日野市議会 2021-09-01
令和３年第３回定例会（第１日） 本文 開催日: 2021-09-01
↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 10時20分 開会・開議
◯議長（窪田知子君） これより令和３年第３回
日野市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員24名であります。
日程に入る前に議長より申し上げます。
新型コロナウイルス感染予防の目的から、議会運営上、様々な取扱いをさせていただいております。特に、次の３点について御留意願います。
１、会議時間の短縮を図るため、質疑答弁は簡潔に行うようお願いいたします。
２、説明員を最小限に抑えるとともに、換気のため出入口の扉は常時開放いたします。
３、議場への入退場の際には、手指消毒の慣行とマスクの着用をお願いいたします。
以上、
議会運営委員会での決定事項となりますので、皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。
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2 ◯議長（窪田知子君） これより日程第１、議席の一部変更の件を議題といたします。
新型コロナウイルス感染予防の目的から、議席の間隔を空けるため
議員席後方に座席を設置し、
今期定例会の間、議席として使用いたしたいと思います。
お諮りいたします。
議員席後方も議席と定め、会議規則第４条第３項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更図のとおり議席の一部を変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、議席の一部を変更することに決しました。
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4 ◯議長（窪田知子君） 次に、日程第２、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員については、会議規則第88条の規定により、議長において、
13番 鈴 木 洋 子 議員
14番 奥 住 匡 人 議員
を指名いたします。
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5 ◯議長（窪田知子君） 次に、日程第３、会期の決定の件を議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
〔
議会運営委員長 登壇〕
6
◯議会運営委員長（奥住匡人君） おはようございます。
それでは御報告申し上げます。
去る８月27日、午後２時より
議会運営委員会を開きまして、今定例会の運営について審議をさせていただきました。
会期につきましては、本日より９月28日までの28日間と決定をいたしました。
また、理事者より追加議案が予定されていることを申し添えておきます。
日程の内容につきましては、お手元に配付させていただいた資料のとおりでございます。
以上、御確認をいただきまして、御審議のほどよろしくお願いをいたします。
7 ◯議長（窪田知子君） お諮りいたします。ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、会期を決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、会期は本日から９月28日まで、期日28日間と決定いたしました。
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9 ◯議長（窪田知子君） 次に、日程第４、行政報告を行います。
市長から報告を求めます。
なお、市長の行政報告には手話通訳者が入りますので、よろしくお願いをいたします。市長。
〔市長 登壇〕
10 ◯市長（大坪冬彦君） おはようございます。
本日より令和３年第３回
日野市議会定例会を開いていただきます。よろしくお願い申し上げます。
先の定例会以降、今定例会に至る間の主要な行政事項について、私より８件の報告を行い、他は資料提出をもって代えさせていただきます。
１．市政の信頼回復に向けた取り組み
日野市内部統制基本方針を、８月23日に決定しました。今後は、財務や情報管理などに関する事務の効率的かつ適正な執行に着実に取り組むとともに、統制環境の整備や運用の状況について、
内部統制評価報告書として市議会に提出し、公表してまいります。また、３月に条例制定した
内部通報制度を６月から施行いたしました。
こうした取り組みにより、元副市長問題に象徴される不正行為を起こさないためにガバナンス・コンプライアンスの強化や市政運営の透明性の一層の向上を図り、信頼される市政を構築します。
２．東京２０２０
オリンピック・
パラリンピックでの取り組み
新型コロナウイルスの影響により、公道での
オリンピック聖火リレーは中止となりましたが、７月10日に八王子市の富士森公園にて、
点火セレモニーが実施されました。
日野市内を走行予定であったランナーによるトーチキスにより聖火がつながれ、７月23日の
オリンピック開会式で聖火台に点火されました。
日野市が
ホストタウンとなっているウクライナからは、７月22日に９人の空手選手団が来日し、８月２日まで市民の森ふれあいホールで
事前キャンプを実施しました。選手団から、「完壁な練習環境の提供、心温まる応援に対し、深く感謝する」旨のメッセージが伝えられ、万全な
新型コロナウイルス対策のもと、
事前キャンプは無事成功しました。
３人が大会に出場し、銀メダル１個、銅メダル１個を見事に獲得しました。表彰式では、銀メダルに輝いた選手がＨＩＮＯ２０２１とデザインされたマスクを着用し、迎える側と迎えられる側双方が喜びを分かち合える瞬間となりました。
８月20日には、
旭が丘中央公園にある巽聖歌の童謡「たきび」の歌碑の前において、
パラリンピックの採火式を行いました。22日には、国分寺市内にて
点火セレモニーが実施され、その火が24日の
パラリンピック開会式で聖火台に点火されました。
３．「広報ひの」リニューアル
これまで毎月２回、１日と15日に発行し、市政情報をお知らせしてきました「広報ひの」を、８月から毎月１回１日の発行とし、誌面もリニューアルいたしました。
市政情報をより分かりやすくお伝えし、市民と行政の協働のまちづくりにつなげていくため、１カ月の情報を１冊にまとめるとともに、ユニバーサルデザインフォントを活用し、文字を大きく、行間を広くとり、横書き・左とじの誌面といたしました。さらに、目次の掲載やＱＲコードによるホームページなどとの連携、休日診療情報の拡充などを図りました。また、改善に向けたアンケートなども行ってまいります。
誰一人取り残さない“伝わる広報”を目指し、必要な情報を分かりやすくお届けする誌面づくりに取り組んでまいります。
４．
石田環境プラザを開設
ごみ減量や
リサイクル情報の発信、
地域コミュニティー、そして地域防災の拠点として整備を進めてきました「
石田環境プラザ」を７月10日に開設しました。
１階は多世代が交流できるホール、地域の歴史やごみ減量についてＰＲする
情報発信コーナー、市内の公共施設初の
フードドライブ常設窓口を設置しております。２階は地域の活動拠点として利用できるよう整備しました。
併せて隣接する新井公園をリニューアル整備し、公園遊具などを新設するとともに、用水にも親しめ、移動図書館「ひまわり号」が定期的に巡回する施設といたしました。
今後、ごみ減量の施策を中心に
ＳＤＧｓ未来都市として、さまざまな情報を発信してまいります。
５．ＰａｙＰａｙによる
市内消費喚起事業の実施（第２弾）
新型コロナウイルスの影響で厳しい状況にある
市内事業者の売上確保、および市内経済の回復を目的に令和２年度に続き「ＰａｙＰａｙ使って日野でお買い物！最大30％戻ってくるキャンペーン第２弾」を、７月１日から８月31日まで実施しております。８月15日時点の実績で、約４億7,500万円が市内で決済されました。内訳では、飲食業で約１億5,700万円、各種小売業で約1億7,100万円、理美容などのサービス業で約1億1,400万円となっており、
新型コロナウイルスの影響を受けている業種で利用され、多くの
中小企業者支援につながっております。
引き続き、
市内中小企業者の経営状況を把握し、事業継続と雇用維持のため、日野市商工会との連携により、さらなる支援策を実施してまいります。
６．
新型コロナウイルスワクチン接種の状況
５月12日から、市内のクリニックなどで行う個別接種と市が開設する会場で行う集団接種を併用して、
ワクチン接種を開始しました。日野市医師会および日野市薬剤師会の協力により順調に接種が進み、当初の予定を大幅に繰り上げ、59歳以下の方については８月２日から、12歳から15歳までの方については８月16日から予約の受付を開始することができました。
一方で、
アレルギー体質であるなどの理由から、
個別接種会場や
集団接種会場で接種を受けることができず、クリニックなどから紹介があった方に対しては、救急医療および入院体制が整っている市立病院で対応しております。これまでに130人以上の方に接種し、重い副反応の報告は受けておりません。
８月22日時点において、市内にお住まいの65歳以上の方、約4万8,000人のうち、およそ85％の方が２回目の接種を完了しております。また12歳以上64歳以下の方、約12万2,000人のうち、およそ41％の方が１回目の接種を完了し、18％の方が２回目の接種を完了したところです。
ワクチン供給などで課題もある中、見通しが立てづらい状況ではありますが、
ワクチン接種を希望するすべての市民の方へ早期の接種が実施できるよう、引き続き取り組んでまいります。
７．
デジタル格差解消に向けた取り組み
高齢者の
デジタル格差を解消し、誰一人取り残さない日野にするため、令和３年度から高齢福祉課、地域協働課、中央公民館の３課が連携した「
シニアＩＣＴ支援事業」に取り組んでいます。
市の主催事業としての高齢者向けの「
スマートフォン使い方講座」の他、高齢者の身近な相談窓口である市内９カ所の
地域包括支援センターにおいても「
スマートフォン初級講座」を実施しました。また、自治会や地域団体による講座の実施に向けた取り組みを支援するため、
スマートフォンや
Ｗｉ－Ｆｉルーターなどの機材の貸し出し、市民と協働で作成したテキストの配布、会場の確保や
各種アドバイスなども行っております。さらに講座の
ボランティア講師として活躍できる人材を育成するため「
スマホマイスター養成講座」も実施しております。
今後も、関係各課がそれぞれの強みを生かし、連携を図りながら、地域福祉の向上と
デジタル格差の解消に向け、取り組んでまいります。
８．ひのっ子頑張っています
この夏もスポーツに音楽に、日野の子どもたちが頑張りました。
スポーツでは、
大坂上中学校女子ハンドボール部が関東大会に出場しました。水泳の関東大会では、日野第一中学校の
女子チームが総合１位となり、日野第四中学校の
女子チームは総合３位となるなど、好成績を収めました。日野第四中学校は他にも、陸上の女子が
関東中学校陸上大会において1500ｍで７位入賞を果たしています。このほか、日野第一中学校の女子が
関東中学校柔道大会で３位となりました。
音楽では、東京都
中学校吹奏楽コンクールにおいて、日野第四中学校、三沢中学校、平山中学校が金賞を受賞しました。また、
旭が丘小学校、七生緑小学校が、第88回
ＮＨＫ全国学校音楽コンクール東京都大会に出場します。
コロナ禍において、
感染防止対策を徹底しながら、暑さをものともしないで頑張る“ひのっ子”たちに、そしてご指導をいただいている皆さまの熱意に対して、感謝とエールを送ります。
以上、主要な行政事項について御報告申し上げ、議会の御理解、御指導をお願い申し上げます。（「議事進行」と呼ぶ者あり）
11 ◯議長（窪田知子君）
池田利恵議員。
12 ◯22番（池田利恵君） ただいま市長から行政報告ということで８点の御報告ございました。私、最後の最後まで聞いて、今のこの６番目の
新型コロナウイルスワクチン接種状況ということで、現状、最も問題になっている
モデルナ製のワクチンの異物混入について、現段階で日野市民が１万4,000人接種している中で、亡くなっている、お亡くなりになっている人の方々の中が……。
13 ◯議長（窪田知子君）
池田利恵議員。
14 ◯22番（池田利恵君） 409人いると。そのようなことに鑑みて、しっかりと進めるだけではなくですね、こういった情報を市民にきちっと与えて……。
15 ◯議長（窪田知子君）
池田利恵議員。
16 ◯22番（池田利恵君） 安全性が確保できるまで中止するというような。
17 ◯議長（窪田知子君）
池田利恵議員。発言中ではございますけれども。
18 ◯22番（池田利恵君） 姿勢を持つことこそが必要かというふうに思うんですけど、それを今、動議というような形でしたけれども、ぜひこの
日野市議会にとっても非常に、この行政報告の状況をどのように認識するかというのは重要な案件だというふうに思いますので、発言をお許し願いたいと思って挙手した次第であります。
19 ◯議長（窪田知子君） 今、
池田利恵議員から御発言がございましたけれども、行政報告については、そのような発言、また、質疑等は行わないことになっておりますので、よろしくお願いをいたします。（「議事進行」と呼ぶ者あり）
奥野りん子議員。
20 ◯17番（奥野りん子君） 緊急事態が起きたときに、議員には緊急動議とか緊急質問をする権限があると思います。議長をして、その発言、質問、動議を封じるような権限があるのか、
議会事務局長にお伺いしたいと思います。
21 ◯議長（窪田知子君） 今、
奥野りん子議員から、緊急動議の際はというお話でございましたが、今、こちらの議長宛てには、そういった動議は届いておりません。
届いておりますか。（「はい」と呼ぶ者あり）届いておりません。（「はい」「議長が発言中」と呼ぶ者あり）はいというのは、何でしょうか。
22 ◯22番（池田利恵君） 挙手をするというのは、発言の許可を求めている人が挙手をするんです、当然ですけれども。
23 ◯議長（窪田知子君） ただいま、私は市長の行政報告が終わり、これをもって市長の報告を終わりますという宣告を、もうお話をさせていただいているんですけれども。（「そうだ」「はい」と呼ぶ者あり）
池田利恵議員。
24 ◯22番（池田利恵君） 動議が届いていないというふうに議長は、はっきりとおっしゃいましたけれども、私は今朝の段階で、この内容を確認して、変更がないというような御連絡があった段階で、きちっと、このままでは
日野市議会としても、このモデルナの問題、しかも同じロットを接種している人たちが409人もいると。これを安心安全が確保できないまま、どのような状態で進めていくかということこそ、市民に対して明らかにすることが市民の健康と安全を守ることだという、非常に重要なことだというふうに思ったので、今朝７時、大変早くて恐縮だったんですけれども、事務局長、そして、議長にもお電話で（発言する者あり）思えないの、本当に。そうやってお電話を申し上げている次第なんですよ、峯岸さん、朝。そのような中で、どういうことが必要かということを的確に言っていただければ、それから以降３時間も時間があったんですから、きちっと対応はできたんです。
問題は、手法の問題ではなくて、今起こっていることを、こんな命に関わる重要なことをすっ飛ばして、ただ単に希望する人に接種するだけでいいというような市長の、この報告、そして認識というのが非常に危ういと私は思っている次第です。ぜひ、この内容をきちっと精査して、この同じロットを接種した人にどんな被害の実態が起こっているかということを広く市民に告知し、そして、安心安全が確認されるまでは、このロットに関しては、特に中止するような措置がとても重要だというふうに思います。ぜひ御検討をお願いします。
25 ◯議長（窪田知子君）
池田利恵議員の御発言でございますけれども、議会というのは会議規則にのっとって行っております。この市長の行政報告につきましては、事務局のほうを通して質疑はできないということを申し上げております。
そしてまた、動議を出されるのであれば、現在届いておりませんので、きちっと改めて議会中に御提出をされてはいかがでしょうか。
池田利恵議員。
26 ◯22番（池田利恵君） 先ほど、（「議場だよ。別のところでやってよ」と呼ぶ者あり）こちらのほうに書類を持って、歩いて私のところにお渡しに来たというのが分かるはずだというふうに思います。私は直前に、どのような対応をすればいいかということで御指導を仰ぐためにお電話をしたんですが、もうブーって鳴ってから、これが、このままでは認可できませんということなんで、どういうふうにしたらよろしいでしょうかということを朝からですね、ずっと御指導を仰いで今日まで来ている次第です。
それで、たった今これが戻されたというのが周知の事実であります。ぜひですね、こういった市民の命に関わる、しかも死者が出ていて、これ
モデルナ製のワクチンに異物混入しているということは、非常に重要なことなんですね。これをしっかりと告知するということこそが、最も、この議会の冒頭で重要な市民の安心安全を守ることだというふうに思っておりますので、ぜひ御理解いただきたい、善処いただきたいというふうに思う次第です。
27 ◯議長（窪田知子君） 休憩に入りたいと思いますけれども、
池田利恵議員に申し上げます。
動議を出すということについては、これまでも議会で様々動議が出されてまいりました。そのときには１名以上２名の提出者が必要であるということ。また、書面をもって事務局に提出をすること。そうしたことは、その都度、確認をしてきております。
池田利恵議員も、その場にいらっしゃったと思いますので、今そのような御発言をされて、今、初めて聞くようなことの御発言はやめていただきたいと思います。
それでは、休憩とさせていただきますが、休憩としてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長（窪田知子君） 休憩とさせていただきます。
午前10時44分 休憩
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午後１時33分 再開
29 ◯議長（窪田知子君） 休憩前に引き続き会議を開きます。
会計管理者以下の報告については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、報告を省略いたします。
これをもって行政報告を終わります。
お諮りいたします。モデルナワクチンの異物混入事件に関しての件につき、
池田利恵議員から緊急質問の通告があります。この際、緊急質問を日程に追加し、先議することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
30 ◯議長（窪田知子君） 挙手少数であります。よって、
池田利恵議員の緊急質問を日程に追加し、発言を許すことは否決されました。
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31 ◯議長（窪田知子君） 次に、日程第５、諸般の報告を行います。
会務報告については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、事務局長の報告は、これを省略いたします。
これをもって諸般の報告を終わります。
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32 ◯議長（窪田知子君） これより日程第６、令和２年度日野市一般会計決算特別委員会・特別会計決算特別委員会の設置及び委員の選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。令和２年度日野市一般会計決算・特別会計決算の審査のため、11人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会、11人の委員をもって構成する特別会計決算特別委員会を設置いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。
よって、令和２年度日野市一般会計決算特別委員会、特別会計決算特別委員会を設置することに決しました。
ただいま設置されましたそれぞれの委員会の委員の選任については、委員会条例第８条第１項の規定により、議長において、お手元の印刷物のとおり指名いたします。
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34 ◯議長（窪田知子君） これより議案第65号、令和３年度日野市一般会計補正予算（第８号）の専決処分の報告承認の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
35 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第65号、令和３年度日野市一般会計補正予算（第８号）の専決処分の報告承認についての提案理由を申し上げます。
本議案は、法人市民税の中間申告による納付額について、市内企業の決算終了に伴い、還付金が発生し、早急な対応が必要となったため、地方自治法第179条第１項の規定により、令和３年８月５日付で専決処分をしたものであります。
補正額は、歳入歳出それぞれ5,911万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を722億8,331万6,000円とするものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
36 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から、詳細説明を求めます。企画部長。
37 ◯企画部長（岡田正和君） それでは、議案第65号、令和３年度日野市一般会計補正予算（第８号）の専決処分につきまして御説明させていただきます。
本補正予算は、法人市民税の還付金について、当該法人に早急に返還する必要があったことから専決処分により対応したものでございます。
第１条でございます。
歳入歳出予算の補正額は、歳入歳出それぞれ5,911万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を722億8,331万6,000円とするものでございます。
第１条第２項の歳入歳出予算の補正につきましては、第１表、歳入歳出予算補正によりますが、詳細につきましては、歳入歳出予算の事項別明細書で御説明させていただきます。
初めに、歳出から説明いたします。
恐れ入ります、８ページ、９ページをお開きください。
総務費でございます。
説明欄１、過誤納還付金5,911万2,000円は、市内法人に対し法人市民税を還付するものでございます。
法人市民税の法人税割については、前期の法人税割の半分を中間納付額として納付し、確定申告後、法人税割額が中間納付額より少ない金額となった場合、法人に還付しなければならないこととなっております。
ここで７月末に市内企業の確定申告が提出され、法人税割額が確定した結果、前年度に納付した中間納付額との差分を還付することとなりました。還付金は、速やかに法人に返さなければならないこと。また、中間納付した日の翌日から還付決定日までの間に還付加算金が加算されますので、早急な対応が必要となるものでございます。
続きまして、歳入について御説明いたします。
恐れ入りますが、戻りまして６ページ、７ページをお開き願います。
繰入金でございます。
説明欄、財政調整基金繰入金5,911万2,000円は、さきに説明いたしました過誤納還付金の財源として計上するものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
38 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。
本件について御意見があれば承ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯議長（窪田知子君） なければ意見を終結いたします。
これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
42 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、議案第65号の件は原案のとおり承認されました。
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43 ◯議長（窪田知子君） これより議案第66号、令和２年度日野市一般会計決算の認定の件を議題といたします。
理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
44 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第66号、令和２年度日野市一般会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方自治法第233条第３項の規定により、令和２年度日野市一般会計決算の認定を求めるものであります。
令和２年度一般会計決算は、令和元年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。歳入決算額は915億4,277万5,978円で、令和元年度と比較して28.0％の増となっております。
歳入の主な内容について申し上げます。
市税は306億1,161万円で、令和元年度と比較して５億191万円の減となりました。
これは、主に法人市民税について、
新型コロナウイルス感染症の影響により業績が悪化した事業者が多かったことや、税率の引下げの影響により減となったことによるものです。
地方譲与税及び各種交付金の総額は63億2,731万円で、令和元年度と比較して７億1,835万円の増となりました。
これは、主に地方消費税の徴収額に連動して交付される地方消費税交付金について、令和元年10月の税率改定による算定が通年適用になったことにより増となったほか、法人市民税の一部国税化に伴い法人事業税交付金が新設されたことによるものです。
分担金及び負担金、並びに使用料及び手数料は、幼児教育・保育の無償化が通年適用になったことなどにより、それぞれ２億439万円、１億441万円の減となりました。
国庫支出金及び都支出金は、主に
新型コロナウイルス感染症への対応として、国民に支給された特別定額給付金や、感染症対策事業実施の財源として支出された
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金をはじめとする感染症対策関連の補助金などから、それぞれ208億2,796万円、11億1,660万円の増となりました。
寄附金は、公共公益施設費の増加や感染症対策を目的とした寄附が寄せられたことなどから、9,402万円の増となりました。
繰入金及び市債は、主にプラスチック類資源化施設の建設工事が完了したことや、市役所本庁舎免震改修工事の推移、進捗などから、それぞれ16億2,558万円、６億6,358万円の減となりました。
次に、歳出について御説明申し上げます。
歳出決算額は885億322万1,766円で、令和元年度と比較して27.1％の増となっております。
歳出の主な内容について申し上げます。
総務費では、市役所本庁舎の免震改修工事の実施、（仮称）子ども包括支援センター建設に向けた設計、第４次男女平等行動計画の策定など。
民生費では、特別定額給付金の支給などの
新型コロナウイルス感染症の影響への支援、障害者差別解消推進条例に基づく取組など。
衛生費では、
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行への対策として、高齢者インフルエンザ定期予防接種の無料化、ＰＣＲ検査の体制充実や維持継続を目的とした地域ＰＣＲ検査センターへの支援、
石田環境プラザの建設など。
商工費では、
新型コロナウイルス感染症の影響に対する市内中小事業者への支援として実施したキャッシュレス決済を用いた消費喚起策や、事業継続のための支援金の支給、商業振興条例に基づく商業支援策の実施など。
土木費では、耐震改修促進計画に基づく住宅の耐震化の促進、仲田の森蚕糸公園内にある桑ハウスの積極的な活用に向けた保存修復や勉強会の実施、向川原団地市営住宅の長寿命化を目的とした屋根、外壁改修工事の実施など。
消防費では、令和元年、台風19号の対応や、
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所における備蓄品及び資機材の充実、洪水ハザードマップの浸水想定区域において、河川氾濫時に想定される浸水の深さを示す表示板の設置など。
教育費では、小学校２年生以上の児童・生徒に対する１人１台の学習用端末の購入及び校内のネットワーク環境の整備、豊田小学校通学区内の児童増に対応するための、豊田小学校東校舎改築工事の実施、熱中症対策を目的とした市内中学校屋内運動場への空調設置、市民会館における老朽化した空調設備及び照明設備の更新、（仮称）南平体育館の建設工事などであります。
歳入歳出差引残額は30億3,955万4,212円で、令和元年度と比較して11億6,718万5,812円の増となっております。
歳入では、
新型コロナウイルス感染症の影響から市税収入などが減収となり、先行きについて不透明な状況となっております。
一方で、歳出においては社会保障関連経費が右肩上がりで増加しており、この傾向は当面、継続していくものと見込んでおります。
今後は、
新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながらも、多様な行政課題の解決と財政再建を両輪に、持続可能性を確保した行政運営に向け、引き続き取り組んでまいります。
なお、日野市監査委員の意見書及び主要な施策の成果などの資料を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。
45 ◯議長（窪田知子君） 代表監査委員から審査報告を求めます。代表監査委員。
〔代表監査委員 登壇〕
46 ◯代表監査委員（福島 基君） ９月１日から監査委員に就任いたしました、代表監査委員の福島でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
令和２年度日野市一般会計決算の審査結果について御報告申し上げます。
本決算の審査につきましては、地方自治法第233条第２項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び決算附属書類について、石田前代表監査委員及び古賀監査委員により慎重に審査し、また、関係部課長をはじめ担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施いたしました。
審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、また出納閉鎖日における令和２年度歳計剰余金と指定金融機関の発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。
また、予算の執行状況についても、地方自治法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めたとの報告を受けました。
以上、御報告申し上げます。
47 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
48 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第66号の件は、一般会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一般会計決算特別委員会に付託いたします。
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50 ◯議長（窪田知子君） これより議案第67号、令和２年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定、議案第68号、令和２年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定、議案第69号、令和２年度日野市介護保険特別会計決算の認定、議案第70号、令和２年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
52 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第67号、令和２年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方自治法第233条第３項の規定により、令和２年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定を求めるものであります。
令和２年度国民健康保険特別会計決算は、令和元年度と比較して歳入歳出ともに減となりました。
歳入決算額は153億6,344万3,559円で、令和元年度と比較して4.2％の減となっております。
歳入の主な内容につきましては、国民健康保険税は加入者の減少等により、9,340万円の減となりました。
国庫支出金は、
新型コロナウイルス感染症の影響により実施した、減免に対する国からの補助金の増により5,287万円の増となりました。
都支出金は、加入者の減少等により７億8,230万円の減となりました。
次に、歳出決算額は152億2,044万3,176円で、令和元年度と比較して4.8％の減となっております。
歳出の主な内容につきましては、保険給付費は、
新型コロナウイルス感染症の影響による医療機関への受診控えなどから６億6,962万円の減となりました。
国民健康保険事業費納付金は、加入者の減少等により１億3,821万円の減となりました。
保険事業費は、加入者の減少等により921万円の減となりました。
次に、議案第68号、令和２年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方自治法第233条第３項の規定により、令和２年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めるものであります。
令和２年度土地区画整理事業特別会計決算は、令和元年度と比較して歳入歳出ともに減となりました。
歳入決算額は、29億5,726万4,175円で、令和元年度と比較して14.4％の減となっております。
歳入の主な内容につきましては、国及び都補助金、国庫負担金、繰入金、保留地処分金となっております。
次に、歳出決算額は28億4,459万9,890円で、令和元年度と比較して15.1％の減となっております。
歳出の主な内容について申し上げます。
豊田南地区では、都市計画道路３・４・15号線及び区画道路の築造と５棟の建物移転を行い、万願寺第二地区では、区画道路の築造と１棟の建物移転を行いました。
東町地区では、区画道路の築造と３棟の建物移転を行い、西平山地区では、都市計画道路３・３・２号線の仮設道路の築造及び区画道路の築造と、37棟の建物移転を行いました。
次に、議案第69号、令和２年度日野市介護保険特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方自治法第233条第３項の規定により、令和２年度日野市介護保険特別会計決算の認定を求めるものであります。
令和２年度介護保険特別会計決算は、令和元年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。
歳入決算額は143億2,718万4,395円で、令和元年度と比較して２％の増となっております。
歳入の主な内容につきましては、国庫支出金が１億1,881万円の増、支払基金交付金が１億3,863万円の増、都支出金が9,078万円の増などとなっております。
次に、歳出決算額は143億1,051万8,061円で、令和元年度と比較して2.4％の増となっております。
歳出の主な内容につきましては、保険給付費が５億364万円の増、地域支援事業費が2,941万円の減などとなりました。
次に、議案第70号、令和２年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方自治法第233条第３項の規定により、令和２年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めるものであります。
令和２年度後期高齢者医療特別会計決算は、令和元年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。
歳入決算額は45億2,417万6,511円で、令和元年度と比較して1.4％の増となっております。
歳入の主な内容につきましては、後期高齢者医療保険料が加入者の増などにより4,773万円の増となりました。
次に、歳出決算額は45億2,059万8,665円で、令和元年度と比較して1.7％の増となっております。
歳出の主な内容につきましては、分担金及び負担金の広域連合負担金が加入者の増により、6,860万円の増となりました。
以上、４議案につきまして、日野市監査委員の意見書を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。
53 ◯議長（窪田知子君） 代表監査委員から審査報告を求めます。代表監査委員。
〔代表監査委員 登壇〕
54 ◯代表監査委員（福島 基君） 令和２年度日野市国民健康保険特別会計決算、令和２年度日野市土地区画整理事業特別会計決算、令和２年度日野市介護保険特別会計決算、令和２年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の審査結果について御報告申し上げます。
以上、４件の特別会計決算の審査につきましては、一般会計決算と同様に、地方自治法第233条第２項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び決算附属書類について、石田前代表監査委員及び古賀監査委員により慎重に審査し、また、関係部課長をはじめ担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施いたしました。
審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、また出納閉鎖日における令和２年度歳計剰余金と指定金融機関の発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。
また、予算の執行状況についても、地方自治法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めたとの報告を受けました。
以上、御報告申し上げます。
55 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
56 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号の件は、特別会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
57 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、特別会計決算特別委員会に付託いたします。
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58 ◯議長（窪田知子君） これより議案第71号、令和２年度日野市立病院事業会計決算の認定、議案第72号、令和２年度日野市下水道事業会計決算の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
60 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第71号、令和２年度日野市立病院事業会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方公営企業法第30条第４項の規定により、令和２年度日野市立病院事業会計決算の認定を求めるものであります。
まず、収益的収支でありますが、事業収益の決算額は92億7,916万8,914円で、令和元年度と比較して8.1％、額にして６億9,879万1,945円の増となりました。
この中で、医業収益は60億855万4,880円、医業外収益は32億6,436万1,218円、特別利益は625万2,816円となっております。
また、事業費用の決算額は87億2,544万5,775円で、令和元年度と比較して4.1％、額にして３億4,281万215円の増となりました。
この中で、医業費用は81億9,183万4,895円、医業外費用は１億3,002万3,773円、特別損失は４億358万7,107円となっております。
この結果、令和２年度における収支は５億5,372万3,139円の純利益となっております。
次に、資本的収支でありますが、資本的収入の決算額は７億9,621万815円で、令和元年度と比較して160％、額にして４億8,991万4,437円の増となりました。
主な内容といたしましては、企業債元金償還等に係る東京都の補助金が３億960万7,980円、一般会計からの出資金が３億500万円、企業債が１億3,900万円などであります。
また、資本的支出の決算額は12億1,606万7,347円で、令和元年度と比較して43.3％、額にして３億6,725万8,791円の増となりました。
主な内容といたしましては、建設改良費が６億5,078万806円、企業債償還金が５億1,753万39円、一般会計からの長期借入金の償還金が4,573万9,667円などであります。
次に、議案第72号、令和２年度日野市下水道事業会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方公営企業法第30条第４項の規定により、令和２年度日野市下水道事業会計決算の認定を求めるものであります。
まず、収益的収支でありますが、下水道事業収益の決算額は39億3,239万6,950円となりました。
この中で、営業収益は24億685万3,440円、営業外収益は15億2,554万3,510円となっております。
また、下水道事業費用の決算額は36億7,059万8,840円となりました。
この中で、営業費用は32億7,760万149円、営業外費用は３億4,895万4,392円、特別損失は4,404万4,299円となっております。
この結果、令和２年度における収支は１億6,561万1,114円の純利益となっております。
次に、資本的収支でありますが、資本的収入の決算額は11億3,862万6,000円となりました。
この中で、企業債は３億4,450万円、一般会計からの出資金は６億1,674万1,000円、管渠埋設などに係る国・都・市の補助金は１億7,738万5,000円となっております。
また、資本的支出の決算額は25億3,627万8,930円となりました。
この中で、建設改良費は６億2,079万2,581円、企業債償還金は19億657万8,549円、固定資産購入費は890万7,800円となっております。
建設改良費において、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は１億4,390万8,000円となっております。
以上、２議案につきまして、日野市監査委員の意見書を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。
61 ◯議長（窪田知子君） 代表監査委員から審査報告を求めます。代表監査委員。
〔代表監査委員 登壇〕
62 ◯代表監査委員（福島 基君） 令和２年度日野市立病院事業会計決算、令和２年度日野市下水道事業会計決算の審査結果について御報告申し上げます。
以上２件の公営企業会計決算の審査につきましては、地方公営企業法第30条第２項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び関係附属書類について、石田前代表監査委員及び古賀監査委員により慎重に審査し、また、関係部課長はじめ担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施いたしました。
審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、年度末における出納取扱金融機関が発行した証書類と照合、検算した結果、その金額が合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。
また、予算の執行状況についても、地方公営企業法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めたとの報告を受けました。
以上、御報告申し上げます。
63 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第71号、議案第72号の件は、特別会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
65 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、特別会計決算特別委員会に付託いたします。
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66 ◯議長（窪田知子君） これより議案第73号、日野市立百草台コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定、議案第74号、日野市特定個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定、議案第75号、日野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
67 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
68 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第73号、日野市立百草台コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
御説明の前に、さきの広報において本議案が決定したかのような議会軽視と思われる記事を掲載してしまったことを深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。
本議案は、日野市立百草台コミュニティセンター体育館の廃止に伴い、条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和４年４月１日から施行をするものであります。
次に、議案第74号、日野市特定個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
本条例は、公布の日から施行をするものであります。
次に、議案第75号、日野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
本条例は、公布の日から施行をするものであります。
以上３議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
69 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
70 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第73号、議案第74号、議案第75号の件は、企画総務委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
71 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、企画総務委員会に付託いたします。
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72 ◯議長（窪田知子君） これより議案第76号、日野市印鑑条例の一部を改正する条例の制定、議案第77号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
73 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
74 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第76号、日野市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、３市共同利用による新たな住民情報システムの開始に伴い、本庁舎及び七生支所に設置した多機能端末機を撤去するため、条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和３年11月27日から施行をするものであります。
次に、議案第77号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、地方税法等の一部を改正する法律の改正に伴い、個人市民税の非課税限度額における扶養親族の見直し及び特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例の延長など、所要の改正を行うものであります。
本条例は、令和４年１月１日から施行をするものであります。
ただし、第24条第２項及び第34条の３の３第１項の改正規定等は、令和６年１月１日から施行をするものであります。
以上２議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
75 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第76号、議案第77号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
77 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
78 ◯議長（窪田知子君） これより議案第78号、日野市清流保全－湧水・地下水の回復と河川・用水の保全－に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第79号、日野市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定、議案第80号、日野市立南平体育館条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
79 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
80 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第78号、日野市清流保全－湧水・地下水の回復と河川・用水の保全－に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、市街地の開発事業に伴い、黒川清流公園の湧水・地下水が一時的に白濁、枯渇した反省を踏まえ、湧水地の保全についての実効性を担保するため条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和４年４月１日から施行をするものであります。
次に、議案第79号、日野市まちづくり条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、開発事業におけるこれまでの指導経験や課題を踏まえ、手続の厳格化や関係課との連携の強化、説明会の対象範囲の拡大等を図るため条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和４年４月１日から施行をするものであります。
ただし、第14条第８項の改正規定は、公布の日から施行をするものであります。
次に、議案第80号、日野市立南平体育館条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、スポーツ・交流・防災の機能を担う体育施設として、日野市立南平体育館を新たに設置し、その管理及び運営について必要な事項を定めるものであります。
本条例は、令和４年４月１日から施行をするものであります。
以上３議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
81 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
82 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第78号、議案第79号、議案第80号の件は、環境まちづくり委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、環境まちづくり委員会に付託いたします。
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84 ◯議長（窪田知子君） これより議案第81号、日野市高齢者福祉条例の一部を改正する条例の制定、議案第82号、日野市立児童館条例の一部を改正する条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
86 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第81号、日野市高齢者福祉条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、長寿祝い金を長寿祝い品に改めるほか、ねたきり高齢者理容・美容利用券の発行方法の見直し及びねたきり高齢者看護手当を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和４年４月１日から施行をするものであります。
次に、議案第82号、日野市立児童館条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
本議案は、３市共同利用による新たな住民情報システムの稼働に伴い、学童クラブ事業に関する帳票を統一するため、条例の一部を改正するものであります。
本条例は、令和３年12月１日から施行をするものであります。
以上２議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
87 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
88 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第81号、議案第82号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
89 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。
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90 ◯議長（窪田知子君） これより議案第83号、令和３年度日野市一般会計補正予算（第９号）の件を議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
91 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第83号、令和３年度日野市一般会計補正予算（第９号）の提案理由を申し上げます。
本補正は、歳入では、普通交付税、前年度繰越金、（仮称）子ども包括支援センター建設のための市債など。
歳出では、（仮称）子ども包括支援センターの建設工事や小・中学校の防球ネット等の修繕、日野用水堰頭首工の復旧工事など、早急に対応が必要なものといたしました。
補正額は、歳入歳出それぞれ18億8,329万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を741億6,661万2,000円とするものであります。
歳入の内容から御説明申し上げます。
地方特例交付金につきましては、減収補てん特例交付金の交付により1,179万1,000円の増。
地方交付税につきましては、普通交付税の交付額の決定により5,769万5,000円の増。
国庫支出金につきましては、次世代育成支援対策施設整備交付金などにより1,290万5,000円の増。
都支出金につきましては、農地及び農業用施設災害復旧事業などにより6,931万1,000円の増。
財産収入につきましては、株主配当金などにより331万6,000円の増。
寄附金につきましては、ふるさと納税に係る一般寄附金により652万4,000円の増。
繰入金につきましては、財政調整基金への繰戻しなどにより10億7,926万3,000円の減。
繰越金につきましては、全額を開きまして、25億5,078万6,000円の増。
諸収入につきましては、川辺堀之内土地区画整理組合からの損害賠償金により8,923万1,000円の増。
市債につきましては、（仮称）子ども包括支援センター建設の財源として１億6,100万円の増であります。
次に、歳出について御説明申し上げます。
総務費では、公務災害により障害が残った職員に対する公務災害障害見舞金の支給に2,589万9,000円、基金積立金に14億4,326万3,000円など。
民生費では、心身障害者に対し支給する福祉手当の支給申請者増加への対応として664万3,000円、（仮称）子ども包括支援センターの建設工事に２億3,463万9,000円など。
土木費では、令和元年台風19号によって破損した日野用水堰頭首工の復旧工事に8,379万9,000円など。
教育費では、小・中学校における防球ネット等の修繕に3,495万9,000円、学区内人口の増加に伴う学級数増加への対応として普通教室の改修に2,421万4,000円などをそれぞれ計上いたしました。
以上、概略について申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
92 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第83号の件は、関係各常任委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
94 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、それぞれの委員会に付託いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
95 ◯議長（窪田知子君） これより議案第84号、令和３年度日野市介護保険特別会計補正予算（第１号）、議案第85号、令和３年度日野市後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
96 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、一括議題といたします。
理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
97 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第84号、令和３年度日野市介護保険特別会計補正予算（第１号）の提案理由を申し上げます。
補正額は、歳入歳出それぞれ5,621万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を154億6,674万4,000円とするものであります。
歳入につきましては、国庫支出金、繰入金、繰越金などを増額するものであります。
歳出につきましては、基金積立金、諸支出金を増額するものであります。
次に、議案第85号、令和３年度日野市後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）の提案理由を申し上げます。
補正額は、歳入歳出それぞれ１億1,047万円を追加し、歳入歳出予算の総額を46億7,568万5,000円とするものであります。
歳入につきましては、諸収入、繰越金を増額するものであります。
歳出につきましては、分担金及び負担金、諸支出金を増額するものであります。
以上２議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
98 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
99 ◯議長（窪田知子君） なければ、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。これをもって議案第84号、議案第85号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
100 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。
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101 ◯議長（窪田知子君） これより議案第86号、日野市教育委員会委員の任命の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
102 ◯市長（大坪冬彦君） 議案第86号、日野市教育委員会委員の任命についての提案理由を申し上げます。
本議案は、日野市教育委員会の委員に、真野広氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第４条第２項の規定により議会の同意を求めるものであります。
よろしく御承認のほど、お願い申し上げます。
103 ◯議長（窪田知子君） お諮りいたします。本件については質疑、意見を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
104 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、本件について採決いたします。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
105 ◯議長（窪田知子君） 御異議ないものと認めます。よって、議案第86号の件は同意することに決しました。
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106 ◯議長（窪田知子君） これより報告第10号、令和２年度財政の健全化判断比率の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
107 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第10号、令和２年度財政の健全化判断比率の報告について申し上げます。
本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第３条第１項の規定により、令和２年度財政の健全化判断比率を日野市監査委員の意見を付けて報告するものであります。
詳細につきましては担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
108 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。
109 ◯企画部長（岡田正和君） それでは、報告第10号、令和２年度財政の健全化判断比率の報告について御報告をさせていただきます。
配付の資料及び令和２年度財政の健全化判断比率審査意見についてを御参照願います。
本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第３条第１項の規定により健全化判断比率を算定した結果、指標がまとまりましたので御報告するものでございます。
なお、この報告に先立ちまして、８月３日の監査委員による審査の結果、審査意見書にありますように、書類は適正に算定及び作成されているものと認められております。
それでは、報告の内容について御説明させていただきます。
健全化判断比率は、一つ目、実質赤字比率、二つ目、連結実質赤字比率、三つ目、実質公債費比率、四つ目、将来負担比率、以上の４指標、いずれも健全段階で適正値の範囲内となっております。
一つ目の実質赤字比率でございます。
一般会計、土地区画整理事業特別会計の２会計における赤字の程度を示す指標でございます。実質収支額は、いずれの会計も黒字であり、算定結果はバー表示（黒字の8.3％）となりました。
二つ目の連結実質赤字比率でございます。さきの２会計に全ての特別会計を加えた、合計７会計における赤字または資金不足の程度を示す指標でございます。市立病院事業会計及び下水道事業会計からなる公営企業会計も含めたいずれの会計も実質収支額が黒字、また資金不足も生じていないことから、算定結果はバー表示（黒字の13.74％）となりました。
三つ目の実質公債費比率でございます。さきの７会計に、対象となる一部事務組合７団体のうち、公債費負担のある東京たま広域資源循環組合及び浅川清流環境組合の２組合を加え、標準財政規模における公債費及び公債費に準じる経費の割合を、３年間の平均で示した指標でございます。算定結果は、前年度と比較して0.1ポイント改善し、マイナス2.3％となりました。これは、下水道事業会計における地方債残高の減少などが、主な改善要因でございます。
四つ目の将来負担比率でございます。さきの７会計に、前述の一部事務組合、さらに土地開発公社を対象の範囲に加え、当市が後年度に負担する地方債残高や一部の債務負担行為支出予定額、退職手当負担見込額などの将来負担割合や負債相当割合を示す指標でございます。算定結果は、前年度と比較して6.8ポイント悪化し19.9％となりました。これは、一般会計における地方債発行の増加及び財政調整基金などの基金残高の減少が主な悪化要因になります。
以上、当市における４指標の算定結果は、いずれも適正値の範囲内でございました。引き続き、健全な財政運営に努めてまいります。
なお、今回の算定結果につきましては、本議会後、ホームページ、広報への掲載を通じて、速やかに市民へ公表してまいります。
以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
110 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第10号の件を終わります。
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112 ◯議長（窪田知子君） これより報告第11号、令和２年度公営企業の資金不足比率の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
113 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第11号、令和２年度公営企業の資金不足比率の報告について申し上げます。
本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第１項の規定により、令和２年度公営企業の資金不足比率を日野市監査委員の意見をつけて報告するものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
114 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。
115 ◯企画部長（岡田正和君） 報告第11号、令和２年度公営企業の資金不足比率の報告について御報告をさせていただきます。
配付資料及び令和２年度公営企業の資金不足比率審査意見についてを御参照願います。
本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第１項の規定により、資金不足比率を算定した結果、指標がまとまりましたので、御報告するものでございます。
さきの健全化判断比率同様、この報告に先立ちまして、８月３日の監査委員による審査の結果、審査意見書にありますように、書類は適正に算定及び作成されているものと認められております。
報告の内容でございます。
資金不足比率につきましては、公営企業会計の下水道事業会計及び市立病院事業会計の２会計を対象として、公営企業の営業収益額に占める資金不足額の割合を示した指標でございます。算定結果は、下水道事業会計、市立病院事業会計共に資金不足額はなく、経営健全化基準に該当いたしませんでした。
以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
116 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
117 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第11号の件を終わります。
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118 ◯議長（窪田知子君） これより報告第12号、令和２年度日野市土地開発公社決算の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
119 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第12号、令和２年度日野市土地開発公社決算の報告について申し上げます。
本報告は、地方自治法第243条の３第２項の規定により、令和２年度日野市土地開発公社の決算を報告するものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
120 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。
121 ◯総務部長（小平裕明君） 報告第12号、令和２年度日野市土地開発公社決算の報告について御説明を申し上げます。
お手元の日野市土地開発公社決算書を御準備ください。
３枚おめくり願います。
１ページ、１．事業概要でございます。
日野市土地開発公社の経営健全化につきましては、平成30年度からの第５次経営健全化計画を実施しているところでございます。
令和２年度も計画に基づき土地の売却処分等を進めてまいりました。今後も経営健全化を着実に進め、令和４年度末までに簿価を45億円以下とするよう、引き続き取り組んでまいります。
次に、（１）公有地取得事業。1)土地の取得でございます。
恐れ入ります、１枚おめくり願います。２ページでございます。２ページの別表１、土地の取得を御覧ください。
Ｎｏ１、向島緑地用地面積537平方メートルを、金額6,009万300円で購入いたしました。
次に、右３ページ、別表２、土地の処分を御覧ください。
Ｎｏ１、（仮称）百草383番２緑地用地、面積889平方メートルを、約387万8,000円で日野市に売却いたしました。
続きまして、Ｎｏ２、林間公園用地は、面積3,420平方メートルを、約１億7,713万2,000円で日野市に売却いたしました。
恐れ入ります、１ページにお戻りください。
（１）の2)でございます。
この結果、年度末の公有地簿価総額は59億8,361万円余りとなり、前年度に比べ約１億1,737万円減額となりました。
次に、（２）附帯等事業でございます。
保有土地の有効活用と自主財源の確保のために、資材置場用地等としての貸付けをしたことにより208万円余りの収益がありました。
次に、（４）財務に関する状況でございます。
令和２年度末の借入金残高は68億6,500万円で、令和元年度末と比較して１億7,400万円の減となりました。
支払利息は2,583万7,007円で、競争入札方式による金利負担の低減を図りましたが、金利の上昇により、令和元年度と比較して71万4,300円の増となりました。
続きまして、少し飛んで４ページでございます。
２、理事会開催状況、続いて、５ページ、３、役員に関する事項につきましては、記載のとおりでございます。
次のページから決算報告書でございます。
１ページおめくりいただきますと、損益計算書でございます。これは１年間の経営の状況を表したものでございます。
１の事業収益は、公有地取得事業収益、附帯等事業収益、補助金等収益により２億5,893万円余りとなっております。
２の事業原価は、公有用地売却原価で１億7,746万円余りとなっており、事業収益から差し引いた事業総利益は8,147万円余りとなっております。
３の販売費及び一般管理費が251万円余りでございます。
４の事業外収益は、受取利息と雑収益で360万円余りとなっております。
５の事業外費用は、支払利息で2,583万円余りとなっております。
結果としまして、令和２年度の損益は5,672万5,209円の純利益となりました。
次のページをお開き願います。
貸借対照表でございます。年度末における財政状況を表したものでございます。
一番上、資産の部は、預金、公有用地等の流動資産と固定資産と合わせて59億9,450万2,447円となっております。
その下、負債の部は、短期借入金による68億6,500万円となっております。
一番下、資本の部は、資本金、前期繰越損失金、当期純利益を合わせて８億7,049万7,553円の損失となっております。
資産の部の合計と負債の部及び資本の部の合計は、それぞれ59億9,450万2,447円で一致をしております。
次に、１ページおめくりいただいて、４ページをお開きください。
キャッシュフロー計算書でございます。これは１年間の現金の動きを表したものでございます。
最下段、現金及び現金同等物の期末残高1,079万5,772円は、２ページの貸借対照表の資産の部の流動資産の預金残高と一致をしております。
５ページから９ページは、附属明細表となっております。
また、10ページから16ページは、収支計算明細書でございます。
最後は、監査報告書となっております。
以上で、令和２年度日野市土地開発公社決算についての説明を終わらせていただきます。
以上でございます。
122 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
123 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第12号の件を終わります。
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124 ◯議長（窪田知子君） これより報告第13号、令和２年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
125 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第13号、令和２年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告について申し上げます。
本報告は、地方自治法第243条の３第２項の規定により、令和２年度公益財団法人日野市環境緑化協会の決算を報告するものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
126 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。
127 ◯環境共生部長（小笠俊樹君） 報告第13号、令和２年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告について説明させていただきます。
初めに、令和２年度日野市環境緑化協会の事業について報告いたします。
恐れ入りますが、お手元の令和２年度事業報告書・決算書の２ページ、３ページをお開き願います。
令和２年度の事業実績でございます。
上から５項目め、菊花コンテストを11月に開催いたしました。市民一般の部、老人クラブの部、小学校の部、大菊の部、合計245点の応募をいただき、各部門においてコンテストを市民プラザにて行い、その中から優秀な21点を市長賞、緑化協会理事長賞などとして表彰いたしました。
また、今年度は
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を断念した行事がございますが、緑のリサイクル、ガーデニングコンテスト、コスモスアベニュー事業の一部、緑化講習会の一部、スプリングフェスタひのを中止した状況でございます。
特にスプリングフェスタひのにつきましては、毎年恒例の行事として多くの方々に楽しみにしていただいておりましたが、令和元年度に引き続き、２回続けての中止となり大変残念な結果となっております。
恐れ入ります、４ページ、５ページをお開き願います。
緑化推進に関する事業活動でございます。
４ページの中段、公園公共施設等への花卉植付け事業でございます。神明上グリーンベルトほか65か所に、四季を彩る花々を合計約３万5,000本植付け、地域に季節感と潤いを与える事業として定着しているところでございます。
恐れ入ります。16ページをお開き願います。
決算でございます。
令和２年度正味財産増減計算書にて説明申し上げます。
初めに、収入でございます。
Ｉ一般正味財産増減の部、１、経常増減の部、（１）経常収益の1)基本財産運用益から5)の雑収益まで、おのおのの記載の金額が収入になっており、経常収益合計4,591万8,722円が収入合計に相当するものでございます。
次に、支出でございます。
その下の段、（２）経常費用の1)事業費と17ページの2)の管理費とを合わせて、17ページ中段の経常費用計4,592万1,983円が支出合計に相当するものでございます。
なお、13ページに貸借対照表、22、23ページに財産目録等をそれぞれ掲載しております。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
128 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第13号の件を終わります。
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130 ◯議長（窪田知子君） これより報告第14号、令和２年度株式会社日野市企業公社決算の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
131 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第14号、令和２年度株式会社日野市企業公社決算の報告について申し上げます。
本報告は、地方自治法第243条の３第２項の規定により、令和２年度株式会社日野市企業公社の決算を報告するものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
132 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。
133 ◯企画部長（岡田正和君） 報告第14号、令和２年度株式会社日野市企業公社決算について御報告を申し上げます。
別添令和２年度報告書（第26期）で報告をさせていただきます。
恐れ入ります。表紙をおめくりいただき、事業報告書を御覧ください。
Ｉ営業概要の本文にございますとおり、令和２年度の売上げは、営業外収益と合わせて３億4,649万7,000円で、令和元年度と比べて5,698万1,000円の減となっております。
下の表が、令和２年度及び令和元年度の事業別売上実績でございます。
表の上段、１、公共施設の管理・運営事業等は、公共施設の指定管理業務、管理委託業務及び事務事業の委託業務でございます。売上げは３億3,540万1,000円で、令和元年度より4,818万9,000円の減となっております。
表の下部にあります２、自主事業でございます。
売上げは1,106万4,000円で、令和元年度より777万3,000円の減となっております。
続きまして、ページが付番されておらず申し訳ございませんが、４ページ目に貸借対照表がございますので、そちらを御覧ください。
貸借対照表の右下の純資産の部を御覧ください。
資本金3,000万円と当期純利益マイナス1,278万6,961円を含む、令和２年度期末の利益剰余金8,456万5,143円を合わせた純資産の合計は１億1,456万5,143円で、令和元年度期末より1,278万6,961円の減となっております。
なお、当期は損失決算となったため日野市への配当金はございません。
続きまして、次のページの損益計算書を御覧ください。
ページ中段よりやや下にございます経常利益は、マイナス1,275万3,561円で、令和元年度のマイナス495万6,203円と比べ、779万7,358円の減となっております。経常利益という表現を使っておりますが、数値はマイナス表記のため、内容的には経常損失となります。
これは、冒頭で御説明したとおり、売上げが5,698万1,000円、約14％の減となりましたが、売上原価と販売費及び一般管理経費の減が約4,953万円、約12.1％の減で、売上高の減少と同じ割合で減少できなかったことが損失の要因となっております。
次のページをお開きください。
販売費及び一般管理費の内訳でございます。
最下段の２億2,137万3,413円は、令和元年度比2,477万1,719円の減となっております。
次のページ、株主資本等変動計算書を御覧ください。資本金や利益剰余金等の前期末残高と当期末残高の変動の計算書でございます。
表の中央にあります株主資本計の欄、前期末残高１億2,735万2,104円から令和２年度決算による当期純利益、マイナス表記であるため、実質的に当期純損失でございます1,278万6,961円を引き、当期末残高は１億1,456万5,143円となります。
次ページ以降につきましては、付属明細書及び業務報告書でございます。
この件に関する報告は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
134 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第14号の件を終わります。
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136 ◯議長（窪田知子君） これより報告第15号、令和２年度環境の保全等に関する年次報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
137 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第15号、令和２年度環境の保全等に関する年次報告について申し上げます。
本報告は、日野市環境基本条例第18条の規定により、日野市環境審議会の意見をつけて、令和２年度環境の保全等に関する年次報告をするものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
138 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。
139 ◯環境共生部長（小笠俊樹君） 報告第15号、日野市環境基本条例第18条に基づく、令和２年度環境の保全等に関する年次報告及び環境白書について説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書報告第15号の２ページ目、日野市環境審議会の意見についてを御覧ください。
本年７月26日に開催いたしました日野市環境審議会において、次の御意見をいただいたところでございます。
１点目は、2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を見据え、部門ごとの温室効果ガス削減量について、節目を設けて検証・評価することが望ましいという御意見です。
２点目は、近年の再生可能エネルギー動向を踏まえ、第３次環境基本計画に再生可能エネルギーについての記載を行うこと。
３点目は、環境関連決算において金額の増減が大きい項目については特記すること。
４点目につきましては、みどりとしての農地の減少が進行している中で、市の具体的施策を明示することが望ましいという御意見でございました。
頂戴いたしました御意見を生かし、より実効性のある環境施策を推進してまいりたいと考えております。
続きまして、令和２年度日野市環境白書年次報告の内容について説明申し上げます。
まず初めに、本白書の過年度の白書との変更点を説明申し上げます。
環境白書につきましては、改善を重ね年々情報量が増加していることに比例いたしまして、ページ数も増加してきております。しかしながら、市民が手に取りやすい形にするため、また継続して質の高い白書を作成していくために内容を精査いたしました。主に、環境の保全等のために市が実施した事業概要を載せる年次報告書本来の形となるよう作成しております。
これまで掲載してまいりました市民団体や事業者の環境に関する取組の紹介は、毎年内容が同じであることから削除させていただきました。
以上が大きな変更点でございます。
それでは、お手元の環境白書の１ページを御覧いただきたいと思います。
令和２年度の環境への取組の中から、四つのトピックスを御紹介いたします。
初めに、（１）ＳＤＧｓとプラスチック・スマートについてでございます。
ＳＤＧｓは、2015年に国連に加盟する全ての国で採択された2030年までの世界共通の目標でございます。日野市は2019年に都内で初めて
ＳＤＧｓ未来都市に選ばれており、日野市では環境省のプラスチック・スマートの取組に参加し、プラスチック・スマート宣言を行い、地域の皆様と行政、市職員の一人ひとりがプラスチックと賢く付き合っていくことを誓ったことについて記載しております。
続きまして、３ページを御覧ください。
（２）
新型コロナウイルスと日野市のごみ排出量についてでございます。
令和２年度は、市民１人当たりのごみ排出量が令和元年度より増加いたしました。
新型コロナウイルス感染症拡大により、外出自粛のため在宅時間が増え、家の片づけ、またプラスチック容器を利用したテイクアウトや、デリバリー利用などによる、１人当たりのごみ排出量が増えたことが原因と考えられます。
ただし、コロナウイルス感染症拡大により生活形態が変化している中、環境に対し優しい方向に転換できるときではないかということを記載しております。
続きまして、４ページを御覧ください。
（３）黒川清流公園における湧水保全への対応についてでございます。
平成30年７月に黒川清流公園内湧水地で発生した湧水の白濁、枯渇の発生後、原因となったくい工事は中断しておりましたが、湧水ポイントでのモニタリング調査が継続して行われ、またモニタリング管理協議会の報告を受けての協定書の締結、そして、まちづくり条例に基づく変更協議書を締結したことで、令和３年２月４日に工事が再開され、同年５月にくい工事が完了したことを記載しております。
続きまして、６ページを御覧ください。
（４）公共施設ＣＯ2排出量削減についてでございます。
市役所本庁舎の耐震化工事と併せて、本庁舎と市民会館の空調設備を高効率型機器に更新し、照明設備を全てＬＥＤ化することなどで、平成29年度比で約600トンのＣＯ2排出量削減を目指していることを記載しております。
次に、８ページを御覧ください。
８ページから13ページまでは、環境基本計画の目標達成状況について、各指標の達成状況を、環境の現状、市の取組状況、分野別目標達成状況に分けて考察しております。
次に、14ページから63ページまでは、環境基本計画における望ましい環境像を実現する五つの分野であります、みどり、水、ごみ、地球温暖化、生活環境についての環境の現状と市の取組状況について評価をし、分野ごとに市民コメントを添えてまとめております。
これらの評価を基に、今後も環境基本計画の理念にのっとり、広範囲な市民の皆様と協働して、よりよい環境の保全等に努めてまいります。
次に、64ページから69ページまでは、環境への取組状況として、行政の環境への取組事業を紹介させていただいております。
次に、70ページから83ページまでは環境関連の決算額、環境マネジメントシステムによる市役所の環境配慮の状況、環境基本計画の推進体制について紹介しております。
以上で、令和２年度環境の保全等に関する年次報告及び環境白書の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします
140 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。白井菜穂子議員。
141 ◯10番（白井菜穂子君） 大きく２点質問させていただきます。
御説明の中にこれまでの白書との変更点ということで、市民団体等の環境への取組、その部分は削除することになったということで、それは、より手に取りやすいコンパクトなものにするため、あまり代わり映えのない活動内容を毎年載せるのはどうかという、全体的な見直しの中での御決定ということだと思うんですが、そもそもそれを掲載していたというには、それなりの理由とか狙いがあったというふうに思うんですね。私は、それは私たちの環境白書という、そういう意味合いがあったんじゃないかというふうに理解しているんですけれども、それは団体との協議の上でということであれば、それは結構です。
ただ、市民と共に環境政策を進める上で、どのような方法がよいかを検討する転換期に来ているようにも感じるんですが、単に削除したに終わらない新しい形というのは、何かあるのかをお聞きしたいというふうに思います。
142 ◯議長（窪田知子君） 環境共生部長。
143 ◯環境共生部長（小笠俊樹君） 昨年の白書等を変更いたしまして、市民団体等の取組について削除させていただいたことについて回答させていただきます。
まず、今、報告の中でも申し上げたとおり、市民に手軽に取ってもらえる白書にするために、市の施策結果の報告書としての位置づけを重視し、市民団体の報告等については削除したと。
これ例年、同じことを記載していたということで、市民団体等にも了解をいただき、削除するほうが望ましいということで削除させていただきました。
ただし、こういった活動につきましては、生涯
学習部門のほうで進めております、日野市のまちにくわわるポータルサイトＨｉ Ｋｎｏｗ！というものがございますけども、こういったものに掲載していくとか、また、この市民団体の存在をしっかりと知られるような形で、ホームページ等、デジタル資源を活用してまいりたいと思います。
以上でございます。
144 ◯議長（窪田知子君） 白井菜穂子議員。
145 ◯10番（白井菜穂子君） Ｈｉ Ｋｎｏｗ！にシフトするんだったら、その旨一言、報告書に記載があってもいいんじゃないかなというふうにも思いますし、全ての団体さんがＨｉ Ｋｎｏｗ！に登録しているわけでもないようですので、その点の周知とかもお願いしたいというふうに思います。
次に、より手に取っていただくための白書の今、見直しということなんですけれども、そもそも発行部数が少なくて、図書館とカワセミハウスに置いてある程度かと思います。ホームページにデータをアップした際には、先ほどもありましたけど、広報誌にＱＲコードをリンクするなどして、こういう白書があるということを周知してほしいですし、また、中学校の図書室に配置するということを、ぜひお願いしたいというふうに思うんですけれども、これに対する御見解をお聞かせください。
146 ◯議長（窪田知子君） 環境共生部長。
147 ◯環境共生部長（小笠俊樹君） この環境白書についての配布先でございますが、もちろん国や東京都関係をはじめ、市内の中にも市立の図書館、そして、小・中学校、保育園、幼稚園、また、その他市民団体、大学等々に配布させていただいております。あわせて、市民団体、企業等にも今の現状で配布させていただいて、御覧いただいているような形とさせていただいております。
以上でございます。
148 ◯議長（窪田知子君） ほかに御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
149 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第15号の件を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
150 ◯議長（窪田知子君） これより報告第16号、議会の指定議決に基づき専決処分した事項の報告の件を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 登壇〕
151 ◯市長（大坪冬彦君） 報告第16号、議会の指定議決に基づき専決処分した事項の報告について申し上げます。
本報告は、市の義務に属する事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定２件について、地方自治法第180条第１項の規定により専決処分をしたものであります。
詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
152 ◯議長（窪田知子君） 担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。
153 ◯総務部長（小平裕明君） 報告第16号、議会の指定議決に基づき専決処分した事項の報告について、私からは、１、庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。
恐れ入ります、議案書２ページをお開き願います。
日野市高幡116番地の10の京王高幡ショッピングセンター６階駐車場における市の義務に属する庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定についてでございます。
事故の発生状況でございますが、令和３年５月18日、午前11時15分頃、子ども家庭支援センター職員が日野市高幡116番地の10の京王高幡ショッピングセンター６階駐車場において、庁用車を専用の駐車スペースに駐車するため後進させていたところ、車両の操作を誤り、後方のフェンスに接触し、これを損傷させたものでございます。
過失割合は日野市が10割で、損害賠償の額は18万7,000円でございます。
原因は、運転手の注意不足によるものであり、今後より一層、慎重な運転をするよう指導をしてまいりたいと存じます。
私からの報告は以上でございます。
154 ◯議長（窪田知子君） 環境共生部長。
155 ◯環境共生部長（小笠俊樹君） 続きまして、報告第16号の２について説明申し上げます。
３ページをお開き願います。
日野市万願寺六丁目６番地の大木島自然公園南側付近における市の義務に属する車両損傷事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定についてでございます。
事故の発生状況でございます。令和３年６月14日、午前10時頃、日野市万願寺六丁目６番地の大木島自然公園内において、緑と清流課職員が公園外周の植栽の刈り込み作業を行っていた際、刈り払い機により石を飛散させ、当該公園の南側の和解の相手方、自宅の駐車場に止めてありました相手側車両のボンネットなどに飛散した石が当たり、これを損傷させたものでございます。
損害賠償の額は24万6,906円でございます。
今回の事故は公園内での草刈り作業中の事故でございました。職員に対しましては、草刈り作業に当たって、石などの飛散防止など、安全対策を実施してまいりましたが、今後より一層、事故防止に向けた指導、教育に努めてまいります。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
156 ◯議長（窪田知子君） これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
157 ◯議長（窪田知子君） なければ、これをもって報告第16号の件を終わります。
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158 ◯議長（窪田知子君） 本日の日程は全て終わりました。
次回本会議は９月３日、金曜日、午前10時より開議いたします。時間厳守で御参集願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後３時18分 散会
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