海老名市議会 2015-11-26
平成27年11月 第3回臨時会−11月26日-01号
本案は、議会選出の
監査委員でありました
倉橋正美委員が平成27年11月13日をもちまして
議員の任期満了となりましたので、再選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
倉橋正美議員の略歴につきましては参考資料のとおりでございます。ご高覧いただきまして、ご同意いただきますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔市長(内野 優) 降壇〕
○
議長(
森下賢人 議員) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第66号については
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第66号については
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
初めに、
反対意見の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) 次に、
賛成意見の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第66号を採決いたします。本案に同意することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
議長(
森下賢人 議員)
挙手全員であります。よって議案第66号
海老名市
監査委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。
〔
倉橋正美議員 入場〕
――
――――――――――――――― ○ ――
―――――――――――――――
○
議長(
森下賢人 議員) 次に、
△日程第13 議案第67号 平成27年度
海老名市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
財務部長の説明を求めます。
〔
財務部長(秦 恭一) 登壇〕
◎
財務部長(秦恭一) 議案第67号 平成27年度
海老名市
一般会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。
別冊補正予算書の3ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。款項の補正額とその主な内容についてご説明させていただきます。
20款諸収入4項雑入9052万6000円の増は、
海老名市立図書館の平成26年度の指定管理料のうち、指定管理者が平成27年度に業務を繰り越した分について自主返納を受けることに伴います過年度指定管理料返納金でございます。
歳入合計は9052万6000円の増でございます。
4ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございます。こちらも款項の補正額とその内容について説明させていただきます。
10款教育費4項社会教育費9052万6000円の増は、不足が見込まれる平成27年度の図書館指定管理料を増額するものでございます。
歳出合計は9052万6000円の増でございます。
次の5ページから11ページまでは、歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。後ほどご高覧いただきたいと存じます。
以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔
財務部長(秦 恭一) 降壇〕
○
議長(
森下賢人 議員) これより質疑に入ります。
松本正幸議員。
◆(
松本正幸 議員) 何点か質疑させていただきたいと思うのですけれども、今回、一連のこういう事態になったことに対して市はどういう認識を持っているのか、それをまず、伺いたいと思います。
○
議長(
森下賢人 議員)
財務部長。
◎
財務部長(秦恭一) 今回の補正予算についてということになりますけれども、平成26年度の予算執行の中で未執行になった部分について、結果的に指定管理者のほうにプールされている部分があったということが確認できたという処理の中で、指定管理者のほうから自主的に返済するというようなお話をいただいたところでございます。その辺を受けまして、今回の補正予算で整理をするという内容でございます。
○
議長(
森下賢人 議員)
松本正幸議員。
◆(
松本正幸 議員) 市民からの本当に大切な税金が未執行になったということは大変重要な問題だと思うのですけれども、その反省と総括をどういうふうにされたのか、伺いたいと思います。
○
議長(
森下賢人 議員)
教育部長。
◎
教育部長(
岡田尚子) 前回の議会の場面でもご説明申し上げましたけれども、こちら、私どもの財務上の事務手続きの誤りである、きちんと手続きを行っていなかったということが原因でございます。これは職員の認識が足りなかったということにあると思いますので、そのあたり、しっかりと十分注意して執行してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
議長(
森下賢人 議員)
松本正幸議員。
◆(
松本正幸 議員) やはり市立図書館は指定管理になじまないということを感じるのですけれども、そういう認識はあるのかどうか、お聞きしたいと思います。
○
議長(
森下賢人 議員) 市長。
◎市長(
内野優) 今回の市長選挙では、相手候補は直営に戻すという話を公約でされております。私は指定管理をそのまま継続し、いろいろな問題についてはさまざま見直しを行っていきたいという話をさせていただきました。そういった結果がそういう方向へ出ております。私どもはこのまま指定管理をやっていく。しかしながら、先ほど松本
議員が質疑されたことにつきましては9月の議会で議論されております。そういった中では、議会でも問題になって、私どもの事務的なミスもあったということもちゃんと表明しています。それをしっかりと事務的に整理するのが今回の補正予算でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○
議長(
森下賢人 議員) ほかに―
山口良樹議員。
◆(
山口良樹 議員) 今の
教育部長のご答弁、市長のご答弁を伺っておりますが、そもそもこの予算執行の9052万6000円の未執行分というのは、平成26年度3月までに執行できなかったということをきちんと行政的精査ができていなかったがために、本来だったら繰越明許にすべきところが、それを怠って、今議会までずれ込んでしまっているというのが実態だと思うのですね。本来だったらば、そういう市民から預かった税金を執行しているわけですから、単年度予算で執行しているものについては3月31日までにきちんと精査をして、仮にも9000万円を超える金額というのは大きな金額であります。600万円、60万円の金額ではありません。9000万円を超す規模の金額といいますと、当然ながら指定管理料の3分の1近い金額であります。これが未執行であったということは、どういう事業計画をもとに予算措置したのか、その辺のところも非常に疑わしいと私は言わざるを得ないと思います。
それで今年度、平成27年度に1回は返納を受けて、そしてまた、9052万6000円をさらに予算措置するということになりますと、平成27年度の指定管理料というのは4億円を超える事業になるわけです。そうしますと、果たして、あと4カ月の間にそれだけの事業が執行できるのかどうかということもご説明いただきたいと思います。
私、9月の決算議会でも申し上げました。今回の事例というのは、明らかに予算、決算規則違反ですよ。そういう規則違反を行政的に犯したわけですから、きちんと責任あるべき人が責任をとるべき事案だと私は思っております。今回、はっきり今、
教育部長が認めたとおりでありますから、誰がどのような形で責任をとるのか、お尋ねします。
1回目の質疑といたします。
○
議長(
森下賢人 議員)
教育部次長。
◎
教育部次長(
金指太一郎) 繰り越された業務が執行できるのかということでお話がございました。今回、平成26年度、繰り越されたと指定管理者側から報告を受けた内容につきましては、既に平成27年度の指定管理料を先にする形で執行してございます。具体的には、リニューアルオープン時の七千数冊の本の購入、あるいは既存図書のICタグの張りつけや倉庫からの搬入などでございます。そうしますと、残りの業務としては約900万円程度の、今度はリニューアル後の状況を確認しながら図書の購入を予定してございましたので、その本の購入。それから、本を購入すれば、当然ICタグの張りつけ、ライフスタイル分類のシールの張りつけという、図書の購入に伴ってそういった附帯業務が生じますけれども、それらを今後、年度末までに実行していきたいと指定管理者には確認をしてございます。
以上でございます。
○
議長(
森下賢人 議員)
山口良樹議員。
◆(
山口良樹 議員) 今、
教育部次長答弁をいただきました。じゃ、平成26年度に3億円を超す指定管理料を予算措置しておいて、なぜそれが執行されなかった原因というものが追及をされなかったのか、今までですね。その理由を伺いたいと思います。なぜ9000万円を超す事業が1年間の事業の中で執行できなかったのか、その原因というのは何なのでしょうか。
○
議長(
森下賢人 議員)
教育部長。
◎
教育部長(
岡田尚子) 指定管理者からは実績報告の中でリニューアルに向けた書籍につきましては、平成27年度に入ってから購入をしたいため、繰り越す旨の報告をもう既に受けておりました。またあわせて、中央図書館リニューアルに向けたソフト面である、先ほど
教育部次長も申しましたが、ICタグですとかシステムの導入費用なども含まれておりまして、これらは全て年度をまたぐということで、指定管理者からは平成27年度に繰り越すという旨の報告を受けておりました。その中で、こちらのほうがその5年間の中で円滑な業務の遂行をすればよいというふうな解釈、認識をしておりました中で、本来ならば繰り越すべき手続きを落としてしまったといった状況でございます。
以上です。
○
議長(
森下賢人 議員)
山口良樹議員。
◆(
山口良樹 議員) それはおかしな話ですね。指定管理者から繰り越すという通告を事前に受けておきながら、事務的にミスを犯して、それを繰り越さなかった、繰越明許に繰り入れなかったというのは非常に理解できないです。だって、言われたのでしょう。指定管理者のほうから、もう使い切れませんから、平成27年度に繰り越しますよと言われていながら繰越明許をしなかったということは、これは怠慢以外の何物でもないですよ、それは。これは理由にならないですね。仮にそれが理由だとするのだったらば、今インターネット中継をごらんになっているいろいろな方たちがどう判断されるか。これもまた仰ぎたいと思いますけれども、そもそもそういう怠慢行為からもたらされた、本来あるまじき予算執行、決算に対して、先ほど第1回目の質疑でいたしましたけれども、誰がどのような責任を感じて、どのような責任のとり方をとるのか。
最後の質疑といたします。
○
議長(
森下賢人 議員) 市長。
◎市長(
内野優) この問題はもう既に9月でいろいろな議論をされているではないですか。今回の選挙でも山口
議員はそうやって
皆さんに、今回の問題は市長に責任があるではないか、だから、あんた、辞職しなさいよと何度も言っていたではないですか。しかしながら、今回は、私どもは、繰越明許をするという形の中の事務的手続は少しミスりましたけれども、その職員の観念の中では、考え方では、5年間のスパンだという考え方があったことも事実です。しかしながら、今後こういうことがないように絶対しなければいけません。これは徹底していきたい。そして、関係した職員についてもそれなりの対応を、あとは考査
委員会でこの問題が、議会で問題になったわけですから、その考査
委員会である程度の議論をしていただいて、職員の対応を考えていきたい。
以上でございます。
○
議長(
森下賢人 議員) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第67号については文教社会
常任委員会に付託の上、閉会中の継続審査にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
森下賢人 議員) ご異議なしと認めます。よって議案第67号については文教社会
常任委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたします。
以上で本日の議事は全て終了いたしました。
以上で平成27年第3回
海老名市議会臨時会を閉会いたします。大変お疲れさまでございました。
(午前10時46分 閉会)
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以上は、会議の顛末であるが、その内容に相違ないことを証するために、ここに署名する。
平成27年11月26日
海老名市議会議長 森 下 賢 人
同
臨時議長 藤 澤 菊 枝
同 署名
議員 相 原 志 穂
同 署名
議員 吉 田 みな子...