海老名市議会 2005-08-30
平成17年 9月 第3回定例会-08月30日-01号
平成17年 9月 第3回定例会-08月30日-01号平成17年 9月 第3回定例会
平成17年8月30日(平成17年第3回定例会第1日)
平成17年8月30日午前9時30分、第3回
海老名市議会定例会を
海老名市役所議事堂に招集した。
1.出席議員 24名
久米和代 君 太田祐介 君
奥村正憲 君 今井和雄 君
氏家康太 君 三宅良子 君
福地 茂 君 坂本俊六 君
矢野 眸 君 渡部美憲 君
市川敏彦 君 鈴木惣太 君
森田完一 君 三谷裕美子君
白神多恵子君 鈴木輝男 君
飯田英榮 君 外村 昭 君
倉橋正美 君 鈴木 守 君
髙橋 進 君 橘川芳夫 君
志村憲一 君 重田保明 君
2.欠席議員 なし
3.付議事件
日程第1 報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号))
日程第2 報告第7号
継続費精算報告について(海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業)
日程第3 報告第8号
株式会社海老名公共サービスの経営状況について
日程第4 議案第56号 海老名市
外部評価委員会条例の制定について
日程第5 議案第57号 海老名市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
日程第6 議案第58号 海老名市
自動車駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正について
日程第7 議案第59号 海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
日程第8 議案第60号 海老名市火災予防条例の一部改正について
日程第9 議案第61号
海老名市立公民館条例の一部改正について
日程第10 議案第62号
海老名市立青少年会館条例の一部改正について
日程第11 議案第63号 海老名市
土地開発基金条例等の廃止について
日程第12 議案第64号 指定管理者の指定について(海老名市
有料自転車等駐車場)
日程第13 議案第65号 指定管理者の指定について(海老名市医療センター)
日程第14 議案第66号 指定管理者の指定について(
海老名市立総合福祉会館)
日程第15 議案第67号 指定管理者の指定について(
海老名市立わかば会館)
日程第16 議案第68号 指定管理者の指定について(海老名市
心身障害者デイサービスセンター)
日程第17 議案第69号 指定管理者の指定について(
海老名市立国分寺台ケアセンター)
日程第18 議案第70号 指定管理者の指定について(
海老名中央公園地下駐車場)
日程第19 議案第71号 指定管理者の指定について(海老名市文化会館)
日程第20 議案第72号 指定管理者の指定について(海老名市野外教育施設「富士ふれあいの森」)
日程第21 議案第73号 指定管理者の指定について(
海老名市立河原口児童館)
日程第22 議案第74号 指定管理者の指定について(
海老名市立大谷児童館)
日程第23 議案第75号 指定管理者の指定について(海老名運動公園・北部公園・スポーツ施設)
日程第24 議案第76号 物品の取得について(
小型動力ポンプ付水槽車)
日程第25 議案第77号 物品の取得について(高規格救急車)
日程第26 議案第78号 工事請負契約の締結について(防災行政無線再整備(デジタル化)工事)
日程第27 議案第79号 市道の路線認定について(市道2517号線)
日程第28 議案第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
日程第29 議案第81号 平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第2号)
日程第30 議案第82号 平成17年度海老名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
日程第31 議案第83号 平成17年度海老名市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)
日程第32 議案第84号 平成17年度海老名市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
日程第33 議案第85号 平成17年度海老名市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
日程第34 認定第1号 平成16年度海老名市
一般会計歳入歳出決算認定について
日程第35 認定第2号 平成16年度海老名市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第36 認定第3号 平成16年度海老名市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第37 認定第4号 平成16年度海老名市
老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第38 認定第5号 平成16年度海老名市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
4.説明のため出席した者 27名
市長 内野 優 助役 小山 晃
収入役 志村秀雄 教育長 牛村忠雄
都市担当理事 本多直巳 市長室長 加藤豊彦
総務部長 金井憲彰 企画部長 山本紳一郎
財務部長 碓井 眞 保健福祉部長 古性 隆
市民環境部長 門倉 正 建設部長 永田正行
まちづくり部長 須田長治 消防長 小泉政夫
教育総務部長 山本与郎 生涯学習部長 尾山 勇
総務部次長 三橋忠夫 企画部次長 渡辺正明
財務部次長 飯嶌民夫
保健福祉部次長 土屋正男
市民環境部次長 高山 央 建設部次長 鍵渡 優
まちづくり部次長 佐々木正夫
教育総務部専任参事 沖原次久
教育総務部次長 塩脇 勉 生涯学習部次長 清田一秀
消防次長 清水静夫
5.出席した事務局職員 4名
事務局長 柏木英明 議長担当課長 斉藤重男
議事担当副主幹 橋本祐司 主任主事 本木大一
6.速記員出席者 1名
株式会社 澤速記事務所
速記士 阿部 勝
7.会議の状況 (午前9時30分 開会)
○議長(今井和雄 君) ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより平成17年第3回
海老名市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
定例会開会に当たり、市長から招集のごあいさつをお願いいたします。
〔市長(内野 優君) 登壇〕
◎市長(内野優 君) おはようございます。平成17年第3回
海老名市議会定例会開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。本日は、お忙しい中、本定例会にご参集いただきましてまことにありがとうございます。
ことしの夏も昨年と同様猛暑で、大型の台風も頻繁に発生しております。地球温暖化の影響がますます深刻になってきた証拠ではないかと思っております。この台風の被害に加えて我が国の国土は地震列島であり、最近は全国各地で大きな地震が相次いで発生しております。関東または東海地方においてはいつ大地震が発生してもおかしくないと言われる一方、今月16日には宮城県南部沖地震、21日には新潟県中越地方で再び大きな地震が発生し、特に16日の宮城県南部沖地震では海老名市でも大きな揺れを感じたところでございます。
そうした中、海老名市では昨年度から台風等の自然災害には今まで以上に万全を期すべく、早期の対策、対応を講じております。先週25日の台風11号接近の際も職員100人体制で臨み、そのうち約40人が庁舎に泊り込んで警戒に当たりました。地域の消防団の皆さんにも夜12時半までパトロールをしていただくなど行政と地域が一体となって対応いたしました。今回のことからも、行政が積極的に物事に取り組むことで地域も動いていくという協働の大切さを実感いたしました。同時に、危機管理とは過剰反応するぐらいがちょうどよいという考え方の大切さも再認識しているところでございます。また、
タウンミーティングでも防災対策に関するご指摘やご提言が目立っており、市民の皆さんの関心の高さを示しているものと思います。「防災・防犯・交通安全の年」としてスタートして5カ月が経過いたしました。各所管ではかなり事業の形が見えてきたのではないかと思っております。中でも7月1日からサービスを開始いたしましたえびな安全・
安心メールサービスは、8月下旬で一般登録が4167件、保護者登録が2786件、そのほか火災情報や職員緊急連絡を含め合計7668件の登録があり、皆さんの関心の高さがうかがえるもので、今後もより正確な情報をより早く配信し、市民の安全・安心に役立てていきたいと考えております。また、地域の防犯対策に役立てるべく
青色回転灯公用車も5台整備し、9月中の稼働に向けて警察との手続中でございます。
先日厚生労働省が発表した
人口動態統計速報では、少子化の進行は加速しており、人口減社会へ突入する時期が一層深まると予測されております。海老名市においては今後しばらくの間人口が増加していくと思われますが、少子化に伴い、既に高齢化率が30パーセントを超えている地域も出てきております。少子・高齢化対策については国全体の動向も見据えながらしっかりと進めていかなければならないと考えております。
さて、本定例会に提案いたします案件は、海老名市
外部評価委員会条例の制定、海老名市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正、海老名市
土地開発基金条例等の廃止を初めといたしまして、指定管理者の指定について、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、また平成17年度一般会計及び各特別会計の補正予算並びに平成16年度一般会計及び各特別会計の決算認定、さらに継続費の精算報告、
株式会社海老名公共サービスの経営状況報告等々でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
なお、この場をおかりいたしまして、6月定例会以降に行われました主な行事等につきましてご報告させていただきます。
初めに、昨年度に引き続き今年度も
市長タウンミーティングを開催いたしました。今回は「これまで1年5カ月の行政実態と今後の地域の課題」をテーマに、6月11日の
下今泉コミュニティセンターから7月17日の
社家コミュニティセンターまで、昨年度より1会場ふえ、計14会場で開催いたしました。議員の皆様を初め469名の皆さんのご参加をいただき、地域ごとにさまざまな課題について多くの貴重なご意見を伺いました。今後の市政運営にしっかりと生かしてまいりたいと考えております。
7月24日には第30回えびなふるさとまつりを開催いたしました。30回記念となることしはや
ぐらからステージへの変更や中央公園からのみこしパレードなど新しい試みを数多く取り入れました。さまざまなご意見をいただきましたが、来場者は昨年より5000人ふえ12万5000人となりました。実行委員会の皆さん初め関係者の皆さんのご尽力に心から感謝を申し上げ、来年度につきましても31回として新たな1歩を踏み出し、より一層の盛り上がりを期待するものでございます。
以上、簡単ではございますが、ご報告とさせていただき、開会のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〔市長(内野 優君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 会期の決定についてお諮りいたします。お手元に配付いたしました会期日程(案)を事務局長に朗読させます。
〔事務局長(柏木英明君) 登壇〕
◎事務局長(柏木英明 君) それでは、平成17年第3回
海老名市議会定例会会期日程(案)を朗読いたします。
(以下会期日程(案)を朗読)
以上でございます。
〔事務局長(柏木英明君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) ただいま朗読させましたとおり、本定例会の会期を本日から向こう31日間、9月29日までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は本日から向こう31日間、9月29日までと決しました。
次に、
会議録署名議員の指名を行います。本定例会の
会議録署名議員は、規定により、議長において、太田祐介君、奥村正憲君を指名いたします。
本日の議事日程並びに議長報告、専決処分報告、定期監査結果報告及び
例月出納検査報告については、お手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。
それでは、市長から本定例会に上程されます諸議案の一括説明を求めます。
〔市長(内野 優君) 登壇〕
◎市長(内野優 君) それでは、本日提案いたします諸議案の提案理由について、一括してご説明を申し上げます。
初めに、日程第1 報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号))でございます。これは、衆議院議員選挙の経費を計上するため、平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号)について、急施を要し、専決処分いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により、議会に報告し、承認を求めるものでございます。
次に、日程第2 報告第7号
継続費精算報告について(海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業)でございます。これは、継続費に係る事業が完了し、
継続費精算報告書を調製いたしましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。以上、報告第6号及び報告第7号の内容につきましては碓井財務部長から説明いたします。
次に、日程第3 報告第8号
株式会社海老名公共サービスの経営状況についてでございます。これは、地方自治法第243条の3第2項の規定により、同社の経営状況を報告するものでございます。内容につきましては山本企画部長から説明いたします。
次に、日程第4 議案第56号 海老名市
外部評価委員会条例の制定についてでございます。これは、
外部評価委員会を設置し、市民の目線で市の事務事業を評価していただくことで、質、量ともに市の行政事業を向上させていくため、条例の制定を行いたいものでございます。内容につきましては山本企画部長から説明をいたします。
次に、日程第5 議案第57号 海老名市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでございます。これは、職務の現状に合わなくなったものや現在では市民の理解を得られないもの、または手当の設定はあっても実際に支給されることのないものなど、特殊勤務手当について、その種類、支給される職員の範囲や支給額について見直すため、所要の改正を行いたいものでございます。内容につきましては金井総務部長から説明いたします。
次に、日程第6 議案第58号 海老名市
自動車駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正についてでございます。これは、駐車場を定期貸しで利用できるようにすることでさらに駐車場の有効利用を図るため、所要の改正を行いたいものでございます。内容につきましては永田建設部長から説明いたします。
次に、日程第7 議案第59号 海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでございます。これは、水防法の一部改正に伴う所要の改正を行いたいものでございます。
次に、日程第8 議案第60号 海老名市火災予防条例の一部改正についてでございます。これは、消防法等の一部改正に伴う所要の改正を行いたいものでございます。以上、議案第59号及び議案第60号の内容につきましては小泉消防長から説明いたします。
次に、日程第9 議案第61号
海老名市立公民館条例の一部改正についてでございます。これは、公民館の使用について、従来、午前、午後、夜間の3区分に設定していた使用時間を1時間刻みにすること、また補助金等の制約で従来は一般貸し出しができなかった部屋を貸し出すことで使用者の便宜を図るため、所要の改正を行いたいものでございます。
次に、日程第10 議案第62号
海老名市立青少年会館条例の一部改正についてでございます。これは、会館の設置目的に沿う利用は別として、それ以外の利用者に対して受益者負担を求めるため、所要の改正を行いたいものでございます。以上、議案第61号及び議案第62号の内容につきましては尾山生涯学習部長から説明いたします。
次に、日程第11 議案第63号 海老名市
土地開発基金条例等の廃止についてでございます。これは、土地開発公社と同様、その使命を終え、時代の要求に合わなくなった既存基金を廃止し、海老名市新
まちづくり基金に統合した上、今後の財政需要に的確に対応していくため、海老名市
土地開発基金条例、
海老名市庁舎等維持管理基金条例、海老名市駅
周辺整備基金条例を廃止したいものでございます。内容につきましては碓井財務部長から説明をいたします。
次に、日程第12 議案第64号から日程第23 議案第75号までは指定管理者の指定について議決を求めるものでございます。ことし第1回定例会において指定管理者に管理運営を行わせるため、関係条例を改正した市の施設のうち一部を除き、海老名市
有料自転車等駐車場を初めとする各種施設について議会の議決を得た上で指定したいものでございます。内容につきましては、議案第64号は山本企画部長から、議案第65号から議案第69号までにつきましては
古性保健福祉部長から、議案第70号につきましては永田建設部長から、議案第71号から議案第75号までにつきましては尾山生涯学習部長からそれぞれ説明をいたします。
次に、日程第24 議案第76号 物品の取得について(
小型動力ポンプ付水槽車)でございます。これは、
小型動力ポンプ付水槽車の取得について、海老名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を得た上で契約を締結いたしたいものでございます。
次に、日程第25 議案第77号 物品の取得について(高規格救急車)でございます。これは、高規格救急車の取得について、海老名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を得た上で契約を締結いたしたいものでございます。
次に、日程第26 議案第78号 工事請負契約の締結について(防災行政無線再整備(デジタル化)工事)でございます。これは、防災行政無線再整備(デジタル化)工事について、海老名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得た上で契約を締結したいものでございます。以上、議案第76号から議案第78号の内容につきましては金井総務部長から説明いたします。
次に、日程第27 議案第79号 市道の路線認定について(市道2517号線)でございます。これは、開発行為による帰属があったため、道路法第8条第2項の規定により路線認定いたしたいものでございます。内容につきましては永田建設部長から説明いたします。
次に、日程第28 議案第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。これは、人権擁護委員の定数増に伴い、新たに柴﨑政光氏を推薦いたしたいものでございます。内容につきましては後ほどご説明をいたします。
次に、日程第29 議案第81号 平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正予算は歳入歳出それぞれ47億5829万円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ355億240万2000円とするものでございます。歳入につきましては、平成16年度決算の調製による繰越金の増、
老人保健医療事業特別会計及び
介護保険事業特別会計からの繰入金の増、企業業績好調による法人市民税の増収、市債の減額、
庁舎等維持管理基金、土地開発基金、駅周辺整備基金の廃止に伴う基金繰入金の増額などでございます。歳出につきましては、基金の再編に伴い廃止いたします3基金の合計額を新
まちづくり基金へ積み立てるための積立金の増でございます。また、後年度の財政負担を考慮して財政調整基金へ積み立てるための予算措置、保育園への安全監視員の配置による報酬の増、老朽化した道路を補修するための経費及び高金利の縁故債を繰上償還するための予算措置でございます。さらに、地方債の補正をいたしたくお願いするものでございます。内容につきましては碓井財務部長から説明いたします。
次に、日程第30 議案第82号 平成17年度海老名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は歳入歳出それぞれ4913万8000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ87億9627万6000円とするものでございます。歳入につきましては
療養給付費国庫負担金及び退職被
保険者等療養給付費交付金の前年度精算による増額及び前年度剰余金を基金に積み立てることによる基金利子の増額でございます。歳出につきましては、前年度剰余金を基金に積み立てることによる基金利子の
財政調整基金積立金への積み立て、前年度の
療養給付費国庫負担金、退職被
保険者等療養給付費交付金が確定し、追加交付となったことにより返還分の減額と今後の医療費の増額に対処すべき予備費の増額でございます。内容につきましては
古性保健福祉部長から説明いたします。
次に、日程第31 議案第83号 平成17年度海老名市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。今回の補正は歳入歳出それぞれ1億4000万円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ34億300万6000円とするものでございます。歳入につきましては
一般会計繰入金の減及び前年度繰越金の増の予算措置でございます。歳出につきましては
公共下水道等維持管理経費及び
公共下水道汚水管渠整備事業費の増の予算措置でございます。また、第2条で繰越明許費の設定をいたしたいものでございます。内容につきましては永田建設部長から説明いたします。
次に、日程第32 議案第84号 平成17年度海老名市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は歳入歳出それぞれ1億142万4000円を追加いたしまして、予算総額を歳入歳出それぞれ47億1567万5000円とするものでございます。歳入につきましては、平成16年度決算の調製による繰越金の増並びに前年度
医療費交付金等の精算確定に伴う
支払基金交付金、国庫支出金、県支出金の増でございます。歳出につきましては
支払基金医療費交付金等返還金及び一般会計への繰出金の増でございます。なお、内容につきましては
古性保健福祉部長から説明いたします。
次に、日程第33 議案第85号 平成17年度海老名市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は歳入歳出それぞれ8551万3000円を追加しまして、予算総額を歳入歳出それぞれ35億2790万5000円とするものでございます。歳入につきましては、平成16年度決算の調製による繰越金の増、また在宅の施設の利用者負担の公平性の観点から介護保険施設の居住費、食費が保険給付外となることにより保険給付額が減額となることから、国庫支出金、
支払基金交付金、県支出金及び繰入金の減額などでございます。歳出につきましては、保険給付費の制度改正による減額、平成16年度決算による剰余金の一部を介護保険給付費準備基金へ積み立てるための基金積立金の増及び一般会計への繰出金など、諸支出金の増でございます。内容につきましては土屋
保健福祉部次長から説明いたします。
次に、日程第34 認定第1号 平成16年度海老名市
一般会計歳入歳出決算認定について、日程第35 認定第2号 平成16年度海老名市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第36 認定第3号 平成16年度海老名市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第37 認定第4号 平成16年度海老名市
老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第38 認定第5号 平成16年度海老名市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。以上、認定第1号から認定第5号につきましては、過日、監査委員の決算審査をいただきました。その結果についてでございますが、決算等審査意見書のほか、主要な施策の成果に関する説明書をお手元にお配りいたしました。これらをご高覧いただき、審査をいただきますようお願い申し上げます。
平成16年度予算は私が初めて編成し、執行した予算でございます。その決算について具体的な説明に入る前に、平成16年度中の市政への取り組みについて幾つか説明をさせていただき、この1年間の私の市政に対する取り組みを明らかにさせていただきたいと存じます。
まず、海老名駅駅舎改良事業についてでございます。これは予算編成で私に与えられた時間が非常に限られていたため、この平成16年度中に答えを出すとした事業です。この事業については総事業費129億円で実施する計画でありました。しかし、予算のヒアリングにおいてわかったことは、まず鉄道事業者との費用負担の協議が整っていないこと、またその財源内訳については国庫補助事業の対象範囲が明確でないため、国庫補助金、市債、一般財源の区分けができない状況でありました。特に市税を投入する一般財源の額が何十億円になるのか示せない状況では、市民に対する説明責任が果たせないと判断せざるを得ませんでした。したがって、この状況では判断を急ぐべきではないとの考えで設計精査の予算を含み、この問題にできるだけ早期に答えを出すべく取り組んでまいりました。
設計精査の結果をもとにさまざまな状況分析をした結果、事業は推進すべきであるが、通行量を安全かつ便利に通行させることができる自由通路の規模と市としての適正な費用負担の両面からの考察をし、自由通路の幅員は16メートルから12メートルに変更し、形態も一部クランク状とすることを決断いたしました。金額についてはおおむね総事業費129億円を84億円に減額したほか、国庫補助金を含めた市の負担102億円を49億円に、事業実施に伴う市の一般財源10億円程度との全体像を把握することができました。こうした内容を、議会、市民に広く公表し、さまざまな議論をいただいた上で補正予算で設計見直しに着手することといたしました。現在はそれに基づき変更設計に取り組んでいるところでございます。できるだけ早い時期に、変更後の設計内容、事業費、費用負担を示し、再度の議論をしていただきたいと考えております。
次に、土地開発公社の問題について説明いたします。この問題も市長就任時に早期に解決を図るとして取り組んだ事業です。私が就任したときの公社の保有地は約32億円でした。まず、今後土地開発公社は新たな土地の取得を行わないことを決定し、平成15年度の3月補正予算で約9億円の買い取りをしていただきました。平成16年度においては議会のご理解をいただき、当初予算で7億円、補正予算で約11億円の買い取りを行うことができ、残りが約5億円となりました。この5億円については平成17年度に予算措置をさせていただきましたが、土地開発公社の問題解決は実質的には平成16年度においてほぼなし遂げられたものと考えております。また、平成16年度の当初予算のヒアリングにおいて、学校校舎、屋体の耐震補強事業がおくれているのがわかり、大変気がかりでした。そのため、予算編成作業の終了後、直ちにこの問題の解決に取り組みました。その結果、残っている耐震補強の必要な校舎、屋体の27棟については平成17年度以降の3年間で完全実施し、耐震化率を100パーセントにする実施計画を立てることができました。
さらに、東柏ヶ谷小学校の校舎増改築事業についてご説明いたします。この事業は、年度開始直後の再度の耐力度調査の結果、やむを得ず補強から建てかえへと変更せざるを得なかった事業で、市民の皆様には大変なご迷惑をおかけしました。再度の設計を行うに当たっては、この学校の位置的な条件や災害時の市民対応等から給食の自校方式を取り入れるほか、学校の教育施設も市民の社会資本であるとの考えに基づき、市民開放型の校舎とするため、設計において、給食設備、音楽室等の特別教室の地域開放エリアを設置することといたしました。これら一連の基本的な考え方をもとにプロポーザル方式による設計コンペを行い、設計案の審査においては海老名市初の試みとして市民の審査員登用も行いました。
生活道路行政について簡単に触れさせていただきます。普通建設事業費の平成16年度決算額は平成15年度決算額と比較すると大幅な減となっておりますが、これは平成15年度の決算額が平成14年度から繰り越された自由通路整備事業等の繰り越し事業が加算された決算額となることなどの理由により、比較すると大幅な減となるものでございます。そうした海老名駅周辺の大型事業を継続的に実施してきた影響もあり、市民の日常生活に直接影響する道路維持補修、一般生活道路整備、幹線・準幹線道路整備事業については年々減少傾向にありました。平成16年度は細やかな道路行政にも意を注いだ結果、こうした生活道路関係の事業費は決算額で前年度比12.2パーセントの増となりました。今後も厳しくなる財政状況の中でこうした事業の充実をどのように図っていくのかが、今、私に与えられた課題であると考えております。
以上、限られた時間の中で私の市政に対する取り組みの幾つかについて述べさせていただきましたが、平成16年度は実施計画の策定年度でもありました。当初予算の編成作業の中で私が感じた幾つもの課題を含め、福祉、教育、少子・高齢化対策等、さまざまな分野についての私の考え方を実施計画の中に反映させていただきました。そうしたことからも平成16年度は今後の市政運営の基礎づくりをした年度であったと言えると思います。
さて、平成16年度決算でございますが、一般会計、4特別会計を合わせまして、歳入は541億3964万6000円、歳出は516億4059万8000円となります。前年度と比較しますと、歳入歳出とも5.4パーセントの増となりました。
それでは、一般会計及び4特別会計の決算の概略について説明させていただきます。
まず、一般会計について説明いたします。一般会計につきましては、歳入が347億1150万1000円、歳出が327億1195万8000円となり、前年度と比較いたしまして、歳入では16億8086万9000円で5.1パーセントの増、歳出では18億2022万2000円で5.9パーセントの増となりました。また、歳入歳出差引額は19億9954万3000円で、これから繰越明許費繰越等翌年度へ繰り越すべき財源4億6946万3000円を控除いたしますと実質収支額は15億3008万円となり、前年度と比較して4億5782万7000円の減となっております。不用額は11億4137万4000円で、前年度に比較いたしまして8億9530万1000円、44パーセントの減となっております。不用額の減につきましては平成15年度が海老名駅自由通路整備事業の完了による精算のための不用額が多かったことによります。なお、平成16年度決算の特徴として、平成7、8年度に借り入れた減税補てん債20億9900万円の借りかえがございました。そのため、その分だけ歳入歳出とも膨らんでおりますので、以下の説明ではこの借りかえに係る市債及び公債費をそれぞれ歳入歳出から控除して説明させていただきます。
それでは、歳入でございますが、市税につきましては給与所得の減少により個人市民税が前年度と比較して1.3パーセントの減となりましたが、法人市民税が一部企業の業績好調により、前年度と比較すると23.9パーセントの増となりました。固定資産税につきましては前年度とほぼ同額となっております。以上から市税全体では2億8725万5000円、1.5パーセントの増となりました。地方譲与税につきましては、三位一体改革により創設された所得譲与税により67.9パーセントの増となりました。また、各種交付金につきましては新たに創設されました配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金を合わせますと11.1パーセントの増となりました。国庫支出金につきましては普通建設事業費が減少しましたが、生活保護費などの増により全体で0.3パーセントの増となりました。このほか、市債につきましては借換債を除いて3.1パーセントの増となりました。この結果、自主財源と依存財源の割合につきましては、自主財源が72.6パーセント、依存財源が27.4パーセントで、前年度決算額に対し自主財源が3.5パーセントの減、依存財源が5.2パーセントの増となりました。市税の収納率につきましては93.75パーセントとなり、前年度の93.45パーセントに対して0.3ポイント上回る結果となりました。今後ともさらに一層の徴収努力に努めてまいりたいと存じます。
次に、歳出でございますが、決算額を性質別に前年度と比較してみますと、義務的経費は144億7218万4000円で12億2279万3000円、9.2パーセントの増となり、投資的経費は43億6831万3000円で19億8413万7000円、31.2パーセントの減、そのほかの経費は117億7246万1000円で4億8256万6000円、4.3パーセントの増となっております。義務的経費のうち扶助費の割合が増加しており、前年度に対して25.9パーセントの増となりました。この傾向は今後も続くものと思われます。また、公債費につきましては、高金利時代に借り入れた市債の繰上償還を行った結果、公債利子は減少しましたが、公債費全体では3億3827万8000円、11.3パーセントの増となっております。投資的経費につきましては、平成15年度決算と比べると大型事業が減少したことにより前年度に対して大幅な減となりました。平成16年度は市民生活に密接した生活道路の舗装工事等の充実に努めてまいりました。また、神奈川県が事業主体となる鉄道立体交差事業を引き続き行い、小田急線の高架化を進めてまいりました。
防災関係につきましては救命率の向上と救急体制の充実を図るため高規格救急車を更新し、また災害に強いまちづくりを進めるため耐震性の防火水槽を設置し、消防力の強化を図りました。
学校関係では、上星小学校校舎耐震補強等工事、中新田小学校大規模改修工事を行いました。そのほかの経費につきましては、物件費、維持補修費や繰出金等でございますが、この中では維持補修費が対前年度比29.8パーセントの高い伸び率を示しております。
次に、事業の翌年度への繰り越しについてでございます。単年度会計の原則から事業の年度内完成には鋭意努力しておりますが、繰越明許費が8件、事故繰越しが1件となりました。総額で5億2001万1000円を翌年度に繰り越す事業として手続をとらせていただきました。事業の早期着手の計画的な執行について今後とも意を注いでまいりたいと考えております。
次に、国民健康保険事業特別会計でございますが、歳入が85億4256万8000円、歳出が84億6346万2000円で、実質収支額は7910万6000円となっております。翌年度繰越金を1000万円を差し引いた6910万6000円につきましては後年度の国保財政の運営を考慮いたしまして、国民健康保険事業の財政調整基金に積み立てをいたしました。景気の低迷と就業構造や納付意識の変化等により引き続き収納をめぐる環境は厳しい状況にあり、保険税収入が伸び悩んでいる一方で、高齢化や医療の高度化等により医療費は増加の一途をたどっております。国保被保険者は年々増加する傾向を示し、年間平均で前年度比2.9パーセントの伸びとなっております。保険給付費は前年度と比較して5億5268万7000円増の55億5921万8000円、11パーセントの増加、さらに介護納付金についても8166万6000円、16.3パーセント増の5億8321万4000円と年々増加の傾向を示しております。これらの医療費の増加に対応するため、一般会計からの繰入金も14.3パーセントの増となりました。今後も医療費適正化に向けたレセプト点検の充実、強化や効率的かつ効果的な保健事業の展開など適正な国保事業運営に努めてまいります。国民健康保険税の収納につきましては現年度分89.9パーセントで、前年度より0.1ポイント減ですが、滞納繰り越し分も合わせ、全体では70.2パーセントと前年度より0.8ポイントの増となりました。引き続き国保財政の安定と負担の公平の観点からも国保税の確保に努めてまいりたいと考えております。
次に、下水道事業特別会計でございますが、歳入が30億4058万5000円、歳出が28億3150万2000円で、実質収支額は2億540万8000円となっております。公共下水道事業は供用開始以来27年を経過し、平成16年度末の処理区域面積は1234.52ヘクタール、処理区域内人口11万7285人となり、処理区域内人口普及率は95.7パーセントとなりました。また、平成16年度から雨水幹線の整備や維持管理も下水道特別会計において行うこととなり、平成16年度末の雨水管整備延長は2万2225.5メートルとなりました。今後とも都市環境の改善と都市の健全な発達及び公衆衛生の向上を図り、快適な都市生活環境を一日も早く全市に提供できるよう施設整備を積極的に推進してまいりたいと考えております。なお、供用開始以来27年を経過し、老朽化した既存施設の改修あるいは維持管理に係る経費が年々増加していくことは避けられないものと考えられます。今まで以上に収支のバランスを念頭に置きながら効率的な運営に努めてまいります。
次に、
老人保健医療事業特別会計でございますが、歳入47億421万1000円、歳出が46億3824万6000円で、実質収支額は6596万5000円となっております。老人保健に係る平均受給者は7936人で、前年度より3.6パーセントの減となっており、受給者の減少に伴って当年度の医療費合計は44億8852万9000円、対前年度5.3パーセントの減となっております。1人当たりの医療費は前年度の57万5756円に比べ56万5591円と1.8パーセントの減となっております。今後もますます高齢化が進む傾向を示しておりますが、平成14年10月の老人保健法改正により受給者の減少の傾向が続くことから、もうしばらくは医療費は微減していくものと思われます。引き続き高齢者の健康の維持増進について広報紙やホームページ等によるPR、またレセプト点検、医療費通知を実施し、医療費の適正化を図ってまいります。
次に、
介護保険事業特別会計でございますが、歳入が31億4078万1000円、歳出が29億9543万円で、実質収支額は1億4535万1000円となっております。保険給付費は28億133万1000円で、昨年度の25億130万1000円と比べ12パーセントの増となりました。介護保険事業の事業規模は年々拡大しており、保険給付額はここ数年、毎年3億円の増額となっております。内容といたしましては、在宅でのサービスの給付が12億8637万6000円、施設でのサービスの給付が13億9114万円でした。今後はさらに制度の浸透や高齢者の増加により保険給付対象者は増加するものと考えられますが、現在介護予防の推進を柱とする制度改正に向け準備を進めております。保険給付の増加に対し、第1号被保険者となります65歳以上の方の介護保険料は6億932万6000円の収入となりました。現年度分の収納率は平成15年度と同じ98.4パーセントとなっております。今後も介護を社会全体で支え、高齢者の尊厳を維持するという介護保険の理念のもと、制度の効果的な運用を図りつつ、公平、公正の観点から保険料の収納対策には万全を期したいと考えております。
以上、簡単ではございますが、平成16年度一般会計及び4特別会計決算審査をしていただくに当たり、概略を説明いたしました。地方分権が進展する中、自己決定、自己責任のもとで市民福祉の向上を目指し、積極的かつ精力的に事業に取り組んでまいりました。この平成16年度決算の結果を今後の市政運営に生かしていきたいと考えております。よろしくご審査いただきますようお願い申し上げます。
なお、各会計決算の詳細につきましては、認定第1号を碓井財務部長から、認定第2号、第4号及び第5号を
古性保健福祉部長から、認定第3号を永田建設部長からそれぞれ説明いたします。
以上、本日提案いたします諸議案の提案理由を一括して説明いたしました。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
〔市長(内野 優君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより日程に入ります。
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○議長(今井和雄 君) 初めに、
△日程第1 報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
財務部長の説明を求めます。
〔財務部長(碓井 眞君) 登壇〕
◎財務部長(碓井眞 君) 日程第1 報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号))につきましてご説明を申し上げます。
提案理由につきましては市長が申し上げたとおりでございます。衆議院議員選挙事務に要する費用を補正、増額するものでございますが、急施を要し、専決処分をいたしましたので、ご報告し、ご承認を求めるものでございます。
補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3711万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ307億4411万2000円といたしたものでございます。
3ページをごらんいただきたいと存じます。第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、補正額で説明をさせていただきたいと存じます。15款県支出金は3711万2000円の増でございまして、歳入合計は同額の増でございます。
4ページ、歳出でございます。これも補正額でご説明をさせていただきたいと存じます。2款総務費4項選挙費は3711万2000円の増でございまして、歳出合計の補正額は同額の増でございます。
5ページでございますが、歳入歳出補正予算事項別明細書の1総括、歳入でございますが、省略をさせていただきたいと存じます。6、7ページ、歳出でございますが、補正額の財源内訳の歳出合計をご説明させていただきます。全額国県支出金で3711万2000円の増でございます。
8、9ページ、2歳入でございますが、15款県支出金3項委託金1目総務費委託金3節選挙費委託金の衆議院議員選挙として3711万2000円の増でございます。
10、11ページ、3歳出でございます。2款総務費4項選挙費3目衆議院議員選挙費は選挙の執行に要する費用3711万2000円の増でございます。
12、13ページは補正予算給与費明細書でございます。
以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご承認くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔財務部長(碓井 眞君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております報告第6号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって報告第6号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
報告第6号を採決いたします。本件を報告のとおり承認するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第1号))は承認することに決しました。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第2 報告第7号
継続費精算報告について(海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業)を議題といたします。
財務部長の説明を求めます。
〔財務部長(碓井 眞君) 登壇〕
◎財務部長(碓井眞 君) 日程第2 報告第7号
継続費精算報告について(海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業)につきましてご説明申し上げます。議案書の3ページでございます。継続費として設定いたしました海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業が完了したことにより、
地方自治法施行令の規定により報告させていただくものでございます。
内容は、4ページでございますが、平成16年度海老名市一般会計
継続費精算報告書でございます。8款土木費4項都市計画費でございまして、事業名は海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)事業でございます。平成15年度から16年度の2カ年継続事業でございまして、全体計画の年割額は、平成15年度が2億7878万5000円、平成16年度が2億1508万3000円でございます。合計は4億9386万8000円でございます。実績の支出済額でございますが、平成15年度が2億7121万3834円、平成16年度が1億6691万2893円で、合計4億3812万6727円でございまして、この財源内訳は、国県支出金が2億640万円、地方債が1億4500万円、一般財源が8672万6727円でございます。年割額と支出済額の差でございますが、合計で5574万1273円でございます。
以上でございます。よろしくご審議いただきましてご承認いただきますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
〔財務部長(碓井 眞君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。重田保明君。
◆(重田保明 君) 今、説明がありましたけれども、中央三丁目の自由通路の件については実際的には市長が就任前の計画でありまして、就任のときに内野市長が言われたことは今も鮮明に覚えているわけですけれども、改めて精算に当たってお聞きしたいことは市はどういう目的を持ってつくったのか。こういうふうに私が言うと、今さら何をという言葉が返ってくるのではないかと思うのですけれども、2年間で工事を終わって現在になっても何の目的でこれをつくったのかというのがはっきり言って私は理解できない。このことについてどういうふうに答弁されるのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(今井和雄 君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(須田長治 君) この中央三丁目方面の自由通路につきましては、当初からの目的としまして人の回遊性ということで、三丁目方面への人の流れをスムーズにするということと県道横断の安全性を確保するという意味で、人の回遊性をスムーズにするというのが大きな目的というふうに聞いております。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 重田保明君。
◆(重田保明 君) 2つの説明、つまり中央三丁目の回遊性と交通の安全と。こういうふうなことが当初言われていたのですけれども、回遊性というのはダイエーのあそこまで行くのが回遊性ではないと思うのですよ。回遊性というのは、具体的に言えば、ダイエーまで行った、あるいは今度はサティとか、あるいはその北にあるパチンコ店とか、あの交差点を回遊するというのがこの趣旨ではなかったのかと思うのですね。実際できたのを見ると、いわゆるダイエーまでしか実際つくられない、その先はどうなるか、全くわからない。こういう状況の中で私は4億3800万円を使って説明責任を果たせないような自由通路でよかったのかというふうに言わざるを得ない代物ですよ、これは。交通の安全といっても、この前の全協でも報告されましたけれども、3051人の12時間調査で81人があの下を通っていると。こういうところから見ると、もともとダイエーあるいはあそこのマンションに行く人はあの2階の部分を通るのでしょうけれども、その他の下にある商店会に行くときには、普通はあそこの自由通路は通らないのではないかと思うのですね。そうすると、危ないのを容認しているわけではないのですけれども、当然下を通った方が、自由通路を伝ってくるよりも、安全性を別にすれば一番便がいい。だから、結局下を渡って行き来するような状況になろうと思うのです。
私が一番の問題なのは、今、言われたように回遊性に値しない自由通路ではなかったのかと言わざるを得ないのです。もし回遊性の計画の一端を今回やったのだということであれば、当然その先の回遊性の方向性、計画性を明確に示した上でダイエーまでと言うのなら、私はまだそのつくる大義が、名目がわかる。だけれども、そうではないわけだよ。こういうふうなことで莫大な4億3800万円の建設費を使っていいのかということが私は全く理解できないと言っているわけですけれども、その辺は今後も含めてどういうふうに考えていられるのか、お尋ねをしたいと思います。
○議長(今井和雄 君) まちづくり部長。
◎まちづくり部長(須田長治 君) 回遊性と人の流れの安全性という部分ですが、当初は県道横断も多く見受けられました。最近ではあそこの横断も非常に人が少なくなってきていると思います。2日間にわたりまして調査した結果ではそういった数字が出ておりますが、今現在は横断者は非常に少ないと判断をしております。三丁目方面のマンションの方々の利用、あるいはサティまでの回遊性という部分というのもあろうかと思いますが、人の流れもあの自由通路を使った流れというものは周辺の大きな利用がされているのではないかと考えております。
以上です。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
報告第7号は、
地方自治法施行令の規定による報告でありますのでご了承願います。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第3 報告第8号
株式会社海老名公共サービスの経営状況についてを議題といたします。
企画部長の説明を求めます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 登壇〕
◎企画部長(山本紳一郎 君) それでは、日程第3 報告第8号
株式会社海老名公共サービスの経営状況についてご説明を申し上げます。別冊の経営状況報告書をごらんいただきたいと存じます。
まず1ページ目の第13期営業年度事業報告 営業報告書でございますが、平成16年4月1日から平成17年3月31日までの事業でございます。1の営業の経過及び成果でございますけれども、当期は海老名市と高座清掃施設組合から管理業務を受託しておりますが、当期2月に平成17年度をもって当社の解散が決定され、さらに3月に代表取締役が辞任いたしました。現在は新代表取締役のもと新たな役員体制で、解散に向け従業員の再雇用の問題解決に取り組んでおります。なお、役員名簿は17ページに掲載をしてございます。
管理業務に関してでございますが、業務嘱託社員1名を合わせ20名の社員と臨時従業員37名の合計57名の従業員で運営に携わってまいりました。また、当期5月には取締役の任期満了に伴い、役員改選がございました。
当期の営業につきましては、市民サービスの低下を招かないということを前提に各部署の経費を損益基準に基づき仕様を見直しした結果、社内全体では経常利益を生み出すことができたところでございます。
なお、当期の営業収入は7億4173万円、経常利益が109万円、税引き後の当期利益は71万円となり、当期未処分利益を3994万9000円としたものでございます。
次の2ページは、過去7年間の売上・経費・営業利益の推移を掲載したものでございます。
次に、3ページから13ページにつきましては事業に関する事項でございます。海老名運動公園を初めスポーツ施設、地下駐車場、えびな蓼科荘などの施設の管理運営業務など14の受託事業の実績を掲載しておりますのでご高覧いただきたいと存じます。
次の14ページから16ページにかけましては事業実績に関する事項でございます。事業名、事業概要、利用者数等、売上高の項目ごとに14の受託事業につきまして当期の実績を整理したものでございます。
次に、17ページの4の業務運営事項、5の取締役及び監査役に関する事項、6は株式の状況、7は借入額・借入先及び当該借入先が有する当社の株式数などでございます。
次に、18ページでございますが、8としてその他会社概要、9として決算期後に生じた会社の状況に関する重要な事実でございます。
次に、19ページの貸借対照表でございますが、資産の部でございます。流動資産が合計で1億415万2504円、固定資産合計が540万9082円で、資産の部合計は1億956万1586円でございます。一方、負債及び資本の部でございますが、流動負債合計が1961万1649円。資本の部では、資本金5000万円、剰余金として当期未処分利益が3994万9937円、そのうち当期利益は71万139円で、資本の部合計が8994万9937円となり、負債・資本の部合計は1億956万1586円でございます。
次の20ページは損益計算書でございます。純売上高は合計で7億4173万621円、売上原価が合計で6億9186万4890円でございます。売上総利益が4986万5731円となりますが、その下の販売費及び一般管理費4938万7526円を差し引きますと営業利益として47万8205円となります。また、営業外収益が合計で61万1934円でありますので、経常利益につきましては109万139円となります。さらに、この経常利益から法人税等充当額を差し引いた当期利益が71万139円となり、前期繰越利益と合算した当期未処分利益は3994万9937円となります。
次の21ページから24ページの表は損益計算書の主な科目の内訳明細でございます。
飛びまして、25ページにつきましては監査報告書、26ページにつきましては利益処分書でございます。
次に、27ページ以降につきましては第14期(平成17年度)事業計画、委託事業収支計画書でございますのでご高覧いただきたいと存じます。
以上をもちまして、
株式会社海老名公共サービスの経営状況の説明とさせていただきます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
報告第8号は、地方自治法の規定による報告でありますのでご了承願います。
暫時休憩といたします。
(午前10時35分 休憩)
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(午前10時45分 再開)
○議長(今井和雄 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、
△日程第4 議案第56号 海老名市
外部評価委員会条例の制定についてを議題といたします。
企画部長の説明を求めます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 登壇〕
◎企画部長(山本紳一郎 君) それでは、日程第4 議案第56号 海老名市
外部評価委員会条例の制定についてご説明をいたします。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げたとおりでございます。
議案書の7ページをごらんいただきたいと思います。第2条でございますが、
外部評価委員会の所掌事務を定めてございます。
第3条では委員の定数を12人以内とし、公募市民、学識経験者、市内団体関係者から市長が委嘱することにしたいものでございます。
第4条では委員の任期を2年としたいものでございます。
第5条は、委員会に、委員長、副委員長を置くこととしたものでございます。
次に、8ページでございますが、附則といたしまして施行日をこの10月1日といたしたいものでございます。また、あわせまして、海老名市非常勤特別職等の職員の報酬及び費用弁償に関する条例を一部改正し、別表第2に「
外部評価委員会委員」を加える改正を行う内容のものでございます。
以上、大変雑駁でございますが、よろしくご審議を賜り、ご決定くださるようお願いを申し上げまして説明とさせていただきます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 今回
外部評価委員会条例ということで初めての条例案で、しかも、この趣旨の第1条に「市が実施する行政評価について、評価の客観性及び信頼性を確保するため」と、市民的に見ても極めて関心の的になっている部分ではないかなと思います。そういう点で第1点は公開をするのかどうか。この委員会を設置して審議をするときに原則公開を、私どもは公開すべきだと思いますけれども、その点をどのように考えているのか、お尋ねします。
それから、委員の第3条の中で、公募市民、学識経験者、市内団体関係者。こういう形でメンバーがそろうわけですけれども、この中に行政にかかわって、一定の政策立案能力が問われてくると思いますけれども、ねらいもそういうところにあるわけですから、果たしてこういう第1号、第2号、第3号の対象の範囲で客観性が見出せるのかどうか、そこら辺について考え方を伺いたいと思います。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 企画部長。
◎企画部長(山本紳一郎 君) まず公開の関係でございますけれども、原則公開。ただし、プライバシーの関係については非公開になろうかと思います。
それから、委員の構成等に絡む市民に十分な納得をいただくというのが、評価をして、公表をしていく上では必要でございますので、そういった納得がいただけるような審議をやっていただけるということをご期待申し上げまして、専門的な方についてもご参加をいただいていると思っております。
○議長(今井和雄 君) 志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 現行、我々議会議員全員がその都度各種審議会に携わっておりますけれども、やっぱり行政全般にわたって専門知識がないと質問も発言もできないという実態から見て、私は一方で市政を前進させる、あるいは市政を発展させていくためにも極めてこの条例案というのは大事なところではないかなと思います。そういう点で一定の政策通というか、政策立案能力が問われて来るわけですから、そういった能力がある人にもきちんと委員になってもらうと。私ども議会議員としていろいろ全国地方に、関西だとかいろいろなところに視察に行って、やっぱりこういう事業評価委員会が設置されて、そういう中でいいアイデアはもちろん、客観的に改革、改善をする。そういう問題も含めてうまくやっているところもありまして、私はそういう点でこの条例については――企画部長は原則公開すると。その点は結構な話で、3条の関係で、やっぱりそこのところは市民的に見ても非常に大事な視点ではないかなと思うのです。再度市長にその点についてお尋ねしたいと思います。
○議長(今井和雄 君) 市長。
◎市長(内野優 君) まず、専門的知識は必要だという認識は持っています。しかし、そういう形を前提にすることによって市民参加というのも1つございますので、まず海老名市のまちづくりに熱意があるとか、そういったものも1つの選考の基準になると思います。そういった中では学識経験者、市内団体関係者というのはこちらが委嘱できますけれども、市民公募となるとなかなかそういった選考が難しいという状況もあろうと思います。しかしながら、議員さんが言われた意見を踏まえながら、そういった形でだれもが信頼できる方を委嘱していきたいと思います。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第56号については総務常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第5 議案第57号 海老名市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
総務部長の説明を求めます。
〔総務部長(金井憲彰君) 登壇〕
◎総務部長(金井憲彰 君) 議案第57号 海老名市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の9ページをお開きいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。
条例の改正内容でございますが、次の10ページでございます。「第2条第9号及び第10号を削る」という規定がございますが、第9号は用地交渉に勤務したときに支給する用地買収等交渉手当、第10号は、土曜日、日曜日など休日に勤務したときに支給する変則勤務手当でございまして、これらを削除することを規定したものでございます。
第3条の徴収手当につきましては「市税の賦課調査」を削り、規定を整理したものでございます。
第6条は清掃手当について、ごみまたはし尿の収集と指導管理に関する業務を削りまして、規定を整理したものでございます。
第8条の福祉手当はケースワーカーとして従事する職員に限って手当を支給する規定でございます。
第9条は消防手当でございますが、第1号は消防業務について、第2号は救急業務について、それぞれの規定する業務に限定しまして手当を支給するものでございます。そのほか、条及び号の繰り上げの規定でございます。
次の11ページの表でございますが、手当の支給単位と手当の額を規定したものでございます。
附則でございますが、第1項はこの条例の施行を平成17年10月1日からといたしたいものでございます。
また、第2項はこの条例の施行日前の勤務に係る特殊勤務手当は従前のとおりとするものでございます。
以上でございます。よろしくご審議いただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔総務部長(金井憲彰君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。志村憲一君。
◆(志村憲一 君) これに対して質問いたします。
先日読売新聞の報道でも海老名市は特勤手当の見直しで、これで大体1030万円の予算が節減できるという点で私もつぶさにいろいろお聞きしましたら、やはり税金の二重払い。そして、問題なのは、本給を出していて、さらに特勤手当を支給しているという、まさに一昔、二昔前の遺物になっている、それが実態だろうと思うのです。そういう当たり前の改革をやったことに対して私は評価できます。そういう点でお聞きしますけれども、県央8市の状況を調べましたら大体首長が指示して、この特勤手当に対して、やはり一般の市民から許されるかどうかという視点に立ってゼロベースで考えろという指示が県央8市の中でも出ていると思うのです。そういう点で、市の市職の組合と去年から協議をずっと続けて、そういう努力している姿勢にも私は本当に頭が下がる思いです。しかし、こういう給料の二重払いという、民間ではあり得ないそういういろいろな実態がいまだに残っているという面では今後もやはり対処していかなくてはいけないだろうと思います。そういう点で、今後どういう方向で検討していくのか、その考え方についてお尋ねします。
○議長(今井和雄 君) 総務部長。
◎総務部長(金井憲彰 君) 特殊勤務手当という性格上からいたしますと、著しく危険だとか、不快だとか、不健康だとか、困難な勤務についたときにということでございますので、これは時代とともにかなり変わってくるだろうということがございます。現在の段階では、私どもはいろいろとゼロベースということも含めまして、さらには国家公務員と準拠するということもございます。その辺を比較対照しながら検討してきたわけですけれども、今後さらに、やはり市民の方々が納得されないような手当がもしこれから生じるようなことがあれば、それは見直ししていきたいと考えております。
以上です。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第57号については総務常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第6 議案第58号 海老名市
自動車駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。
建設部長の説明を求めます。
〔建設部長(永田正行君) 登壇〕
◎建設部長(永田正行 君) それでは、議案第58号 海老名市
自動車駐車場駐車料金徴収条例の一部を改正する条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の12ページをお開きいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長が説明したとおりでございます。
海老名中央公園地下駐車場地下2階部分の有効利用と減少傾向にある駐車料金の増収を図るため、新たに定期駐車を導入するための改正でございます。
それでは、改正点についてご説明させていただきます。13ページをごらんいただきたいと存じます。
まず17条でございますが、新たに定期駐車券を発行するため、金額、利用可能日等の規定を追加するものでございます。
第17条の2につきましては定期駐車券発行に伴う制限内容を規定するものでございます。
第18条につきましては文言の整理として「又は定期券」を加えるものでございます。
第21条は料金の不還付の規定でございますが、既存の条文に定期駐車券による既納の料金を還付することができる旨を加えるものでございます。
第25条は指定管理者にかわって市長が管理運営を行う必要が生じた場合の準用規定でございますが、条文に第17条の2を加えましたので文言の整理を行うものでございます。
また、附則に定期券発行に係る事前準備等を施行日前でも行うことができる旨を追加してございます。
次に、14ページをお開きいただきたいと存じます。今回の一部改正条例の附則でございます。施行期日は平成18年4月1日でございますが、定期駐車を平成18年1月1日から実施したいため、3月31日までの3カ月間、市長がこれを行う旨を規定するものでございます。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議を賜りましてご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
〔建設部長(永田正行君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第58号については経済建設常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第7 議案第59号 海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題といたします。
消防長の説明を求めます。
〔消防長(小泉政夫君) 登壇〕
◎消防長(小泉政夫 君) それでは、議案第59号 海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案書15ページをごらんいただきたいと思います。海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する内容についてご説明申し上げます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げたとおりでございます。水防法の一部を改正する法律が公布されたことに伴いまして、当該条例が引用している条文の番号をそれぞれ改めたいものでございます。
第1条中、居住者等水防に従事した者に対する災害補償についての「第34条」を「第45条」に、また第2条中、居住者等の水防義務についての「第17条」を「第24条」にそれぞれ改めたいものでございます。内容につきましては変更はございません。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、改正後の海老名市
消防団員等公務災害補償条例の規定は平成17年7月1日から適用したいものでございます。
以上、大変雑駁な説明ですが、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔消防長(小泉政夫君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第59号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第59号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第59号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第59号 海老名市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正については原案のとおり可決されました。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第8 議案第60号 海老名市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。
消防長の説明を求めます。
〔消防長(小泉政夫君) 登壇〕
◎消防長(小泉政夫 君) それでは、議案第60号 海老名市火災予防条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。議案書の17ページをごらんいただきたいと思います。
提案理由につきましては先ほど市長が説明したとおりでございます。
主な改正項目でございますが、消防法等の関係法令の改正に伴い、危険物並びに指定可燃物等の貯蔵及び取り扱いの基準のうち、その取り扱いの場所の位置、構造及び設備の技術上の基準を明確に分けるとともに、指定可燃物等に再生資源燃料を新たに追加するものでございます。また、火災警報発令下における山林等での喫煙の制限、住宅用防災機器について新たに追加するとともに、条項を整理するものでございます。
それでは、議案書18ページをごらんいただきたいと思います。改正条例第1条から内容の説明をさせていただきます。
第1条中「基準」を「基準等」に文言を整理いたします。
第3条中の改正は、準用する規定の内容の変更はありませんが、条項の整理により準用する条項が変わったものでございます。
第4条中の改正は現在使用することが想定されていない石綿について、ボイラーの蒸気管を被覆する遮熱材料の例示から削除するものでございます。
次に、第8条の2の次に新たに第8条の3として燃料電池発電設備を加え、屋内、屋外に設ける燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準等について定めるものでございます。
議案書20ページ、中段をごらんいただきたいと思います。第29条第5号が新たに加えられるものでございますが、火災に関する警報の発令中における火の使用の制限に指定した区域内の山林、原野において喫煙をしないことを定めるものでございます。
第31条の5は、指定数量未満の地下タンクの外面保護、危険物の漏れを感知する検知管について定めたものでございます。
第44条は火を使用する設備等の設置の届出関係でございますが、「燃料電池発電設備」を加えるものでございます。
議案書21ページの下から9行目でございますが、住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準を第29条の7まで新たに設けるものでございます。
次に、議案書27ページ、後段をごらんいただきたいと思います。第4章の章名中の文言の整理をし、第31条に、「貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備」を追加いたしました。
続きまして、議案書28ページ、中段の第31条の2から31条の6までと、議案書の35ページの上段9行目の第31条の8を、新たに貯蔵し、取り扱う場所の位置、構造及び設備を規定したことにより文言及び条項の整理を行いました。
次に、第33条につきましては、可燃性液体類の貯蔵及び取り扱いの基準を整理したものでございます。
次に、議案書37ページ、上から8行目の第34条でございますが、綿類等の貯蔵及び取り扱いの基準を整理したものでございます。
次に、議案書39ページの上から9行目でございますが、第34条の2に再生資源燃料の規定を追加し、文言の整理をいたしました。
附則でございますが、この条例中、第1条の燃料電池発電設備、少量危険物を貯蔵、取り扱う地下タンクに関する事項につきましては平成17年10月1日から、第2条の指定可燃物に関する事項、再生資源燃料に関する事項につきましては平成17年12月1日から施行したいものでございます。ただし、石綿に関する事項、喫煙の制限に関する事項、罰則に関する事項は公布の日から、第1条の規定中、指定可燃物等に関する事項は平成17年12月1日から、第2条の規定中、住宅用防災機器に関する事項は平成18年6月1日から、住宅用防災機器に関する事項で設置の免除の一部に関しては平成19年4月1日から施行したいものでございます。
また、経過措置といたしまして、各規定の施行の際、現に存するものに関しては、なお従前の例によることにいたしました。ただし、既存の住宅に関しましては5年間の猶予を設けまして、平成23年6月1日から施行したいものでございます。
以上、大変雑駁な説明ですが、よろしくご審議をいただきまして、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔消防長(小泉政夫君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第60号については総務常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第9 議案第61号
海老名市立公民館条例の一部改正についてを議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第61号
海老名市立公民館条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の43ページでございます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げたとおりでございます。
公民館は、国が定める公民館の設置及び運営に関する基準に従い、資料の保管やその利用に必要な施設、あるいは事務管理に必要な施設として、学習室、会議室のほかに、図書室、応接室、事務室を設けておりましたが、国の基準上、貸し出しの対象外になるため、料金設定を従前はしておりませんでした。近年、多様化する学習ニーズの対応等の理由によりましてこの国の基準が一部見直され、緩和がされました。このことを踏まえまして弾力的な運用を図るため、図書室、応接室、事務室の料金設定を行いまして、利用者の便宜を図りたいと考えております。また、従来1日3区分の料金設定を1時間単位で設定し、さらに各部屋の名称も統一して利用者の一層の便宜を図りたいというものでございます。
議案書の44ページでございます。改正条例につきましてご説明申し上げます。
「第7条の見出し中『使用料』を『使用料等』に改め、同条に次の2項を加える」、これにつきましては、現在、午前、午後、夜間の3区分に対して料金設定をしておりますが、使用者の便宜を図るため、使用時間1時間に対して料金設定を行いたいものでございます。
第5項につきましては別表で定義していたものを本文に組み入れたものでございます。別表につきましては、施設名称ですが、第1学習室、第2会議室等の名称をより市民にわかりやすくという声がございますので、算用数字によって学習室という表示に変更し、統一いたしたいものでございます。調理実習室はそのままの名称を使っていきたいということでございます。
使用料の設定でございますが、近隣市あるいは市内の公共施設の使用料とのバランスを考慮してございますし、さらに改正前の料金を上回らない範囲で市民が利用しやすい料金に設定させていただいております。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものであります。
経過措置としまして、改正後の第7条の規定は平成17年12月1日以降の公民館の施設等の使用に係る使用料金から適用し、同日前の使用料等については、なお従前の例によるものであります。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第61号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第10 議案第62号
海老名市立青少年会館条例の一部改正についてを議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第62号 海老名市青少年会館条例の一部改正についてご説明申し上げます。議案書の46ページでございます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
47ページの改正条例でございますが、まず第8条及び第9条は使用料関係の条文を、3条を追加したことに伴いまして文言を整備しまして、それぞれ第11条、第12条に繰り下げたものでございます。
追加条文でございますが、第8条は使用料の徴収についての規定でございます。会館の施設の使用は無料とし、ただし、会館の設置目的以外の使用については別表に掲げる使用料を納付しなければならないと規定いたしたいものでございます。これに伴い、第9条は使用料の減免規定、第10条として使用料の不還付規定を新規に追加したものでございます。
次のページの別表は改正条例第8条の使用料の一覧表でございます。
附則の第1項としまして、この条例は平成18年4月1日から施行するとしたいものでございます。
第2項及び第3項は、経過措置として4月1日以後の使用について改正前の条例で許可を受けたものは、使用料の還付、減免等は改正後の条例の適用を受けるといたしたいものでございます。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第62号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第11 議案第63号 海老名市
土地開発基金条例等の廃止についてを議題といたします。
財務部長の説明を求めます。
〔財務部長(碓井 眞君) 登壇〕
◎財務部長(碓井眞 君) 日程第11 議案第63号 海老名市
土地開発基金条例等の廃止についてのご説明を申し上げます。議案書の49ページでございます。
提案理由につきましては市長が申し上げたとおりでございます。
50ページが海老名市
土地開発基金条例等を廃止する条例でございます。次に掲げる条例を廃止したいものでございますが、海老名市土地開発基金は土地を先行取得するための基金であり、時代になじまない基金として廃止をしたいものでございます。海老名市
庁舎等維持管理基金はこの基金で生じる利息により庁舎等の維持管理経費を賄う目的で設置されたものですが、低金利時代が続く中では基金の目的を果たさなくなっているため、廃止をしたいものでございます。海老名市駅周辺整備基金は、その目的が新
まちづくり基金に包含されるものとして廃止したいものでございます。
附則でございますが、平成17年9月30日から施行するものでございます。なお、廃止後は、先ほど市長が申し上げましたとおり、これらの資金を新
まちづくり基金に編入し、将来の財政需要に的確に対応していきたく、今回提出の
一般会計補正予算(第2号)に予算措置をしてございます。
以上でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔財務部長(碓井 眞君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。志村憲一君。
◆(志村憲一 君) この50ページに
土地開発基金条例と
庁舎等維持管理基金条例、駅
周辺整備基金条例。この3つの基金を合計しますと38億7000万円、これを新
まちづくり基金に統合すると。かつていろいろこの基金を条例化するときのいろいろな目的、位置づけをして、目的を定めてきっちりと基金条例、そういう運用を図ってきたという経緯がありますけれども、3月の議会では我々は反対しました。なぜかといいますと、やはり今後さがみ縦貫道路関係のアクセス道路整備に36億円ぐらい、鉄道立体事業に55億円、海老名駅自由通路駅舎改良工事に49億円。今まさに目の前にそういった大きな、ビッグな事業の支払いが提起されている。そんな形で新
まちづくり基金にすべて統合して、そして、財政調整基金は別ですけれども、そこに全部統合して使うと。これから政府の三位一体改革、財源が伴っていない。こんな形で推移していきますと、今まで
庁舎等維持管理基金を10億円取り崩して塩漬け土地の購入費に充てた。これは亀井さんの時代ですけれども、いろいろな形で国の悪政との関係で教育や福祉の事業が財政的に行き詰まるという事態が起こった場合に、こういう各種基金というのは一定の形で、例えば庁舎の積立金もそういう形で必要性があったわけですから、取り崩してそれに活用したと。
ただ、今後こういう大きな事業が横たわっていて、それに活用するため新
まちづくり基金にすべて統合する。財政調整基金は別として。そこら辺について、今後、市民の暮らし、教育、福祉の事業が、これは国との関係ですよ。国との関係で行き詰まった場合に、それはやはり各種基金から取り崩して、そして活用する。これは国保事業特別会計もそうですよ。当然そういうことが想定できると思うのですよ。そこら辺についてどのような見通しを持って、あるいはこういう海老名市の財政、資金の運用について基本的にどのように判断し、また考えていられるのか、明確に示していただきたい。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 予算の組み立ての関係でございますけれども、地方財政法の第5条で「地方公共団体の歳出は、地方債以外の歳入をもって、その財源としなければならない」となっておりまして、ただし、建設事業については地方債を財源としていいというような形の組み立てです。したがいまして、建設事業に関してはちょっと別区切りになっていると思います。今お話しありましたように、これから本当に大型の建設事業がメジロ押しですから、それをやることによって今おっしゃられた教育とか、医療とか、福祉にしわ寄せが来てはいけないので、やらなければいけない建設事業をちゃんとやるためには、やはり将来的な財源の確保をこれで図って、一般財源におきましてきちんと医療、福祉、教育、そういったソフトの面はやっていきたい。今お話しありました大型の建設事業による影響があってはいけませんので、まずそちらを優先しながら建設事業もやっていくためには、建設事業についてはやっぱり特定財源が必要だという考えを持っております。
○議長(今井和雄 君) 志村憲一君。
◆(志村憲一 君) これは付託事項ですから、後でじっくり委員会の中で審議していきたいと思いますけれども、この部分だけを私は指摘しておきたいと思うのです。
駅周辺整備の関連事業で、あの駅舎内の自由通路と駅舎改良事業。あの工事が亀井さんの時代に当初102億円、そのときに海老名としての資金計画がなかったのですね。ですから、今回49億円の市の負担分ですけれども、当時102億円のときには莫大な事業費を市が払わなくてはいけない。ですから、こういう1つの事業をとっても必要に迫られている関係で新
まちづくり基金に統合した、これは必然だと思うのですね。私どもは果たして今までの目的や位置づけを持った
各種基金条例、そこら辺は本当に、しかも、前に
まちづくり基金条例があって、平成10年ごろに廃止して、また新
まちづくり基金条例を条例化していく。本当に不自然な点ばかりだと思うのです。そこら辺について、答弁はまた同じようになってしまいますから、その部分は、私は、この場ではきちんと指摘をしていきたい。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 市長。
◎市長(内野優 君) 基本的に私も2つの基金、市
庁舎等維持管理基金の条例のときにも議員でいました。そして、駅周辺整備基金の再編のときにもいました。そういった中で時代に合っているか、合っていないかというのが1つのポイントだと思います。志村議員さんも承知のとおり、
庁舎等維持管理基金はその当時30億円ありまして、利子が高かったということで、1年間で2億数千万円の利子を生みました。そのときに庁舎の維持管理経費がどのくらいかかっていたかというと、同じぐらいかかって、ペイになりました。しかしながら、利子がもう既に年間で50万円を切っている。そういった面でいくと、この庁舎管理をどうするかという問題はあろうと思いますけれども、有効に活用していくことがまず1点。
もう1つは、では、その20億円をとっておいて、庁舎を建てかえするときにどうするのだという問題も出てくると思います。しかしながら、私どもが今進めているのは、中央から地方、地方から今度は地域だという考え方を持っています。福祉も地域福祉計画が1つでございます。あるいは行政も地域分権を進めるに当たっては地域の拠点づくりは必要だと思います。そういった中で新まちづくりというのは多様に広がっていると思います。そういう中で、平成9年度の関係ではなぜ新
まちづくり基金が駅かというと、その辺については国の補助金行政やさまざまな点があったと思います。今まで国の補助金は点から線への補助金でございましたけれども、今回はまちづくり交付金に移行しながら三位一体改革の中で面的な整備を図りなさいというのが交付金の意図でございますので、そういった面で多目的あるいは多様に活用できる基金をつくってきた。名称をどうしようかといういろいろな考え方はありましたけれども、それしかないだろうという形で新
まちづくり基金という形で創設したということのご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) ほかに――重田保明君。
◆(重田保明 君) この前の条例でも話をしたのですけれども、特定目的を持った基金。基金というのはそういうものですよね。特定の事業をするために基金を積み立てるのが基金の性格でしょう、地方自治法、法的にも。それを、理事者側からしてみれば新
まちづくり基金ということで、新
まちづくり基金といえば、まちづくりというふうに解釈すれば何でも当てはまる。つまり幅を広くして、使いやすい、基金を積み立てやすい、こういうことだと思うのですよ。だけれども、今言いましたように基金というのは特定の積み立てのことを言うわけですから、目的をきちんと持って積み立てるというのが私は筋ではないかと思うのです。それがそうではないということが1点。
いま1つは、さっきからこれからビッグな事業がメジロ押しだと、そういうことは私も承知をしています。だけれども、皆さん方からしてみればこの基金で幾ら積み立てるのか、近い将来的にも。そして、事業でこれが幾ら使われるのかということが一切明らかにされていない。そういう中で基金を積み立てるなんて、本当にナンセンスだと私は言わざるを得ないのですよ。きちんとした基金だったら、このくらい計画しています、積み立てますよ、それについてはこれだけ必要なのですよというのならまだわかるわけです。そこのところをビッグ、ビッグと言うだけで、具体的、客観的な数値さえ一切示していない。こういう中で基金を本当に積み立てて、幾らつけるのだかわからない。こういうふうな基金の積み立て方がいいのですか、まず基金の性格として。
そして、財調は補正予算の中でありますから、後でそちらでやるにしても、今ここで言われているのは財政調整基金。今回6億円を積み立てるわけだよ。そうすると、ことしの末に21億2000万円の財調がある、このままいけばですよ。それで、今言われた新
まちづくり基金が38億7000万円ですから、約60億円。財政調整基金とこの新
まちづくり基金を合わせれば60億円になんなんとする基金が蓄えられるわけでしょう。では、ビッグな事業で幾らの事業費がかかるというか、見通しを持っているのですか。そういうところもちゃんと明らかにした上でこうしますというのならまだわかるよ。そうでないと、さっきから言っているようにビッグ、ビッグ、ビッグ事業がメジロ押しだ、それも幾らかかるかわからない。概算的にはさがみ縦貫のあれが幾らかかるというのは30億円だかというふうなことを言われているし、東名の下を抜くあれも30億円だとか言われているので、部分的にはそういう話は聞いていますけれども、実際公式の席で具体的に幾ら必要なのだということが一切明らかにされていない中では、これで一体幾ら積み立てるのですか。それで剰余金だとか、やれ、年度末の決算で繰越金が出たから、剰余金が出たから積むのだって、これでは説明がつかないと思うのですよ。私は提案のときにもっときちんとした説明責任を果たすべきだと思うのですけれども、その辺についてどういうふうにお考えになるのか、お尋ねしておきたいと思います。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 1点目の目的がはっきりしないということでございますが、海老名市では基金の再編を考えたときに、考えたその途中でいろいろな情報を入れたのですけれども、よその団体でも、やはり国がまちづくり交付金というような多目的な、さっき市長が申し上げましたように、点ではなくて面的な整備をするような交付金に移行しつつある中を踏まえて、ほかの団体でも、やはり目的の広い、かつての基金に比べたら目的の広い基金をつくっております。1つ例を申し上げますと、東京都では同じような4つくらいの基金を再編しまして、社会資本整備基金というような名称で非常に多目的な、早くいえば何にでも使えると解釈できるような基金をつくっておりますし、ほかの団体についてもそのようなまさしく時代に合わせた基金の活用の再編を行っております。これは海老名市で再編の案がほぼでき上がったときに情報収集をしたときにわかったことでございます。だから、海老名市だけがやっているわけではございませんし、広い意味では、時代に合った基金という意味では合っているように思います。
それから、幾らぐらいまで積み立てるかということでございますけれども、これは幾らぐらいまで積み立てたいという目標はあるわけではございません。18年度あたりから財源不足が生じたときには早速取り崩して活用して、事業を進めていきたいと思っていますので、幾らまでという目的があってやっているものではございません。
○議長(今井和雄 君) 重田保明君。
◆(重田保明 君) つまり今の答弁を聞いていますと、理事者側から見ればいわゆる集めやすい、使いやすい。これが時代の要請だからということを説明されますけれども、先ほどから言っていますように基金というのは目的を持ったものでしょう。そうではないのですか。だとすれば、きちんと事業別にそういうふうな基金の目的をはっきりさせた上で、集めたり、使ったりするのが当たり前のことではないですか。それがそうではないから私は質問しているのです。そうではないでしょう、基金の性質というものはそういう特定の目的を持ったものでしょう。そこから外れているのではないですかということを言っているのですよ。その辺をもう1度答弁願いますよ。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 以前あった基金のように目的が1点に絞られていないのは確かです。でも、それは先ほど申しましたように時代に合った基金ということで、やはり多少広く目的を定めた基金をつくりまして、それを活用していくときには予算で組みまして、財源充当の中でご説明していきますので、そこで改めてご審議をいただきたいと思います。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第63号については総務常任委員会に付託いたします。
暫時休憩といたします。
(午前11時34分 休憩)
─────────────────○──────────────―
(午後1時 再開)
○議長(今井和雄 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、
△日程第12 議案第64号 指定管理者の指定について(海老名市
有料自転車等駐車場)を議題といたします。
企画部長の説明を求めます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 登壇〕
◎企画部長(山本紳一郎 君) それでは、日程第12 議案第64号 指定管理者の指定について(海老名市
有料自転車等駐車場)のご説明を申し上げます。議案書の51ページをお開きいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げたとおりでございます。
52ページでございますが、指定管理者となる団体につきましては、東京都新宿区西新宿六丁目22番1号、太平ビルサービス株式会社でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することといたしまして、その募集要項配布を4月15日から5月10日まで行い、また5月10日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月11日から6月10日とし、その結果、10団体より応募がございました。選定につきましては、各団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、利用者の確保、平等な利用、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面からは、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性などの20項目を審査基準とし、7月6日に開催した選定委員会第1担当委員会におきまして各項目を審査し、加点方式による評価をいたしました。
その結果、審査員の順位点の高かった4団体を第1次書類審査通過団体として選定いたしました。7月13日には第2次審査としてその4団体からのプレゼンテーションを受け、各審査員の順位点の高かった順に第1候補者から第3候補者を選定し、7月20日の選定委員会全体会議におきまして選定委員会としての決定をいたしました。その選定結果に基づき、市といたしまして太平ビルサービス株式会社を海老名市
有料自転車等駐車場の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、指定管理者資料1として、募集要項、海老名市
有料自転車等駐車場指定管理者業務委託仕様書、太平ビルサービス株式会社から提出された事業計画書及び選定委員会審査報告書を添付させていただいております。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わらせていただきます。
〔企画部長(山本紳一郎君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。重田保明君。
◆(重田保明 君) この64号に限らず、指定管理者の件は12件あるわけで、共通して言えることなのですけれども、2つの質問をしたいと思います。
1つは、指定管理者を選定した委員会の議事録を公開すべきではないかと思いますけれども、そこのところを1点。
いま1つは、施設運営の市民参加のシステム、または市民の声が運営に反映できるような仕組みをつくっていくべきではないかと思いますけれども、その2点について質問いたします。
○議長(今井和雄 君) 企画部長。
◎企画部長(山本紳一郎 君) 議事録の公開、1点目でございますが、これについては可能でございます。
それから、市民の声をということでございますが、各施設によって若干異なりますけれども、例えば今回の私どもの提案しております駐輪場につきましてはアンケート調査の実施とか、そういった苦情等についての対応を提案の中で指定管理者の方からされてございます。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) 重田保明君。
◆(重田保明 君) 1については可能だということですから了解いたします。
それから、2番目のいわゆる運営の中に市民の声を反映させる。こういう市民参加のシステム、これについては今お答えがありましたようにアンケート調査とか、そういうふうなもので反映していきたいということでありますけれども、実際行政と、それから指定管理者。いわゆる会社との間を基本に運営に当たってのいろいろな話し合いが行われるのですけれども、その運営の中に今申しましたように実際市民の声、あるいは利用者というか、諸団体も含むのでしょうけれども、そういうふうな諸団体も、全部とは言いませんけれども、行政側が選ばれても結構だと思うのですが、その中の1団体でもそういう市民の声を反映した運営を行われた方がよりいいのではないかと思いますので、その辺のところをもう1度答弁を求めたいと思います。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 企画部長。
◎企画部長(山本紳一郎 君) 各施設、ほとんど市民の、利用者のアンケートとか、サービスの向上のためのモニタリングとか、そういった提案がされてございます。その提案につきましては提案があったものですから、市としては協定を結ぶときにそういったものを明記いたしまして、市民の声がそういった施設運営に反映できるよう努めてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) ほかに――志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 今回の指定管理者制度の議案についてはリサイクルプラザを除く12施設の管理候補者が決まったわけですけれども、私は2つの面で総体的に質問したいと思います。
第1点は、選定委員会で、まずポイントとして評価しながら事業者を選定していった過程がありますけれども、その中でサービス面が8割、そして経費の部分が2割、こういうふうな形で選ばれたという経緯があると思うのですね。我々はこれまで、例えば業務委託をしてきた事業者と今回の指定管理を受けた候補者として載っているわけですけれども、そこのサービス部門を対比できる資料、あるいは対比された考え方、それから経費の部分について。若干関連するから言うのですけれども、例えば中央公園の地下の自動車駐車場。あれなんかを見ると、コスト削減で、市民から見ると驚くことに経費の部分の人件費が半分ぐらい下なのです。今までの、例えば海老名公共サービスよりも。果たして、要するに賃金が半分ぐらいでちゃんと社会保障費も出るのかどうか。私はなぜそういうふうに聞くかというと、そういう劣悪な条件に置かれている社員、従業員の場合は必ず市民サービスに反映されますから、それは当然市民にとって不安な材料になると私は思っています。そういう点についてどのように考えているのか。
私は大きな視点に立って質問するのですけれども、これは当初指定管理者制度が決められた定例議会のときには、そのときはまだ質問できなかったので、今回改めて聞きますけれども、国の指定管理者制度の最大のねらいというのは官から民へということで、要するに小さな政府をつくる。そのために――国家公務員だったらいいですよ。地方公務員の人数、数を削減していくというのが小さな政府のねらいですから。その場合、私はちょっとあり得ないと思うのですけれども、地方自治体の権限ってありますね。それをはるかに超えてしまっていますよ。地方自治権まで侵すような指定管理者制度、そういう点について市長はどのように考えているのか。郵政民営化も同じですよね、いずれ公務員の数を減らすという点でやっているわけです。だけれども、あのまやかし論では郵政事業に係る公務員に対して国民の税金を一銭も払っていないわけですから、これはまた違う問題ですけれども。ただ、同じように小さな政府をつくるということは、地方自治法の改正によって地方自治体の地方公務員の数を減らしていくというねらいが背景にはあるのですよ。だから、そういう点についてどのように市長は長として考えられているのか。私は今回改めて聞くのですけれども、これは非常に問題だなと思います。小さな政府を理由にして指定管理者制度が導入されている背景があるわけですから、その点についてどのように考えているのか。
○議長(今井和雄 君) 市長。
◎市長(内野優 君) 1点目については企画部長からお答えをさせていただきたいと思います。
2点目につきましては、国は官から民へという大きな流れになっているという形は私も承知をしています。しかしながら、私ども基本的に地方自治体においてさまざまな施設がございます。しかし、そういった中で、これは本当に自治体が直営で運営するのがいいのか、あるいは民間がいいのかという議論は昔からあったと思います。そういった中で、各自治体では全国ネットで第三セクターができましたし、あるいは財団法人やいろいろな面で創意工夫をしてきました。しかし、その背景には地方自治法が、いわゆる公の施設については、公共団体、公共的団体か、あるいは50パーセント以上の出資の団体でないとできないという規制があったわけでございます。そういうときに民間でやってもらおうかという議論もあったと思いますけれども、そういった法律の段階でできなかったというのが1つだと思います。そういった中で海老名市では海老名公共サービスが生まれたという経過があろうと思います。
そういった中で、私どもそれぞれの施設についてはそれぞれの目的があると思います。しかしながら、運動公園にしても、あるいは
有料自転車等駐車場にしても、利用者が使うという形になっています。その中で私どもが言っている地方の権限というのは、運動公園のスポーツ施設あるいは文化会館の文化施設については、行政としてはちゃんと1つの方針は持っているつもりです。文化行政とか、あるいはスポーツ行政とか、そういったものをすべて渡すわけではありません。一定の貸し館の運営とか、そういったものをお願いしたいと思っていますから、私どもすべてを丸投げしているということではなくて、今、国が進めている官から民へという形の考え方とは違うという考え方を持っています。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) 企画部長。
◎企画部長(山本紳一郎 君) まず1点目の中の比較の関係でございますけれども、審査の段階では現状に比べどのようにサービスの向上がされているかということについては、ウエートを置いて実施をしていただいております。審査に当たっては外部の委員さんにも参加をいただきまして、公平、公正を旨として審査をいただきまして、現状からどのようにサービスが向上する提案がなされているのか、あるいは経費の抑制はどうなのか、経営状況は安定しそうかなど、総合的に判断をさせていただいてございます。
それから、社会保障等の問題でございますけれども、基本的には団体の問題になろうかと思いますが、とはいえ、市が発注するものでございますので、審査の中でも臨時社員等への最低賃金などの確保がされているのかどうか、事業計画書で確認をいたしてございます。
それからまた、経営面でも今回選定しましたところにつきましては比較的しっかりしている会社であると判断できるということでございますので、社会的な責任を守っていただけるところになっていると思ってございます。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) 志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 私が聞いているのは、12施設の指定管理者の問題として、議案書を1つずつ見ますと本当に初めて聞くような事業者ばかりですよね。医師会だとか、自治会だとか、社会福祉法人である社協なんかはわかりますけれども、それ以外の株式会社というのはほとんど聞いたことがない。そういう点で私がなぜこの点を非常に大きく問題視しているのかといいますと、やはりつい最近まで、要するに業務委託していた事業者と今回の指定管理者の候補となっている事業者を対比した考え方というのを明確に示してもらわないとわかりにくいと私は率直に言って思うのです。確かに審査の過程では8割がサービス部門でポイントで評価した、残りの2割をコストの面でポイントで評価した。だったら、従来やってきた業者のサービス面と経費の面ね。経費の面でとりわけ私が重視しているのは、やはり人件費だと思うのです。さっき言った地下駐のやつについても今回の収支計画書を見ますと半分ぐらいですよね。果たして本当にしっかりした社会保障費が保証されているのかどうかというのが我々は非常に疑問に思うのです。そういう点でさっきも言ったように劣悪な条件で置かれていれば、愛情を持って市民にサービスをするなんていう姿勢に当然私は結びつかないと思うのです。そういう点で聞いているわけで、その違いを明確に示していただきたい。
それから、市長がお答えになりましたけれども、今回国の施設と地方自治体の施設を官から民へと。この最大のねらいの背景には小さな政府をつくる、これが最大の理由なのです。ですから、そういった面では、私は国の施設だったら構わないのですよ、国家公務員の問題ですから。しかし、小さな政府をつくるという形で地方自治体の権限という職員の定数というのは定数条例で定められているわけですから。しかし、背景には小さな政府づくりから出発しているわけですから、そういう点では、こういう地方自治権を侵すような指定管理者制度の導入という点について非常に越権しているのではないかと私は率直に言って思うのです。そういう点で市長の再度のお答えをお願いいたします。基本的な考え方について示していただきたい。
以上です。
○議長(今井和雄 君) 企画部長。
◎企画部長(山本紳一郎 君) 前段のお答えになろうかと思いますけれども、全体的なお答えということになろうかと思いますが、今回の公募に関しましては全国からの公募でございますので、お聞き及びにならないような名前の会社もあったかと思いますけれども、会社の経営状況等につきましては、会計士さんとか、税理士さんとかの専門家の方に十分ご審議をいただきました。特に単年度だけの決算書でなく、審査の専門家の方から3年程度の資料が欲しいということから、3年間の経営状況等の資料もいただきましてご審査をいただいてございます。
それから、対比の考え方につきましては現在調査依頼をいただいてございますので、地下駐についてもその辺の対比について出していけるというふうに考えてございます。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) 市長。
◎市長(内野優 君) 基本的には官から民という形の中で、行政改革といえば行政改革だというふうに思います。私ども市民にとってのサービスが低下をするような行政改革を望んでいるわけではありません。いわゆる職員がやるべきなのか、民間がやった方がいいのかという議論の中で民間の方がいいだろうという形で思っているところでございます。そういった中では、基本的に職員がやることによって職員の身分というのは法律で守られています。例えばの話でございますけれども、今、職員は12時から12時15分まで食事ができません。基本的に勤務時間の問題でやっておりません。12時15分から食事をしています。そういった中では基本的にその部分で、では、15分おくらせてやろうかという話がありますけれども、これも条例提案をせざるを得ない。そういった面で、いわゆるすべてについて法律で規定をされている中で柔軟に対応ができないという現状もあります。そういった中で、先ほど申しているとおり、今回の指定管理者制度は利用者である市民がその利便性、あるいは最終的には利便性を図ることが1つの目的であります。それとともに必要なことは、できるだけ経費の削減をしていきたいという問題の目的がございます。そういった中で私ども今回の部分については行政改革の一環だという形でありますけれども、市民にとっていい方法である指定管理者制度を望んでいきたいと思っています。
以上でございます。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第64号については総務常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第13 議案第65号 指定管理者の指定について(海老名市医療センター)を議題といたします。
保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、議案第65号 指定管理者の指定について(海老名市医療センター)のご説明を申し上げます。議案書の53ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長から申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては社団法人海老名市医師会でございます。指定期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。指定管理者の候補者の決定については、海老名市医療センター設置条例第6条の規定により、公募によらず、社団法人海老名市医師会を指定管理者として選定いたしました。選定につきましては、海老名市医療センター指定管理者選定に係る審査項目に基づき、7月8日に開催した選定委員会第4担当委員会におきまして審査を行い、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしまして社団法人海老名市医師会を海老名市医療センターの指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、社団法人海老名市医師会から提出された管理業務事業計画書、海老名市医療センター指定管理者仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第65号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第14 議案第66号 指定管理者の指定について(
海老名市立総合福祉会館)を議題といたします。
保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) 議案第66号 指定管理者の指定について(
海老名市立総合福祉会館)のご説明を申し上げます。議案書の55ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長から申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては社会福祉法人海老名市社会福祉協議会でございます。指定期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月28日まで行い、また5月11日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月11日から5月31日とし、その結果、1団体から応募がございました。選定につきましては、団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、平等な利用、利用者の確保、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面から、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性、類似施設の運営実績などの24項目を審査基準とし、6月29日に開催した選定委員会第3担当委員会におきまして団体からのプレゼンテーションを受け、各項目を審査し、加点方式による評価を行いました。その結果、1団体の応募であったので、海老名市指定管理者選定委員会標準審査手順に基づき、審査結果の集計が全委員の集計結果において、大項目で50パーセント以上、合計点でも60パーセント以上を獲得するという条件をクリアしたため選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしまして社会福祉法人海老名市社会福祉協議会を
海老名市立総合福祉会館の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、社会福祉法人海老名市社会福祉協議会から提出された企画提案書、
海老名市立総合福祉会館指定管理者業務仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第66号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第15 議案第67号 指定管理者の指定について(
海老名市立わかば会館)を議題といたします。
保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、議案第67号 指定管理者の指定について(
海老名市立わかば会館)のご説明を申し上げます。議案書の57ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長から申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては社会福祉法人中心会でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月28日まで行い、また5月11日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月11日から5月31日とし、その結果、2団体より応募がございました。選定につきましては、各団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、平等な利用、利用者の確保、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面から、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性、福祉施設の運営実績などの30項目を審査基準とし、7月4日に開催した選定委員会第3担当委員会におきまして団体からのプレゼンテーションを受け、各項目を審査し、加点方式による評価を行いました。その結果、順位点の高かった順に第1候補者及び第2候補者を選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしまして社会福祉法人中心会を
海老名市立わかば会館の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、社会福祉法人中心会から提出された企画提案書、
海老名市立わかば会館指定管理者業務仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第67号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第16 議案第68号 指定管理者の指定について(海老名市
心身障害者デイサービスセンター)を議題といたします。
保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、議案第68号 指定管理者の指定について(海老名市
心身障害者デイサービスセンター)のご説明を申し上げます。議案書の59ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長から申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては社会福祉法人星谷会でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月28日まで行い、また5月10日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月10日から5月31日とし、その結果、1団体から応募がございました。選定につきましては、団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、施設の設置目的を達成するための理念及び基本方針、利用者に対するサービス提供内容、サービスの質の確保とサービス向上への取り組み、効率的な管理を実現することでの経費の縮減等、また団体の能力の面から、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性、類似施設の運営実績などの28項目を審査基準とし、7月8日に開催した選定委員会第4担当委員会におきまして団体からのプレゼンテーションを受け、各項目を審査し、加点方式による評価を行いました。その結果、1団体の応募であったため、海老名市指定管理者選定委員会標準審査手順に基づき、審査結果の集計が全委員の集計結果において、大項目で50パーセント以上、合計点でも60パーセント以上を獲得するという条件をクリアしたため選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしまして社会福祉法人星谷会を海老名市
心身障害者デイサービスセンターの指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、社会福祉法人星谷会から提出された企画提案書、海老名市
心身障害者デイサービスセンター指定管理者業務仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第68号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第17 議案第69号 指定管理者の指定について(
海老名市立国分寺台ケアセンター)を議題といたします。
保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、議案第69号 指定管理者の指定について(
海老名市立国分寺台ケアセンター)のご説明を申し上げます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
議案書の62ページをお開き願います。指定管理者となる団体につきましては社会福祉法人海老名市社会福祉協議会でございます。指定期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
選定の経過をご説明申し上げます。指定管理者の候補の決定につきましては、
海老名市立国分寺台ケアセンター設置条例第8条、指定管理者の選定の特例の規定により、公募によらず、社会福祉法人海老名市社会福祉協議会を選定いたしました。選定の理由でございますが、現在ケアセンターでは、通所介護、デイ・サービス事業、在宅介護支援センター事業等が実施されており、利用者からも好評で、利用者数も年々増加をしております。市といたしまして、このケアセンターは介護保険法等のサービスの提供と地域福祉推進に向けた環境づくりの拠点であり、その担い手は社会福祉法人海老名市社会福祉協議会がふさわしいものとして国分寺台ケアセンターの事業運営及び施設管理業務について指定管理者の候補団体として選定いたしました。選定につきましては、海老名市国分寺台ケアセンター指定管理者選定に係る審査項目に基づき、7月8日に開催いたしました選定委員会第4担当委員会におきまして審査を行い、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定を行いました。
参考資料といたしまして、社会福祉法人海老名市社会福祉協議会から提出されました事業計画書、
海老名市立国分寺台ケアセンター指定管理者業務仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第69号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第18 議案第70号 指定管理者の指定について(
海老名中央公園地下駐車場)を議題といたします。
建設部長の説明を求めます。
〔建設部長(永田正行君) 登壇〕
◎建設部長(永田正行 君) それでは、議案第70号 指定管理者の指定について(
海老名中央公園地下駐車場)のご説明を申し上げます。議案書の63ページをお開き願いたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長が説明したとおりでございます。
64ページをお開き願いたいと存じます。指定管理者となる団体の名称につきましてはスターツアメニティー株式会社でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成21年3月31日までの3年間でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することといたしまして、募集要項の配布を4月15日から4月28日まで行いました。また、5月12日には説明会を開催し、説明会後に施設の見学会を実施しております。募集の受け付け期間につきましては5月12日から6月13日とし、その結果、9団体から応募がございました。選定につきましては、各団体からの申請書に添付されました事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、利用者の確保、平等な利用、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面からは、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性などの17項目を審査基準とし、7月4日に開催いたしました選定委員会第2担当委員会におきまして各項目を審査し、加点方式による評価を行いました。その結果、審査員の順位点の高かった5団体を第1次書類審査通過団体として選定いたしました。7月15日には第2次審査として5団体からプレゼンテーションを受け、各審査員の順位点の高かった順に第1候補者から第3候補者を選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしましてスターツアメニティー株式会社を
海老名中央公園地下駐車場の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、スターツアメニティー株式会社から提出されました企画提案書、
海老名中央公園地下駐車場管理及び駐車料金徴収業務仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔建設部長(永田正行君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第70号については経済建設常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第19 議案第71号 指定管理者の指定について(海老名市文化会館)を議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第71号 指定管理者の指定について(海老名市文化会館)のご説明を申し上げます。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
管理を行わせる公の施設は海老名市文化会館と海老名市民ギャラリーでございます。指定管理者となる団体につきましては、株式会社相鉄エージェンシー、相鉄企業株式会社、株式会社共立、株式会社神奈川共立による共同事業体でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年間でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月27日まで行い、また4月28日には公募説明会と現地見学を開催いたしました。募集受け付け期間を5月11日から6月3日とし、その結果、2団体より応募がございました。選定につきましては、2団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、施設の管理運営、施設従事者の配置等、管理運営方法、芸術文化事業、申請団体の活動状況、サービス向上、安全対策、また収支予算の面からは、5カ年の収支予算書、さらには団体の現況、概要面から登記事項、経歴、実績、組織構成、従事者、財政状況などの33項目を審査内容として、5月20日に開催しました選定委員会第5担当委員会第1回会議におきまして審査基準の検討や各項目の5段階方式による評価方法を決定しました。6月27日の第2回会議において事前配布された2団体の事業計画書及び申請団体の概要書などの応募書類をもとに2団体のプレゼンテーションと質疑応答等を行いまして、最終審査を実施しました。委員全員の合計ポイントで順位決定を行い、順位点の高かった順に第1候補者、第2候補者を選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その決定に基づき、市といたしまして、株式会社相鉄エージェンシー、相鉄企業株式会社、株式会社共立、株式会社神奈川共立による共同事業体を海老名市文化会館、市民ギャラリーの指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料としまして、共同事業体の事業計画書及び収支予算書、文化会館指定管理者業務仕様書、選定委員会の審査報告書を添付させていただいております。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わりにいたします。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第71号については文教社会常任委員会に付託いたします。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第20 議案第72号 指定管理者の指定について(海老名市野外教育施設「富士ふれあいの森」)を議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第72号 指定管理者の指定について(海老名市野外教育施設「富士ふれあいの森」)のご説明を申し上げます。議案書の67ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては相鉄企業株式会社でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年間でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月27日まで行い、また4月28日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を4月28日から5月26日とし、その結果、1団体より応募がございました。選定につきましては、事業計画の面からは、野外教育事業に関する知識、技術、理解、市内小中学校への野外教育活動支援や青少年育成団体、青少年自然の体験、集団宿泊体験への考え方、また取り組み方、一般利用に関する集客や受け付け業務を含むサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面からは、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性など19項目を審査基準といたしました。事前審査として、団体からの申請に伴います事業計画書、概要書などの応募書類を選定委員が審査した上で、6月22日に開催した選定委員会第6担当委員会におきまして本審査を行いました。本審査では、団体からのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行った上、各審査員の加点方式による得点を集計いたしました。その結果、応募団体は選定基準の最低基準点を高得点でクリアいたしましたので、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づきまして、市といたしましては相鉄企業株式会社を海老名市野外教育施設の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、相鉄企業株式会社から提出されました指定管理者事業計画書、海老名市野外教育施設指定管理者仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただいております。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第72号については文教社会常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第21 議案第73号 指定管理者の指定について(
海老名市立河原口児童館)を議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第73号 指定管理者の指定について(
海老名市立河原口児童館)のご説明を申し上げます。議案書の69ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては河原口連合自治会でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年間でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月28日まで行い、また5月6日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月10日から5月31日とし、その結果、3団体より応募があったものの、うち1団体が選定委員会前に応募を取り下げました。選定につきましては、各団体からの申請に伴う事業計画書や収支計画書、応募書類に基づき、事業計画の面からは、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面から、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性など11項目を審査基準としました。事前審査として、団体が提出したそれぞれの計画書、応募書類を選定委員会が審査した上で、7月14日に開催した選定委員会第6担当委員会におきまして本審査を行いました。本審査では、2団体からのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行った上、各審査員の加点方式による得点を集計いたしました。その結果、河原口連合自治会は選定基準を高得点でクリアしましたので、7月20日の選定委員会全体会で選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしましては河原口連合自治会を
海老名市立河原口児童館の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、河原口連合自治会から提出されました指定管理者事業計画書、
海老名市立河原口児童館指定管理者仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第73号については文教社会常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第22 議案第74号 指定管理者の指定について(
海老名市立大谷児童館)を議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第74号 指定管理者の指定について(
海老名市立大谷児童館)をご説明申し上げます。議案書の71ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては大谷自治会でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年間でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から4月28日まで行い、また5月6日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月10日から5月31日とし、その結果、3団体より応募があったものの、うち1団体が選定委員会前に応募を取り下げました。選定につきましては、各団体からの申請に伴う事業計画書や収支計画書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減等、また団体の能力の面からは、組織、体制、実績、財政面の健全性、安定性など11項目を審査基準としました。事前審査として、団体が提出した各書類を選定委員が審査した上で、7月14日に開催した選定委員会第6担当委員会におきまして本審査を行いました。本審査では、2団体からのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行いまして、各審査員の加点方式による得点を集計いたしました。その結果、大谷自治会は選定基準を高得点でクリアしましたので、7月20日の選定委員会全体会で選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づきまして、市といたしましては大谷自治会を
海老名市立大谷児童館の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、大谷自治会から提出されました事業計画書、
海老名市立大谷児童館指定管理者仕様書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第74号については文教社会常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第23 議案第75号 指定管理者の指定について(海老名運動公園・北部公園・スポーツ施設)を議題といたします。
生涯学習部長の説明を求めます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 登壇〕
◎生涯学習部長(尾山勇 君) 議案第75号 指定管理者の指定について(海老名運動公園・北部公園・スポー施設)をご説明申し上げます。議案書の73ページをお開き願います。
提案理由につきましては先ほど市長が申し上げましたとおりでございます。
指定管理者となる団体につきましては相鉄企業株式会社でございます。指定の期間につきましては平成18年4月1日から平成23年3月31日までの5カ年でございます。
続きまして、選定の経過をご説明申し上げます。公募により実施することとしまして、その募集要項配布を4月15日から5月6日まで行い、また5月9日には説明会を開催いたしました。募集受け付け期間を5月9日から6月10日とし、その結果、3団体より応募がございました。選定につきましては、各団体からの申請に伴う事業計画書、申請団体の概要書などの応募書類に基づき、事業計画の面からは、利用者へのサービスの向上、施設管理経費の縮減、人員配置計画、管理運営方法、イベントの計画等、また団体の能力の面からは、組織、体制、実績、安全対策、財政面の健全性、安定性など36項目を審査基準として、7月5日に開催した選定委員会第7担当委員会におきまして3団体からのプレゼンテーション、各審査員からのヒアリング、選定に係る審査、審議、評価を行い、順位点の高かった順に第1候補者から第3候補者を選定し、7月20日の選定委員会全体会議において選定委員会としての決定をいたしました。
その選定結果に基づき、市といたしましては相鉄企業株式会社を海老名運動公園・北部公園・スポーツ施設の指定管理者として選定したいものでございます。
参考資料といたしまして、指定管理者募集要項、海老運動公園各施設及びスポーツ施設共通管理運営業務仕様書、相鉄企業株式会社から提出されました事業計画書及び収支予算書、選定委員会審査報告書を添付させていただきました。
以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
〔生涯学習部長(尾山 勇君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第75号については文教社会常任委員会に付託いたします。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第24 議案第76号 物品の取得について(
小型動力ポンプ付水槽車)を議題といたします。
総務部長の説明を求めます。
〔総務部長(金井憲彰君) 登壇〕
◎総務部長(金井憲彰 君) 議案第76号 物品の取得について(
小型動力ポンプ付水槽車)をご説明申し上げます。議案書の75ページをお開きいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。
物品名は
小型動力ポンプ付水槽車、数量は1台でございます。
契約の方法でございますが、条件付き一般競争入札による契約でございます。
契約金額でございますが、3622万5000円でございます。
契約の相手方は栃木県鹿沼市樅山町上原267番地、ジーエムいちはら工業株式会社代表取締役、光野巍でございます。
なお、76ページに参考資料といたしまして入札経過、また77ページ、78ページに仕様書及び図面を添付させていただきました。ご高覧の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明といたします。
〔総務部長(金井憲彰君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第76号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第76号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第76号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第76号 物品の取得について(
小型動力ポンプ付水槽車)は原案のとおり可決されました。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第25 議案第77号 物品の取得について(高規格救急車)を議題といたします。
総務部長の説明を求めます。
〔総務部長(金井憲彰君) 登壇〕
◎総務部長(金井憲彰 君) 議案第77号 物品の取得について(高規格救急車)をご説明申し上げます。議案書の79ページをごらんいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。
物品名は高規格救急車、数量は1台でございます。
契約の方法でございますが、条件付き一般競争入札による契約でございます。
契約金額でございますが、2091万1160円でございます。
契約の相手方は神奈川県綾瀬市小園1031-4、神奈川トヨタ自動車株式会社綾瀬店店長、山田直臣でございます。
80ページに参考資料といたしまして入札経過、また81、82ページに仕様書及び図面を添付させていただきました。ご高覧いただき、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明といたします。
〔総務部長(金井憲彰君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第77号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第77号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第77号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第77号 物品の取得について(高規格救急車)は原案のとおり可決されました。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第26 議案第78号 工事請負契約の締結について(防災行政無線再整備(デジタル化)工事)を議題といたします。
総務部長説明を求めます。
〔総務部長(金井憲彰君) 登壇〕
◎総務部長(金井憲彰 君) 議案第78号 工事請負契約の締結について(防災行政無線再整備(デジタル化)工事)をご説明申し上げます。議案書の83ページでございます。
提案理由につきましては先ほど市長より申し上げたとおりでございます。
契約の目的でございますが、防災行政無線再整備(デジタル化)工事でございます。
契約の方法でございますが、条件付き一般競争入札による契約でございます。
契約金額でございますが、2億1525万円でございます。
契約の相手方は川崎市高津区末長1116番地、(株)富士通ゼネラル情報通信ネットワーク営業部長、渡部信之でございます。
84ページに参考資料といたしまして入札経過、また85ページから89ページにかけまして工事概要を添付させていただきました。ご高覧の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明といたします。
〔総務部長(金井憲彰君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第78号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第78号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第78号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第78号 工事請負契約の締結について(防災行政無線再整備(デジタル化)工事)は原案のとおり可決されました。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第27 議案第79号 市道の路線認定について(市道2517号線)を議題といたします。
建設部長の説明を求めます。
〔建設部長(永田正行君) 登壇〕
◎建設部長(永田正行 君) それでは、議案第79号 市道の路線認定について(市道2517号線)のご説明を申し上げます。議案書の90ページをお開きいただきたいと存じます。
提案理由につきましては先ほど市長が説明したとおりでございます。
91ページをごらんいただきたいと存じます。
図面番号1の市道2517号線でございますが、国分コミュニティセンターの南西付近を東西に走る路線でございます。今回開発行為に伴う帰属によりまして移管手続が完了いたしましたので、認定を行うものでございます。
路線の起終点、あるいは幅員、延長等につきましては記載のとおりでございます。
また、参考資料といたしまして92ページに案内図を添付いたしておりますので、ご高覧いただきまして、ご決定いただきますようお願い申し上げまして説明といたします。
〔建設部長(永田正行君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第79号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第79号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第79号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第79号 市道の路線認定について(市道2517号線)は原案のとおり可決されました。
─────────────────○──────────────―
○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第28 議案第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
市長の説明を求めます。
〔市長(内野 優君) 登壇〕
◎市長(内野優 君) それでは、日程第28 議案第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて説明をいたします。
本案は、本市の人権擁護委員の定数が7名から8名に増員となりましたので、新たに柴﨑政光氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
柴﨑氏の略歴等につきましては参考資料のとおりでございます。人権擁護委員として最適任者であると判断し、ご提案を申し上げるものでございます。
よろしくご審議いただきますようお願い申し上げ、説明を終わります。
以上でございます。
〔市長(内野 優君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第80号については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって議案第80号については委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第80号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○議長(今井和雄 君) 挙手全員であります。よって議案第80号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては原案のとおり可決されました。
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○議長(今井和雄 君) 次に、
△日程第29 議案第81号 平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第2号)、
△日程第30 議案第82号 平成17年度海老名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、
△日程第31 議案第83号 平成17年度海老名市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、
△日程第32 議案第84号 平成17年度海老名市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、
△日程第33 議案第85号 平成17年度海老名市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上5案を一括議題といたします。
初めに、議案第81号について財務部長の説明を求めます。
〔財務部長(碓井 眞君) 登壇〕
◎財務部長(碓井眞 君) 議案第81号 平成17年度海老名市
一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。別冊の補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。
第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ47億5829万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ355億240万2000円といたしたいものでございます。
また、第2条で地方債の補正として地方債の変更をいたしたいものでございます。
2、3ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございますが、補正額で説明をさせていただきたいと存じます。1款市税は2億7300万円の増、9款地方特例交付金は4427万1000円の増、13款使用料及び手数料は1419万9000円の増、14款国庫支出金は1億2869万円の増、15款県支出金は1237万9000円の減、16款財産収入は20万8000円の増、18款繰入金は40億1944万2000円の増、19款繰越金は7億3008万円の増、20款諸収入は4077万9000円の増、21款市債は4億8000万円の減でございまして、歳入合計は47億5829万円の増でございます。
4、5ページの歳出でございますが、これも補正額でご説明をさせていただきたいと存じます。2款総務費は47億1576万8000円の増、3款民生費は2094万6000円の増、4款衛生費は190万6000円の増、8款土木費は3億885万3000円の減、9款消防費は656万5000円の増、10款教育費は1692万6000円の減、12款公債費は2億8138万7000円の増、14款予備費は5749万7000の増でございまして、歳出合計は47億5829万円の増でございます。
6ページでございますが、第2表 地方債補正で限度額の変更でございます。道路橋りょう整備事業は4億9800万円減額し3億3900万円に、住民税等減税補てんは1800万円増額し2億7600万円とし、合計で4億8000万円減額し、限度額の計を17億3550万円といたしたいものでございます。なお、限度額以外については変更がございません。
7ページでございますが、歳入歳出補正予算事項別明細書の1 総括の歳入でございますが、省略をさせていただきたいと存じます。8、9ページの歳出でございますが、補正額の財源内訳の歳出合計でご説明させていただきます。国県支出金が1億1631万1000円の増、地方債が4億9800万円の減、その他が39億287万5000円の増、一般財源が12億3710万4000円の増でございます。
10、11ページ、2の歳入でございますが、1款市税1項市民税2目法人は一部企業の業績好調により法人税割2億7300万円の増でございます。
9款地方特例交付金1項地方特例交付金1目地方特例交付金は4427万1000円の増でございます。
13款使用料及び手数料1項使用料の3目衛生使用料は医療センター敷地内に駐車する使用料でございまして、9万6000円の増でございます。また、7目教育使用料は市内小中学校教職員の通勤用自動車を学校敷地内に駐車する使用料として、小学校分892万円、中学校分512万円の増、そして平成18年4月より青少年会館施設使用の有料化に伴う使用料6万3000円の増でございます。
14款国庫支出金2項国庫補助金につきましては10、11ページと12、13ページをあわせてご説明いたします。
まず、三位一体の改革により、補助金が廃止され、交付金化されたものについて対比してご説明いたします。10、11ページの合併処理浄化槽整備費は一部削減され、12、13ページの7目交付金の2番目、2節循環型社会形成推進交付金となりました。12、13ページの最上段、既設公営住宅改善事業費は廃止され、7目交付金の最下段、4節地域住宅交付金になりました。同じく7目交付金3節次世代育成支援対策交付金は次の県補助金の最上段、特別保育科目設定事業費と延長保育促進事業費が廃止され、交付金化されたものです。12、13ページの残る国庫補助金についてご説明いたします。河原口勝瀬線整備事業費は地方道路整備臨時交付金として9570万円追加交付されたもの、救急車購入費は補助対象外となったための減、まちづくり交付金は交付決定に伴い3400万円の増でございます。
14、15ページの16款財産収入1項財産運用収入は基金再編に伴う各基金の利子の調整で合計126万9000円の減です。
2項財産売払収入はごみ集積所3カ所の公有地売払代147万7000円でございます。
18款繰入金1項特別会計繰入金は、決算調製に伴い
老人保健医療事業特別会計から1億34万6000円、
介護保険事業特別会計から5005万3000円の繰入金の増でございます。
16、17ページの2項基金繰入金は、基金の再編に伴い廃止をする
庁舎等維持管理基金、土地開発基金及び駅周辺整備基金からの繰入金38億6904万3000円の増でございます。
19款繰越金は決算調製により前年度繰越金15億3008万円のうち当初予算で計上しております8億円を控除した7億3008万円の増でございます。
20款諸収入4項雑入2目雑入は、コミュニティ助成金140万円、防火水槽移転補償費574万1000円、高速道路通過に伴い関連公共施設等整備助成交付金として日本道路公団より3309万円が交付されます増でございます。
21款市債1項市債2目土木債は鉄道立体交差事業債の4億9800万円の減でございます。
18、19ページの5目住民税等減税補てん債は1800万円の増でございます。
次に、20、21ページ、3の歳出でございます。2款総務費1項総務管理費でございますが、1目一般管理費の地域情報化推進事業費は市議会本会議の審議についてインターネットを活用した映像配信の経費として225万6000円の増とするものでございます。4目地域活動推進費は地域活動推進事業として自治会連絡協議会に対してプロジェクター等購入のコミュニティ補助140万円の増及びコミュニティセンターの自家用電気工作物保守点検の入札残に伴う162万6000円の減でございます。8目財産管理費は土地開発基金が購入した土地を一般会計で買い戻す1億8166万円と公共施設のアスベスト調査経費862万7000円でございます。11目交通対策費は原付自転車等駐車場管理業務の入札残に伴う480万円の減でございます。
22、23ページの14目財政調整基金費は決算剰余金の一部を後年度の財政負担を考慮して6億円を積み立てるものでございます。17目新
まちづくり基金費は基金の再編等に伴い元金39億466万7000円と利子188万1000円を積み立てるものでございます。
2項徴税費2目賦課徴収費は、市税の還付が多く、還付金と還付加算金として2500万円の増額でございます。
24、25ページの3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費は
介護保険事業特別会計の補正に伴う繰出金の減でございます。
2項児童福祉費4目保育所維持管理費は保育園安全監視員の報酬380万8000円と被服の経費46万5000円の増及び保育園施設警備の入札残に伴う123万7000円の減でございます。
26、27ページの3項生活保護費1目生活保護費は平成16年度生活保護費国庫負担金の精算に伴う返還金等でございます。
4款衛生費2項清掃費は10月からの資源ごみの収集体制の見直しにより、直営収集で行っていました不燃物を業者委託とすることに伴い2目塵芥処理費の臨時職員の賃金が1106万円の減、6目リサイクルプラザ費としては、不燃物や缶、瓶の回収日の増加に伴い資源回収・選別事業費の1263万6000円の増でございます。
28、29ページの8款土木費1項土木管理費1目土木総務費は下水道事業特別会計繰出金の6240万7000円の減と第一東海自動車道通過に伴い影響を受ける中新田、社家、中野、門沢橋地域の自治会集会所施設等の整備に3309万円の助成金を交付するものです。
2項道路橋りょう費2目道路維持費は住宅地内の幹線道路を補修し、交通安全と地域の住環境の向上を図るべく1億2050万円の増でございます。4目鉄道立体交差事業費は事業工程に基づく年度協定額が、想定していた事業進捗が見込めず、協定額を下げることから4億2290万円を減額するものでございます。
30、31ページの4項都市計画費1目都市計画総務費は海老名駅西口、駅間及び市役所周辺の土地利用計画についての調査費として1311万2000円の増でございます。2目街路事業費は街路維持管理経費として大谷峰線ほか1路線の舗装補修工事3400万円、環境関連施設整備事業費はひさご塚隧道吸音板設置工事の入札残に伴う1700万円の減でございます。5目住居表示費は入札残に伴う300万円の減でございます。7目駐車場管理費は
海老名中央公園地下駐車場の定期貸し導入に係る経費11万4000円の増でございます。
5項住宅費1目住宅管理費は市営住宅解体工事347万6000円の増でございます。
32、33ページの9款消防費1項消防費1目常備消防費は消防庁舎の清掃業務の入札残に伴う441万2000円の減及び応急手当普及啓発活動事業費は公共施設に自動体外式除細動器(AED)導入に係る経費として897万7000円の増でございます。4目防災費は自主防災組織防災資機材整備補助金として200万円を増額するものです。
10款教育費2項小学校費は、大規模改修事業費として屋内運動場の耐震補強実施設計の入札残に伴う825万3000円の減、学校安全管理対策事業費は学校安全監視員の委託料から報酬への変更915万2000円、ネットランチャーと被服の202万6000円、ワイヤレスサイレンの設置315万円でございます。
34、35ページの2目教育振興費の113万5000円及び3目学校建設費の324万6000円はそれぞれ入札残に伴う減額でございます。
3項中学校費1目学校管理費は小学校費同様に屋内運動場の入札残とネットランチャーとワイヤレスサイレンの設置の経費で、2目教育振興費の49万5000円及び3目学校建設費の795万1000円はそれぞれ入札残に伴う減額でございます。
36、37ページの4項社会教育費1目社会教育総務費は青少年会館の施設使用料の有料化に伴う使用申込書印刷費等の経費16万2000円の増、4目図書館費は自動車文庫の業務変更に伴い報酬と賃金の予算を組み替えるものでございます。
12款公債費1項公債費1目元金は3億1087万1000円の増でございます。内訳としましては平成16年度借り入れ確定に伴う市債の調整として852万8000円の増と平成6年度に借り入れた高金利の縁故債を繰上償還する元金として3億234万3000円の増でございます。2目利子は2948万4000円の減でございます。内訳としましては、元金と同様に平成16年度の借り入れに伴う調整として2410万2000円の減と繰上償還に伴う軽減分538万2000円でございます。
38、39ページの14款予備費は5749万7000円の増でございます。
40ページに補正予算給与費明細書を添付させていただきましたので、ご高覧いただきたいと存じます。
以上、大変雑駁な説明でございましたが、よろしくご審議いただき、ご決定賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
〔財務部長(碓井 眞君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 次に、議案第82号及び議案第84号について保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、議案第82号 平成17年度海老名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明を申し上げます。補正予算書の41ページをお開きいただきたいと存じます。
歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4913万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億9627万6000円といたしたいものでございます。
次に、43ページをごらんいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正でございます。歳入でございますが、2款国庫支出金、補正額3078万2000円の増、3款療養給付費等交付金1834万2000円、6款財産収入1万4000円のそれぞれの増でございまして、歳入合計は4913万8000円の増でございます。
次に、44ページの歳出でございます。7款基金積立金、補正額1万4000円の増、9款諸支出金2000円の減、予備費は4912万6000円の増でございまして、歳出合計は4913万8000円の増でございます。
次に、45ページ、歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、歳入でございますので省略をさせていただきます。次に、46ページ、歳出でございますが、補正額の財源内訳をご説明させていただきます。歳出合計で、特定財源その他が1万4000円の増、一般財源が4912万4000円の増でございます。
続きまして、48ページ、歳入の内訳でございます。2款国庫支出金1項国庫負担金1目療養給付費等負担金で、平成16年度分の
療養給付費国庫負担金の精算額が確定し、追加交付となったことによる3078万2000円の増でございます。
3款1項療養給付費等交付金でございますが、平成16年度分の療養給付費等交付金の精算が確定し、追加交付となったことによる1834万2000円の増でございます。
6款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金でございますが、平成16年度の剰余金の一部を基金に積み立てたことによります基金利子の1万4000円の増でございます。
次に、50ページ、歳出でございます。7款基金積立金、1目
財政調整基金積立金でございますが、歳入同様平成16年度の剰余金を基金に積み立てたことによります基金利子が見込まれるため1万4000円の増でございます。
9款諸支出金1項償還金及び還付加算金3目国庫支出金等返納金でございますが、一般被保険者の療養給付費に係る国庫負担金及び退職被保険者の療養給付費に係る療養給付費等交付金の確定により追加交付となったため、当初計上したそれぞれ1000円、計2000円を減額するものでございます。
10款予備費は保険給付費等の増額補正に対する財源として4912万6000円の増でございます。
続きまして、補正予算書の65ページをお開きいただきたいと存じます。議案第84号 平成17年度海老名市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明を申し上げます。
歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億142万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億1567万5000円といたしたいものでございます。
次に、67ページをごらんいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正でございます。歳入でございますが、1款
支払基金交付金、補正額130万9000円、2款国庫支出金3509万8000円、3款県支出金5万2000円、5款繰越金6496万5000円のそれぞれの増でございまして、歳入合計は1億142万4000円の増でございます。
次に、68ページの歳出でございます。4款諸支出金、補正額1億142万4000円の増、歳出合計も同額の増でございます。
次に、69ページ、歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、歳入でございますので省略をさせていただきます。次に、70ページ、歳出でございますが、補正額の財源内訳で、一般財源が1億142万4000円の増でございます。
続きまして、72ページ、歳入の内訳でございます。1款
支払基金交付金、1目医療費交付金71万2000円、2目審査支払事務費交付金59万7000円は、ともに平成16年度の精算分による追加交付の増でございます。
2款国庫支出金、1目医療費負担金3509万8000円は平成16年度の精算に伴う追加交付による増でございます。
3款県支出金、1目県負担金5万2000円は平成16年度の精算による追加交付の増でございます。
5款繰越金につきましては平成16年度決算に伴います歳入歳出差引額6596万5000円から当初予算で計上しました100万円を控除した6496万5000円の増でございます。
次に、74ページ、歳出でございます。4款諸支出金1項償還金につきましては平成16年度の国庫補助金等の確定、精算によります返還金107万8000円。
2項の繰出金につきましては歳入歳出の差し引きで1億134万6000円の剰余金が生じたため、当初予算に計上した100万円を控除した1億34万6000円を一般会計に繰り出しをいたしたいものでございます。
以上、よろしくご審議をいただき、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして説明とさせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 次に、議案第83号について建設部長の説明を求めます。
〔建設部長(永田正行君) 登壇〕
◎建設部長(永田正行 君) それでは、議案第83号 平成17年度海老名市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。補正予算書の53ページをお開きいただきたいと存じます。
第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億300万6000円といたしたいものでございます。
第2条の繰越明許費につきましては後ほどご説明させていただきます。
54ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、5款繰入金6240万7000円の減、6款繰越金2億240万7000円の増で、歳入合計は1億4000万円の増でございます。
55ページの歳出につきましては、1款総務費2000万円の増、2款事業費1億2000万円の増で、歳出合計は1億4000万円の増でございます。
次に、56ページをお開きいただきたいと存じます。第2表 繰越明許費でございます。事業名、(仮称)河原口分水路管渠基本設計委託でございますが、河原口地区の雨水排水計画についてはさがみ縦貫道路用地を利用した計画を予定しておりますが、道路公団の民営化に伴い協議に時間を要すると判断されるため、翌年度へ繰り越して執行ができるように設定するものでございます。
次に、57ページの歳入歳出補正予算事項別明細書、1 総括の歳入でございますが、省略させていただきたいと存じます。次に、58、59ページをお開きいただきたいと思います。歳出の補正額の財源内訳についてご説明を申し上げます。財源につきましては全額が一般財源で1億4000万円の増でございます。
次に、60、61ページをお開きいただきたいと存じます。2の歳入でございます。5款繰入金の1目
一般会計繰入金6240万7000円の減額でございますが、これは前年度繰越金の増から歳出の補正増を差し引いたものでございます。
次に、6款繰越金2億240万7000円の増額でございますが、平成16年度の決算において剰余金が生じたことによるものでございます。
次に、62、63ページをお開きいただきたいと存じます。3の歳出でございます。1款総務費1項下水道総務費2目管渠施設管理費2000万円の増額でございますが、これは上郷地区の雨天時増水対策調査及び上今泉地区の取りつけ管補修事前調査費でございます。
次に、2款事業費1項下水道整備費1目排水施設費1億2000万円の増額でございますが、これは下水道施設への地下水の流入防止等、雨天時増水対策工事費でございます。
以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議をいただきまして、ご決定くださるようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔建設部長(永田正行君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 次に、議案第85号について
保健福祉部次長の説明を求めます。
〔
保健福祉部次長(土屋正男君) 登壇〕
◎
保健福祉部次長(土屋正男 君) それでは、議案第85号 平成17年度海老名市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。補正予算書の77ページでございます。
歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8551万3000円を追加いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ35億2790万5000円といたしたいものです。
79ページをお開きいただきたいと存じます。第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございますが、2款国庫支出金、補正額1407万1000円の減、3款
支払基金交付金2175万1000円の減、4款県支出金849万7000円の減、6款繰入金751万8000円の減、7款繰越金1億3735万円の増で、歳入合計8551万3000円の増でございます。
次に、80ページの歳出でございますが、1款総務費97万9000円の増、2款保険給付費6797万1000円の減、4款基金積立金8291万2000円の増、6款諸支出金6959万3000円の増で、歳出合計8551万3000円の増でございます。
次に、81ページの歳入歳出補正予算事項別明細書でございますが、歳入につきましては省略をさせていただきたいと思います。次に、82、83ページの歳出の補正額の財源内訳でございますが、国県支出金2256万8000円の減、その他、これは
支払基金交付金になります。2175万1000円の減、一般財源1億2983万2000円の増でございます。
次に、84、85ページの歳入でございますが、2款国庫支出金1項国庫負担金1目介護給付費負担金1359万5000円の減で、これは介護保険制度改正による保険給付費減額分の20パーセントに相当する額でございます。
同款2項国庫補助金1目調整交付金47万6000円の減で、保険給付費減額分の0.7パーセント相当額でございます。
3款
支払基金交付金、1目介護給付費交付金2175万1000円の減で、保険給付費減額分の32パーセント相当額でございます。
4款県支出金、1目介護給付費負担金849万7000円の減で、保険給付費減額分の12.5パーセント相当額でございます。
6款繰入金1目
一般会計繰入金751万8000円の減で、内訳は保険給付費減額分の12.5パーセント相当額849万7000円の減及びその他
一般会計繰入金97万9000円の増でございます。
7款繰越金、1目繰越金は1億3735万円の増で、これは平成16年度決算におきまして剰余額が1億4535万593円生じたことにより、当初予算で計上しました額800万円を控除した額を補正増いたしたいものでございます。
次に、88、89ページの歳出でございますが、1款総務費、1目一般管理費97万9000円、これは介護保険制度改正に係る電算システムの改善に要する経費でございます。
2款保険給付費、1目居宅介護等サービス給付費1129万円の減、これは介護保険制度に係る施設利用に係る居住費及び食費が保険給付外とされたことに伴う短期入所者、生活介護等の保険給付費の減額分でございます。
同款、2目施設介護等サービス給付費は9470万8000円の減で、1目居宅介護等サービス給付費と同様、制度改正による施設介護等の保険給付費の減額分でございます。
同款、4目特定入所者介護等サービス費3212万3000円の増で、介護保険制度改正により居住費及び食費が保険給付外とされたことによる低所得者に対する補足給付費でございます。
同款2項高額サービス費1目高額介護等サービス費590万4000円の増で、介護保険制度に関連して低所得者により配慮を行うために利用料自己負担額が変更されたことに伴うものでございます。
4款基金積立金、1目介護保険給付費準備基金費8291万2000円の増で、これは保険給付の安定を図るために介護保険給付費準備基金として積み立てたいものでございます。
6款諸支出金1項償還金及び還付加算金2目償還金1954万円の増で、これは国庫支出金及び支払金交付金を翌年度に調整するもので、それぞれ保険給付費の20パーセント、31パーセントから算出した額により剰余金が生じたため償還するものでございます。
同款2項繰出金1目一般会計繰出金5005万3000円の増で、これは平成16年度決算におきまして市の繰入金の精算を行い、返還金が生じたため一般会計に返還するものでございます。
以上、よろしくご審議いただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔
保健福祉部次長(土屋正男君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) これより質疑に入ります。志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 私は補正予算の一般会計の部分で1点だけお尋ねします。21ページの下から3段目の委託料です。この委託料のアスベスト対策についてお尋ねしたいと思います。
いろいろお聞きしましたら、52カ所を調査すると。今、大きな社会問題になっていて、犠牲者が出て、お亡くなりになっている人も多くなってきている。そういう点で、当市でもアスベスト対策について、その考え方と今後の見通しについてお尋ねしたいと思います。とりわけ私が問題にしているのは、小学校が11校と中学校5校、合わせて16校、公共施設が8施設、24施設の52カ所と。管財課が担当していますけれども、市内にある産総研では対応できないという考え方です。極めて高度な技術が要求されるようです。私が心配しているのは小中学校16校の調査をする場合、飛散しますよね。そのときに児童生徒に与える影響度を考えると、今後どのような見通しを持っているかというのはいつごろ……。例えば来年の夏休みの期間にやるのか、もう既にやっている都市もありますよね。きょうから学校ですけれども、きのうまでの夏休みにかけて調査した自治体もあるようです。そういう点について。あと公共施設も8施設あるわけで、当然市民も利用しているわけで、そこら辺の見通し、いつごろこの調査をやるのか、そういう考え方についてお尋ねしたいと思います。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 小中学校は先週管財課の技術職が学校を回りまして、飛散する状態にあるのか、アスベストが含まれているところがカバーされているのか、むき出しになっているのか、そのようなことを確認しております。9月に入ってから公共施設を回ります。各施設の担当者に協力していただきながら、12月に検体採取をして、1月に分析結果が出ます。急ぎのものがあるとか、そういう判断はこのときにされると思いますので、1月ですので当初予算に組み込んで早い対応をしていきたいと考えています。
○議長(今井和雄 君) 志村憲一君。
◆(志村憲一 君) 形態上、かぶせているから、調査もなかなか難しいと思います。ただ、心配されるのは、調査すると同時に飛散をするという可能性も含まれますので、そういった場合、相当な注意を払わないと児童生徒に対する影響を与えますし、そういう点で産総研ではできないようなことを言っていましたけれども、どういうところに委託をするのか。その考え方についてもう1度、再度お伺いします。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 今ちょっとここに資料がありませんので、業者の名前はわかりませんけれども、2業者をリストアップして、そちらの方にお願いするような準備はしております。
○議長(今井和雄 君) ほかに――重田保明君。
◆(重田保明 君) 補正予算(第2号)で23ページの財政調整基金、つまり昨年度の決算剰余金の6億円のことについて市長にお尋ねしたいわけですけれども、先ほどは新
まちづくり基金の説明の中でもビッグ事業が後ほど控えている。こういうことで、剰余金を財政調整基金に繰り入れるという考え方もわからないではないのですけれども、一方、市民要求を解決するという立場から見れば、3億円のあれもあるのですけれども、6億円のところだけを見てもそっくり全部繰り入れて、そういう市民要望解決のための事業との関連で見ると、それでいいのかと私は思うのです。いま少し、例えば6億円のうち1億円を市民要望が後回しにされているところの事業化実現のために私は使っていくべきではないかと思うのですけれども、その辺はどのように考えていられるのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 今回の補正予算におきまして、所管から上がってきた要望に対しまして予算がつけられなかったものはございません。所管課で把握している要望に対しては対応しております。
○議長(今井和雄 君) 重田保明君。
◆(重田保明 君) 今、財務部長は所管から上がってきた要望は満たしていると。こういうふうに言われますけれども、私が調べた範囲内ではそうなっていないと思うのですね。一例で申し上げますと、「市長への手紙」でもそうなのですけれども、今ポストに入れるとかそういうのがあるんですけれども、依然として市民要望の多いのは断然道路関係ですね。舗装や側溝や、あるいは歩道とかそういう関係のものが非常に多い。そういうふうな中で15年度と16年度を見ますと、これは重複しているから必ずしも正確ではない面があるのですけれども、68路線あると。例えば生活道路の新設では68路線があるわけです。そのうち15年度、16年度で解決したのは15路線です。正確な数字はわかりませんから、重複のものを除く度合いがあるのですけれども、それにしても68路線のうち15路線と。例えばこれが50路線にしても、そういう状況ですよ。これだけではないのですけれども、時間の関係もあるからまた審議のときにやりますから、そんなに多くのことは言いませんけれども、例えば一例を挙げればこういう事態。私は生活道路のこういう面は、市民的に見れば一番必要なものだと思うのですよ。そういうものが今、財務部長が言われるように担当の方は満たしていると。それはそれで、そういう要望が財務部に上がってきたということは事実でしょう。だけれども、別に私が今言ったようなところも取り残されている。こういうところから見れば、私は今言った財政調整基金オンリーというわけにはいかない問題があるのではないか、この辺の剰余金の割り振りを私は考えて、市民要望もその中に組み入れていく。ビッグ事業の財源に残しておくのだ、そういう事業に残しておくのだということもわかりますけれども、一方ではそれがあるので、そういう点もやっぱり考慮して、重点項目として事業の促進をしていくべきではないのかと。こういうふうなことについてどういうふうに思いますか。
○議長(今井和雄 君) 財務部長。
◎財務部長(碓井眞 君) 補正予算を組むに当たりまして、どのくらいの財源が出るかという見通しは先に立てました。それで市長と打ち合わせをして、市長から、例えば所管部に回って要望があるのかどうか、聞いてこいということで、所管課に回りまして、先ほど言われました道路の関係も今回入っていますけれども、そういった結果、上がった事業もございます。
○議長(今井和雄 君) ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第81号については総務、文教社会及び経済建設の3常任委員会に、議案第82号、議案第84号及び議案第85号については文教社会常任委員会に、議案第83号については経済建設常任委員会にそれぞれ付託いたします。
暫時休憩といたします。
(午後2時51分 休憩)
─────────────────○──────────────―
(午後3時5分 再開)
○議長(今井和雄 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、
△日程第34 認定第1号 平成16年度海老名市
一般会計歳入歳出決算認定について、
△日程第35 認定第2号 平成16年度海老名市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、
△日程第36 認定第3号 平成16年度海老名市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、
△日程第37 認定第4号 平成16年度海老名市
老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、
△日程第38 認定第5号 平成16年度海老名市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上5件を一括議題といたします。
初めに、認定第1号について財務部長の説明を求めます。
〔財務部長(碓井 眞君) 登壇〕
◎財務部長(碓井眞 君) 日程第34 認定第1号 平成16年度海老名市
一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
決算の概要につきましては先ほど市長がご説明したとおりでございます。また、お手元に歳入歳出決算説明資料を配付させていただいておりますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。
それでは、決算書に基づきましてご説明をさせていただきます。5、6ページをお開きいただきたいと存じます。平成16年度海老名市一般会計歳入歳出決算書、歳入でございますが、主に収入済額でご説明をさせていただきたいと存じます。1款市税でございますが、収入済額が193億2988万5113円、不納欠損額が8331万4278円、収入未済額が12億549万824円でございます。2款地方譲与税5億3307万4000円、3款利子割交付金が1億817万5000円、4款配当割交付が3096万7000円、5款株式等譲渡所得割交付金が3439万2000円、6款地方消費税交付金が11億6368万5000円、7款自動車取得税交付金が3億5493万4000円、8款地方特例交付金が7億165万6000円、9款地方交付税が9809万3000円、10款交通安全対策特別交付金が2839万2000円。11款分担金及び負担金は、収入済額が2億8834万5634円で、不納欠損額が443万5500円、収入未済額が2099万475円でございます。
7、8ページでございますが、12款使用料及び手数料は、収入済額が4億2835万5509円、不納欠損額が15万7266円、収入未済額が154万3520円でございます。13款国庫支出金は、収入済額が25億3531万3239円、収入未済額が5054万7750円でございます。14款県支出金は10億2998万7458円、15款財産収入が1億2510万585円、16款寄附金が969万2097円、17款繰入金が5億8783万631円、18款繰越金が21億3889万5722円。19款諸収入は、収入済額が7億6252万6923円、収入未済額が1067万7716円でございます。
9、10ページでございますが、20款市債は44億2200万円、21款国有提供施設等所在市町村助成交付金が20万円でございまして、歳入合計の収入済額は347億1150万911円、不納欠損額が8790万7044円、収入未済額が12億8925万285円でございます。
次に、11、12ページ、歳出でございますが、支出済額でご説明させていただきます。1款議会費でございますが、2億8832万7232円、2款総務費が41億5129万3379円、3款民生費が74億4968万962円、4款衛生費が27億9880万2525円、5款労働費が2億3584万9762円、6款農林水産業費が2億3282万1218円、7款商工費が3億2491万731円、8款土木費は、支出済額が63億9793万8538円で、翌年度繰越額が4億8008万4732円でございます。
13、14ページでございますが、9款消防費は、支出済額が16億5197万3384円、翌年度繰越額が1775万1000円、10款教育費は37億1795万4530円、翌年度繰越額が2217万5500円。11款公債費は54億4093万2900円、12款諸支出金及び13款予備費につきましては支出がございません。14款災害復旧費が2147万2328円でございます。歳出合計でございますが、支出済額が327億1195万7489円、翌年度繰越額が5億2001万1232円でございまして、不用額は11億4137万3995円、歳入歳出差引残額は19億9954万3422円でございます。
次に、歳入歳出決算事項別明細書でございます。17、18ページでございますが、歳入からご説明を申し上げます。1款市税でございますが、収入済額は193億2988万5113円でございまして、対前年度比1.5パーセントの増、不納欠損額は8331万4278円、収入未済額は12億549万824円、収納率は93.75パーセントでございます。
1項市民税は、個人が1.3パーセントの減、法人が23.9パーセントの増、2項の固定資産税は0.1パーセントの増とほぼ横ばいとなりました。15年度決算では市税全体で1.9パーセントの減でしたが、16年度決算は市税全体で1.5パーセントの増となりました。これは法人市民税の増が大きかったためでございます。
2款地方譲与税は67.9パーセント増の5億3307万4000円で、16年度に新たに設けられた所得譲与税1億9669万9000円が大幅増の要因です。
3款利子割交付金は利率の低下等によりまして10.7パーセント減の1億817万5000円でございます。
21、22ページでございますが、4款配当割交付金は3096万7000円、5款株式等譲渡所得割交付金は3439万2000円で、両款とも16年度に新たに設けられたものでございます。
6款地方消費税交付金は12.6パーセント増の11億6368万5000円でございます。
7款自動車取得税交付金は2.4パーセント減の3億5493万4000円でございます。
8款地方特例交付金は1.6パーセント減の7億165万6000円でございます。
9款地方交付税でございますが、特別交付税のみで19.0パーセント減の9809万3000円でございます。
23、24ページでございますが、10款交通安全対策特別交付金は5.6パーセント減の2839万2000円でございます。
11款分担金及び負担金は8.5パーセント増の2億8834万5634円でございまして、不納欠損額が443万5500円、収入未済額が2099万475円でございまして、保育所保育料が主なものでございます。
12款使用料及び手数料は6.8パーセント減の4億2835万5509円でございます。1項使用料は3億3092万1689円でございます。
27、28ページでございますが、2項手数料は9743万3820円でございます。衛生手数料の不納欠損額が15万7266円、収入未済額が144万3520円でございます。
29、30ページでございますが、13款国庫支出金は0.3パーセント増の25億3531万3239円でございまして、収入未済額の5054万7750円は翌年度に繰り越した事業の財源となるものでございます。1項国庫負担金の内訳としましては、1目民生費国庫負担金として、国民健康保険の保険基盤安定、児童手当、生活保護費等が18億6454万847円でございます。
31、32ページでございます。2項国庫補助金は6億799万2729円でございまして、重立ったものは、33、34ページの4目土木費国庫補助金の2億6636万8194円、35、36ページの6目教育費国庫補助金の1億8243万2000円でございます。
次に、37、38ページでございますが、14款県支出金は1.2パーセント増の10億2998万7458円でございます。1項県負担金2億3992万3738円の主なものは、国民健康保険の保険基盤安定、児童手当でございます。
39、40ページでございますが、2項県補助金は5億5440万5255円の4.9パーセント増でございまして、45、46ページまで続き、内容はほぼ例年と同様になっていますが、41、42ページの2節児童福祉費補助金が15.2パーセントの高い伸びを示しております。
次に、45、46ページの3項委託金は2億3565万8465円でございまして、県民税徴収取扱事務あるいは参議院議員選挙が主なものでございます。
次に、47、48ページでございますが、15款の財産収入につきましては収入済額が1億2510万585円で、対前年度比3.1パーセントの増でございます。
次に、49、50ページの16款寄附金でございますが、373.9パーセント増の969万2097円でございます。
次に、17款繰入金でございますが、214.8パーセント増の5億8783万631円でございます。大幅に増加いたしましたのは財政調整基金繰入金の増によるものでございます。
51、52ページの18款繰越金は42.6パーセント減の21億3889万5722円で、これは継続費の逓次繰越等、繰越事業に係る繰越金が大幅に減ったためでございます。
19款諸収入は4.8パーセント増の7億6252万6923円でございまして、収入未済額は地域改善対策事業貸付金元利収入等で1067万7716円でございます。
53、54ページ、4項雑入は高座清掃施設組合事務取扱費等などで2億5025万696円でございます。
57、58ページの20款市債でございますが、96.3パーセント増の44億2200万円でございます。大幅増の理由は16年度の特殊要因である借換債20億9900万円でございます。
21款国有提供施設等所在市町村助成交付金でございますが、20万円が16年度に初めて交付されたものでございます。
59、60ページでございますが、最下段、歳入合計で、収入済額は対前年度比5.1パーセント増の347億1150万911円、不納欠損額が8790万7044円、収入未済額が12億8925万285円でございます。
次に、61、62ページ、歳出でございます。1款議会費でございますが、対前年度比4.2パーセント増の2億8832万7232円でございます。
次に、2款総務費でございますが、対前年度比7.6パーセント減の41億5129万3379円でございます。1項総務管理費は33億3323万9082円でございます。
1目一般管理費でございますが、65、66ページの地域情報化推進事業費で公共施設の情報端末を4カ所充実し、また公共施設予約システムの構築等を行いました。
67、68ページの2目文書費では例規集検索システム管理経費を、また3目広報広聴費では広報の充実を図ったところでございます。
69、70ページの4目地域活動推進費では白石・海老名姉妹都市提携10周年記念事業を行っております。そして、71、72ページでは民間へ売却しましたえびな蓼科荘の維持管理経費を支出してございます。
73、74ページでございますけれども、8目財産管理費では市庁舎等維持管理経費の中で市民対応型市庁舎整備を実施いたしました。
75、76ページでございますが、10目企画費では市民参加条例策定事業費及び総合計画策定事業費を支出してございます。
77、78ページでございますが、11目交通対策費では前年度に海老名駅東口立体自転車駐車場建設経費がありました関係で、対前年度比65.0パーセント減になっております。
79、80ページでございますが、13目環境保全費では、81、82ページの公害対策事業として合併処理浄化槽設置への助成を行っております。また、ISO14001運用事業費において、認証取得後3年を向かえ、更新審査を受け、実効性ある地球環境対策を推進したところでございます。
83、84ページの2項徴税費でございますが、市税の賦課徴収等に係る経費5億1423万9199円でございます。
85、86ページの3項戸籍住民基本台帳費は1億7579万3285円でございます。87、88ページになりますが、住民基本台帳ネットワークシステム事業を推進し、またかしわ台駅構内に臨時連絡所を開設し、市民の利便性を図ったところでございます。
4項選挙費は7684万2989円でございまして、89、90ページにありますように参議院議員選挙の経費等でございます。
91、92ページの5項統計調査費は743万8909円でございます。
93、94ページでございますが、6項監査委員費は4373万9915円でございます。
3款民生費は対前年度比11.2パーセント増の74億4968万962円でございます。1項社会福祉費は41億1566万555円でございまして、1目社会福祉総務費は、国民健康保険事業、老人保健医療事業、介護保険事業の各特別会計への繰出金がございます。3特別会計への繰出金は前年度に比べ12.1パーセントの増となりました。その他は、95、96ページにありますように社会福祉協議会等の社会福祉団体への助成事業費などでございます。
97、98ページの2目障害者福祉費でございますが、障害者の施設入所措置並びに障害者生活ホーム等助成事業費を実施いたしたところでございます。
続きまして、101、102ページでございますが、3目老人福祉費では、在宅介護支援センター運営事業費、ひとり暮らし老人等在宅支援事業費等を通して、在宅の要介護老人対策事業等を進めてきたところでございます。
103、104ページの4目福祉医療費でございますが、105、106ページにあります小児医療費助成事業費では助成対象を小学校就学前までに拡大いたしております。
107、108ページの2項児童福祉費は21億926万6303円で、対前年度比14.6パーセントの増でございます。
109、110ページの1目児童福祉総務費は、児童健全育成対策、児童手当支給、子育て支援センター運営に対する事業費等を実施したところでございます。
2目児童措置費は認可保育所に対する保育所入所運営事業費及び私設保育所に対します助成でございます。
111、112ページでございますが、3目母子福祉費は母子父子家庭支援事業費及び母子世帯等に対する児童扶養手当支給事業費でございます。
4目保育所維持管理費は市立保育園5園の維持管理経費でございます。
113、114ページの3項生活保護費は12億2475万4104円となりました。これは、115、116ページの生活保護費支給事業費が25.7パーセントと大幅な増となったためです。
次に、4款衛生費でございますが、対前年度比2.9パーセント増の27億9880万2525円でございまして、1項保健衛生費は7億9772万2652円でございます。
1目保健衛生総務費でございますが、休日、夜間の救急患者に対する救急医療確保対策事業費等を支出いたしております。
117、118ページの2目予防費でございますけれども、119、120ページにありますように、予防接種事業、生活習慣病・歯科健診事業等に取り組み、病気の早期発見、早期治療等に努めたところでございます。
3目環境衛生費は広域大和斎場組合に対する負担金が主なものでございます。
121、122ページの4目保健衛生施設費は、保健相談センター、医療センターの維持管理経費等でございます。
2項清掃費は20億107万9873円でございまして、1目清掃総務費は高座清掃施設組合負担金が主な内容でございます。
123、124ページの4目資源対策費でございますが、資源の有効活用とごみの減量化を図るため、資源分別回収事業等の事業を実施するとともに、環境の美化の推進にも努めたところでございます。
125、126ページの6目リサイクルプラザ費でございますけれども、ごみの減量化を促進するために資源回収・選別事業費1億632万2852円でございます。
127、128ページでございますが、5款労働費は1.1パーセント減の2億3584万9762円でございます。
次に、6款の農林水産業費でございますが、22.2パーセント増の2億3282万1218円でございます。
129、130ページの3目農業振興費では農業振興助成事業等に、131、132ページの5目農地費では農業基盤整備事業等に取り組みました。
7款商工費でございますが、対前年度比3.8パーセント減の3億2491万731円でございます。
133、134ページの2目商工振興費につきましては中小商業活性化事業費等でございます。
3目観光費は観光協会へ委託しております観光振興事業費等でございます。
135、136ページの8款土木費でございますけれども、支出済額は対前年度比9.7パーセント減の63億9793万8538円、翌年度繰越額は繰越明許費が6件となってございます。1項土木管理費につきましては15億3552万7498円でございます。
1目土木総務費は下水道事業特別会計への繰出金が主なものでございます。
137、138ページの2項道路橋りょう費は19億9592万5621円でございます。繰越明許費4件を翌年度へ繰り越してございます。
次に、139、140ページでございますが、2目道路維持費は道路維持補修費が主なものでございます。
3目道路新設改良費でございますけれども、幹線・準幹線道路新設改良事業、一般生活道路整備事業、海老名駅東口周辺道路整備事業を実施いたしました。道路用地の買収につきましては、幹線・準幹線道路6路線、延長208メートル及び生活道路2路線、延長11メートルの道路用地の買収をいたしました。
143、144ページでございますが、4目鉄道立体交差事業費として8億2797万2807円でございます。
145、146ページ、4項都市計画費でございますが、支出済額が28億291万3554円でございまして、繰越明許費2件を翌年度繰越額として繰り越しております。
1目都市計画総務費では、147、148ページにありますようにバス路線調査研究費で、コミュニティバスの試験運行を引き続き行いました。
149、150ページの2目街路事業費でございますけれども、河原口勝瀬線整備事業費としての用地取得が主なものでございます。
151、152ページの3目公園費につきましては都市公園整備事業として公園用地を土地開発公社より買収しております。
155、156ページの7目駐車場管理費につきましては地下駐車場維持管理経費でございまして、16年度は約17万5000台の利用があったところでございます。
8目海老名駅交通結節点改善事業費は継続費逓次繰越を含めまして4億2759万1874円で、海老名駅自由通路維持管理経費、海老名駅自由通路整備(中央三丁目方面)が主な事業でございます。
157、158ページの9款消防費でございますが、支出済額は対前年度比5.9パーセント増の16億5197万3384円でございます。
159、160ページの1目常備消防費は消防庁舎・消防施設の維持管理経費等で、繰越明許費1件を翌年度に繰り越してございます。
161、162ページは2目非常備消防費で分団に係る経費でございます。
163、164ページの3目消防施設費につきましては耐震性の防火水槽を設置した経費及び消防車両の更新に係る経費がこの中に含まれております。
続きまして、167、168ページの10款教育費でございますが、支出済額は対前年度比13.3パーセント減の37億1795万4530円で、繰越明許費1件、事故繰越し1件を翌年度に繰り越してございます。
169、170ページの2目事務局費でございますけれども、171、172ページにありますように私立幼稚園就園奨励及び援助事業費等の支出をいたしておるところでございます。
3目学校給食費につきましては南部学校給食センターの調理業務等の委託を含みましての学校給食センター維持管理経費でございます。
173、174ページは4目教育センター費でございますが、前年と同様に緊急地域雇用創出特別交付金を活用しての情報インストラクター配置事業等を行っております。
次に、177ページから179ページでございますが、2項小学校費の支出済額は34.8パーセント減の7億5769万3957円でございます。これは前年度に海老名小学校の増改築事業があったためでございます。
1目学校管理費は各小学校の維持管理に係る経費がこの中に含まれてございます。
179、180ページの3目学校建設費では上星小学校耐震補強等事業を行っておるところでございます。繰越明許費は東柏ヶ谷小学校校舎増改築工事基本設計業務委託事業に係るものでございます。
次に、181、182ページは3項中学校費でございますけれども、支出済額は3億3559万4745円でございます。
1目学校管理費は各中学校の維持管理運営に係る経費等でございます。
185、186ページ、4項社会教育費でございますが、支出済額は対前年度比9.1パーセント減の10億8936万666円でございます。
191、192ページまでの1目社会教育総務費では野外教育施設や青少年会館の維持管理運営事業あるいは相模国分寺跡整備事業等を実施いたしたところでございます。
2目市史編さん費では資料編「現代」の印刷請負を事故繰越しとして翌年度に繰り越してございます。
193、194ページの3目公民館・文化会館費でございますが、中央公民館・文化会館及び市民ギャラリーに係る維持管理経費を支出したものでございます。
4目図書館費は2つの図書館の維持管理経費でございます。
197、198ページ、5項保健体育費は、支出済額は対前年度比14.8パーセント減の5億6210万224円でございます。
1目保健体育総務費では、スポーツ振興推進事業、スポーツ団体等助成等を行っております。
199、200ページの2目体育施設管理費では、総合体育館、屋内プール、北部体育館等のそれぞれ施設の維持管理に係る経費を支出してございます。
11款公債費でございますが、支出済額は対前年度比81.1パーセント増の54億4093万2900円でございます。16年度の特殊要因である借換債20億9900万円があるためでございます。
201、202ページの12款諸支出金、13款予備費につきましては支出がございません。
14款災害復旧費は台風22号によって受けた被害の復旧に要した費用でございます。
203、204ページの最下段の歳出合計でございますが、支出済額は対前年度比5.9パーセント増の327億1195万7489円、執行率は95.2パーセントでございます。翌年度繰越額は、繰越明許費が8件、事故繰越しが1件、それぞれ繰り越しております。なお、不用額は11億4137万3995円でございます。
205ページでございますが、実質収支に関する調書でございまして、歳入総額が347億1150万1000円、歳出総額が327億1195万8000円、歳入歳出差引額は19億9954万3000円。翌年度へ繰り越すべき財源でございますが、継続費逓次繰越額はございません。繰越明許費繰越額は4億5744万1000円、事故繰越し繰越額は1202万2000円、合計4億6946万3000円で、実質収支額は15億3008万円でございます。実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。財産に関する調書、定額資金運用基金運用状況書は291ページ以降に記載をさせていただいております。また、監査委員の審査意見書及び歳入歳出決算説明資料等を別冊としてあわせて提出させていただいておりますので、ご高覧をいただきたいと存じます。
以上で平成16年度海老名市一般会計歳入歳出決算の説明を終わります。よろしくご審議をいただき、ご認定くださいますようお願いを申し上げまして説明とさせていただきます。
〔財務部長(碓井 眞君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 次に、認定第2号、認定第4号及び認定第5号について保健福祉部長の説明を求めます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 登壇〕
◎保健福祉部長(古性隆 君) それでは、認定第2号 平成16年度海老名市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。決算書の207、208ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、歳入でございますが、1款国民健康保険税、収入済額32億2528万1717円、不納欠損額5984万9269円、収入未済額13億628万9932円でございます。2款国庫支出金、収入済額23億2673万6568円、3款療養給付費等交付金16億4059万7733円、4款県支出金3912万9146円、5款共同事業交付金1億6814万1559円、6款財産収入515円、7款繰入金11億423万7850円、8款繰越金2914万3381円、9款諸収入929万9958円、歳入合計は85億4256万8427円で、収納率は調定額99億870万7628円に対しまして86.2パーセントでございます。
次に、209、210ページでございますが、歳出でございます。1款総務費、支出済額1億2585万6271円、2款保険給付費55億5921万8362円、3款老人保健拠出金20億2198万2360円、4款介護納付金5億8321万3665円、5款共同事業拠出金1億4899万6731円、6款保健事業費1937万5039円、7款基金積立金515円、9款諸支出金481万9400円、8款公債費、10款予備費につきましては支出がございません。
211、212ページでございます。歳出合計は84億6346万2343円で、予算現額87億8648万2000円に対しましての執行率は96.3パーセントでございます。歳入歳出差引残額は7910万6084円でございまして、17年度に繰り越す予定であった予算額1000万円を差し引いた残額6910万6084円を今後の医療費増加に対処するため基金に繰り入れをいたしました。
次に、213、214ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出決算事項別明細書でございますが、主なものをご説明させていただきたいと存じます。最初に、歳入でございますが、1款国民健康保険税、一般被保険者と退職被保険者等でございますが、収入済額32億2528万1717円でございまして、前年度に比べて11.3パーセント、3億2619万8656円の増でございます。収納率は70.2パーセントでございまして、前年度を0.8ポイント上回りました。不納欠損額でございますが、5984万9269円でございまして、平成11年度以前に賦課をいたしました税等938件分を処分させていただいたものでございます。収入未済額は13億628万9932円でございます。
次に、国庫支出金でございますが、収入済額23億2673万6568円でございます。国庫負担金で22億1381万4568円。215、216ページでございますが、国庫補助金で1億1292万2000円でございます。
次に、3款療養給付費等交付金でございますが、収入済額は16億4059万7733円でございまして、社会保険診療報酬支払基金から受け入れたものでございます。
次に、4款県支出金でございますが、収入済額が3912万9146円でございます。高額医療費共同事業並びに事業の運営強化を図るために交付をされております。
5款共同事業交付金は収入済額1億6814万1559円でございまして、保険者の財政負担の緩和を図るものでございます。
次に、217、218ページでございますが、6款財産収入515円は国保の財政調整基金利子でございます。
7款繰入金は収入済額11億423万7850円で、全額一般会計からの繰入金でございます。
8款繰越金は2914万3381円でございまして、前年度の剰余金でございます。
次に、9款諸収入でございますが、929万9958円でございます。
次に、221ページ、222ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございますが、1款総務費1億2585万6271円の支出済額でございますが、1項の総務管理費は職員給与費等の人件費等及び事務処理に要した費用でございます。
2項の徴税費につきましては国民健康保険税の賦課徴収事務に要した費用。
次に、223、224ページでございますが、3項は国民健康保険運営協議会の運営に係る費用でございます。
次に、2款保険給付費でございます。支出済額が55億5921万8362円でございまして、前年度に比較をいたしまして11パーセント、5億5268万7534円の増でございます。1項療養諸費でございますが、支出済額49億5830万8267円で、前年度に比較をいたしまして11.7パーセントの増となっております。
次に、225、226ページでございますが、2項高額療養費は支出済額4億9814万7851円で、前年度に比較をいたしまして6.7パーセントの増でございます。
3項出産育児諸費は202件分でございます。
4項葬祭諸費は464件分でございます。
次に、227、228ページでございます。3款老人保健拠出金でございますが、医療費、事務費の拠出金として20億2198万2360円を社会保険診療報酬支払基金に支出をしております。前年度に比較をいたしまして2.9パーセント、5746万1476円の増となっております。
次に、4款介護納付金につきましては介護保険の第2号被保険者に係る支払基金への介護納付金5億8321万3665円で、前年度に比較をいたしまして16.3パーセント、8166万5867円の増となっております。
次に、229、230ページ、5款共同事業拠出金でございますが、1件70万円以上の高額医療費に係る共同事業の拠出金として国保連合会に対して支出しているものでございまして、1億4899万6731円でございます。
次に、6款保健事業費でございますが、平成9年度から実施をいたしております人間ドックの費用助成につきましては、平成16年度は656件、1462万5700円でございました。前年度に比較をいたしまして、件数で58件、金額で134万3800円の増となっております。
次に、7款基金積立金でございますが、これは国保会計の財政調整基金への利子の積み立てでございます。
次に、231、232ページでございます。9款諸支出金は保険資格の喪失等によります還付金及び前年度の国庫支出金や退職被
保険者等療養給付費交付金の精算によります返還金でございますが、還付金の481万9400円でございます。
10款予備費でございますが、充用はございません。
次に、233ページの実質収支に関する調書でございますが、歳入総額は85億4256万8000円、歳出総額は84億6346万2000円、歳入歳出差引額が7910万6000円。翌年度へ繰り越すべき財源はございませんで、実質収支額は同額の7910万6000円、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額は6910万6000円でございます。以上が国民健康保険事業特別会計でございます。
続きまして、認定第4号 平成16年度海老名市
老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の内容についてご説明申し上げます。255、256ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、歳入でございますが、1款
支払基金交付金は、収入済額29億35万935円、2款国庫支出金10億4284万7497円、3款県支出金2億7350万5755円、4款繰入金3億9974万円、5款繰越金8353万8505円、6款諸収入422万8088円で、歳入合計は47億421万780円、調定額と同額でございます。
次に、257、258ページをごらんいただきたいと存じます。歳出でございます。1款総務費、支出済額は3213万4865円でございます。2款医療諸費45億814万2658円、4款諸支出金9796万8106円でございまして、3款公債費と5款予備費は支出がございません。歳出合計は46億3824万5629円で、予算現額48億2916万9000円に対しましての執行率は96パーセントでございます。歳入歳出差引残額は6596万5151円でございます。
次に、259、260ページでございます。歳入歳出決算事項別明細書でございまして、初めに、歳入でございますが、1款
支払基金交付金の収入済額は29億35万935円で、医療費及び審査支払事務費に係る交付金でございます。
2款国庫支出金10億4284万7497円で、医療費負担金及び医療費適正化対策事業費補助金でございます。
3款県支出金は2億7350万5755円で、医療費に係る県負担金でございます。
4款繰入金は3億9974万円で、市が支弁いたします医療費、事務処理に要した費用に充当した一般会計からの繰り入れでございます。
次に、261、262ページでございますが、5款繰越金8353万8505円は前年度の剰余金でございます。
6款諸収入は422万8088円で、預金利子、返納金、第三者納付金でございます。
次に、263、264ページ、歳出でございますが、1款総務費、支出済額は3213万4865円でございまして、職員給与費等の人件費及び事務処理に要した費用でございます。
2款医療諸費でございますが、医療給付費と医療費支給費及び審査支払手数料で45億814万2658円でございます。医療給付費と医療費支給費で44億8852万9067円、歳出総額の96.8パーセントを占めており、前年度に比較をいたしまして5.3パーセント、2億4994万1530円の減となっております。
次に、265、266ページ、3款公債費は一時借入金の利子を計上いたしておりましたけれども、支出はございません。
次に、4款諸支出金でございますが、前年度の精算に伴います
支払基金医療費交付金等返還金及び一般会計繰出金で9796万8106円の支出済額でございます。
5款予備費でございますが、充用はございません。
次に、267ページ、実質収支に関する調書でございますが、歳入総額が47億421万1000円、歳出総額が46億3824万6000円、歳入歳出差引額が6596万5000円。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は同額の6596万5000円でございます。以上が
老人保健医療事業特別会計でございます。
続きまして、認定第5号 平成16年度海老名市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の内容についてご説明を申し上げます。269、270ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、歳入でございますが、1款保険料、収入済額6億932万6486円、収入未済額1838万1888円、2款国庫支出金5億9416万4363円、3款
支払基金交付金8億9859万5000円、4款県支出金3億4475万5463円、5款財産収入4万59円、6款繰入金6億1768万9533円、7款繰越金7615万2501円、8款諸収入5万7333円、歳入合計が31億4078万738円で、調定額31億6496万1864円に対しましては99.2パーセントの収入率でございます。
次に、271、272ページをごらんいただきたいと存じます。歳出でございます。1款総務費、支出済額は1億2658万6406円でございます。2款保険給付費は28億133万877円、3款財政安定化基金拠出金265万4443円、4款基金積立金3840万8059円、6款諸支出金2645万360円で、5款の公債費と7款の予備費は支出がございません。歳出合計は29億9543万145円で、予算現額33億126万9000円に対しましての執行率は90.7パーセントでございます。歳入歳出差引残額は1億4535万593円でございます。
次に、273、274ページでございます。歳入歳出決算事項別明細書でございます。初めに、歳入でございます。1款保険料6億932万6486円の収入済額でございます。これは第1号被保険者保険料でございまして、収納率は96.2パーセント、1838万1888円が収入未済額となっております。
次に、2款国庫支出金でございますが、介護給付費の20パーセントに相当する国庫負担金が5億7750万3363円、調整交付金が1666万1000円の収入済額でございます。
3款
支払基金交付金でございますが、介護給付費の32パーセントに相当する交付金として8億9859万5000円の収入済額でございます。
4款県支出金につきましては県負担率12.5パーセントで3億4475万5463円の収入済額でございます。
5款財産収入は介護保険給付費準備基金利子4万59円でございます。
次に、275、276ページでございます。6款繰入金につきましては6億1768万9533円の収入済額でございまして、一般会計からの繰入金が5億2742万6000円、介護保険給付費準備基金からの繰入金が9026万3533円でございます。
7款繰越金7615万2501円は前年度の剰余金でございます。
8款諸収入でございますが、5万7333円でございまして、延滞金及び市預金利子でございます。
次に、279、280ページをお開きいただきたいと存じます。歳出でございます。初めに、1款総務費は1億2658万6406円の支出済額でございまして、1項の総務管理費は職員給与費等の人件費及び事務処理に要した費用でございます。
2項の徴収費につきましては介護保険料の賦課徴収事務に要した費用でございます。
3項は介護認定審査会の運営及び認定調査等の事務に要した費用でございます。
次に、281、282ページでございます。2款保険給付費28億133万877円の支出済額でございます。1項の介護サービス諸費でございますが、居宅介護等サービス給付費及び施設介護等サービス給付費並びに居宅介護等サービス計画給付費で27億8345万9579円の支出済額でございます。執行率は90.8パーセントで、前年度に比較いたしまして12パーセント、2億9753万2940円の増となっております。
283、284ページ、2項高額サービス費は高額介護等サービス経費として1372万6894円、3項諸費は介護報酬審査支払手数料等で414万4404円の支出済額でございます。
3款財政安定化基金拠出金265万4443円でございますが、これは県に設置されました財政安定化基金への保険者としての拠出金でございます。
4款基金積立金の支出済額3840万8059円につきましては保険給付費の剰余金相当額を次年度以降の準備基金として積み立てた3836万8000円及び基金から生じた利子の積み立てでございます。
5款公債費につきましては支出がございません。
6款諸支出金の支出済額は2645万360円で、第1号被保険者保険料還付金、償還金が470万8360円、前年度の保険給付費等の精算に伴います一般会計への繰出金が2174万2000円でございます。
7款予備費につきましては充用がございません。
次に、289ページ、実質収支に関する調書でございますが、歳入総額は31億4078万1000円、歳出総額は29億9543万円、歳入歳出差引額が1億4535万1000円。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は同額の1億4535万1000円でございます。
以上、別に配付をさせていただいております歳入歳出決算説明資料等とあわせてご高覧をいただきまして、ご認定を賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
〔保健福祉部長(古性 隆君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) 次に、認定第3号について建設部長の説明を求めます。
〔建設部長(永田正行君) 登壇〕
◎建設部長(永田正行 君) それでは、認定第3号 平成16年度海老名市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
事業概要につきましては先ほど市長が説明したとおりでございます。
それでは、決算書の235ページ、236ページをごらんいただきたいと存じます。歳入でございますが、収入済額でご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金ですが、1772万1110円。2款使用料及び手数料ですが、使用料が14億4874万5528円、手数料は74万7000円でございます。3款国庫支出金につきましては1900万円、4款県支出金につきましては8万3000円でございます。5款繰入金12億1900万7000円、6款繰越金5958万684円となっております。7款諸収入のうち延滞金49万700円、市預金利子が3714円、雑入が5940円となってございます。8款市債につきましては2億7520万円。以上、歳入合計につきましては30億4058万4676円でございます。
次に、237ページ、238ページをごらんいただきたいと存じます。歳出でございますが、支出済額でご説明申し上げます。1款総務費8億3560万9503円。2款事業費ですが、下水道整備費が3億3723万3799円、流域下水道事業費が1億3011万7000円。3款公債費15億2781万6266円、4款予備費からの支出はございません。5款災害復旧費72万5598円、歳出合計28億3150万2166円、翌年度繰越額は367万5000円で、不用額は1億7479万3834円でございます。以上、歳入歳出差引残額は2億908万2510円でございます。
次に、239ページ、240ページをごらんいただきたいと存じます。歳入歳出決算事項別明細書の歳入をご説明申し上げます。まず公共下水道受益者負担金でございますが、現年賦課分の収入済額1767万150円、調定件数212件、収納率99.1パーセントでございます。収入未済額は11件で16万230円でございます。滞納繰越分につきましては収入済額5万960円、これは調定件数41件、収納率は5.68パーセントでございます。不納欠損額は8件、22万7440円、収入未済額は26件、61万9530円でございます。
次に、公共下水道使用料でございますが、現年賦課分の収入済額14億3242万6983円、収納件数につきましては26万1600件、収納率は98.64パーセントで、収入未済額は1977万757円でございます。滞納繰越分につきましては、収入済額1137万4445円、調定件数6978件、収納件数2750件、収納率16.82パーセント、収入未済額につきましては4228件、5329万920円、不納欠損額は212件、296万7132円で、現年賦課分と滞納繰越分を合わせました収納率は95パーセントになります。
下水道占用料は494万4100円でございます。
次に、2項の手数料74万7000円は、責任技術者登録手数料、指定工事店指定手数料等でございます。
次に、241、242ページをごらんいただきたいと存じます。下水道事業費国庫補助金は1900万円、下水道事業費県補助金は8万3000円でございます。
一般会計繰入金は12億1900万7000円で、補正額の5658万円の減額は前年度繰越金の増によるものでございます。
次に、繰越金5958万684円ですが、これは平成15年度の剰余金が繰り越されたものでございます。
次に、諸収入でございますが、延滞金49万700円は受益者負担金と下水道使用料に係る滞納延滞金でございます。
市預金利子は3714円、雑入は5940円でございます。
次に、243ページ、244ページをごらんいただきたいと存じます。下水道債2億7520万円の内訳でございますが、公共下水道事業債6440万円、流域下水道事業債1億2680万円、それと公共下水道事業債(借換)ですが、8400万円でございます。以上、歳入合計は、収入済額30億4058万4676円、不納欠損額319万4572円、収入未済額7384万1437円となっております。
次に、245、246ページをごらんいただきたいと存じます。歳出でございますが、主なものについて支出済額でご説明を申し上げます。一般管理費でございますが、1節報酬34万8000円は下水道運営審議会委員さんへの報酬でございます。8節報償費61万3579円のうち60万4476円は受益者負担金納期前前納報奨金92件でございます。少し飛びまして、13節委託料5596万4577円は上下水道料金一括納付事業による水道局への委託料でございます。19節負担金、補助及び交付金1204万8660円ですが、負担金の主なものは上下水道料金一括納付のためのシステム開発負担金926万200円でございます。また、助成金といたしまして、水洗便所改造等、また水洗便所改造等資金の利子補給等に合計で44万2428円支出してございます。27節公課費3771万6000円の主なものは消費税の納付でございます。
次に、247ページ、248ページをごらんいただきたいと存じます。2目の管渠施設管理費でございます。13節委託料6876万3211円は、流域下水道接続点水量測定調査、事業場等排水水質調査、公共下水道台帳整備等の支出でございます。15節工事請負費1億257万5235円につきましては、取りつけ管補修工事、マンホール補修工事、管渠内補修工事などの支出でございます。18節の備品購入費735万円につきましては流域下水道接続点に設置する流量計を購入したものでございます。19節負担金、補助及び交付金4億7222万4181円のうち4億7215万5000円は相模川流域下水道管理事業費負担金でございまして、維持管理負担金といたしまして、流域の市、町が排水汚水量の割合で支払うものでございます。
次に、2款の事業費の1目排水施設費ですが、給料、職員手当等、共済費につきましては下水道課の職員のものでございます。
次に、249ページ、250ページをごらんいただきたいと存じます。13節委託料4487万188円は汚水管渠整備の公共下水道枝線実施設計、雨水管渠整備の貫抜1号雨水幹線基本設計、雨水管渠維持管理などの支出でございます。また、杉久保雨水幹線樋門移設基本設計367万5000円を事故繰越しといたしております。15節工事請負費1億8731万2402円は、汚水管渠整備の公共下水道工事、私道汚水管渠布設工事、公共桝設置工事及び雨水管渠整備の雨水幹線工事などの支出でございます。19節負担金、補助及び交付金1540万4470円は永池川改修に伴う工事負担金1264万4000円が主な支出でございます。22節の補償、補填及び賠償金12万6325円は下水道工事に伴う防護管等移設補償料でございます。
2項の流域下水道事業費1億3011万7000円は相模川流域下水道建設事業費負担金で、流域の市、町が計画汚水量比で負担するものでございます。
3款公債費15億2781万6266円は市債償還元金8億1548万5712円と、251、252ページになりますが、借換債元金8473万4531円でございます。
市債償還利子につきましては6億2759万6023円でございます。
4款予備費の支出はございません。
5款災害復旧費72万5598円は昨年秋の台風22号、23号による大雨に対応したものでございます。13節委託料33万750円は雨水管からの溢水を予防するためのバキューム作業でございます。14節使用料及び賃借料8万8000円は仮設トイレの設置に伴う借料でございます。15節工事請負費8万4000円は破損したマンホールの補修費用でございます。以上、支出済額の合計は28億3150万2166円、翌年度繰越額は367万5000円でございます。
次に、253ページをごらんいただきたいと存じます。実質収支に関する調書でございますが、歳入総額30億4058万5000円、歳出総額28億3150万2000円、歳入歳出差引額2億908万3000円。翌年度へ繰り越すべき財源は事故繰越し繰越額の367万5000円で、実質収支額は2億540万8000円でございます。
以上、平成16年度の下水道事業特別会計決算につきましてご説明させていただきましたが、別に配付しております歳入歳出決算説明資料とあわせてご高覧いただき、よろしくご審議をいただき、ご認定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。
〔建設部長(永田正行君) 降壇〕
○議長(今井和雄 君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(今井和雄 君) ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて延会と決しました。
本日はこれにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。
(午後4時9分 延会)...