平成21年 12月 定例会(第4回) 平成21年第4回瑞穂町議会定例会会議録(第1号) 平成21年12月2日第4回瑞穂町議会定例会が瑞穂町議会議場に招集された。1.出席議員は次のとおりである。 1番 齋藤 成宏君 2番 下野 義子君 3番 小山 典男君 4番 石川 修君 5番 高水 永雄君 6番 小川 龍美君 7番 大坪 国広君 8番 小野 芳久君 9番 小池信一郎君 10番 尾作 武夫君 11番 原 成兆君 12番 青山 晋君 13番 森 亘君 14番 上野 勝君 16番 竹嶋 久雄君 17番 近藤 浩君 18番 谷 四男美君1.欠席議員は次のとおりである。 な し1.議会事務局職員は次のとおりである。 議会事務局長 中 根 厚 夫 書 記 吉 野 久1.地方自治法第121条の規定による出席説明員は次のとおりである。 町 長 石塚幸右衛門君 副 町 長 杉浦 裕之君 教 育 長 岩本 隆君 企 画 総務部長 鳥海 俊身君 住 民 生活部長 鳥海 勝男君 福 祉 保健部長 臼井 治夫君 産 業 建設部長 古川 光雄君 教 育 部 長 村山 正利君 企 画 財政課長 田辺 健君 秘 書 広報課長 栗原 裕之君 総 務 課 長 坂内 幸男君 高齢者福祉課長 関根 和男君 保 健 課 長 山崎 俊明君 産 業 振興課長 栗原 始君 教 育 総務課長 村野 香月君 学 校 指導課長 谷合しのぶ君 社 会 教育課長 横沢 真君 秘 書 広 報 課 村山 俊彰君 特 命 担当主幹 社 会 教 育 課 吉岡 和彦君 特 命 担当主幹1.本日の議事日程は次のとおりである。日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸報告日程第4 一般質問 開会 午前9時00分
○議長(上野勝君) 皆さん、おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより平成21年第4回瑞穂町議会定例会を開会いたします。 議事日程に入る前に、石塚町長よりあいさつをお願いいたします。石塚町長。 〔町長 石塚幸右衛門君 登壇〕
◎町長(石塚幸右衛門君) 皆さん、おはようございます。 平成21年第4回定例会を招集しましたところ、全議員の御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。 政府の行政刷新会議は、予算及び国と地方自治体の役割の見直しを含めた制度全般について、事業仕分けを実施しました。鳩山首相は、この判定を尊重し、政治判断を下すとしています。この中には、税制改革を初め市町村行政に直結した内容が多く含まれていますが、国民生活を安定させるために、国は市町村行政に必要な財源を確保されることを願うものであります。 町におきましては、既に予算編成方針を示し、来年3月の議会定例会に向け、平成22年度の予算編成に取りかかっているところですが、景気後退の影響から、歳入では税収の落ち込みが予測され、また、国や都からの交付金等の減収など、財源不足が懸念されます。歳出では、限られた財源の効果的な配分を基本としながらも、町民に最も身近な政府として、住民生活を安定させるため、最大限の努力を重ねてまいります。 さて、本定例会に上程する議案は、条例2件、補正予算9件、指定管理者の指定4件の計15件でございます。いずれも重要案件ですので、慎重御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げ、あいさつといたします。
○議長(上野勝君) 以上で町長のあいさつは終わりました。御苦労さまでした。 本日の議事日程はお手元に御配付のとおりであります。 なお、去る11月20日及び25日に議会運営委員会が開かれまして、本定例会の運営について協議が行われておりますので、その結果を原成兆議会運営委員会委員長より報告を願います。原議員。 〔議会運営委員会委員長 原 成兆君 登壇〕
◎議会運営委員会委員長(原成兆君) 御指名をいただきましたので、去る11月20日及び25日に開催いたしました議会運営委員会の協議結果について御報告いたします。 議長より諮問を受けました、平成21年第4回定例会の会期の設定(案)、議事日程(案)、提出議案等について協議をいたしました。 本定例会の会期につきましては、諸般の状況を勘案し、本日12月2日から12月15日までの14日間と設定することとし、5日から14日までは常任委員会調査等のため休会とし、15日を最終日とすることが妥当であるという意見の一致を見た次第であります。 議事日程につきましては、既に配付してあります審議日程(案)を目標に努力することを確認いたしました。 内容につきまして申し上げますと、一般質問については、通告者14名を、本日から通告順に従って、順次、行うことを確認しております。 次に、提出議案15件の取り扱いですが、一般質問終了後に議案第83号から議案第94号までを順次審議し、続いて議案第95号から議案第97号までを一括で審議を行います。 次に、請願・陳情についてですが、新規に受領した請願はなく、陳情が5件であります。21陳情第15号は厚生文教委員会に、21陳情第16号は産業建設委員会に、21陳情第17号、第19号及び第20号は総務委員会に付託することが妥当であるとの結論であります。 次に、委員会の開催でありますが、7日月曜日、午前9時に総務委員会を、8日火曜日、午前9時に産業建設委員会を、9日水曜日、午前9時に厚生文教委員会を、11日金曜日、午前9時に議会運営委員会を開催することを各委員長より申し入れがありました。 次に、全員協議会が12月15日、本会議終了後、開催されます。内容につきましては、第4次瑞穂町
長期総合計画策定スケジュール及び策定体制についてなどであります。 以上、簡単ではありますが、本委員会において協議いたしました事項についての結果報告といたします。
○議長(上野勝君) 以上で議会運営委員長の報告は終わりました。御苦労さまでした。 ただいまの報告を尊重しながら会議を進めてまいりたいと思いますので、御了承願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第115条の規定により、 16番 竹嶋久雄議員 17番 近藤 浩議員を指名いたします。 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月2日より12月15日までの14日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(上野勝君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日12日2日より12月15日までの14日間と決定いたしました。 次に、日程第3、諸報告を行います。 町長の業務報告についてはお手元に配付のとおりであります。
◎町長(石塚幸右衛門君) 町長業務報告 9月 1日 町長訓示 9月 2日 瑞穂町議会定例会開会 9月 3日 本会議 9月 4日 本会議 9月 5日 介護老人保健施設「ユニット菜の花」他開所披露式 9月 5日
総合体育大会開会式 9月 6日 防災訓練 9月 7日 総務委員会 9月 8日 産業建設委員会 9月10日 厚生文教委員会 9月12日 敬老会 9月14日 決算特別委員会 9月15日 決算特別委員会 9月16日 決算特別委員会 9月17日 庁議 9月17日 東京都農業会議常任会議員会議 9月18日 議会運営委員会 9月18日 交通環境対策特別委員会 9月18日 長期総合計画策定委員会 9月18日 臨時幹部会議 9月19日 西多摩地区消防大会 9月24日 横田基地第374
空輸航空団司令官ヒックス大佐主催昼食会 9月25日 瑞穂町議会定例会閉会・全員協議会 9月26日 横田基地第374
空輸航空団司令官ヒックス大佐夫妻主催 エアー・フォース・ボール 9月28日
東京都区市町村振興協会最初の評議員選定委員会 9月29日 箱根ケ崎駅西土地区画整理審議会 9月30日 退職辞令交付式 9月30日 副町長退任式 10月 1日 辞令交付式 10月 1日 辞令交付式及び就任式 10月 1日 幹部会議 10月 1日
固定資産評価委員会委員辞令交付式 10月 1日 教育委員辞令交付式 10月 2日 2016年オリンピック・パラリンピック開催地決定を迎える会 10月 6日 介護認定審査会 10月 8日 職員採用試験1次試験・選考会 10月 8日 箱根ケ崎駅
西土地区画整理事業評価委員会 10月11日 町民体育祭 10月14日
瑞穂斎場組合正副管理者会議 10月14日 国民健康保険運営協議会 10月15日 庁議 10月16日 東京都農業会議常任会議員会議 10月18日 こどもフェスティバル 10月20日
東京市町村総合事務組合議会定例会・全員協議会 10月20日
東京たま広域資源循環組合理事会 10月20日 西多摩郡
町村職員親睦ボウリング大会 10月21日 表彰審査会 10月22日 産業まつり実行委員会 10月27日 臨時庁議 10月27日
福生病院組合正副管理者会議 10月28日 職員採用2次試験・選考会 10月29日 東京都都市計画審議会 10月30日 横田基地第374
空輸航空団司令官ヒックス大佐表敬訪問 11月 1日 福祉ふれあいまつり 11月 2日 町長訓示 11月 2日 幹部会議 11月 2日
後期高齢者医療広域連合協議会 11月 4日 瑞穂斎場組合議会定例会 11月 4日 「瑞穂町暮らしの便利帳」の共同発行に係る協定書調印式 11月 5日 国際化推進派遣事業結団式 11月 6日 都市町村協議会 11月 9日
瑞寿連チャリティー文化芸能大会 11月10日 功労者表彰式 11月10日 福生病院組合議会定例会・全員協議会 11月12日 羽村・
瑞穂地区学校給食組合正副管理者会議 11月14日
国際化推進派遣事業帰国報告 11月14日 ~15日 産業まつり 11月15日
西多摩広域行政圏体育大会総合閉会式 11月15日
西多摩広域行政圏情報交換会 11月16日 東京都に対する2市1町(瑞穂町、東大和市、武蔵村山市)の 「多摩都市モノレール延伸」、「新青梅街道拡幅」合同要請 11月16日
西多摩衛生組合正副管理者会議 11月17日 東京都農業会議常任会議員会議・農林水産大臣表彰伝達式 11月18日 議会運営委員会 11月18日 戦没者慰霊祭 11月19日 羽村・
瑞穂地区学校給食組合議会定例会 11月19日
国民体育大会準備委員会委員の就任並びに設立総会及び第1回総会 11月20日 臨時会 11月20日 庁議 11月20日 議会運営委員会 11月21日 瑞穂農芸高等学校創立六十周年記念式典 11月25日 議会運営委員会 11月27日 西多摩衛生組合議会定例会 11月28日 瑞穂シニア会長杯・
鳥谷杯争奪少年野球大会開会式
○議長(上野勝君) 次に、町長より100万円以上5,000万円未満の工事請負契約報告を配付のとおり受理いたしましたので、御報告いたします。 予定価格100万円以上5000万円未満の工事請負契約の報告 (平成21年8月21日から平成21年11月20日まで)┌─────┬──────────┬─────┬─────┬─────┬──────┐│
│ │ │ │契約年月日│ ││ 予算区分 │ 工 事 件 名 │契約金額 │ 契約の │自 工 期│ 工事地内 ││ 款項目節
│ │ 円│ 相手方 │至 工 期│ │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21. 8.28│ ││ 会 計 │管渠布設工事(4そ
│ │(株) │自21. 8.31│箱根ケ崎 ││ 2-1-1-15 │の112) │ 4,935,000│山川土木 │至21.11.30│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│ │ │ │(株)冨士土│ 21. 9. 2│ ││ 一般会計 │町道29号線
舗装工 │ │木 瑞穂営│自21. 9. 3│駒形富士山 ││ 7-2-3-15 │事 │ 7,560,000│業所 │至21.12. 7│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│ 下水道 │ │ │(株)冨士土│ 21. 9. 7│ ││ 会 計 │人孔高調整工事(21│ │木 瑞穂営│自21. 9. 8│ ││ 1-1-2-15 │その5) │ 1,260,000│業所 │至21.10.14│石畑地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21. 9.16│ ││ 会 計 │人孔高調整工事(21
│ │鈴島建設 │自21. 9.17│ ││ 1-1-2-15 │その4) │ 2,625,000│(株) │至21.11. 9│殿ケ谷地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│ 下水道 │殿ケ谷第3排水区
雨 │ │ │ 21. 9.25│ ││ 会 計 │水管渠布設工事(そ
│ │ │自21. 9.28│ ││ 2-1-1-15 │の2) │44,803,500│(株)岡野組│至22. 3.15│殿ケ谷地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│ │交通安全施設(
道路 │ │ │ 21. 9.29│ ││ 一般会計 │照明灯)設置工事(そ│ │(有) │自21. 9.30│二本木 ││ 7-2-3-15 │の2) │ 2,415,000│池谷電設 │至21.12. 7│地内外 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│
│ │ │ │ 21. 9.20│ ││ 一般会計 │長岡会館外壁塗装工 │ │(株)織田建│自21. 9.30│長岡長谷部 ││ 2-1-10-15│事 │ 3,360,000│装工業 │至22. 1.29│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│ │交通安全施設(
道路 │ │ │ 21.10. 5│ ││ 一般会計 │区画線)設置工事(そ│ │(株)ミズホ│自21.10. 6│二本木 ││ 7-2-3-15 │の1) │ 4,830,000│ライン │至21.12. 4│地内外 │└─────┴──────────┴─────┴─────┴─────┴──────┘┌─────┬──────────┬─────┬─────┬─────┬──────┐│
│ │ │ │ 21.10. 5│ ││ 一般会計 │町道1102号線
舗装 │ │出水建設 │自21.10. 6│長岡三丁目 ││ 7-2-3-15 │工事 │12,600,000│(株) │至22. 2. 1│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21.10. 5│ ││ 会 計 │町道1064号線
舗装 │ │出水建設 │自21.10. 6│長岡一丁目 ││ 7-2-3-15 │工事 │19,110,000│(株) │至22. 1.29│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│
│ │ │ │ 21.10. 5│ ││ 一般会計 │町道1104号線
舗装 │ │(株) │自21.10. 6│長岡二丁目 ││ 7-2-3-15 │工事 │30,765,000│村尾重機 │至22. 2. 1│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│
│ │ │ │ 21.10. 8│ ││ 一般会計 │災害対策用地仮
整備 │ │(株) │自21.10. 9│二本木 ││ 8-2-1-15 │工事 │ 1,512,000│共和舗道 │至21.10.30│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21.10.16│ ││ 会 計 │人孔高調整工事(21│ │ │自21.10.19│南平一丁目 ││ 1-1-2-15 │その6) │ 3,990,000│(株)上野組│至21.11.20│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21.10.20│ ││ 会 計 │人孔高調整工事(21│ │ │自21.10.21│箱根ケ崎 ││ 1-1-2-15 │その7) │ 2,940,000│(株)島田組│至21.11.30│地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│
│ │ │ │ 21.10.22│ ││ 一般会計
│図書館水道管布設工 │ │榎本工業 │自21.10.23│瑞穂町図書 ││ 9-5-4-15 │事 │ 1,428,000│(株) │至21.12.25│館 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────
┤│ 下水道 │ │ │ │ 21.10.29│ ││ 会 計 │管渠布設工事(4そ │ │(株)田村│自21.10.30│富士山栗原 ││ 2-1-1-15 │の110) │14,329,350│工務店 │至22. 3.15│新田地内 │├─────┼──────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤│
│ │ │ │ 21.11.20│ ││ 一般会計 │防犯灯設置工事(そ
│ │ │自21.11.24│長岡春日 ││2-1-14-15 │の1) │ 1,974,000│森田電気 │至22. 1.29│緑地 │└─────┴──────────┴─────┴─────┴─────┴──────┘
○議長(上野勝君) 次に、議長業務報告及び議員派遣結果の報告ですが、お手元に配付のとおりであります。 議長業務報告 9月 2日 瑞穂町議会定例会開会 9月 3日 本会議 9月 4日 本会議 9月 5日 介護老人保健施設「ユニット菜の花」他開所披露式 9月 5日
総合体育大会開会式 9月 6日 防災訓練 9月 7日 総務委員会 9月 8日 産業建設委員会 9月10日 厚生文教委員会 9月12日 敬老会 9月14日 決算特別委員会 9月15日 決算特別委員会 9月16日 決算特別委員会 9月18日 議会運営委員会・交通環境対策特別委員会 9月19日 西多摩地区消防大会 9月25日 瑞穂町議会定例会閉会・全員協議会 10月 5日 元狭山コミュティセンターふれあいまつり打合わせ会 10月 6日 ~8日
産業建設委員会管外調査視察 10月 9日 総務委員会協議会 10月10日 狭山保育園運動会 10月11日 町民体育祭 10月16日 産業まつり運営委員会 10月18日 こどもフェスティバル 10月19日 ~21日 総務委員会管外調査視察 10月21日 全国町村議長会創立60周年記念「天皇陛下拝謁及び皇居特別参観」 10月22日 産業まつり実行委員会 10月24日 総合文化祭開会式 10月26日 ~27日
全国基地協議会正副会長相談役会 11日 1日 福祉ふれあいまつり 11月 4日 北京市区・県友好代表団交流会 11月 5日 宮城県大和町視察受入 11月 6日 東京都
後期高齢者医療広域連合議案説明会 11月 7日 少年剣道大会 11月 9日 ~10日 東京都町村議会議長会研修会 11月10日 功労者表彰式 11月11日
全国基地協議会関東部会総会 11月12日 議員懇談会・西多摩地区議長会定例会及び研修会 11月14日 ~15日 産業まつり 11月17日 全国基地協議会理事会及び衆・参基地関係委員会委員との要望懇談会・地方 分権推進全国会議・東京都
後期高齢者医療広域連合定例会 11月18日 議員運営委員会・戦没者慰霊祭 11月19日
国民体育大会準備委員会委員の就任並びに設立総会及び第1回総会 11月20日 臨時会・議員懇談会・議会運営委員会 11月25日 議会運営委員会・
基地対策特別委員会管外調査視察 次に、監査委員より平成21年8月分、9月分、10月分の例月出納検査及び定期監査の結果報告を御配付のとおり受理いたしましたので、御報告いたします。 次に、一部事務組合議会が閉会中に開会されていますので、その報告を代表者より報告願います。 初めに、
東京たま広域資源循環組合議会の報告を近藤浩議員よりお願いいたします。近藤議員。 〔
東京たま広域資源循環組合議会議員 近藤 浩君 登壇〕
◎
東京たま広域資源循環組合議会議員(近藤浩君) それでは、議長の命によりまして、
東京たま広域資源循環組合議会の報告を行います。 招集日時及び会期は、平成21年10月28日水曜日、午後1時半より、会期1日で開かれました。 場所は、東京自治会館大会議室。 選出議員は、私、近藤でございます。 付議事件に入る前に経過報告が行われ、次に付議事件及び審議が行われました。 まず、議案第8号、平成20年度
東京たま広域資源循環組合一般会計歳入歳出決算の認定でありますが、歳入予算現額に対し歳入決算額119億4,453万5,662円、歳出予算現額に対し歳出決算額は117億1,460万3,586円、また歳入歳出差引残額におきましては2億2,993万2,076円で、その分、翌年繰越額といたしました。 内容につきましては記載のとおりでございます。 また、質疑に入りまして、4人の議員から9点の質疑がございましたが、情報公開について、どうなっているのか、あるいはエコセメント事業のコストについて、どうなっているのか、また公債費の考え方、また契約のあり方についてなど、主な質疑がありました。 原案どおり認定されました。 次に、議案第9号、平成21年度東京たま広域資源循環組合一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,993万2,000円を追加し、118億2,168万9,000円とするものでございます。 内容については記載のとおりでございます。原案どおり可決されました。 次に、議案第10号、
東京たま広域資源循環組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例でございますが、内容については記載のとおりでございます。原案どおり可決されました。 次に、議案第11号、東京たま広域資源循環組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございますが、内容は記載のとおりでございます。原案どおり可決されました。 以上で報告とさせていただきます。
○議長(上野勝君) 以上で
東京たま広域資源循環組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、瑞穂斎場組合議会の報告を高水永雄議員よりお願いいたします。高水議員。 〔瑞穂斎場組合議会議員 高水永雄君 登壇〕
◎瑞穂斎場組合議会議員(高水永雄君) 議長の命により、平成21年第2回瑞穂斎場組合議会定例会の報告をいたします。 平成21年11月4日、午前10時より瑞穂斎場組合の会議室で行われ、瑞穂町選出議員は、下野義子議員、竹嶋久雄議員、私、高水永雄が出席いたしまして、開会されました。 まず、瑞穂斎場組合管理者、石塚瑞穂町長の冒頭のあいさつで、瑞穂斎場も本年11月1日をもって全面建て替え以来7年の歳月が経過しました。この間、利用者も年々増加しましたが、斎場の運営も円滑に進められており、今後も限られた財源の中で、より効率的な運営ができるよう努力し、構成市町37万4,000人の財産である、この斎場を人生終焉の場にふさわしい施設にするために、さらなる充実を図りたいとの思いを述べられました。 議事ですが、日程第1、会議録署名議員の指名、日程第2、会期の決定後、日程第3、平成20年度瑞穂斎場組合会計歳入歳出決算認定についての審議がありました。 提案理由及び詳細説明後、代表監査委員、原島茂樹氏の決算審査報告があり、審議に入りました。 6名、12件の質疑がありましたが、原案どおり認定されました。 内容は、歳入総額4億3,876万3,127円、歳出総額4億944万1,119円で、歳入歳出差引残額2,932万2,008円となり、翌年度繰越金となりました。 歳入の主なものは、構成市町からの負担金が75.3%、使用料及び手数料が18.8%でありました。町の負担金は3,444万3,000円で、全体の10.4%で、前年度より200万4,000円の増額であり、世帯負担金としてみると2,549円で、構成市町の中で一番多い状況でした。使用料は前年度と比較して、火葬場使用料は94件で、10件、100万7,000円の増額、霊柩車使用料は987件で、67件、44万600円の増額、斎場使用料は850件で16件、96万円の増額でありました。 歳出の主なものは、衛生費の2億1,437万890円で52.4%、次に公債費で1億4,772万437円、36.1%でありました。 火葬件数は組合内合計2,701件、前年度より159件の増でありました。全体では2,797件、171件の増加でした。町では317件で、前年度比50件の増で、火葬件数に対する式場使用率は、前年度は68.5%でありましたが、今年度は61.6%と減少しております。全体の式場使用率では23.2%でした。 以上で平成21年第2回瑞穂斎場組合議会定例会の報告といたします。
○議長(上野勝君) 以上で瑞穂斎場組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、福生病院組合議会の報告を原成兆議員よりお願いいたします。原議員。 〔福生病院組合議会議員 原 成兆君 登壇〕
◎福生病院組合議会議員(原成兆君) 議長の命よりまして、福生病院組合議会平成21年第3定例会の報告を行います。 招集日時及び会期は、平成21年11月10日火曜日、午後1時。会期、1日であります。場所は公立福生病院会議室(新病院1階)でございます。 出席議員は、石川修議員と、私、原成兆でございます。 付議事件、審議の前に2名の議員より一般質問がありました。その後、早速、付議事件の審議に入りまして、その概要を報告いたします。 まず、議案第10号、平成20年度福生病院組合病院事業欠損金の処理について。平成20年度福生病院組合事業の決算において未処理欠損金が生じることから、地方公営企業法第32条の2の規定に基づき、本案が提出されました。これにつきましては、御配付してありますとおり、当年度の未処理欠損金ですが、11億5,421万3,133円。これに対しまして資本剰余金3億821万8,912円を補てんいたしまして、翌年度へ繰り越す欠損金として8億4,599万4,221円であります。議案第10号は原案どおり可決されました。 次に、議案第11号、平成20年度福生病院組合病院事業決算の認定についてであります。平成20年度福生病院組合病院事業の決算について、地方公営企業法第30条の規定に基づき、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付されました。 福生病院の決算の概要でございますが、総事業費の収益は46億8,415万614円で、前年度に比べまして5億6,979万6,449円の増収となりました。これに対しまして総事業費は、新病院の建設等に伴い、引っ越し費用などを含め、58億7,222万8,968円で、前年度に比べ15億573万9,255円の増となり、この結果、11億8,807万2,854円の純損失となりました。詳細につきましては事務局に資料が置いてありますので、お目通しいただきたいと思います。 結果につきましては、議案第11号は原案のとおり認定されました。 続きまして、議案第12号、平成21年度福生病院組合病院事業会計補正予算(第1号)であります。この補正につきましては、医療法の改正に伴いまして、第2期工事で介護士の確保対策の充実に伴う研修施設の設置が必要となったため、収入につきましては3,000万円の企業債、支出につきましては建設改良の3,000万円の増額が補正となったわけでございます。 これにつきましても、議案第12号は原案どおり可決されました。 以上で第3回の定例会は閉会となりました。 定例会閉会後に全員協議会が開催されまして、内容につきましては工事についての報告がありました。内容は改築工事の進捗状況、これにつきましては平成22年2月にフルオープンの予定ということでございます。また看護基準の見直し、常勤医師の状況、新病院の落成式についてであります。新病院の落成式については、平成22年1月24日日曜日を予定しているということでございます。詳細につきましては事務局に資料がありますので、お目通しいただければと思います。 以上で福生病院組合の全員協議会が終了いたしまして、本日の日程はすべて終了いたしました。 以上でございます。
○議長(上野勝君) 以上で福生病院組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告を森亘議員よりお願いいたします。森議員。 〔羽村・瑞穂地区学校給食組合議会議員 森 亘君 登壇〕
◎羽村・瑞穂地区学校給食組合議会議員(森亘君) 議長の命により、平成21年第3回羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告をいたします。 会議は、平成21年11月19日、午前10時から、羽村・瑞穂地区第2学校給食センター会議室で、会期1日の日程で行われました。 出席議員は、齋藤成宏議員、小野芳久議員と、私、森亘であります。 会議の内容ですが、初めに市民の方から陳情が出されておりますので、この件についてを若干説明したいと思います。 21陳情第1号、食物アレルギーに対応した学校給食を求める陳情書についてであります。陳情の主な願意は、都内他地区の学校給食に対して、当組合の食物アレルギー対策が十分ではない。早急に対応してほしいというものであります。 各議員の質疑を受け、事務局からは、既に本年7月に組合内にアレルギー検討委員会が発足していること。アレルギーの除去食をつくるためには新たな設備投資が必要となり、約2,000万円程度の支出が見込まれること。アレルギー食、1食当たりの単価が月額2万1,000円と高額になること。全食材が記載された献立表が各家庭に配布されており、保護者あるいは本人による確認が可能なこと。また必要に応じて弁当持参も認めていることなどの説明がありました。また管理者からも補足説明として、施設整備については、当センターも老朽化しており、また現行、第1・第2センターが離れていることから、効率性や、国や都の補助金等も考慮して、新たな考えに立って検討していきたいとの説明がありました。 採決の結果、賛成多数で趣旨採択すべきものと決しました。 次に、認定第1号、平成20年度羽村・瑞穂地区学校給食組合歳入歳出決算認定についてであります。 平成20年度の当組合の決算内容は記載のとおりであります。 採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。 続きまして、議案第9号から議案第12号までの4議案について報告いたします。 議案第9号、羽村・瑞穂地区学校給食組合職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 提案理由並びに改正内容は記載のとおりであります。 採決の結果、全会一致をもって原案可決いたしました。 次に、議案第10号、羽村・瑞穂地区学校給食組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 提案理由並びに改正内容は記載のとおりであります。 議員からは、これまで本件に該当する職員並びに休暇をとりにくい職場環境になっていないかといった質疑がありました。これに対して組合側からは、現在、該当者はいない。また職場環境においても、特に問題があるという事実は考えられないとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案可決いたしました。 議案第11号、平成21年度羽村・瑞穂地区学校給食組合に係る経費の組織市町分賦金の変更についてであります。 提案理由並びに分賦金の確定額については記載のとおりであります。 当議案とも全会一致で可決すべきものと決しました。 なお、分賦金の確定額についてですが、記載のとおり、羽村市が2億4,398万7,000円、瑞穂町が1億5,332万1,000円となっておりますが、負担割合では、羽村市が61.41%、瑞穂町が38.59%となります。積算根拠となる平成21年5月1日現在の児童数においては、羽村市で4,937人、瑞穂町で3,103人となり、前年度対比では、羽村市が40人減、瑞穂町が39人減となりました。これにより、前年に対しての分賦金の影響額といたしまして、羽村市が27万8,000円の増、瑞穂町が27万8,000円の減となります。 次に、議案第12号、平成21年度羽村・瑞穂地区学校給食組合補正予算(第1号)についてであります。 補正の主な内容は、給食費未納者に対しての法的措置にかかわる経費についてであります。 全会一致で可決いたしました。 なお、議会終了後、議員全員協議会が開催されました。内容は、今後の学校給食費未納者に対する法的措置についてであります。組合側からの案としては、法的措置の対象者としては、あくまでも現時点では当センターの給食を受けた児童生徒の保護者の中で、2年以上にわたる未納期間があり、かつ、未納総額20万円を超える未納者を抽出し、1として再三の催告の連絡にも何ら連絡がとれないもの、2として納付約束を守らないもの、3として交渉するも納付意欲が感じられないもの、以上の3点の条件を満たすものについて、訴えの手続を実施してはどうかというものであります。 なお、当初案による対象者は、現時点では、羽村市が6世帯、瑞穂町が8世帯となるとの説明がありました。しかし、議員からは、もう少し対象者の範囲を拡大する必要があるのではないかといった趣旨の質疑、また給食費について、あいまいなものにしないという点においては、法的措置は適切であるといった意見なども出されました。 以上で平成21年第3回羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告とさせていただきます。
○議長(上野勝君) 以上で羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、西多摩衛生組合議会の報告を青山晋議員よりお願いいたします。青山議員。 〔西多摩衛生組合議会議員 青山 晋君 登壇〕
◎西多摩衛生組合議会議員(青山晋君) 議長の指名をいただきましたので、西多摩衛生組合議会平成21年第2回定例会の報告を行います。 招集日時及び会期、平成21年11月27日金曜日、午後2時より、会期1日で行われました。 場所は、西多摩衛生組合大会議室であります。 選出議員、谷四男美議員、小山典男議員と、私、青山晋であります。 付議事件及び審議の概要について御説明いたします。 認定第1号、平成20年度西多摩衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、歳入についてでは、予算現額42億6,300万円に対し、収入済額は42億5,047万5,479円であります。歳出について、予算現額42億6,300万円に対しまして、支出済額は40億2,950万7,901円であります。歳入歳出差引残額は2億2,096万7,578円であります。うち基金繰入額はゼロ円であります。 原案どおり認定されました。詳細につきましては2ページの決算書をお目通し願います。 次に、議案第7号、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例。 提案理由につきましては記載のとおりであります。 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例でありまして、第2条、第3条、第5条、第6条は、主に文言の整理を行っているものであります。 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでありまして、原案どおり可決いたしました。 次に、議案第8号、西多摩衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例。 この条例も、第2条、第3条は主に文言の整理でありますが、第12条を第14条とし、第11条を第13条とし、第10条を第12条とするもので、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するもので、原案どおり可決いたしました。 議案第9号、平成21年度西多摩衛生組合補正予算(第1号)でありますが、議案第9号、第10号に関しましては、関連がありますので、これは一括議題となりました。 議案第9号の方では、歳入歳出予算の補正でありますけれども、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,150万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億6,500万円とするものであります。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでありまして、お目通しをお願いいたします。 債務負担行為でありますけれども、第2表の債務負担行為に載っているとおりであります。ごみ焼却業務委託。期間といたしましては平成21年度から平成22年度、限度額が1億3,026万3,000円で、原案どおり可決されました。 議案第10号、平成21年度西多摩衛生組合に係る経費の組合市町分賦金の変更についてでありますが、青梅市では18億2,083万2,000円、2.0%の減であります。福生市が7億7,014万2,000円で7.1%の減となっております。羽村市が7億1,636万1,000円で6.4%の減。瑞穂町が、補正前では4億9,113万1,000円でありましたが、補正後では4億7,151万7,000円で4.0%の減で、1,961万4,000円の減額となります。合計で37億7,885万2,000円となります。 これも原案どおり可決されました。 この後、全員協議会が行われまして、議題といたしましては平成22年度西多摩衛生組合予算及び組合市町分賦金についてと、組合事務事業の状況について等々が協議されました。 以上で西多摩衛生組合議会定例会の報告を終わります。
○議長(上野勝君) 以上で西多摩衛生組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 これで一部事務組合議会の報告を終わります。 次に、閉会中に常任委員会の管外調査視察が行われておりますので、その報告をお願いします。 初めに、
産業建設委員会管外調査視察報告を石川修産業建設委員会委員長よりお願いいたします。石川議員。 〔産業建設委員会委員長 石川 修君 登壇〕
◆11番(原成兆君) この支給については入学時ですか、そういったときのための補てんだということで、それはそれでいいと思うんですけれども。そうした場合、この金額について、これが6万円でいいのかどうか、そういった検討会もされていると思うんですけれども、その検討会等の中では、こういった金額について、どういうふうな議論がされているのか、お願いします。
◎教育部長(村山正利君) 先ほど教育長が登壇でお答えしたとおり、現行の支給条例につきましては、その支給対象者の枠とか、いろいろなところから検証しなければいけない。そういう意味で適時な検証が必要だということで御答弁申し上げました。 現在のところ、この支給条例については平成19年3月に制定してございまして、ここで3年目でございます。また検討委員会もございます。私が委員長をやっておりますので、これらを含めまして、この6万円が妥当かどうか、また対象の制限についても検討しなければならないというふうに感じております。 以上でございます。
◆11番(原成兆君) 先ほど町長の答弁の中で、この基金の使い道については、姉妹都市との連携ですか、それからまた若者の夢の実現のためにも活用していきたいというふうなことで、来年の3月に議案提出をされるような説明がありましたけれども、もしここで、その一端でも披露できるものがあればお願いしたいと思います。
◎企画総務部長(鳥海俊身君) お答えいたします。 これにつきましては、現在、検討している最中でございまして、町長が御答弁させていただいたように、3月の議会に上程したいというふうに考えております。 内容につきましては、概略でございます、海外の学校での学芸・技術を修得する者、これは青少年という範囲にくくりたいなというふうに思っております。具体的には高校生から、検討しますけれども、30歳ぐらいまでということでございます。奨学資金と渡航費用、これについての一部を支給したいと、補助したいという内容でございます。これによりまして、国際化施策を推進するというふうにも考えておりますし、また将来、瑞穂町を担っていただける人材の育成に寄与できるものというふうに考えているところでございます。 先ほど学芸・技術というふうな簡単な言葉で述べましたが、これは芸術、それからスポーツ面も含めてというふうに考えてございます。 以上です。
◆11番(原成兆君) 海外でのさまざまな学業の取得ですか、スポーツも説明がありましたけれども、そういったことで、いろんな分野でいろんなことを学ぶということは非常にいいことだと思うんですよね。 そういったことで、来年の3月に議案提出されるということでありますので、これについてはそんなに、これからまだ検討がされると思いますので、これ以上のことは言いませんけれども。 海外留学ですか、そういったものについて、ぜひ検討していただきたい項目がありまして、以前にも私、雇用の面で横田基地を例に出したんですけれども、横田基地の中にも四つの大学の分校ですか、それから高校もあるわけです。そういった中で私が調べましたら、大学に関しては夜間しか日本人の入学は認めていないというふうなものがあり、また高校生については、現状では受け入れていないというふうな内容のものがあったんですけれども。瑞穂は横田基地の騒音に対して非常に迷惑を受けている、そういった地域でもありますし、もしこういったところへ、高校あるいは大学に入学するという希望者があれば、ぜひこういった横田基地の担当者と協議して、入学できる、それから、そういったものに対して、こういった基金が活用できるというふうにされたらいかがというふうに思うんですが、その辺についてのお考えをお伺いします。
◎企画総務部長(鳥海俊身君) お答えいたします。 ただいま議員がおっしゃられた大学の分校みたいなものの存在、それは私どもの方も承知しているところでございます。ただし、基地内の学校であるというようなこともございますので、日本人の入学といいますか、そちらについて、もう少しよく調べていきたいなというふうに思います。 以上でございます。
◆11番(原成兆君) もう少し調べたいという答弁なんですけれども、どうも答弁が前向きでなくて、何か後ろ向きのような答弁ばっかりが返ってくるんですけれども、5市1町ですか、基地の周辺にある自治体というのは非常に迷惑しているわけですからね、特に瑞穂町は騒音で迷惑しているわけですから、それに対して学校、そういったものをもう少し開放するようなものを、もっともっと町長自らやってもらいたいなというふうに思うんですよ。 私は、強いて言えば、病院だとか、さまざまな基地内にある施設も利用できるというふうにしてもらいたいと思うんですけれども、なかなかそこまではどうかなというふうに思いますので、今の件につきましては町長にもう一度答弁願います。
◎町長(石塚幸右衛門君) 消極的にとられました町長でございますが、実は在日米軍の司令官に直接この話はしてございます。私どもは騒音だけで被害を受けているから、何かメリットを与えてもらいたい。そのメリットというのは、やはり学校の交流だとかいろんな問題で、騒音というものはどうしても解消しないわけだから、その分だけのメリットを地元に与えてもらいたいという話は在日米軍の司令官の方に申し入れてございます。一例として、学校の交流というのは手っ取り早いんではないかという話もしておりまして、司令官の方も、そのようだなという話で、横田基地の374の司令官にはちゃんと指示したからという話でございます。ですから、遅まきながら少しは前へ進むと思いますが。 いずれにしても、軍事基地というのがございますから、そう簡単にはいくとは思いませんが、私どもの年来の主張、騒音がちっとも解決しない以上、それに上回るメリットが欲しいという申し入れをしておりますので、少しは改善できるかと思っております。私は少し期待しておりますが、以上でございます。
◆11番(原成兆君) 町長は努力されて、そういう多少の希望が見えているのかなというふうに思うんですよね。そういったことが協議がなされているんであれば、もう少し我々の耳に入れば、私もこんな質問をしないで済むんですけれども。 そういったことで、基地内の学校との交流も、これから多少期待ができそうだなということで、この2問目については終わりにしたいと思うんですけれども。 一言添えておきますけれども、以前、三沢基地に視察に行ったときですね、三沢市民が、三沢基地内の大学ですか、そういったところへ何名かが入学しているというふうなことも聞いてまいりました。そういったことの事例もありますので、なるたけ早期にいい返事をいただきたいというふうに思います。2問目は終わります。 それから、地域経済活性化へのさらなる対策はということで質問しているんですけれども、これにつきましては7月に商工会と商協ですか、これが10%プレミアムをつけまして商品券を発行したと。11月には町の方でも20%プレミアムをつけて1億円販売したと。これについては、それこそ100分足らずで完売したというふうな報道もされております。こういったことに対して、1億円が100分ぐらいで動いたということについて、担当者としてはどう考えているのか、お伺いいたします。
◎産業振興課長(栗原始君) お答えいたします。 プレミアム付商品券の発行事業でございますけれども、ただいまの質問のとおり、105分で完売できたということで、非常に好評だったというふうに考えております。 ただ、この事業により、今後、この商品券が町内の消費需要をどういうふうに喚起していくかの調査、また今後、商品券の使用実態、これを調査、検討していきたいというふうに考えてございます。 また、前回、7月に商工会で発行した商品券、これにつきましては99.9%の回収率でございました。今回の11月の商品券につきましては、きょう現在で換金率が37%、金額で4,444万6,500円ということになっております。今後とも、この商品券の検証を図っていきたいと考えております。 以上でございます。
◆11番(原成兆君) 1カ月程度で37%、4,400万円ぐらい換金されたということで、それ自体が4,400万円ということで、事業規模といいますか、実際の消費はこれの数倍に及ぶのかなというふうに思うんですけれども、こういったことで町の商店街の活性化等、非常に一部では図られるんではないかなというふうに思っております。 また、これを発行した時点で、利用できる団体ですか、商店、団体、そういったものもかなりふえたということで、そういったものもこの換金率、金額に寄与しているのかなというふうに思っております。こういったことも、また同じことをやってもいたし方ないんで、また別なことを考えてもらいたいと思うんですけれども。 経済が非常にここへ来て、また一段と悪化しております。そうした中で町でもさまざまな中小企業への支援策だとか、そういうことをさまざまなことをやられているのはわかるんですけれども、そうした中で、ここまで景気が冷え込んできますと、お金が回るだけでは用が済まないと思うんですけれども。いずれにいたしましても、つなぎ融資、そういったものが当然必要となりますので、先ほど産業建設委員会の視察の報告がありましたけれども、須賀川市へ視察に行ったということで、その際に栗原課長もそこには同行していたということで、先ほどの報告内容を見ましても、信用保証料が瑞穂では10万円ですけれども、先方では20万円を限度にしているというふうなものもありましたので、まず課長に、視察に行かれて、瑞穂の状況と比べまして、どういう感じを持たれたのか、お伺いいたします。
◎産業振興課長(栗原始君) お答えいたします。 私、優良企業の誘致の視察に同行させていただきました。福島県と岩手県の2市を視察したわけでございます。この2市の現状でございますけれども、町と比較して、やはり文化なり歴史なり環境が違います。ただ、町との共通点でいきますと、共通点といいますか、この2市を見てきたわけですが、2市の共通点といたしましては、非常に住民、また企業への情報提供を積極的に行っているという点でございます。特に行政と議会が一体となって企業誘致を働きかけているというところが非常に感銘といいますか、力を入れているなという感想でございました。今後のまちづくりの企業誘致も、町の産業振興並びにまちづくりにも関係をしてきますので、この視察を参考に今後も取り組んでいきたいと考えております。 以上です。
◆11番(原成兆君) 瑞穂とは文化と環境が違うから、やむを得ないのかなというふうな感じで受けたんですけれども。私は、それはそれぞれの地域へ行けば、文化にしても、いろんな土壌が違うのは当然な話でね、そういった中で、やはりそれに合った視察あるいは考えかたに基づいてやるべきものが必要だというふうに思うんですよね。 ですから瑞穂町として、須賀川は須賀川で当然それに住民の意識、あるいはさまざまなそういった瑞穂との違いがある中でやられているというふうに思うんですね。瑞穂は瑞穂で瑞穂の当然よさもあるし、そういったものを踏まえて、今まで以上の商店街の活性化にしても、それから企業誘致ですか、そういったことも町のかなり重要施策として載っていたと思うんですけれども、現状で企業誘致が今年度どういうふうな状況にあるのか、お答え願います。
◎産業振興課長(栗原始君) お答えいたします。 企業誘致の検討委員会を実は立ち上げまして、7月から今まで3回実施をしてきました。その中で、今、検討しているところは、今後、町へ誘致した場合の奨励金のあり方、または誘致する区域等を検討してございます。来年1月に4回目を開く状況でございますけれども、近隣市町村の既に実施しているところもございますので、まずは、その検討委員会の前に職員で状況把握を一度してきて、それをもとに4回目を開催して進めていきたいというような状況でございます。 もう1点は、ここで10月から嘱託員をお願いしてございまして、3人の方に現地調査ということで、土地の空き状況、面積だとか所有者、こういうものを、今、一式調査、まとめておりまして、来年にはそれがまとまりますので、そういうものも参考にした上で検討していきたいというふうに考えてございます。 以上です。
◆11番(原成兆君) 企業誘致については検討委員会を3回行って、嘱託員も採用しているということで、やられていることはわかるんですけれども、この一段の冷え切った状況の中では、企業誘致というのもなかなか難しいのかなというふうには思います。 そうした中で奨励金ですか、そういったものについては、誘致する以上はほかの地域に勝るような奨励金あるいは優遇措置ですか、そういったものをやっていかなければ、なかなか誘致はできないんではないかというふうに思っておりますので、奨励金等の内容については3月までに十分検討してもらって、来年度に生かしてもらいたいというふうに思います。 それから、先ほど少し話をしたんですが、信用保証料が瑞穂の場合は10万円で、須賀川が20万円だということ。それから利子補給の件ですけれども、この辺については、保証料については以前の私の一般質問でも、過去に融資を受けた人との不公平感があるんで、なかなか拡大はできないというふうな答弁もあったんですけれども、時期が大分過ぎまして、来年度については利子補給と信用保証協会の保証料ですか、それの拡大については、来年度に向けてどう考えているのか、お答え願います。
◎産業建設部長(古川光雄君) 利子補給と保証料の件ですが、今、保証料の方は700件をもう超えている状況です。それで現実には、町長が認定しますと、金融機関が保証協会の方に申請をまたするんですね。それで書類審査等、経営状態を審査して決定ということになります。あれは昨年の10月31日から始めていますので、この上限の10万円、これは今ちょっとまだ崩せないということでございます。 それから利子補給の関係ですが、これは制度を拡大しましたら非常に多くなっているんですよ。そういうことですので、利用される方は確かに利子の補給を望むんでしょうけれども、今度は出す側が相当の金額に膨れ上がっていますので、なかなか財政措置が難しくなってきます。その辺の利子の関係は私も考えてはいたところなんですが、商工会とも相談しつつ、財政当局とも相談して、今後を見定めると、こういうふうなことで考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 以上です。
◆11番(原成兆君) 信用保証料については現状以上のものは難しいということでね。 それから利子補給については、商工会とこれから検討していくということの答弁があったんですけれども、制度が拡大したことによって金額が相当ふえているのかなというふうには当然思うんですけれども、それだけ今の状況が切迫している、企業にとっては生きるか死ぬかの曲がり角に来ている、そういった状況だと思うんですね。そういったことで、これについてもぜひ拡大する方向で検討してもらいたいというふうに思います。 それから、今、話したのはあくまでも資金繰りの関係の話で、実際には仕事がなければ企業は当然つぶれていくわけでございますので、町長の平成22年度編成方針ですか、この中にも、当然無駄を削るという話の中から縮減、削減、廃止、そういった言葉がかなり並んでいるんですね。 そうした中で、そういったことだけですと当然パイが小さくなりますので、景気がますます悪化するというのはもう目に見えている話で。そういったいろいろ諸事情はあるでしょうけれども、来年、再来年、その翌年ということでの事業を前倒しするというふうなことも当然必要だと思うんですけれども、これについてはどう考えているのか、お伺いいたします。
◎産業建設部長(古川光雄君) お答えします。 公共事業のことだと考えて答弁させていただきますが、多くは建設事業、建設課の道路関係の事業、水路等々だと思うんですが、それは今の工事の施行が東京都の補助事業で内定がされて、書類審査等、設計審査等を踏んだ後に確定するわけです。来年も、ことし以上の規模で考えていくことも一つは方法だろうと思っているんですが、まず、金額がともかく今はまだ出ていない状態です。早く仕事を出すと、起稿を早くして、そういう形が一番企業の方にとってはいいんではないかなと。4月、5月、6月、3カ月寝かしておきますと、それだけ仕事が出てこないわけです。そういう面で努力はしていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆11番(原成兆君) 来年度については、ことし以上のものというふうな答弁もあったんですけれども、ことし以上のものでなくて、ことしの2倍も3倍もということでやられた方がいいと思うんですね。そのぐらい今の世の中というのは本当にもう仕事がなくなっていまして、長岡の工業地域についても、週のうち3日も4日も休みだという会社がかなりあります。そういったこともありまして、町でできる公共事業については、特に瑞穂の場合には町長がいつも言われているように青年期であって、まだまだやらなければならない、そういった道路整備等は非常に多いと思いますので、これについてはぜひもう、町長の予算編成は平成25年度まであるんでしょうから、その分を含めて、ここ2~3年で、すべてそういったものをやり遂げるというぐらいのつもりでやってもらいたいと思うんですよ。 これは担当部長として、ぜひその辺の意気込みといいますか、予算編成に向けて、財政当局を論破してもらいたいということで、もう一度部長の答弁を求めます。
◎産業建設部長(古川光雄君) 大変高い期待をいただきましたけれども、これは、いろいろ議員の御指摘の中でも取り上げまして、道路整備をやってきています。これは規模も大小さまざまなんですが、一番喜ばれますのは、水の関係の処理が終わっていれば、そうなんですよ。それも生活道路、これが一番喜ばれているようです。それで、その費用は財政の方でも、これからの町だというふうなことは十分理解いただいておりまして、予算の確保がなされてきたということでありまして、こういうものは基盤を整備する中での大きな工事と、それから生活を守っていく、安全に通行ができるような、そういうものとちょっと違うんですけれども、できるだけの限りの改善はいきたいというふうには思っております。 金額については、まことに申しわけございませんが、今、オープンにといいますか、お話しできるような状況ではないということであります。以上、御理解をいただきたいと思います。
◆11番(原成兆君) 徐々に期待が持てるような話も出てきたんで、3番目についてはこの程度にいたします。 それから4点目ですけれども、町長の予算編成は、来年度からを含めて4年間、平成25年度まであるわけですからね。そういった中で、先ほども発言いたしましたけれども、抑制であるか縮減、廃止という文言が目立つ、そういった中で、町長といたしまして、この数年間の中でどういうふうな方向性で基盤整備していくのか、それについてお伺いいたします。
◎町長(石塚幸右衛門君) 基本的に申しますと、国、都の影響ということでございますが、これを最小限にとどめて進まなければならないと思っております。それはどういう方向かといいますと、全体を縮小して、従来どおりの方策で進むということだと思います。ここで急激に変えてしまいますと、またいろんなひずみが出てまいりますから、現在の中で、そのまま進みたいと思っております。国の影響というのは私は相当あると思っております。御承知のように、我が国は上意下達で、お金の流れも上の方から来るというのがもうできておりますから、そういう状況の中で、我々は、今後、財政運営を図っていかなければならないということです。 将来に向かっては、議員も御承知のように、モーガンヒル市のように、あまりああいうところは影響がないというのが森議員ですか、発言されていましたけれども、結局、体育館をつくれば、市が体育館をつくるだけで、あとは全部利用者が運営しますね。運営委員会をつくり、経費も企業が集まって、利用者が集めてしまいます。ですから、つくって、その後も都の金、国の金を当てにするとか、町の金を当てにするというシステムではございませんから、体育館一つできれば、それを利用者が全部引き受けて、運営から経済運営まで全部やってしまうというのが諸外国の例のようでございますが、日本はまだそこまで進んでおりません。なるべくそういう形にもっていきたいとは思いますが、そう一朝一夕には、ああいう伝統というのは根づくものではないと思いますので、やはり上の方から来るお金を頼りにせざるを得ない。これは町民も町も同じような状況かと思います。 しかし、その中でも、先ほど申し上げましたように、取捨選択というのもございますが、なるべく今までの流れを損なわないように進みたいというふうに考えております。
◆11番(原成兆君) 町長の苦しい胸のうちはもうわかるんですけれども、私が一番心配するのは、町は現在、不交付団体ということですよね。そういったことで、民主党政権というのは、こういった不交付団体に対しては、さらに交付税、補助金、そういったもののカットが現状以上に大きくなるんではないかなというふうに思うんですけれども、不交付団体の瑞穂の立場として、財政担当としてはどういうふうに交付金、補助金の減額というか、そういったものに対してどういうふうに考えられているのか、お伺いいたします。
◎企画総務部長(鳥海俊身君) お答えいたします。 現在、瑞穂町は普通交付税の不交付団体でございます。そうしますと、借金をしたものについても、後年度、交付金で見ていただけるというようなことが現在のシステムでございますが、瑞穂町は、これを当てにすることはできません。ですので、今、借金をしたとして、それを返す時期になったときには自力で返すというものが、もう既に何年も続いているわけでございます。 補助金等のカットということでございますが、また、これはちょっと別な角度なのかなと思います。不交付団体、交付団体であるから、補助金の枠が変わるというようなことはちょっと聞いていないところでございます。 いずれにしましても、現在、この経済状況下でございます。個人の所得等も伸びていない、企業の業績も悪い中、税の収入、町税の収入も、来年度に向かっても、なお落ち込むだろうという中でいろいろ考えていかなければならないというふうに思っております。
◆11番(原成兆君) 今の国の情勢では、不交付団体に対しては厳しくなるのはもう当然当たり前だというふうに私なんかは思うんですよね。そうした中で、民主党政権というのは、そういったところへずばずば切り込んでくるんではないかなというふうに思っておりますので、そういったものはよく注視していってもらいたいというふうに思います。 最後になりますけれども、現状では町の財政というのは非常にいいわけですよね、他の市町村に比べまして。そうした中で、町の財政が栄えて、町民の満足感なしというふうな、そういったことがないように、これからの予算編成に当たってもらいたいというふうに思いますが、これについて答弁を求めます。
◎副町長(杉浦裕之君) お答えいたします。 町には大きな使命がございます。今、議員もおっしゃっていらっしゃいましたけれども、社会投資、これをどの程度まで維持するかという点が一つでございます。これによって、今、区画整理とかいろんなものも進めております。それから生活道路の維持補修ですね、こういったところに投資しながら活性化を図っているというところが一つございます。 それともう一つ大事なところがございまして、町民の方々がこの不況下の中で一番望むのはセーフティーネットの確立でございます。国民健康保険ですとか、それから高齢者の医療関係、そういったものが安定的にサービス供給されるといったところを確保していかなくてはなりません。 今までいろいろとお話し申し上げましたけれども、全体的な歳入のバランスですとか歳出のバランスを考えながら皆様に御提案申し上げ、この健全な財政を維持しながら瑞穂町の発展を願っていきたいと思っております。 以上でございます。
◆11番(原成兆君) 住民にとってはセーフティーネットの確立ですか、それが最優先というふうな答弁だったんですけれども、まさしくそうだというふうに思うんですね。ですから、町の財政がそのためには現状よりも悪化してでも、そういったものに財政支援をしていただきたいというのが私の本心であります。 そういったことで、先ほども申し上げましたが、町が潤うだけでなくて、住民が満足感を持てる、そういった町にこれからの予算編成に当たってもらいたいということで一般質問を終わります。
○議長(上野勝君) ここで暫時休憩といたします。再開は3時45分といたします。 休憩 午後3時33分 開議 午後3時45分
○議長(上野勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、大坪国広議員の一般質問を許します。大坪議員。 〔7番 大坪国広君 登壇〕
◆7番(大坪国広君) 通告順に従い、「新型インフルエンザなどのワクチンに助成を」と題して一般質問いたします。 新型インフルエンザが本格的に流行し、国立感染症研究所は、11月22日までの累計患者数推定で1,075万人、内訳はゼロ歳から4歳までが95万人、5歳から9歳までが285万人、10歳から14歳までが309万人、15歳から19歳までが168万人など、5歳から14歳までが全体の50%が感染していることがわかりました。 政府は、感染すると重症化リスクが高い妊婦や基礎疾患、幼児などに優先接種し、生活保護世帯や非課税世帯にワクチン接種の公費助成を開始しました。町でも小中学校での学級閉鎖など、教育現場で影響が出始め、町民の健康を守るために、感染対策への対応が急がれています。 今、23区や三多摩各地で政府の施策のほかに、重症化リスクの高い優先対象者に独自助成を始めました。またヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン接種では、都の医療保健政策区市町村包括補助制度などを活用し、助成しています。 そこで、次の2点について町長の所見を求めます。 ①保育園、幼稚園、小中学校、福祉施設などの現在の発生状況と対策は。 ②新型インフルエンザワクチンについては高校生までを対象に助成するべきと思うが。また生後2カ月以上5歳未満の子供へのヒブワクチン、65歳以上の高齢者への肺炎球菌ワクチン接種にも公費助成をすべきと思うが。 以上、質問といたします。
○議長(上野勝君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。 〔町長 石塚幸右衛門君 登壇〕
◎町長(石塚幸右衛門君) 「新型インフルエンザなどのワクチンに助成を」という質問にお答えします。 新型インフルエンザワクチンは、妊婦や基礎疾患をお持ちの方を優先して、11月9日から瑞穂町でも、順次、接種することになりました。町は、先月の臨時議会で低所得世帯の負担を軽減する補正予算を議決いただき、実施しているところです。この助成につきましては、広報みずほ12月号、ホームページで町民の皆様にお知らせいたしました。 さて、1点目ですが、季節性インフルエンザとあいまって、新型インフルエンザも流行期にあるものと推測しています。町は、手洗いの励行、外出時のマスクの着用が最も基本的で効果の高い予防策であることから、咳エチケットを含め、引き続き予防意識を啓発いたします。 また、小中学校では学級閉鎖や学年閉鎖を実施し、インフルエンザの拡大の抑制に努めていますが、その状況についてはホームページやメール配信サービスでお知らせしています。 次に、2点目の各種ワクチン接種に対する公費負担ですが、新型インフルエンザワクチン、ヒブワクチン並びに肺炎球菌ワクチンは、現時点で予防接種法に基づく定期接種ではなく、任意接種の位置づけとなっていることを踏まえ、ワクチンの供給実態、効果、副作用について、慎重に確かめた上で対処すべきと考えています。感染予防対策については、引き続き重大な関心を持って見極めてまいります。
◆7番(大坪国広君) それでは、ただいまの答弁に沿って質問席から再質問いたします。 まず、私は今回、通告文を出した後に、この補正予算の議案が出されたということで、当初の思っている内容とはかなりずれたところがあったんですが。そういう意味で、改めて今の発生状況と対策ということでお伺いいたしますと、とりわけ、今、瑞穂にある六つの保育園、あるいは三つの幼稚園、あるいは特別養護老人ホームなどの福祉施設が一体どういうふうになっているのかというところを、まず最初にお伺いいたします。
◎町長(石塚幸右衛門君) 大坪議員の再質問につきましては、担当部署に答弁させますので、よろしくお願いいたします。
◎福祉保健部長(臼井治夫君) お答えいたします。 六つの認可保育所でございますが、今まででございます、136人の方が発症しまして、完治が129人、これは11月27日現在でございますが、7人が休園をしております。特別養護老人ホームでございますが、こちらは瑞穂町に6園ございますけれども、ここは入所者、かかった方はゼロ人ということでございます。 以上です。
◎教育総務課長(村野香月君) お答えいたします。 町内の3園、すべて私立の幼稚園ということでございます。3園のうち1園、一番大きな園でございますが、こちらの園につきましてはクラス閉鎖を4回、5クラスで実施しております。休みの欠席の状況ですが、1日、10人程度の欠席者がいますが、そのうちA型は2~3名程度というところでございます。そのほか2園につきましてはクラス閉鎖はしていないというところですが、2名程度の欠席者はいるというところでございまして、一番小さな園ですけれども、今週初めて2名が欠席したというような状況でございます。 以上です。
◆7番(大坪国広君) どうもありがとうございました。そうしますと、とりわけ六つの保育園で136名ということで、たしか540名の定員ですから2割から3割になるんですかね、感染したという意味で見れば。大変今こういうふうな非常事態で、毎年のように新しいウイルスが発生して、確かに町の方の対応も大変ではないかなと私も思っております。 そういう意味で、改めて保育園、幼稚園、特養等については、今、十分わかりました。 そこで、もう一つ伺いたいのは、毎週のように私たちにも公立小中学校での学級閉鎖等の情報が寄せられているんですが、私がつかんだ範囲では、約370人を超えたのかなというふうな状況と見たんですが、改めて今現在の一番新しい情報としての状況を教えていただきたいと思います。
◎教育総務課長(村野香月君) お答えいたします。 2学期以降ということで御理解いただきたいと思いますが、町内7校とも8月25日から学校を始めております。9月で合計では学級閉鎖を10回、10月が学級閉鎖が13回、学年閉鎖が11回です。11月が学級閉鎖が21回、学年閉鎖が5回でございます。 2学期の集計ということなんですが、まずA型に感染した児童と、インフルエンザの様症状から感染しているであろうと医師が判断した人の人数ということで御理解いただきたいと思います。そして、毎日学校から報告が上がりますが、個人名で上がってくるものではなく、人数として上がっておりますので、例えば1人の児童が4日連続休めば延べの数ということで御理解いただきたいと思いますが、合計で1,906人でございます。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) 今、1,906名という説明があったんで、私の想定していた、いつも寄せられる情報によると370人をちょっと超えたぐらいかなと思って、ここで多分出てくる答弁は400人ちょっとかなと想定したんですが、1,906名というとかなりの内容……(「延べ」との声あり)延べね。といいますのは、これは後に引っかかってくるんですが、助成しようと思ったときの人員ね、つまり、1回感染した方はもうワクチンが必要ないわけですから。そういう意味での数字を知りたかったところだったんですが。 中には、同じクラスが2度、3度なったというような話も聞いているんですが、そこら辺の状況と。 それから、当然このおくれた授業をどうするのかということは、考えて、対応されているかと思うんですが、そこら辺についてまたお伺いいたします。
◎教育総務課長(村野香月君) お答えいたします。 まず、学級閉鎖等でございますが、基準がございます。クラスの10%以上の児童が欠席した場合には検討しなければならないということでございますので、例えば30人のクラスであれば、3人以上が欠席等をして、感染しているであろうという場合には学級閉鎖をいたします。ですが、それで一度学級閉鎖を戻しても、ほかの児童が、また別な時期に3人以上欠席するということもございますので、一度学級閉鎖をしたからといって、後々もうしないということではなく、延長した件もございますし、一度学級閉鎖をして、普通に戻って、時間がたってから、再度した学級もある状況ではございます。 以上です。
◎学校指導課長(谷合しのぶ君) それでは、授業のおくれという御質問ですので、お答えしたいと思います。 まず、授業時数の設定なんですが、学習指導要領が定めます標準授業時数というものがあるのですが、今回のインフルエンザや災害等によって臨時休校というのがございますので、あらかじめ授業時数というのは大体20時間以上の余剰というんですけれども、多く見積もって設定しているんですね。瑞穂町の場合は各学校とも平均25時間から35時間ぐらい、学年によって違うんですが、大体それぐらいの時間を余剰時数として見込んだ上での授業を行っています。 その中から考えまして、現在、先ほど村野課長の方からかなりの学級が学級閉鎖を行っておりますが、それはその余剰で対応しています。既に余剰がなくなってしまっている学校の学年が二つほどございます。そういったところに関しまして、特に今回は1・2年生が非常にはやったんですね。ですので、そういったところについては、かわいそうなんですが、先月の終わりから1年生なのに毎日5時間授業がずうっとあったりして、そういった状況になっておりますので、瑞穂町の考え方といたしまして、年間の授業日数はふやさない、その代わり週における授業時数数をふやすことによって確実な授業時数を確保して、学力保障をするという考え方で行っています。 さらに、この後、季節性がはやってまいります。そうなると、さらに余剰を見なければいけない、15~16時間の。そのことも踏まえておりますので、今後は学期末、それから学期初め、そこが今まで4時間で帰れたんですが、6時間目まで授業をやるというような形で対応しております。 以上です。
◆7番(大坪国広君) わかりました。大変でしょうけれども、ぜひともこれには対応できますように、よろしくお願いしたいと思います。 私、今回、新型インフルエンザワクチンの助成ということを中心に、三つのことをワクチン接種は提起しているんです。 まず、改めてお伺いしたいのは、まずワクチン接種、たとえ任意であれ、これがどういう意味を持つのかという点で、私はワクチン接種することによって、今、医療費の抑制ができるんではないか。つまり、本来ならば重症化して、大変高い医療費がかかるのが、そういうのが防止できるのかという、そういう考えに立っているんです。したがって、ここで使うお金というのは絶対マイナスはないというふうな考え方に立つですが、先ほどはっきりとやるという答弁がないものですから、ここら辺のワクチン接種に対する考え方を、まずお伺いしたいと思います。
◎保健課長(山崎俊明君) お答えします。 これら、今、三つ言われましたワクチンの関係でございますが、これは定期接種になっていないということが一つございまして、そういった中でのとらえ方をしております。当然重症化、すべてワクチンが基本的には重症化の予防に役立つという認識はしております。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) 今の答弁だとちょっと矛盾が起きてくるんですね。だとするならば、季節性インフルエンザに対しては2,300円助成していますよね。だから当然、私はたとえ任意であっても、ここに投資するということが非常に意味ある内容だ。つまり、医療費が抑制できるという意味で見れば、決してそれで使ったお金がまるっきりではなくて、それがトータル的には大きなプラスになって返ってくる。 例えば、私も調べてみたんですが、長野県の波田町ですか、ここは人口が1万5,000人です。ここが後で話す肺炎球菌に対して2,000円の助成をしているんです。これが実際には80%の接種率で、たしか160万円の予算と言っていました。そうすると800人になると思うんですが。そこのお医者さんの言葉なんですが、その160万円で2,600万円の医療費の削減ができた。もちろん先ほど言った、ここは75歳以上が対象なんです。そういう実際の例が報告されております。 したがって、私は決して任意だからやらなくてもいいんだということは、もちろん担当の方もそう思っていないとは思うんですが、ここで使う金というのは非常に意味があることだというふうに思っているんです。 現にその結果として、例えば他市の状況を見ますと、この新型インフルエンザだけでも23区では、港区を初めとして、今、8区で助成し始めているんです。もちろん港区とか、あるいは新宿区のように、全額、別に規定も設けないで助成しているところもあります。江東区とか渋谷区等はほとんどがリスクの高い、先ほど言った妊婦とか、かかったときに一番重症化しやすい層のところ、そこを中心にして大体半額ぐらいの助成をしているんです。 そして、新たな情報としましては、例えば多摩地区にいきますと、稲城市と多摩市が、今、始めようとしているんです。稲城市は既にもう要綱もできて、ホームページにも載っておりました、調べましたらね。 そういう意味で、私は、この考え方に対しては、改めて任意だからやらなくてもいいというんではなくて、もっと前向きに考えてもいいのではないかというふうに思うんです。そういう意味で、本来ならば優先対象者、前回の臨時会で1万5,433名というたしか対象者と言っていましたね。本来ならば、これに対して幅広くこういう助成が、もっと国の力としてやるべき私は内容だと思うんです。しかしながら、国があくまでも生活保護世帯あるいは非課税世帯になった場合には、当然そこをどうするかという意味で、私は改めて登壇でも言ったんですが、1歳から高校生、つまり、国の基準である、そこら辺に対して仮に3,000円の助成をしようとした場合に、私なりにもシミュレーションしてみたんですが、1歳から高校生までと言われると、約6,033名というのを確認しております、人員がね。そして前回、臨時会で生活保護世帯、非課税世帯が22%と言いましたから、そうすると当然残ったのは78%ですか。そして受診率が、先ほども言ったように、5歳から14歳で50%がもう感染しているわけですから、基本的には、もうそこにはワクチン接種が必要ない。つまり、免疫ができていますから、そこは必要ないと思うんです。そういう点で、もし公費で3,000円を助成しようとしたら、わずか700万円ぐらいでできるということが言えるのかと思うんです。 そういう意味で、ぜひとも私は、こういう緊急事態のときには、もう少し前向きに検討してもらいたいということはお願いしておきたいと思います。 新型インフルエンザについては、これ以上言っても、多分出てくる答えは同じかなと思うんで、次に移らせていただきます。 次に、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン、これは一緒に質問いたします。 同僚議員からヒブワクチンについては、ことしの9月に同じ質問がありました。そして肺炎球菌については1年半ほど前に同じようにやっぱり出たんですが、そのときの答弁が、ヒブワクチンでは調査研究したい、肺炎球菌ワクチンについて時期尚早と、こういうふうな答弁があったんです。私も私なりに調べてみたんですが、ヒブワクチンを見ますと、今、もう26市の中でも六つの市が大体ほぼ来年度に始めるというね、既に始めているか、始めるという方向をとっているんです。例えばこの西多摩では、日の出町がこの12月の定例会に議案として上がっております、ヒブワクチンと肺炎球菌が。こういうふうな動きがあります。町田市とか調布市も、今、実施を検討しております。そしてまた多摩市でも、この陳情が採択されました。当然採択されたわけですから、来年度の予算にはのっかってくるのかなというふうに想定しているわけであります。とりわけ身近なところでは武蔵村山市なんですね、前回も同じ内容があったかと思うんですが。それで私も聞いてみたんですが、武蔵村山市は前政権の第1次補正予算、これを使って、この肺炎球菌とヒブワクチンの実施をしたと、こういうふうな話を伺いました。 それで、私、もし瑞穂町でこれをやるとすれば、どういう条項があるのかなということも考えていたんですが、これはちょっと後で伺いますが、まず最初にちょっとお伺いしたいのは、前回、同僚議員から質問があった肺炎球菌の時期尚早あるいはヒブワクチンの調査研究したい、ここが、その後、一体どのように展開されたのか。今でも同じように時期尚早というふうな認識に立っているのか、そこら辺をまず最初にお伺いいたします。
◎保健課長(山崎俊明君) お答えします。 まず、ヒブワクチンについてでございますが、前回の答弁では、今後、調査研究したいということでしたが、先ほど議員がおっしゃられましたところでダブるようなところがございますが、その後、調査、9月以降になりますけれども、区部では中央区、品川区、渋谷区、荒川区、これが実施されて、その後は、先ほど議員もおっしゃられましたように、北区では9月から実施されると。そうすると、港区が実施を検討、足立区では来年から実施するというような状況になっております。 また多摩地区になりますけれども、これにつきましても、前回の答弁では武蔵村山市では実施の方向ということですが、その後の確認では9月から実施しているというふうに聞いております。あと町田市、調布市については、先ほど議員がおっしゃられたとおりでございます。あと一つ、日の出にプラス檜原村もこの12月議会で補正をして、実施していくということを情報を得ております。 それと、肺炎球菌の方につきましては、23区中9区が実施しております。そのうち千代田区、中央区、台東区、墨田区、江東区、これは65歳以上、4,000円の助成。港区、目黒区、ここが65歳以上、3,000円を助成。渋谷区が、やはり先ほどありましたように、75歳以上、全額助成。豊島区で75歳以上、4,000円を助成するというような情報を得ております。 また26市の方でございますが、8市が実施しております。昭島市、小平市、65歳以上、4,000円を助成。武蔵野市、国立市、武蔵村山市、狛江市、東久留米市で65歳以上、3,000円を助成。西東京市で75歳以上が3,000円を助成してございます。そのような情報を得ております。 この両ワクチンについてでございますが、さまざま実施しているところに確認する中では、やはり供給実態を聞きますと、不足しているというか、要望となかなか合わないというようなことと。特にヒブについては、市中の病院でございますけれども、1カ月に3人程度しか配給がないということで、予約等の調整で非常に苦労しているということや。また、市内の指定の病院を設けようとしても、やっぱり隣接する市に出向いたりしてもらうような状況であるということで、まだまだ需要と供給のバランスがとれていないというような状況でございます。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) 大変細かい説明をありがとうございます。そうしますと、肺炎球菌については、さっき話しましたように、23区では私の資料では10区だと見たんですが、杉並区が新たにふえて10区だと思ったんですが。26市でも八つの市で実施していると。西多摩では日の出町と、それから檜原村は、今、検討されていると。そうしますと、時期尚早という言葉はもう当たらないのではないかということははっきり言えるのではないかと思うんです。 それから、9月には調査研究したいという答弁でも、このわずか2カ月足らずで、これぐらい動いていくんですね、非常に前向きに。こういうところを検討したら、やっぱり私は……、他市がいろんな施策を考えて実施しているんです。そういう意味で、私は改めて日の出町の話もちょっと伺ったんですが、平成21年度予算、つまり、ハードとソフトを一体化した東京都の福祉保健包括補助事業という、そこのメニューの中から助成を引き出して実施しているんですね。そういうことで、改めて都の福祉保健包括補助制度についてちょっと説明。できましたら、その制度を使ったら、どういう助成の内容があるのか、そこまでお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。
◎保健課長(山崎俊明君) お答えします。 都の包括補助ということの内容でございますが、これには三つほどございまして、先駆的事業ということと、2番目に選択事業ということがございます。それと提案型事業ということの中で、特にこの中で予防接種促進事業というメニューがございます。 この制度でございますが、お尋ねのヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの助成については、ことしの4月から実施されております。補助額は2分の1ということになっております。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) 私もなかなかこの中身がよくわからなかったものですから。そうしますと、これは私も住民の声として聞いた内容なんで、一つ聞いてもらいたいんですが、実は殿ケ谷地区の方に行ったら年配の方から言われました。たまたまお隣の武蔵村山市に友人がいるということで聞かれたわけです。肺炎球菌が武蔵村山市で実施されて、なぜ瑞穂はこうなの? こういう話が当然出てくると思うんです。そういう意味で、この年配の方から、本当に私らはあと何年も生きないから、何とかなりませんかねという話をされました、率直に。 それから、もう1人は箱根ケ崎の方の方で、この方はヒブワクチンの件なんです。お孫さんを1週間にほとんど、5日間ぐらい預っているらしいんです。そのお孫さんはたまたまヒブワクチンを接種されているんで、突如の高熱が発生しても、少なくとも細菌性髄膜炎はかからないと。そういう意味で非常に安心して子供の面倒を見ていられる。こういう話もありました。 私もいろんな雑誌、新聞等を見たんですが、日本のワクチン接種は大変おくれていると思うんです。例えばヒブワクチンは、東アジアでは国費で実施していないのは北朝鮮と日本だけという記述があるんですね。本当にこれは私、おくれているんではないかと思うんです。ましてや肺炎球菌なんかは、他国はもう120から150カ国以上が全部国費でもうやっているんです。 こういうふうな実態に、今、あるということを認識して、改めてお伺いしたいのは、今、保健課長から都の包括補助制度を使った説明があったわけですが、もしこの補助制度を使ってヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを実施されたら、町の負担額はどの程度になるのか、ここをもう一度お願いいたします。
◎保健課長(山崎俊明君) お答えします。 ヒブワクチンにつきましては9月に答弁を一度させていただいておりますけれども、そのときの見込み人数ですね、それはこの2カ月足らずですので、そんなに増減はございませんので、約440万円ほどの負担になるということです。これは、そのときにもお答えしましたが、2歳から5歳までの中の接種回数等の考慮がありますけれども、一応440万円ほどになるんではないかと思っております。これは全員が受けた場合です。 次に、肺炎球菌ワクチンの方でございますが、約8,000円から1万円ぐらいかかるというようなことを伺っていますけれども、8,000円と想定した場合、65歳以上の方が、11月1日現在ですけれども、6,754人おられます。1回接種ということで4,000円を掛けまして、通常の季節性インフルエンザですと、瑞穂の場合、50%前後の接種率になっております。それで見込みますと、50%を入れますと、包括補助を使いますと、約670万円ぐらいの負担になろうかと思っております。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) ありがとうございました。確かに前回の同僚議員への答弁のときに、ヒブワクチンで440万円、これは対象者全員ということなんで、ただ私、ここも50%と見ていいのではないかと思うんです。というのは、先ほども言ったように、一つはまだ普及が非常に弱いというか、また実際にやれる場所が、前回もたしか公立福生病院と青梅総合病院ですか、それから瑞穂にある個人病院という説明があったと思うんです。全体を見ても、非常に接種率そのものは、もちろん全員がやった場合に440万円なんですが、もし半分を見た場合でも220万円と。これは私の思いかもしれませんけれども。そうしますと、ヒブワクチンで半分の人が受けたとして220万円、肺炎球菌で670万円、そうすると、合わせると890万円ですか。 もっと前に戻りますと、新型インフルエンザに対しても、これは1歳から高校生まで、つまり、3,000円助成した場合でも、先ほども言ったように700万円。そうすると、合わせますと約1,600万円でほぼ三つのワクチン接種が可能という数字が出てくるんです。 そういうことで、これはもうまとめますけれども、私は、さっきから同じことを言うかもしれませんが、ワクチン接種というのは非常に重症化を防ぐし、また、町にとっても医療費の抑制になる、こういうことはもう明らかだと思うんです。そういう意味で、ぜひともこれはもっと前向きに、来期に向けた、そういう検討ができないか。そういう意味で、再度ここは一番の決断力として町長の方にお願いいたします。
◎副町長(杉浦裕之君) お答えいたします。 今、議員も再三にわたっておっしゃっていましたけれども、まず、国民の健康を守るのは国の第一の責務である。これは国民健康保険というところを取り上げますと、なぜあの名称がついているかということです。市町村でやるんであれば、これは市民健康保険で十分なはずです。しかし、これは国民健康保険という名称でこれまで運営されてきました。 しかし、実態を見ますと、それぞれの市町村が相当な部分でお金を出している、税金をつぎ込んでいるわけです。これは瑞穂町の実態を申し上げますと、東京都の中でも一般会計の繰り出しの比率で見ますと、東京都で第1位です。何を言いたいかといいますと、低所得の方々を中心に、瑞穂町が税金でそれを支えているという構図があるということです。 さて、その中で、今、ワクチンのお話が出ておりますけれども、まず新型インフルエンザ、これはもう御承知だと思いますけれども、多摩地域でインフルエンザのウイルスの変異が認められるといった報道がつい最近ございました。感染力の強いものに変わったということです。ということは、ワクチンがそのまま効くかどうかもわかりません。もう一つ、これは副作用の関係で、厚生労働省がカナダに調査団を派遣したという報道もございました。 こんなところを見ますと、新型インフルエンザが供給自体も含めまして、今、実際にこれを接種できる状態かどうか、とにかく見極めなければなりません。ですから、先ほど登壇で町長も述べましたけれども、慎重にここら辺を見つめなければいけないというふうに思っております。 次に、ヒブワクチンでございますけれども、これは町長が非常に関心を持って見つめていると申し上げましたけれども、これはその部分でございます。特に抵抗力の弱い子供たちのことでございますので、これについては非常に強い関心を持って見つめているということです。 ただ、担当が申し上げましたけれども、なかなか供給実態が追いつかないと。これは補助を出しても、接種率が上がるかどうかというのは非常に疑問だと思っております。 それからもう一つ、肺炎球菌ワクチンですが、これは2~3日前の、これはテレビでもお話が出ていました。すべての肺炎に効くわけではないと。ただし、効果のあるものもあるんだと。これを接種すると、大体3年間ぐらいは効果が保てるだろうというようなことは、テレビでこれはお医者さんが話していらっしゃいました。 こんなところも見つめながら、今後も町として住民の方々の健康を維持するためにどれが一番効果的なのか。それから将来的に、国民健康保険も含めて、全体的にどのような削減効果が生まれるのかといったようなところも見つめながら、これは進めていかなければならないと、現段階では思っております。 以上でございます。
◆7番(大坪国広君) 実態、考え方のところは私も別に理解していないわけではないんですが、ただ、もちろん私、政権交代が起きて、本当に国の仕事だと思うんです。第一義的にやる仕事だと思うんです、これについては。しかし、残念ながら、今、生活保護世帯と非課税世帯が中心になったものですから、そうなりますと、当然住民の命と暮らしを守るという意味で、あとの砦は自治体しかないのかなというふうに思うんです。 そういう意味で、非常に先ほども言ったように、この三つのワクチン、どれ一つを見ても、23区あるいは多摩各市、それから西多摩市町村で、今、動きつつあります。とりわけ全国的にも広がりつつありますので、ぜひとも来年度の予算に向けて、再度検討いただきますことを提案して私の質問を終わります。
○議長(上野勝君) 次に、青山晋議員の一般質問を許します。青山議員。 〔12番 青山 晋君 登壇〕
◆12番(青山晋君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従い、「単身、要介護高齢者のための『生活支援付き住宅』について」、一般質問を行います。 高齢化時代を迎えた現在、各地において65歳以上の人口増加が急速に進み、高齢者の単身世帯及び高齢者夫婦の世帯が増加することが予測されております。我が町でも例外ではないと考えられております。今後、高齢者の住まい確保のため、生活支援付き住宅の施策が必要と考えます。 さきの国会で、高齢者の生活支援施設を整備することなどを促進する改正高齢者居住安定確保法が成立しております。既に墨田区では生活支援付き住宅が、また埼玉や大阪府吹田市では特別養護老人ホームや通所介護施設を併用した生活支援付き住宅ができており、高齢者が自宅にいながら、24時間、365日、安心して介護サービスが受けられるような施設も建設されております。このような立派な施設ではなくても、町内にある民間の老朽化して借り手がいなくなった木造アパート等を改築して、町、NPO等が連携して、生活支援を行う切れ目のない地域ケアシステムが有効と考えます。日常生活の支援を必要とする単身で低所得の高齢者に対し、安心して住み慣れた地域で生活が続けられるように、自治体が率先して取り組むべきと考えますが、町長の所見をお伺いします。
○議長(上野勝君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。 〔町長 石塚幸右衛門君 登壇〕
◎町長(石塚幸右衛門君) 「単身、要介護高齢者のための『生活支援付き住宅』について」という質問にお答えいたします。 町では、高齢者の支援について、高齢者等生活実態調査を実施し、その結果をもとに策定した瑞穂町高齢者保健福祉計画・介護保険事業に基づき、各種事業を進めているところです。 現在、低所得の高齢者で、単身で介護の必要な方を対象とした支援として、ふれあい訪問事業、生活支援ヘルパー派遣事業を初め各種の支援事業を実施しています。 さて、生活支援付き住宅ですが、単身で介護が必要な高齢者が住み慣れた地域で生活できるよう、民間住宅等を利用し、NPO法人等が生活支援するものや、マンションなど多様な形式があります。区部では、低所得の単身高齢者で介護が必要な方の住宅困窮を解消する方策として、NPO法人の運営する生活支援付き住宅の整備が進みつつあります。町では、現在のところ、早急に整備すべき状況にはないと認識しておりますが、高齢者の進展にあわせ、低所得の単身者で介護が必要な方の生活支援が、今後、課題になるものと考えています。NPO法人など、生活支援体制が確立できるかなどの可能性を含めて、研究してまいります。
◆12番(青山晋君) それでは、質問席から質問させていただきますが、まず初めに、我が町の65歳以上の高齢者はどのぐらいで、その中で単身の世帯といいますか、それはどのぐらいおられるのか、伺います。
◎町長(石塚幸右衛門君) ただいまの青山議員の再質問につきましては、担当部署に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) 平成21年11月1日現在、6,754人で、高齢化率は20.01%となっております。 65歳以上のひとり世帯は1,009世帯、おひとりですので、1,009人ということになっております。 以上です。
◆12番(青山晋君) わかりました。6,756人という形で、単身世帯で1,009人ですか、かなりの人が町の中でも単身者がいるなというのを感じますけれども。支援付き住宅の普及への基本といいますか、その制度として求められるものというのはいろいろありますけれども、医療とか福祉政策、あと住宅政策の連携が必要と、まず考えられるわけですよね。地域の実情が異なるので、これはさきも話しましたけれども、改正高齢者居住安定確保法というのが法律ではできましたけれども、国が全面的に行うというのはちょっと地域差がありますので、無理ということで、これは地方自治体が先駆的にこういう支援付き住宅の普及を行っていくというのが望ましいと、今、言われているわけですけれども、この辺の考え方というのはどのように考えておられるでしょうか。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) ちょっと補足させていただきます。先ほどひとり世帯が1,009世帯と申し上げましたが、これは住民基本台帳上のデータでございまして、実際には住民基本台帳上はひとり世帯なんですが、世帯分離をしていたりとか、個別の状況は若干違います。平成20年度までは民生委員さんの調査とか、そういうもので、実際に実態としてひとり暮らしということの確認ができている方は623世帯ということで、住民基本台帳上よりは数値は下がっております。 また、おひとりで暮らしている方についての医療ですとか生活支援につきましては、高齢者福祉施策としまして、介護保険事業以外の一般高齢者施策で、配食のサービスですとか生活支援のヘルパーですとか、そういう事業を進める中で生活の支援をしている状況でございます。 また、特に個別で困難なケース等があった場合には、地域包括支援センターというのが相談窓口になっておりまして、個別に訪問して、状況を確認して、必要なサービスにつなげていくというような対応をとっている状況です。 以上です。
◆12番(青山晋君) わかりました。町長の方からも訪問事業とかヘルパーの事業とか、いろいろな事業がありまして、町では早急にこの整備の必要はないということなんですけれども、これからやはり高齢化が進んでいきまして、御夫婦で住んでいても、いずれはひとり身になって、単身になるということで、これからの課題だと思いますけれども。 今、行われている墨田区の自立支援センターのふるさとの会というのが運営しておりますのは、職員が24時間常駐いたしまして、医療や介護の手配や生活をサポートしておりまして、例えば特養ホームに入るとか、そういうものとは全然趣を変えているという、本当にこの地域で長く住んでいたいという思いを、その場で、その地域で住めるという、こういう考えですので、訪問介護事業とかヘルパー事業等もありますけれども、この支援付きの住宅の趣旨というのはやっぱり違うんではないかなと思うんですね。そういう意味でもう一度、この支援付き住宅というのは、今後、かなりこれはウエートを占めてくるんではないかなと思うんですが、その辺はどうなんでしょうか。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) 今、御案内がありました墨田区ですとか都内の住宅事情の悪いところ、そういう紹介が、例えば今まで4人部屋で生活していて、非常に1人の部屋を持てないで苦しい状況だったと。生活支援付き住宅に入居できて、非常に喜んでいるというような記事を新聞等で拝見しておりますが、瑞穂町は墨田区と比べて、そこまで住宅事情は悪くないという状況にはあると思います。ただし、24時間常駐してというのは、おっしゃられるとおり、そこに住んでいる方にとっては安心かなと思います。ただし、個別の状況でもいろいろ違いますが、瑞穂町で長年住んできた、その住宅に、隣近所との関連が薄くなったと言われましても、近所の方が、最近姿が見えないけどというような情報が高齢者福祉課の方に寄せられたり、民生委員さんに寄せられたりということで、生活支援している状況はまだまだありますので、状況としては、そこまでにはなっていないかなということは肌で感じております。ただし、今後、そういうことも研究が必要かということは考えております。 以上です。
◆12番(青山晋君) わかりました。やはり今後、単身者もふえるであろうし、現在でも単身者で低所得の方もおられる。現在、例えば高齢者でも元気な人は今でも働いているという方がたくさんいると思いますけれども、いろんな情報を伺いますと、例えば元気に働いていて、通勤といいますか、働きに行きながら駅で倒れて脳梗塞になって、そのまま半身不随で動けなくなって、生活保護を受けて、それでこういう施設に入られるという方もいるということでね。 瑞穂町の中で、現在、単身の方のこういう住宅あっせんといいますか、こういう方法というのはどのようにとられておるんでしょうか。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) 町内で、例えば生活保護を受けていられるとか、所得の低い方について、幸い瑞穂の中には賃貸住宅、アパート等が数ありまして、また賃貸、貸す方からしてみると、生活保護というのは収入は安定的に入ってくるということで、住まいを供給する、十分供給できる状態にはなっております。 また、今、御質問で、そういうところに住んでいられますけれども、急に例えば病気になられたとか、ああいうときには入院等をして、病院等の医療施設に入ることになるかと思います。 また、先ほどからひとり暮らしの高齢者の人数、住民基本台帳上では1,009人、実態ではそれより低いというお話をしましたけれども、実際には65歳以上ですので、まだまだお若い方がいらっしゃると。本当に援助の手を求めているという実数は、かなりまだそこから減っているというふうに考えられます。 以上です。
◆12番(青山晋君) 元気な高齢者の方だったら、今、話がありましたようにアパート等のあっせんもできると思うんですが、要介護、介護を必要とするような働けない、そういう高齢者の単身の方、この方についてはどのような、こういう住宅のあっせんといいますか、そういうのをやっておられるんでしょうか。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) お答えします。 生活保護につきましては東京都の福祉事務所で担当しております。また町では福祉課の方のケースワーカーというふうな担当になりますので、私の方でその数を把握しているわけでは、手元にございませんけれども、ケースワーカー等の紹介でアパートに入居できているというふうには担当の方からは話を聞いております。また病気になったという場合でも、生活保護の場合には公的扶助でカバーできるという状況にございます。 また、そうではない、生活保護でなくても低所得の方につきましては、65歳以上であれば地域包括支援センターの方で、いろんなことで相談をして、病院の相談員と御相談しながら対応しているという状況でございます。 以上です。
◆12番(青山晋君) いろいろな方法で単身の高齢者のこういうアドバイス等々、いろいろやっていただいているのは承知しておりますけれども、今、瑞穂には特養ホームも何カ所かありますけれども、かなりいっぱいの状態で、待機している方が100名近くいるというふうな話も伺いましたけれども。そういう意味では、そういう単身の方で要介護、特養まで入ることのないような、そういう高齢者であれば、やはりこういう支援付きの住宅等があれば、本当に便利かな、また皆さんに喜んでいただけるのかなと思いますけれども。町長が先ほど、早急に整備する必要はないと言いましたけれども、これから本当に高齢化が進んできますので、ぜひこの辺は考えていただきたいなと思うんですね。 それから、瑞穂町の町民意識調査報告書、これは第4次瑞穂町長期総合計画に当たっての意識調査でありますけれども、この中に、ひとり暮らし高齢者への援助というのが12項目中の第2位を占めているわけですね。だから、かなりこういう意識を持っているひとり暮らしの高齢者で心配している方がいるかというのがわかると思うんですが、このひとり暮らしの高齢者の援助について、まだこれは第4次の計画のための調査ですので、この辺はどのように取り上げていくのか、担当としてはどのように考えておられるのか、伺います。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) お答えいたします。 今、議員がお話しになりました町民意識調査の報告ですけれども、これは第4次の長期総合計画の策定に当たるものでございまして、高齢者福祉課としましては、高齢者福祉介護保険事業計画というのを3年に一度作成しております。また、その上位計画といたしまして瑞穂町の地域保健福祉計画、その上位計画として長期総合計画という関連になっておりまして、いずれの高齢者の計画につきましても、上位計画との整合性を図って計画策定しているところでございます。したがいまして、この調査結果も踏まえて、今後、また高齢者の事業の策定を進めてまいります。 また、高齢者福祉計画・介護保険事業計画につきましても、その計画の前段で高齢者の生活実態調査というものを行いまして、その必要な施策につきまして調査をした結果、計画に反映するという手順で進めてまいります。 以上です。
◆12番(青山晋君) あと同じ意識調査報告書の中に、社会が重視すべきことというところで、住み慣れたところで住み続けられることということが第3位に入っているんですね。これも先ほどのと同じように、長く瑞穂町の町に住んでいたいという人のあわれではないかなと思うんですね。そういう意味では、単身高齢者等々、要介護の方もあわせて、本当に瑞穂に長く住んでもらってよかったと言ってもらえるような、そういう施策が必要だと思うんですが、この辺についてどうなんでしょうか。
◎高齢者福祉課長(関根和男君) お答えします。 ただいま第4期の高齢者福祉介護保険事業計画というのが平成21年度から3年間進めておりますが、その計画策定に対しまして高齢者の生活実態調査をした中でも、一般の高齢者また介護保険の在宅サービスを使っている方も含めまして、在宅での生活を希望するというのはやはり声が大きいという結果が出ておりますので、計画を策定するに当たっては、その辺の意向も含めまして計画をつくっていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆12番(青山晋君) 初めに町長の答弁にもありましたように、まだすぐは早急にこの必要はないと考えているということで、研究をしていくということでありますので、ぜひこれから高齢化が急速に進んでくると思いますので、町としましても、しっかりと研究をしていただいて、本当に単身の世帯の方が安心して住み続けられる町のように、この辺は研究して、ぜひ実現に向かって頑張っていただきたいと思います。これは研究していくということですので、後ほどまた再度質問をさせていただくようになると思いますが、以上で終わります。
○議長(上野勝君) ここでお諮りいたします。本日の審議はこの程度にとどめ、延会とし、残りの一般質問については明日続行したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(上野勝君) 御異議なしと認めます。よって、本日の審議はこの程度にとどめ、延会することに決しました。 御苦労さまでした。 延会 午後4時51分...