小金井市議会 2010-03-17
平成22年駅周辺整備調査特別委員会(3/17) 本文 開催日: 2010-03-17
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時02分開会
◯水上委員長 おはようございます。ただいまから、
駅周辺整備調査特別委員会の会議を開きます。
直ちに本日の議事に入ります。当委員会に付託されております案件は、陳情3件、調査1件であります。以上4件につきましては、
駅周辺整備調査特別委員会審査予定表の順序で審査することといたします。
初めに、21陳情第76号、再開発第2地区の
権利者団体の会則に関する陳情書を議題といたします。
この間の経過について、部局から発言がありましたら、これを求めます。
2 ◯西田再開発課長 それでは、1月20日に開催された本委員会で確認をお約束いたしました、昨年12月12日に開催された小金井市本町六丁目南地区の
まちづくりをすすめる会総会における、受付票を渡す渡さないことの判断について、青木委員及び委員長から、事前に話があったのか、その都度手伝いの職員が判断していたのかという趣旨のご質問を頂いておりまして、次回、回答しますというお約束になっていたものでございます。受付作業について、受付の手伝いをしていた職員が確認している様子はなかったということでございましたが、再確認をさせていただきましたところ、事前にだれかに渡す渡さないというような話はございませんでした。原則は、受付の都度、会場ビルの1階にいた役員が確認され、その合図により受付済票を渡すことになっておりました。ただ、受付の職員は、会の
事務局補助として長い間、関わってきているので、職員が明らかに顔見知りで、会員本人とわかった場合もあったとのことでございます。このような場合には、職員において受付済票を渡した例もあるとのことでございました。しかしながら、会員本人と確認できないような場合には、原則どおり、会場ビルの1階にいた役員が確認され、その合図により受付済票を渡すことになっており、当日はそのような流れで行われたと確認いたしました。
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◯水上委員長 これから質疑を行います。
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◯青木委員 今、前回からの問題で答弁があったんですけど、役員の合図により渡すというのは、一体どんな合図をしたんですかね。聞いている話だと、受付と役員の方がいた場所というのはちょっと離れているという、会場の外に机を出して、受付の票を渡すということをやっていて、役員の方は
エントランスの中にいたというふうに伺っているんですけど、一体どうやったらその合図ができるのか、そういう答弁をされるのであればちょっと伺っておきたいと。
それと、役員の合図で渡していたとすれば、事前に課長からの指示がなかったのに、役員から指図されて行動をとったということになるんですよね。その結果として、会場に入れなくなる地権者の方が出たということは非常に大きな問題になると思うんですよ。公務員が、組織としての指示系統ではなく、一団体の役員の指示で行動をとると。しかも、それが総会に参加できないというような、権利者の中の一部の方に非常に不利益をもたらすということになるとすれば、これはかなり問題になるのではないかというふうに思うんですが、ご見解を伺っておきたいと思います。
5 ◯西田再開発課長 それでは、青木委員の1点目のご質問でございます。これは、その都度どのようなということになります。
アイコンタクトですとか、そういったようなことだったというふうに確認をしております。それ、詳細に、このときはどうだった、ああだったという話ではないんですが、
アイコンタクトなどを通じてやっていたということでございます。
2番目でございますが、指図されたとか何とかというお話を頂きましたが、市は会場設営や受付事務、今回、話題になっておりますが、あとは総会の記録という作業をお手伝いしております。課長の業務命令の指示は、その範囲で行えということでありまして、会とは役割分担の中で、必要に応じて確認、この合図なんていうのもそうなんですけれども、をしてお手伝いしていたということでありまして、会から指示というような系統だったものがあったということではありません。その辺は明確にしておきたいと思います。いわゆる業務命令というのは、市の業務命令でやった。ただ、いろいろと役割分担の中で、必要に応じて聞くようなことがあったら、それは通常、お手伝いするときというのは、そういうふうにして進んでいくものだと思いますので、そういう確認みたいなものはあったというふうには思いますけれども、指示ということになりますと、やはり会場の設営とか受付事務とかという範囲内という形で答弁をさせていただきたいと思います。
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◯青木委員 アイコンタクトということで、昔、目と目で感じ合うという歌がありましたけど、目でどういうふうにわかるのかなということはちょっと疑問を感じつつ、そういうことであれば一応受け止めておきます。
指図を受けたわけではないということなんですけど、合図で渡す渡さないという非常に重要な判断を、役員の判断で職員が動いたとすれば、指図というのが合っていなければ指示ですよね。合図による指示でやったということになりませんか。そうでないというのは、ちょっと矛盾があると思うんです。
7 ◯西田再開発課長 こちらの方は、私どもはそのように考えておりません。指示を受けてやったというよりは、その中で確認をしながらやっていたという形でございますので、一方的に何か命令をするようなイメージの形ではないのかなと。あくまでも我々、お手伝いという形で、お手伝いというような指示は課長が出していたということでございますので、ちょっとそういうふうにご理解を頂きたいと思います。
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◯青木委員 どうも明らかにならないんですけど、その
アイコンタクトでやるとすれば、合図によって受付票を渡す人と渡さない人とに分けて行動を行えという指示が事前にあったから、
アイコンタクトでわかったということになるのではないですか。何もないところで、テレパシーは使えないんだから、目と目ではわかるわけないですよ。その前に、役員から何らかのことがあって、その上で、合図で渡したり渡さなかったりしたということでなければあり得ないと思うんですけど、これ、どうですかね。
9 ◯西田再開発課長 繰り返しの答弁で申し訳ないんですけれども、先ほどの繰り返しなんですが、事前に、こういう人に渡しなさい、渡してはいけませんよという話はなかったというふうに確認してございますので、後は繰り返しの答弁になりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。
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◯青木委員 これ、答弁の内容が矛盾しているんですよ。事前に何の指示もなくて、それで
アイコンタクトだけで渡す渡さないというのがわかるわけないと思うんですよね。それはきちっと答弁させていただきたい。それと同時に、
総務企画委員会の方でも、当日の職員の指示の内容などについて資料請求がされておりますので、そちらの方も今後、見させていただきたいというふうに思います。
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◯水上委員長 議事進行。もう一度具体的に答弁をお願いしたいと思うんですが、事前に、この人は渡してはいけない、この人には渡すという話はなかったというのが再開発課長の答弁だったんですが、当日の合図に基づいて行動する、確認するということについては、事前に何か話がなければ、そういうことにはなりませんよね。だから、そういうことについても、当日のあうんの呼吸でやったということ。その辺について、ちょっときちんと答えてもらえないでしょうか。
12 ◯西田再開発課長 では、答弁させていただきます。
長年、この会に関しましては、
事務局補助という形で市がお手伝いをさせていただいている業務としてやっておりますので、その辺は、変な話ですけど、長年のお付き合いですから、今も委員長と私、うなずきながらやっていましたけれども、そういう感覚の中で進むことというのは、事前に全部、例えばブロックサインを出すとかというわけではありませんので、野球のコーチャーズボックスから、こうやって、この後に出したものがサインだよなんて、そういうことでやっているわけではありませんので、その辺はご理解いただけるかなと思うんですけれども、ちょっと申し訳ないんですけど、今の段階といいますか、確認したところ、そういう状況でございましたので、議事進行を出していただいたんですが、これ以上の答弁はちょっとできないということでご理解いただきたいと思います。
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◯板倉委員 この陳情書は、任意団体の会則の中身についての議論ですので、本来、当委員会の中で、会則の中身まで踏み込む議論などはできないと思っております。ただ、この陳情書が出てくる背景には、小金井市が駅前の南口再開発事業を進めたいという方針のもとで、
地元地権者団体との間で開発事業を進めていく協議を行っていて、その中で、第2地区の
地権者団体の中で意見が分かれてきたと。ところが、市が一方の側、多数側と言った方がいいんでしょうかね、私も実態はよくわかりませんけれども、それにくみする形の関わり方になっていったと。それが、前回の1月20日の委員会の中でも、ベテランの委員からは、そういう問題に市が関わること自体が間違っているんだというご発言もありました。私はそのとおりだと思うんですね。そこで、12月12日の総会での出来事があって、これが今、ここで議論されているわけなんですね。私は、やはりこういう形態というのはだめだと思うんですよ。地元の
地権者団体が一致をし、しかも小金井市が条例、要綱、規則など、市民に説明できるルール、それに基づいて対応するというのが行政の運営ですよね。しかし、それにうたわれていない内容で公勤、執務をしていたと私は判断しているんですね。
その点について、前回の1月20日の委員会では、課長の方からこのように、私のメモによりますけれども、市は援助していくけれども、できる援助をしながら、透明性の高い形での援助をしていきたいと個人的には考えているというふうに述べられているんですね。だから、述べられた
在り方自身も、課長自身としてはやはり見直さなければいけないという判断を立てているんだろうと思うんですよ。問題は、市の方は、この間の議会での答弁でも、仮に第2地区に市役所を入れるという案がなくなったとしても、第2地区の開発は何らかの形で進めていきたいと市長は述べられているんですね。そうすると、地元の地権者との間で、市はやはり連絡をとりながら、何らかの形で加わっていくんだろうと思うんです。今回の12月12日の総会も踏まえた上で、透明性の高い形での援助というのは、どういうように考えるんでしょうか。私は、やはり条例、規則、要綱、市民に示されているルールに基づいて、だれに対しても説明できる対応をしていく、これしかないだろうと思うんですね。どのような教訓を持ち、どのように今後、生かそうとしているのかを明確にしていただきたいと思います。
14 ◯西田再開発課長 ご答弁させていただきます。
この件につきましては、昨年12月以降、当委員会を始め、他の委員会も含めて、皆様方にいろいろと議論をしていただいている状況になっておりまして、市としては、あくまでも市が補助すべき団体という見地から、郵便料の負担ですとか、いろいろと事務従事がなされてきたこと自体について、違法性とか、そういったものはないと思ってはいるんですが、ただ、やはりこうやっていろいろなご議論があったということでございます。事務補助の在り方というのは、今までやってきたやり方だけが唯一であるというふうには私も思ってございません。したがいまして、いろいろな形態があると思います。先ほど委員がおっしゃられたように、要綱をつくるですとか、条例、規則、マニュアルとか、いろいろな方策があるとは思うんですけれども、いずれにしてもこういったご指摘を踏まえまして、とにかく議会にも、市民にもご理解を頂ける、より透明性の高い方法という見地から、私自身としては、今後、4月以降どうなっていくのかというのはまだ見えないところではあるんですが、新たにいろいろこういった団体が出てきて、市がまた援助といいますか、ご支援をしてまいるということになりますれば、やはりそういった透明性が高く、また効率的な方法ということもあると思います。いろいろな見地から考える中で、今まで議会でご議論いただいた件というのは十分踏まえさせていただいて、対応していきたいというふうに考えているところでございます。
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◯板倉委員 今のご答弁を受けまして、では、現在の会は3月末で解散するというふうに私はこの間、伺っているんですけれども、4月以降、どのようになるかはわかりませんけれども、どうも今回の状況を見ていますと、第2地区の地権者の中では意見が分かれているようですね。それが12月12日の総会の状況になったんだろうと思います。そうしますと、
地権者団体がまとまっていない段階で、議会にも市民にもより理解していただける方法、透明性の高い方法というのであると、一方の側にくみするような形にはならないだろうと思うんですね。地元の
地権者団体がまとまった上で、市がそれに対して、求めに応じて援助をしていくという、しかも、それは市民にも議会にも理解できる方法というふうになりますよね。その点は理解してよろしいですか。そういうふうに納得してよろしいですか。
16 ◯西田再開発課長 実際、今、委員が言われたように、今後どういうふうになっていくかわからないという中でのご答弁になりますので、どういうことというふうにはっきり申し上げることがなかなかできないのは申し訳ないなと思っているんですが、先ほど申しましたように、一方の側にくみするというご意見ですけど、どういう会ができていくのかとか、どういうような動きがあるのかというのが、今、うちの方にも全く聞こえてきていない状況でございますので、ちょっと仮の話ということでは答弁しにくいかなと思っていますが、何せ私の中にあるのは、また
開発事業本部総体ということを申し上げてもいいんですけれども、先ほど申しましたように、より透明性の高い、皆さんにご理解いただけるような方法でやっていきたいというふうに思っていますので、具体的にどうだという話は、今の段階では、そういうような話がまだ白紙ということですので、ちょっと申し上げにくいなと思いますが、繰り返し申し上げます。より透明性高く、効率的、そういったような観点から、よりご理解いただけるような形で一緒にやっていきたいというふうに思っているということだけ申し上げたいと思います。
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◯板倉委員 言われたことはよくわかるんですよ。それで、12月12日の総会を見ていると、私も中身の実態については把握し切れていないですけれども、駅前の第2地区の再開発事業に対するスタンスの対応の仕方に対しての意見が、多分地元の地権者の中で分かれているんだろうなと思うんですね。その中で、一つのグループというんでしょうかね、また別のグループ、あるいは幾つかに分かれるかは知りませんけれども、そのうちの特定のグループに手を下していくような、関わっていくようなやり方はよくないと思うんですね。地元の地権者の方たちが一致し、まとまっていった中で、市の方がそれに対して、市民にも議会にも理解をしてもらえる透明性の高い対応で関わっていくというならばわかります。しかし、そうでない場合には、また同じような問題が起きると考えますので、それはよくないという理解でよろしいですか。
18 ◯西田再開発課長 今おっしゃっていただいていることにつきましては、私の中で意見として承っておきまして、今後、何せ今、全く白紙状態ですので、今の段階でどうするこうするというのは、私どもとして、公のこういった席で確定的にものを申し上げることはできないというのはちょっとご理解いただきたいと思うんですが、とにかく先ほど来申し上げていますように、ご理解いただけるような方法で今後、進めていきたいなというふうに私自身、考えているところでございます。本当に繰り返しの答弁になって申し訳ないんですけれども、そういう形でご理解いただきたいと思います。申し訳ありません。
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◯水上委員長 ほかにございますか。
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◯漢人委員 今までの答弁も伺って、少し確認なんですけれども、結局、今回のこと、いろいろあるんですが、地元の地権者の団体の中で、今の市の再開発の計画に対して、進める方向で考えている方たちと、そうではない方たちがいたということですよね。そのそうではない方たち、市の方では、市の方針と合致する形でつくられている団体の中の、大多数の方たちのというふうに多分思っていらっしゃるんでしょうけど、動きを支援するという形でやってきて、結果として、この間の役員会とか総会の動きというのは、スムーズに全会一致で物事が進んだわけではなくて、やはり異論もあったりとか、会の解釈の問題とかもそうですけど、そういう中で、大多数の方なのかな、その会の方を市が支援してきたということになったわけですよね。今の今後のことについても、どこか一方の、一部の方たちにくみするような形ではないような透明性を考えるということも答弁していらっしゃるから、今までそういう実態だったことは認めているということでいいでしょうか。(不規則発言あり)答弁で頂きたいんですけど、だから、私は、市がいろいろな市民団体を支援するときに、さっき
アイコンタクトでみたいな話もありましたけど、スムーズにいっていれば、大体合意ができている中だったら、そういう形で進むということもあると思うんですね。現場のお手伝いにいた職員の方が、そこで判断するというのも任せられるというところがあると思うんですけど、今回みたいな場合というのは、役員会の経過、もっとさかのぼった経過から、さまざまな混乱も相当予測された事態だと思うんです。それをその場の判断に任せてしまうことで、結局は、そこにいる、課長からは会員の指示に従えという業務命令を受けていたかもしれないけれども、そういうことで判断をした職員の方は、ある意味では、一方の考え方の役員の方の指示に従って、その間、ずっと対立していた関係の方たちを排除することに手を貸してしまったと。結果として、そういうことになったということだと思うんです。そういうことだったから、今後はそうではない、透明性があって、いろいろな意見がある中で、一つの意見にだけ市が支援をするということではない形でやろうと、そういうふうに反省し、今後を考えているというふうに受け止めていいでしょうか。何かその辺が、ちょっと市長の不規則発言なんかもあるんですけど、何を反省して、今後に生かそうとしていらっしゃるのかというのがよくわからないんですよね。透明ではなかったということは認めていらっしゃるから、透明性を高めようとか、混乱があったからなくそうというふうにはおっしゃっているようなんですけど、何でそうなったかというあたりが、どうも何か認識がずれているように感じるんですけれども、その辺についての確認をしたいと思います。
21 ◯西田再開発課長 今ご質問いただいたところなんですが、何せ先のお話につきましては、先ほど板倉委員のご答弁でも申し上げましたとおり、全く白紙の状態、どういう会ができるのか、複数できるのか、一つなのか、全くわからない状況にあります。ですので、そういった中で、今まで支援してきたのは、いわゆる公益性、公共性の高い事業である再開発を進めていくために我々の部署ができまして、従来から、その地区の中で、再開発の実現に向けてできていた団体の中で、いろいろと決まっていたことになるわけですね。それに対して、従来から、我々は業務の一環として支援をしてきたという、
事務局補助という形でございますが、やってきたという理解なんです。そういった中で、特にこれについては、先ほどの繰り返しになりますからあれですけど、違法性はないというふうに考えてはいるんですけれども、今後どういう動きになるかはわからないと。だから、どこかにくみするとかくみしないとかというようなお話についても、今、全く何もわかっていないような状況で、どういう会ができるのかもわからないような状況です。
ただ、そういった中で、今回の反省点、何がいけなかったのかということになると、やはりこうやっていろいろと議会の中でご議論を頂かなければならないようなお話が出てきていると。補助の仕方について、皆様方から疑義みたいな形でのご質問も頂いている中で、我々はあくまでも違法性はないとは言いながらも、やはり皆さんにご理解を頂いているのであれば、こういうことにはならないのかなということはありますので、そういったこと、今後どういうふうになっていくかというのは、本当に今の形で、仮にこうだとかああだとか、こういったところにという話ではないんですけど、今までのやり方が間違えている間違えていないというようなことではなくて、より透明性の高い形で、今までのやり方というのは違法性はないというふうに考えておりますが、とにかくこういうご議論になっているとかということ、議会でのご議論を踏まえまして、よりご理解を頂けるような形でやっていきたいと思っているということで、現時点ではちょっと答弁をさせていただきたいと思います。ちょっと答弁になっていないと言われるのは承知の上なんですけれども、今までは違法性はないと思っているんですがということです。ただ、いろいろな様態、対応、補助の仕方があると思っていますので、それにつきましては、今、効率的な方法ですとか、いろいろな見地から、透明性を高くするということもありますし、やっていきたいと思っているというところで、申し訳ないんですけど、答弁とさせていただきたいと思います。
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◯漢人委員 答弁になっていないんですけど、2問目で一応聞きますけれども、私は違法性があったなんてことは、今は言っていないんです。そういうことを問うていないし、今後どうするかというのは、今までの答弁を踏まえた上で、では、何で見直そうとしているのかというのは、何が悪かったかわからないけど、議会から批判があったから、何かを見直そうということですか。だから、今まで議会からいろいろな意見も出たりとか、いろいろあったことを踏まえて、今後は、わからないけど、透明性を高めようとか、議会の皆さんにもご理解を頂けるようにしようと言っているんですけど、何で理解が頂けなかったかとか、なぜ透明ではないと思われたかというあたりが、そこが結局、今の答弁だと何だかわからないけどということでしかないですよね。だから、私は、さっきも言った、市が進めようとしている再開発の方針と合った考え方をする方たちもいれば、そうではない開発の在り方を考えている方もいれば、全く開発自体を反対する方、いろいろな市民がいるわけですよね。地権者の中にも幅があると思います。今まで、第2地区の
権利者団体の中では、大多数の方は、どうも市の方針に合致した形での方向性を考えていらっしゃるようで、そこに対して市が援助をしていた、補助をしていたというのは、市の方針からはそうなんですけど、でも、その中に異論があるとすれば、そこをどう尊重するのかというところを踏まえない形が、今回の結果になっていると私は思うんです。そういう認識はないでしょうか。
第2地区の
権利者団体の中で、考えが違うときもありますよ。議会だって、当然市民だって考えが違うから、それは皆さんに納得していただけるように議論をして、採決をして、最終的には、多数決で決まった結果を尊重していくわけですよ。その手続がおかしいときにはおかしいという議論になるけれども、それはやはり議会だって、いろいろなことを賛成多数で決めているわけですよ。反対することだって、決まったことは認めて従うということでやっているわけで、それは、その手続の過程を了解できるからですね。だけど、この間の第2地区の
権利者団体の役員会や総会というのは、意見が違うということについて、でも、方向性をどちらかに決めなければいけないねという手続について、合意ができないで進めてきていて、そのことを市がそのままやろうとしているからではないですか。
だから、何を反省しているのかがなければ、今後は改善が全然見えないですけど、今までの市の団体への関わり方は、違法性とかということではなくて、それこそ民主主義の在り方としてというのかな、そういうものとして何も間違いはなかったということでしょうか。
権利者団体の役員会で決まったことに、いや、ちょっと無理があるなというときに、市として、公金も使って支援する立場からは、これはちょっと手続がまずいですよとか、こういうやり方だったら、ご自由にやってください、市はちょっと別の形でやりますとか、そういうことは十分にできたはずなんだけど、それをしないで、ただ決まったことに問題があっても従った。一部の地権者がどうも合意していない中で、物事が進んでいくということも認めてしまった。だから、総会の当日も、受付で、主催する形になった大多数の地権者の側の役員の方の指示で職員は従ったけれども、実際に役員ということになっている方まで会場に入れないという事態も起きたわけですよね。その役員の方は、役員ではなくなったという過程は、結局、今まで確認できていませんけれども、そういうことに市が関わってしまっているということが今回、問題なんですよ。全く民間の中でやっている話だったら、別にこんな議会で議論する話ではないですけれども、だから、何を反省しているのか。反省していることはないんですか。ただ議会から理解されていないから、何だかわからないけど、文句を言われているというふうに思っているんですか。その辺を、反省していることがないなら、ないというふうにまた言っていただければ、それを受けて今後、考えたいと思います。
23 ◯西田再開発課長 この件につきましては、あす開催される予定の庁舎建設等調査特別委員会の方でも、やはりちょっとご質問があった中でお答えすることになっておりますが、では、市に、総会前ですとか、総会当日に、何の反省点ですとか不十分だった点もないのかということになると、そんなことは思っておりません。それは明日、また出てくる話になると思うんですけれども、助言等が十分できなかったところとかという形について、市にも一部反省すべき点なんていうのはあったと思ってございます。したがって、市は一切何もないんだというようなことで言えば、そういうことではないと。現に、こうやってきちっとした団体ができて、今まで手続を踏んで、総会当日を迎えたというふうに我々は考えてございまして、その範囲の中で動いていたと。したがって、いろいろなことを言われまして、一つ一つ手続を踏んでこられたのかなと思っています。それにつきましては、やはりすすめる会という中の話でございますので、そこに一定の事務的な助言みたいなものはある程度できるかもしれませんが、自主性というのはやはり重んじられなければならないとは思っています。しかしながら、今後どうなるかわからない中で、こういう形で議会でのご議論を頂いているというところは、やはり何もなければご議論を頂くこともなかったということでございますので、市がこうやって確かに公金を使ってやっていくというような中で、どういうふうにしていくのか。今、明確に、どういう会がどういうふうにできていくのかというのがちょっと見えないので、(不規則発言あり)わかっておりますけれども、ですから、現時点で、今までの反省としては、そういうことがあったと。ですから、では、事務的なものを含めて助言等が、総会に向けて十分なされていたのかというと、市にも反省するところはあるかなというふうに思っています。そういうものも踏まえて、その反省点を十分踏まえて、今後に生かしていきたいというのが市の考え方でございます。
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◯漢人委員 議事進行。明日の庁舎建設等調査特別委員会で話しますからという前置きで、何か一部だけ言われたのか、それとも今のが答弁すべてなのか、ちょっとあれなんですけど、質問していないことは答えてくださらなくていいので、反省している点は何なんですかというところを、あれだったら、羅列的にでもちょっと挙げていただきたいんですけど、今言われたのは、事務的な助言ができなかったということだけが反省点のようなんですけど、そういうことでよければ、もういいですが、もしこういう点が、この間の市の関わりとしての反省点だというものがあれば、挙げていただきたい。これは、別に庁舎ではなくて、今の再開発の陳情の中で私が質問していることなので、ご答弁いただけないでしょうか。
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◯水上委員長 反省点の具体的な中身ということですよね。答弁、大丈夫ですか。
26 ◯稲葉市長 いろいろご議論いただきました。
総務企画委員会でやったり、
駅周辺整備調査特別委員会でやったり、そして庁舎建設等調査特別委員会等々、その場その場でいろいろ宿題を頂いております。
今の漢人委員のご質問にお答えすると、まず私たち、反省しなければならないところは多々持っているというふうに思っています。最終的な責任は、私にあるというふうに考えております。それで、一つは、やはり公金の支出に関して、板倉委員からもご指摘を頂いております。やはりこれは透明性を持たせるべきだというふうに考えております。それから、会の透明性を持たせるために、要綱等である程度規定していく必要があるだろうというふうに考えております。予算の付け方に関しても考えていかなければいけないなと思います。
2点目は、すすめる会という会が一つだけあるわけで、二つの会があって対立しているわけではなくて、一つの会になっているわけで、これを私たちが支援していくというのは、今まで第1地区をやってきたことから含めて、これを私たちは継続するということに対して、当然やっていくべきだという判断をしております。ただ、その会の中に考え方が二つあったときには、私たちが多少なりとも関わるのであれば、やはり適切なアドバイスをしていく必要があったのではないかなというふうには考えています。そういう意味で、会を運営していくことを主眼に置いたために、一方づいたというような形になってしまっているのかなと思っています。ただ、会は一つ。そして、総会が開かれるということに対しては、円滑に進めるための方策をとるのが必要だと私たちは思いますけど、中の運営に関してまで、もし私たちが関わるんであれば、もうちょっと別のアドバイスがあったかなというふうに考えています。そういう意味の反省をしているということでご理解を頂きたいと思います。
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◯漢人委員 ありがとうございます。
今の市長の、会の中に考えが二つあれば、それに向けて適切なアドバイスをする必要があったというところが、そういうことなんだと私は思います。それがやはり、市としては市の再開発の方針に沿った考え方が大多数で、そちらの方向で会の人が進めようとしているというところで、もうそこで突き進んでしまったというか、アドバイスが不十分で、むしろ進める方に主眼がいってしまったというところに、結局、問題があったんだろうなと思うんですね。最終的に決める中では、それはいろいろな意見があって、多数決で決めることもありますよ。だけど、手続の中では、やはりしようがないなと思うぐらいの手続を尽くすというか、その辺は是非、市の立場としては、そういう立場で臨んでほしいというふうに思います。一応今の答弁を受け止めた上で、また陳情の判断をしたいというふうに思います。
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◯水上委員長 ほかに。
29 ◯篠原委員 今回の件について、私、前に、大体会費も取っていないような会に、切手代ぐらいのものも市が負担するような会というのはおかしいのではないかということを言いましたけれども、その考えはいまだに変わっていません。私たちも議員という立場でいろいろものを考えると、2年前でしたか、小金井市が数千万円の補助をしている団体で、大変な主導権争いが起きました。総会の運営の仕方に対して、私も随分耳に入りまして、訴えられもいたしました。しかし、それは、いわゆる公益法人の形をとっているにしても、議会が取り上げてやるにはそぐわない、内部で解決する問題だよと言って、私は取り合わないことにいたしました。最終的には落ち着きましたけれども、議員の耳にも随分入っていたと思います。しかし、これをひとつ議会で取り上げてほしいよというような話もありましたよ。だけれども、そういう会に関して、議員がある一方の意見を取り上げてやるというのはよくない。もっと内部でよく話し合って解決してくれよと、こういうことを戻しました。
資料で出していただいております。過去に出していただきましたが、これだけいろいろ補助している団体があるわけなんですけれども、聞くところによると、いろいろなところでいろいろなことを聞きます。しかし、一つ内部の問題として、それを一つ一つ私たちは、議会では取り上げるようなことはいたしません。では、ある団体で、その団体で、総会のときに、いろいろな団体で市の職員が手伝っているということも時々見ます。それが、いろいろな部署の人がいますよ。それぞれの担当部署の人が、受付の手伝いをしたり、周りのお手伝いをしていることもありますよ。だから、これから気をつけなければいけないのは、そういう団体でもめたときに、市がどこで手を引くかですよね。特にこういう再開発なんかの問題に関しては、個々人の利益、利害に関わることですから、かなりシビアな意見が出てきます。シビアな訴えも出てきます。それをどう行政として受け止めて、一定の距離を置きながら指導していくか、まとめていくか。それは、これから神経を使うこと、かなりいろいろ出てくると思いますよ。そういう点で、今回のは一つの教訓として、今後の再開発だけではなくて、市内の市が関わる各団体、補助金、交付金を出している団体のそういう内部の問題に関しては、行政としても本当にうまくまとめていき、またリードしていき、また内紛が起きたときには、一定の線を引いて、後は内部での解決に任せるとかということをしていかないと、議会に、我々議員にいろいろな訴えが来ますから、再びこういうことが起きます。それを一つ一つ私たちも取り上げるつもりはございませんけれども、時と場合によっては、取り上げる人も出てくるわけです。今後、ひとつこれを教訓としていってもらいたいなというふうに思います。そういう意味で、せめて会費を取って、自分たちで自立した団体となって、その上で仕事を進めていってもらうということは、少なくとも大原則だと思います。
会則の問題となっていますけれども、もうここでなくなってしまうわけですから、会則を眺めてみれば、読んでみれば、いろいろなところに不備がありますよ。私のような素人が見ても、私たちが関わっている団体の会則と比較して見ても、随分不備なところがあります。利害に関わるようなことを決めていく団体だからこそ、きっちり決めておいた方がいいんだろうなというふうな感想を持ちます。
ここで解散してしまう団体ですから、この陳情の扱いについてはどうしたらいいのかなというふうには思うんですけれども、しかし、今回の陳情に関しては、あるときの教訓だったというぐらいにとらえて、ひとつ今後に生かしてもらったらいいのではないかと思います。
30
◯水上委員長 意見・要望ということでよろしいですかね。(「そうです」と呼ぶ者あり)
ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
31
◯水上委員長 ないでしょうか。
では、とりあえずいったん休憩します。
午前10時44分休憩
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午前10時45分開議
32
◯水上委員長 それでは、再開します。
21陳情第76号、再開発第2地区の
権利者団体の会則に関する陳情書。
お諮りいたします。本件は現時点での質疑を終了し、一時保留といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は一時保留と決定いたしました。
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◯水上委員長 次に、22陳情第19号、観光・商業振興の観点で、フェスティバルコートの改善を求める陳情書、及び駅周辺の開発・整備に係る諸問題の調査の中の、武蔵小金井駅を一括として議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯水上委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
本日、部局から資料が提出されておりますので、資料の説明を求めます。
36 ◯西田再開発課長 それでは、提出資料と、あと再開発の絡み、第1地区の関係につきましてご説明をさせていただきます。
お手元に配付している資料をご覧ください。武蔵小金井駅南口交通広場完成イメージ図でございます。これにつきましては、3月10日に開催された予算特別委員会にて提出したものと同様のものでございます。以前からご説明申し上げておりますように、交通広場に関しましては、再開発事業に関するアンケート、交通広場を含む公共施設に関するアンケート、交通広場計画に係る市民アイデア募集及びパブリックコメントといった市民参加、そして公募市民を含むJR中央線連続立体交差事業関連
まちづくり委員会でのご意見を踏まえまして、最終的に、平成18年3月に取りまとめて、議会にも報告させていただきました修景計画に基づいて、技術的な実行性、可能性を確認して、できるもの、できないものという整理をしながら平成22年度の完成に向けまして、関係機関と調整を行ってまいりました。お示ししたものは、現時点での完成イメージでございまして、欄外にありますように、まだ変更の可能性がございます。特に、どの系統の、どの会社のバスが、どこから発車、発着するのかなど詳細は決定しておらず、変更の可能性はまだまだございますが、交通導線なども、都市再生機構と市が一緒になって、関係者と調整しながらこの間、きておりまして、大まかなイメージはつかんでいただけるかと思います。
先ほど申しましたように、この間、市民のアイデア、ご意見などをもとにした修景計画のイメージの実現化に向けて検討してまいりましたが、技術的な問題等から、幾つか変更せざるを得なくなった部分がございます。平成17年8月に、市民の方を対象としたアイデア募集で、地区全体部門で浮遊庭園というアイデアを頂きまして、一つのアイデアとして、タクシープール上部に緑の天井、緑の棚を設置することの可能性を検討してまいりました。しかし、タクシー事業者からの要望や、棚の重さに耐えるため、柱を多数設置しなければならないなどの技術的な問題、またその柱によるタクシードライバーの安全に関する視認性の低下など、予算的な問題もございますが、そういった諸般の問題が出てまいりまして、タクシープールに屋根や棚を設置するというのが非常に困難であることがわかりました。とはいえ、市民の方のアイデアはとても優れたものというふうに認識してございましたので、浮遊庭園というものを表現するために、関係機関と協議しまして、交通島全体として、交通安全に配慮しながら、なるべく高い木、高木を利用したり、見渡せるように一部の上屋にガラスを用いたりするなどして、緑や空を見上げられるような立体的な交通広場とすることといたしました。
また、修景計画でのご意見を踏まえまして、交番設置予定地の隣接地に、既存の井戸がありましたため、この活用を研究することも行いましたが、関係機関との調整によって、位置を変更せざるを得なくなったということがございました。しかし、新たに井戸を掘削するとなると、スペースを始め、費用面の問題や管理上の問題がございます。そこで、予算特別委員会で一定の質疑があり、所管の道路管理課長が答弁しているとおりでございますが、実際に商店街がまちおこしとして設置した、飲むこともできる井戸である黄金の水との連携による、まちの回遊性を考えまして、何か交通広場南東部のところに、その黄金の水への誘導を考慮したモニュメントなどを設置する予定ということにしております。また、交通島ですが、車両の走行に係る安全上の観点によりまして、交通管理者との協議等の中で、形状を変更しております。その他につきましてはご覧いただきたいと思います。
次に、前回の委員会で板倉委員から、交通広場の上屋についてのご質問がございました。これにつきましては、機構に確認したところ、上屋の躯体の施工業者と、屋根のパネル材の施工業者が違うというために、原則は躯体工事完了後に、屋根工事を行うためであるとのことでございました。実際、もう屋根が設置されていて、予算特別委員会の質疑の中で、できているんだけど、雨漏りがするというようなお話がありましたが、これからすき間を埋めて完成していくんだということでも聞いてございます。
また、小林委員、鈴木委員から、視覚障害者の誘導に関するご質問がございました。広場出入口、交差点にいる交通整理員に誘導させることはできないかとのことでございましたが、この交通整理員は、施行者である都市機構ではなくて、バス会社が独自に手配をしているものでございまして、万一の際の責任の所在等の関係から困難であるとの回答でございました。なお、点字ブロックにつきましては、再開発事業の進捗により、完成に向けきちっと整備を行っていくとのことでございます。その際、一時的に暫定整備になるところについても、一定の配慮ができるところについてはしていくというふうに確認してございます。
それでは続きまして、武蔵小金井駅南口の再開発の状況についてご報告いたします。初めに、事業に係るスケジュールについてでございます。平成20年12月25日の本委員会に提出させていただきましたスケジュールにつきましては、1-3ゾーンの施設建築物の完成予定を今年の9月ごろ、区画道路3号、4号及び交通広場を平成22年9月ごろ以降と報告を申し上げておりましたが、改めて機構に確認して報告を頂いたところ、現時点の工事の進捗状況から、1-3ゾーンの施設建築物の竣工を今年の11月末ごろ、区画道路3号、4号、これ、北側がまだ残っております、及び交通広場につきましては平成23年3月ごろ、平成22年度末ということで、完了予定に一部訂正がございましたので、ご報告をさせていただきます。
次に、南口交通広場についてでございます。現在、広場の東側の整地工事を行っております。3月27日土曜日の早朝から、現在、交通広場の南東部にある車両侵入口を北東側、都市再生機構が入っている証券会社のビルの前のところに、今、バスが出ていくところになっているところでございますが、ここに侵入口、出口とも集中させるということで切り替える予定でございます。本日の委員会で提出させていただいた図面の1ということになります。これに伴いまして、現在、広場南東部にありますCoCoバス及びCoCoバスミニの乗降場を、暫定的に交通広場の東側、図面の上の交番の
左下あたりになるんですけれども、ここに移設する予定であるほか、交差点の拡幅、横断歩道の移設や新設、信号の移設や新設、こういったものが行われる予定となっております。
大きなところでは、小金井街道につきましては、当該交差点入口の南側が拡幅されて、左折車線が設置されます。また、交差点南側東西方向に、今、証券会社のビルの前の、東西の横断歩道が、提出図面の1になるんですけれども、現在の位置からさらに南側に切り替えになって、信号も設置される予定となっております。また、図面の右上、北という方角の表示がしてございますが、ここにつきましても、東西方向に新規に横断歩道が新設され、信号も設置された上で、いずれも3月27日に間に合うように供用を開始されるという予定になってございます。
続きまして、道路の工事についてでございます。区画道路2号の整備につきまして、3月15日をもって完了しているところでございます。また、区画道路3号、4号につきましては、秋ごろから工事に着手し、先ほど申し上げましたように、平成23年3月に完了する予定というふうに聞いてございます。
37
◯水上委員長 部局の説明は終わりました。
これから質疑を行います。(「タクシーですか」と呼ぶ者あり)
38 ◯篠原委員 タクシーよりも、タクシーはもうどうでもいいんだ。どうでもよくないけど。
この図面を頂きました。私、言ったのいつだったかな。どの場で言ったんだったか。(「予算特別委員会」と呼ぶ者あり)予算特別委員会のときか。武蔵小金井駅のちょうど出口、私も何回もあそこを通って、私の言ったことは間違いないかどうかを確認しました。そしたら、駅のちょうど出口のところに、やはりバスがとまっているんですね。何であれだけ広い駅前広場をつくったのか、その意味がわからなくなってしまったね。出てきたら、バスがとまっている。広場が何も見えないんですよ。だから、そのバスの位置を西側にずっとずらして、出てきたところの前をあけると。これは是非やってくださいよ。何のために広い駅前広場をつくったのかわからない。それは、バス会社は、目の前でお客を乗せたいかもしれないけれども、バス会社の都合はわかりますけれども、多くの人が駅からおりてきて、さっと駅前広場が見えて、今、緑を植えると言ったけど、緑の前にバスが見えるんだわ。せっかくいい広場をつくろうたって、遮られてしまうわけだから、是非対応してください。
おれの希望を言ったからいいよ。
39 ◯稲葉市長 点字ブロック等々、もうかなり整備が進んでおります。篠原委員が今、言われているのは、私も確認をしています。ただ、今、出入口、よく板倉委員が立っている出入口があるんですけど、あそこが出入口ではなくて、もうちょっと西に寄る形になります。ですから、今、屋根が付いている部分が出てきた出入口という形になります。点字ブロックがちょうど真ん中を抜けていく形で、左右に分かれます。その突き当たりには、案内表示の板があります。それで、今、篠原委員、西に寄せろという言い方だったんですけど、私は、前のバスはちょっと東に寄せろと。(「いや、もういっぱいだろう」と呼ぶ者あり)いっぱいなんですけど、ちょっと寄せられないかと。それで、後ろのバスレーン、三つあるのかな。(「二つ」と呼ぶ者あり)それは、ちょっとでいいから西に寄せろと。そうすると、真ん中にバスレーンが1台ぐらいの空きができるので、そこに案内表示があって、そうすると正面が真っ直ぐ見えるという形なので、これは私たちの方でも、どう形がつくれるかというのを、今の篠原委員の意見も含めて、機構の方にもちょっと考えていただきたいなというふうには思っております。
40 ◯西田再開発課長 では、市長の答弁の補足みたいな感じになってしまうのかもしれませんが、東側のバスについては、ちょっとなかなかあれなんですが、西側のバスが、今、実は暫定使用ということで、どうもぎりぎりにバスをとめているような状況になっています。白線も何も引いていないので、バスの運転手の判断で、前のバスにぴったりくっついてとまってしまったりして、全く見通しがきかないような形でとめている場合も確かにあるようです。しかし、今まで交通管理者を含めて、機構も含めて、我々、協議する中では、ここはバスの効率的な回転半径、それからバス停をなるべくたくさん設けたいということでつくっております。小金井市というのは、バスのターミナルとして、近隣から人を集めているというような事情もありますので、バス停もなるべくたくさんつくりたいというような事情もありました。そうした中で、いろいろと話し合う中で、今、市長が申し上げたとおりなんですが、今3台分ぐらい詰めて入っているんですけれども、最終的には、ここは2台分になりますので、ちょうど改札というか、駅の出入口から出てきて、ちょっとずれはあるんですけれども、その正面からちょっとずれたところあたりで、約10メートルから11メートルのすき間ができる予定でございます。ですから、かなり見通しはきくのかなというふうに今のところ、考えてございます。イメージとしては、今日出させていただいたようなことですが、まだどのバスがどこから発着するというような話については全く決まっておりませんので、そういった工夫なんかもできるのかもしれないなとは思っているところでございます。
41
◯水上委員長 ほかに。
42
◯漢人委員 一括されている陳情が、フェスティバルコートの改善を求めるということで8項目陳情項目があるんですけれども、この間、別の予算特別委員会などでも答弁が出ているものもあるかと思いますが、一応項目に沿ってコメントを頂けないでしょうか。ものによっては、資料という形で出していただく方がいいものもあるかと思うんですけれども、まずはそれをお願いしたいと思います。
それと、再開発の第2地区の問題ですけれども、この間、庁舎の絡みの問題も含めて、施政方針などでも市長は、庁舎の在り方については、場所についても、市民検討委員会も含めて、どういう結論が出るかということに従う方針でいきたいと。そういう答弁をされていて、一方で、地元の方たち、第2地区の方が最初に熱意を持って始められた再開発についても尊重していきたいというか、ちょっと正確な言葉はあれですが、そういうことをおっしゃっていたんですが、ただ、何回かの答弁の中では、今の市の方針そのままを突き進むということは、庁舎の方の場所の問題によっては、それはもう不可能になる可能性もあるわけで、私は高いと思っていますが、それはわからないですけど、市長としては、あくまでとにかく第2地区について、まちづくりを進めていくということに関しては変わらないということで、もしそういうことになれば、市の新たな考え方を出していくんだと。今の方針でできないということになれば、そういうことをおっしゃっていたと思うんです。
第2地区についての、まちづくりという言葉で言えば、まちづくりそのものを否定している市民も議員もいないと思います。私も、誤解されることもありますけど、まちづくりという枠で言えば、当然何かやっていくべきだと。市の方針も持って、地権者の方たちとも一緒にやっていくべきだと思っているんですけど、今、市の計画している再開発の第2地区という、あの中にまた超高層ビルも建てれば、市役所を入れて、大きな市の予算も投入するようなものについては、私は反対なんですけれども、市長が考えている新たな、考えなければいけないまちづくりというのは、やはり再開発というのが前提なんですか。それも含め、とにかく新たな、市として駅前にふさわしいという、その辺のずれもあるかもしれないけれども、
まちづくりというふうに判断の枠が広がるということでいいんでしょうか。今の再開発の第1地区、第2地区というものからはもう開放された形での
まちづくりをもう一度考えるという、そういうふうに理解していいのかどうかというのを一応伺いたいと思います。
43 ◯西田再開発課長 それでは、陳情の項目ごとにということですので、8番につきましてはちょっと答弁できませんが、1番から7番について、お答えできるところについてお答えしたいと思います。
まず1番ですけれども、これについてはちょっと経済課長が以前、予算特別委員会かどこかで答弁をされていたと思うんですけれども、何か使い勝手が悪いというようなお話だったのかなと思っています。これ、私の記憶ですので、ちょっと正確さを欠いているかもしれません。
それから2番目につきましては、電源ですとか水道については必要最小限の事項として、これまでの、だれが管理するとかという話であったとしても、研究しなければならないものとして、地区計画の整備方針である触れ合いやにぎわいの創出のための地域交流の場、及び災害時における緊急活動拠点の空間として、コミュニティ広場、フェスティバルコートを整備するに当たって、基本的な設備面で研究、検討すべき点というのは抽出して、機構にも検討をお願いしたというところでございます。そういった中で、予算特別委員会にも資料として提出してございますが、水道や照明、それから電源といったものは、一定の反映はされているというところでございます。
それから3番につきましては、花壇という形になっているんですけれども、電源等と同じように、やはり基本的に整備すべきものとして、緑化についてもその一つでございました。植栽枡につきましては、施行者において緑化基準、これは東京都の自然保護条例と呼ばれているやつなんですが、それがあるのと、コミュニティ広場の地域交流の場として、触れ合いやにぎわいの空間という、そういう位置付けがございます。人々が交流できるように、当初から憩える木陰ですとか、安らぎの緑ですとか、木を残しておくということも実際にやっておりますけれども、そういったことを計画しておりましたが、何せ地下部分に自転車の駐輪場があるということで、直接植えてしまうということはなかなかできにくかったという事情がございます。そこで、植木枡を設置して、あわせてベンチも配して、人々の交流に資するというようなものにしております。どうも狭いというような感覚で、私も言われたことがあるんですけれども、現在、1-3ゾーンがまだ工事中でして、囲いがあるという事情があります。コミュニティ広場全体として狭くなっていて、そういう塀みたいなというか、囲いがあってやはり圧迫感が出てきてしまうという中で、見た目で植栽枡が必要以上に大きく見えてしまっていると。先にできてしまっていますので、そういうこともあるかもしれません。そういう事情もありますが、そういった既に整備されているものにつきましては、先ほど言いました緑化の関係等の基準などもあります関係から、対応が難しいということでご理解を頂きたいと思います。特に、イベント開催時や災害時における拠点としての支障があるとは考えておりませんけれども、今後、工夫できるものにつきましては、何せここ、民有地がほとんどでございますので、権利者の方々とのお話の中で、どのように工夫していくかというのを、市としても調整をお願いしていきたいかなというふうに思っております。
4番でございます。イベントが見えないというようなお話でございますが、駅から見えない等につきましては、今後、使っていく場合の工夫とあわせて、人々が集まるような一定のPRの対応なんかも含めて考えていくということになるのかなというふうに思ってございます。
5番ですけれども、これも予算特別委員会の方で、多分資料が提出されておりまして、どんなイベントがやられているんですかということですが、施政方針の中でも述べられておりまして、昨年11月には、市の主催で、本市のイメージキャラクターこきんちゃんのハッピーバースデーパーティーというものや、小金井青年会議所等の中心的な役割の中でイタリアンキッチン、あるいは黄金井名物市など、こういったものが開催され、そのほか地場野菜市みたいなものをイトーヨーカ堂がやっていたりということで、地域の触れ合いやにぎわいに資するイベントが開催されていると認識しております。
それから、市が予算を使ったということなんですが、これ、ちょっと把握はし切れていないんですけれども、このために特別に予算をつくって出したということは、我々がこれまで調べた範囲では、ちょっとないのかなと。ただ、全体の補助金の中で、そういうものも入っていたというのはあるというふうには聞いてございます。
それから、平成22年度における、市の予算を使ってのイベント計画があれば明らかにしてくださいということですが、これは今後、どういうふうになっていくのかわからないんですけれども、ちょっと今のところ不明ということです。現在、平成22年度予算化されているという意味で言えば、ちょっと全体的にあれしたわけではないんですけど、ないのかなというふうに思っております。
7番でございますが、イベントがどのように開催されるというのは、今、ご承知のとおり、機構の管理下において、暫定的に開放していただいているような状況でございますので、コミュニティ広場が完成した後の使い方に関わる話になってくるかなと思ってございます。地区施設の考え方を踏まえた上で、あくまでも権利者の方々の考え方によって調整していく内容というふうに考えております。
44 ◯稲葉市長 第2地区の
まちづくりに関してのご質問であります。漢人委員も
まちづくり自体には反対ではないとおっしゃっていただいて、ちょっとほっとしたりしておりますけど、その中身だということを言われております。皆さんにご賛同いただけるような
まちづくりができていけるといいなと思っています。
平成11年4月に、私が市長になってからの流れというのは、もう漢人委員、十分ご存じだろうと思っております。市の方針を決めさせていただきました。過日のどこだったか、中山議員が発言されていましたけれども、3分の2強の方々の賛成を頂いて、市の方針を行政決定させていただいて、それからずっと進んできた事業であります。第1地区、第2地区と分けたわけですけど、私がこの再開発をやっていく以上、この方針を変えることは根底が崩れるということでありますので、そういう考え方は持っておりません。ただ、住民投書の直接請求等々がある中で、庁舎の問題に関して、市民の方々の関心が非常に高いということで、いろいろ議論の中から、私とすれば、この庁舎に関しては、では、市民検討委員会を設けて議論していただきましょうと。そして、さらに、この市民検討委員会の答申に資するということから、1万人のアンケートもとらせていただきたいというような提案をさせていただいているのは、今、ご存じのとおりであります。その結果を尊重していくという考え方を持っております。この結果がどういう形になるかによって、
まちづくりは大きく変わるだろうと思っています。しかし、もし庁舎が第2地区でないという形になったとしても、この
まちづくりはきちっと果たしていきたいというふうに考えております。そして、それは再開発の手法でやっていきたいという考え方です。ただ、これは、多くの市民、住民の方々のご理解を頂くような手法でやっていかなければならないなと思っておりまして、最終的に、この第2地区の
まちづくりは再開発でやらせていただきたいというふうに考えております。
45
◯漢人委員 そしたら、連日、大変なので、早く終わった方がいいと私も思います。
1問目、陳情に関しては、資料を大体頂きたいと思うんですが、予算特別委員会に出ている資料についても、またやはりこちらの陳情ということなので、同じもので頂くものもあるかと思います。1点目の商工会からの指摘については、私、よくわかっていないんですが、これは資料という形で、何らかの文書で出されているならそれで、口頭であれば、それを経済課の方からでも、どういうふうに把握しているのかということででも、何かとにかくわかるような形で出していただけないでしょうか。
2番目の電源、水道、それから3番目の花壇に関しては、予算特別委員会に出ている資料がありますが、この資料はコミュニティ広場内の各設備の位置及び街区ごとの面積についてということなんですけど、これに、今、出ていた市民交流センターができた場合のイメージがもうちょっとわかるような、どのぐらいの広場になってというのと、あと今、実際に既にあるメタセコイヤの植栽の部分とか、それからこの間、出ている、噴水がつくられるという話もあったので、その位置とかもわかるような形で、実際の広場のイメージができるような資料として出していただけないでしょうか。
それから4項目目の、イベントの状況、広場の状況が見えないということについて、検討されていくということなんですけれども、ちょっとここでは、JRの改札を出たところに、フェスティバルコートで何のイベントをしているのかということを示す標示板のようなもの、大画面テレビというのは私は反対ですけど、何か表示がつくれないかということが具体的に出されているんですけど、これについては、もし現時点で何かあればご答弁いただけないでしょうか。あと、この間、行われているイベントについては、予算特別委員会に出ているものをもう一度出してください。
あと、新年度での市の予算についての取組は、一応ないのではないかということでしたが、不明だということなので、資料という形で出していただければ、もしなければないということですし、答弁で済むような程度だったらそれでもいいんですが、次回、もう一度お願いします。だから、全額のものはないとしても、どんなものに関わろう、市が予算を支出しようとしているのかというようなことがあればお願いしたいと思います。
7番については検討中なんですよね。これはまた質問するときにしたいと思いますので、以上、一つだけ再質問と、あとは資料をお願いしたいということでいかがでしょうか。
46 ◯西田再開発課長 それでは、ご質問の方から先に答えさせていただきますが、具体的に今、何か決まっているものというのは何もないということです。
それから、資料につきましては、調整の上、出せるものはお出ししたいと思います。
47
◯漢人委員 では、資料をお願いします。
あと、先ほど2点目の第2地区に関しての市長の答弁を頂いたのに、何も言うのを忘れました。見直しをしていきたいけれども、市長としては再開発方針のままということで、そこについてはちょっと残念ですが、ただ、再開発でも、まだ余りあれですが、この間、低層の再開発だとか、必ずしも超高層ビルということではないような、保留床が少ない形でやるとか、いろいろあるかと思いますので、私は是非第2地区、野川のはけの上に近いところでもありますので、高いビルを建てるのではなくて、もっと小金井市のまちにふさわしいやり方というのがあると思いますが、これはまた別の場で続けていくことになると思いますので、コメントだけさせていただきます。
48
◯水上委員長 ほかに。
49
◯板倉委員 この陳情書に関わって幾つか伺いたいんですけれども、日本共産党市議団は、南口の再開発事業については、莫大な財源を使うこと、そして結局、今の状況を見ていますと、駅前はにぎわうけれども、それ以外の地域については、だんだん寂れていく状況が見えていく中で、極端に言えばまち壊しになっている。小金井市の
まちづくりというよりも、まち壊しになっているのではないかという思いをしております。そういう部分では、この開発事業についてはやるべきではない、見直すべきだという立場をとってまいりました。しかし、一方で、現実に第1地区の開発が進み、市民交流センターやフェスティバルコートもできていく中で、でき上がったものが市民に使い勝手がいいのかどうかというのは、一定議論しなければいけないと考えております。フェスティバルコートについてなんですけれども、渡辺大三議員が
総務企画委員会、予算特別委員会でいろいろ言われているんですが、結局、権利者の方が錯綜していて、果たして登記に至るのかどうか。そして、実際に市民が利用できるようになっていくのかどうかという部分については、どうなんだろうかという質問などを聞いていて、不明なところがあるんですね。結局、登記というものは、どういう条件が整った上で登記されていくのかということが一つあると思うんですね。また、渡辺大三議員が独自に入手された資料を予算特別委員会に配られましたけれども、実際にその占用部分について、権利者の方たちに対して、どのような使用料というんでしょうかね、それを支払っていくのかということもあるんだろうと思うんですね。そういう部分も一定整理しなければいけないだろうと思いますけれども、フェスティバルコートが実際に活用されるようになるまでの間に、どういうようなことをクリアしていくことが必要なのか、その点をお答えいただけないでしょうか。
次に、武蔵小金井駅南口の交通広場の問題なんですけれども、現在、完全にでき上がるまでの、今、暫定的にいろいろな動きが生まれているわけですけれども、健常者の方や、あるいは目の、要するに視力障害ではない方たちにとってみると、今の状況というのはまだ一定対応できるんですが、健常者ではない方、特に目の不自由な方にとってみると、今、駅前が大変変わっていく中で、戸惑う部分が相当あるようなんですね。特に、目の不自由な方が毎回、困っているのは、その都度、週単位で、改札口を出た後に、目的地に行くまでの間に大きく変わっている。点字ブロックについても、改札口を出てから、交通広場に出るまでの間までしかないと。実際に、交通広場に入った段階では、点字ブロックはなくなってしまっているんですね。そういう意味で、相当困っているみたいです。この点については、この間、議会の中でも、いろいろな方が改善を求められているんですが、実際に対応されていないんですね。しかも、信号機が、横断歩道ができたんですけれども、実際に守られているか守られていないかわからないような横断歩道になっていて、信号もそうですよね。しかし、もうタクシーがそこから来ていて、大変危険な状況になっている。目の不自由な方にとってみると、一般的には、信号機の、今、渡れますよというメロディーが流れますよね。そのメロディーもそこには付いていないということで、大変不便というか、困っていらっしゃいます。そういう部分については、どこが点字ブロックを整備するのかというところでは、多分JRとしては、改札を出てから交通広場の入口までがJRの責任範囲だと思うんですね。交通広場についてみると、現時点では、小金井市か東京都か、あるいはURか。(「UR」と呼ぶ者あり)よくわからない部分がありますけれども、完成するまでの間についても対応しなければいけないのではないか。その責任が求められているんだろうと思います。しかし、その点について、この間、議会でいろいろな方が質問されているのに、改善されていないと私は思っているんですね。これは至急改善しないといけないと思う。
あるとき、視力障害の方が、斜め左、要するに出てから、東側のポールの方に向かっていって、そこでつまずいて倒れてしまったんですね。その方に伺いますと、しょっちゅうですよと言われていました。横断歩道のところに、出入口の安全を図るための監視員の方がいらっしゃいますけれども、その方はもう手いっぱいなんですね。だから、視力障害者の方が来ても、こちらの方に来て介助するということは事実上、無理なんですよ。ですから、やはり一定何か改善しなければいけないと思います。これは、行政側の対応として、どこの部門が対応するにしても、やはり責任を果たさなければいけないと思うんですね。大至急行っていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
50 ◯小林委員 関連。関連して申し上げます。
1点目についてですけれども、地域の商店の方からも、大型店ができて、今、非常に厳しいというお声も伺う中で、やはりこの小金井市の状況としては、他市にお買物に行かれているケースが非常に多かったですね。そういった意味では、一つは、市内で一定の買物ができるというような流れができてきたことは、個店にとっても一つメリットだったのではないかという声も、実は私も伺ったことがあるんですけれども、今日は経済課長がいらっしゃらないんですが、またその辺の回遊性というか、大きな意味で、市外に出ていった方が市内に入ってきて、どういった形で経済効果が生まれてきているのかというところを、もし調査されている資料があれば教えていただければ、今後の開発にも、東小金井駅ですとか第2地区の開発にとっても、議論の大きな資料になるのかなと思いますので、それをひとつお願いしたいと思います。
2点目に関しては、報告もございましたが、やはり障害者の対応というところは、できる限りいろいろとやっていっていただきたいなと思っております。予算特別委員会の中で、乗降場所についても話が出たと思うんですが、まだはっきりとは言えない、決まっていないという話でしたけど、提出された資料を見る限りでは、枠の引かれていないところに、暗黙になるのか、どういう形になるのか、自家用車の位置付けでとめていただくことになろうかと思うんですが、先ほど1点目の質問にあったバスの位置の移動等を考えたときに、タクシー乗車場があるので、そうすると、回ってきた車が南北に突き刺さる形でとまっていく形になると、またその辺も非常に危ないのかなと思いますので、その辺も考慮したバスの位置を検討いただきたいと思うんですが、一応いかがでしょうか。
あと、横断歩道の話も出ましたが、今の西側にある横断歩道も、やはり今、距離が短くて、自家用車が入ってこないということで守られていない方も多いということだと思います。今回、もともとあったかな、蛇の目通りのところに信号機が整備されるということで、これも非常に距離が短くて、見通しもいいということで、恐らく守らない歩行者の方が多くいらっしゃるのではないかなと思います。私としては、守るべきだと。守らせる方向にという、そういう私のスタンスではあるんですが、やはり見通しがいいということで、守らない方も多いと。一方、自動車の人にとってみては、信号が付いていることによって、歩行者は赤なので、安心して出入りをするという、こういった意識の違いが大きく生まれて、かえって危険になることもあるのかなと思うんですが、その辺はどう考えられているのか教えていただきたいと思います。
もう一点、追加で、交通広場の工事が3月末、平成22年度末という話でしたけれども、完全に終わるのはその時期だと思うんですが、バス乗り場等の配置が確定するのはどのぐらいの時期なのか教えてください。
51 ◯武田開発事業本部長 板倉委員の1点目の、登記される条件という観点かと思いますが、私の方で前に、渡辺議員の方から、市としても登記所に聞いてくるべきではないかというご意見がありまして、2月に一回行ってきましたが、どういう条件なんでしょうかというのは、私の方で一定聞いてきました。そのときに、登記官の方からおっしゃられたのは、簡単に言えば、1棟なのか分かれるのか、その登記について、現段階では、担当として判断することはできませんよと。こういうのはやはり組織として、いろいろなところの中の流れでやっていくということでした。では、どういう条件なのかというところなんですが、条件といいますか、いつになったらわかるのかということになるかと思うんですが、登記官のお話では、やはり施行者の方から登記申請がなされまして、当然登記官としても現場を確認しますと。そういった中で判断をしていくことになりますということでしたので、正式な施行者からの登記申請がない段階で、ある意味判断はできないというようなお話を伺ったところでございます。
52 ◯西田再開発課長 次に、板倉委員の2点目なんですけれども、フェスティバルコート、コミュニティ広場を使っていくには、どういう整理が今後、必要になってくるのかということなんですが、まだちょっと話合いが緒についたばかりで、これからいろいろいくのかなというふうに思っております。まず、皆さんで、1-I、1-IIというのもありますので、地区計画の、地区施設の考え方等を確認する中で、そもそもイベントを開いたりということにも対応できる広場ということでやっておりますので、まずそこの意識をつくっていきながら、では、管理や運営をどうしていくんだろうということを決めていく流れになるかなと思っております。ただ、では、どのスケジュールでどうというのは、ちょっと今の段階では申し上げにくいところといいますか、まだどうするのかなというところはあるんですけれども、今、機構の方がコーディネートといいますか、そういう形で入りながらやっていくような形で、市も当然、地区計画を決定したりしている、そういった責任もありますので、入りながらやっていくということになるかと思います。もちろん1-IIIもということになります。
それから次に、交通広場に関しての視力障害の方に関しまして、小林委員の関連質問にもございました。まことにおっしゃること、よくわかりますので、ちょっと今回の、先ほどご報告申し上げた中でも、一定実は返事を機構から頂いておりまして、点字ブロックについては、再開発事業の進捗によって、完成に向けてきちっと整備を行っていくと。その際、一時的に暫定整備になるところについても、一定の配慮ができるところはしていきたいということで言っていますので、また今回の、本日の議会でそういうようなお話があったということはURにお伝えして、私どもとしても、そういうことに配慮するようにと再度申し上げたいなというふうに思っております。
それから、関連質問の方でございますが、私ども、再開発という観点では、買物をする方が市に戻ってきた経済的なメリットということについては、ちょっと何か資料とかは持ち合わせていないところでございますが、ただ、一つ言えるのは、これで広場も完成して、先ほど言いましたように、小金井市というのはバスターミナル、武蔵小金井駅というのは、南からも北からも、かなり他市の人たちがバスに乗って、電車に乗り換えるためにやってくるという結節点になっていまして、今回の広場も、そのバスバースをなるべくたくさん確保していこうというような考え方が当初からあったように聞いております。そういった中で、これ、関連質問の4番目にも関わってくるんですけれども、そういうバスバースのところや身障者用の乗降スペース、あとはタクシープールなど、合理的な必要施設をどのように配置すればいいのかということで、市も関係部署が協力する中で、機構と一体となって交通管理者と協議をしてきたという経緯がございます。その中で、一番合理的、交通導線と交通安全等の中からもどうすればいいのかということで、このバスバースの配置みたいなものができていまして、これについては基本的には、大体このぐらいの位置でおさまるのかなと。もう変えるということには余りならないのかなと思っておりますが、では、いつそこにバスが引っ越してくるのかにつきましては、まだ未定ということになります。
信号の話も出ました。その件につきましては、実際に切り替えてみないと、どういう状況になるのかはちょっとわからないんですが、確かにおっしゃるように、北東部の証券会社のビルの前のところに、バス、タクシーの出入口というのが集中することになりますので、それから拡幅等にあわせまして、今は出口の部分の幅しかないですけれども、広くなります。横断歩道も、南北に関して長くなります。そういったところで、逆に、ちゃちゃっと渡ってしまえというようなことがしにくくなるのかなという感覚も、実は私の方では持っておりますけれども、ちょっと一回やってみて、そこで何かあるようでしたら、また私ども、関係部署と調整をさせていただく形になるのかなというふうに思っております。
53 ◯稲葉市長 板倉委員が冒頭で、まち壊しではないかというような発言もありました。小林委員の方からは、この再開発が地域経済に与えている影響等のご質問を頂きました。今日は担当がいませんので、お答えは非常にしにくいところであります。ただ、私たちがまちをつくるときに、地元の商工業者にとってどうなのか、そして11万人の消費者にとってどうなのかという両面があるだろうと思っています。では、地元商店の育成のために、キーテナントと誘致施設、
まちづくりをせずしていけば、どんどん地元の商店が栄えていくのかというと、これはみんな、表に出ていってしまいますね。そういう意味で、地域の人たちが地元で買物を完結できる環境をつくるのは、我々の役割だというふうに思っています。それをどう活用していくかというのは、個々の企業の経営努力もあるのかなと思ったりしているんですね。
今、消費経済が非常に低迷しています。ですから、キーテナントができたために大変なのか、それとも今の経済情勢がどうなのかという見極めもしていかなければならないなと。地元からキーテナントがなくなってしまったために、がたがたになっているまちというのもたくさんあります。そういう意味で、やはりキーテナントをうまく活用していく必要があるだろうと。私たちは、地元の商工振興にも当然力を入れていかなければならないわけですけど、また11万人市民の消費者の方々のためにも、どうあるべきかというのも考えていかなければならないのかなと思っております。
ここで、商工会とはアンケートをとったりしているかと思いますので、そのうちいろいろアンケートの結果が出てくるだろうと思いますけれども、一つは、要するに全体の、今の日本の経済がどうなのかということも加味して考えていかなければならないなと。よそはいいのに、小金井市だけは悪いという状況ではないなと思っています。
54
◯板倉委員 まちづくり、まち壊しについては、いずれの場で、私も一般質問で行いたいと思っているんです。市の方でも経済課を中心に、地元の商店のことについて、いろいろ調査されておりますので、いずれ具体的に数値で明らかになってくると思いますので、ここで話をしても多分、目指すところは違っているようですので、できないかと思っております。
本題に戻りますけれども、担当部長、法律的に伺いたいんですけれども、まずここは、一筆一棟で登記する方針ですよね。先ほど、1棟なのか分かれるのかなということを登記官の方で言っているみたいですけれども、市の方針は一筆一棟でしょう。一筆一棟で、しかも権利者が、権利団体と言っていいのかな、4人いらっしゃるということで、その調整をしなければいけない部分がありますよね。登記する上で、クリアしなければいけない部分というのは、法律上わかるではないですか。その点を伺っているんですよ。一筆一棟なんだから、一方の側は了承していなくて、独断で登記するということはあり得ないだろうと思うんですね。(「それは違うよ」と呼ぶ者あり)違うの。その点も含めてご説明いただきたいんですね。登記が完了した後で、実際に本格使用になる、要するに、もうURの手から離れるということですよね。それでクリアしなければいけない部分はどういうものが必要なのかというのは、一般的なことなんですから、URに聞かなくても担当部の方でわかることではないですか。その点をお答えいただきたいということなんですね。
いずれにしても、でき上がったものは、まだいろいろな調整ができなくて、来年4月ですか、市民交流センターの開設を予定しているということなんですが、私、実際にスタートするかどうか、今の市のスケジュールが履行できるかどうか、まだ不透明なのかどうかというのも出てきますよね。市が示しているのは、今年の9月定例会には、市民交流センターの取得議案を提出し、市民交流センターだけではなくて、ほかの取得議案も出てくるんだろうと思います。というのは、2,000万円以上の物品については、議会の議決が必要ですからね。全部出てくるだろうと思うんです。緞帳も入るのかなと思ったりしているわけですけれども、それとスケジュールは、そのときにはもう登記も完了しているというふうになっていますよね。だから、そのスケジュールが果たして、この半年間に行われるかどうかということも出てくるんですね。そういう部分で、常識のことで伺っていますので、担当部としては、当然それは把握していなければいけない部分だと思うんですよ。登記官がどういうような見解は別としても、一筆一棟でやっていこうということなんですから、その点についての見解を伺っております。
あとは、駅前の、特に視力障害者の不便を来さないような対応については、早急に行っていただきたいと。幸い、転倒しても、かすり傷程度みたいで済んでいますけれども、これが大きなけがになりますと、管理者責任を問われるんですよ。早急にお願いしたいと求めておきたいと思います。
小林委員、どうぞ。
55 ◯小林委員 ありがとうございます。
私も要望をさせていただきたいと思いますが、1点目の経済効果については、しっかりと調整をしておいていただいて、北側の調査の委託料も付いていますし、東小金井の区画整理も進んでいて、東小金井駅南口の課題についても、今、もういろいろと話が挙がっているところだと思います。小金井市という一体的な
まちづくりも、一体的な考え方もありつつ、各商店のよさが出るような
まちづくりをしていっていただきたいので、そういったところにも生かしていただきたいと思います。
横断歩道については、私が特に気にしているのは蛇の目通りの入口の方ですね。狭い方ですので、今言われたような内容で、その方をしっかりと見ていただきたい。短いところはぱっと行ってしまいますので、やっていっていただきたいと、これも要望させていただきます。
障害者に関しては、とにかくこの工事中の対策という面では、板倉委員が言われたとおり、特に早急な手だてが必要だと思いますので、よろしくお願いします。
加えて、ようやく(仮称)市民交流センターが、待望の施設が秋には竣工して、来年の春には開設、開館ということで進んでいきますので、そういった部分でも、多くの方が、規模的にもいろいろな方が集われるホールになるのかなと思っておりますので、そういった意味での導線の安全性、回遊性というのも含めて、しっかりと視野に入れて検討を進めていただきたいと要望させていただきます。
56 ◯稲葉市長 具体的には、担当の方から答弁させていただきます。
市民交流センターが着々とでき上がってまいりました。支障物件があるということで、かなり工期が遅れました。そして、さらに、設計変更等があって多少遅れたということで、今一番私が危惧しているのは、この登記をいつ完了するかということであります。要するに、平成22年度中に登記を完成させる、終わらせるということが、私にとっては至上命令であります。これは、
まちづくり交付金の11億2,000万円がかかっているということになります。ですから、これまでに登記が終了しないということになると、この11億2,000万円の
まちづくり交付金を放棄しなければならないということであります。そして、この登記に当たっては、私たちは計画段階から一筆一棟ということでやってまいりました。一筆一棟でいくという考え方であります。
昨日、うちに帰りましたら、青木ひかる委員のビラが入っていて、ちょっとびっくりいたしましたが、やはりこの市民交流センター、市民待望の交流センター、これまできちっと手続を踏みながら果たしてきて、ここまで完成してきたものを小金井市が取得しないということには到底ならないだろうと思っております。一つ一つ予算を通し、計画を立ててやってきた内容であります。先ほど漢人委員も、多数決で決まりはしたんだというようなご発言もあったかなと思っていますけど、
まちづくりをすすめる会の話でございますが、きちっと手続をとってきたということで、来年の4月、こけら落としができるように、みんなで喜べるようにしていただきたいなと思っております。
57 ◯武田開発事業本部長 それでは、板倉委員の再質問の登記関連でございます。
再開発事業だけではないんですが、区画整理とかの、そういった権利を変換する事業というものに関しては、施行者がその権限において嘱託登記ということで、そこに住んでいらっしゃる方の権利が変わる部分については、施行者が全部登記申請をして、それで登記官と調整をするんですね。今、電子登記という形になってしまったのでちょっとわからないですけど、昔は、登記書を閉鎖というんですけど、そのエリア分の登記を閉鎖して、施行者が直接登記の書き替えまでやっていたぐらい施行者権限というのは強いんですね。今は電子なので、多分申請をして機械でやるんだろうとは思います。私、古い人間なので、最近のシステムはちょっとわからないんですが、一応そういう形の、権利者の強い権限において嘱託登記をしますので、当然、もし法律となると、再開発に関する法律では、工事完了公告後に、施行者が嘱託登記において登記をやりなさいということになっています。
では、次に、その登記の申請をする前に、法律の一つの基準といいましょうか、そういう考えの中で、これは何登記なのかと。1棟なのか、分棟なのか、そういうルールみたいな感じだと思うんですが、それについては、予算特別委員会だったかな、別に渡辺議員からもその話はちょっと聞いているんですが、登記官に確認したところ、基本的に、そういう基準というのはないそうです。これはやはり現場を見て、1棟1棟みんな、個別具体ですから、建て売りの一部を除けば、全く同じ建物というのはなかなか存在しませんので、そういった中においては、やはり現場を見ますと。きちんとそういった現場を見る権限といいますか、そういった書類として、きちんと嘱託登記の申請が上がらなければ、やはりそういう判断は登記所としてはできませんよと。それに対するルールはと聞いたところでは、ちょっと繰り返しになって恐縮なんですが、やはり現場を見て、その申請書類を見て判断をさせていただきます。普通の、自分で建て売りを建てて登記申請をするなんていうと、建築確認の図面や何かで、構造が簡単であれば、すぐその場で相談をされても判断できるんでしょうけれども、今回のような案件というんでしょうかね、権利の関係ですとか、一方で分棟ではないの、1棟ではないのというふうに話があるものとか、やはり構造上、ちょっと複雑な構造になっているとか、こういったものも含めてなんでしょうけど、登記官が1人で判断することはありませんと。やはりこれは、申請が上がって、それを組織として検討し、場合によっては本省にまで上げ、調整をし、そういった中でやりますということだったんですね。ですから、普通の建て売りを買うとか、普通にマンションが建ったものとかというのとは、ちょっと権利変換に関わる話とかもあって、やはりそういった部分を全部ひっくるめて、登記所としては判断をされるのかなと。最後の一言については、ちょっと私の想像でしかないんですが、その辺はやはり基準というよりは現場主義と、そういうものを見た上での判断だということでしたので、そういうふうにご理解を頂ければなと思います。
58 ◯西田再開発課長 こちらにつきましても、これは今、言った取得とか登記とかという話とは全く別の次元の話でございます。あくまでもどう使っていくか。そこでお金の問題、使用料というのもあるんですけれども、公益的な使い方をする広場の中で、そういう考え方というのはちょっとなじまないのかなというふうには思っていますが、いずれにしてもこれは権利者の方々の間で話をして、どういうふうに管理するんだ、どういうふうに運営していくんだという話に今後、なっていくということでございます。ですから、それと市民交流センターの取得等との話とは全く別だというふうにご理解いただきたいと思います。
59 ◯稲葉市長 フェスティバルコートの管理ということ、どういう形で使用していくかということになると、まず1-Iをお持ちになっているイトーヨーカ堂と、それから大きな地主がいらっしゃいます。それから、1-II街区の商店、そしてマンションに入っている方々がいらっしゃいます。そして、1-III街区はご存じのとおりになっているんですね。これは、公共として使う公益性のある、公共が使っていくということで、私の現在の発想の中には、これに対して料金を払っていこうと、1-I、1-II、みんな料金を払っていって、これを使うという考え方は持っていないですね。このフェスティバルコートは、市民のため、公益性でやるわけですから、どの地権者の方々にもご協力願いたいというふうに考えております。ですから、今いろいろ言われている部分に関して、小金井市が排他独占的に小金井市だけで使う、ほかは使わせないということではなく、あのフェスティバルコート全体を、あの中に権利を持っている方々みんなが協力し合いながら、地域を盛り上げていったり、いろいろなイベントをやったりするということで協力を願いたいと。これはあくまでも公益性のためだということで考えておりますので、1-Iを持っているイトーヨーカ堂とか地権者の方に、幾ら払ってどうのこうのという考え方は私は持っていません。
60
◯板倉委員 すいません、私も制度は不勉強なために、こういう質問をしているんですけれども、まず、話が市民交流センターにまでいってしまったので、私の質問の仕方が混同していたために、こうなってしまったんですが、市民交流センターについては、要するに登記官としては、それを受理、認めるかどうかというのは、権利関係と関係ないところなんですね。権利の関係がどうなっていようと、書類が上がってきて、現場で見ていて、なるほど、申請内容そのものだと。だから、中で権利者同士の話合いがまとまっていなかったとしてもということですね。フェスティバルについては、管理規定とかいろいろなものをつくらなければいけないので、まとまる必要があるという整理になるということですね。わかりました。現時点ではよろしいです。
61 ◯武田開発事業本部長 ちょっと答弁訂正をお願いします。先ほど、私の答弁の嘱託登記の説明の中で、権利者が直接登記の書き替えをという話をさせていただきましたが、登記所に黙って直接書き替えられるわけではなくて、あくまでも登記所とそれをして、昔はみんな、手書きですので、書く作業を行って、当然登記官がチェックをし、それが間違っていればはじかれますし、登記簿という紙でしたから、それの差し替えを行っていたということですので、直接その登記簿を開いて、そこの書き替えを施行者ができるというわけではございませんので、さっき、ちょっとそういった誤解を招くような発言になってしまったので、しかるべき答弁訂正の方をよろしくお願いしたいと思います。
62
◯水上委員長 今の答弁のように訂正すればいいわけですよね。
ほかにありますか。
63
◯青木委員 私は、南口の再開発については反対をしてきた立場で、駅前広場については、高架下を利用してつくるべきだと。再開発に市民の税金をつぎ込むべきではないということを言ってまいりました。そういう立場は立場として、幾つか伺いたいと思います。
先ほど、市民の意見募集で浮遊庭園という提案があって、それがコンペというか、市民の意見の中では採用していこうというような形になったと。ところが、タクシープールの上に、棚や屋根は困難だということになって、浮遊庭園のイメージはそれでも生かしていきたいというような説明がありました。それで、1点は、タクシープールの上に棚をつくるという、以前の修景計画で発表してきたことがやれなくなった原因というのは、タクシー会社の都合なのか、市の都合なのか、どちらなのか、先ほどちょっとはっきりしなかったのでお答えを頂きたいと思います。
それから、こういう緑の棚などをつくらずに浮遊庭園のイメージを生かすというのは、さっきお話があった中では、私、よくわからなかったんですけど、具体的にどういうことでそのイメージを生かすというふうに言われているのか伺いたいと思います。
それから、再開発、第2地区の問題なんですけど、この議会が始まったときに、施政方針への質問で私が質問して、そのときにも市長はお答えになったんですが、今回、よりはっきりした言い方になっているんですね。もし第2地区に庁舎をつくらないということになったとしても、第2地区の
まちづくりは進めていきたい。手法は再開発でやらせていただきたいということなんですよ。第2地区の再開発事業を成立させるために、小金井市が保留床を取得するということで、庁舎という話があったわけですよね。市民検討委員会やアンケートの結果で、市庁舎は再開発ではつくらないということになった場合、市庁舎に使う税金と、別にまた第2地区に保留床を買うための税金が必要ということになってくると思うんですけど、今の小金井市の財政状況で、これを二つやるということは果たして可能なんでしょうか。どうお考えになっているのか伺いたいと思います。
64 ◯西田再開発課長 それでは、1点目の緑の天井の部分のことでございます。理由は何かというご質問でございますけれども、これは実はいろいろな理由が複合しております。一つには、技術的な問題、これ、かなり大きいんですけれども、ああいう棚をつくるとなると、かなり柱を太くしたり、あるいは多く設置したりしなければならないということが、検討の結果、はっきりしてまいりました。あそこというのは、あくまでもタクシープールというのが主な使い方といいますか、そのものですね。タクシープール、タクシーをとめておくところということで、そのところにそういった柱とかが林立をしたり、太い柱があるとなると、今度はタクシーがそこに入っていったり出ていったりするときの視認性の問題、安全性の問題というのもあります。極端に言えば、柱にぶつかってしまうというような問題から始まって、見通しがきかないですとか、そういった技術的な問題がかなり大きかったかなと思っています。重くなることによって、柱が大きくなったり、本数が増えたりということですね。それによる安全性の低下、これはちょっといただけないというような話。
それから、そういったものを設置するとなると、かなり予算的な問題も出てきたかなという。市の都合といえば、そういうようなところもあります。
それから、そうやってタクシープールですから、タクシーをプールする場所ということもありますので、そこに緑の天井を置いてしまうことによって、木陰がつくられるのはいいんですが、雨が降ったときの雨垂れですとか、あるいは落ち葉の問題、あるいは鳥が糞をしてしまうとか、樹液が落ちてきてしまって、タクシーというのは営業車ですから、とめているうちに汚くなってしまうというのは余り望ましいことではないというようなことで、タクシー業界、大反対だとかと、そういうような話ではないんですけれども、そういう形でいけば、是非つくっていただきたいというようなイメージのものではなかったということがございました。
それから、では、そのアイデアをどういうふうに生かしていくのかということにつきましては、立体的に緑を配置するというような考え方を我々は持ったということでございます。どういうことかといいますと、交通島ができますが、そこに武蔵野市の雑木林をできる限り再現したいという中で、高い木なんかもちょっと植えるというような方向性の中で、それが一部上屋ですね。ずっと連続して、通路の上に上屋ができますけど、ガラスのところがあったり、あるいは遠くから見たりというときに、立体的に緑が、交通島の地層の部分にも何か生えていると。もうちょっと上のところにも木があるというところで、緑が非常に階層的につくられるというような中で、そういったイメージ、アイデアを反映していきたいということでやらせていただきました。
65 ◯稲葉市長 第2地区をどうしていくかということで、先ほど漢人委員のご質問にお答えをさせていただきました。まだそういう方向が決まっているわけではないんですね。青木委員もご存じのとおり、私は、庁舎の政策的な優先順位は低いんだという考え方を、今でも持っております。庁舎は、政策の優先順位から言って、高いところにはないんですね。ですから、そういう意味で、市長になったときに、
まちづくりはやるのか、庁舎はつくるのかという話になったときに、
まちづくりをやるということで、
まちづくりも非常に難しいということから、保留床を確保して、この
まちづくりを進めようという形できたのが市の方針なんですね。それで、第1地区が終わって、さて、今度は第2地区というところで、果たして庁舎はどうなのかということで、今、市民検討委員会でお願いし、そして答申を頂いたら尊重すると、議会にも尊重していただきたいと。3分の2を決めなければならないわけですから、思い思いのことを言っていたのでは、これはいつまでも無理だということから、市民アンケートをとってでも答申を頂きましょうという形になっております。
そして、では、第2地区がどういう形になっていくかというのは、あくまでも再開発でやらせていただきたいということであります。ですから、与えられた条件の中で、どう再開発ができていくかというのを考えなければならないなと思っております。幹線道路を入って、もう第1地区の延長のような形で幹線道路ができているわけですから、これを活用しながら、第2地区の再開発をどういうふうにしていったらいいのかというのは、その時点で与えられた条件の中で果たしていきたい。
まちづくりは、区画整理なのか、それとも再開発なのか、介護事業なのか、再開発、
まちづくりの手法はいろいろあるかと思いますけれども、あくまで再開発でやらせていただきたいというのが私の考え方です。
66
◯水上委員長 ここで、昼食休憩のため、おおむね1時間休憩いたします。1時5分再開でよろしいでしょうか。
午後0時03分休憩
────────────
午後1時05分開議
67
◯水上委員長 それでは、再開します。
68
◯青木委員 まず棚のことなんですけれども、浮遊庭園の、市民がこれを出したときのコンセプトは、南北を一体化するつる性植物をはわせた緑のルーフをつくるという内容だったんですよね。修景計画の資料を今、見ているんですけど、この中には、アイデア募集による示唆参考等というのが、その浮遊庭園というのがあって、具体的な導入施設としては、交通島につる性植物による天蓋、棚というふうに書いてあります。内容的には、緑の量をできる限り確保するために、タクシープールの上部に、ツタ等のつる性植物等がはう棚を設置する。一部クローバー等の屋上緑化材を用いて、駅上部からの景観に配慮したデザインとする。具体例、ワイヤーロープなどによるネットに、つる性植物をはわせるというようなことが書いてあって、こういう図も出ているわけです。武蔵野市の雑木林という話は、修景計画にもとからあった内容で、浮遊庭園とは基本的に別の話だと思うんですよね。だから、武蔵野市の雑木林のイメージで緑を配置するということが、この浮遊庭園の代わりにはならないのではないでしょうか。私は、このタクシープールの上に天蓋をつくるという案が出た段階で、そういう取り入れ方では無駄だからやめた方がよいというふうに申し上げたんですよ。浮遊庭園は、人の往来する場所に、上に緑の屋根がかかって、夏場は木漏れ日、冬場は日差しが降り注ぐようにするというアイデアで、人が行かないタクシーのたまり場の上にかけても意味がないというふうに思ったわけです。結局どうなったかというと、タクシープールの性格上と予算上の問題でできないという話になっているわけですよね。それで、できないことを、市民の税金、委託料を使って、これをつくったというのは、監査請求ものではないかと思うんですよ。これ、コンサルタントに委託してつくっているはずですから、市として反省するところがあるなら、委託料の一部返還を求めるべきではないでしょうか。さらに、結局、採用できないのに、市民に無駄な時間と労力を使わせたということになるわけです。これは、官僚主導、行政主導の再開発の隠れみのとして、市民のアイデア、市民の参加を利用したということではないんでしょうか。その粉飾がはがれ落ちたというのが、今回の結果だというふうに私は受け止めます。募集に応じて、時間と努力とアイデアを提供した善意の市民に対して、市として謝罪をすべきではありませんか。
それから、第2地区のことですけれども、市長の答弁を聞いていると、市庁舎は市政の優先課題ではないと。第2地区の再開発はやらなければいけない。これ、総合すると、もし第2地区に庁舎を入れないということになった場合は、庁舎は先送りして、第2地区の再開発はお金を使ってやりますよと、そういうふうにしか聞こえないんですよね。私は、市長もお認めになっているとおり、庁舎問題、市民の関心が大変高いですし、もう23年に渡って迷走してきたという点では、小金井市に対して満足度が低いことの最大の原因の一つになっているとも思います。そういうことから言うと、庁舎を建設する、リース庁舎を脱却するということを優先で行って、今、市の財政が非常に厳しい中で、第2地区の再開発については中止をするべきだというふうに思いますので、これは意見として申し上げておきます。
69 ◯西田再開発課長 修景計画についてご意見を頂いているんですけれども、これは修景計画の報告書の1ページにありますように、この位置付けなんですが、今後、この修景計画の整備に向けて、本修景計画を基本に、関係機関との調整等を行っていくということで明記してございまして、要は、これを基本に、先ほども言いましたように、技術的な関係その他で、できるものできないもの等を関係者と調整していった中で、そういう結果として、なかなか取り入れられないものが出てきたということでございまして、決して隠れみのに使っているですとか、コンサルタント料の一部返還を求めるような性格のものではなかったと私は思っておりますし、実際、現在の修景計画をもとに、駅前の交通広場等のデザインを考え、つくってきているということで、修景計画のいろいろな部分、見ていただければわかるんですが、例えば図面なんかも出ていまして、基本的な形ですとかというのは、現在とそんなに変わっていない部分が多いと。ただ、一部どうしても取り入れられないというところについては、そういう形で検討したけれども、先ほど市の理由とか、タクシープールの性格上ということもありましたけれども、なかなか技術的に、棚がどうしても重くなってしまうようなことも発覚してきたり、柱が多くなってしまったりということもあるという中で、総合的に判断をしていったものでございますので、決してこのとおりできないから謝罪をするですとか、隠れみのであったですとか、無駄な労力を使わせて市民の方にやってもらったというような意識は、私、全く持ってございませんので、そのように申し上げます。
70
◯青木委員 意識を持っているか持っていないかということではないんですよね。アイデアを募集して、特にやはりこの浮遊庭園というのが、募集した中でも一番大がかりで、市民の工夫が入っているアイデアだったと思うんですよ。そういう意味では、全体でこれをつくれないかということをまず検討すべきだったと思うんですけど、市の方では、かなり小さい形にして、タクシープールの上に棚というか屋根を付けるということになって、私はちょっとこれ、採用したとは思えないんですけど、市の側としては、タクシープールの上の屋根をつくることをもって、市民のアイデアを採用したというふうに言ってきたわけです。結果的に、これがなくなってしまったということは、先ほどから報告があった内容では、雑木林で立体的な緑を形成することをもって、これを反映したと言っているんですけど、そうではないでしょうと。やはりこれはできない、技術的に不可能なことを市として修景計画に出してしまって、結果的に、市民の善意に背くような形になったわけですから、そのつもりがあったかなかったかは意見が分かれると思いますけど、やはり結果責任を負うべきではないでしょうか。その点で、市の責任をはっきりさせていただきたいと思います。
71 ◯西田再開発課長 市の責任という意味で申し上げますと、この技術的な検討その他につきまして、この時点でどこまでできていたかというのは、正直言って私もわからないんですけれども、結果として、やはり反映できなかったということについては申し訳ないなとは思っております。しかし、決してそのアイデアを無駄にするとかというようなイメージではなくて、先ほど来、これはもう青木委員とは見解が分かれているとは思うんですけれども、高木を配置することによって、上からの景観でも立体的に緑が見えるようにしていくとか、先ほどコミュニティ広場のところでも出てきましたように、木漏れ日の話、あるいは日差しを遮る話ですとか、日光を受ける話ですとか、そういったものもコミュニティ広場、フェスティバルコートを含めて、施行者、UR機構と私ども小金井市が、修景計画をもとにいろいろやってきたのは事実でございますので、そのようにご理解いただきたいと思います。
72
◯水上委員長 ほかにございますか。
73 ◯紀委員 まず1点は、ちょっと意見を申し述べたいと思います。質問もさせていただきますけれども、先ほど浮遊庭園ですか、そういったことで市として何をやっているんだということで青木委員の方からご意見があったわけですけれども、私としては、例えばごみ処理のことに関しましても、市民の方からも、また議員の側からも、是非実証の施設、実験の施設を何とかしてくれとか、大変だろうけど、何とかやってくれというような要望というのはすごく多いわけなんですね。では、結果責任を問われるから、何もしないでいるかといったら、そういうわけではなくて、市民からいろいろな要望が寄せられて、アイデア募集をして、そういった順序を経て、やはりいい内容だと思ってされてきたわけで、それで責任をとれというのは、私はちょっと厳しいことかなというふうに思っているわけです。これは意見だけですけれども、逆に、何もしなかったら、こういう意見がたくさん出たのに、アイデアもすばらしいということで、市民の方から出たのに何もやらなかったとしたら、それこそまた批判を受けたのではないかなと、逆を思えば思うわけですね。実際にそれができないということになったことは残念には思いますけれども、だからといって責任をということにはならないかなという意見を申したいと思います。
武蔵小金井駅の南口の再開発で、さまざま意見は分かれるところですけれども、本当に今、不況の中で、特に雇用問題が厳しい状況にあるので、雇用も何とかしてくれとか、市として何をやっているんだと。行政に対しても、雇用を何とかできないのかとか要望もたくさんあるわけですけど、雇用の面においても、実際にシルバー人材の方も働いていらっしゃるし、私の知っている人も、結構募集をして応募されて、それで働くようになって、パートであれ、正規であれ、大変喜んでいらっしゃるわけですね。もう皆さん、ご存じのように、小金井市には大きな企業がないので、地元で働きたいと思っても、働けない状況だ。だけれども、この再開発事業が起こったことによって、大型店舗が来て、それで働ける、就職口ができた、雇用されることができたということで、大変に喜んでいらっしゃる方が多いのが現状でございます。その点で大変よかったかなというふうに私自身は考えているところです。
そしてまた、居場所づくりということに関しましても、今、行政において、全国でも、高齢者の方、子どもたち、若者の居場所づくりということで、行政がお金を出していろいろな居場所づくりを、要望もあったことから設置して、行政のお金で、市の財源でいろいろなことを始めているのが現状なんですね。そういった中で、大型店舗ということで批判は受けている一面、居場所づくりということにはすごい提供されているなと思います。食事をする場所もたくさんありますし、何よりも子育て世代の皆様が、安心して赤ちゃんを連れて、子どもが騒いでも大丈夫なようなところで食事ができる。そして、学生の皆さんが、図書館ではなくて、図書館もいいけれども、気軽に何か食べながら勉強したりとか、長くいても文句も言われない、そういった居場所づくりの提供もされているかなというふうに思っているところです。そしてまた、環境においても、太陽光パネルが設置されておりますし、そういった意味でも、本当に再開発が間違いではなかったかなというふうに思っているわけです。
この陳情に関しまして、フェスティバルコートに関しまして書かれているわけですけれども、ここにも、コミュニティ広場と位置付けられ、にぎわいを創出する効果を果たすと説明されてきたのでというふうに書かれていまして、年間を通して組み立てられれば、観光行政や商業振興に役立つと考えておりますということで、やはり再開発がされなければ、こういったフェスティバルコート自体もできなかったわけで、イタリアンキッチンとか、さまざま行われているわけですね。にぎわいを醸し出していると思います。そして、そういった中で、この3番のところで、花壇のことに関しまして、設置者に撤去をお願いしてくださいという項目がありますけれども、これに関しては、市が言えば、これを撤去できるのかどうか。私自身としては、緑という意味で、これはこれでいい効果があるのかなと考えているところですけど、その点をお伺いしたいと思います。そして、このにぎわいに関して、せっかくにぎわいを市民の方たちも喜んでおられますし、商業業者の方も、商工会の方たちも本当に喜んでいるところなんですね。やはりきちんと市が窓口になって、これをみんなで使えるようにしていただきたいと思います。
74
◯青木委員 関連。今、紀委員の方から、私の意見について感想というかご意見が述べられましたので、一言関連で申し上げておきたいんですが、私は、市民に参加を促すことが悪いとか、そういうことを言っているつもりは全くありません。ただ、本当に市民参加を求めるのであれば、
まちづくりの最初から市民に参加してもらうということが必要だと思うんです。だから、市街地再開発という手法を使うのか、もっと別の方法で
まちづくりをするのかといったところから市民が参加してもらわなければ、本当の市民参加にはならないと思います。結局、地元の地権者の発意というのはあったんだとは思いますが、小金井市全体の市民の参加がない中で、再開発事業がUR施行で行われるということになったので、その一部についてアイデアを募集しようと思っても、反映することは難しいということが、今回の結果としてあらわれたのではないかと私は思っているんですが、それについて見解があれば伺っておきたいと思います。
75 ◯西田再開発課長 では、紀委員からご質問は1点だったかなと思うんですけれども、陳情の三つ目の願意のところで、こういったものが撤去できるのかという話なんですが、基本的には、先ほど言いましたように、コミュニティ広場全体がまだ完成していないという中で、必要以上にちょっと狭く見えているという感覚は、私自身、持っておりますが、整備されてしまっているもの、これは東京都の自然保護条例等の緑化の関係もございますので、対応がなかなか難しいのかなというふうに思っているところでございます。
それから、青木委員からの見解ということなんですけど、関連でのご質問で、ちょっとなかなか答えづらいところもあるんですが、そもそも再開発事業というのは、基本的に、個人の財産をどうするかというような話の中で始まっていくものでございますので、最初から市民参加と言われても、その財産に関わるところにどう参加していくのかというのはなかなか難しい局面もあるかなというふうに思っているところです。主質問のときには隠れみのとおっしゃっていましたけれども、そういう意味ではなくて、やはりそういう制約ですとか、再開発の形がある中で、何とか、そうはいっても、特に駅前広場というようなものは、市民の方が使っていくようなところもあるので、アイデアを募集して、できるだけそういったアイデアを反映できるところは反映してという形で、アンケートをとったり、こういう計画をつくったりということで、かなり丁寧にやってきているというふうに思っています。ですので、なるべく実現できるようにということで、ほぼ同じような形で、ちょっと幾つか実現できなかった中に緑の棚の部分があるんですけれども、そういうことでやってきておりましたので、基本的に、そもそも市民参加だったから、こういうことになってしまったというのとは、ちょっと本質的に話の出所が違うというか、筋が違うというか、そういう感覚を私の方は持ってございます。
76 ◯紀委員 私、1点目は意見だけを言ったので、関連の質問はないかなと思っていたんですけれども、もう答えられたのでしようがないんですけど。それで、私としては、やはり市民の意見を聞きながら、やれるところは行政が、これからも頑張っていただきたいと思います。余り結果責任と、責任を持っていくことは本当に大事ですけれども、余りそのことばかりで萎縮されてというのか、何も取り組まないということではなくて、さまざまな意見を聞きながら、できるところは取り入れていただきたいと思います。
そして、花壇の設置に関しては、やはり今、先ほども答弁があったとおり、いろいろ囲いとかがあるので、そういった意味で、まだ完全に整備はされていないところなので、狭く感じているということです。それで、そういった花壇とかということは、緑化の意味でも、環境の意味でも、やはりきちんとしていかなくてはいけないので、これからもそういった緑という面において、きちんとした整備を視点に置いてしていただきたいと思います。
77
◯水上委員長 ほかにありますか。質疑はよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
78
◯水上委員長 では、ちょっと休憩します。
午後1時27分休憩
────────────
午後1時28分開議
79
◯水上委員長 それでは、再開します。
22陳情第19号、観光・商業振興の観点で、フェスティバルコートの改善を求める陳情書。
お諮りいたします。本件は現時点での質疑を終了し、引き続き審査する必要があると認め、継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
80
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は継続審査と決定いたしました。
次に、調査項目2、駅周辺の開発・整備に係る諸問題の調査(1)武蔵小金井駅の現時点での質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
81
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、調査項目2の(1)武蔵小金井駅についての現時点での質疑を終了いたします。
────────────────────────────────────────
82
◯水上委員長 次に、22陳情第22号、武蔵小金井駅・東小金井駅・武蔵境駅の差別化を求める陳情書、及び調査項目1、中央線連続立体交差化事業に係る諸問題の調査を一括の議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83
◯水上委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
部局から発言がありましたら、これを求めます。
84 ◯西川都市計画課長補佐 それでは、22陳情第22号につきまして説明させていただきます。
JR中央本線の東区間で高架化された武蔵境駅、東小金井駅、武蔵小金井駅の3駅のホームが似通っていることから、車内から見ると見分けがつきにくいので、壁面や柱の色を分けたり、壁面や柱の駅名表示を増やすとかして区別をしてほしいとのご要望でございます。このことにつきましては、JR中央本線の下り線が高架化された直後の当委員会で、青木委員から同様の指摘があり、都市計画課で3駅を調査した経過がございます。また、今回の陳情につきましては、工事を担当していますJR東日本へ改めて問い合わせをしましたところ、次のような回答がございました。武蔵境駅、東小金井駅、武蔵小金井駅の3駅については、駅ごとにテーマカラーを設定し、屋根を支える柱や案内設備等を付けている柱などに、駅ごとの色彩を配しています。ちなみに、武蔵境駅は赤紫色、東小金井駅は黄色、武蔵小金井駅はベージュと青色になってございます。また、各駅の駅名標については、ほかの駅と同様に、柱や壁面に、おおむね20メートル以内に1か所は配置しており、駅名表示等については統一的に行っているため、この3駅だけ増やすことは難しいとのことでございます。駅名表示については、JR東日本が20メートル以内に1か所の設置をしているということは、中央線の1車両が20メートルなので、ほぼ1車両に一つの割合で駅名表示がされている状況でございます。
また、新型車両のE233系の特徴の一つとして、各車両の各ドアの上に、カラーの情報案内表示機を設置しておりまして、運行情報として、お客様が乗車されている車両の位置、次の停車駅の階段、エスカレーター及びエレベーターの位置がどの車両の位置に来るかがわかるように表示されております。そして、音声により、次の停車駅のドアの開閉方向も知らせている状況でございます。
続きまして、JR中央本線連続立体交差事業の進捗について説明させていただきます。
最初に、前回の当委員会で、篠原委員よりご質問のありました小金井街道のリバーシブルレーンについてでございます。前回の説明では、4月にリバーシブルレーンの設置が開始されると説明しておりますが、今月の30日に供用開始されるとの情報がありましたので、報告させていただきます。供用が開始されますと、現在、北大通りとの交差点で、朝7時から10時まで、小金井街道に進入できない交通規制が解除されることから、小金井街道への一般車の進入が可能となります。(「4月1日から」と呼ぶ者あり)3月30日に、リバーシブルレーンが開始されます。また、南口の農工大通りの入口から旧小金井街道踏切にかけて、一般車進入禁止の規制も同時に解除される予定となっていることから、旧踏切を中心とした南北の通行規制は解除されることになります。
次に、東小金井駅北口駅前広場の歩行者の安全対策についてですが、前回の当委員会で、小林委員の質問に対しまして、次回の本委員会の開催時には、安全対策が完了すると答弁させていただきましたが、小金井警察及びJR東日本との調整に時間がかかり、明後日の19日に、第2回目の現地立ち会いを行う予定となっております。現地では、安全対策用のガードレールなどの設置を済ませて、立ち会い時に、設置後の安全を確認しながら歩行者の誘導に伴う路面表示の位置について、最終的に小金井警察が判断をした後、JR東日本の施行により路面表示を行うこととなることから、もう少し時間がかかりますので、ご理解いただきたいと思います。
次に、前回の当委員会で、漢人委員からありました武蔵小金井駅北口の小金井街道西側を、自転車で南から北に進むことが危険な状態にあることに関しまして、1月23日に小金井警察に、現地で、現況の中で、自転車専用という文字を書いたり、線を引くことなど明示することなどの方法について相談をしました。小金井警察署の考えでは、線等を引くことで自転車は誘導できるが、逆に歩行者も線があることから誘導することになり、危険が増すこととなり難しいとのことでございました。このことから、自転車で小金井街道を通行する場合は、道路の西側を十分注意を払って通行していただきたいと思います。今後は、JR中央線連続立体交差事業の進捗にあわせて、平成20年度に市で作成した武蔵小金井駅北口都市基盤施設等基本計画の実現に向けて、関係部署と協議を重ね、実現をしていく必要があると考えております。
最後に、本町踏切跨線人道橋が3月初旬に、地上部が撤去されました。この撤去作業の支障となることから、行幸通り沿いに設置してありました自転車駐車場を、本町踏切東側の高架下に一時的に移動してございます。移動期間は6月19日までの予定となっており、完了次第、もとの場所に戻ることになります。
以上で報告を終わらせていただきます。
85
◯水上委員長 これから質疑を行います。
86 ◯遠藤委員 この陳情に関してなんですけれども、先ほどご説明があったように、それぞれの駅の没個性化は防ぐべきだということなんですけれども、確かに武蔵境駅では赤茶色、そして東小金井駅では黄色、武蔵小金井駅ではベージュと青という差別化をしているということなんですけれども、既に差別化をしていても、このような形での陳情が出てくるということは、それが識別されにくい状況にあるのかなというふうな判断によって、こういう陳情が出てきていると思うんですね。確かに差別化をしているというご説明を受けて、私も実は、そういう色が違っているというのを今、初めて知りました。通常、私自身が乗っているときにも、よくわかりにくいなというのは、現実的に実感としているところなんですね。この陳情に戻りますが、現状の中で、JRに対して、こういう差別化がしてあるけれども、なおかつもうちょっと、さらに一歩ということは、判断として、担当としては、JRに言っていけるものなのだろうかというような、そこら辺のご判断を(「色分けしたんだろう」と呼ぶ者あり)そうなんですよね。色分けしてあるということを、私も今日初めて知ったんですけれども、こういう陳情が出てくるに当たって、さらにということは言っていけるかどうかということの判断を仰ぎたいと思います。
87
◯青木委員 関連。今、都市計画課長補佐の方からもお話があったとおり、下り線が高架化されたとき、私の方から、区別がわかるようにしてほしいという質問をして、JRとの交渉もしていただいたところです。今のようなテーマカラーのお話がそのときもあったんですけれども、テーマカラーというのが、柱の側面に色が付いているんですね。だから、電車の窓から見たときに、識別がつかないということがあるんです。ただ、それ以外の柱の正面とか、あるいは壁の一部とかを色分けしていただけないかということについては、JRは難しいという話だったと記憶しております。それで、私の方から、それであればということで提案させていただいたのが、発車ベルの音を変えるということなんですね。武蔵小金井駅は「さくらさくら」になっていますので、大体すぐ、ここは武蔵小金井駅に着いたなとわかるんですけれども、(「発車ベルでは遅いんだ」と呼ぶ者あり)でも、発車ベルで飛び出しても、ということで、それについては引き続き要望をしていただいているかと思うんですよ。例えば、西立川駅では、松任谷由実の「雨のステイション」というのが、あの駅をモデルにしたということから発車ベルになっております。また、青梅駅では、赤塚不二夫さんゆかりということで「ひみつのアッコちゃん」が発車ベルになっているとのことです。そこで、東小金井駅については(「スタジオジブリだ」と呼ぶ者あり)やはりジブリの最寄り駅ですので、何らかのジブリのアニメのテーマ曲などを発車ベルにしてはどうかと思うんですけれども、その後、JRと交渉していらっしゃるのかどうか、もししているとすれば、何か新しい反応はあったのかということを伺いたいと思います。(「武蔵小金井駅は小金井音頭にする」と呼ぶ者あり)
88 ◯篠原委員 関連。駅の区別についてなんですけど、私も中央線、長く使っていますが、三鷹駅から向こうも、ほとんど各駅、変わりないんですよ。特に、そう言われてみれば、西荻窪駅とか高円寺駅、阿佐ヶ谷駅あたりというのは、非常に区別がつきにくいというのはそうなんですね。だけれども、毎日、通勤で乗っている人は、外の風景でわかるんですよ。ところが、私なんかは経験として、武蔵境駅で慌てて降りたり、放送で「武蔵」と言ったら、あ、武蔵小金井だと思って、慌てて目を覚まして飛び下りたら武蔵境駅だったとか、「小金井」と聞こえたから飛び下りたら東小金井駅だったとか、乗り過ごして高尾駅まで行ったのは何回もありますけど、これは駅の表示があったって全く役に立たないという状況がしょっちゅうあったんですけれども、確かにできたばかりだと混乱すると思うんですけれども、窓の外の風景で、ふだん乗っている人はわかるんです。しょっちゅう乗らない人というのは、確かにすごくわかりにくいです。わかりにくいというよりも、ふだん乗っている人には、車内放送なり、それから最近は、ドアの上に出てくる。私が通勤しているころにはなかったんですけど、あれはドアの前にいる人しかわからないですよね。座っている人にはわからない。座っている人には、やはり車内放送なんですよね。JRの方にそれらをきちっとわかりやすい放送でやってもらうということがまず必要ですし、経験なんですけど、駅に入ってから、さあ、ここはどこの駅だとやると、大体危ないんです。もう降りる準備をしていないと、慌てて降りるということになるから危ない。ですから、まず、ふだん通勤している人には、もう一定外の風景で判断していってもらうしかないんだろうな。しかし、今、青木委員が言ったように、柱の色でわかるというのは、しょっちゅう乗る人ではないと柱の色ではわからないわけです。しょっちゅう乗る人というのは、外の風景で大体判断がつくんですね。だから、その辺の兼ね合いをどううまくつくっていくかということだと思うんです。
私ももう今、中央線、たまにしか乗りませんから、三鷹駅を過ぎると、緊張して乗っています。次はどこ、ああ、次だなと。そういう緊張感を持って乗るのも、たまにはぼけ防止にいいかなと思っているんですけれども、この陳情書の意味はわかります。たまに乗る人にとっては非常に不安だろうと思う。だけど、たまに乗る人が色で区別するかどうかというところも問題。その辺の兼ね合いだけは、ちょっとしっかり押さえた上で、いろいろ検討してみていただけますでしょうか。ふだん使う人と使わない人ということですね。
89
◯水上委員長 それでは、答弁。
90 ◯西川都市計画課長補佐 それでは、遠藤委員の1点目でございますけれども、さらにJRの方に要望してみてはいかがかということでございますけれども、今回の陳情がありまして、実は青木委員のお話にもありましたけど、平成19年のときに、一回このお話が出ておりまして、そのときにJRの方に確認したところが、青木委員がおっしゃるとおり、JRの方では難しいということが、壁面とか、そこら辺につきましては、事業主体である東京都とも協議しながら色合いを決めたりとか、色を塗る場所を決めたりというのがありまして、なかなか難しいということがありまして、今回も陳情が出てございますので、さらにJRの方に問い合わせをしたところ、同じような回答が来ているところでございます。
それと、まずホームの方になるんですけれども、ホームの形状とかを覚えていただくというのは、たまに乗られる方は非常に難しいというのがあろうかと思いますけれども、ホームの形状的には、武蔵境駅は、ホームの反対側に線路が1本しかございません。南側の側面は腰高のガラス窓になっていることから、窓の数も非常に少なくて、柱を支えているH溝がむき出しのままという形になってございます。東小金井駅のホームにつきましては、中線がある関係から、北側の方につきましては2本線路がありますので、ちょっと広目に見える関係と、側面、南側につきましては、東京駅側の方はガラス形状になっておりまして、立川駅側につきましては有孔折板という形になっております。武蔵小金井駅につきましては、島式ホームという形ですので、両側とも電車がとまれるようなホーム形状になっておりますので、違いについてはなかなかご理解いただけないと思いますけれども、そのようなことがあるということと、島式ホームになっている関係から、ホームの柱が、東小金井駅と武蔵境駅に比べて、大分太い柱がホームの真ん中に立っているという形状もありますが、いつもお使いにならない方に関しては、どれもまた難しいことになるのかと思いますが、ご理解いただきたいと思います。
それと、青木委員の方からございました発車ベルの関係でございますけれども、これにつきましても今回、陳情が出た中でも、再度JRの方に問い合わせしてございます。ただ、発車ベルにつきましては結構いろいろ条件が付いておりまして、その条件の中で、そういうものがクリアされれば、発車ベルを変更することについては可能という回答を頂いております。条件としましては、一つは、曲名とその駅とのつながりや由来等が関係あるようなものを選定するということです。二つ目としましては、駅利用者によっては、現行のチャイムとかベルの方が音楽よりもよいと思われる方もいらっしゃるということなので、大勢の方の同意が必要であるということです。これは地元の総意になるということでした。それから三つ目としましては、著作権がありますので、そちらについても当然クリアできるようなものということです。四つ目につきましては、何らかのものを契機として、曲を変える理由が必要だということで、例えば何々周年記念とか、武蔵小金井駅の場合は、開設80周年記念ということで駅長が「さくらさくら」の音楽に変えていると思いますけれども、そういう何かが必要だということでございます。それから五つ目としましては、当然費用がかかりますので、費用については、著作権以外のものについてでも地元負担となるということでございます。
それで、発車ベルのことを私もJRの方にちょっと相談したところ、発車ベルが鳴ってから電車に乗るとか降りるということは大変危険な行為になりますので、極力おやめいただきたいということはJR東日本からのお願いがございました。
91 ◯遠藤委員 ご答弁ありがとうございます。
この陳情が出てからも、さらに部局では、JRの方に問い合わせていただいたということでありがとうございます。意見だけにしようと思うんですが、できるだけ市民あるいは電車に乗っている方が差別化できるように、そういう対応をしていただければうれしいなというふうに思います。
92
◯青木委員 すいません、主質問者が要望で終わられたんですが、時間の節約のために関連で一つだけ質問します。
今、発車ベルの件で、五つの条件がクリアされれば可能というようなお話がありました。それで、4番目に変える理由が必要ということがあるんですけど、東小金井駅の場合は、周年とか、何かそういったようなものが近々予定されているでしょうか。
それから、それ以外の条件に関して、もし市の方での見解があれば伺っておきたいと思います。
93
◯水上委員長 篠原委員、関連、いいですか。(「主質問者が要望で終わったから、第1関連の人が質問をしたから、第2関連は質問しません」と呼ぶ者あり)
では、青木委員の質問。
94 ◯西川都市計画課長補佐 東小金井駅の方の、何かイベントを開くときの何かの契機になるということだと思うんですけれども、東小金井駅の開設が昭和39年9月10日というふうに聞いてございます。そうしますと、今年の9月10日で46歳になるということになりますので、あと、それから4年たちますと、平成26年には50周年の記念式典を行うかどうかということに関しては、まだ何も予定はございませんし、JRの方からも聞いておりませんけれども、何かの契機となると、平成26年が50周年目に当たるのではないかと考えております。
95
◯水上委員長 ほかに。
96
◯青木委員 議事進行。1から5までの条件がJRから出されたというのはわかったんですけど、それに対して市の方の、どういう見解を持っているのかというのがあったら伺いたいと言ったんです。
97
◯水上委員長 発車ベルに関しての見解はどうですか。
98 ◯酒井都市計画課長 以前も青木委員からご質問がありましたときに、私どもの方としましては、やはり市費の負担がない状況の中で、JRの方に何とか、何か機を見て実施していただきたいという考え方でございました。ただ、その辺の考え方が、やはりJRは地元負担というのが大原則にあるものですから、なかなかかみ合わない。市としても、やはり中央線の高架の完成とかにあわせて何とかできないのかというお話もしたんですけれども、なかなかその辺でちょっと折り合いが合わないという考え方で、市としてはやはり市の負担がない形で、JRの方にその辺、JRの高架事業もやっているわけですから、何とかできないのかなということでお願いしていきたいというふうに考えてございます。
99
◯板倉委員 陳情については、私も篠原委員が言われるように、壁面の色よりは車内放送の方が効果的だと思うんですね。特に夜は、外の景色を見ようとしても、駅に入れば明るくはなりますけれども、色というのは、そのときの照明などによって色が判別しにくいこともありますから、車内放送が一番充実するのではないかとは思います。
調査事項の方で質問したいんですが、この間、議会の側には、高架化によって検討すべき課題についてという検討課題というものが、昨年の11月2日の当委員会に配られているんですね。都市整備部都市計画課から出されているんですよ。新年度の予算では、側道整備の予算なども出てきているわけですけれども、ただ、どういうスケジュールで行われていくのかというのが、いま一つわからないんですね。高架事業になりました、側道整備が始まりますということで、2009年度と2010年度かな、2010年度と2011年度かな、2回に分けて側道用地を買うという予算が出てきますよね。それで、工事はどのようなスケジュールで行われるかとか、あと南北道路の新たに開通する部分については、8か所を予定しているわけですけれども、どのようなスケジュールで開いていくのかというスケジュールがいま一つわからないんですね。市民の方から問われても、私たちも説明ができないという状況があります。ですから、この高架化によって検討する課題についての当委員会に関わる部分、側道整備の問題とか、あるいは南北道路の新たに開通させる問題とか、あるいは現在の開通している道路が広がる問題とか、ありますね。そこはどのようなスケジュールになっているのかというものを、まずお答えいただけるのかどうか。もしないとすれば、スケジュールとして資料で出していただいた方が、これからもわかりやすいのではないかなと思うんですね。
二つ目に、先ほど篠原委員が関連しようとしてできなかったんですけれども、高架下の利用計画については、都市整備部長からは、たしか今年度中に一定のものが出てくる、アウトゾーンと言ったんですかね。何かそういうものが出てくるというふうに答弁があったんですね。今日、説明があるだろうと思って待っていたんですが、説明がなかったんですよ。一体どうなっているんだろうかと。そこに小金井市が、公租公課の部分と、JRから借りる、あるいは買う部分は、一定場所が決まったのかどうかわからないんですね。面積も含めまして、公租公課分については面積は示されていますけれども、新たに取得するとか借りるとか、そのときには、例えば京成船橋駅のように、高い賃料を取られてしまうのかとか、いろいろな問題があるではないですか。あと、JRは、果たして自分たちとして駐輪場を確保するんだろうか。京成電鉄側は、附置義務として持ったというんですね。この間の視察の中で、JRは一体どうするんだろうという疑問が幾らでもあるんですよ。その点について、今、一体どうなっているんだろうかという報告がない。これがちょっとわけがわからないんですね。ですから、まず、高架化に伴う関連のいろいろな事業についてのスケジュール。二つ目は、高架下利用、この点について明らかにしていただきたいと思うのであります。
あと、弁天道踏切のところで、たしかPTA、警察署も交えて、いろいろな協議をされたと思うんですけれども、聞くところによると、弁天道の北側に信号機を設置するという話があるんですよ。その情報は確かでしょうか。
100 ◯篠原委員 関連。今の板倉委員の2番目に関連して、高架下の駐輪場に関してなんだけれども、いろいろな話が、まちの人が、うわさがうわさを呼んで、伝言ゲームみたいに、2、3人先に行くと、とんでもない話になってしまうということ、よくあるけれども、それと同じなのかなと思うんですけど、何か駅から450メートルぐらい先に駐輪場ができるという話が、今、まことしやかに流れています。え、本当かいなとこちらもびっくりしてしまって、びっくりついでに、ちょっと今日、お聞きしたい。
101 ◯中根委員 関連。私も、高架下に今ある駐輪場、今、高架下にあって、整然としていて非常にいいなと思っております。それで、先ほどの説明だと、6月19日までということなんですよね。それで、今やっているところに、そのまま居座れればいいなという、いられればいいなというふうに思っているんですけれども、それは今までのところへ戻るんでしょうか。それとも、そのほかのところに駐輪場が移るんでしょうか。それを伺いたいのと、それから規模の問題なんですね。今までにあった大きさ、台数の入る、そういう規模なのか、それとももっと大きくなるのか、その辺のところを伺います。
102 ◯西川都市計画課長補佐 それでは、板倉委員の1点目でございますけれども、高架下の工事スケジュールになります。まずJR中央線の事業についてなんですけれども、この事業につきましては平成22年度末ということで、今、東京都、JR東日本は鋭意工事を進めてきているところでございますけれども、ちょっとまだ平成22年度では、都市計画決定事業の中では事業が完結しないということがありまして、今、国交省の方と事業認可の延伸につきましての協議をしていると聞いております。そのことによりまして、おおむね2年から3年ぐらいは事業の期間が延びるということで聞いておりますけれども、まだ決定はされておりませんので、また事業の延伸の決定がされましたら、当委員会で報告させていただきたいと思っております。
それで、高架化の課題につきまして、当委員会でのものになりますと、側道と南北道路ということでございますけれども、このスケジュールにつきましては、まず側道の方でございますけれども、小鉄中付の3号といいまして、西側から行きますと、旧の踏切名でいきますと、緑町踏切から東側に、中町踏切を通り越しまして、東町踏切までの850メートルの区間に、幅8メートルの側道ができる予定でございます。こちらにつきましては、今回の本会議の方で、当日の即決という形で、JR東日本からの用地取得につきましてご議決を頂いたところでございますけれども、平成21年度に用地を取得しまして、平成22年に設計測量委託を行います。それで、平成22年度に一部下水道の地下埋設物を埋設して、平成23年度に下水の地下埋設物と水道の上水道工事の埋設、それから外築工事という形で、緑町踏切から中町踏切までにつきましては、平成23年で完成する予定で、今、いるところでございます。中町踏切から東側の東町踏切までにつきましては、スケジュール的には1年遅れて、同じような形で平成22年度に用地取得を、JR東日本と、一部小金井市土地開発公社の土地がございますので、あわせてそこを取得して、平成23年度に地下埋設物、平成24年に外築工事という形で、側道の小鉄中付の3号の850メートルにつきましては、平成21年から平成24年の間で完成する予定で、今、おります。
それから、南北通りの新設部分の整備の予定なんですが、こちらはJRの第3期工事に絡まる部分が結構多くて、第3期工事は駅部分だけかといろいろ思っていましたところ、国分寺市の方の電車が地表に戻る部分、電車区の前あたりのところも、若干ですが、第3期工事が絡んでいたりしています。そんな関係から、早くて平成23年度、平成24年度にかけて、新しく開通する道路の整備が可能となると現時点では考えられます。
それから2点目の、高架下利用の関係でございますけれども、こちらにつきましては現在、東京都、JR東日本と協議をしているところでございまして、今年度に入りまして、JRと東京都をあわせましての個別協議という形で協議を、現在までで4回行っているところです。平成21年度中に公租公課を含めたゾーニング案をまとめるということでずっとお話ししているところでございますけれども、このまとめが、三鷹市、武蔵野市、小金井市3市を東区間ということで一つのくくりにしまして、東京都の方で今、それをまとめている最中でございまして、それが今月末に、高架下の検討会というのが東京都の中で(不規則発言あり)今、開催予定日は26日になっておりますけれども、高架下利用検討会でまとめられるのか、そこでまとまりませんと、通常の話でいきますと、連絡調整部会というのが4月にございます。もしくは、その上の協議会というものがございまして、これは中央線の協議会という形になりますけれども、通年では5月に行っておりますので、4月、5月のところでは表に出てくるのではないかなというところで、今、東京都の方で鋭意まとめているというふうに聞いてございます。
ただ、この間、JRと高架下の協議をいろいろしている中で、自転車についてがやはり一番論点になるわけですけれども、自転車駐車場につきましては、平成17年のときの小金井市の公租公課分の案としましては、自転車駐車場の利用者の8割の方が鉄道利用をしているという調査結果がありまして、その結果から、市では、JRの方で整備してもらいたいということの中で、公租公課分からは外して、約4,200平米は市の方で、緊急かつ必要なもの、公共的なものを配置するという計画で、平成17年につくったものがあるんですが、なかなかJRの方としましても、これは協議のたびに、市からもJRには自転車駐車場の設置を要求しているところでございますけれども、JRの考え方としましては、鉄道というものは目的地への交通手段であり、目的地での用務などの時間まで責任を負うことは不合理であると考えているということで、自転車駐車場の第一義的な整備義務は自治体の方にあるという見解が強く出ておりまして、これがなかなか市の方と交わらないところで、公租公課の中に入れられるのか入れられないのかというところで、JRの方としては、公租公課分の中に自転車駐車場を含めるというようなことで、今、議論が続いているところです。それで、JRとしましても、どういうものが表に出せるのかというところで、なかなか出てくるものはないわけですけれども、駅周辺については、中央線のラインモールの構想をもとに、店舗展開みたいなものを考えているということで、駅近くには自転車駐車場の配置がなかなかできないというところが今、ございまして、駅付近の300メートル以内の範囲に自転車駐車場を持っていくということで、今、JRとは協議をしているところでございます。
103 ◯川村交通対策課長 今、都市計画課長補佐の方から、JRとの交渉の中でのお話をしたと思います。私の方からは、まず1点目に、板倉委員の弁天踏切の北側の信号の件でございますが、南側については、要望があって、そこに付かないかという話がありまして、何度か警察とも立ち会った結果、今の形状ではなかなか難しいというようなお答えを頂いているところです。北側については、私も初耳でございます。
それから篠原委員の、450メートルの自転車置き場ということでございますが、今も補佐の方から申し上げましたように、我々も調査をした結果、これだけの台数がどうしても武蔵小金井駅の西側、東側、東小金井駅の両駅に欲しいんだということは、交渉の中で常に位置も示して、我々も交渉してきたんですが、JRはJRで、そのモール構想もある中で、その近い位置がなかなかとれない。例えば、武蔵小金井駅の西側ですが、本町踏切がございます。そこまではモール構想がもう店舗展開ということになっておりまして、そこから我々が、例えば駐輪場をつくったとしますと、今度、小金井工業高校の前の道が高架下につながるわけですけれども、例えばここから入ると、もう400をちょっと超えるんですね。ただ、今そこに無料の駐輪場がございますが、そこはもう朝になると満杯になる状況ですから、そこから高架下に入ってもらって、自転車を置いて高架下を歩いてもらうということでは、一定利用されることもあるのかなというふうにも考えております。ただ、この400メートルを超える距離というのは非常に遠いというふうにも考えております。
それから中根委員の、仮の駐輪場でございます。これは、跨線橋を撤去するのに大きな基礎がありまして、どうしてもこれを撤去するのに、北第4駐輪場ですね。今150何台か入っておりましたが、これを一時的に開放してもらわないと工事ができないということで、我々はその代替を求めました。その結果、今、ご存じのように、高架下の一部の部分に、あれだけのものをつくっていただいて、移っていただいたということでございます。これは、工事も、ともにいきますと、6月19日にはもとに戻るということで、また再整備を、今の、もともとあった場所を再整備して、そこに戻る予定です。(「規模はそのままですか」と呼ぶ者あり)規模はそのままでございます。ですから、柱があった分といいますか、そこに40台ぐらいの台数はまた増えるとは思いますが、規模はそのままでございます。
104
◯板倉委員 まず、高架化に伴う関連事業なんですけれども、今、一定わかってまいりました。それで、小鉄中付3号については話があったんですけれども、私はあちこちつぶさに歩いているわけではないので、状況はわからない部分があるんですが、小鉄中付というのは5号までありますよね。3号は、そういう用地確保をして、話があったんですが、それ以外については、1号、2号、4号、5号についてはまだ見えていないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
南北道路の開通については、今の答弁でわかりました。
あとは、問題は、南北道路、現行の開いているところについても、今7か所開いているわけですけれども、広げる場所がありますよね。もう既に広げる工事が終わっているところもあるかもしれませんけれども、あるいは新たに開通する8か所について、広げる場合に工事などを行うとなると、近隣の方たちの住宅の移動とか撤去という、そういうものは全く心配しなくていいんでしょうか。だって、仮に今、閉まっているところ、市道第41号線は、人が通れるぐらいの2.7メートルの幅なんですけれども、これを10メートルに広げるとかあるわけですよ。市道第18号、これ、都市計画道路3・4・8号線ね。これは、民家はないというふうに言っていいのかな。6.3メートルのところを16メートルにするとか、現行よりも広がる場所がいろいろありますよね。そういう部分については、どこが、どの場所についてはそういうものが出てくるのかという点は、今、把握されているのかどうかですね。平成24年度ということは2年後ですから、関連、関係する方たちに対してみれば影響が心配されますので、ちょっと伺いたいと思います。
次に、高架下ですけれども、ゾーニング案を今、東京都がまとめている最中だということなんですけれども、3月26日の高架下利用検討会では、東京都が案を示すということでいいんですか。まとまるかどうかは別としても、案を示してくるという理解でよろしいんでしょうか。それとも、東京都が案を示してくるかどうかもまだ不明という状況なんでしょうか。いずれにしても、遅くとも4月から5月のところでは表の場に出てくるということなので、次回の委員会あたりでは見えてくるかなと思うんですが、すると3月26日はどういうふうになるんでしょうか。
あと、高架下の自転車駐輪場の問題なんですけれども、JR側は、自身の附置義務としては予定していないということなんですけれども、東京都の条例などの点でいくと、JRに附置義務はないんですか。JRは、自分たちは違うんだよと言い張っているということなんですけれども、これは附置義務という範疇に入らないんですか。そこが私、疑問なんですね。先ほど申しましたように、委員会で視察に行った京成電鉄側は素直に従っておりまして、ちょっと離れていたやつもありましたけど、そういう部分についてはどうなんでしょうね。そこら辺の条例などの見解の見方について、どのように考えていらっしゃるのかちょっと伺いたいんですね。
あと、弁天道の北側の信号機については初耳だということなので、ちょっと私の方でも、情報を寄せていただいた町会の方にもう一度確認してまいります。
では、再質問だけお願いいたします。
105 ◯篠原委員 駐輪場が450メートルというのは、そうすると、半分当たっているということになるよね。要するに、入口から450メートルとか500メートル、奥行きを考えれば、そのぐらいになってしまう。その辺の話でそうなってきているだろうと思うけど、そうすると、これはちょっと中央線の高架ではないけれども、高架線の下の駐輪場で賄えない、ないしは余りにも遠くなるようであれば、一定武蔵小金井駅の北口等々の駐輪場の在り方も考えてほしいということで、この前、提案しましたけれども、大栄ボウルの南側のところですね。そういうのもひとつ、あそこだと290メートルというところにあるんですけれども、そうなると、設置するという必然性というかな、必要性というかな、非常に強くなってくるのではないかと思うので、そういう方向でひとつ検討してもらえないかな。
106 ◯中根委員 駐輪場の方がもとの位置に戻るということで、規模も同じということで、そうすると、それにもっとたくさん入れることはできないわけですよね。今、行幸道路のところに、先ほどお話のあった第2自転車置き場がありますよね。大変自転車が乱れるところなんですけど、こういうふうに議会でお話が出ると、その近くではちょっときれいになるんですけれども、それがちょっと過ぎると、またすごくあふれてしまうという状況なんですよ。だから、あそこは高架下の方に、例えば篠原委員がおっしゃったように、西の方にできるのであれば、今の第2置き場の方は撤去されるのかどうかということを伺いたいし、2問目なので、是非含めていただいて、高架下の方に量がたくさん入るようにしていただいて、あちらの方はできるだけ撤去していただきたいなというふうに、町会なものですから、乱れているのは皆さんも余り見たくないし、私もあの辺をきれいにしておきたいと思いますので、そこのところを伺いたいと思います。
107 ◯西川都市計画課長補佐 それでは、板倉委員の1点目からお答えいたします。
側道につきましては、小金井市域では、小鉄中付の1号から5号までございます。それで、東側の方から1号で、国分寺市境の方が5号になりますけれども、1号につきましては、梶野新田踏切の東側32メートルから西側にかけてございまして、
まちづくり側道でつくるのは、梶野新田踏切から西側に240メートルで、6メートル幅の側道をつくる予定でいます。この場所というのは、JRの梶野変電所の南側に位置するところでございます。そこにつきましては現在、新しい交付金制度になりまして、昨年までは地域活力基盤創造交付金という名目でありましたけれども、国費になりますので、その国費を使いながら、ちょっとまだ国費の予定がはっきりしておりませんけれども、現在の予定では、平成24年から用地を取得しまして、先ほどと同じようなスケジュールで、平成24年に用地を取得、平成25年に地下埋設整備で、平成26年に街築ということで計画しております。(「平成26年に完成」と呼ぶ者あり)はい。
それから、小鉄中付の1号の、今申し上げました変電所の西側から都市計画道路3・4・11号線までにつきましては、区画整理事業の中でつくる側道として、小鉄中付の1号と、同じく小鉄中付の2号が、区画整理区域の中でつくる中央線の側道になります。
続きまして、中央線の側道の3号というのは、先ほど申し上げました都市計画道路の3・4・11号線、東町踏切から西側につきましては都市計画道路3・4・12号線、緑中央通りの緑町踏切までが、先ほどのスケジュールでございます。
小鉄中付の4号になりますけれども、これは市道第396号線、本町踏切のところが一番東側になりまして、そこから西側に約150メートル、行幸通りにぶつかるところでクランクになるわけですけれども、道幅6メートルで設置する予定でいます。これと、もう一つ申し上げますが、小鉄中付の5というのがございますけど、こちらにつきましては関連側道ということで、東京都の方が、JR中央線の関連事業の中でつくる側道となっております。
時期的には、小鉄の4につきましては、平成24年度を東京都の方では今、予定しております。それから、小鉄中付の5につきましては、場所は弁天踏切から西側に約90メートル、幅員は6メートル幅になります。場所的には、東京ガスの制圧器がある南側の部分で、東京経済大学の東側の一方通行を上がってきて、今、T字路で西、東に分かれているところの北側に、そこに市道第19号線があるわけですけれども、その市道第19号線に接続する部分が小鉄中付の5号になります。事業につきましても、東京都の事業では平成23年度を予定しているということです。
それから次は、交差道路の拡幅の時期と幅員だと思うんですが、開通している、今ある踏切につきましては、ほとんどが現道の幅という形になりますけれども、市道396号線、本町踏切のところにつきましては、現在の道幅ということではなくて、16メートルで道幅が予定されております。それ以外につきましては、現道の幅とほぼ同じような形になりますが、もう一つ都市計画道路3・4・11号線が現在、一方通行ということで東町踏切のところがなってございますが、これが都市計画道路18メートルで予定されているところでございます。
新規につきましては、現在、前後の、これ、赤道があるところでございますけれども、道幅的には、赤道の道幅だったりしておりますので、そこを現在、すぐ拡幅をしていくという予定にはなっておりません。ただ、高架下につきましては、将来の幅員を見込みまして、現在は6メートルで予定をしているところです。その中で、市道第41号線が新しく抜けるところでございますけれども、これは再開発事業で、今、一部分でき上がっているところですけれども、長崎屋の東側のところから高架下を抜けるところにつきましては10メートルで予定しております。それから、市道第18号線といいまして、これは都市計画道路なんですが、3・4・8号線につきましては、都市計画の16メートルで予定されております。(「工事の段取り。立ち退きとかというのがあるのか」と呼ぶ者あり)特に、立ち退いていただく、ですから、用地買収をさせていただいて、道路を広げるという予定はございません。現道の道を利用していくような形になります。高架下だけを6メートルで、現在、予定しているところです。
それから3点目ですが、高架下利用の検討会についてですが、これは3市の利用案を東京都の方でまとめて、それをまず案として、こういう形で出されていくということでございます。(「3月26日に示してくるわけですね」と呼ぶ者あり)26日に示されるかどうか、今、東京都の方でまとめているところと聞いております。
108 ◯川村交通対策課長 それでは、板倉委員の再質問、それから篠原委員、中根委員の関連の再質問についてお答えをいたします。
まず、自転車の附置義務についてでございます。これは、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律、これ、自転車法というものでございますが、この中で、地方公共団体の役割として、一般公共の用に供される自転車駐車場等の設置に努めなさいということになっております。その第2項のところに、鉄道事業者はという項目がございまして、当該自転車等の駐車場の設置に積極的に協力しなければならないという条項でございます。ですから、この自転車法を持って、附置義務の自転車を絶対つくりなさいということにはなかなかなっていかない。ただ、小金井市の自転車の駐車秩序に関する条例というのを持ってございまして、この中では当然、一定規模の店舗展開をした場合、附置義務を課してございます。これは、例えば百貨店、スーパーマーケットその他、これに類するものというふうに、店舗展開していけば多分なってくるとは思いますが、この中で400平米は超えていくわけですから、その中で附置義務として20平米に1台はつくりなさいということは、最低限でも求めていかなければいけないというふうに思っています。これにあわせて、JRの方にはプラスアルファも我々は求めていきたい。位置については、ここになるということはまだ決めてございませんが、これから店舗展開をしていくわけですから、それについての附置義務は当然やっていただくと。これは、我々がつくる駐輪場とはまた別のものでございます。
それから篠原委員の、自転車を高架下に全部入れていくのは難しいのではないかということでございます。確かに我々が今、必要台数、将来需要も含めて、出したものを高架下に全部入れていくというのは非常に難しいと思います。これはJRの方からも、小金井市さん、全部を高架下というのはもう無理ですねという話を、今、担当者同士の中ではしているんですが、全部を入れていくというのは確かに難しいというふうに考えております。これは、市有地の利用、それからまた、今、民有地をお借りしているところもございますが、こうしたところも長くお借りすることができるかどうか、そういうことも含めて、自転車置き場は総合的に考えなければいけないのかなというふうに考えてございます。
それから中根委員の、今の第2の自転車置き場ですね。これは今、無料なんですね。ちょっと離れているために無料なために、皆さんがそこに置いて、撤去されなければいいということで、ちょっと無秩序に置かれている部分がある。今、すごいもめごとが多いのも、確かにこの駐輪場、後から来た方が、自分の自転車を中に入れて、人の自転車を道路に出してしまうんですね。そうすると、その自転車は見回りで撤去します。そうすると、私は中に置いたんだと言う人が必ず出てくるんですね。そういうことを毎日、我々担当もやっておりますが、確かに高架下に十分な駐輪場ができれば、そこへご案内をしたいというふうにも考えて、その無料の駐輪場をどうするか考えなければいけないと思いますが、今、片や無料、片や1,900円か2,000円かかるということになると、市民の方はどういうふうに考えるかですね。その辺も、将来、自転車置き場の数とあわせまして検討していきたいというふうに考えております。
109 ◯西川都市計画課長補佐 先ほどの私の答弁の中で、小鉄中付1号、梶野新田踏切から240メートルの
まちづくり側道の中で、施行年度の方をちょっと間違えておりましたので、すいません、訂正させていただきたいと思います。現在、平成23年、平成24年で、用地取得から街築まであわせて行いたいと予定しております。申し訳ございません。(「平成24年完成ですね」と呼ぶ者あり)2年間です。
110
◯板倉委員 ご丁寧にどうもありがとうございました。
それで、まず一つ伺いたいのは、都市計画課長補佐から小鉄中付についてご説明があったんですが、小鉄中付4号と5号については、都の関連事業で実施ということなので、小金井市の高架化に伴う負担金の中に含まれているという理解でいいんですか。それ以外については負担金に入っていないので、例えば区画整理事業の中とか、ほかの事業で、負担金とは別にお金を出さなければいけないという理解でいいかどうかですね。
あと、JRの自転車附置義務については、努力義務規定ということが今、ご説明がありました。それに伴って、小金井市の方で独自に確保しなければいけない。その場合に、JRにはっきり言わなければいけないのは、JRは高架下のうまみになるところは自分たちが確保して、テナントを入れてテナント料をもらおうと。そこに客が集まると、今度は地元の商店にも影響が出るという心配を私、いろいろ考えるわけですけれども、それに基づいて、小金井市がやむを得ず自転車駐輪場をつくるんであれば、JRから少しお金を出させるとか、負担を軽減させるとかしないとおかしいですよね。(「そうだ、そうだ」と呼ぶ者あり)それは絶対、市長を先頭に頑張っていただきたいと思いますので、強く求めておきたいと思います。
再質問は先ほどの、都市計画課長補佐の方でお願いします。
111 ◯西川都市計画課長補佐 それでは、板倉委員の3問目でございますけれども、小鉄中付につきましては、先ほど申し上げましたが、1号もございまして、1号の梶野新田踏切から東側に32メートル、小金井市域がございまして、そのところにつきましても関連側道という形になりまして、東京都の方で施行いたします。
それから、4号、5号につきましては先ほどの説明のとおりでございまして、JR中央線連続立体交差事業の負担金の中から施行をするということになってございます。
112
◯水上委員長 ほかに。
113 ◯小林委員 陳情に関しては、今いろいろお話が出ていたとおりで、車内のバランス等をしっかり充実していただきたいと私も思うわけですけれども、やはりホームの音に関しては、私もサラリーマンのころから要望をしていたものですから、是非やっていけるように、市民の機運が高まっていけばと思います。渡辺ふき子議員も一般質問の中で、うまくジブリの映画にあわせてなんていう話も出しましたけれども、そういったのも含めて、いろいろと関連付けるのはできると思うので、どう市民の機運が高まっていくかだと思うので、今後も協議を協働でやっていければと思います。(「お金です」と呼ぶ者あり)そう、お金ですね。陳情書の後半に、壁面広告との間にと書いてありますけど、僕なんかは、都内の方に電車で行くと、広告を見て場所がわかるというような場所もよくあって、そういった意味では、交流センターの指定管理者が経営をよくしていただいて、ホームに広告を出していただければ、そこは武蔵小金井駅だとか、これはどこの負担になるかわからないんですが、東小金井駅のアンテナショップなんかが大きくなっていけば、その広告があれば東小金井駅とか、そういった広告をうまく使うということも、商売の方が繁盛していけばできるのかなというふうに、これは意見ですけれども、言わせていただきます。
これ、言う予定ではなかったんですが、駐輪場の距離の話が出たので、この段階では一応言わせていただきますけれども、武蔵小金井駅の西側の改札ですよね。東小金井駅とは道路状況も違いまして、やはり完全に工事が終わって、もう少し西側に入口が移ったとしても、やはり貫井の北の方とか、こちらの方から来られる方にとっては、どう考えても遠いですね。私もその設計段階では議員ではなかったのであれなんですが、説明をしていても、ちょっと無理が出てくるようなつくりだなと思いながらもお話をしているわけですけれども、市としては、そういった西側の改札について、今どのようにお考えなのか。また、それを付けるということになれば、先ほどの駅のホームの音ではないですけど、どういった手順が考えられるのか。あとは、先ほど板倉委員が言われましたけれども、そこまでいろいろな事情で、いろいろな小金井市の設備が西側に延びていくのであれば、一説には、市が出すなら改札をつくってもいいよみたいな話も出ているようですけれども、改札ぐらいつくってくれよという話ができないのか、お聞きしたいと思います。
もう一点は、レンタサイクルのことを最後に言わせていただきたいと思います。皆さん、ご覧になったと思います。昨日の東京新聞の夕刊にも載っていましたけど、世田谷区のハイブリッド自転車。自転車置き場がソーラーになっていて、そこに駐輪すると充電がされると。市内3か所に、レンタルサイクルポートというのが設置されていて、どこで乗り捨てをしてもいいというようなことで、最初は80台でスタートをしているということでしたけれども、今朝の情報番組でも取り上げられていて、これは非常にいいなと思ったんですね。さらに、新聞にも書かれていたんですが、テレビでも力を入れて、締めくくりで話されていたんですが、区の担当者は、近くには八重桜の並木道など、桜の名所がたくさんある。エコな自転車で是非楽しんでほしいということで、この自転車を使って、桜の散策等に生かしてほしいという売り口というか、そういう形で広告をされておりました。ちょうど名勝小金井桜の話も出ていますけれども、こういう桜の話が出て、一方的にちょっとうまくやっていただくのも、小金井市としてはやはりもったいないなと思いますので、これに対する市のお考えをお聞かせください。
114 ◯大矢都市整備部長 それでは、武蔵小金井駅の西口改札について、市はどう考えているか、また手順についてというご質問でございます。武蔵小金井駅、今、上下線とも高架になりまして、駅舎そのものが東へ約50メートルぐらい、前の駅舎と比べてずれているんですね。そういった意味で、北口、南口の今の導線を考えてみますと、新たにできる南北のらち内通路というのは、大分東の方に寄っているなという中で、西口改札については、私どもも現在、水面下では、東京都並びにJRの方に要望をしているところでございまして、いずれにしましても高架下利用の中で、市道第396号線までの間は、JRが店舗展開するというような構想を今、持っておりまして、具体的にどのような形でレイアウトされてくるのかなというところを踏まえた中で、当然私どもが高架下を有効利用するのに当たっても、また北口の商店街への導線、北口の両側にあった方が、北口へのアクセスも非常にいいのではないかと。それからまた、再生協議会の方でも、北口の
まちづくりを考える中で、当然これは必要なものだねなんていう話も出ている中でもって、余りこれは、今回、初めて私どもでもお話しさせてもらうんですけれども、必要なものということでJRの方には強く要望はしてございます。その中で、店舗展開をする中で、一定の見解が見えてくるのかなということで、今、JRの方も、高架下利用については、本社の創造本部という部署でもって検討しておりますので、先ほど板倉委員のゾーニングの話もそうですけれども、そこら辺は徐々に見えてくるのかなというふうに思ってございます。それで、新たな改札口をということになりますと、有料という話になりますので、私どもはあくまでも高架下利用という考え方の中でもって、JR全額負担でお願いしたいというふうなところで申入れはしているところでございます。
それから、レンタサイクルでございます。新聞等も、私も見させていただきました。太陽電、要するにソーラーを使ってのハイテク自転車ということでもって載っておりましたけれども、レンタサイクルは、私どもも東小金井駅、武蔵小金井駅、回れるような形でのレンタサイクルを考えてございますけれども、JRも高架下利用の中で、レンタサイクルというのもというような構想も持っているようでございます。そこら辺もあわせて実現化するように、これから先も交渉していきたいなというふうに思ってございます。
115 ◯小林委員 一定私と同じようなご意見を持っているということですので、市民の方からも多くの声が聞こえておりますので、是非力強く推進していただければと思います。
116
◯水上委員長 ほかに。(「今日ではなくていいや」と呼ぶ者あり)よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
117
◯水上委員長 では、ちょっと休憩します。
午後2時42分休憩
────────────
午後2時43分開議
118
◯水上委員長 それでは、再開します。
本陳情につきまして、委員長報告に載せる意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
119
◯水上委員長 以上で、本陳情に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
120
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本陳情に対する質疑を終了いたします。
また、調査項目1、中央線連続立体交差化事業に係る諸問題の調査の現時点での質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
121
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、調査項目1の現時点での質疑を終了いたします。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
122
◯水上委員長 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
123
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論を終了いたします。
それでは直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件は採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
124
◯水上委員長 異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
本件は採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
125
◯水上委員長 起立多数。したがって、本件は採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────────
126
◯水上委員長 次に、2、駅周辺の開発・整備に係る諸問題の調査を議題といたします。
初めに、東小金井駅につきまして、部局の説明を求めます。
127 ◯岡崎区画整理課長補佐 前回の委員会以降の、東小金井駅地区の区画整理事業に関する経過につきまして、口頭にて報告させていただきます。
2月8日に、平成21年度第2回土地区画整理審議会を開催させていただきました。内容といたしましては、次年度早期の仮換地の指定に関する事項を審議していただきまして、施行者の原案のとおりとすることに賛成である旨の答申を頂きました。
続きまして、2月25日に、第6回東小金井駅北口
まちづくり協議会を開催させていただきました。内容といたしましては、東小金井駅北口の交通広場の整備イメージにつきまして、交通広場を構成する各施設のデザインなどの検討を行いました。
128
◯水上委員長 これから質疑を行います。
129
◯青木委員 区画整理に伴って、梶野町五丁目の市民農園、梶野町農園、東小金井
まちづくり事務所の北西のところですけれども、(「高齢者農園」と呼ぶ者あり)失礼しました。予算特別委員会でもちょっと話題になっていましたけど、廃止されるという話です。それで、ちょっと仄聞するところによると、この土地の仮換地先が、東小金井駅の貨物駅跡地の方になるという話をちょっと聞いたんですね。現在ある場所は、南側に狭い道路がありますけれども、行き止まりになっているという状況で、梶野通りには面していないですよね。それで、伺いたいのは、それが本当だとすると、これだけ距離の長い飛び換地というんですかね、それがなぜ行われるのかということと、東小金井駅の貨物駅跡地のところは、計画では、縦横にかなり区画道路が入ることになっていますけど、もとの土地の道路付けとかを考えると、商の原則に照らして公平なのかどうか、ちょっと疑問があるんですが、その点伺いたいと思います。
130 ◯高橋区画整理課長 1問目の質問にお答えいたします。
こちらの高齢者農園の方の個人情報ということですので、具体的なお答えは差し控えさせていただきます。ただ、うちの方で、飛び換地という形で、やむを得ず行っている場合もございます。ただ、その場合は、当然ながらその方の同意を得るということが条件でございます。
131
◯青木委員 ちょっと個人情報のことがあるので、余り細かく聞けないんですけど、飛び換地の場合でも、商の原則で道路付けみたいなものについては、前と同じ条件であるということになるのではないかと思うんですけど、ちょっと一般的な話にしますけれども、その点についてはどうでしょうか。
132 ◯岡崎区画整理課長補佐 区画整理事業の換地設計を行う際の基本的な考え方としましては、委員のおっしゃるとおり、現位置換地というものが大原則でございます。ただし、飛び換地ということで、やむを得なく換地の先を別の場所に移すような場合につきましては、ご本人の同意が頂ければ、かなり遠くの位置、全く状況が違う場所であったとしても認められるということになっております。
133
◯水上委員長 よろしいですか。
この場合は、あそこ、高齢者農園は今、宅地化農地ですよね。そうすると、換地先も地目変更ということになるんですかね。(不規則発言あり)宅地化農地ということもあり得るんですか。(「それは何のやりとりですか」と呼ぶ者あり)すいません、ちょっと関連して聞かせてもらいました。わかりました。
ほかにありますか。
134 ◯小林委員 さっき言いかけてしまったので、一応聞いておきたいと思いますけれども、報告で今、検討中ということだったんですが、東小金井駅の北側の交通広場と、あと街区公園のところまでを含めたところは、今どういった方向で決まりそうなのかというか、検討が進められているのか、お聞かせ願いたいと思います。結局、街区公園の北側の方も商業地域として位置付けられていらっしゃるというように、この計画書では見られるんですけれども、公園のつくり一つでは、やはりそこで回遊性が途切れてしまうと。あと、バスのロータリーの位置ですね。そういった心配される方の声も出ていまして、そういった意味で、今どういった方向で検討されているのか、1点確認させてください。
135 ◯高橋区画整理課長 では、お答えいたします。
現在、先ほど補佐の方で申しましたように、平成21年度から第6回やっていまして、それは
まちづくり協議会の中で、今、交通広場の整備イメージということで、平成22年度に入りまして、次の第1回が、今度は平成22年度に1回はやるわけですけど、そちらに関しましては、こちらの1号公園の街区公園についての話合いの緒につくというスケジュールになっております。具体的に、今、小林委員がおっしゃったように、この街区公園の北側については近隣商業という商業系ですので、当然委員の方の中にも、商業系の方、関知されるという方もいらっしゃいますので、こちらの駅前公園についての、そういうイメージづくりについては、皆さん、ご関心が相当おありになるという状況でございます。ですから、あくまでも交通広場と駅前公園を、こういう近い関係にわざわざ持ってきたという過去の経緯もございますので、そのあたりについては十分に検討したいというふうに思っております。
136
◯水上委員長 いいですか。
ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
137
◯水上委員長 では、ありませんか。
以上で東小金井駅に関する質疑を終了いたします。
────────────────────────────────────────
138
◯水上委員長 次に、新小金井駅につきまして、部局から発言はありますか。
(「ございません」と呼ぶ者あり)
139
◯水上委員長 これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
140
◯水上委員長 以上で、新小金井駅に関する質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本調査につきましては、現時点での質疑を終了し、引き続き審査する必要があると認め、継続調査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
141
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は継続調査と決定いたしました。
いったん休憩します。
午後2時53分休憩
────────────
午後2時54分開議
142
◯水上委員長 再開いたします。
ここで、先ほど保留いたしました21陳情第76号の保留を解き、議題といたします。
本件につきまして、委員長報告に載せる意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。
143 ◯田頭委員 この陳情の趣旨としては、市民団体の、民間団体の運営に関して、市費や職員の関わりが不適当ではなかったのかということだったと思います。また、この総会での扱いについての経緯を明らかにしてほしいということで、ここに関してはそのとおりだと思いました。また、部局の方の答弁の中でも、今後のこういった関わりに関しては、また研究していくというか、見直しをして行っていくというようなこともありましたので、おおむね賛成しております。
しかし、この陳情項目の5番目のAの部分で、会長を参考人として議会に呼んで経緯を聞いてくださいということを要望されています。この部分で、任意団体の運営は市の関知するところではありませんが、当該文書は市費で発送されていますので、参考人として呼んでほしいというような要望です。この部分も、要望に至る経緯はわかるんですけれども、しかし、市費で発送されているという部分に関しても、今後、予算のかけ方についても、市の方では見直しをしていくということが一定答弁の中で聞かれていますので、私としては、この参考人招致というところに関してはできないことではないかということで、この陳情には反対したいと考えています。
144
◯板倉委員 本陳情書は、12月12日の第2地区の
地権者団体の総会に対する市の関わり方に対して中心が置かれております。この間の議論の中で、市自らも透明性に欠いていた、今後の対応の仕方については一定整理したい旨の発言があり、一定この陳情書の言われている内容についても、市の方では非を認める部分もあると考えております。しかし、今回の陳情書は、任意団体である会の会則、あるいはその中の役員個人に対するものが相当含まれていて、当議会でどこまで審議できるか、扱えるかについては、いろいろ意見が分かれる部分もあると私は考えています。そういう面では、この陳情書の内容については、会の、任意団体の内部問題について議会で扱うことが含まれていますので、そういう部分では、一定この陳情書に対する扱いについては慎重でなければならないという考えを持っていることを表明したいと思います。
145
◯水上委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
146
◯水上委員長 以上で、本件に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
147
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件に対する質疑を終了いたします。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
148
◯水上委員長 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
149
◯水上委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論を終了いたします。
それでは直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件は採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
150
◯水上委員長 ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
本件は採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
151
◯水上委員長 起立なし。したがって、本件は、不採択と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
152
◯水上委員長 次に、行政視察の報告を行います。
駅周辺整備調査特別委員会は、中央線連続立体交差化及び駅周辺開発に係る諸問題の調査の参考とするため、平成22年1月25日、26日の日程で、千葉県船橋市及び福島県いわき市を視察しました。視察項目につきましては、千葉県船橋市が、京成本線高架下利用について、福島県いわき市が、いわき駅前地区第一種市街地再開発事業についてであります。詳細及び視察後、委員から提出されました意見、感想につきましては、ご配付いたしました
駅周辺整備調査特別委員会行政視察報告書をご参照ください。
以上で、行政視察の報告を終了いたします。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもちまして
駅周辺整備調査特別委員会を閉会いたします。
午後3時閉会
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