福生市議会 2005-12-22
平成17年全員協議会 本文 2005-12-22
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後2時15分 開議
◯森田副議長 ただいまから
全員協議会を開会いたします。
まず、
理事者側の1、平成16年度福生市の
バランスシートと
行政コスト計算書についてを議題とします。本件について理事者から説明を願います。
2
◯大越課長 それでは、平成16年度の
バランスシート及び
行政コスト計算書をまとめておりますので、その概要について報告をさせていただきます。(
別添資料No.1参照)
3ページをお願いします。初めに、
資産形成の状況等について、
バランスシートの説明を申し上げます。まず、表、左の
資産合計、表、右の負債及び
正味資産合計額は、表の一番下にございますように、全体で924億8600万円となっておりまして、15年度と比較しますと5億5300万円ほどの減少となっております。
主な増減を申し上げますと表、左の資産の部、1の
有形固定資産合計額については約808億4200万円となっておりまして、
原ケ谷戸緑地(仮称)
新設事業の実施などによりまして、約2億5100万円ほど増加しておりますが、2の
投資等合計額では
特定目的基金の減、
退職手当組合積立金の減などによりまして、約7億900万円減少し、約89億6600万円となっております。また、3の
流動資産については合計で約26億7800万円となっておりますが、(1)の現金・預金で
歳計現金が単
年度収支額と同額の約1億5600万円ほど増加しているものの、
財政調整基金約2億2000万円の減少、それから(2)の未収金約3100万円の減などによりまして、前年度比較では約9500万円ほどの減となっております。以上が資産の部でございます。
次に、右の表をお願いします。負債の部でございますが、これは今後負担していかなければならない額でございます。1の
固定負債、2の
流動負債を合わせました負債の合計額は、表の中段やや下にございますように約169億4700万円となっておりまして、前年度比較では5億7600万円ほどの増加となっております。この増については
地方債残高、約4億500万円ほどの増、それから(3)の
退職給与引当金、これは現在の職員が16年度末で全員一斉にやめた場合を仮定した退職金の額でございますが、この額が約1億7100万円の増によるものでございます。
次に、これまでの
資産形成に費やしてきた経費でございます
正味資産の部の合計額ですが、755億3900万円ほどとなっておりますが、前年度比較では
原ケ谷戸緑地(仮称)
新設事業等に対する
国庫補助金の増などによりまして
国庫支出金が増加してはいますが、
減価償却による
都支出金、あるいは
一般財源等の減少に伴いまして、これが約11億2900万円ほどの減少となっております。全体としましては、資産は減少、負債は増加という状況でございます。
バランスシートの説明は以上でございまして、次にA3判の15ページをお願いします。この表については、
資産形成には結びつかない支出、財源の
消費的状況についての
行政コスト計算書でございまして、その概要について説明申し上げます。
まず、平成16年度の
行政コストの総額でございますが、表一番左に
行政コストの項目欄がございまして、その右に総額の欄、一番下の合計額が200億8100万円ほどとなっておりまして、15年度比較では約4億6400万円の減となっております。
項目ごとに増減を申し上げますと、まず「人」にかかるコストでございますが、1の(1)人件費及び(2)の
退職給与引当金繰入金等の小計については、
退職給与引当金繰入金等の増によりまして約1億5400万円の増加となっております。これは
人件費分で約7800万円ほど減少してはおりますが、
退職給与引当金繰入金等の数字の中に通常の
退職手当組合の負担金の額3億3100万円のほかに、
バランスシート上の
退職手当組合の積立金の
残高減少分、これが約5800万円の減でございますが、この額と、
退職給与引当金の増額分が1億7100万円ほど含まれておりまして、この額が足されているためでございます。
次に、「物」にかかるコストの2の(1)物件費から
維持補修費、(3)
減価償却費までの小計については、約2400万円ほど物件費の増により増加しております。
それから、移転支出的なコストについてでございますが、3の(1)扶助費から補助費、繰出金、(4)の
普通建設事業費のうちの他団体への
補助金等まででございますが、この小計については約6億3000万円の減額となっておりまして、これは(1)の扶助費が約2億7200万円ほど増加してはおりますが、(2)の
補助費等が
特別養護老人ホーム建設費補助金の減などによりまして約1億5800万円の減、(4)他団体等への
補助金等が、福生駅
東口都市再生交通拠点整備事業の減などによりまして、約7億4100万円の減額となっていることによるものでございます。
その他のコストでございますが、4の(3)公債費は利子分が約2900万円の減、(5)の
不納欠損額は約1600万円ほど増加しておりまして、小計では1300万円ほどの減となっております。
なお、下の表の
収入項目についてでございますが、1の使用料・
手数料等から3の
一般財源までの
合計収入額は、180億7500万円ほどでございまして、約4億5900万円の減少となっております。これは1の使用料・
手数料等で15年度の
都市再生交通拠点整備事業補助金に充てておりました
都市施設整備基金、これが3億円の減額、あるいは2の
国庫支出金、
都支出金では
公立分保育所運営費、国及び
都負担金、それから
都保育事業への
東京都市町村福祉交付金など
保育所関係の国
都支出金、約1億1000万円ほどの減額と、
高齢者在宅サービスセンター緊急整備補助金、約1400万円の減などによるものでございます。
以上で、雑駁ではございますが、
バランスシートと
行政コスト計算書の
概要説明とさせていただきます。
3 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等がありましたら、発言を願います。
4
◯前田議員 「
退職給与引当金繰入等」というのは、普通ならば
退職給与引当金繰入額とか、金とかと書くのですが、どうして「等」なのか、その他
退職給与に該当しないのが入っているということの意味ですか、それだけ。
5
◯大越課長 この「繰入等」については、先ほども触れましたが、
退職手当組合負担金の額、約3億円、それに
バランスシートの方の負債の部、
固定負債のうちの
退職給与引当金ですが、これが16年度末に職員が一斉にやめた場合の額というのが、
バランスシートの
退職給与引当金のところの数字として載せてありますが、この額が前年度よりふえた額、その額と、それから実際に
退職手当組合に
加盟市町村が積立金を積み立てているわけですが、その分が福生市分は減少しておりまして、その減少分と一斉に職員がやめた場合の増加分がここに含まれていることによりまして、「等」というふうな文字が入っているというふうに理解していただきたいと思います。
6
◯前田議員 そうすると、従来の不足分というのを調達したということですか。
7
◯大越課長 この「
退職給与引当金繰入等」の内訳を申し上げますと、これは
退職手当組合の負担金が約3億3100万円ございまして、そのほかに
バランスシートの方の3ページに戻っていただきまして、中段に「2 投資等」とございますが、投資等のところの(4)
退職手当組合積立金、この額については前年度より約5800万円減少しておりまして、この積立金の額と言いますのは
加盟市町村全体の職員の分の一部
事務組合で積み立てているお金の中の福生市分の額でございまして、この福生市分の額が約5800万円ほど減少していると。それから、貸方の負債の部の
退職給与引当金というのが、負債の部の1、
固定負債、(3)の
退職給与引当金というところで41億6000万円と数字が挙がっておりますが、この額については職員が一斉に全員やめたときに幾らかかるかという額でございまして、この額が15年度に比べますと約1億7100万円ほどふえておりまして、これは
平均年齢が上がるためにふえているわけですが、このふえている額と積立金の減少している部分を、ここで「
退職給与引当金繰入金等」のところでカウントしております。ですから、通常ですと負担金の額は決算で3億円ほどですが、そのために5億6000万円という数字になっておりまして、これについては地方自治体が共通で
行政コスト計算書をつくるということで、うちの方としてもその
標準どおりのつくり方をしておりまして、このつくり方がいいのかどうか、正しいのかどうかというのは別としまして、そういうつくり方をさせていただいております。
8
◯前田議員 わかりました。
9 ◯森田副議長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
11 ◯森田副議長 次に、
理事者側の2の
横田基地再編の
経過報告についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
12
◯渡辺主幹 それでは、
横田基地の再編についての経過を御報告申し上げます。(
別添資料No.2参照)お手元の資料に時系列的にお示ししてございますが、簡単に御説明申し上げます。
10月27日には
東京防衛施設局長より
中間報告の概要について事前に、非公式な説明を受けておるところでございます。要旨としましては、府中の
航空自衛隊の航空総
隊司令部等が横田に移駐するということでございました。
10月30日になりますと、アメリカの時間では29日になりますが、「
日米同盟:未来のための変革と再編の骨子と仮訳(
中間報告)」について
ファックスにより受領しまして、この
中間報告書については議員の方に配付をさせていただいたところでございます。
10月31日でございますが、
横田防衛施設事務所長より、
中間報告の
ファックスではない文書をいただいたところでございます。
11月2日には、
横田基地周辺市町連絡協議会(5市1町課長会)を開催しまして、この
中間報告の
疑義事項をまとめたところでございます。
11月9日になりますと、
東京防衛施設局長が来訪しまして、
中間報告について正式に説明を受けたところでございます。
次に、11月17日、5市1町課長会を開催しまして、
航空自衛隊航空総隊を視察をしたところでございます。このことについてはまた後ほど御説明を申し上げます。
11月29日には、
高木防衛庁政務官が来庁しまして、同行者として
防衛施設庁施設部長外14名の方がお見えになりまして、
中間報告までの経過について謝罪と、今後の協力についての要請がございました。
12月12日から14日にかけましては、
日米防衛・
外務当局間会合が開催されまして、このことについては先日、資料を御配付、お知らせしたところでございます。
次のページをお開きいただきたいと思います。この資料は11月17日に5市1町の課長会で、府中にございます航空総隊の司令部を視察したものについての御報告でございます。自衛隊の組織について御説明申し上げますと、
防衛庁長官の下に
航空幕僚監部、これは陸・海・空とございますが、
航空自衛隊についてでございますので、ここでは
航空幕僚監部というものがございまして、その下に航空総隊、それから
航空支援集団、
航空教育集団、
航空開発実験集団、
補給本部、その他の直属の部隊・機関がございまして、この航空総隊を理解する上で、その下に行きまして航空総隊は右に表がございますように
北部航空方面隊、これは司令部は三沢にございます。それから
中部航空方面隊、司令部は入間でございます。
西部航空方面隊、これは九州の春日にございます。
南西航空混成団司令部は那覇にございます。その他の
直属部隊というのが航空総隊の下に各部隊等がついてございまして、この航空総隊の司令部は自衛隊の総司令部という形で位置づけられております。
2番目に、航空総隊の任務でございますが、
日本領域の主に空の防衛しているところでございます。主な活動としましては、対
領空侵犯の措置、
緊急スクランブル等でございます。それから災害地への派遣、各種の訓練について統括をしているところでございます。
3番目としまして、
航空自衛隊府中基地に所在する部隊について簡単に説明申し上げますと、ここには航空総
隊司令部、それから
航空支援集団司令部、
東京地方警務隊、
府中地方情報保全隊、
契約本部東京支部府中契約管理事務所などが、
府中基地の中に配置されております。そのうち航空総
隊司令部について説明しますと、総
隊司令部には約200名在籍をしておりまして、実際に航空機で
作戦任務を遂行する第一戦部隊の司令部という位置づけになっております。その下の
防空指揮群でございますが、職員が約300名で、
航空警戒管制及び
要撃部隊の運用に必要な情報等の
支援業務を実施しているところでございます。次に、3番目としまして
作戦情報隊、ここには約100名が所属しておりまして、
航空作戦に資する
作戦情報の
総合処理をしているところでございます。
次に、
航空支援集団司令部でございますが、航空総隊等に対する
作戦支援を行う司令部でございまして、その中には
飛行情報隊、これは
飛行情報の
一元管理及び
飛行情報出版物の編集等なども実施しているところでございます。
航空気象群は
気象予報、それから
気象観測及び
気象情報の収集等を実施しておりまして、ここについては
航空自衛隊だけでなく陸上、それから
海上自衛隊等にも情報は提供しているというようになっております。
非常に簡単ではございますが、11月17日に行ってまいりました視察についての御報告とさせていただきます。
13 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について、御意見等ありましたら発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14 ◯森田副議長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
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15 ◯森田副議長 次に、
理事者側の3、
防衛施設周辺財産の利活用についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
16
◯渡辺主幹 それでは、
防衛施設周辺財産の利活用について御説明申し上げます。(
別添資料No.3参照)
防衛施設周辺財産の利活用については、5月30日に
東京防衛施設局の
施設管理課から
横田飛行場周辺の
国有地の利活用についての打診がございました。その内容でございますが、
横田飛行場の滑走路の延長線上にある緑地に公園的な施設を国が整備しまして、その後市に無償で貸与とするというものでございました。
国から示された条件としまして、一つは、公園的な施設であって、法律的には公園に該当しない施設であること、二つ目としまして飛行場との
緩衝地帯である緑地の活用であるため、ある程度緑地は残さなければならない。三つ目でございますが、当初の
施設整備は国の予算で実施するが、その後の修繕などの
維持管理は市が実施する。ただし、
整備計画案については市の方で行ってほしいというものでございました。
場所については、
横田飛行場の南側にある
五日市街道の両側の国有地、ただし緑地の中に誘導灯とか
米軍施設がございますが、そういうふうなものは除くというもので、この区域には既に野球場として利用されているところもございます。
次に、公園的な施設の
整備内容としまして、2枚目の資料をごらんいただきたいと思います。整備の内容としましては、芝生や樹木、あるいは花木などを配置しまして、公園内の道には砂利を敷く程度。それから公園の外周には柵を設けるなどでございます。また、
附帯設備としましては東屋などの休憩場所やベンチ、テーブルなどを設置する。そのほかには駐車場や
照明設備を設置するというものでございます。
次に、近隣の状況でございますが、瑞穂町では既に
リサイクルプラザを中心とした
緑地公園化事業として面積、約4万7000平方メートルをこの秋から市民に開放しておりまして、
整備内容は芝生、広場、駐車場、散策路、東屋、花壇、ベンチなどを整備しております。
これに対する市の対応でございますが、内部で隣接する昭島市や立川市との共同利用について、あるいは該当地域でございますが、
アクセス道路としましては現在も渋滞が大変激しい
五日市街道だけでございますので、この地域への影響などを検討しておりましたが、まず、地元の意向を確認してからということで8月ごろ、地元の方に御相談したところでございます。
また、この地域については
防衛周辺まちづくり構想にも入っておりますので、あわせて今後検討していきたいと考えておるところでございます。以上、簡単ではございますが、
防衛施設周辺財産の利活用についての御説明とさせていただきます。
17 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、お願いします。
18
◯加藤議員 近隣市町の状況という形で、立川市が共同利用したいという希望ということですが、具体的にこういうふうな話は何かあるのでしょうか。
19
◯渡辺主幹 この時点では、立川市については具体的にこういうふうにしたいというふうなものは持っていないのですけれども、公園的な施設というもので、ある程度限られたものでございますが、一緒に利用できたら広く活用できるというそういう意味での希望ということでございました。(「わかりました」と呼ぶ者あり)
20 ◯大野(聰)議員 今回、本会議の中でも幾つか話が出て、議会に全然話がないではないかというお話からのことだと思うのですが、この書類は要するに
防衛施設局から、こういうことをやりますよということの中身ですよね。今の経過では8月ごろからというお話がありましたけれども、具体的に今後市としてどうしていくかということと、それから、これは
工事そのものは当然
防衛施設局がやるわけですが、今後議会との絡みというか、今回はこういう条件の話が出てきましたよというだけの問題でしょうから、これから市としてどういうふうにするか、それから議会との関係をどういうふうにするか、その辺についてちょっとお伺いをしたいと思います。
21
◯渡辺主幹 今後の対応でございますが、まだ話ということで、こちらとしても決定しているわけではございませんので、先ほども申し上げましたとおり地元の意見と、それから
基地まちづくりの構想との関係の中であわせて検討していきまして、計画をする過程で議会にも御相談を申し上げまして、進めていきたいと考えております。
22 ◯大野(聰)議員 流れはわかりましたが、これは例えば国からこういうことでどうかという打診があったということですが、期限というかその辺、いつごろまでにある程度市の一定の方向性を出さないといけないというのがあるのかどうか、その辺を教えてください。
23
◯渡辺主幹 この
防衛周辺施設の利活用の制度というか、メニューについては、まだ試験的に始めているというか、正式な制度ということではなくて、札幌局、仙台局の方で事例があるということで、東京局については最近始めたということで、期限とかというふうなものについてはその時点では特に説明はございませんでした。
24
◯阿南議員 この「公園的な施設(法的には公園でない施設)」というふうになっているのですが、これはどういう意味なのでしょうか。法的に公園である施設はつくってはいけないという意味なのでしょうか。その「法的に公園」であるということと「公園的な施設」ということの違いというのは、公園的にしておくと何か責任をとらなくていいとか何かその辺の違いは何でしょうか。
25
◯渡辺主幹 私も詳しいことはわからないのですが、一つには公園というのはある意味で24時間開放というふうな形になっているかと思いますが、この施設については場所が非常に町外れというか、暗いというか、周りに住宅がないようなところがございますので、そういう意味ではある一定の時間になると閉鎖をするというふうなこと。それから、公園的な、法的な施設であれば法律に基づいて運営されていくわけですが、公園的な施設で、法律的には違うということになりますと、その運営管理等については条例で管理運営をしていかなければならないのかなというようなことだろうと思っております。
26 ◯小野沢議員 最初に、日ごろからいろいろと基地に関係して議会には相談をしながらと言いながら、こういう話は初めてのことですよね。今まで我が市はこういうことはなかったわけです。防衛庁の絡みですれば土地の2分の1、工事の3分の2の補助金をもらってやってきて、今回は全部ただで、向こうがつくってくれて貸してくれるといううまい話なのです。うまい話に喜んでしまって、それですっ飛んで行って地元に行ってしまって、では今までの議会との関係はどうするのだと、そこが一番の問題なのです。それで一般質問したわけです。そうでしょう。だって、議会に相談するなどというのが全くないわけでしょう。「8月に地元と相談」というのは、どういう相談に行ったのですか。
27
◯渡辺主幹 地元には、こういう話がありますということで、今、説明したような内容について御説明したところでございます。(「地元とはどういうことですか、だれとだれとだれに相談したのですか」と呼ぶ者あり)
町会の方にお話をしたということでございます。(「町会は地元だけではないと思う」と呼ぶ者あり)
28 ◯森田副議長 暫時休憩します。
午後2時46分 休憩
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午後2時47分 開議
29 ◯森田副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
30 ◯野崎部長 まず、冒頭におわびを申し上げます。この件についての仕事の進め方と言いますか手法としましては、地元の住民の意向を、方向性的なものをある程度お聞きした上、確認をしまして、それから市としての計画を検討していくといった、そんな仕事の進め方を考えておりまして、先ほど主幹の方からも話がございましたけれども、市としての計画を立てる過程、進めていく過程で、議会に御相談を申し上げるといった、こういった仕事の手順を考えておりました。しかしながら、再三、今、小野沢議員さんから御指摘がありましたとおり、地元で協議をする前に、例えば基地対策特別委員会、あるいはそういった所管部門等へ事前にお話しをして、それから進めるべきところを、そういった手順で進めてしまいましたことを深くおわびを申し上げます。今後、こういったことのないようによく注意をしまして仕事を進めていきたいと考えておりますので、よろしくどうぞお願いをします。
31 ◯小野沢議員 だから、何でそういうことになってしまったのですか、そこを聞きたいのです。(「そうだよ」と呼ぶ者あり)何で議会にも話さないで地元に飛んで行ってしまったのですか。うれしくて飛んで行ってしまったのではないのですか、おもしろい話で、いい話で。何でそうなったのかそこの事実関係を聞きたいのです。よく言うけれども、何のために我々は基地対策特別委員会をつくって、そこで基地のこと全体についてやっているのですか。そこが一番の問題なのです。そこのところを話さないで、地元に飛んでいったそのわけを言ってください。
32 ◯野崎部長 先ほど、冒頭渡辺主幹の方からお話がございましたが、当初8月ごろにお話が
東京防衛施設局から話があったというようなことでございまして、その内容としますとメモ書き程度の、書類としましても公文書的なものではなく、ちょっと重要ポイントが箇条書きにされたメモ書き程度の、担当者レベルでの打診と言いますか、そういった内容の話でございましたことから、公文書ではなく、そういった部分での問いかけに対しまして、先ほどと重複して恐縮でございますけれども、この仕事の進め方としまして、まずこういった打診、今後いろいろなことを具体的に検討していくにはさまざまな要素が必要になってくるだろうというようなそんなことも考えまして、まず地元の意向と言いますか、そういったことを確認しておく必要があるだろうというようなことで、特段そういった───レベル的にそういった担当者レベルの話というようなことも踏まえまして、まず地元の意向を聞きに行ったというような状況でございます。
33 ◯小野沢議員 そこが問題なのです。だって、市長が地元に行けと言ったわけではないでしょう。何のために議会を置いておくのですか。そこが一番大事なのです。相談というのは、決まってからやるのは相談とは言わないのです。うちの企画財政部は決まってから行くのが相談なのですか。そうではないでしょう。物をやる前に、起こす前に相談するのが、相談ではないのですか。どうしてそのくらいの一言が、基地対の委員長のところに話を持っていけないのですか。来たときに、地元にいく前に。それが議会無視だというのです。そうではないのですか。僕が言っているのが狂っていますか。物の順序です。
ありがたい話なのです。だからやっていけないと言っているのではないのです。やる順序があるだろうと言うのです。何のために基地対が寒い時期、暑い時期に陳情に行っているのですか。そういうことを一切無視して、単独で行動しており、まさか市長や助役が「早く行って、話してこい」と言うわけはないでしょう。それは日ごろの議会に対する対応の甘さですよ。議会をなめてかかっているから、そういうことになるのですよ。「深く反省する」と言っても、腹の中は見えないのだから。
それは、市長が手を挙げれば終わってしまうのだけれども、このことはそういうことなんですよ。それで私は大きな声を出しているわけです。やることはとてもいいことで、まさに反対することは何にもない。手順がいけないと言っているのです、ということです。
34 ◯遠藤議員 今の件で、中身でなく、ちょっと外れるかもしれないけれども、非常に重要な答弁があったのです、答弁というか、例え協議会でも話があったのは、「公文書ではなくて、メモ書き程度の交換でございます」というのは、ものすごくまずいですよ。つまり、甘く見ていると思うけれども、アメリカ合衆国の情報公開を僕らはやっているけれども、メモも
ファックスも出てくるのですよ。その辺、すべてお役所がやっていること、役人間というのは公文書なのです。この際はっきり聞いておきたい。何をもって公文書と言って、何を持ってメモ書きと言っているのですか。今のやりとりは、中身は小野沢議員が言ったことで、腹は立つけれども、もっと気になるのはそういうことです。そういうものだったならいいのかということです。はっきり聞いておきたいけれども、どこから公文書というふうに今、認識しているのですか。それは助役でも構わないですが、今の議題と外れるかもしれないけれども、すごく重要なことだと思う。ちょっと答えてください。あるいは今だめならこの次でもいいけど、今の存念を知りたい。
35 ◯野崎部長 ただいま私の答弁の中で、そういったことで「メモ書き」というようなそんな表現をさせていただきました。その「メモ書き」と「公文書」とのボーダーと言いますか、そういった境目の私どもの現時点での認識でございますけれども、公文書としますと発信者の名前が役職名で書いてあって、あて先が当然当市になりますけれども、当市のだれだれあてというようなあて先が明記されておりまして、件名が載っていて、内容について記載があるとそういったものを私の認識では公文書というような仕分けをさせていただいております。今回のものについては先ほども言いましたように極めてそういったあて先、発信者等々も書いてなく、本当の重要ポイントの箇条書き程度の文書であったことから、先ほどの答弁の中では「メモ書き程度」というようなそんな表現をさせていただいたところでございます。
36 ◯遠藤議員 もう一回きちんと情報公開に関する、情報管理に関する整理整頓をした方がいいと思うのです。つまり、僕らは「公文書」、「公」と書いてあるから特にそう思うのだけれども、さっき確かに言った、例えば頭書きがあって、例えば福生市の「福」、総務部の「総」何とか発、何日発というものだけが、それは整った公文書だけれども、それ以外にも役所の中では多く使用している文書、税金を使っている場合、すべて公文書だと思わざるを得ないのです。そこのところが、情報公開などでいつももめるところだけれども、僕は余りそこをうるさく言ったり、あるいはうるさく請求したりしないけれども、そういうのであればうるさく請求してもいいのですけれども、一応脅かしておいて、何をもって公文書、何をもって税金をあがなって行う文書、仕事であるかということについての自覚をもう一遍学習をしていただきたいというふうに思っているのです。
僕は、今の部長の答弁で、もう答弁は要りませんけれども、非常に不満です。
37 ◯沼崎議員 1点だけ教えていただきたいと思うのですけれども、関連しているかどうかわからないのですが、近隣の瑞穂が森林を整備して、いよいよドッグランがスタートということですが、この国有地とは別で、全然関係ないのですか。
38
◯渡辺主幹 瑞穂町の滑走路の北側にございます公園的なドッグランがあるものは、これと同じ趣旨のものでございます。
39 ◯羽場議員
五日市街道を挟むということで、より基地に近いところを今度は開放するようになるわけですが、両側ということは
五日市街道で基地の中でなく、基地に近いところもやるわけですね。現在、テロ対策ということでかなり警備が厳しいときもあるわけですけれども、こういうことをやることによってかなり人も来るしというような、警戒するということと、開放するということを国はどういう判断をしているかよくわからないのですが、そこら辺についてはどのように国は考えているのか。
16号線だから、現に偵察のやぐらが出るような状況が片方であるのに、国の方では基地のそばにそういったもの、人が集まるようなところをつくるということと、警戒との関係はどうなるのですか。
40
◯渡辺主幹 防衛の方からの説明の段階では、そういうふうなことについてまで説明もございませんでしたし、私どももそこまで気がつきませんで、何も聞いていないのが実態でございます。申しわけございません。
41 ◯青海議員 余りしつこく聞くのも何なのですが、今回の場合にはこれは
横田飛行場の南側、
五日市街道を挟む国有地というので、これは地元の意向を聞きに行ったときには、このペラ1枚で行ったのですか。要するにこういう図面でここら辺だよという説明はしなかったのですか。それが一つと、例えばの話、
横田基地の中でも、
横田基地は広いわけだから、その周辺で今後もいろいろな形で、これに似たような形で、例えば武蔵野台の方の西住宅のところをどうしよう、こうしようとなどという話が、似たような話が仮に出たとして、そういうときにまず議会に話さないで、地元の町会のところにやはり行くのですか、やはり。どういう手法を取られるのか、その地元の議員のところにだけ行って………、地元の意向というのは果して何なのかと。要するに市全体の中でどうするかということでバランスを取らなければいけない、そのために議会があると思うのですよ。それから言えば、まず真っ先に議会ではないのですか、と思うのだけれども、その辺の存念を聞きたいのです。
一つは、
全員協議会でこの資料が出てきました。これが出るには一般質問をして、さんざんやってこれが出てきた。でも地元にはこれだけで説明に行ったのですか、地図とかがあったのではないかと思っているのですが、その辺のところはどうでしょう。
42
◯渡辺主幹 手続については、とんでもない間違いをしておりまして、当時、私は舞い上がっておりまして、お話をいただいてからどのように動いていいかというのは正直わからない点がございまして、まず地元のことだから地元にというふうなことで独断でやってしまいまして、本当に申しわけなく思っております。正直言って、その時点でもまだどのような段取りでやっていくかということについてもわかっていなかったのだと思います。それで、地元の方にどういう資料を持って、どのような説明をしたかという部分については、概ね今、お話をしたような内容であったとは思いますけれども、図面的には特に示さずに口頭での話です。
43 ◯野崎部長 今後もこれと同じような形で話が出た場合はどうするかというようなことでございますけれども、基地対策特別委員会の方にまずお諮りをさせていただきまして、進めてまいっていくというようなそんなやり方で進めてまいります。
44 ◯森田副議長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
45 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
46 ◯森田副議長 次に、
理事者側の4、新庁舎実施設計についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
47 ◯村野課長 それでは、新庁舎実施設計について御説明申し上げます。本実施設計によりまして、12月12日に東京都の建築指導事務所に建築確認を提出しておるところでございますので、よろしくお願いします。
それでは、お手元の資料に基づきまして新庁舎の実施設計概要を説明させていただきます。(
別添資料No.4参照)東側敷地、現庁舎があるところでございます、こちらの敷地面積ですけれども4759平米、こちらは特に変更はないところでございます。建築面積については3200.75平米、延べ床面積が1万184.42平米、内訳としまして庁舎等事務所の関係でございます、こちらが7876.79平米、駐車場が2307.63平米、建物の高さが22.225メートルということになっております。階数、地上6階、地下1階ということでございます。こちらについては塔屋部分、屋上5階の上にありますけれども、塔屋部分、機械室がございますけれども、そちらは建築確認上1階ということでカウントするという形になっております。実質的には執務室がないものですから、うちの方では5階という形で考えてはいるところですけれども、建築確認上6階という指示でなっております。構造についてはRC造、PC造、一部SRC造ということになってございます。
西側の敷地でございます。敷地面積については1033平米、建築面積が304.82平米、延べ床面積が777.97平米、これの内訳としまして庁舎等ということで494.39平米、駐車場が283.58平米でございます。高さが5.095メートル、階数、地上2階、地下1階ということになってございまして、構造はRC造、 S造ということでございます。
こちらの総延べ床面積でございますけれども、1万962.39平米、庁舎等ということで8371.18平米、駐車場が2591.21平米ということになっております。なお、この基本設計と比較しますと、基本設計のときの総延べ床面積が1万1242.6平米、庁舎等が9161.8平米、駐車場が2080.8平米というところでしたが、それが今申しましたとおり総延べ床面積で1万962.39平米となったところでございます。
平面図で説明させていただきます。1枚めくっていただきましてA3判の大きな資料でございます。右下にございますのがページになっておりますので、御参照いただければと思います。
1ページ目が地下でございます。こちらは地下駐車場ということで、76台の駐車スペースを確保したところでございます。
2ページをごらんいただければと思います。こちらは1階部分の平面図でございます。大きなフォーラムということで計画しておりまして、中には一部紙での申請が残るものの、ペーパーレス化した総合窓口を目指しているところでございます。また、第1期目につくります1棟の下の方、左の方ですけれども、斜線で囲ってあるところがございます。こちらは市民への開放スペースという形で休日も使っていただけるようなスペースということで考えているところでございます。また、右側の第2棟の方は、こちらも斜線で区切っているところがございます。こちらは多目的スペースを中心にしまして税の申告ですとか、選挙、そういったときにこのスペースを使って実施していくということで考えているところでございます。また、西側の道路に面しまして、ちょっとわかりにくいかと思うのですけれども、一番左の方に丸囲みにY8と書いてありますが、それをずっと右の方に行っていただきまして、小さいのですけれども、点線の丸が五つほど並んでいるかと思います。こちらは災害時に備えましてマンホール型のトイレ5基を設置しているところでございます。また、西側の敷地でございますけれども、27台の駐車を確保したところでございます。
3ページをお開きいただきたいと思います。こちらは2階の平面図ということになります。第1棟目には防災係を配置して、この会議室の2-1a、2-1b、この辺は「いざ、災害が起きた」というときには、災害対策本部として活用できるスペースでございます。また、その下の斜線で同じく囲ってあるところがございます。こちらも市民に開放していこうというスペースでございます。右側については、現在では教育委員会等を中心に配属しようという形で考えているところでございます。
4ページをお開きいただければと思います。こちらは3階の平面図でございます。現在の予定では左側、第1棟には都市建設部門を中心に配置する計画になってございます。右側が議会事務局関係を配置する予定になってございます。2階の一番北側のところには執務スペースということで議会事務局と応接室、正副議長室、こんな配置になっているところでございます。
5ページをお開きいただければと思います。こちらは4階、5階の平面図でございます。上から4階になってございます。左側の第1棟、こちらでは市長、助役、秘書課を中心に配置しているところでございます。また、その上の5階については、総務部、企画財政部が配置できるような形で考えているところでございます。同じく右側を見ていただければと思います。第2棟、上側の段、4階でございます。こちらは委員会室関係を中心に配置しているところでございまして、常任委員会では委員会室に、ちょうど真ん中の委員会室でございます、こちらを使っていただく。また、
全員協議会はその右側、委員会室1と書いてございます。そんな形で使っていただこうと考えておりまして、予算、決算という大きな委員会では、この間の移動間仕切りを取り払いまして、大きな委員会室として使っていこうというところでございます。その下に行きまして5階になります。こちらは議場関係の平面図でございます。右の真ん中辺、ちょっと目立たないのですが、リフトということが書いてございます。こちらは車いすで傍聴に見えた方の対応をリフトで対応しようということで、リフトの設備を考えているところでございます。
6ページをごらんいただきたいと思います。こちらは特に大きな説明はないのですけれども、立面図関係がずっと6、7、8、9、10ページに入ってきております。10ページまでがそういう形で、11ページをごらんいただければと思います。建物全体での環境対策、省エネ対策ということでございまして、参考につけさせていただいておりますので、後ほどごらんいただければと思っております。よろしくお願いします。
12、13ページもその試算ですとか、そういった施設になっております。
最後の、14ページをごらんいただければと思います。庁舎建設に伴うスケジュールでございます。1月になりましたら、入札関係の準備を始めまして、3月で議会での同意をいただければ、4月から早速工事に入っていくという形でございまして、18年度はこういった日程で工事を進めさせていただこうという形になっております。18年度の2月ごろには完成して、1次の引っ越しを始めて、現在の庁舎を解体し、それが終わった時点で第2期工事へとそんなスケジュールになっております。ごらんいただければと思っております。
以上が、実施設計についての説明でございます。また、現本庁舎のアスベストについてでございますけれども、20カ所のサンプリングをしまして、分析調査をしたところでございますけれども、幸いにもすべて不検出、1%未満ということでございましたので、御報告申し上げておくところでございます。
また、周辺の方への説明会でございますけれども、平成17年12月16日の金曜日、午後7時半から商工会館3階ホールで開催しました。対象者としましては、市役所から半径200メートル以内の住民ということで、約700世帯にビラを配ったところでございます。当日参加いただいた方は28世帯、29人ということになっております。説明内容としましては計画概要、期間規制、電波障害等について説明させていただきました。
主な質問内容でございますけれども、主に西側の市道部分の安全対策について質問されたところでございます。その辺はこれから地元の人と研究しながら進めていく、ソフト関係を交えながら進めていくという考えでございます。
以上で、実施設計についての説明とさせていただきます。
48 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
49 ◯大野(聰)議員 私、委員なので、この場で資料をいただいたものがあって、きょう説明をいただいたのですが、今、村野課長の方で話があった、この前お配りした資料を全部配られているのかと思ったら、そうではないではないですか。地元の説明会の資料とか、どういう意見があったとかというのは、ここで配ってはいけないのですか。我々もらっているから別にいいですよ。だけれども、そういうことも含めてやはりやっていただいて皆さんに理解していただいた方がいいのではないかと私は思うのですけれども、どうでしょうか。
50 ◯森田副議長 ただいま大野(聰)議員より、資料の配付要求がありましたけれども、協議会としてはいかがいたしましょうか。(「後で、参考配付でいいよ」と呼ぶ者あり)よろしいですね。
51 ◯森田副議長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかになければ、本件については以上で終わります。
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52 ◯森田副議長 次に、
理事者側の5、東京法務局福生出張所庁舎の移転についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
53 ◯岡野課長 それでは、東京法務局福生出張所庁舎の移転について御説明申し上げます。(
別添資料No.5参照)
東京法務局福生出張所庁舎の移転については、御案内のとおりと思いますが、資料としまして、法務局の方で作成しました「お知らせ」、このようなものがお手元に行っているかと思いますので、一緒にごらんいただきたいと思います。このことについて、平成17年11月18日に東京法務局民事行政部次長並びに調整官が来庁しまして、福生出張所の移転について報告を受けたところでございます。既に御案内のとおり、福生出張所については福生駅東側、福生市福生899番地から多摩川中央公園そば、南田園三丁目61番地3へ移転します。
新庁舎の建設工事は12月中に完了しまして、現在の庁舎での事務は平成18年1月20日、金曜日までとなってございます。その夜から引っ越しをします。その後、旧庁舎は、2月から3月にかけて解体をすると聞いております。
新庁舎での事務は、平成18年1月23日、月曜日から開始となっております。平成18年3月6日からは青梅出張所及び五日市出張所を統合しまして、西多摩全域の事務を取り扱うこととなります。なお、平成18年4月より東京法務局福生出張所は格上げとなりまして、東京法務局西多摩支局となります。不動産登記のほか戸籍事務、供託事務等も扱われ、さらに便利になるということでございます。
なお、あわせまして現在行われております不動産等の登記事務を平成18年秋までにはコンピューター化されるというふうなことでございます。市としましては、市民にお知らせするため12月と1月の広報並びにホームページにも掲載してまいりたいと思います。
なお、先日、総務委員会協議会において手数料の支払い方法について現金で支払うというようなことで答弁申し上げたのですが、原則的には収入印紙ということでございます。なお、収入印紙の販売をするためについては、その新しい庁舎内に設けるというふうなことを聞いております。以上、東京法務局福生出張所の移転について御報告と説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
54 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら発言を願います。
55 ◯小野沢議員 供託ができるということは、選挙の供託も今度はここでいいのですか。
56 ◯岡野課長 ちょっとわかりませんけれども、大体そうだと思います。よろしくお願いします。
57 ◯串田議員 跡地は何か利用する計画は決まりましたか。
58 ◯野崎部長 ただいま御指摘がございました旧福生本局、登記所でございます。それも含めまして今後そういった形で市の方に名義が変わってくると思いますので、そういった過程の中で、まず市の中にはさまざまな普通財産も今ございまして、それを総体的に未利用地というようなそういったことでとらえまして、今後、未利用地検討委員会の中で総体的に決めていきたいというような、方向性を出していきたいというふうに思っておりますのでよろしくどうぞお願いします。議会とも相談させていただきますので、よろしくどうぞお願いをします。
59 ◯森田副議長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
3時30分まで休憩します。
午後3時21分 休憩
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午後3時30分 開議
60 ◯森田副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、
理事者側の6、固定資産土地台帳・家屋台帳の閲覧廃止についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
61 ◯岡野課長 それでは、固定資産土地台帳・家屋台帳の閲覧の廃止について御説明申し上げます。実物はこちらのようなものでございます。
現在、市民部課税課で保有しております土地台帳・家屋台帳については、福生市手数料条例の公簿の閲覧としまして、1冊200円の手数料を支払えばだれでも制限なく閲覧することができます。この土地台帳・家屋台帳は昭和35年以前の土地台帳法、家屋台帳法に基づき登記所の土地台帳・家屋台帳の副本として市町村に備えられ、だれでも閲覧できることになっておりました。
その後、土地台帳法、家屋台帳法にかわり、不動産登記法が公布されまして、法的に土地台帳・家屋台帳を市町村に備えておく必要はなくなりましたが、現在も課税資料として加除を加えて市民サービスの一環として閲覧を行っている状況でございます。
この土地台帳・家屋台帳には土地家屋の表示情報、地番ですとか地目、家屋の構造ですとか、面積のほかに所有者の住所、所有権の移転の原因であります相続、贈与などの個人のプライバシーに関する事項と思われるところまで記載されております。また、土地台帳は古く、中には昭和22年以前に記載されたものもあり損耗が激しく、破損の恐れもあります。
近年、この
閲覧申請者のほとんどが不動産業者等で、一時に大量の閲覧を行い、これをもとに住宅やアパート等の建築のあっせん、訪問やダイレクトメール等に利用しておりまして、市民から閲覧させないでほしいとの意見が寄せられている自治体もございます。この対策としまして、他の自治体では個人情報を除くことや時間制を併用し、手数料を高くすることなど抑制に努めております。西多摩地域の市町村では廃止の方向で検討をしております。
また、法務局の移転のところでお話を申し上げましたように、法務局では登記簿のコンピューター化を進めておりまして、登記簿の閲覧制度がなく、すべて証明書等の発行により事務処理を行っておりまして、したがって一時に大量の情報を得ることは莫大な費用がかかることになっております。
既にご存じのとおり、個人情報保護の観点から住民基本台帳の閲覧の制限を行う法律改正が、通常国会で提案されることになっております。このこととあわせまして、土地台帳・家屋台帳の閲覧についても廃止してまいりたいと考えております。
廃止の時期でございますが、平成18年4月1日としまして、市民の皆様には広報等で周知を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上、土地台帳・家屋台帳の閲覧の廃止について説明とさせていただきます。
62 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等がありましたら、発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
63 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
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64 ◯森田副議長 次に、
理事者側の7、国民健康保険に関する裁判についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
65 ◯伊藤課長 初めに、今回の裁判に関する資料等はございませんが、口頭によります説明とさせていただきますので、よろしくお願いします。
この裁判の内容等については、6月の市民厚生委員会協議会並びに議会
全員協議会にて説明をさせていただいておりますが、6カ月近くがたちましたので、その後の裁判の経過等を含めまして御説明とさせていただきます。
初めに、平成17年4月19日に青梅簡易裁判所にて、この件は行政的な判断となることから八王子支部へ移送となりました。
6月3日、東京地方裁判所八王子支部にて、和解はどうですかとの申し出がありましたが、裁判所の判断をお願いしますと答弁した結果、6月10日の判決文では原告の請求を棄却する。また訴訟費用は原告の負担とするとなっております。
その後、6月15日に原告が控訴し、平成17年9月21日に東京高等裁判所にて口頭弁論があり、その結果10月24日の判決では「本件控訴は棄却する。また、控訴費用は控訴人の負担とする」との判決主文となっております。
この判決を受け、10月29日に東京高等裁判所へ上告書を提出しております。これによりまして、11月9日付で東京高等裁判所より上告提起通知書が11月10日に送付されてきました。なお、同日福生市の顧問弁護士であります鈴木弁護士に、今後の対応等について相談したところ、恐らく上告人には福生市と同じように通知が届いていると思われるので、この日より50日以内が上告理由書の提出となることから、却下となれば1月の正月明けに高裁より却下の通知があるとのことでした。
また、最高裁に上がった場合には上告の不受理になるか、または上告の棄却になるかのいずれにしても通知が来るとのことでした。ただし、最高裁からの通知についてはいつごろ来るかは予測が不可能とのことです。
以上が、裁判に伴います経過及び状況報告でございますが、今後、状況の変化がありましたら報告をさせていただきたいと考えております。よろしくお願いします。
66 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等がありましたら、発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
67 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
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68 ◯森田副議長 次に、
理事者側の8、福生市営福生駅西口駐車場における盗難事故についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
69 ◯森田(秀)課長 御指名をいただきまして、福生市営福生駅西口駐車場における盗難事故について御報告させていただきます。お手元の資料をごらんいただきたいと思います。(
別添資料No.6参照)
盗難事故の発生は、平成17年10月23日、日曜日の午前5時43分ごろでございました。発生後、警備会社により警察に通報するとともに、担当係も現場に行き、今後の対応や警察への被害届等を行いました。
被害状況でございますが、お手元の資料の写真にありますように2台の精算機の扉がこじあけられ、1階フラップ板式の駐車場の精算機から紙幣のみ1万2000円が盗まれたものでございます。なお、盗難の前日の10月22日の午後9時までの売上金2万5200円については夜間金庫に預けておりますので、被害には遭っておりません。また、午後9時以降から犯行時間までの駐車料金は1万4100円でございましたが、硬貨2100円については被害に遭っておりません。駐車場には防犯カメラが設置されておりましたが、写真にありますようにカメラを遮るように傘がかけられたり、ケーブルが切断されており、犯人につながる手がかりは残されておりませんでした。
盗難事故後の対応でございますが、精算機が壊されたため10月28日までの6日間は管理人のいる午前9時から午後9時までの営業とし、受け付けや精算等は手作業で行いました。
精算機等の修繕については、約100万円かかりましたが、市営駐車場改良費及び管理費の中で対応しました。なお、精算機等については市有物件建物総合損害共済基金に加入しており、保険の対象となるとのことでありますので、請求したいと思っております。また、被害に遭いました現金1万2000円については、全国市長会の動産総合保険に加入しておりまして、11月25日に保険金として全額が振り込まれました。なお、警察から犯人逮捕の連絡等は入っておりません。
以上で、盗難事故に対する報告とさせていただきます。
70 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
71 ◯中森議員 事件発生当日、全然気がつかなかったのですが、それとは別件でちょっと1点確認ですが、今回の議会で、これは指定管理者になったということで、それに伴いましてこちらの方の精算機等ですが、市有物件の建物総合損害共済基金には引き続き加入のままで行くのかどうなのかの確認をさせていただきたいと思います。
72 ◯森田(秀)課長 この基金については、引き続き加入をしていきたいと思っております。
73 ◯森田副議長 ほかになければ本件については以上で終わります。
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74 ◯森田副議長 次に、
理事者側の9、精神障害者地域生活支援センターについてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
75 ◯羽生課長 お手元の資料をごらんいただきたいと思います。精神障害者地域生活支援センターについて御説明申し上げます。(
別添資料No.7参照)
精神障害者地域生活支援センターについては、9月市議会において開設準備の補正予算を可決していただいたところでございます。幾つかの候補場所の中から立地条件、家賃等を検討し、福生市東町六丁目8番地にございますMEビルの3階で実施することとし、11月1日に契約をいたしたところでございます。
事業者については、10月1日の福生市、羽村市の両広報及びホームページにて募集しました。結果、2社の応募がございました。1件は青梅市にございます医療法人社団、幸悠会でございまして、精神関係の病院、生活訓練施設、グループホームを実施しております。また、1件は福生市にございます社会福祉法人福生ひまわり会でございまして、小規模通所助産施設を実施しております。
11月24日に事業者選定委員会を開催しまして、福生市、羽村市両市の助役を含む8名の選定委員により福生市・羽村市精神障害者地域生活支援センター事業者選定要領に基づき選定をしました。選定の結果を両市長に報告し、決定いたしたところでございます。なお、選定に当たりましては公正を期するために西多摩保健所保健対策課長さんに立ち会いをお願いしました。
事業者については、青梅市長渕五丁目1086番地にございます医療法人社団、幸悠会に決定をしました。医療法人社団、幸悠会については、平成2年に設立し、さきにも申し上げましたが、青梅市で精神科、神経科、内科を標榜します鈴木慈光病院を経営しております。また、平成9年から精神障害者社会復帰施設援護寮ほたるの里を、平成17年からグループホーム「ベルツリー」を経営しております。
事業者選定において、精神障害者に対する認識度、経営基盤の安定、緊急時におけるパックアップ体制、事業に対する意欲等が高く評価されました。今後、事業者と密に連携をとりながら4月の開設に向け準備をしてまいりたいと存じます。
以上で、精神障害者地域生活支援センターについての報告とさせていただきます。
76 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
77 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
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78 ◯森田副議長 次に、
理事者側の10、第3期介護保険事業計画の介護サービス量、保険料について(見込み)を議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
79 ◯古谷課長 それでは、第3期介護保険事業計画の介護サービス量、保険料(見込み)について御説明申し上げます。
まず、今回、御報告させていただきます内容でございますが、平成17年5月13日に市長から福生市地域福祉推進委員会の会長に、福生市第3期介護保険事業計画の策定の諮問をさせていただきました内容でございまして、現在、同委員会の中で御議論をいただいている内容でございます。したがいまして、今回の御報告は中間的なものでございます。委員会は第5回を終了しましたところでございまして、今後、来年2月の答申に向けまして議論を進めている状況でございます。
それでは、資料No. 8、数字の羅列になって大変恐縮でございますが、お手元の資料に基づきまして御説明を申し上げます。(
別添資料No.8参照)まず1ページ、上の表1、標準給付費でございます。これは第3期の対象年度でございます平成18年度、19年度、20年度のおのおののサービス給付費を積算しましたものでございまして、上からA欄は居宅サービス、地域密着型サービス、住宅改修、居宅介護支援、介護保険施設サービス等の、いわゆる介護給付費でございます。3年間の見込額は68億6687万5316円でございます。
次に、B欄は新たに介護保険法の改正で区分されました介護予防サービス、住宅改修、介護予防支援の各予防給付費でございまして、3年間の見込額は10億371万3868円となっております。
次のC欄は、ことし10月からの改定の影響額でございまして、3年間の見込額は3億9352万9459円でございまして、D欄では、A欄とB欄をプラスしまして、C欄をマイナスしました総給付費合計を求めております。それにE、F欄を加えまして1)の標準給付費見込額を求めておりまして、3年間の総額は75億6327万8135円となっております。
なお、2期、平成15年、16年、17年でございますが、17年は見込みでございますけれども、59億9729万円ほどでございましたので、15億6598万円ほどの増加見込みということになってございます。
次に、下の欄の2は地域支援事業費でございまして、下の米印にもございますが、制度改正によりまして新たに創設されました介護予防事業と包括的支援事業、地域包括支援センターを拠点とした総合的、包括的な事業でございます。給付見込額に18年度、2.0%、19年度、2.3%、20年度に3.0%でございますが、それを掛けたものでございます。3年間の見込額は1億8454万4000円でございます。なお、米印の3の中にございます「地域包括支援センター」の設置については、法律上必置となっておりまして、福生市では1カ所の設置を予定しております。なお、運営については社会福祉協議会に業務の委託を行い、実施していくことが地域福祉推進委員会の中で確認をされておりまして、12月16日開催の庁議においても確認されたところでございます。
次に、2ページをお願いします。3は、第1号被保険者数、65歳以上でございまして、従来の方法と同様にコーホート法というような推計方法で積算したものでございます。高齢者人口は直近の平成17年10月1日の9886人と、20年度を比較しますと1185人ほど増加をしておりまして、高齢化率も20年には19.0%というふうなことで見込まれております。
次に4の、所得段階別加入者数でございます、新段階の設定によりまして現行5段階が6段階に変更になっております。この表の第2段階と第3段階が旧第2段階から枝分かれしたというものでございます。また丸5は所得段階別加入者数でございまして、補正後は3万1513人ということになってございます。
次の米印4でございますが、18年度から2年間の激変緩和の措置が実施をされております。また、その下の米印6は参考に、現行第2期と改定予定の3期、保険料段階設定の内容を記載しているところでございます。
次に、3ページをお願いします。5は基準月額保険料でございまして、今回の
中間報告のポイントというようなところでございまして、先ほど、1ページで御説明しました標準給付費見込額及び地域支援事業費を基礎的見込額としまして、以下ア、イ、ウを求めまして、エでは平成16年度の借入金5150万円と、平成17年度、これは見込みでございますけれども、9850万円の財政安定化基金償還金を見込みまして、丸3ではアの第1号被保険者負担分及び調整交付金相当額合計からイ、ウ、エを差し引いて、保険料収納必要額を算出しております。さらに丸4予定保険料収納率0.97で割りまして、丸5被保険者3万1513人で割り、被保険者1人当たりの保険料年額の見込額5万5690円を求めまして、またそれを12カ月で割りまして被保険者1人当たりの保険料月額4641円を求めております。
なお、ポイントとなります介護保険料でございますが、今回の御報告は
中間報告的なものでございまして、今後、地域福祉推進委員会では引き続き議論を重ねていくという予定になってございます。
次に、米印7、区分の上から3段目、アの第1号被保険者負担分については、介護保険の財政負担割合が18%から19%に変更となります。
次に、4ページでございます。第1期、第2期の東京都の市町村別介護保険料額の一覧でございます。第2期の福生市の基準月額保険料は3383円でございまして、順位では9番目でございます。現在、どの自治体でも第3期の介護保険料の改定に当たりまして積算中でありましたり、あるいは議論中というような状況でございまして、東京都でも現在、その状況を集約中でございます。
次の5ページをお願いします。現行と改正後の「介護給付、新予防給付対象者と地域支援事業対象者の状況」でございます。また下の表は地域支援事業、要介護認定者の推計でございます。
以上で、第3期介護保険事業計画の介護サービス量、保険料についての見込みの御説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
80 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等がありましたら、発言をお願いします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
82 ◯森田副議長 次に、
理事者側の11、公設保育園(3園)の移管についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
83 ◯西湖課長 先ほど、本会議において保育所条例の一部を改正する条例の提案について原案のとおり御決定くださいましたこと、ありがとうございました。ここで改めまして、公設保育園(3園)の移管について説明させていただきたいと思います。((
別添資料No.9参照)
それでは、
全員協議会資料、公設保育園(3園)の移管について参照願いたいと思います。初めに、公設民営保育園の熊川保育園についてでございます。丸1移管年月日は平成18年4月1日で、丸2事業者は現行の社会福祉法人「不動福祉会」でございます。丸3移管の条件でございますが、土地については無償貸与で、建物については無償譲渡とします。また、保護者へは11月17日に保護者役員会、11月26日は保護者全体説明会を実施しまして、その中では保育料や施設に関しての質問が出ましたが、保育士、保護者及び児童への直接影響は少なく、民営化移管への一定の理解が得られたところでございます。丸4今後のスケジュールでございますが、来年の1月に法人との契約、基本協定の締結としまして、2月には、東京都へ福生市は公設保育園の廃止届、社会福祉法人「不動福祉会」は認可設置届をそれぞれ提出します。3月には市議会定例会に、不動産の譲渡についての関係議案を上程する予定でございます。
以上によりまして、平成18年4月1日から民設民営保育園の熊川保育園として保育事業を行う予定でございます。
2番目、公設公営保育園のつくし保育園についてでございます。丸1移管年月日は平成19年4月1日を予定しております。丸2対象事業者についてでございますが、東京都26市内で現に認可保育園を運営している熱意と実績のある社会福祉法人とします。ただし、市内の事業者については認可保育園等の保育実績のある事業者とします。丸3選考方法でございますが、プロポーザル方式、保育内容の提案等による公募とします。
丸4移管の条件でございますが、土地は無償貸与で、建物は無償譲渡としまして、なおゼロ歳児5人以内の受け入れをしたいと考えております。また、その他詳細については現行の保育内容を下回らないように募集要領を策定しまして、移管条件を明記したいと考えております。
それから、保護者の方々へは去る12月3日、民営化に伴う保護者説明会を実施しました。その中で保育士や事業内容が変わることの心配、保育料についてや入所条件が変わるのか等々多くの質問をいただきましたが、市では移管に際し、一定期間の引き継ぎ期間を設け、できるだけ不安を解消しスムーズに移管していきたい旨の説明をしました。特に反対意見もなく、民営化移管への一定の理解が得られたところでございます。
丸5今後のスケジュールでございますが、来年1月15日号の広報紙及びホームページ等で事業者の募集をします。2月中旬に応募事業者に募集要領の説明会と現地視察を行いまして、3月中旬ごろまでに企画書の提出をいただき、4月に継承事業者の決定をしたいと考えております。
3番目、公設民営保育園の福生保育園についてでございます。敷地が東京都有地であるため、現在、東京都と協議中でございます。東京都では、民間保育園に移管する場合、土地を福生市に有償譲渡が前提となりまして、今現在、国土交通省の公示地価価額を参考にしますと約3億円でございます。最終的には東京都行政財産運用委員会に諮り、決定するとのことでございます。
福生市では、市への有償譲渡だけではなくそのまま現行社会福祉法人に無償貸与できないのか、社会福祉法人に売却できないのか、また、市の普通財産との等価交換はできないのか等々、東京都福祉局、財務局等と調整中でございます。そのような関係がございますので、いましばらくお時間をいただきたいと存じます。
以上で、公設保育園(3園)の移管についての説明とします。よろしくお願いします。
84 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら発言を願います。
85 ◯中森議員 1点ですけれども、つくし保育園の方ですが、ここのところの対象事業者についてですが、「実績のある社会福祉法人」となっているのですが、これは「法人等」というふうに広く門戸を開くつもりはないのかどうかということについて確認したいのですが。
86 ◯西湖課長 市外のところの方に対しては社会福祉法人、特に保育に実績のあるということを限定させていただいております。市内については「等」を入れてございますので、保育事業をやっている方についてはその選別をしたところです。
ひとつ私どもで、認証保育所の関係でいろいろな事業者を広く求めたために、1度、そういったことで事業者が入れかわってしまった、ついこの間のことのようなので、私どもとしてもやはり認可保育園を今現在、そういった民間までかなり広く事業ができるようになってきたのですが、ちょっとおぼつかない部分がございますので、そこはきちっとした現行社会福祉法人の実績のある方々に市外からでも受け入れていこうかということで、ちょっとそこの線引きはそのような、今までちょっとそういった経験がございますので、そこを踏まえましてそのようにさせていただいたところでございますので、よろしくお願いします。
87 ◯森田副議長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
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88 ◯森田副議長 次に、
理事者側の12、多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担についてを議題とします。
本件について理事者から説明を求めます。
89 ◯小峰課長 少し件名が長いのでございますが、多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担について御説明申し上げます。
まず、資料を配付してございます、3ページとなっておりますので、説明とあわせて御参照をお願いします。(
別添資料No.10参照)
初めに、この多摩川上流下水道事業でございますが、これは東京都の下水道局が運営します公営企業でございまして、独立採算性の原則に基づきまして終末処理場を昭島市の左岸でございますが、水再生センターとして経営されておりまして、事業費の財源内訳については国庫補助を除いた部分を原則、東京都と関係市町、6市1町とで2分の1の負担を基本に計画期間を平成22年度までとしておるのが概要でございます。
資料の3ページをお開き願えればと思います。「多摩川上流幹線計画一般図」でございまして、これは6市1町周辺の概要図でございますが、ここに青梅市のポンプ場から2930メートル上流幹線を延伸しまして、奥多摩町の氷川地区、川井地区、梅沢地区の175ヘクタールと青梅市の御岳山地区、一般図のちょっと右上になりますが、小曽木地区と成木地区がありますが、これを合わせまして460ヘクタールをポンプを併用する放流方式で、今まで6市1町の上流処理区に新たに編入したいという申し出がございましたので、この青梅市と奥多摩町の編入によります建設費の過年度分の清算と、18年度以降の新たな負担率の決定が必要になりましたので、東京都は平成18年の第1回定例会で議案を提出するということでございます。
次に、2ページを参照願いたいと思います。少し基本的な考え方を申しますが、1の流域下水道多摩川上流処理場建設に関わる負担率の考え方でございますが、これは昭和47年から平成9年度までは各市の汚水量をもとにしておりましたが、平成10年度からは各市の下水の普及率に相当開きがあることということで、計画汚水量と実績汚水量の双方を勘案して建設負担金を算定するという方向に変わってきてございます。
また、2の管渠建設負担金については、昭和47年度から各市の計画排除面積をもとに負担をしていると、そのような形を基本にしまして各市の公平性ということから奥多摩町と青梅市にも負担をしていただこうということになりました。この負担率の内容ですが、当然青梅市と奥多摩町が負担するわけで、過年度分の清算ということになります。福生市の場合、1の建設処理場に関わるもので、平成9年以前の清算比率は現行の12.21%が11.66%で、0.55%の減、平成10年度から平成17年度までは現行の14.97%が14.53%、0.44%の減、18年度から22年度までは14.97%が14.12%、0.85%の減となります。
また、2の管渠建設に関わる清算比率の多摩川上流幹線と羽村幹線は現行の24.41%が22.88%、1.53%の減、残堀川幹線は現行の0.37%が0.34%の0.03%の減ということで、また、今回の奥多摩町と青梅市の各編入区域に伴います管渠建設については奥多摩町と青梅市の負担で建設しますので、福生市の負担はございません。
1ページにまた戻っていただければと思います。1の多摩川上流処理区の負担金の丸1の事業内容でございますが、事業期間は平成22年までは変更はございません。多摩川上流処理区の総延長でございますが、奥多摩町の公共下水道事業と青梅市の公共下水道事業の新設延長を含めますと、1万2540メートルから2万7580メートル、1万5040メートルの増になります。
次に、丸2の事業費の財源内訳でございますが、奥多摩町と青梅市の編入によりまして現行の1389億453万9000円から、改定後の1394億1813万9000円となりまして、5億1360万円の増額となります。また、財源内訳としましては
国庫補助金が約2分の1、残りを東京都と市、町が2分の1ずつ負担するわけでございまして、317億7918万1000円が関係市町の負担となります。
次に、丸3の関係市町の負担金でありますが、福生市の負担金は現行の33億8520万9000円から改定額の32億4705万円で、1億3815万9000円の減額となります。この減額分は奥多摩町と青梅市が負担することになりますが、この減額調整については奥多摩町と青梅市より現状の財政状況から5年間で清算したいとの申し出がありましたことによりまして、平成18年度から平成22年度で清算することになりました。福生市の場合、1億3815万9000円が減額で、平成17年度が確定しておりませんが、昭和47年から平成17年度までの精算額で、9600万円ほど予定しておりますことから、毎年約1900万円の分割をして清算をしていただくような形になります。1億3815万9000円の残りの4215万9000円は平成18年度から平成22年の負担金として還元される予定であります。
なお、毎年の1900万円の清算方法は東京都で建設負担金を相殺する調整をしていただきまして、各市町に請求されるということで、東京都と調整が済んでいるところでございます。
以上で、多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担についての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
90 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
91 ◯清水議員 青梅と奥多摩の下水が最終終末処理場に来るわけですが、今度これは1億幾らか安くなるけれども、そちらの方の設備で膨大にかかるということはないですか。
92 ◯小峰課長 汚水が入りますことによって処理場の施設等の影響があるかということでございますが、今度、処理場に対しての対応、今の既存の施設の
維持管理費についても応分の青梅市、あるいは奥多摩町に当然負担をしていただくという形になってくると思います。しかしながら、今現在、青梅市、あるいは奥多摩町の汚水が入ったとしても、その機械の機能上の問題はないという考え方でございます。
93 ◯森田副議長 ほかになければ本件については以上で終わります。
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94 ◯森田副議長 次に、
理事者側の13の汚水浸水事故の経過についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
95 ◯小峰課長 汚水浸水事故の経過について御説明させていただきます。
この事故の内容については、9月定例会の協議会等で説明をさせていただいております。その後、賠償金額と、その後の交渉経過を含めまして報告をさせていただきますのでよろしくお願いします。
まず、補償金額の提示でございますが、平成17年10月4日、火曜日でございます。マクドナルト株式会社の本社に出向きまして、補償金額の提示と内容の説明を受けました。補償金額の内容は利益損失、これは営業補償でございます。それと被害物補償、これは店舗内の地下室のクリーニング等々床工事でありまして、結果として合計しますと補償金額は1605万2882円と、支払い時期が12月とする要求がございましたので、その日に、10月4日でございますが、市が加入しております下水道保険会社の東京海上日動火災保険株式会社に損害額の鑑定を依頼したところでございますが、結果として現在のところ保険会社からの賠償金額の査定がありませんので、日本マクドナルド株式会社に補償金については議会の議決を含めまして、来年1月以降となりますので、よろしくお願いします。
つきましては、損害補償金、または下水道保険の範囲で処理する示談交渉を基本にしまして努力していきたいと考えておりますので、御理解のほどお願いします。
96 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
(「なし」「頑張れ」と呼ぶ者あり)
97 ◯森田副議長 なければ本件については以上で終わります。
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98 ◯森田副議長 次に、
理事者側の14、公園名及び公園愛称名の報告についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
99 ◯清水部長 それでは、公園の名称と公園の愛称名について、まず最初に
原ケ谷戸緑地(仮称)の名称についてでございますが、この件については12月13日の建設環境委員会協議会においても御報告させていただいている内容でございます。この名称については11月16日及び22日の会派説明において募集の状況、59点の状況ですが報告しまして、資料も提示したところでございますが、その後の中で選考委員会を設置しましたので、その結果について5点を報告させていただいたところでございます。
その5点は、
原ケ谷戸緑地公園、次がどんぐり公園、こもれび公園、原ケ谷戸どんぐり公園、5点目が原ケ谷戸ふれあい緑地という5点を報告させていただいたところでございますが、そのときにもお話をしましたが、12月議会の初日の終了後に、4役、理事者において協議をいたしまして5点の中から最終決定をさせていただきますということで御報告させていただきましたが、その日に理事者により選定をさせていただきました。その中から最終決定名称としまして「原ケ谷戸どんぐり公園」という名称にさせていただきたいと。この名称については平成18年の第1回定例会に上程させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
次に、中福生公園の愛称名についてでございますが、愛称名については6月定例会の建設環境委員会協議会及び最終日の全協において御報告しました内容でございますが、この公園の周辺の市民の方々に応募いただくということと、青空説明会のときにも御意見をお聞きするという方向で実施をさせていただきました。
募集については11月1日から11日までの期間を設定しまして、青空工事説明書と一緒に官製葉書を同封しまして、公園周辺市民52世帯に配布をしました。応募をいただきましたのは12点の応募がございました。さらに11月7日の青空説明会においてその12点、結果として何点か重複していましたので、10点について青空説明会で御意見を聞きまして投票もしていただいたところでございます。
その集計に基づきまして選考委員会を開催したところでございますが、11月16日と22日の会派説明会までにちょっと間に合いませんでしたので、その後、選考委員会を開催しまして11月29日の庁議に報告し、
原ケ谷戸緑地(仮称)の名称決定と同様に12月1日に選考委員会を開催して、3点を選考させていただきました。1点目がみずくぼ公園、2点目が福生みずくぼ公園、3点目が中福生森の公園ということでございました。同じく12月7日、議会初日の終了後に理事者、4役に協議をいただきまして、投票はみずくぼ公園が多かったわけですが、理事者の方からもこの公園名でいいのではないかということでございました。ただ、市民全体に知ってもらうためには中福生を前に入れた方がいいのではないかということで、意見の一致を見まして、最終決定愛称名としまして「中福生みずくぼ公園」という形で決定をさせていただきましたので、御報告をさせていただきます。
この愛称名については、年度末、今年度末に公園の整備が完成しますので、18年4月から愛称として使用するように広報等でPRしていきたいと考えております。
100 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
101 ◯森田副議長 なければ、本件については以上で終わります。
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102 ◯森田副議長 次に、
理事者側の15の福生市立第二小学校における保護者の巡回についてを議題とします。
本件について理事者から説明を願います。
103 ◯宮城教育長 最初に、私の方から恐縮でございますが、お願いを申し上げさせていただきたいと思いますが、本件は、第二小学校におきまして学校の見回りをされておられました第二小学校のPTAの方に対しまして、第二小学校の卒業生であります一中の生徒11名と、ほかに三中の生徒1名によります暴行行為がございました。その事でございます。
このことについては、本会議中にもこのことに触れた御発言もありましたところではございますが、私どもとしましては教育的な配慮、あるいは子供たちやその保護者の皆さん方の反省、あるいはその後の行動などを見守っていきたいというようなことから、ぜひ静観をしてもらいたいとこんなふうに考えているところでございまして、本件にかかわります御議論については、消極的な取り扱い方でお願いができればと、こういうことでございます。
と申しますのは、事件が起こりました後、学校におけます保護者を含めました生徒指導が迅速に、また積極的に行われたところでございます。その結果、保護者を含めまして当事者間におきましては相互に非があったことを認め、生徒・保護者、そして当該PTAの方、それぞれにおいて反省と納得の上、収束をさせようとこういうことになっているところでございます。したがって、このような私どもとしての判断について、何とぞ御理解をちょうだいしたい、こういうことでございます。
もちろん、起こりました事態についての重大さというのは、私ども重々認識をしておりまして、したがいまして、学校に対する指導についてはさらに徹底をして続けてまいりたいというふうに考えているところではございますが、子供たちの状況なども見てまいりますと静観をして見守ってやりたいと、こういう状況でございますので、御理解をちょうだいしたいところでございます。
以上、私の方からまずお願いを申し上げまして、この後参事の方から状況についての説明をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
104 ◯嶋崎参事 恐れ入りますが、資料は特段用意してございませんので、口頭で説明をさせていただきたいと存じます。
事件が起こりましたのは、11月27日、日曜日の午後5時ごろでございます。二小のPTAの会長さんでございますが、一中生4名の生徒から暴力を受けたということで、110番通報によりまして警察官が出動したと、そういう件でございます。この問題には背景がございまして、10月ごろから特にひどくなったのですが、二小校地内に中学生が集まりまして、時に火遊び等もございまして、大変ありがたいことにPTAの方が積極的に対応を考えていただきまして、パトロールをしてくださるということでやっていただいておりました。この日も、中学生が校地内に入っているのを見かけた方からPTAの会長さんに御連絡が行きまして、早速学校の方に出向いていただきまして、子供たちを指導していただいたわけでございます。
先ほどお話がございましたが、男子生徒8名、女子生徒4名、合計12名でございましたが、指導にもかかわらず全く従わないという事情がありまして、その間、子供たちの写真を撮るということがございまして、それに興奮しました4名の男子生徒が集団で暴力を振るったということでございます。これを、たまたま日曜日ではございましたが、出勤しておりました教員が目撃しまして、110番通報ということで警察官を呼んだわけでございます。2台のパトカーで4名が学校に参っております。その4名の警察官によりまして制止及び仲裁が行われまして、その場で、先ほど互いの謝罪ということがございましたが、それぞれの非はこの点は謝りますよということで終わったというふうに報告を受けております。
私ども教育委員会は、翌日の月曜日、28日に早速学校の方から連絡を受けまして、私を含めまして指導主事とそれぞれの学校に出向きまして指導の方向性について協議しました。その月曜日には早速二小の校長先生のもとに子供たちから謝罪の手紙が届いておりまして、また、さらにその翌日、29日の火曜日には第一中学校において保護者の方々を交えた話し合いが行われております。
その後の経過でございますが、肋骨亀裂骨折ということでございまして、被害届が出されましたものですから、4名の生徒は当然のこととして警察の事情聴取を受けて、指導も受けてございます。ただ、14歳未満ということですので、警察限りの措置ということで終了してございます。
それから、12月3日の土曜日には、子供たちが二小に今まで迷惑をかけたということで、二小の中をきれいにしようということで美化活動をやっております。またこのときの騒動の中でガラスの破損があったのですが、それも自分がやりましたという子供が親の方からの弁償ということできちっと整理がついてございます。
大変よい方向に進んでいるのですが、再発防止にはこれからも厳しく努めてまいりたいと思っております。
105 ◯森田副議長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたら、発言を願います。
106 ◯清水議員 双方が非をわびたという説明ですが、生徒が非をわびるのはわかりますが、PTA側はどういうところに非があったのでしょうか。
107 ◯嶋崎参事 お話のとおり、暴力行為ということではもう確実に子供たちに非があったわけでございまして、私どもの指導の姿勢も一貫してそのような姿勢でやってまいりました。
ただいまの御質問でございますが、PTAの会長さんが謝罪をされたというのは、いわゆる肖像権と言うのでしょうか、写真を無断で撮ったということの部分かと思いますが、その点をわびたというふうに聞いております。
108 ◯串田議員 その事件の時に、学校に教師がいたということを今聞いたのですが、その教師は何していたのですか。
109 ◯嶋崎参事 直ちに駆けつけたのですが、直接暴行を働いていた4名以外の子供たちに制止をするのを制止されたというふうな状況でございました。それであわてて職員室に戻りまして110番通報をしたということでございます。
110 ◯串田議員 ガラスを割っている音や何かは、その教師にはわからなかったのですか。
111 ◯嶋崎参事 これは、その騒動の中でのことでございまして、ガラスの破損が前にあったということではございません。同時進行的に起こっております。(「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)
112 ◯森田副議長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
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113 ◯森田副議長 この際、議会運営委員長から発言がありますので、よろしくお願いします。
114 ◯小野沢議員 お手元に18年度定例会予定表というのがあると思うのですが、それで、一般質問の関係ですが、一般質問3日間、議案提案を1日ということで、本会議の前半を4日間という形でスケジュールを組みました。一応、議会運営委員会で決定した事項でございまして、招集権は市長さんにあるのですが、市長さんが火曜日からではだめだと言えばしょうがないのですが、そういうこともないようですので、とりあえず3月の議会をこれでやってみて、火曜、水曜、木曜を一般質問をしてみて、金曜日に議案提案、これでやりにくい部分が出てくれば、それを反対にするとかという方法がありますので、とりあえず3月からこれで行きたいと思いますので、御了承願いたいと思います。
我が市は、一応、一般質問は3回という規定だけですが、概ね1時間半ぐらいでやっていただきたいということでございますので、これは紳士協定というかそういう形で、申し合わせ事項の中にそういうことにしたいと思いますので、よろしくお願いします。(「全員1時間半ではないでしょう」と呼ぶ者あり)1時間半を目途にということでございますので、よろしくお願いします。
115 ◯森田副議長 本件については以上で終わります。
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116 ◯森田副議長 次に、事務局から報告がありますので、よろしくお願いします。
117 ◯島田次長 事務局から1点報告をさせていただきます。議員さんのお手元に、公職選挙法における研修会開催の御案内についてという文書が行っていると思いますが、これは先般、議員さんからの政治家の寄附について、関係者に周知を願うために研修会の開催をお決めいただきましたので、当市の選挙管理委員会委員長に研修会の開催をお願いしたところでございます。
これについて、先般選挙管理委員会委員長から議長あてに、研修会の日程が決まったことから議員さんに周知を願いたいということでこの文書が参ったものでございます。なお、日時は平成18年1月17日、午後2時からで、講演時間としましては質問時間を含めて2時間以内、程度ということでございます。場所は商工会の3階、演題は政治家の寄附の禁止についてでございまして、講師は東京都選挙管理委員会の職員とのことでございます。
また、対象者としましては議員さん、各種団体、PTA等の役員で、およそ70人から80人程度の人員を予定しているところでございます。以上でございますが、よろしくひとつお願いします。
118 ◯森田副議長 本件については以上で終わります。
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119 ◯森田副議長 選挙管理委員会事務局長から報告がありますので、お願いします。
120 ◯山崎局長 選挙管理委員会の方から、今、政治家の寄附禁止国民運動について、国民運動が行われておりますが、その内容と市の取り組みについて御説明します。
お手元に資料を御配付してあると思うのですが、政治家の寄附の禁止国民運動、これは政治家が寄附をしない、また市民の方は求めない、受け取らない、この三つが「三ない運動」と申しまして、12月10日から1月10日まで、年末年始に向けまして1カ月間展開されております。(別添資料参照)
国民運動については、過去では平成2年度にあいさつ状の禁止に伴う運動が実施されているとされております。しかしながら、この運動について市の選管への協力依頼の通知というのが12月12日にございまして、また説明会が今週の月曜日、19日に開催されたところでございます。
都の説明によりますと、この運動は国が運動を展開する前に東京都の方でも議会に対しまして陳情が出され、また採択をされ、東京都でも独自で運動を取り組もうとしていた矢先でございました。そのため国だとか都だとか、啓発ポスターやチラシ、また議員さん方のメールボックスにこのようなCDを入れておきましたので、選挙啓発ゲームというものですが、こういうものがボンボン来ております。こんなことでまたゲームをしていただきたいと思うのですが、このような短期間の間にポスター、チラシとどんどん来て対応に苦慮しているところでございますが、市の取り組みとしましては「三ない運動啓発」としましては12月1日、白バラ便りというこういうものを全戸配布しているのですが、この中の半面を使いまして寄附の禁止、こういう啓発をやっていたところでございます。
また、これについては町会長さんに御協力を賜りまして、ポスターの掲示もお願いしてございます。また、1月9日の成人式には新成人に向けまして啓発物の配布だとかさまざまな計画をしてございます。また、大変遅くなりまして申しわけございませんが、先ほど島田次長の方から御説明ございましたとおり1月17日、火曜日、午後2時から商工会館において都の選挙管理委員会職員を講師として招きまして、町会長さん、PTA会長さん、また消防団、農業委員さん、明るい選挙推進委員さんなど全員が来てくれれば100名以上になるかと思うのですが、広く啓発活動を実施してまいりたいと思います。
その前にもメールボックスの中にチラシを入れさせていただいたのですが、この中でも非常に複雑な、これでいいのかと、これが公職選挙法に抵触するのかとかいろいろ、さまざまな御意見もありましょうが、17日には質問タイムも多く取りたいと思いますので、ぜひともそこで質問していただきたいと思います。簡単でございますが、よろしくお願いします。
121 ◯森田副議長 本件については以上で終わります。
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122 ◯森田副議長 以上で、予定の事項はすべて終わりました。
これをもって
全員協議会を閉会いたします。
午後4時33分 閉議
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