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平成20年12月 経済建設常任委員会-12月08日-01号

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    平成20年12月 経済建設常任委員会-12月08日-01号


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    平成20年12月 経済建設常任委員会-12月08日-01号平成20年12月 経済建設常任委員会 経済建設常任委員会会議録 1.日  時  平成20年月12月8日(月)午前9時開議 2.場  所  第1委員会室 3.出席委員  8名         ◎氏 家 康 太  ○久 米 和 代   外 村   昭          鶴 指 眞 澄   倉 橋 正 美   山 口 良 樹          三 宅 良 子   佐々木   弘 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員   32名          総務担当理事        金井 憲彰          都市担当理事        須藤 哲夫          経済環境部長        石川 義彦   同部次長              落合  貢          同部参事(廃棄物対策担当) 鍵渡  優   同部参事(農業振興プラン推進担当) 塩脇  勉
             商工課長          二見 正樹   環境保全課長            岩壁 正和          同課主幹          郷田 研一   同課環境政策担当ISO担当主幹  増田 利行          資源対策課長        米山 幸博   同課資源対策担当副主幹       花岡 宏吉          建設部長          永田 正行   同部専任参事            杉田 利彦          建設総務課長        杉山 正光   同課課長補佐            塩原 秀夫          道路維持課長        加藤  誠   同課管理担当主幹          小野沢 正          同課補修担当主幹      高橋 祐興   道路整備課長            植原 尊久          同課計画担当副主幹     杉村 俊夫   下水道課長             山口  昭          同課計画担当主幹      渋谷 明美          まちづくり部長       加藤 豊彦   同部次長              佐々木正夫          同部参事(区画整理担当)  鴨下 益美   都市計画課長            横山 丘明          都市整備課長        山口 朝生   同課住居表示住宅担当副主幹     鈴木 一光          公園緑地課長        中里 和美   駅周辺対策課長           濱田  望          農業委員会事務局長     尾山  勇 7.傍聴者   (1)議 員 4名          藤 澤 菊 枝    飯 田 英 榮    木 下 雅 實          森 下 賢 人         (2)その他 1名 8.事務局   4名          事務局長      三橋 忠夫   議事担当主幹    橋本 祐司          主事        久保寺規雄   主事        渋谷 麻美 9.付議事件  1.議案第63号 海老名市自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例の一部改正について         2.議案第66号 指定管理者の指定について(海老名市中央公園地下駐車場)         3.議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)〔所管部分〕         4.議案第75号 平成20年度海老名市下水道事業特別会計補正予算(第2号)                                 (以上平成20年11月28日付託)         5.その他 10.会議の状況                              (午前9時開議) ○委員長 ただいまの出席委員は8名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより経済建設常任委員会を開きます。  本日ご審議いただく案件は、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  これより日程に入ります。  初めに、日程第1 議案第63号 海老名市自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。  建設部専任参事の説明を求めます。 ◎建設部専任参事 議案書の9ページをお開きいただきたいと存じます。  今回の改正の内容についてでございますが、資料といたしまして改正条文の新旧対照表を添付いたしましたので、それに基づきましてご説明させていただきたいと思います。  資料の左の欄が変更したい部分でございます。右の欄が現行でございます。まず初めに、海老名市営自動車駐車場条例第17条の駐車料金につきまして、地方自治法第244条の2第9項に基づく承認料金制度を導入することに伴いまして、上限金額を設定し、指定管理者からの提案に迅速に、そして柔軟に対応できるようにいたしました。  次に、備考欄についてでございますが、夜間料金の定義をこれまでの時間の設定による定義から自動車を入出場できない時間帯の駐車料金としたものでございます。  3点目といたしまして、裏面でございますが、第25条につきましては、市長による運営管理を行う場合の準用規定について、第17条の表に定める金額の範囲内で市長が駐車料金を定める趣旨の読みかえ規定を追加するものでございます。  以上、雑駁な説明でございますが、よろしくご審議を賜りまして、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明といたします。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆鶴指眞澄 委員 今回条例の改定ということで、今のご説明の中で従来は夜間料金の時間を「午後11時から翌日午前7時まで」ということで、そこを今度は「自動車を入出場させ、又は出場させることができる時間以外の時間」という文言に直されたわけでございます。ただ、利用者の側から見た場合、ある程度時間を明確にしておかれたほうがわかりやすいのではないかなという感じがするのですが、その辺についていかがかと思いまして、まずお伺いしたいと思います。 ◎道路維持課長 現行の夜間料金は午後11時から朝7時までが入出庫できない時間帯ということで、その時間帯の時間設定が条例で書いてあるわけですが、今回の改正条文では夜間料金とは入出場できないと。意味は同じなわけですけれども、この時間を設定しない意味は、営業時間は当然その指定管理者の考えで変更する場合がございますので、その場合、時間での定義をしておきますと、営業時間の変更で夜間料金の時間設定が変わってくると必ず条例改正が必要になるということで、営業時間に影響されないで夜間料金の定義をしたいという意味で、出入場できない時間を夜間料金という表現に改めたものでございます。 ◆鶴指眞澄 委員 そうしますと、今までの午後11時から午前7時というところが当然変わることを視野に入れた中での改定というご説明だったのでございますが、例えばこれを施行されてからすぐ変えられるとか、そんなふうなところもあるわけでございますか。 ◎道路維持課長 4月から新しい指定管理者になるわけですが、今回の管理者は現行と違う営業時間を考えているということもございます。その管理者の考えに沿った営業時間ができることも想定して、今回の条例改正をしております。 ◆鶴指眞澄 委員 料金が今度は市長の承認制になるわけでございますけれども、平成19年度はたしか収支ベースでは赤字だったと記憶しているのですが、この辺も多少変わるということも背景にはあるわけでございますか。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。 ◎道路維持課長 今回の新たな指定管理者からは、新たな料金体系の提案がされています。具体的には、上限料金を設定するとか、夜間料金を変更するとか、そういった変更提案がされています。それに対しましても、柔軟に対応できるような条例改正にしてあります。 ◆鶴指眞澄 委員 収支ベースの問題は確かにあろうかと思うのですけれども、その付近の民間の料金体系とか、その辺との兼ね合いとか、いろいろあろうかと思うのですけれども、今後料金設定の承認をされる場合、ある程度市民が利用しやすい料金体系と、適正な管理をお願いしておきます。 ◆外村昭 委員 1点お尋ねしたいのですが、今の鶴指委員の質問と重複するかもしれませんけれども、午後11時から午前7時という営業時間をこのような形で改正されるわけですが、どうも説明を聞くと、要するに夜中の営業については民間の駐車場を圧迫するためにやれないのだ、やらないのだというお話で今までずうっと来ていたわけですけれども、今度指定管理者が変わると時間を延長するような聞こえてきたので、以前に説明したのと今回の状況の整合性はどこあるのですか。その辺を疑問に思ったのですけれども。 ◎道路維持課長 今まで議会で答弁していた内容では、要するに夜間というのは午後11時以降になりますけれども、そこの利用者は割と少ないのではないか、時間延長すると採算的には合いませんよと。したがって、今まではやっていなかった。たしかそういう説明で一貫していたかと思うのですが、そうはいっても、公営駐車場ですから、採算だけで営業しているわけではないという面もございまして、今回議会等でも営業時間の関係につきましては再三どうなのだというご質問もありました関係上、営業時間の提案も受け付けますといった公募をかけました。その中で応募者からはさまざまな提案が出てきたと。今回の候補者からも延長提案が出ていまして、うちのほうはそういった市民要望があることを踏まえながら、そういった提案も業者選定の1つの材料にしてきたということだと思います。 ◆外村昭 委員 ちょっと説明について納得しかねるのですが、今まで我々は利用者の要望として、夜中の11時から朝の7時までも営業したらどうですかと提案してきた中で、民間業者の駐車場圧迫するのでできないのだ、やらないのだという説明をずうっと通していたわけですよ。ここで指定管理者が変わった途端に、どうも今の話を聞くと24時間営業するような感じに聞こえるのですけれども、指定管理者が変わった途端に市の態度を即変えるのですか。私は、民間の圧迫というのは、やっぱりある程度行政でも保護してやるべきだと思うのですが、夜中の営業はやらないということならわかるのですが、どうも今度の指定管理者は市に1年間に1200万円、5年で6000万円、市に上納するような内容なのですね。そうなると、やはり夜中まで営業するという認識にとれるのですけれども、今までの市の姿勢と、指定管理者が変わって、ころっと変わっていいものかどうか、その辺が私は心配なので、あと1度お答えください。 ◎建設部専任参事 今回指定管理者の変更に伴いまして、来年の4月からでございますけれども、いろいろな提案を受けている。今、道路維持課長が申し上げましたのは、議会等でも市民サービスの向上のために、今の午前7時から午後11時までをもうちょっと延長できないかというお話を再三いただいていたと思うのです。それに対応できるような体制づくりをしていきたいということがまず1点なのです。  夜間料金の考え方でございますけれども、委員おっしゃった民間の駐車場を圧迫するという話は、そもそもが私ども今は圧迫していないと思っていますので、そういう部分で延長ができないですよという意味でお答えしていたのではないと思うのです。 ◆外村昭 委員 私の認識と全く違うような内容での答弁で、どこで、どう進路変更をされたのか、その辺がどうも不満です。水かけ論になりますから、新しい指定管理者になって、民間の駐車場の営業を圧迫しないような形でぜひ対応していただきたい。指定管理者から年間1200万円、5年で6000万円入る、それだけでいいというものではないと私は思うので、民間を圧迫しないような形での指導をお願いしておきたいと思います。 ◎建設部長 補足のような説明になりますけれども、時間延長、即圧迫というようなことというよりも、むしろ今までの議会答弁の中では結局時間延長することによって人員の確保ができない。それによって余分に経費がかかってくるので、収支が今現在とんとん、またはマイナスのところで、そういう時間設定はできませんというような、たしかそういうお答えをさせていただいていたと思うのですよ。民営を圧迫しないというのはあくまでも時間当たりの単価でございまして、これについては当然民間の駐車場よりも下げることはできないかと思います。これは、委員おっしゃられるとおりだと思います。  そういった中で承認制、17条の2項で「指定管理者があらかじめ市長の承認を得て定める」となっておりますので、この中で民営を圧迫しないような運営の仕方、料金設定の仕方をというような指導はしていきたいと思っております。 ◆外村昭 委員 わかりました。いわゆる上納金の使い方について、私は利用者に還元すべきだと思うのですが、次の議題のときに今の上納金の使い方をどうされるのか、その辺を質問しますから、この議題では、これで私は終わります。 ◆山口良樹 委員 来年の4月から指定管理者が変わるということを踏まえて、前回、前々回だったか、市営地下駐車場の料金について質問させていただき、また要望もさせていただいたのですが、同様の内容なのでちょっと重複いたしますけれども、土曜日とか、日曜日とか、祝日等は中央地区の大型商業施設に来られる方が非常に多くて、あの近辺はかなり渋滞する。その渋滞対策の一環として、地下駐車場の料金体系を見直すべきではないかというご提案をさせていただいたと思います。現在、地下駐車場の利用客というのは、周りの近隣の商業施設、あるいは商店街を利用された方の特典。いわゆる割引のカードとかはたしか発行していないと思いますけれども、今現在いかがでしょうか。 ◎道路維持課長 そういったVINA WALK(ビナ ウォーク)との提携も考えたのですけれども、システム的になかなかうまくいかないということで、現在は行っておりません。 ◆山口良樹 委員 恐らくVINA WALK(ビナ ウォーク)周辺、サティであるとか、あるいは駅前商栄会とかに買い物に来られる車の方たちというのは、現在民間の駐車場もしくは地下駐車場にとめられていると思うのですけれども、ほかの近隣の駐車場等については割引のカードがあって、例えば1時間以内であれば無料であるとか、あるいは金額に応じて無料であるとか、そのようなサービスを提供していただいているということで、サティの駐車場なんてほとんどいっぱいで、入庫待ちの状態で、それが近隣の渋滞を引き起こしている要因になっていると認識しております。この4月から指定管理者が変わって、新しい料金体系を構築されるということであれば、ぜひ近隣の商業施設、あるいは商店街と連携した中で料金を見直していただければなと思っておりますけれども、いかがでしょうか。 ◎道路維持課長 新しい指定管理者からはさまざまなサービス提案がございますけれども、当然そういったことも考えながら、稼働率のアップは考えていくというふうに考えています。 ◆山口良樹 委員 渋滞緩和という大きな目標もありますので、地下駐車場の利用率を上げることは、イコール周りの駐車場の過剰な満車状態を解消する1つの大きな手だてになろうかと思いますので、ぜひ今後指定管理者の業者の方と協議を進めていただいて、今以上のサービスが利用客に提示できるよう対応していただければありがたいと思います。  これを要望させていただいて、質問を終わります。 ◆佐々木弘 委員 1点質問したいのですけれども、今回利用料金制度ということで、これまで条例で固定額だったのですが、今後は上限額が決まるということなのですけれども、逆に下限というのでしょうか。下のほうへ金額を下げることもある程度選択肢として出てくると思うのですが、1つ危惧しているのは、先ほどもお話しあったように、例えば非常に安い値段にして、ほかの近隣の駐車場の経営を圧迫するという点と、ここで働いている勤労者の取り分というのでしょうか、駐車料金を下げることで賃金が下げるといった事態が起こるのではないか。可能性としてはないこともないのではないか、そういった危惧があるのですが、その点はどうお考えになるでしょうか。 ◎道路維持課長 当然指定管理者というのは、民間の経営感覚で料金設定していくと思うのですが、その料金設定の金額は収入に一番直結する部分です。それを下げれば利用者はふえますけれども、単価は下がっていく。一番収入が上がる料金設定をしたいということで提案されるものだと思いますので、市としてもその辺は尊重しながら周辺の駐車場の経営圧迫といいますか、料金体系を見ながら承認していくことになると思います。 ◆三宅良子 委員 1つ確認をさせてください。今回条例を改定されるということですが、指定管理者制度になるから改定ということだと思っているのですが、その指定管理者で駐車料金、また、夜間料金などの金額が変更というときには、再度また条例が改定されるということでよろしいのでしょうか。 ◎道路維持課長 今回の改正条文でありますとかなり幅があるわけで、その条例の範囲を超えた提案がされれば当然それは議会にかけなければいけませんが、範囲内の提案でしたら条例まで及ばず、規則の中で済むと考えています。 ◆三宅良子 委員 料金、金額的なものが変わった場合はどうでしょうか。例えば夜間料金が1回、ここに今1000円と書いてある金額が変更になった場合、これは再度条例改正されるのかどうか。 ◎道路維持課長 1000円が上限料金ということになりますので、指定管理者が1200円にしたいということでしたら、条例の改正が必要になります。ただし、800円とか700円、500円といった部分では範囲内になりますので、条例改正は要らなくなります。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆倉橋正美 委員 今回提案されております条例改正を、賛成の立場から意見を述べさせていただきたいと思います。  近隣に今、営業展開されております民間の駐車場が、最近は目に見えて多くなってきているように思います。そういう部分では、駐車場経営という部分から考えれば競合相手がふえてきている。ただ、そこに1つ公共のという部分が出てきますので、今回の件に関しては上限金額が出てきたりとか、営業時間もアローアンスを持っているという部分では非常に順応できる条例改正になっているのかなという思いがします。先ほど来より各委員から出ているような民間との距離感をどう保っていくか。ある意味でいうと痛しかゆしの部分もあるのかな。営業ベースを考えれば、採算ベースを考えれば、料金的には当然安くしたい、営業時間も長くしたい。ところが、民間との兼ね合いでそこまで下げられない部分もあるでしょうけれども、そういう部分で、今回の件に関しては承諾という方向でいきたいとは思いますが、条例でございますので、余り頻繁に条例改正はしていただきたくはないのかな。特に施行される前に条例改正をするようなことがないような形で今後はぜひやっていただきたいなということを1点要望して、意見として終わらせたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第63号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第63号 海老名市自転車等駐車場条例及び海老名市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。
     次に、日程第2 議案第66号 指定管理者の指定について(海老名中央公園地下駐車場)を議題といたします。  建設部専任参事の説明を求めます。 ◎建設部専任参事 議案書の15、16ページをお開きいただきたいと存じます。  海老名中央公園地下駐車場につきましては、平成18年度より指定管理者制度を導入いたしまして管理運営を行ってまいりましたが、平成20年度で3年間の指定期間が満了することになりました。平成21年度からの管理運営につきましては、さきの6月議会でご承認いただきました利用料金制を採用するとともに、指定期間を3年から5年とし、指定管理者制度を継続するものでございます。指定管理者の選定につきましては、平成20年7月に公募を行った結果、5団体より応募がございました。選考の結果、パーク24株式会社が第1順位者に決定いたしました。  選定経過につきましては、議案参考資料といたしまして、募集要項、業務仕様書事業計画書及び海老名中央公園地下駐車場指定管理者選定委員会選定委員会審査結果報告書を添付しておりますので、ご高覧いただきたいと思います。この選定結果に基づき、市といたしましては、第1順位者でございますパーク24株式会社を海老名中央公園地下駐車場指定管理者として指定したいものでございます。  以上、雑駁な説明でございますが、よろしくご審議を賜りまして、ご決定いただきますようお願いいたします。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆三宅良子 委員 参考資料の89ページから、パーク24の収入と支出の算出根拠などがずっと書いてあります。21年度から22年度、23年度、24年度、25年度まで5年間が書いてあるのですが、収入のほうの算出根拠の例で、一般料金収入が390万円、定期券、回数券・パスカードと書いてはあるのですが、これを足してみてもこの6800万円にはならないのですが、そのほかには何を考えていらっしゃるのかなと思っているのですが。 ◎道路維持課長 ここに書いてある数字だけだと6210万円ということで、約600万円ぐらい足りないわけですけれども、これは主な収入が書いてあるということで、そのほかにいろいろな方策での収入を見込んでいると解釈してもらって結構です。 ◆三宅良子 委員 このままで審査をされたと思うので、そういうところも丁寧に作成していただければよかったかなと思います。  再度支出のほうですけれども、その他、広告宣伝費のところですが、これもまたちょっと計算が合っていないのかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎道路維持課長 資料を訂正したいと思います。まず、89ページの収入の部分の算出根拠のところに「等」という文字を入れていただきまして、収入6800万円。その下段の支出の欄ですが、その他の部分の150万円の算出根拠、看板作成の「8,000千円「を「800千円」に訂正願いたいと思います。  続きまして、93ページの支出欄のその他、広告宣伝費の看板作成の部分は、1度つくってありますので、これはないということで、宣伝費部分の70万円だけにさせていただきたいと思います。 ◆三宅良子 委員 了解しました。私がなぜそこがひっかかったかというか、再度見直そうと思ったかといいますと、得点集計表が一番最後についてあるのですが、審査員Dの方が3-⑪で比較的低い数字をつけていらっしゃるのですね。何でこういう低い数字が出てきたのかなというところから、私はこの表を余り見ていなかったのですけれども、再度見せていただいたのです。  先ほども納付金が1200万円、大きな金額で、最低金額が650万円ですので、市としては650万円以上しっかり稼いでいただければそれでいいのだと思うのですが、すごく大きな数字だなというイメージがあるので、そのあたりは審査もされたりとか、民間はすごいなというか、そういうイメージだったのか、どうなのでしょうか。 ◎道路維持課長 今までの経営実績でいきますと、うちのほうでは、収入では6800万円ぐらいが普通で考えられる数字かなとは考えていたのですが、パーク24では、それの収入で支出を抑えたという意味で1200万円の納付金が納められるという提案でございました。うちのほうは、ほかの業者につきましても650万円以上の納付金を納めていますので、それほどかけ離れた収支計画書ではないと理解はしているのですが、いずれにいたしましても支出を抑える中で利益を出していく努力がこの結果になったのだなと理解しています。 ◆三宅良子 委員 支出を抑えることはとても大切な視点だと思います。審査された資料を見て、とても期待ができると思っています。  再度営業時間については、まだ余地があるということでよろしいのでしょうか。 ◎道路維持課長 営業時間の関係だと思うのですが、当初1位となったパーク24につきましては、営業時間は市との協議には応じますけれども、現行どおりでいきたいというお話でもありました。市ではそれを受けまして、議会等での要望等を踏まえまして、第1順位者と協議をしてまいりました。その中で営業時間については始発から終電をめどにやっていきます。その場合でも納付金は変えないでやりますという正式な回答を受けております。 ◆三宅良子 委員 了解しました。やはり定期貸しの方など、もうあと30分早ければ、もうあと30分遅くまで利用できればという声もよく聞いておりましたので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長 お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時42分休憩                    午前9時43分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆外村昭 委員 二、三点質問したいのですが、その前に、今、三宅委員から出された書類のミスは何が原因なのですか。これは、パーク24が出した資料をそのままコピーして、ここに提案されたのですか。それであれば、パーク24という会社自体の内容を疑いますよ。まず、それを説明してください。 ◎道路維持課長 これは、パーク24から出された書類をそのままコピーしたものでございます。 ◆外村昭 委員 それでは、パーク24に対してどういう指導をされますか。こういうずさんな資料を出されたら、もう審議しようがないではないですか。始末書か何かをとるべきだと私は思いますけれども、その対策をあと1度ご答弁願います。 ◎道路維持課長 うちのほうでも気がつかなかったということは大変遺憾に思いますけれども、パーク24に対しましては、連絡して正しい資料を出させるように指導したいと思います。要するに説明欄の違いだったので、市のほうでも気づきにくかったということだと思うのですが、資料につきましてはパーク24に厳重に抗議するとともに、正しい資料を出させるように指導いたします。 ◆外村昭 委員 わかりました。ちょっとしたミスだと思うのですが、議会に提案する資料ですから、その辺はぜひこれからはきちんと吟味するようにお願いしておきます。パーク24に対しては、契約事項の中にありますように議会で否決された場合はだめですよという項目があるわけですから、こういう資料を出すようだったら議会で否決される可能性もあるよと、その辺、きつく言っていただきたいと思います。  それでは、ほかの項目の質問に入ります。  資料の46ページ、費用負担の区分がございますが、指定管理者が負担する項目と申しますか、どのような場合に指定管理者が負担するのか。市が負担するものとの区分のあり方を具体的に説明していただきたいのですけれども、それが1点。  2点目は、市への納付金。47ページですか、650万円が基礎だということで、パーク24は年間1200万円、5年で6000万円納付しますということなのですが、この6000万円をどのような形で予算化して、市民に還元されるのか。さっき言いましたように利用者にある程度還元すべきと思いますけれども、ただ5年で6000万円入って、一般財源でさっと使ってしまうのかどうか。その辺の利用者への還元というのは考えていないのかどうか。そこで生まれる利益ですから、その辺はどのような形で使われるのか、この件についてお尋ねいたします。  3点目として、現在の入場して15分間は無料という制度。これは資料の中に載っているかもしれませんけれども、この15分間無料というのは堅持されるのか、それとも時間を5分なり10分なり延長されるとか、あるいは5分、10分減らすとか、そのような具体的な提案はなされているのか。市としては15分は無料だという原則でパーク24に条件として出されているのか、この15分無料を今後どうされようとしているのか。現在15分無料の利用者が非常に多いと私は思うのですが、15分の無料化を将来どうされるのか。指定管理者にどのような形でお願いしてあるのか、この15分の問題についてお尋ねします。  4点目、先ほど民間との提携はなかなか難しいというお話がございましたが、現在民間の業者にサービス券の発行というのはされているのですか。これは一部の人から、あの店に行けば市営駐車場の無料券をくれるよというような話を聞いたのですが、これは回数券を業者が買って、それをお客さんに渡していると思うのですが、そのサービス券の発行についてどのような考えをお持ちですか、その辺をお尋ねしておきます。  以上4点。 ◎道路維持課長 1点目、費用負担の関係でございますが、基本的には管理運営費は指定管理者が負担するということでございますが、その中で駐車場設備の本体に関する修繕の関係は市で負担しましょうよということがまず1点。それから、前から、市が直接運営していたころからリースしています一部の券売機等がございます。このリースにつきましては長期契約でやっている関係で、市が現在直接支出しています。将来的にはこれを指定管理者側に振り向けることも可能でありますが、契約の切りかえの関係で、あと二、三年あると思うのですが、切りかえ時期がちょっとずれ込むことで、そういった部分は市の直接支出になっています。  2点目、納付金の関係でございますが、納付金の最低金額が650万円と。今回の指定管理者は1200万円を納付するということで、収入的には市の雑入に計上してございまして、一部管理運営費の特定財源として使用してございますが、市の直接支出分の特定財源です。残りについては普通で言う一般財源となりますが、現在、地下駐車場につきましては建設費の起債償還をしていますので、考え方としてはそこの部分に充てていくという考え方ができるかと思います。  3点目、15分間の無料サービスの関係は、現指定管理者もそれを踏襲しているし、21年度からのパーク24についても、この辺がいい宣伝材料になって、駐車場経営上好ましいという評価をしているわけで、これは続けていくつもりでございます。時間延長は一応現行のままの15分でございますが、これは続けていくと。  4点目、サービス券の関係でございますが、現在は一部の店舗、プラザ21のパチンコ屋とか、そこにお客で入った方に時間によって券を配って、それを入れると無料で出られるという券でございますが、今やっているのはパチンコ屋だけなのかな。前は銀行なんかともやっていたのですが、一部自分で駐車場を持っている関係でやめたという経過がございます。このサービス券の販売の関係は営業ではかなりの収入にもなりますので、当然新しい管理者はこの辺の拡大については考えていくのではないかなと思っています。 ◆外村昭 委員 2点目の年間1200万円の上納については償還に回すことも理解できますが、借金して地下駐をつくったこともあって、料金について安くするのはなかなか難しいかと思うのですが、ただ、前回の議案の中で申し上げましたように、民間を圧迫しないような形で今後運営するように、指定管理者にもその辺は指導すべきだと思うのですね。ややもすると指定管理者がいろいろな形で自由に営業できるようになるようですから、この15分も有料化するのではないかなと私は思っていたのですが、現行を維持されるということですから、その辺については理解いたします。  4点目のサービス券を発行されているようですけれども、これはまだ一般市民に対してのPRはなされていないのですか。私もちょっと勉強不足で、サービス券があったというのは知らなかったのですけれども、たまたま駅前の携帯電話を扱う店がサービス券を渡しているという話をちょっと聞いたのですが、それは回数券なのですか、本当にサービス券と書いた券を発行されているのですか。その辺をもう1度。 ◎道路維持課長 これは回数券とは違うのですが、店との提携で駐車場を持っていない周辺店舗がございます。それが地下駐を利用したときに、その店に入ったお客さんに対して渡すのですね。その券を持って地下駐の券売機に入れると、お金を入れなくても出られるという制度でございます。だから、これは直接利用者との契約ではなくて、お店との契約になります。店で買っていただく券でございます。 ◆外村昭 委員 そういういいサービス券があるのだったら、海老名駅周辺の商店街にPRされているのですか。さっき交通渋滞の問題もありましたけれども、やっぱり周辺の中小商店街の皆さん方に私はもっとPRすべきと思うのですが、現在どういう形でPRされているのですか。 ◎道路維持課長 現在、現指定管理者が周辺店舗に営業に行って、そういった店を開拓するということでございますが、現実に地下駐の周辺にある一番大きなものはVINA WALK(ビナ ウォーク)でございまして、あとは銀行関係がございます。パチンコ屋もございますけれども、今、提携しているのはプラザ21というパチンコ屋で、そこの独自の駐車場もございますけれども、足りないということで、その足りない部分を地下駐にとめて券を渡して対応しているということで、ほかの店につきましてはある程度自分で独自に駐車場を確保していることがございまして、営業拡大がなかなか難しいと聞いています。 ◆外村昭 委員 わかりました。指定管理者に営業活動をやれということでお任せするのではなくて、やっぱり市民も、利用券があるのだったら、その店に行こうという人も出てくると思うのですね。これは行政側もそのPRを私は今後してもらいたいと要望しておきます。 ◆佐々木弘 委員 こちらの参考資料の41ページにあるのですけれども、指定管理者募集要項で応募の資格ということで、これはいわゆる不正とか、暴力団と関係がないかとか、そういったことが書かれているのですけれども、一番最後に「(キ)その他、法令等に違反している」というところがあると思います。念のために確認なのですけれども、これは募集時点だけではなくて、今回募集を受けて、選考に通って、以後、指定管理者としてやっていく上で法令に違反しないようにしてくださいと。そういったことが引き続き有効になる規定になるかどうか、確認したいと思うのですが。 ◎道路維持課長 この募集要項に書いてある募集要件というのは、あくまで募集に際する資格でございますから、実際に指定期間に入りまして法令違反が発覚したということになりますと、ここに書いてある意味とは意味合いは違ってくると思います。ただし、市が指定した指定管理者でありますので、市の監督上、当然法令に違反するようなことがあってはいけませんよという行政指導はしていくべきだと理解しています。 ◆佐々木弘 委員 この問題をなぜ取り上げたかといいますと、今回申し込みされている企業が具体的にどうこうというわけではないのですけれども、いろいろと企業の不正とか、不祥事とかが起こっているのが今の世の中だと思います。これは別のところですけれども、私、市内の自転車駐輪場の指定管理を受けているところに実際に調査に行ったのですけれども、そこでは指定管理を受けている業者が別の業者と契約して、管理されている方を派遣させるということで。よく聞いてみると、その中で賃金が違うそうなのです。指定管理を受けている業者はそれなりの金額を受けているのですけれども、受けていない業者はそれよりかなり低い賃金ということで、これはまだ残念ながら法令ではないと思うのですけれども、同一労働同一賃金といった原則がこれからの日本では求められてくると思いますし、例えば最低賃金法で今回、神奈川県では20円最賃が上がったと思うのですけれども、そういったものをきちんと守らせる。最低限法令で決まったものは守らせる義務と責任は市当局にはあると思うのですけれども、その点はどういうふうに考えられるでしょうか。 ◎道路維持課長 先ほども言いましたけれども、市の仕事を指定管理者としてしていただくわけですから、当然法令遵守につきましては指導していきたいと思っています。 ◆久米和代 委員 それでは、1点お伺いいたします。98ページと99ページに今回の評価の順位が出ておりますけれども、1位と2位のパーク24株式会社と現在の指定管理者であるスターツアメニティ株式会社の評価点が2.2と本当にわずかな差でございます。また、審査員5名のうち2名の方は現在のスターツアメニティを1位に評価されているわけでございます。41ページの応募の資格に「(イ)駐車場経営業務に関して実績がある」という項目がございます。パーク24もそれなりの実績があるかと思いますが、現在スターツアメニティが指定管理者でずっと経営されているということで、それなりの今までの経営ノウハウは全部承知されて、特に大きな問題もなく運営されてきたのではないかなと思うのですが、パーク24に決めた最大の評価の要因はどの点にあるのか、お伺いしておきたいと思います。 ◎道路維持課長 今回1位となったパーク24の評価された点ということで申し上げますと、まず、駐車場経営では日本で最大手の会社だということで、その組織メリットを生かした提案がかなり評価の対象となりました。具体的には会社としての経営理念がしっかりしていまして、効率的、効果的な駐車場経営の提案がされていることがまず1点でございます。  営業時間につきましては、先ほども言いましたけれども、協議の結果、始発から終電までの営業時間をやるということもございます。組織メリットを生かした提案ということで、全国展開している会員への宣伝をやっていきたいとか、リピーター確保のための提案とか情報発信ということで、カーナビや駐車場の経営発信会社への提携で、駐車場の位置情報、満車情報を配信して、利用者の掘り起こしを行う。交通系のICカードを利用した料金決済の提案等がされていまして、スターツアメニティが現在の管理者ということを差し引いても、全体としてこちらのほうが優位だったということだとふうに理解しております。 ◆久米和代 委員 評価点が上位ということで、パーク24が審査の対象になっておられるのだと思うのですが、審査員CとDが現在の指定管理者であるスターツアメニティを1位にされております。この点に対しては何かご意見等があったのでしょうか。 ◎道路維持課長 この資料では、審査員Cは1位と2位は同じ同位なのですね。審査員Dがスターツアメニティ、審査員A、B、Eがパーク24という結果だと思うのですが、いずれにいたしましても、パーク24とスターツアメニティは接戦でございました。結果的にパーク24が数字的に上だったということで、数字からもその辺ははっきりしていると思うのですが、優劣がつけにくかったというのは事実だと思います。 ◆久米和代 委員 もう1点お伺いいたしますが、先ほど来、営業時間等についてはさまざまなご意見等で、現在の置かれている状況で決めていかれるということですが、営業時間、駐車料金についてはどのようなご提案があったのか、教えていただける範囲で教えていただきたいと思います。 ◎道路維持課長 まず、駐車料金につきましては、周辺の民間化駐車場を参考として上限料金を設定したいということがございます。現在の料金体系でいきますと、長く駐車しますと幾らでもどんどん金額が上がっていくということで、周辺駐車場はそのようなことがないよう上限料金を設定していますので、上限料金を800円としたい。夜間の利用促進のための夜間料金を現行の1000円から500円にしたいという提案が具体的にパーク24からはされています。  営業時間の関係では、先ほども言いましたが、始発から終電をめどに延長するということで、時間的にいいますと午前5時から午前1時までの営業時間ということでございます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆倉橋正美 委員 選考委員の方たちが慎重審議を重ねられて、パーク24株式会社を指定管理者としてお決めいただいたことに関しては何もございません。賛成の立場で物を言わせていただきますが、会社の規模としては非常に大手、最大手と言ってもいいぐらいの規模だと思います。内容を見させていただいても、事前精算ができるとか、カード決済ができるとか、利用者にとっては精算の仕方、または利用の仕方が非常に広がるのかなという期待をいたしたいなと思います。  ただ、これは指定管理者で、5年間という1つの区切りがありますから、その後を考えたとき、これ以上上回る企業が出てくればいいのでしょうけれども、果たして利用者側からとったときに、それまで受けていたサービスが別の会社になることによってサービスが低下してしまうようなことが一番問題になる。これは指定管理者制度を5年制にして、今後このままでいくという形であれば、その辺のところをまず第1回目の切りかえの段階からぜひ想定していただきたいなと思います。とにかく利用者のサービス低下につながってしまっては何にもならない。経費だけの問題ではなくて、考えなくてはいけないのは市民サービス、利便性が、指定管理者を切りかえるごとにいかに上がっていくかということをぜひ選定する各審査員にも今後はご検討いただければありがたいかなという要望を添えて、意見とさせていただきます。 ◆佐々木弘 委員 意見なのですけれども、先ほど私は法令等に違反しないように、法令等に違反するかしないかというのは非常に重要なことではないかということでお話をしたのですけれども、なぜ特に勤務条件のことで言ったかというと、もちろんそこで働く人たちの問題もあるのですけれども、第1は、やはりきちんとした賃金が支払われるなり、労働条件が守られないと、結局市民に対するサービスとか対応に質的な部分で悪い影響が出てくる。そういった点を私は心配しています。  先ほども三宅委員から指摘があって、ケアレスミスといえばケアレスかもしれないのですけれども、かなりずさんな内容の提案書を市と議会に対して出したということで、その点、私は委員として非常に危惧しています。そういったことも含めて、しっかりと市でもチェックと、必要な場合は毅然とした行政指導を図ることを求めて、今回の議案に対しては賛成したいと思います。 ◆外村昭 委員 私は要望を2点ほどしたいと思います。  1点は、市内業者の育成に関連して、先ほど道路維持課長から、駐車場の運営管理については、パーク24は全国的にノウハウを持っているという説明をされておったようです。そういうノウハウを持っているから、優秀だからお願いするというのも1つの方法なのですが、ただ、市内業者にそういう業者がいないから、ほかに頼むのだという安易な気持ちではなくて、市内業者を育成するという義務が私は行政にはあると思うのです。ですから、大手だからいいという形だけの選定は余りいい方法ではない。まず、市内にそのようなできる業者がいるかどうか、いなければ、どうすれば育成できるのかという、そこまで突っ込んだ形で今後こういう仕事は出てくると思うので、ぜひ市内業者の育成も考えた中での指定管理者を検討していただきたいというのが1点です。  2点目として、大手ですから、全国展開して、今までの運営方法と違ったいろいろな形をとられると思うのです。それは市に対して年間1200万円もの上納をしなくてはならないと。まず、この1200万円の収入を得るためにいろいろな形で事業展開をされると思うのです。そのときに、市民サービスの低下につながるような、あるいは市民から苦情が出ないような形で、きちんと指定管理者を管理していただきたいということをお願いしておきます。  この2点を意見として申し上げます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第66号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第66号 指定管理者の指定について(海老名中央公園地下駐車場)は原案のとおり可決されました。  次に、日程第3 議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)〔所管部分〕、日程第4 議案第75号 平成20年度海老名市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上2案を一括議題といたします。なお、審査の進め方については、各部長から各所管事項について説明をいただき、説明終了後、2案の一括質疑、次に、意見、その後、議案ごとの採決の順で進めますのでご了承願います。  初めに、一般会計の経済環境部所管事項について経済環境部長の説明を求めます。 ◎経済環境部長 それでは、経済環境部所管の部分についてご説明申し上げます。  議案書別冊の7ページをごらんいただきたいと思います。第4表 債務負担行為補正の追加でございまして、第2段の海老名市リサイクルプラザ指定管理委託でございます。リサイクルプラザの指定管理者導入につきましては、第3回定例会において指定管理者の選定についてシルバー人材センターとすることについてご承認をいただき、現在来年4月からの導入に向けて準備を進めております。21年4月からの指定管理者による業務開始に当たりまして、今年度内に指定管理者と基本協定を締結したいため、債務負担行為の期間を平成21年度から23年度までとし、限度額を4050万円と定めたいものでございます。債務負担行為額につきましては、単年度1350万円とし、21年度からの3年間分として4050万円を計上させていただいております。  次に、17ページをごらんいただきたいと思います。歳入の20款諸収入4項雑入2目雑入のペットボトル等拠出金1238万6000円の増でございます。これは、容器包装リサイクル協会に対しましてペットボトルの再商品化業務を委託いたしまして、収集した品物を協会に引き渡しておりますけれども、再商品化業者から協会に支払われる買い取り代金が実際の回収実績に応じて拠出されているものでございます。当初予算で539万円を見込んでおりましたけれども、今回1238万6000円の増額をお願いいたしまして、補正後1777万6000円とするものでございます。19年度と比較いたしますと3割強の増加となってございます。  次に、18、19ページをごらんいただきたいと思います。歳出の2款総務費1項総務管理費12目環境保全費13節委託料の公害対策推進事業費180万2000円の減でございます。こちらにつきましては、公害の未然防止を図るため行っております各種調査委託の入札による執行残でございます。  次に、40、41ページをお開きいただきたいと思います。13款諸支出金2項基金費8目環境基金費25節積立金、環境基金積立金につきましては、10月にスタートしました環境基金にペットボトル等拠出金1777万6000円を積み立てるものでございます。  以上、大変雑駁な説明で恐縮でございますけれども、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○委員長 次に、一般会計の建設部所管事項及び下水道事業特別会計について建設部長の説明を求めます。 ◎建設部長 それでは、議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)の建設部所管部分についてご説明を申し上げます。  補正予算書の6ページをお開きいただきたいと存じます。第3表 繰越明許費でございます。8款土木費2項道路橋りょう費の市道17号線ほか2路線舗装改修工事から、6行下になりますが、4項都市計画費の海老名駅大谷線改良工事までの7事業が建設部所管部分でございます。繰越明許の理由につきましては、いずれも財源の有効活用と工期の平準化を図るため、次年度以降に予定しておりました工事を前倒しして執行したい工事でございますが、年度内の完成が見込めないため、繰越明許の手続をさせていただくものでございます。各事業名ごとの翌年度繰越金額につきましては、記載のとおりでございます。  また、別冊資料、平成20年度12月補正予算概要の5ページから11ページに箇所図を添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。14、15ページをお開きいただきたいと存じます。最下段になりますが、16款財産収入2項財産売払収入2目不動産売払収入3500万円の増でございますが、旧道路用地、また、水路用地等の払い下げに伴う増額でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げたいと思います。28、29ページをお開きいただきたいと思います。中ほどからになりますが、4月以降の人事異動等に伴います職員給与費の補正につきましては省略させていただきます。8款土木費1項土木管理費1目土木総務費でございますが、土木総務管理費199万7000円の減は、雇用を予定しておりました人の雇用辞退に伴い減額するものでございます。下水道事業特別会計繰出金1億424万6000円の減は、下水道事業特別会計の減額に伴い減額するものでございます。  次に、2項道路橋りょう費2目道路維持費でございますが、30、31ページをお開きいただきたいと思います。道路維持管理経費270万円の増は電気料金の改定に伴う増額、道路維持補修費6210万円の増は道路排水の機能を維持するための側溝清掃に要する委託料1700万円の増と繰越明許事業として実施いたします市道17号線ほか2路線、また、市道33号線、市道58号線ほか1路線の舗装改修工事に要する工事請負費として4510万円の増額でございます。  3目道路新設改良費でございますが、幹線・準幹線道路新設改良事業費5200万円の増は、繰越明許事業として実施いたします市道27号線及び市道36号線の改良工事に要する工事請負費の増額でございます。(仮称)上郷河原口線整備事業費450万円の減は、概略設計に既存の地形図を活用したことに伴う委託料の減額でございます。
     次に、3項河川費2目河川改良費でございますが、都市排水路維持管理経費5000円の増は電気料の改定に伴う増額でございます。  次に、32、33ページになりますが、4項都市計画費2目街路事業費でございますが、河原口勝瀬線整備事業費3250万円の増は、内訳といたしまして詳細設計委託に入札残が生じたことに伴う委託料が750万円の減、平成21年度末4車線化供用に向けて事業の進捗を高めるため、繰越明許事業として実施する工事請負費が4000万円の増でございます。中新田鍛冶返線整備事業費5550万円の減は、測量実施区間の見直しや入札残が生じたことに伴う委託料450万円の減と市道11号線との交差点改良区間の見直しによりまして、事業用地、買収面積が減じたことに伴う公有財産購入費5100万円の減でございます。海老名駅大谷線整備事業費4000万円の増は、平成21年度予定の事業を前倒しで執行するため、繰越明許事業として実施する工事請負費の増額でございます。以上が一般会計の建設部所管部分でございます。  続きまして、議案第75号 平成20年度海老名市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  初めに、資料の差しかえについてご説明をいたします。本日、お手元に配付させていただきましたが、別冊資料平成20年度12月補正予算概要の13ページ、繰越明許箇所図の国分一号汚水幹線土留設置工事の工事箇所に誤りがございましたので、本日お配りいたしました資料のとおり差しかえをさせていただきたいと思います。  それでは、予算のほうでございますが、補正予算書の61ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億224万6000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億653万5000円といたしたいものでございます。第2条、繰越明許費でございますが、64ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費1項下水道総務費の国分一号雨水幹線土留設置工事、金額3900万円でございますが、財源の有効活用と工期の平準化を図るとともに、平成20年度工事に加えて、平成21年度に予定しておりました工事箇所を前倒しで実施したいため、翌年度に繰り越すものでございます。2款事業費1項下水道整備費の東原排水区105号排水路整備工事、金額2200万円でございますが、請負業者の倒産によりまして出来高精算等の事務処理に日数を費やしたことから、年度内完成が見込めなくなったため、翌年度に繰り越すものでございます。工事箇所につきましては差しかえをお願いいたしました箇所図及び別冊資料の14ページをご高覧いただきたいと存じます。  次に、歳入についてご説明いたします。68、69ページをお開きいただきたいと存じます。3款国庫支出金1項国庫補助金は下水道事業費国庫補助金を200万円増額、5款繰入金1項他会計繰入金は一般会計繰入金を1億424万6000円減額するものでございます。  次に、歳出でございます。70、71ページをお開きいただきたいと存じます。4月以降の人事異動に伴う職員給与費の補正につきましては、一般会計と同じく省略をさせていただきたいと存じます。1款総務費1項下水道総務費2目管渠施設管理費でございますが、汚水管渠等維持管理経費につきましては流域下水道接続点水量測定調査に入札残が生じたことに伴う委託料350万円の減、汚水管渠等維持補修費につきましては、マンホールぶたのがたつき、かさ上げ等補修工事の執行に要する工事請負費742万8000円の増、雨水管渠等維持管理経費につきましては雨水台帳整備に入札残が生じたことに伴う3200万円の減、雨水管渠等維持補修につきましては繰越明許として実施する国分一号雨水幹線土留設置工事の前倒し分に当たります工事請負費3500万円を増額するものでございます。  次に、2款事業費1項下水道整備費1目排水施設費でございますが、汚水管渠整備事業費4857万2000円の減は汚水管渠の実施設計委託整備工事に入札残が生じたことに伴う委託料697万2000円の減と工事請負費4160万円の減でございます。雨水管渠等整備事業費5238万3000円の減は、雨水管渠の実施設計委託、杉久保雨水幹線工事に入札残が生じたことに伴う委託料2438万3000円の減と工事請負費2500万円の減、72、73ページになりますが、補償料で予算措置をしておりました信号機移設が市施工となったことに伴う補償、補填及び賠償金300万円の減でございます。  以上が建設部の所管部分でございます。よろしくご審議をいただき、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。 ○委員長 次に、一般会計のまちづくり部所管事項についてまちづくり部長の説明を求めます。 ◎まちづくり部長 それでは、議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)、まちづくり部の所管部分についてご説明をいたします。  初めに、補正予算書6ページをお開きください。第2表 継続費補正でございます。8款土木費4項都市計画費、海老名駅自由通路整備(小田急相鉄駅舎部)事業費の変更でございます。これは平成20年度及び翌21年度の年割額を変更するものでございまして、平成20年度分国庫補助金の歳入増額補正に伴い、平成21年度分のうち1億5000万円を今年度に前倒しするため、継続費の補正を行うものでございます。  なお、全体事業費としての変更はございません。  続いて、7ページ上段、第4表 債務負担行為補正でございます。借上型市営住宅共用部分等整備費補助金につきましては、今年度中での借上型市営住宅の完成が見込めなくなったため、平成21年度における補助金として2146万6000円について債務負担行為を行うものでございます。  次に、歳入でございます。補正予算書14、15ページをお開きください。最上段でございますけれども、14款国庫支出金2項国庫補助金3目土木費国庫補助金1節都市計画費補助金でございますが、7500万円の増額となります。これは、交通結節点改善事業費として海老名駅自由通路整備事業に対する国庫補助金について、これまでに内示を受けている国庫補助金に加え、新たに内示を受けたことにより、現在の予算額8億円を8億7500万円に増額補正するものでございます。  同じく6目交付金4節地域住宅交付金でございますが、先ほどもご説明いたしました借上型市営住宅の完成が見込めなくなったため、借上型市営住宅共用部分等整備費補助金の財源として予定しておりました地域住宅交付金について965万9000円の減額補正を行うものでございます。  次に、16、17ページをお開きください。上から2段目になりますけれども、18款繰入金2項基金繰入金2目市営住宅建設基金繰入金1節市営住宅建設基金繰入金でございます。これも借上型市営住宅共用部分等整備費補助金の財源として予定しておりました基金繰入金について1180万7000円の減額補正を行うものでございます。  続きまして、歳出に移ります。補正予算書32、33ページをお開きください。一番上の枠になりますけれども、8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費でございます。都市政策事業費250万円の減額は、交通量調査委託の入札執行残額に係るものでございます。また、その下の駅周辺整備推進事業費136万5000円の減額は、駅周辺地区市街地調査委託の入札執行残額に係るものでございます。  2つ下の枠になりますが、3目公園費でございます。都市公園維持管理経費1340万円の減額は、海老名中央公園の保守管理業務委託、街区公園等の植栽管理業務委託及び都市公園台帳作成のための測量委託の入札執行残額でございます。また、その下の海老名運動公園維持管理経費200万円の減額につきましては、運動公園の植栽管理業務委託の入札執行残でございます。  続きまして、その下でございますが、4目緑化推進費でございます。緑地保全事業費130万円の減額につきましては、緑地維持管理経費としてアメリカシロヒトリ等の発生が少なかったことによる防除委託についての減額、緑地管理台帳作成のための測量委託の入札執行残額でございます。  続きまして、さらにその下の枠になりますが、8目海老名駅交通結節点改善事業費でございます。これは、先ほどから説明しております海老名駅自由通路整備事業費につきまして1億5000万円の増額を行うもので、事業の前倒し施行に伴い、委託料の増額を行うものでございます。  次に、34、35ページをお開きください。一番上の段でございます。8款土木費5項住宅費1目住宅管理費でございます。借上型市営住宅管理経費2148万2000円の減額でございますが、これは歳入でもご説明いたしましたとおり、借上型市営住宅共用部分等整備費補助金等に係るものでございます。  以上、まちづくり部所管の平成20年度補正予算(第2号)の概要になります。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ○委員長 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方はどうぞ。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目、別冊の平成20年度の補正予算書の31ページでございます。まず1点目は、8款2項3目道路新設改良費の幹線・準幹線道路整備事業費でございまして、先ほどのご説明で内容等はわかりましたが、9月のときにもたしか5000万円の増額補正をやったわけでございましたが、3カ月もたたずに再度補正というふうな状況になったのか、お聞きしたいというのが1点目でございます。  2点目、33ページの8款土木費4項2目街路事業費の中新田鍛冶返線整備事業費は、9月に中新田鍛冶返線整備事業費として7700万円の事業の前倒しということで、そのときも補正されたと思うのですが、これが逆に5550万円の減というところ。要は3カ月で、なぜこんな状況になったのかといったところをもう少し詳しくお聞きしたい。  3点目、同じページの海老名駅交通結節点改善事業費でございまして、国庫補助があったことも含めて1億5000万円の整備事業費をやられるということでございまして、たしか9月も2億2800万円の補正を出された。確かに国庫補助が出たところからの1億5000万円ですが、私もいろいろ駅を利用していまして、9月のときに2億円強、今回1億5000万円、どんなところをやられるのか、もう少し詳しくご説明をお願いできたらと。  4点目、下水道事業特別会計でございまして、71ページ、要は総務費の管渠施設管理費の公共下水道雨水維持管理経費のところの先ほど来のご説明で、入札残で3200万円の減ということとあわせまして、同ページの2款事業費の公共下水道汚水管渠整備事業費で入札残4800万円について、この2件とも、いずれも入札執行残で減という数字なのですが、予算対比でもちょっと金額が大きいような印象を私は受けました。これは確かに入札執行残という理由ではありますけれども、逆に予算の立て方が果たしていかがなものなのか。そこら辺の整合性をご説明いただきたいということと、同じページの2款事業費、公共下水道雨水管渠等整備事業費もやはり執行残関係でございまして、こちらのほうが当初予算。例えば雨水管渠等整備事業費の委託料につきましては当初予算自体が7100万円程度であったわけなのですが、これが大幅に減となっている事由をもう1度詳しくご説明していただきたい。 ◎道路整備課長 それでは、1点目の幹線・準幹線道路整備事業費5200万円の増の件ですが、先ほど建設部長よりご説明いたしましたように、2本の幹線、準幹線の事業。6ページの繰越明許で27号線と36号線の改良工事ということで、あくまでも繰越明許により予算の執行を早めるという説明のとおりでございます。これに伴いまして5200万円の増が出ているという状況でございます。  2点目、中新田鍛冶返線につきましては、現在工事を進めておりまして、市道駅大谷線との交差点部、東側に向かいます11号線の交差点改良に伴いまして交差点の形状の見直しを警察との協議の中で進めておりまして、これを最小限度におさめるということで今回、用地費について減額をしているという状況でございます。 ◎駅周辺対策課長 3点目、1億5000万円の増額について、9月にも同様な増額補正が行われたがというご質問でございます。現在施工中の駅舎部の工事でございますが、小田急・相鉄間の乗りかえ通路、幅員約6メーターの新設階段、エスカレーター3基、エレベーター1基につきまして、平成21年4月の供用予定でございましたが、3月中には供用できるように小田急、相鉄両事業者と調整を行っております。予定より1カ月程度早めることができる予定でございます。現在小田急・相鉄間の乗りかえ利用者は一たん駅舎の外に出ていまして、東口駅前広場を迂回するルートで通っており、乗りかえ時間が従前より多くかかるなど大変ご不便をいただいておりますが、そのため、この乗りかえ通路の早期供用が利用者の利便性向上に大きな効果があると考えております。  なお、今回の工事の概要でございますが、増額の工事の対象でございますが、自由通路本体部分の小田原方の半分の幅の部分の設備工事及び内装工事が対象でございます。 ◎下水道課長 4点目の今回減額をさせていただいた部分について、それぞれ事業ごとに、内容的なものを詳細に説明させていただきたいと思います。  まず、71ページの公共下水道雨水維持管理経費ということで、3200万円減額をさせていただきましたけれども、これにつきましては新地方公会計制度が20年度から導入されまして、私どもの雨水台帳の整備を20年度からスタートしてございます。この雨水台帳の整備ということで委託をさせていただきましたけれども、思ったよりも安価で入札をいただいたことで、3200万円を減額させていただいたわけでございます。  また、次の汚水管渠整備事業費につきましても、やはり委託料が絡んでございます。やはり私どもの委託関係について入札をさせていただいた結果としましては、入札率というのですか、落札率が約2割から3割というのが現状でございます。ですから、私どもでは、その減額になった分についての状況がはっきりした時点の12月補正で減をさせていただいたというものが主な内容でございます。  次に、先ほど数字的にご指摘いただきました汚水管渠整備事業費の4857万2000円につきましても、やはり委託料が697万2000円。これにつきましても設計の入札残でございます。それと、工事費につきましては今現在、河原口中新田線が県の中新田インターの関係で早期整備を図ってございますけれども、この高架の下の側道の整備に今年度入ったわけでございますが、高架の建設と同時に私どもの雨水整備の設置を予算化したわけでございます。さらに現地調査に入ったところ、若干家屋的なものがない部分がございますので、それにつきましては汚水整備を20年度は見送ろうという部分で減額した内容もございます。  もう1点、雨水管渠等整備事業費の5238万3000円の減額でございますけれども、やはりこれも委託料の執行残でございます。件数にしますと10件ございます。2438万3000円減額させていただきまして、次の工事請負費でございますけれども、杉久保雨水幹線工事ということで既に執行させていただいたわけでございますが、やはり整備の進捗から、入札の結果、2500万円の減額をさせていただいたという内容でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 今のご説明の中で再度お伺いしたいところが何点かございます。  2点目の33ページの中新田鍛冶返線整備事業費でございまして、公有財産購入費の部分でございますが、用地が一部取得できないという理由の解釈でよろしいかどうか、その点だけ。 ◎道路整備課長 ただいまの質問ですが、用地の買収ができないということではなくて、交差点の形状の見直しを最低限度の改良に縮めたということで今回、減額をさせていただいているという状況でございます。 ◆鶴指眞澄 委員 では、特にここのところの工事、全体的な流れ的には問題ないという解釈でよろしいわけでございますか。 ◎道路整備課長 そのように解釈いただいて結構だと思います。 ◆鶴指眞澄 委員 4点目、下水道関係のところでございまして、先ほどいろいろと入札執行残のご理由をおっしゃられたところでございますが、要はこれだけの減額をされたことによって工事内容が安易にされるとか、そういうおそれを私なりには危惧している点があるところでございまして、その辺、要望を含めまして、工事業者のきちんとした施工を管理していただきたいとお願いさせていただきます。 ◎下水道課長 了解いたしました。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午前10時48分休憩                     午前11時再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆山口良樹 委員 先ほどの鶴指委員の関連質問ということで、1つだけお尋ねをいたします。33ページの中新田鍛冶返線整備事業費の公有財産購入費の5100万円の減額補正なのですけれども、これは先ほどのご説明を聞きますと11号線の交差点改良の用地買収費がその後の警察協議等々によって不要になったということで、補正で予算減ということで間違いございませんね。 ◎道路整備課長 交差点の形状の見直しによって最低限度の改良にとどめたということで、安全対策は十分図っております。 ◆山口良樹 委員 この辺のところはよくわからないのですけれども、通常道路行政の中で道路を必要とする、あるいは交差点用地として必要とする場合の用地の確保というのは、当然ながら綿密に計算して、そして、その用地が必要であるということの中で予算措置をして、今回予算を計上されていると思うのです。それがその後、警察協議等々を含めて、要らなくなったから、予算を補正で残すのだというようなことで果たしていいのかどうかというのは、私自身、内心じくじたる思いがあるのですけれども、そのまた真逆のこともあるのですね。どうしても現在道路整備をするのに必要な用地を地権者の理解がなかなか得ることができないで、予算は計上しているけれども、その予算を執行できないという逆のケースもあります。ですから、その辺については確実に道路用地、あるいは交差点用地として必要なのだという前提に立って予算措置をすべきではないのだろうか。また、その逆のこともありますから、この辺については相手のあることでありまして、地権者の方にしてみれば、うちの土地を道路用地として提供するのだということで、いろいろな思いを持って理解し、そして交渉に応じてくれた地権者の方の気持ちになっても、もう少し慎重に予算措置をしていただいたほうがよかろうと思います。  私の希望、要望も含めて、一言いただいて終わりたいと思います。 ◎道路整備課長 今回の件につきまして、当然地権者の方については最終形が決まった段階でお話をさせていただいているということで、今後また、そういった意見に沿った形で十分な協議を進めたいと思います。 ◆外村昭 委員 私から3点ほど確認も含めて質問をしたいと思います。  本補正予算の中で大きな事業の補正といいますか、組みかえが多々出ております。ちょっと控えていただきたいのですが、大きな事業の完成日は事前に我々には報告されているのですね。例えば海老名駅舎の工事については完成が平成22年8月、小田急高架事業については21年の9月、下今泉門沢橋線については21年3月、河原口勝瀬線については22年3月、市の事業ではございませんけれども、さがみ縦貫道の北インターチェンジが平成22年3月とそれぞれ議会、この委員会なり、まちづくり対策特別委員会等で報告されているのですが、完成月日については予定どおり事業が行われているのかどうか。これはあくまでも地元でのうわさですけれども、高架事業が若干おくれているような、そういうことがあるのかどうか。きちんとした完成日時を決めておりますから、それに従って今事業を進んでいるのかどうか、この点、具体的な数字を出して、いわゆる完成月日を出してご答弁をお願いしたいと思います。要するに今私が言ったので変更ありませんというならば、それで構いません。これが確認の質問です。  下今泉門沢橋線については、昔の青果市場の信号まで21年3月の完成ということでやられていますが、総合病院の部分の交差点に信号機を設置するという話で、ことしの11月までには設置しますよという説明が地元でされていたのですが、信号機の「し」の字も何にもないですね。これがどうなっているのか、その辺のおくれている理由をひとつご説明いただきたいと思います。以上が1点目であります。  2点目は繰越明許費、先ほど説明ありましたように建設部関係で8件の繰越明許をやられていますが、新年度になってどのような形で取り組まれるのか。この7件の事業について4月早々にやっていただけるのか、どういう流れで新年度に向かって体制を整えていかれるのか、繰越明許費の実施時期についてお尋ねいたします。それが2点目です。  3点目は、資料として平成20年度12月補正予算概要、一般会計(2号補正)ということで、歳出合計欄の上に入札等による執行残額。鶴指委員の質問と重複するかもしれませんけれども、1億313万円という入札等による執行残がありますけれども、要するに入札で不要になったというのが主だと思うのですが、入札残になった1億300万円の内訳というのですか。いわゆる市内業者が何社、市外業者が何社、入札率は何パーセントという資料をお持ちだったら、ちょっと説明していただきたいのです。もしわからなければ、後日文書でいただいても構いません。  以上3点です。 ◎駅周辺対策課長 1点目、駅舎部自由通路の完成時期、今回も補正をさせていただいておりますので、その関係でのご説明をさせていただきます。現時点では平成22年8月の工期というのは変わってございません。  ちなみに、現時点での工事の進捗率をご紹介させていただきますと、本年、20年11月末現在なのですが、市の負担額、支払いベースでいいますと約40.27パーセント、今年度末、21年3月末の予定進捗率は約51.81パーセントとなります。平成20年度から本格的に自由通路の本体工事に入っておりますので、今後は工事の進捗率が伸びてくることになります。現時点での工事はこのような状況ですが、今後さらに工期短縮等可能であるかどうかにつきましてもご答弁させていただきますと、やはり鉄道上空の工事でございますので、列車の運行や利用者の安全確保等の関係から深夜間の電車がとまってからの三、四時間の工事になります。大変厳しい状況ではありますが、今後自由通路の外枠、鉄骨、あるいは床、外壁等が完成すれば、内装工事等は昼間も工事が可能になりますので、今後とも鉄道事業者と協力して効率的な事業推進に努めてまいります。  以上のような答弁になります。 ◎道路整備課長 鉄道高架事業ですが、来年度、21年度9月に工事は完了となります。引き続き神奈川県、3者の協定は22年度までございまして、その後の地域への事務の説明等を行ってまいりますという予定になってございます。  河原口勝瀬線につきましては、すべての事業については先ほど外村委員が言われたように、22年の3月をもって完了という予定で今現在進んでおります。  下今泉門沢橋線の信号の設置でございますが、確かに神奈川県から11月末に設置予定ということで私ども伺っております。ただ、現実的には、今の状況ではおくれているという状況は伺っております。 ◎建設総務課長 さがみ縦貫道路の供用開始、(仮称)海老名北インターから(仮称)海老名北ジャンクションの間のご質問ですけれども、こちらにつきましては現時点では平成21年度末、いわゆる平成22年3月と理解しております。これは国土交通省が見える化計画という計画の中で、供用開始予定を公表しております。それによるものです。 ◎建設部専任参事 お尋ねがございました繰越明許の7件につきましては、年度内に私どもは執行していきたいという形でおります。ですから、20年度末までに発注していきたいなということで現在進めている状況でございます。 ◎建設部長 入札の執行残は、工事、また委託料、その他もろもろの残が入ってございますので、先ほどご質問の中では、市内業者、市外業者等の分け、また、入札率等もというようなことでしたので、これは手持ちにございませんので、資料として提出させていただければと考えております。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午前11時19分休憩                    午前11時20分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。入札残の資料について資料要求することに対し、本委員会としてご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。それでは、12月14日までに提出願います。 ◆外村昭 委員 ご答弁ありがとうございました。  ただ、1点、下今泉門沢橋線の信号機の設置のおくれ、どうも工事自体が全体的におくれているのかなという感じがあるのですが、そのおくれていることに対して担当部としてどういう対応をされているのですか。いわゆる県の事業で工事全体もおくれているのかもしれませんけれども、その信号機がおくれている理由が、ただ設置しないからでは説明になっていません。道路自体がおくれているから信号機を設置できないのだというのならわかるのですが、そのおくれている理由をあと1度説明してください。この1点だけ。 ◎道路整備課長 今の下今泉門沢橋線の信号機がおくれているという状況でございますけれども、現在私ども伺っている状況では、当然交差点形状ということで側道の整備も関連しており、側道の整備を含めて来年の3月末までの工期になってございます。現在の下今泉門沢橋線本線の工事につきましては若干のおくれはあるということは聞いているのですが、21年の3月までの工期内。要するに側道も含めた供用開始に向けてということが最終目標という考え方でいるという状況でございます。 ◆外村昭 委員 信号機の設置がおくれていることについて、地元では早期に設置してほしいという要望がもう夏以前から出ていましたよね。行政側、県側は、いや、11月まで待ってくださいよという地元説明をしているわけですから、地元としておくれている理由を、皆さん方、知りたいと思うのですよ。私も毎朝あそこを通っているのですが、交通整理員の方がおられるのですが、道路がどんどんよくなると車のスピードも出ていますから、非常に危険だと思うのです。ですから、工事全体がおくれて、道路工事全体と一緒に信号機を設置しようという方針なら、それなりに地元にそのような形になりましたという説明をすべきだと思うのですが、そのような理解でよろしいのですか。あと1度。 ◎道路整備課長 信号の開放については、下今泉門沢橋線の4車線化。要するに中央分離帯ができて、交通形態ができた段階で設置していくというのが、警察との協議でなっております。現在、確かにまだ中央分離帯もできておりません。そういった工事が整わないと、信号の最終的な設置には至らないという状況でございます。 ◆外村昭 委員 担当の課長としては苦しいところでしょうけれども、11月につきますよと地元と約束していますから、そのままほったらかしておくのもいかがなものかなと思いますので、早期の設置を要望しておきます。事故が起きる前にきちんとした形で対応していただきたいというふうにお願いしておきます。 ◆佐々木弘 委員 補正予算書の64ページになりますけれども、下水道の繰越明許費の件です。2つの事業を繰り越すということなのですけれども、当初予定されていた工事の期間が延びることになると思うのですけれども、地元の住民の方は工事が延びることに関して理解、納得されているか、合意づくりができているか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎下水道課長 64ページの繰越明許費の2件につきましてご説明させていただきます。  まず、国分一号雨水幹線土留設置工事につきましては、先ほど建設部長が全体の説明の中で今年度の予算を含めて今回、3500万円をプラスさせての工事執行ということでございますので、施工時期を見計らって、渇水時期を見て執行するということでございます。地元のほうへも当然この部分については、説明させていただいています。  次の東原排水区105号排水路整備工事につきましても、今回発注した中でちょっと状況がございまして、請負業者が倒産されたという中で、できただけの精算を1度させていただきまして、あと残りの延長につきましては3月までに完成することができないという見込みですので、とりあえず3月までにできる延長分をここで発注させていただいて、残りを明許という形にさせていただいています。工事施工に当たりましては、東柏ケ谷の自治会初め歩道の植栽等をやっている団体もございますので、こういった団体と当然詳細に打ち合わせをし、事業の経過を説明させていただいております。 ◆佐々木弘 委員 繰り越しの2つ目の東原排水区の点なのですけれども、現実的には実際の現場を見ても、例えば水があふれるとか、そういった市民生活への影響というのは特に心配しなくても大丈夫ということでしょうか。今の時点ですぐには心配しなくてもいいということでしょうか。 ◎下水道課長 東原排水区につきましては、やはりある程度の集中豪雨がある重点的な地域ということで取り組んでいるわけでございますけれども、たまたまこの地区の工事につきましては排水区の上流部ということで、幸いにも下流に位置していなかったという部分がございます。もう1つは、既存の排水が今現在、県道に沿って一部分ございますので、当然今は既存の排水を利用して路面排水等が維持されています。ただ、適正な維持ではございませんから、いずれにしても早く工事を執行して、地域住民の安全を守るという部分で取り組んでいきたいと思っております。 ◆三宅良子 委員 まず1点目、今回繰越明許で工事が出ていますけれども、それについて再度、もう少し詳しく説明をしていただきたいと思っている点があります。  市道17号線ほか2路線舗装改修工事、市道33号線舗装改修工事、市道58号線ほか1路線舗装改修工事、市道36号線改良工事、海老名駅大谷線改良工事、国分一号雨水幹線土留設置工事、以上申し上げた点を再度もう少し詳しい、どのような工事をされるのか、お聞きします。  2点目、先ほど外村委員から執行率はどうですかというお話がありましたが、執行率がどうだったかというアバウトな数字も全く持っていらっしゃらないのかどうか。例えば33ページの河原口勝瀬線整備事業費は設計委託の執行残、それからまた、そのすぐ下に中新田鍛冶返線整備事業費、測量の執行残といったところの執行率がアバウトでもいいから、わかるのか、わからないのか、わかるのであれば教えていただきたい。 ◎道路維持課長 まず最初に、市道17号線ほか2路線舗装改修工事の内容でございますが、場所は河原口地区のNTT東日本神奈川厚木サービスの北側になります。補正予算の概要の5ページに17号線の明細地図の写しがあります。ここが17号線の工事区間でございます。工事の概要はアスファルト舗装の打ちかえでございまして、アスファルトの表層工が1930平米、そしてその舗装後に薄層舗装を施しますが、それが230平米、工事の延長は340メーターございます。これが17号線でございます。  次に、市道33号線、6ページ目に地図がございますが、海老名サービスエリアの近くでございます。工事延長は270メーター、工事の中身は舗装の打ちかえでございまして、アスファルトの表層工が1698平米、路面の着色。これは路側帯の着色でございますが、150平米でございます。  続きまして、7のページが市道58号線ほか1路線舗装改修工事でございます。工事の延長につきましては545メーターございます。工事の概要は舗装の打ちかえでございまして、面積は1900平米でございます。 ◎下水道課長 国分一号雨水幹線土留設置工事でございますけれども、箇所につきましてはその位置図を見ていただければと思いますけれども、東部排水路と命名されてございますけれども、実は私どもは国分一号雨水幹線という下水道法の命名がございます。これから北へ約100メーターいきますと厚木ナイロンの工場がございます。ここにつきましては現在簡易な丸太さくで施工されている部分がございますので、今回の工事につきましては、崩壊がひどい部分につきまして簡易の軽量鋼矢板という鋼管の矢板を打ち込みまして、激しい部分について約89メーターを整備しようということでございます。ただ、これは本格的な雨水幹線の改修工事ではございません。それにつきましては、ご存じだと思いますけれども、下流につきましては永池川がございますので、永池川の最終改修整備を待って雨水幹線の本格的な整備に入っていきたいというものでございます。ですから、あくまでも現在崩壊のひどい部分について、ある程度簡易的にとどめていこうという工事でございます。 ◎道路整備課長 それでは、ご質問ありました市道36号線と海老名駅大谷線の改良工事ということでご説明させていただきます。  資料の9ページ、図5の工事ですが、延長といたしまして30メートルを予定しております。こちらの場所といたしましては、厚木自動車学校の間を通っている道路で、今年度、既にもう一部整備完了しております。目的としましては、永池川が大雨のときに冠水することから、道路のフォーメーション、要するに高さを変えていくことによって、この冠水を防いでいこうという工事内容になってございます。  海老名駅大谷線改良工事でございます。お手元の資料の図7になります。こちらの工事でございますが、延長としましては約100メートルを予定しております。大きくは、現在工事しておりますちょうど東側の市道402号線との交差点の改良に伴いまして交差点の高さが変わることから、市道海老名駅大谷線の両側にある歩道形態を直しながら、点字等を設置していくことで安全対策の改良を図っていく予定でございます。  それと落札残ですね。先ほどご質問にありました2点の落札の状況でございますが、河原口勝瀬線につきましては設計額が980万円に対して、実際の落札が360万円ということで、実質的には37パーセント程度の落札率になっているという状況でございます。中新田鍛冶返線につきましても350万円の設計額に対して140万円、約40パーセントの落札率という低価格になっている状況でございます。 ◆三宅良子 委員 今申し上げたところ、ちょっと疑問があったので、今回現地へ行ってみました。現地に行って感じたこととして、まず、5ページの図1の市道17号線ほか2路線舗装改修工事から参ります。これは打ちかえ、確かに道路も傷んでおりました。ラインを引いていくということでしたけれども、この工事のときに、例えばちょうどセザールマンションの裏側、5路線になっているところがあります。そこは雨水が道路のやや真ん中というか、中央にあったりする。これだとそのまま道路を舗装するのではなく、暗渠にするだとか、そういった必要があるのかなと私は思うのですが、そういったことも工事に含まれているのでしょうか。
    道路維持課長 今回の排水の直しは当初設計では入ってございませんけれども、現場にはグレーチングがあるということでしょうか。工事内容では舗装の打ちかえが主でございます。 ◆三宅良子 委員 私はぜひ雨水のほうと一緒にやっていただきたい。また、道路の一番端にあるのであれば、それほど気にもならない。しかし、セットバックしたか何かの関係で、やや真ん中あたりに排水が通ってしまっている形態なのですね。ぜひそのあたりは、私は一緒に雨水幹線、下水道課のほうと相談しながら一緒にやっていく必要があると思うのですが、いかがでしょうか。 ◎道路維持課長 今回の工事でその辺の改良ができるようでしたら、現場を確認いたしまして、工事の中に入れば入れていきたいと思います。 ◆三宅良子 委員 お願いいたします。  もう1つ、セザールマンションは大きなマンションです。出口が2カ所になっているのですが、その1カ所の出口、市道353号線と書いてあるところに出口が1カ所、こちら側にあるのですが。下側にというのか、Hになっているところの真ん中の棒のところにあるのですが、そこにも側溝部分の上に障害物というか、少し橋を渡した後のようなものがあるのです。そこは側溝の上になるわけですが、道路を打ちかえるときに、そういった障害物をきれいにすることもこれは含んでいますか。 ◎道路維持課長 先ほども申し上げましたけれども、今回は舗装がメーンでございまして、それに付随する打ちかえの中で今回の工事に入る部分は細かい部分で、できるところはなるべく取り入れて、一緒に工事をやるようにしたいと思っています。 ◆三宅良子 委員 白線を引くことで歩道という感覚になると思います。側溝の上がちょうど歩道という部分になると思うので、そこで障害物が出てくると思いますので、ぜひ一緒に工事をしていただきたいと思います。  次です。市道33号線は、打ちかえ、路側帯の着色ということで、行ってみましたが、この図によりますと「東名高速自動車道」と書いてあるちょうどL字になっているところ。34.4という数字が書いてあるこの近くのあたりは道路の表面がすごく傷んでいました。ここはちょうど交差するところでもありますので、舗装だけでなく、ぜひ「止まれ」ももう1度書き直す必要があると思うのですけれども、その先へずっと参りまして延長沿いを打ちかえるのではなくて、もしかしたら着色だけなのかなと思いましたけれども、そのあたりはどうでしょうか。 ◎道路維持課長 舗装面積は1698平米で、全面打ちかえだと理解しています。 ◆三宅良子 委員 減額補正をしていただきたいというか、全部打ちかえる必要は全くないと思います。また、路側帯の着色、最近あちらこちらでとても多いのですが、その効果については検証されていますか。 ◎道路維持課長 路側帯の着色につきましては、物理的に歩車道を分離できないところを、少なくともドライバーに注意喚起を促すための1つの方策でございまして、それで全面的に効果があるというふうには思っていませんけれども、いずれにしろ現道の中でできる安全対策ということで、学校の通学路を中心にやっているのが実情でございます。うちのほうとすれば、できれば物理的な歩道をつくって安全対策をしたいところでございますが、それが用地等の問題でできないという中で、現道の中でできる、少なくとも今よりかよくなるような安全対策ということで選択している1つの手段でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ◆三宅良子 委員 私はしっかりその効果を検証しなければいけないと感じています。また、今、通学路とおっしゃいましたけれども、もちろんそこに子どもが1人いるだけで、通ればそうなるかもしれない。しかし、本当に学校が指定している大きな通学路、もっと優先してつけていかなければいけないところがたくさんあると思っています。そういったところをもっと点検して、こういった補正に私は出してきてほしいと思います。  では、次に行きます。市道58号線ほか1路線舗装改修工事についても、私は全く必要ないと思います。行ったときには車道に着色なのかと思いました。と申しますのも、有鹿小学校からすぐ設置している道路は皆青くなっているのですね。もしかしたら、これは青いカラー舗装をもっと延長するのかなと思いながら見てはきましたけれども、2カ所あります。そして、私が間違えていなければですけれども、かまどやのところから入った道であるかどうか、再度確認させてください。 ◎道路維持課長 これは、有鹿小学校のすぐ南側を通る道の延長の北側部分です。横須賀水道から北側部分の舗装の打ちかえ工事と、市道301号線につきましては県道横浜厚木線から有鹿小学校に向かう南北の舗装道路でございます。場所は以上でございます。 ◆三宅良子 委員 再度確認していただかなければ、私はとても了承できない。  それから、有鹿小学校のところはブルーのラインになっています。私はどうしてブルーのラインになっているのか、とても不思議に思っています。今までは側道、「止まれ」のところは赤っぽくするとか、そういうことがあったわけで、ここだけはなぜかブルーのライン。ここがそんなにたくさんの車の交通量があるのか。また、私がいつも思っているのは、有鹿小学校の入り口側というか、この地図でいうと有鹿小学校左側のラインはよく車の抜け道として車がたくさん通っている、スピードを出していると認識しているのですけれども、そちらのほうにももちろん赤い「止まれ」だとか、学校の入り口だとか、スクールゾーンだとか、そういう舗装はしてあるのですけれども、ブルーの塗装というのは何か特別に意味があるのかどうか、ちょっと理解しがたいのですが、よろしくお願いします。 ◎道路維持課長 これは海老名市で初めての試みということで、学校直近の周辺道路。今までスクールゾーンということで、学校の近くですよ、子どもが通りますよということを文字で表示していたのですが、そういったものよりか、もっと効果的なドライバーの認識方法がないかということで、今回採用したのはゾーン自体の車道部分を色で染めて、目で直観的にドライバーに学校周辺であることを認識させようということで、初めての試みとして、有鹿小学校周辺に19年度に採用した方法でございます。これがどれほどの効果があるかはこれからの検証も必要だとは思いますが、1つの交通安全対策の有効な手段であるということで採用した方法でございます。 ◆三宅良子 委員 いつも市長は費用対効果とおっしゃるのですけれども、今おわかりになれば、これは金額的に、舗装、塗装にお金は幾らかかったか。 ◎道路維持課長 その部分については資料がございませんので、後ほど出したいと思うのですが。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午前11時42分休憩                    午前11時48分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。ただいま三宅委員から市道58号線のカラー舗装の費用部分についての資料請求がありましたが、本委員会として要求することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よってさよう決しました。では、12月14日までに提出をお願いいたします。 ◆三宅良子 委員 では、次に入ります。市道36号線改良工事は、先ほど雨水冠水もありますので、高さを変えていく工事だという内容説明がありました。橋の上も高さをプラスアルファするということですか。 ◎道路整備課長 橋の上についても今回の工事の中で当然上げていくと。今、排水の問題、永池川への流入が非常に低い状態で入っていますので、その辺の改良とあわせて道路の冠水を防いでいきたいという目的になってございます。 ◆三宅良子 委員 橋の上も高さを変えることができるというということなので、結構だと思いますが、雨水冠水を防ぎたいというのであれば、もう1本北のほうがもっと低いと思うのですが、そんな認識はないでしょか。北側に同じように並行に走っていますよね。南伸道路に対して垂直に。それでもう1本、中央農高のところから出てくる、あちらのほうが低いように私は感じるのですが、そういうことはないでしょうか。つい最近、橋をかけかえられたところです。 ◎道路整備課長 こちらの道路の改良に当たったのは、今年度非常に多かったゲリラ豪雨による冠水の状況を見きわめてこの対策をしていくということで、昨年から実態調査をやっております。特に交通量が多い割には、この部分の永池川の状況から、冠水が非常に多いことを踏まえて、この計画を進めております。 ◆三宅良子 委員 去年冠水した日があったのでしょうか。 ◎道路整備課長 毎年台風等のときには冠水している状況でございます。ですから、通行どめの措置をしているという状況でございます。 ◆三宅良子 委員 了解しました。  海老名駅大谷線改良工事です。これは歩道の整備ということで、警察側は拡幅されて、側溝にふたをする。特に今、市役所の東側の道路と北側の道路の工事がちょうど終わりかけていて、歩道ができていますので、そちら側はとてもする必要があるなと思っています。警察のところまでは幅も広くなっていますので、そこをすることによって大分景観が違ってくるだろうと思っています。しかし、海老名市役所側を急いでやる必要があるのかどうか。例えば乳母車の方、車いすの方、ああいった形態ですので、とても通りづらいというお話があるのは知っています。しかし、金額的にも4000万円ですね。こういった金額で私は今、本当にこれは優先順位が高いのかどうか、とても考えているのですけれども、いかがでしょうか。 ◎道路整備課長 今お話にありましたように、当然市民ニーズも多いです。やはり目の悪い方とか不自由な方も来庁されております。そういう中で、整備に伴って、暫定的に交差点のところをすりつけるために、今回交差点がかなり上がっております。ですから、現況の歩道との取りつけが非常に折れたような状態になっておりまして、危ない状況を踏まえて、それら点字の対策、それから、非常に広い間口になりますので、自転車走行帯とを分けて混在化を解消していきたいという目的も持っております。 ◆三宅良子 委員 市役所はたくさんの多くの方が来られるし、またお祭りもありますので、そういったもろもろのことも考えて、よいものになるように期待したいと思います。  では、最後です。国分一号雨水幹線土留設置工事ですけれども、先ほど説明のときにもありました。この部分の土どめについては、永池川の護岸工事が上流へ上がってきて、それから先、どういうふうにするかを決めていきたいという説明だったと思うのですが、もう少し先々の計画。これも現場を見に行ってきました。確かに丸太が傷んでいるところなどもありました。しかし、ここはどのぐらいの人が通られるのだろうか。そんなことを考えたりすると、本当に今すぐに必要な工事かどうか、優先順位がそんなに高いのかどうか。そして、今やった工事が時間的に、景観が何年保てるのか。では、これをどうしたらいいのかというところはどういうふうに考えていらっしゃるのか。やっぱり計画的に、もう少し10年先などを考えていかなければいけないと思うのですけれども、そういった点はどのように考えていらっしゃいますか。 ◎下水道課長 先ほどもご説明をさせていただきましたけれども、今回の国分一号雨水幹線というのは、当然下水道法に定めた計画断面がございます。本来ですと、この計画断面に沿ってやっていくべきがまず将来の施工方法だと思うのですが、まず1つは、ここにつきましては、先ほども人の通りというよりは、むしろ現在、ここは調整区域の耕作地でございます。厚木ナイロンから上流部についての市街地、駅周辺の水がすべてこちらに集まってきている中、昨今のゲリラ豪雨関係ではここが調整池的な役目を果たしてしまう。ということは、結局は、水が冠水したその後については耕作地が崩壊するといったことが毎年繰り返されている状況がございます。委員も現場を確認されたということですから、そのとおりでございます。丸太もある程度耐用年数がたってしまって、どちらかというと崩れている部分もございます。そういう意味では、私どもにつきましては、永池川の改修計画に合わせて本格改修をやるべきだろうという部分が1点ございます。既に永池川の改修につきましては、ご存じだと思いますけれども、親水性を持たせた計画ということで計画決定が近々なされるという部分も聞いてございます。  ただ、上がってくるというか、上流まで来るにつきましてはある程度の年数がかかりますから、耕作地を守るという部分でもここに雨水幹線が計画されてございますので、その間の暫定的な方法として、一番いい方法として鋼材を使った土どめさくがいいだろうということ。しかも、毎年何十メーター近くの部分で年数をかけてやっていては、せっかくやったものが効果がないということで、区切りとしてこの市道までの間をやっていくことがいいだろうということで計画したわけでございます。 ◆三宅良子 委員 この工事費用は3900万円、やっぱり大きな金額だなというイメージを持ちました。仮に、暫定的にというようなことではなく、大きな数字だなというところから質問させていただいたのですが、確かに永池川改修工事が下流のほうからずっと上がってきています。だから、それを待つというのも1つの案だと思いますが、上流のほうはもう既にサティのあたりだとか、すごくきれいに三面張り護岸張です。それがいいかどうかは別にして、島忠の横、工事はもうずっと上流からも来ている。では、どうするのだろうというところ。下からを待つだけではなく、もう上も来ているよねという視点も私は必要ではないかと思いますので、ぜひご検討いただきたいと思います。  では、次に入ります。先ほど執行率のお話をしました。1つが37パーセント、1つが40パーセントぐらいかなとおっしゃったと思うのですね。それについて私は何が言いたいかというと、総務常任委員会でも問題がありました。すごく執行残が多いのではないですかという話が委員会でもありました。特に今回のような工事となると、また執行残がとても多い。安かろう悪かろうで工事をしているかといえば、そうでもない。そうではなくて、予算化されたときの金額がちょっと大きいのではないだろうかとも考えられますけれども、そういうことだけではなく、もう最初に予算化するときにパイを分配する。普通建設費だとか、土木だとかのパイを分配するときに、こういった形でやると、どうしても土木だとか、そういった事業に多く予算が傾いてしまうのをとても懸念しています。というのは、やっぱり教育費だとか、民生費だとかに私はもっとつけてほしいと思っています。もちろん今回のように繰越明許はたくさん出していただいて結構だと思っています。そして、工期の平準化も必要なことだと思っています。4月、5月、6月に工事ができます。こういったことも必要だと思います。そういうことを制度化していくことも必要ではないかと思うのです。  例えばもう繰越明許で途中から工事を入れていく、工期の平準化を前提に考えていく。要は単年度予算だからなかなかできないのですというのはわかるのですが、3月末になって道路工事がたくさんということではなく、やっていかなければいけない。それから、やはり今、財政的にだんだん苦しくなってくる、収入が少ないのであれば、どこを減らしたらいいだろうかというところで、私は普通建設費、土木といったところをまずは削っていかなければいけない。最初に分け合うときにしっかりそのあたりを考えていかなければいけないのではないかと思うのですけれども、それについていかがでしょうか。 ◎都市担当理事 予算の配分というのはいろいろなところから決まってくると思いますが、今回明許で出してきたことに関しては景気対策ということで、緊急的な面も含めて許してもらったというところで出ております。  予算配分をどうするかというところなのですが、我々の考え方としては、現在投資できるときに投資をしておくというのが必要だろうと。土木関係の投資は、その後に税収増を生み出します。したがって、今後の海老名市の税収構造をどうとらえるか。できるだけ自主財源に頼っていこうと考えると、投資できるときに投資しておくという考えも必要ではないかと思っております。 ◆三宅良子 委員 今おっしゃったこともとても理解します。私は景気対策、必要だと思っています。しかし、これは、市町村がやるには限りがあると思っています。国がやるべきだと思っています。では、土木だけでいいのか。製造だとか、そういった分野はどうなのだろうか。いろいろなことが言えると思っていて、土木だけの景気対策で本当にいいのかどうか、また、市のする仕事なのかどうかというところも、今、とても疑問に思っています。  それから、投資できるときにということももちろん言えると思います。海老名は今、健全な財政だと言われていますので。しかし、今回出されたところは、道路だけですね。工事をすることによって、その会社から税収が入ってくることはわかるのですけれども、工事がもっと違う場面で、もっと活用ができるよう、もっと違うところで今の予算を活用できるようなことはないだろうか、もっと探していただきたいと思います。 ○委員長 暫時休憩といたします。                    午後0時4分休憩                     午後1時再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆久米和代 委員 1点お聞きしたいと思います。40ページの環境基金費についてお伺いしたいと思います。環境基金費、補正額は1777万6000円になっておりますが、この内訳をまずお聞きしたいと思います。 ◎環境保全課長 ただいま委員から質問がございました補正額1777万6000円についてお答えいたします。この金額につきましては、先ほど午前のときに歳入で経済環境部長から説明がありました日本容器包装リサイクル協会からのペットボトル等拠出金の金額になっております。 ◆久米和代 委員 その1777万6000円ですが、17ページの諸収入の雑入に1238万6000円となっておりますが、これとはどういうふうに……。 ◎資源対策課長 今のご質問でございますが、環境保全課長からご説明がありましたとおり、ペットボトル等拠出金ということで、このペットボトルにつきましては資源のほうで今、再商品化ということで売却を行っておりまして、その分の補正予算ということでございますが、当初予算の見積もり単価は20円、再商品化率を70パーセントという計算で539万円の当初予算を上げておりました。今回、ご存じだと思いますが、北京五輪もありまして市場が高騰いたしまして、単価の入札価格が48.21円に現在なっておりますので、それに伴うものが539万円と1238万6000円とを足しますと合計1777万6000円と大幅に歳入が見込まれますので、補正増という形をとっております。これを先ほどの環境基金のほうに組み入れるという形をとっております。 ◆久米和代 委員 環境基金は10月1日から創設されたということでございますが、当初のまごころ基金。福祉基金と環境基金になっていたものから、環境基金を外して、その金額を補正のほうに回したということですか。 ◎環境保全課長 環境基金につきましては、さきの9月議会で環境基金条例のご承認をいただきまして、この10月1日から創設しております。創設に当たりましては、今、委員がおっしゃられたとおり、みどり基金とまごころ基金の環境分を一緒に合わせて設置しております。まず、みどり基金につきましては936万9000円、まごころ基金については4005万7000円を積み立てしまして、これに対しまして市の一般会計予算からも繰り入れる形。ちょうど寄附金に相当するものを繰り入れるような形のマッチングギフト方式をとりまして、現在環境基金としましては2764万円ほど積み立てております。今回の補正に当たりましては、先ほど説明いたしましたペットボトル等拠出金1777万6000円を積み立てていくような形で考えております。  まず、環境基金の財源としましては、先ほど説明いたしました市民、事業者からの寄附金、それに相当する一般会計からの繰り入れ、ペットボトル等拠出金等の環境関連事業から生じる収益金、さらに基金運用によって生じる利息を合わせて財源の内訳と考えております。 ◆久米和代 委員 まごころ基金になる以前は環境と福祉ということで立て分けられていましたが、環境の部分ということで1777万6000円を環境基金のほうに組み入れたということですが、これは、以前はまごころ基金として運用されていた部分ではないかと思います。まごころ基金のときは福祉の部分と環境の部分とに分かれていたのですが、去年はまごころ基金に入れることなく、一般の預金に入れていたかなと思うので、ことしになって環境美化費のほうに補正をされたと伺いましたが、これはどういうふうになっておられるのか、お伺いします。 ◎環境保全課長 ペットボトル等拠出金につきましては、19年度までは雑入という扱いで対応しておりました。この10月に環境基金を設置いたしましたので、先ほど説明いたしました環境関連事業につきましても環境基金に充当していこうという考えを持ちまして、今回ペットボトル等拠出金を入れるような形で補正を提出させていただきました。 ◆久米和代 委員 まごころ基金の分が環境基金福祉に変わった理由はよくわかりました。そうしますと、まごころ基金の環境部分が環境基金費に上がれるということは、どのような視点でされたのでしょうか。 ◎経済環境部長 ただいまのお尋ねですけれども、第3回定例会におきまして環境基金条例の上程をさせていただきました。その際に、1つはみどり基金というものが既存の基金でございます。もう1つはまごころ基金という2つの基金から、環境基金の創設ということで、みどり基金につきましてはこれをそのままそっくりの形で引き継がせていただく。まごころ基金につきましてはまごころ基金の中の環境美化部分のみを引き継がせていただくという形で、その際に処理をさせていただいております。9月の補正で対応させていただいております。ですから、環境基金は既にその際に整理をさせていただいておりますので、今回はこれとは全く別個のものとしてペットボトル等拠出金を環境基金に組み入れるという形でご提案をさせていただいております。 ○委員長 ほかにありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  次に、本案に対する意見がありましたらどうぞ。 ◆佐々木弘 委員 意見なのですけれども、今回、繰越明許費ということで、昨今の厳しい経済状況を受けまして、経済対策ということで海老名市は自治体として前倒しで各種工事を行う。繰り返しになりますけれども、今は大変厳しい状況の中で、なかなか政府が有効な経済対策を打ち出せていない中で、財源的に幾らでもあるわけではないのですけれども、その中でも特に市内の中小業者に対して工事が受注できるような金額設定で今回、繰越明許がされたことは私は非常に評価したいと思って、賛成の立場をとりたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 意見もないようですので、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより採決に入ります。                   (三宅委員 退席) ○委員長 初めに、議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)〔所管部分〕を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第73号 平成20年度海老名市一般会計補正予算(第2号)〔所管部分〕は原案のとおり可決されました。                   (三宅委員 着席) ○委員長 次に、議案第75号 平成20年度海老名市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙 手 全 員) ○委員長 挙手全員であります。よって議案第75号 平成20年度海老名市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1から日程第4の委員会審査報告書の案文につきましては正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文については正副委員長一任と決しました。  次に、日程第5 その他に入ります。各委員から何かありますか。 ◆三宅良子 委員 8月20日に議員全員協議会で配られました平成20年度内部評価結果報告書なのですけれども、ごみ処理計画の推進という部門があります。こちらでは、内部評価として「今後の方向性は担当部課評価を支持する。しかし、手段欄には具体的な施策(PR方法など)記載すべきである。定量評価欄のアウトプットの単位は回ではないか。アウトカムの目標値も記載すべきである。また、家庭、事業系ごとの数値などの説明もほしい」と書いてあるのですけれども、ほかのところはそうでもないけれども、ここに限ってはとても厳しいというか、内部からもこういう声が出ているところなのですが、このことについてもまた何か検討されているとか、そういうことはあるでしょうか。 ◎資源対策課長 今の内部評価の結果につきましては、当初つくっていたときの内部評価の意見を尊重しまして、今現在そういったものを細かく、なるべく市民の方に見やすい、そしてアウトプット、アウトカムが完全に行えるよう調査、検討して、今後の行政評価に反映するようにしております。 ◆三宅良子 委員 よろしくお願いします。  そして、委員長にお願いがあります。ごみ処理計画なのですが、以前全員協議会で高座清掃施設組合の議員であった志村議員から、ぜひ高座清掃施設組合のことについて、海老名のごみ処理計画などについてもっと議員の方々に知っていただきたいとか、また、勉強すべきだというか、学習会を持つべきではないかというような提案がありました。あれからそのままになっていますけれども、ぜひこの委員会で、高座清掃施設組合はどういう状況なのかも含めて、海老名もごみを減らさなければいけない、今どういう現状なのだろうかというような、部局からレクチャーを受けるとか、そういった機会を持っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。この委員会でぜひ検討していただきたい。 ○委員長 わかりました。検討させていただきます。  ほかに委員からありますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 各部長から何かありますか。 ◎経済環境部長 私から、中小企業の信用保証料の関係で一部見直しを行いましたので、この関係についてご報告をさせていただきたいと思います。1月1日からの上限額の引き上げということでございますけれども、詳細につきましては商工課長からご説明を申し上げます。 ◎商工課長 それでは、海老名市中小企業信用保証料補助制度の拡充について、お手元に資料を配らせておりますので、それに基づきまして順次説明させていただきたいと思います。  先ほど経済環境部長が申し上げたとおり、平成21年1月1日から中小企業信用保証料補助の限度額を拡充させていただきます。この信用保証料補助制度でございますけれども、市内で商工業を営む中小企業者に対して、資金の借り入れに伴い、神奈川県信用保証協会に払い込んだ保証料の全額を補助する制度でございます。  今回の制度の変更でございますけれども、先ほど払い込んだ保証料の全額と申しましたけれども、補助の限度額を当初から設定させていただいております。当初につきましては、今までは10万円でございますけれども、先ほど申し上げたとおり、21年1月1日から15万円に引き上げることといたしました。本来は平成21年度の4月スタートと考えておりましたけれども、ここで前倒しさせていただきたいと思っております。  前倒しの理由でございますけれども、原材料価格の高騰やアメリカに始まりました世界的な金融危機による経済不安、景気の低迷の中、神奈川県や各市で中小企業に対しての支援策が打ち出されております。さらに、国では、10月31日から原材料価格高騰対策等緊急保証としてセーフティネットの保証枠が拡大されました。この拡大に伴いまして、この申請の窓口になっております市町村の認定申請の受理件数が急増しております。急増の原因でございますけれども、業種が200ほどから対象業種が618と広がったことと、その売り上げの価格が3パーセントということと条件がかなり追加されたことに伴っております。10月31日から12月1日まで見ますと79件ということで、4月から12月までのところに比べて、それをもうとっくにオーバーしている状況でございます。また、商工会議所からの施策要望もありまして、4月からではなくて、速やかな保証料補助限度額の引き上げが急務と思いまして、措置させていただきました。  ただし、この補助対象となる融資につきましては、海老名市中小企業事業資金融資を利用した中小企業者等、また神奈川県中小企業制度融資の経営安定資金の利用者のうち、一定の条件を満たした中小企業者等であります。
    ○委員長 ほかにありますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ないようでありますので、以上で本日の議事はすべて終了いたしました。これをもちまして経済建設常任委員会を散会といたします。                                     (午後1時20分散会)...