二宮町議会 > 2015-09-26 >
平成27年第3回(9月)定例会(第26日目) 本文
平成27年第3回(9月)定例会(第26日目) 名簿

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  1. 二宮町議会 2015-09-26
    平成27年第3回(9月)定例会(第26日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 会議の状況                     午後1時00分 開議 ◯議長【添田孝司君】 皆様、こんにちは。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ────────────────────────────────    日程第1 平成27年         陳情第6号 マイナンバー制度実施の中止または延期を求め               る国への意見書提出を求める陳情審査について 2 ◯議長【添田孝司君】 日程第1「マイナンバー制度実施の中止または延期を求める国への意見書提出を求める陳情審査について」平成27年陳情第6号を議題といたします。  暫時休憩いたします。資料を差しかえます。                           午後1時00分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時02分 再開 3 ◯議長【添田孝司君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 4 ◯議長【添田孝司君】 職員をして朗読させます。 5 ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 6 ◯議長【添田孝司君】 委員長の報告を求めます。 7 ◯議長【添田孝司君】 桑原議員。       〔3番・総務建設経済常任委員長(桑原英俊君)登壇〕 8 ◯3番・総務建設経済常任委員長【桑原英俊君】 皆さん、こんにちは。総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。
     去る9月4日の本会議において、本委員会に付託されました平成27年陳情第6号「マイナンバー制度実施の中止または延期を求める国への意見書提出を求める陳情」を議題として、9月7日、第一委員会において委員会を開催いたしました。  出席者は委員全員、政策部長、企画政策課長、特定課題担当副主幹、及び傍聴議員でした。  陳情者による趣旨説明のあと、参考質疑を行いました。概要は次のとおりです。  委員「既に町でも準備段階に入っている。なぜこのタイミングで陳情書を出したのか。」陳情者「今、マイナンバーを通知される1カ月前になり、国民の間で、ここに来てようやくマイナンバー制度の問題に関して意識される時期になってきた。そのタイミングを狙い、この陳情書を出した。」委員「マイナンバー制度そのものに異議があるのか。または制度の問題点があるので、それを改善したいのか。」陳情者「神奈川県保険医協会の立場としては、マイナンバー制度そのものが問題として、中止、なくしてほしいということを求めている。制度自体は法律成立し、施行目前となっているが、先日の年金情報流出という大きな問題があり、国民に不安が広がっている。その不安を超える制度のメリットがあるのかどうかを含め、しっかりとした国民議論を付す時間が必要である。そのために、延期をしてほしいという趣旨である。」委員「医療関係でマイナンバー制度の不都合のみを述べられているが、逆に将来的なメリットというものはあるのか。」陳情者「医療情報を一元化し、個人が自己の医療情報を常に管理できること。医療情報ネットワークを通じて、すべての医療福祉関係の事業所と連携をするということと、さらに一元化した医療情報を国の政策のような形で活用するという3つが国の言うメリットとなっている。現行制度でも、個人が自分の医療情報を通院している医療機関に開示請求すれば、カルテの開示はするし、レセプトの開示もできる。マイナンバーをつけてしまうと、医療に関してだけではなく、社会保障、資産等の情報がひもづけされて漏れてしまう可能性がある。同じ番号を他分野で使用する危険性があるので反対をしている。」委員「デメリットをさまざま挙げているが、他の協会・団体も陳情を上げてくると思うが、県に関しては、神奈川県保険医協会のみである。どうしてか。」陳情者「神奈川県保険医協会だけではなく、各都道府県にある51の協会は、陳情ではないが、団体として反対・中止をも止める意見書、要請項目を国に対して出している。また、自治体では愛知県豊明市議会にて、国に対して慎重に対応することを求める意見書を提出しており、京都府長岡京市議会でも、6月議会にて反対する意見書を提出している。また、大阪や福岡弁護士会も反対の声明を出している。その他、記者関係の方が有志で出していたり、100名を超える自治体の議員、元議員の有志の方々が反対をする声明を出していると聞いている。」  以上、陳情者との参考質疑のあと、執行者への参考質疑を行いました。概要は次のとおりです。  委員「年金情報の流出問題もあり、一番心配しているのは個人情報の漏洩・流出だと思うが、そのあたりのセキュリティはどのようにするのか。また、現在のマイナンバー制度は10月からということで、準備を進めているが、町はどのあたりまで準備を進めているのか。これから各家庭に番号の通知が郵送されるが、その郵送料は国が負担してくれるのか。」執行者「当町ではインターネットにつながっている回線システムと住基等のシステムは分離されており、世間で騒がれているような情報漏洩につながる部分はないと考える。制度開始の準備については、国でスケジュールの管理をしており、そのマニュアルに沿った形で順調に行われている。郵送料は町では補正で計上しているが、すべて国からの補助金で賄うことになっている。」委員「個人情報保護評価書というものは、でき上がったら公表するのか。マイナンバー制度の準備は町では具体的にどの辺まで進んでいるか。また、郵送料について補正を組んだ中で、どのあたりが郵送料になるのか。」執行者「個人情報評価書について、当町でも作成をしており、既にホームページで公表している。準備については7月から個人番号について仮付番という作業をしている。通知カードは事務委任する地方公共団体情報システム機構というところから10月5日に簡易書留で各世帯へ送られる。その郵送料は通信運搬費ではなく、システム機構への事務委託交付金として今回の補正で計上している。」委員「マイナンバー制度については、今回、それに関連する町の条例の制定や改正の議案も提出されており、この陳情と相反するものになっている。この他にも影響はあるのか。」執行者「条例だけでなく、既に予算でも町村情報システム共同事業組合負担金を払っている。それがすべて御破算になってしまう状況である。」  以上、質疑を終了した後、意見交換と討論に入りましたが、意見交換と討論ともになく、平成27年陳情第6号を採決したところ、挙手全員により不採択と決定いたしました。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 9 ◯議長【添田孝司君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 10 ◯議長【添田孝司君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 11 ◯議長【添田孝司君】 渡辺議員。 12 ◯9番【渡辺訓任君】 私は委員長報告に反対、陳情について採択の立場で討論をいたします。  本陳情は共通番号制度、いわゆるマイナンバー制度に関連して、個人番号の通知と2016年1月からの運用開始の中止、または延期を求める意見書を国に提出するものです。  私は本会議の条例審議でも述べましたが、いわゆるマイナンバー制度は3つの大きな問題を有していると考えています。1つは、市の個人情報が1つの番号のもとにひもづけがされることで、プライバシーが侵害されること。2つ目は、番号も含めた大切な個人情報の流出への不安が払拭されないこと。3つ目は、メリット、費用対効果が不明であること。  先日は消費税引き上げに伴う日本型の軽減税率の導入方式について、財務省から個人番号カードにデータを蓄積し、年度末に上限内で還付を受けるという案が出されました。これに関しては、個人商店でカードリーダーを備えたり、情報保護を徹底することの難しさから、いろいろな反対が出ました。この案はどのようになるか不透明でありますが、やりとりの中では、マイナンバー制度は税や社会保障に使うと言いながら、預貯金データ医療データ、さらに買い物データまで、できれば取り込もうという政府の姿勢があらわれたものと思います。この制度システムで取り込まれる個人情報の範囲は際限なく広がる可能性があります。預貯金口座がひもづけされ、個人資産への国の管理が強まることを快く思う方がどれだけいるでしょうか。不公正・不公平に対しては、マイナンバーを使わずとも、ほかの方法で対応すべきであります。  政府自身も、年金機構の個人情報流出が組織的な問題であったことが浮き彫りになる中で、年金データの活用を見送りました。町役場のほうは、内部だけの基幹システムと外部と接続するシステムを分けることで、外部への流出を防ぐとしていますが、さまざまな規模の事業者が個々に侵入や攻撃に耐え得るシステムを維持管理したり、社内に外部と内部を分けた二重のシステムをつくることが現実的でしょうか。さらに、データ個人企業から大企業まで、行政の外でも人間によって扱われるわけで、罰則規定があるとはいえ、データが盗み取られるリスクに常にさらされます。  日本政府の調査でも、米国ではなりすましが頻繁に起こり、年間の被害件数は2006年から2008年の3年間で1,170万人、被害は毎年5兆円と報告されています。社会保障番号の使い道も随分違うようで、当初、政府はマイナンバーの使い道はアメリカと違って限定されるから大丈夫だという説明をしていたところから、税・社会保障、さらに防災に加えて金融・医療・買い物と範囲が広がれば、どんどん広がっていくという形になっています。政府の言っていたセキュリティの根拠は既に弱まっているということを感じます。  また、日本中で発生するコストに見合うだけの行政コスト削減と住民サービスの向上が将来も見込めるか、納得のいく論議はなされているでしょうか。システムづくりに全国で3,000億円とも言われ、セキュリティを維持するためには、常時、更新が必要になれば、新たな箱ものというべきものになるでしょう。このコストを負担するのはだれか。行政においても、企業においても、最終的にはこのコストは国民が負担することになります。こういった疑問を残しつつ、共通番号制度の拙速な実施はさまざまな問題を起す可能性があると思われます。よって、この制度を中止、または延期を求める趣旨の本陳情について採択を求めるものです。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 13 ◯議長【添田孝司君】 露木議員。 14 ◯7番【露木佳代君】 私は委員長報告に反対、陳情に採択の立場で討論いたします。  陳情では、マイナンバー制度の中止、または延期を求める理由として、情報の大量流出、漏洩の危険を上げており、私も同じ不安を持っております。  皆様にも考えていただきたく、今年6月に発覚した125万件の年金情報の流出問題で、年金機構が受けた攻撃について、内閣サイバーセキュリティ戦略本部の原因究明調査結果を参考に、全体像をわかりやすく説明いたします。  まず、5月8日、不信メール1の攻撃です。クリックするとウィルスに感染するインターネットサイトのURLが記載されたメールが年金機構の2つの公開メールアドレスに送られました。リンクをクリックしたために1台が感染しました。  その10日後、5月18日、不信メール2の攻撃です。職員98人の非公開メールアドレスにウィルスが添付されたメールが送られ、添付ファイルを開封したために、3人がウィルスに感染しました。非公開だったはずのメールアドレスは、不信メール1の攻撃で感染した端末を経由して盗まれた可能性があるとのことです。  さらにその数時間後の不信メール3の攻撃です。職員16人の非公開メールアドレスにウィルスが添付されたメールが送られ、また翌日にかけて職員4人の非公開メールアドレスに、クリックするとウィルスに感染するインターネットサイトのURLが記載されたメールが送られました。このときは添付開封やリンクをクリックすることなく、感染はありませんでした。  そして、5月20日、不信メール4の攻撃です。ウィルスが添付されたメールが3つの公開アドレスに送られました。このときのメールの件名は医療費通知というものです。医療費の通知を偽装したメールは既に去年から広く出回っており、ウィルス対策ソフトなどを開発している事業者からは注意の通知が出ておりました。長期にわたって使い回されていたメール内容で1台が感染しているのです。  それからは攻撃者が管理者権限を奪い、次々に遠隔操作ができる端末を増やしました。最終的には20台以上が攻撃者の管理下になり、125万件の情報が流出されました。  私は自分のパソコンが遠隔操作されるのを目の前で見たことがあります。それは私の合意のもとでありますが、IPアドレスかPCのホスト名か、もう何年も前のことで忘れてしまいましたが、幾つかの情報を相手に伝えただけで、目の前にある自分のパソコン画面のカーソルが動き、操作されて、システムの不具合を直してもらいました。非常に驚いた経験があります。遠隔操作というと、特別な知識や技術のように思われますが、情報さえあれば、それ自体は特殊なことではありません。  さて、年金機構の情報流出までの経過を皆さん、どうお考えになるでしょうか。  私は知り合い以外から来たメールの添付ファイルは絶対に開けてはいけないと、20年近く前に会社で厳しく言われていました。ですから、大事な情報を扱っている年金機構の職員の意識ベルがあまりにも低過ぎると驚きましたが、そこには言いわけがあるとのこと。標的型攻撃に使われるメールは、一目では見分けがつかないように巧妙化が進んでいるとともに、緊急性をあおったり、職員の不注意を誘ったりする心理的な手法が用いられるそうです。どれだけ意識を高めても、巧妙なのだから、だまされる人がいても仕方ないじゃないかというのなら、それこそ攻撃を防ぎようがないということにほかなりません。  例えばですが、職員の皆様はどうでしょうか。二宮町の場合はICTの環境整備がおくれていることが幸いするとのことで、ウィルス感染しても情報は流出しないということですが、ある日、町内の事業者を装った相手から、地域包括ケアシステムにかかる人材確保の提言というタイトルのメールが来て、詳細はファイルをダウンロードしてご覧くださいとURLが張り付けてあった場合に、だれもが絶対にクリックしないと言い切れるのでしょうか。こういった欲しいと思う情報を装ったメールが企業等にも送られます。  今回の事件では、流出に至るまでの段階のそれぞれの対策はある程度されるでしょう。しかし、例えば精度の高いウィルス対策ソフトがつくられれば、それを研究して、ウィルス検出されない不正プログラムを組み込んで攻撃するというように、ICTの世界は常にイタチごっこから抜け出すことはできません。  さて、この陳情を議会で受理したのは8月6日ですが、それから1カ月もたたないうちに、マイナンバーの利用範囲を拡大するための法改正があり、預金口座や予防接種履歴にも適用、活用することが盛り込まれました。また、9月8日のニュースでは、2017年の消費税負担増分を還付するために、マイナンバーのカードを活用する案が出ており、また9月24日には自民党の放送法の改正に関する小委員会がマイナンバーを活用したNHK受信料の支払い義務化を総務省とNHKに要請しました。これにより、テレビもない、インターネットも見ない、携帯も持たない生活者からも、受信料の徴収が実質可能になり、国民それぞれの生活の選択が意味をなさなくなっていきます。また、予防接種履歴に適用されることで、例えば保護者による子どもが受ける医療に関する選択の余地がなくなっていくというおそれも出てきます。  国がよいと認めたものに関しては促進化が進み、個々の選択を許さず義務化されていく、そのような恐ろしい世界が非現実的ではなくなるのではないでしょうか。  そして、これまでのように、何か大きな政治的な議論が表で行われているとき、裏でなし崩し的に拡大路線を突き進むような法改正がされていくことは容易に想像できます。  国がやると言っているのだからという理由で思考停止せず、ほんとうにこのまま実施して取り返しのつかない状態にならないのかということを、皆様にそれぞれ考えていただきたく、採択の討論を終わりにいたします。 15 ◯議長【添田孝司君】 委員長報告に反対の立場ですね。          (「委員長報告に反対です」との声あり) 16 ◯議長【添田孝司君】 善波議員。 17 ◯6番【善波宣雄君】 私は委員長報告に対して、賛成の立場で討論させていただきます。  マイナンバー制度は、住民票を有するすべての方に番号を付して、社会保障・税・災害対策の分野で効率的に情報を管理するものです。国ではその実現のため、制度運用に安全・安心な仕組みを講じるとしております。  まず、制度面では、なりすまし防止のための本人確認の義務づけや、法律に違反した場合の罰則の強化などです。また、システム面では個人情報は従来どおり、それぞれの行政機関等が分散して管理するシステムとすることや、平成29年1月から自分の個人番号を含む個人情報について、情報提供等の記録を確認できる仕組みが稼動予定となっていることです。そのために、行政機関等はもちろん、民間事業所についても、法律を遵守するための処置を講ずることになります。  続いて、個人番号の利用範囲の拡大について、行政機関等での医療情報の連携が国会に提出されておりますが、その後の利活用やスケジュールなどは研究会や分科会で検討されている段階です。  以上のことから、マイナンバー制度の実施の中止、または延期を求める国への意見書提出を求める陳情については、制度の導入趣旨である社会保障・税制度の効率化、透明性を高め、国民にとって利便性の高い、公平・公正な社会を実現するために必要で、安全・安心な社会基盤になると考えますので、私は陳情に対して、不採択とすることが妥当であると思います。 18 ◯議長【添田孝司君】 これをもって討論を終結いたします。  これより平成27年陳情第6号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を委員長の報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 19 ◯議長【添田孝司君】 起立多数であります。よって、本件は報告のとおり不採択と決しました。    ────────────────────────────────    日程第2 総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について 20 ◯議長【添田孝司君】 日程第2「総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 21 ◯議長【添田孝司君】 職員をして朗読させます。 22 ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 23 ◯議長【添田孝司君】 委員長の報告を求めます。 24 ◯議長【添田孝司君】 桑原議員。       〔3番・総務建設経済常任委員長(桑原英俊君)登壇〕 25 ◯3番・総務建設経済常任委員長【桑原英俊君】 総務建設経済常任委員会の議会定例会閉会中の調査報告を申し上げます。  平成27年第1回定例会において、総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査・検討課題について、公共施設について、地域集会施設及び学校施設以外の公共施設の運営改善と統廃合についてを課題とすることが可決されました。  公共施設について、平成27年7月2日、7月16日に勉強会を行いました。二宮町公共施設の15施設に絞り、耐用最終年、利用者率、経費などについての分析表を参考に委員会として早急に提言書の素案をまとめることになりました。  8月17日に開催しました常任委員会において、提言書(案)を検討し、8月24日の議員全員協議会においてこれを報告いたしました。ここに提案書を朗読いたします。              町公共施設に関する提言書 検討の背景  二宮町平成25年3月に公共施設の全体像を明らかにするとともに、現状と課題 に対するデータを町民と共有するため、「二宮町公共施設白書」を公表した。いわゆ る箱ものと呼ばれる公共施設は、これまでに経済成長人口増加を背景として全国で 増え続けてきた。二宮町例外ではなく、少子・高齢化社会の到来に伴い、大きな経 済成長が見込めない現状においては、公共施設の維持管理は大きな負担となる。本来 必要な行政サービスにまで悪影響を及ぼすであろうことも今後、想定される。各自治 体では生産年齢人口の減少による税収減や高齢者の増加により扶助費などの事務的経 費が増えることが予測される。そのため公共施設の維持管理にかかわる経費の財源確 保が新たな課題となってきている。  さらに、公共施設は今後、順次、耐用年数を迎えるが、すべての施設を更新する投 資予算の確保は難しく、町が平成25年10月に公表した二宮町公共施設再配置に関 する基本方針では、今後50年間で更新費用が245億円かかると想定されており、 そのうち64億円しか予算が確保できないと試算している。  本常任委員会では、改選前の平成25年より既に公共施設の再配置・更新等につい て、地域集会施設学校施設スポーツ施設及び庁舎等施設の4つに分類し、課題と して取り上げを検討してきた。  地域集会施設については、地区長連絡協議会の勉強会において検討やアンケート調 査がなされ、平成24年及び25年に報告書が出された。要約すると、施設名称の統 一化と集約の検討、施設を一般に開放するなどしてさらなる有効活用、また今後の施 設更新や再配置では町が主導すべき等の意見がまとめられており、当委員会の意見と も重なるものが多くあった。  今後は、町が作成する地域集会施設カルテを基準として検討することとし、また学 校施設教育福祉常任委員会の課題となっているので、それ以外のスポーツ施設及び 庁舎等の施設を優先して検討することとした。 スポーツ施設及び庁舎等施設の調査検討  対象は32施設あるが、ラディアン以降に耐用年数を迎える施設、及び賃貸で借り ている施設は除外した23施設を検討した。有効度を利用率、緊急度を残りの耐用年 数、そして維持管理経費の双方向で調査分析を行った。検討資料を参照。  利用率50%で、また緊急度では平成50年までに耐用年数を迎えるか否かで4つ に分類した。左下の駅前町民会館と町民センターについて、利用率は低いが、緊急度 及び経費も高いという結果となった。  百合が丘保育園は比較的緊急度が高い。武道館と袖が浦プール有効度、すなわち 利用率が低い。町庁舎は耐用年数に到達するにはまだ時間があるが、多くの人が働き、 来庁者も非常に多く、耐震構造でないことはリスクが高い。さらに建設コストも非常 に大きいので、検討の緊急度は非常に高い。 提言  1.駅前町民会館及び町民センターについて、利用率は低く、経費が比較的高い。
      また、耐震化がなされておらず、リスクが高いことから、検討すべき優先順位が   高い。廃止による代替施設の確保、または改築による延命化等、早急な計画作成   をすること。  2.子育て支援を重要施策とする町において、百合が丘保育園の重要度は高い。し   かも緊急度も高いので、早急に移設更新、または一色小学校等、他施設との複合   化を検討すること。  3.袖が浦プールは利用率が低く経費も高い。学校プールとして利用している側面   もあるが、存続するなら、大幅な利用率の向上を図るべきである。できなければ、   廃止も含め検討すること。  4.町庁舎は建設費が非常に高くなると見込まれ、最も重要な施設であることから、   更新、または延命化等、計画を早急に立てること。  以上、公共施設については、この提言書をもって報告にかえさせていただきます。 26 ◯議長【添田孝司君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 27 ◯議長【添田孝司君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 28 ◯議長【添田孝司君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 29 ◯議長【添田孝司君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第3 教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について 30 ◯議長【添田孝司君】 日程第3「教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 31 ◯議長【添田孝司君】 職員をして朗読させます。 32 ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 33 ◯議長【添田孝司君】 委員長の報告を求めます。 34 ◯議長【添田孝司君】 小笠原議員。       〔11番・教育福祉常任委員長(小笠原陶子君)登壇〕 35 ◯11番・教育福祉常任委員長【小笠原陶子君】 6月定例会終了後の教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について報告いたします。  6月18日の午後1時半から、第三委員会室で我々の委員会の調査項目であります総合型地域スポーツクラブの立ち上げについてと、(仮称)心身きらり条例についての課題を抽出し、それぞれ調査項目を各委員に割り振り、次回までの宿題といたしました。  その内容は、他の自治体の条例研究、また子どもたちの放課後の過ごし方はどうなっているのか、また65歳以上の方の各地区での行事参加状況、またラディアン、町民体育館の使用状況、また国保のデータベースから町民の疾病などの傾向を調査するということになりまして、また会議を定例化し、基本的に1日と15日前後で行うことに決定いたしました。  次に、7月1日の午前10時から、第二委員会室において調査研究いたしました。前回割り振られた宿題をそれぞれ報告し、意見交換をいたしました。総合型地域スポーツクラブについては、町主体で進めてもらう必要があるため、次の定例会議にて教育委員会から状況を聞くことといたしました。  7月9日の9時から、教育福祉常任委員会では総合型地域スポーツクラブの設立に向けての動きを教育委員会の次長、課長、班長に経過を確認しました。7月21日に総合型地域スポーツクラブについての課題で、7月17日に理事会がありまして、その報告を受けました。理事会の出席者は半数でしたが、総合型地域スポーツクラブの設立に協力していくということになりました。また、7月23日の評議委員会、7月28日のスポーツ推進員の協議会にて、総合型地域スポーツクラブについての協力を確認することといたしました。  2つ目としまして、総合型地域スポーツクラブ設立についての提言を9月議会に提出することとなりました。そのために8月末の全協に提案いたします。  また、もう1つの課題であります心身きらり条例制定についての意見交換をいたしました。ほかの自治体の条例を調査し、理念条例より一歩踏み込んだ具体的な内容を盛り込むとなると、職員との打ち合わせが必要になるということを確認し、次回までに提言書の案と心身きらり条例(案)をつくってくることになりました。  8月3日、第5回勉強会をいたしました。委員の中から、評議委員会での総合型地域スポーツクラブに対する対応を確認いたしました。そして、総合型地域スポーツクラブ設立の提言書を検討いたしました。また、心身きらり条例のたたき台についても検討いたしました。また、この心身きらり条例は子どもに関する内容を入れるために、2つのチームに分かれて作業することとなりました。  8月20日の第6回勉強会は、1.総合型地域スポーツクラブ設立について提言をまとめる。2.心身きらり条例の内容については、ほんとうに条例化することにどれだけの意味があるのか、町民の思いとどうすり合わせていくのかを改めて意見交換いたしました。3番目として、小・中学校の統合についてです。8月末に教育委員会に意見交換したい旨の交渉をいたしましたが、町長部局で方針が出ていない中、話はできないと断られました。常任委員会では学校の複合利用をしている三鷹市などの先進地に視察に行こうという方向性で一致いたしました。  それでは、先ほどから調査研究してまいりました総合型地域スポーツクラブ設立に関する提言書を読み上げさせていただきます。         総合型地域スポーツクラブ設立に関する提言書 背景  高齢社会に入ったと言われる今、単に寿命を延ばすだけではなく、生活の質を伴っ た健康寿命を延ばすことが重要になり、町民の関心も高まっている。二宮町において も、さらに高齢化が進展するに伴って、介護認定率が高くなることも予想されており、 町民の生活の質を高めていくためにも、また医療費介護費の増加抑制のためにも、 健康寿命を延ばさなければならない。  一方、平成21年の厚生労働省研究班の調べによると、高校生の4割が生活習慣病 予備軍であり、幼児期からの生活習慣が与える影響は大きく、テレビの視聴時間が長 くなるほど、血圧や血糖値の数値が悪く、朝食を抜く児童は内蔵肥満になりやすい。  また、平成25年度に実施された新体力テストの結果によると、町内の小・中学生 の体力は全国ワーストレベルの学年があるなど、健康寿命を延ばすことは子どもたち にとっても喫緊の課題である。  すべての世代健康に生き生きと暮らすためには、生活習慣病の抑制と未病を避け ることが必須である。そのためには、運動、栄養摂取、休養といった身体的な健康を 維持する活動だけでなく、心の健康にも気を配ること、また地域や他世代とのかかわ りを保つことが重要とされている。町全体の運動、体力づくり、食を含めた生活の改 善には、子どものころから培われた運動習慣、そして世代を超えて知識・経験の伝達 と刺激を与え合うことと、その場づくりが必須である。  同様に、町は健康増進計画、食育推進計画の中で、生涯にわたる健康管理の実践、 運動の習慣化、心の健康づくりなどの取り組みをうたっている。本常任委員会では健 康寿命を延ばす方策を探る中で、運動、体力づくりと世代地域間のコミュニケーシ ョンを実現する施策として、文部科学省が推進している総合型地域スポーツクラブの 町への導入について調査研究をした。  総合型地域スポーツクラブとは、スポーツや文化的、及びメンタルヘルスケア等の 活動を、学校施設、または公共施設を拠点として行う。地域住民が入会金、年会費を 支払い、TOTO団体日本スポーツ振興事業の助成金をもとに運営する団体です。 調査研究  文部科学省は、平成12年9月にスポーツ振興基本計画を策定し、その中で生涯ス ポーツに関する政策目標として、以下の2つを掲げている。  1)生涯スポーツ社会の実現。  2)その目標として、成人の週1回以上のスポーツ実施率が、2人に1人になること を目指す。  そして、実現のための具体的な施策展開として、全国の各市区町村において、少な くとも1つは総合型地域スポーツクラブを育成することとしている。小学生について は、現在施行されている放課後子ども教室は、今年度から実施日を利用しやすく変更 されたことから、参加者が増えた。放課後、そのまま児童保護者も安心して楽しめ る場の必要が見てとれ、このように参加しやすい時間帯を見極めて総合型地域スポー ツクラブの活動を実施していけば、多くの参加者を見込むことができる。  同基本計画では、地域住民が主体的に運営する総合型地域スポーツクラブの育成が 生涯スポーツ社会を実現する上での最重要施策であるとしている。  予算についても、創設に当たり、スポーツ必須振興事業による助成金交付システム が確立している。  委員会では、実現化に向け、神奈川県担当部署に総合型地域スポーツクラブ設立に ついて説明を求め、また具体的な設立の流れや問題点などについては、寒川町担当部 署へ質疑、小田原市の事業者を視察して意見交換をした。その結果、総合型地域スポ ーツクラブの設立が二宮町でも有用であり、可能であると判断した。  結論  町での総合型地域スポーツクラブ設立によって、世代を超えて運動習慣を定着する ことを通して、健康寿命の延伸、町民の生活の質を高めるという観点から、次の提言 に至った。  提言  1.町は事務局設置場所の確保と県への申請を行い、総合型地域スポーツクラブの   設立を支援すること。  2.町は設立後もクラブ運営を継続的に支援すること。  以上、総合型地域スポーツクラブについては、この提言書をもって報告にかえさせていただきます。 36 ◯議長【添田孝司君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 37 ◯議長【添田孝司君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり)
    38 ◯議長【添田孝司君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 39 ◯議長【添田孝司君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第4 議案第52号         議案第53号         議案第54号         議案第55号         議案第56号 平成26年度決算の認定について 40 ◯議長【添田孝司君】 日程第4「平成26年度決算の認定について」町長提出議案第52号、第53号、第54号、第55号、第56号を一括議題といたします。 41 ◯議長【添田孝司君】 職員をして朗読させます。 42 ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 43 ◯議長【添田孝司君】 委員長の報告を求めます。 44 ◯議長【添田孝司君】 根岸議員。        〔1番・決算審査特別委員長(根岸ゆき子君)登壇〕 45 ◯1番・決算審査特別委員長【根岸ゆき子君】 平成26年度決算審査特別委員会の委員長報告を申し上げます。  平成26年度決算審査特別委員会定例会第11日目の9月14日に付託を受けました。町長提出議案第52号「平成26年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認定について」、町長提出議案第53号「平成26年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、町長提出議案第54号「平成26年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、町長提出議案第55号「平成26年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、町長提出議案第56号「平成26年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を、平成27年9月17日、18日、24日、25日の4日間にわたり、第一委員会室において、町長、副町長、教育長、部長、課長、以下担当職員の出席を求め、慎重審議いたしました。  特別委員会では、決算書、監査委員の意見書、説明資料をもとに、平成26年度歳入歳出決算の執行実績及び適否を審査するため、活発なる質疑応答を行い、採決の結果、町長提出議案第52号、第53号、第54号、第55号については賛成多数、第56号については全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定し、次の審査意見を提出するものであります。              平成26年度決算審査意見 1.町民サービス向上及び業務効率化のため、町役場のICT化を推進されたい。 2.頻回重複受診や小児医療費助成の拡充に伴う安易な受診を抑制し、持続可能な公  的医療制度となるよう町民への啓発を図られたい。 3.自主防災のマニュアル化と防災情報のビジュアル化を推進し、町全体での情報共  有と平準化を図られたい。 4.ガラスのうさぎ像平和と友情のつどいに関し、二宮町民の平和への思いを町内外   の人に広くアピールする取り組みを展開されたい。 5.図書館運営について、開館日数の増を含め、町民需用に沿った改善を行い、来館  者数の増加を図られたい。 6.老朽化など、課題のある町立百合が丘保育園は移転等を検討されたい。 7.オリーブ栽培計画の継続とさらなる発展を図られたい。  以上が、決算審査特別委員会の審査意見のまとめでございますが、このほかにも、委員会の審査では多数の要望・提案・意見が出されておりますので、執行者の皆様におかれましては、それらの内容を十分に検討、調査研究され、前向きに実施の方向で努力していただくようお願い申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 46 ◯議長【添田孝司君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 47 ◯議長【添田孝司君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 48 ◯議長【添田孝司君】 渡辺議員。 49 ◯9番【渡辺訓任君】 私は日本共産党議員としまして、委員長報告に反対、町長提出議案第52号から第55号には反対、第56号には賛成の立場から討論をいたします。  町長提出議案第52号「平成26年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認定について」は反対です。救急自動車の購入、公共下水道工事の進捗、街路灯のLED化による整備など、暮らしの安心に関する点で前進をいたしました。  また、ごみ処理広域化の推進で、平成28年からの可燃ごみ処理へのめども立ち、剪定枝資源化施設建設も進むなど、生活インフラについても前進を見ました。  住宅リフォーム制度はよく活用されており、利用者、地域の業者ともに満足度が高く、地域経済の活性化に一定の貢献があったと思います。高齢者医療ではインフルエンザ、肺炎球菌ワクチン接種とともに、予想を超える高い接種率になり、補正予算を組むことになったことは特筆すべきと考えます。  さらに、子ども・子育てでは相談体制や一時預かり事業なども進んだと認識しています。審議の中では、低所得世帯に対しての就学援助が高い割合に達していることも明らかにされましたが、準要支援児童に対しては、町独自の支援を行っている点も大きな点であります。  本決算年度では介護・福祉を含め、すべての分野で人材育成が急務であることがますます明らかになるも、なかなか進まないことも明らかになりました。すべての分野で人が仕組みを、町を、人を支えています。人づくりを抜きにしては将来の展望は開けません。人材確保・育成のための抜本的な施策が早急に必要と思われます。  また、さまざまな計画策定に関して、どの課でもコンサルタントへの委託がなされています。政策も細分化・高度化する中では、コンサルタントへの委託は一定必要なのかもしれませんが、委託費用は小さな額ではありません。委託については、さらに慎重な計画と運用が求められると考えます。  一方、小児医療費助成の中学校までの拡充については、本年度、実施の準備までは完了したものの、実施は平成27年度に延期されました。国民健康保険税につきましては、国保会計への実質繰り入れはゼロで、近隣と比較しても、国保税は高いままとなってしまいました。図書館司書削減にあらわれたように、総合的な文化活動の位置づけが低くとどまっています。生活道路の改修については非常に立ち遅れたものになっており、町民全体に満足度の低いところになっていると思います。  さらに、マイナンバー制度については、国の施策とはいえ、町条例の制定を待たずにシステム改修を進めた点については問題を感じます。アベノミクスの恩恵が行き渡らない中、消費税増税、年金の減額など、町民の生活は大変になっています。町は生活者目線で国の施策から町民の生活を守るという立場を貫くべきという立場から、本会計の決算については反対をいたします。  第53号「平成26年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」です。加入者の負担感が非常に重いままであり、近隣市町村との保険税の差もおおよそ変わりませんでした。軽減・減免世帯が多い状況はその一端を示していると考えます。法定外繰入で国保税の引き下げが必要であったと思います。実質単年度収支は黒字で、昨年の赤字からは大きく改善されております。決算認定には反対いたしますが、引き続きさまざまな原資から国保税の引き下げを求めてまいります。あわせて特定健診、健康指導をはじめとした健康寿命延伸の取り組みを続けていただきたく要望します。  第54号「平成26年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」です。後期高齢者を殊更区分するほか、負担においても上限は設けつつも、1割から3割の自己負担を求めています。もともとお年寄りいじめというべき制度で、制度自体に反対ですが、現役世代からの支援金で財源の4割を賄うということもあり、各健康保険組合の経営にも悪い影響を与えることも問題であります。よって、これには反対をいたします。  第55号「平成26年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」です。介護保険事業につきましては、ますます重要性を増しております。予防事業、特に一次予防事業について力を入れてきたことに関しましては評価をいたします。平成27年に移行する際、介護保険料は近隣市町村よりも低く抑えられましたが、26年度は独自の改善がありませんでした。一般的には一般会計からの繰り入れはできないとされていますが、厚生労働省はこれはできることを認めておりまして、当該年度において、介護保険についても負担感が重い中、保険料軽減について町独自の施策がなかったことから反対をいたします。  第56号「平成26年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」です。審議の中で、事業の進捗状況について確認をいたしました。広域の酒匂川流域下水道維持管理負担金、上下水道料金の一括納付負担金についてはチェックを厳しく、町内使用者の負担を軽減していただくよう訴え、これについては賛成をいたします。  以上をもって討論を終わります。 50 ◯議長【添田孝司君】 二宮議員。 51 ◯4番【二宮節子君】 私は町長提出議案第52号「平成26年度二宮町一般会計歳入歳出決算」、並びに議案第53号「二宮町国民健康保険特別会計」、議案第54号「二宮町後期高齢者医療特別会計」、議案第55号「二宮町介護保険特別会計」、議案第56号「二宮町下水道事業特別会計」の4特別会計歳入歳出決算を認定することに賛成の立場で討論を行います。  まず、一般会計の歳入については、予算現額79億4,705万6,000円に対し、決算額は78億8,644万6,000円で、前年に比べて4.2%、3億4,442万4,000円の減となりました。分担金及び負担金や寄付金という流動的な増も含まれますが、収納率は99.2%で、自主財源である町税が給与所得の減少などにより税収が減収している中、目標値を上回る収納率となっている点は、税を収める公平性の精神を歳入確保に危機感を持って取り組んだ結果であると思います。  次に、歳出です。予算現額79億4,705万6,000円に対して、決算額76億1,702万1,000円で、4.2%減の執行率にせざるを得なかった財政運営は大変苦慮されたことと思います。平成26年度は第5次二宮町総合計画の前期3年間の2年目ですが、消滅可能性都市・二宮を払拭するべく、子育て施策においては、一時預かりの本格実施やファミリーサポートセンター事業の充実、児童相談事業の強化、また妊婦健康診査への助成拡大など、子育て世代が魅力を感じ、定住人口を確保したいとの積極度を感じました。  高齢者肺炎球菌ワクチン、1人3,000円の助成においては、子育て世代と高齢化の町の未来の二極化が見え、今後も高齢者へのサポートを強く望みます。  環境と風景が息づくまちづくりは、4年間に及ぶ公園事業の最終年度分の整備により、ラディアン花の丘公園が完成いたしました。子どもたちに豊かな自然に恵まれた公園として喜ばれています。多額の事業でしたが、二宮町の新しい名所であると考えます。  環境面では、1市2町のごみ広域化への取り組みであった剪定枝資源化施設が、二宮町ウッドチップセンターとして、平成27年10月1日より稼動いたします。広域化でごみ循環型を取り組み、運営はDBO方式など、初めての試みが次なる広域化事業の推進につながることを願うものです。  交通環境と防災対策向上について、デマンドタクシー「にのタク」の運行については、高齢者の大切な移動手段ですので、さらなる全町の調査を推進してほしいと思います。駅前広場内の歩道については、舗装の打ちかえや横断防止柵の設置により、利用者の安全と利便性向上で評価いたします。  また、防災対策として、災害対応特殊緊急自動車の導入、及び消防救急無線広域化は近年の自然災害の大きさから必要であったと思います。明るく、安全・安心なまちづくりの街路灯LED化は消費電力が少なく明るいので、歩いている人が少ない町の防犯化は評価できるものであり、今後も防犯灯のLED化に期待をしております。  次に、戦略的行政運営です。財政確保の推進ですが、コンビニ収納により、納税者の利便性向上が図られていると思います。  以上のとおり、一般会計につきましては、限られた財源の中にあって、各施策振興のために、真摯に取り組まれたことがうかがえる内容であると言えます。  二宮町国民健康保険特別会計は、医療費の分析や予防対策効果検証を行うとともに、重複受診・頻回受診の解決のために、訪問指導に努めてください。  二宮町後期高齢者医療特別会計は、被保険者のさらなる増加も見込まれるため、健康診査の実施やジェネリックの周知をし、医療費抑制対策をしてください。  二宮町介護保険特別会計は、高齢者がいつまでも元気であるように、にぎわい塾、脳いきいき講座やころばん塾を引き続き実施し、認知症予防の新規事業や介護予防ボランティアの育成をしてください。  二宮町下水道事業特別会計は、山西汚水幹線整備により、一層の接続及び普及啓発に努めてください。  以上、平成26年度二宮町一般会計歳入歳出決算、並びに4特別会計歳入歳出決算につきましては、認定すべきものとして賛成討論といたします。 52 ◯議長【添田孝司君】 小笠原議員。 53 ◯11番【小笠原陶子君】 私は町長提出議案第52号「二宮町一般会計歳入歳出決算の認定について」、議案第53号、第54号、第55号、第56号の各特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。  平成26年度の予算は、坂本前町長が2期8年の最後にまとめ上げた予算でした。オール二宮でまちづくりなどというキャッチフレーズを掲げて実施されたものでございます。11月の選挙で村田町長にかわりましたけれども、大きな変更はなく推移いたしました。  歳入についてですが、町税は25年度に比べ、0.5%、1,988万8,000円の減収となりました。納税義務者及び給与所得の減少によるということです。人口も減り、町税も減る中、我が町の予算をどのように効率よく運用すべきかが、ますます問われております。  さて、歳出です。第5次総合計画の初年度として、総合計画に掲げられた生活の質の向上と定住人口の確保、子育て・子育ち支援と教育環境の充実に力を注ぎ、百合が丘保育園だけで行われていた一時預かりを栄通り子育てサロンでも実施されました。26年度は2カ所、合わせて340件、1,423時間の利用が図られました。また、24年から実施のファミリーサポートセンター事業では、会員管理システムを導入し、活動件数が延べ1,423件の利用があり、保護者の通院、就労、リフレッシュに寄与することができました。今後はより短時間で、クィックに預けられる仕組みづくりを、シルバーパワーとともに構築していきたいと考えております。  また、子どもたちの遊び場を併設いたしました風致公園の整備事業は、平成23年度から4カ年の継続事業の最終年度として、ふわふわドームや複合遊具を子育て支援アンケートの要望を取り入れ設置されました。4月16日の開園からは、親子、ファミリーでにぎわっています。当町だけでなく、近隣自治体からも訪れております。ラディアンの施設とともに、愛され続けますよう、維持管理に努めていただきたいと思います。  また、二宮小学校の大規模改修が9,920万円でようやく実施されました。水はけの悪かった運動場も雨の翌日、使用できるように改善されました。大変狭い校庭です。少しでも使いやすくなりますよう、引き続き改善策を講じてください。  この他、教育委員会の事業では、二宮中学校の屋上の防水工事も実施されました。教育総務課の事業では特色ある学校教育プラン推進事業英語教育推進事業が実施され、平成26年に卒業した中学生は、英検3級以上の取得率が40.9%となり、国の掲げる目標の50%に近づくことができました。  環境と風景が息づくまちづくりでは、ごみ処理広域化の当町役割分担である(仮称)剪定枝資源化施設の整備工事が行われました。古沢町長は平成14年に1市2町の広域化を突然離脱し、坂本町長になってからは、職員一丸となって広域化復帰のため、平塚市、大磯町と協議を重ねた日々があっての今日です。二宮町も広域化の一員として、ようやく役割を果たせる日がやってまいりました。25年度から27年度までの3カ年事業で行われ、26年度決算では8,814万8,804円かけて、既存建屋の改修やチップの貯留ヤードや計量機ピットの設置なども行われました。  昨日、念願のウッドチップセンター竣工式が青空のもとで盛大に開催されました。近隣に迷惑にならないよう、密閉性の高い建物にしてあります。そのため、逆に働く方の粉じん対策が心配です。防じんマスクを必ず着用し、健康管理を十分実施されるようお願いいたします。  福祉事業における福祉施策を計画的に実施するため、各種計画の策定及び改定がなされました。健康増進・食育推進計画、障がい者福祉計画・高齢者保健福祉事業計画及び第6期介護保険事業計画、子ども・子育て支援事業計画の4本です。これらの策定はコンサルタントに委託されました。今回の決算審査の中で、なるべくコンサル費用を抑えて、職員の力で作成すべきとの意見もありました。住民参加で作成されましたが、今後の福祉政策に十分これらの計画が反映されますよう、よろしくお願いいたします。  次に、交通環境と防災対策の向上です。コミュニティバスやデマンドタクシー事業の見直しを行いましたが、そもそもデマンドタクシーを乗合で運行させることが難しい中で、赤字幅をどう押さえるのかについては、もっともっと利用者と町との議論が必要です。  防災については、地域防災マニュアルの整備を急ぐように要望がありました。街路照明灯LED化事業については、明るく、安全・安心で環境にやさしいまちづくりの一部が整いました。この工事で電気代が工事前は約74万8,000円だったのが、約19万6,000円となり、約55万円の削減となったとの報告がありました。  戦略的行政運営です。コンビニ収納が開始され、高齢化の二宮町で、住まいの近くのコンビニで税金を支払うことができるようになりました。有効な事業と評価いたします。  今回の決算特別委員会では、町が取得しているが、利用目的が決まっていない東大果樹園跡地や国立小児病院跡地などの維持管理費の問題、公共施設設置に当たり、借地がありますが、その借地料が妥当かなどの意見も出て、土地絡みの案件は簡単に解決できない問題でありますが、機を見て敏な対応が望まれます。二宮町の各施設の老朽化対策はこの10年余り、二宮町の大きな課題になっておりますが、すべて28年度の公共施設配置計画に沿って整備していくの一点張りでした。  現在、総務部公共施設課で作成中のこの計画への期待は大きく、限られた財源の中でどのような計画ができ上がるのか、不安と期待があります。いずれにしろ、町民理解がなければ進みません。協働のまちづくりをさらに、さらに進めていただくことが重要です。  以上、一般会計の賛成討論とさせていただきます。  次に、第53号「国民健康保険特別会計」です。病気にかかる前に、まずは予防、そのための特定健診事業があり、26年度は34.8%の受診率でした。受診率を上げるために、受診できる期間の延長を求めます。二宮町は7月から10月までが受診期間です。ちなみに平塚市は1年中受診できます。近年、夏が異常に暑く、高温注意報が連日発令される中では、とても7月、8月は出かけられません。ぜひとも受診期間の延長の検討を希望いたします。国保会計については、問題なく運用されたと判断し、賛成といたします。  次に、第54号「後期高齢者医療」です。後期高齢者が増えている中、国保からこの会計に移る方が増えています。滞納繰越分は162万1,830円、時効完成が98万3,040円でした。年金が下っている方は支払いが厳しく、9回で払う分を12回に分けたりして対応しているとの説明がありました。持続可能な制度にするために、引き続き窓口では知恵を絞って運用していただきたいとお願いいたします。  次に、第55号「介護保険特別会計」です。26年度は介護予防事業に認知症予防講座で認知症サポーターを養成し、地域で町民一丸となって助け合いの仕組みをつくるための事業が行われ、今後の地域包括ケアシステムにつながる動きをつくることができました。しかし、26年度の介護保険の事業運営の中では、今年の2月25日の全協で報告がありましたけれども、介護保険料にかかる還付事務の遅延という問題が発覚いたしました。その原因は還付事務担当の職員が処理を先延ばしにしており、未処理件数が膨らみ、事務処理状況を上司が把握していないということが原因です。  25年度の保険料の過誤納分と26年度の保険料の過誤納分を合わせて262件、254万9,840円の遅延が発覚いたしました。このことが起きて、町といたしましては再発防止策について、管理表やチェックリストなどの見直しが行われました。もちろん十分その後の動きはしっかりやっていただいているものと思いますけれども、今後、このようなことのないように事務を進めていただきますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。  最後に、第56号「下水道事業特別会計」です。26年の下水道工事を実施して、接続できた件数は108件でした。国からの補助金が少なくなりまして、なかなか山西、釜野の方面から百合が丘一丁目までの未接続地域の解消がなされません。引き続き効率的な計画をつくってください。また、既に接続できるエリアでも、未接続家庭への働きかけも鋭意進めていただきますようお願いいたします。  以上、一般会計と4特別会計に対しまして、賛成の討論とさせていただきます。 54 ◯議長【添田孝司君】 これをもって討論を終結いたします。  これより「平成26年度二宮町一般会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第52号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 55 ◯議長【添田孝司君】 起立多数であります。よって、議案第52号は原案のとおり認定されました。  これより「平成26年度二宮町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 56 ◯議長【添田孝司君】 起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり認定されました。  これより「平成26年度二宮町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第54号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立)
    57 ◯議長【添田孝司君】 起立多数であります。よって、議案第54号は原案のとおり認定されました。  これより「平成26年度二宮町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第55号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 58 ◯議長【添田孝司君】 起立多数であります。よって、議案第55号は原案のとおり認定されました。  これより「平成26年度二宮町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」町長提出議案第56号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 59 ◯議長【添田孝司君】 起立全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり認定されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時30分から始めます。                           午後2時25分 休憩    ────────────────────────────────                           午後2時30分 再開 60 ◯議長【添田孝司君】 休憩前に引き続き会議を始めます。  日程第2と日程第3について、議決内容について確認いたします。  閉会中の継続調査について、議決の内容ですが、まず日程第2「総務建設経済常任委員会」の意見書のこの内容で執行者側に提出しますという、そのことに対する議決とすることに対してご同意いただけますでしょうか。             (「異議なし」との声あり) 61 ◯議長【添田孝司君】 では、日程第2については、そのようにいたします。  日程第3「教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題としますですが、この継続調査についても、委員長が報告した提言書の内容で執行者側に提出するということに同意していただけますかということと、もう1つ、実は日程第3には今後の閉会中の継続調査について提案があるべきものであって、それを明確に答えていなかったので、1つ言います。調査事件として、(仮称)子どもも大人も輝く里づくり、心身きらり条例について、学校施設の統合について、理由、本件を本会議後も継続して調査を要するためということで、この継続調査についても同意願えますでしょうか。この2点について同意願えますでしょうか。             (「異議なし」との声あり) 62 ◯議長【添田孝司君】 では、このようにいたします。    ────────────────────────────────    日程第5 議会運営委員会の閉会中の継続審査について 63 ◯議長【添田孝司君】 日程第5「議会運営委員会の閉会中の継続審査について」を議題といたします。  議会運営委員長より次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項審査のため、議会運営委員会を継続審査としたい旨の申し出がありました。  賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 64 ◯議長【添田孝司君】 起立全員であります。よって、本件は可決されました。    ──────────────────────────────── 65 ◯議長【添田孝司君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。  平成27年第3回二宮町議会定例会を閉会するに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  本定例会決算の認定のために、決算審査特別委員会を含め、26日間の議会でありました。審査及び討議が十分尽くされたものと思います。議会は10月に議会報告会を予定しております。ここで審議、または討議されたことをわかりやすく町民の皆様にご説明申し上げて、議論をしていただきたいと思います。また、決算の認定も終わりましたので、今後は次年度への予算編成がそろそろ始まる時期でもありますので、12月議会に向け、できるだけ多くの町民の皆様の意見をちょうだいして、12月の議会に向けて頑張っていただきたいと思います。  これをもちまして平成27年第3回二宮町議会定例会を閉会いたします。                           午後2時35分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       二宮町議会  議  長  添 田 孝 司              署名議員  杉 崎 俊 雄              署名議員  渡 辺 訓 任 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...