(「なし」と呼ぶ者あり)
4: 【
委員長】ないということでございますので、これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第92号は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
5: 【
委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
2.議案第93号 平塚市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
6: 【
委員長】次に、議案第93号「平塚市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7: 【
委員長】なしということでございます。これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
8: 【
委員長】なしということでございます。これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第93号は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
9: 【
委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
─────────────────────────────────────────────
3.議案第99号 平成21年度平塚市一般会計補正予算(所管部分)
10: 【
委員長】次に、議案第99号「平成21年度平塚市一般会計補正予算」のうち本委員会所管部分を議題といたします。
審査は、歳出、続いて歳入の順に行いますが、私が申し上げるページは、平成21年度平塚市一般会計補正予算書の款項目が記載されている左側のページですので、御承知願います。
歳 出
2款 総務費
3項 戸籍住民基本台帳費
11: 【
委員長】それでは、まず12ページ。開けていただけましたか。12ページ上段の2款総務費3項戸籍住民基本台帳費です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
9款 消防費
12: 【
委員長】ありませんので、次に26ページ上段の9款消防費です。質疑はありませんか。26ページです。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10款 教育費
13: 【
委員長】次に26ページ中段から30ページまでの10款教育費です。質疑はありませんか。
14: 【
江口委員】28ページの幼稚園費の私立幼稚園等就園奨励費などの補助単価の改正と対象者の増加があるため増額補正しますということなので、補助単価の改正の内容についてお聞きしておきたいというふうに思います。
続けて、よろしいですか、別のところも。30ページも。
15: 【
委員長】どうぞ。
16: 【
江口委員】予算書の30ページの中央図書館業務事業のところでもお聞かせください。無断の持ち出しをなくそうということで、
無断持ち出し防止装置を設置しますということだと思うのですけれども、どのような防止装置なのかということと、無断の持ち出しというのが現状どのぐらいあるのかということについてお聞かせいただきたいというふうに思います。
以上、2つの点についてお願いします。
17: 【
学務課長】それでは、就園奨励費の関係でどんな補助内容の改正があったのかということでお答えを申し上げます。
国の補助の基準が毎年5月ごろ示されます。その中で今回大きかったのは、補助基準、すごく細かいのですけれども、A、B、C、Dランクがあるのですが、第3子、3番目の子供さんについて大幅な増額という改正がございまして、全体の増額もあるのですけれども、一番大きかったのが第3子目の増額ということで、改正をしたということでございます。
以上でございます。
18: 【
中央図書館長】図書館の関係で、持ち出し防止装置と現状ということですけれども、持ち出し防止装置として考えているのは、ブック・ディテクション・システムといいまして、本に磁気テープを張ったものを、ゲートを通過する際、処理がしてなければブザーなり、ランプなりで知らせるという装置でございます。今回は、緊急雇用ということで行いますので、とりあえず磁気テープを張る作業を考えております。それで、22年度の予算でゲートの方を設置していきたいと考えております。
あと、被害というか現状ですけれども、平成20年度でいきますと、3階、参考室の図書でいきますと、大体49冊ほど、金額にして33万2500円ほどの被害になっております。
以上でございます。
19: 【
江口委員】ありがとうございました。済みません、私の方できちんと把握できてなかったので教えていただきたいのですけれども、幼稚園の就園の助成金については、第3子のお子さんに大幅な助成がありましたよということだったと思いますけれども、現状に比べて第3子のお子さんは幾らぐらいまで増額するのかということについて教えていただきたいというふうに思います。
図書館の持ち出し装置については、済みません、金額が1300万円ほどと結構大きいですよね。だから、装置そのものも、この中に入っているのかなというふうに思ったのですけれども、今のお話ですと、本にテープを張るのにこれだけお金がかかりますよということなのかというふうに思うのですが、どのぐらいの本があって、どういうもの、どういうふうにして、これだけの金額をかけて磁気テープを張ることになるのかなということについて、ちょっとイメージがつかなかったので、教えていただきたいというふうに思います。
以上、済みません、2つお願いします。
20: 【
学務課長】どのくらいの増額かということですが、これがなかなか難しいのですが、A、B、C、Dのランクがございますので、第1子、第2子については大体11%、合計ですけれども、第3子を入れますと27%増額になっていると。国の幼児教育の無償化というのを踏まえた増額であろうというふうに思います。
以上でございます。
21: 【
中央図書館長】まず、参考室の本の数ですけれども、3階の参考室には大体6万3000冊ほど蔵書数がありまして、今回テープを張る数が大体4万1000冊。来られた方がすぐ手にとって見れる、要は開架されている図書の数が大体4万1000冊ということでございます。
あと、装置が入ってないのに金額が結構かかっているということでございますけれども、今回、緊急雇用ということで、人件費が事業費の大体4分の3以上占めてなければいけないということで、ちょっとゲート費は含むことができませんでした。それで、テープの張りつけ自体は、それほどかかっていませんけれども、説明のところに書いてありますように、前段として蔵書点検とか書架整理がございます。そちらの方が結構人手がかかるということで、これだけの金額がかかっております。
22: 【
片倉委員】26ページ、教育費、3節の情報教育研究事業はマイナス補正で95万4200円──945万2000円がマイナス補正されておりますけれども、この内容と事業に対しての経過について、お願いをいたします。
23: 【
教育研究所長】
片倉委員の質問にお答えさせていただきます。
実は、これは9月の定例議会で可決していただいた補正予算の減額補正ということになっております。なぜ、このような減額補正をしたかといいますと、9月に予定していたICT支援リーダー、並びにICT支援員の人数を減らしたためです。9月に補正予算を組んだ事業が、なぜいまだにできなかったかということは、政権交代により国の補正予算の見直しが行われた際に、ふるさと雇用再生特別交付金の実施要件についても厳格化が求められました。そのため、当初の事業計画では24年度以降、平塚市の単独事業として継続することが難しい状況であることが判明いたしましたので、今回、支援員等の人数や勤務日数を再検討して、債務負担行為を設定することにより、24年度までの事業の継続を図るものであります。
以上です。
24: 【
委員長】そのほかに、ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
歳 入
14款 国庫支出金
2項 国庫補助金
5目 教育費国庫補助金
25: 【
委員長】以上で歳出の審査を終わり、歳入に入ります。
8ページに戻っていただきまして、14款国庫支出金2項国庫補助金のうち5目教育費国庫補助金です。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
26: 【
委員長】以上で歳入を終わります。
第2条 繰越明許費
27: 【
委員長】それでは、1ページに戻っていただきまして、第2条繰越明許費の補正です。
なお、第2条の内容は5ページにあります第2表繰越明許費補正、第10款教育費になります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
第3条 債務負担行為
28: 【
委員長】では、ないようでございますので、次は同じく1ページの第3条債務負担行為の補正です。
なお、第3条の内容は5ページにあります第3表債務負担行為補正の下段、ICT支援員等派遣事業になります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
29: 【
委員長】これで質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
30: 【
委員長】これで討論を終わります。
これより採決を行います。議案第99号「平成21年度平塚市一般会計補正予算」のうち本委員会所管部分は原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
31: 【
委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
これで付託議案の審査を終了します。
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4.議案以外の所管事項質問
32: 【
委員長】次に、議案以外の委員会所管事項についての質問を行います。あらかじめ通告がありますので、これに従って、順に
発言を許可します。
江口委員。
33: 【
江口委員】それでは、2つ質問をしていきたいというふうに思います。
1点目は、文部科学省がことしの3月に「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」という、かなり分厚いマニュアル、マニュアルと言われているようなものなのですけれども、出されています。この内容について、お聞かせください。
また、この分厚い「子どもの自殺予防」というものの配置状況、配布状況についてもお聞かせいただきたいというふうに思います。
加えて、教育委員会として、この内容を先生方に周知をしていただけているのかなというふうに思うのですけれども、この内容についてお知らせする研修会などは行ってきているのかということについてもお聞かせいただきたいというふうに思います。
このマニュアルに関連して、どこがこういうものを扱うのかということを改めて確認をしたいというふうに思うのですけれども、教育委員会の中で自殺や自殺未遂の問題を中心的に扱う所管課というのが、どこになるのかということも確認をさせていただきたいというふうに思います。
現状は、教育委員会の中で自殺未遂、あるいは自殺で亡くなる小・中学生のお子さんがいるのかどうか、何人いるのかについてもお聞かせいただきたいというふうに思います。
2点目ですけれども、学校医のことについて質問したいと思います。今、小・中学校の学校医の先生は、どんなふうに選ばれるのかということをお聞きしたいと思います。あわせて、精神科や心療内科の先生の配置を望む声があるように聞いておりますけれども、精神科や心療内科の先生の学校医としての配置があるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
大きく2点、質問しました。1点目は、若干細かい点も聞いておりますけれども、お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
34: 【指導室長】ただいま「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」、文部科学省が発行しているマニュアルについての内容はというのが、最初の御質問であったかと思います。子供についても、自傷行為等が見られるのが全国的にもあるということで、このことについて子供たちが起こす自殺行為、自傷行為等についての基礎知識を学んでいこうというものが、中に書かれている内容です。なぜ教師が自殺行為について学ばなければいけないのかということ、それから最初にどういうことを学んだらいいのか、それから実態はどうなのか、それから何歳ぐらいからそのような意識が起きるのかとか、自殺と自傷行為の違いですとか、それから自傷行為というものは何を指すのかというような項目などについての基礎知識を学ぶものが、マニュアルの内容かと思います。
配布状況ですけれども、全小・中学校には厚いマニュアルが2部ずつ配られております。リーフレット、マニュアルを抜粋した薄いカラー刷りのものですけれども、それは全教員に配られております。それが配布状況です。
マニュアルの活用ですけれども、自殺のサインを見逃さない。いじめもそうなのですけれども、そういったサインを見逃さないということで、マニュアルを教員が読み取って、基礎知識を身につけるようにしておりますけれども、各校とも定期的に学年、中学1年なら1年生の学年会議というのも設けておりますけれども、その中でそれに関するような話題が、事件、それから心配されるような子供たちの動向があった場合は話題に上げて、そしてリーフレットやマニュアルを持ってきて、こういう部分に該当するのではないかということで対応策を考えたり、ほかの関係機関の協力を得たりということで活用しているかと思います。
それから、研修ですけれども、小・中学校の教頭を集めて研修を持っている小・中教頭研究会というのがあります。8月4日に、テーマは児童生徒指導と危機管理ということで、ソーシャルスキルのポイントについて研修をいたしました。この日の主が、いじめと、それにまつわる対応ということでしたので、事例を3点ほど挙げて演習を行いました。
それから、8月10日にくらし安全課の方で主催した、こころと命のサポート事業による研修会、これは教員にも出席を要請して、7月2日の小・中教頭研究会で呼びかけをいたしまして、この研修会には若干名、教員、校長、教頭、養護教諭、それからスクールカウンセラーが出席しております。
それから、年が明けて2月9日に各校に児童生徒指導担当者というのがおりますけれども、児童生徒指導担当者会で講師を招聘して研修会を予定しています。テーマは「子供の自傷行為の理解と援助」ということで、43名の教員が研修をすることになっております。
それから、自殺行為を起こす子供が何人いるかということですけれども、ここ数年ではそのようなことは起こっていません。ゼロです。ただ、遊び感覚でカッターナイフ等を使って、人の文字を腕や何かに記入をして、かさぶたができますね。ちょっと語弊があるかもしれませんが、恋愛占いのような、そんなようなものをしたり、それから根性焼きといって、たばこの火を手の甲につけて我慢を競うというような行為としてあります。自傷行為とは自分を傷つける行為ですけれども、多分に遊び的なものがあります。万年筆のインクを傷つけてすり込んで、入れ墨のような形にして遊ぶというふうな例もあります。
それから、子供たちが起こす、このような自傷行為、それから自殺行為等を発見した場合は、児童生徒指導関係ということで、主管となるのは指導室ではないかというふうに判断しております。
以上かと思います。
35: 【
学務課長】学校医の関係につきまして、2点御質問をいただきました。
どのようにして選ばれるのかということでございますけれども、学校医につきましては、学校保健安全法に基づきまして、いろいろ健診項目が決まっております。それに合わせまして、内科、眼科、耳鼻科、歯科について、医師会、歯科医師会に推薦を依頼いたしまして、推薦をいただいて委嘱をいたしております。
2点目の精神科、心療内科医の配置はあるのかということでございますけれども、現在、配置されております学校医につきましては、精神科、それから心療内科を標榜するお医者さんはおりません。
36: 【
江口委員】ありがとうございました。1点目の質問の中で、配布、この「子どもの自殺予防」の配布状況についてお聞かせいただきました。
また、研修会をやっていますかという質問については、いじめや自殺に関連する研修会をやっていますということと、くらし安全課主催のシンポジウムにも出席していただきましたよという御回答だったというふうに思います。
私がここで質問をしたかったのは、このマニュアルについての説明をするような場というのがありましたかというふうに聞きましたので、その点について1点確認をしたいというふうに思います。さまざまな角度で、これに関連するテーマについて取り上げて勉強されていますということだったというふうに思いますが、文部科学省の出した指針についての説明の場というのがあったかどうか確認をさせてください。
それと、もう1点、今お答えの中では、教育委員会の中ではこういった問題に関する所管課というのは指導室ですよというようなお答えだったというふうに思います。あわせて、小・中学生に自殺者というのはいませんよと。未遂についても、ゼロというような回答だったのかというふうに思います。自傷行為などはありますけれどもということをお答えいただいて、その遊び的なものもありますというような例を出されて御回答いただきました。
学校医については、心療内科や精神科の先生は配置していませんというようなお答えだったと思いますので、今のお答えを踏まえて、再度質問したいというふうに思いますが、1点目確認をしたいと思いましたのは、繰り返しになりますが、これについての説明の場というのがあったかどうかということをお聞きしたいというふうに思います。単に、資料配布にとどまってしまっているのではないかというふうに少し心配をしていますので、確認をしたいというふうに思います。
今の実態の把握をお聞きしたわけですけれども、教育委員会の中では自殺者はゼロだし、自殺未遂についても、その事例というのはありませんよというような御回答だったというふうに思うのですけれども、直接的には救急車で搬送される自損事故というのが、必ずしもそれが全体を指す自殺未遂者だとは思いませんけれども、ここで現状の確認をするために、できれば消防の御担当の方に、小・中学生の自損事故、自殺未遂で運ばれるということですけれども、その年間の件数についてお聞かせいただきたいというふうに思います。小・中学生で自損事故で救急搬送されるお子さんが何人いるのか、現状を確認したいと思いますので、お聞かせいただきたいというふうに思います。
以上、3点聞いています。よろしくお願いいたします。
37: 【指導室長】1点目のマニュアルを用いての研修を行ったかということの御質問だったのではないかと思います。
児童生徒指導の諸問題ということでとらえて、学年ごと、それから全教職員でも話題に上げておりますけれども、職員会議の中でも呼び名は学校によって違うと思いますけれども、事故防止会議というのを必ずというか、その子供たちの状況に応じて設けるようにしています。それについて、例えばこのような未遂とか自傷行為にかかわるようなものがあった場合には、それを用いてということをやると思いますけれども、現段階で具体的にそれを使ってということの実例は聞いておりません。
しかし、小・中教頭研究会等で、文部科学省の方から、このようなものが配られたはずです。ぜひ、このような事例がある、なしにかかわらず、機会を設けて研修を設けるようにということは、小・中教頭研究会で私の方から呼びかけをいたしました。
それから、自殺の未遂についてもあるかということでしたけれども、指導室の方では把握はいたしておりませんということです。
以上だったかと思います。
38: 【消防救急課長】ただいま委員の方から小・中学生の搬送者数ということで御質問がございましたが、今、手元にしっかりとした資料がございませんので、はっきりとしたお答えはできかねますけれども、たしか私どもの方で算出した数といたしましては、過去3年間で数件、毎年数件というふうに認識しております。
以上でございます。
39: 【
江口委員】消防の御担当の方には、済みません、事前に数字を聞きますというふうに御通知していませんでしたから、大体の数で御報告いただいたのだというふうに思いますけれども、小・中学生が救急で搬送される数というのは、毎年必ず数件はあります。10代のお子さんも決して少なくはありませんので、ぜひ教育委員会としても実態を踏まえるために現状の把握をしていただきたいというふうに思います。
実態の把握をしなければなかなか対策の打ちようがないと思いますので、実際に小学生や中学生、中学生が多いと思いますが、救急車で自殺未遂をして病院に運ばれている事例がありますので、実態の把握を消防と連携して、その数字を逐一掌握しておくようにしていただきたいと思いますが、御見解をお聞かせいただきたいというふうに思います。
今の質問に対する御答弁を聞いても、国が出したこのマニュアルも、教育委員会としては、その内容を学校の先生にお知らせする場面というのはありませんでしたよということだったと思います。各学校では、自殺の対策について、このマニュアルを扱ってくださいねというふうに教育委員会からお呼びかけしていただいているということでしたけれども、教育委員会が主体となって各学校の先生に、言ってみれば、いざというときの対処の方法の技術的なスキルの部分、技術的な部分をまとめたものについては、教育委員会として学校の先生にお伝えする場面をぜひつくっていただきたいというふうに思います。
すべての先生に、突然まとめてというのはなかなか難しいと思いますので、支援コーディネーター、特別教育のコーディネーターの先生がいらっしゃると思いますので、その先生に対しては、ぜひ教育委員会として予防のためにどうすればいいかとか、いざというときどうすればいいかとか、実際に救急車で運ばれているお子さんもいるわけですから、そのお子さんに対するケアはどうしたらいいかといったことを、技術的に学んでいただく場面をつくっていただきたいというふうに思っています。そうしたことをして、早急に検討していただきたいと思いますが、御見解についてお聞かせいただきたいというふうに思います。
以上、再度の質問になりますけれども、よろしくお願いいたします。
40: 【指導室長】子供たちの自殺行為について、消防との連携をして把握をということでしたので、貴重な御意見だと思いますので、ぜひ連携をしていきたいと思います。情報指令課の方から、休日・夜間にかかわらず私の方に、救急搬送された場合は連絡が入ることになっています。休日、スポーツ活動でけがをしたということで、そのときの状態を部長、教育長にも情報を流す、すぐに対応するというような体制は常に整えております。まさに、自殺行為等があれば、すぐに動かなければいけませんけれども、その辺の方の実態も把握する体制は整っていますけれども、取りまとめて残すということ、それから教員の方に実情を伝えて、単なる研修の呼びかけではない具体的なスキルを持ってもらうというのは必要なことだと感じました。
それから、先ほど申し上げた年が明けて、児童生徒指導担当者を集めた子供の自傷行為等の理解と援助というテーマでの研修を行うことも、それの取りかかりというふうにとらえていただけたらと思います。
以上です。
41: 【子ども教育相談センター所長】子ども教育相談センターでは、教育相談コーディネーター研修会を実施しております。教育相談コーディネーターは、校内体制をつくっていけるキーパーソンになる人物です。自殺予防や自殺の対応などは、学校全体がチームを組んで対応するということの大切さが、このマニュアルにも書かれておりますので、教育相談コーディネーター研修会において、このマニュアルを活用し、校内でさらにこのマニュアルが生かされるように研修をしていくことを検討していきたいと思っております。
42: 【
委員長】次は、永田委員。
43: 【永田委員】最初に、お断りをしておきます。テーマ、質問項目の件では、情報の取り扱いという非常に大きなテーマを上げたため、大分皆様の方から混乱したということで、事務局の方にお声をいただきまして、今後気をつけていきたいと思います。
それでは、内容に入っていきたいと思うのですが、現在、この少子化の中にありまして、団体、もしくは個人にあっての、内部のそういうさまざまな出来事も含めて外部で評価を受けたということに対して、現在、教育委員会の中での外部への広報のあり方、その基準について、どのような内容をお持ちなのかをお聞かせいただきたいと思います。
具体的には、今申し上げたとおり、団体で何かの賞をいただくとか、何かの大会で入賞するとか、ただ学校から上がってくる場合もあるでしょうし、または、その個人、グループ、同好会から、たまたま動き出したものが、そういう大会なり、大きなそういうものに、逆に言うと吸い上げられて、それが評価を受けて、何らかの顕彰を受けるというようなことにもなったようなこともあると思いますが、基本的には外部に対して、広報する、周知をするときの教育委員会としての基本的な取り組みの路線というか、その部分を、まずはお聞かせいただきたいと思います。
44: 【指導室長】子供たちのそうした取り組みについては、主となるのが4月から夏休み直前あたりに、いろいろな団体から、このようなコンクールをやりますよとか、発表会をやりますよというような通知がまいります。それを子供たちに発信をして、主に夏休みの課題にしたらどうだということで投げかけをいたします。それで、秋口になりますと、学校の方から何か賞を受けた方、県レベル以上、県、関東、全国、以上のものについては報告してくださいということで掌握をするようにしています。
それから、それ以外、個人的に行ったものも、これは学校側の呼びかけ方がさまざまだと思いますけれども、何かそのような顕著なものがあればということで集約するようになっています。
今申し上げた県以上のコンクールですとか、そういうものの上位入賞については、20年度ですと小学校で68件、子供たちからあった、各校からです。それから、中学校では71件ということです。それらについては、既にその場で表彰を受けているということと、それから、学校によっては所属のスポーツサークルというのでしょうか、そういうものもあれば、全校朝会など、みんなの場でお披露目といいますか、紹介をするというようなことを行っています。これらを私たちの方もいただいて、
一覧表にして、教育委員さん方にも知っていただくための表は設けてございますけれども、それを、さらに市民の方へというところの広報の基準というのは、今現在設けておりません。行っていないということです。
以上です。
45: 【永田委員】わかりました。件数も小学校68件、それから中学校71件というふうなお答えでございますし、非常にこれは、かなり件数としても多いものだなというのが正直なところですが、私は今、最初にこの質問に入っていくわけですけれども、やはりその現状では教育委員会でとまってしまっているような気がしてならないから、今回のテーマに取り上げさせていただいたのです。
具体的な話をしますと、ことしに入って職員の不祥事が2件続きました。これは悪い方です。ただ、私が今回取り上げているのは、表彰と顕彰の違いもありますけれども、表彰はあくまでも、その会、例えば大会だとか、そういうところでの実質的な評価だと思うのですが、顕彰とさせていただいたのは、教育という観点から見たら、それに至るまでの内容というか、足跡みたいなものが非常に重要ではないかと思ったので、「顕彰」というふうにして、質問の要旨の中に入れました。「検証」ではないのかというお問い合わせもありましたけれども、そういう意味ではありません。ですから、そういうところを含めて、もっとオープンにしたいという気持ちがあった上での質問の背景があるということを御承知おきいただきたいと思います。
具体的な話の中で、実は11月16日、これは平塚の小・中・高、一部高校が入りますけれども、高校生のものづくりのコンテストで全国大会で優勝したという記事がぽーんと出て、気になったのです。11月16日の新聞から17日、21日、26日、ずっときて29日、12月1日ぐらいまでに、私が見ただけでも8件、これは地方版にもありますし、ローカル紙もありますし、結局三大紙の新聞にも載ったという経緯もあります。非常にそういった面で、それはそれぞれ、さまざまなメディアの方のとらえ方があるかもしれません。たまたま私がこの12月に入る前、11月19日だったと思うのですが、ある学校にお邪魔をしました。そこでは、手作り絵はがきコンクールの2年連続団体最優秀賞をとったという記事が出たものですから、早速、その内容等を聞きに行ったわけです。いろいろ聞いていきますと、今、室長さんお話のとおり、さまざまな部分は基本的に指導室には上がってきていると。先ほどの、もう少し掘り下げていただきたいのは、こういう世の中が少子化であって、世知辛い中で、子供たちが頑張ってきたというのを、それはいろいろな条件があると思うのですが、やはり平塚市の財産として、将来財産としてしっかりと、やはり広報していくということが、まず1つは方針の中に入ってきてもいいのではないかと思います。さまざまな、それはルールがある。先ほどの答弁の中では、背景に見えないところもありますけれども、その点は十分に、ぜひとも御検討いただきたいと思います。
それから、広報の件で、今調べたら、平塚市のホームページの記者発表、ここには4件の記録が残っています。8月10日の全国の中学校の体育大会での市長訪問、出場した選手が表敬訪問をしたという記事や、11月27日の市長表敬、これは全国のジュニアオリンピックでしょうか、そこでの大会で優勝したという、きちっとした形での周知といいますか、広報に載っていたということです。それはそれでいいと思うのですが、どうも私は教育委員会がそういう部分で発信源になっていかないといけないのではないかと思います。現実問題として、学校の問題というのが本当に深刻化しているということは十分認識しているわけですけれども、いいものはいいという評価を、やはり教育委員会がしっかりとした立場で訴えていくということについて、ここはぜひ再検討といいますか、ぜひお願いしたいと思うのです。ですから、保護者の皆さん、そして小学校の1年生になれば、低学年になれば、やっぱり保護者の御意見も当然あるでしょうけれども、学校として、グループとして、何かしらの形でそういう評価を与えていくということを、ぜひ御検討いただいたらどうかなというのが思いでございます。やる気を起こさせるとか、背中を押すというのが私たちの立場ではないのかなと思います。
私は、2回目の質問の中で、そういう形で目に見えるような形に教育委員会と、それから学校長会とか、保護者の皆さん、PTAの皆さん、それから地域の皆さんとあわせて、そういういいニュースは発信していったらどうかということを思います。
もう1つは、長くなりますけれども、逆にそういう顕彰には当たらなかった。要は、入賞にならない人でも、非常に努力して頑張っている人もいますから、そういう方々、次の芽を、逆に言うとつないでいけるように何かそういう部分を継続的に評価してあげる、何かしらの後押しをしてあげるような、そういうこともしてあげたらどうかなというふうに思います。
そういう中で、先ほど申し上げたとおりに、やる気の部分になったり、目標設定が明確になったりするのではないかという点がありますので、その点をぜひ御見解を、指導室長というよりも、教育長さんの御見解もお聞きしたいと思うのでございますが、よろしくお願いいたします。
46: 【指導室長】子供たちの、そういう顕著なすぐれた活動については、年末、まさにここで発信しておるのですけれども、指導室の方から各校に呼びかけて、子供たちからそういうようなものが上がってきていませんかということで調べる体制を整えています。
コンクールや、そういう大会等には期日がさまざまであったり、それから審査の結果が出る時期がさまざまですので、ようやく集約できるのが2月であるということになります。さっき申し上げた小学校68件、中学校71件というのも、20年度ができ上がったのが2月で、ようやく定例の教育委員会で、このような顕著な活動がありましたよと紹介できた状態であるということで、ばらばらと出していただいたものが
一覧にまとめ上げられるのが2月であるということもお酌み取りいただきたいと思います。
それから、市長訪問させていただいたことについては、中体連の運動部の活動については、もう刻々と市内大会から中ブロック、県、関東、全国というふうに把握できますので、今どの子がどの大会に行っているというのがわかります。種目によっても、これは水泳ですとか、陸上ですとか、柔剣道ですとかということで会場が違ったり、それから結果が出る時期が違いますので、これについてはばらばらと全国に進めた、金目中のバレー部であるとか、それから旭陵中の走り高跳びの柏木さんであるとかということで、はっきり行ってきたときとか、それから柏木さんの場合は、今回市長さんを御訪問するときに──蛇足で済みません。インフルエンザにかかってしまって伺えなかったということもあって、タイミングを見て、市長さんのスケジュールを調整して、報道の方にも流させていただいて表敬訪問するというような形になっております。これは一挙にまとめてというわけにはいきませんけれども、全国へ進むという、本当に顕著なものについては知っていただく体制を、広報課とも連携して報道に流すということで行っております。
それから、大きな賞に入らなくても佳作という部分では、学校ではさまざま受けておりまして、校長先生によって、何でもいいから持っていらっしゃいというような方もあるので、はっきり申し上げると、貴重な朝会の場で、ほとんどの時間が表彰で終わってしまうというくらい、それくらいさまざまな団体があるから、あの少年野球の大会を表彰したのだから、うちのも出してくれというようなことで、やはり何かの線を引かないと、ありとあらゆるものが来るということで、その辺の基準、学校ごとで考えているのは、それなりにお任せしておりますけれども、基準は設けているのではないかということがあります。
それから、広くお知らせしていくということも何かの基準を設けていかないと、あちらが表彰されたのだから、公表されたのだから、こちらもしてほしいとか、してほしくないという方もいられたりとか、それから本当に個別に世界的に活動されている方も、去年もトランポリンなんかで外国へ行ったということを後から聞いたところがありますけれども、さまざまですけれども、今ちょっとそこのところの基準は設けられていませんけれども、何がしかの対応を考えていきたいと思います。
以上です。
47: 【永田委員】最後のところが聞きとれないのですが、教育長さんにも、もし最後にまとめてお言葉があればお聞きしたいのですけれども、教育委員会として、例えば教育委員会の1階のところに、そういうものを、本来なら全国大会が、やっぱりそれは1つの県レベルと言われたから、目に見えるように、おめでとうでもいいですよ。頑張ったでもいいですよ。平塚の市民以外の、当然学校関係者の方、それ以外の方も入ってこられる場所に、何でそういう広報をしないのかということです、私が申し上げたいのは。
目に見えるような形にしてあげるということが、どれほどいろいろな勇気になるのかとか、やる気になるのかということだと思います。ただ、お話のとおり、この部分は学校に任せて、そこで判断をしなければいけないという校長先生のお立場があるし、だから教育委員会として、その部分の整合性をつけて、この数字のところは教育委員会として判断させてくださいということが、それは幾らでも打ち合わせができるわけでしょうし、学校は学校でやっていただくことも必要。学校に入って、受付に入って、そういうところを書いていただいてもいいと思うのです、手書きでも何でも。どんどんそれが追加になれば変えればいいわけです。要は、そういうふうに学校の中が活性化するような、不幸にしてマイナス要素はいっぱいあるかもしれません。幸いに、いい話もあるけれども、事件性がどうしても出てくる内容もあるかもしれません、現場的には。ただ、それはそれとして、1つの事例として、ぜひその取り組み。
ですから、ある面で広報にこだわっているのは、やはりそういう掲示の仕方とか、そういう一工夫は教育委員会が中心でやっていかなければだめではないですか。私はそう思ったのです。県立の高校や私学の高校のところに、みんな最近、何々の大会に出たとか、何々に出場しているというのも、これはいっぱいやっていることで、やっぱりそこの学校の関係者、OBなんかは、物すごく勇気をもらいますよね。それが、いいかどうかはわかりません。ただ、教育委員会として、そういう部分、余計なお金をかけなくても何か形に変えられるものがあるのかなということがありましたので、ぜひそういう広報に、もう1回、再度改善できるものとか付加できるものがあったら、ぜひ御検討をこれからいただいて、あしたの、次の時代の子供たちのために全力を尽くせるような教育環境を学校の方としてもお願いしたい。それが、帰れば家庭や地域の中にも全部連動するのかなと。地域の方も、家庭の方も、そういう連動で、学校も頑張ってくれているから、うちの方も頑張るねという話になれば一番いい。そういうきっかけづくりを、また一工夫を、大変もう御尽力いただいているのですけれども、お願いしたいなという点で、ぜひ御見解があれば、よろしくお願いいたします。
48: 【教育長】どうもありがとうございます。実は、今、永田委員が言われたプラス面をもっともっと前面にというのは、私自身、ずっとそれは思っていまして、ただ、今、室長が答えたように、なかなか、うちのこういうのも、今度はあっちのも入れろと、その辺のアウトラインをもう少し検討させていただくということで、ただ、その姿勢については全く同じで、私も校長会で、今指摘がありました、一部マイナスの報道が立て続けになったときに、少しいいニュースもどんどん出してほしいということで、今お話のありました、絵手紙の全国の話があったときも、じゃ、それは報道に流しましょうよということで、こちらから要請をして、ちょっと投げ込みの原稿をつくってもらったということもございますので、その姿勢は全く同じでございますので、その部分の中身の検討は早速やらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
49: 【
委員長】これで議案以外の所管事項についての質問を終わります。
以上で、本日の日程をすべて終了しましたので、本委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午前10時48分閉会
委 員 長 出 村 光
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