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平成29年第4回(12月)定例会(第6日目) 名簿
平成29年第4回(12月)定例会(第6日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2017-12-06
    平成29年第4回(12月)定例会(第6日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【二見泰弘君】 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  議会だより掲載のため写真撮影を行いますので、ご了承ください。また、本日、手話通訳を導入しますので、手話通訳者が議場内におりますことをご了承ください。手話通訳者が通訳できますよう、質問及び答弁はゆっくり、そしてはっきりお話しくださいますようお願いいたします。質疑応答時間が長時間となる場合には、途中で休憩を入れさせていただくことをご了承ください。    ────────────────────────────────    日程第1 一般質問 2 ◯議長【二見泰弘君】 日程第1「一般質問」を行います。  通告順に従い、これより質問を許可いたします。 3 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。             〔2番(前田憲一郎君)登壇〕 4 ◯2番【前田憲一郎君】 おはようございます。前田憲一郎でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、充実した効果的な学習環境の構築について、私の一般質問をさせていただきます。  平成29年3月31日に新学習指導要領が公示され、小学校学習指導要領は、児童が将来どのような職業につくとしても外国語で多様な人々とコミュニケーションを図ることができる能力は、生涯にわたるさまざまな場面で必要とされることが想定され、その基礎的な力を育成するために、このスライドのように、平成30年4月1日から、第3学年及び第4学年において外国語活動を新たに設け、第5学年、第6学年の外国語活動を廃止し外国語科が新設され、円滑に移行するための措置を平成30年4月1日から実施し、平成32年4月1日から全面実施することとされた。  特別の強化である道徳を位置づける改正は平成27年3月に行われ、平成30年4月1日から施行することとなっている。中学校指導要領は、平成30年4月1日から移行措置を実施し、平成33年4月1日から全面実施することとされている。  改訂の経緯を見ていくと、今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが成人して社会で活躍するころには、我が国は厳しい挑戦の時代を迎えていると予想される。生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境は大きく、また急速に変化しており、予測が困難な時代となっている。また、急激な少子高齢化が進む中で成熟社会を迎えた我が国にあっては、一人一人が持続可能な社会の担い手として、その多様性を原動力とし、質的な豊かさを伴った個人と社会の成長につながる新たな価値を生み出していくことが期待される。  こうした変化の一つとして、人工知能の飛躍的な進化を挙げることができる。人工知能が、みずから知識を概念的に理解し思考し始めているとも言われ、雇用のあり方や、学校において獲得する知識の意味にも大きな変化をもたらすのではないかとの予測も示されている。このことは同時に、人工知能がどれだけ進化し、思考できるようになったとしても、その思考に目的を与えたり、目的のよさ、正さ、美しさを判断したりできるのは人間の最も大きな強みであるということの再認識につながっている。  このような時代にあって、学校教育には、子どもたちのさまざまな変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくことや、さまざまな情報を見きわめ、知識の概念的な理解を実現し、情報を再構成するなどして新たな価値につなげていくこと、複雑な状況変化の中で目的を再構築することが求められている。このことが、本来、我が国の学校教育が大切にしてきたことであるものの、教師の世代交代が進むと同時に、学校内における教師の世代間のバランスが変化し、教育にかかわるさまざまな経験や知見をどのように継承していくかが問題となり、また、子どもたちを取り巻く環境の変化により、学校が抱える課題の複雑化、困難化する中で、これまでどおり学校の工夫だけにその実現を委ねることは困難になってきている。  諮問を受けた中央教育審議会答申においては、よりよい学校教育を通じて、よりよい社会をつくるという目標を、学校と社会が共有し、連携・協働しながら新しい時代に求められる資質、能力を子どもたちに育む、社会に開かれた教育課程の実現を目指し、学習指導要領等は、学校、家庭、地域の関係者が幅広く共有し活用できる学びの地図としての役割を果たすことができるよう、6点にわたって、その枠組みを改善するとともに、各学校において教育課程を軸に、学校教育の改善・充実の好循環を生み出すカリキュラムマネジメントの実現を目指すことが求められている。  この学習指導要領は、法規として性格を有するものとしており、学習指導要領に示されている内容は、全ての児童・生徒に対して確実に指導しなければならないものであると同時に、児童・生徒の学習状況など、その実態等に応じて必要がある場合には、各学校の判断により学習指導要領に示されていない内容を加えて指導することも可能であるとし、各学校においては、国として統一性を保つために、必要な限度で定められた基準に従いながら創意工夫を加えて、児童・生徒や学校、地域の実態に即した教育課程を、責任を持って編成、実施することが必要であるとされている。  また、教育委員会は、それらの学校の主体的な取り組みを支援していくことに重点を置くことが大切であるともなっている。また、コンピューター等の教材教具の活用、コンピューターの基本的な操作やプログラミングの体験等により、情報活用能力の育成を図るため、各学校において、コンピューターや情報ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること。
     読書は多くの語彙や多様な表現を通してさまざまな世界に触れ、これを擬似的に体験したり知識を獲得したりして新たな考え方に出会うことを可能にするものであり、言語能力を向上させる重要な活動の一つであることから、読書活動の充実や言語環境の整備のためにも学校図書館の充実を図ることが大切であり、公共の図書館との連携等が挙げられている。  また、学校におけるいじめの認知件数が、ここ一、二年全国的に大きく増加しており、特に小学校でのいじめが増大している。そこで、充実した効果的な学校教育の構築について、次の4要旨について伺う。  要旨1、教育におけるICTの活用は、子どもたちの学習への興味関心を高め、わかりやすい授業や子どもたちの主体的・協働的な学びを実現する上で効果的であり、確かな学力の育成に資するものです。そこで、ICT環境の構築をどのように行っていくおつもりか、伺う。  要旨2、学習指導要領の改訂、コミュニティスクールの導入に伴い、補助教員の増員、教育サポーターを導入する計画はあるのか、伺う。  要旨3、学習指導要領には、読書活動の充実や言語環境の整備のためにも、学校図書館の充実を図ることが大切となっていますが、各学校図書館は、児童・生徒や教職員が十分活用できる内容になっているのか、伺う。  要旨4、全国的にいじめの件数が激増しており、特に小学校でのいじめ発生件数が増大しているが、二宮町の現状と対策について伺う。  以上、4要旨についてご答弁いただきたい。 5 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 6 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 それでは、前田議員の質問に対し、要旨に沿って順にお答えいたします。  まず要旨1のICT環境の構築についてですが、ご質問のとおり、新学習指導要領の趣旨にのっとり、わかりやすい授業、主体的・対話的で深い学びを推進し、プログラミング的思考を育むため、日常的にICTを活用できる環境づくりを、計画に基づき段階的に実施していきます。  具体的には、今後、ICT関係の機器やインターネット環境などの学習環境の整備を行うとともに、これらの環境を効果的に活用できるよう、教員のスキルの向上に努めていきます。  次に、要旨2の補助教員の増員や教員サポーターを導入する計画はあるか、についてお答えします。  二宮町では、既に支援教育補助員や教育指導員、外国語指導助手、心理教育相談員、スクールソーシャルワーカーなど、多岐にわたって町の予算で措置した教員を補助する職員を配置しています。特に支援教育補助員については、平成15年度に県の補助により小学校に2名ずつの配置から始まり、県の補助は2年で終了しましたが、町単独での配置を続け、現在においては中学校まで拡充し、21名の体制で支援を行っています。  今後についてですが、これらの支援員、補助員以外の補助教員等を増員する計画は、現在のところ、ありません。これから各校においてコミュニティスクールが導入されていきますが、教員サポーターなどの募集については、その中で話し合いがなされていくものと考えております。  次に、要旨3の学校図書館についてお答えします。  各学校では、読書好きな児童・生徒を増やす、授業で新聞図書を使って思考力や判断力、表現力を育む。探求的な学習活動を通じて、児童・生徒の情報活用能力を養うため、学習情報センターとして、より活用されることを目指しています。そのため、各学校においては、学校図書館を利用して各教科の授業を行っています。また、校長のリーダーシップにより、司書教諭や学校司書が新たなニーズに応えられる図書館資料の整備をしていくことによって、児童・生徒の読書活動や学習活動の充実を、限られた予算の中ではありますが、創意工夫をして進めています。  次に、要旨4のいじめの件数についてですが、いじめの認知件数のことだと思いますので、そのことについてお答えします。  まず、文部科学省が行った平成28年度児童・生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査における、二宮町のいじめの認知件数について申し上げます。小学校では51件の認知がありましたが、そのうち解消しているものは43件、解消に向けて取り組み中のものは8件です。中学校では24件の認知があり、そのうち解消しているものは22件、解消に向けて取り組み中のものは1件、その他1件となっています。その他は、生徒の転校により対応が終了したものです。  一方、平成27年度の同調査では、小学校5件、中学校16件、合計21件となっており、これと比較すると、平成28年度は3倍以上になっています。この増加の大きな要因は、国によりいじめの認知に関する考え方が詳細に示され、各学校が、いじめられたとする児童・生徒の立場に立ち積極的に認知するようになったことが考えられます。また、対策につきましては、平成28年3月に策定しました二宮町いじめ防止基本方針に基づき、いじめや、その兆候を認知したときは適切な対応を徹底して行う、いじめ防止について児童・生徒が積極的にかかわる取り組みを進める、保護者や地域住民にいじめ防止への理解を促進する取り組みを進めることを継続してまいります。  以上でございます。 7 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 8 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、要旨1につきまして再質問させていただきます。  教育におけるICTの活用は、子どもたちの学習への興味・関心を高め、わかりやすい授業や子どもたちの主体的・協働的な学び、いわゆるアクティブ・ラーニング学習者である児童・生徒が、受動的になってしまう授業を行うのではなく、能動的に学ぶことができるような授業を実現する上で効果的であり、確かな学力の育成に資するものだと思いますが、いかがですか。 9 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 10 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 ご指摘のとおり、ICTの活用は、能動的に学ぶ授業に効果的で、確かな学力の育成に資するものであり、インプットさせるだけの授業から、児童・生徒にアウトプットさせる学習活動を促進させるためにも効果的であると考えます。 11 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 12 ◯2番【前田憲一郎君】 ICTの活用により、子どもたちの能力や特性に応じた個別学習や、子どもたちが教え合い、学び合う協働学習の効果的な実現が可能であると思いますが、どうですか。 13 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 14 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 ご指摘のとおり、ICTの活用により、個別学習や協働学習を行うことは効果的であると思います。 15 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 16 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、特別な支援が必要な子どもたちに対して、障がいの状態や特性等に応じて活用することは、各教科や自立活動等の指導においてもきわめて有用であると思いますが、いかがですか。 17 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 18 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 支援教育においても多くの効果が期待できるものと思います。 19 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 20 ◯2番【前田憲一郎君】 新たな学びの推進として、確かな学力を効果的に育成するため、言語活動の充実やグループ学習、ICTの積極的な活用をはじめとする指導方法、指導体制の工夫・改善を通じ、協働型、双方向型の授業革新を推進するとなっていますが、二宮町ではどのように推進していますか。 21 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 22 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 ICTの活用につきましては、パソコン教室を整備いたしまして、それぞれの教科、授業で活用することで、児童・生徒の学びの幅を広げてまいりました。また、言語活動の充実につきましては、直接的に情報端末を活用するのではありませんが、小中学校5校での校内研究の共通テーマとして挙げまして、「考える力を育てる質の高い授業づくり」ということで、継続して授業改善の研究を行ってまいりました。さらに、教え合い、学び合う協働学習も積極的に取り入れまして、問題解決能力の育成を図っているという状況でございます。  以上です。 23 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 24 ◯2番【前田憲一郎君】 教育関係自体のIT化として、学校の高速ブロードバンド接続、1人1台の情報端末配備、電子黒板や無線LAN環境の整備、デジタル教科書、教材の活用など、初等教育段階から教育環境自体のIT化を進め、児童・生徒の学力の向上と情報の利活用力の向上を図るとなっていますが、二宮町では、いかなる方法で向上を図っていますか。 25 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 26 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 二宮町では、平成23年度にパソコン教室の更新を行い、新たな機器を導入いたしました。パソコン教室へは40台のパソコンを配備しておりまして、授業では1人1台が確保されております。  また、大型提示装置としまして、大型テレビを導入したり、また、平成28年度には、一部でございますが、実物投影装置を導入いたしまして、段階的にICT環境の整備を行ってきております。  以上です。 27 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 28 ◯2番【前田憲一郎君】 今回改訂された新小学校学習指導要領に示されている各学校においては、児童の発達の段階を考慮し、情報活用能力の育成を図るためには、コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整える必要があり、これらを適切に活用した学習活動の充実を図る必要があると記載されています。  例えば、1人1台のタブレットPC、電子黒板などの大型掲示装置、先ほどお話がございました、実物投影機、無線LANの整備など、学校におけるICT環境の整備を促進するとなっており、松田町では、2年間をかけ、小学校5・6年生に各1台のタブレットPCを貸与し、平成29年度、今年度予算で3,065万円をかけ、中学校2年生まで各自1台ずつ貸与するということですが、二宮町では、タブレットPCの導入についてはどのようなお考えを持っていらっしゃいますか。 29 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 30 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 新学習指導要領の実施に向けました学習環境の整備としまして、ICT環境を充実させていくことの必要性は十分認識しているところでございます。これまでも、先ほど申し上げましたが、大型テレビや実物投影装置の導入などの整備を行ってまいりましたが、さらなる充実を図ってまいりたいと考えております。  しかし、必要な整備を一度に行うことは、財政面や、活用する学校の体制から、やはり難しい状況がありますので、それぞれの状況を勘案しながら、数年間をかけて段階的に進めていく計画です。タブレットの導入につきましても、その中で進めていきたいと考えております。  以上です。 31 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 32 ◯2番【前田憲一郎君】 二宮町の一般会計に占める教育費の構成比は、このグラフのように8.67%で、県内他の町村と比較してみるとこのようになり、これをさらに人口1人当たりで見ると、県内町村では、このグラフであらわしたように最下位である。多い清川村は9万5,426円、最下位の二宮町は2万2,897円である。ということは、学校教育費の割合が低い、児童・生徒1人当たりの金額は他町村に比べ低いと思いますが、これに対する見解はいかがですか。構成比を少し上げればタブレットPCの導入は容易であると思いますが、いかがですか。 33 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 34 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 教育費の割合や人口当たりの教育費の比較をされていますが、各町村によって教育費に含めている内容が違うと思います。例えば、町によっては、町立幼稚園があるですとか、社会教育施設の大規模な整備が含まれていたり、その年にたまたま学校の大規模な改修があったりとか、いろいろな要素があり、年によって違ったりということもありますので、単純な比較はできないと思います。  ただ、ご指摘のとおり、二宮町は高いほうではありませんので、限られた予算の中で有効な予算執行をしていきたいというふうに思います。 35 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 36 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、総合的な学習の時間に、探求的な学習の課程においては、コンピューターや情報通信ネットワークなどを適切かつ効果的に活用して、情報を収集・整理・発信するなどの学習活動が行われるように工夫すること。その際、コンピューターで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的操作を習得し、情報や情報手段を主体的に選択し活用できるよう配慮することという項目が新たに設けられましたが、これに対する町の対応はいかがなりますか。 37 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 38 ◯教育長【府川陽一君】 総合的な学習の時間を含めた各教科等の教育課程、カリキュラムについては、新学習指導要領に基づいて各学校が創意工夫して、教育課程、すなわちカリキュラムをつくることになっています。町の教育委員会といたしましては、その作成について指導・助言をしてまいりたいと思っております。 39 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 40 ◯2番【前田憲一郎君】 第3学年におけるローマ字の指導に当たっては、コンピューターで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得し、児童が情報や情報手段を主体的に選択し、活用できるよう配慮することが新たに設けられましたが、先ほど来のお答えでは無理からぬことであるかと思いますが、どう対応していくおつもりですか。 41 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 42 ◯教育長【府川陽一君】 5校の各学校にはパソコンルームがありまして、1人1台の、タブレットではないのですが、パソコンがあります。それを活用して対応していきたいと思います。 43 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 44 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、子どもたちが将来どのような職業につくとしても、時代を超えて、普遍的に求められるプログラミング的思考、自分が意図する一連の活動を実現するためにどのような組み合わせが必要であるか、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図に近づくことができるのかといったことを論理的に考えていく力を育むため、小学校においては、児童がプログラミングを体験していく必要があると思いますが、その点についての町の考えはいかがですか。 45 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 46 ◯教育長【府川陽一君】 前田議員ご指摘のとおり、移行措置期間が、小学校の場合、30年、31年と2年間の余裕がありますので、その間、プログラミング的思考を充実させることができる教育課程づくりを各学校で作成します。それに対して、先ほど申しましたように、指導助言をしていきたいと思います。 47 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 48 ◯2番【前田憲一郎君】 小学校段階において、学習活動としてプログラミングに取り組むねらいは、プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したいということではなく、論理的思考を育むとともに、プログラミングの働きのよさ、情報社会が、コンピューターをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気づき、身近な問題の解決に主体的に取り組む態度や、コンピューター等を上手に活用して、よりよい社会を築いていこうとする態度を育むこと、さらに、教科等で学ぶ知識及び技能等を、より確実に身につけさせることにあるとありますが、そのあたりについてはどのようにされていくおつもりですか。 49 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 50 ◯教育長【府川陽一君】 いわゆるプログラミング的思考というのは、コンピューターに限らず、誰かに、「あの病院にはどうやって行くの?」と聞かれたら「あっち」と抽象的に言うのではなくて、「真っすぐに、360度回転して、50メートル先でとまって、そして90度右に曲がって30メートル進み、真っすぐに90度曲がって進み、そしてさらにそこで30度曲がって、左に30度曲がって10メートル進む、その地点ですよ」と、そういう汎用的な伝え方、要するに、人間同士だったら、「あっちだよ」「うん、そこ」とかですけれども、例えば、コンピューターを相手にして、どのような指示を組み合わせをしたらコンピューターが指示どおりに動いてくれるのかみたいな、そういうのを簡単に言えばプログラミング的思考と言いますが、とりわけ県内では、相模原市が先進校として進んでおります。それらの実践を十分に学びながら生かして、二宮でも工夫してプログラミング的思考をいろいろな教科で育てるよう、実践をしてまいりたいし、この2年間で準備をしていく予定です。 51 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 52 ◯2番【前田憲一郎君】 小学校においては、教育課程全体を見渡し、プログラミングを実施する単元を位置づけていく学年や、教科等を徹底する必要があるとありますが、この点についてはどのように考えていますか。 53 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 54 ◯教育長【府川陽一君】 前田議員のおっしゃるとおりで、各学校が、どの教科、全ての教科ではない。例えば、算数と理科と国語で扱おうとか、あるいは、総合的学習で扱おうとか、それは自由に決めて、そして、例えば算数では、どの単元のところで、とりわけプログラミング的思考を育てていこうかと、もちろん、算数に限らず、どの教科でもプログラミング的思考を取り入れなければ、これからの時代はやっていかれないということで、今まで抽象的に、あるいは曖昧に教えていた部分を、プログラミング的に考えていく。とりわけ、それを重視する箇所は、どの教科の、この場面だということを、この2年間で研究していきますということで、各学校によって多少、どの教科、どの単元というのは差異はあると思いますが、そのあたりを見守りながら、教育委員会として、指導主事のほうから、いろいろな先進事例を集めて指導・助言をしてまいりたいと思っております。 55 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 56 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、改めてお伺いしますが、算数科、理科、国語科、総合的な学習の時間において、児童にプログラミングを体験させながら論理的思考力を身につけるための学習活動を取り上げていく内容や、その取り扱いについてはどのように展開されていきますか。 57 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 58 ◯教育長【府川陽一君】 繰り返しになりますけれども、相模原市等のいろいろな指導例が既にできておりますし、全国的にもいろいろな学校で先進的に取り組んでいる学校のデータ、やり方を集めて、それを生かして学習内容を、各学校は、もう既に研究が始まっておりますけれども、一緒に研究していきたいと思います。 59 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 60 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、要旨2について再質問いたします。  IT機器の活用が一層進んでくると思いますが、教職員にIT機器の扱いに関するアンケート調査を実施していると思います。授業において、パソコン等を自由自在に使いこなし、生徒の指導に当たることのできる教職員の割合はどの程度ですか。 61 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 62 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 授業においてパソコンを使いこなすことができる教員の割合についてでございますが、昨年度行った県の調査の結果なのですが、「わりにできる」「ややできる」、それを合わせた教員の割合ですが、小学校では63%、中学校では70%という状況になってございます。  以上です。 63 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 64 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、教職員に対し、ICT機器活用に対する研修会を町が実施していますか。以前、教職員に対する研修内容を伺ったときに、ICT機器の活用に対する研修会はなかったと思いますが、町独自でICT機器活用に関する研修会を実施されているのなら、どのような研修を教職員にさせているのか、教えていただきたい。 65 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 66 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 町独自のICT機器活用の研修ですが、教職員用のパソコンを更新した際に導入いたしました校務支援ソフトの活用の研修を行ったり、また、新たに導入いたしました実物投影装置、これの授業での活用の仕方の研修を行ったりしております。今年度も8月、夏休みの期間中ですが、ICT活用指導力向上研修会ということで、実物投影機の授業での活用方法やプログラミング教育につきまして研修会を行わせていただきました。  以上です。 67 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 68 ◯2番【前田憲一郎君】 ただいまのお答えだけでは、教職員に対する研修が十分ではないと思います。これからますますICT機器活用の授業指導が複雑化されてくるわけで、IT機器に堪能な補助教員を入れる必要があると思います。IT総合戦略本部地方創生IT利活用促進プランでは、地方におけるIT教育人材育成の推進がうたわれ、初等中等教育段階からのITを活用した教育を推進するため、クラウドは、ネットワークの利用環境の整備、コンテンツの充実に加え、プログラミングも含めた情報活用能力の育成に関する指導の充実や支援員の養成、確保がうたわれています。教師みずからのICT活用能力の向上はもとより、ICT活用のスキルを持った外部人材等の確保と活用を図り、ICT支援員を養成し学校に配置するなど、学校のニーズに合わせた柔軟な取り組みを進める必要があると思います。補助教員や無償のボランティア人材を確保・登用する必要があると思いますが、いかがですか。 69 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 70 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 ICT機器の活用に堪能な補助教員やボランティアの登用についてでございますが、現状においては、先ほど申し上げましたが、教育委員会などが行う研修に参加してもらいながら、日常的に教師同士の教え合いや学び合いなどを通じましてスキルの向上を図っていただいております。今後、必要に応じまして、町民ボランティアの方々などのご支援をお願いしたいと思っております。  また、ボランティアの方々をさらに活用していくことにつきましては、今後、ICTの環境を整えていく中で、小中学校の学校のニーズ、そこら辺も考えながら、実態に合わせて検討をしていきたいと考えております。  以上です。 71 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 72 ◯2番【前田憲一郎君】 来年度、平成30年度から一色小学校がコミュニティスクール化され、31年度からは残り4校もコミュニティスクールが開校されるということです。このコミュニティスクールを開校するに当たっては、補助教員の増員や教育サポーターなど、ボランティアの方々を開校前から広く募集する必要があると思いますが、その辺についてのお考えはいかがですか。 73 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。
    74 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 学校運営協議会が設置された学校をコミュニティスクールと言いますが、今後、各学校で学校運営協議会が設置された暁には、教育サポーターの募集についての話し合いがされるものと期待しております。 75 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 76 ◯2番【前田憲一郎君】 小学校第3学年から第6学年の授業時間数が、先ほどもスライドで写しましたように、外国語活動、外国語科の導入により35時間増えてまいります。教職員の負担は一層増してきます。学校の業務のうち、教員以外でもできる仕事はないのかと、現在、中央審議会では、教員が担っている業務を点検し、仕事分担の見直しを行っていますが、今後、教員以外のスタッフの配置や、学校外の組織との連携を強めていく方針です。  学校には、従来の教科教育以外にも、道徳教育、キャリア教育と重要課題が次々と生まれてきます。無償のボランティアスタッフなども必要になってくると思います。ボランティアスタッフの育成を行い、学校に導入する必要があると思います。町ではそのような計画を立てていますか。 77 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 78 ◯教育長【府川陽一君】 学校教育に対するボランティアの必要性は、議員ご指摘のとおり、痛切に感じているところです。今後、一色小学校を皮切りに5校のコミュニティスクール化が進んでいきますが、その中で学校運営協議会が立ち上がり、熟議が進み、多くの町民に対してボランティアの呼びかけがなされるものと考えております。教育委員会としても、各学校運営協議会にそういう課題意識を持ってほしいこと、ボランティアがいっぱい入ってきてくれたらいいなということを呼びかけてまいります。  二宮町には、本当にすばらしい方がIT関係、先ほどからIT関係の話が続いていますが、たくさんおられます。そして、ある程度、リストアップもできております。それらの方々に呼びかけたり、あるいは、その人たちが、学校に行って、先生方よりはるかにスペシャルなそれぞれの分野で力を持っている方がいらっしゃいますので、それらの方が、積極的に学校の授業に参加してくれる、補助をしてくれる、そういう状況になるよう、各学校の学校運営協議会に教育委員会として積極的に働きかけをしてまいります。 79 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 80 ◯2番【前田憲一郎君】 現状のままで、二宮町では、児童・生徒に対する教育をこのように実施していますと自慢できる、子育て世代の定住促進につながる教育を施していくことができるのですか。理科での実験、家庭科の授業なども含め、現状で学校生活において児童・生徒たちに一層やる気や興味を駆り立てる満足のいく授業や部活動の指導等が展開されていますか。いかがですか。 81 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 82 ◯教育長【府川陽一君】 二宮町の小中学生が毎日楽しく、明日も早くから学校に行きたいと思えるような教育活動、そういう学校、そして教員が生き生きと意欲を持って子どもたちを支援していく、教育していく、というような教育条件整備に向けて、今までもしているところですけれども、今後も、二宮町はさすがだな、学習環境がよくできている、物的な環境ということだけではなくて、人的な環境がすばらしいなと他市町村から羨ましがられるような学校づくりを、コミュニティスクール化もバネにしながら進めていきたいと思っております。 83 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 84 ◯2番【前田憲一郎君】 児童・生徒たちに十分満足のいく充実した効果的な学校生活を送らせるためには、ただいまも人的配置等、他自治体に比べできているというようなお話でございますが、当然、各種補助教員の増員やボランティアスタッフの登用を図るべきであると思いますが、その点はお考えにならないのでしょうか。 85 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 86 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 各種補助教員等の増員は、現在のところ考えていませんが、ICT環境のさらなる充実と新たな取り組みにおける学校の状況や、国や県の支援などの状況も見ながら、スタッフがより充実するよう検討していきたいと考えております。 87 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 88 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、要旨3について再質問いたします。  学校図書館は、児童・生徒の心を耕す、多くの人の考え方、生き方と出会う、知る楽しさや喜びを知る、言葉の世界と出会う、言葉のリズム、語彙、表現の仕方、言葉を操る術等を学ぶ。このようなことにより生ずるコミュニケーション能力を養い、豊かな心の育成の場であり、教科書に出てきた動物についてもっと知りたいと思い図書館で調べる、学習した歴史上の人物をもっと知りたいと思い伝記を読む。町内について図書館資料で調べ、まとめて発表する。課題設定から発表までプロセスを持った学習、学ぶ意欲、学力の向上に役立てる場であると私は捉えていますが、学校図書館活用教育の意義をどのように捉えていますか。 89 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 90 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 ご指摘のとおり、学校図書館は、豊かな心、学ぶ意欲、学力の向上等に役立つ場であると考えます。児童・生徒が読書活動する読書センター、情報収集・選択・活用能力を育成する情報センター、主体的、対話的で深い学びをする学習センターとしての活用を促進していきたいと考えております。 91 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 92 ◯2番【前田憲一郎君】 学校図書館を計画的に利用し、その機能の充実を図り、児童の主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に生かすとともに、児童・生徒の自主的、自発的な学習活動や読書活動を充実することと、学習指導要領の総則に記載されています。この事項を十分に実施できる内容になっていますか。 93 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 94 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 まだまだ十分でないと認識しております。 95 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 96 ◯2番【前田憲一郎君】 児童・生徒の創造力を培い、学習に対する興味・関心等を呼び起こし、豊かな心を育む、自由な読書活動や読書指導の場である読書センターとしての機能を果たしていますか。コンピューターや情報通信ネットワークなどが整備されていますか。 97 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 98 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 蔵書の数に違いはありますが、各学校に司書が配置されており、読書活動については一定の成果が出ていると思います。一方で、貸出業務や蔵書管理のためのパソコンは配備されていますが、情報通信ネットワークはつながっておりません。読書センターとして、より活用されるよう環境整備に努めたいと思います。 99 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 100 ◯2番【前田憲一郎君】 学習情報センターとしての機能もあると思いますが、図書室で図書館資料を使って授業を行うなど、教科等の日常的な指導において活用される、教室で学んだことを確かめ、広げ、深める、資料を集めて読み取り、考えをまとめて発表するなど、児童・生徒の主体的な学習活動を支援するに事足りる内容になっていますか。 101 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 102 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 学習情報センターとしての機能でございますが、児童・生徒の主体的な学習活動を支援するには十分な内容とまではなっていないという状況でございます。  以上です。 103 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 104 ◯2番【前田憲一郎君】 学校図書館法において、教員のために図書館資料の収集・整理・保存・共有を行う施設として位置づけられていますが、教科書指導のための研究文献や教師向けの指導書、教材として使える図書などが豊富に用意され、教員のサポート機能も、学校図書館が本来行うべき重要な役割の一つであると思いますが、その点は充実していますか。 105 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 106 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 教員のための図書資料でございますが、毎年、図書購入費として各校に計上されております予算の中で購入している状況でございます。指導書等、必要なものの購入はきちんとしておりますが、やはり、児童・生徒の図書を優先してしまうという状況がございますので、充実しているとまではやはり言えない状況にございます。  以上です。 107 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 108 ◯2番【前田憲一郎君】 子どもたちの居場所の提供としての役割もあると思います。昼休みや放課後の学校図書館は、教室内の固定された人間関係から離れ、児童・生徒が一人で過ごしたり、年齢の異なるさまざまな人々とのかかわりを持つ場ともなり、児童・生徒が校内における心の居場所としていることも少なくないと思います。そのような場となっていますか。また、放課後の子どもたちに、安全・安心に過ごせる場を提供できる体制になっていますか。 109 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 110 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 学校図書館は、小学校は中休みと昼休みに、中学校は昼休みに開館をしております。多くの児童・生徒が利用しておりますが、エアコンを入れた学校や暖房がある時期につきましては、心や体を落ち着かせる場所としての活用がかなりされているということです。不登校の児童・生徒などの居場所としては、学校としては投げかけはしているのですが、あまりニーズがないということでございます。また、一方で、外国籍の児童・生徒への日本語指導などでは、かなり図書館は活用されているという状況でございます。  また、放課後につきましては、特に中学校ですが、部活動があることなどから、積極的に活用はされていないような状況にございます。  以上です。 111 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 112 ◯2番【前田憲一郎君】 ただいままでのお答えを伺っていますと、要するに、完全なものとしていくためには、少ない町予算の中、厳しい言い方をすれば、教育費の額が現状では不足しているという解釈でよろしいですか。 113 ◯議長【二見泰弘君】 教育部長。 114 ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 限られた予算の中で、学校図書館だけ完全なものにしていくというわけにはいきませんので、優先順位をつけて効率的な予算執行に努めていきたいと考えております。 115 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 116 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、要旨4について再質問いたします。  平成28年度二宮町のいじめ等問題行動は、小学校51件、中学校は24件であり、大きな問題は起きていないということで、先ほどお話があったと思いますが、全国的に見て、特に小学校におけるいじめ等の問題が激増しています。県内においても、この表のように、相模原市では、児童・生徒1,000人当たりにして25.9人ものいじめ認知件数があり、ここ中教育事務所管内、平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町においても、小学校で848件、中学校で291件、児童・生徒1,000人当たりで25.4人もの認知件数があり、合計数は激増、26年度と比較すると、小学校では571件も増えています。平成28年度の全県的なデータはまだ発表されていませんが、全国的に見てもさらに増えているとのことです。二宮町でも、平成28年度は、平成27年度に比べ増えている。児童・生徒1,000人当たりで見ると38.4人となり、かなり高い数字です。このようなことから見て、二宮町でもいつ何どき、大きないじめ等の問題行動が起こるかわかりません。  そこで、質問してまいりますが、以前お伺いしましたが、アンケート調査は以前と同様の形、回数で行っているのですか。 117 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 118 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 各校のアンケート調査につきましては、大きな変更はございません。学期に1回程度行っております。アンケートは、調査用紙に記入してもらう形でございまして、内容は、設問に対して当てはまるかどうかということで選択してもらう部分と、あと、自由形式にそれぞれ思ったこととか気づいたことを書いてもらうというような形でアンケートを行ってございます。  以上です。 119 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 120 ◯2番【前田憲一郎君】 今までと同様の形式でのアンケート調査だけでは事実を把握することは難しいのではないかと思います。無記名であったとしても、児童・生徒の心理面から察するところ、私の経験からしても、なかなか本音は書けないものです。そう思いませんか。 121 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 122 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 そうですね、おっしゃるとおりで、本音を書けない児童・生徒もいるかとは思います。  以上です。 123 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 124 ◯2番【前田憲一郎君】 授業中、学級活動やその他の行動等において、教員と児童・生徒がコミュニケーションを図る中でわかることが多々あると思います。生徒一人一人の日常の行動、様子、態度を観察し、顔の表情、「目は口ほどにものを言う」と言われますが、人間の心理的な面は顔、その中でも頬の動きなどにあらわれてきます。また、グループ分けのときなどの行動は、様子を見れば、その児童・生徒の心の状態や置かれている立場がよくわかります。その前に、文章や言葉以外で教職員みずからのアンテナで問題行動をつかみ取る体制づくり、そのようなことができる教職員を育成する研修等はなされていますか。 125 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 126 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 教職員に対する研修でございますが、県で作成された資料や、実際に起こった実例などをもとにしまして、各校で校内研修ということで実施をしてございます。これらの研修や、その日ごろからの教員間の学び合いとか情報共有、それを通じまして、アンテナを高くして児童・生徒の状況把握に努めるということで、各校取り組んでおります。  以上です。 127 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 128 ◯2番【前田憲一郎君】 教職員に対し、いじめに関するアンケート調査を実施されていると思いますが、その中に文章や言葉以外で、みずからのアンテナでいじめ等の問題行動を把握できるかというような内容の項目が入っていますか。何%の教職員がそのような形で事を把握できると答えていますか。 129 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 130 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 教員に対するアンケートというきちんとした形では実施してはおりませんが、研修の中で、例えば、児童・生徒のどういうところに気をつけて見ているかというような形で、教員の意識の確認、そういう意味で、アンケート的なことを行うことはあります。みずからのアンテナでいじめ等の問題行動を把握できる教員がどのぐらいいるかということは、はっきりとはわからない状況なのですが、これまでの教員の経験などにより、多少の差、違いがあるものかなと考えております。  アンテナを高くしていじめ等の問題を把握するということは大変重要なことでございまして、教員の直感を大切にしながら、日ごろから教員間で情報共有を積極的に行いまして、児童・生徒の変化に気づく体制づくりを行っている状況でございます。  以上です。 131 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 132 ◯2番【前田憲一郎君】 教職員は、本来の業務以外の仕事が多過ぎてぎりぎりの状態で勤務している。そのようなところまで手が回らない、気を回すことができないのが本音なのではないですか。そのような体制なので、いじめ等が増加しているのではないのですか、いかがでしょうか。 133 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 134 ◯教育長【府川陽一君】 いじめの増加の背景、長期間、この二、三年の増加ということではなくて、この20年、10年、年々増加をしているわけですけれども、それは、教職員の多忙化が主な要因ではないと私は思っています。幼少期からの遊び等の人との触れ合い、自然との触れ合い、そういった体験が幼少期から不足しているということ、あるいは、保護者、大人との接触時間が短くて、愛情不足と言ったらなんですけれども、子どもたちの間で愛着障がいなども増えているわけです。大人と触れ合い、接触する時間が少ないというようなことで、人間関係を、それなりにけんかをしながら形成していく力というか、そういった社会性が年々不足してきていることも大きな要因であると思います。もちろん、先生方の多忙化ということも要因の一つだと思いますが、いずれにせよ、これ、あれというよりは、複合した要因の中でいじめが増加してきていると認識しております。 135 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 136 ◯2番【前田憲一郎君】 教職員の勤務時間が短い学校のほうが生徒に寄り添った指導がしやすいということが、本日の新聞に載っていました。多い学校、少ない学校で見ていきますと、不登校に関しては、不登校児童・生徒が少ない学校は多い学校に比べ、16分から19分、勤務時間が短い。また、その他の問題行動につきましても、多い、少ないで見ますと約30分の差があるというようなデータが出ております。教職員がゆとりを持った勤務体系で児童・生徒たちのことを本音で第一に捉え、指導していくためには、本来の業務以外せずに、本来の業務だけにとどめ、児童・生徒たちと正面から向き合える時間を多くつくることのできる体制づくりが、いじめ等を減少させる一つの要因にもなってくると思いますが、そのような体制づくりが必要なのではありませんか。 137 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 138 ◯教育長【府川陽一君】 おっしゃるとおりだと思います。先生方の感度と言われましたけれども、やはり、「先生、あのね、実は、あの子がいじめられている」とか、「あの子の様子がおかしい」とか、子どもが言ってきてくれる先生もおりますし、言いづらい先生もいるのは事実だと思うんです。ただ、聞いただけで、子どもが相談してきても、「絶対、先生、言わないでね」と言って、そうやって受けとめて本当に言わないという先生も中にはいます。要するに、いじめのキャッチは、子どもが発信してくれる、本人だけに限らず周りの仲間が発信してくれる、そして、それを受けとめる教師がたくさんいるということが非常に大切だと思いますし、そうなるためには、やはり、前田議員がおっしゃるとおり、子どもとしっかり向き合う時間を少しでも増やす、そういう多忙化をいかになくしていくかというのは大きな課題であると思います。 139 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 140 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、具体的にそのような体制づくりをどのように進めていくお考えか、お考えがございましたらお聞かせください。 141 ◯議長【二見泰弘君】 教育長。 142 ◯教育長【府川陽一君】 教育委員会の呼びかけによって現在、各学校で働き方改革を徐々に進めています。いろいろな要因で一遍にはできません。それは今、詳しく述べられませんが、やっています。具体的に言えば、長時間勤務を少しでもなくそうと。今まで毎日10時に帰っていた先生、8時には帰ってもらおうと、それはアラーム等のセットでチェックでき、記録されていますし、イエローカードを出して、仕事が終わらなくても帰っていただくというような教育委員会としての取り組みや、あるいは、そうする前に学校の先生方がお互いに声をかけ合って、遅くとも8時には帰ろうとか、各校でそういう目標を決めて取り組みを今、小中でやっております。  中学校においては、部活動の休養日を設けるということで共通理解をしています。具体的には、土曜、日曜のいずれかは休養日とする。今まで土曜日も日曜日も、場合によっては、顧問によっては土曜日も一日中、日曜日も一日中、強くなりたいがために、子どもも強くなりたいし、先生も優勝したいということでやっている部もありますが、どちらかをカットする。  そういったことで30年度当初から取り組みを始めようと思いますが、保護者、あるいは町民の方々によっては、「そんなことをしたら弱くなる、県大会で優勝できないよ」とか、そういった声もありますので、教育委員会とてし、PTA総会等、学校に出向いて、これこれこうで、前田議員がおっしゃったように、子どもと真正面から向き合うため、もっとよりよい教育、バランスのよい教育をするために部活動の日数を週1日減らしたい、あるいは、職員会議がある日、すなわち先生方が全部、会議をしているとき、今は交代で見にいって部活動をやっているのですが、それはなくす。みんなが会議をしているときは部活動はなくす。そうすると月に1回あるわけで、月に5回は部活動の休養日にしようという取り組みを、30年度にはスタートしたい。そして、だんだん気運が盛り上がってくれば、平日においても休養日を設けていきたい、呼びかけていきたいと、教育委員会としては長期的には考えているところです。 143 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 144 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、最近、スマートフォンやネット上によるいじめが増えてきていますが、それに対する対策をとっていますか。 145 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 146 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 スマートフォン等の対策でございますが、各校におきまして、道徳や学級活動、あと、技術の時間の中で情報モラル教育ということで指導を行っております。また、保護者の方々に対しましても、PTAの総会のときなどに、スマートフォンや携帯電話の安全な使い方についての講習会を行わせていただいております。また、学校によりましては、学校だよりに、使い方とか、危険なこととかを書いて、ご家庭のほうに注意を促すということもやっているような状況でございます。  以上です。 147 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 148 ◯2番【前田憲一郎君】 二宮町では、平成27年12月議会で、私がいじめ基本方針を作成してほしいと要望したところ、短期間で作成していただき、平成28年3月にはでき上がり、4月より実施していただいていますが、神奈川県では、いじめ防止基本方針の見直し、改定が行われました。二宮町ではいかがですか、見直し、改定作業に入っていますか。改定するとしたら、どの箇所をどのように改定されていきますか。 149 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 150 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 いじめ防止基本方針の改定ですが、先月、県から改定後の基本方針が示されたところでございます。ですので、県と国のほうの改定内容を踏まえまして町のほうも改定作業を進めてまいりたいと思います。具体的な改定の内容ですが、主なものでございますが、1つ目としまして、けんかやふざけ合いなども含めて、いじめについての理解を促進すること。2つ目としまして、いじめ防止の取り組みを学校評価に位置づけることや、校内での情報共有を徹底するなど、学校の組織力の強化を図ること。3つ目としまして、学校として特に配慮が必要な児童・生徒につきまして適切な支援を行うなど、児童・生徒の状況に応じた支援、指導を徹底すること。4つ目としまして、いじめに係る状況の対策について家庭や地域への情報提供を進めるなど、家庭、地域との連携を強化することなど、このようなことを具体的に方針のほうに盛り込んでいきたいと思います。  以上です。 151 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 152 ◯2番【前田憲一郎君】 今あります、いじめ防止基本方針ですと、スマートフォンやインターネットの取り扱いに対する項目が十分ではないと思いますが、そのあたりについてはどのようにお考えですか。 153 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 154 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 そうですね、確かに今回の国や県の改定では、スマートフォンやインターネットの取り扱いについてはあまり具体的に挙がっていないようです。しかし、このスマートフォンやインターネットの取り扱いにつきましては、実際に大きな問題になっているものでございますので、町の改定におきましては、その取り組みをさらに強化するような内容を盛り込んでいきたいと考えております。  以上です。
    155 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 156 ◯2番【前田憲一郎君】 いじめ等の問題行動やスマートフォン、インターネットの取り扱いに対する講演等の研修会を、児童・生徒に対しそれぞれの年代に合わせた内容で行っていますか。最近、スマートフォン、インターネットを使った悪質ないじめが増えているので、これを防止する意味でも、行っているのであれば具体的に内容をお聞かせいただきたい。 157 ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 158 ◯教育総務課長【黒石徳子君】 講演等の研修会でございますが、大磯警察署の生活安全課の方や青少年補導員の方、また携帯電話会社の方々にお願いして研修会を行っております。具体的には、小学校では、高学年を対象に、スマートフォンやパソコンにおけるインターネットの安全な利用を学ぶ講座ということで実施をしてございます。また、中学校ですが、保護者を対象に、青少年補導員の方から、サイバー犯罪を含めたインターネットの使い方についてお話をいただくなどしております。生徒に対しましては、特別活動の時間などで、インターネットやラインの使い方についての講習を行っております。  以上です。 159 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 160 ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、最後に要望させていただきます。  ただいまの質問に対するご答弁を伺っていますと、小中学校の児童・生徒に対する学校教育費がとても少なく、総合戦略に「将来に向けた特色ある学校づくりの推進」とありますが、何も特色がないのではないかと思います。また、したくても何もできないのではないかと感じられました。平成30年度の予算編成についてを読んでみますと、町の現況や見通しには、引き続き厳しい財政状況が続くものと見込まれていますが、事業を平準化することなどの工夫を凝らし、無理のない予算とする反面、事業によっては、効果や経済性を勘案した上で集中的に停止するなど、予算全体を俯瞰し、めり張りをつけ、限られた財源を配分することとしますとあり、重点施策事業の中に、「特色ある学校教育による子どもたちの生きる力の育成」として、各教科における言語活動の充実、小学校の英語教科化に向けた環境整備、キャリア教育の推進、新たに、ICT環境の充実、全ての小中学校へのコミュニティスクール導入に向けた環境づくりが挙げられているわけでございます。  そこで、従来の予算構成比にとらわれることなくゼロからの見直しを図り、せめて全県平均の教育費、特に学校教育費を確保していただき、新学習指導要領記載事項を、確実に児童・生徒に学習させることのできる体制を整えていただきたい。  以上で私の一般質問を終わります。 161 ◯議長【二見泰弘君】 前田議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時から始めます。                          午前10時49分 休憩    ────────────────────────────────                          午前11時00分 再開 162 ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 163 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。             〔13番(添田孝司君)登壇〕 164 ◯13番【添田孝司君】 それでは、議長の許可を得ましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  2問ありまして、まず1問目です。「平成30年度からの国民健康保険制度について問う」と題した質問であります。  「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」が平成27年5月27日に成立いたしました。この法律により、平成30年度から国民健康保険の財政運営の責任主体が、市町村から都道府県にかわります。よって、保険者は二宮町ですが、財政運営者が神奈川県にかわります。国民健康保険料への影響について多くの町民の関心は高いと思います。  よって、以下について伺います。  1つ目、国民健康保険税算出方法で、平成29年度までと違う点は何か。  2として、保険者の健康づくりへの取り組みが評価され、「保険者努力支援制度」というインセンティブを付与する制度が導入されるということです。これはどのような制度でしょうか。また、町の健康づくり事業への影響はどのように考えたらよいのでしょうか。よろしくお願いいたします。 165 ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 166 ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 それでは、添田議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに要旨1、国民健康保険税算出方法で、平成29年度までと違う点は何か、についてです。国民健康保険においては、平成27年に成立した、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律により、平成30年度から運営のあり方については、都道府県が、当該都道府県内の市町村と共同で国民健康保険の運営を行うとともに、財政運営の責任主体となり、制度の安定化をさせる役目を担うことになりました。  具体的には、財政運営について、都道府県は市町村ごとに国保事業費納付金を決定し、財政安定化基金の設置運営を行います。また、都道府県は、標準的な算定方法等により、市町村ごとに標準保険料率を算定して示します。これを受けて市町村は、標準保険料率等を参考に納付すべき国保事業費納付金の額や、個々の事情に応じて保険料率を決定し、賦課・徴収を行うことになります。  このようなことから、これまで町は独自の医療費等の伸びを想定するなどして、あくまでも、推計した給付費の支出額や不安定要素がある交付金収入等を推計し勘案したものに対して国保税率を決定したところですが、これからは、確定している納付金に対して国保税率を決定できることになります。また、医療費等の給付費用についての支払いは全てが県が行うことになるので、仮に想定外の医療費等の給付費の伸びが起こったとしても、町としてその年度において独自の財源を確保し補正対応等をする必要がなくなるなど、財政運営と国保加入者の負担に対しても安定感をもたらすことにつながってくることになります。  次に、要旨2、保険者努力支援制度はどういう制度か、また、町の健康づくり事業への影響はどのように考えるかについてです。  平成27年度に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針の中で、歳出改革の一環として、全ての国民が生活習慣病を中心とした疾病の予防や重度化予防等に取り組むことや、特定健診等の受診率向上を目指すことが必要であり、個人や保険者の取り組みを促すインセンティブのある仕組みの構築が重要であるとされました。  このことから、平成30年度から保険者努力支援制度として、保険者における医療費適正化に向けた取り組みに対するインセンティブについて制度設計がなされました。具体的には、インセンティブを付与する指標として、特定健診、特定保健指導の実施率、メタボリックシンドローム該当者及び予備群の減少率など、大きく分けて12の指標があり、それぞれの指標に対して達成した場合にポイントが付与される仕組みで、都道府県は、国より配分された交付金を市町村ごとにそれぞれ獲得したポイントと、国保加入者数を勘案して交付金を割り振るようになっています。二宮町では、12指標中7指標の内容について達成となっています。今後は、現在実施している町全体を考えた健康づくりへの事業との兼ね合いを図りながら、費用対効果も考慮した中で、達成が可能な指標について、一つ一つ取り組みを実施していくよう努力することが必要であると考えています。  そのような中で、指標の一つとなっているものとして、二宮町は平成29年度においてデータヘルス計画の策定をいたします。これによりレセプトデータを分析し、二宮町の傾向や特徴を捉えた上で、疾病の重度化等を防ぐため、より実効性のある保険指導を今後実施していくことで町民の健康増進とともに医療費の抑制を促し、保険税率の上昇抑制にも努めていきます。また、来年度以降について、指標の中でも重要性が高い項目である重症化予防等について、順次取り組みを実施する方向で検討しているところです。 167 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 168 ◯13番【添田孝司君】 ありがとうございます。では、3つに分けて質問させていただきます。国民健康保険特別会計の歳出、そして歳入、それから最後の努力支援制度について質問させていただきます。  まず歳出ですが、現在は次年度の療養給付費、療養費、または高額医療費などを推計して次年度の歳出予算案を作成していると思います。30年度からは、今のご説明でもありましたように、保険料率を算出して国から納付金が事前に知らされて、それで、納付金で団体の歳出額がわかるということだと思います。歳出の部分では、この納付金が大部分であるので、非常に精度高くその年の予算が策定できるという解釈でよろしいのでしょうか。 169 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 170 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 議員さんが今おっしゃっていただいたとおりのことで、部長の答弁にもありましたけれども、医療費の部分については県が全部これからは、年度内のものについて全て請け負っていただくことになりますので、推計等をする必要はなくて、出たものは全部県が払う。歳入、歳出は残るんです。ただ、これだけ必要だというふうになったら、それだけの予算を加えるんですけれども、それは全て県が支払うので、出たものと入るもの、全て同一になって予算化は残るんですけれども、内容的には全て県が請け負うという形になります。  そういうことなので、保険税率等を勘案する場合は、今度新しくできる医療費にかわる納付金、これに対して、あと保健事業等がありますけれども、そういう町が行う保健事業を合わせて、では幾ら必要なのかということで税率を決めることができるので、確定要素が高くなっているので、その分安定するということにつながってくると思っています。 171 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 172 ◯13番【添田孝司君】 1つ確認ですけれども、そうしますと、県が療養給付費とか療養費を払うということになりますと、予算で見る限り、今までは療養給付費とか、療養費とか、高額医療費という項目があって、それで歳出が出ていたんですけれども、予算書を見る場合に、そうではなくて、県への納付金という形で一律になってしまうということで考えてもよろしいんでしょうか。 173 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 174 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 今申し上げましたとおり、療養給付費というような項目は残るんですね。ただ、行って来いで計上される。県が入れてくれるので、必要な分だけ入れてくれて、必要な分だけ出すという項目は残ります。高額とかも一緒みたいなイメージにはなってくると思います。それとあともう一つは、納付金を支出するという項目ができるということになってくると思います。 175 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 176 ◯13番【添田孝司君】 最近の国保の予算で非常に大きな問題というか、出てくるのは、高額医療費による補正という形が出てくるんです。今までのご答弁ですと、高額医療費についても県が払うということなので、これによる補正予算というものは、この30年以降なくなると解釈してよろしいのでしょうか。 177 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 178 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 高額についても医療費の一部なので、今、言ったように県が全て持つので、増えた分については歳出は増えますけれども、県が入れてくれるので同額でそれぞれ補正して、町の財源ではなくて県の財源が入ってくるという形で補正はすることになるので、議員のおっしゃるとおり必要がなくなるということです。        (「ということは、補正が必要ないと」との声あり) 179 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 180 ◯13番【添田孝司君】 今までいろいろお話を聞いて、歳出超過のリスクが減る、なくなるということだと思います。要するに、これは、保険料率を算出して納付金が決まるということなので、県から毎年、納付金の額が示されて予算が大体決まってくるというふうに考えると、保険税というものは、毎年変わると、今までずっと見ていると、今までの二宮町の保険税というのはあまり変わっていない。ところが、このような形だと保険税は毎年上下してくるということのリスクというか、そういう可能性があると思うんですけれども、その辺のところは、要するに、これ、納付金は毎年上下するわけですよね、増えたり減ったりするわけで、それに伴って保険税は毎年変わってしまうのではないか。それを平準化する方法も考えていらっしゃるのか、その辺のところをちょっとお伺いします。 181 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 182 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 済みません、先ほどの補正は必要ないという話なんですけれども、県で行って来いの話なので、その県の分について補正はしますけれども、町としての財源を使って補正はしないという意味です。なので、必要な部分は補正しますけれども、それは全て県が受け持つので行って来いという意味で補正は必要ないと言ったので、済みません、ちょっと誤解を招くような答弁で申しわけありませんでした。  それで、確かに納付金、毎年毎年変わってくるので、それに合わせて税率を変えていくという手法もあるのでしょうけれど、あとは基金というものがありますので、その基金残高とか、毎年の状況があるので、そこまで上げる必要がないのではないかというのと、あと、複数年度、とりあえず見た中で、ある程度、予想がつくようになりましたから、納付金はこの程度になるということの中で、安定的な財源を確保するために複数年を考えながら税率を決めていくというようなことも考えられるのではないかと思うので、その辺は状況次第でいろいろと考えていく必要があると思っています。 183 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 184 ◯13番【添田孝司君】 1つの方法としては、やはり基金でアローワンスを持って平準化していくのが何となくわかりやすいなとは思うんですけれども、その毎年変動する、確かに県が納付金を決めて、それで保険税が決まるというリスクはあるけれども、やはり、その平準化の方法も町としては考えなければならないということで理解いたします。  次は、歳入なんですけれども、要は、今、なぜこのような制度に変わってくるかというと、要するに、この国民健康保険の制度そのものがだんだんだんだん高齢化によって脅かされているという意識があるんです。高齢化によって保険料の収入の減少傾向は当然あるわけです。県に移ったとしても、その今の歳出増加傾向から考えると、要するに、保険税の増加のリスクというのは、町民にとって一向に変わらないという理解でよろしいのでしょうか。 185 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 186 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 今おっしゃるとおり、年齢構成が高くなっていって、加入者数も少なくなっていって、所得水準も落ちてくるという中で、さらに高齢化によって医療費も増大するということの中で、やはり保険税率は上げざるを得ない状況になっていくとは想定しています。それで今回、インセンティブ等、いろいろな保健事業をやって、それをなるべく防いでいくということもやっていくんですけれども、それでも上昇が考えられる中で、今回、広域化された中で、納付金算定の際、ある程度、県内でそういう年齢構成であるとか、所得水準、そういったものも考慮して納付金を配分するというふうな流れにもなっているので、その分は、大きくはないですけれども、そういうことも考慮された中での広域化なので、その辺については少しは町としてもメリットが出てくるというふうには考えております。 187 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 188 ◯13番【添田孝司君】 県が計算する保険料率のところで多少の考慮はされるはずだということで理解いたしました。  もう一つ、最近の問題で一番大きかったのは、前期高齢者交付金が予想以上に増えてしまって、ついに借金をしてしまったということがありますけれども、この新制度になっても、その前期高齢者交付金の予想以上というか、交付金そのものが残って、そして、それによる予想を超えた増減というのは、やはり起こるリスクはそのままだという理解でよろしいのでしょうか。 189 ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 190 ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 前期高齢者交付金については、今までは市町村ごとでやっていたので去年のようなことにもなってくる、小さい市町村にとってはかなり大きな痛手になっていたのですけれども、それが今度、県が全体で見るようになったんです。なので、今度、県がその心配をするようになります。ただ、町は、そのことも考えた中で納付金というのは各市町村に県から言われてくるんですけれども、前期高齢者交付金は後で、2年後に精算ということが出てくるので、その2年後の納付金、それに算定して跳ね返ってくる部分もあります。ただ、それは納付金というのは確定して年度ごとに示されてくるので、市町村にとっては年度、年度で心配していた前期高齢者交付金の増減の不安定要素がなくなるという面ではメリットになっていると、そういうことになると思います。 191 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 192 ◯13番【添田孝司君】 わかりました。  次に、最近、話題の保険者努力支援制度についてお伺いします。これ、実はちょっと見にくいので恐縮なのですけれども、これがホームページに載っている、先ほど12の指標とおっしゃいましたけれども、ここには11の指標があって、それが努力する、何々を努力しなさいという指標だと思います。ここの12ある中で、二宮町は7つできていると、今後まだ5つ努力しなければいけませんねというのがあるんです。ここで一つ、単純に、ああそうですかと言えないのは、実はこれは、文章の中で、国保を担当している部署と、健康づくりを担当している部署と、それから地域包括ケアシステムをやっている部署、みんな違う部署がやっているわけです。  見にくいんですけれども、こちらの下から2つ目に、地域包括ケアシステム推進というような指標があるんです。こういうときに考えたときに、要するに、国保担当者が努力支援の交付金をもらうために一生懸命に言うんですけれども、実際にはほかの部署、例えば、健康福祉部だけではなくて、もしかしたら教育委員会にも関係するかもしれないような状況に陥るわけです。そういうところの調整を今後どうやっていくんでしょうか。 193 ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 194 ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 今現在の健康福祉部というのは、特別会計が3課にまたがってしまっていたり、仕事の面においていろいろな問題があるので、それに対しての対応策ということで検討をしております。ただ、今現在、このデータヘルスについては、そのデータヘルス計画の話し合いにおいては、健康づくり課、福祉保険課、両課から出てきて会議を進めて、計画に対してその後どう対応していくかということも考えていますので、課を横断して部内で調整をとっている状況であります。  以上です。 195 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 196 ◯13番【添田孝司君】 そのところで、今まで、これは適切な言葉かどうかわからなかったのですけれども、わりと事務的な仕事で対外的な折衝をするというような仕事の内容ではない国保担当部署が、要するに、今後はほかとのコミュニケーションによって、このインセンティブを得るために一生懸命やらなければならない。そういう点では、組織的には、部長としてはどのようにお考えになっているのでしょうか。 197 ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 198 ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 おっしゃるとおりで、来年度考えていることについても、中郡医師会二宮班と調整をとらなければいけないこと等が出てきます。そういったことについては、それを健康づくり課のほうで医師会との連携というのはできておりますので、そのときには一緒に行って調整をするような形をとって、その部署、部署で連携をとって、単独で動くことなく両課で動いていくような形で対応していきたいと思っております。 199 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 200 ◯13番【添田孝司君】 最後に要望です。  特にこの努力支援制度に関しては、7つやっていて、これからあと5つやるわけですけれども、実際には急激にできるものではない。また、支援制度の、支援されるインセンティブはどれだけ大きいのかというのもまだわかっていない状況の中で急激にやるものではないと思います。そういう意味では、支援制度に関して、健康づくりと相まって、目標を明確にして、そして計画的にやっていただきたいと思います。  以上で1問目の質問を終わります。 201 ◯議長【二見泰弘君】 2件目の質問をお願いいたします。  添田議員。             〔13番(添田孝司君)登壇〕 202 ◯13番【添田孝司君】 2件目は、「第4次二宮町行政改革の進捗状況を問う」というものです。  行政改革大綱の一番最初に、町を取り巻く課題が書かれています。それは、「今後予想される町の課題」と称されて、7項目ありまして、人口減少における自主財源、生産年齢人口の減少、高齢化に伴う社会保障費用の増大、過去に建設された公共施設の老朽化に伴う施設の更新・複合化・統廃合、未利用町有地の利活用、空き家・空き地等の適正な管理と流通の促進、多様化する町民ニーズに対応した効率的な行政運営というものがあります。  まさにそのとおりで、これに関してはどなたも異存がないものだと思います。こういうようなことが理解されているので、皆さん、町の将来を危惧されているのではないかと思います。  また、二宮町の経常収支比率は年々100%近くで、分母から臨時財政対策債を除いてしまいますと100%を超え、財政構造の弾力性はきわめて低い状況だと思います。第5次総合計画で示された町の将来像を実現するためには、まずは行政の効率化を図り、経常的な経費を減らさなければならないと思います。  町で具体的な取り組みとして以下の7つの重点目標が掲げられています。効率的な組織体制の実現、人材育成の推進、歳出構造の見直し、財源の確保、施設の効率的な運営、町民参画の促進、情報の透明化とあります。  第4次行政改革の期間は、平成27年度から平成30年度であり、既に4分の3が終わろうとしています。各目標の進捗状況と今後についてお伺いいたします。 203 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 204 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 それでは、添田議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えします。  二宮町では、昭和62年に策定した第1次行政改革大綱を皮切りに、行政組織の効率化、あるいは経費削減を目的として行政改革に取り組んでいるところです。第1次行政改革では、事務事業の見直しや組織機構の簡素化などのほか、当時としては先進的であった、OA機器等の導入等の事務改革を進めました。平成8年からの第2次改革では、当時、生涯学習センターラディアンが建設予定であったことから、公共施設の管理運営などの改革のほか、行政を担う職員にスポットを当てた能力開発を進めました。平成17年には、国から「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」が示されたことから、平成18年5月には集中改革プランを策定し、職員定数管理の適正化や給与の適正化などにも取り組んできたところです。平成の大合併と言われた政府主導の市町村合併が一段落した平成22年度には、第3次行政改革として、二宮らしさという個性の一つとして、多様な担い手の参画の促進に取り組みました。  このように、時代の変化とともに多様化するニーズや新たな課題に対応しつつ、将来にわたって持続可能な町として発展し、総合計画が掲げる町の将来像を実現するために、不断の改革を行っているところですが、引き続き行政の内部を再点検しつつ、短期的な効果を生み出す取り組みだけではなく、将来を見据えた長期的な効果を生み出す取り組みを進めていく必要があると考えております。  現在取り組んでおります第4次行政改革大綱の策定に当たっては、全国的な人口減少や少子高齢化の進展などに伴う新たな課題に対応しつつ、第5次総合計画で示す町の将来像を実現するために、これまでの行政改革で個別に取り組んできた事項を、組織体制の強化、持続可能な財政の確立、多様な主体との協働、この3つを基本方針として整理をした上で、7つの重点目標と12の個別項目、そして付随する34の具体的な取り組みとして定め、計画期間の4年間に実施する内容、スケジュール、目標を定めております。  その進行管理につきましては、町長を本部長とする二宮町行政改革推進本部を設置し、毎年度10月を目安に、上期の実績と下期の取組予定を確認し、年度末にその実績を評価した上で次年度の方向性を決定しています。  ご質問にありました計画の3年目となる現在の進捗状況ですが、7つの重点目標ごとの代表的な取り組みについてご説明をしたいと思います。  まず、重点目標1の効率的な組織体制の実現につきましては、複雑・多様化する業務を限られた職員数で効率的に運営するため、機構改革等を実施し、組織のスリム化と職員の適正配置を図りました。また、アウトソーシングの推進については、委託化や指定管理者制度の導入について検討に時間を要しており、進捗のおくれがあるという状況です。  2番目の人材育成の推進では、行政運営に必要な能力や専門性を高めるため、人材育成基本方針を策定し、それに基づき、職員のレベルに応じた計画的な研修を実施するとともに、人事評価制度を本格的に導入し、運用をしています。  3つ目の歳出構造の見直しでは、今後の税収の減少を見据えて補助金制度の見直しを進めているほか、工事・委託・物品調達コストを縮減するため、調達の一元化を順次進めているところです。  4つ目として財源の確保では、適正な課税と税負担の公平性を確保するため、滞納対策を強化し、収納率の向上に努めているほか、利用者の立場に立って、公共施設の使用時間や予約方法の見直しを進め、あわせて受益者負担の原則に基づき使用料の見直しを進めていきます。  5つ目の施設の効率的な運営では、公共施設を限られた予算で効果的に配置し、維持管理していくため公共施設再配置計画を策定し、今後10年間に実施する内容を定め、推進していくこととしております。
     6つ目の町民参画の推進では、自主的な活動をしている町民や町民団体のまちづくりへの参画を促進するため、町民参加活動条例の検証を行ったほか、町民意見募集制度の統一化について検討を進めているところです。また、官学連携として包括協定を結んでいる神奈川大学をはじめ、先日、個別協定を結びました産業能率大学とも連携をしていく計画です。  7つ目の情報の透明化ですが、こちらは、行政が持つさまざまな情報を的確に発信するため、ホームページの活用による情報発信を強化したほか、相談窓口を一元化し、広報広聴機能の強化・充実を図っております。  個別の項目については、一部の取り組みに進捗のおくれが見られるものの、全体としては良好に推移しているところです。  今後も、行政改革を確実かつ効果的に進めていくためには、全体の推移の把握はもちろんのこと、進捗におくれがある分野及びその取り組みについては課題を精査しつつ、行政改革が本来の目的にかなう効果を発揮できるよう計画を推進してまいります。  以上です。 205 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 206 ◯13番【添田孝司君】 先ほど通告でもお話ししましたが、今後予想される町の課題がこの7つの課題です。これを見ますと、上の2つ、人口減少、生産年齢人口の減少等は、結局は自主財源が減る傾向にありますよということだと思います。そしてその次の3つ、高齢化に伴う社会保障費の増大、過去に建設された公共施設の老朽化に伴う更新・複合化・統廃合、未利用町有地の利活用、これは、要するに、まちづくりにとって歳出の面で予想されるものであると、この費用を捻出しなければならないという課題であると思います。空き家・空き地等は、むしろ人口減少を抑える、そのようなことに結びついているのではないかと思います。そして、最後の多様化する町民ニーズに対応する効率的な行政運営、これはまさに行政の固定費を減らす努力をすべきだろうということに結びつくのではないかと思います。  ここで言いたいことは、やはり、このものというのは、ここに今、答弁の中で3つお話がありました。組織体制の強化、それから持続可能な財政の確立、多様な主体の協働、これは、ここに挙げました基本方針の3つを掲げています。これらは、最終的な今の、これをやりましたという話になりましたけれども、結局は、今、言ったように、一方では、財政的な面を重視した結果を求めているのではないか。要は、歳出をできるだけ減らして、それを投資に充てて、総合計画にあるようなそういう町を実現したい、そういうことではないかと思います。  そういう財源の見方からすると、これが正しいかどうかちょっとお聞きしたいんですけれども、一番最初の組織体制の強化、そして重点目標、ここには7項目の2つがあって、効率的な組織体制の実現、人材育成の促進、これはまさに、その行政側というか、いつもかかってしまう、要するに、経常収支比率の分母に当たる部分の固定費、また内部経費を、効率を上げてできるだけ抑制しようと、そういう目的というか、そういうものに結びつけるものではないかと考えます。  それから、2番目の持続可能な財政の確立、これは、町債残高、工事云々かんぬん、補助金の見直し云々かんぬん、これは、どちらかというと歳出、変動費の歳出を何とか抑える努力をしたい、そういうことではないかと思います。そして、そのほかのところでは、歳入のところで、変動的な歳入のところをもう少し適正化したいというのが、受益者負担の適正化とか収納の強化とか、そういうところに当たるのではないか。最終的な公共施設再配置策定の推進、これもやはり効果的な変動費、歳出を目指すものではないかということで、この2番の目標というのは、むしろ変動費の歳出歳入をうまくコントロールして経済効果を高めようというものではないか。  3番目の多様な主体との協働。これは、町がやる仕事をボランティア等にやっていただきたい。町がやらなくてもほかの人にやってもらいたい。そして、それによって町の人件費は、その人たちのボランティアで少し賄えるということで、実は、これは1、2の固定費、また変動費を両方とも含んだものではないかというふうに考えられます。そういうふうに考えるんですけれども、この表をこのように考えてよろしいのでしょうか。 207 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 208 ◯企画政策課長【西岡英明君】 今のご質問ですけれども、一概に、今、議員がおっしゃるだけではないのかなというふうには感じております。まず、一番最初、組織体制の強化ということで、これは固定費を減らすだけではなくて、やはり職員能力の向上というところも一つ、大きな目標でもありますし、いわゆる、人件費を減らしていく、固定費を減らしていくというだけではないのかなというふうには思っております。  それと、持続可能な財政の確立という部分で、変動費を、なるべく抑えていくというところではありますけれども、やはり、これも長期的に考えた上でのものということで、それだけの目的ではないのかなというふうに思っています。  それと、多様な主体との協働ということで、これについては、やはり町民力の高い町民の方たちと一緒にまちづくりを進めていくというところが一番大きいのかなというふうに思っておりますので、町民にやってもらうということではなく、一緒にまちづくりを進めていただくというところが一番の目的なのかなというふうに思っております。  以上です。 209 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 210 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 ちょっと補足をさせていただきますと、この大綱をつくるに当たって、町民の方を主体とした行政改革の検討委員会を開催いたしました。やはり、その中で話題になったのが、特に1番のところ、こちらは、役場の組織をスリム化して固定費を減らすというよりも、行政ニーズというのが、権限の移譲とか、あるいは福祉の分野のニーズの増大ということで、増えているというのが現状で、職員も、働き方改革と言われていながら、なかなか進まないという現状はあるわけです。そういった中で、この組織の中でコアな業務に力を集中すべきではないか。周辺業務とコア業務をきちんと分けた上で、周辺業務はアウトソーシングなりということを考えるべきではないか、そういった議論がございました。そういった上で、やはり、その組織というのは、できるだけ、特に、上のほうはコンパクトにしていきたいというのが考え方にございます。  2つ目は、確かに財政の関係、歳入歳出、歳入を増やして歳出を抑えていくための施策が並んでいる。  3つ目は、やはりこれも、今、課長も申し上げましたが、町民の方に何かをやってほしいということではなくて、もっともっと行政というのは開かれるべき、わかりやすい開かれた行政を目指すべきですと、そういった意味合いの3番ということになっているというふうに考えています。  行政改革というのは、昭和62年からずっとやっているというふうに申し上げましたが、もちろんできているもの、できていないものがあるんですが、個別の事項、いわゆる削減という部分、まだまだだというご意見もあろうかと思いますが、ある程度やってきたという歴史があります。そういった中で、質的なものへとこの行政改革が変わってきているというのが、昨今の状況ではないかというふうに認識しております。  以上です。 211 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 212 ◯13番【添田孝司君】 確認ですけれども、財政的な面から今、これを見た。これはそうではないという否定なのでしょうか、それとも、それにプラス、今、答弁いただいたようなものなのでしょうか。 213 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 214 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 1と3ですよね。             (「1、2、3」との声あり)  2は財政そのものなんですけれど、1と3についても当然、財政的な考え方があります。            (「だけではないと」との声あり)  主に見ているところはそういうところではないということを申し上げております。  以上です。 215 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 216 ◯13番【添田孝司君】 3については、それぞれの見方があって、そういうことも言えますが、財政的に見れば、やはり、町民の力を借りて経費を抑えたいと、そういう面もあるのではないか。1番目に関しては、今の答弁で財政的な面が小さいのだというのは、何となく理解できない。要は、これは、行政の効率化、そして、2番目にありました、なぜアウトソーシングを使うのかといったら、サービスの向上ではなくて、やはりこれはコストの削減であると。そういう面からすると、要するに、職員の能力を上げて行政能力を上げる。それから、そういうことをして行政の組織のスリム化を図る。これは、最終的に必要なのは、まちづくりの投資に向かわせるためのお金を少しでも確保するためにこれが必要だと、そういう捉え方はできないのでしょうか。 217 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 218 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 お金をさまざまなところで生み出していきたいというのは当然です。ただ、今、アウトソーシングのところで、これがすなわち財源を生み出すためのアウトソーシングではないかというお話については、ちょっとここは違うんです。やはり、指定管理者制度についてもそうですし、委託化についてもそうですけれど、すなわち、経費の削減に直接、劇的な効果があるとは思っておりません。むしろ、そこで生まれた人材、職員のパワー、マンパワーをコアな業務に振り分けていく必要が今後ますます強まるというふうに考えている、そのために、ここに設定したということです。 219 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 220 ◯13番【添田孝司君】 アウトソーシングに関しては、おっしゃるとおり、1つは、コアの業務に頭を使ってほしいと、そういうことだと思います。ですけれども、ここに1つ書いてあるのは、3番目に、人件費の削減とやはり書いてあるわけです。ですから、全て、これは行政をスリム化して効率を上げて、固定費、内部の経費を下げる、この効果は否定できないと思います。  それで、1つ、問題かどうかわからないんですけれども、図が見にくくて恐縮なのですけれども、この歳出見直しのところなんですが、ここに長期財政計画の策定というのがあるんです。これは、長期財政計画というのは歳出歳入を意味するわけです。これが、この第4次行政改革の一番大きな指標になるのではないか。これを指標にすれば、それをやった結果として効率化が図られてコストが抑えられましたよと。要するに、外部経費も見えてきますし、内部経費の効果も見えてくるということで、この長期財政計画というのが一番大きな指標になると思うんですが、それができているんでしょうか。それを参考にしながら、この行政改革の進みぐあいをチェックしているのでしょうか。 221 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 222 ◯財務課長【二宮雅巳君】 長期財政計画の策定という部分でございますが、現状でそれがある、ないかということで言えば、不存在であると申し上げたいと思います。「財政計画」と銘打ちますと、かなり町として重たいものになってきますので、現状では不存在ということで整理しております。          (「済みません、現状では」との声あり)  現状ではというのは、まず、財政計画をどう位置づけるかというところがまだ定義されておりません。本来であれば、財政計画というのは、総合計画を進めていく上での指針の一つになり得る方針なんだと思うんです。二宮町としてどう財政計画を位置づけるかというところが、まだ位置づけの確定ができておりませんし、それの実効性、お題目だけ唱えても、そこに実効性が伴わなければ策定する意義が問われてしまうという部分がございます。県内の自治体の情勢を見てみますと、完全に「財政計画」と銘打ってホームページで公表しているような団体は、片手、数えられるかどうか程度でございますので、なかなかハードルが高い代物だなと認識しているところです。  以上です。 223 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 224 ◯13番【添田孝司君】 そのとおりで、ハードルが高くて全く難しいものだと私も思います。そういう中でも、財政見通しというものが決算の中には出ていますし、ある意味では指針を示しているというように思います。それで、この今後に予想される町の課題、これをここに挙げているわけで、これはまさに生産年齢人口減少によって、主財源である町民税が減少傾向にあると。金を使わなければならないことが公共施設にあり、未利用地の活用にあり、それから、最も重要な高齢化に伴う社会保障費の増大、こういう課題を抱えているわけです。こういう課題を抱えて行政改革をしようと考えるならば、やはり、財政的な何らかの指標、目標値でもいいので、指標を持つべきではないか。これは内部にも目標値はないのでしょうか。要するに、公表しない財政計画ではなくて、財政の目標値、これもないのでしょうか。 225 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 226 ◯財務課長【二宮雅巳君】 内部的な目標という意味でお答えさせていただきたいと思います。この行革の中でも出ておりますけれども、地方債の残高について、こちらにつきましては、時々、予算編成方針等でも述べさせていただいているとおり、残高が伸びないよう、返済額を超えないような借入額に抑えたいという方針で近年、財政運営をしているところでございます。  ただ、やらねばならない事業等々、投資的経費が年度によっては大きく増えることはございますので、その辺の長期間のバランスを見ながら、抑える年は抑える、使うべきときは使うというような長期的な視点で地方債については考えているところです。  また、ご質問にもございましたが、経常収支比率、こちらについても、注視はしております。28年度決算で若干改善はしておりますが、こちらも、ある意味、行き着くところまで来ておりますので、改善する方向で予算を組み立てたいということは考えております。  以上です。 227 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 228 ◯13番【添田孝司君】 町債のところを先ではなくて、まず経常収支比率のところで先に質問しますけれども、確かに、私も通告のところで経常収支比率というものを書きましたが、私はむしろ、比率というよりも、その分子にある人件費、扶助費、公債費等、そういうものが増えないで維持するとか、減らしていくとか、そういう目標を立てるべきだ、そういう実質的な目標を立てるべきだと思って、経常収支比率に関しては、今までの過程の中で臨時財政対策債を分母に入れてしまっているというような人工的な要素も出てきてしまっていますので、それではなくて、もっと目に見える形の、分母の目標を、少なくとも、持つべきではないか。要するに、人件費、扶助費、公債費、こういうようなところで今後の長期の目標というか、財政見通し、それこそ、それの財政見通しというものの目標値を持つべきではないかと思うんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。 229 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 230 ◯財務課長【二宮雅巳君】 経常収支比率の数値を改善方向に向かわせるためには、ご指摘のとおり、そういった経費を抑制、もしくは削減していくというのは最も近道になるのかなと思います。現在、その一つの取り組みとして公共施設の再配置等を進めているところで、ここで公共施設に係る経常経費等を少しずつでも抑制したいという意味合いで進めているところもございます。あと、人件費等々を考えたとき、直接、間接を問わず、やはり、町民サービスにリンクしてくる、影響してくるお話かと思います。財政のことだけを考えてしまえば、削減、抑制するのがいいに決まっているわけで、ただ、そこは、ある意味、町民サービスの抑制、削減をせざるを得ないというところの覚悟が必要なのだと思います。そこの辺がまだまだ庁内的にも煮詰まっていないというのが実態なのかなと思っております。  以上です。 231 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 232 ◯13番【添田孝司君】 今の答弁ですとちょっと話がずれてしまうので何ですけれど、サービス、サービスとおっしゃいますが、サービスとは一体何ぞやと。ここに町民ニーズというのがあるんですけれども、町民ニーズとは一体何ぞやと。それを考えますと、今おっしゃっているのは、要するに、社会保障の何だ、教育で新たな問題云々かんぬんということで、行政の仕事の多様化ではないか。それが多分、ニーズの多様化なんだというふうに理解するわけです。  ですから、その辺のところで効率化をするわけで、そのようなところで町民の意識がそこにないかと言えば、そんなことはなくて、行政側が説明すればいいものではないかと思うのです。町民サービスというと、何か体育祭をやったり、プールがどうとかこうとかという、そういう目に見えたものだけを言っているのですけれども、ここで言うニーズというのはそういうものではないのではないかと思うのですが、その辺はいかがなのでしょうか。 233 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 234 ◯財務課長【二宮雅巳君】 経常収支比率にだけ焦点を合わせて財政のお話をさせていただければ、やはり、いわゆるソフト事業、こちらを抑制・削減していかなければ、なかなか数値の改善というのは望めないのだと思います。また、それがゆえに投資的経費にもお金が回っていかないということになると思いますので、ある程度、そこはソフト事業を、スクラップ・アンド・ビルドとでも申し上げましょうか、いじくっていく覚悟が必要なのかなとは考えております。  以上です。 235 ◯議長【二見泰弘君】 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時に始めます。                           午後0時00分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時00分 再開 236 ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 237 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 238 ◯13番【添田孝司君】 休憩前に引き続きということで、休憩前、午前中に質問してどんなことを質疑したかと、私なりに言いたかったことは、行政改革によって固定費、内部経費、俗に言う経常収支比率の分子の部分を減らすことによって、変動費、要するに各事業がありますけれども、事業をスクラップ・アンド・ビルドして最適化して、その必要な経費に回す、それがこの行政改革の基本的な考え方で、それによって総合計画のビジョンというわけではなくて、こうありたいという町に近づけるのではないかということで質疑をいたしました。必ずしも、執行者側の答えとは一致していない部分もありました。  そういうことで、先ほど残っていた町債もありますが、町債は個別の質問の中で行っていきたいと思います。それで、個別の質問にしていきたいと思います。  これはまず、行政改革大綱の基本方針の1つ目、効果的な組織体制の実現という、ここの3つのうちの1つです。ここで、一番最初に重要なものとして挙げているのが、個別項目として、組織のスリム化、機構の見直しというものがあります。それに関して、どのように組織をスリム化していったのか、それについてお伺いします。 239 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 240 ◯企画政策課長【西岡英明君】 組織のスリム化につきましては、平成27年度に行いました機構改革によって、部、課、班の編成を変えまして、部長、課長等を減らした中で組織のスリム化を図っていくというようなことで実行しているところでございます。  以上です。 241 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 242 ◯13番【添田孝司君】 おっしゃっているのは、行政の組織図ということで2つ、ビフォア・アフター、組織変更する前と組織変更後のものがあるんですけれども、これを見れば、部長が2人減った。しかし、各部署のそれぞれの事業には変化がなかった、そういうことが組織のスリム化なのでしょうか。 243 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 244 ◯企画政策課長【西岡英明君】 先ほど言ったように、部長、課長、いわゆる管理職と言われる職員を減らして班員で動く、業務を直接的に携わる職員を増やしていくということで、実際の事業を円滑に回していくというような話になろうかと思います。組織をスリム化しただけで事業が全て再編できるかということではないと思っておりますので、まずは組織をスリム化するということで、部長、課長、いわゆる管理職を減らした中で組織のスリム化を図ったということだと考えております。  以上です。 245 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 246 ◯13番【添田孝司君】 組織のスリム化というものの必要性と意味が、いま一つわからないのですが、例えば、この第4次行政改革は、ある意味では総合計画の中期計画と並行して進んでいる部分があって、その中期計画の実現に向けた行政改革であるというような位置づけがされていると思います。しかし、中期計画の前後で事業を見ますと、果たして、予算の中の事業というのが、そちらの好きな言葉、「スクラップ・アンド・ビルド」という言葉を使われていますが、一から見直しということが実はされていないのではないか。されていないと、総合計画の質問をしたときに確認したのは、総合計画のいろいろな目標云々かんぬんがあって、最後では全ての事業がそこに構成されている。要は、全ての事業をやって、最終的にその総合計画を実現させていくんだということです。  ところが、平成27年前後の、要するに、中期総合計画の始まる年の前後の予算、始まった後の事業というのは、実は一からの見直しがされていないのではないか。要するに、スクラップ・アンド・ビルドされていないのではないか。そうすると何が言えるかということは、事業をやって総合計画の目標、ビジョンが実現するのだということだと、前と同じ事業をやっても結局は何も起こらないのではないか。意味がわかりますでしょうか。要は、事業をやって総合計画を実現しますよと言っていて、事業を見ると、総合計画の中期と前期と比べてみると、そこに一から見直しはされていない。要するに、同じ事業をしているだけであって、同じ事業をするのであれば、中期計画とは一体何だったのだと、そういうふうになると思うんですけれども、その辺はどのようにお考えになっているのでしょうか。 247 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 248 ◯企画政策課長【西岡英明君】 事業全体の見直しというよりも、その事業の中において各事業の見直しはなされているというふうに思っております。事業全体で、前期基本計画から中期基本計画に向けて事業の見直しがなされたものも幾つかございますが、どちらかというと、その事業の中身の見直しというのは、今現在も行っているというふうに認識しております。  以上です。 249 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 250 ◯13番【添田孝司君】 予算書をずっと見比べていただければ、その事業の各項目の仕事というのは、実際には大きく変わっておりません。そもそも、この組織のスリム化ということですが、組織は何によってつくられるかと言えば、それをする仕事によってつくられるわけで、その仕事は何かということは、事業の執行なわけです。事業が変わらない、だから執行も変わらない、そうすると組織を変える必要がないのではないか。要は、ここで言う組織のスリム化という意味は、どのような意味なのでしょうか。 251 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 252 ◯企画政策課長【西岡英明君】 ちょっと答弁が繰り返しになってしまいますけれども、組織のスリム化、ここでピンポイントで言っている組織のスリム化というのは、あくまでも組織全体をスリム化していく、部の数、課の数、班の数をスリム化した中で事業を行っていくということを目標としておりますので、今、言った事業を減らして組織をスリム化していくということではないのかなというふうに思っております。  以上です。 253 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 254 ◯13番【添田孝司君】 まず、町の職員の数は減っていません。確かに、アウトソーシングか、それとも非常勤を使うかというものはありますが、全体として職員の数は減っていない、減る傾向も見えていないのではないか。そういうものから考えて、今の組織全体を考えるスリム化という表現なんですけど、どうも答弁と実情が違うのではないか。 255 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 256 ◯企画政策課長【西岡英明君】 議員の言われる組織というのは、職員数全体を指しているイメージでお話をされているのかなと思うんですけれども、今こちら、行革の中で目標としている、成果の指標としているのは、いわゆる部、課、班の数ということになりますので、そういった意味の組織のスリム化を図っていくと。これは今後、人口も減少していく中で職員数も減っていくというふうに想定されますので、そういった意味でのスリム化を先にやるというところも含まれているというふうに考えております。  以上です。 257 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 258 ◯13番【添田孝司君】 何といいますか、非常にスリム化、単に部の数、課の数、課の数は一緒だと思うんですけれども、部の数を減らせばスリム化になると。実に、目的としては、スリム化をすることによって、要するに固定費、組織に係る固定費が下がる。もう一つが、事業というか、組織の行政の仕事の効率化が図れると、そういう目的に沿った、部の数を減らす、そういう意味なのでしょうか。 259 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 260 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 この組織のスリム化、今、課長が答弁しているとおり、基本的には部課長という頭の数を減らして働く人たちを増やしている、仕事も増えている、そういった背景のもとですね。ただ、一方で定数管理というのは別でやっておりまして、この組織のスリム化とは別に定数管理というのは総務課のほうで行っているというところで、組織のスリム化=人員削減、事業と人をパッと切るということでは、ここのスリム化というのは決して考えていない。  あと、もう一方で、見直しということではないのですが、人件費に効いてくる部分としては、同時に職務階級というのを見直しておりますので、従来8階級あったものを6階級、当然、民間と同じように級が上がっていけばそこで昇給していくということですので、そこで削減効果というのは生まれるというふうには考えています。  以上です。
    261 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 262 ◯13番【添田孝司君】 もう一度聞きますけど、このスリム化の目的、なぜスリム化が必要なのかという目的をもう一度お願いします。 263 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 264 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 推進計画というふうに書いてあるんですけれども、やはり、仕事は増えています、これからも増えると考えています。一方で、職員数は増やせない。そういった中で効果的な人員を配置するために行いました。  以上です。 265 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 266 ◯13番【添田孝司君】 仕事の数は増えていると、要するに、そこは先ほど言ったようないろいろな問題が出てきて、行政の仕事の多様化が出てきている、そういう意味だと思うんですけれども、そういう中で事業のスクラップ・アンド・ビルド、要は、先ほどから町民へのサービスという形が出ていますけれども、そこのところに町民の理解を求めるような、従来ある仕事を、事業をなくして全体量の仕事を減らす、それが、ある意味では1つの行政改革であって、そこに組織のスリム化というものがあって、全体としては固定費を下げていく、そして効率化を図る、そういうことではないかと思うんですけれども、そこにやはり事業のスクラップ・アンド・ビルドというものが必要になってくるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 267 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 268 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 今、組織体制の強化の部分をもって議論しているわけなんですが、実際にはイベント事業のスクラップ・アンド・ビルドというのが、こちらは財政の部分に区分をしておりますが、その中にありまして、今、来年度予算の査定をしているわけですが、その中では見直しの対象事業というのをピックアップして、それぞれ見直しを各課にどうですかというお話を伺っていると、そういう段階です。  あるいは、3番の多様な主体との協働という部分にもかかわってくるんですが、やはり、これまで行政が担ってきたものについて、町民の力でできるもの、あるいは、町民の力でやっていただくのがふさわしいお仕事、そういったものもあるのではないかなというふうには考えています。  以上です。 269 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 270 ◯13番【添田孝司君】 先ほどから私が、そうではないかと言っている方向に大分近づいてきているのではないかと思います。  では、次に、具体的な話に行きますけれども、この3番目にICTを活用した業務の効率化という取り組みがございます。議会も一度、紙ではなくて、こういうようなパソコン、タブレットということで、タブレットの導入を検討した際に行政側に相談したところ、行政側もペーパーレス化を検討している、もう少し待ってくれないでしょうかというような経緯がございます。その後、行政のICT化、ペーパーレス化はどのように進んでいるのでしょうか。 271 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 272 ◯総務課長【松本幸生君】 ペーパーレス化というお話ですけれども、具体的には、政策会議というのが庁議規程の中でありまして、そちらの政策会議のほうで、資料をプロジェクターで投影することによってプリントを配らずに会議を進めるという手法を平成28年度の途中からとっております。また、平成29年度からは、庶務会議、各課の班長を中心にした会議になりますが、その会議を集まって開催せずに、電子会議室という中で進めるという形に取り組みを始めております。現在、その2点が具体的なペーパーレス化のものとなっております。  以上です。 273 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 274 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいまのペーパーレスの関係で少し補足をさせていただきますが、議会の側から当初ご提案いただいたタブレットの活用等というお話があったかと思います。当初はタブレット、またはパソコンを活用した中でのペーパーレス化というようなことも検討しておったわけですが、この辺につきましては、二宮町だけではないんですが、県内町村、皆同じですが、インターネットのネットワーク環境、これが、神奈川セキュリティクラウドという形で統合された形のネットワークのシステムに移行された。これはちょっと急な方向変換だったんですけれども、これらの影響を受けました。タブレットやパソコンによるペーパーレス化はWi-Fi環境がどうしても必須になってくるんですが、Wi-Fi環境の構築が制限されてしまったといったような状況が出たので、この辺の検討については、再度見直した上で今後また考えていかなければいけない課題かなというふうに捉えております。  先ほど総務課長が申し上げましたとおり、庁舎内におけるいろいろな、「庁議」と言っておりますが、会議、こちらのほうを、まずはできるだけ電子化したり、紙を抑制するという形の中でペーパーレスに取り組むというような形を実施しているところでございます。  以上です。 275 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 276 ◯13番【添田孝司君】 やっと会議等でそのような電子が図られてきたのかなと、やっとできてきたのかなと思う次第です。しかし、現実的に見ますと、役場内のパソコンは全てノートブックです。普通、ノートブックというのは、持ち運びするためのノートブックです。でも、現に、今日この本会議でもパソコンの持込みはできるはずで、何か質問があったときに資料を探すのであればパソコンで探すことができると。しかし、皆さん、お持ちになってこない。町の中の会議を見ても、パソコンを持って移動している姿を見たことがないんですけれども、今、言った電子会議等では、それぞれの職員が自分のパソコンを持って、これはWi-Fiとは関係なく、自分のファイルの中にある資料を見ながら議論するということなので、そういう形で、そのノートブックを持ってその会議に臨むということなんでしょうか。 277 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 278 ◯総務課長【松本幸生君】 電子会議室と言いましたのは、これは皆さん、会議室に集まるのではなくて、パソコンのネットワークの中で会議室を開いて、そこで意見を入力し合うといいますか、そういった形での会議形態をとっています。チャットといいますか、そういうようなイメージのものになります。 279 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 280 ◯13番【添田孝司君】 この問題にあまり時間を費やしたくないんですけれども、チャットでの会議をするくらいであれば、パソコンを持ち込んで会議をしたほうがずっと効率的だと思うんですが、なぜチャットだという発想になったのでしょうか。 281 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 282 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 これは、役場のパソコンのネットワークの仕組みの問題なんですが、電算室のほうのサーバーで文書は一括管理しているわけなんです。それぞれの職員の机の上にあるパソコンの、いわゆるハードの中には情報が入っていない、デスクトップという画面上に置かない限り情報は入ってこないようになっています。というのは、やはり、それをデスク上に置いてしまって持ち歩くということによって情報の流出等のリスクがありますので、セキュリティポリシー上も、それを入れて持ち歩くということは禁止しておりますので、基本的には机の上でパソコンを使うという全体でネットワークを構築している。  したがって、先ほどの電子会議室についても、いわゆる、庁内LANの中のメニューにある電子会議室、それが仕組み的にはチャットというような形になるんですが、その中で電子会議を行っている、こういった状況でございます。  以上です。 283 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 284 ◯13番【添田孝司君】 またこれに時間を費やしたくないんですけど、それぞれの個人のファイルはサーバーのプラットフォームの中にあって個人のファイルではないと。要は、そこにアクセスして初めて使えるという形になっていると。ぜひ、ノートブックではなくてデスクトップにしていただきたい。経費は多分3分の2になるのではないかと思います。  次に、そのICT化で効率化が図れるということなんですけれども、どのような形で行政の効率化、または町民のニーズに応えることが、このICT化でできると、どのような方向性を考えておられるのか。 285 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 286 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 何でもかんでもICT化することによって効率化を図れるとは考えていません。やはり、ICT化をしたほうがいいもの、そうではないものというのがあると思います。具体には取り組みの項目を定めておりまして、この中で何をやろうかということなんですが、まずは、先ほど、サーバーに電子ファイルを置いている、おのおのの職員の仕事のファイルはサーバーにありますよというお話をさせていただいたんですが、その管理手法をまず統一化していきましょうと。ちょっとこれまで各担当によってバラバラの管理手法をしていましたので、そうすると異動等によって一からまた、どこにあるのかというところから始まってしまう、そういったことはなくそうということをやっております。  もう一つはペーパーレス化の検討、それは先ほど答弁したとおりです。あとは、再配置のほうとも関係するんですが、今、検討している予約システム、これもご存じのとおり、二宮町の場合、各施設独特の予約手法で職員がそれぞれ受け付けているという、どちらかというと旧態依然とした受付方法をやっていますが、それを統一化していかれないかといったことを検討しています。  以上です。 287 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 288 ◯13番【添田孝司君】 パソコンの有用性というのは、この行政の仕事の中できわめて高い。それは、例えば、ここにあるワードもしかりですけれども、特にエクセル、その他の基本ソフトを使うにしても、ものすごくスキルに差があって、1人は1日かかる仕事を、1人は1時間でできてしまう、そういうような状況があるというふうに思います。  そのようなパソコンのスキルの平準化というか、一律に上げていくという、そういうことはどのようなことでされているのでしょうか。 289 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 290 ◯総務課長【松本幸生君】 パソコンスキルの関係ですが、こちらのほうは、エクセルとか、そういったものの研修を町のほうで行っていまして、特に電算室もあります。そこに精通した職員がおりますので、初任者、採用時に研修があったり、あとは初任者でなくても中間で、初級、中級という形で希望者に対して、また、必要があれば声をおかけしながらエクセル等の研修を行っているところです。  以上です。 291 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 292 ◯13番【添田孝司君】 実は、パソコンのスキルって、それぞれのスキルはほとんど見にくい、見えないんです。なぜ、横のつながりでお互いに上げてくるかというと、実は、パソコンを使った説明のときに、いかにそのパソコンを使っているかによって、だんだん自分の技術も向上してくる。人のを見て技術は向上してくるわけで、そういうことを考えて、今のままだと、パソコンを持ってそれらの議論をするわけではないので、そういうスキルの共有というか、互いにスキルを分け合うということがなかなかできてこない。  そういう意味では、今みたいな、互いのスキルをお互いに見せる場というのが、ここの中にはあるのでしょうか。 293 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 294 ◯総務課長【松本幸生君】 まず、よく我々、実際あるのは、同じ課の中、班の中で仕事をしている中で情報共有といいますか、お互いにやり方を教え合うといいますか、そういったことが日ごろからあります。また、職員提案制度というのがスタートしていますけれども、その中でパソコンの使い方で、私はこういう使い方をしているんです、皆さんもぜひ活用してくださいというようなことで提案が職員からあったものがありました。それについては皆さんに周知して、活用をぜひということで進めているような状況です。 295 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 296 ◯13番【添田孝司君】 もう一つ、ICTについては、この町は進んでいるかどうかわかりませんが、市町村間の行政の中のパソコンの使い方というのは非常に差があると思うんです。そういう中で、ほかの町のICTに関する情報の収集というのはやっているのか。つまり、情報交換みたいなことをやっておられるのかどうかということをお伺いします。 297 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 298 ◯総務課長【松本幸生君】 今、町のほうでは、神奈川県町村情報システム組合のほうに入っておりまして、その中で運用主任者会議、つまり担当レベルの会議があったり、担当課長レベルの会議があったり、いろいろございます。その中でお互いに情報交換というようなことで、そちらの体制とか、電算の活用とか、そういったものを意見交換し合ったりする機会がございます。 299 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 300 ◯13番【添田孝司君】 次に、その下のアウトソーシングに移りたいと思います。アウトソーシングの推進とありますけれども、この町で、正直言って、アウトソーシングできる部分というのはそんなにあるとは思えない。でも、あえてここに書いてあるので何か考えておられるだろうと思うんですが、やるとなったら、ものすごいドラスティックなアウトソーシングをせざるを得ないと思うんです。例えば、受付というか、あの部分なんていうのはアウトソーシングして、実際に、その後ろにいる人間が町の職員で、そういうようなドラスティックなことができるような気がします。  これは、先ほどからの答弁の中にも多分あったと思うんですけれども、アウトソーシングと職員数の削減というのは、ある意味ではセットではないか。その辺のところの具体的な計画とか方策なんていうのを、ここでこう挙げているんですから多少考えていると思うんですが、それをどのように考えているのでしょうか。 301 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 302 ◯企画政策課長【西岡英明君】 この部分につきましては、最初の政策担当参事の答弁でもお話しさせていただきましたけれども、ちょっと進捗がおくれているというような状況でございます。この行革の計画の中には、委託化する事業ということで成果指標をお示ししていますけれども、実際にはなかなか、ここは想定としては、今、議員がおっしゃったように、窓口の委託化というところを想定している部分もございましたが、研究も含めて、今、なかなか進んでいないというような状況です。  今、実際に進んでいるのは、公共施設再配置の中で、スポーツ施設の管理運営の指定管理者制度というところの調査というところを具体的に進めているというような状況になっています。  以上です。 303 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 304 ◯13番【添田孝司君】 これに関してはもう質問はありませんけれども、そういうような数値的なものをベースにして進んでいただきたいと思います。  次に人材育成です。先ほど人事評価制度が確立されているという話でした。そういう中で、職員の職責、目標管理、こういうものがちゃんとできているのでしょうか。 305 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 306 ◯総務課長【松本幸生君】 人事評価の中にいろいろ項目がありまして、その中で職責に応じた項目等があります。特に管理職については、統率力だとか、そういったところが含まれたりということで、職階に応じて人事評価を行うようなシステムとなっています。 307 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 308 ◯13番【添田孝司君】 これは職責とか目標というのはきわめて難しい設定、要するに、手段になっているのが目的になってしまっている部分というのが結構あって、それをやったらどうなるかと、それをやったことによって町民に対してどういうような責任を果たせたかというところまでの職責には、多分なかなかなりにくいと、そこは感じますけれども、それをせよというわけではなくて、そこに近づけてほしいとは思うわけです。それをすることによって、職責を与えることによって職員に権限移譲が必要になってくる。権限移譲というのは、どのような見える形で権限移譲のシステム、制度をつくっているんでしょうか。 309 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 310 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 まず職責の部分で、ちょっと整理をさせていただきたいんですが、従前は、人事評価制度の中においても、職責に関する評価というのは実際にあったんですが、これは、本来、評価ですから、人事評価のシステムは、行ってきたことに対して検証するのが目的かと思うんです。それよりもまずは、職責が本来何であるのかというのを示さなければいけませんし、それに応じた人材育成をしなければいけないというのが、本来の順番だと思います。その辺を整理いたしまして、今回、行革の中でも示されております人材育成基本方針、これを立てさせていただき、その中に、それぞれの職務階級における職責というものを明らかに位置づけをさせていただいた。なおかつ、この人材育成基本方針に基づく研修計画、これを伴って全面的に見直しをしております。当然行う研修が何を目的とした研修なのかということをはっきりと明確にして、職責を全うできるような形での能力開発をするという研修の位置づけを行っていっている。最終的には人事評価という形の中につなげてくる。  もちろんその中間には、研修を受けた後、やはりここが一番大切ですので、必ず研修を受けた後には研修アンケートというのを提出させています。そこに、今までは感想文的なものだったんですが、研修に行くときは必ず、「あなた、この研修に行きなさい」と通知を送ります。そこに、この研修の目的は何ですということを、人材育成基本方針に基づいた目的を記載した上で、アンケートには、この目的にどの程度、自分が研修を受けた結果、達成ができたのかということを、アンケートとして報告をするという形をとって、最終的には人事評価制度において、年間を通して自分がどの程度できたのか自己評価、そして上司の一次評価、二次評価を受ける、こういった形で構築をさせていただいているというところでございます。  以上です。 311 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 312 ◯13番【添田孝司君】 職責云々かんぬんの評価制度はよくわかりませんけれども、まあいいとして、やはり問題なのは、権限移譲の意識が各職員の各階級のところでちゃんと意識的に持たれているのか。要は、そこまでは私の権限でできますみたいな、そういうような権限の移譲というのはきちんとやられているのでしょうか。これをやらないと、それぞれの職員の達成感もありませんし、個々の責任もない。その辺の責任の所在と、責任としての権限移譲、この辺が職員側には明確になっているのでしょうか。 313 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 314 ◯総務課長【松本幸生君】 先ほど、人事評価の話の中で、幾つかの項目があって、それを評価していると言いました。その中の一つに、部下に対する権限移譲をしているとか、そういった項目もあります。そうやって明記することによって、それが評価にも影響するということによって、職員の皆さん、そういった意識を持ちながら業務に取り組んでいるというような状況です。 315 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 316 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 今、申し上げたのは最終的な評価の部分になるわけですが、じゃあ、実際の業務の中でどのように権限移譲しているのかということになろうかと思います。ここは明確に規則で、これを移譲というふうに決まっているわけではございませんが、この辺が、先ほど申し上げた職責に応じたスキルという意味において、管理職に対しては業務マネジメントの研修を必修として必ず受けさせています。その中で業務を、どの程度部下に移譲し、それをどういうふうに管理するかというような研修も受けさせておりますので、その中で自分たちの業務の中でのすみ分けを行うといった形で示しができているものというふうに理解してございます。  以上です。 317 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 318 ◯13番【添田孝司君】 ぜひ、そのようにというか、職責を感じ、そして権限移譲ができて、それぞれの職員が生きがいを持って、やりがいを持ってできるような職場環境になればいいなと思っています。  もう一つ、「多様な人材の活用」というのがよく言われて、ここでも多分言われているんですけれども、この町における多様な人材というのはどのような人材を育成しようとして、どのような方法でやっているのか。 319 ◯議長【二見泰弘君】 総務課長。 320 ◯総務課長【松本幸生君】 こちらは、大綱の中でもありますとおり、専門職や再任用職員など、多様な人材を積極的に活用していくというようなことで、多様な人材の活用というような項目になっております。こちらは、今、町の中では、多様な人材という一つに、人事交流、神奈川県やほかの市町村との人事交流や派遣、そういったことで、二宮町の中だけでなく、よそからいろいろな考え方とか、そういったものを吸収して町の職員の能力を上げていくというようなことで取り組んでおります。  以上です。 321 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 322 ◯13番【添田孝司君】 実際に採用の計画の中に、さる分野、分野の専門家をうまくバランスよく採ろうとか、そういうこともあるんですか、採用計画の中に。要するに、専門の分野はそれぞれ違っていますよね、例えば、行政職で応募しても、このバックグラウンドはいろいろなさまざまな人が来て、こういう多様な人材を活用しようという考えがあれば、それなりのそれに対する考え方というか、そういう計画に基づいて、ある意味では、意識的にとるというようなこと、そういうようなこともやはりちゃんと考えてやっているのでしょうか。 323 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 324 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 職員採用に当たりましては、採用時に、一般事務職は一般事務職、専門職は専門職という枠の中でそれぞれに募集して採用してまいりますので、今おっしゃったような、例えば、医療系の専門職であったり、土木系の専門職であったりというのは、別枠で、その年の採用計画の中で計画をしまして募集をし採用するという形で、職員の確保という形を図っております。 325 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 326 ◯13番【添田孝司君】 要は、一般職の中に、その辺のバックグラウンドによる専門の戦略はないと。  それでは、時間もあれなので、次の持続可能な財政の確立という、ここの基本方針に行きたいと思います。  一番最初に、先ほど二宮財政課長が言っていた町債残高の計画的な削減という項目があって、返済を超える借り入れはしないと、そういう基本方針があるということでした。ただ、町債に関しては、臨時財政対策債は別にして、それなりの投資に対する計画が出てきてしまうわけです。そういうようなときに、例えば、これも財政計画が本当にできなくていいのかということに結びつくんですけれども、今やっているような公共施設再配置とか、町有地の利活用なんていうのを議論してきた場合には、果たして、この町債の計画が、そんな返済を超えない借り入れというような形で議論できるんでしょうか。もっともっと次元の高い投資計画にならなければならないのではないか。 327 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 328 ◯財務課長【二宮雅巳君】 投資計画がもう少し見えていなければということなんですが、確かにおっしゃるとおりだと思います。決算資料等、財政見通しを10年度、お示しさせてはいただいています。これも各課に今後10年程度でどのような投資的事業がありますかということで調査をかけた上で、必要な町債の額等も、そこで計算をさせていただいているんですが、その先です。10年程度では地方債の計画というのはなかなか難しいものがありますので、今、公共施設の再配置を進めて、また昨年度には、公共施設の総合管理計画も作成させていただきました。その中で今後、二宮町が抱えておりますインフラや公共施設の更新事業等々、維持経費もそうですが、ある程度見えてきているわけです。そこをまず確定していくということが必要だと思います。どこまで二宮町として施設を更新、維持していくのか、まず、そこの大方針ができて、初めて町債の計画というのも見えてくるのかなと考えております。  以上です。 329 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 330 ◯13番【添田孝司君】 まさにそこを言いたいんですけれども、今、公共施設再配置の計画というのは、今後10年間ぐらいで2%減らすとか、その程度の計画にしかなっていなくて、実際には、最初にやらなければいけないのは、今おっしゃったように、大枠を決めて、それのマイルストーンが今後10年だと、そういう考え方をしなければならない。そこに、ここの町債の計画的な削減なり、計画的な使い方というものが生まれてくる。それが実はできていないのではないかと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。要は、10年の財政見通しというものがありますが、それは当面のものであって、二宮町の、例えば、ハードでもソフトでもいいんですけれども、トータルで考えて、こういう町をつくるというときはもっともっと長期的な考え方、特に公共施設の統廃合、再配置なんていうのは最終的な姿を最初に議論して、それの段階的なマイルストーン、これをつくっていく手法でないと、このように、町債の計画性なんていうのはできないのではないかと。 331 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 332 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 現在の再配置の計画の進め方というか、構成という部分なんですが、2060年に35%の床面積の削減、これは長期的な財政計画ではないですけれど、歳入の見通しと投資可能額の推計からそのような値をはじき出しているということです。その35%というものと、片や各施設の修繕費等々、こちらは、あくまでも鉄筋コンクリートの建物としての寿命といった視点で更新、あるいは建て替えという試算をしているにすぎないと、今、そういう状況です。その中で今回、10年間にやるものは具体的にやりましょうということで出すわけなんですが、そこには2%のものしか削減というふうには出てこない。  一方で、短期の10年間に取り組む中には、特に大規模なものについて、きちんと修繕計画というものをつくっていきましょうというようなことも定めていきます。そうしたものをつくっていきますと、修繕計画の中では、当然、大規模改修に対する投資費用というものも出てきますし、これまでも何度か申し上げているとおり、庁舎、あるいは学校というものの将来の形が明らかになってくれば、それに伴って再配置全体をどうしようか、残すもの、残さないものというのがもう少し明らかになってくる。だとすれば、残すものについてはきちんと修繕計画なり、新たな建設費を見積もっていくと、そういった作業になると思います。
     ですので、再配置計画、前にも申し上げましたが、今回つくって、それに乗ってずっと走るというものではなくて、やはり、基本的な考え方として35%というのはありますが、その中身というのは、随時見直す必要があるというふうに考えています。  以上です。 333 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 334 ◯13番【添田孝司君】 公共施設再配置の一般質問ではないのであまり深く質問しませんけれども、実際には、今おっしゃっている、たった35%だけしか目標はないわけです。具体的な町の公共施設の配置をどうしていくかとか、町の地域をどうやってしていくのかとか、要は、小学校区を残すのかとか、それを見た上で多分、町債の計画性というのが出てくるんだと思うんです。ここであえて町債の計画的な削減というか、計画性、これをここで掲げたということは、なぜこの行政改革で掲げたのか。そこに意味があると思って、多分、そういう意味合いがあるのではないか。  要するに、今みたいなこの背景があって、この町債計画をここでやらなければ、こういうところに投資できないのではないか。これをもってしてここに載せているのではないかと思うんですけれども、そういう意味ではないんですか。 335 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 336 ◯財務課長【二宮雅巳君】 確かに、町債残高が増えていけば、そこで返済額が増えていくということは、先ほど来、出ております経常経費等が出ていくということになっていきます。そうなると、いわゆる、負の連鎖というのが起きて、投資的経費にどんどんお金が回らなくなるというような状態ができてしまうということから、こういった目標を掲げてきたわけでございます。  ただ、現状で、二宮町の地方債残高の半分程度を臨時財政対策債が占めております。いわゆる、投資的経費、建築、インフラ等に投資した額に対する地方債は、その半分程度にしかなっていないというところもありますので、早い段階で臨時財政対策債の制度がなくならないと、地方債残高を計画的に軽減していくというのはなかなか難しいのかなと、正直、感じているところでございます。  以上です。 337 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 338 ◯13番【添田孝司君】 町債はそのぐらいにしますけれども、町債だけではなくて、ここに掲げられている、例えば、受益者の負担の適正化等にも挙げられていますけれども、実際には町債プラス財務諸表、特に2つ、バランスシート、それと行政コスト計算書、これはセットで考えていかなければいけないのではないか。というのは、町債の計画プラス、総資産の形成の計画、これに結びついていくということで、それをすることによって、町債の残高だけではなくて、バランスシートで計画を説明していくことで、より見える化ができると思うということと、もう一つ、ここで受益者の負担の最適化で考えれば、俗に言う減価償却費も含めた形の、それぞれの施設の行政コスト等を示していく。そういうようなことを見える化することによって、町民と会話、議論ができるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 339 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 340 ◯財務課長【二宮雅巳君】 まず、財務諸表の部分でございます。何年も公表させていただいてきたところです。活用という意味では、まだまだ物足らないという部分があるのかもしれません。今年度より、全国統一的な基準に基づいて作成し、公表するといった取り組みに切りかわろうとしておりますので、見せるから活用へと国は示しておりますので、そういったところを捉えて、町民に対してわかりやすく、財務諸表を今後も活用して見せていきたいなと思っております。  あと、受益者負担のところも、財務諸表とかかわってきますが、行政コスト計算書などで、この施設で、例えば、このぐらいのランニングコストがかかっているんですよ、ですからこの程度の受益者負担をお願いしたいというような具体的な数字を示した上での説明等も、今後チャレンジしていきたいなと考えております。  以上です。 341 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 342 ◯13番【添田孝司君】 次の質問はちょっと具体的ですけれども、工事・委託・物品調達コストの削減、補助金制度の抜本的見直し、事務事業の見直し、イベント的事業のスクラップ・アンド・ビルドとありますが、これについては進んでいるのでしょうか。 343 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 344 ◯企画政策課長【西岡英明君】 工事・委託・物品調達コストの関係ですが、これについては、少しずつできるところから実行をしていっているところです。具体的なお話を少しさせていただきますと、平成28年度では、電力調達ですとか、消防用の設備の保守点検とか、そういったことを進めております。平成29年度につきましては、職員の健康診断ですとか警備業務について、一括の入札等を行いながら縮減を図っているというような状況です。  補助金の制度の見直しにつきましては、今、ちょうど査定も含めて制度の見直しを行いながら、査定の中でいろいろな議論をさせていただいているというところで、まだ確定したものではないですが、今、進んでいるというような状況になっております。  それと、事務事業の見直し、イベント的な事業のスクラップ・アンド・ビルド、行政評価結果の予算への反映ということですが、こちらにつきましても、年度、年度の査定の中でいろいろな議論をさせていただいているところです。事務事業全体がなくなって予算事業として落ちているというのはなかなかないですけれども、その事業の中での見直しというものは進めているというような状況になっております。  以上です。 345 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 346 ◯13番【添田孝司君】 具体的な事業については、一つ一つ着実に行っていただきたいと思います。  次に、その下にあります行政評価結果の予算への反映、これがあります。やはり今、議会の事業効果の評価というものを年度内にやろうということで、幾つか事業を選んでやっています。そういう意味では、行政評価の予算への反映というのは非常に重要だと思います。これは、具体的にというか、どのような形でやろうとしているのか。というのは、効果の評価をどのように判断するのか、これが一番問題だと思います。この効果の評価、要するに、これをやった結果の効果というものの評価、これを判断するのが、実は、我々が自分たちでやっても非常に難しい。そういうところをどうやってやっていくのでしょうか。 347 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 348 ◯企画政策課長【西岡英明君】 評価をして、それを事業に反映して、ここまでは多分、一般的にはできることで、その後の効果の検証というんですか、そこについては、今の評価の制度、仕組み、行政評価システムとして町としてやっておりますが、効果の評価までは現状としてはなかなかできていない。それは予算に反映しながら皆さんにお示しをして進めながら、また見直しをしていくというところでご意見をいただいているのかなというふうに感じております。  以上です。 349 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 350 ◯13番【添田孝司君】 いや、あの行政評価を見て、これで予算に反映できるかなと疑問に思うからお伺いしているんです。要するに、これを何回やって、あれをやって、これでこういうような形にした。その次の効果、これをやはり評価しなければならない。これが一番重要なところで、予算に結びつくのであれば、効果の評価をどのように反映していくのか、その辺のところは考えてやっているのでしょうか。  要するに、町民の満足度がその事業にあったのかとか、その事業に携わった人たちがどのように感じているかとか、かなり、やる側とサービスを受けた側、それから、それをやった結果の町民の意識とか、いろいろ難しい問題が出てくる。そういうものを全体として評価した中で予算に反映していく、そこにスクラップ・アンド・ビルドが出てくる、一番そこがポイントではないかと思っているんです。そこの行政評価云々かんぬんでやるときに、その予算に反映する、そこのポイントをどのように考えているのか。 351 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 352 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 実際には、この行政評価自体、我々内部で、毎年毎年やって、それで次の予算に結びつけているという部分で、基本的には各事業が総合計画の目標を達成するために位置づけられておりますので、必要な事業という位置づけの中で進捗等を確認しながら評価をしているという部分になりますので、毎年毎年の見直しで予算に劇的な変化が生まれるということは、なかなか難しいのかなと思います。  一方で、中期だとか、今度、後期をやろうとしていますけれど、その中では、町民の方々の満足度のほかに、事業に対する重要度みたいなものをお伺いします。これからアンケートということになりますけれど、そういったものをやると、わりとわかりやすい、重要度は高いけれども満足度は低いとか、重要度は低いけれども満足度が高いというふうに、わりと4つに分類される。そこまではできるんです。ただ、その先はちょっと難しい部分がございます。重要度が低くて皆さん満足している、イコールやめてしまっていいかというところに、なかなかすぐにはいかない、できない部分がやはりあります。  もちろん、重要度が高くて満足度が低い部分に、より注力していかなければいけないという視点でやってはいるのですが、できているからもういいでしょうということにはなかなかならないという現実もあるというあたりは、ちょっとご理解いただきたいと思います。 353 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 354 ◯13番【添田孝司君】 行政評価の進捗状況で見ていると、やはり、これだけだと予算に反映できないなと非常に感じていますので、その辺の事業の効果についての評価というものにはもう少し工夫していただきたいと思います。  それから、これはもう最後に要望にいたしますが、今までの質疑でも、質問している側はわかるかもしれませんけれども、後ろで聞かれている議員や、町民の皆様も質問の内容もわかりにくいと。そういう意味では、この行政改革なんていうのは、非常にわかりにくくて非常に重要なものである。そういう意味では、進捗とか、成果とか、目的とか、そういう進捗状況、ここまでできましたよとか、そういう成果が見えるような形で町民とコミュニケーションしながら進んでいただけると、多分この行政改革の効果が出てくるのではないかと思いますので、その辺のところをよろしくお願いいたします。  これで私の一般質問は終わります。 355 ◯議長【二見泰弘君】 添田議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時20分から始めます。                           午後2時04分 休憩    ────────────────────────────────                           午後2時20分 再開 356 ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 357 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。             〔6番(善波宣雄君)登壇〕 358 ◯6番【善波宣雄君】 皆さん、こんにちは。私の名前は善波です。よろしくお願いいたします。  ただいま議長の許可をいただきましたので、通告のとおり、件名、二宮町役場庁舎整備と駅前町民会館廃止後についての質問を行います。  役場庁舎に関しては、老朽化のほか、耐震性にも問題が浮上している中、早急な対策が必要にもかかわらず、前回までの質疑の中では、町として建築物に関する技術的な専門知識の不足などにより、最終的な方向性を導き出すまでには到っていないということでした。今年度、外部に調査を依頼するために調査委託費を計上いたしました。庁舎整備手法調査委託という名称でコンサルのほうに依頼をいたしました。役場庁舎整備の検証を進める方向性を29年度中に示すとのことでした。まずは、その調査内容について伺います。  要旨1、庁舎整備手法調査委託はどのような前提(条件)のもとで行ったか。1)として、移転する際の場所に関しても入っているのか。2)庁舎の規模に関してはどの程度の規模を想定して委託したのか。3)として、災害対策や行政機能などの設備に対してどのような条件を提示したのか。  要旨2、改めて現庁舎の課題をどのように整理されたのか。  次に、今年度中に廃止が決定した駅前町民会館の今後について伺います。  要旨3の中で、イとしまして、廃止後の解体時期について、速やかに解体するのか。ロ、跡地の利用をどのように考えているのか。短期、中期的にご説明願いたい。ハについて、廃止後の施設内の備品、机、椅子などをどうするのか。ニについて、町民会館利用者の今後の活動先は確保されたのか。ホ、廃止したことによる周辺環境への影響はどのように想定しているのか、以上についてお伺いいたします。 359 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 360 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 それでは、善波議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  まず、要旨1の庁舎整備手法調査委託の前提条件についてです。この委託は、耐震性能に課題がある役場庁舎について、今後の整備方針を検討する資料として調査報告書を作成することを目的としています。技術的な知見の不足等、職員により精査することが困難であることから、コンサルタントに業務を委託し、現庁舎の課題整理、移転、建て替えする場合の調査を行うものです。  調査の前提のうち、1)の移転する際の場所に関してですが、町有地の中で実現可能性がある場所として、ラディアン周辺、及び東大果樹園跡地について検証を行っております。  なお、現在、役場庁舎がある、この場所についても、あわせて検証をしているところです。  次に、2番目の庁舎の規模に関しては、国が示している基準により、現行の職員数に基づき、必要な面積を算定し検証しているところでございます。  3番目の災害対策や行政機能につきましては、想定される災害について、町有地それぞれの課題整理を行っているところであり、また、行政機能については、現在、やむを得ず別棟などにある行政機能を集約する検討を行っております。  続いて要旨2、現庁舎の課題整理についてです。昭和53年に竣工した現庁舎は旧耐震基準で建設され、阪神・淡路大震災を受けて平成8年度に行った耐震診断で耐震性能に課題が認められました。官庁施設の総合耐震計画基準では、庁舎にIs値0.9以上を求めていますが、現庁舎はIs値0.4程度のフロアがあり、これに一般的なブレース工法による耐震補強を行うと、狭あい化、及び動線の著しい悪化が見込まれることから、別の耐震工法の可能性について検証を行ったところです。しかしながら、現庁舎のコンクリートの劣化による強度不足により、耐震工事をすること自体の有効性に疑問があることが確認されております。よって、現庁舎を耐震補強して延命化を図るということは、きわめて困難であるものと考えているところです。  次に、要旨3、駅前町民会館廃止後についてです。本議会でご提案させていただきました廃止条例をご承認いただき、廃止が決定いたしましたら、提案理由にもございますとおり、その趣旨を勘案し、施設廃止後、速やかに解体すべきものとして整理をしているところでございます。今年度策定をする公共施設再配置・町有地有効活用実施計画では、平成39年度までの短期10年間に具体的に取り組む事業を位置づけてまいりますが、駅前町民会館の跡地については、現在の役場庁舎や町民センターなど、駅前の公共施設全体として一体的に考える必要があり、それらの方向性が決まっていない現在、単体で将来の跡地利用を検討する段階にはないと考えております。  一方で、駅前という立地を勘案すれば、ある程度の収益性を見込めますので、恒久的な整備ではなく、暫定的な利用の中で有効な活用方法を検討していく方針です。また、暫定的な利用とはいえ、当然ながら、周辺環境へ最大限の配慮をもって利用形態を決定するよう努めてまいりたいと考えているところです。  なお、今後の利用形態については、具体になり次第、議会、また町民の皆様に対し速やかにお示ししていきたいと思っております。  そのほかに、解体に先立ちまして、施設内の備品につきましては、使用可能な机や椅子などの什器類は別の公共施設等で活用できるよう調整をする予定です。また、一部、倉庫として物品を保管しているものがありますので、適切に移動・保管していく予定です。一方で、日ごろより駅前町民会館をご利用いただいている方々に対し、本年8月に説明会を開催させていただきましたが、その直後から10件以上の相談を受けているところです。町内の各施設の利用状況から、活動の場の移動は可能であるものと考えておりますが、利用人数、利用形態など、利用者固有の事情があることも認識しております。  本議会で、町民センター及び防災コミュニティセンターについて、利便性向上を図る条例改正をご提案いたしましたが、これにより活動場所の移動もより円滑に進むものと期待しているところです。また、今後の駅前町民会館利用者の方からの相談体制を維持し、きめ細かくコーディネートできるよう努めてまいりたいと思っております。  以上です。 361 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 362 ◯6番【善波宣雄君】 要旨に沿って再質問をいたします。  今、委託内容はまだ最終的な結論は出ていないという理解でよろしいでしょうか。 363 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 364 ◯財務課長【二宮雅巳君】 この委託、当初は今年の11月末までの契約期間で契約しておりまして、本来であれば、もう今、結果が出ているタイミングでございますが、内容の調整にちょっと手間がかかっておりまして、契約期間を1カ月ほど延長させていただいている状況がございます。ただ、中間報告として資料等はちょうだいしているような状況でございます。  以上です。 365 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 366 ◯6番【善波宣雄君】 今、延長というお話がありましたけれども、これは委託をしたときに6カ月ということで決めていましたので、その11月末までを守れなかったということで、別に追加の委託費は発生しないですね。 367 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 368 ◯6番【善波宣雄君】 契約期間は延長させていただきましたが、追加の料金等は発生しない予定でございます。  以上です。 369 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 370 ◯6番【善波宣雄君】 わかりました。それで、先ほどの答弁の中に、現庁舎の耐震の補強はいろいろ老朽化もあるから困難だということで、ある程度結論が出ているということになると、現地で建て替えか、別のところへ、先ほど出ていました、ラディアンのところか東大跡地というような選択肢が出ていましたけれど、これから町はどのようにその部分に関しては、これから検討に入るわけですから、どのような考えをお持ちか、ちょっとその点をお教え願いたいと思います。 371 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 372 ◯財務課長【二宮雅巳君】 最終的にこの調査報告書ができ上がった時点で、それぞれ、耐震補強が難しいという状況ですから、それ以外の方法を選択するに当たっても、それぞれの場所において、メリット、デメリット、いい点、悪い点があると思いますので、そこを比較検討した上で最終的な結論を導き出していきたいと考えております。  以上です。 373 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 374 ◯6番【善波宣雄君】 その結論を導き出すにはいろいろなことがあると思うんですが、ここで1つお聞きするのは、建て替えとなって、現時点の場所で建て替えると、条件はまた今と同じになると思うんです、この坂道のところで。だから、もうここはこの条件から外すのか、外さないのか、そういうお気持ちがあるか、ないか、その辺はちょっと確認をしておきたいのですけれども。 375 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 376 ◯財務課長【二宮雅巳君】 先ほどの政策総務部長の答弁にもございましたが、基本、現段階では外す予定はございません。横並びに並べた上で、比較検討させていただいた上で最終的な結論を出させていただく予定でございます。  以上です。 377 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 378 ◯6番【善波宣雄君】 そこのところがいつも理解に苦しむんですけど、この場所は耐震補強もできていない、利便性も悪いということで、どうせなら移設をしてという考えのもとに、その委託するときにも、そのことを念頭に置いて委託をしていただきたいということで理解はしていたんですけれども、まだそこに横並びということは、ここで言い切りますか、横並びでやりますと。 379 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 380 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま財務課長のほうでご答弁申し上げた件については、今後の検討をする際の流れというか、そういったお話の中で、今現在の状況は横並びですよという話ですが、当然、調査結果というものも中間的には報告をいただいています。それで、その中で、まず、耐震化というものは難しいということが1点、出てきているということです。それともう一つは、じゃあ今、この場所に、いわゆる建て替えをして新しいものを求めるのかという部分についても、当然、先ほどご答弁申し上げましたとおり検討しているところなんですけれども、この場所で、もし建て替えるということになりますと、一旦仮庁舎をつくった上で今ある建物を解体して立て直すと、当然、余分な経費がかかってくるということが想定されますので、耐震も難しい。この場所で建て替えるということも、当然、今後の検討にはなるんですけれども、想定の範囲の中では難しいのかなというような部分は考えてございます。  以上です。 381 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 382 ◯6番【善波宣雄君】 最初からそのようにおっしゃっていただければ理解をできたんですけれども、まず、この場所で建て替えとれば、設計上も崖のところですから、同じような設計になって利便性も悪くなるし、今、答弁にあったように、建て替えする間は仮庁舎をつくらなければいけない、余分な費用もかかるということで、これからやはり、行政の庁舎というのは、前にもお話ししましたように、平場にあって、体に障がいをお持ちの方でも何でもスムーズに出入りができる。それからあと、公共施設の統廃合も今、あれしていますけれども、そういうものも勘案しながら、一体化した、ワンストップでものができるような庁舎、これをつくるほうが、よほど町にとって将来性が見えるわけです。その辺をよく考えていただいて、その委託業者のほうから来た回答に対して、今後、その回答が来てから煮詰めるまではどのぐらいの時間がかかるわけですか。 383 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 384 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 業者からの調査結果、これを受け取り次第、すぐに精査に入りまして、年度内には結論を出していきたいというふうに考えてございます。  以上です。
    385 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 386 ◯6番【善波宣雄君】 もちろん今の答弁のとおりだと思います。先日の新聞発表で村田町長名で、来年度予算にその辺を組み込むということが発表されています。ということは、これは、来年、その方向性が、ある程度決まって、調査とか、例えば、移設が決まったり、移設したほうがいいよ、場所はどこがとか、こういう方法がいいということの検討に入って、来年度予算に組み込むわけです。その予算のことがこの記事の内容です。そういう認識でよろしいですか。 387 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 388 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 今、議員さんご指摘のとおり、まずは場所が決まりませんと、予算とか規模とか、そういうことも決められませんので、まずは第1番に移転するかどうか、それは先ほど申し上げたとおり難しい部分も含めての検討になりますが、場所を決めて、その上で次年度予算には、その規模的なものとか、具体的な形状とか、そういったものを計画するような形での予算を計上させていただきたいというふうに考えてございます。  以上です。 389 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 390 ◯6番【善波宣雄君】 おっしゃっていることは確かによくわかるんですけれども、まあ、場所が決まらないとあれだということなんです。ただ、町民の方は、将来、移設をするのかなとか、そういうことをやはり思っているわけです。現に、私のほうにこういう方から、ちょっと名前は伏せさせていただきますけれども、こういう要望も来ております。委員会のほうで庁舎のことについてお話ししたときに、ちょっと読ませていただくと、4月29日、町民センターにおいて役場庁舎建て替えか、耐震化の件に、この人は出席できなかったんですけれども、「そのお話を聞いて、私は以前から学習センター、法務局がそろってからなおのこと、隣り合わせの場所に新庁舎の建設を望んでいました。平地を駐車場にして、新庁舎ができるようであれば、町民の声として非常に賛同できる大きなことです。ぜひ期待しています」ということで、こういうお手紙をいただいています。  私はいつも言うんですけれど、これから検討する中で、やはり、ある程度合庁的な、今、保健センターが一番問題になっているんですけれども、地域包括の関係で、「保健センターに行ってください」と言っても、「保健センターはどこにあるの?」と。若い人に住んでくださいといっても、母子手帳とか、そういう関係に行くと、「保健所に行ってください」と。そういうのは全部本当は庁舎でできなければいけないわけです。保健センターもそういうことで古くなってきている。そういうものを、これとこれは庁舎の中に入れて複合できるかなとか、そういうことも、ぜひお考えの中に持っていって、例えば、3つの要らない公共施設を1つにして、あと2つは庁舎内で済むことはしたほうがいいと思います。  それと今、一番痛切に感じているのが、地域包括ケアのところです。役場庁舎の一番奥のほうにあって、お年寄りが何か相談に来ても、ずっと奥のほうに入らなければいけない。だから、ああいう包括ケアとか保健とか、そういうものは、本当は窓口の業務と一体化して、あの辺になければいけないと思います。もし、建て替えとなれば、そこが決定してくれば当然、建設委員会か何かができていろいろやるでしょうから、またそのときにお話はさせていただきます。  それに関連して、駅前町民会館の話がこれから出てくるわけです。そこを一体として考えていただいて、そうすると、今のお話ですと、委託結果が出てきますということで、それから町のほうでは、場所を選定して、そこの調査をいろいろしていく。その辺は、町長のこの報告ですと、3月の議会に示して、4月の予算計上をしてということでありますけれども、その流れの確認でよろしいですか。 391 ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 392 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 議員さんが今おっしゃったとおり、年度内で当然、予算計上、これから町長査定等もありますので、30年度予算を組み立てる中では方向性をきちっと決めた中で30年度の予算に位置づけをしていきたいというふうに考えてございます。移転場所等についても、これは年度内に決めていきたいということで進めてございます。  以上です。 393 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 394 ◯6番【善波宣雄君】 ぜひ、速やかに行うことは進めていただきたいということです。この問題が発生してから、熊本地震からあれして、もう2年も私はずっと言い続けていることですけれども、やはり、役場庁舎がどこにできるんだ、どこの位置にあるんだということで町の将来像が変わってくるんです。そこのところを、やはり早急に方針だけは示していただいて、これは方針さえ出していただければ、ある程度方向性が見えてきます。それからいろいろな議論が出てくると思いますので、ひとつその辺は、庁舎のことに関してはこれ以上お聞きしてもあれですから、庁舎のことは一旦これで終わります。よろしくお願いします。  続いて駅前会館の跡地の問題です。廃止後の解体時期について。一応、今年度中に閉鎖ということなんですけれども、これは、1月の菜の花が終わって3月末で廃止をすると思うんですが、解体する時期はいつごろを想定していますか。 395 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 396 ◯財務課長【二宮雅巳君】 先日の委員会でもお答えいたしましたが、言葉にいたしますと「速やかに」という形になるかと思います。今議会に提出しております廃止条例が成立しないと、そもそも解体という方向には進みませんが、町としましては、新年度に入りまして早々に契約等を済ませて、周辺に一番影響がないタイミングで解体をしたいと考えております。  以上です。 397 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 398 ◯6番【善波宣雄君】 解体は、建物があると、やはり利用者の方も、まだあるんじゃないのかということになりますので、もしこれが廃止ということが決定すれば、速やかに取り壊したほうがよろしいと思いますので、ぜひ、それはお願いいたします。  続きまして、解体ができた場合、跡地の利用をどのように考えているのか、その辺をお教え願えますか。 399 ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 400 ◯政策担当参事兼地域政策課長【志賀道郎君】 政策総務部長の答弁にもあったと思うんですが、再配置の中では、やはり駅前町民会館の場所とこの庁舎の場所、あるいは町民センターの場所、これらは将来的には一体的に考える必要があるというふうに思っております。だとすると、やはり、今回、駅前町民会館だけのお話になりますので、恒久的なものをあそこに何かつくるということは考えておりません。一方で、駅前という立地ですので、厳しい財政状況の中、ある程度の収益性を確保できるようなことも考えながら、検討を進めてまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 401 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 402 ◯6番【善波宣雄君】 今のようなご答弁が、はっきりこうやって一般質問の中で出てくればいいんですが、跡地を駐車場にしてしまうんじゃないかとか、町民の方からいろいろな憶測が出て、どうなんだということになって今の質問をしたんです。私もやはり、ここは庁舎の問題がありますから、一体としてあそこは考えなければいけないと認識しております。一時的利用と、収益を上げるような利用も考えていかなければいけないという面で、そこにもう一つつけ加えますと、観光協会とにの屋さんがあるわけです。この辺はどのようなお考えをしていますか。 403 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 404 ◯財務課長【二宮雅巳君】 観光協会とにの屋の件です。当然、駅前町民会館が廃止となれば移転することになりますので、今、その候補地を幾つか選んだ上で、年度末までには確定した上で皆さんにアナウンスしていくような形になるよう、努めているといったところでございます。  以上です。 405 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 406 ◯6番【善波宣雄君】 私は、観光協会にしても、にの屋さんにしても、あそこを一旦更地にした場合、何もよそをお借りしなくても、町有地ですから、あそこにコンテナハウスでも持ってきてとか、そういう考えでも有効的には使えるのではないかと思うんですが、そういうお考えはないですか。例えば、あそこを広場にしておいて、イベントをやるときはテントか何かを張って菜の花まつりに対応するとか、そのほうがよほど収益性、あとのとき、そういうものがないときは駐車場なら駐車場でも、今、駐車場でもいい設備がありますから、下へバタンと潜ってしまってふだんは平らになるようなあれがありますから、そういうようなお考えはお持ちにならないですか。 407 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 408 ◯財務課長【二宮雅巳君】 まず、解体をしなければならないということで、観光協会さんに、暫定であろうが、本施設であろうが、移転をしていただかないと事が進みません。ですので、解体後に観光協会さんの暫定的な建物でも結構なんですが、今の駅前町民会館の跡地に置くという選択肢もないわけではないと思いますが、今は、それも含めていろいろな方法で考えております。いずれにしましても、一旦はどこかに移転していただかないと事が進みませんので、まずそれありきで考えております。  以上です。 409 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 410 ◯6番【善波宣雄君】 行政のすることで一番危惧するところは、一旦そういう考えがあって、一時的にお借りするんだという話をちゃんとしておかないと、一回もう借りちゃったから、観光協会はここなんですよということで、最終的にはそうなってしまう恐れがあります。  もう一つ言わせてもらえば、にの屋さんこそ、どこか空き店舗をうまく借りて、あそこは主体性をどこが持っているのかというと、おそらく商工会のほうだと思うんです。だから、そういうような考えで、ただ観光協会としては、あそこに位置づけを置いておいて、にの屋さんのほうは、もし、適当な場所があればそういう仮店舗でもいいと思うんです。  ぜひ、観光協会に関しては、あの場所で一時的に、暫定的に、何年かあるわけですから、まだいろいろ庁舎の移設等の問題があるので、先ほど申したように、コンテナハウスか何かであそこに位置づけとして置いておいて、あそこをイベント広場か何に使って、それであとは駐車場というような考えで、ぜひ進めていただきたいと思います。  それから、廃止後の施設内の机とか椅子などはコミュニティセンターとか、そういうところに配布するということで、それはあれなんですが、あそこに1つ、おみこしがあるんです。これに関してはどう話が進んでいるのか。 411 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 412 ◯財務課長【二宮雅巳君】 今、駅前町民会館、入ってすぐ右側にガラスケースみたいなところにおみこしを展示しております。こちらにつきましては、山西地区のおみこしであったと伺っております。いろいろお調べしましたら、経緯が大分古い話でわからなくなってきてしまっている部分もございまして、まずは、廃止が確定し次第、もともと山西地区の所有物であったものでございますから、地区を通じてご相談をさせていただいて、今後の処遇を決めていきたいと考えております。  以上です。 413 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 414 ◯6番【善波宣雄君】 その件に関して、山西連合さんのほうでも、あそこへなぜ置いたかという経緯ももうわからないような状態ですけれども、ああいうものですから、ぜひその辺は、後でしこりが残らないように解決をしていただきたいということで、それは要望といたします。  それで、町民会館の今後の活動先が確保されているとのことですが、先日、委員会のほうでもご説明を受けていますが、もう一度この場でしっかり町民の方にその辺はご説明をしていただきたいなと思います。 415 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 416 ◯財務課長【二宮雅巳君】 委員会で説明いたしましたが、8月に行いました説明会以降、数多くのご相談を受けております。正直なところ、まず完璧とまでは言いがたい状況でございますが、おおむね活動先を見出していただけていると、こちらは認識しております。ここで条例改正によって、町民センター並びに防災コミュニティセンター、こちらを、今の駅前町民会館が2時間区分で運用しておりますので、そちらに合わせて、継続して活動しやすいような条件を少し整えさせていただいたこともありますので、今後、順次、活動の場が別のところに移っていけると、こちらは考えております。  もともと廃止を検討した際に、町としてもほかの公共施設に行かれないかということでシミュレーションを行っております。そのシミュレーションの中では十分、吸収可能であろうと判断したがゆえに、決断に踏み切ったという部分もございます。先ほど、政策総務部長の答弁にもありましたが、団体固有の事情がいろいろあることも承知しておりますので、きめ細かく相談に乗って今後も引き続きコーディネートもさせていただきたいと考えております。  以上です。 417 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 418 ◯6番【善波宣雄君】 そのお答えに対して質問させていただきます。活動先の振り分け先としてコミュニティセンターとか、そういうところは、この間、場所を用意しているということなんですが、そういう団体が使うために、今、コミュニティホールというのは、1階の部分が畳とか、そういうので、もし、そういう活動をして使うような場合は、そこを床に張りかえるとか、何か生じた場合は町のほうでやっていただけるんですか、いただけないんですか。現状のままで、あなたたちはそこで活動してくださいよということで了解を取るのか、フロアにするのか、その辺ちょっと1点、確認しておきます。 419 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 420 ◯財務課長【二宮雅巳君】 現段階では、移転先の公共施設を改修する必要はないのかなと考えております。今の設備内容で十分活動ができるものと想定しております。  以上です。 421 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 422 ◯6番【善波宣雄君】 今のお答えですと、机上ではそうなるんですけれども、実際にトイレが洋式になっていないとか、いろいろな問題があるわけです。そういうことが発生した場合、対処していただけるかどうかということです。 423 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 424 ◯財務課長【二宮雅巳君】 当然ながら、現在でも、ほかの施設ですけれど、地域集会施設とかでトイレの改修等をさせていただいております。各設備等に使いにくさ等のお声が強いようであれば、検討させていただきたいと考えております。  以上です。 425 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 426 ◯6番【善波宣雄君】 これは要望ですけれども、ぜひ、繰り上げて活動する方がそういう施設を使わざるを得なくなった場合、不都合が生じた場合は、速やかに対処してやっていただきたいと思います。当然それは、対処しないと、町が町民会館を廃止したために追いやられてここに来たけれども、使い勝手が悪かったということのないように、よくその辺は活動されている方との理解を深めていただいて、その辺は配慮していただきたいということをお願いしておきます。  次に、廃止したことによる周辺環境の影響というのはどのように想定されていますか。これはちょっと幅広くなって回答しにくいと思いますけれども、その辺を、一旦あそこを壊して更地になった状況でどうかなと。 427 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 428 ◯財務課長【二宮雅巳君】 周辺環境の影響というところなんですが、今、議員さんがおっしゃったように、更地の状態であればそれほど大きな周辺環境の影響というのはないのだと思いますが、やはり、次の利活用の形態次第の部分もあると思います。ただ、その辺、答弁でも申し上げてありますとおり、利活用形態を決めるに当たっても、周辺環境に、例えば、急激に交通量が増えただとか、そういうことのないように配慮しながら今後のあり方を決めていきたいと考えております。  以上です。 429 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 430 ◯6番【善波宣雄君】 なぜその質問をしたのかというと、今現在、送迎の車とか小学校の前にとまっていますが、当然、あそこが空き地になってくると、その辺にとめてしまったりする。それじゃなくても、今の現状でもあそこは道路が狭いですから、多少はあそこも広げていただいて、だけど、そこの場所は使えないようなシステムをとっておかなければいけない、その辺をよく配慮していただいて。あそこの道幅は狭いのです。そのために、駅へ進入してきた人が、あそこでパトカーにつかまると、大抵があの駅前町民会館の横でやっているんです。ご存じだと思いますけれども、そういうことのないように、もうちょっとあそこがスムーズにすれ違いできるように、もし廃止して更地にするのであれば、多少、道路幅を取っておいていただいてということを考えていただけるかどうか。 431 ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 432 ◯財務課長【二宮雅巳君】 先ほど来、周辺環境への影響を最大限配慮しながら決めていきたいということを申し上げておりますので、今、議員さんの申し出のあった件も含めて検討させていただきたいと考えております。  以上です。 433 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員。 434 ◯6番【善波宣雄君】 大体この委託に関しても、駅前町民会館の件に関しても要点はわかりました。  要望させていただきます。庁舎の整備に関しては、できるだけ速やかに、移転であれば、移転先を、どの方向に移転するのか、規模その他はこれからやはり皆さんの意見を聞きながらまとめていけばいいことですけれども、まず、場所設定はなるべく早く出していただいて、これが、やはり町の将来の方向性に、いろいろな公共施設の再配置にもつながってくると思いますので、それを、速やかに移転先を決めていただきたいということ。  それから、駅前町民会館に関しては、できるだけ早く解体して更地の状態にして、次の使い道を考えていただきたいということで、私の一般質問を終わります。 435 ◯議長【二見泰弘君】 善波議員の一般質問を終結いたします。  次の方、お願いいたします。 436 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。             〔4番(二宮節子君)登壇〕 437 ◯4番【二宮節子君】 皆様こんにちは。私の名前は二宮です。よろしくお願いいたします。  それでは、議長の許可を得ましたので、質問に入らせていただきます。  日本人の平均寿命が男女ともに80歳を上回り、地域の高齢化が猛スピードで進展し、医療や介護、障がい者福祉などの充実が求められています。そのような中、我が町の取り組みとして、高齢化が進んでも住みなれた地域で最後まで暮らせるよう、2016年には健康づくり課を新たに設置したことや、近隣市町に先駆け未病センターにのみやの開設など、豊かな長寿社会実現のための健康寿命の延伸になる施策を多数始めています。  この健康寿命の延伸について厚生労働省では、健康をめぐる現状や健康に対する意識調査、健康日本21の最終評価で目標値に達した主な項目に、高齢者の外出については、積極的態度を持つ人が増加していること。また、悪化している内容としては、日常生活における歩数の増加が見られない点でした。この結果を踏まえて、目指すべき姿として5点掲げ、その中の一つに、健康を支え、守るための社会環境の整備が必要であると述べています。  外出を楽しく促す施策といたしまして、横浜市では歩数の増加を図るために、ウォーキングポイント導入などをしております。我が町においても、少しでも健康を後退させない一番簡単にできる歩数の増加に対する取り組みを考えた場合に、最も重要となるのが道の整備です。今後、免許証を返納する人口が増え、健康寿命の延伸につながる歩行移動での買い物や散歩など、おのずと歩く機会が多くなります。そのためには、体に負担にならない整備された道路が必要となります。楽しく歩行移動するためにも、また、生活圏内にある通いの場に安全に向かうためにも重要です。町道の安全・安心は健康寿命の延伸のためばかりではなく、車椅子の方や介助の方が安全に行き来できることや、白杖を使う方にとっては命を守ることに値します。そして、毎日、車の往来を気にして通学している子どもたちや、そのお子さんを見守る家族にとっても、町は安全・安心な道路を提供できているのでしょうか。  道路は、車と歩行者が分離して利用できる歩道が整備されていることが交通安全上、一番望ましいですが、既存住宅地などにおいては、そのような道路を構築するには膨大な予算を要します。  そこで、当面の措置として、歩道と車道が区別されていない道路は、車が通行できない範囲と、道路の両端にある路側帯、歩行者が通行でき、車が通行できない範囲から構築され、白線でその境界線を路面上に表示する方法と、グリーンベルトを設置して、ドライバーに対して車道と路側帯を視覚的に、より明瞭に区分し、交通事故防止を図ります。  そこで、このような安全対策については、町はどのような対策をしているのか、2点伺います。  要旨1、安心・安全な町道の基準は?  要旨2、グリーンベルト区画線の設置選定基準は?  次に、定住人口が増えると予測される場合の町の対応として、  要旨3といたしまして、開発で急変する道路の安全対策について伺います。  以上3点、よろしくお願いいたします。 438 ◯議長【二見泰弘君】 都市部長。 439 ◯都市部長【成川 一君】 それでは、二宮議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1の安全・安心な町道の基準についてです。町道に限らず、国道や県道など、全ての道路は道路法に基づき整備がなされ、構造的に安全な道路となっております。また、道路を利用する方々の安全については、道路交通法により速度制限をはじめ、さまざまな規制によって道路における危険防止を図っています。この2つの法律によって一定の危険や障がいの防止は図られていると考えていますが、安全・安心な町道の明確な基準は設けられてはいません。  これは、各町道の幅員や線形、また時間帯による交通量などによって、町民の皆様が安全と感じる度合いに個人差があるため、一定の基準のみで安全・安心と決められないことから、町でも苦慮しているところでございます。  このようなことから、町では、地区要望をはじめ、町民の皆様からのご相談をもとに交差点のカラー舗装や、「速度落とせ」などの路面標示、グリーンベルトの設置など、交通管理者である警察とともに町道の安全確保に努めております。  次に、要旨2のグリーンベルトの設置選定基準についてですが、グリーンベルトは、歩道が設置されていない道路において、視覚的な効果により歩行者の安全を確保するものであり、設置については明確な基準はないものです。しかしながら、これまでにグリーンベルトを設置してきた箇所は、歩道がなく、歩行者の通行量に増加が見込まれるところや、主要道路の渋滞による抜け道として自動車交通量が増加した町道で、歩道の整備や歩道と車道を区分する横断防止柵の設置が困難な箇所へ整備をしてまいりました。  このような箇所は、各地域からの地区要望や通学路の安全を確認していただいております児童生徒安全対策協議会からもご意見をいただきますので、現地を確認し、警察等と協議を経て、限られた予算の中で優先順位をつけてグリーンベルトの整備を行っています。  次に、要旨3の、開発で急変する道路の安全対策についてです。
     ご質問の道路の安全対策は、開発によって新設される道路ではなく、既存の町道に対する安全対策のことだと思いますが、関連する開発行為の手続も含め、お答えをさせていただきます。  二宮町で開発行為、いわゆる宅地造成が計画された場合、その許可権者は神奈川県になりますが、審査の際には周辺道路への影響なども考慮して許可されると伺っています。また、審査の中では、道路管理者として町と事業者が協議する場もあり、町といたしましても、道路法に基づく二宮町道路構造等の基準を定める条例に沿って、開発区域内の道路が整備されていることや、既存道路との接続点での安全確保として、隅切りやカーブミラーの設置などを要望し、事業者負担で整備をしていただいております。  このようなことから、開発区域から既存町道への出入口部分の安全性は配慮されていると考え、町といたしましては、開発で変化する可能性がある区域周辺の既存町道よりも、既に地区要望や児童生徒安全対策協議会からご意見をいただいている町道の安全確保を優先していきたいと考えております。  しかし、開発が完了し、建築がされ、住民の居住が始まった後に、郵便や宅配など、居住者以外の部分で交通量が増加する場合や、地域の高齢化により歩行者が増加する場合など、さまざまな要因で、今まで以上に既存町道の安全対策が必要になることはあると思いますので、周辺の道路状況を確認しながら、必要な対策を講じていきたいと考えております。  以上です。 440 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 441 ◯4番【二宮節子君】 それでは、再質問をさせていただきます。  道交法に基づき、町内交差点には、カラーだの、地区要望でやっているということなんですけれども、平成27年に都市計画マスタープランをいただいた際に、中身に、町民の声といたしまして、歩道の整備状況に対する満足度が低いということがありました。まさにあれから2年という形なんですけれども、これは町道全体でのアンケートだと思うんですけれども、その間、どのような動きをされたのでしょうか、お願いいたします。 442 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 443 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 都市計画マスタープランの中に町民のアンケートの結果が示されていることだと思いますが、当然、皆さんのご意見として町道の整備が望まれている、歩道の整備が望まれているのは確認してありますが、なかなか現状では進んでいない、それを補完するためにグリーンベルト等で対応しているというような状況になっています。  実際に、そのアンケートの中で、都市計画マスタープランの中には載せていないのですけれども、自由意見としてさまざまな意見をいただいていまして、単に歩道がないから満足度が低いという方が多いのですが、一部に、既存の歩道の舗装が悪い、要は、今ある歩道を使いやすくしてほしいという意見もかなりありました。その辺については、順次、既存の歩道の舗装の打ちかえは整備を進めているような状況です。 444 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 445 ◯4番【二宮節子君】 これ、アンケートをとったというのは、ただ単に都市計画マスタープラン作成のためだけの、計画を提出するためだけのアンケートだったんですか。せっかく歩道の整備状況に対する町民の意見を聞きまして、具体的な羅列をして、じゃあ、何年までにここを整備していこうと、そういう計画というのはこのときには何もなかったんでしょうか。 446 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 447 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 都市計画マスタープラン自体が、まちづくりの指針を示すための計画なのです。今回そのアンケートをとったのは、皆さんが、日ごろ町に対してどのようなところで満足度が欠けているとか、必要としている部分があるとか、そういうものを把握して今後のまちづくりの指針をつくるのに、参考というか、それを取り入れて計画をつくらせていただくというためのアンケートをとりましたので、目標設定して、ここを直してみますとか、そういったことは都市計画マスタープランの中には入っていない状況です。 448 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 449 ◯4番【二宮節子君】 本当に皆様のお時間をちょうだいしてのアンケートであったと思うんですけれども、やはり、こういうところをどのように実現していくかというのが、町への信頼だと思うんです。ただ単に、都市計画マスタープラン作成のためにそういう意見が欲しいからというのでアンケートをとられたのでは、町民としてはとても気持ちが納得できないと思うんです。マスタープラン、とても壮大な計画というのはわかるんですけれども、今、生活している場所が、こういうところで意見が集約されて少しでもよくなればというご協力だと思うんです。今後も、塗装とか何かはやったと思うんですけれども、皆さんからいただいた資料的なもので動くということは、もうないということで。 450 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 451 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 説明が足りなかったのかもしれないのですが、今現在、道路ですとか公園とかでやっていることというのは、都市計画マスタープランに、公園を整備していきますとか、道路を補修していきますとか、つくっていきますと書いてあるから、補助金がもらえて、事業を進めているんです。都市計画マスタープランは、町のハード部門に対しては総合計画と同列の計画なので、そこに細かい事業内容までは書いていないというのが都市計画マスタープランの性格になります。  決して、書いてあるだけで何もしていないわけではなくて、日ごろ、今、道路なり公園なりでやっている、下水道もそうですが、事業は、全てその都市計画マスタープランに書かれて、その後の事業として推進をしていると考えていただきたいと思います。 452 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 453 ◯4番【二宮節子君】 もし誤解があったら申しわけないんですけれども、今、私が申し上げているのは、その都市計画マスタープランの進行の度合いによって皆様の声を反映できないのかというのではなく、現実的に、当時の町民の皆様が道路についてご意見を申し上げたときに、壮大な都市計画マスタープランというご理解はできないと思うんです、計画は計画ですから。そうではなくて、このために出てきたアンケートに対して、身近な道路のアンケートだと思うんですけれども、その身近な道路のアンケートに対して手を打ったのは、舗装を直しただけか、色を塗っただけかとお伺いしているんですけれども。 454 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 455 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 実際には、そうですね、都市計画マスタープランができたのが平成27年9月なんですが、それ以降、新規でつくった歩道がないので、実際に、現段階、2年間でできているのは、道路の舗装、アスファルトを打ちかえたというのと、歩道ができないところをグリーンベルト等で区分けをしたという内容になるかと思います。 456 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 457 ◯4番【二宮節子君】 町民の方の貴重なご意見だったと思います。  それはそれにして、では、ちょっと質問を変えます。現在、二宮町は分断されている歩道があちらこちらに見えるのですけれども、先ほど前段でも読みましたけれども、やはり、歩くことで健康の維持を促進するということは、もうあちこちで今後やると思うんです。歩道の整備、実際的には、前段でも読みましたけれども、車椅子とか、そういうものが通れればよろしいですけれども、それでなくても、ここを歩いて平気だよというような道路も、かなり分断されているんです。駅前から向かってもそうですし、いろいろなところを挙げると切りがないのですが、その分断されている歩道の整備のため、今後の交渉というのは再開できますでしょうか。 458 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 459 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 幾つか分断されていると言われている場所、今の話で想像がつくところも幾つかあるんですが、およそ、歩道が途中まで整備されて、あとはやっていないところというのは、整備したときに何らかの問題があるとか、用地交渉がうまくいかなかったというような経過があります。そういうところに関しては、その整備のときで交渉を終えているところが一つもなくて、機会があるたびにその地権者の方、ご家族の方に交渉はしていますので、再開というよりは、今後も粘り強く交渉を続けていくというような予定でいます。 460 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 461 ◯4番【二宮節子君】 わかりました。そうしますと、引き続き、目に見えて分断されている道路に対しては、町としては、常にそれをつなぐための努力は正式にしてくださっているということでよろしいでしょうか。 462 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 463 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 そうですね、今後も努力していきたいと思います。 464 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 465 ◯4番【二宮節子君】 よろしくお願いいたします。  次に、現在、駅前にあります視覚障害者誘導用ブロック配置の現状と今後の計画について、今回、町道の質問ですので、確かに国道とか県道というのは必ずあるというものは理解しております。町道に関しましては非常に、法律的にもそんなに拘束がないというのもわかっておりますが、今後こういう方たちのために町として現在、考えていることがありましたらお願いいたします。 466 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 467 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 現状での点字ブロック、視覚誘導用ブロックなんですけれども、今現在、二宮町のほうですと、駅を中心におよそ半径1キロ、県内の駅と公共施設なり、不特定多数の方が集まる建物を結ぶ形で点字ブロックを設置している状況です。こちらについては、平成19年に町のほうでつくった交通バリアフリー基本構想、これで、駅から北に向かっては保健センターまで、東側が郵便局、西側が当時の水道局、今、社会福祉協議会が入っている建物です。南側は海なので、その建物を結ぶ形で、歩道がついている道路には点字ブロックということで、国道も県道も歩道がついている部分、町道もそうですが、つけていただいているような現状です。  実際に、そのほかの場所については、町道で歩道がついている場所の横断歩道の手前のところは点字ブロックをできるだけつけるように、全てではないですけれども、つけてあるような形になります。実際に歩道を歩く部分の点字ブロックを今後となると、今の二宮町にある歩道では幅が足りない状況です。点字ブロックをつける場合は、点字ブロックの上を視覚障がい者の人が歩きますが、それ以外のついていない部分を車椅子が普通に通れるぐらいの幅がないと点字ブロックはつけられないので、ちょっと現状の歩道の幅では、これ以上つけられるところはなかなかないのかなというように感じています。 468 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 469 ◯4番【二宮節子君】 確かにこの点字ブロックと車椅子の関係というのは、こちらもとても神経を使ってやらなければいけないというんです。点字ブロックが車椅子の方に対してもブロック的に、高さを感じてしまってもいけないということなんです。現在、いろいろなところでやっているとは思いますけれども、学校の周りとかはいかがなっているのでしょうか、お伺いしたいと思います。 470 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 471 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 学校というと、小学校の周りでよろしいですかね。              (「はい」との声あり)  二宮小学校は、先ほど言った交通バリアフリー基本構想の中の区域に入っていますから、その周りはやってあると思いますけれども、山西小学校と一色小学校も、学校のすぐ手前は歩道があるので、その歩道の切れ目、横断歩道になっている部分の手前ですとか、そういったところには全て点字ブロックがあります。  以上です。 472 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 473 ◯4番【二宮節子君】 車で走っているとよくわからないんですけれども、町道でもそのような配備をかなりしてくださっているということ、また今後、もし道の幅がありましたら、このような方策は考えていっていただきたいと思います。  次に、平成17年にバリアフリー法の施行によりまして、いろいろな道路整備を行われて、駅の周り1キロ四方がきれいになっているんですが、そのときにワークショップを開いておられるんです。かなりこれは幅広い方が参加しまして、当時の記録を見ますと、すばらしい、もう本当にいろいろな方たちを人選してくださり、意見も集約して、もちろん交付措置もあったと思いますけれども、やっているんです。その平成17年から比べますと、もう既に12年たっております。やはり、人口構成が変わるということは環境も変わってまいりますので、交付措置があってもなくても、現在の町の住民の方が求める道に対して、道をつくるためにというか、空気を読むためでもいいんですけれども、今後、そういうワークショップというのは考えてはいただけないものでしょうか。 474 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 475 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今現在、先ほど部長のほうからも答弁がありましたが、地区要望と、あとは生徒児童安全対策協議会、学校のPTAの方に入っていただいて、現地の安全点検等も含めて、その要望もいただいています。現時点でかなりの要望をいただいているところがありまして、実際にワークショップをやるよりも先に、そちらの要望を優先して整備をしていきたいというのが、今、担当課としての気持ちなんです。  一応、地区要望のほうも、明らかに高齢者の方の意見だなというものも入っているんです。そういうことを含めると、子育て世代から高齢者まで、かなり幅広い要望が今の時点でとれているというふうに考えています。 476 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 477 ◯4番【二宮節子君】 地区要望、本当に大切なことだと思うんですけれども、地区要望にどのように乗せたらいいのかと、町民の方もいらっしゃるわけで、地区長さんはどの方なんだろうとか、まずそこから入る新住民の方とか、若い方とかがいらっしゃるんです。それと、自分は学校の周りを歩くんだけれども、子どもがそこの道を使わないために、これから質問しますけれども、グリーンベルトがないと。だけど、自分はその道を歩くので、児童が歩かないから、危なくないからそういうものの意見がなかなか上がりづらいとか、意見というのは、やはり1カ所で上がる意見ばかりではないというのを、何とか認識していただきたいんです。  12年前に比べますと、時代的にもいろいろ変わっておりますので、これは私の要望といたしまして、二宮町の空気というか、意見を聞くということでどういうことを求めているのかなということで、ぜひ、開いていただきたいと思うんです。  これからまた質問する内容が、12年前にあるかというと、多分なかったというものだと思いますので。  現在、安全・安心の町道づくりということなんですけれども、楽しく散歩ができたり、健康につながるために、二宮町の町道のところにいろいろなベンチとか、ポケットパークが必要ではないかなと思うんです。やはり、高齢者の方が、あそこからあそこまで一気に歩くというのではなくて、何歩おきに座りたいという意見が多いのですけれども、町道利用者の休暇スペースとして、憩いの場を創出しております。名前的には「ポケットパーク」と言うのですが、そういうところは現在、二宮町にはできているのでしょうか。 478 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 479 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 現在、町内でそういった、歩いている途中で座れるベンチは4カ所あります。1つ目は、まさに歩道を整備する際にポケットパークとしてつくったところなんですが、釜野トンネルを中里側に抜けて、西友のほうに向かって突き当たった道路の右側の角、木に植樹ますをつけまして、その周りをベンチとしてあるところが1カ所。それから、梅沢地区なんですが、国道の旧1号線、旧道を入っていただいて、ちょうど梅沢海岸に出るところのT字路、そちらにもベンチが設置してあります。あとは、町が設置したわけではないのですが、法務局を建設していただく際に、そこに接している歩道の面にベンチをつけてもらうように協議させていただいて、法務局のほうでつけていただいています。最後の1カ所、これが一番最近なんですけれども、こちらは、地域でということで、百合が丘の一色小学校のちょうど縁になりますけれども、一色小学校の敷地のほうにベンチをつけて、道路側から座れるような形、これは地区のゆめクラブのほうでいろいろ要望等をまとめていただいて設置した経緯があります。この4カ所が今、ポケットパークと言われるものは1つなんですけれども、ベンチとして皆さんが自由に座れる、休憩ができる場所になります。  以上です。 480 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 481 ◯4番【二宮節子君】 自身が使ったことがないものは、やはり言われてみて、二宮町でもしっかりとそういうものができているんだなという思いがいたします。今後ますますこのようなポケットパーク、ベンチというのは必要になると思うんですけれども、今後も二宮町としては増やしていってくださるお考えでしょうか。 482 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 483 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 先ほど来、話が出ていますように、新たな歩道をつくるのがなかなか難しいという時点で、今後、増やしますとなかなか明言できないところなんですが、先ほど言ったように、法務局のような公共施設ですとか、あとは、おそらく今後、店舗等の不特定多数、いろいろな人が集まるような建物の建設があって、町と協議する場ができれば、そういうときに町のほうからお願いしていくような形をとって、できるだけそういう場が増えるように努めていきたいと思っています。 484 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 485 ◯4番【二宮節子君】 はい、ありがとうございます。ポケットパーク、椅子を置いてくださるということが本当にうれしいなと思うんですけれども、安心・安全ということで、やはり、歩道がもう少しきちんと整備できないかというのが、どうしても質問したいんです。歩道が歩道でないという箇所が多々あると思うんです。こういうところに関しては、いかがなもんでしょうか、今後の計画というのは。  では、歩道として完了しているところの長さと、今回、歩道としてきっちり安心・安全が守られるような長さ、何かそういう記録というか、保存というか、今後、手をつけなければいけない距離というのはあるのでしょうか。 486 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 487 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今後、手をつけなければいけないところに関しては、本当に日々、ご要望もいただきますし、地区要望に関してもずっと何年も出していただいているところとか、突然出てくるところですとか、さまざまなので、その全てをなかなか整備できないので、整備予定というのは、正直、明確には持っていないです。  数字の話なんですけれど、今現在、よく道路は延長、長さ何キロという示し方をするんですが、二宮町の場合、町道認定している道路が総延長で119キロあります。そのうち歩道がついていない道路が99キロになります。当然、グリーンベルト等、いろいろな施策をしているのは、その99キロの中でというような形になります。 488 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 489 ◯4番【二宮節子君】 グリーンベルトがついていないところが98。 490 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 491 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 済みません、グリーンベルトの数字は今、言わなかったんですが、グリーンベルトは、今現在で、延長で3.2キロです。 492 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 493 ◯4番【二宮節子君】 ありがとうございます。歩道がないところが、もうほぼということなのに、そこの中に身を置き、住んでいるのかなと大変驚きましたが、今回、ぜひ、歩道に関しては、健康にもこれからはつながるということで、何とぞよろしくお願いいたします。やはり、歩道整備されていませんと、歩いても腰に負担がかかってしまうんです。それはもうわかると思いますけれども、よろしくお願いいたします。  要旨2なんですけれども、今、グリーンベルトは町内にどのぐらい整備されているのかということと、町道全体からはどの程度の割合になるのでしょうか。割合というのはわかりますか。 494 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 495 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 グリーンベルトの延長については、先ほど申し上げた3.2キロで、実際その前に言いました、町道が119キロなので、町道全体からグリーンベルトを引いている割合でいくと2.7%ぐらいになるかと思います。ただ、グリーンベルトは歩道がないところを限定して引いていますから、歩道がないところが99キロなので、その数量から行くと3.2%ぐらいが、今、グリーンベルトが引かれているということになるかと思います。 496 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 497 ◯4番【二宮節子君】 はい、わかりました。こうやって数字で出すと実際がよくわかるなと思います。貴重なグリーンベルトなんですけれども、これまで整備してきたグリーンベルトというのは、全て通学路のみなんでしょうか。 498 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 499 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 全て通学路ではないです。基本的には通学路が多いんですが、一部、北口の商店街の中に引いてあるグリーンベルト、北口の商店街は通学路に認定されていませんので、ここはあくまで一般の通行の方の安全を守るためにグリーンベルトを引いたという形になります。 500 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 501 ◯4番【二宮節子君】 そうしますと、今後、通学路でもなく、ここを引いてほしいという意見を上げるというのは可能ですか。 502 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 503 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 ご意見いただければ、もちろん検討はします。ただ、個人の方の意見なのか、地区要望なのか、教育委員会のほうでの協議会から出てくるのかというのに対して、やはり、個人から出てくるのは、優先度としてもなかなか上がってこないのが正直なところなので、できれば地域で話し合って地区要望を上げていただくのがいいのかなと思います。 504 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 505 ◯4番【二宮節子君】 それと、いろいろなところでグリーンベルト、地区要望でやっていると思うんですけれども、グリーンベルトの整備について、これはほぼ、いろいろなところで、町内で偏りというのは、あっても言いにくいんでしょうか。何か、今後こういうところは多くしていきたいというのはありますでしょうか。 506 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 507 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 偏りなんですけれども、正直言うと、小学校区で言った場合、二宮小学校と山西小学校区はほぼ同じぐらいの量が引いてあります。一色小が極端に少ないです。これは、通学してくる子どもたちの歩いている路線が、歩道がちゃんとあるということが、要因としてはかなり大きいと思います。実際に地区要望なり、協議会から出てくる要望なりも、一色小学校からグリーンベルトという声はかなり少ない状況で、偏っているような状況です。 508 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 509 ◯4番【二宮節子君】 そうですね、歩道と車道の区別がないところにグリーンベルトを引きますので、本当に一色小のお子さんたちは、二宮、山西に比べると少しは安心・安全の通学ができていることだと思います。各小学校ごとに完璧な歩道ができればいいとは思います。  それで、若い方からなんですけれども、全てなんですが、今回は特に見た目がよくわかるということで、税金がどこに使われているのか見てみたいという要望があるんです。そうすると、やはり、道の改修とか、グリーンベルト等を引いた後の形というのが一番わかりやすいと思うんです。他の市町では、整備した箇所をホームページに写真で載せているところがあるんですけれども、我が町も、皆さんの税金でこれだけきれいになったんですよというシステムはできないでしょうか。 510 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 511 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 ホームページの話なんですが、実際に今、うちの町ではそういったものを出していない現状です。今年から道路、公園もそうなんですが、いろいろな工事をやったものをフェイスブックで上げさせてもらうようなことは始めています。行く行くはホームページも考えていけたらなとは思いますけれども、まずはフェイスブックでお知らせをしているような現状です。 512 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 513 ◯4番【二宮節子君】 それでは、ぜひ、写真が載っているのを楽しみにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  要旨3なんですけれども、開発で危険になるであろう地域、そういう地域の優先順位がありましても、今後、2年前と比べますとおおよそ90件程度の宅地が増えるのではないかと予測されます。私もそこを通学時間に、町道7号をちょっと走ってみましたけれども、本当に保護者の方が不安そうに見ているわけなんです。というのは、ここ、町道7号を使う方というのはほとんど二宮小学校に行くんですけれども、ずっと一国を東から西に向かって歩いていく小学生を見たんです。駅のほうから山西のほう、あそこからまた、歩道橋で小学校に行くと思うんです。大変狭い道路に向かって歩いていっているんです。  町道7号というのは、今、いろいろ、住宅内は法の整備は今の法律でもってやるけれども、接触部分については何とかと言っていたんですが、現実には、二宮町、定住促進をやっております。そこに、ほかから二宮町を選んで来てくださった子育て世代の人たちがいるわけなんですけれども、あそこはグリーンベルトがないんです。本当は道路の拡張とか、道がきれいになれば一番いいのはもちろんわかっています。私もそれはわかっていますけれども、前段でも申し上げたとおり、財政がかかるというのもわかっていますが、グリーンベルトはどうして引けないんでしょうか。通学路も、昼間にあそこを歩いてみますと、お年寄りが結構歩いているんです。
    514 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 515 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 グリーンベルトが決して引けないわけではないです。ただ、再三同じことを言うようになってしまうんですが、いろいろな要望の中に実際にグリーンベルトという具体的な声というのは来ていないのが一つ。当然、舗装をやり直してほしいとか、そういう要望は来ていますけれども、その中に安全対策の一つとしてのグリーンベルトという意見は今、まだ来ていないような状況なので、当然、今後、いろいろな宅地開発が終わって通行量が増えれば、そういう意見も地域からも安全対策協議会からも上がってくるとは思っていますけれども、その辺は地域の意見も聞くような形で今後もやっていきたいと思っています。 516 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 517 ◯4番【二宮節子君】 そうしますと、宅地開発、大型のところが、現状、もう1カ所、住んでいるところと、これからまだまだ土地の改良をやるところとか、隣接、いろいろ近場にあるんですけれども、大型のところが大体2年後ぐらいに終了するんでしょうか。そうするとまた数十件ぐらい増えると思うんです。そのときに上げてくれたらやりやすいのか、また、通学路でもありますので、地区要望としてすぐに上がっていれば、あそこのグリーンベルトのないところは、町の予算ですぐに執行できるのか、その辺はいかがでしょうか。 518 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 519 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 例えば、まだ住んでもいない現段階で上がってきても、やはりほかの引いてほしいと言われている場所を優先せざるを得ないと思うんです。なので、やはり、人が住んで生活が始まってそういう要望が上がってくれば対応はしたい。ただ、それが全線一度に引けるものなのか、部分的に年度を分けて引いていくのかは、またそのときの予算の状況によりますので、ちょっと今の時点で必ず全部引きますとは言い切れないのですが、そういった状況です。 520 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 521 ◯4番【二宮節子君】 現在も小学生があそこの道路を歩いているんです。ですから、そういう意味からしますと、もし必要性があれば、今のお子さんだって交通安全対策は必要ですし、2年後の未知数のことを言って、今はお返事できないというのですけれども、今のお子さんの安全を考えたら、それは適応してくれるということでしょうか。 522 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 523 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 そうですね、今、歩いている中で、実は、今年度の安全対策協議会からの意見はまだ出切っていないと思うので、そういう中で入ってくれば、当然、現地を見て検討はします。 524 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 525 ◯4番【二宮節子君】 はい、わかりました。グリーンベルトについて、そういう考えでやるということがわかりました。  それでは、平成18年の高齢者、障がい者の移動等の円滑に関する法律ということで新基準があるんですけれども、あそこの海の道、海岸通りも非常に狭いところもあるんです。でも、狭いところに比べると、少しは広いかなという感じがするんです。重点整備地区における移動円滑化のために必要な道路の構造に関する基準に対する主要な変更点としてということで、2件が追加されているんですけれども、これに準じた項目、歩道の設置について、歩道の有効幅員についてということで、かなり緩やかになってきているんですが、この2点に関しては何かやられていますでしょうか。  例えば、バリアフリーの歩行空間、ネットワーク形成を図る上で不可欠な道路のうち、市街化の状況などにより、有効幅員を最低2メートル拡幅することが著しく困難な区間については、当分の間、歩道の有効幅員を1.5メートル、車椅子が回転でき、車椅子使用者と人がすれ違うことができる歩道まで縮小することができることとしました。その際には、部分的に有効幅員2メートル以上の箇所を設けるなど、車椅子同士のすれ違いに配慮するものである、ということなんですけれども、このバリアフリー法からすると、あそこは有効幅員1.5メートルは、両端取ってもあると思うんです。これからしますと、いろいろなものは今後増えていきますでしょうか。有効的にもう少し安全対策が。 526 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 527 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今おっしゃっていたのは、おそらく、通称、バリアフリー法という法律だと思うんですが、バリアフリー法では、駅を中心に、その駅が1日の乗降客数が5,000人以上の駅であり、その半径1キロ以内で、市町村で区域を区切って、その区域の中の公共施設なり道路を整備していくということで重点地域を置くということになっているんです。今現在、町では、旧の法律でつくったもので整備したのは、平成22年で整備が全て完了しています。なので、今現在は基本構想を持っていない状況なので、もし、歩道の整備も含めて点字ブロックの整備なり、そういうものをやるのであれば、もう一度構想をつくらなければいけないような状況なんです。  ただ、今度、構想をつくった場合は、道路だけではなくて、各公共施設も全てバリアフリー化をしなければいけないという制限がかかるので、今、うちの町では、庁舎の建て替えなり、再配置なりといろいろやっている中でそれをやっていくのは、ちょっと無理なのかなというように感じているところです。 528 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 529 ◯4番【二宮節子君】 庁舎の建て替えとかが優先になりますので、ここは現実にはバリアフリーに関しては、道に関しては空白地帯ということですね。はい、わかりました。いろいろなところで連続したよい道ができないという感覚があったんですけれども、今後もそういった形で道路の整備というのが進んでいくのではないかと思います。  道路の整備は、歩くためにちゃんとしていただきたいという町民の皆様の声が大きいのです。今日もいろいろな一般質問の中に、健康づくり、健康づくりというのがあったんですけれども、どうでしょうか。道の責任者といたしまして、道と健康に関しまして、どのような意見をお持ちか、最後にお伺いしたいと思います。 530 ◯議長【二見泰弘君】 道の責任者、都市部長。 531 ◯都市部長【成川 一君】 今日の議員のご質問で、歩道の整備ということで、整備の重要性は十分認識しているところでございますけれども、歩道をつくるために用地の取得とか、または財政的な観点から考えますと、議員も十分ご理解いただいているところで、難しいという判断にはなってしまうんですが、健康も含めた歩行を安全にということでございます。生活道路で快適な歩行ができれば一番よろしいんですけれども、交通安全の観点からも、例えば、今日お話が出ました町道7号線に関しましては、車のスピードも出ているようなお話も伺っております。1つ、例えば、スピード制限をするゾーン30とか、そういう形で警察等に一度働きかけをしていけたらなと思っております。そのような中で安全に歩いていただけるようなエリアをつくっていけたらと思っております。よろしくお願いいたします。 532 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員。 533 ◯4番【二宮節子君】 はい、わかりました。文章にない言葉をいただきましたので。  要望です。高齢者に優しいまちづくりは、子どもにも優しい町であると言われています。今までは車社会であった道が、今後は歩くことを今まで以上に考慮すること。また、単に交通のためばかりではない、健康の維持にも大いに関係する道であることを今後は常に意識して町道の計画を見直し、整備促進が図られることを強く望みます。  以上です。 534 ◯議長【二見泰弘君】 二宮議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後4時15分から始めます。                           午後4時02分 休憩    ────────────────────────────────                           午後4時15分 再開 535 ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 536 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。             〔8番(野地洋正君)登壇〕 537 ◯8番【野地洋正君】 皆さん、こんにちは。私は野地洋正です。どうぞよろしくお願いいたします。  皆さんお疲れのことと思いますが、もうしばらくおつき合いのほど、よろしくお願いいたします。  議長の了承を得ましたので、通告に従い一般質問をいたします。  件名は、「公園統廃合から公園の将来を問う」、放映件名は、「地域の公園はどう変わる?」です。  前総務建設経済常任委員会では、「町の小さな公園を考えよう」とのテーマで、児童遊園地、子どもの広場、合わせて56カ所の調査を行い、昨年、報告書を提出いたしました。結論として、再調査が必要な18カ所については、地域住民と意見交換し、利用価値を見出せないのであれば廃止、売却も検討を要すとしています。現委員会においても、町民アンケート、統廃合基本方針及び計画と進む中、公共の福祉としての公園、周辺住民の意見が反映された公園と整備されるよう、児童遊園地41、子どもの広場15の合計56カ所の地域の公園についてと、その維持管理、運営に係る必要な経費、予算についてを調査研究し、地域性、必要性、及び費用対効果を公園ごとに検証し、廃止、借地返還、用地売却、用途変更、遊具撤去、管理主体の変更など、将来に向けた思い切った改革を行う必要があり、その際は、地域住民の要望を取り入れ、方向性を具体的に示すとともに、丁寧かつ詳細な説明を行うべきとする、そのような提言を予定しております。  このような流れの中、現在作成されている公園統廃合計画は、町民にとって関心の高いものです。近くの公園、いつも利用している公園はどうなるのか。私たちは、きちんと意見を言えるのだろうか、また、それを受け入れてくれるのだろうか。廃止となればいつのことか等々、不安を抱いている町民の方はたくさんいらっしゃいます。  平成25年、子育て支援アンケートで公園に関する意見が大変多く出され、平成27年、子育て世代、高齢者世代の方に公園の見直しについてのアンケートを実施し、21カ所が廃止もやむなしと集計されました。そして、昨年11月、二宮町公園統廃合に関する基本方針が策定され、児童遊園地及び子どもの広場の総面積の2割程度を削減するとの目標が示されました。今年に入り、1月、廃止もやむを得ずとされた21カ所の公園のおおむね100メートル以内の世帯に、公園の見直しに係るアンケートが再度行われるなど、これまでの経緯があります。  地域の公園はこれからどう変わるのか、二宮町公園統廃合に関する基本方針にのっとり、今年度策定される二宮町公園統廃合計画から公園の将来像を伺います。  質問は、公園統廃合計画の1)必要性、2)配慮した点、3)進捗状況、4)経費削減など、今後期待される効果、5)町民、地域への説明、意見聴取、計画実行等、今後の進め方です。  以上、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 538 ◯議長【二見泰弘君】 都市部長。 539 ◯都市部長【成川 一君】 それでは、野地議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1の公園統廃合計画策定に至る必要性についてです。  近年、利用者の年齢やライフスタイルをはじめとする社会情勢が大きく変化してきたことに伴い、公園の充実を望む声が数多く寄せられていますが、この要望内容を精査してみると、要望のある公園は限定しており、要望のない公園は利用度が極端に低い公園であることがわかりました。また、公園に対する要望が増加しているのは、町の公園の多くが民間開発によって整備され、町に帰属されているので、どの公園も小規模な公園が多く、特色のある公園が少ないことも一つの要因ではないかと考えています。しかしながら、厳しい財政状況の中、全ての要望にお答えすることは困難です。  一方、町内の都市公園の面積割合を見ると、神奈川県内の平均面積6.5平方メートルに対し、二宮町の1人当たりの面積は約8.3平方メートルと上回っていることから、この機会に配置や公園のあり方、管理方法などを見直しにより統廃合を実施していきたいと考えております。  続いて、要旨2の、策定に当たり配慮した点についてです。  町では、さまざまな計画を策定する際に、アンケート調査により町民のご意見を伺い、計画に反映することが多く、本計画においても同様に実施をいたしました。今回のアンケート調査では、公園の主な利用者である子育て世代や高齢者の方を対象としたものと、既存の公園の周辺住民を対象としたものの二度の調査を実施いたしました。その結果、廃止もやむを得ない公園もあることを確認させていただきました。計画策定に当たっては、利用度のみでなく、町全体における公園の配置や特色のある公園づくりに配慮したいと考えております。  続いて、要旨3の、現在の進捗状況についてです。  先ほど申し上げました子育て世代や高齢者の方への利用者アンケートをもとに、平成28年11月に二宮町公園統廃合に関する基本方針を策定いたしました。その後、廃止してもやむを得ないとのご意見が多かった児童遊園地や子どもの広場の周辺住民を対象にしたアンケート調査を行いました。この結果をもとに、今年度中の策定を目指し、素案作成の最終段階を迎えているところです。  なお、来年1月には、町民の皆様へ意見募集を予定しております。  次に、要旨4の経費削減など、今後期待される効果についてです。  借地の解消や管理方法の変更など、経費削減につながる施策を考えていますが、本計画では、削減した経費をほかの公園の充実に充て、町民の皆様のご要望に応えていくことを目的としておりますので、期待される効果としては、公園の充実であり、特色ある公園づくりになると考えています。  最後に、要旨5の今後の進め方についてです。  本計画は、平成30年4月からの6年間を計画期間として策定しています。計画の中にも記載予定ですが、本計画の推進に当たっては、地域住民をはじめ、利用者、利害関係者など、多くの皆様にご理解をいただく必要があると考えております。特に将来的な管理に関しましては、現在、百合が丘や緑が丘、富士見が丘などで実施されている公園維持管理のボランティア活動、公園愛護会の活動を町内全区に組織し、管理に携わっていただきたく、時間をかけて丁寧な説明、協議を実施していく予定でございます。  以上です。 540 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 541 ◯8番【野地洋正君】 初めに、都市公園と児童遊園地、子どもの広場というのが、答弁の中で一緒になって、質問の中でも一緒になっているかもしれませんので、そこを確認したいと思います。先ほど、県内では1人当たり6.5平方メートルで、二宮町は8.3平方メートルで、多いですよというご答弁がありました。これは都市公園を指していますか。児童遊園地、子どもの広場が入っての数字ではないということで、それでは、なぜ入らないかというのがあるんですけれども、お願いします。 542 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 543 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 比較をする際に、ほかの市町村に確実にあるものとして考えられるのが都市公園、これは都市公園法という法律で定められていまして、必ずつけなければいけないという設置義務はないんですが、どこの市町村も、まちづくりの一環として公園を整備しているようなものです。児童遊園地は、児童福祉法に定められている遊園地、児童のための遊園地ということで、こちらも設置義務はなくて整備することができる程度なんですけれども、子どもの広場、こちらについては、うちの町のオリジナルになります。児童遊園地よりも少し小さい面積で整備することができた場所を子どもの広場という扱いで管理をしているところになります。なので、県内もそうですし、各市町村とも比較する際は、都市公園の数、こちらで比較をしているという現状です。  以上です。 544 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 545 ◯8番【野地洋正君】 わかりました。児童遊園地、子どもの広場、特に子どもの広場については、二宮独自で公園という名のもとに整備を行ってきたという現状があるということがわかりました。  それと、必要性のところになるんですが、先ほど、二宮では特色がない公園が多いとか、小規模であるということで、利用減が甚だしいと言えばいいんですか、利用されていない公園が多いということが言われて、今回、至っているかと思います。  それが平成25年度の取っかかりというか、調べていて、これが出てくるんですけれども、子育て支援アンケートがこちらに載っておりまして、子育てで、最も悪いところで、公園と遊び場というのが断トツ人気なんです。147件でトップなんですが、次点が38件という、二宮はとても公園、遊びが悪いんだよということが示されており、公園と遊び場で困っているというところも断トツで、子育て世代の方からは挙げられています。136件、次点が44件ということで、子育て支援アンケートによると、公園というのが、皆さんの意識の中にはかなり強いというふうに思われます。  この結果を捉えて、実際、こちらは都市整備課さんではないかもしれませんけれども、都市公園を含めての今の意見だったと思いますが、このアンケートによって町の公園をどのように分析というんですか、このアンケートの分析はどういうふうにされたのかということで、お聞かせください。 546 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 547 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 先ほど議員の冒頭にもあったんですけれども、当町の公園、昭和40年代からの宅地開発とかでできた公園がかなりありまして、面積、規模、遊具もそうですが、同レベルの公園が非常に多いというところで、その子育てのアンケートのほかにも、過去から総合計画の都度、アンケートをとっている町民満足度調査ですとか、そういうのにも必ず公園がワースト1位になってしまうという現状がありまして、実際には、その辺の声も踏まえて、遊具ですとか、駐車場が欲しいという意見、担当が違うところの意見も必ず担当課にいただけるようには庁内でなっていますから、そういう意見をもとに、近年ですと、吾妻山公園の再整備、それから花の丘公園を整備したときにはそういった意見を配慮して、駐車場をつけたりですとか、遊具を増やしたりとか、そういうことに反映はさせていただいています。 548 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 549 ◯8番【野地洋正君】 今のお言葉だと、やっぱり都市公園なんですよね。このアンケートも、都市公園が主に皆さんが思っていたことなのかどうかわからないですけれども、今のお話は都市公園で、分析というと難しいのかもしれないんですが、今回の対象となる児童遊園地と子どもの広場というのに限定すると、このアンケートでどのように感じられたかというか、分析されたかというのを教えてください。 550 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 551 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 おそらく、アンケートされる方は身近な公園のことも考えて答えていただいているとは思うんですけれども、自由意見の欄を見ると、児童遊園地、子どもの広場に関しては、やはり、日ごろから子どもたちが遊んでいる、人が集まってくる公園に対する、遊具を増やしてほしいですとか、そういう要望、駐車場が欲しいというのもありましたけれども、そういった要望が多かったので、やはり、児童遊園地、子どもの広場にしても、特定のところに対する要望がかなり多いのかなというようには感じています。 552 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 553 ◯8番【野地洋正君】 まあ、小さな公園ですから駐車場というのはなかなか難しいので、おそらく、遊具をもう少し整備してほしいというのがアンケートの中の結果ではないかと思います。そういうアンケートを行ってきて、先ほど、二度の調査をしましたということも、次の配慮した点ということになるかもしれませんが、今回の基本方針には、都市計画マスタープランで、構想、計画段階から住民参加を促すというコメントがされております。この住民参加を促すというのはどのようなことかということを、一度確認をさせてください。もちろん、計画段階というのはいつ、計画団体というのは今なんですけれども、どのように住民参加を促したかということを質問します。 554 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 555 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今回の計画に関しては、先ほど部長のほうからも答弁しましたが、アンケートを近隣の人だけでなく、利用者側の意見も聞こうということで2回行って、住民の意見をお伺いしたというような形で計画を策定しています。都市計画マスタープランにはここまでしか書いてないのですけれども、今後、計画を実行していく段階では、やはり、地域の方のご協力が絶対必要なので、地域の方々と話し合いを進めながらやっていかれればと考えております。 556 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 557 ◯8番【野地洋正君】 「実施に当たり」という言葉なんですけれども、構想計画段階から住民の参加ということで、これが一つのアンケートということなんですが、まあ、そういうことなのかな。ただ、計画期間なんですけれども、30年から36年の6年間の計画だということでお伺いしましたが、この6年の中で2割削減を目指すと、いろいろな方法をしながら2割の削減を目指しますよという意味合いで、着地点は6年後、36年度ということでよろしいですか。 558 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 559 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 一応、今現在の目標としては36年度を予定しています。 560 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 561 ◯8番【野地洋正君】 進捗状況になります。先ほど、1月には意見募集が始まりますよと、今、最終段階に来ておりますと。私どもは、まだその内容については見ていないのでわからないんですが、この1月に意見募集をして、2割削減される、総面積2割というのも、その計画にはもう既にうたわれているということで理解してよろいですか。A公園はなくしますよとか、C公園は、例えば半分にしてしまいますよとか、そういう具体的な計画が今回出てくるということでよろしいんでしょうか。 562 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 563 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 先ほどの1つ前の質問なんですけど、計画年度、済みません、私は36年と言ってしまったんですが、35年度までの6年間です。  ただいまの質問なんですけれども、今回の計画の中には、町の方針、町がこういうふうに考えている方針として、全ての児童遊園地と子どもの広場について、将来的にこういうふうにしていきたいというのは、個別に全て入っています。 564 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 565 ◯8番【野地洋正君】 56の公園が全て計画書には書かれていて、Aはなくす、Bは面積を減らすでもいいです、Cは、管理を、例えば、何々公園愛護会にしてもらうみたいな、そこまでもうこの計画には書かれてしまっているものなのでしょうか。 566 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 567 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 そうですね、継続していくですとか、廃止を予定していると、方針として書いていますから、もちろん地域と話し合って決めていくことだとは思っていますけれども、町の目指すべき方針としては、全ての公園が載せてあります。管理については、ここが愛護会というのではなくて、全町的に愛護会を組織して、その愛護会によってどの公園、どの児童遊園地をやってくれるというのは、ボランティアですので、当然、話し合いで決めていくことだと思うんです。今、実際、現実にある百合が丘ですとか、百合が丘も、一丁目はこの公園とこの公園、二丁目はこの公園とか、公園を分けて管理をしていただいています。緑が丘は、緑が丘の中の公園を幅広くやっていただいてはいるんですけれども、そういった地域の特性で、それぞれできる範囲で管理をしていただくというようなことを考えていますので、実際、将来的な管理のことは、できるだけ愛護会さんを組織してやっていきたい程度で、どの公園が愛護会とは書いていません。 568 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 569 ◯8番【野地洋正君】 方針の中にも、今後、公園管理に関する基本方針というのがありまして、管理形態の見直し、町でやるのか、地域でやっていただくのか、それこそNPOなのか、指定管理にするのかというコメントがあります。ただ、これは、今お伺いしたからよかったんですけれども、町全体としてはその傾向にあるよと。ただ、Aの公園を、あなた方地域で見なさいよと、それをいきなりこの計画に出して強制的にということではないと。56の公園の中で、管理してくれる人はいらっしゃいませんかということを、逆に町民の方、地域にご説明しながらご理解いただきたいと、そういう理解でよろしいんですか。 570 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 571 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今、議員がおっしゃったとおりの形でこちらも考えていますので、そういった形の記載の仕方の計画になっています。 572 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 573 ◯8番【野地洋正君】 ちょっとそこがしつこくなってしまうんですけれども、また後で聞くかもしれないんですが、「56の公園を皆さん、管理してくださいよ」と言ったときに、手が挙がらない。それはちょっともう無理だろうということも思われるんです。かなりの率で思われるかなという感じがするんですけれども、その場合は町がやっていきますということになりますけれども、今と変わらないみたいな感じで、それもあり得るという計画ということで。 574 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。
    575 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 計画期間の中では交渉はしていきますし、協議はしていきますから、できるだけそうならないように努めていきたいということしか、今の段階では、済みません、そうしか言えないのです。 576 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 577 ◯8番【野地洋正君】 確かにもう既に、ボランティア活動の中でやっていただいている団体さん、地域もあるのは承知しておりますが、地区によっては、これ以上無理だといういろいろなお言葉も聞く中で、さらに押しつけみたいな形で、この公園を管理してね、草刈りしてねというのは、ちょっと受ける側としても拒否反応が出てしまう可能性があるので、そこは長い時間かけてメリットとデメリットというんですか、これを丁寧に進めていただきたいと思っております。  4つ目の経費削減に入ります。都市公園17カ所と、児童遊園地・子どもの広場の面積をここで確認すると、児童遊園地・子どもの広場って、二宮町の全体の約1割程度です。ここで8,500万円の予算をかけて公園の維持管理をしているわけなんですが、極端に言うと、その1割というと850万円です。児童遊園地・子どもの広場に対してはどのぐらいの予算をかけていくんでしょうか。8,500万円のうちのどのぐらいなのだろうというのを、ちょっとお聞かせください。 578 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 579 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 児童遊園地と子どもの広場に関しては、この公園を幾らというような形ではなくて一体的な管理をしているので、一概に、この金額でやっていますという正確な金額はなかなか出しづらいところはあるんです。やはり、今、議員もおっしゃったように、面積で行くと1割程度しかないんです。なので、8,500万円で、金額が、管理費は1割かというと、そうではないので、およそ2割から3割程度が維持管理に充てている金額になるかと思います。 580 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 581 ◯8番【野地洋正君】 公園維持全体の経費のうちどのぐらいかというのは、わからないという表現ではあるんですが、今回の方針の中に、維持管理経費の軽減圧縮による財政負担の軽減が期待されているとコメントされております。先ほどからお伺いすると、児童遊園地・子どもの広場は、総面積の約1割なんです。費用はどのぐらいかかっているかは、その年ごとですというんです。先ほどは、浮いた削減を公園の充実に充てるということは、経費の削減は、そもそもこの計画には含まれていないという、基本方針としては、この経費の削減、財政負担の軽減を期待されているといってつくった計画なんですが、いやいや、ほかの公園の充実のために2割を削減すると。そう聞こえるので、ちょっとそのあたり、残った経費が、浮いた分は、例えば、先ほども一般質問に出ました町道のガタガタを直すのに回しましょうとか、金額は足らないと思いますけれども、タブレットのほうに少し回そうかとか、そういうことで、経費の削減でほかに回せるのかなと思ったんですが、どうも違うようなのですが、その辺についてはどうお考えでしょうか。 582 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 583 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今回の基本方針で目標で掲げているのは、具体的に面積を、ということで、児童遊園地と子どもの広場で面積を挙げさせていただいているんですけれども、経費の削減については都市公園も含めて経費の削減を図っていきたいと考えているんです。だから、先ほどご質問がありました、公園愛護会を全町的にやっていくことによって、維持管理経費、草刈りですとか、剪定の回数がかなり減ってくると思うんです。そういったことも含めて経費の削減をしていく。要は、借地の解消もそうですし、借地が解消できれば一番いいですけれども、契約金額を見直すですとか、そういうことも全て都市公園、児童遊園地、子どもの広場、全て一体で考えていきたいというふうに思っています。 584 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 585 ◯8番【野地洋正君】 いや、違います。この基本方針は、児童遊園地及び子どもの広場の総面積の2割程度の縮減が目標値で、その下には、この目標値を達成し、児童遊園地等を中心とした公園の統廃合を進めることで、と前提が書いてあるんです。だから、児童遊園地、子どもの広場の総面積の2割を縮減すると、経費圧縮による財政負担の軽減がなされることが期待されますと、国語的には私はそう理解したものですから、今、都市公園の経費を圧縮ということになると、ちょっと、おやっと思いますけれど、その辺、いかがですか、基本方針の9ページにそう書かれているもので、私は、先ほど言ったように、ここで浮いたお金、利用が少ない公園は、申しわけないけれども廃止なり何なりして、その分をほかの事業に回せるようにしていただけるものだというような考えもあったものですから、どうでしょうか。 586 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 587 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 済みません、そうですね、基本方針だけを見ると、そう読むこともできるかと思います。実際の今、作成中の計画のほうには、最後の施策の推進のところで、都市公園はこういう推進をしていきます、児童遊園地はこういう推進をしていきますというのも、今、検討しているところなので、その辺も含めて皆さんにお示ししていかれればなと考えています。 588 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 589 ◯8番【野地洋正君】 はい、わかりました。都市公園のほうで経費が削減できれば、それはそれでまた使い道はよくなりますという理解をいたします。  今のご答弁の中で借地というのが出てきました。今後の計画の中にも借地の解消ということで、土地の取得、廃止、返還云々と書いてございます。町長も、いろいろな事業のときにご挨拶の中で、有償地がありますということで、公園の整備を進めますということもおっしゃっていますが、この中で、私が何だろうと思ったのは取得なんです。経費の削減をしようとか、借地を返還しよう、有償地をなくそうという中で土地の取得というのが出てきたもので、56の公園のどこを、土地を買ってまで整備をするのかちょっとひっかかったんですが、これについては。 590 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 591 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 こちらについては、児童遊園地と子どもの広場で行くと、町の目標、方針はもちろん定めてあるんですが、今後、話し合いによって進めていかなければいけないので、実際に経費の削減をするときに、担当課としては、町内全域の公園の配置というものを前提に考えていかないと、借地のところを次々と返していくと、ある地域で公園が全くなくなるですとか、そういうことは避けなければいけないので、そういったことも含めて、借地を解消するのに、交渉によって購入できる公園があれば、その公園の配置も含めて考えていく必要があるのかなということで記載させていただいています。 592 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 593 ◯8番【野地洋正君】 やはり、私だけでしょうか、都市公園と子どもの広場、児童遊園地は、ちょっと私も今、整理がつきません。借地料というのは、吾妻山公園がほとんどだと私は思っているんですけれども、1,700万円を超える借地料が、毎年同じ金額が出ております。おそらく児童遊園地はその中のほんの一部だろうと、桁も全然違うと思っているんですが、今の話で、要するに、吾妻山公園を買うんではなくて、もう子どもの広場、児童遊園地に限定しましょう。限定した56の公園でも、買おうとするところがあるというか、この5年間のうちで、わざわざ土地を取得すると。必要であれば借りておけばいいとは思うんですけれども、その辺をもう一回ちょっと、56のうちのどこが買おうとしているところがあるという表現になってしまうんですけれども。 594 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 595 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 まさに可能性の話であって、相手がいることで、土地の代金にもかかわってくる問題だと思うんです。なので、一応、可能性がある限り計画には書いておきたいなというところなんです。もちろん、安価な金額で借りていますから、その金額で継続できるのであれば、ただ、それを5年後には返しますという約束で契約ができるものなのかというのももちろんありますし、そういったことも含めて将来性をいろいろ考えて、今後、交渉に当たっていくようにと考えています。 596 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 597 ◯8番【野地洋正君】 いろいろな可能性があるから、この言葉も入れておかないと後々まずいことになると、だけど気持ちはないですよということをおっしゃったものと勝手には理解します。  その有償地の公園が幾つかあって、その経費というものがかかるんですが、有償地の公園って幾つあって、その地代というんですか、毎年幾らぐらいかけて、それって契約ごとだと思うんですけれども、いつまでの契約で返還というものがなされるのか。30年度にはできるのか、35年度にはできるのかわかりませんけれども、ちょっとその有償地の返還、契約を切る、終えるよというのはどういうことをおっしゃっているのか、教えてください。 598 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 599 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 有償地なんですけれども、今現在、子どもの広場で4カ所、児童遊園地で1カ所あります。それぞれ契約の期間がありますので、2年契約でやっています。現時点の契約が切れるのは、30年3月31日で更新を迎えるので、現段階では、ちょっと話し合いをする時間ですとか、計画自体が4月1日からの施行を目指していますので、今回は継続をするのかなというふうには考えています。           (「幾らぐらいですか」との声あり)  金額ですよね。金額は、単価が1平米当たり180円でお願いをしています。おおよそですけれども、5カ所で100万円程度です。 600 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 601 ◯8番【野地洋正君】 全部で5カ所、契約は31年3月31日までで、年間として大体100万円ぐらいかかっていますというご答弁でした。そうしますと、30年度末に契約が終わりますので、30年度は交渉期間ということになろうかと思います。これは交渉事なのでどうなるかわからないと思いますが、これを1つの有償地を返還して、あわよくば100万円の経費を削減しようと、そういうお考えで、その100万円はほかの公園の充実に充てますよという全体像ですか、経費的には、それでよろしいでしょうか。 602 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 603 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 考え方としてはそういった考え方なんですが、ただ、先ほどもちょっと触れたんですけれども、5カ所全てを返すようには、今のところ考えていません。それは、先ほど言った、町内全体の公園の配置を見たときに、どうしてもなくせない公園、子どもの広場というのがあるので、全てではないというところです。 604 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 605 ◯8番【野地洋正君】 全てではないんですけれど、この計画においては、どこどこの公園は契約しないよ、しないつもりだというのは明記されているわけですよね。 606 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 607 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 具体的に明記されています。 608 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 609 ◯8番【野地洋正君】 もう少し経費のことになるんですが、1つ、用途の変更というのも、おそらく考えていらっしゃると思います。今までのお話の中でもあったんですが、公園としては使用しませんけれども、俗に言う通路、住民の方々が通り抜けられる緑道としてそのスペースは残していこうというお考えもあるようですし、町民の方々も、ここをなくされてしまったら困るんだよと、公園じゃなくてもいいんだけど、やはり行き来するのに必要なんだよと。  ということは、ちょっとしつこいようで申しわけないですが、先ほど、公園で経費が100万円なら100万円浮きました、削減されましたと、それはほかの公園で使うんですけど、この緑道とか、用途変更された場所は、丸々、公園とは違う事業の中で今度、面倒を見ていかなければいけない。例えば、緑道にしましたと、公園等維持管理経費からは20万円は削除されましたが、今度、例えば、道路維持管理経費のほうが20万円増えてしまうということは、全体は20万円上がってしまったとも考えられます。削減された公園の経費は、公園の経費ですから変えません、要するに8,500万円は、極端に言うと、来年も再来年もずっと8,500万円なんです。緑道になってしまったのは、今まで5,000万円で道路管理をしていたのが、その緑道になってしまった分が上乗せになってしまうんじゃないですか。ということは、経費はボリュームアップしてしまうという理屈にもなるんですけれど、言っている意味はわかりますか。そうはなりませんということをおっしゃってください。 610 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 611 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 実際にそうですね、アンケートをとった中で、公園は廃止もやむを得ないけれど、通路としてですとか、緑道としてというご意見もいただいています。その辺も今後、地域と話し合っていかなければいけないところなんで一概には言えないところなんです。ただ、公園や子どもの広場として遊具がついているところを管理していくのと、単なる緑道を管理するのとは管理費が全然違うので、かなり安くなるのは、間違いないと思います。手を入れる量もかなり減ってくるとは思っています。 612 ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。5時以降もこのまま会議を続けたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 613 ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、このまま会議を続けます。  野地議員。 614 ◯8番【野地洋正君】 経費は挙がらないというお言葉でしたので、もちろん公園の充実を図るということは、それで理解できるんですが、さらにこれをやることによって町全体の一般会計費が上がってしまうようなことは避けていただきたいというふうに感じております。  ここまでいろいろ整備をされる35年度末までの間に、町民の満足度というんですか、今までアンケートしてきて、こういうふうにしてほしい、こういう公園にしてほしいというところまではわかりましたが、じゃあ、その整備をしていく上で、途中でもいいですが、じゃあ、町民の方はどのように満足されるのかというのは、どのような判断のもとで今後行われようとされていますか。 615 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 616 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 町民の意見を聞いていくのはなかなか難しいところなんですが、先ほど来、言っています公園愛護会を設置するために協議をしていく中でいろいろなご意見をいただけるとも思っていますし、愛護会が組織されれば、その方の意見ですとか、また、地区要望もそうですけれども、地域からの意見というのも出てくると思います。そういった意見をもとに、進めていくのは進めていきたいと思っていますけれども、それ以外に、先ほどの子育て計画ですとか、総合計画ですとか、ほかの計画が改定されるときに、またアンケート調査等で公園の意見がおそらく出てくるのではないかと思いますので、そういうのも見定めながら進めていきたいというふうには考えています。 617 ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 618 ◯企画政策課長【西岡英明君】 今、ほかの計画というようなお話がございましたので、ちょっと具体的なお話をさせていただきますと、今年度、ちょうど総合計画の後期基本計画の策定、今年度と来年度に向けてやっております。その中で、町民満足度調査ということでアンケート調査をしております。その一部として公園の話も当然、入っております。  今、第5次総合計画ですが、その次の総合計画は平成35年度からになる総合計画を策定するに当たっても、その2年前、もしくは3年前ぐらいにはアンケート調査というものは行われるというふうに思っております。  以上です。 619 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 620 ◯8番【野地洋正君】 はい、わかりました。ほかの計画というと、もう一つ、この計画の流れで、緑の基本計画、これは平成17年に策定されて、目標年度が37年までに非常に長い緑の基本計画がございまして、そこと今回の計画を整合させますよということが方針には載っています。これはどういうことなのか、どういうイメージを持っていらっしゃるのか、お聞かせ願えればと思います。 621 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 622 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 緑の基本計画については、町の公園や緑地の関係の長期計画なんですけれども、こちらについては、状況に応じて、途中で見直しすることもできる計画になっています。実際に、緑地等という言い方をしていますけれども、緑地と公園、その公園は児童遊園地ですとか子どもの広場も含めて、町内の緑地として保存している場所を示していたり、町民一人当たりの緑地面積がこのぐらいありますよというのを示したりしていますので、公園の数が変わるようであれば、そういったものを見直して、計画の中身も多少見直す場所が出てくるのではないかということを考えています。 623 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 624 ◯8番【野地洋正君】 今、この計画は随時、変更が効くということでよかったんですが、やはり、平成17年度の状況と今とで、緑の価値観も変わってきておりまして、昔は公園というと、何とか緑がいっぱいあってというイメージもあったんですが、場所によっては、緑だと中が見えないということで、子どもの安全によくないというところもありますから、これはどこが残るかによって、また緑の基本計画も随時変えられるということでお考えください。  それと、もう一回、都市計画マスタープラン、基本方針に載っているんですけれども、アダプト制度導入ということで、何だろうと思っていましたけれども、要するに、行政と住民の役割を明確にして、町民は主体的に参加し、この場合で言うと、公園の維持管理をしてほしいということだと思われます。そのようなことが書いてあります。じゃあ、その行政と住民の役割というのは何だろうと思ったんですが、これを想定されるのはどういうことですか。 625 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 626 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 想定されるもの、やはり、今現在やっている公園愛護会が基本のようになってしまうんですが、公園愛護会のほうでは、個人の道具で個人の人たちに草刈りをやっていただいています。町として、傷害保険、保険は町のほうで、事前にやる方をお知らせいただいて、傷害保険に入るというような形です。あと、実際の作業で言うと、草刈りはしていただいて、公園の隅っこに集めておいていただいて、それを町のほうで処理する、処分するというような役割分担を決めながら作業している状況です。 627 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 628 ◯8番【野地洋正君】 それに対して費用というんですか、現状として愛護会、もしくは地区の方でそういう管理をされているところに対しての経費というんでしょうか、それは何もかかっていないのか、それとも、やはり謝礼というものが発生するのかということについてはどうでしょうか。 629 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 630 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 経費としては、先ほど言った保険の費用がかかるのと、あと、人数にもよるんですけれど、おおよそ1団体、年額8,000円から1万円程度の謝礼、お茶代として考えていただいて謝礼を出しているような形です。 631 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 632 ◯8番【野地洋正君】 わかりました。謝礼というか、気持ちは出ているよということでは理解しました。  今後の中で、先ほど公園の専門性というか、特徴がないということの話が出てきて、いろいろな方からお声を聞くと、要するに、用途に応じた特色のある公園にしてほしいという声もあります。それは、1つの例で言うと、ボール遊びができる公園に、全部じゃなくてもいいんですけどという意見が出ます。遊具の充実を図りたいと、もう何もなくてもいいんだよという方々もいらっしゃいますけれども、その辺の統廃合の中で、先ほど遊具の充実云々というのもありましたけれども、その辺はどうやって考えていらっしゃいますか。ただ2割減らすよということですか。 633 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 634 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 今回の統廃合計画の中では、統廃合後の全てが整ってからになるのか、順次やっていかれるのかというのはあるんですけれども、統廃合後の、この公園にこういった遊具を増やしていったらどうだろうというような町の考えも、それは都市公園も含めて示してあります。 635 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 636 ◯8番【野地洋正君】 改めて質問しますが、ボールが使える公園、この要望が結構多いんです。自転車、花火でもいいです、例えば、そういうことによる公園の遊具以外の整備とともに、変わる公園ですから、看板の設置の仕方というんでしょうか、ズラズラズラズラズラとよく書いてあります、この公園は何をしてはいけない、何をしてはいけない、何時までだ、こうだとあるので、例えば、その表記の仕方を、ここは何々ができるみたいな、ここは何ができる、ボール遊びができるのであればボールマークがついている、小さい子でもわかるようにという二宮独自のサインみたいなものをつけると、ズラズラと書かれるより楽しい公園になるのではないかという思いもするんです。自転車、ボールもそうですけれども、看板的な、公園はこう変わったよみたいな、その辺はどうお考えですか。 637 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 638 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 まず、ボール遊びができる公園については示していきたいと考えています。自転車ですとか、花火ですとかは、現状の公園のままではなかなか難しいのかなと思っています。あと、看板については、今後検討していきたいと思いますけれども、できれば、愛護会や地域と相談しながら一緒につくっていくような形が望ましいのかなというふうには考えています。 639 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 640 ◯8番【野地洋正君】 ぜひ、ボールのこと、示していくということで、おそらく今回の計画にはそれがうたわれていないのだろうと今、思いました。今後示していくというのは、わかりませんけれども、もう一回聞きます。今回の計画の中で、この公園はボールがオーケーなんだよ、ここはちょっとボールは禁止なんだよということまでも、56の公園に示されているんですか。 641 ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 642 ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 言葉ではなくて、最後に今の公園の形態がこういうふうになりますというのを地図で、目で見てわかるような形で示しているんですけれども、その中にボール遊びができるような公園にしていきたいという公園を○で囲ってある。場所的にこのあたりというのがわかるような形にはしてあります。 643 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 644 ◯8番【野地洋正君】 いろいろとお話をお伺いして、公園整備を進めていくんですけれども、やはり、今の段階では、アンケートを2回とったといっても、まだまだ一方的な計画にすぎないと思われますので、要望にいたします。  アンケート調査の内容、町民の意見を反映された計画になっているとは思いますが、周辺住民、地域、団体への説明を丁寧に行い、パブリックコメントも含め、新たな意見にも耳を傾けて、必要とあらば計画を修正するなど、子育て支援や地域のコミュニティ、憩いの場として将来、利用価値、経費においても町民が満足できる公園整備となるよう、目的意識を持って尽力されるよう要望いたします。  以上です。 645 ◯議長【二見泰弘君】 野地議員の一般質問を終結いたします。    ──────────────────────────────── 646 ◯議長【二見泰弘君】 これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。  明日7日も午前9時30分より本会議を開催いたします。ご苦労さまでした。                           午後5時13分 散会 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...