次に、道路新設改良費の生活道路整備事業費につきましては、南毛利スポーツセンターグラウンドののり面上部にある市道について、道路の安心・安全の確保に係る測量等を行うため増額するものでございます。
次に、道路維持費の道路維持補修事業費につきましては、経年劣化等による道路損傷箇所の補修を行うため増額するものでございます。
次に、交通安全施設整備費の交通安全施設事業費につきましては、路面標示等の補修及び新設を行い、車両や歩行者の安全な通行を確保するため増額するものでございます。
次に、河川事業費の河川維持補修事業費につきましては、管理施設の補修や河川河床部の洗掘進行対策等を行うため増額するものでございます。
次に、都市計画総務費のバス・タクシー原油価格高騰対策交付金につきましては、原油価格高騰による影響額の一部について支援を行うため措置するものでございます。
次に、土地区画整理費の森の里東土地区画整理関連排水路整備事業費(継続費)につきましては、
工事施工箇所の近傍において文化財が発掘され、工事計画に影響が生じたことから減額するものでございます。
次に、都市下水路費の排水路維持補修事業費につきましては、住宅地に隣接する排水路敷において、雑草の繁茂抑制を目的として、コンクリート舗装等を行うため増額するものでございます。
次に、公園緑地費の公園緑地維持管理事業費につきましては、公園樹木の剪定、伐採を行うことと併せて、原油価格高騰の影響などにより光熱水費の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
次に、街路事業費の厚木環状3号線(第4工区)街路整備事業費(継続費)につきましては、
工事施工箇所の近傍において文化財が発掘され、工事計画に影響が生じたことから減額するものでございます。
次に、運動公園費の運動公園維持補修事業費につきましては、老朽化した施設の修繕を行うため増額するものでございます。
1枚おめくりいただき、20ページ、21ページをお開きください。ぼうさいの丘公園費のぼうさいの丘公園維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより光熱水費の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
次に、住宅管理費の市営住宅維持補修事業費につきましては、老朽化した設備や入居者の退去に伴う空き部屋の内装等の修繕を行うため増額するものでございます。
次の空き家等対策推進事業費国庫補助金過年度返還金につきましては、令和元年度に略式代執行を行った空き家の跡地売却により除却費用を回収したことに伴い、受け入れた国庫補助金の返還が生じたため措置するものでございます。
次の若年世帯住宅取得支援事業補助金につきましては、利用申請が当初見込みを大幅に上回ったことに伴い増額するものでございます。
続きまして、継続費等につきまして御説明申し上げますので、5ページにお戻りください。第2表継続費補正でございますが、森の里東土地区画整理関連排水路整備事業及び厚木環状3号線(第4工区)街路整備事業につきましては、
工事施工箇所の近傍において文化財が発掘され、工事計画に影響が生じたことから変更するものでございます。
次に、第3表繰越明許費でございますが、生活道路整備事業につきましては、年度内に事業が完了しない見込みであることから追加するものでございます。
次に、第4表債務負担行為補正でございますが、複合施設実施設計・施工業者選定支援業務委託経費から複合施設実施設計・施工事業経費までの3つの事項につきましては、事業の進捗を踏まえ、今後、所要の事務手続を進めるために必要な経費について追加するものでございます。
1枚おめくりいただき、6ページをお開きください。第5表の地方債補正でございますが、道路新設改良事業につきましては事業の実施に当たり地方債を活用することから、森の里東土地区画整理推進事業につきましては工事計画に変更が生じたことから、それぞれ変更するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださるようお願い申し上げます。
4
◯高橋 豊会長
最初に、まちづくり計画部の質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。
5
◯池田博英委員
では初めに、バス・タクシー原油価格高騰対策交付金について伺います。19ページになります。このバス、タクシー、該当する会社数と交付金額の算出の根拠についての御説明をお願いできますか。
6
◯交通政策担当課長
まず台数でございますが、路線バス車両につきましては1社で171台でございます。タクシー車両につきましては、市内に営業所のあるタクシー事業者2社130台、それから個人タクシー37台、介護タクシー16台で合計183台となっております。
路線バス車両につきましては1台当たり6万9000円を支給する、タクシーにつきましては1台当たり2万4000円を支給することにしておりますが、この算出根拠でございますが、ガソリンを例に取りますと、まずガソリン価格は、令和3年9月に政府のほうから、ガソリン価格が高騰し始めたぞというような宣言がございまして、このときが157円でございます。それを受けましてどんどん、それからガソリンが上がりまして、国のほうが令和4年1月、今年1月、燃料価格激変緩和策というのを発動したのですが、この価格が166.1円。この166.1円から上がっていく分については国のほうが緩和策をやっていこうということでございます。自治体といたしましては、先ほど申しました令和3年9月の157円と、国のほうが激変緩和策を発動した166.1円の差額、これが9.1円になるのですが、この分を支援していこうという考えでございます。
この9.1円に例えば燃費とか、1日当たりの走行距離とか、これは国のほうの統計データがあるんですけれども、それを掛けまして、年間当たりこの9.1円をどれだけ使ったかというのを算出いたしまして、その価格の半分、県も半分出す、市も半分出すということで、この半分を出すという考え方で積算しております。それで積算しますと、路線バス車両については1台当たり6万9000円、タクシー車両につきましては1台当たり2万4000円ということになりまして、先ほどの台数を掛けますと、今回補正で上げさせていただきます1619万1000円という形になっております。
7
◯池田博英委員
分かりました。説明ありがとうございます。それで、これの支援期間と、支払い方法、いつ支払われることになるのか、その辺をちょっと伺います。
8
◯交通政策担当課長
期間につきましては今年度中ということで、令和4年4月1日から令和5年3月31日までを補助対象期間といたしております。補助金でございますので、当議会で承認いただきましたら、すぐさま補助金交付要綱を作成しまして、申請の後、交付決定をして、今のところは交付決定したら支援していこうかなと考えてございます。
9
◯池田博英委員
ありがとうございます。次に21ページですけれども、空き家対策推進事業費国庫補助金過年度返還金ですが、下津古久と船子ということですが、それぞれ幾らで売却できたのかを伺います。
10
◯住宅課長
下津古久につきましては、令和4年4月15日に289万円で売却されております。船子の跡地につきましては、令和3年12月3日に700万円で売却されております。
11
◯高田昌慶委員
20ページの定住促進住宅取得等支援事業、住宅課ですね、こちらをお伺いしたいのですけれども、そもそも想定していた申請数が幾つであったかということをちょっとお伺いいたします。
12
◯住宅課長
当初の予算では、150世帯、3700万円と見込んでおりました。
13
◯高田昌慶委員
それに対して申請数がどのぐらいあったのかと、申請をして取得に至った率というものがあったらお示しください。
14
◯住宅課長
8月末で、101世帯、342人の方が定住されております。
15
◯高田昌慶委員
申請数は分かったのですけれども、それは申請した方はみんな取得したという考え方でよろしいですか。
16
◯住宅課長
申請されて受理した方については全て交付しております。
17
◯高田昌慶委員
ということは、事前審査があったということで……。
18
◯住宅課長
審査がありますので。
19
◯高橋知己委員
今の定住促進住宅取得等支援事業費についてお伺いしたいと思います。101世帯の実績についてなんですけれども、もし手元で分かればで結構ですが、金額は基本20万円じゃないですか。それに対して、市内在勤者で10万円とか、定住促進地域だったら10万円とか、加算があるじゃないですか。ですので、どういう20万円なのか30万円なのか40万円なのか、例えば在勤者が多いのか、そういった内訳の実績もあれば、この101世帯はどういう方が家を買っていただいたのかというところは、もし情報があればお示しいただきたいのですが。
20
◯住宅課長
8月までの実績の101世帯ですけれども、基本額のみの方で28世帯、基本額プラス地域加算につきましては13世帯、基本額プラス在勤加算につきましては33世帯、基本額プラス両加算については27世帯、合計で101世帯となっております。
21
◯遠藤浩一委員
19ページのバス・タクシー原油価格高騰対策交付金の件で一つだけ聞きたいのですけれども、民間の送迎バスというのもよく見受けられるんですが、対象外だと思われますけれども、対象外の理由というか、そもそも対象にしなかったというのは、何か御検討されたのでしょうか。
22
◯交通政策担当課長
原油価格高騰につきましては運輸業界全体に影響を及ぼしていることは承知しております。しかしながら、国のほうからは、まず地域住民の足であるバス、タクシーの公共交通事業者という部分で補助していってほしい、その臨時交付金等も活用しながらやっていってほしいというような指示もありました。また、市といたしましても、この路線バス、タクシーは本市の公共交通にはなくてはならないものでありますので、まずはこれを維持、支援していきたいと考えております。その辺も含めまして、バリアフリー法で言う公共交通、これは一般乗合旅客自動車運送事業、いわゆる路線バス事業者、それから一般乗用旅客自動車運送事業のタクシー事業者ということにさせていただいております。
23
◯遠藤浩一委員
ありがとうございました。次は、住宅課の21ページの市営住宅維持補修事業費の中に修繕があると思うんですが、修繕の詳細を御紹介いただけますか。
24
◯住宅課長
吾妻団地及び吾妻(2)団地の屋外給水管更新修繕につきましては、令和3年12月末及び令和4年3月末に屋外給水管から漏水が発生し、応急修繕を行っておりますが、漏水、断水により入居者の生活に支障を及ぼすおそれがあるため、更新修繕を実施するものでございます。また、宮の里ハイツの給水ポンプ交換修繕につきましては、経年の使用により給水ポンプが老朽化し、2基あるポンプのうち1基から異音が発生していることを保守点検業者から令和4年3月に報告を受け、断水により入居者の生活に支障を及ぼすおそれがあるため、交換修繕を実施するものでございます。また、故障した給湯器の交換や、入居者の退去に伴う空き部屋の内装及び畳などの修繕を実施するものでございます。
25
◯遠藤浩一委員
入居者の生活に影響を及ぼさないようなスケジュール感というのは立てていらっしゃるのでしょうか。
26
◯住宅課長
素早く修繕ができるように進めていきたいと考えております。
27
◯高田昌慶委員
19ページのバス・タクシー原油価格高騰対策交付金の件、ちょっと私からもお伺いさせていただきたいのですけれども、具体に申請方法についてお伺いしたいのですけれども、紙なのかウェブなのかというところも教えてください。
28
◯交通政策担当課長
先ほど申しましたけれども、本議会で御承認いただければ遅滞なく要綱を制定しまして、申請書で申請していただく形になりますが、基本的には紙ベースで考えてございます。ただ、当然メールでの申請も可能ですので、そういった方法での対応もできると考えております。
29
◯高田昌慶委員
分かりました。先ほど積算根拠というところで9.1円の2分の1というお示しがあったんですけれども、今後、ガソリン価格の高騰、国のほうでも補助金のいかんというのを議論しているのですけれども、そういったときに、原油価格が今後また高騰し続けたときに、この積算根拠が当てはまらない可能性も結構あって、そういった場合に、ガソリンは1か月後に買うものではなくて、大体においてそのときに買うものですよね。それが当てはまらなくなった場合、これをもともと増額する考えがあるのかどうか。どういうふうに柔軟性を持ってこの助成、高騰対策交付金を行っていくのか、考え方についてお示しください。
30
◯交通政策担当課長
先ほどの国の燃料価格激変緩和策というのは、35円を上限に、ガソリン価格をなるべく170円ぐらいに抑えていこうというのが国の激変緩和策でございまして、県と市で補助している先ほどの9.1円という部分につきましては、その上がり始める前の部分を支援していこうということでございます。国のほうは、まず170円ぐらいに抑えていこうという部分。市と県では、170円の前の部分、先ほど言った去年9月の段階からもう上がり始めていますので、その分を支援していこうという考えでございます。今後につきましては、当然国の支援策、これはいろいろ新聞等でも今後どうしていくのかというようなものは発表されておりますが、その辺の動向も見たり、県のほうの動向も見ながら、今後は考えていこうと考えております。
31
◯高田昌慶委員
3点目なので手短にちょっと質問させていただきますが、先ほどもほかの委員から質問がありましたけれども、私の理解不足だったらすみません。申請してから交付決定、振込に至るまでに、どのぐらいのスケジュールで見ているか、具体的な数値を教えていただけたらと思います。
32
◯交通政策担当課長
この辺は補助金交付要綱をこれから制定する中で詰めていこうと思っておりますが、基本的には、先ほど申しましたように、ガソリンはすぐ買わないといけないものですので、申請をされて交付決定、これは1か月もかからない範囲だと思いますので、交付決定したら遅滞なく請求書をいただいて支出していこうと、今のところは考えてございます。
33
◯高橋 豊会長
ほかになければ、まちづくり計画部の質疑を終わります。
ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。
午前10時32分 休憩
───────────
午前10時34分 開議
34
◯高橋 豊会長
再開いたします。
引き続き、都市整備部の所管科目について質疑を行います。
35
◯池田博英委員
最初に5ページですけれども、債務負担行為の中の項目についてちょっとお聞きします。1つは最初の複合施設実施設計・施工業者選定支援業務委託経費。9月には複合施設の基本設計が終わって、次に実施設計の段階に入るのですが、この経費の内訳とスケジュールについて伺います。
36
◯中町第2-2
地区整備担当課長
複合施設実施設計・施工業者選定支援業務委託経費につきましては、本年9月30日を履行期限とする基本設計完了後、本会議で御承認いただいた後に、令和4年度から令和5年度にかけて実施設計・施工業者の選定を行い、令和5年度の契約を予定しております。本業務につきましては、事業者の選定に際し、実施設計・施工業務の受注を希望する事業者からの基本設計に対する質疑応答、コストや仕様に関する提案の採否、契約の締結などの事業者選定及び契約に関わる業務の支援となります。
37
◯池田博英委員
ちょっと内訳が分からなかったのですけれども、後で分かれば。それで、中身として、最初は、複合施設の当初予算の説明では、本体工事が224億円、周辺整備を含めて総事業費330億円という説明があったんですけれども、今回、約292億円増額した金額が示されていますが、増額提案となった理由と、内訳はどのように金額を使うのか、その辺の増えた説明をお願いします。
38
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回、債務負担行為補正として予算に計上しています複合施設実施設計・施工事業経費につきましては、建築工事のほかに、実施設計費、外構工事費、新設の立体駐車場工事費、既存ペデストリアンデッキの解体工事を含んだ事業費となっております。
建築工事費約224億円につきましては、令和2年1月に策定しました複合施設等整備基本計画において、近隣自治体の庁舎や図書館の整備費用を参考に設定した建物本体のみの概算工事費でございます。
今回、債務負担行為におきまして、基本計画以降の新たな増額要因として、まずカーボンニュートラルなどの環境対応で約24億円の費用負担の増加が生じております。加えまして、新型コロナウイルス感染症やウクライナ侵攻による国際情勢の変化、急激な円安などを背景とした資材高騰により、基本計画を作成した令和元年度より、昨年度、令和3年度までに約10%の物価上昇が生じております。
これらの増額を合計しますと約46億円の負担増が見込まれることとなりますが、今回設計におきまして、このような状況を踏まえ、工夫としまして、複数の機能から成る複合施設の特徴を生かし、それぞれの機能が有効活用できる機能となる連携機能を低層部に配置するという効率的なレイアウトを実現したこと、さらに、設計者の提案にありました図書館機能や未来館機能といった交流機能における無柱大空間を抑制したことなど、こういったことの検討を行いまして、約224億円から46億円の増を、10%程度、22億円の増にとどめ、約246億円の本体建築工事として見込んでおります。
また、これに本体工事以外の外構工事費としまして、基本計画からの追加対応としまして、1000年に一度の発生頻度となる想定最大規模の降雨に対する浸水対策の費用並びに約200台の新規立体駐車場の建築工事費用として28億円の増額となっており、建築工事の増額分約22億円と合わせ、全体工事費として約50億円の増額となっております。これにより、令和2年3月の総務企画常任委員会において申し上げました全体事業費約330億円に対しまして、50億円の負担増で約380億円となっております。今回の債務負担行為としましては、そのうちの3項目、約304億円を計上しております。
39
◯池田博英委員
ちょっと聞き取れなかったところがあったんですけれども、これは地下道延伸直結方式があると。これは今の予算の中に入ってはいないですよね、入っていますか。
40
◯中町第2-2
地区整備担当課長
地下道の延伸につきましては、当初、令和2年3月に申し上げました全体事業費330億円に含んでおります。バスセンターの整備事業費として含んでおります。
41
◯池田博英委員
今、カーボンニュートラル対策としてのZEBは24億円負担増ということで、どのくらいのランクでこれを考えているのか、その辺をちょっと具体的に御説明いただけないでしょうか。
42
◯中町第2-2
地区整備担当課長
ZEB、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディングにおきましては、こちらはZEB Readyとしまして、省エネ化率50%を目標とすることとしております。
43
◯高橋知己委員
では、今のところに関連してお伺いしたいと思います。今、口頭で御説明いただいたのですけれども、金額関係の増減のところは、資料として後でいただくことは可能ですか。
44
◯中町第2-2
地区整備担当課長
資料として御提出いたします。
45
◯高橋知己委員
ありがとうございます。では、その上で追加の質問です。今回、基本設計に移行する前提条件ということでちょっとお伺いしたいのですけれども、中心市街地活性化特別委員会の中で示された資料というのは見てはいます。それは何かというと、現段階での床面積を
一覧にしたものは見ています。今御説明いただいた292億円の前提条件が、今回この資料の基本設計の中で示されている床面積に基づくものでいいと思うのですけれども、まずそれでいいのかと、あと、この面積の変更というのは市民の方に示されているのでしょうか。
要はこの資料を見ると、図書館とか未来館の床面積が小さくなっているように見受けられます。まず、基本計画の段階から基本設計という今回の段階で、その2つが大きく減っているように見受けられます。では、この図書館と未来館を小さくしたというのを市民の方に、いろいろ意見交換会とかをされていますけれども、そういった意見交換会の中で、実際、小さくしますよという話をして、市民の方から何か御意見をいただいているのであればその御意見。あと、もし市民の方とやっていないのであれば、庁内で関係部署の御意見といったところをもし聞いていれば、お伺いしたいと思うのですけれども。
46
◯高橋 豊会長
高橋知己委員、補正予算についての質疑で……。
47
◯高橋知己委員
そうです。だから、292億円の前提条件を確認したいと思っています。
48
◯高橋 豊会長
今、中心市街地活性化特別委員会の説明資料の中からの質問ですね。
49
◯高橋知己委員
はい、そうです。
50
◯高橋 豊会長
その中の補正予算に対しての質問でよろしいですね。
51
◯高橋知己委員
そうです。それで結構です。
52
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回、機能につきましては、基本計画の策定時にお示しした面積より、現在の基本設計時においてですが、若干面積が少なくなっており、4万6600平米、約2000平米強減っております。この点につきましては、まず、先ほど市民の皆さんには説明したのかという御質問では、今まだ基本設計の策定状況というところで、設計としてはまだまとまっておりませんので、今後、基本設計は9月30日をもって終わりますので、その後に基本設計の状況の説明会で市民の皆さんにお知らせしたいと思っております。
53
◯高橋知己委員
あともう一つ、図書館なり未来館の関連部署とはもちろん庁内で調整されていると思いますけれども、その辺の関連部署の認識が、この削減されたので合っているのかどうかというのを改めて確認したいのですけれども。
54 ◯青少年課長
まず、未来館の部分ということでお答えいたします。御指摘のとおり、全体的に面積が縮小されているところがあります。こちらにつきましては、建物の基本設計の事業者とか庁内の関係部署、そして今、未来館の部分で展示、内装に関する基本設計の事業者にも発注して、その辺の中で検討を細かく詰めております。そうした過程の中で、今ありましたように面積が減ったと。
具体的に少しお話ししますと、もともと未来館の中で、例えば実験室とかそういったものを、さらに詳細に何をやるのかとか、どの程度の面積が本当に必要なのか、その辺と、あと全体の建物のレイアウト等を検討していく過程の中で、先ほどお話がありました連携機能を低層部へ持っていったというところがありまして、そういった流れの中で集約できたり、あるいは、未来館としてのいろいろな諸室、様々な部屋に関しても、本来の機能を落とさずに結果的に集約化することができたというところで、数字上、面積は減少してございますけれども、当初の基本設計で定めた理念とか目標像、そういった機能そのものへの影響はないと考えてございます。
55 ◯中央図書館長
図書館の専有部分といたしましては、複合施設等整備基本計画から800平方メートル小さくなっております。しかしながら、面積が小さくなっている主な場所といたしましては、スタッフのオフィスやバックヤードに係る部分となっておりまして、計画時の開架スペースにおいて20万冊、共有部分の連携スペース、1階、2階の部分を閲覧席として活用するなどいたしまして、滞在型の図書館として様々な種類の閲覧席を確保できております。こうしたことから、市民の皆様が御利用いただく部分の面積につきましては、おおむね予定どおり確保されていると思いますので、利用者のサービスの低下はないものと考えております。
56
◯中町第2-2
地区整備担当課長
面積の検討につきましては、各部署と意見交換をしながら、機能的なレイアウトの中で効率化を図ったものでございます。決して市民の皆様の機能低下ということで面積を削減したのではございませんので、御理解いただけますようよろしくお願いいたします。
57 ◯奈良直史委員
今の流れの質問なんですけれども、面積でいろいろと検討されるのはいいのですけれども、四角いものを四角の中に収めるならいいのですけれども、少し形が、丸でもなければ楕円でもないのですけれども、形になってくると、どうしても面積でやっていくとデッドスペース的になっていっちゃう部分が多くて、大体公共系のものはバックヤードをもともと取らないから、できた後に面積が足りないみたいな話がよくある話なんですけれども、その辺も御検討されての先ほどの御答弁ということでよろしいでしょうか。
58
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回の基本設計で交流機能となります図書館、未来館、そういった機能につきましては、南側に配置されます楕円の形態の中で、意匠的な特徴を捉えながら整理しております。一方、庁舎等事務空間につきましては、整形の空間を設定して、その中で効率よく配置した結果となっております。
59
◯高橋 豊会長
高橋知己委員、この補正予算についての……。中心市街地活性化特別委員会ではなくて。
60
◯高橋知己委員
もちろん、もちろん。この補正予算の前提を確認しています。
分かりました。先ほどの続きということになりますけれども、その面積関係についても、これはまだ市民の方には説明していないということでしたが、この後、基本設計終了段階の暁には、市民の方にこういう面積でということを提示されるという理解でよろしいですか。
61
◯中町第2-2
地区整備担当課長
本年9月30日に基本設計業務が終わりましたら、基本設計の概要としまして、まとめたものを市民の皆様にお示しして、その中で、基本的な面積、費用、スケジュール等について改めて情報提供いたします。
62
◯池田博英委員
今の金額について、物価変動加算を除いて、これ以上、金額の上積みはないのか。複合施設建設で市民の負担が1人当たり幾らになるのか、財政民主主義ですから、その視点から、先ほども言われていましたが、広報できちんと知らせる必要があるかと思いますので、その辺はちょっと検討していただきたいと思います。
63
◯中町第2-2
地区整備担当課長
今回、物価上昇につきましては、先ほどお答えしました令和元年度から令和3年度までの物価上昇として10%というところを見込んでおります。また、今後の物価上昇についてはなかなか先の見通せない状況でありまして、建設業界におきましては、近年、ウッドショックであったり、半導体不足であったりという先行きの見えない部分もございます。そういったところを加味しながら、今後、実施設計に移行しましたら、その中でももう一度点検しながら進めていきたいと思います。また、事業費につきましては、先ほど御説明しました市民の皆様との意見交換会、基本設計の概要説明の中でお知らせしてまいりたいと思います。
64
◯高橋知己委員
追加で292億円の織り込まれた前提について、カーボンニュートラル関係でちょっとお伺いしたいと思います。ZEB対応ということで、ZEB Readyというレベルまでは予算を織り込んだという御説明だと思うんですけれども、本市としては、カーボンニュートラルを宣言している中でいうと、ZEB Readyだと届かないわけですね。さらに、今でいうと2027年竣工予定の市のシンボル的な施設において、本当にカーボンニュートラルということを達成していくことは必要なんだろうなと。その上で、今回の292億円に、カーボンニュートラル達成に向けて何か織り込まれたものがあるのかどうか。逆に織り込んでいなくて、ZEB Readyの施設分だけ織り込みましたよということであれば、それはそれで、そういう御答弁で結構なんですけれども、カーボンニュートラルに向けたやつがどんなものが織り込まれているのかをお伺いしたいと思います。
65
◯中町第2-2
地区整備担当課長
(注1)まず、カーボンニュートラルの対応につきましては、本施設のみならず、厚木市内の公共施設全体の課題として対応していくことと考えております。また、ZEB Ready以外で本複合施設で盛り込んだ部分としましては、総エネルギーにおきまして、太陽光発電の部分と地中熱の利用というものを見込んでおります。また、カーボンニュートラルに直接ではないのですが、環境対応としまして、井戸水による雑排水利用というのも、今回の対策費用として見込んでおります。(注1-1を参照)
66
◯高橋知己委員
19ページの中の河川維持補修事業費増の追加補正で取り組まれようとしている場所と内容を、もう少し詳しくお示しいただければと思います。
67 ◯河川ふれあい課長
河川維持補修事業費の補正内容につきましては、多数ございますので、主なものを御説明させていただきます。まず修繕費につきましては、毛利台三丁目地内の調整池にございます管理用階段や準用河川善明川の樋門管理用転落防止柵について、さびが進行してございますので、今回、塗装にて対応するものでございます。次に、工事費につきましてですが、準用河川恩曽川の飯山地内でございますけれども、河床が洗掘されている箇所をパトロールにて発見いたしました。それで早期の対応が必要であると判断し、今回対応しております。また、準用河川善明川に隣接する長坂山ノ根水辺の広場内の樹木について、日が差し込まないほど繁茂している状況から、地元自治会から要望がございまして、防犯対策も兼ねまして樹木伐採を行うものです。
68
◯池田博英委員
ちょっと細かいことになりますけれども、公園緑地維持管理事業費、19ページです。事業の内訳と対象場所について御説明をお願いします。
69 ◯公園緑地課長
まず、事業の場所でございますけれども、宮の里三丁目にございますさぎさか公園ほか市内9公園におきまして、樹木の剪定78本、それから伐採10本を予定してございます。
70
◯池田博英委員
あと運動公園維持補修事業費、これは先ほど説明がありましたけれども、今回の補正で提案した理由というか、それは壊れたからということになるのでしょうけれども、ちょっと詳しく御説明いただけますでしょうか。
71 ◯公園緑地課長
まず2か所ございます。野草園の管理棟の屋根でございますけれども、ちょうど軒の部分に当たります。その屋根が腐食して一部破損をしておりまして、安全対策をした中で経過観察をしておりましたが、今年、再度確認をしたときに、その腐食が進んで、破損の範囲も広がっていたところから、利用者の皆様の安全確保のために、ここで補正予算をお願いするものです。また、藤棚につきましても、野草園の管理棟屋根と同様に腐食が進んでいるところで、今年度、それが確認できましたので、ここで補正をお願いして、来春の開花時期に利用者の皆様に安心して楽しんでいただけるように補正をお願いするものでございます。
72
◯高橋 豊会長
ほかになければ都市整備部の質疑を終わります。
73
◯中町第2-2
地区整備担当課長
(注1-1)先ほど私のほうから高橋知己委員の御質問に対しまして、井戸水の利用に関しまして雑排水と申し上げましたが、正確には雑用水となります。おわびして訂正させていただきます。(注1を参照)
74
◯高橋 豊会長
ここで10分間休憩いたします。
午前10時59分 休憩
───────────
午前11時09分 開議
75
◯高橋 豊会長
再開いたします。
引き続き、道路部の所管科目について質疑を行います。
76
◯池田博英委員
最初、19ページです。道路補修事務所LED化事業についてですが、内訳と、今回の補正で出してきたタイミングについて伺います。
77 ◯道路維持課長
道路補修事務所につきましては、公共施設の最適化、長寿命化に向けた取組の一環として、省エネ化及び脱炭素化を目指し、LED照明への交換を予定しているところでございましたが、現在、道路補修事務所の蛍光灯76台のうち、1階が14台、2階が9台、合わせて23台が経年劣化などによる故障のための修繕が必要という状況となり、カーボンニュートラルの実現に向けた取組、また、電気料の高騰化への対応、省エネ化による将来的な電気料の削減などのメリットが得られることから、早期の事業着手を行うものでございます。
78
◯池田博英委員
分かりました。では、次ですけれども、生活道路整備事業費増についてですが、先ほどちょっと簡単に南毛利スポーツセンターののり面の関係ということで御説明いただいたと思うのですが、これは中身はどのような内訳なのかと、期間ですね、スケジュール的にはいつまで予定しているのか、その辺をちょっと御説明ください。
79 ◯道路整備課長
事業費の内訳でございますけれども、こちらは測量委託の600万円と土質調査委託の1850万円、実施設計委託料として2150万円、合計4600万円の委託費を計上させていただいております。スケジュールでございますけれども、こちらのほうは事業を予定しております路線が延長240メートルと長く、調査範囲も広いため、測量や土質調査、こちらの解析に時間を要するために、令和4年度から令和5年度にかけまして調査委託を実施いたしまして、令和6年度から工事が実施できるようなスケジュールで実施したいと考えてございます。
80
◯池田博英委員
交通安全施設事業についてちょっと伺います。事業の主な工事内容と場所、それから、今回この場所を選んだ理由について御説明いただければと思います。
81 ◯道路維持課長
まず補正の内容につきましては、道路反射鏡につきましては、鏡面53枚分の購入費として需要費の消耗品費を148万円、23基分の設置工事費として622万円を増額補正したいものです。鏡面の購入費につきましては、へこみや傷がある場合、随時交換が必要になることから、緊急時用の備蓄を含んで購入するものです。路面標示及び路面カラー化につきましては、区画線1万800メートル分の補修工事費として1032万円、路側帯や交差点等のカラー舗装、約330平方メートルの新設及び補修工事費として799万円を増額補正したいものでございます。
場所につきましては、まず、道路反射鏡設置工事につきましては、具体的な施工場所は決まっておりませんが、自治会からの新設要望をいただいており、年間平均51基を設置しております。当初予算では30基程度の設置を見込んでおりましたが、事故や老朽化による建て替え件数が想定よりもあり、上半期で90%以上を執行していることから、今後の新設要望への備えが必要なため、新設費用として23基分を補正したいものです。
次に、路面標示設置工事につきましては、場所につきましては市道水引小野線の毛利台南入口付近交差点から長谷地区において、路側線等が薄くなっているということで塗り替えを行うものです。また次に、市道籏谷上古沢線、斎場前の幹線道路になりますが、そちらのほうの区画線も、やはりセンターライン及び路側線などの塗り替えを予定しております。現地調査を踏まえ適切な維持管理を行い、交通事故防止対策を図ってまいりたいということになります。
次に、路面カラー化工事の場所につきましては、妻田西地内の市道D-177、温水地内の市道F-478、こちらについては既存のグリーン舗装、路側帯のグリーンベルトのようなカラー舗装ですが、そちらの塗り直し等を行いたいものです。新設の予定につきましては、厚木南地区の旭町二丁目・四丁目地内の本厚木岡田線、及川地区のD-251につきまして路側帯のグリーン化の新設を予定しております。