武蔵村山市議会 2016-09-01
09月01日-16号
平成28年 9月 定例会(第3回)平成28年
武蔵村山市議会会議録(第16号)第3回定例会 平成28年9月1日(木曜日)1.出席議員(20名) 1番 比留間朝幸君 2番 加園一成君 3番 宮崎正巳君 4番 田口和弘君 5番
天目石要一郎君 6番 須藤 博君 7番 鈴木 明君 8番 波多野 健君 9番 藤野 茂君 10番 高山晃一君 11番 木村祐子君 12番 籾山敏夫君 13番 渡邉一雄君 14番 内野直樹君 15番 吉田 篤君 16番 石黒照久君 17番 濱浦雪代君 18番 沖野清子君 19番 遠藤政雄君 20番 高橋弘志君1.欠席議員(なし)1.事務局(3名) 局長 石川浩喜 次長 田代勝久
議事グループ 秋元誠二 主査1.出席説明員(23名) 市長 藤野 勝君 副市長 山崎泰大君 教育長 持田浩志君
企画財務部長 高尾典之君
財政担当部長 荒井一浩君 総務部長 山田行雄君 市民部長 鈴田毅士君
協働推進部長 比留間毅浩君
環境担当部長 佐野和実君
健康福祉部長 中野育三君 高齢・障害 子ども家庭 登坂正美君 田代 篤君 担当部長 担当部長
建設管理担当 都市整備部長 腰塚信一郎君 神子武己君 部長
学校教育担当 教育部長 内野正利君 佐藤敏数君 部長
指導担当参事 小嶺大進君
保険年金課長 小延明子君
産業観光課長 (併)農業委員 児玉眞一君 環境課長 川口 渉君 会事務局長 財政・検査
高齢福祉課長 諸星 裕君 飯島郷太君
グループ主査 公園緑地 比留間一晴君
グループ主査1.議事日程第2号 第1 議案第53号
武蔵村山市立温泉施設設置条例の一部を改正する条例 第2 議案第54号 武蔵村山市
児童遊園条例の一部を改正する条例 第3 議案第55号 平成28年度武蔵村山市
一般会計補正予算(第4号) 第4 議案第56号 平成28年度武蔵村山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第5 議案第57号 平成28年度武蔵村山市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 第6 議案第58号 平成28年度武蔵村山市
都市核地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 第7 議案第59号 平成28年度武蔵村山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第8 議案第60号 市道路線の認定について 第9 議案第61号 市道路線の廃止について 午前9時30分開議
○議長(高山晃一君) ただいまの出席議員は、全員でございます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1 議案第53号「
武蔵村山市立温泉施設設置条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第53号の提案理由について御説明申し上げます。
武蔵村山市立温泉施設の利用料金を改定する必要があるので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) それでは、議案第53号、
武蔵村山市立温泉施設設置条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 議資料第32号、
武蔵村山市立温泉施設設置条例新旧対照表の1ページをごらんください。 別表に定める利用料金を、
温泉施設指定管理者の公募に応じた団体からの提案に基づき、改正するものでございます。 改正の内容につきましては、まず大人でございますが、平日の基本料金を120円引き上げ、休日の基本料金を100円または110円引き上げるとともに、平日、休日の超過料金をそれぞれ10円引き上げるものでございます。 次に、2ページをお開きください。 次に、子どもでございますが、平日及び休日の基本料金をそれぞれ100円引き上げるものでございます。 最後に、附則でございますが、この条例の施行期日を平成29年4月1日からとするものでございます。 以上、簡単でございますが、議案第53号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) まず、これは上限を決めるということですから、これがそのまま料金に反映するというふうには見ていませんけども、提案理由で利用料金を改定する必要があると。その必要性についてもう一度説明をお願いします。 2点目に、近郊の公営の温泉の料金と比較してどうなのか説明をしてください。 それから、
村山温泉かたくりの湯はそれほど特徴のある温泉施設だというふうには見ていませんけども、この料金を引き上げることによって、入場者数がどう変化するのかと。減る可能性もあるわけですね。その辺は内部ではどういう検討がされているのか、されてきたのか。 その3点について説明してください。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 まず、改定の必要性でございますが、平成14年度から今までこの施設を運営してまいりまして、平成19年度からは
指定管理者による管理ということで、施設の運営を行っております。その
指定管理者に移行した平成19年度以降、平成27年度まで収支がずっと赤字でございまして、安定的な運営のためには、料金を引き上げて収支の均衡を図る必要があるというような関係から、今回、料金の改定をお願いするものでございます。 次に、近郊の公営の温泉施設の料金との比較ということでございますが、公営の施設のみの料金比較というものは申しわけございませんが行っておりません。近郊の民設民営の施設も含めての比較ということで、お答えさせていただきたいと思います。 まず、今回、大人の市民の場合、平日の料金が730円というように御提案させていただいておりますが、近隣の施設の料金を平均いたしますと744円ということで、今回改定したとしても、若干まだ低い状況にあるということでございます。また、同じ平日で市外の方の料金を比較いたしますと、今回改定の提案が840円でございますが、平均料金は805円ということで、こちらのほうは逆に今回の提案のほうが上回っているような状況でございます。また、次に平日の子どもで比較いたしますと、市民の場合、今回料金の改定は400円でお願いしておりますが、近隣の平均が395円ということで、おおむね平均に近いのかというふうな感覚を持っております。また、市外の子どもにつきましては、今回平日が460円でございますが、近隣の平均が416円でございますので、平均よりも高い設定になっているということでございまして、おおむね市民については平均以下かほぼ平均、市外の方につきましては、この上限の料金を全ての方に適用した場合ということでございますが、若干今回の提案の額のほうが高いという状況になっております。 そして、入場者数の変化ということでございますが、確かに料金を改定することにより、価格的な競争力は低下するわけでございまして、そういう意味では入場者数の減少につながる可能性があるということでございますが、1点目のところでお話しさせていただきましたとおり、
指定管理者の管理に移行して以降、ずっと毎年度赤字が続いておりまして、特に現在指定管理をしている事業者につきましては、その赤字の幅が非常に大きいので、途中で撤退したいというようなお話もございました。そういった意味では、市といたしましては、この施設の安定的な運営が最も重要であるというように考えておりまして、今回改定をお願いするものでございます。 特に、料金改定に当たっては、なかなかそういった価格競争力の関係と、それから収支の均衡、このバランスが非常に微妙でございまして、そういう意味では、市のほうでなかなか適正な額を判断するのが難しいというようなことがございましたので、今回は
指定管理者を公募する際に、
指定管理者のほうから適正な利用料金、どの程度が適正であるかというようなことにつきまして提案していただきまして、その提案に基づき、今回この条例の改正を提案させていただいておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) 改定の理由が、
指定管理者になってから経営が赤字になっているということで、今回の条例改正になったという説明でした。近郊の平均を出していただきましたけども、これはやはり民間のほうがかなり高くなっているんです。それを平均して出していますから、今の数字になってきているんですが、例えば公営であれば日の出町、奥多摩町、あきる野市というところがありますけども、比較的もう少し大きなところという形で見た場合には、八王子市にも公営の戸吹湯ったり館がある。八王子市のこの戸吹湯ったり館の料金というのは幾らで設定されていますか。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 八王子市の戸吹湯ったり館でございますが、大人が700円で子どもが300円となっております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) 今、大規模な改修という形でされているわけですけども、聞くところによると、特に特徴的な改修という形にはなっていないような感じです。この大規模改修のときに、例えば人をもっと呼べるような、こういうものを用意したいとか、そういう議論などというのはなかったように感じるんですけども、そういう議論というのは何か内部ではされているんですか。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 これは委託での調査でございますが、温泉施設の経営診断の調査等委託の中で、今後、施設を改善していって、入場者数の増加を図るにはどのような施策が必要かというようなことの中で、やはりこの施設を訪れる方は温浴施設を使う方が大半だということで、最近は例えば岩盤浴、あるいは人工炭酸泉というものを導入している民間の施設が多いということで、そういったものを検討すべきということでございますが、ただし岩盤浴のほうは、
整備スペースの確保が現状では困難ということでございまして、その点を踏まえまして、今回は人工炭酸泉の導入については行ってまいりたいとこのように考えております。 それ以外のハード面の改修についても、今回
指定管理者の側に温浴施設、あるいはプール以外の
ドライエリアと言われる施設の改修についても提案をしていただいておりまして、その中でその採用された事業者の提案に基づきまして、そちらのほうの
ドライエリアの改修も行って、さまざまな事業が行える施設に一部改善ができればいいかとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君)
施設そのものには何か大きな変化があるようには聞こえなかったんですけども、例えば食事等で他にないようなものを提供するとか、そういう何か特徴的なものが必要ではないかと。収支のバランスと安定的な運営を考えて今回の改定をするということなんですけども、料金を上げて入場者が減ったという形であれば何もならないわけであって、料金の設定については、指定業者と十分に検討をしていただければというふうに思います。中身については反対する内容ではありませんので、そういう意見だけは申し上げておきます。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。鈴木君。
◆7番(鈴木明君) それでは、質問させていただきます。 私も収支や安定的な運営をしていくためにということで、今回の料金改定に関しては、特に異論はないんですけれども、1点、私も平成27年第4回定例会の一般質問で、今後の方向性という形で検討されていた時期に、市民に対して意見等を募るべきではないかという質問をさせていただきました。その際にも、その当時の担当の部長からは、今後の方向性を検討していく。そして、しっかりと決めていきたいというような答弁がありました。その中で、それについてしっかりと決めなければ、市民への説明についてもどうしていったらいいのかわからないので、今後考えてまいりたいといったような答弁でした。そしてまた、再度私が質問した際に、市民の皆様からの御意見というのは非常に重要なものだというふうに考えているというような答弁がありました。 今回の改定に当たりまして、この一部改正条例案を提案するのであれば、やはり今後の方向性が私たちに示されていませんし、市民の皆様にも示されていないと思います。この条例一部改正案を提案する前に、本来であれば市民に一度しっかり説明をするべきだったのではないのかと。そしてまた、意見を募って、今後例えば利益とか赤字の解消のために料金を改定していくということであっても、反対意見があろうとなかろうと、一度はそういった説明会なり意見を募る場所、そういった機会を設けるべきだったと思うんですけども、そのあたりについてお伺いいたします。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 市民からのいろいろな御意見につきましては、日々
指定管理者が施設を運営する中で、さまざまな声をいただいておりまして、その内容はどちらかというと接遇とか、あるいは施設の清掃の状況とか、そういった施設を利用した感想、そういったものでの要望等が寄せられているところでございます。 また、この市民への御意見の聴取ということでございますが、この温泉施設につきましては、近隣で競合する施設が多数あるという中におきまして、施設の管理運営は原則的にその利用料金でやっていただくという、そのような原則で運営しているわけでございます。そういう意味では、この利用料金の改定の必要性のところでも申し上げましたとおり、この施設の設置の目的である市民の健康増進とか、多世代の交流、そういった
市民サービスを、市としては引き続き提供してまいりたいとこのような思いがございまして、第一義的にはこの施設の安定的な運営を図って、今後も市民の方々にこの施設を楽しんでいただく、利用していただくことを考えておりまして、いかにこの温泉施設を、今後も安定的な運営が可能な状況に持っていけるのかというような思いでさまざまなことを考えた結果、このような料金改定というようなことになったわけでございます。 したがいまして、現在、多数の方、平成27年度は19万人を超える利用者があったわけでございますけれども、その方々に今後も継続してこの施設を楽しんでいただくということが、市として一番重要視すべき内容ではないかというふうに考えましたので、このような料金改定という条例の改正をお願いしたわけでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) 私の質問に対して答えられていないのかと思うんです。私は料金改定について特に異論はないと先に申し上げましたけれども、例えば高齢者及び心身障害者、または心身障害児も料金が引き上げられています。私も、温泉に入るのが趣味なので、
村山温泉かたくりの湯は、月に1回程度は行くようにはしているんですけれども、平日に行くと高齢者の方が非常に多く見受けられます。その中でも、やはり年金で生活されている方などが多いのかと思うんですけども、そういった方は100円でも上がれば、今まで毎日のように来られたのが来られなくなってしまうとか、また、例えばリハビリを兼ねてプールとか、また温泉を利用されている方もいるのではないかと。そういう方たちにとっても、やはり料金を値上げすると非常に負担がかかってくるのではないかと。先ほど来申し上げていますけど、改定で料金を上げる、安定的な運営ということであれば、それは特に反対しませんけれども、こういった料金改定を求めるのであれば、ある一定の方向性が決まったということも含めて、事前にやはり市民に説明等というのはしていくべきだと。
先ほど指定管理者の中では、そういった話が市民の方からもあるといった話ですけども、それはあくまでも施設の中のことであって、それは利用されている方だけです。この温泉施設をつくったのも全て市民の税金ですので、市民全員にそういったことを説明するべきだと思うんですけども、いま一度答弁をお願いします。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 まず、利用料金の関係でございますが、高齢者の場合には本市の場合、割引をさせていただいているわけでございますが、この制度につきましては、他の施設で見られない特徴的な制度でございまして、そういう意味では、平日の日中等は高齢者の方が多く利用されていることと思いますが、そういった方に配慮した料金体系とさせていただいているところでございます。また、法律で障害者も必要な支援を行うというようなことがございますので、そういった法の趣旨も踏まえまして、一般の料金よりも低い金額で設定させていただいているところでございます。 そこで、料金を値上げすることについて、市民の御意見をというようなことでございますが、先ほどのお答えと重複してしまいますが、いずれにしても現在多くの市民、あるいは市外の方がこの温泉施設を利用しているわけでございまして、市といたしましては、この施設を継続的に利用できるようにしていくことが、現在の利用者にとって一番のメリットになるのではないかということで、今回こういった安定的な運営に向けての料金改定をお願いしているわけでございまして、その施設を継続させていくことによりまして、利用者の方には御理解いただけるものというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君)
協働推進部長の答弁の趣旨はわかるんですけども、この施設がつくられたのも全て市民の税金ではないですか。ですから、利用者だけではなくて、市民の方全員に、一度しっかりと、今後の方向性を決めましたと、このようにやっていきますとそういったことを含めて説明してから、料金改定を提案してくるのであればいいのですが、もう何カ月かたっているわけですね、決めてから。その間時間があったわけですから、一度そういった場を設けるとか、そうやって進むべきだったのではないかということを申し上げているんです。今後、この件だけではないですけども、そういった機会がまたあった場合、市のほうでは説明会とか、意見を募るということは、これからもしていかないということでよろしいですか。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 この利用料金につきましては、三者から提案がございましたので、その三者のうちから一者を
指定管理者の候補として選定していくわけでございますが、その
指定管理者の候補者として決定した事業者が提案してきた料金に基づいて、最終的には、現在この条例提案の額が上限でございますので、それを下回る額ということになろうかと思いますが、それに基づいて料金を決定していくというようなことでございます。 また、この料金を改定する内容につきましては、条例の施行日が平成29年4月1日でございますので、その後、半年間、
リニューアル工事ということで休館いたしますので、その間に市報等で、こういった事情で料金を引き上げるということを、市民には周知してまいりたいとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) 先ほどから質問に答えられていないんですけども、市報で周知していくと言っても、市報はどれだけ見ている方がいらっしゃるかわからないですし、また確かに説明会等を開催しても、またどれだけ来られるかとか、また
ホームページ等で意見を募集しても、大体本市だと意見等はなかなか集まってこないのかと見受けられるので、なかなか周知するのは難しいのかとも考えますけれども、こういった赤字施設になってしまったわけですけども、そういった中で今後の継続をどういうふうにしていくという方向性が決定したのであれば、やはりそういったことは、市民に一度しっかりと説明をする場を設けてやっていくべきだと思いますので、そのあたりはまた今後検討していただければと思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。内野君。
◆14番(内野直樹君) 今回の料金の改定に当たって、平成19年に指定管理になってから赤字が続いているということで、安定的な運営が優先されるから値上げするということなんですけれども、今回の案を見ると、市内の方、市外の方とそれほど差がないような形での料金体系、これまでもそうだったし、今回もそうだと思います。 近隣の温泉施設を見ると、市内の方と市外の方とかなり差別化を図っているような温泉施設も見受けられると思うんですけれども、これまで利用客の内訳、市内、市外の方の内訳がどうなっているのか。 そして、今後どういう方たちにリピーターになってもらうのか、新規開拓を狙っているのかというようなコンセプトがありましたら教えてください。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 平成27年度の実績で申し上げますと、市内の利用者が約4割、市外の利用者が約6割というような状況でございます。 そして、今後、温泉施設を運営していくに当たって、どのような戦略を描いているのかということでございますが、今回料金を引き上げることによって、当然価格競争力が低下するということは、懸念される部分でございますが、それを補う方法といたしまして、温泉のみではなくて、ほかの例えばさまざまなイベントと組み合わせて、そういったイベントを目的に来ていただいた中で、温泉のほうも利用していただくというようなことでございまして、基本的には市民の利用を今後伸ばしていきたいというようなことで、そういった事業を積極的に展開するように、今回、その
指定管理者の募集の際にも、どのような利用促進策を考えているのかというようなことにつきまして聞いておりますので、そういった事業が実施されれば、今4割、6割というような割合でございますが、今後、市民の利用も喚起されるものとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) さまざまなイベントを行うというところは、主には市内の方を取り込むためのコンセプトだというふうには思うんですけれども、現時点で6割の方が市外の方だという状況の中で、先ほど籾山議員の質問に対する答弁の中で、平均を見ると、市外の方の大人の料金設定が、今回の値上げの改定によって、近隣の温泉施設の平均よりも高くなってしまうという答弁があったかと思うんですけど、そうすると、市外の方が今多い中で、せっかく来てもらっている人たちが外に流れてしまうというような懸念はないのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 今回、この利用料金の改定に当たりましては、
指定管理者の公募に応じていただいた3者の中で最も高い料金を、この利用料金として提案させていただいているわけでございます。その最も高い利用料金を提示したところは、温浴施設とプールを両方利用した場合には割増料金が発生するということでございまして、それが一番料金的には高いということで、それに合わせて利用料金の改定の提案をしているものでございまして、基本的には温浴施設のみ、あるいはプール施設のみを利用する場合には、この上限の金額ではなくて、これよりも低い金額の設定になると思いますので、この上限で見ますと市外の方の利用料金は近隣の施設の平均よりも高いわけでございますが、そういった事情を加味いたしますと、それほど価格競争力で他の施設に劣るというようなことは生じないのかというふうに考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) 今、プールと温浴施設と両方使った方が少し割増料金になるということだったんですけれども、現時点でプールを使っている方の大半は介護予防も兼ねて水中ウオーキングをされている方々かと思います。そういう方々は、温浴施設、娯楽のための利用ではなく、自分の健康とか介護の負担がふえないように目的を持ってトレーニングをされているのかと。水中ウオーキングのところは温度が低い等の関係で、プールを利用した後、温浴施設を利用される方も必然的に多いかと思うんですけれども、そういう健康目的、介護の負担がふえないように努力をされている方が非常に負担をこうむるという料金設定は、私はいかがなものかと思うんですけれども、そこら辺はどう考えますか。
○議長(高山晃一君)
協働推進部長。
◎
協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 今回、この料金設定に当たりましては、冒頭に少し申し上げましたけれども、その価格競争力の関係と、それから、施設運営上の収支の関係で、非常に微妙なバランスをとらなければいけないということで、市といたしましては、なかなかどのような料金が適正かということを判断するのが難しいということで、今回、温浴施設等の経験のある、そういった
指定管理者の募集を行いまして、その中で料金の設定についても提案していただいたところでございます。 したがいまして、それぞれの事業者の判断の中で、こういった料金体系でも十分に運営していけるというような判断で、今回このような提案がなされたというように考えておりますので、先ほどのお話のまた繰り返しになりますが、やはり市として一番優先するべき事項につきましては施設の安定運営ということでございますので、そういった中でこのような料金の設定とさせていただきたいということで、条例を提案させていただいているところでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) 先ほどから、安定的な運営ということを強調されておりますけれども、値上げが結果的に利用者の足をとめてしまって、予想していたような収入見込みが出ない、値上げをしたけれども赤字のままということでは、すごく最悪のシナリオだというふうに考えています。その点では、先ほど鈴木議員もおっしゃっていましたけれども、事前に市民の方、利用されている方にどのような温泉施設、プールの施設がいいのかという意見を募ることを飛ばして、安定的な運営ありきで進めているというところが今の事態かというふうに思いますので、今からでも構わないので、確認しながら、現状を見て進めていっていただきたいと。今、手を挙げている温泉施設の中で経営ノウハウがあるような話がありましたけれども、武蔵村山市のかたくりの湯のように温浴施設とプールを併設している施設というのは、近隣の温泉施設の中では非常に珍しいタイプの温泉施設だというふうに認識しています。その結果、メリットがある人もいるけれども、使い勝手が悪い部分も出てきてしまっている。それが経営に影響を及ぼしている可能性もあると思いますので、そこら辺は今手を挙げている業者のノウハウが必ずしも生きるかどうかわからない部分もあるので、やはり利用されている方、それから、市民の方の声をきちんと受けとめながら進めていっていただきたいと思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第53号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第53号「
武蔵村山市立温泉施設設置条例の一部を改正する条例」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第2 議案第54号「武蔵村山市
児童遊園条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第54号の提案理由について御説明申し上げます。 児童の健全な遊びの用に供する施設の充実を図るため、新たに湖南児童遊園を設置する必要があるので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) それでは、議案第54号、武蔵村山市
児童遊園条例の一部を改正する条例の内容につきまして御説明申し上げます。 都市計画法第29条の開発協議の許可を受けた事業主が整備した土地について、土地所有権移転登記を行い、市に帰属したものでございます。このことから、児童の健全育成に資することを目的に当該施設を児童遊園とすることとし、武蔵村山市
児童遊園条例の別表に湖南児童遊園の名称及び位置を加えるものでございます。 それでは、既に御配付させていただいております議資料第33号を御参照いただきたいと存じます。 1ページをごらんください。
児童遊園条例新旧対照表でございます。 別表に湖南児童遊園の名称及び位置を新たに追加するものでございます。 次に、2ページをお開きください。 湖南児童遊園の案内図でございます。位置は、代表地番で大南五丁目1番地の211、面積は3429.16平方メートルでございます。 次に、3ページをお開きください。 湖南衛生組合の総合整備事業に基づき宅地開発された計画戸数216戸の住宅地に広場や緑地が整備されております。このうち凡例に示す黒く塗り潰した部分、図面中央付近の広場部分とその他の緑道、歩道の全てが児童遊園でございます。 次に、4ページをお開きください。 湖南児童遊園の広場部分の施設配置図でございます。広場部分の面積は500平方メートルとなっており、施設につきましては、中央部にケヤキを植え、築山を造成して芝を敷き詰めることにより、緑あふれる景観をデザインし、利用する子どもたちが寝転がれる地形で上りおりのできる遊具となっております。また、円形ベンチ1基、水飲み場1基、スツール3基、園名板1基、車どめ4基、照明を合計6基設置、集水ます3基、60トン級の防火水槽1基を地下に埋設しております。 なお、湖南児童遊園の使用開始日につきましては、本条例の公布の日からとしております。 以上、議案第54号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。天目石君。
◆5番(
天目石要一郎君) これはうちの近所なので気になっていたんですけど、大南地区会館前の歩道のところ、現在も雑草がうわっと繁茂しているんです。今この配置図を見て、あの雑草が繁茂しているところまで児童遊園なのかということでびっくりしているんですが、ことしの夏も誰か雑草を刈り取ってくれないのかなんて思っていたんですが、今後、ではこれは何という住宅街になるのか、道路沿いの雑草は、ここの住宅の自治会の人たちがやってくれるということではなくて、もう市の予算で今後ここの草木の管理もずっとやっていかなければいけないということなんですか。確認します。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 今、天目石議員がおっしゃいました敷地の南側の部分につきましても、平面図でお示ししているとおり児童遊園ということになっておりますので、同様の維持管理をしていくということになると思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) 天目石君。
◆5番(
天目石要一郎君) 私も知識がなくて、ちょっと常識的な部分で知らない部分があるかもしれないんですけど、例えば似たような感じで、武蔵村山市内ではグリーンタウンも同じような形で開発されていると思うんですけど、歩道のようなところも全部武蔵村山市が見ているんですか。何かああいったところもちょこちょこと植栽があったりしますけれども、こういうような公園の扱いになっているところというのは、市内でほかにあるのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(神子武己君) お答えをいたします。 中原グリーンタウンの緑道につきましては、公道として市の所有になっておりますので、道路部門が管理をしております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 天目石君。
◆5番(
天目石要一郎君) それから、こういうような形になっている児童遊園は市内でほかにあるんですか。道路際の植栽を全部公園の土地に含めて公園というふうにしている、開発している場所というのはほかにあるのかどうか、教えてください。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 広場と、それから緑道なり緑地というようなことで、それがセットになったような児童遊園ということでございますが、既存の児童遊園で申し上げますと、学園四丁目児童遊園が同じような形になっております。また、都市公園で申し上げますと、さいかち公園がやはり広場と、それから南側に緑地帯が設けられておりまして、そちらも含めて公園というような形で維持管理を行っております。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。須藤君。
◆6番(須藤博君) 端的に言って、この緑地部分が全部児童遊園というのはなぜかと思っていたんですが、要するに緑地を管理するための方便としての位置づけだというふうに捉えてよろしいのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 暫時休憩いたします。 午前10時17分休憩 ----------------------------------- 午前10時38分開議
○議長(高山晃一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第54号の議事を継続いたします。 先ほどの須藤君の質疑に対する答弁を願います。
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 公園としての緑地の提供ということで、公園等の基準がございますけども、それらに基づきまして広場部分と、それから緑地ということで事業者から提供を受けて、そちらを全て含めて児童遊園ということで設置をさせていただいたものでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) 要するに開発行為に伴って、一定の公園の比率が必要であるということで、この真っ黒く塗り潰してあるところと広場部分の全部を入れたら、開発行為に伴う法的な面積と合致するということでよろしいのですか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 そのとおりでございます。なお、その設置基準に加えて、さらに緑化の推進ということで、それ以上の緑地の提供をいただいているということでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) 児童遊園という言葉がつきますと、児童が遊べる場所、広場なのだろうという固定観念がありますから、こういう細長いところがいっぱいあると、果たしてこれで子どもが遊べるのかというふうに思ってしまったわけですけれども、それでは、例えば南側道路に面した部分においては幅が何メートルなのか。それから、西も東もありますね。それから、住宅に挟まれたところとか、大体幅が何メートルで、そこに植えられるものはどのようなものが緑化として植えられているのかお示しください。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 植栽部分の幅員ということでございますけれども、南側につきましては2メートルということで、おおむね他の緑地帯についても同様の形状というようなことになっております。 広場につきましては、凡例に示されているものが植栽をされているところでございますけれども、そのほかの緑地等につきましては、シダ、エゴ、それからツツジ、レンギョウ等が植栽をされているというようなことでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) 市は当初から、この児童遊園として提供される土地の形状等については相談を受けていたのか。それとも、後でこういうものを提供しますという報告で決まったのか、それはどういうふうになっていたのですか。
○議長(高山晃一君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。 湖南地区のこの公園緑地の面積につきましては、もともと湖南が大変緑豊かなところだったということで、東京都の指導等もあり、通常開発の場合6%の緑地をとる形になっておりますけれども、こちらの場合、おおむね7.8%ほどの面積をとっております。最大限その緑の部分の面積をとるために、こういった形状については、多少道路上というか、そういったところについても、少しでもたくさんの緑地を残してもらいたいということで指導した結果、この形になったというふうに聞いております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) そうしますと、児童遊園という名称、開発行為に伴う法的なもので児童遊園という名称がついているけれども、現実には緑地ということだということですね。先ほどツツジとか何とかというふうな返答がありましたけれども、主に低木が植えられるということですから、この緑地の部分について少なくとも子どもがそこで遊ぶというようなことは、2メートルの幅ではちょっと無理だと。学園四丁目の児童遊園も同様ですというような説明があったけれども、あそこはちゃんと1カ所にまとまっております。広場でない部分についても、子どもが遊べる面積が十分あります。ですから、こういったものは極めて特殊な例であると。ですから、開発行為に伴う、この住宅の皆さんが緑を主に享受することについて、市が今後も管理費を出していくという形なのだと。それがいいか悪いかは判断いたしませんけども、そのような緑地であるということで理解いたしました。 この真ん中の広場ですけれども、築山等があって子どもが遊びやすいようにはできているんですけれども、南側に何の植栽もないようですね。少しは、二、三メートルぐらいの木も植えないと、かんかん照りで日差しの強い夏などは危険ではないかと思うんですけども、その辺の検討はどうだったのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 広場の南側に高木の植栽をというようなことでございますけども、南側にはツツジ等を植栽しているところでございますけども、他の部分に高木等を植えております。また、この広場に限らず他の場所にも高木を植えておりますので、特にこの配置上、南側には植栽をしなかったということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) ここに限らず公園の利用者の皆さんからは、日差しを遮るものが欲しいという意見を聞くところでございます。そういう部分では、使いやすい安全なものを考えていっていただきたいと。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。内野君。
◆14番(内野直樹君) この施設の配置図を見ますと、防火水槽、樹木、円形ベンチ、水飲み場、スツールなどが設置されているかと思うんですけれども、いわゆる児童遊園に必要かと思う遊具が設置されていないと思うんですけれども、その点はどうなのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 遊具ということでございますけども、通常、児童遊園等にはスプリング遊具とかシーソー等の遊具が設置をされているところでございますけども、こちらに関しましては、緑を生かすということで、人工的につくった山、これは築山ですけども、こちらを子どもの遊具というようなことで、設置をさせていただいているということでございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) 標準的児童遊園設置運営要綱を見ますと、敷地は原則として330平方メートル以上であること、また標準的な設備として、次に掲げるものを設ける必要があることとして、一つは遊具、ブランコ、砂場、滑り台及びジャングルジム等の設備とあります。そのほか広場、ベンチ、便所、飲料水設備及びごみ入れ等、ほか柵や照明が必要だと。そのほかの部分で、児童の創意工夫を生かすことができる附帯的な設備を設けることが望ましいというふうに書かれています。この文章を読むと、一般的に遊具と呼べるものというのは、ブランコとか砂場とか滑り台、ジャングルジム、先ほど言われていたスプリング遊具などがいわゆる遊具かと。築山というのは、人工的につくったとしても、それは地形であって遊具ではないのではないかというふうに思うんですけど、そこら辺どうでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 築山が遊具か遊具ではないかというようなお話でございますけども、基本的には人工的に山をつくって、利用する子どもたちが寝転がったり、それから上りおりをするというような目的でつくっておりますので、私どもとしてはこれを遊具という認識でおりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) では、設備という言葉の意味についてちょっと解説をさせていただきますけれども、設備とは建築物や車両、船舶などに備えつけられた機器のことというふうに書いてあります。人が内部に入って利用する建物とか、乗り物などに取りつけられている機器とかということが書いてあるんですけれども、ねじなどを使って固定するものや、故障した際には交換したり修理できるようなもののことを一般的には設備と呼びます。その点を考えると、築山はあくまで人工的につくったものだとは思いますけれども、遊具の設備というふうなことで考えた場合に、築山はこの設備に当たるのかというと、私は当たらないのではないかと思うんですけれども、その点どうですか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 市が公園を整備する際には、武蔵村山市公園等整備基準というものがございます。こちらにはそれぞれ、先ほど内野議員がおっしゃったような出入り口とか外灯、園内灯等の整備についての基準が定められているところでございます。面積要件がございまして、それぞれ公園が250平方メートル未満、あるいは250平方メートル以上、500平方メートル未満、それから500平方メートル以上ということで、それぞれ施設が、出入り口が必要であるとか、必要がないとか、そういった基準がございます。園内灯、それからベンチ、遊具、水飲み場、便所等につきましては、500平方メートル以上、この児童遊園は500平方メートル以上でございますので、市と別に協議というようなことで、その協議の中でこちらの湖南児童遊園につきましては、そういった形で、築山をもって遊具としようということで、設置をさせていただいたものでございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) これまで児童遊園とか運動広場とか、公園等に遊具の設置をされてきたかと思うんですけれども、それぞれ対象の年齢、その遊具に合った対象年齢があるというようなやりとりがあったかと思うんですけど、築山の対象年齢は幾つですか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。
児童遊園条例におきまして、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し情操を豊かにするため児童遊園を設置するというようなことで、児童を対象というふうに考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) これまで問題になっていることとしては、子育て中の親御さんが、何を言っているかというと、武蔵村山市内の公園とか児童遊園の遊具が他市と比べると非常に簡素だというようなことで、ほかの行政区にあるようなジャングルジムだったり、滑り台だったり、ブランコなどを設置してほしいということが、要望として出されてきているかと思います。スペースの問題もそうですけれども。 ただ、一方で経年劣化の関係で、今、遊具が壊れて危険だというような問題もある中で、担当課としても非常に苦慮はされているかとは思うんですけれども、かといって築山を遊具とみなすという考え方というのはどうなのかと、そうであれば、これから武蔵村山市で児童遊園をつくったら、遊具は必要なくなってしまうわけです。それはやはり市民、子育て中の親御さんの思いからすると、それに応えていない問題だと思いますし、この標準的児童遊園設置運営要綱を見ましても、築山というのはあくまで児童の創意・工夫を生かすことができる付帯的な設備、望ましいと言われているような部分の範疇かというふうに私は思います。何で滑り台が必要なのか、何でブランコが必要なのかと考えると、子どもの発達段階に合わせて、その動きを引き出すような遊具だというふうに私は学校でも習ってきておりますし、そういうものを築山ということで濁してしまうというのは、やはり武蔵村山市の子育ての問題にも影響してくる問題だと思いますので、お金のかかることだとは思いますけれども、必要なものは設置していただきたいというふうに要望しておきます。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。渡邉君。
◆13番(渡邉一雄君) 先ほどのやりとりを聞いていて、まだどうしても腑に落ちないところがあるので伺います。まず一つ目は、この特殊な形の児童遊園の形状ということになると思うんですけども、多分市民のほとんどの方がこの児童遊園の形を見て、びっくりすると思うんです。何でそうなのと聞かれたときに、どう説明したらいいかというのがちょっとわからなくて、こういうところも含めて児童遊園の扱いをしているということに対して、わかりやすく説明するにはどうしたらいいかという、そのいい説明の方法というか、こんなふうに説明したらどうでしょうかということをまず一つ聞きたいのと、もう一つ、公園の位置は大南五丁目1番地の211となっております。これは児童遊園の中の広場の位置ということでよろしいでしょうか。2点伺います。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 湖南児童遊園の形状は、広場部分と緑地、歩道の形をとって、全体で児童遊園というようなことになっておりますけども、市といたしましては、緑化の推進という観点もございますので、その広場部分と、それから周辺の緑道、歩道全てをあわせ持った形で児童遊園ということで設置をさせていただいております。 それから、2点目の所在地番でございますけども、大南五丁目1番地の211は広場部分の住所とさせていただいております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 渡邉君。
◆13番(渡邉一雄君) 緑化の推進ということが一つあるということですけれども、ほかに例えば歩道の生垣とか通常あると思うんですけども、児童遊園という位置づけ以外に、何か位置づける手段はなかったのか検討されたのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 先ほども御答弁をさせていただきましたが、他の児童遊園、公園等におきましても広場と、それからそれを囲んだ緑地帯をもって一つの公園というようなことで設置をさせていただいた経過がございますので、今回につきましても事業者から御提案をいただいた、その緑地、歩道等を含めた部分の児童遊園ということで、市が管理することで進めさせていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 渡邉君。
◆13番(渡邉一雄君) では、ほかにやるとしたら道路、歩道扱いという方法しかないということでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 この緑道を含めたということで、道路というふうになりますと、道路の認定ということで公道の扱いになるというようなことから、それはちょっと難しいのかというふうに考えるわけですけども、児童遊園として設置することについては問題ないということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 渡邉君。
◆13番(渡邉一雄君) 2点目なんですけども、こういう特殊な公園というと、大体一つのスペースというイメージがあるんですけども、先ほどさいかち公園の例を出されましたけれども、さいかち公園も一応固まりになっているかと思うんですけども、こういう特殊な位置の場合、こういう住所の位置表示でいいのかどうか。例えば、大南五丁目1番地の211及びその周辺とか、何かそういう必要があるのではないかとか、そういった議論というのはあったのかなかったのか、いかがでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 さいかち公園の南側に集団の住宅がございます。そちらの周りを囲む緑地帯がございまして、そちらについては少し離れておりまして、当然その筆も分かれているような形でございます。そのほかにも、ほかの児童遊園、それから都市公園につきましても、その公園が1筆ということはなくて、何筆かに分かれているようなことがございます。そういった場合でも代表の地番をとりまして、公園の位置というふうに定めさせていただいておりまして、今回もこの広場部分が500平方メートルと申し上げましたが、その位置が今回の児童遊園の位置ということで、大南五丁目1番地の211と定めさせていただいたものでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) 1点だけ確認したいんですが、全体の面積が3429平米と。それから、広場が500平米ということで、残った周辺の緑地というのが2930平米くらいあるわけですね。そこに低木を植えていくという説明でしたけども、当然将来的には低木といえども剪定をせざるを得ない。また、木を植えるわけですから、同時に除草も定期的にやらなくてはならないという形になってくると思うんですけども、将来的な年間のランニングコストを幾ら程度というふうに見ているのか、それを教えてください。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 こちらの区域につきましては、平成27年6月に大南五丁目地区緑地協定というものが定められておりまして、南側とか東側、それから西側の公道に面した部分につきましては、対象外となっておりますけれども、一部の緑地帯等につきましては、市と、それから土地の所有者が共同で管理するというような協定となっております。そのことから、今後この住宅の販売が完了して自治会等が結成された後に、どの程度市と、それから、緑地協定となる土地の所有者がどのくらい管理に負担ができるかというようなことで、維持管理を行ってまいりたいと考えておりますので、現時点では、どの程度維持管理費がかかるかということにつきましては算出しておりませんので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) その共同管理する部分と対象外の部分、共同管理する場合でも、住民の負担というのはないわけでしょ。管理は共同でしても、その辺かかる費用については市が負担するだけでしょ。違うのですか。住民の負担というのが出てくると、そういう協定になっているのか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 協定の中で、樹木等の保護及び管理という項目がございます。土地所有者は公共用地に植栽された樹木等が地域の環境の保全に役立ち、かつ協定区域の良好な景観の向上に寄与するものであることを認識し、公園緑地及び歩道の緑地帯の管理を共同して行わなければならないというようなことで、金銭的な負担というのはなかなか難しいとは思いますが、人的な御協力をいただいて、共同で管理ができればというようなことで考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) こういう特殊なものをつくっていくという形になれば、これだけの2900平米くらいの面積を管理していくという形になれば、本来は将来的にどのくらいの維持管理の費用がかかるということを出さないとおかしいわけです。当然聞かれると思っていたでしょう。計算していないと言うことですが、市の持ち出しというのは結構ふえると思います。これは大体の維持管理費は出せないのですか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 他に設置している児童遊園がございますけども、そちらの管理につきましては全体で委託をしているわけですけれども、今後、維持管理を進めていく上におきましては、見積もり等積算をお願いすることになろうかと思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) ですから、本来積算がされてから提案するような中身なんです、これは。将来幾らランニングコストがかかるかわからないと、そんな形で提案するというのはおかしいのではないですか。他の類似の2900平米ぐらいの児童遊園で年間幾らかかっているのかということを示す必要があるでしょう。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 児童遊園の設置条例を提案する際に、そこの維持管理ということで積算をしておくべきではないかというようなことでございますが、従前その開発業者等から提供を受けた際には、今までも積算はしていなかったわけですけれども、現在、児童遊園の維持管理につきましては、市内の児童遊園全施設の維持管理委託を全体で実施しておりますので、そのトータルの面積を1平米当たり幾らということでカウントして、今回の児童遊園の面積に乗じて算出される金額につきましては、少々お時間をいただいて算出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) --籾山君に申し上げます。 答弁に20分ぐらい時間がかかるということなので、ほかの方の質問を先に進めさせてもらってよろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。鈴木君。
◆7番(鈴木明君) 2点ほど質問させていただきます。 先ほどの籾山議員の質問は私もちょっと気になっていたので、その結果が幾らぐらいになるのか知りたいんですけども、それは別として、広場の中に、樹木のライトアップのために2基ほど照明が置かれているんですけれども、これは別に要らないのではないのか。何で樹木を照らしておくために設置するのかと。特に夜間ずっと照らしておくということであれば無駄なのではないかと思うんですけども、こんなものをつけるのであれば、スプリング遊具等を一つや2つつけたほうが、金額はこちらのほうが安いのかどうかわからないんですけども、スプリング遊具等をつけたほうがいいのではないかと思うんですけども、そのあたりについてお伺いしたいのが1点。 2点目が、このように樹木をライトアップするために照明がついている児童遊園は、ほかにあるのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 園内の照明でございますけども、シンボルツリーを照らすための照明ということで設置をさせていただいたところでございます。 また、他の施設でこういったものがあるかということでございますが、現時点では他にはないものというふうに認識しております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) そのシンボルツリーのためにと言うんですけど、別に要らないのではないのかと思うんです。遊具についても、築山にしたということで、そのために一つ、中高木の樹木を植えて、シンボルツリーを照らすためということであれば、特にこの照明などは私は必要ないと、やはり一つスプリング遊具か何かをつけたほうがいいのではないのかと思いますけども、どうなんですか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 この宅地開発を行う上では、コンセプトがあるということで、一つ目が緑豊かで有用な住宅地、それから2点目に防災、安全に配慮した住宅地、それから3番目として、省エネ、環境に配慮した住宅というコンセプトがあるわけですけども、そういった中で、新しいまちづくりということで御提案がございまして、こちらにつきましても、シンボルツリーを掲げまして、それをライトアップするというようなことで設置をしたというようなことでございますが、今後いろいろな御意見が出て、その設置の有無について何かあるようであれば、その件については、またその都度検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) コンセプトがあってつくられたということで、その中で省エネだとか防犯という話が今出ました。省エネであれば、なおさらこれは必要ないと思いますし、防犯という形であれば、例えば防犯カメラの設置のほうがまだよかったのかと思うんですけども、これを設置する前にそういった話は出なかったのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 先ほどから申し上げておりますが、児童遊園の設置に当たりまして、遊具とか樹木の設置、その他の施設の設備に当たりましては、事業者と市で協議いたしまして設置をしたということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。須藤君。
◆6番(須藤博君) 先ほども申し上げましたけれども、北側、西側に比較的背の高い木が設置されると。これは管理上という意味も、車が入らないと高い木はなかなか切れないということなのかもしれませんけれども、南側に欲しかったという部分と、それから、夜は樹木も睡眠するんです。そういう意味では、樹木をライトアップするという考え方は、これは植物の性質上、好ましくないということですから、その辺は十分限定的に考えたほうがよろしいのではないかと。防犯灯ならわかります。しかし、ライトアップというのはよほど限られたときに、自治会の祭りとか、何かそういうときに限って使うべきなのかと。樹木のためにはならないということを申し上げておきます。 それから、この図面を見て、よくわかることは、本当にこの業者さんは、この住宅地を価値ある住みやすいものにするために知恵を絞ったと。ですから、この道路沿いの西側、東側、南側、住宅を囲むように設置されている緑地帯については、この住宅地そのものの価値を上げている。将来的にも資産価値が維持されるという効果が大きいと思います。そういう意味では、道路沿いですから目隠しにもなる。一軒一軒の家が生垣をつくらなくて済むわけです。生垣の役目を果たしているわけです。そういう意味では、これは本来市が管理するのではなくて、住宅地そのものがこれを備えるべきであったのではないかということで、維持管理費も計算しないでそれを引き受けるというのは、随分武蔵村山市は優しいのだというふうに思います。 この住民の皆様がこの緑地をつくることによって、将来にわたって資産価値が維持され、周りの住宅地よりもここは高くなり、また、景観の維持ということでも快適な暮らしを送れるということでは、周りの住宅地の皆さんよりも、この住宅地の皆さんが利益を享受するということだと思います。今後、当然この中で一つの自治会ができていくだろうと思いますけれども、そういう意味では、協定がどうあろうと、この周りの緑地も含めて、市が補助金を出してもよろしいですから、自治会が主体になってこの管理をしていただくように、市のほうからこれはお願いすべきではないのかと。そういった作業が住民の皆様の結束にも役に立ちます。市がその辺の交渉をぜひすべきだろうと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(高山晃一君)
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) お答えいたします。 緑地、緑道、それから生垣等の管理ということでございますけども、今後、住宅地が形成をされまして、自治会、それからその中で運営委員会というものを立ち上げていただきまして、そちらと市との共同の管理ということになるわけですけども、その運営委員会なりが立ち上げられた際には市との共同管理ということで、適切に管理ができるよう、御協力のお願いをしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 須藤君。
◆6番(須藤博君) この協定の中には、住宅を囲む緑道が除かれているということが随分甘い協定だと思うんですけれども、そういう意味で、この緑地帯があるために一番利益を受けるのはこの住宅地の皆さんですから、その辺のところはできるだけ住民の皆様に管理をやっていただくと。共同管理という考え方を持っていただきたいと。お願いしておきます。
○議長(高山晃一君) 先ほど保留になっておりました籾山君の質疑に対する答弁できますでしょうか。
環境担当部長。
◎
環境担当部長(佐野和実君) 先ほどの籾山議員からの御質問に対しまして、お時間をいただきまして大変ありがとうございます。 平成27年度に実施をいたしました児童遊園47カ所の合計の面積が2万6052.38平方メートル、これに要する維持管理、清掃等の委託が1979万3754円となっております。これを面積で割りまして、今回の湖南児童遊園の面積を乗じますと、維持管理費につきましては、約260万円ということになります。 なお、こちらには高木等の剪定につきましては入っておりませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第54号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第54号「武蔵村山市
児童遊園条例の一部を改正する条例」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第3 議案第55号「平成28年度武蔵村山市
一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第55号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして地方交付税、基金繰入金及び繰越金等について、歳出におきまして総務管理費、社会福祉費及び都市計画費等について、また、債務負担行為及び地方債について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君)
財政担当部長。
◎
財政担当部長(荒井一浩君) それでは、議案第55号、平成28年度武蔵村山市
一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億2776万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を277億661万2000円とするものでございます。 次に、4ページをお開きください。 第2表、債務負担行為補正でございますが、土地開発公社が平成28年度先行取得する公共用地等の買い取りについて、限度額といたしましては、土地開発公社が取得する公共用地等の買い取りに要する額とし、また、2点目は、土地開発公社が融資を受けた事業資金に係る金融機関に対する債務保証について、限度額といたしましては、土地開発公社が融資を受けた事業資金に対する借入元金及び利子でございます。 なお、期間につきましては、いずれも平成28年度から平成32年度まででございます。 第3表、地方債補正でございますが、普通交付税の決定に伴い、臨時財政対策債の限度額を減額するものでございます。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により順次御説明いたします。 10ページ、11ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、9款1項1目地方特例交付金は、本年7月29日付の決定通知に伴い減額するものでございます。 次に、10款1項1目地方交付税は、本年7月26日付の決定に伴い減額するものでございます。減額の要因につきましては、当初予算と比較して、基準財政収入額の減に比較して、基準財政需要額の減の幅が大きくなったことによるものでございます。 次に、14款2項2目民生費国庫補助金は、介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット導入促進事業について、補助金の交付が見込めることから計上するものでございます。 次に、18款2項1目財政調整基金繰入金は本補正予算の財源調整のため増額し、また、2目公共施設建設基金繰入金は充当事業費の増に伴い増額するものでございます。 次に、19款1項1目繰越金は、平成27年度決算の確定に伴い増額するものでございます。 次に、21款1項5目臨時財政対策債は普通交付税の決定に伴い減額するものでございます。 次に、12ページ、13ページをお開きください。 次に、歳出でございますが、2款1項1目一般管理費、細目1職員人件費の細節4社会保険料は、10月1日から再任用短時間勤務職員について、新たに厚生年金保険等の適用対象となることから増額するものでございます。また、細目4人事管理経費の細節1嘱託員報酬及び細節7臨時職員賃金は、10月1日から新たに通勤手当相当分を支給する際の該当する方について増額するものでございます。 なお、これ以降、同様の内容で増額している科目につきましては、御説明を割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。 2款1項7目財政調整基金費は、平成27年度の剰余金の約半額を基金に積み立てることにより増額するものでございます。これにより、基金の年度末現在高は6億8825万3000円となる見込みでございます。また、9目公共施設建設基金費は、平成27年度の取り崩し額のうち過充当となった金額を基金に戻すことにより増額するものでございます。これにより、基金の年度末現在高は17億7929万9000円となる見込みでございます。14目情報システム管理費は、社会保障・税番号制度システムについて、関連システムの総合運用テストに係る委託料を計上するものでございます。 次に、16ページ、17ページをお開きください。 3款1項10目国民健康保険費は、平成27年度決算の確定により繰出金を減額するものでございます。また、11目後期高齢者医療費も、同様に決算の確定により繰出金を減額するものでございます。 次に、22ページ、23ページをお開きください。 4款1項4目予防費は、本年10月1日からB型肝炎予防接種が定期接種化されることから計上するものでございます。 次に、24ページ、25ページをお開きください。 9款1項3目教育指導費の細目31我が国の伝統・文化教育の充実に係る調査研究事業経費は、第五中学校区が文部科学省から事業指定されたことから計上するものでございます。 次に、26ページ、27ページをお開きください。 9款1項4目教育振興費の細目7フリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業経費は、教育委員会が文部科学省から小、中学校における不登校対策に関するモデル事業について指定されたことから計上するものでございます。 次に、28ページ、29ページをお開きください。 10款1項1目元金及び2目利子は、平成17年度に借り入れた市債の利率見直しによるものでございます。 以上で議案第55号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。田口君。
◆4番(田口和弘君) 補正予算書の25ページです。野山北公園自転車道線整備事業費なんですけれども、この内容をもう少し詳しく教えていただきたい。 もう一点は、27ページ、フリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業経費、このあたりの内容をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。
○議長(高山晃一君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(神子武己君) それでは、1点目につきましてお答えをいたします。 野山北公園自転車道線整備事業費の内容につきましては、今年度、野山北公園自転車道の赤坂トンネルと赤堀トンネルの照明をLED化する予定でございます。それに伴いまして、現在実施設計を行っている最中でございますが、その中で当初、照明関係の設備のみの予算計上をさせていただいておりましたが、トンネルには防犯用の警備システムがございます。その設計の中で、この防犯用の警備システムの配線につきましても、劣化が激しいため取りかえたほうがいいというような内容になっております。それによりまして、その警備用システムの配線の撤去、新設というようなことでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 フリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業ですが、こちらはフリースクール等で学ぶ児童・生徒及びフリースクール等へ行かず、ひきこもり傾向にある児童・生徒等の状況に応じた教育支援体制を構築して、不登校児童・生徒が自信を持って学ぶことができるような教育環境を整えるための事業でございます。内容といたしましては、教育センターに支援員を配置いたしまして、ひきこもり傾向のある児童・生徒、またフリースクール等へ通っている児童・生徒、さらに適応指導教室に通っている子ども等を含めて、その支援員が学習支援、登校を促すといった内容となっております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 田口君。
◆4番(田口和弘君) 1点目の野山北公園自転車道線整備事業費なんですけども、防犯用の警備システムというふうに答弁があったんですけど、この警備システムというのは防犯カメラというような内容なのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(神子武己君) お答えをいたします。 野山北公園自転車道のトンネルは全部で4カ所ございます。そのトンネルによって違いますが、緊急ボタンを3カ所もしくは4カ所設置しております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 田口君。
◆4番(田口和弘君) わかりました。緊急ボタンということですね。 続いて、フリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業経費なんですけれども、今お答えいただいたんですが、市民総合センターに今ゆうゆう教室というのが設置されているというふうに思っているんですけれども、これとの違いというところを少し教えていただきたいと思います。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 まず、教育センター内に設置しているゆうゆう教室、適応指導教室ですけども、こちらは何らかの事情で学校へ行くことができない子どもたちの支援のための学習教室、支援教室でございます。今回のフリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業につきましては、こういった適応指導教室へ通う児童・生徒はもちろんですけれども、全く学校へも適応指導教室へも通うことができない、ひきこもり傾向のある状況で家にいる子ども、さらに学校でもない、適応指導教室でもない、フリースクールに通っている子どもへの支援ということで、学習支援であったり、登校を促すための支援、こういったことをやる内容でございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 田口君。
◆4番(田口和弘君) うちの近所にも家庭環境の事情で、しばらく学校に全く通えなかったような子どもたちがおりまして、その保護者の方が、学校には今の状態では行けないので、勉強ができるような場所を探してほしい、社会との結びつきをとにかくしていきたいんだけれどもどうしたらいいのでしょうかというようなお話がありまして、ゆうゆう教室やそういったいろいろなところもあるんですけども、とにかく保護者としてみれば、まず学校に行く、社会に出る、そういうようなシステムを、家庭だけでなかなか対応し切れないようなところが多々あるようなので、教育委員会も含めて、そういうところをしっかりと充実させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。沖野君。
◆18番(沖野清子君) 補正予算書17ページの介護ロボット等導入支援事業経費について伺います。 介護ロボットを導入する事業体に支援することだと思いますが、現在、この介護ロボットを導入している事業所はあるのか。それから、また、今後この介護ロボットを導入するに当たり、もう申請が始まっているのか、それとももう決まっているのか、それを伺いたいと思います。 それから、23ページの予防費の件で伺います。 B型肝炎予防接種経費、私も一般質問で取り上げさせていただきました。今後の市の取り組みを詳しくお伺いしたいと思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) 暫時休憩いたします。 午前11時42分休憩 ----------------------------------- 午後1時00分開議
○議長(高山晃一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第55号の議事を継続いたします。 午前中の沖野君の質疑に対する答弁を願います。高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) それでは、お答えいたします。 まず、1点目の市内の介護サービス事業所における介護ロボットの導入状況でございますが、私どものほうで把握している限りにおきましては、導入している事業所はございません。 次に、2点目の介護ロボット導入事業の進行状況でございますが、既に国から補助の内示がございまして、今回の補正予算の中に4つの事業所に対して補助金を交付する予算を計上させていただいております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(中野育三君) それでは、B型肝炎予防接種の取り組みについてお答えいたします。 B型肝炎ワクチンの定期接種が、10月1日から開始されるということに決まりました。その定期接種につきましては、A類疾病に分類をされるものでございます。対象年齢につきましては、平成28年4月以降に生まれた者で、生後1歳に至るまでの間に3回の接種をするというものでございます。標準的な接種につきましては、1回目は生後2カ月、2回目が生後3カ月、3回目が生後7カ月から8カ月の間に接種をするということになるものでございます。 今回の接種につきましては、開始時期が平成28年10月ということでございますので、対象となる平成28年4月以降に生まれた方につきましては、誕生日が来るまでに、約6カ月しかないということでございます。こういった方は、その接種に当たりましては、突発的な発熱とかそういったことで接種が期間内に、1歳に至るまでに終わらないということが想定されますので、期間を平成28年10月から平成29年9月30日までの1年間として、その間に3回の接種を受けていただくということで対応をしてまいります。また、任意接種といたしまして、平成27年4月1日から平成28年3月31日までに生まれた方は既に1歳児ということでございますが、その方につきましては任意接種ということで、やはり同じ期間、平成28年10月1日から平成29年9月30日までの1年間を期間として、その間に3回の接種をしていただくということで、1回につきまして2500円、市のほうで助成をするということでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) それでは、介護ロボットの件でお伺いします。 4つの事業所ということでしたが、名称を教えていただくことはできますでしょうか。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) それでは、お答えいたします。 事業所の名称でございますが、一つ目が特別養護老人ホームのサンシャインホーム、2つ目が軽費老人ホームあいの実、3つ目が特別養護老人ホーム伊奈平苑、4つ目が介護老人保健施設アルカディア。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) この介護ロボットの件なんですが、介護スーツと介護ロボットというものがありますが、介護スーツのほうでよろしいのでしょうか、伺います。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) お答えいたします。 今回、国の補助の対象になっている介護ロボットでございますけれども、主に大きく分けて5つのタイプがございます。まず一つ目が移乗支援ということで、ベッドから車椅子に乗り移る際等に人力を補助するマッスルスーツのようなロボット。2つ目が移動支援ということで、シルバーカーのような屋外での移動を支援するロボット。3つ目が排せつ支援をするロボット。4つ目が見守り支援。そして5つ目が入浴支援。こういう分野の介護ロボットに対して支援をするということでございますが、今回補助するこちらの4つの事業所の介護ロボットでございますけれども、3つの事業所がセンサーつきの介護ベッドというものでございます。ベッドに寝ている方が起き上がる、あるいはベッドから移動する。これをセンサーでキャッチして介護する方に知らせるというタイプが3台。それからもう1台がコミュニケーションロボット、ヒューマノイド型のロボットということで、高齢者とお話をするコミュニケーションロボット。こういった種類のロボットでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) さまざまな介護のロボットがあるのだと改めて思いました。 それから、4つの事業所ということですので、1事業所当たりとすると90万円ですか。その中でさまざまなことに使われるということで、本当に介護従事者の負担軽減が大分進んでいくのかと思っております。 それから、2点目で伺いますが、B型肝炎、この任意接種の周知方法は、どのように対象外のお子様に知らせるのか伺いたいと思います。
○議長(高山晃一君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(中野育三君) B型肝炎の任意接種の周知方法ということでございますが、健康推進課のほうでB型肝炎予防接種のお知らせをつくりまして、対象者の方に全て通知をさせていただくということで対応させていただきます。また、このB型肝炎予防接種につきましては、ホームページ、それから市報等でも周知してまいりたいと考えております。 また、予防接種情報システムにおきましても、登録している方につきましては、予防接種スケジュールを自動的に作成して配信するサービスを実施しているものでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) ぜひ漏れがないようにお願いしたいと思いますが、対象者一人一人個人にお知らせをしてくださると、任意接種の対象の子どももそうだということでよろしいですね。もう一度確認させてください。
○議長(高山晃一君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(中野育三君) お答えいたします。 B型肝炎予防接種につきましては、定期接種、それから任意接種につきましても保護者の方に個別に通知をしていくということでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) それから、任意接種の乳児の方の対象の人数は、何人ぐらい把握されているのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(中野育三君) お答えいたします。 約500人ということで考えておりますが、既に1歳になる前に接種した方もいらっしゃると思いますので、この任意接種をされる方につきましては、その8割ぐらいを予想しているものでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) 大分少ないのかと。任意接種している方は1回8000円か6000円ぐらいかかると思いますので、なかなか任意接種は進んでいないのかと思っております。 それから、定期接種の方々にももちろんお知らせをしてくださるわけですけれども、例えば各医療機関にポスターの張り出しはできないのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(高山晃一君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(中野育三君) お答えいたします。 他の予防接種におきましても、そういったポスターを掲示して周知しているところでございますので、同様の対応をとっていきたいと考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 沖野君。
◆18番(沖野清子君) わかりました。よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) では、補正予算書25ページの介助員等経費の嘱託員報酬について、それから27ページ、先ほど田口議員からも話がありましたフリースクール等で学ぶ不登校児童生徒への支援モデル事業ということで、ひきこもり等状況に応じた教育環境の整備ということをお聞きいたしました。これは何年間のモデル事業なのか。フリースクール等ということですから、本市で適応指導教室があるのは承知していますけれど、そのほかにフリースクールに該当するものがあるのかどうか。どこを対象にしてやっていこうとされているのか、その辺をお聞かせください。
○議長(高山晃一君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(佐藤敏数君) ただいまの介助員等経費につきましてお答えいたします。 この介助員経費につきましては、特別支援学級の固定学級に配置した介助員に係る経費と報酬という形でございます。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) 続きまして、2点目につきましてお答えいたします。 今回の事業につきましては、今年度のみの事業となっております。こちら、フリースクールと申し上げましたが、適応指導教室とフリースクールは違います。フリースクールにつきましては、民間が運営しているものになります。ただ、フリースクール自体は、現在のところ学校教育法に位置づけられた学校ではございません。適応指導教室につきましては、本市で設置をしておりますので、そちらのほうに通っている子ども、通うことでそのまま出席扱いとさせていただいております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) まずは介助員のほうなんですけれど、現在特別支援学級の固定学級のほうに介助員がいると思うんですけど、その介助員が新たに1人ふえると認識していいんですね。
○議長(高山晃一君)
学校教育担当部長。
◎
学校教育担当部長(佐藤敏数君) こちらの介助員につきましては、人数がふえるということではございません。嘱託員という形ですので、交通費相当額をお支払いをするということでのせてあるという形でございます。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) わかりました。 それから、もう一つ、フリースクール等と載っていますね。具体的に市として、要綱を見ましたら3本柱から成っていると思うんです。要するに経済支援、学習支援、それから、適応指導教室等との連携。教育委員会とフリースクールとの連携。この3本柱から成っていると思うんです。1年間限りのモデル事業ということですから、足場をどこに置いているのかがちょっと気になるんです。それで適応指導教室と申し上げたんですけれども、その辺をはっきりさせてください。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 こちらの事業自体は、大きくは2つに分かれております。一つはフリースクール等で学ぶ不登校児童・生徒への支援ということで、経済的支援、学習支援というものがございます。もう一つは、教育センター等の設置促進事業ということで、教育センターの機能を拡充するということがございまして、大きく2つございます。今回配置する支援員につきましては、学習支援員と登校支援員という大きく2つの種類の違う職種を配置いたします。まず、学習支援員につきましては、元教員を想定しておりまして、適応指導教室でも家庭訪問でもフリースクール等でも、いろいろなところに行って学習支援を行うということがまず一つでございます。もう一つ、登校支援員につきましては、臨床心理士を想定しております。こちらにつきましては、学習というよりは、その子どものアセスメントであったり今後の登校支援ということで、具体的なサポートをしていくという形になります。その支援員を教育センターに配置するというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) 教育センターはあの場所でよかったんですか。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 教育センターは市民総合センターの3階にございます。その中に適応指導教室、教育相談室、研修室もございますが、教育相談室と適応指導教室がございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) ということは、二通りあるとさっきおっしゃいました。一つは、ここに載っているとおりの不登校児童・生徒への支援モデル事業、それからもう一つは、教育センター設置促進事業と、先ほどの答弁ではそちらのほうでというお話でしたので、あれっと思ったのでお聞きしました。ではもう一度答弁を訂正してください。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。失礼いたしました。 教育センターに配置をいたしますが、その支援員が、これまでフリースクール等へ通っている子どもについては、かかわりが十分とは言えませんでした。そういった意味で、実際に支援員がフリースクールに出向いて事前に情報提供を受けたり、その情報を学校に持ち帰って学校とフリースクールをつなぐような役割も果たしますので、実際には内容といたしましては、フリースクールの子どもたちへの支援ということが入っております。項目としては教育センターの機能の拡充ということがございますが、その内容といたしましては、フリースクール、またひきこもりの子どもたちも含めて対応をさせていただく予定でおります。 以上です。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) そうしますと、要するにフリースクールに通っている子どもが市内にいるということですか。そこを確認したいと思います。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 実際にフリースクールに通っている子どもは把握しております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) 人数も、わかりましたら教えてください。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) 現在、2名の生徒を把握しております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) そうしましたら、そういう子へのかかわりをもっと強化していこうということと、私は、ずっと言い続けてきた学習支援ということで非常に関心を持っています。この学習支援と登校支援ということで、先ほど資格を教えていただきましたけれど、どういう方を対象にお願いするということですか、これは1名ずつなんでしょうか。もう一度確認します。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 まず、学習支援につきましては、先ほど申し上げましたように元教員を1名、登校支援につきましては臨床心理士を2名配置するように考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) もう一つだけお聞きしたいんですが、生活困窮者自立支援法に基づく学習支援というのもありますが、それは厚生労働省管轄で、こちらは文部科学省の管轄で全然畑が違うんですけれど、対象的にはちょっと似ているかという感じがしないでもないですね。そういった底辺の子どもたちと言ってはちょっと申しわけないんですけれど、行き届かない、そういう子どもたちへの学習支援ということでは、行く行くは、私は両方連携すべきではないかとこのように思っているんですけれど。今年度の単年度事業ですので、その辺のところをどう考えて取り組んでこうとされているのか、ちょっとそこをお聞かせください。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 こちらにつきましては、今回文部科学省のモデル事業ということで、今年度実施をいたしますが、この事業は今年度の単年度事業ということではございますが、内容につきましては既存のスクールソーシャルワーカーも配置をしておりますので、これまではなかなかかかわりが持ちづらかったといいますか、十分ではなかった子どもたち、ひきこもりの子ども、フリースクール等に通う子どもにつきましては、そこの対応を考えてまいりたいと思っております。まず、教育の部分について考えてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 濱浦君。
◆17番(濱浦雪代君) 私の希望的観測というか、そういったことをお話しさせていただきました。いずれにしても今年度だけの事業ではありますけれども、本当に息長くしっかりと取り組んでいただけたらありがたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。内野君。
◆14番(内野直樹君) 補正予算書17ページ、先ほど沖野議員が尋ねられていた介護ロボットに関して伺います。 まず、この事業の概要を教えていただきたいというふうに思います。それから、先ほどのやりとりの中で4者が手を挙げているということなんですけれども、中身を見ると10分の10の補助の中で、ほかの施設は手を挙げなかったのかということも含めて、経過も含めて教えていただければと思います。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) それでは、お答えいたします。 まず、事業概要でございますけれども、事業の目的といたしましては、介護従事者の介護負担の軽減を図る取り組みが推進されるよう、事業者負担が大きい介護ロボットの導入を特別に支援するため一定額、20万円超の介護ロボットを導入する費用を助成するというのが事業目的でございます。介護ロボットにつきましては、先ほど申し上げましたように5つの分野で使うロボットということでございます。 それから、補助条件でございますけれども、当初は補助上限額が300万円ということで、補助率については10分の10ということで私どものほうへ情報が参りまして、それで応募者を募ったわけでございます。当初は8つの事業所に手を挙げていただきました。その後、国において自治体、私どものほうから補助協議を行いましたところ、やはり国で確保した予算額を大幅にオーバーしてしまったことから、当初の補助上限が300万円から、現実に補助の内示があった上限額は、1事業所当たり92万7000円が上限額になったということでございまして、この補助内示の条件を各事業者に打ち返したところ、4つの事業者が辞退をされたという経過でございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) わかりました。 それで、事前にお尋ねして資料をいただいているんですけれども、4つの事業所で、基本的に種別としては認知症の見守り支援だということで、介護用のベッドで徘回センサーがついているようなタイプのものが3者、そしてコミュニケーション用のロボットが1者だというふうに伺っております。 先ほど沖野議員の質問で、これまでそういう介護ロボットを使っているところがあったのかということでは、ないということだったんですけれども、先ほどの事業概要の説明の中で、介護の支援に必要なもので一定額以上、20万円以上のものを介護ロボットだと定義しているということなんですけれども、特別養護老人ホームなどではこれまでも、認知症の方の見守り支援として徘回センサーなどを設置している場合があるかと思うんですけど、それは20万円以上いっていないのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) お答えいたします。 今回の導入する介護ロボットの技術的な要件ということで、今回補助事業の補助の対象とする介護ロボットにつきましては、経済産業省が行う
ロボット介護機器開発導入促進事業において採択された介護ロボットを新たに導入する場合に、この補助金を交付するということでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) では、過去のものは特にそういう認定をされていないからということで把握していないということですね。わかりました。 各施設で、介護ベッドと介護ロボットとそれぞれ90万円と85万円ということで伺っておりますけれども、これはそれぞれ何台ぐらいずつ設置されたのか。1台ずつなのかどうか伺います。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) お答えいたします。 1事業所1台の計4台ということでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) わかりました。 非常に高額なものだというふうに思うんですけれども、先ほど高齢・障害担当部長から説明をしていただけなかった事業概要の中には、介護ロボット導入後3年間は介護ロボット使用状況報告書による報告が必要だというふうにされていると思うんですけれども、これは何か書式とか決まっているのか、市のほうでもそういう状況がつかめるのかどうか伺います。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) それでは、お答えいたします。 国で定めたこの事業の実施についてという通知の中で、今内野議員がおっしゃったように、市町村は本事業により介護ロボットを導入した介護サービス事業者に対し、原則として導入後3年間、介護サービス事業所における介護ロボットの毎年度の使用状況について、報告書により翌年度の4月末日までに報告を求めるということが定められておりますので、今後、この補正予算を可決いただいた後に市で補助要綱を定めてまいりますので、その中でこの様式につきましても定めていくことを想定しております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 内野君。
◆14番(内野直樹君) この補正予算が決まった後に、市のほうで作成するというような御答弁だったかと思うんですけれども、要は介護ベッド、徘回防止のためのセンサーの使用状況の報告書というものと、集団レクリエーションなどにおけるコミュニケーションロボットの使い方だと思うんですけど、そういうものとしては、使用状況の報告書としては、全てフリー記載にしてしまえば同じ書式になると思うんですけど、ある程度審査項目とかチェックが変わってくるだろうし、特に私は医療機関にこれまで勤めていて感じているのは、この徘回センサーというのは非常に使いづらいというか難しくて、人によって寝返りを打っただけで徘回しているということでブザーが鳴ってしまったり、そこら辺は一定改良されているかのような解説があるんですけれども、そこら辺をやはり検証した上で、必要なところは、先ほどおっしゃっていただいたように8つの業者さんが、それが徘回センサーなのかどうかわかりませんけれども、手を挙げている中で必要性を感じているのかということはありますので、この検証をきちんと行った上で、かなり高額なものではありますけれども、国が補助できない部分は、3年経過の後には、市のほうでもこういうことを検討する必要もあるのかと思いますので、きちんと評価をしていただきたいというふうに思っております。 それから、1年に1回の報告書ということなんですけれども、それでどこまでわかるのかということも気になるところですので、事業所の余り過度な負担にならない程度に、状況を逐一確認していただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。鈴木君。
◆7番(鈴木明君) 1点、確認も含めて質問させていただきます。 補正予算書25ページの野山北公園自転車道線整備事業費です。71万円ついているんですけども、先ほどこの内容については、
建設管理担当部長のほうから御説明がありましたので理解はしているところなんですけども、前回の平成28年第2回定例会の中で、やはり補正予算の中で工事請負費が600万円ほどついていたと思うんですけども、今回この71万円というのは、追加で出ていると思うんですが、当初の計画に、先ほど
建設管理担当部長から説明があった内容というのは含まれていなかったのでしょうか。
○議長(高山晃一君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(神子武己君) お答えをいたします。 当初予算は赤堀トンネルのLED化、LEDの改修のみということで、前回第2回定例会で補正をお願いしたのは、赤堀トンネルに加えて、赤坂トンネルプラス実施設計委託でございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) では、今回これは別途で出てきたということですか。
○議長(高山晃一君)
建設管理担当部長。
◎
建設管理担当部長(神子武己君) お答えをいたします。 当初予算、また前回の補正予算につきましては、トンネル内のLED化照明関係の工事費のみを計上させていただいたということでございます。今回は、それに加えまして、先ほども申し上げましたとおり、緊急通報ボタンの配線につきましても取りかえが必要だということで、計上させていただいたというわけでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 鈴木君。
◆7番(鈴木明君) では、初めから今回の補正は計画に入っていなかったということですね。わかりました。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) まず1点は、地方交付税が減額されています。先ほど
財政担当部長からの説明では、基準財政収入額が減っているけれども基準財政需要額の減が大きかったということでの減額だという説明がありましたけども、この基準財政需要額のどういう事業が減になったのか、それを一つ説明してください。それから、財政調整基金から2億8000万円が取り崩されていますけども、この地方交付税の減が影響しているのかどうか。 それから、2点目が、補正予算書25ページの我が国の伝統・文化教育の充実に係る調査研究事業経費ということで、第五中学校が対象だというお話でしたが、この調査研究の中身について説明をしてください。それから、要綱を見ますと、採択の通知があって事業計画書を提出していくことになっている。これは第五中学校からどういう事業計画書が提出されたのか、把握している状況を教えてください。それから、その後の委員の謝礼で、日本の伝統・文化理解教育推進委員会が設置されるわけですけども、この人数と、どういう肩書の人が委員に入っているのか。 それから、3点目が、先ほどからフリースクールの不登校問題でやりとりがあって、その事業の中身についてはわかりましたけども、不登校という定義、1カ月以上の不登校が対象になるのか、その辺の教育における不登校という定義について説明をしていただきたいと。それに基づいて、現在市内の不登校の児童・生徒は何名いるのか。 その3点についてお伺いします。
○議長(高山晃一君)
財政担当部長。
◎
財政担当部長(荒井一浩君) それでは、お答えいたします。 まず基準財政需要額が基準財政収入額に比べて落ち込みが大きかったという御説明をさせていただいたわけでございますが、その中で、項目で申し上げますと個別算定経費とか包括算定経費、それから地域の元気創造事業費とか、人口減少等特別対策事業費とこういったところが減になっているところでございます。特に、個別算定経費につきましては、額でいうと1億9000万円程度、率でいうと2.2%程度減になっているということでございますので、よろしくお願いいたします。 それから、財政調整基金と交付税の関係ということかと思いますけれども、籾山議員御指摘のとおり、取り崩し額が財政調整基金の場合、今回2億8152万5000円ということでございまして、一方では地方交付税も、歳入のほうで1億6600万円程度減になっているということと、それの関連というか、臨時財政対策債のほうも1億2100万円程度落ちているということから、その相関性という意味では影響があるというふうに理解しております。 以上です。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) それでは、2点目につきましてお答えいたします。 まず、今回の我が国の伝統・文化の調査研究事業につきましては、第五中学校区が対象となっております。その内容ですが、まず大きく4つございます。 一つ目が、日本の伝統文化教育に関する全体計画。この全体計画と申しますのは、法的な根拠、また学校の実態、子どもの実態、さらにその年に研究をしている校内研究のテーマと、各教科における日本の伝統文化教育を関連づけて、明確に日本の伝統文化教育を位置づけた一覧表です。構成したものですが、その全体計画を作成すること。2つ目が、それに基づいた年間指導計画を作成することです。この年間指導計画と申しますのは、例えば国語や社会ですと、年間に、この月にはこういう学習を何時間やるというところまで書きます。同じように、ここの年間指導計画につきましても、月ごとに各教科で日本の伝統文化教育にかかわる内容はどういう内容があって、ほかの教科とどういうふうに関連しているかということを、またこれを表にするものでございます。これを年間指導計画と呼んでおりますが、これを作成することです。こちらの日本の伝統文化教育の年間指導計画というのは一般的にはつくっていないんですが、今回の調査研究事業でつくる予定でございます。次に、3つ目が実践事例集を作成することになります。こちらは、各学校において、その伝統文化教育に関する取り組みがさまざまございますので、その実践を指導案とそのやり方を含めて、実践事例集として集めるものでございます。4つ目が、地域の伝統文化に関する取り組みを行っている団体と連携をして、学校の中で体験的な学習を行うということでございます。 この4つに基づいて、第二小学校、第八小学校、第十小学校、第五中学校で実践を行っております。この事業計画書につきましては、その内容に基づいて、例えば第二小学校ですと手もみ茶を実施しておりますが、こちらは東京狭山茶手もみ保存会と連携して、実践授業を実施しております。さらに、第十小学校につきましては相撲とか、それから二宮金次郎に学ぶ道徳、礼儀作法に関する部分ですけども、そういった授業を実施したり、第五中学校は、村山織物協同組合と連携をいたしまして村山大島紬を学ぶということで、社会科の学習の中で実施しております。こういった事業計画書が実際に学校から上がってきております。 それから続きまして、日本の伝統・文化理解教育推進委員会という委員会を立ち上げておりまして、そこに事務局を含めまして10名予定をしております。こちらは、第五中学校区の校長、副校長、さらに主幹教諭、指導教諭、主任教諭が入っております。さらに、地域の方の代表として、伝統文化に関する取り組みをやっていらっしゃる方1名と、学校運営協議会としてさまざまかかわってくださっている方1名を予定しております。肩書は、地域の方につきましては、伝統文化教育に取り組んでいる方、それから、学校運営協議会の委員ということです。 続きまして、3点目、まず、不登校の定義ですけれども、こちらは文部科学省のほうで定義をしております。30日以上の欠席ということで、病気や経済的な理由というのは含まないということになっております。この定義に基づいて不登校というふうに言われるんですが、今回のモデル事業につきましては、不登校のその定義、30日以上ないと何もかかわらないということではなく、不登校傾向にある子どもについて対応させていただきます。さらに、今年度不登校の人数ですけれども、現在把握しているところで85名おります。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) 財政調整基金の取り崩しについては理解しましたけども、1点目の個別算定経費とか何かごちゃごちゃ言っていたのが、ちょっと聞こえなかったんだけども、4つくらい挙げていたのか。実際、例えば個別算定経費の中でどういう事業の減が大きかったというような形で、具体的にそこを挙げていただけますか。
○議長(高山晃一君)
財政担当部長。
◎
財政担当部長(荒井一浩君) それでは、お答えいたします。 なかなか細かく当初予算で分析できているかどうかという部分もございますが、財政課のほうで積算したということで御理解いただきたいんですけども、その中で、差が生じているということで申し上げますと、個別算定経費の土木費とか教育費、教育費でも、例えば小学校費、中学校費でいうと生徒の部分とか、そこら辺の差が、ある意味著しいというようなところは把握しております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) その差が出た理由というのは把握しているんですか。
○議長(高山晃一君)
財政担当部長。
◎
財政担当部長(荒井一浩君) お答えいたします。 計算の仕方の中に、単位費用とか測定単位とかあるわけでございますが、単位費用というところの差がその影響を受けたのかというふうに捉えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) わかりました。後でちょっと細かく聞きたいと思いますけども、調査研究のほうは大体中身としては理解をしました。 不登校の児童・生徒が85人と。これは小学生と中学生で分けて報告していただけますか。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 こちらは、小学生6名、中学生79名となっております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) これは学校別に発表はしているのか、していないのか。というのは、小中一貫校になれば不登校が減るという、そんな影響が出ているのかどうかという調査をしたいので聞くんですが。
○議長(高山晃一君)
指導担当参事。
◎
指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 こちらは、学校ごとに公表するということはやっておりません。不登校につきましては、特に平成21年度までは実は非常に高い数値でございました。中学校につきましても、かなりの数であったのですが、実際開校しました平成22年度以降につきましては、特に中学校の不登校は東京都としても大きな課題でございます。こちらの不登校率が、東京都の平均、全国もそうですが、出現率としては3%ちょっとぐらいが大体平均ですが、こちらもその平均値と、平成22年度以降ほぼ変わっておりません。さらに、東京都の平均を下回って、実際に平均よりも少なくなった年度もございます。そういった意味では、小中一貫校としての取り組みが不登校対策になったということは、考えられるというふうに思っております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) 先ほどの内野議員の御質問に対する私の答弁を訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 先ほど、内野議員の御質問で、介護ロボットの事業所別の導入状況ということでございましたが、先ほど私は1事業所1台の計4台ということでお答えいたしましたが、これから市が補助金を交付する上限額ということでございまして、それぞれ事業所ごとに申し上げますと、サンシャインホームにつきましては、補助上限額が92万7000円で、導入予定台数は、センサーつきの介護ベッドが3台。次にあいの実につきましては、補助上限額が92万7000円で、同様にセンサーつき介護ベッドが3台。伊奈平苑につきましては、補助上限額92万7000円で、導入予定台数が2台と。アルカディアにつきましては、補助上限額が85万4000円で、導入予定台数が1台というようなことでございます。大変申しわけございませんでした。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第55号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第55号「平成28年度武蔵村山市
一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第4 議案第56号「平成28年度武蔵村山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第56号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして他会計繰入金及び繰越金について、歳出におきまして総務管理費、徴税費及び移送費について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君) 市民部長。
◎市民部長(鈴田毅士君) それでは、議案第56号、平成28年度武蔵村山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ480万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を106億4900万8000円とするものでございます。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入から順次御説明いたします。 10ページ、11ページをお開きください。 歳入、8款1項1目一般会計繰入金でございますが、平成27年度の決算が確定したことにより、平成27年度の余剰金相当額を減額するものでございます。 次に、9款1項1目繰越金でございますが、歳入歳出差引残額を平成28年度に繰り越すため、2億5712万7000円を増額するものでございます。 次に、12ページ、13ページをお開きください。 歳出、1款1項1目一般管理経費及び1款2項1目賦課事務経費につきましては、嘱託職員の通勤手当相当分を支給するために必要な額を増額するものでございます。 次に、2款3項1目の一般被保険者移送経費でございますが、高額な移送費の案件が発生したため、476万1000円を増額するものでございます。 以上、雑駁ではございますが、議案第56号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第56号「平成28年度武蔵村山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 暫時休憩いたします。 午後1時56分休憩 ----------------------------------- 午後2時15分開議
○議長(高山晃一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第5 議案第57号「平成28年度武蔵村山市
介護保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第57号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして一般会計繰入金及び繰越金について、歳出におきまして総務管理費、基金積立金及び償還金及び還付加算金等について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君) 高齢・障害担当部長。
◎高齢・障害担当部長(登坂正美君) それでは、議案第57号、平成28年度武蔵村山市
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9081万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を44億2484万円とするものでございます。 内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。 10ページ、11ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、8款1項5目その他一般会計繰入金につきましては、歳出予算の増額に伴い増額するもので、内容につきましては歳出で御説明させていただきます。 9款1項1目繰越金につきましては、平成27年度決算確定に伴い繰越金を増額するものでございます。 12ページ、13ページをお開きください。 歳出でございますが、1款1項1目一般管理費及び1款3項2目認定調査等費につきましては、嘱託員の通勤手当相当分の報酬に係る経費を増額するものでございます。 5款1項1目介護給付費等準備基金積立金につきましては、平成27年度決算確定に伴い、国等への返還金を除いた額を基金へ積み立てるものでございます。 7款1項1目償還金及び還付加算金につきましては、平成27年度の決算確定に伴い、超過交付額を国等へ返還するものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第57号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第57号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第57号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第57号「平成28年度武蔵村山市
介護保険特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第6 議案第58号「平成28年度武蔵村山市
都市核地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第58号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして一般会計繰入金及び繰越金について、歳出におきまして土地区画整理事業費及び公債費について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(腰塚信一郎君) それでは、議案第58号、平成28年度武蔵村山市
都市核地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 補正予算書の1ページを御参照ください。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3379万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ17億3447万2000円とするものでございます。 歳入でございますが、補正予算書の10ページ及び11ページをごらんください。 5款1項1目一般会計繰入金でございますが、今回の補正に伴う増額でございます。 6款1項1目繰越金でございますが、額が確定したことから増額するものでございます。 次に、歳出について御説明いたします。 補正予算書の12ページ及び13ページをごらんください。 2款1項1目土地区画整理事業費でございますが、権利者協議が調ったことにより増額するものでございます。 3款1項公債費でございますが、額が確定したことにより減額するものでございます。 以上、雑駁ではございますが、議案第58号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。籾山君。
◆12番(籾山敏夫君) 今回、公共施設の建設基金1億9500万円を取り崩して繰り入れたわけですけども、この一番の大きな理由というのは、先ほどちょっと説明していましたけども、もう一回そこだけ説明していただけますか。
○議長(高山晃一君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。 主な理由といたしまして、新青梅街道沿道の大規模非木造建築物の移転につきまして、権利者の方との協議が調いましたので、その移転費用について追加したという形でございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) ほかに質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第58号「平成28年度武蔵村山市
都市核地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第7 議案第59号「平成28年度武蔵村山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第59号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして一般会計繰入金及び繰越金について、歳出におきまして広域連合負担金について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君) 市民部長。
◎市民部長(鈴田毅士君) それでは、議案第59号、平成28年度武蔵村山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4543万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を12億9372万2000円とするものでございます。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入から順次御説明いたします。 10ページ、11ページをお開きください。 歳入、3款1項1目一般会計繰入金でございますが、平成27年度の決算が確定したことにより、平成27年度の余剰金相当額を減額するものでございます。 次に、4款1項1目繰越金でございますが、歳入歳出差引残額を平成28年度に繰り越すために、5784万9000円を増額するものでございます。 次に、12ページ、13ページをお開きください。 歳出、2款1項1目広域連合負担金でございますが、平成27年度の区市町村負担金の額が確定したことにより不足額が生じたため、増額するものでございます。 以上、雑駁ではございますが、議案第59号の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第59号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第59号「平成28年度武蔵村山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ----------------------------------- 日程第8 議案第60号「市道路線の認定について」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第60号の提案理由について御説明申し上げます。 開発行為に伴う寄附の申し入れがあり、市道路線として認定する必要があるので、本案を提出するものでございます。よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第60号は、建設環境委員会に付託いたします。 ----------------------------------- 日程第9 議案第61号「市道路線の廃止について」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(藤野勝君) 議案第61号の提案理由について御説明申し上げます。 市道の廃止申請があり、路線を廃止する必要があるので、本案を提出するものでございます。よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。
○議長(高山晃一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第61号は、建設環境委員会に付託いたします。 ----------------------------------- お諮りいたします。議事の都合により9月2日は休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議事の都合により9月2日は休会とすることに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後2時31分散会...