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神奈川県議会 > 2011-09-12 >
平成23年 第三回 定例会-09月12日−01号
平成23年 第三回 定例会-09月12日−01号

神奈川県議会 2011-09-12
平成23年 第三回 定例会-09月12日−01号


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  1. DiscussNetPremium 平成23年 第三回 定例会 − 09月12日−01号 平成23年 第三回 定例会 − 09月12日−01号 平成23年 第三回 定例会 ◎《本会議録-平成23年第3回-20110912-027022-諸事項-議会日程-》 平成23年第3回神奈川県議会定例会議会日程 (月日) 9月12日 (曜)  月 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(会期の決定、提案説明)、議案説明会 (月日) 13日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 14日 (曜)  水 (会議内容) 本会議(代表質問) (月日) 15日 (曜)  木 (会議内容) 本会議(代表質問)、震災対策調査特別委員会 (月日) 16日 (曜)  金 (会議内容) 本会議(代表質問) (月日) 17日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 18日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 19日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 20日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 21日 (曜)  水 (会議内容) 本会議(一般質問) (月日) 22日 (曜)  木 (会議内容) 本会議(一般質問) (月日) 23日 (曜)  金 (会議内容) (月日) 24日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 25日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 26日 (曜)  月 (会議内容) 本会議(一般質問) (月日) 27日 (曜)  火 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(追加議案(条例改正、諮問)の説明、一般質問、議案付託、請願付託、決算特別委員会の設置及び委員の選任、議員派遣案採決) (月日) 28日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 29日 (曜)  木 (会議内容) 常任委員会(総務政策、防災警察、県民企業、環境農政) (月日) 30日 (曜)  金 (会議内容) 常任委員会(厚生、商工労働建設、文教) (月日) 10月1日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 2日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 3日 (曜)  月 (会議内容) 常任委員会(総務政策、防災警察、県民企業、環境農政) (月日) 4日 (曜)  火 (会議内容) 常任委員会(厚生、商工労働建設、文教) (月日) 5日
    (曜)  水 (会議内容) 特別委員会 (月日) 6日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 7日 (曜)  金 (会議内容) 予算委員会 (月日) 8日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 9日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 10日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 11日 (曜)  火 (会議内容) 常任委員会(全委員会) (月日) 12日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 13日 (曜)  木 (会議内容) 議会運営委員会、決算特別委員会 (月日) 14日 (曜)  金 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(議案、請願討論・採決、追加議案(一般・特別会計決算)の説明・付託、追加議案(人事案件)の説明・採決、議員派遣案採決、意見書案等採決) (月日) 15日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 16日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 17日 (曜)  月 (会議内容) 震災対策調査特別委員会 (月日) 18日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 19日 (曜)  水 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 20日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 21日 (曜)  金 (会議内容) (月日) 22日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 23日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 24日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 25日 (曜)  火 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 26日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 27日 (曜)  木 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 28日 (曜)  金 (会議内容) 厚生常任委員会 (月日) 29日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 30日
    (曜)  日 (会議内容) (月日) 31日 (曜)  月 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 11月1日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 2日 (曜)  水 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 3日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 4日 (曜)  金 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 5日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 6日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 7日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 8日 (曜)  火 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 9日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 10日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 11日 (曜)  金 (会議内容) 決算特別委員会 (月日) 12日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 13日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 14日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 15日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 16日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 17日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 18日 (曜)  金 (会議内容) (月日) 19日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 20日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 21日 (曜)  月 (会議内容) 厚生常任委員会、議会運営委員会、環境農政常任委員会 (月日) 22日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 23日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 24日
    (曜)  木 (会議内容) (月日) 25日 (曜)  金 (会議内容) 特別委員会(震災対策調査、エネルギー政策調査) (月日) 26日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 27日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 28日 (曜)  月 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(議席の変更、議会運営委員の選任、特別委員の選任、特別委員会委員長の選任、提案説明、決算認定議案採決、意見書案採決)議案説明会 (月日) 29日 (曜)  火 (会議内容) (月日) 30日 (曜)  水 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(代表質問) (月日) 12月1日 (曜)  木 (会議内容) 本会議(代表質問) (月日) 2日 (曜)  金 (会議内容) 本会議(代表質問) (月日) 3日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 4日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 5日 (曜)  月 (会議内容) (月日) 6日 (曜)  火 (会議内容) 本会議(一般質問) (月日) 7日 (曜)  水 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(追加議案(補正予算条例改正等)の説明、一般質問、議案付託、請願付託) (月日) 8日 (曜)  木 (会議内容) (月日) 9日 (曜)  金 (会議内容) 常任委員会(総務政策、防災警察、県民企業、環境農政) (月日) 10日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 11日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 12日 (曜)  月 (会議内容) 常任委員会(厚生、商工労働建設、文教) (月日) 13日 (曜)  火 (会議内容) 特別委員会(地方分権・行財政改革、エネルギー政策調査、社会問題総合政策産業振興・地域活性化) (月日) 14日 (曜)  水 (会議内容) (月日) 15日 (曜)  木 (会議内容) 常任委員会(全委員会) (月日) 16日 (曜)  金 (会議内容) 震災対策調査特別委員会 (月日) 17日 (曜)  土 (会議内容) (月日) 18日 (曜)  日 (会議内容) (月日) 19日
    (曜)  月 (会議内容) 議会運営委員会 (月日) 20日 (曜)  火 (会議内容) 議会運営委員会、本会議(知事報告、議案、請願討論・採決、追加議案(人事案件)の説明・採決、議員派遣案採決、意見書案等採決、議長あいさつ)、環境農政常任委員会 ◎《本会議録-平成23年第3回-20110912-027023-諸事項-出席議員等・議事日程-》         平成23年第3回神奈川県議会定例会会議録第1号 〇平成23年9月12日 午後1時開議    ─────────────────────────────────────── 〇本日の出席議員 議長共106名       出 席 議 員                        西   村   く に こ                        田   中   徳 一 郎                        山   口   貴   裕                        藤   代   ゆ う や                        原       聡   祐                        三   橋   政   雄                        中   谷   一   馬                        栄   居       学                        根   岸   孝   之                        山   下   昌 一 朗                        楠       梨 恵 子                        芳   賀   よ う じ                        斉   藤   た か み                        日   浦   和   明                        若   林   智   子                        谷   口   かずふみ                        高   橋   栄 一 郎                        あ ら い   絹   世                        守   屋   てるひこ                        柳   下       剛                        八   木   大 二 郎                        細   谷   政   幸                        河   本   文   雄                        飯   田       満                        さ と う   知   一                        浦   道   健   一                        青   山   圭   一                        市   川   よ し 子                        土   居   昌   司                        小   林   大   介                        久   坂   誠   治                        城   田       学                        赤   野   た か し                        亀   井   たかつぐ                        佐 々 木   正   行                           橋       稔                        横   山   幸   一                        加   藤   元   弥                        内   田   み ほ こ                        長   田   進   治                        国   松       誠                        杉   本       透                        早 稲 田   夕   季                        岸   部       都                        合   原   康   行                        作   山   友   祐                        松   本       清                        か と う   正   法                        宗   像   富 次 郎                        安   川   有   里                        軽   部   和   夫                        山   本   俊   昭                        馬   場   学   郎                        渡   辺   ひ と し                        小 野 寺   慎 一 郎                           山   松 太 郎                        石   井   もとみち                        し き だ   博   昭                        小   島   健   一                        いそもと    桂 太 郎                        梅   沢   裕   之                        嶋   村   た だ し                        寺   崎   雄   介                        長   友   よしひろ                        近   藤   大   輔                        山   口   ゆ う 子                        日   下   景   子                        曽 我 部   久 美 子                        菅   原   直   敏                        塩   坂   源 一 郎                        飯   田       誠                        鈴   木   ひ で し                        木   村   謙   蔵                        桐   生   秀   昭                        森       正   明                        土   井   りゅうすけ                        杉   山   信   雄                        小   川   久 仁 子                        向   笠   茂   幸                        持   田   文   男                        竹   内   英   明                        鈴   木   恒   夫                        古   沢   時   衛
                           た き た   孝   徳                        齋   藤   健   夫                        安   藤       慶                        松   崎       淳                        大   村   博   信                        岩   本   一   夫                        相   原   高   広                        笠   間   茂   治                        川   上   賢   治                        藤   井   深   介                        田   島   信   二                        国   吉   一   夫                        松   田   良   昭                        牧   島       功                        赤   井   かずのり                        佐   藤       光                        堀   江   則   之                        中   村   省   司                        久 保 寺   邦   夫                        吉   田   大   成                        茅   野       誠                        平   本   さ と し                        豊   島   き よ し        欠 席 議 員                        はかりや    珠   江        説明のための出席者          知         事   黒   岩   祐   治          副    知    事   古 尾 谷   光   男          同             黒   川   雅   夫          政策局長          吉   川   伸   治          総務局長          笠   井   郁   彦          安全防災局長        北   村   俊   夫          県民局長          武   山       哲          環境農政局長        石   黒   順   一          保健福祉局長        中   島   栄   一          商工労働局長        藤   井   邦   彦          県土整備局長        高   村   栄   二          会計管理者兼会計局長    水   田   秀   子          教育委員会教育長      藤   井   良   一          教育委員会教育局長     冨   田   輝   司          警察本部長         久   我   英   一          警察本部総務部長      佐   藤   信   晶          人事委員会事務局長     稲   垣   良   一          監査事務局長        浄   園   英   史          労働委員会事務局長     樋   口   正   人          公営企業管理者企業庁長   小   林       賢          企業庁企業局長       中   島   英   雄    ───────────────────────────────────────        議会局出席者          議会局長          笠   原   達   夫          議会局総務部長       水   内   康   人          同  議事調査部長     神   保   直   也          同  総務部総務課長    高   橋   克   幸          同  議事調査部             議事課長       吉   田   修   一          同  議事調査部             政策調査課長     亀   岡   辰   男    ───────────────────────────────────────             平成23年第3回神奈川県議会定例会議事日程 第1号                             平成23年9月12日午後1時開議 第1 会期決定について 第2 定県第 60 号議案 平成23年度神奈川県一般会計補正予算(第3号)    定県第 61 号議案 同  年度神奈川県水源環境保全・再生事業会計補正予算(第1号)    定県第 62 号議案 同  年度神奈川県中小企業資金会計補正予算(第1号)    定県第 63 号議案 同  年度神奈川県県営住宅理事会計補正予算(第1号)    定県第 64 号議案 神奈川県スポーツ振興審議会条例を廃止する条例    定県第 65 号議案 神奈川県県税条例等の一部を改正する条例    定県第 66 号議案 事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例    定県第 67 号議案 附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例    定県第 68 号議案 魚介類行商等に関する条例の一部を改正する条例    定県第 69 号議案 神奈川県屋外広告物条例の一部を改正する条例    定県第 70 号議案 工事請負契約の締結について(西部方面職業技術校新築工事建築−第1工区)請負契約)    定県第 71 号議案 工事請負契約の締結について(西部方面職業技術校新築工事建築−第2工区)請負契約)    定県第 72 号議案 工事請負契約の締結について(西部方面職業技術校新築工事(電気)請負契約)    定県第 73 号議案 指定管理者の指定について(借上公共賃貸住宅及び県営住宅(横浜・川崎等地域))    定県第 74 号議案 指定管理者の指定について(借上公共賃貸住宅及び県営住宅(相模原地域))    定県第 75 号議案 指定管理者の指定について(厚生住宅及び県営住宅(横須賀三浦地域))    県報第6号 専決処分について承認を求めること(神奈川県手数料条例及び事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例) 第3 認第1号 平成22年度神奈川県公営企業決算及び神奈川県病院事業決算の認定について    ─────────────────────────────────────── ◎《本会議録-平成23年第3回-20110912-027024-諸事項-開会・諸報告等-》    〔議会局長報告〕   出席議員 議長共93名 〇議長(持田文男) ただいまから、平成23年第3回神奈川県議会定例会を開会いたします。   これより会議を開きます。    ─────────────────────────────────────── 〇議長(持田文男) 本定例会の会議録署名議員を、本職からご指名申し上げます。         山  口  貴  裕 議員         栄  居     学 議員         芳  賀  よ う じ 議員         谷  口  かずふみ 議員         馬  場  学  郎 議員   以上、5名の方々にお願いいたします。    ─────────────────────────────────────── 〇議長(持田文男) 本職あて文書が提出されておりますので、書記に朗読させます。 〔書記朗読〕
       ───────────────────────────────────────                                   政総第19号                                平成23年9月12日  神奈川県議会議長 持 田 文 男 殿                          神奈川県知事 黒 岩 祐 治 平成23年第3回神奈川県議会定例会に提案する議案等の提出について  平成23年第3回神奈川県議会定例会に提案する予算議案ほかを別冊のとおり提出します。    ─────────────────────────────────────── 〇議長(持田文男) この際、申し上げます。   地方自治法第243条の3第2項の規定により、経営状況説明書が提出されておりますので、あらかじめ配付してありますから、ご了承を願います。   また、地方独立行政法人法第28条第5項の規定により、地方独立行政法人神奈川県立病院機構平成22年度業務実績評価書が提出されておりますので、あらかじめ配付してありますから、ご了承を願います。    ─────────────────────────────────────── ◎《本会議録-平成23年第3回-20110912-027025-諸事項-会期決定・提案説明等-》 〇議長(持田文男) これより日程に従い、審議を行います。   日程第1、会期決定についてを議題といたします。   お諮りいたします。   本定例会の会期は、本日から12月20日までの100日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(持田文男) ご異議がないと認めます。   よって、本定例会の会期は、本日から12月20日までの100日間と決しました。    ─────────────────────────────────────── 〇議長(持田文男) 次に、日程第2、定県第60号議案 平成23年度神奈川県一般会計補正予算外16件並びに日程第3、認第1号 平成22年度神奈川県公営企業決算及び神奈川県病院事業決算の認定について、以上一括して議題といたします。   議案の朗読は省略いたします。 〔巻末1頁参照〕   知事の説明を求めます。   黒岩知事。 〔知事(黒岩祐治)登壇〕 〇知事(黒岩祐治) 提案説明に入ります前に、一言申し上げます。   9月3日に高知県に上陸した台風12号は、紀伊半島など広範囲にわたり記録的な大雨をもたらし、甚大な被害が生じました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対し心からお見舞い申し上げます。   東日本大震災に続くこのたびの台風の被害により、防災対策の重要性を改めて認識したところであり、今後とも、国や市町村、関係団体との連携のもと、効果的な防災対策の推進に一層力を注いでまいります。   それでは、県議会第3回定例会の開会に当たり、提案いたしました平成23年度補正予算案並びにその他の諸議案について、その概要をご説明申し上げるとともに、あわせて当面の県政に対する所信の一端を申し述べたいと思います。   まず、総合計画についてであります。   総合計画につきましては、さきの第2回定例会におきまして、県議会からもご意見をいただき、基本構想については、東日本大震災などによる社会環境の変化を受けて、必要な見直しを行うことといたしました。また、喫緊の課題に早急に対応するとともに、県の重点政策を県民の皆様にわかりやすくお示ししていくため、プロジェクト中心の新たな実施計画を策定してまいります。   なお、あす13日に神奈川県総合計画審議会が開催されますので、こうした基本構想等を諮問し、策定作業をスタートさせてまいりたいと考えております。   次に、新たなエネルギー政策についてです。   私は、選挙期間中、夏の冷房需要に間に合わせるために5万戸から15万戸分のソーラーパネルをつけたい、4年間で200万戸分のソーラーパネルをつけたいと言ってきました。県内経済は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故による電力不足で、まさに崩壊の危機にあり、強い危機感を抱いたからです。   選挙期間中は、太陽光発電と言っても、まちを歩く皆さんにはなかなか理解していただけず、ソーラーパネルそのものを持って歩きました。しかし、今ではテレビや新聞、雑誌でも毎日のように取り上げられるようになり、パネルメーカー等のコマーシャルも大幅にふえました。   また、8月26日には、早期成立を要請してきた電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法が成立いたしました。再生可能エネルギーを普及させていこうという国民的コンセンサスは固まったと受けとめております。私は神奈川からエネルギー革命を起こそうと訴えてきましたが、あっという間にエネルギー革命の火はついたと自負しており、これまで高い目標を掲げ続けた、その意義はあったと思っております。   今年の夏の冷房需要をにらんだ目標については、計画停電を二度と実施させてはならない、再び計画停電が実施されたら大変な事態になる、こうした思いで掲げたものです。   今年の夏については、太陽光発電の導入にスピード感を持って取り組んだかいあって、8月末までの累計ですが、約4万8,000戸分が設置されました。あわせて、県民や事業者の皆さんと行政が一体となって節電に努めた結果、9月9日には大口需要家に対する電気の使用制限が前倒しで解除され、計画停電を回避することができました。ほっと胸をなでおろし、安堵しているところです。   しかしながら、現在、停止中の原子力発電所の再稼働は不透明なままであり、来年の夏の需給見通しは依然立たない状況にあります。根本的な課題は、いまだ解決しておりません。   今、求められているのは、中長期的なエネルギー政策です。そこで、私は、新たに2020年を目標としたかながわスマートエネルギー構想を提示いたします。   原子力発電所事故で失われた電力を補い、さらに、将来にわたり安全・安心なエネルギーを安定的に確保していくため、かながわスマートエネルギー構想では、三つの原則を掲げます。まず第1に、原子力発電に過度に依存しない、第2に、環境に配慮する、第3に、地産地消を推進する、この三つです。電力会社を中心とした集中型のエネルギー体系をより環境に配慮したものとするとともに、地域が中心となった分散型の新たなエネルギー体系を構築していきたいと考えております。   そして、今後は太陽光を中心に再生可能エネルギーの導入を進め、電力供給量の拡大を図る創エネ、電力のピークダウンを図る省エネ、電力のピークシフトを図る蓄エネの取り組みを総合的に推進します。2020年に県内の消費電力量に対する創エネと省エネの割合を蓄エネと組み合わせることにより、20%以上の水準まで高めていきたいと考えています。   太陽光発電の200万戸分については、かながわスマートエネルギー構想を推進する中で、できる限り早期に達成できるよう引き続き全力で取り組んでまいります。   4月25日の初登庁以来、県政にさまざまな課題がある中で、こうした電力不足対策に最優先に取り組んできました。   これからは、次のステップとして、いのちの大切さを訴えてきた私の「いのち輝くマグネット神奈川」をテーマとしたさまざまな取り組みについても本格的にスタートしていきたいと考えており、今回、骨格予算に対する肉づけ予算としての補正予算案を編成したところです。   医療については、地域に根差した医療、開かれた医療と透明性の確保、病気にならない取り組みの推進、こうした視点から、医療のグランドデザインの策定に向けて取り組んでいきます。   また、マグネット神奈川を具体的に実現するため、各地で次々と対話の広場地域版を開催し、県民の皆さんと直接対話しながら、それぞれの地域でのマグネット力、魅力を再発見し、地域の活性化につなげる取り組みを進めていきます。   さらに、地震津波等の災害から命を守ることも欠かすことのできない取り組みです。東日本大震災の教訓を生かし、地震防災対策の抜本的見直しを進めるほか、放射能対策についても、安心して県民生活を送れるよう全力を挙げて対応してまいります。   次に、ここで、本県の財政状況等についてご報告申し上げます。   初めに、最近の我が国の経済情勢であります。東日本大震災によるサプライチェーンの寸断や消費インドの悪化などにより、4月から6月期の実質経済成長率は年率換算2.1%減と3期連続のマイナス成長となりました。   その後、サプライチェーンの復旧が順調に進み、生産や輸出が増加するなど、景気に持ち直しの動きが見え始めているものの、円高や電力不足、海外経済の減速懸念など、景気を下押しするリスクも存在しており、景気の先行きは極めて不透明な状況にあります。   こうした中、本県の財政状況に目を転じますと、まず、本年度は、平成22年度の決算黒字による繰越金67億円と地方交付税の増額交付による10億円の財源の確保ができたものの、県税収入については、東日本大震災による影響などにより、現時点では当初予算額の確保が厳しい状況となっております。一方、歳出面では、年度後半に向けて、介護・措置・医療関係費の増加が見込まれることに加えて、平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法による追加負担を行う必要もあります。   次に、24年度についてでありますが、国の概算要求が9月末まで延期されるなど、国家予算の動向やそれに合わせて示される地方財政のフレームが見定められていないことに加え、震災円高などの影響により、経済情勢が不透明な状況にあります。こうしたことから、今後とも慎重な財政運営を行っていく必要があると考えております。   それでは、このたび提案いたしました補正予算案につきまして、ご説明申し上げます。   今回の9月補正予算案は、東日本大震災の発生に伴う社会環境の変化や、県民生活を取り巻く喫緊の課題などを踏まえ、いのち輝くマグネット神奈川の実現に向けた施策をスタートさせるための予算として編成いたしました。   具体には、マンションやアパートなどの共同住宅や、中小企業者の太陽光発電設備の導入に対する支援制度の創設などの新たなエネルギー対策、早急に取り組む必要がある身近な地震防災対策、知恵袋会議や対話の広場の意見を踏まえた自殺対策の充実や、首都圏初のパトカーへのAED搭載等の保健・医療・福祉施策など、取り組みが求められている課題に、スピード感を持って的確に対応する予算を措置いたしました。   以下、補正予算案の項目に沿って、その概要をご説明申し上げます。   初めに、新たなエネルギー対策の積極的な推進についてであります。   これまでの戸建て住宅に加え、マンションやアパートなどへの太陽光発電設備の設置を促進するため、共同住宅への太陽光発電設備の設置に対する補助制度を創設いたします。   加えて、中小企業者の工場や店舗などへの太陽光発電設備の導入を支援するため、中小企業制度融資に、低利率のソーラー発電等促進融資を7億5,000万円の融資規模で創設することといたしました。   また、県有施設の使用電力を削減するとともに、民間事業者・家庭へのLED照明の導入促進を図るため、県が率先して県有施設のLED化を計画的に推進することとし、今回は県庁本庁舎等の蛍光灯をLED化してまいります。   さらに、メガソーラーの県内誘致を促進するための候補地の基礎調査や、エネルギーとしての温泉熱利活用の具体化に向けた検討などを行ってまいります。   次に、身近な地震防災対策の充実と被災者支援の着実な展開についてであります。   まず、気象庁の津波警報を地域住民や観光客等に迅速・的確に伝達するため、NTTドコモのエリアメールを利用して指定地域内の携帯電話機に自動的に一斉配信するためのシステムを構築してまいります。   また、放射能測定調査体制を強化し、県民の安全を守るため、県内に偏りなくモニタリングポスト5基を増設するとともに、衛生研究所にゲルマニウム半導体検出器1台を追加整備いたします。   さらに、大規模災害等の発生時に、警察本部庁舎に設置される災害警備本部及び通信指令室が被災した場合に備え、相模原市にある県警由野台研修センター内に代替施設を整備することといたしました。   次に、いのちを守り、輝かせる保健・医療・福祉施策の推進についてでございます。   まず、知恵袋会議や対話の広場でいただいた意見を踏まえ、自殺対策を強化するため、精神保健福祉センターで実施しているこころの電話相談について、電話回線を拡充し、フリーダイヤル化により電話料金を無料にするとともに、相談時間を延長いたします。   また、いのち輝くマグネット神奈川を具体化する本県の医療施策の根本理念や課題解決の方向性を示す医療のグランドデザインを策定するため、有識者による検討を進めるとともに、医療機能等の実態調査を行ってまいります。   さらに、一人でも多くの命を救うため、首都圏初の取り組みとして、パトカー20台にパイロット的にAEDを搭載いたします。   加えて、自治会等における地域支え合い活動や元気な高齢者による介護ボランティアポイント制度の調査研究事業に取り組むとともに、高齢者や障害のある方が地域で安心して歯科診療を受診できるよう、歯科医療関係団体等と連携して体制を整備してまいります。   次に、魅力ある元気な学校づくりをめざす教育施策の充実についてであります。   まず、本県の学校における暴力行為発生件数やいじめ認知件数、不登校児童・生徒数が依然として高い水準で推移している状況を改善するため、新たに専門的な職員を配置し、教育相談体制の充実・強化を図ってまいります。   加えて、子供たちの主体的な取り組みである全県生徒代表総会を新たに開催することなどにより、大人や地域と学校との関わりを深めながら、いじめ・暴力行為等のない、魅力ある元気な学校づくりを進めてまいります。   次に、地域のマグネット力を高める雇用・経済対策の推進についてであります。   まず、産業技術センターに新たに設置するオープンラボにおいて、中小企業と大企業等の共同研究開発の可能性を評価するとともに、その過程で得た実験データ等を公開し、多くの県内中小企業の成長産業への参入を促進してまいります。   また、リニア中央新幹線の県内駅について、地元相模原市による広域交流拠点構想やまちづくり計画との整合を図りながら、マグネット力を持つ都市の将来展望など、総合的な見地から地域の魅力を最大限に生かせる駅位置等を検討してまいります。   最後に、県民を守る安全・安心対策の拡充についてであります。   まず、配偶者等からの暴力、いわゆるDVを防止し、被害者の立場に立った切れ目のない支援を行うため、被害者への支援を行う民間団体に対する支援等を強化するとともに、メッセージ力のある広報により、DVに係る啓発の充実を図ってまいります。   また、急増するひったくり犯罪から県民を守るため、事件の早期解決及び被疑者の検挙等を目的とした資機材を整備し、ひったくり件数全国ワースト1からの脱却を目指します。   以上が、補正予算案の概要でありますが、補正予算の総額は、一般会計150億9,000余万円、特別会計は、水源環境保全・再生事業会計及び中小企業資金会計の2会計で4億1,500余万円、全会計合計では155億500余万円となっております。   このほか、県営住宅理事会計において、債務負担行為を新たに設定いたします。   また、一般会計補正予算の財源につきましては、地方交付税54億1,200余万円のほか、各種基金等からの繰入金、県債、繰越金などを充当し、収支の均衡を図っております。   なお、先ほども申し上げましたように、県税については、肉づけ予算対応のために一部計上を留保しておりましたが、東日本大震災の影響などにより、現時点では当初予算額の確保が厳しいことから、今回は計上を見送ることといたしました。   次に、予算以外の案件でありますが、今回は条例の廃止1件、条例の改正5件、工事請負契約の締結3件など、全体で14件のご審議をお願いしております。   まず、条例の廃止であります。   「神奈川県スポーツ振興審議会条例を廃止する条例」は、スポーツ振興法の全部改正により、法令に基づき設置されていた附属機関であるスポーツ振興審議会が廃止されたことから、「神奈川県スポーツ振興審議会条例」を廃止するものであります。   次に、条例の改正であります。   「神奈川県県税条例等の一部を改正する条例」は、第2期の「かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画」の財源に充てるため、個人県民税の超過課税、いわゆる水源環境保全税の適用期間を5年間延長するなど、所要の改正を行うものであり、「事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」は、パスポートの発給等の事務について、藤沢市、茅ヶ崎市及び寒川町と権限移譲の協議が整ったことから、対象事務及び対象市町を追加するものであります。   次の「附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例」は、スポーツ基本法施行に伴い、新たに条例に基づく任意設置の附属機関として神奈川県スポーツ推進審議会を設置するものであり、「魚介類行商等に関する条例の一部を改正する条例」は、魚介類行商を営む者の許可証の携帯について、営業形態を踏まえた対応を図るため、個人営業者と法人営業者を区分して規定するものであります。   次の「神奈川県屋外広告物条例の一部を改正する条例」は、寄附を受けた物件等に寄附者名等を表示する場合は、景観を阻害せず過大な商業広告とならないように一定の基準を定め、それらに適合するものに限り、許可手続、禁止区域等の規定を適用除外とするものであります。   次に、条例以外の案件でありますが、工事請負契約の締結は、西部方面職業技術校新築工事に係るもの3件をお願いするものであります。   また、指定管理者の指定は、県営住宅等に係るもの3件を提案しております。   このほか、専決処分について承認を求めることは、租税特別措置法等の一部改正に伴い、特定の資産の買いかえの場合の課税の特例が適用除外となり、関連する手数料、移譲事務の削除等について、急施を要しましたので専決処分したものであります。   また、平成22年度神奈川県公営企業決算及び神奈川県病院事業決算の認定につきましては、監査委員の審査が終了いたしましたのでご審議をお願いするものであります。
      以上をもちまして、私の説明を終わります。細部につきましては、議事の進行に伴い、私もしくは副知事以下関係局長等からご説明させていただきたいと存じます。   よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 〇議長(持田文男) お諮りいたします。   ただいま説明のありました日程第2及び日程第3につきましては、本日はこの程度にとどめたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(持田文男) ご異議がないと認めます。   よって、そのように決しました。    ─────────────────────────────────────── 〇議長(持田文男) 以上で、本日の日程は終了いたしました。   お諮りいたします。   明13日は休会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(持田文男) ご異議がないと認めます。   よって、そのように決しました。   次回の会議は、9月14日午後1時に開きます。   本日はこれで散会いたします。まことにご苦労さまでした。                   午後1時31分 散会