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令和 2年12月 補正予算常任委員会-12月07日-01号
令和 2年12月 補正予算常任委員会−12月07日-目次

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  1. 藤沢市議会 2020-12-07
    令和 2年12月 補正予算常任委員会-12月07日-01号


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    令和 2年12月 補正予算常任委員会-12月07日-01号令和 2年12月 補正予算常任委員会 令和2年12月7日 1.日   時  令和2年12月7日(月) 午前9時30分開会 2.場   所  第1議会委員会室 3.出 席 者      委 員 長  西     智      副委員長  永 井   譲      委  員  味 村 耕太郎   神 尾 江 里            清 水 竜太郎   松 長 由美絵            井 上 裕 介   杉 原 栄 子            佐 野   洋   東 木 久 代      欠席委員  な し      議  長  加 藤   一      副 議 長  有 賀 正 義      理 事 者  和田副市長、宮治副市長、松崎財務部長、齋藤財務部参事、            大塚財政課主幹平井防災安全部長三ツ橋防災安全部参事、            鈴木防災政策課主幹平本防災政策課主幹藤本市民自治部長、            福室市民自治部参事藤岡市民自治推進課主幹
               福岡辻堂市民センター長臼井辻堂市民センター主幹、            山口鵠沼市民センター長、神原生涯学習部長、齋藤生涯学習部参事、            峯生涯学習総務課主幹横田文化芸術課長西台スポーツ推進課長、            赤坂東京オリンピックパラリンピック開催準備室長、            青木東京オリンピックパラリンピック開催準備室主幹、            池田福祉健康部長矢内福祉健康部参事金子福祉健康総務課主幹、            赤尾福祉健康部参事猪俣介護保険課主幹新倉介護保険課主幹、            須藤福祉健康部参事井出福祉事務所長吉原生活援護課主幹、            髙田地域包括ケアシステム推進室主幹、阿南保健所長、辻保健所副所長、            加藤地域保健課主幹鳥生保健予防課長宮原子ども青少年部長、            川口子ども青少年部参事、髙田子育て企画課主幹、作井子育て給付課長、            宮沢環境部長、山口環境部参事、三橋環境総務課主幹、中山経済部長、            饗庭経済部参事寒河江産業労働課主幹谷津倉産業労働課主幹、            奈良計画建築部長北村計画建築部参事髙橋建設総務課主幹、            額賀都市計画課長小川都市計画課主幹植松公共建築課主幹、            渡辺公共建築課主幹川﨑都市整備部長三上都市整備部参事、            田中都市整備課主幹大月北部区画整理事務所長、            由井北部区画整理事務所主幹古澤道路河川部長平田道路河川部参事、            青柳道路河川総務課主幹佐藤道路整備課長馬鳥道路維持課長、            飯田道路維持課主幹小島道路維持課主幹高橋道路維持課主幹、            鈴木下水道部長、武井下水道部参事指旗下水道総務課主幹、            林下水道総務課主幹近藤下水道管路課長吉原市民病院事務局長、            峯市民病院事務局参事串田病院総務課主幹山中病院総務課主幹、            井上医事課長、田中医事課主幹、岩本教育長、須田教育次長、            松原教育部長、佐藤教育部参事山崎教育総務課主幹、            坪谷教育指導課長岩田教育指導課主幹西山学校施設課長、            その他関係職員      事 務 局  黒岩議会事務局長村山議会事務局参事、田口議事課長、            浅上議事課課長補佐榮議事課課長補佐堀井議事課上級主査 4.件   名  (1) 議案  第70号  令和2年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)  (2) 議案  第71号  令和2年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)  (3) 議案  第72号  令和2年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)  (4) 議案  第73号  令和2年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)  (5) 議案  第74号  令和2年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第5号)       ────────────────────────────── ○西智 委員長 ただいまから補正予算常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── △(1) 議案 第70号  令和2年度藤沢市一般会計補正予算(第7号) ○西智 委員長 日程第1、議案第70号令和2年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行いますが、審査の都合上、次の6つの区分により進行したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  お手元の審査区分表を御覧ください。第1回目は第1款議会費及び第2款総務費、第2回目は第4款民生費及び第5款衛生費、第3回目は第6款労働費及び第8款商工費、第4回目は第9款土木費、第5回目は第11款教育費、第6回目は歳入以下全部、以上6回に分けて審査を行います。よろしいでしょうか。  まず、第1款議会費及び第2款総務費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆松長由美絵 委員 おはようございます。市民センター管理費のことについてお伺いいたします。空調の更新を行うということですけれども、これはリースにするとお伺いしております。リースにすることのメリットについて、また、市民センターは老朽化も進んでおりますし、将来的には建て替えなども視野に入れてのリースだと思いますけれども、どれぐらいの期間使うことで費用対効果といいますか、リースのメリットがあるのかも併せてお伺いいたします。 ◎清水 鵠沼市民センター長補佐 空調設備の更新を工事でなく、リースで行う理由は、鵠沼市民センターは、第2次藤沢市公共施設再整備プランにおいて、検討事業の位置づけではありますが、再整備の計画がある施設でございます。また、具体的な事業スケジュールなどは全く白紙ではございますが、この空調設備への投資が無駄になることがないよう、リースでの整備としたことが第1点でございます。  2点目としましては、整備を検討するに当たり、既設の受変電設備容量を調査した結果、リースによる電気ヒートポンプ式の空調への変更において、既設のままの電気容量で賄えることが分かりましたので、受変電設備の改修なしで、機械設備のみの更新により、リース部分と既設部分の区分けを明確に施工できる利点もあったことでございます。  3点目としましては、計画から短期間で整備を進める必要があることと、支出を平準化できる利点から、リースによる整備を選択したものでございます。  また、リースの期間でございますが、6年間でございます。6年間とする理由としましては、冷暖房設備の法定耐用年数が6年間となっているため、これに合わせ、6年間とするものでございます。 ◆松長由美絵 委員 再整備への期間は白紙とのことなんですけれども、計算上、どれぐらいの期間使うことで、リースのほうがより予算というか、経費的なメリットがあるのかお伺いしたかったんですけれども、お願いいたします。 ◎山口 鵠沼市民センター長 リースと工事の事業費の比較だと思うんですけれども、基本的には、設置する機器類というのは、リースであっても、工事であっても、ほとんど変わらないものでございます。そういった中で、理論上で申し上げますと、リースのほうは金利の部分が当然入ってまいりますので、その分、長い目で見ると、相対的な総額は高くなるのではないかと。ただ、その分、予算を平準化できる利点ですとか、また、今回、緊急に来年の夏から使用したいということで、できるだけ短期間で更新を行いたいというところで、リースを選択させていただいたところでございます。 ◆清水竜太郎 委員 説明資料13ページの辻堂市民センターの関連なんですけれども、電柱を移転するとなっていますけれども、これは地中化するというわけではないんでしょうか。確認させていただきたいんですけれども。 ◎定松 市民自治推進課課長補佐 電柱については、地中化するわけではございませんで、南側道路の南寄りにあります電柱を少し北側に移して、敷地内に移すといった工事でございます。 ◆清水竜太郎 委員 ここは災害の拠点にもなるわけですし、地震とかで電柱が倒れたら、やはり具合が悪いと思います。そういう意味で、道路も拡幅するとお聞きしているので、こういうところから電柱の地中化を進めていくべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。 ◎藤岡 市民自治推進課主幹 今お話にありましたように、地中化というのがやはり一番いいだろうということで、当初、事業者であります東京電力さんのほうとも工事部門を通しまして御相談はさせていただいたんですけれども、現在のところ、辻堂地区のそこの部分については地中化の予定がないということで、今回に関しましては、南側道路の拡幅の意味合いもありまして、まずは移設と。その後、東京電力さんのほうの計画が進みましたら、地中化の可能性もあるかとは思っておりますが、現在の工事に間に合わせるためには、まずは移設という形で工事を進めております。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。  次に、14ページの市民会館なんですが、藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会でも私は申し上げましたが、やはり今の場所ではなくて、藤沢駅前というのを考えるべきだと思います。これは四、五十年使うわけで、前も指摘しましたが、今の市民会館は浸水想定域にあると。もう一つは、今はデパートをはじめ、藤沢駅周辺は経済的に困っていると。そういうことを考えると、市民会館、藤沢駅前、デパートの3つの要素が詰まっていると私は思うんです。この3つを合わせれば無敵だと僕は思っております。そういう意味で、藤沢駅前というのも選択肢の一つとして考えるべきだと思いますが、お考えをお聞かせください。 ◎横田 文化芸術課長 御質問いただいている内容については、重々承知をしているつもりですけれども、これまでの御報告にもございますとおり、現状は現地での建て替えということで報告をさせていただき、議論を進めているところでございます。その考え方としては、1つ拠点になる施設を再整備することによって、藤沢駅前等々の活性化、あるいは、道行く動線の活性化にもつなげていきたいという考えがございます。ですので、現時点では、そういった考えの下、議論を進めさせていただいて、今後の社会情勢の変化等もあると思いますけれども、そういったところで議論の方向性が変われば、そういった可能性もあるかもしれませんけれども、現状では、御説明申し上げた考え方で議論を進めさせていただきたいというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 15ページにあります防災設備等整備事業費で、市民配布用の冊子を改定されるということで、これは今後の災害時の自助、互助、共助で大変大事なものだというふうに思っております。これは印刷費が入札不調ということですけれども、編集そのもののスケジュールはどんなふうになっているのか、また、市民の皆さんによく御意見を伺うことも大事だと思うんですが、そういう機会はどのように進めていらっしゃるのか、最初に伺います。 ◎鈴木 防災政策課主幹 今の冊子の中身のほうなんですけれども、冊子の中身に関しましては、今進めております。今年度3月31日を期限としまして、冊子の中身の充実だとか、バリアフリーに対する文字とかその辺の部分、それから、女性目線での対応だとか、子どものほうの対応なんかも考えております。そのような内容の充実を図りながら、小冊子をつくっていきたいというふうに考えているところです。印刷に関しましては、3月に契約をして、6月から7月頃に配布をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆東木久代 委員 これは市民目線でつくられるものだと思いますので、自主防災の方ですとか、いろんな方に御意見を伺うことが大事だと思うんです。編集委員会にもそういう方たちが入っていたりとか、あるいは、自主防災なんかにどうですかと聞くとかというのが大事だと思うんですけれども、そのあたりはどうですかという。答弁が抜けています。 ◎鈴木 防災政策課主幹 失礼いたしました。まず、現状の小冊子の改定版ということもありまして、現状の小冊子に対してのアンケート調査をしております。このアンケート調査の内容を取り入れて、小冊子のほうにも反映するように今進めているところでございます。また、期間の都合等もありまして、防災協のほうに御報告させていただきながら、お目通しをしていただいて、確認を取っていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆東木久代 委員 分かりました。ぜひ多くの方の意見をと思います。  それで、配布業務も委託というふうになっております。実は前回お配りするときに、私はとても心配だったんです。どこの家にもいっぱいいろんなものが届きますので、よく見ないうちに捨てられますよということで、絶対に捨てられないような広報だったりとか、配布の仕方が大事だと申し上げたのですが、結果的に、各戸別に全部配布をされながら、多くの家が捨てちゃったという状況だったんです。ですので、今回はそういうことがないように、配布の仕方、広報の仕方、内容をすぐに地域で活用するようなスケジュールなんかも大事なのではないかなと思うんですけれども、このあたりについてはいかがでしょうか。 ◎鈴木 防災政策課主幹 配布につきましては、前回もそのようなお話を伺っております。私どものほうとしても、各家にポスティングするに当たっては、透明のビニール袋で見えやすいようにして、頭には、こちらからのお知らせの文章のところで、重要なものとして捉えられるようなコメントを入れながら、配布をしていきたいと考えております。また、この小冊子につきましては、皆さんが御活用できるように、広報等も含めて行うとともに、中に入っているマイ・タイムラインなんかの御説明も含めながら、各市民センター等を通じて訪問したりとか、勉強会を開いたりだとか、そういうことで周知を図っていきたいと考えているところでございます。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 次に、第4款民生費及び第5款衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆松長由美絵 委員 では、1点、医療・福祉応援事業費についてお伺いいたします。こちらの事業費は、特定財源の内訳で医療・福祉応援寄付金4,500万円とあります。ホームページを見ますと、こちらの寄附金は9月30日の時点で1,790万円となっていますと出ているんですけれども、4,500万円の内訳についてお伺いいたします。 ◎瀧 財政課課長補佐 寄附額の内訳についてでございますが、まず、医療・福祉応援寄付金の11月末現在の寄附額でございますが、合計2,102万2,128円を計上させていただいております。4,500万円との差額に関しましては、ふるさと納税制度を活用した寄附額を合わせて見込んだものでございます。 ◆松長由美絵 委員 残りがこれから集まるということだと思うんですけれども、この寄附は皆さんの善意で集まったわけで、この寄附がどういうふうに使われたかというのは、寄附した人にとっても、寄附したかいがあったと思うものだと思いますし、実際、どういうふうに使われ、どんなふうに喜ばれたかというのを詳細に分かるようにしておけば、今後の寄附で集まる額もより多くなるのではないかなと思うんですけれども、今後のさらなる寄附につながるように、こういったことについてどのように周知されていかれるのかお伺いいたします。 ◎矢内 福祉健康部参事 この事業は年度末までを予定しておりますけれども、今、非常に多くの方から寄附と、あわせて、メッセージのほうも頂いております。実際にお配りするときにも、医療機関さんに例えば補助金としてお渡しするようなことも考えておりますけれども、その中で、交付決定通知のときに、頂いたメッセージも一緒にお渡しするようなことを考えております。補助金のスキームにしますと、使い道を報告いただくことになりますので、その中で、今度は医療機関さんからのメッセージなども頂いて、タイミングとしては恐らく9月の決算のときになるかと思いますけれども、このようなメッセージのやり取りがあったというようなことも併せて事業実施報告をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆清水竜太郎 委員 19ページの災害弔慰金についてなんですが、確認させていただきたいんですが、この件は倒木によるものと考えてよろしいんでしょうか。 ◎金子 福祉健康総務課主幹 今回の事案につきましては、台風の影響なんですが、倒木ということではございません。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。すみません、私が誤解していたので……。  あと、21ページの感染症対策の件ですけれども、検査とありますが、これは対クラスターだと思います。接触者ということが書いてありますけれども、ということは、あくまでも事後的な検査であって、いわゆる積極的、予防的な検査ではないと考えてよろしいんでしょうか。 ◎加藤 地域保健課主幹 今回、予算で補正を組みましたのは、おっしゃったように、今後、インフルエンザの時期に向けたPCR検査が各医療機関のほうで増えるということを見込んだものでございまして、予防的なということではございません。 ◆味村耕太郎 委員 それではまず、生活保護扶助費です。新型コロナウイルス感染症の影響によって、生活困窮者が増加をしてきているということでありますが、今年度に入ってからの申請状況の傾向についてはどのようになっているのかお聞かせをください。 ◎吉原 生活援護課主幹 今年度に入りまして、緊急事態宣言が出されました令和2年4月につきましては92件、5月は77件という件数で推移しております。昨年度と比較いたしますと、4月は1.8倍、5月は1.4倍ぐらい増加しておりました。その後、6月から9月ぐらいまでは例年並みで推移しておりまして、10月に入りまして、また若干増加傾向というふうになっております。今後につきましては、各種給付金ですとか、失業給付金等の支給状況によって、また増加する可能性もございますので、動向を注視してまいりたいというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 やはり4月、5月が例年に比べて増加をしているというふうなお話でした。  政府のほうでは、新型コロナ禍の下でも、10月から生活保護費の減額が行われてきているという状況です。本市の生活保護利用者にも当然影響が及ぶわけであります。市として、利用者の実情をよく聞いて、日常生活での困り事など、丁寧に対応していただきたいと考えますが、この点についてはどのように考えているんでしょうか。 ◎井出 福祉事務所長 10月の基準改定の関係だと思いますけれども、基準改定による生活保護費の変更につきましては、全ての利用者に事前に通知でお知らせをしているところでございます。また、加えて、担当のケースワーカーが利用者の状況に応じて、電話や家庭訪問などにより丁寧に説明をさせていただくなど、このことが利用者に混乱を来すことがないように、十分対応を図っているという状況でございます。基準改定の影響や、コロナ禍という状況だからこそ、今後も利用者からの相談等には、より一層、丁寧に寄り添った対応を図ってまいりたいというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 生活困窮者が増加をする中で、厚労省が作成したリーフレットの生活保護のページに、「生活保護の申請は国民の権利です」という一文が加わりました。市のほうでも、生活保護のしおりについても、定期的な改定を行い、制度の利用を積極的に呼びかけていくべきと思いますが、この点について見解をお聞かせください。 ◎井出 福祉事務所長 生活保護のしおりにつきましては、制度変更の際には改定するなど、必要に応じて見直しを行っているところでございます。直近では、この12月1日に改定をちょうど行ったところでございます。その中には、委員御指摘の権利の部分につきましても、誰でも平等に生活保護を利用できる旨を記載しまして、権利が保障されていることを明記しているところでございます。また、市役所本庁舎の2階や各市民センター・公民館への配架や、ホームページへの掲載も行いまして、周知を図っているところでございます。今後も、必要に応じて、随時、見直しを行いまして、実情に合ったしおりの作成に努めてまいりたいと思います。 ◆味村耕太郎 委員 続いて、感染症対策事業費です。事業の概要を見ますと、新型コロナウイルス感染症の流行が長期化し、発生件数が増加していることから、集団検査体制の整備などを行うというふうに記載されています。そこで、改めて現状の藤沢市内の感染状況について、感染拡大の第3波にあると私は認識をしておるんですが、市としてどのように捉えているのかお聞かせをください。 ◎加藤 地域保健課主幹 本市の現在の感染状況につきましては、全国的な、あるいは、神奈川県内の他市町村の状況と同じように、11月は記者発表ベースだと152件、これは8月の109件を超えまして、一番多い発表件数となっていまして、それは12月に入りましても、同じような急増している状態が続いているものと認識しております。 ◆味村耕太郎 委員 引き続き憂慮すべき事態となっているということであります。  少し具体的な事例についてお聞かせをいただきたいと思いますが、報道等によると、12月2日に市内のサービス付高齢者住宅で30代から90代の男女9人の感染が報告をされ、同施設の感染者は計24人になったということでありました。同施設で最初に感染者が報告をされた段階で、介護事業者への指導ですとか、必要な検査の実施などはどのように行ってきたのかお聞かせをください。 ◎加藤 地域保健課主幹 今回、施設に入所されている方が陽性患者さんと判明した後に、御本人のほうに聞き取り――積極的疫学調査を行いまして、あわせて、施設のほうにも状況を確認させていただいて、陽性の患者さんと、他の施設に入所されている方や従事されている方がどの程度接触があったのかを確認させていただきました。その中で、濃厚接触者に当たると我々のほうで判断した方につきましては、市内の帰国者・接触者外来の医療機関で検査を受けていただくようにおつなぎしまして、残りの全員の方につきましては、保健所のほうが出向きまして、全員の方の検体を取らせていただいて、迅速に検査結果を出す必要がございますので、検査については、民間の検査機関に出して、検査結果をいただいたものでございます。  施設の指導につきましては、神奈川県と連携しまして、神奈川県のコロナクラスター対策チームと保健所で施設に伺いまして、中の現場のほうを確認させていただいた上で、助言と指導を行わせていただいたものでございます。 ◆味村耕太郎 委員 厚労省によれば、11月24日の時点で、全国の医療機関での院内感染は386件、高齢者施設などでの施設内感染も452件で、合計838件ということです。今やクラスターの中心は医療機関と介護・福祉施設、高齢者施設ということであります。そこに入院ですとか入所している人の大半は高齢者ということでありまして、ここでの集団感染を防いでいくということが重症死亡事例の発生を抑えることにも直結するということです。現局面では、感染抑止のために、クラスター対策という後追いの対策だけではなくて、感染拡大リスクのある高齢者施設などに対して、無症状の感染者も含めて、保護、治療していくための大規模な社会的検査、PCR等検査を行っていくということが必要だと思いますが、改めて市の見解をお聞かせください。 ◎加藤 地域保健課主幹 本市では、現在は、症状が出ている方ですとか、濃厚接触者の方に検査を実施しているような状況でございます。先ほどの答弁にもありましたが、施設の入所者の方ですとか、従事されている方が陽性になった場合には、保健所の職員が積極的疫学調査や、施設に伺わせていただいて検査を行っており、その場合、感染拡大防止の観点から、検査対象者の方を幅広く捉えて実施させていただいているところでございます。  委員御指摘の症状のない方に対して大規模なPCR検査を行うことにつきましては、検査体制の確保の問題ですとか、費用等の課題等もありますので、現時点におきましては、本市で実施することは困難であると考えております。 ◆味村耕太郎 委員 政府のほうでも、感染者多発地域などにおける医療機関ですとか高齢者施設への定期的な検査を自治体にお願いするという事務連絡を出しておりますが、そうした検査を実施する費用が、国の負担が2分の1、地方の負担が2分の1となっているのが問題です。市としても、国に対して、全額国庫負担に基づく社会的検査の実施を強く要望していくべきではないかなと思うんですが、この点についてはどのように考えているんでしょうか。
    ◎加藤 地域保健課主幹 社会的な検査の実施につきましては、今も答弁させていただきましたとおり、費用の問題以外にも、検査を誰が、どこでやるかとか、そういった様々な課題があるということで、実際に実施するに当たりましても、本市の状況では、現時点では困難であると考えております。 ◆味村耕太郎 委員 あわせて、保健所の人員体制の強化についてお聞かせをいただきたいと思います。この間、欧米のほうでは、感染の再拡大が起こっている要因の一つに、それらの国々では、感染が疑われる人への大量の検査が行われる一方で、陽性者の追跡が十分にできていないということが指摘をされています。検査で陽性となった人を保護して、行動履歴や健康状態を把握したり、接触歴をたどって、感染が疑われる人を見つけ出すなど、感染追跡を専門に担う人員の確保育成も行っていくべきだなと思うんですが、その点についてはどのように考えているんでしょうか。 ◎辻 保健所副所長 本市では、陽性患者が判明した場合には、保健師が積極的疫学調査を行いまして、行動履歴や接触者を確認する中で、濃厚接触者等に対して検査等を御案内しているところでございます。保健師の体制についてですが、庁内各課からの全庁応援体制をしいておりまして、対応しているところでございます。また、陽性患者の発生状況に応じまして、保健所内の獣医師とか薬剤師等の応援も入れておりまして、現在のところは、全ての陽性患者に対しまして積極的疫学調査ができているという状況でございます。今後につきましても、調査体制の人員確保や人材育成を図りながら柔軟に対応していきたい、そのように考えております。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。よろしいですか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 次に、第6款労働費及び第8款商工費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆井上裕介 委員 それでは、質問させていただきます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金なんですけれども、これは藤沢市で初だと思うんですけれども、この協力金が感染拡大防止という形で、飲食店等々に交付されたんですが、今回、補正額、執行見込額は減額と見ておりますと、当初予定とかなりずれてしまっているのかなと思うんですけれども、その要因をどのように分析、把握されているのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎佐々木 産業労働課課長補佐 新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金につきましては、4月補正で予算計上させていただいたんですが、予算計上に当たりましては、先に県が協力金を出しまして、市が上乗せする形としましたので、県の対象となる事業者が市内にどれだけあるかというのを算出する際に、飲食店につきましては、保健所の飲食店の届出件数と納税の件数から出しまして、約5,000件と計上したんですけれども、実際に協力金を申請いただけるのは、県知事から休業の要請または夜間営業の時間短縮に御協力いただいて、かつ、県からの協力金が交付された事業者ということで、神奈川県におきましても、8万件の予算額に対して、申請が約4万件にとどまったということもありまして、藤沢市もそのような件数にとどまったというふうに考えております。 ◆井上裕介 委員 当初見込みということで、藤沢市で例えば納税記録を出したりとか、今答弁いただいたとおり、保健所の営業許可書のベースで言うと、ここが該当しているのではないかということで出したんだけれども、県の要綱に従うと、該当していないということなんでしょうか。そうなると、納税記録とか営業許可書とかを見ながら計算していくと、少し乖離しちゃっているのかなというところで、特徴として、知ってもらうための努力というものも――補助金に慣れている事業者――いつもこういった行政との連携をしていて、補助金を活用したりしながら、いろいろ公益的な事業をしている方々なら、申請方法が分かったり、こういうのがあるんだというんですけれども、今回の飲食店とかだと、うちも実家が飲食店ですけれども、補助金とかはほとんど申請を――自治会の役員をやったりとか、商店街の役員をやって初めてやったことがあるというぐらい経験をしたことがない方々がほとんど対象になった中で、これはもらっていただかないと意味がない制度だと思うんです。  私もコロナで地域を回って、こういうのがあるんですと飲食店を回ったりしていて、長く続けられている小さなお店で、高齢の方々がされているところなんていうと、まさかそんなものがもらえるとは分からないし、テレビで何かそんなテロップは出ているけれども、私たちが対象だとは思っていないという方々が結構いらっしゃって、そうなってくると、今、第3波とかありますけれども、こういったことがこれで終わるような制度でもなくなってくるのかなということが――これは災害という視点でもそうなのかなと思うんですけれども、そういったところの今後の周知の在り方というんですか、ここまで離れると、もらっていない方で、申請していなくて終わっちゃっていたという方も潜在的にはいらっしゃるのではないかなと思うんですが、今後の考え方、その点をどのように進めていかれるのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎佐々木 産業労働課課長補佐 ただいま委員に御指摘いただいておりますけれども、私どもは第1弾の神奈川県の協力金に上乗せする形としたということで、まず、県の協力金を受け取っていただかなければいけないということもありましたので、私ども藤沢市としましても、県の協力金の周知も同時に図っていく必要があるということもありました。  藤沢市も、広報ふじさわ、市のホームページでは十分ではないというふうに考えましたので、商工会議所と商店街連合会にも御協力いただいて、周知を徹底的にしていただいて、御協力いただけたということもありますし、会報配付の際には、私どもがチラシを作ったんですけれども、チラシと申請書がセットになったものも一緒に配付させていただいて、あと、新聞折り込みになっているタウン紙にも、こちらから掲載をするような手はずを整えて、基本的には、できることはあらゆる手を尽くしたというふうに考えております。また、県の件につきましても、通常、県の機関にしか置いていない申請書類などにつきましても、市のほうで市民センターや公民館に置きまして、また、問合せがあったときにも、市の協力金窓口で神奈川県の制度についての御説明も併せてするような形で対応しておりました。  今後も、行き届いていないところはどの程度あるかということも把握しながら、どのように情報伝達する方法があるのかということを含めて検討してまいりたいと考えております。 ◆味村耕太郎 委員 新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金です。藤沢市の協力金は神奈川県の上乗せということで、先ほどもお話がありましたが、この間の感染拡大の下で、神奈川県が横浜市、川崎市に限って、飲食店に時短の営業要請をいたしました。これが今後拡大をしていくのかどうかということもありますが、今後の感染拡大の状況も見ながら、市としての何らかの追加的な経済対策も今から検討する必要があるのかなと思いますが、その点について見解をお聞かせください。 ◎佐々木 産業労働課課長補佐 今後の経済対策ということでございますが、これまで本市としましては、融資制度の創設、先ほど来の協力金の交付事業と、店舗・事業所等リニューアル補助金、さらに、プレミアム付商品券事業等、事業者支援や市内の景気刺激策を行ってきたところでございます。追加的な本市の刺激策についてですが、これらの経済施策の効果を見据える必要もあると考えておりますし、県知事が川崎・横浜両市の事業者に要請した時短営業につきましても、今後の推移を注視してまいりたいというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 ただいまの御答弁にありました店舗・事業所等リニューアル補助金についてですけれども、これは、新型コロナ感染拡大が深刻化をしている下で、引き続き来年度以降も継続して実施をしていくということですとか、コロナ収束後も地域経済の振興策の一つとして位置づけていくべきだなと思うんですが、その点についてお聞かせをください。 ◎佐々木 産業労働課課長補佐 店舗・事業所等リニューアル補助金についてでございますけれども、現在、今年度の交付事業を実施しているところでございます。本年度の状況を踏まえまして、来年度の実施について判断してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆清水竜太郎 委員 22ページの企業説明会なんですが、市単独の説明会ということになりますと、地域が狭いわけですから、職を求めている人にとっては恥ずかしいという気持ちも相当あると思うんですけれども、そういう意味では、プライバシーへの配慮も必要かと思いますが、その点についてはどのように配慮されるおつもりかお聞かせください。 ◎小林 産業労働課課長補佐 今回、合同就職説明会を市単独としては初めて行います。10社程度、企業様を集めて、職を求めていらっしゃる方に集まっていただこうかとは思っているんですけれども、一応、ブースを設けまして、説明して、求職されている方と企業様がお話をしているところは、周りからはちょっと見えづらいような形にしようかなというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 今の就労支援事業費の企業の説明会なんですけれども、市内ということで、参加企業といいますのは、どういう分野といいますか、福祉とか保育とか、そういうような人たちも――いつも人手不足と言われるようなところも含めてなのか、まず、企業側についてどのように考えているのか、お声をかけているのか伺います。 ◎小林 産業労働課課長補佐 今回の説明会は、企業募集はまだ行えていないんですけれども、今後、藤沢商工会議所の協力を得ながら、企業募集をしてまいりたいというふうに考えております。募集する企業なんですけれども、職種に応じて制限をつけたりという予定はありませんけれども、昨年度行った湘南合同就職面接会に集まっている企業を見ますと、今、委員がおっしゃられた医療・福祉系の企業が多くなってしまうかなというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 逆に参加の対象――求職者のほうですけれども、今は本当に全ての世代が、新卒からシニア世代まで仕事を失っている方が多い中ですけれども、対象についてはどうなんでしょうか。対象を絞るとか、そのあたりはどのように考えているのか……。 ◎小林 産業労働課課長補佐 今回、求職者の側も特に対象を絞らずに、この機会を利用して、職を見つけていただければというふうに考えております。 ◆東木久代 委員 これはとても大事なことだというふうに思うので、きめ細かくやっていただけるのはありがたいと思うんですが、市となると、ちょっとエリアが狭い感じがするんです。これまでやっていたような合同というか、広域でやれると、なおいいのではないかと思うんですけれども、これは3回ぐらいやるということですけれども、広域にお声をかけるということがもっと効果的ではないかと思うんですが、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ◎寒河江 産業労働課主幹 確かに藤沢市域というところでは、非常に限られた部分はございます。例年は毎年1回なんですけれども、3市1町で湘南合同就職面接会という、広域でやっている事業もございます。今予定ですと、そちらは1月に行う予定なんですけれども、まず、2月、3月につきましては、もちろん広域のメリットというのは十分承知しておるんですけれども、まずは商工会議所とフットワークを軽く、藤沢市内の事業者を、市ができる範囲ではございますけれども、迅速にやっていこうということで、今回はこのような形を取らせていただいたところでございます。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 次に、第9款土木費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆井上裕介 委員 それでは、質問させていただきたいと思います。  説明資料の25ページの道路施設改修事業費なんですけれども、年度内に工事完了が見込めないということで、繰越明許費を設定するということなんですけれども、今後という意味で、これは台風によって壊れてしまった、恐らく水とかが入ってしまって壊れてしまったということなんですが、いろんな経緯があって、市民会館につながるような形で設置をされたと、私も説明は以前より聞いています。  まちづくりの計画と言われる中で、様々な変化はあると思うんですけれども、バリアフリーとか、ユニバーサルデザインという視点はもちろんなんですけれども、しかしながら、ここがあまり使われていないような状況もあるのかなと思うんですが、その点はどのように把握されているのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。 ◎朽木 道路維持課課長補佐 コロナ禍の影響で、市民会館で大きな催物が減っておりますことから、利用者も現状減っているという認識はしておりますけれども、一方で、止まっているということで、再稼働してほしいという御要望も少なからずございますので、まずは止まっているエスカレーターを再起動するということで、補正を要望させていただきました。今後、周辺の土地利用の動向を注視しながら、こういった施設の在り方については検討してまいりたいと考えております。 ◆清水竜太郎 委員 井上委員と同じ25ページのエスカレーターの件ですけれども、バリアフリーの観点は絶対に重要だと思います。ただ、北口もエスカレーターが2つつきましたけれども、やっぱり駅前というのは顔なんです。だから、もうちょっと街なみに調和した、溶け込んだつくり方というか、そういうのを考えていただけないかと思うんです。もうちょっとかっこいいというか、美意識を持って駅前をつくってもらいたいと思うんですが、その点はいかがお考えでしょうか。 ◎飯田 道路維持課主幹 イトーヨーカドーの前のところのエスカレーターと、駅前の顔というところの昇降施設は、当然、街なみに調和した意識をしながら、取り組んでいかなければいけないというふうに思ってございます。あとは、利用者だとか、今後のまちづくり、周辺を総合的に見た中で、課題も見えてございますので、その辺も整理しながら取り組んでいかなければいけないというふうに考えてございます。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、26ページの自転車の件なんですが、私も自転車を愛好していて、乗っていますけれども、矢羽根の扱いなんですが、広い道路に矢羽根がほとんどついているんですけれども、自転車を利用する側からすると、広い道路はあまり困らないんです。むしろ困る中くらいの道ですとか狭い道に矢羽根というか、自転車が通るところを造ってもらえると非常にありがたいなと思うんですが、そこのお考えをお聞かせください。 ◎山原 道路整備課課長補佐 今、委員御指摘の件なんですけれども、今回、自転車走行空間の整備ということで、実施計画を本年度の11月に策定してございます。その中で、委員がおっしゃったような歩道のない道路の矢羽根とか、そういったことにつきましても、主要な鉄道駅周辺の道路、その周りにつきましても――藤沢駅、辻堂駅、湘南台駅、長後駅について実施計画を立てまして、これからやっていこうということがございますので、そういった道路もこれから矢羽根の設置等を検討してまいりたいと思っております。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  あと、自転車を降りて歩くエリアの話なんですけれども、そもそも自転車から降りなきゃいけないというのは、なぜ降りて歩かなきゃいけないんでしょうか。 ◎山原 道路整備課課長補佐 今回、駅中心部に押し歩きゾーンというものを設定させていただいた背景には、駅に歩行者が集まるということ、歩行者と自転車が錯綜するといったことがございますので、設定させていただいたということでございます。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。やっぱり危ないからということだと思います。  私も自転車に乗ったりしていて、今の自転車の乗り方というのはかなり危ないというか、危険だなと感じております。そういう意味で、これもすごく大事だと思います。ただ、ここの市役所のところもそうですけれども、標示が非常に分かりにくいなと思う点もありますが、持論ですけれども、ちゃんと講習を市民一人一人にやる時期に来ているなと思っています。そういう意味では、自転車というのは登録制にして、ちゃんと講習会を受けなければ、乗っちゃいけないぐらいの――法律との関係でなかなか難しいと思いますけれども、それぐらいやる時代になっているのかなと思いますが、市民への教育というか、注意喚起についてはいかがお考えでしょうか。 ◎山原 道路整備課課長補佐 委員御指摘の啓発という観点ではございますけれども、道路整備課として整備した箇所につきましては、周辺地域に町内会を通して案内ですとか、ホームページ等には掲載させていただいてございます。そういった意味では、まだ周知し切れていないということは我々も把握していますので、これから防犯交通安全課ですとか関係部署といろいろ協議しながら、どういうふうに啓発したらいいのかということを議論していきたいと考えてございます。 ◆味村耕太郎 委員 道路改修舗装費です。事業の概要を見ますと、道路舗装の改修を早期に行う、新年度早々に工事着手を行うために債務負担行為を設定と記載があります。そこに村岡86号線の写真がありますけれども、具体的には、どの部分の舗装打ち換え工事をするんでしょうか、お聞かせください。 ◎佐々木原 道路維持課課長補佐 藤沢駅から村岡トンネルを抜けた交差点を左折しまして、坂道を上り切ったところにあります藤沢団地前交差点から藤ヶ岡中学校までの間にある藤が岡13号バス停車場付近でございます。 ◆味村耕太郎 委員 確かにバス通りということでありまして、住民から苦情をいただくということもあります。そこで、距離的にはどのくらいの部分になってくるのか、また、村岡86号線の打ち換え工事については、何年かに分けて行うということになるのかどうか、その点について確認をいたします。 ◎佐々木原 道路維持課課長補佐 村岡86号線につきましては、藤沢団地前交差点から藤ヶ岡中学校までの延長約200メートルを2か年で打ち換えるという計画です。令和3年度は延長約100メートル、令和4年度に残りの延長約100メートルを予定しております。 ◆味村耕太郎 委員 その手前のマンションのプラウドですとか、コンフォール藤沢がある道路については、以前、舗装打ち換え工事を行い、その際、深く掘って工事をしていたというような記憶もありますけれども、今回の村岡86号線の工事の場合も同様の工事となるのかお聞かせをください。 ◎佐々木原 道路維持課課長補佐 舗装打ち換え工事を行う場合には、その都度、舗装の状態を調査し、その結果に基づき、舗装の厚さを決定しております。今回の工事につきましては、アスファルトとその下の路盤を合計深さ20センチ掘削しまして、新たにアスファルト舗装10センチ、路盤を10センチで打ち換える予定でございます。 ◆味村耕太郎 委員 やはり深く掘って工事をしたほうが、住民の生活にとっても、利便性の向上という点で重要だというふうに思います。  この工事に関しては、「新年度早々」というふうに書いておりますが、工事期間については、いつからいつを予定しているんでしょうか。 ◎佐々木原 道路維持課課長補佐 本工事につきましては、令和3年3月に工事契約をいたしまして、4月から工事着手し、6月末までの工事完了を予定しております。 ◆味村耕太郎 委員 次に、地域への対応という部分ですけれども、近隣は住宅地でありますから、工事について周知徹底をしていただきたいということと、住民生活に支障がないようにしていただきたいということと、あわせて、近隣にも中学校がありますので、学校や生徒に影響がないようにしていただきたいと思いますが、その点についてはどのようになっているんでしょうか。 ◎佐々木原 道路維持課課長補佐 本工事については、施工業者が決定次第、沿線の皆様には個別にお知らせビラを配布するとともに、近隣町内会には工事のお知らせを回覧する予定でございます。なお、工事に際しましては、住民生活になるべく支障がないよう行いますが、近隣の皆様からの御要望があった場合には、丁寧に対応してまいりたいと思います。  また、今回、学校についてなんですが、車道の舗装打ち換えでありまして、歩道の施工は行わないものなんですが、事前に学校にお知らせを行うとともに、工事に際しましては、安全面や騒音などの環境面に十分配慮し、学校や生徒に御迷惑をおかけしないように実施してまいりたいと考えております。 ◆味村耕太郎 委員 この藤が岡地区は舗装が悪い箇所がほかにもあるというふうに思います。そこで、今後の計画的な修理、修繕をどのように進めていくのかお聞かせください。 ◎高橋 道路維持課主幹 舗装の修繕につきましては、本年3月に策定いたしました藤沢市道路舗装修繕計画に基づいて実施しているものでございますけれども、委員御指摘のとおり、藤が岡地区では、バス通りを中心に、部分的に舗装が悪い箇所があるということは承知しております。これらの箇所につきましては、修繕等により対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 次に、第11款教育費について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆清水竜太郎 委員 34ページの大鋸小のプレハブ校舎の関連ですけれども、これは柄沢地区の人口増によってもたらされた結果かと思います。お答えできる範囲で結構ですけれども、まちづくりに関しては、単に人口を増やす、住宅地を増やすだけではなくて、そのときに学校はどうなるのかとか、都市計画自体はトータルで計画していかなきゃいけないと思うんですけれども、そういう視点が欠けていたのかなと思うんですが、この点はどのようにお考えかお聞かせください。 ◎木下 学校施設課専任課長補佐 今回の大鋸小の仮設校舎の設置についてでございますが、先ほど柄沢地区の人口増というお話がございましたけれども、柄沢地区については、戸建ての分譲の増加というようなこともございまして、大きな開発というのが数値として出ていないという状況がございまして、将来的な推計というのがなかなか難しい、想定が難しい状況がございました。そのため、来年度、学級増が見込まれる教室についての確保ということで、今回、仮設を設置させていただきたいというものでございまして、全体的な町として、どの程度になっていくかということについては、将来的な国勢調査などに基づく人口増の推計を今後注視して想定していきたいと考えております。 ◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。まちづくりは、ある部署単独でやるべきものではなくて、この場合は都市計画と教育とか、そういうのも十分話し合って進めていくものだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、36ページのプール開放なんですが、以前、委員会で栗原委員が御指摘されていたと思うんですけれども、今、プールの維持が難しいということで、プール開放を減らしたり、プール自体をなくす方向で、民間委託するという傾向が全国的にも出ていると思うんですが、藤沢市もそのような方向で進めていくと考えてよろしいんでしょうか。 ◎木下 学校施設課専任課長補佐 学校施設のプールの今後の維持ということについてでございますが、現状、55校に設置されておりまして、全校にございます。しかしながら、老朽化が進んでおりまして、今後、維持管理に多くの経費がかかっていくのではないかということを想定しているところでございます。もちろん市営プールですとか、民間の施設の活用ということを今後検討していかなければいけないということは考えているところなんですけれども、移動の時間だったり、教育課程の時間の確保等、安全面も含めて、様々課題があると考えておりますので、今後は、プールの授業の実施の状況も含めまして、当面は現状の施設を維持しながら、外部のプールの活用というのも視野に入れまして検討していきたいと考えています。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、諸整備事業費です。大鋸小のプレハブ校舎設置ということでありまして、周辺の宅地開発の人口増が要因になっているというお話です。子どもたちの教育環境との関係では、仮設校舎ができるまでの対応についてはどのようにするのかお聞かせをください。 ◎木下 学校施設課専任課長補佐 仮設校舎の設置までの対応といたしましては、学校と協議いたしました中で、一時的に特別教室を2部屋、普通教室として転用いたしまして、使用していくということを考えております。 ◆味村耕太郎 委員 特別教室を転用するということで、これが子どもたちを取り巻く教育環境の悪化になってはいけないというふうに考えますし、仮設校舎については、あくまでも当面の対応とするべきだなと思うんですが、その点について見解をお聞かせください。 ◎西山 学校施設課長 基本的には、仮設校舎はあくまでも一時的な教室不足に対応するための手段として設置をするものでございます。大鋸小学校のように、今後もしばらく児童生徒の増加傾向が見られる地域もございまして、今回は地域的な要因による一時的な増ということになりますが、本市におきましても、将来的には児童生徒が減っていけば、仮設校舎の解消に向けて、対応はもちろんしていくところでございます。 ◆味村耕太郎 委員 新型コロナ危機の下で、学校のコロナ対策を実効的に進めていくということや、子どもたち一人一人に行き届いた教育を進めていくという上でも、少人数学級の実現への機運が国内でも高まっているということです。そうした意味では、仮設校舎の解消こそ目指すべきで、少人数学級の実現に向けた検討も一体で進めていくべきだなと思うんですが、その点について改めて見解をお聞かせください。 ◎佐藤 教育部参事 少人数学級の実現に向けましては、国の取組といたしまして、本年7月に閣議決定をされました経済財政運営と改革の基本方針2020の中で、少人数によるきめ細やかな指導体制の整備というものが盛り込まれてございます。また、文部科学省のほうも、少人数学級の実現に向けまして、令和3年度予算の概算要求に金額を明示しない事項要求ということで、教員の増員に関する必要経費を盛り込んでおり、現在、財務省との間で予算をめぐる折衝が行われている状況でございます。現在、国におきましても、このような取組がされておるところでございますので、本市といたしましては、こうした国の動向を注視した上で取組を検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 続いて、教育情報機器関係費です。市内公立小中学生へのICT機器の配付状況は現在どのようになっていますか、お聞かせをください。 ◎山崎 教育総務課主幹 市立学校の小中学生に対するタブレット型パソコンの配付状況についてでございますが、まず、中学生につきましては、本年8月末に配付が完了している状況でございます。小学生につきましては、機器の納入が一括ではなくて、随時納入されている関係で、用意が整い次第、順次配付しておりまして、今年度中には全ての小学生に配付が完了する予定でございます。 ◆味村耕太郎 委員 このICT機器の使用による目の疲れをはじめ、脳、神経、循環器等への影響も報道等で出されており、地域の保護者からは電磁波の影響について心配の声が寄せられてきています。市としても、保護者の声を受け止め、その影響について、まずは丁寧な検証をするべきではないかなと思うんですが、見解をお聞かせください。 ◎小林 教育総務課指導主事 ICT機器の使用による子どもの健康面への配慮といたしましては、文部科学省が作成した、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックを各学校に配付し、ICT機器を使用する際に配慮しなければならない点について周知を図っております。また、教育委員会におきましても、連続で端末の使用等の制限をするなどのガイドラインを作成させていただき、児童生徒の健康面への配慮に努めてまいります。今後とも、子どもたちの健康面に十分留意して、ICTを活用した学習を進めてまいりたいと思っております。 ◆味村耕太郎 委員 教育におけるオンライン環境の整備自体は重要なことです。しかし、全ての家庭がICTを使いこなせるわけではありませんし、教育の画一化にもつながっていくのではないかというふうに危惧もしているところです。いずれにしても、個々の家庭の実情をよく聞きながら、拙速に進めるべきではないなと思うんですが、見解をお聞かせください。 ◎小林 教育総務課指導主事 ICTを活用した学習につきましては、授業内容を子ども自身が理解できるまで繰り返し学習できることや、子どもの特性や個性、進度に応じた学習が可能であること、また、共同学習における意見交換の場においても、端末を活用した双方向のやり取りが可能などのメリットがありまして、分かりやすい授業の実現に役立つものと考えております。今後とも、家庭の状況や、児童生徒一人一人に当たり、きめ細やかな対応を行うとともに、学びの幅がさらに広がるよう、ICTを活用した学習に取り組んでまいりたいと思っております。 ◆東木久代 委員 今の教育情報機器関係費、タブレットですけれども、確認なんですが、中学生には8月に配られたとのことでございますけれども、この管理というか、責任というか、中学生自身が家に持って帰ったりも自由にやっているという理解でいいのか、そのあたりについてはどうなんでしょうか。 ◎小林 教育総務課指導主事 管理につきましては、学校のほうで鍵がかかる充電保管庫を使って管理をさせていただいております。学校のほうから家に持って帰ることもできます。その際には、学校のほうに申出をして、家庭の管理の下、使っていただくというような形になっております。 ◆東木久代 委員 ということは、ルールを決めて、持って帰っちゃ駄目じゃないけれども、必ず記録するなり、要望するなりとかして持って帰るということなんですね。分かりました。  8月に届いたということで、学校現場では、既にタブレットを使っての授業ですとか、そういうことはされているのかどうか、そのあたりについてはどうでしょうか。 ◎小林 教育総務課指導主事 中学校におきましては、早速、タブレットが配付された後、9月以降に我々も学校のほうで使っている様子を見に行かせていただきました。ソフトを使って、1人1台端末を使っている様子がありますので、今は授業を中心にタブレットを使っているという現状でございます。 ◆東木久代 委員 早速使っていただいているということで、これもどんどん使われるといいなというふうに思うんですけれども、先生によって、年代によって、すごく使いこなすタイプの方もいれば、苦手なタイプの方がいて、これはやむを得ない面もありますけれども、一方で、学校によって格差が出てしまうと、それもちょっと課題かなと思うんですが、このあたりについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎小林 教育総務課指導主事 委員おっしゃるとおり、格差といいますか、得意な方、不得意な方がいらっしゃる状況でございます。私どもとしましても、その格差が広がらないというか、なくなるように、研修等を随時行っておるような形でございます。よろしくお願いします。 ◆東木久代 委員 分かりました。よろしくお願いいたします。  次の33ページのトイレの改修工事は、和式から洋式へということで、ずっと計画的にやっていたかなというふうに思っております。A列、B列といって、ずっと順番にやっていたかと思うんですが、この進捗状況はどのようになっているのか、ほぼ全校が出来上がる頃でしょうか、確認させてください。 ◎木下 学校施設課専任課長補佐 トイレ改修工事については、平成23年度から40校を対象に、計画的に実施しております。小学校につきましては平成27年度末に、中学校は令和元年度末に、今御指摘いただきました1系統の整備が完了しております。今後につきましては、2系統目の改修を順次進めていきたいと考えておりまして、今回も小学校2校の改修につきましては、2系統目の改修ということで計画させていただいているところでございます。 ◆東木久代 委員 2系統目ということで、2系統目は何校ぐらい出来上がって、最終的にいつぐらいに終える予定なのか。あと、現場のお母さん方の心配の声で、1年生がトイレの問題でストレスを感じるようなんです。なるべくそこを早くしていただけると、安心して学校生活を送れると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎木下 学校施設課専任課長補佐 2系統目の改修につきましては、今年度、4校を実施しておりまして、現在、今年度で6校実施済み、もしくは実施中という状況で、今回、2校ということでお願いしております。今後につきましては、小学校8校、中学校8校について、2系統目の改修を実施していきたいと考えているところでございますが、こちらにつきましては、再整備の実施状況等、進捗などを踏まえまして、学校別に検討してまいりたいというふうに考えています。 ◆東木久代 委員 分かりました。少しでも早くと思います。よろしくお願いします。  続きまして、38ページ、オリンピック開催準備関係費ということで、チームFUJISAWAの件でございますけれども、今これは準備を始めたところなのかなというふうに思うんですけれども、今後に向けて、とても大事な仕組みをつくっていただくなというふうに思うんですが、「ボランティア活動を希望する人」というふうに書いてありますので、オリンピックのシティキャストに限らず、誰もが参加できるような仕組みということで理解していいのかどうか、このあたりの考え方について伺いたいと思います。 ◎北川 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室室長補佐 委員おっしゃるとおり、いろいろな方に登録していただきたいと考えております。最初はシティキャストの方々がメインになるかと思いますが、そのほか、2020応援団藤沢ビッグウェーブの方々、既にボランティア活動をされている方々、新規にボランティアをしたいと思っている方、いろんな方に登録いただければと考えております。 ◆杉原栄子 委員 私のほうから1つだけ質問させていただきます。先ほどからタブレットの話が出ていると思います。市内の小中学生1人に1台、タブレットが配付されたということなんですが、小学校5年、6年から少しずつ不登校になり、中学校1年生になると、全然学校に来られなくなっちゃうというお子さんが結構多いというお話を聞いております。タブレットというのは、こういった不登校の生徒にとても有意義かと思うんですが、今の現状を教えていただけますでしょうか。
    ◎坪谷 教育指導課長 不登校児童生徒への学習支援ということでのタブレットの活用状況でございますが、少しずつ中学校を中心に活用が進み、活用し始められたところだと認識しております。小学校の高学年を含めて、これから活用を進めていく必要があるというふうな状況でございます。 ◆杉原栄子 委員 ありがとうございます。  先ほど東木委員のほうからも質問がありましたが、例えば不登校の生徒の方がタブレットを自宅で使うように、長期貸出しというのは今可能になっているんでしょうか。 ◎小林 教育総務課指導主事 タブレットにつきましては、子どもに1人1台として貸出しといいますか、その子が使うということになりましたら、卒業までその子が使うタブレット、また、パソコンになっていきますので、先ほど申し上げましたとおり、家に持って帰るという申出の下、家で長期に使っていただくことも可能です。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで質疑を終わります。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 最後に、歳入以下全部について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、財政調整基金繰入金です。今回の補正予算は、国からの地方創生臨時交付金の活用ですとか、不用となった事業費の減額などで、財政調整基金を約81億円積み戻すということになっているわけですけれども、財政調整基金を積み戻す理由について、改めてお聞かせください。 ◎瀧 財政課課長補佐 財政調整基金の繰入額を減額する理由につきましては、令和3年度予算編成における市税収入等の歳入の落ち込みに対する財源不足への対応を目的とするものでございます。 ◆味村耕太郎 委員 財政調整基金については、これまでの質疑でも指摘をしたような、高齢者施設等への社会的検査の実施ですとか、市民病院をはじめとする地域医療を守るための支援、市内業者の営業や暮らしへの支援策の財源として、私は積極的に活用すべきではないかなと思うんですが、その点について見解をお聞かせください。 ◎大塚 財政課主幹 新型コロナウイルス感染症への予算対応といたしましては、市民生活への影響や市内経済の状況を十分に踏まえながら、まずは地方創生臨時交付金の活用を最優先として、これまでと同様に、引き続き財政調整基金の活用もしてまいります。 ◆味村耕太郎 委員 先ほどの衛生費の感染症対策の質疑の中で、新型コロナの感染抑止を行うための社会的検査の半分が自治体負担になっている、それがネックになっているというような指摘をいたしました。この点について、保健所の現場からはお答えがなかったので、財政当局にお聞きをするんですけれども、財政当局としても、国に対して全額国庫負担による社会的検査の実施という点について要望するべきではないかなと思うんですが、その点についてはどのように考えているんでしょうか。 ◎大塚 財政課主幹 現在、国の負担割合が決められているものに対しては、自治体の負担について臨時交付金を充てることができませんので、機を捉えまして、国への要望のほうはしていきたいと思っております。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時02分 休憩                 午前11時03分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。議員間討議はよろしいですかね。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時04分 休憩                 午前11時05分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、議案第70号令和2年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)に対する日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。  本補正予算案は、国からの地方創生臨時交付金の活用や、不用となった事業費の減額などで、財政調整基金を約81億円積み戻すことが中心で、新型コロナウイルス感染拡大第3波に十分対応できるものになっていないことが大きな問題で、新型コロナから市民の命と暮らしを守る対策こそ求められます。  質疑でも指摘したように、高齢者施設等での集団感染を防ぐために、クラスター対策にとどまらず、高齢者施設などへの大規模な社会的検査を実施できる体制強化と財政支援を国に求めつつ、市として行うべきです。あわせて、検査で陽性となった人を保護して、行動履歴や健康状態を把握したりする感染追跡を専門に担う人員を確保育成し、保健所の人員体制の強化も進めるべきです。  新型コロナウイルス感染拡大の下で、神奈川県は、横浜市、川崎市に限って、飲食店などに時短営業の要請を行いました。自粛を要請するなら、今度こそ補償とセットで行うことが必要です。自粛に伴う収入減や負担増への補償がなければ、効果は限られたものにとどまり、感染防止の実効性も担保されません。感染拡大の状況を見ながら、追加的な市としての経済対策を検討するべきです。あわせて、この間、我が団として求めている妊産婦や学生への経済支援策を実施し、新型コロナから市民の命と暮らしを守る対策を進めていくべきです。  以上申し述べて、議案第70号には反対をいたします。 ○西智 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第70号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時07分 休憩                 午前11時10分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。       ────────────────────────────── △(2) 議案 第71号  令和2年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号) ○西智 委員長 日程第2、議案第71号令和2年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時11分 休憩                 午前11時12分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かありますか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時13分 休憩                 午前11時14分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。  我が団は当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第71号令和2年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)に反対をいたします。 ○西智 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第71号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。       ────────────────────────────── △(3) 議案 第72号  令和2年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号) ○西智 委員長 日程第3、議案第72号令和2年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時15分 休憩                 午前11時16分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かありますでしょうか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時17分 休憩                 午前11時18分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。
     これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。  我が団は当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第72号令和2年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)に反対をいたします。 ○西智 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第72号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。       ────────────────────────────── △(4) 議案 第73号  令和2年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号) ○西智 委員長 日程第4、議案第73号令和2年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。                (「進行」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時19分 休憩                 午前11時20分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。何かありますでしょうか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで議員間討議を終わります。  休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時21分 休憩                 午前11時22分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 ◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。  我が団は当初予算に理由を述べて反対してきておりますので、議案第73号令和2年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)に反対をいたします。 ○西智 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第73号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕 ○西智 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。       ────────────────────────────── △(5) 議案 第74号  令和2年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第5号) ○西智 委員長 日程第5、議案第74号令和2年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。  この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆東木久代 委員 市民病院もいよいよオンライン診療体制を構築するということで、施設整備費の補正とのことでございますけれども、オンライン診療を導入する仕組みというか、スキームというか、概要といいますか、スケジュールとか、幾つの診療科で何台ぐらいとか、そのようなことについて、まず確認させていただきたいと思います。 ◎井上 医事課長 オンライン診療につきましては、このコロナ禍におきまして、いわゆる通常の保険診療とは別に、今回、臨時的な取扱いとして認められている部分がございます。そういった患者さんを対象に、診療を試行させていただきまして、急性期を担う当院に合った形を模索しながら検討を進め、その後、対象となる診療科を拡大してまいりたいと考えております。 ◆東木久代 委員 ということは、どこの診療科云々ということは、まだ具体的には決まっていないということでしょうか。診療科によって、すごく違いがあったりとか、ドクターによっても、すごく積極的なお考えの方や、慎重な考えの方とかがいらっしゃるのではないかと想像するわけですけれども、そのあたりの検討状況について伺いたいと思います。 ◎井上 医事課長 オンライン診療につきましては、まず、患者さんの御希望があるというのが前提になりますけれども、急性期でございますので、どうしても全ての患者さんをそのとおりできるということではございませんが、現状、電話等で処方箋発行が臨時的な取扱いとして認められておりまして、今、そちらは全科対応になっています。今回、こちらの補正をお願いさせていただいて、全ての診療科において、できる環境をまず整えさせていただこうというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 事業概要を見ますと、オンライン診療体制の構築というふうな記載があります。政府のデジタル化政策の流れの中で出てきているというような課題ですけれども、この点について、日本医師会は、かかりつけ医が対面診療の補完として活用すべきものだ、医療訴訟やプライバシー保護など、医師の不安を取り除くための環境整備が必要としています。やはり全て対面診療に置き換えるということは困難ですし、慎重な検討と、少なくとも拙速に進めるべきではないなというふうに思うんですが、市民病院の見解をお聞かせください。 ◎井上 医事課長 先ほどの答弁と少しかぶる部分もございますけれども、オンライン診療につきましては、診療報酬上の臨時的な取扱いが認められているところでございます。今ございましたように、今後の診療報酬改定でも対象疾患の拡大などが議論されているところでございます。当院では、臨時的な取扱いとして認められている患者さんを対象に試行して、当院に合った形の検討を進めていきまして、感染拡大に備えていきたいというふうに考えております。 ◆味村耕太郎 委員 続いて、市民病院の経営状況という点です。新型コロナウイルスの感染拡大の第3波が広がる一方で、医療機関の経営危機が全国的に深刻となっています。市民病院では、令和2年度決算で約10億円の経常損失を見込んでいるということです。国は医療機関への減少補填はしないというような姿勢ですけれども、医療機関の経営難による医療崩壊が起これば、コロナの患者の救命だけではなくて、一般の患者の命も救えなくなるというような最悪の事態も起こりかねません。市としても、国による医療機関への減少補填を求めるべきではないかなというふうに思うんですが、見解をお聞かせください。 ◎田中 医事課主幹 収益の減少につきましては、新型コロナウイルス感染症に伴います空床確保の補助金など、既に申請しているところではございますが、さらなる支援につきましては、機会を捉えまして、全国自治体病院協議会などを通じてお願いしたいと考えております。 ◆味村耕太郎 委員 続いて、今後の対応という部分ですけれども、新型コロナ感染拡大の第3波に加えて、インフルエンザの流行期を迎えて、疑似症患者というものも増加してくるということです。この点について、市民病院としてはどのように対応を図っていくのかお聞かせください。 ◎井上 医事課長 当院は、これまで神奈川モデルの高度医療機関として、主に重症患者を中心に受け入れ、治療に当たってまいりました。現在は、受入れ要請に対しまして、お断りをしている状況にはないため、現在の確保病床を維持していく予定でございます。しかしながら、さらなる感染拡大により、神奈川県から確保病床の拡大が求められた場合には、不急の手術や検査の延期及び救急患者の受入れ制限など、これまでと同様な対応を行う必要があるものと考えております。 ◆味村耕太郎 委員 あわせて、直近の神奈川県の動向ということなんですけれども、神奈川県が新型コロナウイルス感染者の入院優先度をスコアで判断するための基準を示したということでありまして、本日からその基準を実施していくということなんですが、具体的にはどのような中身になっているのか、改めてお聞かせをください。 ◎井上 医事課長 まさに本日から適用になるんですけれども、今まで例えば65歳以上で重症リスクのある方につきましては、症状がない状態であっても、即入院というような形になっておりました。中等症扱いにするというような形でございましたが、年齢やハイリスクの因子を得点化というか、点数化しまして、一定点数以上――今回は5点となっていますが、5点以上の方が入院の目安というような形になります。ただ、この点数に満たない場合でも、医師が必要と判断した場合は入院させることも可能であるというような形になっております。 ◆味村耕太郎 委員 医師の判断があれば入院できるということではあるんですが、このスコアというものによって、機械的な振り分けがなされて、本来、入院が必要な方が入院できなくなってしまうというような事態は起こり得るんでしょうか。その点の懸念についてはどのように捉えているんでしょうか。 ◎井上 医事課長 現状におきましても、無症状の方で自宅療養または施設等で療養されていらっしゃる方がいます。その際には、保健所等で健康観察をしておりまして、重症化または症状が出てきたというような場合には、速やかに入院ができるような体制が取られています。今後もそこの部分というのは同様な形で動きますので、今、御懸念の部分というのはないのかなというふうに考えております。 ◎吉原 市民病院事務局長 ちょっと補足をさせていただきます。もちろん御懸念のところはないように努めてまいります。今回の件は、神奈川県のほうで、県内の特に横浜、川崎で病床が非常に逼迫していると。今まで当院でも、比較的状態のいい方でも、陽性、あるいは、65歳以上だと入院をさせなければなりませんでした。病床逼迫の中での県の判断でしたので、それは当院も受け入れて、今日からやっていきます。ただ、医師が見て、5点に達していなくてもという判断はさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ◆清水竜太郎 委員 今の点数化の話なんですけれども、あのやり方は、要するに、病院は逼迫していると言っているけれども、意外と無駄が多いよということになるんですか。 ◎井上 医事課長 現状、年齢と基礎疾患を持っていらっしゃる方などだと、症状がなくても入院をしている状況があります。結局、退院までの間、症状が何も出ずに帰られている方もいらっしゃいます。そういった中で、そういった方が今入院をしていることによって、確保している病床が塞がってしまっているという状況があるので、そこを改善していくということが、今回の新しい入院基準になっております。 ◆清水竜太郎 委員 こういうリソースが少ない中で、少しでも効率化するということは、慎重な判断は必要ですけれども、もちろん有効だとは思うんですが、分かる範囲で結構なんですが、例えば市民病院の場合は、その割合というのは何%というか、どれぐらいなんでしょうか。 ◎井上 医事課長 すみません、数字では押さえておりません。特に私どもは重症者を中心にやっているというところもあります。また、それ以外の部分においては、他の症状がある方が多いというようなところもございますので、うちの病院でいくと、今回のこれによって減るというような状況はないのかなというふうに思っています。 ◎吉原 市民病院事務局長 少し補足をさせていただきます。2月にコロナが発生しまして、一番最初は、いわゆる陽性になった方は軽症でも何でも全て受け入れなさいということで受け入れていました。その後に、全ての軽症を受け入れると、すごい人数になってしまうので、重症、中等症等を受け入れるような形になっていまして、また、今回、第3波が来まして、状況が逼迫しているという中での判断というふうに我々も受け止めています。その辺はだんだん見えてくる部分が今あるのかなと思っていますので、状況を見ながら、当院もやっていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○西智 委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 休憩いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時35分 休憩                 午前11時36分 再開       ────────────────────────────── ○西智 委員長 再開いたします。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで討論を終わります。  採決いたします。議案第74号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。       ────────────────────────────── ○西智 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  そのほか、委員の方から発言はありませんか。               (「ありません」と呼ぶ者あり) ○西智 委員長 これで委員会を閉会いたします。       ──────────────────────────────                 午前11時37分 閉会       ────────────────────────────── 以上のとおり相違ありません。 藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。 補正予算常任委員会 委員長  西     智...