二宮町議会 > 2010-03-26 >
平成22年第1回(3月)定例会(第26日目) 本文
平成22年第1回(3月)定例会(第26日目) 名簿

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  1. 二宮町議会 2010-03-26
    平成22年第1回(3月)定例会(第26日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 会議の状況                     午後1時00分 開議 ◯議長【西山幹男君】 皆さん、こんにちは。  ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ────────────────────────────────    日程第1 議案第29号 平成21年度学校デジタルテレビ学習備品購                入物品供給契約について 2 ◯議長【西山幹男君】 日程第1「平成21年度学校デジタルテレビ学習備品購入物品供給契約について」町長提出議案第29号を議題といたします。 3 ◯議長【西山幹男君】 職員をして朗読させます。 4 ◯職員【鐘ケ江学君】 (朗  読) 5 ◯議長【西山幹男君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 6 ◯議長【西山幹男君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 7 ◯町長【坂本孝也君】 こんにちは。議案第29号の提案理由を説明いたします。  「平成21年度学校デジタルテレビ学習備品購入物品供給契約について」、平成22年3月12日に入札いたしましたところ、予定価格が700万円を超えましたので、議会議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の既定に基づき提案するものです。  内容につきましては教育次長より説明いたしますので、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 8 ◯議長【西山幹男君】 教育次長。 9 ◯教育次長【落合厚志君】 それでは、ただいま町長よりご提案申し上げました「平成21年度学校デジタルテレビ学習備品購入物品供給契約について」、概要の説明を申し上げます。  今回の学校テレビ学習備品の購入につきましては、2011年7月の地上デジタル放送開始に備え、デジタルテレビ放送に対応したテレビ等の購入をお願いするものです。購入に伴い3月12日に指名競争入札を実施いたしまして、その結果、契約締結についてご提案するものでございます。  指名業者は6社でしたが、2社が辞退し4社で入札が行われました。その結果、有限会社井上電器商会が3,294万円で落札し、消費税込みの3,458万7,000円で購入契約締結するものでございます。
     詳細につきましては教育総務課長より説明させていただきますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 10 ◯議長【西山幹男君】 教育総務課長。 11 ◯教育総務課長【大野勝人君】 それでは、詳細につきましてご説明させていただきます。  学校デジタルテレビ学習備品の購入につきましては、2011年7月の地上デジタル放送開始に備えまして、デジタル放送に対応したテレビとともに、自主放送設備デジタル化機器、あるいはブルーレイレコーダー等の学習備品の購入をお願いするものでございます。  まず、物品供給契約書の案ですが、学校デジタル学習備品一式としまして、消費税を含めまして総額で3,458万7,000円となります。平成22年8月31日を納入期限としまして、二宮町一色1311-10、有限会社井上電器商会取締役井上義秋と契約締結するものでございます。  この事業につきましては、学校ICT環境整備事業補助金、及び地域活性化経済危機対策臨時交付金という2つの補助金交付金で全事業に対応したものでございます。  まず、学校デジタルテレビの導入に当たりましては、各学校の現在のテレビの配置及び使用状況と今後のデジタルテレビを必要とする教室数等につきまして調査を実施しました。その結果、小学校低学年では総合の時間、あるいは道徳の時間等を中心に、また、中・高学年及び中学校では、各教科授業の中でもVTRやDVD等の使用という形でテレビが活用されており、最近では、防災対策の面での活用も多くなっているという状況でした。さらに、特別支援学級では、児童・生徒に興味を持たせながら授業を行うにはテレビの活用が重要な意義があるということでした。そこで、小学校では、すべての普通教室及び特別支援学級並びに一部の特別教室に配置。また、中学校ではVTRやDVDの使用がほとんどであることから、視聴覚室や理科室等の特別教室を中心に配置することを基本として計画を進めました。  それでは、今回、入札を実施するに当たりまして、機器等の使用についてあらかじめ設定をさせていただいた内容につきましてご説明をさせていただきます。  5枚目にあります機器等仕様のページをごらんください。まず、デジタルテレビにつきましては、画面が50インチ以上でハイビジョン対応とし、パネルは教室内のどの方向からも美しい画質で見ることのできるプラズマパネルとしました。また、受信放送としては、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、地上アナログ放送、さらにはケーブルテレビ等にも対応するチューナーが内蔵されているものといたしました。さらに、省エネルギー対策としまして、省エネ法に認められた基準を用いた多段階評価の省エネ制度が5段階のうちの4つ星相当の基準を満たすものであることを条件といたしました。その他、学校に設置するということで、テレビ画面が強化ガラス程度の強靱なパネルであることも仕様の中に追加しております。続いてテレビ台ですが、教室間の移動ができるようにキャスターつきとし、耐震性を考慮した仕様としました。  なお、今回、デジタルテレビに変更ができなかった既存のテレビにつきましては地上デジタルチューナーで対応することになりますが、このデジタルチューナーにつきましても、地上デジタル放送、あるいはケーブルテレビ等に対応したものとなっております。  次に、テレビを利用した授業の中で録画映像の活用が年々増加しているため、これに対応するために必要なブルーレイレコーダーは、地上デジタル放送、あるいはBSデジタル放送、CSデジタル放送に対応するチューナーが内蔵されているものといたしました。  次は、テレビを活用した朝会、始業式や終業式の実施、あるいは学校行事等の記録VTRや、防災対策のDVDなどを各教室に一斉に放映するための自主放送設備デジタル化機器ですが、これは受注生産の形になる特殊な機器になりますが、デジタルテレビとアナログテレビの両方が混在する学校環境の中で、どちらのテレビでも自主放送の視聴可能な機器ということで導入をすることとしました。  次に、契約書案の次のページに、これらの基本的な仕様に基づきました購入予定の備品名、単価、学校ごとの納入数量等の内訳の資料がございますので、ごらんいただきたいと思います。  デジタル放送対応テレビですけれども、パナソニックのTH-P50G1EH型を、5校合わせまして84台設置し、これに関連しまして、専用テレビ台、オーロラFT-1000型を83台、1台はもともとある専用台を使うということです。このほか、天吊金具、テレビ台の撤去・処分が53台、既設のアナログテレビ撤去・処分が77台となっております。既存のテレビにつきましては、古いものでは1991年製、新しいものでは2002年製ということで、ほとんどが10年から20年近く経過しております。  続いて、自主放送設備デジタル化機器としまして、ミハル多重機能内蔵OFDM変調器、同じくミハルデュアルSDエンコーダ、これらを各学校にそれぞれ設置いたします。これによりまして、各教室にはテレビ以外の専用端末等はすべて不用となるほか、従来の2倍程度の容量の信号が送付可能となります。また、ハイビジョン映像や、いつでも必要なときに情報が引き出せるデータ放送にも対応しております。  それから、地上デジタルチューナーにつきましては、バッファローのDTV-H300型で対応することとし、78台、取りつけることになります。  続きまして、ブルーレイレコーダーについてはパナソニックのDMR-BR850K型を各校2台ずつ、計10台設置いたします。  最後に、次のページの仕様書の関係になりますけれども、アンテナ工事を待たずに先にテレビを購入した市町では、テレビ納入後にアンテナ工事が終わるまで接続ができないために、しばらくの間、テレビが使えない状況が続いた。あるいは、アンテナ工事終了後に既に納品されているテレビのチャンネル設定、あるいは、デジタル画像の調整をどのように実施したらいいのか、そういった問題が出ていましたので、今回、アンテナ工事終了後に納品することといたしました。ただ、アンテナ調査の結果、学校の現在のテレビ配線が劣化しておりましてほとんどが使えないということですので、当初の予定と異なりまして配線工事には、土日のみを利用した場合には5カ月程度、夏休みにずれ込むことになりますので、それなら初めから夏休み期間に実施したほうがよいのではないかということで、テレビ等の納入期限も8月31日といたしました。これに伴いましてデジタルテレビの各種調整からデジタルチューナーの取りつけによる調整までを仕様書の内容とするとともに、夏休み期間中に導入が完了するため、各学校での使用方法説明会等の実施も予定することができております。  以上で説明を終わらせていただきます。 12 ◯議長【西山幹男君】 これより質疑に入ります。 13 ◯議長【西山幹男君】 原冨士徳議員。 14 ◯12番【原冨士徳君】 ちょっとお伺いしたいのですけれども、この入札調書を認めますと、予定金額より大分低く落札されております。それは、町役場で要求する性能のもので工事が完了できるかどうかというのが大変重要なことだと思いますが、その予定金額より大分落札してしまって、それをどのように担保するのかお伺いしたいというのが1点。  今の説明資料の中ですが、今回の場合、特定機材、メーカー名を指定して、これを入れなさいということになっております。普通だと、「その製品と同等性能を有するもの」と1カ条あるのですが、この場合にはもうメーカーそのものを指定しております。そのメーカー以外のものは一切認めないということなのでしょうか。 15 ◯議長【西山幹男君】 教育次長。 16 ◯教育次長【落合厚志君】 まず、メーカー指定の関係ですけれども、特にメーカー等は指定しておりません。  それから、もう1つ、落札価格よりかなり低くなっているという状況ですけれども、こちらにつきましては、やはりテレビの価格が大分低くなっているという状況がございます。実際、こちらの計画につきましては、昨年9月に補正をいただいて計画をしていたわけですけれども、先ほどの説明にありましたように、テレビと配線との設置の状況がうまくいかないという状況もあるということを聞いた中、そういうこともあって遅くなってしまったということもありますが、そういう中で、テレビの価格もかなり下がってきたという状況でございます。  以上でございます。 17 ◯議長【西山幹男君】 原議員。 18 ◯12番【原冨士徳君】 今の次長の説明の中で、特にメーカーは指定していないとおっしゃいましたが、私たちがいただいた資料とか、今の課長の説明の中では、もう明確にメーカー名を言っているわけです。普通だと、「そのような製品と同等の性能を有するもの」というただし書きがあるのですが、今の説明、また資料を見ると、この製品でなければだめですよというふうに聞こえるのですけれども、それはないわけですか。 19 ◯議長【西山幹男君】 教育次長。 20 ◯教育次長【落合厚志君】 テレビ等につきまして、例えば、国産品であるとか、画面の大きさとか、そういうもの等は指定しておりますけれども、特にメーカー等は指定しておりません。 21 ◯議長【西山幹男君】 教育総務課長。 22 ◯教育総務課長【大野勝人君】 今のメーカー等の指定の関係ですけれども、契約書案の中では、もう入札執行後でありますので、一応、メーカー名は入っておりますけれども、入札前の段階では、テレビにつきましても「50インチプラズマパネル」と、そこまでの内容でございました。プラズマパネルにつきましても、日立あるいはパナソニック、そういった業者名がありますので、1社に限られたものではございません。ですから、特にメーカー指定というのはしていないと思います。 23 ◯議長【西山幹男君】 次、城所 努議員。 24 ◯9番【城所 努君】 この事業は9月議会で補正されて、この3月の議会で繰越明許になった件です。9月のときの報告を見ると、50インチのテレビ小学校に42台、中学校に12台、デジタルチューナーが97台という説明だったのです。それが今回は、9月の説明のときの数字とかなり違っています。これはどういうことなのか。まず、そこのところをお聞かせいただきたい。  3月の補正のときに、アンテナ工事と一緒にしなければ効果がないという説明があって、これを8月中にこれをやると言いましたが、ついでですから、学校アンテナ工事というのは、もう、契約もするのでしょうが、どの程度になっているか、その2点についてお聞かせください。 25 ◯議長【西山幹男君】 教育総務課長。 26 ◯教育総務課長【大野勝人君】 まず、補正の段階ですけれども、補正の段階では、交付金等の関係で対象経費の範囲というのも、まだ未確定な部分がありまして、アンテナ工事がどうなのだとか、デジタルチューナーは認められるかとか、そういった範囲のところで、まだ未確定な部分が大分ありました。その当時の補助単価では、国のほうでは1台で25万円相当を積算資料とするということで、こちらのほうに通知が来ておりました。それに基づきまして、一応、業者見積もり等も取りまして、補正予算の9月の段階では、デジタルテレビ1台につきまして34万円から35万円程度の金額で見ておりました。それから、自主変調器ですけれども、この自主放送の変調器につきましても受注生産という形でしたので、540万円前後はかかるということで予算計上しております。  そういった中で、補正予算を過ぎまして、今度、11月、12月あたりになりますと、各近隣の市町村で入札等を実施しているところがございまして、そういった中で大分、金額的に安い金額で落札できたとか、あるいは、そういった情報がかなり入ってきまして、今回、一番最近の中でも、インターネット等で見てみましても、このデジタルテレビ50インチにつきましては、1台で購入した場合でも、最安値で行きますと、大体20万円弱で購入ができるような情報もあります。また、近隣の市ですけれども、購入の台数は市ですから大分多いですが、大型の量販店が落札をしまして、テレビ台込みで大体1台18万円前後で購入できたという情報も入ってきましたが、二宮町としましては、経済対策の関係もございますので、地域活性化という意味で、量販店もなかなか扱いにくい部分がありましたので、その辺も考慮して考えても、やはりまだかなり安く落札できる可能性がございましたので、当初予算の費用の中で台数等も増やして、この辺までは多分、購入できるだろうということで、学校の要望等も大分抑えておりましたので、それをまたさらに再調査しまして、可能な限り必要なものをそろえていこうということで台数等も増えております。  それから、アンテナ工事でございますけれども、補正予算の段階では2,257万5,000円ということで予算計上させていただきましたけれども、落札金額といたしましては1,911万円で落札しております。こちらにつきましては、秦野市の東名電気有限会社という業者と契約しております。  以上でございます。 27 ◯議長【西山幹男君】 城所議員。 28 ◯9番【城所 努君】 単価が安くなったというのはわかりますけれども、計画性のことを私は言っているのです。当初、42台で十分だという積算をしたと思うんです。ところが、単価が安くなったということで倍近い台数に増やすと。増やすこと自体は、安いから増やすというのはいいのですけれども、計画性の点からいって、たまたまこれは安かったからそうなったけれども、当時の考え方にすれば、42台で十分に間に合うのだということで予算計上したと思うんです。ところが、ふたをあけたら84台になっています。これを見ると、何を基準にして予算を組んでやるのかという、何というか、安いから多く入れる、高いから少なくなるということだと、教育上、必要なものをそろえていくという見地から見ると、単価が安かったから多くする、単価が高かったら少なくすると、計上の仕方が非常に安易に私は見えるのです。  本来、必要なものはきちっと必要で、何台必要なのだということを議会の中であなた方が説明しているわけです。この3月にも、私が、おかしいじゃないかと、9月に補正して繰越明許にするのは見通しの甘さがあったのではないかという質問をしたときに、そんなことは一言も答弁していないのです。そういう、何というのか、数が多く買えたからいいけれども、見通しの甘さというのか、ほんとうに必要なものが何台、必要なのか、根拠が全く、安かったからうんと入れるという安易な予算の計上の仕方ではないですか。 29 ◯議長【西山幹男君】 教育総務課長。 30 ◯教育総務課長【大野勝人君】 まず、当初の補正予算の段階で各学校に調査をいたしましたときには、やはり、各学校等の調査の数字で行きますと80台前後の要望がありましたけれども、予算的に上限がありますので、単価等も、その当時では36、7万円と見ておりましたので、それに合わせると59台ぐらいまでしか購入できないということで、当初の要望といたしましてはもう少しあったのですが、それは教育委員会内部のほうで調整をさせていただいて実施をいたしました。その結果、今度、補正が通った後のテレビの実勢価格というのが大分下がってきておりまして、それを見て、その辺の甘さというのもありますが、そこで金額的に下がってきましたので、もともと必要な部分は増やしていこうということでテレビ等の台数を増やしていったという経過でございます。 31 ◯議長【西山幹男君】 城所議員。 32 ◯9番【城所 努君】 増やしたことについて文句を言っているわけではなくて、見方というのか、予算の立て方というのか、例えば、9月の時点と今の時点と、それほど実勢価格というのは変わっていませんよ、それほど変わっていないと私は思うんです。それを、増加したのだからいいのだけれども、予算の計上の仕方としては、私はこういう予算の立て方はおかしいと思います。安いから多くなったとか、高かったらもっと台数が少なくなってしまうのかとか、教育委員会としての一貫性といいますか、ほんとうに教育のために何台必要なのか、そのためには、じゃあ、実勢価格をきちんと調べて、それで予算を立てようというのが本来の予算の立て方ではないですか。それを、9月のときには高かったとか、そんなに半年ばかりでそれほどは変わりません。そういう点で甘いのではないかと、今後、注意をしていただきたい。増えたからいいけれども、そういう、何というかの、本来、基本があると思うんです。本当に必要な台数、その必要な台数をやるには、実勢価格をきちんと調べてみようと、その上の補正予算を組む、それがほんとうの補正の立て方ではないですか。もし、お考えがあったら、もう一度お聞かせいただきたい。 33 ◯議長【西山幹男君】 教育次長。 34 ◯教育次長【落合厚志君】 先ほど課長のほうから説明させていただきましたように、学校のほうの要望を聞いた時点では80台前後の要望ということがあった状況でございますけれども、先ほどもこちらから説明させていただいておりますが、その財源といたしまして、経済対策交付金と学校ICTの補助金、これを半々ずつ使っております。ICTのほうはテレビ購入相当が出るのですが、経済対策のほうはやはり限られた部分がございます。そうした中で、補正予算をお願いした時点の見積額では、以前ご説明させていただいた台数を買う予算、それで基本的には町の費用を出さずに済むという形で考えておりました。そこが、価格が下がってきたという状況がございました。そのようなこともありまして今回、増加させていただいたという状況でございます。 35 ◯議長【西山幹男君】 城所議員。 36 ◯9番【城所 努君】 たまたま今回は安くて台数が増えたからいいけれども、本来の予算の立て方というのは、そういうものを含めてちゃんと実勢価格を調べて予算計上をしていくということを私はもっと教育委員会は努力すべきだと思います。今と9月時点での価格の差なんてそんなにないと思います。調査不足がこういう結果を招くと思うので、今後、気をつけていただきたい、これは要望しておきます。 37 ◯議長【西山幹男君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「省略」との声あり) 38 ◯議長【西山幹男君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第29号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 39 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第2 議案第23号         議案第24号         議案第25号         議案第26号         議案第27号         議案第28号 平成22年度予算審査について 40 ◯議長【西山幹男君】 日程第2「平成22年度予算審査について」町長提出議案第23号、第24号、第25号、第26号、第27号、第28号を一括議題といたします。 41 ◯議長【西山幹男君】 職員をして朗読させます。 42 ◯職員【鐘ケ江学君】 (朗  読) 43 ◯議長【西山幹男君】 委員長が欠席ですので、二宮町議会委員会条例第11条第1項の規定により、副委員長の報告を求めます。 44 ◯議長【西山幹男君】 二見泰弘議員。        〔2番・予算審査特別副委員長(二見泰弘君)登壇〕 45 ◯2番・予算審査特別副委員長【二見泰弘君】 平成22年度予算審査特別委員会の委員長報告を申し上げます。  平成22年度予算審査特別委員会は、本定例会第11日目の3月8日に付託を受けました「平成22年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第23号、「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第24号、「平成22年度二宮町老人保健医療特別会計予算」町長提出議案第25号、「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第26号、「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第27号、「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第28号を、平成22年3月11、15、16、17、18日の5日間にわたり第一委員会室において、町長、副町長、教育長、各部長以下担当職員の出席を求め、慎重審議いたしました。当委員会審査では、細部にわたる活発なる質疑応答を行うとともに、現地視察も行い、審査終了後、一括討論を行いました。  採決の結果、町長提出議案第23号、第24号、第25号、第28号は全会一致で、町長提出議案第26号、第27号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定し、次の審査意見を提出するものであります。 平成22年度予算審査意見 1.町有地の売却については積極的な対応を図られたい。 2.町税の長期滞納者をなくすため滞納審査会の設置を検討されたい。 3.小児医療費助成の対象年齢の引き上げを図られたい。 4.農業再生のため湘南ゴールドや落花生の普及に努力されたい。 5.緊急雇用対策ふるさと雇用再生交付金などを十分活用し、産業商業振興に役立てられたい。 6.二宮ブランドの商品を広く町民に周知するよう努力されたい。 7.婦人会等、各地区の諸団体の活動が活発になるように行政も努力されたい。  以上でございます。  よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 46 ◯議長【西山幹男君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。 47 ◯議長【西山幹男君】 小笠原陶子議員。 48 ◯4番【小笠原陶子君】 ただいまの委員長報告にありました審査意見についてです。7番目の「婦人会等、各地区の諸団体の活動が活発になるように行政も努力されたい」という項目が入っておりますけれども、「婦人会等」という特定の団体を取り上げて活動が活発になるようにということは、私はおかしいのではないかと思います。百合が丘では婦人会に参加している方は2名です。それぞれの団体がある中で、なぜ「婦人会等」と、これが入るのか、私は、税金の正しい使い方というところで非常に疑問を持ちます。それで、委員長に、この文言をあえて入れたことについて確認したいと思います。 49 ◯議長【西山幹男君】 二見副委員長。 50 ◯2番・予算審査特別副委員長【二見泰弘君】 「婦人会等」を特に入れましたのは、予算委員会の中で、今、小笠原議員がおっしゃいましたように、百合が丘地区は2名ということで、皆さんから驚きの発声がありました。そういうことで、二宮町内で婦人会が活発に活動している地域がほんとうに少ないと。そういうことで、特に予算委員会の中で話題になりました。そういうことで、まず、「婦人会等」と入れまして、あと、諸団体も活発になるようにということで、この中に文言として入れました。  以上です。 51 ◯議長【西山幹男君】 小笠原議員。 52 ◯4番【小笠原陶子君】 町から、各事業に対して任意団体に対して補助金が出ているのは承知しておりますけれども、特定の任意団体だけを優先順位を上げて実施するということですとか、あと、その地域での役割も、この小さい町ですけれども、いろいろな状況がある中で、婦人会の、例えば、百合が丘の場合は一定の役割はもう担ってきたし、それは、時代とともに推移して、婦人会ではない違う形での市民団体が頑張っていろいろなことをしているわけです。その特定の地域は特に人数が多くて頑張っていらっしゃるのも、それはその地域にとってはとてもありがたいことで、それは評価できることだとは思っておりますけれども、この町の議会全体の意見の中で、この「婦人会等」という文言を入れることは私は非常に抵抗があります。でも、私どもの代表で入っていた根岸委員のほうからも、それは抵抗があったようですが、多数決でこのように決まったことにやむを得ないとは思いますが、ここで、あえて、再度、委員長の考え方を確認したいと思いました。的確なお答えをいただいたというふうには思えませんけれども、みんなで決めたことということで、やむを得ないと判断いたします。 53 ◯議長【西山幹男君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括討論に入ります。 54 ◯議長【西山幹男君】 城所 努議員。             〔9番(城所 努君)登壇〕 55 ◯9番【城所 努君】 それでは討論を行います。私は、日本共産党二宮町議員団を代表して、議案第23号「平成22年度二宮町一般会計予算」、議案第24号「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計予算」、議案第25号「平成22年度二宮町老人保健医療特別会計予算」、議案第28号「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」については賛成をするものです。また、議案第26号「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第27号「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」には反対をするものであります。  昨年、長く続いた自民党政権から民主党政権への交代が起こり、地方自治にとってどのような影響、変化が起きるのか注目されました。このような状況の中で任期最終年度を迎える坂本町政は、萎縮することなく、不況こそ改善、発展のチャンスであり、物事を見直す絶好の機会ととらえ、二宮町の活性化のために将来を見据えた挑戦をしていくという観点から、新年度については大型の建設事業にも積極的に取り組んでいくとし、一般会計予算に96億1,000万円という、二宮町史上最大規模の予算編成を行いました。こうした中で、個人町民税は19億3,475万円で、前年度より約7,730万円の減収で、町民の暮らしの厳しさがここにあらわれています。したがって、地方自治の本旨である住民の福祉、暮らしを守るということが強く今、求められていると思います。  新年度予算では、一部、問題点はありますが、評価すべき施策があるという判断から、今回は賛成をすることにいたしました。ちなみに、当初予算に賛成したのは平成15年度以来であります。賛成の1つは、駅南北自由通路へのエレベーター設置1億1,000万円です。この件については、2007年、平成19年度の9月議会の総括質疑で要求してきた件で、町長答弁も、22年度中に設置をするという答弁で、公約どおり実施することを評価するものであります。
     次に、道路新設改良事業で、町道272号線、内原拡幅工事500万円、町道27号線の拡幅に伴う土地購入費の3,815万円、そして、補償金6,200万円は前町長時代から懸案だったもので、土地及び建物所有者の好意、また担当課の粘り強い交渉でここまで事業が進んだことについて評価するものです。一方、道路拡幅と便宜性に伴い、車両の交通量が増えることは必至であり、二宮小学校児童の登下校の安全性も確保されなければなりません。この対策を十分にとるように求めるものです。  次に、新規事業の在宅介護奨励金255万円です。この施策については昨年6月議会の一般質問で鳥海恭子議員が取り上げ、町長も、以前の同居奨励金的な施策は必要という前向きな答弁でした。内容は、要介護4または5の方を介護している家族に対し、年額3万円を支給するもので、今後、支給額や対象者の拡大など、この施策の一層の充実を求め、賛成いたします。  75歳以上の独居老人災害時要援護者に配布する緊急医療情報シート、またこんにちは赤ちゃん訪問事業などは、予算的には少額ですけれども、きめ細かい事業として評価いたします。  農林水産業費では、有害鳥獣対策としての大型、中型捕獲機を導入する有害鳥獣対策事業、また漁業再生事業も、漁業塾を開設し、漁業の再生を図ることや、魚の朝市の充実を新しい事業として期待し評価いたします。  名称が変更になる町民センター、もとの社会福祉センター、駅前町民会館、町公民館武道館が年末年始の休館日を除き原則、無休にして町民の利用拡大を図ったことは評価しますけれども、運営上、支障がないように求めておきたいと思います。  新年度予算の特徴の1つは、町債17億5,270万円という大型になったことで、これは、町開発公社が先行取得した(仮称)風致公園、ラディアン裏の用地を町が買い戻すための10億3,420万円、駅自由通路エレベーター設置に3,300万円、新学校給食センター建設で2億8,550万円、臨時財政対策債で4億円。したがって、前年度末で61億2,364万円が、今年度末では73億7,238万円と大きくなりました。したがって、公債費負担比率も、今年の10.3%から平成28年度では13.3%へと上昇し、危険域と言われる15%に近づきます。今後、健全財政に向けてさらなる努力を求めるものです。  また、町有地の土地売払収入に1億円を計上しました。町の説明によると、百合が丘のプール跡地、現在の給食センターも売却の予定であるとの説明でしたけれども、歳入欠陥にならないよう一層の努力を求めたいと思います。  以上を指摘して一般会計予算に賛成をするものです。  1つ、残念なのは、母子家庭への助成金のカット問題です。これまで母子家庭に対し、満18歳未満の児童がいる場合、月額1人3,000円、1人増すごとに1,000円を支給してきました。しかし、新年度から月額1人2,000円に引き下げました。結果、この改正によって約200世帯が影響を受け、町予算の削減はわずか234万円ほどです。この改正は民主党政権の子ども手当の支給が実施されることが背景にあることは明白であります。しかし、社会的弱者と言われる母子家庭に対し、このような温かみのないカットを行ってよいのでしょうか。坂本町政は、在宅障害者福祉手当、年額1万2,000円を7,000円に、また、3・4級は1万円を5,000円に、5・6級7,000円を3,500円と昨年、引き下げました。昨年に続く弱い人たちへの冷たい姿勢は坂本町政への批判となるでしょう。これらの制度の復活、充実を求めるものです。  次に、議案第24号「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計」です。昨年、9月議会の総括質疑で、私は高い国保税の引き下げを求めました。その内容は、国保基金に1億4,000万円もあり、この基金を活用して1世帯当たり年額1万円引き下げろと要求をいたしました。町は、「高額医療費が伸びる心配があるので基金は必要」という答弁でした。そういう中で今年の予算を見ると、基金から5,000万円繰り入れ、また、資産割額を100分の26から16に引き下げました。結果、1世帯当たりで13万6,224円が今年は12万1,03円になり、1万5,191円、1人当たりでも7万6,437円が6万9,939円となり、6,498円、引き下げられました。基金からの繰り入れ、資産割の税率引き下げを評価し、賛成をいたします。  しかし、40歳から64歳の介護納付金、また、後期高齢者支援分を合計すると1人当たり約11万円の高負担になります。また、平成20年度だけでも約8,000万円の滞納があることも決算審議で明らかになり、滞納者の増加が問題になりました。また、資格証や短期証の世帯が増えることにもつながっています。国保基金にはまだ約1億円の積み立てがあります。この基金を活用してさらなる引き下げを求めるものです。  議案第26号「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計」には反対をいたします。この特別会計は、75歳以上の高齢者を別枠の医療保険に囲い込む制度で、高齢者からは、民主党政権になったけれども廃止されず、負担は重くなるばかりと怒りの声があふれていると言われています。2009年8月、総選挙国民審判により、衆議院でも後期高齢者医療制度の廃止を掲げる勢力が多数になり、これで廃止ができると、国民の多くがそう思いました。ところが、民主・社民・国民新党の連立によって誕生した鳩山内閣は、2013年まで4年間かけて新制度をつくり、それまでは現行制度を維持する方針を打ち出しました。高齢者差別制度を速やかに廃止し、老人保健制度に戻すとした総選挙の立場から重大な後退を行い、国民やマスコミから批判が寄せられていると指摘されています。  二宮町の場合、先日の資料によると、後期高齢者加入している人数は3,700人で、1人当たり平均保険料は年額7万5,709円と報告されています。このように、医療差別と高負担を押しつけるこの制度会計に反対をするものです。  議案第27号「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」にも反対をするものです。介護保険料が昨年値上げされました。介護保険料は3年間変わらないということで、昨年のまま負担ということになります。町の説明によると、保険料を納める人は8,083人で、この人数が納める保険料の総額は4億1,309万円に上り、1人当たりの保険料は5万1,800円になります。そして、介護認定され、居宅サービスなどを受ければ、またこの料金が徴収される、この矛盾を抱えている特別会計予算に反対をいたします。  議案第28号「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」については、使用料の適正な確保と接続率の向上に努力を要望して賛成をするものです。  以上、平成22年度予算の討論といたします。 56 ◯議長【西山幹男君】 次、三橋智子議員。             〔7番(三橋智子君)登壇〕 57 ◯7番【三橋智子君】 町長提出議案第23号「平成22年度二宮町一般会計予算」に対して賛成の立場から討論を行います。  坂本町政1期目の集大成でもある平成22年度予算は、本会議で表明されたとおり、町長選2期目出馬への意欲を感じさせるもので、将来のまちづくりへ確かなつながりを持たせた大変わかりやすい内容になっていると思います。先日発表された施政方針でも述べられているように、見通しのつかない世界規模の金融経済危機の状況に萎縮することなく、今こそ行政の仕組みを見直しするよい機会だととらえて二宮町の活性化を図ろうとする挑戦の意欲、まさにピンチをチャンスに変えようとする前向きな姿勢に対して、まず、大きく評価をいたします。そして、今までの予算決算特別委員会や、議場で出された数々の要望・意見を町側で十分精査され、各所で適切に反映させている点も評価に値します。誠意ある対応を感じます。  さて、二宮町始まって以来の大型予算となる一般会計総額96億1,000万円が組まれました。前年度比33%増で、その主なものはラディアン裏用地の買い戻し分であり、町債が17億5,270万円の大幅増となっています。性質別歳出で投資的経費が大幅に増えているのは、町長が最重要とする観光事業、日帰り観光と通年型観光の向上的発展を目指しているからで、未来に夢が持てる将来構想が明確になったと見られます。  具体的に新春の菜の花で賑わいを見せる町の観光シンボルである吾妻山公園を整備し、さらに、ラディアン裏の整備を図り、秋の装いを楽しませる(仮称)風致公園構想が打ち出されました。また、観光の通年化を目指すには、町道27号線と272号線の整備や、駅南北エレベーター整備によりバリアフリー化も、町民のみならず、多くの観光客を受け入れるために必要なものです。22年度に計画が大きく進められ、非常に明るい見通しができたということは大いに評価ができるものだと考えます。  そして、時間をかけてつくり上げてきたブランド推進事業も最終の段階となり、それと連動させて一次産業の、農業漁業振興のための支援体制も整えられました。就任以来3年間のさまざまな取り組みが集約され、形になってきていると実感いたします。町の施策の目玉となる観光事業は内外ともにどれだけ多くの人を巻き込んで展開していかれるかが大きなかぎになります。町の繁栄の渦を巻き起こすための核となれるように、知恵と力を集中させて引き続き努力していただくようお願いいたします。  また、地域の活性化には、町中に点在する施設の活用もポイントになります。昨年度12月から町の公共施設使用料金改定を図りながら、公共施設の適切な提供の仕方をさまざま検討してきた結果、機構改革の一環として公共施設課が新設されます。集中管理することで施設が使いやすくなり、整備も行き届き、さらに広域的にも連携して適切な運営が図られることを期待いたします。  もう1つ、大きな事業予算として挙げられているものに約4億円の子ども手当があります。今回の子ども手当は全額、国費で行うといった政府民主党の明らかなマニフェスト違反であり、その中身は児童手当制度の拡充にほかなりません。そして、あくまでも22年度だけの単年度予算です。財政確保ができず、無責任な打ち出しをするためにさまざまな子育て支援に影響を及ぼしています。二宮町では、母子家庭助成金の見直しがその1つであり、委員会でも審議されました。ひとり親家庭に支給されるほかの経済支援策との関連から縮小されるのはやむを得ないとされ、今後も検討の必要があるだろうと多くの議論がありました。私は、この制度の助成金を支給する際に、民生委員が全対象者に100%、手渡しできている事実は評価すべきことだととらえています。孤立しがちな母子家庭に接触できる有効な手段の1つであると考えるべきでしょう。今後、何らかの形で生かしていただければと思います。  子育て支援では新規にこんにちは赤ちゃん訪問事業があります。かねてより新生児訪問は丁寧に行われていましたが、今回からは児童福祉法に基づき、さらに重層的に地域連携が図られることとなり、昨今、大きな問題となっている児童虐待の防止につながることが望め、評価いたします。同時に、親と子のより健全な関係を築くブックスタートも開始され、子育て支援策の充実が感じられます。新設される栄通り子育てサロンは、子育て支援とともに、商店街地域とのかかわりの創意工夫がどう行われていくのか、今後、大変関心のある事業です。  高齢者対策は一般質問でも方向性をお聞きしました。地域包括支援センターの支所を設置して相談体制を拡充させている点や、社会福祉議会と連携をとり、地区ごとに拠点づくりを考えていることなど、今後、増加が予想される高齢者に対して細かく対応する体制づくりはしっかりできている点を大きく評価いたします。  新規として、「緊急時医療情報シート」がありますが、他の自治体が採用している筒型で冷蔵庫に入れる情報キットを参考に、町独自でさまざまな工夫を加え、より実用的になっている点を大変評価いたします。昨年10月にシステムアップし、評判のよいシルバー緊急通報システムとともに、高齢者対策のみにとどまるのではなく、防災対策にもつなげる努力を、ぜひ、していただきたいと要望いたします。  東京港区では高齢者対策で始めた情報キットが防災の観点から注目され、全区民に配布が広まっているということです。独居高齢者、要援護者、障がい者の方など、弱者を孤立させない地域コミュニティーの形成と同時に推進していただきたいと思います。  環境です。新ごみ積替施設建設とともに、ごみ処理広域化の復帰に向けて細心の注意を払い、町民と一体になった努力が必要とされ、施策にも反映されています。ごみ減量化に向けての生分解性水切りネットの推進もその1つとなりますが、取り入れ本来の目的を前面に出して町民に訴えていかないと理解されにくいものがありますので、周知の工夫が必要かと思います。昨年に引き続き住民の関心の高い太陽光発電設備設置の補助事業は、省エネ効果データ収集など、将来につなげる努力を要望します。河川清掃ボランティアの理解が進み、望ましく感じますが、協働の観点から県との連携は町が積極的に図っていただくようお願いいたします。  教育です。待望の新学校給食センターがいよいよ9月から始動いたします。作業者や設備の配置など細かい配慮が見られ、子どもたちに安全で質の高い給食の提供ができる体制を整えられたことを評価いたします。また、教育委員会主催となる各種行事は、伝統と時代の流れに沿った工夫がされています。1人でも多くの町民が参加でき、町ぐるみで子育てをしていくという観点から、出演者や行事運営などに細心の注意を払って対応していただくようお願いいたします。  平成15年から10年間、まちづくりの総合的な指針となるにのみや総合長期プランの目標年度まであと3年となり、総括の段階に入りました。22年度は5つの重点プランを整理し、3つのプロジェクトで推進し、次期計画策定のための基礎調査を行うとのことです。行政評価システムも透明性を出すための努力は認めます。町民にさらにわかりやすく事業推進が伝わるようさまざまな工夫をお願いしたいと思います。  最後に1,000万円もの経費抑制策として、町長みずから庁舎自主清掃を行うと宣言をされました。財政難の経費節減策として、昼休みの消灯や使用済みの紙、裏面再利用は今や当たり前のことになり、各自治体で最近取り組み始めているのが、この職員による自主清掃になります。職員みずから汗を流すことで財政危機感を持つという意味合いもあるとのことです。その努力の姿は内部だけではなく、外部に対しても経費節減の意欲を感じていただけるのではないかと思います。当然のことながら、過度な節減で行政サービスの低下につながらないよう注意していただくようお願いいたします。  以上、平成22年度一般会計予算は、町長がスローガンとしている、未来に夢で持てる足腰の強い存在感のあるまちづくりに適した施策が多く盛り込まれていると判断し、賛成の討論といたします。  また、他の5つの特別会計予算、議案第24号「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計予算」、議案第25号「平成22年度二宮町老人保健医療特別会計予算」、議案第26号「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第27号「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」、議案第28号「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」も、それに準じて適正な運用が見込まれるととらえ、すべて賛成といたします。  以上です。 58 ◯議長【西山幹男君】 小笠原陶子議員。             〔4番(小笠原陶子君)登壇〕 59 ◯4番【小笠原陶子君】 私は、ネット二宮・市民自治の会を代表いたしまして、この町で暮らす生活者の立場、視点に立って、平成22年度予算一般会計の討論をいたします。  議案第23号「平成22年度二宮町一般会計予算」は賛成といたします。今年度は、民主党マニフェストにある子ども手当支給事業が始まります。私どもは、子育ては現金支給よりサービス支給が必要と考えておりますが、少子化対策として一定の評価をするものであります。今回の一般会計は、町債約17億円を発行した過去最大の予算規模となりました。その中で主な要因は風致公園土地取得にあります。ラディアン裏の土地取得は、防災拠点や自然を生かした憩いの場として、将来、二宮町にとって財産とするとの視点から購入を判断した経緯があり、議会でも購入を要望いたしました。これらが多額な借金を抱える大きな要因となりました。この購入については多くの町民から反対の意見があるのも事実でございます。風致公園は、町長の日帰り観光事業による町の活性化という方針のもとに、日帰り観光スポットとしての位置づけの意味合いが強くなっているとの感を受けます。二宮町にとっての大きな財産の取得となるこの土地の活用については、町民も参加して議論と合意を高めて決定すべきと考えますし、日帰り観光策による町の活性化が、ほんとうに町民が望む二宮町の将来あるべき姿なのかについては、サラリーマンの多い町として妥当な選択かを広く住民に合意をとるべきであると考えております。  財政運営ですが、平成21年から平成23年の3カ年で、ふるさと雇用再生特別基金補助金と緊急雇用創出臨時特例基金補助金を合わせて1億円を超える交付金の使い道は、町民の望むまちづくりに有効活用されるように、まだまだ議論が必要と考えております。  例を挙げますと、協働まちづくり費に計上されています住民要望支援対策事業委託料約1,800万円です。この交付金の目的は、緊急雇用対策目的としたふるさと雇用再生交付金ですが、継続した雇用地域の活性化に十分に効果を発揮するとは考えにくいものです。今後、各自治体が使い方を決めることのできる交付金が増えてくると想定される中で、交付金をどう有効に活用し、町民に還元できるか、自治体に課せられた大きな役割であり、自治体の力量が問われるところであります。そもそも、国からの交付金は私たちの税金です。交付金の活用については、町民のニーズを把握し、その適正な活用について、議会はもちろんのこと、さまざまな町の委員会などでの議論を重ねて実行されることを提案いたします。  今回の大型予算並びに大幅な町債発行は、町の財政にとって運営上、問題はないとの説明がありました。しかし、一方で財政が厳しいとの理由で、庁舎内の清掃委託の削減をはじめ、公共施設への職員配置の見直しや幾つかの事業の削減を実施しています。また、利用料の値上げなども実施し、より全体として町民サービスの低下にならないか、懸念されているところです。同時に、庁舎内の職員清掃労働基準法違反を明記されている残業月20時間以上については、残業未払い問題も含めて職員の負担が大きくなるのではないかと心配しております。このままの財政状況では人件費の削減もせざるを得ないとの声も聞かれますが、元気な町をつくるためには、職員が元気で創造力を発揮できることが大事だと考えております。労働負担増加と町民へのサービス低下を招かないようにお願いしたいと思います。また、議会費も含め、二宮町全体の事業を点検し、削減を今後、進めていくことを要望します。  公共施設管理課の配置については、過去、私の一般質問で指摘いたしました施設老朽化対策を計画的に進めるべきとの要望に沿うものであり、既存施設を生かして町民活動を支援、広げる場づくりとしても計画的管理と修繕に期待するものであります。  まず、民生費です。少子高齢化が加速する中で独居老人、老老介護高齢者児童への虐待など、生活不安に対するヘルプが必要な方、介護保険制度自立支援制度の対象にならないはざまにいる高齢者や障がい者、さらには子育て支援について、当事者や家族の実態に即し、介護子育て社会化を切実な問題として考えなければなりません。新規事業のこんにちは赤ちゃん訪問事業をスタートさせることで、子育て孤立化や虐待防止につながることを期待いたします。担当窓口では、訪問への同意をすべての母親からもらうように努めていただきたいと思います。また、この事業によって民生委員の役割が広がります。民生委員は、次のなり手が見つかりにくい昨今です。地域を超えて課題に取り組むことも情報共有化して進めていただきたいと思います。  子育てサロン運営事業として栄通りでもサロンがスタートしますが、まだ多くの工夫が必要であると感じました。利用者の声を受けとめながら改善を図り、より子育てのサポートへとつながる施設に発展させてください。  在宅介護奨励金は自宅介護希望に気持ちとして沿うものですが、介護度4、5は施設受け入れが厳しいのだという現状も一方ではあります。継続的に在宅介護を実施する目的という説明は、年額3万円でそこまでは言い過ぎであって、時代は在宅でという方向性がある中で、介護者と当事者が精神的に抱え込みすぎないケアを検討すべきだと考えます。介護個人が抱え込まないための情報共有の場を持つこと、また、それらの情報提供をしっかり推進していただきたいと考えます。  また、本年度は社協への補助金が、町には予算がないということで、昨年度は大幅に減らしたにもかかわらず復活予算になり、また、それ以上に人件費を増額しております。二宮町における社協の役割が大きいことはわかりますが、1つの社会福祉法人にどこまで支援するのか、町長の予算委員会での答弁も人間関係にすりかえた納得できない答弁でした。介護保険自立支援法が導入されて民間の力を生かした福祉システムになっている中で、住民に対し、もっとわかりやすい情報公開と説明責任を果たしていただきたいと考えます。  次に経済課においた交付金ですけれども、二宮ブランド事業の雇用関係にも使われていますが、湘南ゴールドの育成の難しさ、落花生の収穫量の少なさ、漁業就業の受け皿が見えないなど、てこ入れをする部分へは長期支援の覚悟が必要だと感じたやりとりでございました。かつて町長が評価をしていなかった長期総合プランのプロジェクトにも、今回やっと盛り込まれることとなりましたブランド事業ですが、観光産業への意欲と頑張りは理解いたします。しかし、他事業とのバランスを保って執行していただきたいと思います。  次に環境です。ごみ減量化再利用事業で消耗品費としてごみの水切り袋を15万パック、525万円で購入します。前回は国の補助を利用して数値を計算するなど、試験的要素と啓発目的があったという認識ですが、今年は町単独予算です。町長の説明は、ふれあいトークでは評判もよく、1年は継続してみないといけないとのことでしたが、1回目の在庫も地域によってはどれだけうまく活用されたのでしょうか。いずれ、生ごみ回収につなげたいともありましたが、それなら紙袋のほうが効果的です。水分減量なら乾燥が必要で、分別なら生分解性の袋である必要はありません。目的を明確にするべきだと思います。2回の計量調査で300kgの削減だったとのことですが、その検証したことは評価いたしますが、費用対効果は十分な論議、検討を今後、願うところであります。  また、生活環境課の生活排水処理計画は下水道計画の上位であると説明がありました。住民に密着するし尿汚泥及び生活雑排水の廃棄物処理について、その実現をお願いいたします。下水道課と十分連携して未来を見据えた町民参加での計画策定をお願いいたします。  最後に教育予算でございます。国の悪政と不景気が続き、格差社会となって子どもの貧困率が上がっております。子どもの貧困対策として、今までも要保護、準要保護の支援の事業費が計上されております。今年は210名分、1,601万3,000円でございます。今まで以上に十分配慮した教育を進めていただきますよう切にお願い申し上げます。  以上、これらの要望を踏まえて、今後、補正予算でも見直しをしていただきますよう要望いたします。一方、子ども手当の滞りない支給や、子育てサロンの着実な運営を改めてこの場でお願いするとともに、期待し、賛成といたします。  次に、第24号「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計予算」です。本年度予算は32億4,400万円です。年々膨らむ国保会計です。今年度は、町では資産割の負担を減らし、100分の26から100分の16となり、家屋を持っていても収入のない方の実態に合った制度に方向を変えました。超高齢化の我が町は、今後も増加すると思われる国保の医療費でございます。国保の料金を決める審議会には十分論議するために、討議用の資料の充実と十分な時間をとることを要望いたします。  次に、第25号「平成22年度二宮町老人保健医療特別会計予算」には賛成いたします。  第26号「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」については、予防が第一です。健康診査事業の受診率の向上をお願いいたします。  第27号「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」です。今年度は地域包括支援センターのブランチを社協に委託するとのことです。住民の方が少しでも利用しやすくなるための改革だと思いますが、保健センター1階の、現在ある社協の場所は使いづらい形態になっております。バリアフリー施設にすべく改善し、使いやすくするよう要望いたします。  最後に第28号「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」です。下水道事業の見直し計画は、県の「改定かながわ下水道21」に連動するものではありますが、膨張する下水道債と使用料負担の課題についてとことん検証していただきたいと思います。また、住民参画を取り入れていきたいという下水道課の答弁がありまして、期待しております。また、下水道管は通しても接続家庭が伸びないことは大変大きな問題です。接続勧奨については、1件、1件、きめ細やかな対応にご努力いただきますようお願いして賛成討論といたします。 60 ◯議長【西山幹男君】 次、原冨士徳議員。             〔12番(原冨士徳君)登壇〕 61 ◯12番【原冨士徳君】 町長提出議案第23号「平成22年度二宮町一般会計予算」ほか、議案第24号、第25号、第26号、第27号、第28号、それぞれの特別会計に賛成の立場で討論を行います。  平成20年9月、米国の一投資銀行リーマン・ブラザーズが64兆円余りの負債を残し倒産したことにより、その影響が全世界に波及し、日本国においてもその影響は大きく、いまだその傷はいえず、不況感が漂っている中、3月18日、国土交通省が発表した土地公示価格は全国で値下がりし、唯一、静岡県泉町だけが値上がりをし、その行政力の違いを発揮しています。その特色は財政力基盤の充実、子育てのしやすい町をコンセプトにさまざまな施策を展開し、若い方々に住みよいまちづくりを目標に進んできた結果であって、高齢化の低さと出生率高さが結果としてあらわれ、出生率は全国平均を大きく上回り1.84という数字が紹介されていました。長泉町には二度、視察に行き、保育事業、学校給食センターなど、大いに参考になる内容だったことを記憶しています。これらの行政方針は現在の町長だけではなく、歴代首長が、町の繁栄には、町民の豊かな日常生活が先行すべきとの共通した意識のもとで各施策を実行してきた結果だとの意見が添えられていたことに私は注視いたしました。  現在の二宮町でもそのような意識のあらわれとして、平成22年度一般会計予算は前年度対比約33%増額され、二宮町ではこれまでにない予算規模、96億1,000万円と、近隣では多くの自治体予算規模を縮小する中、非常に大胆な予算編成が行われたと思います。これまでの財源比率を見れば、予算全体に占める自主財源率はおおむね60から65%、依存財源率35から40%前後で編成されてきましたが、本年度は自主財源、依存財源の比率がほぼ50%となり、自主財源の不足を補うために事業費の一部に国庫支出金を充て、総額13億800万円、前年度と比較して9億9,100万円、率にして313.3%の増額。町債を17億5,270万円、前年度と比較して145.2%の増額として財源の不足を賄っていますが、このような依存財源に頼る予算編成は短期的な措置であって、連続して構成することに無理が生ずることは明白ですが、今年度は町長の施政方針にもあるように、不況感の漂う今こそ、チャンスとする町民生活重視の予算編成と理解いたします。  その内容では、園芸試験場跡地用地買い取りに必要な18億円が大きなものですが、立地条件のよさ、交通アクセスのよさなどから、将来、二宮町の中心核となることが予想され、賠償金額の大きさに多少の批判はあるものの、用地取得費の3分の1、整理に必要な費用の40%は国の制度を取り入れ自己負担を減らす工夫は大いに評価すべきです。明確な利用方法もなく購入し、現在では、半ば塩漬け状態にある国立病院跡地、正泉寺跡地などとは違い、用地の一部を法務局に貸し、全面積固定資産税に匹敵する1,200万円余りを借地料として求め、町民との施設共同利用も可能な方法をとり、施設完成時には、平塚法務局も新二宮法務局に統合されることが決まるなど、必ず二宮町民に有効な投資となることと確信いたします。  その他、都市整備に関する事業の中で、開園以来、施設整備がおざなりにされてきた吾妻山公園の再整備事業があります。近年、吾妻山公園は展望のよさと、早咲きの菜の花の注目度を高め、早春の1月、2月には20万人とも30万人も言われる観光客が訪れています。しかし、吾妻山公園は開園以来、改修整備には財源不足を理由に通常の維持管理であったために、休憩施設遊具の傷みが激しく、必ずしも利用者に好評であったとは言いがたいものでした。吾妻山公園を計画した25年前には、今日のような多くの人が訪れることを予想しなかったため、園路、休憩施設、トイレなどのふぐあいが生じ、今後とも吾妻山公園を二宮観光の拠点と考え、町長の提案する通年観光施設と変貌させるならば有効な措置だと判断し、評価いたします。  町民の安心と安全を確保するために防災行政無線が整備され、緊急時の情報を町民に知らせる施設として設置されていますが、音声伝達方法には限界があり、難聴地域が発生することもやむを得ないと思いますが、補正予算のときにも申し述べましたように、22年度よりJ-ALERTシステムを導入し、より正確な情報を町民に提供する姿勢と相反する部分を感じますので、広報無線の難聴地域に対しては別の角度からの検討も必要だと思います。  福祉課について特筆すべきは、在宅介護奨励金制度、小児医療費助成制度の拡大などがあります。在宅介護奨励金制度は、今後、増加することが予想される介護需要に対して、介護施設に頼らず、みずからが介護する重要性を奨励するものです。3世代同居世帯が増えることを願ってのことと思いますが、介護世帯ではなく、今後は高齢者の同居世帯に対しても拡大されれば、よりよい制度に成長するものと思います。小児医療費の助成制度ですが、小学校入学前までは国の制度でありますが、それ以上の上乗せに関しては町単独のもので、私も過去の一般質問などで話題としてまいりましたが、やっとここまで来たかとの感があります。  近隣の自治体、中井町では中学卒業まで、大磯町では小学校6年生までと先行しており、二宮町としても、今後拡大を求める声も大きくなると思いますが、大磯町と同等の小学校6年生まで拡大すると、さらに1,700万円程度の予算措置が必要だとの説明がありましたが、少子化対策の一環としても、今後さらに拡大できるように努力することをお願いいたします。  環境部関係の予算の中で、今年度はごみ積替施設建設に必要な費用として2億円余りの予算が計上されています。中心処理施設を持たない二宮町では搬出量の増減はあるものの、焼却が必要な廃棄物は何らかの方法で町外に搬出する必要は回避できず、積替施設建設は妥当な措置だと思いますが、この積替施設を広域組織の中で行い、積替施設建設場所に最も近く、過去には生活圏共有していた大磯町虫窪、黒岩、西久保、209世帯のごみも同施設を利用し積み替えて搬送することを可能とすれば広域施設となり、財源、利用方法にも違いが出てくるものと思います。  農林水産費の中には、二宮ブランドを確立させたいという意識が明確に出され、湘南ゴールド、落花生の普及事業から漁業塾の開催などが予定されていますが、漁業農業をめぐる周辺環境はいずれも厳しく、単年度で成果が出るものは少なく、困難な事業であることは担当者が一番理解されていることと思います。一例とすれば、畜産推進事業のように、長年、助成制度を取り入れ育成しようとして10年間を合計すれば3,000万円からの事業費を費やしてきましたが、10年前に比較すれば、飼育頭数、飼育戸数、いずれも半減した結果を見れば、事業そのものが問われることになります。このような事例を「他山の石」とするのか「対岸の火事」とするのかはわかりませんが、もう漁業に関する助成制度は、従来のような補助金を出して、あとは当事者に任せるなどといった安易な方法では成果は望めないことは確かだと思いますから、生産を奨励するならば、今までは、流通、販売に関することは直接利益を得る生産者が行うことが当然としてきましたが、今後は、これまでと違った執行方法をとらなければ補助制度に見合う成果を得ることは難しいと考えます。他の事例も参考にし、農業再生、漁業再生に有効な手段となるよう要望し、高齢化してしまった農業従事者、極端に減少した農業経営まで十分な検討をされての執行をお願いいたします。  ほかには21年度より継続事業として行われている学校給食センターの完成に向けての費用、二宮町自由通路利用者の利便性を向上させるためのエレベーター設置などが主なものです。いずれも町民の生活環境向上のための措置が優先されたと評価いたします。また、緊急雇用創出事業臨時交付金、ふるさと雇用再生特別基金市町村補助金などを利用した多くの事例を列挙することができますが、3月19日、神奈川県議会では喫煙の有害性を考慮し、平成21年度は試行運営であった禁煙条例を、今年度より海水浴場での喫煙などを制限する条例が可決されるなど、健康志向の高まりと価格改正と相まって、平成22年度においては過去のような値上げによる増税効果は期待できないと、国全体では、たばこ税の減収総額を1,000億円と想定し、近隣でもたばこ税収入の減額を予想する中での増収予想には疑問を持ちますが、この項目だけは、喫煙制限する条例を全国に先駆けて制定した県の方針にこたえるためにも、予算規模を達成しないことを望みます。  また、国民健康保険特別会計では、県下で最も高くなってしまった税負担の軽減を配慮して資産割の税率を下げましたが、県下で最も安い隣町大磯と比較すれば、まだ高負担は変わらず、独立した会計を求める特別会計に大磯町のように、一般会計からの繰出金を増額していくことには疑問を感じますが、今後、国民健康保険加入する方々は確実に増加します。国民健康保険組織を健全に保つためにも一層の努力をお願いいたします。  後期高齢者医療特別会計については、一部、反対もありましたが、今後の国民医療全体を見れば妥当な制度だと思います。ただし、各県ごとに運営が委ねられている組織だからこそ、制度運営開始以前から問題となっている点、制度運営後、明確になったふぐあい等を速やかに是正し、今後、よりよい制度となることをお願いいたします。  後期高齢者医療特別会計介護保険特別会計、いずれも高齢化、少子化の進む中でますます厳しい会計内容が続くことが予想されますが、職員諸氏の一層の努力をお願いいたします。  下水道特別会計で特に問題とされることは、起債額の大きさです。二宮町下水道事業起債残額が、平成22年度末には70億6,700万円と想定されており、ピークは100億円とも予想され、今後、整備面が順調に進んだとしても、高齢化、少人数世帯の増加などが原因となり、当初予想した排水量を満たすには至らない結果になることが予想されています。平成22年度以降は市街化調整区域の工事が行われようとしていますが、県の持つ下水道計画、町の持つ生活排水処理基本計画とも連携し、効率のよい下水道事業となることをお願いし、平成22年度町長提出議案第23号の一般会計予算ほか、5特別会計に賛成いたしますが、平成22年度予算は、後期高齢者医療特別会計介護保険特別会計以外、特別委員会においては委員全員の賛成を得ています。全員の賛成を得られた予算なればこそ、その執行を委ねられた町長以下職員責任はより重いものと思います。町長をはじめ各職員は、委員会の委員全員の賛成を重くとらえ、町民の信託にこたえるためにも、町民重視の政策運営を重ねてお願いいたしまして賛成の討論といたします。 62 ◯議長【西山幹男君】 これをもって討論を終結いたします。  これより「平成22年度二宮町一般会計予算」町長提出議案第23号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 63 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 64 ◯議長【西山幹男君】 次に、「平成22年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第24号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 65 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって議案第24号は原案のとおり可決されました。 66 ◯議長【西山幹男君】 次に、「平成22年度二宮町老人保健医療特別会計予算」町長提出議案第25号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 67 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 68 ◯議長【西山幹男君】 次に、「平成22年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第26号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 69 ◯議長【西山幹男君】 起立多数であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 70 ◯議長【西山幹男君】 次に、「平成22年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第27号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 71 ◯議長【西山幹男君】 起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 72 ◯議長【西山幹男君】 次に、「平成22年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第28号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 73 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第3 議会運営委員会閉会中の継続審査について 74 ◯議長【西山幹男君】 日程第3「議会運営委員会閉会中の継続審査について」を議題といたします。  議会運営委員長より、次期議会会期日程等の議会運営に関する事項審議のため、議会運営委員会を継続審査としたい旨の申し出がありました。賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 75 ◯議長【西山幹男君】 起立全員であります。よって、本件は可決されました。
       ──────────────────────────────── 76 ◯議長【西山幹男君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。本定例会閉会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今定例会は、予算審査をはじめ、総括質疑、一般質問条例審査など、諸案件を議員各位の真剣な審議と、町長をはじめ、執行者皆様方の真摯なご答弁によって、過去最大の一般会計96億1,000万円を含めての6会計予算総額163億57万2,000円が無事可決されましたことは、22年度事業執行がスタートできますことに感謝申し上げます。事業執行に当たりましては、町民ニーズを的確に把握するとともに、予算審査特別委員会でのご意見等も念頭に置き、未来へのまちづくりをしていただきたいとお願いいたします。  景気低迷の中、国会において子ども手当法案等も可決され、22年度予算も21年度中に可決される見通しです。景気回復を期待するところです。また、夢と感動をいただいた冬季オリンピック、パラリンピックも閉幕いたしました。そして、第82回選抜高校野球も始まり、桜の花も咲き、よい季節になりました。議員各位におかれましては健康に十分留意いただき、町民の期待に沿うようご活躍してくださるようお願いいたします。  最後に、3月末日をもって池田茂男総務部長、落合厚志教育委員会教育次長がめでたく定年退職を迎えます。長年にわたり町政にご尽力いただき、まことにありがとうございました。今後はご自愛なさり、第二の人生でますますのご活躍とご発展をお祈りいたします。長い間、ご苦労さまでした。  以上で平成22年度第1回二宮町議会定例会閉会いたします。  なお、この後、午後3時より議会全員協議会を開催しますので、よろしくお願いいたします。ご苦労さまでした。                           午後2時40分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       二宮町議会  議  長  西 山 幹 男              署名議員  二 見 泰 弘              署名議員  城 所   努 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...