秦野市議会 2023-12-07
令和5年予算決算常任委員会文教福祉分科会 本文 開催日: 2023-12-07
補正後における、各
特別会計の
歳入歳出予算の総額は、
介護保険事業は142億3,958万4,000円、
後期高齢者医療事業は28億5,199万3,000円となります。
次に、その下、
事業コード020・001、
介護給付・
訓練等給付費事業費です。
障害福祉サービスなどを利用するために必要な
受給者証発行数や
事業所の増加などにより、
利用者の増加が見込まれるため、7,920万8,000円を追加するものです。
次に、その下の
事業コード002、
障害者自立支援給付システム運営事業費です。令和6年度に実施が予定されている
障害福祉サービスなどの
報酬改定に伴い、
支給決定事務を円滑かつ適正に執行するための
システムを本年度中に改修する必要があるため、243万円を追加するものです。
次に、その下の
事業コード005、
自立支援医療費事業費です。
障害を軽減又は除去するための
医療費を助成する
更生医療について、
人工透析を利用する
対象者の増加などにより、2,747万4,000円を追加するものです。
次に、その下の
事業コード040・004、
児童福祉・
発達支援給付費事業費は、先ほど御説明いたしました、
介護給付・
訓練等給付費事業費と同様の理由により、5,073万8,000円を追加するものです。
次に、その下の
事業コード060、
重度障害者医療費助成事業費です。
新型コロナウイルス感染症の5
類移行に伴う
医療費の
自己負担化や
コロナ禍における
受診控えの解消などにより、2,077万1,000円を追加するものです。
2ページ進んでいただきまして、21ページを御覧ください。
一番上の表は、2項、
児童福祉費になります。この1段目、
事業コード020の002、
小児医療費助成事業費及びその下の030・002、
ひとり親家庭等医療費助成事業費は、先ほど御説明しました、
重度障害者医療費助成事業費と同様の理由により、それぞれ1億1,432万5,000円、844万8,000円を追加するものです。
次に、一番下の表、
事業コード020・001、休日
夜間急患診療所運営費補助金で、4款、
衛生費になります。
季節性インフルエンザの
早期流行に伴い、休日
夜間急患診療所の
診療体制を強化することを目的として、
内科医を1人増員する経費を
支援するため、51万9,000円を追加するものです。
財政課からの説明は以上です。
3
◯福森真司座長【 3頁】
国保年金課長。
4
◯国保年金課長【 3頁】 それでは、引き続き、「議案第65号・令和5年度秦野市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて」、御説明いたします。
お手元の
タブレット端末の
データの2ページ、第1表・
歳入歳出予算補正を御覧ください。
歳入歳出、それぞれ245万4,000円を減額するものです。
補正の理由は4点ございますので、順に説明させていただきます。
データの8ページを御覧ください。
1点目は、2、歳入、1款1項1目の一般被
保険者国民健康保険税ですが、先ほど「議案第59号・秦野市
国民健康保険税条例の一部を改正することについて」で御説明いたしました、産前産後
期間相当分の
所得割額及び
均等割額を減額するため、令和6年1月から3月31日までの一般被
保険者国民健康保険税の
減収額として、26万3,000円を減額するものです。
2点目は、5款1項1目の
一般会計繰入金です。次の9ページを御覧ください。
真ん中当たりにあります、節の区分、5、産前産後
保険税繰入金ですが、ただいま御説明しました、産前産後
期間相当分の
国民健康保険税減収の
補填分として、26万3,000円を増額する一方で、その一つ上、
人事院勧告に準じた
給料月額及び期末・
勤勉手当の
支給率の
引上げ、並びに本年4月1日以降の
人事異動等に伴う
職員給与費の
補正に伴い、
一般会計繰入金を666万円減額するため、全体では639万7,000円を減額するものです。
なお、議案第62号・令和5年度秦野市
一般会計補正予算(第7号)の3款、
民生費に計上している
国民健康保険事業特別会計繰出金では、同額を減額するものです。
10ページを御覧ください。3点目は、8款1項1目、一般被
保険者保険税還付金を420万円増額するとともに、その下、4点目となりますが、5目、
国庫支出金返納金を6,000円増額するものです。
この理由ですが、次の11ページを御覧ください。3点目の一般被
保険者保険税還付金については、下から2行目となりますが、過年度に遡って資格喪失したことによる
国民健康保険税還付額が
見込みを上回ったこと等により、
予算に不足が生じたため、一般被
保険者保険税過誤納還付金を増額するものです。
その下、4点目の
国庫支出金返納金は、令和4年度に国から交付された
災害臨時特例補助金の精算に伴う
返納金として、6,000円を
補正し、計7,000円を返還するものです。
なお、一般被
保険者保険税過誤納還付金と
国庫支出金返納金については、前年度
繰越金により収支の均衡を図ります。
今回の
補正により、
国民健康保険事業特別会計の
歳入歳出予算の総額は、
補正前
予算174億6,010万6,000円から、245万4,000円を減額し、174億5,765万2,000円とするものです。
以上で
概要説明を終わります。よろしく御審査くださいますよう、お願い申し上げます。
5
◯福森真司座長【 4頁】
執行部の説明は終わりました。
これより、
分科員の質疑に入ります。
なお、
審査対象事業である
国県支出金等返納金をはじめ、17
事業の質疑の順番は特に定めませんので、質疑のある方からお願いします。
桑原昌之分科員。
6
◯桑原昌之分科員【 4頁】
補正予算に関するところでよろしくお願いします。
議案第62号の
民生費で、020・001、
介護給付・
訓練等給付費事業費について質問をいたします。障がい者の
障害サービス利用に伴う
事業所へ支払う報酬の費用と聞いていますが、今回、これだけの多額の
補正が必要となった
理由等をお伺いいたします。
7
◯福森真司座長【 4頁】
障害福祉課長。
8
◯障害福祉課長【 4頁】
介護給付・
訓練等給付費事業費は、障がい者が利用する
訪問系サービス、
日中活動系の
サービス、
居住系の
サービスなど、各
事業の報酬として
事業所に支払っているものです。
今回、
補正が必要となった理由は、
グループホーム、
就労支援サービス、
生活介護、
重度訪問介護の
サービスの利用が、当初の
見込みを大幅に上回ったことによるものです。近年、
グループホームの
設置数が増えており、
グループホームの
入居者が増えることで、
入居者の
日中活動を
支援する
生活介護や
就労サービスも増えています。
また、これまで
在宅生活が困難であった
医療依存度の高い重度障がい者に対しての長時間のケアを行う
重度訪問介護の利用も増え、当初
予算を上回る
見込みとなり、今回
補正が必要となったものでございます。
以上です。
9
◯福森真司座長【 4頁】
桑原分科員。
10
◯桑原昌之分科員【 4頁】 ありがとうございます。
お話をお伺いしている中で、ものすごくこれからどんどん増えていくであろうというふうに思って、もう想定を上回り続けてしまうんじゃないかなというふうに思うんですね。
サービスのこれからの
利用者数ですとか
利用件数、これからまだまだ増えていくというふうに考える中で、将来的な
見通しを、本市としてどのように考えていて、どのような対策をお考えなのか、お伺いいたします。
11
◯福森真司座長【 4頁】
障害福祉課長。
12
◯障害福祉課長【 4頁】
介護給付・
訓練等給付費事業費は、障がい
者数の増加に比例して推移しております。将来的な
見通しですが、この
事業費は、
高齢化の進展もありますので、今後も障がい
者数は一定数増加するものと考えていますが、将来的には
人口減少を踏まえ、
増加率は鈍化するものと考えております。
介護給付・
訓練等給付費事業費の増加に対する今後の対策ですが、
障害サービスを必要とする障がい者に対して、国の
支給基準に基づき支給決定すべきであると考えております。そのため、
サービス利用自体の制限や抑制をすることはできないと考えておりますが、障がい者の
自立支援の観点から
一般就労への移行など、障がい者の意向に沿った
サービスの選択や、
利用者の能力を最大限に引き出せるような
支援ができるよう、障がい者の
相談機能の強化や
就労支援の充実に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
13
◯福森真司座長【 5頁】
桑原分科員。
14
◯桑原昌之分科員【 5頁】 ありがとうございます。
介護給付・
訓練等給付費事業費は、これからも増加するだろうということと
見通しはよく分かるんですけど、出たらどんどん
補正予算を組んでいくってのは、やはりお金には限りがあることなので、大変だと思うんです。
なので、ぜひ
障害福祉課だけではなくて、いつまでも健康的で元気に暮らせるように、例えば、
福祉部だけではなくて、
こども健康部、それから
文化スポーツ部、それから
教育部なども含めて全庁的な取組で、市内の皆さんが健康的に暮らせるような施策もぜひお願いしたいなというふうに思っております。
続きまして、同じく議案第62号の
民生費で、040・004、
児童福祉・
発達支援給付費事業費についてお尋ねいたします。
補正予算に関する
説明書は13ページでございます。こちらも障がい児の
サービス利用に伴う
事業所へ支払う報酬の費用と聞いていますが、やはりこちらも今回
補正が、これだけ必要になったということの理由をぜひお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。
15
◯福森真司座長【 5頁】
障害福祉課長。
16
◯障害福祉課長【 5頁】
児童福祉・
発達支援給付費事業費は、
放課後等デイサービスや
児童発達支援事業所など
療育を必要とする子供が利用する
事業の報酬として
事業所に支払っているものです。
今回
補正が必要となった理由ですが、未
就学児の
療育を行う
児童発達支援事業の
事業所が増えたため、
事業者数、
利用件数のいずれも当初を上回る
見込みとなったものです。
また、障がい
児支援に関する知識や経験を有する職員が
保育所や
幼稚園、
認定こども園、
教育機関などに訪問し、
集団生活での適応を
支援する
保育所等訪問支援事業についても、昨年度市内で3か所目となる
事業所が開設し、潜在的に
利用ニーズがあったことから、
利用世帯数が伸びていることも
事業費の
増加要因となっております。
以上でございます。
17
◯福森真司座長【 6頁】
桑原分科員。
18
◯桑原昌之分科員【 6頁】 ありがとうございます。
こちらの中で言うと、
放課後等デイサービスとか、それから
児童発達支援に関わるところの
事業所は、どんどん今増え続けているというふうに思うんです。
国のほうでも、いろいろとやはり施策として後押ししている部分があるかと思うんですけども、どんどん増えていく一方で、なかなか大変な面もあるかと思いますので、こちらもしっかりと面倒を見ていただきたいなというふうに思うんですけれども、やっぱりだんだん本市の
出生数が減ってきているという中で、これからさらにこちらも増え続けてしまうのか、本市としてどのような
見通しを持って、それでさらに、障がい児の割合を、これからどういうふうに考えていくのかということも含めて、考えてることがあればお尋ねしたいと思います。
よろしくお願いします。
19
◯福森真司座長【 6頁】
障害福祉課長。
20
◯障害福祉課長【 6頁】
児童福祉・
発達支援給付費事業費は
療育が必要な子供の
発達支援の観点から、子供や
保護者の状況に応じた
サービスが提供できるよう、
支援に必要な
サービスの確保は必要であり、今後さらに増えることが見込まれます。
そのため、
療育を必要とする子供の割合を増やさないようにするための対策としては、早い段階で適切な
療育と
保護者支援を行えるような体制を整える必要があると考えています。
発達に心配がある子供に対して適切な
療育支援を行うためには、
早期発見、
早期療育へのつなぎ、さらには
療育内容や
保護者支援の充実が重要です。
療育以外の
関係者との連携を深め、
支援の
専門性を高めることで子供の成長を促し、就学後に
サービスを利用する子供の数を少しでも抑制することができれば、結果的に
障害を持つ子供が減ることになると考え、
早期療育事業の強化に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
21
◯福森真司座長【 6頁】
桑原分科員。
22
◯桑原昌之分科員【 6頁】 ありがとうございます。
今いろいろ
調査研究とかも進んでいたりとかして、
療育が必要であるとか、それから
障害を持っているとか、簡単に、何か区分けされてしまうようなことがあります。
ただ、
子供たちならず、私
たち人間というのは、少なからず何かしらの
障害を持ち合わせてるはずなんですよね。私たちも何かしら持ってるはずです。
なので、そういった意味でも、
療育に関わる
担当課等のみならず、全庁的な対応が必要だと私は考えています。森林や田畑などの自然に触れる環境を整えることとか、
自分たちの街を歩き回ることなども大切な経験になりますので、全庁的に
子供たちも元気に本当に良い形で育つような
環境整備をぜひお願いしたいなというふうに思っております。
終わります。
23
◯福森真司座長【 7頁】 他にございませんか。
石川潤分科員。
24
◯石川潤分科員【 7頁】 すみません、ちょっと数点あるんですけどよろしいですか。
まず、1点目なんですけど、議案第62号の
民生費で2項の
小児医療費助成事業費で1億1,432万5,000円、
ひとり親家庭等医療費助成事業費で844万8,000円を
補正するということが出ていますけど、最近
インフルエンザが流行っておりまして、毎日のように
タブレット端末に、メールが届くんですね。昨日なんかも小学校で
学級閉鎖が出ているんで、そういうことが多くなる。
幼稚園や中学校なんかも多くなっているんですけど、そういうことで
補正にあたりまして、何か私からすると、844万円で足りなくなるってちょっと不安がありましたんで、その辺はちょっと不足が生じることはないかどうかお伺いしたいと思います。
25
◯福森真司座長【 7頁】
子育て総務課長。
26
◯子育て総務課長【 7頁】 ただいま、
小児医療費助成事業、また、
ひとり親家庭等医療費助成事業の
補正に当たりまして、現在の
感染症の状況ですが、5月半ばから
RSウイルスによる感染が流行し、また今月5日には県からも
季節性インフルエンザの注意報が発令されるなど、
コロナ以外の
感染症もかなり流行している状況があります。
感染症の流行の動向につきましては、国や県において調査・分析などを行っておりますが、参考とすることはできるものの予測が非常に困難な状況となります。
新型感染症の拡大前の令和元年度の実績を参考に、今、
補正予算を積算しておりますが、さらに
予算の不足が生じるということにつきましては、ないとは言い切れない状況にありますので、今後
感染症の状況などを把握する
関係機関ですとか、あとはまた
予算の関係もありますので、
財政課などと調整しながら対応していきたいと考えております。
以上でございます。
27
◯福森真司座長【 7頁】
石川分科員。
28
◯石川潤分科員【 7頁】 状況ありがとうございました。
今後検討していただけるということでよろしいかと思います。
もう一つよろしいでしょうか。二つ、三つあるんですけど。今度、議案第65号の
国民健康保険事業特別会計の
補正予算にちょっとお伺いしたいことがありまして、
補正予算に関する
説明書の6、7ページの辺りになるんですけど、一般被
保険者保険税過誤納還付金が420万円増額になっていて、こちらの理由をまずちょっとお聞きしたいのと、実際の還付件数などを教えていただければと思います。
29
◯福森真司座長【 7頁】
国保年金課長。
30
◯国保年金課長【 7頁】 一般被
保険者保険税過誤納還付金が420万円増額となった理由でございますが、過年度に遡って資格喪失したことによる保険税還付額が
見込みを上回ったこと等により、
予算に不足が生じたためでございます。そのため、一般被
保険者保険税過誤納還付金額を増額する
補正を行うものでございます。
実際の還付件数や昨年までとの違いでございますが、4月から9月までの還付実績を見ますと、令和5年度は625件、還付額は約1,690万円となっています。令和4年度は保険証の一斉更新の年度であり、例年と比較し還付額が増加するため、一斉更新のない令和3年度と比較しますと、249件、約606万円の増加となっています。還付対象となった令和3年度と令和5年度の平均課税額を比較しますと、令和3年度が5万4,709円だったのに対し、令和5年度が14万3,225円と高くなっていることから、件数の増加によるもののほかに、令和3年度に比べ、比較的所得の高い世帯が還付の対象となったため、
予算額に不足が生じたものと分析をしております。
以上でございます。
31
◯福森真司座長【 8頁】
石川分科員。
32
◯石川潤分科員【 8頁】 ありがとうございます。
状況報告ありがとうございました。分かりました。こちらの質問はこの程度にしておきます。
先ほど、
桑原分科員からも度々介護関係のちょっと質問があったんで、その続きになるんですけど、まず、議案第62号の中で、
介護給付・訓練等給付費
事業についての受給者と
対象者の推移をお伺いします。よろしくお願いします。
33
◯福森真司座長【 8頁】
障害福祉課長。
34
◯障害福祉課長【 8頁】
介護給付・訓練等給付費
事業の受給者証を保有している方の人数は令和3年度が1,303人、4年度が1,358人、5年度の
見込みは1,404人で、年々増加しております。
以上でございます。
35
◯福森真司座長【 8頁】
石川分科員。
36
◯石川潤分科員【 8頁】 ありがとうございます。
あと、同じくちょっと
自立支援医療費事業の助成を受けた方の推移のほうもちょっと教えていただければなと思います。
37
◯福森真司座長【 8頁】
障害福祉課長。
38
◯障害福祉課長【 8頁】
自立支援医療費事業で
医療費の助成を受けた方の受給者の人数ですが、令和3年度が240人、4年度が236人、5年度の
見込みは222人と年々減少傾向にあります。
以上でございます。
39
◯福森真司座長【 8頁】
石川分科員。
40
◯石川潤分科員【 8頁】 統計上のことでちょっと申し訳ないなと思うんですけど、令和3年、4年、5年と年々減少傾向になってるんですけど、何か理由とかは、
事業費の推移について分かれば教えていただければと思います。
41
◯福森真司座長【 9頁】
障害福祉課長。
42
◯障害福祉課長【 9頁】 この
事業費の推移でございますが、令和3年度が1億7,678万790円、4年度が1億7,550万16円と減少しましたが、5年度は前年度比で、19.7%増の2億998万8,925円と大幅に増加しております。
自立支援医療費事業費は、
事業費のうち、
更生医療の占める割合が、令和3年度が90.3%、4年度が90.9%、そして今年度が92.6%と、いずれも9割を超える割合で、また
更生医療の大半を占める
人工透析は1人当たりの
医療費が高額であるため、
対象者数名の増減で
事業費が左右される傾向にあります。
今年度は、
人工透析者数が当初の
見込みより大きく増加したため、
補正予算での対応が必要になったものです。
以上でございます。
43
◯福森真司座長【 9頁】
石川分科員。
44
◯石川潤分科員【 9頁】 あと引き続きなんですけど、今度、
児童福祉・
発達支援給付費
事業の受給者証を受けている方についての推移のほうをちょっとお願いしたいと思います。
45
◯福森真司座長【 9頁】
障害福祉課長。
46
◯障害福祉課長【 9頁】
児童福祉・
発達支援給付費
事業の受給者証を保有している方の人数になりますが、令和3年度が659人、4年度が731人、5年度の
見込みは809人と年々増加しております。
以上でございます。
47
◯福森真司座長【 9頁】
石川分科員。
48
◯石川潤分科員【 9頁】 ありがとうございます。
年々増加しているということで
補正が必要ということになりますか。今度、重度
障害者
医療費助成
事業についてなんですけど、こちらの推移も教えていただければなと思います。
49
◯福森真司座長【 9頁】
障害福祉課長。
50
◯障害福祉課長【 9頁】 重度
障害者
医療費助成
事業の受給
者数ですが、令和3年度が2,274人、4年度が2,235人、5年度の
見込みが2,226人で、年々わずかですが減少している状況です。
以上です。
51
◯福森真司座長【 9頁】
石川分科員。
52
◯石川潤分科員【 9頁】 今、お話伺いましたところ、若干少しながら、減ってはいるんですけど、今度、
事業費の推移のほうをお伺いしたいと思います。
53
◯福森真司座長【 9頁】
障害福祉課長。
54
◯障害福祉課長【10頁】
重度障害者医療費助成事業費は、令和3年度が2億9,725万6,209円、4年度が3億906万2,912円、そして5年度が3億4,245万1,074円で、年々増加し、
増加率では、令和3年度から4年度の4.0%と比較して、4年度から5年度の
増加率は10.8%と大きく伸びている状況です。
その要因として、給付
者数は減少している一方で、
新型感染症の5
類移行に伴い、給付者の医療機関への
受診控えが解消されたことにより、1人当たりの月平均受診件数が増加していることによることが考えられます。
令和元年度は1人当たりの月平均受診率が2.52件で、令和2年度に2.18件に落ち込みましたが、今年度は2.57件と
コロナ前と同水準に回復したため、
事業費が当初
見込みより大きく増加し、今回の
補正予算で対応が必要となったものでございます。
以上です。
55
◯福森真司座長【10頁】
石川分科員。
56
◯石川潤分科員【10頁】 いろいろとどうもありがとうございました。
こういう
介護給付とか訓練給付の
事業費、
児童福祉系の
事業費は身近な
サービスということの観点もありますので、今後、障がい者の方にも
支援していく上で非常に重要な
事業だと私は思っておりますんで、今後も、提供ができるように取り組んでいっていただきたいと思います。引き続き、
対象者への給付ができるように努力していただければと思います。よろしくお願いします。
以上終わります。
57
◯福森真司座長【10頁】 他にございませんか。
中村知也
分科員。
58 ◯中村知也
分科員【10頁】 議案第62号の
補正予算に関する
説明書データの19ページ、
事業コード020・005の
自立支援医療費事業費についてお尋ねします。
自立支援医療のうち、
更生医療とはどのような制度かお伺いいたします。
59
◯福森真司座長【10頁】
障害福祉課長。
60
◯障害福祉課長【10頁】
自立支援事業費は、身体に
障害のある方が
障害を除去、軽減するための
医療費について、医療保険対象の
医療費自己負担額を公費助成するものです。
自立支援医療費は大きく分けて二つあり、一つ目は
更生医療と育成医療です。手術などの治療を行うことで、
障害の状況が改善されるなど、確実に効果が期待できる医療です。
更生医療と育成医療の違いは、
対象者の年齢で、
更生医療は18歳以上の方、育成医療は18歳未満の方を対象としております。
二つ目は療養介護で、病院において医療的ケアや日常的な介護を提供する医療ですが、
更生医療が
自立支援医療費の9割程度を占めています。
更生医療の対象となる
障害は、外部
障害と内部
障害があり、外部
障害には、視覚障がい者の白内障の手術や肢体不自由者の人工関節の手術などがあり、内部
障害には心臓のペースメーカーの埋め込み手術や、HIV免疫機能障がい者の治療がありますが、最も多いのが腎臓機能障がい者の
人工透析となっております。
以上でございます。
61
◯福森真司座長【11頁】 中村
分科員。
62 ◯中村知也
分科員【11頁】
更生医療のうち、
人工透析の患
者数が一番多いとのことですが、
対象者数の推移はどのようかお伺いいたします。
63
◯福森真司座長【11頁】
障害福祉課長。
64
◯障害福祉課長【11頁】 腎臓機能
障害に伴う
人工透析患
者数について、
更生医療給付者のうち、
人工透析患者の占める人数、割合について、決算の値でお答えいたします。
まず、
更生医療給付
者数ですが、令和3年度が212人、4年度が219人、今年度は
見込みになりますが199人で、昨年度を下回る予定です。その一方で
人工透析者数は令和3年度が166人、4年度が168人、今年度末の
見込み数は183人です。4年度と比較すると、人数が15人、割合では8.9%と大きく伸びる
見込みです。
また、
更生医療給付
者数に対する
人工透析患者の占める割合については、令和3年度が78.3%、4年度が76.7%、今年度の
見込みが92.0%と、
人工透析患者の占める割合が大きく伸びる状況となっております。
以上でございます。
65
◯福森真司座長【11頁】 中村
分科員。
66 ◯中村知也
分科員【11頁】 ありがとうございます。
補正の理由は、
人工透析を利用する
対象者数の増加などに伴い、当初を上回る助成、支給が見込まれるということで理解いたしました。直近の
対象者数の推移でも、年々増加傾向にあり、
対象者は腎臓機能の
障害を患い、生命維持のために生涯にわたって
人工透析が欠かすことのできない状況の方々だと伺っております。
また、一度
人工透析患者になると回復は難しいことなどから、今後
対象者数は増加の一途をたどることになるのではないかと思われます。
この
更生医療は、何らかの要因で
人工透析患者等障がい者になってしまった方々に対して、事後的に
医療費の負担軽減を図るものになっています。そのため、何よりも
対象者を増やさないよう
執行部、担当課の方にはお願いですが、ほかの部署等と連携した対策を講じるなど、事前予防的な取組を図っていく必要があるのではないかと考えております。よろしくお願いします。
以上です。
67
◯福森真司座長【11頁】 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
68
◯福森真司座長【11頁】 質疑なしと認めます。
次に、
兼務員の質疑に入ります。
吉村慶一
兼務員、質疑はございますか。
吉村慶一
兼務員。
69 ◯吉村慶一
兼務員【12頁】 議案第62号の
説明書9ページにある
国県支出金等返納金の中の
新型感染症ワクチン接種推進課の所管の部分の返納額ですが、
予算要求書では、令和3年度及び4年度で合計1,585万1,000円、比率で言うと大体5%ぐらいになると思いますが、この返納額とワクチンの副作用の広報の仕方っていうのは、私は関係性があるんではないかなと考えています。
全部で5回確かやったと思うんですけども、私も、5回目はやりませんでした。やっぱり副作用の情報が多くなってきたっていうのと、4回接種した経験から言っても、もうやんないほうがいいんじゃないのかなと思って、5回目はやめたんですけど、一方で、自治体によっては非常にこのワクチンの副作用を強調しているところもある。あんまりこの副作用を強調しすぎちゃうと、社会集団として、免疫力が確保できないというマイナスも生じるわけですので。しかし、11月13日付で議会に報告があったように、本市でも副作用が原因と思われる死亡の例も出ました。賠償金も支払われています。この辺りの兼ね合いをどういうふうに考えて広報してるのか、そこについて伺いたい。
70
◯福森真司座長【12頁】 吉村
兼務員。確認でございますけど、それは
予算の意味、
補正予算の範囲内でよろしいですかね。
吉村
兼務員。
71 ◯吉村慶一
兼務員【12頁】
補正予算で要するに1,585万1,000円返すことになっちゃったと。つまり、それは
見込みより少なかったということで、それはやっぱり副作用情報の広報と直結した話だから、こういう事態になった原因について聞いてるということで、この
補正予算に直結した問題だと思います。
72
◯福森真司座長【12頁】
新型感染症ワクチン接種推進課長。
73 ◯
新型感染症ワクチン接種推進課長【12頁】 まず、約1,500万円の返納のお話ですけれども、これは令和3年度のお話になっておりまして、いわゆる1回目、2回目、そして3回目の接種を行った時期の分の返納という形になります。この補助金につきましては要綱に基づいて申請をして、決定をされるという形になりますが、概算で要求するときに、返納したのは主に3回目接種のときの時期なんですけれども、1回目、2回目の接種率を参考に概算で要求をして、精算をするという形になりますが、こちらのほうとしては不足のないように、1回目、2回目の接種率、これを参考にやっているんですけれども、3回目の接種率につきましては、結果として1回目、2回目よりも下がったという形になりますので、決してその副作用が問題で下がったというふうには認識しておりません。
74
◯福森真司座長【12頁】 吉村
兼務員。
75 ◯吉村慶一
兼務員【12頁】 私なんかはそういうことを考えて、やらなくなっちゃったんですけど、市の一般的な傾向で、かなりメディアなんかでも、副作用の問題は報じられましたけど、それによってこのワクチンを接種する人の数が減る傾向にあったとかっていうことはないんですか。
76
◯福森真司座長【13頁】
新型感染症ワクチン接種推進課長。
77 ◯
新型感染症ワクチン接種推進課長【13頁】 実際に、現在7回目まで実施しておりますけれども、やはり1回目、2回目に比べれば回数が増えるごとに、接種率が下がってきてるという事実がございます。
ただ、それが、いわゆる副反応によるものなのかどうか、そういう情報によるものなのかどうかというものは把握しておりません。
78
◯福森真司座長【13頁】 吉村
兼務員。
79 ◯吉村慶一
兼務員【13頁】 これ、朝日新聞の11月22日発行の記事なんですけど、「ワクチン被害救済制度迅速さ課題」と書いてあって、
コロナのワクチンだと思うんですが、4億8,000万回やって、副反応の疑いだっていうふうにお医者さんが認めたのが3万7,000件と書いてあるんですね。やっぱり適切な情報提供と、それから集団としての免疫性の確保というのは、非常に大切な問題で、そこに地方自治体の裁量の余地もあると思うんですけど、少しそういうことを研究してみるつもりはありませんか。
80
◯福森真司座長【13頁】
新型感染症ワクチン接種推進課長。
81 ◯
新型感染症ワクチン接種推進課長【13頁】 先ほどの御質問は、適切な情報提供という形になるんだと思われるんですけれども、我々のほうとしましては、やはり国の
事業としてワクチン接種をしているというところもございますので、まずは、この国が公表している厚生労働省の
データですとかそういうものを、ホームページ、もしくは接種券を送付する際のチラシなどで、リンクをさせていただいて情報提供させていただいております。
なので、我々のほうとしましては、その国の情報を皆様に提供するということが我々の責務ではないかなというふうに考えているところです。
82
◯福森真司座長【13頁】 吉村
兼務員。
83 ◯吉村慶一
兼務員【13頁】 そうすると、秦野市民でお医者さんから副反応だったんじゃないのかっていう数値等が、仮に上がったとしたらその数値とか、あるいは現に死亡しちゃった人がいますよっていうその数値なんていうのは、国の情報には含まれないと思うんだけど、そういうのっていうのは、市民に伝える必要はないと思っておられますか。
84
◯福森真司座長【13頁】 吉村
兼務員。非常に興味もありますし、それは必要なところでもございますけども、
補正についてに戻ってきていただけると助かります。
吉村
兼務員。
85 ◯吉村慶一
兼務員【13頁】
補正の原因じゃないですか。その因果関係があると思うから聞いてるわけで。
86
◯福森真司座長【13頁】 地域の見解の相違もございますので。
吉村
兼務員。
87 ◯吉村慶一
兼務員【14頁】 見解の相違なら、そういうふうに答えてもらいたい。
88
◯福森真司座長【14頁】 あくまでも
補正についてなので。
吉村
兼務員。
89 ◯吉村慶一
兼務員【14頁】 今後、新たな
感染症みたいなのが出てくるかどうか分かりませんけども、ワクチンの副作用、副反応の問題と、それからこの接種率の問題は、本当にうまく加減してやらないと、集団の免疫性ができない危険、一方では、やっぱり人によっては死につながるわけですから、国がこうだからっていうだけで、地方自治体は済まないと思います。そういうことも考えてやっていただきたいと意見を述べて終わります。
90
◯福森真司座長【14頁】 これで、吉村慶一
兼務員の質疑を終わります。
これより、
予算決算常任委員会における採決の参考とするため、賛否の確認に入るのでありますが、議事の都合上、区分して行います。
まず、議案第62号のうち、当
分科会所管部分の賛否の確認を行います。
議案第62号のうち、当
分科会所管部分に、賛成の
分科員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
91
◯福森真司座長【14頁】 賛成全員であります。
したがって、
予算決算常任委員会において、そのように報告します。
次に、議案第65号の賛否の確認を行います。
議案第65号に、賛成の
分科員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
92
◯福森真司座長【14頁】 賛成全員であります。
したがって、
予算決算常任委員会において、そのように報告させていただきます。
次に、議案第66号の賛否の確認を行います。
議案第66号に、賛成の
分科員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
93
◯福森真司座長【14頁】 賛成全員であります。
したがって、
予算決算常任委員会において、そのように報告いたします。
最後に、議案第67号の賛否の確認を行います。
議案第67号に、賛成の
分科員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
94
◯福森真司座長【14頁】 賛成多数であります。
したがって、
予算決算常任委員会において、そのように報告します。
暫時休憩します。
午前11時31分 休憩
─────────────
午前11時33分 再開
95
◯福森真司座長【14頁】 再開します。
次に、3、その他ですが、
分科員の皆様から何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
96
◯福森真司座長【15頁】 以上で、当
分科会所管部分に関する
補正予算審査は全て終了しました。
なお、当
分科会における
補正予算審査の経過と結果につきましては、今定例月会議最終日に開催する
予算決算常任委員会において報告いたします。
また、報告書に盛るべき事項等について、特に御要望があればここでお伺いをし、それらを基に素案を作成したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97
◯福森真司座長【15頁】 それでは、報告書につきましては、正・副座長におきまして素案を作成し、後日皆様にお諮りをさせていただきます。
以上で、当
分科会の日程は全て終了しました。
これで、
予算決算常任委員会・
文教福祉分科会を閉会します。
午前11時33分 閉会
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