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  1. 川崎市議会 2019-08-29
    令和 1年  8月まちづくり委員会-08月29日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和 1年  8月まちづくり委員会-08月29日-01号令和 1年  8月まちづくり委員会 まちづくり委員会記録 令和元年8月29日(木)   午前10時00分開会                午前11時46分閉会 場所:603会議室 出席委員:末永 直委員長、後藤真左美副委員長、山崎直史、原 典之、上原正裕、石川建二、      浜田昌利、平山浩二、雨笠裕治、林 敏夫、秋田 恵、添田 勝各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(建設緑政局)奥澤建設緑政局長、山田総務部長、河合広域道路整備室長、        土田緑政部長平井等々力緑地再編整備室長板橋道路管理部長、        磯田道路河川整備部長鈴木河川整備部担当部長、田之倉自転車利活用推進室長、        齋藤庶務課長、小沼企画課長、藤井企画課担当課長、村石みどりの企画管理課長、        木村みどりの保全整備課長、櫻井管理課長       (中原区役所)石川地域振興課長 日 程 1 令和元年第4回定例会提出予定議案の説明      (建設緑政局)     (1)議案第120号 塩浜3丁目地区内土地造成工事請負契約の変更について     (2)議案第125号 市道路線の認定及び廃止について
        (3)議案第126号 令和元年度川崎市一般会計補正予算     (4)議案第133号 令和元年度川崎市墓地整備事業特別会計補正予算     (5)議案第134号 平成30年度川崎市一般会計歳入歳出決算認定について     (6)議案第144号 平成30年度川崎市墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について     (7)議案第145号 平成30年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について     (8)報告第 18号 かわさき市民放送株式会社ほか21法人の経営状況について         ①公益財団法人川崎市公園緑地協会     (9)報告第 19号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について     2 所管事務の調査(報告)      (建設緑政局)     (1)「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果について        (建設緑政局に関する部分)     (2)こすぎコアパーク及び周辺のさらなる魅力向上に向けた取組の推進について     3 その他                午前10時00分開会 ○末永直 委員長 ただいまからまちづくり委員会を開会いたします。  お手元のタブレット端末をごらんください。本日の日程は、まちづくり委員会日程のとおりです。  初めに、建設緑政局関係の令和元年第4回定例会提出予定議案の説明を受けます。  理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎奥澤 建設緑政局長 おはようございます。それでは、令和元年第4回川崎市議会定例会に提出いたします建設緑政局関係の議案等について御説明申し上げます。  建設緑政局関係の議案といたしましては、「議案第120号 塩浜3丁目地区内土地造成工事請負契約の変更について」、「議案第125号 市道路線の認定及び廃止について」、「議案第126号 令和元年度川崎市一般会計補正予算」、「議案第133号 令和元年度川崎市墓地整備事業特別会計補正予算」、「議案第134号 平成30年度川崎市一般会計歳入歳出決算認定について」、「議案第144号 平成30年度川崎市墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「議案第145号 平成30年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について」の7件でございます。  また、報告案件といたしましては、「報告第18号 かわさき市民放送株式会社ほか21法人の経営状況について」、「報告第19号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」の2件でございます。  議案第120号及び報告第18号につきましては土田緑政部長から、議案第125号につきましては板橋道路管理部長から、議案第126号、133号、134号、144号、145号及び報告第19号につきましては齋藤庶務課長からそれぞれ御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎土田 緑政部長 緑政部長の土田でございます。「議案第120号 塩浜3丁目地区内土地造成工事請負契約の変更について」御説明いたします。  議案書の51ページをお開きください。変更事項は契約金額と完成期限についてでございまして、契約金額16億3,687万3,920円を36億7,309万9,320円に、完成期限平成31年12月31日を令和3年3月31日にそれぞれ変更するものでございます。  続きまして、工事の概要を御説明いたしますので、お手元のタブレット端末の1(1)議案第120号のファイルをお開きください。画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページをごらんください。資料左上1、工事概要でございますが、工事名は塩浜3丁目地区内土地造成工事、履行場所は川崎区塩浜3丁目21地内、工事内容は敷地造成工・伐採工1式、当初契約金額は8億8,454万1,600円、当初契約工期は平成29年6月27日から平成30年7月31日まで、請負者は東洋・岡村共同企業体でございます。  次に、2、これまでの経過でございますが、本工事は平成29年6月27日に工事請負契約を締結し、工事着手後の7月から8月には、土壌調査においてフッ素と鉛の基準値超過による土壌汚染や堆積物中にスレート建材の破片が見つかり、成分分析を実施したところ、非飛散性のアスベスト繊維の含有を確認したため、その処分方法等の検討に期間を要したことにより、平成30年4月24日に完成期限の変更を行いました。同年10月19日には、汚染土壌やアスベスト含有スレート建材を含む堆積物の処分に当たり法令に基づいた施工及び処分が必要となったことに伴い、契約金額を16億3,687万3,920円に変更し、あわせて完成期限を平成31年12月31日まで変更を行いました。その後、平成30年10月から12月には、中間検査を行った際に、掘削積込量に対し、搬出した堆積物の重量が当初設計より重いことを確認したことから、受注者に詳細な測量の実施を指示し、搬出した体積と重量が判明しました。堆積物処理が主となっている本工事において処理重量の増加は工事費に大きく影響することから、平成31年1月11日には現場作業の一時中止を指示し、同年2月8日には、まちづくり委員会へ、工事費が大幅に増額になる見込みであることと工事の一時中止及び今後の対応を検討することを御報告したところでございます。平成31年1月から4月には、工事の施工方法や処理方法について専門家などの意見聴取や庁内検討を行い、令和元年5月30日のまちづくり委員会にて検討結果や大幅な増額の見込みについて報告し、同年6月27日に第3回定例会へ補正予算議案を提出し議決をいただき、同年7月1日に工事再開を指示しております。  次に、資料右上3、変更契約概要の(1)変更契約内容についてですが、変更前契約額16億3,687万3,920円を20億3,622万5,400円増額し、変更後契約金額を36億7,309万9,320円とします。また、変更前完成期限、平成31年12月31日を令和3年3月31日までの456日間の延長を行います。  次に、右の写真に堆積物の状況をお示ししていますので、ごらんください。この写真からもわかるとおり、堆積物中には、土砂だけでなく多くのコンクリートガラや塩ビ管等の廃棄物が散在している状況が確認できます。そういったことから、堆積物重量の単位当たりの数量はばらつきがあり、堆積物全体の処分重量を搬出する前に想定することは困難な状況であることから、現在の状況に応じた契約内容の変更が必要となっております。  次に、資料(2)変更理由ですが、これまで搬出した堆積物の単位当たりの数量は、現段階では当初設計よりも重量が3倍程度重いことが判明したため、管理型処分場への処分費及び運搬費の増額が必要な状況です。一方で、増加する工事費の低減に向け検討を行い、施工工程や施工方法上で可能な範囲において、コンクリートガラなどの重量の大きな廃棄物の中でサイズが大きいものについて分別し、近隣の処分場の追加等を行います。あわせて工事の一時中止期間や処分重量の増大に伴う作業により工期の延長が必要となっております。主な変更の内訳については下の表にお示ししておりまして、変更後契約額の内訳は、堆積物処分費として約28億3,600万円、鉱さい処分費として約5,800万円、諸経費等として約7億8,000万円となります。なお、括弧書きの金額は令和元年第3回定例会に提出した補正予算時点の予定事業費となります。また、今後においても、堆積物の単位体積重量の変化や想定外の廃棄物や成分が検出された場合などは、変更契約にて対応してまいります。  次に、4、スケジュールについてでございますが、上段が現在の工程、中段が変更工程でございます。現工程は令和元年12月末までの工期でございますが、表の中段にお示ししております令和3年3月末まで工期延長となる予定でございます。また、今後も工事状況の変化を捉えまして、新たな事象が確認された際には議会に御報告してまいります。  説明は以上でございます。 ◎板橋 道路管理部長 道路管理部長の板橋でございます。「議案第125号 市道路線の認定及び廃止について」御説明申し上げますので、議案書の71ページをお開きください。  本議案につきましては、道路法第8条及び第10条第1項の規定により、市道路線を認定及び廃止するものでございます。  初めに、1の認定でございますが、71ページに掲げてございます整理番号48から56までの9路線でございます。これらの路線は、宅地造成によりまして新たに道路が設置されるなど一般交通に必要と認められますので、市道として認定したいというものでございます。各路線の見取図が73ページから81ページに掲げてございますので、後ほど御参照ください。  次に、72ページをごらんください。2の廃止でございますが、整理番号57から59の3路線でございます。これらの路線は、一般交通に利用されておらず不要となりますので、廃止したいというものでございます。各路線の見取図が82ページから84ページに掲げてございますので、後ほど御参照ください。  続きまして、お手元のタブレット端末の1(2)議案第125号のファイルをお開きください。画面の表紙を1枚おめくりいただき、資料の2ページをごらんください。認定及び廃止の概要でございますが、1の認定につきましては、9路線、延長の合計は313.48メートル、面積の合計は1,761.22平方メートルでございます。2の廃止につきましては3路線、延長の合計は137.98メートル、面積の合計は223.25平方メートルでございます。なお、資料の3ページに、各路線の延長、幅員及び舗装状況等について掲げてございますので、後ほど御参照ください。  次に、資料の4ページをごらんください。4ページ以降には、今回、認定または廃止しようとする箇所の路線図と写真を掲げてございます。路線図につきましては、右下の凡例にございますとおり、認定しようとする路線を赤の矢印で、廃止しようとする路線を黒の矢印で示してございます。写真につきましては、各路線の起点及び終点、また、延長が長い路線につきましては中間付近の写真も掲げてございます。4ページから12ページまでには認定路線、13ページから15ページまでには廃止路線の路線図及び写真を掲げてございますので、後ほど御参照ください。  議案第125号の説明は以上でございます。 ◎齋藤 庶務課長 庶務課長の齋藤でございます。それでは初めに、「議案第126号 令和元年度川崎市一般会計補正予算」のうち建設緑政局関係について御説明申し上げますので、青い表紙の令和元年度川崎市一般会計補正予算の4ページをお開き願います。  歳出でございます。ページ中段、8款建設緑政費2項道路橋りょう費でございますが、右のページに参りまして、補正前の額100億3,000万2,000円に1億6,949万6,000円を追加いたしまして、補正後の額を101億9,949万8,000円とするものでございます。これは道路整備費について国庫補助金の認証増があったことなどに伴い、事業費の増額を行うものです。次に、1段下の3項街路事業費でございますが、右のページに参りまして、補正前の額80億5,738万2,000円に13億5,200万円を追加いたしまして、補正後の額を94億938万2,000円とするものでございます。これは羽田連絡道路整備事業費について国庫補助金の認承増があったことなどに伴い、事業費の増額を行うものでございます。  次に、6ページをお開き願います。第2表債務負担行為補正でございます。上段1の追加でございますが、上から3段目、羽田連絡道路整備事業費(その2)につきましては、構造検討や詳細設計の深度化に伴う仕様変更や関係機関等との協議の結果に伴い、工事費の増額が必要となったことから、債務負担の期間を令和元年度から令和2年度までとし、限度額29億7,200万円の債務負担行為の補正を行うものでございます。  次に、7ページをお開き願います。第3表地方債補正でございます。変更でございますが、上から3段目、道路整備事業につきまして、補正前の限度額21億4,600万円から補正額6,400万円を追加し、22億1,000万円に変更するもの、1段下、街路事業につきまして、補正前の限度額33億7,000万円から補正額1億8,100万円を追加し、35億5,100万円に変更するものでございます。これらは国庫補助金の認承増があったことなどに伴い、予算措置をするに当たり、地方債の限度額を増額する必要がございますことから、地方債の補正を行うものでございます。  以上で議案第126号の説明を終わらせていただきます。  次に、「議案第133号 令和元年度川崎市墓地整備事業特別会計補正予算について」御説明申し上げますので、同じ冊子の83ページをお開き願います。第1条第1項は既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,209万5,000円を追加し、予算の総額を5億4,584万9,000円とするものでございます。第2項は歳入歳出予算の補正の内容でございまして、次の84ページ、85ページの第1表歳入歳出予算補正のとおり定めるものでございます。  それでは、歳入歳出予算補正の内容につきまして御説明いたしますので、88ページ、89ページをお開き願います。初めに、歳入でございますが、2款1項1目繰越金に5,209万5,000円を追加するもので、これは前年度からの繰越金でございます。  次に、1枚おめくりいただきまして、90ページ、91ページをお開き願います。歳出でございますが、1款1項1目墓地事業費に歳入と同額の5,209万5,000円を追加し、前年度繰越金を墓地整備事業基金積立金として積み立てるものでございます。  以上で議案第133号の説明を終わらせていただきます。  次に、「議案第134号 平成30年度川崎市一般会計歳入歳出決算認定」のうち建設緑政局関係について御説明申し上げますので、青い表紙の平成30年度川崎市一般会計歳入歳出決算事項別明細書の10ページをお開き願います。下段の15款分担金及び負担金1項負担金、12ページに参りまして、5目建設緑政費負担金でございますが、予算現額は、左から4番目の計の欄にございますとおり69億3,131万3,000円、右ページ3列目にございます収入済額は30億5,429万8,971円で、38億7,701万4,029円の減となっております。これは主に羽田連絡道路整備事業を翌年度に繰り越ししたことなどによるものでございます。  次に、16款使用料及び手数料1項使用料、14ページに参りまして、4目建設緑政使用料は、予算現額25億4,826万5,000円に対し、収入済額24億2,597万3,105円で、1億2,229万1,895円の減となっております。これは主に道路橋りょう使用料の減によるものでございます。  次に、16ページをお開き願います。2項手数料、18ページに参りまして、5目建設緑政手数料は、予算現額3億6,808万1,000円に対し、収入済額2億2,946万1,501円で、1億3,861万9,499円の減となっております。これは主に道路橋りょう手数料の減によるものでございます。  次に、17款国庫支出金、20ページに参りまして、2項国庫補助金のうち24ページにございます7目建設緑政費国庫補助金は、予算現額133億8,214万3,600円に対し、収入済額81億3,667万100円で、52億4,547万3,500円の減となっております。これは主に羽田連絡道路整備事業や道路、街路などの国庫補助事業を翌年度に繰り越したことなどによるものでございます。  次に、28ページをお開き願います。18款県支出金、30ページに参りまして、2項県補助金のうち32ページにございます6目建設緑政費県補助金は、予算現額17億6,951万1,000円に対し、収入済額9億1,381万6,000円で、8億5,569万5,000円の減となっております。これは主に羽田連絡道路整備事業を翌年度に繰り越ししたことなどによるものでございます。  次に、34ページをお開き願います。19款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入のうち、4節建設緑政費財産貸付収入につきましては、予算現額45万8,000円に対し、収入済額22万6,080円で、23万1,920円の減となっております。  次に、36ページをお開き願います。2目基金運用収入のうち、6節建設緑政費基金運用収入につきましては、予算現額2,538万7,000円に対し、収入済額1,588万6,226円で、950万774円の減となっております。これは主に利子収入の減によるものでございます。次に、2項財産売払収入1目不動産売払収入の予算現額3億3,308万1,000円に対し、収入済額6億6,439万5,132円で、このうち建設緑政局関係といたしましては、1節土地売払収入の一部、2節廃道路敷売払収入、3節廃水路敷売払収入、4節廃川敷売払収入がございまして、表に記載はございませんが、合計で予算現額2億3,988万5,000円に対し、収入済額4億5,562万5,440円で、2億1,574万440円の増となっております。これは主に土地売払収入の増によるものでございます。  次に、38ページをお開き願います。20款寄附金でございますが、1項寄附金のうち、6目建設緑政費寄附金は、予算現額1億8,000万円に対し、収入済額3,450万1,354円で、1億4,549万8,646円の減となっております。  次に、40ページをお開き願います。21款繰入金1項基金繰入金6目建設緑政費基金繰入金は、予算現額2億420万8,000円に対し、収入済額1億9,552万4,614円で、868万3,386円の減となっております。次に、2項特別会計繰入金、42ページに参りまして、3目生田緑地ゴルフ場事業特別会計繰入金は、予算現額3億5,479万7,000円に対し、収入済額3億5,061万円で、418万7,000円の減となっております。  次に、23款諸収入でございますが、48ページに参りまして、6項雑入、50ページに参りまして、8目雑入のうち、52ページに参りまして、8節建設緑政費雑入は、予算現額6億949万5,000円に対し、収入済額6億4,896万2,762円で3,946万7,762円の増となっております。これは主に自転車等駐車場利用料収入の増によるものでございます。  次に、歳出につきまして御説明申し上げますので、白い表紙の主要施策の成果説明書の100ページをお開き願います。8款建設緑政費につきましては、予算現額533億7,176万1,990円に対し、支出済額が356億8,556万5,640円、翌年度繰越額148億2,254万4,099円で、不用額が28億6,365万2,251円となっております。事業の主な内容でございますが、2項道路橋りょう費、3目安全施設整備費安全施設整備事業は、歩道の設置、交差点の改良、道路照明灯の整備などを実施したものでございます。次に、4目道路整備費の道路整備事業は、国道409号等の主要幹線道路や生活道路の整備及び道路舗装等を実施したものでございます。  次に、102ページをお開き願います。5目橋りょう架設改良費橋りょう架設改良事業は、塩浜陸橋などの耐震対策事業や高根橋などの長寿命化事業等を実施するとともに、(仮称)等々力大橋や末吉橋の整備事業を実施したものでございます。次に、6目自転車対策費の自転車対策事業は、公共の場所における通行の確保を図るため、放置自転車の撤去業務等を実施するとともに、川崎駅東口周辺を初め市内各所において自転車等駐車場及び保管所の設置、補修を実施したものでございます。  次に、104ページをお開き願います。3項街路事業費1目街路事業費の街路事業は、羽田連絡道路の整備を初め、都市計画道路東京丸子横浜線世田谷町田線等の改良事業を実施したものでございます。次に、2目連続立体交差事業費連続立体交差事業は、京浜急行大師線連続立体交差化を推進するため、小島新田駅から東門前駅間において3カ所の踏切を除却するとともに、JR南武線の連続立体交差化に向けて、概略設計や環境影響評価調査などを実施したものでございます。次に、4項広域道路費1目広域道路対策費広域道路対策事業は、川崎縦貫道路計画において本市の整備効果等についての調査検討を行ったものでございます。  次に、106ページをお開き願います。5項河川費2目河川整備費の河川整備事業は、五反田川放水路整備事業について、放流部で樋門・堤外水路工事、分流部で土木施設の設置工事を実施したほか、平瀬川の護岸改修工事や、河川施設の保守点検、補修などを実施したものでございます。6項緑化費1目緑化推進費の2段目、緑化推進事業でございますが、引き続き市民100万本植樹運動を展開し、その一環として植樹祭を開催したほか、市内の建築物の屋上や壁面等の緑化に取り組む市民、事業者に対して経費の一部を助成し、促進を図ったものでございます。次に、7項自然保護対策費1目自然保護対策費緑地保全事業は、主に特別緑地保全地区の指定を行ったほか、黒川宮添特別緑地保全地区等の用地取得を行ったものでございます。  次に、108ページをお開き願います。8項公園費1目公園緑地施設費公園緑地施設整備事業でございますが、主に等々力緑地において硬式野球場の整備工事を実施したほか、池上新田公園などの公園緑地の整備を行ったものでございます。次に、2目霊園費の霊園維持管理事業でございますが、一般墓所の公募を行うとともに、指定管理者により霊園の維持管理を行ったものでございます。  次に、110ページをお開き願います。上段の霊園整備事業につきましては、緑ヶ丘霊園及び早野聖地公園の施設整備を実施したものでございます。3目多摩川施策推進費多摩川施策推進事業は、川崎市新多摩川プランに基づき、多摩川緑地の維持管理を実施するとともに、多摩川エコミュージアムプランの推進に取り組んだものでございます。  次に、126ページをお開き願います。11款区役所費のうち建設緑政局関係の事業について御説明申し上げます。1項区政振興費1目区政総務費及び2目以降の各区区づくり推進費におきまして、道路維持補修事業水路整備事業街路樹維持管理事業公園緑地維持管理事業を行っております。建設緑政局関係の各区の事業の予算現額の合計は、この表にはございませんが、75億7,992万913円、支出済額合計は68億319万6,685円で、翌年度繰越額合計は4億9,146万1,800円、不用額合計は2億8,526万2,428円となっております。事業の主な内容でございますが、128ページをお開き願います。2目川崎区区づくり推進費を例に御説明いたします。129ページの表中、11の道路維持補修事業費は、道路を常に良好な状態に保つため、舗装、側溝などの補修工事、道路の清掃及び除草などを実施したものでございます。12の街路樹維持管理事業費は、街路樹の剪定、刈り込み等を行ったほか、樹木診断などの維持管理を実施したものでございます。  131ページをお開き願います。13の公園緑地維持管理事業費は、市民が安全かつ快適に公園を利用できるよう老朽化した公園施設の改修等を実施したものでございます。川崎区以外の区におきましては、これらに加え水路整備事業費がございまして、水路の環境整備を図るため、改修及び維持補修を実施しております。  以上で議案第134号の説明を終わらせていただきます。  続きまして、同じ冊子の216ページをお開き願います。「議案第144号 平成30年度川崎市墓地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について」御説明申し上げます。初めに、(1)の決算調書についてでございますが、歳入・歳出予算額6億2,045万6,000円に対しまして、歳入決算額は7億8,293万1,998円、歳出決算額は4億1,682万534円で、歳入歳出差引残額は3億6,611万1,464円でございます。次に、(2)款別決算調書についてでございます。初めに、アの歳入でございますが、1款使用料及び手数料の収入済額は、右側のページにございますとおり1億8,969万8,000円で、予算現額に対しまして281万6,000円の増となっております。続きまして、2款繰越金の収入済額は3億6,523万3,998円で、予算現額に対しまして2億3,466万998円の増となっております。次に、イの歳出でございますが、支出済額の合計欄にありますとおり4億1,682万534円、翌年度繰越額は7,935万5,505円、予算現額に対しまして不用額は1億2,427万9,961円でございます。支出の主な内容といたしましては、市民の墓地需要に対応するため早野聖地公園の墓地整備工事を行うとともに、壁面型墓所などの公募を実施したものでございます。また、緑ヶ丘霊園に本市初の合葬型墓所を整備したものでございます。  以上で議案第144号の説明を終わらせていただきます。  続きまして、同じ冊子の222ページをお開き願います。「議案第145号 平成30年度川崎市生田緑地ゴルフ場事業特別会計歳入歳出決算認定について」御説明申し上げます。初めに、(1)の決算調書についてでございますが、歳入・歳出予算額5億3,275万1,000円に対しまして、歳入決算額は5億8,661万9,629円、歳出決算額は4億5,615万5,650円で、歳入歳出差引残額は1億3,046万3,979円でございます。  次に、(2)の款別決算調書についてでございます。まず、アの歳入でございますが、1款繰越金の収入済額につきましては、右側のページにございますとおり1億9,283万3,251円で、予算現額に対しまして1億308万3,251円の増となっております。続いて、2款諸収入の収入済額は3億7,278万6,378円で、予算現額に対しまして1,021万4,622円の減となっております。次に、イの歳出でございますが、支出済額の合計欄にありますとおり4億5,615万5,650円、翌年度繰越額は5,158万9,000円、予算現額に対しまして不用額は2,500万6,350円でございます。支出の主な内容といたしましては、川崎国際生田緑地ゴルフ場滝沢池護岸改修工事などを行ったほか、一般会計へ3億5,061万円の繰り出しを行ったものでございます。  以上で議案第145号の説明を終わらせていただきます。 ◎土田 緑政部長 緑政部長の土田でございます。報告第18号のうち、公益財団法人川崎市公園緑地協会の経営状況について御報告いたしますので、別冊黄色い表紙の報告第18号、259ページの第17、公益財団法人川崎市公園緑地協会をごらんください。  初めに、Ⅰの法人の概要についてでございますが、1の設立年月日は平成25年4月1日で、5の設立の目的は、緑の保全と緑豊かなまちづくりの推進及び公園緑地の円滑な運営を通して市民に健全な利用の促進を図り、潤いと安らぎのあるまちづくりを行うことによって、地域社会の健全な発展に寄与することを目的とするものでございます。次に、Ⅱの令和元年度の事業計画に関する書類についてでございますが、地域社会の健全な発展に寄与するための事業として、1事業計画の概要の(1)から(3)に掲げる公益目的事業や収益事業を行うものでございます。  次に、260ページをお開き願います。2の予算書でございますが、表の一番左側の科目とその隣にございます予算額の欄をごらんいただきたいと存じます。Ⅰの一般正味財産増減の部でございますが、1の経常増減の部では、(1)の経常収益は、エの指定管理等事業収益及びオの事業収益などで、ページ中央にございます経常収益計は4億8,666万4,000円でございます。(2)の経常費用は、アの事業費及び次の261ページ中段にございますイの管理費などでございまして、経常費用計はページの下段、下から4行目にございますとおり5億987万9,000円でございます。また、次の262ページの9行目にございます当期一般正味財産増減額はマイナス2,348万5,000円でございまして、表の一番下にお示ししておりますⅢの正味財産期末残高は4億9,447万2,000円でございます。  次に、3の予算書内訳表でございますが、予算書の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほどごらんいただければと存じます。  続きまして、265ページをお開き願います。Ⅲの平成30年度の決算に関する書類につきまして御説明申し上げます。初めに、1の事業の実績報告でございますが、(1)の公益目的事業1といたしましては、ア、緑の保全・推進事業、イ、緑の普及啓発事業、ウ、緑のボランティア事業を実施したものでございます。  次の(2)の公益目的事業2といたしましては、ア、公園緑化・利用促進事業、イ、公園運営事業を実施したものでございます。次の(3)の収益事業といたしましては、ア、売店等の運営及びイ、有料駐車場の運営を実施したものでございます。  続きまして、266ページをお開き願います。2の貸借対照表でございますが、表の一番左側の科目とその隣にございます当年度の欄をごらんいただきたいと存じます。Ⅰの資産の部では、1の流動資産は、(1)の現金預金、(2)の未収金などで、その3行下にございます流動資産合計は2億9,489万7,667円でございます。2の固定資産は、(1)基本財産、(2)特定資産のほか、(3)のその他固定資産にございますウのリース資産、オの定期預金などで、固定資産合計は4億461万9,945円でございまして、先ほどの流動資産と合わせますと、資産合計は、その1つ下の段にお示ししております6億9,951万7,612円でございます。Ⅱの負債の部では、1の流動負債は、(1)未払金、(2)のリース債務などで、流動負債合計は3,484万220円でございます。2の固定負債につきましては、(1)の退職給付引当金などで、次の267ページにございます固定負債合計は1億876万4,260円でございまして、先ほどの流動負債と合わせますと、負債合計は1億4,360万4,480円でございます。正味財産の合計は5億5,591万3,132円でございまして、負債及び正味財産合計は、表の一番下にお示ししております6億9,951万7,612円でございます。  次に、3の貸借対照表内訳表でございますが、貸借対照表の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほどごらんいただければと存じます。  次に268ページをお開き願います。資料の下段、4の正味財産増減計算書でございますが、表の一番左側の科目と、その隣にございます当年度の欄をごらんいただきたいと存じます。Ⅰの一般正味財産増減の部にございます1の経常増減の部では、(1)の経常収益は、エの指定管理等事業収益、オの事業収益などで、次の269ページの上から6行目にございます経常収益計は4億7,357万2,513円でございます。(2)の経常費用はアの事業費及びイの管理費で、次の270ページ中段にお示ししておりますとおり、経常費用計は4億3,539万6,068円でございまして、当期経常増減額は3,817万6,445円でございます。また、そこから法人税、住民税及び事業税を引いた当期一般正味財産増減額は3,795万6,445円でございまして、表の一番下にございますⅢの正味財産期末残高は5億5,591万3,132円でございます。  続きまして、271ページをごらんください。5の正味財産増減計算書内訳表でございますが、正味財産増減計算書の会計ごとの内訳をお示ししたものでございますので、後ほどごらんいただければと存じます。  最後に、273ページ中段には6の財務諸表に対する注記、275ページには7の財産目録がございますので、こちらも後ほどごらんいただければと存じます。  以上で公益財団法人川崎市公園緑地協会の経営状況についての説明を終わらせていただきます。 ◎齋藤 庶務課長 それでは、「報告第19号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」御説明申し上げますので、白い表紙の議案書85ページをお開き願います。市長の専決事項の指定第2項による専決処分のうち、建設緑政局関係といたしましては、番号4及び5の2件でございます。  初めに、4でございますが、専決年月日は令和元年6月17日、損害賠償の額は29万1,697円、被害者は、宮前区在住の方でございます。事件の概要でございますが、令和元年5月2日、宮前区宮崎2丁目10番地14先路上で、街路樹の枯れ枝が落下し、停車していた被害者所有の普通乗用車を破損させたものでございます。  次に、5でございますが、専決年月日は令和元年7月10日、損害賠償の額は5万5,888円、被害者は、麻生区在住の方でございます。事件の概要でございますが、平成31年1月10日、宮前区水沢1丁目2番4号先路上で、被害者運転の小型乗用車が走行中、路上に置かれたタイヤに立てられていた金属の棒に接触し、当該乗用車が破損したものでございます。  以上で令和元年第4回川崎市議会定例会に提出いたします建設緑政局関係の議案等についての説明を終わらせていただきます。 ○末永直 委員長 説明は以上のとおりです。本日は提出予定議案の説明でございますので、この程度にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○末永直 委員長 それでは、以上で建設緑政局関係の提出予定議案の説明を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○末永直 委員長 次に、所管事務の調査として、建設緑政局から「「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果について」の建設緑政局に関する部分の報告を受けます。  理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎奥澤 建設緑政局長 それでは、「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果につきまして、小沼企画課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎小沼 企画課長 企画課長の小沼でございます。それでは、「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果の建設緑政局に関する部分について御説明いたします。お手元のタブレット端末の2(1)-1「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果について(建設緑政局に関する部分)のファイルをお開きください。  画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページをごらんください。初めに、1の趣旨でございますが、こちらの資料1につきましては、「川崎市総合計画」第2期実施計画における建設緑政局の平成30年度事務事業評価結果を取りまとめたものでございます。次に、2の第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果の概要につきましては、第2期実施計画の施策に位置づけられた事務事業について、建設緑政局が所管する事務事業は66事業でございます。そのうち目標を上回ったものは3事業、目標をほぼ達成したものは59事業、目標を下回ったものは4事業でございまして、下段の表1に事務事業の達成状況区分別の事業数と構成比をお示ししております。また、平成30年度の主な事務事業評価結果につきましては3ページ以降に一覧を取りまとめております。この一覧の見方につきましては、2(1)-3参考資料2、資料1の見方で説明しておりますので、あわせてごらんいただければと思います。このうち本日は、達成状況区分を2及び4とした事務事業の評価結果などについて御説明をさせていただきます。
     初めに、目標を上回って達成した達成状況区分2とした3事業について御説明いたしますので、2(1)-2参考資料1、主な事務事業評価シート(建設緑政局)のファイルの36ページをお開きください。上段、事業の概要をごらんください。事務事業名は市民100万本植樹運動事業でございます。次に、資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①行政・事業者・個人の植樹の取組の推進、②市民100万本植樹運動植樹祭の開催でございました。下段の実施結果についてごらんください。平成30年度は、市民100万本植樹運動における累計植樹本数の目標を79万本としておりまして、これは前年度からおおむね4万本の増加を見込んだものでございます。平成30年度の実績につきましては、取組内容の実績等の①のとおり、植樹本数が約7万本増加し、累計植樹本数は、資料に記載はございませんが、平成29年度までの約87万本から、資料下段の平成30年度実績の94万本に増加したことから、植樹本数は目標を上回る結果となっておりますので、達成度を2としているところでございます。  次の事務事業を御説明いたしますので、48ページをごらんください。事務事業名は市営霊園の整備でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①市営霊園整備に向けた取組の推進、②無縁改葬の推進と墓所供給・再募集の取組の推進でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等②のとおり、返還された墓所を再募集する墓所の循環利用を促進するために合葬墓型墓所に関する墓地条例の改正を行ったこと、また、使用者からの墓所の返還や無縁化した墓所の改葬手続により、墓所の再募集について、下段の指標分類2のとおり、目標48カ所に対し実績が70カ所となったことから目標を上回る結果となっておりますので、達成度を2としているところでございます。  次の事務事業を御説明いたしますので、82ページをごらんください。事務事業名は自転車通行環境整備事業でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①自転車通行環境整備に向けた計画的な取組の推進、②川崎駅東口周辺地区総合自転車対策の推進でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等①のとおり、自転車通行環境整備箇所数について、下段の指標の目標2カ所に対し3カ所の整備が完成したこと、また、川崎市自転車ネットワーク計画を策定したことから目標を上回る結果となっておりますので、達成度を2としているところでございます。  次に、目標を下回った達成状況区分4とした4事業について御説明いたしますので、2ページにお戻りください。事務事業名は公園防災機能向上事業でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①身近な公園の防災機能向上の取組の推進、②ソーラー照明灯・案内板など帰宅困難者対策の取組の推進でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等①のとおり、計画策定を進める中で、昨年度策定を計画していた整備基本計画と、今年度計画している整備実施計画とを合わせた計画を今年度策定することとしたことから策定時期が1年延期となったことや、②につきましても、国庫補助の認承減によるスケジュール調整により、計画していた2公園のうち池上新田公園を優先して実施するために平間公園の工事施工を1年延期したことから目標を下回る結果となっております。今年度も引き続き関係局区と連携し、身近な公園における防災機能向上の取り組みを進めてまいります。  次の事務事業を御説明いたしますので、26ページをごらんください。事務事業名は道水路不法占拠対策事業でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①道路パトロール等の実施による不法占拠の予防と早期発見、②不法占拠者に対する継続的な除却指導の実施、③長期化している解消困難案件への対応でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等の②のとおり、304回の除却指導を実施いたしましたが、不法占拠解消の件数は目標の80件に対し実績が66件となったことから目標を下回る結果となっております。今年度も引き続き、道路パトロールの強化や不法占拠者に対する除去指導を粘り強く実施してまいります。  次の事務事業を御説明いたしますので、30ページをごらんください。事務事業名は測量助成事業でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①測量助成制度の適用に向けた私道を市道に移管するための条件提示、②測量助成制度に基づく助成金の交付及び市道移管への促進でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等②のとおり、過年度から協議継続中の町内会について助成金の交付及び市道移管を行う予定でございましたが、移管条件の調整を継続的に実施したものの、合意には至らなかったため、下段指標のとおり測量助成の制度が適用となった工区の目標1件に対し実績が0件となったことから、目標を下回る結果となっております。引き続き町内会と移管条件等の調整を実施し、助成金の交付及び市道移管を目指してまいります。  次の事務事業を御説明いたしますので、34ページをごらんください。事務事業名は都市緑化推進事業でございます。資料中段、計画をごらんください。当該年度の取組内容につきましては、①地域緑化推進地区の認定・支援として、地区の認定新規2件、②緑のボランティアなどへの活動支援、③かわさき臨海のもりづくり区域の取組の推進、④緑化推進重点地区の取組の推進及び緑化助成制度を活用した推進の取組でございました。下段の実施結果についてでございますが、取組内容の実績等①のとおり、地域緑化推進地区の新規2地区の認定に向けての新規公募や、3つの地区に対し声かけなどを行いましたが、相手方との合意には至らず、その結果、下段指標の地域緑化推進地区認定件数目標28件に対し、昨年度から同数26件の実績となったことから目標を下回る結果となっております。引き続き、地域緑化推進地区の新規認定に向けた取り組みや緑のボランティアへの活動支援など、多様な主体との連携、協働により、花や緑に囲まれた潤いのあるまちづくりを推進してまいります。  以上で主な事務事業評価の説明を終わらせていただきますが、今後は、この事務事業の評価結果を踏まえ、課題及び問題点等の整理や改善点の検討などを行い、第2期実施計画に位置づけられた施策をより効果的、効率的に推進してまいります。  説明は以上でございます。 ○末永直 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆石川建二 委員 一点だけお伺いしたいんですけれども、今の事業評価の対象事業、その中に、私どもの委員会でもよく取り扱います歩道の整備ですとか根上がり対策、こうした市民の生活に直結した事業についての事業評価の項目が見受けられないように思うんですけれども、その辺の強化というのはどこかで盛り込まれているんでしょうか。ないとすれば、本来ならばそういうところもやはりしっかりと評価すべきだと思うんですが、そこら辺の見解だけお聞きしたいと思います。 ◎磯田 道路河川整備部長 今回お示しをしております主な事務事業42の中には入っておりませんが、当局にて所管しております66事業のうちに道路等の維持補修という部分がございまして、恐らく先生がおっしゃられているのはそちらが該当するかと思いますが、こちらについてはネット上でも既に公開しておりますし、実施結果としてはほぼ目標どおり達成という形で御報告をさせていただいております。 ◆石川建二 委員 では、ぜひそれを見させていただいた上で、また取り組みを進めていただきたいと思います。 ◆浜田昌利 委員 最初の2(1)-1の資料には、それぞれ3ページ以降に事務事業コードは出ているんですけれども、その前に番号が振ってあるんですね。1番から連番で42番まで番号が振ってあるわけですね。なるほどなと。では、建設緑政局さんだけに言う話ではないかもしれませんけれども、例えば13番を細かく見ようかと思って、今度、細かいほうの2(1)-2の参考資料1を見てみようかなと思うと、ここには13番という番号とかが振っていないわけですよね。これはどこかに振ってあるんですか。細かいこれを見ようと思うと、何ページを見たらいいんだろうかとか何番を見たらいいんだろうかとわからないんです。それは建設緑政局さんだけのフォーマットの問題ではないかもしれないですけれども、どうなっていますか。 ◎小沼 企画課長 委員のおっしゃるとおり、今回確かに膨大な資料を御説明してございまして、私どもも今回の報告につきましては、建設緑政局事業に係る事業評価結果を御説明させていただいておりますので、こういった帳票ですとかそういった書式につきましては全庁的に統一されたものを使用しているところでございまして、確かに委員からの御指摘のとおり、かなりの膨大の資料を御説明させていただいておりますので、総合計画を所管する総務企画局のほうにしっかり伝えてまいりたいと考えているところでございます。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。そうしましたら、例えば最初の2(1)-1の資料のほうについて、ここで連番で振ってあるので、では詳細は別紙ですよと、別紙の何ページですよとかまであれば、おっしゃるとおり何ページなんだなと。番号とページ数を載せてもらえると、それがここに詳しく載っているのかというのでアクセスしやすいかなと思います。それは建設緑政局さんだけのことではないんですけれども、フォーマットの問題だと思いますけれども、その上で、先ほど説明してくださいました詳しいほうの事務事業評価シート、例えば34ページの都市緑化推進事業については、新規で2地区の認定に向けて頑張ったんだけれども、新規としてなかったので、3地区に声をかけたんだけれども結果として至らなかったと。でも、ここは数値目標が出ているわけですよね。28が目標だったんだけれども実質的には26で、累計なんでしょうけれども、ここにとどまったと。ただ、こうやって数値も出ているので、ある意味では意欲的だなと思うんです。  そうすると、今度一方で、先ほど説明がございました30ページのほうは、これは1つが目標だったんですけれども、累計ではどうなっていたのかとか、そういうことは特にないわけですよね。だから、さっきの34ページのほうが書き方としては意欲的だなと。だったら、同じ達成しなかった4だとしても、ここにも数値を入れたほうがいいのかなと。細かいことを言ってしまって申しわけないんですけれども、例えばそれこそ最初の2ページの公園防災機能は、ソーラー照明灯、案内板を池上新田公園と平間公園という2カ所の目標が計画であったわけですね。その2カ所は結果として、翌年度、令和元年度にやることになったとかとありますけれども、実施結果の指標分類のところにも、ここの数値のところでも出てくれば、それもまた4であったとしても意欲的だなと思うんです。だから、結果として34ページのほうが達成していなかったとしても意欲的な書き方をしているのではないかと思うので、数値というか、目標が決まっているのであれば、下の結果のところの指標にも載せて、数字にしたほうがよいのではないでしょうか。より数字のほうが厳しいのでわかると思うんですけれども、その辺の書き方は課によって違うのかもしれないんですけれども、どうなんでしょうか。 ◎小沼 企画課長 目標の設定につきましては、客観的に評価する目安として設定しているところでございまして、できる限り数値といいますか定量的な目標を設定するように、わかりやすくするために設定しているところでございますけれども、委員からの御指摘のとおり、事業によっては今までの合計値で設定していたりとか、年度の件数というのを目標値で設定していたりというところで少しわかりづらいところもございますので、今後につきましては、先ほどと同じになりますけれども、総合計画を所管している総務企画局と調整をさせていただいて、できる限りわかりやすく市民の皆様に評価結果について御説明できるように努めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆浜田昌利 委員 では最後に、詳しいほうの82ページで、これは2となっているので目標を上回って達成したということなんですけれども、自転車通行環境整備箇所数で2カ所を目標にしたんだけれども結果として3カ所できましたと。やっぱりこれを見ると、どこができたのかなという感じを持つので、20カ所できた、30カ所というのなら全部書き出してというのはちょっとあれなんですけれども、3カ所だったらここができたんですよと。もし場所を載せていただけたら、なるほどなと。上回ったからいいことなんですけれども、評価シートなので具体的に載せていただけたらありがたいと思います。要望しておきます。 ◆林敏夫 委員 少し教えていただきたいんですが、今ほど浜田委員からもお話があったところのページで、34ページの都市緑化推進事業なんですけれども、地域緑化推進地区の新規2地区の認定に向けて取り組んで応募がなかったということなんですが、これは具体的に地域緑化推進地区がどういうものになるのか。その辺を教えていただけないですか。 ◎土田 緑政部長 地域緑化推進地区としては、町会単位とかそういうところで認定して計画を出していただく。それに対する花の種とか苗の支援を行うというような形になります。それとさらに、その地区で生け垣緑化、屋上緑化をやると、ある程度の割り増しとしての支援を行えるというような地区でございます。 ◆林敏夫 委員 ありがとうございます。3地区に対して声かけを行って合意に至らないというのは何か課題があるのかなと思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◎土田 緑政部長 今回、声かけをさせていただいたところ、通常であると公募条件という形で、公募してもらうということでホームページである程度周知を図っていって手を挙げていただこうという形になっています。ただ、そこでも声がかからなかったので、ある程度活動を積極的に行っている町会・自治会さんに声をかけて、認定を行いたいと思うんですけれどもどうでしょうかということでお話をしたところ、やはり活動の高齢化とか、計画を立てると5年間の計画になりますので、今後その5年間活動ができるかどうか、あと人手不足、それと報告書とか計画書を提出しなければいけないという業務の煩雑さというところで、今回はちょっと御遠慮したいというようなお話がありました。 ◆林敏夫 委員 ありがとうございます。ホームページで応募しているということなんですけれども、町会の人もホームページをなかなか見たりしないと思うので、その辺は紙ベースで応募しやすいようなことも含めてやっていただければなというふうに要望しておきます。 ○末永直 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「「川崎市総合計画」第2期実施計画・平成30年度事務事業評価結果について」の建設緑政局に関する部分の報告を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○末永直 委員長 次に、所管事務の調査として、建設緑政局から「こすぎコアパーク及び周辺のさらなる魅力向上に向けた取組の推進について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、中原区役所から石川地域振興課長が出席しておりますので、御紹介いたします。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎奥澤 建設緑政局長 それでは、こすぎコアパーク及び周辺のさらなる魅力向上に向けた取組の推進につきまして、藤井企画課担当課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎藤井 企画課担当課長 企画課みどり活用担当課長の藤井でございます。こすぎコアパーク及び周辺地域のさらなる魅力向上に向けた取組の推進について御説明いたしますので、お手元のタブレット端末の2(2)こすぎコアパーク及び周辺地域のさらなる魅力向上に向けた取組の推進についてのファイルをお開きください。  画面の表紙を1枚おめくりいただき、資料の2ページをごらんください。初めに、資料左上の1、こすぎコアパークの概要でございます。こすぎコアパークは東急武蔵小杉駅南口に隣接する面積約1,100平方メートルの街区公園でございまして、昭和41年に都市計画決定し整備された小杉第一公園が、武蔵小杉駅南口地区西街区の第一種市街地再開発事業により平成26年に移設、再整備されたゆとりあるオープンスペースを有する公園でございます。  次に、資料左下の2、現状でございます。(1)の管理運営状況でございますが、町内会、商店街、NPО法人小杉駅周辺エリアマネジメントから構成されるこすぎコアパーク管理運営協議会が平成27年9月に設立されており、地域イベント等の利用調整や清掃等の日常的な維持管理などが行われているところでございます。(2)の利用状況でございますが、駅前の貴重なオープンスペースという特性を生かし、町内会・自治会や再開発によるマンション居住者等の地域住民の交流の場として、定期的にコスギんピックやコスギフェスタなどの地域主体のイベントが開催されているほか、毎週末にラジオ体操が行われるなど地域のにぎわいや交流の場として利用されているところでございます。  次に、資料右上の3、課題でございます。こすぎコアパークにつきましては、休日はイベントなどの開催により多くの人でにぎわっているものの、休憩施設等が少ないこともあり、イベント時以外は通勤や通学などの通過経路としての利用が多く、にぎわいや憩いの場としての利用が少ない状況でございます。また、公園の植栽帯と東急武蔵小杉駅高架下のフェンスにより公園と駅が分断されており、まちの玄関口にふさわしい回遊性が確保されておらず、駅に隣接する植栽帯付近につきましては公園の死角となっていることからごみのポイ捨てがされやすい状況となっております。こすぎコアパーク及び周辺地域のさらなる魅力の向上に向けては、これらの課題の解消に向けた取り組みが必要となっており、本年2月にはコアパーク管理運営協議会からも地域要望書が提出されている状況でございます。  次に、資料右中段の4、取組の方向性でございます。取り組みの方向性といたしましては、こすぎコアパークが東急武蔵小杉駅に隣接している立地特性等を踏まえ、「限られたスペースを最大限活かした日常的な賑わいと憩い、出会いと交流の空間づくり」「公園の美化の推進や安全性の向上による美しく快適な環境づくり」「公園と隣接する東急武蔵小杉駅等との一体的な空間利用による回遊性の向上」「町内会・自治会や再開発によるマンション居住者、商店街やNPO、事業者等の多様な主体が集い、つながることによる地域コミュニティの活性化」の取り組みを推進してまいります。これらの取り組みを着実に進めるためには、こすぎコアパークと東急武蔵小杉駅及びその周辺地域の一体的な整備や適切な管理運営が不可欠となることから、こすぎコアパークの駅前の立地特性と隣接する鉄道施設の公共性を相互に生かし、東京急行電鉄株式会社と連携、協力して取り組みを進めてまいります。  次に、資料右下の5、整備イメージでございます。まず、イメージパースの中央及び右側にお示ししておりますが、公園と駅施設等を一体的に利用したカフェやオープンテラスといった飲食施設等を整備する予定でございます。また、パース左側の青く着色した箇所でございますが、公園と駅の間のフェンスの撤去、植栽帯及びベンチを再配置することにより公園と駅との分断の解消を行う予定としております。この公園と駅との一体的な空間利用により日常的なにぎわいの創出や回遊性の向上を図るとともに、公園美化の取り組みについて、川崎市と東京急行電鉄株式会社が連携、協力して進めてまいります。今後は、東京急行電鉄株式会社により設計に着手し、年内の工事着工を予定しております。その際、設計段階で地域や関係者の意見を伺うなど地域の声を反映した取り組みとなるよう調整を行ってまいります。なお、完成は来年夏ごろを予定しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○末永直 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆原典之 委員 3の課題のこすぎコアパーク管理運営協議会から地域要望書というのが提出されているというのは、私は知っているんですけれども、知らない方もいらっしゃると思うので、どういった内容の提出だったんでしょうか。 ◎石川 中原区役所地域振興課長 要望書としましては、平成30年12月に作成されましたコアパーク活用方針及び中原区の懇談会の一つでありますスペースマネジメント推進会議におきまして、コアパークのさらなる有効活用に関する意見が出されたことを踏まえまして、本年2月にこすぎコアパーク管理運営協議会が作成の上、市長宛てに提出されたものでございます。 ◆原典之 委員 その内容は。 ◎石川 中原区役所地域振興課長 要望書の具体的な内容といたしましては4点ございまして、まず1点目が東急線武蔵小杉駅との回遊性を高めるため、駅とコアパークの間に設置されているフェンスを撤去し、植栽部分を通路として整備すること。2点目としまして、現在課題となっておりますごみのポイ捨て防止に向けた取り組みに協力するとともに、当協議会の負担となっている清掃費を持続的に補う仕組みを構築すること。3点目としまして、日常的な安らぎ及び交流の創出に関する機能向上を図るため、ベンチや日よけのあるオープンテラス席、移動式芝生等を導入、活用すること。最後の4点目としまして、オープンデッキ等を設置するなど、イベント開催がより効果的に行えるよう空間づくりを行うとともに、イベントの誘致がさらに推進されるような支援を行うことということで、以上でございます。 ◆原典之 委員 そうすると、4つの要望に対して、この整備イメージというのを見ると大体補完されているのかなと思うんですけれども、東急電鉄と連携、協力して取り組んでいくとは書いてあるんですけれども、もう少し具体的な話というのは何かあるんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 整備の具体的な内容につきましては、東京急行電鉄株式会社さんもこれから設計に入っていくということになりますので、また今後協議しながら調整してまいりたいと思っております。 ◆原典之 委員 何かしら締結がされるのかなと期待はしているんですけれども、都市公園法改正で保育園ですとかレストランができるようになったというのはわかるんですけれども、建物の敷地面積割合というのも改正されたんでしたか。 ◎藤井 企画課担当課長 どの事業手法で行うかというところによるんですけれども、今、設置許可という制度で行う方向で検討しておりますが、その方向で行くと今までの割合の中で対応できるものと考えております。 ◆原典之 委員 そうすると、ぱっと見ると公園に建物ができ過ぎなので大丈夫なのかなと思うんですけれども、その対策というか考えは何かありますか。 ◎藤井 企画課担当課長 今回、飲食施設につきましては、東京急行電鉄株式会社さんの敷地も利用して、そこに店舗スペースを建てて、公園側に客席部分がはみ出るような形で、なるべく公園スペースに影響がないように、イベント等を実施する際に影響がないような形をとっていこうということで今調整を行っているところでございます。 ◆原典之 委員 そうすると、イメージ図でしゃべるのもなかなか難しいんですけれども、座っている1階、2階部分というのは、あくまでも公園の公共的施設という考え方でよろしいですか。 ◎藤井 企画課担当課長 その方向で今、東急と調整しております。 ◆原典之 委員 そうすると、店舗で買ったもの以外もここで飲食できますよ、というような施設になるんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 今、その方向で東急さんと調整しております。 ◆原典之 委員 御商売される側と公園を運営する側のところの境がなかなか難しいなと思うんですけれども、もう一度原点に戻るんですけれども、これはそもそも何でフェンスをつくってあるのかなというところから話を進めたいんですけれども。 ◎藤井 企画課担当課長 当初は公園と駅の管理区分を明確にするために設置されたと思われますが、現在、地域で利用していく中で一体的な利用が求められているという状況になっております。 ◆原典之 委員 結果論だから、なかなかいい話が出ているので掘り起こすことはしたくないんですが、もう一つ、ごみの問題でも聞きたいんですけれども、植栽帯にごみもあるし、改札口にも利便性が悪いのでフェンスをとるということは大いに賛成するんですが、またここのイメージ図で話してしまいますけれども、今後のごみ対策というのは、仮に新しくできたコアパークにごみ箱を置くという考えはあるのかなと。 ◎藤井 企画課担当課長 一般的に、家庭ごみ等を捨てられる理由から公園にごみ箱は設置しておりませんが、コアパークに関しましては、今回の整備に伴って、店舗でごみ箱の管理が可能であれば対応策の一つとして検討できると思っております。ただし、仮にごみ箱を設置した場合、駅前という立地環境からも家庭ごみ等がさらに集まってしまうことが想定されますので、地域を含めて慎重に検討を行っていく必要があると考えております。 ◆原典之 委員 昔はどこの公園にもごみ箱があったんですけれども、そういう問題があってどんどん撤去されているというのが現状だと思うんです。ただ、植栽帯がなくなったからごみがなくなるのかというとそうではないような感もあるんです。そうすると、新しく飲食店のほうにごみ箱の協力ができるできないというのはこれからの話だと思うんですが、来年の夏に完成ということは今年度か年内に着工すると思うんですけれども、その間に例えば実験的にごみ箱を置いてどうだったかという検証はしてみてもいいかなと思うんですけれども、どうですか。 ◎藤井 企画課担当課長 その点についても検討してまいりたいと思います。 ◆原典之 委員 それと、この整備費用というのは、負担割合というのはどうなんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 今回の整備につきましては東京急行電鉄株式会社のほうで負担するということになっております。 ◆原典之 委員 では、市の持ち出しはなしですか。 ◎藤井 企画課担当課長 整備に関してはございません。 ◆原典之 委員 この木も建物も、例えば舗装とかも全て東急さんでやるということですか。 ◎藤井 企画課担当課長 現在その方向で調整しておりますが、内容によってもしかしたらということはあるかもしれませんが、基本的にはその方向です。 ◆原典之 委員 そうすると、工事が始まって夏の間というと、年内のいつに着工されるかわかりませんけれども、10月にはここに書いてあるコスギフェスタですとか、年末にはイルミネーション、あと消防署も何かイベントをやるというのを聞いているので、そこに影響が――やらせないのか、やるのであればうまくできるのかというのは、お考えはあるんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 これから設計に入っていきますので、実際の工程等はこれからになりますが、今、コスギフェスタまでは確実にできるということで東京急行電鉄さんのほうからお話はいただいております。11月、12月のイベントにつきましては、状況がわかった時点で相談するということでお話しさせていただいております。 ◆原典之 委員 影響がないことはないと思うんですけれども、できる限りその影響を削減するような、例えば囲いですとか何かしらあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、この路面のインターロッキングなんですけれども、それは変える変えないというのは何かあるんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 今回の整備の中には含まれておりません。 ◆原典之 委員 というのは、ここは2トン車以上は入ってはだめなんですね。できたらこれも東急さん持ちでついでにやってくれというのも、お金がかかって、言い過ぎで申しわけないんですけど、何でかというと、例えばみこしのときにもトラックは入れない。各ボランティア団体さん、ロータリークラブさんとか、もちろん東急さんもそうですけれども、ライオンズクラブとか、献血車が入ろうと思っても入れなかったという話も聞くんですよ。僕もその一メンバーなんですけれども、そこまでやってくれると本当はうれしいんですけれども、それはお金が出ないということですよね。 ◎藤井 企画課担当課長 今回の整備では含まれておりませんので、引き続き養生等、御協力いただきながら利用していただければと考えております。 ◆原典之 委員 養生といっても、ベニヤ板を車に敷いて載せて、また後ろに入れてきてそれを前に持っていくというと二、三時間ぐらいかかるんですよね。そんなにかからない、2時間ぐらいかな。時間がかかって結構大変なんです。全面をやれとは言わないけれども、例えばイベント時にもトラック搬入というのはあるので、せめてそういうステージ側に向かうトラックの道ぐらいは、インターロッキングから2トン車以上は多少入れるような整備というのもまだ間に合うし、計画はできるのではないかと思うんですけれども、市から東急さんに働きかけというのはできないんですか。 ◎山田 総務部長 考え方としまして、今回、回遊性を上げるであったり、ごみのポイ捨ての原因である植栽帯の撤去とかというところについて東急さんのほうと今話がついている状況でございますが、川崎市があわせて何かやるとすれば、今の機能の向上という部分は、恐らく考え方としては川崎市の負担になると思います。ですので、今委員のほうから御指摘があった内容についてはよくわかりますので、やるとしますと、考え方としては、東急さんというよりも市が所有している公園の構造強化という形になると思いますので、役割分担とその実効性も含めて、今の委員からの御指摘については、今後、今回の事業とあわせて可能かどうかについても検討してまいりたいと思います。 ◆原典之 委員 管理運営協議会さんの意見が最優先だと思いますので、あと、ここに携わる団体さんの意見も踏まえて、もし行政がそういうことができるのであれば、東急さんと一緒の工事でやっていただければなと要望だけさせていただきます。 ◆石川建二 委員 先ほどの原委員の質問でも大分わかってきたんですが、この公園そのものが市の街区公園ということで、市の管理の公園だというふうに思うんですが、御要望にあったごみの処理は、以前、大庭議員も議会のほうでこの管理について地元の協議会が非常に苦労されているという話を2017年の9月議会から取り上げさせていただいておりまして、そこで、今後とも地域の要望等を踏まえて関係局と協議していくという当時の局長の御答弁でしたけれども、その結果、今回こういうふうに改善が図られるということですが、ごみの処理に関しての責任、ここの清掃の管理の責任というのは結局どこになるんでしょうか。 ◎藤井 企画課担当課長 現在の状況といたしましては、清掃につきましては、管理運営協議会という中で地元の御協力をいただきながらやっていただいている部分はありますが、所管というか、責任としては川崎市にあるものと思っております。今後も、その店舗が入ったとしても、トータルの責任というか、所管としては川崎市になるものだと考えております。 ◆石川建二 委員 実際は、現在も役員の方ですとか、協議会の方が、それもそんなにたくさん集まってというわけにはいかなくて、少人数の方々が日常的な努力でこの環境というのを守っていただいていると伺っておりますけれども、そういう日常的な管理というのは引き続き現状と変わらないということなんですか。 ◎藤井 企画課担当課長 その点につきまして、これから東急さんのほうで整備されるテナントさんと公園の美化について協力するということで今話をしておりますので、その入ったテナントさんに協力していただくような方向で調整を進めてまいります。 ◆石川建二 委員 テナントが入るというのは、基本的には高架の下、例の東急さんの敷地の中にお店が入り、オープンスペースでベンチ等が置かれ、そこで飲食も、休むこともできるようになるということですけれども、そういう例の広場部分に関しても事業者の協力を仰いでいくということで、どのタイミングで、どのぐらい協議会が清掃すればいいのか、協力を仰ぐのかというそこら辺がまだ見えないんですけれども、どのようにお考えになっていますか。 ◎藤井 企画課担当課長 こすぎコアパークの公園エリアにつきましても、公園の美化について協力していただくという方向で調整を進めてまいります。具体的には、これから設計を行って、入るテナントも決まるのはまだ先になるということになりますので、その時点で、管理運営協議会を含めて協議をしていこうということは今関係者で話をしておりますので、またその段階できちんと整理していきたいと思っております。 ◆石川建二 委員 せっかく要望も出されておりますので、それらの回答はしっかりとできるような改善を図ってもらいたいというのと、先ほど原委員からもありましたけれども、いわゆる街区公園ですから、利用に関して、収益施設等の設置に関しては当然制約がかかるわけですけれども、設置許可でそれが可能になるというふうにお答えになっていましたけれども、この設置許可で可能になるというところをもう少し説明していただけますか。 ◎藤井 企画課担当課長 設置許可につきましては、都市公園法第5条の公園管理者以外の者が公園施設の設置等に基づく許可でありますので、今回の場合は公園管理者以外の者が公園施設を、いわゆる休憩施設になりますけれども、休憩施設を設置するというところで、それは法に基づいて一定の割合内で許可できるということになりますので、許可するものでございます。 ◆石川建二 委員 その一定の割合内というのはどのぐらいなんでしょうか。 ◎藤井 企画課担当課長 2%プラス10%で12%以内ということになりますが、それ以内という形です。 ◆石川建二 委員 先ほどパースにもありましたような2階建ての休憩室みたいなもの、そういうことも含めて12%以内の設置、あるいはベンチが置かれる、それはその12%の中に含まれるんでしょうか。 ◎藤井 企画課担当課長 12%に入るのは建物部分になります。ただし、これはまだイメージで、実際にこれから設計をしていくというところになりますので、建物部分が12%以内で、今この外に置いてある絵も、イメージなんですけれども、これは対象外ということになります。 ◆石川建二 委員 最後に、憩いのスペースとしてベンチが置かれたり、そういうものは利用者の方にとってはとてもうれしいことだと思うんですが、そうした設置は東急さんがおやりになるという先ほどの御答弁でしたけれども、ではその管理責任、例えばそこでとげがひっかかってけがをしてしまったとか、壊れてしまった、そういうことの管理責任は誰が持つんでしょうか。 ◎藤井 企画課担当課長 今回の店舗等の建物に係る部分につきましては、設置許可という形で、設置する東京急行電鉄株式会社さんのほうで管理も行っていくことになります。建物以外のフェンスを撤去した部分ですとか、移動した植栽帯というところにつきましては川崎市の管理ということになります。 ◆石川建二 委員 では、しつこいようですけれども、ベンチを置かれるのは東急さんでやっていただいて、もしそこで何かあった場合には、管理責任は市のほうが責任を負うという理解でよろしいですね。 ◎藤井 企画課担当課長 建物以外で整備した箇所につきましては、基本的には川崎市の管理になると考えます。 ◆石川建二 委員 大体様子はわかりましたけれども、これまでも地元の協議会を初めとした自治会関係者の方、もともと交流広場として使われていたところをこのように整備されたということですので、そこら辺の声を本当によく聞いた上で、地元の皆さんに喜んでもらえるようにしっかりと管理していただけたらと、これは要望にしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆浜田昌利 委員 先ほど一定の範囲内で設置許可で可能になるのは12%とおっしゃいますけれども、2%が建物で10%は何に、もう少し詳しく。 ◎藤井 企画課担当課長 都市公園法で公園内に建てられる建物は通常2%以内なんですけれども、休憩施設についてはプラス10%加算できるということで、12%の中で休憩施設をつくっていいということになります。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。  そうすると、このイメージはすごくいいなと思うんですけれども、ここがきれいになってすばらしいなと思うんですが、ちょっと違いますけれども、アゼリアなんかでも前に比べて椅子が大分置かれるようになって、見ていると、昼間なんかもやっぱり年配の皆さんが結構座っていらっしゃったりするんですね。だから、やっぱりそういう休憩の場所というのはいいなと思うわけです。だから、ここはここでまたすばらしいなと思うんですけれども、これがもうちょっと広がって、いわゆる身近な公園においてもそうやってベンチとか日よけをふやしていこうみたいなものが高齢化社会のまちでいいなと思うんです。こことはちょっと違ってしまうかもしれませんけれども、そういうものは考え方としてはどうなんでしょうか。 ◎藤井 企画課担当課長 公園にそれぞれ地域特性がございますので、整備する内容等につきましては、それぞれの地域の特性、地域の声を聞きながらということになっていくと思いますので、個別に考えていきたいと思っております。
    ◆浜田昌利 委員 わかりました。高齢化に伴ってそういう休憩のものを求めるので、そういうニーズがあると思うので、ぜひお願いしたいと思います。要望します。 ◆雨笠裕治 委員 今回、この取り組みというのは、今、交通政策審議会の答申の中の前段で、分科会で駅まちマネジメントの推進に当たって駅まち会議の設置を推奨しているんですね。そういう点では、こすぎコアパークのものというのは成功事例として非常にいい形があるわけですよ。ただ、ここのところに来て、武蔵小杉全体が住みたいまちランキングで上位になったのががくんと落ちた。それは正直言って、川崎市のまちづくり局が駅まち会議をつくらさないと、つくらなかったんですね。本来は分科会の答申をしっかりと認識して、その施策について考えていれば、ディベロッパーから大きく――武蔵小杉のディベロップをしたあの企業は武蔵小杉で相当な収益があった。だから、本来はそこのお金を出して、今、新設のJR等も、駅まち会議等で、そういうもので活性化を図っていれば武蔵小杉全体のトータル感が出て非常にいいまちであったはずなんですよ。だから、本来はまちづくり局の施策の間違いなんだけれども、今後そのあたりは、せっかく出てきているディベロッパーを逃がさないようにしながら、駅まち会議と広場づくりを中心として対応できるような取り組み、きっかけを建設緑政局で少し考えてほしいと思います。これはまちづくり局にも僕のほうから言いますけれども、この方向性をやらないと、武蔵小杉はせっかくいい形でこれから伸びていく要素があるのに、行政の施策の間違いで魅力のないまちになってしまう可能性が高いので、私もまち局のほうに指示いたしますけれども、この点だけ御協議をお願いしたいと思います。 ○末永直 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「こすぎコアパーク及び周辺のさらなる魅力向上に向けた取組の推進について」の報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○末永直 委員長 次に、その他でございますが、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○末永直 委員長 それでは、以上で本日のまちづくり委員会を閉会いたします。                午前11時46分閉会...