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令和3年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2021-03-10

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  1. 羽村市議会 2021-03-10
    令和3年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2021-03-10


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時00分 開会 ◯委員長(濱中俊男) おはようございます。ただいまの出席委員は15人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配付の一般会計等予算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。  日程第1、議案第4号「令和3年度羽村市一般会計予算」の件を議題し、前日の議事を継続いたします。  円滑な審査の進行のため、意見については質疑とは分けて討論の場で行うことといたします。  これより、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。予算書のページは、210ページから263ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。浜中 順委員。 2 ◯委 員(浜中 順) 1点お聞きします。予算書の253ページ、市民農園に関する一番下のほうですけれども、多分、今回抽選をしていると思うのですけれども、抽選の倍率、それから、土地が確保できるのだったらもうちょっと増やそうとしているのかどうか。その辺の状況を伺います。 3 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 4 ◯産業振興課長(宮田満裕) 市民農園の今回の公募に関するまず倍率に関してですけれども、今回、令和3年3月から2年間のご利用に関する公募を市民農園6か所のうち、更新の時期を迎えた4か所で行いました。そのうち、第一農園については倍率が1.1倍、第二農園におきましては1.9倍、第三農園におきましては0.9倍、第八農園におきましては1.1倍となっております。なお、倍率が1.0を下回りました第三農園におきましては、他の応募のあった農園で残念ながら抽選に漏れた方にあっせんをいたしまして、ご利用枠が一杯で埋まっておる状況で、全ての農地が今、一度は埋まった状況になってございます。それから、2点目でございますけれども、新たな市民農園を増やしていくことは考えているかというご質問ですが、これらにつきましては、所有されている農家の皆様等のご協力も得られた上で実現することでございますので、これまでも農家の皆様ともご意見を交わしておりますが、引き続き増やしていけるようなことも協議しながら取り組んでいきたいと思っております。また、新たに来年度また2枠の更新時期がありますので、そちらについてお問合せのあるお客様につきましては、来年の広報はむらをお気に留めいただきましてぜひご応募くださいというご案内を現在させていただいているところです。以上です。 5 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 6 ◯委 員(浜中 順) そんなに倍率は、1個だけ1.9倍というのがありますけれども、前回との増減というか、特徴的な増減があれば教えてください。 7 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 8 ◯産業振興課長(宮田満裕) 前回との増減ということでお答えさせていただきます。今回公募いたしました4園の比較になりますが、第一農園につきましては今年1.1倍のところ、前回、平成31年の時には1.3倍、第二農園が今回1.9倍でしたが、2年前は1.8倍、第三農園につきましては今回0.9倍でしたが、前回も同じく0.9倍、第八農園につきましては1.1倍でしたが、2年前は1.3倍となっておりました。 9 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。梶委員。 10 ◯委 員(梶 正明) 衛生費のことでお伺いします。217ページ、予防接種医師等の報酬、それの219ページなのですけれども、予防接種に要する経費で、予防接種医師等の報酬です。219ページの接種予防委託料新型コロナウイルスの接種がありませんけれども、新型コロナウイルスの接種の予算はどうなっておりますでしょうか。 11 ◯委員長(濱中俊男) 井上副市長。 12 ◯副市長(井上雅彦) 担当からご説明します前に、私から総体的なお話をさせていただきたいと思います。これまでも補正予算につきましては、新型コロナウイルス関係に関しまして、その都度、時期を見て出させていただいております。今回のワクチンの関係につきましても、今後、この会期中に令和2年度の補正予算を出させていただく予定でございます。また、現在、当初予算にも変化があった部分がかなりございます。そういった意味で、例えば、東京都がやっております介護高齢福祉施設等に関するPCR検査、これは今年度一杯だったのですが、これを6月30日まで延ばすというお話も出ていますし、また、出産の応援金として、東京都が出産した方に応援金を出すというお話もございます。それらにつきましても令和3年度なのですが、当初予算には掲載させるだけの時期的なものが無かったもので、それらにつきましては今後、補正予算をさせていただきたいと思っております。令和2年度の補正予算もそうでございますが、令和3年度も当初予算が議決してお認めいただいた後にそういった形で補正予算をさせていただきます。時期的なものもございますので、その時に議会をお開きいただいてということができなければ、これは専決処分でさせていただきたいと思っておりますので、そういった背景があるということだけご承知おきいただければと思います。 13 ◯委員長(濱中俊男) 健康課長。 14 ◯健康課長(大高淳子) 今お尋ねのありました新型コロナウイルスワクチン接種についての委託料等につきましては、今、副市長からお話がありましたとおり、会期中の補正予算での対応を検討しております。この当初予算の時期には、まだワクチンについて通知等も何も無い状態でしたので、令和2年度中に補正をさせていただいて、前回の臨時会の時のように繰り越しをさせていただくというお願いをしていく予定です。以上です。 15 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。秋山委員。
    16 ◯委 員(秋山義徳) 関連質問です。ウイルスのワクチン接種について、その時にスポーツセンターで行う予定だと思うのですが、いろいろなところから来ていただくその交通の足なのですけれども、例えば、はむらんを増やすとか、福祉バスのピストン輸送を考えるとか、そういった交通手段については何かお考えでしょうか。 17 ◯委員長(濱中俊男) 井上副市長。 18 ◯副市長(井上雅彦) その件につきましては先ほどお話ししたように、今会期中に補正予算を提案させていただく予定でございます。その中に諸々そういった経費も含まれておりますので、まだ議会運営委員会にもお諮りしていない部分でございますので、この場でお答えするのはちょっと難しいかなと思うのですが、それらについては全てちゃんと考慮して補正予算をさせていただきたいと思っております。その程度で留めさせていただければと思うのですが、よろしくお願いいたします。 19 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 20 ◯委 員(秋山義徳) 商工費なのですけれども、255ページ、商工業振興に要する経費のところなのですが、はむらe市場の参加店舗について、現在、18店舗のようなのですけれども、高齢者や障害者の方がこれは大変ありがたいシステムなのではないかと。これは実施要綱か予算説明にも載っていたのですけれども、これは大変ありがたいシステムなのではないかと思うのですが、今後拡充が必要になってくると思うのですけれども、市としては今後これをどう進めて商工会とタッグを組みながらやっていくお考えかをお聞かせください。 21 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 22 ◯産業振興課長(宮田満裕) 今お尋ねの点は、はむらe市場のことだと思いますけれども、こちらにつきましては羽村市商工会と連携して事業を行っているものでして、現在の参加登録店舗数は、先ほど秋山委員がおっしゃったとおり、18店舗で現在運用しているところです。こちらにつきましては、秋山委員のおっしゃるとおり、高齢者の方々などの利便性が有効に活用されるということも踏まえまして、より充実していくことも図りたく、高齢担当の部署とも連携しながら、民生委員や友愛訪問員などにもこういった制度の活用を、PRをお努めいただくような連携も図っております。また、店舗を増やすという点におきましても、商工会で商業部会や環境衛生部会、各部会の中で会員を増やしていただくような取組みを、引き続きこれからも図っていきたいと考えております。以上です。 23 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 24 ◯委 員(秋山義徳) 現在、市民の皆様への周知、市としてはホームページに掲載していると思うのですが、その他、掲載方法として何か特別にアピールしているようなことはありますか。 25 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 26 ◯産業振興課長(宮田満裕) 市では、今、秋山委員のおっしゃるように、公式サイトなどへの周知に努めておりますけれども、商工会側におかれましても、商工会が発行する広報紙、全戸配布しているチラシが年に3、4回程度あるのですが、そちらに掲載した実績もございますので、そういった手法を併せて市民の皆様に広く周知していきたいと思っております。以上です。 27 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございますか。石居副委員長。 28 ◯副委員長(石居尚郎) 先ほどの副市長のご答弁を聞かせていただいてのお話なのですけれども、今年度も新型コロナワクチン対策ということで、本当に市を挙げて、また、現場の方も含めて全力で今、取り組んできていただいているということは承知しております。また、私たち議会としても、臨時議会をこれまでにない数を開かせていただいてきました。今後もこの年度末、そして、年度が明けたその後も、いわゆる今回の新型コロナウイルスのワクチン接種に対しては本当に動きながら考えていく、考えながら動いていくというのを、国も都も、また私たち自治体もやはりやっています。その中で、かなり市民の方の関心も高まってきておりますので、私たち議会としても、これを共有していく必要があるのだろうという認識を持っております。そういった意味でいけば、日程の関係もあるのでしょうけれども、できるだけ専決処分をやらないので臨時会を開いていくという方向性で考えていただければと思っているのですけれども、そこら辺の認識というのを再度お聞きしたいと思います。 29 ◯委員長(濱中俊男) 並木市長。 30 ◯市 長(並木 心) おっしゃるとおりでございます。議会の議決でと。専決というのはいとまが無いという時の理由でございまして臨時的な措置でございますので、いつでもこちらも正式な議案をと。ただ、このコロナという動きが流動的でありますので、正式議案として出しても翌日にまた国から来るとか、そういう形の流れを承知のうえで出させていただいております。前提がそういうものであると。見えない敵と闘っているものの予算ということですので、そういう意味では今知り得たことについてはきちんとお示しして、議案として臨時会を開いていただいてそこで議決をいただくと。これは大前提だと思っております。国と東京都とかそういう流れの中の一連のもので時間的なものが無かった時にはやむを得ずそういうこともやりますけれども、年度が替わってもそれについてはきちんと履行していくという裏付けはきちんとして、物としての専決には持っていきたいと思っております。先ほど秋山委員からのお話もあったように、羽村の市民の皆様がワクチンを受けていただくと、これが大前提でございますので、そういう意味で今、スポーツセンターで集団の接種ということになっていますけれども、お医者さんにもご利用いただきながら個別だとかそういう形でと。集団のところに皆様が出るチャンスと足が大事でございますので、それにつきましてもいろいろな形で皆様が直接いろいろな車を出したりとか方法については今、考えておりますけれども、接種していただくのが第一の要件で、数多くやっていただく。そのための案件を、今、補正というかそういうところで具体的に練らせていただいて出させていただくということにしていきたいと思います。議会と我々も目的は一緒でございます。 31 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。門間委員。 32 ◯委 員(門間淑子) 衛生費で1点、商工費で1点お尋ねします。  衛生費は223ページです。乳幼児健康診査に要する経費というのが、今年度は健康課が担当していましたが、令和3年度から子育て相談課に移りましたね。これが移ったことで何がどう良くなっていくのか、目的は何だったのか、何が改善されるのかということがまずは1点です。それから、これを見てみますと、非常勤特別職報酬というのも4か所に記載があったのが2つに集約されました。それから、会計年度の費用が6つあったのが3つに集約されました。委託料が、事業数は変化がありませんけれども、728万3000円が事実上は679万7000円、これは駐車場の料金を引きますので、そうすると事実上、委託料が減少になっていて事業数は変わらないということになります。この変化でどのようなことになるのか。事業数が変化ないということですから、その辺りのプラスマイナスについて説明をしていただきたいと思います。  商工費ですが、255ページぐらいになると思います。商工業振興に要する経費です。歳入の法人税の時に、事業所数の変化というのをお聞きました。解散が8、閉鎖が24、転出が9、休止が12とありました。これは今回の感染症による特異的な現象なのか、あるいは事業が後継者不足とか、あるいは時代に合わないということで変わっていくような、そういう例年起き得る変化がこの中にあるのか、そこを市としてはどう見ているのかということをお聞きします。 33 ◯委員長(濱中俊男) 子育て相談課長。 34 ◯子育て相談課長(山本明子) 平成29年度から、子育て世代包括支援センターを子ども家庭部内の係で実施している中で、母子保健事業との絡みは、これは必須でございました健診事業と、それから妊娠期からの支援とがやはり合致していかないと市民にとって不都合が起こるということが確認されましたので、母子保健事業を一体化して子育て相談課で担わせていただいております。その中で良かった点ということのご質問につきましては、やはり妊娠期から関わったお母様方がしっかり母子保健の担当が分かって、事業が分かって、またここに来るというお母さんと市民の方の分かりやすさが一番メリットかなと思っております。またさらに、子どもの1人の成長をしっかり追っていけるというところでは、係の中で共通認識ができているところでございます。それから、予算科目のスリム化につきましては、母子保健事業を一体化したことから、事業がまたがっていたところを報酬の支払い事務のスリム化も併せて実施したところで、このような形で一体化させていただいております。それから、委託料の減につきましては、対象者の減を見込んで実施したところでございます。以上です。 35 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 36 ◯産業環境部長(橋本 昌) 2つ目の解散だったり閉鎖、転出等、あとはコロナ禍の影響でございますけれども、私どもが捉えているものとしては、通常の範囲のものだと基本的には思っております。コロナ禍の影響によって売上げの減少によるものも当然含まれておりますけれども、事業継承者の不足であったり、または転出であったりというところは、毎年度同規模で、昨日の歳入のところでの質疑の数字がありましたけれども、解散についても8、閉鎖についても24ということでありましたけれども、現段階においてはその範囲で動いていると承知をしております。私どもは、東京都の産業労働局が東京商工リサーチに委託なんかをして、負債額1000万以上の倒産などが一番気になるところでございますけれども、昨年、1年間で羽村市内では3件ということで公表されているところでありますけれども、それらについてもリサーチをして、また、関連企業の取引などについても調査をしているところでございますけれども、今、羽村市内の経済動向としては踏ん張っていただいているというところが正直なところでございます。市内経済においては、昨年の10月から12月期においては上向き傾向に正直なところありました。またそれが年が明けてから緊急事態宣言の再発出ということがありましたので、その部分が正直今は足踏みといいますか、横引きになっているような状態でございますけれども、製造業を中心に昨年の暮れから、経済としては上昇傾向に転じておりますので、今一番厳しいのが飲食業や小売業の分野でございますけれども、そういったところにも市として独自の支援策を補正予算でお認めいただいて展開をしている最中でございまして、令和3年度においてもそういったものを続けさせていただきながら、こういった解散であったり閉鎖、転出というのはやむを得ないことでありますけれども、いわゆる倒産と言われるものは極力少なくしていく努力を、市内の金融機関共々これからも取り組んでまいりたいと考えています。以上です。 37 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 38 ◯委 員(門間淑子) 乳幼児健康診査のところでは、子育て相談課に移ったのが良かったと私も思ったのです。ずっと今の子育て支援策の流れの中でいえば、こういう方法のほうがいいなと思うのですけれども、その事業数のところ、対象者の減というのが、出生数を見てのことなのか、対象者の減の裏付けをどう見ているのかということでお聞きします。これは健康課から移ってしまったので、そことの関連はもうないということで、子育て相談課が全面的にカバーするということなのですかね。それが一つです。  それから、商工のほうですが、解散、閉鎖に関するこの数字というのが、例年こんなふうだということのようですけれども、企業の大きさでいうと、どの職種なんかがこういう傾向が強いのかとかは分かるのでしょうか。割と飲食や小売が厳しくて、製造は持ち直したということですけれども、そうすると、ここはどういう職種がこういう変化を見せていて、こういう変化が羽村の産業の構造の、例えば、製造がどのぐらいで何がどれぐらいでというのがあると思うのですけれども、そういうところに何らかの影響を及ぼしているのか、製造にシフトしていっているのか、そうではないのかも含めて、これはどういう構造を生んでいくのかをお聞きします。 39 ◯委員長(濱中俊男) 子育て相談課長。 40 ◯子育て相談課長(山本明子) 門間委員のご質問の1点目、事業につきましては健康課から母子保健に関するものの事業を全て子育て相談課に移してございます。事業数は変わってございません。対象者のところにつきまして私の説明が不足しておりまして、やはり出生数の関連から対象者が少し減っているというところでなってございます。以上です。 41 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 42 ◯産業環境部長(橋本 昌) 毎年9月の事務報告書でも公表させていただいていますけれども、いわゆる1号法人から9号法人、その他に個人事業主というのがあるわけでございまして、法人でいくと、去年の事務報告書の値では羽村市内には1,281の法人があるということです。それプラス、いわゆる個人事業主という方が979あるわけでございまして、昨年、確定申告をいただいたのが合わせて2,260であるということになっています。このうち、昨日の歳入でもお話がありました解散であったり閉鎖、廃止、あるいは転出ということです。倒産という話は昨日ありませんでしたけれども、そういったところは、いわゆる資本力の小さい、従業員数の小さいところで現在のところは起こっています。これは業種別でいっても、製造業にも生じていますし、飲食業にも小売業にも生じているという状況でございますから、この状況が、日本標準産業分類は20分類ありますけれども、どこかに偏って出ているという状況では今のところありません。羽村市内としては、従業員50人以上の製造業、これが市全体で60企業あるわけでございまして、これがこれまでも市内経済の牽引役として、そこにいろいろな部品などを供給しているメーカーが沢山立地をしていくというところで、中核的な企業として大体60企業があるわけでございます。それについても、売上げが減少しているのは確かでございますけれども、現在のところ、いろいろな工夫を自社としてなされながら踏ん張っていただいているような最中でございますから、そういうところについては、今後も市としても動向は注視をしていきながら、考え得る国や東京都や羽村市の支援策、金融支援策も含めて講じていきたいと考えております。令和3年度これからの見通しについても、この変化というのはしばらくこういったいわゆる資本力の小さいところの廃止であったり休業というところは若干の数字としては出てくるものだというふうに今後の見通しとしても立てていますけれども、その影響が市内全体に及ばないように、極力それらについても伴走型の支援に今、努めているところでございますけれども、いろいろな手立てを講じながら、何とか向こう1年間ぐらいを見据えて経済対策、経済支援を市として行っていきたいと考えています。 43 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 44 ◯委 員(門間淑子) 子育て支援は分かりました。  商工のほうなのですが、やはり資本力の小さいところが入れ替わっていくというところでは、技術の継承みたいなのが課題になっていかないかどうか。そこは羽村にはそれほど多くありませんけれども、匠の技みたいなのがもしあるとすれば、そういったところの継承というのも大事だと思うのですが、そこが無くなるか無くならないかのようなことは起きていないかどうかをお聞きします。 45 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 46 ◯産業環境部長(橋本 昌) 匠の技ということでございますけれども、特に、小規模な法人としての製造業の中で、いわゆる事業承継者がいなくて廃業せざるを得ないというところも昨年もございました。そういった中でも、市の支援や職員も関わってやり取りをした中では、社員の方々を同種の企業の方々に移転をしていただいたというケースも聞いているところでございますので、いわゆるその製作所は無くなるけれども、同種の製作所でその従業員の方が引き続き働いていただいて製品の製造などを担っていくという実例も市内の中でも昨年も起こっています。したがいまして、市全体として、今、新聞で出ているようなM&A、いわゆる企業買収ということは起こっておりませんけれども、その廃業に伴う事業承継というのは、羽村市だけではなく日本全体としての課題でありますので、そこら辺も含めてこれまで培ってきた能力や技術力というものをつないでいきながら、羽村市として市内経済を活性化していく、引き継いで頑張っていくということについても、市として支援を積極的に行っていきたいという姿勢でございます。 47 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。馳平委員。 48 ◯委 員(馳平耕三) 予算書の248ページ、労働費についてお聞かせいただきたいと思います。市内の雇用環境は極めて厳しくなってきていると思っているのですけれども、青梅のハローワークの数字とかを見てはいるのですけれども、市内の状況というのをもし把握しているのかどうか。数字があればまず示していただきたいということ。それから、この1年間はやはりコロナの影響をかなり受けていますので、多分、羽村ではなかったとしても、有効求人倍率は青梅管内で出ていると思うので、この1年間どのぐらい、去年の1月からどういうふうに推移したのかということを最新まで、できれば東京都と比べてどうなっているかというのを教えていただきたい。  それから、労働費の費用に関しては雇用対策事業として2万4000円しかないのです。本当にこれは市内の雇用なので、雇用に関しては東京都の仕事といっても、羽村市の雇用が失われている段階で雇用対策を何とかしていかなくてはいけないのではないのかと思うわけですけれども、この2万4000円で何をするのかということと、もっと拡大する方法、方策を考えていないかということでお聞かせいただきたいと思います。 49 ◯委 員(馳平耕三) 産業企画課長。 50 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 市内の雇用状況ということでございますけれども、羽村市内のということでは正確な数値がございませんので、ハローワーク青梅管内の数値でお答えさせていただきます。令和2年1月からということですと、青梅管内の有効求人倍率は1.33倍、東京都管内では1.96倍でございました。現在、直近の把握している数字で令和3年1月現在でございますが、青梅管内では0.9倍、東京労働局東京管内では1.23倍でございます。この間、青梅管内につきましては多少増減をしながらではございますが、一番低かったのが令和2年10月、0.79倍、東京都では1.19倍、東京都と青梅管内の動きとしましては、概ね同じような推移で動いているところでございます。  また、2点目の労働費予算2万4000円につきましてですけれども、こちらは計上させていただいておりますのは、関連の施設に出張するときの旅費ですとか、事務用消耗品、郵便料だけではございますが、こちらは市で各種実施をしております事業、ハローワークや東京しごとセンターなどと連携して実施しております事業につきましては、経費を必要としないものでございまして、経費の計上がございません。今年度につきましても、月に2回実施をしております出張ハローワークにつきましては、ハローワーク側に開催のご相談をさせていただいているところですが、今年度中は1度も開催をできていない状況でございますけれども、こちらも近隣の福生市とも協議をしまして、併せてぜひ出張ハローワークを今後も開催をしていただきたいというところで協議を続けさせていただいているところでございまして、経費の計上は少ないのですが、施策の充実につきましては工夫をしながら検討している、協議を続けているところでございます。 51 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 52 ◯委 員(馳平耕三) また緊急事態宣言も発出されて、さらに2月、3月というのは厳しくなっている状況もあるのではないのかと思っています。特に若者の雇用や女性の雇用が失われていると。市内の皆様に話を聞いていると、そういう話が多く聞かれているので、羽村の現状にも何らか、データだけを見るのではなくて把握に努めていただきたいと。それがまず一番です。そして、出張ハローワークの話なのですけれども、そういうのも、例えば、若者に特化したものや女性に特化したものという形でもできれば開催を羽村でしてもらえると助かるのかなということです。その辺もちょっとハローワークに要求していただければと思っています。それから、羽村市全体で雇用をどう考えていくかという話なのですけれども、いくらお金が無いといったって、この雇用が失われたら何もできないということもあるので、羽村ニューディール政策ではないですけれども、そこの雇用に関しては何らか公的な部分も含めてどういう対策が取れるのかということで何か方法があれば、雇用の改善にどういう公的な部分、それから私的な部分は恐らく商業の支援や各企業の支援ということになると思うのですけれども、それ以外にも何らかの方法がないのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 53 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 54 ◯産業環境部長(橋本 昌) 雇用も含めた労働関係については、国の事務と東京都の事務に位置づけられているのはご承知のとおりだと思います。市町村における羽村市においては、その啓発活動だとかつないでいくための事業というものが市町村で自治事務としてできる、いわゆる裁量権があるというところは、その法律の枠組みの中をとっても部分はあります。その一方で、今のご質問は、そういう前提はあるにしても、市として労働行政、雇用行政を進めていくべきではないかというご質問なのだろうと思います。市としては、今、従業員の再就職であったり労働条件の緩和であったりというものは、国と東京都が様々な制度を持っています。これは産業福祉センターであっても商工会であっても私ども市役所であっても、また、個別訪問する中においても、そういった制度を沢山、ここにも羅列されている制度を沢山持っていますけれども、そういったものは逐一ご相談の都度ご紹介をしながら、国の制度、東京都の制度などにお繋ぎしながら、助成金なども含めてやっているというのが正直なところです。この部分については、今の法律の枠組みなどの特例制度を使っていくしか方法論としてはないのかなと思っていまして、その面について過去に研究をしたこともございます。現段階では、雇用行政について市町村の裁量権が限定的であるというところがございますので、財源の担保という面も含めて一般財源を投入せずに特定財源なども考慮していかなければ、運営をしていくことも現実的には困難なわけでございますから、そういったことも含めて、この困難な今の状況で、市町村としてできる限りの対策はこれまで同様に図っていきたいと思っています。そのうえで、今後、自治事務の拡大というところにも視野が行くわけでございますけれども、労働行政の範囲について、それらについて特例措置なども含めて引き続き研究開発などは進めさせていただきたいと考えています。 55 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 56 ◯委 員(馳平耕三) 本来、雇用調整助成金が出てくるので、そんなに我々もこの雇用が痛むと思っていなかったのですけれども、市内の皆様の相談もびっくりするぐらい多いのです。だから雇用調整助成金の制度もちゃんと商店の皆様も全員が理解されているかどうか心配な部分もあるし、雇用調整助成金がいつ切られるか分からないわけですよね。そうすると、また来年度は非常に雇用の状況というのは厳しくなってくる可能性もあると思うので、失われた雇用をどうしていくかということで、ここはつなぎでもいいので、何らかのつなぎの方法で、市でも公的な部分でその雇用を生み出すような方法を考えられないかという質問なのです。 57 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 58 ◯産業環境部長(橋本 昌) 具体的に東京都の制度が一番身近なものとして、早期再就職緊急支援事業、IT人材育成支援事業、雇用安定化就業支援事業、あるいは今、ここで出てきたオンライン就職支援事業などは雇用事業としてあります。これらを市町村としては、しっかりした東京都の制度をご案内していく、繋いでいくということには努めています。また、市として、現在では今次定例会でも企業誘致促進条例の延長というのをお認めいただきましたけれども、その制度の中では、企業誘致で新たに新規雇用していただいた際には雇用奨励金という、新たに市民の皆様をその企業で雇用していただいた際には市が単独事業として助成金を出しますよということも、市独自の条例として展開させていただいているところであります。今はこういった一番身近な東京都の行政で、今もご紹介したような事業を身近なものとして、出向くことなくオンラインでもご紹介ができますので、そういったものにも努めながら、さらに、市としてのできる範囲については、引き続き研究はさせていただきたいと思っております。以上です。 59 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。西川委員。 60 ◯委 員(西川美佐保) 商工費について2点お尋ねします。  255ページの商工業振興に要する経費で、具体的には257ページです。販路開拓支援助成金、また、地域イノベーション創出事業助成金などは、前年度の4倍以上増加しているわけですけれども、この支援内容についてと、それから、業種転換の支援というのはどこに入っているのかをお伺いします。  2点目が、259ページの企業誘致に要する経費586万3000円についてなのですけれども、現在、企業誘致の動きというのはどのようなものか。この2点をお伺いいたします。 61 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 62 ◯産業振興課長(宮田満裕) 今ご質問いただきましたのは販路開拓支援助成金、また、地域イノベーションの関係の助成金ですけれども、今回、令和3年度のお諮りしている予算案と令和2年度の当初予算では、事業を統合している部分がございますので、それらをもって予算額の増が生じてございます。今ご質問いただきました地域イノベーションの関係につきましては、昨年、当初予算が60万円だったものが、今回250万円という形で増額を図っております。こちらにつきましては、従前の制度のものに対して想定する採用件数を、枠を膨らませまして、多くの方にご利用いただくように働きかけるものとなってございます。また、デジタル化などの生産性の向上につながるような事業なども対象経費に新たに加えるようなことも考えております。  また、2点目でご質問いただいております業態変化、業種変化等につきましても、このイノベーションの中でのまさに技術改革ということで新しい事業に取り組むようなものについては、こちらもご利用が一部可能となっております。先般の一般質問でもお答えしておりますが、市の事業としてもこちらが一部使えますし、東京都などの制度もご相談があった場合にはご利用いただくようご説明、ご案内をさせていただいているところとなってございます。また、販路開拓になりますけれども、販路開拓事業助成金につきましては、今回の令和3年度におきましては、従前、ICT活用販路開拓助成金というものがございました。こちらと統合してございます。令和3年度の販路開拓助成金につきましては400万円ということで、昨年より320万円増となっておりますけれども、令和2年度販路開拓は予算額が80万円、ICTが128万円となってございました。こちらは今申し上げましたとおり、統合させていただき、より使いやすく、インターネットなどを活用した販売システムの構築などの経費なども有効にご利用いただけるようにレベルアップを図ったもので、対象件数も増やしているものでございます。今回はこのように統合を図り内容を充実しているということでご理解いただきたいと思います。 63 ◯委員長(濱中俊男) 産業企画課長。 64 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 企業誘致の関係のご質問でございますが、今回、企業誘致奨励金としまして579万9000円を計上させていただいております。こちらにつきましては、平成29年・2017年に奨励企業として指定をさせていただきました企業の奨励金の交付の3年目、1社に係る経費でございます。今動いている状況ということでございますが、空き地についてのお問合せなど、企業誘致に関するお問合せ、産業企画課にも直接、事業者の方や金融機関や不動産業者など、あちこちからいただいているところでございますが、事前にご相談をいただいている中で今はまだ申請には至っておりませんので、要件にきちんと該当するかどうかこれから精査が必要になりますけれども、事前相談をいただいている中で奨励指定が近い事業者のご相談が1件動いているところがございます。以上です。 65 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 66 ◯委 員(西川美佐保) ただいま、販路開拓支援助成金と地域イノベーション創出事業助成金について、大体、事業内容というのですかね、金額、予算についての主な説明だったと思うのですけれども、例えば、具体的に業種転換を考えている事業者が現れたときに、予算がありますよというそれだけではなくて、もう少し具体的な支援というのがないのかどうかをお伺いいたします。 67 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 68 ◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまのご質問ですが、この前の一般質問の中でもご答弁させていただきましたが、業種転換等の支援につきましては、こういう助成金制度のみならず、産業福祉センター内で設置しておりますiサロンでの創業支援のコーディネーターによる伴走型の支援というのも行ってございますので、そういった中で、専門の相談員、支援員のアドバイスを受けながら、また、新たな施策を、事業展開していく上での資金繰りなどの相談なども受けながらアドバイスをさせていただいて、市の制度のみならず、国や東京都の制度も幅広くご案内させていただきご支援させていただいておりますので、引き続き取り組んでいく考えでございます。以上です。 69 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 70 ◯委 員(西川美佐保) 伴走型ということで非常に重要かなと思います。例えば、全国には、あるねじを作っている会社が医療機器を開発したりロボットを作ったりということで、業種転換をして成功している事例があるのですけれども、そういったものを集めた事例集みたいなものも発行されているのですけれども、例えば、そういった具体的に、先ほどの伴走型というところにも通じるのだと思うのですけれども、こういったところもされていくのかどうかをお伺いいたします。 71 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 72 ◯産業振興課長(宮田満裕) 今、西川委員からご紹介がございましたそういう事例集というものの作成の実績はございませんが、私どもも様々な情報を、経済産業省であったり東京都産業労働局から、ものづくりに関する新たな取組みなどの情報というのは、情報収集に努めておりますので、そういった事例も、先ほど申し上げました専門員も当然情報は持ってございますので、情報共有しながら、ご相談いただいた際にはそういったものもご紹介させていただきながら、伴走型の支援を引き続き取り組んでいきたいと思っております。 73 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 74 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書の60ページの大規模商業施設との共存共栄施策の検討及び連携体制の構築支援という項目が挙がっています。費用はゼロなのですが、これは本当にやるのですか。やるとしたらどんなことをして何人ぐらいのコストをかけてやるつもりなのでしょうか。お金は出ないけれども人をかけると。結果的にはもう大きな規模はこないだろうという状況もある。その辺の認識をまず一つ伺います。  もう一つは、実施計画書の77ページからの低炭素化に関するところで、ナンバー1、ナンバー2、ナンバー3と挙がっていて増えたり減ったりしているのですが、この辺の背景について説明をしてください。 75 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 76 ◯産業振興課長(宮田満裕) 今のご質問で1点目にいただきました実施計画書の大規模商業施設との共存共栄施策の検討並びというこの事業分でございますけれども、こちらの中には大規模商業施設の情報共有と連携体制の検討他3項目の記載がございます。こちらの大規模商業施設と指しているものは、第五次長期総合計画を運用している中で、神明台地区に出店が予定されている大規模商業施設の出店と合わせ、市内事業者の共存を図る上で情報共有して連携していくということを打ち出して取り組んできたものでございます。また、3項目め、4項目め等につきましては、商工会や商業協同組合と連携して日々行っている事業で、直近では激辛フェスなども商工会と連携して先月終了したところでございますが、これらの事業の経費につきましては、実施計画上につきましては、我々の人件費というものは算定根拠に入ってございません。特定財源等の歳入の枠のフレームの分と、歳出についてはその事業経費、委託料であったり、工事ではございませんけれども工事請負費等があればそういったものが算出根拠となっているので、事業経費はゼロですが、私たちの通常業務の中でパートナーである商工会などと連携してやっているものでございました。冒頭の大規模商業施設の事業計画につきましては、出店計画がまだ継続しているものと捉えておりますので、今後の出店の状況を、引き続きいつ頃出店するかということは情報交換を事業所としているところでございますが、それらを踏まえた中で、市内の事業者が共存していく方策を練るためでも引き続き検討してまいりたいと考えております。 77 ◯委員長(濱中俊男) 環境保全課長です。 78 ◯環境保全課長(神尾成也) 2点目の77ページの関係ですけれども、まず、ナンバー1の主に減っている原因としますと、大きなものが、中小企業の配慮融資の金額が少なかったということになります。あと、リユース食器自体が今年度ゼロだったものですから大きな乖離が出ているということになります。ナンバー2ですけれども、主なものとしますと、スイミングセンターの実証実験200万円を計上しておったのですが、これはスイミングセンターの改修でできませんでしたので、これが主な要因となっております。以上となります。 79 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 80 ◯委 員(水野義裕) 大規模の話で、その後、対象となる土地は買っているわけだから、そことの接触というのも定期的にやっているのですかね。その動向を把握するアクションをどのぐらいの頻度で。要は、結果的には大きいのが出てくるから共存という話になるわけなので、その辺の可能性についてどのぐらい確認をしてどういう作業をしなくてはいけないかというために情報交換というのはどのぐらいの頻度でやっているか。要らないのだったら消したほうがいい。私はそう思い単純に言います。  そして、2項目めですが、今はナンバー1だけなのですけれども、ナンバー1も4000万円が2000万円になっている。理由は環境配慮事業ができなかったからその分を減らしたよということ。けれども、説明書では件数は1件になっている。そういうところがよく分からない。さらに、ナンバー2の低炭素化のためのマネジメントシステムの普及促進は倍近くに増えているわけです。380万円から640万円になっています。これは何なのとか。それから、次のナンバー3で、公共施設などの低炭素化の促進のところでは、1800万円が5000万円になっているわけです。その辺の背景を説明してくださいということです。 81 ◯委員長(濱中俊男) 産業環境部長。 82 ◯産業環境部長(橋本 昌) 1点目について私からお答えをさせていただきますけれども、大規模商業施設の事業者、先ほど神明台二丁目地区ということでございましたけれども、今でも引き続き、市と事業者との間で、協議や経済動向や今後の見通しなどについてのお話し合いは続けさせていただいております。頻度というお話でございますけれども、頻繁にやるときもありますけれども、ならせば月1回程度、連絡を取り合って行っています。現在は、大規模小売店舗立地法に基づく小売業については、現下の経済状況の中で大変厳しい状況に置かれているのは周知の事実でございますので、そういった中においても、現在、土地を引き続きお持ちになっていて出店する意向はあるということでお伺いをしているところでございます。ただ、今、経済状況が非常に悪くなってきてしまっているというのは正直なところでございまして、そのうえで市として、地元の小売業の皆様方と大規模小売店舗の皆様方ができれば融合して、ともに発展をしていくような社会を目指していくということがこの実施計画に掲げた事業でございまして、そのために共通のポイントカードであったり割引であったり、中にテナントとして入れていただいたりということもいろいろ長年にわたって、これは平成24年からになりますけれども、ともに折衝させていただいて今日に至っているということでございます。いずれにいたしましても、現在、市内経済をはじめとして非常に厳しい状況にあるものと承知しておりますけれども、引き続き常に連絡を取り合って、市としてはスムーズな形で、市内の事業者の皆様方とこれから進出をしてくる事業者の方が円滑に物事を運んでいくために、その接着剤といいますか融合役として、その役割を果たしていきたいと考えています。以上です。 83 ◯委員長(濱中俊男) 環境保全課長。 84 ◯環境保全課長(神尾成也) 説明が少なくて申し訳ありませんでした。ナンバー2ですけれども、大きく増えて300万ぐらい増えているもののうち、まず、200万円が先ほども説明させていただきましたけれどもスイミングセンターの実証実験、あとは、環境配慮事業助成金ということで、創省エネの部分が70万円程度、来年度増額をさせておりますので、そういったことが反映されているということになります。ナンバー3の主な事業については、街路灯の設置が今年度は約59基がLEDの取替えだったのですけれども、次年度は460基と、かなり大きな灯数をやることになっていて、それに伴って金額が4500万円ぐらいの増額があると。それが主な要因だと捉えております。 85 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 86 ◯委 員(水野義裕) 全般的に言えることなのだけれども、主な予算事業名のところがあちこちにわたっていて、数値の根拠が把握しにくいところがあるのですよ。この辺は実施計画書と予算書のリンクというか、その辺は検討する余地があるのではないかなと。事業名が違っていたり主要政策が抜けていたりというのが見受けられて、担当部署には指摘をしておきましたけれども、やはり根拠数字があちこちに散らばっていて、このうえでは足し合わせると本当になるかどうかという検証はもうできないのですよね。そういった問題点があることだけは指摘しておきます。特に答弁は結構です。 87 ◯委員長(濱中俊男) しばらく休憩いたします。                                     午前11時00分 休憩                                     午前11時10分 再開 88 ◯委員長(濱中俊男) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  質疑ありませんか。鈴木委員。 89 ◯委 員(鈴木拓也) 先ほど水野委員の質疑でも出てきたのですけれども、233ページの衛生費の環境配慮の助成金です。予算上約50万円の増額ということになっておりまして、その内訳、理由がどういうことなのかをお尋ねいたします。以上です。 90 ◯委員長(濱中俊男) 環境保全課長。 91 ◯環境保全課長(神尾成也) 内訳について説明させていただきます。環境配慮事業助成金のうち、創省の部分につきまして440万円、緑化助成金の部分について15万円、コンポストの助成につきまして1万5000円、エコアクションポイントの関連で8万2000円となっております。創省につきましては70万円程度増やしておりますけれども、これにつきましては毎年8月や9月とかにどうしても予算額を使ってしまうと。やはり2050年のカーボンニュートラルに向けてこの部分は増額する必要があるというところからこういった金額になっております。主な理由ですとそうなります。 92 ◯委員長(濱中俊男) 鈴木委員。 93 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。  CO2の実質ゼロに向けて非常に意味合いがますます今後大きくなっていくという事業かと思うのですけれども、市民への意識啓発がすごく大事になってくるのではないかと思っているのですけれども、その辺りは予算上どこに表れているのか。また、エコネットの活動との共同ですね、その辺りも令和3年はどういうふうに考えているのかをお尋ねします。 94 ◯委員長(濱中俊男) 環境保全課長。 95 ◯環境保全課長(神尾成也) 市民への周知は非常に大事なことでして、毎月1回、広報記事を行っております。今年度も充実しておりますが、さらに充実を図っていきたいと思っております。あと、エコネットはむらの活動も一緒にやっておりまして、今はグリーンカーテンと、節電しようという2つの事業を柱としてやっておりまして、来年度も、コロナ禍の中ですけれども、できる範囲で積極的に市民周知等に向けてやっていきたいと思っております。以上です。 96 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。馳平委員。 97 ◯委 員(馳平耕三) 257ページで2点。  各種祭りとイベントなのですけれども、これは1年間、案外それで、その予算に組み込まれている商店の皆様とかそれぞれの団体の皆様もいるので、中止になるかならないかというのが非常に大きな問題なのですけれども、中止になる、ならないの判断というのは何か基準を設けているのかどうかというのが一つです。それと、いつまでに決めるとかというのもあるのかどうかということ。そこも段階が分かればいろいろ予約するとかしないとかということも可能だと思うので、いつまでにそれを中止か中止ではないかという判断をされるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  そして、同じところの一番下にある景気対策事業助成金ということなのですけれども、この中身をもうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 98 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。
    99 ◯産業振興課長(宮田満裕) 1点目につきましては、様々なイベント等に関する実施の可否の判断基準ということですけれども、判断基準という点ではそのうちの一つとしましては、異常気象などの天候に関する基準というものは従前から持ってございます。そちらは当然、参加される方々の安全を確保するためで、警報等が発令された時点で中止ということをもって運用しているところでございますが、このコロナ禍などの現状からの中止の判断基準という点につきましては、それぞれ、今ご質問いただいているイベントにつきましては実行委員会形式をもって運営してございますので、実行委員会を発足し、その中で委員の皆様とご意見を交わした中で実施の可否について検討していくということになってございます。また併せて、今、花と水のまつりは実行委員会を立ち上げてやっておりますけれども、緊急事態宣言の発出、さらなる延長などということが起きた場合には、中止もせざるを得ないということで決定をして、今、準備をしているところでございます。したがいまして、いずれの事業につきましても実行委員会の中で、それぞれその時の状況を見極めて判断していくというところになってございます。  それから、2点目の補助助成金の一番下の項目でございます景気対策事業助成金600万円の掲載でございますが、こちらはこの名称を令和2年度におきましては同種の名称で、商工会と連携し、第2回目のスクラッチ事業2020というものを行わせていただきました。同じ名称でございますが、これらにつきましては、商工会、商業協同組合と運営委員会でまた検討した中で新たな事業を、引き続きスクラッチ事業になるのか、また新たな事業になるのか、それらを検証した中で有効な事業を展開していきたいと考えているもので、それらの経費として600万円を計上しているものでございます。 100 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 101 ◯委 員(馳平耕三) それぞれの実行委員会で決めるということで、基準を別に、ちゃんと今、コロナに関してはあるわけではないということなのですけれども、その中止する、しないの可否の判断が遅くなれば、これは本当に事業者も困るわけで、そこの最終的な、やるかやらないかを決めるというのは、日程についてはどういうふうに考えているのか。それも実行委員会で決めるということなのかどうか。そこをもうちょっとスピードアップしてもらわないと困るという意見がかなり出ていて、もう予約してしまったけれどもどうにもならなかったみたいなことも出てくるので、それについてどういうふうにお考えかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、スクラッチ事業等を、今後また状況で考えていくということだと思うのですけれども、それまでのスクラッチ事業というのは景気対策にどういうふうになったと判断しているかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。 102 ◯委員長(濱中俊男) 並木市長。 103 ◯市 長(並木 心) 地域のイベントは大変重要でございます。実行委員会、それから行政が主でやるものといろいろありますけれども、基本的には新型コロナウイルス感染症対策本部会議というのを開いて、状況を見ながら先行きはどうだという判断をしながら、実際に実行できるかどうかということについて最終的には、実行委員会のもので決めるのは実行委員会でございます。それまでの情報提供と皆様のできるだけ早くとかそういう客観的な情報を示すと。行政が主としているものにつきましてはコロナの対策本部で機関決定すると。そういう二重の構えで皆様に迷惑をかけないような対応をしていくという形にしております。 104 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 105 ◯産業振興課長(宮田満裕) スクラッチ事業の効果という点でございますけれども、スクラッチ事業2019、2020と、ここで2回終えたところになりますけれども。いずれも配布カード枚数20万枚ということで、500円のお買い物ごとに1枚ということで取り組ませていただいており、2019につきましては残ってしまった枚数が3,080枚ございましたが、使用された枚数を1枚500円として掛け合わせますと9846万円ほど。また、今年度2020につきましては、残り枚数が394枚と大変多くご利用いただき、同じく500円を掛けますと9980万3000円というカードを使った上での売上げ効果があったと捉えてございます。これらの額が市内での景気の囲い込みという効果で経済効果があるという指標として捉えているところでございます。以上です。 106 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 107 ◯委 員(馳平耕三) どうしても1回やってしまうと、それがまたやっていくということになってしまうのかもしれないのですけれども、さらにもっと良い景気対策というのはあるのかもしれないので、そういう面でもいろいろな角度から検討して、商工会の皆様とも連携しながら、さらなる景気対策になることがないかどうかというのはまた検討していただきたいと思うのですけれども、それはいかがかということ。それから、先ほど市長から、対策本部とその実行委員会との関わりということもあったのですけれども、その対策本部の声と実行委員会の声が必ず合致しているかどうかが分からない部分もありますので、そういう面では、例えば、祭りなんかもそうなのですけれども、春のさくらまつりはもうこれで2年、どちらかというと心情的な部分もあるのですけれども、これが2年も中止になって、むしろコロナの対策のために祭りを開かなくてはいけないとか言っている人も沢山いるので、その辺、対策本部でもいろいろな声を聞いていただいて、やるかやらないかの可否については判断していただければと思うのですけれども、いかがでしょうか。 108 ◯委員長(濱中俊男) 並木市長。 109 ◯市 長(並木 心) そういう弾力的な問題も、ハード面とか、本当にやりたいのだけれどもできないものとか、やってできるものとかいろいろありますので、その辺で対策本部会議というのは、こういうイベントとかそういうものだけではなくて、いろいろな、例えば、教育委員会のところでやる事業とか、その他出てきます。それらを総合的に判断して、そこまではちゃんとみんなで共通項として自粛しようかとか、そういう体制づくりをしますので、そういう基本的な姿勢を実行委員会の皆様にお示しして、実行委員会のコンセンサスを取って最大公約数でやっていくということと、それから、2年間できないところが一杯ありますので、そういう意味では、何か形を変えてでもやりたいなという意見はあります。せっかくのチャンスです。このコロナを活かしてやり方を変えるとか、こういう形でやろうというところのアクティブな前向きなこれからの将来展望で継続可能なものとしてのイベントをしていこうという要素も加味しながらやっていくという基本姿勢です。 110 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 111 ◯産業振興課長(宮田満裕) 景気対策事業の点につきましては、馳平委員から今、ご意見いただきましたとおり、商工会や商業協同組合とも引き続き、新たな事業なども視野に入れながら内容を検討し、景気対策に取り組んでいきたいと思っています。また、特定財源等の確保にも同時に努めて引き続きやっていきたいと思っております。よろしくお願いします。 112 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。水野委員。 113 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書の72ページ、ナンバー18、市公式キャラクター、市出身著名人です。著名人の情報発信力を活用してというのは、具体的な検討は進んでいて名前なんかも上がっているのでしょうか。その辺の進み具合を確認したい。どの辺まで進めるかです。  あとは、59ページに、技術力の向上支援や研修会等の実施や販路開拓支援の実施とあるのですけれども、これらについて事業者から具体的なニーズというものはどのぐらいあって、それに対してどのぐらい答えられているか。その辺りについてはどう考えられて対応されているのでしょうか。 114 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 115 ◯産業振興課長(宮田満裕) まず、先に2点目をお答えさせていただきたいと思います。技術力向上及び人材育成支援助成金などの活用に関しましては、これまでも市内の事業所の皆様から、国家資格の取得であったり、新たな事業を展開する上で必要な技術を習得するための講習会へ参加する経費として多くご利用いただいているところでございます。こちらにつきましては資格を取るための経費を市が助成することによって大変有効であるというお声をいただいて、事業の継続に一役を担っていると私たちは捉えております。また、同種のことを企業活動支援員が訪問活動する際にも、まだご存じでなかった事業者の皆様から新たな申請相談をいただいてご利用いただく事例も生じてございますので、令和3年度につきましても、引き続きこちらの事業につきましては、今回も当初予算額ベースでいけば、技術力に関しましては昨年よりも増額を図ってございますので、それらについてのPRを努めて支援をさせていただきたいと思います。 116 ◯委員長(濱中俊男) 企画総務部長。 117 ◯企画総務部長(市川康浩) 1点目の市公式キャラクター、市出身著名人によるPR活用といったところでございますけれども、キャラクターにつきましては、はむりんの活用ということで様々な場面におきまして活用を図っているところでございます。また、市ゆかりの著名人につきましては、どういった形で発信ができるかということは、今はまだ研究段階というところでございます。以上です。 118 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 119 ◯委 員(水野義裕) 1点目は具体的に誰とかという話とか、どういう仕組みでやるかとかということは具体的になっていないということなのですか。  それから、ニーズがあってやっているという様々な支援なのですが、具体的にこの辺が全部増額なのだよね。今ここで全部答えるのもあれなのでしょうけれども、それぞれに何をどんなものをやるか。研修会だったらどういう系統のものの何回分の予算なのかということについて明細があれば、後ほど一覧ででも提示していただければと思います。いかがですか。ここで答えるとまた長くなると思うので、後で結構です。 120 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 121 ◯産業振興課長(宮田満裕) 技術力向上の例といたしましてお答えさせていただきますと、令和2年度現在25件の実績がございまして、その中におきましては、製造業における粉塵作業における現場管理であったり、その時の呼吸を保護するための器具の取扱いの講習会への参加でしたり、ISO認証取得、継続するための手続の経費であったり、クレーン車の運転の技術を習得する講習会への参加、溶接管理者技術の試験を受講するための研修会への参加経費などが挙げられます。以上です。 122 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 123 ◯委 員(水野義裕) さっきの公式キャラクター云々というのは、先ほどの確認の段階にあるということでいいのですかということが一点。  それから、残った産業振興に関する辺りは、後ほどでもいいから一覧表できちんと作って情報提供していただけますか。それに対して駄目なら駄目、後でするならするという答えをしてもらえばいいです。 124 ◯委員長(濱中俊男) 企画総務部長。 125 ◯企画総務部長(市川康浩) 1点目につきましては水野委員ご指摘のとおりでございます。様々な情報発信ということで、今、いわゆるSNSですとかそういったところでうまくリンクができないかとか、そういう研究はしておりますけれども、実際の具体的なところまでは行っておりません。また、市出身の著名人の発信力、ここでは観光という分野ですから、どういった方々が良いのかというところもありますし、市全体のイメージアップ等でいえばどういう人が良いのかとかそれぞれありますので、引き続きどういった形でイメージアップといいますか、情報発信、認知度向上に努められるかというのは引き続き研究していきたいと考えております。 126 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 127 ◯産業振興課長(宮田満裕) 先ほど申し上げました内容の受講一覧、今年度の実績について後ほどご提供させていただければと思います。 128 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 129 ◯委 員(水野義裕) 予算なので、こんなふうな研修会1回当たりいくらぐらいのものを何件とか、例えば、研修会等の実施で、研修会などを実施しますとか、こういうのがあるから金額が出たわけでしょう。そういうものも、予算の金額の根拠になった数字を押さえていればそれをきちんと数字として出していただけますかと。そういう確認なのです。実績は決算審査で当然出るわけですから、予算立てをした根拠数字というものをきちんと提供してくださいと。できますか。 130 ◯委員長(濱中俊男) 産業振興課長。 131 ◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまご質問いただいている事業の積み上げになりますけれども、技術力向上及び人材育成支援助成金につきましては、市の補助率2分の1で上限20万円として積算してございます。対象となる事業の経費によっては上限20万円まで達しないものもございます。上限を20万円としていますので想定で50件程度と見込んでございますが、先ほど申し上げましたとおり、各受講のコースによって金額に開きがございますので、実績の数値とは異なることが考えられます。 132 ◯委員長(濱中俊男) 他にございますか。  時間の関係もありますので、ひとまず、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 133 ◯委員長(濱中俊男) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午前11時32分 休憩                                     午前11時33分 再開 134 ◯委員長(濱中俊男) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより土木費及び消防費関係の質疑に入ります。予算書のページは、264ページから297ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。西川委員。 135 ◯委 員(西川美佐保) 土木費について3点お伺いします。  271ページの道路維持管理に要する経費、小作駅自由通路修繕料の工事内容について詳細をお聞きします。  それから2点目に、271ページ一番下の道路維持整備に要する経費4571万8000円なのですけれども、これは前年よりも倍増していますが、この要因についてお伺いします。  それから3点目に、273ページの街路照明施設整備に要する経費が5倍以上増額されているわけですけれども、これは街路灯のLED化を、令和2年度は取替えが非常に少なくて、今回は59基から令和3年度は460基へ増やされるということによるものだと思いますけれども、これが終了しますと全体では何パーセント完了することになるのかをお伺いいたします。以上です。 136 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 137 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目の小作駅自由通路の修繕料でございますが、こちらは、小作駅東口駅前に多目的広場がございまして、いろいろ地域のイベントだとかに活用しているスペースがございます。そこに舞台がありまして、舞台の上部に屋根がございます。テントになっておりますが、そのテントが老朽化によりまして非常に亀裂や破れが発生していて、現在、私ども直営で軽微な修繕等はしているところでございます。今後、コロナ禍が明けて、また地域のイベント等が活発に行われるような状況になりますと、そういったところをぜひ活用していただきたいと思っていますし、そのテントの張替を今回やりたいということで上程させていただいてございます。  続きまして、維持整備に要する経費の増分でございますが、予算書の273ページをご覧いただきたいと思います。まず、西地区の道路拡幅、セットバックにつきましては、セットバック舗装ということで、建築基準法によりますセットバックをする際に、借地もしくは寄付等の契約によりまして、市において道路未舗装の部分を舗装するという工事でございまして、これは前年度並みとなっております。道路補修委託につきましては、いわゆる皆様からいただいた要望ですとか、私どもの巡回によりまして発見した修繕箇所等を修繕するような事業でございまして、こちらも前年並みの予算を確保しているというところでございます。道路ストック点検業務委託は、道路法に基づいて5年に1度の点検業務がございます。こちらにつきまして令和3年度については、小作駅の自由通路、こちらの点検業務を行う予算となってございます。これは昨年度にはない事業になりますので、こちらが増額になっている部分でございます。市道の改修工事につきましては、昨年度は1路線工事をさせていただいておりますけれども、令和3年度につきましても1路線延長、面積が変わってまいります、場所も変わることから事業費が増となっているというところでございます。市道補修工事は、いわゆる補助事業ではなくて単独事業として行うものでございますが、内容としましては都道の補修工事に合わせたマンホールの調整等が発生しておりますので、そういった工事、それと今、神明台二丁目、ニプロの進出がございますが、その横にまだイオンの土地が残っている部分がございますので、そこの歩道を連続性を保つために暫定的な歩道整備を行う予定としておりますので、そちらの計上をさせていただいたというところでございます。そういった観点から、昨年度よりも予算が増額になっているというところです。  最後に3点目の街路灯照明の改修工事でございますが、西川委員のおっしゃるとおり、今年度については59基の交換でございました。令和3年度につきましては460基の交換をさせていただきます。令和3年度で460基交換されますと、市内全域のいわゆる小型の街路灯についてはほぼ交換が完了になりまして、残りは市役所通りや水道道路といった幹線道路が残るような形になります。整備率としましては79.7パーセントほどの普及率になる予定となっております。以上です。 138 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 139 ◯委 員(西川美佐保) 小作駅の自由通路の修理については分かりました。ただ、その修理の際に、ここに予算化はされていないのですけれども、小作駅にしても羽村駅にしても、いろいろな改修が行われているわけですけれども、新しくなったりあるのですけれども、椅子の要望というのが非常に多いのですけれども、こういった予算化というのも計画がないのかどうか。小作駅、羽村駅についてのそういったところもお伺いいたします。それから、街路灯に関しては79.7パーセントになるということなのですけれども、今度、大きな街路灯というか照明機器に変えられると思うのですが、それはどのぐらいの予定なのかというのがもし分かればお願いします。以上です。 140 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 141 ◯土木課長(杉山 誠) 小作駅、羽村駅周辺に椅子ということですね。確かに市民の方から要望等は伺っております。そういったことから令和2年度については羽村駅の自由通路に1脚でございますけれども、平置きのベンチを置かせていただいた経緯もあります。そういった意味で小作駅についてもバス停付近に欲しいという要望もあって過去に設置した経緯もありますが、やはり高齢化が進む中で駅で休憩したいという市民の方もいらっしゃいますので、適宜その要望につきましては、置きスペースも含めて検討させていただきたいと思っております。それとLEDですけれども、大型街路灯がまだ残っているということでお話しさせていただきまして、大型街路灯が617基ほどまだ残ってございます。これについては、令和4年度、令和5年度という形で順次進めていきたいと考えております。 142 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 143 ◯委 員(西川美佐保) 分かりました。羽村駅の通路に椅子が設置されて良かったなと思ったのですけれども、広い通路に1つだけではちょっと足りないのかなと思いますので、今後ともちょっと予算化を考えていただけたらと思います。以上です。 144 ◯委員長(濱中俊男) 答弁はいいのですか。 145 ◯委 員(西川美佐保) はい。 146 ◯委員長(濱中俊男) 高田委員。 147 ◯委 員(高田和登) 街路照明の件です。まず、LED照明なのですけれども、どこを実施する予定なのかをお聞かせください。それから、幹線道路は令和4年度、令和5年度でやるということですが、それが完了すると、結局、全ての道路はLED化されるということなのでしょうか。 148 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 149 ◯土木課長(杉山 誠) まず、LEDの設置箇所ですけれども、今年度につきましては羽中四丁目と清流町の一部を交換させていただいております。市内全域順次交換をさせていただいておるのですけれども、令和3年度につきましては、残りの羽東地区、清流町地区もまだ残りがありますので清流町地区、あと、玉川地区、川崎地区という形で、基本的には全体のLED化が図れていくという形です。幹線道路で残すものが617基ということで、市内全域の道路については完了すればLED化が図られることになります。 150 ◯委員長(濱中俊男) 高田委員。 151 ◯委 員(高田和登) 道路は一応100パーセントLEDになるということで理解しました。あと、公園灯というのでしょうか、それは多分残っていると思うのですけれども、それはどういう予定なのでしょうか。あと、予算書の282ページ、283ページ、水上公園の管理運営に関する経費です。一昨年までは指定管理者がやっていたわけですけれども、去年は275万円で今年は620万円ということになっています。最後のほうに物品購入費として300万円というのが計上されているのですけれども、何を計上するのかなというのをお尋ねします。  あともう一点、これは防災ではなくて消防費なのですけれども、予算書の295ページ、防災行政無線デジタル化整備工事1億4023万3000円について質問させていただきます。本来はこの定例会での議案第28号で質問を出すべきだったのかもしれません。これは昨年度も、デジタル固定系のデジタル化整備工事、一応は昨年度も1億7257万円2000円が計上されているのですけれども、議案第28号で示された事業費は2億2220万円ということなのです。ちょっと数値がなかなか合わないところがあるのですけれども、令和2年度、令和3年度の債務負担行為ということなのですけれども、その前にも債務負担行為を取っているようなので、結論から言えば、固定系のデジタル化整備工事はトータルでいくらになるのかを教えていただきたいと思います。一応以上です。 152 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 153 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目の公園のLED化についてご回答させていただきたいと思います。ページ数でいくと283ページに公園施設整備に要する経費がございまして、その中に公園施設改修工事という項目がございます。LED化につきましてはこの改修工事の中で実施をしているところでございまして、来年度につきましては水木公園と江戸街道公園の一部の街路灯をLED化する予定でございます。公園灯につきましては令和2年度でLED化率は12.81パーセント、令和3年度、先ほど申し上げました水木公園と江戸街道公園のLED化を図りますと16.12パーセントとなります。  それと、水上公園の事業用備品でございますが、水上公園はご存じのとおり、年間を通じて親水公園部分については開放させていただいて、皆様の休憩スペースとしてご利用いただいております。トイレについてもご利用いただいているところですが、そちらのスペースにつきまして、より快適に利用できるように平置きのベンチ、また、野外卓、自転車ラックなども設置いたしまして、広く皆様にご利用いただけるようにしていくということで、事業備品を計上させていただいております。以上です。 154 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 155 ◯防災安全課長(中根 聡) それでは、3点目のご質問についてお答えさせていただきます。防災行政無線固定系デジタル化整備工事についてでございます。こちらの整備工事費用につきましては、令和元年、令和2年にわたります第1期工事、それから、令和2年と令和3年度にわたる第2期工事から成ってございます。こちらの整備工事の総額でございますけれども、こちらは設計等の費用を除いた額で工事費用のみでお答えさせていただきますと、3億4485万円になります。なお、令和3年度の工事はまだこれからですので、ちょっと未確定な部分も入っている数字でございます。以上です。 156 ◯委員長(濱中俊男) 高田委員。 157 ◯委 員(高田和登) 1問目の公園灯につきましてはかなり遅れているという感じはしますので、ぜひ早急に進めていただきたいと思います。質問にはしません。  2番目の水上公園なのですけれども、公園等維持管理委託料ということで21万8000円から127万円に100万円ぐらい上がっているのですけれども、これについて少しご説明いただきたいと思います。  3点目の防災行政無線戸別受信機30台というのが議案書の中に入っていたのですけれど、あと他に、国からも30台無償というか貸与されているという話を聞きました。これの戸別受信機の配付というのですかね、どういう方法で30名、国も含めると60名を選ぶのかということです。例えば、難聴と一言で言っても難聴の程度に差があると思うのです。やはり重い難聴の方を優先すべきだと思うわけです。その辺りの基準みたいなものはあるのでしょうか。また、高齢者もかなり難聴になっていることも考えられるのですけれども、高齢者は応募できるのかどうかという辺りについてお尋ねします。 158 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 159 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園の管理運営に要する経費の公園等維持管理一部委託料の件でございます。こちらは、令和2年度予算では21万8000円でございました。内容としては、受水槽の清掃、簡易専用水道水の検査ということで委託をしております。令和2年度から直営の管理ということになりましたので、以前は指定管理で行っていたものを直営管理ということでそういった計上をさせていただいておりました。令和3年度につきましては、この親水公園をいかに活用していくかというところの中で、夏の期間におきましていわゆる水遊びのできる空間としてご提供していきたいというところで計上させていただいておりまして、公園の一部委託についても見直しを行っております。内容としては、先ほど申しました受水槽の清掃と水道検査の他にポンプやろ過の点検ですとか、開園前の設備点検、開園前の清掃などを含めた業務委託を行うために計上したものでございます。以上です。 160 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 161 ◯防災安全課長(中根 聡) それでは、戸別受信機についてのご質問でございますが、先日の本会議でもご回答させていただいているところがありまして、ちょっと重複するかもしれませんけれども、ご答弁させていただきます。まず、本デジタル整備工事の中で貸与させていただくものにつきましては、30台の戸別受信機及びそれに繋げる文字表示装置というものがございます。こちらをセットでそれぞれ30台、無償貸与させていただく予定です。対象者につきましては、市内にお住まいの聴覚障害をお持ちの方、手帳の等級が2級をお持ちの方のみで構成される世帯に対して無償貸与を行っていく考えでございます。また、それとは別に、今年度、国から30台の戸別受信機を無償貸与していただきました。こちらにつきましては、市内にお住まいの主に高齢者を中心に防災行政無線が聞きづらいという方たちを対象に無償貸与を行っていく考えでございます。以上です。 162 ◯委員長(濱中俊男) 高田委員。 163 ◯委 員(高田和登) ありがとうございました。  水上公園のほうです。水上公園はいろいろとあったのですけれども、今後、水上公園部分を整備していくということだろうと思うのですが、今後の方針というかどういう形で整備していくのか、まだ決まっていないのかもしれませんが、もし決まっているのだったら、決まるかそのプロセスか現在の案というか、そういうのがもし開示できるのでしたらちょっと開示していただきたいと思います。  それから、防災無線のほうです。今、難聴の判定基準が2級の身体障害者手帳ということだったのですけれども、これは高齢者まで回ってくるのかなというのがちょっと疑問だったので、その辺りはどうなのかなというのをもう一度お答えください。  あと、この議案の中で屋外文字表示盤というのが書いてあったのです。小作駅と羽村駅です。これは2台なのですけれども、これは自由通路だったら正面に2台でいいのかなと思いますけれども、向こうの広場ですと場所が4か所になってしまうので、自由通路かどうかをちょっと確認させてください。あと、国から貸与される戸別受信機は文字表示盤がついているとかついていないとかというのがちょっとあったのですけれども、その辺り少し違うのかなという気もするのですけれども、いかがでしょうか。 164 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 165 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園につきましてでございますけれども、水上公園は令和元年度より運営を停止している現状です。やはり水上公園全体を通して、年間を通じて市民の皆様が利用できてかつ維持管理コストの少ない施設ということで、現在、検討を進めております。担当課としましては、今、様々な方法を用いまして、企業者との接触を行ってサウンディングということでご意見等を伺っております。昨今では計12回ほどそういった試みを行いまして、そういった情報収集を行っているということです。今年1月に入ってからも国土交通省主催のサウンディングの機会がありましたので私どもは参加いたしまして、企業の方々からも様々な意見を伺っている現状でございますので、そういった内容を含めまして現在、整理をしているところでございます。いずれにしましても、この事業につきましては市民の皆様の意見も取り入れながら慎重に進めるべきものでございますので、そういった市民の方の意見、または事業者、企業者のご意見を的確に把握しながら整理整頓し進めていきたいと考えてございます。以上です。 166 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 167 ◯防災安全課長(中根 聡) それでは、まず、高齢者を対象とした貸与についてでございますが、こちらは先ほどもご説明させていただきましたが、国から無償貸与していただきました30台の戸別受信機について貸与事業を行っていく考えでございます。ちなみにこちらにつきましては、戸別受信機本体のみとなります。  続きまして、屋外文字表示装置についてでございますが、こちらは小作駅、羽村駅のそれぞれ自由通路のところに設置をしていただく予定でございまして、場所としましては改札を出た正面付近に設置予定でございます。以上です。 168 ◯委員長(濱中俊男) しばらく休憩いたします。                                     午前11時59分 休憩                                     午後1時00分 再開 169 ◯委員長(濱中俊男) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  本日、午後2時に、東京都平和の日に伴う黙祷があります。この時間に休憩をいたしますので、ご承知おきください。 土木費、消防費関係で質疑ありませんか。冨松委員。
    170 ◯委 員(冨松 崇) それでは、土木費の件をお伺いします。予算書277ページ、多摩都市モノレール整備促進の事務に要する経費ですけれども、昨年度までは都市計画事務に要する経費に含まれていました。何故、令和3年度は多摩都市モノレールの経費を別の項目で出されたのかをお伺いします。  そして、先ほども質問があったのですけれども、273ページです。街路照明施設整備に要する経費の工事請負費ですが、この財源についてどういった財源を活用してなのかをお伺いします。  それと、もう一つが、土木費の283ページの水上公園の件です。先ほど聞いていましたけれども、市内外への施設についてどのように施設の周知をされていくのかをお伺いします。 171 ◯委員長(濱中俊男) 都市建設部長。 172 ◯都市建設部長(細谷文雄) では、最初に、多摩都市モノレールの件ですけれども、大事なところに気がついていただいてありがとうございます。多摩都市モノレール、略して多摩モノと申し上げます。近年の多摩モノの動きですけれども、近隣市では市民活動が活発化している中で、昨年1月に多摩モノ延伸の調査費、これは東京都が1億円を予算に計上したということであります。これを受けて、昨年2月に羽村市長が、瑞穂町とあきる野市と八王子市に連携協力依頼、これを直接出向いて行ったところです。そして、今年2月22日ですけれども、あきる野市のモノレールを呼ぼうあきる野の会の準備会というのが設立されまして、羽村市長を表敬訪問されたという事実があります。こうした動きがありまして、多摩モノ延伸の機運が高まってきております。羽村市としましても、議会の多摩都市モノレール建設促進及び公共交通対策特別委員会と連携を取りながら、この機会に市民や商工会、そして観光協会などとも協力をいただきながら組織を設置していただくなどして、ぜひ運動を起こしていきたいと考えております。また、開通は先の話になりますけれども、この間、こうした運動を止めないでおきたいと考えております。こうしたことから多摩モノの予算を別にしまして力を入れていくという考えを持って、この先の事業展開が図られていくように予算がきっちりと配分されるように、このような多摩都市モノレールとしての事業分けを行ったということでございます。以上です。 173 ◯委員長(濱中俊男) 財政課長。 174 ◯財政課長(河野行秀) 2点目の街路照明施設改修工事の4510万2000円の財源内訳ということでございますが、272ページに記載させていただいている国庫支出金の特定防衛施設周辺整備調整交付金、こちらに4500万円を充当しております。残りの10万2000円は一般財源となってございます。 175 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 176 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園の周知というお話でございますけれども、ジャブジャブ池として運用するのが7月の中旬から予定しておりますので、その前の7月1日号ですとか、そういう形で広報並びに配信メールなどを使いまして内外に発信したいと思っております。 177 ◯委員長(濱中俊男) 冨松委員。 178 ◯委 員(冨松 崇) モノレールと水上公園の件は分かりました。  街路照明なのですけれども、これは、先ほど特定防衛施設周辺整備調整交付金ということでしたが、これは昨年度も交付されていると思いますが、年度ごとにもっと均等にこの街路灯整備や道路補修とかに均等に配分することはできないのかをお伺いします。 179 ◯委員長(濱中俊男) 企画政策課長。 180 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 冨松委員ご指摘の特定防衛施設周辺整備調整交付金でありますが、これは通称9条交付金と呼んでおりまして、防衛施設周辺、横田基地周辺の施設整備でありますとか、基地が阻害要因となっていることについての補助金として毎年、これはルール上の計算によりまして算出される金額がそれぞれ交付されるような、そんな性格の交付金となってございます。こちらの充当でありますが、今年度につきましてはスイミングセンターの天井の改修事業に大きく充当させていただきました。毎年これにつきましてはその年のハード整備でありますとか、義務教育就学児医療費の助成金の基金などにも積んでおりますので、こうしたものを全体的にその年の予算を見ながら配分をさせていただいているということで、毎年の財政の状況なども踏まえながら、充当事業を決定しているという形になってございます。以上です。 181 ◯委員長(濱中俊男) 冨松委員。 182 ◯委 員(冨松 崇) ということは、道路や街路灯に毎年配分するというのは難しいということなのですかね。お伺いします。 183 ◯委員長(濱中俊男) 企画政策課長。 184 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) こちらにつきましては、令和元年度・平成31年度にはLEDの街路灯の設置事業に2800万円充当させていただいております。先ほども申し上げましたとおり、その年の予算の状況、また、ハード整備の状況なども踏まえまして総合的に検討させていただいているということになっておりますので、これを定額毎年LEDに充てる、もしくは道路整備に充てるということではなく、総合的にその年の事業を踏まえながら充当事業を決定しているという形を取らせていただいております。以上です。 185 ◯委員長(濱中俊男) 他にございますか。秋山委員。 186 ◯委 員(秋山義徳) 3点質問させていただきます。  まず、土木費、273ページ、道路交通安全施設維持管理に要する経費で、道路標示補修委託料についてなのですが、12月定例会で私が通学路の道路標示の劣化について質問させていただきましたが、今期予定の工事区間はどの辺り、また、工期はどのぐらいかというのをお伺いいたします。  2点目が、土木費、285ページ、児童遊園の管理運営に要する経費です。市民の憩いの場、また、運動の場として児童遊園というのは重要な場所であり、また、管理というのが身近な課題だと思うのですけれども、施設の修繕料が、令和元年が10万円、令和2年が9万5000円で、令和3年度が8万5000円と徐々に減っているのですが、児童遊園の管理についてどのようにお考えかをお伺いします。  続きまして3点目、291ページ、消防費なのですが、消防団施設維持管理費に要する経費です。維持管理に関するところで消防団からちょっと聞いたのが、非常に消防団の車庫が劣化していてすごく心配だという話を聞きました。今、市では劣化に対する検査、または団員からこういった要望とかがどのように上がってきているのか、また、検査はどのように行われているのかをお伺いいたします。 187 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 188 ◯土木課長(杉山 誠) まず1点目の273ページ、道路交通安全施設維持管理に要する経費、道路標示補修委託でございますが、こちらは道路標示補修委託ということで、いわゆる道路にあります区画線、そういった消えかかっている線について表示するというものでございます。これにつきましては来年度、約1キロメートル程度を見込んで予算化しております。場所についてなのですが、今年度来、いろいろなところからご要望とかもございます。そういったところを精査しながら、また、交通量の多いところを最優先になりますけれども、優先順位を定めた中で区画線の表示をしていくという形で考えてございます。同じ予算書の中で、道路交通安全施設整備に要する経費という欄がございまして、道路交通安全施設工事というものがございます。こちらについても、いわゆる区画線や視覚障害者用の点字ブロック、誘導ブロック、そういったものの表示の事業でございますので、併せて、そちらの事業を進めていくという形になっております。  2点目の児童遊園の修繕料でございますが、こちらは予算書の285ページに記載がございます。修繕料というのは突発的な緊急性のある修繕ということで予算化しておりまして、例えば、水道の漏水があったりトイレが壊れたり電気が消えてしまってつかないとか、そういったものに関しての緊急性の伴う修繕費を計上しておりまして、例年、概ね10万円程度の予算となっておりますので、今年度につきましては8万5000円を計上したというところです。そして、様々な遊具ですとか公園の施設全体のご要望等もございます。私どもとしては、公園、児童遊園ともに年度当初に全公園を職員が点検して、その中で安全性というものから修繕を行って維持管理する形を取っておりますので、そういったような状況、また、その遊具の交換や遊具の修繕というのは別途、緊急性があれば補正予算を計上するなりして対応していくということで考えております。以上です。 189 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 190 ◯防災安全課長(中根 聡) 続いて、3点目のご質問についてお答えさせていただきます。消防車庫についての修繕というご質問でございますけれども、通常、職員等が車庫等に赴いた際には、その車庫自体に問題がないかどうかというのを目視で確認させていただいております。また、実際にその車庫を使って活動していただいております消防団員の皆様から、例えば、問題があった場合には、その都度、ご意見なりご要望を承りまして、軽微なものについてはその場ですぐ対応できるような形を取らせていただいております。また、大規模な修繕等につきましては、庁内の関係部署とその情報を共有いたしまして、予算の確保等を進めているところでございます。以上です。 191 ◯委員長(濱中俊男) 建築課長。 192 ◯建築課長(山本和晃) 劣化度をどう調べているのかという内容でございますが、劣化度診断、羽村市公共建築物維持保全計画、平成29年4月に一度改定したのですけれども、令和3年度に改定を今、予定しております。その関係から、今年度において公共施設全体の劣化度調査を課の人間によって現場へ行ってそれぞれ調査してその結果に基づいて、今後、維持保全計画の改定に劣化度の順番によって、劣化の重要性によって順番をつけて、A、B、C、D、Eを再度またつけて順番にやっていくような計画をしていきたいと考えております。以上です。 193 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 194 ◯委 員(秋山義徳) そうしましたら、まず、道路の標示のほうなのですが、ぜひとも安全性を優先的に進めていただきたいと思います。  2つ目の児童遊園の件なのですが、地元のひのきの子児童遊園とかで水がかなり溜まってしまうので早くそれを直してもらいたいという要望等がいろいろ上がっているのですが、こういった要望等をなるべく早くやっていただきたい部分もあるのですが、いろいろな児童遊園からも要望が上がっていると思いますが、この辺についてどう対処していくのかをお伺いいたします。  また、消防団のほうなのですが、ここで第5分団と第6分団の車両の車庫が耐震審査が行われて検査が終わって問題がないというふうになったということなのですが、第6分団の火の見櫓がかなり傷んでいて、底が抜けそうだというちょっと心配する声も聞いたりしたのですが、こういったところは今後、先ほど言った耐震のほうの全体、羽村の施設全体の検査の中で行われていくものと思うのですが、ちょっと心配する声もありますので、早めにこういったことを検査していただくことは可能なのかどうかをお伺いいたします。 195 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 196 ◯土木課長(杉山 誠) 区画線の標示につきましては秋山委員がおっしゃるとおりでして、私どもとしてもご要望をいただいたり、巡回した箇所で必要性があるという判断の下で、優先順位を定めながら設置させていただきたいと思います。  児童遊園並びに公園の要望につきましては、今年度現在で、令和2年度ですけれども、209件ほど寄せられています。その内容としましては高木の剪定や除草ですとか、もちろん先ほど言うような修繕で水が溜まりやすいなどというお話も多々来ております。これについては私ども職員並びに委託事業におきまして順次対応しているところでございまして、令和元年度と比べても、要望数についても大幅に少なくなってきているという現状がございます。引き続き私どもとしましても、巡回点検でご要望いただく前に私どもでできる範囲のことはやっていきたいと思いますし、要望いただいたものに関してはできる範囲の中で対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 197 ◯委員長(濱中俊男) 建築課長。 198 ◯建築課長(山本和晃) 6分団車庫の火の見櫓の件でございますが、一応今年度というか、令和2年度予算要望があった関係から、火の見櫓の全体の塗装の塗り替えという部分では工事要求をしてございましたが、残念ながら実現していないという状況があります。内容的には鉄板の補修とかそういう部分でございますので、現場の職員で確認をして応急処置をした後、来年度または早いうちにその辺の改修を実施していきたいと考えております。以上です。 199 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 200 ◯委 員(秋山義徳) 公園と消防団の両方とも市民にとって大きな課題だと思いますので、早急に進めていただくようお願いいたします。以上です。 201 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。山崎委員。 202 ◯委 員(山崎陽一) 先ほどのモノレールのことで確認したいのですが、昨年1月、延伸のために東京都が1億円の予算をつけたという説明がありました。上北台から箱根ヶ崎までは運輸政策審議会では2015年までに着手するということでなっていました。もうこれはそういうことです。延伸といった場合、八王子から町田、あるいは多摩のほうから八王子ですか、そこが多分、延伸という扱いになっていると思うのです。箱根ヶ崎から八王子は構想という扱いになっていたと思います。これは変わっていないのか。例えば、この1億円の予算というのはそこまで視野に入れた計画、あるいは検討のための1億円なのかということを確認したいのです。 203 ◯委員長(濱中俊男) 都市建設部長。 204 ◯都市建設部長(細谷文雄) 瑞穂町の箱根ヶ崎から八王子までは、今おっしゃるとおり構想路線になっております。東京都の予算が調査費に1億円を計上したと。これは、瑞穂町から八王子までの分は入っておりません。 205 ◯委員長(濱中俊男) 山崎委員。 206 ◯委 員(山崎陽一) 入っていないということでよろしいですか。この整備に関しては、上北台箱根ヶ崎間は事業化すべき路線とすると。そして、多摩センター町田間及び多摩センター八王子間を事業化に向けて導入空間の確保に着手すべき路線とすることだと思うのですが、そういうことでよろしいのでしょうか。 207 ◯委員長(濱中俊男) 都市建設部長。 208 ◯都市建設部長(細谷文雄) おっしゃるとおりです。 209 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。富永委員。 210 ◯委 員(富永訓正) 消防費について1点お伺いします。予算書295ページ、避難行動要支援者名簿システム機器使用料になるかと思うのですけれども、実施計画書47ページ、避難行動要支援者制度の推進。予算説明書33ページも同じです。制度の推進。これについてお伺いいたしますが、予算上では消耗品購入や機器使用料などの経費のようなのですけれども、実施計画書において個別支援計画の作成とあります。制度の推進と充実という意味で、今年度、この個別計画の作成を含めた新たな取組みだと思うのですけれども、どのようにしていくのかをお伺いします。 211 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 212 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問についてですけれども、避難行動要支援者制度のさらなる推進ということでございますが、こちらの個別計画につきましては、市といたしましても大変重要なものだと捉えてございます。まずは、庁舎内におけます関係部署におきまして、こちらの個別計画については作成する上での課題や問題点などを話し合いながら進めていきたいと考えてございます。 213 ◯委員長(濱中俊男) 富永委員。 214 ◯委 員(富永訓正) 国では、避難行動要支援者の個別計画の策定を市区町村の努力義務とするということで、災害対策基本法改正に向けて閣議決定した上で、今国会で成立するような見通しのようなのですけれども、既に取り組んでいる各団体あるいは自治体で取り組んでいるところも既にございますし、しかも今朝の新聞報道なのですけれども、1人当たり7,000円を国が負担すると。福祉専門職の協力を得るための報酬や事務経費などとして1人当たり7,000円を支援するということも打ち出しているようでありますので、これもやはり近年の激甚化する自然災害では、高齢者や障害者などの災害弱者が逃げ遅れ犠牲になるケースもございますし、やはり早いうちにこれは策定していくべきものだと思うのです。今年度、実施計画を見ますと個別計画の作成となっていますけれども、その調査をしていくということですが、やはり早くしっかりと策定していくという作業は必要だと思うのです。その辺のお考えをお伺いします。 215 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 216 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問でございますけれども、避難行動要支援者の方の中でも、やはり避難が難しい事柄の重さというか、例えば、障害をお持ちの方であれば重度の方、そういう方から順にそれぞれの個別計画を立てていくような形で進めていきたいと考えてございます。また、先ほど、まずは庁舎内の関係部署で意見交換をしながらということでご説明をさせていただきましたが、やはりその次といたしましては、支援等をしていただく関係者の方々、例えば、民生・児童委員の皆様ですとか、警察、消防、社会福祉協議会など、このような関係者の方々のご意見等も伺いながら進めていくべきものと考えてございますので、そちらの関係団体の皆様とも意見交換の場をまずは持って進めていきたいと考えております。 217 ◯委員長(濱中俊男) 富永委員。 218 ◯委 員(富永訓正) 先ほども申し上げました1人当たり7,000円という補助も出るということですので、国の支援として総額36億円を見込んでいるということなのですけれども、そのうちの半分、約18億円を令和3年度予算案の地方交付税交付金に計上するというお話もありますので、この辺をしっかり活用しながらやはり進めるべき時に進んでもらうということでしっかり取り組んでいただきたいと思います。回答は結構です。 219 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。水野委員。 220 ◯委 員(水野義裕) 予算書283ページになると思うのですが、動物公園の関係で、実施計画書には動物公園獣舎等の現況調査及び改修工事等の検討というのが上がっています。今年度と来年度も同じ内容でやるということなのですが、この辺りはいつまでに結論を出すようなつもりでいらっしゃるのでしょうか。2年前の様子でいくと、入口はきれいになったけれども、ペンキは剥げたり、子どもたちが夢を語れるような状況の施設にはなっていないのです。大きな問題としては動物公園の扱いをどうするかという話もあるのですが、それは別にして、この辺りの改修工事等について、いつ頃までに結論を出そうとしているかを確認したいと思います。 221 ◯委員長(濱中俊男) 土木課長。 222 ◯土木課長(杉山 誠) 動物公園の改修の計画でございますけれども、今年度も私どもは(株)横浜八景島と意見交換会を何度も繰り返しやってまいりました。その中で、(株)横浜八景島サイドでもこういった改修をしたい、こういった修繕をしたいということをリストアップしていただいています。概ね私どもの協議の中では33件ほどの改修を、今、検討している段階でございまして、内容としては施設の改修が12件、お客様サービスの向上について6件、動物福祉と今は使われていますけれども、その関係で15件ほどの内容を取りまとめているところです。これにつきましては、今、羽村市では第六次長期総合計画の策定に向けて動いておりますので、私どもとしましては、公園等施設整備保全計画という計画がございます。それに合わせて、動物公園以外の公園についても見直しを図っていきたいと考えておりますので、その中に盛り込むような形で、今回、(株)横浜八景島と議論を交わした中の内容について盛り込んでいきたいと考えております。来年度中にそういった素案づくりをしていきたいと考えています。以上です。 223 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。浜中 順委員。 224 ◯委 員(浜中 順) 予算書293ページ一番下の地域防災計画印刷製本という地域防災計画と、各各町内会などを中心としてつくられている自主的防災計画、それとの関係ですけれども、この予算書に書かれている地域防災計画というのが、各町内会の自主的防災計画に役立つようにマニュアル的に書かれているのかどうか。その辺をお伺いします。 225 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 226 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまの地域防災計画についてのご質問でございますけれども、委員の皆様ご存じのとおり、今年度、羽村市地域防災計画の風水害の関連につきましては、ここで改訂をさせていただいているところでございます。この予算書に載っておりますものにつきましては、令和3年度、羽村市地域防災計画の風水害を除いた残りの部分、例えば、震災編や総則や火山ですとか、そういうものです。残りの部分について改訂をさせていただいて製本させていただくということになってございます。また、浜中委員ご質問の地域の計画につきましては、当然、羽村市としまして、この計画が防災関係では最上位の計画となりますので、地域の皆様につきましても、当然、その内容をご説明させていただいて、それをまたそれぞれの地域でご活用いただいて、地元の計画に反映していただくという流れで考えてございます。以上です。 227 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 228 ◯委 員(浜中 順) 大枠は分かりました。各町内会を中心とする自主的な防災計画、それぞれすごく進んでいるところと、その取組みが遅れているところはすごくまちまちなのかなと感じるのですけれども、ちょっと遅れているところの防災部長さんなんかは、どういうふうにそれを進めていくかということですごく悩んでいらっしゃるのです。それをやはり手助けするために、できれば、そういう防災部長さんなどの経験交流会とか、それができやすいような取組みはどのように検討されているのかをお聞きします。 229 ◯委員長(濱中俊男) 防災安全課長。 230 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問についてでございますが、確かに地域によって、防災に関しての温度差といいましょうか、そういうものは市でも感じております。今年度も、総合防災訓練で取り入れさせていただきましたが、複合災害に備えてということで、各避難所の避難所運営マニュアルにコロナ対策の各対策を盛り込んでいただいて、既に作成を済まされている地区もございます。これからやられるところもございます。そういう差がありますことはこちらとしても存じておりますので、これから作成されるところにつきましては、既に作成されたところのものをご提示させていただくなり、また、市の職員が出向いていって、その作成方法についてご説明なりをさせていただく、そういう機会を設けたいと思っております。以上です。 231 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。山崎委員。 232 ◯委 員(山崎陽一) 277ページの区画整理費です。土地権利者の会の補助金19万円で伺います。権利者の会の補助金の要綱には特に補助金の金額が書かれていないと思うのですが、これは上限があるのか。  今まで既に15、16年ずっと補助金を出してきましたが、最大はいくらで、最低はいくらで、これまで出してきた総額と、平均どのくらいかということを教えてください。それから、現在、地域の人口3,400人から2,600人ほど、大体24パーセントも減っているのですけれども、権利者の会の会員というのはどう推移してきたのかを聞きます。  それから、これまでこの補助金はどんな事業に使われ、どのような、例えば、区画整理に対して効果を上げてきたのかと。以上をお願いします。 233 ◯委員長(濱中俊男) 区画整理総務課長。 234 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず1点目の、権利者の会の補助金の上限額があるのかということですけれども、この補助金につきましては補助金の交付要綱というのが定められております。その中で、補助額は毎年度予算の範囲内で市長が定めるということですので、上限額云々というのは、予算の範囲内が上限額になってくるものと考えてございます。  2点目が、これまでの支出した補助金の最大の額と最低の額ということなのですけれども、まず最大が30万円、最低が8万5000円になります。また、総額なのですが、令和元年度の決算ベースまでで申し上げさせていただきますと、補助金の総支出額が332万40円になってございます。また、平均につきましても令和元年度までの補助額の決算額までの平均値でお答えいたしますと、年間当たり約14万5000円になってございます。それと、権利者の会の会員数なのですが、推移につきましては、当初が450名ということで、最大としてはその1年後の平成16年度が478名です。その後は少しずつ下がりながら444名という形になっておるのですけれども、この会員数の推移というのは、基本的に土地を持っている方の権利者数ですので、あまりそこについては増減というものは発生しないということで捉えてございます。  それと6点目、補助金の使い道なのですけれども、令和2年度につきましてはコロナ禍の関係もございましたから、ちょっと異なってくるとは思うのですが、例年、総会費であったり会議費、また、視察研修会費であったり、あとは資料などの印刷費というものに活用されております。また、その補助金の効果がどうあったのかということでございますが、これまでもお答えしておりますけれども、会の目的として、西口のこの地区の健全な市街地の整備と土地利用の増進が図れるよう協力し、権利者相互の連携と共存の利益を図ることを目的としているということで、このための権利者の会の事業としては、会議であったり視察研修会であったりということで、そういうものでその効果が今の西口の事業の進捗状況に良い影響、効果を与えているものだと捉えております。以上です。 235 ◯委員長(濱中俊男) 山崎委員。 236 ◯委 員(山崎陽一) 権利者数が今あったのですが、この数というのは特に権利者の会から毎年報告として数値が上がってきているということでよろしいのでしょうか。  それから、この会は会費の無い会ですから全部補助金で運営されているものと今までも説明を受けております。  そうした中で補助金を使って、例えば、会議をやり研修をしということであれば、具体的にこういう研修をしたということで市に何らかの会としての考え方や、あるいは要望などが上がってきているのかどうか。上がってきているとしたらどういうものなのか。  それから、今回19万円が計上されていますが、具体的にこの19万円というのはどのような根拠の下に一つの補助金枠をつくったのかどうか。例えば、視察は何処に行くため何々という、やはり数値があってこれが出てきたと思うのですが、それを聞かせてください。 237 ◯委員長(濱中俊男) 区画整理総務課長。 238 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず1問目の権利者の会の会員数につきましては、先ほど山崎委員がご質問されたとおりでございます。  また、2番で会費が無いということなのですけれども、基本的にこれまでもお答えしておりますけれども、研修会であったりそういう時には会費を徴収されておりまして、その都度なのですが、そういう部分で補助金だけで運営されているというものではございません。  また、3番目の研修会の報告ということで、令和2年度につきましては、視察研修会については実施されていないのですけれども、例年、権利者の会の総会が5月に開催されますけれども、その中で総会資料として研修会の報告がございまして、さらに、総会の中でもそのような報告がございます。  また、令和3年度の予算19万円についてなのですけれども、この内容につきましては、やはり視察研修とか、あとは、それぞれ会館での研修会だったり総会だったり、そういうものの費用をこれまでの実績等を基に19万円という形で今回計上させていただいてございます。以上です。 239 ◯委員長(濱中俊男) 山崎委員。 240 ◯委 員(山崎陽一) そうしたら、ちょっと質問を変えて、既に工事の実施段階で、例えば、移転補償交渉等、全て個人とやっていく、個々とやっているということで、例えば、会として何かするということは既にないのではないかと。つまり計画段階であればどういうまちにしたいということもあるかもしれませんが、今までの答弁でも区画整理は公共施設のための平地の作業、要するに土地の移動であると。要するにどういうまちにするかどうかというのはそれぞれ個人が、どういう家を造るかも含めて個人が決めることだと今まで答弁がありました。としたら、この権利者の会が仮にどこかに視察に行ってこういうまちをといっても、それは区画整理の趣旨、本来の趣旨とは違ってくるわけで、今、実施段階になれば、こういう権利者の会の作業というのは必要ないのではないかと。逆に言えば、これは今までも聞いていますが、そうした会が個々の権利者に圧力をかけることはないかというふうに質問しましたら、基本的には無いという答弁でした。圧力をかけることは基本的には無いと。これをもう一遍確認したい。圧力をかけることは基本的にも何も無いわけですね。お願いします。 241 ◯委員長(濱中俊男) 区画整理総務課長。 242 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 圧力をかけるような会ではありません。以上です。 243 ◯委員長(濱中俊男) もう一度質問してください。山崎委員。 244 ◯委 員(山崎陽一) 区画整理というのは平面の作業であると。公共施設を整備するために、つまり道路や公園だとか、それが区画整理であると。どういう家を造るか、どこに商店を造るか、どうするかはそれぞれ個人のことですと。つまりまちの姿がどうなるかどうかは、それは区画整理の本来の目的ではなくなってくるわけです。公共施設の整備ですから。どこかに見学に行って視察をして、そのまちを見てきて、この土地権利者の会がどのようなことを、例えば、区画整理部に答申するのかあるいはお話しするのか、もうそれは必要ないのではないか。なければこの補助金も必要はないのではないかと思うのですが、いかがですか。 245 ◯委員長(濱中俊男) 区画整理総務課長。 246 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 大変失礼いたしました。区画整理事業につきましては、山崎委員がおっしゃられましたとおり、確かに、土地の区画の整理、再配置ということが目的になっております。ただし、やはり土地を整理するわけだけではなく、当然その後には、権利者個々が建物を建てたり、または商売されている方については店舗を造るとか、一人だけではなくてやはり商店街とかそういう方たちにとっても、その商店街の人たちの中でどういうまちにしていきたいかということは、これは区画整理の平面整備と上物は切っては切れない部分がございます。そういう部分では、これまでも視察研修会においては、区画整理の集団移転や曳家だったりそういうものを確認させていただいたり、また、おっしゃられましたが、町並みなども確認に行ってございます。そういう中で、総合的なまちづくりの整備という観点からは、やはり区画整理のことだけを見に行くということではなくて、まちづくりを、今後、西口をどうしていくかということについては、権利者につきましては、当然、様々な観点から現場を確認いただくことが非常に重要かと思っております。そういう意味では、引き続き、権利者の会として、もちろん区画整理事業の内容について視察に行くことが大前提ですけれども、それ以外にも、やはり上物とかも含めた総合的な部分での視察をしていただきたいという考えの中では、権利者の会としてのそういう活動が今後も必要かと考えてございます。以上です。 247 ◯委員長(濱中俊男) 答えになっていないのですか。  では、もう一度簡潔明瞭に質問をお願いします。山崎委員。 248 ◯委 員(山崎陽一) 今まで16、17年、332万円の補助金を出してきたわけです。いろいろなところに視察も行ったと。そういう視察の中からどういう提案があって具体的にどういうまちにしたい、あるいはそういった具体的なことを区画整理部に、施行者にどのような土地権利者の会が提案をしてきましたかと。具体的に答えてくださいということです。
    249 ◯委員長(濱中俊男) 区画整理総務課長。 250 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) これまでに権利者の会からはいくつか要望をいただいている中では、例えば、羽村駅の西口の川崎側の方向に行くそういうところの歩行者専用道路の通路の整備などであったり、ちょっと今、これまでの資料が手元に無いのでお答えできないのですが、これまでも要望等はいくつかいただいてございます。以上です。 251 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 252 ◯委員長(濱中俊男) 時間の関係もありますので、ひとまず、土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 253 ◯委員長(濱中俊男) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午後1時51分 休憩                                     午後2時05分 再開 254 ◯委員長(濱中俊男) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑に入ります。予算書のページは、296ページから377ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。冨松委員。 255 ◯委 員(冨松 崇) 教育費についてお伺いします。予算書319ページと331ページです。校外活動に要する経費の移動教室補助金ですが、議会での否決があり、自然休暇村が閉館となったわけですが、予算書にある小中学校の移動教室の補助金は、自然休暇村を利用した場合の額なのか、それとも、代替施設が見つかってそこを利用した場合の額なのかをお伺いします。 256 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 257 ◯学校教育課長(西尾洋介) 移動教室の小学校費、中学校費に計上させていただいていますそれぞれの金額の算出根拠につきましては、清里自然休暇村を使った時の補助額、使った場合を想定した要綱に基づきまして1人8,000円の補助額で積算しております。以上です。 258 ◯委員長(濱中俊男) 冨松委員。 259 ◯委 員(冨松 崇) これまで自然休暇村を利用していた時の1人当たりの補助の算出方法についてお伺いします。 260 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 261 ◯学校教育課長(西尾洋介) 1人当たりの補助額につきましては、羽村市自然休暇村八ヶ岳少年自然の家を使用した移動教室での補助金交付要綱の規定によりまして、補助額は保護者1人当たり8,000円という規定をしております。以上です。 262 ◯委員長(濱中俊男) 冨松委員。 263 ◯委 員(冨松 崇) これから代替施設を探されると思うのですけれども、宿泊料が自然休暇村を利用していたときよりも増額となることも予想されますけれども、その場合、保護者負担が増えることになるのか。できれば負担額が増えないようお願いしたいのですが、その辺をどのようにお考えになっているのかをお伺いします。 264 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 265 ◯学校教育課長(西尾洋介) 現在、自然休暇村を使わないことで小学校、中学校ともに、宿泊先、また、行き先については検討をしている状況でございます。その中で、極力現状に即したような保護者負担を考慮しまして、公共の施設の宿泊施設を活用できるかどうか、まず、そこの視点で、今、行き先も含めた宿泊先も含めた検討を進めておりまして、現在のところ確定した段階には至っておりませんで、現在検討している途中でございます。以上です。 266 ◯委員長(濱中俊男) 冨松委員、もう一度ご質問をお願いします。 267 ◯委 員(冨松 崇) 今探されているということなのですけれども、万が一、今までより増えてしまった場合、保護者の負担額が増えないように、その辺はどのようにお考えなのかをお聞きしたいのです。 268 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 269 ◯学校教育課長(西尾洋介) 今検討している途中ではございますけれども、今後、宿泊場所が民間等の施設等で今までかかっていた保護者の負担の経費が増額するようなことが生じることもこれから想定をしていく中で、制度設計を改めてしまして、極力、保護者負担の軽減に努めていく考えではございます。以上です。 270 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。浜中 順委員。 271 ◯委 員(浜中 順) では、教育で3点お聞きします。  307ページ上段の報酬、スクールソーシャルワーカーが増額されています。どのように体制を強化しているのか。それが1点目です。  それからその下の、学校と家庭の報酬金等の01の中の一番下です。学校と家庭の連携推進事業支援員等謝礼ということで、この支援員が去年と比べて金額が半分になっています。その理由をお聞かせください。  3点目。309ページ、一番下の教職員人事・給与等に要する経費の産業医の報酬。産業医ですけれども、羽村第一中学校ですけれども、面接の件数で、それが月にどういう形でばらついているのかという様子とか、あと、面接を受けた人がどのぐらい、要するに残業をオーバーすると面接するように産業医はなっているわけですけれども、規定時間をどの程度オーバーしているのか。その様子をお聞かせください。 272 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 273 ◯教育支援課長(三品孝之) まず、スクールソーシャルワーカーの増額についてですが、こちらは2点目の学校と家庭の連携推進事業、いわゆる家庭と子どもの支援員と関わりがございまして、まず、家庭と子どもの支援員につきましては、今年度、また、これまで取り組んできた実績から、学校間によってばらつきがあるということが実際の執行の状況で把握しております。こちらは学校がそれぞれの困り感に応じて使えるように謝金として持っておりますので、学校の実態に合っていると私たちは捉えています。一方で、スクールソーシャルワーカーについてですが、スクールソーシャルワーカーのほうが、近年、特に、例えば、家庭の状況に応じて通院の同行に行ったり、また、家庭と福祉機関を往復するなど、相当な時間を要しているということが、実態の中から把握できております。つきましては、スクールソーシャルワーカーを増額しまして、今年度の68日間、また、1回の勤務時間を5時間から、来年度は84日間、これは1回の勤務時間を6時間という形で、実態に合わせた形で増額をさせていただきたいと考えております。以上でございます。 274 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 275 ◯学校教育課長(西尾洋介) 3点目の羽村第一中学校の産業医のご質問でございます。まず、これまでの面接の実績でございますけれども、産業医につきましては毎月1回ですが、今は羽村第一中学校に行っていただいております。職場巡視とともに面接をするということで、産業医との間では、その1回当たりで職員の方と20分程度の面接をしていただくような形でご依頼させていただいております。その中でこれまで、7月から職場巡視とともに面接をしていただいておりまして、これまでに若手教員を中心に5人の先生方と面接をしていただいております。また、羽村第一中学校で80時間を超える教員としてお答えさせていただきますと、本年の1月では羽村第一中学校で80時間以上の教員は1人、12月が10人、11月が12人、12月以前は大体10人以上の方が80時間以上の労働、長時間労働をしているという状況でございます。以上です。 276 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 277 ◯委 員(浜中 順) スクールソーシャルワーカーと支援員の様子は分かりました。支援員ですけれども、前に聞いたかもしれないのですけれども、資格というか、どのような方がなっているのかどうかをお聞きしたいと思います。  それから、産業医については面接が5人と言われたのですけれども、11月は12人、12月は10人、1月は1人という形で、80時間を超える人はいても実際に面接される人は5人ということですので、どうして5人しかできなかったのか。その理由をお聞かせください。 278 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 279 ◯教育支援課長(三品孝之) 家庭と子どもの支援員の資格につきましては、これは学校が様々使えるように、この資格枠は基本的には設けておりません。ただ、この支援員の実態の中では、教員免許を取得している者だとか、保育士、また、臨床心理士といった方々、有資格者もその支援員の中に登録されております。以上でございます。 280 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 281 ◯学校教育課長(西尾洋介) 5人ということでございますけれども、学校へ巡視していただく産業医の先生は月1回、先生も開業しておりますので、いわゆるご自身のところの病院がお休みの時間であったりといったところで学校に行って診ていただいております。その時間と先生方のいわゆるお仕事の時間でなかなか合わないといったところは校長との話し合いの中では聞いております。今まで1回当たりお一人を面接していただくような形で、産業医の方とはこれまでもお話をしております。校長ともそういう形で、長時間の先生については、1回巡視で来ていただいたときに少なくともお一人面接していただくように繋げてもらいたい、そういったところから始めております。ここで、校長とも話す中で、予め産業医の来る日時を、先々を見て、それを学校に周知しながら、より長時間労働の教員がいる学校のご自身の仕事の中で、その時間の枠がちゃんと取れるような形の働きかけを学校としてもしながら面接に繋げていく、そうしたところを、今は初めてのことでもありますので、若干試行錯誤しながらでも面接の充実は今後もしていきたいと。そういった形で調整しております。以上です。 282 ◯委員長(濱中俊男) 鈴木委員。 283 ◯委 員(鈴木拓也) 今、質疑がありました307ページのスクールソーシャルワーカーと、学校と家庭の連携推進事業の支援員なのですけれども、これは現場の実態に応じて変えているというニュアンスで受け取ったのですが、片方を増やすと片方を減らさなくてはいけないと。都の補助金でやっていますからそういう関係になってしまっているのかどうか。  それから、その支援員の時間は今年度と来年度でどう変化するのかをお尋ねします。 284 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 285 ◯教育支援課長(三品孝之) まず、1点目のスクールソーシャルワーカーと家庭と子どもの支援員、こちらについては連動させたわけではないのですが、結果として使い勝手の良いほうを増やし、また、学校の実績に応じて、これは学校間によって若干違うのですが、まちまちの部分については、ならしたという形になります。  そして、来年度につきましての支援員ですが、今、各学校で、次年度に欲しい時間等をそれぞれの学校からいただいていますので、それに合わせて、若干の傾斜をかけながら学校ごとに合わせた予算という形で配分していこうと考えております。以上でございます。 286 ◯委員長(濱中俊男) 鈴木委員、もう一度質問してください。 287 ◯委 員(鈴木拓也) 連動していないということが分かりました。そうであれば、両方沢山来てもらえばいいのではないかと思うのですけれども、何でそうしなかったのか。支援員のほうを何故減らしたのかをお聞きします。それから、その時間もお聞きします。 288 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 289 ◯教育支援課長(三品孝之) 時間につきましては、それぞれ現状では1,254時間ということで、市内の支援員の時間を算定しております。こちらは実際にそれぞれの学校で割合が、先ほど申し上げましたが、20パーセント近い執行率だったり、100パーセント近かったりという差が大きく生じられましたことと、初年度のことについては、全て都が設定している額上限を予算で査定させていただいておりましたので、こちらは初年度の学校が今年度は4校ございましたが、そちらが切れるということで、実際の時間に合わせてきているということでございます。以上でございます。 290 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 291 ◯委 員(門間淑子) 家庭と学校の支援員のその関連でお聞きしますが、実施計画書の18ページに、中学校小学校何日間と令和2年度は日数で書いてありまして、令和3年度はトータル10校で1,254時間と書いてあります。今の説明ですと、学校の実態に合わせているということですから、この多いところ少ないところがあって当然と思うのです。しかし、学校によっては利用しやすい制度だと前にお聞きしていましたし、子どもたちの通学の送り迎えですかね、そんなこともやっているという説明がたしかあったような気がするのですが、非常に日々の生活に密着した支援活動だろうと思っていたのですけれども、そこが1,254時間を確保しつつ費用としては減額になっているというのはちょっと理解しにくいので、それぞれ学校によってばらつきがあるところはどう補正したのか。トータルで1校どれぐらいというふうにパッケージのように決めてしまったのか、それぞれの学校の特性はどこかで反映されているのかを説明してください。 292 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 293 ◯教育支援課長(三品孝之) 今のパッケージという形で先にこちらが枠組みを決めたわけではございません。それぞれの今年度の実績については、学校から毎月月締めで支援員の支払い等に合わせてこちらで把握してきておりますので、学校の使い方という観点で見ますと、実際には先ほどお話しいただいたような登校支援等をこちらの事業についてはメインに置いていたのですが、実際には適用できない子どもたちを学校での指導の場にという固定化されているような使い方もございましたので、こちらについては特段制限を設けてはいなかったのですが、実態の使い方というところで再度学校に見直していただき、それぞれから来年度使いたい時間等を出していただいております。また、それに合わせて、今後、まだ確定はしておりませんので、学校ごとのご意見をいただきながら配分していくというように、現在のところは考えております。ただ一方で、時間について大幅に減になっているのは、なかなか使い勝手が、特に人がなかなか探せなかったり、お子さんにフィットする支援員の方が、学校が使ってみてもちょっと違うという形があったりで使い切れなかったところもございますので、今後そのような形で1年間、また様子を見ながらというふうに把握をしようと考えております。以上でございます。 294 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 295 ◯委 員(門間淑子) そうしますと、学校に応じて、その必要に応じてということが、登校の支援以外にも様々あると思うのですけれども、それが通院とかなんかについてはスクールソーシャルワーカーのほうに重きが移っていってということなのでしょうか。担うことの分担を変えた上でということになりますと、家庭と学校の支援員の方は、もう少し広いエリアをカバーするといいますか、そういうことは考えているのかどうかをお聞きします。 296 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 297 ◯教育支援課長(三品孝之) スクールソーシャルワーカーに重きをというふうに門間委員からお話しいただいたように、私たちもその辺りを狙っておりまして、特に福祉機関等へつないでいく専門性の高いスクールソーシャルワーカーは、実際に医療機関、福祉機関、協力機関と、また家庭を順繰りに回りながら適切な支援をしていく道筋をつくることができます。一方で、家庭と子どもの支援員につきましては、先ほどお話しさせていただいたように、資格等については要件の中にございませんので、あくまでも子どもの見守り、保護者等と学校を繋ぐ連絡という範囲でございますので、実際の今年度の実績でいきますと、医療機関を繋ぐことによって特別支援関係の支援がつながっただとか、そういった結果の見えやすい、その責任が追いやすいところの資格者に重きを持たせたいと考えたところでございます。 298 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 299 ◯委 員(門間淑子) そうしますと、家庭と学校の連携の支援員の方というのは、今後、どのような形で子どもたち、学校、家庭を支えるのか。今はなかなか人と会えない社会状況の中で、人と接することはとても大事だと思うのですけれども、どういう部分を担って子どもたちを支えようとしているのか、新しいそういうところが見えているのかどうかをお聞きします。 300 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 301 ◯教育支援課長(三品孝之) 新しい部分というところになりますと、特に新しいものではないというのが実際のところです。使い分けということで、子どもたちの支援に関わるもので、特に今、中学校のほうでよく活用されたのは、実際にお迎えに行くだとかお電話をするとかではなく、学習の場に一緒に見守っていただくというところも必要ということが分かってきましたので、今、教育相談室にございますハーモニースクール・はむらの指導員が今後巡回をしていく形を取るだとか、これによって羽村第一中学校校区よりも羽村第二中学校区、羽村第三中学校区のエリアにまで手が広がっていくようなところもイメージをしております。今後、今あるものをより効果的に活用できるように、今ちょうど、この年度で見直しつつ、また次年度で実際に執行する中で学校のニーズに応じた、また、子ども、家庭に通じるような効果的なものを、今は狙っていくような形で転換しようと考えております。 302 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。水野委員。 303 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書の19ページ、ナンバー6、学校教育環境の整備というところで、コミュニティスクールの検討というのが現況の中に入っていて、来年度も同左という話なのですが、この話は大分前から起きていて、いつまでに検討を終えるつもりで考えているかをお聞きします。  それから、GIGAスクールサポーターの配置で、令和3年度は端末導入支援員の配置という、これは一般質問で答えがあったかもしれませんが、これは何人をどんなふうに配置しようとしているかを伺います。まずその2つです。 304 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 305 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず1点目、コミュニティスクールの検討でございます。今年度から東京都の補助金制度の地域人材を活用といったところでは、このコミュニティスクールを検討することで地域人材の活用の補助金も得ながら、今年度からコミュニティスクールの設置についての検討をし、今年度は先進自治体への視察等も実施しております。いつまでにというご質問になりますけれども、来年度には中学校区単位である中学校区を1つ、まずはコミュニティスクールに向けて移行というのでしょうか、コミュニティスクール設置に向けて、来年度引き続き検討していきたい。その次の次としては、他の学校区へ順次、まず導入したところのいろいろな実証を踏まえて広げていきたい。まず最初の目標としては、来年度中に1つの校区をコミュニティスクールの実現に向けて検討していきたいと考えております。ちなみに来年度試行という形になりますけれども、取り組んでいきたいと考えております。  2点目になりますけれども、GIGAスクールサポーターです。今年度は導入に向けた様々な専門的知識を活用するために、サポーターの方に、今、従事していただいております。来年度の端末導入支援員につきましては、基本的にはお一人という形になりますが、こちらのお一人という方に常に来ていただくという形ではなくて、チャットであったりメールであったりという形で問合せ等に対応していく。こちらでこれまでいろいろなところで聞くと、7割、8割ぐらいはその時の対応、いわゆるオンライン的な部分で解決していく、まずは即効性というのでしょうか、そこを重視していきたいと思います。それでもいろいろな部分で顔を合わせて何かを解決しなければいけないところに対して、今お答えしましたお一人の方に来ていただいて学校で直接支援していただく。また、これについては、ICT支援員といってこれまでもお二人配置して、各1校当たり2回支援をしておりますので、このICT支援員と併せて来年度、この端末の導入を運用していくにあたっての支援をしていきたいと考えております。以上です。 306 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 307 ◯委 員(水野義裕) まず、コミュニティスクールなのですが、どこに視察に行ったかということ。  それから、来年度、ICT支援員が2人と、それから、端末導入支援員が1人ということのようですが、そのためのコストというのはトータルでいくらになるかをお聞きします。 308 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 309 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず1点目のコミュニティスクールの今年度の視察ですけれども。まずは三鷹市の先進的にコミュニティスクールをやっておるところの実際のコミュニティスクールの会議の場に、私たちも同席させていただきまして、どのような意見が交わされているかというところも含めて見させていただきました。もう一つは、武蔵村山市です。こちらは実際のところの視察ではなくて事務方レベルで、立ち上げから現在に至るといったところの事務的な部分で意見を聞くような機会を設けていただいて、視察として2度、今年度は実施しております。  2点目になりますけれども、予算書305ページの中ほどのちょっと下の委託料、04その他の中に端末導入支援員配置事業委託料としまして462万円を計上しております。こちらの4分の3を東京都の補助金を活用して、こちらは1年間というルールにはなっておりますけれども、こちらを活用することになります。また、ICT支援員の経費なのですけれども、これまで導入しているコンピューター教室の教育用パソコン、教育用コンピューターの使用料の中に、機器であったりネットワークであったりソフトであったりの中に、その仕様の中に支援体制といったところをこれまで含めておりますので、そこからそのICT支援員お二人分の経費というのはちょっと取り出せない状況ですので、回答することはできません。以上です。 310 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 311 ◯委 員(浜中 順) 今のコミュニティスクールについて関連で質問します。  1点目は、このコミュニティスクールがどういう目的で何をするのか。  2点目、現在ある学校評議員会との違い。学校評議員会ではコミュニティスクールのようなことはできないのかどうか。それが2点目です。  3点目、保護者や市民にこれまでどのように知らせてきたのか、または意見を酌み取ってきたのか。その3点をお聞きします。 312 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 313 ◯学校教育課長(西尾洋介) 確かにコミュニティスクール設置に向けて今検討しておりますが、羽村市におきましてはこれまで学校評議員に、各学校でいろいろなご意見をいただきながら学校運営にも携わっていただく、現状の実態としてはございます。そこからさらに一歩今後進む形で、学校と地域がより連携して地域のいろいろな方たちに学校を支えていただくような環境づくり、より人材を厚くして様々な方に学校を支援していただくような体制を構築していきたい。そういった意味でコミュニティスクールという形に制度を変えて取り組んでいきたい。地域があっての学校運営になります。ただ、学校は地域に当然還元していかなければいけない。それは両者が、当然、お互いに協力し合いながら学校運営をしていきたい。そういった意味で、コミュニティスクールの検討をしているところでございます。  2点目になりますけれども、今申し上げましたとおりですが、評議員の皆様には年に定期的にお集まりいただいて、年度当初には学校の運営のことを説明して、どんなことを今、学校はしているか、子どもたちがどういう状況にあるかというところの説明をしながら意見交換をする。そういったところで学校評議員の皆様にはご意見をいただいております。先ほどの繰り返しになりますけれども、より学校と地域が連携した制度になるように、さらに進化していこうと考えております。  3点目になりますけれども、保護者や市民への周知、当然、評議員の皆様に対してもですが、今後、まだ今年度は検討の最初の段階でございました。まず来年度は試行という形で、どこかの中学校区1つをそういった形で実現に向けて取り組みたいと思っておりますので、当然その中では、今の評議員の皆様も含めて保護者の方という形の地域の皆様にもそういった取組みの必要性であったり、今後どう考えていくか、どう地域の皆様が学校に携わっていただきたいか、そういったところを周知していかなければならないと考えております。以上です。 314 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 315 ◯委 員(浜中 順) 1つ目ですけれども、地域と協力して具体的に何をするのか。それが全然伝わってこないのです。何のためにこれまでの学校評議員会を、これは学校評議員会を無くして新たにつくるということかどうか。その辺と、不足点があるから評議員会はやめてコミュニティスクールをつくるとしたら、新たに何を決めるためにこれを設置するのか。それから、これは何か決定ありきでもうつくってしまうよと。これは市民の意向なんかも何も聞かないでつくりました。では説明しますよという形に聞こえるのですけれども、こういう必要があるからつくりますよというのを事前に知らせないのかどうか。こういうすごく良いことがあるから、今、羽村市は検討していますので、皆様、いかがでしょうという周知はしないで、もう決めたから、では説明しますよというスタンスなのか、その辺の考えをお聞かせください。 316 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部参事。 317 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) まず最初に、目的に触れるところでございます。地域と協力して何をするのかの部分でございますが、まずは、今までの学習指導要領で求められていたのは開かれた学校ということでした。今回の改訂の中には、社会に開かれた教育課程という言葉に変わっております。学校というのは、今まではそれこそ学校公開日を設けるとか、地域の人にどうぞ見てくださいというものでしたが、やはり子どもたちというのはその地域の将来を担う人材でございます。やはりそうなってくると、その学校で育む部分もあります。また、地域とともに育む部分もある。そして地域、保護者が育む部分、いろいろなところが関わり合ってございます。今までの学校評議員会は、学校がこうやっていきますよということに対して、説明したらそれに意見は言えるのですが、それをどうするかというところまでは学校評議員のほうでは求められてはいないところでございます。もちろん参考にするということもあります。コミュニティスクールになりますと、校長も含めて全てがこの学校を良くするために何ができるのかと相互に意見を交わし協議をし、そしてさらには、自分たちの中学校区なら中学校区の学校でこういう子どもを育てたいのだというのを熟議します。その中で学校としてこういうことができるのではないか、ただ、それは学校だけではありません。地域とともに育てていくということでございますから、地域ではこういうことができるのではないか、学校ではこういうことができるのではないか。もちろんPTAの方も入ることになると考えますので、PTAの方、保護者はこういうことができるのではないか。そういうことを議論し、ある意味、開かれた教育課程の部分でこういう学校にしていくぞというのをコミュニティスクールの中で考えていきます。要は、学校に言いましたよ、意見しましたよという関係性だけではなく、その中でお互いに子どもたちのために何ができるのかを地域とともに考えていく。そしてさらには循環型の生涯教育の中では、やはり地域の方々も様々なお力を持っていらっしゃいます。その方々が羽村のこの学校のためにこういう力を役立てたいという方もいらっしゃると思うのです。ただ、学校は敷居が高いのよねというお声も聞きます。そういう時にコミュニティスクールの中のいろいろな代表の方々が、こういうこともできますよということをいろいろな意見交換ができる。そういうふうに本当に地域とともに学校があるという形を取るために、コミュニティスクールの検討に入りたいということです。現段階ではもうやりますよということではございません。そして、今後の事前に知らせないのかということですが、現在は、校長会の中でこういう方向性で考えていますよということをお伝えし、また、教育委員とも協議をしたり相談をしたり、または教育委員とともに視察に行ったりして、本当に羽村市にコミュニティスクールが必要かどうか。もし羽村市に設置するとしたらどういうのがいいかということを今、検討している段階です。検討して来年度、1つの中学校区でちょっとやっていただいて、それが本当に羽村市に合うかどうかということを研究していきたいということでございます。以上でございます。 318 ◯委員長(濱中俊男) 浜中 順委員。 319 ◯委 員(浜中 順) そうすると、決定というのはどういう形で、条例とか、どういう形で決定がなされるのかどうか。それから、これは極めて重要な問題で、学校の教育課程、中身を、市民のある代表がこう言って、もうちょっとこういう中身にしろよと言ったら変えられる可能性がある。良い時はいいですよ。けれども、誤ってしまうと、本来的な教育の趣旨が曲げられる可能性も十分含んでいるなと極めて思うのです。そういうときにちゃんとバランスを持って本来の教育の趣旨に従ってできるのかどうか。これまでの評議員会よりもさらに一歩進めというふうになっているとは思うのですけれども、今までの評議員会は教育の中身まで含んで喧々諤々と、こうしたらいい、ああしたらいいという経験が積み上がってのこれだったら少しは展望が見えるかなと思うのですけれども、極めてすごく不安なのです。そういう点は、今までの地域との連携でどういう蓄積があってどういう点を評価されてこれを踏み込もうとしているのか。その辺をお伺いします。 320 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部参事。 321 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) 今までの積み重ねというところですが、学校評議員の皆様方にもいろいろなご意見をいただきながら学校はやってきたところです。まずは、それはやはり認めているところでございます。また、そことは別に地域のコーディネーターが中心となって、学校にいろいろな、例えば、職場体験の時の人材を確保していただくとか、または、事業の中でこういう支援が欲しいのだけれどもという時に地域の方々にお声をかけていただいて人材を集めて頂いたり、そういうことが蓄積されています。また、例えばですけれども、いろいろな行事の時にちょっとお手伝いが欲しいというときにもいいわよというふうに来ていただいています。ただ、やはり年によってというか、また、時が流れると、そういう継続的なというかその支援が確保できるかどうかというところは、やはり地域の方にある意味頼っている部分もあります。そういうこともあります。今の積み重ねの部分はやはり一つはそれだと思うのです。学校に要望型ということではなく、子どもたちの教育のためにこういうことを自分たちはできますよということを積み重ねていただいていることが、やはり一つのコミュニティスクールに向かっての積み重ね、羽村の基盤ではないかと思っています。ただ、それはだからやりますということではなくて、先ほども繰り返しましたが、研究をしていく、検討していくという段階でございます。ではいきなり決めるのかということではございません。まずはやはり今、管理職に話をしております。次は管理職研修会を計画していて、次はやはり教職員にも話をしなければいけない。そして、そこに関わってくださる、例えば、コミュニティスクールの一員になられるだろう方とか、または地域の方々にも、コミュニティスクールはこういうものですよということも、そのメリット、デメリットも含めてやはりお話を伝えていくことが必要である。そのうえで、本当に必要かどうか決めていく形です。もちろんその過程においては、やはり委員の皆様方にも情報提供しながらやっていくというところもございますし、それに伴う規則の改定とか全て順次やっていくという流れを考えております。 322 ◯委員長(濱中俊男) 桜沢教育長。 323 ◯教育長(桜沢 修) コミュニティスクールの質問をいただいていますけれども、実際にどんな積み上げがあったかという話も、私もコミュニティスクールというものに対するいろいろな考え方の中では、例えば、羽村西小学校で金管バンドの星空のコンサートというのをやっていますよね。あのコンサートには本当に地域の人たちが会場設営に来て頂いたり、いろいろなことで手伝っていただいて実施ができている。また、富士見小学校なんかですと、運動会の時におやじの会というのがあって、2年前ですか、もう本当に猛暑みたいな中でやるときに、おやじの会の皆様が同じTシャツを着て水を撒いてくれたりいろいろなお手伝いをしてくれている。実績というのは各学校でそういう形でいろいろなところで、地域の方々と密接な形で今までもやってきている土壌はあると私は思っています。そういった中でそれらのものを一つ、形としては、コミュニティスクールという名前はコミュニティ、いわゆる地域で、コミュニティの中にあるスクールということで考えれば、今、生涯学習部参事が話をしたように、地域とともにある学校、そして、学校を核としたコミュニティを今、町内会加入率も減っているとかいろいろなことを言われていますけれども、これが大きな地域コミュニティの再生がもしかしたら学校を核にしてできるのではないか。そのような希望も少し持って取り組みたいと思っています。古いと言うと怒られてしまいますけれども、教員の皆様からとってみれば、地域の人たちとお付き合いしなくてはいけないのかとかと思われる部分があるのかもしれませんけれども、そんな心配せずに地域の皆様と一緒に学校教育を一緒にやっていきましょうよと。そういう気持ちでお互いが地域コミュニティを推進するのと併せて、その核に学校を置いて一緒に子どもたちのためにという、そういったものを理想として掲げてやっていくことによって、羽村市の中にすばらしい地域と学校、また、地域の中の市民同士のつながりというのもできたり、そういった活動を若いお父さんたちが今度、おやじの会みたいな形で学校を活躍の場にして地域コミュニティをつくっていく、そんなように、これはただ単に学校教育という、コミュニティスクールという名前ですけれども、学校教育だけではなくて、地域のコミュニティも、それから、そこに参加したりなんかという時には、先ほどありましたけれども、これは生涯学習として学校と一緒になって自分が学んだことを、それを大人の方が学校にどれだけ自分が学んだことを、経験をフィードバックできる機会があるならやるよという、そういった市民の皆様もいると思うのですよ。そういうつながりの中でコミュニティスクールというものを核にして、そして地域の皆様の活動も活発になるような地域づくりができるような、そんなまちになったらすばらしいなと私は思っているところです。浜中委員がご心配なさることも確かにあると思いますけれども、これは学校教育の中だけの話ではなくて、今回、生涯学習の基本計画もつくりますけれども、市民みんなでそういったものに取り組む中で、いい形で地域コミュニティが振興できればというところも含めて、大きな夢をもってこれに取り組みたいと思っているところです。 324 ◯委員長(濱中俊男) では、浜中 順委員、今の質問をもう一度してください。 325 ◯委 員(浜中 順) これはどういう形で決定というふうになるのですか。 326 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部参事。
    327 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) 先ほどお話が長くなって申し訳ありませんでした。決定という流れにつきましては、まずはこの研究をして、それが羽村市に合うかどうか、そして羽村市版ができるかどうか。できましたら、その後はやはり教育委員会で諮って、その後、教育委員会にて決定していくという形になります。 328 ◯委員長(濱中俊男) 石居副委員長。 329 ◯副委員長(石居尚郎) 今のコミュニティスクールの関連で質問をさせていただきます。お話を伺っていて、以前、私もコミュニティスクールの話を随分前から質問させていただいて、他の議員の方も何人か質問していて、その答弁が、先ほど浜中委員がおっしゃったようなことを答弁されてきたのです。ところが、今の答弁と全く逆になっている。これはいつからそういう方向に変わってきたのか。また、学習指導要領のところの話を指摘されましたけれども、そこのところがすごく気になります。私たちも随分前から研究をして、先ほど桜沢教育長がおっしゃったように地域力というのを、すごい地域力があるからどうでしょうかと随分前から言ってきたのです。ところが、教育委員会としてはかなり慎重論の立場だった。それが今日の答弁ですと、全く180度変わってきているわけです。それが何故変わったのか、そしてどういう方向に持っていくのか。  もう一つは、校長の権限も含めてそれを共有していくというのが、コミュニティスクールの一つの特徴でもあり課題でもあると思うのです。それを浜中委員は懸念されていると思うのですけれども、そこをどう乗り越えていくということを今考えていらっしゃるのかと同時に、先ほどと重なりますけれども、はむらの教育等でしっかりそこは何が特徴でというのを説明していかないと、言葉だけは知っていても中身というのが意外と知られていないので、しっかりとした広報をしながら、市民の皆様と共有しながら決定していく。これが極めて大事だろうと思います。そこら辺のところが何故変わったのかも含めてご答弁いただければと思います。 330 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部参事。 331 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) まず一つは先ほどもお話ししましたが、学習指導要領に今まではとにかく開かれた学校という形だったものが、社会に開かれた教育課程ということになったというのが一つの基盤に大きくあります。あとは、やはり以前まではコミュニティスクールというものの数も増えてきてはいましたが、まだそんなに広がっていない部分がありました。やはりここでいろいろな実践事例、実際にやっているところを私も見させて頂いたり、その良さというものも理解してきて、もちろん羽村の今までの教育も良いのですが、せっかくこれだけの羽村の地域力、人材がある、こういう土地であれば他の地域でやっている先進事例、それを基にぜひこの機会に、やはり180度と先ほどのお話にもありましたが、今までの流れの中でやはりこれが必要であろうということで、今回、コミュニティスクールの検討に入るということになりました。あとは、どういう方向性かといったら、先ほども言いましたが、やはり地域とともにあって、循環型の生涯学習、要は子どもたちは今、学校にいる。でも、その子どもたちが学んで大人になったら、その大人が今度はまた自分の蓄えた力、または自分の良さを学校に還元していくよと。その中で地域同士がつながっていくよと。そういうものにしたいと考えています。  そして、権限の部分でございます。やはり先ほどもありましたが、やはりこの権限というものはなかなかご理解いただけない、他の地区の研究とかまたは実践を見ていても、やはりそこがかなり課題になっています。校長が今までできたものができないのではないか。ただ、一つ言えるのは、あまり私の立場で言ってはいけないのかもしれませんが、校長というのは期限、要は何年間というものになります。でも、地域というものはずっとその子どもたちを支え続けるところであります。その中で、地域が言ったから全て変わるとかということではなく、先ほどもお話しさせていただきましたが、この地域にはこういう子どもたちを育てたいんだという思いと、学校教育の中で学校の教育の専門家としてこういう教育は今必要なのです、それを熟議しながら考えていくということですので、権限の部分でどういうところまでというのはやはり来年度1年間をかけて、十分に私たち自身も検討していって、学校とともに検討させていただきたいと思っています。懸念部分もきちんと把握させていただきたいと思います。  3点目の羽村のコミュニティスクールとかのことについてどう広報していくかということでございますが、これは非常に大切な部分だと思っています。コミュニティスクールは学校だけでできるものではないと思っています。地域の方にご理解していただいて、だからその権限の部分でも学校の子どもたちを育てる部分でも地域として力をつけていく部分でも大切だと思っておりますので、例えばですけれども、はむらの教育とか、いろいろなところでこういうことが出せるという情報になってきますが、その段階できちんとご説明をしていきたいと思っております。以上でございます。 332 ◯委員長(濱中俊男) しばらく休憩いたします。                                     午後3時01分 休憩                                     午後3時10分 再開 333 ◯委員長(濱中俊男) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  質疑ありませんか。水野委員。 334 ◯委 員(水野義裕) やはりコミュニティスクールと片仮名でやるから分からないのですよ。日本語で言うと何ですかと。やはりコミュニティスクールと言ったときに日本語で表現できたらそれは必ず一緒にして話をしないと、解釈が随分、漢字で書けば伝わる。そういう意味では、コミュニティスクールを日本語で端的に言うと何と言うのですかね。 335 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部参事。 336 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) 日本語で言いますと、学校運営協議会を置く学校という形になります。今のは文部科学省の言うところで、私たち羽村市が考えているのは地域とともにある学校という形になります。 337 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。馳平委員。 338 ◯委 員(馳平耕三) ちょっと雰囲気を変えて別のところで3項目ぐらい質問させていただきます。  まず、予算書341ページ、青少年の健全育成事業の中のキックボールやソフトボールの件なのですけれども、これはまた同じ時期に同じように実施するのか。今回は1年練習していないので、本当に選手が集まるのかどうかという不安もあるし、それと、今はまだ練習できない状況ではないですか。ちょうど夏にやって一番熱中症とかが多い時までに子どもたちの体も仕上がるのかどうかが非常に心配する部分もあるのですけれども、その辺をまずお聞かせいただきたいと思います。  それから、同じところの341ページ、成人式なのですけれども、今年の成人式はもうあれで完全に終わりなのかということなのですけれども、今はまだコロナ禍なので、コロナ収束後はまた何か集まるところをつくってほしいと言っている人たちもいますし、そうやって動いている若者、お父さんたち、お母さんたちもいるのです。もう年度をまたいででもという話もあるのですけれども、完全に終わりなのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。  それから345ページ、若者の自立支援の委託料の中身、委託内容についてお聞かせいただきたいと思います。 339 ◯委 員(馳平耕三) 児童青少年課長。 340 ◯児童青少年課長(中島静樹) まず1点目の少年少女球技大会の関係ですが、これは市と教育委員会の共催の下、実施しております。その中で、この事業につきましても、先ほど、市でやっていくイベント関係の中で実行委員会があるような事業につきましては、当然、その実行委員会の意見も十分聞いた上で、市としても判断をしていくものだと考えております。来年度に向けて、主に実行委員会の主となっていただける地区委員会の各会長と、今はちょっとコロナ禍なのでメールでの開催になっておりますが、開催に向けての検討というのは毎月実施させていただいております。まずは、近年の熱中症の関係がございますので、その部分につきましてはやはり開催の方法ですね。今までの形が良いのかどうかというものを含めて検討しているのと、あとは今回のコロナの関係です。コロナ禍の中でこれがどこまで続いていくのか。また、日常の行動の中でこのマスク着用の部分が常態化している中でこういう運動競技、または子どもや保護者も含めて1,000人規模の集まるような形が本当に実施できるのか。これは実施の方法または会場の拡充といった方面も含めて、現在検討中でございます。これは最終的には、やはり実行委員会の皆様の意見等をお聞きしながら、市でも判断をしていきたいと考えております。また、地区には今後、各参加のチーム、町内会等にも、実際皆様がこのような状態の中で参加をしていきたいとか、その辺の意向なんかも今後調査をしていきたいなと現在考えているところです。 341 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 342 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) 2点目の成人式の関係でございます。今年度の成人式については延期ではなく中止ということでございますので、年度をまたいでの開催も考えてございません。以上です。 343 ◯委員長(濱中俊男) 児童青少年課長。 344 ◯児童青少年課長(中島静樹) 失礼しました。若者の自立等支援事業委託でございますが、こちらにつきましては、概ね15歳から34歳として羽村市の児童青少年課の所管では捉えておりますが、義務教育を終えた者から34歳までの若者につきまして、主にひきこもりを対象とした相談、または自立支援に向けた講演会等を実施するものを計画しております。 345 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 346 ◯委 員(馳平耕三) まず、1点目のキックボール、ソフトボールの部分なのですけれども、本来ならもうこの時期から少しずつ動き始めて、選手集めとかをやるし、うちなんかは1年ずっとやっていないわけなので、やっているところもあるのですけれども、やっていないところがかなり多くて、今の様子を聞いていると、学校で1チームとか2チームとかという形になる可能性もあるので、どうやって協力しながらその1チームをつくっていこうかという話に今なっている状況が、多分、他の学校でも多く見受けられるのではないのかなと思います。ただ、やはりやっている子たちもいるので、どういう形でまたできるのかどうか。その辺も含めてよく考えていただいて、実施する場合は子どもたちの安全、さっき言ったように夏までに本当に子どもの体が仕上がるかという問題もあるので、練習もやっていなくてあまり短い間ですとけがしてしまいますから、そういうのも含めて、この日程ありきとかではなくて、いろいろな方法で考えていただきたい。練習もなかなか今は本当に学校でできない状況もあるので、練習が始まるのも大分後からになってしまう可能性もありますから、やる場合でも方法もいろいろ実行委員会の中で含めて考えていただきたいと思います。  成人式も実行委員会形式を取ったのですよね。若者が実行委員会に入っていましたよね。その声というのは、この中止の時に、さっきの話からいくと反映されたのかどうか。福生市は実行委員会の中で成人の人たちがぜひともやってほしいという話が出たので、今回やったという話を聞いているのですけれども、そういう声は、今回の成人式の人たちからは出なかったのか。それと、さっき言っていたのは、中止は中止だとしても、また何か集まる機会をつくってほしいと言っているという若い人たちがいるのですよね。学校の中で集まるだとか、そういうのも何も無いのかという話なのです。  それから3点目は、自立支援の件なのですけれども、講演会とかをやった時に元々引きこもっている人が、自立支援の人が本当に来るのかなという心配がちょっとあるのです。今、国でも孤独課、孤立課でしたか、そういうのができたという話も聞いているのですけれども、もうちょっとその中で、孤立、孤独に対してどうしていくのかというのをもうちょっと明確にしたほうがいいのではないかなと思うのですけれども、講演会で本当にできるのかなと。その人たちがひきこもりではない形になるのかなという気はするのですけれども、いかがかをお聞かせいただきたいと思います。 347 ◯委員長(濱中俊男) 児童青少年課長。 348 ◯児童青少年課長(中島静樹) 1点目の少年少女球技大会の関係は、本来であればもう3月から各町内会に募集をかけて動き出しているところですが、コロナ禍の中、または今後の動きの中で、地区委員会のほうとも、本当に果たしてこのまま進められるのか、また運営の方法が、やはり皆様なかなか決めづらい部分というのがありまして、本当に毎月中身を吟味している状態です。当然それの実施を強引にやるかどうかというものがいいのかというのは、本当になかなか難しい判断になるかと思います。ただ、今の段階では、実施に向けた形で当然ここで準備をしていかないと、本来の時期、また、オリンピック等の絡みもあって、きちんとした設定の中でやる予定では組んでおりますので、実施に向けた計画をしながら、当然、適時その状況を見極めて検討してまいりたいと思います。  3点目の自立支援の関係でございますが、まず、相談も講演会も必ずしも本人が出てくるということだけではないです。実際の場合も、これはご本人が来られるという形であれば当然、軽度のそういう状態という形で支援もしやすく、そういう専門の機関に引き継ぐということもやりやすいのかなと思います。実際の状況といたしましては、本人もしくはご家庭の保護者であったり、その子が通うような施設だったりそういう関係の方々が、そういう状態の子と関わる方がその子とどう関わったり支援をすることができるかという内容でさせていただいています。こういう状況だった場合はこういう声かけをしようとか、周りの方が本人に対して支援、手を差し伸べてあげられるようなことを、いろいろ講演の中でご教示いただいたような中身にさせていただいています。今後どのような形でいろいろなものを、皆様、その本人だったり、ご家族、親類者等、また関係者に情報提供を講演会としてさせていただけるかというのは、またうちのほうでもいろいろ状況を鑑みながら検討してまいりたいと思います。 349 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 350 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) 成人式についてでございます。成人式につきましては、各学校から数名程度のスタッフを募りまして、その中で開催する中で検討していたところでございますが、新成人のスタッフの意見も聞いたところ、中止も仕方がないというのが大半でございました。それと、集まる機会をつくってはいかがということなのですけれども、今のコロナ禍の状況で、市として、また年度をまたいでいつ開催できるか分からないですし、そういったところでそういう機会をつくる考えはございません。 351 ◯委員長(濱中俊男) 馳平委員。 352 ◯委 員(馳平耕三) 1点目の件なのですけれども、実施計画書の23ページによると、育成団体の支援は去年も大分減らされていて今年も減らされていますよね。予算です。これは何が対象にその予算、案外このキックボールやソフトボールの部分とかも入っているのかなと思っていたのですけれども、それ以外に地区委員会などが行う行事とか、何かは分からないのですけれども、どの部分が削られているのかをお聞かせいただきたいと思います。  それから、若者の自立支援、これは令和2年度もやっているわけですよね。ひきこもりの講演会の参加状況だとか、それから、相談会です。コロナ禍だったのでどうなったのかちょっと分からないのですけれども、その辺がどのぐらいの人が参加されて、ひきこもりから立ち直ったりということができたのかどうかとかを含めてご紹介いただければと思います。  それから、成人式は、その結果に対して、親や本人たちからその後何か声は上がっているかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 353 ◯委員長(濱中俊男) 児童青少年課長。 354 ◯児童青少年課長(中島静樹) まず1点目の地域活動への支援という形の地区への補助金の関係ですが、この補助金につきましては、地区連絡協議会という各7地区の会長が集まった連絡協議会というのがございます。この中で皆様が計画して実施していただいている事業のうち、令和3年度に実施する事業を整理、検討し直して見直しをしました。その関係で、事業が無くなった部分もございまして、その分に係る経費を補助金額から減額したものであります。社会実践活動です。事業が開催という形ではなくて、実施方法を見直したということで、地区等がきちんとその市内一斉美化運動であったり、観光協会等が主催しているチューリップの植え付け、掘り取りなどに声かけをして、市全体としてそういうものに参加していく、そういう動きに変更することによって、その辺の経費の見直しを図ったということによる減額でございます。  あと、3点目の自立支援の令和2年度の実績でございますが、講演会については毎年年明け、今年度であれば本来は令和3年1月等に予定していたわけですが、講演会は今回、コロナ禍の関係がございまして密になるということで実施は中止しております。相談会は個別の部屋を設けて予約制で行う計画をしましたので実施をさせていただき、1日で4コマの時間帯を設けて募集をかけさせていただきました。結果といたしましては、4コマ中2コマ、2人の方の相談を受けております。相談内容等は個人的な情報になってきますのでお答えは控えさせていただきますが、うちだけの相談ではなく、その後、専門機関にその内容の支援をするという繋ぐことも実際にできておりますので、成果は得ていると考えております。 355 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 356 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) 成人式の関係でございます。成人式につきましては中止の決定に伴いまして、やってほしいというメールが5件、電話は2件いただきました。その際には、市としてもやってあげたい気持ちは皆様と一緒ですと。ただ、コロナを拡大するわけにはいかない等の説明をしてご納得をいただいたところでございます。以上です。 357 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございますか。石居副委員長。 358 ◯副委員長(石居尚郎) 2点お伺いしたいと思います。  1点目は、予算書の351ページ、353ページのゆとろぎと図書館の関係になろうかと思うのですが、明日で東日本大震災からちょうど10年ということになります。その被災を忘れないという意味で、ゆとろぎであったり、また、図書館と連携して、何かそういった企画というのを考えていらっしゃるのかどうなのかというのをお聞きしたいのが1点です。  それから、もう一点が、先ほど馳平委員から出ました成人式の件なのですけれども、私の元にもいろいろな声をいただきました。ちょうどコロナの感染者がぐっと増えてきた時期で、開催するか開催しないかの決定というのは多分、実行委員会としてもそうでしょうし、市当局としても非常に悩んだ末の結論だったと思っています。その結論のどちらが良いのか悪いかというのは無いと思うのです。ただ、やはり気になったのは、成人式の意義というのは、きちんと成人をしてその責任を自覚して新しい出発をしていくということだろうと思います。市長がテレビはむら等でそのメッセージを送っていただき、私も聞かせていただきましたけれども、もう一つやはり大事なことは、お互い同じ世代の人が久々に集って、そこで成人になるということを自覚し決意し励まし合って新しいスタートをつくる。それも成人式の大きな意味だと私は思っているのですけれども、そういうことを考えれば、例えば、今年は当然できる環境にはないと思いますし、この春先だって難しい。そうなれば、例えば、1年後に、晴れ着を着なくてももう一回集まろうではないかみたいな企画があっても良かったのではないかと。そこはちょっと寂しかったなと。もうちょっと若者に対してそういう心を添えてもらえれば良かったのかなと思ったのですが、そういう観点は考えなかったのでしょうか。以上の2点をお聞きします。 359 ◯委員長(濱中俊男) ゆとろぎセンター長。 360 ◯生涯学習センターゆとろぎセンター長(羽村典洋) それでは、1点目の東日本大震災に関しましての企画ということでございます。ゆとろぎに関してお答えいたしますと、3.11に関しての特別な講座等は来年度は考えてございません。ただ、現在、昨日からですかね、震災を忘れないという意味でゆとろぎの展示室を利用していただきまして、震災に関しての防災安全課での展示はやっておりますので、そういうことへの協力は今後もしていきたいと考えてございます。以上でございます。 361 ◯委員長(濱中俊男) 図書館長。 362 ◯図書館長(松原 隆) 図書館での東日本大震災の企画ということでございますけれども、10年目ということでございます。図書館の入り口のところに本の展示のコーナーがございます。今、東日本大震災に関係する書籍等の紹介展示、また、防災を含めて身を守るとか、そういう本の展示を行っております。これは3月14日日曜日まで行っておりますので、ぜひご利用ください。以上です。 363 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習部長。 364 ◯生涯学習部長(伊藤文隆) 成人式の関係でございます。1月初旬に、やはり感染がすごい勢いで拡大していく中で、市としても、やはり感染防止対策というところを徹底するために、成人式を中止させていただきました。確かに新成人同士が集まってお互いにお祝いをし、新成人の自覚を持つ、そういった意味では集うことというのは大切だというところは認識をしているところでございますが、あの段階では、やはり先が見えない感染拡大の中で、いつなら延期できるのかというところはなかなか難しかったと考えております。市長から新成人に向けたお祝いのメッセージを流し、そしてまた新成人の誓いの言葉を市の公式サイトに掲載をして、市としては成人式を迎えられた皆様へのメッセージを届けさせていただいたところでございます。1年後に集まるとかというお話をいただきましたけれども、現段階でも緊急事態宣言が続いており、そしてまた、その収束がなかなか見えない中ではそれを設定するというのは難しかったと考えております。以上です。 365 ◯委員長(濱中俊男) 石居副委員長。 366 ◯副委員長(石居尚郎) 分かりました。今からの段階でそれをやろうということは非常に難しいと思うのですが、要はそのときの多分反応だと思うのですよね。例えば、1年後に会おうと。実行委員会がそこにいて、いろいろな声がある中で、また市としても1年後にやるということはそこでは多分できたと思うのですが、これからまたこういうケースというのでしょうか、何が起きるかは分かりませんけれども、そういったときにそういう若者がせっかく集ってくる機会というものは非常に大切にしていく必要はあるのだろうと思うのです。そういう時にやむを得ないので終わりというのではなくて、それが継続的に何かできるようなものをやはり考えていく、その土壌を市役所庁内の中で醸成していただければなという思いが私も残っていましたので、ぜひ今後そういうことがあったら、そういうことも強く意識していただきながら事業を展開していただきたいと思いますけれども、再度いかがでございましょうか。 367 ◯委員長(濱中俊男) 並木市長。 368 ◯市 長(並木 心) 成人式の意味というのは、必ず私自身も、短くして成人主体の、後輩たちが音楽を送ったりとかそういう形に変えてきて、行政が押し付けてどうとかそういうものではないように変えてきたことは事実ですし、今回の場合も本当にできれば頑張りたいなと思いましたけれども、実行委員会の皆様の総意を聞いて、実行委員会に自主的に判断をしていただいて、こういう状況ではやむを得ないよというものの回答といいましょうか、そちらの総意を貰って、我々もそう言うのだったらという形で決定させていただいたと同時に、インフォーマルに成人の皆様の有志の中で、もうちょっと自分たちで違うことをやろうかという動きも、自主的な動きも見えておりましたので、そこは間接的に、注意しながらやるような方法も。他のところでも結構自主的なものがありましたので、そこを拒む必要はなくて、自分たちで自立してコロナ対策をきちんとやってくださいというところについての幅は持たしたつもりですので、そういう意味では今回の形が単なるそういうコロナ対策ではあった、それが大優先ではありますけれども、来年からもその辺のところの気持ちをきちんと入れた形の成人式を、これを活かしてやっていくという姿勢には変わりありません。 369 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。秋山委員。 370 ◯委 員(秋山義徳) 3点質問させていただきます。  教育費、329ページです。また、説明書の26ページも絡んでくるのですが、令和4年4月より中学校に特別支援学級を設置するとあって、その準備として、中学校情緒固定学級整備工事の費用が入っているのですが、これはどういった工事なのか、どんな内容なのかをお伺いいたします。  次に、341ページの青少年健全育成事業に要する経費の中で、少年少女競技大会入賞メダルについて12万5000円の計上があったのですが、説明書22ページに、行政スリム化に向けた事務事業点検見直しの項目に、こちらの入賞メダルを廃止とあるのですが、これはまた別なのか。その辺の説明をお伺いいたします。  それから、363ページ、博物館事業に要する経費の中で缶バッチの製作委託料とありますが、缶バッチはどういうものを作ってどういう使い方をするのかを教えてください。 371 ◯委員長(濱中俊男) 建築課長。 372 ◯建築課長(山本和晃) 情緒固定学級の整備工事の工事内容についてご説明させていただきます。場所は、羽村第三中学校の知的固定学級の一部を情緒固定学級の教室に整備するということで、現在、知的固定学級の調理室、こちらのガス台や食器棚等を撤去して、そちらを職員室として改修いたします。その横に和室があるのですが、和室の中を改修するということではないのですが、こちらの部屋を利用して子どもたちの情緒固定の学級ですので、ちょっと興奮してしまったとかという子が出た場合にはそちらの部屋を利用してクールダウンするような部屋にするということでございます。それから、その他の部屋で、今、給食準備室のほうにもあるのですけれども、こちらは今、結構広い部屋を使っているのですが、こちらの半分を使って、こちらの学級をそれぞれ一人ひとりの固定学級に対応するために教室に改造するものでございます。以上です。 373 ◯委員長(濱中俊男) スポーツ推進課長。 374 ◯スポーツ推進課長(小山和英) 2点目の341ページの少年少女競技大会のメダルの部分につきましては児童青少年課の事業となりますが、予算説明書の22ページのスポーツ事業委託料につきましてはスポーツ推進課の事業となりますので、私から回答させていただきます。予算書22ページのスポーツ事業委託の少年少女球技大会等メダルの廃止等につきましては、大変申し訳ございません、こちらの大会名が間違っておりまして、総合体育大会と駅伝大会とかというものの大会名になってございます。そちらのほうのメダルの見直しを図るというところで、こちらの減額をさせていただいてございますので、341ページの計上につきましては間違いないということでご理解いただければと思います。スポーツ委託につきましては、369ページのところに大会等の開催に要する経費ということで計上させていただいているところでございます。以上です。 375 ◯委員長(濱中俊男) 郷土博物館長。 376 ◯郷土博物館長(中村伊知郎) 3点目のご質問にお答えいたします。郷土博物館では缶バッチを製作しております。内容としましては玉川兄弟のバッチでございます。こちらの缶バッチにつきましては、今、私もつけているのですが、玉川兄弟のバッチということで、博物館の事業では玉川上水についての調査研究をしている内容から、歴史講座または歴史散歩とかということで、玉川上水の関係について講座等を行っています。そういう際に、バッチを参加者の方にご購入の糸口という形でご利用いただいているところでございます。個数なのですが、500個作成予定でございます。以上です。 377 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 378 ◯委 員(秋山義徳) メダルの件とバッチの件は分かりました。  先ほどの情緒固定学級整備の件なのですが、4月4日より全小中学校に特別支援学級を設置してこの充実を図るということなのですが、羽村市の考えるインクルーシブ教育についてどのようなお考えがあるのかをお聞かせください。 379 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 380 ◯教育支援課長(三品孝之) 4月4日、こちらの予算説明書に書かせていただいておりますのは、中学校の自閉症情緒固定の学級でございます。こちらは令和4年4月からの開級を目指しておりまして、先ほど工事の説明をさせていただきましたのは、それに合わせた準備ということになります。羽村市のインクルーシブ教育システムということでございますが、全ての子どもたちが全てのそれぞれの能力を最大限に活かせるように、学びの場をしっかりと提供していくということでこれまで取り組んでおりまして、中学校の今回の情緒固定につきましては、これまで小学校については松林小学校のまつのこ学級が情緒の子どもたちの学びの場でしたが、本市の場合は、中学校には情緒固定の学級はございませんでした。そのため、今後、計画的に情緒固定学級を中学校に設置することで、これまでありました知的障害学級と併せて障害特性に応じた学びの場を保障するという考えでございます。以上でございます。 381 ◯委員長(濱中俊男) 秋山委員。 382 ◯委 員(秋山義徳) インクルーシブ教育に関してなのですが、学校と保護者、その2者だけではなく、地域の皆様、地域との理解が必要となってくると思うのですが、中学校に設置することに関して、どのような形で地域の皆様にお話をしているのかをお伺いいたします。 383 ◯委員長(濱中俊男) 教育支援課長。 384 ◯教育支援課長(三品孝之) 今後の中学校の自閉症情緒障害の特別支援学級の流れについて、ここでご説明をさせていただきます。これまで準備段階、検討段階でありましたが、今回、予算計上させていただいたことで、予定でございますが、令和3年5月にはむらの教育にて広く地域、また、市民に周知をさせていただきたいと考えております。併せて6月に就学相談、こちらにつきましては、この情緒障害の特別支援学級を利用するにあたっての相談をしていくのですが、その相談に関する説明会を実施いたします。こちらも広報等にて周知いたします。また、併せて、東京都等の設置に向けた調整を行いながら、市民向けの説明会は必要に応じて9月以降等を考えております。そういった中で地域、保護者に、この設置にあたって、またどのような形でこの情緒障害の学級が必要で、また、学びの場が保障できるのかというご説明、そして併せて対象の生徒にあたる保護者等にきちんとした説明、また的確な就学相談を経て理解をしていただくという予定でございます。以上でございます。 385 ◯委員長(濱中俊男) 委員長から市長にお願いがあります。配られた予算案説明書の22ページの一番下の段の文言が違っているとの答弁内容がございました。これは後世に残るものでございますので、きちんと訂正をしていただくように市長にお願いいたします。  財政課長。 386 ◯財政課長(河野行秀) 申し訳ございません。先ほど訂正のありましたところなのですけれども、予算案説明書の22ページです。こちらは少年少女球技大会となっておりますが、誤植がありまして、総合体育大会と訂正をさせていただきたいと思います。こちらの予算案説明書が予算説明書になる段階ではきちんと訂正をさせていただくとともに、この場を借りて訂正をさせていただきたいと思います。 387 ◯委員長(濱中俊男) 了解いたしました。  他に質疑ございますか。鈴木委員。 388 ◯委 員(鈴木拓也) 2点お尋ねいたします。  1点目がゆとろぎなのですけれども、353ページで市民の会です。助成金が年々減ってきているということになっておりまして、市民の会との間ではどういう話し合いが行われて、最終的にこういう決定に至ったのかと。また、今後、だんだん市民の会の役割を小さくしていくという方向性なのかどうなのか、それもお尋ねいたします。  2点目は、355ページ、図書館なのですけれども、こちらでも雑誌の購読料、また図書の購読料、購入量、視聴覚資料ですね。いずれも年々減ってきているという状況になっておりまして、私の感覚ですと、本は1冊当たり高くなっているのではないかとちょっと感じるのですけれども、かなり冊数が減ってくるという結果になるのではないかなと感じるのですけれども、その冊数が何冊ということになるのか。また、雑誌は何タイトルということになるのかをお尋ねいたします。以上です。 389 ◯委員長(濱中俊男) ゆとろぎセンター長。 390 ◯生涯学習センターゆとろぎセンター長(羽村典洋) それでは、1点目の市民の会の関係でございます。市民の会へ支出してございます助成金でございます。市民の会の助成金につきましては、今回、枠配分予算の中で助成金も含まれていますことから、助成金まで全て含めまして、事業とかを含めまして見直しをさせていただいたところでございます。その中で市民の会の助成金につきましては、前年度予算に対しまして5パーセント減の予算措置とさせていただきました。この予算措置をするにあたりましては、市民の会の事務局にもご理解をいただきながら予算措置をさせていただいたところでございます。この助成金につきましては、市民の会についても各経費の見直しや人件費などの削減をお願いし、今後ともゆとろぎと共同して事業運営をお願いしていくところでございます。それから、市民の会の今後の方向性ということでございますが、市民の会につきましては、ゆとろぎで実施されます生涯学習事業の企画や運営に参加していただいている市民のボランティア組織であります。市と共同して様々な講座や展示、芸術鑑賞事業等を行っていただいておりますことから、今後も市民の会につきましては、市民の視点に立った企画立案をしていただき、ゆとろぎと共同で事業を行うことにより会の活性化につながることになればと思っております。以上でございます。 391 ◯委員長(濱中俊男) 図書館長。 392 ◯図書館長(松原 隆) 図書の購入費、雑誌の購入費というのも図書館の必要なものですけれども、経常経費でございます。図書館の運営に必要な維持していくいろいろな経費の中で、枠の配分の中で精査させていただいて決めさせていただきました。鈴木委員のご意見に本が高くなっているのではないかという話もありましたが、本の価格等についてはそんなに高くなく、同じぐらいの額で推移はしております。本の数量といいますか、減額した数値が118万円ほどでございますけれども、大体の単価は1冊1,500円、大きい額もありますし少ない額もありますけれども、例えば、1冊の単行本が1,500円だとしますと800冊ぐらいにはなると思います。あと、雑誌なのですけれども、雑誌のタイトルにつきましては、令和3年度は201タイトルを予定はしているのですけれども、雑誌につきましてはコロナの関係とかもありまして、雑誌が売れないとか、雑誌の記事が書けないとかといろいろな理由がありまして、雑誌が休刊とか一部お休みするというのが去年、今年で結構多くなってきております。それに該当するようなものについては類書とかそういうものも見ながら、類似の雑誌を買っていくとかそういう形を考えております。以上です。 393 ◯委員長(濱中俊男) 鈴木委員。 394 ◯委 員(鈴木拓也) 市民の会のほうです。納得いただいたということだったのですけれども、枠配分というのは分かるのですが、あまりこういう部分も同じにしてしまうと、非常に献身的に苦労してやっているというのは見えるものですから、我々の内部努力と同じ話になってしまうというのはちょっと扱いとしては良くないのではないかと思うので、市長にお聞きしたいのですが、そういうふうに一律にあまりやらないほうがいいのではないですかね。例えば、今回は40万円減っているという話で、今年度は90万円も減ってしまっているのです。2年前と比べると130万円も減ってしまっているのですよ。700万円ぐらいから急激に減っているので、活性化をゆとろぎと共同してというお話なのですけれども、そうはいっても実際はそういう姿勢ではないなと映るものですから、ちょっとお考えをお聞きしたいと思います。  もう一個の雑誌と本です。予定の冊数あるいはタイトル数、今年何タイトル何冊、来年何タイトル何冊という、ちょっと数字で計算の時に出していますでしょうか。ちょっと数字で教えていただけないでしょうか。以上です。 395 ◯委員長(濱中俊男) 桜沢教育長。 396 ◯教育長(桜沢 修) 市民の会の助成の関係ですけれども、令和2年度においては、随分とコロナの関係でゆとろぎの事業ができなかったというところもあり、また運営には非常に苦労したところです。そういった中で、次年度についてというところも含めると、市民の会の企画力、いわゆる市で芸術鑑賞だとかいろいろなものを全部企画してやるというよりは、市民の皆様が自分たちで講座を、今、ここで必要な講座についてはどんなものがあるというのを、ライブ的にタイムラグが無くそういったものに取り組めるということで非常にいい形での企画を、コロナ関係なんかのとか、感染症についてだったり免疫力なんていうことの講座をぽんと持ってきたり、いろいろな形での取組みというのが、新しいものをしっかりと取り組んだりということでやってくれているので、すごくこれは共同事業としてはいいなと私は思っています。そういった面では、そういった機能ですか、市民の会の共同事業としての企画力や運営力というのを大切にしたいと思っています。そのことについては、ではお金をかければいいのかというところではないのではないかなというふうにも思います。全体的な市の財政の中でいろいろとご理解をいただきつつ、そして、市民の会の皆様の意向やいろいろなこういうことをやりたいという意欲を消さないように、そしてそれをさらに広げていくように、運営市民の会への助成金についてはこういうことでというご了解をいただきつつ、そのことによってお金が減ったから私たちはやらないということでは全然ありませんので、そこのことのご理解を議員の皆様にもしていただきつつ一緒になってやっていく、そういう体制はしっかりととっていきたいと思っています。 397 ◯委員長(濱中俊男) 図書館長。 398 ◯図書館長(松原 隆) 雑誌の令和2年から令和3年の推移の点数ということでよろしいでしょうか。予算ベースでございますけれども、令和2年の時の雑誌の購入タイトル数は229を予定しておりました。令和3年度は201タイトルでございます。あと、先ほど視聴覚についても質問がございましたが、すみません、発言を逃しておりましたので説明させていただきます。視聴覚につきましては、1冊の平均単価で割り返したものでございますが、令和2年は62点のものが令和3年度は55点という推移でございます。以上です。 399 ◯委員長(濱中俊男) 鈴木委員。 400 ◯委 員(鈴木拓也) 市民の会のほうはいいですかね。
     図書の冊数も購入冊数が減っていると思うのですけれども、今年何冊から来年度何冊かという数を教えてください。 401 ◯委員長(濱中俊男) 図書館長。 402 ◯図書館長(松原 隆) 失礼しました。図書の冊数でございます。令和2年がおよそ6,800冊、令和3年度が6,000冊でございます。以上です。 403 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。門間委員。 404 ◯委 員(門間淑子) 2点お尋ねします。  予算書の309ページ、教師用指導書等というのがあるのですが、これが今年度と令和3年度の間には大きな金額の開きがありますが、何故これだけ大きな金額が開いたのかということと、これは教師用の指導書ですから、指導に何か不都合が起きないかどうかということをまず1点です。  それから2点目は、就学援助費用が小学校中学校ともに減額になっておりますけれども、その理由をお尋ねします。以上2点です。 405 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 406 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず1点目、教師用指導書の予算のご質問でございますけれども、こちらにつきましては、令和2年度におきましては小学校の教科書改訂に伴った小学校の教科書を購入するための予算を今年度計上しております。この予算書に計上している額は、来年度の中学校の教科書の改訂に伴いまして購入する額ということで、実際には小学校の購入費、中学校の教科書の購入費、そこで差額が生じているところでございます。  2点目、就学援助の予算のご質問になりますけれども、基本的にこの大きな1人当たりに支給する額の変更という見直しというよりも、今年度までの認定者数の推移を考慮いたしまして来年度の予想人数を算出し、その結果としては、令和2年度の当初予算から減額になっているところでございます。 407 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 408 ◯委 員(門間淑子) 教師用指導書については中学校のほうなので指導上の問題は起きないと思っていいのでしょうか。それが一つです。  それから、就学援助ですが、認定者数を考えてみたら予想が少ないということなのですが、市民税の個人分の落ち込みを見ていくとかなり困窮している人たちが多いのではないか。とりわけひとり親や若者や非正規と言われていて、羽村市はそこまではっきり見ていないわけですけれども、そういう市民税の個人分の非常に大きな減額の中で就学援助を少なく見積もったその理由は何でしょうか。 409 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 410 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず1点目の教師用の指導書につきましては、学校での指導上の問題は生じないものと考えております。  2点目、就学援助の予算になりますけれども、こちらもご存じのとおりだと思いますが、年度初めに全世帯に申請書を配付したところからこの制度が始まります。年度の途中であってもいわゆる失業だったりという収入の変化にも対応する形で、こちらの制度は一年を通して継続して申請も受け付ける中でやっております。そういった中で、先ほどの最初にお答えしたとおりなのですけれども、ここで申請件数につきましても、令和元年度と令和2年度でも申請件数的にも下がっている状況から、そこからまずは予算として導いて今回の計上に繋げているというところでございます。以上です。 411 ◯委員長(濱中俊男) 門間委員。 412 ◯委 員(門間淑子) それぞれの家庭の収入状況というのは、とりわけ今のような不安定な状況の中では動き得ることと思いますし、そういう意味では年度当初ということではなく、今、お話に出たと思いますけれども、何度か意向調査というか申請を受け付けるような形で、ちゃんと的確に対応できるような体制を取っていただきたいなと思うのですけれども、そこはどう考えていらっしゃいますか。 413 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 414 ◯学校教育課長(西尾洋介) これまでも制度上では、申請をいただいて仮に非認定になったご世帯につきましても、今後世帯の収入と状況が変わった時には改めて申請をしていただく旨の通知を出したりしております。今、門間委員のおっしゃるとおり、こういったコロナ禍での状況でございますので、はむらの教育であったり各学校からのお便り等で、必要な周知、情報発信であれば、その辺りは検討していきながら常にこの制度が受け付けをして運用しているというところを説明していきたいと思っています。以上です。 415 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。水野委員。 416 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書21ページのナンバー15、健康な体づくりの推進が100万円ぐらい去年に比べて減っているのですが、これの背景とか理由を説明してください。  それから、27ページの体験学習機会、これは説明があったかもしれませんが、680万円が1200万円に増えています。これは何をやるのか。  それから、その下の伝統文化交流事業で150万円ぐらい減っているのですが、これは何を計画してこういう額になったのか。その辺りの説明をしてください。 417 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 418 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず1点目、健康な体づくりの推進、歳出の部分でしょうか。350万円、こちらの健康な体づくりの推進の中に令和2年度までですけれども、東京都の補助事業を2か年計画になりますが、国際的なスポーツ大会を契機とした体力向上事業という東京都の委託事業を羽村市として指定を取りまして、令和元年と令和2年の2か年でこれに取り組んでいろいろな予算を活用させていただいて、各学校で体力向上に向けた取組みをしておりました。この予算が2か年計画でありましたので、予算的には来年度、令和3年度は100万円になりますけれども、こちらが歳入から落とされますので、歳出の部分もそういった意味では影響しているというところです。以上です。 419 ◯委員長(濱中俊男) ゆとろぎセンター長。 420 ◯生涯学習センターゆとろぎセンター長(羽村典洋) それでは、3点目の伝統文化交流事業の実施の予算の算出の内訳でございます。こちらは、令和3年度が6月に実施を予定しております伝統文化事業、西多摩の伝統芸能とおわら風の盆、こちらが220万円ほどを予定しております。それから、1月に毎年実施しております伝統文化事業が、来年度、埼玉県にございます竹間沢の車人形を予定しておりまして、こちらが35万1000円。それから、11月には羽村の祭ばやしを計画しておりまして、こちらが20万円。それから、例年実施しております1月のゆとろぎで遊ぼうという事業が12万円。合計で287万1000円という形になっております。これの主な減の理由でございますが、1月に毎年実施しております伝統文化交流事業につきましては、例年、地方の伝統芸能を、東北など遠いところの伝統芸能を呼んでいるところを、事業を少し見直しまして、近隣の伝統文化を呼ぶということでこちらが大幅に減になったことによりまして減になったところでございます。以上です。 421 ◯委員長(濱中俊男) 企画政策課長。 422 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 実施計画書27ページのナンバー16、体験学習機会の充実でありますが、これが令和2年度と令和3年度で比較をしまして、令和3年度が増額となっているという件につきまして私からお答えをさせていただきます。これにつきましては、各事業所管課ということで記載させていただいておりますが、市長会の補助金を得まして子ども体験塾を実施している事業の積み上げでございます。令和2年度につきましてはコロナの状況の中で、例えば、大島に行く体験塾などが実施しなかったということで、これの予算を減額してございます。そうしたものでこの比較で、令和3年度特別に何か事業を実施するということではなく、今年度実施しなかった分を決算見込みとして減額している分での比較が来年度増額となっているということでございます。以上です。 423 ◯委員長(濱中俊男) 水野委員。 424 ◯委 員(水野義裕) そうすると、やはり実施計画書23ページで、ナンバー5に青少年健全育成で400万円ぐらい減っているわけですよね。その分がこちら側にあるよみたいな説明だと理解していいのですか。今の説明はよく分からないのです。 425 ◯委員長(濱中俊男) 企画政策課長。 426 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) こちらにつきましては、重複している事業がこの予定事業費の中に含まれておりますので、積算上、達しているものと達していないものがあるのですが、詳細につきましては、今、手元にございませんので、後ほどお答えをさせていただければと思います。 427 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ありませんか。西川委員。 428 ◯委 員(西川美佐保) 教育費、309ページの国際理解教育に要する経費について1点と、それから、315ページの学校維持管理に要する経費が2点、この3点をお聞きします。  初めに、国際理解教育に要する経費1565万円なのですけれども、これは増額されています。その中でも外国籍児童・生徒日本語指導員報償金と外国語活動アドバイザー報償金が増額されておりますけれども、これはどう充実をされるのかをお伺いします。  それから、学校維持管理に要する経費、315ページです。これが前年より5300万円の減ということで、この主な減の原因というのは、工事請負費、トイレ改修工事が完了によるものと思いますけれども、このトイレ改修工事はさらに今後充実される計画はないのかをお伺いいたします。  それからもう一点が、学校維持管理に要する経費で、他に大きく削減されておりますのが、学校施設修繕料が300万円ほど少なくなっております。10校で計算をしますと、1校3万円の減ということになりますが、この影響というのはさほどないのか、要望に対してどの程度改善されるのかと考えておられるのかをお伺いいたします。以上です。 429 ◯委員長(濱中俊男) 学校教育課長。 430 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、国際理解教育の2つです。外国籍児童・生徒日本語指導員報償費は、いわゆる通訳をしていただいている方の報償金になりますが、これまでの執行状況を参考にはさせていただいております。令和2年度はこのコロナ禍でありまして、4月、5月が休業であったりといったところで、若干この間も、通訳の経費というのは、いわゆる使わない期間が多かったのですけれども、それでもこの予算を積算していく中では、令和2年度もある程度やはり外国籍の方で通訳を必要とする方が学校にはいらっしゃいますので、見通しを立てた上で、今年度予算ベースではなかなか厳しいかなといったところから、令和3年度におきましては増額させていただいて、いわゆる日本語を話せない児童・生徒に対する通訳を充実していきたいということで予算を計上させていただきました。同じように外国語活動アドバイザーにつきましてもですが、アドバイザーの方はお一人になりますけれども、英語教育、ALTであったり、外国語学習コーディネーターであったりという方たちを統括していく立場の方でありますので、これは時間にしてですけれども、大体70時間ほどにはなるのですが、その分の予算の計上を増額させていただいて活動していただこうと考えております。 431 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 432 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) 2点目の学校維持管理に要する経費の中で、全体額として5000万円ほどの減ですが、昨年度は富士見小学校のトイレの改修工事がございまして、その分が5100万円となっております。その分の減でございます。トイレに関しましては今後も計画的に改修を進めていきたいと考えてございます。来年度につきましては、令和3年度の予算書には無いのですが、令和2年度予算の繰り越しで羽村第二中学校の改修工事を進めてまいります。以上です。 433 ◯委員長(濱中俊男) 建築課長。 434 ◯建築課長(山本和晃) 小学校費の施設修繕料が300万円ほど減額されていると。それによって影響はないのかということでございますが、予算時にその辺は学校からの要望等を聞きながら予算項目を整理して予算要求してございますので、現在のところ、修繕料が減ったからといって学校運営に影響が出るわけではございません。以上です。 435 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 436 ◯委 員(西川美佐保) 1点目と3点目につきましては分かりました。  2点目のトイレの改修工事なのですけれども、今後予定をされていくということなのですが、最終的にどういう、例えば、洋式は全部100パーセントするのかとか、どの程度自動手洗いを入れるのかとか、最終的にどの程度まで考えていらっしゃるのかをお伺いいたします。 437 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 438 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) トイレの改修工事につきましては計画的に進めてまいりますが、現計画では令和9年度までに完成させる予定でございます。最終的には87パーセントぐらいの洋式率を目指しております。必要最低限の和式は残して整備をしたいと考えてございます。 439 ◯委員長(濱中俊男) 西川委員。 440 ◯委 員(西川美佐保) 分かりました。  自動手洗いに関してはどうでしょうか。今後計画をされるのかどうか。 441 ◯委員長(濱中俊男) 生涯学習総務課長。 442 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) 改修が済んだところに関しては、トイレに関しては自動水栓になってございます。今後もトイレ改修に合わせて、トイレの手洗いについては自動水栓に改修していく予定でございます。 443 ◯委員長(濱中俊男) 他に質疑ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 444 ◯委員長(濱中俊男) 時間の関係もありますので、ひとまず、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 445 ◯委員長(濱中俊男) ご異議なしと認めます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 446 ◯委員長(濱中俊男) ご異議なしと認めます。  本日はこれにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。                                     午後4時20分 延会 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...