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令和 3年12月 補正予算常任委員会-12月07日-02号

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    令和 3年12月 補正予算常任委員会-12月07日-02号


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    令和 3年12月 補正予算常任委員会-12月07日-02号令和 3年12月 補正予算常任委員会 令和3年12月7日 1.日   時  令和3年12月7日(火) 午前9時30分開会 2.場   所  第1議会委員会室 3.出 席 者      委 員 長  友 田 宗 也      副委員長  佐 野   洋      委  員  土 屋 俊 則   西     智            桜 井 直 人   谷 津 英 美            栗 原 貴 司   甘 粕 和 彦            東 木 久 代   有 賀 正 義      欠席委員  な し      議  長  佐 賀 和 樹      副 議 長  大 矢   徹      理 事 者  和田副市長、宮治副市長、宮原企画政策部長三ツ井企画政策部参事、            杉田企画政策課主幹、山口財務部長、大塚財務部参事、金子財務課主幹、            斎藤防災安全部長、幸田防災安全部参事鈴木防災政策課主幹、            池田福祉部長、矢内福祉部参事、山之内福祉総務課主幹
               赤尾福祉部参事、原田介護保険課主幹、井出福祉事務所長、            髙田高齢者支援課主幹島村生活援護課主幹下山生活援護課主幹、            齋藤健康医療部長、関根健康医療部参事小泉地域医療推進課主幹、            阿南保健所長、辻健康医療部参事井口地域保健課主幹、            加藤地域保健課主幹平井地域保健課衛生検査センター長、            幸田保健予防課長三ツ橋子ども青少年部長川口子ども青少年部参事、            髙田子育て企画課主幹、作井子育て給付課長、川﨑都市整備部長、            三上都市整備部参事、張ケ谷公園課長、            政井藤沢駅周辺地区整備担当参事、林藤沢駅周辺地区整備担当主幹、            八文字西北部総合整備事務所長田中西北部総合整備事務所主幹、            阪井北部区画整理事務所主幹、古澤道路河川部長、平田道路河川部参事、            青柳道路河川総務課主幹森井河川水路課長佐藤道路整備課長、            飯田道路維持課長小島道路維持課主幹栃木道路維持課主幹、            高橋道路維持課主幹、鈴木下水道部長、近藤下水道部参事、            指籏下水道総務課主幹細谷下水道総務課主幹中村下水道管路課長、            松原教育部長、伊藤教育部参事、藤田教育総務課主幹、            坪谷教育指導課長、その他関係職員      事 務 局  藤本議会事務局長、村山議会事務局参事、浅上議事課長、            榮議事課課長補佐、根本議事課主査、八木議事課主査 4.件   名  (1) 議案  第72号  令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)  (2) 議案  第73号  令和3年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第2号)  (3) 議案  第74号  令和3年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 ただいまから補正予算常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── △(1) 議案 第72号  令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号) ○友田宗也 委員長 日程第1、議案第72号令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行いますが、審査の都合上、次の6つの区分により進行したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  お手元の審査区分表を御覧ください。第1回目は第2款総務費、第2回目は第4款民生費、第3回目は第5款衛生費、第4回目は第9款土木費、第5回目は第11款教育費、第6回目は歳入以下全部、以上6回に分けて審査を行います。よろしいでしょうか。  まず、第2款総務費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆谷津英美 委員 よろしくお願いします。10ページの企画業務関係費をお願いします。ちょっと漠然とした感じの印象を受けたんですけれども、まず、まちづくりと地域住民と多様な関係者の対象というのはどのような形なのか確認させてください。 ◎東 企画政策課課長補佐 まず、まちづくりについての考え方なんですけれども、こちらはソフトですとかハードといったものを全て含めてまちづくりというふうに想定しております。その上で、今回のワークショップの方向性については、市民参加型の活動によって、新たなサービスですとか暮らし方というのを多様な主体とともにつくっていくということを目指していきたいというふうに考えています。  次に、地域ですとか多様な主体の対象という部分になりますが、今回考えていますのは、市が指定するテーマに基づいて、産官学民から参加していただく方をバランスよく選んでいきたいというふうに考えています。詳細については、委託ということなので、事業者からも御提案をいただきながら決定したいと思っていますが、現時点では、在住、在勤、在学といった地域に関係が深い方を中心に、また、衣食住ですとか学びですとか働き方とか遊び方とかそういった観点を踏まえて選んでいきたいというふうに考えております。 ◆谷津英美 委員 藤沢市は南から北まで大きな市だと思うんですけれども、それぞれの地域特性が強いと思うんですけれども、その中で、ワークショップ、まとまりとして――特性が多いというところで、イメージがちょっと分からないんですが、もう少し教えていただけますか。 ◎東 企画政策課課長補佐 こちらは、今回、村岡地区をモデルに先行して実施してまいりたいというふうに考えておりますけれども、今後は、予算をお認めいただく必要は当然ございますけれども、全市へ展開をしていきたいというふうに考えております。ただ、今回は村岡地区という形なんですけれども、同じものが村岡地区以外の12地区でできるかどうかと言われると、課題も出てまいるのかなというふうに考えていまして、それは今委員に御指摘いただいた地域の特性ですとか、多様な主体といって、どれだけ主体の方がその地区にお住まいなのかとか、いろんな課題が出てくると思いますので、今回、それをモデル地区で試行して整理していきたいというふうに考えています。ただ、今回、村岡というのは都市拠点の一つでございますが、少し広い区分で考えていかないと、なかなか実のあるワークショップにはならないのかなというふうにも今課題としては考えているところです。 ◆谷津英美 委員 ありがとうございます。  原田議員への答弁のほうでも、バックキャスティングがポイントだということをお聞きしましたが、バックキャスティング――未来から現在への逆算という考え方だと思いますけれども、アフターコロナでこれからの社会が大きく変わるとき、パラダイムシフトとも言われていますけれども、今まで日本が後れを取っていたような環境やジェンダー、子ども、人権など、いろいろ課題は山積していると思います。ですから、将来を見据えて、今やるべきことを考えるという視点はとても大切だと私は思っているところなんですけれども、市の見解としても、やはり同じような認識だとは思うんですけれども、最後に、バックキャスティングという今までと違う切り口にした考え方を確認させていただければと思います。 ◎東 企画政策課課長補佐 今回、バックキャスティングということになりますので、今おっしゃっていただいたとおりになりますが、まず課題を出していただかなければいけないということを考えています。次に、その課題が解決された状態、理想の状態というのは何なのかというところを見据えていただくと。これが課題からずっと解決に行くと、今までどおりの考え方になってしまうので、そこを今回、ワークショップで新たな切り口でやっていきたいというふうに考えています。  今後、これをどうやって活用していくかというところについては、「概ね20年先」と書かせていただいておりますけれども、そういった市の政策ですとか施策の展開に活用していきたいというふうに考えております。 ◆桜井直人 委員 同じ企画業務関係費についてお伺いをさせていただきます。まず、委託料と書いてあるんですが、この委託先というのはどういうところなんでしょうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 ワークショップを開催するものでございますけれども、特徴としては、今のバックキャスティングですとか、多様な主体に参加していただくこと、あと、市政に対する御意見ではなくて、協働ですとか共創できるようなアイデアをいただきたいというふうにしておりますので、そういったワークショップが開催できる事業者を委託先に考えております。 ◆桜井直人 委員 これは補正で出てきたわけですけれども、来年度の当初予算では駄目だったのか、その辺の理由はどういうことなんですか。 ◎東 企画政策課課長補佐 今回、補正で上げさせていただいた理由といたしましては、目的については先ほど述べさせていただいた部分でありますが、こちらを政策ですとか施策に活用していくというところでは、総合指針の改定に合わせて、そういった検討を行っていきたいというふうに考えている次第です。現在の総合指針については、コロナ禍によって改定作業を何とか精いっぱい終わらせたという状態でございまして、その後、ちょっと積み残しになった2030年のSDGs共創指針を9月に報告させていただいたという流れになっています。次は2040年に向けて進んでいきたいというふうに考えているんですけれども、総合指針の令和6年度の改定を考えていきますと、その前には2040年問題について何らかの研究を行っていくと。これは令和5年度ぐらいを考えるんですけれども、それに当たって、こういった地域の課題というのを1回バックキャスティングの視点で見てみたいということで、それを何とか令和4年の当初で行いたいと思っているんですけれども、そちらをやるに当たって、少しモデル事業として試行的にやりたいということで、今回、補正で上げさせていただいたという流れになっています。 ◆桜井直人 委員 ありがとうございました。  モデル事業としてやっていきたいということで、先に補正を組んでということなんですが、先ほどちょっと谷津委員から質問もあったんですけれども、藤沢市の考え方としては、これはいずれ13地区全てにおいてやっていきたいということなのか確認をさせてください。 ◎東 企画政策課課長補佐 先ほど申し上げましたけれども、13地区という展開ができれば理想ではあるかなと思うんですけれども、そこまでの開催ができるかどうかということも含めて課題はあるかなというふうに考えています。ですので、13地区にするのか、エリアを少し集約して、例えば都市拠点ですとか、北部、南部ですとか、そういったブロックでやるのかどうかというのを検討しているところでございます。  一方で、総合指針の改定というようなことを踏まえますと、従来どおり各地区の郷土づくり推進会議ですとかそういった方々にも丁寧に御意見を伺いながら改定作業を行っていきたいと考えていますので、そういった関わり方をしていきたいというふうに思っております。 ◆桜井直人 委員 ありがとうございました。  今お答えに出ちゃったんですけれども、地域の会議体としては郷土づくり推進会議を鈴木市長になってから進めているわけで、そうした地域の会議体というのは、今まで形を変えながら、ずっと地域に存在をしてきたという中で、多様な主体をというようなことも分かりますが、郷土づくり推進会議でこの辺の議論はできないのか。例えばそこを母体としながら、様々な方々とやっていくという考え方も一つとしていいのではないかなというふうに思っています。  何でかというと、バックキャスティングという話もありましたけれども、地域に関わる方というよりは、長く地域に住んでいらっしゃる方が中心で――今までもいろんな議論の経過が葉山市政からずっとあったじゃないですか。そういった流れを知っていただいた上でやっていくのが――特にこの村岡という選定が僕は非常に――これから様々な課題がある中でのものがあって、村岡地区のまちづくりというのが言われている中で補正が出てきて、いきなり1発目がこれというのは、今議論されているいろんな部分についての市の――あまりいい言葉が出てこないので、言わないですけれども、そうしたものに対する――言いたいことは出ているんです。言葉が悪いから出てこないだけで、そういったものに感じてしまうんです。本当に地域の20年先の未来の議論として全市域的に進めていくことでこの予算が出てきているのかと私は大いに疑問なんですけれども、そのあたりの考えについてお聞きしたいと思います。 ◎東 企画政策課課長補佐 全市展開を考えているということは申し上げたいと思っておりますが、これは当初予算でお認めいただかなければいけないので、それ以上のことはなかなか申し上げにくいかなというふうに考えております。  一方で、地域との関わりという部分につきましては、郷土づくり推進会議もそうですし、地域の福祉分野ですとかそういった形で、地域づくりに関しては、藤沢市はかなり市民自治が進んでおりますので、そういったことが行われていることは承知をしております。その中で、今回、モデルとして取り組んでいきたいのは、このバックキャスティングの考え方を今後どうやって落とし込んでいくかというところでございまして、これは市職員ではなかなかできてこなかった部分でございますので、地域づくりですとかそういったものにも生かしていけるように、こういったワークショップのプロセスですとかそういったものを含めて習得できるように努めていきたいというふうに考えております。 ◆桜井直人 委員 すごく反対しているような感じなんですが、そういうわけではなく、質問に行くのに、若干意見っぽいことを言いますけれども、鈴木市政になって、指針をつくったわけじゃないですか。フレキシブルに現状の課題を解決していくいい手法だなというふうに僕は評価しているんです。だけれども、総合計画という、ある意味、指針よりも中長期的なビジョンを表した計画を立てていて、それをやらない代わりに指針という中で、今の鈴木市政の中で欠けていたのは、長期的なビジョンをしっかり市が語らないということではないけれども、明確なものとして示してこなかった。  今のこの会議についても私は感じるんですけれども、バックキャスティングとかと言いながら、この会議の先のあるべき姿というのを市が持っていないような感じがしちゃうんです。地域にだけバックキャスティング、20年先にこういう町をつくりたい、テーマを市のほうで指定していくというのは分かるんですけれども、この会議をしたら、20年先の未来が地域の中でどうつくられていくかという明確な市の考え方というのをやっていくべきだと私は思うし、ちょうどこれが出てきたときに思ったんですけれども、今、鈴木市政の弱い部分があるとすれば、そういう部分だなというふうに思います。  意見っぽくなっちゃって申し訳ないんですけれども、谷津委員が言われた13地区は、自分が住んでいるところでバックキャスティングをやっていこうかと地域の方に相談すれば、例えば荒唐無稽な話かもしれませんけれども、住んでいる人ならではのが出てくるわけじゃないですか。多様な主体とやると言っても、多分、ぴんとこない人が多いと思います。何でかといったら、産業も衰退して、会社も出ていっちゃって、辞めていく人が多い中で、外の人を入れてもしようがないわけで、長後の町はこうしていこうとか、藤沢全体はこうしていこう、13地区はこうしていこうという、20年先の藤沢市にある未来というのが僕には今まで見えづらかったので、この会議をやる意味があるのかなと。しかも、村岡という、これから大きく、ちゃんと事業を進めていけば変わっていくところだったら、すごくイメージしやすいんだけれども、そのほかの人たち、今後、13地区に広げていくという中で、総合指針の在り方や今後の未来の藤沢をつくっていくという視点に立って、地域の人に参加してもらったり、多様な人を集めていく上で、しっかりと市の考え方を述べていくということが必要だと思うんですけれども、そのあたりをないがしろにして、こういうふうな形では進められないと僕は思っているんですが、そのあたりの考え方についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎東 企画政策課課長補佐 こちらのワークショップをどう活用していくかというところにもつながっていくかと思うんですけれども、今考えているのは、2040年問題に対する研究を行いたい。そちらについては、課題をこういった地域住民の方と共有していきたいと考えております。そういったことで2040年問題の研究を進めた上で、今後、市が中長期的にどこに向かっていけばいいかを一緒になって議論していきたいというふうに考えております。その材料にこれを使っていきたいというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 今の桜井委員とかの御質問とかぶるかもしれないんですけれども、まず最初に、村岡地区はある意味では13地区の中のたった1地区ですよね。1地区の中で3回のワークショップ、まちづくりでたった3回のワークショップに90万円が計上されているので、びっくりいたしました。1桁間違ったかと思ったんです。この90万円の根拠は何なのか。  それから、まちづくりであれば、何を生み出していきたいのかがちょっと分からないんです。計画だけつくることが目的なのか、本当にまちづくりを実現したいのであれば、ちゃんとシナリオが必要だと思うんですけれども、そこまで考えているのかどうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 まず1点目の委託の内容という部分ですが、見積りによる積算を行っていますが、その具体的な内容といたしましては、このワークショップの企画運営の委託になりますが、市が考えているテーマに合ったワークショップのプログラムを考えていただいたりですとか、先ほどのメンバーの選定とかに御助言をいただくと。3回を想定しておりますけれども、その中のファシリテーションですとか会議の運営、それから、アンケートを踏まえて、柔軟にプログラムの変更の御提案をいただいたりとか、そういうようなことです。それから、ワークショップのまとめとしては、未来の町を描いて――これはテキストですとか図として、成果物として御納品いただくことを考えていますけれども、それに加えまして、参加者同士が任意でチームをつくっていただくような形で進めるんですけれども、実際、協働して、活動の実践を目指していかれるようなことがあれば、それに対してフォローアップとかそういったものも含めて委託として想定をしております。  次に、何を目指していくかというのが見えづらいというところだと思うんですけれども、成果物のうちでは、先ほどの未来の町を描いたテキストや図を今後の施策の方向性に生かしていきたいということ、ワークショップの企画ですとか運営のプロセスをなるべく習得していきたいということ、それから、参加者同士がなるべくこういった協働活動を実践していただけると心強いなというふうに考えているところです。  最後に、シナリオの部分でございますけれども、これは市がシナリオをかっちりとつくり込まないような形で今想定しておりまして、事業者とも協議しながらということと、地域にこれから御説明に行こうと思っていますけれども、その中で、こういったものを目指していけばいいのではないかとか、そういった会話をしながら決めていきたい。市がシナリオをあらかじめ指定するようなことがなるべくないようにしていきたいというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 要するに、委託業者というのは、例えばスタジオエルさんのようなところに委託しようというお考えなんですか。 ◎東 企画政策課課長補佐 ワークショップが可能な事業者というふうに考えております。 ◆東木久代 委員 ほかの様々な自治体でこういうワークショップ型で進めていくところはたくさんあるんですが、ほとんどは市の職員さんたち、あるいは社協さんとか関係機関でずっと進めていくところを、藤沢市は90万円をかけて、そういうプロのところに委託しながらやっていこうということで、それはそれで尊重するとしたら、この90万円をどう生かすかということが大事だというふうに思います。  何だかんだいっても、まちづくりの一つは、住民の方のモチベーションというか、住民同士の団結というか、つながりというか、住民力にかかってくるところですよね。今現実に市民センターとか市社協のコミュニティソーシャルワーカーとかがまちづくりに関わっているわけです。こういう人たちが本当に共有して、共感して、やっていこうというものがなければ――やっているときは、見た感じは、テキストとかはそれはとてもいいものができると思うんですけれども、数年たったら何もなくなっているというのが多くの自治体であるわけです。そうしないためにはどうするかということが大事だと思うんですけれども、そのあたりについてはどうですか。 ◎東 企画政策課課長補佐 まず、地域に関わっていただいている皆様は、テーマに沿って選んでまいりたいと考えておりますし、その中では、こういった企画の趣旨ですとかそういったものを丁寧に御説明させていただきながら御参加いただくということを考えています。  もう1点は、先ほどの委託の内容で、実際参加をされる方が今後も活動を続けていただける場合、そういったフォローアップも委託に入っていますというお話をさせていただいたと思うんですけれども、そちらは今回の委託のポイントでもあると思いまして、モチベーションの継続ですとか活動の継続というのがなかなか難しいところは課題として把握しておりますので、そういったところにも少し解決策をいただけたらというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 先ほどシナリオはつくらないとおっしゃったんですけれども、こうやってやること自体が完全にシナリオをつくっているわけです。だとしたら、もっと現実的に――今、地域で関わっている方たち、また、地域に思いのある人たちの思いを生かしていく、理解していく、先ほど言いました住民と市民センターとか、そういう人たちとの打合せとか共有とかはどうなっているんですか。  知らないという話だったんです。そういう関係者が誰も知らないまま、ここで計上されて――これから話をするのかもしれませんが、住民の方たちやそういう人たちは、地元でいつも関わっているセンター職員とか、コミュニティソーシャルワーカーのことをすごく慕って、信頼して、一緒にやろうということにはなるんだけれども、上から話を持っていったのは、はい、はい、そうですかと一瞬は分かるし、そのときはいいけれども、なくなっちゃうんです。そこの重さをよく理解した上でやらないと、90万円がもったいないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりはどうなんでしょうか。まず庁内の連携と、今までやってきた人たちへの根回しだったりとか、理解だったりとか、そういうことも全部丁寧にやりながらやらないとうまくいかないなと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 委託の内容としましても、どういった形で関係者の方にお声かけをするとかそういったことも含めて、事業者とは協議をしていきたいというふうに考えております。その上で、地域の方には当然御参加いただくわけですから、丁寧に趣旨を御説明していきたいというふうに考えています。  それと、これまでも市民の方はいろいろ活動されていて、人間関係もあってというところは当然あると思いますので、そういったところは十分に受け止めたいというふうには考えているんですけれども、切り口としては、やはりバックキャスティングという中で、ずっと継続をしてきたものから少し違う視点で物事を見てもらなければいけないという部分もありますので、そういったところはこれまで実績があるような事業者さんを少し考えてはいるんですけれども、そういったノウハウも少し身につけながら進めていきたいというふうに考えています。  当然、地域ですから、この3回のセッションで何かがらっと変わるというようなことがあるかと言われると、やはり継続してやっていかなければいけない部分というのは大事かなというふうに思っております。 ◆東木久代 委員 最後にしたいんですけれども、ノウハウを学ぶ機会はすごくあると思います。それはいいんですけれども、先ほども言いましたように、それを生かす仕組みがないと、住民の組織づくりまでしないと、結局、課題解決も実施も何もできないわけです。そこまでやるんだという思いがあるのかどうか。でないと、企画倒れになっちゃう。それと、庁内の連携という答弁が今抜けていましたので、その2つをお答えいただきたいと思います。 ◎三ツ井 企画政策部参事 まず、生かす仕組みということですけれども、今回、新しい視点で取組をやってみたいという強い思いがあります。ということで、既存のやり方ではなく、新しいノウハウを得ながら、この取組をやっていった上で、私たち職員の中にもこのノウハウを蓄積していくということと、そこで得た成果物を地域の方々に還元していくということも丁寧に行っていく必要があると思いますし、この取組について、もう一回きちんと評価検証もしていかなければならない部分もあるかなと思っています。そうした上で、さらにブラッシュアップして、全市での展開をしていくのかどうかということになろうかと思います。  庁内での連携ということになりますけれども、お認めいただけたということであれば、このことについては、庁内の関連する部局としっかり情報共有をしながら進めてまいりたいと思っておりますし、市民自治や福祉など、今まで地域づくりに関わってきた部局、あるいは、都市整備も含めて、これからハードでのまちづくりをしようとしている部局とも必要に応じて連携して進めたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆有賀正義 委員 ちょっと議論が難しくなってきちゃったのではないかと思うんですけれども、私が感じるのは、新しいワークショップの手法をいわばパッケージ買いというような形と言えるんだったら、言っちゃったほうが説明しやすいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 ある程度、いろいろな事例を見ている中で、パッケージというような形でできる事業者がございましたので、そちらから見積りの積算を取っているという状況でございます。 ◆有賀正義 委員 ですから、その中身をいろいろ説明しようとすると難しくなって、新しい手法をパッケージで取り入れて、そこからいろんな知見を職員さんも含めて得るというようなプロセスだと私は理解しました。  私はパッケージ買いを全然否定していなくて、過去にも住民合意形成システムとして視察で勉強してきた、ある地方のコンサルがやっている円卓会議のやり方はどうだというふうに提案して、それを模したやり方を市民センターでやったこともあります。たまたまそれが1パッケージ1回30万円だったので、今回の3回の補正予算の額と合っている部分もあるので、発想はあったんですけれども、例えば横浜でディシディムの導入の実証実験をやったり、パッケージ買い――言っていいか悪いかはあれなんですけれども、新しい手法をトータルで取り入れるということであれば、それなりに名前がついているような形があってもいいのかなと思うんですけれども、そういう新しい手法のネーミングはあるんでしょうか。横浜ではディシディムという、新しい住民参加型の合意形成プラットフォームということで、結構受け入れられているのではないかなと思うんです。藤沢では、そういうようなネーミングとかはないんでしょうか。今、いろいろと質問に対して御説明いただいたんですけれども、それがあったほうが入り方が整理されるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 ネーミングという形では、もちろんまだかっちりと決めてはいないんですけれども、共創というものは1つテーマにしていきたいというふうに考えておりますので、もしワークショップですとか、会議というか、セッションについてネーミングをつけるとすれば、共創ですとか、将来ですとか、未来ですとか、そういったキーワードは入ってこようかなというふうに考えております。 ◆有賀正義 委員 質問の中で、共創のやり方として、バックキャスティングというキーワードが出てきたと思うんですけれども、湘南大庭地区でも湘南大庭の未来を考える会議というのが立ち上がって、それもやっぱりバックキャスティングの考え方を取り入れて始めたのではないかと思うんです。これは質問というのは難しいところなんですけれども、今、共創、バックキャスティングというワードがありましたけれども、もう少し具体的に、皆さんに伝わるようなキーワードはないのかなと思うんですが、そこはいかがでしょうか。 ◎東 企画政策課課長補佐 皆さんにどうやって伝えていくかということだと思うんですけれども、これからどうやってつくっていこうかというところがございますので、そういったものもモデル地区でやりながら、見いだしていけたらというふうに考えております。  確かにいろんな会議が各地域で行われておりますので、我々としてはバックキャスティングというのをもう少し取り入れていきたいというふうに考えておりますけれども、そういった会議体との比較も踏まえながら、こういった形で全市展開をしていくのかどうかを検討していきたいというふうに考えております。 ○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 次に、第4款民生費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆谷津英美 委員 では、14ページの一時入所事業費のところで1点質問をお願いします。「大幅に増加したため」とあるんですけれども、内容としてはどんな形か教えていただけますか。 ◎大庭 高齢者支援課課長補佐 大幅に増加した要因なんですけれども、利用する方という形では、養護老人ホームの体験のために入所する方――実は高齢者虐待とか、家の中がごみ屋敷になってしまって、家で生活できなくなったやむを得ない状況、ただし、施設に入所するというまでには至らない方が一時的にこちらの養護老人ホームを使いながらお過ごししているということが主な要因になっています。 ◆谷津英美 委員 原則7日以内というのがあるかと思うんですけれども、そうではない方がいると思ってよろしいんでしょうか。何名とか人数もあれば教えていただいていいですか。 ◎大庭 高齢者支援課課長補佐 長期化している方が約3名いらっしゃいまして、それ以外は体験入所という形で、短い間隔で11名ぐらいの利用者がございます。 ◆谷津英美 委員 内容的に言いますと、これはケアラーの問題かなというところもあるように私には見えるんです。「介護者の疾病や高齢者虐待」ということは、ケアする方があれで、そこには住めないというような内容だと思うんです。そこのセーフティーネットとしてはとても大事なところだと思っていますが、大事なだけに、その対策というのは――一時入所事業費の原則から外れた人たちが隠れてしまうような感じがするんです。大事な問題が隠れてしまうというのがちょっと懸念されるんですが、今後、きちんと対策を続けていかれるようにしていただきたいと思うんですが、そのあたりは何か連携して対策はできるのか、お考えがあれば教えてください。 ◎大庭 高齢者支援課課長補佐 ケアラーの問題というお話があったんですけれども、実際には一人暮らしで自立度が下がってきている方が養護老人ホームの対象になっています。介護保険を使える方の場合は、介護保険でショートステイとかそういう制度がございますので、そういう形で使えるかなと思うんですが、どちらかというと経済的に困窮していたり、年金が少ない方、あと、お一人暮らしの中で自立度が大分下がってきた場合に養護老人ホームを利用するんですけれども、そういった微妙な状態の方が一時入所でしのぎながら、本入所に向けていったりとか、本当は一人暮らしをしたいんだけれども、現実、検討認識がなかなか難しい方に対して、一緒に寄り添いながら、お話ししながら、本入所に向けていくという方が実際には多いかなと思います。
    ◆西智 委員 今の谷津委員と同じ一時入所事業費で、今、ケアラーというお話があったんですが、説明にもあるとおり、「高齢者虐待等の社会的理由」ということで、つまり、高齢者虐待防止法に基づく事業なのかと思うんですが、違ったら言っていただければと思います。そうすると、高齢者の養護者に対する支援というのもこの法律は対象としていると思うんですが、養護者に対する支援というのも何か行っているのかお聞かせください。 ◎大庭 高齢者支援課課長補佐 一時入所事業費のほうは高齢者虐待防止法に基づくものではないんですけれども、高齢者虐待に関しては、委員御指摘のように、養護者支援だったり、施設の介護者に対する支援。刑罰的なものは市のほうでできないんですけれども、養護者が誤った知識による介護をしているところに市のほうが介入しながら、どうやって適正な介護に向けていくかというところがすごくポイントになります。ですので、法律的には違うんですけれども、逆に高齢者虐待防止法の視点で違う対策事業費がございますので、そちらのほうで対応させていただいています。 ◆西智 委員 そこは違うほうでということなんですが、ここでは高齢者虐待等で長期化している方がいらっしゃるということなんですが、ここも予算が倍ぐらい増えていて、そもそも高齢者虐待の対策をここの費用でやるべきものなんでしょうか。 ◎大庭 高齢者支援課課長補佐 高齢者虐待防止法に基づくところでは、例えばやむを得ない措置という形で、施設に入所の措置という形を取る場合もあります。一時入所というのは、一時的に離れたことによってまた戻すことが可能な場合ももちろんございますし、そういう方も今年度いらっしゃいます。永遠に離れなければいけなくなってしまう方もいます。その場合には本入所になりますので、一時入所から今度はちゃんと入所の措置を取っていくという形になります。例えば御家族との関係が難しい場合には、その間に後見人をつけて、後見人の方に委ねながらやっていくということもありますので、様々な手法に基づいて適正な介護に結びつけたり、適正な場所でお過ごしいただけるような対策を講じているという形になります。 ◆西智 委員 分かりました。  次に、小児医療助成費についてお伺いをいたします。こちらは昨年度の補正予算では減額をされていたと思うんですが、逆に今年度は増額補正ということで、この理由についてお聞かせください。 ◎寒河江 子育て給付課課長補佐 昨年度、減額した理由といたしましては、コロナの影響がございまして、当初見込んだほどの医療費の伸びがなかったということで、2億円ほど減額をしております。今年度、令和3年度の予算につきましては、令和2年度の実績、コロナの状況が継続するのではないかという試算を基に組んでおりますが、見込みよりコロナの影響の回復のほうが早かったということで、予算が足りなく、今回、補正予算を上程させていただいております。 ◆西智 委員 これは以前も言わせていただいたんですが、昨年度はコロナで受診控えがあったということで、ただ、ある小児科の先生に聞くと――控えていたが、本当に大変なときはもちろん受診するし、コロナ控えとして受診が減ったというのは、そもそも受診する必要がないものについて減った感覚があるという小児科の先生もいらっしゃって、つまり、ここで今年度増えているところは本当に必要なのかなと思うところです。  以前、公園で他人の子が遊んでいて、転んで、擦りむいて、病院に行ったんですけれども、それはばんそうこうを貼っておけば治るでしょうというぐらいのことでも、ばんそうこうを数百円で買うなら、無料で診てくれる小児科に行っちゃえみたいな感覚もあって、医療は無料ではないんだというところを――償還払いにするのが一番感覚としては分かるのかもしれないですけれども、それはなかなか難しいというところも理解するんですけれども、病院に行って、お会計はありませんというのではなくて、一応、プロフェッショナルの診療を受けているわけで、料金はこれぐらいかかるんです、ただ、小児医療の助成があるので無料ですとか、何かそういったお知らせもできないのかなと思うんですが、どのようにお考えでしょうか。 ◎寒河江 子育て給付課課長補佐 医療の受診につきましては、小児医療証を発行させていただく際に適切な受診とかかりつけを持つようにということで、受診の方法についてはこちらからも御案内をさせていただいているところです。  医療に関しまして、直接、小児医療のほうで医療費通知というのは行っておりませんが、加入されている健康保険のほうから医療費通知という形で、保険証を使われた受診に関しては、実際、幾ら保険の負担――自己負担のところに書いてあるものが医療費助成をさせていただいている金額となっておりますので、それを見ていただいて、実際、医療費がどのぐらいかかるかというのは受診されている方に御理解はいただいていると理解しております。 ◆土屋俊則 委員 それでは、いきいきシニアセンター施設整備費についてです。空調設備の故障はいつ発覚をして、どのように対応したのでしょうか。また、利用者への影響があったと思いますが、実態はどうだったんでしょうか。 ◎井上 高齢者支援課課長補佐 老人福祉センターこぶし荘に設置してございます冷温水発生機は2台ございます。そのうちの1台が今年の7月上旬に故障してしまったため、稼働しているもう1台と扇風機で対応しておりました。利用者への影響についてでございますが、コロナ禍の影響もございまして、施設を利用するのに予約制となっていることと、コロナ禍前の令和元年度の7月の1日平均利用者が420人だったのに対しまして、今年度、令和3年度の7月は140人と約3割程度の利用だったことや、あらかじめ施設の入り口に空調が故障しておりますと大きく貼り紙をしていたため、大きな影響はございませんでした。 ◆土屋俊則 委員 この工事は8,500万円の補正額でありまして、大変大きいような気がするんですけれども、それほど大きな工事になるのかということと、工事中、利用者に対して影響はあるのでしょうか。 ◎井上 高齢者支援課課長補佐 今回の冷温水発生機更新工事につきましては、公共建築課と協議をしながら準備を進めてまいりました。予算規模に関しましては、ほかの施設での更新時の予定の見込み額と比較しましても、特段、高額なものではなく、妥当なものと捉えております。  工事の方法でございますが、冷温水発生機は装置が屋外にございまして、施設を閉館せずに実施することができますけれども、利用者の方に大きな影響がないよう、注意して進めてまいりたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 あと、スケジュールを見ると、2月頃から6月頃にかけて工事をする予定というような形になっていますけれども、この冬の暖房はどうしていくのでしょうか。また、5月、6月には暑い日も増えてきますから、これらの対応についてもお聞かせをください。 ◎井上 高齢者支援課課長補佐 施工中の冷暖房の対応についてでございますが、機器の交換を2台あるうち1台ごとに行いまして、1台は稼働することによって、利用者の方にできるだけ負担にならないような形で施工をすることとしております。なお、施工中に能力が不足する場合は、冬ですとストーブを設置しておりまして、5月、6月は暑い日もございますので、そういった場合は、今年の夏と同様に扇風機で対応する予定でございます。 ◆土屋俊則 委員 では続いて、市立保育所整備費についてです。今回の補正は鵠沼保育園の再整備について債務負担行為を行うというものです。鵠沼保育園の再整備に当たって、設計・施工一括リース方式によって行うということでありますが、この方式について改めてお聞かせをください。 ◎田渕 子育て企画課課長補佐 設計・施工一括リース方式につきましては、PPP、いわゆる官民連携による手法の一つでございまして、民間事業者が設計、施工し、建物を所有したまま維持管理を行っていくものでございます。資金調達については民間事業者が行いまして、市では、そのリース期間にわたってリース料を分割してお支払いさせていただきまして、期間終了後の建物については市に無償譲渡されることとなります。 ◆土屋俊則 委員 たしか以前もこの方式で再整備を行うというような方向があったように記憶していますが、過去の事例についてお聞かせください。 ◎田渕 子育て企画課課長補佐 この方式により再整備を行った事例といたしましては、2019年(令和元年)9月に供用開始いたしました辻堂保育園の再整備がございます。 ◆土屋俊則 委員 リース期間は10年間ということのようであります。リース料はどのくらいを見込んでいるのかということと、辻堂保育園についてはどのくらいであったのでしょうか。 ◎田渕 子育て企画課課長補佐 リース料につきましては、本補正予算におきまして債務負担行為を設定させていただいております。9億9,000万円を限度額といたしまして、それを超えない範囲内での金額となる見込みでございます。  ちなみに、辻堂保育園につきましては8億2,620万円でございます。 ◆土屋俊則 委員 市立の鵠沼保育園は設計・施工一括リース方式で再整備をするわけです。これがいいのかどうなのかという妥当性はありますけれども、過去にも辻堂保育園がこの方式で再整備をしました。その一方で、柄沢保育園については閉園になるわけです。申し込んでも入れない待機児は457人いるわけで、この解消を目的にするのであれば、今後についても市立保育園は閉園するべきではないし、こうした方式も含めて再整備を進めていけばいいのではないかなと思うんですが、その辺についてお聞かせをください。 ◎田渕 子育て企画課課長補佐 457人の入所保留児童でございますけれども、当然、生じないことが望ましいものではございますけれども、その中には、本市の子ども・子育て支援事業計画に保育の受皿として位置づけられております藤沢型認定保育施設ですとか、幼稚園の預かり保育を利用していただいている方が含まれております。また、育休制度との関係で、必ずしもすぐの入所を希望されない方ですとか、特定の保育所等の利用を希望している方なども含まれております。こうしたことから、現制度の上におきましては、入所保留児童については一定数生じるものであるというふうに認識しておりますが、今後は待機児童ゼロを継続するための取組を引き続き続けていきたいというふうに考えております。  公立保育所につきましては、行革2024実行プランにも位置づけておりますけれども、必要な保育施設については維持をしながら、その他保育所につきましては、地区内での受皿確保が整うことを確認した上で、閉園に向けて進めていく考えでございます。 ○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 次に、第5款衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆桜井直人 委員 「藤沢コロナ受診相談センター」派遣業務委託料等というふうに記載がございます。今もオミクロン株が流行の兆しなのかといって、私も個人的に大変不安を覚えているところでございますが、現状でもかなり少なくなったとはいえ、全国的にまだ感染者がいらっしゃる状況で、現状の藤沢コロナ受診相談センターの体制についてどのようなものなのか、また、問合せの状況について分かれば教えていただきたいんですが。 ◎守屋 保健予防課課長補佐 現在の藤沢コロナ受診相談センターのシフトにつきましては、午前9時から夕方の5時、夕方の5時から夜の9時までの2交代制で、それぞれ2人ずつ配置されておりまして、1日は4人勤務で、土日祝含めて365日の対応をしております。  それから、相談件数につきましては、ピークの8月の第5波の頃は200件を超える日もありましたけれども、現在はおよそ20件から30件ぐらいの問合せになっております。 ◆桜井直人 委員 ありがとうございました。  この前の災害対策等特別委員会でも検証の御報告をいただいたと思うんですけれども、今回、この補正が出てくるに当たり、いま一度、確認の意味で聞きたいんですけれども、第6波は第5波を超えるものになるのか。先ほどお話がありました1日当たり200件と同等のものを想定しながら、今後、例えばこの前出てきたワクチン接種やこうした相談体制の充実ということでやっていくのかどうかお聞きをしたいというふうに思います。 ◎加藤 地域保健課主幹 藤沢コロナ受診相談センターにつきましては、第5波の際には1日200件を超えるような問合せがあったんですけれども、これまでで一番多かった第3波、今年の1月のときであっても、1日120件程度で相談が済んでいたところでございます。今回、国のほうが第5波を踏まえて第6波にどう備えるかというところは、少なくとも今年の夏の最大の感染者が出たときに応じられるような体制を整えるという基本的な考えの下で我々のほうも対応していまして、今回、第5波の際にそれまでを超えるような相談件数があったということと、今後、季節性インフルエンザがはやるということで問合せが多くなるので、回線のほうを増やす必要があるということで、今回、補正を上げさせていただいているところでございます。 ◆桜井直人 委員 回線の数はどのぐらい増やすのか。増員というのは、2名、2名の体制ということなんですが、この補正が通った後、どのようになるのかお聞かせください。 ◎守屋 保健予防課課長補佐 現在、受診相談センターは2回線で市民からの相談を受けておりますけれども、今回、3回線に増やす予定となっております。  もう一つ、シフトの件ですけれども、先ほど申しました2交代制の2人ずつのものが、3人ずつの2交代制になります。 ◆桜井直人 委員 備えは大事だということを前提にお話ししたいのですが、これから来るか分からないんですが、通常200件で――災害対策等特別委員会の資料でも示されていたステージごとに対して応援配備ということで、かなり準備のほうをされているのは分かるんですけれども、今後、インフルエンザに対しての相談が増えていくだろうという想定の中においても、2人シフトが3人になり、回線がということなので、1回線を1人が持つような体制で、相談件数が今現状20件から30件という中で――通常考えると、備えという意味では、本当にごめんなさい、重々理解はしているんですけれども、例えばこれで物すごく来たときよりも丁寧な対応がされるべきだろうと思っているんですけれども、言葉を簡単に言っちゃうと、この時期に備えて、人員がちょっと余ってしまうような懸念もなくはないのかなと。その分を差し引いても、準備のための増員、回線増は理解するんですが、ぜひ対応というか、徹底して、なかなかできないような――市民の方はまたこれから新しい株が流行するのではないかと不安の中で、よりきめ細やかな体制で丁寧な対応ができるという認識でよろしいのか、最後にお聞きします。 ◎加藤 地域保健課主幹 委員御指摘のとおり、新しい変異株等の形で、まだ分からないことが多いということで、市民の方はいろいろ御不安だということと、今後、季節性インフルエンザ等の風邪を引きやすい時期になりますと、症状が出られた方の問合せが多くなるということでございます。我々のほうは、基本的には、相談に入る者に対して、市民の方のお話を受け止めさせていただいた中で――我々の受診相談センターの役割としては、適切に受診できるようなところにおつなぎするということがまず第一でございますので、そこをしっかりやりつつ、それ以外のコロナ全般の分からない、不安なところにつきましても、保健所の専門職等と連携した中で、分からないところは折り返しのお電話等もさせていただいているところもございますので、引き続き市民からの幅広いお問合せに対して丁寧に対応してまいりたいと考えております。 ○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前10時37分 休憩                 午前10時45分 再開       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 再開いたします。  次に、第9款土木費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆栗原貴司 委員 よろしくお願いいたします。  まず、私から、23ページ、市道新設改良費についてお伺いをさせていただきたいんですけれども、こちらは説明の文言のほうにも「入札不調のため年度内の完了が困難」と明記されているんですが、どういうふうな理由で入札不調に陥ったのか、もし分かれば教えていただきたいんですけれども。 ◎齋藤 道路整備課課長補佐 こちらの入札不調に関することなんですけれども、基本的には入札ということになりますので、明確な理由は把握しておりませんが、想定できる理由というのがございまして、施工箇所が辻堂駅の近くであるため、バス通りであるとか、歩行者が多いとか、そういった現場条件がまずございます。そういったことを考慮して設計はしているんですけれども、工種が多岐にわたるでありますとか、工事が年度末にかかるような工期であるとか、またはコロナウイルスの影響で人員の確保が難しい部分があったのかなと。そういったところが想定できるというところで、入札不調になったのではないかというふうに考えております。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。  今の御答弁は、いろいろな要因が考えられるのかなというお話だと思うんですけれども、先日の本会議でも質問させていただいた労務費の単価というところもあると思います。そういうふうなもろもろのことで、今の道路とか土木とか全ての公共工事の入札において、無駄な工事を発注するという時代ではないと思っていて、必要であるから工事を発注する、補修をする、改修をする、新道、新しいものを建てるという感じになると思うんです。そういうのが不調になって長引いてしまうと、ふだんの住民サービスの観点もそうなんですけれども、震災のときに対しても、耐震化であったりとかそういうふうなことに関しても、問題があるから発注をしているわけであって、それが遅れてしまうということは、さらに住民サービスの向上が低くなってしまうというか、市民の方が不便になってしまう。  何か問題があるから公共工事をやっているという感じになるんでしょうけれども、今の御答弁だと、その辺のことがあまり加味されていなくて、業者さんに関しても、藤沢の公共工事はやりたいなと思わないような感じになってしまって、どうしても県のほうに流れてしまったりとか、そういうふうな感覚というのもちょっと私はお聞きしたりするんですが、その辺の包括的なことに関して、今回は道路さんにお聞きしたいんですけれども、今後の公共工事の発注方法といいますか、当然、平準化の話にもなってくるんですけれども、その辺についてどのように考えているのかお聞かせください。 ◎齋藤 道路整備課課長補佐 まずは今回の工事の429号線に関して御答弁させていただきたいと思うんですけれども、限られた予算の中で必要な工事ということで、429号線整備を考えております。こちらにつきましては、辻堂地区の渋滞緩和のために必要な工事と考えておりまして、入札の不調を受けまして、再入札で直ちに発注するということで手続を考えておるところなんですけれども、不調だった原因等も鑑みて、年度末にかかる時期でありますとかそういったところ――先ほど委員がおっしゃったとおり、平準化ということも念頭に置きながら、工事の時期を繁忙期であります年度末をかわすということも含めまして、今回、繰越明許予算ということで設定させていただきまして、来年度の春、夏にかけて工事のほうを進めていくということで対応していきたいと考えております。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。  こちらの市道新設改良費に関しては、今のお答えでいいのかなと思うんですけれども、今回、債務負担行為の設定というのがほかでもいろいろ出ていると思います。今の御答弁にありました公共工事の発注の平準化という意味があって、こういうことを増やしていただいているのかなとは思っているんですが、ただ、先ほど申し上げましたが、1個前の御答弁で年度末に工事がかかるというところにおいても、これは市だけの話ではなくて、当然、国とか県がかかってくるお金の問題があって、市単独で平準化をどんどん進めるというのは難しいのかもしれないんですが、進められるものはもっとあるのかなという感覚で私は思っています。債務負担行為の設定がまだまだ足りていないのかな、そして、こういうことに関しての平準化、発注の方法というのも関係各課と調整をしなければいけないのかなと思っているんですが、その辺についてはどのように考えているのかお聞かせください。 ◎古澤 道路河川部長 平準化に対する取組の御指摘だと思います。  その前に、年度内の平準化という視点もすごく重要なんですが、もっと長いスパンで、30年、50年とか、この先、どういうふうに道路インフラを管理していくのかというのを建設産業の方々にもお示しするようなことに私どもは取り組んでいまして、ストックマネジメント計画を策定した上で、個別の道路ストックごとの長いスパンの投資計画をお示しした中で、藤沢市のインフラの管理に関しては、こういうことをやっていくんだというのを建設産業の方々が御確認できるようにしている状況でございます。  御指摘の年度の平準化につきましては、道路河川部に関しましては、財政課とも協議させていただいて、かなり債務負担行為を設定している関係で、ある程度の平準化はできてきていると思うんですが、今御指摘のように、道路整備課のほうで不調も出てきているのがありますので、より財政の制度を柔軟に運用していただけるように、今後、財政課とも協議していきたいと思っています。まずは長いスパンでの投資がどういうふうに行われていくのか、年度を財政の仕組みを含めてもう少し柔軟にして、より平準化していく取組をさらに進めていきたいと思っています。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。ありがとうございます。  では、次の質問をさせていただきます。藤沢駅周辺地区再整備事業費についてなんですけれども、こちらも説明資料に書いてありますが、「内装材を撤去し状況確認を行ったところ、躯体のひび割れ」――これは多分クラックのお話だと思うんですが、まず、竣工からどれくらいたっているのかお聞かせください。 ◎関 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 竣工からの経過ということになろうかと思いますが、今の地下通路につきましては、段階的に整備がされてきております。その中で、南北の地下通路については昭和40年、東西のほうにつきましては昭和52年という形で、おおよそ竣工から40年以上が経過している状況でございます。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。  化粧パネルという言い方であれなんですけれども、中が見えなくなった躯体は、お水の問題というのが当然出てくるのかなと。これは地下水にしても雨水にしてもというところなんですけれども、開けたときに水の問題というのが出てきているのかどうかお聞かせください。 ◎関 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 ただいまの漏水というところでございますけれども、今回、ひび割れが確認されたということで、ひび割れ自体は年数に応じたひび割れかと考えておりますが、漏水につきましては、どうしても段階的に整備されてきているという経過がございますので、接合部とかそういったところが構造的に弱い部分がありますので、そういったところの漏水というのは確認されてございます。躯体本体としましては、漏水箇所が僅かということもありまして、今回の東西方向の整備の漏水対応については行っていきたいと考えております。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。  ただ、今の御答弁と説明資料の整合性が取れないかなと思っています。経年劣化でという御答弁があったと思うんですが、説明資料だと「想定よりも劣化が著しく」と書いてあるんです。ということは、想定以上の劣化をしているのではないのかというふうにこの文書だと読み取れるんですけれども、その辺についてはどのように考えているのかお聞かせください。 ◎関 藤沢駅周辺地区整備担当主幹補佐 ひび割れの想定というところでございますけれども、当初、設計段階においては、今の地下通路がほとんど内装パネルに覆われているというところもございまして、実際に露出している部分とかそういうところからひび割れの量とか補修量を類推しまして、設計に反映したところでございます。結果として、開けてみて、想定以上だったというところもあるんですが、確認できたところが限定的だったというところもあって、こういうような数量の増加が生じたと考えております。 ◆栗原貴司 委員 分かりました。  東西通路に関しては分かったんですけれども、そうすると、南北の通路、今の工事施工範囲外の話になると思うんですけれども、そういうところで想定以上の劣化が起こって、パネルの剥離であったりとか、躯体の剥離であったりとかというのが想定されてしまうのかなと思うんですが、そういうところの点検作業や安全確認は行うのか、行わないのか、お聞かせください。 ◎小島 道路維持課主幹 南北の地下通路についてでございますが、基本的に、道路施設、トンネル、橋梁等につきましても、景観に配慮して、デザイン的に表面をカバーするのがかなり多くありまして、そういうところの点検につきましては、点検口からの目視の点検をさせていただいております。カバーは1度取り外しますと復旧が困難であることから、点検口からの確認の結果、著しく傷んでいると判明した場合とか、今回の藤沢駅地下通路のリニューアルの際にカバーを外しての点検という形になっております。南北地下道につきましても、平成27年に点検を行いまして、おおむね健全な状態であるということを把握しております。 ◆土屋俊則 委員 ではまず、道路改修舗装費についてです。舗装打換工事について債務負担行為の設定をするというもので、今回、12路線を予定しています。説明資料では2路線が掲載をされておりますが、ほかの路線はどこになるんでしょうか。 ◎高橋 道路維持課主幹 説明資料に2路線掲載させていただいておりますけれども、そのほかに、村岡86号線、村岡59号線、鵠沼222号線、六会701号線、長後309号線、高根浜見山線、上鰯辻堂出口線、用田獺郷線の8路線となります。また、路線を特定しない概算設計方式という契約方式による舗装打換工事を市内北部地区と南部地区でそれぞれ1件ずつ予定しておりまして、合計で12件の舗装打換工事を予定してございます。 ◆土屋俊則 委員 では、そのうちの村岡86号線についてです。たしか昨年12月の補正予算でかかったのかなと思うんですが、藤沢団地前交差点から藤ヶ岡中学までの延長約200メートルを2か年で打ち換えるという計画だったように記憶していますが、今回、どの区間の舗装の打ち換えになるんでしょうか。 ◎高橋 道路維持課主幹 今回の工事区間についてですけれども、令和3年度に実施いたしました残りの区間である藤沢団地前交差点から藤ヶ岡中学校までの間にあります藤が岡13号バス停付近までの延長約100メートルを予定しております。 ◆土屋俊則 委員 全体の工事期間は説明資料の中で「令和4年3月~令和4年7月」というふうに記載されていますが、具体的にはこの工事についてはいつから予定をしているのでしょうか。 ◎高橋 道路維持課主幹 本工事につきましては、令和3年3月に工事契約を締結いたしまして、4月から工事着手し、6月末までの工事を予定してございます。 ◆土屋俊則 委員 近隣は住宅地でもありますし、そういう点では、工事についての周知徹底が必要です。また、住民生活に支障がないように配慮も必要です。また、近隣に中学校がありますから、そういう点では、学校や生徒に影響を及ぼさないようにしていただきたいと思いますが、そのことについてお聞かせください。 ◎高橋 道路維持課主幹 本工事については、施工業者が決定次第、近隣町内会には工事のお知らせを回覧するとともに、沿線の皆様には個別にお知らせビラを配布する予定でございます。  なお、住民生活になるべく支障がないように工事を行う予定ではございますけれども、近隣の皆様から御要望などがあった場合には丁寧に対応してまいります。  また、中学校への影響ですけれども、この工事は車道の舗装打換工事でございまして、歩道につきましては打ち換えを行わないため、生徒さんへの影響は最小限であると考えておりますけれども、工事に際しましては、学校に事前に説明するとともに、安全面や騒音などの環境面に十分配慮し、御迷惑をかけないように施工してまいります。 ◆土屋俊則 委員 藤が岡地区は舗装が悪い箇所がほかにもまだあります。そういう点では、今後の計画的な修理、修繕を進めていく必要があると思いますが、この点はどのように進めていくんでしょうか。 ◎高橋 道路維持課主幹 委員御指摘のとおり、藤が岡地区では、バス通りを中心に部分的に舗装が悪いところがあることは承知してございます。舗装の打ち換えにつきましては、令和2年3月に策定いたしました藤沢市道路舗装修繕計画(第2期)に基づいて実施しているものでございますけれども、部分的な舗装の修繕につきましては、修繕費などを使いまして対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ◆土屋俊則 委員 では続いて、長後309号線についてです。この路線は数年前に新設をされた綾瀬の上土棚団地から長後駅西口までのバス路線として使われているものです。バスが往来するようになってから、道路の傷み方がひどく、路線住民からは、振動が本当に激しい、家が揺れるから直してほしいという要望も寄せられています。工事の内容についてお聞かせ願いたいのですが、舗装の打ち方は、表面だけでなく、バスが往来しても大丈夫なように路盤まで工事をするのかどうか、そのことについてもお聞かせください。 ◎高橋 道路維持課主幹 舗装打換工事を行う場合には、その都度、舗装の状態をFWD調査というもので調査いたしまして、その結果に基づきまして、舗装の厚さを決定してございます。今回の工事につきましては、アスファルトとその下の路盤を合計約15センチの厚さで掘削いたしまして、新たにアスファルト舗装5センチと、安定処理という路盤を10センチ、合計15センチで打ち換える予定でございます。  なお、今回打ち換える舗装構成の下部には既存の砕石路盤が十分あることが確認できておりますので、今回の打ち換え工事により、バスの走行には十分耐えられる構造になるものと考えてございます。 ◆土屋俊則 委員 工事の範囲ですが、信号がある交差点からどこまでそのようになるんでしょうか。 ◎高橋 道路維持課主幹 長後309号線につきましては、長後駅西口から長後市民センターの前を通って六会橋方面に行く旧県道があるんですけれども、そこの途中に県営富士見台ハイツという住宅があります。その手前の信号交差点を起点といたしまして、引地川に架かる熊野橋という橋があるんですけれども、その付近までの延長約400メートルの路線でございます。この400メートルの路線のうち、交差点から約150メートルを施工する予定でございます。 ◆土屋俊則 委員 あと、工事はいつから予定をしているのかということと併せて、住民への周知についてもお聞かせください。 ◎高橋 道路維持課主幹 本工事も先ほどの村岡86号線と同様に、3月に工事契約、6月までの工事完了を予定してございます。  周知ですけれども、この工事につきましても、施工業者が決定次第、近隣町内会には工事のお知らせの回覧、沿線の皆様には個別にお知らせビラを配布する予定でございます。 ◆土屋俊則 委員 では続いて、自転車駐車場整備費についてです。こちらは(仮称)藤沢本町駅自転車駐車場に係るシステム機器賃借料と管理棟賃借料についての債務負担行為の設定ということであります。説明の中にも書いてあるように、令和4年10月の供用開始に向けて準備を進めているという中で、そうしたことの一環なのかなと思うんですが、この駐車場の整備については全面的に有料として計画をしていくということであります。常々言っていますけれども、無料の自転車駐車場は本当に便利で使っているという市民の方も多くいるわけで、そういう点では、有料にして整備をしていくということでありますけれども、無料の部分もやっぱり残していくべきだなと思いますが、そのことについてお聞かせをください。 ◎鈴木 道路河川総務課課長補佐 本市としましては、ふじさわサイクルプランの基本方針に基づいて、防犯性、利便性の向上、また、公の施設につきましては、建設維持管理費のコストもかかっております。自転車駐車場を利用する方と利用しない方との受益者負担の公平性の観点からも有料化を進めております。今後とも、市民の皆様が安全・安心に利用できる施設の整備を図ってまいりたいと考えております。
    ◆土屋俊則 委員 では続いて、河川水路修繕費についてです。用田1号水路現況測量費の2,568万5,000円の債務負担行為の設定です。この水路は特別養護老人ホーム白鷺苑の東側で、水路が合流するところでもあることから、浸水被害が度々起きています。これまでの被害状況と対策はどうであったのかお聞かせを願いたいのと、民家も被害に遭っているのかどうかについてもお聞かせをください。 ◎朽木 河川水路課課長補佐 用田1号水路は、これまでの記録では、平成26年度、28年度、30年度に床上浸水の被害が発生していることから、平成28年度には周辺住民に水路の溢水状況をお知らせする警報装置の設置、平成30年度には県道丸子中山茅ヶ崎線を横断している水路の流量を増加させる改修工事を行ってきました。今年度は浸水被害が顕著な特別養護老人ホーム付近に止水壁の設置工事を行いましたが、その後も床上浸水の被害が発生している状況です。  なお、水路沿いにある民家からは建物の浸水被害についての報告は受けておりませんが、道路冠水の状況から、敷地内への浸水は発生していると考えられます。 ◆土屋俊則 委員 それでは、周辺の声をどのように把握しているのかお聞かせください。 ◎朽木 河川水路課課長補佐 大雨の際は、この周辺を水防の現地配置としておりまして、現地で特別養護老人ホームの職員の方や周辺住民の方から直接浸水時の状況を伺ったり、写真等の情報提供を受けながら、情報の把握に努めております。 ◆土屋俊則 委員 藤沢市での河川などの整備目標は1時間当たり50ミリ対応だと思いますが、この水路はどのような状況なのでしょうか。 ◎朽木 河川水路課課長補佐 水路については、河川のような整備目標の設定はありませんが、用田1号水路はこれまでの状況から、おおむね1時間当たり30ミリ以上の降雨があった場合には溢水していると思われます。 ◆土屋俊則 委員 測量委託の内容と、その後のスケジュールはどのように考えているのかお聞かせをください。 ◎森井 河川水路課長 測量委託の内容でございますが、流出解析を行うための現況測量となります。スケジュールといたしましては、令和4年度に用田1号水路流域での流出解析についての委託を行う予定で、令和5年度以降に順次予備設計、詳細設計を行い、その結果に基づきまして、流域全体としての改修工事を進めていきたいと考えております。 ◆土屋俊則 委員 では、遠藤葛原線新設事業費についてです。今回は遠藤葛原線水路用地測量委託の債務負担行為ということになります。この道路は新産業の森、健康と文化の森を結ぶ道路ということで、全体計画を確認のために、全体で何キロなのか、総事業費はどのくらいなのか、地権者は何人ぐらいなのか、また、どの部分を優先的に進めようとしているのか、スケジュールなども含めて全体をお聞かせください。 ◎木村 西北部総合整備事務所所長補佐 遠藤葛原線の延長でございますが、新産業の森から健康と文化の森まで全体で約3キロメートルとなっており、これを葛原工区と遠藤工区に分け、さらに、葛原工区は県道藤沢座間厚木線から市道葛原綾瀬線までを第1工区、県道横浜伊勢原線までを第2工区としております。総事業費といたしましては、整備費用として総額約60億円を見込んでおります。また、地権者の数でございますが、葛原第1工区の本線につきましては、全ての用地を取得済みとなっておりまして、残りの第2工区の地権者数といたしましては、おおむね20数名となってございます。なお、遠藤工区につきましては、道路線形が確定しておりませんので、地権者数については把握しておりません。現在の整備状況につきましては、葛原第1工区を優先的に進めており、その整備スケジュールといたしましては、葛原第1工区を令和6年度の完成を目指し、整備を進めております。 ◆土屋俊則 委員 地元の意見などはどのようになっているのか、また、協議の状況についてもお聞かせをください。 ◎木村 西北部総合整備事務所所長補佐 地元の方々からは、現在進めております葛原第1工区において、道路冠水について不安を訴える方がいる一方で、早期に開通してほしいという御意見・御要望をいただいております。そのため、道路整備に当たりましては、水路改修や貯留施設を設置するなど、地元の方々の御要望に対応できるよう、整備を進めております。 ◆土屋俊則 委員 この道路は地元から要望があったというよりは、西北部の地域の開発のマスタープランの中に当初から位置づけられていたもので、そこからは西北部の開発というものが前提にあるわけです。マスタープランをつくる段階で、こういった道路の必要性というのは十分議論されたのでしょうか。 ◎田中 西北部総合整備事務所主幹 西北部地域総合整備マスタープランにつきましては、都市マスタープランの遠藤・御所見地区構想をより具体的かつ実効性を高める計画として、平成13年度、14年度の2か年で基礎的な部分を取りまとめまして、平成15年度、16年度に地域の方々と意見交換を行い、平成17年度に策定したものでございます。したがいまして、遠藤葛原線及びその他道路の必要性も含めて十分議論をされているものというふうに考えております。 ◆土屋俊則 委員 この道路はまだ都市計画決定もされていない道路であります。今後、その都市計画決定を進めることになるわけですが、いつ頃、都市計画決定をする予定なのかお聞かせください。 ◎田中 西北部総合整備事務所主幹 遠藤葛原線につきましては、新産業の森から健康と文化の森を結ぶ南北線と位置づけている路線でございますので、今後、遠藤工区の道路線形が確定した段階で、全線の都市計画決定を行ってまいりたいというふうに考えています。 ○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 次に、第11款教育費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆西智 委員 特別支援教育運営費についてお伺いいたします。補正事業概要では「学校現場の課題への対応」ということですが、もう少し具体的にどのような対応を行ったのかお聞かせください。 ◎野口 教育指導課指導主事 学校現場におきまして、児童生徒の健康観察、検温等の補助並びに消毒の業務の補助等をしております。 ◆西智 委員 今回、増額を2,200万円ほどされているんですが、トータルの年間見込み額としては8,300万円ということなんですが、これは介助員の派遣ということでおっしゃっていた――年間を通して言うと、健康観察とか消毒だけでこれだけ必要なのか、何かもっとほかにもやられているのかお聞かせください。 ◎野口 教育指導課指導主事 先ほど申し上げたコロナ禍の対応に加えまして、日常的に困り感のある児童生徒への対応ですとか、不登校児童生徒への対応、学習等の補助の業務を担っております。 ◆西智 委員 今おっしゃっていただいた困っている児童生徒への補助とか、学習の補助とか、そういったこともやられているということで、その必要性についてお伺いしたいんですが、学校現場からの要望ですとか、それに対して教育委員会はどう捉えているかとか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。 ◎野口 教育指導課指導主事 もちろんまずは教員が教育、それから、支援が必要な困り感のある児童生徒への対応というものを主体的に率先してやるものと考えておりますが、その一方で、多様化する個人的なニーズがいろいろなものがあるという現状を捉えますと、介助員等の人的な配置をすることで、よりきめ細やかな教育を推進するものと考えております。 ◆西智 委員 私なんかも小学校でサッカーとかを教えていて、特に低学年とかに1人で教えていると、子どもが1人、みんなと一緒に練習できなくて、どこかへ行っちゃうとなったら、その子の安全を確保しなきゃいけないから、その子にかかりっきりになって、そのほかの子たちはちょっと練習をストップするとか、結構いろんな大変なことがそういった現場でもあるので、学校はそれこそいろいろ大変なんだろうなということで、この介助員さんの必要性は理解します。  そうすると、そもそも足りているのかという観点で、執行見込額8,300万円は結構な額だなというふうに見たんですが、介助員さん1人当たり1時間900円の報奨金をお支払いしていると聞いていて、それで計算すると、8,378万円を900円で割ると約9万3,000時間、それを55校で割ると1校当たり約1,692時間――ちょっと大ざっぱな計算ですが、それを約1年間、200日で割ると1日当たり8.5時間の介助員さん……。なので、1日だったら、1人もしくは半日の4時間とすると2人しかいないわけです。クラスは結構あるわけで、1日8.5時間で足りるのかなというふうに逆に思ってしまうんですが、そのあたりはどのように捉えられていますでしょうか。 ◎坪谷 教育指導課長 学校の子どもたちの状況は、本当に学校によりいろいろな子どもたちがおります。また、この人的支援といたしましては、介助員の派遣事業だけではなく、県のほうから非常勤ですとか、ほかの人的支援もございます。そういうものと併せた形で、学校で適切な支援を行うように今努めているところですが、そこが足りているかどうかというようなことに関しては、本当に難しい問題だなというふうに捉えております。ただ、今ある人的資源を有効活用して、どのように効果的な支援ができるのか――人的なところだけではなく、工夫をしていく。いろんな工夫と併せて、最適な支援を行うということで対応していくことが必要であるというふうに考えております。 ◆西智 委員 今の御答弁で、足りないとは言えないのかなと。ただ、必要性はあって、今ある中で何とか頑張っているというふうなところで言うと、今年度のを見ると、この増額補正はコロナの臨時交付金が充てられているんですが、来年度はこの臨時交付金がどうなるか分からない中で、足りないとはおっしゃらなかったですが、必要性はあって、必要という中で、来年度以降、臨時交付金がなくなった場合、どういった体制になるのか、介助員さんが減らされてしまうのか、そのあたりはどうなんでしょうか。 ◎三部 教育指導課課長補佐 来年以降の介助員の体制についてですけれども、まず、来年以降、先ほどの答弁にもございましたように、県の様々な職種が学校には入ってございます。また、教員の体制というのも来年度になってみないと分からない部分というのがございます。こういったことを鑑みまして、今のところ、今年度当初の状況と同じような形で、予算の確保や人的配置の確保の作業を進めているところでございます。 ◆西智 委員 今年度は臨時交付金があったから増額できて、人も増やせたけれども、来年度、交付金がなかったら、どうなっちゃうのか。必要なところには交付金がなくとも措置する必要があると思うんですが、財政としてはどのようにお考えかお聞かせください。 ◎初見 財政課課長補佐 当然ながら、必要に応じて部局と調整をした上で、必要なものは議会に上程させていただいて、事業を進めていただくということになろうかと思います。 ◆西智 委員 必要なところにはもちろんお金が必要なので、充てるんだと思うんですが、来年、臨時交付金がなくても、一般財源で措置をされることになるのか、そういったことは必要だと考えているのかお聞かせください。 ◎大塚 財務部参事 来年度の当初予算は、現在、要求が上がってきて、中の確認作業というのをしている最中ですので、来年のところがどうなるかというお答えのほうは今控えさせていただきますが、今、教育のほうで答弁がありましたように、今回、県の措置ということで、県から来る職員がおりますので、そういったものを見まして――今回、増額させていただく部分につきましては、委員がおっしゃっているように、臨時交付金を充当させていただいておりますが、本来のところにつきましては、一般財源で財源措置をしているところでございますので、次年度のコロナの状況というのは分かりませんけれども、そこはもちろん必要に応じて予算措置をしていくということで御回答させていただきます。 ○友田宗也 委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 最後に、歳入以下全部について質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時28分 休憩                 午前11時29分 再開       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。御発言はございますでしょうか。よろしいでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時30分 休憩                 午前11時31分 再開       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆土屋俊則 委員 それでは、議案第72号令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)に対する日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。  我が団は当初予算に理由を述べて反対してきておりますので、議案第72号令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)にも反対をいたします。  その上で、まず、企画業務関係費についてです。市民の声や意見を聞くことはいいことですが、それを業者に丸投げするのではなく、市が直接聞けばいいわけです。委託する必要はありません。ましてやなぜ村岡なのか、疑問は払拭されていません。ほかにも聞かなければならない地域はたくさんあるはずです。  そして、市立鵠沼保育園について、設計・施工一括リース方式で再整備をします。過去にも辻堂保育園がこの方式で再整備をしました。その一方で、柄沢保育園は閉園。申し込んでも入れない待機児は457人です。この457人の解消を目標にするならば、今後、市立保育園については、1園が閉園、2園が閉園の方向ですが、閉園ではなく、再整備の方針を持つべきです。  藤沢本町駅自転車駐車場について、有料化に反対をいたします。  遠藤葛原線新設事業費についてです。都市計画決定もされていない道路でありますし、地元の住民の足の確保になる道路とは言えないということであります。健康と文化の森と新産業の森をつなぐ開発型の政策的な道路だと言わざるを得ません。総額で60億円かかる予定の道路であり、不要不急の道路建設はやめるべきです。 ○友田宗也 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第72号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○友田宗也 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。       ────────────────────────────── △(2) 議案 第73号  令和3年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第2号) ○友田宗也 委員長 日程第2、議案第73号令和3年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時34分 休憩                 午前11時35分 再開       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第73号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── △(3) 議案 第74号  令和3年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号) ○友田宗也 委員長 日程第3、議案第74号令和3年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時36分 休憩                 午前11時37分 再開       ──────────────────────────────
    ○友田宗也 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。御発言はありますでしょうか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時38分 休憩                 午前11時39分 再開       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆土屋俊則 委員 我が団は当初予算に理由を述べて反対してきておりますので、議案第74号令和3年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)にも反対いたします。 ○友田宗也 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第74号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○友田宗也 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。       ────────────────────────────── ○友田宗也 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  そのほか、委員の方から御発言はありませんか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○友田宗也 委員長 これで委員会を閉会いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時40分 閉会       ────────────────────────────── 以上のとおり相違ありません。 藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。 補正予算常任委員会 委員長  友 田 宗 也...