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令和4年民生文教委員会 本文 開催日: 2022-06-15
令和4年民生文教委員会 名簿 開催日: 2022-06-15

  • "診療報酬制度"(1/1)
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  1. 日野市議会 2022-06-15
    令和4年民生文教委員会 本文 開催日: 2022-06-15


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時00分 開会・開議 ◯委員長(馬場賢司君)  では、皆さん、おはようございます。  これより令和4年第2回民生文教委員会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  初めに、お手元に配付した日程に従って議事を進めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないものと認め、日程に従って議事を進めてまいります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3 ◯委員長(馬場賢司君)  続きまして、4月1日付人事異動及び第1回定例会で未紹介の説明員の紹介を担当部長よりお願いいたします。教育長。 4 ◯教育長(堀川拓郎君)  教育長の堀川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 5 ◯委員長(馬場賢司君)  市民部長。 6 ◯市民部長(青木奈保子君)  私からは、市民部の説明員を紹介させていただきます。  市民窓口課長の根津でございます。  市民窓口課主幹、平でございます。  市民税課長、中村でございます。  資産税課長、釜堀でございます。  納税課長、西垣でございます。  私からは以上でございます。 7 ◯委員長(馬場賢司君)  健康福祉部長。 8 ◯健康福祉部長(山下義之君)  私からは、健康福祉部の説明員について紹介させていただきます。  まず、健康福祉部長の、私、山下が、在宅療養支援課長を兼ねさせていただきます。
     次に、生活福祉課長の長谷川でございます。  障害福祉課長の高原でございます。  健康福祉部については以上でございます。 9 ◯委員長(馬場賢司君)  子ども部長。 10 ◯子ども部長(中田秀幸君)  私からは、子ども部の説明員を紹介させていただきます。  保育課長、佐々木でございます。  子ども家庭支援センター主幹、熊澤でございます。  子ども部の説明員の紹介は以上でございます。 11 ◯委員長(馬場賢司君)  教育部長。 12 ◯教育部長(村田幹生君)  私から、教育部学校教育部門の説明員を紹介させていただきます。  教育指導担当参事の長崎でございます。  庶務課長の伊藤でございます。  学校課長の久保田でございます。  私からは以上でございます。 13 ◯委員長(馬場賢司君)  教育部参事。 14 ◯教育部参事(小林 真君)  私からは、教育部生涯学習部門の説明員を紹介させていただきます。  まず、私は、教育部参事、生涯学習情報教育担当ICT活用教育推進室長、小林でございます。よろしくお願いします。  続きまして、生涯学習課長の小澤でございます。  教育部は以上でございます。 15 ◯委員長(馬場賢司君)  病院事務長。 16 ◯病院事務長(赤久保洋司君)  それでは、市立病院の説明員の紹介をいたします。  患者総合支援室長の高橋でございます。  異動に伴う説明員の紹介は以上でございます。 17 ◯委員長(馬場賢司君)  紹介漏れはございませんでしょうか。ありがとうございました。  なお、紹介された説明員で、議案、請願の審査案件がない方は、これをもって退席していただいて結構だと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないようですので、そのようにお願いいたします。  お諮りいたします。本委員会の審査に対し、傍聴の希望がありますが、ソーシャルディスタンスを確保した座席となっておりますので、許可いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないものと認め、これを許可いたします。  審査に入る前に、委員及び説明員に申し上げます。  新型コロナウイルス感染予防の目的から、議会運営上、様々な取扱いをさせていただいております。特に次の3点について、御留意願います。  1、会議時間の短縮を図るため、質疑、答弁は簡潔に行うようお願いいたします。  2、説明員を最小限に抑えるとともに、換気のため、出入口の扉は常時開放いたします。  3、議場への入退場の際には、手指消毒の慣行とマスクの着用を推奨いたします。  以上、議会運営委員会での決定事項となります。  併せて、本会議場を使用しての委員会審査でありますので、議案、請願ごとに説明員の入替えを行う場合がございます。皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 20 ◯委員長(馬場賢司君)  それでは、これより議案審査に入ります。  議案第46号、日野市立病院使用条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  担当部課長より説明を求めます。医事課長。 21 ◯病院医事課長(横井和夫君)  それでは、議案第46号、日野市立病院使用条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  本議案は、国による令和4年度の診療報酬改定に伴い、地域医療支援病院等における非紹介患者加算料の金額の見直しが行われたことにより、病院使用料の一部を改正する必要が生じたため、日野市立病院使用条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。  まず、診療報酬制度について触れさせていただきます。  日野市立病院は、健康保険法第65条に基づく保険医療機関であり、医療法第4条により位置づけられている地域医療支援病院でございますので、非紹介患者の加算料は健康保険法第70条に基づく厚生労働省令及び同法第76条2項による厚生労働大臣が定める金額、いわゆる診療報酬で定められております。  令和4年度は、診療報酬の改定年度となってございます。令和4年度診療報酬改定における国の基本方針では、外来医療の機能分化が基本項目の一つに上げられており、外来機能分担の明確化と医療機関の間の連携の一層の推進を図る観点から厚生労働省の定める非紹介患者加算料の金額の見直しがございましたので、本議案により適用するものでございます。  なお、診療報酬改定による算定要件や施設基準等の詳細につきましては、関連する告示、疑義解釈資料等が随時発出されますので、確認の上、対応するものでございます。  それでは、議案書に沿って説明させていただきます。  恐れ入ります、議案第46号の4ページ、5ページをお開き願います。新旧対照表で説明させていただきます。  別表第1の使用料の算定基本額のうち、項3、種別非紹介患者加算料算定基本額につきまして、医師による初診を1回5,000円から7,000円に、歯科医師による初診を1回3,000円から5,000円に改めます。その下の項目では、医師による再診を1回2,500円から3,000円に、歯科医師による再診を1回1,500円から1,900円に改めるものでございます。この金額は、令和4年度診療報酬改定で見直された厚生労働大臣が定める金額であり、健康保険法の規定に基づき、全国の地域医療支援病院と同等規模の病院では、この支払いを求める措置を講じることとされているため、別表のとおり改正するものでございます。  恐れ入ります、2ページにお戻りください。付則でございます。  本条例は令和4年10月1日から施行し、本条例の規定は施行日以降に受ける診療に係る使用料から適用するものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 22 ◯委員長(馬場賢司君)  質疑に入る前に委員の方々に申し上げます。  挙手につきましては、確認をいたしますので、はっきりと挙げていただくようお願いいたします。  それでは、これより質疑に入ります。有賀委員。 23 ◯委員(有賀精一君)  4ページのこの新旧対照表で、備考の欄の中に、下のほうですけれども、「厚生労働大臣が定める場合及び正当な理由があるものとして市長が認める場合は無料とする」というふうに書いてあるんですが、具体的な内容について、もう少し詳しく説明していただけないでしょうか。 24 ◯委員長(馬場賢司君)  医事課長。 25 ◯病院医事課長(横井和夫君)  非紹介加算料を徴収しない項目について、御質問いただきました。  まずは、救急の患者でございます。併せて生活保護法等、公費医療の助成の患者、難病医療等の助成の患者、心身障害者医療費助成対象者、マル障の患者等々の規定になってございます。  以上でございます。 26 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 27 ◯委員(有賀精一君)  いわゆる所得というか、収入の、生活保護のことは分かるんですけれども、やはり生活が苦しい方たちも多々いらっしゃるんじゃないかと思うんですけれども、そういう何か減免の措置みたいなものというのは、規定とかはないんでしょうか。 28 ◯委員長(馬場賢司君)  医事課長。 29 ◯病院医事課長(横井和夫君)  特に減免という形での規定はございませんが、基本的には、まず紹介状をお持ちいただく。紹介状をお持ちいただいた受診の場合、全く制度の対象外となりますので、非紹介加算料はかからない形になります。  あとは、先ほど答弁させていただいた救急の患者等ですね、やむなくそこに当院にかかる、緊急に必要性がある、そういう患者様も除外対象になってございますので、その趣旨で運用をしていきたいと考えてございます。 30 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 31 ◯委員(有賀精一君)  確かに医療の受診の形をやっぱりすみ分けをさせていくということでの措置であるということは、一定程度理解はするんですけれども、やはり紹介料がこれだけ高くして、なるべくそういう、何というんでしょうかね、紹介のない形で、言葉は悪いですけど、飛び込み的な形で病院にかかる、そういう方たちに対してやっぱりこれだけ大きな額の値上げするというのは、ちょっと、まあ、どうなんでしょうかねという感覚も、私自身は強く持っています。まあ、結構です。  以上です。 32 ◯委員長(馬場賢司君)  島谷委員。 33 ◯委員(島谷広則君)  議案第46号ですね、議案としては紹介状なしでの受診する場合の定額負担ですね、見直しということで、5,000円から7,000円というのはちょっと、確かに、先ほど有賀委員もおっしゃっていましたけども、負担としては大きくなるのかなというところはありますけども、あくまで地域医療支援病院としての外来機能の明確化、地域の身近に通える医療機関との連携、先ほど医事課長からも説明がございましたけども、そういったことを推進する、医療体制全般の充実を図りながら市民の安心、命を守る体制を構築していくということが基本的な考えだと、私も認識しております。  そういったことで、日野市立病院を初めて受診した場合の費用負担という見方だけでなく、その後、患者様の経過観察を経て、自宅で安心して経過を見守っていけるような体制など、地域医療支援病院の機能としての市立病院の位置づけ、地域のクリニックとの情報連携が進むことによる在宅医療体制全般を含めた強化というところが、今後日野市としての大きな役割、旗振りに、まずは期待したいと思っております。  そういった中で、今回の議案で7,000円負担が増えることについては、加算した分の徴収料金というのは、決して市立病院の収益になることではないということも含めて、市民の皆様に対して、これから先の医療体制全般の強化という観点で日野市として目指すべき将来像について、丁寧な御説明をお願いしたいと思います。  今回、紹介状なし加算の議案となりますので、現状の状況について、幾つか確認をさせていただきたいんですけども、市立病院としては現時点でも紹介状なし加算の仕組み自体は行われている、取り組んでいるところでもありますけども、現時点の日野市立病院の近年の紹介率であったり、逆紹介率の推移というんですかね、どれぐらいのそういった効果が出ているかというところでの、まずは数値的なところを伺いたい。  あとは、紹介状なし加算が既に取組としてありますけども、実際、市立病院に来たときに紹介状なし加算があることを知らずに受診してしまった方の人数であったり、そういった分析というんですかね、これまで日野市が取り組んできた、そういったところがちゃんと市民に浸透しているかどうかの現時点の市立病院運営側としての評価という観点でですね、まずは伺いたいと思います。お願いいたします。 34 ◯委員長(馬場賢司君)  医事課長。 35 ◯病院医事課長(横井和夫君)  御質問いただきました、紹介率、逆紹介率について答弁させていただきます。  令和元年度からの数字でございますが、紹介率は49.1%、令和2年度50.9%、令和3年度47.4%で推移してございます。逆紹介率につきましては、令和元年度63.9%、令和2年度71.6%、令和3年度75.5%になってございます。地域医療支援病院の承認の要件の中にも、紹介率、逆紹介率の維持が必要でございます。注力して、紹介率、逆紹介率の向上に努めているところでございます。  ただし、令和3年度、紹介率が若干下がってしまっておる件につきましては、第六波の影響で、発熱外来等ですね、初診でやむなく急に受診する必要があった方等々がかなり多くの患者がいらっしゃったことが影響している結果でございます。  また、紹介状なし加算があることを知らずに受診した患者数の推移、具体的に患者数何名というようなのは、申し訳ございません、つかんでございませんが、1日平均、平日で言うと、500から700の外来患者が来院されている中で、総合案内等案内している窓口において、実際にお声かけをさせていただいて、緊急、急ぎの受診でない場合、待てるとか、ほかのところに行けるような状況にある方の場合ですね、そういう加算料がかかる場合でしたら、では近所のクリニックに行きますというような患者さんも1日に1件、2件ほどいらっしゃるような形でございます。  なお、周知につきましては、病院の掲示、日野市の広報、その他ディスプレー等で周知を図っているところでございます。  以上でございます。 36 ◯委員長(馬場賢司君)  島谷委員。 37 ◯委員(島谷広則君)  ありがとうございます。改めてコロナの発熱外来だったり、その時々の、何でしょうね、市民が求める不安であったり医療に対する希望というのは変わってくる部分もありますので、地域支援医療病院としては、紹介率、逆紹介率という数字は大切にしながらも、その辺りはしっかり市民のニーズに、要望に応えられるような市立病院という部分は忘れずに、維持をしていただきたいと思っております。  あとは、1日、あれですかね、500から700人が訪れる中で、1件、2件程度が大体紹介状なし加算に当てはまるんじゃないかというような御答弁だったかと思っております。この辺りも、やはりちゃんとその紹介状が周知できているかどうかという分析を今後どのようにしていくかということも、このような形でやはり国全体の医療体制を守るという位置づけであっても、市民の御負担が増えるということに対しては、しっかりとした説明責任というんですかね、果たしていただきたいと、このように思うところでもあります。  次、もう1点、質問があるんですけども、今回の令和4年度の診療報酬改定の中で除外要件ですかね、紹介状なし加算の除外要件、特別負担を求めずともよいケースについて、先ほど有賀委員もありましたけども、急を要しない時間外受診であったり、単なる予約受診など患者都合で受診する場合は認められないということでの明確化がされた、そういった医療報酬、診療報酬の改定でもあるとも認識しております。  実際、現時点で、緊急、救急ですかね、要しないケースというのは、実際に患者さんが病院に来て、やっぱり診療を受けて、そのとき、ああ、大丈夫、紹介状なしで緊急性があったよねと判断されるケースもあれば、かかった後に、いやいや、これはというケースもあったり、その、何でしょうね、市民の理解と病院側の認識との差があると、いろいろ難しい部分、判断も分かれる部分もあったりするんですけども、今回のこの診療報酬の改定のこの除外要件の認められないとなったこの明確化の部分で、実際に、何でしょうね、来たんですけど救急性がないよと判断されるようなケース、どれぐらい内在化しているかというか、そういった数値分析だったり、今の現状の評価というところで伺いたいと思います。お願いいたします。 38 ◯委員長(馬場賢司君)  医事課長。 39 ◯病院医事課長(横井和夫君)  緊急を要しないケースとどのぐらいの存在かというような御質問を頂戴しました。  まず、休日、準夜帯等の受診、救急課における当院の時間外の受診患者数は、令和3年度におきまして3,347件となってございます。割り返すと、1日平均にすると、9.2人というような状況でございます。そのおおむね9名前後の中で、実際に診療した、受診後に、1割を欠けるぐらいでしょうか、医師の判断もしくは救急課、医療職の判断で、病状的には緊急ではなく、自己都合のような形で受診されているのではないかと思われるような例もあると、救急課からは報告を受けてございます。その中で、診察をしないわけではなく、受診した上に事前に御説明をしている中で、症状が救急に該当しない事例の場合、非紹介加算料の御負担があることもあるというような説明、周知を進めているところでございます。  以上でございます。 40 ◯委員長(馬場賢司君)  島谷委員。 41 ◯委員(島谷広則君)  ありがとうございます。今回、この除外要件ですかね、その部分も含めてやはり一定数、今回の紹介状なし加算の対象になり得る新たな方々もいらっしゃることもありますので、丁寧な事前の説明と、やはり市立病院にかかるまでのそういったプロセスというのを今後どうやって充実をさせていくかというのも非常に大事な視点かと思っております。  最後、1点、今度は病院事務長にお伺いしたいんですけども、先ほど言ったように、準夜、休日診療が充実していて、いつでもどこか1回寄って、その後市立病院に来てくださいよというような取組もこれまでやってきたと思うんですけども、それも時間帯が限られますし、じゃあいざ深夜に不安になったときに、市立病院に行けば、逆に、いや、もしかしたら7,000円が取られるかもしれないから、ちょっと待てというのも、本来、市民の安心安全と逆効果じゃないですけど、足かせにならないような、そういった、もっと広い枠組みで進めていかなければならないとも思っております。  実際、遠隔健康医療相談ということで、厚生労働省のオンライン診療の適切な実施に関する指針、2019年の改訂ということですけども、医師が行う場合と医師以外が行う場合を分けて説明があります。いずれも、診療や診断は行わず、あくまで相談という範囲にとどまるというふうに定義されておりますが、今、現時点だと、よく電話番号#7119ですかね、救急安心センター事業で一度相談をして、その後実際の緊急病院に向かうとか、そういった判断を仰ぐような電話であったり、先ほど言った準夜、休日医療相談であったり、そういったことを充実させていくということも大事ですけども、これからはデジタルといいますか、アプリケーションにそういったチャットでちょっとした御不安を相談して、医療従事者に判断を仰ぐであったり、そういったサービスも充実させていきながら、市民が市立病院に行く、その手前の不安ということも充実させていくという視点も大事かなと思うんですけども、市民が安心して気軽に相談できる、そういった環境の構築という観点で、日野市、市立病院として今後どういった将来像を描いているか、伺いたいと思います。お願いいたします。 42 ◯委員長(馬場賢司君)  病院事務長。 43 ◯病院事務長(赤久保洋司君)  市民が安心して生活できる、気軽に相談できる体制ということの質問をいただいたところでございます。  市立病院につきましては、遠隔診療等は行ってはいないところでございますけれども、このコロナの第五波、六波ぐらいですかね、のときに、やはり自宅療養者が増えたりとか、あと患者が通院したくないなんていうのは、初期なんかにもございました。そういったときに電話で薬の処方を受けたりとかですね、それから、コロナの自宅療養者もかなり出ましたので、そういった方の状況を確認する。それから、市立病院でコロナの点滴の治療を受けた方が自宅に戻って、その後の経過の状況観察等、電話での確認、相談なんかは、これまでもやってきているところでございます。  ただ、今後、全体のオンライン診療に関わる部分でございますけども、この部分については、やはり地域との関係もございます。医師会との調整もございますけれども、市立病院といたしましては、この4月に地域医療支援病院を承認されて、同時に、先ほど紹介いたしました患者総合支援室というところを設けました。その中に患者相談係という係も設けておりますので、そういった患者への相談も充実させるという方向で考えていきたいというふうに思ってございます。  以上でございます。
    44 ◯委員長(馬場賢司君)  島谷委員。 45 ◯委員(島谷広則君)  ありがとうございます。質問は以上で終わります。 46 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。有賀委員。 48 ◯委員(有賀精一君)  確かに医療の分野で、市立病院や町なかのクリニックとのすみ分けをしていくというか、そういうことが必要な分野であるというのは分かるんですけれども、この間のやはり紹介料の値上がりと状況を見ますと、いかがなものかなというのが私の意見です。  確かにもう、国のほうで決めているわけですから、自治体がどうこうできるということではない中身だというのも分かるんですが、やはり今の島谷委員がいろいろと聞いていた中身から含めても、まだまだこなれていない部分が私はこの非紹介患者加算料というのはあるんじゃないかなと。50%に満たないという現実を見ると、これ、相当、何というのかな、ちょっと、と考え込んでしまうんですね。だから、もう少し周知徹底する部分も含めて私は延長したほうがいいし、今回の値上げというのには、私の意思としてはやっぱり反対の立場を示したいと思います。  以上です。 49 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 51 ◯委員長(馬場賢司君)  挙手多数であります。  よって、議案第46号の件は可決すべきものと決しました。  次に、議案第47号の審査に入る前に、説明員の入替えを行います。しばらくそのままでお待ちください。よろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 52 ◯委員長(馬場賢司君)  これより議案第47号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。本委員会での審査部分は、歳出のうち、民生費(項1・目7・コミュニティ費を除く)、衛生費、教育費(項5・社会教育費を除く)です。  それでは、担当部課長より説明を求めます。市民部長。 53 ◯市民部長(青木奈保子君)  それでは、議案第47号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の20、21ページをお開き願います。  款3民生費、項1社会福祉費、目11国民健康保険事業費でございます。右ページ説明欄を御覧ください。  1国民健康保険特別会計繰出金、27その他国民健康保険特別会計繰出金26万4,000円でございます。国民健康保険特別会計にて退職被保険者等医療給付費分として東京都へ納付する必要が生じたため、必要額を一般会計から繰り出すものでございます。  私からは以上でございます。 54 ◯委員長(馬場賢司君)  子ども部長。 55 ◯子ども部長(中田秀幸君)  続いてその下、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、説明欄11児童虐待防止等対策事業経費、カーシェアリングサービス利用料23万1,000円でございます。急増する児童虐待への対応として、子ども家庭支援センターで使用する庁用車を、本年4月に1台増やし、4台としましたが、令和4年度に入り、毎月70件に迫る児童虐待受理件数となっており、庁用車4台でも不足する状況であるため、緊急時への対応に必要な経費の補正をお願いするものでございます。  子ども家庭支援センターは高幡不動駅前にあり、カーシェアリングサービスの拠点が近隣に複数ございます。緊急時にカーシェアリングサービスを利用することで、維持管理経費や駐車場代の負担がなく、必要なときに予備的に車両を使用することが可能となります。  なお、本事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定でございます。  次に、その下、目2児童運営費、説明欄2一般管理事務経費、弁護士謝礼9万9,000円でございます。令和4年2月9日付で旧たかはた保育園機能移転に伴う補助金支出に関する住民訴訟が提起されたことを受け、その対応として弁護士を選任いたしました。弁護士委任契約書に基づき、裁判所への出廷及び打合せ等に対し、1回につき1万1,000円の日当を支払うため、令和4年7月から令和5年3月までの9か月分の経費について補正をお願いするものでございます。  次に、その下、4認証保育所経費1,296万1,000円は、市内の認証保育所9園に対する感染症のための補助金でございます。1行目、新型コロナウイルス感染症対策事業補助金370万円は、マスクや消毒液等の物品購入費、人件費などを対象とし、定員数に応じて最大50万円の補助を行うもので令和3年度に引き続き、実施をいたします。  続いて、その下、感染症対策のための改修整備等事業補助金926万1,000円は、非接触型の蛇口水栓への切替えなどの改修を対象に、1園当たり102万9,000円を上限に補助を行うものです。  次に、その下、6認可外保育施設等利用事業経費1,720万6,000円は、市内の企業主導型保育施設など14施設を対象とした感染症対策のための補助金でございます。さきに説明した認証保育所経費と同様に、マスクや消毒液等の物品購入のほか、非接触型の蛇口水栓への切替えなどの改修に対し、補助を行うものでございます。  続いて、その下、目4保育園費、説明欄2市立保育園経費2,250万円でございます。市立保育園9園に対し、同様に感染症対策に係る非接触型の蛇口水栓への切替えのための修繕や必要な消耗品、物品等を購入するものでございます。  次ページをお開き願います。  説明欄3民間保育園経費5,420万2,000円でございます。民間認可保育所を対象に、マスクや消毒液等の物品購入のほか、蛇口水栓への切替えなどの改修に対し、補助を行うものでございます。  ひとまず、私からは以上です。 56 ◯委員長(馬場賢司君)  健康福祉部長。 57 ◯健康福祉部長(山下義之君)  続きまして、衛生費でございます。恐れ入ります、予算書の24、25ページをお開きください。  款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費の右説明欄1の予防接種経費について2,907万2,000円の増額補正をお願いするものであります。こちらは子宮頸がん予防ワクチンに関する経費でございます。  子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年4月に予防接種法に基づく定期接種になりました。しかし、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛みがワクチン接種後に特異的に見られたことから、2か月後の平成25年6月に積極的勧奨を控えることとなりましたが、令和3年11月、最新の知見を踏まえた国からの通知により、令和4年4月から積極的勧奨を再開することとなりました。日野市におきましても、積極的勧奨として、5月末に個別通知を発送しております。併せて積極的勧奨を控えていた期間の未接種者に対するキャッチアップ接種や自費接種への償還払いなどの対応を行ってまいります。  今回の補正は、対象年齢を過ぎて自費で接種した方などへの償還払いの費用になります。償還払いの対象年齢は、平成9年度から平成17年度に生まれた女子で、償還払いの取組期間は令和7年3月までの3年間でございます。国からの正式な通知が令和4年3月18日付の発出であったため、このタイミングでの補正予算計上となったものでございます。  次に、その下、3新型感染症緊急対策経費について、1,725万9,000円の増額補正をお願いするものでございます。こちらは、新型コロナ感染に係る食料支援とPCR検査センター支援助成金に関する経費でございます。  新型コロナ感染に係る食料支援につきましては、令和3年8月から東京都による食料支援が届くまでの3日分を市独自の支援として自宅療養者に配送しておりましたが、令和4年5月中旬より新規感染の減少傾向が見られ、東京都の逼迫状況も解消されたことから、令和4年6月3日をもって一旦事業を休止といたしました。  また、日野市医師会が運営しておりますPCR検査センターについても、感染の減少傾向に加え、市内医療機関における行政検査体制も整ってきたことから、6月末での事業休止を予定しております。  いずれの事業も、今後、感染再拡大の兆しが見られた際には、保健所や医師会との連携により速やかに事業再開することを前提とした休止となります。  また、予算につきましては、令和4年度当初予算におきまして、4月から6月までの3か月分を確保しておりますが、感染再拡大の時期や規模については、予測が立ちにくい状況でございます。そこで、感染が再拡大した際に柔軟かつ迅速に対応するために、食料支援につきましては令和4年7月から令和5年3月まで、PCR検査センターの支援助成については3か月分の計上としております。  続きまして、その下、4PCR検査体制確保事業経費について、2,913万円の増額補正をお願いするものでございます。こちらは、高齢者施設や障害者施設において感染陽性者が出た場合に、濃厚接触者にならなかった方への検査ができるよう、市で独自に行っている事業でございます。当該事業については、感染流行状況が予測しにくいことから、当初予算において4月から6月までの3か月分を確保しております。高齢者や障害者の施設については、東京都による感染対策が行われておりますが、本事業は施設側が持つ施設内感染に対する不安解消も目的としていることから、令和4年度末までの事業継続の方向で、令和4年7月から令和5年3月までの計上をしております。  私からは以上でございます。 58 ◯委員長(馬場賢司君)  教育部長。 59 ◯教育部長(村田幹生君)  補正予算説明書の32、33ページをお開き願います。教育費でございます。  説明欄最上段の6特色ある学校づくり推進事業経費60万円でございます。東京都がオリンピック・パラリンピック教育の一環として行っていた活動を受け継ぐ取組である、学校2020レガシーを推進するために、南平小学校、日野第四中学校の教育活動に対して委託金を交付するものでございます。  南平小学校では、茶道体験や短歌教室のほか、地域の皆様の支援による稲作体験などを通して、地域や日本の伝統文化に対する学びを深める活動を予定しています。日野第四中学校では、ダンス講師によるダンス指導を予定しております。様々な国の音楽に合わせて体を動かすことで、ダンスは言語を超えてあらゆる人との交流が可能であることを体験的に理解し、生徒に共生社会の一員としての意識を高めることを目標としております。財源は東京都による委託金60万円でございます。  その下の小学校費の1施設整備管理経費、(2)学校改良経費1,399万5,000円及び、その二つ下の中学校費の1施設整備管理経費(2)学校改良経費691万6,000円でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症対策を目的に、日野第一小学校、日野第三小学校、日野第六小学校及び日野第一中学校の小・中学校4校において、体育館のトイレを改修するものです。  主な改修内容は、和式便器の洋式化、手洗いの自動水栓化、センサーによる照明の自動点灯化などを行い、教育環境と併せ、避難所環境の向上を図るものでございます。  財源は、二つの事業経費を合わせて、国による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,400万円、基金繰入金300万円、ほかに一般財源でございます。  その下の9地域部活動推進事業経費207万2,000円でございます。本事業は令和3年度に引き続き、スポーツ庁からの委託を受けた東京都から、日野市に再委託された事業でございます。令和4年6月、スポーツ庁から運動部活動の地域移行に関する検討会議における提言が公表され、休日の運動部活動の地域移行については、目標時期を令和5年度の開始から3年後の令和7年度末を目途とすることや、地域のスポーツ団体等と学校との連携、協働の推進などの方向性が示されたところです。  教育委員会におきましては、令和4年度は次の二つの取組を実施する予定です。  一つは、令和3年度に引き続き、教育委員会が運営主体となり、既存の部活動である三沢中学校のバスケットボール部において、指導員を派遣して、休日の運動部活動を実施する取組です。  もう一つは、令和4年度の新たな取組として、地域企業等が運営主体となる地域部活動の実施です。この取組につきましては、平日の部活動と切り離した上で土曜日や日曜日に部活動とは異なるスポーツも含めて生徒が任意に参加できる形態を探っていくものです。まずは、地域企業の陸上部の協力を得て実施を進めていく予定でございます。財源は、東京都の委託金204万円と一般財源でございます。  私からは以上でございます。 60 ◯委員長(馬場賢司君)  子ども部長。 61 ◯子ども部長(中田秀幸君)  次に、その三つ下、項4幼稚園費、目3幼児教育援助費、説明欄2私立幼稚園新型コロナウイルス感染症対策事業経費1,529万円でございます。市の10園の私立幼稚園に対し、マスクや消毒液等の物品購入のほか、非接触型の蛇口水栓への切替えなどの改修に対し、補助を行うものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 62 ◯委員長(馬場賢司君)  これより質疑に入ります。有賀委員。 63 ◯委員(有賀精一君)  先ほどですね、これ、どこにあったんでしたっけ、子宮頸がんの問題で、池田委員のほうが詳しくお伺いすることになるんじゃないかと思うんですけども、積極勧奨にするということで、これがWHOとかですね、いろんなところも関与していると思うんですけども、この日本の中で発生した副作用というかですね、副反応の問題の結論というのは、いわゆる医療で調査したグループ、幾つかあったんではないかというふうに、一つですかね、思うんですけれども、その答申の内容を含めて妥当なというか、適正な判断が下された上での、これ、積極勧奨なんでしょうか。そのことについて、説明していただけますか。 64 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 65 ◯健康課長(平 敦子君)  平成25年6月以降から積極的勧奨を控えるようになってから、その間9年間の間、今までですね、いろんな専門家チームとか、そういうところで研究は繰り返してきたとの国の公表がされているところでございます。その上での、今回、ある程度の一定の結果をもって積極的に勧奨が入ったというふうな公表をしているところを受け止めて、私どものほうもそのような行動に入ってございます。  以上です。 66 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 67 ◯委員(有賀精一君)  私の知り得るところではですね、専門家のお医者さんから、やはり原因ということで、ワクチンの問題を指摘する報告というのが幾つかなされてきたんではないかと思うんですけれども、そのことについて、治験も含めて大丈夫だよというようなものがしっかり示されているのかどうかと。今の話だと、その中身にはほとんど踏み込まずに国の側というか、それがゴーサインを出したんだというような言い方ですよね。その辺、いかがですか。 68 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 69 ◯健康課長(平 敦子君)  専門家の方々がある程度の一定の議論がされたというふうにこちらのほうも認識してございます。その認識の上である程度現在の一定程度の症状が出た方に対する対応ですとか、それに対する原因究明、またそこ以上にHPVワクチンの効果、またリスクというところも見地の上での、専門的見地というところをこちらのほうも受け止めているような、そういう状況でございます。  以上です。 70 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 71 ◯委員(有賀精一君)  私からは専門的な話について、いろいろと、そのことは少々荷が重い気もするんですけど、医者グループが問題にした点について、恐らく解決がなされていないんじゃないかと思うんですよ。今言っているのは、要するに副反応というか、そういうものが出るということと子宮頸がんにかかることをてんびんにかけたときに、ワクチンというのは大体そういう傾向が非常に強いんですけど、救われるというか、かからない率が高くなるということのてんびんでやっていると思うんですけど、やはり今のこの子宮頸がんの問題というのは、実際に被害者が今でも裁判を起こして闘っている問題なんですよね。それについて、やはり本当に答える中身になるのかと。だから、私は積極勧奨というのはちょっと、おかしいのではないかなと私自身は思っています。  以上です。 72 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 73 ◯委員(岡田じゅん子君)  2点について伺います。  最初に、33ページ、教育費の地域部活動推進事業経費、それから次に、21ページの民生費一般管理事務経費、伺います。  それでは、最初に、地域部活動推進事業経費について、事実の確認としての認識を軽く伺わせていただきたいというふうに思います。  まず1点目、受益者負担以外の運営財源についての確保の検討と。スポーツ庁のホームページにも日野市の報告書が上がっていて、その中に、概要版の中に受益者負担以外の運営財源についての確保の検討とあるんですけれども、この議論はどこまでされているでしょうか。 74 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 75 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  財源については、現在も国から様々な可能性が示されているところでございます。教育委員会事務局としましては、令和4年度の実証研究、こちらのほうを引き続き行う予定でございますので、こちらの中で検討をしていく予定となります。全てこれからの議論となります。  以上でございます。 76 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 77 ◯委員(岡田じゅん子君)  そうしたら、受益者負担という考え方については、どういう議論がされているか、教えていただけますか。 78 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 79 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  こちらの地域部活動を進めるに当たりましては、指導員の謝礼や、それから消耗品、そのほか運営費というものがかかることは認識しております。しかし、その財源につきましては、先ほどのお答えのとおりですね、令和4年度の実証研究を通して議論をしてまいります。今年度の事業の中では受益者負担、こちらのほうはございません。  以上でございます。 80 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 81 ◯委員(岡田じゅん子君)  もし、受益者負担という考え方がこの部活に入り込んでくるのであれば、各御家庭の抱える状況や事情によっては、今後参加できる子ども、できない子どもが分かれてきてしまうということになりかねないと思うんですけれども、私たちとしては以前この委員会でも意見として伝えさせていただいているんですけれども、あくまでも部活というのは、子どもたちの自主性だとか、そうしたものを発揮していただいて成長につなげていただく、そのための部活動だというふうに考えているんですけれども、そういうふうになってこないということにもなりかねないというふうに思うんですけれども、お考えを伺っていいですか。 82 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 83 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  財源については、先ほどのお答えのとおり、これからの議論ということになるんですが、スポーツ庁が令和4年6月6日に示しました運動部活動の地域移行に関する検討会議、こちらの提言の中には、家庭の経済状況等にかかわらず誰でもスポーツに親しむ機会を確保することは重要な課題であると。また、経済的に困窮する家庭の生徒のスポーツ活動を支援するため、例えば各地方公共団体において、こうした家庭に対するスポーツに係る費用の補助や地元企業からの寄附等による基金の創設などの取組を進めることが考えられると。このような各地方公共団体での取組に関し、国による支援方策についても実現に向け検討する必要がある、との考え方が述べられております。御質問の懸念についても、今後検討すべき事案であるということが明確になっております。  教育委員会事務局では、今回の提言の内容を踏まえながら、関係機関と共に議論を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 84 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 85 ◯委員(岡田じゅん子君)  分かりました。ありがとうございます。  続きまして、21ページの一般管理事務経費、伺っていきたいと思います。
     まず1点目ですけれども、弁護士の謝礼9万9,000円について伺っていきます。この謝礼はどういう事案に関して、何人に、どういう性格、中身の弁護に対して支払われるものなのか、これを教えていただきたいんですけれども。 86 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 87 ◯保育課長(佐々木滋君)  今回の弁護士謝礼につきましては、令和4年3月1日に送達されてきました令和4年第82号損害賠償請求事件において、市民238名から起こされた住民訴訟における弁護士費用として計上をさせていただいているものでございます。 88 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 89 ◯委員(岡田じゅん子君)  弁護士さんは何人でしょうか。 90 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 91 ◯保育課長(佐々木滋君)  申し訳ございません。弁護士は1名となっております。  以上です。 92 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 93 ◯委員(岡田じゅん子君)  旧たかはた保育園の機能移転の不正疑惑につきましては、昨年弁護士3人を選任して第三者委員会を設置して解明が進められてきたという経緯があると思います。その第三者委員会のメンバーとして選任されていた弁護士で、今回の訴訟案件の市側の代理人として選任をされていると聞きましたけれども、それは本当でしょうか。 94 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 95 ◯保育課長(佐々木滋君)  第三者委員会のほうに携わっていただいた方に弁護のほうをお願いしております。  以上でございます。 96 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 97 ◯委員(岡田じゅん子君)  第三者委員会というのは、客観的な観点から、公平、公正な調査、検討を行って結論を導き出すというのが役割のはずだというふうに思います。その客観的な立場に身を置いていた方を、今度は市側の立場に立った代理人としてお願いするというのはどういう理由からでしょうか。 98 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 99 ◯保育課長(佐々木滋君)  今回の案件に関して熟知していただいているということで、御依頼をさせていただいたところでございます。  以上です。 100 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 101 ◯委員(岡田じゅん子君)  市側の代理人として、住民訴訟の弁護人としてですね、市側の代理人としてお願い、要請するということが、それまで第三者委員会で行われていた調査、検討、結論自体が、本当に公平、公正に行われたものであるのか。第三者委員会の客観性、正当性に疑念が持たれる、そういうことが容易に想像できるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そういう考え、思いは及ばなかったでしょうか。 102 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 103 ◯保育課長(佐々木滋君)  第三者委員会における報告が終わった後、訴訟が出されておりまして、そちらのほうで熟知していただいているということで弁護を依頼したものですので、第三者委員会のほうで公平、公正に欠けているということの判断はなかったというふうに考えております。  以上でございます。 104 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 105 ◯委員(岡田じゅん子君)  全国的にも、いろんな問題で第三者委員会は設定されるようになっていると思います。例えば、いじめ問題。もし、第三者委員会の弁護士さんが、委員会終了後といえども、その後に市の側の代理人として弁護を引き受けることになったら、その被害者、その御家族、御遺族はどう受け止めるとお思いになるでしょうか。当然、第三者委員会の正当性は損なわれると思いますし、市への不信も増幅するんじゃないのかなというふうに思います。  ですから、そうした第三者委員会の弁護士が第三者委員会の調査が終わっているとはいってもですね、訴訟における市側の代理人になるということは、あまりないケースではないかと思うんですけれども、かなり、受け止める市民の皆さんにとっては大きな問題じゃないかなというふうに思うんですけれども、そういうふうにはお思いにならないでしょうか。 106 ◯委員長(馬場賢司君)  保育課長。 107 ◯保育課長(佐々木滋君)  先ほども答弁させていただいたとおり、令和3年に第三者実態調査委員会の調査報告が終了した後、代理人を選任しております。訴状委任契約自体も第三者実態調査委員会の調査自体も、公平性、中立性について何ら問題ないというふうに考えております。  以上でございます。 108 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 109 ◯委員(岡田じゅん子君)  法的にはともかくとしてもですね、社会的道義や倫理に照らしていかがなものかなというふうに考えております。これで終わります。結構です。 110 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 111 ◯委員(池田としえ君)  25ページの予防接種経費、18負担金、子宮頸がん予防ワクチン任意接種費助成金ということで、先ほど有賀委員の担当課長に対する質問の中で、答弁の中に、この間、8年、9年間の中でこの研究が幾つか出てきたというようなお話があったんですけれども、疫学調査として報告されているのは、私が一般質問でお話をしたとおり、名古屋スタディ、鈴木──名古屋大学の市立大学のですね──教授が、既に内容に吟味に入る前に結論が決まっているというような、ふざけた、フェイスブックでの投稿をしていた件1件と、その後ですね、祖父江班、まあ、それだけでは足りないと思ったんでしょうね、祖父江班による研究発表がなされたわけですけど、祖父江氏自身もですね、この研究で因果関係が明確になっていないというようなお話をなされています。これが、既に4大地裁の裁判の資料としてもですね、大きな問題だと。しかも、この中身に関して、推進するに都合の悪い実際の被害者、日本の数多くの被害者が対象となってこの行われている論文、都合の悪い論文はですね、俎上に上がっていないというようなことに関してもお話をさせていただいた。それだけではなく、なぜ、この10月1日からですね、推進が開始されたかという、この背景というものも、さきの12月の一般質問の中で、丁寧に細かく、どういう状況があったかということもつまびらかにさせていただいた中で、今回、勧奨が再開されるというような状況に、実際は残念ながら、なっていくのかなというふうには、本当に思っているわけです、気の毒だなというふうに。  この間、0.3%ぐらいしか接種せずですね、ほとんど被害の声というのは上がっていない状態でありました。そんな中で、被害が、既にもう私のところに届いているんですけども、新しく接種されて副反応被害に遭われた方が、もうほぼ10年前と同じで、どこの病院に行ったらいいんですかというようなお話を真っ先にされるんです。で、国はですね、当時も各都道府県に拠点病院を置いてくだすったんです。ところが、副反応被害者、私、現在620人ぐらい抱えているもので、当初から、ぜひ、こういった病院に行ってくれということで、ほとんどの人がもう、駆け込んで走ったんですね。しかし、もう既に一度、二度も行ったという方はそうそういないんですけども、ほとんどこの副反応被害の実相というのが、各お医者様が全く分かっていずにですね、結局自分のところでは診れずに先進病院を紹介されるというような状況になって、実は、現在、被害に遭われている方も同じような状況のことを訴えているというのが、今起こっている現実なわけです。  そこでお伺いしますけれども、日野市の場合は、被害に遭われた方がどこの病院に行ってどの先生にかかったらいいのか、それを具体的に教えてください。 112 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 113 ◯健康課長(平 敦子君)  ワクチンにつきまして、子宮頸がんワクチンに特化ということではないんですけれども、基本的に、今、子宮頸がんワクチンにつきましての接種につきましては、まずは接種をしたお医者様のところに御相談に行っていただきたいということを、こちらのほうで症状やその辺り丁寧に保健師のほうで窓口になりまして、御相談を受けた上でそういうふうな御案内をしております。  その上で、接種した先生が、その後の、接種と今ある症状というところの関係性というところで、大きな病院等、必要であれば、国とかが置いていますその拠点病院というところに御案内すると、そういうふうな御案内をしてございます。  以上です。 114 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 115 ◯委員(池田としえ君)  先ほど来から私が御説明申し上げていること、もう少ししんしゃくして、御自身や御自身の娘さんがですね、ワクチンを接種した後に副反応被害と見られる症状にあった場合、どの病院に行ったらいいかというお話の中で、例えば今回接種する中にはですね、産婦人科の先生もおられるわけです。そうですよね。当時もそうでした。産婦人科の先生が、例えば不随意運動が起こっている脳に起因する症状を判断できるとお思いでしょうか。お伺いします。 116 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 117 ◯健康課長(平 敦子君)  接種をした先生に御相談するのはもちろんですが、その症状によりけり、その後の症状によった診察をするのは、もちろん産婦人科の先生以外でも必要な場合があると、こちらのほうも予想してございます。その上で、だからこそ、その専門相談というところでは、一応保健師という健康の相談に乗れる者が対応していくというふうな形を、市のほうでは取ってございます。  以上です。 118 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 119 ◯委員(池田としえ君)  それでは、日野市内で接種した方が、日野市内で接種医のところに行きますね。その日野市内の接種医に関しては、接種後の副反応がどういう状況のものかというものを御存じでいらっしゃるでしょうか。そのようなレクチャー、特に、もう今回既に4大地裁で裁判も起こっていて、その中でどういう症状が接種後出ていくかということは、学んでいる先生に関してはですよ、御存じかもしれません。しかし、ほとんど、現在、接種が始まった状況でもですね、当時の状況は御存じでない。要するにワクチン接種後の副反応がどれほどの状況か、症状がどういうものかということ自体知らないと、どこに紹介していいかということすら分からないという、8年前と同じような状況で接種医がいるのではないかという危惧をしているわけです。そこに関してのレクチャーを日野市としては丁寧に執り行うというようなお考えがあるんでしょうか。 120 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 121 ◯健康課長(平 敦子君)  今、子宮頸がん予防接種につきましては、日野市医師会のほうに委託という形を取ってお願いしている状況です。また、この積極的勧奨というところにつきましても、積極的再開という市の行動について、医師会さんともこのお話というのはさせていただいている状況です。また、これ以上の接種によって起こり得る症状が出ている。その辺りは書面でのやり取りをしておりますが、今、こちらのほうも、これからキャッチアップ接種等の動きが入りますので、医師会ともその辺り、より一歩進んだ共有というところは必要だというふうに思ってございます。  以上です。 122 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 123 ◯委員(池田としえ君)  医師会に所属する先生方、そして所属していない先生方もおられるというふうに思いますし、どのようなお立場の先生のところにこのワクチンを接種しに子どもたち、そして保護者が向かうか分からないんですけれども、先ほどの答弁では、現状を今まで以上に伝える必要があるというような答弁であったかというふうに思いますけれども、実際、本当にお身内のね、自分の大切な人たちが、本当にもう、これ以上、人としてですね、通常の生活を伴っていけないというような目に多くの方が今回は遭って、そして、戦後始まって以来、130人という子どもたちを中心にした裁判が起こって、しかもそれが日本だけではなく世界中で起こっている最中だということです。その辺のところをしっかりと、接種するお医者さんたちもですよ、御存じないというふうに、まずは思うところからですね、この8年、9年間に起こってきているということを、そして再開に至るきっかけが、なぜこのような強引な形で、治療も全くできない状況で、被害者だけを生んでいくような形になっていくということもですね、本当に一方的な勧奨を進めるという声じゃなくて、置き去りにされている声こそですね、しっかりと受け止めてですね、幾らでも被害者の声というのは聞くことはできますし、どこの病院に、今、全国でいったら、私が存じ上げているところ、受け入れてくれるかどうかは分からないけど、しっかりと診断がつくところは1か所だけですよ。しかも、東京からはとても遠いです。私のところに、本当にお嬢さんが大変な状況になって困られて、行っている方は、そこに行っています。今でも。なぜかといったら、地元でぐるぐるどれくらい回っても、診てもくれるところがないんですよ。本当に。それで毎日困っているの。受け入れるところがないというところは致命的です。なぜなら、このワクチン接種後の病態が、全く明確に、きちっとこういうことが起こりますということをレクチャーしていないから、結局不幸な人をつくるだけというような形になっているだけではなく、これ、世界中でですよ、日本でもそうなんですけど、このワクチン接種後にがんになっている方の症例というのも、非常に論文に数多く出てきているような実態なんですね。そういった被害に遭われている方のこのフォローをもう少し積極的にしながら、本当にこういう症状が実際に出てきているんだから、そういう方には、もう、特定して、ここにすぐ行ってもらうとか、ここからどこの病院に行くかということはですね、実は、今、被害者が一番よく分かっているわけなんで、本当に被害に遭っている人に聞くのが一番近道なんですよ。だから、その辺のところというのを、きちっと被害に遭われた方々の団体にですね、紹介していただきながら、医師会ともつなげていくという具体的な行動をなくしてですね、本当に一方的に再開を提供するというのは、もう申し訳ないという気がするんですけど。その辺り、もう少し踏み込んだですね、実態の調査と詳解をしながら、そしてワクチンを接種してもらうんなら提供するというような、少し今までの形と違うですね、住民に対する責任、提供責任があると思うんですけど、その辺の動きをもう少し具体的にしていただけませんでしょうか。命に関わるんで。 124 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 125 ◯健康課長(平 敦子君)  今回のワクチンの、HPVワクチンの再開に向けましては、しっかりとした情報提供を充実させていくことということも、国からの通知にも入ってございます。  また、日野市のほうで、個別に、今回、皆様に積極的勧奨通知ということで、国が作ったパンフレットの概要版等をお配り、通知を差し上げましたが、その中にも子宮頸がんワクチンの副反応についてというものを1枚入れてございます。その副反応については、主な副反応の症状はこういうものが出ていますよということで、2価のもの、4価のものということで、また、それが起きた場合の相談窓口やテレホンサービスのところというところの情報周知もしっかりと入れているような、そういうふうな取組にしているような状況でございます。  以上です。 126 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員、そろそろまとめていただければと思います。池田委員。 127 ◯委員(池田としえ君)  すみません。症状ということでしたけれども、例えばその症状の欄に、頭痛とかというふうに、腹痛とかというふうに書いてあると思うんですね。ですけど、もう一般質問でも申し上げたように、頭痛というと、私たちは、あら、ちょっと頭が痛いな、バファリンでも飲もうかという頭痛じゃないんですね。ハンマーで殴られるようなと、全員言うんです。この間、御連絡いただいた方も。頭痛じゃなくて、ハンマーで割られるような痛みで、もう見ていられない、耐えられないって。もう本当に、娘が、このままだと、ついていないと自殺してしまうという、それほどの痛みなんで何としても取りたいんだけど、何をしても取れないんだって、どこに行ったらいいかって、そういうお話なんですね。  ですから、それが裁判の中でも、きちっと、子どもたちもきちっと語っているんですね。どういう症状か。だから、症状を、頭痛とか腹痛とかじゃないんですよ、本当に。それが、しかも複合的に合わさっているということがとても重要な、症状のですね、伝え切れない課題であるということも、ぜひ、何ていうのかな、少し加味して、情報を提供していただくようにお願いしたいと思います。  そして、最後なんですけれども、情報提供の中に、私、今回なぜ導入されたかという形の中でお話ししましたよね。CDCの、以前、このワクチンが接種される前にですよ、世界的に、CDCのジュリー・ガーバーディングが、CDCから転身して、メルクのワクチン部門のトップになった。日本でも全く同様のことが行われている、厚労省の医系技官だった橘薫子さんという方がメルクのワクチン部門の専門官になって、それで連携を取りながら勧奨を再開していったと。これは利益相反の何物でもないんですね。で、今、もうずっと前からですね、この不正をにおわせるようなグレーな状況で、市政をですよ、進めていくということが、全国的にですね、こんなに日野市の中でも大きな問題になっているわけです。そういう中で、明らかに利益相反というふうに思われるような人事が行われているということに関してもですよ、やはり本来、客観的に見ておかしいですからね、そういう在り方というのは。その辺りというのもですね、きちっとお伝えする必要があると思うんです。利益相反がこんなに行われていると。明々白々。  それともう一つですね、そこのところをどういうふうにレクチャーしていくかということと、現在、これだけですね、メッセンジャーRNAワクチン、コロナのこのワクチンでですね、多くの被害が出ている。それに併せ持ってですよ、この子宮頸がんのワクチン、これも、脳内関門を突破して、BBB関門を突破して、そして、もう免疫にアタックしているということが分かっているような状況ですね。併せ持って同様にですね、遺伝子組換えワクチンなんですね、これも。同じような形で接種を重ねて大丈夫なものなのか、その辺りというものをどのように評価しているか教えてください。お願いします。 128 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 129 ◯健康課長(平 敦子君)  評価につきまして、ワクチンのそういう有効性とか、そういう評価につきましては、国の薬事分科会審議会等での知見というところを踏まえて、こちらのほうもそれをきちんと皆様にお伝えしていくというふうにやっていこうと思ってございます。  以上です。 130 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 131 ◯委員(池田としえ君)  私がお伺いしたのは、同様の遺伝子組換えワクチンという形でですよ。例えば、交差接種が、既にファイザーのものとモデルナのもので、もう、これだけ死者が出ているという中でですよ。もう一つはですね、女性、まあ、年頃の女性ですね、小学校6年生、そして高校生に今回限っているんですかね、その方々に、勧奨というのは勧めるということなんでね。その年齢の方々は、多く接種、このコロナのワクチンもしているわけですね。遺伝子組換えワクチンですから、メッセンジャーRNA。スパイクたんぱくがこれだけ心筋炎に影響するということが、ソーク研究所、世界中の人のトップはもうみんな知っていますから。そういう中でですね、この子宮頸がんのワクチンを、また遺伝子組換えワクチンとして提供するわけですね。で、それに対する安全性というのがどこに提供されているのか、そこを聞いているんです。数多くのワクチンを新たに接種されるのと同時にですよ、勧奨するという形で、この年代の女性の子どもたち、特にメッセンジャーRNAワクチンは女性が9割ですから、アナフィラキシーショックが。その女性にですよ、当てて、子宮頸がんのワクチンは、現在のところ、まだ男子はガーダシル9になってからでしょうけれども、当ててですよ、そこに重層的に遺伝子組換えワクチンをまた提供していくということになるわけですよ、現実的に。それの安全性に関しては大丈夫ですかとお伺いしているわけです。 132 ◯委員長(馬場賢司君)  健康福祉部長。 133 ◯健康福祉部長(山下義之君)  新型コロナワクチンも含めてというようなお話でございますが、今回のですね、子宮頸がんワクチンにつきましても、基本的には国のほうでですね、様々な知見が、今、御紹介いただいたような知見も含めて、様々な学説やら、論文やら、知見があると思います。そういったものを総合的に、安全性も含めてですね、国のほうの調査会ですとか、あるいは審議会のほうでですね、議論された上での結論だというふうに理解をしております。  したがいまして、そういった様々な御意見があるということはですね、当然できる限り伝えなきゃいけないとは思いますが、その安全性云々についてはですね、私どものほうで是とするか非とするかというようなですね、そういったものではなくて、それ以上でもそれ以下でもないということで、法にのっとったですね、対応として、私どもは積極的勧奨を行っていくという判断でございます。  以上でございます。 134 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員、そろそろまとめていただけますか。 135 ◯委員(池田としえ君)  はいはい。すみません、ごめんなさいね。  今のお話は、国のほうで決めているんで、自治体としてはやらなきゃならないというようなことかというふうに聞こえてくるんですね。しかし、もう国のほうがですね、今お話ししたように、どう考えても客観的に評価するとですね、これは正しい進め方じゃないというふうに、私自身は、住民の命を守るためにもという視点でですね、本当に細かく調査をさせていただきましたけれども、どう考えても、私は自分の娘には接種をさせたくないというふうに思われるんですね。接種した後、回復がほとんどしないからです。心筋炎などは、厚労省のホームページにはすぐに寛解、治りますというふうな記載もありますけど、心筋炎にかかって治るというようなことはないというのが、もう、医者の定説です。  そんな中で、国がこういうふうに言うからやらねばならないんだって、国のやること、市のやることというのは、正しいことを提供してくれるだろうというふうに思い込んで、接種をなされてですね、被害に遭って、いろいろ調べて後悔しているというような方々が本当に大勢おられる中でですね、この再開を進めていかなければならない担当課も非常に苦しいと思うんですけれども、ぜひですね、今、私が申し伝えたような、この病院の先生方に来た人たちにですね、的確な病院の紹介、症状の内容、それを、まず、弁護団、非常に優秀な方々なんで、どういう実態になるかということを本当に細かく教えていただけますので、ぜひ、そういったところともアクセスをしながら、万が一起きてしまったときのフォローをきちっと完璧にするような形でですね、今から心がけていただきたいと思います。  以上です。すみません、長くなって。 136 ◯委員長(馬場賢司君)  伊藤委員。 137 ◯委員(伊藤あゆみ君)  25ページ衛生費の予防接種経費、18番、負担金、補助及び交付金、子宮頸がん予防ワクチン任意接種費助成金について質問させていただきます。  平成9年から平成17年度生まれの方が対象ということですが、対象者は大体どのぐらいいらっしゃるんでしょうか。 138 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 139 ◯健康課長(平 敦子君)  キャッチアップの対象者、平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子、7,414人を対象としてございます。  以上です。 140 ◯委員長(馬場賢司君)  伊藤委員。 141 ◯委員(伊藤あゆみ君)  ありがとうございます。  その中で、これから受けられる人、受けられた人はどのぐらいの数いらっしゃいますか。 142 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 143 ◯健康課長(平 敦子君)  この中で既に受けた方というのは、ちょっとまだ把握ができていない状況でございます。これから受ける方に関しましても、止めていた時期、積極的勧奨を止めていた時期が長かったので、こちらも今回の積算に向けては、任意接種をしていた時期、平成23年、24年の接種率の平均ということで、3,165人ほどが受けるだろうというふうに目算してございます。接種率、ごめんなさい、42.7%というような平均の接種率を出してございます。  以上です。 144 ◯委員長(馬場賢司君)  伊藤委員。 145 ◯委員(伊藤あゆみ君)  ありがとうございます。  3月議会のときに、私も子宮頸がんのワクチンの積極的勧奨についてお話をさせていただきました。その中で市のほうに対して要望したことは、三多摩に対する医療機関の設置、そして、リスクと利益をはっきりと明確にした、心に寄り添った相談体制、これをお願いをさせていただきました。  三多摩の協力医療機関に関しましては、もう既に市のほうでも対応していただいているということで伺っております。そして、この三多摩医療機関、引受けの対象病院が本当に少ないということで、今後難しい課題ではありますが、私も支援体制の一つとして努力してまいります。  そして、この子宮頸がんワクチンですけど、今、池田委員のお話にもあったように、様々な課題が実際ございます。しかし、私が3月議会にも申し上げましたが、守られた子宮と命があることも事実であるので、このまま積極的勧奨は進めていただきたいと思います。しかしながら、これから子宮頸がんワクチンを希望される方、御自身でしっかりと利益とリスク、これを調べていらっしゃるかと思います。そして迷う方もいらっしゃると思いますので、引き続き心に寄り添った支援体制をお願い申し上げます。  以上です。(「よし」と呼ぶ者あり) 146 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御質疑ありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。池田委員。 148 ◯委員(池田としえ君)  本案件に関しては、先ほど来からの答弁の中でですね、このワクチンの驚くべきひどい実態というのを、このワクチンを接種する医師自体も、現状であまり知らないというふうに判断せざるを得ません。  それと同時に、ぜひ御理解いただきたいんですけれども、全世界的にですね、このワクチンはですよ、ヒトパピローマウイルスが2008年にツア・ハウゼン、ハラルド・ツア・ハウゼンというノーベル賞をもらって、その翌年からですね、大々的に世界中でも接種が広がってきたんですけど、ハラルド・ツア・ハウゼンはどういう仮説を経たか。ヒトパピローマウイルスがいると、がんになるかもしれないという仮説を発表して、そしてノーベル賞をもらってですね、早速打ち始めた。被害が出て、厚労省はどのように現在も発表しているか、そして原告団も、そして世界中の事実は何を言っているかといったら、このワクチンが子宮頸がんを証明した、予防したということを証明した事実は1例もない。これが事実です。この実態をですね、しっかりとかみしめながら、ワクチンというのは健常者にやるものです。元気な人を傷つけるなんていう行為、医療行為があってはならないわけです。だからインフルエンザのワクチンなんかは、フルシーズン7か月やっても、死亡者が出るときでも2人とか3人とかが年間のトータルの数だというふうに言われています。  そういう中でですよ、これだけクオリティーの悪いものを育ち盛りのお子さんたちに提供して、こんな、日本の裁判史上初めての、こんなに大勢の方々がですね、年端もいかない子どもたちが裁判にまで自分の顔をさらしてもしようとするぐらい、止めなければならないというくらいひどい状態を、御本人のみならず家族にもたらすわけですね。  そういうことに対する責任というのを、私たちの税金で本当に執り行っていいのかということを真摯に考えていかなければならないというのが、このメーカーによって牛耳られたこの日本の実態であるというふうに、私は思います。
     よって、回復されるということがですね、証明されなければですね、きちっと手当てされなければですね、これ以上の被害者を生んではならないという意味合いにもおきまして、この案件には反対していきたいというふうに思います。  ぜひですね、皆さん、本当にこの実態、悲しいまでの戻ってこない命やら。で、このワクチンを接種して重症になっている方々は、社会復帰ができていません。全く。部分的機能が失われるということじゃないんです。脳が破壊されることが最も重要なポイントです。ほとんどの方々が社会復帰できていないか、この間も、何とか障害者枠で就労できた方が、就労が続かなくてお辞めになっているという事例も出ています。就労できている方というのはごくごく一部なんです。それくらい、脳が破壊されるということが問題なんです。別の機能じゃない、脳が破壊されたら、人間というのは本当に人間の営みをしていられない。こういうところでお話をすることすらできないんです。それほど危険だということを、ぜひ、ぜひ認識していただいて、もう皆さんでですね、こういう被害が二度と起こらないような社会を構築していく一員となっていただきたいと心よりお願いして、意見を終了します。 149 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 151 ◯委員長(馬場賢司君)  挙手多数であります。よって、議案第47号の件は可決すべきものと決しました。 152 ◯委員長(馬場賢司君)  これより議案第48号、令和4年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  担当部課長より説明を求めます。保険年金課長。 153 ◯保険年金課長(秦 広一君)  それでは、議案第48号、令和4年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  恐れ入ります、補正予算書1ページをお開き願います。  補正額は歳入歳出それぞれ26万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を167億574万2,000円とするものでございます。  それでは、歳入について事項別明細書にて御説明いたします。補正予算書6ページ、7ページをお開き願います。  款5、項1、目1一般会計繰入金、右ページ説明欄、その他一般会計繰入金26万4,000円についてでございます。この後、歳出で御説明いたします退職被保険者等医療給付費分について、その他一般会計から繰り入れるものでございます。  続きまして、歳出について御説明いたします。補正予算書8ページ、9ページをお開き願います。  款3、項1、目2、右ページ説明欄、18負担金補助及び交付金、退職被保険者等医療給付費分26万4,000円についてでございます。  初めに、退職被保険者制度について御説明いたします。退職被保険者制度とは、長年会社などに勤務し、厚生年金の受給資格のある方が国民健康保険に加入した際に対象となる制度で、国民健康保険に加入した後も、65歳の誕生日までの間に病気などで医療費が発生した場合には、元の会社の健康保険が医療給付費を支払うという制度でした。この制度は平成20年4月の法改正で廃止され、経過措置期間を終えたため、平成27年度以降は新規の対象者はおりません。しかしながら、過去の医療費の精算や滞納繰越分の保険税の精算等は継続しております。国民健康保険は平成30年度に制度改正があり、医療費については全額を東京都が負担する代わりに、相当額を納付金で東京都に支払うことに改正されているため、精算による納付金が必要になった場合は、退職被保険者納付金の予算を計上しますが、令和4年度当初予算を編成するに当たり、退職被保険者はいないため、計上しておりませんでした。このたび、令和4年2月に東京都より精算に伴う退職被保険者分の納付金の支払いが必要との通知があったため、本補正にて調整し、令和4年8月からの納付金の支払いに備えるものでございます。  説明は以上になります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 154 ◯委員長(馬場賢司君)  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第48号の件は可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  議事の都合により、暫時休憩いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないものと認めます。よって、暫時休憩いたします。            午前11時38分 休憩            午後1時09分 再開 159 ◯委員長(馬場賢司君)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより請願審査に入ります。  請願第4-4号、子どもの健全な育成のためのマスク着用の緩和に関する請願の件を議題といたします。  この請願につきましては、請願者より主旨説明の申出がございます。  お諮りいたします。本日6月15日の本委員会に請願に対する参考人として、森美歌さんの出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯委員長(馬場賢司君)  御異議ないものと認め、そのように決定させていただきます。  本日は参考人として御出席いただき、ありがとうございます。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。  参考人の方は、おおむね3分間で主旨の説明をしていただき、その後、委員からの質疑にお答えいただくようお願いをいたします。  それでは、森参考人、お願いいたします。 161 ◯参考人(森 美歌君)  子どもの健全な育成のためのマスク着用の緩和に関する請願ということで、本日提出させていただきました、森美歌と申します。平山五丁目に在住しております。子どもが2人おります。高校1年生と小学校5年生の娘がおります。  早速なんですが、娘2人なんですが、昨年の2月から既に、マスク着用による低酸素血症ということで診断書を頂いております。これを七生中学校と平山小学校に提出をして、完全ノーマスクで通学をさせていただいておりました。それによってクラスターや何か濃厚接触ということで発生源になったことはございません。  続きまして、もう皆さんにお手元に請願で内容で読んでいただいているかと思いますが、昨年の2月に、大阪府の高槻市で小学校5年生の男の子が、5分間の持久走の直後、亡くなっております。これはマスクの着用ということで亡くなったことが、後から判明しておりました。  そういったことの以外にですね、今年になりまして、マスクによる体育の授業中に小学生が17人、熱中症で搬送されたということが大阪府であります。そのほかに神戸市の小学校で児童12人が熱中症の症状を訴え、1人が重症ということで救急搬送をされております。  そのほかですね、屋外でマスクをしていることによって、大阪府の教育委員会では、マスクを外すということを周知徹底しているということがあるんですね。体育の時間、特に、外での授業ということなんですが。  その際に、子どもたちがなかなかマスクを外さない、その事情を調査した結果、先生がマスクを外していないので、なかなか外しにくいということの児童からの訴えがありました。  で、今日、ちょっと記事を持ってきたんですが、高校生がマスクがもう顔の一部ということで、素顔に違和感、表情が読めないということになっております。もう、マスクが顔の一部になっているんですね。  で、子どもたちが、そういったことで、言葉の発声が遅い、幼児の場合は顔の表情が読み取れない、情緒発達に悪影響が及んでいるという弊害が出ております。こちらに書いてありますとおり、文科省からも、マスクの着用を望まない児童の場合は、その都度学校に申出をすれば、マスクは取ってもいいということを、私は実際に対面で聞いておりますので、日野市でもそのように、米田さんから、私は昨年、書面で頂いております。その後、新しい教育長になりましたので、どのような回答になるのかということを、後で教えていただければと思います。  以上です。 162 ◯委員長(馬場賢司君)  ありがとうございました。以上で参考人からの主旨説明は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため参考人の方に申し上げます。参考人は委員長の許可を得てから発言し、また、委員に対しては質疑をすることはできませんので、御了承願います。  それでは、これより主旨に対する質疑を行います。池田委員。 163 ◯委員(池田としえ君)  請願者に、ちょっと少しお伺いさせていただきたいんですけども、私も電話とか直接事務所に来てですね、お子さんと一緒に、現状のこのマスク着用に関して、特に体育の時間ですとか、登下校もそうなんですけれども、御相談をちょっといただいたり、多岐にわたる状況を見聞きして、知ったりしているんですけども。  森さんのほうの周囲の状況というんでしょうかね、例えば、担任の先生と生徒さん、それで、例えばこの、子ども同士とかですね、結構私のところに、ちょっと子ども同士のやり取りで看過できないなみたいな、ちょっと事例はあるんですけど、もし共有していることがあれば教えてください。 164 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 165 ◯参考人(森 美歌君)  子ども同士のということなのですが、最初、うちの娘も、マスクを外す前、先生からの許可と診断書を出す前には、いわゆるマスク警察みたいな形で、何でマスクをしないのかという強要みたいな形はありました、確かに。いじめみたいなものに発展したことは実際あります。深刻な状況だということで、マスクの弊害などのことを調べ──娘のちょっと体調不良が続いたんですね、頭痛とか吐き気とか。それで病院に行ったら、低酸素血症、高酸素炭素血症とかいうことで、酸素が足りていない、脳のほうに行っていないということで診断書を頂いたんですね。それから、学校で担任の先生も皆さん、クラスの子どもたちと全部の学校の周知徹底で、教育職員会議でも、うちの娘は着けられないよということで、それから何も、お子さんからの強要ということはなかったです。  ただ、うちの娘はそれで解決したんですけども、初期にマスクを取っていたので、いろんな方から相談を受けるんですね。その中で、診断書をもらっても、じゃあいいですよ、授業中はつけなくてもいいです、ただしゃべっちゃ駄目ですと。しゃべるときは、マスクじゃなくて、ハンカチを口に当ててくださいねということを言われているそうなんですね。それは、小学校、中学校、高校生も、皆さん同じようにそのようなことを言われているそう、校長先生が言われているそうです。実は、日野市のある小学校でもそのように言われている。口を押さえて、しゃべるときはマスクをしなくてもいいけれども、ハンカチで押さえろということなので、実質的にマスクじゃなくて違うもので口は押さえなければいけないという状況があります。  以上です。 166 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 167 ◯委員(池田としえ君)  ありがとうございました。  例えばですね、私も、日本の状況とかというのは、自分の近隣だけじゃなくて、結構地方の方々からもちょっと相談をいただいたりしていて、今、インターネットなんかも普及しているんで、世界の状況なんかも、少し、ドイツではこういう状況だとか、今、非常に政策がグローバルになってきたりして、WHOの主導でいろんなことが同時多発的に起こってきたりしていると思うんですけども、そういった、日本だけじゃない、日野市だけじゃない、もうちょっと範囲を広げた範囲での知見というのは、何かお持ちでしょうかね。 168 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 169 ◯参考人(森 美歌君)  ありがとうございます。  たまたま日野市内にですね、ロシアのモスクワ出身の友人がいます。彼女はお子さんが2人いらっしゃるんですけども、現地の、ロシアの状況を私は聞いていると、ロックダウンとかの、2020年のコロナが始まった当初から、ロシアでは、マスクは、学校においては、未成年の小・中学校、高校までは、マスクの着用はしていない、強制はしていないということだったんですね。それは本当の情報です。で、まちの状況も私は動画で見ましたし、サンクトペテルブルクというロシアのまちでもそのような対応をしているそうなので。ロシアって広いんですけども、大都市の小学校、中学校、高校では、ほとんどのお子さんが2020年の2年半前からしていないという状況、それは本当、生の情報で私は聞いております。 170 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 171 ◯委員(池田としえ君)  ありがとうございます。最後の質問になります。  これ、ちょっと書面中にですね、前教育長の、米田教育長のですね、やり取りがここに記されているわけですけども、私もちょっと、この米田前教育長からの情報を伺っていたりしていたものですから、こういった趣旨の個別対応については徹底されているかなというふうには、ちょっと思うところもあったんですけども、その辺り、この文書での回答があった後の、後、今日に至る状況をですね、もうちょっと、何か少し分かりやすく、現状がどうだったのか、こういう文書でやり取りを交わしたんだけれども、現実的にはどうだったというようなことを少し具体的に教えていただけると、参考になります。 172 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 173 ◯参考人(森 美歌君)  今、池田委員がおっしゃった、米田教育長からいただいた返答というのがですね、先に私のほうで要望書を提出しております。「マスク着用の自由意思の尊重、マスク着用徹底を緩和する、運動時のマスク着用をやめる、学校全体で再度マスクについての科学的根拠、効果について調査すること」という要望書を出しました。昨年の5月10日付で。米田教育長のお名前で書面で返答をいただきました。これは5月27日です。  内容がですね、かいつまんで簡略的に言いますと、医療的なケアを必要とする場合やマスクの着用を望まないお子様については、個別に対応させていただいておりますということを書いてありました。運動時のマスク着用については、十分な身体的距離が取れない場合や熱中症リスクなどを鑑みながら、臨機応変に着用、非着用の対応をしておりますということで、書面で頂いた後に、対面でも聞きに行ったんですね、教育委員会のほうに。そうしたら、こちらの個別対応というのは、お子様と保護者が特にマスク着用を望まない場合は、その学校単位で校長先生に申し出れば、マスクは外せるということを言っておりました。ただ、私がこの個別に質問をして、個別に教育長の米田さんから頂いた書面なので、これを全家庭のね、17万人いる日野市民に、全部流布するということは私はできないので、物理的に。知っている方は本当にごくごく一部になります。こういった情報は全く周知徹底されていないので、いまだにマスクは義務だとか、法律で決まっているとかそういったことで、着用徹底という強制なんじゃないかというふうに思っているお子さんと保護者の方がほとんどな状況だと思います。 174 ◯委員(池田としえ君)  以上です。ありがとうございました。 175 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 176 ◯委員(有賀精一君)  私も今、マスクを着けていないんですけど、朝も着けていなかったんですが、ちょっと外に出た関係で、ここの中には着けて入ってきたという。これ、私自身も、どう言ったらいいんでしょう、同調圧力というんですか。言葉で、やっぱり周りが着けていると。今日もこの会議が始まる前に、マスクの着用をお願いしますという、強制ではないですけど、そういう話が流れたと。  昨日ですけれども、東京医師会の尾崎会長が、普通に、それなりの距離を取って話している分には感染しないし、大丈夫だよ、マスクを着けなくてもということを発言をされたのでね、ある意味、本当に至近距離でどうこうということを抜きにすれば、あまりマスクのことは、本来、医者もそう言っているわけですから、医師会の会長が。そうならなくちゃいけないんですが、やっぱり同調圧力が物すごく強いということで、本来保護者の方たちでも、そういう同調圧力は気になるけど、本当は子どもにマスクを着けさせたくないんだという方が、多数いらっしゃるんじゃないかなという感覚を持つんですね。その辺の周りの親御さんたちの御意見とか、子どもにマスクを着用させているけど本当は外させたいとか、いろんなやっぱり御意見があるんじゃないかと思うんですが、その辺のことで、もし幾つかの事例がありましたら教えていただけないでしょうか。 177 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 178 ◯参考人(森 美歌君)  体験談はすごくたくさんあるんですね。私のところに、一般市民なんですけども、私のところに相談があったのが100名以上来ていますので。その中で一番ひどかったなと思った事例がですね、高校2年生の女の子が、マスクを今年の4月から外して授業に出ていたそうなんですね。そうしたら、すぐにもう、準備室に連れていかれて、理科とか美術のね。で、そこで授業を受けろと言われたそうなんですよ。で、そこにいるんだったら、もう単位は与えないということなんです。結局、何かマスクをしなければ、もう、実質上単位は与えないということですね。その子も診断書は出していました。で、マスクはしなくいてもいいよ、ただしゃべるなということなんですね。そういった、何ていうのかな、矛盾というか、しなければ単位を与えないというところの、すごい罰則みたいな形でされているということなので、本当に今、彼女はもう退学することを意思表明しているぐらいです。  あとですね、もう1件が、そうですね、すごく大変な、かわいそうな事例がですね、ノーマスクに、マスクを外せて、了解も得られたんですけども、学校の先生と校長先生からは、了解、理解が得られなくて、その場はよかったんですね、親御さんの前ではマスクを外していいよと言ったこともあったんですけども、修学旅行に行った先の旅行先で、施設に入るんだったらマスクをしろという、保護者ではなくて、担任の先生とか学校からの要望で、そういったことで施設に入れなかったという。そのお子さんは、今、不登校になっています。 179 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 180 ◯委員(有賀精一君)  今の事例というのは、これは、市外というか、広いあれですか、それとも市内という。 181 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 182 ◯参考人(森 美歌君)  市外です。 183 ◯委員(有賀精一君)  分かりました。ありがとうございます。 184 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 185 ◯委員(岡田じゅん子君)  マスク着用の考え方について、先ほどもやり取りが続いていると思いますが、この請願要旨の最後から4行目のところに、マスクの着用は感染症対策においてデメリットのほうがメリットよりも上回るというふうに記述があります。デメリットのほうが多いけれども、マスク着用によるメリットもあるという御認識はお持ちでいらっしゃるのかなというふうに思います。その一方で、2ページ目の上から6行目、マスク着用自体に感染効果が得られていないというふうにおっしゃっています。  で、全体的に見ると、マスクについて、今のやり取りもそうですけど、少し懐疑的な御意見をお持ちでいらっしゃるのかなというふうに思うんですけれども、お考えを伺っておきたいと思います。 186 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 187 ◯参考人(森 美歌君)  これはマスクのメーカーの方に実際聞いたんですけども、マスク自体が雑品扱いで、医療器具ではないということをはっきりおっしゃっていたんですね。箱にも書いてあるものがあるんですけども、マスクは感染症を予防するものではない、はっきり書いてあるんですね。ちょっと、家に、自宅にその箱もあるので。それはメーカーの方もはっきり言っていらっしゃいます。雑品なんですね。コンタクトレンズみたいな医療器具ではないということは、メーカー自体も認識しております。万全ではない、ウイルスも全部防げるということは言えていないということですね。  で、それプラス、最初の御質問の、メリットも感じていらっしゃるということなんですけども、私は花粉症なんですね。花粉症の時期は、確かに、顕微鏡で見るとマスクの網目より花粉のほうが大きいから、花粉の時期はマスクは有効な場合もある。ただ、飛沫ですとか、あとウイルスはですね、マスクの網目より3分の1とかね、50分の1ぐらいの大きさというふうに言われていますので、ウイルスを防止するという効果はどうなのかなということで、私は懐疑的に見ております。万全ではない。100%否定はしていないけども万全ではない。で、風邪症状がある方、あと、せき込んでいる方、花粉症の時期にはマスクは有効であるという、私は思ってます。  ただ、今回の新型コロナウイルスに関しての感染症予防ということでは、過剰だなというふうに私は思っているんですね。プールに入るときでもやっている学校がある。プールの教室でもやっているところがある。川に入るときもやっているお子さんがいる。こんな暑くなってもまだマスク着用を、ほぼほぼ100%近い国民の方が皆さんやっていらっしゃるので、そこまで過剰にするべきことなのかなということは、私は確かに懐疑的には思っております。 188 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 189 ◯委員(田原 茂君)  森さん、今日はどうもお疲れさまでございます。
     1点だけ、確認かたがたお聞きしたいんですけど。岡田委員の質問とダブる面もあるんですけど。要するに、請願の2枚目ですかね、ところの、いわゆる、「日本国中、日野市も例外なく2020年から約2年以上、マスク着用率がほぼ100%近く、日本全国民ワクチン接種が1回目、81.7%、2回目は80.5%、3回目は58.1%を超えてもオミクロン株が流行、未だに感染拡大がされている。マスク着用自体に感染予防効果が得られていない」という、こういう記述になっていますね。この文脈を素直に読み進めればですね、マスクも100%やっていた。ワクチンの接種もかなり進んでいた。だけども、感染はいまだに続いている、むしろ拡大している。だから、マスク着用自体には感染予防効果がないんだよというふうに、私の目から見ると、ちょっと言葉は悪いんですけど、そういう経過をたどりながら、今現在、感染が続いているということの中で、だから、マスク着用自体に感染予防効果が得られていないというふうに、ちょっと言葉は悪いんですけど、短絡的に結論を導き出されているような感じを受ける記述なんですよ。  で、今伺えば、森さん自身も、全くないとは言っていないという。懐疑的であるという。少しはそうするとあるのかなというね。でも、今の岡田さんとのやり取りを聞いた中でも、森さんのこのマスクに対するお考えは、ほぼないというふうに感じられるような御答弁だったように私は読み解けるというか、また、聞いてもそういうふうに思われたんですよ。その辺の真偽のところ、もう一度、要するに、全く100%マスクは効果がないと思っていらっしゃるのか。それとも、いやいや、そうじゃないよと。私は全部は否定しないよという方向のお話なのかですね。その辺のところですね、どういうふうに思われているのかをお聞かせいただけますか。 190 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 191 ◯参考人(森 美歌君)  ここの請願書の中には言い切っている表現なんですけども、これは私の考えと厚労省の考え方が一致している部分で答えさせていただきたいんですが、ホームページを見るとですね、マスクは必ずしも感染症を予防するものではございません。マスクをする効果がある場合は、風邪症状がある方、せき込んでいる方が着けるべきものだということの表記が書いてあるんですね、ホームページに。それは私もそのような見解で一致しているものでございます。  すごく目の前でせき込んだりとか、あと、すごい飛沫を飛ばして鼻水がだらだらに出ている方がいた場合は、マスクは私は有効であると思います。ただ、それは、本当に風邪症状がある場合ということであれば、そのようなマスクの効果はあると私は思います。ただ、健康な子どもたち、風邪症状もない方が、ほんと、365掛ける2年半ですか、自宅にいる以外はほとんどされているのを見て、そこまで健康で元気で熱もなく、せき込んでいない、鼻水も出ていない方が、そこまで健康な方が過剰にするべきものなのかなということの、懐疑的な意見は持っております。 192 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 193 ◯委員(田原 茂君)  今のお話を伺う限りでは、かなり限定的、要するに、風邪症状があった場合には多少は効果があるけど、健康な人が着けたんじゃ意味がないというふうに取っていいんでしょうか。 194 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 195 ◯参考人(森 美歌君)  これはですね、すごく難しい問題で、マスクをするということがもうほとんど顔の一部になっている方がいらっしゃるみたいで、高校生とかにアンケートを取った新聞記事で、高校生がマスクは顔の一部、素顔に違和感ということで、もう本当に、安心感のために、感染症予防プラス安心感のためにマスクをされているという方もいらっしゃる。あと、もうほとんど自分も症状もなくて、心配ないんだけども、皆さんへの気遣いとか、自分は健康で元気だけども、マスクをすることで安心感を与えられるんだったらするということでの効果は、私はあると思います。精神的な部分での。 196 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 197 ◯委員(田原 茂君)  精神的な部分の効果というのは、ちょっと、実際の効果とはかけ離れていますよね。  だから、ちょっともう1点、角度を変えてお聞きするんですけど、先ほど私、大変言葉は悪いんですけど、短絡的と申し上げました。要するに、マスクは皆さんやっていましたよね、ワクチン接種も済んでいますよね、なぜ、まだ感染しているのという、こういう流れの中で、マスクは用なし、効果ないというふうに結論づけているように、まあ、多少の風邪症状のときは効果があるとおっしゃっていますけど、この文脈だと、そういう流れの中で、今、感染しているのはどういうわけなんですか、逆に問いを発しているような感じで、だから、マスクは効果ないんだよというふうに、私には読み取れるんですよ。  であるならば、再度お聞きしたいのは、感染する場合というのはですね、うかつにマスクを取って話をしたとか、3密の中で、それはマスクをしたって3密で面と向かって感染者と話せば、うつりますよ。そこまで完璧じゃないですよ。それは私も知っていますよ。まさかそんなに、完璧に防御できたら、ねえ、これほどうれしいことはないけど、完璧じゃないんですよ。だけど、知見的には効果があるというふうに、私は言われているというのを信じています。  ですから、森さんも、お考えの中で、そういうふうに短絡的に考えるのではなくて、感染した人は、マスクをしていても効果があるにもかかわらず、それを外して話をしたりとか、マスクを過信して、間近で何時間も、相手が感染者であるにもかかわらず、それは知らないかもしれないけども、感染者であった場合には、これは感染しますよ、それは、だって。だから、マスク、効果はあるんだけれども、感染した人はたまたまそういうマスクの防御効果をあえて薄めるような形で会話をしたとか、うっかり外して会話したとか、別の要素で感染したんだなということのお考えには至らないんですか。 198 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 199 ◯参考人(森 美歌君)  完全に100%というものは、物事はないと思いますので、自分が自覚症状がなくても、もしかしたら何かの風邪とかね、何かのウイルスとか、コロナ以外ででもですよ、普通の風邪とかね、そういったものの、何か取り込んでいるかもしれない、自分自身が。そういったときの防御では、ある程度の効果がもしかしたらあるのかもしれないというのは私は思っています。まるで全部がマスクに効果がないということは私は思っていませんので、その点はちょっと誤解を生じている部分なのかなという、ちょっと書き方がね、断定的だったので、その部分は100とかゼロではないので、マスクも効果はある部分もあるんではないかということは、私は、それは思います。100%というのは、全然全く効果がないということは言い切っていませんので、ある程度はあるかもしれない。ただ、子どもたちにとっては、健康で元気な場合は、その部分が過剰になっている。健康被害が出ている。表情が読み取れない。発語が遅くなっている幼児がいる。そういった部分の、一生涯にかけての言語の獲得というのは、そこの時代にしかできないですよね。で、顔の表情が半分隠れている人だらけの中で育つということの弊害が、風邪に1回かかるよりは大きいのではないかということで、デメリットが大きいよということを、ちょっと子どもに関しては言わせていただきました。 200 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 201 ◯委員(田原 茂君)  ちょっと、言い回しがですね、岡田さんと話をしているときと、私が話をしているときと、後半のほうでちょっと何かニュアンスが変わってきた感じですね。そうすると、マスクの効果は、風邪症状云々がやる分にはいいけれども、健康な人がやったんじゃ意味がないというのは、撤回しますか。そのことも、じゃあ。撤回するんですか。撤回。要するに、私が質問した冒頭のほうの話では、かぜ症状がある人とかね、そういう人がマスクをする分には効果があるでしょうと。健康な人がやったんじゃ意味がないよ、効果ないよということをおっしゃったんですよ。でも、今さっきの話の中では、全く効果ないとは言っていないんだということ。ねえ。ちょっと矛盾しませんか。 202 ◯委員長(馬場賢司君)  森参考人。 203 ◯参考人(森 美歌君)  ウイルスのね、ことは私は専門家ではないので、それで完全に防御する、しないということはちょっと分からないんですけども、風邪の中のその病原菌になっているものが、もしかしたらマスクよりも大きくて、防御するウイルス、細菌というのがあるのかもしれない。私はそこは全部調べていないので分からないので、ゼロ、100とは言えないんですね。言い切れない。専門家じゃないので。そこの部分で、完全にマスクは、感染症対策には何も効果がないよということは100%言い切れないということでの意味で申し上げました。 204 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 205 ◯委員(田原 茂君)  そうであれば、この文言は私は変えるべきだと思います。この流れの中で、何回も言うように、マスク、100%やってきました、ワクチンも打ってきました、結構なパーセント打ってきました。だけども、こんなに感染拡大が終わっていない。だからマスク着用自体に感染予防効果が得られていないというふうに、これ、結論づけちゃっている言い方なんですよ、これは。  我々はこの請願書に沿って審議をするしかないんです。でも、今、森さんのね、お考えは、ほんのちょこっとは分かりましたけども、基本的にはこのお考えの中での発言なのかなというふうに思ったということをお伝えして、終わります。 206 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 207 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって参考人への質疑を終結いたします。  森参考人、ありがとうございました。  事務局。 208 ◯議会事務局書記(水間正明君)  請願第4-4号に3回の追加署名がございましたので、御報告いたします。  追加署名者数311名。このうち、市内の方が90名、市外の方が221名となっております。これに伴いまして、総署名者数が439名、うち市内の方が118名、市外の方が321名という形の署名になります。  よろしくお願い申し上げます。 209 ◯委員長(馬場賢司君)  これより質疑に入ります。有賀委員。 210 ◯委員(有賀精一君)  今、参考人の方と田原委員のほうでやり取りが行われまして、要するにマスク効果は何なんだということだったんですけど、これ、私、専門家でも分からない部分が大きいんじゃないかというふうに、私は思っていますね。だから、あえて、そのことを何か、認めるのか認めないのかということをですね、言うこと自身に、私はある意味ちょっと違和感を覚えています。  それは、例えばですね、この新型コロナウイルスの感染症が広がった際にですね、接触感染ということをよく言われましたよね。こういうところにぺちょっと触ったのを何かやると、と。最近、そういうこと、ほとんど言われなくなってるんですよ。これ、何なんだろうかと。もちろん、当初ですね、武漢でこれが広がったときとオミクロン株では、そもそものウイルスの性質が違うんだという意見もあるかもしれないですけど、分からないですね、これ。専門家の間でも、よく、言っていることが分からない。  私は逆にお伺いしたいと思うんですけど、昨日ね、東京都医師会の尾崎さんでしたっけ、尾崎さんが発言されました。で、日本の場合はですね、同調圧力がやっぱり非常に強くてですね、それがいいか悪いかという評価は避けますけども、ほぼこう、毎日やっていると。私も通常はやっぱり、マスクをこうやって着けているわけですよね。でも、外国なんかはどうかというと、ほとんど着けていません。現実に。(「習慣がない」と呼ぶ者あり)いいか悪いかは別なんですけどね。いいか悪いは別なんですけど。(「習慣がない」と呼ぶ者あり)いや、習慣があるかないかというより。だから、そういうことを考えるとですね、現実に、でも下火になっているわけですね、今。マスクをしなくても。いや、ワクチンのせいだとか、ワクチンを打っているからだとか、いろんな意見があるかもしれないけど。その辺もですね、私は科学という分析に値するものなのかどうかというのは、非常に疑問のあるところで、なかなかこれ、すぐに断定して、こうであるとかね、こうだということはあまり言えないのではないかと。  で、今のこの時期ですよね、やっぱり私はマスクをなるべく外していくという方向でしていかないと、やっぱりいけないんじゃないのかと。尾崎さんもそういう意味では、マスクを外してもいいですよと、あまりうつらないですよと。直接、本当に面と向かって、こうですね、会話をしたりとか、バーベキューみたいな酒飲んでこう何かですね、談笑したりするようなところ以外は、通常にしゃべっている部分には、少し距離があればうつらないですよということをおっしゃっているので、やっぱりそういうフェーズになってきているんじゃないかと。だから、案外、私はマスクを外してもね、そんなに感染、今の状況の中では広がらないんじゃないかというふうに、私は感覚的に思いますよ。それは理由がないというわけじゃなくて、外国の今の状況とかを見ていても、そんな感じになりますよね。  新しい新種の、何ていうんでしょうかね、株が出てきたときには分かりませんけど、そういうことを考えたときにですね、先ほどからも参考人の方の言われていた、子どもへの影響とかそういう問題を含めて、どうでしょうかね。教育の現場にいて、いろいろ、僕は弊害が起きているんじゃないかというふうに考えるんですけども、その辺、いかがですか、教育委員会のほうとしては。 211 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 212 ◯学校課長(久保田博之君)  マスクの効能がどうかというような、いろいろお話がございました。市の教育委員会ではですね、それを判断する知見、能力というものを、持ち合わせておりません。そのために、学校での新型コロナウイルス感染症対策というものにしましては、文部科学省が作成をしております、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルがございます。こちらの最新の知見を入れて改訂をされてきておるものでございまして、今現在、バージョン8まで来ているものですね、最新のものが2022年4月1日という形で発行されているものでございます。それに基づきまして感染症対策を行っているということで、学校の中での対応はさせていただいているということでございます。 213 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 214 ◯委員(有賀精一君)  今のお話を聞くと、一応、文科省で一つの、何ていうか、こう、ひな形があって、それに沿った形でやらせていますと。そういう意味での科学的なね、根拠であるとか、そんなものがそこの場で示されてどうこうってことじゃ、やっぱりないんですよね。言っている意味、分かりますか。そういう文科省の、それはある意味医師会とかね、医学者のいろんな意見を含めてやっているんでしょうけど、非常に揺れ幅が大きいというか、何ていうか、どこまでどうなのと。それは国によっても違いがありますし、マスクを着けることがどうなのかということは今後いろんな意見が出てくると思うんですけど、私がお伺いしたいと思ったのは、要するに、子どもの発育の問題で、人間はやっぱり、相手とコミュニケーションを取るときにね、視覚の障害のある方にとっては、これは直接あれというのはないというか、直接的な視覚を通じてというのはないのかもしれないですけど、通常ですね、視覚を通じて、顔と顔のですね、コミュニケーション、表情というのが物すごくやっぱり重要な部分になってくるんですよね、人との付き合いの部分とか。それがやっぱり、2年、3年、発育している子どもたちにとって、やっぱり大きな影響をやっぱり与えてしまっている側面があるんじゃないかと。それ、教育の現場でも、例えば、この一、二年の子どもたちは、ちょっと以前の子どもたちと違うんじゃないかとか、そういうような話というのは教育の現場でも起きているんじゃないかということを、ちょっと私はお伺いしたいというふうに思ったんですよ。事実そういうことが起きているというふうに、テレビとか見ていますと、報道がありますからね。いかがですか。 215 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 216 ◯学校課長(久保田博之君)  私からは、市立の幼稚園の関係で御答弁申し上げたいと思います。  幼稚園に聞き取りを行っております。その中で、幼稚園から聞いたものではですね、日常生活を送る中で、園児とのコミュニケーションを密に日々取っているということでありまして、互いの目を見て、しぐさも含めて、そこは感情も含めて読み取ることができているんだということで、お話を受けております。もっとも、信頼関係ができているということで、昨日今日会った仲ではないというところが、当然、それはあるんだと思います。積み重ねの中で、そういうコミュニケーションを取れているということでの話がありました。マスクによる成長への発達の影響については、特に把握はしておりません。 217 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 218 ◯委員(有賀精一君)  やっぱりね、マスクを着けるということが、そんなに、発育にとって、人と人との関係を築く上で問題ないんだよということを言いたいのではないかと、そういう意味での。そういう方向に誘導する形で、いや問題ないんだよ、大丈夫だよ、大丈夫だよという形の発言に聞こえるんですね。でも、それはやっぱり、人の表情であるとかそういうことを読み取る問題というのは、これはやっぱり、そう簡単に、信頼関係あるよ、なんていう問題では、僕はないと思いまして、やっぱりそれは何年かたった後で、やっぱり結果というのが、ある意味出てくる問題になるんだと思うんですね。だから私は、感染そのものが下火になってきている状況の中では、特に子どもたちは感染があったとしても重症化しないというか、あまり問題になっていないと。だから外国でも、ワクチン接種も含めて、子どもたち、小さい子どもたちにはさせないというところも幾つもあるんでね。これは、科学的な、医学的な知見も含めて、どっちが正しいって言い切れない。国内だってそうですよ、実は。反対の医者だって、いっぱいいるんですよね。パーセントから言ったら、まあ50%以下なのかもしれないけど。そういうことを考えたときに、これはやっぱり、後から、何ていうんでしょうかね、結果が出てくる問題もあるということが強いんじゃないのかなと、今の話を聞くと、そういうふうに強く思いますよね。だから、どうか。うん。教育の現場ではやっぱり、なるべくだったらマスクを外して、私は、先生と生徒たちが、あるいは生徒と生徒がコミュニケーションを取るような、そういう学校環境に置くのが私はベストではないかと思うんですけども、いかがでしょうかね。 219 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 220 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  先ほど幼稚園の立場からお話をさせていただきましたので、小・中学校のほうから聞き取ったお話をさせていただきますが、マスク着用により表情が見えないということで、指導が難しいというふうに感じることはないということでした。(発言する者あり)発語というよりは、発達への影響というのはちょっと把握はしてはいないんですが、教員とのやり取りや話合いなども活発に行われているというようなことでございます。(「それこそ同調圧力じゃないの」「静かに」と呼ぶ者あり)ということでございます。  で、現在、熱中症等ですね、そちらのほうの対策で、運動時等はマスクを外すようにとか、あと登下校時はマスクを外すようにというような指導はしております。  以上でございます。 221 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 222 ◯委員(有賀精一君)  これ、あのね、今お話しになったのも、その、指導するということはそうかもしれないけど、コミュニケーション、要は、指導するとかそういう話とはまたちょっと、僕は別のものだと思うんですよ。人の感情とか思いとか、そういうのをやっぱり、こうね、顔を突き合わせながらやるというコミュニケーションというのがあるわけで、それについてはですね、指導するとか信頼関係があるなんて、そんなことで分かるんですかという話になってですね、それはちょっと違うんじゃないのというふうに思うんですね。  で、一番最初にも尾崎会長の話をしましたけど、誰かがですね、まあ、医師会のトップとかですね、そういう人たちが、じゃあマスクは外しても大丈夫だよという形でやらないと、同調圧力の中でやっぱりマスクを外せない。僕もそうですよ。同調圧力による、電車の中でね、このマスクをつけずに乗るというのは、やっぱりちょっとはっきり言って、勇気のいることですよ。(「えっ、有賀さんでも。ええっ……」と呼ぶ者あり)それはそうですよ。だから僕もずっと、今日はここの中に入るまでこれをつけていましたし、今日も恐らく電車に乗ることがあると思うんですが、つけると思うんですよね。(「じゃあ、効果があるということ。効果あり」と呼ぶ者あり)同調圧力のが私は強いんじゃないのかなという気はしていて、だから、そういうレベルの問題に、既に今、なってきているんじゃないかと。  医師会の会長は、直接、面と向かってこうしなかったら大丈夫だと言っているんですから。だから、それはやっぱり医師会であるとかですね、医学的な見地でそういう指導的な立場に立つ人が、そういうことを自分たちでやっていかないと、なかなかこの同調圧力というのは取り払えないんじゃないかなと私は思うんですね。  どうですか、その辺のところ。保健というか福祉、どうなんでしょう。科学的な知見なんて、どこまで信頼できるかって、はっきり言って私は疑わしいと思っていますから、感染の問題。(「それはないでしょう」と呼ぶ者あり)いかがですか。(発言する者あり) 223 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 224 ◯健康課長(平 敦子君)  まず、今回のコロナのマスクの着用というところで、5月の末に屋外、屋内でのマスクの着用についてという、場面によって、かなり細かく、必要なもの、着ける着用の必要な場所、必要じゃない場所というようなことが今回提示されております。それはやはり、今、議論の中にございましたように、熱中症対応とかそういうところの、暑い時期に入る、また感染症対策の中でも、距離をある程度取れば必要じゃないというような場面も出てきたというところもありまして、そういうふうなかなり細かい対応に、今回、マスクの着用というのは声かけが始まっているというふうに認識しております。  ただ、この声かけの原則的なところでは、従来同様、基本的な感染症防止対策というのは大前提にございまして、その上でマスクの屋内、屋外でのつける必要性のところ、必要じゃないところというのがお子さんに対して示されたというふうに市は認識してございます。  ですので、基本的な感染対策というのは、マスクの着用、また手指消毒、あとソーシャルディスタンスというところが大原則と思っていますので、その上での今回の呼びかけで、ちょっと難しいんですけれども、そこを丁寧に皆さんに呼びかけているというような状況でございます。  以上です。 225 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 226 ◯委員(有賀精一君)  それは、子どもという問題、子どもたちというよりも一般論としてのということの認識で受け取ってよろしいんでしょうか、今の発言。 227 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 228 ◯健康課長(平 敦子君)  一般論というか、一般論の中で子どもに対するというところでのお話でございます。  以上です。 229 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 230 ◯委員(有賀精一君)  それはやっぱりちょっと違うんじゃないかなと、私は、特に子どもについては思うんですよね。だって、重症化しないんですよ、やっぱり。本当に、まあ、これ、コロナの影響で亡くなったかどうか分かりませんけど、亡くなった方もいらっしゃるようですが。  でも、子どもたちの場合は、やっぱり重症化だとか亡くなるという問題からするとですね、まあ、どう言ったらいいんですかね、新型コロナって、そんなに怖い病気じゃないというのが医者も含めて言っている話なんですよね。(「それはないよ」と呼ぶ者あり)だから私は、(発言する者あり)学校の中でね、学校の中でということについては、やっぱり、大人よりも早く、一般社会よりも早く、(発言する者あり)マスクの着用ということについてはやっぱり緩和すべきだと思いますし、文章の説明の中でいろんなことは言われているんですけど、この三つの項目については、非常にリーズナブルな、僕は意見じゃないかなと、私は感じています。  すみません。以上です。(発言する者あり) 231 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 232 ◯委員(池田としえ君)  先ほど来からマスクの効果についてということでですね、国語的な感覚の議論がなされておりましたけれども、科学というよりも何か理科、理科的な、子どもたちに説明する意味でも、現実の、例えば不織布、今皆さんがつけておられる不織布の網の目がどれくらいの大きさなのか。そして、不織布もですよ、これ、拡大すると、拡大すると、隣と隣に隙間が空いているわけですからね、その不織布、目視じゃなくて、どれくらいの大きさで、それを私たちの息でですね、ウイルスが行ったり来たり、空気中に、こう、するというわけですね。ウイルスの大きさがどれくらいの大きさなのか。不織布をしている場合、網の目の大きさ、そしてウイルスの大きさ、それを教えていただき、不織布の間からウイルスが通過したりしないかどうか、そこをお答えいただきたいと思います。(「しますよ、それは」「それはしますよ。ねえ。だから、どこまでが効果があるかという問題なんだよ。ないと、うちが言えるか」と呼ぶ者あり)ちょっと。今私が聞いているんだよ。(発言する者あり)そのとおりだ。(発言する者あり) 233 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 234 ◯健康課長(平 敦子君)  数値等、今の御質問について、私どものほうでは把握してございません。  以上です。 235 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。(発言する者あり) 236 ◯委員(池田としえ君)  以前、私は一般質問でですね、ウイルスの大きさ、約、大体0.1マイクロメートルで、不織布の網の目ですね、不織布といっても、あれ、紙とか布とかでなくて、プラスチックでできているわけなのでね。その不織布の網の目の大きさというのは、5マイクロメートルだというふうに調べて、たしか発言したと思います。要するに、皆さんがしている不織布が5マイクロメートル。で、ウイルスは0.1マイクロメートル。約、大体50分の1、すーすーすーすー、ずっとこうしているというわけですね。  先ほど参考人が、花粉の時期にということだったので、杉の花粉は30マイクロメートルです。明らかに不織布を通過させません。最近は1から2マイクロメートルというふうに言われています。要するに、呼吸することによって、私たちの吐く息は、不織布を完全に通すわけです。それをですね、科学する人たちはマスクをすることによって感染が防げない。ですから、一時期は、日本人の総大多数、99.999%がマスクを年中着用していたにもかかわらず、これだけ感染が拡大する。それは息を通すからです。ウイルスを自由に通します。そういった科学という手前の理科の実験の時間にですね、お話をするだけでも、マスクというのがどういったウイルスに対する効果というものがあるかということは、大人の目から、大体、学校をきちっと卒業してですよ、ちゃんと理科程度の状況が判断できれば、ウイルスとマスクと人間の呼吸の関係、それが感染にどう関与していくかということはですよ、冷静に考えていけば分かるのではないかということが、参考人の趣旨だと私は思います。  先ほど来の参考人のお話で、日野市だけでなく、全国の、本当にこういった事実を調べて、子どもたちにマスクをして、させてですよ、教室内では教師が自らしているから、先生がやっていることは守らなければいけないと子ども心に思うのは当たり前です。そういう日常がなくならない限り、マスクを体育の時間にまでして、苦しい思いをして、それでも外せず亡くなる子が出てくる。こういった日常は、大人の学びを経て、何十年もここに生のある人が、コロナのウイルスも、もう太古の昔からいるんです。ゼロコロナなんてあり得ないんです。今もずっとずっと私たちの体にも、空気中にもいる。そういう中で、行き過ぎが子どもたちの日常をむしばんでいるんじゃないかという請願です。  私は、ついこの間、本当に驚く、自分の孫のお話を少しさせていただきたいと思います。 237 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員、質疑をお願いできればと。 238 ◯委員(池田としえ君)  ああ、質疑。そういう意味ではですね。(発言する者あり)ちょっとごめんなさいね。  もう少しですね、事実、科学、理科の時間の状況にも寄り添ったですよ、本当に大人として子どもの育ちをどういうふうにしていかなきゃいけないかということを、もうちょっとですね、積極的に、自分で本当に調べてですね、日野市の子どもたちがもっと明るくなるような方向性でしっかりと考えられないのか。担当課、教育課も教育部も、先ほど来からの答弁で。そして健康課もですよ、子どもの心と子どもの健康に、普通にですよ、顔を見せてお互いにっこりしたり、そういう教育や健康を守る姿勢のほうが、大人としては本来提供してやりたいというふうに思っているんじゃないのかと思うんですけど、どうでしょうか、教育長。(「いきなり来ちゃった」と呼ぶ者あり)どうでしょうか。はい、どうぞ。 239 ◯委員長(馬場賢司君)  教育部長。 240 ◯教育部長(村田幹生君)  すみません。基本的な考え方というところで、ちょっとお答えをさせていただければなというふうに思いますけれども、私ども教育委員会、あと学校はですね、学校における感染、あとその拡大のリスクを、できる限り、可能な限り低減した上で、学校というものを、学校の運営を継続していくということが、そういう必要があるというふうに考えております。  こうした中では、文部科学省の学校衛生管理マニュアルにつきましては、最新の知見に基づき作成されたものであって、また新たな情報や知見が得られれば、随時更新をしていくというふうに言っております。随時見直しを行うというふうにしております。このマニュアルの内容は信頼できるものであって、学校という具体的な状況に最も即した内容でもあるというふうに考えております。  このマニュアルにおいて、マスクの着用というものについては、感染症対策の一つとして記載をされているものでございますので、私どもとしましては、このマニュアルや国などの通知に沿ったマスクの対応を、まず基本というふうに考えております。  一方で、やはり個別の対応が必要なことというものも当然ございますので、併せてそういったものについてもしっかり対応しながら進めていくというものが基本でございます。  以上でございます。(「了解」と呼ぶ者あり) 241 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 242 ◯委員(池田としえ君)  先ほど私が申し上げました不織布はですよ、網の目が5マイクロメートル。ウイルスは50分の1、0.1マイクロメートル。どうでしょうか、これは。感染症に効果が、どこがあるでしょうか。(発言する者あり)それが1点目。  で、あなたが先ほど述べた厚労省が出しているものの一つにはですね、無症状感染から感染するということで、マスクを着用することになったんです。しかし、それは厚労省自ら上げている台湾論文がですね、全く無症状感染とはですよ、違う次元でですね、展開されているものだということを、そして日本でですね、マスクの論文にもなっていないんです。あの富岳の、東大がやったのもそうですけど、ある一定の箱の中でですよ、吐いたり吸ったりすることがどういうふうにこの影響するかというような形の、もう、何ていうか、ペーパーみたいなレベルのものを掲載してですよ、マスクの必要性とかというのを説いているんです。  それと、一般質問でもお話ししましたけれどもね、これ、もうこのことがCOVID-19ということはですよ、私たちが知る2020年の2月以前、2019年のもう10月にはですよ、もう既に、もう何度も言いましたけども、COVID-19ていうのがまだ何もどこにもないのに、はやりますと言って、その中でですね、マスク着用をさせる。ソーシャルディスタンスをさせる。そういう話が、作られている話だというような話もしていますよね。それ、うそじゃないって。  そういうことも鑑みてですね、大人のどういった都合で今回のことが展開されているかということも鑑みながら、このマスクの効果、子どもに対するですよ、その心理的な影響というのをですよ、ぜひ教育の現場にいる方々が体を張ってですね、子どものまともな日常をつくっていかなきゃいけないと思うんですよ。その辺り、ぜひ1点お伺いさせていただきたいのは。  私ですよ、ついこの間、孫に、昔は私、マスクをしてサングラスをして、帽子をかぶった人がいたらあんまり近寄るんじゃないと。このように言っていたんですよ。ところがですよ、この間、このことは笑い事じゃなくて、私だけじゃないんですよ。子どもたちに、マスクをしてこんな大きいマスクをして、サングラスをして帽子を深くかぶった男の人と、例えば私みたいに今マスクを何もしていなくて、にこっ、と子どもに笑ったら、どっちのほうがいけない人ですかと言ったら、私のほうがいけない人だと言うんです、子どもが。これは、恐るべきことですよ。(発言する者あり)普通の、普通の世界で対応している人よりも、私たちの本当の感性で、こんな格好をして人前とか暗闇にいたら、この人は危ないというふうに指摘しなければいけない子どもに、そここそ子どもに教えなければいけない。それが今、もう、子どもが逆転していて、普通にしている人のほうがまずいというような社会になってきている。これは非常に、これ、笑っていられない状況が、子どもたちの世界の中に展開していると思う。そこはですね、教育を担当している人としてどうでしょうか。いいんでしょうか。  科学的には、感染がこれほどマスクによって防止することができないというのが、網の目の話を1点だけ考えても分かると思うんですね。そういう中で、子どもに、この暑いのに、もう強要してですよ、死者まで、マスクをして子どもたちが体育の時間をやって、もう亡くなっているというのに。それでこんな小さい子、赤ん坊にもやらせている人がいるんですよ。率先してですよ。子どもの世界をもっとまともな世界にしてやらなきゃいけないと、そういうふうに担当課は思いませんでしょうか。 243 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 244 ◯学校課長(久保田博之君)  繰り返しになってしまいますけれども、教育委員会としましては、科学的な知見というものを持っておりません。厚生労働省で、最新、5月20日に出された通知で、マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについてというものも出されております。またそれを受けて、5月の24日に文部科学省も、学校生活における児童生徒等のマスクの着用についてという通知を出してございます。この中で、マスクの着用は引き続き基本的な感染対策であること等々、それについては今までどおりということで述べられております。  教育委員会としましては、最新の知見で示されているマニュアルまた通知、そういうものに基づいて対応をしっかりしていくということが基本であるというふうに考えております。  以上です。 245 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。
    246 ◯委員(池田としえ君)  最後に1点だけお伺いさせていただきます。  4月の20日ですけれども、マスク義務違法ということで、アメリカの連邦地裁の判断がですね、これ、航空各社、飛行機、世界中の交流が激しいというような基本的な考え方がもちろんあるわけですけれども、新型コロナウイルス対策としてのマスク着用を求めることをやめたと、このように発表した。着用義務というのを違法と判断するというような、アメリカの連邦地裁なんでね、日本とは親和性が高いと思うんですけど、そういった発表もありますしね、先ほどから、それは分かりますよ、公務員ですからね、お上の言うことは聞かなきゃならないとか、ね、上司の言うことは聞かなきゃならない。だけど、日野市は特別じゃないですか。上司の言うことを聞いていたら、大きな間違いが起こった。だからこそ、(発言する者多数あり)いやいやいや、本当じゃないですか。(発言する者あり)いや、だからこそ、本当に今起こっていることは何かということを、しっかり自分の頭で考えてですね、やはりおかしいな、これはどう考えてもということは、これ、その担当課も全体でですね、少し考えて改善して、おかしいぞという声をやっぱり自治体の中からも、内部からもですね、上げていくことというのは本当に大切かなというふうに思われます。  ちょっとここに関しては、こういった事実を、今私が読み上げたような、マスク義務が違法だというふうな判決が下りたということに関して、御存じだったかどうか、それを聞いて、どういうふうに自分はアクションを起こそうとするのか。各、その担当課ですね、健康課及び教育部門ですね、どのように子どもたちに対してですね、本当に顔が見えないお付き合いなんて、かわいそうじゃないですかね。どうでしょう。  もう少し、いま一歩、何か子どもたちの日常を元に戻していってやるような、何かそんな大人としての、何ていうのかな、矜持を見せるというか、何か解放していってやりたいなと思いませんかね。その辺り、どうでしょう。 247 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 248 ◯健康課長(平 敦子君)  小児のマスク着用というところでは、一律の、一律着用、一律には求めていないというのが、今言われておりますので、これが国からも出されていますので、私たちはこれのお子さんに対する子どものマスクの着用というところを踏まえまして、工夫をしながらというところで、皆さんへ、市民へお伝えしていくのみというふうに思ってございます。  以上です。 249 ◯委員長(馬場賢司君)  教育部長。 250 ◯教育部長(村田幹生君)  今、池田委員のほうからお話があった、ちょっと、違法だとかという、ちょっと海外の事例については、私のほうでは、すみません、把握をしてございませんでした。  あと、すみません、ちょっと繰り返しのお話になってしまうのかなと思いますが、マスクの考え方については、厚労省、あと文科省のほうからも示された、最近も示されたところでございます。まずそれを基本に、しっかり沿って対応するということと同時に、マスクは着用できないお子様方もいらっしゃいますので、そちらにはしっかりとそれにも対応できるように考えて取り組んでまいりたいと思います。それが基本でございます。よろしくお願いいたします。(「了解」と呼ぶ者あり) 251 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 252 ◯委員(池田としえ君)  ありがとうございます。  先ほどからのこの答弁でも聞いているとですね、1点だけ、ぜひ一律求めていないというようなお話だったと思います。そういう意味では、教育部のほうでもですね、同じ認識であるかなというふうに思うんですけど、既に、ここに書いてあるようにですよ、今回わざわざ請願をこういうふうに持ってきて、署名も取るのも大変だったろうなと私は思うんですけども、それはなぜかといったらですね、もうここに書いてありますよ。既にもう、この方々は前米田教育長からですね、マスクの着用を望まない方には個別に対応してくれると。一律に求めていないということと同じことなんですよ。でも、それでは事態が本当の意味で改善していないということがですね、今回こうやってまたわざわざ来たことの一つの大きな理由だと思うんです。そこのところはですね、ぜひ課題としてですね、こういった審議を経た後に、やはりどう具体的に、この科学、知見に基づいて、まあ、理科的な知見ですけども、どういうふうに子どもたちの日常を正しく創出していくことが教育の現場としてふさわしいかということをより考えていただいて、この一律求めていないというところの保証をもうちょっとしっかりとですね、担任の先生や学校長にですね、徹底させていただきたいと思います。  以上です。 253 ◯委員長(馬場賢司君)  鈴木委員。 254 ◯委員(鈴木洋子君)  子どものマスク着用の強制義務を再考するためということで、請願者の方たちとこちら側との質疑応答、そういったことをこれまで聞いていました。  請願書の中で、ちょっと一つ、私がこれは大変なことだと思ったのは、マスク着用により、幼児の場合、また児童期の子どもたちでも情緒の悪影響や成長発達での遅れがあるという報告もあるというこの文面を見て、これが本当であれば、もうちょっとこれは大変なことだろうというふうに思っているところです。これが、本来、本当であれば、マスクということに対する認識も変えなくてはならないと思われる保護者の方も、大変多くいらっしゃると思います。  それで、こういう状況が市内でも報告があるとすれば、どんなような報告があったのか。また、マスクの着用によって、そのような影響があるとかないとか把握しているんであれば、その状況、またその対応として今行っていらっしゃること、それを伺わせていただきたいと思います。  先ほど有賀委員からのお答えにもありましたけれども、信頼関係ができているからとか、そういったお答えもありましたけれども、再度確認をさせていただきたいと思います。  市立の幼稚園それから市立の小・中学校の皆さんに、子どもたちに対する影響とか対応とか、そういったことをいま一度お聞かせいただきたいと思います。確認させてください。 255 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 256 ◯学校課長(久保田博之君)  市立の幼稚園ということで、私のほうから答弁申し上げたいというふうに思います。  マスクを着用しているということでの成長発達の影響ということについては、把握はしてございません。また、園の中でマスクを着用できない子どもさんもいらっしゃいます。そういう方につきましては、感覚が過敏ですとか臭いですとか、そういうことでつけられないというようなお声をいただいています。そういう方への尊重、それからまた周りの方への配慮、尊重というものもあります。保護者の方の御理解をいただきながら、工夫をして対応させていただいているという、そういう状況でございます。  以上です。 257 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 258 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  小・中学校のほうで聞き取りをしましたところですね、成長や発達等については、同じように把握はしていないということです。また、ただ、生活をする中で、そのような影響を感じるということはないというようなことでございました。  それから、学校課長と同様なんですけども、マスクを着用することによってですね、身体的な、精神的な理由でその着用ができないというケースもございますので、こちらのような場合には、各学校で、現在、個別に対応をしているということです。  以上でございます。 259 ◯委員長(馬場賢司君)  鈴木委員。 260 ◯委員(鈴木洋子君)  ありがとうございます。幼稚園にしても小・中学校にしても、マスクを着用できない理由があるとすれば、それはきっちりと対応しているという御答弁もいただきました。  とにかくこの2年余りの間、マスクをずっとつけ続けた状況の小・中学校、保育園、幼稚園の子どもたちの、ある程度の成長過程のエビデンスというんですか、そういうことも把握できるはずだと思うんです。その結果、聞き取りをしてもそういうような状況は把握していないと、見られないというふうに受け取りました。  ですから、そういった意味では、私は、請願者のおっしゃるような、ちょっと身長の伸びが遅いとか成長の発達が遅いとか、また情緒発達に悪影響が出ているとかいう断定的な報告というのは、ちょっと日野市内の状況とは違うのかなというような感覚を受け取りました。  そして、マスクを着用できない園児とか児童・生徒は、実際どれくらいいるんでしょうか。幼稚園、小・中学校の状況を教えてください。  そして、着用できない理由というものも先ほどお知らせいただきましたけれども、もう一度お聞かせをいただきたいと思います。その条件として対応はどのように行っていらっしゃるかも、併せてお願いいたします。 261 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 262 ◯学校課長(久保田博之君)  市立の幼稚園におきましては、約80名の園児の中で、マスクが着用できていないという子どもさんについてはほんの数名程度という人数でございます。  マスクを着用できない理由としましては、感覚過敏や臭い、また障害をお持ちのそういう特性にもよるということが、その理由として挙げられております。園においては、マスクをできる子、できない子の両方に配慮をしながら、保護者の理解も得て、特に保護者からの御意見をいただいた上で園の運営をしているということで報告を受けております。  以上です。 263 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 264 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  マスクを着用していない児童・生徒としまして、教育委員会のほうが把握しておりますのは、小・中学校で数名程度ということでございます。  マスクを着用していない理由としましては、感覚過敏や、または肌に合わない、それから障害をお持ちの方はその特性によるもの、それからあとは体調面などによるということです。  また、学校におきましては、マスクを着用していないお子さんとそれからまたそのお子さんの周りにいる、まあ両方をですね、尊重しまして、差別や偏見が生じることがないように指導するとともにですね、感染症対策も同時に行いながら学級運営をしているということでした。  以上でございます。 265 ◯委員長(馬場賢司君)  鈴木委員。 266 ◯委員(鈴木洋子君)  ありがとうございます。マスクを着用する子もしない子も、両方に配慮しながら、両方を尊重しながら、そして保護者の理解を得ながら、学級運営をしっかりとやっていらっしゃるということを伺って、安心をしました。  これで質問を終わります。 267 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 268 ◯委員(田原 茂君)  あ、私、いいんですか。いいんですか。  じゃあ、何点か、何点か、いいですか。何点か質問させていただきます。いっぱいありますので一つ一つ片づけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、請願の第1番目の1行目、「子どものマスク着用の実質的強制、実質的義務を」と書いていますね。学校現場でこういう形で、子どものマスク着用の実質的な強制があるというんですか。それとも、同じように実質的義務ということになっているんですか、現場では。これの御見解をお聞かせいただけますか。 269 ◯委員長(馬場賢司君)  統括指導主事。 270 ◯統括指導主事(馬場章夫君)  学校現場におきましては、先ほど来出ております文部科学省の衛生管理マニュアルに基づいて、マスクの着用を推奨はしておりますが、先ほどの繰り返しになりますけども、身体的や精神的理由によりましてマスクの着用ができないケースもございますので、そのような場合には各校で現在個別に対応をしております。そのため、強制という認識は、こちらのほうではございません。  以上でございます。 271 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 272 ◯委員(田原 茂君)  強制ではないという御答弁でございました。  次ですね、これ、同じ1ページの後半の部分ですが、「厚生労働省の年齢階層別のデータによると新型コロナウィルスで20歳未満の重症化率は、ほぼゼロ、死亡率もゼロに近い」。これは行政の中で把握している事実と同じですか。 273 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 274 ◯健康課長(平 敦子君)  厚生労働省が令和4年3月22日、速報値として報告している死亡者数について、10歳未満は3人、10代は8人いると報告を受けています。また、重症者数については、10歳未満は8人、10代は1人と報告されています。  その後、5月19日、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料においても、グラフ化された2022年5月11日までに報告があった重症例及び死亡例の集計がグラフ化されておりますが、それによりましてもゼロではない状況が報告されております。  以上です。 275 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 276 ◯委員(田原 茂君)  分かりました。そうするとこの記述も事実と違うということが明らかになりました。(発言する者あり)これ、ニュアンスが違うでしょう、これは。(「ゼロに……」と呼ぶ者あり)情報と違うでしょう、あれだけ数字が出ていれば。(「ゼロに近い」と呼ぶ者あり)8人出ているのが、ほぼゼロなんですか。違うでしょう、言葉の使い方が。  次の質問です。先ほど来問題にしていますけども、いわゆるマスクの効果です。私もですね、それは100%効果あるとは言っていませんよ。だけど、私が知る限りでは、ある程度科学的な知見がなされていて、効果ありというふうに言われ続けてきたはずです。尾身会長もさんざん言っていましたよ。ねえ。(発言する者多数あり)ああいう学者さんが言っていることを私は信じますよ。ねえ。象徴的な人だから。まあ、それはともかくとして、これはある程度の、私は科学的な知見があると思うんですよ。(「どこに」と呼ぶ者あり)それについて述べていただけますか。 277 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 278 ◯健康課長(平 敦子君)  マスク着用の効果についてです。令和2年10月23日、国において開かれた新型コロナウイルス感染症感染症対策分科会第12回の場で、フェイスシールド等を含め、マスクの効果について議論がされております。この議論の中では、マスク装着は感染拡大防止に効果があるという認識で議論されておりますが、その根拠といたしまして、東京大学医科学研究所において研究された新型コロナウイルスの空気伝播に関するマスクの防御効果の結果を基に話がされています。  この東京大学研究所の結果からは、マスクにはSARS-CoV-2粒子の対面する人への暴露量を減らす効果と、吸い込みを抑える効果があることが分かった。N95マスクは密着して使用しないと防御効果が低減すること、またマスクだけではウイルスの吸い込みを完全に防ぐことができないことも明らかになったと発表されております。(「言ってるじゃん、認めている」と呼ぶ者あり)  従来より国や都は、新型コロナウイルス感染症に対する基本的な対策として、マスクの着用、手洗い、手指消毒、ソーシャルディスタンスを基本的に呼びかけております。市においても、マスク着用が感染効果があるものとして、市民へ呼びかけを行っております。  以上です。 279 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 280 ◯委員(田原 茂君)  今明らかになったようにですね、東京大学、日本の最高学府じゃありませんか。(発言する者あり)(「全然関係ない」と呼ぶ者あり)ねえ。東京大学医科学研究所において研究された新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果というんですよ。  先ほど来理科だとか算数だとか言っていますけども、そんなものより、よっぽどこっちのほうが信頼価値があるじゃないですか。(「それ、調べたらいい」と呼ぶ者あり)ねえ。ということを、(発言する者あり)確認をいたしました。科学的な知見があるということを確認をさせていただきました。  次、この2番目の真ん中ぐらいに、「『幼児、児童や思春期の子どもたちにとって、マスクは禁物である』とまで述べている神経科の医師、マーガレット・グリーズブリッソン博士の言葉がある」と。これは一つの学説なんでしょうね。というか、一つの知見なんでしょう。このような学説というか知見があることについて、現場でコロナ対応に当たっておられる担当課としては、このような学説というか主張については、どうお考えになりますか。 281 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 282 ◯健康課長(平 敦子君)  新型コロナウイルス感染症がはやり出してから、いろんな学説、いろんな方面、いろんな視点で皆様が、専門家たちが議論をされているというふうにこちらも認識をしております。  その中で、何を頼りに、何を基に、市としても何をやっていくかということになりますが、今、国のほうでは感染症対策アドバイザリーボードを専門家たちのチームで議論する場をつくったり、また、内閣官房のほうでは、新型コロナウイルス感染症対策分科会をやったり、また東京都のほうでは、東京都もモニタリング会議と、専門家たち、いろんな方々が集まって議論の場を設けていると、こちらもその議論の場を見ながら、その中で必要なものをよく読み解き、市ができることというところでの認識にもってつなげていっているような状況でございます。  以上でございます。 283 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 284 ◯委員(田原 茂君)  市の見識が改めて示されました。  次。次のページの上段のところですね、「マスクをしないことで、クラスターの発生や感染拡大に発展している事例はない」。こういうふうに言い切って書いてあるんですけどね、これについての現状はどうでしょうか。 285 ◯委員長(馬場賢司君)  健康課長。 286 ◯健康課長(平 敦子君)  令和4年5月25日、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料として、東京都クラスター発生報告状況が報告されております。それによりますと、2021年2月から2022年5月9日までの東京都内クラスター報告数2,313件のうち、学校、教育施設での報告数518件で、陽性者数7,165人、1件当たりの平均陽性者数13.8人と報告がされております。  また、令和2年7月30日の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの参考資料によりますと、カラオケを伴う飲食店で発生したクラスターや、バスツアーにおいて発生したクラスターにおいては、マスク着用をせず長時間歌う、未着用でマスク着用の感染者と短時間の会話を数日行ったり、マスク着用の感染者の後ろに長時間座ることで感染が起こっているということが報告がされております。  市としては、これら国で行われた専門家の議論を経て、基本的感染症対策にはマスク着用が位置づけられていると理解をしているところでございます。  以上です。 287 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 288 ◯委員(田原 茂君)  ありがとうございました。  学校現場でも518件のクラスターが発生しているということであります。1件当たり13.8人の児童・生徒も感染していると、こういう報告でありますよ。これも、先ほど、今、課長が答弁されているように、クラスターにおいてはマスク着用せず長時間歌うとか、マスク未着用でマスク着用の感染者と短時間の会話を数日行ったりとか、私が冒頭の請願者の方に質問したとおりのことじゃないですか。でしょ。マスク100%、ワクチンも進んできた。だけど、拡大、感染している。だから、マスクは効果ないんだ。そうじゃなくて、そうはいってもマスクを外して話をしたり、着用の感染者と後ろに長時間座ることで感染が起こっている。マスクは効果があるんだけども、それを、効果をなくすような形の行為を行っているから、感染しているんですよ。マスクに効果がないんじゃないんです。ということを今の答弁で私は明らかになったのではないかなというふうに思います。  最後に、この請願のですね、項目の最後、3番目、「常時マスクを着用することによる短期、長期的な影響について子どもの健全な育成、成長、発育、学習環境に与えるリスクについて全教職員、保護者、子どもたちに対し学校発行の手紙やプリントで、日野市内の未成年者がいる家庭に周知すること」という請願項目がございます。これについては、市のほうで応えられますか。これに、要望に添う形で対応できますか。(「事実でしょ」と呼ぶ者あり) 289 ◯委員長(馬場賢司君)  学校課長。 290 ◯学校課長(久保田博之君)  市教育委員会といたしましては、最新の知見に基づいて作成をされた文部科学省の衛生管理マニュアルや通知が基本であるというふうに考えてございます。それに基づいて感染症対策を行い、学校運営を継続するということが適切であるというふうに考えてございます。このため、個別に学説を判断するという能力、知見もございません。そういうことに基づいての周知ということは、特に考えてはございません。  以上でございます。 291 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 292 ◯委員(田原 茂君)  以上で質問を終わります。 293 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 294 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。 295 ◯委員長(馬場賢司君)  池田委員。 296 ◯委員(池田としえ君)  本件を採択の立場で意見を申し上げる次第であります。  答弁の中でもございましたように、マスクを科学するという意味ではですね、呼吸からマスクを通してですね、自由自在に通行というか行き来が容易に、してもしなくてもできるものであるということは、網の目の大きさの比較をするだけで一目瞭然でありますし、先ほど来担当課が言った令和2年のその東大の実験がどれほど世界的に評価のあるものかということはですね、(「まあ、確かに」と呼ぶ者あり)本当にこのことをですよ、どこかから聞きかじってきて、東大でやっているからという、その異常な権威主義に陥る前に、まずこれがどういう絶対環境の中で行われたことかということを判断すれば、どなたでもこれが全世界中に通用するかどうかということは、すぐに分かると思います。
     と同時に、マスク着用で子どもがどんな体調と精神、肉体的に不調が、大人が気がつかない間に起きているかという論文は、驚くほど枚挙にいとまがないくらい出ておりますので、まず現実にそれを調べてみるということが大切かなというふうに、私は今回のやり取りを聞いていて、つくづく思ったわけです。  と同時に、マスクというのは、非常に実は不潔です。1日着用したマスクというのは、ウイルスどころではなく、数万から百億万個のですよ、菌が検出されます。ちょっと継続してつけただけで、非常に不潔な菌をですね、こんなに間近で自分の体に吸い込むことになります。むしろそのことを、大人も子どもももっと注目していくべきだというふうに思います。  以上、よくそれぞれがですね、いろんな文献を当たったり、現実お困りになっているお子さん方がどういった同調圧力の中で日常生活をしているかということに、やはり大人として心を添えていくような、手が当てていけるようなですね、現状を心がけていただくように申し添えまして、採択の意見といたします。 297 ◯委員長(馬場賢司君)  有賀委員。 298 ◯委員(有賀精一君)  本請願に採択の立場で意見を述べたいと思います。  重要なことは、主旨説明も確かに大事ですが、請願事項であると思います。この一つ、二つ、三つとある内容、これ、どれも真っ当なことですね。否定のしようがない中身だと私は思っています。  そしてマスクの問題について、教育委員会の方たちはですね、いや、子どもたちとの関係というのは保たれていて大丈夫なんだという言い方をされますけども、あまりにも無理がある。やはり接触、コミュニケーションをする際にですね、マスクをつけずにやっぱりやるというのが日常の姿であって、それにやっぱり戻る必要があるということだと思います。  マスクの効果を私も一概に否定するつもりはありませんけれども、感染を防止するということについては、いろんな意見があります、パーセントも含めて。やっぱりウイルスの問題というのは、池田委員のおっしゃったとおり、やっぱり理科というか何というかね、それを見ればやっぱりウイルスは出てくるんですよね、マスクから。ただ被ばく量というか曝露というか、それ自身がどの程度のものなのかというのは、私も量的な問題は分からない部分もあるんですけども、やはりそういうことを考えて、かつ子どもたちの健全な育成ということを考えたときに、この新型コロナウイルスの危険性、それを鑑みてもですね、やはりマスクをつけずに、特に大人よりも子どものこの日常空間では、マスクを排除していくということを今の時期やっていくことが、私は圧倒的に必要になっているし、日本のような同調圧力のある社会の中では、これはやっぱりですね、効果がなくてもみんなマスクをつけるわけですよね。これもいかがなものかと。ある意味非科学的な部分も一方ではあるわけです。だから、確かに美徳として語られる部分もありますし、それを一概に否定するつもりはございませんけれども、今この時期においてマスクは外していく、子どもたちはマスクのない生活を送れるように考慮するのが、大人の私は責任ではないかというふうに思っておりますので、この請願には賛成をいたします。  以上です。 299 ◯委員長(馬場賢司君)  岡田委員。 300 ◯委員(岡田じゅん子君)  日本共産党日野市議団を代表いたしまして、請願第4-4号、子どもの健全な育成のためのマスク着用の緩和に関する請願について、意見を述べます。  厚労省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードに、6月1日、小児における新型コロナウイルス感染症の課題についてという資料がアップされています。呼吸器感染症予防としてのマスクの着用の有用性は明らかであると明言されています。  そのメリットとマスク着用のデメリットは、その場その場、バランスを取って考えるべきとなっていて、その上で、子どもにとってマスク着用が不要な具体的な場面の例が、幾つか示されています。  マスクが、子どもの特性や発達を考える上で、マスクが精神的、身体的に及ぼす影響について、いろいろと考えるべき課題があることと思います。  その上で、日本共産党は、マスクをすること自体は感染症対策において有用であるという立場に立っていますので、この請願の全体的な趣旨、それから現状への認識について、立場が異なるかなと考えています。そうしたことから、この請願は不採択とさせていただきます。  以上です。 301 ◯委員長(馬場賢司君)  伊藤委員。 302 ◯委員(伊藤あゆみ君)  請願第4-4号、子どもの健全な育成のためのマスク着用の緩和に関する請願について、自由民主党日野市議団を代表し、不採択の立場から意見を申し上げます。  令和4年5月20日に、厚生労働省マスク着用の考え方及び就学前児の取扱いについて、そして新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の変更を踏まえ、学校生活における児童・生徒のマスク着用についてのお知らせが、各都道府県、指定都市教育委員会総務課、学校保健担当課をはじめ、通知をされました。  示された内容は、マスクの着用は引き続き基本的感染対策であること、身体的距離が確保できないが会話をほとんど行わない場合は、マスク着用の考え方を明確化すること、就学前の児童、2歳以上のマスク着用は、オミクロン株対策以前の取扱いに戻すことです。  先ほども答弁にもございましたが、基本的な感染症対策の重要性は変わることなく、3密の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗い等の手指衛生、換気など、これからも徹底していく必要があるとされています。  その一方、学校衛生管理マニュアルにおいて、身体的距離が十分に取れないときはマスクを着用すべきとしつつ、マスク着用については、十分な身体的距離が確保できる場合は、マスクの着用は必要としない。気温、湿度や暑さ指数が高い日には熱中症などの健康被害が発生するおそれがあるため、マスクを外すこと、体育の授業においてマスク着用の必要はないと記されており、併せて自分でマスクを外してよいか判断が難しい年齢の子どもへは、登下校時には屋外でマスクを外すよう、積極的に声をかけるなどの指導が必要であるということです。  また、幼児のマスク着用についても、これまでも無理して着用させる必要はないこととしておりましたが、今般の基本的対処方針の変更において、マスクの着用を一律には求めず、無理に着用させないとされており、幼稚園においても同様の対応であることを改めて周知されております。  また、このことからも、答弁からも政府から教育現場に対し、令和4年3月時点での最新の知見に基づき作成された衛生管理マニュアルで、今夏の熱中症対策、そしてこれからのマスクの着用の対応について、周知されていることが分かります。  次に、請願事項に基づき申し述べます。  1番目の精神的・身体的理由により保護者や子どもがマスクを望まない場合、マスクをはずす自由と権利についてでございます。  現在、日野市において、市立幼稚園でマスクを着用していない子どもが80名中数名である。市立小学校、中学校でも、数名であると答弁がございました。理由として、感覚過敏や臭い、障害の特性、体調面であるということで、精神的・身体的により保護者や子どもがマスクを望まない場合の対応が、既に行われているということでございます。  また、2番目の「マスクを着用する、マスクを着用しない、で差別、圧力がないように全職員、保護者、子どもたちに日野市ホームページ、市報、学校配布プリント等で周知すること」とありますが、こちらも既に教育現場の中で、マスクを着用する子、しない子の双方を尊重し、差別や偏見が生じることがないよう、指導が行われていると伺いました。しかしながら、差別、偏見、この課題は本当に難しく、指導が行われたからといって、すぐになくなる問題ではありません。これからも子どもたちには徹底した指導と、そして保護者の皆様には御理解を得るよう、引き続き努力をお願い申し上げます。  3番目の「常時マスクを着用することによる短期、長期的な影響について子どもの健全な育成、成長、発育、学習環境に与えるリスクについて全教職員、保護者、子どもたちに対し学校発行の手紙やプリントで日野市内の未成年者がいる家庭に周知すること」でございますが、多くの学説がある中で、現状、日野市においてはマスクによる成長の発達への影響やマスク着用により幼児や児童・生徒との意思疎通ができず、信頼関係が築けていないという報告がないと、先ほど市からの回答にもございました。2年にも及ぶマスク生活で、子どもたちの身体的、心理的負担など、心配されるお気持ちはよく分かります。しかし、その一方で、マスクを着用することを望むお子さんや保護者の方がいらっしゃるのも事実でございます。どちらにも配慮が必要であり、どちらにも不安をあおるようなことがあってはなりません。また、東京都医師会では、熱中症の危険もあるため、屋外では原則マスクは要らないとの考えを示しました。  このように、状況は日々変化している中で、市民の皆様や子どもたちの命と健康を守るため、国で示された指針に基づき、対応を行っていくのが行政であり、また学校現場の責務であります。  以上のことから、自由民主党日野市議団を代表し、不採択の意見とさせていただきます。 303 ◯委員長(馬場賢司君)  田原委員。 304 ◯委員(田原 茂君)  公明党会派を代表して、不採択の意見を申し述べます。  以前に確立されている知見及び直近の知見で得られた情報が、請願者の請願文中の情報と食い違っています。  例えば、「厚生労働省の年齢階層別のデータによると新型コロナウィルスで20歳未満の重症化率は、ほぼゼロ、死亡率もほぼゼロに近い」と述べておりますが、実際のところは厚生労働省が令和4年3月22日の速報値として報告している死亡者数は、10歳未満は3人、10代は8人にも上っているということでございます。また、重症者数は10歳未満は8人、10代は1人と報告されています。  また、請願文中、「マスクをしないことで、クラスターの発生や感染拡大に発展している事例はない」と言い切っていますが、実際は2021年2月から2022年5月9日までの東京都内クラスター報告数2,313件のうち、学校、教育施設での報告数は518件で、陽性者数7,165人、1件当たりの平均陽性者数は13.8人と報告されているところであります。事ほどさように、請願文中の情報が実際の情報と違います。  さらに、マスク着用率がほぼ100%近くで、かつワクチン接種率がかなり進んでいる現状でも、いまだ感染拡大がなされていることをもって、マスク着用自体に感染予防効果が得られていないと短絡的に結論づけられていますが、そもそもマスク着用の効果については、令和2年10月23日に国において開かれた新型コロナウイルス感染症対策分科会第12回の場で、マスクの効果について議論され、効果の根拠として、新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果の結果だと結論づけられています。  このように、請願者の持論ともいうべき主張が、科学的な知見にもそぐわない御意見をお持ちのようでございます。また、この請願の文章には、言葉は悪いんですけども、私の感想です、決めつけ、思い込み及び断定的による記述が多いように感じられます。また、ある学説に偏った言い回しも散見されます。そして、請願事項の3については、市のほうも個別に学説を判断をして周知することは考えていないという御答弁でございました。  以上のことから、今請願については不採択とすべきと考えます。  以上でございます。 305 ◯委員長(馬場賢司君)  島谷委員。 306 ◯委員(島谷広則君)  請願第4-4号、子どもの健全な育成のためのマスク着用の緩和に関する請願について、不採択の意見を申し上げます。  私からは、請願事項についてですね、精神的・身体的理由などにより保護者や子どもたちがマスクを望まない場合、マスクをはずしたいという意見が主張しやすい環境づくりについては、重要な視点であるとの認識です。引き続き日野市としても、各御家庭の御不安、子どもたち等の個々のコミュニケーションも含め、現状で問題ないという姿勢ではなく、様々な不安を抱えているかもしれないという視点で対応を図っていただきたいと思うところでもございます。  先ほど教育部参事のほうからも、マスクの実質的強制のところで御答弁ありましたかね。強制という認識はないということで、非常にすばらしい意見ではあるんですけども、その強制的ではないという思いが、ちゃんと校長会、副校長会、そして先生方、恐らく一度そういうお話もして、ちゃんと行き届いているというところでとどまるんじゃなくて、それがまた引き続き形骸化していないか、継続しているかという視点でですね、日々子どもたちや保護者がですね、安心安全に学校に通わせるという視点で、今の教育部のお考えが、しっかりと学校現場に行き届いているかというのは、大事な取組、チェックかと思いますので、その辺りはよろしくお願いいたします。  差別や圧力、偏見が生じないようにという部分も、様々な状況の中で、誰が、誰かのために発言をしたつもりが、受け取り側がどう感じるかによって柔軟な対応が求められる部分です。マスクを着用すべき、すべきでないという極論の議論ではなく、お互いに思いやりを持った対応を教育現場で伝えていく中で、様々な偏見を取り除いていくという観点を大事にしていただきたいですし、教育現場だけでなく様々な施策を展開していく中で、引き続き差別、偏見をなくしていくという高い意識を持って取り組んでいただきたい、このように思います。  しかしながら、常時マスクを着用することによる短期、長期的なリスクという請願事項もございます。これについては、請願者からも研究者の見解など御紹介がありましたが、様々な最新の知見に基づき作成された文部科学省の衛生管理マニュアルに沿った運用を基本として進めることを否定する根拠として、日野市が独自で判断できる、多角的かつ専門的な知見を有しているものではありませんし、仮に様々な研究者から発せられる専門家の知見を持ち寄った厚生労働省や文部科学省の有識者会議の中で判断され、各自治体、教育委員会に展開される事項であるとも捉えております。  以上、不採択の意見とさせていただきます。 307 ◯委員長(馬場賢司君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 308 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 309 ◯委員長(馬場賢司君)  挙手少数であります。よって、請願第4-4号の件は不採択とすべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 310 ◯委員長(馬場賢司君)  そのほか、委員の方々より何かございますでしょうか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 311 ◯委員長(馬場賢司君)  なければ、これより令和4年度の行政調査についてお諮りしたいと思いますが、説明員の方々については、審査が終わりましたので、退席していただいてよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 312 ◯委員長(馬場賢司君)  それでは、説明員の方々につきましては、そのようにお願いいたします。ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 313 ◯委員長(馬場賢司君)  これより、令和4年度の行政調査についてお諮りいたします。  現時点におきまして、新型コロナウイルス感染症への対策から、行政調査の受入れを行っていない自治体も多く、またそのほかにも同一県内の自治体やオンラインによる受入れのみに限定している自治体や、受入れ人数の上限を設けている自治体など、様々な制約があることを確認をしております。このことからも、受入れしている自治体に多数の議会の訪問が集中することも想定されます。つきましては、調査地との調整に困難が見込まれますので、日程、調査地、テーマについては、正副委員長に一任ということでよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 314 ◯委員長(馬場賢司君)  それでは、そのように決定させていただきます。  なお、委員の皆様で受入れ可能な調査地の情報やテーマについて御意見がありましたら、6月30日木曜日まで、正副委員長まで申出をお願いしたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 315 ◯委員長(馬場賢司君)  それでは、本日予定いたしました案件は全て終了いたしました。これをもって令和4年第2回民生文教委員会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。            午後3時01分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...