赤尾福祉部参事、
原田介護保険課主幹、井出福祉事務所長、
髙田高齢者支援課主幹、
島村生活援護課主幹、
下山生活援護課主幹、
齋藤健康医療部長、
関根健康医療部参事、
小泉地域医療推進課主幹、
阿南保健所長、
辻健康医療部参事、
井口地域保健課主幹、
加藤地域保健課主幹、
平井地域保健課衛生検査センター長、
幸田保健予防課長、
三ツ橋子ども青少年部長、
川口子ども青少年部参事、
髙田子育て企画課主幹、
作井子育て給付課長、川﨑都市整備部長、
三上都市整備部参事、張ケ谷公園課長、
政井藤沢駅
周辺地区整備担当参事、林藤沢駅
周辺地区整備担当主幹、
八文字西北部総合整備事務所長、
田中西北部総合整備事務所主幹、
阪井北部区画整理事務所主幹、古澤道路河川部長、
平田道路河川部参事、
青柳道路河川総務課主幹、
森井河川水路課長、
佐藤道路整備課長、
飯田道路維持課長、
小島道路維持課主幹、
栃木道路維持課主幹、
高橋道路維持課主幹、鈴木下水道部長、
近藤下水道部参事、
指籏下水道総務課主幹、
細谷下水道総務課主幹、
中村下水道管路課長、
松原教育部長、伊藤教育部参事、
藤田教育総務課主幹、
坪谷教育指導課長、その他関係職員
事 務 局 藤本議会事務局長、
村山議会事務局参事、浅上議事課長、
榮議事課課長補佐、根本議事課主査、八木議事課主査
4.件 名
(1) 議案 第72号 令和3年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)
(2) 議案 第73号 令和3年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第2号)
(3) 議案 第74号 令和3年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第1号)
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○友田宗也 委員長 ただいまから
補正予算常任委員会を開会いたします。
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○友田宗也 委員長 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
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△(1) 議案 第72号 令和3年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)
○友田宗也 委員長 日程第1、議案第72号令和3年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行いますが、審査の都合上、次の6つの区分により進行したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
お手元の審査区分表を御覧ください。第1回目は第2款総務費、第2回目は第4款民生費、第3回目は第5款衛生費、第4回目は第9款土木費、第5回目は第11款教育費、第6回目は歳入以下全部、以上6回に分けて審査を行います。よろしいでしょうか。
まず、第2款総務費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆谷津英美 委員 よろしくお願いします。10ページの企画業務関係費をお願いします。ちょっと漠然とした感じの印象を受けたんですけれども、まず、まちづくりと地域住民と多様な関係者の対象というのはどのような形なのか確認させてください。
◎東
企画政策課課長補佐 まず、まちづくりについての考え方なんですけれども、こちらはソフトですとかハードといったものを全て含めてまちづくりというふうに想定しております。その上で、今回のワークショップの方向性については、市民参加型の活動によって、新たなサービスですとか暮らし方というのを多様な主体とともにつくっていくということを目指していきたいというふうに考えています。
次に、地域ですとか多様な主体の対象という部分になりますが、今回考えていますのは、市が指定するテーマに基づいて、産官学民から参加していただく方をバランスよく選んでいきたいというふうに考えています。詳細については、委託ということなので、事業者からも御提案をいただきながら決定したいと思っていますが、現時点では、在住、在勤、在学といった地域に関係が深い方を中心に、また、衣食住ですとか学びですとか働き方とか遊び方とかそういった観点を踏まえて選んでいきたいというふうに考えております。
◆谷津英美 委員 藤沢市は南から北まで大きな市だと思うんですけれども、それぞれの地域特性が強いと思うんですけれども、その中で、ワークショップ、まとまりとして――特性が多いというところで、イメージがちょっと分からないんですが、もう少し教えていただけますか。
◎東
企画政策課課長補佐 こちらは、今回、村岡地区をモデルに先行して実施してまいりたいというふうに考えておりますけれども、今後は、予算をお認めいただく必要は当然ございますけれども、全市へ展開をしていきたいというふうに考えております。ただ、今回は村岡地区という形なんですけれども、同じものが村岡地区以外の12地区でできるかどうかと言われると、課題も出てまいるのかなというふうに考えていまして、それは今委員に御指摘いただいた地域の特性ですとか、多様な主体といって、どれだけ主体の方がその地区にお住まいなのかとか、いろんな課題が出てくると思いますので、今回、それをモデル地区で試行して整理していきたいというふうに考えています。ただ、今回、村岡というのは都市拠点の一つでございますが、少し広い区分で考えていかないと、なかなか実のあるワークショップにはならないのかなというふうにも今課題としては考えているところです。
◆谷津英美 委員 ありがとうございます。
原田議員への答弁のほうでも、
バックキャスティングがポイントだということをお聞きしましたが、
バックキャスティング――未来から現在への逆算という考え方だと思いますけれども、アフターコロナでこれからの社会が大きく変わるとき、パラダイムシフトとも言われていますけれども、今まで日本が後れを取っていたような環境やジェンダー、子ども、人権など、いろいろ課題は山積していると思います。ですから、将来を見据えて、今やるべきことを考えるという視点はとても大切だと私は思っているところなんですけれども、市の見解としても、やはり同じような認識だとは思うんですけれども、最後に、
バックキャスティングという今までと違う切り口にした考え方を確認させていただければと思います。
◎東
企画政策課課長補佐 今回、
バックキャスティングということになりますので、今おっしゃっていただいたとおりになりますが、まず課題を出していただかなければいけないということを考えています。次に、その課題が解決された状態、理想の状態というのは何なのかというところを見据えていただくと。これが課題からずっと解決に行くと、今までどおりの考え方になってしまうので、そこを今回、ワークショップで新たな切り口でやっていきたいというふうに考えています。
今後、これをどうやって活用していくかというところについては、「概ね20年先」と書かせていただいておりますけれども、そういった市の政策ですとか施策の展開に活用していきたいというふうに考えております。
◆桜井直人 委員 同じ企画業務関係費についてお伺いをさせていただきます。まず、委託料と書いてあるんですが、この委託先というのはどういうところなんでしょうか。
◎東
企画政策課課長補佐 ワークショップを開催するものでございますけれども、特徴としては、今の
バックキャスティングですとか、多様な主体に参加していただくこと、あと、市政に対する御意見ではなくて、協働ですとか共創できるようなアイデアをいただきたいというふうにしておりますので、そういったワークショップが開催できる事業者を委託先に考えております。
◆桜井直人 委員 これは補正で出てきたわけですけれども、来年度の当初予算では駄目だったのか、その辺の理由はどういうことなんですか。
◎東
企画政策課課長補佐 今回、補正で上げさせていただいた理由といたしましては、目的については先ほど述べさせていただいた部分でありますが、こちらを政策ですとか施策に活用していくというところでは、総合指針の改定に合わせて、そういった検討を行っていきたいというふうに考えている次第です。現在の総合指針については、コロナ禍によって改定作業を何とか精いっぱい終わらせたという状態でございまして、その後、ちょっと積み残しになった2030年のSDGs共創指針を9月に報告させていただいたという流れになっています。次は2040年に向けて進んでいきたいというふうに考えているんですけれども、総合指針の令和6年度の改定を考えていきますと、その前には2040年問題について何らかの研究を行っていくと。これは令和5年度ぐらいを考えるんですけれども、それに当たって、こういった地域の課題というのを1回
バックキャスティングの視点で見てみたいということで、それを何とか令和4年の当初で行いたいと思っているんですけれども、そちらをやるに当たって、少しモデル事業として試行的にやりたいということで、今回、補正で上げさせていただいたという流れになっています。
◆桜井直人 委員 ありがとうございました。
モデル事業としてやっていきたいということで、先に補正を組んでということなんですが、先ほどちょっと谷津委員から質問もあったんですけれども、藤沢市の考え方としては、これはいずれ13地区全てにおいてやっていきたいということなのか確認をさせてください。
◎東
企画政策課課長補佐 先ほど申し上げましたけれども、13地区という展開ができれば理想ではあるかなと思うんですけれども、そこまでの開催ができるかどうかということも含めて課題はあるかなというふうに考えています。ですので、13地区にするのか、エリアを少し集約して、例えば都市拠点ですとか、北部、南部ですとか、そういったブロックでやるのかどうかというのを検討しているところでございます。
一方で、総合指針の改定というようなことを踏まえますと、従来どおり各地区の
郷土づくり推進会議ですとかそういった方々にも丁寧に御意見を伺いながら改定作業を行っていきたいと考えていますので、そういった関わり方をしていきたいというふうに思っております。
◆桜井直人 委員 ありがとうございました。
今お答えに出ちゃったんですけれども、地域の会議体としては
郷土づくり推進会議を鈴木市長になってから進めているわけで、そうした地域の会議体というのは、今まで形を変えながら、ずっと地域に存在をしてきたという中で、多様な主体をというようなことも分かりますが、
郷土づくり推進会議でこの辺の議論はできないのか。例えばそこを母体としながら、様々な方々とやっていくという考え方も一つとしていいのではないかなというふうに思っています。
何でかというと、
バックキャスティングという話もありましたけれども、地域に関わる方というよりは、長く地域に住んでいらっしゃる方が中心で――今までもいろんな議論の経過が葉山市政からずっとあったじゃないですか。そういった流れを知っていただいた上でやっていくのが――特にこの村岡という選定が僕は非常に――これから様々な課題がある中でのものがあって、村岡地区のまちづくりというのが言われている中で補正が出てきて、いきなり1発目がこれというのは、今議論されているいろんな部分についての市の――あまりいい言葉が出てこないので、言わないですけれども、そうしたものに対する――言いたいことは出ているんです。言葉が悪いから出てこないだけで、そういったものに感じてしまうんです。本当に地域の20年先の未来の議論として全市域的に進めていくことでこの予算が出てきているのかと私は大いに疑問なんですけれども、そのあたりの考えについてお聞きしたいと思います。
◎東
企画政策課課長補佐 全市展開を考えているということは申し上げたいと思っておりますが、これは当初予算でお認めいただかなければいけないので、それ以上のことはなかなか申し上げにくいかなというふうに考えております。
一方で、地域との関わりという部分につきましては、
郷土づくり推進会議もそうですし、地域の福祉分野ですとかそういった形で、地域づくりに関しては、藤沢市はかなり市民自治が進んでおりますので、そういったことが行われていることは承知をしております。その中で、今回、モデルとして取り組んでいきたいのは、この
バックキャスティングの考え方を今後どうやって落とし込んでいくかというところでございまして、これは市職員ではなかなかできてこなかった部分でございますので、地域づくりですとかそういったものにも生かしていけるように、こういったワークショップのプロセスですとかそういったものを含めて習得できるように努めていきたいというふうに考えております。
◆桜井直人 委員 すごく反対しているような感じなんですが、そういうわけではなく、質問に行くのに、若干意見っぽいことを言いますけれども、鈴木市政になって、指針をつくったわけじゃないですか。フレキシブルに現状の課題を解決していくいい手法だなというふうに僕は評価しているんです。だけれども、総合計画という、ある意味、指針よりも中長期的なビジョンを表した計画を立てていて、それをやらない代わりに指針という中で、今の鈴木市政の中で欠けていたのは、長期的なビジョンをしっかり市が語らないということではないけれども、明確なものとして示してこなかった。
今のこの会議についても私は感じるんですけれども、
バックキャスティングとかと言いながら、この会議の先のあるべき姿というのを市が持っていないような感じがしちゃうんです。地域にだけ
バックキャスティング、20年先にこういう町をつくりたい、テーマを市のほうで指定していくというのは分かるんですけれども、この会議をしたら、20年先の未来が地域の中でどうつくられていくかという明確な市の考え方というのをやっていくべきだと私は思うし、ちょうどこれが出てきたときに思ったんですけれども、今、鈴木市政の弱い部分があるとすれば、そういう部分だなというふうに思います。
意見っぽくなっちゃって申し訳ないんですけれども、谷津委員が言われた13地区は、自分が住んでいるところで
バックキャスティングをやっていこうかと地域の方に相談すれば、例えば荒唐無稽な話かもしれませんけれども、住んでいる人ならではのが出てくるわけじゃないですか。多様な主体とやると言っても、多分、ぴんとこない人が多いと思います。何でかといったら、産業も衰退して、会社も出ていっちゃって、辞めていく人が多い中で、外の人を入れてもしようがないわけで、長後の町はこうしていこうとか、藤沢全体はこうしていこう、13地区はこうしていこうという、20年先の藤沢市にある未来というのが僕には今まで見えづらかったので、この会議をやる意味があるのかなと。しかも、村岡という、これから大きく、ちゃんと事業を進めていけば変わっていくところだったら、すごくイメージしやすいんだけれども、そのほかの人たち、今後、13地区に広げていくという中で、総合指針の在り方や今後の未来の藤沢をつくっていくという視点に立って、地域の人に参加してもらったり、多様な人を集めていく上で、しっかりと市の考え方を述べていくということが必要だと思うんですけれども、そのあたりをないがしろにして、こういうふうな形では進められないと僕は思っているんですが、そのあたりの考え方についてお聞かせいただきたいと思います。
◎東
企画政策課課長補佐 こちらのワークショップをどう活用していくかというところにもつながっていくかと思うんですけれども、今考えているのは、2040年問題に対する研究を行いたい。そちらについては、課題をこういった地域住民の方と共有していきたいと考えております。そういったことで2040年問題の研究を進めた上で、今後、市が中長期的にどこに向かっていけばいいかを一緒になって議論していきたいというふうに考えております。その材料にこれを使っていきたいというふうに考えております。
◆東木久代 委員 今の桜井委員とかの御質問とかぶるかもしれないんですけれども、まず最初に、村岡地区はある意味では13地区の中のたった1地区ですよね。1地区の中で3回のワークショップ、まちづくりでたった3回のワークショップに90万円が計上されているので、びっくりいたしました。1桁間違ったかと思ったんです。この90万円の根拠は何なのか。
それから、まちづくりであれば、何を生み出していきたいのかがちょっと分からないんです。計画だけつくることが目的なのか、本当にまちづくりを実現したいのであれば、ちゃんとシナリオが必要だと思うんですけれども、そこまで考えているのかどうか。
◎東
企画政策課課長補佐 まず1点目の委託の内容という部分ですが、見積りによる積算を行っていますが、その具体的な内容といたしましては、このワークショップの企画運営の委託になりますが、市が考えているテーマに合ったワークショップのプログラムを考えていただいたりですとか、先ほどのメンバーの選定とかに御助言をいただくと。3回を想定しておりますけれども、その中のファシリテーションですとか会議の運営、それから、アンケートを踏まえて、柔軟にプログラムの変更の御提案をいただいたりとか、そういうようなことです。それから、ワークショップのまとめとしては、未来の町を描いて――これはテキストですとか図として、成果物として御納品いただくことを考えていますけれども、それに加えまして、参加者同士が任意でチームをつくっていただくような形で進めるんですけれども、実際、協働して、活動の実践を目指していかれるようなことがあれば、それに対してフォローアップとかそういったものも含めて委託として想定をしております。
次に、何を目指していくかというのが見えづらいというところだと思うんですけれども、成果物のうちでは、先ほどの未来の町を描いたテキストや図を今後の施策の方向性に生かしていきたいということ、ワークショップの企画ですとか運営のプロセスをなるべく習得していきたいということ、それから、参加者同士がなるべくこういった協働活動を実践していただけると心強いなというふうに考えているところです。
最後に、シナリオの部分でございますけれども、これは市がシナリオをかっちりとつくり込まないような形で今想定しておりまして、事業者とも協議しながらということと、地域にこれから御説明に行こうと思っていますけれども、その中で、こういったものを目指していけばいいのではないかとか、そういった会話をしながら決めていきたい。市がシナリオをあらかじめ指定するようなことがなるべくないようにしていきたいというふうに考えております。
◆東木久代 委員 要するに、委託業者というのは、例えばスタジオエルさんのようなところに委託しようというお考えなんですか。
◎東
企画政策課課長補佐 ワークショップが可能な事業者というふうに考えております。
◆東木久代 委員 ほかの様々な自治体でこういうワークショップ型で進めていくところはたくさんあるんですが、ほとんどは市の職員さんたち、あるいは社協さんとか関係機関でずっと進めていくところを、藤沢市は90万円をかけて、そういうプロのところに委託しながらやっていこうということで、それはそれで尊重するとしたら、この90万円をどう生かすかということが大事だというふうに思います。
何だかんだいっても、まちづくりの一つは、住民の方のモチベーションというか、住民同士の団結というか、つながりというか、住民力にかかってくるところですよね。今現実に市民センターとか市社協の
コミュニティソーシャルワーカーとかがまちづくりに関わっているわけです。こういう人たちが本当に共有して、共感して、やっていこうというものがなければ――やっているときは、見た感じは、テキストとかはそれはとてもいいものができると思うんですけれども、数年たったら何もなくなっているというのが多くの自治体であるわけです。そうしないためにはどうするかということが大事だと思うんですけれども、そのあたりについてはどうですか。
◎東
企画政策課課長補佐 まず、地域に関わっていただいている皆様は、テーマに沿って選んでまいりたいと考えておりますし、その中では、こういった企画の趣旨ですとかそういったものを丁寧に御説明させていただきながら御参加いただくということを考えています。
もう1点は、先ほどの委託の内容で、実際参加をされる方が今後も活動を続けていただける場合、そういったフォローアップも委託に入っていますというお話をさせていただいたと思うんですけれども、そちらは今回の委託のポイントでもあると思いまして、モチベーションの継続ですとか活動の継続というのがなかなか難しいところは課題として把握しておりますので、そういったところにも少し解決策をいただけたらというふうに考えております。
◆東木久代 委員 先ほどシナリオはつくらないとおっしゃったんですけれども、こうやってやること自体が完全にシナリオをつくっているわけです。だとしたら、もっと現実的に――今、地域で関わっている方たち、また、地域に思いのある人たちの思いを生かしていく、理解していく、先ほど言いました住民と市民センターとか、そういう人たちとの打合せとか共有とかはどうなっているんですか。
知らないという話だったんです。そういう関係者が誰も知らないまま、ここで計上されて――これから話をするのかもしれませんが、住民の方たちやそういう人たちは、地元でいつも関わっているセンター職員とか、
コミュニティソーシャルワーカーのことをすごく慕って、信頼して、一緒にやろうということにはなるんだけれども、上から話を持っていったのは、はい、はい、そうですかと一瞬は分かるし、そのときはいいけれども、なくなっちゃうんです。そこの重さをよく理解した上でやらないと、90万円がもったいないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりはどうなんでしょうか。まず庁内の連携と、今までやってきた人たちへの根回しだったりとか、理解だったりとか、そういうことも全部丁寧にやりながらやらないとうまくいかないなと思うんですけれども、どうでしょうか。
◎東
企画政策課課長補佐 委託の内容としましても、どういった形で関係者の方にお声かけをするとかそういったことも含めて、事業者とは協議をしていきたいというふうに考えております。その上で、地域の方には当然御参加いただくわけですから、丁寧に趣旨を御説明していきたいというふうに考えています。
それと、これまでも市民の方はいろいろ活動されていて、人間関係もあってというところは当然あると思いますので、そういったところは十分に受け止めたいというふうには考えているんですけれども、切り口としては、やはり
バックキャスティングという中で、ずっと継続をしてきたものから少し違う視点で物事を見てもらなければいけないという部分もありますので、そういったところはこれまで実績があるような事業者さんを少し考えてはいるんですけれども、そういったノウハウも少し身につけながら進めていきたいというふうに考えています。
当然、地域ですから、この3回のセッションで何かがらっと変わるというようなことがあるかと言われると、やはり継続してやっていかなければいけない部分というのは大事かなというふうに思っております。
◆東木久代 委員 最後にしたいんですけれども、ノウハウを学ぶ機会はすごくあると思います。それはいいんですけれども、先ほども言いましたように、それを生かす仕組みがないと、住民の組織づくりまでしないと、結局、課題解決も実施も何もできないわけです。そこまでやるんだという思いがあるのかどうか。でないと、企画倒れになっちゃう。それと、庁内の連携という答弁が今抜けていましたので、その2つをお答えいただきたいと思います。
◎三ツ井 企画政策部参事 まず、生かす仕組みということですけれども、今回、新しい視点で取組をやってみたいという強い思いがあります。ということで、既存のやり方ではなく、新しいノウハウを得ながら、この取組をやっていった上で、私たち職員の中にもこのノウハウを蓄積していくということと、そこで得た成果物を地域の方々に還元していくということも丁寧に行っていく必要があると思いますし、この取組について、もう一回きちんと評価検証もしていかなければならない部分もあるかなと思っています。そうした上で、さらにブラッシュアップして、全市での展開をしていくのかどうかということになろうかと思います。
庁内での連携ということになりますけれども、お認めいただけたということであれば、このことについては、庁内の関連する部局としっかり情報共有をしながら進めてまいりたいと思っておりますし、市民自治や福祉など、今まで地域づくりに関わってきた部局、あるいは、都市整備も含めて、これからハードでのまちづくりをしようとしている部局とも必要に応じて連携して進めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆有賀正義 委員 ちょっと議論が難しくなってきちゃったのではないかと思うんですけれども、私が感じるのは、新しいワークショップの手法をいわばパッケージ買いというような形と言えるんだったら、言っちゃったほうが説明しやすいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎東
企画政策課課長補佐 ある程度、いろいろな事例を見ている中で、パッケージというような形でできる事業者がございましたので、そちらから見積りの積算を取っているという状況でございます。
◆有賀正義 委員 ですから、その中身をいろいろ説明しようとすると難しくなって、新しい手法をパッケージで取り入れて、そこからいろんな知見を職員さんも含めて得るというようなプロセスだと私は理解しました。
私はパッケージ買いを全然否定していなくて、過去にも
住民合意形成システムとして視察で勉強してきた、ある地方のコンサルがやっている円卓会議のやり方はどうだというふうに提案して、それを模したやり方を市民センターでやったこともあります。たまたまそれが1パッケージ1回30万円だったので、今回の3回の補正予算の額と合っている部分もあるので、発想はあったんですけれども、例えば横浜でディシディムの導入の実証実験をやったり、パッケージ買い――言っていいか悪いかはあれなんですけれども、新しい手法をトータルで取り入れるということであれば、それなりに名前がついているような形があってもいいのかなと思うんですけれども、そういう新しい手法のネーミングはあるんでしょうか。横浜ではディシディムという、新しい住民参加型の合意形成プラットフォームということで、結構受け入れられているのではないかなと思うんです。藤沢では、そういうようなネーミングとかはないんでしょうか。今、いろいろと質問に対して御説明いただいたんですけれども、それがあったほうが入り方が整理されるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎東
企画政策課課長補佐 ネーミングという形では、もちろんまだかっちりと決めてはいないんですけれども、共創というものは1つテーマにしていきたいというふうに考えておりますので、もしワークショップですとか、会議というか、セッションについてネーミングをつけるとすれば、共創ですとか、将来ですとか、未来ですとか、そういったキーワードは入ってこようかなというふうに考えております。
◆有賀正義 委員 質問の中で、共創のやり方として、
バックキャスティングというキーワードが出てきたと思うんですけれども、湘南大庭地区でも湘南大庭の未来を考える会議というのが立ち上がって、それもやっぱり
バックキャスティングの考え方を取り入れて始めたのではないかと思うんです。これは質問というのは難しいところなんですけれども、今、共創、
バックキャスティングというワードがありましたけれども、もう少し具体的に、皆さんに伝わるようなキーワードはないのかなと思うんですが、そこはいかがでしょうか。
◎東
企画政策課課長補佐 皆さんにどうやって伝えていくかということだと思うんですけれども、これからどうやってつくっていこうかというところがございますので、そういったものもモデル地区でやりながら、見いだしていけたらというふうに考えております。
確かにいろんな会議が各地域で行われておりますので、我々としては
バックキャスティングというのをもう少し取り入れていきたいというふうに考えておりますけれども、そういった会議体との比較も踏まえながら、こういった形で全市展開をしていくのかどうかを検討していきたいというふうに考えております。
○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。
──────────────────────────────
○友田宗也 委員長 次に、第4款民生費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆谷津英美 委員 では、14ページの一時入所事業費のところで1点質問をお願いします。「大幅に増加したため」とあるんですけれども、内容としてはどんな形か教えていただけますか。
◎大庭 高齢者支援課課長補佐 大幅に増加した要因なんですけれども、利用する方という形では、養護老人ホームの体験のために入所する方――実は高齢者虐待とか、家の中がごみ屋敷になってしまって、家で生活できなくなったやむを得ない状況、ただし、施設に入所するというまでには至らない方が一時的にこちらの養護老人ホームを使いながらお過ごししているということが主な要因になっています。
◆谷津英美 委員 原則7日以内というのがあるかと思うんですけれども、そうではない方がいると思ってよろしいんでしょうか。何名とか人数もあれば教えていただいていいですか。
◎大庭 高齢者支援課課長補佐 長期化している方が約3名いらっしゃいまして、それ以外は体験入所という形で、短い間隔で11名ぐらいの利用者がございます。
◆谷津英美 委員 内容的に言いますと、これはケアラーの問題かなというところもあるように私には見えるんです。「介護者の疾病や高齢者虐待」ということは、ケアする方があれで、そこには住めないというような内容だと思うんです。そこのセーフティーネットとしてはとても大事なところだと思っていますが、大事なだけに、その対策というのは――一時入所事業費の原則から外れた人たちが隠れてしまうような感じがするんです。大事な問題が隠れてしまうというのがちょっと懸念されるんですが、今後、きちんと対策を続けていかれるようにしていただきたいと思うんですが、そのあたりは何か連携して対策はできるのか、お考えがあれば教えてください。
◎大庭 高齢者支援課課長補佐 ケアラーの問題というお話があったんですけれども、実際には一人暮らしで自立度が下がってきている方が養護老人ホームの対象になっています。介護保険を使える方の場合は、介護保険でショートステイとかそういう制度がございますので、そういう形で使えるかなと思うんですが、どちらかというと経済的に困窮していたり、年金が少ない方、あと、お一人暮らしの中で自立度が大分下がってきた場合に養護老人ホームを利用するんですけれども、そういった微妙な状態の方が一時入所でしのぎながら、本入所に向けていったりとか、本当は一人暮らしをしたいんだけれども、現実、検討認識がなかなか難しい方に対して、一緒に寄り添いながら、お話ししながら、本入所に向けていくという方が実際には多いかなと思います。
◆土屋俊則 委員 では続いて、河川水路修繕費についてです。用田1号水路現況測量費の2,568万5,000円の債務負担行為の設定です。この水路は特別養護老人ホーム白鷺苑の東側で、水路が合流するところでもあることから、浸水被害が度々起きています。これまでの被害状況と対策はどうであったのかお聞かせを願いたいのと、民家も被害に遭っているのかどうかについてもお聞かせをください。
◎朽木 河川水路課課長補佐 用田1号水路は、これまでの記録では、平成26年度、28年度、30年度に床上浸水の被害が発生していることから、平成28年度には周辺住民に水路の溢水状況をお知らせする警報装置の設置、平成30年度には県道丸子中山茅ヶ崎線を横断している水路の流量を増加させる改修工事を行ってきました。今年度は浸水被害が顕著な特別養護老人ホーム付近に止水壁の設置工事を行いましたが、その後も床上浸水の被害が発生している状況です。
なお、水路沿いにある民家からは建物の浸水被害についての報告は受けておりませんが、道路冠水の状況から、敷地内への浸水は発生していると考えられます。
◆土屋俊則 委員 それでは、周辺の声をどのように把握しているのかお聞かせください。
◎朽木 河川水路課課長補佐 大雨の際は、この周辺を水防の現地配置としておりまして、現地で特別養護老人ホームの職員の方や周辺住民の方から直接浸水時の状況を伺ったり、写真等の情報提供を受けながら、情報の把握に努めております。
◆土屋俊則 委員 藤沢市での河川などの整備目標は1時間当たり50ミリ対応だと思いますが、この水路はどのような状況なのでしょうか。
◎朽木 河川水路課課長補佐 水路については、河川のような整備目標の設定はありませんが、用田1号水路はこれまでの状況から、おおむね1時間当たり30ミリ以上の降雨があった場合には溢水していると思われます。
◆土屋俊則 委員 測量委託の内容と、その後のスケジュールはどのように考えているのかお聞かせをください。
◎森井 河川水路課長 測量委託の内容でございますが、流出解析を行うための現況測量となります。スケジュールといたしましては、令和4年度に用田1号水路流域での流出解析についての委託を行う予定で、令和5年度以降に順次予備設計、詳細設計を行い、その結果に基づきまして、流域全体としての改修工事を進めていきたいと考えております。
◆土屋俊則 委員 では、遠藤葛原線新設事業費についてです。今回は遠藤葛原線水路用地測量委託の債務負担行為ということになります。この道路は新産業の森、健康と文化の森を結ぶ道路ということで、全体計画を確認のために、全体で何キロなのか、総事業費はどのくらいなのか、地権者は何人ぐらいなのか、また、どの部分を優先的に進めようとしているのか、スケジュールなども含めて全体をお聞かせください。
◎木村 西北部総合整備事務所所長補佐 遠藤葛原線の延長でございますが、新産業の森から健康と文化の森まで全体で約3キロメートルとなっており、これを葛原工区と遠藤工区に分け、さらに、葛原工区は県道藤沢座間厚木線から市道葛原綾瀬線までを第1工区、県道横浜伊勢原線までを第2工区としております。総事業費といたしましては、整備費用として総額約60億円を見込んでおります。また、地権者の数でございますが、葛原第1工区の本線につきましては、全ての用地を取得済みとなっておりまして、残りの第2工区の地権者数といたしましては、おおむね20数名となってございます。なお、遠藤工区につきましては、道路線形が確定しておりませんので、地権者数については把握しておりません。現在の整備状況につきましては、葛原第1工区を優先的に進めており、その整備スケジュールといたしましては、葛原第1工区を令和6年度の完成を目指し、整備を進めております。
◆土屋俊則 委員 地元の意見などはどのようになっているのか、また、協議の状況についてもお聞かせをください。
◎木村 西北部総合整備事務所所長補佐 地元の方々からは、現在進めております葛原第1工区において、道路冠水について不安を訴える方がいる一方で、早期に開通してほしいという御意見・御要望をいただいております。そのため、道路整備に当たりましては、水路改修や貯留施設を設置するなど、地元の方々の御要望に対応できるよう、整備を進めております。
◆土屋俊則 委員 この道路は地元から要望があったというよりは、西北部の地域の開発のマスタープランの中に当初から位置づけられていたもので、そこからは西北部の開発というものが前提にあるわけです。マスタープランをつくる段階で、こういった道路の必要性というのは十分議論されたのでしょうか。
◎田中 西北部総合整備事務所主幹 西北部地域総合整備マスタープランにつきましては、都市マスタープランの遠藤・御所見地区構想をより具体的かつ実効性を高める計画として、平成13年度、14年度の2か年で基礎的な部分を取りまとめまして、平成15年度、16年度に地域の方々と意見交換を行い、平成17年度に策定したものでございます。したがいまして、遠藤葛原線及びその他道路の必要性も含めて十分議論をされているものというふうに考えております。
◆土屋俊則 委員 この道路はまだ都市計画決定もされていない道路であります。今後、その都市計画決定を進めることになるわけですが、いつ頃、都市計画決定をする予定なのかお聞かせください。
◎田中 西北部総合整備事務所主幹 遠藤葛原線につきましては、新産業の森から健康と文化の森を結ぶ南北線と位置づけている路線でございますので、今後、遠藤工区の道路線形が確定した段階で、全線の都市計画決定を行ってまいりたいというふうに考えています。
○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。
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○友田宗也 委員長 次に、第11款教育費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆西智 委員 特別支援教育運営費についてお伺いいたします。補正事業概要では「学校現場の課題への対応」ということですが、もう少し具体的にどのような対応を行ったのかお聞かせください。
◎野口 教育指導課指導主事 学校現場におきまして、児童生徒の健康観察、検温等の補助並びに消毒の業務の補助等をしております。
◆西智 委員 今回、増額を2,200万円ほどされているんですが、トータルの年間見込み額としては8,300万円ということなんですが、これは介助員の派遣ということでおっしゃっていた――年間を通して言うと、健康観察とか消毒だけでこれだけ必要なのか、何かもっとほかにもやられているのかお聞かせください。
◎野口 教育指導課指導主事 先ほど申し上げたコロナ禍の対応に加えまして、日常的に困り感のある児童生徒への対応ですとか、不登校児童生徒への対応、学習等の補助の業務を担っております。
◆西智 委員 今おっしゃっていただいた困っている児童生徒への補助とか、学習の補助とか、そういったこともやられているということで、その必要性についてお伺いしたいんですが、学校現場からの要望ですとか、それに対して教育委員会はどう捉えているかとか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。
◎野口 教育指導課指導主事 もちろんまずは教員が教育、それから、支援が必要な困り感のある児童生徒への対応というものを主体的に率先してやるものと考えておりますが、その一方で、多様化する個人的なニーズがいろいろなものがあるという現状を捉えますと、介助員等の人的な配置をすることで、よりきめ細やかな教育を推進するものと考えております。
◆西智 委員 私なんかも小学校でサッカーとかを教えていて、特に低学年とかに1人で教えていると、子どもが1人、みんなと一緒に練習できなくて、どこかへ行っちゃうとなったら、その子の安全を確保しなきゃいけないから、その子にかかりっきりになって、そのほかの子たちはちょっと練習をストップするとか、結構いろんな大変なことがそういった現場でもあるので、学校はそれこそいろいろ大変なんだろうなということで、この介助員さんの必要性は理解します。
そうすると、そもそも足りているのかという観点で、執行見込額8,300万円は結構な額だなというふうに見たんですが、介助員さん1人当たり1時間900円の報奨金をお支払いしていると聞いていて、それで計算すると、8,378万円を900円で割ると約9万3,000時間、それを55校で割ると1校当たり約1,692時間――ちょっと大ざっぱな計算ですが、それを約1年間、200日で割ると1日当たり8.5時間の介助員さん……。なので、1日だったら、1人もしくは半日の4時間とすると2人しかいないわけです。クラスは結構あるわけで、1日8.5時間で足りるのかなというふうに逆に思ってしまうんですが、そのあたりはどのように捉えられていますでしょうか。
◎坪谷 教育指導課長 学校の子どもたちの状況は、本当に学校によりいろいろな子どもたちがおります。また、この人的支援といたしましては、介助員の派遣事業だけではなく、県のほうから非常勤ですとか、ほかの人的支援もございます。そういうものと併せた形で、学校で適切な支援を行うように今努めているところですが、そこが足りているかどうかというようなことに関しては、本当に難しい問題だなというふうに捉えております。ただ、今ある人的資源を有効活用して、どのように効果的な支援ができるのか――人的なところだけではなく、工夫をしていく。いろんな工夫と併せて、最適な支援を行うということで対応していくことが必要であるというふうに考えております。
◆西智 委員 今の御答弁で、足りないとは言えないのかなと。ただ、必要性はあって、今ある中で何とか頑張っているというふうなところで言うと、今年度のを見ると、この増額補正はコロナの臨時交付金が充てられているんですが、来年度はこの臨時交付金がどうなるか分からない中で、足りないとはおっしゃらなかったですが、必要性はあって、必要という中で、来年度以降、臨時交付金がなくなった場合、どういった体制になるのか、介助員さんが減らされてしまうのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
◎三部 教育指導課課長補佐 来年以降の介助員の体制についてですけれども、まず、来年以降、先ほどの答弁にもございましたように、県の様々な職種が学校には入ってございます。また、教員の体制というのも来年度になってみないと分からない部分というのがございます。こういったことを鑑みまして、今のところ、今年度当初の状況と同じような形で、予算の確保や人的配置の確保の作業を進めているところでございます。
◆西智 委員 今年度は臨時交付金があったから増額できて、人も増やせたけれども、来年度、交付金がなかったら、どうなっちゃうのか。必要なところには交付金がなくとも措置する必要があると思うんですが、財政としてはどのようにお考えかお聞かせください。
◎初見 財政課課長補佐 当然ながら、必要に応じて部局と調整をした上で、必要なものは議会に上程させていただいて、事業を進めていただくということになろうかと思います。
◆西智 委員 必要なところにはもちろんお金が必要なので、充てるんだと思うんですが、来年、臨時交付金がなくても、一般財源で措置をされることになるのか、そういったことは必要だと考えているのかお聞かせください。
◎大塚 財務部参事 来年度の当初予算は、現在、要求が上がってきて、中の確認作業というのをしている最中ですので、来年のところがどうなるかというお答えのほうは今控えさせていただきますが、今、教育のほうで答弁がありましたように、今回、県の措置ということで、県から来る職員がおりますので、そういったものを見まして――今回、増額させていただく部分につきましては、委員がおっしゃっているように、臨時交付金を充当させていただいておりますが、本来のところにつきましては、一般財源で財源措置をしているところでございますので、次年度のコロナの状況というのは分かりませんけれども、そこはもちろん必要に応じて予算措置をしていくということで御回答させていただきます。
○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。
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○友田宗也 委員長 最後に、歳入以下全部について質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 休憩いたします。
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午前11時28分 休憩
午前11時29分 再開
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○友田宗也 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。御発言はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
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午前11時30分 休憩
午前11時31分 再開
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○友田宗也 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆土屋俊則 委員 それでは、議案第72号令和3年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)に対する日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は当初予算に理由を述べて反対してきておりますので、議案第72号令和3年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)にも反対をいたします。
その上で、まず、企画業務関係費についてです。市民の声や意見を聞くことはいいことですが、それを業者に丸投げするのではなく、市が直接聞けばいいわけです。委託する必要はありません。ましてやなぜ村岡なのか、疑問は払拭されていません。ほかにも聞かなければならない地域はたくさんあるはずです。
そして、市立鵠沼保育園について、設計・施工一括リース方式で再整備をします。過去にも辻堂保育園がこの方式で再整備をしました。その一方で、柄沢保育園は閉園。申し込んでも入れない待機児は457人です。この457人の解消を目標にするならば、今後、市立保育園については、1園が閉園、2園が閉園の方向ですが、閉園ではなく、再整備の方針を持つべきです。
藤沢本町駅自転車駐車場について、有料化に反対をいたします。
遠藤葛原線新設事業費についてです。都市計画決定もされていない道路でありますし、地元の住民の足の確保になる道路とは言えないということであります。健康と文化の森と新産業の森をつなぐ開発型の政策的な道路だと言わざるを得ません。総額で60億円かかる予定の道路であり、不要不急の道路建設はやめるべきです。
○友田宗也 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第72号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○友田宗也 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
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△(2) 議案 第73号 令和3年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第2号)
○友田宗也 委員長 日程第2、議案第73号令和3年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 休憩いたします。
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午前11時34分 休憩
午前11時35分 再開
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○友田宗也 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(「進行」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第73号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
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△(3) 議案 第74号 令和3年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第1号)
○友田宗也 委員長 日程第3、議案第74号令和3年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○友田宗也 委員長 休憩いたします。
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午前11時36分 休憩
午前11時37分 再開
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