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03月01日-01号

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  1. 瑞穂町議会 2006-03-01
    03月01日-01号


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    平成18年  3月 定例会(第1回)        平成18年第1回瑞穂町議会定例会会議録(第1号) 平成18年3月1日第1回瑞穂町議会定例会が瑞穂町議会議場に招集された。1.出席議員は次のとおりである。   1番 小川 龍美君   2番 大坪 国広君   3番 小野 芳久君    4番 高橋 征夫君   5番 小池信一郎君   6番 尾作 武夫君    7番 原  成兆君   8番 吉岡  忠君   9番 青山  晋君   10番 森   亘君  11番 上野  勝君  12番 福島千恵子君   13番 島  英之君  14番 竹嶋 久雄君  15番 近藤  浩君   16番 小山 時夫君  17番 谷 四男美君  18番 木原 武雄君 1.欠席議員は次のとおりである。   な し1.議会事務局職員は次のとおりである。   議会事務局長 池 谷 安 夫      書    記 本 橋 久 幸1.地方自治法第121条の規定による出席説明員は次のとおりである。   町     長 石塚幸右衛門君     助     役 猪俣 正興君   収  入  役 猪俣 恒明君      教  育  長 川島 一郎君   企 画 課 長 榎本  昇君      財 政 課 長 杉浦 裕之君   総 務 課 長 吉川 昌夫君      情 報 課 長 金井 正明君   税 務 課 長 石川  明君      住 民 課 長 北爪 義孝君   地域振興 課 長 遠藤 秀雄君      生活環境 課 長 鈴木 延男君   福 祉 課 長 臼井 治夫君      高齢者福祉課長 中根 厚夫君   保 健 課 長 田中 光義君      産業振興 課 長 鳥海 勝男君   建 設 課 長 古川 光雄君      都市計画 課 長 岩本  隆君   下 水 道 課 長 野島 辰明君      学校教育 課 長 村山 正利君   社会教育 課 長 小池 栄一君      図 書 館 長 岩田好一朗君1.本日の議事日程は次のとおりである。    日程第1  会議録署名議員の指名    日程第2  会期の決定    日程第3  諸報告    日程第4  一般質問    追加日程  緊急質問                開会 午前9時03分 ○議長(原成兆君) 皆さん、おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより平成18年第1回瑞穂町議会定例会を開会いたします。 議事日程に入る前に、石塚町長より、あいさつ及び施政方針をお願いいたします。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 皆さん、おはようございます。 平成18年第1回定例会を招集しましたところ、全議員の御出席を得て開会できますことに、心から御礼を申し上げます。 ことしの冬は、ことのほか寒さが厳しく、各地に豪雪による被害をもたらしました。3月を迎えましたが、春まだ遠くの感がございます。 さて、平成17年度も残すところ1カ月となりましたが、職員一同、所管事業の完遂に鋭意努力をしているところであります。 今議会におきましては、新年度予算案のほかに、多くの議案を御審議いただきます。 ところで、在日米軍再編に関する中間報告における横田飛行場の航空自衛隊との共同使用について、ホームページや本日発行の広報で所見を発表しておりますが、改めてこのたびの決定について私の考えをお話しして、議員をはじめ町民の皆様に御理解を賜りたいと思います。 私は、世界の平和があって日本の安全がある、はじめて瑞穂町の安全があると考えております。したがって、今回の航空自衛隊との共同使用が、耐えがたいほどの大きな負担でない限りは、国策に協力すべきであるとの思いであります。 しかし、国の安全にかかる負担は全国民が等しく担うべきものであり、より負担の重い基地等防衛施設所在の自治体に対して、国は手厚い振興策を実施すべきであり、また、それを国に求めるのは当然のことと考えております。 今回の計画案では、航空総隊司令部と関連部隊が移駐いたしますが、常駐機の配備はなく、連絡機が飛行する程度であるとの説明を受けております。 したがいまして、自衛隊との共同使用については、世界平和と日本の安全を守る国策であることを思料し、町民の生活環境を著しく悪化させるものでないと判断し、おおむね容認すると発表いたしたものであります。 また、この計画を容認することで、町民の生活環境をより悪化させる軍民共用化の動きを封じることができるとも考えております。 以上、私の考えを述べさせていただきましたが、この件につきましては一般質問もいただいておりますので、その中で繰り返しお答え申し上げます。 ところで、去る2月21日に町発注の公共工事についての談合の疑いがあり、業者が逮捕されたことに伴い、役場が警視庁の捜索を受けました。まさに青天の霹靂であり、談合が事実とすれば、まことに遺憾でありますが、町は、一連の事務を適正に執行しておりますので、捜査が進めば町側の潔白が証明されるものと信じております。 なお、一昨日、本件を調査するための内部調査委員会を設置いたしましたが、町民の皆様には御心配をおかけしておりますことを、この場を借りて、おわび申し上げます。 さて、平成18年度の施政方針について申し上げます。 平成18年度は、さきの議会において議決をいただいた、長期総合計画後期基本計画のスタートの年であります。基本構想の将来都市像「人と自然が織りなすまち みずほ-快適な生活環境をめざして-」の実現に向け全力で各種施策に取り組む所存であります。 新年度の予算編成に当たり、「各種施策の実施については、より一層の創意と工夫を心がけ、質の高いサービスを提供すること。そのためには、町財政の状況を十分に認識するとともに、国・都の制度変更等の動向に十分留意し、財源確保に努めること、また、真に必要な施策を選択すること」を留意し、編成に当たるよう指示いたしました。 以下、長期総合計画の施策体系に沿って、重点施策を中心に申し上げます。 まず、「環境と共生するまちづくり」につきましては、家庭ごみの一部有料化・戸別収集導入から約1年半が経過し、ごみの減量と再資源化が進んでおります。引き続き町民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、循環型社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。 また、昨年の秋に開園した「みずほエコパーク」は、管理運営委員会を早期に立ち上げ、フリーマーケットの開催や、ドングリからの里山づくりなどの環境学習と町民の憩いの場の充実に努めてまいります。 緑の保全ですが、保存樹林地指定を積極的に進めるとともに、その維持管理等について町民参加の仕組みづくりを推進してまいります。 都市基盤づくりでは、箱根ヶ崎駅西、殿ヶ谷両地区の土地区画整理事業や都市計画道路福3・4・26号線及び福3・5・24号線整備事業を進めてまいります。 また、栗原地区土地区画整理事業では、準備会の結成と事業化への支援をしてまいります。 地域生活に欠くことのできない生活道路の整備・改修につきましては、東京都からの大幅な支援が行われることになっておりますので、特に重点配分を行い、積極的に推進いたします。 市街化調整区域の下水道事業については、供用可能な地区から汚水枡設置工事を実施します。また、元狭山地区の雨水対策を実施するための計画見直しに着手いたします。 公共交通整備ですが、八高線増発につきましては、昨年12月10日に1本増発することができました。引き続き増発に向けての要請を関係機関に対し、粘り強く行ってまいります。バス路線については、議会のお力添えをいただきながら、整備充実に向け取り組みを進めてまいります。 防災では、第5分団車庫等の設計に着手し、翌年の工事を目指します。 続いて、「活力ある生活を支えるまちづくり」につきましては、(仮称)元狭山コミュニティセンターは11月開設を目指します。 長岡地区では、地域づくりの拠点施設の設置に向け、地元との協議を進めるとともに、用地を取得してまいります。 また、箱根ヶ崎西会館では、空調機器の取り替えと高齢者や障害のある人にも使いやすい改修工事を行います。 スポーツ・レクリエーションでは、武道館の改修工事を行います。 安全・安心まちづくりの推進では、地域の防犯体制の強化が求められております。各町内会を中心に自主防災組織化を促進し、地域の町民の方々と協働して、さらに安全なまちづくりを進めてまいります。 町の活力増進に欠かせない商業振興対策ですが、瑞穂町商店街振興プランに位置づけた各取り組みの具体化を図ります。 また、昨年10月に開設したハローワークのPRに努め、町民の雇用機会の拡大に積極的に取り組んでまいります。あわせて、消費者相談窓口もPR等を強化し、消費者を取り巻くさまざまな問題に対処してまいります。 殿ヶ谷地区には大型店舗がいよいよ工事に着手する予定であります。利便性の向上、地元雇用の促進とともに、地域経済の活性化につながることを期待するものであります。 農業では、農業者に体験農園の開設を働きかけ、新しい農業の経営形態となることを目指します。 次に、「自らを高め互いに認め合うまちづくり」につきましては、児童福祉事業として、子ども家庭支援センター事業を充実し、相談事業やファミリー・サポート・センターをはじめとした在宅サービス事業の推進を図るとともに、乳幼児ショートステイ事業を開始し、総合的に子育てを支援いたします。 また、認可外保育所利用者補助事業を引き続き実施し、待機児対策に努めます。 高齢者福祉事業ですが、高齢者の保健・福祉・医療の向上と増進のために援助、支援を担う包括支援センターを設置いたします。高齢者福祉センター「寿楽」は指定管理者制度の導入2年目を迎え、ますますサービスの向上、経費の節減を図ります。 また、シルバーワークプラザも2月に開設し、シルバー人材センターを指定管理者として指定いたしました。より一層、高齢者の就業機会の拡大を担う拠点として活用されるものと期待しております。 学校教育関係ですが、学校施設の耐震診断は、第一小学校をもってすべての小中学校の耐震診断が終了いたします。この結果に基づき、順次、耐震補強を実施するために、瑞穂中学校の設計を行います。 学校トイレ改修は、第三小学校と第二中学校の2校を行います。そのほか、第二中学校除湿温度保持機能復旧工事を行うなど、計画的に教育環境を向上してまいります。 青少年健全育成ですが、市長会と町村会の共同運営事業である交響楽団の演奏会がスカイホールを会場として実施されます。また、各市町村独自の事業として、子ども体験塾事業を小笠原村への派遣事業として実施いたします。 国際化施策ですが、昨年に引き続き日米親善演奏会と国際化推進派遣事業を実施いたします。 また、昨年の派遣先である米国カリフォルニア州のモーガンヒル市から、友好・姉妹都市締結の申し出を受けており、国際化施策の新たな展開が期待されます。なお、この件につきましては、最終日の全員協議会で御報告申し上げます。 次に、「計画の推進」につきましては、後期基本計画のスタートに当たり、行政需要の変化や新たな行政課題に対し、柔軟に対応できる効率的な組織を目指し、組織の見直しを行います。 また、各事業の目標や成果を検証し、事業の見直しを図る行政評価システムを推進するとともに、第三次行政改革大綱に基づく行財政改革の推進に努めます。 事業の推進に当たり、経費節減を徹底することはもちろんですが、歳入面におきましても、公平・的確な課税及び徴収率の向上など自主財源の確保に努めるとともに、国・都支出金などの特定財源の確保に努力してまいります。 以上、申し上げましたように、限られた財源を重点的な事業へ優先的に配分することを心がけました。全職員が、常に町民福祉のさらなる向上と、効率的かつ効果的な事業展開を念頭に置き、鋭意努力していく所存でありますので、議員各位をはじめ町民の皆様の絶大なる御支援をお願い申し上げます。 さて、本定例会に上程いたします議案は、条例16件、人事1件、補正予算7件、当初予算10件の計34件であります。いずれも重要案件でありますので、慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。 ○議長(原成兆君) 以上で町長のあいさつ及び施政方針は終わりました。御苦労さまでした。 本日の議事日程は、お手元に御配付のとおりであります。 なお、去る2月21日及び本日3月1日に議会運営委員会が開かれまして、本定例会の運営について協議が行われておりますので、その結果を小山時夫議会運営委員長より報告願います。小山議員。              [議会運営委員会委員長 小山時夫君 登壇] ◎議会運営委員会委員長(小山時夫君) おはようございます。 議長の御指名をいただきましたので、去る2月21日及び本日3月1日に開催いたしました、議会運営委員会の協議結果について御報告いたします。 議長より諮問を受けました、平成18年第1回定例会の会期の設定(案)、議事日程(案)、提出議案、予算特別委員会設置等について協議をいたしました。 本定例会の会期につきましては、諸般の状況を勘案し、本日3月1日より3月17日までの17日間と設定することとし、4日より16日までは委員会調査等のため休会とし、17日を最終日とすることが妥当であるという意見の一致を見た次第であります。 議事日程につきましては、既に配付してあります審議日程を目標に努力することを確認いたしました。 内容につきまして申し上げますと、一般質問については、通告者15名を、本日から通告順に従って、順次、行うことを確認しております。次に提出議案34件の取り扱いですが、明日2日、一般質問終了後に、新規条例であります議案第1号から議案第3号までの議案を、順次、審議を行い、各議案の審議終了後、議案第1号及び議案第2号は総務常任委員会に、議案第3号は厚生文教常任委員会にそれぞれ付託するのが妥当であるとの結論であります。なお、常任委員会での討論は省略し、17日の本議会で行うことを確認しております。 次に、議案第4号から議案第24号までの21件を、順次、審議を行い、続いて議案第25号から議案第34号までの平成18年度各会計予算につきましては、議題に付し、予算特別委員会を設置して付託し、審査することを決定いたしました。 予算審査の方法について申し上げます。まず一般会計を議題に付し、町長より予算編成方針及び提案説明を行い、予算特別委員会の設置について議長より発議され、議決後、予算特別委員会に付託をいたします。次に特別会計予算9件を一括議題に付し、町長より提案説明を行い、一般会計と同様に予算特別委員会に付託いたします。各会計予算の内容説明は、予算特別委員会で行われます。審査順序及び課長の説明分担につきましては、お手元に配付してあります予定表のとおりであります。なお、予算特別委員会での討論は省略することを確認しております。 予算特別委員会につきましては、3月6日、7日、8日の3日間とする結論であります。 次に、請願・陳情についてですが、新規に受理した請願はなく、陳情が8件であります。18陳情第1号は議員参考配付とし、18陳情第2号、18陳情第7号及び18陳情第8号は総務常任委員会に、18陳情第3号、18陳情第4号、18陳情第5号及び18陳情第6号は厚生文教常任委員会にそれぞれ付託するのが妥当であるとの結論であります。 次に、他の委員会につきましては、9日木曜日、午前9時に総務常任委員会を、13日月曜日、午前9時に産業建設常任委員会を、14日火曜日、午前9時に厚生文教常任委員会を、15日水曜日、午前9時に議会運営委員会を開催することを各委員長より申し入れがありました。 次に、全員協議会が3月17日の本会議終了後、開催されます。内容につきましては、第3次行政改革大綱実施細目についてと瑞穂町補助金交付規則の改正などが予定されております。 なお、昨日、1名の議員から緊急質問の通告が提出されましたので、急きょ、本日、本会議前に議会運営委員会を開催いたしました。その取り扱いについて協議をいたしました。その結果、本日の会議の日程中、諸報告関係が終了後、一般質問の前に緊急質問を取り扱うことが妥当であるとの結論に達しました。 以上、簡単でありますが、本委員会において協議いたしました事項について、結果報告といたします。 以上です。 ○議長(原成兆君) 以上で議会運営委員長の報告は終わりました。御苦労さまでした。 ただいまの報告を尊重しながら会議を進めてまいりたいと思いますので、御了承願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第115条の規定により、                13番 島 英之議員                14番 竹嶋久雄議員を指名いたします。 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日3月1日より3月17日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(原成兆君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日3月1日より3月17日までの17日間と決定いたしました。 次に、日程第3、諸報告を行います。 町長の業務報告についてはお手元に御配付のとおりでありますが、何か説明事項がありましたらお願いいたします。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 町長業務報告12月 7日 瑞穂町議会定例会開会    8日 本会議    8日 観光協会総会    9日 本会議   10日 青少年の主張意見発表会   10日 第374空輸団司令官ホリデーパーティー   11日 瑞穂シニア会長杯争奪少年野球大会   12日 基本計画特別委員会   13日 基本計画特別委員会   14日 総務常任委員会   15日 産業建設常任委員会   16日 厚生文教常任委員会   19日 産業まつり実行委員会   20日 議会運営委員会   22日 瑞穂町議会定例会閉会・全員協議会   26日 福生病院組合議会全員協議会   28日 幹部会議   28日 仕事納め式   28日 消防団歳末特別警戒激励 1月 4日 仕事始め式    4日 幹部会議    6日 西多摩地区議長会賀詞交歓会    6日 職員互助会新年会    7日 福生警察署武道始式    7日 新年賀詞交歓会    8日 成人式    8日 消防団出初式   12日 新春経済講演会   15日 駅伝競走大会   16日 福生青年会議所新年賀詞交歓会   17日 東京都農業会議常任会議員会議   17日 東京法務局福生出張所落成式   18日 都市計画審議会   18日 西多摩郡町村議会議長会臨時総会   19日 西多摩郡町村会臨時総会   20日 庁議   21日 西多摩医師会新年賀詞交歓会   25日 商工会新年賀詞交歓会   26日 民生委員協議会新年会   27日 福生地区消防懇話会福生防災協会合同新年会   29日 不惑の集い   30日 職員採用試験第二次選考会 2月 1日 シルバーワークプラザ開所式    1日 幹部会議    4日 西多摩地区医療懇話会    5日 日米親善地域交流合同演奏会・レセプション    6日 西多摩郡町村会表彰式    6日 (仮称)元狭山コミュニティセンター管理運営検討委員会委員委嘱式    7日 瑞穂斎場組合正副管理者会議    8日 平和のメッセージ表彰審査会    8日 (財)東京都区市町村振興協会理事会    9日 羽村・瑞穂地区学校給食組合正副管理者会議    9日 西多摩地域広域行政圏協議会   10日 庁議   10日 福生病院組合正副管理者会議   10日 東京都都市計画審議会   10日 職員互助会講演会   11日 全員協議会   13日 防衛庁長官他表敬訪問   13日 横田基地司令官表敬訪問   14日 東京都町村会優良町村及び自治功労者表彰伝達式・講演会・役員会・定期総会   15日 西多摩衛生組合正副管理者会議   15日 西多摩郡町村議会議員大会   15日 全員協議会   16日 東京都農業会議常任会議員会議   16日 東京都農業委員・農業者大会運営委員会   17日 西多摩衛生組合議会行政視察   18日 春季西多摩少年軟式野球大会   20日 瑞穂斎場組合議会定例会   20日 東京都固定資産評価審議会   21日 議会運営委員会   21日 国民健康保険運営協議会   21日 基地対策特別委員会   22日 幹部会議   22日 西多摩衛生組合議会定例会・全員協議会   23日 羽村・瑞穂地区学校給食組合議会定例会   23日 福生病院組合議会全員協議会・定例会   23日 西多摩郡町村長・議長合同会議   24日 全員協議会   25日 町主催事業FLAMENNKO IN SKYHALL ○議長(原成兆君) 以上で町長の業務報告を終わります。 次に、町長より、100万円以上5,000万円未満の工事請負契約報告を配付のとおり受理いたしましたので、御報告いたします。 予定価格100万円以上5000万円未満の工事請負契約の報告                    (平成17年11月21日から平成18年2月20日まで)┌─────┬─────────┬─────┬─────┬─────┬──────┐       │      │         │     │     │契約年月日│      │       │ 予算区分 │ 工 事 件 名 │契約金額 │ 契約の │自 工 期│工事地内  │       │ 款項目節 │         │    円│ 相手方 │至 工 期│      │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │ 下水道  │         │     │     │ 17.11.30│      │       │ 会 計  │管渠布設工事(4そ│     │奥多摩建設│自17.12.1 │箱根ヶ崎・二│       │ 2-1-1-15 │の102)      │42,525,000│工業(株) │至18.3.24 │本木地内  │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │交通安全施設(滑り│     │     │ 17.11.24│      │       │ 一般会計 │止めカラー舗装)設│     │(有)麻生 │自17.11.25│      │       │ 7.2.3.15 │置工事(その1) │ 1,501,500│マーク  │至18.1.18 │箱根ヶ崎地内│       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │交通安全施設(道路│     │     │ 17.11.30│      │       │ 一般会計 │照明灯)設置工事 │     │川島電気商│自17.12.1 │箱根ヶ崎地内│       │ 7-2-3-15 │(その3)    │ 6,342,000│会    │至18.2.10 │外     │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │         │     │     │ 17.12.28│      │       │ 一般会計 │町道520号1路線│     │(株)山川土│自18. 1. 4│むさし野三丁│       │ 7-2-3-15 │舗装工事     │ 3,780,000│木    │至18. 3.10│目地内   │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │         │     │     │ 18. 1.17│      │       │ 一般会計 │殿ヶ谷防災倉庫新築│     │     │自18. 1.18│      │       │ 8-2-1-15 │等工事      │ 5,040,000│榎本土建 │至18. 3.20│殿ヶ谷地内 │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │         │     │     │ 18. 1.12│      │       │ 一般会計 │町道613号1路線│     │(株)共和舗│自18. 1.13│      │       │ 7-2-3-15 │舗装工事     │ 4,515,000│道    │至18. 3.30│二本木地内 │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │交通安全施設(道路│     │     │ 18. 2. 1│      │       │ 一般会計 │照明灯)設置工事 │     │(有)   │自18. 2. 2│      │       │ 7-2-3-15 │(その4)    │ 4,095,000│池谷電設 │至18. 3.27│殿ヶ谷地内 │       ├─────┼─────────┼─────┼─────┼─────┼──────┤       │      │         │     │     │ 18. 2. 1│      │       │ 一般会計 │防火水槽撤去工事 │     │     │自18. 2. 2│長岡長谷部地│       │ 8-1-3-15 │(その2)    │ 1,732,500│(株)松田組│至18. 3.20│内     │       └─────┴─────────┴─────┴─────┴─────┴──────┘ ○議長(原成兆君) 次に、議長の報告ですが、お手元に配付のとおりであります。  議長業務報告12月 7日 瑞穂町議会定例会開会    8日 本会議    8日 観光協会総会    9日 本会議   10日 青少年の主張意見発表会   12日 基本計画特別委員会   13日 基本計画特別委員会   14日 総務常任委員会   15日 産業建設常任委員会   16日 厚生文教常任委員会   19日 産業まつり実行委員会   20日 議会運営委員会   20日 全国市議会議長会基地協議会平成18年度政府予算編成時実行運動   21日 西多摩郡町村議会議長会臨時総会   22日 瑞穂町議会定例会閉会・全員協議会   28日 仕事納め式 1月 4日 仕事始め式    6日 西多摩地区議長会賀詞交歓会    6日 職員互助会新年会    7日 福生警察署武道始式    7日 新年賀詞交歓会    8日 成人式    8日 消防団出初式   11日 全国市議会議長会基地協議会外新年挨拶回り   15日 駅伝競走大会   18日 西多摩郡町村議会議長会臨時総会   23日 東京都三多摩地区消防運営協議会   24日  ~25日 交通環境対策特別委員会管外調査視察   27日 基地対策特別委員会管外調査視察   27日 福生地区消防懇話会福生防災協会合同新年会   29日 不惑の集い 2月 1日 シルバーワークプラザ開所式    1日 議員研修会    2日 埼玉県菖蒲町議会視察来町    5日 日米親善地域交流合同演奏会・レセプション    6日 基地対策特別委員会管外調査視察    7日 西多摩郡町村議会議長会臨時総会    7日 全国市議会議長会基地協議会総会   11日 全員協議会   15日 基地対策特別委員会協議会   15日 基地対策特別委員会   15日 西多摩郡町村議会議員大会   15日 全員協議会   16日 市町村議会議員公務災害補償等組合定例会   16日 町村議会議長会役員会・定期総会・懇談会   17日 東京市町村総合事務組合議会第1回定例会   18日 春季西多摩少年軟式野球大会   20日 西多摩地域広域行政圏協議会審議会   20日 基地対策特別委員会   21日 議会運営委員会   21日 基地対策特別委員会   23日 羽村・瑞穂地区学校給食組合議会定例会   23日 西多摩郡町村長・議長合同会議   24日 全員協議会 次に、監査委員より、平成17年11月分、12月分、平成18年1月分の例月出納検査結果実施報告書を御配付のとおり受理いたしましたので、御報告いたします。 次に、各一部事務組合議会が閉会中に開催されておりますので、その報告を代表者より報告願います。 まず、最初に瑞穂斎場組合議会の報告を小池信一郎議員よりお願いいたします。小池議員。              [瑞穂斎場組合議会議員 小池信一郎君 登壇] ◎瑞穂斎場組合議会議員(小池信一郎君) 議長の命により、瑞穂斎場組合平成18年第1回定例会議会報告をいたします。御配付の資料を御参考にお願いいたします。 招集日時及び会期は、平成18年2月20日、月曜日、午前10時より、会期1日をもって、場所は瑞穂斎場組合会議室で行われました。 選出議員は、青山晋、竹嶋久雄、私、小池信一郎です。 付議事件及び審議の概要を申し上げます。 議案第1号は、専決処分の承認について(瑞穂斎場組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)の承認を求めたものです。 趣旨につきましては、瑞穂斎場組合職員の給与に関する条例(昭和50年条例第2号)の一部を次のように改正するものです。 第8条第3項第1号及び第2号中の「15,500円」を「14,500円」に改める。 第20条第2項中「100分の55」を「100分の60」に改めるものです。 附則といたしまして、1、この条例は、平成18年1月1日から施行する。 2につきましては最高号給等の切替え等を定めたものです。 3につきましては施行日前の異動者の号給等の調整を定めたものです。 4と5に関しましては勤勉手当に関する特例措置を定めたものです。 6は平成18年3月に支給する期末手当に関する特例措置を定めたものです。 以上、内容につきましては記載のとおりでございます。報告どおり承認されました。 議案第2号は、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合への加入についてであります。 趣旨につきましては、地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定により、瑞穂斎場組合議会議員の公務上又は通勤による災害に対する補償に関する事務を共同処理するため、平成18年4月1日から、組合規約により、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合に加入するとするものです。原案どおり可決されました。 議案第3号は、組合への加入に伴い、瑞穂斎場組合議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例であります。 趣旨につきましては、瑞穂斎場組合議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例(平成15年条例第1号)の一部を次のように改正するものです。 内容につきましては以下に記載のとおりでございます。御参照ください。 続きまして、附則といたしまして、この条例は、平成18年4月1日から施行するものです。 原案どおり可決されました。 議案第4号は、平成18年度瑞穂斎場組合会計予算であります。 平成18年度瑞穂斎場組合会計の予算は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億2,933万8,000円と定めるものです。 2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、以下の歳入歳出予算表に記載のとおりでございます。4ページ、5ページにございます。 一時借入金、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、2,000万円と定めるものです。 質疑は5名の議員により12件あり、審議の結果、原案どおり可決いたしました。 議案第5号、平成18年度瑞穂斎場組合にかかわる経費の関係市町負担金の決定についてであります。 平成18年度瑞穂斎場組合にかかわる経費の瑞穂町、福生市、羽村市、入間市、武蔵村山市の負担金について、次のとおり定めるものとする。 瑞穂町3,365万6,000円、福生市5,370万4,000円、羽村市4,624万5,000円、入間市1億1,793万4,000円、武蔵村山市6億9,480万3,000円。 以上、原案どおり可決いたしました。 以上、簡単でありますが、報告は終わりますが、組合規約等子細につきましては事務局に資料がございますので、御参照願います。以上で報告を終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で瑞穂斎場組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、西多摩衛生組合議会の報告を小山時夫議員よりお願いいたします。小山議員。              [西多摩衛生組合議会議員 小山時夫君 登壇] ◎西多摩衛生組合議会議員(小山時夫君) 議長の命により、平成18年第1回西多摩衛生組合議会の会議報告をいたします。 招集日時及び会期は、平成18年2月22日、午後1時30分から、会期1日であります。 場所は、西多摩衛生組合大会議室。 出席議員は、福島議員、高橋議員、そして私であります。 付議事件及び審議の概要でありますが、まず承認第1号、西多摩衛生組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは人事院及び東京都人事委員会の勧告にかんがみ、民間企業給与との格差是正をするため、西多摩衛生組合職員の給料表の給与月額、初任給及び扶養手当の額を改正するものであります。また勤勉手当の支給額を引き上げるものであり、それぞれ青梅市、福生市、羽村市、瑞穂町の構成市町の改正にならうものであります。 条例中、第2条第1項に「扶養手当、調整手当」とあるのを「調整手当」を「地域手当」に改めるものであります。 給料3号中、扶養手当を「15,500円」を1,000円引き下げ、「14,500円」に改めるものであります。 なお、文中「調整手当」を「地域手当」に改め、「100分の55」を「100分の60」に改めるもので、原案どおり承認されました。 次に、議案第1号でございますが、東京都町村議会議員公務災害補償等組合への加入についてでありますが、地方自治法第286条第1項の規定により、西多摩衛生組合議会議員の公務上又は通勤による災害に対する補償に関する事務を共同処理するため、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合に加入するものであります。原案どおり可決されました。 続いて、議案第2号でありますが、西多摩衛生組合議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例ですが、これは議案第1号で、議会議員が災害補償等組合の方に加入したため、その条文中、議会議員その他非常勤の職員とあるのを、議会議員を削除し、非常勤職員に改正する条文の整理であります。原案どおり可決されました。 続きまして、議案第3号、報告書のページ、3ページ、4ページを御参照いただきたいと思います。平成18年度西多摩衛生組合予算、及び議案第4号、平成18年度西多摩衛生組合に係る経費の組合市町分賦金の決定についてでありますが、第3号、第4号議案とも関連がございますので、一括提案、一括審議となりました。 それでは、平成18年度西多摩衛生組合の予算について御報告申し上げます。 平成18年度の予算総額は37億6,500万円で、前年度予算の39億4,000万円に比較して、1億7,500万円、4.4%の減額予算となっております。なお、予算算出の基礎となるごみの搬入予想でございますが、前年度比2,000トン減の7万2,000トンを見込んでおります。そして、対象人員は29万4,115人、232人の減を見込むものであります。 主な減額の理由でありますが、施設維持整備の工事の見直し、経常経費の削減努力等によるものと、エコセメント化事業による公害防止薬品等の減少が大きな要因となっております。 歳入予算の概要でありますが、歳入の主なものは構成市町の分賦金36億2,821万円で、前年度と比較して2,211万1,000円の減額であります。これにつきましては関連提案がありますので、ページ5ページを御参照いただきたいと思います。 先ほど申しましたように、分賦金は36億2,821万9,000円で、2,211万1,000円、0.5%の減であります。それぞれ青梅市、福生市、羽村市の負担金については記載のとおりであります。瑞穂町につきましては4億4,011万9,000円、2,544万1,000円の減、パーセントにしまして5.5%の減であります。この主なものは、それぞれの戸別収集により、分別収集によるもので、1,900トンの減を見込んだものであります。 次に、使用料及び余熱施設の使用料でございますが、各種イベント開催、職員の駐車場代金徴収により、138万2,000円の増額、財産収入では、駐車場として貸与しておりました工業用ポンプ場跡地を売却することにより、5,251万3,000円の増額となっております。 なお、団体保険等の還付金等、及び自販機電気の使用実績に基づき、38万4,000円の減額となっております。 なお、組合債につきましては、平成17年度においては焼却灰搬出設備改造が、工事が完了したので、未計上となっております。 続いて歳出の概要でございますが、前年度比1億7,500万円の減となっております。平成18年度の予算においては、退職者1名に対し職員を3名採用し、31名の体制としたものであります。 なお、議会費はここに記載のとおり、事務費も記載のとおりであります。 余熱事業につきましては、先ほど申し上げたとおり、イベント等の開催により、若干の増額を見込んでいるところであります。 じん芥処理費につきましては1億7,688万7,000円の減で、11億6,588万4,000円としたものであります。 公債費につきましては、先ほど申し上げましたように、焼却灰搬出設備改造工事費の利子償還が始まることから、493万6,000円増の22億3,649万1,000円としたものであります。 経費別につきましては、エコセメント事業化による焼却灰の搬出方法の違い等により、委託料全体が3,478万4,000円の増額となっております。 以上、雑駁でありますが、議案第3号、第4号の一括説明とし、審議され、それぞれ個別に議決をとりましたところ、両議案とも原案どおり可決されました。 以上で西多摩衛生組合の議会報告を終わります。 議会終了後、全員協議会が開催されまして、ごみ搬入状況等についての説明がございました。ごみ搬入につきましては、家庭ごみですが、前同期比より485トン、1%の増額傾向となっております。これにつきましては、瑞穂町は1,900トンの減額を見込んでいるところですが、既に戸別収集をしている青梅市、福生市のリバウンドが大きくなっているということであります。 また、事業系ごみについては1,451トン、13%の減となっております。これらの要因は、リサイクルセンター内で発生しました資源化できない容器包装プラスチックについて、従来、埋め立てを行っておりましたが、最終処分場の延命化を図るため、焼却処理に変更したためであります。増額になっていると考えられます。また、事業系のごみの減要因でございますが、これは肉骨粉の焼却が終了したことが大きな要因であります。また別な原因としまして、構成市町において、事業ごみの手数料をキロ当たり20円から30円に改定したため、食品関係の事業者において、食品リサイクルの転換が進んでいるものと思われます。 次に、余熱設備の利用状況でございますが、これにつきましては、青梅市が2万6,859人で全体の21.9%、福生市が1万8,987人で15.5%、羽村市が4万9,098人で40.1%、瑞穂町が2万3,536人で19.2%、構成市町以外で3,743人で3.1%、その他介護による入浴者が270人で、合計12万2,493人が利用されております。営業日数が255日でありますので、1日当たりの利用者人員は482.4人で、前年度比3.4人の減であります。 なお、卓球場、その他ホールの利用でございますが、卓球場につきましては3,660人、1日当たり14.4人の利用であります。ホールの利用につきましては885団体であります。 なお、先ほど申し上げましたように、余熱利用施設の利用者が微減でございますが、これらの対策としまして、5周年記念をしたイベントを開催し、40人の1日の集客をもくろみ、22日間行い、これは体操等を行う予定で、1日に5人増の集客増を見込んでいるとの報告がありました。 以上で西多摩衛生組合議会の報告を終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で西多摩衛生組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 ここで暫時休憩いたします。再開は10時5分といたします。                 休憩 午前9時51分                 開議 午前10時05分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告を小川龍美議員よりお願いいたします。小川議員。              [羽村・瑞穂地区学校給食組合議会議員 小川龍美君 登壇] ◎羽村・瑞穂地区学校給食組合議会議員(小川龍美君) 議長の命によりまして、平成18年第1回羽村・瑞穂地区学校給食組合議会定例会の報告をいたします。 招集日時は、平成18年2月23日、木曜日、午前10時より、会期1日で行われました。 場所は、羽村・瑞穂地区第2学校給食センター会議室です。 選出議員は、原成兆議長、大坪国広議員、そして私、小川龍美です。 付議事件及び審議の概要について御報告いたします。 まず議案第1号、専決処分の承認を求めることについて(羽村・瑞穂地区学校給食組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)についてでございますが、これは国と都の人事院勧告により、民間との給与格差を0.36%是正するものでございます。内容については記載のとおりですが、審議の結果、承認されました。 次に、議案第2号、羽村・瑞穂地区学校給食組合個人情報保護条例の一部を改正する条例について。内容は、受託者等に対する個人情報の適正管理に関する規定を追加強化し、罰則規定を強化するものでございますが、審議の結果、原案どおり可決されました。 次に、議案第3号、羽村・瑞穂地区学校給食組合情報公開条例の一部を改正する条例について。羽村・瑞穂地区学校給食組合個人情報保護条例の改正に伴い、情報公開条例の一部を改正するものでございますが、原案のとおり可決されました。 続きまして、議案第4号、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合への加入について。内容については記載のとおりですが、審議の結果、原案どおり可決されました。 次に、議案第5号、羽村・瑞穂地区学校給食組合議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について。内容は、平成18年4月1日より、議員が東京都市町村議会議員公務災害補償等組合に加入することに伴い、条例の一部を改正するものでございますが、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号、平成17年度羽村・瑞穂地区学校給食組合補正予算(第2号)についてでございます。歳入歳出予算総額にそれぞれ54万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億9,677万8,000円とするものです。詳細は記載のとおりでございますが、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号、平成18年度羽村・瑞穂地区学校給食組合予算についてでございます。 歳入歳出予算の総額は、それぞれ4億530万円でございます。詳細については記載のとおりでございますが、歳入の主なものは分賦金の3億9,312万8,000円で、全体の97%となります。歳出では、耐震設計委託料、外壁塗装工事、第2給食センターの真空冷却機購入費等が新たに計上されて、歳入歳出予算総額は平成17年度より5.16%の増となっております。 議員からは、管理職、組合議員の報酬について、また給食費未納者の個人情報保護についてなどの質疑がありましたが、審議の結果、原案どおり可決されました。 次に、議案第8号、平成18年度羽村・瑞穂地区学校給食組合に係る経費の組織市町暫定分賦金の決定についてでございます。 分賦金の確定額は、羽村市2億4,106万6,000円、瑞穂町1億5,206万2,000円とするもので、負担割合は、羽村市が61.32%、瑞穂町が38.68%となりました。これは児童数、羽村市5,044名、瑞穂町3,182名をもとに決定したものです。原案どおり可決されました。 次に、議案第9号、教育委員会委員の任命についてでございます。 氏名、野崎喜久美、住所、生年月日、任期は記載のとおりでありますが、原案どおり同意されました。 以上で平成18年第1回羽村・瑞穂地区学校給食組合議会定例会の報告を終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で羽村・瑞穂地区学校給食組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会の報告を谷四男美議員よりお願いいたします。谷議員。              [東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会議員 谷 四男美君 登壇] ◎東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会議員(谷四男美君) 東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会報告、平成18年第1回定例会の報告をいたします。 招集日時は、平成18年2月23日であります。 付議事件及び審議の概要でありますけれども、議案第1号として、多摩地域廃棄物エコセメント化施設整備運営事業に関する建設工事請負契約の変更について。これは、変更内容は工事期間の変更でありまして、平成18年3月31日までとあったものを平成18年6月30日まで、3カ月間延伸するというものです。これは、延伸の理由は主に東電の特別高圧布設工事がオオタカの営巣の時期にぶつかってしまったということで、その時期をずらすということで、それが主な、そればかりではありませんけれども、大体そういうような理由で配線工事がおくれました。そして、その工事のルートは変更なしということでございました。これは原案どおり可決されました。 次に、議案第2号、平成17年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計補正予算(第2号)について報告します。 広域処分組合一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,284万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額はそれぞれ170億7,383万4,000円となるものであります。歳入歳出の明細は、皆さんのお手元にありますように、第1表と第2表のとおりであります。 なお、エコセメントの工事延長に伴う繰越明許費、これは31億1,240万円が3ページに記載されておりますので、お目を通してもらいたいと思います。 この議案第2号についても原案どおり可決されました。 次に、議案第3号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合の名称変更に伴う関係条例の整備に関する条例でございます。これは、平成18年4月1日より、「東京たま広域資源循環組合」というふうに名称を改めるために、この議案第3号が上程されました。これも原案どおり可決されました。 次に、議案第4号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合組織条例の一部を改正する条例でございますけれども、これも組織の名称変更に伴う改正あるいは名称の変更でありますので、以下、記載のとおりであります。これも原案どおり可決されました。 次に、議案第5号でございますけれども、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。これは先ほども報告がありましたように、手当ての名称及び扶養手当、期末手当等の変更であります。これも皆さんのお手元の資料にあるとおりでございますので、お目を通してもらいたいと思います。原案どおり可決されました。 次に、議案第6号、土地の取得について。これは二ツ塚の埋め立て用の覆土用資材置場として、以前から購入を毎年している土地でございますけれども、残りの土地の購入であります。これも原案どおり可決されました。 次に、議案第7号、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合負担金についてでございますが、この表に記載されているとおりでございまして、合計金額が93億8,450万1,000円でございます。 なお、八王子市と瑞穂町がごみの有料化に伴う分別化の実施と、さらなるリサイクルの実施による成果がありまして、八王子市と瑞穂町の負担金が減額になっております。ちなみに瑞穂町の負担金は1億1,389万7,000円でございます。一番大きいのが八王子市でございます。これも原案どおり可決されました。 次に、議案第8号、平成18年度東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合一般会計予算でございますけれども、歳入歳出それぞれの総額が100億2,201万7,000円でありまして、これは主に平成18年度の事業としましては二ツ塚の廃棄物の埋め立て作業業務委託、そして平成18年度から稼働しますエコセメント化の施設運営業務委託料が主なものであります。 以上、この平成18年度予算については原案どおり可決されました。 次に、今回の会期に当たりまして陳情が1件ありまして、その陳情の内容を簡単に説明いたします。 まず、陳情の内容は情報公開をせよということでございます。二つ目に、第三者機関による監視体制を強化せよ、設置せよ、そういうことであります。そして、それが守られない限りはエコセメント化の稼働はしないでくれと、こういう陳情が1件出まして、審議をしました結果、不採択となりました。これは地元の日の出町の住民代表から提出されたものでありますけれども、この中でも意見が出ましたけれども、処分組合としましては、さらに真摯なる対応をして、しっかりとエコセメント化の事業もやっていくということで、この陳情は不採択となりました。 次に、裁判状況の推移の説明がありましたが、間もなく夏に結審するものと、あと継続中のもの、その他2件が報告されました。 次に、最後に、この平成18年度の審議の中で、私を含めて他の議員からもありましたけれども、イベント事業等の事業が多額の費用をかけ過ぎてはいないか、あまり華美にならないように質素に行うべきではないかという質疑をいたしましたが、これについても処分組合では、必要最低経費の予算でもって、これを行うということで答弁がありました。そして、地元日の出町への地域振興費として毎年6億円が支出されておりますけれども、エコセメント化事業稼働に伴う地元特別交付金というのが平成18年度から予算化されましたけれども、これを圧縮して単年度でそれを地元の日の出町に払うことについて、約11億円でございますけれども、次々と質疑がありまして、そういうものは、こういう支払い方法はこれでいいのかどうか、そういう質疑が出ましたけれども、地方財政法上も問題はないという回答がありましたので、これについても質疑が終了して、認定されました。 以上、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合の平成18年度一般会計予算を含めての報告を終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、福生病院組合議会の報告を木原武雄議員よりお願いいたします。木原議員。              [福生病院組合議会議員 木原武雄君 登壇] ◎福生病院組合議会議員(木原武雄君) 議長の命により、平成18年第1回福生病院組合議会定例会の報告をいたします。 招集日時及び会期は、平成18年2月23日、木曜日、午後3時より、公立福生病院別館大会議室において、会期1日で開催されました。 選出議員としては、近藤浩議員、小野芳久議員、そして私、木原武雄でございます。 付議事件及び審議の概要を報告いたします。 議案第1号、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合への加入についてでございますが、提案理由としましては、福生病院組合議会議員の公務上又は通勤による災害に対する補償に関する事務を共同処理するため、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合に加入する必要があるため、本案が提出されました。原案どおり可決されました。 次に、議案第2号、福生病院組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますけれども、記載のとおり、原案どおり可決されました。 議案第3号、福生病院組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。これは人事院及び東京都人事委員会の勧告に基づき、給与等の改正をする必要があるため、本案が提出されたものでございますけれども、これも原案どおり、記載のとおり可決をされました。 次に、議案第4号、福生病院組合長期継続契約を締結することができる契約に関する条例についてでございますけれども、これにつきましても記載のとおり、原案どおり可決されました。 次に、議案第5号、平成17年度福生病院組合病院事業会計補正予算(第1号)についてでございますけれども、新病院の建設事業費が確定し、収入では防衛補助金の増、組織市町負担金の減、企業債の減をするもので、支出では契約差金等による工事費、設計委託料等の減について補正したもので、これも記載のとおり、原案どおり可決をされました。 次に、議案第6号、平成17年度福生病院組合組織市町の負担金の変更についてでございますけれども、新病院建設事業費で工事費、設計委託料等の契約差金の減、防衛補助金の増により、組織市町の建設負担金を3,264万8,000円減額し、1億9,784万2,000円とするものでございます。瑞穂町では659万5,000円の減で、3,996万4,000円に変更するものでございます。これも記載のとおり、原案どおり可決されました。 次に、議案第7号、平成18年度福生病院組合病院事業会計予算についてでございますけれども、業務の予定量は記載のとおり、病床数211床、年間延患者数、入院6万8,620人、外来18万8,160人を見込み、1日平均患者数は、入院で188人、外来で768人を見込むものでございます。主要な建設改良事業では、新病院建設費で15億6,419万1,000円、医療機器購入費で485万3,000円でございます。 次に、収益的収入及び支出の予定額は、病院事業収益及び病院事業費用でございますけれども、それぞれ47億4,341万3,000円で、前年度対比、比較でございますけれども、5,647万7,000円の減でございます。収入減の主なものは医業収益で、診療報酬改定3.16%減によることなどで、4,732万3,000円の減が主なものでございます。支出の減の主なものは医業費用で、診療材料等の減によるものでございます。 次に、資本的収入及び支出でございますが、収入16億9,258万3,000円で、前年度対比8億4,124万8,000円の増でございます。増の主なものは新病院建設費による企業債及び防衛国庫補助金等の増であります。支出では17億6,342万8,000円で、8億2,214万円の増でございます。その主なものは建設改良費で、新病院建設の増によるものでございます。 以上のとおりでございますけれども、詳細については資料をお目通し願いたいと思いますが、慎重審議の結果、原案どおり可決されました。 議案第8号、平成18年度福生病院組合組織市町の負担金についてでございますが、運営分担金、建設分担金の合計で、福生市が4億4,493万7,000円、羽村市が2億3,350万6,000円、瑞穂町が1億7,588万円、合計8億5,432万3,000円を負担するものでございます。前年度比で8,007万4,000円の減で、瑞穂町では1,779万6,000円の減でございます。 次に、内訳でございますけれども、運営負担金でございますが、この額は地方公営企業法等の公共法令に基づき算出したもので、負担割合は、平成14年度から平成16年度の2市1町の延患者数の利用比率などにより算出したものでございます。前年度比較をしますと、福生市負担金額1,996万円の減、負担割合は0.3%の増でございます。羽村市1,235万6,000円の減で、0.1%の減でございます。瑞穂町1,021万2,000円の減で、負担割合は0.2%の減でございます。運営負担金総額では4,252万8,000円の減で、率にして6%の減でございます。この減の要因でございますけれども、特殊医療の産婦人科の医業収益増を見込んだものでございます。今まで産婦人科が大変手薄だったということでございますけれども、このたび婦人科の医師の増によって、こういうものを見込んだものでございます。 次に、建設負担金の内訳でございますが、平成18年度の病院建設事業費は、病院本体のほか工事費12億7,555万5,000円、管理委託料1,315万6,000円、総合医療情報システム整備費1億4,224万5,000円、解体工事費、それから建設担当職員人件費などを含めて16億508万3,000円を予定しておりまして、企業債は12億3,510万円、国庫補助金1億7,703万9,000円を見込みます。差し引きまして、1億9,294万4,000円を建設負担金として負担するものでございます。瑞穂町は3,897万5,000円で、前年度比758万4,000円の減でございます。 以上、報告のとおりでございますが、詳細につきましては記載のとおりでございますので、お目通しを願いたいと思います。 慎重審議の結果、原案どおり可決されました。 なお、議会開催前に議会全員協議会が開催され、新病院建設にかかわる実施計画についての確定した内容の説明、今後の病院運営における収支計画、総合医療情報システム、これは電子カルテシステムでございますけれども、検討の結果、平成18年度における新病院建設事業の概要等の説明がありました。病院運営をめぐる諸報告では、勤務医師については12月1日の時点では31名でございましたが、平成18年4月1日より5名の増を見込むものでございまして、合計36名となります。内科医、腎臓内科医を含みます。それから麻酔科医の増加などがあるということで説明がございました。以上でございますけれども、なお、詳細の資料につきましては事務局にございますので、御参照願いたいと思います。 以上で報告を終わります。
    ○議長(原成兆君) 以上で福生病院組合議会の報告は終わりました。御苦労さまでした。 次に、閉会中に特別委員会の管外調査視察が行われていますので、その報告を願います。 交通環境対策特別委員会管外調査視察報告を竹嶋久雄交通環境対策特別委員会委員長よりお願いいたします。竹嶋議員。              [交通環境対策特別委員会委員長 竹嶋久雄君 登壇] ◎交通環境対策特別委員会委員長(竹嶋久雄君) 議長の御指名をいただきましたので、交通環境対策特別委員会の管外調査視察報告をいたします。 視察年月日及び視察地につきましては、平成18年1月24日~25日の2日間で、広島県の広島市へ視察に行きました。 視察の目的といたしまして、平成6年開業の公共交通機関アストラムラインの開業から現在までの状況について深く調査見聞し、今後の町事業に寄与することを目的といたしました。このアストラムラインという名称は、軌道系の交通機関でございまして、我が町で、今、要望活動をしておりますモノレールと同様のものでございます。 視察議員といたしまして、小川龍美議員、高橋征夫議員、尾作武夫議員、青山晋議員、島英之議員、小山時夫議員、木原武雄議員、原成兆議長、近藤浩議員、それと私、竹嶋久雄です。 同行及び随行職員といたしまして、榎本企画課長、池谷議会事務局長の2名です。 広島市の人口、面積、概要につきましては、お配りしてある記載のとおりでございます。後ほどお目通しをいただければと思っております。 次に、調査事項でございますが、まず、アストラムラインの開業から現在までの状況についてということで、事業の経緯、それからアストラムラインの概要等を調査したわけでございますが、経緯につきましては記載のとおりでございます。アストラムラインの概要につきましては、これは区間といたしまして、広島市の紙屋町というところから安佐南区というところまでの区間を走っているところでございます。総事業費といたしまして1,744億円の経費が投入されております。開業日が平成6年8月20日ということでございます。 なお、運行の概要につきましては、最短で2分30秒間隔で運行されております。それから速度でございますけれども、大体30キロぐらいということで、最高が60キロだそうでございます。運行の便数ですが、平均274便ということで、休日にはもう少し少なくて202便ということでございました。また車両の編成につきましては6両編成で、1回に286人の定員ということでございます。 なお、利用者数の推移でございますが、平成6年に開業されまして、当時、4万3,575名という実績が残っておりまして、その間、平成7年、平成8年と6年間、平成11年までは毎年2,000人、あるいは少ないときで1,000人、多いときでは3,000人という数で利用者が多くなったということでございました。 しかし、平成12年がピークで5万2,998人の利用者ということで、平成13年からは毎年、平成16年までは微減ということで、500人ぐらいずつ減っているという実績でございます。その理由につきましては、平成13年に高速道路がその沿線にできまして、4号線ということでございましたが、それを利用する方が多くなったり、あるいはその高速道路をバス運行がされたということで、バス利用者も出てきたということで、ピーク時には5万3,000人の輸送をされていたということでございますけれども、利用者の推移ということで、以上でございます。 その次に、アストラムラインの経営状況につきましてもお配りしてございますが、詳細はお配りしたものをごらんいただければと思っております。 なお、アストラムラインの導入の効果につきましても、交通対策上の効果あるいは交通容量の増大だとか幹線道路の渋滞緩和、マイカーからの公共交通の利用、それから沿線のまちづくりの貢献、建築活動の活性化、これは沿線が開発されたために建築がなされたということでございます。 最後になりますが、所見を報告いたします。 広島市の中心である都市部とその近郊を結ぶ全区間18.4キロで、21の駅を約35分の所要時間で運行し、市民の生活に密着した交通機関であることが感じられました。広島市の行政区は8区の組織から編成され、アストラムラインの沿線の人口は増加傾向にあり、中でも安佐南区は広島市の平均人口伸び率を大幅に上回っているとのことです。沿線の開発に貢献されたまちづくりが進められていました。また、開発以来11年が経過し、地域の交通需要に適応した新しい軌道系の交通機関として住民からも期待され、利用者からも喜ばれておりました。 市では、都市づくり長期展望の計画の中で、道路空間に新交通システムとして軌道系交通網の拡大と推進に力を注ぎ、より住民の利便性が図られ、運営の健全化も進められておりました。 開業当初は、1日平均利用者数は7万人と予測していましたが、実際には自動車利用者から転換が予想外に進まず、約63%の4万4,000人にとどまったということでございます。しかし、その後、沿線開発の進展により、急激な人口増大に伴い、自動車交通の慢性的な渋滞が発生するなど深刻な交通問題が生じたことに不安を感じ、そこで輸送力や定時性、定速性、安全性に優れた交通機関としてアストラムラインの延伸建設がなされ、その成果があらわれておりました。 広島市では、平成6年にアジア競技大会が開催され、翌年には被爆50周年に当たる世界平和大会などの記念行事も実施され、平成8年には広島国体が開催されるなど、大きな事業が計画されたことに、住民の交通に関する関心が大きく高まり、第二期事業区間として、長楽寺駅から広域公園前までの延伸に強い要望活動がなされ、その結果が実を結び実現されました。さらに、段階的に西広島まで延伸する計画があり、現在広島市において事業化に向けて準備が進められております。 また、延伸の結果、開業前と比較して、ラッシュ時の一般道がいくらか渋滞が解消されたとのことで、その効果もあらわれています。多摩地区でも平成25年に多摩国体の開催が決定されたことや、我が町でもモノレール延伸予定の沿線開発や土地区画整理事業の進捗に合わせて早期実現を目指し、なお一層各関係機関に強固な粘り強い要望活動が必要であると痛感したところであります。 なお、その他視察の詳細につきましては参考資料が事務局にございますので、お目通しいただければと思っております。 以上で交通環境対策特別委員会の管外調査視察の報告を終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で交通環境対策特別委員会管外調査視察報告は終わりました。御苦労さまでした。 以上をもってすべての諸報告を終了いたします。 次に、請願・陳情の付託先について申し上げます。 今定例会において新たに受理した請願はなく、陳情が8件ありますが、お手元に配付の文書表のとおり、18陳情第2号、18陳情第7号及び18陳情第8号は総務常任委員会に、18陳情第3号、18陳情第4号、18陳情第5号及び18陳情第6号は厚生文教常任委員会に付託し、18陳情第1号は議員参考配付としてお手元に配付のとおりとすることに御異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(原成兆君) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。 ここで暫時休憩いたします。再開は11時といたします。                 休憩 午前10時47分                 開議 午前11時00分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで緊急質問についてお諮りいたします。お手元に配付のとおり、上野勝議員より、町道34号線工事における談合について、緊急質問の申し出があります。上野議員の緊急質問の件を議題として採決いたします。 この採決は起立によって行います。上野勝議員の緊急質問を日程に追加し、追加日程として発言を許すことに賛成の議員は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(原成兆君) 起立多数です。したがって、上野勝議員の緊急質問を日程に追加し、追加日程として発言を許すことが可決されました。 追加日程配付のため、その場で暫時休憩といたします。                 休憩 午前11時01分                 開議 午前11時03分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上野勝議員の質問を許します。上野議員。              [11番 上野 勝君 登壇] ◆11番(上野勝君) 議長の許可をいただき、並びに議員各位の御同意を得まして、質問をさせていただきますことに感謝を申し上げます。 今回の談合事件は、本定例会の一般質問締め切り後に発覚いたしました。議会の正式な会議でこれを問いただすことができなければ、議会の責任放棄ととられかねず、緊急質問に至った次第でございます。 さて、今般、平成16年度に実施された、町道34号線舗装工事入札における談合容疑で業者4名が逮捕され、2月21日には役場庁舎が家宅捜索されるという瑞穂町始まって以来の不祥事が明らかとなりました。同日夜のテレビニュース、翌22日の全国紙での報道により、町民は驚きと失望の気持ちで事件の推移を見つめております。 私ども議会でも、適正な競争での入札の執行がなされ、また、地元業者育成、経済効果の観点から指名業者の選択もされるとの両面が順調に遂行されていたと信じていただけに、裏切られたとの思いを深くするものであります。 しかし、事ここに至っては事件の全容を解明するとともに、責任を明確にし、かかる事件の再発防止に早急に取り組まねばなりません。 そこで、定例会本会議の壇上で、改めてこの問題を質問いたします。 まず1点目に、この町道34号線の工事の内容と、平成17年度末までに至る経過について説明を求めます。 2点目として、捜索の容疑事実、捜索場所、職員の事情聴取がされたのかなど、これまでの庁内での調査結果について報告を求めます。27日に猪俣収入役を委員長として発足した、町発注工事における談合事件内部調査委員会が、今後、どのような体制で、また観点で取り組み、事実関係を明確にしていくつもりなのかの説明も求めます。 3点目に、談合の未然防止に、今後、どう取り組むかについて伺うとともに、町民の信頼回復のために、町長の所見、決意をお伺いいたします。 ○議長(原成兆君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 上野議員の御質問にお答えする前に申し上げますが、現在、警視庁により捜査中でございまして、関係書類が押収されておりますので、十分なお答えができかねます。その点を御理解くださいますようお願い申し上げます。 それでは順に、建設課長、収入役、財政課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(原成兆君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川光雄君) 町長の命によりまして、工事内容と経過について御説明を申し上げます。 この事業は防衛施設庁の補助事業で、平成15年度から平成17年度までの3カ年事業として採択されたものであります。 問題となっております平成16年度工事の延長は455メートル、舗装面積は2,747平方メートル、工事費は4,691万1,900円であります。 以上で工事内容の説明とさせていただきます。 ○議長(原成兆君) 猪俣収入役。 ◎収入役(猪俣恒明君) 町発注工事にかかる談合事件内部調査委員会の委員長を務めておりますので、現在までの談合に関する庁内調査について御説明を申し上げます。 2月23日に談合事件について指名選定委員会を開催し、報道されたように、佐藤社長から入札参加業者の選定について働きかけを受けたか、また、指名された業者の情報を漏洩したかについて、全委員の事実関係の有無を問いただし、そのような事実はないことを確認いたしました。このことは既に2月24日の全員協議会で助役から御報告申し上げたとおりでございます。 その後、2月27日には、町長の指示により、真偽を明らかにするため、町発注工事にかかる談合事件内部調査委員会を設置したところでございます。 同日、第1回委員会を開催し、財政課長から、工事契約の事務の流れについて説明を受けたところでございます。 以上でございます。 ○議長(原成兆君) 杉浦財政課長。 ◎財政課長(杉浦裕之君) 3点目にお答えをいたします。 談合防止と今後の取り組みの対応でございますけれども、現在、警視庁により捜査が進められております。事件の全容が判明する段階で、町としてとり得る談合防止の有効な対策を打ち出していかなければいけないと考えております。 以上でございます。 ○議長(原成兆君) 上野議員。 ◆11番(上野勝君) それでは、自席で再質問させていただきます。 まず、今、収入役からお話がありましたが、工事契約の事務の流れ、これについてつまびらかに御説明を願いたいとともに、指名業者選定委員会のこの当時のメンバー、どの人がかかわって、この委員会ができたのか。そして、その委員会の中で、記憶の範囲で結構ですが、どのような意見があったのか、まずお伺いします。 次に、警視庁にいろんな書類が押収されているということで、細かい点はわからないと思うんですが、記憶をたどっていただきながらお答え願いたいんですが、今回の契約は適正に行われたという町の発表がありますが、この契約あるいはこれに関することで、その後、何らかの町に対して、業者や、あるいは町民、その他の方から、いわゆる談合があったんではないか、そういう情報等を含めて、そういうものがあったかどうかも、あわせてお伺いします。 また、3点目ですが、私としては町長の決意ですね、この事件を受けての、これについても、ぜひ町民のこの席のところでもう1回、きょう最初のごあいさつがありましたが、お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎収入役(猪俣恒明君) それでは、お答えいたします。 まず、契約事務の流れでございますが、書類等が押収されてございます。したがって、細かい点についてはお答えできませんのですが、私の考えで、今までの経過から、知識から話しますと、まず担当課で起工いたしまして、それで、それを決裁をいたします。そして、その決裁が終わった段階で、今度は発注に基づく業者指名選定委員会を行い、それもやはり決裁を行うということでございます。それで、現説に入るわけですが、瑞穂町では、現説につきましては時間をずらすというようなことで、談合防止のために時間をずらして関連書類の提出をしているということでございます。それから、見積もり期間を置きまして入札ということになりまして、最低入札価格を提示した業者と契約ということになります。 事務の流れとしては以上でございます。 ◎財政課長(杉浦裕之君) お答えいたします。 まずメンバーでございますけれども、助役が委員長でございます。都市計画課長が副委員長、そのほか企画、財政、総務、下水道、社会教育、そして設計を担当いたします課長、これが加わります。以上8名で構成されます。 町道34号線についての審議内容はということでございましたが、ただいま記録がありませんので、お答えすることができません。御了承いただきたいと存じます。 業者あるいは町民からの電話等はということでございますけれども、お一方、住民の方から、財政課に心配をされて電話をしてこられたということは伺っております。 以上でございます。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 上野議員の再度の御質問にお答え申し上げます。 先ほども申し上げましたが、大変この件は驚いております。しかし、町は一連の事務を適正に執行しておりますので、やがてははっきりしてくると信じております。 以上でございます。 ◆11番(上野勝君) この事件の内部のことはなかなかおっしゃれないと思うんですが、この今回の事件に至るまでの中で、いわゆる業者の談合というのが、もちろん表面化していないわけですが、新聞報道によりますと、業者同士で相談して入札を不調にして、高止まりで随意契約ということに持っていくということでやっているんではないか、そういう話が出てきているということです。それから、今回、この事件の報道の中で、ほかの建設工事についても談合をやっているんではないかと、そういう通報があったと。業者から確約をとって、それは実施したという話がありましたが。 これを含めて、財政当局を含めて、ちょっと業者の行動がおかしいんではないかと、そういう予兆というか、予感は全然なかったんでしょうかね。そういうことを含めて、ちょっと担当としてどんなあれがあったのか、お伺いします。 それとともに、今回の談合事件の核心というのは、直接工事を担当した3人の業者以外の黒幕というか、口利きをしたという業者が捕まって、その方が町幹部に働きかけて指名業者に入れてもらったとか、そういう話も供述している。これは新聞報道ですから、もちろんわかりませんが、その辺が一番我々の心配しているところなんです、はっきり言ってね。この点がなくて、ただ単に予定価格の中で業者が談合して、高い金額で入札したというのはわかるんですが、町の中から情報が流れた、あるいは意図して業者を入れたりしたというお話の中で、一番今回の問題があるかと思うんで、この点についても猪俣収入役を長とする委員会でも、その点についても調査を進めるべきだと思うんですが、その点について、どういうお考えなのか、お伺いします。 ◎財政課長(杉浦裕之君) お答えいたします。 町道34号線につきましての業者の談合情報でございますけれども、財政課には何ももたらされませんでした。予測ができなかったということでございます。 以上です。 ◎収入役(猪俣恒明君) お答えいたします。 内部調査委員会に課せられました事務の内容でございますけれども、指名業者選定から契約に至るまでの、要するに談合事件に関係する、そういった一連の事務に、契約事務情報の漏洩等があったかないか、これらを調査するということでございます。したがって、必要があれば関係職員より事情聴取いたしまして、これがどうして発生したかということを突き止めていくということでございます。 以上でございます。 ◆11番(上野勝君) 財政課長の今の答弁に、もうちょっと補足してお答え願いたいんですけれども、私が聞いているのは、町道34号線のそういう談合の内部通報はなかったということですが、そうではなくて、今までの中で、たまたま今回の中で一つの、今、施行している建設工事が談合情報があったという話がありましたが、それ以外、以前、緑地の管理で新聞等に談合情報が寄せられて、業者を組み替えしたとかいろいろありましたよね。それ以後、私どもが知っている限りは、そういう談合情報があって、業者から確認書、確約書をとったりとか、そういうものがなかったと思うんですが、その点についてお伺いしているわけでして、そういうあれがなかったのか。 それから、入札の高止まりの傾向があるかなと、そういう思いがあったのかどうか、その辺の考えというか、思いを聞いているわけでして、その辺についてお答え願います。 今後、捜査がある程度の期間で終了すると思うんですが、指名業者選定委員会の中の猪俣助役の聞き取りの中では、どなたも佐藤容疑者とはかかわりがないというお話でしたが、それを踏まえて、今度、猪俣収入役の会では、さらに警視庁の調べとは平行してやっていくという理解でよろしいんですね。 ◎財政課長(杉浦裕之君) お答えいたします。 これは町の中だけではございませんで、例えば東京都、それから他県で起きた談合事件等も含めまして、町の登録業者がその中に入っていれば指名停止を行うというようなことがあります。これまで、この町道34号線以外で何件か指名停止をかけたということを記憶しております。 それから高止まり感はということでございますけれども、これは非常に難しい判断だというふうに思っております。どの程度から高止まりであるのか。それから、町の設計が非常に厳しくなっているというようなこともございますので、その判断は非常に難しいと考えております。 以上でございます。 ◎収入役(猪俣恒明君) お答えいたします。 ただいまの件でございますけれども、今、捜査が行われておりまして、その辺の関係を我々が調べる、調査するということは、まして身を拘束されているわけでございますから、聞き取りも一切できないというようなことでございます。 したがって、私どもは、先ほども申し上げたとおり、契約事務情報の漏洩、これがあったのかどうかというところに絞られてくるということでございます。 以上でございます。 ◆11番(上野勝君) それでは最後になりますが、一つ、またお伺いしますが、今回、この事件を起こした業者、それから主導的役割をしなかったということで書類送検された五つの業者ですか、これについて、今後、町としてはどのような処置をしていくのか。一部報道では指名停止を考えているとかありましたが、この2業者、5業者を別にやるのか、それとも一緒に、今回、談合したということで、その指名に今後制限を加えていくのか、今の考えがありましたら、最後にお聞かせ願います。 ◎財政課長(杉浦裕之君) お答えいたします。 まず、逮捕されました業者でございますけれども、2業者が対象となります。この者たちにつきましては、先日開かれました指名業者選定委員会において、指名停止を行うということが決定されております。ただし、期間につきましては、再度、指名業者選定委員会を開いて、確定をするということになっております。 そのほかの書類送検をされた業者たちでございますが、詳しい情報が入っておりません。また、書類送検等の内容もつかめていない段階でございますので、引き続き、この指名業者選定委員会で指名停止の処置期間を考慮しなければならないと考えております。 以上でございます。 ◆11番(上野勝君) 指名停止するということでわかりましたが、それでは、ただいま遂行中の事業については、このままその業者にやらせるのか、それとも組み替えてやるのか、その辺のお考えをお聞かせ願います。 ◎建設課長(古川光雄君)  町としては、契約をしてある以上、事業は進めていくというふうなことになります。それから代理人の変更については、今、調整中だというふうに御理解をいただきたいと思います。ですから完了いたしますように、工事は淡々と進めてまいりたいというふうなことで考えております。 以上です。 ○議長(原成兆君) その場で暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時25分                 開議 午前11時26分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上野議員。 ◆11番(上野勝君) そうしますと、確認ですけれども、建設課長が担当している町道34号線の今年度の工事を今やっていますが、それはやっていくと。もう一つの建設工事の方は来年度、平成18年度が本格的になりますよね、平成18年度予算にも随分金額がのっていますが。ということで、こちらについても代理人の変更とかということで、しゅくしゅくとその業者の下で組み替えもせずにやっていくということで理解してよろしいのか。 ○議長(原成兆君) その場で暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時29分                 開議 午前11時30分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 杉浦財政課長。 ◎財政課長(杉浦裕之君) お答えいたします。 平成18年度事業のお話が出ておりますけれども、これにつきましては平成18年度予算が認められた後に、どのように進めたらいいのか、調整を図らなければいけないというふうに思っております。 ただし、工事につきましては平成18年度に完成させなければいけないということがございますので、その点につきましては最後まで完遂するということになります。例えば代理人ですとか監督員ですとか、そういったところも調整が必要なのかどうか、そこら辺も調整をとっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆11番(上野勝君) 終わります。 ○議長(原成兆君) 以上で緊急質問は終了いたしました。 次に、日程第4、これより一般質問を行います。 通告順により、順次、質問を許します。 初めに福島千恵子議員の一般質問を許します。福島議員より3問の通告を受理しておりますので、まず、第1問目の質問を許します。福島議員。              [12番 福島千恵子君 登壇] ◆12番(福島千恵子君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従い、3問について一般質問をさせていただきます。 まず1問目は、介護保険制度改正の取り組みについてでございます。 平成17年6月に改正介護保険法が成立し、その後、平成18年4月1日施行に向けて、介護予防システムの構築、持続可能な制度を目指し、負担のあり方や給付の見直しなどの検討が進められてまいりました。この制度改正に関連し、次の事項について見解を伺うものであります。 第1は、介護予防サービスについてであります。各市町村は、これまで進めてきた介護予防施策を再編し、筋力向上やバランス感覚を養う転倒予防、知的活動を通した認知症予防、下半身の筋力強化による尿失禁予防、口腔ケア、栄養不足を防ぐ食事指導など、新たな介護サービスの構築が求められております。そして、その実施時期は平成18年4月からとなっているのでありますが、その取り組みについて答弁を求めるものであります。 第2は、認知症高齢者グループホームの設置と成年後見制度についてであります。認知症高齢者グループホームは、認知症高齢者にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中でなじみの関係をつくり上げ、高度障害の軽減、心身の状態を健やかに保つことによって認知症症状の抑制、家庭介護の負担軽減のために必要不可欠な施設となっております。認知症グループホームを介護基盤整備の一環として、どのように考えているか、所見を伺いたいと思います。 また、成年後見制度については、認知症のお年寄りに多額のリフォームを行わせた事件を契機に検討が進められてまいりました。その内容は、認知症や知的障害などの理由で判断力が不十分な人に代わって、不動産や預貯金などの財産管理、物品やサービスの購入、契約を成年後見人が行う制度であります。改正介護保険法の成立に伴って、地域包括支援センターに相談の窓口を設置する必要性が生じてまいりましたが、その対応についてお答えをいただきたいと思います。 第3は、介護保険サービスのモニタリングシステムの導入であります。今回の法改正におきましては、負担と給付のあり方が見直されることについて先ほど申し上げたところであります。介護保険を持続可能な制度にするためには、やむを得ない改定であると受けとめておりますが、一方で不正請求の実態が指摘されております。改正法の附帯決議では、市町村の保険者機能強化及び介護給付費の適正化を一層推進するため、居宅サービスの実施状況をより正確に把握、管理するシステムの構築を図るよう求めております。 既に群馬県草津町では、介護給付費適正対策事業としてモニタリングシステムを導入し、介護実態の把握と財政効果を上げているということでございます。本制度の取り組みについて答弁をお願いいたします。 以上で登壇での質問を終わります。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 介護保険制度改正の取り組みについてという質問にお答えいたします。 高齢化が急速に進む中、介護保険制度の持続可能性の確保、明るく活力ある超高齢社会の構築、社会保障の総合化を基本に、制度全般について改正が行われ、本年4月からスタートいたします。 今回の改正は、御承知のように、「介護予防の推進」が大きな柱の一つとなっております。 さて、1点目の介護予防サービスの計画と取り組みですが、町といたしましても、将来、介護が必要となる可能性の高い高齢者を対象に、介護予防を推進することから、地域包括支援センターを設置し、「筋力の向上」や「栄養改善」、「口腔機能の向上」など、介護予防に関する事業を計画しております。 2点目ですが、まずグループホームの設置につきましては、現在の利用状況を踏まえ、また利用者のニーズを見極めながら対応していきたいと考えております。 成年後見制度につきましては、後ほど御審議いただきます平成18年度介護保険特別会計予算に経費を計上しており、お認めいただいた後には、地域包括支援センターの業務の一つとして対応してまいります。 3点目のモニタリングシステムの導入ですが、介護給付費の適正化を図るべく、既に同システムを活用して検索を実施しておりますが、直接疑いのある事業者を特定するものではなく、その後の専門的調査を要するため、必ずしも効果的ではないと考えております。 町といたしましては、サービス利用者への通知による啓発やケアプラン作成技術向上研修の実施などにより、今後も引き続き給付費の適正化に努める所存であります。 ◆12番(福島千恵子君) それでは、自席にて再質問をさせていただきます。 1点目につきましては、地域包括支援センターを開設するとの御答弁がありました。ここで介護予防の新たなサービスが行われていくわけでございますが、具体的に再質問させていただきたいと思います。 介護予防サービスを推進するためには、先ほど答弁にもありましたように、地域包括支援センターが中心的な役割をこれから担っていくわけでございますが、詳細な部分につきましてはお答えがございませんでしたので、一つ一つお聞きいたします。 まず開設時期、これは確認でございますが、それについてお伺いします。また場所の選定、それから職員配置、また運営方法、業務内容についても具体的な説明をいただきたいと思います。 それから2点目でございますが、成年後見制度につきましては窓口を設置していくということでございます。これから内容に入るということでございますので、差し支えなければ、ここでわかる範囲でお答えいただければありがたいと思います。 それから、認知症グループホームにつきましては、ニーズを見極め対応していくということで、ちょっと少しだけ進んだのかなというような感触がありますが、今回これで3度目の正直といいますか、一般質問になるんですけれども、今まで、現在もまだお答えをはっきりいただけないので、町内に開設するということについてはまだまだ消極的な感じがいたしました。 2~3万人の人口に1個程度の開設が望ましいと言われており、これは町の持ち出し分はなく、国や都の補助事業として推進できるわけであります。その点から、また高齢社会における認知症の増大は避けることはできないのではないでしょうか。そして、登壇でも申し上げましたが、家族の負担や適切な処置を考えましたときに、町もそれらの支援について、積極的な取り組みが問われているのではないでしょうか。そういう意味から、もう一度御答弁をお願いしたいと思います。 3点目につきましては、介護保険サービスのモニタリングシステムの導入でございますが、町として、これは国保連の適正化事業だと思いますが、確かにそれもやって一定の効果を上げていることは承知しておりますが、その内容について簡単に御説明いただいても結構ですけれども、私の方としましては登壇でも申し上げましたが、これは厚生労働省の改正介護保険法の附帯決議によります中にあります市町村の保険者機能強化、及び介護給付費の適正化を一層推進するために、居宅サービスの実施状況をより正確に把握管理するよう構築を求めているということです。それを受けてのモニタリングのシステムでございます。 そういう例から申し上げまして、群馬県の草津町などではモニタリングシステムの導入をしておりまして、これが大変効果が確認されております。今後、介護保険特別会計は厳しい財政運営を求められ、介護保険料金が改定されることになります。介護保険給付費の適正化は、これは瑞穂町だけではなくて全国的な課題でもあります。 その中で、先ほど事例で取り上げました草津町は訪問系サービス200人の町であります。このモニタリングの内容は、在宅で訪問介護が行われる際に、利用者宅に機器が設置され、ヘルパーさんがタイムカードみたいなものを押して、時間の適正化を図るものだそうです。 ○議長(原成兆君) 福島議員、質問の要旨をはっきり述べてください。 ◆12番(福島千恵子君) ちょっとこの説明をさせていただいてから、もうすぐ終わりますので、お願いします。この草津町の例を出して結論に導きたいのですが、いいですか。 平成15年に導入して、効果を検証して、先日わかった資料によりますと、1年間で147万円も抑制できたと、そのような結果が出たということで、これはどこの自治体でも、草津町だけがそういう特別なところではないと思います。 そういう意味から、これは大変有効な活用が期待できるのではないでしょうかということで、今回、補助制度もありますので、町もこのような制度を検討していってはどうでしょうかというのが今回の質問の趣旨でございます。町のお考えを再度お伺いいたします。 以上でございます。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 福島議員の御質問につきましては、詳しくは担当課長をして答弁させますが、3度目というグループホームの件につきまして一言申し上げます。 実は、私の知人が福生で市の要請でこれをつくりまして、福生の場合には私どもより人口が、御承知のように、倍。市内の入居者がいないので、困ったので、市外からこれを募集するという御相談を受けました。これが半年前でございます。そのような状況を見まして、瑞穂町の状況から、現在の利用状況を踏まえ、また利用者のニーズを見極めながら対応したいと申し上げたわけでございます。 以下は担当課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎高齢者福祉課長(中根厚夫君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 まず、1点目の関係でございますが、地域包括支援センター、この開設でございますが、4月1日に向けて、今、準備を進めているところでございます。 また、場所でございますが、4点目に関連すると思いますが、運営方法も含めましてですが、これは直営で高齢者福祉課内に設置をする予定で、現在、あわせて準備も進めております。 また、配置する職員でございますが、ここには3人の専門職の方、保健師の方、また社会福祉士、また主任介護支援専門員、いわゆる主任ケアマネ、この3名の専門職の方を配置する予定でおります。 業務の内容といたしましては種々ありますが、大きなものの一つとしまして、今回、御質問いただいております介護予防に関する事業でございますが、65歳以上の方を対象に基本健康診査を行いまして、この中から一般高齢者、それと特定高齢者に分けた高齢者を把握し、それぞれの高齢者に対しまして事業を展開するものでございます。 2点目の1点目の成年後見制度の内容でございますが、成年後見制度につきましては、先ほど町長が申し上げましたように、介護保険の方の予算の方に組み入れてございますが、この成年後見制度の利用に当たりまして、申し立てを町長が行う場合には、申し立ての費用と、あわせて町が後見人報酬の助成を行うということで、ただいま申し上げましたように、経費として計上させていただいております。 2点目の2点目、グループホームの関係ですが、ただいま町長が申し上げました例も一つございます。今後につきましても、このグループホームの設置につきましては、現在のところ、計画はございませんが、今後のサービスの提供の基盤等を踏まえ、また利用者のニーズを踏まえた中で、そういったものを見極めながら対応していきたいというふうに考えております。 それから、3点目のモニタリングの内容でございますが、議員の草津町の例でございますが、草津町では確かに1,000万円ほどの経費をかけて個別にカードリーダー、これは読み取り機を使った中で設置して対応しているということでございます。 ただ、訪問介護の利用者が50件でございまして、この50件に対して草津町では3事業者が対応しているということでございます。瑞穂町では訪問介護の利用者が150名前後おりますので、なかなかそういった対応も難しい、経費的なものも難しいのかなと思っております。 現在、町で使っておりますモニタリングシステムにつきましては、東京都の国保連が東京都独自で開発したシステムを使って検索を行っております。今後も、このモニタリングを使った中で対応していきたいと考えております。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) それでは、2点にわたり再々質問させていただきます。 認知症グループホームにつきまして、ニーズを踏まえながらということでございまして、今後、検討していくというようなことでございますけれども、そのニーズというのはどこで把握をしていくのか。具体的に、例えばアンケートをとるとかいうのはどうかと思いますけれども、そのニーズという感触を明確にするような、何かの方法で瑞穂町の高齢者の認知症を把握するのか。その辺はもう数字的には出ていると思うんですよね。だから、その辺の数字をちょっと明らかにしていただいて、それが出てからというのではなくて、もう現状というのは私としては把握しておりますので、担当としても把握しているのではないかと思います。 あとは、どこでそういう取り組みをしていくかというところでございますが、まず計画に入れるとか、その後に実施するとか、何かプロセスというのがこれから必要だと思うんですね。その点について、もうちょっと具体的にお話しいただきたいと思います。 それから、モニタリングの件でございますけれども、現状のままでやっていけばいいということでございますが、瑞穂町におきましても今後、今年度ですね、平成18年度、介護保険の保険料も値上げをするのではないかと思います。そのままでいいのかということですよね。やはり各自治体の責任でもって、その介護保険の増加を防ぐ手立ても考えていかなければならないと思うんです。それはやはり町としての担当、町長の意欲につながるものではないかと思いますので、現状のままでいいというような、このようなデータが出ているにもかかわらず、そのような発言があるというのはちょっといかがなものかなと思いますので、その点についてもう一度お伺いいたします。 ◎高齢者福祉課長(中根厚夫君) お答え申し上げます。 ニーズというお話でございますが、第3期介護保険事業計画、これは平成18年度から開始しますが、これに伴いまして、町の方では住民アンケート調査も行っております。この中から、今回、こういうふうな計画を作成する、今、準備を進めているところでございます。 また何名いるかということですが、町の方としては、現在、この利用をしている方は、日常のグループホームの利用ですね、これは3名だったと記憶しております。 続きましてモニタリングの関係でございますが、この効果ということで、草津町の効果でございますが、これにつきましても私どもの方でちょっと確認をさせていただいているところでございます。先ほど申し上げましたように、カードリーダーを設置し、事業者がそこでカードを記憶させる。それは介護に行った時間、それから出る時間をそれぞれカードで読み込ませる。その読み込ませたデータを週1回、電話回線を使って町の方のサーバーに落とす。その落とした時間と、その内容について、利用した時間とサービスプランの内容を町では確認しているというような話は伺っておりますが、確認して、それ以上の追跡による調査は行っていないと。担当の方からのお話につきましては、抑制効果にはなっていると思うが、というようなお話も伺っております。 町としましては、国保連の開発しましたシステムを使って、今後もこちらのシステムの中から、そういった介護給付費の適正化を図っていきたいと考えております。 なお、町としましては、このシステム以外に直接サービスの利用者全員、これは在宅、それから施設に入っている方というか、サービスを使っている方全員につきまして、使ったサービスの内容等について記載したものを郵送で送って確認をしてもらっていると。これは年2回行っております。またプラン作成に伴うケアマネージャーに対しましてのケアプラン作成技術の向上ということの研修も国からの補助をいただいた中で実施しております。今後もこの介護給付の適正化につきましては、こういった事業を推進しながら進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) 最後につきましては、ちょっと私の質問の趣旨をわかっていただけないようでちょっと残念ですけれども、グループホームの方はぜひとも前向きに取り組んでいただけるとありがたいと思いますので、今後とも引き続きやっていただきたいことを申し上げて、終わります。 ○議長(原成兆君) ここで暫時休憩いたします。昼食等のため、午後の開会時間は1時15分からといたします。                 休憩 午前11時57分                 開議 午後 1時15分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、福島議員の第2問目の質問を許します。福島議員。              [12番 福島千恵子君 登壇] ◆12番(福島千恵子君) それでは2問目に、住民票などの自動交付機の導入をについてお伺いいたします。 既にホームページでは図書館の蔵書閲覧が実施され、平成18年度から図書の検索システムが、また平成19年度より公共施設予約システムの導入も約束されています。このように情報機器を活用した住民サービスの向上への取り組みは行政の大きな課題であります。特に今回質問を通告しました住民票、印鑑証明、各種証明などを発行する自動交付機の導入は、効率化と設置場所の多様化という視点から、多くの自治体が取り入れております。また専用のカードでスタートした自治体も、最近では住民基本台帳カード、住基カードでの利用も可能とし、サービスの向上を図っているとの事例も報告されております。自動交付機の導入について、所見をお伺いいたします。 以上で2問目の登壇での質問を終わります。 ○議長(原成兆君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 住民票などの自動交付機の導入をという質問にお答えいたします。 町では、情報通信機器を活用した町民への情報提供に努めるなど、電子自治体の構築に向けて、順次、取り組んでおります。御質問にもありましたが、図書や公共施設予約システムの導入については、第二次地域情報化計画において取り組みますが、図書予約システムは、本年8月の導入に向けて準備を進めております。 さて、自動交付機の導入については、既に東京都の区市町村の半数弱が導入していると承知しておりますが、設置のためのシステム開発経費やランニングコストなどが多額な割に利用率が低く、また機械の管理上の問題から、職員の勤務時間帯に稼働しているのが実態であります。 このように費用対効果の観点から、半数を超える区市町村で導入を見合わせている状況がありますので、現時点での自動交付機の導入は難しいと言わざるを得ません。 なお、ただいま建設中の(仮称)元狭山コミュニティセンターに役場の連絡所を設け、証明書交付を行うこととしておりますが、今後とも住民に喜ばれる行政サービスの推進に鋭意努めますので、御理解をお願いいたします。 ◆12番(福島千恵子君) それでは、自動交付機の設置につきまして再質問させていただきます。 ただいま町長に答弁いただきましたが、なかなか費用対効果ということで設置が難しいというようなお話でございましたが、私の方としましては、さらに住民サービスの向上という点、または出張所の代わりに設置するというようないろんなことも可能でありますので、そういう点から再質問させていただきたいと思います。 近隣では羽村市が自動交付機を設置しておりまして、現在リースが2台で、実験使用したものが2台ありまして、計4台が稼働しております。市役所に3台で、西口駅の前に1台ということなんですが、平成16年度の利用率を伺いましたら、住民票、印鑑証明を合わせて全体の利用率の3割に当たるということなんですね。先ほど利用率が低いというようなお話もございましたけれども、羽村市の方に電話させていただきましたら、やはり利用率があるので、なかなかやめることはしないというふうなお話でございました。その点もありまして、また住民サービスということで、住民の方も、住民課が大変込んで、待ち時間が長いということで、交付機があったらなというような話も聞いておりますので、そういう点からも、利用率ということもあるということもありますので、今後、積極的な導入をお考えいただければと思いますので、その点についてもう一度お伺いいたします。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 福島議員の再質問につきましては担当課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎住民課長(北爪義孝君) 町長の命により、お答えいたします。 質問の中で羽村市の利用率が3割になるということでありましたが、私の方で確認したところでは2割強というようなところでございます。そのほか利用率につきましては、青梅市が1割程度でございます。 それから、羽村市の方で、この自動交付機が4台あるうち、平成17年度をもって1台を撤去するという話を聞いております。と申しますのは、やはりいろいろとランニングコストが多額にかかりまして、羽村市の場合ですと台数がありますので、1台当たりのランニングコストとしては低くなっているようでございますが、1,000万円以上かかります、1台につきまして。その割に元の経費が賄えないというようなことで、今、庁舎にあります3台のうち1台につきましては、平成17年度末をもって撤去する方向で検討しているということで伺っております。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) 1台撤去ということで私も聞いておりましたけれども、3割ということでちょっと言い過ぎましたけれども、3割弱ということでございます。 そういうこともわかるわけでございますが、一遍に3台置けと言っているわけではございませんで、1台ぐらいはあってもいいかなというようなことで、まずは思っておりますので、その点はそういうふうに思っていただきたいと思いますので、今後の検討の課題に入れていただければありがたいと思っております。 2点目につきましては、これで終わります。それでは3点目に移らせていただきます。 ○議長(原成兆君) 次に、第3問目の質問を許します。福島議員。              [12番 福島千恵子君 登壇] ◆12番(福島千恵子君) 3問目に、子育て推進交付金の活用及び児童館の増設について、お伺いいたします。 まず1点目としまして、東京都は平成18年度予算における子育て推進事業の予算措置について、保育園運営、乳幼児健診、その他の在宅サービスに対して、サービスごとの個別補助制度、つまり補助金の使い方を、都が市町村を束縛していた従来の考え方から、子育て推進交付金制度を創設するとの考えを明らかにいたしました。これは地域の実情に合わせて区市町村が主体的に行う子育てサービスの基盤整備を支援するため、子育て支援基盤整備包括補助制度に改めるというものであります。その中で斬新的な新たな取り組みについて交付金の優遇措置を図るというものでありますが、町として子育て支援事業に対する今後の新たな取り組みについて、見解を伺うものであります。 2点目としまして、子育て事業に関連して児童館の設置についてでありますが、瑞穂町は石畑地区に「あすなろ児童館」が設置されております。各種イベントの開催、幼児の遊び場、情報交換や相談などの多様な活動が展開されております。しかしながら、この種の事業は地域性が求められるものであり、特に人口密集地域で、児童の多い武蔵野地区に児童館設置のための検討を求めるものでありますが、見解をお伺いいたします。 3点目として、なお当面、地域センターの一部を児童館として活用することや出張イベントの開催などを行うべきと考えますが、答弁をお願いいたします。 なお、移動児童館事業として、武蔵野コミュニティセンターにおいて、月1回の割合で幼児向けの事業を開催しておりますが、今後、事業の回数をふやすことやPRによる現事業の周知徹底、あるいはコミュニティセンターの一部を児童館として活用することなどを当面の対策として行うことが必要であると考えます。 以上、児童館の設置及び当面の対策の2点について答弁をお願いいたします。 以上で3問目の登壇での質問を終わります。 ○議長(原成兆君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 子育て推進交付金の活用及び児童館の増設についてという質問にお答えいたします。 1点目でありますが、東京都は平成18年度から、「子育て推進交付金」並びに「子育て支援基盤整備包括補助制度」を創設いたします。この制度は、次世代育成支援東京都行動計画に基づき、子供と子育て家庭の環境整備を支援するもので、町の子育ての施策を格段に向上させるものと考えております。この制度の実施に当たって、瑞穂町の地域の実情に応じた創意工夫に努め、すべての子育て家庭を支援するサービスの拡充を図りたいと考えております。 2点目の武蔵野地区への児童館設置の件でありますが、瑞穂町長期総合計画後期基本計画の中でも申し上げておりますように、新たな児童館の設置については、町全体の事業の中で地域のバランスを考慮しながら、調査、研究してまいります。 3点目の武蔵野コミュニティセンターでの移動児童館事業の拡充ですが、同施設は町民の主体的活動によるコミュニティ形成を図るため設置されたものであり、武蔵野コミュニティセンター管理運営検討委員会の御意見も伺ってみたいと考えております。 また、(仮称)元狭山コミュニティセンターも平成18年度にオープンいたしますので、町全域を視野に入れ、子育て家庭の支援事業の拡充を図る所存であります。 ◆12番(福島千恵子君) それでは、自席より再質問させていただきます。 3点について具体的な質問をさせていただきましたので、もう少し踏み込んだ答弁を期待し、再質問させていただきます。 まず1点目でございます。さきの小泉内閣の組閣に当たりまして、少子化男女共同参画、猪口邦子大臣が昨年誕生し、これからの社会の仕組みを考える上で、少子化問題というのは、国においても、自治体においても、大変重要な事項であるとの質問を前回も一般質問でさせていただいております。そういう意味から、今回もそのような社会情勢を背景にして質問させていただいております。 その中で、平成18年度から実施する子育て推進交付金については、東京都の子育てに関する新たな財政措置の考え方が示されているのであります。答弁にありましたように、子育て推進交付金制度を創設するということで拡充を図っていきたいというような御答弁がございましたので、その答弁を踏まえて質問させていただきますが、具体的な内容につきましてお伺いしたいと思いますので、所見をお伺いいたします。 それから2問目でございますが、児童館の増設につきまして、先ほど町長からも、長期総合計画の後期計画にあるので、地域のバランスを考慮して、調査、研究していきたいというようなお話がございました。 私の方から、バランスということを考慮しまして、各小学校の児童在籍数について調べさせていただきました。いただいた資料によりますと、一小が456人、二小が373人、三小が381人、四小が746人、五小が197人とあります。特に四小におきましては大変突出しており、ほかの小学校に比べまして2倍ぐらい児童が在籍しているのが現状でございます。そういう意味から、先ほど言われた地域のバランスということを考えましたときに、児童数の最も多い四小地域、特に武蔵野地区に児童館の増設が望まれているのではないかと思いました。何らかの対処を求め、積極的な答弁を再度伺いたいと思います。 3点目につきましては移動児童館事業についてです。当面の措置として移動児童館を、今、月に1回あるものをふやしてほしいということを今回質問させていただいておりますが、コミュニティセンターとなりますと、管理運営検討委員会の意見も必要だということはわかりますので、ぜひとも早期に検討していただいて、ただ検討して、だめだったというのではなくて、町の方からも、現在置かれた今の社会情勢を考えながら、少子化問題を訴えていただいて、そして皆様の御理解をいただき、ぜひとも1回でなくて、バランスを考えまして、もっともっと何回も何回もやっていただきたいと思いますので、その点について、もう一度積極的な御答弁をお願いします。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 福島議員の再質問につきましては担当課長に答弁させますが、児童館の問題につきましても、先ほど申し上げましたように、後期基本計画の中でも申し添えてありますので、私からの意見は控えさせていただきたいと思います。 それから、コミュニティセンター移動児童館事業というようなこともございましたが、これも管理運営検討委員会というものがございますものですから、こちらの方の御意見も伺ってみたいと考えております。 あとは担当課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎福祉課長(臼井治夫君) 町長の命によりまして、お答えをいたします。 まず1点目でございますが、事業といたしましては、在宅サービス実施施設整備、常設広場、学童保育クラブの整備等が掲げられております。これは一般補助といたしまして2分の1の補助でございます。こういったところも平成18年度以降、進めさせていただければと思います。 また先駆的事業、これは10分の10です。全額なんですけれども、こういった新たな課題に取り組むと、少子化問題、待機児だとかいろんな件がございますので、そちらを進めさせていただければと思っております。 実際に、この交付金でございますが、平成16年度実績額はおおむね確保されます。平成20年度までは実績をベースに、徐々に交付方法が変更されますので、極端に予算が減るとか、そういったことはございません。また子育てに関する事業なら何でも使用できますということで、幅広く活用できるというメリットがございます。 2点目でございますが、議員がおっしゃるとおり、一小に比べますと四小は1.6倍といった数字が出ております。一番多くの児童を抱えた地区ということで、議員の主張は理解しておるところでございます。そういった多くの児童を抱えているということで、平成15年度から、他の地区では行っていない移動児童館を実施しておるところでございます。 先ほども町長が申しましたように、平成18年度中に元狭山コミュニティセンターの建設とかいろいろの事業が計画されております。武蔵野地区に児童館を計画すると、すぐのすぐというわけにはいきません。先ほども申したように、児童館のあり方について、地域のバランスを考慮しながら、調査、研究していきたいと思っております。 3点目の移動児童館の関係でございます。先ほど議員が申されたように、今、月1回、親子で遊ぼうという形をとらせていただいております。この関係では、ほかの地域とのバランスも考えながら、これから調査をしていきたいと考えております。 武蔵野コミュニティセンター、この場合には、先ほども議員、おっしゃられましたけれども、管理運営検討委員会がございます。こういった方たちと、これから協議をしてまいりたいとは思っております。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) 子育て推進交付金につきまして再質問させていただきます。 ただいま在宅の常設広場ですか、何か広場と、ちょっとその辺がわからなかったので、もうちょっと具体的にお聞きしたいと思います。それを聞いてからにいたします。 ◎福祉課長(臼井治夫君) 先ほど御答弁したのは、在宅サービスの実施施設整備、それと常設広場の整備ということで、この場合には子育て広場とか、もろもろが考えられると思います。そういったことでお答えを申し上げました。 ◆12番(福島千恵子君) わかりました。まさに私がこれから言わんとしているところだったものですから、確認をいただきましたので、わかりました。 それで、今の広場事業なんでございますが、子育て推進交付金に関連して、これは再三質問させていただいておりまして、1年ほど前にも、むさしの保育園に子育て広場事業を行うことを質問しておりますが、答弁では、都の事業で子育て広場事業A型がもう1カ所できると。むさしの保育園の事務所のスペースを利用できないかを調べて前向きに検討するというような答弁もいただいております。 そこで、今回もそういう形で、縛りのないところで常設の広場事業に交付金を充てるというような、そういう解釈をしたんですけれども、それでいいのかということを確認させていただきたいと思います。 ◎福祉課長(臼井治夫君) お答えいたします。 子育て広場事業でございますが、現在、人口2万人以上に1カ所ということで、児童館で啓発事業の方を行っております。これは子育てサークルの育成支援ということでございまして、50万円の2分の1ということで25万円補助をいただいております。 今、言われている、むさしの保育園でございますが、これは啓発事業ということではなく相談事業と。これは年間116万円、そのうちの2分の1ということで58万円というのがございますが、こちらは相談事業が週5日以上ということで制約がありまして、現在、むさしの保育園では、相談事業は組み込んでおりますが、そこまでまだ行っておりません。PRも足りない面もございますので、そういったものを徐々にふやしていきながら考えていきたいと思っております。 また、子育て広場事業といっておりますが、これが今度は子育て推進交付金の方で一括となることで、こういった名称がなくなるかもしれません。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) 先ほども申し上げたように、子育て推進のための子育て広場ということなんですが、1年前に質問して、大変前向きな答弁をいただきまして、1年間本当に待ちわびる思いで今日まで来たわけですけれども、なかなか相手方もあるようなこともありますし、こちら側の姿勢もあるやに思いますが、そういう状況の中で、またこういう質問をさせていただいているわけです。 今までは補助金ということでかなり縛りがあって、なかなかそれだけできるということにはなりませんでしたので、今回こういう子育て推進交付金という形で、全体に施設基盤整備がおくれている部分は、うちの町でも使えるのではないかなと思って、できやすくなったかなと思いまして、また再度同じような質問をさせていただいているんですね。 先ほどのちょっと児童館の件とも関連するんですけれども、学童数が多い割には地域バランスが悪いなということで、こういう子育て広場、幼児のための事業に対しましても、また1年たって、このままということではなくて、本当に町の姿勢としてもっと積極的に進めていただきたいと、そういう思いがいっぱいでございますので、ぜひともまた1年後にこういう質問をしなければならないようなことが決してなく、よろしく頑張っていただきたいと思いまして、もう一度お願いいたします。 ◎福祉課長(臼井治夫君) 武蔵野地区の関係でございますが、先ほどちょっと言い忘れましたけれども、今、学童保育クラブが5カ所ございますけれども、武蔵野地区には西松原と四小というところで2カ所、学童保育クラブを設置しております。また、むさしの保育園の子育て相談事業の関係は、私も園長に、ここで指定管理者になるんだから、何か目新しいことをしないと、かなり監視が厳しいですよということはお話をしてございます。そういった関係で前向きに考えていきたいと思っております。 以上です。 ◆12番(福島千恵子君) わかりました。それで、交付金に関しましては、私がちょっと聞いている話なんですけれども、これから現状どおりにやっていると、だんだん交付金が少なくなってくるやに聞いているんですね。子育ての拡充をして、一生懸命取り組んでいる自治体には交付金を上げていくという、そういうスタンスでいるというようなことを聞きました。 そういう意味から、もちろん少子化という現状の中で瑞穂も同じですけれども、やはり交付金のためにやるというわけではなくて、瑞穂の子育て支援をやっていくという意味で、国からの交付金を少しでもたくさんもらっていこうというような意気込みをぜひ持っていただきたいと思いますので、一言だけ決意のほどをいただいて終わります。 ◎福祉課長(臼井治夫君) 先ほども言いましたように、保育園の事業とか子育ての絡みは、これから議員がおっしゃるように、平成20年度まではある程度今の確保はできると思いますけれども、それ以降は独自で事業を展開しているところに厚く行くというようなお話も聞いております。ぜひうちの方としても先駆的事業を次から出していきたいというような考えではおります。 以上でございます。 ◆12番(福島千恵子君) 終わります。 ○議長(原成兆君) 次に、竹嶋久雄議員の一般質問を許します。竹嶋議員。              [14番 竹嶋久雄君 登壇] ◆14番(竹嶋久雄君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従いまして、一般質問をいたします。 私は、平地林の有効活用を問うと題しまして、町長の所見を伺うものでございます。 都市緑地は、町民の心をリフレッシュさせ、町の景観に潤いを与え、真夏における気温の低減、さらには洪水の防止など、気象の緩和効果や大気汚染防止をはじめ自然環境や、その利用を楽しむことも含め、環境保全に多くの機能を持ち、町が目指す自然と調和したまちづくりを図る上でも、平地林は緑の財産として、自然体系に配慮した活用方法を考慮し、その保全整備が必要であると考えます。 町では町内の美観風致を維持する目的で、樹木及び樹林地の保全についての規定を定め、快適な生活環境を確保することを目指して、樹林地の保全に関する条例を平成15年に制定し、緑の係を中心に取り組んでいることに高く評価するものであります。 その結果も、報告によりますと、保存樹林は、初年度には19カ所であったが、平成16年度には28カ所となり、面積でも約40%も多く、13万5,000平方メートルと報告されています。その後においても、土地所有者の御理解ある御協力によりまして、約20万平方メートルの樹林地が保存指定され、その努力がこのような数字にも成果としてあらわれ、住民からも大変喜ばれています。減り行く緑地の保護活動が進む中で、緑の空間確保は住民生活に欠かせないものであり、これからも、なお一層の積極的な保存事業が求められ、大きな期待が寄せられています。 そこで、保存された平地林の緑を生かし、地域を選定し、住民が利用しやすい環境に整備し、平地林の有効活用をさらに向上させてはと思います。 そこで、元狭山地域にある第三小学校西側一帯の平地林を、子供から高齢者まで幅広い世代が楽しく利用でき、健康づくりにも効果があると言われているパークゴルフコースを設置し、住民の憩いの場として利用したり、また隣接したところには瑞穂第三小学校もあり、この樹林を活用して、子供たちに自然体験学習など、樹林を守り、木を育てることは教育にも深い結びつきがあり、学校林としても併用できるように整備をし、また、この地域には学校、図書館、それに、これから間もなく完成されるコミュニティセンターやJA元狭山支店、さらには神社等の公共施設も大変多く集中しております。町民の大勢の方々が集まりやすいところでもあり、防災緑地として緊急避難場所にも活用でき、まさに一石三鳥の役割が期待されるところで、有効な利用が図られるよう総合的な整備が必要と考えますが、町長の所見を伺うものであります。 以上で登壇での質問を終わります。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 平地林の有効活用を問うという質問にお答えいたします。 平成15年、「瑞穂町樹木及び樹林地の保存に関する条例」を制定いたしましたが、皆様方の御理解の下、着実に成果を上げております。 さて、第三小学校西側の平地林は、不法投棄などの温床となっておりましたが、4カ所を保存指定したことで、良好な雑木林の景観を取り戻しつつあります。 保存樹林の利活用は、後期基本計画の重点施策でもあることから、所有者に打診したところ、お2人から、雑木林の景観を損なわない範囲での利活用の了承を得ております。また、保存樹林地の整備に当たり、財団法人オイスカより支援の申し出もあり、協議を進めているところであります。 ところで、議員、御提言のパークゴルフコースの整備ですが、コース設置基準の一つに、林地等を造成し、つくるとありますので、この場所においては難しいと考えております。 次に、学校林としての利用ですが、過去の議会で他の議員から同様の趣旨で御質問をいただきましたが、当時の状況から、段階的に利活用を図りたいとお答えいたしました。したがって、状況の変化にかんがみ、総合的学習等の場として利活用を前向きに検討する時期が来ているものと考えております。 最後の広域避難場所の件ですが、既に第三小学校が指定されておりますので、避難場所の指定は考えておりません。 ◆14番(竹嶋久雄君) それでは、自席から再質問をさせていただきます。 私は、登壇での中で大きく分けて三つのターゲットを持ったわけでございますが、今の町長の答弁だと、あまり期待も半分ぐらいできるのかなという感じで、ちょっともう一つ私の方が調べたり、私はこういう感覚でこういう質問をしましたということで聞いていただきたいと思うんですが。 まず、緑を残すということには、先般12月の議会の中でも、公園の関連で、ある議員の方からの質問の中での答弁の中で、これからはどうしても整備を進めたいと、機会を得て用地買収も進めるというような答弁は聞いております。そういう中で、ある程度実現性を望みながら、この質問をしたわけでございますけれども。 先ほどの中で、第1点目のパークゴルフの件でございますが、御承知のとおり、このパークゴルフは、先般、管理職と議員会とでもやらせていただいて、その後の反省の中でも、ほとんどの方が、いやー、これはいいと。こんなことをやってもしようがないと言う人は1人もいなかったように感じました。これは我々もそうだし、職員の方もそうだと思いますが、恐らく住民全体がそういうふうな気持ちでいると思います。 そういう感覚の中でちょっと寂しい答弁だったんですけれども、もう一つ踏み込んで検討してもらいたいなと思うんですが、特にこれは好条件がそろっていますよ、このあれは。とにかく我々にしてもそうですけれども、準備するものもクラブ1本とボールが1個あればいいんですから。そういうことも検討されて答弁をしてもらった方がいいのかと思ったんですけれども、ちょっと寂しかったですね。 それで、範囲も広いわけですから、登壇でも申し上げましたが、子供から高齢者、男女問わず、すべて個人プレーでございますので、あまりいろいろな問題もなくできる。全国で愛好者が70万人いるそうですよ。それで、最近も合併問題で問題になっていますけれども、いろいろ3,000ぐらいの市町村があるようでございますけれども、ここで合併で2,000を割りました。1,000の行政を目標にやっているようでございますが、今、大体このゴルフ場が1,000コースぐらいあるそうです。そうすると、もし行政が1,000の行政になったら、1行政に1コースずつあっても決して不思議ではない。これは単純な計算ですけれどもね。そういう中からしますと、ぜひひとつもっと前向きに検討してもらいたいと思うんです。そういう認識の中で検討されたのかどうかも聞きたいんですね。 それから、面積にしても、これは1コースの中でも9ホールで、500メートル以内で済むそうですね、基本は。そうすると18ホールつくっても、それほどの面積は要らないんですよ。あの面積にぴったりなんです。調べたんです。1ホールのコースが100メートル以内だそうですからね。ぜひひとつそういうことも考えながら、もう一度答弁をお願いしたいんですけれども。 その中で、ここの地域だけで地権者が何名ぐらいいるのか、面積がどのぐらいあるのかも含めてお願いしたいと思います。とりあえずパークゴルフの関連を1点、伺います。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 竹嶋議員の再質問につきましては担当課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎社会教育課長(小池栄一君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 議員、御提言のパークゴルフの件でございますが、確かにコースのレイアウトとかいろいろな中では、9ホールでは500メートルぐらいという基準もございます。ただ、樹林地の保全とか、そういうものの観点から考えますと、議員と管理職とのパークゴルフをやった場所につきましては、既にショートコースとして先に造成されたところを、その後パークゴルフとして利用されているというふうに承っております。そのことから考えますと、人工的に手を加えるのが、自然の保護と樹林地の保護と、いかがなものかなというふうに考えます。 そのような観点からしますと、瑞穂町がさきに先行して取得してあります総合体育施設の用地、いわゆる以前に交通公園があったところを含めたところが約1万7,000平米ほどございます。ただ、それは平成15年度に約1,000万円ぐらいの投資をしておりますので、これについては今すぐどうのこうのというのはなかなか難しいかと思いますが、あの部分の利活用も議員の中から何人か御提言いただいておりますので、そういう面を含めて、そちらの方で検討してもいいのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ◎建設課長(古川光雄君) 三小わきの平地林の地権者です。22名、36筆ございます。面積につきましては8万5,000平方メートルでございます。 以上です。 ◆14番(竹嶋久雄君) それでは、1点目の関連でもう一つ。 今、小池課長の方からの答弁で、ほかのところなら何とかできそうとかいうような感じがしたんですが、私はここを木を切って開発しろという意味ではないんです。そこを勘違いしないようにひとつ。木を残しながら有効に活用したらどうかというような内容なんですけれどもね。何かちょっと先ほどの町長の答弁の中だったですかね、なかなか難しいというのは。それは木を切って開発するということではなくて、これを生かしながら、平地樹林の保存だけではなくてやったらどうかということなんですけれども、その辺についてもう一度お願いします。 ◎社会教育課長(小池栄一君) お答え申し上げます。 確かに木を切らずという形だと思いますが、コースの中では、ある程度直線部分がかなり必要で、コースレイアウトが必要かなと思っています。そのような中で、あの自然の樹林地を、そういう形で仮に直線の100メートルのものをつくろうとした場合、恐らく木の問題でコース取りが難しくなるということも当然考えられます。 ただ、自然の保護、樹林地の保護ということを考えますと、木を伐採して萌芽更新とかいうこともございますけれども、そういう面から考えますと、あと自然林を生かしたいろんな学習機会の中に、一応パークゴルフは芝を張るようになると思います。そのようなものに人工的な芝を張るというものがいかがなものかというふうに考えております。その面で、先ほど別なところだったら比較的考えられるのかということでお話しさせていただきました。 以上でございます。 ◆14番(竹嶋久雄君) どうも何かちょっと感覚が違うようなんですけれども、ほかのところはほかのところで利用してもらえばいいんです、私は。そこを改めて指定しているわけですからね。わかりました、それはそれで終わります。 それでは、2点目の方に移らせていただきます。 学校林の関係ですが、先ほど町長の答弁にもオイスカという、これは世界組織だそうですが、財団法人ということで、いろんな関係の中から、そういうものを自然を残すということで、体験させるというふうなお話がございました。これらにつきましても、ぜひ学校から地続きで行けますよね。グランドから直接行けてしまうんですよ。よそのところなんか通らない、道路をちょっと通りますけれどもね、よその土地を通らずに行けるような条件のいいところなんですよ。 そういう中で何とか、学校の先生も、小学校1年生に上がって6年間、すぐ隣に山がありますけれども、山へ足の一歩も入れることができないという状況です、今ね。こんなもったいない話はないですよ、だって。そういうところをこのまま置いておいたんでは、とてもやっぱりね、自然の体験学習というものを学ぶ上では、やはりもったいないんではないかと思うんですね。どうしても教育上、深いかかわりのある樹林地ということです。ですから私は登壇の中で、地域を選定してとあえて入れたんですね。ですから、ここがこういうことになったから、ほかもということではないかと思うんです。ここは何としてでも必要だという地域選定をなされるわけです。それだけ条件が合うんではないかと思うんですよね。 先ほどの答弁にも、ちょっと予算の面もあるのかなというような感じの答弁が入りましたが、都とか国とか、こういう保存制度の中に、いろいろ国土緑化推進機構だとか、そういうのが幾つもあるようですね。ぜひそういうところを調査というか研究していただいて、何とかこれを実現していただきたいと思うんですが、もう一度答弁をお願いします。 ◎学校教育課長(村山正利君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 議員の御提案でございますが、現状の学校の状況を踏まえながらお答えを申し上げます。 まず、第三小学校に隣接するということで、この樹林地を活用するということは、非常に御提言の趣旨は的を射ているというふうに思っております。ただ現況の中では、おっしゃられるように、整備もされていない中で子供たちを開放するということは非常に難しいと思っております。 学校の先生方の考えとすれば、環境学習の中で必要性を十分言われておりますが、現状の中では、なかなかこれを学校林としてとらえるのは非常に難しいんではなかろうかと、そういうふうに考えております。 以上です。 ◆14番(竹嶋久雄君) 何か答弁が……、私もそこはわかっているんですよね、現況を見て。現況このままでは難しい。だから、どうですかという質問をしているんですけれどもね。もう一歩ひとつ積極的に踏み込んでいただければ理解しやすいんですけれどもね。こうされては困るという人は1人もいないんですよ。瑞穂町の人が、いや、それは困るという人がいれば別なんですよ。きょうにも、あしたにもやってもらいたいくらいですよ、極端に言いますと。そうですよ。そういう中からね、やはりこれだけの条件が整っているんだから、現況の中で無理だから、お願いしていると、質問しているわけですから、そこをよく理解していただいて、答弁をいただきたいんですけれどもね。 オイスカの子供の森ですか、そういう計画なんかをどんどん積極的にやってもらえるんではないかと思うんですけれども、どうですか、その辺は。例えば東京都あるいは国なりの、そういういろんな施策がありますよね、そういうものと関連して。だって、小学校へ上がって6年間、山へ1人も入れないというんですから。どう思いますか、そういうところを。それじゃあね、せっかくのあの緑の平地林があって、ちょっとそれじゃあ寂しいですよね。ですから、もうちょっと踏み込んだ答弁をいただければと思いますけれども。 ○議長(原成兆君) ここで暫時休憩いたします。再開は2時20分といたします。                 休憩 午後2時08分                 開議 午後2時20分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 竹嶋議員の質問に対する答弁を求めます。村山学校教育課長。 ◎学校教育課長(村山正利君) お答えいたします。 先ほどもお答えをしたとおりでございますが、議員の御提言については十分理解をするところでございます。 私の方といたしまして、教育委員会といたしましては、この土地でございますが、まず最初に、この土地を町の用地あるいは学校用地にしなければ、学校林あるいは御提案のパークゴルフというものはございません。 そうした中で、やはり学校でこの学校林を活用する教育課程上の問題とか、そういうものを含めまして総合的に考えていかなければいけないというふうに考えておりますので、現時点では、先ほど申し上げたとおり、学校林だけでとらえて、その活用というのは難しいということでございます。 以上です。 ◆14番(竹嶋久雄君) それでは、3点目にいきます。 防災緑地の関係でございますが、先ほどの答弁の中だと学校の校庭があるから大丈夫だというような答弁でございますが、私も承知はしているところでございます。 しかしながら、やはり多目的にというか、いろんなものに活用したらどうかという私は質問ですので、現在、防災訓練も暑い盛りにやりますよね、残暑が厳しい中で。もちろん緊急の場合は暑さ寒さもないから、ああいう訓練も必要だと思います。しかし、もしこの樹林がその避難の広域の場所になっていれば、もっともっと効果があるんではないかと思います。 例えば学校の校庭をヘリポートにするとか、そういうこともできるんではないかと思うんです。そこで避難していたんでは、ヘリコプターが来ても、そこへは降りられないですよね。ですから、もっと広く大きな心で扱ってもらえればいいんではないかと思うんですね。 小学校のグランドがあるから、それでいいやというような感じでは、何か私の質問に対してちょっと答弁にならないような気がするんですけれどもね。報告では8,000人から収容されるというグランドの広さではございますが、ただ人がそこへ行けばいいというものではなくて、最近のいろんな災害の現地を参考にしますと、いろんな例えば仮設住宅をつくるとか、仮設のトイレをつくるとか、先ほどのヘリコプターの基地といいますか、ヘリポートをつくるとか、いろんなことが発生しております。そういう中で、やはり三小のグランドだけでは効果がないと思います。 例えば緊急の場合の住宅をつくるのでも、山林がそういうふうに指定されていて、そこへ、では仮設住宅を何百戸つくるとか、仮設トイレを何百つくるとかということも活用できるんではないかと思うんですよね。それでも学校は、場合によれば授業ができますね、そういうことになれば。 そういうところからして、オープンスペースとでもいうのかね、そういうふうな使い方で、ここが指定されているからいいやではなくて、こういう場合はこうだからということで、もっと心を大きくしてやってもらいたいと思うんです。そうすれば、これは元狭山地区だけではなくて瑞穂町全体として必要だと思うんですよ、防災の拠点として。 今これで各学校と、瑞穂町全体で9カ所ですね、そこが指定場所になっておりますが、もしヘリポートに使うという場合に、全部そこの広い場所がこういう場になっていたら、ヘリコプターも降りるところがないんですよね。そういうときに、ここの山林を緊急避難場所に使えるようにすれば、三小のグランドへでもヘリポートとして使えるように、広範囲な利用価値ができるんではないかと思うんですね。そういう認識の中から答弁をお願いします。 ◎地域振興課長(遠藤秀雄君) 町長の命により、お答えいたします。 まず、樹林地の利用ということなんですけれども、先ほど議員の御指摘のように、第三小学校につきましては9,828平米、そして対象人員が8,200人収容できるようになっております。そして、緊急の避難場所というのは更地、とにかく人の情報確認をするということが、まず第一番目にございます。 それからもう一つは情報の収集、伝達、これをするためには、やはり第三小学校のように、各緊急避難場所のように防災無線の整備、それから災害備蓄用倉庫の、そういったものの資材を提供する必要がございます。 御指摘の場所でございますが、これは指定樹林といいますのは場所を指定しただけでございまして、それは町の方と、その下の用地を賃貸借の契約というふうにはしておりません。 それからもう一つ重要なことは、今の樹林地、これにつきましては地域防災計画にも書いてありますように、オープンスペースの延焼をくい止める場所というふうな位置づけがしてございます。 あとヘリポートにつきましては、各小中学校についてはヘリコプターが離陸できるようになってございます。 そして、そこの場所を指定することによりまして、そこの貴重な樹木を伐採することは、やはり延焼をくい止める意味においても抵抗があるんではないかなというふうに思います。 以上です。 ◆14番(竹嶋久雄君) どうも話が食い違ってしまっていてね、もう1回します。 私は、保存樹林のこの条例を適用してやれと言っているんではないんですね。この主題のとおりですよ、平地林の有効活用ですから。皆さん、答弁をいただく中で、ちょっと食い違いがあるのかどうかわかりませんが、平地林の保存樹林という感覚の条例の中での扱いではなく、ここのところは、ですから特別なところと登壇でも言っていましたね。地域を指定してということは、一般の平地樹林のことではなく、そこを指定して、選んでやってくださいと、やったらどうかということなんですよね。 ですから、先ほど町長の答弁の中で条例がこうだからと言われましたよね。その条例の中でじゃなくて、別な感覚でやってもらいたいと、やったらどうかと、そういうことなんですけれども、ちょっとあれかね、質問が、大丈夫ですか、わかりにくいですか。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 竹嶋議員の再度のいろいろな御質問にお答えいたします。 平地林の有効活用を問うということでございますが、この思いは私も十分わかるわけでございます。貴重な税金を使いまして樹林地の整備を着々と進めておるわけです。これが都心であれば、ただ緑の木が生えている公園でも許されると思うんですよね。瑞穂町の場合には、まだまだそういう意味では、木を植えているだけでの公園では抵抗の向きがあるように聞いております。 したがいまして、保存樹林の整備が着々と進む中で、これをもう少し一段進めて有効活用すれば、町民の意思に沿うんではないかという御趣旨だと私も十分理解はしているつもりなんですが、パークゴルフとか避難場所と、ちょっと話が飛んでしまうように思いまして、まことに申しわけないんですが、こういうところで笑っては申しわけないんですが。ですから、先ほども申し上げましているように、過去の議会で他の議員からも御趣旨、御説明がございましたが、状況の変化にかんがみまして、平地林の指定ということで放置しているわけではないんですが、それ以上の利活用を前向きに検討する時期に来ているんではないかというふうにも十分思うわけでございます。 なかなかこれがといういい話が今のところ出ておりませんから、議員には明快なお話ができませんで、申しわけないと思うんですが、いずれにいたしましても、保存樹林地の整備が着々と進んでおります。これは本当に町民の皆様方のおかげと感謝しておるわけでございます。これを一歩進んで、もう少し有効活用ということで、段階的に利活用を図る方法については今後とも前向きに検討いたしまして、議員御提案の趣旨に沿うように努力したいと思います。 以上でございます。 ◆14番(竹嶋久雄君) それでは、答弁は結構ですけれども、何とか思いはわかってもらえたようです。有効活用を前向きにということですが、とにかくあの場所は、先ほどから私も言っているとおり、ああいう環境の場所ですので、町の宝の山です。ごみの山にならないように、責任持ってひとつお願いしたいと思います。 終わります。 ○議長(原成兆君) 次に、小山時夫議員の一般質問を許します。小山議員。              [16番 小山時夫君 登壇] ◆16番(小山時夫君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従い、一般質問をさせていただきます。 国では今国会に、中心市街地の空洞化に歯止めをかけるため、商業施設などを中心市街地に誘導する方策を盛り込んだ「まちづくり3法」の改正を2007年実施の方向で検討に入っていると聞いております。 改正の具体的な内容は、都市計画法、中心市街地活性化法、大規模小売店舗立地法の3法を改正し、郊外の土地利用の規制を大幅に強化し、今まで大型店舗の用地として活用されてきた農地等の転用条件を厳しくするものであると聞いております。 この改正の利点は、自動車等を運転できない高齢者などの不便解消と、駅前を含む中心市街地域の閉店した店の並ぶシャッター通りを、もう一度交通弱者の手に呼び戻すものと言われております。 反面、郊外出店規制が大幅に強化されるため、土地の有効利用が妨げられ、経済的発展を阻害するとの面も持ち合わせております。特に我が瑞穂町には国道16号に面した富士山地区ですか、モールの南側周辺、さらには都道179号線の所沢・青梅線に面した栗原地区、都道44号線、瑞穂・富岡、通称岩蔵街道に面した長岡地区等々、この改正法案に該当するような広大な土地があります。 この法案の進捗状況によっては、現在計画中の栗原地区の区画整理事業、また長岡地区コミュニティセンター建設に伴う道路の造成、さらには本平成18年度予算に計上されております福3・5・24の都市計画道路の造成、この土地も、これは町営グランドの東側に当たると思いますが、等の地を計画しております。 さらには東京都が中心になっている都道166号、旧16号の拡幅と、箱根ヶ崎駅東口の整備にも、少なからずの見直しや支障が出てくるように私は心配しているところであります。 このような支障がある場合は、既に関係住民への説明を2カ所ほどは行っているように聞いておりますが、それらに対する変更の再説明も必要になってくるのではないかなという気もします。これらの点があるのかないのか、まずお伺いをしたいと思います。 特に農業後継従事者不足による農地の転用等を将来的に考えている住民の方々には大きな心配の種となるような気がします。これらの対策をどうするのか、あわせてお伺いをしたいと思います。 また、今後のまちづくり全体構想にも影響が出てくると思います。影響と今後の対策について、また今定例議会に提案されております町の組織改革は、それらの改革に、体制に考慮した組織づくりになっているのかどうか、町長の取り組み姿勢について所見を伺うものであります。 以上、登壇での質問とさせていただきます。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 「まちづくり3法」改正による町への影響と対応を問うという質問にお答えいたします。 「まちづくり3法」とは、「都市計画法」、「大規模小売店舗立地法」、「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」の3法を指しますが、この改正案が今通常国会に提出され、ことしの秋以降の施行を予定しております。 今回の改正は、なかなか効果があらわれない中心市街地の活性化を、この「まちづくり3法」を連動させて都市機能の適正な立地を誘導するとともに、中心市街地の活性化を一層促していくというものであります。 具体的には、大規模集客施設の立地を市街化区域の近隣商業、商業、準工業の各地域に限定するもので、現在、認められている工業地区には立地できなくなります。これは、中心市街地の商業系の用途地区に商業施設等の立地を誘導させるというもので、このため国では、市町村が中心市街地の活性化に関する、総合的かつ一体的に推進するための基本計画を作成し、国が認定すれば補助金を交付するというものであります。 したがいまして、この改正案は地方都市に多く見られる、中心市街地の空洞化に対する国の支援措置であり、議員、御指摘の農地の転用条件が厳しくなり、今後のまちづくりに支障が出るものではございません。 なお、計画中の栗原地区土地区画整理事業予定地は、現在、市街化調整区域でありますが、事業認可が確実な状況になった段階で市街化区域に変更し、良好な住環境のための用途を決定していきたいと考えております。 箱根ヶ崎駅東口広場については、都道166号線の拡幅事業とともに、都が施行いたしますが、町の後期基本計画に重点施策と位置づけてありますので、町と都が一体となり、計画を推進したいと考えております。
    ◆16番(小山時夫君) それでは、自席から再質問させていただきます。 先ほど町長が登壇で、栗原地区の区画整理のまず1点を確認させていただきたいと思うんですが、これは区画整理して、農地の転用は難しくなるけれども、区画整理事業の中で、そういったきちんとした基本計画を出して、都が認可するんで、農地の転用の難しさの心配はないと。また、この転用の法律に該当するような大きな調整地域とか、そういうものを含んでいない区画整理をするんだという確認で今のところは問題ないということなのか、まずその1点を確認させていただきたいと思います。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 小山議員の御質問につきましては担当課長に答弁させますので、よろしくお願いいたします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) 町長の命によりまして、お答えいたします。 ただいまの「まちづくり3法」については、先ほど町長が申したとおり、中心市街地を新たに活性化させるということで、これをセットにしないと、なかなか中心市街地の活性化につながらないというところがございます。ですから、今言っている区画整理とちょっと違います。 これは、栗原については、現在、区画整理の基本調査、事業調査を今年度行いまして、これから順次、進めていこうというところでございます。現在は市街化調整区域ということでありますが、区画整理の事業に際しましては、まず調整区域を市街化区域に変える必要があります。ですから、認可の段階の少し前といいますか、認可のめどが立ったときには、区画整理事業ということで調整区域から市街化区域に変更するということでございまして、今回の「まちづくり3法」とはちょっと意味が違いますので、こういう点については問題は特に起こらないというふうに思います。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) 質問の仕方が悪くて申しわけなかったんですが、栗原地区の区画整理の中でやって、農地として残る場所があって、せっかく区画整理したのに農地として残されてしまったと、住民の意見で。それで、将来になって、大型店舗に貸したいんだというような地域があるのかないのか。それは、そういうあれは配慮はないんですねということを聞きたかったんです、この栗原地区の区画整理については。それだけ1点、お尋ねします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) それでは、お答えいたします。 これは区画整理で全体が市街化になるわけですね。それで、現在、ここをこうするということで決まっているわけではございません。これから計画しまして、用途地区を決定しなければいけないということがあります。そのときにいろんな状況を考えながら、工業、準工を持ってきたり、住居を持ってきたりということで考えますので、そのときに間違いのないような方法でやっていきたいというふうに思います。 ◆16番(小山時夫君) それでは、この件につきましては納得いたしました。ただ、計画を推進するに当たって、当初の説明と違ってね、やったけれども、農地の転用ができなかったということのないように、十分計画をして、説明をしていただきたいと思います。終わります。 2点目については、これは区画整理とは違うんですが、長岡地区のコミュニティセンターを計画し、道路造成をするということで、もう既に住民の説明会を始めたとかいうのは我々もうわさでは聞いておるわけですけれども。これは区画整理とちょっと違うわけですけれども、その辺で大きな農地がありますね、その辺の心配はどうなのか、お伺いをいたします。 ◎産業振興課長(鳥海勝男君) 町長の命により、お答えいたします。 農地の転用、また農業振興地域の除外、これにつきましては、農業振興地域の除外につきましては基準がございまして、まず第一に、国または地方公共団体の事業の場合は除外ができるという1項がございます。その中で除外が可能というふうに考えております。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) そういうことではないんですよね。ここにコミセンをつくるために、つくるとか除外するのはわかるんですよ。除外するけれども、その周辺の農地を持っている方が、おれは除外しないで農地のまんまでいいんだと。だけれども、道路をつくるためには賛成しますよと。道路ができたら、将来、お店でもつくりたい、お店に貸したいというような人がいないのかいるのかと聞いているんですよ。いる場合は、もう説明が違ってくるでしょうと言っているんですよ。その点をお願いします。 ◎企画課長(榎本昇君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 長岡統合事業につきましては、議員も御承知のように、防衛施設庁の補助を取り入れた形での事業ということです。今回、道路整備をする中では、あくまで生活道路の位置づけという形の中では整備を進めていくつもりでございます。もちろんコミュニティセンターの用地につきましては町で、土地開発公社の方で取得し、雑種地という地目になっておりますので、これは支障ないと考えております。 ただ、道路を築造する中では、あくまで農業振興地域の中の農用地に指定されているところもございます。これらについては権利者の皆様に御協力をいただいて、地域の生活道路の整備のために、ぜひ御協力をいただきたいというふうにお話を進めているところでございます。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) それはわかるんですよ。地域施設をつくるんだから、道路がなければだめだから農地を提供してくださいと。それで道をよくしますと。だけれども、将来、道がよくなれば農地の転用ができて、せがれが農地を継がないと、農業をやりたくないと言ったときに、お店に貸して、転用したいというときに、あー、あのときに協力したのに農地の転用が難しくなったというような、後で住民から苦情が来ないような対応は大丈夫かということを聞いているんですよ。 ◎都市計画課長(岩本隆君) ちょっと確認だけしたいと思います。今回のこの「まちづくり3法」は農転が、農地法の改正ではないんですね。ですから、農転のやり方が難しくなったとか、どうのこうのということでは全然ないんですよ。あくまでも、先ほど言ったみたいに中心市街地を活性化するために、都市計画法でいえば、大きな店舗が、例えばザモールみずほとかそういうものが、あれは現在工業に建っています。工業で1万平方メートルを超えるものについては昔は問題なかったんですが、これからこの法律が施行されれば、そういうところでは建たないということなんですよ。 ですから、先ほどちょっと誤解があったと思うんですが、小山議員がおっしゃっているのは、農地を転用して店舗にすると、大規模店舗にするということをおっしゃったと思うんですが、それは今までもそういうことはあまりないと思います。町の方は昔から調整区域の農転については厳しいものがあります。ですから、開発ということは、民間の開発ではなくて、区画整理による開発というふうに御了解いただきたいと思うんです。そういう開発については今までやっていたんですけれども、民間が大規模に店舗をつくるんで、農転をして開発するというのは1件もなかったかと思っております。 ですから、今回のやつは農転が云々ではないんです。ですから、そこのところを御理解いただきたいと思うんです。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) この点につきましては、ちょっと私の理解も違っていたかもしれませんけれども、結構です。 それでは次に移りますけれども、中心市街地活性化法案の改正の利点がそれぞれ私の調べでは、新聞等で書いてありますけれども、病院や福祉施設の公共性の高い施設は中心市街地のところに誘導するとか、空きビルの改修とか、中心市街地にマンションの建設も認めるとか、いろいろあるんですが。これはともかくとして、商業施設の誘導ということで、これについては国と地方で3分の1ずつで3分の2の補助をして、市街化として計画すれば、誘導のための補助金を出すというようなことがあります。 これも同僚議員から再三にわたって旧青梅街道のシャッター街の問題とか、旧青梅街道に歩道をつくれとか、いろいろありますけれども、こういった法案をもとに考えれば、旧青梅街道が簡単にいくとは思いませんけれども、旧青梅街道のあれをどう考えていくのかね、今後どう取り組んでいくのか、この法案を生かす法案があるんではないかと私は思いますので、その点を1点と。 それに基づくと箱根ヶ崎駅東口の商店街のあり方も、ただ都道166号を拡幅すればいいということではなくて、都の造成ですから、駅前の広場の、駅西の商店街の活性化も含めて一緒にやったらよというような計画も可能ではないか、そんなふうにも考えるんですけれども、その辺の取り組みは今後いかがするのか、お伺いをしたい。 2点、お願いします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) それでは、お答え申し上げます。 今、議員がおっしゃっているのは、中心市街地活性化法の中の、これは交付金の関係だと思うんですけれども、これは市町村が策定する基本計画を評価してもらいまして、国が認定するという形かと思います。 これは、すぐに今どうするということではなくて、うちの方も関連がありますし、産業振興の方も関連があります。これは基本的には、やはり中心の商業を営んでいる方が自分たちで頑張っていかないと、これはなかなか難しいと思います。また新たに中心市街地活性化協議会、これは仮称でしょうけれども、そういうものをつくりながら、それは商工会や商店街が中心となって、その中に行政も入って計画づくりをやろうということですから、これは2点目の都道166号の拡幅にも同じことが言えると思いますが、連動しながら、どうやったら、まちづくり、中心市街地の振興策ができるかということを検討して、練り上がったものをやはり国に出すべきだと思いますので、そこの検討を今後していく必要があろうかと思っております。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) 私の言っているのは、まさにそういうことでして、法が改正されたら法の利点はうまく利用して、町の活性化なり、これからの財源の確保に努めるべきだと。確かに旧青梅街道の商店街の改革はなかなか難しいことだろうと思うわけです。そういうものも含めまして、こういった補助制度ができるならば、そういった説明を積極的にやって、前向きな計画を進めてほしい、この法案の改正をもとにやってほしいということをお願いをしているわけです。 あわせて最後に、これは答弁がなかったんですが、東京都の改革の中でも、これは平成18年度、これも都議会で今回の予算説明の中で提案されておりましたけれども、市町村総合交付金の創設というのがございます。町の計画に基づいて、先ほど12番議員の方から福祉の問題で、それぞれ子育て支援の包括交付金の問題がありましたけれども、まちづくりについても積極的に町がやる気が出れば交付金は余分に出しますよと、補助金を出しますよという改正がされ、それが今、議会にのっております。そういうのも含めまして、今回の組織改革の中で、そういった問題も含めていろいろとやられたと思うんですが、これはまた次の項目でありますけれども、その点だけをちょっと一言だけ、これは町長の方に意見を聞かなければいけないと思うんですが、その交付金創設の対応等についても、今後、十分考えていくのか、お伺いをしたいと思います。 ◎都市計画課長(岩本隆君) お答え申し上げます。 確かに交付金ということで、これは若干振興交付金や調整交付金などの統合ということで、そういう創設に向けてということで話は聞いております。 具体的には、今、市町村が道路について整備するということをおっしゃっていると思うんですが、ちょっと問題もそこの部分にはあろうかと思います。というのは、これは町道の場合はいいと思うんですが、あくまでも、今、青梅街道の商店街というのは都道なんですね。都道の青梅街道は狭いものですから、商店街振興のために歩道を設置するために拡幅するとなると、これは東京都の事業なんですよ。そうすると、これが東京都の都道に隣接したところで、町が申請して、もらえるかどうかというのもちょっとあるんで、これはまだはっきりしないところがありますので、いろいろ検討させていただきたいと思います。 それから、組織の関係ということなんですが、それとこれはちょっと別問題なものですから、これはこれで先ほどの中心市街地の基本計画と同様に、やはりこれもあらゆる面から検討しなければいけないと思いますので、検討させていただきたいと思います。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) 旧青梅街道の都道の話と、これは別なんですよ。東京都が出す、今、都市計画課長が言ったように、町道、その他、都市計画道路に補助金がどう出るか、これはちょっと私もよく勉強していないんでわからないんですけれども、そういった問題も行き詰まっている問題が数多くあるわけですね、町道の中でも。そういったものを積極的に、こういう法の改正につき、交付金の改正につきまして前向きに取り組んで、住民の不便を解消していくような組織改革なり、そういった、これからは法を先取りした仕事をしていかなければいけないでしょうということを言っているわけで、その辺のことは間違いのないように、もう1回お願いします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) 間違いなく検討するというふうに言ったつもりだったんですけれども、これはあわせて町にとって非常にいいことであれば、多方面から検討しながら取り入れなければいけないというふうに思っております。 以上です。 ◆16番(小山時夫君) 終わります。 ○議長(原成兆君) 次に、青山晋議員の一般質問を許します。青山議員より2問の通告を受理しておりますので、まず第1問目の質問を許します。青山議員。              [9番 青山 晋君 登壇] ◆9番(青山晋君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従い、2問の質問を行います。 1問目、小学校での英語授業について問うと題して一般質問をします。 現在の学習指導要領では、小中学校で教える科目を定めており、小学校では教科書を使わず、成績もつけない総合学習の一環として英語を教えることはできても、正式な科目として教えることは認めておりません。 しかし、国は2003年から地域を限って規制緩和する特区で研究開発学校設置事業を開始し、金沢市や高知市、豊橋市など、全国67自治体の小学校で英語授業を正式科目として認められております。 認定小学校では、小学校段階から英語の能力、関心が向上した、また教員の教える意欲も高まった等の声が出ており、英語授業が高く評価されているため、構造改革特区推進本部の評価委員会は、公立の小学校で英語を正式な科目として教えられるようにするなど、自治体の判断でカリキュラムを柔軟に変更できる仕組みを設けることを決め、小学校での英語授業を全国で展開することを認めました。 このことにより、国に対して今までのような特区申請は不要になり、文部科学省の審査のみで指定が受けられるようになります。系統的なカリキュラムに従った英語の授業を計画的に行うことにより、英語を通した積極的なコミュケーションを図ろうとする能力を育成するとともに、さまざまな英語活動や外国人との触れ合いを通して英語に慣れ親しみ、異文化を理解し、国際社会の中で大いに活躍できると思います。 我が町は横田基地と隣接しており、今までも日米親善地域交流合同演奏会や産業祭等で交流を深めてまいりました。小学校から英語授業に慣れ親しむことにより、なお一層の交流も深まり、若い世代の人たちが、今後、国際社会の中で伸び伸びと活躍できるように、文部科学省の指定が受けられるようになったときには、小学校での英語授業を導入すべきと思いますが、教育長の所見を伺うものであります。 以上、登壇での1問目の質問とします。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。川島教育長。              [教育長 川島一郎君 登壇] ◎教育長(川島一郎君) 小学校での英語授業について問うという質問にお答えします。 児童・生徒には、これからの国際社会を生きる日本人として、世界の人々と協調して、国際交流などを積極的に行っていけるような資質・能力の基礎を養うことが重要であります。そのためには、英語による実践的なコミュケーション能力を育成することが求められます。 しかし、平成16年12月、国際学力調査の結果では、読解力や記述問題に課題があり、日本の子供たちの学力が低下をしていることが判明いたしました。残念ながら、当町の児童も、この傾向にあります。 国は、これらを補うため、次期の学習指導要領では、言葉や体験などの学習や生活の基盤づくりを重視する「言葉の力」を、すべての教育活動の基本的な考えにすることを打ち出しております。したがって、今、瑞穂町の児童には、次期の学習指導要領の核となる「言葉の力」を培うことで、確かな学力の向上を図るための基盤を身につけさせるとともに、日本語により思考し、他者を理解しつつ、自分を表現することや、社会と対話をしつつ、知的活動を行うことができるようにすることが重要であります。 一方、町の小学校では、国際理解を目的に英語活動に取り組んでいる学校もありますし、身近に国際交流が可能な施設がある利点を生かし、国際交流の一環として英語活動を推進することが可能であり、こうした国際交流は今後とも充実をさせることが大切であると考えております。 教育委員会といたしましては、文部科学省の動向を見ながら、小学校における英語教育のあり方について研究を進めたいと考えております。 ◆9番(青山晋君) それでは、自席にて再質問をさせていただきます。 今、教育長の方から話がありましたように、まず、今、全国的に日本語そのものが低下しているという結果が出ているという話ですけれども、その辺に力を入れていきたいということでありますが、やはり英語の授業というのは、現在、中学は勉強していると思いますけれども、小学校の低学年からの英語の授業をしているところの話を聞きますと、非常に小学校の低学年からのそういう英語の覚え方といいますか、そういうものが素直に頭の中に入ってくるということで、中学になってから文法的なものとか、そういうものを勉強するよりも、小学校から勉強した方が英語に対する理解が深まってくるという、そういう話も全国的に出ております。 そういう意味で、先日も教育研究全国集会というのが行われましたけれども、ここで英語の教育を取り入れているところの教師の話等々も出ておりました。これは報道ですけれども。例えば慣れない英語で自分の考えを相手に伝えようとする努力は、コミュケーション能力を高めるということで非常に大事だという意見。また大阪府では9割以上の小学校が英語の授業を取り入れている、これは特区だと思いますけれども。そのときに、その実態をこの教師は報告しながら、小学校英語は定着しており、是非を論議する段階はもう過ぎたと。9割以上の小学校で英語を取り入れているところは、そういう方向に進んでいるところもあるということだと思います。 また、小学校英語の賛否両論、今、教育長が言われたように、まず国語の読解力とか、そういうものをつけなければいけないということもあって賛否両論あると思いますけれども、またある小学校では、教師にも生徒にも英語がかなりの負担になっているという小学校もあるという話も伺っております。 そういう意味で、この研究会の集会での話の中から、そういう負の状況よりも、英語授業は大事であるし、必要だという、そういう意見の方が多数あったということで、この点について教育長は現在、さっきも話がありましたように、確かに大事だというのはわかっているけれども、日本語の国語をまずやっていくんだということに対して、その辺の見解といいますか、教育長としてどのように考えられておられるのか、伺います。 ◎教育長(川島一郎君) お答えを申し上げます。 登壇でも申し上げさせてもらいましたように、中央教育審議会の教育課程部会の審議の中でも、いわゆる国語を重視をした形が、今、論議をされているところでございますし、今、論議をされている小学校での英語活動につきましては、その重要性は認めながらも、必修化についてはまだ結論が出ていないという状況であります。 こういうことを踏まえながら教育委員会としては、今後のこの教育課程部会の審議等の経過を見据えながら、教育委員会として、いろいろ研究をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆9番(青山晋君) 全国で、現在、小学校で特区として英語を取り入れている地域というのは、例えば横田基地みたいな米軍とのかかわりのある地域というのは非常に少ないんですね。ほとんどあまりかかわりのないようなところが特区として英語を取り入れているということです。我が町では横田基地を抱えておりまして、交流も盛んに行われております。これは町長も先ほどのあいさつの中で交流に力を入れていくという話をされておりましたけれども、交流に力を入れていくときに、やっぱり必要なのは英語力ではないかなと思うんですね。 先日、行われました合唱演奏会ですか、合同演奏会ですか、このときにも米軍の司令官が見えまして、日本語で初めから終わりまで全部あいさつをしたわけですよね。こういう逆の立場で見れば、日本もやっぱり英語というものを小さいときから身につけて、これからの国際社会に生かしていけるような、そういう人材を育てていかなければいけないんではないかなと思うんですけれども、この点についてもう一度お願いします。 ◎教育長(川島一郎君) いわゆる国際社会に生きる児童生徒を育成していくという観点から言えば、議員、御指摘のことについては大変重要だというふうに思っております。ただ、教育委員会としては、今、たくさん課題のある、いわゆる国語を中心とした基礎的な学力をどう伸ばしていくかということが大変重要だというふうに考えているところでございます。 もちろん登壇でも申し上げましたように、国際交流を重点とした施設が身近にあるということを踏まえながら、そういう点についていろいろ交流を図って、充実をしていくことは大変重要だというふうに考えておりますけれども、今すぐに、いわゆる英語をそのまま小学校の中に導入するということについては、今後の学習指導要領の改正等を踏まえながら、十分に教育委員会として検討していかなければならないだろうというふうに考えているところでございます。 ◆9番(青山晋君) 今、教育長、まず英語よりも国語の授業をしっかりとやっていかなければいけない時期であるというふうな話だと思いますけれども、国語の授業と英語が平行して生徒に教えられるという方法はとれないのかどうなのか。国語の授業をしながら英語の授業をしても、特に国語の授業に対して差しさわりのあるような問題点というのはありますでしょうかね、その点を伺います。 ◎教育長(川島一郎君) 今、小学校における英語の活動につきましては、総合的な学習の時間の国際理解という中で活動を行っているわけです。これは、その中で行っている授業時数等を考えますと、正規の授業を行うということになれば、この総合的な学習の時間等を減じながら行うということになるわけでございます。 今、現状の総合的な学習の時間等の内容から踏まえて、即、英語の授業を展開していくというのは、現在の中では厳しいのではないかというふうに考えているところでございます。 ◆9番(青山晋君) 今、小学校では総合学習の一環として、成績をつけたりとか、教科書を使わないで英語の授業といいますか、勉強をしているということで、それでいいんではないかというような答弁だと思いますけれども。町の中にある、こういう、学校でこれを総合学習の一環というのはやっていると思います。また学校外でもやっているのかと思いますけれども、そういう施設の中での今までの状況ですか、その辺の英語を総合学習の一環としてやっていると、こういういい面がある、こういうデメリットがあるとか、そういうものがありましたらお願いします。 ◎教育長(川島一郎君) 各小学校における英語活動への取り組みについては担当課長の方から答弁をさせます。 ◎学校教育課長(村山正利君) 教育長の命によりまして、お答えをいたします。 まず、小学校での英語活動でございます。これの取り組みでございますが、第二小学校につきましては3学年から6学年まで、総合的な学習でおおむね10時間程度を導入しているものでございます。ほかの第一小学校、今月の広報にも掲載されておりますが、横田西小との交流で、瑞穂町の地場産業、だるまづくりを両校で、小学校3年生だったと記憶しておりますが、つくりながら国際交流をしていると。また、第四小学校では数年前から、やはり西小の子供たちと交流を図っているということでございます。 とりわけ第二小学校の英語活動につきまして、若干そのメリット、デメリットになるかどうかわかりませんが、お話をさせていただきます。 総合的な先ほどの時間数の中で、どのような取り組みをしているかということでございますが、簡単な英会話、それと英語の発音の練習、また文字に触れる活動、この三つを主眼にやっております。そうした中で、やはり議員が御指摘のとおり、大変低学年から始めているという順応性の高い時期に英語を導入するという効果は、これはどの角度から見ても、これは正しいものだと思うんです。ただ、その中で、やはりこれをどのように位置づけするかとか、法的な問題だとか、教育課程の中で取り組むかどうかは、先ほど教育長が自席からでも御答弁したとおり、今後の研究課題であろうかなというふうに考えております。 以上でございます。 ◆9番(青山晋君) よくわかりました。今、国の構造改革特区推進本部、これは小泉首相が本部長を務めておりますけれども、そこの評価委員会の中で今までの特区を2003年に認めて、この3年間は特区として勉強してきて、その成果また評価というものをいろいろ伺ってみたら、かなり効果があるという高い評価を得ているわけですね、全体的に。そういう意味で、今回、改めて特区制度をなくして、文部科学省の審査のみで指定が受けられるようになるということで、特区のときにはかなり難しい基準等もあったと思うんですね。そういう意味で、この中での特区のあれですか、英語、そういうものを評価する、この評価委員会が認めたということはかなり効果があったということで、全国的にこれを展開していこうということだと思うんですね。 特に瑞穂は、そういう意味では英語に慣れ親しむ機会が非常に多いわけですよね。そういう意味では、ぜひこの英語の授業を取り入れて、これはまだすぐではないんですね。すぐではないんですけれども、既にもうこれを認めて全国展開をするという発表までありますので、そうなったときには、こういう国語、小学校の授業にあわせて取り入れてやっていったら、もっともっと国際社会に対する人材等も輩出できるだろうし、瑞穂町の横田基地とのいろんな交流もこれからもっと深まっていくと思いますし、海外視察、海外派遣に行く人たちも出てくると思うんですね。今もそれをやっていると思いますけれども、そういうときに、英語がしゃべれないと、なかなかコミュケーションもとれないだろうし、交流も思うように図れないんだと思うんですが。今からしっかりとこういう方向に国全体が行くということで、こういう授業が展開されることになったときには、いち早く取り入れて、そして、そういう若い児童に英語を覚えていただいて、これから広い国際社会で活躍してもらっていきたいと、そのように思っているわけですね。その点について、全国的に展開が認められたときの状況、今から、これから検討していくということですけれども、その辺を取り入れていくということは非常に大事なことだというふうに思っておりますので、ぜひともこの点は検討していただきまして、今後の検討課題にしていただきたいと、そのように思います。 以上で終わります。 ○議長(原成兆君) ここで暫時休憩いたします。再開は3時35分といたします。                 休憩 午後3時22分                 開議 午後3時35分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、青山晋議員の第2問目の質問を許します。青山議員。              [9番 青山 晋君 登壇] ◆9番(青山晋君) 2問目、休日議会の開催について問うと題して一般質問をいたします。 町は、長期総合計画の中で、これからの行政運営は町民との協働によるまちづくりが必要と位置づけております。先般の定例会でも、住民の方から各議員の発言内容、会議の進捗状況等をなかなか知り得ないので、公開してほしい旨の陳情がありました。会議を傍聴したり、議事録を読んだりすれば知ることができるのでしょうが、現実にはなかなかそこまでできませんとの内容であります。 サラリーマンや仕事を持っている人たちは、ウィークデイに仕事を休んで、また仕事の手を休めて傍聴に来るのは大変なことだと思います。休日議会を開催したある町では、午前10時の開会前になると住民らが続々と町役場に詰めかけて、25席ある傍聴席はすぐ満席になり、この日のために設置したテレビモニターの前でも多くの住民が見入っていたとのこと。また、ある主婦の方は、平日開催される本会議はなかなか傍聴することができないので、休みの日に開会されたので、初めて来ることができた。議員と執行部のやり取りを直接見ることができ、興味深い内容であったと話されていたとの報道もあります。 また、平成の大合併でも、小さいながらも合併しないで自立の道を選んだ福島県の矢祭町の根本町長は、新しい時代の新しい議会のあり方として、夜間、休日議会の開催も大事であると話されております。行政運営、議会について、もっと住民に関心を持ってもらい、新しいまちづくりの推進に積極的に参加してもらえるよう検討すべきと思いますが、休日議会の開催について、町長の所見を伺うものであります。 以上で登壇での一般質問とします。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 休日議会の開催について問うという質問にお答えいたします。 町では、後期基本計画及び行政改革大綱に、地域の課題を身近に把握している町民と町が今まで以上に手を携え、協働してまちづくりを進めていくことが、より重要であると位置づけております。 町議会におかれましても、以前から議会だよりの充実に努められ、3年連続全国コンクールに入賞されているほか、役場ロビーでの議会中継やホームページ上での議会会議録の公開など、情報の公開に努められていることに敬意を表するものであります。また、平成16年12月の議会活性化委員会からの「議会活性化についての答申書」に基づき、より開かれた議会の構築に向けて御努力されていることも承知しております。 ところで、昨年の第28次地方制度調査会の答申では、議会運営のあり方についても触れておりますが、この中で、休日議会の開催など、住民と議会との意思疎通を充実させるための提言を行っていることは、既に議員も御承知のとおりであります。 さて、御質問の本町における休日議会の開催については、貴重な御提言でありますが、町側だけで一方的に決定することではなく、地方自治制度の弾力化の流れや議会のあり方を検討される中で、町と議会との十分な協議を経て、方向性を見出したいと考えております。 ◆9番(青山晋君) それでは、自席にて2問目の質問をさせていただきます。 今、町長の方から、町と議会と協力して議会運営に当たっていく、また、まちづくりに努めていくという話がありました。この休日議会については、現在行われている地域等を見ますと、やはり町の会議規則の中の第1章第9条第3項、これは瑞穂町なんですけれども、この中にも、議長が特に必要があると認めるときは、休会の日でも会議を開くことができるとありますが、現在、行われている、休日議会を行っている地域では、大体このような会議規則にのっとって休日議会を行っているということは承知しております。 そういう意味から、休日議会を行って、もっと住民に関心を持ってもらうという、そういう観点からお伺いしますけれども、町の一般住民の方といいますか、そういう人たちが、現在、まちづくりのためにかなりの方が携わっていてくださると思いますけれども、この点、何人ぐらいの人数の方が、まちづくりのために、現在、行政また議会にも携わっているのか、伺ってみたいと思います。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 青山議員の再質問につきましては担当課長に答弁させますが、いずれにいたしましても、私も議員のころ、休日議会、子供議会というようなものを視察に行ったことがございます。趣旨は非常に私も賛同いたしますが、行ったところの方のいろいろお話を伺いますと、そのときはいいんだけれども、すぐ元へ戻ってしまうということをおっしゃっていました。ですから、続けて住民の方に議会に目を向けていただくという方法を次々と繰り出さねば、休日にやっても夜やっても、子供議会というのは、またこれは別ですが、というようなお話も承りました。しかし、やはりやった方がいいのかなという感想をそのときに持った記憶がございます。 いずれにいたしましても、詳しくは担当課長に答弁させます。よろしくお願いいたします。 ◎企画課長(榎本昇君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 大変申しわけないんですが、各委員会について何名ぐらいというのは、今ここに資料がございませんので、お答えできませんが、現在、行政改革等を踏まえた中で、公募につきましては、各委員会は必ず公募してくださいということで企画課の方ではお願いをしているところです。例えば我々の方でやっている行政改革の推進委員会、あるいは男女共同参画社会推進委員会、それから現在進めております国際化の計画等々につきましては、住民の皆様の意見を取り入れた中で計画を立てていくということで、行政のまちづくりにつきましては大変御協力をいただいているというように事務局を持っている担当としては感じているところです。 以上です。 ◆9番(青山晋君) 今、町長の方からも話がありましたように、休日議会をやっているところというのは、当初はかなりの人数が傍聴に来てくださっても、だんだんと少なくなってしまうというのは、僕も現実にそういう話を聞いて知っております。 しかし、いろんなデータを見ましても、例えば土曜議会を開いたある議会では、土曜議会を開くということ自体を住民にアンケートをとって聞いてみたら、10%の人が知っているということで、土曜議会を開いていたということを知らない人が90%ということで結果も出てきているということで、この議会では、土曜議会についてPRが不足していると、そのようにとらえております。 また、ある議会におきましては議会だよりの特集を出して、特に休日議会を行いますということで綿密に議会だよりの中で報道しまして、かなりの傍聴者に来ていただいたという結果も出ているということで、なかなかこういう結果としては、こういうことでありますけれども、休日議会についても町長の一存で決められる問題ではありませんし、議会で検討していかなければいけない問題なのかなということは重々承知しておりますけれども、町長として、瑞穂の町でそういうものが必要であるのかないのかということを、町長の所見として伺いたかったわけですけれども、その点について1点答えていただきたいと思います。 ◎町長(石塚幸右衛門君) その前に、何人ぐらい協力者がいるかという話が出ておりましたので、ちょっと一言申し上げますと、私が町長になりましてから、1人の方が10以上いろんな役を持っておられる方が何人もいらっしゃいました。これはということで、今、総務課の方で全部改善いたしまして、名前を出しますと……、といいますのは各課が関連なしに委員を任命しておりましたから、今出しますと、その方がどんな役をいつからいつまで持っているというのがいちどきに出ておりますから、お1人の方で惜しい方がいらっしゃるんですが、二つか三つで、せいぜい持ってもお願いして、なるべくいろいろな方に持っていただくようなシステムも既にできておりますので、すそ野としては非常に広がりまして、いろいろな方に御協力をいただいておるという認識を持っております。 さて、先ほどの御質問でございますが、私も先ほど申し上げたつもりでございますが、いずれにいたしましても、議会活性化委員会で十分御協議いただきまして、御決定いただければ、私どももそれについては努力することにやぶさかではございませんから、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ◆9番(青山晋君) よくわかりました。この休日議会、また、長期総合計画の中でもありますように、まちづくりをしていく上において、住民との協働ということから考えると、やはり住民の方に、1人でも多くの人に参加していただいて、何とか新しいまちづくりをしていこうという、そういう意欲のある住民の方がたくさん出ていただければ、非常に町そのものが活性化されると思います。そういう意味では、今、町長の方の答弁も伺いまして、議会の方で検討されて、そういう方向になるんであれば大いに協力していきましょうというような答弁だと思いますので、また町の議会の方にもお諮りして、その辺の検討もしてみたいと、そのように思っております。町側としましても、これからの長期総合計画の中でのまちづくり、そういうものをしっかりと議会と行政側との連携も密にしてやっていかなければいけないんではないかなと思います。 そういう意味では、このような休日議会にたくさんの傍聴者が来て、行政運営のこと、また議会のことも、やはりいろいろわかっていただいた上で参加していただくということは非常に大事ではないかなと思うんですね。 そういう意味では、町長の今おっしゃられた答弁、それに尽きると思いますので、しっかりとまた町側も議会も、私もそういう提案をしまして、やっていきたいと、そのように思っております。 この件については以上で終わります。答弁は結構です。 ○議長(原成兆君) 次に、小池信一郎議員の一般質問を許します。小池議員より2問の通告を受理しておりますので、まず、第1問目の質問を許します。小池議員。              [5番 小池信一郎君 登壇] ◆5番(小池信一郎君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従いまして、2問の一般質問をいたします。1問目は商店街の歩行者安全対策はと、2問目は残堀川景観の保全をということでございます。 1問目、商店街の歩行者安全対策はということで質問いたします。 青梅街道商店街の買い物客に対する歩行安全対策は、過去にも機会をとらえて幾度となく質問の対象になりましたけれども、現状、対策は図られているのかどうか、疑問であります。個店活性化については、こだわりの店をはじめとして、町もさまざまな支援を惜しまず、全体的に成果を上げつつあると推察しております。しかし、既存商店街の買い物客は、相も変わらず通過車両に締め出されたままであり、顧客の減少は、さらにさらに深刻な状況を招いていると思います。 瑞穂町商店街振興プラン対策委員会が中心となって、平成15年3月に示された商店街振興プラン、これにも買い物客の歩行安全対策は随所に挙げられておりますが、依然として現状の改善はなされていない。そこで、その後の取り組みと今後の具体策について、町長の所見を伺います。 以上で壇上での質問を終わります。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 商店街の歩行者安全対策はという質問にお答えいたします。 青梅街道箱根ヶ崎5・6丁目商店街は、通過交通の極めて多い中、地域と深くかかわり合いを持ちながら商業を継続しております。それぞれの商店では、創意工夫をしながら顧客の確保に努めております。 さて、町では商店街振興プランに基づき、こだわりの店事業、ホームページ作成事業、イベントの実施、名物名産推奨品事業などへの支援、敬老金の商品券対応など、商業振興施策を実施しております。 また、西多摩農業協同組合瑞穂支店の駐車場を土曜日・日曜日にお借りし、お客様用に開放しております。 お尋ねの歩行者安全対策ですが、青梅街道は幅員が7メートル程度と狭く、現況での歩道設置は困難であり、拡幅を伴った整備については、密集市街地であることから、用地買収や移転補償等に莫大な費用がかかり、事業の実施が極めて厳しいとの東京都の見解であります。 そこで、商店街振興プランに基づく支援や、東京都の新元気を出せ商店街事業を活用し、積極的に商店の活性化を図っていきたいと考えております。 ◆5番(小池信一郎君) 自席より、再質問させていただきます。 ただいま町長に御答弁いただきましたけれども、先ほど登壇でも申し上げましたように、個店の振興策に関しましてはいろいろと努力されていると。特にこだわりの店に関しましては大分やはり住民にも周知されましたし、あそこに行けば何があるということもよく理解されて、それなりに個店成果は、成績は上がっていると思うんですね。 それから、拡幅のことに関しましては、私、登壇では触れておりません。これは過去9年か10年前に、拡幅のことに対して、やはり大変難しいという一般質問に対する答弁がありました。最近の2年かそこら前には、やはり同僚議員が質問したときにも、先ほど町長が答弁で述べられたようなお答えと同一のものと私は理解して、現在に至っているわけです。 私が問いたいのは、歩行者の立場から、買い物客の立場から見た目で商店街を申し上げているんです。今まではお客さんのためにいろいろこだわりの店をやってきた。それからいろんな商品も、オリジナルな物を開発した。そうして商店の活性化策はいろいろやってきたと思うんですよね。ところが、果たしてその対象となるお客様はどうですかと。この対策は過去において少しでも改善されましたか。そういったことで、過去にその辺の買い物客の安全策というのは、どういう対策がとられてきたかということをお尋ねしているんです。その点をお答え願います。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 小池議員の御質問につきましては担当課長に答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎産業振興課長(鳥海勝男君) 町長の命によりまして、お答えいたします。 商店街振興プランにも書いておりますが、また、町長の登壇での答弁にもありましたが、西多摩農協の瑞穂支店の駐車場を土・日にお借りいたしまして、そこに車を置いて、商店、各個店に買い物に行くということで、駐車場がないと、どうしても商店の前に横づけで車を置いてしまうと。そういう面からは多少の歩行者のためになったかなというふうに思っております。 また、当然、商業協同組合というのがございまして、その駐車場で果たして足りるかどうかというようなことも話をしまして、足りなければ、もっとほかにもありますよと、あるかもしれませんという話をしまして、とりあえず西多摩農協の瑞穂支店で何年かやってみようということで、現在、進んでいるものでございます。 以上でございます。 ◆5番(小池信一郎君) きょうの議会は、何か質問と答弁が食い違うような場面が多いようですけれども、私が問うているのは駐車場を用意したかということではないんですよ。駐車場は駐車場で大いに結構です。遠距離から車に乗って、または足の不便な人が車を利用して、その人たちは駐車場が必要でしょう、近くまで。ところが、駐車場から降りてから買い物が危ないんですよ、現状は。そのための対策をとられたかどうかを聞いているんです。それをもう一度お願いします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) 町長の命によりまして、都市計画課長の方からお答え申し上げます。 先ほどのことをちょっと繰り返して言わせていただきます。東京都の西多摩建設事務所が青梅街道を管理しております。西多摩建設事務所とは年1回、行政連絡会ということで、これはうちの町の方からも青梅街道は非常に危険だということで、これは再三、拡幅要望、歩道設置の要望をしておりました。 しかし、先ほど町長が答弁したように、この青梅街道のところは密集市街地ということで、現状のままでは7メートル、例えば1メートル歩道をとると残り6メートルしかないという道路なんですね。6メートルということはセンターより3メートル、車両が2メートル50の車両も大きいのは走りますので、通行が不可能になってくるということで、現状ではだめだと。拡幅をしなければいけないんだけれども、密集市街地なんでできないということで言われておりました。これは一昨年まではそういうことで毎年要望していたんですけれども、今の理由でなかなかできないということで返答しておりましたので、少し現状でできるということの最大のものをうちの方としてはお願いしておりまして、例えば側溝の蓋がちょっと悪いとかいったところは改修してもらいながら、歩きやすいような形をとるということで、現状の道は狭いものですから何とかしなければいけないんですけれども、応急対策という形で東京都には投げかけて、それで対応してもらっておるというところが現状であります。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) ただいま都市計画課長の方から、毎年のように安全対策に関しては要請していると。拡幅をするというのが前提のようなニュアンスがありますけれども、現在、生業中のお店をよく見てみますと、それなりに頑張って続けられているお店は、ほとんどのお店が引っ込んでいるんですよね。今度新しく、今、建て替えて、これから営業しようとするお店は、自分のお店の前を5メートル開けるんだそうです。もうそうしてお客様をできるだけ自分のところに行きやすいようにしたいと。それで、うちの店まで来れば安全ですよといううたい方なんですよね。そこに来るまでは命がけで来てくださいよと、こういうことなんですね。 だから、もう一昔前からこの話が上がっていて、私にしてみると目に見えて改善されていないんではないかと。相変わらず歩行者は危険な状態で、命がけの買い物をしなければならないような、そういう状態に置かれているのは一向に変わっていないんではないかと、そういったことを申し上げているわけです。 それは、毎年、繰り返して都の方には安全対策を申してきたというのは理解するところでありますけれども、ただ具体的に、こういうふうにしたらどうかということを提案していかない限りは、都の方でも頭から、拡幅しなければ安全対策がとれない、そういう答えは、私はあってしかるべきだと思うんですよね。 それで、いろいろと難しいことはありますけれども、これは重々承知しているんですよ。私が再三申し上げているのは、買う者の側から見て今はどうかと、昔とちっとも変わっていないではないかと。高齢者の団体に、行って話を聞きますと、必ずそれなんです。あの商店街には行けないと。それで日用品は、小間物、生活するに必要な物を売っているお店はまだあると。不足業種もありますよ、ありますけれども、生活日用品に関してはまだあると、薬も売っていると。ところが、そこに行けないというんです。 一つの事例を申し上げますと、民地とお店との境と道路の間にロードステップが敷かれているんですね、側溝の上に。これが、天気がそれは1週間も10日も続けばいいんですが、雨の日はスリップするんですよ。自転車でもって買い物をしていた年寄りが転びそうになって、私が慌てて、たまたますれ違ったものですから、ハンドルを押さえたこともあるんです。 それから、おっしゃるように、残り3メートルの車道では、4トン車が入ってきますと、フェンダーミラーを延ばしたらぎりぎりいっぱいなんです。白線の中にいてもフェンダーミラーが飛び出してくるんですよ。もうやはり正直申しまして、私もできるだけ自転車でもってあの前を通って役場に来て、それから休みの日には、あの商店街を往復してみたりするんですけれども、さすがに根負けします。車の方が強いです。 そういった意味で、我々よりももっと先輩のお年寄りは、これは大変だなと。自分の思う物も、身近な物も身近な商店で買えない状態にいるんではないかなと。そういったことで何か対策を至急に、それは沿道整備計画、いわゆる商店街近代化も結構ですけれども、それには時間がかかりますけれども、その時間がかかる前に少し安全対策を講じていかないと、まずいと思うんですよね。 そこで一つ申し上げますけれども、一つは交通規制なんですよね。これは後期の長計でも都市計画道路の整備を進めるということで挙げられていました。あわせて3・5・17号線ですか、あれの八高線の高架も、そう遠くない時期には開通するといったことで、町の中心街を取り巻く幹線道路はどんどんバイパス化していっているわけですよね。そうなってくると当然車の流れは変わってきますよね。そういった面で、一つは交通規制をかけやすくなるではないかと。いまだに4トン車は通行します。4トンは道幅いっぱいです。ちょっと顔を向けたら、フェンダーミラーにぶつかりそうです。 それとスピード制限が相変わらず30キロです。30キロということは、みんな40キロ近くで飛ばしているんです、あそこを。こういうことですら、バイパスを前提として都市基盤整備がこれからどんどん進んでいくと。そういった過程の中で、やはり流れが変わっているから、今から働きかけて、規制はできるだろうという見通し。 それと、ちょうど今、白線のところ、あれは商店の境界から60センチぐらいだったかな、そのぐらいの幅をとっているんです。あの蓋が危ないんですよね。あの蓋を取り外して、そこのところに構造的に、道幅を拡幅しないでも、商店街の方から少し延ばして、少し構造的な区分をつけていったら、歩行するぐらいのスペースはとれるんではないかというふうなことを見定めるわけですけれども、それについていかがかどうか、お願いします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) お答え申し上げます。 今、小池議員がおっしゃったように、確かに交通規制をするのが一番ということがあります。例えば交通規制でも、一方通行にすれば一番簡単なんですけれども、それはバイパスができたときの前提としてだったらわかるんですね。将来的には、青梅街道は3・5・17号が青梅街道の代替道路という形になろうかと思います。 そうして来ますと、交通量がすべてそちらの方とか、あと新青梅街道が平成18年度以降に30メートルの事業に、今後10年間で着手するというような形で優先道路になっております。したがいまして、新青梅街道ができる、3・5・17号が将来できるということになってくると、交通の流れが全然違いまして、今度は青梅街道が生活道路という形になりますので、十分にそういう対応はできると思います。 現時点では、今、議員、おっしゃったように、少しできるんではないかと、現道でもできるんではないかということでお話がありました。うちの方でもそういう形で、何とか危険でないような形をお願いはずうっとしておりました。しかし、東京都の見解は現道のままではできませんと、やっぱり拡幅が必要ですということがありましたので、それ以上のことまでは、うちの方でも言えなかったというのがありますけれども、再度、これは毎年行政連絡会をやっております。そこで、こういうこともできるんではないかという再提案をしまして、東京都には考えていただくという形でやっていきたいと思いますが、基本的には交通量を減らさないことには解決にはつながらない。交通量を減らすにはバイパス的な流れを変えなければいけないと。そのためには、すぐにこれをしろといってもなかなかできないんで、少しお時間をいただきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) そうしますと、あくまでも拡幅を前提とした計画が実行できなければ、基本的な安全対策はなかなか工事しにくいと。ただ、規制はまた別ということですね。これはやはりすぐにでも、例えば迂回路、バイパスが、今現状で2トン車以上を締め出した場合に迂回する道路があるのかどうか。それと速度規制を、日光街道の入り口から200メートルぐらいですよね、あの5・6丁目の商店街は。あそこの出口ぐらいまで、いきなりスピードダウンで落とすわけにはいきませんので、幸いにして信号で待っている場合には20キロの規制で入れると思うんですよ。通過していくと、はっと気がついたら20キロということで、ただそれはもう、もし20キロ規制になるんであれば、それは集中的に取り締まりを強化してもらって、できるだけ商店街のところは低速で走ってもらうというふうな形がとれるのではないかと思うんですね。その辺の感触はどうですか。 ◎都市計画課長(岩本隆君) 先ほど規制と言ったのは、あくまでもバイパスという要素ができた段階で規制はできるんではないかと思います。先ほど言った3・5・17号は、都道166号線から西側の八高線をまたぐ跨線橋なんですが、平成19年度から用地買収にかかっていただくと、東京都の分ですね。区画整理の方は、もう順次進めておりますけれども、八高線から東側、都道166号線の間は東京都が平成19年度から用地買収にかかって、平成21年度ぐらいには工事に入りたいとかいう話は、今、聞いております。そういう道ができれば、青梅方面からこちらに来る場合に、流れが大分違ってくると思います。旧の方ではなくて、3・5・17号から役場の方へ回っていくような形になろうかと思います。 そうした場合と、あと新青梅街道を30メートルに拡幅すると、現在は大渋滞で通りにくいところなんで、旧青梅街道を通っている車両もかなり見受けられると思いますが、そういう流れがすべて新青梅街道の方に行ってしまいますと、大分交通量が減ってくるんではないかと。そういう場合になったときには規制も考えなければいけないんではないかというふうなことで、先ほど少しお待ちいただきたいというのは、そういうところだったんですけれども。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) それは十分わかっているんですが、どうにもならない部分だということで、その時期を待つしかないのかなと、そういう気持ちにまたこちらもなってしまいますと、またここで堂々巡りと。何らかもう少し目に見えた形で、ちょっと変わったなというようなものがないと、さらにやはり商店街は深刻な状態に陥ると。それを今現在、何とか個店がお店を経営して、お店を開いていけるのは、これはやはり町のいろいろ支援、こだわりの店をはじめとした名物とか、そういった物の開発とか、そういったもので個店支援は行っていて、どうにか個店の方は支えていると思うんですが。ところが、やはり買い物客というのはこれから高齢化社会に、もう高齢社会というのは1年、2年が勝負ですからね。もうあしたにでもちょっと転がって足をけがしたら、もう歩けないという状態ですから、1日でも早く、その辺で多少なりとも解消してあげたいというふうなこと。これはもう高齢者の団体へ行きますと、必ずそれを言います。自分が欲しい物を近くで買えないというね。しかも、あの5・6丁目の商店街というのは非常に消費者ボリュームを持った、瑞穂町では一番大きな消費ゾーンを持ったエリアなんですよね。 そういったことを考えますと少しでも形づけるものを、交通規制、スピードの制限規制とか、それから進入、車両の大型の規制だとか、そういったものは、路線は別にしましても、かけられるものではないかと。また行政も警察も東京都も、そのぐらいの今できる可能なものをすぐにでも手を打つということは、やはりもっと積極的に働きかけてもらえれば、可能なんではないかと思って申し上げているんですが、その辺、再度いかがでしょうか。 ◎都市計画課長(岩本隆君) わかりました。都道ですから、あくまでも東京都主体なんですけれども、東京都とよく協議をして、一番安全な方法がどういうことかと、現時点でできる安全対策を両者で考えていきたいと。もちろん警察も入りますけれども、検討はさせていただきたいと思います。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) 高齢者の団体から全権を受けているような感じですけれども、ぜひとも積極的に少しでも改善したという方向を見せて、その後やはり近代化事業に取り組むとかということは、これは別問題で、それは相当後世のためのことであって、今すぐ何とか町の中で、自分が欲しい物は、嫁に頼らず、子供に頼らず買いたいという高齢者のニーズがあるものですからね、そこを何とかひとつ御理解いただいて、積極的に働きかけをお願いします。 1問目は終わります。 ○議長(原成兆君) 次に、第2問目の質問を許します。小池議員。              [5番 小池信一郎君 登壇] ◆5番(小池信一郎君) 2問目の登壇にての質問を行います。 残堀川源流の景観保全をということでございます。景観保全をとありましたが、続けて、その保全と創出というふうなことも含めて御理解いただきたいと思います。 狭山池につながる残堀川源流は、狭山池とともに住民の憩いの場所であり、美しい風景は後世に残すふるさとの景観の一つでもあります。 現在、河川改修が進められておりますが、今は見る影もなく、桜並木はどうなるのかなと、河川の流れはどういうふうに変わるのかなと、護岸の風景はどう変化するのか、今、住民の関心の高いところであります。 そこで、工事の進捗状況と、都に対する要望を含めて、完了後の風景はどのようになるのか、町長に所見を伺います。 ○議長(原成兆君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。石塚町長。              [町長 石塚幸右衛門君 登壇] ◎町長(石塚幸右衛門君) 残堀川源流の景観保全をという質問にお答えします。 残堀川改修事業は、地権者等をはじめ関係者の御協力により、着々と進んでおります。現在工事中の都道166号線までが平成19年度完了予定となっており、さらに上流の狭山池までは、平成20年度以降の工事予定となっております。 町では本事業に協力するとともに、東京都に対して、カワセミの生息できるブロックの使用等、生き物にもやさしい河川改修を要望してまいりました。 残堀川は、狭山池とともに住民の憩いの場所となっており、町としても後世に残すべき大切な景観の一つであると認識しております。 特に狭山橋から下流へ続く桜並木は、川の景観を一層引き立てており、大変貴重なものであります。 なお、桜並木の中に樹木自体が傷んでいるものもありますので、必要な手入れを施し、保存を図るよう申し入れてあります。 東京都でも、現存する緑等は活かし、自然環境に配慮しながら河川改修を進めており、町の考えも十分御理解いただいているものと考えております。今後も議員の貴重な御意見等を踏まえ、残堀川改修事業が単なる治水対策で終わることなく、自然環境と調和したすばらしいものとなるよう要望し、実現させていく所存であります。 ○議長(原成兆君) ここで暫時休憩いたします。再開は4時30分といたします。                 休憩 午後4時20分                 開議 午後4時30分 ○議長(原成兆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 小池議員。 ◆5番(小池信一郎君) ただいま町長の方から答弁いただきまして、非常に景観に関しましては配慮していただいた上に、さらに現在の生態系も崩さないで護岸をつくり上げるというようなことで、住民も楽しみにしていることだと思います。 一つ、構造的なことでちょっとお伺いしたいんですが、旧16号の下はどんなふうになりますかね。川の流れる、いわゆるトンネルのほかに歩道というか、通り抜けできるような、人が通れるような、そんなような部分というものは、本線の方からつながって狭山池に入れるような、そういうようなものができるのかどうか。できないとすると、あれを遠回りして入っていかなければならないわけです。そんなような構造的なことをちょっとお伺いします。 ◎町長(石塚幸右衛門君) 小池議員の御質問につきましては担当課長をして答弁させますが、御承知のように、残堀川河川の改修は都費によって着々と進められております。本当はこれに国費がつぎ込まれれば、もう完成していたはずなんです。ところが、東京都がそういうような計画を立てておりましたんですが、新潟の地震が発生いたしまして、あちらの河川改修に国費が集中的に投資されることになりまして、残堀川が、簡単に言いますと、吹っ飛んでしまいまして、都費で着々と進めなければならないという事態に立ち至ったわけです。したがいまして、住民の方々から見ますと、まだやっているのかということをよく私も耳にいたします。したがいまして、そういうような事情がございます。 しかし、東京都は非常に住民のいろいろな意見を入れていただいております。御承知のように、中央橋から上流の橋まで、それぞれ個性のある橋にしようということで、今までの画一的な橋ではなく、住民の地元の方の御意見を聞いた橋をかけていただいております。それにこたえるために、私どもは小学生に橋名板を書かせたりしておるわけです。 その上に、東京都の方と私どもの担当課の方といろいろ相談しまして、例えば旧川の保存ということも、今、いろいろ進めております。旧川と申しますのは残堀川の旧河川でございます。結局いろいろ無用の長物になったところもあります。いろんな面ありますが、一例を挙げるならば、橋場の裏が、あれが江戸時代に残堀川と狭山池を結んで、強制的に開削された川の跡だそうでございますが、こちらを何とか保存しようではないかというふうな話も担当課の方から上げてございます。都の方も非常に積極的にやってはいただいたんですが、3億2,000万円ぐらいと、びっくりするような予算がかかるんですね。それでちょっと足踏み状態になっていますが。 いずれにいたしましても、ただ単なる河川の改修ということではなくて、これからの瑞穂町の将来を代表するような地域、景観を持った地域、地帯にしたいということで、東京都の方とも鋭意話を進めておるところでございます。 詳しくは、また担当課長に答弁させますので、よろしくお願いします。 ◎都市計画課長(岩本隆君) 町長の命によりまして、お答え申し上げます。 都道166号線、旧16号線なんですけれども、形としましてはトンネルで本線は抜けるようになります。現在の河川のトンネル、こちらの方が歩道という形になります。本線を挟みまして両サイドに歩道がつく形なんですが、上流から向かって右岸の方の歩道は、現在の川の上をつぶして埋めて歩道にするという形で、そのまま現在のトンネルを通って下流の方へ行けるということです。ただし、左岸側の方なんですが、それはちょっとできませんので、上を越えるという形なんですが、できれば右岸側からはずっと通れるという形でできる予定になっております。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) 町長の景観に対する大きな思いはよく理解できました。 それとあわせて、ということは、簡単に申せば、わざわざ都道の方に上がらなくても源流にたどり着くと、下を通れるということですよね、左岸は別にしても。わかりました。 それで、一つ、今はこういうふうな東京都と共同して、これから整備されていくと思うんですが、その様子が住民にはよくわからない。どんな形になるんだろうな、どんな形で完成するんだろうなというのが見えないために、私はこうして質問に立っているわけですけれども、両岸の桜、今は片側だけで5本ぐらいしか、確かに古木ですけれども、もうあと1カ月もすると、非常にいい桜が咲くんですよね。あれを楽しみにしている人もいますし、特に高齢者の方やなんかは一つの憩いの場になっていますからね。 最近では、私が直面したことではハイカーの方、外人の方だったんですけれども、ここに池があるということを聞いて、ここへ来たんだと。すばらしいね、ビューティフルと、こう言ってね、ワンダフル、すばらしいと言っていたんですがね。 そういったことでね、わざわざ外部からも、管外から来る方も見えています。そういったことを考えますと、あそこに完成予定図みたいな何か1枚看板があったら、皆さん、より楽しさが倍加するんではないでしょうかね、待ち遠しくなるんではないでしょうかね。そういったことで、そういったものが可能かどうか。 それからもう1点、もう御存じでしょうけれども、残堀川をずうっと下流の方に、多摩川に向かって行きますと、随所に看板が出ているんですね、案内看板が。案内看板というよりも、残堀川の歴史を明示した看板が出ているんですよ。それは全部文言に、源流は狭山池ということをうたっているんですね。ところが、途中から、すっと切れてしまうんです、あの看板が、村山を越えますと。瑞穂へ入ってきますと、ないんですよ。ああいうのは、やっぱり源流の町ですから、そこにも当然あってしかるべきで、源流まであと100メートルとか200メートルとか、そういったようなことが出せれば、住民も非常に関心を持ってくると思うんですが、そういったようなものを設けるというようなことはお考えとしてありますか、また可能でしょうか。 ◎都市計画課長(岩本隆君) お答え申し上げます。 これは大体簡単な絵なんですけれども、最近になって、やっとこういう形だというのが出てきております。これは今の本川とはちょっと違いまして、そこに人が入れるような形だと思います、その川のすぐわきまで。もちろん川の中に入ってもらっても結構なんですが、それほど浅くしたいということを言っております。ですから狭山池と一体となった公園整備みたいな形になろうかというふうに、今、思っております。 この絵が最近になって出まして、まだこれが確定しているわけではございませんので、東京都とよく相談しまして、どの辺までの絵だったらできるかどうかというのを調整をしたいというふうに考えております。 それと、今、村山の下流の方ですか、どういうものか、ちょっとわからないんですが、町では独自に源流から何メートルという木の看板は全部の橋につけさせていただきました。何百メートルとかいうことで、源流は狭山池ということで、源流から何メートルという看板は、今、ついております。 以上です。 ◆5番(小池信一郎君) その距離表示は私も承知しているんですけれども、一度、自転車で12.7キロぐらいですから、ちょっと一走りしてみると、大きな看板がやはり出ていますね。砂川、立川、昭和公園の玉川上水口に至るまで非常にきれいな看板です。それに全川が書かれているわけですね、多摩川の上流が。 そういったことで、看板も都の方に要請していただいて出るということであれば、大変楽しみだと思うんです。私がこうして質問しても、百聞は一見にしかずで、住民が期待するところで絵看板が出れば非常に楽しみになるかと思うんです。ぜひそれは進めていただきたいと。 あわせまして、これは通告の文とはちょっと違いますが、関連になるかと思うんですが、源流の町の誇りというんでしょうか、これは一つ大きな観光資源だと思うんです。残堀川を南に向かって、南というか、辰巳の方向に向かってずうっと行きますと12.7キロで、ほとんど直線で玉川上水口、昭和公園、そこにぶつかるんですね。何度かそこへ自転車で行ってみますと、歩行者も、自転車で散策している方も結構見受けられるんです。 これは源流へたどる何とかではないですけれども、昭和公園から狭山池源流までウォーキングラリーとか、これは同僚議員のアイデアでもありますけれども、そういったことを狭山池がきれいになれば、それこそ瑞穂町のシンボル公園になれば、そういったことも可能ではないかという楽しい夢が広がると思うんですね。そういったことも含めて、残堀川を至急に表示をしていただくと、そういったことの提案を申し上げます。 以上で終わります。 ○議長(原成兆君) ここでお諮りいたします。本日の審議はこの程度にとどめ、延会とし、残りの一般質問については明日続行したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(原成兆君) 御異議なしと認めます。よって、本日の審議はこの程度にとどめ、延会することに決しました。 御苦労さまでした。                延会 午後4時42分...