町田市議会 2023-03-08
令和 5年総務常任委員会(3月)-03月08日-01号
6
出席議会事務局職員
議事係長 新井亮介
調査法制係担当係長 越智宗全
担当 松井雄亮
7 速記士
植木那津子(
澤速記事務所)
8 事件 別紙のとおり
────────────────────────────────────
総務常任委員会審査順序
令和5年(2023年)
3月7日(火)午前10時
3月8日(水)午前10時
第4
委員会室
1
政策経営部
(1)第 40 号議案
包括外部監査契約の締結について
(2)第 42 号議案 町田市表彰条例に基づく一般表彰の同意方について
(3)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
(4)行政報告
アフターコロナにおけるこれからの郊外都市のあり方に関する調査研究について
(5)行政報告 「
教育センターの複合化」の検討状況について
2 総務部・会計課
(1)第 15 号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
(2)第 44 号議案 町田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
(3)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
3 財務部
(1)第 18 号議案 町田市
手数料条例の一部を改正する条例
(2)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
(3)行政報告 市税等の納付方法の拡充について
4
防災安全部
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
5
選挙管理委員会事務局
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
6
監査事務局
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
7
議会事務局
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
8
経済観光部
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
(2)行政報告
原油価格等物価高騰対策事業の実施結果について
9
農業委員会事務局
(1)第 7 号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算
10 特定事件の
継続調査申し出について
11 委員派遣について
────────────────────────────────────
午前9時59分 開議
○委員長 ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
3月7日に続き、当
総務常任委員会に付託されました案件について審査を行います。
△第7号議案(
経済観光部・
農業委員会事務局所管部分)
○委員長 第7号議案を議題といたします。
本案のうち、
経済観光部及び
農業委員会事務局所管部分について、一括して提案者の説明を求めます。
◎
経済観光部長 第7号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算のうち、
経済観光部所管分につきまして、「
予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。
210ページをご覧ください。
経済観光部予算のポイントとして、
予算編成に当たっての
予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。
211ページをご覧ください。
経済観光部予算総括表でございます。下段の財源内訳の比較欄をご覧ください。前年度と比較し、予算額で10億9,223万円の減額となっております。
次に、主な事業につきましてご説明いたします。
212ページをご覧ください。
労働諸費の①から③をご覧ください。まず、事業の内容でございますが、①につきましては、勤労者の福利厚生を支援します。②につきましては、職業人の技能の研さんの促進及び
市内事業所の従業員の定着促進を図ります。③につきましては、
市内事業者の安定した事業継続を確保するため、人材の確保、育成に向けた取組を支援します。
次に、2023年度における取組でございますが、①につきましては、町田市
勤労者福祉サービスセンターが行う
福利厚生事業を支援し、
勤労者福祉の向上を図ります。②につきましては、
町田商工会議所とともに、長く同一の職業に従事し、技能を有し後進の指導に努めている方々の功績をたたえ、表彰します。③につきましては、
就職面接会や
スキルアップ研修等を開催するなど、
市内事業者の人材確保や人材育成を支援します。
最後に、事業費でございます。①につきましては2,100万円でございます。②につきましては10万円でございます。③につきましては20万円でございます。
213ページをご覧ください。
農業費の①から④をご覧ください。まず、事業の内容でございますが、①につきましては、町田市
里山環境活用保全計画に基づき、市内外の団体や企業などとの連携、協働により、里山資源を活用する取組などを推進いたします。②につきましては、情報誌や広告等を活用して、まち☆ベジの
認知度向上に取り組むとともに、新たな生活様式に即した流通体制の構築を推進します。③につきましては、農業者が経営基盤を強化するための支援を行うとともに、
新規担い手の育成及び営農の定着に向けた支援を行います。④につきましては、農業に親しむ機会を創出し、市民の農業に対する理解を深めます。
次に、2023年度における取組でございます。①につきましては、来訪者と地域住民の交流や木材の活用を図る
交流回遊拠点施設の基本構想を策定します。また、伐採木の搬出や資材の搬入を行う作業路の設計等を行うとともに、耕作が行われていない農地や農道などの整備を行います。②につきましては、
市内農業情報をバスやタクシーの
サイネージ広告や情報誌等を通じて、幅広い年齢層へPRします。また、
地域内流通インフラを拡充し、新鮮な町田産農産物を購入しやすい環境を整備します。③につきましては、収益性の高い効率的な農業経営を目指す農業者に対し、
農業用施設や機械等の導入を支援します。また、経営開始直後の
新規就農者に対し、経営資金を交付します。④につきましては、
ふるさと農具館では、触って体験してもらえるプログラムを実施するとともに、
町田薬師池公園四季彩の杜にある他施設と連携したイベントを開催します。
214ページをご覧ください。
次に、主な事業費でございます。①につきましては、
整備工事費2,031万9,000円などでございます。②につきましては、
プロモーション動画・
サイネージ静止画制作等の
作成委託料68万2,000円などでございます。③につきましては、
都市農業振興施設整備事業補助金2,992万3,000円などでございます。④につきましては、
ふるさと農具館の
指定管理委託料818万3,000円などでございます。
最後に、主な
特定財源でございますが、①につきましては、
整備工事費を対象として、
土地改良事業費補助金1,015万9,000円などを計上しております。③につきましては、
都市農業振興施設整備事業補助金を対象として、
都市農業振興施設整備事業補助金1,994万9,000円などを計上しております。
215ページをご覧ください。
商工業振興費の①から④をご覧ください。まず、事業の内容でございますが、①につきましては、ビジネスの場や働く場として町田市が選ばれるまちであり続けるために、「チャレンジするなら東京の町田から」を掲げ、3つの
チャレンジ等を促進し、「ビジネスに、働く人に、心地よいまち」を目指します。②につきましては、
産業振興を加速させるため、市内3か所の
産業支援施設を複合化し、町田市の
産業振興を牽引する拠点を目指します。③につきましては、
中心市街地のにぎわいや交流にあふれる町の実現を目指し、町田駅
周辺地区都市再生整備計画を推進します。④につきましては、新たな
ビジネスモデルや新技術の導入にチャレンジする事業者を支援し、
市内事業者の
競争力強化と付加価値の向上を図ります。
次に、2023年度における取組でございますが、①につきましては、町田市
産業振興計画19-28で目指す将来像の実現に向け、
後期実行計画を策定します。②につきましては、
産業支援複合施設の2028年度供用開始を目指し、
整備等事業者の公募に向けた準備を行います。③につきましては、2023年度から2024年度にかけて
原町田大通りの歩道を拡幅し、
滞留空間を整備します。④につきましては、
市内事業者が実施する新商品・新サービスの開発及び開発にかかる実証実験の費用の一部を補助します。
216ページをご覧ください。
次に、主な事業費でございますが、①につきましては、
後期実行計画策定支援委託料700万円などでございます。②につきましては、
公募支援委託料1,622万1,000円などでございます。③につきましては、
整備工事費4,830万円などでございます。④につきましては、新商品・新
サービス開発事業補助金1,200万円などでございます。
次に、
債務負担行為でございますが、②につきましては、
産業支援複合施設整備事業の
事業期間が、③につきましては、
原町田大通り滞留空間等整備事業の
事業期間が複数年に及ぶことから、
債務負担行為とするものでございます。
最後に、主な
特定財源でございますが、①につきましては、
後期実行計画策定支援委託料を対象として、
地域産業活性化計画事業費補助金92万6,000円を計上しております。②につきましては、
公募支援委託料を対象として、
指定寄附金1,622万1,000円を計上しております。③につきましては、
整備工事費を対象として、
社会資本整備総合交付金1,230万円などを計上しております。④につきましては、新商品・新
サービス開発事業補助金を対象として、
指定寄附金1,200万円を計上しております。
217ページをご覧ください。
観光振興費の①及び②をご覧ください。まず、事業の内容でございますが、①につきましては、
町田薬師池公園四季彩の杜に何度も訪れていただけるよう、エリア全体の魅力をさらに引き出し、町田市のシンボルとなるよう
ブランディングを行います。②につきましては、2022年度に好評であった市内を回遊するまちだ謎解きゲームなどの
シティセールスを実施し、市内外から
観光拠点等への来訪を促します。
次に、2023年度における取組でございますが、①につきましては、リス園を
リニューアルするため、
基本計画を策定します。また、グリーンスローモビリティーを導入し、四季彩の杜エリアの
回遊性向上及びイベントに活用します。②につきましては、新たな地域素材を発掘し、市の魅力を発信するためまちだ謎解きゲームを開催します。また、デジタル技術を活用した
デジタルラリーも併せて開催します。
次に、主な事業費でございますが、①につきましては、
町田薬師池公園四季彩の
杜おもてなし事業補助金2,000万円などでございます。②につきましては、まちだ謎解き
ゲーム業務などの事業・
業務委託料3,463万4,000円などでございます。
次に、
債務負担行為でございますが、①につきましては、
町田薬師池公園四季彩の
杜計画策定事業の
事業期間が複数年に及ぶことから、
債務負担行為とするものでございます。
最後に、主な
特定財源でございますが、①につきましては、四季彩の
杜プロモーションを対象として、
観光まちづくり推進支援事業補助金163万4,000円などを計上しております。②につきましては、まちだ謎解き
ゲーム業務などを対象として、
観光まちづくり推進支援事業補助金650万円を計上しております。
353ページから356ページをご覧ください。
事業別支出科目一覧でございます。このページに、
経済観光部の全ての支出科目を掲載しております。
経済観光部の説明は以上でございます。
続きまして、
農業委員会事務局所管分について、
農業委員会事務局長からご説明させていただきます。
◎
農業委員会事務局長 第7号議案 令和5年度(2023年度)町田市
一般会計予算のうち、
農業委員会事務局所管分につきまして、「
予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。
282ページをご覧ください。
農業委員会事務局予算のポイントとして、
予算編成に当たっての
予算編成の考え方、重視した取組を記載しております。
283ページをご覧ください。
農業委員会事務局予算総括表でございます。下段の財源内訳の比較欄をご覧ください。前年度と比較して、予算額で197万3,000円の増額となっております。
次に、主な事業についてご説明いたします。
284ページをご覧ください。
農業委員会費の①と②をご覧ください。まず、事業の内容でございますが、①につきましては、農地の有効利用を推進するとともに、農業の担い手の育成などに取り組みます。また、人・
農地プランの法定化への対応や農地法等の行政手続の
利便性向上のため、
オンライン化を進めます。②につきましては、農業への理解を深めてもらうため、
農業体験事業を実施します。
次に、2023年度における取組でございますが、①につきましては、遊休農地の解消などを図るとともに、担い手への農地利用の集約化に取り組みます。また、国の
農業委員会サポートシステムを導入します。②につきましては、農を楽しむ
米作り農業体験事業を実施します。
次に、主な事業費でございますが、①につきましては、
農業委員報酬1,252万8,000円などでございます。②につきましては、
体験農業実行委員会負担金6万円でございます。
最後に、
特定財源でございますが、①につきましては、
作成委託料を対象として、都支出金である
農業委員会サポートシステム導入事業費補助金132万円などを計上しております。
353ページをご覧ください。
事業別支出科目一覧でございます。このページに、
農業委員会事務局の全ての支出科目を掲載しております。
農業委員会事務局の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長 これより一括して質疑を行います。
◆渡辺 委員 ご説明ありがとうございました。何点か質疑をさせていただきたいと思います。
「
予算概要説明書」の217ページのところから行きたいと思います。
町田薬師池公園四季彩の
杜魅力向上推進事業ということで、今回、
計画策定委託料が計上されておるかと思いますが、まず、この
基本計画を策定される方というか、課はどちらになるのか、お知らせください。
◎
観光まちづくり課長 この
基本計画の策定については
観光まちづくり課が事務局となりまして、策定のほうを進めていくところでございます。
◆渡辺 委員 これは
包括外部監査でも指摘があったと思うんですけれども、運営が障がい福祉課ということになるんですけれども、計画は
観光まちづくり課がやられて、運営はまた別でやるというふうになると、現場の意見というのはどのように反映されていくのかというのが分からないんですが、そのあたりの
プラットフォームづくりというか、そういったことがあるんであればお知らせいただければと思います。
◎
観光まちづくり課長 今、委員のおっしゃるとおり、現在、障がい福祉課のほうがリス園については所管をしているというところではございます。ただ、これからリス園に関して
リニューアルをしていく中で、
基本計画をつくるところでは、
薬師池公園四季彩の杜全体エリアの中で、どう
観光施設として
ブランディングを進めていくかというところで、我々と障がい福祉課、もしくはそこで活動している方たちと一緒になって、よりよい施設にしていくために進めていく中で、我々が事務局を取りながら、かじを取っていくというところで、今の利用者の方たちも含め障がい福祉課を置き去りにするという進め方ではないように、こちらのほうも考えております。
◆渡辺 委員 ということは、
リニューアルの大きな主眼に置かれているのは、この四季彩の杜の魅力向上をメインに
リニューアルをしていくという認識でいいんでしょうか。
◎
観光まちづくり課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
◆渡辺 委員 承知いたしました。この障がい福祉課との連携もそうですし、あと、また、動物愛護の観点から言うと、私も昔、子どもを連れて行ったときに、夏場になるとリスが炎天下の下にさらされて、かなりくたびれているというところも見たことがあるので、そういった観点も持っていただいて、こういった事業を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。ここの点に関しては、以上でございます。
次に、215ページのところに行きたいと思います。
原町田大通りの
滞留空間等の
整備計画策定委託料が出ているかと思うんですが、
整備工事費の4,800万円というのが計上されていると思うんですが、道路拡幅ということなんですが、どの程度拡幅を計画されておるのか、お知らせいただければと思います。
◎
産業政策課担当課長 原町田大通り滞留空間整備工事費の拡幅の範囲でございますけれども、
原町田大通りの2か所歩道を拡幅することを予定しております。場所としては、まちだ
中央公民館の建物の反対側の今バスベイみたいな形で少し欠けているところを1車線程度拡幅するというのと、それと、駅から反対側、
芹ヶ谷公園のほうに進んだ、今、
もんじゃ焼き屋の入っているビルのところを、また同じように1
車線程度歩道を拡幅するといった拡幅の範囲でございます。
◆渡辺 委員 ということは、そこの場所2か所を拡幅して
滞留空間をつくるということでございますけれども、具体的に、その1車線分が全て
滞留空間になるという認識でよろしいんでしょうか。
◎
産業政策課担当課長 今、具体的な整備の設計については、警察との協議を重ねながら進めているところでございますが、おおむね1
車線程度歩道が拡幅するとお考えいただいて結構でございます。
◆渡辺 委員 この
滞留空間の事業を私も何度か視察させていただいたんですが、おおむね出店されている方々からは評判がよかったのかなという認識はあるんですが、一方で、商店街の中にあるテナントと、
バス通り沿いにある、
大通り沿いにある
滞留空間とだと、またちょっと違うと思うんですが、そのあたりの
滞留空間づくりというのは、どういうことを中心に主眼に置いてやられるのかどうかをお伺いしたいんですが。
◎
産業政策課担当課長 滞留空間づくりの目的でございますけれども、
中心市街地にいらした来街者の方に町なかでより快適に過ごしていただけるということで、商店街でお買物をして、
原町田大通りは、今は町田の
中心市街地のまさに中心の部分でございますので、そこにそういうちょっとお休みしていただけるところをつくって、より長く
中心市街地を楽しんでいただけるということを目的として整備するものでございます。
◆渡辺 委員
休憩スポットというような認識でいいのかなと思ったので、了解いたしました。これは2023年度から2024年度にかけてということなんですけれども、もう少し具体的にいつまでに完成というか、つくり上げるんだという実感的な
タイムスケジュールがあるんであればお知らせいただければと思います。
◎
産業政策課担当課長 整備の
スケジュールでございますけれども、先ほど少し申し上げましたように、今まさに警察との協議をしている最中でございますので、正確にいつからいつまでということはちょっと申し上げられないような状況でございます。
◆渡辺 委員
タイムスケジュールに関しては、承知いたしました。この
滞留空間に関して、地域の方々、商店街の方々ですとか、近隣の店舗のご意見なんかを伺うことはあったんでしょうか。
◎
産業政策課担当課長 すみません、先ほどの
スケジュールの点で若干補足させていただきますと、「
予算概要説明書」の46ページに大体の
スケジュールが出ていますけれども、工事は2023年度の下半期から着手をしまして、2024年度の上半期のオープンを目指すといった
スケジュールになっています。その中での詳細については、先ほど申し上げたとおり、関係機関との協議をしているところで、詳細についてはまだ決まっていないというところでございます。
それと、今の地元説明については、2022年度について、今、延べ45回の説明の機会を持ったと。整備の内容ですとか、そういったところを、商店街ですとか、
あと沿道沿いの地権者の方に説明をして、ご意見等をいただいているところでございます。
◆渡辺 委員 意見をいただいているということは、賛否ある中でご理解はいただいているという認識でよろしいでしょうか。
◎
産業政策課担当課長 整備については、おおむね進めてくださいというご意見をいただいているところでございます。
◆渡辺 委員 ありがとうございます。この
滞留空間のところに関しては、以上でございます。
次に、215ページの
商工業振興のところでお伺いしたいと思うんですが、地域の事業の
スタートアップに関して、幾つか国のほうでも施策が出ているかと思うんですが、今、
スタートアップを助成する市の取組というのがあれば、お知らせいただければと思います。
◎
産業政策課長 スタートアップということで、創業期、起業のところになるかと思います。市では、
創業プロジェクトというところで、新
産業創造センター、
商工会議所等の11の団体でしたか、
プロジェクトチームをつくって、その
プロジェクトを立ち上げております。そこで
セミナー等を受けていただいた方に
起業家カードということで発行して、
創業資金融資等の
サポート等を行うような仕組みを立ち上げてございます。
◆渡辺 委員 今お話に出ました新
産業創造センターですか、私もホームページを拝見して、幾つか既に会社として巣立っておられるところもあって、現在も入られている会社があると認識はしておるんですけれども、家賃設定があるかと思うんですが、ああいったところの価格というのは、価格設定をどのように決められているのかというのをお知らせいただければと思うんですが。
◎
産業政策課長 新
産業創造センターにつきましては、2階と3階に
個別ブースという形で賃料を取って貸借しております。家賃に関しましては、新
産業創造センターのほうで決めているところなんですけれども、民間企業と比べるとというといいんでしょうか、今でいうと大体半額ぐらいというところで推移しています。大体月額4万円くらいという形になっております。
◆渡辺 委員 私的にはかなり安いなと思う一方で、現在稼働率がそんなに上がっていないように感じるんですが、そのあたりに対して、新しく呼び込む取組、施策というのはされているんでしょうか。
◎
産業政策課長 先ほどの稼働率ですが、2階につきましては3年間という期間があります。1回延長で6年までいることができまして、今現在、全て埋まっているという形になっていまして、2階、3階、それから
個別ブースということで契約でいくのがありまして、契約でいく部分については90%くらいが入居しております。稼働としては整っているところです。
◆渡辺 委員 失礼しました。私の調べ間違いで稼働率が低いと言ってしまった、稼働率がいいということですね。ありがとうございます。そういった中で、総務省のほうでもローカル10,000
プロジェクトというのをやられて、創業支援をされていると思うんですけれども、ローカル10,000
プロジェクトに応募すると、やはり交付金を受けやすくなるというところもあるんですが、そういったところのマッチングというのはされておるのかどうか、お伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
◎
産業政策課長 新
産業創造センターの業務としまして、マッチング業務というのは、通常業務でお願いしているところでございます。国のほうの制度も、この数年で変化してございますので、適宜、そのような事業スキームも新
産業創造センターのほうで把握しながら、事業者の相談に応じて、必要に応じて、そのような制度を考えていくようなところでの相談を行ってございます。
◆渡辺 委員 ありがとうございます。私は、このローカル10,000
プロジェクトは非常にいいなと思っておるのが、地元企業から産業が生まれて、その中で様々な商品が出てくる中で、それ自体がふるさと納税にも転換できるようになってくると思うんです。今ふるさと納税の町田市のところを見ると、やはり大手企業のイヤホンですとか、そういったのを拝見するんですけれども、一方で、そのサイトのホームページなんかを見ていると、トップに出てくるのはお酒の特集であるとか、お米の特集、肉の特集、食べ物がやはり多いんです。そういったところに関して、町田市のふるさと納税の商品のラインナップは非常に弱いなと思っておるので、ぜひそういったところに思いを入れて、中心的にピックアップして、
スタートアップを応援していただくような形のほうがより効率的にふるさと納税の増収というのも見込めると思いますので、そういったところに主眼を置いて、この
スタートアップを応援していただければと思います。よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。ありがとうございます。
◆加藤 委員 まず、「
予算概要説明書」の60ページのところなんですが、
薬師池公園四季彩の杜の件で、
スケジュールの部分で、昨年の資料だと南園の
スケジュールが載っていたんですけれども、今回、南園が載っていなかったので、その理由がなぜかということで教えていただければと思います。
◎
観光まちづくり課長 南園の整備に関しては、所管としては公園緑地課のほうになりますが、この魅力向上計画推進事業としては、我々が中心となって進めていますので、その範囲の中で答えさせていただければと思います。
今年度に魅力向上計画を策定している中で、南園に関しては、いろいろな整備を一遍に進めるというよりは、ずらしながら、優先順位をつけながら進めていこうという中で、今、来年度に対して出てきているものがないということで、将来的には南園の整備ということも捉えながらではいるという状況にはなっております。
◆加藤 委員 ありがとうございます。部署が分かれているので、そこら辺の兼ね合いもあるかと思います。あと、北園の用地購入費ということで、これも公園緑地課の予算計上かと思うんですけれども、②の部分で、北園の景観作物エリアだとか、あと新たな体験空間の拡充を目指すということで記載してあるんですけれども、どんな整備をしていくかというので、大枠は大体決まっているのか、そこら辺をお聞かせいただければと思います。
◎
観光まちづくり課長 大枠につきましては、現在ある魅力向上計画を
リニューアルするということで、策定自体が来年度の9月ぐらいに完成ということで、今、外部有識者を含め地域の方々と話合いながら決めている最中ですので、それがまた完成しましたら、行政報告を含めながら今後させていただきたいと思います。
◆加藤 委員 分かりました。北園に関しては地元の方が組合をつくっていろいろやられている部分もあるので、そこら辺の方にも説明等をしっかり行っていただきたいということで、これは要望ということで、よろしくお願いします。
次が「
予算概要説明書」の77ページです。里山環境整備事業ということで、まず、事業の内容の③農地等整備ということで、これは小野路町ほか2か所整備されるということで、予算額が2,000万円を超えるということで、整備地のおおよその面積だとか、あと、どういった作業を行うのかということをお聞かせいただければと思います。
◎農業振興課担当課長 今、農地等整備の場所と、それから事業の内容についてのご質疑をいただきました。大きく3点ございます。まず、一番大きいのが小野路町の市が持っている農地で約1,100平米の農地整備工事を行います。現場は竹が侵入しておったりですとか、あるいは竹の中に樹木が生えていたりとかもしますので、そういったものの伐採、抜根等を行いまして、農地として使えるような整備を行います。2点目は、小山田のエリアの中で農道整備を80メートルほど予定しておりまして、こちらの舗装工事。そして、3点目、小山田エリアで水路、五、六十年前に整備したところが少し不具合がありますので、約5メートル、こちらの補修工事を予定しております。
◆加藤 委員 整備の詳細について分かりました。整備後なんですけれども、これは貸したりするかと思うんですけれども、農地バンクだとか、そういったものを利用されて貸して、使用していただくという形を取るんでしょうか。
◎農業振興課担当課長 委員のおっしゃるとおりです。農地あっせん事業によりまして、農地バンクに登録して、農業者に貸し付けて、活用していただく予定でございます。
◆加藤 委員 分かりました。ありがとうございます。
続いてが「
予算概要説明書」の214ページです。予算の項目で特定農産物生産出荷事業補助金ということで書いてあるんですけれども、これはどのような使用使途なのか、お聞かせください。
◎農業振興課長 こちらは、市内の農家の皆さんに対しまして、特定農産物の生産と、それから出荷容器の購入等に要する経費の一部を補助するものでございます。具体的な内容でございますが、主なものとしましてはまち☆ベジマークのついた出荷用の袋、こういったものの購入の一部補助をするものでございます。
◆加藤 委員 分かりました。ありがとうございます。これも毎年60万円で大体計上されていたので、農家が減っている中でも出荷者は減っていないのかなという認識なので、喜ばしいことでもあるのかなという認識であります。ありがとうございます。
最後です。農業委員会のほうで新しいシステムを導入するということで、初歩的な質疑になるんですけれども、
農業委員会サポートシステムというのが具体的にどういったものなのか、教えていただければと思います。
◎
農業委員会事務局課長
農業委員会サポートシステムは、新たに国が農地台帳のシステムとして整備している新しいシステムでございます。このシステムを使いますと、農業委員会等が農地法により定められている法定業務を行うための様々な行政手続が
オンライン化できるとか、それから、農業経営基盤強化促進法の改正に伴い、これから行っていくような事務のときに、こういったサポートシステムを使って効率よく業務ができるというものでございます。
◆加藤 委員 農地ナビのeMAFFという地図で検索ができるシステムがあると思うんですけれども、それとの関連性はどういうふうになっているんですか。
◎
農業委員会事務局課長 今、既存の台帳システムがございますが、そちらからこちらのサポートシステムにデータ移行等を行って、こちらのサポートシステムのほうへ替えていくということになります。連動して使っていくために、こちらの新しいシステムにもデータ移行をしていくということになります。
◆加藤 委員 そうしたら、その新しいシステムを使いながら、要は、そっちとも連動性があって手続が楽になるよという認識でよろしいんですか。
◎
農業委員会事務局課長 そのとおりでございます。
◆加藤 委員 ありがとうございます。これは導入補助金なので、導入したら補助金は終わりかと思うんですけれども、その後、システムの運用費は大体幾らぐらいか、もし分かればお聞かせいただければと思います。
◎
農業委員会事務局課長 今のところ、具体的にこういう金額がかかるという想定まではしていませんが、ただ、メンテナンス用のツールを今回作成しますので、そのツールを使ってやった場合にどのぐらいの手間、経費がかかるか、今後きちっと検証して進めていきたいと思っております。
◆加藤 委員 分かりました。使ってみてどうだというのもまたお聞きしたいと思いますので、そのときはよろしくお願いします。
◆三遊亭 委員 「
予算概要説明書」に沿って質疑をさせていただきます。
まず、215ページの新規の事業として、「チャレンジするなら東京の町田から」を掲げておりますが、「立ち上げる」、「拡げる」、「つなぐ」の3つのチャレンジの支援、促進ということなんですが、もうちょっと具体的にこのチャレンジの内容を教えていただきたいということです。
2点目といたしまして、216ページの③にございます調査等委託料で、町田駅ペデストリアンデッキ周辺等通行量調査なんですが、これは、以前、中活協が毎年11月に通行量調査を行っていましたけれども、それと似たようなものなのか、それとも全く違う視点からのものなのか、それをお知らせください。
そして、3点目に、先ほどの質疑と若干重なるところもあるんですが、同じページの主な
特定財源、②の
指定寄附金と④の
指定寄附金はどちらもふるさと納税だと思うんですが、②と④はどう違うのか、ちょっとお知らせください。
◎
産業政策課長 まず、1点目の3つのチャレンジは具体的にどのような支援があるかというところでございます。まず、1つ目の「立ち上げる」につきましては創業期の支援でございますので、先ほどの創業支援、最初の起業をするときの相談からマッチング等の
創業プロジェクトというところでの
セミナー等の開催等がございます。新
産業創造センターを中心として行っている事業でございます。
それから、「拡げる」につきましては、トライアル発注認定商品や新商品、新サービスに関する補助金、それから産業見本市等への出展に際する補助金、特許等を取得するための事業の補助金、それから企業立地の奨励金などの事業を広げていくところでの事業がございます。
それから最後に、「つなぐ」につきましては、事業承継というところで、事業を継続するために第三者につなげていきたいというような支援の補助金等があります。こちらも事業承継のネットワーク等を行っていまして、全て、3つの事業は、いろんな方々、町田市内で中小企業等を支えていく方々と一緒に進めていくチャレンジでございます。
それから、続けて3点目にいただきました、主な
特定財源の②と④に書いてある
指定寄附金は、同じものでございまして、ふるさと納税の寄附金でございます。目的別で、「町田の事業者のチャレンジを応援!」という項目がございまして、市内の事業者がチャレンジしていく環境を整備するために使うという形になっています。町田市産の商品、サービスが町田市から全国へ、世界に広がっていくようにということで寄附をいただいたものを財源として使わせていただいております。
◎
産業政策課担当課長 私から、2点目にお尋ねの調査等委託料276万5,000円の内容ですけれども、こちらは中活協で行っていた歩行量調査、いわゆる数取器で市内35か所でやっていたものとは別のものでして、こちらは、2019年から、既に小田急の町田駅とJRをつなぐペデストリアンデッキ上に8か所計測器をつけておりまして、そちらでの歩行量の調査というのを24時間365日実施しておりまして、そちらによる歩行量調査でございます。
◆三遊亭 委員 まず、「チャレンジするなら東京の町田から」、確かに、事業承継というのは非常に大きな問題ですから、ここは手厚くやっていただきたいと思います。
それと、今の説明を聞いてよく分からなくなっちゃったのが、
指定寄附金は②と④に分けているけれども、同じものだとおっしゃったけれども、では、何で同じものなのに分けちゃったんだろうと、そこはよく分からないんだけれども。
◎
産業政策課長 分けたというよりは、②と④が215ページ、216ページで書かれている事業ごとに記載していっていますので、②と④それぞれにこれが当たっているということでございます。
◆三遊亭 委員 あと、通行量調査で、中活協とは別のもので、カメラで行っている通行量調査ということが分かりましたので、了解いたしました。ありがとうございました。
◆おく 委員 それでは、「
予算概要説明書」の355ページのところに出ている、町田ターミナルプラザ費のところをちょっと伺いたいと思います。町田ターミナル設備修繕負担金で、令和3年、令和4年と4,000万円とか、1,000万円弱ぐらいの負担金を出しているんですが、今回1億7,300万円という金額が計上されておりますけれども、これの内容をちょっと教えていただいていいですか。
◎
産業政策課担当課長 町田ターミナル設備修繕負担金の内容でございますけれども、昨年と比べて1億5,900万円増額しているわけですけれども、その主な内容としましては、1階の路線バスですとか、観光バスのバスターミナルの天井が老朽化でもう落っこちてきそうだということで、それを大規模に修繕をするという内容が2023年度から新たに計画的に実施する修繕の内容で、こちらのほうで増額となっております。
◆おく 委員 今おっしゃっていただいたターミナルの全面的な――天井というと一部というのはないと思いますけれども、全面的に改修をするということでよろしいんですか。
◎
産業政策課担当課長 天井の改修については、バスターミナルの1階の部分について、何年か、複数年かけて、全部ではなくて悪いところから順次と言いますか、そういった形で進めているものでございます。
◆おく 委員 そうすると、
債務負担行為でこれを考えていくという捉え方ではなくていいんですか。
◎
産業政策課担当課長 そういう意味では、全面ではなくて悪いところだけを補修するといった修繕内容でございます。
◆おく 委員 ということは、部分的だけれども、そこを探しながら、予算が取れるときにやりましょうよという、例えば、今回1億7,000万円を載せているけれども、今すぐに、これはこのAという場所をやりますと、でも、Bという場所もあるんだけれども、これはまだもちそうだから1年、2年、3年先の4年後にやろうとか、そういう
スケジュール感はあるんですか。
◎
産業政策課担当課長 修繕計画は、共同所有者ですけれども、こちらの管理を委託している東急のほうと協議をしまして、例えば、1階の天井部分であれば、雨が染み込むとぼろぼろになって崩れていくわけですけれども、そういったところを早期に発見をして計画的に修繕をしていこうということで、修繕計画を立てながら修繕を進めていくところでございます。
◆おく 委員 となると、東急さんに委託されているということとなると、施工業者というのは東急系が入ってくるという認識でいいんですか。
◎
産業政策課担当課長 修繕の工事については東急と協定を結んで、その協定の中でやっていただくということで、業者については、東急が見つけたというんですか、東急のほうの業者と承知しております。
◆おく 委員 我々議員から言うと、地場産業の業者の方を織り込んでいただきたいというのは、主たる話としてよく出ると思いますけれども、この辺のことについての打合せというのか、すり合わせというのはどうなっているか、もしできているんだったら教えてもらいたいと思います。
◎
産業政策課担当課長 地元の業者に優先的に依頼をするといった観点については、現在のところ把握はできていないんですけれども、今後の東急との協議の中で、そういった観点も含めて協議をしていきたいと思っています。
◆おく 委員 部が
経済観光部なので、経済というところに特化した部ということもあれば、やっぱり商工会議所との絡みだとか、また、それぞれの地場産業の方々が経済を支えている部分もあるので、常に、頭のどこかじゃなくて頭の一番てっぺんのところに、地場産業をどうやったらこういうところに送り込むことができるか、または推薦できるかとか、そういう協議会というのは、何回かこれをやっているとするならば、もう立ち上げてもいいんじゃないの。また、中小企業の方々に対して、僕だけじゃなくてほかの委員もみんなそう思っています。そういうことを踏まえて、これから仕掛けていただきたいなと。ぜひ地場産業を盛り上げるためにというか、やっぱり、それは我々町田市の収益に関わってくるところでもあるわけです。お仕事が下りれば、そこに跳ね返ってくるわけです。ということもよくご検討いただきたいなと思って、この質問は終わります。
では次に、356ページのところの観光コンベンション協会補助金のことについて伺いたいと思います。毎年毎年4,150万円の補助金を提供されております。これはどういう背景で4,150万円の補助金を提供されているか、教えていただきたいと思います。
◎
観光まちづくり課長 観光コンベンション協会補助金ということで、来年度につきましては4,150万円を計上させていただいております。金額については毎年その金額ではなく、当時よりは少し下がった部分はございます。若干程度かもしれませんが、基本的に金額については毎年度必要なところを計上すると捉えていますので、一定の数字ではないというところは、まず説明をさせていただきます。
この観光コンベンション協会のところについては、この補助金自体は観光コンベンション協会の運営と事業に関わる支援ということで、市としては補助金を交付させていただいています。観光コンベンション協会の役割としては、町の魅力を高めというのと、あと、町田の市域の方のいろいろな事業所と連携なり、協力しながら、地域資源を活用し、来訪者への誘客を図っていくために、観光コンベンション協会としては役割を担っていただきながら活動していただいているというところに、その部分に対して補助金を交付しているというものになっております。
◆おく 委員 お金のことを申し上げると、若干下がったというのは分からなくないんですけれども、ただ、令和2年、令和3年、令和4年、令和5年、4,150万円というのは、このタイミングとして、今おっしゃっていただいた運営という意味で、業務の支援ということもよく分かります。町の魅力を発信していただいているのもよく分かります。
でも、たまたまここでコロナということで3か年動きが止まっているにもかかわらず、この金額が定着したように、張りついているように支出されているというのは、これはいかがかなということで、今年度もまたこの金額に張りつくというのは、私としても一生懸命やっていただいているのは重々承知しております。様々なところで町田をアピールしていただいている、それもよく分かります。ならば、ここのコロナのときも、そういう背景を担当所管としてつかんでいらっしゃると思うので、その辺のこともちょっと教えていただきたいなと思います。
◎
観光まちづくり課長 コロナのところに関して言いますと、来年度予算の部分に関しては、収束傾向がございますので、これからしっかり誘客という活動自体は、来年度の事業ですので、そこはやっていっていただきたいなと思っています。
今までのコロナ中のところで、観光に対してなかなか活動ができなかった中で、協会としてどんな動きをしているかというところのご質問かなと思いますが、対外的には、確かに見えた活動というところはなかなかできていないところはありましたが、逆に、この期間の中で、協会の中としては、いろいろな運営側の整備というんですか、事務局側の中のルールづくりというものはしっかりしているようになっています。
そういった中では、コロナ禍で、皆さんも一番武器にしたと思いますが、オンラインでの業務の進め方であったり、そういうデジタル部分の整備をしながら、そういったことを受けて、これからまた新しい働き方という協会内部としての組織づくりということをしっかりしていたというのがコロナ中での状況になっております。補助金としては、運営費も含めた補助金になっておりますので、我々としては、金額としては妥当だというところで考えているものではございます。
◆おく 委員 今、課長から妥当だという言葉をいただきました。やはり細かなところ、我々議員一人一人も妥当という言葉に、ああ、そうだねとうなずける人もいれば、本当に妥当なのと思っている人も中にはいるわけです。内部的なことというのは、協会が立ち上がった1年、2年のときならまだしも、もう何年も協会として立ち上がってきて、町田市からも手厚くこういう補助金を出されていて、町田の発信を委ねているわけですから、これはよく分かります。そういう状況であるならば、やっぱり協会との細かな打合せというか、確認事項として、打合せの中でもそうですし、定期的に足りているの、足りていないならもっと補助金のほうも検討しなくちゃいけないよねという話も出るでしょう。また、今回は内部的なことの中に予算を使っていただいているわけだから、もう少し減らしてもいいんじゃないですかという話も当然出てくると思うんです。この辺のことが見えてこないと、一律同じ金額で張りついていると、景気のいいときと悪いとき、全く同じじゃないのと、この数字は、もしかしたら、どこかに、言葉は悪いけれども、のりの部分として、遊びの部分があるんじゃないかと思っちゃうところも我々は感じるんです。そういうことを思わせないためにも、ここに載せている以上はもっと分かりやすく説明をできる場を我々にも提供してもらうとか、または発信をしていただきたいなと思って質問させていただきました。
◆白川 委員 まず、213ページ、214ページの
ふるさと農具館の指定管理料が昨年に比べて上がっている理由を教えてください。
◎農業振興課長 昨年度と比べまして上がっている分につきましては、物価高騰でガス、電気とか、そういったものの上がり幅を上げているということになります。
◆白川 委員 あわせて、
ふるさと農具館の今年度の取組と、決算のタイミングでいつも確認しているんですけれども、目標の来場者数のところを教えてください。
◎農業振興課長
ふるさと農具館につきましては、やはりコロナ前から比べると来客者数は下がっていました。昨年度、2021年度についてはまた上がったという形になってございます。2022年度、今年度につきましては昨年度と同じぐらいかなというふうに今読み込んでおります。そういった形で、一旦下がったものを今上げているところですが、上げるための取組についてでございますが、一つは、農具館を紹介する映像というのをつくっております。そちらのほうを活用して、小学校の団体見学の校数を増やすというようなこともトライアルしています。校数については2022年度は上がってきていると思っております。
あと、今後の展開になりますが、さらに皆さんに使っていただくための手だてとしまして、やはり
アフターコロナということで、見るだけではなくて触っていただくということも、例えば、お子様たち、小学校の皆さんがいらっしゃったときなんかも、ただ見て、へえというよりは、実際触れるものがあるといいんじゃないかなというような話も今しております。そういったものを、触れて体験できるようなプログラムを、今度、2023年度は導入していければと思っております。
さらに、今度、そばだんごを新たに販売しようかとか、そば打ち体験を新たにやってみようか、そういったものを新たに導入していくことによって、さらなる利用者数の獲得を考えております。ただ、そういったものをこの施設単独でやるよりは、先ほども薬師池全体のプロモーションという話も出ていますが、そういった全体のプロモーション、例えば、スタンプラリーをやるといったときに、こちらの施設のこういうイベントもうまく合わせて打っていくということで、さらなる皆さんのご利用を伸ばしたいと思っております。
◆白川 委員 分かりました。同様に、ファーマーズセンターのほうも来館者数の目標と取組、あと、将来的な構想というか、北園のほうの――ここは北園でいいんですよね。将来的な部分は先ほど質疑でもあったんですけれども、2023年度としては、何かそういったそこに向けての取組があれば教えていただければと思います。
◎農業振興課長 まず、来館客数のほうの分析でございますが、ファーマーズセンターのほうも農具館と割と似ている形で、コロナ禍で下がってきたものが2021年度にまた逆に上がってきたというところでございます。今年度も、恐らく2021年度と同等以上ぐらいには今伸びていると感じております。
今後の展開でございますが、委員ご指摘のとおり、こちらの四季彩の杜全体の魅力向上計画というのを今つくってございます。その中で、ファーマーズセンターは、今後、公園の中に包括されてしまいますので、どういう役割を果たしていくべきかということ、そもそも北園にどういうものを配置していくかということの中で、このファーマーズセンターをどういう形で、続けていくということもあるかもしれませんし、いや、そもそももう
リニューアルして別の施設、公園の必要な施設としてということもあると思います。その辺については、今後、先ほどの
観光まちづくり課長からの答弁にございましたが、魅力向上計画の中のいろんな議論の中で、こちらのほうも考えていきたいと思っております。
◆白川 委員 分かりました。では、次に行きます。
215ページで、今回、
後期実行計画の予算が出るんですけれども、2019年から現在までの過去の効果の検証はされているのか、まず、そこを教えていただければと思います。
◎
産業政策課長 後期計画の策定に向けて、現在、2019年から行ってきました
産業振興計画の検証ということです。2022年度を入れますと4年間、その間、コロナ感染の影響で非常に経済、事業者を取り巻く環境は大変だった中で、
産業振興計画推進委員会というのがございまして、こちらで、毎年度、事業の検証を行ってございます。その中で、2月に行いました2022年度の2回目の検証の中では、今現在、計画の中で56の指標が掲げられているわけなんですが、「◎」、「○」という、おおむね予定どおり進んでるというところに関しまして、83.9%が進んでいるという形に評価をいただいているところです。委員長からも、数字だけではなく、非常に厳しい中で、とてもいい進捗じゃないかということですが、後期に向けてはさらなる環境変化などを捉えて、委員会の中で活発な議論をしていきたいという形になっております。
◆白川 委員 今のお話だと、コロナ禍でもそれなりに進捗ができているという話でした。
あと、とりわけ大きい指標として、開業率の上昇であったり、事業所数の維持、一事業者当たりの付加価値の向上、あと中夜間人口比率の上昇という、多分ここをうたっていたと思うんですけれども、このあたりの現状値と、そこを後期はどうしていくのかというところの考え方を教えていただければと思います。
◎
産業政策課長 今の大きな目標に関しましては、経済センサスのデータを使って数値を確認しております。2021年度の経済センサスのデータがまだこれからというところがございまして、次の計画の中でいくような形になります。ただ、発表されているものを見ますと、少しの伸びはあるものの、最終的な10年後の目標値までには至っていませんので、このあたりは数字的なものを確認した上で現状分析を図っていきたいと思っております。
◆白川 委員 そこは数字も意識しながら、また後期に向けて進めていただければと思います。
次に、
産業支援複合施設整備事業公募支援の事業の予算についてなんですけれども、今年度というか、2022年度が民間活力導入可能性調査ということで、そこの検証の中で進めていくかと思うんですけれども、ここの部分のある程度今見えている部分というのを教えていただければと思って、そこから、この2023年度はどういうことを進めていくのか、この点を教えていただければと思います。
◎
産業政策課長 現在、2022年度は民間活力導入調査ということで、施設の設計から建設、維持管理、運営に至るまで、効率的な施設整備や運営に向けた民間活力をどのような手法でできるかというものを、まさに今、調査をまとめている最中でございます。その中で、どのような民間手法を検討するかによって、入居する3つの施設の規模感ですとか、複合化施設にマッチする民間の施設はどのようなものがいいかというものを、これから進めていくための調査を来年度予定しております。
◆白川 委員
スケジュール感としては、どのぐらいの時期で今言った手法だとかというのが決まってくると考えればよろしいでしょうか。
◎
産業政策課長 当初予定していたとおり、手法に関しましては、2022年度、この3月いっぱいに市としての事業手法を決定していきたいと考えております。
◆白川 委員 そうすると、2023年度の予算の使い道としては、具体的にどういう形で使うのかというか、ここに出ている1,622万1,000円の使い道はどういう形でしょうか。
◎
産業政策課長 予算につきましては、債務負担を行いまして、2023年、2024年という形になりまして、2024年度の募集に向けた民間手法を活用した事業を展開する上での実施方針、それから施設に要求する要求水準書というものをつくっていく上での調査費になります。
◆白川 委員 では、ちょっと関連なので、町田新
産業創造センターの予算が355ページに、いつも出ている拡大のと創業促進事業補助金ということで出ていると思うんですけれども、昨年度は、国のほうからの地方創生臨時交付金もあったので、若者創業スクール事業みたいな形であったと思うんですけれども、一応、今回見ると、新
産業創造センターの予算はこの2つしか今見えてなかったので、何かそういう取組というのは、今年度は特にないというか、そこの部分でそのような予算はやっぱり今年度はなかなかつけづらかったという認識なんでしょうか。
◎
産業政策課長 先ほどもありましたが、
スタートアップというところで力を入れていきたいというのはありましたが、若者創業スクールに関しては、先ほど副委員長がおっしゃっていたとおり、国の交付金を使わせていただきました。その検証を含めまして、今、新
産業創造センターは10年を迎えますので、今後、さらなる創業に向けた仕組みを現行の予算枠の中で工夫をしていきたいというのが今年度、それで、その次の計画にも反映されますので、ぜひ、今年はこの予算の中で事業を組み替えながら工夫していきたいと考えております。
◆白川 委員 了解です。
このページに来たので、今度、プラザ町田費のほうで、
指定管理委託料の857万2,000円というのは何になるでしょうか。
◎
産業政策課担当課長 プラザ町田費の
指定管理委託料につきましては、光熱費の増額分を指定管理料として計上しているものでございます。
◆白川 委員 ここは、通常、今までは指定管理はプラマイゼロというかゼロだったけれども、そういった光熱費分が上がったので、勘案して指定管理料として載せた。これは、契約は指定管理料みたいな契約なのか、どういう形になっていて、ここの取扱がよく分からないので、教えてもらえればと思います。
◎
産業政策課担当課長 副委員長おっしゃるように、指定管理料については指定管理者である町田まちづくり公社から提案を受けて、ゼロ円でということで指定管理をスタートしたわけですけれども、今回の光熱水費の上昇というのが想像を超えるというか、通常の創意工夫の中ではとても吸収しきれないということで、3月補正でも全庁的に検証しているところでございまして、来年度の当初予算でもその増額分について計上しているといったところでございます。
◆白川 委員 分かりました。
また戻ってしまうんですけれども、金融のほうの中小企業融資利子補助金で、この予算というのが、例えば、既存と新規とかは件数がどれぐらいの見込みで、まだ2022年度は終わっていないんですけれども、無利息、無担保が2022年度完全に終わったような状況の中で、この利用の推移というのがどうなって、どういうふうな予測で、この予算立てをしたのかというところを教えてもらえればと思います。
◎
産業政策課長 金融対策費の中小企業融資事業補助金でございます。2022年度は、利子補助が4,569件でございましたので、そちらで計上しています。2021年度に関しては3,610件でしたので、少し増えています。年度ごとに言いますと、新規の件数で申し上げますと、2021年が621件、2022年が540件ということになっていますので、少し減ってはいるんですけれども、傾向としては、10年間の中での増えは増加と見込んでございます。
◆白川 委員 この点は理解できました。分かりました。
今度、戻りまして、217ページのほうに行きます。今回、謎解きゲームの予算が取られていて、好評だったので、恐らくまたこういう計上があったと思うんですけれども、過去の費用対効果というか、検証というか、こういったものは毎年つけるという予算でもないとは思ったので、当然、効果があったということの認識の中で予算づけがされたと思うんですけれども、どういうふうに評価をして、どういう効果があったという検証の下、今回予算をつけたのかというところを教えていただければと思います。
◎
観光まちづくり課長 今の謎解きゲーム第3弾を来年度に計上させていただきまして、どういった経緯でかというところかと思います。今年度、謎解きゲーム第1弾、第2弾ということで実施をさせていただきまして、イベント参加者数としては1万5,000人程度が参加をしていると。それから、さらに、そのアンケートの中での満足度がほぼ99%ということで、かなり高い満足をいただいているということ。
あと、経済効果と直接言えるものではないかもしれませんが、アンケートの中で謎解きゲームをしながら町田市内で何かお買物なり、お金をどれぐらい使いましたかという調査もさせていただいております。第1弾に関して言うと2,000円ぐらいまでというのが32%で一番多く、第2弾のほうでいきますと3,000円以上という方が43%ということで、謎解きゲームをしながら市内でお買物なりということをしてもらっているというところで、経済効果がかなり高いというところで、こちらとしても大変有意義なイベントでありました。
第3弾を実施するに当たっては、アンケートとか、あとSNS等で、謎解きゲームをした人たちが町田のこんなところに一緒に行ってみたら面白かったという、我々も実は知らないようなものがSNS等で上がっている部分があります。第3弾の中では、そういったところもしっかりアンケートを実施し、町田に寄ってきてみたときに、どこにお勧めなり、楽しかった場所があったのかということをマーケティング的なものの要素を捉えながら第3弾を実施し、これから観光振興、観光まちづくりを進めていく中の地域資源の素材の発掘ということを第3弾の中ではやっていきたいという中で、今回、3弾を計上させてもらったものになっております。
◆白川 委員 分かりました。
あと、同じページで、グリーンスローモビリティということで、これの導入、町田市でもカートみたいなのが走っている場所がありますけれども、どういう効果を目指して検討して導入したのかというところを教えていただければと思います。
◎
観光まちづくり課長 グリーンスローモビリティに関しては、来年度予算の中で購入ということで計上させていただいております。活用としては、四季彩の杜のエリアの中については、かなり施設が点在をしているというところがございますので、それを回遊する一つのツールとして、有効的なものであるということをまず捉えておりますので、それの購入をします。
ただ、実際に、来年度すぐそれをもって四季彩の杜をいろいろと巡っていくというものにはならないと思いますが、まず、西園の指定管理とグリーンスローモビリティを使いながら、回遊での要素での使い方、それから、我々もやってみたことが過去にあるんですけれども、イベントとして活用することによって、親子連れの方たちは園内を巡るだけでも楽しい乗り物というところがございますので、そういった活用の仕方を進めながら、今後、四季彩の杜の全体のエリアに進められるきっかけづくりということで、購入のほうをしていきたいと考えております。
◆白川 委員 分かりました。
あと最後、リス園なんですけれども、先ほどからも質疑がありましたけれども、例えば、今後、数字上の来館者数とかの管理みたいなところというのは、
経済観光部のほうになっていくという話なのか。今、福祉的な要素が強いという部分の中で、要は、より経済と考えたら、費用対効果がどうだとか、そういう話が、今後こういう形になると出てくる可能性がある。そういったところの管理というのは、経済のほうの部署でやられるということなんでしょうか。
◎
観光まちづくり課長 具体的に、今後のリス園の運営というところについて
経済観光部が関わっていくかというと、リス園に関しては、まだそこまで確定しているものではないです。ただ、我々
経済観光部の役割としては、四季彩の杜全体の中としての来園者数の増加であったり、相互関係の中でのにぎわいづくりという部分での経済効果みたいなものは、しっかり見ていかなきゃいけないとは考えておりますが、単体の、個別のリス園というところに対してだけのターゲットで見るというものには今なっていないというところです。
◆白川 委員 我々も、予算とか決算のタイミングで、例えば、来館者数がどうだとか、こういうことを聞いたりすると思うんですけれども、そういったのを、個別にどこがどう増えているかと見たときに、リス園の今の話というのは、現状だと、どちらかといえば、リス園はまた別の管轄だという頭もあるので、西園とかがあったら質問できるなとかとあるんですけれども、こういう形でなったときには、そういう話もこっちに聞けるのかとか、要は、ある程度、もう少し情報量として多く管理するのか、そのあたりはどうどういうふうな捉え方をすればよろしいんでしょうか。
◎
観光まちづくり課長 繰り返します。全体としてのコーディネートを我々がしていくようになりますので、当然、我々は、もっと詳細にリス園の現状がどうなっているかというところまで今まで以上の情報を持って進めていくようになりますので、聞かれたことに対して我々が答えられる役割を持っていかなきゃいけないとは認識しております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって
経済観光部及び
農業委員会事務局所管部分の質疑を終結いたします。
△行政報告(
原油価格等物価高騰対策事業の実施結果について)
○委員長 行政報告、
原油価格等物価高騰対策事業の実施結果についてを議題といたします。
本件について、担当者の報告を求めます。
◎
経済観光部長 行政報告、
原油価格等物価高騰対策事業の実施結果について、担当から報告をさせていただきます。
◎
産業政策課長 タブレットの行政報告資料に沿ってご報告いたします。
原油価格・物価高騰に対応するための
市内事業者支援として、国や都に先駆けて、
町田商工会議所や町田市農業協同組合と連携して実施しました3つの事業の結果を報告いたします。
まず、1の事業の概要の表をご覧ください。表の左の原油価格等高騰対策事業者支援事業についてですが、中小企業者に寄り添った事業を展開している
町田商工会議所を補助事業者として、できるだけ多くの
市内事業者に支援が届くように、市内の中小企業者9,000件を想定して実施いたしました。直近1年間に支払った光熱水費及び燃料費に応じて1万円から10万円を給付するもので、申請期間は2022年10月17日から12月16日といたしました。
次に、表の真ん中、物価高騰対策農業者支援事業についてですが、農業者に寄り添った事業展開を行っています町田市農業協同組合を補助事業者として、市内の農業者323件を想定して実施いたしました。直近の税申告を行った農業経費に応じて1,000円から100万円を給付するもので、申請期間は2022年10月3日から12月23日といたしました。
次に、表の右側の公衆浴場燃料価格等高騰対策臨時支援事業についてですが、町田市が市内の公衆浴場の2つの事業者に対し実施いたしました。燃料費及び光熱費に応じて1施設当たり60万円を給付するもので、申請期間は2022年11月1日から11月30日といたしました。
2ページをご覧ください。
2の広報活動です。2022年9月の補正予算議決後、短い期間で広く周知する必要があったため、補助事業者と行政が一体となって広報に努めました。補助事業者の主な取組として、
町田商工会議所では新聞折り込みや東京税理士会町田支部、町田市経営診断協会、そのほか各業種団体等への周知を繰り返し行い、町田市農業協同組合では5つの支店で個別相談会を15回開催いたしました。町田市は市の広報やホームページ、SNSによる情報発信に加えて、金融機関や商店会、市内技能職団体への周知を行ったほか、過去に町田市へ緊急資金融資申請などを行った事業者への案内や各種イベントにおける周知活動を行いました。
3ページをご覧ください。
3の実施結果です。表の左の原油価格等高騰対策事業者支援事業についてですが、相談・問合せ件数は3,410件、給付件数は5,310件、給付額は4億418万円、平均給付額は7万6,116円でした。
表の真ん中の物価高騰対策農業者支援事業についてですが、相談・問合せ件数は819件、給付件数は248件、給付額は3,323万5,000円、平均給付額は13万4,012円でした。
次に表の右側の公衆浴場燃料価格等高騰対策臨時支援事業についてですが、給付件数が2件で、1施設当たり60万円で120万円でした。
最後に、補助事業者等の主な意見です。
町田商工会議所からは、市内中小企業者に対し迅速で丁寧な支援を行うことができた、電子申請を活用したところ、申請件数全体の53%に及んだ、市内中小企業者全体を対象とした初めての事業だったが、今回の支援が役に立つという声が95.5%に達したと意見をいただいております。
次に、町田市農業協同組合からは、申請者の税申告情報に基づき申請する仕組みとしたことで簡易に申請ができ、問い合わせや相談件数を想定より少なくすることができた、説明を行っていても申請者の理解が容易だった、今回の支援が役に立つという声が92.9%に達したと意見をいただいております。
公衆浴場からは、特に光熱費の急上昇により負担が増大している中で、物価統制令によって入浴料金が値上げできない特殊な業界であるため、今回の支援が役に立ったと意見をいただいております。
東京税理士会町田支部からは、小規模なクライアント、顧客からも自力で申請できるように工夫されており、申請者に優しい制度だった、多くの事業者に周知されていたと感じたとの感想をいただいております。
最後に、電話で給付金申請を案内した事業者からは、コロナウイルス感染症の長期化、原油価格高騰、物価高騰もあり、給付金はありがたいという声を多数いただきました。
今回の取組は、
市内事業者が苦境を乗り越えていくための支援策として、大変効果的だったと考えてございます。短期間でこのような有効な支援事業が実施できたのは、日頃から市内中小企業者や農業者に寄り添った事業を展開しております
町田商工会議所や町田農業協同組合の積極的なチャレンジ姿勢とご協力があったからこそと考えてございます。今後も引き続き、
市内事業者を取り巻く環境変化や影響を
町田商工会議所や町田市農業協同組合と緊密に連携して的確に把握するとともに、国や都の動向を注視しながら、適切に対応していきたいと考えてございます。
報告は、以上でございます。
○委員長 これより質疑を行います。
◆三遊亭 委員 私からは、この物価高騰対策農業者支援事業について質疑をさせていただきます。相談・問合せ件数819件に対して、給付件数が248件で、問合せはかなりたくさんあったんだけれども、給付に至ったのが少ないというふうに数字から読み取れるんですが、これは何がネックになって給付に至らなかったのか、様々な理由はあるでしょうけれども、主な理由は何なのか、お知らせいただきたいと思います。
◎農業振興課担当課長 今お問い合わせいただきましたのは、物価高騰対策農業者支援事業の問合せ件数819件に対して、実際の給付が248件の差分についてでございます。問合せ件数が多かったのは、1つには、自分自身がこの事業の対象になるかならないかというところの問合せが結構多かったというところがあります。今回、前年の申告において販売金額がある方を対象としたんですけれども、この問合せをした方の多くは、実際に税申告上の販売金額がない方が結構多かったというところがこの差分の大きなところでございます。
◆戸塚 委員 ちょっと何点か確認をさせていただきたいんですけれども、今回、国や都に先駆けてとは書いてありますけれども、たしかこれは国の補助金でやったんですよね。それで、先ほどの補助事業者のところの説明だと、商工会議所と農協のほうに補助をして、そこが窓口になってという話だと思うんです。結果的に見ると、事業者支援のほうでおおよそ3億円、農業者支援でおおよそ3,200万円余ったというか、このお金というのはどういう取扱いになるんでしょうかというのが1点聞きたい。
あと今回、特に事業者支援は5,310件給付実績がございますけれども、法人と個人と書いてあるけれども、業種としてはどういった傾向があったのかというのは、ぜひ教えていただきたいなと思います。
◎
産業政策課長 まず、国や都に先駆けてということで、交付金を使ったからどうなのかなという話ですが、国の制度の中の交付金の要項の条件の中で、例えば、キャッシュレス決済の導入だとか様々選択できる中で、このような物価高騰に関して、広く中小企業全体に届くような事業を展開するというのが先駆けてというところの視点でございます。それで、電気代等はこれからになってきますが、その時点で6月、7月の物価上昇率を勘案して、このような事業の検討を進めたというのが先駆けてというところでございます。
次に、余剰分ということで、3月補正の中で減額をさせていただいているところなんですが、こちらについては、市全体の中で交付金を再配分していきますので、ほかの事業に当たっています。それから、業種別ですが、今現在、商工会議所のほうで分析をこれからするということになっていますので、分かり次第、また何かの報告をしていきたいと思っています。
◆戸塚 委員 そうしますと、今回でいうと、約3億5,000万円近い減額補正をしたわけなんですけれども、基本的には、
経済観光部としては、そのお金は、もう取りあえず事業者支援とか、農業者支援は一旦終わりなのか。というのは、今年1年間は大体、価格高騰というのは高止まりすると言われていますよね。そんな中で再配分という形を取るということは、
経済観光部としては、こうした価格高騰に対する事業者支援、もしくは農業者支援というのは、1回打ち止めだと、そういう話になるんでしょうかというのをちょっと伺いたい。
ここで話をしていいかどうか分かりませんけれども、公衆浴場の2件は、多分、大蔵湯と金森湯だと思うんですけれども、この結果、たしか2件とも補助はしたんだけれども、そのまま閉鎖になる、廃業になると僕は伺っているんですけれども、その辺の情報というのは何か入っていて、ここに対する考え方というのはあるのか、ちょっと聞きたいんですけれども。
◎
産業政策課長 先ほど、1件、答弁が漏れたかと思いますが、9,000件を予定していて少なかったというところが……。
◆戸塚 委員 そこは聞いていないです。
◎
産業政策課長 よろしいですか。失礼しました。
まず、
経済観光部として打ち止めなのかというところでございますが、2023年度当初予算計上では挙げてございませんが、引き続き物価高騰環境は続くということで認識しておりますので、また、国の交付金等がございましたら検討していきたいと考えております。当初では、予定はしてございません。引き続き、商工会議所をはじめ市内の経済団体と情報を共有しながら、環境を見据えた検討を進めていきたいと思っております。
それから、公衆浴場の事業者でございますが、今年度限りで1件閉鎖という情報は聞いてございます。
◆戸塚 委員 最後にします。今回、当初のほうには、確かに予算を見ていても、価格高騰に対する事業者支援というのは、農業者支援も含めてないんですけれども、これは、基本的に、また国のほうからのそういった価格高騰などの対策補助があり次第考えるというスタンスなのか、ある程度、補正に向けて考えていくつもりなのか、その辺はどう考えているんでしょうか。
◎
産業政策課長 国や都の動向を注視しながら検討を進めていくんですけれども、先ほど申し上げたとおり、会議所等の調査結果を踏まえて、次にどのような支援策等が考えられるかというのは、常に検討して、注視してまいりたいと考えております。
◆渡辺 委員 今、課長がおっしゃられようとされていた原油価格等高騰対策事業者支援事業の想定件数9,000件に対して5,000件の給付になっているというところの受け止めを、まずはお聞かせいただければと思うんですが。
◎
産業政策課長 想定は9,000件というところで置かせていただきまして、結果は5,310件ということで60%に届かないくらいかという形になっております。想定に関しましては、経済センサス等で
市内事業者が1万件くらいあるということで、そこに対してほぼほぼ届けるようにということで9,000件を想定したところでございます。そこで予算計上をさせていただきました。実際5,300件、農業も入れますと248件という形になりますが、市のほかの部署で行っています交通事業者の支援事業ですとか、福祉、保育に関する事業者への支援が大体1,700件くらいに届いていますので、こちらを足しますと、
市内事業者に対して7,700件くらい届いているという形になりますので、当初見込んでいました市内中小事業者全体9,000件に対しては、7,000件以上は届いていると考えてございます。
経済観光部のこちらの事業では60%弱くらいですが、実際は70%を超える方々にご申請いただいていると解釈してございます。
◆渡辺 委員 逆に、その届けられなかった原因というか、そのあたりの振り返りというのはされているんでしょうか。
◎
産業政策課長 ご申請いただかなかった方に対する届けられなかったというところだと思いますが、知らなかったのかどうかというのが一番大きかったと思いますが、広報活動に関しましては、できる限りのことはやらせていただいたと。電話等で問合せ、緊急資金を以前受けた方とかに市のほうでもご案内していたところ、今回は申請しないという方も結構いらっしゃいまして、申請に対する選択肢も皆さんにあったのかなと考えてございます。
◆渡辺 委員 ちなみに、お知らせできればでいいんでいいんですけれども、申請しなかった理由というので何か多かったものがあればお知らせいただきたいんですけれども。
◎
産業政策課長 今回、時期が年末に向けてということでございまして、年末に向けてそれぞれの事業者は税の申告の準備をされているという部分もございました。その中で、特にそこまでしなくてもという意見と、それから、飲食店の関係の方にお伺いしたときは、知っているけれども、今すごく忙しいんだと、12月、また年末向けてコロナが少し落ち着いた時期でして、今までちょっと休んでいた本業のほうを今やっているので、ここの部分を見ましたけれども、今回は申請しませんという声もいただいたところでございます。
◆加藤 委員 ここに補助事業者からの意見ということで書いてあるんですけれども、商工会議所と町田市農業協同組合それぞれで、このほかにも何かご意見等があればご紹介いただきたいと思います。
◎
産業政策課長 そのほかのご意見ということで、商工会議所におきましては、会員の方だけではなく広く呼びかけたということで、会員以外の方からのご相談もいただいたということで、喜びの声はありました。それから、会議所や町田市がちょっと身近に感じたと、取り残されたというような感じがしなかったということで、事業者の方からは喜びの声。あと、窓口で業務の相談に来られた事業者の担当者の方がこういうのがあるんだったらということで、経理の方や社長に教えてあげようということで、報告を持って帰ったということもありまして、喜びの声というのは非常にいただいたところでございます。
◎農業振興課担当課長 町田市農業協同組合からいただいたそのほかの意見ということでございますが、2点ございます。まず、今回の制度設計に当たりましては、町田市農業協同組合だけではなくて、我々町田市としても直接農業者の声を聞きながら制度設計をしていったわけですけれども、そういった取組は毎週のように打合せをしながら農協とやったということで、農協としては、市との連携が今まで以上にうまくいって、それが成功につながったんじゃないかというお話をいただきました。
また、今回、農業者から、いろんな経営実態を把握するような資料、データをいただいたわけなんですけれども、これまで以上に、そういう正確な実態を把握するよいきっかけとなったというようなご意見をいただきまして、今後の取組等で相互にとって有意義なデータを得ることができたんじゃないかといったようなご意見をいただいております。
◆加藤 委員 それぞれの団体といろいろ連携しながらできたということで、すごくよかったのかなと感じております。また、給付の対象者の方からは、幾つか書いてあるんですけれども、そのほかに何か感想というかご意見があれば、これもお互いいただければと思います。
◎
産業政策課長 先ほど少し申し上げてしまいましたが、今回1万円から10万円ということで少額というふうなことをご意見もいただきましたが、少額でも非常に励みになるという声をいただいてございます。
◎農業振興課担当課長 農業者の方から、市のほうに届いた意見として、主に2つちょっとご紹介させていただきたいと思います。今回、町田市農業協同組合の職員の方が説明会ですとか、あるいは個別にお宅に訪問してのご説明であったり、こういった非常に丁寧な対応があったので、非常によかったというご意見をいただいております。もう1点、今回、申請書について、お忙しい農業者の方になるべくご負担をかけないように、簡単に申請できるような形にしたわけですけれども、そのあたりがよかったということと、申請から振り込みまで約15日以内でできましたので、その辺の対応が非常にスムーズで、早くてよかった、このようなご意見をいただいているところです。
◆加藤 委員 ありがとうございます。先ほどお話がありましたけれども、やっぱりこういった団体と協力してやっていくということで、今後、市でも事業を行っていく上では、そういった連携というのは非常に重要になってくると思うので、今回の事例を踏まえながら、次回こういった給付事業があった場合には参考にして進めていただきたいと思っております。
○委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって質疑を終結いたします。
以上でただいまの行政報告を終了いたします。
休憩いたします。
午前11時40分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時45分 再開
○委員長 再開いたします。
これより第7号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第7号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長 挙手全員であります。よって第7号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
休憩いたします。
午前11時46分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時47分 再開
○委員長 再開いたします。
△特定事件の
継続調査申し出について
○委員長 特定事件の継続調査の申し出についてを議題といたします。
特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
休憩いたします。
午前11時48分 休憩
―――◇―――◇―――
午前11時49分 再開
○委員長 再開いたします。
△閉会中の委員派遣について
○委員長 閉会中の委員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。7月18日(火)から7月20日(木)までの3日間の日程で、特定事件の調査のため、委員全員を派遣いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
以上ですべての案件の審査が終了いたしました。
これをもって
総務常任委員会を閉会いたします。
午前11時50分 散会...