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平成23年度決算特別委員会 本文 開催日: 2012-09-18

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  1. 秦野市議会 2012-09-18
    平成23年度決算特別委員会 本文 開催日: 2012-09-18


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1             平成23年度秦野市決算特別委員会               午前 8時57分 開議 ◯今井実委員長【 1頁】 ただいまから、平成23年度秦野市決算特別委員会第2日目の会議を開きます。  前回に引き続き、歳出第2款・総務費についての質疑を行います。  新政クラブ。  村上茂委員。 2 ◯村上茂委員【 1頁】 おはようございます。それでは、私の方から4件ほどお伺いをいたします。よろしくどうぞお願いをいたします。  まず最初に、成果報告書の20ページの(7)職員健康管理経費についてお伺いいたしたいと思います。  この健康診断等の状況ということで明細が入っておるのですけれども、まず職員の方の受診率ですか、その辺からお伺いをいたしたいと思います。 3 ◯今井実委員長【 1頁】 人事課長。 4 ◯人事課長【 1頁】 こちらの受診率でございますが、定期健康診断や人間ドックによりまして、ほぼ全員の方が受診しております。  以上でございます。 5 ◯今井実委員長【 1頁】 村上茂委員。 6 ◯村上茂委員【 1頁】 対象者は何人でしょう。この1,084人という人数が対象者ということでの100%なのでしょうか。 7 ◯今井実委員長【 1頁】 人事課長。 8 ◯人事課長【 1頁】 1,084人が対象者になりまして、そのうち健康診断が533人、人間ドックが522人で、残りが療休等でお休みになっている職員ですので、それ以外につきましては全員が受診しているということで、ほぼ全員が受診しているということでございます。  以上でございます。 9 ◯今井実委員長【 1頁】 村上茂委員。 10 ◯村上茂委員【 1頁】 ありがとうございました。それで、健康診断の結果、治療が必要な方、そういった方は何人ぐらいいらっしゃったのでしょう。
    11 ◯今井実委員長【 1頁】 人事課長。 12 ◯人事課長【 1頁】 平成23年度の実績で63人ございました。 13 ◯今井実委員長【 1頁】 村上茂委員。 14 ◯村上茂委員【 1頁】 63人は治療等が必要だということですが、63人の方、その後はどうなっているのでしょう。 15 ◯今井実委員長【 1頁】 人事課長。 16 ◯人事課長【 2頁】 平成23年度の実績では、指導が必要とされる職員は、今、私の方で申しましたが、63人でございます。そのうち、指導を受けた職員は55人となっておりまして、残る職員につきましては、指導医による指導や通院中の者でございます。  以上でございます。 17 ◯今井実委員長【 2頁】 村上茂委員。 18 ◯村上茂委員【 2頁】 63人のうち55人が受けたというのですが、それでは、その55人、最終的にどのように完治したのかどうか。その辺の追跡はいかがですか。 19 ◯今井実委員長【 2頁】 人事課長。 20 ◯人事課長【 2頁】 55人の職員につきましては、産業医からの指導の中で、医療機関への通院を必要とされた職員につきましては通院を促すとともに、その結果を聞きまして記録に残すことにより、健康状態を把握しているところでございます。さらに、医療機関を受診しなかった職員につきましては、翌年度以降も産業医からの指導を受けるようにしまして、職員の健康管理に努めているところでございます。  今後、産業医と連携しまして、一層の職員健康管理を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯今井実委員長【 2頁】 村上茂委員。 22 ◯村上茂委員【 2頁】 ということは、最終的に55人の方が完治したかとか、そういったところまでの追跡とか、そういった細かな管理というのは、そこまではされていないというような理解でよろしいのですよね。 23 ◯今井実委員長【 2頁】 人事課長。 24 ◯人事課長【 2頁】 市の健康診断や人間ドックの結果につきましては、すべて産業医に確認してもらいまして、必要な職員に対しましては指導、助言等ともに、次につなげているところでございます。ですので、一層の、今後とも産業医と連携しまして、専門医の立場から助言を受けながら、我々も記録または今後の追跡調査ということで職員には指導、助言をしていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 25 ◯今井実委員長【 2頁】 村上茂委員。 26 ◯村上茂委員【 2頁】 ありがとうございます。ある民間の企業の嘱託をされている先生にお聞きしたのですが、やはり健康診断を行っておって、要治療の方が出た人には、その部署が人事担当とかその辺の部署だと思うのですが、そこの会社は女性の方が担当になって、非常にきめ細かく要治療の人に追跡調査をして、その年度は何人までが治ったとか、継続して治療するとか、その辺の細かい管理をされているということなので、ぜひこの秦野市も、今、言われましたように、嘱託の先生がいらっしゃるわけなので、そういった一人一人追跡して、しっかりと健康管理、まさにこの項目にあります健康管理経費というような形で臨んでいただきたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。  それで、次に、25ページになりますが、(17)普通財産管理費ですが、まず最初に、この普通財産管理費、平成23年度の当初予算額が1,028万6,000円だったと思うのですが、決算額が2,379万9,893円となっておりますが、この辺の増額になった理由を、まずお聞きしたいと思います。 27 ◯今井実委員長【 3頁】 財産管理課長。 28 ◯財産管理課長【 3頁】 増額になった理由でございますが、これにつきましては、秦野駅北口の神奈中ビルの隣接地にありました不二家ビルの敷地につきまして、本市が地権者でございました平成23年8月16日に、借地権者から借地権譲渡の申し出がございまして、土地の買い戻しに関する基本的な合意に当事者間で達しましたので、借地権消滅補償金について平成23年第4回定例会で補正予算の御議決をいただきまして、契約の相手方から借地権を買い戻したものでございます。  以上です。 29 ◯今井実委員長【 3頁】 村上茂委員。 30 ◯村上茂委員【 3頁】 ありがとうございます。その項目は、この大秦町貸付地借地権消滅補償費、それに当たるわけですか。 31 ◯今井実委員長【 3頁】 財産管理課長。 32 ◯財産管理課長【 3頁】 そのとおりでございます。 33 ◯今井実委員長【 3頁】 村上茂委員。 34 ◯村上茂委員【 3頁】 そうしますと、1,950万円余りの増額補正、議会で我々も承認させていただいたのですが、それがプラスになりますと、当初予算1,000万円、ですから2,900万円ぐらいの決算になってしまうのですが、その辺の数字の少し説明をお願いしたいと思います。 35 ◯今井実委員長【 3頁】 財産管理課長。 36 ◯財産管理課長【 3頁】 村上委員おっしゃるとおり、決算額につきましては2,379万9,893円であります。なお、予算現額につきましては、補正予算後の予算現額でございますが、2,979万6,000円でございまして、599万6,107円が不用額として発生しております。この不用額の主なものにつきましては、委託料と補償費の執行残でございます。 37 ◯今井実委員長【 3頁】 村上茂委員。 38 ◯村上茂委員【 3頁】 ありがとうございました。それで、今の予算的な数字の方は何となく理解できたかなと思っているのですが、普通財産のこの中に、実は平成23年度の予算審議のときの分科会で、私、都市建設常任委員会に所属しておりまして、市営住宅の跡地ということで、鈴張町の市営住宅の跡地がまだ都市建設関係の所属かなと思いまして、質問させていただこうと思ったら、もう普通財産になっていますよということで、少し質問ができなかったのですが、ここでお伺いしたいと思います。  まず、鈴張町の市営住宅の跡地が普通財産になったのは何年度からですか。 39 ◯今井実委員長【 4頁】 財産管理課長。 40 ◯財産管理課長【 4頁】 行政財産から普通財産になったのがいつごろかということでございますが、これは平成21年3月5日に建築住宅課から財産管理課に所管がえを行いました。以来、財産管理課の管理下にございます。  以上です。 41 ◯今井実委員長【 4頁】 村上茂委員。 42 ◯村上茂委員【 4頁】 ありがとうございます。それで、あの土地一帯がどのくらいの面積があるかということで、少しお聞きして資料をいただいたのですけれども、5筆ありまして、地目が宅地、一団の面積が7,467.86平方メートルという広大な土地が広がっておるのですけれども、まずこの7,467平方メートルに関しまして、平成23年度内に維持管理費というのはどのくらいかかっているのでしょうか。 43 ◯今井実委員長【 4頁】 財産管理課長。 44 ◯財産管理課長【 4頁】 同跡地の年間の維持管理費でございます。委員御紹介のとおり、面積等につきましてはそのとおりでございますが、維持管理費といいますと、基本的には草刈りが発生しております。業者に依頼しますと1平米当たり単価が約100円強というふうに聞いておりますので、年3回草刈りをしますと、仮に面積を例えば公共施設を除いて5,000平方メートルということになりますと、約150万円ぐらいかかるわけでございますが、そのようなわけで、ここは私ども財産管理課直営で、職員4人で丸1日かけて年3回ほど草刈りを実施しております。人件費につきましては、平均単価、少し大目にみて、1人3,000円と試算しますと、燃料代を入れても1回10万円程度でありますので、年間の維持管理費は約3回ということでございますので、約30万円程度であるという試算になります。もちろんプロではございませんので、素人の域は超えておりませんが、職員全員一丸となって草刈り、維持管理しております。  以上です。 45 ◯今井実委員長【 4頁】 村上茂委員。 46 ◯村上茂委員【 4頁】 ありがとうございます。職員の皆さんが汗を流していただいているということですが、確かにそういった意味で安く上がっているよというふうなことですが、市の職員の皆さんですので、秦野市でも時間給にしてみれば一番高い時間給に換算されるわけで、今、課長の方は30万円程度で終わるということですが、そういった見方からすれば、私は非常に人件費がかかっているのではないかなと、こんなふうに思っております。  それで、もしこの約7,400平方メートルの土地が民間に渡って、住宅なりの開発をされていたとして、年間に市税として入る額というのは、ざっくりした数字で結構ですので、どのくらいになりそうですか。 47 ◯今井実委員長【 5頁】 財産管理課長。 48 ◯財産管理課長【 5頁】 この数値でございますが、資産税課の方で試算をしていただきました。鈴張町580番74ほか4筆の土地、7,467.86平方メートルにつきまして、土地を宅地分譲した場合ということでございますが、概算金額でありますが、固定資産税と都市計画税を合わせて年間約110万円程度見込まれるという試算をいただきました。また、建物があれば、また建物の固定資産税も入る。  以上でございます。 49 ◯今井実委員長【 5頁】 村上茂委員。 50 ◯村上茂委員【 5頁】 今、土地だけの市税収入ですので、それに建物、建物はいろいろ形態がありますので、一概には言えませんけれども、それを加えれば150万円とか何かそういうような数字になるのではないかなと想定をいたします。  そういったことを考えて、維持管理費あるいは年間、平成23年度の市税を想定すれば、かなりの額が税収として入ってくる可能性があるという、この土地ですけれども、それでは、今後、この土地について、どういうふうな活用をされるのか、お聞きをいたしたいと思います。 51 ◯今井実委員長【 5頁】 財産管理課長。 52 ◯財産管理課長【 5頁】 いつごろ具体的に活用になるのかということでございますが、この件につきましては、財務部長が阿蘇議員の一般質問の中で答弁申し上げておりますが、これは新はだの行革推進プランの中で、市が所有する公有地につきましては、その活用方針を平成24年度中に策定するという答弁を申し上げました。現在、外部の有識者による会議、それから庁内推進委員会による会議を開催いたしまして、公有地の仕分けあるいは分類評価をしております。この平成24年度中には、鈴張町の市営住宅跡地も含めて、活用方針を策定していきたいと、そのように考えております。 53 ◯今井実委員長【 5頁】 村上茂委員。 54 ◯村上茂委員【 5頁】 ありがとうございます。行革推進プランの中で、今、おっしゃった市有地活用方針の策定という中では、平成24年度に市有地に関する基本的な活用方針を定めますというようなことで、この鈴張町等々の個別な具体的な方針を定めるとは書いていないのですが、今、御答弁いただいた内容を聞きますと、具体的な方針を出すということの理解でよろしいのでしょうか。 55 ◯今井実委員長【 5頁】 財産管理課長。 56 ◯財産管理課長【 5頁】 実は、公有地の利活用につきましては、全体のパイの中に市営住宅跡地も中に入っておりまして、その中で活用の方針は定めていこうという考え方を持っております。実は、この鈴張町市営住宅跡地の一部でございますけれども、これはカルチャーパークのアクセス道路築造、それから築造するために新たに地権者から土地を取得しますので、それとあわせましてクリーンセンターのアクセス道路でございますが、市道63号線、そこの用地も地権者の方から新たに土地を取得しますので、その代替地、2宅地につきましては、先行して活用を進めるというようなことになっております。 57 ◯今井実委員長【 6頁】 村上茂委員。 58 ◯村上茂委員【 6頁】 個々のそういった事情もおありだと思うのですが、約7,400平方メートルという全体的な活用の方針ですけれども、それでは、具体的になるのは何年後ぐらいですか。 59 ◯今井実委員長【 6頁】 財産管理課長。 60 ◯財産管理課長【 6頁】 時期のお話が出ましたけれども、実は長い年月がかかってしまっているのではないかと、こういうお話、御指摘だと思いますが、私ども所管課といたしましては、この鈴張町市営住宅の跡地約7,400平方メートル、これは市街化区域で、市が持っている最大の市有地の面積でございます。こういう土地は唯一無二といいましょうか、もう手放したらこれで終わりだということでございますので、それだけ希少価値があるわけでございます。  それから、この土地を最大限に有効に活用していくというのは、やっぱり考え方として持っていなければいけないのだろうということで、もう一つが、あれだけの土地ですから、あれを土地活用することによって、周辺環境に対する影響というのは非常に大きいわけですね。そんなことも考え合わせますと、やっぱり土地利用につきましては庁内的な合意形成に時間がかかってしまうというのはやむを得ないのではないかなというふうに私は思っておりまして、そんなことで、少しお時間はかかっておりますが、粛々と方向性を出していきたいと、そのように考えております。 61 ◯今井実委員長【 6頁】 村上茂委員。 62 ◯村上茂委員【 6頁】 ありがとうございます。課長のおっしゃることはよく理解できると思います。民間、例えば私がああいう土地を持っていれば、慎重に一生一代のことですので、活用方針をしっかりと固めていきたいなという思いはあります。それは民間という、個人の、私の土地だから言えるのですけれども、やはりあれは市の公有地のものですから、早く言えば市民の土地でありますので、思いは今、課長がおっしゃったようなことで進めていただきたいと思うのですが、やはりスピード感は持っていただかないといけないなと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に、成果報告書27ページの(23)企画事務費の中のウの土地利用について、この中で新東名高速道路のことで書いてあります。農協、商工会議所及び市との連携により、スマートインターチェンジ周辺土地利用の先進事例調査を実施したとありますけれども、この調査の結果といいますか、その内容について、少しお聞きしたいと思います。 63 ◯今井実委員長【 6頁】 新東名周辺整備担当課長。 64 ◯新東名周辺整備担当課長【 6頁】 平成23年度はインターチェンジやスマートインターチェンジを生かした周辺土地利用に関する先進事例を調査するために、農協と商工会議所で組織する秦野市農商工連携連絡協議会と本市と合同で、スマートインターチェンジが開設されたばかりの栃木県佐野市を視察しました。参加者は合計31人、そのうち本市からはインターチェンジ等周辺土地利用検討委員会のメンバー15人が参加しています。視察先はJA佐野と地元農家の共同出資である農業生産法人佐野観光農園によって設立されました食と花の駅アグリタウン、それから道の駅どまんなかたぬま、土地区画整理事業の状況、あるいは佐野サービスエリアにできましたスマートインターチェンジの整備状況につきまして、施設の社長や市の担当者から開設までの経過や施設の運営状況等についてお話をお聞きいたしました。 65 ◯今井実委員長【 7頁】 村上茂委員。 66 ◯村上茂委員【 7頁】 ありがとうございます。そういう状況だと、概要だけで、その中身についてという、そういったものの具体的な調査をもう少し教えていただきたいのですけれども。 67 ◯今井実委員長【 7頁】 新東名周辺整備担当課長。 68 ◯新東名周辺整備担当課長【 7頁】 インターチェンジやスマートインターチェンジができることによる地域の活性化に対する思いというのは、地元の関係団体、それから市も同じでございます。こうしたことから、関係団体と本市が課題をまずは共有しようということで、平成23年度は実施しました。本市の関係団体も農産課、商工観光課、たくさん参加してございます。本市としても、庁内で連携しながら、地域振興策について検討を進めていきたいと、そういう考えのもとで昨年は視察を実施いたしました。 69 ◯今井実委員長【 7頁】 村上茂委員。 70 ◯村上茂委員【 7頁】 平成23年度の内容は、今、報告いただいたような内容なのですが、新東名高速道路がことしの春、御殿場から西の方が開通しましたよね。新しいサービスエリア等ができまして、この事例調査の延長だと思うのですが、その後、調査されたと思うのですが、その辺についての御報告をできればお願いしたいと思います。 71 ◯今井実委員長【 7頁】 新東名周辺整備担当課長。 72 ◯新東名周辺整備担当課長【 7頁】 ことしは農商工連携連絡協議会から秦野サービスエリアにできる商業施設で、地元の農産物や特産品を販売するにはどうしたらいいか。先駆的な話を聞きたいということで、事前の打ち合わせを持ちまして、8月29日に本市と合同で研修を実施してございます。こちらでは、新東名高速道路が開通しまして、実際にテントで農産物の直売や店に食材を供給しているNPO法人の代表の方や、実際に新東名高速道路や東名高速道路のパーキングエリア、サービスエリアに参入している企業の方から、サービスエリア内への参入へのアプローチの仕方、そんな話を今年度は一緒にお聞きしています。 73 ◯今井実委員長【 7頁】 村上茂委員。 74 ◯村上茂委員【 8頁】 ここでそういった中身の細かな説明まで、少し大変だと思うのですけれども、いろいろ資料をいただいた中で、今、政策部という中での調査ですが、実際、現場である農政サイド、農産課等へのつながりというのですか、その辺は、今後のスケジュールはいつごろになるのでしょうか。 75 ◯今井実委員長【 8頁】 新東名周辺整備担当課長。 76 ◯新東名周辺整備担当課長【 8頁】 土地利用につきましては、今、庁内のインターチェンジ等周辺土地利用検討委員会の方で検討を進めているところでございます。将来のまちづくりの方向性や民間の土地利用の指導、誘導する、そういった指針というものが早期に必要かなというふうに考えております。ですから、土地利用の基本的な方針、地域活性化の方針、そういったものについては、早期にまとめていきたいというふうに考えてございます。  また、次のステップとして、関係機関や地域の意見を踏まえて、より具体的に土地活用について検討をしていきたい。まずは庁内の関係課、特に周辺地域は観光振興、農業振興の可能性が非常に高まりますので、そういった関係部署と連携を深めていきたいなというふうに考えてございます。 77 ◯今井実委員長【 8頁】 村上茂委員。 78 ◯村上茂委員【 8頁】 ありがとうございます。やはり今回新東名高速道路の各サービスエリアを調査されて、その内容等々をお聞きしたり、私もじかにそういったサービスエリアを回ったりして、その中身を見てみますと、やはり今までずっと農協のじばさんずがありますよね。当初は第2のじばさんずをサービスエリアにというような、そんな話を進めていたのですけれども、とってもそんな緩い話では対応できないというようなことを実感するわけで、あの中に入っている、もともと農家で農業生産法人を設立して、株式会社等々を設立して、海老名サービスエリアにも入っていったと言われましたか、そういったところへ入っている方のこういった報告を聞きますと、今のこういった中に、農家として参入するとしたら、今までの農業経営をもう180度刷新、変えるような心意気でいかないと、とても対応できないなというのが実感ですので、そうしますと、やはりもうあとできるまで8年余りですか。  それで、ほかの産業ですと、スイッチでリセットすれば、年間のうちに幾らでも試行できるのですけれども農業というのは1年に1回しか試すことはできませんので、なるべく早く秦野市内の、今、これから8年後に、そういった意欲ある若手といいますか、そういった農家の人にこういった課題をしっかりと伝えていただいて、対策をとっていかないと間に合わないのではないかなと思います。  株式会社いでぼくですか、この井出さんという人間性豊かなこういった方の考え等をお聞きしますと、とてもではないですけれども、今の農業の形態では参入できないなと、そんなふうに感じましたので、早期に現場、農産課等々の農政サイドの詰めを急いでいただきたいなと、こんなふうに思います。よろしくお願いをいたします。  最後に、成果報告書32ページの(39)市民活動支援事業費、これについて伺いたいと思います。たしかこの事業費の中で、今までコミュニティ農園について、事業として行われていたわけですが、今回、成果報告書にその報告がないのですけれども、どうなっているのでしょう。 79 ◯今井実委員長【 9頁】 市民自治振興課長。 80 ◯市民自治振興課長【 9頁】 コミュニティ農園は、自然と親しみながら健康を増進し、市民相互の連帯感を高めることを目的に、おおむね15平米を1区画といたしまして、1世帯1区画の条件で利用していただいております。現在、ひばりヶ丘、今泉、堀山下の3農園があり、土地所有者と本市が使用賃貸契約を結び、3園合わせて計147区画を提供しております。  成果報告書に割愛いたしましたのは、昨年2月25日付で北矢名農園がございましたけれども、地権者からのたっての返還の要請がありまして、昨年8月24日をもって利用者、そこは42区画でございましたけれども、返還させていただいたと、そういったところでございます。  以上です。 81 ◯今井実委員長【 9頁】 村上茂委員。 82 ◯村上茂委員【 9頁】 農園数が減ったことは確かですが、コミュニティ農園は継続されているわけですよね。今までずっとこの成果報告書には載っていましたけれども、何でこの平成23年度の報告から消えたわけですか。 83 ◯今井実委員長【 9頁】 市民自治振興課長。 84 ◯市民自治振興課長【 9頁】 故意に消したわけでは決してございませんけれども、コミュニティ農園の利用者は、毎年年度末に抽選で決めておりますが、既存する3園につきましては、過去5年間の平均倍率は1.0倍でございます。現在、堀山下農園に空きの農地が1区画ありますけれども、広報はだの等の募集等の呼びかけをしても、なかなかあっせんしても希望がない状況であるなどの、そういったことを踏まえまして、今回、少し割愛をさせていただいたものです。 85 ◯今井実委員長【 9頁】 村上茂委員。 86 ◯村上茂委員【 9頁】 私がお聞きしている農園、今、言われた堀山下農園、少し課長の答弁と食い違っているのですよ。今、1区画残っていると言われましたよね。あれはもともと雑草とかごみを置いているところ。入園希望者が多いから、そこを畑にしようと一生懸命皆さんで手を尽くしたのだけれども、もともとがそういう場所だから、草とか何かが出てしまって、そういう農園には適さないから、空けておくしかないねということらしいですよ。  それで、応募にしても、以前は2次応募をして埋まったのですが、最近は1次で埋まると。待っている方もいらっしゃると、そういうようなことなのですよ。  それで、今、平成23年度1園なくなったと言われましたよね。それでは、その追加、コミュニティ農園をふやすための手だてはされたのですか。 87 ◯今井実委員長【10頁】 市民自治振興課長。 88 ◯市民自治振興課長【10頁】 コミュニティ農園につきましても、やはり需要と供給、村上委員のお話のとおり、希望のお話、そういったものが市民自治振興課の方へは伝わってきていないというのが現状でございます。
     以上です。 89 ◯今井実委員長【10頁】 村上茂委員。 90 ◯村上茂委員【10頁】 それはおかしいではないですか。それは、担当所管課として、そういった声をくみ入れないという、それは少し怠慢だと思いますよ。この秦野市緑の基本計画ってありますよね。これにはきちんとコミュニティ農園という、わざわざ農園を指定して、これからももっとふやしていくというように位置づけられているのですよ。それで、ああいった市街地の中の農園って、今、防災等々で非常に騒がれてというか重要視されていて、市街化区域の中のああいった防災の機能の空き地、避難場所とか、そういった機能もありますし、市街化区域の中の緑の確保とか、それからああいった近くの人が、私もいつか一般質問でやらせていただきましたけれども、園芸療法だとか、ああいう土をさわるのによって健康づくりあるいは癒やし等々の、非常に機能が大きいわけなのですよ。ですから、この緑の基本計画どおり、これをふやす方向でいかなければいけないのですが、何か今、課長の御答弁をずっと聞いていると、少し収束に向かわせようというような意図が感じられるのですが、違いますか。 91 ◯今井実委員長【10頁】 市民自治振興課長。 92 ◯市民自治振興課長【10頁】 今、荒廃地農地の対策といたしまして、農産課またはJAはだのが調整区域の耕作放棄地対策を講じておられます。そうした中で、ふれあい農園やさわやか農園などの利用の方も進んでおられるというふうに伺っております。  また、コミュニティ農園を希望される方の中で、駐車場施設または水道施設、そういったものがないのか、ないならば、あるところをあっせんしてくれというようなことがございまして、私ども市民自治振興課といたしましては、農産課の方へお願いいたしまして、あっせんをしている、そういった状況でございますので、いずれにいたしましても受容と共有のバランスを保ちながら、関係課で調整を図っていきたいと、そのように考えます。  以上です。 93 ◯今井実委員長【10頁】 村上茂委員。 94 ◯村上茂委員【10頁】 今、農産課という、農政サイドの話が出たのですが、農産課がつくっている農園というのは、確かに調整区域で区画も広くて、コミュニティ農園とはそもそも目的が違うのですよね。だから、市民農園等々、ほかの農園でやっておられる方は、結構じばさんずへお持ちになったり、そういう農産物を生産という、それが主目的の方なので、そういう目的の方はそこへ移っていただいて、それは結構だなと思うのです。  先ほど言いましたように、いろいろな市街化区域の中の農園という機能がありますよね。そういう機能を求める人も、またそういう必要な人もたくさんいらっしゃると思うのです。ですから、やはりコミュニティ農園の近くの人が、車ではなくて歩いて散歩がてらそこへ行くとか、そういったことを結びつけることが大事だと思うので、今、言われたように農産課の方へ行っていただくようにしましたとかではなくて、そういう方はそういう方ですから、目的が違うわけですから、コミュニティ農園の必要な方をもっと開拓すべきだと思うのですが。部長のお考えはいかがなのでしょうか。 95 ◯今井実委員長【11頁】 くらし安心部長。 96 ◯くらし安心部長【11頁】 コミュニティ農園ですけれども、野菜ですとかお花などをつくった中で、市民の皆さんが余暇の有効活用ですとか、あるいは一緒に隣の区画ですとか、そういうところで農園をやっていらっしゃる方との交流あるいは指導をしてくださる農業従事者の方との信頼感を深めるとか、そういった意味でのいわゆるくらし安心部の市民自治振興課がやっている農園というのは、コミュニティサイトとしての農園ということでございます。今、委員おっしゃいましたように、まだまだ利用したいという方の声があるようでございますので、うちの方でも十分にそういった声を聞いて、その様子を見ながら、必要があればまた検討していきたいと、このように考えます。 97 ◯今井実委員長【11頁】 村上茂委員。 98 ◯村上茂委員【11頁】 必要があれば検討ということでございますが、必要がありますので、ぜひ拡大の方向でお願いいたします。  以上で終わります。 99 ◯今井実委員長【11頁】 以上で、村上茂委員の質疑を終結いたします。  高橋徹夫委員。 100 ◯高橋徹夫委員【11頁】 まず決算附属資料の83ページ、財産管理事務費というところかなと思ってはいますけれども、ことし6月の議会で成立しました郵便局を保健福祉センターの中に設置するという部分に、最後振ろうとは思っていますけれども、とりあえず少し聞かせていただきたい。庁舎内の自動販売機について、台数はどのくらいか、またいろいろと費用がかかるのだろうが、電気料金などはどのくらい加算しているのか。そういう部分を少し教えていただきたい。  もう1点、これに絡む部分というか、庁舎の中央にありますコンビニエンスストア、これは営業が始まって何年たって、毎年の家賃、駐車場代、電気料、例えばそこへ来られる人がトイレを使ったり何かする人もいるのかなと思っていますけれども、そういう雑費等、幾ら見積もっておられるか、それを聞いておきたい。  とりあえず、そういう公共施設に今、何となく皆さんの考え方の中に、個人の事業者を公共施設に誘致するということがはやりのようでございますので、全くしてはいけないという事業ではないだろうとは思いますけれども、こういう時代でございますので、どのぐらい家賃をいただいているのか。また、どのぐらい公共に尽くしているのかなという部分を明白にしていただきたいと思います。  では、その辺をよろしくお願いします。 101 ◯今井実委員長【12頁】 財産管理課長。 102 ◯財産管理課長【12頁】 2点御質問いただいた部分につきまして、自動販売機の設置台数についてということでございます。少し手元に詳細な資料がございませんので、ごく最近のお話だけさせていただきますと、庁内の自動販売機でございますが、平成22年度、災害時に無料で飲み物が出てくる自動販売機が10台、それから平成23年度、24年度と1台ずつということで、12台となっております。  それから、もう一つ、コンビニエンスストアでございますが、これは土地の貸付料ということでございますが、年額が1,262万480円ということでございます。今、手持ちの資料では、この程度しか御報告できません。申しわけございません。 103 ◯今井実委員長【12頁】 高橋徹夫委員。 104 ◯高橋徹夫委員【12頁】 公共施設の自動販売機というのは、公民館、いろいろな公共の施設等に配置してあります。そういった自動販売機の台数がこの程度の数ではないだろうと思っていますけれども。その数字がわかりませんか。 105 ◯今井実委員長【12頁】 財産管理課長。 106 ◯財産管理課長【12頁】 自動販売機は、基本的に施設管理者がその場所で貸し付けをしておりまして、今、手持ちにございませんので、後ほど答弁させていただきます。 107 ◯今井実委員長【12頁】 高橋徹夫委員。 108 ◯高橋徹夫委員【12頁】 議会として言いたいというのは、やっぱり多くの公共施設に配置されている自動販売機、一つのパターンがなければならないだろうと。1台につき年間このぐらいは費用をいただきますよとか、またこういったものはきちんと取り入れていただきたいですよとか、条件、またそれといろいろな団体等が支援して入れるというような場合があるというふうに私も聞いていますけれども、特定の団体でなく、どのぐらいのサイクルで、この業者、あの業者とか、この団体、あの団体と。やはり、例えば自動販売機を何台か設置することによって、ある団体の活動費が生まれるということも聞いておりますので、やっぱり多くの皆さんがそういう自動販売機を通じて活動費を得られるというような場面をつくり出すのも、行政の仕事だろうと私は思いますので、そういった説明ができれば、していただきたい。 109 ◯今井実委員長【12頁】 財産管理課長。 110 ◯財産管理課長【12頁】 自動販売機、今、数値の方は、この後報告させていただきますが、現実的にはいわゆる福祉団体、母子福祉会とか、身障者の会、全体で約7割ほどはそういったいわゆる福祉団体が設置している自動販売機というのが実態でございます。 111 ◯今井実委員長【13頁】 高橋徹夫委員。 112 ◯高橋徹夫委員【13頁】 ここの部分を少し調べていただきたいと思いますけれども。今、担当から各団体が借りていますと、7割ぐらいがそういう福祉団体だと。この団体の手助けをする業者が皆一定しているわけです。結局、役所で、私は先ほど言いましたけれども、施設に置く費用、電気料、そういった部分は幾らになっていますかが出てきていないです。また、役所という場所というのは、多くの市民が集いますので、効果があるのかなと。各種団体が名目上置かせてくださいと。その裏で、業者が仕事をされる。それでもまだもうかってしまうというぐらいの費用が浮くようになっていると。しかし、それも一つの方便だなと。団体が活動費を生むためにはしようがないなと、私は思っています。  しかし、一定の団体に偏るというのは、私はいかなることでもおかしいかなと。例えば入札等、継続した中でも3年とか、どうしてもこの団体、一生懸命やっていられるから随意契約だというような形で、またさらに1年延ばすとか2年延ばすという部分があっても仕方ないだろうと思いますけれども、やっぱりそういった貸付の部分でもやはり一定のルールを設けたらどうだと。私の言っているのは、裏で業者が入れかえしたり何したりしても、自動販売機は一定の利益を生むことができるという裏づけができているように思います。それは答弁ございませんけれども、電気料とか雑費がかかっていないのかなと、私、こういうふうに思っています。  そういう部分で、きちんと担当課として、先ほど言いましたように、団体でも長くても3年と、随意契約を使っても4年、5年というような形を示させていただいて、次の団体のやはり活動費になる、そういった形ならば、私はこういう自動販売機も行政という立場で団体に支援する補助金等の削減があってもいいのかなと、こういうふうに思うわけです。  そういうふうになっているかどうかを、少し聞いておきたい。 113 ◯今井実委員長【13頁】 財産管理課長。 114 ◯財産管理課長【13頁】 本当に、自動販売機の関係につきましては、おっしゃられるとおりだなというふうに感じております。ただ、基本的に福祉関係の法律の中で、やはりこういう行政施設の中でできるだけ優先的に活用しなさいというような法律の規定になっておりますので、そういった意味では、1回つけていただくと、そこからやっぱり既得権益みたいな部分で、なかなか難しいところが非常にございまして、おっしゃられるとおりだと思います。きちんとある程度一定の年数の中で貸し付けをするとか、そういった手法をとるというのが一般的だろうなというふうに思いますが。  先ほど申し上げました、災害時に無料で飲み物が出てくる自動販売機につきましては、年間1台について約18%ほどの売り上げの手数料をいただいております。それで、電気料につきましては、それぞれ各団体が実費で補てんをしていただくというようなことで、福祉団体の方、実費でかかった電気料につきましては、市の方にお支払いをいただくというようなことでございますが、各施設管理者が各団体へ電気料を請求しているため、現時点では少し不明でございます。  また、平成22年度末の自動販売機の総数は全体で87台ございます。  福祉団体は、機械を置くこと自体が一応減免規定で100%減免という形でやっておりますので、そういった電気料は各課で歳入しているというのが現状でございます。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 115 ◯今井実委員長【14頁】 吉村慶一委員。 116 ◯吉村慶一委員【14頁】 今、高橋徹夫委員の質疑の中で、財産管理課長から自動販売機を置くことについて、それは福祉団体の既得権益だという御答弁、表現がありましたが、既得権益という表現が、果たして議会という公の場で用いるのが適切なのかどうか。委員長においてお取り計らいを願いたいと思います。 117 ◯今井実委員長【14頁】 委員長の方で、その件については確認をします。  高橋徹夫委員。 118 ◯高橋徹夫委員【14頁】 少し議事進行もかかりましたけれども、私もやや既得権益という言葉は、やっぱり少し怖いなと。そういう意味でルールを、まず私が言っているのは、3年、5年と申したのは、一つの団体、福祉の団体だって数多くありますので、やっぱりそういった団体に回すことによって、また活力が出たり、一生懸命頑張ろうという部分が出てきたりするのかなと。一つもらうともう一個もらいたいと。あそこもここもという力になるやに聞いておりますので、そういうことが担当は大分わかって、理解していただいているように思いましたので、今後、やはりこの自動販売機の管理運営の中でも、そういったルールをつくっていただいて、自由に団体が、ただ運営のために使っているのではなくて、各団体が何年かでルールで回っていますよと言っていただけると、我々議会も安心かなと、こういうように思います。  また、先ほど、業者が18%で、団体が電気料を払うというふうに聞いていますけれども、もうけは業者が18%持っていってしまって、電気代をこの団体が払うというのは、何だか少し解せないなという感じがします。18%の中にどのぐらい電気料がかかるかなというのが、少し見えなくなるわけ。普通、この1台に対して、電気料がこれだけかかって、販売額はこれだけありますよとかって聞けば、おおむねわかってくるのですけれども。間に入っているだけの団体が電気料を払っていますというだけだと、年間決まった金額、1万円でも2万円でも出していけばいいだろうと、電気料だという意味合いになってしまっているのか。  そういうものでなくて、やっぱり自動販売機によっては相当利用率が高いところと利用率の低いところとあるだろうと私は思いますので、そういった部分でも、業者から直接電気料というのがとれるようにした方が、やっぱり行政としては、もうこのごろ電気料が上がったよとかいう時代の背景にも見えてきたり、今まではこうでしたけれども、3年前から上がりましたとかって、こういう場面が見えたり、団体になかなか活動の方で大変ですねと、電気料はそんなにいただけないですね、では5,000円でというわけにはいかないだろうと私は思うのです。  これは電気料、使用料、場所代みたいなものだな。そういう部分は業者からきちんともらえるような形で、団体にその間は手戻りがあってもいいだろうと、私は思う。そこの部分はそのようにしていただきたい。こういうように思います。  2点目のコンビニエンスストアの年間の家賃は1,000万幾らですよと、これは私、先ほど言った駐車場から何から全部ひっくるめてだろうと私は思うのですけれども、そのとおりでよろしいですか。 119 ◯今井実委員長【15頁】 財産管理課長。 120 ◯財産管理課長【15頁】 コンビニエンスストアの件はそのとおりでございます。  少し誤解があるといけませんので御説明申し上げますが、先ほど私、18%の売り上げ、率でいただくというお話は、これはあくまでも災害時に無償で飲み物が飲めるという状態の機能がついた自動販売機については、月額の売り上げの18%を市に売上金として歳入していただくと。一般の、いわゆる障害者団体が使っている自動販売機につきましては、あくまでも基本的には行政財産の目的外使用許可を出しまして、許可をさせるわけですね。こういう建物の中に立っているわけですけれども、その使用料については、すべて減免をしております。ただし、電気料だけは実費で市の方にお金を入れていただいていると。  それから、その自動販売機業者と団体との関係については、私ども口を挟む余地はございませんので、それは団体と例えば某何とかビバレッジとか某何とかドリンク会社とか、そういうところとここで契約をされている内容でございますので、そういうことで誤解のないようにということです。 121 ◯今井実委員長【15頁】 高橋徹夫委員。 122 ◯高橋徹夫委員【15頁】 いみじくも一番心配するところを、あなたは答弁されているのですよ。だから、裏づけの業者は福祉の団体だということを使って、公共施設にどんどん入ってくるわけですよ。できれば、私は業者も変えなくてはいけないなと思うぐらいですよ。だけれども、業者は何も変わらないよということと同じなのよ。  それと、やっぱり%、では、一番言いたくない話をしましょう。秦野市が運営しています水道局の水は、その中に入っていますか、入っていませんか。 123 ◯今井実委員長【15頁】 財産管理課長。 124 ◯財産管理課長【15頁】 私の承知している範囲は、本庁舎3階と屋上の自動販売機については秦野の水が入っている状態でございます。 125 ◯今井実委員長【16頁】 高橋徹夫委員。 126 ◯高橋徹夫委員【16頁】 本庁舎の中には入っているようだというふうに聞きましたけれども、まず一生懸命秦野市はおいしい水、安い水、こういう部分でPRしているということだな。これを福祉の団体に、機械は貸しますと、あとのほかの機械の中には入っていませんとなるのなら、やっぱり入れましょうという業者を扱っていただきたい。これは要望しておきます。  また、次の2点目のコンビニエンスストア、この部分の家賃、雑費が年間これだけ家賃いただいていますよと聞かせていただきました。それでは、今、何年目に入られました、この業者は。 127 ◯今井実委員長【16頁】 財産管理課長。 128 ◯財産管理課長【16頁】 申しわけございません、少し記憶が定かではございませんで、承知している範囲では、平成23年3月ごろだったというふうに記憶しておりますが。 129 ◯今井実委員長【16頁】 きちんと調べて答弁をお願いします。暫時休憩します。               午前 9時55分 休憩              ─────────────               午前 9時57分 再開 130 ◯今井実委員長【16頁】 再開いたします。  休憩前に引き続き高橋徹夫委員の質疑を続行いたします。  執行部の答弁を求めます。  財産管理課長。 131 ◯財産管理課長【16頁】 貴重なお時間を使わせてしまい、本当に申しわけございませんでした。平成19年12月から契約をしているということでございます。 132 ◯今井実委員長【16頁】 高橋徹夫委員。 133 ◯高橋徹夫委員【16頁】 どうもありがとうございます。平成19年から、平成23年、ことしは平成24年ですけれども、こういう契約はどのような契約書になっているのですか。例えば普通の役所の公的なところで、あなたはこの商売をやっていいですよ、そのかわり何年という節目をつけて、契約書があるだろうと。私、この部分でも少し疑問があるなと。一定の経営者が長い間役所のど真ん中に位置するというのは、既得権以上のものになってしまうのではないかなと、こういうように思いますので、そこの部分の契約書の部分を教えていただけると。 134 ◯今井実委員長【16頁】 財産管理課長。 135 ◯財産管理課長【16頁】 ここはもともと行政財産だったものを普通財産に区切って分けて貸し付けをしております。基本的には公証人役場に行きまして、定期借地権の契約を結んでおりまして、基本的には30年の契約でございまして、建物は30年たったら除却をして更地にして返還すると、そのような契約になっております。 136 ◯今井実委員長【16頁】 高橋徹夫委員。 137 ◯高橋徹夫委員【17頁】 いや、我々議会の中に、定期借地権とかそういった説明は一切なかっただろうと私は思います。私は一定の業者が、先ほど自動販売機の質問もしました。3年、5年、こういった施設も、市庁舎のど真ん中に30年間位置していいよと、1人の業者にだれがこんな位置づけができるのです。市民の中には、同じ商売をやっている人、大勢いられるのでしょうよ。それは、私の言っている、建物まで建てて、地代も払っているのだという部分というのもわかりますよ。しかし、私、この後、郵便局の部分にも触れますけれども、何か今、役所の中で1業者が行政の中に入ってくるということを誘導しているように見えてくるのですよ。だから、まずここのコンビニエンスストアのきちんとしたマニュアル、制度を、1回我々議会に示してもらわないと、今後の中に問題を起こすのではないかなと。  会議録出ていますか。我々議会の中に説明した証明が残っていますか。 138 ◯今井実委員長【17頁】 一度資料を整理して、再度答弁をお願いします。  暫時休憩します。               午前10時00分 休憩              ─────────────               午前10時19分 再開 139 ◯今井実委員長【17頁】 再開いたします。  休憩前に引き続き、高橋徹夫委員の質疑を続行します。  執行部の答弁を求めます。  財産管理課長。 140 ◯財産管理課長【17頁】 貴重なお時間を使わせてしまい大変申しわけございませんでした。  最初に、1点目でございますが、訂正がございます。私、先ほど事業用定期借地権につきまして、30年と申し上げましたが、この契約につきましては15年ということでございます。失礼しました。  それから、議会への対応はどうだったのかというお話でございますが、実は平成19年6月に秦野市役所敷地内へのコンビニエンスストアの出店予定者の選定をしたわけでございます。その後、平成19年8月7日付で、議員の皆様には秦野市役所敷地内へのコンビニエンスストア出店予定者の選定結果ということで御報告をさせていただいております。これにつきましては、市議会議員の改選期ということもありまして、議員連絡会が開催されないことによりまして、レターケースの方に投げ込みというような形で処理をさせていただきました。  以上でございます。 141 ◯今井実委員長【17頁】 高橋徹夫委員。 142 ◯高橋徹夫委員【17頁】 今、担当から説明がございました。コンビニエンスストアの設置に当たっては、我々議会も改選時期に絡んで、報告書とファクス等が流れただろうと私は思いますけれども、平成19年10月にもう既に建築に着手したというふうに聞かされました。こういう流れで、このコンビニエンスストアができたということのようです。建物は事業者、土地代という形で賃貸をするというようなシステムだそうです。これもやはり15年という話が、今、ございましたけれども、行政財産、行政の敷地内、まして秦野市役所という敷地のど真ん中に位置することはいかがなものかなと。これは執行部、副市長2人いられますけれども、今後はこういったものの賃貸期間は長くてもこうだなと、一定の考え方を確立していただければありがたい、こういうように思います。  そこで、今の部分はとりあえず我々議会が改選時期で報告書は見たという解釈にしてまいりたいと思います。ことしの6月の議会で、郵便局を保健福祉センター内に誘致しようという部分で、我々議会は賛同しております。これも急に出てきたなという感じもしたわけですけれども、こういった部分で一つ聞いておきたいと思います。  この契約書はどういう形になっているのか。まずそれを聞かせていただきたい。 143 ◯今井実委員長【18頁】 公共施設再配置推進課長。
    144 ◯公共施設再配置推進課長【18頁】 お答えいたします。6月議会に提案をさせていただきまして、議会の同意をいただきました。その契約書につきましては、本市と郵便局の南関東支社、特定の郵便局ではございません。南関東支社との契約になってございます。  契約の期間につきましては、平成24年8月7日から平成27年3月31日までの契約期間になっております。以後につきましては、双方の合意によりまして、更新をする、できるという、そういう契約になってございます。 145 ◯今井実委員長【18頁】 高橋徹夫委員。 146 ◯高橋徹夫委員【18頁】 例えば、この最初の契約というのは、今、言われるように3年ということで、実績を見てから、その後、もう1回3年やろうかと、政策で決めること、これは正しいだろうと、私、思います。  先ほどのコンビニエンスストア、やはりいち早く15年と、議会が選挙をやっている最中だから報告書だけ出しておけばいいだろうと、そういうものではないと私は思うのです。だから、これは即、契約書の見直し、こういう部分に取り組んでいただくことも大事だろうと思います。  今、郵便局の方では、3年という部分を聞かせていただきました。あと中身の契約書の、月々幾らとか、そういった中身が何も聞こえていないのですけれども、運営費、駐車場代だとか、車は何台置きますとか、そういう部分があるのかどうか。 147 ◯今井実委員長【18頁】 公共施設再配置推進課長。 148 ◯公共施設再配置推進課長【18頁】 賃料ですけれども、賃料は月額14万4,212円でございます。そのほかに共益費といたしまして、今、委員の御指摘がございました駐車場代が5台分、そのほかに清掃料だとか上下水道分、この辺につきましても共益費ということで月額4万9,400円を別にいただくということになってございます。  以上です。 149 ◯今井実委員長【19頁】 高橋徹夫委員。 150 ◯高橋徹夫委員【19頁】 郵便局として、建物内の敷地はどのぐらいになるのですか。こういうのもきちんと見積もって、鑑定だか何だかがございますか。 151 ◯今井実委員長【19頁】 公共施設再配置推進課長。 152 ◯公共施設再配置推進課長【19頁】 鑑定につきましては、参考としていただいてございます。面積につきましては、99.75平方メートルでございます。 153 ◯今井実委員長【19頁】 高橋徹夫委員。 154 ◯高橋徹夫委員【19頁】 約30坪ということだろうと思います。30坪の賃代が正直言って約14万円ということは、坪当たり月額5,000円もしないと。それで雑費はこうですよといっても、これはどういう意味で定額の家賃を換算されたのか、もう一度その理由を。 155 ◯今井実委員長【19頁】 公共施設再配置推進課長。 156 ◯公共施設再配置推進課長【19頁】 まず賃料の鑑定の積算の方法ですけれども、市の行政財産の目的外使用料の算定をもとに積算をいたしました。ただ、この金額になりますと、実は公共施設が、例えば震災に対しての強さを求めるだとか、通常の部分よりも建築費が高いという部分がございます。そういう関係で、近隣の取引相場から少し高いという部分がございますので、近隣の不動産の取引価格、あるいは近隣の公共施設が民間に貸し付けているものを参考にした中で、今回の賃料となったということでございます。 157 ◯今井実委員長【19頁】 高橋徹夫委員。 158 ◯高橋徹夫委員【19頁】 何か理由がよくわからない部分があります。また、最初に我々議会に示された印鑑証明書を出しますとか、いろいろな証明書の仮の手続の仕事を手伝いますと、こういうふうに言われました。今、最初にもう一度聞きたいのですけれども、代替をしている事務所は郵便局の南関東支社、そういう出先みたいなところが責任を持っていますというふうに言われましたけれども、正直、秦野郵便局でも行っていない仕事を出先の郵便局がすることはないだろうと私は思いますし、また、秦野市の市民の一番大事な宝、印鑑証明を扱いますとか、個人情報の一番大事な住民票を扱いますとかいうところを民間に譲りますか。そういって、そのうたい文句で、この郵便局を公共施設へ設置しますという議案だったのです。もう一度丁寧に我々議会、きょうは決算ですけれども、これだけ多くの議員がここにいますので、公共施設に郵便局を位置する理由はこうですと、家賃は月これだけですと、取り扱う事業は、運営する仕事はこういうことをやりますときちんともう一度言えますか。 159 ◯今井実委員長【19頁】 公共施設再配置推進課長。 160 ◯公共施設再配置推進課長【19頁】 まず契約の相手方は、郵便局の南関東支社というところでございます。ここは神奈川県の郵便局全体を総括している郵便局の支社でございます。  まず郵便局の誘致でございますけれども、これは公共施設再配置推進計画のシンボル事業として計画をさせていただきました。それにつきましては、まず事業の効果ということですけれども、利用状況の低いスペース、また代替が可能なスペースにつきまして、施設の稼働状況の向上を図るということが1点目でございます。  それから、管理運営費に係る一般財源の負担軽減ということで、賃料について、その建物の管理運営に一部を充てるという部分も一つでございます。それから、これから少子高齢化に当たりまして、やはりお年寄りの方が証明書、住民票、印鑑証明をとられる場合に、市役所あるいは駅前連絡所まで行かれるのに少し距離があると。そういう連絡所の補完機能といたしまして、郵便局で証明書を発行していただいた中での住民サービスということでございます。  郵便局で証明書を扱うことにつきましては、これは全国で私ども聞いている範囲で既に600カ所以上の郵便局が行っているということで、前回6月の総務常任委員会で御説明をさせていただいたのですが、私どもがそういう住民サービスの向上を一つの目的にしてございます。  また、郵便局につきましても、やはりこういう時代ですので、民間との競争という部分もございましょうし、行政と連携した中で取り組みたいという、そういう閣議決定もされております。そういうものを双方がいろいろ考えた中での今回の誘致というふうに理解してございます。  以上でございます。 161 ◯今井実委員長【20頁】 高橋徹夫委員。 162 ◯高橋徹夫委員【20頁】 たまたま小泉内閣のときに郵政民営化という部分とバッティングしてくるわけだな。あのときに民間に委託すると。民営化だということの政策の中で、今回のこういう提案が位置づいてくるのかなと。しかし、私の住んでいる町内、秦野郵便局があるのですよ。自治会費を納めてくださいと2度お願いに行っても、まだ納めないです、正直言って。その内容はこうですよ。高橋さん、私は今度は民間ですよと。民間というのは厳しくて、そんなことをとてもできませんと。正直言って、いろいろな話になってしまって迷惑かけますけれども、夏にパトロールをしました。郵便局のところだけ、ぐるっと回ったら、街路灯が10個以上ついているのですよ。それで明かりはついていないです。なぜ明かりもつけられないのですかと、こういう話もさせていただきました。そうしたら、壊れていますって、こう言うのですよ。壊れてますって言って、きちんと街路灯がついているのではないですかと。そういうこともやっぱりなかなか予算がつきませんってこうですよ。町内の自治会費払ってください、払えないです。もう2回、私なんて総会資料を届けたり、あなたの郵便局は私の町内のど真ん中に位置しているのですよと。ぐるっと見回す限り、私の町内の会員ですと。末端の会員であっても、このぐらい月額、年間もらっていますという話もさせていただいて、3つの事業者が重なり合って郵便局をやっていますと言われるから、3社でこの程度というふうに示させてもらっていますけれども、それ自体も応じてもらえない。  先ほどいう、夜等、夜通し、今、郵便局のオートバイが走り回ります。郵便局は、民営ですから。これは、なるほど民活になっていいのかなというふうに見ていました。しかし、周辺の地域の人は、夜通し駆けずり回ってしまっていますので、やはりそういった迷惑も感じとってくださいよと。なのに、一般の事業者以下で自治会費の支払いもできませんと、こうなのです。それで、周辺の住民に、真っ暗でしようがないと、こういう話をさせていただいたら、機械が壊れてそのままですと、こうなのです。  そんな話の郵便局が、今度は保健福祉センターに入るということでございますので、きちんと契約書、また3年という節目をつけさせていただきながら、その事業者は特に今回の事業者等は3年以内に新たなところを探してくださいと、こういう指導をつけ加えながらされた方がいいのかなと、私は思います。  先ほどのコンビニエンスストア、少し時間を長く構えていられますので、早速契約書が長過ぎたという見直しもしていっていただきたい。こういって要望しておきました。その点、ひとつよろしくお願いしまして、この部分は終わりたいと思います。  決算附属資料95ページの自治会館建設補助金という部分で、平成23年度実績というか、やはりここの部分で行った事業という部分を、少し説明していただければありがたい。 163 ◯今井実委員長【21頁】 市民自治振興課長。 164 ◯市民自治振興課長【21頁】 平成23年度の実績といたしましては、新築補助が1件、修繕等の補助が13件、借地料の補助が20件でございました。  以上でございます。 165 ◯今井実委員長【21頁】 高橋徹夫委員。 166 ◯高橋徹夫委員【21頁】 わざわざ平成23年度事業の内容を説明していただきました。長い間お願いして、私も知恵を絞っていたのですけれども、その部分はどうも入っていないように思えます。私の言わんという部分は、担当、わかっていられると思いますけれども、秦野駅ちょうど正面に当たる東道という自治会館、これを建設用地、秦野市のトップであります市長が、ここに建てたらどうだといって、平成23年度スタートしたと思います。この部分が何も項目に入ってこないというのはどういうことだろうかと少し聞いておきたい。 167 ◯今井実委員長【21頁】 市民自治振興課長。 168 ◯市民自治振興課長【21頁】 東道自治会館の建設につきましては、昨年12月に東道自治会館建設に関する要望書、これが市の方に提出されてございます。また、それと同時に、今、新しく新規に自治会館を建設される場合には、所有権等の関係がございまして、法人化の手続もというようなことで、同時に申請も行われまして、平成24年1月30日付で法人化の認可がされております。また、私ども行政といたしましても、関係各課と連携をより一層密にいたしまして、地元自治会の方々とも情報の共有化を図りながら対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 169 ◯今井実委員長【22頁】 高橋徹夫委員。 170 ◯高橋徹夫委員【22頁】 平成24年1月に法人化になったということで、自治会館の今後の進ちょく状況、建設に当たっての進みぐあいはどのようになるのですか。 171 ◯今井実委員長【22頁】 市民自治振興課長。 172 ◯市民自治振興課長【22頁】 土地の方の所管をしております担当課、または建物の関係につきましては市民自治振興課が対応させていただきますので、関係課と調整を、連携を密にしながら進めていくという考えでおります。 173 ◯今井実委員長【22頁】 高橋徹夫委員。 174 ◯高橋徹夫委員【22頁】 この部分は金丸副市長に何回かお願いをさせていただいておりますけれども、ぜひこの部分の進ちょくを少しでも早まるように、力を貸していただければありがたい。これも要望とさせていただきます。  もう1点、決算附属資料93ページの市民の日の事業という部分で少し質問させていただきます。まずことしの予算特別委員会だったか、市民の日の出来事を反省しているのかと、こういったような、どこかのプロの業者が来ているのではないかと、このような話もあった。こういった部分は、今年度は排除できるのかどうか、これだけ先に。 175 ◯今井実委員長【22頁】 市民自治振興課長。 176 ◯市民自治振興課長【22頁】 昨年12月の一般質問で小菅議員の方から、私の個店に、今、高橋(徹)委員がおっしゃられたようなプロの混在、それから名義貸し、そういったものがあるのではないかということで、私の方もいろいろ探りをさせていただきました。そういった中で、私の個店の出店に関しましては、それを防止するため、参加条件等を今まで以上により厳しく精査するため、まず申し込み時に出店者に御理解していただいております募集要項を見直しさせていただきました。  注意事項といたしましては、プロの業者は参加できません。テントの転貸しはできません。当日参加される方がお申し込みください。参加申込書に記載した取扱品目と当日販売する品目が相違ないようにしてください。政党、党派、宗教に関する団体、暴力団関係者は参加できません。当日は会場巡回をし、違反が認められた場合は出店禁止となりますということを明記させていただきました。この募集要項の内容を確認していただいた上で、ことしの6月1日から7月13日まで参加者の受付を行いましたが、受付の最後、参加条件であります市内在住、在勤または在学の個人、もしくは市内に活動の拠点を置く団体であるかの確認を始め、プロの業者と思われる団体の方へは窓口またあるいは電話で確認をさせていただきまして、参加を御遠慮くださるよう対応いたしました。  以上です。 177 ◯今井実委員長【22頁】 高橋徹夫委員。 178 ◯高橋徹夫委員【22頁】 今のその市民の日の私の個店の要項は、私も読まさせていただきました。そこで質問をさせていただきます。今、この市民の日に一つのグループが異常な形で出店しております。それはどこの団体だかわかりますか。今、要項の中で、すべて課長が今、言ったとおりです。市民が平等に出店できるようにという配慮だと私は思っています。県人会の位置づけという部分は、やはりいつまでもあのような出店の仕方をされるのかどうか、少し聞かせてください。 179 ◯今井実委員長【23頁】 市民自治振興課長。 180 ◯市民自治振興課長【23頁】 県人会コーナーへの出店場所についてでございますが、県人会につきましては市が発起人となりまして、平成19年度に発足しました。県人会は郷土料理や民芸品をより多くの人に知ってもらおうと、当初、運動公園駐車場に4県人会に御協力をいただき、出店していただきました。その後、県人会の活動が浸透していく中で、平成20年度には15県人会の御理解をいただき、出店数もふえましたが、当時は本部も運動公園駐車場にあり、テントがおさまる場所といたしまして閑散としておりました総合体育館前のプロムナードでの出店をお願いし、現在に至っております。  また同じころ、来場者が集中している運動公園駐車場に本部を置くのは危険な状況であったため、平成21年度から本部を運動公園から総合体育館駐車場に移動をいたしました。本部が移転したことにより、総合体育館前のプロムナード周辺の人の流れが以前よりもよくなったようにも思います。また、県人会の知名度の上昇とともに、郷土の民芸品や物産品を販売する県人会コーナーは人気が出て評判となり、毎年楽しみにしておられる市民の方も大勢いらっしゃいます。  いずれにいたしましても、県人会連合会が肥大化し、今の場所ではおさまらない、そういうふうな状況になるまで、市民力で組織されてきました県人会を今後も応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。  以上です。 181 ◯今井実委員長【23頁】 高橋徹夫委員。 182 ◯高橋徹夫委員【23頁】 今、課長が述べられましたけれども、一般の私の個店のメンバーは年々減っていますね。これはどういうことで減ってしまうのか。今、課長の述べておられる部分というのは、やはりもう少し拡大解釈されないと、今までの私の個店に出店されていた皆さんが離れていくのではないかなと、私思っているのですよ。今、一生懸命、県人会、県人会と言っていられますけれども、やはり私の個店、秦野市民の市民の日という部分になぜ分け隔てを、あなたはよそ者だからこっちでやれと、こっちがにぎやかになりそうだから、こっちでと言っていると同じですよ。いかがですか。 183 ◯今井実委員長【23頁】 市民自治振興課長。 184 ◯市民自治振興課長【23頁】 私個人的に県人会を擁護するということでなく、県人会の方々もやはり市民であるということの意識のもとに、例えばの話、昨年5月3日に県人会の方々が東北4県が3・11の津波に見舞われたときも、九州の方の県人会がまず旗揚げをして、県人会でチャリティーコンサートをやりましょうよというようなことで文化会館の大ホールで県人会のふるさとお国自慢、民舞民謡、そういったものを文化会館の中でやることによって、そこに参加していただいたより多くの市民の方から御寄附をいただき、150万円を超えるお金を日本赤十字の方に義援金として納めました。そういった県人会の方々は、市民の方ともともとはだのっ子と言われる方々と、そういう場の交流を深めた中で取り組んでいきたいというような決意もございますので、その辺、よろしく御理解のほどお願いいたします。 185 ◯今井実委員長【24頁】 高橋徹夫委員。 186 ◯高橋徹夫委員【24頁】 私の言っているのは市民の日の私の個店という方を、今、質問させていただいていますので、この部分で秦野市民17万人の市民がみんなで個店をやっているのだねと。市民祭り、11月3日というのはみんなで盛り上げているのだねというのが、歴史だと思います。ここになぜわざわざ分け隔てをしようとしているのですか。もう一度そこを。私は市民の日だけ答えていただければありがたいと。 187 ◯今井実委員長【24頁】 市民自治振興課長。 188 ◯市民自治振興課長【24頁】 先ほど申し上げましたけれども、市からたってのお願いをさせていただいた。そういったことの理由からでございます。  以上です。 189 ◯今井実委員長【24頁】 高橋徹夫委員。 190 ◯高橋徹夫委員【24頁】 では、もう一度くどいようですけれども、私の方から。やはり県人会の皆さんも市民と一緒に、グループと一緒の中に入って、北海道があったり九州があったり、いろいろな県が間へ挟まることによって幅が広がると思いませんか。 191 ◯今井実委員長【24頁】 市民自治振興課長。 192 ◯市民自治振興課長【24頁】 県人会の、先ほど浸透してまいりましたという話をしましたけれども、決して分け隔たりをして私の個店の出店コーナーと県人会のコーナーを分けていることではございません。また、県人会と向き合っているところはJAはだのがそのブースを持っておられまして、そういった中でバランスよく調整をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 193 ◯今井実委員長【24頁】 高橋徹夫委員。 194 ◯高橋徹夫委員【24頁】 もう最後にしましょう。ことしの11月3日、これは市民の中にみんながまじって、各会場の中に入りまじって盛り上げたという実績を、どうぞつくっていただきたい。これを要望させていただきます。  最後に、決算附属資料95ページ、文化会館施設維持管理費という部分でございます。私も2年間、監査という仕事をさせていただきまして、維持管理費が毎年毎年1億7,000万円も1億8,000万円もかかってしまうのかなと。確かに開館から32年も経過していますから、この近在では秦野市の文化会館は立派だなと、私はいつも自負をさせていただいております。これは日ごろ、費用をかけてメンテナンス、こういった部分に努力していただいている成果だなとは認めてはいますけれども、一つ工夫、またそういった方法はないのかなというふうに思いますので、30何年間同じシステムで維持管理をしてきたことに、一つ、だからこうだったのだという部分があれば、報告、答弁していただければありがたいと思いますけれども。やはり工夫する面が若干あるならば、こういった部分、ああいった部分という部分を示していただければありがたいなと思います。 195 ◯今井実委員長【25頁】 文化会館長。 196 ◯文化会館長【25頁】 会館の管理につきまして、お褒めの言葉、それから御示唆もいただきながらの御質問かというふうに承知をしております。少しお時間をいただきまして、成果報告書34ページの施設維持管理費につきまして、これを若干、補足説明を今回させていただく形でお話をさせていただこうというふうに思っております。  まず総額につきましては、成果報告書記載のとおり1億7,566万2,725円でございますが、この中には平成22年度の補助対象事業、繰越明許分として計上されました会館の予備空調でありますヒートポンプの修繕費、改修工事費ですね、こちらの472万6,575円、470万円相当でございますが、こちらの方が含まれてございます。  工夫改善という部分で御指摘もいただきました。もちろんこれには、国庫の補助をいただいております施設管理費につきましては、できる限りこういったものも財政当局とは調整をしながら、補助的なものもいただきながら、委員御指摘のとおり設備は命でございますので、これを長らえるように苦労しておるところでございます。  内訳についてもう少し補足をさせていただきます。最も決算額の大きな会館の清掃、設備管理費につきましては、まず清掃、警備、設備の3種類の管理を合計で総合いたしました総合管理委託、こちらが5,268万600円、舞台の専門スタッフによります運営管理の委託が2,664万9,000円、さらに周囲の樹木の手入れなど庭園管理費といたしまして、こちらは少し額が小さくなりますが、192万9,637円を支出いたしたところでございます。  その他の支出につきましては、金額は割愛させていただきますが、施設の安全性等を担保いたしますために消防設備や空調自動制御設備、ボイラー、それから昨今若干、あちこちでトラブルがございます舞台の機構そのものの点検など、さまざまな設備について保守点検をいたしておるところでございます。  次いで2番目に支出の大きなものが会館営繕費でございます。こちらは3期にわたります改修計画の2期目となりました会館の外壁工事、これは大変皆様に御迷惑、御不便をおかけいたしましたが、この外壁工事に加えまして、先日木村委員からも御質問にございました小ホール入り口のトイレ改修を行ったものでございます。  以上、工事につきましては総合計画の中でも計画的、それから単年度の負担ができるだけ少なくて済むようにという御示唆、御方針も定めておりますので、この方針に従いまして、年間計画を立てながら工事の方に当たってございます。  3番目に記載のあります燃料費につきましては、冷暖房の中心となります冷温水発生装置、これを動かすための灯油代でございます。光熱水費につきましては電気、水道、ガスの区分ごとにそちらに記載がございますので割愛をさせていただきますが、最後に記載されておりますその他の会館管理費でございます。こちらは小ホールで使用いたしております照明機材等がこちら、リース契約となっておりまして、この部分が1,900万円でほとんどの金額を占めております。これ以外につきましては基本的には残りは管理用の消耗品等に充てておるものでございます。  若干、工夫改善等も少し交えながら、説明させていただきました。  以上でございます。 197 ◯今井実委員長【26頁】 高橋徹夫委員。 198 ◯高橋徹夫委員【26頁】 少し丁寧に内容を示していただいたわけですけれども、最初の一番費用がかかっている施設管理費、このメンテナンス、清掃、警備、こういった部分が長い間、30年も同じシステムという形になっているのかなと思うのですけれども、こういった部分を今後やっぱり見直すと。なかなかこれは難しいのかもしれませんけれども、長い間、もう慣例でこういう部分にメスを入れることによって、浄水管理センターとか水道庁舎とか図書館、体育館と、こういう大きい建物を管理運営する、こういった部分のやはり見直しと。永遠にこの費用をかけていく。例えば、5,200万円、これだけの費用というのを30年かけて計算すると、建物が何回もできるような形になってしまうわけです。そのぐらい大事な仕事をしていますと言われればそれまでですけれども、一番大事な器具、機材が古くなりましたと、切りかえですと、こういう部分はまた費用が出ますので、この管理、また清掃、警備、これは一定の形でできるわけですね。  これがやはり少し見積もりが横柄ではないかなと、私は思うのですけれども、いかがでしょうか。 199 ◯今井実委員長【26頁】 文化会館長。 200 ◯文化会館長【26頁】 委託料についての御指摘でございます。御承知のとおり、委託料のほとんどは人件費でございます。この人件費の契約中身につきましては、多少、例えば警備業務の内容の変更、例えば貸し館事務の夜間の委託なども含めまして、若干中身の変わった部分はございますが、基本的には同じような形で踏襲させていただいているのも事実なところでございます。  ただし、契約の金額につきましては、長期継続契約ということで一定の縛りはございますが、数年間おき、4年というように承知をしておりますが、この中で見積もり、入札行為など、きちんとお約束を守らせていただきながら、業者の選定にも当たっているところでございます。御理解の方お願いします。 201 ◯今井実委員長【26頁】 高橋徹夫委員。 202 ◯高橋徹夫委員【27頁】 もう私の言わんことは大体わかっているのかなと。1回私の方に中身の、例えば5,268万円のうちの清掃代は幾らですよ、警備代は幾らですよ、こういう部分に何人働いていますよというような資料がいただけるようならば、私の方へ出していただければありがたい。それは要望しておきます。  こういう質問をしましたけれども、今、秦野市では一番目玉にしています公共施設再配置計画というのがあります。こういった部分にやはり施設のメンテナンス、清掃、警備、必ずつきものなのです。どんどん清掃事業者がふえてくるのです。それは役所がどんどんそういう仕事を出すから。文化会館でおれのところは商売になっているなんていう看板屋さんもあるわけです。  一方で、秦野市内には、4つも駅があるわけですね。これらの駅前広場などの管理を市で行っていますが、この内訳については、きょうはいただこうとは思っていませんけれども、みんな同じなのです。年間これだけ費用をかけていて、駅の周辺あれでいいのかなと、いつも思っているのです。我々はメンバーで年に1回、2回、朝早く起きてみんなで掃除しています。  公共施設再配置計画の基本になる、公共施設には管理、清掃、警備、こういうものが必ず絡みますので、こういった部分をもう一度、この費用でやってほしい、このくらいの費用だろうと、面積はこれと、こういった基準を作り上げていただければありがたい。  そういった部分を要求して、この質問は終わりたいと思います。以上で私の質問は終わります。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 203 ◯今井実委員長【27頁】 吉村慶一委員。
    204 ◯吉村慶一委員【27頁】 先ほど、高橋徹夫委員に対する答弁で、市民自治振興課長がもとから秦野にいる人のことを称してはだのっ子という言い方をされました。片一方で教育委員会では、はだのっ子アワードなんていうことをやって、そういう、もとからとかという区別なしにはだのっ子という使い方をしていると思います。あの用語の使い方は明らかに誤った言葉の使い方をしているし、市民を不快にさせる言葉遣いだと思いますので、訂正されるべきだと思います。委員長にお計らいをお願いします。 205 ◯今井実委員長【27頁】 市民自治振興課長。 206 ◯市民自治振興課長【27頁】 不快な思いをさせまして申しわけございませんでした。今後注意をいたします。撤回させていただきます。 207 ◯今井実委員長【27頁】 以上で高橋徹夫委員の質疑を終結いたします。  これで、新政クラブの質疑を終結いたします。  これで、総務費の質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。               午前11時01分 休憩              ─────────────               午前11時05分 再開 208 ◯今井実委員長【28頁】 再開いたします。  御報告いたします。ただいま執行部から、一般会計第3款・民生費の資料の一部について訂正したいとの申し入れがありましたので、該当箇所の正誤表をお手元に配付いたしました。内容につきましては民生費の審査の際、概要説明と合わせて説明を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯今井実委員長【28頁】 それでは、そのようにいたします。  では、歳出第3款・民生費について、概要説明を求めます。  福祉部長。 210 ◯福祉部長【28頁】 決算概要を説明させていただく前に、大変恐縮でございますが、資料の訂正をお願いいたします。  お手元に配付させていただいております平成23年度主要な施策の成果報告書79ページ、(101)生活保護費の世帯累計の表中、累計ごとの世帯数等に誤りがございましたので、正誤表のとおり訂正をさせていただきます。委員の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。  それでは、民生費の概要について御説明申し上げます。  民生費は、福祉部、こども健康部が所管しておりますが、一括して御説明をいたします。  歳入歳出決算及び決算附属資料につきましては、116ページから143ページ、主要な施策の成果報告書は46ページから80ページまでとなっております。  民生費は、予算現額183億8,343万691円に対し、支出済み額は172億3,215万3,718円で、執行率は93.7%となっております。前年度と比較いたしますと、予算現額は1.9%の増の3億4,311万3,001円の増額に対し、支出済み額は0.4%増の6,932万2,197円の増額となっております。  続きまして、歳出のうち、主な項目につきまして、決算附属資料で御説明をいたします。  決算附属資料の131ページをごらんください。子ども手当でございますが、次ページにあります繰越明許分と合わせて30億9,894万8,996円となり、前年度決算額と比較いたしますと3億7,478万1,398円の増額、13.76%の増となっております。主な増額要因は、平成22年度4月から手当制度が変わり、児童手当が子ども手当となりました。平成22年度の支給額は10カ月分でしたが、平成23年度の支給額は12カ月分と、2カ月ふえたためでございます。  次に、141ページになりますが、生活保護費が28億9,971万8,620円となり、前年度決算額と比較いたしますと2億3,954万2,455円の増額、9.00%の増となっております。主な増額要因といたしましては、受給世帯に特に傷病世帯が増加をいたしまして、これに伴って医療扶助費がふえたことによるものでございます。  また、119ページになりますが、国民健康保険事業特別会計など3特別会計への繰出金が総額で28億9,631万4,630円となっております。前年度決算額と比較いたしますと2億7,120万2,070円の減額、8.56%の減となりましたが、保険給付費は年々増加していることから、一般会計から多額な繰出金が支出をされております。  次に、その他の主な事業につきまして、主要な施策報告書のページ順に申し上げます。  初めに、48ページ、(8)地域支え合い体制づくり事業でございますが、大根・鶴巻地区におけるサービスの向上と利用者の利便性を図るため、地域高齢者支援センターのサブセンターの整備に対する補助を行いました。  次に、59ページ、(36)障害福祉サービス等地域拠点事業所配置事業費でございますが、介護者の休息や緊急的な支援が必要な障がい者に対し、広域の市や町が連携し、短期入所として受け入れる体制を整備いたしました。  次に、67ページ、(61)乳児家庭全戸訪問事業及び養育支援訪問事業費でございますが、生後4カ月までの乳児のいるすべての家庭を訪問する乳児家庭全戸訪問事業を平成23年10月から実施し、子育て支援の経験者であるこんにちは赤ちゃん訪問員が293人の家庭を訪問いたしました。  次に、71ページ、(73)子育てふれあい推進事業でありますが、地域の子育て支援サービスの充実を図るため、市内4カ所目となる「ぽけっと21」を平成23年11月にはだのこども館内に設置をいたしました。  次に、73ページ、(80)家庭的保育事業費であります。保育所を補完する新たな保育サービスとして、家庭保育福祉員、いわゆる保育ママによる保育を平成23年4月から2カ所で実施をいたしました。  次に、76ページ、(93)こども館管理運営費でありますが、県の子育て支援事業市町村交付金を活用し、施設の長寿命化を図るため、外壁の改修、塗装工事や屋上の防水工事を行いました。  次に、77ページ、(94)表丹沢野外センター管理運営費でありますが、新たに小学生4年生から6年生を対象としたチャレンジ・イングリッシュ・キャンプを開催し、子供たちが野外活動やゲームなどを楽しみながら英語に親しむ機会をつくるとともに、こども館と同様に県の交付金を活用し、研修棟の外壁塗装工事や空調設備設置工事を行い、施設の利便性や快適性の向上を図りました。  最後に、79ページでございます、(102)被災者支援事業でありますが、東日本大震災に伴い、避難生活を余儀なくされている避難者の住宅や生活等の支援を実施するとともに、避難者相互の交流や親睦を図る交流会の開催など、避難生活の再建と安定に努めました。  以上、民生費の主な事業につきまして御説明をいたしました。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 211 ◯今井実委員長【30頁】 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  公明党。  野田毅委員。 212 ◯野田毅委員【30頁】 それでは、私の方からは1点ほどお伺いいたします。  成果報告書71ページ、(75)ファミリー・サポート・センター事業費についてお伺いいたします。このファミリー・サポート・センター事業の存在意義とそのメリット、そして監査の評価はどのようか、3点についてお伺いいたします。 213 ◯今井実委員長【30頁】 保育課長。 214 ◯保育課長【30頁】 ファミリー・サポート・センターの意義とメリットでございます。地域において子育ての援助を受けたい人、依頼会員と、子育ての支援を行いたい人、支援会員が会員となりまして、お互いに助け合って子育てをしていくことを目的とした相互援助活動のための会員組織でございます。  活動の内容といたしましては、保育所、幼稚園、児童ホームの保育時間開始前、終了後における子供の送迎、預かり、それから保護者の病気、冠婚葬祭、学校行事等、子供を預かる必要がある場合の対応でございまして、市民相互の援助活動である点、保育所、児童ホームなどの制度のすき間を埋めるための活動である点に意義やメリットがあるというふうに考えているところでございます。  監査におきましては、特段指摘等は受けていない状況にございます。 215 ◯今井実委員長【30頁】 野田毅委員。 216 ◯野田毅委員【30頁】 ありがとうございます。これは平成12年から続けておりまして、横浜にあります青い鳥という社会福祉法人が12年間この事業を継続して行っているということらしいのですが、例えばほかの社会福祉法人を競争入札とかそういった面で探す努力はされたのでしょうか。その点についてお伺いします。 217 ◯今井実委員長【30頁】 保育課長。 218 ◯保育課長【30頁】 受託業者の関係ですが、こちらは社会福祉法人が受託をするということでございまして、現在、私ども近在で探しておりますところ、やはりファミリー・サポート・センターの事業をできるところが近くにございませんでしたので、これまで、今、御紹介ございました事業者に委託をしているというところでございます。 219 ◯今井実委員長【30頁】 野田毅委員。 220 ◯野田毅委員【30頁】 ありがとうございます。このファミリー・サポート・センターの事業は、発達障害の方も受け入れ可能なのでしょうか。 221 ◯今井実委員長【31頁】 保育課長。 222 ◯保育課長【31頁】 すき間を埋めるということで、支援会員の方と要望される方がいろいろコンタクトをとってやっていただくわけでございますが、今、お話がございました発達障害の方につきましても、そのすき間を埋めるという形の中で対応しているところでございます。 223 ◯今井実委員長【31頁】 野田毅委員。 224 ◯野田毅委員【31頁】 ありがとうございます。福祉部長にお伺いします。私が一般質問で、発達障害の一般質問をさせていただいたときに、このファミリー・サポート・センターという事業の内容が一言も出てこなかったのですが、部長、このファミリー・サポート・センター、この御案内を御存じでしょうか。正直にお答えください。 225 ◯今井実委員長【31頁】 福祉部長。 226 ◯福祉部長【31頁】 詳しく読んでおりません。 227 ◯今井実委員長【31頁】 野田毅委員。 228 ◯野田毅委員【31頁】 ありがとうございます。このファミリー・サポート・センター、年間で868万円というお金が、県費で県から市へおりて、そのまま事業者にこのお金が流れていくというようにお伺いしておりますが、この辺もわざわざ横浜にある法人ではなくて、この秦野市の社会福祉法人が担うべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょう。 229 ◯今井実委員長【31頁】 保育課長。 230 ◯保育課長【31頁】 当然、市内にそういったことを受託していただける社会福祉法人がございましたら、その方にお願いするということもあろうかと考えております。 231 ◯今井実委員長【31頁】 野田毅委員。 232 ◯野田毅委員【31頁】 いわゆるこの業者のソフト面、あるいはノウハウ面等々、この事業者以外に探したけれども、なかなか見つからなかったというところなのでしょうか、どうでしょう。 233 ◯今井実委員長【31頁】 保育課長。 234 ◯保育課長【31頁】 従前、探しておりましたが、その点については適切な事業者が見つからなかったというところでございます。 235 ◯今井実委員長【31頁】 野田毅委員。 236 ◯野田毅委員【31頁】 秦野市内でこういう事業をやっているということを、部長が知らないのに、なぜ市民が知り得るのでしょうか。今後、この事業に対してもっと市民に周知する必要があると思うのです。こういうファミリー・サポート・センターというのは、障害を持つ子供がいて、お母さんが働いていると、そのすき間を埋めるのであれば、もっともっとPRの仕方、宣伝方法がいっぱいあると思うのです。そういう意味ではもっともっとファミリー・サポート・センターという事業を市民に周知すべきではないでしょうか。 237 ◯今井実委員長【32頁】 保育課長。 238 ◯保育課長【32頁】 私どもといたしましては、今までも周知には努めてきたつもりでございます。現在、かなり多くの会員の登録もいただいておりますが、今後、やはりもう少しその周知については検討してまいりたいというふうに考えております。 239 ◯今井実委員長【32頁】 野田毅委員。 240 ◯野田毅委員【32頁】 今後、この件に関してもっと業者を選別するとか、あるいは広報ももう一度よく考えていただいて、市民にしっかり周知できる、発達障害だけではなくて、すき間を埋める事業であれば、ここで困っている市民がいっぱいおりますので、その辺にもっともっと皆さんの英知を結集して、もっとPRをしなくてはいけないと思うのです。基本的にはPRが、申しわけないのですが、下手だなというふうにしか言いようがないので、もっとこういういい、価値ある事業であれば、もっと市民にわかりやすく提供するのが行政の仕事ではないかと思います。強く訴えまして、私の質問を終わります。 241 ◯今井実委員長【32頁】 以上で、野田毅委員の質疑を終結いたします。  山下博己委員。 242 ◯山下博己委員【32頁】 それでは、私の方からは2点ほど質問をさせていただきます。  成果報告書の76ページの(91)新成人のつどい経費ということで、これは議員になってから初めて参加させていただきました。いろいろ問題点があろうかと思いますが、現在、とらえている反省点と課題、また今後の改善策はどのようになっているかお伺いいたします。 243 ◯今井実委員長【32頁】 こども育成課長。 244 ◯こども育成課長【32頁】 これは本市に限らないのですが、友達との会話などにより騒がしく、式典においてステージに注目が集まらないということ。また、受付だけして会場に入らないでしゃべっているという行為などの課題がございます。  改善策につきましては、まず平成22年1月、この式からは会場を総合体育館から文化会館に移しました。このことによりまして、平成22年は多少ざわめきがあるものの、平成21年以前に比較すると大分改善されたと考えております。  また、本年1月の新成人のつどいにおきましては、市長のあいさつにパワーポイントの映像を用いまして、市長から今まで本市の取り組んできたこと、3・11東日本大震災の状況などを話していただきました。その結果、市長からは昨年と比較してステージへの注目はあったという評価をいただきました。  以上でございます。 245 ◯今井実委員長【32頁】 山下博己委員。 246 ◯山下博己委員【32頁】 改善策はいかがでしょう。 247 ◯今井実委員長【32頁】 こども育成課長。 248 ◯こども育成課長【33頁】 ここ数年、成人式が静かに行われるという情報を聞きました埼玉県和光市へ行き、その状況を聞いてまいりました。その内容を数点申し上げますと、新成人がみずから式典をつくるよう自主性を重んじること、式典はテンポよく集中力を切らせないようにすること。それから申し上げにくいのですが、来賓あいさつはできるだけ絞り、短くお願いすること。それから、保護者席を設けること。中学校の恩師からの言葉をもらう。それから、警察や青少年育成団体の協力を仰がない。式は午後から行う。担当職員は2人で行う。以上のことをアドバイスいただきました。  そのほかにも、例えば相模原市では一部で先にアトラクションをやって落ちつかせてから式をやるという市もございますし、青森県青森市ですが、まず成人式というのは同窓会的な意味も合わせて持ってしまうことから、出会いの広場として一部を先にいろいろな友達としゃべる場として思い切りしゃべらせて、その以降式典、アトラクションを行う、そういう市もございます。  そういうようなところから、来年に向けていろいろ検討したいと思います。  以上でございます。 249 ◯今井実委員長【33頁】 山下博己委員。 250 ◯山下博己委員【33頁】 いろいろ問題点があって、今後改善していきたいということでいろいろ先進の例とか研究されているかと思います。本当に成功している先進のところをどんどんそういうものから学んで、あらゆることをやはりチャレンジしていただければと思います。失敗を恐れずに、若い人たちの一つの出発の舞台でもあると思いますので、私も参加させていただいた中では、やはりざわざわした中での開催で、最後まで何か落ちつかない、集中していないような状態で、ああ、こんな状態でいいのかなというようなことで、非常に何とかしなくてはいけないなという思いをしたわけでございますが、そういう意味でもいろいろなことを挑戦していただきながら、秦野市としては出席率が高いということでは非常にいいのかなとは思うのですが、あとは内容をすばらしいものとして、参加してよかったと、本当にすばらしい出発だったと、そう喜んでいただけるような御努力をこれからもよろしくお願いしたいと思います。  では、次に行きます。79ページの(101)生活保護費でございますが、やはり生活保護がいろいろ急激にかさんできているというような状況の中で、いろいろ御努力はされていると思うのですが、まずは大事なところは、一つは自立支援であるということで、やはり働ける方は少しでも働く方向性を支援していくというようなことも大事だと思います。この中では、対象となるのが、一覧表からすると母子等、その他ということで、先ほど訂正がございましたので、18.5%の方がほぼ該当をされるのかなというようなことでございますが、現在の自立支援に対しての活動状況、あと今、不正受給ということもいろいろ問題となっております。それに対して、どう今、御努力をされてきたかお伺いいたします。 251 ◯今井実委員長【34頁】 生活福祉課長。 252 ◯生活福祉課長【34頁】 まず自立支援ということでございますけれども、生活保護受給者の方に対します自立支援プログラムにつきましては、生活保護法第4条の規定によりまして、保護を受けられる場合は生活に困窮する方が利用し得る財産、能力、その他、あらゆるものを活用していただくことが要件とされております。また、その中で最も有効なものといたしまして、勤労収入を得られるよう努めていただくことが重要かと考えます。そのため、本市の自立支援プログラムといたしましては、就労を支援し、経済的に自立していただくことを重点に置いて展開してきているところでございます。  具体的には平成18年度の後半、10月からになりますけれども、就労相談員1人を配置いたしまして、担当ケースワーカーと連携しながら被保護者の方の支援を行っておりますほか、松田公共職業安定所、ハローワークでございますが、と連携させていただきまして、職員に秦野市役所の方においでいただきまして、支援者本人を交えた中で就労相談や助言指導を実施させていただいているところでございます。  この成果ということですけれども、平成23年度でございますけれども、8人に対して支援を行いまして、うち3人の方が就労決定され、また1人の方は職業訓練を受けられるに至ったところでございます。また、就労相談員による支援ということでは、平成23年度では178人の方に対して、延べ1,195回の面談を行いまして、これも延べでございますけれども、76人の方が就労されたという結果となっております。  また、不正受給の発見、防止等の取り組みということでございますけれども、訪問活動を含めました各種調査活動は、申請時、これも申請いただいた中で預金額であるとか保険の状況とか調査をさせていただいているところでございますけれども、あわせて漏給、濫給を防止しまして、自立を助長していくという観点から、極めて重要な業務と位置づけております。これは法定でございますけれども、毎年6月に行っております課税調査時における管内の住基登録世帯への調査を初めといたしまして、例外や漏れのない調査活動を徹底しておるところでございます。  また、生活保護費を認定するための必須業務の一つでございます収入申告書の適時適切な徴取を実施いたしまして、未申告や申告漏れの世帯には効果的な指導を行う等、定期的で重要な点検事務と認識してございます。  以上でございます。 253 ◯今井実委員長【34頁】 山下博己委員。 254 ◯山下博己委員【34頁】 いろいろ工夫されていると思いますが、先ほどお話もありましたハローワークとの連携とか、これは出前面接とかいうことのようですが、本当にそれで成果が出ているというようなことですが、本当にこういうこともしっかりとまた拡大、どんどん展開していただいて、改善に努めていただければと思います。生活保護を受けずに、やはり一生懸命働いている、頑張っている方もいらっしゃいます。まじめに働いている人がばかを見るような、そういうようなことがないように、しっかりとした、これからも対策をよろしくお願いしたいと思います。
     以上です。 255 ◯今井実委員長【35頁】 以上で、山下博己委員の質疑を終結いたします。  これで、公明党の質疑を終結いたします。  日本共産党。  佐藤文昭委員。 256 ◯佐藤文昭委員【35頁】 時間がないので簡潔に、皆さん御答弁の方をよろしくお願いいたします。  成果報告書の57ページ、(31)福祉タクシー等助成費、平成23年度の対象者は2,958人、利用者1,549人、52%の利用率でございますが、この結果を踏まえて、平成24年度には対象の拡大を図れますか、どのように考えていますか伺います。 257 ◯今井実委員長【35頁】 障害福祉課長。 258 ◯障害福祉課長【35頁】 平成24年4月に実際に対象者の拡大、それから必要な人に多く枚数をふやすと、そういった改正を行いました。具体的には対象者の方、身体障害者手帳の1、2級を持っているすべての方に、今までは上肢とか聴覚の方は除かれていましたが、そういった方も追加させていただきました。また、精神障害者福祉手帳の1級をお持ちの方、この方も新たに対象につけ加えました。  交付枚数についてでございますが、必要な人にふやすということで、人工透析を週3日行っている方、こういった方の枚数をふやすということで、今まで年間60枚であったところを72枚にふやしております。  以上のような拡大、それから見直しを行っております。 259 ◯今井実委員長【35頁】 佐藤文昭委員。 260 ◯佐藤文昭委員【35頁】 このように改善されているということですが、実は小田原市では介護度4、5の介護者にタクシー券を発行しておりますが、本市でもこの介護の関係で検討していただきたいのですが、どうでしょう。 261 ◯今井実委員長【35頁】 高齢介護課長。 262 ◯高齢介護課長【35頁】 今、お話の小田原市の介護度4、5の方に福祉タクシー券をということでございますけれども、現状、私の方で今、介護保険の対象としてはございません。それと、小田原市が具体的にどのような格好なのか、この辺の部分についても今、調べてございませんので、少し調査をさせていただきたいというように思っています。  以上です。 263 ◯今井実委員長【35頁】 佐藤文昭委員。 264 ◯佐藤文昭委員【35頁】 社会的弱者が大変な思いでやっているところを支えるという役目がありますので、ぜひ調べて、このような拡大もできるようにお願いします。  67ページ、(60)小児医療費助成事業費、ことしから小学4年生まで拡大できたことは評価いたします。これから先の拡大について、小学6年生ないしは義務教育終了の中学3年生までの試算はしたことありますか。 265 ◯今井実委員長【36頁】 健康子育て課長。 266 ◯健康子育て課長【36頁】 試算につきましては、小学4年生まで拡大する時点においてしております。 267 ◯今井実委員長【36頁】 佐藤文昭委員。 268 ◯佐藤文昭委員【36頁】 小学6年生までで幾ら、中学3年生までで幾らということを試算したかということを聞いているのですが。お願いします。 269 ◯今井実委員長【36頁】 健康子育て課長。 270 ◯健康子育て課長【36頁】 小学6年生まで拡大した場合には幾ら、中学3年生まで拡大した場合には幾らというものは、当然その当時に試算をしてございます。  例えば小学6年生まで追加した場合には、当時試算の段階では約2億600万円増額になると。さらに中学3年生まで拡大した場合には2億8,800万円拡大になるというような形で試算をさせていただいております。 271 ◯今井実委員長【36頁】 佐藤文昭委員。 272 ◯佐藤文昭委員【36頁】 高学年になると病気がなかなかしにくくなるという状況もありますので、近隣市も中学3年生までやっているところもあります。ぜひ実施していただきたいというふうに思います。  次、79ページ、(101)生活保護費の件ですが、今、ケースワーカー1人当たりの担当している生活保護者は何人でしょうか。 273 ◯今井実委員長【36頁】 生活福祉課長。 274 ◯生活福祉課長【36頁】 平成24年度当初でございますが、現在、生活福祉課におりますケースワーカー数は12人でございます。本年4月当初時点の担当世帯数になりますが、約99世帯というような状況になってございます。 275 ◯今井実委員長【36頁】 佐藤文昭委員。 276 ◯佐藤文昭委員【36頁】 99世帯を1人でやるということですが、1カ月に99世帯を回れますか。 277 ◯今井実委員長【36頁】 生活福祉課長。 278 ◯生活福祉課長【36頁】 御家庭への訪問という御質問だと思いますけれども、それぞれの被保護者への訪問につきましては区分をしておりまして、毎月窓口でお会いするなども、訪問の位置づけになると思いますけれども、毎月にお会いする方、それから3カ月ごとにお会いする方、それから4カ月ごとにお会いする方、それから長期入院の方等ではっきりしている方ですと、例えば年1回というような形で区分をした上で、それぞれ担当ケースワーカーが被保護者家庭を訪問しているというような状況でございます。 279 ◯今井実委員長【36頁】 佐藤文昭委員。 280 ◯佐藤文昭委員【37頁】 経済状況が悪い中では、最終的な支援だというふうに思いますので、病気等をお持ちの方は最低でも月1回は訪問してほしいというふうに思いますが、その状況はどうでしょう。 281 ◯今井実委員長【37頁】 生活福祉課長。 282 ◯生活福祉課長【37頁】 それぞれのケースワーカーの各家庭の把握状況に応じまして、毎年見直しを行っておりますので、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。 283 ◯今井実委員長【37頁】 佐藤文昭委員。 284 ◯佐藤文昭委員【37頁】 ケースワーカー12人が少ないと私は思っています。もっと負担を軽減するために、これはだれに聞いたらいいか、副市長に聞いたらいいのかな、職員をふやしてほしいと思いますが、いかがでしょう。 285 ◯今井実委員長【37頁】 生活福祉課長。 286 ◯生活福祉課長【37頁】 平成23年度末の1,191世帯、これを社会福祉法第16条に定めておりますケースワーカー1人当たりの被保護世帯の、これは標準数というふうになります。標準数で割りますと14名という形になります。また、現状では既に1,200世帯を超えているような状況でございますので、こういった、またケースワーカーの負担ということも考えた中で、配置数などの点につきましては今後とも関係部局と調整してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 287 ◯今井実委員長【37頁】 佐藤文昭委員。 288 ◯佐藤文昭委員【37頁】 ぜひ検討していただいて、相談できる職員体制に強化していただきたいと思います。  以上です。 289 ◯今井実委員長【37頁】 以上で、佐藤文昭委員の質疑を終結いたします。  これで、日本共産党の質疑を終結いたします。  民政会。  八尋伸二委員。 290 ◯八尋伸二委員【37頁】 それでは、私の方から民生費ということで3点質問をさせていただきます。  まず1点目が、67ページの(60)小児医療費助成事業費ということで、先ほど佐藤文昭委員からも御質問がありました。まず1問目の内容ですけれども、一昨年、平成22年度が3億600万円で、平成23年度、今回の報告が、トータルして3億1,300万円という形になっておりますけれども、これは人数的に交付者ということでは、少し減っているにもかかわらず決算額がふえている。これは何か平成22年度から平成23年度にかけて変化があったのでしょうか。もしあればお伺いします。 291 ◯今井実委員長【37頁】 健康子育て課長。 292 ◯健康子育て課長【38頁】 その辺については、実際には委員のおっしゃられたとおり、数字の方が変わってきておりますけれども、その辺の要因については、今、少しまだ検証しているところでございます。 293 ◯今井実委員長【38頁】 八尋伸二委員。 294 ◯八尋伸二委員【38頁】 微増というところで考えられているのかなということですので、こういったところの変化も比較的調査をしながら進めてほしいなというふうに思うのですが、少し次の方に移らさせていただきますけれども、こういった形で変化がある中で、今回、先ほど佐藤文昭委員の方からも言われていたとおり、通院の助成対象が、6歳から小学4年生までということで拡大されております。  今年度の話になるのですけれども、申請者というのはどのような状況なのでしょうか。お願いします。 295 ◯今井実委員長【38頁】 健康子育て課長。 296 ◯健康子育て課長【38頁】 制度拡大に伴う申請者への対応でございますけれども、申請手続が不要な、現在、乳幼児医療証をお持ちの方が約8,800人、この方には制度改正についての案内通知を、制度拡大に伴い、申請が新たに必要になる方というのが4,650人おりまして、この方には申請書を7月27日付で送付いたしました。合計で、個別通知につきましては1万3,450人の方に通知をいたしております。人数については以上です。 297 ◯今井実委員長【38頁】 八尋伸二委員。 298 ◯八尋伸二委員【38頁】 今、7月27日付という形で御案内をされているようですけれども、回収率というか、どのくらいの人数が申請をされているのか教えてください。 299 ◯今井実委員長【38頁】 健康子育て課長。 300 ◯健康子育て課長【38頁】 回収率の方ですけれども、9月13日現在の状況ですが、約4,400人の方から申請がありまして、250人の方が依然としてまだ未申請という形になっております。 301 ◯今井実委員長【38頁】 八尋伸二委員。 302 ◯八尋伸二委員【38頁】 まだ未回収の方がいらっしゃるということですので、その対応というのは、どのようにされているのでしょうか。 303 ◯今井実委員長【38頁】 健康子育て課長。 304 ◯健康子育て課長【38頁】 対応につきまして、未申請者の方には、今後も制度拡大の案内通知、これを送付するとともに、広報はだの、また市ホームページ等を通じて申請するようPRをしていきたいと考えております。 305 ◯今井実委員長【38頁】 八尋伸二委員。 306 ◯八尋伸二委員【38頁】 ありがとうございます。せっかく年齢拡大をしていただいて、よくお子さんをお持ちの方々とお話をさせていただくのですけれども、よかったという声をかなり多く聞いております。そういったこともあって、せっかくこういった拡大をしたのであれば、漏れのないように再三のフォローをぜひお願いしたいというふうに思います。これは要望といたします。  それで、今回、平成24年度の状況を見ながら、どのくらいの費用がかかっていくかというのがあるというふうに思いますけれども、先ほど佐藤文昭委員の方からも出ましたけれども、今後の拡大の計画というのはございますでしょうか。 307 ◯今井実委員長【39頁】 健康子育て課長。 308 ◯健康子育て課長【39頁】 さらなる制度拡大ということですけれども、本年10月から拡大を実施いたしますので、今後実績を検証しつつ、近隣各市の状況、さらには国、県の動向を踏まえまして、子育て支援全体の中で考えていきたいと思いますので、当面は拡大については考えておりません。 309 ◯今井実委員長【39頁】 八尋伸二委員。 310 ◯八尋伸二委員【39頁】 ありがとうございます。先ほども申しましたとおり、繰り返しになりますけれども、今年度の状況を見まして、先ほど佐藤文昭委員からも出ましたけれども、年齢が高い層は病気をしにくいという状況もございますので、近隣の市町村を含めて、動向を見ながら御検討を引き続きお願いしたいというふうに思います。  以上で、この項目は終わります。  次の項目ですが、同じく成果報告書72ページ、(78)民間保育所等児童保育費というところで御質問をさせていただきます。ことしの4月ですけれども、待機児童が7人という報告が、たしか一般質問等の中であったのかなというふうに記憶をしているのですけれども、これまでの経過を見ると、やはり4月、ずっと減ってきている。年度末で減ってきている。年度初めというのですかね。そういった傾向にあるかなというふうに思いますが、現状ってどのようになっていますでしょうか。 311 ◯今井実委員長【39頁】 保育課長。 312 ◯保育課長【39頁】 待機児童の現状でございます。4月1日現在、御紹介のとおり7人でございますが、最新の9月1日の現状でございますと28人という状況でございます。 313 ◯今井実委員長【39頁】 八尋伸二委員。 314 ◯八尋伸二委員【39頁】 28人、少し多いような気がするのですけれども、例えば平成23年度の今の時点と比較すると、どのようになっていますか。 315 ◯今井実委員長【39頁】 保育課長。 316 ◯保育課長【39頁】 昨年同期との比較ですと、24人の減少となってございます。 317 ◯今井実委員長【39頁】 八尋伸二委員。 318 ◯八尋伸二委員【39頁】 24人の減少ということで、全体的には着実にそういった成果が出ているということで理解をしたいというふうに思います。減ってはいますが、28人の方がまだ入れないという状況にあるということですので、年度初め、先ほど申し上げました人数については、とりあえず入れかわりという部分があって、ことしの初めだと7人という形で、年度初めはすごい減っているような感じですけれども、まだまだ通常の年度途中というのは増加傾向に、傾向的には減っていますけれども、まず多いというふうに、私自身は感じますので、今、満杯状態という形で聞いておるのですが、実は市民の方々からも一時保育をお願いしたいというような要望がある中で、なかなかそれも難しいというような状況になっておりますので、今後とも保育園の状況というのも非常にわかるのですけれども、やっぱり市が経営している保育園も含めて拡充をしていただいて、待機児童が少なくなるように、これからも努力を続けていただきたいなと、これは要望といたします。よろしくお願いします。  それでは、私からの最後の質問とさせていただきます。79ページです。これの(101)生活保護費というところで、先ほど来、山下委員、そして佐藤文昭委員からもいろいろとお話が上がりましたけれども、この世帯累計の中の区分というのは高齢者、母子というようにいろいろありますが、少しこの区分について、どういった人がこの区分に入るのだという説明を、もしわかればお願いします。 319 ◯今井実委員長【40頁】 生活福祉課長。 320 ◯生活福祉課長【40頁】 世帯累計区分の内容ということでございます。まず高齢者世帯になりますが、これは65歳以上の方だけで構成されている、またはこれらの方に18歳未満の未婚の方が加わった世帯、これを高齢者世帯と申します。  それから、配偶者がいない65歳未満の女性と18歳未満のその子供のみで構成されるものが母子世帯という区分になります。  それから、世帯主の方が障害者加算を受けているか、または身体障害、知的障害等の心身上の問題のため、働くことのできない方の世帯、これを障がい者世帯と区分しております。  それから、世帯主が入院されているか、または在宅患者加算を受けている、あるいは世帯主の方が傷病のため働けない、こういった世帯を傷病者世帯というふうに区分してございます。  以上申し上げました4つの分類以外の世帯を、その他世帯というふうに区分しております。  以上でございます。 321 ◯今井実委員長【40頁】 八尋伸二委員。 322 ◯八尋伸二委員【40頁】 御丁寧な説明ありがとうございました。そうですね、昨年度の比較を少しさせていただいた中で、やはり傷病者というのが、1ポイントアップという形で、2番目が高齢者、そして3番目がその他という形で増加をしているというふうに思います。高齢者につきましては、年々年齢が上がっている、対象者もふえているという形で、ふえてくるのもしようがないのかなというふうな思いもあるのですけれども、このその他世帯ということでは、多分働ける方々、働く年齢層の方々が、このその他という区分に入っているのだというふうに思います。  今後、このその他のところがメーンで、どうやっぱり対策をしていくかという形になるのだと思いますが、何か対策方法とか、先ほども少し触れられていましたが、あるようでしたら教えてください。 323 ◯今井実委員長【41頁】 生活福祉課長。 324 ◯生活福祉課長【41頁】 やはりここのところの傾向といたしまして、委員おっしゃいますように高齢者世帯、それから冒頭の御説明の中でも、概要説明の中でも部長から申し上げましたとおり、傷病者世帯が昨年と比べまして、やはりふえている。また、その他世帯、おっしゃいますように就労可能な世帯ということになってくると思います。こちらに対しましては、先ほど言いましたような就労支援を強化して、できるだけ自立に向けた支援をさせていただきたいというふうに考えております。 325 ◯今井実委員長【41頁】 八尋伸二委員。 326 ◯八尋伸二委員【41頁】 ありがとうございます。先ほど山下委員の答弁でハローワークが出前面接をされているということですので、そういったものをぜひ続けていただきたいというふうに思いますし、昨年の決算特別委員会でも同じような質問をさせていただいて、お答えいただいた内容としては、ボランティアの参加という話で、まずは人と人と会うようなことから、あと規則正しい生活をさせるためにボランティア参加を積極的に、やれる人についてはお願いをしていっているという御答弁をいただいたと思いますので、やはり人生の再出発という中では、こういったボランティアですとか仕事、定職につくというところが非常に大事だというふうに思っておりますので、これからもあきらめずに続けていただきたいというふうに思います。これは要望といたします。
     以上で、私から質問を終わります。 327 ◯今井実委員長【41頁】 以上で、八尋伸二委員の質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。               午前11時58分 休憩              ─────────────               午後 1時00分 再開 328 ◯今井実委員長【41頁】 再開いたします。  休憩前に引き続き、民生費、民政会の質疑を行います。  古木勝久委員。 329 ◯古木勝久委員【41頁】 それでは、私の方からは2問質問をさせていただきます。  66ページの(59)こども相談事業、平成16年の法改正、児童虐待防止法と児童福祉法の改正、これは一般質問でも私、質問をさせていただきましたけれども、市町村の業務として法改正がされた後、児童虐待が児童相談という窓口で行われてきたわけですけれども、秦野市としては虐待相談は初めての取り組み、今までになかった事象でありました。そして、17年にネットワーク化、はだのっこすこやかハンドブック、そしてネットワークができ上がったわけですが、職員の専門性を高めるためにさまざまな取り組みが行われて今日に来たわけですけれども、昨年度の決算を見ますと、家庭相談員6人、心理相談員2人、延べ相談件数5,525件の実績を示しております。  専門性を高めるために、どのような研修体制をとられたのか。また研修を行ってこられたのか、御説明をお願いします。 330 ◯今井実委員長【42頁】 こども相談担当課長。 331 ◯こども相談担当課長【42頁】 参加した研修会ということでお答えしたいと思います。平成23年度に参加した主な研修会についてお答えしたいと思います。まずは中央児童相談所が主催する市町村児童相談員研修です。児童虐待の基本的理解から児童虐待の初期対応などについての研修に3日間、家庭相談員1人が参加しました。  次に、厚木児童相談所が主催する管内児童相談関係研修会です。厚木児童相談所が実際に児童虐待通告を受理し、その後、緊急受理会議の持ち方、または児童福祉司の支援について、どのように行っているかという研修に3日間、2人の家庭相談員が参加しました。さらに県の子ども家庭課と県立の保健福祉センターが主催する児童虐待予防研修に3日間、家庭相談員1人が参加しました。これは妊娠期から児童虐待防止について、乳幼児揺さぶられ症候群などについての研修でした。今年度はさらにCSP、コモンセンスペアレンティングと申しまして、これはアメリカで開発された児童虐待を防止するための手法です。これのトレーナー養成研修に5日間、保健師と家庭相談員が参加しました。増加傾向を示す相談への対応とあわせて、今後もさまざまな研修の機会をとらえ、職員のスキルアップが図れるように努めてまいりたいと考えております。  以上です。 332 ◯今井実委員長【42頁】 古木勝久委員。 333 ◯古木勝久委員【42頁】 いろいろな研修を受けることによって、スキルアップをされてきた。もともとそういった行政資源は秦野市には全くなかったとは言えないまでも、児童相談所からそういったノウハウを受けて、平成19年、こういったものをつくられたわけですけれども、この中にチェックリストというのがありますね。このチェックリストは平成17年につくられたと思うのですけれども、いわゆる相談受理というか、受理の手前ですね、緊急受理会議を開く前の入り口とも言うべき、いわゆるアセスメント、見立てをするための、その方の、ツールになっているわけですけれども、このチェックリストを平成17年から見直しをされましたか。 334 ◯今井実委員長【42頁】 こども相談担当課長。 335 ◯こども相談担当課長【42頁】 チェックリストの改定ですが、作成した平成17年以降、項目の追加、削除等の改正は行っておりません。  以上です。 336 ◯今井実委員長【42頁】 古木勝久委員。 337 ◯古木勝久委員【43頁】 チェックリストはなぜ改定されなかったのですか。 338 ◯今井実委員長【43頁】 こども相談担当課長。 339 ◯こども相談担当課長【43頁】 児童虐待の早期発見のための判断材料として使ってまいりましたが、項目的に県が作成したチェックリストをもとに見本としてつくっており、特に項目的にもこれで十分かなという認識で作業をしませんでした。  以上です。 340 ◯今井実委員長【43頁】 古木勝久委員。 341 ◯古木勝久委員【43頁】 平成16年に法改正があって、それから神奈川県も各児童相談所も、独自にチェックリストを、社会の変化であるとか法改正のたびに変えてきているわけですね。特に平成21年の妊産婦への支援、これに当たっては、やはり神奈川県も今まで要保護児童という言葉ではなくて、要保護児童等というふうな表現にしたりしております。私は、そこでお伺いしますけれども、専門性ということが特に言われたのは、平成19年の教育的相談と福祉的相談の窓口の統合ということで、政策的に窓口を一本化されたわけですね。それは専門性を高めるためだと。法律が変わったり社会の変化があったときに、やはりチェックリストというものがどれだけ大切なものか、いじめもそうですけれども、虐待が行われているかどうかというのはなかなか見分けがつかない。  ついせんだっても8月1日の新聞だったと思うのですけれども、東京都墨田区の児童相談所が間違えてしまって、そして10カ月も子供と親がばらばらになって。私はやはり虐待相談というのは、専門性が高いものだと思うのですよね。そして、秦野市の場合は家庭相談員6人で非常に厳しい状態で、私はやっていると思うのです。家庭相談員というのはどういったお仕事をされているのか。それとも心理相談員2人、専門的にどういったことをやっておられるか、少し教えてください。 342 ◯今井実委員長【43頁】 こども相談担当課長。 343 ◯こども相談担当課長【43頁】 まず6人いる家庭相談員の主な仕事ですけれども、子供の生活習慣や育児、虐待または教育相談に応じ助言を行うとともに、関係機関等との連携を図るというのが主な仕事になっています。  あわせまして心理相談員2人おりますが、まず臨床心理士の資格を有する者です。大きな仕事としては、一つは子供もしくは保護者のカウンセリングに応じる。または遊戯療法、プレーセラピーの担当を行う。あとは発達段階に応じまして、WISKとか田中ビネー等の各種検査を行って所見を書いてフィードバックをすると。それから、もう一つは家庭相談員に対して、やはり心理的な専門的な面から助言を行うというのも大きな仕事となっております。  また、これは教育指導課からの依頼で、就学指導にかかわる心理アドバイス、または検査の施行も行っております。  以上です。 344 ◯今井実委員長【44頁】 古木勝久委員。 345 ◯古木勝久委員【44頁】 今、説明を受けたわけですけれども、家庭相談員も心理相談員も本当にアセスメントというか見立てが十分できるかどうか。チェックリストも県の動きだとかあるいは国の法律改正だとか、そういったことを本来は事務方がバックアップしてやって、連携をとってやられている。当然法改正があったときは、この虐待相談って三層構造ですよね。緊急受理会議があって、その上に業務連絡会だとか、あるいはその上の会議、そして代表者、警察だとか医師会だとか、あるいは学校、いろいろな連携がある中で、当然法改正に気づくべき、それが専門性のような気がするのですね。  私、ここはなぜそういう法改正があっても、そのままチェックリストを6年間、7年間放置してしまったというのは、やはりそこは専門性のなさではないかなって、少しおこがましい言い方ですけれども、そう判断せざるを得ないのですよね。  やはり専門性が高いよ、窓口を一本化してと言われながらも、この家庭相談員というのは非常勤ですよね。そして、心理相談員も非常勤ですよね。しっかりとした研修が本当に行われていたのかなと。私も先月、先々月ですか、2回、厚木児童相談所にお邪魔して、実務的なお勉強をさせていただきましたけれども、そういったことを1日、2日行ったところで研修できるものではないというのもわかっていますけれども、人を見立てるということはどんなに困難なことかということを、そしてフロントパワーとしてこういうところで相談を受けながらやっていて、どれだけ相談員がストレスを感じながらやっていらっしゃるか。  私はこれ以上申し上げませんけれども、やはり体制を、東京都墨田区で裁判になっておりますけれども、やはりそういった行政、ぴしっとした専門性、スタッフのラインをしっかりつくっていただきたいなという思いです。質問はこれでおしまいにします。  次に、78ページ、(99)青少年非行防止活動事業費、この五、六年、入船自治会館、それから末広ふれあいセンター、それからさかえちょう公園周辺、非行問題が、暴力行為あるいは破壊活動等々を耳にして、特に入船自治会館の周辺の方は五、六年ぐらい前から随分悩まれておられます。涙ながらに何とかしてほしいよと。施設があるのはうれしいけれども、受益なのだけれども、この苦しみは受難だということを何度もおっしゃっていました。  私はやはり公共施設がそこにある以上、公の責任でそういったもの、もちろん根底には家庭というものがあるでしょう。あるいはその周辺の方々の協力、努力、ともにそういうものを排除していく力がなければならないでしょう。あるいはたまには受け入れるというか、居場所を失った子供たちの、仲よくやっていくということも大切なのでしょうけれども、この辺の昨今の状況について、どのようにお考えになっていらっしゃるのかお尋ねいたします。 346 ◯今井実委員長【44頁】 こども育成課長。 347 ◯こども育成課長【45頁】 まず状況について御説明したいと思います。末広ふれあいセンターや入船自治会館、末広自由広場などがございます末広地域におきましては、以前から少年たちが集まってはたむろする場所となっておりました。多いときには中学生、高校生たちが、これを主体とする20人近くが集まっており、喫煙、花火、奇声、飲食によるごみの置き捨て、器物の破損、大きな音のするバイクの乗り回しなど、問題行動をとってきてまいっております。場合によっては深夜から朝までいる少年たちもいると聞いております。  以上のような状況で、ハード的には利用時間外に勝手に人が入り込みやすい状況にあったということが否めないと思っております。  以上でございます。 348 ◯今井実委員長【45頁】 古木勝久委員。 349 ◯古木勝久委員【45頁】 去年もおととしもずっとそういったことが続いているため、ことしの夏休み、思い余って何とかしてほしいという声が上がりました。巡回パトロールはいろいろな機関が、学校だとか警察、いろいろやっていただきましたけれども、どうしても深夜、そして翌朝まで、おびただしい限りのごみ、たばこ、さまざまなことがありました。  それで、これは民間企業ですけれども、株式会社関東警備システムというところに委託をされました。そして8月5日から8月31日、最初はさかえちょう公園、ほうらい会館、中野健康センター、それからなでしこ広場、末広のふれあいセンター、入船の自治会館を回っていただいていたのですけれども、13日からは今度、東地区の落合の御嶽神社ですか、そこも入れていただいたと。そして巡回パトロールを行ったわけですけれども、この委託業務の内容はどういうような内容でしたか。 350 ◯今井実委員長【45頁】 こども育成課長。 351 ◯こども育成課長【45頁】 委員御紹介のとおり、近隣住民の声を知り、急遽夏休み期間中でございます8月5日から8月31日まで、委員のおっしゃる施設を6カ所、巡回パトロールを行ったものです。8月13日から御嶽神社を加えたというのは、巡回パトロールを行ったことによって、少年たちが東地区の御嶽神社の方へ集まるようになったからです。そこで、そこをパトロールに加えるようにいたしました。  業務内容につきましては、1点目に、夜間少年たちをこれらの公共施設等から排除すること。2点目といたしまして、問題行動、つまり今、おっしゃいました喫煙行為、花火、奇声、それから大きな音のバイクの乗り回し、これらを抑制することです。それ以上の行為があった場合は制圧ということになりますが、それは権限のある警察が出なければできないことですので、それ以上のことがあった場合には警察に通報するというような内容になってございます。  以上でございます。 352 ◯今井実委員長【46頁】 古木勝久委員。 353 ◯古木勝久委員【46頁】 今、委託業務内容をお聞きしたのですけれども、このコース、さかえちょう公園、ほうらい会館、中野健康センター、それからなでしこ広場、個々、ここで起こった過去の事例を、その警備会社に委託したときに、こういったことが起きているとか、そういった連携というか情報を共有するようなことをされましたか。 354 ◯今井実委員長【46頁】 こども育成課長。 355 ◯こども育成課長【46頁】 こども育成課が所管いたします施設については、当然把握しておりますので、それについては当然のことながら、警備会社の方に伝えてございますし、スポーツ施設に関しましても、最近までの状況は大体把握しておりますので、それも伝えました。しかし、それ以外の施設については把握しておりませんので、伝えておりません。今後、このような危急な対応が発生することも考えられますので、今後の青少年のあらゆる情報を収集して、このような場合に生かせるようにしたいと思っております。 356 ◯今井実委員長【46頁】 古木勝久委員。 357 ◯古木勝久委員【46頁】 そこなのですよね。委託業務をしたと、民間委託をしたと。やはり担当のエリアだけの問題は伝えると。しかし、ほかのスポーツ振興課だとか、あるいはほかのセクションに関係するところは把握しないで。やはり警備会社に、そういった、ここは火をつけられているよとか、ここではこういう暴力行為がありましたよとか、そういうことをきちんと伝えるのが、私は本当の委託だと思いますね。それが本当の連携だと思うのですよ。  ただ、彼らはプロですから、任せましたよということではなくて、やはりこういったことがありましたよということを伝えるということが、一つの連係プレーではないかなと思うのです。丸投げとは言いませんけれども、そこまでやっていらっしゃらないと思うのですけれども、委託のあり方を、私、少し考えさせていただきましたね。私が聞いたときに、あれはこの課で聞いてくれ、これはこの課に聞いてと。本来、青少年の育成の立場でいったときは当然そういったことは把握していていただきたかったなというふうに思うわけです。  次に、そのときの警備巡回報告書、これを私、1ページ、1ページ、じっくり見ました。どう思われましたか。 358 ◯今井実委員長【46頁】 こども育成課長。 359 ◯こども育成課長【46頁】 まず、子供たちが集まる場所といたしましては、この巡回箇所の中で末広地域、それからさかえちょう公園が、ほかの場所に比べて相当多いこと。それから集合している時間帯につきましては、21時から22時の間が最も多い。こういうことがわかり、また集まる人数も多いときには20人近くが目視されました。  しかし、排除しても時間を置いて、また元に戻ってきたり、またどこかほかの場所に移ったりとか、対応の難しさを感じたところでございます。  さらに、当該警備会社と警察が思ったより連携がとれているなというふうに感じたところでございます。 360 ◯今井実委員長【47頁】 古木勝久委員。 361 ◯古木勝久委員【47頁】 そうですね、連携とれているのですね、プロですから、警察、私はやっぱりすごい組織力だなと思いますね。こども健康部長は、この報告書をごらんになって、どう思いましたか。 362 ◯今井実委員長【47頁】 こども健康部長。 363 ◯こども健康部長【47頁】 今回は近隣の方に御迷惑をおかけしているということで、こういった警備、委託をさせていただきましたが、本来、青少年の健全育成につきましては、こういった対症療法的なものではなくて、やはり家庭、地域、学校、行政、こういったものが一体となって地道に行っていくものだということを改めて感じました。  以上でございます。 364 ◯今井実委員長【47頁】 古木勝久委員。 365 ◯古木勝久委員【47頁】 私の感想も言わなくてはいけないのですけれども、私はこれを見て、非常に非行、問題行動が習慣化しているなと思いました。これは持続的に、やはりやっていただかなければ、これから冬休みだとか春休み、ぜひそれは予算化していただきたいなと。習慣化しているがゆえに常習化しているわけですけれども、これをいろいろな部署等々、連携を取り合って声を上げていかなければ、こういった問題は、私は解決しないというふうに思います。  先ほど、地域もと言われました。確かに地域では自治会長、一生懸命くらし安全課等と連携をとってやってこられたという認識で、私はおります。それなりの、それなりというよりも一生懸命汗を流しながら自治会長はやってこられたということを、私も聞いていますし、私も見ています。そして、末広ふれあいセンター、入船自治会館の周辺の方々というのは、本当に高齢化して、地域力、市民力と言われるかもしれませんけれども、なかなか声を上げられない、怖がってしまって、70代、80代の方々ばかりでなかなか動けないというのも実情なのですね。  やはり連携をとって、ハードの部分はくらし安全課、そして自治会も今までやってこられました。ソフトの部分で、やはり有効な手だてをつくり上げなければいけないのかなというふうに思うわけであります。  質問は、私、これで終わります。以上です。 366 ◯今井実委員長【47頁】 以上で、古木勝久委員の質疑を終結いたします。  吉村慶一委員。 367 ◯吉村慶一委員【47頁】 4点質問いたします。まず決算附属資料の132ページ、保育所費でありますが、八尋委員の方からも待機児童の話が出ましたけれども、今、伊勢原市では市長選挙をやっていて、現職の方の出している文書にこういう文面がありました。「選ばなければ伊勢原市では保育所に入れます」と。ああ、伊勢原市はそうなったかというふうに思いましたが、本市では、さっきの話だと、まだそこまではいかない。  一方、公共施設再配置計画等で平成27年に渋沢こども園というのをつくって、保育園をそこに統合して、あいた渋沢保育園を公設民営の保育園にするという計画があるそうですが、それは事実ですか。 368 ◯今井実委員長【48頁】 保育課長。 369 ◯保育課長【48頁】 公共施設再配置計画の中に、こちらの164、165ページでございますけれども、シンボル事業4番といたしまして、公民連携によるサービスの拡充、公立保育園をこども園として近隣の幼稚園に移設し、その土地と建物を民間保育所として活用することにより、待機児童を解消という形で記されております。 370 ◯今井実委員長【48頁】 吉村慶一委員。 371 ◯吉村慶一委員【48頁】 固有名詞が渋沢こども園で、年限が平成27年ということは、そのとおりなのですか。 372 ◯今井実委員長【48頁】 保育課長。 373 ◯保育課長【48頁】 ここには渋沢保育園というふうに書いてございませんが、現在、公立保育園でこども園化されておらないものが唯一渋沢保育園ですので、そこは渋沢保育園という理解でございます。 374 ◯今井実委員長【48頁】 吉村慶一委員。 375 ◯吉村慶一委員【48頁】 年限も平成27年なのですか。 376 ◯今井実委員長【48頁】 保育課長。 377 ◯保育課長【48頁】 この公共施設再配置計画におきますと平成27年度ということが記されております。 378 ◯今井実委員長【48頁】 吉村慶一委員。 379 ◯吉村慶一委員【48頁】 そうすると、この待機児童が現にいるということなら、何も平成27年にこだわらずに、前倒しして、来年か再来年やられたらどうかと思うのですが、いかがでしょうか。 380 ◯今井実委員長【48頁】 保育課長。 381 ◯保育課長【48頁】 待機児を解消するためには、受け入れ可能な児童数というものをふやすということが必要になってまいります。それにつきましては、これまでにも例えば平成23年度から、定員枠を拡大したりとか、あるいは保育ママを実施するなどによりまして、順次その辺の拡大をしてきたといういきさつがございます。  また、今後も、やはり計画では平成27年度ということになっておりますので、現在、平成27年度のスタートを目指して準備を進めているところでございますが、しかしながら、待機児童の状況に注意しながら、待機児童の減少に努めてまいりたいというふうに考えております。 382 ◯今井実委員長【49頁】 吉村慶一委員。 383 ◯吉村慶一委員【49頁】 こういうぎりぎりの、もう少しやったら待機児童がなくなるみたいな、そういう場合の施設というのは、公立で対応する以外ないと思うのですよね。民間の保育園は、そこで新たにつくって、もし将来子供が入ってこなくなったら経営的に困ると。そういうことを考えるでしょうから、最後の待機児童をなくすための施設整備というのは、公設ないしは公設民営以外にないと思うのですよ。ということで、平成27年にそういう処置を執られるというのは非常に時宜を得たことだと思いますが、でもなぜ平成27年なのかよくわからない。来年やったって別にどうせ2年先にやることを来年やったって、出ていくお金はそんなに変わらないと思うのですね。それで、子供は年々成育するわけですから、今、現に、先ほどの話だと20何人かの待機児童がいる。お母さんたちは困っておられる。で、平成27年にはそういうこども園化をして公設民営でやる。  だから、普通に考えれば、来年やるかということでいいと思うのだけれども、副市長、部長を飛ばして副市長に聞くのは失礼かもしれませんけれども、私はなぜ平成27年なのかわからないのだけれども。それを説明いただけますか。 384 ◯今井実委員長【49頁】 保育課長。 385 ◯保育課長【49頁】 現在の公共施設再配置計画に平成27年というふうに位置づけられているものにつきましては、その計画を策定する段階におきまして、国において総合こども園制度という議論がされていたという状況がございます。制度の根幹が変更となる可能性がございまして、まだその当時は議論ということで、いつごろそれができるのかというのはわからない状況にございました。それに対応できるこども園としてスタートすることを考えておりましたので、このため、国の動向を注視して平成27年度のこども園化というスケジュールを立てたというところでございます。 386 ◯今井実委員長【49頁】 吉村慶一委員。 387 ◯吉村慶一委員【49頁】 国の制度と困っているお母さんと、どっちが大切ですか。
    388 ◯今井実委員長【49頁】 保育課長。 389 ◯保育課長【49頁】 私は後者であると思っています。 390 ◯今井実委員長【49頁】 吉村慶一委員。 391 ◯吉村慶一委員【49頁】 ここでやめますけれども、どうせやるのなら、早くやれば喜ばれるわけですから、それで国の制度なんていうのは後で当てはめればいいのですから。そんな制度なんていうのは。制度に合わないからつくり直せなんてばかなこと言いませんよ、国も。だから、これはぜひ少し前倒しを御検討いただきたいと思います。  次に、成果報告書56ページ、(27)障害児早期療育推進事業費の件で野田議員が一般質問でされた件ですけれども、発達障害というのはなるだけ早い時期にそれを捕捉して対応をとることによって、深刻化といいますかを防ぐことができるというようなことのようですけれども、本市においては、このできるだけ早くに捕捉するということにおいては、ほぼ100%のことができているという解釈でよろしいのですか。 392 ◯今井実委員長【50頁】 障害福祉課長。 393 ◯障害福祉課長【50頁】 本市においては、お子さんの健診時に、例えば1歳6カ月児健診、それから2歳児の歯科育児相談、3歳6カ月児健診の健診時に、発達に課題がある子に関して、訓練等が必要だというふうに判断した場合は、ことばの相談室を紹介しています。  それから、それ以外にも幼稚園、それから保育園で発達に課題があると判断されたお子さんについても、保護者の方が意見を聞きながら、ことばの相談室に相談する。それから、御自分で情報を得て、この発達に課題があるのではないかという形でことばの相談室にいらっしゃる方もいらっしゃいます。そういったさまざまな機会をとらえて、発達に課題があるお子さんを拾い上げていくという形をとっております。  そういう意味で、100%というのはなかなか難しいと思いますけれども、かなりの捕捉する率でとらえているのではないかというふうに考えております。 394 ◯今井実委員長【50頁】 吉村慶一委員。 395 ◯吉村慶一委員【50頁】 難しいと思いますけれども、文部省の統計が新たに改められるそうですが、おおよそ学齢期にある子で10%が発達障害というふうに、今度はなるそうですよ。ということは、それに、学校に入る前の段階でおおよそ10%ぐらいわかれば、ほぼ本市の対応はやるところまではやっているということになりますので、見逃しがないように、うまく連携をして、それに近い状態にあるという説明でしたので、今後ともそういうことを推進していただきたいと思います。  次に、129ページの、今、古木委員が質問したこども相談事業費の関係で、これは郵便局を保健福祉センターに入れたときに、この問題は解決したのだというふうに私は理解をしていたのですが、しかし、何かそうでもないみたいなのが一般質問の答弁のやりとりを聞いていると思いましたので、私も総務常任委員会の委員としてこの問題を質疑していますので、もう1回確認の意味で質問しますが、あのときの質疑でいうと、こういう会議録があるのですね。「こども家庭相談の場所が非常に手狭ではないかということでございます」と。「今回の郵便局への賃貸場所の決定に当たりましては、施設を管理する部署あるいはこども家庭相談を担当する部署など、関係する部署と協議した中で決定いたしました。相談場所が手狭なことは承知してございます。しかし、相談者が実は余り人目につく場所での相談を希望しないという声も聞いてございます。そういう意味で、今回の場所については郵便局に賃貸することに決めたわけでございます。ただ、相談場所の確保につきましては、関係する各課、やはり共通の認識を持ってございます。今後、関係各課と協議をする必要があるというふうに考えてございます」というやりとりを総務常任委員会でしています。  このこども家庭児童相談室の関係の事務室だとか相談場所だとかというのは、庁内共通認識で、現状では不足だということでコンセンサスがあるのだということでよろしいですか。 396 ◯今井実委員長【51頁】 こども相談担当課長。 397 ◯こども相談担当課長【51頁】 不足かどうかという点ですけれども、現在、こども家庭相談班には専用の相談室が3部屋あります。ただ、時間帯、特に小学生のお子さんが下校後間もない時間帯等は非常に来室希望される方が多いということで、予約というか、希望が重複することがあります。来室面談は原則予約制としております。また、保健福祉センター内のスペースに限りがあるわけですが、その場合、3室で足りない場合は、保健福祉センター内の他の相談室、または諸室をお借りして、来室される市民の皆様に御迷惑をおかけすることのないように調整、工夫をしながら相談業務に当たっております。 398 ◯今井実委員長【51頁】 吉村慶一委員。 399 ◯吉村慶一委員【51頁】 郵便局をあそこに入れるときに、公共施設再配置担当が事務局になって、いろいろな会議が開かれています。その中で、地域福祉課からの出席者が相当こども家庭児童相談室等のスペースの点について発言をされています。会議録を読みました。郵便局よりもそっちの方が優先ではないかみたいな議論が、そこでされています。  今の課長の答弁なら、もう現状でいいのですよということになるわけですけれども、どういうコンセンサスができているのか。ひとつ、今の課長の答弁なら、もうジ・エンドですよ。それでジ・エンドで本当にいいのかどうなのか。よくこれは、こういう経過で郵便局をあそこに入れることを決定しているのですから、コンセンサスをつくってください。  それから、最後に、77ページ、(94)表丹沢野外活動管理運営費の中のチャレンジ・イングリッシュ・キャンプの件ですけれども、参加者18人、それに対してお手伝いいただいた上智の短大生、上智大学留学生も同じく18人、それに青少年指導員委員でしょうか、いろいろな方の事務局の方が相当数、これは出席されて、この事業が行われたということですが、参加者18人というのは、いかにも少ないと思います。教育委員会及び学校現場に十分にこの事業が浸透していないのではないかと思いますが、いかがでしょう。 400 ◯今井実委員長【51頁】 こども育成課長。 401 ◯こども育成課長【51頁】 まず、始める前に教育委員会議に御報告し、また子供を集めるにつきましても、はだのっ子12月号に掲載する、各子供全員に持っていってもらうというような、学校現場の協力も得ておりますので、浸透していないということはないと考えております。 402 ◯今井実委員長【51頁】 吉村慶一委員。 403 ◯吉村慶一委員【51頁】 4年生、5年生、6年生で、1学年、今は約1,300人の児童がおりますので、全部足すと4,000人、参加者はその中の18人、全員女子です。浸透していてこれだということだと、本市の英語教育は非常に人気がないということになってしまいます。  私は、参加する人数はこれだけ少ないということは問題だと思いますし、また学校現場としてはチャレンジ・イングリッシュ・キャンプというのを1年1年の予算査定に基づく事業、つまり来年はどうなるかわかりませんという事業では、学校現場としてそこにみんなでそれを行こうよというふうにならないのではないかなと思うのですけれども、どう思いますか。 404 ◯今井実委員長【52頁】 こども育成課長。 405 ◯こども育成課長【52頁】 委員おっしゃったとおり、今回、1対1と、英語のしゃべる人と子供が1対1という形で、非常に濃密な事業になったわけですけれども、今年度につきましては、余りにもそれが、初めてだったということもありまして、反省も踏まえて、今年度につきましては、5対1程度まで膨らませたいと思います。  ただ、今、4,000人と委員おっしゃいましたけれども、そこまで拡大するだけのキャパも、それから、先生、要は講義形式ではないわけですから、触れ合いの中で英語を楽しみながら学んでもらうというのが趣旨ですので、1人に対して何人まで触れ合う可能性があるかというところで、ことしは5人というふうに見ておりまして、40人を目途に募集をかけたいと思っております。 406 ◯今井実委員長【52頁】 吉村慶一委員。 407 ◯吉村慶一委員【52頁】 応募者が殺到して、抽選をして参加者が決まるぐらいに、ぜひなっていただきたいと思います。そのためには、坡州への派遣事業のときにも言いましたけれども、来年はやるかどうかわからない事業を、学校現場で位置づけることは難しいです。長期的にあるというふうにしないと、こういうのを学校現場で本気になって、自分たちの1年間のカリキュラムの中に取り入れようということはできないと思います。そういうふうに申し上げて終わります。  終わります。 408 ◯今井実委員長【52頁】 以上で、吉村慶一委員の質疑を終結いたします。  これで、民政会の質疑を終結いたします。  新政クラブ。  村上茂委員。 409 ◯村上茂委員【52頁】 それでは、私の方から3点ほどお伺いをいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  最初の2点は、総括質疑の中で、青少年の健全育成ということでお伺いした中から、2つほど関連で、もう少し中身についてお伺いをいたしたいと思います。  まず一つ目が、成果報告書75ページの(89)青少年団体育成補助金についてお伺いをいたしたいと思います。まず最初に、この中にアとイ、2つの事業がございます。アの方の秦野市子ども会育成連絡協議会、これに使われる事業費が幾らか、お伺いいたします。 410 ◯今井実委員長【53頁】 こども育成課長。 411 ◯こども育成課長【53頁】 これは秦野市子ども会育成連絡協議会に対し、68万円の助成をした金額が、その中の内容でございます。 412 ◯今井実委員長【53頁】 村上茂委員。 413 ◯村上茂委員【53頁】 ありがとうございます。それからあと、ここに平成23年度末の単位数とか会員数が書いてありますが、その前の変化の数字をお持ちでしたら教えていただきたいと思います。 414 ◯今井実委員長【53頁】 こども育成課長。 415 ◯こども育成課長【53頁】 今、成果報告書に書いてございますとおり、平成23年度末は68団体、26.5%という数字でございますが、10年前は109団体、加入率が46.6%という数字でございました。その間は徐々に減ってきたという状況にございます。  以上でございます。 416 ◯今井実委員長【53頁】 村上茂委員。 417 ◯村上茂委員【53頁】 今、10年前の数字なのですが、この減りぐあいというのですか、10年前ぐらいの減りぐあいと、この近年の減りぐあい、その速度というのですか、それはどんなふうにお感じになっていらっしゃいますか。 418 ◯今井実委員長【53頁】 こども育成課長。 419 ◯こども育成課長【53頁】 近年は少子化がかなり進んでおり、解散が多く見られるようになっておりますので、加入率がどんどん落ちていると。その前の年度が30%でございましたので、1年間で一気に約5%落ちたと、そういう状況でございます。 420 ◯今井実委員長【53頁】 村上茂委員。 421 ◯村上茂委員【53頁】 これは平成23年度末ですから、平成24年度末、平成25年度末、あと1年、2年後は、非常に想像できないような数になってしまうのではないのかなと心配するところなのですが。今、子ども会の数が減っている原因というのですか、それをどのようにとらえていられますでしょうか。 422 ◯今井実委員長【53頁】 こども育成課長。 423 ◯こども育成課長【53頁】 まずお金の問題よりも人的な問題だと思っております。大概の子ども会は、お子さんの親が役員をやってございます。ほとんどサラリーマンで働き盛りのお母さんだったりお父さんだったりした方が会長をやっておられるのがほとんどでございます。そういう方は、土日をほとんど子ども会活動に使うような状況がございまして、非常に忙しい中で土日もとられてしまうというような中で、なるべくだったら役員をやりたくないというのが一つあると思っております。  以上でございます。 424 ◯今井実委員長【53頁】 村上茂委員。 425 ◯村上茂委員【53頁】 ありがとうございます。今の御答弁ですと、大体我々が感じているような内容と同じですけれども、それ以外に考えられる原因というのは、何かないのでしょうか。 426 ◯今井実委員長【54頁】 こども育成課長。 427 ◯こども育成課長【54頁】 まず行政が相手するのは、一つには秦子連、秦野全部の連合組織でございます秦野市子ども会育成連絡協議会だったり、各地区子連、地区の連合会だったりとかということで、各単子、単位子ども会に対して接触するということはほとんどございません。私どもとしましても、一番大事なのは単位子ども会の強化でございまして、そちらに力を入れなければ、本当に子ども会への支援ということにならないのではないかというような感想を持っております。 428 ◯今井実委員長【54頁】 村上茂委員。 429 ◯村上茂委員【54頁】 今、御答弁いただいた内容というのは、解決策の一つではないかなと思うのです。時代が変わってしまっておりますので、これが参考になるかどうかわかりませんが、私どもが子ども会の会員という小さな子供のときは、役員をやっておられた、会長とかをやっておられた方が、実は私のおじいさんだったりしたわけですよね。私は農家のうちですので、おやじとかおふくろは忙しくて、そういう子ども会の役員等々にはかかわれなくて、おじいさんが役員をやっていた。これは例外ではなくて、そういうケースは幾らでもあったわけですよね。  今、先ほどの答弁の中で、役員が回ってくるとお母さん方はやめてしまうと。子供さんの数が少なくなって、子ども会の会単子連が維持できないというのは、これは仕方ないことですが、子供さんがいて、その役が回ってきてしまうので、親の都合で単子が解散に追い込まれるというような状況の中で、今、申し上げました一つの例もそうなのだとは思うのですが、そういうことについて、先ほど言われました単子にもっと支援を、手を差し伸べるというようなことがそうですが、解決策というのですか、その辺についてはどんなふうに考えておられますでしょうか。 430 ◯今井実委員長【54頁】 こども育成課長。 431 ◯こども育成課長【54頁】 まずなり手がなく、順番が回ってきたら子供を転校させるとか、住民票を移すとか、そういうような状況が本当にございます。ほとぼりが冷めたら住民票を戻したりとか、子供をもとの実家に戻ってきたりとか、そういう状況はいろいろと聞いております。  このような状況ですので、例えば熟年パワーを利用して、子供の親ではなくて、自治会長と同じような年齢の方が子ども会の会長をやってくださるとか、それからまた解散を決定する前に、ぜひ市の方に相談していただいて、例えば乳牛は、第1、第2、第3まであったでしょうか、連合の子ども会というふうになっております。そのような形で、近くの子ども会と一緒に統合させてしまうとか、いろいろなやり方があると思いますので、ぜひ解散する決定の前に市に御相談いただくとか、そういう方策を、今度の単子全体会の中でお話をさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 432 ◯今井実委員長【55頁】 村上茂委員。 433 ◯村上茂委員【55頁】 ありがとうございます。今まで、現在の行政として、この子ども会に実際的な予算的な支援、人的な支援を行っているのは、一番上の秦子連なのですよね。秦子連の中に地区があって、その次に大字単位があって、単子連があって。その一番下の単子連が解散しているのですが、依然として地区や秦子連というのは同じような状況で、それは行政が直接予算とか人的な意味でかかわっておりますので、そういったものはきっちりと維持されているわけですけれども。  今、御答弁いただいたとおり、単子への支援ですよね、予算的なこともぜひ必要だと思いますし、人的なことがまず、先ほど言われました、解散する前に相談してほしいというふうなことですが、ただ、子ども会のお母さん方にお聞きして、直接市にそういった問題を御相談するとかいうのは、なかなかその発想は難しい。常時行政の方で、秦子連のように何らかの形でかかわっていていただければ、そういった相談する機会もあると思うのですが。  実は私も、うちの方の堀山下の地区の子ども会の、一応顧問なんていう役職をいただいて、総会などには顔を出させていただいて、いろいろお母さん方の御意見を聞くのですけれども、結構やっぱり現実的な、今、言われた役員の問題、特にそうですけれども、しかし、子ども会の必要性というのは十分認識されているのですね。だから、そういったところで行政のどなたかの参加がいただければ、そこでかなりすべてお話ができるのではないかなと思うのですが、そういった面で今後、予算とか、それから人的なことを一番底辺である単子への支援について、どういうふうにお考えですか。 434 ◯今井実委員長【55頁】 こども育成課長。 435 ◯こども育成課長【55頁】 今、財政面のこともおっしゃいましたけれども、すべてこの助成金につきましては、秦子連、一番トップの組織の方へ全部渡し、それから地区子連、単子の方へ行くという流れになっておりますので、それを直接単子連の単子の方へ行けるようなことを、以前からも研究してきましたけれども、今後も引き続き研究し、実行に移していきたいというようなことを考えております。 436 ◯今井実委員長【55頁】 村上茂委員。 437 ◯村上茂委員【55頁】 ありがとうございます。突然済みません、こども健康部長、この問題、前からいろいろと課長時代であったときから指摘させていただいていますが、どんなお考えでしょうか。 438 ◯今井実委員長【55頁】 こども健康部長。 439 ◯こども健康部長【55頁】 子ども会につきましては、先ほどこども育成課長も申しましたように、やはり単子をいかに活性化するかということで、私が課長の時代にも、補助金のあり方については研究した経緯がございますので、まずはそういった補助金のあり方については、ぜひ研究をして、より単子を活性化するような方向へ、まずは補助金の面で持っていきたいと、そのように考えております。 440 ◯今井実委員長【56頁】 村上茂委員。 441 ◯村上茂委員【56頁】 突然で済みません、ありがとうございます。こんなふうに考えてみますと、やはりこの部分に関しては、予算的な措置をもう少しふやすべきだと思うし、人的な面も、今の体制ではなかなか無理ではないのかなと思いますので、ぜひその辺のところを強化していただくように強くお願いをいたしまして、この件は終わりにさせていただきます。  その次に、78ページの(99)青少年非行防止活動事業費について、これも総括質疑の中の、団体によって、青少年に関する、今、活動をされている団体がある中で、非常に温度差があるというようなことを申し上げましたけれども、その点について、少しお伺いをいたしたいと、このように思います。  この事業費の中のイ、環境浄化活動ということで「秦野市少年を守る環境浄化推進委員会」に対し、活動費の一部を助成したというふうなことが明記しておりますけれども、この委員会はどういうような活動しておるのでしょうか、お聞きします。 442 ◯今井実委員長【56頁】 こども育成課長。 443 ◯こども育成課長【56頁】 事業の内容でございますけれども、例えばあいさつ・声かけ運動、各種キャンペーン、それから青パトの巡回活動、これらへの協力、それから有害な看板等、青少年等に、これは有害と考えられる看板でございますが、それらの撤去、それから非行少年等の発見活動、それから視察研修、こういうものが行われております。内容的には平成21年度、それから平成22年度の実績報告書と見比べて、大体同様な時期に同様な事業を行っているということがわかります。  以上でございます。 444 ◯今井実委員長【56頁】 村上茂委員。 445 ◯村上茂委員【56頁】 ありがとうございます。今、課長の御答弁の中身は、その団体、委員会から総会に事業報告として上がってきた内容のそのままですよね。この環境浄化推進委員会ができた目的というのは、その地区が環境浄化指定地域に指定されて、この委員会ができるというようなことが前提でできていたのですよね。現在は、たしか他市にはない委員会だと思うのです。これは警察が事務局をとっておられますので、確認していただければわかると思うのですが。  以前には、捨て看板とかビラのことに関しての条例がきちんとできていなかったものですので、もう何年も前になると思うのですが、まちじゅうに捨て看板とかの青少年に対する有害看板ですか、そういうビラがはんらんしておりましたよね。それの撤去が中心的な、この委員会の活動目的なのですよ。  それで、当時は、半日かけて地区を一回りして、やっととった看板とかビラが、次の朝には全部張りかえられていたとか、そのような状況の中で、非常にこの委員会の存在というのが重要視されて、たしか都市部の方のまちづくり推進の方では、民間の方から、その撤去の作業員の方を応募して、そういう団体をつくり上げたのですが、そうしたら即条例ができまして、法律的に、もうビラに出ている電話の持ち主が罰せられるような条例になって、今はもうすっきりしておりますので、今となってはこの委員会の存在というのですか、目的がなくなっているのではないかなと。  先ほど、活動の中に青パトだとか何か報告されましたけれども、それはあくまでも主たる事業がなくなってしまったものですから、そういうふうな活動が加えられているということで、その青パト等々の活動というのは、ほかの団体はもう前からやっているわけなので、重複している部分なのですよ。  そういうふうに考えますと、どうでしょうか、今、課長、この環境浄化推進委員会という会の存在を、市にとって必要な存在なのかどうか、お考えをお伺いいたします。 446 ◯今井実委員長【57頁】 こども育成課長。 447 ◯こども育成課長【57頁】 ただいま村上委員の御指摘にもございましたように、平成22年12月に秦野市屋外広告物条例ができまして、その中で、第6条、著しく良好な景観または風致を害するおそれのある広告物等を設置してはならないという条文がございまして、これに基づき、担当課は有害看板の撤去という作業を市の作業として行ってございます。  また、御指摘のとおり、この環境浄化推進委員会は、その有害看板の撤去をもともとの仕事としておりましたので、重複しているのは確かでございます。したがいまして、このあり方について所管の警察署と話し合い、検討を促してまいりたいと考えております。  以上でございます。 448 ◯今井実委員長【57頁】 村上茂委員。 449 ◯村上茂委員【57頁】 ここで明確な御答弁はなかなか難しいと思いますけれども、先ほど、子ども会の予算的な措置はもっと増すべきだというようなことを申し上げましたが、この環境浄化推進委員会に向ける助成費というのは20万円ぐらいですか。 450 ◯今井実委員長【57頁】 こども育成課長。 451 ◯こども育成課長【57頁】 21万円が決算額で、20万円が平成24年度の予算額でございます。 452 ◯今井実委員長【57頁】 村上茂委員。 453 ◯村上茂委員【57頁】 ありがとうございます。それだけの額は、反対に子ども会の方へ向けるとか、決算総括質疑のときに抜本的な改革をしないとまずいよという部分で、そういった方向でいくべきではないかと思うのですが、これも突然で申しわけありません、この件についても、こども健康部長が課長のときから、この件について御指摘させていただいていますので、お考えをお伺いいたします。 454 ◯今井実委員長【58頁】 こども健康部長。 455 ◯こども健康部長【58頁】 この件につきましては、以前から警察に対しまして、社会情勢の変化を踏まえまして話し合いをさせていただいておりますので、引き続き話し合いをさせていただきたいというように考えています。 456 ◯今井実委員長【58頁】 村上茂委員。
    457 ◯村上茂委員【58頁】 警察の方の人事というのは、結構頻繁に変わりますよね。それで、この担当は青少年課ですか、その部署へ来られた方が、この環境浄化推進委員会があるということを知って、えっというような、まだあるのですかというふうな反応を示されるというのを聞いていますので、まずぜひその辺のことをしっかりと決断していただきたいと、このように要望いたします。よろしくお願いをいたします。  この件は終わりまして、次に、少し戻りますが、65ページの(58)保健福祉センター施設維持管理費についてお伺いいたしたいと思います。この件は、平成23年度の予算特別委員会の分科会のときにお伺いをした件ですけれども、やはりこの平成22年度の使用料が28万3,950円、平成23年度の使用料が21万2,930円というようなことで、この公共施設、ほかのいろいろな公共施設を比べて、非常に少ないのではないかなというようなことが発端ですが、しかし、今、この保健福祉センターは福祉施設という目的のもとに条例化がされておりまして、このような使用料が無料になるケースがあるというようなことの答弁だったのですが。  しかし、中には同じ団体が、公民館では使用料を払ったが、保健福祉センターを使うと無料になるよというようなことで、この施設の使用の公平性に欠けているのではないかなというようなことでのいろいろな質疑をさせていただいたのですが、そのときの御答弁をいただいたのが、条例改正の方向に向けて考えますのような内容の答弁を、たしかいただいたと思うのです。  それで、年度の途中に、どうなりましたかというようなことで一度お尋ねをさせていただいたときに、改正に向けて準備をしておりますというような、これはこういった正式な場ではないので、会議録とかそういったものはないのですけれども、そんな声を聞きまして、ああ、これは、もしかしたら年度内に改正の方向にいくのだなというようなことを思っておりましたが、改正されないままに今に至っているわけですけれども。  先ほど、総務費の方の質疑の中で、私どもの会派の高橋徹夫委員が、保健福祉センターに郵便局が入るとの問題で議論されておりましたけれども、まさに郵便局があそこの施設に入るということは、福祉目的ではないわけですね。何でそういった条例が生きたまま、保健福祉センターにそういった郵便局という施設が入るのかなと思っておる、今、ところなのですけれども。なぜその年度に条例改正ができなかったのか、その辺について少しお伺いをいたしたいと思います。 458 ◯今井実委員長【58頁】 地域福祉課長。 459 ◯地域福祉課長【59頁】 保健福祉センターの有料化のことでございますが、委員おっしゃるとおり、平成23年度の予算特別委員会の中で、課長が負担の公平性あるいは維持管理費増加の予測がされるという中で、今後、使用料のあり方について考えたいというような答弁をしてございます。  委員おっしゃるとおり、公民館で例えば生きがいづくり的な高齢者の方々がダンスでもやっていれば、そこは有料になりますが、保健福祉センターでは高齢者の方々がそういうことをやっていれば生きがいづくりだということで、条例の中では無料になるということになってございます。したがいまして、そういう負担感の均衡を考えれば、あり方について考えていく必要はあるだろうというふうに私も思ってございます。  しかしながら、実ははだの行革推進プランの中に、保健福祉センターについては言及がしてございません。受益者負担の適正化という項目がございまして、その中で10項目ほど行革推進プランの中ではございます。料金の適正化という項目の中で、幼稚園とかスポーツ施設、文化会館、水道料金、それから具体的な見直しをいたしまして、公民館の自主事業参加費、それから上下水道料金、それから利用料の新設ということで放課後児童ホーム、それからスポーツ広場の有料化、それから公共下水道の接続促進というような項目が9項目ありまして、10項目めに施設使用料等の算定基準の見直しという項目がございます。  したがいまして、今、この辺のところを、私の方といたしましても全庁的な見直しというか、されておりますので、この辺のことをよく横目で見ながら考えていきたいというふうに思ってございます。 460 ◯今井実委員長【59頁】 村上茂委員。 461 ◯村上茂委員【59頁】 御答弁の行革推進プランですか、その中ではこういったものについて明記されていないというようなことですが、先ほど申し上げましたように、保健福祉センター、福祉目的の施設の中に郵便局が入るわけですよね。それで、あくまでもそれでも福祉目的の施設なのですか。 462 ◯今井実委員長【59頁】 地域福祉課長。 463 ◯地域福祉課長【59頁】 センター自体は、やはり福祉保健の目的の施設でございまして、ただ、公共施設再配置計画の中でいろいろな施設を有効で複合的に使っていくということの中で郵便局が入ったというふうに理解してございます。 464 ◯今井実委員長【59頁】 村上茂委員。 465 ◯村上茂委員【59頁】 先ほどから私が質問させていただいております使用料の公平性とか、そういった観点からいえば、今の議論は少し納得いかない議論になってしまうわけですよね。  それでは、担当部長は、あくまでも同じお考えですか。 466 ◯今井実委員長【59頁】 福祉部長。 467 ◯福祉部長【60頁】 保健福祉センターの利用料については、私も福祉部長になってからも、これは非常に注目をしておりまして、時期は少しここで申し上げられませんけれども、有料化について見直しをしていくというふうな決意でおります。 468 ◯今井実委員長【60頁】 村上茂委員。 469 ◯村上茂委員【60頁】 先ほども少し途中まで申し上げましたように、平成23年度のときは、その改正に向けて準備もしていますと、そこまで言っているものが改正されなかったといういきさつで、何かそこに力が働いたのかなという勘ぐりもあるわけですけれども。ぜひそういうことのないように、早期に改正をしていただきたいと、このようなことを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 470 ◯今井実委員長【60頁】 以上で、村上茂委員の質疑を終結いたします。  高橋徹夫委員。 471 ◯高橋徹夫委員【60頁】 私の方から、141ページの生活保護費のところで、皆さんから質問がございましたけれども、私の方からも少し質問をさせていただきたいと思います。年々この扶助費が上がってきてしまっている部分ですけれども、まず平成23年度の実績額、また支給者の数、そういった部分をお答えください。 472 ◯今井実委員長【60頁】 生活福祉課長。 473 ◯生活福祉課長【60頁】 生活保護費の額並びに受給者数の推移というような御質問と受けとめます。まず生活保護の受給世帯数等につきまして申し上げますと、平成19年度末、各年度末の数字になりますが、平成19年度末が953世帯、1,285人、平成20年度末が960世帯、1,283人と世帯、人数とも横ばいに近い状況で推移しております。また、平成21年度末になりますと1,062世帯、1,410人となりまして、102世帯、127人の増加となってございます。平成22年度末では1,146世帯、1,525人となりまして、84世帯、115人の増加でございます。平成23年度末につきましては1,191世帯、1,560人、45世帯、35人の増加でございました。平成23年度で少し鈍化したように見えますけれども、依然として増加傾向が続いているという状況でございます。  次に、保護費の額の推移でございます。平成19年度が約24億3,000万円、平成20年度が約24億2,000万円と0.6%ほど減少しておりますが、平成21年度では約24億9,000万円と2.9%の増、平成22年度は約26億6,000万円と7%増、平成23年度では約29億円と、平成22年度に比べまして金額で約2億4,000万円、割合で9%の増というような状況でございます。 474 ◯今井実委員長【60頁】 高橋徹夫委員。 475 ◯高橋徹夫委員【60頁】 生活が困窮だという人にお金を支給する制度。私は逆な部分で、前回、ほかの部署に対しても少し質問をさせていただいたわけですけれども、行政として秦野市は税金の滞納者、未納者、こういった部分に担当を設けて取り立てようという制度までございます。一生懸命経営を営んでいる方、また市内の居住者、一生懸命、秦野市に住んでよかったと言いながら、市民税、固定資産税、都市計画税、こういったるる秦野市から請求されるこの部分を一生懸命働いて払う。これがおおむね220億円ぐらい、秦野市は市民税が集まってくるのかなというふうに聞いていますけれども、30億円に近い生活保護費を毎月一定の日に配っているわけで、この部分の、追跡調査がやはり必要だろうと思います。  先ほど、八尋委員等の質問の中でもございました。生活保護を受ける方の中には、高齢者世帯もありますというか、入院、病気で療養中であるから、そういう世帯に支給していますだとか、障がい者がいますとか、また生活が本当に困窮していると。しかし、まだ働く余地はありますという方々も含まれていて、今、市内で約1,200人の受給者がおり、これを年々ふやしてしまう一方、先ほども言いました秦野市の税金対策、こういった制度に逆行しているのではないかなと、私、このごろそういうように思うのです。  一生懸命働いて税金を支払いに来る人と、どっちが正しいのかなという質問ではないですけれども、一生懸命働いている中で秦野市という行政にすがって生きている生活保護支給者という部分で、一生懸命働いている人をがっかりさせたり、疲れさせてしまったり、嫌気を差すような、もうやっていられないと、おれはもう税金払いたくないと言わせてみたりしているような、この生活保護費であろうと、私は思ってしまうのですね。  だから、こういうところにもきちんとしたチェック機能を持ちながら、毎年100人も150人もふえてしまうよと、2億円も3億円も増えてしまったよということがあっていいのかどうか。ここをまず、担当として答えていただきたい。 476 ◯今井実委員長【61頁】 生活福祉課長。 477 ◯生活福祉課長【61頁】 生活保護を申請されるとき、それから生活保護を受けられてからにつきまして、例えば収入であるとか、そういった貯蓄であるとか、そういった調査は都度行わせていただいております。ただ、生活保護につきましては、生活に困窮された、生活していけないという方を対象にした制度でございます。法に沿った取り扱いをしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 478 ◯今井実委員長【61頁】 高橋徹夫委員。 479 ◯高橋徹夫委員【61頁】 少し細かく聞かさせていただきたいと、こういうように思います。先ほど、担当から、平成20年から平成23年までの支給されている人数だとか額だとかお知らせされましたけれども、毎年毎年の支給者数、額、これはやはりきちんとした裏づけを持って、申請をし、国からいただいたり、また市が、また県がという部分が足されて額をつくっていると思いますけれども、やはり毎年の受給者の確認というか、これはどういった形でなされているのか。毎年こうやって人数が、今、言われたように違うわけですから、どこで決定されるのかというか、そういった部分を少し教えてください。 480 ◯今井実委員長【61頁】 生活福祉課長。 481 ◯生活福祉課長【62頁】 生活保護を受給されている人員等についてですけれども、現在、生活保護に関するシステムを導入しております。そちらのところに、保護を受けておられる方のデータが入っているわけです。また、毎日のように申請にいらっしゃる方もおられますし、不幸にしてお亡くなりになられましたり、あるいは就労されまして、収入が増加したために保護から抜けられる方もいらっしゃいます。そういった保護から抜けられる方を足し引きした上で、年度末の数値を出しているというような状況でございます。  以上です。 482 ◯今井実委員長【62頁】 高橋徹夫委員。 483 ◯高橋徹夫委員【62頁】 新たな年度に入る前の2月、3月ぐらいに、1年を集計して、国に申請をするということでいいのかな。私はもう収入が大分多くなったからいいですという方向になったり、お亡くなりになったということで受給者名簿から削除するという形は、年度の終わりの2月、3月ぐらいに決定すると、こう解釈でいいのかな。 484 ◯今井実委員長【62頁】 生活福祉課長。 485 ◯生活福祉課長【62頁】 申請、あるいは保護廃止になるというのは、日々ございます。それを集計しているというふうな状況でございます。 486 ◯今井実委員長【62頁】 高橋徹夫委員。 487 ◯高橋徹夫委員【62頁】 1年間の中で、常にそういう審査をしているという解釈でいいのかな。 488 ◯今井実委員長【62頁】 生活福祉課長。 489 ◯生活福祉課長【62頁】 申請ある都度、そういった調査を行っております。 490 ◯今井実委員長【62頁】 高橋徹夫委員。 491 ◯高橋徹夫委員【62頁】 少しくどいですけれども、そこの部分で、もう少し一歩立ち入ることをした方がいいのかなと。私、先ほども言うように、今、生活実態、社会情勢、確かに厳しいです。皆さんから見れば10分の1みたいな部分が当たり前の世界ですから、そういう中で、先ほども言うように市税という、一番きちんと守らなければならない仕事をしている人、逆に私はもらいたいのだと、支えてもらいたいということの、この申請という部分を、あなた方の窓口がしっかりされないと、年々こうやってふえていく姿という実態は、あなたたちの力にかかっているわけですね。  だって窓口に来られた人は、あそこの係は親切な職員が多いから、何でもやってくれると、こう言えば、ああ言えばいいですよというマニュアルができているのかな、申請するのに。そういうことはないでしょう。そう思っておりますけれども、ぜひ厳しく、これからの中で、やっぱりもう一度洗い直す方法、私が何回も言いましたけれども、税金の取り立てでもあの手、この手で皆さん知恵を絞っているのですよ。どれをとめたら、どれをチェックの材料にしようかとやっているわけでしょう。今度は支給する方も、何かありますか。ここのときはもうだめですよと。例えば、水道料金を払えなくなった人だから、生活は苦労だなと。子供の給食費を払ってないから、これは大変だなと。お母さん1人で、職場を失ったと、これは大変だなと。いろいろな方法があろうかと思いますけれども、まずあなた方の立場で、新規にこの申請書を受理するときに、この人は大変だというような事例があれば、述べていただきたい。 492 ◯今井実委員長【63頁】 生活福祉課長。 493 ◯生活福祉課長【63頁】 事例という御説明はできませんけれども、申請をいただいたときには、その方の生活状況、家庭の状況、いろいろな状況をよくお聞きした上で判断をさせていただいております。  以上です。 494 ◯今井実委員長【63頁】 高橋徹夫委員。 495 ◯高橋徹夫委員【63頁】 どうもありがとうございます。担当として一生懸命職務をやってくれているなと、今、実感したところでございます。この生活保護という受給者をふやすことが大事か、やっぱり一生懸命精査させていただいて、ときには先ほども答弁ございました、就職を見つけることができたとか、そういった方向性、やはり担当の中にどういった指導をしてやることが、生活保護者でなく、受給者でない人にしてあげれるのかなとか、これはもう病で伏せている人、高齢者で働く能力がもうない人、こういった人に無理を言おうということではないです。やっぱりまだまだ生きれるだろう、働けるだろうという予測の人は、まだ結構数の中にいると思いますので、ぜひそういった部分の御指導、そういう課を設けてもしてあげてほしいなと思いまして、私の質問を終わります。  以上で、私の民生費の質問は終わりにしたいと思います。 496 ◯今井実委員長【63頁】 以上で、高橋徹夫委員の質疑を終結いたします。  これで、新政クラブの質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。               午後 2時25分 休憩              ─────────────               午後 2時40分 再開 497 ◯今井実委員長【63頁】 再開いたします。  休憩前に引き続き、民生費の質疑を行います。  緑水クラブ。  木村眞澄委員。 498 ◯木村眞澄委員【63頁】 それでは、よろしくお願いいたします。成果報告書62ページ、(49)広畑ふれあいプラザ管理運営費について質問いたします。  広畑ふれあいプラザは平成12年の介護保険制度の導入に伴い、高齢者の介護予防施設として誕生しました。事業といたしましては、いきがい型デイサービスや広畑ふれあい塾の運営など4つの柱を中心に事業が展開されております。また、下大槻地区には公民館がないことなどから、プラザは地域の身近な施設としても利用されております。  それでは、質問の事項に入ります。平成23年度までに、このプラザの施設が有料化の計画があったかどうかは確証はできませんけれども、現在、有料化を視野に入れた動きがあります。具体的にはことしの夏、7月から8月にかけて、突然これらのことについてプラザを利用している人を対象にアンケート調査がされました。このアンケート調査の調査内容とその調査結果を教えてください。 499 ◯今井実委員長【64頁】 高齢介護課長。 500 ◯高齢介護課長【64頁】 今、広畑ふれあいプラザのアンケートということで御質問がございました。広畑ふれあいプラザにつきましては、平成12年に設置されました。平成12年から現在まで12年たってございます。そういう中で、施設のあり方の部分についてはどうあるべきか、この部分について、私が平成23年から高齢介護課長になり、今のままでよろしいのかどうかというような部分がありまして、アンケートをとらせていただきました。  アンケートの内容としましては、利用の申し込みの方法ですとか施設の現状の使い勝手、それから利用者の駐車台数の部分、それとか設備がこのままでよろしいのかというような部分、それと同時に、利用者の受益者負担としての応分の負担、この辺の部分について、それぞれ利用団体、利用者、こういう方たちがどのように考えているのか、こういう部分でアンケートをとらせていただきました。  以上でございます。 501 ◯今井実委員長【64頁】 木村眞澄委員。 502 ◯木村眞澄委員【64頁】 ありがとうございました。特に今、いろいろお話がありましたけれども、クローズアップされるのは、やはり有料化だと思います。この調査結果を踏まえて、これから分析されていくと思いますけれども、今後どのような流れになるか、どのようにされるのかお聞きします。 503 ◯今井実委員長【64頁】 高齢介護課長。 504 ◯高齢介護課長【64頁】 現在、広畑ふれあいプラザのアンケートを集計してございます。ただ、数字的な部分、分析の部分がまだ十分ではございません。そういう中で、秦野市の部分として、全体、秦野市は今、財政が非常に厳しい部分、それと同時に、はだの行革推進プランの中でも公共施設については受益者負担のあり方を考えていくべきだというような部分がございます。そういうような全体の部分を考え、私が所管します広畑ふれあいプラザ等の公共施設についてはどうあるべきかの部分を、現状についてプラザの協議会の中で検討をしているところでございます。 505 ◯今井実委員長【64頁】 木村眞澄委員。 506 ◯木村眞澄委員【64頁】 今、いろいろお話がありましたけれども、この施設は先ほど申しましたように高齢者の介護予防施設として整備されております。ほかの公共施設と同じような形でいいものかどうか、有料化については、今後アンケート調査も踏まえて考えていかれると思いますけれども、市の一方的な考え方、進め方ではなく、市民、利用者が納得する形で進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。部長、お願いします。 507 ◯今井実委員長【65頁】 福祉部長。 508 ◯福祉部長【65頁】 この公共施設の有料化につきましては、さまざまな御意見もあると思いますけれども、利用者の御意見も聞きながら、きちんと説明をして進めていきたいと考えております。 509 ◯今井実委員長【65頁】 木村眞澄委員。 510 ◯木村眞澄委員【65頁】 よろしくお願いいたします。  続きまして、報告書67ページ、(61)乳児家庭全戸訪問事業及び養育支援訪問事業費について伺います。私はこれまで、児童虐待については社会全体で早急に取り組むべき重要な課題であり、児童虐待から幼い命を守るために、行政はこれまで以上に本腰を入れて取り組んでいただきたいと訴えてまいりました。また、乳児家庭全戸訪問事業が、児童虐待の未然防止に非常に有効であることも提案いたしました。そのような中、秦野市では昨年10月より乳児家庭全戸訪問事業、通称こんにちは赤ちゃん訪問事業がスタートいたしました。まず、こんにちは赤ちゃん訪問事業を行うに当たり、どのような方が訪問員になられたかお尋ねをいたします。 511 ◯今井実委員長【65頁】 こども相談担当課長。 512 ◯こども相談担当課長【65頁】 訪問員についてお答えします。現在、26人の訪問員を任用して、こんにちは赤ちゃん訪問事業を行っております。経歴等につきましては、主任児童委員、民生児童委員が11人、ファミリー・サポート・センターにお勤めされている方が9人、その他、地域で子育て支援活動を行っている方や、かつて診療所や保育園に勤務されていた方が6人となっております。また大半の訪問者は教員免許、臨床心理士、保育士、ガイドヘルパー、看護師等、教育や福祉等に関係する資格を有しております。  以上です。 513 ◯今井実委員長【65頁】 木村眞澄委員。 514 ◯木村眞澄委員【65頁】 どうもありがとうございます。次に、こんにちは赤ちゃん訪問事業の現状についてお尋ねしたいと思います。まず最初に実績として、これまでの訪問対象家庭数と訪問実施件数ですね、また、訪問の結果、リスク発見につながったケースの有無についてお尋ねをいたします。 515 ◯今井実委員長【65頁】 こども相談担当課長。 516 ◯こども相談担当課長【65頁】 本事業の現状についてお答えします。1点目の実績ですが、平成23年10月から平成24年3月までのデータになりますが、こんにちは赤ちゃん訪問事業の対象家庭件数が306件に対して、訪問を実施した件数は298件、未実施が8件となっております。なお、未実施8件の内訳ですが、訪問当日体調不良等の理由でキャンセルになった家庭及び訪問したが不在であった家庭が都合5件、里帰りの長期化で訪問できない家庭が1件で、出生連絡票を提出した後、他市へ転出した家庭が1件、電話での訪問拒否が1件となっております。訪問できなかった家庭ですが、転出家庭を除いた7件につきましては、直近の4カ月児健診において赤ちゃんの成長や家庭状況などに関して確認をいたしました。  また、2点目の訪問を実施した結果については、特に問題なし、助言で終了した家庭が268件、子育てに関する不安が見られ、母子保健担当と連携し、4カ月児健診において再度確認した家庭が29件、こども家庭相談班の相談継続となった家庭が1件でした。幸い、重篤なケースを発見することはありませんでしたが、訪問を通して、子育てに悩む保護者に寄り添うことができたと考えております。  以上です。 517 ◯今井実委員長【66頁】 木村眞澄委員。 518 ◯木村眞澄委員【66頁】 それでは、最後、こんにちは赤ちゃん訪問事業を進めるに当たり、今後の課題についてお尋ねいたします。 519 ◯今井実委員長【66頁】 こども相談担当課長。 520 ◯こども相談担当課長【66頁】 本事業を進めるに当たり、その課題についてお答えいたします。本事業を開始して1年が経過しようとしておりますが、一番の課題は訪問を拒否する家庭の対応だと思います。乳児家庭全戸訪問事業ガイドラインによりますと、訪問の同意が得られない場合は、支援が特に必要と認められる家庭に準ずる家庭と位置づけると記載されております。  今後といたしましては、訪問を拒否する家庭につきましては、通常の通告受理同様、赤ちゃんの安全確認、これを最優先とした迅速な対応に努めなければならないというふうに考えております。  以上です。
    521 ◯今井実委員長【66頁】 木村眞澄委員。 522 ◯木村眞澄委員【66頁】 ありがとうございます。今、核家族化が進む中で、子育てに悩むお母さんは本当に多いです。その対応ですとか、先ほど申しましたように児童虐待の未然防止につながる大事な事業ですので、今後ともしっかり取り組んでいただきたいと思います。これについては終わります。  続きまして、成果報告書71ページ、(73)子育てふれあい推進事業費についてお伺いいたします。子供の遊び場、親同士が交流できる場、そして育児相談等ができるぽけっと21が昨年11月1日にはだのこども館内にオープンいたしました。私は以前から、利用者にはいろいろな方がいて、皆さんが自家用車をお持ちであるとは限りません。そういった方々の利便性を考えると、公共交通などを使って利用できる場所へのぽけっと21の整備の提案をしてまいりました。はだのこども館は町なかにあり、昨年11月1日に4カ所目の子育て支援センターとしてオープンいたしました。平成23年度は5カ月間の実施ではありますけれども、その利用者数を教えてください。 523 ◯今井実委員長【67頁】 保育課長。 524 ◯保育課長【67頁】 ぽけっと21の利用状況でございます。平成23年度、こども館におきましては1,358人の利用者がございました。 525 ◯今井実委員長【67頁】 木村眞澄委員。 526 ◯木村眞澄委員【67頁】 ありがとうございます。そして、このぽけっと21を大いに利用していただくために、市民への周知、PRはどのようにされたのかお願いします。 527 ◯今井実委員長【67頁】 保育課長。 528 ◯保育課長【67頁】 ぽけっと21につきましてのPRの方法でございますけれども、広報とかホームページなどを媒体として行っているところでございます。 529 ◯今井実委員長【67頁】 木村眞澄委員。 530 ◯木村眞澄委員【67頁】 それから、利用者の地区別とか交通手段、利用人数などについて把握されておりますか。 531 ◯今井実委員長【67頁】 保育課長。 532 ◯保育課長【67頁】 今、お尋ねの件については、まだ把握してございません。 533 ◯今井実委員長【67頁】 木村眞澄委員。 534 ◯木村眞澄委員【67頁】 利用者の細やかな支援をしていくために、今後、実態を把握するためにアンケート調査をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。 535 ◯今井実委員長【67頁】 保育課長。 536 ◯保育課長【67頁】 手法については今後検討させていただきたいと思いますが、御趣旨のことは重要なことだと認識しておりますので、方法を考えてやっていきたいと思っております。 537 ◯今井実委員長【67頁】 木村眞澄委員。 538 ◯木村眞澄委員【67頁】 課長でお答えできないようですので、部長、どうぞお願いします。 539 ◯今井実委員長【67頁】 こども健康部長。 540 ◯こども健康部長【67頁】 ぽけっと21につきましては、今後も新たに設置する予定もございますので、利用実態などについて十分に調査等を行っていきたいと、そのように考えております。 541 ◯今井実委員長【67頁】 木村眞澄委員。 542 ◯木村眞澄委員【67頁】 それではよろしくお願いします。また、ぽけっと21について、インターネット等、あるいは広報等で周知されておると思いますけれども、より多くの方たちにここを利用してもらうためには、もっとわかりやすい周知の方法も考えていただきたいと思います。これにつきましては以上です。  続きまして、成果報告書73ページの(80)家庭的保育事業費ですが、平成23年度から家庭保育福祉員、いわゆる保育ママによる保育が実施されましたが、保育ママ2人はどのような方か、またこの事業の状況についてお伺いいたします。 543 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 544 ◯保育課長【68頁】 この家庭保育福祉員、いわゆる保育ママでございますけれども、事前に研修を受けて、保育に関する知識を初めとして、必要な知識などを身につけていただいた方に保育ママとして認定して、子供さんを受け入れていただいているというふうなところでございます。  現在でございますけれども、2施設で実施してございます。 545 ◯今井実委員長【68頁】 木村眞澄委員。 546 ◯木村眞澄委員【68頁】 研修を受けるのはわかるのですけれども、どういう方がなられたかと聞いているのです。例えば元保育士とか、家庭の主婦とか、その辺がわかりません。 547 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 548 ◯保育課長【68頁】 現在の家庭保育福祉員でございますが、1人は特に保育士等の資格は有してございませんが、1人は看護師の資格を有している方でございます。 549 ◯今井実委員長【68頁】 木村眞澄委員。 550 ◯木村眞澄委員【68頁】 事業内容について、もう少しわかりやすく説明していただけませんでしょうか。 551 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 552 ◯保育課長【68頁】 この家庭保育福祉員による、いわゆる保育ママによる事業でございますけれども、対象となるお子さんでございますが、生後6カ月から3歳未満までが対象でございまして、保育時間は月曜日から土曜日の午前8時半から午後5時までとなっているところでございます。利用者の方の希望がある場合は延長保育ということも実施しているというふうなところでございます。概略は以上のようなところでございます。 553 ◯今井実委員長【68頁】 木村眞澄委員。 554 ◯木村眞澄委員【68頁】 保育ママが1人で保育できる児童は何人でしょうか。 555 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 556 ◯保育課長【68頁】 3人までというふうなことになってございます。 557 ◯今井実委員長【68頁】 木村眞澄委員。 558 ◯木村眞澄委員【68頁】 それ以上預かるということはないのですね。 559 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 560 ◯保育課長【68頁】 実際には、補助者というふうな者を使っておりまして、補助者とともに常時保育をすることができれば、最大5人まで預かることが可能となってございます。 561 ◯今井実委員長【68頁】 木村眞澄委員。 562 ◯木村眞澄委員【68頁】 わかりました。では、保育料はどのようになっているのかお尋ねいたします。 563 ◯今井実委員長【68頁】 保育課長。 564 ◯保育課長【68頁】 保育料につきましては、保育所の保育料と同様でございまして、その児童と同一世帯に属して生計を一にされている保護者の前年分の所得税額の合計によって決まってまいるところでございます。ただ、今、保育料にはお弁当とか粉ミルク、おやつ、おむつ等にかかる費用というのは含まれてございません。 565 ◯今井実委員長【69頁】 木村眞澄委員。 566 ◯木村眞澄委員【69頁】 ありがとうございます。保育ママがもし体調不良のときは、保育できないと思いますけれども、そのときはどうされるのでしょうか。 567 ◯今井実委員長【69頁】 保育課長。 568 ◯保育課長【69頁】 この事業におきましては、連携保育所というのを設けてございまして、保育ママが研修とか病気、そういったいろいろな事情がございまして、保育をできない場合というのが仮にあった場合でありましても、連携保育所で保育を行うというフォロー体制を整えております。 569 ◯今井実委員長【69頁】 木村眞澄委員。 570 ◯木村眞澄委員【69頁】 ありがとうございます。私はやはり3歳未満のお子さんというのは、本当に家庭的な雰囲気の中の、そういう環境の中で育てることは非常によいことだと思います。しかし、反面、密室ですので、やはり安心して預けることができるように、今後待機児童の解消の一環とするためにも、この事業を充実していただきたいと思います。  以上です。  続きまして、成果報告書77ページの(94)表丹沢野外活動センター管理運営費について質問いたします。表丹沢野外活動センターは本市が管理する唯一の青少年等の宿泊施設として、毎年多くの利用者があると思います。私はこの施設の建設に当たって後押ししたこともあり、特別の思い入れがあります。また、これまで何回も宿泊を含め、利用させていただいている利用者の1人でもあります。  この施設を今後さらによりよいものにしていただきたいと思っておりますので、そこで質問をいたします。まず、表丹沢野外活動センターにおける平成23年度と平成24年度の施設整備等の状況についてお願いいたします。 571 ◯今井実委員長【69頁】 こども育成課長。 572 ◯こども育成課長【69頁】 まず平成23年度の施設整備状況でございますけれども、研修棟の外装工事と研修棟の14部屋についての空調設備の設置工事を行いました。平成24年度につきましては、水道について、現在、施設の上流部の沢の表流水を利用してございますけれども、本年度事業で旧遠山配水場から野外活動センターまでのおよそ900メートルの給水管の布設工事を10月末までの完成予定で行ってございます。完成後は水道水を安定的に利用できるようになる予定でございます。  以上でございます。 573 ◯今井実委員長【69頁】 木村眞澄委員。 574 ◯木村眞澄委員【69頁】 ありがとうございます。それでは、実際にいつからこの水道が利用できるのでしょうか。 575 ◯今井実委員長【70頁】 こども育成課長。 576 ◯こども育成課長【70頁】 12月を予定してございます。 577 ◯今井実委員長【70頁】 木村眞澄委員。 578 ◯木村眞澄委員【70頁】 ありがとうございます。12月から利用できるということですが、私もこの入浴施設、何回も使わせていただいておりますけれども、現在のおふろとしては、三、四人用、洗い場が2カ所ということで、おふろは1カ所。また、シャワールームがありますけれども、6基のシャワールームと8基のシャワールームがありまして、男女分かれて使うようになっておりますけれども、多くの人が利用するときにどのようにしていらっしゃるのか、いつも考えるのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 579 ◯今井実委員長【70頁】 こども育成課長。 580 ◯こども育成課長【70頁】 利用方法についてでございますけれども、シャワー室につきましては、利用当日の男性、女性との利用者の割合で決めておりまして、6基と8基のシャワー室の利用を、どっちを男性にするか、どっちを女性にするか、その都度決めてございます。  また、おふろにつきましても、利用団体ごとに入浴順番や時間の調整を野外センターの職員が行ってございます。  以上でございます。 581 ◯今井実委員長【70頁】 木村眞澄委員。 582 ◯木村眞澄委員【70頁】 今、質問させていただきましたように、おふろ、本当に手狭で、非常に大勢の人が利用するには利用しにくいと思います。したがって、広く快適に使える男女別のおふろを整備すべきと思いますが、いかがでしょうか。 583 ◯今井実委員長【70頁】 こども育成課長。 584 ◯こども育成課長【70頁】 委員おっしゃいました増設整備につきましては、現在、実施設計の委託を進めてございまして、この中で周囲の景観と一体的な外観を保ちながら、おふろの場所、規模、または財源等の調整をし、そういう考えをまとめた上で、来年度の予算をお願いしてまいりたいと考えております。 585 ◯今井実委員長【70頁】 木村眞澄委員。 586 ◯木村眞澄委員【70頁】 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  以上で、私の質問を終わります。 587 ◯今井実委員長【70頁】 以上で、木村眞澄委員の質疑を終結いたします。  高橋文雄委員。 588 ◯高橋文雄委員【70頁】 成果報告書47ページの(3)戦没者追悼平和祈念式典でありますが、式典そのものより、その前に実施されます慰霊祭について、少しお伺いしたいのですけれども、これについては市の方では、行政の方では宗教的な行事だからかかわらないというような考え方でございましょうけれども、この辺のかかわりをどの程度なされているのか、お願いします。 589 ◯今井実委員長【71頁】 地域福祉課長。 590 ◯地域福祉課長【71頁】 今、委員のおっしゃったことは、私ども、市が主催する平和祈念式典の前になされます遺族会主催の奉賛行事だというふうに思ってございます。その行事につきましては、遺族会の方々がみずからの戦没された方々を、こういう言葉が適切かどうかわかりませんけれども、私的に追悼し、しのび、思いをはせる行事だということで、遺族会の方々にすべての運営をしていただいてございます。 591 ◯今井実委員長【71頁】 高橋文雄委員。 592 ◯高橋文雄委員【71頁】 遺族会の方に聞くとというより言われると、平和祈念式典の方では、とうとい命を犠牲にして、今あるのは諸霊のおかげだとか、皆さん方のおかげだというのは、大体ありがたいお言葉をいただけるのですけれども、そのくらい気持ちがあるなら、慰霊祭の方に奉賛行事に出てもらえないのかという話があるのですけれども。  実際、私なんてほとんど出ていなくて、通知にはこういうのがありますよということだけで、出席要請ではないから出ないでいますけれども、その辺の指導といいましょうか、遺族会の方々が満足のいけるような指導といいましょうか、その辺を何かお考えがあるかどうかお願いします。 593 ◯今井実委員長【71頁】 地域福祉課長。 594 ◯地域福祉課長【71頁】 先ほど申し上げました奉賛行事につきましては、遺族会の方々のみずからの思いの中でやっている行事でございますので、市役所の方でこうしなさい、ああしなさいということはなかなかできないというふうに思っています。ただ、委員おっしゃったことにつきましては、この質問があったことにつきましては遺族会の方にはお伝えをさせていただきたいと思います。 595 ◯今井実委員長【71頁】 高橋文雄委員。 596 ◯高橋文雄委員【71頁】 ぜひ気持ちを伝えていただいて、そして事務的なお手伝いというか、要するに案内状の作成とか印刷とか、その辺のお手伝いができれば、遺族会の方でもありがたいのではないかと感じますので、ぜひその辺のことを考えていただきたいと思います。  次に、79ページ、(101)生活保護についてでありますけれども、この中の生業扶助費ですか、これについて30世帯、構成費は0.23%ということで、比較的少ない、わずかでございますけれども、多分職業を始める、あるいは収入を得るための指導だと思いますけれども、どんな内容なのか、どんな指導をしておられるのか、少しお聞きいたしたいと思います。 597 ◯今井実委員長【71頁】 地域福祉課長。 598 ◯地域福祉課長【72頁】 生業扶助費についての御質問でございます。平成23年度、秦野市で支出いたしました生業扶助費でございますけれども、生業扶助費といたしましては、小規模な自営業を営む目的での費用、あるいは生計の維持に役立つ生業につくための技能習得費などがございまして、これは経済的な自立をしていただけることがあらかじめ見込まれる場合には支援ができるというようになってございます。  ただ、平成22、23年度で生業扶助として扶助費を支出したものにつきましては、高等学校に通っているお子さんがいらっしゃいます。その授業料、教材代、学習支援費、入学料、入学考査料、通学のための交通費などを支出したのが平成23年度では30世帯ということになります。  以上でございます。 599 ◯今井実委員長【72頁】 高橋文雄委員。 600 ◯高橋文雄委員【72頁】 今、お聞きしますと、高校へ通学している者への支援ということでございまして、私は一般的には仕事を得るため、収入を得るために担当の方から就職を世話したりとか、こういうのをしなさいよとか、そんなことがなされているのかと思いましたが、まことに残念ですけれども、そういう点については、どういうところでどんな方法でやっておられるか、少しお聞きします。 601 ◯今井実委員長【72頁】 生活福祉課長。 602 ◯生活福祉課長【72頁】 生業費につきましては、ただいま御説明したように、御自身が生業、自立するためにこういうことをしたいということで申請をなされるものでございます。一方で、やはり就労支援ということで、もう何人かの委員にもお答えしたところでございますけれども、就労支援員を置きまして、ハローワークとの連携も図る中で、自立に向けまして就労の支援をさせていただいているところでございます。  以上です。 603 ◯今井実委員長【72頁】 高橋文雄委員。 604 ◯高橋文雄委員【72頁】 わかりました。最近は生活保護を受給する人が、若くて働けても仕事がなくて、もらっているというケースが少しふえてきたというメディアの報道でございますけれども、ぜひそういうような人には積極的に働きかけをして、仕事ができるように、収入のあるように御指導いただきたいと思います。
     私も少し、直接比較になるかどうかわからないですけれども、保護司を長年やって、対象者、刑務所から出てきたとか、あるいは保護観察になっている子供たちが、少年の場合が多いのですけれども、一番困るのは仕事がないということだね。仕事がないと、極端な言い方をすれば、死ぬか悪いことをするか、どっちかだよということで、それでぜひ仕事を探すとか、生活保護の場合でも同じような感じだと思いますので、ぜひその辺の指導を強化して、続けていただきたいことをお願いしまして終わります。  以上でございます。 605 ◯今井実委員長【73頁】 以上で、高橋文雄委員の質疑を終結いたします。  これで、緑水クラブの質疑を終結いたします。  これで、民生費の質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。               午後 3時08分 休憩              ─────────────               午後 3時12分 再開 606 ◯今井実委員長【73頁】 再開いたします。  次に、歳出第4款・衛生費について、概要説明を求めます。  環境産業部長。 607 ◯環境産業部長【73頁】 それでは、こども健康部、環境産業部、下水道部が所管しております衛生費全体の決算概要を、一括して御説明申し上げます。  衛生費は、決算書及び決算附属資料の142ページから163ページまで、また主要な施策の成果報告書は81ページから115ページまでであります。  第4款の衛生費は予算現額43億4,168万3,000円に対し、支出済み額39億2,578万30円で、90.4%の執行率となっております。  最初に、こども健康部関係について御説明申し上げます。決算書及び決算附属資料の142ページから151ページ、また、主要な施策の成果報告書84ページから98ページに記載してありますが、その主な取り組み概要を御説明いたします。  初めに、主要な施策の成果報告書の90ページ、(20)成人健康診査費でありますが、成人の各種検診を登録制で実施し、生活習慣病の予防と疾病の早期発見、早期治療の促進を図っておりますが、平成23年度は無料クーポン事業として、女性特有のがん検診の継続と働く世代への大腸がん検診の開始に取り組んだほか、がん検診の随時登録受け付けなど、受診率の向上を目指した取り組みを行いました。  次に、94ページ、(26)スポーツ大会実施経費でありますが、第7回はだの丹沢水無川マラソン大会を初めとする各種スポーツ大会を通して、多くの市民の体力や健康づくり、そして競技力の向上を図りました。  次に、97ページ、(30)スポーツ施設改修事業費でありますが、市民が安全かつ快適にスポーツを楽しんでいただくため、総合体育館メインアリーナの床の改修を初めとするスポーツ施設の改修を行いました。  続きまして、環境産業部、下水道部関係につきまして御説明申し上げます。  決算書及び決算附属資料の144ページから157ページ、また主要な施策の成果報告書98ページから115ページに記載してありますが、その主な取り組み概要を御説明いたします。  初めに、主要な施策の成果報告書の99ページ、(35)生き物の里保全事業費でありますが、希少、貴重な野生生物が生育、生息している水辺地等を保護するため、秦野市みどり条例に基づく生き物の里を新たに2カ所指定いたしました。  次に、104ページ、(40)地球温暖化対策事業費でありますが、家庭における二酸化炭素排出量抑制の取り組みとして、引き続き家庭用太陽光発電システムの設置や木質バイオマスストーブの設置に対して、経費の一部を補助いたしました。  次に、同じページの(41)鳥獣保護対策事業費でありますが、市内東部地域と伊勢原市西部地域の市境域を行動エリアとして出没するニホンザル集団に対し、農業被害と人家侵入等、生活被害の発生を防止し、地域への定着を抑止するため、緊急雇用創出事業を活用し、位置情報の収集と、花火等を利用した定期的な追い払いを委託事業により実施いたしました。  次に、106ページ、(48)深層地下水浄化事業費でありますが、水無川左岸側第4れき層地下60メートルに残る深層の地下水汚染につきまして、県の水源環境保全再生市町村交付金を活用し、平成19年度から実施しています曽屋地区3地点での浄化事業を行いました。  次に、110ページ、(59)生ごみ減量推進事業費でありますが、水切りバケツを使用した生ごみ分別収集につきましては、平成23年度は5自治会、900世帯によって分別収集され、資源化された生ごみの量は、年間64.6トンであります。収集した生ごみは、大型生ごみ処理機により堆肥化を実現しました。今後、継続して、理解ある自治会の協力のもと、事業の拡大を目指してまいります。  次に、111ページ、(60)剪定枝・廃食用油資源化推進事業費でありますが、循環型社会の構築に向け、家庭から出る廃食用油につきましてもステーション収集を開始いたしました。その結果、8.05トンの廃食用油を収集し、事業者に売却し、飼料等への資源化を図りました。  次に、同じページの(62)資源分別回収推進事業費でありますが、ごみ処理基本計画で定めた循環型社会の実現を目指し、ごみの減量、資源化を推進するため、資源分別回収を実施しており、約9,433トンの資源物を回収いたしました。  以上、簡単ではございますが、衛生費の概要説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  以上でございます。 608 ◯今井実委員長【74頁】 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  日本共産党。  佐藤文昭委員。 609 ◯佐藤文昭委員【74頁】 まず、御指摘をさせていただきます。成果報告書の109ページ、(55)秦野市伊勢原市環境衛生組合分担金9億242万2,000円、また、113ページ、(68)クリーンセンター建設に伴う周辺整備事業費9億7,547万8,000円、これらの決算額は、クリーンセンター建設の費用に反対する立場から、認められないことを指摘しておきます。  それでは、質問に入ります。成果報告書の104ページ、(40)地球温暖化対策の中の太陽光発電システムの設置補助金の実績は、3年間で447件ということでございますが、初期投資にお金がかかり過ぎるため、普及率が低いと思われます。この太陽光発電システムの補助はいつまでか。また、普及率を上げる施策はどのようか伺います。 610 ◯今井実委員長【75頁】 環境保全課長。 611 ◯環境保全課長【75頁】 答弁申し上げます。太陽光発電システムの補助制度に関する御質問でございますけれども、委員おっしゃるように、3年間で447件。ちなみに、今年度につきましては、8月末の数字でございますが、288件の申請をいただいております。  補助制度の継続という御質問でございますけれども、今後、太陽光発電設備の価格の動向、ここ経年で価格の動向がございます。どちらかというと安くなっている傾向にございますけれども、国、県の動向、また国、県がどういった制度、あるいはどういった新エネルギーに対する考え方をということで、その辺がまだ不安定な部分もございますので、その辺をよく見きわめまして、財政当局の方とも相談をしなければいけませんけれども、今後についてはよく検討していきたいと思っています。 612 ◯今井実委員長【75頁】 佐藤文昭委員。 613 ◯佐藤文昭委員【75頁】 私は提案したいのですが、普及率を上げるための提案ですが、個人宅の庭等に、太陽光発電パネルを1個設置した場合でも補助対象になるよう検討していただけますか。 614 ◯今井実委員長【75頁】 環境保全課長。 615 ◯環境保全課長【75頁】 この太陽光発電システムの補助対象になるシステムでございますけれども、要綱がございます。要綱の中で、少し難しいのですが、住宅の屋根等への設置に適した低圧配電線と逆潮流ありで連系し、平たく言いますと、つまり東電の方に売電できるシステムであるかどうかというようなことで要綱をつくっております。それと、太陽電池の最大出力の合計値が10キロワット未満、それから、県の住宅用太陽光発電導入促進事業実施要綱に規定されているシステムであると。これに該当すれば、1枚のパネルでも補助の方は可能と、こういうことになっております。 616 ◯今井実委員長【75頁】 佐藤文昭委員。 617 ◯佐藤文昭委員【75頁】 ぜひ普及率を上げるためにもよろしくお願いします。  以上です。 618 ◯今井実委員長【75頁】 以上で、佐藤文昭委員の質疑を終結いたします。  民政会。  八尋伸二委員。 619 ◯八尋伸二委員【75頁】 それでは、私の方から衛生費について4点御質問をさせていただきたいと思います。  まず1点目が成果報告書の95ページ、こちらの第7回はだの丹沢水無川マラソン大会ということで、少し先ほども部長の方から説明がありましたとおり、参加人員が3,245人ということで、これに協力している方も非常に多い。約3,000人近いというような話もお聞きしておりますが、やはり健康ブームということで、こういったマラソンですとか、こういったものというのは、もう本当に県内だけではなく、県外からも多くの方々が来られているのではないかなというふうに感じているところです。  それで、もしわかればお聞かせいただきたいのですが、市内では大体20%ぐらいの方が参加していると。この3,245人の内ですね。県外は、大体何人ぐらい参加されているのでしょうか。 620 ◯今井実委員長【76頁】 スポーツ振興課長。 621 ◯スポーツ振興課長【76頁】 今の第7回はだの丹沢水無川マラソンにつきましては、市内の参加者につきましては、委員おっしゃるとおり約20%になっています。その中で、県外からの参加者もやはり20%程度、639人という数字になっております。  以上です。 622 ◯今井実委員長【76頁】 八尋伸二委員。 623 ◯八尋伸二委員【76頁】 ありがとうございます。市内20%、そして県外20%ということですので、かなりやっぱり県外、外から来られる方が非常に多いのかなというふうに思います。遠くから来られた方に、少し声をかけたところ、やはりどちらかというと山岳コースに近い、そして実施しているときも結構やっぱりまだまだ紅葉とかが見れるということで、景色がいいマラソンコースだというような話をいただいております。  そこで、もっと人数とか、そういったものをふやしていただきたいなというふうには思うのですけれども、まだ認定コースにはなっていないということで、昨年も言われておりましたけれども、例えばハーフの認定コースにする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょう。お願いします。 624 ◯今井実委員長【76頁】 スポーツ振興課長。 625 ◯スポーツ振興課長【76頁】 ハーフマラソンの公認取得につきましては、約35万円ほどの費用がかかります。内訳としましては、公認料が10万5,000円、日本陸連の検定費用として約17万円、補助役員の費用で約7万円。  その他、準備段階の費用としまして、仮計測や図面等の作成等も含めますと、新たなコース確認には50万円から60万円程度、そのようにかかるというように見込んでおります。 626 ◯今井実委員長【76頁】 八尋伸二委員。 627 ◯八尋伸二委員【76頁】 ありがとうございます。すべて入れると60万円ぐらいかかるのではないかという御答弁だったと思いますが、少し私、思うのですけれども、先ほど、県外からも20%来られるということで、これはスポーツ振興という中では市内20%、そうやって考えると、秦野の例えば名産ですとか、秦野のPRという形の中では、非常に有効なマラソン大会なのではないかなというふうに、私自身思っておりまして、それで、私も議員になる前はコース監視員として第1回から毎回協力をさせていただいて、ジャンパーもたくさん、いろいろな色のジャンパーを持っておりますけれども、そういった中で、昨年度ですと、たしか不二家さんとかにかなり協力をいただいていて、着ぐるみをきたペコちゃんがステージの横にいて、開会式のときから盛り上げていたり、いろいろなイベントに近いようなことをやられていたのかなというふうに思うのですが、少しこれは提案というか、できるのかどうかというふうには、何とも言えないところがあるのですが、要望として、渋沢駅から徒歩で来る、来れる距離だというふうに思うのですね、文化会館、体育館でやられていますから。そういった中で、ある意味渋沢地区の再活性化みたいな形に連携できないかなというふうに少し思うのですね。  それは、例えば文化会館の隣に酒屋さん、酒蔵がございますけれども、そういった方々の協力とか、連携をしながら、例えば私が勤めている会社も近くにあるのですけれども、そういったところで、例えば少し記念的にこういうものをつくっていますとかという展示コーナーとかもございますので、そういった秦野の文化とか産業とか、そういったものを感じてもらう、もちろん市内の方は御存じの方が多いと思うのですが、やっぱり20%の県外の方々にも、どちらかというと、少しでもお金を使っていただきながら、継続して来ていただく、そういったマラソン大会にしていただきたいなというふうに思いますので、これは大会主催というところだけでは、なかなかできない部分がある、陸上競技協会とかだけではできない部分があると思いますので、そういった産業とかの連携をぜひお願いしたいなということで、これは要望にかえさせていただきます。よろしくお願いします。  それでは、2番目の質問ですが、同じく成果報告書の96ページ、(28)スポーツ施設維持管理費になります。(29)スポーツ広場維持管理費にも少し関連してくることだというふうに思っております。市内、こういったスポーツ施設という形でございますけれども、今回、少年野球協会からも陳情等が出ているようですけれども、多目的広場に限定すると、これはふやすことがまだ可能なのでしょうか。教えてください。 628 ◯今井実委員長【77頁】 スポーツ振興課長。 629 ◯スポーツ振興課長【77頁】 委員おっしゃいました多目的広場ということですが、私ども、スポーツ広場というか、スポーツ施設がございます。市民がスポーツ、レクリエーションの場として利用できるように、現在、6カ所、市内にございます。利用状況といたしましては、少年野球、ソフトボール、サッカーなどが利用されており、市有地や民間の土地も含めまして、やはり広大な土地が必要ですので、もし候補地があればふやしたいと、そのように考えております。  以上でございます。 630 ◯今井実委員長【78頁】 八尋伸二委員。 631 ◯八尋伸二委員【78頁】 候補地があればということですけれども、私もやはりスポーツをよくやっていますので、いろいろな協会とかにも所属をさせて、活動させていただいておるのですが、やはり結構6カ所だと非常に少ないということで、もちろんサッカー協会ですとかソフトボール協会ですとか、いろいろなところでぶつかってしまう、それで、調整会議、グラウンド調整会議みたいなものをやりながら、それで少し雨がたくさん降ってしまうと、シーズンではない時期にやらなければいけない、そういったことにもつながっているようですので、ぜひ候補地等あるようであれば探して、少しでも、6カ所と言わず、7カ所目を検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょう。 632 ◯今井実委員長【78頁】 スポーツ振興課長。 633 ◯スポーツ振興課長【78頁】 今、委員おっしゃいましたように、なかなかスポーツ施設につきましては、調整会議というのがございまして、先に年間の計画をそこで予約をされます。それ以上のものというのはなかなか入れないような状況がございますので、もしそういう候補地がございましたら、ぜひ検討していきたいと、そのように考えております。 634 ◯今井実委員長【78頁】 八尋伸二委員。 635 ◯八尋伸二委員【78頁】 ありがとうございます。ぜひ前向きに御検討をお願いしたいと思います。  それから、実は先日、関東の実業団のソフトボール大会を、秦野の地で誘致をさせていただいて、秦野市ソフトボール協会の方でいろいろやらせていただいたのですけれども、開催に当たって、なかなかやっぱり調整が難しかったということもあるのと、もう一つは野球場、中央公園の野球場を使ってやろうかという話、いろいろあって調整をさせていただいたのですが、結果的にはなかなか日程が合わず、無理だったということで、先ほども申したとおり、やっぱり少し少ないのかなという気はしているのですが、それとプラスして、例えば野球、今、高校野球とか、よく野球場を使っていますけれども、サブグラウンドが実はないのですね。大きな大会とかは、やはり高校野球でもサブグラウンドで練習をして、けがのないようにして試合をするというのが通常のスポーツのやり方というふうになっておりますので、カルチャーパーク再編整備事業とかというところもあるとは思うのですが、ぜひそういったところも検討していただきながら、今後ふやしていただくよう御検討をお願いしたいと思います。この項目は要望で終わらせていただきます。  次に、104ページ、(40)地球温暖化対策事業ということで、先ほど佐藤文昭委員の方からも少し話が出ました。太陽光発電の補助金という形で、かなり件数もふやしていただいたということで、非常にありがたいなというふうに感じております。現状も先ほど答弁をいただいていた内容では、288件という答弁だったかなというふうに感じております。たしか今年度、300件が目標だったというふうに思うのですが、今、問い合わせとか、そういったものというのはございますでしょうか。 636 ◯今井実委員長【79頁】 環境保全課長。 637 ◯環境保全課長【79頁】 委員おっしゃるとおり、今年度の予算計上は満額限度額いっぱい10万2,000円の300件分を計上しておりますけれども、先ほどもうしましたように、8月末で288件ということですけれども、実は申請された方すべてが限度額いっぱいというわけではございませんので、その差額分につきましては、まだ少し余裕があるということで、また受付状況にもよりますので、きちんとしたお話はできませんが、20件程度余裕は出るのではないかということで、今、300件を実は超えているのですが、まだ受付は行っているという状況です。 638 ◯今井実委員長【79頁】 八尋伸二委員。 639 ◯八尋伸二委員【79頁】 ありがとうございます。今の状況だと20件程度、まだ余裕がありそうだという状況だというふうに思いますけれども、一時期、平成22年度、平成23年度と、申し込んでから締め切りがかなり早くなってしまったという部分があったと思うのです。ですので、もう多分終わっているのではないかというふうに市民の方々は思っている可能性がありますので、ぜひこのもう少しありますというようなPRをしていただければなというふうに思います。これは要望とさせていただきます。  そして、この同じ内容で、アのところの木質バイオマスストーブというところですけれども、これも平成22年度1件だったものが4件にふえたという形だというふうに理解しています。それと、その下のイのところの、講演会か何かをやられているのだなというふうに受けとめたのですけれども、この講演会について、41人ということで、このテーマも「薪ストーブのある暮らし」という形で、木質バイオマスストーブ、みんな使っていきましょうという、多分内容でやられたのだというふうに思うのですが、アンケートとか感想とか、そういった講演の中から出てきたものがあれば御紹介ください。 640 ◯今井実委員長【79頁】 環境保全課長。 641 ◯環境保全課長【79頁】 今の講演会のお話でございますが、実はことしの2月に表丹沢野外活動センターで開催をいたしておりまして、省エネルギー月間講演会と題しまして、「薪ストーブのある暮らし」ということで開催をいたしております。その概要ですけれども、森林総合研究所の研究員によります基調講演、それから野外活動センターに1台薪ストーブが設置してあるのですが、その製造メーカーによる特別講演、それからNPO法人の代表者によります里地里山の整備の状況、取り組みについて活動発表をやっていただいたと。それから、最後に希望者には薪ストーブのいろいろ相談会をその中で設けたというような概要で実施いたしました。  委員の方からもお話ございました、実は41人の方に対してアンケート調査も実施いたしておりまして、41人のうち、回答いただいたのは16人だったのですけれども、その中でいろいろ意見ございましたが、主なものについて3つ、4つお話しさせてもらいますが、一つは、薪ストーブの購入設置費はやはりどうしても高いということと、薪の入手がなかなか難しいと。それから、石油やガスに頼らず、日本で生産できるものを利用すべきである。それから、薪ストーブの利用は環境に負荷がかかると思っていたけれども、逆だったと、この講習会に出てよくわかったというような御意見をいただいております。  本年度、3件分の木質バイオマスストーブ補助金を予算計上いたしておりますけれども、既に3件の申請は終了していると。ちなみに、この今年度3件申請された方のうちの2人が、この講演会に出席されていたということで、それなりの講演会の成果はあったのではないかと思っております。  以上です。 642 ◯今井実委員長【80頁】 八尋伸二委員。 643 ◯八尋伸二委員【80頁】 御答弁ありがとうございました。まず太陽光発電の件は、先ほども申しましたが、ぜひ今後も続けていただきたいなと要望したいと思います。  そして、木質バイオマスストーブですけれども、今、御答弁いただいたとおり、41人参加されて、その中の3人が御購入いただいたという形で補助を受けているという形になろうかと思うのですが、やはり少し高価な部分がある、そして前回も少し質問の中で言わせていただいた部分があるのですけれども、やはり薪を買うときに、いろいろなところで御購入いただいている方々いらっしゃると思うのですが、非常にまだ薪の値段が高いということと、多分どこの木かよくわからない部分があったりすると思うのですが、ぜひ循環型、こうやって見ると、山、森が多い、そして間伐もやっぱりきれいに整理される中で出てくるでしょうから、そういったものを循環型として、ぜひ検討をいただけないでしょうか。 644 ◯今井実委員長【80頁】 環境保全課長。 645 ◯環境保全課長【80頁】 薪に関しましては、委員おっしゃるように、なかなか入手に苦労されているというのは、我々も認識しているところでございまして、今、やっておりますストーブ購入の補助、それとこの燃料調達の仕組みというものを、この2つを車の両輪ではありませんが、両輪として今後継続して取り組んでいかなくてはいけないなという思いはございます。  具体的にはこれからということになると思いますが、特に森林づくり課とよく連携した中で、里地里山の保全再生活動団体の中で、間伐材の不要部分や端材等を原料にすると、こういった調整を現在、しているところでございます。また、例えば、清掃事業所の方で今、剪定枝を分別収集しておりますけれども、この辺の剪定枝を原料に、木質のペレット、これは薪ではございませんけれども、木質のペレットの製造が可能ではないかということで、その辺も今、研究している最中でございます。  以上です。 646 ◯今井実委員長【80頁】 八尋伸二委員。 647 ◯八尋伸二委員【81頁】 ありがとうございます。今、いろいろな検討をしていくということで、間伐材ですとか、先ほど言われていたペレット、こういったものをぜひ御検討されて、やはり地球温暖化、こういったことに協力できる人をふやしてほしい。こういうふうに思って要望とさせていただいて、この項目は終わります。  次に、106ページの(46)地下水汚染対策費、こちらについて質問させていただきます。平成21年度から平成22年度で、費用ですが260万円程度下がって、そしてまた平成22年度から平成23年度までに130万円ほど減額という形になっているのですけれども、この減額された理由、わかれば教えてください。 648 ◯今井実委員長【81頁】 環境保全課長。 649 ◯環境保全課長【81頁】 平成21年度から比較しますと、約415万円ほどですか、全体で減少、減額しております。主な要因といたしましては、水質分析の委託費の減額、それと調査項目の精査によるものです。  分析委託につきましては、下水道それから水道局、この3部局合わせたもので、その3部局合わせた検体数で入札を行っていますけれども、年度によって単価契約にばらつきがございまして、全体的には下がっているという状況です。  それから、調査項目につきましては、検出値が基準を下回ってきているモリブデン調査を年6回から年3回に、半分に減らしたということがございます。また、有機塩素系の物質につきましても自己分析を併用して、地下水質の定期的な監視と経費削減に努めた結果ということで御理解いただければありがたいと思います。
     以上です。 650 ◯今井実委員長【81頁】 八尋伸二委員。 651 ◯八尋伸二委員【81頁】 今の説明で、減額された理由というのが理解できました。  それで、地下水、おおむね数値的にはかなり安定してきていて、汚染も大分おさまってきたということで、安全宣言という形で出されているというふうに思いますが、この対策もこれから継続をしていくと考えてよろしいのでしょうか。 652 ◯今井実委員長【81頁】 環境保全課長。 653 ◯環境保全課長【81頁】 御存じのように、この地下水の汚染につきましては、平成元年の汚染から始まりまして、浄化事業がずっと行われてきております。先人たちの長い苦労があった中での話だと思いますけれども、そういった中で、平成16年には弘法の清水、ここの環境基準が下回り、名水復活宣言を平成16年に行っていると。そこに至っておりますけれども、当時汚染のあった45事業所のうち38事業所については、現在、浄化は終了しております。あと4事業所で浄化事業を現在も継続しておりますし、今後もしていく予定です。また、3事業所につきましては、水質の監視を継続しておると。  この汚染状況調査及び浄化事業によって設置された地下水の観測泉が80本ございまして、その地下水の水質の監視を行っていると。現在、この80本の水質検査をやっている中で、実は環境基準をまだ超えてしまっているという井戸が20本ほどございます。水無川左岸側が16本、それから右岸側に4本といった結果が出ておりまして、弘法の清水と今泉に出ている湧水につきましては、環境基準は下回っておるのですが、完全にまだ汚染が解決したというわけではございませんので、これからも地下水の変動によって、この土壌からの洗い出しによるものとか、それから深層部の地層に残っている汚染によるものも原因だと考えられますけれども、今後ともこの浄化事業につきましては、ぜひ継続して秦野名水の完全復活を目指していきたいと考えています。  以上です。 654 ◯今井実委員長【82頁】 八尋伸二委員。 655 ◯八尋伸二委員【82頁】 ありがとうございます。私もやはり完全復活というためには、この水、安全だというところも含めまして、ある程度継続をしていただくというのが一番いいのかなというふうに思っておりますので、これからもぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、少しずれてしまうのかもしれないのですけれども、秦野のおいしい水というのがございますが、これは少し私の勉強不足なのかもしれないのですが、普通、おいしい水とあると、この成分って何だろう。例えば海外産のおいしい水って、ミネラルウオーターみたいなのがありますよね、それはカルシウムが多いとかミネラル分が多いとかという硬水に近いような部分があるのですが、この秦野のおいしい水の効能みたいなものというのが、少し私、理解ができていませんので、あるのでしたらお答えいただければと思います。 656 ◯今井実委員長【82頁】 環境保全課長。 657 ◯環境保全課長【82頁】 今、委員の方からミネラルのお話がございましたけれども、ミネラルの成分調査はしております。その結果といたしましては、護摩屋敷の水に代表されるような山の湧水、これにつきましてはミネラルが少ない軟水であるというような結果が出ておりまして、癖がなく和食の料理やお茶などに適している。  それから、盆地の中を時間をかけて移動してきた弘法の清水のようなところに代表される湧水、深層部の地下水ということになりますけれども、これにつきましてはミネラル分が豊富だという結果が出ておりまして、ですから汗で失われるミネラルの補給等には非常によろしいのではないかというような結果が出ております。  以上です。 658 ◯今井実委員長【82頁】 八尋伸二委員。 659 ◯八尋伸二委員【82頁】 御答弁ありがとうございます。少し私の勉強不足だったのかもしれないのですけれども、大体水を飲むときに、今、たくさん水の種類ございますよね。そのときに、どの水を買おうかというときに、やっぱり効能とかそういったものが少しでも書いてあると、そういうときにいいのだというふうに思うのだと、やっぱり人間、判断するときにそういうふうに感じると思うのですね。ですので、ぜひ秦野のおいしい水はこういうことでこういうときに飲むとすごい威力を発揮するのだみたいな、そういったPRをぜひしていただけるといろいろな意味で皆さんが、これは少し疲れたときにいいのかなとか、そういう思いで買っていただけるのではないかなと思いますので、そのPRも含めて、今後ぜひやっていただきたいなというふうに思います。  以上で、4点、私からは終了します。 660 ◯今井実委員長【83頁】 以上で、八尋伸二委員の質疑を終結いたします。  古木勝久委員。 661 ◯古木勝久委員【83頁】 私の方からは2点質問をさせていただきます。  87ページ、(12)食育推進計画事業費です。昨年、食育推進協議会委員会が4回開かれまして、いよいよ秦野も今年度、食育推進計画を策定という、最終コーナーに来たわけですけれども、私、パブリックコメントも、それからはだの生涯元気プラン(案)、これも拝見させていただきました。その上に立って質問をさせていただきます。  この計画を、成果を得るために、今後、どのような展開をされていかれるのかお尋ねいたします。 662 ◯今井実委員長【83頁】 健康子育て課長。 663 ◯健康子育て課長【83頁】 成果ということですけれども、現在、御紹介にありましたように、秦野市食育推進計画でありますはだの生涯元気プラン、こちらにつきましては7月に案を策定いたしまして、8月にパブリックコメントを実施しました。パブリックコメントでは33件の意見をいただきまして、現在、いただいた意見をプラン案に反映する作業を行っております。遅くとも11月1日までにはプランとして施行したいと考えております。  策定後につきましては、まず概要版、パンフレットですが、こちらを作成いたしまして、関係課や関係団体を通じまして、市民の皆様に配布いたしまして、プランの推進に向け啓発を行うとともに、成果指標の目標数値の達成に向けまして、家庭、地域、企業、学校等と連携を図りながら施策を積極的に展開していきたいと考えているところでございます。  以上です。 664 ◯今井実委員長【83頁】 古木勝久委員。 665 ◯古木勝久委員【83頁】 ありがとうございます。年4回、昨年開かれて、いろいろ私も感ずるところがあって、4回でこれだけのすばらしいものができるのだなと、そういう思いですが。  例えば、成果指標、現状値と目標値が秦野市の場合はライフステージに合わせて11項目が書かれています。国は9項目の目標値を入れていますね。神奈川県は20項目ですか。少し抑えて秦野市は11項目にされたと思うのですけれども、これは目標値の根拠は何かということで、パブリックコメントにたしかあったような気がするのですけれども、改めてここで現状値と目標値の根拠をお答えいただけますか。 666 ◯今井実委員長【84頁】 健康子育て課長。 667 ◯健康子育て課長【84頁】 現状値と目標値という話ですけれども、こちらにつきましては、一つずつ説明していると長くなってしまいますが、計画の方を見ていただきますと、一応現状値、これを策定するに当たりましては、いろいろなものからその現状値を取り出しております。そういった形で、どこからその数字を持ってきたかというのを計画案の中の出典というところに付記させていただきまして、そちらのところから現状値を持ってきたということで、根拠を示させていただいております。  また、目標値につきましては、国や県の目標値を参考にするとともに、秦野市の実情、こちらの方も踏まえながら、関連する担当課等と調整いたしまして、目標値の方を設定させていただきました。  以上です。 668 ◯今井実委員長【84頁】 古木勝久委員。 669 ◯古木勝久委員【84頁】 例えば、計画書の38ページに食生活改善推進委員の活動回数が、現状値は831回だけれども、目標値は835回と書いてあるのですね。あと4回足せば目標に達することができるのですけれども、あと4回というのはどういうことなのですか。 670 ◯今井実委員長【84頁】 健康子育て課長。 671 ◯健康子育て課長【84頁】 こちらの目標値につきましては、確かにおっしゃられるとおり、たったの4回の増加というような形で、どうしてかなと思われるのは当然かと思います。実情を申しますと、食生活改善推進委員の活動回数につきましては、それを担っていただきます食生活改善推進委員の要請というのも市が行ってございます。ところが今、食生活改善推進委員に研修、養成講座というのがあるのですが、そちらの方には出ていただけるのですが、なかなかそのまま引き続き推進委員になっていただいて活動をしていただくという方が少なくなってしまったということと、ベテランでこちらの方に携わっていただいている方がかなり高齢になって、続けていけなくなってきているというのも現状で、その中で一生懸命、市といたしましてもその養成講座の方を通じまして、新たにこちらの方をやっていただける推進委員の方を養成するということで頑張っておりますけれども、そういった推進委員の方がなかなかふえていかないというような現状を踏まえながら、こういった目標値を設定させていただきました。 672 ◯今井実委員長【84頁】 古木勝久委員。 673 ◯古木勝久委員【84頁】 食生活改善推進委員は高齢化していると。これは実情だと思うのですけれども、活動基盤というのはどこですか。どこでやっていらっしゃいますか。 674 ◯今井実委員長【84頁】 健康子育て課長。 675 ◯健康子育て課長【84頁】 活動の場というのですけれども、基本的には公民館がやはり多いかと思います。  以上です。 676 ◯今井実委員長【85頁】 古木勝久委員。 677 ◯古木勝久委員【85頁】 このはだの生涯元気プランの中には、公民館というのが1カ所出てくるのですね。でも、公民館の役割が全く出ていない。生涯学習課はメンバーの中に入っています。公民館、私、どこでやっているのかなとずっと探していたのですけれども、幼稚園とか保育園とか、あるいは小・中学校、あるいは企業。公民館はかなり食生活改善推進団体とのかかわり、あるいは郷土料理、あるいはかつてのいわゆる中学校区というか旧村ですよね、東秦野村だとかあるいは西秦野村だとか、そういったところを起点としてでき上がっているわけですね。  そして、食生活改善推進団体の結びつきだとか、あるいは子供たちに郷土の料理あるいは地域の料理をかなりやっていらっしゃると思うのですけれども、どこを見ても公民館が出ていない。これは何か理由があるのですか。 678 ◯今井実委員長【85頁】 健康子育て課長。 679 ◯健康子育て課長【85頁】 特に理由はございませんが、確かに委員おっしゃられましたように、食育推進庁内会議の方には、公民館を所管いたします生涯学習課長が参画しておられます。当然、私どもの考えといたしましては、生涯学習課長が公民館からの意見も吸い上げて、その場で発言をしていただいていると。なおかつ、そういった意見も当然生涯学習課長が集約していただいているというふうに考えております。  それで、計画の中につきましては、明確には公民館というような形では出てきませんけれども、基本目標の2だとかそういった形で食に関するさまざまな体験の充実ですとか食の伝統技術や文化の継承といった項目を設けさせていただいておりますが、当然こちらの方は先ほど出ました食生活改善推進団体と、さらには公民館等と協力していただいて推進していただければなというふうな形で考えております。 680 ◯今井実委員長【85頁】 古木勝久委員。 681 ◯古木勝久委員【85頁】 少し余り答えになっているかどうか、長かったのでわからないのですけれども、公民館が出てくるのは42ページ、たった1行なのですよね。ただ、地域でと言われたときに、やはり公民館しかないのですよ。これは生涯学習課からの要望なのか、それとも課長の方からの要望なのか、あるいは食育推進協議会委員会が必要ないというふうに感じたのか、どちらですか。 682 ◯今井実委員長【85頁】 健康子育て課長。 683 ◯健康子育て課長【85頁】 こちらの表記の仕方につきましては、まず庁内会議のほうで検討しまして、それを推進協議会の方に上げまして、内容について検討させていただいたわけでございますが、ここに地域における郷土料理等の継承の促進、こういったところの場ということを考えますと、やはり場とすれば、地域にある公民館を活用して、当然やっていくような形になろうかと思います。そういった形において、頭に例えば公民館でこういうふうにするとか、そういうふうなものはあえてつけなくても、その辺は場として当然活用するし、公民館もこういったところに一緒に参画するというような内容というのですか、そういったことであえて委員おっしゃられたとおり、公民館という言葉をつけたのは公民館活動における食の体験活動という、たった1行なのですが、当然、それ以外の事業につきましても、公民館は当然かかわっていくということで御理解いただきたいと思います。 684 ◯今井実委員長【86頁】 古木勝久委員。 685 ◯古木勝久委員【86頁】 公民館が小学校へ行って活動するわけですか。公民館が中学校へ行って活動するわけですか。そういう意味ですか。私、公民館というのは地域の学校だというふうな、公民館不要論だとか社会教育不要論って80年代ありましたけれども、公民館は施設で、そこで地域のつながりだとかあるいはきずなだとか、そういったものをつくり上げていくところで、昔から培われてきたものがあって、決して行政から教え育てるというところでもないと思うのですよね。だから、当然ここに幼稚園、保育園、こども園、小学校、中学校等、この等の中に入っているわけですか。 686 ◯今井実委員長【86頁】 健康子育て課長。 687 ◯健康子育て課長【86頁】 それも1点ありますし、次の、例えば(3)の食の伝統技術や文化の継承、そちらの方の、例えば9)の地域における郷土料理等の継承の促進といったところにも、地域におけるそば打ち体験だとかお月見だとか、そういった料理をつくったり、ふるさと料理教室、こういったのをつくる場というのも公民館で当然行っていくというような形で地域とのかかわりは持っていくというような形では考えておるのですが。 688 ◯今井実委員長【86頁】 古木勝久委員。 689 ◯古木勝久委員【86頁】 押し問答していてもしようがないので。ただ、小学校の役割とかあるいは幼稚園の役割があって、ライフステージの中で幼年期だとか、それから高齢者に至るまでの6つのステージがあるわけですよね。その中に必ず公民館って、何らかの形でかかわっているわけですよね。ですから、ジャンル別なのか、ジャンル別に公民館が出張していくのか、公民館そのものが一つの構想、いわゆるプランがあって、食育をつくり上げていく、それは当然、この本の流れでいくと、やはり公民館の中にあって、その中での食育というのをつくり、どういうプログラムをつくっていくか、食育計画の。計画は必ずしもずっとこういう形で進めなくてはいけないということはないでしょうから、要望として、計画の見直しを行われるときはぜひ公民館の中での食育の取り組みを入れていただきたいなという思いです。  それから、少し気になったのはWebアンケート、食育にはすごく関心あるということで73.5%、すごい関心があるなと、私もびっくりしました。しかし、昨年の7月から8月、パブリックコメントをとりましたら、33件、これが多いのか少ないのか、少しよくわからないのですけれども、非常にバイアスというか弱みを感じるなと。Webアンケートで73.5%あったら、パブリックコメントももっとあってもいいのかなと。  ただ、PR期間が市のお知らせとインターネットだけだった、1カ月だけだったということでそういう結果だったのかなと、そういう私もパブリックコメントを発していませんので、そういうことだけで指摘はできませんけれども、こういうことをやるときに、それが市民の意識の調査ということでやったときに、どうもそれが一つの形になっていくと、どなたかも前、パブリックコメントというのはある意味で怖いと。あるいはアンケートも怖いと。だからどうするのかと。一つ、その辺も将来の秦野の食育推進計画を推進する意味では、やはり慎重によくお考えになってやられた方のがいいのかなと。アンケートをとるときとか。決して市民は73.5%というのは本当かなと、簡単に言うとそうなるんですよね。  その辺は、とどめておきますけれども、最後に、私、計画をつくるときはこれからPRだとか、人、もの、いろいろなものがかかわると思うんですけれども、そういったところで管理栄養士の整備であるとか、あるいは下ごしらえのときにそういうお話が出ましたけれども、PRの方法、非常に今後の展開が少し危惧するのですけれども、ぜひその辺はじっくり、まだ始まったばかりですから、応援する立場で私は食育推進計画の推進に奮闘していただきたいなという思いです。これで質問は終わりにさせていただきます。  次に、110ページ、(59)生ごみ減量推進事業費、5自治会900世帯の方の献身的な努力によって、御協力によって、現在の生ごみの堆肥化への事業協力を行っていただいているのですけれども、清掃事業所では生ごみ減量推進事業の一つとして、ここで改めて分別した堆肥づくりを経費と、その辺の現況についてお答えいただけますか。 690 ◯今井実委員長【87頁】 清掃事業所長。 691 ◯清掃事業所長【87頁】 生ごみ分別収集についての現状はというようなお尋ねだと思いますが、今、委員から御紹介があったとおり、平成23年度は5自治会、約900世帯の市民の方の御協力を得て実施してございます。収集場所については、市内72カ所、ごみステーションに生ごみ専用ポリバケツを設置して収集をしているところでございます。  それから、平成23年3月に清掃事業所に大型生ごみ処理機を設置いたしまして、堆肥化に努めてございます。ちなみに平成23年度は64.6トンの生ごみを収集することができ、そのうち6.75トンを堆肥化物に生成することができました。経費といたしましては、生ごみ分別収集業務委託費として、671万9,475円、大型生ごみ処理機のリース料として359万7,300円、先ほどお話しした水切りバケツの購入費として24万7,800円となってございます。  以上です。 692 ◯今井実委員長【87頁】 古木勝久委員。 693 ◯古木勝久委員【87頁】 昨年度は1,000万円を超えたということなのでしょうけれども、3月の吉村議員の一般質問での答弁で、将来は市民全世帯1割、7,000世帯を目指して取り組んでいくと答弁されました。市民全体の1割という根拠というか、出された数字の今までの到達度からの試算なのか、あるいはその辺のことについて、またいつごろどのように、予算がどれくらいかかるのか、これについてお尋ねをいたします。 694 ◯今井実委員長【88頁】 清掃事業所長。 695 ◯清掃事業所長【88頁】 まず目標値についてでございますが、ごみ処理基本計画においては、10年後の平成33年度に197トンの収集を計画させていただいています。世帯数にして2,150世帯と想定してございます。  現在のモデル事業の大型生ごみ処理機でのいわゆる資源化方法では、当然この2,150世帯から集まる197トンは対応できませんので、委託化等、民間活力の導入を考えており、経費等については、そうした方法次第になりますので、現在、明確な数字は持ち合わせてございません。また、将来の7,000世帯についても同様でございます。 696 ◯今井実委員長【88頁】 古木勝久委員。 697 ◯古木勝久委員【88頁】 10年後はある程度予測はついていると。2,150世帯、それで197トンを収集するということですけれども、その先は特に1割、7,000世帯というのは全庁的に合意形成された計画ではないということですか。 698 ◯今井実委員長【88頁】 清掃事業所長。 699 ◯清掃事業所長【88頁】 先ほどもお答えしましたが、全庁的に合意された計画は、先ほど申しましたとおり、ごみ処理基本計画でいう平成33年度に197トン、世帯については2,150世帯ということでございます。3月の答弁で7,000世帯というのは、その際の答弁にもありましたように、思いとしてお答えしたものであり、その思いとは、先祖から引き継いだ環境を良好な形で引き継いでいく大切な責務がある。そのためには循環型社会の実現を目指し、廃棄物をすべてごみではなく、資源化していくという、こういう思い、熱意として答弁されたものということで理解しているところでございます。したがいまして、全世帯の1割、7,000世帯というのは、全庁的に合意された数字ではございません。  以上です。 700 ◯今井実委員長【88頁】 古木勝久委員。 701 ◯古木勝久委員【88頁】 思いは受けとめました。ただ、3月の第1回定例会の一般質問で、吉村議員がこう言っているのですね。「7,000世帯の生ごみを分別収集するなどというのは、考えたこともないのが実態だと思うのだけれども、訂正するならまだ間に合いますから、そんなことは想定も全然していませんと答えるべきだと思うのだけれども、どうですか」と。それに対して環境産業部長は、「訂正する考えはございません」とお答えになっているのですね。全庁的な合意形成ではないということを議会で、一般質問で思いを述べられたというふうには、私も余り受け取っていないのですね。私も営業畑におりましたから、部長が背伸びをする、部下に背伸びをさせるということはよくやります。モチベーションやあるいは士気高揚を上げるために、それは教育的というか、自分を鼓舞する意味で、それは当然やります。ただ、それは議会としてはなじまない言葉かなと思うのですが、部長、いかがですか。 702 ◯今井実委員長【89頁】 環境産業部長。 703 ◯環境産業部長【89頁】 本年3月の第1回定例会におきまして、生ごみの分別事業を進めていくに当たりまして、将来的なビジョンとして、そしてまた所管課の熱い思いとして、市内全域のおおむね1割というふうなことで、それを目指して取り組んでまいりたいというふうなお示しをさせていただきました。これは市民、そしてまた事業者、協働でさまざまな段階において、できる限りごみを少なくしていこう、そしてまた再使用、再利用していこうというふうな、先ほどのお話もございましたように、循環型社会というふうなことの位置づけの中で、目標値を高く掲げ、そしてまた一歩一歩事業を着実に進めていこうという意気込みのあらわれということで御理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 704 ◯今井実委員長【89頁】 古木勝久委員。 705 ◯古木勝久委員【89頁】 重要な、担当課としての思いを正式な一般質問でお答えになるのはいかがかなと思っていますね。つい思いが出てしまったのか、政策合意ではないわけですよね。やるのだと、いや、考える、訂正する考えはございませんというふうなことを言っていらっしゃるのですね。そこは、思いは変わりませんというのと、訂正する考えはございませんというのは、全然違うと思うのです。やっぱり厳粛な、記録に残る場ですから、申しわけないのですけれども、やはりそれは思いでしたと、合意形成は得ていませんでしたと、じっくり考えさせていただきますと。ただ、突っ走っていらっしゃるというか、この後の、質問で、やはり思い込みがずっといっていると、生ごみの、成分の話は後でさせていただきますけれども、それでいいのかなと。確かに清らかですよ、循環型社会をつくるという、そしてそれを燃やさないで、CO2を出さないのだと。そしてもう1回使い直すと。本当に清らかな気持ちというのはわかりましたけれども、それとやはり議会でそれを発言されるというのは、少しいかがなものかなと。なじまない言葉のような気がするのですけれども、もう一度お願いします。 706 ◯今井実委員長【89頁】 環境産業部長。 707 ◯環境産業部長【89頁】 なじまないというふうな部分につきまして、確かに先ほども申しましたように、平成33年度については、2,150世帯ということで取り組んでいるわけでありまして、当然その生ごみの分別というのは続くわけであります。そういった中で、所管課の意気込みということで御理解いただきたいというふうに思います。  以上です。 708 ◯今井実委員長【89頁】 古木勝久委員。 709 ◯古木勝久委員【90頁】 御理解いただきますというのは、私も一般質問で御理解いただきます、判こくださいって、それは合意ではないということを申し上げたのですけれども。  やはり、突っ走る、そしてもう言ってしまったことを引き返さないという、そういう考えというのは、やはり無謬主義というか、絶対過ちは犯さないという姿勢でいるのは、吉村議員の質問に対する、少し何か奇異を感じますね。しっかりとあの場で感情論で言ってしまったような気はするのですよ。今なら本当に、あれは違いましたというか、思いだけでした、何もオーソライズされていませんでしたということで済むというか、私は改めるべきものは改めるべきだと思いますけれども、いかがですか。 710 ◯今井実委員長【90頁】 環境産業部長。 711 ◯環境産業部長【90頁】 1割ということについて改めるということは、同じ答弁になってしまいますが、考えてございません。何度もお話をするわけですが、目標を高く掲げて、そういった職員一丸となって取り組んでいこうということについて、何とか御理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 712 ◯今井実委員長【90頁】 古木勝久委員。 713 ◯古木勝久委員【90頁】 本当にできるか、できないかは別として、私、次の質問に、残念ですけれども移らさせていただきます。ただ、これをやっていくことが本当に秦野にとって幸せなのかどうか、次の質問で、少し方向転換をさせていただきます。  生ごみを生成した堆肥の成分検査についてですが、窒素、リン酸、カリウム、3大栄養素と言われていますけれども、塩分やそれから油分などの分析はされないのかと。生成した堆肥は、例えば60トン入れたら6トンになるわけですよね。まず、その生成をしたものを、成分分析を油分、それから塩分、やられるかどうか、それをお聞きします。 714 ◯今井実委員長【90頁】 清掃事業所長。 715 ◯清掃事業所長【90頁】 今の御質問ですと、油分についての検査ということであれば、堆肥ができた時点で、必要があればやりたいというように考えていますが。  以上です。 716 ◯今井実委員長【90頁】 古木勝久委員。
    717 ◯古木勝久委員【90頁】 油分、それから塩分、それは検査をやるということですか、もう一度お聞きします。 718 ◯今井実委員長【90頁】 清掃事業所長。 719 ◯清掃事業所長【90頁】 堆肥の熟成度とか、そういう中での検査は、製品としてできれば当然必要だと思いますから、今、言った油分、塩分についての検査は、堆肥の中で、堆肥として流通させる場合には必要になろうと思いますので、その部分についてはやりたいというように考えてございます。 720 ◯今井実委員長【90頁】 古木勝久委員。 721 ◯古木勝久委員【91頁】 その場合、過度な塩分が出た場合は、どうされるのですか。 722 ◯今井実委員長【91頁】 清掃事業所長。 723 ◯清掃事業所長【91頁】 一つは、堆肥とできたものについて、私の方、将来、循環型社会でございますから、できた生ごみについて堆肥化ができたものであれば、これは流通させていきたい。そうすると、その中では、当然堆肥の成分分析は必要となりますので、その部分についてはしっかりやっていくということでございます。 724 ◯今井実委員長【91頁】 古木勝久委員。 725 ◯古木勝久委員【91頁】 その先の話なのですよ。もし、当然油分も多い、それから塩分も多いと。私、JAの方、それから農家の方にも、現状ではあれを農家で、私も有機栽培、有機農業をやっている仲間もおりますけれども、やっぱり使いにくいということを明言しているのですね。JAの割と幹部ですよ、それと農家の人も、使いにくいだろうねと。ただし、植物系の堆肥だとか、そういったものをまぜれば可能性はあるけれども、濃度をはからないとねと。そこまで専門家も言っているわけですよ。私は、現状の900世帯の方々の献身的なもの、協力、それに対して申し上げているのではなくて、やはりそこの分析をして、正しく恐れるというか、やっぱりそこをやっておかないと怖いですよね。  それと、コンポストとわけが違います、けたが。10分の1に圧縮されるわけですから、そこのところ、どうですかね。要は農業の専門家も、JAの方も言っていらっしゃる。これははっきりしていますよ。 726 ◯今井実委員長【91頁】 清掃事業所長。 727 ◯清掃事業所長【91頁】 古木委員の御質問の、要は私ども、今、生ごみの分別をしていて、資源化するために堆肥化を研究してございます。そうした中で、今、それがうまくというと、皆さんの御理解が十分されていないというのは、できた堆肥がまだ完全に堆肥になっていないという、使われる堆肥になっていないということが問題だろうというように、私、認識してございますので、ことし3月に農産課が策定した秦野市農業振興計画において、その1項目に、生ごみ等を活用した堆肥の生産研究、流通促進として、堆肥の供給の促進を、その計画の中で位置づけをされてございます。  その中で、私どもの清掃事業所でごみ行政の中で生ごみを減量するのだということで堆肥化に向けて努力しているのですが、これを、今、言ったこういう計画の中で、一緒になって少し研究をさせていただいて、その中でさまざまな御意見をいただいて、これがいわゆる循環できる、もっと言うと農家の方に使ってもらえる、こんな堆肥にするための研究をしていきたいと、こういうことでございます。 728 ◯今井実委員長【91頁】 古木勝久委員。 729 ◯古木勝久委員【91頁】 そうすると、農家の方に使っていただくために、現状ではなくて新しい施設をまたつくられるということですか。 730 ◯今井実委員長【91頁】 清掃事業所長。 731 ◯清掃事業所長【92頁】 いわゆる生ごみの中間処理施設という位置づけの中で堆肥化という、そういうお話だろうかと思うのですが、これは民間委託を念頭に置いてございますが、その中身については、農業者の、いわゆる堆肥を使っていただける農家の方によくお話を聞いて、私ども清掃行政、廃棄物行政をやっている者だけでというのはなかなか難しいということで、そういうことです。その後、さまざまな検討がされていくというふうに考えてございます。 732 ◯今井実委員長【92頁】 古木勝久委員。 733 ◯古木勝久委員【92頁】 今、お話はすごく大事な話で、秦野盆地の地下水の話、あるいはいろいろな問題、土の中の団粒構造がぶっ壊れる可能性だって、どんどんふやせば、生産すればするほど油分の多い、塩分の多いものがあれば、土の構造が壊れるというか、部分的に。それでやはり土壌が汚染される。土壌が汚染されれば地下水も危ないと、片一方ではそういう先を見通していく、もう片一方では部長が言われた夢ですよね。  ただ、私、予算特別委員会でも申し上げましたけれども、決してそれは堆肥、特殊堆肥だけではなくて、固形燃料にもなるのですよ。いろいろな選択肢があるのです。だから、そこはよくよく成分分析をするとか、あるいは農業者とよくよく検討ではなくて、しっかり合意形成をして事業を進めていっていただきたいなと。また、これは様子を見ながら、私も検証させていただきます。  以上で、私の質問は終わります。 734 ◯今井実委員長【92頁】 以上で、古木勝久委員の質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。               午後 4時29分 休憩              ─────────────               午後 4時44分 再開 735 ◯今井実委員長【92頁】 それでは再開いたします。  お諮りいたします。  本日の会議時間は議事の都合により、延長したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 736 ◯今井実委員長【92頁】 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。  それでは、休憩前に引き続き衛生費・民政会の質疑を行います。  吉村慶一委員。 737 ◯吉村慶一委員【92頁】 休憩前の議論では、思いだとかという言葉が飛び交って、非常に熱のある議論をされておりましたけれども、時間がたてば、どっちが正しかったかというのはわかる話なので、市民の不利益にならないように、冷静に政策をやっていただきたいと思います。  まず、成果報告書の84ページ、(1)健康づくり運動事業費でありますが、去年2月に民政会で視察に高知県高知市に行きまして、そこでいきいき百歳体操というのを勉強いたしまして、帰ってきて大野議員だったか私だったか、私も言ったような覚えがありますけれども、こういうのを秦野でもやったらどうだということを提案をいたしましたが、当時の課長はほとんど相手にしてくれませんでした。  しかし、やはり高知市のいきいき百歳体操、高知市だけで去年の時点で261カ所で実施されている。それから、モデル事業の効果を確認ということですが、97歳のつえをついて歩いていた女性が、このいきいき百歳体操をやったら、3カ月後には小走りで走るようになるとかいう、非常に科学的な根拠のある効果的な、高齢者に特化した体操というものであります。  本市ではさわやか体操という、そういうすべての人を対象にした体操というのはありますが、こういうふうに年齢層を特化した体操についても、ぜひ検討して実施していただきたいと思いますが、いかがでしょう。 738 ◯今井実委員長【93頁】 健康づくり課長。 739 ◯健康づくり課長【93頁】 ただいま委員から御紹介のありましたいきいき百歳体操につきまして調べてみましたところ、おもりを手首や足首につけて運動を行う、高齢者向けの筋力づくりを目的といたしました体操ということでございました。  本市で行っておりますさわやか体操は、筋力づくり運動というよりも日常生活の中に気軽に運動を取り入れようとするものでありまして、特に高齢者に限定したものではございません。したがいまして、いきいき百歳体操とさわやか体操は目指す目的が少し違うかと思います。  そこで、いきいき百歳体操の導入につきましては、今後、高齢介護課など、関係各課を交えて研究をしたいと考えております。  以上でございます。 740 ◯今井実委員長【93頁】 吉村慶一委員。 741 ◯吉村慶一委員【93頁】 高知市は34万人の町ですけれども、秦野市の2倍なのですね。それで260カ所ということは、秦野市で130カ所でこういうものが現実に市民を中心にして行われていると。高知市内だけではないのです。高知県全県、県を超えてこれは普及しているのですね。それだけのものがあるということです。現実に数字となって効果が出てきているということなのです。本市でも結果が出ることをやらなくてはいけないと思いますので、真剣に課長、よろしくお願いします。  次に、87ページ、(12)食育推進計画事業費ですが、古木委員が今、やられた、奇しくも同じテーマですけれども、この問題意識ですが、国で要するに法律で決まっていて、こういう計画をつくらなくてはいけないということなのですよね。だからつくっているのか。それとも、こういう計画をつくって、何か秦野市をよくしようと、具体的に成果を上げようと思っているのか、どっちですか。 742 ◯今井実委員長【94頁】 健康子育て課長。 743 ◯健康子育て課長【94頁】 確かに国の方が食育基本法、これを制定しまして、市町村についての計画につきましては、これは努力規定というような形にはなってございます。その中で、今回、秦野市の生涯元気プラン(案)を策定させていただいたのですけれども、当然秦野市民の方に生涯元気に暮らしていただきたいというようなことで策定させていただいたものでございます。  以上です。 744 ◯今井実委員長【94頁】 吉村慶一委員。 745 ◯吉村慶一委員【94頁】 そうしますと、さっき古木委員が指摘されましたけれども、成果の指標、基本目標1に規則正しい食習慣の向上なんていうのが書いてあって、4回の会議録、私も読みましたけれども、朝食欠食というのがかなり議論の焦点になっていますよね。朝御飯を食べない人のことですよ。この目標値でいうと、子供はゼロだと。今、3歳児で3.5%、小学生で5.1%、中学生で9.9%の子供が朝御飯を食べてこないというのが出ているわけなのだけれども、目標だとゼロだということですけれども、本気になってやるということですね。 746 ◯今井実委員長【94頁】 健康子育て課長。 747 ◯健康子育て課長【94頁】 目標値ゼロということで掲げさせていただきましたが、これは当然、教育委員会の方とも調整させていただいて、そういった目標値を掲げさせていただいております。それでは、これを本気になって平成27年度までにはゼロにしようというような意気込みで目標値の方を設定させていただきました。 748 ◯今井実委員長【94頁】 吉村慶一委員。 749 ◯吉村慶一委員【94頁】 どうやってやるのですか。 750 ◯今井実委員長【94頁】 健康子育て課長。 751 ◯健康子育て課長【94頁】 それは教育委員会の方で、そういった形で現在、牛乳給食だとかいろいろなカリキュラムの中で、食育の方の推進をさせていただいております。また、たしか栄養教諭の方も、中学校には今回3名に増員させていただきまして、さらに食育の推進を進めていくと。現在、中学校の方では独自に各校が食育の推進計画みたいなものをつくって、そういった朝食の欠食を減らそうだとか、そういった部分についての取り組みを真剣に行ってくれています。ですから、こういった形での目標値も設定をさせていただきました。  以上です。 752 ◯今井実委員長【94頁】 吉村慶一委員。 753 ◯吉村慶一委員【94頁】 決まって、実行されて、1年もたてば状況がわかると思いますが、本気にゼロにするということで、この計画をできませんでしたで済みませんけれども、やっていただけるということですね。相当手荒なことまでやらなくてはできないと思いますけれども、そういうことですね。 754 ◯今井実委員長【95頁】 健康子育て課長。 755 ◯健康子育て課長【95頁】 目標はゼロということで、とにかく頑張らせていただきます。結果的にゼロに行かなかった場合につきましては、責任を持っておわびを私がいたします。 756 ◯今井実委員長【95頁】 吉村慶一委員。 757 ◯吉村慶一委員【95頁】 課長がおわびをしてもらっても。おわびするなら市長ですよ。それはいいです。  それで、この議論の会議録の中に、中学校の養護教諭の方が推進委員で1人出られていて、こう発言されています。「済みません、中学校は牛乳給食なのです。業者弁当も入っています。業者弁当のメニューを廊下に張っています。市内で情報交換すると感じるのですが、うちの学校は業者弁当を注文する生徒が多いのですね。というのも、地域的に環境的にコンビニが少ないせいかなというのもありますが、何せ短い昼食時間なので、牛乳パックを洗い終わったら始末をして開いて出すということなのですね。そういう駆け足で時間が過ぎていく。楽しいのかなって。子供って、お弁当の時間、楽しいとどれぐらい感じているのか調査したことはないけれども、どうなのだろうということを小学校の楽しい取り組みということを考えると、たまに違う業者弁当で注文する、それもお楽しみ弁当かもしれませんが、楽しく感じているのかどうか考えていきたい」、中学校の養護教諭が推進協議会で発言された。  中学校の昼食の風景というのは、食育計画が目指している楽しい昼食、そういう状況とはほど遠い現状があるのではないですか。私のところにも、15分しか食事の時間がないので、子供の弁当を、要はその時間では食べ切らないから、小さ目にしているのですけれども、何とかなりませんかなんていう苦情が来ます。中学校の食事の現状に対して焦点を当てて真剣にそれを把握し、改善しようとしましたか、いかがですか。 758 ◯今井実委員長【95頁】 健康子育て課長。 759 ◯健康子育て課長【95頁】 実際、今、委員がおっしゃられましたような議論はというか、お話は、協議会の中でも確かにございました。ただ、その後、計画の策定に当たりましては、やはり生涯を通して調べてみますと、皆さん食事時間がとにかく短いと。皆さん、意外と早口で各年代の方も短く、よくかみ、味わって食べる習慣が、現在、減少していると、そういう部分もありまして、とにかくよくかんで、まずは味わって食べることの啓発活動、そちらの推進の方をしたらいいということで、協議会で確かにそういった中学校の昼食時間の慌ただしい様子というものはお話をされましたけれども、ほかの委員の方は、特にそれに対して意見だとかそういったものがなく、最終的には確かに中学校もそうなのだけれども、食べる時間ということだけを考えると、皆さん全世代に渡って早くなっている傾向があるので、もっとゆっくりとかんで食べるというふうな形での内容にした方がいいという形で、今回のような形にさせていただきました。 760 ◯今井実委員長【96頁】 吉村慶一委員。 761 ◯吉村慶一委員【96頁】 学校での食育活動ということに、学校給食は子供たちが友達や先生と一緒に食べるという触れ合いの中で、心と体の健康を育みます。食事の大切さ、喜び、そして楽しさを知ると。私は、これは私の理解ですけれども、小学校給食で一定の食育というのはなされているのでしょう、学校給食を通じて。中学校へ入って、早飯の習慣をつけるために、全部ぶち壊しにしていると思う、現状は。そういうことに着目して、そういうことを改善しようともしないような計画というのに意味があるのかなと思うのです。  議論は、実質半年ですよね。半年に4回やって、読んでみると、何かさっき部長の答弁の中に出てきた、各関係部署が持ち寄った文章を、何かこの推進委員たちがバランスをとって整理した、それだけみたいな計画に聞こえるのです、読めるのです。そうではなくて、もっと改善しなくてはいけないところがあるのだったら、そこに焦点を当てて、現実に改善しなくてはいけないのではないですか。そういう精神を持っていないのに、朝食欠食ゼロなんかできないのではないかと思います。中学校のことも含めて、これは行動計画ですから、作文をしておしまいではないのですから、一つ真剣に取り組んでください。  それから、成果報告書87ページ、自殺対策事業費の普及啓発事業の中に、こころの体温計というのがあります。2万3,956件、インターネット上の中ですが、ヒットしたと。非常に大勢の人がこれを見たということなのですよね。このことについて、何か分析されましたか。 762 ◯今井実委員長【96頁】 健康づくり課長。 763 ◯健康づくり課長【96頁】 分析については特に行ってございません。 764 ◯今井実委員長【96頁】 吉村慶一委員。 765 ◯吉村慶一委員【96頁】 非常に、要はストレスがたまっているというか、問題がある市民が多いのではないかということが、ここにあらわれていますので、学識経験者だとかあるいは近隣の似たようなことをやっている市町村等と、この数字の持つ意味というのは何だということを検証してみるべきだと思うのですけれども、いかがでしょう。 766 ◯今井実委員長【96頁】 健康づくり課長。 767 ◯健康づくり課長【96頁】 こころの体温計は、あくまでもストレスの程度や心の健康に関心を持っていただくものでありますので、利用者が個人情報を明らかにしないでアクセスできる仕組みとなっているので、その中で今後、利用者のニーズを考えた中で、必要に応じてシステムの方はよいものにしていきたいなと思います。また、効果的な活用についても考えてまいりたいと思います。 768 ◯今井実委員長【96頁】 吉村慶一委員。 769 ◯吉村慶一委員【97頁】 2万3,956件という数字は、非常にこれは着目すべき数字で、ここをきっかけに何かのことができないかということを真剣に考えてみるべきだと思いますので、よろしく御検討をお願いします。  最後に、成果報告書(58)塵芥収集等委託費、あるいは(62)資源分別回収推進事業費、(67)可燃ごみ等収集運搬委託費の関係ですが、これで要はごみを集める仕事を事業者に委託しているわけですけれども、その委託先の業務の実態を調査したことがありますか。 770 ◯今井実委員長【97頁】 清掃事業所長。 771 ◯清掃事業所長【97頁】 委託先の業務について、具体的に現場へ出てどうのという実施はしたことはございませんが、当然、委託について報告が出てきますので、それを見て確認をしているところでございます。 772 ◯今井実委員長【97頁】 吉村慶一委員。 773 ◯吉村慶一委員【97頁】 要するに仕様書をつくって委託しているわけですけれども、入札にかけて、あるいは随意契約で。現実にその作業というものがどの程度の作業量になっているのか。要は1日分の仕事ですよということで出している分が本当に1日分の仕事があるのか。場合によると半日ぐらいで終わってしまっているようなことはないのか。実地に調べていただきたいのだけれども、いかがでしょう。 774 ◯今井実委員長【97頁】 清掃事業所長。 775 ◯清掃事業所長【97頁】 それぞれの収集については、今、委員お話があったとおり、私の方で設計をさせて、その結果を形として出していただいています。そんな中で、私の方でそれぞれの部分について問題があれば、当然現場確認もしますが、通常、私どもの設計どおりでその状況が仕様書どおりに委託を完結していただいている、目的が完結されているということであれば、それで私は了としているところです。 776 ◯今井実委員長【97頁】 吉村慶一委員。 777 ◯吉村慶一委員【97頁】 いや、その設計が過大な設計になっていないかどうか、現実と設計の内容を比較して、設計というのは、要は、委託してごみを集めてくるのだから、朝行ってきますといって午前8時半には現場について、1日の仕事をやってもらうという設計になっていると思うのですよ。だけれども、実際にそれをやっている人たちが、あるいは自分でごみを集めるなんていう仕事は市の清掃事業所の職員ならできるはずだから、たまにかわりにやってみて、本当に1日分の仕事があるのかと、その設計が。設計の中身が、もし半日分の仕事しかなければ、過大な設計に基づいて委託費を算出しているということになるのですよ。それを確認してもらえないかと言っているのです。 778 ◯今井実委員長【97頁】 清掃事業所長。 779 ◯清掃事業所長【97頁】 少し繰り返しにもなろうかと思うのですが、私の方で設計した部分が、委員御心配のように過大になっているということであれば、疑わしきであれば、私どもの設計に何ら問題があるのか、あるいは現場でどうなのかということは、これは検証していく必要はあるというように考えてございます。  以上です。 780 ◯今井実委員長【98頁】 吉村慶一委員。 781 ◯吉村慶一委員【98頁】 その疑い、私が今、ここで疑いを示唆しているのです。疑いがあると、議員が決算特別委員会でそういう疑いがあるから調べてくれと言っています。やってくれますね。 782 ◯今井実委員長【98頁】 清掃事業所長。 783 ◯清掃事業所長【98頁】 まずは私の方で、今、御指摘のあった委託業務の積算内容、これと現場とどうなのかというのは検証したいと思います。 784 ◯今井実委員長【98頁】 吉村慶一委員。 785 ◯吉村慶一委員【98頁】 現に清掃事業所に職員がいらっしゃいます。実際に業者のやっている実態を見るとともに、市の職員で同じことやってみてください。そうしたら、1日分の仕事があるかどうか。やってみてくれますね。確認します。 786 ◯今井実委員長【98頁】 清掃事業所長。
    787 ◯清掃事業所長【98頁】 繰り返しにもなりますが、まずは私の方の設計内容と報告書、それぞれを少し確認して、今、委員の御質問ですと、うちの方の職員が現場へ1日、どうなるのかということで歩けというようなお話で、やってみろということでしょうが、まずは設計内容と現場の報告、あるいは状況を確認してから、必要があれば、当然私の方で実態の、そこまで踏み込んだ実態調査をしようとは思いますが、今の段階ではそういうことで対応したいと思います。  以上です。 788 ◯今井実委員長【98頁】 吉村慶一委員。 789 ◯吉村慶一委員【98頁】 直営で収集している人たちがいるのだから、少しやってみてくれと。本当に現実の設計どおりの時間がかかるのかどうかやってみてくれと言えば済むだけの話で、何も難しいこと、私言っていないのだけれども。課長はそういうふうに答えたくないのだろうから、そのぐらいにしておきますが、ぜひこれはお願いしたい。半日仕事に1日分の仕事、お金を出しているのではないかということを疑っているのです。  終わります。 790 ◯今井実委員長【98頁】 以上で、吉村慶一委員の質疑を終結いたします。  これで、民政会の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 791 ◯今井実委員長【99頁】 御異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。  本日はこれにて延会いたします。               午後 5時10分 延会 Copyright © Hadano City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...