんとするものであります。燃料問題でございます。未だか
つて戰爭犧牲者にお前たちは切符はなくても結構なんだ、今日まで半俵でもよい、3分の1俵でもよいが、これだけ特配でございますと手を打たれたことはないのでございます。遺憾なことでございます。何とかその邊もうまいこと
林務課長さん
お願いするわけにいかぬものでございましようか。
警察部長さんに
お願いしたいことがございます。なるほど法の適用に當りましては、峻嚴なる態度をも
つて臨まなければならぬことは言うまでもないのでありまして、この點につきましては難癖をつけるのではないのでございますけれ
ども、しかしながら法の適用に當りまして一片の涙というものが考えられるものではなかろうかということを私は
ほんとうを申しますと
お願いしたいのであります。
戰災者、
引揚者は、何とかきよう一日をしのぎたいという
氣持で、寒々した恰好で、きたない姿態で、場合によ
つては
うしろ暗いことをや
つているかもしらんのでございます。しかしながらこの連中にこういう
警察法を適用する云々の大小の事件があつた場合におきまして、いわゆる大
やみ師が
白晝公然云々につきましては、今日まで巷間傳えられるところによりますと、相當の實績をあげているかのごとく聞いておりますけれ
ども、まずも
つて主眼をこの方にお置きくださいまして、
戰災者、
引揚者必ずしも
りつぱな連中がおるわけではございません。まことに瑣々たる
惡德行爲を重ねる者が一部にはあると思うのでございますが、この邊何とか御考慮を相願うわけにいかぬものであろうかということを、この席上からまことに相濟みませんが
警察部長さんの御
答辯を願わなければならぬところなのでございます。 私はこの
種戰爭犧牲者の問題に關連いたしまして、過般5月の
縣議會で申し上げ、皆樣の御協賛、御
決議を得ましたことでありますが、
在外同胞がまだ朔北の地に80
萬人殘つております。この
人たちを一刻も早く御歸還せしめてくださいますようにということを提案いたしたことがございますが、實を申し上げますと、
新潟縣はこの種問題につきましては
運動がきわめて低調なのです。全國の各
委員が集まりましての席上で、
新潟縣のこの
運動はきわめて低調だつたということなのであります。實は私
自身新潟縣の歸還促進團體の
新潟市の
支部長をしておりまして
責任を感じておりますが、
希わくは、
縣議會議員の諸公におかれましても、各市町村のその方を兼ねておられる
方々が相當多かろうと思います。どうか郷土にお歸りくださいまして、表立つた
運動は町長、村長の立場においてはむずかしいところがあろうと思われますがゆえに、
側面運動で何とかうまく調子をと
つていただきたいということを申し上げるものでございます。まだ歸らぬ三たびの冬を迎えるであろうところの、何とも同情の言葉を知らないさびしい惠まれざる
人たちが、
ソビエト地區で六十何萬、
中共地區で6萬何千、在外地合計いたしまして約八十餘萬の者が未歸還の實情なのでございます。これを待
つております
留守家族の
人たちを考えますと、まことに慄然たらざるを得ないという
氣持に押し迫らされるわけでございます。この件につきましても、どうか
縣當局の
指導精神よろしきを得ていただきまして、陰にな
つての御後援ひたすら
お願いするわけなのであります。
質問やら
お願いやらわからぬのでございますが、ここに壇上に上りまして思いつきのまま申し上げたような次第であります。如上につきましての御
答辯を
お願いいたします。(拍手) 〔
議長退席、副
議長着席〕
○副
議長(
木村新一君)
議長が
軍政部へ參りましたので、しばらく私
代つて議長の職務を行います。
縣當局から御
答辯願います。 ――
―――――――――――――――
△
答辯 ――
――――――――――――――― 〔副
知事久保田才次郎君
登壇〕
◎副
知事(
久保田才次郎君) ただいまの御
質問につきましてお答え申し上げます。 海外に勇飛されまして
りつぱな地歩を占められて大いに活躍されておられた
皆さんが、敗戰のために故國に歸られて、しかも非常に御不自由な
生活をなさ
つていらつしやる。こういうことにつきましてはお互い御同情にたえないのであります。
從つて私
どもとしましても、こういうお歸りにな
つた方々が、早く
生活の安定を得て、復興のために御盡力いただくことが、
日本復興に非常な役割をするので、ぜひそういうことに
お願いしたいと思
つておる次第であります。數ははつきりいたしませんが、
新潟縣全體で
復員者、
引揚者、こういう方がもうすでに二十數萬人お歸りにな
つております。それでなお現在は2萬5,000名くらいが海外におられるではないか、こういう想像をいたしておるのであります。それでまずお歸りになりまして身寄りのある方、それからすぐ
生活ができる方、こういう方は別としまして、當座お困りの方、こういう方には
生活相談所を設けておきまして、
同胞援護會、あるいは
更生同盟、學生連盟、こういうようなものと連絡をとりながら御相談に應じます。そうして場合によれば無料の宿泊を斡旋し、それから
汽車賃あるいは旅費、こういうものにつきましても實費を差上げておるというようなことをや
つておる次第であります。それからいよいよ定着されまして、何か御商賣をなさるという場合には、
生業資金の
貸付をいたしております。昨年は年間に5,400
萬圓程度の豫定でございまして、これは全部
貸付を終りましたが、本年は約1,141萬圓を割當てられております。現在のところおよそその65%の
貸付をしております。殘り分はおそらく來年の1月ごろまでには
貸付が完了するものと思
つております。この
貸付につきましては、適正を期すために
資金貸付審議委員會、こういうものを設けまして、迅速かつ適正に
貸付をいたしております。またその
貸付けたあとで監督を
前記委員會がいたしておる次第であります。その次はそういうことをいたしましてもなお非常に
生活にお困りの方がおありであるというような場合には、現在ではこれは必ずしも
引揚者、
戰災者という意味ではありませんが、全體としまして
生活保護法、これが昨年の10月に實施されました。この實施によりまして、
從來方面委員と言われてお
つた方が
民生委員と名前がかわりまして、現在では縣下に2,800名くらいございますので、こういう方が實際の
生活の實情を調査してくださいまして、これによ
つて、場合によれば
生業資金を貸すとか葬祭のいくらかの資料を差上げるとか、醫療劵を發行しまして無料で醫療をいたしますとか、そういうようなことをいたしておるのであります。これは一般的な問題であります。 次は住宅でありますが、現在これも
數字はよくわかりませんが、およそ1萬5,000名くらいの
方々が住宅で困
つておられる、こういうように想像しているのであります。これには對策としましてまず
餘裕住宅を開放する、こういうことが一番手つとり早いのでありますので、先月24日から1週間住宅開放強調週間といたしまして大いにやつたのでありますが、實際の効果は殘念ながらあまりあが
つておりません。これはどうしてもお互いが助け合いの
氣持をも
つてやらなければなりませんので、各援護團體と連絡をとりまして、今後も引續き
餘裕住宅を開放していくということには力を盡したいと思
つております。それから新設でありますが、住宅の新設は御承知の
通り時節柄非常に困難であります。
從つて現在遊休のもの、これを改造するということが手つとり早いと思います。そこで國の經費でありますが、緊急援護事業、これによりまして昨年縣内に40箇所1,990所帶、人員にしますと7,964人、これだけの收容をいたしております。それからまた
同胞援護會におきましては、ことしの10月長岡市に母子寮を12戸建てまして、いくらかの役立ちにな
つているわけであります。
新潟市には350名を收容し得る共同住宅を2箇所建てる。これはいくらかの改造でありますが、計畫をしておりまして、1月中には完了する見込みであります。縣といたしましても、この住宅問題につきましては豫算をと
つて、なるべく御希望に副うようにいたしたいと考えております。 それから衣料の問題でありますが、本年4月から今までに約4萬點の衣料を配給しております。冬に向いまして先ほどお話がありましたように、この冬に間に合うようにもつとたくさん配給したい。こういうことで厚生省、商工省、この方面に何回も交渉いたしたのでありますが、1月一ぱいになりませんと豫定が完了いたしません。その豫定は無償で配給するもの、越冬用の衣料に毛布、軍用被服、こういうものが6萬6,430點、それから
引揚者用の應急衣料として服、肌着、生地、こういうものが1萬8,421點、一方いくらか金をとりまして有償配給するものにつきましては、引場者、
戰災者、そのほか困
つておる
方々のために外套とか、肌着とか、たびとか、蚊帳とか、こういうものを25萬8,500點、ふとん綿1萬950點、メリヤス、靴下7萬4,300點、こんなような計畫をも
つておりまして、これは1月一ぱいに完了する豫定であります。なお御承知のアメリカにララ
委員會というのがございまして、ここから送られた
生活物資をすでに數回配給しております。なお先ほど御
質問の
警察部長に
答辯をというお話を、私が代りまして申し上げますが、私
どもとしましても、引揚げられた
方々が早く
生活の安定を得られるということが目標でありますので、無理のない法の適用をしたいという考えをも
つております。それから燃料問題の御
質問がありましたが、これは一般配給以外には現在のところ非常に少いために特別な配給ができないことを非常に殘念に思
つております。 以上御
質問にお答えした次第であります。 ――
―――――――――――――――
△
質問打切り、
議案審議の動議 ――
―――――――――――――――
◆22番(
貝瀨高重郎君) 本日の
質問はこの程度にして打切りまして、ただちに上程
議案の審議を進められんことを希望いたします。
○副
議長(
木村新一君) ただいまの22番の動議に御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
木村新一君) 御
異議ないと認めます。ではただちに
議案の審議に入ります。 ――
―――――――――――――――
△第二讀會に入るの動議 ――
―――――――――――――――
◆22番(
貝瀨高重郎君) ただいま上程になりました
議案は、第一讀會におきましては原案をとることといたしまして、ただちに第二讀會を開かれんことを希望いたします。
○副
議長(
木村新一君) 22番の動議の
通り第二讀會に入ることに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕 ――
―――――――――――――――
△
議案全部上程(第二
讀會) ―――――――――――――――――
○副
議長(
木村新一君) ただいま上程の
議案全部は第一讀會において原案をとり、第二讀會に移ります。 ――
―――――――――――――――
△
議案分類、
委員付託、
委員指名の動議 ――
―――――――――――――――
◆22番(
貝瀨高重郎君) 第二讀會に付議せられました
議案は、正副
議長を除く全
議員をも
つて2部の
委員會を構成いたしまして、これに調査を付託せられんことを希望いたします。なお調査部門の分類、
委員の數、指名等はすべて
議長に一任したいと思います。
○副
議長(
木村新一君) ただいま22番のおつしやる
通り皆樣御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕 ――
―――――――――――――――
△
議案分類 ――
―――――――――――――――
○副
議長(
木村新一君) 御
異議はないと認めましてさようにいたします。すなわち
議案の各部の分類はかようにいたしたいと思います。第1
號議案のうちの歳入の部、第2
號議案のうちの歳入の部、第5號ないし第8
號議案及び
報告1件を第一部の
委員会に委囑し、第二部は第1
號議案のうちの歳出の部、第2
號議案のうちの歳出の部、第3
號議案及び第4
號議案といたします。それからさらに
議長の手もとに參
つております請願5件は第一部の
委員に併せて付託いたしたいと思いますが、いかがでございますか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕 ――
―――――――――――――――
△
議案調査
委員指名 ――
―――――――――――――――
○副
議長(
木村新一君) では私より
委員を指名いたします。書記をして朗讀せしめます。 〔書記朗讀〕 第一部
議案調査
委員(30名)
鈴木吉治郎君
岩野定市郎君 北村 基君 布施 津三君
揖斐仙次郎君 雲尾 東岳君 山田 正雄君 瀧澤 一治君
塚田淸一郎君 若月 文雄君 松木 明君 佐伯 利作君 佐藤 兵部君 内山 大三君
貝瀨高重郎君 川上 昌司君 酒井 登君 高野六太郎君 石黑 武久君
高澤三樹太郎君 山崎 和雄君 皆川 正藏君 島田 久吉君 桑名 義廣君
丸山直一郎君 田卷 恒彦君 澤口 久藏君 中川 光男君
高橋淸一郎君 寺尾 愛君 第二部
議案調査
委員(31名) 西川彌平治君
加藤長三郎君 池田 榮松君 木原 正雄君 瀧澤 正直君 橋本 辰次君
須貝綱太郎君 小林 寅次君 田村 高作君
吉岡喜三郎君 大瀧 正義君
村田種次郎君 外川 藤藏君 小黑 岩人君 藤原 熊男君 野水 吉治君 上野 周吾君 土田 杢平君 石塚 善治君 大島 憲吾君 小笠原九一君 松井 源内君 岡田 幸平君 塚野 淸一君 飯塚 信太君
森山善治郎君 吉田 吉平君
小田長四郎君 阿部 隆治君
佐藤久次郎君
村山吉五郎君
○副
議長(
木村新一君) 以上書記朗讀の
通りそれぞれ御指名申し上げましたが、御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
木村新一君) 御
異議ないものと認めてさよう決定いたします。 ついては今御指名申し上げました第一部及び第二部の
委員各位はそれぞれ
委員長及び副
委員長を御決定の上、ただちにこちらへ御
報告を願います。それまでしばらく御休憩を願います。 午後3時18分休憇 ――
――――――――――――――― 午後3時20分開議
○副
議長(
木村新一君) これより休憩前に引續きまして開議いたします。
報告をいたします。 ――
―――――――――――――――
△
議案調査
委員長、副
委員長當選
報告 ――
――――――――――――――― 〔書記朗讀〕 第一部
議案調査
委員長には7番
議員鈴木吉治郎君、副
委員長には38番
議員岩野定市郎君が當選せられました。第二部
議案調査
委員長には31番
議員西川彌平治君、副
委員長には60番
議員加藤長三郎君が當選せられました。 ――
―――――――――――――――
△散會の動議 ――
―――――――――――――――
◆22番(
貝瀨高重郎君) 本日はこの程度において散會いたしまして、明23日は
議案審議のため休會、明後24日午後1時より本會議を開かれんことを希望いたします。
○副
議長(
木村新一君) ただいまの22番の動議の
通りいたして差支えありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
木村新一君) 御
異議なければ明日23日は
議案審議のため休會、24日午後1時より本會議を開くことにいたします、日程は
議案全部といたします。 本日はこれをも
つて散會いたします。
△午後3時21分散會...