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  1. 二宮町議会 2006-12-01
    平成18年第4回(12月)定例会(第1日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成18年第4回(12月)定例会(第1日目) 本文 2006-12-14 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 325 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【井上良光君】 選択 2 : ◯議長【井上良光君】 選択 3 : ◯議長【井上良光君】 選択 4 : ◯議長【井上良光君】 選択 5 : ◯議長【井上良光君】 選択 6 : ◯13番・議会運営委員長【西山宗一君】 選択 7 : ◯議長【井上良光君】 選択 8 : ◯議長【井上良光君】 選択 9 : ◯議長【井上良光君】 選択 10 : ◯議長【井上良光君】 選択 11 : ◯議長【井上良光君】 選択 12 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 13 : ◯議長【井上良光君】 選択 14 : ◯議長【井上良光君】 選択 15 : ◯議長【井上良光君】 選択 16 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 17 : ◯議長【井上良光君】 選択 18 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 19 : ◯議長【井上良光君】 選択 20 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 21 : ◯議長【井上良光君】 選択 22 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 23 : ◯議長【井上良光君】 選択 24 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 25 : ◯議長【井上良光君】 選択 26 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 27 : ◯議長【井上良光君】 選択 28 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 29 : ◯議長【井上良光君】 選択 30 : ◯議長【井上良光君】 選択 31 : ◯議長【井上良光君】 選択 32 : ◯9番【城所 努君】 選択 33 : ◯議長【井上良光君】 選択 34 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 35 : ◯議長【井上良光君】 選択 36 : ◯9番【城所 努君】 選択 37 : ◯議長【井上良光君】 選択 38 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 39 : ◯議長【井上良光君】 選択 40 : ◯9番【城所 努君】 選択 41 : ◯議長【井上良光君】 選択 42 : ◯議長【井上良光君】 選択 43 : ◯議長【井上良光君】 選択 44 : ◯議長【井上良光君】 選択 45 : ◯職員【大野勝人君】 選択 46 : ◯議長【井上良光君】 選択 47 : ◯議長【井上良光君】 選択 48 : ◯議長【井上良光君】 選択 49 : ◯議長【井上良光君】 選択 50 : ◯職員【大野勝人君】 選択 51 : ◯議長【井上良光君】 選択 52 : ◯議長【井上良光君】 選択 53 : ◯議長【井上良光君】 選択 54 : ◯議長【井上良光君】 選択 55 : ◯職員【大野勝人君】 選択 56 : ◯議長【井上良光君】 選択 57 : ◯議長【井上良光君】 選択 58 : ◯議長【井上良光君】 選択 59 : ◯議長【井上良光君】 選択 60 : ◯職員【大野勝人君】 選択 61 : ◯議長【井上良光君】 選択 62 : ◯議長【井上良光君】 選択 63 : ◯議長【井上良光君】 選択 64 : ◯議長【井上良光君】 選択 65 : ◯職員【大野勝人君】 選択 66 : ◯議長【井上良光君】 選択 67 : ◯議長【井上良光君】 選択 68 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 69 : ◯議長【井上良光君】 選択 70 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 71 : ◯議長【井上良光君】 選択 72 : ◯議長【井上良光君】 選択 73 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 74 : ◯議長【井上良光君】 選択 75 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 76 : ◯議長【井上良光君】 選択 77 : ◯議長【井上良光君】 選択 78 : ◯議長【井上良光君】 選択 79 : ◯議長【井上良光君】 選択 80 : ◯議長【井上良光君】 選択 81 : ◯職員【大野勝人君】 選択 82 : ◯議長【井上良光君】 選択 83 : ◯議長【井上良光君】 選択 84 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 85 : ◯議長【井上良光君】 選択 86 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 87 : ◯議長【井上良光君】 選択 88 : ◯議長【井上良光君】 選択 89 : ◯議長【井上良光君】 選択 90 : ◯議長【井上良光君】 選択 91 : ◯議長【井上良光君】 選択 92 : ◯職員【大野勝人君】 選択 93 : ◯議長【井上良光君】 選択 94 : ◯議長【井上良光君】 選択 95 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 96 : ◯議長【井上良光君】 選択 97 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 98 : ◯議長【井上良光君】 選択 99 : ◯議長【井上良光君】 選択 100 : ◯議長【井上良光君】 選択 101 : ◯議長【井上良光君】 選択 102 : ◯議長【井上良光君】 選択 103 : ◯職員【大野勝人君】 選択 104 : ◯議長【井上良光君】 選択 105 : ◯議長【井上良光君】 選択 106 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 107 : ◯議長【井上良光君】 選択 108 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 109 : ◯議長【井上良光君】 選択 110 : ◯議長【井上良光君】 選択 111 : ◯議長【井上良光君】 選択 112 : ◯議長【井上良光君】 選択 113 : ◯議長【井上良光君】 選択 114 : ◯職員【大野勝人君】 選択 115 : ◯議長【井上良光君】 選択 116 : ◯議長【井上良光君】 選択 117 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 118 : ◯議長【井上良光君】 選択 119 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 120 : ◯議長【井上良光君】 選択 121 : ◯議長【井上良光君】 選択 122 : ◯議長【井上良光君】 選択 123 : ◯議長【井上良光君】 選択 124 : ◯議長【井上良光君】 選択 125 : ◯職員【大野勝人君】 選択 126 : ◯議長【井上良光君】 選択 127 : ◯議長【井上良光君】 選択 128 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 129 : ◯議長【井上良光君】 選択 130 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 131 : ◯議長【井上良光君】 選択 132 : ◯議長【井上良光君】 選択 133 : ◯議長【井上良光君】 選択 134 : ◯議長【井上良光君】 選択 135 : ◯議長【井上良光君】 選択 136 : ◯職員【大野勝人君】 選択 137 : ◯議長【井上良光君】 選択 138 : ◯議長【井上良光君】 選択 139 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 140 : ◯議長【井上良光君】 選択 141 : ◯消防長【菊地 元君】 選択 142 : ◯議長【井上良光君】 選択 143 : ◯議長【井上良光君】 選択 144 : ◯議長【井上良光君】 選択 145 : ◯議長【井上良光君】 選択 146 : ◯議長【井上良光君】 選択 147 : ◯職員【大野勝人君】 選択 148 : ◯議長【井上良光君】 選択 149 : ◯議長【井上良光君】 選択 150 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 151 : ◯議長【井上良光君】 選択 152 : ◯消防長【菊地 元君】 選択 153 : ◯議長【井上良光君】 選択 154 : ◯議長【井上良光君】 選択 155 : ◯議長【井上良光君】 選択 156 : ◯議長【井上良光君】 選択 157 : ◯議長【井上良光君】 選択 158 : ◯職員【大野勝人君】 選択 159 : ◯議長【井上良光君】 選択 160 : ◯議長【井上良光君】 選択 161 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 162 : ◯議長【井上良光君】 選択 163 : ◯消防長【菊地 元君】 選択 164 : ◯議長【井上良光君】 選択 165 : ◯議長【井上良光君】 選択 166 : ◯議長【井上良光君】 選択 167 : ◯議長【井上良光君】 選択 168 : ◯議長【井上良光君】 選択 169 : ◯職員【大野勝人君】 選択 170 : ◯議長【井上良光君】 選択 171 : ◯議長【井上良光君】 選択 172 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 173 : ◯議長【井上良光君】 選択 174 : ◯消防長【菊地 元君】 選択 175 : ◯議長【井上良光君】 選択 176 : ◯議長【井上良光君】 選択 177 : ◯議長【井上良光君】 選択 178 : ◯議長【井上良光君】 選択 179 : ◯議長【井上良光君】 選択 180 : ◯職員【大野勝人君】 選択 181 : ◯議長【井上良光君】 選択 182 : ◯議長【井上良光君】 選択 183 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 184 : ◯議長【井上良光君】 選択 185 : ◯消防長【菊地 元君】 選択 186 : ◯議長【井上良光君】 選択 187 : ◯議長【井上良光君】 選択 188 : ◯議長【井上良光君】 選択 189 : ◯議長【井上良光君】 選択 190 : ◯議長【井上良光君】 選択 191 : ◯職員【大野勝人君】 選択 192 : ◯議長【井上良光君】 選択 193 : ◯議長【井上良光君】 選択 194 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 195 : ◯議長【井上良光君】 選択 196 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 197 : ◯議長【井上良光君】 選択 198 : ◯議長【井上良光君】 選択 199 : ◯9番【城所 努君】 選択 200 : ◯議長【井上良光君】 選択 201 : ◯総務課長【安藤宏孝君】 選択 202 : ◯議長【井上良光君】 選択 203 : ◯9番【城所 努君】 選択 204 : ◯議長【井上良光君】 選択 205 : ◯総務課長【安藤宏孝君】 選択 206 : ◯議長【井上良光君】 選択 207 : ◯議長【井上良光君】 選択 208 : ◯議長【井上良光君】 選択 209 : ◯議長【井上良光君】 選択 210 : ◯議長【井上良光君】 選択 211 : ◯職員【大野勝人君】 選択 212 : ◯議長【井上良光君】 選択 213 : ◯議長【井上良光君】 選択 214 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 215 : ◯議長【井上良光君】 選択 216 : ◯民生部長【吉沢 稔君】 選択 217 : ◯議長【井上良光君】 選択 218 : ◯議長【井上良光君】 選択 219 : ◯議長【井上良光君】 選択 220 : ◯議長【井上良光君】 選択 221 : ◯議長【井上良光君】 選択 222 : ◯議長【井上良光君】 選択 223 : ◯職員【大野勝人君】 選択 224 : ◯議長【井上良光君】 選択 225 : ◯議長【井上良光君】 選択 226 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 227 : ◯議長【井上良光君】 選択 228 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 229 : ◯議長【井上良光君】 選択 230 : ◯議長【井上良光君】 選択 231 : ◯11番【杉崎俊雄君】 選択 232 : ◯議長【井上良光君】 選択 233 : ◯財政課長【石井博司君】 選択 234 : ◯議長【井上良光君】 選択 235 : ◯4番【小笠原陶子君】 選択 236 : ◯議長【井上良光君】 選択 237 : ◯経済環境部長【佐川眞一君】 選択 238 : ◯議長【井上良光君】 選択 239 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 240 : ◯議長【井上良光君】 選択 241 : ◯経済環境部長【佐川眞一君】 選択 242 : ◯議長【井上良光君】 選択 243 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 244 : ◯議長【井上良光君】 選択 245 : ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 選択 246 : ◯議長【井上良光君】 選択 247 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 248 : ◯議長【井上良光君】 選択 249 : ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 選択 250 : ◯議長【井上良光君】 選択 251 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 252 : ◯議長【井上良光君】 選択 253 : ◯経済環境部長【佐川眞一君】 選択 254 : ◯議長【井上良光君】 選択 255 : ◯12番【原冨士徳君】 選択 256 : ◯議長【井上良光君】 選択 257 : ◯9番【城所 努君】 選択 258 : ◯議長【井上良光君】 選択 259 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 260 : ◯議長【井上良光君】 選択 261 : ◯経済環境部長【佐川眞一君】 選択 262 : ◯議長【井上良光君】 選択 263 : ◯9番【城所 努君】 選択 264 : ◯議長【井上良光君】 選択 265 : ◯総務部長【原 幸男君】 選択 266 : ◯議長【井上良光君】 選択 267 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 268 : ◯議長【井上良光君】 選択 269 : ◯民生部長【吉沢 稔君】 選択 270 : ◯議長【井上良光君】 選択 271 : ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 選択 272 : ◯議長【井上良光君】 選択 273 : ◯5番【根岸ゆき子君】 選択 274 : ◯議長【井上良光君】 選択 275 : ◯議長【井上良光君】 選択 276 : ◯議長【井上良光君】 選択 277 : ◯議長【井上良光君】 選択 278 : ◯議長【井上良光君】 選択 279 : ◯職員【大野勝人君】 選択 280 : ◯議長【井上良光君】 選択 281 : ◯議長【井上良光君】 選択 282 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 283 : ◯議長【井上良光君】 選択 284 : ◯民生部長【吉沢 稔君】 選択 285 : ◯議長【井上良光君】 選択 286 : ◯議長【井上良光君】 選択 287 : ◯議長【井上良光君】 選択 288 : ◯議長【井上良光君】 選択 289 : ◯議長【井上良光君】 選択 290 : ◯議長【井上良光君】 選択 291 : ◯職員【大野勝人君】 選択 292 : ◯議長【井上良光君】 選択 293 : ◯議長【井上良光君】 選択 294 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 295 : ◯議長【井上良光君】 選択 296 : ◯民生部長【吉沢 稔君】 選択 297 : ◯議長【井上良光君】 選択 298 : ◯議長【井上良光君】 選択 299 : ◯議長【井上良光君】 選択 300 : ◯議長【井上良光君】 選択 301 : ◯議長【井上良光君】 選択 302 : ◯議長【井上良光君】 選択 303 : ◯職員【大野勝人君】 選択 304 : ◯議長【井上良光君】 選択 305 : ◯議長【井上良光君】 選択 306 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 307 : ◯議長【井上良光君】 選択 308 : ◯民生部長【吉沢 稔君】 選択 309 : ◯議長【井上良光君】 選択 310 : ◯議長【井上良光君】 選択 311 : ◯議長【井上良光君】 選択 312 : ◯議長【井上良光君】 選択 313 : ◯議長【井上良光君】 選択 314 : ◯議長【井上良光君】 選択 315 : ◯職員【大野勝人君】 選択 316 : ◯議長【井上良光君】 選択 317 : ◯議長【井上良光君】 選択 318 : ◯町長【坂本孝也君】 選択 319 : ◯議長【井上良光君】 選択 320 : ◯建設部長【新井和明君】 選択 321 : ◯議長【井上良光君】 選択 322 : ◯議長【井上良光君】 選択 323 : ◯議長【井上良光君】 選択 324 : ◯議長【井上良光君】 選択 325 : ◯議長【井上良光君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【井上良光君】 皆さん、おはようございます。  平成18年第4回の議会定例会を開会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  先般の選挙で新しい町長が選出され、また議会では、元職を含めた議員、新しい議員5名を含めて、14名の議員が町民の皆様方のご信託を受け、決意も新たにこの議場に出席されていると思います。  今回、議員定数を4名減員したわけですが、議員各位におかれましては、その4名分を補って余りある期待をしたいと思います。もちろん議員各位はこのことについては十分認識されていると理解しております。新体制で町民の町政に関する関心、そして期待は非常に大きいものがあろうかと思います。申すまでもなく、この二宮町でも諸問題が山積しているわけで、新町長をはじめとした執行者と我々議会がそれぞれの職責を十分果たし、本音で活発な議論を交わし、それぞれ立場は違いますけれども、お互いにその機能を果たしていくことが究極の目的である「よりよい二宮のまちづくり」に貢献できるのではないかと確信をしております。  議員各位の活発な意見、並びに議論を期待して、議長の開会のごあいさつとさせていただきます。    ──────────────────────────────── 2: ◯議長【井上良光君】 ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、これより平成18年第4回定例会を開会いたします。  本日の議事日程は過日、配付のとおりでございます。    ────────────────────────────────    日程第1 署名議員の指名について 3: ◯議長【井上良光君】 日程第1「署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第112条の規定により、議長において、2番・二見泰弘議員、12番・原冨士徳議員を指名いたします。    ────────────────────────────────    日程第2 会期の決定について 4: ◯議長【井上良光君】 日程第2「会期の決定について」を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。 5: ◯議長【井上良光君】 西山宗一議員。         〔13番・議会運営委員長(西山宗一君)登壇〕 6: ◯13番・議会運営委員長【西山宗一君】 皆さん、おはようございます。議会運営委員会の委員長報告をいたします。
     平成18年第4回定例会を開会するに当たり、会期日程並びに議案の取扱いについて検討・協議するため、去る12月6日、及び本日午前9時よりの2回にわたり、第一委員会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。  本定例会に提出されます議案は、町長提出議案19件でございます。条例関係議案12件につきましては、該当の委員会に付託し、審査をお願いいたします。規約の変更議案1件、補正予算議案5件につきましては、本日の本会議で即決でお願いいたします。  なお、この他に、最終日に補正予算1件を提出させていただいています。  また、今議会は町長選挙後の初めての定例議会でございますので、本日、町長所信表明のあと、所信表明に対する総括質疑を2名の議員が本会議で行います。  陳情につきましては、5件の提出がございましたが、そのうち1件につきましては、議会運営委員会の審議の結果、机上配付となっております。机上配付を除く陳情4件につきましては、該当の委員会に付託し、審査をお願いいたします。  一般質問につきましては、12日正午に通告を閉め切りました。7名、9件の通告がありましたので、先例に従い、通告順に2日間で質問をお願いいたします。  会期日程案が既に送付され、確認されていると思いますが、以上の内容に基づきまして、会期日程について審議いたしました結果、平成18年第4回定例会の会期は、本日12月14日から12月21日までの8日間と決定させていただきました。よろしくご審議のほどをお願いいたします。  本定例会の運営が円滑に行われますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。 7: ◯議長【井上良光君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 8: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本定例会は委員長の報告のとおり、本日12月14日から12月21日までの8日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 9: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決ました。    ────────────────────────────────    日程第3 町長所信表明 10: ◯議長【井上良光君】 日程第3「町長所信表明」を行います。 11: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 12: ◯町長【坂本孝也君】 おはようございます。平成18年第4回二宮町議会定例会の開会に当たり、私の町政運営に対する所信の一端と施策の方向についてご説明申し上げ、議員各位をはじめ、町民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  初めに、議員の皆様方におかれましては、先般の選挙におきまして、ご当選の栄を得られましたことを心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。  不肖、私も町民のご支持をいただき、町政をお預かりさせていただくことになりました。身に余る光栄でありますとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。  私は、さきの選挙の中で、多くの町民の皆様に出会い、そしてさまざまな形で接することができました。その中で、町民の皆様が町の現状に対して多くの思いをお持ちであるということ、また、将来のことに対していろいろ不安があるということ、そして、それゆえに町政に対する大きな期待があるということを感じてまいりました。  私は、そのような町民の方々の思いや期待に少しでも多くこたえるために、まず私自身が現場に出向き、お話を伺い、その実情をしっかりとつかみ、地域の抱えるさまざまな問題について、みずからの課題として町民の皆様と一緒に考え、行動していくことが重要であるとの思いを強くいたしました。  また、ここまで二宮町を発展させられた先人の方々に、ここで改めて敬意と感謝を表する次第でございます。  議会と行政とは車の両輪と言いますが、私はもっと距離を縮め、一体感のある関係にまで持っていきたいと思います。それは「町民のために」という目的が同じだからです。議員各位と職員との協調関係とチェック機能が相まって、よりよい町の発展のために、お互いに切磋琢磨していきたいと思います。  さて、景気回復とは言われるものの、末端の経済活動はいまだに低迷しており、相変わらず当町の商工業においては、景気の伸びが感じられず、日々、苦しい戦いを強いられている状況です。特に消費の低迷は業種を問わず、空き店舗が増え続いております。  このような時代に、財政的にも限られた予算の中で、より高質な町政運営を遂行するためには、多くの課題が待ち受けていますが、これも一つずつ解決していかなくてはなりません。  そのためには、見直すべきは見直し、改めるべきは改め、伸ばすべきは伸ばす必要があります。私は「未来に夢が持てる、足腰の強いまちづくり」のため、今、しなければならないことを、戸惑うことなく着実に実行し、勇気を持って断行する所存であります。  ここに私の基本姿勢並びに主な施策の概要について述べさせていただきたいと存じます。  私のまちづくりの基本姿勢としましては、「町民が主役」ということです。そのためには、行政と町民が情報を共有し、政策の協議段階から参画し、協働により推進していくことであります。  まず第1に、桜美園問題の早期解決でございます。  二宮町の最重要課題であります桜美園問題の解決に向け、今までどおり平成19年9月の焼却停止に向けてごみ処理を総合的に検証し、二宮町にふさわしい処理体制を構築してまいります。  そのため、役場組織の中に専門的に対応する課を立ち上げ、桜美園を含めた廃棄物行政の課題を近隣市町との協調体制をもって進めてまいります。  この他、環境対策といたしまして、循環型社会の構築を目指し、環境負荷の低減に向け、自然エネルギーを活用した省エネルギー対策を積極的に推進してまいります。  また、引き続き廃棄物の減量化、資源化に対し、町民の皆様とともに進めてまいります。  2つ目は、財源確保でございます。  現在、国及び地方の財政は極めて厳しい状況にあります。特に、財政基盤の弱い地方自治体の「家計」は火の車になっております。  一方で、地方分権や今後の高齢化の進展などに伴い、地方自治体の役割はますます大きくなっております。  こうした状況の中で、二宮町の人口は減少を続け、高齢化による就労人口の減少で税収は確実に減少していきます。このような危機的状況において、むだを省き、節約することで現実に即した堅実な町政運営を実施していかなくてはならないと考えております。  また、行財政改革の推進などにより、地方財政の健全化を進めるとともに、地方自治体が地域の実情に応じた自主的な財政運営を行うことができるよう、地方税財源の充実強化を図っていく必要があります。  財源の確保の取り組みといたしましては、国や県とのパイプを太くして、交付金や補助金の活用、入札制度の見直し、また委託業務を含めた各種事務事業内容の検証などを進めていきたいと思っております。また、平成18年9月の定例議会において、改選前の議会議員により議会における歳出削減を図ることから、議員定数の削減が行われました。私も行財政改革の一歩として、町長、助役及び教育長の報酬の見直しなど、徹底した経費の節減とむだ遣いの体質を改善して、福祉と教育の充実のための予算を確保してまいります。  第3は、福祉対策でございます。  高齢者の皆様が住みなれた地域で、自立した生活を安心して続けられるように支援してまいります。このため、高齢者や家族からの相談を総合的に受ける体制や、介護保険などのサービスのさらなる充実を図ってまいります。  また、「介護予防で元気な80代を目指す」ため、介護予防事業について、引き続き普及・啓発活動に力を入れてまいります。  なお、敬老のつどいの記念品などについては、敬老の気持ちが伝わるよう工夫をしてまいります。  児童については、小児医療制度の拡充など、痛みがわかる福祉施策を展開してまいります。  これらの施策により、高齢者、障害者、児童までのすべての町民に心優しい行政を進め、子どもたちが健やかに成長し、お年寄りが安心して暮らせるまちづくりを目指します。  第4は、町の交通網対策でございます。  元気なお年寄りでも、坂の多い町では、買い物や病院へ通院するための交通手段の確保が必要不可欠です。また、すべての町民が暮らしの中で活用できるようにするためには、コミュニティーバスを小型化するなどの運行形態の見直しをする必要があることから、その検討を進めてまいります。また、夕方からは、防犯スクールバスとして、部活動で遅くなった中学生を安全に家まで送るための活用を考えております。  第5は、教育と文化の充実でございます。  中学校教育としては、学区の自由化です。例えば部活動をそれぞれの学校に分割すれば、より充実した活動が可能となり、生徒の選択肢も広がるのではないでしょうか。  私は学区を自由化にすることで、それぞれがより魅力ある学校づくりを行っていけるのではないかと考えております。学区の自由化に向けては、広く郡単位での選択性も視野に入れ、住民参加の上での検討会を設置し、検討してまいります。  文化の充実では、多彩な講座による学習の機会を増やし、町民が主体となった生涯学習の推進を図っていきます。また、町の歴史や文化の継承と保存は町の財産であり、子々孫々まで継承しなくてはならないと思っております。そのため、現在進めている「バーチャル郷土館」を推進しつつ、郷土資料等の実物を見るための展示場の検討もしてまいります。  第6は、地場産業の創造でございます。  町の経済を活性化するには、町内の経済を担う源、それは「二宮ブランド」をつくることが活性化につながると考えております。農業生産の低下と後継者不足から、町内の農地は休耕地が目立っております。その休耕地や荒廃地を有効活用するために、付加価値をつけた施設園芸の導入を農業関連の機関と連携を図るとともに、この事業の運営に関して、団塊の世代の方々に知恵と力を生かしていただくため、参画していただくことを考えております。  ブランド品は、市場に出荷できるような生産量、品種は限定して、例えば二宮ブランドの「レタス」を東京や横浜の市場に出荷していくことも考えられます。このような仕組みを行政が後押しします。自立したら、その効果は全町に波及し、必ず大きな経済効果が生まれます。幸いにも、町にはブランドとなる資源が海、山、川と限りなく豊富です。皆様の力を結集して、的を絞って実現したいと思います。  第7は、すぐやる課でございます。  町役場には、地域の困りごとについての相談や要望が数多く寄せられております。こうした皆様からの声に迅速・適切に対応するため、組織等の立ち上げを行います。  これまでも、町に寄せられた相談・要望は、地域推進課などを通じて担当部署が対応してきました。さらに町民サービスの向上を図る上においても、わかりやすい窓口と町民の視点に立った早期解決のために関係機関と連携を持って進めます。  第8は、防災対策でございます。  二宮町が位置するこの県西部は、活断層が複数あり、県西部地震、南関東の直下型地震、さらには東海地震などの大きな地震の切迫性が指摘されている地域です。  町民の皆様も日々の生活の中で、近々大きな地震が来たらどうしようかという心配がたくさんあると思います。こうした有事に細やかに対応がとれるように、さらに体制整備を進めます。特に災害発生時における救護体制については、迅速かつ円滑にその機能が発揮されるよう医療機関との連携を深めてまいります。  また、災害時における自主防災組織の活動拠点の機能強化を図るため、一色地区に防災コミュニティセンターの建設などに取り組んでまいります。  第9は、景観の保全でございます。  私たちのまち二宮は、美しい砂浜、海岸線の松林、緑ゆたかな吾妻山という恵まれた自然を背景に、明るく開放的な地形に加えて、交通の利便性などから市街地の立地などが進み、首都圏のベッドタウンとして発展してまいりました。  この二宮町らしいまちの景観を守り、育て、さらに新しい二宮らしさをつくり出し、みずからが住み、働き、憩うまちを、個性ゆたかで、快適なものにしたいと願っております。そのために、町民の皆様とともに力を合わせて、二宮らしいまちの景観を守り、育て、つくることにより、この愛する郷土を町民一人一人にとって親しみと愛着と誇りのあるものとするための取り組みを進めてまいります。  私は、これらの施策のどれか一つを取り上げてみても、自治体間の協調はあらゆる角度で密接な関係にあります。よって、これまで近隣市町とはあらゆる面で交流や連携を深めてまいりました。そして、築き上げてきた信頼関係を絶やすことなく行政運営を進めてまいります。  以上、私の町政に取り組む考えの一端を申し述べた次第であります。  お年寄りから子どもたちまでのすべての町民が心地よさを感じ、「住んでよかった町、住みたい町」と思えるまちづくりを町民の皆様とともに創造していくことが、私に課せられた使命と肝に銘じ、町政運営に邁進する決意でございます。  なお、具体的な施策などにつきましては、平成19年度の施政方針としてお示ししたいと考えておりますので、今しばらくのご猶予をお願い申し上げます。  今後とも議員の皆様方と連携を図るとともに、新しい協力関係を築いてまいりたいと存じております。ご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げ、私の所信表明とさせていただきます。 13: ◯議長【井上良光君】 これをもって町長所信表明を終わります。    ────────────────────────────────    日程第4 所信表明に対する総括質疑 14: ◯議長【井上良光君】 日程第4「所信表明に対する総括質疑」に入ります。 15: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。             〔5番(根岸ゆき子君)登壇〕 16: ◯5番【根岸ゆき子君】 では、私はネット二宮・市民自治の会を代表いたしまして、町長の所信表明に対する総括質疑を行います。  では、第1に掲げられています桜美園問題の早期解決について質問いたします。  桜美園問題は30年以上前に、し尿処理焼却場を町のどこに建設するか、当時の候補地数カ所からの絞り込みに大変苦労があった。各地区でむしろ旗を上げて住民の誘致反対合戦があった。そういうところから始まっております。  現在の桜美園は、中里で操業が始まったものの、特に緑が丘に住民が住み始めてからの15年ほど前からは、住民との協議、混乱が繰り返されてきました。過去8年間の古澤町政のもとでは、健康被害はない、炉の稼働は問題がないとしながらも、根本的対処におくれをとってきた中で、焼却炉停止を施策としてきた経緯がございます。これらのことを十分に理解した上で、桜美園問題の早期解決に取り組んでいただきたいとあえて述べさせてもらいます。  坂本新町長は、炉が悪いからとめるんだということを外に向けてはっきりと言うべきだという話を町議のときによくお話しされていました。もちろん焼却炉停止に関して、坂本町長と町の施策は同じ方向を向いています。違う点は、今回、坂本町長1期目に当選され、その公約の中では、積替施設なしの外部搬出を実現という言葉がはっきりと書かれている。そういう公約をして当選されたわけです。  しかし、積替施設については、18年度予算で既に実施設計委託料、生活環境調査委託料、建設工事管理委託料、建設着工費用等、合わせて約4,300万円が住民の声を無視した形で予算承認されています。  職員も、12月に積替施設建設に着手できるよう準備を進めていたところ、選挙で町長がかわり、この12月議会に積替建設予算が補正計上されなくなりました。そこで、積替施設なし、19年度9月に焼却停止という坂本町長の約束が確実に果たされるように、どういう手法を考えているのかということをお聞きいたします。  そして、町外搬出についてです。焼却炉停止が来年の9月、今まで焼却炉の被害に悩まされてきた住民にとって、あと9カ月我慢すれば窓のあけられる普通の生活が取り戻せると、新町長に期待する声が私にも寄せられています。課題は町外搬出とごみの減量化だと思います。  しかし、町民の間で広域化を脱退したのに、また広域化に戻るのかと心配の声が上がるのは、坂本町長の言う広域化の再検討という言葉がわかりにくいからです。ここで国の定めた1市2町の広域化との違い、それと坂本町長の考える町外搬出の選択をどのように行おうと考えているのか、それを伺います。  次に、第3に挙げられている福祉対策についてお聞きします。  具体的施策は今後の施政方針で示されるということですが、今回の所信表明に書かれています高齢者や家族からの相談を総合的に受ける体制のさらなる充実について、町長のお考えをお聞かせください。  介護法の施行以前は、家庭の中ですべてを背負う家族が介護に疲れ果て、10年以上たった今でも、介護によって崩した体調を引きずりながら生活されている、そういう方がたくさんいらっしゃるぐらい大変な話でした。そういった状態からは大きな改善があると思いますが、2000年度施行の介護保険法が今年、大幅見直しになりました。要介護区分、つまり認定を受けて保険サービスを受けられる段階の内訳が変わりました。要介護1の方が、介護度の認定が軽度の方は要支援の枠に移されたわけです。  今回の選挙で、多くの方にお話を伺う機会がありましたが、この部分でサービスが受けられなくなった方の相談や苦情をたくさん伺ってまいりました。今まで借りていたベッドや介護用品を借りることができない。ヘルパーさんが来ないなど、ほんとうに困られているようです。  また、高齢化に伴い、認知症が全国的に増えています。その家族や介護者の認知症に対する正しい理解や対応はとても大切です。介護保険法が大きく変化する中で、介護を必要とするご本人へのケアもさることながら、日々、葛藤をしている家族の不安解消を図ることも相談事業の大きな役割と思います。総合的な相談窓口に期待いたしますが、いかがでしょうか。  もう1つは、介護予防事業についてです。先日の朝日新聞によれば、介護予防事業で行われている予防教室への参加者が閑古鳥だ、という見出しで記事が載せられていました。国で定めた介護保険制度は、今年の新規事業として地域支援事業という、65歳以上の方を対象とし、早い段階からできる限り自立した生活を目指せる支援を市町村が主体で実施していく。これを稼働し始めたところ、各市町村では参加者がまばらであるようです。  二宮町も同様で、その参加率は当初の予定より大きく下回っています。私も病気の早期発見や予防、生活習慣病の改善などにより、高齢者の方が元気で暮らせることは何よりのことと思っております。だからこそ、機能できない事業については見直していくことも必要であります。町長は予防事業についての普及・啓発とともに、不必要である事業の見直しをどうやってしていくのかということを伺います。  3番目になりますが、教育現場に携わる内容、これについて質問いたします。  所信表明によりますと、第3に福祉対策、第5に教育と文化の充実が挙げられています。障害者、これに関しては第3の福祉対策の面で「高齢者、障害者、児童まですべての町民に心優しい行政を進める」と、こう述べていらっしゃいます。子どもは地域の中で育てるもの、特に就学前と就学中は社会性を養う大切な時期でもあります。福祉と教育の連携がいつも求められます。この時期、障害を持つ子どもにとっての教育を考えることも大切で、現在、特別な支援教育を受けられる場は、盲学校、聾学校、養護学校、小・中学校における特殊学級等で確保がされているところです。  一方、通常の学級に健常児とともに在籍していて、特別な支援教育を必要とする、そういう子どもたちもいます。LDと呼ばれる学習障害、ADHDと呼ばれる注意欠陥多動性障害、高機能自閉症、アスペルガー症候群など、軽度の発達障害を持つ子どもたちです。落ち着きがない、やりとりがかみ合わない、こだわりがある、口頭による理解度は高いのに、筆記テストの成績が極端に悪い等、障害の表現は多様化していて、知的な面ではおくれがないので、一見してわかりにくい脳機能障害を持っております。  しかし、こういった障害も周囲の配慮で環境整備することによって十分に普通学級で授業が受けられます。反対に、小さな違いを見逃してしまったがゆえに、コミュニケーションのアンバランスさがいじめを引き起こしたり、担任と保護者の関係に不信感が生まれたり、多動なだけであるのに、怖い存在だと思われたりと、適切な対応がないために、本人と周囲にとって不遇な教育を受けてしまうということになります。  平成17年、文部科学省が支援体制の整備の一環として、特別支援教育コーディネーターという役割を位置づけました。特別支援コーディネーターの仕事は、保護者や関係機関に対する窓口としての役割、学校内の取りまとめ役として、福祉や医療の専門機関との連絡調整役としてと、まさに専従でも大変なコーディネートとして機能するべき存在であります。  しかし、残念なことに、教員が兼任で頑張っている現状です。福祉と教育が連携を持って障害者が地域で伸び伸びと暮らせる教育現場づくりのために、今後、具体的施策を盛り込むことについて、町長のお考えがあれば、お聞かせください。
     4番目です。景観の保全についてです。二宮町は自然に恵まれ、吾妻山を見ながら暮らす、また海の景色とともに暮らす、あるいは豊かな緑に囲まれながら暮らすと、自然の恵みに感謝しながら暮らしている方々がたくさんおられます。と同時に、二宮町は東海道線の便のよさを生かして、ベッドタウンとしても自然を身近に感じて暮らしたい、そういう方が移り住んでくる場所でもあります。  「昔は葛川でよく遊んだもんだ」という話は昔のことであり、今や自然環境は守らなければ破壊が進んでいく状況です。例えば山西の吾妻山のふもとに建設計画のある8階建てマンション、百合が丘と隣接している中里の宅地開発等、民間業者によるものは住民のモラルや愛する郷土の気持ちとかけ離れたものをつくります。民間業者の開発が悪いと言っているのではありませんが、一度の環境破壊がもたらす影響は非常に大きく、防災面から見ても、水害や震災の被害を大きくすることがあります。無秩序な開発に歯どめをかけ、景観・生態系・災害・住民の郷土愛、これらを守るための町独自のルール化が必要と思います。これについての町長の考えをお聞きいたします。  以上です。 17: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 18: ◯町長【坂本孝也君】 根岸議員の質問にお答えをしたいと思います。  まず、最初に、桜美園のことですけれども、このことは議員各位、または関係者の方々に、まず最初にお話をしておきたいということがございます。私を含めてですけれども、選挙が終わるまで感じていたことと、実際に役場に来て、担当の方々と一緒に詳しいお話を伺った後とで、大分隔たりがあったということがわかりました。これをお話をしておかないと、今後の取り組みに非常に難しさが出るのかなというふうに感じておりますので、まず。  平塚・大磯・二宮の広域離脱と、広域をやめますということがちょうど9月議会さなかに発表されて、全協で説明をされました。その後、選挙戦間際にチラシがまかれたり、広報とともに、事後の二宮の町の方向性というようなものが町民に発表されました。その1つの動きをずっと見つめて、私は前町長、古澤吉郎町長のリーダーシップのもとにそういうことが行われてきたのかなという感じで選挙戦を戦っておりました。  ところが、役場に来ていろいろ聞いてみますと、平塚・大磯・二宮の広域化をやめるという結論に達したのは、ずっとそういうことに携わってきた職員の意見を集約して、結論はやはりやめようと。今しかやめる時期はないということの結果がそういうことになったそうです。古澤町長が強引にやめろと言ったわけではなくて、長年の1市2町の取り組みの中から、職員が出した結論、もちろん反対の人もいました。賛成の人もいましたということです。そういうことで、平塚・大磯・二宮をやめたと。  そして、それから次の手をどうするのかということで、埼玉県寄居町、最低でもここにお願いしてOKがとれておけば、9月焼却停止は実現できるということで、そちらにある程度の確約がとれていると。事実、今でも寄居町に持っていけば、ごみは受け取ってもらえますよというような説明をされたわけです。  ただし、そのためには積替施設をつくらなくては効率が悪い県外搬出ということになるわけですけれども、そういう背景が庁内にあって、私はそれとは全く反対の主張で当選したわけですから、積替施設はつくりません。近隣の市町にお願いして、なるべく集めた車でそのまま町外搬出をお願いして、9月の焼却停止を実現するんだということで当選をさせていただきました。  もちろん役場に来て、今日でちょうど15日目ですけれども、すぐにこういうことを立ち上げなくては間に合わない。もう時間がないんですから、9月に間に合わないということで、担当課とすり合わせをしながら進めてきましたけれども、行政の中に、まずそれだけの、今、さきに言ったお話のような積み上げというか、そういうことをずっとやってきているものですから、そこから切りかえるということをまずしてもらわなくてはいけないと。今まではそれでよかったかもしれないけれども、今度はそうじゃないんだよと。近隣の町にお願いして、何とかごみを受け取ってもらうんだと。期限はというと、今のところ期限がないんです。要するに平塚・大磯・二宮の枠組みがなくなっていますから、あれがあるときは6年ぐらいの間に平塚で受け取ってもらえるようになりますからということがあったのですけれども、今は全くありません。そこに戻るということも二宮としてはできません。私が当選したからといって、平塚・大磯・二宮の枠組みがもとに戻るということはあり得ないんです。なぜかというと、それの見返りの条件を私は「ノー」と言っていますから。見返りの条件が、今からお願いしますと言えば、必ずついてくるということで、現状の今の説明はこういうことになっていますということです。  その中で、根岸議員が言われたように、9月焼却停止を目指してプロジェクトをつくって、4月からは課をつくって専門にそれをやっていこうということで、今、計画をしております。担当の部長以下、今まで携わってきた人、プラスそういうことを過去にやってきた人、そういう職員をまとめて皆さんで、私もそうですけれども、まず周りに、これは営業活動というか、外交というか、とにかく知り合いをたどり、いろいろなつてをたどってお願いしていこうということが始まっております。  町長就任をして、すぐに近隣、また県内の市長、町長さんにごあいさつに行きます。平塚にいの一番に行きました。平塚の市長は快く、ごあいさつですからね、対応していただきましたけれども、ご心中お察ししますという言葉でした。頼りにしていた山北町、議会中だったものですから、ゆっくりお話ができませんでしたけれども、同じように西部清掃組合の10トンの枠があるという、これは広域をしているんですけれども、山北町と開成町、開成町のほうに行ったら、町長さんがいらっしゃいまして、当然、この話をするわけですけれども、やんわりガードを張るような対応をされてしまう。皆さん、周りで、今エコループの問題や、二宮の問題もそうですけれども、自分の町で行政間では納得するから協力してあげましょうという動きがあっても、地元の方々からなぜ二宮のごみをうちの町が引き取らなくちゃいけないんだというような反対運動が起きるんじゃないかという心配をしているわけです。それなりの説得性、こういう期間でお願いしたいというようなことをやっていくしかないのかなというふうにも感じておりますけれども、正直な話、今の段階の説明はこういうことです。  年が明けてから、早速、もっと広範囲に行動を広げていきます。実現をするように頑張っていきたいと思いますけれども、状況の説明は全くそのとおりです。きょうの状況はですね。また、どこから道が開けるかわかりませんけれども、約束をしたことですから、何としても守りたいということで進んでおります。  それと同時に、減量化というようなお話もありましたけれども、減量化については、大型生ごみ処理機、エクレールに設置しているということですけれども、そういうようなことを増やしていきたいと。そして、そこにエコカードというようなもので点数が打ち込めるようなサービスをしたらどうかなと。後で出てくる、そのエコカードが満点になったら、コミュニティーバスに乗れる乗車券がもらえるよというような、複合した施策をとっていくことによって、協力を仰ぐというようなことも考えております。  あとは、大型店、生協、レストラン、そういうようなたくさんの残渣というか、残り物が出る、そういうところにやはり協力を願って、自社でごみを片づけるというような動きをしてもらうというお願いもしてみたいなと思っております。  そういうようなことで、一方で焼却停止に向かって取り組みながら、片方では減量化を進めていくという方向で行かなくてはいけないと考えております。  2つ目の、高齢者福祉ということですけれども、選挙中に私はやっぱりいろいろな町内の方々のところを歩いてお願いをしてきたわけですけれども、昔、ちょっと知り合っていたおじいちゃんを訪ねていったら、ベッドに横になっている。「いや、おじいちゃん」という話をしたら、その隣におばあちゃんもベッドで横になっている。「どうしたんですか」というような会話から、「いや、まあ」というようなことで、おじいちゃんもおばあちゃんも自宅でぐあいがあんまりよくないということですよね。娘さんが一生懸命頑張って自宅介護していると、そういうような家庭を何軒も訪問することがありました。  やはり高齢者という、自宅療養、自宅介護、そこには家族がいたりいろいろして、皆さん頑張ってやっていらっしゃる。そういう方々を目の当たりにして、今、根岸さんの質問であるような、もっともっとそういう方々に光が当たるような施策を打ち出すべきではないかというふうに感じたわけで、お年寄りという、高齢者という枠組みの中には、元気なお年寄り、そして今のようなぐあいの悪いお年寄り、両方いらっしゃるわけですけれども、ぐあいの悪いお年寄りについては、介護保険とかそういうことでサポートするにしても、一番の不安は何かというと、心のケア、要するに話相手がいないとか、ほんとうに自分の今の気持ちを、だから選挙なんかいうとすごく元気になっちゃうお年寄りもいるんですよ。ふだんそういうつき合いがないから、選挙というものを通して、「いや、よく来たな。昔を思い出したな」というような会話があったりするわけですけれども、やはり心というか、気持ちと気持ちのぶつかり合いみたいなものをそういう方々は求めている。  そういうためにはどうしたらいいかということになるわけですよ。私は前の町長さんなんかもよく何歳以上になるとおめでとうとか言って、写真が載ったり、いろいろなそういう風景を新聞とか広報で見たこともありますけれども、もっともっとお孫さんぐらいの年齢の方々、要するに子どもたちが定期的に訪問に行くとか、そういうことをネットで組めないかなと思ってみたり、たった1時間でいいと思うのですけれども、そういう話し合いをするとか、そんな1つのヒントですけれども、取り組み方としては、金銭とかそういうことではなくて、気持ちの問題なんだから、お金はそんなにかからない。ただ、そういう仕組みをつくればいいんだというようなことです。そういうものが自宅でぐあいの悪いお年寄りたちに対する施策の1つかなと。  もう1つ、元気なお年寄りに対してはということになると、後から出てくるコミュニティーバスと。百合が丘、または富士見が丘1丁目あたりを坂道を買い物した後にほんとうにゆっくり歩いていらっしゃる。要するに歩けないわけですよ、重くて。そういうようなところに小さなバスでもいいから、お荷物を一緒に乗せながら自宅の近くのところまで送るというようなことができたら、これは1つのサービスになるのかなというようなことで、次に出てくるそういうコミュニティーバスというものがあるのですけれども、地区的には全く下浜の細いところとか、今の川匂のほうとか、要するにバス、または今、定期的に動いているものが行かないようなところまで入っていける小さなバスでいいと思うんです。そういうものを数多く回してみたいと。そうしたら、元気な、要するに活発に動ける人たちのサポートにもなるのかなというふうに感じるわけです。  今、町では「つばき」という、役場の福祉課の中にそういう支援センターがありますけれども、そこにいろいろ勉強させられて、「さくら」と「元町」というような、そういう支援センターからの情報が集まって、そこの「つばき」でそういうものをコントロールしているというお話でした。  私はそういうことにプラス、例えば各地区にいらっしゃる地区長さんがそういう情報を集める、また、相談を受ける。地区社協もそうですね。そういうものをやっていらっしゃる。私たちのこの議員とか職員、そういうような行政に携わる方々の情報、またはお願い事が来たらどうするのか。民生委員さんはどうするのかというようなことを集約する。今までは、私が知り合いにこういうことで困っているんだと言われたら、直に役場に行って、やってあげるよということでやっているんだろうけれども、それがちゃんと機能的に「つばき」というところで受けてもらって、それが公平にちゃんと扱われるという仕組みができるといいというふうに自分では思っております。  いろいろなサポートの仕方があると思いますけれども、よくこれからまた考えて、福祉についての取り組みをしていきたいと。一番のことは、やはり心と心のつなぎ合いということですから、みんな寂しいんですよ、そういう方々は。ですから、何とかそういうことを補ってあげられたらいいかなと考えております。  3番目に、教育ということでご質問がありました。今の時代のあらわれというか、一見、普通の子どもと思える子どもたちが、教育委員会の説明によると、ほんとうに様子がおかしいとか、先ほどのお話ですけれども、いろいろな症状が出ちゃう子どもさんたちが各クラスにいるそうです。私は過去に、二宮小学校のグラウンドに何か用があって行ったときに、先生が体操の時間で、当然、グラウンドを駆ける。普通、マラソンにしても短距離にしても、駆けるというと、こうやって駆けるんだろうなと思って、自分たちはそういうのが普通の姿だと思うのだけれども、とんでもないフォームをして駆けている子がいたんですよ。それを見て、あれは何なんだろうなと、そのときは思いました。先生も特別注意をすることもしない。フォームを教えてあげればいいのになと、自分ではそのとき単純に思っていました。  ところが、それがそういう症状の子の駆け方なんだそうです。そういうことを見ていて、じゃあ、それをどうしようかということですよね。なかなかこういうことについては、教育委員会、またはお金の問題、そのための指導者というか、そういうものを新たに雇わなければいけないとかっていうことになると予算の問題。いろいろこれから対応するためにはたくさんの課題が残ります。  学区の撤廃という、これも小田原市が選挙中ですが、実現しましたけれども、この学区の撤廃というものも後に出てきますけれども、今までとは全く違う、画期的な施策というふうになるはずなんですけれども、それと同じように、こういう現代病というか、我々が経験したことのないことが、今、現場で起きているということをもっともっと認識して、それに対する対応策は今後の課題として私も十分取り組んでいきたいというふうに考えております。それは親ともども、家庭教育、それから学校教育と、そういうことで協力し合ってやっていくべきではないかなというふうに考えております。その子たちが大きくなったとき、どうなるのかなということを考えると、やはり治るものならどうにかして義務教育の範囲内で治ったらいいなというふうに考えるわけですけれども、今の私では、こうしたらいいよということが答えられません。これから一生懸命取り組んでいきたいというふうに思います。  最後に、景観の保全ということでご質問があります。たまたまきのう、例のマンションの反対運動をしているということで、署名が私の手元に届きました。1,000名以上を超える署名を私は受け取って、写真を撮ってということになりましたけれども、担当課といろいろお話をしてみると、今の二宮の立場としては、町の立場としてはいかんともしがたい。いわゆる県の管轄をそのまま受け入れているというだけのことで、町特別に条例があるわけではないということになるそうです。  その前に、選挙前でしたけれども、中里の日鉱団地の百合が丘寄り、西側のところで、急傾斜地の造成という問題が起きて、何度か説明に行きました。原議員と一緒に行きましたけれども、そういうところでも、今まで考えられない、または思いつかないような建築、造成、そういうものがこの町の中で起きております。気がついて見たところで、法律上、全部クリアしているということになると、歯どめが効かない。行政としての歯どめができないというようなことが、今回もまさに起きたわけです。  かねがねそういう蘇峰堂のあの辺の造成について、やはり雨水の処理という問題があったときに、造成した業者はもう売り払っていなくなる。後始末は税金でやるのかというような議論があったんです。そういうことにならないように、やはり町独自の景観条例とか、まちづくり条例とか、そういうようなものを早急につくるべきではないかというふうに考えております。  真鶴町でスタートしたのが、大磯でまねをしてできているそうです。二宮は二宮らしさでつくるのですけれども、これを早急に立ち上げて、こういうことが皆さんの納得の上でできるというような条例をつくっていきたいと考えておりまして、今回のこのマンションについては、今後の成り行きを見るということで、きょう説明会がありますよね。そういうようなことで、見守るということしか今の行政としてはできないということです。そういう景観条例なり、まちづくり条例というような、そういうものをこれから立ち上げて、1年やそこらじゃできないんだそうですけれども、早くつくって対応をしていきたいと考えております。  以上です。 19: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。 20: ◯5番【根岸ゆき子君】 まず、桜美園からなんですけれども、いろいろとたくさんお答えいただきました。流れから、そして今のやっぱり担当課職員が今まで苦労してきたことと、町長が今やろうとしていることが、なかなかスピーディには進むことができないというお話、私も職員の方にもお話を聞いたりしながらで、その話の内容のことはわかります。  この町外搬出についてなんですけれども、できる限りプロジェクトを組んで、そして行動範囲を広げて、いろいろなところへ働きかけをしていくというお話でした。1つには、ここの民間業者に、今は埼玉県の寄居町に、ある程度、お約束ができているというお話があったんですけれども、私もこの選挙前に、ほんとうにこれは県外の民間しかないのかなということを思っておりました。やはり近隣の中でも民間を探していただきたいということ。あと、もちろん町長もおっしゃっていたように、自治体への働きかけですね、これをきちんとプロジェクトの中、あるいはそういうコンタクトができる方の協力を得て、ごみ処理の委託業務を相互間でできるようにぜひ進めていっていただきたいと思います。  その際、やはりごみは今、燃えるごみが減量化も少しは進んで、日量20トンのごみ量になったわけですから、これを丸々20トン、1度に1カ所の場所へ運ぶというのではなく、ある程度、例えば10トンと10トンというような形とか、あとパッカー車の工夫をしていく。4トン車自体をもう少し新型の圧縮ができるようなタイプのパッカー車というような工夫ですね。そういうこともあわせて考えていきながら、要するに運ぶ媒体と、あと運ぶ先をもう少し効率のよいようにということを、今、そういうことをして進めようとされていらっしゃるのかということを聞かせてください。  この専門の課を立ち上げるというのが、4月というお話だったのですけれども、これは9月までの時間がない中で、すぐに立ち上げることを始めてもいいのかなと思うのですけれども、やっぱり4月じゃないとどうしても難しいところがあるんでしょうか。その設定の時期についての考えを聞かせてください。  それと、減量化についてなんですが、大型生ごみ処理機をエコカードを使っていくことはどうかと。まだあそこのエクレールでも、スタートは始まりましたけれども、徐々に人も増えているというお話でしたが、実際にはエコカードも、町長の考えている部分があると思います。地域通貨といったところでも、福祉の点でもそうなんですけれども、こういうものを普及させることができたらいいなというふうに思いますので、進める方向。  あと、大型店で、自社で減量化を進める。私も今の減量化、町民の減量化に加えまして、やっぱり事業系のごみの整理がようやく昨年、伝票処理なんかもきちんとされるようになってきたという経緯を踏まえて、まだ事業系の一般廃棄物処理のごみにつきましての減量化への取り組みが、個別に少ないところでは、資源化については連携している部分、ペットボトルであるとかあるのですけれども、やっぱり減量化をもっと進めていただきたいということが、事業系のごみについてはまだまだ取り組みが足りないところがあります。そこが進めば、このごみが20トンからさらに減らすことができると考えておりますので、先ほど町長がおっしゃっていた事業者に対するごみの減量化への働きかけ、これもぜひ進めていただきたいと思います。  桜美園については、すみません、ちょっと要望と質問がまざりましたけれども、課をつくる時期のことですね。それと、町外搬出に対する方策をもう少し具体的な部分を聞かせてください。  それから、私の質問した順番で、また再質問いたします。  介護保険法のほうですね。この相談窓口で、今、地域包括支援センターで担っているということです。また、そこに来ている相談員の方が地域にも出向いてという話は、今回の町の情報紙のところにも書いてあったりしております。相談窓口なんですが、今、町長がおっしゃったことは、心のケアは確かに大切だと。やっぱり心のケアを大切にすることで相談業務を充実していただきたいという、私もそういう質問です。  ですが、今ある「つばき」をトップに置いて、そこにいろいろな町民の人たち、あるいはそういうネットワークを張ったところを、要するに今はコーディネートのような形で回していってもらえればということですね。それが1つ間違えれば、ボランティアみたいな人とか、そういうことにかかわってくださる方を使い回すというような状況にならないようにして、お互いがお互いのケアを生き生きとできるような、そして心のケアをしてもらったことによって、やっぱりそれが家族に持ち帰られる。家族の中でやっぱりいい介護のあり方をつくっていただけるというようなシステムづくりになっていただくようにしたいと思います。  そのためには、まず信頼できる経験豊かな相談者を置いていただきたいということです。知識だけではなく、やっぱり経験も豊富である相談者を置いていただきたい。ちょっとここの介護保険のところは要望にいたします。民間の介護事業者の情報もわかるようにしていただきたい。今、町の相談機能を置いているこの役場の窓口のところでは、9時から5時ですから、その9時から5時だけで仕事をしているという中では、やっぱりそれ以外で利用したい人、夜間にも利用したい人がたくさん出てまいりますので、そういう人が利用できないような現状なんですね。夜や、また土日、そういうものにも利用ができる、こういう相談事業にしていっていただきたいと思います。  ですから、役場だけでなく、それを実行するためには、民間やNPOとか、そういうことも視野に入れて、委託ということも視野に入れまして、こういうやり方も検討していっていただきたいと思います。  また、広がりを持ってやるわけですから、職員の方にとりましては、こういうことをやることによってのサービス残業等々が増えないような形でぜひ進めていただければと、これは要望にいたします。  福祉のところで、コミバスのこともお答えいただいているのですけれども、コミバスの件は、また私ども同じ会派のほうで一般質問もさせていただきますので、そちらは割愛いたします。  あと、障害児教育の点につきましてです。まだ町長にはきちんとそれに対して答えられることがないというような、ぜひ私はこの認識をほんとうに深めていただきたいと。ともすれば、教育委員会自体でもその現場、あるいは学校の直面していない担任の先生も、この現場を把握していただいているのかなというような疑問がわく部分もございます。  平成14年と、ちょっと古いものにはなりますけれども、国で行ったアンケートがありまして、通常学級に在籍する特別な教育的支援を必要とするという児童・生徒の数、これが出ております。この調査は全国5地域の小学校・中学校、児童・生徒4万2,000人ぐらいを対象にしましてのアンケートでした。これによりますと、こういう軽度学習発達障害ですね、こういう傾向を示す子どもたちが6%ほどいると。平成14年ですから、少し私ども保護者の間でもうわさになっておりまして、大体クラスに二、三人はこういう傾向の子がいるよねというようなうわさはしておりました。きちんとこういう全国調査などの実態でも出ております。  しかし、二宮町はどうかというと、やっぱり二宮町の中で、ある程度、そうかなと思われる子はいても、そういう実態把握というのができていない現状があります。それじゃ、一人一人に聞いていったらいいかというと、またそういうことでもない。保護者のプライベートな話であるとか、あるいは個人情報にかかわって担任の人が保護者になかなか聞きにくいというような現状もございます。  私は、まず実態把握、これをしていただくためには、町長みずから、あるいはそれにかかわる教育関係の方々がやっぱり現場に出向いていただく。そういうことに悩まれていらっしゃる保護者の方々がおられます。保護者の方がグループをつくっているところもありますので、ぜひそういうところに出向いて話も聞いていただきたい。そう考えておりますけれども、そういうことに対する行動はどうとっていただくかということを質問にしたいと思います。  あと、4番目ですね。景観の保全、これはぜひ景観条例というようなものは私たちも市民とともにつくっていきたいと考えております。この景観条例、先ほども町長がおっしゃったように、真鶴で始まったようなものがあって、実際にこの真鶴で景観条例がつくられたときにかかわった専門家の方が、ご存じかと思いますけれども、事務所を二宮町に持って活動されていらっしゃいます。そういう専門家の方も含めて、そして住民の方、今、問題を抱えていらっしゃる梅沢マンション計画、あれもちょうど風致地区と準工業地域が敷地の中で大体線引きされている場所がありますから、風致地区のほうは3階建て、準工業地域のほうは8階建てというふうなことをして、要するに業者の利益を得ようというようなマンション計画になっていまして、あそが吾妻山にかかってしまう、日陰によって自然の生態系に影響があるんじゃないかというようなご意見とか、私もこの間、ちょっと説明会なんかに参加させていただいて、いろいろな声を聞いております。やっぱりそういうことにかかわって実感を伴っている方とかたくさんおられると思いますので、ぜひそういう方々とともに条例をつくっていく手法、それを進めていっていただきたいと思いますが、そこのところは確認で、ぜひ積極的な町のサポート体制をつくるということについての具体的なところをもう1度、お答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 21: ◯議長【井上良光君】 町長。 22: ◯町長【坂本孝也君】 お答えいたします。  まず、桜美園の問題ですけれども、4月からというのは、いわゆる機構改革というか、そういう形の上での課、環境課の中に、またそれ専門の課をつくろうという形が4月からで、実際にもうスタートし始めておりますから、それは今の課の人たちが臨時に集まってチームをつくって、とにかく情報を集めようということで、正月明けには本格的に各地を訪問して、情報を集めてこようという動きはするわけですけれども、条例改正とかいろいろなことが起きるので、本格的な位置づけをするのは4月からですよと。でも、内容についてはスタートしますので、そこら辺はあまり心配しなくても、いても立ってもいられない気持ちはこちらも十分ですから、早くしなくちゃと思っていますので、正月休み中もいろいろな意味では、逆にいい情報収集のときだというふうに自分でも思っておりますから、積極的に山北方面に行ってこようと思っております。  そういうようなことで、動きは庁内では始まっております。その中で、とにかく一歩一歩、早急に進めていくということで認識をしていただければいいと思います。  それから、収集する車、選挙戦のときもそうでしたけれども、4トン車で収集して、実際、中にごみが入る容量というのは、4トン車といっても4トンないんですよ。2トン半ぐらいしか入らないことが、ラディアンの説明会の中でもそれは言われていました。いろいろ車の会社に問い合わせしましたら、どこでもそうなんですよ。じゃあ、6トン車があるのかというと、ないんですよ。それで、そのときに消防自動車のモリタという装備をする会社があるんです。そこに行き着いたわけです。要するに、4トンのボディというか、そういう車の上に、そういう艤装をしていくわけです。そうすると、5トンとか、そういうふうにたくさん積めるような装備ができるんだそうです。まだ役場のほうにその人に来いとは言っていませんけれども、結局はそういうことができるということまでは確認してあるんです。お金が幾らかかるのかはわかりませんけれども、要するに遠くへそのまま運ぶという体制の中では有効な手段かなと。だけど、ほんとうに近くに決まれば要らなくなるわけですから、今のままでいいわけですから、そういうことも情報として持っているということでやっておりますから、大丈夫です。そういうことです。  次の、教育委員会ですか、実態調査というか、実態把握というものは確かにしなくちゃいけないなと。でも、これはどういうふうにやるのかなというのは難しい。専門的な人たちにお願いするしかないのですけれども、そういうことを把握していきながら、次の手に進むというのは大事なことだと思います。ぜひそういうことで、前向きに取り組んでいきたいというふうには考えます。  もう1つのほうは景観、これもおくればせながらになってしまうかもしれませんけれども、積極的にこういう条例をつくって、いろいろなこれから起こり得ることについての対応がとれるような町にしておこうということです。これはやっぱり非常にプラス・マイナスがありまして、相当真剣に、深刻にやらないと、片方の、例えば地主さん方からすると、利用することを妨げられるというか、制約されるということになっていくし、そうじゃない方々からは、そうしなくちゃこの町は保全できないよという考え方になるわけですから、片方だけの意見でもいけないし、中立的な意見を取り入れながら、それでもやはりこれからこの町の財産というものを守るという1つの大きなテーマになれば、理解を得られるのかなということに行き着くと思います。ですから、そういうことで取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 23: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。 24: ◯5番【根岸ゆき子君】 桜美園は心配しないでくださいというお話だったんですけれども、ぜひ始められるところから始めてほしい。ただ、それがやっぱり勇み足にならないような形で情報収集にはしっかり取り組んでいただきたい。いろいろな方策を考えていただきたい。  庁舎内のプロジェクトを組まれる。もう既に内容的には早急に動きを進めていらっしゃるという話ですけれども、心配しないでくださいとはおっしゃいますが、やはり住民の方への説明としまして、この会議の議事録作成であるとか資料提供、何でもかんでも下打ち合わせの段階から出せと言っているのではなくて、ある程度のところは情報公開をしていく必要があると考えます。そのことについて、どうかということをお聞かせください。  模索中の中で、9月という期限の焼却炉の停止があるわけなんですが、最悪というか、こういうことは私は考えておりませんけれども、炉の停止が9月、これは約束です。しかし、ケースによりましては、炉の停止が延びるということも町長の考えの中にはあるのかどうか。ちょっとここも確認させてください。  あと、教育の話です。実態把握を客観的にしていくことと、あと町長がその現場を肌身で感じるようなことが私は絶対に必要だと考えております。先ほど治るものなら治るといいなというお言葉がありましたけれども、これは治らないんです。ただ、環境を整えることによって、その人たちがよりよいそういう社会的生活を営んでいくことができるという意味では、やっぱり小学校・中学生のうちに、身につけさせてあげられる、また性格がゆがまないような環境を整えてあげるということは大切だと。そういう現場での実感できる把握と、あと客観的な把握、この両方をぜひ進めていっていただきたい。  こういう教育の現場に対しましては、私たち、特に子育て中の母親からすれば、ほんとうに言うことって限りがない。先生方のやる現場でのことも増えていることも承知をしております。また、これをこういう議会で言うことによって、教育委員会に負担がかかるであろうということも、またそれも承知をしております。だからといって、やはり要望をしないでいいというわけじゃなくて、一番それによって影響を受けるのは子どもたちですから、その子どもたちのために何が一番いいかということを考えていきたい。ぜひこの施策を進めていただきたいのですけれども、その際には、教育委員会等の負担にならないように、今ある人的配置だけでは、結局その仕事量が増えていくだけ。私はそういう負担にならないためには、そういう人の手当、あるいは専門家の活用、ある程度の予算取りをきちんと考えていく、そういうことが必要だと思っておりますので、そこのところはぜひとも要望をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  景観条例のほうはわかりました。 25: ◯議長【井上良光君】 町長。 26: ◯町長【坂本孝也君】 桜美園の件については、経過報告ということで、これがどういう頻度で皆さんに報告ができるかというのは、これからなんですけれども、できるだけ頻度の高い報告をしながら、または緑が丘、並びに町民のところにも訪問して報告をしようという姿勢でおります。  9月までのタイムリミットというのは、是が非でも守ろうということで取り組んでおりますから、そのことがほんとうに実現するかどうかということを今、言われても、それに向かっていくということしか言えませんけれども、ですから、最悪、ここでこういうことを言うのはおかしいのですけれども、積替施設というものと今の艤装した大きなパッカー車というようなものがどういうふうになるのかなと。どこまでがそういうことをつくれるのかなというようなことも視野に入れながら、要するに9月を守ることを最大のテーマにするということになると、寄居町へ持っていく、またはミダックへ持っていくというようなことも、全部じゃなくても、5トンずつ分けてお願いするとか何かして、残ったものは仕方がないからと。とりあえず時間稼ぎのために民間にお願いしておいて、その間にまたいろいろな交渉を進めていくというようなことも手法としては考えておりますけれども、そういうことをまじえながら、9月の、要するに10月からということですね、9月焼却停止ということは、10月1日から燃えませんよと、燃さないですよというような方向には行かせたいというふうに考えております。  それから、学校訪問も今と同じように、逐次、小学校だけじゃなくて、中学にも訪問して、授業風景、またはそこの現場の先生方、そういう方々とのお話し合いもたくさん持とうというふうに考えております。自分が就任して、町内のいろいろな施設、消防署にしても、給食センターにしても、そういうところを一応、一巡してきましたけれども、もっともっとたくさんそういうところの現場の人たちと会って、いろいろな声を聞いてこようということで、これは計画をしております。少し落ち着いたら、そういう作業に入りたいというふうに思っておりますし、その一連の動きの中に、学校訪問も入っているということでご理解をしていただければいいと思います。  以上です。 27: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。 28: ◯5番【根岸ゆき子君】 要望にいたします。今、学校関係のほうですけれども、学校というところではなく、学校ももちろんそうなんですけれども、なかなか全体像だけ見ていると、個別のところが見えにくくなります。個別のテーマを持っている人たちに、ある程度、凝縮されたところにも伺っていただく必要があると思いますので、ぜひそこに前向きな姿勢をとっていただきたいと重ねて要望いたします。  桜美園です。模索中の段階であり、また前向きに実現ができるように取り組んでいくというお答えをいただいたところに、きょうは後ろでの傍聴者もいらっしゃいます。大きく期待をさせていただきたいと思いますし、私もまた今後、そういうことに向けて、ぜひ実現をさせていっていただきたいと考えます。  今まで非常に町民とのボタンのかけ違いの中でも、先ほど私も登壇の原稿の中でも言いましたけれども、炉はひどくないよ。きちんと稼働しているよ。でも、炉はとめるんだよというところのすれ違いが、どうしても町から一歩外に出たとき、例えば県や平塚市や何かから見ましても、町が勝手に炉をとめると言っているんだから、あとごみの処理も町で考えていかなきゃいけないところはあるんじゃないのというような態度というか、言葉を私も直接聞いてきた中では、今からでもやはりこの焼却炉をとめていく理由、炉は大変な炉ですから、今のある現状、今、きちんとある程度お知らせをしつつある、変化してきたなというふうには私はとらえておりますけれども、その説明において、やっぱり整合性がとれるように広報などでもきちんとお知らせをしていっていただきたい。今後、やっぱり真実を伝えていっていただきたいと。今後、町民とのボタンのかけ違えのすき間、差を埋めるよう努力をしていっていただきたいと、そのことを強く要望をいたします。  あと、説明責任に関しましても、前向きに取り組んでください。また、ここのところがわからない、どうなっているんだ、わからないだらけの話になりますと、このボタンのかけ違いが、またこの溝が埋まらないままということになっていきます。情報の公開には努めていってください。  そして、要望のところでこれは言わせていただきたいのですけれども、桜美園の課題につきましてということで、今後のごみ処理のことを今は質問に上げたわけなんですけれども、今もって桜美園には環境負荷が続いている現状がございます。最終処分場につきましては、まだ問題解決がされていない状況です。やっぱり土壌のダイオキシンが260ピコ出たとか、新しく設けた観測井戸からは、塩化物が、通常地下水の10倍出たであるとか、検討委員会のほうで報告があるようです。この塩化物の検出というのは明らかに最終処分場の影響だということがあるわけです。すぐにもこの環境負荷をとめていかなければいけないという現状の中で、最終処分場の更地化といったことも視野に入れなければいけないだろうと考えております。今ある桜美園の環境負荷に対することも含めましたごみ処理の構想をぜひ今後の庁舎内のプロジェクト会議の中で検討を進めていただきたい、そのことを要望にいたしまして終りといたします。 29: ◯議長【井上良光君】 これをもちまして根岸議員の総括質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時20分から始めます。                          午前11時06分 休憩    ────────────────────────────────                          午前11時20分 再開 30: ◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次の方、お願いします。 31: ◯議長【井上良光君】 城所議員。             〔9番(城所 努君)登壇〕 32: ◯9番【城所 努君】 日本共産党二宮町議員団を代表して、町長の所信表明に対し、総括質疑を行います。端的に質問をいたしますので、答弁のほうも、あまり余計なことを言わずに結構ですから、お答えをいただきたいと思います。  まず、第1の質問は、桜美園についてですけれども、今、根岸議員の質問で大方のことが明らかになりましたけれども、改めて問いたいというふうに思います。  今回の町長選の1つの争点になったこの桜美園問題だというふうに考えています。坂本町長はこの問題について、選挙広報でこのように述べています。二宮町の信頼を回復し、近隣市町との協調関係を強化します。今の二宮町は近隣市町の信頼を大きく損ねている。現町政は2月に締結したごみ処理基本計画を、9月に破棄をしてしまいました。これで8年の歳月と経費、職員の莫大な労力をかけた広域化計画がすべてむだになりました。さらに、近隣市町ばかりでなく、二宮町民にも大変な迷惑と損害を与えました。これからの地方行政は近隣市町との協調は不可欠です。早期に他市町からの信頼を取り戻しますとし、坂本孝也後援会だより第3号でも、同様なことが書かれ、二宮町は孤立化の道を歩むのか、協調していくのかという言葉が強調されていました。  しかし、先ほど町長から大分考え方に隔たりがあったというお話がありましたけれども、この広域からの脱退について、厳しい、激しい批判は感じられますけれども、脱退について、二宮町にとって、あるいは町民にとってどうなのか。この視点が私には感じられませんでした。そして、選挙広報でもごみ処理問題の解決として、迷走しているごみ行政を正常に戻し、町が抱える2つの裁判を早急に解決しますとしか述べられていませんでした。  一方、11月21日付の神奈川新聞では、町長の言葉として、問題となった施設配分も含め、広域化を再検討する選択肢もあるとし、新しい枠組みを視野に入れた広域化の道を探ると報道されていました。来年9月いっぱいの焼却停止に向けて、積替施設、あるいはごみの搬出先、新しい枠組み、これらをどのように具体的な解決を図っていくのかというのが、今、町長に問われているというふうに思います。  先ほどいろいろお話がありましたけれども、例えば近隣市町の情報収集、あるいはモリタのごみ処理の車ですね、これらについて、いつまでにこれを決定しなければいけないのか。私はこれはきちっと日時を決めて事に当たる、問題解決に当たっていくということが、今、求められているというふうに思いますけれども、町長の見解を求めたいと思います。  次に、高齢者の支援対策についてです。この問題について、所信表明では高齢者の皆様が住みなれた地域で充実した生活を安心して続けられるように支援していく。このため、高齢者や家族からの相談を総合的に受ける体制や介護保険などのサービスのさらなる充実を図っていく。また、介護予防事業についても、引き続き普及・啓発活動に力を入れていくとしていますけれども、これは今までやってきたことであって、特に新しいことではありません。  問題は、町長が高齢者の現状をしっかりと理解をしているのかということです。例えば今年、老年者控除48万円の廃止、所得金額120万円以下の老年者非課税措置の廃止、定率減税の半減などで、町民全体で約1億3,000万円以上の税負担が重くのしかかりました。特に65歳以上の年金生活者は、年金が減って、その上に税金が上がるという、負担が重くのしかかっています。  町長は知っているかどうかわかりませんけれども、納税通知書が届けられた6月には、252件もの苦情・問い合わせが役場に殺到しました。我々、共産党議員団が選挙前に実施したアンケート調査にも、高齢者の方々から税金、4,000円だったのが、6万円にも引き上げられた。これではとても生活ができない。町民税の減免制度がないのかなど、悲痛の声が多数寄せられました。  今、高齢者を取り巻く環境は、介護保険料や国民健康保険税の値上げ、また老々介護の問題、医療費の引き上げ等、厳しい状況にあります。こうした中で、町長、あるいは行政がこうした状況に対して正面から向き合うことが求められているのではないでしょうか。敬老のつどい記念品云々でなく、こうした状況を踏まえ、町長が考えている具体的施策について、町長の見解を求めたいと思います。  次に、コミュニティーバスの問題です。この件につきましては、先ほどもちょっとお話が出ていました。また、一般質問にも通告されていますし、多くの議員、そして私たちにも、川匂、あるいは百合が丘、釜野、茶屋、緑が丘地域から多くの要望が寄せられています。また、町長もこれは公約に掲げていますので、今後の小型化、運行形態の見直しをどのように行って町民の期待にこたえていくのか。見直しの時期など、明確な答弁を求めたいと思います。  次に、学区の自由化の問題です。所信表明では学区を自由化することで、それぞれが魅力ある学校づくりを行っていけるのではないかと考えている。広く郡単位の選択性も視野に入れ、検討会を設置していくと、このように述べています。
     しかし、児童・生徒に大きな影響を及ぼす学区の自由化、いわゆる学校選択性が今現在、この二宮町にほんとうに必要なのか。私は大いに疑問を持っていますし、また、そういう人は大勢いるのではないでしょうか。  この学区の自由化は、東京都では足立区、品川区、練馬区等、26市区が実施をしていますけれども、さまざまな問題が出てきているというふうにも報じられています。例えば足立区では、これはご存じの方も大勢いらっしゃると思いますけれども、この11月に学力テストの成績に応じて4ランクに分け、区立小学校への協力予算に差をつけるという衝撃的な方針を発表いたしました。  これに対して、テレビ・新聞等で大きな波紋が広がり、その後、撤回をしましたが、学力テストの結果を考慮し、予算配分に差をつける方針は変えないとしています。これは子ども・教師だけでなく、学校という組織を競争と成果主義に追い込むものになっています。また、生徒が集中する学校が生まれる一方、少人数化する学校が生じる、いわゆる学校間格差が年を経ることに広がり、学校の序列化が固定化するなど、東京都で広がる学校選択性が及ぼす深刻な事態が進んでいることを町長は知っているのでしょうか。私は学区の自由化は安易に導入すべきでないと考えますけれども、なぜ今、学区の自由化が必要と考えているのか、町長の見解を求めます。  次に、職員との連携、協力関係をどのように築き、職員への教育をどのようにしていくのかという問題です。所信表明では議員との連携、協力関係を築きたいと述べていますけれども、議員と町長、また行政とは一定の距離があってしかるべきだというふうに私は思っています。私は町長として職員との協力、信頼関係をどのように築いていくのか、そして、職員の適性を伸ばし、住民のために公僕としてその能力を発揮してもらうことが大事だと考えていますけれども、町長はどのような姿勢でこの問題をとらえているのか、町長の考えを求めたいというふうに思います。  以上です。 33: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 34: ◯町長【坂本孝也君】 城所議員の質問にお答えをいたしたいと思います。  最初に、桜美園問題の早期解決ということで、先ほども根岸議員の質問に答えましたけれども、いわゆる広域化ということについての内容が主だと思いますけれども、広域の枠組みをどうするのかと。近隣市町と手を携えてやるのがいいと言っていたじゃないかというようなことだと思います。まさにそのとおりだと思いますけれども、広域という1つの平塚・大磯・二宮、この枠組みに戻るということの条件としては、やはり内容の見直しというものがなければ、今の二宮では戻れないと。また、大磯と平塚の調印が11月1日に行われたという話ですけれども、その後の選挙で、やはり町長がかわったと。この新しい町長さんのもとで、大磯町がどういう平塚市と取り組みをしていくのかというようなことも非常に興味のあるところで、これはまだこれからの課題として、二宮町はそれを見守っていくということになると思います。  平塚の市長が、二宮はどういう人がなっても、もう平塚・大磯・二宮の枠組みには入れてあげないよという発言があったというようなことが、回り回って伝わってきております。本当かどうかは、まだそこまで詰めた話をしておりませんけれども、いずれにしても、今までの積み上げてきた平塚・大磯・二宮の条件の中には、もう二宮は戻れないということになっております。私も事実、そこまではとても無理であると。最後の4つの条件ということが選挙前までの情報としてありました。焼却をお願いするかわりに、二宮が引き受ける4つの条件がありましたけれども、その中のし尿というようなことについては、我々議員のときに、これから下水道が普及するから、自前のし尿はそれで事足りるのかなと。この条件については大したことないなという感触があったはずです。ところが、最終的には、平塚の下水道の通っていないところのし尿まで二宮が負担をするのだという条件がかぶってきていたというようなことも、後から聞くことによって、とてもこの広域化は無理だと。  疑問が残るのは、なぜそういうことまで強いられる条件闘争になったのかということは、私も二宮がばかにされていたのかなと。どういうことなんだろうというふうに思うわけですけれども、少なくともそういうことから、とても無理だということで、枠組みから外れたという1つの流れがあります。ですから、そこにはもう戻れないなと。  じゃあ、大磯町が二宮がなくなって、はじめて今度はどういう条件で平塚と広域を結ぶことになるのかということが興味のあるところです。興味というあれではないのですけれども、そういうことを眺めながらも、ほかの選択肢を二宮としては考えざるを得ない。隣町ではなくても、また隣の隣であっても、条件次第では広域が結べるのではないかと。先日も秦野市長といろいろな話をしてきました。向こうも伊勢原市との広域を進めているということで、取り組んでいるというお話でした。可能性としては、秦野まで持っていくということも、そんなに距離的には遠くはない。ただ、そういう話までは行っていませんけれども、こちら側の1つのねらいとしては、まだまだ選択肢はたくさんあるのではないかなと、こういうふうに考えているわけで、一応、タイムスケジュールというお話でしたので、今年12月いっぱい、それから3月までと、今年度中には方向性を見出そうと。そして、4月からは本格的にそれについての事務レベルの交渉を始めようと、こういう考えでおります。そうしないと間に合わないんです、9月焼却停止が。そういうことで進めていく。今年度中、3月いっぱいぐらいまでに方向性を決めて、4月からは課をつくって積極的にそれにアタックしていくという考えでおります。  次に、高齢者の支援体制ということでご質問でした。税負担の圧迫とか、いろいろ高齢者がこれから進んでいく中で、今までと違って、非常に重荷を背負うような国の税制、そういうようなことで、何とかそういうことを軽減するような方策はないかということですが、私も正直言って、まだそういうことの研究が不足しております。税の軽減ができるならば、そういうことにも取り組みたいと思っております。  やはり今回、自分の町長としての指針は、そういうソフトの面、そういうものに充実させようということで政策を発表しております。ハードなことにあまり力を入れずに、内容、要するにソフトのことでみんなが幸せを感じるようなまちづくりをしようと。決して派手な町には映らないかもしれないけれども、みんながよかったなと言えるような町をつくっていこうと、追求していこうということが自分のテーマですので、また、城所議員の言われるいろいろなそういう税制その他に対しても、積極的に予算との組み合わせをしながら、比重を多くしていきたいというふうには考えております。  コミュニティーバスですけれども、時期的なことということで、時期は4月からの来年度に計画を練りまして、またそのときには民間、または議員さん、皆さんのお知恵もかりながら、その次の年には町の中にこのバスが走るというぐらいのスパンで臨みたいと思っております。要するに、来年度の次の年、再来年度には町の中を走っているというようなことで取り組んでいきたいと考えております。  学区の自由化ということですけれども、逆に、今のままの教育委員会のあり方、または学校の先生方の取り組みで満足ですかという質問をしたいというふうに私は思います。今のままでもいいということになれば、別にこういう取り組み、新たなことをする必要はないのですけれども、やはり私はずっと議員もやっていたときにも感じていたんですけれども、学校の先生の学校づくり、または子どもに対する愛情、情熱、そういうような取り組み方が、何かサラリーマン化していると。昔の我々の先生は違ったなと。もっと情熱があってというような思いがずっとありました。よく陳情も出てきます。いろいろな意味で接触が先生方とありますけれども、確かにマスコミもいけない部分がたくさんあるとは思いますけれども、はれものに触るような子どもの教育ということが、ほんとうに教育なのかなというふうにも感じるときがたくさんありました。  だからといって、体罰がいいということではありませんけれども、もっともっと学校ごとに、先生方からすると自分の勤めている学校、自分の職場として、こういう現在のあり方でいいのかと。もっとほかの方法があるんだろうと。ほかの学校へいって交流もしながら勉強して、取り入れていきたいというような、特に若手の先生の思いがたくさんあります。選挙中にもそういう先生方との接触がありました。なかなかできない。予算もない。研修に行く費用も、交通費も自分持ちなんですよというような訴えがありました。  そうじゃなくて、やはり現場にいる先生方を中心に、もっと学校づくりをほんとうに真剣に取り組んでいただければということが私の主なねらいなんです。選ぶ、選ばないは子どもさんや親の自由ですから、学区が開放されても、今のままでいいんだということになれば、そのまま子どもさんたちは定着すると思います。このことを自分の政策に訴えるときに、やはり校長の経験者、またはそういう学校関係の先生方に聞いたことがあります。二宮でこういうことをしたら、大きな変化が起きてしまうのかなというやはり心配がありました。でも、大した変化はないだろうと。というのが、それぞれの学校の設備とか、位置とか、そういうことにそんなに相違がない、二宮町の中で。ですから、そんな混乱は起きないんじゃないかというアドバイスをいただいて、こういうことを自分の政策にしました。  ねらいは、子どもたちとか、習う側のことではなくて、先生方にプレッシャーを与えるということが主なねらいなんです。やはり頑張っていただきたい。頑張らないで、のほほんとしていたら、学校に生徒が来なくなりますよというようなことです。  実際にどういう手法をとって、どういう形で進めていくかというのは、これからの教育委員会、または現場の先生方のすり合わせになると思いますけれども、要はいいこともたくさんイメージとしてはあります。例えばグラウンドが、西中と二宮中をどちらでもいいですよと言った場合に、今、両方でサッカー部が欲しい、サッカー部のコートのスペースがない。じゃあ、片方は野球を頑張りなさい、片方の中学ではサッカーをやりなさいというようなすみ分けができるのではないかなと。そこに、またそれなりのコーチを呼んで、きちんとした指導をするというようなことで、充実した部活が行われる。スペースは今のままでいいわけですけれども、それが倍のスペースになるというような感じにすみ分けができるのではないかなというような感じ。先ほど言った格差をつけろということではないんです。勉強のほうでも、英語が得意な子たちが、また英語をもっともっとやりたいという子たちはこの学校に行ったら、普通の授業以上に教えてもらうことができますよとか、音楽が好きな子はこっちに来ればとかというようなすみ分けを提案していって、好きな人たちがそれに応募するという形をとったらどうかなというわけで、強制ではありません。  ただ、学校側は大変だと。どういうふうに生徒が来るのか、今だったら来年度の生徒の数ははっきりわかっているわけですけれども、それがどうなるのかなというようなことが起きるはずですから、先生方の取り組みは今以上に大変になるというふうには考えますけれども、とにかくプレッシャーを与えるんだということが、学校づくり、または教育委員会に1つの風穴をあけるという意味でも大切なことかなというふうに考えて自由化をあげました。そういう意味では、ぜひやってみたいと。中学から始めて、全校というわけにはいかないかもしれませんけれども、やれるところからやってみたいなというふうに感じるわけです。  もう1つは、議員との連携ということで、確かに議員と行政とは一線を引くということは大切なことだと思います。ただ、過去にいろいろな当て職というような時代がありまして、議員もいろいろな審議会、またはそういう会議の中に最初から入って、いろいろお話をするという時期がありました。私もそういうことを経験してきましたけれども、そういうことがいいのかなという疑問な点があったり何かして、今ではほとんど大事なことしか参加しないというふうになって、距離が出てきました。それを私はもう1回、戻したらどうかなというふうに考えているわけです。  要するに、行政とのいろいろな状況の情報がなかなか伝わりにくくなっているのかなと。まず議員さんに参加してもらうことによって、行政のあり方を理解してもらう、またはアドバイスしてもらう。議会で議決するということのチェック機能を事前にするのかという意見もありますけれども、14人全部が参加するわけじゃありませんから、そのうちの2人や3人、その2、3名の方が委員会に入っていただく。もちろん民間の人も入っていただくというような枠組みの中でのことですから、そういうことを実現して距離感を狭めるというようなことで、またはそういう議員さんが持っているいろいろな知識も役場に役立てたいなというような思いで、距離感を縮めようというふうに言っているわけです。  議員はそうじゃないよと。おまえらがやることを、ただ見ていてチェックするだけだよということでは、まちづくりにはなかなかなっていかないんじゃないかと。少なくともたくさんの支持をされる人たちを背負って出てきてもらっているわけですから、ともどもできる部分は一緒にやっていきたいというふうに考えているわけです。  以上、ご質問のお答えになったかどうかわかりませんけれども、お答えをいたしました。 35: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 36: ◯9番【城所 努君】 まず、桜美園の問題で、ある程度、形が見えてきたというふうに思うのですけれども、18年度3月までに方向性を決めるんだというお話でしたけれども、果たして3月で間に合うんですか。結論はもう10月いっぱいから焼却を停止するわけですよね。3月いっぱいまでに方向性を決めるということになると、仮に近隣市町との連携がうまく行かなかった場合、あるいは町長が考えているいろいろなところの自治体との交渉がうまく行かなかった場合、そういった場合、最低のことも考えておかなければいけないわけでしょう。それが3月末だというのでは、私はその取り組みというのは非常に遅いと思うんです。  例えばモリタの車にしたって、装備をつけるわけですから、そんな簡単にできるわけがないでしょう。消防車だってそうですよ。装備をして、艤装するわけですから。注文になるわけですから、そんな簡単に、3カ月や4カ月で注文ができるということにならない。  だから、私はここは腹をくくって、期限を決めるということで進めていかないと、10月停止というふうにはいかなくなるというふうに私は考えている。町長は一生懸命公約にも掲げて、今、焦っている気持ちとかあると思うんだけれども、そこのところはやはりきちっといつまでに決断をするというところを明確にしていかないと、私はちょっと手遅れになる可能性があるのではないのかということを考えていますけれども、お答えをいただきたい。  それから、広域化、新しい枠組みというのは、これは町長が言ったことであって、我々が言っているわけじゃなくて、新しい枠組みというのはどういうことかということを聞きたかったわけで、町長の話だと、秦野もあるし、いろいろなところの枠組みを想定して言ったんだということですから、結構ですけれども、私は1つだけ、ちょっとご注意といいますか、意見を言わせていただくと、この問題というのは非常に町長選で大きな争点になった問題ですよね。あなたは先ほど町長になって初めて役場の職員との話し合いの中で、町長がトップダウンで脱退を決めたんだというふうに思っていたと。思っていたけれども、実際にはそうではなかったんだと。役場の総意、いわゆる関係者、関係部長を含めて、役場の総意として脱退をしたんだということが初めてわかったと。  私はね、これは非常に問題があると思うんです。というのは、あなたも議員としてそれまでやってきたわけですよ。そのときに、そういう話というのは当然、調べればわかるし、町長のトップダウンでないということは、私はある程度の議員はみんな知っていたと思うんですよ。いろいろ交渉した結果、助役も何回も行って、二宮町の気持ちについてちゃんと議論してほしいと。だけども、議論をされなかったとかという話があったわけでしょう。それを、あたかも二宮町が孤立化している、協調がなくなったという、いわばあおったようなことをあなたはやってきたわけですよ。それは私は非常に反省を今後しなきゃいけない問題だというふうに思いますけれども、そのことについても、もう1度、お答えいただきたい。  それから、高齢者の福祉問題、これは私ははっきり言わせてもらうと、坂本町長の一番の弱点ではないかなと、この福祉問題が。というふうに私は思うんです。ですから、あなたのいろいろな後援会だよりを見ても、福祉問題というのはあまり出てきていない話なんですね。今、心の問題、人が住んで住みよかった二宮町というのは、これはだれでもがそんなことを思う話であって、ここで急に新しい言葉じゃないわけです。住み続けたい町とか、高齢者が安心して暮らせる町とかというのは、これは前からそういうのは出てきている話であって、今、置かれている高齢者の状況、先ほど町長も言いましたけれども、いわゆる一定の収入もある高齢者、あるいは元気な高齢者とそうじゃない高齢者というのはいますよ、確かに。だけども、実際にこれだけの負担税が押し寄せて、年金は下がる、あるいは医療費も引き上がる、こういう中で、やはり私はそういったところにも光を当てて、そういうところを正面から見据えていかないと、私は言葉だけの語り言葉だけになってしまう、そういう心配があるわけです。  先ほど町長が、減免制度も税の軽減策を積極的にとりたいということを言いましたけれども、それはそれで私は評価しますけれども、ぜひそれをやっていただきたいと。総務部長はちょっと苦笑いをしていますけれども、いずれにしても、今の置かれた現状ですね。いわゆる高齢者が置かれている状況というものをきちっと把握をする。把握をして対策を立てるということをぜひやっていただきたい。もう1度、この点についてお聞かせいただきたい。  それから、コミュニティーバスはいろいろな人が公約に掲げていますし、町長も公約に掲げている。町長のお話だと、20年からできれば実施をしたいということを今、明言されましたけれども、ぜひこれは細かいことはいいですけれども、実施の方向で、ここは頑張っていただきたいということを申し上げておきたい。  それから、学区の自由化ですね。私はちょっと驚いているんですが、先生にプレッシャーをかけるために学区の自由化をするというのは、これはちょっと全然違う話じゃないですか。今の先生というのは、それはいろいろな先生がいると思いますよ。何もやっていないわけじゃないし、いろいろなことをやっている。先生にプレッシャーをかけるために学区の自由化というのは……。子どもたちのためにどうするのかというのが問題でしょう。学区の自由化というのは先生にプレッシャーをかけるためじゃなくて、学区の自由化というのは子どもたちにとって、生徒にとって、それがいいのか悪いのか、そこが議論されなきゃいけないんですよ。先生にプレッシャーをかけるために、さまざまな問題を抱えているわけですよ、これは。さっき言った、学校の序列化があったり、それから学校間の格差が出てきたり、東京なんかでは、学校の格差をつくるためにいろいろなテストをやって、いい学校だ、悪い学校だって、そこで選別されているんですよ。先生のプレッシャーとかっていうこと以前にね、子どもたちが、生徒がこのことによってどういう影響を受けて、どういう効果があるのか。ここが基本にならなきゃいけないんじゃないですか。先生にプレッシャーをかけるために、そんな大事なことをやるんだなんていうのは、私はこれは大きな問題になると思いますよ。その点について、もう1度、お聞かせをいただきたい。  それから、町長、ちょっと質問の要旨をよく聞いてほしいんだけれども、私は議員の連携だとか協力関係、これは別に町長があえて言うことじゃなくて、それはいい。ただ、私は職員とのことを言っているわけです。議員との協力関係はここに書いてあるけれども、職員との協力関係というのを、あるいは信頼関係をどう結んでいくのか、これがここには書いてないけれども、新町長として、当然、協力もしてもらわなきゃいけないわけですね。適材適所の人を使って、ちゃんと仕事をしてもらう、町民のために頑張ってもらうということになっていかなきゃいけない。だから、議員のことじゃなくて、職員との連携、協力関係をどうするのか、ここを聞いているんです。  なぜこれを質問するかというと、私はちょっとここで言わせてもらいますけれども、つい先日、若い職員がみずから命を絶った。町長、知っていますよね。こういうことがあったんですよ。現実に起きている。ちょっとその部分だけ私、読ませてもらいます。これは皆さんにお通夜のときに配られた文章です。「急に思い立って決めたことじゃないんだ。ここ何カ月間、考えていた。何とか頑張ってきたつもりです。仕事だよ、役場だよ。ここ数年、おれの周りの仕事の環境は半端じゃなく異常だった、ひどかった。おれの力じゃ組織を変えることはできないんだ。このままでは先がない。」その方はこういう遺書を残して、この文章を読んだとき、私は涙が出てきましたけれども、こういう事実がこの役場に起きている。だから、職員に対して、町長はどういうことで接触していくのか、こういうことが二度と起きてはいけないことなんですよ。それが実際にこういう役場の中で若い30歳の男性がみずから命を絶つという非常に悲しい出来事が、今、起きているわけですね。そういう中で、やはり町長として、職員に対する思いだとか、教育だとか、そういうものをあなたは感じるはずなんです。そこのところを私は聞いている。もう1度、お聞かせください。 37: ◯議長【井上良光君】 町長。 38: ◯町長【坂本孝也君】 桜美園の問題、早期解決ということで、間に合うのかと、手おくれにならないのかという再質問ですけれども、手おくれにならないように頑張ります。  相手のあることですから、大変な作業です。非常に難しいこととはわかっております。でも、やらなくてはいけないということで、一生懸命やりたいと覚悟しておりますので、そのつもりで取り組みます。  次の、高齢者の支援体制ということで、税の減免と、そういうことが可能な取り組みになるなら、ぜひやってみたいと。今、小児医療という問題も、現実に中井町が6年生まで無料と。二宮で中学3年まで無料にできないかという計算をしております。3年生じゃなくて、中学3年まで、義務教育の範囲内で無料化できないかということを、今、職員ともども研究しております。そういうようなことも視野に入れながら、何としても福祉、教育、そういうことに手厚くしていきたいという思いは、まだ現実な形にはなりませんけれども、持っておりますので、また城所議員もぜひ協力をしていただいて、取り組んでいきたいと思います。  それから、学区の自由化ですけれども、先生にプレッシャーを与える、先生をいじめるというか、先生をしごくということではないんですよ。先生という仕事は学校づくりということでやっているはずだから、学校づくりというのは子どもたちのための仕事ですよと。ですから、そこにもっともっと取り組んでほしいよと。現状に満足しないで、もっとそのことで先生方に努力をお願いしたいということが、今、言葉がちょっと悪かったのかもしれませんけれども、すべて子どもたちというものが一番の問題なわけですから、そのためにやるんだということで、決して先生をいじめようとか、先生の仕事をどうのこうのとかということではありません。  そうじゃなくて、先生にプレッシャーを与えるということは、プレッシャーというのは何だということに中身がなると、学校づくり、子どもたちのためなんですよ、先生の仕事は。そこにさらなるお願いをしようということですから、そんなに違うというふうには私は判断できないんですけれども。  それから、最後の、職員とのことです。全協でお話しするということになっておりましたので、黙っておりましたけれども、先日、お通夜があり、葬儀がありました。すぐに庁内で対策会議を開いて、メンバーも決まりまして、今、その職員、特に若手を中心としたそういう会議の選別をしましたけれども、特に30代、若手がどういう思いでいるのかというようなことから、真実は一体何なんだというようなことまで、きちんと探ろうということで進めております。  また、遺族の方々とも教育委員会のほうで連絡をとりながら接触をして、お父さん、お母さん、また奥さん、そういう方々とのこれからどうしたらいいかということも進めております。ほんとうに城所議員が言うように、大変なショックでした。私が就任して1週間目の出来事でしたけれども、私は残念ながらその子の顔は知りませんでした。まだあいさつをしていなかった。そういう間柄で起きてしまった。なぜもうちょっと待ってくれなかったかなという思いはいっぱいです。このことがどういうことで起きたのかというのがそのうちわかると思いますけれども、単なる仕事上の重さというか、そういうことが原因だったのかどうかは、メールその他でうかがい知るということだけではあまりにも単純過ぎる。自分の命を落としてまでする行為かと、原因がですよ。そういうことになると、普通の状況でそこまで追い込まれていくものかなというのは単純に思いました。  今の若者たち、特に優秀だとか、いい子だよとかと言われる子どもたちが、同じように非常に精神的にナイーブで、たまたま自分の息子がそうでしたけれども、非常に感受性が強くなっていて、いい子でい続けたいという本人の願望があって、そうしなければいけないんだというふうに思って、そしてどんどん自分が追い込まれていくというような気がするんです。ほんとうに声をかけてあげられていたらと思う、その気持ちですけれども、残念ながら、会話すらできないでこういうことになってしまいました。  これから、先ほど言われた庁内での取り組みなんですけれども、ほんとうに今の役場の中も、どこの社会もそうですけれども、若者たちという人たちの人間性というか、考え方と我々世代と大分違うということですよ。それを認識した上で、仕事を教えていく、リードしていくということを忘れちゃうと、こういうことになるのかなというふうな反省もありますけれども、このことは後日、きちんとしたことがわかってから、また皆さんに報告したいと、そう思いながらも、家族との連携はもうすぐに始めようと。残された奥さんの生活もあるわけですし、いろいろな意味で役場のサポートがほんとうにできればいいなというふうに思っております。ほんとうに残念な出来事でしたけれども、それを踏まえて、二度とこういう方々が出ないように、実際には死に至らなくても、精神的にぐあいが悪くなっている職員も何人かおられます。なぜそうなったのかということです。職員の数を増やせばいいのかという短絡的なことではないみたいです。ほんとうにそういうことも踏まえて、私は就任のときのあいさつとして、役場づくりはまちづくりの最初なんだということをあいさつしたばっかりなんです。役場の皆さんがほんとうにチームワークよく、スクラム組んで頑張ろうというふうになれば、まちづくりの3分の1はもう終わっているんだよというあいさつをしたばかりでした。そういうようなことですので、ぜひまた議員さんにも協力願って、いろいろな情報もいただきながら、職員との連携を深めて今後の行政に反映していきたいと、こういうふうに考えております。  以上です。 39: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 40: ◯9番【城所 努君】 今の問題からちょっと入りますけれども、ほんとうにこういうことは二度とあってはいけない。教育と言いましたけれども、個々の教育じゃなくて、私はチーム、チーム、いわゆる課、部、そういうところの相互の連携ですね、そこが非常に大事じゃないか。要するにその個人だけに負担が行く、そうではないチームづくり、これがやはり私は大事なんじゃないのかというふうに思うんです。  今、言った、若い人間がどう考えているのか、よくわからないとか、いろいろ言いますけれども、私はまずそういうところから始めていかなきゃいけない。だから、サービス残業が多過ぎたんじゃないのかとか、いろいろな考え方がありますよね。後で聞くといろいろな話が出てくるけれども、そういった個人に負担が行かない、ちゃんとそれがサポートできる、そういう仕組みをぜひ私はつくっていっていただきたいというふうに、これは強く要望をしておきたいと思います。  それから、学区の自由化ですよね、これは非常に私は大事な問題だと思っているんです。  ただ、学校の先生が学校づくりをするわけじゃないでしょう、これは。それは1つの要員でもあるけれども、これは町全体、教育委員会を含めた全体の問題として学校づくりをどうしていくのかというのが問われるんじゃないですか。先生個人個人に学校づくりをしろというのは、それは私は違う話だと思うんです。もし今の教育の活性化をさせるならば、今の現状がどこに問題があって、こういうところをやれば活性化して、子どもたちも生き生きと教育や勉強が受けられる、そういうところをまず見ていかないで、ただ自分の願望だけで、先生だけに学校づくりをやらせるんだという、私はそういう考え方が違うんだろうと。今の二宮町の教育現場をもう少し勉強してから、あるいはもう少し研究してから、こういう問題というのは私は出すべきであって、思いつきで学区の自由化というのは、非常に危険性を感じるというふうに私は思っています。  ですから、学区の自由化というのは、いわゆる二宮町は2校しかありませんから、あるいは小学校は3校しかありませんから、東京みたいにはなりませんけれども、いずれにしても学校格差がついたり、そこの学校に集中して生徒がそこに通ってしまう、そういうことになりかねないんですよ、これは。だから、非常にこの問題については、いろいろな識者の方を含めて、さらに研究をする必要が私はあるというふうに思いますので、そういう形で、ここは焦らないで、ぜひ私は進めてほしいなと。部活の問題とはまた別の話です、これは。部活は部活で、それはいいですけれども、学区の自由化、選択性というのは、非常に言葉としてはあれですけれども、非常に問題があるというのは、東京なんかの例でも、あちこちの例で、いろいろなところへ行っても出ていますから、そういうところもぜひ勉強をしていただきたいというふうに、これも要望しておきます。  それから、中学3年生まで医療費の無料化、これはぜひやっていただきたいと思います。大いに協力しますよ、これは。  それはそれで、研究して、できるものならやってほしいというふうに思いますけれども、高齢者の問題についても、私が前に9月議会でも質問をし、それから町に対する申し入れも行いました。急激に引き続き上がった税負担を少しでも緩和する、そういう措置はできるはずだと。今の町民税の条例の中にそういうのがありますから、そこのところを利用すればできるはずですから、そこのところはぜひ研究していただきたい。  私が言っているのは、税のことだけじゃなくて、やはり高齢者の人たちが今、抱えている問題というのは、税だけじゃなくて、いろいろな問題があるわけです。老老介護の問題だとか、さまざまな問題、先ほど出ましたけれども、そういった課題をきちっと町長も把握をしていただきたい。その上できちっとした施策を立てるべきだということで、言葉だけの、先ほど言った住みなれた町だとか、ケアする心だとか、そういうきれいな言葉だけじゃなくて、実際にそういうものをやっていただきたいということを要求をしておきます。  それから、ごみの問題ですけれども、もう10月というのは期限が決まっているわけですよね。これは絶対やらなきゃいけない話ですから、そこでやはり今の抱えている問題というものをきちっと理解をして、いつまでだったら間に合うのか。最低のことも踏まえて町長は対応しないと、明るい展望ばっかりないわけですね。先ほど言った自治体間ではOKになっても、住民が反対をすれば、それがまたつぶれちゃうわけですから、そういうことも踏まえて、私は最低限度、もう1月いっぱい、あるいは2月いっぱい程度にはもう結論を出すという方向でぜひ進めていっていただきたい。そして10月には停止をして、付近住民に安心をさせるということをぜひやっていただきたいと思う。  今後の問題については、まず10月の停止に向けて行動を起こす。その後についてはいろいろな考え方があると思いますので、そこはそこで進めていくというふうに、二段構えで私はぜひこれは解決をしていく方向でやっていただきたい。今やるべき仕事、それから将来性はどうするのか、この点については別々に考えていけばいいわけですから、一緒に何もやることはないということを申し上げて終りたいと思います。 41: ◯議長【井上良光君】 これをもちまして城所議員の総括質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時20分から始めます。                           午後0時15分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時20分 再開 42: ◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ──────────────────────────────    日程第5 平成18年         陳情第14号 国・県に私学助成制度の充実を求める意見               書の採択と二宮町の私学助成制度拡充を求               める陳情書 43: ◯議長【井上良光君】 日程第5「国・県に私学助成制度の充実を求める意見書の採択と二宮町の私学助成制度拡充を求める陳情書」平成18年陳情第14号を議題といたします。 44: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 45: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 46: ◯議長【井上良光君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成18年陳情第14号は教育福祉常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 47: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第6 平成18年         陳情第15号 療養病床削減・廃止方針撤回の意見書を求める               陳情 48: ◯議長【井上良光君】 日程第6「療養病床削減・廃止方針撤回の意見書を求める陳情」平成18年陳情第15号を議題といたします。 49: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 50: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 51: ◯議長【井上良光君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成18年陳情第15号は教育福祉常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 52: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第7 平成18年         陳情第16号 「リハビリテーションの算定日数制限」中止の               意見書提出を求める陳情 53: ◯議長【井上良光君】 日程第7「『リハビリテーションの算定日数制限』中止の意見書提出を求める陳情」平成18年陳情第16号を議題といたします。 54: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 55: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 56: ◯議長【井上良光君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成18年陳情第16号は教育福祉常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 57: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第8 平成18年         陳情第17号 高齢者の確実な医療保障を求めることに関する               陳情
    58: ◯議長【井上良光君】 日程第8「高齢者の確実な医療保障を求めることに関する陳情」平成18年陳情第17号を議題といたします。 59: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 60: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 61: ◯議長【井上良光君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成18年陳情第17号は教育福祉常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり) 62: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第9 議案第63号 二宮町副町長定数条例の制定について 63: ◯議長【井上良光君】 日程第9「二宮町副町長定数条例の制定について」町長提出議案第63号を議題といたします。 64: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 65: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 66: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 67: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 68: ◯町長【坂本孝也君】 議案第63号の提案理由を説明いたします。二宮町副町長定数条例の制定についてですが、地方自治法が改正されたことに伴い、副町長の定数を定める条例を制定するために提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 69: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 70: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第63号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められました。また、同法の第161条第2項において、副町長の定数は条例で定めるとされたことに伴い、副町長の定数条例を制定するものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 71: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。 72: ◯議長【井上良光君】 原議員。 73: ◯12番【原冨士徳君】 これは単なる名称の変更だけなんでしょうか。それとも、特段なものは何かございますでしょうか。また、これは国からの指導であって、町の意向ではないということなんでしょうか。その辺、もうちょっと。 74: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 75: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま提案説明させていただきましたように、地方自治法の法律改正がございまして、助役という名称が副町長に変わったということでございます。  以上でございます。 76: ◯議長【井上良光君】 ほかに。              (「なし」との声あり) 77: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 78: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第10 議案第64号 収入役の事務を助役に兼掌させる条例を廃                 止する条例 79: ◯議長【井上良光君】 日程第10「収入役の事務を助役に兼掌させる条例を廃止する条例」町長提出議案第64号を議題といたします。 80: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 81: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 82: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 83: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 84: ◯町長【坂本孝也君】 議案第64号の提案理由を説明いたします。収入役の事務を助役に兼掌させる条例を廃止する条例ですが、地方自治法が改正されたことに伴い、本条例を廃止する必要が生じたために提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 85: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 86: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第64号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められ、あわせて収入役が廃止され、一般職としての会計管理者に位置づけられたことに伴い、本条例を廃止するものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 87: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 88: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第64号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 89: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第11 議案第65号 二宮町職員定数条例の一部を改正する条例 90: ◯議長【井上良光君】 日程第11「二宮町職員定数条例の一部を改正する条例」町長提出議案第65号を議題といたします。 91: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 92: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 93: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 94: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 95: ◯町長【坂本孝也君】 議案第65号の提案理由を説明いたします。二宮町職員定数条例の一部を改正する条例ですが、地方自治法が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするため提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 96: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 97: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第65号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。  改正内容につきましては、第1条中の「助役」の用語を「副町長」に改めるものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 98: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 99: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第65号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 100: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第12 議案第66号 二宮町特別職員報酬等審議会条例の一部を                 改正する条例 101: ◯議長【井上良光君】 日程第12「二宮町特別職員報酬等審議会条例の一部を改正する条例」町長提出議案第66号を議題といたします。 102: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 103: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 104: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 105: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 106: ◯町長【坂本孝也君】 議案第66号の提案理由を説明いたします。二宮町特別職員報酬等審議会条例の一部を改正する条例ですが、地方自治法が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 107: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 108: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第66号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。改正内容につきましては、第2条中の「助役」の用語を「副町長」に改めるものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 109: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 110: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 111: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
       ────────────────────────────────    日程第13 議案第67号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を                 改正する条例 112: ◯議長【井上良光君】 日程第13「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第67号を議題といたします。 113: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 114: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 115: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 116: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 117: ◯町長【坂本孝也君】 議案第67号の提案理由を説明いたします。特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例ですが、地方自治法が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 118: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 119: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第67号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。  改正内容につきましては、第1条及び別表中の「助役」の用語を「副町長」に改めるものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 120: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 121: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします  ただいま議題となっております議案第67号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 122: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第14 議案第68号 二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改                 正する条例 123: ◯議長【井上良光君】 日程第14「二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第68号を議題といたします。 124: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 125: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 126: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 127: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 128: ◯町長【坂本孝也君】 議案第68号の提案理由を説明いたします。二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例ですが、地方自治法が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 129: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 130: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第68号について、内容のご説明を申し上げます。  地方自治法が改正され、市町村の助役が副町長に改められたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。改正内容につきましては、第2条及び別表中の「助役」の用語を「副町長」に改めるものでございます。  なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 131: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 132: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 133: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第15 議案第69号 二宮町消防本部及び消防署の設置等に関す                 る条例の一部を改正する条例 134: ◯議長【井上良光君】 日程第15「二宮町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第69号を議題といたします。 135: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 136: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 137: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 138: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 139: ◯町長【坂本孝也君】 議案第69号の提案理由を説明いたします。二宮町消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、消防組織法の一部改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 140: ◯議長【井上良光君】 消防長。 141: ◯消防長【菊地 元君】 ただいま町長からご提案申し上げました議案第69号についてご説明いたします。  まず、今回の改正内容でございますが、消防組織法の一部改正が平成18年6月14日に公布されましたので、その引用条項の改正をお願いするものでございます。  また、組織法の改正ですけれども、改正前の第35条から第52条に整理されております。これは市町村の消防の広域化について、新たに5条の新規追加がございましたので、また、これに伴いまして、旧の枝番のついている条文が1つの条文に整理されましたので、条が増えたということでございます。  また、この後、消防の3件の条例案件にも関連してまいりますので、この改正内容につきましては、委員会のほうに資料を提出いたしますので、その中で詳しく説明していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料5のほうをお願いいたします。第1条中の「第11条第1項」を「第10条第1項」に改正するものでございます。  この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 142: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 143: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 144: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第16 議案第70号 二宮町消防団設置に関する条例の一部を改                 正する条例 145: ◯議長【井上良光君】 日程第16「二宮町消防団設置に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第70号を議題といたします。 146: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 147: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 148: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 149: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 150: ◯町長【坂本孝也君】 議案第70号の提案理由を説明いたします。二宮町消防団設置に関する条例の一部を改正する条例についてですが、消防組織法の一部改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 151: ◯議長【井上良光君】 消防長。 152: ◯消防長【菊地 元君】 ただいま町長から提案申し上げました議案第70号につきましてご説明いたします。  今回の改正内容ですが、消防組織法の一部改正が平成18年6月14日に公布されましたので、引用条項の改正をお願いするものでございます。  それでは、資料6のほうをお願いいたします。第1条中の「第15条第1項」を「第18条第1項」に改正をお願いするものでございます。  この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 153: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 154: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号については、会議規則第37条の規定により総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 155: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第17 議案第71号 二宮町消防団員の任免、給与、定員、服                 務等に関する条例の一部を改正する条例 156: ◯議長【井上良光君】 日程第17「二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第71号を議題といたします。 157: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 158: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読)
    159: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 160: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 161: ◯町長【坂本孝也君】 議案第71号の提案理由を説明いたします。二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、消防組織法の一部改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 162: ◯議長【井上良光君】 消防長。 163: ◯消防長【菊地 元君】 ただいま町長から提案申し上げました議案第71号につきましてご説明いたします。今回の改正内容ですが、消防組織法の一部改正が平成18年6月14日に公布されましたので、引用条項の改正をお願いするものでございます。  それでは、資料7のほうをお願いいたします。第1条中の「第15条の2第2項」を「第19条第2項」に、「第15条の6第1項」を「第23条第1項」に改正をお願いするものでございます。  この条例は交付の日から施行するものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 164: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 165: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第71号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 166: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第18 議案第72号 二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部                 を改正する条例 167: ◯議長【井上良光君】 日程第18「二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」町長提出議案第72号を議題といたします。 168: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 169: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 170: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 171: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 172: ◯町長【坂本孝也君】 議案第72号の提案理由を説明いたします。二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてですが、非常勤消防団員等にかかる損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 173: ◯議長【井上良光君】 消防長。 174: ◯消防長【菊地 元君】 ただいま町長から提案申し上げました議案第72号についてご説明いたします。  まず、今回の改正の趣旨でございますが、地方公務員災害補償制度との均衡を考慮した機動的な対応を可能とするため、障害等級ごとの障害について、総務省令で定めることになりましたので、これに合わせて改正をお願いするものでございます。  また、消防組織法の一部改正、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律、障害者自立支援法等の公布により、これらの規定の整備等の改正もお願いするものでございます。  それでは、資料8でご説明いたします。左が改正前、右が改正後となっております。第1条中、「第15条の7第1項」が消防組織法の一部改正に伴い、「第24条第1項」に改正されます。  次に、第5条、第6条関係につきましては、規定の整備をお願いするものでございます。第8条につきましては、2ページをお願いいたします。さきに説明しました刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律、並びに障害者自立支援法等の公布により、名称等の変更の改正をお願いするものでございます。  第8条の2傷病補償年金の改正でございますが、旧第1項及び第2号中に、別表第2の部分がございます。改正後の第2号の中で、新たに規則で定めることになりましたので、この規定の整備を改正するものでございます。  第9条障害補償の改正ですが、3ページをお願いいたします。改正前の規定の中に、別表第3の規定が改正後の第2項で規則で定めることになりましたので、規定の整備の改正をお願いするものでございます。  4ページも同様の改正でございます。  5ページの第9条の2介護補償の改正につきましても、改正前の別表第4の規定が、改正後、新たに規則で定めるため、規定の整備の改正をお願いするものでございます。  第2号の改正につきましては、障害者自立支援法の公布に伴い、名称の変更とあわせて、規定の整備の改正をお願いするものでございます。  次に、第2項から6ページ、7ページ、8ページ、9ページ、10ページの改正につきましても、今まで説明しておりますように、別表第2、第3、第4が新たに規則として定められますので、これに伴う規定の整備と文言の整備の改正をお願いするものでございます。  次に、11ページ、別表第2、12ページから17ページの別表第3、18ページの別表第4について、先ほどから説明しているとおり、新たに規則として規定されます。冒頭説明いたしましたとおり、今回の改正は地方公務員災害補償制度の均等を考慮した改正でございますので、基礎額の変更や等級の倍率の変更等はございません。  改正の内容につきましては、改正の内容が多岐にわたっておりますので、また委員会のほうで詳しく質問いただければ説明していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 175: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 176: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第72号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 177: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第19 議案第73号 二宮町非常勤消防団員に係る退職報償金の                 支給に関する条例の一部を改正する条例 178: ◯議長【井上良光君】 日程第19「二宮町非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第73号を議題といたします。 179: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 180: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 181: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 182: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 183: ◯町長【坂本孝也君】 議案第73号の提案理由を説明いたします。二宮町非常勤消防団員にかかる退職報償金の支給に関する条例についてですが、消防組織法の一部改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 184: ◯議長【井上良光君】 消防長。 185: ◯消防長【菊地 元君】 ただいま町長から提案を申し上げました議案第73号につきましてはご説明いたします。今回の改正内容ですが、消防組織法の一部改正が平成18年6月14日に公布されましたので、引用条項の改正をお願いするものでございます。  それでは、資料9でご説明いたします。第1条中の「第15条の8」を「第25条」に改正をお願いするものでございます。  この条例は公布の日から施行するものです。  以上、よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 186: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 187: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第73号については、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 188: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第20 議案第74号 神奈川県市町村職員退職手当組合を組織                 する地方公共団体の数の減少及び規約の                 変更について 189: ◯議長【井上良光君】 日程第20「神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」町長提出議案第74号を議題といたします。 190: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 191: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 192: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 193: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 194: ◯町長【坂本孝也君】 議案第74号の提案理由を説明いたします。神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてですが、平成19年3月11日に当組合の加入団体であります城山町及び藤野町が相模原市に編入合併されること、及び地方自治法の改正により、平成19年4月1日から収入役が廃止されることに伴い、組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、地方自治法第286条第1項の規定による協議の必要が生じたため、同法第290条の規定により提案するものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 195: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 196: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第74号について、内容のご説明を申し上げます。  神奈川県市町村職員退職手当組合を組織する城山町、藤野町が相模原市と編入合併することに伴い、2町が当組合から脱退するものでございます。  現在、退職手当組合の加入団体数は3市16町村6一部事務組合の合計25団体でございますが、脱退に伴い、23団体となるわけでございます。また、地方自治法の改正に伴い、「収入役」の用語を削り、新たに位置づけられる「会計管理者」を規定するものでございます。  それでは、資料10の新旧対照表をごらんください。組合規約第5条の関係ですが、当組合の議会議員の定数を1人減じて、12人を11人とするものです。  第6条と、次のページをごらんいただきまして、第10条、第11条関係ですが、規約中の収入役の用語を削り、新たに位置づけられる会計管理者の用語を規定するものでございます。  次のページをごらんください。第16条、第18条関係ですが、退職手当の支給算定方法の改定により、新たに生じました調整額特別負担金を加えるものです。調整額特別負担金の内容につきましては、在職期間中の貢献度をより的確に退職手当に反映する制度として、役職区分ごとに調整額を加算することとなり、その調整額に対する特別負担金でございます。  次のページをごらんください。別表第1関係ですが、別表より津久井郡の項を削るものです。  次のページをごらんください。別表第2の関係ですが、第10区の欄を削り、議員定員数の合計を11人とするものでございます。  よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 197: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。 198: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 199: ◯9番【城所 努君】 基本的なことなんですが、23団体になるわけですね。今、改めて見たら、市が3市しか入っていないわけですね。これは補正にも300数十万円の補正予算が盛られていますけれども、この減少によって、やはり町の負担というのは当然増えていくのだろうと思うのですけれども、その辺について、どの程度、負担が増えていくのか。  それから、もう1つ、先ほど調整特別負担金というのが何か新しくできたようですけれども、今、貢献度と言われて、意味がよくわからなかったんだけれども、要するに在職中の貢献度をはかって、それが退職金に加算されるみたいなお話でしたけれども、もう少し具体的にどういうものなのか。いわゆるお手盛りみたいなものになるのかという心配もあるわけですね。今、公務員に対するいろいろな風当たりが強いわけで、そういう意味でどういうものなのか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 200: ◯議長【井上良光君】 総務課長。 201: ◯総務課長【安藤宏孝君】 それでは、第1点目の退職手当組合の運営、23団体になるということでございますが、今現在、基金の残高が18年3月の末で46億円ございます。今後、やはり市・町の負担金、それと実際に払われる手当、それによってマイナスになったり、プラスになったりの部分があるのですけれども、まず、この基金がマイナスにならないような運営をしていかなければいけないということで、現在、組合の中で基本問題検討会というものを立ち上げまして、どういうふうな形でこの組合の運営をしていったらよろしいかということを検討しております。まず、この46億円の基金がマイナスにならないように、各町の負担金を今後、引き上げざるを得ないという状況にあるということをご承知いただきたいと思います。  それと、調整額特別負担金の関係でございますが、先ほど在職期間中の貢献度ということでご説明させていただきましたけれども、具体的には、職員がやめる5年間さかのぼりまして、その職員が、例えば部長職、課長職、係長職で何年いたか、いわゆる60月分をどのような職に在職していたかということで、その月数に、それぞれ部長、課長で幾らという単価がございます。その単価に在職していた月数を掛けたものを、今まで退職手当金と申しますと、給料月額に在職期間における率を掛けていたのですけれども、それプラス、調整額が加わったもの。要するに60月をどのような職にいたかということをプラスした退職手当金を支給するという制度に変わりました。その特別額は市町村の負担金として持ってくださいということで、今回、この規約の中に新たにつけ加えられたものでございます。  以上でございます。
    202: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 203: ◯9番【城所 努君】 大体わかりましたけれども、そうすると、今、基金が46億円あって、これは年々減ってきているのだろうというふうに思いますけれども、具体的に、今、基本的な検討会を開いて協議しているんでしょうね。実際、見通しとしてはどの程度持ち出しが増えていくのかという、そういう計算はあるのかどうかですね。その辺、お聞かせをいただきたい。  それから、将来的な見通しで言うと、非常に厳しいものがあるような感じがするわけです。新たな合併だとか何かが出てくると、そういった点で、将来、大丈夫なのかなという不安があるわけですけれども、その辺の見通しについては町がどういうふうに考えているのか、改めてお聞かせいただきたい。  それから、もう1つ、調整部分でいうと、職員にとってはプラスになるわけですか、これは。部長職を仮に3年やっていれば、36カ月分がプラスされて、私は財政難だなんて言っているときに、何かこういうものをやっていっていいのかどうか、よくわからないんだけれども、要するにマイナス部分もあるし、プラスの面もあるのかどうか、そこがよくわからないんですね。要するに、今、それにプラスされる、プラスされるというので、プラスになるのかなという感じになっちゃうんだけれども、その辺はどうなんですか。プラスになる面もあるけれども、マイナスの面が出る可能性もあると。そういう職員も出てくる可能性があるのかということがちょっとわからないんですが。 204: ◯議長【井上良光君】 総務課長。 205: ◯総務課長【安藤宏孝君】 まず、今後の負担金の関係でございますが、やはり先ほど申しましたように、この基金がマイナスにならないためには、やはり各市町村の給料も減っていますし、組合数も減っております。当然、負担金も今後、現在1,000分の125ですね、一般職は負担金をとっているのですけれども、その率を1年後とか、2年後とかでやはり引き上げていかなければいけないということで、今、検討を行っております。  現在の組合の状況ということでございますが、やはり厳しいものがございます。ただ、こうした背景には、今まで神奈川県の退職手当組合におきましては、退職者が少なかったということで、全国的に見ましても、負担金率は低いほうでございます。高い自治体ですと、200を超えているところ。大体、平均が1,000分の150から180ぐらいの負担率をほとんどの県でとっているのですけれども、そういった意味で、とっていいというわけではないのですけれども、神奈川県では1,000分の125というのは、まだ全国的に見て低いということで、組合のほうでももう少し引き上げはご容赦願いたいということで、今後、これは議会の議決案件ですので、理解をいただいた中で運営していきたいということでございます。  それと、調整額につきまして、プラスになるかと申しますと、若干、退職手当の在職年数における支給率につきましては、上がったところもございます。この調整額が加えられたことによって、若干のプラスになるということでございます。 206: ◯議長【井上良光君】 これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 207: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第74号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 208: ◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第74号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第21 議案第75号 神奈川県後期高齢者医療広域連合規約の                 協議について 209: ◯議長【井上良光君】 日程第21「神奈川県後期高齢者医療広域連合規約の協議について」町長提出議案第75号を議題といたします。 210: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 211: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 212: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 213: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 214: ◯町長【坂本孝也君】 議案第75号の提案理由を説明いたします。神奈川県後期高齢者医療広域連合規約の協議についてですが、神奈川県後期高齢者医療広域連合を設けるため、神奈川県後期高齢者医療広域連合規約を定めることについて、地方自治法第284条第3項の規定により協議する必要があるので、同法第291条の11の規定により提案するものです。  内容につきましては民生部長より説明しますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 215: ◯議長【井上良光君】 民生部長。 216: ◯民生部長【吉沢 稔君】 ただいま町長からご提案いたしました神奈川県後期高齢者医療広域連合規約の協議について、議案第75号についてご説明いたします。  この規約は、平成18年6月14日に高齢者の医療の確保に関する法律が成立、平成20年4月1日から施行されることに伴い、市町村は75歳以上の高齢者等を被保険者とする後期高齢者医療制度を実施するため、都道府県の区域ごとに、当該区域内のすべての市町村が加入する広域連合、後期高齢者医療広域連合を設けるものとされたことにより、地方自治法第284条第3項の規定に基づき、神奈川県後期高齢者医療広域連合規約を定めることについて協議したいので、地方自治法第291条の11の規定により提案するものでございます。  この広域連合につきましては、法案成立後、7月に神奈川県後期高齢者医療広域連合設立準備委員会を町村長全体会議、及び市長会議において承認を得て設置、県内市町村の老人医療主管課長による幹事会において、広域連合の規約、議会の組織、選挙、事務局の組織などについて協議を重ねてまいりました。そして、市町村長による協議を経て、広域連合設立準備委員会において規約の協議が整い、各市町村議会への提出となったものでございます。議決をいただきましたのちは、県内市町村における協議書の締結をもって、神奈川県知事に設立の申請をするものでございます。  それでは、お手元の規約につきまして、概要をご説明させていただきます。  第1条は、広域連合の名称を神奈川県後期高齢者医療広域連合とするものでございます。  第2条は、広域連合を組織する地方公共団体は神奈川県内の区域内の全市町村とするものです。  第3条は、広域連合の区域を神奈川県の区域とするものです。  第4条は、広域連合の処理する事務です。高齢者医療の確保に関する法律により、市町村の事務と広域連合の事務が定められております。広域連合の事務といたしましては、被保険者の資格に関する事務、保険給付に関する事務、保険料の賦課に関する事務、保健業務に関する事務、その他、後期高齢者医療制度の施行に関する事務となっております。市町村の事務といたしましては、保険料の徴収の事務、政令に定められた被保険者の便益の増進に寄与するもので、被保険者証に関するもの、医療給付の手続に関するもの、保険料の減免、または徴収猶予に関するものとなっております。  第5条は、広域連合の作成する広域計画の項目です。後期高齢者の医療事務を行うため、広域連合及び関係市町村が行う事務に関すること、及び広域計画の期間改定に関することとするものです。  第6条は、広域連合の事務所は横浜市内に置くものとするものです。  第7条は、広域連合議会の議員定数、組織を定めた規定でございます。第1項は広域連合議会の議員の定数は20人とするものでございます。第2項は広域連合議会の議員は関係市町村の議会の議員により組織するものでございます。  第8条は、広域連合議員の選挙の方法です。第1項は選出区分と当該区分に応じた議員数を定めるもので、別表第1のとおりとなります。町村部からは2名の選出となります。第2項は別表第1の区分1横浜市から、区分4相模原市までに掲げる市町村の議員における広域連合議員の選挙については、地方自治法第118条の例によるものとするものでございます。第3項は、次のページにもつながりますが、その他の市町村の議会における広域連合議員の選挙につきましては、当該市町村の議会の議員の定数の総数の10分の1以上の者の推薦のあった者、または当該市町村の議会の議長の推薦のあった者を候補者とし、地方自治法第118条第1項の例により行うものとするものでございます。第4項は、第3項の選挙の当選人は第3項に規定する市町村の議会における選挙において、得票数の多い者から、順次、その選挙における定数に達するまでの者とするものでございます。  第9条第1項は、議員の任期は1年とし、補欠議員の任期は前任者の残任期間とするものでございます。第2項は広域連合議員が関係市町村の議会の議員でなくなったときは、同時にその職を失うこととするものでございます。第3項は広域連合の議会の解散があったとき、または広域連合議員に欠員が生じたときは、速やかに選挙をしなければならないとするものでございます。  第10条第1項は、広域連合議員のうちから、議長及び副議長1人を選挙するものとするものでございます。第2項は議長及び副議長の任期は広域連合議員の任期と定められたものでございます。  第11条第1項は、広域連合に広域連合長、及び副広域連合長2人を置くとするものでございます。第2項は広域連合に会計管理者を置くとするものです。  第12条第1項は、広域連合長は関係市町村長のうちから、関係市町村長の投票により選挙するとするものです。第2項は当該選挙は広域連合の事務所において行うこととし、それによりがたい場合は、広域連合長が別に定めることができるものとするものでございます。  3項以降につきましては、委員会の中で説明をさせていただきたいと思います。  以上が、途中ですが、概要となりますので、よろしくご審議のほどお願いいたします。 217: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 218: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第75号については、会議規則第37条の規定により、教育福祉常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 219: ◯議長【井上良光君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時50分から始めます。                           午後2時20分 休憩    ────────────────────────────────                           午後2時50分 再開 220: ◯議長【井上良光君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第22 議案第76号 平成18年度二宮町一般会計補正予算                 (第2号) 221: ◯議長【井上良光君】 日程第22「平成18年度二宮町一般会計補正予算(第2号)」町長提出議案第76号を議題といたします。 222: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 223: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 224: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 225: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 226: ◯町長【坂本孝也君】 議案第76号の提案理由を説明いたします。  平成18年度二宮町一般会計補正予算(第2号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,315万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ73億9,721万2,000円とするものです。  内容につきましては総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 227: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 228: ◯総務部長【原 幸男君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第76号について、内容のご説明を申し上げます。  恐縮ですが、8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。事項別明細の説明をさせていただきます。  最初に、歳入の関係です。県支出金、委託金です。総務費委託金、統計調査費委託金です。県から委託された統計調査が完了し、事業費が確定しましたので、1万4,000円の減額をお願いいたします。  内容ですが、事業所・企業統計調査費委託金が1万4,000円の減、次の事業所・企画統計調査調査区設定費委託金が5,000円の減。工業統計調査費委託金が5,000円の増、すべて事業完了に伴う精算分となります。  次に、財産収入、財産売払収入です。物品売払収入ですが、資源回収物売払収入の増187万3,000円は金属類の売払収入を計上しております。  次に、町債です。児童福祉債の(仮称)松根児童館建設事業債の増、1,130万円でございます。この事業では県費補助金として、県産木材補助金、市町村振興補助金をいただいておりますが、残りの部分を建設事業債により財源充当させていただくものでございます。  次のページをお願いいたします。続いて歳出でございます。  議会費です。議会運営経費です。臨時雇賃金の増で14万3,000円をお願いします。次に、行政調査研究事業です。議会政務調査費交付金の減12万円は、議員定数削減による減額分でございます。  次に、一般経費の減513万円ですが、議員報酬、議員期末手当、議員共済費の減額は議員定数削減による減額分でございます。その他は一般職の人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。総務費です。非常勤職員経費でございます。臨時雇賃金の増502万6,000円は、職員の退職または療養に伴う臨時雇の増によるものでございます。  次に一般経費です。一般職員給から県市町村退職手当組合負担金まで、398万4,000円の増額は、特別職・一般職の人件費にかかるものでございます。  財産管理費、庁舎維持管理費です。修繕料の増26万3,000円は庁舎ボイラー設備の修繕を行うものでございます。  次のページをお願いいたします。町税費、税務総務費です。一般経費の減868万5,000円は、一般職給から共済費まで、人件費にかかるものでございます。  戸籍住民基本台帳費です。一般経費の減744万円は、人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。選挙費です。選挙管理委員会事務局経費の減2万5,000円については、人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。統計調査費、諸統計費です。統計調査事業の減1万4,000円ですが、調査員報酬から通信運搬費まで、それぞれ事業費の確定に伴う精算分でございます。  次のページをお願いいたします。監査委員費です。監査委員事務局経費の増30万1,000円については、人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。民生費です。社会福祉費、社会福祉総務費です。一般経費の増240万5,000円は人件費にかかるものでございます。  次に、老人保健医療対策費です。老人保健医療対策事業の普通旅費ですが、3万8,000円の増額をお願いします。次に、国保特別会計繰出金です。職員給与費等繰出金の増400万3,000円は職員の人件費にかかる繰出金の増額です。  続いて、老医特別会計繰出金です。職員給与費等繰出金の減20万9,000円は職員の人件費にかかる繰出金の減額でございます。  次に、介護特別会計繰出金で200万4,000円の増額補正をお願いする内容です。最初に、職員給与費等繰出金の増157万6,000円は職員の人件費にかかる繰出金の増額です。次に、地域支援事業包括的支援等繰出金の増42万8,000円は、地域支援事業の包括的支援事業に従事する職員の人件費にかかる繰出金の増額でございます。  次のページをお願いいたします。児童福祉費、児童福祉総務費です。一般経費の減33万7,000円は人件費にかかるものでございます。次の児童福祉施設費は財源内訳の変更です。  次のページをお願いいたします。衛生費です。保健衛生費、保健衛生総務費です。一般経費の減666万7,000円は人件費にかかるものでございます。次に保健対策費です。基本健康診査委託料の増57万2,000円は事業費の確定に伴う増額です。  次のページをお願いいたします。環境保全費、環境総務費です。一般経費の減88万7,000円は人件費にかかるものでございます。次に、環境保全対策費です。じん芥収集運搬事業です。金属類処理委託料の増129万2,000円ですが、処理量の増加に伴い、単価契約の委託料に不足額が生じることが見込まれるため、増額をお願いいたします。家電寝具類処理委託料の増120万1,000円ですが、同様に処理量の増加に伴い、単価契約の委託料に不足額が生じることが見込まれるため、増額をお願いいたします。  次のページをお願いいたします。清掃費、清掃総務費です。一般経費の減210万5,000円は人件費にかかるものでございます。続いて、じん芥処理費です。じん芥焼却施設運営事業で3,159万円の増額補正をお願いする内容でございます。最初に、燃料費の増額ですが、原油価格の高騰により不足を生じたため、2,127万円の増額をお願いいたします。次に灰搬出処理処分委託料ですが、755万8,000円の増額をお願いいたします。大型ごみ運搬処理処分委託料ですが、処理量の増加に伴い、276万2,000円の増額をお願いいたします。続いて、最終処分場施設運営事業です。最終処分場調査検討委託料の増142万1,000円は、最終処分場の土壌ダイオキシン測定を実施するための調査費の増額でございます。  次のページをお願いいたします。農林水産業費です。農業費、農業総務費の一般経費の減574万7,000円については、人件費にかかるものでございます。次に農地費です。地籍調査事業です。地籍調査事業委託料の減322万1,000円は、執行額の確定により減額をお願いいたします。地籍調査数値情報化事業委託料の増191万円は、昭和62年から実施された地籍調査事業の成果をデジタル化し、情報提供の円滑化及び地籍調査データの保存を適正に行うため増額補正をお願いいたします。次の地籍調査数値情報化システム借上料の増25万円は、パソコン等の借上料となります。  次のページをお願いいたします。商工費です。商工総務費の一般経費の減40万4,000円については、人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。土木費、土木管理費です。土木総務費の一般経費の増434万2,000円については、人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。都市計画費です。都市計画総務費の一般経費の減773万4,000円については、人件費にかかるものでございます。次に下水道事業特別会計繰出金の増56万5,000円は、職員給与費等の関係で人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。消防費です。常備消防費の一般経費の減493万4,000円については、人件費にかかるものでございます。続いて、消防車両管理経費です。燃料費の増10万1,000円は燃料費の高騰により増額をお願いするものでございます。  教育費、教育総務費です。事務局費の一般経費の増638万9,000円は人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。小学校費です。学校管理費の小学校共通一般経費の減37万1,000円は人件費にかかるものでございます。
     次のページをお願いいたします。中学校費です。学校管理費の中学校共通一般経費の増38万2,000円は人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。社会教育費です。社会教育総務費の一般経費の減76万3,000円は人件費にかかるものでございます。次に、生涯学習振興費です。生涯学習センター管理運営事業の燃料費の増58万3,000円は燃料費の高騰により増額をお願いするものでございます。  次のページをお願いいたします。保健体育費です。保健体育総務費の一般経費の減8万3,000円は人件費にかかるものでございます。次に学校給食費です。一般経費の増44万3,000円は人件費にかかるものでございます。  次のページをお願いいたします。予備費の関係ですが、本補正に伴いまして117万3,000円を減額させていただき、総額を4,531万4,000円とさせていただくものでございます。  以上が、歳入歳出の事項別明細の関係でございます。  引き続き、56ページの給与費明細の関係を説明させていただきます。  1番の特別職の関係でございます。一番下の比較のところをごらんください。町長等の欄でございますが、改正に伴う町長の期末手当で25万1,000円の増となり、給与費の合計でも25万1,000円の増となります。共済費についても、町長改選に伴うもので、26万4,000円の減となります。  次に、議員の欄ですが、4名分が減となっています。また、これに伴う給与費の減額ですが、合計で459万6,000円の減となります。内容は報酬及び期末手当ですが、議員数4名削減による減額分となります。共済費の減32万7,000円も同様でございます。  続いて、その他の特別職の欄でございます。職員数が1名減となっております。これに伴う報酬の減8,000円については、統計調査事業の調査員報酬の精算に伴う減額分となります。  続いて、2番の一般職の関係です。(1)総括です。比較のところをごらんください。職員数が6名減となっております。これは退職者等の分でございます。  次に、給与費についてですが、給料、職員手当を合わせて、3,203万6,000円の減額分は職員の退職等による減額分となります。次の共済費減406万円も同様でございます。  次に、57ページに移りまして、給料及び職員手当の増減額の明細でございます。給料につきましては、2,237万2,000円の減となります。その他の増減分は職員の退職等に伴う減額分で、2,237万2,000円となります。  続いて、職員手当です。966万4,000円の減となります。  その他の増減分は、職員の退職等に伴う減額分で966万4,000円となります。  次のページをお願いいたします。ウの級別職員数です。一般行政職で職員数が149名から144名となり、5名の減となります。  次に、消防職で職員数が39名から38名となり、1名の減となります。  以上が、歳入歳出給与関係の説明でございます。  続いて、60、61ページをお開きください。地方債に関する調書でございます。当該年度中の増減見込額の中で、普通債の民生債ですが、当該年度中記載見込額の補正額ですが、1,130万円を増額して、補正後の普通債の総額を1億8,510万円とするものでございます。次の、当該年度中元金償還見込額については変更ありません。  このことにより、当該年度末現在高の見込額として、補正額を1,130万円増額し、補正後の額を61億28万5,000円とするものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 229: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。 230: ◯議長【井上良光君】 杉崎議員。 231: ◯11番【杉崎俊雄君】 1点だけ、4ページ、地方債補正、これはもう決まったんですか、借りるところは。  と申しますのは、5%の金利を見ているということなんですが、ちょっと高くないですか。今、市中銀行でも最高3%、3%といえば高いほうですね。2.3%ぐらいが適当かと思うのですが、いかがでございましょうか。 232: ◯議長【井上良光君】 財政課長。 233: ◯財政課長【石井博司君】 いわゆる財源として、まだ借り入れができるねという部分で、これから県の市町村振興資金、いわゆる宝くじの関係の資金ですけれども、追加の申請も可能ということで、年度末に向かって手続をいたします。半公的なお金の部分でございまして、実際には2%から2.3%あたりの借り入れになるかと思います。ちょっと金利は上がっております。  以上でございます。 234: ◯議長【井上良光君】 小笠原議員。 235: ◯4番【小笠原陶子君】 31ページの、環境保全対策費のじん芥収集運搬事業の金属類処理委託料が増なんですけれども、平成17年の決算は今年出たから、それを見て予算を決められたわけじゃないので、やむを得ない部分があるのかとは思うのですけれども、平成17年の決算を見ると、今年の予算と今の補正を足したのが、ちょうど平成17年の決算で出ている金額だと思うのです、金属類処理委託なんですけれども。ということは、平成16年を参考にして予算を決めているのかなと思う中に、去年と今年と増えているのですけれども、それはどういったわけでこういう状況になっているのか、どういうふうに分析しているのかということと、家電のほうも増えた、ただ単純に処理量の増加だって、それはそうでしょうけれども、それはどういう部分が原因なのか。人口は減っている中で、ちょっとその辺の読みをあれしていただきたいというふうに思います。  それから、次のページ、33ページのじん芥焼却場の施設運営事業の燃料費は原油価格の増ということでございますけれども、それは単価当たり幾らが幾らになったからこれだけ上がったという、金額を教えていただきたいと思います。  あと、灰搬出の部分についても、もう少し詳しくご説明いただければというふうに思います。  あと、大型ごみも同じです。 236: ◯議長【井上良光君】 経済環境部長。 237: ◯経済環境部長【佐川眞一君】 それでは、順次、ご説明させていただきたいと思います。  まず、金属類の処理委託の増という関係でございますが、この関係につきましては、本年2月の特別委員会、また予算委員会の中でご指摘をいただきまして、見直した関係がございます。そういったことも含めてなんですが、まず、処理量の関係ですけれども、当初予算では平成15年、16年の実績をもとに積算しております。  そういった中でも、18年度の今までの実績を見ると、推計を上回ってきてしまったということでございます。特に17年度は委託方法を見直しいたしました。それはどういうふうに見直したかといいますと、まず定額制、1カ月当たり幾らで処理委託をお願いしますよというふうに17年度まではやっていたわけでございますが、18年度から処理の単価に合わせてお支払いするというような形に変えてきました。そんな関係で、単価制に変えたということで処理量が増えているということで、委託費が増になったということでございます。  それは、歳入にも関係しておりまして、処理量に合わせて歳入も繰り入れていると。売払の費用として歳入のほうに入っておりまして、今回の補正でも、歳入で187万3,000円の増があるということで、その辺をきちっとわかりやすいようにさせていただいたということでございます。  次に、家電の増の理由ということでございますけれども、この家電の関係につきましても、今まで定額制だったのですが、単価制に委託方法を見直しさせていただきました。収集量も非常に今年度は多くなってきております。ちなみに実績を言いますと、平成17年度が、例えば8月だけをとって見ると、8月というのはボーナス時期の後ということで大型ごみが出やすい時期なんです。そういう時期をとって見ても、17年度が31.7トンだったのですが、本年度は40.3トンということで、8月1カ月とっても27%も増加している実態がございます。  これはなぜかというふうに私のほうも、これは推測の域はまだ出ないのですが、若干の景気の回復等がありまして、家の中のものを買いかえることが出てきたんじゃないかなというふうに思っています。ちなみに収集業者の方にも聞いております。まず、どんなものが家電寝具類で出ているかというようなことなんですが、まず、食器洗い器が出ていると。それと、乾燥機、洗濯機と乾燥機が一体型になっている。洗濯機はリサイクル法で回すのですが、上に出ている乾燥機が目につくというような状況がありまして、全体的に家電寝具類の買いかえが進んできて収集量が多くなっていって、委託費が増加してしまったという経過があるだろうというふうに思っているところでございます。  次に、燃料費の増ということでございますが、じん芥焼却場で使用する重油の単価が、原油価格の高騰のあおりを受けまして増えているということでございます。ちなみに当初予算の見積りの時点では、59円50銭で見積もっておったわけでございます。これに対しまして、現状では68円20銭という形になっております。8.7円の格差が出てきて、この辺が増加の要因ということでございます。  次に、灰搬出の処理委託ということで、平成16年6月30日から外部で処理しているわけでございますが、これにつきましても、委託をするのに、運搬して処理先の施設まで持っていくわけでございますが、先ほどもお話ししましたとおり、運搬費用、要するに車両のガソリン代等が上がりまして運搬費用がかさんできて、4月当初、契約する時点でいろいろ運搬業者等と交渉はしてきたわけでございます。ちなみに、そういった形の中で、17年度と同じような契約ができなくなったということであります。まず、運搬車両4トンアームのロール車に変えて、それで週何回かやっていたわけですけれども、週6回の運搬に変更して契約をさせていただきました。そういった中で、トン単価にしますと1万1,600円増になってしまったということで、それが予算を不足させる原因になっているというようなことであります。  増になる原因としては、運搬車両の見直しをやった関係、もう1つは灰が多くなっているということです。灰が多くなっているというのは、焼却量が若干増えているということでございます。ちなみに、焼却量を見てみますと、16年度から減少傾向にあったのですが、今年度はちょっと増加傾向に、要するに収集量が増えているというような形になってきていまして、灰が多くなっているということで、一たん下がったのですけれども、2年してリバウンドが出ているんじゃないかというふうに思っております。それが灰搬出関係の増の原因でございます。  次に、大型ごみの運搬処理の関係でございますが、これもやっぱり先ほどの家電・寝具類の収集じゃないのですけれども、持ち込みで大型ごみがやはり増えております。これも景気の若干の回復を受けて、買いかえが進んでいるんじゃないかというふうに判断しておるところでございます。  以上でございます。 238: ◯議長【井上良光君】 原議員。 239: ◯12番【原冨士徳君】 私は1点だけ、33ページの、今、小笠原議員の質問しましたじん芥焼却場の燃料費の増について、もうちょっとお伺いしたいのですけれども、これは石油価格の高騰によってこの金額が発生したのか、それとも油が足りなくなってしまったのか、どっちなんでしょうか。  また、今、お伺いしました68円20銭という金額に、これは運搬費とか経費とかって、当然、入っていると思うのですけれども、その辺がどうなっているのか、ちょっとわかりませんので、この単価このままで契約しているのか、経費とか運搬費とかというのはどういうような計算になっているのか、それがわかりませんので、その2点だけちょっとお伺いしたいと思います。 240: ◯議長【井上良光君】 経済環境部長。 241: ◯経済環境部長【佐川眞一君】 68円20銭というのは、運搬費等も含んで、納入価格ということでございます。 (「どうしてこの金額が発生したのか。燃料が足りなくなったのか……」との声あり)  燃料の価格が上がったためと。原因だというふうに思います。しかし、若干、燃す量も増えていますので、そのところも増加の要因になっているだろうということでございます。  以上です。 242: ◯議長【井上良光君】 原議員。 243: ◯12番【原冨士徳君】 そういうあいまいな返事じゃなくて、油が既に予定量を消費してしまったのか。いいですよ、じゃあ、当初予算のときに、何リッター購入するつもりでおったのか。そして、現在、それを使い切ってしまったから、これが発生したのか、その辺を言わないと回答にならんでしょう。  そして、私が言っているのは、単価が68円20銭ですか。このうちの幾らが製品単価であって、幾らが運搬費なのか。また、経費があるとかってなるでしょう、当然。それをお伺いしているんですよ。ですから、これは質問になっちゃうんですか。重複ですよ、これは。 244: ◯議長【井上良光君】 衛生センター所長。 245: ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 当初予算の見積り時点での単価でございますけれども、59円50銭で予算を計上させていただきまして、これに対して、今、契約単価の現状でございますけれども、4月から12月までの平均の単価を申し上げますと、67円40銭になります。今の現状と予算見積り時点での比較をしますと、7円90銭の価格差を生じています。この価格差が予算の不足額を生じる原因でございます。  もう1つ、購入量の量的な関係でございますけれども、当初の予算見積り時点では、予定購入量を1,581キロを予定しておりました。今後の稼働予定を考慮しまして、97キロリットル、これは大体2炉運転で約半月分ですね、このくらいを見込みまして、ある程度、余裕を見させていただきまして、3月までの予定購入量を1,678キロとして、今回、計上させていただいております。             (「単価の構成」との声あり)  すみません。契約単価の構成ということでございますけれども、詳細の細かいところまでは把握してございません。 246: ◯議長【井上良光君】 原議員。 247: ◯12番【原冨士徳君】 いよいよ重油代金も、また1億の大台を超して、1億1,000円になってしまうんですよね、この補正がそのまま通ると。当初、私たちが議員をやって、4炉運転から3炉運転にしますというときに、運転効率を高めて重油の消費量も減らしましょうということで1炉停止した。そのために、今、ミダックに大型のごみを持っていっている、可燃物を。そういう状況であろうかと思うのですけれども、先ほど部長さんの説明でもあったように、リバウンド現象というか、ごみもまた増えていますということなんですけれども、そうすると、二宮町の減量化対策が十分にいっていなかったということになるんでしょうか。そういうことでないと、この重油の量がこれほど多く使うということは全国まれな例だとよく言うんですけれども、全くまれな例ですよ、はっきり言って。ですから、私どもどっちにしろ、もう炉をとめることは明白なんですから、もしこれほどまでお金がかかるものでしたら、すぐ明日にでもとめていいと思うんです、条件さえそろえば。これほどまで使うんだったら。私はこの消費については非常に疑問があるんですけれども、ただし、今まで年度当初に予定した重油量が足りなくなってくるということは、運転管理も十分でなかった。また、燃すものの質も違うから、そうなるかもしれません。水分量が多ければ多いほど燃えにくいというのはわかりますけれども、あの炉の場合、そういうふうに条件がそろわなければ、決して良好な運転ができないと思うのですけれども、かかるものは年度内はしようがないとして、ぜひその辺を注意してやっていただきたいと思います。  それから、もう1点あるんですよ。先ほど聞いています単価の構成内容。ですから、ガソリンスタンドで私たちが給油口にプッと入れるなら、それは運搬費もいいんですけれども、ああいうふうに大型のタンクローリーで持ってくる場合に、運搬費が幾らなんですよと。それに対しての経費が幾らですよとならなければ、契約にならないと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。  私はそういうものがないと、契約にはならないんじゃないかと。どこから持ってくるかわかりませんけれども、そういうふうにならないと、その辺をしっかりして契約しないと、ただ、1リッター幾らというのは、私はどうも腑に落ちないのですけれども、その辺、どうでしょうか。もう1度、お伺いいたします。 248: ◯議長【井上良光君】 環境衛生センター所長。 249: ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 1つは、重油の購入量の説明からちょっとさせていただきますと、購入量イコール使用量とお考えいただいてよろしいかと思います。年度を追いまして購入量の数字を申し上げます。平成14年度が1,880、15年度が1,838、16年度が1,600、17年度だ1,608です。18年度の予定が1,581でございます。  先ほど申し上げました予定購入数が1,678ということで、平成16、17年度と1,600台になってございます。この1,600台の使用量というのが下限値といいますか、それだけ下げるのが一番下がった数字ではないかと考えてございます。  それと、単価の内訳というお話でございますけれども、確かにおっしゃることはよくわかるのですけれども、その内訳の内容を見て契約するというのは、地域性とかいろいろあるように業界のほうからは聞いてございます。その地域性なりを加味して交渉に当たっているわけでございますので、それはご理解をいただきたいと思います。  以上です。 250: ◯議長【井上良光君】 原議員。 251: ◯12番【原冨士徳君】 地域性、それはどういうのを地域性というか、私、よくわからないんですけれども、当然、所長さんなんかご存じだと思うのですけれども、単価を決めるときには、行政職って、よくこういうものを使いますよね。これを使って、標準金額が全国どこにあるかって、当然、見るわけでしょう、あなた方は。この積算資料を検出するか、これは12月の最新号のやつですけれども、そういうものを見て、じゃあ、一般市場価格が幾らよと。それに対して、経費がどのくらいと。経費って当然わかりますよね、皆様方ですから。経費の内容が、共通仮設費、運搬費、準備費、安全費、営繕費、それぞれ含めたものが経費でしょう。だから、単価が幾らで、運搬費が幾らで、原価が幾らよとならなければ、行政としては契約にいささか不備があると私は思っています。だから、その結果、幾らじゃないんですよ。単価構成がどうなっているかということを聞いているんですから。そういうものがないと、こういうふうに質問されたときに答えられないんじゃないんですか、はっきり言って。そういうことをしないで、いきなり2,100万円以上の補正を認めるというのは、私はいささか。だから、この2,100万円の経費は幾らよと、運搬費はと、それを聞いたんですよ。それをきちんと答えてください。どこから持ってくるとか、だれから買うという問題じゃないんですよ。 252: ◯議長【井上良光君】 経済環境部長。 253: ◯経済環境部長【佐川眞一君】 購入先は町内の業者さんから買わせていただいているところでございまして、ちなみに役場の燃料単価の改定等も毎月やってきているわけです。私のほうといたしましては、単価、先ほどもお話しさせていただいたとおり、リッター当たりの単価、今、68円20銭で買わせていただいているわけでございますが、ほかの重油の単価といいますと、ほかで買っている、例えば役場で買っている単価は82円というような形、福祉センターとか学校給食センターとかはそういう形でやっているわけで、うちのほうとしては大量に買っているということもありまして、先ほど言いました68円20銭という形の中でやらせていただいているということでご理解いただきたいというふうに思います。  以上でございます。 254: ◯議長【井上良光君】 原議員。 255: ◯12番【原冨士徳君】 私がお伺いしているのは、そういう町役場が幾らで買っているよというのではなくて、予算書として上げるときに、そういうものがないと説明ができないんじゃないんですか。私はそういうものが聞きたいよと言っているわけですよ。そして、事業者、納める方々がどの程度の利益が上がっているのかということも、当然、役所が承知しているわけですよ、それは。まさか赤字を出して入れろとは言わないわけでしょう、やっぱりそれは。そのためにも、こういうふうに役所のほうで決めた経費率ってあるわけですよ。それは皆さん、ご存じですよね。そして、単価、経費、そういうものがもろもろあってすべての金額が決まってくるというのが構成でしょう。私はどこから何を買っている、幾らで買っていると言っているんじゃなく、この構成を聞いているだけなんですよ。だから、皆様方に説明をお願いしたいと思っているけれども、残念ながらそれは出てこなかったもので、これはまだ当然、来年度予算にも載ってくるでしょうよ、燃す限りは。そういうときにはきちんと説明できて、私たちにそういうことを聞かれないようにぜひお願いしたいと思います。  終わります。 256: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 257: ◯9番【城所 努君】 先ほど杉崎議員が聞いていましたけれども、この地方債ですけれども、神奈川県から借りると言いましたね。これはわざわざ地方債にしなきゃいけないのかですね。何も無理して借金しなくてもいいんじゃないかというふうに思うんです。  例えば、乱暴の見方だけれども、予備費が4,000万円もあるわけですね。そういうところから充当するとか、わずかの金だから借りるんだというお考えなんでしょうけれども、今、いろいろなところでなるべく後に残らないものを、いわゆる起債をしないでやっていこうというときに、その辺の考え方というのかな、あえて借りるようなことをしなくてもいいんじゃないのか。何か借りることによって、いろいろ補助金がつくとか、そういうことがあって借りなきゃいけないのか、その辺がちょっとよくわからないんですよ。その辺が、あるんだったら、聞かせていただきたいと思うんです。60億の一般財源で起債があるわけですから、それを増やさなくてもいいんじゃないかと、これは一方的な考え方ですよ、私の考え方なので、その辺がもしあったら、お聞かせをいただきたい。  それから、最終処分場の検討委員会の増ですね。調査委託料、これは当初300万円の予算が、ここで大体半分、50%増になるわけですけれども、先ほどの総務部長のお話だと、土壌調査ですか、具体的にどういう調査を行うのでこれだけのお金が必要なのか、もう少し具体的にお聞かせをいただきたいと思います。 258: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 259: ◯総務部長【原 幸男君】 1点目の地方債の関係をお答えさせていただきたいのですが、議員さんおっしゃられますとおり、借りなくてできることであれば、借りないでやっていきたいというのは当然なことでございます。まして予備費の話も出ましたけれども、現実的に予算上については、4,500万円ほどあるわけですが、これまでも議会報告の中で、予備費を充当している事業というのは幾つかご報告させていただいておりまして、実際に使える予備費というのは、この予算はありますけれども、既に使っている部分がございまして、多分、半分ぐらいしか使える予備費というのがないということで、やっぱり今後のことを考えていきますと、まだまだ何が出てくるかわからない部分もございますので、多少、予備費というのは、要するに使える予備費という部分は確保していきたいと。  もう1つは、起債の部分なんですけれども、やはり今後の財政運営で、公債費ということを考えていきますと、財政の硬直化ということが当然懸念されるわけでございますので、借りなければ借りないほうがいいのです。今年の状況を見てみますと、そういうように必要な予算が出てきて、あと起債については、借りられるものだったら、今年借りて、何とか今年はやり過ごしていきたいというような部分も、財政当局の考えもございまして、たまたま今回の地方債については、民生費の事業債ですけれども、起債の対象にしていただけそうだということがありまして、なかなか厳しい財政運営の中でやりくりをしているということをぜひご理解いただきたいと思います。 260: ◯議長【井上良光君】 経済環境部長。 261: ◯経済環境部長【佐川眞一君】 最終処分場の調査検討委託料ということでございます。議員さんもご存じだと思うんのですけれども、最終処分場の二重シートの安全性ということで、検討委員会を設けて、現在までこう進んできております。検討委員会の専門家の先生方から、いろいろとこういう調査をしてくださいというのを投げかけられて、それに基づいて私のほうも調査を進めてきております。  当初予算では確かに300万円を計上させていただきました。それはもう既に、変な話、底を突いてしまったというか、そういう状態でございまして、今後、新たな調査を進めなきゃいけないという中で、今回、補正予算をお願いするものでございます。特に最終処分場の上流側の土壌のダイオキシンの調査ということでございます。原因が最終処分場の下の管に入っている地下水のダイオキシン濃度等が高いということで、いろいろ調べてきた経過があるのですが、そういった中で、最終処分場の上流側の土壌を再度、調べてくれというようなことでやるものでございます。  内容につきましては、土壌のダイオキシンの測定、土壌の深度、深さがどこまで行っているかということで、それを迅速法ではかるということでございます。それをはかりまして、ダイオキシンの今度はそれが出ましたら、公定法に基づいて、測定をやるということでございます。あと、コンベア下の土壌の掘削除去まで考えた費用でございまして、若干、300万円の中の予算も多少残っていますので、それ等を差し引いた額が142万円という金額でございます。  以上でございます。 262: ◯議長【井上良光君】 城所議員。 263: ◯9番【城所 努君】 最初の話ですけれども、苦しい状況は私もわかるんですけれども、ぱっと見たときに、やっぱり1,130万円ぐらいなら何とかできないのかな、借りなくてもできるんじゃないかなという感じがあるわけですね。  例えば、さっき言った予備費というのは、あくまでも予備費、4,000万円あるんじゃないかという話、だけど、ほかにもあるわけですね、基金だってあるわけですから、多少は。だったら、そういうところを取り崩したって、私は何もいいんじゃないのかなという感じもするわけですよ。何か苦しいから苦しいからと言って、やりくりが大変だから、借り入れられるから借りようというのが後になって響いてくるわけでしょう、今、あちこちの市や町で、あとになってそういう話が出てきていますし、そういう点で、苦しいから、やりくりが大変だから、許可になるから借りようよという、その辺の考え方が私は正しいのかどうか、ちょっとここへ来ると、わからないと思うんですね。  大事に行こうという気持ちは確かにあるんでしょうし、それからまだ大丈夫だというのもあるだろうし、財政のほうはいろいろ考えていると思いますけれども、その辺の考え方も含めて、この小さなものについては、借りなくてもできるという決断をするときも私は必要じゃないのかなというような気がするのですが、改めてもう1度、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、最終処分場のほうですけれども、ここで話をしていると、ちょっと遠いんだよね。全然よくわからない、どこがどうでどうだって。また、それは改めて担当課へ行って詳しく説明を聞きたいと思うので、ここで話していても、どこがどの辺なのかというのが、皆さんもわからないと思うので、また改めて聞きたいと思います。そっちは結構です。 264: ◯議長【井上良光君】 総務部長。 265: ◯総務部長【原 幸男君】 確かに財政的なやりくりのところで、起債を借りずに、基金を取り崩して、財調か何かでやりくりしてもいいんじゃないかという、当然、意見もあるわけです。そういう方法もあります。  ただ、この12月の時期の補正予算といいますと、当然、いろいろ今回も桜美園関係で結構、事業費が出ているわけです。そういう財源はどこから持ってくるかというと、これまでですと、例えばですけれども、交付税なんかが意外と、当初、見込んだ予定よりも上のほうから実績数値として結構余裕のある数値が交付決定されてきたという経緯が実は過去あるんですね。そういうお金が新たに必要となったお金の財源になってくるとかというのは過去には結構あって、意外とこの12月の時期の補正というのはそんなに財政的なやりくりをせずに、何とかできそうだというような形でやってきたのは事実なんです。  今回、この起債を充てたというのは、これは例えばの話なんですけれども、公債費の負担比率なんかがあるわけですけれども、17年度のうちのほうの数字ですと、8.9という数字が比率としてはあるわけです。一般的に警戒ラインというのが15%で、それから危険ラインが20%という、そういうところを見ていきますと、これから返していかなきゃいけないのですけれども、公債費の関係でいくと、まだうちのほうとすると、若干、そんなに心配しなくてもいいのかなというところがあるわけです。ですから、財調なり、それから公共施設の費用なりという部分については、やはりこれからいろいろハード事業で大きな事業もプランとして出ているわけでございまして、やはり必要なときに必要な経費は基金として、財源として確保していきたいというのがありますので、必要な時期に充てていきたいというものがありますので、今回については、財政当局ではこの起債で何とか財源を確保していこうというような予算措置をさせていただきました。 266: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。 267: ◯5番【根岸ゆき子君】 今の33ページ、桜美園なんですけれども、灰の処分量が増えた。あと、ごみ量が増えたとおっしゃっていました。やっぱりごみ量がどれぐらい増えたのか、灰の量がどれぐらい増えたのか、それは結構、比例した割合でお互いが増えているようになっているのかというあたりを知りたいのですけれども。
     あと、25ページの介護特別会計繰出金の地域支援事業の包括支援の繰出金は、人件費だとおっしゃいましたか。この人件費は何の人件費なのか、教えてください。お願いします。 268: ◯議長【井上良光君】 民生部長。 269: ◯民生部長【吉沢 稔君】 介護特別会計繰出金につきましては、後ほど説明させていただきますが、特別会計のほうの人件費でございます。  以上でございます。 270: ◯議長【井上良光君】 環境衛生センター所長。 271: ◯環境衛生センター所長【成川 一君】 灰の搬出の関係でございますけれども、データ的にまだ集計がし切れていない点がございまして、18年度の集計データで、ちょっと月数が少なくて恐縮なんですけれども、18年度のごみの焼却量を申し上げますと、2,980トンでございます。  これに対して、8月になってしまうのですけれども、8月までの灰の搬出量でございますけれども、441トンということでございます。まだ比較する数字が固まっていないために、一概に申し上げられないのですけれども、ごみ量と灰の量が比例して出ているかというような年度比較ができれば一番よろしいのですけれども、月平均で申し上げますと、例えば平成17年度の年間を通しての月平均の数字が549トンです。18年度の8月まででございますけれども、これの月平均でいいますと、596トンのごみの量、約50トン弱が月平均で増えていると申し上げられます。  これに対して、灰の量でございますけれども、灰の量も月平均にしますと、17年度と18年度を比べますと、大体8から9トンぐらいの量が多くなってございます。  以上でございます。 272: ◯議長【井上良光君】 根岸議員。 273: ◯5番【根岸ゆき子君】 何か多過ぎるごみの量というようには思いますが、ちょっと詳しいことは、また数字を紙の中で見させていただきたいとは思います。  灰の量が増えたんじゃないかなと。あと、においがすることがかなり多かったということは実感しておりまして、重油の量は結局、それほど変わっていなかったということになりますから、燃え切れずに残渣になった部分が増えたのではないかというふうに私は心配したわけなんですけれども、ちょっとまたそのあたりは後日、紙にした数字のほうで確認をさせていただきたいと思います。わかりました。ありがとうございました。 274: ◯議長【井上良光君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論にはいります。              (「なし」との声あり) 275: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第76号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 276: ◯議長【井上良光君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第76号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第23 議案第77号 平成18年度二宮町国民健康保険特別会計                 補正予算(第2号) 277: ◯議長【井上良光君】 日程第23「平成18年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」町長提出議案第77号を議題といたします。 278: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 279: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 280: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 281: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 282: ◯町長【坂本孝也君】 議案第77号の提案理由を説明いたします。平成18年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ400万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億6,669万7,000円とするものです。  内容につきましては民生部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 283: ◯議長【井上良光君】 民生部長。 284: ◯民生部長【吉沢 稔君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第77号について、内容の説明をさせていただきます。  恐縮でございますが、6ページ、7ページをお願いいたします。事項別明細書の説明をさせていただきます。繰入金、他会計繰入金、一般会計繰入金、職員給与費等繰入金400万3,000円の増額をお願いするものでございます。  次のページをお願いいたします。歳出でございます。総務費、総務管理費、一般管理費です。人事異動に伴う職員給与費の増額により、400万3,000円の増額をお願いするものでございます。  次のページの給与明細書につきましては、一般会計と同様ですので、省略させていただきます。  以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 285: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 286: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 287: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第77号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 288: ◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第77号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第24 議案第78号 平成18年度二宮町老人保健医療特別会計                 補正予算(第3号) 289: ◯議長【井上良光君】 日程第24「平成18年度二宮町老人保健医療特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第78号を議題といたします。 290: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 291: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 292: ◯議長【井上良光君】 提案者より提案理由の説明を申し上げます。 293: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 294: ◯町長【坂本孝也君】 議案第78号の提案理由を説明いたします。平成18年度二宮町老人保健医療特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ20万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億8,467万6,000円とするものです。  内容につきましては民生部長より説明しますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 295: ◯議長【井上良光君】 民生部長。 296: ◯民生部長【吉沢 稔君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第78号について、内容の説明をさせていただきます。恐縮でございますが、6ページ、7ページ、歳入からお願いいたします。  事項別明細書の説明をさせていただきます。繰入金、他会計繰入金、一般会計繰入金、職員給与費等繰入金20万9,000円の減額をお願いするものでございます。  次のページをお願いいたします。歳出でございます。総務費、総務管理費、一般管理費です。人事異動に伴う職員給与費の減額により、20万9,000円の減額をお願いするものです。  次のページ、給与明細書につきましては、一般会計と同様ですので、省略させていただきます。  以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 297: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 298: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 299: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第78号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 300: ◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第78号は原案のとおり可決いたしました。    ────────────────────────────────    日程第25 議案第79号 平成18年度二宮町介護保険特別会計補正                 予算(第2号) 301: ◯議長【井上良光君】 日程第25「平成18年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第2号)」町長提出議案第79号を議題といたします。 302: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 303: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 304: ◯議長【井上良光君】 提出者より提案理由の説明を求めます。 305: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 306: ◯町長【坂本孝也君】 議案第79号の提案理由を説明いたします。平成18年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第2号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ328万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億7,502万1,000円とするものです。  内容につきましては民生部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 307: ◯議長【井上良光君】 民生部長。 308: ◯民生部長【吉沢 稔君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第79号について、内容の説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いします。事項別明細書の説明をさせていただきます。歳入でございます。国庫支出金の国庫補助金につきましては、高齢介護課の地域包括支援センターつばきの職員給与費等の増に伴いまして、国が本来負担すべき40.5%について増額するものです。県支出金の県補助金につきましては、同様に職員給与費等の増により、県が本来負担すべき20.25%を増額するものでございます。繰入金、他会計繰入金、地域支援事業包括的支援等繰入金については、国・県補助金と同様に、職員給与費等の増により、町が本来負担すべき20.25%を繰り入れるものでございます。  一般会計繰入金ですが、こちらは高齢介護課の介護保険係の職員給与費等の増に伴いまして、一般会計からの繰入を増額するものでございます。  続きまして、8ページ、9ページをお願いします。歳出でございます。  総務費の一般管理費につきましては、介護保険係の職員の異動等に伴い、職員の給料や手当等を157万6,000円増額するものです。  次のページをお願いいたします。10ページ、11ページでございます。地域支援事業費の包括的支援事業費については、包括支援センターつばきの職員の異動等に伴い、職員の給料や手当等を211万3,000円増額するものです。  次のページをお願いします。12ページ、13ページをお願いします。基金積立金の介護給付費準備基金積立金につきましては、包括支援センターつばきの職員給与費等が増になった結果、保険料で負担すべき額の40万1,000円が増えるので、この分、基金の積立てを減らしております。  次のページの給与費明細書につきましては、一般会計と同様ですので、省略させていただきます。  以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 309: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 310: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 311: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第79号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立)
    312: ◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第79号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第26 議案第80号 平成18年度二宮町下水道事業特別会計補                 正予算(第2号) 313: ◯議長【井上良光君】 日程第26「平成18年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」町長提出議案第80号を議題といたします。 314: ◯議長【井上良光君】 職員をして朗読させます。 315: ◯職員【大野勝人君】 (朗  読) 316: ◯議長【井上良光君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 317: ◯議長【井上良光君】 町長。             〔町長(坂本孝也君)登壇〕 318: ◯町長【坂本孝也君】 議案第80号の提案理由を説明いたします。平成18年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第2号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ56万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億2,665万5,000円とするものです。  内容につきましては建設部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 319: ◯議長【井上良光君】 建設部長。 320: ◯建設部長【新井和明君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第80号の内容についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、6ページ、7ページをお開きください。事項別明細書です。  まず、歳入です。繰入金、他会計繰入金の目の1一般会計繰入金、説明欄、01一般会計繰入金です。職員の人件費分として、56万5,000円の増額をお願いするものです。  8ページ、9ページをお開きください。歳出です。  総務費、下水道総務費の目の1一般管理費の事業別(01)一般経費です。56万5,000円の増額をお願いするものです。内容は人事異動等に伴う一般職給の増、職員手当等の減など、一般会計と同様の補正をお願いするものです。  なお、10ページ以降の給与費明細書につきましては、一般会計と同様でございますので、説明を省略させていただきます。  以上です。よろしくご審議のほどお願いいたします。 321: ◯議長【井上良光君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 322: ◯議長【井上良光君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 323: ◯議長【井上良光君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第80号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 324: ◯議長【井上良光君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第80号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────── 325: ◯議長【井上良光君】 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。  なお、次回の本会議は12月19日に開催いたします。  なお、明日は午前9時30分より常任委員会が開催されますので、よろしくお願いいたします。本日はご苦労さまでした。                           午後4時08分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...