町田市議会 > 2024-06-28 >
令和 6年 6月定例会(第2回)−06月28日-付録
令和 6年 6月定例会(第2回)-06月28日-08号

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  1. 町田市議会 2024-06-28
    令和 6年 6月定例会(第2回)-06月28日-08号


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    令和 6年 6月定例会(第2回)-06月28日-08号令和 6年 6月定例会(第2回) 町田市議会会議録第18号 6月28日(金曜日)  出席議員(35名)     1 番   秋  田  し づ か    2 番   渡  辺  さ と し     3 番   小  野  りゅうじ    4 番   笹  倉  み ど り     5 番   小 野 寺  ま な ぶ    6 番   村 ま つ  俊  孝     7 番   木 目 田  英  男    8 番   (欠    番)     9 番   中  川  幸 太 郎   10 番   矢  口  ま  ゆ    11 番   加  藤  真  彦   12 番   石  川  好  忠    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   東     友  美   16 番   松  岡  み ゆ き    17 番   おんじょう 由  久   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   白  川  哲  也   20 番   い わ せ  和  子    21 番   田  中  美  穂   22 番   佐 々 木  智  子    23 番   お ぜ き  重 太 郎   24 番   三 遊 亭  ら ん 丈    25 番   戸  塚  正  人   26 番   今  村  る  か    27 番   新  井  よしなお   28 番   吉  田  つ と む
       29 番   山  下  て つ や   30 番   お  く  栄  一    31 番   若  林  章  喜   32 番   熊  沢  あ や り    33 番   細  野  龍  子   34 番   殿  村  健  一    35 番   藤  田     学   36 番   佐  藤  伸 一 郎       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    榎  本  悦  次  副市長    櫻  井     純     政策経営部長 神  蔵  重  徳  総務部長   浦  田  博  之     財務部長   井  上     誠  防災安全部長 大  貫  一  夫     市民部長   黒  田     豊  文化スポーツ振興部長         老  沼  正  彦     地域福祉部長 水  越  祐  介  いきいき生活部長         佐  藤  智  恵     保健所長   河  合  江  美  子ども生活部長         鈴  木     亘     経済観光部長 唐  澤  祐  一  環境資源部長 塩  澤  直  崇     道路部長   深  澤  香  織  都市づくり部長         荻  野  功  一     下水道部長  守  田  龍  夫                        市民病院事務部長  会計管理者  田  中  隆  志            服  部  修  久  総務部総務課長         佐  藤  安  弘     教育長    小  池  愼 一 郎  学校教育部長 石  坂  泰  弘     生涯学習部長 白  川  直  美 選挙管理委員長               農業委員会会長職務代理者         井  上  正  行            横  田  竜  雄  代表監査委員 小  泉  め ぐ み       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――  出席事務局職員  事務局長   鈴  木  秀  行     事務局課長  重  田     淳                        議事係担当係長  議事担当課長 水  元  友  朗            五 十 嵐  大  悟  議事係主任  今  村  耕  一  速 記 士  小  島  由 佳 里(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――             令 和 6 年(2024年) 6 月 28 日(金)             議   事   日   程   第  18  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名     【総務常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 2 第 56号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例     第 57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例     第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     【健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 3 第 58号議案 町田市地域包括支援センターの人員及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 59号議案 町田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例     第 65号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例     第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     請願第 12号 加齢性難聴者補聴器購入の助成を求める請願     【文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 4 第 60号議案 町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例     第 61号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     請願第  4号 まちだの新たな学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願    請願第 10号 本町田地区PFI契約前に避難施設の安全性を明確にすることを求める請願    請願第 13号 避難所と通学路の安全が明確になるまで南成瀬小と南第二小の統廃合計画の延期を求める請願     【建設常任委員会審査報告・質疑・表決】第 5 第 62号議案 町田市住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例     第 63号議案 町田市宅地開発事業に関する条例の一部を改正する条例     第 64号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部を改正する条例     第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     【提案理由説明・質疑・表決】 第 6 議員提出議案第11号 日本版DBS法の着実な実施とさらなる充実を求める意見書     議員提出議案第12号 香害による健康被害の解決等を求める意見書     議員提出議案第13号 災害発生時における信頼性の高い情報連携体制の構築への支援を求める意見書     議員提出議案第14号 聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書     議員提出議案第15号 下水道の維持管理・更新におけるウォーターPPP導入に向けての丁寧な対応を求める意見書     議員提出議案第16号 地域における「こども誰でも通園制度」の制度拡充等を求める意見書     議員提出議案第17号 生活保護の夏季加算の制度化を早急に求める意見書     議員提出議案第18号 水俣病問題の解決を求める意見書     議員提出議案第19号 婚姻の平等の早期実現を求める意見書     議員提出議案第20号 令和6年度障害福祉サービス等報酬改定見直し等を求める意見書     議員提出議案第21号 訪問介護基本報酬引き下げの撤回等を求める意見書     議員提出議案第22号 選択的夫婦別姓制度導入の国会審議を求める意見書 第 7 議員派遣について 第 8 各常任委員会特定事件継続調査申し出について  議 事 日 程 追 加 の 1 第 1 議員提出議案第23号 選挙の適正な実施に資するための公職選挙法改正を求める意見書       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第8まで及び追加の1の日程第1                午前10時 開議 ○議長(木目田英男) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  35番 藤田 学 議員  36番 佐藤伸一郎議員  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 東友美議員。    〔議会運営委員長東友美登壇〕 ◎議会運営委員長(東友美) 本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、議員提出議案につきましては、提出締切り日までに12件提出されております。そのうち、議員提出議案第22号につきましては、採択請願に伴い提出されたものであります。これらの議員提出議案の取扱いにつきましては、申し合わせに従い、提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  次に、本日、戸塚正人議員外3人より提出されました「選挙の適正な実施に資するための公職選挙法改正を求める意見書」を上程し、議決してもらいたい旨の動議につきましては、本日の日程第7の前に取扱います。  次に、請願及び陳情につきましては、6月4日以降、陳情1件を受理いたしました。  次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第7として上程し、簡易表決による即決をいたします。  次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで7月30日に発行の予定であります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(木目田英男) 議会運営委員長の報告は終わりました。
      ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第2、第56号議案外議案2件を一括議題といたします。 ──────────────────────────────── 総務常任委員会議案審査報告書 1.第 56号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例 1.第 57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例 1.第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月17日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2024年6月19日                                      総務常任委員長                                             村まつ 俊 孝  町田市議会議長  木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── ○議長(木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務常任委員長 村まつ俊孝議員。    〔総務常任委員長村まつ俊孝登壇〕 ◎総務常任委員長村まつ俊孝) おはようございます。今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案3件につきまして、6月19日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第56号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、前に熱海で事故があったことに関係して、こういう規制が強くなったのか、それとも関係ないのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、委員ご発言のとおり、土砂災害を防止するために、新法が設定されたとのことでした。  次に、委員より、既存不適格建築物の修繕の緩和ということだが、無制限緩和にはならないと思うが、どういう内容が緩和の対象になっているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、例えば2項道路があるが、法律が施行前から建っている建物で、2項道路のセットバック部分に屋根がはみ出しているような建物は、これまでは屋根を削らなければならなかったが、今回、このような屋根と外壁の改修に限っては、それをセットバックしなくても、そのまま改修してもよい制度となるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第57号議案 町田市市税条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  まず、防災安全部所管部分について申し上げます。  委員より、消防団の力向上モデル事業について、追加になった予算はどれぐらいなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1,500万円ほどのうち600万円ほどが防火水槽の関係で、800万円ほどが塗装など上物の関係になるとのことでした。  次に、委員より、自転車用ヘルメット購入費補助事業(第2弾)について、過去に申請があった方々は対象ではないということにしているが、例えば八王子市民で町田市の高校に通っている方が、八王子市でこの補助金を使ってない確認はどう取るのか、ほかの自治体との連携はどうなっているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、高校生に対して、初の申請かどうかというのは調べられないので、申請される方が適切に申告をしてもらうことを前提にやっていきたい。特に市外在住だから、住んでいる自治体に対して照会をかけて、調べるというところは考えていないとのことでした。  次に、委員より、市内の私学には、神奈川県の方が結構いるのではないか。神奈川県になると東京都の補助金が使えない可能性がある。その辺を募集するときに書くのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、都外の場合はどうなのかは改めて都に問い合わせ、募集要項に適切な表現にしたいとのことでした。  以上が、防災安全部所管部分についてであります。  次に、経済観光部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、町田ターミナルプラザ費について、原状回復の工事ということだったが、現状どの程度の状況なのかということと、次に借りる人が決まっているから工事するのかどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2023年12月末に退店して、そこでスケルトン改修をした上で退店しなければいけないが、それをなさずに出ていったという状況で、基本的には全て残っている。そちらをスケルトン改修した上で、次の店舗に貸付けを行うような募集につなげていくとのことでした。  次に、委員より、ここは場所的に、政策的な課題、周辺も含めた活性化みたいなことも出てくるような話かと思う。そこの部分と個別の債権債務の管理の問題というのは、より効果的なものを目指して検討すべき課題かと思う。その点については、一過性のものというふうに捉えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、斜陽化防止のために建てた施設ということもある。にぎわいであったり、活性化というのが至上命題だろうと考えている。その点も踏まえ、店舗管理一体として考えているのが現状であるとのことでした。  次に、委員より、貸す場合は、どのぐらいの単価で貸せるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、賃料に関しては、世間相場ということで、不動産鑑定を入れた上で、その金額を基に5年に1度賃料を更新している。その契約を結んでいる。そちらと改修費用の見合いとしては、まだ判断しかねているところもあるが、非常に高額であることは間違いないとのことでした。  以上が、経済観光部所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案可決すべきものと決しました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(木目田英男) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案に対する討論を許します。  討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第56号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第57号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第3、第58号議案外議案3件及び請願1件を一括議題といたします。 ──────────────────────────────── 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第 58号議案 町田市地域包括支援センターの人員及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例 1.第 59号議案 町田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例 1.第 65号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例 1.第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月17日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2024年6月19日                                      健康福祉常任委員長                                           松 岡 みゆき 町田市議会議長  木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── 健康福祉常任委員会請願審査報告書 1.請願第 12号 加齢性難聴者補聴器購入の助成を求める請願       請願者 町田市山崎町1483 山崎団地8-2-304            八柳 ひろ子 外4人  本委員会は、6月17日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2024年6月19日                                      健康福祉常任委員長                                           松 岡 みゆき 町田市議会議長  木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── ○議長(木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 松岡みゆき議員。    〔健康福祉常任委員長松岡みゆき登壇〕 ◎健康福祉常任委員長松岡みゆき) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案4件、請願1件につきまして、6月19日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第58号議案 町田市地域包括支援センターの人員及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、地域包括支援センターにおいて、改正内容に沿った配置に変えるというような動きは出てくることになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、常勤での配置を原則として、急な退職や一時的に出てしまう欠員を、運営委員会が必要と認めた場合に非常勤で対応する運用を考えているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
     次に、第59号議案 町田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第65号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、この改正に当たり、国から、周知について、まずは医師から患者へ十分に説明すること、院内においての周知、ホームページ等も活用した周知をした上でということが条件としてあるが、その辺を聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、具体的には、ホームページにも掲載する予定であり、院内の見えやすい窓口、外来の受付とか、支払いの窓口とかに掲示をして周知を図っていきたいとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、国の改正による条例改正の対応という点は理解するし、医師が必要であるとした場合には選定療養費はかからないという点も確認した。  一方で、患者一人一人にとっては、若干ではあるが、負担が増えてしまうことと、そもそも厚生労働省のこの方針が患者の選択肢を狭めてしまう、負担を増やしてしまう改正になって、その点に問題があると考え、反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第65号議案については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  保健所所管部分について申し上げます。  まず、委員より、今回のコロナワクチン予防接種で、重症化予防が目的とあるが、1回の接種で、どういった効果が期待されているのかと、対象者が12万人のうち想定接種者数が5万4,000人となっているが、その算出の根拠について聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、新型ワクチン定期接種については、個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的としている。人数については、過去の新型コロナワクチン接種と、あと高齢者インフルエンザワクチン予防接種の過去の数値を勘案して出した数値となっているとのことでした。  次に、委員より、利用者の自己負担が国からの補助で7,000円になるところを、町田市が半分助成することで3,500円だと理解をしているが、自治体によって、半分助成するのか、それ以下なのか、それ以上なのかというのは違うものなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、実際、各自治体によっては、金額は異なっていると思う。ただ、南多摩5市、町田市、八王子市、日野市、多摩市、稲城市の間については、相互乗り入れの実施に向けて、料金の統一ということで協議を進めているとのことでした。  以上が、保健所所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、請願第12号 加齢性難聴者補聴器購入の助成を求める請願について申し上げます。  まず、請願者の意見陳述として、「請願項目1 加齢性難聴は本人が気づきにくいため聴力検査を健康診査等の項目に加えてください。請願項目2 加齢性難聴者補聴器購入または現物支給について、公的補助制度を創設してください」について、陳述がありました。  これに対し、委員より、加齢性難聴の方の補聴器購入制度については、昨年度も請願が出されているが、今回、請願を改めて出された理由について聞きたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、2024年度から、東京都が高齢者聞こえのコミュニケーション支援事業において5.8億円を積んだ。去年までは、高齢社会対策区市町村包括補助事業としてどれに使ってもいいという予算だったのが、予算化をされたということで、請願を出したとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。  これに対し、委員より、町田市として、この加齢性難聴者、もしくは加齢性難聴者と診断された方に対して行っている支援内容というのはあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市では、加齢性難聴に対する支援等は行っていないとのことでした。  次に、委員より、もし市に問合せがあった場合は、あくまでも医師の診断につなげていくように回答するのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市でも、12か所の高齢者支援センターにおいても話を聞いた上で、医療機関への受診を促しているとのことでした。  次に、委員より、東京都があえて今回、支援、補助金を出すことを表明しているが、事業内容を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2024年度に東京都がつくった高齢者聞こえのコミュニケーション支援事業と、2023年度までの高齢社会対策区市町村包括補助事業を比較すると、補助率については、普及啓発に係る補助は2分の1から10分の10に変わった。一方で、補聴器補助については2分の1のままであり、依然として市区町村の2分の1の負担がある。また、2024年度の聞こえのコミュニケーション支援事業については、普及啓発と補聴器補助の両方の取組を実施することが補助の要件ということで、東京都から指定されているとのことでした。  次に、委員より、市として、高齢者支援センター等を通じて、このアプリを活用した検査をして、まず、聞こえのことに気づくということを今計画していると思うが、その辺を聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、1文字ずつ単音を聞いてアプリに文字を入力するというようなクイズ形式で、5分程度でできるような簡易のチェックである。これはあくまでも簡易なので、このアプリの中で、聞き取る状況が60%以下の場合は医療機関を受診してもらう。チラシなどを配布して、高齢者支援センターや高齢者の施設を中心に医師会とともに周知をしていきたいとのことでした。  次に、委員より、高齢者への補聴器購入費助成制度導入に対しては、どういった点が課題だと考えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、高齢者が難聴であることに気づいておらず、まず受診をしてもらい、加齢性難聴なのか、それ以外の疾患の可能性があるのかをしっかり見極めて、適切な対応をしていくとのことでした。  質疑終結後、まず、賛成の立場から、補聴器の購入費補助制度は、この四、五年で、都内で、本当に毎年、毎年、実施の自治体が増えている状況がある。  また、東京都が包括補助から独立させて、高齢者の聞こえのコミュニケーション支援事業の予算を確保したという状況の変化の中で、市からの補助制度への期待はさらに大きくなっている。  また、この請願項目の1には、早期発見、早期受診というところで健診の要望が出されている。町田市医師会と市の合意事項として、ヒアリングフレイル対策、早期受診が最も重要なので、聴力検査を何らかの形で健康診査の項目に入れてほしいという請願内容は、その点から合致するものと考える。まず、アプリの活用ということだが、ぜひ他市の好事例もよく調査してもらいたい。  また、東京都第9期高齢者保健福祉計画の中で加齢性難聴が取り上げられ、補聴器の適切な対応を早期に行う高齢者聞こえのコミュニケーション支援事業では、補聴器の使用が高齢者のコミュニケーション機会の確保になり、介護予防につなげるという文脈になっていて、請願文にあるように、補聴器の補助制度というのが高齢者の生活の質を落とさず、健康寿命を伸ばす重要な事業として、町田市としても、都の補助を活用しての次の対策ということで、補聴器購入費補助制度の実施を求めて請願に賛成するとの賛成討論がありました。  次に、反対の立場から、我が会派では、聞こえのコミュニケーションを支援していく上で補聴器購入補助には肯定的ではあり、積極的に推進をしている立場ではある。また、補聴器を使用している方の中には、耳の中に機器を装着していることへの違和感など、一般的な補聴器がなじまない方もいることから、軟骨伝導イヤホンなどの新たな技術による製品も提案したところである。  しかしながら、先ほどの答弁で聴力検査を実施している自治体は少ないということが分かった。市では、町田市医師会と協力して難聴の早期発見、早期受診の必要性について市民の理解が深まるよう広く啓発を行っていく、また、現在、その準備を進めているということであった。  医師会の見解としても、まずは第一歩として早期発見、早期対応への啓発活動を行い、早期対応の取組の中で市として考えてもらうのがよいのではないかというところで、見解も市と一致しているという発言があった。医師による健診機会も重要だが、気づき、啓発につながる取組としては、気軽に多くの方にチェック機会がつくれ、より裾野の広いチェック方法が望ましいと思われ、現段階で聴力検査を健診に盛り込むことを求めるには、時期尚早の感は否めないと考える。  以上の理由から、請願第12号に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決の結果、採択すべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(木目田英男) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。  討論の通告はありません。ほかにありませんか。  17番 おんじょう由久議員。    〔17番おんじょう由久登壇〕 ◆17番(おんじょう由久) 請願第12号に反対の立場で討論いたします。  我が会派では、聞こえのコミュニケーションを支援していく上で、補聴器購入補助には肯定的であり、むしろ積極的に推進をしている立場であります。そうした中、補聴器購入補助を進める一方で、もう一つ大切なことは、難聴に対する気づきや意識啓発であると考えております。  市の説明によれば、現状聴力検査を実施している自治体は、都内においては2自治体と少ないこと、そして、受診率についても1割から3割となっているのが実態であることが分かりました。市では、町田市医師会と協力して難聴の早期発見、早期受診の必要性について、市民の理解が深まるよう広く啓発を行っていくこととし、現在準備を進めているとのことでした。  また、補聴器購入補助については会派としても求めてきたところでございますが、補聴器を使用されている方の中には、耳の中に機器を装着していることへの違和感など、一般的な補聴器がなじまないという方もおられます。現在では、軟骨伝導イヤホンなど新たな技術による製品も開発されているため、一般質問でも提案したところでございます。  そうした中で、町田市医師会の見解としては、まずは第一歩として、早期発見、早期対応への啓発活動を行い、早期対応の取組の中で、補聴器も含め市として考えていただくのがよいのではないかと示されています。  医師による健診機会も重要ではございますが、気づき、啓発につながる取組としては、より多くの人が気軽にチェックの機会がつくれること、町トレ等の機会にヒアリングフレイル対策につながる取組をしたり、アプリの活用などにより裾野のより広い親和性のあるチェック方法の普及が望ましいと思われ、現段階で聴力検査を健診に盛り込むことを求めるのは、現実的な方法論として時期尚早の感は否めないと考えております。  以上の理由から、請願第12号に対する反対討論といたします。 ○議長(木目田英男) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第58号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第59号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第65号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  請願第12号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  可否同数であります。よって地方自治法第116条の規定により、議長において本件に対する可否を裁決いたします。  請願第12号につきまして議長は否決と裁決いたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第4、第60号議案外議案2件及び請願3件を一括議題といたします。 ──────────────────────────────── 文教社会常任委員会議案審査報告書 1.第 60号議案 町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例 1.第 61号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例 1.第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月17日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報 告いたします。   2024年6月18日                                      文教社会常任委員長                                          佐々木 智 子 町田市議会議長  木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── 文教社会常任委員会請願審査報告書 1.請願第  4号 まちだの新たな学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願       請願者 町田市広袴2-14-56            髙 栁 真希子 外2人  本委員会は、3月11日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。
    1.請願第 10号 本町田地区PFI契約前に避難施設の安全性を明確にすることを求める請願       請願者 町田市本町田1864-13            荒 井 利 行 外1人  本委員会は、6月17日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.請願第 13号 避難所と通学路の安全が明確になるまで南成瀬小と南第二小の統廃合計画の延期を求める請願       請願者 町田市南成瀬2-13-33            南成瀬小と南第二小の統廃合問題を考える会            貴 田 奈央子 外1人  本委員会は、6月17日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2024年6月18日                                      文教社会常任委員長                                          佐々木 智 子 町田市議会議長  木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── ○議長(木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  文教社会常任委員長 佐々木智子議員。    〔文教社会常任委員長佐々木智子登壇〕 ◎文教社会常任委員長(佐々木智子) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案3件、請願2件及び継続審査となっておりました請願1件につきまして、6月18日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第60号議案 町田市立保育園設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、今年度は、この定員について、そのまま規則に移行した形か。それとも、変更があったかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今後の予定としては、来年の4月の入所申込みに向けて、現在6月、7月で民間の保育園からの定員調整の希望を聞いており、その状況と公立保育園をどういった形でかみ合わせるか地域のニーズを捉え、見直しをかけていき、9月の新年度の入所申込みまでに決定していきたいとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第61号議案 町田市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  まず、子ども生活部所管部分について申し上げます。  委員より、未就園児預かり推進事業について、一時保育と定期利用保育と今回の未就園児預かり事業の違いを確認したいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、まず、一時保育については、保護者の緊急な事情やレスパイトなどを目的として実施されるものであって、保護者目線に立ったものである。また、定期利用保育については、一定程度継続的に保育を要する方が利用する制度になっている。一方で、未就園児預かり推進事業については、保育の要件を不要としており、子どもの育ちの視点に立った制度となっているので、多様な他者と関わり合う中で非認知能力を高めていくという子どもの視点に立った制度で制度の目的が異なるとのことでした。  以上が、子ども生活部所管部分についてであります。  次に、学校教育部所管部分について申し上げます。  委員より、中学校配膳室改修事業を1年から2年に債務負担行為に切り替えたということだが、詳細を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2023年度末に設計の結果、配膳室にするべき部分とエレベーターを築造する部分が隣接しており、一体で工事しないとそれぞれの工事に支障が出てしまい、逆に費用が膨らんでしまうことから、まとめてやることになったとのことでした。  以上が、学校教育部所管部分についてであります。  質疑終結後、賛成の立場から、本予算には、様々な市民のニーズに応えて実施される事業等が含まれており、基本的には賛成するが、未就園児預かり推進事業の中での保育士、職員について、6割が保育士資格または看護師資格を持った方ということだが、残りの4割が無資格でも構わないという説明があった。しかし、4割ということは、3人しかいない保育士の中で、1人が無資格ということになれば、ゼロ歳、1歳、2歳という一番、乳児、幼児の、しかも、初めて預かるような子をきちんと資格を持った方が見るという安全でも、また保育の質としても、必要だと思うので、その点については改善することを強く要望する。しかし、必要な事業ということを受け止めて、賛成とするとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、請願第4号 まちだの新たな学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願について申し上げます。  まず、請願者より意見陳述として、「請願項目 『まちだの新たな学校づくりに関するアンケート』を鶴川二・三・四小、鶴川二中・真光寺中で適正に行い、結果をもとに地域住民も含めた開かれた議論を求めます」について、陳述がありました。  これに対し、委員より、昨年の12月でも、この鶴川地区の小学校の統廃合について請願を出されているが、今回の請願は前回とは何が違うかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、今年2月、発表のあった鶴川地域の計画が大きく変更となったこと、また、12月の請願で明らかとなったそもそもの新たな学校計画とは違う内容の計画となったことで、適切な経過を踏んでいないことが分かったからとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。  これに対し、委員より、避難所について、関係者連絡会で地域の方々と調整ということだが、いつ頃決めて説明するのか、スケジュール感など聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、その連絡会については、防災安全部で主管をしており、そこから各連絡会でいつ、どういう内容をやるか決めているので、いつそれを開催するのか、どう決めていくのかというのは把握していないとのことでした。  次に、委員より、当然、学校というのは、地域の拠点でもあるし、防災の拠点でもあるわけだから、情報共有は常にしてもらいたい。そういった意味で、今の状況、仮設の暫定期間、どういう防災の担保をするつもりなのか教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、地域の方にとって、興味関心が高い部分であることは認識している。防災安全部にいろいろ要請をし、検討を依頼しているところであり、検討しているという話は聞いているが、いつの時点でどう決着がつくという話まで聞けていない。学校教育部としても、早めにアクセスしてもらい、早くどうなるかを話せるようにしたいとのことでした。  次に、委員より、今回、鶴川第四小学校が統廃合の対象校になったわけだが、そのことを前提にしない一般的なアンケートに答えた方がいるということで、それも参考にしたということだが、直接自分たちの学校が統合の対象になり、子どもたちが移動して通わなければならなくなる、また、地域も変わるという点では、大きな影響があり、アンケートの答え方も変わってくると思うが、そのアンケートを取り直すという考えはないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、教育委員会側から出した当初のアンケートの案では、鶴川第四小学校、真光寺中学校は統合としての姿を見せていない状態のアンケートであった。ただ、それを示した上で、統合したらどうなのかという意見や、それ以外の意見などを含めて、審議会の中で適切に議論をした。その結果が、今の推進計画の基になっていると思っており、改めてアンケートを取るということは考えていないとのことでした。  次に、委員より、鶴川第二小学校、鶴川第三小学校、鶴川第四小学校の統廃合の進め方が、そもそも鶴川第四小学校が想定になかったところからスタートして、鶴川第二小学校の擁壁の問題なども出てきて、その年度がずれたり、計画そのものが二転三転しているという点では、丁寧に、きちんと住民の皆さんに説明していく必要が、ほかの地域よりも、より一層求められていると思うがどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、鶴川東地区のスケジュール変更については、急遽変更になったという事実は否めない。そのため、実際に入学される新入生の保護者などに関しては、即座に知らせるということで、説明会を開いた。その後、行われた学校の保護者会でも、短い説明ではあったが、その後に、担当課の職員が残って、個別に相談、説明をする形で行った。町内会・自治会に関しても、まずは連合会に話し、当該地区の個別の町内会・自治会に関しては、個別にアクセスし、説明するということを今行っている。当初考えていた動きと違ってくるところで、保護者も先々を見越して、いろいろ準備している方もいるので、丁寧に説明をしていきたいとのことでした。  本件については、災害が発生した時の仮設時の防災体制が担保されておらず、なお調査を要するため、継続審査となりました。  その後、今期定例会において防災安全部が出席し、その後の経過については、次のとおり報告がありました。  工事期間中や工事完了後の避難先については、避難者推計を基に、まず、市が自主防災組織ごとの候補案を作成している。そして、地域の避難施設関係者連絡会において、その候補案を提示し、自主防災組織ごとに対応、決定できるよう、皆様から意見を聞いている。もらった意見や地域の要望については、可能な限り候補案に反映させ、丁寧な対応に努めている。鶴川地区における地域の皆様への説明状況については、まず、鶴川第四小学校については、2024年2月7日の避難施設関係者連絡会で、工事期間中及び工事完了後の候補案の説明を行い、鶴川市民センターを避難先にできないかと意見があったが、公共施設が全て避難先になるのではなく、鶴川市民センターは、地域情報拠点となるなど別の役割を持つことになっている旨を説明し、候補案について合意を得ている。  次に、鶴川第二小学校については、2024年5月11日、避難施設関係者連絡会で、工事期間中及び工事完了後の候補案の説明を行い、候補案以外の避難場所はないか、地域の集会所への備蓄物資の配布についてなどの意見をもらった。現在、各自主防災組織において候補案へ意見をまとめてもらっており、10月に予定している次の連絡会において、候補案の確定に向けて検討するとのことでした。  これに対し、委員より、これから進める上で、地域ごとにあちらのほうが避難しやすいなど出ると思うが、その辺の柔軟な対応というのはしてくれるという理解でよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、自主防災組織の皆様についても、1か所の学校に集中するという形ではなく、行きやすい状態の場所があるようであれば、分散避難という形を取ってもらっても結構という話をしているので、学校単位で避難者数を基にいろいろと調整しながら、分散避難をすることがよいという判断があれば、柔軟に対応していきたいとのことでした。  次に、委員より、2月に推進協議会が開催されているが、鶴川第二小学校の計画の変更については、いろいろな意見が出ていたと思う。推進協議会等の中での議論あるいは、これまで開催されてきた説明会等の中でどのような意見が出されたかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、特に各地区や各保護者会に行ったときにもらった質問について、主なものは、このタイミングでなぜスケジュール変更になったのかという点で、その斜面地について、新たな工事が必要だということを説明している。また、特に対象については、これから入る子どもたち、未就学の子どもたちに対する周知が必要だということで、新入生の保護者説明会で説明し、「新たな学校づくり通信」を保育園や幼稚園に配付している。そのような点が多くもらった質問であるとのことでした。  次に、委員より、市で、今、人口の推計を出そうとしているという話だったが、これはいつ出されるのか。これが、例えば、24クラスを上回るような推計が出た場合は、その時点で、この計画自体は、柔軟に変更が可能という認識でいいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、児童生徒推計をいつ頃公表する予定かについては、9月頃を予定しているところである。また、それを踏まえて柔軟な対応を取っていくのかということについては、今回新たな学校づくり推進計画については、児童生徒の減少に伴う適正規模・適正配置という考え方と、施設の老朽化、2点があると思っており、その2つを踏まえて検討していきたい。恒常的に上回ってしまうのか、一過性のものなのかなどについては、しっかりと、その推計結果を踏まえて整理していきたいとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。  次に、請願第10号 本町田地区PFI契約前に避難施設の安全性を明確にすることを求める請願について申し上げます。  まず、請願者より意見陳述として、「請願項目 9月に予定されている本町田地区PFI契約前に、新校舎建設中および学校統合後の避難施設、避難経路の安全性および避難施設の運用方法を明確にすることを求めます」について、陳述がありました。  これに対し、委員より、陳述の中で、PFIということに触れて、避難施設として考えた場合にどのような問題、不安を感じているのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、防災拠点であった学校の体育館は災害時、民間会社の職員が避難住民を受け止めることになるのか。市の職員の対応はあるだろうが、緊急避難の場で、民間の職員に、ふだん面識のない地域住民への対応が十分にできるのか心配である。放課後の学校の管理運営に当たる職員の多くは、恐らく非正規雇用の職員が大多数になるのではないかと思う。緊急事態に本当に十分な対応が可能なのか。町田市の防災計画について、市は、学校施設は震災や風水害などの災害時の避難場所としながら、新校舎や周辺施設、学校跡地について、防災機能の引継ぎと、地域にとっての最適な配置を検討すると繰り返している。具体的にどのような防災機能が確保できるのか、大切な避難場所について不安が増すばかりであるとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。  これに対して、委員より、避難施設の運営には、自主防災組織の協力が必要であり、自主防災組織の意見を聞きながら、調整しているとのことだが、現在、大半は調整が終わっていて、今後も自主防災組織の意見を尊重していくということでよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、委員の指摘のとおりである。請願に関する地域については、基本的な合意は得られている。今後、自主防災組織の皆様から新たな希望等があれば、引き続き丁寧な対応をしながら進めていきたいとのことでした。  次に、委員より、11月26日に合意をしたとのことだが、この合意に至る前に、合意に反対した方は、その場にいたのか、どういう状態で合意になったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、避難施設の関係者連絡会では、案に関して、どちらかというと賛成、反対というよりは、この中でどうしたら有効な避難ができるかなどの議論が主だったと確認している。自主防災組織の方々からの意見に基づいて行っているところで、そのときに幾つかの近隣の施設なども提示をしていたが、今の本町田東小学校に避難している自主防災組織の方々が、まとまってひなた村に避難をしたいという話もあったので、スペースを確保して、避難をしてもらう形で今進めているとのことでした。  次に、委員より、PFI手法で建設された学校施設が避難所として活用される場合に、誰がどのように避難所としての施設を開き、あるいは管理運営なども含めて避難所として行っていくのか。PFI業者、SPCの業者が集まって行うということだが、一方で学校施設としての機能を持っているわけで、校長先生をはじめ、職員の関わりというのはどのようになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、避難施設の開設については、地域防災計画の中でも原則として指定職員が行うとなっている。それは、PFIの今回の件についても同じである。ただし、指定職員が開設を担当する避難施設に到着するいとまがない場合としては、協力者としての施設管理者または自主防災組織などが開設を行うとなっている。今回、新たにPFI事業で整備する学校についても、管理者としては学校長で変わりないので、その他の避難施設と同様に、市の指定職員、地域の自主防組織の皆様、学校の教職員などと協力しながら、開設、運営を行っていくと理解している。それにプラスとして、PFI事業で支援を行う形での要求水準となっているとのことでした。  次に、委員より、PFIの手法についても、いろいろ分からないことがあるということが、切々と訴えられていた。対面での説明会が不足しているのではないか。避難施設も含めて、住民説明会として地域できちんと行うことを今確認できないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、新たな学校づくりについての周知方法について、どういった方法がいいかアンケート調査等をしており、「広報まちだ」や教育委員会が発行している広報紙が届いている情報としては一番数値として高かったので、引き続き大切にしたい。ただ、対面での説明というものが必要だと思う。今までも個々の町内会・自治会等に出向いて説明したり、説明がほしいといった保護者の集まりに行ったりという形で対面の説明も実施している。今後も、特に防災等の情報も含めて対面での説明も行っていきたいとのことでした。  質疑終結後、賛成の立場から、市で、防災の皆様も、いろいろ避難所の確保を自主防災組織の皆様に協力を得ながら進めていることは了解した。ただ、その情報が、新たな場所が設定されたりという場合に、きちんと自分たちが避難できるのかという不安を抱えた住民の皆様がまだ十分丁寧な説明を受けられていない、そういった不安が今回の請願になって出されていると思う。直接、新たな学校づくりの下で進められる避難場所の新しい場所の設定については、きちんと教育委員会も責任を持って説明会を開催し、住民への丁寧な説明をお願いしたい。まだその辺が不十分だと、今の段階では、そういうことで出された請願なので、ぜひ採択されたいとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成少数となり、不採択すべきものと決しました。  次に、請願第13号 避難所と通学路の安全が明確になるまで南成瀬小と南第二小の統廃合計画の延期を求める請願について申し上げます。  まず、請願者より意見陳述として、「請願項目1 子どもに負担を強いる通学路について、安全性が確保される通学環境になるよう見直しを求めます。請願項目2 避難所と通学路の安全が明確になるまで、南成瀬小と南第二小の統廃合計画の延期を求めます」について、陳述がありました。  これに対し、委員より、皆様の周りで、通学環境の充実の中で、スクールバスを走らせればある程度容認できそうなのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、小学校の保護者の間では、スクールバスが走ると思っている保護者が多く、だから統廃合してもいいと思っている保護者がたくさんいる。この長い距離を歩かせることに、とても心配している保護者がたくさんいるとのことでした。  次に、委員より、これまで学校や教育委員会にどのようなことを伝えたのか、また、周りの保護者の様子などを聞きたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、電話での質問はもちろんだが、小学校での説明会などで通学路について質問してきた。周りの保護者も賛成の人にはほとんど会ったことがなく、南第二小の保護者も反対の人ばかりだと聞いている。そして、説明会やアンケートにおいて、スクールバスや長距離通学の不安について発した意見や、その他配慮が必要という意見は、結果的に統廃合の賛成という意見として扱われてしまった。本町田・南成瀬・鶴川東・鶴川西地区意見交換会開催概要の質問・意見一覧や、まちだの新たな学校づくりに関するアンケート調査・意見募集報告を見ても明らかで、これまで教育委員会が行ったアンケートは、最初に、統廃合について賛成か反対かを問う設問がない。意見や質問の中に反対という単語がなければ、賛成としてカウントするかのような集計方法にとても不信感を覚えている。統廃合を進める前に、保護者だけでもいいので、グーグルフォームで簡単に集計できるため、賛成、反対のアンケートを行ってみてほしいとのことでした。  次に、委員より、南成瀬地区の避難所について、2段階あるわけだが、その際の避難場所について、きちんと情報が提供されていないと感じているということか。そのあたりの不安について、説明してほしいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、成瀬高校は、洪水土砂災害ハザードマップでは避難所に指定されていないということは、南二小地域は避難所がなくなってしまうことになる。そして、南成瀬小が合併してしまった場合、南成瀬地域の災害避難拠点がなくなってしまうことになる。災害避難拠点としての小学校には大切な機能がある。南成瀬地域に限らず、町田市の小学校は全校で自校調理方式を取っているため、避難してきた住民たちで給食施設を利用した炊き出しがすぐにでも行えるということ、これはほかの避難施設とは決定的に異なる点で、小学校は避難施設としての機能に優れている。中央防災会議、南海トラフ巨大地震対策についてでは、被災の範囲が非常に広範囲に及び、発災直後は行政からの支援の手が行き届かないことが想定されることから、まず地域で自活するという備えが必要と書かれており、新潟大学による学校の避難所としての機能についてという調査報告を見れば、学校統廃合で学校を大規模化することが、災害発生時に、いかに住民の避難を困難にさせるかがよく分かる。統廃合計画は、毎日の子どもたちの通学が不安にならないようにするための議論が第一だが、災害発生時に住民が安全に避難できる距離かといった観点からの議論も必要になってくると思う。町田市は、地域の避難所をなくしてしまった場合、想定外の事態への対応をどのように保障するのか。明確な答えが知りたいとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。  これに対し、委員より、いろいろ協議していると思うので、スクールバスにするのか、公共交通機関のままでいくのか、市議会も決議を上げているので、選択をしてもらいたいと思うが、見解を求めるとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回、新たな学校づくり基本計画検討会及び推進計画協議会の中では、スクールバスも含めて路線バスについては、様々な意見をもらっている。そうした議論の中で、現在の路線バスを通学に利用できるという結論に至っていることも一つの事実である。引き続き、この方針は維持しつつも、通学路について、幾つかまだ安全対策を講じていくところがあるので、安全対策をしっかりと講じていきながら、児童がしっかりと安心して通学できる環境を整えていきたいと考えているとのことでした。  次に、委員より、意見を吸い上げているとされている協議会の中でも、自分たちの声が反映されていないのではないか、電話などで直接届けてもなかなか聞いてもらえないという話があった。その問題については、担当課としてどのように受け止めているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、新たな学校づくり基本計画検討会や基本計画推進協議会の中では構成員として、当該対象校の学校運営の協力者や保護者の代表の方々、新たな通学区域内の地域の代表者などで、皆様に意見をもらっているところである。そういった皆様から必要な意見等々を聞くことができていると考えているとのことでした。  質疑終結後、賛成の立場から、今いろいろ聞いて、避難施設の配備、新たな配置など努力をしていることは承知した。その情報が十分伝わっていないために、保護者はじめ地域住民が不安で、どこに避難すればいいのかということが不安だという状況がいまだにある。それは、この新たな学校づくりに伴う学校施設の統廃合が大きな要因になっているという点では、この請願の皆様が求めているように、きちんとした情報提供を、通常の避難施設の情報提供とはまた異なる形で丁寧に行ってもらいたい。  また、もう一つ、通学路の安全確保、そして、安心ということでは、本当に幾らやってもやり足りないという状況で、直接今日は保護者が切々と訴えてくれたような状況がまだまだあると思う。安全点検もしている通学路なども、一番安全なルートを選んでもらったということだが、本来、統廃合がなければ、こうした危険箇所を通らなくても、もっと近い距離の学校に通えているということを考えれば、この問題についてももっと丁寧にやるべきである。  そういう意味では、安全です、安心しましたという、保護者の皆様の納得感、合意というのが必要になってくると思う。まだ、これから保護者説明会などを活用して説明するということだが、そのときにどのような反応があるのか、意見などもしっかりと受け止めてもらって、その際に、もう少し待ってほしいという結論が出れば、そういった声にもしっかりと応えていくべきだと思うし、安心安全を確保するまで建設を待ってほしいという、こういった願意にしっかりと沿うようにやってほしいと思い、賛成するとの賛成討論がありました。  次に、賛成の立場から、請願第13号の趣旨としては、大きく防災体制と通学路環境の安全性を求めている請願と認識している。防災体制については、基本的には、都立成瀬高校を含めて使用し、その他の成瀬高校への避難が難しい地域住民に関しては柔軟な対応を取ってもらえるということで、おおむね理解している。  しかし、通学路環境の安全性については、請願者の陳述のとおり、通学距離が非常に長くなることによる安全性に不安視されており、公共交通機関の路線バスを利用するにしても、南地域のバス事情は現在、通学時間帯は渋滞や混雑が著しく、保護者や地域住民のスクールバスの導入を希望する声も多くある。こうした中で、私どもの会派としても、希望する地域へのスクールバスの導入に関しては、積極的に行うべきとの意見を求めていることもあり、改めて希望地域へのスクールバスの導入を求めるところである。  以上の理由から、請願項目の防災体制が具体的に整えられたことは評価するものの、通学環境の安全性に対しては、スクールバスを積極的に導入を求めて、協議することを求めて、賛成討論とするとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決の結果、採択すべきものと決しました。  以上で、文教社会常任委員会の報告を終わります。 ○議長(木目田英男) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。  請願第4号に対する賛成討論。  21番 田中美穂議員。    〔21番田中美穂登壇〕 ◆21番(田中美穂) 日本共産党市議団の一員として、請願第4号 まちだの新たな学校づくり鶴川地区小中学校計画の開かれた議論を求める請願に対する賛成討論を行います。  大まかに3点申し上げます。  1つ目は、継続審査の理由となった避難施設の問題です。請願では、鶴川地域の3つの小学校と2つの中学校の統廃合計画に対する多くの問題点が指摘されています。本請願は、3月議会で工事期間中の避難施設の確認が取れないことから継続審査になっていたものですが、鶴川二小の工事期間については、避難施設として、鶴一小、現鶴三小、現鶴四小、鶴川中、鶴川第二中、真光寺中を候補として、5月に地域の関係者連絡会で説明をしたとありました。中では、ほかの場所はないか、集会所への備蓄物資の配布について意見が出されたということでした。地理的に都県境に接する能ヶ谷の四丁目、五丁目など、今回候補と出された避難所は鶴三小と鶴二中以外は大変遠く、率直に実現性のあるものなのか疑問が生じました。避難するだけでなく、物資を取りに行く、仮設のトイレの利用など、請願で出された懸念が払拭されているとは言えないと考えます。実際に行きやすい避難所の確保が前提として必要と考えます。  2つ目は、大きな計画変更の影響です。請願審査の中で、鶴川東地区の推進協議会のことが出されました。二小の工事変更の説明に対し、推進協議会の委員から仮設仮校舎の鶴三小に柿生に近い地域の1年生が通えるのか心配だという意見が出されていましたし、なぜこの時期に変更なのかという意見もありました。こうした声を重く受け止めるべきです。仮校舎の現三小への通学などの検討について今後話し合うと答弁がありましたが、鶴三、鶴四の西地区の推進協議会では、校歌や校章の話に進んでいます。統合の時期がずれる中で、分割統合と言いながら、鶴川三小の歴史や伝統は新設校、2つの学校に引き継ぎできるものなのでしょうか。  子どもの動きについては、二小の仮校舎として鶴三小に統合されるときには、仮校舎とはいえ、鶴川中央小となった現鶴三小の一部の子どもたちと鶴川二小の子どもたちの統合になります。子どもの負担については以前も指摘をしております。さらに、西地区では、鶴三小と鶴四小の子どもたちが統合されても、中学校は真光寺中と鶴川二中に分かれて進学することになる点も以前取り上げました。  なぜ、この3つの小学校の統合、1つの学校の児童を分割して統合するという、さらにその後の中学校の統廃合を行うという複雑な統廃合を行う地域が、今議会で先行の5地区を第1期とするとありましたが、第1期になっているのか、現に2026年度の三小と四小の統合時のクラス数は、想定24学級で適正規模の最大クラス数という点も請願者から指摘されています。市は、統合の順番を児童推計、学校の老朽化を勘案してきたと言いますが、この3つの小学校の統廃合については、以前の請願審査の中でも、児童推計が、2040年まで見ていくと児童数減少の後、また増えるというのが市の資料でも出されている、学校を減らして大丈夫なのかという懸念が出されています。  町田市は、今年度、児童推計を再度行っていくということですから、見直しをしてほしいという意見は当然出てくると思います。また、学校の老朽化と言いながら、鶴三小は2032年まで仮校舎として問題なく使えますという話になっています。こうした中、保護者、地域の方の疑問は解消するどころか増しています。  3点目は、丁寧なプロセスの必要性です。統廃合を見据えて入学する学校を保護者はとても悩んでいます。ようやく決断をしたのに計画変更、想定外の影響をまた検討せざるを得ない。市は第1期の5地区は計画どおり進めると言いますが、東地区の現鶴二小の建て替えは工事期間が後ろ倒しになって、第2期に入っていきます。市は、計画の時期見直しの中で再検討を行うべきと考えます。そもそも不十分だったアンケートの再実施、請願項目のまちだの新たな学校づくりに関するアンケートを鶴川二・三・四小、鶴川二中、真光寺中で適正に行い、結果を基に地域住民も含めた開かれた議論を実施し、統合そのものを行って本当にいいのか、統合時期は本当に適切なのか、プロセスを丁寧に行わなければ、さらに混乱し、負担を生みます。請願内容に応える対応が必要です。  以上の理由から、請願第4号に賛成といたします。 ○議長(木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。  27番 新井よしなお議員。    〔27番新井よしなお登壇〕 ◆27番(新井よしなお) 請願第13号に賛成の立場で討論いたします。  2019年8月27日火曜日に行われた第1回町田市立学校適正規模・適正配置等審議会での石阪市長発言、委員会では、冒頭の挨拶で例えばということをお話しされていましたが、「学校統廃合の議論でも、A小学校とB小学校が統合して、例えばBが残る。じゃぁAの子はすごく遠くなる。だったらスクールバスで良いじゃないかと。スクールバスでなければ、コミュニティバスを走らせて通学する子どもは無料…一般の人はもちろん有料ですけど、子どもはタダみたいなスタイルでも良いじゃないか」と話していること、そして、それが記録に残っていることが明らかになりました。  市長からスクールバスについての発言があった、教育長からも黄色いボンネットのバスと具体的なイメージが湧くお話があったことから、保護者の間ではバスが出るなら通学時の不安は軽減されると容認の方向になられた方が出るのも自然です。しかし、その前提が覆るのであれば、長い距離を歩かせる、バス停まで遠い、バスに乗れても1時間に1本しかないという通学に関する課題が解決されない状況での統廃合となります。  実際、推進委員の方からも、通学路点検などをやって実際に歩いてみたが、とても大変だった、子どもたちがかわいそうという意見も出ていたそうであります。現在の計画を明確に伝えるためにも、スクールバスについての市長発言は、冒頭の挨拶で例えばのお話をしたということを該当地域に全戸配布するなど、現在の計画とは違うことの説明が必要ではないでしょうか。そういったこともせずに進めてきたからこそ、聞いていた話と違うと戸惑いますし、市民が不信感を抱くのもやむを得ないと考えます。  また、請願審査の中では、請願者より、最初に賛成、反対を問う設問はなく、文章に反対という言葉が入っていなければ賛成扱いにするような集計方法や、説明会やアンケート結果についてもスクールバスや通学距離の懸念の声、配慮が必要との声は賛成の意見として扱われてしまった、こういった対応に不信感を持ったというお話もございました。委員からも、自分たちの計画に都合のいい意見のみ採用し、そうでないものは無視するという指摘もございました。
     不信感の原因はまだあります。南成瀬地区小学校新たな学校づくり基本計画推進協議会委員の構成です。対象校の代表が各校3名以内、2023年8月29日時点の名簿では各校3名で6名おりました。うち、片方の学校は通学路は変わりません。変わる学校のうち、2名が6年生の保護者であり、統廃合にお子さんが直接関わらないご家庭です。なぜ全員当事者になる方を入れるという形式を取らなかったのでしょうか。それ以前に委員だった方も反対の立場で話合いに臨んだところ交代となったというお話も伺っているところです。  昨日、27日に南二小にて説明会が開催され、その場において推進委員の選び方は校長先生の推薦というやり方で募集はしていないというお話があったそうで、参加された保護者の方より、統廃合時に当事者となるお子さんの保護者が入るような選び方にしてほしかったというお声もいただきました。お子さんの通学路がどうなるのか、その当事者ではなく、学校から保護者を入れれば十分というところは配慮が欠けていると言わざるを得ませんし、また、保護者からも委員が出ているという実績づくりでしかないとも捉えられます。  これまで様々議論してきたという委員会答弁もありましたが、それでも不安の声が上がるのは、当事者ではない方との議論を行い、当事者となる保護者との話合いをないがしろにしてきたからこその結果ではないでしょうか。市民の安心安全を守るというのは、行政として真っ先にやるべきことであるし、未来ある子どもたちを守るために、現状の計画ではそこへの配慮があまりにも足りないからこそ、本請願は提出されたと考えます。こういうことをやっているから、推進協議会が多様な声を集め、それを計画に反映させる場でなく、市の計画を計画どおりに進めるための実績づくりにしか見えなくなってしまうのです。  6月、7月に保護者を対象にした説明会が行われるという話でした。行政側が決めた計画を一方的に説明するだけの会ではなく、開かれた場でいただいた保護者からの意見を真摯に受け止め、一つでも多くその意見を取り入れ、計画の変更も行っていくこと、市民の声を反映し、まちづくりを進めることが何より重要であると無所属会派は考えます。そのためにも、計画を延期すべきという本請願に賛成いたします。 ○議長(木目田英男) 4番 笹倉みどり議員。    〔4番笹倉みどり登壇〕 ◆4番(笹倉みどり) 請願第13号に賛成の立場で討論いたします。  本請願の趣旨といたしましては、大きく2点、防災体制の明確化と通学環境の安全性を求める請願と認識しております。このうち、今回の文教社会常任委員会の請願審議でも明らかになったとおり、防災体制につきましては、都立成瀬高校を基本に地域住民の要望に対しては柔軟な対応をするとのこと、そして、先日行われました南成瀬小学校、そして南第二小学校で開催された保護者説明会においての資料においても、工事期間中と工事完了後、それぞれの避難施設一覧表も示していただき、この間の防災安全部の方々のご尽力には敬意を表するところであります。  しかしながら、通学環境の安全性につきましては、請願審議にもありましたとおり、地域住民や保護者などから通学距離が非常に長くなることへの不安に対して、通学路の安全点検で指摘された危険箇所に関しては改善されたところもある一方、公共交通機関の路線バスを利用することについては当該地区の路線バスルートは通学時間帯には大変渋滞や混雑が著しく、保護者や地域住民からもスクールバスの導入を希望する声が多く出ております。  こうした中で、令和6年3月議会でも通学環境改善のためのスクールバス導入を求める決議が可決されており、私どもの会派といたしましても、希望する地域にはスクールバス導入を積極的に行うべきとの主張をしているところであります。学校再編計画を今後円滑に進めていくには、希望地域へのスクールバス導入は不可欠であると考えます。  以上の理由から、請願項目の防災体制が具体的に整えられている点に関しては高く評価するものの、通学環境の安全性に対してはスクールバスの積極的な導入に向けて協議することを求め、賛成討論といたします。 ○議長(木目田英男) 10番 矢口まゆ議員。    〔10番矢口まゆ登壇〕 ◆10番(矢口まゆ) 請願第4号及び請願第13号に賛成の立場で討論いたします。  請願にある新たな学校づくりに関するアンケートは、2020年6月から実施したアンケートです。当時の保護者は、今の最終的に決まった計画の前提がないままアンケートに答えていることについて、やはり計画が変更になった段階で、新たにその計画に関して保護者等の意見を聞いてヒアリングを行うことは重要と考えます。不安のある保護者の方々に個別に相談に丁寧に応じているとは思いますが、広く多くの意見を取るアンケートとは、その役割はまた別のものと考えます。  新たな学校づくりのアンケートは、あくまでも全体の計画を進めていく上でのアンケート調査であったと考えております。そして、この計画は2040年まで続くものです。実際に各学校の計画年度が近づいて、基本計画検討会で詳細な計画をしていくときに、当初の計画時から周辺の状況が変化することはある意味当然のことであり、計画が変更になればなおのこと、保護者の学校に求めるものや不安要素については変化していくものと思います。  そのため、計画の変更の有無にかかわらず、基本計画検討会のタイミングで改めて再度保護者の皆様から広くご意見についてアンケートを取り、基本計画検討会ではそのアンケート結果を基にした議論が行われるべきとも考えます。アンケートを取っても、その内容に応えられるもの、また応えられないもの、やむを得ず出てくるかとは思いますが、不安の声をキャッチできずに計画を進めてしまい、後から問題が発生することがないよう、実際に計画の実施が近づいたタイミングや、また今回の請願のように計画に大きな変更が生じたタイミングでは、新たな計画を進める上で必要な配慮を把握するためのご意見を広く集めるべきであり、請願第4号に賛成いたします。  請願第13号について討論いたします。  避難所の対応については、防災安全部のお話から地域の自主防災組織としっかり話をして計画をしていただいていると、その計画内容については理解をいたしました。ですが、その計画について、地域住民へ広く周知をすることがまだできておらず、市民からすると、請願にあるとおり明確になっていないのだと考えました。現在決まっている避難所の方針、計画について、今後市民への情報提供をしっかりとやっていただければよいのではないかと思っております。  また、通学路の点ですけれども、南成瀬八丁目の辺りの方々は路線バスの通学を想定しています。バス停から学校までの道を私も確認してみたところ、成瀬消防出張所前のバス停から学校までが450メートル、吹上から自宅周辺までが約800メートルと、バスに乗ってもそれなりの距離が発生することになるかと思いました。特に学校からの帰り道については、1時間に1本のバスとなります。まだまだ常に同じペースで道を歩くということが困難な低学年などでは、学校で送り出したとしても、学校からバス停までの道を予定どおりの時間間隔で歩けず、1時間に1本のバスに乗り遅れてしまうような事態が発生するのではないかと懸念しております。学校帰り、学童帰りに予定しているバスに乗れるよう、バス停までの送迎など、こういった具体的な検討もするべきだと考えます。  また、これまでバスの時間間隔であったり、バス通学の対象となる家から学校の距離については基準が示されておりますが、バス停から学校や駅までの距離については具体的な基準が示されてまいりませんでした。そのあたりについてももっと細かな議論であったり基準を示すべきと考えます。  学校教育部では本課題について検討し、具体的な対策を考えていただきたく、本請願に賛成をいたします。 ○議長(木目田英男) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第60号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第61号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  請願第4号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。  請願第10号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。  請願第13号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第5、第62号議案外議案3件を一括議題といたします。   ──────────────────────────────── 建設常任委員会議案審査報告書 1.第 62号議案 町田市住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例 1.第 63号議案 町田市宅地開発事業に関する条例の一部を改正する条例 1.第 64号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部を改正する条例 1.第 55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月17日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2024年6月18日                                       建設常任委員長                                         森 本 せいや 町田市議会議長   木目田 英 男 様 ──────────────────────────────── ○議長(木目田英男) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設常任委員長 森本せいや議員。    〔建設常任委員長森本せいや登壇〕 ◎建設常任委員長(森本せいや) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案4件につきまして、6月18日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第62号議案 町田市住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例について申し上げます。  まず、委員より、既に住民の方には通知が送られているが、情報発信はどのように行われているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、何年も前から町内会等の懇談会等のときに、町名関係の了解をもらいながら、今回のような区割りになっている。また、先日も小学校で個別に手続等の説明会等を行い、住民の方に説明しているとのことでした。  次に、委員より、対比表はもうできているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現在、ホームページでは街区図が示されており、新旧対照表は7月15日以降にホームページで開示になるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第63号議案 町田市宅地開発事業に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、宅地造成だけでなく、公共施設用以外は、土石の堆積も含めて申請しなければいけないということで、行政的には負担が増えるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、審査基準とか、現場の観察、検査工程も増えて業務が増加する。この事務は東京都から受託する形で町田市で行っていくが、これに伴い、市の負担がかからないよう都と協議を重ねて、交付金の増額等、内諾はいただいているとのことでした。  次に、委員より、体制の強化が必要だということで、具体的には人的な配置ということになるのではないかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、庁内でも調整をして、人的なものは職員2名増員で対応することで努力していくとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第64号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、今回の変更に至った経緯を聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、以前、区画整理が行われたところで、当時は区画、筆界のところで分かれたような状態になっていたが、その後、開発行為が行われて道路等がきれいに整備されたので、今回、それに併せて境を道路区域界に変更したものになるとのことでした。  次に、委員より、こういう修正をするとき、そこに住んでいる方が何か家に関して手を加えようとしたときに見つけられるのか、それとも行政側で地図を見て、ここを直そうとなるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、一般的には、行政のほうで見直しがあったり、開発行為が起きたときに見直すというところで、必要に応じて、変更しているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  環境資源部所管部分について申し上げます。  委員より、廃棄物処理施設運営費だが、バイオエネルギーセンターで大きな火災があって、それに伴って多摩ニュータウン環境組合に町田市分を処理してもらう費用ということだが、金額の根拠と処理の期間について知りたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2024年7月から2025年3月の期間でごみ処理に必要な経費を計上している。処理量は、燃やせるごみの量5,940トンを想定している。ごみ処理費が1トン当たり1,000円となる。また、ごみの焼却に伴い発生する焼却灰の運搬費が、燃やせるごみの量1トン当たり800円となり、合わせて1,069万2,000円となる。処理費については、9月までは1トン当たり1,000円だが、多摩ニュータウン環境組合と構成市の4者で協議中で、10月以降は変更する場合があるとのことでした。  以上が、環境資源部所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(木目田英男) 委員長の報告は終わりました。
     これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案に対する討論を許します。  討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第62号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第63号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第64号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  これより第55号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第55号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第6、議員提出議案第11号から第22号までを一括議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  議員提出議案第16号に対する反対討論。  21番 田中美穂議員。    〔21番田中美穂登壇〕 ◆21番(田中美穂) 日本共産党市議団の一員として、議員提出議案第16号 地域における「こども誰でも通園制度」の制度拡充等を求める意見書に、反対の討論を行います。  意見書の項目にあります障がい児や医療的ケア児が通園できる制度を整えることへのニーズや必要性については、切実な課題と認識しています。  一方、こども誰でも通園制度の制度拡充という前提で出された意見書であるという点について申し上げます。未就学児の親が孤立した育児をしている中で、ライフスタイルにこだわらない支援、全ての子どもの育ちを応援する理念については賛同するものです。  しかし、こども誰でも通園制度の実施の具体的な内容になってくると、その理念から外れた運用が想定されることが懸念されています。国会審議の中で本格実施となった際には、行政が利用調整せずに一律のシステムで保護者が事業者に使用申請すると想定されているというやり取りがありました。利用方法として、特定の園、特定の保育士との関わりが前提の定期利用のほかに、自由利用方式、都道府県をまたいでの利用が想定されています。初対面で全体の保育の中で一時的に参加するという状況や複数園を利用可能とする状況が子どもへも、保育者へも、さらにはその負担ストレスを抱えた子どもを帰宅後に受け止める保護者にもかかるのではないかという専門家の指摘があります。  保育事故は預けて1か月以内に起こりやすく、乳幼児期の子どもの安全の確保のために信頼関係を築く時間と保育者の専門性が求められています。  町田市でも来月から行われる誰でも通園制度の試行事業においては、定期利用で継続した関わりを前提とし、行政が責任を持って行われるものです。子どもの育ちを支えるという点では、親の就労の有無にかかわらず、全ての子どもに質の高い保育を保障することが必要と考えます。  しかし、本格実施になった際には、保護者と事業者の直接の契約で自治体の責任の後退が生じるのではないか、親支援と言いながら関係機関との連携はきちんと取れるのか、海外では各保育や教育機関の質をチェック、公開する仕組みがある国があるが、そうした質の公表が日本ではされていないので、親も選ぶための情報がないなどの問題が指摘されています。  本意見書は、以上の課題が懸念されているこども誰でも通園制度の導入を前提として拡充を求める意見書のため、反対をいたします。 ○議長(木目田英男) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第11号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第12号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第13号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第14号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第15号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第16号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕
    ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第17号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  可否同数であります。よって地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。  議員提出議案第17号については議長は否決と裁決いたします。  議員提出議案第18号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第19号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第20号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第21号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第22号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。  この際、戸塚正人議員外3人から提出された「選挙の適正な実施に資するための公職選挙法改正を求める意見書」を上程し、議決してもらいたい旨の動議について、これより表決に入ります。  お諮りいたします。本動議の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本動議は可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の1 日程第1   ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 議員提出議案第23号を議題といたします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。  25番 戸塚正人議員。    〔25番戸塚正人議員登壇〕 ◎25番(戸塚正人) それでは、議員提出議案第23号 選挙の適正な実施に資するための公職選挙法改正を求める意見書を上程させていただきます。  2024年6月20日に告示をされました東京都知事選挙におきましては、市民から公営掲示板にみだらな画像が貼ってある報道を見た、実在するのであれば即刻撤去すべきといった苦情や、1つの掲示板に同じポスターが何枚も貼られているのはなぜかといった問合せが町田市の選挙管理委員会に寄せられている状況であります。  本来、選挙運動用ポスターは、公職選挙法により掲示が認められている文書区画の一つであり、公営掲示板は候補者の選挙運動用ポスターを掲示するために設置されているものであり、選挙運動用ポスターは候補者以外が使用するべきものではなく、ポスターの掲示権利を売買する行為など言語道断であります。  また、憲法21条では表現の自由及び検閲の禁止が明記されておりますが、同12条においてはその権利の濫用の禁止も同時に明記されていることも忘れてはならないと感じます。選挙目的ではない可能性のあるポスターの掲示は、民主主義の根幹をなす選挙において、市民の一層の政治不信を募らせ、民主主義の意義に影響を及ぼしかねないと考えます。  よって、町田市議会は、国会に対して、選挙の適正な実施に資するための公職選挙法改正を求めるものであります。  なお、現在東京都知事選挙の期間中ではありますが、これから、来年には東京都議会議員選挙、参議院議員選挙、そして年内にも全国の各自治体では選挙も見込まれていることから、その緊急性にのっとって今議会で提出させていただいていることにご理解をいただければと思います。  以上、皆様方におかれましては、この内容に賛同いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(木目田英男) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第23号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(木目田英男) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第7、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって、議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8
     ―――――――――――――――――― ○議長(木目田英男) 日程第8、各常任委員会特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。  各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木目田英男) ご異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって令和6年第2回町田市議会定例会を閉会いたします。              午前11時46分 閉会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  木 目 田   英   男   署名議員  藤   田       学   署名議員  佐   藤   伸 一 郎...