国分寺市議会 2021-03-04
令和3年 補正予算審査特別委員会 本文 開催日: 2021-03-04
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補正予算審査特別委員会 本文 2021-03-04 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯高橋委員長 選択 2 :
◯高橋委員長 選択 3 :
◯高橋委員長 選択 4 :
◯清水財政課長 選択 5 :
◯高橋委員長 選択 6 : ◯だて委員 選択 7 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 8 : ◯だて委員 選択 9 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 10 : ◯だて委員 選択 11 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 12 : ◯だて委員 選択 13 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 14 : ◯木島委員 選択 15 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 16 : ◯木島委員 選択 17 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 18 : ◯木村委員 選択 19 :
◯渡邉高齢福祉課長 選択 20 : ◯木村委員 選択 21 :
◯高橋委員長 選択 22 :
◯高橋委員長 選択 23 : ◯木村委員 選択 24 :
◯新井市政戦略室長 選択 25 : ◯木村委員 選択 26 : ◯山下情報管理課長 選択 27 : ◯木村委員 選択 28 : ◯池田清掃施設担当課長 選択 29 :
◯高橋委員長 選択 30 : ◯木村委員 選択 31 : ◯日高教育総務課長 選択 32 : ◯木村委員 選択 33 : ◯日高教育総務課長 選択 34 :
◯高橋委員長 選択 35 :
◯高橋委員長 選択 36 :
◯高橋委員長 選択 37 : ◯木島委員 選択 38 :
◯高橋委員長 選択 39 : ◯木島委員 選択 40 : ◯野口交通対策課長 選択 41 : ◯木島委員 選択 42 : ◯野口交通対策課長 選択 43 : ◯木島委員 選択 44 : ◯だて委員 選択 45 : ◯野口交通対策課長 選択 46 : ◯だて委員 選択 47 : ◯野口交通対策課長 選択 48 :
◯高橋委員長 選択 49 : ◯木村委員 選択 50 :
◯高橋委員長 選択 51 : ◯木村委員 選択 52 :
◯高橋委員長 選択 53 : ◯木村委員 選択 54 :
◯高橋委員長 選択 55 : ◯木村委員 選択 56 : ◯柳課税課長 選択 57 : ◯木島委員 選択 58 : ◯日高教育総務課長 選択 59 : ◯木島委員 選択 60 : ◯日高教育総務課長 選択 61 : ◯木島委員 選択 62 :
◯高橋委員長 選択 63 : ◯中山委員 選択 64 : ◯日高教育総務課長 選択 65 : ◯中山委員 選択 66 : ◯日高教育総務課長 選択 67 :
◯高橋委員長 選択 68 : ◯日高教育総務課長 選択 69 :
◯高橋委員長 選択 70 :
◯高橋委員長 選択 71 : ◯日高教育総務課長 選択 72 : ◯中山委員 選択 73 :
◯高橋委員長 選択 74 : ◯山下情報管理課長 選択 75 : ◯木村委員 選択 76 : ◯池田清掃施設担当課長 選択 77 : ◯木村委員 選択 78 :
◯高橋委員長 選択 79 : ◯だて委員 選択 80 : ◯山下情報管理課長 選択 81 : ◯だて委員 選択 82 : ◯山下情報管理課長 選択 83 : ◯だて委員 選択 84 : ◯木村委員 選択 85 : ◯日高教育総務課長 選択 86 : ◯木村委員 選択 87 : ◯日高教育総務課長 選択 88 : ◯木村委員 選択 89 :
◯清水財政課長 選択 90 : ◯木村委員 選択 91 :
◯清水財政課長 選択 92 : ◯木村委員 選択 93 :
◯清水財政課長 選択 94 :
◯高橋委員長 選択 95 : ◯中山委員 選択 96 : ◯日高教育総務課長 選択 97 : ◯中山委員 選択 98 : ◯日高教育総務課長 選択 99 : ◯中山委員 選択 100 :
◯清水財政課長 選択 101 :
◯高橋委員長 選択 102 :
◯高橋委員長 選択 103 :
◯高橋委員長 選択 104 : ◯中山委員 選択 105 : ◯日高教育総務課長 選択 106 : ◯中山委員 選択 107 : ◯日高教育総務課長 選択 108 :
◯高橋委員長 選択 109 :
◯高橋委員長 選択 110 : ◯木村委員 選択 111 : ◯千葉社会教育課長 選択 112 : ◯木村委員 選択 113 : ◯千葉社会教育課長 選択 114 : ◯木村委員 選択 115 : ◯千葉社会教育課長 選択 116 : ◯木村委員 選択 117 :
◯高橋委員長 選択 118 :
◯高橋委員長 選択 119 : ◯木村委員 選択 120 : ◯大谷健康推進課長 選択 121 : ◯木村委員 選択 122 : ◯大谷健康推進課長 選択 123 :
◯高橋委員長 選択 124 :
◯高橋委員長 選択 125 :
◯高橋委員長 選択 126 :
◯清水財政課長 選択 127 : ◯高橋委員長 選択 128 : ◯木村委員 選択 129 : ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 選択 130 : ◯木村委員 選択 131 : ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 選択 132 : ◯木村委員 選択 133 : ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 選択 134 : ◯高橋委員長 選択 135 : ◯高橋委員長 選択 136 : ◯木島委員 選択 137 : ◯坂本公共施設整備担当課長 選択 138 : ◯木島委員 選択 139 : ◯坂本公共施設整備担当課長 選択 140 : ◯木島委員 選択 141 : ◯坂本公共施設整備担当課長 選択 142 : ◯高橋委員長 選択 143 : ◯高橋委員長 選択 144 : ◯高橋委員長 選択 145 : ◯木村委員 選択 146 : ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 選択 147 : ◯志村総務部長 選択 148 : ◯高橋委員長 選択 149 : ◯高橋委員長 選択 150 : ◯だて委員 選択 151 : ◯伊東生活福祉課長 選択 152 : ◯だて委員 選択 153 : ◯伊東生活福祉課長 選択 154 : ◯だて委員 選択 155 : ◯伊東生活福祉課長 選択 156 : ◯だて委員 選択 157 : ◯伊東生活福祉課長 選択 158 : ◯高橋委員長 選択 159 : ◯木島委員 選択 160 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 161 : ◯木島委員 選択 162 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 163 : ◯高橋委員長 選択 164 : ◯高橋委員長 選択 165 : ◯中山委員 選択 166 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 167 : ◯中山委員 選択 168 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 169 : ◯中山委員 選択 170 : ◯木村委員 選択 171 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 172 : ◯木村委員 選択 173 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 174 : ◯木村委員 選択 175 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 176 : ◯木村委員 選択 177 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 178 : ◯鈴木健康部長 選択 179 : ◯木村委員 選択 180 : ◯鈴木健康部長 選択 181 : ◯木村委員 選択 182 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 183 : ◯木村委員 選択 184 : ◯鈴木健康部長 選択 185 : ◯高橋委員長 選択 186 : ◯高橋委員長 選択 187 : ◯高橋委員長 選択 188 : ◯高橋委員長 選択 189 : ◯中山委員 選択 190 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 191 : ◯高橋委員長 選択 192 : ◯中山委員 選択 193 : ◯本多子ども子育て事業課長 選択 194 : ◯高橋委員長 選択 195 : ◯高橋委員長 選択 196 : ◯だて委員 選択 197 : ◯坂本子育て相談室長 選択 198 : ◯だて委員 選択 199 : ◯坂本子育て相談室長 選択 200 : ◯だて委員 選択 201 : ◯木島委員 選択 202 : ◯坂本子育て相談室長 選択 203 : ◯高橋委員長 選択 204 : ◯高橋委員長 選択 205 : ◯丸山委員 選択 206 : ◯伊東生活福祉課長 選択 207 : ◯丸山委員 選択 208 : ◯伊東生活福祉課長 選択 209 : ◯丸山委員 選択 210 : ◯木村委員 選択 211 : ◯伊東生活福祉課長 選択 212 : ◯高橋委員長 選択 213 : ◯伊東生活福祉課長 選択 214 : ◯高橋委員長 選択 215 : ◯中山委員 選択 216 : ◯高橋委員長 選択 217 : ◯伊東生活福祉課長 選択 218 : ◯高橋委員長 選択 219 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 220 : ◯中山委員 選択 221 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 222 : ◯高橋委員長 選択 223 : ◯中山委員 選択 224 : ◯大谷健康推進課長 選択 225 : ◯中山委員 選択 226 : ◯大谷健康推進課長 選択 227 : ◯高橋委員長 選択 228 : ◯木村委員 選択 229 : ◯大谷健康推進課長 選択 230 : ◯木村委員 選択 231 :
◯高橋委員長 選択 232 : ◯大谷健康推進課長 選択 233 :
◯高橋委員長 選択 234 :
◯高橋委員長 選択 235 : ◯木村委員 選択 236 : ◯池田清掃施設担当課長 選択 237 : ◯木村委員 選択 238 : ◯池田清掃施設担当課長 選択 239 : ◯木村委員 選択 240 : ◯池田清掃施設担当課長 選択 241 :
◯高橋委員長 選択 242 :
◯高橋委員長 選択 243 :
◯高橋委員長 選択 244 : ◯伊東生活福祉課長 選択 245 :
◯高橋委員長 選択 246 : ◯木島委員 選択 247 : ◯清水経済課長 選択 248 : ◯木島委員 選択 249 : ◯清水経済課長 選択 250 : ◯木島委員 選択 251 :
◯高橋委員長 選択 252 :
◯高橋委員長 選択 253 : ◯野口交通対策課長 選択 254 :
◯高橋委員長 選択 255 : ◯だて委員 選択 256 : ◯柳川道路管理課長 選択 257 : ◯だて委員 選択 258 : ◯木村委員 選択 259 : ◯柳川道路管理課長 選択 260 : ◯木村委員 選択 261 : ◯柳川道路管理課長 選択 262 :
◯高橋委員長 選択 263 :
◯高橋委員長 選択 264 : ◯木島委員 選択 265 : ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 選択 266 : ◯木島委員 選択 267 : ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 選択 268 : ◯木島委員 選択 269 : ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 選択 270 :
◯高橋委員長 選択 271 :
◯高橋委員長 選択 272 :
◯高橋委員長 選択 273 :
◯高橋委員長 選択 274 :
◯高橋委員長 選択 275 :
◯高橋委員長 選択 276 :
◯高橋委員長 選択 277 :
◯高橋委員長 選択 278 :
◯高橋委員長 選択 279 :
◯高橋委員長 選択 280 : ◯栗原地域共生推進課長 選択 281 :
◯高橋委員長 選択 282 :
◯清水財政課長 選択 283 :
◯高橋委員長 選択 284 : ◯木村委員 選択 285 :
◯清水財政課長 選択 286 : ◯木村委員 選択 287 :
◯清水財政課長 選択 288 : ◯木村委員 選択 289 : ◯伊藤契約管財課長 選択 290 : ◯木村委員 選択 291 : ◯伊藤契約管財課長 選択 292 : ◯木村委員 選択 293 :
◯清水財政課長 選択 294 :
◯高橋委員長 選択 295 :
◯高橋委員長 選択 296 :
◯高橋委員長 選択 297 :
◯高橋委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前9時31分開会
◯高橋委員長 おはようございます。ただいまから
補正予算審査特別委員会を開会いたします。
────────────────── ◇ ──────────────────
2:
◯高橋委員長 それでは、議案第7号 令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。
まず、説明の前に、議案に係る資料の請求がございましたらここでお願いいたします。
(「なし」と発言する者あり)
3:
◯高橋委員長 では次に、質疑の進め方でございますが、まずは3ページ、第2表、繰越明許費から、5ページ、第4表、地方債補正までの説明を行います。歳入に関しては資料1に全ての説明が記載されておりますので、口頭での説明は省略いたします。ここまでページ順に質疑を行った後、説明員の入替えを行います。歳出につきましては、まず人件費について、最初に一括で説明を行った後、質疑を行います。歳入と同様、歳出も事項別明細書の説明資料がございますので、口頭での説明は省略いたします。歳出につきましては、一定の款ごとに入替えを行います。区切りとしましては、23ページから28ページの款2、総務費まで、29ページの款3、民生費から44ページの款4、衛生費まで、45ページの款6、農林費から52ページの款9、消防費まで、53ページの款10、教育費から62ページの款12、諸支出金までといたしたいと思います。随時休憩を取りますが、説明員の入退室は各自御判断いただくことといたしますので、説明員の皆様におかれましては、委員会運営に支障が出ないよう、入替え等に格段の御協力をお願いいたします。
それでは、第1表、歳入歳出予算補正、第2表、繰越明許費、第3表、債務負担行為補正、第4表、地方債補正について、財政課長より、一括説明をお願いいたします。
4:
◯清水財政課長 それでは、議案第7号、令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第15号)について、説明いたします。本案は、歳入歳出予算の総額650億2,905万2,000円から歳入歳出それぞれ11億2,839万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ639億65万6,000円といたしたいというものでございます。
第2条といたしまして、繰越明許費1件の設定、及び第3条といたしまして、債務負担行為1件の変更及び1件の廃止、それから第4条といたしまして、地方債8件の変更がございます。
表紙をおめくりいただき、1ページ、2ページの内容につきましては、冒頭で委員長から説明のありましたとおり資料1を提出してございますので、そちらを審査の参考としていただきたく、お願いいたします。
3ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費でございます。こちらにつきましては、71ページ、72ページの調書も併せて御参照いただきたく、お願いいたします。地域密着型サービス拠点施設等整備補助事業です。こちらは、令和2年度中に整備を予定しておりました小規模多機能型居宅介護事業所及び認知症高齢者グループホームにつきまして、入札の不調などに伴い工事開始が遅れたことにより年度内に事業が完了しないため、翌年度へ繰越しを行いたいというものでございます。
次に、4ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正です。こちらも、73ページの調書を併せて御参照いただきたく、お願いいたします。初めに変更です。ふるさと納税事業支援サービス業務委託事業です。こちらは、令和3年度からの事業実施に向け、事前に契約等を行うため、令和2年第4回定例会に提案し、お認めいただいたものですが、その後、想定以上の寄附があったことにより、令和3年度の寄附金見込額を上方修正したことに伴い、限度額を変更いたしたいというものでございます。
次が廃止でございます。第2期基幹系システム等導入・運用委託事業(第6庁舎基幹系ネットワーク構築)でございます。こちらは、清掃センター執務室の第6庁舎移転に伴い基幹系ネットワークを第6庁舎に新たに設置するため、令和2年度当初予算にて提案し、お認めいただいたものでございますが、事業を精査した結果、清掃センターのネットワークを移設することで対応が可能となり、当該債務負担行為の設定が不要となったため、廃止いたしたいというものでございます。
次に、5ページをお願いいたします。第4表、地方債補正です。こちらも、74ページの調書を併せて御参照いただきたく、お願いいたします。今回は8件の変更をお願いするものでございますが、このうち、一番上のいずみプラザ施設改修事業債から、下から2番目の第二小学校校舎増築事業債までの7件につきましては、事業費の確定に伴い、地方債の限度額を変更いたしたいというものでございます。一番下の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業債につきましては、小学校ネットワーク環境整備において、地方債を借り入れるための要件となる国と都の補助金が交付されなくなったことから、その分について減額いたしたいというものでございます。
議案の説明は以上となりますが、冒頭で委員長より説明のありました資料1のほかに資料2として新型コロナウイルス感染症対策事業一覧、資料3として新型コロナウイルス感染症の影響により減額となった事業一覧、それから資料4として基金一覧表、また、交通対策課から地域バス運行事業に関わる資料を提出してございますので、審査の参考としていただきたく、お願いいたします。
説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
5:
◯高橋委員長 説明が終わりました。これより質疑に入ります。ページを追ってまいりますので、質疑のある方は挙手にてお願いいたします。最初に3ページ、第2表、繰越明許費です。先ほど財政課長から説明ありましたように71、72ページの調書も併せて参考にしていただければと思います。質疑はございますでしょうか。
6: ◯だて委員 この3ページの繰越明許費のところで、先ほど御説明があったように入札の不調によって年度内に終わらないということですけれども、これは、どこに建設予定なのか、その場所を教えていただけますか。
7:
◯渡邉高齢福祉課長 場所につきましては、府中街道沿いににんじんホームがございますが、あそこの施設の一角に建設を予定しております。
8: ◯だて委員 分かりました。そうすると、来年度にまたがってしまうということなんですが、現状で完成の予定見込みというのは立っているんでしょうか。
9:
◯渡邉高齢福祉課長 現在の開設予定日は来年10月1日を予定しております。
10: ◯だて委員 当初の予定はいつだったんですか。
11:
◯渡邉高齢福祉課長 当初は、今年度の3月1日の開設を予定しておりました。
12: ◯だて委員 分かりました。大分遅れてしまうということでありますけれども、これによっての影響の部分で利用者、事業者、双方様々あろうかと思うんですが、その辺はどのような状況になっているのか。入所予定だった方が予定どおり入所できずに困っているとか、そういった事態があるのかないのか、その辺を教えてください。
13:
◯渡邉高齢福祉課長 まだ現時点において入所のお申込み等は受け付けておりませんので、そこの部分については影響はないものと考えております。あとは、工期がちょっと延びてしまった関係で、東京都と補助金のやり取りがあるんですけれども、今回は繰越明許費でお願いしているところですが、そこについても当初の予定と変わらない形で補助を得られるように現在、調整を行っているところでございます。
14: ◯木島委員 関連しますけれども、説明で入札の不調ということなんですが、その辺りについて市として、不調に至った要因はどういうところにあったのかということを見解として伺っておきたいと思います。
15:
◯渡邉高齢福祉課長 1回目の入札の際に不調となった要因としまして、コロナの関係で資材の調達が難しいということです。当初予定しておりました工期内で建設することが難しいというお話がございましたので、そこのところを反映させていただいて少し工期を延ばした形で再度調達を行って、その結果年度内の建設は難しくなってしまったんですけれども、来年度には建つような形で進められたという状況でございます。
16: ◯木島委員 分かりました。ある程度工期に余裕を持たせたと。ということは、逆に仕様の見直しというか、例えば建設資材とか、当初予定していた面積を縮小するとか、予定されてた機能を縮小するとかそういうことは起こっていないと。期間は延伸しますけれども、当初計画していたとおりの施設ができるということで理解してよろしいでしょうか。
17:
◯渡邉高齢福祉課長 木島委員がおっしゃるように、特に中身については変更はございません。あくまで今回は工期について見直しを図ったという状況でございます。
18: ◯木村委員 今のお二方の議論で大体分かったんですが、コロナの影響でというお話が今、ありました。ただ、年度末ぎりぎりで、新年度をまたぐわけにはいかないということでの繰越明許になるわけですが、ただ、これ1件ですよね。一方では様々な建設に関わる事業があったわけですが、その他は特に繰越明許をせずに済んだということなのかな。その辺を説明していただけますか。単にコロナだったらいっぱい繰越明許が出てくるんじゃないのかなと思ったけれどこれ1件だから、その辺の事情を詳細に説明いただけますか。
19:
◯渡邉高齢福祉課長 本件に限って御説明させていただきますと、こちらは市の直接の事業ではございません。あくまで市はこの建設等に関する経費について補助を行うという形で、実際の入札につきましてはこちらの事業所で実施しております。ですので、今回についてはそこのところで工期を少し見直しせざるを得なかったという状況でございます。
20: ◯木村委員 分かりました。いわゆる公の入札ではなかったということですね。そうした民間ベースでやられた中で、その困難さが当事者の現場の中では生じてしまったと。そこは、公が入札する場合というのはより情報も広く伝わりますし、札を入れていただく側の認識も民民のものとは違う受け止めをお持ちでしょうから、そこは公共の入札だった場合にはクリアできても、民間の場合にはコロナの影響をもろにかぶってしまうと、そういったことが出てき得る、その1つとしてこれが繰越明許になってしまったということですね。特段まだ募集をかけていないということで入所者への影響もないし、金額も補助金も変わらないということですので、そこは了解しましたので、この点は結構です。
21:
◯高橋委員長 ほかにこのページでございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
22:
◯高橋委員長 それでは、続きまして4ページ、第3表、債務負担行為補正です。73ページの調書も併せて質疑をお願いいたします。
23: ◯木村委員 すみません、続けてになりますが、債務負担行為の廃止です。これもあまり見ないパターンです。変更とかそういうのはよくありますから、上のほうはむしろ寄附が増えたがゆえに限度額を上げたということで、市としては大変喜ばしいことであります。まず、この1点目なんですけれども、どの辺の引き合いが、ふるさと納税のお礼の品によって多分濃淡はあると思うんですけれども、これはクラウドファンディングもここに入っているのかな。クラウドファンディングは入っていない、あくまでもふるさと納税ですか。これは、具体的にはどの辺が伸びて限度額が約1.5倍超まで上がったんでしょうか。
24:
◯新井市政戦略室長 今回、ここでは想定以上というような表現も使わせていただいておりますけれども、実は、令和元年11月頃になりますけれども市内の事業者が作ったオーダーの靴を返礼品に加えさせていただいて、これが比較的高額な返礼品ということで今年度にかけて随分お選びいただいたということなんです。
併せましてもう一つ、これは令和2年度になってからですけれども、またオーダーで今度はスーツですが、こちらも同じように市内の事業者に御協力いただけるということで、主にこちらの2つを大変多くお選びいただいたという結果でございます。
25: ◯木村委員 今まで取り扱ってきたものとはちょっとまた趣が違う新機軸の多分、日々御努力されてメニューを増やしている中でのそういうメニューだったんですね。最近はそこまではチェックしていなかったので、そういうメニューがあるというのを私は知らなかったんです。あとはワイシャツとネクタイもやっていただければ大体一式そろうんですが、分かりました。
私が聞きたいのは廃止のほうなんです。先ほどの説明で、清掃センターから第6庁舎にシステムを移行することで必要なくなったという説明だったんですが、いまいち理解が及ばなかったんです、さっきの説明だと。もともとは違ったわけですよね。結果がこうなって、その結果に基づくと債務負担行為が必要なくなったということまでの理解は及んでいるんですけれども、どういうロジックでそうなったのかがよく分かっていないんです。その辺をもう少し詳細に御説明いただけますか。
26: ◯山下情報管理課長 こちらにつきましては、もともと清掃センターには基幹系システムのネットワークが来ておりました。今回、清掃センターの執務室を第6庁舎に移転するに当たりまして、清掃センターに残る業務と、あと第6庁舎に移る業務の双方で基幹系システムを使う業務があると見越して、第6庁舎にも新たに基幹系システムのネットワークが来るようにという拠点を整備する、そういうことで令和2年度の当初に予算立てをさせていただいたものでございました。
しかし、実際に精査させていただいたところ、清掃センターの業務につきましてはこの基幹系システムは残らなくていいということが分かりまして、清掃センターに設置されているネットワークをそのまま、ネットワークの拠点があるわけです、その入ってくる部分というのをそのまま第6庁舎に移設させていただくことでその使用料とかそういった部分についての債務負担の部分が必要なくなりまして、今回の廃止に至ったというものでございます。
27: ◯木村委員 要は清掃センター内のシステムと第6庁舎のシステムを今後は併用する見通しで当初予算等でも計上して、その心づもりで進めてきたところ、それぞれにシステムを置くことなく、第6庁舎に一元化することによって賄い得るということが最近分かったと、最近でもないのかな、年度途中に分かったということなんでしょうね。でも、清掃センター内の管理棟というのかな、あそこの事務は引き続きやっているわけでしょう。あそこはもう機能していないのですか、第6庁舎に全部移ったのですか。だから、そうすると清掃センター内ではコンピューターを使ったりとかそういう事務がそもそもなくなったという理解でいいのかな、そうしたら。
28: ◯池田清掃施設担当課長 事務自体は、窓口業務がありますので業務自体はやっております。パソコンの関係については、明確なお答えをさせていただきたいと思いますのでお時間をいただければと思います。
29:
◯高橋委員長 ほかに、ここで質疑はございますか。
木村委員の件は一旦保留にして先に進ませていただきます。
続きまして、5ページ、第4表、地方債補正です。74ページの調書も併せて質疑をお願いいたします。
30: ◯木村委員 1点だけ気になったのは、地方債補正といっても、これも年度末に近いところでもあるので、実態に合わせて過不足を修正されているんだろうというのは見て取れますし、そんなに大きな増減でないもののほうが比較的多いので、そういうことなんだろうと思ったんです。
ただ、5ページの真ん中辺にある第六小学校舎大規模改造整備事業債が、1億220万円の予定だったものが5,810万円ということで6割弱、五十七、八%ぐらいにとどまっているというのは、事は大規模改造なので、もちろん安く済めばそれにこしたことはないんですけれど、ただ一方でこれは安全に子どもたちに校舎を使っていただくための工事になるわけですから、なぜここまで金額が落ちたのかその理由を細かく説明いただきたいんですけれども。
31: ◯日高教育総務課長 こちらの第六小学校につきましては、令和2年度、3年度の2年間かけまして大規模改修工事を行う予定でございました。これがコロナの関係で夏休みが短縮されました。その短縮された期間内で工事がどれだけできるかというところの見直しをさせていただいてございます。そのときに、令和2年度の工事に関しましては少し縮小させていただいたというところがございます。工事の費用につきましてもそこの部分が少なくなったと。この2年間でやるところを3年に増やしまして工事する期間を広くしたということで、今回金額が下がっているということになってございます。
32: ◯木村委員 大変よく分かりました。今手元に資料を持ってこなかったですけれども令和3年度の当初予算にもたしか、この関連の予算が載っていますね。施政方針でも若干触れられた文言があった記憶があります。今の御説明でよく分かりました。2年間で想定されていたものが3年間になったゆえに、2年度の想定の中で考えられていた地方債の金額が3年の中の2年分ということで修正が図られての限度額の減と、そういう理解でよろしいですか。
33: ◯日高教育総務課長 木村委員がおっしゃるとおりでございます。2年間でやろうとしたのが3年になって少なくなったということでございます。
34:
◯高橋委員長 ほかに地方債補正でございませんか。よろしいですか。
(「なし」と発言する者あり)
35:
◯高橋委員長 それでは、続きまして、債務負担行為補正の保留を残して歳入に入ります。歳入歳出の両方に係るものに関しましては歳出で質疑をお願いいたします。
では、ページを追ってまいりますので、質疑のある方は挙手にてお願いいたします。
最初に、補正予算事項別明細書の9ページ、10ページです。質疑はございますでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
36:
◯高橋委員長 11ページ、12ページ。
37: ◯木島委員 すみません。委員長に一回確認してからと思ったのですが、実は10ページに恋ヶ窪駅の自転車駐車場使用料がありまして、ここのことを確認したかったんですが、ほかにも自転車駐車場関係についての減額の補正が並んでいるので、総体的なところも含めて確認したいので、恋ヶ窪駅のことも聞きながら全体のことも聞きたいのでここで確認させていただいていいですか。
38:
◯高橋委員長 了解いたしました。よろしくお願いいたします。
39: ◯木島委員 自転車駐車場の使用料については、このコロナ禍の中にあってかなり減額補正が今回、提案されているんですが、減額の幅が恋ヶ窪駅の3つの自転車駐車場、恋ヶ窪駅東、西、また第2のそれぞれの補正額の割合がほかと比べればちょっと高いかなという印象があるんですが、この辺りについての要因を、何となく思い当たるところはあるんですが、一応念のために確認させていただければと思います。
40: ◯野口交通対策課長 まず、恋ヶ窪駅自転車駐車場は、4か所ありまして、そちらは今年7月末時点で全て閉場となっております。こちらは民間のほうで運営されているということになります。
また、減額の幅ですけれども、昨年の2月頃からコロナの影響で利用者が激減したということで下げ幅が大きくなっているところでございます。
41: ◯木島委員 分かりました。恋ヶ窪駅についてはそういった事情があるということも改めて確認しました。
それと、国分寺駅北口地下自転車駐車場なんですけれども、ここも減額になることはもうやむを得ないかなという印象はあるんですが、一方で思ったよりも減少してないかとも取れるんです。この辺りについて、どのような見解を持たれているか確認させていただきたいと思います。
42: ◯野口交通対策課長 国分寺駅北口地下自転車駐車場につきましては、一昨年の12月に開場いたしました。当時は日に1,400台前後の御利用だったことから、そちらを基に今年度の予算を見積もらせていただきました。今年の2月から5月ぐらいに一気に落ち込んだんですけれども、9月過ぎあたりから現在まで非常に御利用が増えております。無料で2時間という御利用もあるんですが、現在のところ日に2,000台近く御利用いただいておりますので、下げ幅が非常に少なく済んでいるというところでございます。
43: ◯木島委員 分かりました。国分寺駅北口地下自転車駐車場の存在も周知が大分進んできて、またかなり利用者が増えているという実感は、確かにここのところで見て取れる部分もあったので、いい傾向に進みつつあるんだろうなと思います。今、お聞きしたように2時間無料の独自のサービスもある中でこういう状況が維持できているという、そういった部分では望ましい方向に、多くの利用者に喜んでいただいている状況が生まれつつあるのかなと思いました。今後も順調に進めばいいと期待していますので、よろしくお願いします。
44: ◯だて委員 私も木島委員が聞かれたところを伺おうかと思ったのですが、大体理解できたので、1点だけ伺います。2時間無料で利用される方と、それ以降も有料で使われる方、この割合は現状どういう形になっているか、それが分かれば教えてください。
45: ◯野口交通対策課長 先ほど私が申し上げた2,000台といいますのはトータルの数字でございます。約2割の方が2時間の御利用ということです。お声を聞いておりますと、駅周辺で2時間ぐらいの買物をされて戻ってこられる方が非常に多いということです。国分寺駅駅北口周辺への地域貢献もできているのかなということでございます。
46: ◯だて委員 2割が無料で御利用いただいているということなんですが、これはオープン以来の推移として、大体2割ぐらいのラインでずっと利用が続いているのか、少し増減する時期などもあるのか、その辺はどうでしょうか。
47: ◯野口交通対策課長 オープン当初からこれぐらいの数字で推移しておりますが、学校が夏休みとか長期のお休みが入りますと子どもたちの利用もありますので、2時間無料の利用者が若干増えることがございます。
48:
◯高橋委員長 ほかにここでございますか。
49: ◯木村委員 駐輪場はよく分かりました。地下駐輪場も堅調に推移されているということで、私もたまに、家が近いので、様子を見にいっています。相当利用者が増えているなと、ぱっと見た目なのでもちろん台数は分からないですけれど、先ほどの御報告で2,000台ぐらいというお話で、相当利用していただいているという印象を受けております。ここは引き続き最大有効活用していただくための広報等も継続してやっていただきたいと思っています。
私が聞きたいのはたばこ税です。これは来週の予算特別委員会で審査しますが令和3年度当初予算でも大幅な落ち込みを見込んで計上しているわけですが、この令和2年度の補正でもここまで落ち込みを見込んでおります。当然これは令和3年度の当初予算の落ち込み幅と共通はするんだと思うのですけれども、この補正第15号の補正理由というところが資料1の1ページにありますけれども……。
50:
◯高橋委員長 木村委員、たばこ税は9ページのところですか。
51: ◯木村委員 9ページ、10ページ。あれ、違ったかな。
52:
◯高橋委員長 過ぎてしまっています。
53: ◯木村委員 ああ、自転車でまたがっていたから、一体じゃなかったのですか。簡単に終わるので、特段のお許しをいただけないでしょうか。簡単に終わりますので。
54:
◯高橋委員長 分かりました。続けてください。
55: ◯木村委員 委員長、ありがとうございます。このページと次のページの一体的な議論かと思っていました。失礼しました。
戻りますと、「改正健康増進法施行により喫煙環境が大きく変化した」ということを理由とされているんです。恐らくそれも大きくあるんだとは思いますけれども、コロナによる営業自粛で、例えば飲み屋なども軒並み、今の現状もそうですがお酒の提供はもう実質夜7時までしかできないと、店舗も8時までだとなると、たばこを吸う方は分かると思いますけれども、お酒が入るとたばこの喫煙が進みます、そういう消費をされるまちなかの酒を提供されるような飲食店の営業というのが極めて厳しく制限されている状況で、原因としてはコロナということで、1回目の自粛要請も今年度中にありまして、今が2回目ということで、私はむしろそういったことが影響しているのではないのかなと。いや、もちろん健康増進法もあるとは思います。だから令和3年度の当初予算も、そこは来週に議論しますけれども、これは今後にもつながるので、一方で、もともとは8億5,000万円からの大変大きな財源をもたらしているたばこ税ですので、ここまで大きく落ち込むと、その分析に基づく見通しというものもしっかり立てていかないと、金額が大変大きくぶれます。私はこの健康増進法というのは、それはそれで否定はしないんですけれども、補正の理由として書かれているのはそこしかないのです。必ずしも私はそれだけにとどまらないと思っているので、なぜここまで減っているのかというのは、私が先ほど申し上げたコロナも影響していると思いますし、もしかしたらその他の影響もあるのかもしれません。ぜひそこは詳細に調査していただいた上で今後の予算計上に臨んでいただきたいと思っていますし、その辺をしないと、これは億単位で影響が出ていますから、他の施策にもドミノ倒し的に影響を受けてしまうレベルの金額です。そこはぜひしっかりやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
56: ◯柳課税課長 木村委員がおっしゃるとおりで、この文言が少し分かりづらいんですが、健康増進法の説明のあとに、最後に「等」と書いてありまして、その中には当然コロナの影響といったところも含んで説明しています。分析に関しましては、なかなか複合的ないろいろ難しいところがありますので、できる限りということで検討はしているというところになります。
57: ◯木島委員 款14の国庫支出金の教育費の国庫負担金、公立学校施設整備費負担金なんですが、事前に頂いている事項別明細書資料だと交付内示額の増によるものとあります。ただ、補正額が倍以上です。これは歳出予算にも絡んでいないのでここでお聞きするしかないのですが、どういうものに対する国からの負担金なのかも含めて、その事情について簡潔に御説明いただきたいと思います。
58: ◯日高教育総務課長 こちらの補助金負担金につきましては、第二小学校の増築校舎整備に伴うものになってございます。こちらは、金額的にほぼ倍に近い決定額ということで来てございます。こちらがなぜ増えたのかということで確認を取らせていただいたんですが、明確な答えはいただいてございません。国のほうで算出した決定額ということでいただいたというところでございます。
59: ◯木島委員 なぜ増えたのかを聞いてもよく分からないというのがよく分からない部分というか、前向きに捉えてもいいのかなとは思いますが、一方で、工事費自体が増額になったということですか。逆に言えば市の持ち出しも一方では増えているとか、そういうことではないんですか。総体の工事費は変わらないけれど、国のこういった負担金の部分が増えたということで理解していいんでしょうか、この点を確認させてください。
60: ◯日高教育総務課長 こちらの第二小学校の増築工事の費用につきましては、当初予算で計上させていただいた金額になってございます。そのときに、議会の契約案件でございましたので議案として提案してございます。そちらに加わったということは特にございません。予算どおりの金額でございます。こちらは国のほうでの独自の試算等々もあろうかと聞いてございます。
また、私の勝手な考え方かもしれませんが、こちらは国の予算の枠の中での配当になりますので、ほかの自治体で何かコロナの関係で工事を取下げたということがあったのではないかなと感じてございます。
61: ◯木島委員 分かりました。国庫支出金ですから、補助金とは性質が違うというか、法律に基づいて、国としてはより明確な根拠に基づいてということだろうと思うんです。なので、結果として国分寺市にとってはよかったかなと思います。一方で、今後の当初予算の積算の在り方という部分では、事前の国と都との確認というか、その辺も課題というわけではないんでしょうけれどもなかなか予測しにくい部分であると思うんで、留意していただく必要もあるのかなと思いますので、よろしくお願いします。
62:
◯高橋委員長 よろしいでしょうか。(「関連」と発言する者あり)
63: ◯中山委員 関連でお聞きしますけれども、当初予算を見込む時も何らかしらの計算式みたいなものはあると思うんです。それにのっとって計算した結果がこの5,967万2,000円だったということは、そういう確認でよろしいですか。
64: ◯日高教育総務課長 中山委員がおっしゃるとおりでございます。基準額を基に、私どもで計算させていただいて算出したということでございます。
65: ◯中山委員 それであっても、交付内示額はこうなったということなんですね。
以前、学校の施設整備はトイレの改修のときに、補助金が先ほどの説明にもあったように予算内で配当されるということもあって、当初予定した額よりも減額されるということが何回かあったと思うんです。それとの関係では、今回、先ほど予算配当内で云々ともおっしゃっていましたので、そういうことなのかなということもあるんですが、ただその当時に国に対してきちんと交付してほしいという要望というのは、記憶の中なんですけれども、たしか市長会か部長会で要望していただいたような気がするんです。それによってきちんと交付するようになったとか、そういう影響はないんでしょうか。
66: ◯日高教育総務課長 中山委員が今御質問の状況のところにつきましては、申し訳ありません、私のほうでは把握してございませんので、お時間をいただいて確認させていただければと思いますが。
67:
◯高橋委員長 教育総務課長、どのぐらいの時間でその確認は取れますでしょうか。
68: ◯日高教育総務課長 確認といいますのは、そのような形で要望させていただいたことも含めて確認させていただきたいと思ってございますので、ちょっとお時間をいただければと思います。
69:
◯高橋委員長 それでは、少し早いですが休憩といたします。
午前10時19分休憩
午前10時30分再開
70:
◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
71: ◯日高教育総務課長 お時間をいただきまして、ありがとうございました。
中山委員からの御質疑の中で、要望に関しましては教育長会等々に私どもの要望は上げさせていただいている状況でございます。
あと、中山委員から言われましたトイレの改修、改善交付金のことなんですけれども、こちらにつきましては、今お話しさせていただいている第二小学校の増築整備、こちらの補助金についてはまた別の流れになってございます。そちらにつきましては別の補助金であるということと、今、こちらの交付金につきましては2分の1になります。私どものほうで単価計算をいたしまして申請してございます。ここで決定したというところで交付金をいただきましたけれども、こちらにつきまして、2分の1にはまだ届いていないというような状況でございます。
72: ◯中山委員 分かりました。そうすると、そもそも当初予算では過去の実績というか、そういうところを見込んだけれど今回は補正増になったと。でも2分の1には届いていないと、国がきちんと予算を確保し切れていないというところなんだろうと思いました。
73:
◯高橋委員長 それでは、先ほど保留になっておりました債務負担行為補正、木村委員の御質疑のところですけれども、情報管理課長より答弁をお願いいたします。
74: ◯山下情報管理課長 お時間をいただきまして、ありがとうございました。私の説明が足りなくて申し訳ございませんでした。
今回の清掃センターの第6庁舎への移転につきまして、まず概要を御説明いたします。清掃センターにございます管理棟の2階の部門を基本的には第6庁舎に移転している状況になっておりまして、現時点でも工場棟と、あと管理棟の1階の部分にはまだ一部事務室が残っているというような状況でございます。今回の移転につきましては、管理棟の1階部分で行っておりました住民情報を確認する基幹系システムにつきまして第6庁舎に移転しましたというものでございます。
木村委員から御質問のありました端末等につきましては、この基幹系システム以外に、例えば財務会計とか出退勤の関係とか、普通のワード、エクセル系を使います内部事務系のシステムは、まだ工場棟と、あと管理棟の1階にも残っているというような状況でございます。
75: ◯木村委員 いわゆる可燃ごみ処理に関しては既に浅川清流環境組合に搬入する形になっている一方で、粗大ごみとかその他一部はまだそこで受け入れている業務もあろうかと思います。そういったところも踏まえて、工場棟については、それはそのままの状態になっていらっしゃるんですかね。あそこはもともと可燃ごみ処理をしていた時代からオペレーターの方とか民間の方とかも常駐していた所ですかね、工場棟というのは。そうすると、いまだに従前のとおり人が常駐されていると、そういう理解でよろしいんでしょうか。
76: ◯池田清掃施設担当課長 工場棟の関係になりますので、私のほうから答弁させていただきます。
まず、清掃施設係については工場棟に残っておりまして、今、運転管理の委託事業者についても、そのまま工場棟に残っているというような状況でございます。
77: ◯木村委員 この議論でお話の部分は、コンピューターのシステムの部分だろうかと思います。一方では過渡期でもありますので、今回は債務負担行為の廃止ということで、金額も180万円程度とはいえ、屋上屋を重ねるような、コンピューターのシステム上の機器の設置等がないような形で、移行期間とはいえぜひ対応していただきたいなと思いますし、その間の情報漏えいとか、システムの切替え時はそういうリスクを負うタイミングでもあるでしょうし、あるいはデータを飛ばしちゃったとか、そういったことも一方ではないようにしっかりやっていただいた上で、今回は第6庁舎と事務棟の1階部分に関連してということに限ってのお話になりますけれど、その他の部分も今後出てくるでしょうから、そこはしっかりやっていただきたいということをお願いして終わります。
78:
◯高橋委員長 それでは、11、12ページを終わりまして、13ページ、14ページ、ございますでしょうか。
79: ◯だて委員 マイナポイント事業費補助金のところで伺います。先月だったか、1月だったか忘れましたけれど、国のほうから多分一斉にこのマイナポイントの関係で、マイナンバーカードを作りませんかというような御案内が届いたと思います。私のところにも届いて、私自身も家族4人で作ったんです。マイナポイントも受領させていただいたところなんですが、あれはたしか3月末までにマイナンバーカードの申請をした方が、マイナポイントの申請が延長されて9月末になったと聞いているんですけれども、現状、国からの案内が来て以降のマイナンバーカードの申請とマイナポイントの御相談は、今はどういう状況になっているんでしょうか。
80: ◯山下情報管理課長 すみません。今の御質問の数字等につきましては、確認させていただく時間をいただきたいと思います。
では、数字にはならないんですけれども、マイナンバーカードの部分につきましては市民課のほうで把握されている部分になりますので、私からはマイナポイントの状況につきまして御説明させていただきたいと思います。マイナポイントにつきましては昨年9月から本格的に動いておりまして、その時期につきましては相当量の申請がありました。ただ、12月ぐらいにかけてだんだん下火になってきておりました。ただし、先ほどだて委員もおっしゃいましたように国からまた再度マイナンバーカードを作りませんかという通知が出ておりまして、それを受けまして、1月以降また徐々にマイナポイントの相談等が増えているというような状況でございます。
81: ◯だて委員 マイナンバーカードのところはまた別途伺いますので、今はマイナポイントのところなのでそこだけで結構なんですが、今はこういった形で説明員の人件費なんかも補助が出るようになったということですが、3月末に向けて駆け込みみたいな形も一定想像できるのかなと思っているんですけれども、現状で説明員の方は人数が何人いらして、どういった体制でやっているのかということと、駆け込みに対応できるところでマイナンバーカードの申請も含めてどういう体制が取られているのかというところを伺えればと思いますが。
82: ◯山下情報管理課長 現在、情報管理課といたしましては第4庁舎附属棟のオープナーの場所で、情報公開の担当を兼務させている月額会計年度任用職員が1名、それから時間額会計年度任用職員を1名の2名の体制で行っておりますが、それで対応し切れない場合につきましては、その隣にシステム担当がおりまして、随時対応しているというような状況でございます。実際にマイナポイントを設定するためには端末が必要になるんですけれども、その端末につきましては常時2台設置しておりまして、場合によっては3台目を出せるというような体制で考えているところでございます。
83: ◯だて委員 分かりました。スマートフォンなどを常時使ってキャッシュレスのやり方なんかをよく御存じの世代は多分苦もなくできると思うんですけれど、御高齢の方とか慣れていない方は一定説明をしてさしあげないと難しいところがあるなと、私もやってみて感じたので、その辺は今後も人員のところも含めて丁寧に、来年度以降も同様になってくると思うんですが対応いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
84: ◯木村委員 公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金が大きく減額になっておりまして、資料を見ると「交付要件を満たさなくなったことによるもの。」で終わっているんです。今のコロナ禍でなるべく短縮を図るということで、従前は冒頭でその辺の多少詳細な御説明があったんでしょうけれども、この資料の配付をもってということになっちゃうと、この一言だけ書かれても、じゃあ、なぜ要件を満たさなくなったのか、その原因は市なのか、国なのか、満たすべく改めて出すのかとか、その辺が全然分からないんです。そこを御説明いただけますか。
85: ◯日高教育総務課長 こちらの公立学校情報通信ネットワークの補助金でございますが、要件を満たさなくなったというところでございます。このネットワーク環境の整備に関することなんですが、補助金の交付決定後の契約というものが要件でございました。9月に補正予算でお認めいただきましたGIGAスクール構想の各学校でのLAN整備の工事につきましての補助になります。こちらの交付予定が2月上旬となってございました。こちらを待っていますと工事に影響が出てまいります。この4月の時点で整備を完了しなければいけないというところから契約を進めなければいけないというところで、その要件を満たさなくなったというところで決定ができなくなったというところでございます。
86: ◯木村委員 令和2年度中に事業を完了させて4月から運用を開始したいという説明は今聞いていて分かりましたが、それと要件を満たさなくなったというところがつながらないんです。例えば後ろ倒しで年度が変わったとかというと、年度ごとの交付要綱だとすると年度が替わったことをもって満たさなくなるというロジックは分かるんですけれども、そうじゃなくて、むしろ急いで令和2年度中に完了させようとしたら満たさなくなって令和2年度の予算で減額補正という、そこの理解が及ばないんですけれども。
87: ◯日高教育総務課長 失礼いたしました。
交付要件の1つでございますけれども、交付決定後に契約をすることが要件でございます。ただ、交付決定というのが2月上旬になる状況でございました。2月の上旬まで待っていることができないということから1月4日に契約を済ませ、工事を進めさせていただいたというところでございます。この時期の関係で交付要件から外れてしまったというところでございます。
88: ◯木村委員 ちょっと分からないですけれども、歳出のほうに本来であれば補助として出てくるべきものが一般財源として出される形になったということになるのかな。あるいは令和3年度予算で改めて交付をいただける見通しがあって令和2年度に関しては減額補正を図っているのか、その辺はいかがでしょうか。
89:
◯清水財政課長 こちらにつきましては、次年度の交付対応ということではなくて、おっしゃるとおりこの部分は一般財源が増えるということになります。ただ、それにつきましては、これは結果ではあるんですけれども、GIGAスクールのコロナの対応ということで国の地方創生臨時交付金を充てたということでございます。
90: ◯木村委員 地方創生臨時交付金を充てたということで、実際上持ち出し的な一般財源は発生しなかったという理解でよろしいんですか。(「はい」と発言する者あり)分かりました。
ただ、地方創生のほうも枠というかパイはあるわけで、本来は、こちらはこちらで公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備補助金という1つの独立した補助金制度を活用するべきところが、交付金のほうを利用しちゃったことによって、そこが本来的にはほかに使えたものが、これをそっちに振り向けたことによって圧迫してしまったとかそういう影響というのはあったんでしょうか、それもないという判断でよろしいんですか。だから、地方創生臨時交付金のほうが、本来はほかに使えたのに、これが入ってきたがゆえにこの金額分だけ使えなくなったと、そういうことはあったんですか。
91:
◯清水財政課長 国の地方創生臨時交付金につきましては、今、国のほうに最終的な実施計画を出して、どこに充当するのかというような作業をこれからやると思います。その結果を見てみないと、どこに何を充当したのか分からないところではあるんですが、ただ、本来は交付されるべきものが交付されなくなって、その分をこの地方創生臨時交付金を充てたことは確かでございます。こちらの教育の補助金につきましては、当初ではなくて補正予算対応ということで計上したんですけれども、その要件が交付決定してから契約することが条件であるということで使えなくなってしまったという事情があり、やむなく地方創生臨時交付金を充てたということでございます。
92: ◯木村委員 多分これはここに限らず、全体の話の財政規律を限られた財源の中でどう保っていくかということにもつながっていくんだとは思うんです。例えば、最近の例でいけば小・中学校のエアコン設置も東京都の補助金が時限的に補助をつけるという中で、そこをうまく活用して市の直接負担が大きくならないような形で整備してきたという経過がありますね、そういうことと根っこは一緒だと思うんです。一方で、事業をいつから開始したいのかという市の政策的な判断はあるんだと思うんです。でも、その政策的な判断と財政という問題は、ここは一体不可分なので、いかに政策を1日でも早くとか、新年度当初から速やかにやりたいといっても、それを少し遅らせるだけで大きく財政負担が緩和できるということが生じる得るのであれば、そこはどちらで判断すべきかということはしっかり精査すべきなんだと思うんです。恐らく今回は教育の担当としては年度当初でというお話だったんでしょうけれど、財政課のほうは財政課での視点で、いや、交付決定を待てば二千何百万円入るからというような、恐らく庁内議論をされたのか、分からないですけれども、本来であればされて、それで最大公約数でどこで判断するかというようにやっていただかないと、いや、1日も早く事業をということだけでは、その結果大きな財政負担ということになると本末転倒になりかねませんので、その辺はまさに財政規律ですのでぜひしっかり保っていただいて、担当、各所管は各所管の事業展開に当たっての考え方はあるでしょうけれども、そこは一方では政策部財政課で、いや、こういう制度があって、ここまで待てばこれだけの金額が国や東京都から出るんだからというような説明の闘いというんでしょうか、その中で最大公約数で着地点を見つけるという形でぜひやっていただきたいと思っています。よろしいでしょうか、一言いただけますか。
93:
◯清水財政課長 今回の件につきましては、GIGAスクールの前倒しというもの自体がかなり突然だというところで、その金額精査に一定時間がかかったというところがありました。財政課自体がこういった補助金があるという形で教育部に周知したわけではないんですけれども、木村委員のおっしゃるとおり、今回は結果として補助金を受けられないということが発生しておりますので、そのことにつきましては財政規律を堅持するために、今後こういったことがないような形で財政運営、予算と執行の管理をしていきたいと考えております。
94:
◯高橋委員長 よろしいですか。(「関連」と発言する者あり)
95: ◯中山委員 関連でお聞きします。私も今のところは気になっていまして、それと地方債補正のところでもあります。歳入に関わってのところは今の木村委員の質疑で分かりました。地方債で聞かなかったのは、歳入のところで一体的に聞いたほうが分かりやすいと思ったので今お聞きしますけれど、地方債補正は減額になっているんですが、交付要件が外れたから地方債補正も減額になっているという説明だったと思うので、その辺で説明をいただいてもよろしいでしょうか。
96: ◯日高教育総務課長 市債につきましても、そちらの交付が決定されなかったところでの減額という連動した内容のものでございます。
97: ◯中山委員 その連動している仕組みがよく分からなくて、お聞きしたいと思ったんです。補助金が減ったとすれば市の持ち出しが増えるので地方債も増えるのかなと私は単純に思ったのですが、そうではないわけですね。
98: ◯日高教育総務課長 大変失礼いたしました。こちらの地方債の要件につきましても、国の補助が受けられた場合というところが対象になりますので、こちらについてはマイナスさせていただいたというところでございます。
99: ◯中山委員 なるほど、この地方債についてもその要件が連動しているということなんですね。その要件を満たさないと地方債も起こせないということなんですね。そうすると、その分も一般財源になってくるという理解でよろしいでしょうか。
100:
◯清水財政課長 おっしゃるとおりでございます。もう少し詳しく申し上げますと、この国と都の補助金の交付を受けた場合には、地方債充当率が90%の地方債の借入れができるということでございました。受けられなかったとしても、充当率が75%となる地方債の借入れを行うことは可能ではあったんですけれども、結果として国の地方創生臨時交付金がありましたので、そちらを充当するという判断をしたということでございます。
101:
◯高橋委員長 それでは、ほかに質疑はございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
102:
◯高橋委員長 それでは、13ページ、14ページを終わりまして15ページ、16ページ、質疑はございますか。
(「なし」と発言する者あり)
103:
◯高橋委員長 17ページ、18ページ、よろしいでしょうか。
104: ◯中山委員 すみません、資料1の7ページ、74番です。家庭学習通信環境整備支援事業補助金のところで、学校休業中のために補助要件を満たさなくなったことによるものと書かれているのですが、これはどういったところに充てられる補助金なのかを教えていただけますか。
105: ◯日高教育総務課長 こちらにつきましては、同じく補助要件といたしまして、学校の休業中に使用するためという要件がございましたが、その期間を過ぎたというところで要件から外れてしまったという内容でございます。
106: ◯中山委員 どういう事業かも調べ切れていないで質問しているんですけれども、休業中が補助要件の対象だったと。休業中と言われても、どういう休業なのか、夏休み等がありますね。だから、その辺が今の説明を聞いても分からないんですが。
107: ◯日高教育総務課長 大変失礼いたしました。こちらは臨時休業期間中が対象となります。モバイルルーターの通信費の費用でございますけれども、こちらについては6月下旬から通常登校となったことから対象から外れてしまったという内容でございます。
108:
◯高橋委員長 ほかにございますか。
(「なし」と発言する者あり)
109:
◯高橋委員長 次、19ページ、20ページ、ございますか。
110: ◯木村委員 寄附金のところの新幹線リフレッシュ事業寄附金で、当初の想定よりも、これは国分寺駅北口交通広場もそうでしたけれども大きく増えたようで、大変喜ばしいことと思っております。資料を見ると、これは昨年の12月31日時点と括弧書きされていますが、たしかこれはもう締め切られて確定件数と金額が出ているはずですね。まず、その最終確定件数、確定金額を御紹介いただけますでしょうか。
111: ◯千葉社会教育課長 まず、寄附の総額でございますけれども569万9,772円となりました。件数につきましては385件となってございます。
112: ◯木村委員 これは、国分寺駅北口の件を引き合いに出すんですけれども、コロナ禍ということで御寄附いただいた方は特にお声かけはしないながらも、市長や議長などが除幕式をされて、御挨拶もされたあの姿は現場で拝見しました。これもコロナの影響も勘案しながらなんでしょうけれど、これは今後何か御予定はあるんでしょうか。
113: ◯千葉社会教育課長 まず、予定といたしましては3月27日、土曜日の午前中に、まず、新幹線のリフレッシュ事業のお披露目ということで、関係していただいている方々をお呼びしまして、お披露目と、あと内覧会をしたいと考えてございます。また、3月1日号市報で、新幹線にまつわるお話ということで小野田滋氏に記念講演をしていただくので、今、市報でも講演会に来ていただくような募集をかけさせていただいてございます。
114: ◯木村委員 分かりました。少しでもコロナが下火になっていればいいんですけれども、今月末の話ですからなかなか厳しいのかもしれませんので、その対策をしっかり取っていただいてやっていただければと思います。
これは、一方では国分寺駅北口とは少し異なる要素で、新幹線リフレッシュ事業、塗装を塗り替える作業というのは、これは過去にもやってきているわけです。実際にクラウドファンディングの手法を取ったのは今回が初めてと。当然表面塗装は経年劣化して剥がれたり、ひび割れたりして、繰り返しやっていかないといけない事業にならざるを得ないのかなと。そこは国分寺駅北口とは少し違う要素なんですけれども、その辺の今後の制度構築というんでしょうか、引き続き、5年後か10年後か分かりませんけれども次なるリフレッシュ事業をやらなきゃいけなくなる、表面とかが劣化したときに、また同様にこういったクラウドファンディングの手法を活用していくのか。もしそういうことであるんだったら、寄附は常時募ってもいいぐらいなのかなと。次の塗り替えのときに活用しますよということで、塗り替え直前に限定せずとも、いつでも寄附を募ってしまってもいいのかなとも思う一方で、それだとめり張りがつかないからということで期間限定ということもあるのかもしれませんけれども、その辺の制度設計の考え方というのはどうお考えでしょうか。
115: ◯千葉社会教育課長 まず、新幹線車両につきましては、長期保存ができるようにということで今回リフレッシュ事業を実施させていただいてございます。この修繕につきましては、木村委員がおっしゃるとおり計画的に進めていかないと保存ができなくなってしまうと思いますので、どのように修繕をしていくかというのはスケジュールを立てるようにしていきたいと考えてございます。
また、寄附等につきましては、今回初めてこういった手法を使いまして修繕をさせていただきましたので、こちらの方法については今後研究させていただきたいと考えてございます。
116: ◯木村委員 分かりました。いずれにしても、国分寺駅北口の場合は400万円の想定をしていたところ、1,500万円以上の寄附が集まったと。新幹線のこのリフレッシュ事業に関しては300万円の当初計画の中で、先ほどの御報告で約570万円ぐらいで倍近くというところで非常に大きな成果を上げて、しかもそれは財政的にという意味でも。だから、結果はこの金額が表していると思うんですけれど非常にその関心の高さが寄附という御協力にもつながって寄附していただけたという取組だったと思います。これは大変喜ばしい補正増だと思っていますので、そこは今申し上げたようにしっかりと今後に生かしていくプラス要素として、なぜ300万円で想定していたのにここまで関心を持っていただいて寄附していただけたのかというところをしっかり検証して、それをさらに伸ばしていく、生かしていくということをぜひ担当にはしっかり考えていただいて次につなげていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
117:
◯高橋委員長 ほかによろしいでしょうか、ございませんか。
(「なし」と発言する者あり)
118:
◯高橋委員長 なければ、21ページ、22ページ、質疑はございますか。
119: ◯木村委員 実は令和3年度の当初予算でもちょっと質問をしたい向きがあって資料請求もしているところですけれど、この補正予算で22ページの一番上で電気自動車のインフラ整備に関わって記載があるものですので、これは現在、車両集中管理で契約管財課が管理されている電気自動車が2台でしたか、全体では3台でしたか。ここで20万4,000円の補正増ですから、今年度中に増強するということなのかな、この理解としては。車体はともかく、少なくとも電気自動車の充電設備を増強するための補正ということ、あるいは補助金という理解でよろしいでしょうか。
120: ◯大谷健康推進課長 こちらはいずみプラザになるんですけれども、高齢福祉課で電気自動車を購入いたしました。その充電施設の設置費用補助が出るということで、今回、20万4,000円を計上させていただいたという形になっております。
121: ◯木村委員 これはもう既に終わっている、後から補助金が出てきたということですか。この補助金というのはそういう仕組みなのですか。整備したから補助金を下さいといって後から補助金が出てくると、そういう制度の補助金になっているということなのかな。
122: ◯大谷健康推進課長 この充電施設については、当初はこの施設には補助が見込まれてなかったんですけれども、実際は補助が出るということで今回補正増とさせていただきました。
123:
◯高橋委員長 よろしいですか。
(「なし」と発言する者あり)
124:
◯高橋委員長 それでは、21ページ、22ページが終わりましたので、ここで説明員の入替えのため暫時休憩いたします。
午前11時09分休憩
午前11時21分再開
125:
◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
続きまして、歳出です。初めに人件費について、財政課長より一括説明をお願いいたします。
126:
◯清水財政課長 それでは、給与費明細書について説明をいたします。説明中、ページが前後することを御了承いただきたく、お願いいたします。
それでは、63ページ、64ページをお願いいたします。こちらが特別職となります。表の一番下側の比較の欄を御覧ください。その他特別職の報酬が793万9,000円の減となります。この要因といたしましては4件ありまして、まず、24ページの下側にあります男女平等推進に要する経費の報酬35万1,000円の減。それから、28ページ上段の都知事選挙に要する経費の開票立会人報酬20万4,000円の減。同じく28ページの下に、国勢調査費の報酬670万円の減。それから、44ページの一番下、廃棄物の減量及び再利用推進事業に要する経費の報酬68万4,000円、これらの減によるものでございます。
次に、65ページ、66ページをお願いいたします。こちらが一般職でございます。合計で2,777万6,000円の減となります。その内訳は、次の67ページ、68ページとなります。上段のア、会計年度任用職員以外の職員の表では職員手当が509万9,000円の減となっております。こちらは、先ほどもありましたが28ページの都知事選挙に要する経費の職員手当等の減によるものでございます。こちらにつきましては、69ページ、70ページの給料及び職員手当の増減額の明細にも内訳を掲載してございます。
次に、下段のイです。会計年度任用職員の表では報酬が2,267万7,000円の減となります。こちらも要因となる事務事業は4件ありまして、28ページ上段の都知事選挙に要する経費で121万7,000円の減。次に、38ページのほぼ真ん中にあります市立保育園の保育に要する経費で975万3,000円の減と、その下の学童保育所の保育に要する経費で1,000万円の減。それから、54ページの真ん中やや下にあります教育研究指導事業費で170万7,000円の減。これらの時間額会計年度任用職員報酬の減によるものでございます。
なお、人件費の減額の理由につきましては、別途提出しております事項別明細書資料を御参照いただきたく、お願いいたします。
給与費明細書の説明は以上でございます。
127: ◯高橋委員長 説明が終わりました。質疑のある方は挙手をお願いいたします。
128: ◯木村委員 減額なので、いいといえばいいんですけれども、ただ金額としては一番大きいのは都知事選になるのかな。コロナ禍とはいえ、そこは公職選挙に基づいて適切に選挙が行われ、その様々な作業に職員の方々が従事されていただいたとは思うんですが、それはコロナであろうがなかろうが多分一緒だと思うんです。ただ一方では減っているというのは、投開票事務とかその辺が特に人を要するので、その辺が影響しているんだと思うんですけれど、体制として、コロナ禍であるがゆえにどういう工夫をされて、恐らく人員を減らしたのかなと思っているんです。投票時間が短くなっているわけでも、選挙期間が短くなっているわけでもないですから、多分人員を減らした結果だと思うんです。その辺はどういう工夫をされた結果がこの補正減になっているのかを、教えていただけますか。
129: ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 今回の都知事選挙につきましては、今、木村委員がおっしゃったとおりコロナ禍における選挙ということで、まず、投票所におきましては案内係ですとか、並ぶときに密にならないように案内する担当の除菌等の対策のために、特に従事者については減員等をせずに、当初の予定どおり十分な人数を配置したということでございます。ただ、開票事務につきましては逆に従事者の削減を図るといったところで、レイアウトで机を1列少なくしたり、あとは一部の従事者の方を除いて、今まで担当する業務を1つ、2つと割り当てて、1つの業務が終わったら次の所へ手伝いに行くというようなこともしていたんですけれど、そういうことをやめまして、担当する業務が終わったらそのまますぐ帰宅していただくということで、時間も多少短くなっているというところでございます。具体的に開票事務に従事する職員につきましては220人と、あと管理職も50人ということで予算を組んでございました。当日につきましては、全体で大体190名程度の人数で開票事務を行っているというところでございます。
130: ◯木村委員 特段、その結果として開票事務でトラブルとか、問題が起きたとか、そういったことはなかったという御認識でよろしいでしょうか。
131: ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 その間、今回の開票事務につきましては大きなトラブル等はなかったと考えてございます。
132: ◯木村委員 過去には、国分寺市の開票事務は様々な問題が起きてきた経過があります。ただ一方で、きっかけはコロナだったかもしれませんけれども、先ほどの選挙管理委員会事務局長の御説明でもあったように当初は一般職で220名、管理職で50名の270名ですか、それが190名で対応したと、なおかつそれによってトラブルは生じなかったということであれば、特に開票事務というのは休日の、しかも夜間ですから、一定これは人件費もかさんでいく話でもありますし、きっかけはコロナだったとしても、ここでうまくより省力化して効率化を図って、なおかつミスなく適切に開票事務が行われたということは、仮にコロナが収束した後の選挙であっても今回の経験というのはぜひ生かしていただいて、よりコンパクトに、なおかつ正確に開票事務を行うというところにつなげていっていただきたいと思っております。その辺のお考えはいかがでしょうか。
133: ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 確かに今回はコロナというところと、あと、票が1票であったというところ、そういうところもありまして、こちらも思い切ったこういう形で、挑戦という形ではないですけれどもすることができたといったところでございます。来年度予定されております都議、市長選挙につきましては票が2票ということになります。この2票をどのような人数でさばいていくか、なるべく省力化を図りながら、今回ほどの成果が上げられるかどうかはなかなか難しいかなと思うところもありますけれども、近づけるように、また皆様の御協力いただきながら進めていきたいと考えてございます。
134: ◯高橋委員長 ほかにこのページで質疑はございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
135: ◯高橋委員長 それでは、歳出に入ります。23ページ、24ページ。
136: ◯木島委員 公共施設マネジメント運用検討に要する経費で確認させていただきます。頂いている資料1号の12ページです。通し番号だと2番になるんですけれども、業務委託により検討対象としていた施設の工事が延伸するということなんですが、一応ここはどういう施設の工事、場所なのでしょうか。それと、その延伸に至った理由を、まず一回整理する意味で確認させていただきたいと思います。
137: ◯坂本公共施設整備担当課長 長寿命化改修の検討対象としておりました施設につきましては、個別施設計画の中で令和3年度に予定されていた内藤地域センターということになります。延伸された理由でございますけれども、令和3年度の予算計上の際にゼロベースで必要最小限ということで精査を行った結果、令和3年度の長寿命化対象としていた内藤地域センターの工事が延伸されたという状況でございます。
138: ◯木島委員 分かりました。その工事のことを踏まえた上での業務委託の運用検討の委託なので、それで今後この委託契約がどうなるのかという部分で確認したいんですけれども、「そのため当該業務委託の一部が翌年度の実施予定になった」ということなんですが、ということは、委託契約は一旦ここで区切って、また別立てで新年度に新たな委託契約として当該部分も含めたというんですか、ちょっとその辺の委託契約の成果物というんですか、それがどのように整理されるのかということも含めて分かりやすく教えていただければありがたいんですけれども。
139: ◯坂本公共施設整備担当課長 今年度業務でこの業務は一旦終了という形になります。今年度業務の内容でございますけれども、個別施設計画に位置づけられております施設の長寿命化改修とはどのようなものなのか、どのようなことをしていくのか、施設管理者が共通の認識を持てる資料作成というのを今年度実施しておりました。先ほども申し上げましたが長寿命化改修のモデル施設として内藤地区センターを想定しており、また維持管理修繕では障害者センターを設定しまして、その2つに関して技術者が実際に各施設の状況調査を行っているところでございます。その調査に基づいて今回考えておりましたのは、令和3年度に内藤地域センターの長寿命化に向けて予算編成と、その発注に向けた資料作成というのを考えておりました。この内容が工事の延伸に伴いまして令和3年度に新たに実施していくというような切り分けをしたということでございます。
140: ◯木島委員 分かりました。いずれにしても、一旦今年度は今年度でということで、また来年度、新年度に今の御説明にあった趣旨の委託をされるということですか、事情については分かりました。そもそもの原因がやむを得ない事情であるということも理解できましたので、今後もこの辺の状況というか推移については、これから運用検討に要する非常に重要な委託契約だと思いますので、その辺の状況を分かりやすく議会にも今後も説明を求めていきたいと思いますので、一言見解をいただいて終わりたいと思います。
141: ◯坂本公共施設整備担当課長 業務の進捗につきましては、担当委員会のほうに報告してまいりたいと考えております。
142: ◯高橋委員長 ほかにございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
143: ◯高橋委員長 では、25ページ、26ページ、御質問はございますか。
(「なし」と発言する者あり)
144: ◯高橋委員長 27ページ、28ページ、ございますか。
145: ◯木村委員 先ほど人件費のことは選挙で聞いたのでいいんですけれど、先ほど選挙管理委員会事務局長もおっしゃっていたように今年あらかじめ予定されているのは市長選挙と都議選、そして衆議院選挙、場合によってはもう一つぐらいということのようで非常に選挙が多い年になるわけで、どこでコロナが収束するかは分からないんですけれども、その辺の対策です。特に市役所の場合は期日前投票所になっていて、そこに程近いところに、今コロナワクチンの接種会場のプレハブもできて駐車場の台数も減った。実際に過去、一昨年だったか、台風の影響で最終日だったかに市役所通りまで非常に渋滞しちゃったということがあったので、そこら辺も含めてどうお考えになっているのか。その質問は予算特別委員会じゃないかという声が聞こえているので簡単に御見解だけ聞いて、あとは予算特別委員会に送りたいと思いますが、その辺で一言、今後の考え方というか、安全対策とか、市役所の駐車場が減ってしまったところでの対策とか。
146: ◯諸橋選挙管理委員会事務局長 確かに駐車場の件につきましては、私も今、すごく危惧しているところではございます。7月の状況、コロナの収束状況もありますけれども、ワクチンの接種に来た方と、投票に来た方と一緒に皆さんが車で来られると、駐車場はかなりきつい状況になるのかという想像はできます。私どもとしては、現在は隣の多摩信用金庫の駐車場のスペースをお借りしまして庁用車をそちらに逃がして確保する等の努力はさせていただいております。また、もし必要であれば、今、庁用車の移動等もされているところもあると聞いてございますので、そういったところもまた調整、研究しながら対策を立てられればと思ってございます。
147: ◯志村総務部長 駐車場対策ということで、所管する総務部でも答弁させていただければと思います。
この件につきましては所管の契約管財課、それから選挙管理委員会と十分調整して駐車場の確保、台数の確保に努めていきたいと考えているところでございます。現在、西恋ヶ窪の土地の所に一時的に一定期間、市役所の庁用車などを退避させて、市民の皆様の車の駐車場確保に努めているという状況でございます。こういったところを選挙管理委員会と十分工夫しまして対応を考えていきたいというところでございます。
148: ◯高橋委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
(「なし」と発言する者あり)
149: ◯高橋委員長 次は民生費なんですけれども、説明員の方の入替えをしたいと思います。委員の皆様はそのままお席で、よろしくお願いいたします。
続きまして、29ページの款3、民生費から44ページの款4、衛生費までです。ページを追って質疑をお受けいたします。29ページ、30ページ。
150: ◯だて委員 生活困窮者自立促進支援事業に要する経費についてです。資料の14ページの一番上にありますが、見込みより大幅に対象者が少なかったと、申請数が少なかったということで約9,400万円の補正減という形になっているんですが、コロナの昨今の状況で本当に生活が苦しいというお声はあちこちから伺っているところでこういった状況があるということは、また一つどういった考え方をすればいいのかなというところはあるんですが、まず、住居確保給付金について、この該当者の要件はどういった方になるんでしょうか。
151: ◯伊東生活福祉課長 こちらの該当者につきましては、まず離職した方が対象になります。2年以内ということでございます。あと基準、収入がコロナウイルス感染症の影響によりまして収入が減になった方々が対象になるということでございます。その対象となる方々の収入の月額ということで申し上げれば、非課税世帯がその対象になるというところでございます。
152: ◯だて委員 今、生活福祉課長から御説明があった離職ですとか収入が大きく減った方に対しての給付金というところでありますけれども、コロナの当初というか、この補正理由のところにもありますけれども令和2年5月実績は結構あったと、それをベースに見込んでやったが、実際は295世帯の実績見込みということで半分強ぐらいという感じの数字になっているんですけれど、この分析として、どういった状態がこの国分寺市にお住まいの皆さんの仕事とか生活の部分であった中でこういった数字になったのかというのは、どうお考えになられているでしょうか。
153: ◯伊東生活福祉課長 まず、分析といたしまして、当初、新型コロナウイルス感染によりまして昨年の4月に緊急事態宣言が発令されたということから、この住居確保給付金制度も4月から拡充されたということで、5月に関しましては申請件数が107件という実績があります。そこから鑑みまして、さらに申請件数も今後増加されるだろうということを予測しまして、1人世帯、2人世帯、3人世帯、家族世帯も含めて積み上げを毎月毎月してきた結果、1人世帯では462件、2人世帯は26件、3人世帯の24件を含め計512件の申請が予想されたということで積み上げた金額でございます。実際、今は295件という見込みで数字を出しておりまして、1人世帯の数字は実績でいいますと237件で、2人世帯は35件、3人世帯以上でいくと26件と、1人世帯の実績が私どもが積み上げた数字の約半分ということになった状況でございます。これが数字としての実績でございます。
154: ◯だて委員 数字は、御説明いただいたところなんですが、そういった減少に至った要因はどういったところが考えられるのか。この間、様々国、東京都、もちろん国分寺市も含めていろいろな施策を、生活を守っていくため、仕事を守っていくためにしていただいてきたというところがありますので、そういったところがダイレクトに生活の安定というところにつながってきたという認識なのか、はたまた別の理由があるのか、その辺はどうお考えでしょうか。
155: ◯伊東生活福祉課長 新型コロナウイルス感染の影響もかなり大きいと認識はしております。その上で、雇用が、就労が継続できなかったと、あるいは退職に追い込まれてしまったというようなこの昨年の4月から状況で、主に収入の減少により生活困窮に陥る可能性があると認識しております。今後も含めまして、コロナウイルスの状況を鑑みまして、私どもと、この事業を実施しております社会福祉協議会とも連携を図りながらしっかり対応させていただきたいと思っております。
156: ◯だて委員 分かったか分からないですけれど、いろいろなところでの各施策の効果がしっかりとあったんだろうというところは考えられますし、少ないというところは、結果としては非常によかったのかなとは思っているところでございますが、潜在的な部分というところでは、いろいろなところにまだ生活の部分で苦しい方はたくさんおられると思いますので、その辺はしっかり把握に努めていただきたいと思っております。ちなみに、コロナの当初より今の段階で少なくなっているというような状況というのは国分寺市に限ったところなのか、ほかの自治体でも似たような状況なのか、その辺というのは何か把握されているところはありますか。
157: ◯伊東生活福祉課長 こちらは、国分寺市に限ってこういう減少ということではなく、昨年の5月以降、住居確保給付金の申請については隣接市も含めて減少傾向にあるということでございます。ですので、国分寺市だけが突出してということではなくて、近隣各市も含めて同じような状況と認識しております。
158: ◯高橋委員長 よろしいですか。
ほかに質疑はございますか。
159: ◯木島委員 高齢者福祉サービス関係経費のところで、あとはその下の障害者(児)福祉サービス関係経費、それぞれ福祉サービスの第三者評価受審支援事業補助金に関わってですけれども、説明資料1の13ページの、通し番号19、20が該当するのですが、これの事情です。受けられなかった法人が多かったということだと思うんですが、その事情について何らかつかんでいれば、施設によって違うのかもしれないんですけれども、このコロナ禍の影響が絡んでいるのか、その辺をもう少し分かりやすく教えていただけるとありがたいんですけれど。
160: ◯栗原地域共生推進課長 今年度のこちらの福祉サービス第三者評価受審支援事業のこの第三者評価の部分についてでございますけれども、年度当初につきましては緊急事態宣言が発出されているような状況がございまして、こちらは東京都からの通知で受審を少し見合わせるようにというような文書もいただいたような状況でございまして、スタートが7月以降という形で行ってきたところです。市も、6月下旬の段階で受審の対象の施設に受審の勧奨という形で案内文は送らせていただいているところではございますけれども、コロナ禍の状況で自粛といいますか、なるべく密を避けるような状況を取っていかなければいけないことと、感染対策を取っていかなければならないような状況もございましたので、こういった高齢者施設ですとか障害者施設につきましては、事業も継続していかなければいけないというような状況がございました。そんな中で、感染者数も第2波、第3波というような状況がございましたので、なかなか事業所のほうもこういった受審に対応できる状況がなかったというようなことを聞いているところではございます。実際、本当のところ全てをつかみ切れていないところですけれども、そういった状況で今回、1月からまた緊急事態宣言が発出されたということで、我々としましても予算執行というところがなかなか困難な状況になったといったところで、今回減額の補正をさせていただいたというようなところでございます。
161: ◯木島委員 今の説明で背景については理解しました。これもやむを得ない事情だと推察できます。基本的には都が主体的に行っている事業だと理解はしているんですけれども、でき得る限り審査をそれぞれの事業者ができれば受けてほしいという思いもありますし、計画的に事業者が数年に1回とか定期的に受けられている事業者もあるんだろうと思うんですけれども、今年度にそういった様々な事情でこの審査を受けることができなかった事業者の次年度の予定というんですか、どういう状況なのか、受審を希望されているのかどうか、これは若干新年度の予算の絡みもあるんですけれども、今年度は残念ながら受審を取りやめた法人の次年度の全体の今の状況を簡潔に教えていただければありがたいです。
162: ◯栗原地域共生推進課長 現在もこういった形で緊急事態宣言が発令されている状況でございますので、年度当初ですとかは、事業者側の意向としましてはなかなかしにくいというところもあろうかと思います。ただ、高齢、障害等のサービスを受けるに当たって、こちらの第三者評価をよりどころにして利用者の方が受けられるというような面もございますので、その辺のところはしっかりと受けていただくような形で案内等を少し工夫して、考えていきたいと思っているところでございます。
163: ◯高橋委員長 よろしいですか。
それでは、ここでお昼になりますので、午後1時30分まで休憩といたします。
午前11時59分休憩
午後1時30分再開
164: ◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
午前中に引き続き、29ページ、30ページ、質疑のある方はいらっしゃいますか。
165: ◯中山委員 社会福祉法人の認可等事務に要する経費のところでお聞きしますが、事項別明細書は読んでおりますけども、これは、対象となる法人は市内に何法人あるんでしょうか。
166: ◯栗原地域共生推進課長 市内に9法人ございます。
167: ◯中山委員 事務報告書を見ると、毎年3法人ずつ検査しているということですね。そうすると、東京都からの移管というか、市内だけで完結する社会福祉法人は市が検査するということですよね。
毎年1回の検査ということなんだと思いますけど、コロナの関係で、東京都から指示があると思うんですが、来年は、そうすると6法人になるとか、そういう対応になるんでしょうか。
168: ◯栗原地域共生推進課長 今年度、こちらの検査が、通常の検査の部分ができておりませんで、6法人という形になるような部分もございますけれども、毎年、こちら3年に1回という形で検査を行っていますので、予算特別委員会に係る部分になろうかと思いますけれども、こちらは3法人、3年に1回ということで、9法人ございますので、このペースといいますか、サイクルを守っていきたいと担当課では考えているところでございます。
169: ◯中山委員 分かりました。3年に1回とすると、全体で9法人ですから、今後はまた予算にも絡んでくるので、これで終わりますけど、東京都からの指示もあるのかなと思いますが、適切に対応をお願いしたいと思います。
170: ◯木村委員 私もそこを聞こうかなと思っていたんですけど、そもそも、これは、指導検査というのは何が根拠法令になっているんでしょうか。少なくとも国分寺市に検査事務規程ってありますけど、これではないというのは読んでいても分かるんですけども、根拠法令は何に基づいて行われるものなんですか。
171: ◯栗原地域共生推進課長 こちらは平成23年8月30日に、地域の自主性及び自立を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律で、第2次一括法になるんですが、これによって社会福祉法が改正されまして、平成25年4月1日から社会福祉法人の所轄庁が替わったというところが元でございまして、こちらの設立認可ですとか、定款の変更ですとか、こちらの社会福祉法で定められている内容でございます。
172: ◯木村委員 あまり、聞き取りづらかったんだけど、社会福祉法ということなのかな。分かりました。
そこは手元にないので今は結構ですが、1点教えていただきたいのは、今、中山委員もおっしゃっていたところにも絡むかもしれませんけども、これは、中止ということで、実際のところ、これより先の32ページ、36ページにも同様に、障害福祉サービスの検査、保育施設の検査って、いずれも中止になっている事業が、今の議論している部分のものも含めて3つあって、事は指導検査じゃないですか。要は、理由はコロナということに3つともなっていますけども、一方では根拠法令がきちんと存在をしていると。にもかかわらず、そう簡単に中止というのができるのかどうかね。
要は、根拠法令があるということは、多分、任意の検査じゃないと思うんですよね。法的な義務検査だと思うんですよ。その辺の兼ね合いというのは、どう法律上ね。要は、少なくとも令和2年度にやるべきものを令和2年度にやらなかったわけですよね。そこは法令との整合性というのはどうなっていますか。
173: ◯栗原地域共生推進課長 委員のおっしゃられているところもございますけれども、こちらの社会福祉法人の運営に関する取扱いについてという形で、厚生労働省からも通知が届いているという状況もございます。
その中身の一つに、社会福祉法人の指導についても柔軟な対応を行っていただくようお願いしたいというような文書を頂いております。直近では令和3年2月12日に、そのような文書の発出をいただいているところもございました。また、今、お話ございました、ほかのページのところにもございます社会福祉サービス事業者への指導監査の柔軟な対応についてという形で、これも厚生労働省から、これは前回の第1波のときの緊急事態宣言が終わった直後のところの部分でございますと同様に、文書は頂いている状況でございます。こういった通知を頂いている内容に則した形で、できるところがないのか、担当で検討しまして、今回は中止という形の判断を取らせていただいたといったところでございます。
174: ◯木村委員 いわゆる国の通知だと、柔軟な対応をというのが、今、課長の御説明だったと思いますけども、それ以上のことは語ってなくて、その柔軟な対応とは何を指しているんでしょうか。
すなわち、前段で中山委員とのやり取りの中でも、3年に1度の検査だと。9法人あって、3掛ける3で順繰りやっているということで、その3年に1度というのも、多分、法令の何らかしらの規定の中に落とし込まれているものなんだろうと思いますけども、課長が先ほどおっしゃった柔軟にというのは、3年に1度のものを4年に1度、5年に1度にしても構いませんよという趣旨のことが語られているということなんでしょうか。
175: ◯栗原地域共生推進課長 今、委員がおっしゃられているような、4年に1回、5年に1回という形でというところではなくて、今、コロナ禍でそういったサービス等を継続して、運営を継続しているというような状況の部分があって、そういった時期を少し、今ではなくて先に遅らせるという、そういった形の判断だと、そのように捉えているところでございます。
176: ◯木村委員 捉えている。市の勝手な捉え方で判断しちゃいけないですよね、当然ね。
法令に3年に1度と書かれていて、それが4年に1度、5年に1度になることではないというのは分かりました。今の御答弁でね。ただ、遅らせることができる。でも、そこにはね。と、市が捉えているというんじゃ、それ勝手に市が捉えただけで、いや、国はそうは言ってませんよと言っちゃうと、これを補正減して、そのまま令和2年度やりませんでしたというのは、ちょっとまずいよね。だから、そこは確認していただきたいと思います、いかがでしょうか。
177: ◯栗原地域共生推進課長 委員のおっしゃられている部分についてですけれども、社会福祉法人の検査のタイミングは、3年に1回で検査を行っていくという形を取っているところなんですけれども、今年度に関しては、そういったコロナ禍の状況ですとか、そういったところを踏まえて、こちらの検査を中止をするという形にさせていただいたというところでございます。
178: ◯鈴木健康部長 指導検査全体に係ることなので、私から御答弁させていただきたいと思います。
担当課長からありましたように、やはり今年度の実地検査というものは、コロナ禍において、なかなか受ける側も、こちらから出向くことになりますので、東京都とも止めていた状況がございます。他市もそのような状況がございましたので、市としても、事業者の状況であるとか、職員が出向くとかいう状況が今年は厳しいというふうに考えましたので、今年度については検査は取りやめたというふうな経過でございます。
179: ◯木村委員 今、総括的にということで、ほかの32ページ、36ページも含めての御答弁だとは思います。ただ、私が聞いているのは、じゃあ、そこがいわゆる国が柔軟な対応をというところの言葉の解釈として、コロナの状況を踏まえて、今年度は検査をやらなくてもやむなしだという判断も国のほうで含んでの、そういう指示が来ているということでよろしいのかどうかという問いかけをしています。
180: ◯鈴木健康部長 担当では、そのように解釈をさせていただきました。
社会福祉法人では、3年に1度と規定はございますけれども、このような状況ですので、指導検査を実施するのは困難だと考えております。国の通知も、そのような趣旨に基づいてということで、東京都も含めて、このような業務を今年度は見送ったという状況でございます。
ただ、書面検査等は担当としてはさせていただいたんですけども、実地検査の位置づけにはなりませんので、今年度はこのような形になってございます。
181: ◯木村委員 分かりました。じゃあ、東京都も同様の対応をされているということからすれば、一抹の不安はあるんですけども、市としては、そう捉えたというような言い方をされると、市の勝手な解釈とも聞こえてしまうので、本来であれば、そこはしっかり、厚生労働省に確認を取って、こういうコロナ禍の中で3年に1度と規定されているものを翌年度に送ることで問題ありませんねという確認が、本来的にはなされた上での判断であるべきなのかなと私は思っています。ただ、そういう確認作業はしてないですよね。やっぱり、そこは、今回の検査をしない判断に基づいて補正減というところには、少し不十分さを感じますよね。
何か、今、紙が回ってきたから、何かお答えいただけるのですか。
182: ◯栗原地域共生推進課長 国のほうから出されている通知についてでございますけれども、こちらの文書の中にも、所轄庁において、延期を含め適切に判断されたいことという文言が入ってございました。やむを得ず監査の実施時期が3年を超えることも妨げるものではないという内容のものでございますので、ですので、ここの部分は3年を超えても、市のほうもこういった通知文に則して対応していくということでございます。失礼しました。
183: ◯木村委員 分かりました。じゃあ、その趣旨は含まれているという確認が、今、課長の手元に回ってきたメモによって確認できたということで、私のほうも確認をしました。
ただ、事は検査であり、社会福祉法人、障害福祉サービス、保育施設ということで、適切に施設の運営であったりとか、業務自体の運営であったりだとか、そこには当然、その施設利用者に対する安全や配慮や公平性等を含めて、様々です。私はその検査項目を知りませんけども、恐らくそういったものは含まれているんだろうと、普通に考えてね。やはり、そういった確認の下で、適切にそういう社会福祉法人等の運営をしていただくというための検査だと思っています。やはり一方では、このコロナの状況はありつつも、その検査に赴ける、そういう許せる状況になり次第、やはり速やかに、ここは検査に行っていただいて、適切に確認をしていただくことによって、その施設利用者の安心にもつながりますし、よりよい施設の運営にもつながっていくものなので、大変大事なものだと思います。そこはしっかり、今後、コロナの影響等を勘案しながら、適切な時期に適切に検査をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
184: ◯鈴木健康部長 委員の御意見、ごもっともだと思います。
検査につきましては、毎年度、方針と計画を立てて実施させていただいております。今年度の実地検査は、このような状況なので最低限にするような方針を各部門立てておりましたけれども、緊急を要する場合、何かしら問題がある場合には実施をするというような方針でやってきておりまして、そのような実績もございます。
185: ◯高橋委員長 よろしいですか。
ほかに、このページございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
186: ◯高橋委員長 なければ、31、32ページ、質疑ございますか。
(「なし」と発言する者あり)
187:
◯高橋委員長 33、34ページ。
(「なし」と発言する者あり)
188:
◯高橋委員長 35、36ページ。
189: ◯中山委員 指導検査については、今の木村委員のやり取りから、さらに詳細に把握しましたので、この保育施設指導検査事業に要する経費のところで、対象施設数、これは種類がたくさんあると思うんですけど、どういった種類の施設が対象になっていて、市内では何施設あるのかを教えていただけますか。
190: ◯栗原地域共生推進課長 市内のこちらの保育施設の事業所数でございますが、こちらは37施設ございます。そのうちの指導対象となる施設につきましては33施設を対象として指導、検査等を行っているところでございます。
あとは確認しますので、お時間をいただきたいと思います。
191:
◯高橋委員長 それでは、今、中山委員の質疑に対しての確認をしていただいている中で、ほかにこのページで御質疑のある方はいらっしゃいますか。よろしいですか。
ほかのところで、このページ、質疑あるそうですので、中山委員。
192: ◯中山委員 幼児養育費補助金交付に要する経費のところで、これは、事項別明細書の資料も読んでいますけど、15ページの通し番号38番に、当初見込み52人というのは、対象となる施設に利用者数を確認しての数値という理解でよろしいんでしょうか。
193: ◯本多子ども子育て事業課長 この無償化の対象外の施設に通っている方の人数の積算につきましては、なかなかこちらから正確に算出するというのは難しい数字なんですけれども、市内の施設に通っている方というところから数字を出していきまして、どこにも所属していない方というところで数字を出してまいりました。
194:
◯高橋委員長 ほかにございますか。
(「なし」と発言する者あり)
195:
◯高橋委員長 なければ、35ページ、36ページ、保留を残したまま、37ページ、38ページ、質疑ございますか。
196: ◯だて委員 育児支援ヘルパー事業に要する経費とひとり親家庭ホームヘルプサービス事業に要する経費も同じ子育て相談室なんで、一体的に伺いたいと思っています。今回、コロナの影響で利用実績が大幅に少なくなってしまったということで、こういった補正減になるということでありますけれども、以前から育児支援ヘルパーなんかも、拡充をしていかなくちゃいけないけど、どうしても事業者が見つからないとか、ヘルパーが足りないとか、そういった話があったかと思うんですけれども、今回のコロナのこういった状況の中で、また、さらに補正でお支払いする経費が少なくなってしまうという中で、運営の部分ですとか、ヘルパーの確保の状況とか、そういったところに、今後、来年度以降、サービスを展開していく上で影響はあるのかどうか、今の現状を踏まえて御説明いただけますか。
197: ◯坂本子育て相談室長 今、育児支援ヘルパー、あと、ひとり親家庭ホームヘルパー事業のほうもそうですけれども、やはり今年度はコロナの影響で利用の減少になっております。
ただ、事業者から、事業運営自体のほうに大きな影響を及ぼす、こういったお話は聞いてはおりませんので、来年度も引き続き同様な形でやっていきたいと考えてございます。
198: ◯だて委員 分かりました。今のところ影響はないということであったんですが、どうしてもヘルパーも、当然、いろんなお宅に伺って、いろんなお仕事をしていただくということで、ヘルパーに来ていただくほうもそうですけど、行くほうも、コロナのそういう状況の中で、ヘルパーという仕事を続けるのがなかなか厳しいと思われるような状況が、これまであったかと思います。その人員の確保については、今の既存の事業者で、例えば、このコロナによって何人かお辞めになられたのか、人員が足りないというようなお話は特段あるんでしょうか。
199: ◯坂本子育て相談室長 事業者から、人員の関係のところの御相談は、特には相談室には来ているところではございません。
コロナの関係で利用が減少している、ひとり親家庭ホームヘルパーは、現時点でも少し利用が減少している状況ですけれども、育児支援ヘルパーは、緊急事態宣言があって、7月ぐらいまでは減少していましたけども、また8月以降には、例年に比べて人数が増えているような状況でもございます。そういった人数が増えているところもありますけれども、今のところ事業者から相談室に、差し迫って、こういうふうに、何とかならないかとか、そういった相談は特に来ているわけではございません。
200: ◯だて委員 分かりました。御説明を伺って、取りあえず現状、体制の中でも問題ないということで理解ができたので、よかったと思っております。先ほどもちょっと申し上げたとおり、今後も拡充というところが一つ課題になっているというところはあろうかと思います。来年度に向けて、しっかりとその辺も、コロナ禍がどういう状況になるか分かりませんけれども、実態の把握に努めていただいて、事業者の声をしっかり伺っていただけるようにお願いしたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
201: ◯木島委員 結果的に、今のだて委員の質問に関連することになると思いますけれども、今、課長からも答弁がありましたので、ひとり親家庭のホームヘルプサービスについて確認しようと思っていたんですけれども、育児支援ヘルパーと性質的には似ているかと思いますので、状況については理解したつもりです。やはり当初の見込みから、実績見込数が、資料によるとほぼほぼ半分ぐらいになっているということですよね。なので、この辺りの必要とされる世帯への影響というんですか、よく担当課が把握をして、より困難が生じていないかどうか等、丁寧に、それぞれの世帯ごとの状況の把握に努めていただきたいと思います。この点について、担当課としての所見を伺っておきたいと思います。
202: ◯坂本子育て相談室長 ひとり親家庭ホームヘルパー事業なんですけれども、今回、利用されている多くの方が新型コロナの影響を受けております。内容としては、コロナの影響で退職をされたり、あと在宅ワークや、そういったものに切り替わったというところで、利用が減少しているような状況でございます。
この事業につきましては、担当のほうでは御家庭の状況を把握して、その御家庭の状況に必要な情報の提供もしております。現在、利用が減少していますけれども、御家庭の状況をしっかりと把握して、必要な情報提供等、支援をしてまいりたいと考えてございます。
203:
◯高橋委員長 よろしいですか。
ほかに、このページございますか。
(「なし」と発言する者あり)
204:
◯高橋委員長 なければ、39ページ、40ページ。
205: ◯丸山委員 生活保護扶助に要する経費についてお伺いいたします。資料の17ページの通し番号49番です。今回、当初見込みに対して実績が下回ったということで、生活扶助に関していえば、当初見込みが867世帯から実績845世帯で減少したことの減額補正になっております。一般的な、いわゆる報道されているところ、また、先ほど来の議論と加えると、生活環境は厳しく当然なっているわけで、減収要因はあれど、増収要因というものは、あまり見当たらない状況の中、こうした形で6,600万円からの減額になったことなんですが、この点については、この要因について、市のほうではどのように捉えてらっしゃるのか、教えていただけますか。
206: ◯伊東生活福祉課長 まず、今回、補正減をさせていただいている状況でございます。状況の分析といたしましては、私ども、コロナ禍におきまして、生活困窮者の増大ということで、生活保護制度を活用する方も増加されるというふうに、当初、考えてはおりました。しかしながら、実績を見ますと、生活保護の申請件数を見た場合におきましても、前年度から比べても約25%程度減少しているという状況です。ですので、生活保護を、まず制度を利用されるという方よりは、先ほど申しました、例えば、住居確保給付金だったり、追加の支援策も打ち出されておりますので、雇用調整助成金であったりとか、あと緊急小口資金、あるいは総合支援資金の貸付け、こちらの制度を、まずは活用しているというふうに考えているところでございます。
207: ◯丸山委員 分かりました。申請件数自体が25%減ということで、4分の3になっているということなので、かなり減っているということです。
今、市の御見解としては、そのほかの制度を市民の方々が活用されて、結果として、こういった結果になっているのではないかというお話でした。
来年度以降の部分については、また予算特別委員会で扱いたいと思っているんですけれども、今、お話があった、この生活保護の制度プラス、ほかの補助であったり助成制度というところが、実際、総合の件数としては、どのようになっているのかというところです。要は、そのほかの制度も含めての申請件数だったり、御答弁の件数だったり、取扱いの件数だったりとか、こういったところというのは、今後、何かまとめられて、分析は、どこかの時点でされるんでしょうか。個別には、当然、件数があると思うんですけれども、その辺をまとめた上で、その傾向であったりとか、どのような対応を取られたのかというところをしっかり見ていただければ、今、課長の御答弁のところも結果としてつながってくるのかなというふうには思うんですが、その点について、お考えを聞かせていただきたいと思います。
208: ◯伊東生活福祉課長 今、申しましたとおり、生活保護受給者の申請等の実績等は私どもで把握をしているところでございます。住居確保給付金の申請につきましても、市でも、当然、把握はしております。
あと、緊急小口資金、総合支援資金の事業につきましては、やはり社会福祉協議会が中心となって、今、行ってはおりますので、数字的には、当然、私どもも申請件数も状況としては把握はしておりますので、そういった意味も含めて、予算特別委員会では、その数字も報告させていただきながら、今後の生活困窮者の支援についての対策といいましょうか、考えを整理させていただきたいというふうに思います。
209: ◯丸山委員 分かりました。今、状況自体、まだ刻々とコロナ禍という状況で厳しい状況が続いておりますので、今、課長からは予算特別委員会での報告というお話もありましたが、私としては、あるいは状況が流動的なので、全部を明らかにというのは正直難しいところがあろうかなというふうに思っていますが、やはり本当に最後のとりでという意味での生活保護ですから、そういう意味では、必要な方にはしっかりと使っていただくということが大事だと思います。また、この点は予算特別委員会のところから議論をさせていただきたいと思います。現状については了解いたしました。
210: ◯木村委員 今のやり取りをお聞きして、いわゆる生活保護世帯が増えない理由は分かりました。コロナに関連した様々な施策、制度を活用していただいて、それによって日々の生活を維持されている方が多いだろうということで、増えないと。でも、実際は減っているじゃないですか。例えば、生活扶助でいけば、867世帯が845世帯になるわけですよね。そこの要因は何でしょうか。先ほどのやり取りというのは増えない要因。減った要因というのは何でしょうか。
211: ◯伊東生活福祉課長 今回の867世帯から845世帯ということで実績の見込みを出させていただきましたが、当初、やはり令和2年度の予算編成時を想定したときには、過去の実績からも踏まえて見込みをさせていただきました。結果、伸び率も含めて、生活保護の生活扶助の世帯数が下回ったということでございますので、当初の見込んだ数字からは、当然、これは減っているという数字にはなっておりますが、生活保護世帯自体も、今、現状からすれば減っているというところではありませんが、当初の見込みより、この数字が減ったということで、こちらとしては考えております。
補足説明をさせていただきます。
生活保護世帯は減っているという、今、状況ではありません。微増ではありますが、令和元年度の平成31年度の実績報告が868世帯というふうになっております。現在、直近でいえば989世帯で増えてはおります。ただ、直近の3年につきましても、生活保護世帯はほぼ横ばい、微増という状況にはなっております。
今、989世帯と申し上げたのは、生活保護全体の受給世帯の数字を申し上げさせていただきました。
212:
◯高橋委員長 資料には、生活扶助、当初見込みが867世帯で、実績見込みが845世帯で、今、課長がおっしゃったのが989世帯、この数字の辺りを、もう一度整理してお答えいただけますでしょうか。
213: ◯伊東生活福祉課長 答弁の整理をさせていただければと思います。
214:
◯高橋委員長 それでは、答弁整理していただいている間に、ほかに質問したいこと、ありそうですので、中山委員。
215: ◯中山委員 この相談件数が伸びているのかどうかということが気になっていまして、併せてお調べいただければと思います。
216:
◯高橋委員長 相談件数を調査していただくことは可能ですか。お時間かかりますか。どうでしょうか。
217: ◯伊東生活福祉課長 確認します。
218:
◯高橋委員長 じゃあ、それも含めて、確認をお願いいたします。
それでは、今、中山委員からの御質疑の調査が入っている部分に関しては保留とさせていただきまして、ほかに御質疑はございますか。
それでは、先ほどの36ページの幼児養育費補助金交付に要する経費について、保留分の回答をお願いいたします。
219: ◯栗原地域共生推進課長 お時間を頂戴いたしまして、ありがとうございました。
保育施設の指導検査の対象施設でございますが、認可保育所が37事業所でございます。それと加えて、家庭的保育事業所4事業者が対象になってございますので、こちらが検査対象の施設でございます。
220: ◯中山委員 特定教育・保育施設というと幼稚園や事業所内保育も含まれると思いますが、その点は。たしか幼稚園も新制度に移行しましたよね。してないのかな。してない。じゃあ、そこは、幼稚園や事業所内保育は対象にならないのであれば、その理由も含めて教えていただいてよろしいですか。
221: ◯栗原地域共生推進課長 こちらの検査業務については、東京都とも指導検査の、役割分担をしているところがございますので、少し確認をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
222:
◯高橋委員長 では、確認をお願いいたします。
そのほかで保留になっている部分、お答えできる部分はありますか。
それでは、少しお調べいただく時間かかりそうですので、41、42ページの衛生費、ここに移りたいと思います。
このページで御質疑のある方はいらっしゃいますか。
223: ◯中山委員 乳幼児・妊産婦健康診査に要する経費のところでですけども、コロナの関係で件数が減少とあるんですが、これは今回補正に出ているのは個別受診の部分だと思うので、通例行っていた全体的な集団検査と含めて、全体の受診率、子どもに対しての受診率は例年どおり進んでいるかどうか、その点をお聞きしたいと思います。
224: ◯大谷健康推進課長 今回、補正で出させていただいた部分については、個別健診ということで実施した部分になります。全体という形になりますと、現在、3~4か月児健診については、通常の前年同様の数値まで行くという形を想定しております。1歳6か月と3歳につきましては、若干遅れぎみになっておりまして、その細かい数字のところはお示しすることはできませんけれども、若干、三、四か月ぐらい遅れている部分があるという状況になっております。
225: ◯中山委員 そうすると、想定した個別よりも、集団検査で、皆さん、多くの方が受診されたという理解でよろしいですね。
226: ◯大谷健康推進課長 そうです。1歳6か月と3歳の方につきましては、個別健診より集団を望む方が若干多かったという形で、集団健診をお待ちになっている方が多くなっております。
227:
◯高橋委員長 それでは、41、42ページございますか。
228: ◯木村委員 がん検診費についてですが、これが862万7,000円の減で、検診の定員数と実施回数の削減によりということになっておりますけども、確かに理由の頭には、またコロナということが書かれてますけども、事はがん検診じゃないですか。これは、発見が遅れれば当事者の命にも関わる問題ですし、お金の側面でいえば、医療費の増大というところにもつながってきます。じゃあ、果たして、コロナとはいえ、定員数というのは密対策でということは分かるんですけど、実施の回数まで減らしちゃっているんですよね。それが果たして適切な判断であったのかどうかとは思うんですけども、その辺はいかがお考えでしょうか。
229: ◯大谷健康推進課長 こちらの書き方に不足した部分がございますけども、緊急事態宣言中につきまして、4月から5月にかけまして、集団の部分を中止した部分があります。6月も中旬から始めたという形なんで、その2か月半ぐらいが回数が減っているという状況で、回数の減の御説明が不足していた部分は申し訳ございませんでした。
230: ◯木村委員 そうすると、それ以外の期間では通常どおり行い、一時的にやれなかった時期があると、そういうことでいいのかな。うなずいているので了解します。
やはりコロナがゆえに中止をしたり、延期をしたり、あるいは数を少なくしたりという事業は、市政全般に多岐にわたってますが、一方で、あまり減らしてはいけないというか、むしろこれまで同様、場合によっては拡大ということも含めて考えていかなきゃいけないものも事業の中にはあるわけです。がん検診は、まさにその一つなのではないかなと思いますので、まだコロナの状況が見通せない段階ですけども、コロナも病気ですけども、がんも病気です。やはりがんの場合は大変御本人の苦しみとか、財政的な負担であったりとか、御家族の負担だって様々出てきますので、最後は命がかかわってきますので、そこはコロナの状況にかかわらず、もちろん医師会の御協力も必要としますので、そちらの御理解と御協力をいただきながら、しっかりやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
231:
◯高橋委員長 一言いただけますか。
232: ◯大谷健康推進課長 健康推進課で行っている事業につきましては、市民の健康管理という部分が含まれております。その部分につきましては、担当としても認識してございますので、コロナ禍ですけれども、市民の方にどのような形で検診が受けられるのかということで工夫しながら事業のほうを実施していきたいと考えております。
233:
◯高橋委員長 ほかに、このページ、ございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
234:
◯高橋委員長 では、43ページ、44ページ。
235: ◯木村委員 続けてで申し訳ございません。塵芥処理に要する経費で、これも説明資料を読ませていただいておりますが、破砕処理施設火災の影響によりということが理由になっていますよね。それはそれで理解はしているんですけども、いわゆる粗大ごみ、もやせないごみ、資源物と列挙されていますけども、それが市民から出される量が減ったわけではないですよね。いわゆる、市民から出されるわけだけども、結局、その施設が火災の影響で稼働できないということは、例えば、これは、粗大ごみ、不燃ごみでいえば、これも資料の理由のところに2,350トンが1,726トンになり、差引き624トンですよね。これというのは、今、どこに行っているんでしょうか。
236: ◯池田清掃施設担当課長 昨年2月19日に火災がありまして、昨年の第1回定例会、議案第38号で補正を上げさせていただきまして、この間、清掃センターの処理施設をほぼ半分、設備のほうが稼働できないという中で、民間処理施設にお願いをしていたものですから、今回、当初予定していたよりも、こういう形で減ったというような状況でございます。
237: ◯木村委員 そうすると、いわゆる清掃センターに処理し切れないものが滞留をしているということではないという確認でよろしいですか。
238: ◯池田清掃施設担当課長 はい。また、火災で市の処理施設が動かなかった部分については、先ほど御答弁をさせていただいたように、民間処理施設に処理をお願いしておりましたので、いわゆるごみが滞留しているということではございません。
239: ◯木村委員 であると、今回のこの補正予算では、いわゆる補正減になっているわけですよね。3,000万円。火災によって自前の処理施設が稼働できなくなって、民間にお願いをしたと。そうしたら、結局、それは適切に処理されていると。これは3,000万円浮いたということになるんですか。違うのですか。要は、量はそう大きくの変動はないのかもしれませんけれども、なぜこれ3,000万円、そうしたら、処理はされているのに、補正減で浮くんでしょうか。
240: ◯池田清掃施設担当課長 先ほど議案第38号で補正をさせていただいた部分については、令和2年度第4回定例会で補正減をさせていただいた部分で、これは当初、火災がなければ、4月から3月まで処理する予定のものでした。その分、民間処理施設に補正を認めていただいた分で処理を行っていたために、年度当初、予算計上させていただいたものが執行できなかったというような状況でございます。
241:
◯高橋委員長 ほかに質疑はございますか。
(「なし」と発言する者あり)
242:
◯高橋委員長 それでは、先ほどの保留を残しまして、説明員の入替えもございますので、ここで暫時休憩いたします。保留分は休憩明けに、お願いいたします。
午後2時24分休憩
午後2時38分再開
243:
◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
先ほどの保留分の回答が出たようですので、よろしくお願いいたします。
244: ◯伊東生活福祉課長 お時間いただきまして、ありがとうございました。先ほど木村委員から御質問いただいた件でございます。
生活保護の生活扶助の当初見込み867世帯から実績見込み845世帯と申し上げました。まず、この数値に関しましては、当初見込み867世帯というのは、あくまで予算計上する上で積み上げた数字を867世帯と想定をして、結果、実績を今後見込んだ限りでは845世帯になると推測をして計上させていただいたということでございます。
あわせて、実績のことになりますが、令和2年の実績のスタートから申し上げれば、842世帯が生活扶助の世帯数ということでございます。そこから見込んで845世帯ということでございますので、若干の微増ではありますが、増加していると説明させていただきたいと思っております。
ですので、当初見込みの予算計上時と実績の見込んだ数字、ここにおいては減少しておりますが、実際としては微増ということでございます。
あと、中山委員から質問ありました相談件数ということでございますが、令和元年度につきましては1,255世帯の相談があったということでございます。現在、令和2年度におきましても、直近の1月までの数値ということで集計させていただきましたら、1,087世帯ということで相談件数を受けているということでございます。
245:
◯高橋委員長 よろしいですか。木村委員、中山委員も了解ですね。分かりました。
じゃあ、40ページの生活保護扶助に要する経費についての保留分は、これで終わりたいと思います。
45ページ、46ページ、款6、農林費から、52ページの款9、消防費まで、ページを追って質疑をお受けしたいと思います。
まずは45ページ、46ページ、農林費から御質疑ある方。
246: ◯木島委員 商工費でも大丈夫ですか。46ページで。中小事業者の家賃支援金について、確認をさせていただきたいと思います。
これは、結果として、当初の見込み560件から174件という実績になったということですけれども、基本的には市内の事業者で、国の家賃支援給付金の対象とならない50%未満、20%以上ですかね。前年の比べる月とか、多分基準があったと思いますけれども、ここの率直な認識、どういった事情が考えられるのか。この辺りについて経済課としての見解を求めておきたいと思います。
247: ◯清水経済課長 こちらの今回の実績につきましては、さきに実施しています経営持続支援金と同様な理由にはなるんですけど、やはり緊急事態宣言中の経営は非常に厳しく、売上高が非常に大きかったというところで、多くの事業者が国の支援金を給付したことによって、市のほうはそこまで伸びなかったというふうに分析しているところでございます。
248: ◯木島委員 分かりました。そうですよね。小規模事業者向けの経営持続給付金については、もう既にさきの議会のほうでも補正減していますけれども、やはり同じような感じで、当初の見込みよりは少なかった。ただ一方で、分析としては、そのときも当然、国の持続化給付金を活用した事業者が多かったのではないかという分析ですから、したがって50%以上ですからね。より、やはり深刻の度は高いというか、そういった本当に大変苦しい状況の中で、今、経営を持続されている事業者が多いんだと、ここは認識を新たにするべきなんだろうというふうに思います。
今回の家賃支援も、この前の小規模事業者向けの経営持続支援金の状況を見て、家賃支援もこうなるかなということは私自身も大体は予測はできたところです。より厳しい環境に置かれている事業者が多いという認識に立って、新年度、また新たな緊張感を持って取組を進めていってほしいと思います。
取り立てて、新たな市独自の制度というのも、いろいろ国の政策等の勘案の中でもあると思うので、その辺は状況を見ながらということにはなると思うんですけれども、少なくともこの相談に係る支援については、より丁寧な、きめ細やかな対応は改めて求めておきたいと思います。
公明党としても、代表質問で高橋議員が、この点についても取り上げているんですけれども、商工会等とも連携して取り組んでいただきたいですし、中小企業診断士の相談が受けられる事業というのもあったと思いますが、これももう既に終わっていると思うんですね。
ただ一方で、様々な融資等を受けられている事業者が、これから返済をしなければいけないとか、様々環境が厳しい事業者も、これから多く増えてくる、なお一層厳しくなる事業者も増えてくるのではないかという予測の下に、商工会等ともよく連携して、きめ細やかな相談支援を求めておきたいと思います。一言見解を求めたいと思います。
249: ◯清水経済課長 緊急事態宣言の再発令や、その延長によりまして、事業者の経営は非常に厳しいというふうに市としても認識しているところでございます。委員がおっしゃられたとおり、相談体制の強化というのは必要かなというふうに感じているところでございますので、商工会、また東京都などと連携しまして、丁寧な対応をしてまいりたいと考えてございます。
250: ◯木島委員 ぜひ、そういった形でお願いしたいと思います。
どういった支援策があるのかということで探されている事業者も多いですし、自分の事業に合致するものがないのかどうか、今、時短要請等で飲食店には様々な支援策が、ここは出ているところですけれども、ほかの事業者等にとって、なかなか厳しい環境にある事業者も多いという状況もあるので、本当に丁寧に寄り添った相談支援、問合せがあった際は、しっかりと対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
251:
◯高橋委員長 ほかに、46ページ、よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
252:
◯高橋委員長 それでは、47、48ページ。
253: ◯野口交通対策課長 資料の修正をお願いしたいと思います。
資料の右上の四角の中なんでございますが、48ページのぶんバスの資料ですが、交通対策課の上の「補正予算特別委員会資料」と書かれてございますが、「予算」の次の「審査」という字が抜けておりまして、申し訳ございませんでした。修正をよろしくお願いいたします。
254:
◯高橋委員長 皆様には3日前に配られている資料だと思いますけれども、A4判横の国分寺市地域バス運行事業ルート別収支見込額の48ページに書かれている3行目の「
補正予算審査特別委員会資料」という「審査」という文字が抜けていましたので、「審査」を入れていただければということでございます。よろしくお願いいたします。
その資料も併せて、このページ、質問ございますでしょうか。
255: ◯だて委員 交通安全施設維持管理に要する経費で、端的に理由だけ伺いたいと思います。
資料の通し番号64のところで、街灯・道路照明灯の電気料が約1,000万円削減となっております。大変いいことだと思いますが、これは、どういった理由ですか。LED化が大きく影響したのか。その辺の理由だけ教えていただきたいと思います。
256: ◯柳川道路管理課長 こちらの当初予算のときに前年度というか実績のほうで計上していたんですが、実際、請求が来たときには、実績より下回っているという形になっています。これがLEDで安くなったのかと言われると、そのことも多少は影響しているのかとは思うんですが、電気料金の燃料調整費とか、そこら辺で電気料金が下がっているというような形になります。
257: ◯だて委員 そうですか。実績で、大規模に何か、一斉にLEDに換えたとか、そういうことじゃない中で、これだけ大きな金額が削減されているというところなので、理由は知りたかったところなんですけど、今、御説明いただいたところ以上には出てこない。分かりました。
これが1,000万円増えていたら、また細かく伺いたいところですけど、減っているというところでありますので、引き続きLED化にも努めていただきながら進めていただきたいと思います。
258: ◯木村委員 項目は同じところですが、質問は別でして、街路修繕料補助で、370基のうち100基分の保留ってありますよね。この保留というのはどういう意味なんでしょうか。
259: ◯柳川道路管理課長 予算を計上するときに、自治会に、あらかじめ次年度分の修繕の基数をアンケートを取って計上させていただいているところです。
しかしながら、1月頃ですか、その辺で募集を締め切らせていただきますという案内をしたときに、100件程度が保留ということで、次年度に回すのか取り下げるのか、そこら辺が自治会から申請が上がってこなかったというところになります。
260: ◯木村委員 自治会で、きちんとそこを理解されているのか分からない部分で、要は、あくまでも仕組み上は単年度予算でしかないわけで、保留で、その分をスライドさせて次年度という予算上の仕組みは存在していないわけですよ。だから、もし来年度ということであれば、改めて来年度の申請を出していただかない限りにおいては、これは1回、年度末で切れる話ですから、まして、これは議会、委員会の資料ですから、「保留」という言葉が私は大変引っかかってですね。そうであれば、これは、もう令和2年度予算で計上して、令和2年度で修繕が見込めないということであれば、そこはもう、そこで一旦切れる話なんですよ。改めて令和3年度でゼロベースで意見を聞くなりしていただいて計上していくという作業ですから、だから、今の御説明を聞いても、今、私が申し上げたところも踏まえても、保留というか、要は令和2年度での修繕の見通しが100基分なくなったということですよね。
261: ◯柳川道路管理課長 そうですね。委員がおっしゃるとおりで、「保留」という言葉が適当ではなかったということで、一旦、令和2年度で切れて、また再度、新規で令和3年度で申請していただくということになります。
262:
◯高橋委員長 ほかに、48ページございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
263:
◯高橋委員長 では、49、50ページ。
264: ◯木島委員 西国分寺駅東側周辺地区まちづくり推進に要する経費の委託料の西国分寺駅東側周辺地区まちづくり検討支援業務委託料の減なんですけれども、これについては、もう既に調査が終わったということですか。今の段階で、どこまで事業が進んでいるのか、そこの確認をさせていただきたいと思います。
265: ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 事業は、今年度、まだ終わっていないところでございます。
調査につきましては、様々な事業につきまして、新型コロナウイルスの感染予防の影響もある部分もございましたので、そういったところを調整しているところでございます。
266: ◯木島委員 最後のほうが、よく分からなかったんですが。
これは、調査結果というのが、多分、明確に明らかになる状況はいつ頃になるんでしょうか。
267: ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 こちらは年度をまとめて、報告書という形で、3月までには提出していただく予定でございます。
268: ◯木島委員 分かりました。当然、しかるべく担当委員会にも適切な時期に御報告はしていただけるんだろうと思います。
やはり、なかなか大きなテーマ、課題ですから、当然、慎重を期していかなければいけない課題だとも思います。この調査、この委託を見て改めて思い出したときに、数年前にも地域住民へのアンケートなども含めた委託をされていますよね。なので、そのときに得られた状況とかとうまく連動していかなければいけないんだろうと。様々、この東側周辺に係るまちづくりという部分では、今後、庁舎の移転に伴って、関心もより一層高まってくる時期ですし、一方で、様々な財政上の課題など、本当に丁寧に検討も進めていかなければいけないということもありますので、そういった意味では、この成果物たる結果というのが気にはなるところなので、また、そのとき出た段階での議論にはなるんですが、今後もそういった問題意識というか、丁寧な取組を引き続き求めておきたいと思いますので、議会側への情報提供ですよね。市民も含めたというか。その辺について、継続的に、より力を入れてというか、これからまた取り組んでいただきたいと思いますので、一言見解をいただいておきたいと思います。
269: ◯藤川西国分寺駅等周辺まちづくり担当課長 平成30年度に委託調査をかけているものがございます。その結果、課題と対策という形で問題が出ておりますので、そういったことを踏まえながら、継続的に、また連続して、こういった西国分寺駅東のまちづくりに取り組んでいきたいと思っております。
270:
◯高橋委員長 ほかに、49、50ページございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
271:
◯高橋委員長 それでは、51ページ、52ページ。よろしいですか。
(「なし」と発言する者あり)
272:
◯高橋委員長 それでは、ここで説明員の入替えのため、暫時休憩いたします。委員の皆様は自席にて待機をお願いいたします。
午後2時58分休憩
午後3時03分再開
273:
◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
続きまして、53ページ、款10、教育費から62ページの款12、諸支出金までです。ページを追って質疑をお受けしたいと思います。
それでは、53ページ、54ページ、質疑のある方は挙手をお願いいたします。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
274:
◯高橋委員長 55ページ、56ページございますか。
(「なし」と発言する者あり)
275:
◯高橋委員長 57ページ、58ページございますか。
(「なし」と発言する者あり)
276:
◯高橋委員長 59ページ、60ページ。
(「なし」と発言する者あり)
277:
◯高橋委員長 それでは、61ページ、62ページ。
(「なし」と発言する者あり)
278:
◯高橋委員長 それでは、63ページから70ページの給与費明細書、71ページから74までの調書については先ほど質疑を受けております。
ここで説明員の入替えのため、暫時休憩いたします。
午後3時05分休憩
午後3時14分再開
279:
◯高橋委員長 それでは、委員会を再開いたします。
最後に、75ページから予備費充用です。
それでは、先ほど保留分がございまして、先にそちらから御回答いただければと思います。
280: ◯栗原地域共生推進課長 お時間を頂戴いたしまして、ありがとうございました。先ほど中山委員から御質疑がございました保育関連の指導検査についてでございます。
1つが、事業所内保育所に関する検査についてと、あと未移行幼稚園についての指導検査についての内容でございます。
こちらの2つの施設につきましては、新制度に移行する前の施設でありますと、新制度に移行した場合と、そのまま移行しない場合と2つの形に分けられまして、移行しない場合は、こちら、市の指導検査の対象外という形になります。したがって、先ほども申し上げました市の保育施設の対象事業所は、現在、認可保育所の37事業所と、家庭的保育事業所の4事業所になっているというところでございます。
281:
◯高橋委員長 それでは、最後の予備費充用、財政課長から一括説明をお願いいたします。
282:
◯清水財政課長 それでは、予備費の充用状況について説明いたします。79ページ、80ページをお願いいたします。
今回は2月10日現在の状況で、太線から下、11月20日から2月9日までに充用した19件、充用額は2,341万9,000円でございます。このうち新型コロナウイルス感染症の影響による充用が8件ありまして、合計額は730万4,000円となります。
1件ずつ、説明いたします。
11月20日、文化振興課、9万4,000円につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、平成31年度中に申込みのあったいずみホール及びcocobunjiプラザの使用料を返還するため充用いたしました。
11月25日、地域共生推進課、567万3,000円につきましては、福祉センターの非常電源設備及び消火栓ポンプ等について経年劣化により不具合が生じていることから、早急に修繕するため充用いたしました。
12月18日、契約管財課、48万7,000円につきましては、市営住宅の給湯器が故障し、早急に修繕するため充用いたしました。
12月20日、健康推進課、32万円につきましては、市民スポーツセンター及び市民ひかりスポーツセンター業務
委託事業者職員の新型コロナウイルス感染が判明したことにより、早急に施設の消毒を行うため充用いたしました。
12月24日、文化振興課、5万9,000円につきましては、11月20日の充用と同様に、いずみホール※及びcocobunjiプラザの使用料を返還するため充用いたしました。(※38ページに訂正発言あり)
1月4日、子ども若者計画課、7万6,000円につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による成人式の中止について、対象者に郵送で連絡を行うため充用いたしました。
1月7日、子ども子育て事業課、115万3,000円につきましては、第五小学校区学童保育所設置工事において、地中から出てきた工事予定にない浄化水槽等の撤去解体等工事を行うため充用いたしました。
1月8日、契約管財課、129万1,000円につきましては、執務室の受付カウンターなどに設置する飛沫防止用スクリーンを購入するため充用いたしました。
1月20日、市政戦略室、350万2,000円及び61万4,000円につきましては、ふるさと納税事業に係る業務委託料について、12月に想定以上の寄附が集まったことにより予算に不足が生じるため充用いたしました。
1月21日、地域共生推進課、182万6,000円につきましては、福祉センター1階のトイレの排水管が詰まり使用不可となったことから、早急に修繕するため充用いたしました。
1月21日、契約管財課、46万8,000円につきましては、旧ひかり保育園建物において、雨漏り及び汚水桝のあふれ等が発生していることから、早急に修繕するため充用いたしました。
1月21日、契約管財課、18万6,000円につきましては、こちらも市営住宅の給湯器の故障を早急に修繕するため充用いたしました。
1月25日、契約管財課、258万円につきましては、第2庁舎1階の休憩室の改修及び間仕切り壁の修繕等を行い執務スペースの密解消を図るため、充用いたしました。
1月25日、契約管財課、84万5,000円につきましては、旧ひよし保育園用地のネットフェンスの修繕を実施していたところ、当該用地内に発注仕様書に記載のない地中埋設物が発見されたため、これを早急に撤去するため充用いたしました。
1月28日、契約管財課、147万8,000円につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種会場を市役所北側駐車場に設置するに当たり、自転車駐車場の移設及び庁用車等の駐車場の整備を行う必要があるため充用いたしました。
2月1日、契約管財課、140万6,000円につきましては、まちづくり部の一部を本町クリスタルビルへ移転し第2庁舎2階の執務スペースの密解消を図るため、充用いたしました。
2月2日、健康推進課、126万3,000円につきましては、いずみプラザ内の老人保健施設において、浴室の照明器具が故障し、支障を来していることから、早急に修繕するため充用いたしました。
2月9日、納税課、9万8,000円につきましては、固定資産税・都市計画税の減額更正を受け、早急に還付不能額相当額を支払うため充用いたしました。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
283:
◯高橋委員長 説明が終わりました。質疑はございますか。
284: ◯木村委員 まず、全体として、令和2年度の最後の定例議会ということで、この後、さらに補正が出ることは排除はしませんけども、一応、2月9日までの予備費で、全体を通してなんですが、結果として、この2月9日現在でトータル1億3,793万5,000円ですよね。
今回の、この補正の委員会に係る部分、すなわち11月20日から2月9日までだけでも、先ほど課長もおっしゃっていたように、2,341万円ですか。今日が3月4日。現在、幾らになっていますか。もちろん、定例議会が始まっていますから、定例議会中の予備費の充用というのは、原則的には、そこはないものと判断はしてますけども、取りあえず便宜的に現在ということで、要は残りが1,340万円しかないわけです。やはりコロナがまだ収束していない中で、コロナを中心に様々。もちろんコロナ以外でも、様々充用されるものというのは随時出てくるわけで、いわゆる3月31日までの年度末までにも時間はまだあるわけで、定例議会、3月22日までの予定ですし、その辺、残額の少なさを心配していまして、現状、今、幾らになっていますか。
285:
◯清水財政課長 残りはあと1,200万円とちょっとということでございます。すいません。正確なメモがなくて申し訳ございません。
286: ◯木村委員 分かりました。これまでも何度かにわたって、この予備費の額の妥当性というところも議論させていただいて、来週から始まる予算特別委員会での、令和3年度に関しては、当初予算で1億5,000万円を見込んでいただいたということで、私なりには、そこは適切かなと思って。ただ、令和2年度は当初予算では1億円で、途中で補正増して1億5,000万円にしたけども、やっぱりぎりぎりという状況ですよね。だから、議会としても、この予備費の位置づけというのは、予備費を含めた予算案を議決、可決をした場合には、ある種の白紙委任の状態になりますから、用途については、議会はそこは一切関知しないということで、行政側の裁量に委ねられるものになりますから、適切な金額というのが幾らかというのは非常に難しい、悩ましいところではあるんですけども、実態とすれば、もう既に1億3,800万円ぐらい使ったということですかね。今の残り1,200万円ぐらいということはね。なかなか難しいところだなと。
今、質問で申し上げたように、年度末までに、まだ予備費を使うような要素というのはあり得る話ですし、定例議会中であれば追加補正の対応というのは可能ですけども、3月23日以降なんかは、それこそ予備費で1週間は御対応いただくということで、1件で100万単位の支出というのも、この11月20日以降でも何件も出てきているわけですから、残り1,200万円ということだと、少し心もとない部分は正直ありますけども、そこは予備費の性格上、緊急対応を要するものなので、ちゅうちょはできないんですけども、ただ、残額を勘案しながら、何とか新年度まで、そこを持ち越せるものであるならば持ち越したりとか、でも、緊急に対応しなければいけないのは速やかにその残額の部分から対応するというところで、しっかり、そこら辺のコントロールというのを財政課のほうでしていただかないと、残り金額少ないんで、その辺はしっかりやっていただきたいというふうに思っておりますけど、よろしいでしょうか。
287:
◯清水財政課長 今、木村委員がおっしゃったとおり、残りはあと1,200万円ほどというところで、この先、どんな案件があるかというのは分からないところではございますが、できる限りはこの残りの残額で年度を終えられるような形でやってまいりたいと考えておりますし、ただ、不測の事態で予算が必要になった場合には、適切な対応をしてまいりたいと考えてございます。
288: ◯木村委員 分かりました。じゃあ、そこはしっかりとした財政運営の計画。予備費の場合は計画はできないんですけども、しっかりとした管理はしていただきたいと思っております。
中身について、触れさせていただきたいと思いますが、日付でいうと1月21日に旧ひかり保育園の普通財産として貸し付けている建物の雨漏りと汚水桝のあふれということで、考え方をお聞きしたいんですけども、この物件を民間の会社に貸し出すときも、それ相応の、相当の議論がありましたよね。その中で、いわゆる耐震補強の問題なんかも出ていた記憶があります。私の記憶違いだったら申し訳ないんですけど、耐震補強って、たしか貸し出した相手がされたんじゃなかったでしたっけ。市じゃなくて。ですよね、多分ね。うなずいていらっしゃるんで、記憶は合ってたんですけども。
ただ一方で、こういう雨漏りであるとか汚水桝のあふれに関しては、逆に市の負担で、予備費対応で市が持ったと。その辺は、どう理解をすればいいのですか。そういう耐震補強、いわゆる貸し出した先の民間会社が自分たちのなりわいのために利用するに当たって必要な耐震補強を自らの責任でやっていただいたのと同じで、これらも相手方が負担するべきものなのではないのかなと、このように考えたんですけども、ただ一方では、現実には市が出しているわけで、その辺の考え方を教えていただけますか。
289: ◯伊藤契約管財課長 今、委員がおっしゃいました耐震補強につきましては、当初の平成21年度のときに協議確認書を交わされていまして、その中で耐震補強については借りる方が行うということが協議確認されています。それに基づいて耐震補強についてはされているというところが、一つ経過としてございます。
賃貸借の契約の中で、建物や設備の維持管理について御負担いただくというような形は書いてあるんですけども、今回のものにつきましては、建物躯体そのものの経年劣化によって生じているものですので、こちらについては、あと汚水桝のほうに関しても、傾斜が少し設備といいますか構造に不備があったために逆流等が行われているところがありまして、なので、そういうところについて対応させていただいたというところでございます。
290: ◯木村委員 通常、民民なんかの賃貸物件なんかでも、経年劣化によるものは、借受人ではなくて、持ち主、大家が修繕したりしますので、それと同等の対応をされたという、そういう解釈ですね。分かりました。
議論としては、これは、いつまで普通財産で貸すんだというのはありますが、この補正ではなじまないところは認識しているので、また別途やらせていただきたいと思っていますけども、今、平成21年の覚書ということでおっしゃっていただいたんで、もう10年以上ですね。それはまた別途議論させていただきたいと思っています。
あと、目につくのが、想定していなかった埋蔵物が発見されている案件が、ここで立て続いているんですけども、例えば、国分寺駅北口再開発を進める過程の中でも幾つかそういうのは出てきました。でも、あれなんかは、そもそもが民地で、市が買収をしてというところの土地の履歴なんで、そういうものが出てきてもやむを得ないかなと思うんですけど、これ見ると、旧ひよし保育園というのも相当歴史が古い保育園で、たしか旧恋ヶ窪保育園の次ぐらいに古い保育園だったかな。昭和40年代ぐらいだったと記憶してますけども、から、ずっと市が保有していて、第五小ができたときから小学校用地で、そういうのというのは、だから最近何かのあれで土地取得したという土地じゃない中で、こういうものが出てくるというのは何でなんでしょうかね。
291: ◯伊藤契約管財課長 出てきたものは、円筒形のコンクリートだったんですけれども、4メートルほどの深さにわたって埋まっていまして、こちらが何に使われたのかというところは、ちょっと分からないんですけれども、地歴を見ても、そこには載っていなかったものでして、なかなか、どうしてここに埋まっていたのかというところについては不明な状況でございます。
ただ、隣のネットフェンスが傾いていて、越境しているような状態でしたので、それを早急に直すと併せまして、そういうようなところも埋設物が埋まっていたものについては取り除いて、異物を取り除いたという形でございます。
292: ◯木村委員 なかなか適切なお答えをするのが困難な質問でしたかね。でも、結局は、こういうのも一たび見つかってしまえば、予備費対応で、お金かけて、市が撤去しなきゃいけないということなので、やむを得ないといえばやむを得ないんですけどもね。
今、課長からも地歴調査というお話ありましたけども、今後、いわゆる公共施設の再配置計画が順次進んでいく中で、同様のことが頻発しやしないかという不安とか懸念にはつながるんですよね、正直ね。出てくるものによっては、非常にその撤去のために莫大なお金がかかる事例なんかも、さっき申し上げた国分寺駅北口なんかでもありましたし、その辺をあらかじめ調べろというのも難しいのかもしれませんけども、その都度、対応せざるを得ないのかなと。その際には、今回のように予備費対応にならざるを得ないのかなということを考えると、やはりその辺も見込んだ形での予備費の考え方というのは持っておかなければいけないのかなと思いましたので、答弁結構ですので、了解しました。
293:
◯清水財政課長 すみません。冒頭の予備費の説明で、1件訂正をお願いいたしたく、お願いいたします。
12月24日の文化振興課、ここで私、いずみホールとcocobunjiプラザの使用料を返還するためというふうに申し上げてしまったんですが、正しくはいずみホールということで、cocobunjiプラザの使用料はここでは返還していないということでございます。こちらについて訂正をいたしたく、お願い申し上げます。
294:
◯高橋委員長 訂正を認めます。
ほかに質疑はございますか。よろしいでしょうか。
(「なし」と発言する者あり)
295:
◯高橋委員長 ないようでしたら、これで質疑を終了いたします。
討論はございますか。
(「なし」と発言する者あり)
296:
◯高橋委員長 討論なしと認めます。
それでは、これより採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
297:
◯高橋委員長 全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で、
補正予算審査特別委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後3時38分閉会
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