令和 5年 3月 定例会(第1回)令和5年
武蔵村山市議会会議録(第3号)第1回定例会 令和5年3月3日(金曜日)1.出席議員(20名) 1番 長堀 武君 2番 清水彩子君 3番 土田雅一君 4番 天目石要一郎君 5番 木村祐子君 6番 鈴木 明君 7番 須藤 博君 8番 波多野 健君 9番 内野和典君 10番 宮崎正巳君 11番 田口和弘君 12番 籾山敏夫君 13番 渡邉一雄君 14番 内野直樹君 15番 吉田 篤君 16番 石黒照久君 17番 前田善信君 18番 沖野清子君 19番 遠藤政雄君 20番 高橋弘志君1.欠席議員(なし)1.事務局(3名) 局長 小林 真 次長 古川敦司 議事係長 秋元誠二1.出席説明員(16名) 市長 山崎泰大君 副市長 石川浩喜君 教育長 池谷光二君 企画財政部長 神子武己君 総務部長 神山幸男君 市民部長 室賀和之君 協働推進部長 雨宮則和君
環境担当部長 古川 純君 高齢・障害 健康福祉部長 島田 拓君 鈴木義雄君 担当部長 子ども家庭 乙幡康司君 都市整備部長 樋渡圭介君 部長
建設管理担当 指田政明君 教育部長 諸星 裕君 部長
学校教育担当 子ども子育て 東口孝正君 高橋一磨君 部長 支援課長1.議事日程第3号 第1 一般質問 午前9時30分開議
○議長(田口和弘君) ただいまの出席議員は、全員でございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 土田君の発言を許します。土田君。 (3番 土田雅一君登壇)
◆3番(土田雅一君) さきに通告いたしました3項目の質問をさせていただきます。 1項目めは、市立
野山北公園運動場の利用についてであります。 日頃、
野山北公園運動場は、特段施錠をされているわけでなく、誰でもいつでも入れる状況にあります。週末には多くの子ども連れの親子が来場し、運動場が空いていれば
ボール遊び等をしている様子をうかがうことができます。 夜になると、昼の様子とは一変し、全くと言ってよいほど人が歩いている気配はありません。市道には街路灯が設置してありますが、ほとんど真っ暗と言ってよいほどの状況です。一昨年の11月には、
野山北公園運動場でけがを負わせる
不良グループの抗争事件が発生しています。よって、夜は
不良グループなどが人の目を避けて集まれる格好な場所になっているところであり、近隣の住民は不安な状況を強いられております。 そこで、防犯的な観点からも夜は運動場内に入ることのできないよう整備する必要があると考えますが、本市の見解を伺います。 2項目めは、
防犯まちづくりについてであります。 警察庁が令和5年2月に公表した令和4年の犯罪情勢によりますと、
犯罪認知件数は、平成15年以降一貫して減少してきたところ、令和4年は約60万1300件であり、戦後最少となった令和3年を上回っており、認知件数の内訳では、街頭犯罪が増加し、
新型コロナウイルス感染症の感染状況の変化等による人流の増加が一定程度影響したと分析しています。 また、令和4年10月、警察庁において、治安に関する
アンケート調査を実施したところ、ここ10年間での日本の治安に関し、悪くなったと思うと回答した方は全体の67.1%を占め、その要因として想起されるのは、毎日のように報道される犯罪が国民の体感治安に相当程度の影響を及ぼしていると見られています。このような情勢の中、警察庁では、
アンケート調査から日本の治安が近年悪化したという声が国民の間に相当数存在していることが分かり、警察庁としても我が国の犯罪情勢は厳しい状況にあると認めております。 本市においては、近年、
犯罪認知件数が減少していることは私も認識しているところでありますが、市民の体感治安としては、警察庁の
アンケート調査を鑑みても、不安に思う市民は多いのではないかと思っております。 そこで、市民が安全・安心な暮らしを続けられるように、今後も様々な防犯に対する対策は必要であると考えますが、本市における犯罪を防ぐまちづくりの推進について伺います。 3項目めは、市が管理する自転車道等の樹木「桜」についてであります。 日本の春の花を代表する樹木、桜でありますが、全国に桜の名所があり、日本では古くから愛されてきた花の一つであります。本市にもお花見スポットがあり、イベントも行われ、この季節、多くの方が開花を気にしていることと思います。その一方で、桜とともに生活している地域の方からは、開花を待ち望む声以外にも、そこに住んでいる方でないと分からない悩みが幾つもあることを私も聞いております。 そこで、市が管理する自転車道等の樹木の桜の落ち葉対策、伸びた枝の剪定、樹液等による住宅被害について伺います。 以上3項目について、御答弁をお願いいたします。 なお、再質問は自席にて行います。
○議長(田口和弘君) 答弁願います。教育長。
◎教育長(池谷光二君) それでは、第1項目についてお答えいたします。
野山北公園運動場につきましては、利用申請をした者が優先的に使用できる運動施設ですが、現在は周囲を全てフェンスで囲われていないため、不特定多数の者が自由に出入りできる状態となっており、また近年、夜間に少年グループによる暴力事件が発生したことも認識しております。 今後の対策といたしましては、防犯上の観点から、防犯カメラや啓発看板を設置することについて検討してまいりたいと考えております。
○議長(田口和弘君) 市長。
◎市長(山崎泰大君) それでは、次に第2項目についてお答えいたします。 本市における防犯対策につきましては、武蔵村山市第五次
長期総合計画に基づき、
地域防犯活動の推進として、防犯協会や
自主防犯組織といった
防犯活動団体への支援や民間交番の運営、
青色防犯パトロールカーによる
パトロール等、また防犯環境の整備として、
自動通話録音機の無償貸与事業や通学路への防犯カメラの設置等を実施しているところでございます。 また、第五次
長期総合計画では、特殊詐欺対策を課題の一つとして掲げてまいりましたが、最近では、強盗被害の報道も多く、不安を覚える市民の方も多いかと存じます。 警察庁のホームページによれば、侵入窃盗犯は、近所付き合いがよく、連帯感のある住宅街を嫌うとのことでございますので、
東大和警察署との連携はもとより、地域における
防犯パトロール活動の促進や各家庭における防犯対策の周知の充実を図り、犯罪のない明るい安全な
地域社会づくりに努めてまいります。 次に、第3項目の1点目についてお答えいたします。 約300本の桜を有する
野山北公園自転車道の落ち葉処理につきましては、年1回の落ち葉清掃のほか、年24回の
ごみ巡回収集の委託の中で対応をしております。 次に、2点目についてお答えいたします。 伸びた枝の剪定につきましては、樹勢等を考慮して、強剪定もしくは普通剪定を年1回の委託の中で実施しております。 次に、3点目についてお答えいたします。 樹液等による住宅被害につきましては、把握はしておりませんので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 御答弁ありがとうございました。それでは、もう少し細かいことにつきまして再質問をさせていただきたいと思います。 初めに、1項目めの
野山北公園運動場についてですが、初めにこの運動場はどのような利用を目的として設置しているのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 市民等が
スポーツ競技、または地域の
レクリエーション活動をするための場として設置しているものでございます。現在、主に利用している団体としましては、サッカー、少年野球、それからハンドボールの団体などが多く利用しているようでございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) ありがとうございます。スポーツや
レクリエーションで利用できる
スポーツ施設ということで分かりました。 次に、団体が使用されているということでありますが、団体の利用数、利用状況、どのようになっているのかお聞きいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 利用件数ということでお答えいたします。まず平成29年度ですが、年間299件、利用率で申し上げますと19.0%でございました。平成30年が269件、利用率が17.0%、令和元年が285件、利用率が19.0%、令和2年が268件、利用率が21.0%、令和3年が290件、利用率が21.3%、5年間の平均が282.2件、利用率が19.46%という状況でございました。ちなみに、令和4年度は上半期9月までの状況でございますが、117件という状況でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) ありがとうございました。平均から見ましても、近年それなりの団体利用があるということで分かりました。 団体の活動となりますと、週末の土曜日、また日曜日が多くなると思います。登壇した際にお話をいたしましたが、週末には多くの子ども連れの親子が来場しまして、運動場が空いていれば
ボール遊び等をしている様子をうかがうことができます。 こうした中、私のところに、予約した団体が運動場に行きますと、個人的に遊んでいる親子が大勢いて、なかなかどいてくれない。その中には文句を言ってくる人もいると聞いておりますが、そのように現場で利用についてのトラブルは多いのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 以前そのようなトラブルがあったということは伺っております。 現在、
占有利用施設である旨の啓発看板をフェンスのところに設置しておりまして、あとフェンスの入り口、ちょっと空いている箇所があるんですが、そこに三角コーンを設置して、利用の啓発について図っております。 今後もその周知する看板等の増設については、さらに検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 分かりました。様々な啓発によって、現在はトラブルは減少しているということだと思いますが、やはりこの運動場の利用について知らない方も多いと思いますので、今後、掲示内容も含めて、より効果的な周知方法などについても検討していただきたいと思います。 では、例えばなんですが、管理人などがいて、団体利用と個人利用の整理ができると現場のトラブルもなくなると思うのですが、管理人を置くといった考えがあるかどうかお伺いいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 現在のところ、管理人の設置については考えておりませんが、教育長答弁でも申し上げましたとおり、防犯上の観点から、今後、防犯カメラの設置については検討してみたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 分かりました。現在は管理人の配置は考えていないということで分かりました。
野山北公園の釣りの池には管理人がおりまして、こちらは担当課が違うとは思うんですが、このあたりの横の連携が図れたらよいとも思いますので、今後考えていただければと思いますが、防犯カメラの設置につきましては、ぜひ検討していただきたいと思います。 次に、夜間の状況についてお聞きいたします。
ナイター設備がございます。2基の照明が設置されておりますが、あの
ナイター設備はどのように使用されているのか、お聞きいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 現在、基本的に夜間の一般開放は行っておりません。ただ、例えば消防団の訓練ですとか、市のイベントである花火大会などで使用しているというふうには伺っております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 分かりました。夜間は一般開放していないということでありますが、
スポーツ施設に
ナイター設備もあるということで、もったいない気もいたします。ではこの
ナイター設備を使用しまして、今後、夜の時間の団体利用も考えられると思うんですが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 現在、夜間照明がついてはいるんですが、例えばサッカーですとか野球ですとかそういった
スポーツ競技が可能なレベルの照明ではありませんので、現在夜間の一般開放については考えておりません。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 現在、夜間の団体利用は考えていないということで分かりました。たしかにこの照明なんですが、運動場の西側の両端に2基のみでございますので、教育部長がおっしゃるように
スポーツ競技が可能なレベルの照明ではないということだと思います。 これを踏まえまして、最後にもう一つお伺いをさせていただきたいと思います。この照明ですが、2基あるうち片方の一部が故障しておりまして、とても暗い中で消防団は訓練を行っていると聞いております。そこでこの故障している照明ですが、今後どのようにされるのか、またどのような対応が図られたのか、分かりましたら教えていただきたいと思います。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 夜間照明の故障のことにつきましては、一応現状を確認しまして、修繕が必要なようであれば早急に修繕のほうをしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 今後も消防団の訓練や花火大会で使われる照明でございます。壊れたままでよいということではございませんので、ぜひ修理をしていただきたいと思います。 この運動場は、
指定管理者制度の施設だと思います。今後も適切な管理指導を行っていただきたいと思います。 最後になりますが、
野山北公園運動場は、特段施錠されているわけでもなく、誰でもいつでも入れる状況にあることから、利用者に混乱が生じることもあり、また近隣の住民は、夜に
不良グループが蝟集行為をしたりすることから、不安な状況を強いられております。そのような状況を解消するためには、施設の施錠を行い、それを管理できる人員を置くことも効果的であり、夜も運動場に入れないように管理し、さらには
ナイター設備を活用し、団体へ開放することができれば、スポーツ振興の推進にもつながると思われます。 現在、
野山北公園運動場は、地域運動場ではなく指定管理者が管理する施設、社会体育施設でございます。誰もが気軽にスポーツや
レクリエーションを楽しむことができる施設として、今後も様々な研究、検討を行っていただきまして、運動場の維持管理に努めていただきたいと思います。 以上で、1項目めの再質問を終わります。 続きまして、2項目めの
防犯まちづくりについての再質問をさせていただきます。 市長答弁では、第五次
長期総合計画に基づいて様々な防犯対策を実施していると御答弁をいただきました。また不安を覚える市民の方に対しても、
東大和警察署と連携を図り、犯罪のない明るい安全な
地域社会づくりに努めてまいるということで、承知をいたしました。 1点だけお伺いをさせていただきたいと思います。先ほど登壇した際にもお話をさせていただきましたが、令和4年の
犯罪認知件数は、全国的に増加をしております。これは、コロナ禍の影響もあり、人の流れが抑えられていた中、昨年は人流が戻ってきたことも要因の一つであると考えられております。本市においては、
犯罪認知件数が近年減っているということですが、世の中の変化、また犯罪情勢の変化に伴い、本市にもどのような影響が出てくるのか分かりません。このようなときこそ、犯罪を未然に防ぐさらなる防犯に対する対策や強化も必要だと考えております。 そこで、
防犯まちづくりを推進していく中で、本市としても防犯対策のさらなる強化を行っていただきたいと思いますが、本市の見解をお聞きいたします。
○議長(田口和弘君) 総務部長。
◎総務部長(神山幸男君) それでは、お答えをいたします。 防犯対策のさらなる強化ということでございますが、土田議員御指摘のとおり、コロナ禍の行動制限の緩和が街頭犯罪の増加につながった面があるようでございますが、一方で令和5年度は、コロナ禍の3年間、人が集まることがはばかられた中で実施できなかった地域安全市民のつどいや
夏期交通防犯映画会といったイベント等の再開のほか、防犯協会や
自主防犯組織の活動も活発化していくものと想定しているところでございます。 また、体感治安の悪化自体は好ましいものではないと考えてございますが、市民の防犯に対する関心は高まっていると考えられ、防犯対策の周知や
自主防犯組織の結成促進といった面では好機と捉えることもできますので、市長答弁のとおり、
防犯パトロール活動の促進や各家庭における防犯対策の周知の充実を図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) ありがとうございました。今後は、防犯に関する様々なイベントも再開をされて、防犯協会や
自主防犯組織の活動も活発化していくということが考えられるということで承知をいたしました。 総務部長からの今御答弁にもございましたが、市民の防犯に対する関心は、少なからず高まっていると私も考えております。この関心が一時的なものではなく持続できるように、本市の
防犯まちづくり、防犯対策が必要であると考えております。防犯協会や
自主防犯組織へのさらなる支援、また警察や学校、今現在、学校の安全性も言われております。企業などとの連携を図りながら、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりを今後も推進していただきたいと思います。 以上で、2項目めの再質問を終わります。 続きまして、3項目めの再質問をさせていただきます。 初めに、1点目の落ち葉対策についてでありますが、市長答弁からも年1回の落ち葉清掃と年24回の
ごみ巡回収集の委託の中で対応しているということで御答弁いただきました。この年24回の
ごみ巡回収集の委託ということですが、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。
○議長(田口和弘君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(指田政明君) それでは、お答えいたします。 年24回の
ごみ巡回収集の委託につきましては、
シルバー人材センターにお願いをしておりまして、原則的には自転車道内のごみの清掃が主となるものでございますが、この中で落ち葉清掃も併せて行っているものでございます。 なお、近隣住民の方が落ち葉掃き等をしてまとめていただいた場合には、御連絡をいただければ、市で引取りに行くことも可能ということでございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 分かりました。年間を通じてごみ清掃に併せて落ち葉清掃も行っていただいているということで理解をいたしました。 次に、この落ち葉ですが、桜以外も多いと思いますので、相当な量となりまして、風にも飛ばされて吹きだまりとなっている箇所も見受けられます。またこの落ち葉によりまして排水溝を塞いでしまう状況も見受けられます。これに伴いまして道路冠水などの二次被害が発生することも考えられますが、何か対策が考えられますでしょうか、お聞きいたします。
○議長(田口和弘君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(指田政明君) それでは、お答えいたします。 雨水排水施設である集水ます等につきましては、定期的または単価契約によりますしゅんせつなど逐次対応を図っているところでございます。落ち葉等により蓋の吸い込み口が閉塞することに対する対策ということでございますが、蓋の表面が網状になっている
グレーチング蓋の増設、こうしたものも方法の一つとしてはあると考えております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 分かりました。他の自治体でも
落ち葉対策用のグレーチングを使用しているところも見受けられますので、本市としても落ち葉対策、また道路冠水対策としても今後考えていただきたいと思います。 また、落ち葉対策としまして、小平市では、落ち葉の多い季節に地域の皆様に御協力をいただいて、落ち葉清掃を実施しているということであります。自分たちの町は自分たちできれいにするというとてもよい取組だと思います。落ち葉対策は、公的な対応だけでなく、自助、互助、共助での取組も考えられますので、今後様々な対応を考えていただきたいと思います。 続きまして、2点目の枝の剪定についてであります。約300本の桜があり、年1回委託業者が剪定を行っているということでありましたが、場所や樹齢によって成長も違い、伸びた枝が電線や家屋に触れてしまっていると聞いております。 ある地域の方からは、外来種のハクビシンが伸びた桜の枝から屋根に上り、屋根裏に住みついてしまったと聞いております。これは実際に近所の方がちょうど枝から屋根に下りるハクビシンを見ていたということでありますが、このように伸びた枝によって断線のおそれや外来種の家屋への侵入を招いてしまいます。 そこで、このような伸びた枝が見受けられた場合、本市としてどのような対応が図れるのかお伺いをいたします。
○議長(田口和弘君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(指田政明君) それでは、お答えいたします。 自転車道の樹木につきましては、樹勢等を考慮しながら、民地へ伸びた枝について、年1回ではございますが、定期的に剪定をしておりますので、御要望いただければ剪定箇所として検討させていただきます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 土田君。
◆3番(土田雅一君) 要望することで検討していただけるということで、分かりました。 以前もお伺いをいたしましたが、1日にかなり多くの情報提供等が寄せられるということでありますが、今後も丁寧な対応をお願いしたいと思います。 続きまして、3点目、樹液等による住宅被害についてであります。市長答弁では、把握をしていないということでございました。私が聞いているところでは、その方の家の前に大きな桜がありまして、新築の住宅の壁が年々黒ずんでしまい、新築から数年で壁を白から黒に塗り替えたそうであります。住人の方としては、桜の樹液等が飛散をして白い壁が汚れてしまったと話をされております。ただ、汚れた壁の成分検査をしたわけでなく、証拠となるものはありませんので、どこに相談することもなく、壁を塗り替えて自己解決をしたということでありました。 私は、樹木の専門職の方に確認をしたところ、その状況からして、桜の樹液等が住宅の壁を汚す可能性は非常に高いというふうに聞いております。このようなケースは多くはないと思うんですが、今後といたしまして、樹液等による影響についても、その可能性について研究をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 最後でございます。報道等によりますと、今年の桜の開花は多くの地点で平年より早まるということで、東京都内の開花は3月19日頃と予想されております。この時期は多くの方が桜を気にいたしますが、その後は桜とともに生活している地域の方が気にすることになります。本市としては、年間通して桜を気にしていただいていると思いますが、今後も多くの方から愛される本市の桜、維持管理していただきたいと思います。 これで3項目の再質問を終わります。 以上で、私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。-----------------------------------
○議長(田口和弘君) 次に、木村君の発言を許します。木村君。 (5番 木村祐子君登壇)
◆5番(木村祐子君) さきの通告に従い、2項目質問いたします。 まず1項目めは、公立学校での感染症の現状と今後についてです。 この3年余り、
新型コロナウイルス感染症への対応を余儀なくされ、教育現場も大変な思いをされましたが、少しずつ通常の生活が戻ってきている感はあるものの、いまだ続いている中で、昨年と一昨年は鳴りを潜めていたインフルエンザウイルス感染がこの冬発生しています。 そこで、新型コロナウイルスに加え、インフルエンザの感染による児童・生徒の学校生活への影響の現状と今後の対応について伺います。 2項目めは、都市核地区土地区画整理事業についてです。 当該区画整理事業が大分進み、町の景色が一変してきました。本事業は、市民の悲願である多摩都市モノレール箱根ケ崎方面への延伸に向けた一大事業であり、多くの地権者の協力を得て、ほぼ順調に進んできたものと捉えています。そして、その成果と言っても過言ではないと思われる都知事の発言で、2030年代半ばという時期まで明言され、モノレール延伸がいよいよ現実的なものとなってきました。 そこで、事業の終盤を迎えている当該区画整理事業の今後の見通しと課題について伺います。 再質問は自席にて行います。よろしくお願いいたします。
○議長(田口和弘君) 答弁願います。教育長。
◎教育長(池谷光二君) それでは、第1項目についてお答えいたします。 令和5年1月及び2月の児童・生徒の
新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザによる学級閉鎖等の状況でございますが、
新型コロナウイルス感染症による学級閉鎖等はございませんでした。またインフルエンザによる学級閉鎖は4学級、学年閉鎖は2学年となっております。 今後の対応につきましては、引き続き基本的な感染症対策を講じ、安心・安全の確保を図りつつ、円滑な学校教育の実施に努めることとしております。
○議長(田口和弘君) 市長。
◎市長(山崎泰大君) 次に、第2項目についてお答えいたします。 当該区画整理事業につきましては、令和5年2月末日での道路整備率は約81%、建物移転率は約95%となっており、今後とも都市計画道路や公園などの整備を計画的に進めてまいります。 また、課題につきましては、多摩都市モノレールの延伸計画の動向を踏まえ、早期に事業を完了させることが重要と考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) では、1項目めから再質問させていただきます。 今回、学級閉鎖が、広資料でもちょっと連絡いただいているんですが、インフルエンザだけということで、学級閉鎖4学級、それと学年閉鎖が2学年ということで、この数字については、去年、おととしは全くインフルエンザはなかったわけで、このインフルエンザによる学級閉鎖は、コロナ前のインフルエンザによる学級閉鎖と比べてどうだったのか、ちょっとその辺を伺います。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) それでは、お答えいたします。 インフルエンザに伴う学級及び学年閉鎖の状況でございますが、コロナ前の平成29年度、学級閉鎖が27回、学年閉鎖が5回、平成30年度、学級閉鎖が13回、学年閉鎖が4回、令和元年度、学級閉鎖8回、学年閉鎖はありませんでした。それから令和2年、令和3年につきましては、インフルエンザによる学級及び学年閉鎖はございませんでした。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 広資料を頂いたときも何となくいつもより少ないかと思っていたんですが、やはりそのとおり少なかったんですね。ただ、インフルエンザでの学級閉鎖だけで、コロナウイルスの感染がなかったというわけではない。学級閉鎖がなかっただけで、感染者がいなかったわけではないと思うんですが、最近の発生状況はいかがでしょうか。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 令和4年度の
新型コロナウイルス感染症の児童・生徒の感染者数につきましては、1535人となっております。直近の状況で申し上げますと、令和5年1月が116人、2月が50人という状況でございました。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) でも、2月が50人となぜか1月の半分以下になっているということで、まだ少ないとは言えませんけれども、数字の上からも大分落ち着きつつあるのかという感じがしています。 それで、いまだにコロナ感染症の対策で、学校だけではなく皆さんそうなんですが、消毒や換気など徹底されていて、まだそれが続いていますので、その後そういったこと、学校での消毒とか換気とか、当初は先生が机も全部消毒するとかとても大変な仕事が増えたわけですけれども、その辺がこの間変化があったのかということと、5月8日から2類から5類に移行されるということで、またその時期になったらまたぐっと変わるんでしょうけれども、その辺の対応の変化というのはどんなものがあったのか、ちょっと伺います。
○議長(田口和弘君) 教育部長。
◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 この感染症対策につきましては、新型コロナウイルスだけではございませんので、対応については従前と変わりなくということで、また5類移行につきましても、例えば換気ですとか手洗いなど、そういった基本的な感染症対策はこのまま継続していく予定でございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) そうですよね。去年、おととしインフルエンザがなかったというのは、コロナウイルスを予防するために消毒を徹底したからかな。だったら、ずっと続けていったらインフルエンザも少なくなるのではないかと思っていたんですが、その習慣がこの3年で皆さんできたのではないかと思うんですけれども、ぜひこれは習慣づけていただいて、続けていただくべきだなと思っています。あまりがしがしとどうしてもやらねばならないではなくて、日常の中に消毒をするとかきれいに保つということを習慣づけていただきたいなと思っています。 先月、政府の
新型コロナウイルス感染症対策本部が、卒業式においてマスクを着用せずに出席することを基本とするということを決定しまして、ここで学校でのマスクの着用について伺いたいと思います。まず卒業式とかの前に、通常の音楽や体育の授業、それとあと部活などのときはどうされているのでしょうか。
○議長(田口和弘君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 令和5年4月1日以降、学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とし、今後、東京都教育委員会が改訂を予定している
新型コロナウイルス感染症対策と学校運営に関するガイドラインを参考に対応を図ってまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 東京都教育委員会のガイドライン、ちょっと拝見したら60ページぐらいあって、それでもうバージョン5ぐらいになっていて、改訂、改訂ということで、そのときの状況にすごく対応して本当に事細かく書いてありました。これがガイドラインなんだなと思うと、それに従って対策を続けてくださるということなんですが、次に、今度間近に控えている卒業式と入学式、マスクの扱いについてどうされるか決まっていたら教えてください。
○議長(田口和弘君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 卒業証書授与式につきましては、児童・生徒及び教職員は、式典全体を通してマスクを外すことを基本としております。来賓や保護者等は、マスク着用のままの儀式参加といたしております。壇上で行う挨拶等はマスクを外しても差し支えないということになっております。 なお、マスクについては、様々な事情への配慮の下、マスクの着脱を強いることがないようにするとともに、マスクの着用の有無による差別や偏見等がないように周知しております。 入学式につきましては、今後、国や都の通知を受けてお示しする予定でおります。 以上です。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 分かりました。最近は、今年に入ってからですか、我々もいろいろな新年賀詞交歓会とかそういうところで壇上で御挨拶される方は、マスクを外すようになってきました。それで先日ですか、3月13日からマスクは自分の判断に任せるという広資料も頂きまして、そんなことで実はちょっとこれ伺ったのは、心配しているのは、判断を任せると言われて一番弱いのが日本人だと思っています。すごく日本人って空気を読むとか、周りの様子を見て判断するとか、ちょっと周りの人たちが半分以上外してきたら私も外そうかな、そんなことを同調圧力とかそういったのも逆に多いですし、非常に判断が難しいなという、勇気を持って私から外すなんていう人はなかなかいないというか、その辺がいいところでもあり、空気を読むその文化というのはいいところでもあり、ちょっと大変なところでもあり、その辺が子どもたちの中でも、先ほど
学校教育担当部長がおっしゃっていた、要するに仲間外れにされるとか差別されるとかそういうことにつながるのではないかと思うと、その辺はもう学校だけでなく家庭のほうでも十分その辺は配慮いただきたいなと思っているんですが、そういったことで個人の判断に任せると、卒業式どうしようかということで、親御さんは大変対応しにくいのではないかと思うので、逆に学校のほうからこうするように決めましたみたいなそういった通知があるといいと思うんですが、市教育委員会から学校、学校から家庭というその通知についてはいかがでしょうか。
○議長(田口和弘君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 マスクにつきましては、先ほども申し上げました様々な事情への配慮の下、マスクの着脱を強いることがないようにするとともに、マスクの着用の有無による差別、偏見等がないよう御留意いただくことをお願いする旨の文書を教育委員会から学校を通じて各家庭のほうに通知しております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 分かりました。本当にたかがマスクですが、非常にこの3年間という長い間マスクをし続けてきたところで、やはり外すタイミングというのはすごく難しいなと私自身でも思うので。 それから、先ほど出た東京都教育委員会のガイドラインについては、今のところ12月に出されたのが最後ではないかと思うんですが、こういった卒業式、入学式のシーズンの前にきっと改訂されるのではないかと思っているんですが、なるべく早く改訂していただいて、見解を示していただくといいなと思っています。 入学式については、まだもうちょっと先ですから、卒業式についてなんですけど、歌を歌うときとか、中学校だと送辞、答辞、今あるのかちょっと分かりませんけど、贈る言葉みたいなそんなのや、子どもたちが小学校でよくやる集団で少しずつせりふを分担して言う呼びかけみたいなそういったことなどが、意外と子どもたちがその日まで下級生の子も練習してきて、本番を卒業式でということで、思い出に残る行事なのではないかと思うんですが、その辺はマスク着用で行われるんでしょうか。
○議長(田口和弘君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 国歌及び校歌について、CD等に録音された歌入りの楽曲を会場全体に聞こえるように再生することに鑑み、卒業証書授与式においては、呼びかけやその他の歌は歌わないこととなっております。あくまでも式の中ではでございます。ですので、式以外で歌うことがあれば、マスクのほうは着用しての歌唱となると思います。 以上です。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 式というのは、式次第があって、あれが終わるまでということで、要するに子どもたちのそういった思い出のシーンづくりというのは、それと別に実施してくださるということなのか、ちょっとその辺は各学校によってもまた違うのではないかと思うんですが、マスクをしていれば、そういった子どもたちが集まっているところでは、口パクではない歌も歌えるし、ちょっと口パクというのが実に何かどう子どもたち感じるのか分かりませんけど、ちょっと私は、だったらみんな口をぱくぱくしないで歌を聞くだけのほうがいいのかなんていう気もしていますけど、思い出に残るシーンというのはまた別にしてくださるということで、そうなるとますます式典という部分については、私は思い出づくりが別にさえなれば、なるべく短時間で済ませたほうがリスクは低いのではないかと思っています。主役はあくまで子どもたちで、子どもたちはマスクなしで卒業証書を頂いて、檀上から降りるということで、いつも気になっているんですが、それ以外の来賓の祝辞や来賓紹介、非常に古くからある学校を卒業したもので、卒業校に行くと、もう1人ずつ来賓を紹介して、子どもたちはずっとおじぎだけをして、いい姿勢を保っているというのがあって、そういったところはもう何か簡素にしていいのではないかというふうに以前から思っているんですが、その辺はそういった感染症対策としても簡潔にすべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(田口和弘君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 来賓の祝辞や来賓紹介などにつきましては、人数を最小限にすることや紹介後の御挨拶のところは一礼のみとさせていただくことなどの対応で、できるだけ簡潔に行うようにしておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) それもまた学校によって対応が違うかもしれませんけれども、なるべくその辺は努力していただきたいなと思います。 それから、そんなことで子どもたちの思い出に残るシーンというのは、必ずつくってあげてほしい。そのときは、もちろんマスク着用でも構わないので、下級生との交流、お別れとかその辺がきちんとできるように配慮いただきたいと思います。 マスクというと、いろいろおっしゃる方がいて、子どもたちがマスクをしていることで非常にコミュニケーションが取りにくい。例えば表情が目しか見えないもので、私たちも町でちょっと久しぶりに会った方なんか分からなかったりすることが大いにありまして、非常にコミュニケーション面や発達面に影響が出るとおっしゃっている方もいらっしゃいます。また、中学校なんかでは、英語の発音が聞きにくい。マスクを外したほうがクリアで聞きやすいんですが、その辺にも影響が出ていると言われているので、今後、マスクを外していくということは、何かちょっとうれしいかな。子どもの満面の笑みなんていうのは見えていないわけですから、この3年間。目だけしか見えていないので、その辺でこれから、3月13日から主体的な判断を尊重する、5月8日からは2類から5類になるということで、一般の生活、日常が戻ってくるというんですか、そうなってきます。 今年卒業する子どもは、小学校では小学校生活の半分、中学校は中学校生活全てマスクを着用していたので、マスクをしているのがやや普通になってきてしまった。マスクを外すのが嫌だなんていう声も聞こえますから、とにかくマスクをしてようと、していまいと、とにかく卒業式は記憶に残るもの、思い出になる1シーンをつくっていただきたいなと思います。 そんなところで1項目めは終了いたします。 2項目めなんですけれども、市長の御答弁では、道路整備率が81%、そして建物の建物移転率は95%と数字としてもかなりもう中盤だなと感じましたが、これからもう一息と思って、見た感じはもう少しだとはいえ、手続上はいろいろあるのではないかと思うんですが、区画整理事業の終了の予定の時期と完了までの具体的な後の整備手順とかその辺を伺いたいんですけど、またこれから進んでいく中で、進捗を阻害するような要因はあるのかどうかということをちょっと伺いたいんですが。
○議長(田口和弘君) 暫時休憩いたします。 午前10時25分休憩----------------------------------- 午後1時00分開議
○議長(田口和弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 午前中の木村君の質問に対する答弁を願います。都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、区画整理事業の終了予定時期と具体的な整備手順及び進捗を阻害する要因の御質問につきましてお答えいたします。 当該区画整理事業につきましては、令和7年度に道路などの工事及び建物移転を概成させまして、令和9年度に換地処分を行い、事業施行期間である令和12年度に事業完了とする予定でございます。 また、事業の円滑な進捗を図るためには、権利者の方々の本事業に対する御理解と御協力が不可欠であることから、権利者の方々が抱える様々な御事情や御意見、御要望を伺いながら丁寧に対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 分かりました。一応我々が見ている感じでの町の変化というか、建物移転が終わるのは2025年で、それで事業施行の期間が令和12年ということは2030年に終わるということですが、その前に令和9年度、換地処分というのがありますけれども、換地処分というのは、換地処分がされるまで今の区画が変わった土地については仮換地になっていて、その工事の概成後に正式に登記をするということで、そこで最初に換地の計画と多少やり取りの差金とかが出た場合には、地主さんに不利益なんかがあれば、そこで清算金が発生するとか、そういう換地処分というのはそういうことに要するに3年かけるという理解でいいんでしょうか。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 令和9年度の換地処分から事業施行期間である令和12年度までのこの3年間につきましては、清算期間として3年見込んでおります。この期間というのは、換地は原則として従前地に照応するように定めるのですが、換地相互間に不均衡が生じた場合は、金銭により是正しなければならないということになっておりますので、これを清算という言い方をします。その清算に3か年見込んでいるということでございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 分かりました。そうすると、そこで清算金が発生するんですけれども、事業主体者である市のほうが払うのか、それともその地権者のほうが払うケースもあるという理解でいいんですよね。要するに価格を調整、最終的な調整をするということで理解いたしました。 それから、今東京都で同時進行している新青梅街道の拡幅事業なんですけれども、今回の武蔵村山市のこの区画整理事業と新青梅街道の拡幅事業とは、手法が区画整理と収用ということで違うんですが、その辺の手法の違い、中身についてちょっと教えてください。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 区画整理事業につきましては、事業区域内の土地所有者の方々から少しずつ土地を出し合っていただき、道路、公園、河川等の公共施設を整備、改善するとともに、土地の区画を整え、宅地の利用増進を図る手法でございます。 一方、新青梅街道拡幅事業につきましては、街路事業というもので行われておりまして、都市計画区域内の必要な土地だけを買収する用地買収方式というものが用いられておりますので、不整形な残地が残ってしまう場合などがあります。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 要するに、宅地の利用を推進するというのが区画整理で、その代わり買収方式で出る不整形な残地が残らないきれいな街区になって、そこに住みやすい環境をつくるということが目的の手法で、それで皆さんには土地を提供していただくということは分かりました。 それで、すごくその土地としての住宅地としての価値が上がるわけですから、その分、土地の面積が減ってもよくなるというその価値の差で清算するという手法だなと思っています。しかし、多分土地だけの、土地と土地の間というのか、もともとお持ちの土地、新しい土地その差額を清算するのに、差額を清算するためにその土地を頂くというか供出していただくという手法なので、最後の修正、調整については、それでもやはり計画と実際との差が出たときに清算するということだと思うんですが、土地の場合は、建物なんかがかかると再建築費用だとか移転費用だとかその辺が権利者のほうに支払われるようですが、ケースがあるかどうか分からないんですが、土地だけの場合は全くその清算金、多少の差が出るところの清算金を支払う、それが発生するかもしれないけれども、お金のやり取りはないという認識でよろしいですよね。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 従前地と仮換地で土地の評価が同じとなる場合におきましては、換地処分での清算金というのは発生いたしません。またそこで差額が生じましたら是正しなければいけませんので、その際は清算の行為が必要になってくるということでございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 用地買収ってとても分かりやすくて、この土地は何平米あるから幾らで売ってください、売りますというそういう契約なのでとても分かりやすいんですが、区画整理ですと、まず目的が住みやすい環境をつくるというあくまで宅地という考え方、宅地について、よりよい住環境を求めてお金のやり取りなしでするということなので、非常に理解が難しいなと思っているんですけど、過去に武蔵村山市で区画整理事業って行われたことがあるのでしょうか。もしあれば、どの地域でいつ頃あったか教えてください。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 本市では、この都市核土地区画整理事業以外で区画整理事業を実施した箇所はございませんでした。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) そうすると、当該区画整理事業の土地の辺りというのは、新青梅街道から北側にお住まいの方が昔から畑をやっていたという経緯があって、もっと前はほとんど畑だったんですけど、そこに住宅が建ち、でも農地が残って、大分農地が広く残っていた地域だなと思うんですけど、住みよい住宅地をつくるということは、農地をあまり、農地はどうのこうのというよりも、減歩率がどうしても出る、減歩率が農地はすごく多いのではないかと思うと、減歩率の平均値と、それと最高値というのは、農地がどのくらい減ったのかというのも知りたいんですが、その辺教えてください。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 減歩率の平均値につきましては約21%でございまして、減歩率の最高値は約43%でございます。 次に、区画整理事業で減少した農地面積につきましては、生産緑地面積の数値でお答えさせていただきますと約1万5000平米の減というふうになってございます。 以上でございます。
○議長(田口和弘君) 木村君。
◆5番(木村祐子君) 多分その最高値の43%というのは、農家の方ではないかと考えられますが、やはり農地が減ってしまうということで、農業者の減収に当然つながるわけですけれども、その辺の補償というのはどうなっていますか。
○議長(田口和弘君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(樋渡圭介君) それでは、お答えいたします。 補償につきましては、土地区画整理事業損失補償額算定要領の基準に準拠した補償を実施しておりますが、減歩によりますその畑の減収に対する補償基準というものはございませんので、収穫時期を考慮した移転時期などを権利者の方に御提示いたしまして、御協力をいただいているという状況でございます。 以上でございます。
◎高齢・障害担当部長(鈴木義雄君) お答えいたします。 今現在、我々職員もそうですが、発熱したとかそういった状況であれば、休みを取って対応しているところでもございます。施設においても同じように対策が取られております。 御質問の余裕を持った体制でございますが、この介護であるとか障害の施設においては、もともとが平時においても人材のほうが不足しておりますので、まず平時のほうの体制整備、これを求め続けていきたいなと。もちろんこういった状況でございますので、余裕を持たせたいというのはそのとおりでございますが、まず平時の介護人材の確保に向けて要望等を続けていきたいと考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 渡邉君。
◆13番(渡邉一雄君) やはり平時の人員配置を十分に余裕を持って求めるということですから、やはり明確に要望などで人員配置、配置基準しっかり増やすように、そしてその増やした分は、市民の介護保険負担というところに押しつけるのではなくて、国がちゃんと手当してください。やはりこれを合わせて要望すべきだということは申し上げておきます。 もう最後にいたします。最後に申し上げたいのは、やはりこの自治体の役割、この間議員研修でもありました。自治体の役割は、住民福祉の増進ですということがありました。市民の皆さんの暮らしや福祉、これを守る防波堤の役割であるというふうに認識しております。やはり今そういうときに、子育て、高齢障害施策、あるいは都営住宅、生活困窮者に対する皆さんへの支援というのは何が必要なのか。何に困って何が必要なのかということを一番近くで見ていただけるのが、やはり地方自治体の皆さんというふうに思います。 ますます今その役割が際立っているなと思うのは、政権が大きく大軍拡に踏み出しているということです。このままいくとどんどん税金は軍事軍拡に使われて、暮らしの予算は削られていきます。やはりこういうときに暮らしの実態がどうなっているのかという、皆さんがしっかり現場の声を取り上げて、そして国や都にきちんと強固な姿勢を持ってですよ、それこそ。訴えていただくというのは非常に重要になってくると思います。また、日本共産党市議団としても引き続きそういった活動をしっかり議会でも果たしていくと同時に、私個人としましても地球のどこかで声を上げ続けていきたいなというふうに考えております。 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。-----------------------------------
○議長(田口和弘君) 暫時休憩いたします。 午後3時12分休憩----------------------------------- 午後3時30分開議
○議長(田口和弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 沖野君の発言を許します。沖野君。 (18番 沖野清子君登壇)
◆18番(沖野清子君) さきの通告に従い、4項目について一般質問いたします。 1項目めは、帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成について伺います。 帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが原因で起こり、子どものときに水痘に感染した方は、治った後も水痘帯状疱疹ウイルスが生涯にわたって神経節に潜伏します。その潜んでいた水痘帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症する皮膚疾患が帯状疱疹です。帯状疱疹は他人からうつって発症する病ではなく、過労やストレス、加齢などにより免疫力の低下が影響し、50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに3人に1人は発症すると言われております。 都は、令和5年度予算案で帯状疱疹ワクチン接種費用を助成する区市町村へ補助事業を実施するとしました。本市での対応を伺います。 2項目めは、子宮頸がん9価HPVワクチン定期接種化の対応について伺います。 子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。日本では毎年約1万1000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2900人の女性が子宮頸がんで亡くなっております。 HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。9価HPVワクチンは、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンで、その中でも子宮頸がんの原因の80%から90%を占める7種類のHPVの感染を予防することができます。 そこで、令和5年4月からの定期接種化に伴う本市の対応と対象となる方への周知方法について伺います。 3項目め、子ども施策の充実に向けた取組について伺います。 公明党は、昨年11月に、子育て応援トータルプランとして、結婚、妊娠、出産から教育を受け、社会に巣立つまでを一貫して支援する政策を発表いたしました。我が国の最大の課題は少子高齢化です。少子化対策は全世代にとって極めて重要な施策と言えます。 今回、国の出産・子育て応援交付金を活用し、妊娠から出産、子育てまで一貫して相談に応じ、必要な支援につなぐ伴走型相談支援と経済的支援への対応について、本市の予定を伺います。 4項目め、妊婦の歯科健診について伺います。 妊娠中の母体の健康状態は、子どもの歯や口腔の健康に大きく影響するだけではなく、歯周病に罹患している妊婦は、早産や低体重児出産の危険性が高まるとの報告もあります。妊娠期における歯科保健対策は重要であると考えます。歯科健診の現状と認識について伺います。 再質問は自席にて行います。よろしくお願いいたします。
○議長(田口和弘君) 答弁願います。市長。
◎市長(山崎泰大君) それでは、第1項目についてお答えいたします。 東京都は、令和5年度より、帯状疱疹ワクチン予防接種に係る個人負担の軽減を図るため、50歳以上の方を対象に区市町村が行う帯状疱疹ワクチン予防接種事業に係る経費について補助を行う予定としております。 本市といたしましては、50歳以上の市民の方を対象に、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類の帯状疱疹ワクチンの助成経費を令和5年度一般会計予算案に計上しており、任意予防接種である帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部を助成することで、経済的負担の軽減を図り、発症の予防並びに健康増進に努めてまいります。 次に、第2項目についてお答えいたします。 子宮頸がん9価HPVワクチンの定期接種化に伴う対応につきましては、現在市医師会と連携協力を図りながら準備を進めております。 また、周知方法につきましては、市報やホームページでお知らせをするとともに、毎年3月下旬に全戸配布している保健事業予定表に子宮頸がん9価HPVワクチンの記載とQRコードを掲載する予定としております。さらに、国において作成予定のリーフレットを各医療機関に配布し、適切な情報提供を図ってまいります。 次に、第3項目についてお答えいたします。 伴走型相談支援及び経済的支援につきましては、本市においては事業名を出産子育て応援事業として、令和5年4月からの実施に向けて準備を進めているところでございます。 伴走型相談支援については、現在実施している妊娠届出時の面談に加えて、希望する妊婦を対象とする妊娠8か月前後の面談と全ての産婦等を対象とするこんにちは赤ちゃん訪問時における面談を新たに実施し、必要な支援につないでまいります。 経済的支援については、東京都の広域連携を活用し、専用のサイトでそれぞれ5万円相当の出産育児関連用品の購入等ができるカードの配付により、妊娠届出時の面談後に出産応援ギフト、また、こんにちは赤ちゃん訪問時の面談後に子育て応援ギフトを伴走型相談支援と一体で支給し、妊娠時から出産、子育てまでの負担軽減を図ってまいります。 次に、第4項目についてお答えいたします。 妊娠中は、女性ホルモンの増加による口腔環境の変化、つわりによる嗜好の変化、歯磨きの困難などで虫歯や歯周病になりやすい一方、妊婦自身が初期症状に気づきにくいことも多く、また、炎症物質が子宮の収縮を誘発し早産や低体重児出産につながることがあるとされております。 本市におきましては、比較的体調の安定する妊娠中期における健診や治療が重要との認識から、両親学級のパパとママのマタニティクラスにおいて、妊婦の歯科健診を実施しているところでございますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) それでは、1項目めの帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成について再質問をさせていただきます。 帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成につきましては、市長の施政方針におきましても答弁がありましたように、令和5年度一般会計予算案にも経費が計上されております。私も2021年第4回定例会におきまして、一般質問で帯状疱疹ワクチン予防接種費用について公費助成を提案させていただきました。市議会公明党としても、昨年、令和5年度予算要望の際に、山崎市長に対しまして帯状疱疹ワクチンの予防接種費用助成の要望を提出させていただいた経緯があります。また、多くの市民の方から、健康を守るワクチンの助成を進めてほしいとの声を多数いただいておりました。今年度から一部公費助成になりますことに感謝申し上げたいと思います。 それでは、帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部助成の内容についてお伺いいたします。助成対象者、対象期間、助成額についてお伺いしたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 助成対象者につきましては、接種日時点で50歳以上の市民の方となります。 対象期間につきましては、令和5年4月1日開始予定で準備をしております。 助成額につきましては、税込みで生ワクチンが4503円、不活化ワクチンが1万1473円で予算計上しているところでございます。自己負担額につきましても答弁させていただきますが、生ワクチンが4000円、不活化ワクチンが1回当たり1万1000円で予算計上しております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。自己負担額は生ワクチンで4000円、不活化ワクチンでは1万1000円ということで、分かりました。 接種を希望する人の申請についてはどのような流れになりますか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 接種を希望する方の申請についての流れでございますけれども、接種を希望される方は、直接市内の指定医療機関に予約の申込みをしていただきまして、医療機関に置いてございます予診票を使用して接種をしていただくとこのような流れを想定しております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 市内の医療機関に予約して申し込むということで分かりました。 それでは、電子申請はできるのかどうか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 電子申請につきましては、市にお申込みをいただく方法ではございませんので、電子申請については現在想定しておりませんが、医療機関によりましては、予防接種のウェブ予約の受付を実施しているところもあると伺っておりますので、そちらを御活用いただくことになるかと思います。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) はい、分かりました。申込みの医療機関でということで、医療機関に問合せをすればいいということでよく分かりました。 それでは、ワクチンには生ワクチン、不活化ワクチンの2種類があります。それぞれのワクチンの種類、特徴、副反応発症頻度、あと価格の違いについて伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 2種類のワクチンの違いでございますけれども、まず生ワクチンでございますが、発症予防効果につきましては50%から60%程度、持続期間は5年程度と言われております。副反応につきましては、接種部位の痛み、腫れ、発赤等がございますが、不活化ワクチンよりも副反応は少なめと言われております。また予算計上の単価につきましては、税込みで1回当たり8503円ということで、接種回数が1回となります。 次に、不活化ワクチンでございますが、発症予防効果は90%以上と高く、持続期間は現時点では9年間が確認されております。副反応につきましては、接種部位の痛み、腫れ、発赤等がございますが、生ワクチンより頻度は多めと言われております。また予算計上の単価につきましては、税込みで2万2473円で、こちらは2回の接種が必要となります。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 効果がよく分かりました。生ワクチンは1回接種で、予防効果が50%から60%あるということで、不活化ワクチンは2回接種で、予防効果が90%以上ということで理解をいたしました。 それでは、市内の指定医療機関について、また市内指定医療機関以外で受ける場合について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 当該予防接種につきましては、本市、武蔵村山市医師会と契約する予定でございますので、市内の指定医療機関以外で接種する場合には、助成対象外となる予定でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 市外の医療機関では助成は対象外だということで、間違いないように市民の方にも周知が徹底されるといいと思います。 それで、接種の周知啓発についてどのように今後進めていくのか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成制度周知、御案内につきましては、保健事業予定表に掲載し、3月下旬に全戸配布する予定としております。また市報やホームページでお知らせするとともに、各医療機関にもリーフレット等を配布するなどし、周知徹底を図ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 保健事業予定表に掲載、また市報とホームページでの周知ということですけれども、例えばこの周知の内容、どういった内容になるか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 周知の内容ですけれども、帯状疱疹ワクチンの予防効果等の内容のほか、4月1日からは助成が受けられる制度になるということで、自己負担額等も案内しながら周知を図っていくというようなことになろうかと思います。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) ありがとうございます。生ワクチンの予防効果、また不活化ワクチンの予防効果、ぜひお知らせしていただきたい。それでまた選択をしていただけるような形でと思っておりましたので、ありがとうございます。 コロナ禍による心身のストレスから免疫力が低下して帯状疱疹を発症する人が増加しているとも言われております。帯状疱疹ワクチン助成の申込みに関するお問合せのコールセンターの設置等は考えているのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 帯状疱疹ワクチンの予防接種につきましては、直接医療機関へのお申込みとなりますので、現時点でコールセンターの設置までは考えておりませんが、市民からの問合せ等につきまして、保健相談センターにおいて丁寧に説明していきたいとこのように考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) コールセンターは設置をしませんけれども、保健相談センターで対応をしていきますということですので、市民から問合せがありましたら丁寧な対応をぜひお願いしたいと思います。 最後に、帯状疱疹ワクチンを接種することにより、帯状疱疹を予防することができます。市民の健康と予防のために、帯状疱疹ワクチン接種に関して市民への周知啓発をお願いいたしまして、1項目終了させていただきます。 それでは、2項目め、子宮頸がん9価HPV定期接種化の対応について再質問をさせていただきます。 先ほどの市長答弁によりますと、子宮頸がん9価HPVワクチンの定期接種化に伴う対応については、現在市医師会と連携協力を図りながら準備を進めておりますとのことでございました。どのように進めているのかもう少し詳しくお聞かせください。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 医師会との連携、準備状況につきましては、令和5年4月1日開始に向けまして、子宮頸がん9価ワクチン予防接種の実施医療機関の確認や、既に2価、4価ワクチン接種を開始している方の交互接種の対応等について、現在情報連携を図っているところでございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 既に2価、4価ワクチンの接種が始まっているところでございますけれども、この話し合っている中で交互接種の対応について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 交互接種の対応につきましては、基本的には、その患者さんと先生との話合いの中で決められていくということになりますので、ルールづけというか、そういったことにはならないかと思っておりますけれども、その辺のやり取りの方法等について意思疎通を図っている、そういう状況でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。もう既に2価、4価を1回、2回受けていらっしゃる方はよくよく御相談されて、任意ですので、選ぶのは御本人ですので、よく聞いていただきたいなと思っております。 令和4年度現在までの定期接種の状況とキャッチアップ制度での状況も併せてお聞かせください。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 令和4年度における子宮頸がんHPVワクチン予防接種の接種実績でございますが、対象者4800人のうち、令和4年12月末現在で接種を終えた方の人数が、1回目接種285人、2回目接種241人、3回目接種124人、合計で延べ650人となっております。合計人数の内訳といたしまして、定期接種の方が302人、キャッチアップ接種の方が348人となっております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 定期接種の方が302人、キャッチアップ接種の方が348人、対象者が4800人でございますので、接種者が少ない状況にあるかと思います。どのように分析をされておりますか。またさらなる周知方法は考えておりますか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 令和4年度、本年度から積極的勧奨が再開されておりますが、予防接種に慎重を期している市民の方も一定数いるものと考えております。また、令和5年4月から定期接種化になる9価ワクチンの情報も広がりつつある中で、今年度の接種を控えている方も一定数いるものと考えております。いずれにいたしましても、9価ワクチン開始に伴いまして、接種される方は増えていくものと考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 令和4年度から始まったワクチン接種でございますし、2価、4価で、今度新しく9価ワクチンが定期接種化になるということで、やはり様々な情報が大事かと思っております。 HPVワクチンの積極的勧奨が差し控えられていた間に、定期接種の機会を逃して、その後、自費で接種を受けられた方に対しまして、償還払いの実施状況を伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 償還払いの実績につきましては、令和5年2月末現在で10件の申請を受け付けております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 令和4年度で10件ということで、少ないのかという感じが私はしているんですけれども、償還払いが非常に少ないと感じますので、その周知方法をまた伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 償還払いの周知につきましては、市報、ホームページでお知らせするとともに、キャッチアップ接種対象の方につきましては、全員に送付いたしました個別通知の中に償還払い制度の内容を記載した御案内もしているところでございますので、現時点で10名が多いか少ないかというのはちょっと分からないんですけれども、周知の方法としてはそのような方法で対応したところでございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 令和4年度のときは、対象者に個別的に全ての方にリーフレット、また償還払いの通知も差し上げているという理解でよろしいですね。 それでは、HPVワクチンの種類について伺いたいと思います。サーバリックス(2価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)、シルガード9(9価ワクチン)の違いと効果について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 現在使用されている2価と4価のワクチンにつきましては、それぞれ何種類の型の感染を防ぐかを表しておりまして、2価は16型と18型の感染を防ぎ、4価はこの2つのほか、良性のいぼの原因となる6型、11型にも効果があるとされております。一方、9価につきましては、4価に加えまして、がん化の原因となる31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐことから、子宮頸がんの原因の80%から90%をカバーすると言われております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) ただいま御説明がありましたように、9価ワクチンは4価に加え、がん化の原因となる5つの型、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐ効果があるとされております。子宮頸がんの原因の80%から90%をカバーするとも言われております。9価ワクチンの安全性については、4価と比較して接種部位の症状の発現は多いが、全身症状は同程度であると報告もされております。 周知方法につきましては、市報、ホームページ、毎年3月下旬に全戸配布をしている保健事業予定表に子宮頸がん9価HPVワクチンの記載とQRコードを掲載する予定としているとの市長答弁がございました。確認いたしますが、令和5年度対象者には個別で予診票とリーフレットが届き、それ以外は市報、ホームページ、保健事業予定表に9価ワクチンの記載とQRコードを掲載する周知方法でよろしいのか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 定期接種対象者の1772人に対しまして令和4年3月31日に、キャッチアップ接種対象者の3028人に対しましては令和4年6月7日にそれぞれ個別で予診票とリーフレットを既に送付しております。 9価ワクチンの情報提供につきましては、市報、ホームページ、保健事業予定表にQRコードを掲載し、周知をしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 昨年度は先ほど申し上げましたように個別で対応しておりますけれども、今年度には市報とホームページ、保健事業予定表にQRコードを入れて周知啓発をしていくということですね。 それでは、新しく小学6年生から高校1年生までの子どもたちが対象になりますけれども、新しく小学生になる新規対象者に対しての周知方法について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 新規対象者に対しましては、予診票等を個別に送付いたしますので、その中に9価ワクチンのリーフレットも同封して周知をする予定でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 多摩26市の状況でございますけれども、本市と同じような周知方法をする市はありますでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 大変恐縮でございますが、ちょっと多摩26市が調べ切れませんでしたので、圏域であります5市に確認をさせていただきましたので、その結果で答弁をさせていただきます。圏域近隣5市に確認したところ、市報、ホームページは5市全てで対応予定でございますが、全戸配布する保健事業予定表にQRコードを掲載し案内をする方法を取る市につきましては、本市のみとなっております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) QRコード掲載は本市のみということで、再度様々な方法で周知していただけることはすごいことだなと思っております。 それでは、圏域5市の状況で個別通知を送付する市はありますでしょうか、伺います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 対象者全員に予診票やリーフレットの送付を予定している市は、1市確認できております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 1市ありますということで分かりました。 今回の対象者だけではなく、接種を逃した人、現在進行形の人にも同様の情報を丁寧に提供することが私は重要だと考えます。子宮頸がんはワクチンで防ぐことができます。命を守る施策です。もう1度市の見解を伺います。
○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 子宮頸がんは、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんで、40歳までの女性のがんによる死亡が第2位となっております。HPVの感染を防ぐことで、将来子宮頸がんを予防できると期待されていることから、子宮頸がん予防接種は重要なものであると認識しておりますので、今後も引き続き周知の徹底を図ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) まとめになります。女性の生命を守る子宮頸がん9価ワクチン接種の情報が対象の方々に漏れなく届き、安心して接種ができることとさらなる周知啓発を要望いたしまして、再質問を終了させていただきます。 3項目め、子ども施策の充実に向けた取組について再質問をいたします。 令和5年4月より出産子育て応援事業として実施に向けて準備を進めているとの御答弁でございました。今回、令和4年度補正予算(第9号)と令和5年度当初予算案に出産子育て応援事業に係る経費が計上をされております。予算説明資料にも掲載をされておりますけれども、実施内容について改めて伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 出産子育て応援事業につきましては、全ての妊婦、また子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう、妊娠期から出産・子育て期まで一貫して身近で相談に応じ、個々のニーズに応じた支援につなぐ伴走型相談支援と、出産育児関連用品の購入費などの負担軽減を図る経済的支援、これらを一体として実施するものでございます。 まず、伴走型相談支援の面談の時期、タイミングでございますけれども、これは1つ目として妊娠届出時、2つ目として妊娠8か月前後、3つ目としてこんにちは赤ちゃん訪問時、ほかに必要と認めたとき、これは随時となりますが、そういった際に実施するものでございます。 一方、経済的支援につきましては、それぞれ5万円相当となりますが、出産育児関連用品の購入等ができるものでございます。妊娠届出時の面談後には出産応援ギフト、こんにちは赤ちゃん訪問時の面談後には子育て応援ギフトとして支給させていただくものでございます。 なお、こちら東京都の事業と合わせますと、妊娠届出時の面談後には6万円相当、こんにちは赤ちゃん訪問の面談後には10万円相当、国と合わせてとなりますが、こういった金額のギフトの支給ができるものとなります。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 今の御説明ですと、妊娠届出時の面談後には6万円相当、こんにちは赤ちゃん訪問の面談後には10万円相当のギフトが支給されるということは、東京都の事業として妊娠届出時に1万円相当が加わるということで、こんにちは赤ちゃん訪問時については5万円相当のギフトが支給されますので10万円ということで、その理解でよろしいでしょうか。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 先ほどの答弁、説明が不足しておりまして大変恐縮でございます。沖野議員お見込みのとおりでございまして、まず妊娠届出時の面談後には、現在実施している1万円相当の育児パッケージの配付、これを来年度、令和5年度も引き続き実施させていただく予定でございます。また、こんにちは赤ちゃん訪問時の面談後には、現在10万円相当のギフトを支給している東京都出産応援事業、これがございますけれども、これ金額的には都の事業としては5万円相当と令和5年度はなりますが、国の経済的支援と一体のものとして再構築し実施することとなりますので、こんにちは赤ちゃん訪問後のギフトにつきましては、合計で10万円となるものでございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。 子育て応援事業実施に当たり、職員体制はどのような体制になるか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 伴走型相談支援の妊娠届出時と妊娠8か月前後、最初の2回の面談につきましては、保健師等の専門職となりますが、本市の職員、または会計年度任用職員が対応するものでございます。一方、3回目、こんにちは赤ちゃん訪問時の面談につきましては、現在もこんにちは赤ちゃん訪問事業を担っていただいております助産師さん等、こちら謝礼で雇用している形になりますが、これらの助産師等が新生児等の訪問指導と併せて実施するものでございます。 なお、伴走型相談支援の面談を含めた子育て応援事業の実施のため、保健師等の専門職の会計年度職員2人を令和5年度新たに雇用させていただく予定でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 新たに保健師の専門職の方が2人任用されるということで分かりました。 それでは、伴走型相談支援と経済的支援の開始時期はいつ頃の見通しなのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 伴走型相談支援、経済的支援ともに令和5年4月1日から実施させていただく予定で準備を進めているところでございます。 なお、子育て応援ギフトの遡及の支給の対象者、これは令和4年度、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に生まれた子の養育者でございますが、こういった方に対する御案内、申請書の送付等につきましては、これも令和5年4月から5月にかけて対応、申請書の郵送等を行う予定でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。 伴走型相談支援では、面談の機会が今まででは妊娠届出時、こんにちは赤ちゃん事業時の2回でしたが、今回は妊娠8か月前後で希望者になりますが、面談の機会が増えたことは先ほど伺いました。増えたことにより一層妊婦に寄り添った支援が得られると期待をいたしますけれども、今回妊娠8か月前後の面談は希望者となっておりますが、なぜ対象者が全員ではないのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 妊娠8か月前後に行う面談につきましては、こちら国のほうから対象者は希望者とする旨が通知されていることに基づきまして、本市においてもそのように実施する次第でございます。ただし、面談の御案内と併せて健康診査の受診状況ですとか分娩の予定施設などについて伺うアンケート、これは全ての妊婦さんを対象に送付、実施いたします。 なお、アンケートの回答内容によりまして、こちらではその時点の悩み事等も伺う予定になっているんですけども、その内容によりましては、電話やメールなどによる言わばプッシュ型の相談支援を行うことも考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 面談は希望者ですけれども、アンケートは全妊婦の対象の方に送られるということで、またそのアンケートの回答内容によりましてプッシュ型の相談支援を考えていくということで分かりました。 それでは、妊娠8か月前後の面談のアンケートについて伺いたいんですが、そのアンケートは電子媒体を用いた送付、回答ができるのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 こちら、妊娠8か月前後の面談の対象となる妊婦の方に対しては、原則市からのアンケートは郵送で対応する考えでございます。ただ、アンケートの回答につきましては、同封した返信用封筒で郵送していただく方法のほかに、電子申請による回答もできるようにする予定でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) ぜひ回答は電子申請でもできるような形で進めていただきたいなと希望しております。 これまで手薄でありましたゼロ歳から2歳までの支援拡充につきましては、市として新規事業にバースデーサポート事業の実施の予算案が計上されております。事業の内容について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 御質問のバースデーサポート事業の概要でございますが、乳幼児健診など市、行政が関わる機会が少ない1歳児の子どもを養育する家庭に対しまして、子育てに関するアンケートを実施し、家庭状況の把握、子育て支援に関わる情報提供などを行いまして、またアンケートの回答内容によりましては、個々のニーズに応じた支援につなぐ、これを目的とするものでございます。 なお、アンケートに回答いただいた御家庭には、第1子は1万円、第2子は2万円、第3子以降は3万円のバースデー贈答品、これは商品券を想定しておりますけども、この配付がございます。そのような事業でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) このバースデーサポート事業の対象者は何人ぐらいと見込んでいますでしょうか、伺います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 令和5年度におけるバースデーサポート事業の対象は、令和5年度に1歳になるお子さん、すなわち令和4年度に出生した児童ということになりますので、こちらのほうを試算したところによりますと、令和5年度予算案につきましては450人と見込んだところでございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) このバースデーサポート事業のアンケートの回答の件なんですけれども、やはり電子媒体を用いた方法でお願いできたらなと思っているんですけど、そういった考えはありますでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 こちらの事業、アンケートの送付、回答につきましては、原則郵送を想定してはおりますが、この事業を先行して実施している区市では、電子申請による回答ができるようにしているところもございます。つきましては、こうした方法による回答につきましても考えてまいりたい、そのような次第でございます。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) このアンケートの内容から支援が必要と思われる方についてはどのようなフォローをしていくのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 皆様から頂いたアンケートの回答内容につきましては、保健師等の市の専門職員が全てに目を通しまして、その中で支援が必要と思われる方につきましては、まずは電話、あるいは電子メールで連絡を取らせていただきたいというふうに考えております。また連絡の取れない方ですとか、その連絡の結果さらなる支援が必要というふうに思われる方につきましては、御自宅への訪問などの対応も図ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。 最後になります。妊娠から出産まで安心して産み育てられる環境整備、さらに充実することを要望いたしまして、3項目め終了させていただきます。 それでは、4項目め、妊婦歯科健診について再質問をさせていただきます。 2015年、日本歯周病学会「歯周病と全身の健康」によりますと、歯周病に罹患した妊婦では、早産、低体重児出産へのリスクが増加するとされております。早産、低体重児出産のエビデンスによると、総数1万名以上のメタアナリシスでは歯周病の早産に対する危険率は2.01倍、低体重児出産に対する危険率は2.20倍、早産及び低体重児出産に関する危険率は4.68倍と示されており、高い比率を示しております。 そこで、市長答弁にもございました妊婦歯科健診の重要性について改めて伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 妊娠中は歯周病などにかかりやすいと言われておりますが、このことにつきましては、特にエストロゲンという女性ホルモンが歯周病の原細菌の増殖を促すためとされております。また、歯周病が進行して炎症が強くなってまいりますと、プロスタグランジンという物質の分泌が促されまして、この物質が子宮の収縮や子宮頸部の拡張を誘発し、早産などを引き起こすリスクが高まるというふうにされております。このほかにも歯周病、妊婦さんだけにとどまりませんが、骨粗鬆症など様々な病気に関わりがあるとされておりますので、とりわけ妊婦さんにつきましては健診を受診し、治療につなげることが重要であるというふうに認識しております。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 答弁にございました両親学級パパとママのマタニティクラスの実施内容について伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 パパとママのマタニティクラスの内容でございます。こちら3日間で1コースとなっております。まず1日目はまさにこれ、妊娠中の歯と栄養ということで、歯科健診、歯の健康、妊産婦に求められる栄養などの講義等でございます。2日目は、お産に向けてというふうなことで、妊娠中の生活、お産の経過と母乳育児についての講義等でございます。3日目は、赤ちゃんのいる生活ということで、沐浴の実習、衣類また赤ちゃんの育児、産後のメンタルについての講義等でございます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 3日間で1コースということでございますけれども、時間的には1日何時間ぐらい費やされているのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) 大変恐縮でございます。そちらの案内今手元に資料がございませんが、これは私自身の経験則、私も他市ではありますが両親学級を受講したことがございますけども、それも含めますと、おおむね3時間程度、本市においてもその程度の講習だったというふうに認識しております。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) ちょっと通告にありませんでした。申し訳ないです。3時間程度、分かりました。 ここ数年の出生数とパパとママのマタニティクラスの受講者数、または受講された妊婦は全員歯科健診をされているのか伺いたいと思います。
○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 出生数ということもございますが、関連する質問ですので私のほうでお答えさせていただきます。まず出生数でございますが、これは住民基本台帳人口における自然増の数値でお答えいたしますと、令和2年度が447人、令和3年度が416人、令和4年度が303人でございます。ただ、この303人でありますが、令和4年12月末までの人数でございます。 一方、参加者数でございますが、こちら、令和2年度、この年度は年間で5回、5コースの開催だったわけですけども、妊婦さんが32人、パートナーが23人、計55人、令和3年度は6回開催で、妊婦さんが33人、パートナーが30人、合計で63人、令和4年度は6回開催で、妊婦さんが28人、パートナーが23人、合計で51人でございます。 また、歯科健診の受講でございますが、こちら歯科健診、パパとママのマタニティクラスの初日に実施しているところでありますけども、初日に出席された妊婦さん全員が歯科健診を受けられております。事情で2日目、3日目しかパパとママのマタニティクラスに参加できなかった方は残念ながら受けられなかったわけですけども、初日に受講された、出席された妊婦さんは全員が受けていらっしゃいます。 以上です。
○議長(田口和弘君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 分かりました。出生数が令和2年度は447人で、令和3年度は416人で、令和4年度は303人ということで、歯科健診を受けられた初日の参加者、令和2年度は32人、令和3年度は33人、令和4年度は28人ということでございましたけれども、出生数と比較しますと、パパとママのマタニティクラスに参加されている方がちょっと少ないのかと思いました。 歯科健診の受診後、この治療を受けている妊婦さんというのはどれぐらいいるのか把握されておりますでしょうか、教えてください。
○議長(田口和弘君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 午後4時22分延会...