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平成29年文教社会常任委員会(3月)-03月15日-01号
平成29年建設常任委員会(3月)-03月15日-01号

  • "町田都市計画事業南町田"(1/8)
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  1. 町田市議会 2017-03-15
    平成29年建設常任委員会(3月)-03月15日-01号


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    平成29年建設常任委員会(3月)-03月15日-01号平成29年建設常任委員会(3月)  建設常任委員会記録 1 日時  平成29年(2017年)3月15日(水)午前10時 2 場所  第2委員会室 3 出席者 委員長 白川哲也       副委員長 石川好忠       委員 松葉ひろみ 佐藤和彦 谷沢和夫 川畑一隆          細野龍子 熊沢あやり おさむら敏明 4 出席説明員       文化スポーツ振興部長 文化スポーツ振興部次長       環境資源部長 循環型施設建設担当部長 環境資源部次長 建設部長       都市づくり部長 都市整備担当部長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 佐藤義男 統括係長 髙橋和道
          担当 長谷川拓 6 速記士 阿部幸代(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        建設常任委員会審査順序                       平成29年(2017年)                      3月15日(水)午前10時                      3月16日(木)午前10時                             第2委員会室  1 環境資源部  (1)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 新たなごみの資源化施設について  (3)行政報告 第二次町田市環境マスタープラン後期アクションプランの策定について  2 建設部  (1)第 22 号議案 町田市特定公共物管理条例の一部を改正する条例  (2)第 27 号議案 東急田園都市線南町田駅南北自由通路整備事業及び南町田駅改札等設置事業に係る工事に関する施行協定  (3)第 34 号議案 市道路線の認定について  (4)第 35 号議案 市道路線の廃止について  (5)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (6)行政報告 新・町田市交通安全行動計画の策定について  3 都市づくり部  (1)第 23 号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 28 号議案 町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業の事業執行に関する協定の一部を変更する協定  (3)第 29 号議案 町田都市計画事業南町田周辺土地区画整理事業鶴間公園南調整池再整備工事(施行地区外流域分工事)に関する施行協定の一部を変更する協定  (4)行政報告 「町田市住宅改修助成金交付要綱」の改正について  (5)請願第 7 号(28) 町田市住宅改修助成金環境性能向上工事の助成制度の継続を求める請願  (6)行政報告 南町田駅周辺地区拠点整備事業について  (7)行政報告 都市計画マスタープラン(実施方針編)の中間見直しについて  (8)行政報告 町田市地域コミュニティバス運行事業の制度変更について  (9)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  4 下水道部  (1)第 31 号議案 町田市公共下水道事業(2015年度から2016年度までの事業の一部)に関する業務委託契約の一部を変更する契約  (2)第 32 号議案 町田市公共下水道事業(2017年度から2018年度までの事業の一部)に関する業務委託契約  (3)第 7 号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算  (4)第 9 号議案 平成29年度(2017年度)町田市下水道事業会計予算  (5)行政報告 町田市下水道アクションプラン(2017年度~2021年度)の策定について  (6)行政報告 東京都における境川の治水対策について  (7)行政報告 浄化槽維持管理費補助制度の改正について  5 特定事件の継続調査申し出について  6 委員派遣について  ────────────────────────────────────                午前10時 開議 ○委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件及び継続審査となっております案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第7号議案(環境資源部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、環境資源部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎環境資源部長 それでは、第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算のうち、環境資源部所管分につきましてご説明申し上げます。  予算書の8ページをお開きください。  第2表、債務負担行為でございます。  下から2番目の段、熱回収施設等特別高圧受電線引込事業は、熱回収施設等整備のため、電力会社の電線ケーブルを引き込む工事の負担金で、平成29年度から平成33年度までの債務負担行為でございます。  一番下の段、清掃工場2号蒸気タービン改修事業は、タービン内部の部品に摩耗が生じたため新規部品に交換するための工事費で、平成29年度から平成30年度までの債務負担行為でございます。  続きまして、9ページをごらんください。  一番上の段、可燃物収集運搬業務委託その2は、燃やせるごみの収集運搬業務委託で、平成29年度から平成31年度までの債務負担行為でございます。  その下、指定収集袋作製事業は、燃やせるごみ、燃やせないごみ及び容器包装プラスチック等の指定収集袋作製委託で、平成29年度から平成30年度までの債務負担行為でございます。  次に、11ページをごらんください。  第3表、地方債でございます。  下から5段目の廃棄物収集車購入事業で870万円、その下、資源化施設整備事業で4億7,760万円、その下、境川クリーンセンター改修事業で9,850万円、その下、水素エネルギー供給環境整備事業で970万円を計上してございます。  続きまして、歳入についてご説明申し上げます。  予算書の42、43ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料、第2項、手数料、第3目、衛生手数料のうち、主なものについてご説明いたします。第8節、廃棄物処理手数料は、持込ごみ処理手数料8億4,227万5,000円、剪定枝処理手数料925万5,000円、粗大ごみ処理手数料5,400万円、家庭ごみ処理手数料7億2,447万6,000円などを計上しております。  次に、56、57ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、第3目、衛生費国庫補助金、第1節、循環型社会形成推進交付金の説明欄2段目、施設整備事業費、循環型施設整備課3億6,527万円は、熱回収施設等整備工事費や特別高圧受電線引込負担金などについて、国庫補助を受けるものでございます。また、その下、施設整備事業費、資源循環課4,995万円は、境川クリーンセンター改修工事費等について国庫補助を受けるものでございます。  次に、72、73ページをごらんください。  第15款、都支出金、第1項、都負担金、第2目、衛生費都負担金、第1節、行旅死亡人等取扱費負担金のうち、環境保全課分49万3,000円は身元不明者の埋葬等取扱費でございます。  次に、100、101ページをごらんください。  同款、第3項、委託金、第3目、衛生費委託金、第1節、公害対策事業委託金3,284万5,000円は、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の運用に伴う都からの委託金でございます。  次に、104、105ページをごらんください。  第16款、財産収入、第2項、財産売払収入、第2目、物品売払収入のうち、資源物売払代3億2,450万5,000円は、市が収集している瓶、缶、古紙、ペットボトル、土壌改良材である剪定枝チップなどの売り払い代金等でございます。  次に、106、107ページをごらんください。  第18款、繰入金、第2項、基金繰入金、第1目、基金繰入金のうち、廃棄物減量再資源化等推進整備基金繰入金4億2,115万9,000円は、ペットボトルや容器包装プラスチックの収集、資源化のための委託、剪定枝資源化センターの運営、生ごみ処理機普及事業等に充当するため、基金から一般会計に繰り入れるものでございます。  次に、112、113ページをごらんください。  第20款、諸収入、第6項、雑入、第6目、雑入でございます。光熱水費使用料のうち資源循環課分354万円は、境川クリーンセンター内に移転したまちだエコライフ推進公社が使用する電気料、水道料でございます。  次に、116、117ページをごらんください。  説明欄の下から7つ目、除草受託収入1,408万円は、空き地の所有者等からの除草受託の収入でございます。  2つ下の段、余剰電力売払収入のうち、資源循環課分3,878万8,000円は、清掃工場で発電した電力から余剰電力を民間会社に売り払う分の収入でございます。  次に、118、119ページをごらんください。  説明欄の下段、広告掲載料の環境政策課分16万円は環境広報紙「ECOまちだ」、その下、3R推進課分90万円は「資源とごみの収集カレンダー」のそれぞれの広告掲載料でございます。  次に、120、121ページをごらんください。  ページ中ほど、資源物売払配分金のうち、資源循環課分2,152万8,000円は、ペットボトル等の売り払いに係る容器包装リサイクル協会からの配分金でございます。  その下、みどり東京・温暖化防止プロジェクト市町村助成金100万円は、生物多様性保全推進事業に対し、公益財団法人東京市町村自治調査会から補助を受けるものでございます。  次に、122、123ページをごらんください。  説明欄の上から6つ目、三多摩は一つなり交流事業補助金21万1,000円は、市民を対象とした日の出町の最終処分場の見学会等の事業に対し、東京たま広域資源循環組合から補助を受けるものでございます。  説明欄の中ほど、天然ガス自動車導入促進金15万円は、天然ガスを燃料とする収集車の購入に対し、東京ガス株式会社から補助を受けるものでございます。  次に、126、127ページをごらんください。  第21款、市債、第1項、市債、第3目、衛生債、第1節、廃棄物処理施設整備事業債の資源化施設整備事業4億7,760万円は、熱回収施設等整備工事等の市債でございます。  その下、境川クリーンセンター改修事業9,850万円は、境川クリーンセンター改修工事の市債でございます。
     その下、第2節、水素エネルギー供給環境整備事業債970万円は、移動式水素ステーションの誘致を行うために整備する電気設備等設置工事の市債でございます。  歳入につきましては以上でございます。  続きまして、歳出を「予算概要」を使いご説明いたします。  「予算概要」の378、379ページをごらんください。  環境資源部予算のポイントとして、第二次町田市環境マスタープランに掲げる環境像の実現、町田市一般廃棄物資源化基本計画の推進、新たなごみの資源化施設整備など、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載しております。  同じく「予算概要」の380ページをごらんください。  環境資源部の予算総括表でございます。事業費ベースで対前年度比14億9,892万5,000円の増加、一般財源ベースでは、1億9,633万1,000円の増加でございます。  381ページから388ページまでは、事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに1,000万円未満の項目についても掲載しております。  それでは、事業ごとに予算の内容についてご説明いたします。  389ページをごらんください。  総合環境計画策定事業費1,053万7,000円でございます。第二次町田市環境マスタープランに基づき、環境施策の推進や市独自の環境マネジメントシステムの運用、エコキャラクター「ハスのん」を活用した環境施策のPRなどを行うための経費でございます。  次に、390ページをごらんください。  共生推進事業費2,300万9,000円でございます。水素社会実現に向け、水素エネルギーの普及を図るため、移動式水素ステーションの市内誘致に向けた電気設備等設置工事費や普及啓発推進に係る経費等を、また、町田生きもの共生プランに基づく取り組みとして、市民協働による生きもの調査や生物多様性フォーラムを行うための経費等を計上しております。  次に、391ページをごらんください。  上段、環境衛生総務費3万7,000円は、環境保全課の総務に係る経費でございます。  下段、公害対策費2,264万5,000円は、工場排水調査や河川調査のほか、航空機騒音の測定に関する経費などでございます。  次に、392ページをごらんください。  上段、環境衛生対策費2,631万9,000円は、草刈委託料や、美化推進重点区域及び道路等喫煙禁止区域におけるポイ捨てごみの回収や指定喫煙所の管理、清掃にかかる経費等でございます。  下段、行旅死亡人等取扱費57万2,000円は、行旅死亡人等取扱委託料、火葬場等使用料などでございます。  次に、393ページをごらんください。  上段、公共トイレ計画推進費71万円は、市内全域及び各駅周辺の公共トイレ協力店を掲載した公共トイレマップの作成に関する経費等でございます。  下段、南多摩都市霊園負担金116万3,000円は、八王子市にある南多摩都市霊園の墓地面積に応じた管理費負担金でございます。  次に、394ページをごらんください。  資源化推進費3億9,260万9,000円でございます。  町田市一般廃棄物資源化基本計画を推進し、ごみとして処理する量を40%削減するため、環境広報紙の発行に係る経費や、廃棄物減量再資源化等推進整備基金への積立金等を計上しております。また、熱回収施設等周辺の環境整備を行うため、(仮称)熱回収施設等周辺まちづくり基本構想策定のための経費などでございます。  次に、395ページをごらんください。  資源化施設整備費22億4,990万8,000円でございます。町田市資源循環型施設整備基本計画に基づき、焼却施設、バイオガス化施設、不燃・粗大ごみ処理施設を一体整備する熱回収施設等を1カ所、資源ごみ処理施設を2カ所に整備するための経費でございます。主な事業費として、資源循環型施設整備工事費11億5,770万7,000円、特別高圧受電線引込負担金2億1,050万円、環境影響評価委託料7,081万3,000円、基本計画策定業務委託料((仮称)大戸広場)952万6,000円などがございます。  次に、396ページをごらんください。  上段、廃棄物処理施設運営費15億7,768万5,000円は、清掃工場に搬入される燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみ等を適正に処理し、また、清掃工場を維持、管理するための経費でございます。  下段、リレーセンターみなみ運営費1億2,010万1,000円は、JR横浜線以南地域で収集されたごみの中継施設を維持管理するための経費と、容器包装プラスチックを圧縮梱包し、資源化を行うための経費でございます。  次に、397ページをごらんください。  上段、し尿処理場管理費1億8,127万1,000円は、境川クリーンセンターでし尿等を処理するための経費と、境川クリーンセンター改修工事にかかる経費でございます。  下段、再資源化推進費3億370万4,000円は、ペットボトル圧縮結束業務委託や、廃乾電池、ガラス、布団、木質家具などの資源物処理委託にかかる経費、剪定枝資源化センターの管理、運営委託に係る経費などでございます。  次に、398ページをごらんください。  上段、最終処分場管理費2,867万5,000円は、町田リサイクル文化センターに隣接する最終処分場の閉鎖に向けた環境調査や工事設計を行うための経費などでございます。  下段、広域廃棄物処理費9億5,246万2,000円は、焼却灰を搬入しエコセメント化している東京たま広域資源循環組合の負担金と、小山ヶ丘地区の燃やせるごみ、燃やせないごみを搬入し処理するための多摩ニュータウン環境組合負担金でございます。  次に、399ページをごらんください。  上段、3R推進事業費2億4,232万5,000円は、主に、地域資源回収に係る奨励金、大型生ごみ処理機の借上料、リサイクル広場の運営に係る委託料や、新たに導入するごみ分別アプリの導入委託料などでございます。  続いて、400、401ページをごらんください。  廃棄物収集費14億3,549万2,000円は、主に廃棄物の収集にかかる経費で、燃やせるごみ、燃やせないごみ、容器包装プラスチックなどの収集運搬業務委託料などでございます。  下段、適正処理推進費58万8,000円は、不法投棄の防止や資源物持ち去り対策にかかる経費でございます。  続いて、402ページをごらんください。  指定収集袋事業費3億7,803万3,000円は、指定収集袋の作製、配送、販売委託に係る経費でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 幾つか質疑をさせていただきます。  まず、共生推進事業費について、昨年、太陽エネルギー利用機器等補助金が350万円計上されていたんですけれども、ことしはこの利用機器補助金が入っていないような気がするんですけれども、これはどうなりましたでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 今の委員のご質問ですけれども、自然エネルギーの補助金につきましては、サンセットで期限が決まっておりまして、今年度で一応終了ということで、広報等で周知をしております。 ◆佐藤 委員 今回見直しはあるかもしれませんが、環境マスタープランでは太陽光発電システムの設置補助という項目が重点事業の中にあったと思うんですけれども、それと整合性はどうなのか。これから見直していくのかはわかりませんけれども、その辺の整合性についてお答えください。 ◎環境・自然共生課長 補助金につきましては、当初太陽光で設置費が非常に高かったということがありまして、今はだんだんとその設置費自体も下がってきておりまして、また、設置して電気を売る売電価格のほうも下がってきているということと、あと、行政のほうで補助をしなくても普及してきているということで、今回はとりあえず、今年度でなくしたということでございます。 ◆佐藤 委員 今の話ですと、役割を終えたという形で、例えば太陽光発電であれば、国だとか東京都も補助をしていたと思うんですけれども、これについて、東京都と国は継続していくのでしょうか。もしするのだったら、それにもかかわらず市は今や役割を終えたという理由、その辺を教えてください。 ◎環境・自然共生課長 太陽光システムの国、都の補助金につきましては、国は2013年、平成25年で終了しております。また、都は条件つきで、例えば既存の住宅とか、あと高性能建材を活用した省エネリフォームを行うと同時に太陽光発電システムを導入した場合は、補助金が一応現在も出ております。 ◆佐藤 委員 補助金の関係はわかりました。  これまでの環境マスタープランの中で、家庭についても持続可能なエネルギーの利用の転換を図るということで、家庭に対していろいろな取り組みをやっていたと思うんですけれども、今回この取り組み内容を見直すということになるのでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 補助金は一応今年度で終わるということなのですが、引き続き補助金以外に利用される方、今後設置される方とかそういった方に対しては、東京都のほうでまだ補助金がございますので、そういった面で周知をしていきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 その辺の周知というのはわかったんですけれども、町田市としての今の家庭に対して持続可能なエネルギーの利用の転換を図る取り組みは、何をやっていくんですか。 ◎環境・自然共生課長 町田市としましては、補助金は終了いたしますが、今後、太陽光もそうですけれども、いろんな自然エネルギー、例えば省エネの、うちのほうで配っておりますエコワットとか、電気が、見えるといいますか、その消費量がわかるものをお貸しして、電気の削減といいますか省電力といいますか、そういったものと、あと、そのほかにも、今後、エネルギーについて考えていきたいと思います。 ◆佐藤 委員 環境マスタープランというのは、今回1回、たしか5年で見直しということで、多分10年続いているものですけれども、今後考えていくということだと、計画期間の途中なわけですよね。それなのに具体的な方策がないというのはちょっとおかしいんじゃないか、これは何か多分かわるものがあるんじゃないかと私は思っているんですけれども、それについて教えてください。 ◎循環型施設建設担当部長 ほかの再生可能エネルギーということで言うと、今、町田市で熱回収施設を整備していますが、再生可能エネルギーの位置づけになっている廃棄物系バイオマスの利用というものがあります。これについては、生ごみ、いわゆるごみとして処理されているものをエネルギーとして活用していく。これは国、環境省が推奨している事例ですけれども、こういった事例を新たな再生可能エネルギーの有効利用という位置づけにはしていくということでは考えております。  そのほかにも、太陽光以外に水力とか地熱とか風力とか、いろいろございます。これから新たな熱回収施設では、デモンストレーション的にそういったものもPRとしてやっていこうというふうには考えております。 ◆佐藤 委員 再生可能エネルギーの考え方はわかったんですけれども、家庭においてのCO2削減の取り組みについて、多分そういう意味合いで昨年度までは太陽エネルギー利用機器等補助金というものを出していたと思うんですが、それにかわるものが何かあるんですかと聞いているんですけれども、お願いします。 ◎環境資源部長 今、委員ご指摘のとおり、これまで5カ年という形で補助金を出してきました。三多摩の中でも補助金額等は一番多いような形で取り組んできたところでございます。今回新たにというところでございますけれども、導入当初に比べて大分機器も下がってきたということなので、その辺のところの情報とか周知はきちんとやっていきたいと思っています。そういう意味では、市民のほうに引き続き普及はしていきたい。補助という形ではないですけれども、そこはしっかりやっていきたいと思ってございます。  それと、やはりほかの取り組み、水素もそうですし、電気自動車もそうですが、今も無料で普通充電もやっていますし、そういったところのPRとかもしながら、太陽光発電そのもの自体の普及は今後も図っていくような姿勢でありますので、その辺はご理解いただければと思っています。 ◆佐藤 委員 わかりました。ほかに何かもう少し具体的にあるのかなと思ったんですけれども、ないということなので、ないというか、水素エネルギーに変わっていくとか、再生可能エネルギーについてもこれから普及啓発もしていくということは、それはわかりましたので、いいです。  もう1点、済みません、共生推進事業費の中で生物調査委託料が計上されていると思うんですけれども、これはどのような調査のことを言っているのでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 調査のご質問ですけれども、今まで例えばセミの抜け殻調査、セミの鳴き声調査、あと、来年度にツバメの営巣、ツバメの巣がどれぐらいあるのかというのも、今ちょっと考えておりまして、それを一応実施に向けて準備をしております。 ◆佐藤 委員 これはどちらかというと、幅広い年代でやっているのでしょうけれども、子どもの参加を意識してやっているのだなという思いでいるんですけれども、これは当然今後も継続していくという話でしたが、今、ツバメという話がありました。例えば学校のプールの水泳が始まる前の授業をやっていくとか、そのほかの虫とか、そういう調査も何かやっていくことは考えているのでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 市のほうでやる調査につきましては今言った3点なのですが、市内に生物のいろんな団体がございますので、そちらと協力して、そちらのほうで一応やっていただいている団体もございますので、そういったものを市民の方にPRしていきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 わかりました。  これにちょっと付随して、381ページに生きものマップ作成委託料137万6,000円が計上されていると思うんですけれども、これについても、今言ったツバメなのか、これまでやってきた昆虫中心のものなのか。それとあわせて、例えば希少種とか絶滅危惧種とかを盛り込んだ、そういうマップになっていくのかどうかということをお聞きしたいんですけれども。 ◎環境・自然共生課長 生きものマップがどういうものかということで、町田市の生き物や自然の魅力と親しみを感じていただくことを目的に、市民協働による生き物の調査等で収集した生物の生息情報をもとに、町田市に生息する生物、触れ合える場所等を紹介する資料として作成を考えております。 ◆佐藤 委員 わかりました。  もう1点だけ、済みません。次、398ページの最終処分場管理費についてです。これは昨年も最終処分場閉鎖指導委託料というのが27万円計上されていたと思うんです。ことし、多分その計上がないと思うんですけれども、この理由を教えてください。 ◎資源循環課担当課長 昨年度ありました指導の部分につきましてですが、最終処分場につきましては、最終処分場周辺環境保全協議会というものをこれまでずっとやってきておりまして、そちらの中でご指導いただいていた面があったのですが、一定の方向性が出て、今後、バリューアッププラン等で上部の有効活用について検討を進める中で、保全協議会のほうは役割を終えたということで終了させていただきましたので、その部分の予算につきましては計上しておりません。 ◆佐藤 委員 わかりました。  最後に、設計委託料が1,054万1,000円計上されていると思うんですけれども、これは何を設計するものなのか、これだけ教えてください。 ◎資源循環課担当課長 設計委託料につきましてですが、今ご説明いたしました最終処分場の上部の有効利用につきまして、今後暫定的に有効利用するための手続を行う関係で、そのために必要な工事の設計を行うための設計委託料になっております。 ◆松葉 委員 「予算概要」の399ページ、先ほど3R推進事業費の中でごみの分別アプリを導入するというお話があったと思うんですけれども、それは具体的にどのようなものか、また、いつごろから導入をされるのか、お聞かせください。 ◎3R普及担当課長 ごみの分別アプリのことでございますけれども、実際に減量、資源化を進めていくには、やはり対面が一番大事だと考えています。それで出前講座とかイベントとか、それぞれさまざまやってきたのですけれども、やはりそこに届かない方たちがいるので、去年の10月にメール配信サービスを始めました。3月、ここでツイッターとフェイスブックを、SNSが可能になりましたので、ここのところを活用して次年度も行きたいと思っています。もう1つ踏み込んで、ごみの分別アプリをつくって来年度行きたいということです。  内容につきましては、やはりカレンダー情報が非常に多くできていますので、このところをうまく活用していきたい。その辺の構築を来年度当初から始めて、時期としては、大体9月、10月に全戸配布していますので、そこのところを目指して、秋ぐらいに活用できるようにと考えています。 ◆松葉 委員 カレンダー情報ということは、今、資源とごみの収集カレンダーがありますね。あれがアプリとなるというようなイメージなんですか。 ◎3R普及担当課長 まずは、そのごみのそれぞれの出し方が地区によって明確にわかるようになるということと、あと、分別の仕方がよりコンパクトに、よりわかりやすくなるということと、もう1つ、資源化するための、あるいは減量化するための情報とかを載せながら、イベントとかに参加していただくということで、ターゲットとして、若い世代とか単身者というところを考えてつくっていきたいと思っています。  それと、各市を調べてみますと、やはり外国語対応も考えているようですので、その辺も含めて進めていきたいと考えています。 ◆松葉 委員 ほかの自治体とかを見ると、例えば分別で、私なんかも悩むときがあるんです。これは燃えるごみなのか、燃えないごみなのか、はたまた粗大ごみなのかというような微妙なところだったりとか。そうすると、そのものをかざすと、例えばこれは何だというようなものもあったりとかもするんですけれども、なかなかそこまでは難しいとは思うんですけれども。わかりやすいものを作成していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。これは要望にしておきますけれども、楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。  それと、もう1点なんですけれども、402ページの指定収集袋事業費についてですが、ごみ袋はやはりいろんな声をいまだにお聞きするんですけれども、燃やせるごみの袋の強化というんですか。やっぱり破けやすいとかという声をいまだにお聞きするんですけれども、そのあたりの見直しというものは行っているのでしょうか。 ◎3R推進課長 特別大きく私どものほうに変えてくれということが入ってきているということはまだ余りありませんけれども、常に業者と契約をする際には、細かい仕様まできちんと決めて、厚さ、サイズとかをチェックして、そして出しております。今のところ現状では――前は1回、破れやすいということがありまして、形状を少し変えて改良をしてきたということもございます。いろんなお声を聞いて、入りにくいという声もあれば、破れやすい声もあったりとか、いろんなお声がありますので、収集の現場からもそういう声を聞いて、一定程度になりましたら、やっぱりきちんと見直していくとかいうことは考えていきたいと思っています。 ◆松葉 委員 見直しをその都度されているということなんですけれども、それは毎年行っているということですか。 ◎3R推進課長 毎年ということではありませんけれども、基本的には、特段問題がなければ前年度の仕様内容を確認して、そして袋をつくっていただいております。やはり仕様を変えるとなると、メーカーがかわる可能性もありますし、同じメーカーであれば対応も時間がかかるということがございます。ですので、毎年ということはなかなか難しいかと思いますが、ある一定の期間でお声を聞いて判断をするとか、もしくはこのまま行くとか、そういうことは常に見直しというか、内部で確認しながら進めているところでございます。 ◆松葉 委員 わかりました。日常的に使っている声ということで、ごみ袋の強度でしたりとか、あと、私がお聞きしているのは、結ぶところがもうちょっと長いと、やっぱり皆さん押し込んで捨てようと思うので、その結ぶところが、あと数センチとかという単位なのでしょうけれども、もうちょっと長いと使いやすいというようなお声も聞いております。これは要望にとどめておきますけれども、そういう見直しの際にまたそういう声も反映していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆細野 委員 3項目伺いたいんですが、1つは390ページの移動式水素ステーションの工事についてですけれども、この内容と、それから活用の仕方をちょっとご説明いただければと思います。  あと、財源内訳も市の単費かなと思うんですが、お願いします。 ◎環境・自然共生課長 今、移動式水素ステーション誘致事業ということで、昨年の8月24日に燃料電池自動車を購入しまして、今のところ市内に水素を入れる場所がございませんので、相模原市に2カ所あって、そちらに行っているような状況になっております。町田市としましても、環境に力を入れているということと、あと、その燃料を入れに行く時間等もありまして、市内に移動式水素ステーションというものを誘致したいということで考えております。  水素ステーションには2種類ございまして、定置式といういわゆるガソリンスタンドのようなタイプと、移動式というのは水素の設備を搭載したトラックが指定の場所に来て、そこで車のほうに燃料が入れられるというものでございます。  こちらの場所については、つい先日、世田谷区でも導入するというような新聞発表がありましたけれども、町田市においても移動式の水素ステーションの誘致ということで、市内公有地を今ちょっと選択中ということでございます。  事業費につきましては、まず設置した後の運営につきましては運営事業者が負担をするのですけれども、水素ステーションの場所をつくる場合につきましてはその事業費ですね。内訳については、電気設備、通常の100ボルトではなく200ボルトの電源が必要ということで、その電源設備が1000万円ぐらいです。あと、トレーラーとかトラックが来ますので、それも重量があるということでアスファルトを少し厚目にしなければいけないということで、そちらの工事費が200から300万円ぐらいかかるということでございます。 ◆細野 委員 ありがとうございます。水素という新エネルギーという位置づけですけれども、先ほど電源が必要ということで、この水素を発生させるためにはやっぱり電気がかかる。必要なエネルギーということで思うんですけれども、なかなか自然界の中にある水素をそのまま活用してというわけにはいかないエネルギーになっているので、一般化するのもこれから難しいのかなというふうに思うんですが、そういう意味で、費用対効果と市民の皆さんが気軽に利用できるようになるまでは、まだちょっと未来、時間もかかる、そういった事業なのかなというふうに思うんですが、その辺の見通しについてはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎環境・自然共生課長 見通しということですけれども、水素ステーションは、経済産業省は東京オリンピックが開催される2020年度までに160カ所程度、2025年までには320カ所程度を整備するという目標を掲げております。また、燃料電池自動車につきましては、2020年度までに4万台、2025年度までには20万台、2030年度までには80万台普及するという目標を掲げております。東京都は、2020年までに水素ステーションを35カ所つくるということで、一応財政支援も行っているという状況です。それと、町田市内に、11月現在ですが、水素自動車は6台登録があるということでございます。 ◆細野 委員 わかりました。そういう意味では、これから伸びていく新エネルギーを活用した車ということで、了解しましたが、やはりなかなかそれに対して電気が必要というエネルギーではありますので、今後もっと簡単にみずからつくれるとか、そういった状況が生まれればいいと思うんですけれども。  あと、その利用については、結局業者の方がそこで運営するということになるのだなというふうに受けとめたのですけれども、そのほかに今後経費として、市から補助金とか、利用料とか、市民の方が負担する、そういったものについてはどのような形で考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎環境・自然共生課長 利用の金額ですが、水素を入れた場合、当然燃料代はかかります。その燃料代につきましては、車をお持ちの方の負担になりますけれども、大体1キロ当たり1,000円から1,200円ということです。あと、市のほうで場所を設置すれば、事業者も今はまだ決まっていないで今後選択していくのですけれども、その運営については事業者のほうの負担で、市が払うということは一応ないとは思うんですが、今後、事業者が決まれば詰めていかなければいけないということ。あと、国のほうでも水素ステーションの誘致を進めておりますので、運営業者のほうに補助があるかもしれないということで、まだその辺はわからないのですけれども。
    ◆細野 委員 わかりました。そうしますと、市のほうから補助金とか、今後そういうものは考えてはいないということでよろしいのかと、市有地を提供するということですので、それに対する無償提供みたいな形になっていくのか。ちょっと済みません、しつこいようですが。 ◎環境・自然共生課長 市のほうは、水素の移動式トレーラー、トラックが来る場所を設置しまして、設置後には今度運営業者がそこに車を持ってきて、利用者に水素を提供するということで、今後、運営業者と話を詰めなければならないのですけれども、例えば利用料とかそういったものもちょっと検討はしていきたいと。 ◆細野 委員 わかりました。今後改めて見ていきたいと思います。  続きまして、395ページの資源化施設整備費のうち、工事費ですが、委託先が決まりまして、いよいよ2017年度から本格的に工事が始まるということなんですけれども、今年度の事業の内容について、また、ちょっと私どもが危惧しておりました市の関与の仕方です。工事監理委託も市がしっかりと関与していく、きちんと工事の状況を見ていくというために設けられましたけれども、その辺の見通しについて、2017年度分についての工事内容と、そうした市のチェック機能がどのように発揮されるのかというところで見通しをお聞きしたい。  それから、住民の皆さんの合意形成は本当に努力されていらっしゃったと思うんですが、2017年度実施に向けてどのような状況なのか、その辺も確認させていただきたいと思います。 ◎循環型施設整備課長 まず、今年度の事業内容ですけれども、熱回収施設、リサイクル文化センターの建てかえにつきましては、2017年7月から既存の解体等の工事に着手する予定です。年度内の工事としましては、その解体工事と、あと造成工事のほうを予定しております。  それと、市の関与の仕方ということで、工事監理につきましては、コンサルタントに監理を委託するとともに、市の職員のほうでもきちんと工事のみならず設計とかそういった部分も、環境資源部だけではなくて、庁内連携して、営繕課とかも連携しまして、きちんと体制を整えて一応チェックをするような形で進めてまいります。  住民の合意形成につきましては、2017年7月から工事を予定していまして、その前に工事の内容を周知させていただくために工事説明会をまず5月に予定しております。きちんと周辺の住民の方に工事の内容等を周知させていただくような形で考えております。  また、継続して地区連絡会を開催していきますので、その中でいろいろ工事のこととかそういった内容を、きちんと検討を続けていくということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 ことしはリサイクル文化センターの解体が主ということでしたので、そういういろいろ施設そのものの整備ということにはならないのかなと思いますが、一方で、熱回収施設等特別高圧受電線引込事業というものが入ってきますけれども、この中身について、また、その目的、内容と、それから安全性についてはどのようになるのか。高圧の受電線ということですので、教えていただければと思います。  あと、住民の皆さんの合意については、ずっと引き続き努力されていると思いますが、今、そういった協議会などで出されている要望なり、また、不安なこととかそういったことについては、どのようなものがあって、どのように応えていらっしゃるのか、その辺についてもお聞かせください。 ◎循環型施設整備課長 まず、特別高圧受電線引込負担金についてですけれども、こちらは、今、施設に引き込んでいる送電線の能力が2,000キロワットになっています。今度新しい施設につきましては、発電能力が5,000キロワットを見込んでいますので、既存の電線では送電できないような形になりますので、発電した電力を最大限送電できるように、売電できるように、それに耐え得る送電線を引き込むような工事になっております。こちらは東京電力が工事を行いますので、そちらに支払う金額を負担金として計上させていただいています。  安全性につきましては、電線の引き込みについては東京電力がきちんと東京電力の責任でやりますし、市のほうもそれらについては確認をしていきます。送電線につきましては、架空線ではなくて地中管で埋設するということで聞いておりますので、それについては東京電力の責任できちんと安全性を確保して工事が進められるということです。  それと、住民の合意の関係で協議会というか地区連絡会で、どのような要望等があるかということなのですけれども、後ほど行政報告のほうでも話をさせていただくのですが、今現在、外観のデザインの話をしていまして、それに関していろいろご意見をいただいているところです。これから詳しい資料をそろえて、また説明しながらご理解を得て、そういったところの協議を進めていくということでご理解いただければと思います。 ◆細野 委員 それではもう1点ですが、402ページの指定収集袋作製・配送・販売委託料についてなんですが、昨年度と比べて両方2,000万円ほど引き上げられているのですが、これは理由については何か特別あるのでしょうか。 ◎3R推進課長 申しわけありません。今ちょっと資料を探しておりますので、後ほどお答えをさせていただきます。大変申しわけございません。 ◆細野 委員 済みません、先ほど不十分で。家庭ごみ処理手数料と、それから指定収集袋作製・配送・販売委託料の金額が昨年よりも、両方2,000万円引き上がっていたものですから、ちょっとその辺が、理由があるのかなと、何か根拠があるのか、算出根拠が伺えればと思いました。済みません。 ◎3R推進課長 大変失礼をいたしました。  まず、製造単価につきまして、原油価格に連動する原材料、ナフサを使っておりますので、その価格の変動がありました。それで今回は可燃の20リットルの単価が約12%、可燃の40リットルの単価が約11%、業者見積もりでも上がっておりまして、その辺で作製委託料のアップということになっております。お答えがおくれまして大変失礼いたしました。 ◆細野 委員 今のご説明ですと、作製委託料のほうが原油価格の引き上げとあわせて上がるということで、家庭ごみ処理手数料の引き上げは、それに伴って収入をちょっとふやしたということになるのですか。この連動性はいかがでしょうか。 ◎3R推進課長 家庭ごみ処理手数料の収入のほうは、作製費に連動ということではなくて販売の見込み、3年程度の経過の平均値で計上しておりますので、単価の上昇分で上がったということでございます。価格は変えませんので、販売数量の見込みから算定したものでございます。 ◆細野 委員 やはり先ほど松葉委員からもありましたけれども、このごみ袋を購入する市民の方の負担感は大変重いものがあって、特に南地域は、プラスチックの分別も始まって、3種類購入しなければいけないということで、結構重いですね。  プラスチックについては袋代が半額ということで、少し安くはしていただいているのですけれども、その辺がまだまだ周知というか、ご存じない方もいて、何で南地域だけ3枚、3種類買わなきゃいけないのみたいなご質問も受けるので、そういったことについて情報を何度も周知――努力していただいていると思うんですけれども。  安くなっていますよ、分別すればその分負担も減りますよということと、これから計画の中で話していただけると思うんですが、やはりやってみてプラスチックの分別が進むと、重さは変わらないと思うんですけれども、量としてはかなり減るなという実感はありますし、あと、課題となる生ごみの分別処理などが進めば、本当に燃やすごみ自体が減量できると思いますし、それを最優先で頑張っていただいたらと思います。そういったことを進めて、ごみ袋ももっと小さいもので間に合うようになれば負担感も少なくなるかなと思いますので、そういった情報提供なども引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆川畑 委員 幾つかお聞きします。予算書のまず歳入のほうですけれども、127ページの資源化施設用地購入がありますね。1億5,520万円、ここの場所とかその辺のところ、この根拠を教えていただければと思います。 ◎循環型施設整備課長 こちらの用地購入費につきましては、相原地区と上小山田地区の資源化施設の建設用地の費用になります。用地面積は、相原も上小山田も一緒で、2万平米を予定しております。 ◆川畑 委員 そうすると、両方入っているということですね。大戸のほうは今いろいろ進んでいると思うんですけれども、上小山田はまだ道路もできていないですよね。それにもかかわらず用地購入を入れたという理由をちょっと教えてください。 ◎循環型施設整備課長 委員がおっしゃるとおり、上小山田につきましては道路事業と一体で整備をしていく形になるのですけれども、事業を進めていくために、できるところから事業を進めていまして、その一環として、用地の購入を予算計上させていただいています。 ◆川畑 委員 そうすると、半分はまた補正で余るようになるという想定も含めているんだけれども、一応事業として入れなければいけないから入れている、そういう理解をさせてもらいたいと思います。ここはこれ以上追及していても、しようがないですものね。  あと、数値の確認なんですけれども、「予算概要」の383ページの循環型施設整備課におきましては22億4,990万8,000円、そして395ページでも同じ数値が出ております。そこで、62ページ、63ページの循環型施設整備事業の中では、これは環境政策課の予算もちょっと入っていて、数字が22億5,982万7,000円となっているんですけれども、ここの違いは何なのか教えてもらっていいですか。 ◎循環型施設整備課長 63ページの資料につきましては5ヵ年計画の事業費が載っていまして、資源化施設整備費と、委員おっしゃったとおり、環境政策課の周辺のまちづくりの委託料とかが載っているものです。予算科目ごとの費用が載っているわけではありませんで、5カ年の事業として予算が載っているということでご理解いただければと思います。 ◆川畑 委員 そうすると、これは単年度のものになるから、その辺は、もしそうであるのだったらきちんと明記しておかないと、私、勘違いすると思うんです。ですから、例えばその差額の金額についてはこういうことであると注意書きをするとか何かをしていかないと、私、混乱すると思うので、そこはしっかりと、数字の面も含めて配慮をすべきだと思いますので、ここはちょっとそういうふうに指摘をさせてもらいたいと思います。  あと、383ページのところなんですけれども、2点ちょっと教えてもらいたいんです。資源化施設地区連絡会運営支援委託料に1,587万6,000円入っている、この内容と、その下側に事業者選定支援委託料4,208万8,000円があります。ここのところは、ちょっと感覚的に言うと、先ほどの395ページのところを見ると、事業者選定支援委託料とは一体何の事業者を決めようとしているのか、資源化施設なのか何なのか、その辺のところを説明していただければと思います。 ◎循環型施設整備課長 まず、1点目の連絡会運営支援委託料につきましては、リサイクル文化センターと相原地区、上小山田地区で地区連絡会を開催して、施設計画等の検討を行っています。そこの運営の業務委託という形になります。3カ所の資料作成とか運営の委託になっております。  それと、事業者選定支援委託料につきましては、相原地区と上小山田地区の発注仕様書の作成ということで、委託する内容となっております。 ◆川畑 委員 これは例えば、上小山田なんてまだ具体的に決まっていないですよね。やりたいということはわかるのだけれども、そこに対してこれだけの金額をきちんと充てるというのは、いかがなものかと思うんですが、この実現性について、どうなのでしょう。 ◎循環型施設整備課長 委員おっしゃるとおり、上小山田については道路事業とあわせてやるとか、進捗のほうがちょっとおくれているような状況ですけれども、先ほどもちょっとお話をさせていただいたとおり、目標年度に従って、できるところから事業を進めていくということで、そういった中で仕様書のほうの作成の委託を予算化しているということで、ご理解いただければと思います。 ◆川畑 委員 例えばそういった事業者は1事業者にお願いする予定なんですか。 ◎循環型施設整備課長 こちらの委託につきましては、相原地区と上小山田地区を2カ所想定していますので、そこの進捗に応じて、一括でできれば一括、一括でできない場合は別々という形で、状況に応じて委託の方法を調整しようというふうな形で考えております。 ◆川畑 委員 一括は無理でしょう。だって、想定からして。だから、そこはきちんと立て分けて、これはこういう前提でしていますというふうに説明してくれないと、わからない。今の話でいくと、一括で行けるのだったらこうだし、行けなかったらと。一括で行ける場合と行けない場合は金額が違うはずですよ。違わなきゃおかしいと思いますね。そしてまた、上小山田なんかはまだ測量も何も終わっていないのだから、それができるとは到底思えないので、その辺のところはきちんと予算の中で分けられるようにしておいたほうがいいかと私は思いますので、そこはちょっと指摘をさせてもらいたいと思います。  あと、395ページの中で、先ほど細野委員からも質疑がありましたけれども、いよいよこれから工事が進んでいくわけでありますけれども、市として、例えば業者との関連の中で、多分、これは非常にビッグプロジェクトなので、予想だにしない課題とか取り組みがいっぱい出てくるかと思うんです。これを事業者任せにしてはいけないと私は思うので、いろんな課題が出てきたときに、極端に言うと、契約した仕様書と違うものを議論しなきゃいけないというようなことになったときに、それについての市の取り組み体制はどうなっているのでしょうか。 ◎循環型施設整備課長 予想しないような課題に対しましては、まず、先ほどもちょっと説明させていただきましたけれども、環境資源部で、具体的な課名を言いますと、私どもの循環型施設整備課と資源循環課、それと営繕課という形で監理の体制を整えています。そういったところで、庁内で連携をして対応させていただくとともに、こういったごみの施設の専門家がいらっしゃいますので、地区連絡会のアドバイザーとして出席していただいているところもありますので、そういった専門家の方の意見を伺いながら、そういった課題の対応を図ってまいりたいと思います。 ◆川畑 委員 まず、そこに至るまでに、つくる過程でいろんな課題が出てくるかと思うんです。だから、そこのところに市は、言ってみれば契約した相手先と一線を引くのではなくて、一緒にやっていくような体制が本当にとれているのかどうかというのがすごく気になるわけです。そこのところの説明は今ないので、それをどうするのかをちょっとお聞かせ願いたい。  それと、いよいよこれから解体とかへ進んでいくのですが、市内業者の活用についてはどういった情報をとろうとされているのか。やっぱり契約したから終わりではなくて、その辺のところもきちっと、なるべく市内業者さんに行くような形でお願いしたいんですが、そこの2点はどうなっているのかお聞かせください。 ◎循環型施設整備課長 まず、1点目の事業者との関係ですけれども、一線を引いているというよりも、事業は事業者と一体で協力してやらなくてはいけませんので、きちんと事業者と協議しながら事業は進めていますし、これからもそういった形で進めたいと思います。  あと、意思疎通を図るために定期的な分科会を2週間に1回設けて、いろんな課題とか設計協議等をしていますので、そういったところも続けて、一体で協力して事業を進めたいと考えております。  それと、市内業者の活用ですけれども、こちらはきちんと要求水準書に明記していまして、活用するように約束をさせていただいています。それにつきましては、今現在、基本設計を行っているところで、3月ぐらいにめどがつきますので、そうしましたら、きちんと市内業者の発注計画書を提出させまして、その発注状況を確認するとともに、1年に1回、きちんと発注計画書どおり履行されるかどうか確認するようになっています。そういったところをきちんと確認して、市内業者の活用を図っていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 その辺のところはしっかりしてもらいたいなと思います。ですから、仕様書に書いてあるからということで、それは大切なことなんですけれども、でも、それをやっぱり履行するに当たって、さまざまな課題が出てくるかと思うんです。だって、この庁舎を建てるときだって大変なことがあったわけだから、そこのところをきちっとやっぱり市としても見てもらうというのと、一線を画すのではなくて、それは一緒になって取り組んでいってもらいたいと思います。  あと、その建物を建てていくに当たって、多分予想しないことがいっぱい出てくると思うので、そこについては、一斉に決めるのではなくて、つくる体制をとって私はとってほしいと思います。その辺をちょっともう1回確認させてください。 ◎循環型施設建設担当部長 今、こちらのほうで説明した内容で進めてはおります。事業者と市側で、市側の関係している部署と一緒になって進めているんですが、その中で、昨年からずっとお話しさせてもらっていますが、要求水準書というものを市が提出して、それをもとに事業者が見積もって、契約まで行っているというところでございます。  今やっている内容というのは、その契約書の中身について、仕様書がそのとおり履行できるかどうかというところなんですが、当然ですけれども、市が発注して、要は公設公営ではないので、DBO方式ですから、設計から施工、管理まで全部事業者側になります。ですから、市が最善だと思って要求水準書として出してきたものに対して、こういう提案がありますとか、こちらのほうがいいですとか、または、市側が言われている内容についてはそのとおりですとか、そういう確認をしながら今進めている状況なんです。  正直言って、やはり課題というものはあります。それというのは、例えばプラントですと、プラントの発注仕様書を町田市のほうでつくって出したんですけれども、当然ですが、メーカーさんのほうがその辺は詳しいところが実際ございます。ですから、例えば材料でも、長くもつ材料を市が発注したとしても、メーカーさんのほうでは、ライフは短いかもしれないですけれども安い価格で順次交換していったほうがいいとか、そういうところでは、やはりいろんな協議が必要な状況になっています。  そこは課題として捉えるのではなくて、協議をして、いいものをしっかりつくっていく。その確認は契約書の範囲、または契約課のいろんな指導も受けながら進めていくという状況に今ありますので、そういったことを今詰めているということです。例えばですけれども、プラント部会、土木建築部会とかいうところにメーカーさんもグループとして入ってきて、そこで調整をしながら事業の計画をつくっているという状況ですので、今後もこれについては進めていかざるを得ないというふうにも思っています。当然ですけれども、メーカーさんもよりよいもの、安全性の高いものは、その仕様書を見ながら、どういうふうに組み立てていくのかというのを市と協議していくという気持ちで、今進めております。 ◆川畑 委員 そういうふうにいろんな情報交換をしながら、多分時代も変わってくるといろいろノウハウも変わってくるので、例えばコストのVAにしても何にしてもそうですけれども、そういったお互いに持っているノウハウとかを提供し合いながらやるということは、すごくいいものをつくる上で大事だと聞いているので、しっかりと体制づくりをしていただき、そしてまた、それが市の職員のノウハウの蓄積にもなると思うので、それは改めて要求したいと思います。  ちょっと確認なんですが、教えてほしいんですけれども、この特別高圧受電線の引き込みは、先ほど課長から、現状2,000キロワットのやつを5,000キロワットにするというんですけれども、それを来年度からやっちゃうの。そこのところはちょっと説明をしてもらわないと、今までも2,000キロワットでよかったものは、当面それでいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、そこのところの説明をもう1回してもらっていいですか。 ◎循環型施設整備課長 特別高圧の引き込みにつきましては、今年度から設計に入るということで、新しい施設ができたときに引き直すという形です。工事が三、四年の期間がありますので、その工事の初年度という形で予算に計上されております。 ◆川畑 委員 そうすると、トータルで特別高圧を引くのに10億円ぐらいかかるんだけれども、それを5年間かけて、言ってみれば平均化したものを予算化しているということでいいんですか。それだとすごくわかる。だって、今ないわけだから、5年後にできる。そういう扱いで取り上げているという確認を。 ◎循環型施設整備課長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆川畑 委員 了解。  では、次の課題は397ページなんですけれども、再資源化推進費の中の「町田エコフェスタ実行委員会への補助及び支援を行います」ということで、毎年やっていただいているものに対してこういう形で入れてあるんですけれども、この金額と、今度、あそこの場所が変わる。使えなくなるわけですよね。その辺のところを今どう考えているのか、説明してもらっていいですか。 ◎資源循環課長 今現在、リサイクル文化センターは、管理棟も閉鎖しまして、仮設のほうの管理等へ移って業務を行っているところです。その状況の中で、来年度も今年度と同様にリサイクル文化センターで開催するというのはなかなか難しいという状況の中で、実行委員会で幾つか実施できるような場所を今選択しているところです。  実行委員会では6つぐらい候補地がありまして、その中で市も一緒にお話をさせていただいて、適当なというか、合ったような、駐車場と展示するようなところがあるかどうか、その辺を一緒に検討させていただいて、今後決定していきたいと考えております。  金額については前年度と同額になっております。 ◆川畑 委員 最後にしたいと思います。394ページの(仮称)熱回収施設等周辺まちづくり基本構想については、忠生のバリューアッププランが当然反映して、今、地元の方といろいろいい意味でコミュニケーションをとってもらっていると思うんですが、その具体化のものというふうに理解していいですか。それをちょっと再確認させてもらいたいと思います。  それと、先ほど松葉委員からありましたけれども、402ページのごみページのごみ袋の件なんですけれども、ロット管理はどうなのでしょうか。ロットによってなのかどうかわからないんですけれども、やっぱり破れやすいとかそういったものがあるので、ロット管理の実態を今どうしているのか、それを教えてもらいたいと思います。  あと、やっぱりご婦人のほうから要望がある1枚売り、これはどうなっているのか、最後に確認させてください。 ◎塩澤 環境政策課担当課長 (仮称)熱回収施設等周辺まちづくり基本構想の件ですけれども、こちらは忠生バリューアッププランを提出いただきまして、そのプランに基づきまして、今年度、ワークショップを開いております。ですので、そのワークショップの出てきた意見とバリューアッププランを2つ参考にしまして、2017年度、基本構想をつくっていきたいと考えております。 ◎3R推進課長 2点お尋ねがありました。  まず、袋のロット管理のことですが、製造番号を、外装袋の余り見えにくいところなんですが、そこと、あと箱に入れて、仮に事故があったような場合とか、1枚足りないなんていうことが仮にあったりした場合は、いつつくったものかということが追っかけられるようにしておりますので、そういう形できちんとロット管理のほうは行っております。  それから、1枚売りの件なんですが、料金の収納関係とか、配送業務の関係がありまして、今すぐの実現は難しいかと考えております。 ◆川畑 委員 配送はいいんですよ。個別のお店で売ってくれればいいんですよ。そのお願いをしっかりやっぱりやってほしいなと。というのは何かというと、例えば買い物袋を忘れた主婦の方が、レジ袋だと2円、3円取られちゃうわけです。そのかわり、ごみ袋を買っていくと買い物を入れるのに使えるわけですよ。この要望がすごく強いんですよ。そういうことで、個別のお店に要求をしていただきたいという、これは本当に女性からの切なる願いですので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、ロット管理について、例えば破れやすいとかそういったものを、市に持っていけばそれは追っかけられると、そういう理解でいいですか。そこだけ確認させてください。 ◎3R推進課長 はい。追跡可能でございます。別件ではございますが、やはり外装袋の中に枚数が足りないとかということが発生したことがございました。それはきちんと追いかけて、いつ、どこでつくって、どこに配送されたものかと、きちんとやって、業者にも指導もしましたし、売っていただいたお店の方にもおわびもして、買っていただいた方がわかった場合にはちゃんとおわびもしてと、そういうことをもうやっておりますので、委員おっしゃったように、きちっと追っかけることは可能でございます。 ◆おさむら 委員 環境資源部では余り関係ないことなのですけれども、リサイクル文化センターの花の家で使用していたビニールハウス、あれは環境資源部の資産ではないという形でいいんですよね。 ◎循環型施設建設担当部長 あれは市の所有物ではありません。 ◆おさむら 委員 そうすると、今度新しくハウスが移転して小さいのが建ったんですけれども、あそこは都市ガスを暖房の熱源にしているということなんです。今までは廃熱利用をしていたと思いますけれども、今後もああいった施設には廃熱は送らない、都市ガスでやっていただくのだという考え方でいるということで、確認だけさせていただきたいと思います。 ◎循環型施設建設担当部長 花の家を新設するときにその辺の議論はしまして、花の家側で、要は廃熱利用施設としてではなくて、自前でやるということでお話しいただいていますので、今後も今の段階ではそちらに廃熱を供給する予定はありません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって環境資源部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(新たなごみの資源化施設について) ○委員長 行政報告、新たなごみの資源化施設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、循環型施設整備課長よりご説明申し上げます。 ◎循環型施設整備課長 新たなごみの資源化施設につきまして、2016年12月議会以降の進捗状況についてご報告いたします。  新たなごみの資源化施設の資料をごらんください。  まず最初、1点目の資源ごみ処理施設の相原エリアの状況につきましては、発注仕様書の検討を行っており、また、建設用地の調査や地権者との調整を行っております。今後につきましては、相原地区資源ごみ処理施設連絡会で事業の進捗に合わせて発注仕様書の確認や施設の運営等に関する検討を進めてまいります。  2点目の上小山田エリアの状況につきましては、関連する道路事業とあわせて建設用地の測量調査等を進めております。また、2月に施設計画の参考とするために、上小山田地区資源ごみ処理施設連絡会委員及び周辺の住民の皆様と、リレーセンターみなみと多摩市の資源ごみ処理施設エコプラザ多摩の視察を実施いたしました。今後につきましては、地区連絡会で周辺環境への配慮をした施設計画の検討を進めてまいります。  2点目の熱回収施設でございますけれども、(1)の地区連絡会につきましては、2月に第12回町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会を開催しまして、外観のデザインについて検討を行いました。このデザインにつきましては、2017年6月ごろまでに事業者が提案した3案から1案を選定する予定となっております。外観デザイン等のイメージにつきましては、後ほど説明をさせていただきます。  (2)の事業の進捗状況につきましては、工事着工に向けて、現在、基本設計協議、施設整備に伴う法令の手続や調整を進めております。また、既存の管理棟の解体工事に先立ちまして、2017年2月に完成しました仮設管理棟に事務所を移転しておりまして、2017年3月6日から仮設管理棟での業務を開始しております。  次のページをごらんください。  (3)の今後のスケジュールにつきましては、こちらの資料のとおり予定をしております。  続きまして、(4)の東京都環境影響評価条例に基づく調査につきましては、東京都に提出しました環境影響評価書に基づきまして、工事の進捗に合わせて実施します事後調査計画書を作成いたしました。今後につきましては、この計画書に基づきまして、工事中の環境状態や環境保全措置等の確認を行ってまいります。  続きまして、先ほど説明をさせていただいた外観デザイン等について、説明をさせていただきます。  資料の3ページ、4ページをごらんください。  こちらの資料につきましては、熱回収施設等の事業者選考に当たりまして業者から提案を受けて、市が採用したものとなっております。  3ページ目が施設全体のデザインの考え方を示した資料となっております。  こちらの施設全体のコンセプトとしましては、地域に親しまれるデザイン、周辺環境との調和を図るデザインという形になっております。
     資料上の説明と資料下の配置図のイメージ図をごらんください。先ほど説明しましたコンセプトについてですけれども、まず最初に地域に親しまれるデザインにつきましては、地域に開かれた施設とするため、管理棟の2階と工場棟の3階に3つのテラスを、また、南側の入り口には市民広場を配置し、開放的な空間を設けます。また、市民の憩いの場としてゲートテラスを設けるとともに、周辺環境に調和した開放的なデザインといたします。  次に、資料の右のほうをごらんください。  周辺環境との調和を図るデザインの内容としましては、こちらに書いてあるとおり、壁面緑化と施設南側の緑化、屋外テラスの配置、建物南側の壁面後退による圧迫感の低減、自然素材をベースとした色彩の採用等を行っております。  資料の配置のイメージ図、下側に書いてあるのですが、こちらの説明をさせていただきます。この図面の上側が北になりまして、下側が南になります。  最初に、配置図のイメージ図の左下の道路から入ってくるところですけれども、ゲートパークと書いてあります。こちらは歩いて来られる方のエントランスを兼ねた市民開放のスペースとなっております。公園的な整備をする予定で、芝を張ったり、インターロッキング舗装をしたりして、市民開放のスペースを一応設ける予定となっております。  あと、ゲートテラスですけれども、ゲートパークのちょうど上になるのですが、こちらは管理棟の2階です。デッキができるとイメージしていただければと思うのですけれども、2階のエントランス、入り口の前に設けまして、待ち合わせやイベント会場の一部として使用を想定しております。  次のワークテラス、その右側になるのですけれども、こちらは同じく管理棟の2階になります。その建物側が、今、リサイクルでやっています家具の再生工房の前に設ける予定で、屋外での作業やイベント会場の一部として使用を予定しております。  続きまして、もうちょっと右側へ行っていただいて、工場棟の前、焼却施設の前あたりになるのですけれども、スカイテラスを予定しています。こちらは工場棟の3階の見学者の通路の前に設ける予定で、周辺に太陽光発電パネル、小型の風力発電設備、屋上緑化を配置する予定でして、眺望のいい環境学習の場として活用するような形で想定をしております。  あと、テラスウォーク、テラスの下側のところにオレンジ色のラインが入っているのですけれども、テラスをつなぐ屋外の通路です。先ほどデッキと言いましたけれども、そういった形で通路として配置する予定になっております。  それと、配置図の右側のグリーンウォークという緑色に塗ったゲートテラスの左側に書いてあるものですけれども、ゲートパーク、ゲートテラス、北側の駐車場を連絡する歩道橋という形で、2階部分に設けています。こちらは出入り口、車が通りますので、車と人の分離を図るために、上にこういった通路を設けているという形になっております。  3ページ目の説明は以上となります。  最後に4ページ目、こちらは先ほど町田リサイクル文化センター周辺地区連絡会で検討しているとお話をさせていただきましたけれども、外観デザインのイメージの図面になります。  外観デザインのコンセプトは、上の右側に書いてあるのですけれども、地域に開かれたデザイン等の4つコンセプトに基づきまして、下のA、B、C案、3つデザインを提案しております。この中から地区連絡会で検討して1つに絞り込むという形になります。こちらの案の特徴を説明させていただきたいと思います。  まずA案ですけれども、施設の右と左の両端、左が管理棟、右がバイオガス化施設になるのですけれども、そちらの屋根に丸みを持たせるということと、管理棟の外壁をガラスで構成することにより、優しく先進的なデザインとなっております。  続きましてB案の特徴ですけれども、一般的な四角いシンプルな形状としまして、そのほかに木調ルーバーの設置と自然色を基調とした色彩にすることで、穏やかな雰囲気のデザインという形になっております。  最後にC案の特徴ですけれども、壁面緑化を多用しまして周辺の緑になじませるとともに、建物の下の部分、1階部分になるのですけれども、そちらをレンガ色にして重層感を持たせるデザインとなっております。  説明につきましては以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆川畑 委員 煙突の高さはもう確定というふうに理解していいですか。 ◎循環型施設整備課長 煙突の高さにつきましては100メートルと決まっております。 ◆川畑 委員 色の好みについては、ここのA案の色で、色も含めてということと理解していいですか。その辺のところを確認させてください。 ◎循環型施設整備課長 まず、このデザインの中から選んでいただくのですけれども、色については、デザインが決まった後、また地区連絡会で一応検討することになっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(第二次町田市環境マスタープラン後期アクションプランの策定について) ○委員長 行政報告、第二次町田市環境マスタープラン後期アクションプランの策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎環境資源部長 本件につきましては、環境政策課長よりご説明申し上げます。 ◎環境資源部次長 それでは、資料をごらんください。  第二次町田市環境マスタープラン後期アクションプランの策定についてです。これにつきましては、後期5年間、2017年度から2021年度に取り組む推進計画、アクションプランにつきまして環境審議会及び庁内の検討委員会で検討を重ねまして計画を策定いたしました。  1番、プランの概要です。  2012年に第二次町田市環境マスタープラン及びアクションプラン第二次町田市環境マスタープラン推進計画、これは前期アクションプランということですけれども、策定いたしまして、望ましい環境像とした「水とみどりとにぎわいの調和した環境都市 まちだ」を実現するため、各種施策を展開してまいりました。  今回、前期アクションプランの計画期間が2016年度で終了いたしますので、2017年度からの5年間で市が行う取り組み、また、市民、事業者の皆さんとの環境行動を示した後期アクションプランを策定いたしました。計画期間は、後期5年間の2017年度から2021年度まででございます。  方向性です。2015年12月にCOP21でパリ協定が締結されました。これを受けた地球温暖化対策及び2020年度の東京オリンピック・パラリンピックを見据えました取り組みを進めるとともに、前期アクションプランで行ってまいりました取り組みを初めとする各種施策の成果を発展させたものとしております。テーマは以下のとおりでございます。  次ページをごらんください。  第二次町田市環境マスタープランと後期アクションプランの構成は以下のとおりでございます。望ましい環境を実現するため、5つの目標です。地域で取り組む地球温暖化の防止、2点目が、自然環境と歴史的文化的環境の保全、3点目が、持続可能な循環型社会の構築、4点目が、良好な生活環境の創造、5点目が、環境に配慮した生活スタイルの定着でございます。これを受けまして、後期アクションプランにつきましては、市の取り組みと事業者の取り組みを構成いたしました。市が重点的に取り組む31の事業が右側にございますが、わたしのエコ宣言から31番のごみ減量サポーターまでということで、展開をしていきたいと考えております。  今後のスケジュールでございます。現在、本を作成しておりますので、2017年4月に冊子ができ次第、議員の皆様には配付する予定でございます。また、これにつきましては市民の方にも販売をするとともに、ホームページで掲載いたします。  なお、詳細につきましては広報紙の「ECOまちだ」の4月1日号でご紹介をすることにしておりますので、よろしくお願いします。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 後期アクションプランについてですけれども、この掲げる目標はそれぞれ大変重要な、市民の方の要望も強いものだと思うんです。実行していく上では全庁的なかかわりなんかもそれぞれ重要なことではないかと思うんですが、その辺のかかわり、実効性を持たせる上で、こういう方向に行くんだよという政策的な機能をどうやって実効に向けていくのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎環境資源部次長 この重点事業につきましては、所管課長で構成いたします推進会議を設けておりますので、そちらのほうで基本的には事業の管理をしております。さらに、全庁の職員を対象に、環境に関する意識を高めるような研修を行っております。さらに、パソコンでもできるような研修も行っておりまして、環境意識を高めてやっていくということも含めて、全体で進めていきたいと考えております。 ◆細野 委員 いろいろまちづくりも進んでいくわけですので、そういったときに環境マスタープランの位置づけがしっかり発揮されていただきたいなと思いますし、全庁的にどの程度しっかりと位置づけられていくのかというのが、これからの課題だと思いますので、ぜひ全庁的に発信していく役割を進めていただきますよう、お願いしたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時43分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時48分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第22号議案 ○委員長 第22号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎建設部長 第22号議案 町田市特定公共物管理条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  町田市特定公共物管理条例別表第1の占用料の額は、東京都河川流水占用料等徴収条例に準拠して定めております。本議案は、同条例が一部改正されたことを受け、町田市においても所要の改正をするものです。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第22号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第22号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第27号議案 ○委員長 第27号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎建設部長 第27号議案 東急田園都市線南町田駅南北自由通路整備事業及び南町田駅改札等設置事業に係る工事に関する施行協定についてご説明申し上げます。  本議案は、東急田園都市線南町田駅における自由通路の整備工事、及び、これに伴う改札口等の移設工事を2017年度から2019年度までの3カ年事業として、東京急行電鉄株式会社に21億6,676万円で委託するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 それでは、確認をさせていただきたいと思います。  今回は、工事にかかわる負担金を東急電鉄のほうにお支払いする協定についてですけれども、この金額のうちで南町田駅の改札口の移設工事の費用も含まれていると思うんですが、その辺の金額について、ちょっとまだお聞きしていなかったので確認させていただくのと、それから、この負担金で今回は延長47メートル分ということですが、これで南北自由通路が完了になるのか。もっと伸びていくのかなと思うんですが、その辺の検討については、ちょっとまたご説明をしていただきたいと思います。 ◎建設総務課長 今、2点ご質問をいただきました。1点目が協定額の負担金の内訳ということですけれども、まず、自由通路の整備費としては11.6億円、それから改札の移設ということで約10.1億円という形になっております。2点目の延長についてなんですけれども、今回約47メートルを整備して完了という形で、その後の延長ということは特にございません。 ◆細野 委員 そうしますと、今ご説明いただいた約半額が南町田駅の改札口の移設の工事費ということだと思うんですが、これについては本来東急電鉄の財産、鉄道事業者の財産の移設ということですが、それが半分含まれているというところで、その辺の話し合い、それと、幅員1メートル分の東急電鉄の負担分というその費用については幾らぐらいになるのでしょうか。 ◎建設総務課長 今、2点ご質問をいただきまして、まず金額、多分駅舎部分との振り分けの関係ということだと思うんですけれども、主に仮設工ということで、鉄道敷の上を工事するということ、それから、駅を一部改修、要するに既存の駅舎を改修するという部分がございまして、そこについての仮設の持ち方というんですか、それをどういうふうに持つかということで駅舎側のほうの仮設工事ということで振り分けたというのが1点です。  もう1つが、東急が負担する1メートルという形なんですけれども、東急がみずから工事、設置するということなので、特に市の予算としてはあらわれてきません。ただ、事業費としては、うちで言うと幅員6メートルなんですけれども、その約1メートル分相当とほぼ同額ということで確認はしております。 ◆細野 委員 そうしますと、この工事事業費の総額が幾らで、そのうち負担金として払うわけですので、ちょっと総額について教えていただきたいのと、それから、自由通路を利用する上で、この負担金でできるかどうかなんですけれども、北口のほうの利便性を高めて南北が有効に活用できるようにするために、国道16号を横断する地下通路が南町田駅北口のすぐ直前まで階段で上ってこられるようになっているのですが、階段しかないんです。逆に言いますと、エレベーターで上りおりができないです。あの北口広場の中にはエレベーターがないという状況ですが、その利便性を高める上で、駅の改札のすぐそばにエレベーターをつくるとか、そういったことがこの計画の中には含まれていないと思うんですが、ちょっとそこら辺を確認させていただきたいと思います。 ◎建設総務課長 まず、負担金の21億6,676万円の内訳ということですけれども、ちょっと済みません、今差し引きがすぐできないんですけれども、この中に工事の負担金と、それにかかる人件費、事務費相当ということで、事務費の8,100万円が含まれた形ということで、この金額になっております。支出の科目としては、全部19の負担金という形で支払いをいたします。  それから、南町田の北口の改札を出たところのエレベーターが欲しいというお話は、これは済みません。プロジェクトの説明会の中でも頂戴はしているところなのですけれども、あちらにつきましては、当初自転車駐輪場をつくるときに可能性については検討をしたという経緯はございます。ただ、どうしてもあそこは鉄道の敷地に非常に近いということで、ぎりぎりのところまで持てないということと、あと、無理やりつくると逆に今度は歩道の幅員が確保できないという状況もありまして、今の形になっているということでご理解いただきたいと思います。 ◆細野 委員 ちょっと残念なんですけれども、有効利用という点では、そういったね。でも、まあ、はい、了解しました。  それで、済みません、さっき伺ったのは総費用です。この負担金を出す事業の総費用という点では幾らなのでしょうか。総額でお聞かせいただければと思います。 ◎建設総務課長 多分総費用というのは、東急電鉄がやる部分も含めてという意図という前提のもとでお話をさせていただきますと、まずこちらについては21億円ということで、東急につきましては、基本的には駅舎改良部分です。グレードアップですとか、鉄道事業者としてやらなくてはいけないところ、例えばホームドアをつけますですとか、あと、駅の構内にエスカレーターを新たに設置しますとか、そういうふうなお話があるんですけれども、そういうところがまだ明確な金額は出ていませんけれども、恐らく50億円は超えるような規模で行くであろうと。  駅舎については、自由通路部分も含めて大屋根をかけるというお話もありますので、そういうものを含めて大体そのぐらいの事業規模にはなるということで想定をしております。 ◆細野 委員 了解いたしました。  駅舎の大屋根はこの前もちょっとご説明いただいたのですが、これはかなり、町田市分も6メートル部分のところにも屋根がかかるということなんですか。それとも東急電鉄の部分だけですか。ちょっと済みません、確認をお願いします。 ◎建設総務課長 大屋根につきましては、自由通路の通路部分も含めて一体で設置されます。 ○委員長 ほかにありませんか。
       (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 反対の立場で討論をさせていただきます。いろいろ伺うと利便性もアップする事業だなというふうには思いますが、そもそもこの事業、南町田駅周辺の拠点整備事業を進める上で、一番発端となった事業でもあると思います。そういう意味では、まちづくり自体が町田市と東急電鉄との2者での話し合いという中で生まれ出てきた、そういうまちづくりの事業であり、なかなか当初の事業を進める上での住民の声とかそういったところが後回しになったという点では、この事業自体やはり賛成できないというふうに考えます。よって、反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第27号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第27号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第34号議案・第35号議案 ○委員長 第34号議案及び第35号議案を一括議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎建設部長 第34号議案 市道路線の認定について及び第35号議案 市道路線の廃止について、お手元の議案に沿いましてご説明いたします。  議案とは別に、案内図として町田市全体図を作成しております。お手元のタブレットでご確認いただくようお願いいたします。  初めに、第34号議案 市道路線の認定についてご説明いたします。  認定する路線は、議案の1、2ページに記載しております18路線、総延長1,894メートルでございます。  内訳についてご説明いたします。  3ページの別図1から17ページの別図15までの15路線は、開発行為により築造された道路でございます。  18ページの別図16の1路線は、私道移管事業により移管を受けた道路でございます。  19ページの別図17の1路線は、国道16号の整備により築造された地下通路を町田市道として認定するものでございます。  20ページの別図18の1路線は、鶴川駅南口で予定されている土地区画整理事業に伴い、区域内に存する一般都道真光寺長津田線を町田市道として重複認定するものでございます。  以上が市道路線の認定についての提案でございます。  続きまして、第35号議案 市道路線の廃止についてご説明いたします。  廃止する路線は、議案の1ページに記載しております6路線、総延長は829メートルでございます。  内訳についてご説明いたします。  2ページの別図1と3ページの別図2の2路線は、調査の結果、道路として機能がないことが判明した路線を廃止するものでございます。  4ページの別図3の4路線は、町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業に伴い、区域内に存する路線を廃止するものでございます。  以上が市道路線の廃止についての提案でございます。  第34号議案及び第35号議案について一括してご説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより一括して質疑を行います。 ◆細野 委員 第34号議案1点と、第35号議案2点について伺いたいと思います。  第34号議案については別図17になります。国道16号の地下通路について市道に移管されるということですので、今後いろいろ改善とか、町田市にお願いしたりできるようになるということでいいのか。  それから、2点目については、第35号議案の別図1ですけれども、この忠生592号線の廃止の理由について、また、今後の活用について、どのような方向で考えられているのかお聞かせいただきたいと思います。  それから、別図3について、これは南町田駅周辺のグランベリーモールの中にあった4本の道路の廃止ですけれども、その面積について、計算すれば出そうですけれども、総面積について幾らなのか。  また、この廃止という形になりますけれども、敷地としては東急電鉄の中の土地に一体化されていくということで、今後の方向性について、それがどのような形で町田市に返ってくるのか、その辺についてお聞かせください。 ◎道路用地課長 南町田の地下通路のところの認定に関してですけれども、そこはエレベーターとか都の電気関係の配線の維持メンテナンスをするということで、市のほうで認定をかけるものですので、それ以外のものに関しては国のほうという形になる。  それから、忠生592号線のほうです。592号線のところは、今、5メートル以上の崖がございまして、実際ここを通れるような状況になっておりませんので、道路の機能がないということで廃止するものです。  それから、グランベリーモールのところの話です。ここの分に関しては、区画整理事業の中で仮換地の指定を受けたので廃止するというものです。面積的なものですけれども、グランベリーモール内では535.83平米です。  面積を合計しました。5,683.18平米です。 ◆細野 委員 ありがとうございました。計算していただいて、済みません。  まず、国道16号の地下通路については、エレベーターの管理だけということで、そうすると、今、中に入ってしまうと、どこに上がるかなかなかわかりにくいとか、通路の説明図等の要望などもあるのですが、それについては国の責任ということで、済みません、確認をさせてください。  それから、第35号議案ですけれども、ここについてはリニアの立て坑の用地の対象になっている土地ということで、確認させていただいていいでしょうか。  それから、別図3の面積、5,683.1平米ということで、かなりな面積を東急の商業施設の一帯の土地として提供するということがわかりました。仮換地ですので、これから換地がしっかりと行われていくと思うんですが、その面積分の換地が、建設部で確認するかどうかなのですけれども、その辺がどのように検討されているか、お聞きになっていたらお聞かせください。 ◎建設総務課長 私のほうから、国道16号の地下道の関係の件についてお答えいたします。  基本的には、先ほども申し上げたように、通路部分の管理につきましては国になります。具体的には相武国道事務所というところになるのですけれども、それが開通してほぼ1年たつのですけれども、やはりサインというか、中が非常にわかりにくいという意見は寄せられております。そちらについては、今ちょっと応急処置的にいろいろ掲示とかをさせて、工夫はさせていただいているところです。  川崎国道事務所というところが実際はその工事のほうは行ったのですけれども、そちらと引き続き協議をしておりまして、ただタイミングとして、ここで即対応するのがいいのか、南町田のほうの区画整理事業とかが動き出したので、そこできちんとしたサインをつくったほうがいいのかという、ちょっとその時期とかタイミングも含めて、改善をする方向では調整はさせていただいております。  ただ、今、サインが、入ると場所によって東西南北がぐちゃぐちゃになっているというご意見もいただいておりまして、そちらについては早急に対応しようということで話を進めているところです。 ◎道路用地課長 まず、忠生592号線のところです。リニアの立て坑の予定地の場所でございます。それから、グランベリーモールのほうですけれども、道路としては、今のグランベリーモールだけではなくて区画整理全体の道路の面積という形で出しているので、そういう形でご理解いただければと思いますが、1万6,788.39平米ということです。換地後は1万5,280.81平米になります。約1,500平米ぐらい道路の面積が少なくなります。ただ、公共工事前段として市が換地を受ける面積としては、市の面積は、道路以外の公共施設を含めると、換地後300平米ふえるという形になります。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  サイン計画については、引き続きわかりやすく、南町田の整備が進むまで何年かまだかかりますので、仮のサインでも結構ですので、ぜひお願いしたいと思います。  あと、リニアの立て坑の用地ということで、この廃道したことによって、やりやすくなるというのですか。廃道はしなければいけないものなのか。ちょっとその辺を確認させてください。  それから、今ご説明がありまして、300平米ほど町田市の公共用地がふえることになるということでしたが、このふえるというのは、後で確認すればいいと思いますが、どの辺かがわかれば、ちょっと教えてください。 ◎道路用地課長 リニアを建てるに当たって廃道しなければいけないということは特にはございません。なので、廃道しなくても立て坑はできる可能性はございますというところです。  それから、面積ですけれども、実際ふえるのは公園です。公園で5,724平米ふえる予定になっていまして、けやき通りのあたりが公園用地に含まれていくような形に多分なっていくと思いますので、そういうところも含めて公園がふえるというところです。道路は減って、公園がふえる。あと、水路なんかも減るような形になっています。結局公園のひとり勝ちみたいなところだと思うんですけれども、公園が一方的にふえていくという形の計画で、公共用地が300平米トータルでふえるという形になっています。 ◆細野 委員 町田市の宅地が公共用地化してふえるということでいいのか。わかりました。公共用地がふえるということで、また後で確認してみます。了解いたしました。  そして、今後この廃止によって大街区化するということになるわけですので、そういう面で、これだけ広い面積のところで市道がないという状況が、そういうケースはほかにもあるのでしょうか。これだけ大きな街区の中で、市道とか公的な道路がないというようなことは、ほかにもありますか。 ◎建設部長 今回のプロジェクトにつきましては、都市計画で地区計画等を定めまして、歩行空間の確保を義務づけていますので、それが代替するもの、歩行者として、町としてにぎわいがあるような形で考えておりますので、その分は十分代替になっているということで考えております。 ◆川畑 委員 1点だけ確認させてください。第35号議案の別図1の廃止する起点の丸のところですけれども、ここは、今、まちだシルクメロンの農場がありますよね。そこまではちゃんとまだ市道として生きているというふうに理解していいんですか。 ◎道路用地課長 はい。そこの部分には市道として残します。なので、市が持っているところは残しております。 ◆川畑 委員 了解です。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括して討論を行います。 ◆細野 委員 第35号議案に対して反対いたします。  南町田駅周辺拠点整備事業の商業施設の大街区化を行うための道路廃止です。市民財産を商業施設の大型化に寄附して提供するものであり、このまちづくり自体が住民の要望に沿ってスタートした事業ではないということで、これからまた大きな投資が行われる、そういった事業ともなっておりますということで、賛成できません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第34号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第34号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第35号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第35号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎道路用地課長 今、市が持っているものと言いましたけれども、建設部所管の部分に関しては廃止しませんということです。済みません。申しわけございませんでした。 ○委員長 休憩いたします。              午後零時17分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時15分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(建設部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、建設部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎建設部長 第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算のうち、建設部所管分の主なものにつきまして、お手元の予算書及び「予算概要」に沿ってご説明申し上げます。  初めに、債務負担行為についてご説明いたします。  予算書9ページをごらんください。  第2表、債務負担行為の上から5番目、(仮称)新図師川島橋整備事業を限度額5,800万円として定めております。  続きまして、地方債についてご説明いたします。  予算書11ページをごらんください。  第3表、地方債の一番下、道路整備事業を限度額4億7,780万円として、12ページ一番上の都市計画道路整備事業を限度額2億1,000万円として定めております。  続きまして、歳入についてご説明します。  予算書34、35ページをごらんください。
     第13款、使用料及び手数料、項の1使用料、目の6、土木使用料、節の1、道路占用料2億2,102万8,000円は、東京電力や東京ガスの地下埋設物、NTTの電柱など、それぞれの企業が道路を継続的に使用するための占用料でございます。  60、61ページをごらんください。  第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金、説明欄の1番目、都市計画道路整備費1,650万円は、都市計画道路3・4・34号線(金森)の街築工事に対する国庫補助金でございます。  62、63ページをごらんください。  同節、説明欄の一番目、都市再生整備計画事業費8,598万8,000円は、南町田駅南北自由通路整備事業に対する国庫補助金でございます。  同目、節の2、防災・安全交付金、説明欄の4番目、道路橋梁維持費5,440万円は、つくし野四丁目地内、新小川橋の橋梁維持工事に係る鉄道事業者への負担金、鶴川地区60カ所の橋梁点検委託料、町田駅周辺ペデストリアンデッキの点検委託料などが対象の国庫補助金でございます。  88、89ページをごらんください。  第15款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の1、道路橋梁費補助、説明欄の1番目、道路整備費の道路整備課分9,763万3,000円は、市道7路線の整備事業に対する都補助金でございます。  90、91ページをごらんください。  同節、説明欄の中ほど、道路整備費の道路補修課分2,820万円は、つくし野四丁目地内、新小川橋の橋梁維持工事に係る鉄道事業者への負担金、幹線、準幹線道路や生活道路に係る補修工事費に対する都補助金でございます。  110、111ページをごらんください。  同目、節の2、道路整備事業受託収入1億3,744万4,000円は、都市計画道路4路線の整備に対する東京都からのみちづくり・まちづくりパートナー事業受託収入でございます。  126、127ページをごらんください。  第21款市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の1、道路整備事業債4億7,780万円は、南町田駅南北自由通路整備事業、市道7路線の整備事業、新小川橋橋梁改修事業が対象でございます。  同目、節の2、都市計画事業債、説明欄の1番目、都市計画道路整備事業2億1,000万円は、都市計画道路2路線の整備事業が対象でございます。  次に、歳出につきまして、「予算概要」と予算書に基づきご説明いたします。  「予算概要」404ページをごらんください。  建設部予算のポイントでございます。老朽化が進みつつある道路施設に対し、道路維持補修費用を増額することが難しい状況の中で、効率的な維持管理手法が求められていること、また、まちづくりの基幹となる都市計画道路の整備に当たっては、通行の利便性や渋滞緩和はもとより、地域の活性化にも効果的な路線を選択し予算を集中させる必要があることなど、予算編成にあたっての背景・課題、予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載しております。  続きまして、「予算概要」405、406ページをごらんください。  建設部の予算総括表でございます。予算の総額は32億679万5,000円となっております。  次に、「予算概要」407ページから413ページにかけて、事業名ごとに全ての項目を記載しております。  それでは、事業ごとの予算内容について、主なものをご説明いたします。  「予算概要」414ページをごらんください。安全対策費1,192万6,000円でございます。予算書では、157ページに記載しております。  新・交通安全行動計画書概要版パンフレット等にかかる印刷製本費、各種交通安全講習会の講習委託料、交通安全啓発などに係る消耗品、交通安全団体を支援する費用が主なものでございます。  「予算概要」416ページをごらんください。道路橋梁整備費3億7,284万7,000円でございます。予算書では、241ページに記載しております。  南町田駅周辺の交通利便性を向上させるための南北自由通路整備や鶴見川河川改修工事に伴う新図師川島橋の整備に係る負担金が主なものでございます。  「予算概要」417ページをごらんください。道路管理費9,609万4,000円でございます。予算書では、241ページに記載しております。  道路や道路用地などの維持管理を行うための消耗品費や印刷製本費、放置自転車等の指導、誘導及び撤去に係る委託料、良好な交通環境を確保するためのカーブミラーや注意喚起用看板などの交通安全施設の設置工事費が主なものでございます。  「予算概要」418ページをごらんください。用地管理費2,905万1,000円でございます。予算書では241ページに記載しております。  主な事業費は、地籍調査委託料及び道路調査・測量委託料でございます。  続きまして、自転車駐車場費4,298万5,000円でございます。予算書では241ページに記載しております。  町田ターミナル自転車駐車場のラック更新及び玉川学園二丁目自転車駐車場代替地整備の工事費、民営自転車等駐車場の設置費や管理費への助成金が主なものでございます。  「予算概要」419ページをごらんください。狭あい道路・私道等整備費6,189万7,000円でございます。予算書では241ページに記載しております。  測量委託料は、土地所有者の申し出により市が行うもので、用地取得に必要な土地の分筆や測量費等にかかる経費でございます。道路整備工事費は、寄附を受けた後退用地を道路として整備する経費でございます。私道整備補助金は、私道の整備費用に対する80%以内の補助でございます。私道移管補助金は、移管に必要な測量等に対する100%以内の補助でございます。  「予算概要」420ページをごらんください。道路維持費9億6,693万5,000円でございます。予算書では243ページに記載しております。  道路の応急的な修繕料、道路を計画的に補修する費用、街路樹の育成管理に関する費用、安全で快適な環境を保つための道路の清掃や草刈りの委託料、主要駅等に通行の補助として設置しているエレベーター、エスカレーターや道路上公共トイレの警備、清掃、保守点検の委託料が主なものでございます。  「予算概要」421ページをごらんください。道路橋梁費2億6,243万円でございます。予算書では243ページに記載しております。  町田駅周辺ペデストリアンデッキ下の環境改善検討や点検を行う費用、また、長寿命化を目指した橋梁管理計画に基づく鶴川地区60橋の点検委託料、さらに、新小川橋橋梁改修工事、原町田自由通路改修設計、南町田1号橋ほか橋梁点検の負担金でございます。  続きまして、街路灯費2億5,699万6,000円でございます。予算書では243ページに記載しております。  街路灯の電気料、修繕料及び新設工事費、町内会などが独自に管理する街路灯の電気料への補助金が主なものでございます。  「予算概要」422ページをごらんください。道路新設改良費1億3,940万4,000円でございます。予算書では245ページに記載しております。  街路樹の植えかえと歩道のバリアフリー化を進める道路の再整備、緑の保全を図りながら、現状の交通量に対応する尾根緑道整備、自転車と歩行者や自動車が安全安心に通行できる環境を整備する自転車走行空間整備、玉川学園前駅から玉川学園コミュニティセンターへのアクセス向上及び地域のバリアフリー化などを進めます。主な事業費は、設計委託料、測量委託料、道路整備工事費でございます。  「予算概要」424ページをごらんください。準幹線道路新設改良事業費2億1万3,000円でございます。予算書では245ページに記載しております。  円滑な通行と交通の安全を確保するため、都市計画道路と生活道路を結ぶ準幹線道路の整備を進めます。主な事業費は、設計委託料、測量委託料、用地購入費、物件補償料でございます。  「予算概要」425ページをごらんください。生活道路新設改良事業費9,115万4,000円でございます。予算書では245ページに記載しております。  地域住民の生活に密接なかかわりを持つ生活道路について、通行の安全性向上、緊急車両の到達時間短縮を図るため、整備を進めます。主な事業費は、設計委託料、道路整備工事費でございます。  「予算概要」426ページをごらんください。歩道整備事業費8,402万3,000円でございます。予算書では245ページに記載しております。  安全に歩行できる環境をつくるため、交通量の多い道路の整備、改良に合わせて歩道整備を進めます。主な事業費は、設計委託料、測量委託料、用地購入費、物件補償料でございます。  「予算概要」427ページをごらんください。準幹線補助道路新設改良事業費9,735万7,000円でございます。予算書では245ページに記載しております。  準幹線道路を補完し、広域的な交通処理を補助する道路の整備を進めます。主な事業費は、道路整備工事費、用地購入費、物件補償料でございます。  「予算概要」431ページをごらんください。都計道3・4・34(金森)築造事業費2億2,069万3,000円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本事業は町田街道と藤沢街道間の都市計画道路を整備するもので、当該区間を整備することにより、南地区の道路ネットワークを強化し、集中する中心市街地への車両の流入を分散化します。主な事業費は、道路築造工事費、電線共同溝引込管設置委託料、物件補償料でございます。  「予算概要」432ページをごらんください。都計道3・4・34(南大谷)築造事業費1,620万円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本事業は、南大谷交差点から小田急線をアンダーパスし、南大谷小学校と南大谷中学校の間を抜け、成瀬けやき通り、都計道3・4・9号線の交差点までを整備するものです。当該区間及び成瀬けやき通り、都計道3・4・9号線を整備することにより、南大谷から成瀬三ツ又までの既存道路の慢性化した渋滞を解消します。事業費は設計委託料、費用便益調査委託料でございます。  「予算概要」433ページをごらんください。みちづくり・まちづくりパートナー事業費1億9,627万4,000円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本事業は、交通渋滞の緩和や利便性の向上を図るため、地域にとって重要な役割を果たす都市計画道路について、町田市と東京都が協力して行う共同事業です。都市計画道路4路線の整備を都から受託し、町田市が用地取得、工事を行います。主な事業費は、道路築造工事費、測量委託料、設計委託料でございます。  「予算概要」435ページをごらんください。(仮称)都計道3・4・20(下小山田)築造事業費1,000万円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本事業は、多摩都市モノレールの導入空間となる町田街道から小山田桜台一丁目を抜け、小山田緑地に向かう道路の拡幅を行います。事業費は設計委託料でございます。  「予算概要」437ページをごらんください。都計道3・4・9(成瀬)築造事業費180万円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本事業は、成瀬三ツ又から本町田金森線、都計道3・4・34号線までを整備することにより、南大谷から成瀬三ツ又までの既存道路の慢性化した渋滞を解消します。また、中心市街地への通過交通の流入を防ぐとともに、横浜市方面への道路ネットワークの強化を図ります。事業費は、費用便益調査委託料でございます。  「予算概要」438ページをごらんください。都計道3・4・41(小山)築造事業費1,200万円でございます。予算書では253ページに記載しております。  本路線は、八王子市と相模原市を結ぶ南北の道路ネットワークを構築する都市計画道路です。当該区間を整備することにより、相模原市方面のアクセス向上及び町田街道の慢性化した渋滞を解消します。事業費は、測量委託料、設計委託料でございます。  以上が建設部所管分でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 さっき、玉川学園駅の改良で、コミュニティセンターに行くデッキをつくるという話があったじゃないですか。それをすると、一緒に駅の下の道路も、今、「玉ちゃんバス」が通ったり、タクシーベイがあったりするようなところの整備も、一緒にやっていく方向性にはあるということなんですか。それがここの予算に入っていると。それはまた別ですか。 ◎道路整備課長 今回の予算につきましては、あくまでもデッキのみの予算となっております。 ◆熊沢 委員 この422ページでしたね。わかりました。ということは、その下の道路の整備はまた別にやっていく。それは建設か、都市づくりか、また後ということになってくるんですか。今の下の道路の整備は、ここには一緒に入ってきていないということで確認して、これは今後の計画ということになるんですか。 ◎建設部長 今言われたとおり、今回はデッキのみでございます。下の道路については、これから、一部手前のところが都市計画道路を16メートル幅で整備されていますけれども、まだその先については今のところ計画していないということでございます。 ◆熊沢 委員 下のところが雑多になっているので、駅前広場になってくるのか、その上のデッキができるのに一体としてこの予算で駅前広場として物事を進めていくのかなというふうに思ったんですが、その予算は、今回の今年度予算にはなくて、今年度の予算としては、あのデッキの部分だけで、下はないということですね。 ◎建設部長 今、委員のおっしゃったとおりでございます。 ◆熊沢 委員 では、要望で、あの下の部分が少しきれいになってくるとしたら、「玉ちゃんバス」の場所とか、タクシーターミナルとかということがあるので、特に「玉ちゃんバス」は別かもしれないんですが、今、道路上にバス停があるので、ああいう意味でうまくきれいになったらいいなと思って、今聞かせていただいただけなので。  もう1つは、今デッキができますよね。コミュニティセンターの、今、階段が駅に向かって右側、信号のほうにおりる階段が1本しかないんですけれども、基本的にあそこでよくトラブルがあるのは、玉川の学生、子どもたちと住民との間で、子どもたちがいっぱいおりてきて、駅のほうに、反対に池のほうに回っていく。階段をおりて真っ直ぐ行くわけじゃなくて、ぐるっとUターンをして池のほうに行くんだけれども、あそこのデッキの整備をすることによって、池側に向かって階段をつくるというようなことは、計画にはないんですよね。今からそういうことをすることもできないんですよね。 ◎道路整備課長 今のところ、デッキから下の道路におりる駅舎側の階段は、設置の予定はございません。 ◆熊沢 委員 今のところというと、もしかしたら可能性があるのかなとも思いつつですね。よく聞くのは、朝、ちょうど皆さんが通勤で急いで上るのと、子どもたちが通学で大勢おりてくるので、かなりいろいろとあるみたいで、また子どもたちが、子どもたちがきちんと通学すればいいのでしょうけれども、Uターンする。昔は玉川学園側が、池のほうの校門までデッキをつくるつもりだったら、ちょっとそれはいろいろ近隣の方々の御理解を得られなくて、デッキがつくれなかったというのもあったので、できたら、もし可能性がちょっとでもあるならば、玉川学園の学校側の土地なのか、小田急の土地なのか、かなりあそこに芝生のスペースがあるので、あそこの方向に階段でおりられていったら、いろいろな利便性とか、トラブルもなくなるんじゃないかなと思いますので、もし少し、微塵の、可能性があれば、ぜひよろしくお願いいたします。 ◎建設部長 今後、また玉川学園ともちょっと調整しながら、その辺については将来的なことは考えていきたいと思います。 ◆谷沢 委員 「予算概要」の422ページですが、主な事業予定路線がそれぞれありますが、これの整備内容について、もう少し詳しく説明していただきたいんです。単純な道路の打ちかえなのか、ほかの整備の仕方をするのか、4路線それぞれを説明していただきたい。  あと、各路線の予算規模です。それも1本ずつ、幾らかかるのか、ご報告をお願いします。 ◎道路整備課長 それでは、まず街路樹整備事業、南54号線でございます。こちらは工事請負費が5,700万円、設計委託料80万円で、つくし野小学校の前の通りの桜並木を、今回、つくし野小学校の前は入らないんですが、歩道の整備と、あと街路樹を新しいものに植えかえていきます。  私道移管道路等改良事業になりますが、こちらは鞍掛台住宅の中にございます路線の工事費となります。1,650万円でございます。こちらの整備につきましては、両側に側溝を入れまして、舗装を打ちかえる予定です。  3番目、尾根緑道整備事業でございますが、こちらは工事費はございません。設計の委託料として1,600万円、あと地質調査を行う予定でございます。  最後の自転車走行空間整備事業でございますが、こちらは既存の道路を改良するということはございません。ただ、車道の両側の端に色をつけて、ここが自転車が走る場所ですよというような明示をする工事となります。工事費といたしまして750万円を考えております。 ◆谷沢 委員 この地図にあります黒の部分を本年度中に全部行うということでしょうか。特につくし野小学校前通りは結構な工事になると思うんですが、本年度中で間に合うのでしょうか。その点心配なんですが、お答え願いたいと思います。 ◎道路整備課長 今回、工事費を計上している路線につきましては、黒く塗ってある部分全て工事を行う予定でおります。街路樹整備事業の南54号線でございますが、早期発注というものを考えておりまして、既にもう発注の準備が整っているところでございます。  尾根緑道につきましては、工事費ではございませんが、地質調査を何カ所かやると同時に、景観の設計を行っていく予定でございます。 ◆谷沢 委員 済みません、細かいことなんですが、この尾根緑道整備費の設計費用が幾らかかるのか、先ほど報告がなかったのですが。  それと、自転車走行空間整備事業で道路に白線だか色の線だかわかりませんが、それを引くだけなのでしょう。それで750万円もかかるんでしょうか。その点、どうでしょうか。 ◎道路整備課長 済みません。尾根緑道の設計委託料は1,600万円でございます。  自転車走行空間ですが、両側に約1メートルの青い舗装、薄層の舗装を行いますので、750万円かかるという計算となっております。 ◆谷沢 委員 その南1801号線は、メーターとしてはどのくらいのメーターになりますか。結構長い距離でしょうか。 ◎道路整備課長 延長といたしましては298メートルでございますが、全て青い舗装をするのではございません。一部は自転車のマーク、ここが自転車が走る部分ですよというようなマークがつく部分もございます。延長的には約300メートルございます。 ◆熊沢 委員 「予算概要」の432ページ、南大谷の交差点から成瀬街道まで、今回は設計と費用便益調査ですが、来年、再来年度ぐらいにはでき上がるのか、もっと先ですか。もっとかかるんだね。何年後ぐらいにでき上がるの。用地も買わなきゃいけないんだ。どのぐらい先になるの。今まで全然見えていなかったから。でも、見えては来ているんですか。今までよりは進んでいる……。 ◎道路整備課長 少しずつ進んでおりまして、申しわけございません。何年に完成というのはまだめどは立っておりませんが、例えば、今まで行ってきました都市計画道路ですが、事業認可を取って、例えば相原の西口広場とかですと、約13年ほどかかっております。 ◆熊沢 委員 そうすると、次のページの原町田五丁目付近から駅前の3・4・11号線の芹ヶ谷公園まで抜ける道は、町田第六小学校の脇の道ですよね。これも図面だと真っ直ぐだけれども、真っ直ぐ抜けるということなんですか。高くこういうふうにとか、下に行く……。 ◎道路整備課長 真っ直ぐ、途中、芹ヶ谷公園がございますが、そちらでは橋に一部なる予定でございます。道路としてはおおむね平たんで進む予定です。 ◆熊沢 委員 ということは、当たり前だけれども、高低差なくということは、今のところから町田第二中学校のところまで真っ直ぐの高さで行くということでいいんですよね。 ◎道路整備課長 町田第二中学校側の道路につきましては、3・3・36号線という東京都で施工する予定の道路がございますが、最終的にはそちらの道路に高さを合わせるような形にはなると思いますが、それほど高さは変わらないのかなと、今考えております。 ◆熊沢 委員 そうすると、買収する土地はそんなにないということですか。 ◎道路整備課長 はい。芹ヶ谷公園と、その3・3・36号線のほうにつきましては買収予定はございませんので、芹ヶ谷公園から原町田大通りまでの間につきまして、用地の取得がかかってきます。 ◆細野 委員 それでは、何点か聞かせていただきます。  まず、416ページの道路橋梁整備費ですが、先ほどの南町田自由通路の負担金のところでも伺ったんですが、ちょっともう1点伺いたいことがあります。負担金として3億4,000万円、ことしの予算ということで載っているわけですけれども、今後の見通しとして今年度分を払う。残りをまた、協定で結んだ負担金を払っていくという関係になると思いますが、負担金の総額として、今後の見通しはどのような、あのまま上限を維持して残りを払うという形になっていくのか、その辺の見通しがお聞きできればと思います。それで、縛りがかけられるものかというのをひとつお聞かせください。
     それから、417ページの道路管理費ですけれども、放置自転車対策委託料です。これは2016年度は駅周辺のところで、駅によってだと思いますけれども、違法駐輪の指導員のような方々がいらっしゃって、注意しながら、定期的に放置されている自転車を回収するという形で指導されていたかと思いますが、このやり方については2017年度も踏襲されるのか、ちょっとその辺をお聞かせください。  では、その2点についてお願いします。 ◎建設総務課長 南町田の南北自由通路の関係でご質問をいただきました。そちらにつきましては、12月の補正予算でご審議いただいたときに、債務負担行為ということで限度額を設定しておりますので、その中で行っていくという形になります。今後につきましても、こちらの毎年の各年度につきまして、年度協議という形で、どこまででき上がるかとか、工程の確認とかもしながら、予算としては毎年ご審議いただくようになる予定です。 ◎交通安全課長 先ほどの駐輪場委託のほうですが、ことしの2016年度について、減額をしていきました。2017年度についても、おおむね同じような形なのですが、今までお願いをしていたまちづくり公社、シルバー人材センター、そういったものを一本化するような形の委託をかけるもので、約1,600万円の減を予定しております。  ただ、シルバー人材センターは、別建てで指導員的な見回りをしていただくとか、駐車禁止ですよというテープを張ったりしていただくのは従前のままやっていただくような形になります。 ◆細野 委員 では、もう1点、確認なんですが、今年度、予算としては3億4,000万円ですが、出来高払いというか、工事の進捗によっては補正予算等でふえていく、あるいは、事業が進まなければ減っていくということもあり得るのか、ちょっと確認だけお願いします。  それから、道路管理費の放置自転車対策についてですけれども、そうすると、事業としてはこれまでどおり、見回りの方もいらっしゃってということになるということですね。 ◎建設総務課長 南町田の南北自由通路の関係で、各年度の精算という考え方の多分ご質問だと思います。こちらにつきましては、まず、完成時期としては2019年度の秋を目指しておりますので、予算としては2017年度、2018年度、2019年度ということで、今のところ予定をしております。  それから、年度で協議をするのですけれども、基本的に概算払いという形でお支払いをしまして、年度の最後にその工程というか、出来高を確認したところで、その年度の精算を行うということを予定しております。 ◎交通安全課長 ただいまのお話のほうは、整理、工夫をして、従前どおり同じような形で行くというふうに考えていただければいいと思います。 ◆細野 委員 1点、道路橋梁費については了解いたしました。  あと、まちづくり公社、シルバー人材センターの2事業者にお願いしていて、両方とも維持されながら委託されていくというお話でよろしいのか。先ほど、恐らくまちづくり公社に一本化してということに、違いますか。ごめんなさい。ちょっと勘違いがあるとしたら、もう1回ご説明をお願いして、シルバー人材センターにも事業が委託されるということで、確認させていただければと思います。  あと、427ページの南町田駅の北口広場に伴う残された周辺道路の整備についてかと思いますが、なかなかこれは、本来、北口広場の整備とセットで進めていく予定だったんですが、見通しとしていつごろの工事ができそうなのか。設計とかはもう全て完了していると思いますので、その辺の見通しについてお聞かせください。 ◎交通安全課担当課長 放置自転車の対策業務委託につきましては、先ほどお話しいたしましたが、基本的には一事業者によって、今、一本化して、指導、啓発と撤去などを行っていく方向で考えております。  ただ、一部、その指導、啓発の部分で、引き続きシルバー人材センターにお願いする部分も残していく予定でございます。 ◎道路整備課長 南1637号線でございますが、こちらにつきましては、2016年度もずっと地権者さんとお話しさせていただいておりまして、事業にはご理解いただいております。あとは、いつということははっきりとは、申しわけございませんが、用地取得をでき次第、工事のほうを進めてまいりたいと考えております。 ◆細野 委員 放置自転車については了解いたしました。シルバー人材センターの仕事の確保として、違法駐輪の整理事業は結構大きな役割を果たしていたのかなというふうに思いますので、ぜひ維持していただければと思います。  それから、南1637号線については、状況としては、特にこれまでと大きな変化があって用地購入が進みそうだとかという状況ではないということ、そこまではまだこれからということなのでしょうか。ちょっとその辺の時期について確認させていただきたい。  もうこれで北口広場のほうの工事は終了していくと思うので、今、資材置き場とかそういったところも撤収していかれるのかなと思うんですが、そこの後の形状です。道路が整備されるまでの間、途中まで舗装された形になっていますが、そこの位置づけというか、その辺はどのように、しばらくの間、この道路が築造されるまでの間、どういう形にしていくのでしょうか。 ◎道路整備課長 南1637号線の工事できていない部分に関しましては、南町田駅の北口広場の工事にあわせまして、単管柵で囲うような形で工事のまだできていない範囲ということで、囲っておく予定でございます。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続きまして、432ページの3・4・34号線の築造事業については、先ほどいろいろ質疑のあった点ですけれども、やはりかなり規模の大きな事業ですし、また、影響も大変大きいのかなと思うんですが、住宅などもかなりかかるような形になるのでしょうか。また、前も聞いたと思うんですけれども、小学校、中学校の間をちょうど通ることになる道路ということで、その辺についての影響とか、住宅が何軒ぐらいかかるのかというのは、これからの調査とかになるのでしょうか。 ◎道路整備課長 こちらの道路築造に当たりまして、対象となる宅地につきましては、まだ測量で実際どこに都市計画線が来ますというように、まだできておりませんので、実際に何宅地かかるかというのは把握できておりません。また、南大谷小学校と中学校の間につきましては、今、ちょうどフェンスで囲ってある部分の間を通ってくる予定で、ちょうど北側のほうから真っ直ぐ今伸びている道路があると思うんですが、そちらに関して、こちらの3・4・34号線が本線というのでしょうか、主流な道路になりまして、そちらにぶつかるような形で交差点をつくっていく予定でございます。 ◆細野 委員 了解いたしました。  続きまして、438ページの3・4・41号線の築造事業費ですけれども、今後進められていけば渋滞解消などになっていくと思うんですが、相模原市との連携についてはどのように進められているのか、その辺を伺いたいと思います。 ◎道路整備課長 こちらの路線につきましては、既に相模原市側では一部整備が進んでいると思います。相模原市側の用地の取得も大分進んでいるというふうに聞いております。また、毎年相模原市とは密な打ち合わせをしておりますので、相模原市側の開通に間に合わないというようなことはないようにしたいと考えております。こちらはまだ用地を取得する地権者さんが残っておりますが、事前のお話はさせていただいている部分もございますので、今後事業がおくれないように進めてまいりたいと考えております。 ◆細野 委員 その見通しなんですけれども、今回、測量委託料、設計委託料ですが、ようやく着手ということだと思うんですが、見通しはどれぐらい、相模原市と連携しながら進められていく計画としてはいかがか。 ◎道路整備課長 5年のうちには開通する見込みでおります。 ◆細野 委員 1ページ戻って437ページの3・4・9号線の成瀬築造事業費についてですけれども、先ほどの道路、3・4・34号線とのセットでの渋滞緩和となっていくのかとも思いますが、その辺で、どちらが優先とか、今後両方並行して進めていく計画なのでしょうか。 ◎道路整備課長 今、委員おっしゃるとおり、並行して進めてまいります。ただ、3・4・9号線のほうが路線も短いですので、1年ぐらいは先に完成するのではないかというふうに今考えております。 ◆細野 委員 これも住宅、細い道とかのところですよね。住宅なども張りついているのかなと思いますが、その辺の影響、どれぐらい影響が与えられるのかについてはいかがでしょうか。 ◎道路整備課長 こちらにつきましても、これから測量をして、用地がどれぐらいかかってくるか把握していく予定になっておりますので、現時点で何軒の宅地がかかるかというのは把握しておりません。また、こちらは高低差が大分出てくるところになる路線になりますので、それで擁壁等の影響範囲も加味しながら、用地の取得等に当たっていきたいと考えております。 ◆細野 委員 これで最後にしたいと思いますが、431ページの3・4・34号線の金森築造事業費です。これはちょっと途中でとまっていたかに思いますが、今年度どこまで進めていくのか。また、完成の予定はどうなのでしょうか。また、これも用地の取得等の課題がまだ残されているのか。その辺についてお聞かせください。 ◎道路整備課長 3・4・34号線の金森につきましては、まず用地取得は100%完了しております。2016年度には、電線共同溝を設置しております。2017年度につきましては、電線共同溝への各宅地からの引き込み管の設置や、あとは歩道の形態などを一部つくっていく予定でございます。2018年度の開通を目指しております。 ◆細野 委員 今、歩道が形成されるという点では、歩行者は本当に結構危ないような状況で、車が通るとよける場所がちょっとなかったりして、ぜひそれは早急にお願いしたいです。あわせて、道路も、今の形態の中で、車道も大変狭くて、すれ違いもできないんですけれども、その辺についての改善は、この完成まで、少し幅を広げるとかということは検討されていないのでしょうか。 ◎道路整備課長 2016年度につきましても、一部、約半分ぐらいではございますが、仮の歩道というのでしょうか、フェンスというのでしょうか、パイプ柵で囲うような形で歩道形態は確保しました。また、車道につきましても、約4メートルほどの車道を仮で確保しております。  これから歩道の形態等をつくって、まだ設計が全部できていませんが、どこまでできるかというのを把握しながら、できる限り、こちらは子どもたちも多く歩く道路になっておりますので、その辺を考えながら道路工事をしていきたいと考えております。 ◆松葉 委員 確認をさせていただきたいんですけれども、「予算概要」の437ページで、基本的なところなんですけれども、都計道3・4・9号線、また、432ページの3・4・34号線もですが、費用便益調査委託料というものはちょっと難しくて、具体的にどういうものなのか、説明をお願いしたいと思います。 ◎道路整備課長 簡単に言ってしまえば、費用対効果があるかというような調査になります。道路をつくることによって、例えば経済効果だとかいろんな効果があるかと思われます。その中で、実際にこの道路をつくった場合とつくらなかった場合などについて調査しまして、この道路をつくることが効果的かどうかということを把握するための調査委託料になります。 ◆松葉 委員 わかりました。そうすると、やっとその委託料がここで発生したということは、本当にまだまだ先の話なのだなということがわかるわけなんですけれども。  そうなりますと、432ページの3・4・34号線、南大谷の築造事業でここを今回設計委託料と、今の費用対効果ということで委託料が発生したというところを前提に考えますと、今ある道の安全性といいますか、地域の住民の方からも、毎回この都計道がいつできるのかというお声も聞きますし、それと同時に、そこの道の安全性というものの担保といいますか。先ほども、いつというのは言えないというお話だったのですけれども、そうなると、10年以上というか、その間、道の危険性といいますか、狭いですし、道幅の割には車も多いですし、バスも通りますし、そういう部分では、歩行者の歩道もないというようなところでの安全対策といいますか。いずれはこの都計道ができるからということではありますけれども、それにしては、すごく長いスパンになるのかなというふうに感じるわけなんですけれども、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。 ◎道路整備課長 昨年も同じ質問をいただいておりまして、やっぱり地元からもそういう声は多くあると思います。特に小田急線のガード下などについては、「冠水ガード君」ができましてバスが通れないということはなくなりました。一番いいのは歩車分離、歩行者と車の分離ができるということが一番よいと考えますが、現道に例えば用地取得をして、歩行者空間を設けるというふうになってしまいますと、それであればやっぱり都市計画道路を優先して進めたほうがよいのかなと考えますので、既存道路の安全対策はこれからもできることはやっていかなければいけないと思います。ただ、現道の歩行者空間を設けるということは、今のところ考えておりません。 ◆松葉 委員 そこを、宅地を取得してとかというのはなかなか現状としては難しいというのも理解しておりますけれども、そこの部分はやっぱり、私も昨年も言った記憶がありますので、今回も言わせていただきましたけれども、そういう声がすごく市のほうにも届いていると思うんです。何らかの動きが見えないと、何も考えていないのかというようなお声もいただきますので、これは要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、これは確認なんですけれども、418ページの自転車駐車場費で、玉川学園二丁目自転車駐車場代替地整備ということで、これはコミュニティセンターの建てかえに伴っての代替地ということだと思うんですけれども、その規模的なものは、今現存するものと同等の台数というような認識でいいのかどうか、そこだけ確認させてください。 ◎交通安全課担当課長 収容台数としましては、現状のものよりも大分少なくなってしまいまして、自転車60台、バイク60台程度のものを考えております。といいますのは、現状の自転車駐車場の今の利用台数をもとにそういった台数を想定しておりますので、そこからの代替という意味では十分な台数ということで考えております。 ◆川畑 委員 先ほどの関連ですけれども、費用便益調査をして、その結果、利益がなかったら道路をつくらない、そういう認識でいいのかどうか。そうであってもやるのか、そこのところだけ、ちょっと確認をさせていただければと思います。  それと、430ページの相原の3・4・49号線の築造事業なんですけれども、来年度の予算は物件調査委託料と土地鑑定委託料ということは、まだこれはつながらないというふうな認識で。あれを見ると、もっと直前まで、向こうもいい道ができていますよね。だから、そういった面で、いつごろここがつながるのかと住民の方によく聞かれるんです。その辺のところのスケジュールがわかれば教えてもらいたいと思います。  あと、先ほど出ました422ページの尾根緑道のところなんですけれども、これは本当に前々から市のほうも随分長いこと取り組んでもらって、いろんな設計とか準備もしています。先ほどでいきますと、設計で1,600万円、プラス地質調査ということで、これで大体尾根緑道の設計は、住民の意向とか、警察のいろんな打ち合わせも含めた形で取りまとめられるという認識をしていいのかどうか、そこのところをちょっとお聞かせください。 ◎道路整備課長 まず、1点目の費用便益調査でございますが、こちらは都市計画道路などの事業認可を取得する際に、その費用便益の調査結果を求められますので、それで正直、効果がないというようなものですと、道路はつくらないほうがいいというふうになると考えられます。  2点目の3・4・49号線でございますが、地権者さんは本当に事業にご理解いただいておりまして、いつでもというわけではないんですが、同じ場所で家を再建したいというふうに言われていますので、常にちょっと残ってしまっている状況でございます。こちらは相模原市側の橋梁ができないと、どうしてもこちらの残っている部分の工事ができませんので、何とか相模原市と協力してやっていきたいとは考えておりますが、相模原市側も、まだ2件ほど用地取得できていないというふうに聞いておりますので、いつという、本当にできるだけ早く完成させたいとは考えております。  3点目の尾根緑道でございますが、今年度、景観設計というものを今考えています。景観に配慮をした設計で、あと、最終的に道路の高さをこういうふうに、どのぐらいの高さになって、つくっていきますというような設計も最後に残っております。それが終わった時点で実際の工事に入れます。警視庁との協議につきましては2016年度で終わっておりますので、あとはその設計が完了次第、工事のほうは進められる予定でおります。 ◆川畑 委員 相原のほうは、町田のほうは、よくやっていただいていて、わかるんですけれども、相手側がなかなか、まあ、あって、大戸踏切ができないとつなげないよとか、こんなことを言っている人たちもいるので、これはちょっとまずいなと思っているので、働きかけのほうをまたよろしくお願いしたいと思います。  そうすると、尾根緑道については、今のお話を聞くと、ほぼめどがたっていて、今年度が無事に終わって来年度あたりにはその辺がきちんと整備できるだろうと、スタートができるだろうと、そういう認識でいいのかどうか、その辺のところをちょっと再確認をさせてください。 ◎道路整備課長 建設部といたしましては、引き続き事業を進めたいと考えております。 ◆川畑 委員 ぜひとも地元の方々の了解が得られているうちに、よろしくお願いしたいと思います。  420ページの道路応急修繕料というのは、来年度は今年度よりも減ったのかどうか、その確認をちょっとさせてもらいたいと思います。  それと、407ページの町田市交通安全協会補助金685万1,000円については、どういう認識でいるのか。これは特に南大沢交通安全協会のほうに行ったら、非常に強いブーイングを受けたものですから、その辺のところはちょっと再確認をさせてもらいたいと思っています。 ◎交通補修課長 道路応急修繕に関しましては、昨年と同額の予算の確保をしてございます。 ◎交通安全課長 先ほどの交通安全協会の補助金ですが、前年度、今年度と同じ額を計上させていただいております。 ◆川畑 委員 そうすると、南大沢のほうも、一時期ちょっと減った金額を戻したと聞いているんですが、その辺のところはどうなんですか。 ◎交通安全課長 前年度と変わらないので、金額はそのまま据え置きで行っております。 ◆川畑 委員 ごめんなさい。前年度というか、今年度と変わらないという。今年度は、南大沢のほうでは金額でいくと8万円ちょっとだったかな。それは、八王子市から出てくる金額とバランスが悪くて、大変強いクレームを受けたんですよ。これは市長にも届いているはずなんですけれども、その辺については改善がされていないと、そういう認識でいいのかどうか、ちょっと確認をさせてください。 ◎交通安全課担当課長 町田交通安全協会、南大沢交通安全協会の補助金につきましては、全体の中のバランスで町田市の中で決めさせていただいているのですが、八王子市さんとのバランスというところでは、その辺は前年、従前と変わっているところはないという予算編成になっております。 ◆川畑 委員 ちょっと要望しておきますけれども、やはり南大沢交通安全協会は、ご存じのように、八王子と町田となっています。ですから、今まで町田にいた方々が八王子に組み込まれたときに、やはりそれなりの改善というか、処遇をしてあげていただきたいなということがありますので、現場の声を聞いて、その辺のところをよく吟味していただければと思いますので、これはちょっと要望しておきます。  それとあと、忠生の579号線、630号線のところなんですけれども、まあ、あの、579号線は、いろいろな問題があってあれなんですけれども、630号線の用地購入費がありますよね。3,718万7,000円というのは、どの辺を指していて、そして、大方この630号線も、ずうっと長いこといろんなあれがあるんですよ。これをすれば、大体この道路についての整備は終わると考えていいのか。それとも、やはりバスを通すに当たってはさまざまな改善が必要と残るのか、その辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎道路整備課長 まず、用地購入の予定場所ですが、川崎水道山中監視孔という建物がございますので、まずそちらの移設がございます。そちらの移設場所を確保しなければいけませんので、そちらのあたりを今考えております。  この黒く塗ってある部分の工事が終わればバスが通るかということだと考えますが、こちらの黒く塗ってある部分の完成までは、今2019年度の完成を目指しておりますので、まだ、来年度で終わるというわけではございません。引き続き、今までは若干動きが見えなかったかもしれないですが、今後、測量委託などに入っていきまして、物件の調査や用地の購入をさせていただきながら、事業を進めていきたいと考えております。 ◆川畑 委員 これは本当、ぜひとも、今までなかなか、とまっていたのがようやく動き出したかなという感じがするので、できるだけ早く、いろんな形で進めてもらいたいなと。これは地元も大変期待している路線でもありますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、直接的には建設部の579号線についての予算は、こういうことで頑張るということでいいんですけれども、例えば環境資源部のほうで行くと、資源化施設の用地も購入するとか、そういう予算が実は上がっているんです。だから、その辺のバランスがどうなのかなと。建設部と環境資源部の立場は違うからそうなのでしょうけれども、その辺の情報交換もしっかりとやっておいてもらいたいなと、これは議論をしていてもしようがないので、要望にとどめますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  あと1点です。道路の工事の出し方なんですけれども、1本工事でなるべく出してほしいというふうに思っているんです。来年度の予算はそういった工夫がしっかりとされているかどうか、その全体的なことだけちょっと確認をさせてもらいたいと思います。 ◎交通補修課長 その点につきましては、幹線、準幹線の舗装の補修工事と生活道路の舗装の補修工事が、私どもは一般工事として出しているわけですけれども、2016年度、今年度は2本で出していたんですけれども、来年度は3本の発注ということで、路線がふえました。多少ですけれども、予算を計上できましたので、その分については2本から3本で1本工事をふやしていきたいというふうに考えております。今後ともこういった工事を計画的に進めて、1本工事をなるべくふやせるように努力してまいりたいと考えております。 ◆川畑 委員 最後にしますけれども、あと、カーブミラーの件です。交通安全課のほうでいろんな取り組みをしてもらって、いろんな改善をしてもらって、大変敬意を表するわけなんですけれども、今度、カーブミラーの設置とかは、道路部から外れて別の部署に行くというふうに考えていいのかどうか。  あと、歩行者専用のカーブミラーも、今いろいろ工夫してつけてもらっているんですけれども、そういったものも引き続き、計画をつくるのか、それとも現場、現場で対応するのかもあるんですが、そういった取り組みの、予算の使い方もそうなんですけれども、それについてどうお考えなのか、最後に聞かせていただければと思います。 ◎交通安全課長 現在の交通安全課が所管しているカーブミラーについては、今度は道路部の道路管理課のほうへ移ります。来年度の本数としては15本のミラーを設置する予定なんですが、1本当たり、1本の支柱に両面がつく場合と片面と、あとは歩行者を見せる500ぐらいのパイのミラーと、大きさが若干違ってくると値段が変わります。今回このお話の中で15といった中でも若干の差異が出ると、もっとふえるかもしれないし、減るかもしれないというようなところはあります。そういったところは、現場で要望者の方の聞き取りをしながら、今後進めていきたいというふうに思っております。 ◆川畑 委員 そうすると、ミラーをつける予算は道路部に残ると。例えば、よく市民からいろんな現場で、立ち合いで、こうしてもらいたいというのは、交通安全課を呼んで構わないのかどうか。庁内のやりとり、その辺はどうなっているのか教えてもらいたい。現場で対応って、結構あるものですから。 ◎交通安全課長 交通安全課のほうは3月をもって解散いたしますので、今度、道路部道路管理課のほうへ要望をしていただければ、そちらのほうでの対応になります。 ◆川畑 委員 では、確認ですけれども、これからミラーとかそういうやつは道路部を相手にしようと、今までは建設部だったんだけれども、交通安全課はなくなるというか、引き続き、それは道路部と話をするということですね。了解です。 ◎交通安全課長 そういったもろもろについては、道路部の道路管理課のほうへ引き継ぐ部分と、防災安全部のほうに引き継がなくてはいけないものについても丁寧に引き継いでいきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって建設部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(新・町田市交通安全行動計画の策定について) ○委員長 行政報告、新・町田市交通安全行動計画の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎建設部長 本行政報告につきましては、担当の課長からご説明させます。 ◎交通安全課長 それでは、新・町田市交通安全行動計画の策定についてご説明いたします。  12月の市議会定例会にて、市民意見募集について行政報告させていただきました新・町田市交通安全行動計画について、策定いたしましたのでご報告いたします。  初めに、資料の1ページ目、第1章計画の策定にあたってでございます。計画の趣旨から計画期間につきましては、12月に報告いたしました計画素案と同じ内容でございます。計画目標につきましては、2016年の事故件数が確定したことに伴い、目標の目安を2021年の人身事故件数を857件としております。  次に、第2章重点課題でございます。計画の各施策を推進するに当たって特に留意すべき視点として、町田市における交通事故の状況等を踏まえ、「高齢者の交通安全の確保と交通事故の抑止」から「歩行者への啓発の推進」まで、5つの重点課題を設定しております。内容につきましては、12月に報告いたしました計画素案とおおむね同じでございます。  次に、資料の2ページ目、第3章具体的施策の展開でございます。めざす姿と目標の実現に向けて、交通安全意識の啓発、道路交通環境の整備、道路交通秩序の維持の3つの基本方針を設けております。内容につきましては、12月に報告いたしました計画素案とおおむね同じでございます。交通安全意識の啓発では、市民の交通安全意識を高めるため、交通安全教育や周知啓発などの施策を進めてまいります。道路交通環境の整備では、道路の安全性を高めるため、道路や交通安全施設の整備などの施策を進めてまいります。道路交通秩序の維持では、安全な通行を確保するため、交通規制や違反者への指導取り締まりなどの取り組みを進めてまいります。  最後に、第4章今後の取組方針でございます。継続的な取組方針につきましては、町田市交通安全行動計画策定及び推進委員会を年2回程度開催し、施策の取り組み状況の確認や、新たな課題に対する検討を行う予定でございます。効果的な確認指標につきましては、目標の目安に加えて、施策や成果の実施状況等に関する確認指標を設定し、特に重点課題に関するものについては定期的に確認してまいります。  なお、計画書につきましては、今月末をめどに、ホームページ等で公表する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 本当に重要な課題であると思います。特に子どもたちの交通安全の課題は、昨年度大変悲しい事件もありましたし、やはりこの間、そういう意味では、私は南地域にいるのですけれども、子どもたちを守ろうみたいな意識も少し高まってきたかなと。子どもたちの登下校を見守る方々が様子を見たりとかということも、もともとあるところもあるし、新たに生まれてきたところもあるのですが、それがなかなか継続できないというのが一つ課題になっておりまして、地域でそういう啓発をしていただきたい。  あわせて、子どもたちも、見守りをしている皆さんから聞くと、夢中になって友達同士で話をしたりして歩いていると、歩道を渡って、その後、友達が声をかけると周りの状況とかを全く考えないで戻ろうとしたりという危険な場面を何回か見かけた。そのときは見守りの方がいたので慌ててとめたと言っていました。見守りの方がいない場面でそういう状況になったら、また同じような事故が繰り返されるのかなと思います。  子どもたちの発達段階とかを見ると厳しいとは思うんですが、こういう計画を立て、実行していく上では、学校の協力も得ながらぜひ、いろいろやっていただいているとは思うのですけれども、そうした子どもたちに対する注意喚起と、あと、歩道では対岸から友達に声をかけないようにということも含めて、指導をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎交通安全課長 これからの計画の関係では、子どもさんの関係、昨年の2月にございましたけれども、そういった関係がございますので、警察署と連携をとりながら、新入1年生等にも、警察から出向して横断歩道の渡り方、いろんな形での勉強会を警察のほうに申し入れをしながら、また、我々もそういったところの口添えをしながら、一緒にやっていきたいと思います。
     今回、概要版としては4万部を作成する予定でございます。2万5000部を民生委員さんたちを使いながら、要は見守りをしていただいている高齢者の方たちが結構おられますので、そういった方たちにも、こういった計画をこの5年間でつくりましたということと、そういったことの中で子どもさんをお守りしていただきたいというところから、概要版を配布する予定でございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後2時34分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時37分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第23号議案 ○委員長 第23号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 よろしくお願いいたします。それでは、第23号議案 町田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  本議案は、本条例の適用区域を2016年12月12日付で都市計画変更の告示を行いました町田都市計画竹桜地区地区計画の地区整備計画区域に合わせるため、改正するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 これは何でできたのか、これの根拠はどういうことなのか教えていただけますか。 ◎建築審査担当課長 地区計画条例の根拠としましては、建築基準法第68条の2「市町村は、地区計画等の区域内において、建築物の敷地、構造、建築設備又は用途に関する事項で当該地区計画等の内容として定められたものを、条例で、これらに関する制限として定めることができる。」、これが根拠になります。 ◆熊沢 委員 わかりました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第23号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第23号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第28号議案 ○委員長 第28号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第28号議案 町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業の事業執行に関する協定の一部を変更する協定につきましてご説明申し上げます。  本議案は、平成28年(2016年)第3回町田市議会定例会におきまして、協定金額を13億7,922万3,000円としてご承認いただきました土地区画整理事業の代表施行者である東京急行電鉄株式会社との協定の一部を変更するものでございます。  変更内容につきましては、2016年11月28日付で東京都知事による施行認可を受けました土地区画整理事業の事業計画の内容に即しまして、協定金額を17億494万6,000円に変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 第28号議案ですが、南町田駅周辺の拠点整備の区画整理事業ということで、総額の変化に伴う協定金額の変更ということですけれども、この変更になったということは、総額がもう変わっていると思うので、この区画整理事業として、町田市の負担金、それから東急電鉄の工事費、総額幾らになるのかお聞きしたいと思います。 ◎都市政策課長 事業費としましては、南町田駅周辺土地区画整理事業施行に係る事業費総額としては40億7,000万円と計画しております。なお、この事業費総額につきましては、第29号議案として上程しております鶴間公園南調整池再整備工事の施行地区外流域分工事に関する費用も含まれているということでございます。 ◆細野 委員 2つ分合わせてという第29号議案のほうもあわせての総額が決められているということですが、今後の見通しとして、上限として40億7,000万円として見越しているのか。また、可能性として、あくまでも限度額で変更もあり得るのか。今後の見通しについてはいかがでしょうか。 ◎都市政策課長 債務負担の上限額として予算のほうは上げさせていただいておりますが、今回の議案にも上げさせていただいておりますように、これが全体の事業費として今のところ定めているところでございます。  あとは、今後さまざまな工事を進めていく中において問題が発生する可能性が全くゼロとは言いませんが、現在のところ、この予算の範囲の中で進めていくことで考えております。 ◆細野 委員 工事を主体的に進めていかれるのが東急電鉄ということですが、工事内容、それから、こうした工事費用などについて、町田市が協議などを進めながらかかわっているということだと思うんですが、具体的にどのような形でこうした事業に情報を得たりしていらっしゃるのか、また、お聞きしているのか。 ◎都市政策課長 区画整理につきましては、共同施行者会議というものを開かせていただいております。その中で必要なものを決めさせていただく内容になっておりますし、また、工事に関しましても施工者の会議というものを設けさせていただいておりますので、その中で情報は共有を図っていくという形でおります。 ◆細野 委員 第28号議案、第29号議案、合わせてということなので、伺いたいんですが、この区画整理事業で進められている事業ですけれども、土地ですね。公共用地、宅地、市有地がどのように変更になるのか。これから換地計画が立てられていくと思うんですが、その辺の見通しについてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ◎都市政策課長 換地計画につきましては、2016年12月26日に仮換地というものを指定させていただいております。これに基づきまして今後事業を進めさせていただき、状況に応じて仮換地のほうは修正、訂正を行いながら、最終的に事業が完了に伴いまして換地という形のものを定めさせていただきたいと思っているところでございます。 ◆細野 委員 当初の町田の市有地が、公園用地であったり、道路であったり、学校用地であったり、宅地であったり、道路を宅地に変えたりと、いろいろな形はあると思うんですが、公有財産としての市有地の面積について、減少するのか増大するのか、ふえるのかどうか、見通しとして、今、仮換地で現在その辺がどうなっているのか、お聞かせください。 ◎都市政策課長 公共用地につきましては、区画整理事業の都市計画の中で再配置をしているもので、公共用地の仮換地という概念はございません。公共用地につきましては、道路、公園、水路というものを挙げさせていただいて、これは都市計画のほうで再配置を決定しております。これが従前従後ということで、施行前と施行後で行きますと、この道路、公園、水路、合わせまして約300平米ほどふえるという形で今は計画をさせていただいております。 ◆細野 委員 明確に一体にしてしまって、そうしますと、公共用地としては300平米ふえるということと、あわせて、そのほかに町田市の宅地として提供した土地があると思うんですが、その土地についてはどのような形になるのでしょうか。例えば学校用地を公園用地に転換したり、道路を宅地化して提供したという形になっていると思うんですが、その面積についてはどう変化するのかお答えください。 ◎都市政策課長 学校用地というのは、もともと市の宅地の扱いでございますから、それはそのまま仮換地のほうに移行しております。面積的に言いますと、町田市市有地というのは大体9,000平米ちょっとあるんですけれども、それもほぼ同等の形の中で、今、仮換地というものを設けさせていただいております。  ただ、位置が当然変わってきますので、それぞれの価格、価値の評価という形になりますので、そこら辺についてはまだ、これから施行者の中で、土地所有者の中で協議をしながら、最終的な換地というものを決めさせていただきたいと思っています。 ◆細野 委員 それはまた議案としてかかって、議案というか、議会にはかかることになるでしょうか。 ◎都市政策課長 最終的な、議案という形ではないですけれども、報告のほうはさせていただきたいと思っております。 ◆細野 委員 先ほどお聞きしたのは、公共用地ということも含めて公有財産がどうなるのかということで伺ったんですが、例えば先ほど建設部のほうで道路の廃止が行われたんですが、その道路についても東急電鉄の商業施設の中に一体化されていくわけです。そういった用地を町田市は提供するわけですけれども、そういったものも含めて最終的に面積がどうなっていくのか。公有財産の面積です。町田市が今所有している面積についての変化というのはどうなるのでしょうか。 ◎都市政策課長 区画整理事業なので、道路が廃止されて、それは一旦全部剥がす。それが東急の属地になるわけではなくて、東急の土地も一旦剥がして、再配置をするという形になりますので、そこは廃止して東急に提供するという考え方ではございません。区画整理事業というのはそういうものではなくて、もう1度再配置を行うという形のものですので、よろしくお願いします。  先ほど申しましたように、公共用地としましては、河川を含めていきますと、全体で8万2,747.51平米が施行前です。施行後が、8万3,032.69平米というのが今の事業計画上の施行後の公共用地という形になっていまして、プラス285.18平米、先ほど申しました約300平米ふえるというお答えをさせていただいたところでございます。 ◆細野 委員 285.18平米がふえるというところは、計画書にも書いてあったので、そうかなというふうに思うんですが、その辺の増減ですね。ふえる部分というのが、公園がふえるということと、そうすると、総体的にプラスになる部分というのでしょうか、それが、全部剥がしてつけかえるということなのですけれども、実際にどこら辺がふえるのかというのは、公園の用地としてイメージが湧かないんですけれども。 ◎都市政策課長 単純に道路でいきますと、先ほど建設部のほうでお答えしていたと思いますけれども、約1,500平米ほどふえる。公園が約5,000平米ちょっとふえますよと。水路が4,000平米弱減るんですけれども、その水路は何かといいますと、調整池なんです。既存の調整池にふたをして公園にするという。もともと調整池という位置づけは水路ですので、その分が公園の用地に変わるという形の中での、ここら辺の増減が出てくるということです。先ほど申しました市有地だけでいきますと、減歩分を含めて149平米減るという形にはなっています。 ◆細野 委員 区画整理事業全体の土地ということではなくて、市の所有していた土地がどうなるのかということなんですけれども、そうなると、149平米減るということでよろしいのか。ちょっと確認、市有地が減るということでいいのでしょうか。 ◎都市政策課長 今、約300平米ほど公共用地がふえると言いました。トータルの面積は変わらない範囲の中で、公共用地がふえれば何が減るかというと、減歩という形の中で、宅地の分が減るんです。それがどれぐらい減るかというと、半分ずつぐらいということで、町田市の分としては、今149平米減りますよと、それが減歩の分という形になるんですけれども、考えているところでございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第28号議案に反対の立場で討論をいたします。  この議案については、先ほどもお話を伺いましたとおり、南町田駅周辺土地区画整理事業の事業執行にかかわる負担金の変更ということですが、負担金を3億2,500万円引き上げ、また、当初の金額でもかなり膨大な投入となっています。東急電鉄と町田市が大枠を進めてきた事業であり、住民の要望に基づいてスタートした事業ではないということもあります。しかも、東急の商業施設のにぎわいを最優先として、公有地や市税を投入して行われる事業ということで、また今後さらなる負担増もあるかもしれないということで、妥当な事業ではないとして、反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第28号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第28号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第29号議案 ○委員長 第29号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 第29号議案 町田都市計画事業南町田周辺土地区画整理事業鶴間公園南調整池再整備工事(施行地区外流域分工事)に関する施行協定の一部を変更する協定につきましてご説明申し上げます。  本議案は、平成28年(2016年)第3回町田市議会定例会におきまして、協定金額を9億4,627万円としてご承認いただきました土地区画整理事業の代表施行者である東京急行電鉄株式会社との協定の一部を変更するものでございます。  変更内容につきましては、第28号議案と同じく、東京都知事による施行認可を受けました土地区画整理事業の事業計画の内容に即しまして、協定金額を10億5,498万7,000円に変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 第29号議案についても同様の事業ということで、特に調整池の整備にかかわる事業というふうになっています。これについて、分かれているわけですけれども、これにかかわる町田市の負担金と、それ以外に補助金というのも出されていると思うんですけれども、国と都、それから市、補助金、それぞれ幾らなのでしょうか、伺います。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時33分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市政策課長 第29号議案の調整池につきまして、予算の内訳というご質問です。総額10.5億円に対しまして、都市再生整備事業補助金としまして、おおむね――まだこれは国費が確定しているわけではないです。想定で入れているところがございます。2.8億円ということでございます。都費は、この補助金につきましては充当はございません。残り7.7億円が市負担という形になります。 ◆細野 委員 ありがとうございました。  ちょっと基本的なことを伺いたいと思うんですが、この負担金は調整池をつくるということなんですけれども、今まであった調整池にそのお隣の広場を掘って調整池にするということなんですが、どの程度の規模でどのような工事を進めるのか。また、一部スポーツ広場として今活用できている部分を少し残したりしているんですけれども、そういったことが工事費に、この負担金に影響があるのかどうか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎都市政策課長 もともとの調整池の規模は約9,000立米のところを2万立米までふやしているという状況でございます。あとは、工事の手法につきまして、もともとあそこでスポーツをやられている方々がおられます。その方々が工事期間中も少しでも利用できるようにということで、仮設計画を少し見直しました。その都合上、少し金額のほうは増額になっております。本来であれば、一気に掘り上げて処分できるところを順番に切りかえながらやっていくということで、少し手間がかかっているというところの増額分は発生しております。 ◆細野 委員 ありがとうございます。  そういう意味では、あと、この本来のここを調整池にする目的が、新設道路に雨水が流入、そこを流れてということだと思うんですが、この2万立米と1号調整池とを含めてのみ込みができるようにするためにつくられたのだと思いますけれども、その辺の当初の目的をしっかりと、雨水浸水の対策としてできるのか、見通しについてはいかがでしょう。
    ◎都市政策課長 調整池をつくる目的としましては、流域の浸水被害軽減ということがございます。ですので、新設道路をつくる、つくらないということに対しての調整池をつくる、つくらないという因果関係ではございません。道路が舗装できるということは、水が地面に浸透しない分の流出量がふえる、流出が速くなるということです。表面到達速度が速くなるというのはありますけれども、それによって何かが変わるということではなくて、ここに関しての必要な面積、流域に対する必要量というものを計算して出したのが現在の容量という形になります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆細野 委員 第29号議案に反対の立場で討論いたします。  調整池再整備工事の負担金を引き上げる協定です。そもそも本事業については、鶴間幹線道路が通り、そうした対象となる施設の雨水を流入させるための施設をということで建設されています。企業の商業施設のにぎわいづくりのために公共用地と、また、市の財政を投入するというものです。区画整理事業と一体の事業として進められておりますが、そのこと自体問題であり、反対いたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第29号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第29号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △行政報告(「町田市住宅改修助成金交付要綱」の改正について) ○委員長 行政報告、「町田市住宅改修助成金交付要綱」の改正についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、担当であります住宅課長よりご説明後申し上げます。 ◎住宅課長 では、件名、「町田市住宅改修助成金交付要綱」の改正についてご説明いたします。  資料につきましては、「町田市住宅改修助成金交付要綱の改正」について、及びリーフレット案を配付させていただいております。  現在の住宅改修助成金制度については、室内の段差の解消、手すりの設置、浴室の改修などのバリアフリー化工事と外壁の遮熱塗装工事やペアガラスの設置などの環境性能向上工事を助成の対象としております。なお、環境性能向上工事につきましては、2014年度から3カ年を期間として、環境性能に対する意識啓発を目的に実施しているものでございます。また、対象工事の施工事業者につきましては、市内事業者を優遇する助成率となっております。  本助成金制度につきましては、2014年度から3年間実施し、2017年度以降については事業の見直しを行うサンセットのものとなっております。このたび助成金の有効性、必要性などについて見直しを行った結果、町田市住宅改修助成金交付要綱を改正いたします。  主な改正の内容につきましては、資料に新旧対照表を記載しておりますが、4点ございます。1点目は、要綱の名称を町田市住宅バリアフリー化改修助成金交付要綱に変更いたします。2点目は、環境性能向上工事は、予定どおり2016年度で終了といたします。3点目は、工事業者を市内事業者限定に変更いたします。4点目は、事前相談等の手続を廃止し、手続の簡素化を図ります。  なお、改正後の内容につきましては、ホームページに掲載するとともに、4月15日の「広報まちだ」及び商工会議所ニュースに掲載し、周知してまいります。  申請の受け付けにつきましては、2016年度同様に5月の中旬から開始いたします。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆細野 委員 請願で出されていた環境性能向上工事については終了するということなのですけれども、配慮されたことで市内業者の優先にするということですが、どういうことで検討され、またこれが請願者の方にも配慮したものとして提案されたということだと思うのですが、その辺の理由、根拠についてお聞かせください。 ◎住宅課長 市内業者に限定ということで今回改正いたしました。バリアフリー化工事につきましては、手すりの設置ですとかスロープ、段差の解消、これらの工事につきましては特に大きい工務店でなくても、市内の事業者、あと、結構ホームセンターでも改修工事等を受け付けておりますので、業者を選定する際には市内業者で十分賄えるというようなこともありますので、今回、事業者につきましては市内業者限定ということに変更させていただいております。 ◆細野 委員 このバリアフリー化の助成制度については、これまで結構市外業者も多かったのですか、どうでしょうか。 ◎住宅課長 ここ直近3年間につきましては、2014年度が市内業者が78%、2015年度は87%、2016年度につきましては68%となっております。 ◆細野 委員 そうしますと、2016年度は逆に減っているのですが、少しずつ市内業者がふえてきていたという状況で、ここで完全に市内業者にということで転換されるところだと思うのですが、環境性能向上工事の継続を求めていた方々にとっても、個人業者の方とかが中心になっている方々ですので、それが評価されるというふうに受けとめて、検討されてきたということでよろしいのでしょうか。 ◎住宅課長 はい、そのとおりです。 ◆細野 委員 そうはいっても、金額が400万円削減されるわけで、枠はかなり減少するのかなと思うんですが、今後の見通しとして、これは本来住宅助成という高齢者への配慮であったり、そういったこととあわせて、やはり市内の産業振興というか、業者の方の応援という点で検討されていくべきではないかと思います。この部署としてはまた違う部署になると思うのですが、そういったことを全庁的に検討していくといったことはいかがでしょうか。検討されているのでしょうか。 ◎住宅課長 先日、請願の際にも、市内業者ということでお話をいただいておりました。大きい工事、バリアフリー化工事につきましては、先ほどお話ししましたとおり、その工事内容については十分市内業者、工務店で対応できるような工事が主なものとなっておりますので、今後、商工会議所ですとか産業観光課といった必要部署と調整を図りながら、その辺は周知を図ってまいりたいと思っております。 ◆細野 委員 この住宅バリアフリー化の助成について、やはりニーズもあると思うんです。バリアフリー化を求める高齢者の方にとっても必要な事業です。それを600万円ということですけれども、今の市政の中ではなかなか難しいかと思うんですが、需要としてはもっとふやしていくとか、そういった可能性というか、要望としてはそういう声があるのかどうか、ちょっと確認させてください。 ◎住宅課長 そのニーズにつきましては、ここ3年間、50軒、41軒、37軒ということで、余り伸びていない状況ではございますけれども、今後ますます高齢化社会とか、小さいお子さんがいる家庭ですとか、障害をお持ちの方は当然いらっしゃいますので、そういった方たちに少しでも住みやすいような環境についてサポートしていけるように、周知等も図ってまいりたいと思っております。 ◆細野 委員 終わりにするつもりだったのですけれども、そうしますと、余り活用されていないというところでは、満額使ってもせいぜい31軒ですと310万円ということで、やはり、ただ、周りを見渡しても住宅改修とかそういったバリアフリーの要望は、高齢化に伴って出てくると思うので、使い勝手といったところで見直していきながら、この利用を引き上げ、またそれが市内業者の方に跳ね返っていくような必要性はどのように検討されて、今回改善されましたので、一歩だとは思うんですが、今後の方向性についてどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎住宅課長 現在、この住宅改修を利用された方には、必ず最後にアンケートをいただいておりますので、そこで使い勝手ですとか、今回改正しましたとおり手続の簡素化ですとか、いろんな意味で要望というかご意見をいただいていますので、今後もそういったご意見を参考にさせていただきながら、よりよい助成金制度にしていきたいと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △請願第7号(28) ○委員長 請願第7号を議題といたします。  本件は12月13日の委員会で継続審査となったものでありますが、担当者から、その後の経過について何か説明があればお願いします。 ◎都市づくり部長 それでは、2016年第4回定例会で提出されました請願第7号の本件につきまして、継続審査となっておりましたので、その後の検討結果を報告させていただきます。  町田市住宅改修助成金環境性能向上工事の助成制度につきましては、ただいま町田市住宅改修助成金交付要綱の改正について行政報告させていただいたところでございます。助成金の有効性、必要性などについて見直しを行った結果、環境性能向上工事についての助成は、当初の予定どおり今年度いっぱいで終了ということになりまして、その後、第4回定例会以降は、要綱の改定等の所定の手続を行ったところでございます。  本日の行政報告の内容で、特に先日、第4回定例会のときに委員会で委員の皆様からご意見をいただいた手続の簡素化というところは盛り込んでいなかったのですが、その後、やはりそこのところはしっかりやっていこうということで、今回ご報告させていただいたところでございます。  結果につきましては、恐らく、今までは書類の提出ですとか図面の作成など、二重の手間がかかったりして少しハードルが高かった部分があったのかと思います。利用者の声も含めますと、手続の簡素化の中で利用者の利便性といったところが向上して、高齢化も含めましても、さらに広く、利用者の方にお使いいただける制度になったのかなというところでございます。  内容につきましては先ほど説明したとおりでございますので、よろしくご審議をお願いしたいと思います。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、質疑の途中ではありますが、これより議員間討議を行いたいと思います。  ご発言があればお願いいたします。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 休憩いたします。              午後3時52分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時53分 再開 ○委員長 再開いたします。  議員間討議を終わります。  何か発言のある方はいらっしゃいますでしょうか。 ◆おさむら 委員 今回の請願につきましては、担当者の今のお話の中で、書類の簡素化だとか、市内業者に限るとか、非常にそういった面では請願者に、ある部分では手厚くなってきたかと、このように理解できるところでございますので、請願者にこの内容をまず告げてみたいと思っておりますので、できたらそのようにお計らいをしていただきたいなと思います。できたら継続で、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長 お聞き及びのとおり、継続審査にすべきであるとの意見がありますので、お諮りいたします。  本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって本件は継続審査とすることに決しました。 △行政報告(南町田駅周辺地区拠点整備事業について) ○委員長 行政報告、南町田駅周辺地区拠点整備事業についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件に関しましては、担当でございます都市政策課長よりご説明申し上げます。 ◎都市政策課長 件名、南町田駅周辺地区拠点整備事業につきましてご説明させていただきます。  資料としましては、後ほどご説明いたしますが、プロジェクト説明会というものを開かせていただきました。そのときの配付資料を添付させていただいております。  恒例となっておりますが、プロジェクトの進捗状況について、前回定例会以降の主な経過からご説明させていただきたいと思います。  まずは、土地区画整理事業につきまして、2016年12月16日の夜と18日の昼間に工事説明会を開催いたしました。合計約200名の方にご参加いただき、工事の内容についてご質問、ご意見をいただいたところです。特に工事期間中の安全確保につきましては、多くの方からご意見をいただいたと。これにつきましては、請け負いました東急建設を初め我々も十分注意し、進めていきたいと思っております。続きまして、調整池整備工事は1月10日から雨水調整池の工事に着手しました。  また、埋蔵文化財の発掘調査が開始しております。ここで埋蔵文化財の現場の調査がおおむね終わりまして、古墳時代の集落跡で、住居跡が2軒、あとは土坑が10基ということで、10基のうち4基ぐらいは時代が異なるといい、まだこの辺の詳細の調査はこれからということになると思います。あと、水を流す溝の跡が2条と道路跡も1条見つかったと。それ以外には土器の破片等が多数見つかっているという状況でございます。  2ページ目に行きまして、鶴間公園の基本計画・基本設計が昨年の12月末に取りまとめは終わりました。これまで5回のワークショップでは、それぞれの回で公園を考える切り口を変えてご意見をいただいたところでございます。それぞれにご意見をいただいたことを踏まえまして、取りまとめをさせていただきました。内容につきましてはホームページ等でも掲載しておりますので、ごらんいただきたいと思います。  それから、今進めていますプロジェクトの周知につきまして、これまでずっと続けてきております南町田駅周辺地区整備計画検討会、これは駅周辺の5町内会・自治会による検討会を2月14日に開催しております。内容は、その次にありますプロジェクト説明会に関しての内容を事前に報告させていただいたということでございます。  続きまして、2月17日、18日にプロジェクト説明会を東急電鉄と共催で開催させていただきました。合計3回です。特に商業施設、あとは駅施設について、ここで将来計画を披露したというところです。当然、鶴間公園ですとか南北自由通路についても説明はさせていただいております。この説明会は、中高層建築物の建築に関する紛争の予防と調整に関する条例に基づく説明会を兼ねているというところでございます。  主なご意見としましては、やっぱりグランベリーモールという大きな商業施設が一時的にもなくなってしまうということで、夜間大分暗くなる。言い方はあれですけれども、ゴーストタウン的なものになってしまうことが危惧されるというところで、夜間照明ですとか警備員の配置を求められております。あと、銀行ATMですとか日常生活に必要な機能を継続してほしいというところが主な質問でございました。  これに合わせまして、商業施設のリリースということで、東急電鉄のほうからグランベリーモールの再整備計画についてのプレスリリースが行われました。施設のコンセプトは、「生活遊園地~暮らしの楽しいがあふれるエンターテイメントパーク~」という形でございます。床面積としましては、店舗の面積として5万3,000平米、現在約3万平米ですので倍近いと。店舗数につきましても、現在約100店舗が200店舗という形でふえていくという内容でございます。  今後の進め方につきましては、2月から鶴間公園の実施設計にもう既に着手しているところでございます。3月、もう既に解体工事に着手をしております。4月以降、新設道路整備工事、鶴間公園と東急電鉄の線路の間を走ります新設道路の工事に着手をしていきたいと考えております。5月ごろから商業施設の新たな建築工事に着手していく予定でございます。公園の上部、上物の2次整備につきましては、2018年度からということで、2019年秋のまちびらきを目指して今後も事業を進めさせていただきたいと思っております。  説明は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(都市計画マスタープラン(実施方針編)の中間見直しについて) ○委員長 行政報告、都市計画マスタープラン(実施方針編)の中間見直しについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましても、担当でございます都市政策課長よりご説明申し上げます。
    ◎都市政策課長 都市計画マスタープラン(実施方針編)の中間見直しについてということで、資料がちょっと多いのでまことに恐縮でございます。  資料1として、パブリックコメント実施結果でございます。年末から年始、1月いっぱいまでかけましてパブリックコメントを実施しました。その意見を取りまとめたものが資料1という形になります。  資料2が、市民意見を参考にしながら、市としての実施方針編の改定を取りまとめたものとなっております。  資料3につきましては、これを広く市民の方に周知していくために「都市づくりニュース」という形で取りまとめをさせていただきました。これは全ての町内会・自治会へ配布するという内容のものでございます。ちょっとページ数は多いですが、一応添付させていただいております。  内容についてご説明させていただきます。  これまで都市計画マスタープランの中間見直しにつきましては、行政報告の場でもご説明させていただいているところでございます。12月26日から1月31日までの間でパブリックコメントを実施いたしました。  13名の方から36件のご意見が寄せられております。  主なご意見としましては、リサイクル文化センター周辺のまちづくりについて記載をしてほしいということで、この辺は対応させていただいております。  地域別の施策としまして、やはりこれも忠生地域のほうから、処分場上部利用による広場等の整備の記載を、埋立地のスポーツ公園等の整備というふうにしてほしいということでご意見をいただいているところでございます。これにつきましては、全くそのままではないのですが、対応をさせていただいている状況でございます。  その他ですが、道路名称は、愛称ですとか東京都の道路通称名に設定されていない名称を使うのはふさわしくないというご意見に従いまして、一般的に使われている名称等に置きかえをさせていただいたところでございます。  前回の案からの変更点としましては、アクションエリアの施策を追加しております。町田リサイクル文化センター周辺のまちづくりの追加と、先ほど言いました忠生地域の施策一覧・施策分布図を追加、修正しております。ご意見にいただきました道路名称のほうも修正をさせていただいたということでございます。  今後のスケジュールですが、本日広報に合わせましてパブリックコメントの実施結果を公表させていただきます。これから印刷等に入っていきますので、4月の上旬、11日に実施方針編を公表させていただきたいと思っております。最終的には、4月17日、都市計画審議会で報告をさせていただく予定でございます。  説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市地域コミュニティバス運行事業の制度変更について) ○委員長 行政報告、町田市地域コミュニティバス運行事業の制度変更についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎都市づくり部長 本件につきましては、担当でございます交通事業推進課長よりご説明申し上げます。 ◎交通事業推進課長 それでは、説明させていただきます。  件名、町田市地域コミュニティバス運行事業の制度変更についてとなります。  まず、背景と目的ですが、地域コミュニティバスは、地域の足として多くの方にご利用いただいております。一方で、高齢化の進展や運行経費の増加などによりまして、乗車人員があるにもかかわらず運行収支が悪化してしまう状況が生じております。現行の制度では、補助金上限額の400万円を超過した場合、収支改善ができなければ運行を廃止することとなっておりますが、現在、金森地区で運行している「かわせみ号」につきましては、この400万円を超過している状況でございます。しかし、「かわせみ号」のように乗車需要があり、地域への貢献度が高い路線の運行を廃止することは、地域コミュニティバスの本来の意義にそぐわないと市では考えております。  そこで、今回、町田市のコミュニティバス全体の制度を一定以上の方にご利用いただければ、運行を継続できる制度へ変更を行うものでございます。  それでは、3の変更案の内容についてですが、運行継続条件を現在の運行収支赤字の金額から乗車人数に変更するとともに、高齢者に対する割引の取り扱いを変更するものでございます。  ①の運行継続条件の変更案では、運行距離、路線の長さを1キロメートル当たりの乗車人数の平均が2.7人以上であることといたします。ただし、その乗車人数を満たしていない場合でも、運行収支赤字が400万円以内の路線については現行制度と同じように運行を継続するものといたします。この2.7人以上と設定した理由ですが、「かわせみ号」を町田市のコミュニティバスの基本ケースとして設置しまして、1便当たり10人の乗車をしていただきたいということで設定したものでございます。  次に、②の町田市独自割引の導入についてですが、運行収支赤字が400万円を超過した路線は、「かわせみ号」がこれに該当しますけれども、東京都シルバーパスの適用を廃止し、70歳以上の高齢者が現金100円で乗車できる町田市独自の割引を導入いたします。なお、これらの変更内容は、今後、新規に運行開始する路線についても導入時から適用いたします。  続いて、別紙をごらんになっていただきたいのですけれども、地域コミュニティバス運行事業制度の対照表をつけさせていただいております。こちらの対照表は、今回の制度変更によって、「玉ちゃんバス」、「かわせみ号」、新規検討路線でどのような変更が起こるかについてあらわしたものです。  まず、補助金交付額については、現行では400万円までですが、変更後は運行収支赤字の全額といたします。次に、運賃についてですけれども、一般利用者の運賃は現行制度と変更ございません。70歳以上の高齢者について、変更後の「かわせみ号」と新規検討路線については町田市独自割引を適用し、シルバーパスのあるなしにかかわらず現金のみの取り扱いで100円となります。また、「玉ちゃんバス」については、運行収支が400万円以内におさまっておりますので、現行と変更ありません。  それでは、資料の2ページにお戻りになっていただきまして、4の高齢者に対する町田市の独自割引の乗車方法についてです。利用方法については、乗車時にお客様ご本人からお申し出いただくことにより、70歳以上の方に高齢者割引を適用します。申し出の方法は、口頭でお申し出いただく方法と、市が発行する高齢者乗車証明証を提示する方法となります。  最後になりますが、今後のスケジュールについてですが、4月から6月にかけまして地域の皆様に向けた周知活動を行ってまいります。新制度の運用開始は、こうした手続を実施した後、7月1日からを予定しております。  説明は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 町田市独自の高齢者の乗車証をつくるということは、もともと、今この2つの、特に私がわかるのは「玉ちゃんバス」のほうなんですが、「玉ちゃんバス」だけではなく、多分、新規路線に関しては、東京都のシルバーパスの対象外になっているのだけれども、今まではバス事業者の厚意によってシルバーパスの適用にしていただいていたという経緯があった。やはりそういう中で、本当は使えないのに使わせてもらっていたところをこういう形にしてきたというふうに理解をして、私は前々からそう理解をしているのですが、そのように理解していいということですよね。 ◎交通事業推進課長 「かわせみ号」と「玉ちゃんバス」につきましては、シルバーパスにつきましては今まで使えておりました。それで、「玉ちゃんバス」につきましては今後も同じようにシルバーパスを使えるような内訳です。 ◆熊沢 委員 だから、シルバーパスは本当は使えないのに使わせてもらっていたから、今回はそれを使うのをやめて、町田市が事業者に負担をかけ過ぎるから、シルバーパスではなくて町田市独自にするのでしょう。そうでしょう。 ◎交通事業推進課長 そのとおりでございます。 ◆熊沢 委員 今までバス事業者に負担をしてもらっていたので、町田市で本来ならばお金を払わなければいけないところを払わないでいてもらったのを、これから先、このままではいかないから町田市が負担しますよという施策に対しては、すごくいいことだと思うんですが、これを今、すごく疑問に思ったのは、口頭での申し出か市が発行する証明証となると、なかなか皆さん証明証をとりに来ないのかなと思って。私は逆に、証明証を持ってもらったほうが、証明証か、または東京都のシルバーパスを提示することによって100円になりますよというふうにしたほうが、ちょっといいんじゃないかなと思うんです。  あと、もう1つは、この証明証をもらうためには、シルバーパスの場合は所得に応じてというのはあったのですが、この町田市独自の券に関しては証明証が所得とかは関係なく一律に皆さんこの証明証をいただけるというふうになっているんですか。どうですか。 ◎交通事業推進課長 口頭での申し入れは利用しづらいのではというまず1点目のご意見ですけれども、原則としては、路線バスもコミュニティバスも、同じようにまず口頭でということが基本となります。それと、証明証の所得制限ですが、70歳以上の方であれば使えるようなシステムで、この高齢者乗車証明証を行います。 ◆熊沢 委員 では、済みません、最後にしますが、これは町田市に、ホームページで証明証をここに取りに来てくださいという形で、皆さんに来てもらって、町田市の窓口、交通安全だから1階か何かでそういう窓口を設けてやるのだと思うんですが、しばらくの間、交換に来る高齢者の方々は、特に玉川学園とか金森の方が役所まで来るのは大変ですので、ほかの場所でできる形とか、または今ある東京都のシルバーパスを利用されている方々が多いと思いますので、それの提示によって100円になるとかいう形にして、今度新しくシルバーパスを更新するときに、町田市のももらうような形とかにやっていったほうがいいかと思いますので、その辺をご検討いただければなと思います。 ◎都市づくり部長 ただいまのご意見については、また検討させていただきます。  先ほどの申し出という中では、やはりどうしようかという議論はありました。先日、町田市地域公共交通会議を開いて、国の方とか東京都、あるいは警察の方、バス事業者の方、老人会の代表の方ですとか障害者団体の代表の方が入った会議の中で、この提案をさせていただいたところ、意外と大丈夫かというところがあって、口頭だとトラブルのもとではないかというご意見もありました。ただ、バス事業者としても、何とかそれはクリアできそうだということです。  あと、今、課長が説明したように、「かわせみ号」の地元の運営協議会がございまして、そちらのほうとも何回かご議論させていただいた中で、変な話ですが、年寄りの方が年寄りですという証明をするのは何かやっぱり嫌だというお話がありました。こういう証明証は、トラブルを避けたいから証明証を出してくれという方と、嫌だという方がいらっしゃって、その辺の協議の中で、バス事業者のほうも、では口頭で受けましょうという中で、こういう制度になったと。ちょっとそういう背景がございましたので、今、熊沢委員の言われたような意見も、今後の公共交通会議等の中でお話をさせていただければと思っております。  シルバーパスを高齢者乗車証明証のかわりにというお話だったのですが、それは、シルバーパスの担当であります東京都が発行しているのですが、東京都に確認したところ、その辺はちょっと難しいということだったので、独自の乗車証という形をとらせていただく形になったということで、ご理解いただければと思います。 ◆熊沢 委員 シルバーパスの町田市の乗車証を発行するのだけれども、暫定的に――この間変えたばかりですよね。東京都のシルバーパスに皆さん変えたばかりで、また来るのが大変なので、それまでの間は暫定的に両方でもいいけれども、本来はそっちを使ってもらう形にする。当面の間、変えていない、持っていないから、口頭で可能なのですが、何となく口頭で言うのもという方がいたら、暫定的にやられたらどうですかという程度と。  もう1つ、これは今、多分、コミュニティバス限定でやられていると思うんですけれども、いろいろなところで、市内でバスの新規路線も考えられている部分はあると思うんです。シルバーパスは、今ある、既存の路線しか使えなくて、新規路線に関しては一切使えない。だから、今のコミュニティバスは本来は使えていないのを使わせてもらっているという東京都のルールがあると思うので、できたら、もし、今はコミュニティバスですけれども、今後新規路線を導入した際にも、こういう形でやっていっていただけると、新規路線もより早く行くかなと思いますので、ぜひその辺は検討ぐらいで、しておいてもらえればなと思いますので、よろしくお願いします。 ◎都市づくり部長 新規路線についてはご意見を少し研究させていただきます。  今回の制度が7月実施ということで、6月いっぱいは周知の時間をかけますので、その辺は、委員ご指摘のとおり、発行と多少タイムラグが出る場合は、そのような配慮ができるように、今後、バス事業者とも調整させていただきたいと思います。 ◆細野 委員 コミュニティバスも路線バスも、利用される方にとっては同じような公共交通の乗り物ということで、乗るものによって100円の負担が生じるか、また、シルバーパスで無料で乗れるかということになると思うんですが、その辺の意思確認は、「かわせみ号」の成瀬ルートの皆さんから提案され、そのお気持ちもよくわかるんですけれども、その辺の意思確認というのですか。高齢者の方もそうですし、コミュニティバスを利用される可能性のある皆さんへの意思確認についてはどのように行われているのでしょうか。 ◎交通事業推進課長 地元の協議会の皆さんとは2016年4月から協議を進めておりまして、2月16日に臨時協議会、全体の会議をしていただいて、その中でこの制度変更について説明させていただきました。出席された地元の皆様方からは、このように持続可能な制度に変えていただくことは大変ありがたいという声をいただいております。  それで、地域の皆様方につきましては、これからチラシを配布するような形で、地元の協議会の皆様に4月から6月にかけてチラシを配布して周知していきたいと考えております。 ◆細野 委員 それ以外にこれから運行する可能性のあるルートもありますし、そういう意味では市民の皆さん、特に交通不便地域で狭隘道路なんかでコミュニティバスでないと走れないというところもあると思うので、そういう意味では影響の大きい制度であり、その辺の格差が生じてしまう。無料で公共交通を利用される方、あるいは100円必要な方ということになってしまうわけで、やはり一定、1ルートの方で決めてしまうという点でどうなのかなと思います。  あと、シルバーパスの利用については、コミュニティバスに原則使えないということで、東京都も検討していらっしゃいますが、バス事業者で補助金をうまく活用しながら運行経費に充ててくださっている。そういう意味では、バス事業者のほうの努力とか厚意もあるわけですけれども、それで何とか運営しているところもあるわけで、「玉ちゃんバス」なんかはそういう形で、現役世代の利用も多いということももちろんありますけれども、シルバーパスの補助金の繰り入れ、事業者からの繰り入れも、額としては大変大きくて、それで黒字で運営できているという状況もあるのかなと思いますが、その辺について認識はいかがでしょうか。 ◎交通事業推進課長 先ほど100円の格差というお話があったのですけれども、これから新しい路線につきましても同じように。今まではシルバーパスが使えませんので180円という現金が高齢者の方にかかってしまいますが、その方たちも100円で乗れるということで、この制度については「かわせみ号」だけでなく新しい路線も同様に100円で乗れるようなシステムとなります。  「玉ちゃんバス」につきましては黒字運行ということで、現行制度と変わらない形で運行しておりますので、このままシルバーパスを使っていただいて運行できればいいと考えております。 ◆細野 委員 東京都のシルバーパスの補助金の活用もあると思うのです。バス事業者がシルバーパスの補助金もしながら、コミュニティバスの運行経費にしている部分もあると思うのですが、その辺はいかがでしょうか。各コミュニティバスのルートの運営経費なんかの中で見ますと、東京都のシルバーパスの補助金を活用しているバス事業者もあるのかなと思うんですけれども、今はそうでもないですか。繰り入れしているところ、神奈中とか小田急とかは。 ◎交通事業推進課長 今は町田市の中では金森の「かわせみ号」と「玉ちゃんバス」については東京都からバス事業者にシルバーパスの費用をいただいて、その中でバス事業者も補助として受け取ったものを経費の中に入れております。 ◆細野 委員 そういう費用がもっとふえてくれば、シルバーパスの助成による運行経費がふえてくれば、100円を導入しなくてもいいのかなというところもありますし、そういうところについてはやっぱり利用者の方々の声を聞いていただきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後4時24分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後4時26分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(都市づくり部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、都市づくり部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎都市づくり部長 それでは、第7号議案 平成29年度(2017年度)町田市一般会計予算のうち、都市づくり部所管分についてご説明申し上げます。  予算書12ページをごらんください。  第3表、地方債でございます。  上から2番目の都市計画公園整備事業については、8億5,140万円を起債の限度額とするものでございます。  その下、地域コミュニティバス導入整備事業につきましては、1,570万円を起債の限度額とするものでございます。  その下、路線バス利用環境整備事業については、3,370万円を起債の限度額とするものでございます。  その下、南町田駅周辺地区拠点整備事業につきまして、6億2,790万円を起債の限度額とするものでございます。  続いて、歳入でございます。  予算書34、35ページをお開きください。  第13款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の6、土木使用料、節の2、公園用地使用料の1,396万5,000円につきましては、公園用地の電柱等の占用料及び撮影等の占用料でございます。  節の4、市営住宅使用料の1億8,579万2,000円は、市営住宅6団地、全514戸の住宅使用料と共益費、320台分の駐車場使用料でございます。  節の5、特定公共賃貸住宅使用料の512万1,000円は、金森、忠生市営住宅のシルバーピア住戸入居者のための生活協力員5世帯分の住宅使用料、共益費、駐車場使用料でございます。  予算書36、37ページをお開きください。  節の7、緑地用地使用料の59万6,000円は、ふるさとの森などの緑地内に設置された電柱などの占用料でございます。  予算書42、43ページをお開きください。  項の2、手数料、目の5、土木手数料、節の2、建築指導手数料の1,211万1,000円につきましては、建築申請、建築基準法の規定による許可等、中間・完了検査に関する手数料でございます。  節の3、建築指導証明手数料の114万円は、建築確認及び道路位置指定の証明に関する手数料でございます。  予算書58、59ページをお開きください。  第14款、国庫支出金、項の2、国庫補助金、目の4、土木費国庫補助金、節の1、社会資本整備総合交付金のうち、都市政策課分の3億7,572万4,000円につきましては、町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業の施行に対する補助金でございます。  予算書60、61ページをお開きください。  説明欄の上から2番目、都市計画公園整備費の3億3,150万円は、薬師池公園四季彩の杜西園と北園、三輪緑地、野津田公園の用地購入、及び薬師池公園四季彩の杜整備工事、三輪緑地管理棟改修工事、公園施設長寿命化対策工事に対する補助金でございます。  その下、地域住宅計画事業費の274万5,000円につきましては、バリアフリー改修等助成事業、マンション相談事業に対する補助金でございます。  予算書62、63ページをお開きください。  説明欄の上から2番目、基本計画等作成等事業費の380万円につきましては、(仮称)原町田一丁目地区まちづくり整備方針の策定に対する補助金でございます。
     節の2、防災・安全交付金の2番目、住宅・建築物安全ストック形成事業費、住宅課の3,916万4,000円につきましては、木造住宅と分譲マンションの耐震化促進事業に対する補助金、3つ下の地域住宅計画事業費の2,427万円は、公営住宅ストック総合改善事業(公営住宅の長寿命化)に対する補助金、その下、緊急輸送道路沿道耐震化促進事業費の8,636万8,000円につきましては当該事業に対する補助金でございます。  予算書90、91ページをお開きください。  第15款、都支出金、項の2、都補助金、目の6、土木費都補助金、節の2、都市計画費補助の2番目、都市計画公園整備費の2億4,630万円は、薬師池公園四季彩の杜西園と北園、三輪緑地、及び野津田公園の用地購入に対する補助金でございます。  予算書92、93ページをお開きください。  説明欄の都市再生区画整理事業費の1億834万8,000円につきましては、町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業の施行に対する補助金でございます。  予算書102、103ページをお開きください。  項の3、委託金、目の5、土木費委託金、節の5、開発許可等事務委託金の4,303万2,000円につきましては、開発許可、並びに宅地造成等規制法許可等の事務に対する委託金でございます。  節の6、保全地域植生管理委託金の150万円につきましては、東京都緑地保全地域3カ所の植生管理に係る事業に対する委託金でございます。  予算書106、107ページをお開きください。  第18款、繰入金、項の2、基金繰入金、目の1、基金繰入金、節の1、基金繰入金の3番目、緑地保全基金繰入金の4,917万5,000円につきましては、薬師池公園四季彩の杜西園と北園、三輪緑地、野津田公園の用地購入に係る事業に対する繰入金でございます。  予算書118、119ページをお開きください。  第20款、諸収入、項の6、雑入、目の6、雑入、節の1、雑入のうちスポーツ振興くじ助成金の600万円につきましては、野津田公園ラグビーゴールポール設置工事に対する助成金でございます。  一番下の広告掲載料、交通事業推進課所管分の30万3,000円につきましては、地域コミュニティバス「かわせみ号」の広告収入でございます。  予算書120、121ページをお開きください。  上から2番目、区画整理清算金1,040万3,000円につきましては、忠生土地区画整理事業清算金でございます。  予算書126、127ページをお開きください。  第21款、市債、項の1、市債、目の4、土木債、節の2、都市計画事業債の2番目、都市計画公園整備事業の8億2,310万円につきましては、薬師池公園四季彩の杜西園と北園、及び薬師池公園四季彩の杜北第2駐車場等の用地購入や野津田公園陸上競技場大型映像装置整備工事等に対する市債でございます。  予算書128、129ページをお開きください。  地域コミュニティバス導入整備事業の1,570万円は車両購入費、その下、路線バス利用環境整備事業の3,370万円は、小山田桜台乗り継ぎ拠点整備工事と小山田桜台唐木田間検証運行車両購入に対する市債でございます。その下、南町田駅周辺地区拠点整備事業の6億2,790万円につきましては、当該事業の施行に対する市債でございます。  以上が歳入の概要でございます。  次に、歳出を「予算概要」を使いましてご説明いたします。  「予算概要」の440ページをお開きください。  都市づくり部予算のポイントを記載しております。  町田市は2020年ごろから人口が減少するとされており、そのような中でも住みたい、住み続けたい都市であり続けるため、鉄軌道延伸による基盤整備、コンパクトシティの維持形成、多様な都市活動が継続できるためのストックマネジメントの3点の考え方から各事業の経費を計上しております。  「予算概要」の442ページにつきましては、都市づくり部予算の総括表でございます。  昨年度に比べ、予算額では13億2,639万2,000円の増、一般財源では3,880万円の増でございます。  「予算概要」の443ページから449ページにつきましては、事業別支出科目一覧でございます。大事業名ごとに1,000万円未満の項目を含む全ての項目を記載しております。  それでは、事業ごとに主な予算の内容についてご説明いたします。  予算書では、246ページから257ページに記載されておりますが、説明につきましては、引き続き「予算概要」を使いましてご説明申し上げます。  「予算概要」の451ページをお開きください。  都市計画事務費が13億8,628万1,000でございます。2016年11月に事業認可を受けました町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業の施行に関する負担金などでございます。  「予算概要」の452ページをお開きください。  下段の土地利用事務費3,050万6,000円でございます。わかりやすい都市計画情報の提供や、適正な土地利用の調整に関する指導や審査等を実施するための経費でございます。  「予算概要」の453ページをお開きください。  住所整理事務費が522万7,000円でございます。金井町地区の住所整理事業に着手するに当たり、関係地域住民への、より丁寧な情報提供や、住民からの意見をより丁寧にお聞きするなどのための業務委託料、及び老朽化した地区案内板、街区表示板の修繕料などでございます。  「予算概要」の454ページをお開きください。  街づくり推進費が1億1,924万3,000円でございます。まちだ未来づくりプランにおける町田駅周辺の魅力を向上させるプロジェクトを実現するための整備検討委託料、利便性の高い交通環境と良好なまちづくりを実現するための鶴川駅周辺及び相原駅周辺における街づくり検討支援委託料、市民が主役のまちづくりを推進するための地区街づくり支援委託料などでございます。  「予算概要」の455ページをお開きください。  景観形成推進費が699万1,000円でございます。主に質の高い屋外広告物の景観形成を推進していくために屋外広告物ガイドラインの策定に向けた委託料と、市民が主体となった良好な景観の保全と創出を図るための景観づくりに係る取り組みなどでございます。  「予算概要」の456ページをお開きください。  交通輸送対策費1億5,963万2,000円でございます。多摩都市モノレール延伸検討調査、小田急多摩線共同調査負担金、路線バスの乗り継ぎ拠点整備工事や検証運行のための車両購入、地域コミュニティバス運行のための車両購入や運行事業補助などの経費でございます。  「予算概要」の457ページをお開きください。  建築開発事務費の737万7,000円につきましては、建築確認審査、開発審査、違反指導、その他の経常的事務に関する経費でございます。  「予算概要」の458ページをお開きください。  公園緑地管理費が9,903万3,000円でございます。公園施設長寿命化計画に基づく対策工事や公園駐車場の管理運営などにかかわる経費でございます。  「予算概要」の459ページをお開きください。  薬師池公園四季彩の杜事業費5億1,935万1,000円でございます。薬師池公園西園及び北園の用地購入と整備工事、薬師池ゲートハウスの実施設計、公園維持管理などの経費でございます。  「予算概要」の461ページをお開きください。  都市公園費が9億6,304万5,000円でございます。公園緑地の用地購入費、整備、及び公園施設の管理などにかかわる経費でございます。  「予算概要」の462ページをお開きください。  野津田公園費が13億2,785万8,000円でございます。拡張区域の用地購入、大型映像装置整備工事及び指定管理者制度による公園施設の管理運営委託などにかかわります経費でございます。  「予算概要」の463ページをお開きください。  小野路公園費3,225万円でございます。小野路球場夜間照明施設の整備工事及び工事監理委託の経費でございます。  「予算概要」の464ページをお開きください。  市営住宅費が2億2,525万3,000円でございます。管理代行制度による市営住宅の管理などにかかわる経費でございます。  住宅維持管理費が1,601万9,000円でございます。団地及び周辺を含めました町の活性化に向けた取り組み、空き家対策の取り組みなどにかかわる経費でございます。  「予算概要」の465ページをお開きください。  住宅改良費3億1,175万1,000円でございます。1981年以前に建てられた木造住宅、分譲マンション、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化促進や、居住環境の向上を目的といたしました住宅改修工事等に対する助成金などでございます。  以上が一般会計予算の都市づくり部所管分の概要でございます。説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆佐藤 委員 そうしましたら、野津田公園費についてお伺いをしたいと思います。  まず、大型映像装置についてですけれども、これは本会議でも少しありました。目標設定金額2,000万円という形でしたけれども、これの根拠をもう1度お願いいたします。 ◎文化スポーツ振興部長 こちらは2,000万円を2016年度1,000万円、2017年度1,000万円、合計で2,000万円という設定をしました。この根拠でございますけれども、FC町田ゼルビアの場合、平均入場者数が5,120人ほどでございます。あと、こどもマラソン大会ですとか陸上競技大会ですとか、実際に陸上競技場を利用している方たちの中で、ふるさと納税の趣旨に賛同いただける方を2,000人と見ました。2,000人掛ける1万円ということで、この目標額の設定ということになっています。実際にはそう簡単ではなくて、3万円の人もいれば、50万円の人もいるというのが実情でございます。 ◆佐藤 委員 今、考え方を伺いまして、本来ならば総事業費があって、例えばそれの1割をしようとか、2割をしようとかというのが本来の目標設定のあり方だと思うんですけれども、いろいろと行政のほうでも知恵を絞り出してこういう形になったということで、今、部長がおっしゃられた2,000人の寄附を1人1万円の想定ということでした。寄附金額は、本会議の中では700万円余りという話だったと思うんですけれども、実際に何人ぐらいから寄附されたでしょうか。1万円の700人なのか、それともどんと金額を入れた人がいて、あと1万円が何人いるのか、その辺、大体でもしわかれば教えてください。 ◎文化スポーツ振興部長 詳しい人数、金額のばらつきはわかりませんけれども、一番多いのは1万円でございます。一番高額な方で1人100万円でございます。 ◆佐藤 委員 100万円という方もいれば、5万円とか10万円という方もいるので、当然想定しているより多く入れてくれる方もいれば少ない方もいる。人数は2,000人まで行かなくても2,000万円行くんじゃないのかなという話かと思います。  もう1点、本会議の答弁の中でも、仮に2,000万円集まらなくても進めていく、これはあくまでも目標金額というだけであって、進めていくんだという話があったと思うんですけれども、そうすると、目標金額を設定する意味がないんじゃないかなという話があるので、この目標設定というのはどういうことなのか、何なのかということを聞きたいと思います。 ◎文化スポーツ振興部長 この目標金額は達成させるために努力をしていこうと思っています。現在、700万8,000円でございますけれども、スタジアムでのふるさと納税PRチラシ、あるいは企業を回って、会社としてふるさと納税はできませんので指定寄附を募る、社員の方についてはパンフレットを家庭に持っていってもらうというようなことで、まだまだPRは足りないと思いますし、この目標設定については達成させるというのが目標でございます。 ◆佐藤 委員 あと、2017年度も寄附を募るということだったので、これから寄附も集まってくると思うんですけれども、現状を考えて総事業費だと4億7,500万円ですか、ふるさと納税で関心がある方には入れてもらおうということでこれを集めていると思うんですけれども、現状の時点でですけれども、そうすると、大した金額が集まっていないという今のところの評価だと思うんですよ。  そうすると、大型映像装置を設置していこうという民意であるという捉え方をしているんでしょうか、それともしていないんでしょうか。大型映像装置を設置していこうという民意があるのかどうか、そういうことをどういうふうに捉えているのかということです。 ◎文化スポーツ振興部次長 大型映像装置自体の話に戻ってしまうようになりますが、野津田の陸上競技場が建設されて、今現在あります映像装置ができ上がって27年の月日がたっております。皆さん方もご存じのように、今、電球をはめ込んだ大型電光表示板になっておりまして、球も切れつつあり、動きもよくないというようなことから、まず劣化しているということで再度修理に出すにも修理をする会社がありませんというようなことで、とにかく買いかえをしなければいけないということから、今回は大型映像装置、ビデオの再生ができますよ、カラーで見られますよというようなことで、そちらに転化したということでございます。 ◆佐藤 委員 わかりました。別に私も大型映像装置をつけるなと言っているわけではなくて、現状の寄附金額で、いろいろPRもしているというのは聞いていますけれども、今の時点で本当にみんなが、市民の皆さんが、つけたい、つけたいと思っている民意があるのかどうかというのを聞きたかったんですね。映像装置の今のものがどうこうというわけではなくて、今の市民の皆さんの声というか、その辺をどういうふうに捉えているかというのを聞きたかったんです。もう1度お願いします。 ◎文化スポーツ振興部次長 私どもも何度も陸上競技場に足を運んで、さまざまなスポーツの大会、子どもたちの大会などのシーンを見させてもらっていますが、現場でのさまざまな声をいただいております。今のクオリティーの悪さが、ほかのスタジアムと比べてしまって新しいものをつけてほしいんだという声はスポーツ振興課にもたくさん届いているというふうに認識しております。 ◆佐藤 委員 わかりました。これから先ほど部長も言われたような寄附の集め方もしていくんでしょうから、これでとにかく多くの人に寄附をもらうという目標を掲げているわけですから、必ず目標を達成して、そこからいろいろ考えていくべきだなというふうには思いますので、これはお願いというか、ご指摘とさせていただきたいと思います。  次に、観客席増設基本設計委託料と観客席増設地質調査委託料について質疑をしたいと思うんですけれども、これも本会議で少しありましたけれども、今回のこの増席の改修を決めるまでの過程を具体的にお願いします。 ◎公園緑地課長 場所をどういうふうに野津田に決めていったかということで申し上げますと、1万5,000人の収容スタジアム検討に当たっては、庁内でいろいろ検討してきたところであります。具体的には、東京都の住宅供給公社森野住宅、芹ヶ谷公園、住宅供給公社の木曽団地の中にある木曽山崎公園、あと南町田などについて、可能性について検討しております。  参考として、現在の野津田公園内の町田市の陸上競技場というのは、現状で縦が約250メートルございます。横が210メートルです。これは正面のエントランスの部分も含めてなんですが、スタジアムを検討するに当たって、大きさとしてはもう少し規模を縮めて、縦横200メートルずつ、面積的には約4万平方メートルという形を基準として場所をまず検討してみました。現状、野津田公園の陸上競技場はさらに大きいということで、まず参考としてご理解ください。  検討結果としましては、まず、森野住宅のところなんですが、これは当然駅至近というところで、町田駅の西友の裏側のところになりますが、川を挟んで、そこを検討して、公社の森野住宅というのはJR横浜線と境川に挟まれた区域になります。そこのところは最大で幅がとれても130メートル程度ということで、まず物理的におさまらない。さらに用地取得の関係、あと現在お住まいの方の代替住宅の必要性などを勘案すると、厳しいという状況が判明いたしました。  次に、芹ヶ谷公園につきましては、再整備基本計画による公園区域の拡大後の面積としては16万平方メートルを予定しております。芹ヶ谷公園の中央には、将来、原町田大通りの延伸である25メートルの都市計画道路3・4・11号線が入ってくるという予定があるのと、あと地形上、現在の多目的グラウンドのあたりがちょうど谷間になっていて、以前の都営住宅の跡地と現在の多目的広場のところの高低差が約20メートルございます。  こういったことから、ただ面積的には、先ほど申し上げた200メートル掛ける200メートルというのは公園内にはおさまるというようなことでありますが、幾つか問題点がございまして、芹ヶ谷公園は当然都市公園法の網がまずかかっております。通常、都市公園法の網がかかっている場合、今回、スタジアムというのは都市公園法の運動施設というものに分類していくと、用途区域については少し有利に働いてきますが、公園内での通常の建ぺい率は2%になります。敷地面積に対して建築物は2%しか建ちませんよと。ただ、緩和要件を利用した場合、運動施設の場合は10%まで上げることができます。  ただ、先ほど申し上げたように、芹ヶ谷公園の面積というのは、拡張区域も含めて全部で16万平方メートル、さらに言うと、現在、小田急線側と町田第二中学校から町田第二小学校へ向かう道路で分断されていますので、実質都市計画道路を考えなくても12万平方メートル程度の中でスタジアムをつくるとなると、フィールド部分を除いたとしても2万平方メートルくらい多分必要になってくるのでしょうか、そういったことで現状では建ぺい率も満足できないということ。あと、切り土なり盛り土なり相当大きなものが出てきて、恐らく現状の公園の姿をとどめない状況になっていくということから難しいなと判断しています。  最後に、木曽山崎公園につきましては、現在、新しい消防署を設置している西側にあるグラウンドのところになりますが、ここは面積が約2万平方メートルという形で面積的に全く入らない。木曽住宅ですとか、隣の調節池を使っていくことによってぎりぎりおさまる。そのためには、当然先ほど申し上げたように、用地の取得ですとかお住まいの方の移転とか、そういったさまざまな問題点があるということ。あと、交通輸送面では、木曽山崎グラウンドはバス輸送に頼らざるを得ないということから、野津田公園と比べても立地上のメリットは少ないと考えております。  最後に、本会議の中では申し上げましたが、南町田も当然検討して、結果的には難しいという判断をして、その後、現在の拠点整備事業に至っている状況でございます。  以上のことから、野津田公園につきましては条件を満たせるということ、あと既存施設の有効活用の面からも、陸上競技場の増設については現在のところを活用していくという今の方向性を定めたものでございます。 ◎文化スポーツ振興部長 今お問い合わせの意思決定の過程をということでございましたが、2015年シーズン終了後にJ2の昇格のための入れかえ戦に勝利しまして、2016年シーズンJ2昇格が決定した時期というところから、町田市として将来J1を見据えて検討していくんだという方向性が固まったと思います。ただ、意思決定は、この予算を上程する過程の中で固まってきたということ、あと2016年シーズンが好調のうちにスタートした、第9節ぐらいから一時は首位を走った、それも一因だということをつけ加えておきます。  また、J2加盟22チーム中、3チームだけがJ1基準を持たないチームということなので、当然J2にいる以上、将来を見据えるというようなことも固まってきたんだろうということです。 ◆佐藤 委員 他の候補地について、いろいろと済みません、ありがとうございました。これはまた後で聞きます。  今、意思決定のほうを順序に聞いて、2017年度の予算編成の意思決定のときに決断をしてやったということで、4カ月前とか5カ月前の話なんでしょうか――ということで、それはわかりました。  そうすると、改修に踏み切る際に判断材料というのがあったと思うんですけれども、改修というか、増席しようということに踏み切る際の判断材料、それは何だったのでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 判断材料というのは、クラブライセンス制度というものがございまして、J1を見据えたときの条件の1つの観客席数が1万5,000席ということでございます。その中で判断材料として5,000席の増設というのが出てきたというふうに判断しています。 ◆佐藤 委員 市長が本会議の中で言った選手のモチベーションを保つ、それも判断材料の1つにはなっているんでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 それは大きいと思います。それも大きいと思います。 ◆佐藤 委員 それも1つということですか。 ◎文化スポーツ振興部長 はい。 ◆佐藤 委員 決めるまでの過程があって、判断材料も今聞きました。そうすると、1つ心配なことがあって、これは本会議でも少しありましたけれども、第二次野津田公園整備基本計画で事業実施にかかわる概算工事費が約73億7,000万円ということで、これに観客席の増設と大型映像装置は入っていなかったということで、これを含めて最大で約65億円ですか、それを加算して140億円ぐらいの費用が野津田公園の整備にかかってくるんじゃないかと思われるんですけれども、今、構造的収支不足だと言われている中で、これをどのように捻出していくんでしょうか。 ◎公園緑地課長 拡張区域につきましては、主に用地費が一番高くなっておりますけれども、あと工事費も当然入ってきます。国費と都費を導入して、あとは市債、そういった中でやっていくというものです。  スタジアムにつきましても、メーンは市債になってくるかと思いますが、状況を勘案しながら新5カ年の計画でのせている。現在、約75億円というのが新5カ年の中で、大型映像装置があって、拡張区域があって、それとスタジアムの増設というのがありますが、その中で新5ヵ年計画の財政状況の中でやっていくというものでございます。 ◆佐藤 委員 今、新5ヵ年計画の中で野津田公園スポーツの森の整備事業の中で75億円、5年間かけて3,600万円ですか、これの中で使っていくという話でしたけれども、今の話ですと、大型映像装置と観客席の増設、これだけで約65億円ではないですか。そうすると、第二次野津田公園整備基本計画の中で立てたそれ以外のものは、この5年間は全然やっていかないということですか。 ◎公園緑地課長 野津田公園の拡張区域につきましては、5カ年で今予定しているのは、公園の北側の約4ヘクタールの用地の購入と多目的グラウンド、テニスコートが5カ年でおおむね完成目標ということで考えております。 ◆佐藤 委員 今おっしゃられた整備が、単純に観客席の増設と大型映像装置を中心にやっていくのであれば、65億円を引くと10億円ぐらいですね。10億円でこれは全部やっていけるということでしょうか。
    ◎公園緑地課長 大ざっぱに言うと、観客席の増設が50億円から60億円ということで少し幅があります。大型映像装置は既に予算で出て4億7,500万円、差っ引いて15億円程度とか、多少幅が出てきますが、それくらいを目途としております。 ◆佐藤 委員 もう1つだけ確認させてください。野津田公園スポーツの森の整備、5ヵ年計画で75億3,600万円かける。中心にしていくのは観客席増設と大型映像装置、それがメーンというか、先行してやっていく、中心にやっていくという考えでよろしいですか。 ◎公園緑地課長 優先的にやっていくというか、もともと拡張区域は既にもうずっと動いております。ただ、額的に言えば、恐らく拡張が一番高くなろうと。どれが優先とか、そういったものはなく、並行して進めていくというものでございます。 ◆佐藤 委員 でも、拡張、観客席の増設というのは安く見ても50億円、大きくは60億円ということは、5年間の概算の総事業費の半分どころではないですよね。7割ぐらいになりますよね。そうすると、第二次野津田公園整備基本計画はできたのが2014年ぐらいでしたか。ほかのいろんな事業を棚上げにして、いきなりぽんと出てきたのを先にやるのか、そこら辺を聞いているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎公園緑地課長 2014年のときに策定した段階から、当面5カ年程度は拡張区域をやっていくということを示しております。全体の終わりというのは、予算の状況とかを見ながら、第二次野津田公園整備基本計画について終わりの時期は示しておりません。第二次野津田公園整備基本計画については計画どおり今進めているという状況です。 ◆佐藤 委員 大型映像装置、観客席増設を中心にやって、足りない部分というのは2021年以降に着手していく、やっていくという考え方でよろしいですね。 ◎公園緑地課長 はい、そのような考えでおります。 ◆佐藤 委員 こういう事実がわかりましたので、これは結構です。  次に、経済波及効果について1つ伺いたいんですけれども、経済波及効果について、J1に昇格した場合、約50億円という話でしたけれども、詳細についてもう1度お願いいたします。 ◎文化スポーツ振興部長 まず、基礎となる平成23年総務省産業関連表というものを用いまして、J1に昇格した場合の新規需要の発生による経済への波及効果を約50億円と試算いたしました。経済波及効果には、直接的な効果と間接的な効果がございますが、直接効果としては、その内訳として31億円、間接効果としては19億円として算定をいたしました。  まず、直接効果についてですが、一番大事な数字が平均の観覧者数でございます。J1の平均観覧者数が約1万5,000人というところから、今回の算定では1万2,000人、ゲーム数は20ゲームとして、チケット代、交通費、飲食の消費として16億円、それからクラブ運営というものがございますけれども、こちらもJ1のクラブ運営費として12億円、また、市外へのアウェー戦の観戦の消費などとして3億円ということで31億円でございます。  間接効果につきましては、直接効果による新たな需要、さまざまな国内産業の生産を誘発、連鎖をさせます。また、その一部が当該産業に従事する雇用者の所得として配分され、再び各産業に需要として投入されます。それを算定した結果、19億円ということになりました。今回算定した経済波及効果につきましては、FC町田ゼルビアの活動によって発生すると想定したものです。  なお、今回は数字としての算定はしておりませんが、町田市のプロモーション効果、それから地域の活性化、子どもたちの教育や健全育成などの効果もあると考えております。 ◆佐藤 委員 今、50億円の試算の詳細について聞きましたけれども、これは外部に委託したのか、それとも内部で行ったんですか、どちらでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 外部委託でございます。 ◆佐藤 委員 これはどこに委託したんでしょうか。 ◎文化スポーツ振興部長 委託先はまちづくりラボ・サルベージという会社です。 ◆佐藤 委員 たしか本会議の中でも、50億円から60億円増席にかかったとしても、それを全部回収するわけではなくて、経済効果があるからいいんだという話もあったと思うんですけれども、そういう部分を考えると、経済効果は非常に大事な指標だと思うんですね。そうすると、その経済効果、今ご説明いただきましたけれども、ぜひ委員会に資料を提出いただいて、それも検討の材料に加えたらと思うので、委員長、資料を請求したいんですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時8分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時11分 再開 ○委員長 再開いたします。  ただいま佐藤委員から、お聞き及びのとおり、資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会として資料要求を行うことに決しました。  担当者においては、速やかに資料の提出をお願いいたします。 ◆佐藤 委員 経済効果の件は後で出てくるということなので、質疑を続けたいと思うんですけれども、もう1点、50億円の経済効果について、2011年にJ2基準を満たすときに、議論のときに、当時、J1に昇格した場合の経済波及効果が約26億円という試算をされていると思うんですけれども、今回約50億円、この差はどういうことなのか、それを聞きたいと思います。 ◎文化スポーツ振興部長 当然、その発言は私たちも気にしていたんですけれども、それはJ1に上がったときではなくて、他の学校が、具体的には法政大学が算定したものとちょっと差異があったということだと思うんです。  もう1度説明しますと、私どもが業務委託した会社が出した金額と法政大学が算定した金額に、J2効果の中で差があったと。 ◆佐藤 委員 J2、J1……。 ◎文化スポーツ振興部長 J2。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時12分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時14分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆佐藤 委員 今回の改修について、今までの議論の中でも、当然選手のモチベーションを保つためにという理由もあり、経済効果も約50億円見込めるということ、昨年の冬に2017年度の予算編成で決めたということでしたけれども、その後に恐らく町田市立陸上競技場の将来構想作成業務というのを委託していると思うんですね。その成果物があると思うんですけれども、これは議会として、この増設の関係についてどのようなものになるか確認しておかないと、今のところ説明を受けているのは、5,000席を増設しますよということとスタンドに屋根をかける、それぐらいの説明だけしか聞いていないんですね。  実際これからもし進んでいくとしたら、50億円、60億円の改修に関する話になると思うので、これは審議がなかなか難しいと思うんですね。そうすると、今申し上げた将来構想の作成業務のものを、委員会としてこれも資料として請求したいんですけれども、委員長、お願いいたします。 ○委員長 休憩いたします。              午後5時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎都市づくり部長 ただいまの将来構想を出せないかというお話なんですが、今後の事業を進めていく上で、今までJ1基準等の情報を整理して、それをどのぐらいかかるのかという目安を立てようということで内部資料として集約したものということでご理解いただきたいと思います。将来構想については、現状では今、意思決定段階であるということの中で表に出せないということで、条例等を照らし合わせまして判断したところでございます。  そういう意味で、その中で来年度、基本設計等は進めさせていただいて、しかるべき時期に行政報告等の中でご報告させていただければと考えております。 ◆佐藤 委員 将来構想は今出せないということでしたので、それをもとに幾つか質疑しようと思ったんですが、これは想定になってしまうかもしれないですけれども、疑問に思っていることがあるので、仮に1万5,000席に増設するに当たっての疑問点ということで質疑をしたいんです。  1万5,000席、当然今から5,000席ふえるということで、維持管理費というのはかなり高くなってくると思うんですけれども、つくるのに50億円から60億円、そうすると、維持管理費も当然上がってくる中で、その辺も計算されていると思うんですけれども、そのランニングコストはどれぐらい上がるんでしょうか。 ◎公園緑地課長 観客席5,000席増設がメーンになっておりますが、現在のところ、維持管理費のコストというのは、今回の構想の中でも算定まではしておりません。 ◆佐藤 委員 これは今のところわからない、考えていないということですか、それとも間違いなくこれから上がるということですよね。そういう理解でよろしいですか。 ◎公園緑地課長 競技場で一番かかるのは芝生とか、そういったフィールド部分なんですが、今回、スタンド部分、トイレの増設、清掃とか、そういったものはふえるということを予想しております。 ◆佐藤 委員 今回の5ヵ年計画の中でも、公共施設維持管理費がかなりかかるから削減していく、民間委託も含めて考えていこうねという中で、これも当然この中に当てはまってくるのかとちょっと疑問を感じたものですから聞かせていただきました。では、そんなにかからないという想定でいるということでよろしいですね。わかりました。  もう1点、交通の問題について伺いたいんですけれども、当然観客数がふえることによって、本会議の答弁の中では淵野辺方面とか、永山方面のバスの増便だとか、駐車場を980台にするということで対応していくということを答弁されていましたけれども、現状でもJ2の試合の中でも周辺はすごい渋滞になっているんですね。これは近隣の方から行政側もいろいろ話を聞いていると思うんですけれども、仮に1万5,000人規模になった場合に渋滞対策は非常に大きな問題だと思うので、これをどうしていくかということを聞いておきたいと思います。 ◎公園緑地課長 やはり人が来るということで、車、バス、こういった増便をすることによってさらにふえるということはありますが、将来的に言えば、鎌倉街道の拡張ですとか――薬師池のですね。今、一番混んでいるのはあのあたりということで認識しております。また、芝溝街道の拡張も、徐々に進んでいるところであります。現状としては、そういうところに頼らざるを得ない。もっと先を見ますと、将来、多摩都市モノレールの駅からのピストンですとか、そういったこともまた視野に入ってくるのではないかと考えております。 ◆佐藤 委員 道路の拡張だとか、多摩都市モノレールもあり得ると。でも、随分先の話になりそうな感じもしますので、現状でも大変だという中で、これが進んでいくことによってさらなる渋滞、先ほど文化スポーツ振興部長から1万2,000人ぐらいは入るんだという話になると、これはちょっと想定しづらいのかなと思いながら、今の答弁でそんなに納得したわけではないんですけれども、今考えている部分はそこだということなので、現状のことも含めて対策はすぐにやっていただきたいなと思います。  次に、他の候補地の検討について、先ほど公園緑地課長からいろいろ話がありまして、話を伺った部分はわかりましたというか、検討したということでありました。本会議の答弁の中でも、住宅地図に当てはめて検討したみたいな話があったので、最初はその程度の検討なのかなと思ったんですけれども、先ほど公園緑地課長からは、それなりのというか、いろいろと、例えば町田駅周辺の公園だと大変だという話もあったので、それについてはいいです。  ただ、1つ聞いておきたいのは、南町田については難しいという一言だったんですね。市長も本会議答弁の中では、南町田のグランベリーモールを検討して東京都と接触したということまで答弁しているので、当然そのときの検討経過の内容というのは詳細なものがあると思うんですね。そういうものをちょっと教えてください。 ◎公園緑地課長 当時、南町田のグランベリーモールの建てかえとか、そういった話が出ている中で、2009年ころでしたか、ちょっと年度があれなんですが……。  たしか2009年に東急電鉄と町田市の関連部署と、駅の直近の中でグランベリーモールを建てかえるという話がある中で、ぜひそういった複合施設としてスタジアム、商業施設といったもので何か検討はできないかという投げかけをしております。結果的には採算性の面ですとか、スポーツに対する投資の考え方、そういった中で最終的には市として断念せざるを得なかったというものでございます。 ◆佐藤 委員 これは市長も会いに行っているんですか。 ◎都市づくり部長 今、課長が説明したとおり、その時期にグランベリーモールをどうしようかと東急が考えているときに、何かできないかという中で、別の会議というんでしょうか、協議の場の中で話題が出て、東急としても、そこに当時はそういう施設、競技場とのコラボレーションの商業施設はなかなか難しいですよという中で議論をしたというだけで、特に資料とか何かというレベルの話ではなく、そういう議論をしたという事実がありますよというご紹介とご理解いただければよろしいかと思います。 ◆佐藤 委員 市長も本会議の中でも、スタジアムが駅の近くにあるのは投資効果があるので間違いないという発言もしていたと思うんですね。そうすると、そういう発言をしたということは、前提に例えば先ほどいろいろ町田駅の近くだとか、南町田とか、その辺の投資効果、経済波及効果ですか、その辺の試算もして、それを踏まえてそういう発言をしたのか、それとも一般論として発言をしたのか、その辺はわかりますでしょうか。 ◎公園緑地課長 当時は、経済波及効果という試算まではしていないというものです。 ◆佐藤 委員 市長は、一般的に駅前だったらいいね、投資効果があるよねという思いで発言されたということですね。市長の話なので、想像なので、いいです。わかりました。それは多分誰が考えてもそういう答えになるかと思うので、そういう意味で、私は、そのバックヤードの中に、例えばそういう効果を試算して、これはいいねというのを踏まえて言ったのかなという思いもあったので、だから、そこまでやられているのかな、そこまで準備されているのかなと思ったので、それは今していないという話は聞いたので、それはわかりました。  そうすると、場所とは別に、例えば民間活用という視点も当然あり得ると思うんですけれども、それについての検討はされたのでしょうか。 ◎公園緑地課長 市で検討したのは主に公共用地ですとか、公園ですとか、先ほどの公社住宅のところ、そういったところを含めてですね。ただ、民有地という部分での検討はしておりません。 ◆佐藤 委員 民有地ではなくて、例えばスタジアムを――野津田でもいいですよ。民間に、例えばPFIならPFIでしてもらう、そういうことについての検討はしたのかということです。 ◎公園緑地課長 しておりません。 ◆佐藤 委員 なぜ、そこまでは手が回らなかったという話ですかね。例えばの話ですよ。 ◎公園緑地課長 最終的に場所を選定する中で、野津田公園ということである程度絞り込まれてきましたので、そういった意味で今度は民間で全部やっていただくというところまでは検討はしなかったというものです。 ◆佐藤 委員 仮にですけれども、例えば野津田競技場でPFIということが可能性としてはあるじゃないですか。その検討も、そこまでして最後に野津田にしたのかというのを確認したかったので、民間の活用は検討していないという話ですね。わかりました。  そうすると、最近、北九州のほうにも新たなスタジアムがオープンをして、オープンしたのもたしか今月ですよね。先月ですかね。他の地域にもスタジアムなんかができているところというのはあると思うんですね。まさしくスタジアムのあり方ですね。そういうものを研究するなり検討する、そういうものを全てやって初めて野津田の結論というイメージだと僕は思っているんですけれども、スタジアムのあり方について、近年にできたようなスタジアムについての検討とか、そういうことはやったのでしょうか。 ◎公園緑地課長 北九州なんかは海に面したところで、民間ということで事例は存じております。ただ、町田市において、先ほど言った最低でも4ヘクタールというかなり広い土地で、なおかつ立地条件とかいろんなものを、町田市は丘陵地が非常に多くございます。なかなか平地でそういった部分がとれないということで、当然民間が入ってくるということは、それの採算性をまず見る。  そういった中で初めに南町田については持ちかけをしたところではありますが、そこは結果的には至らなかったという部分がありますけれども、ほかになかなか適地が実際のところないというのが実情だと思いますので、民間の方が入るというのは、細かい検討まではしておりませんが、難しいのではないかとは考えております。 ◆佐藤 委員 民間活用、あと、ほかのスタジアムの検討も特に余りしていないような状況の中で、そうなると、まだ市長もいろいろと可能性追求みたいな話がありましたけれども、本当にこのタイミングで改修が必要なのかということになってくると思うんですね。改めて聞きますけれども、いつまでに何のために改修の必要があるのか、済みません、もう1回聞かせてください。 ◎文化スポーツ振興部長 この改修は、選手のモチベーションを保つため、そしてJ1基準をクリアする適地というのが市内になかったために、ここのスタジアムをやるしかないというふうな決定をしたからでございます。 ◆佐藤 委員 確かに選手のモチベーションは必要だろうと思います。それを糧に頑張っていこうという思いもあると思います。ただ、そのために50億円から60億円かかる改修を急ぐ必要があるのかという部分が、このまま話が野津田ということで行ってしまうと、この50億円から60億円を投資した場合に、限りなくJ1基準を満たすために限定的な投資になったのではないかという思いがあるわけですけれども、その辺についての考えはいかがですか。 ◎文化スポーツ振興部長 このスタジアムが増設された、その利用方法でございますけれども、当然ですけれども、サッカーだけではなくて、いろいろな場面で集客が行えるような施設にするべきだと思っておりますので、例えばイベントができるようにもなりますし、答弁もいたしましたけれども、コンサートも可能になってくるというようなことで活用は図っていく、Jリーグのためだけではないというふうに考えています。 ◆佐藤 委員 市長も答弁で、どれだけ投資が回収できるのかという大きな問題を抱えているという答弁もありました。これに50億円、60億円の投資をするのであれば、本当に最適な場所、判断なのか、もう少し時間をかけて検討していくべきではないのかなという思いがあるんですけれども、これについての考えはどうですか。 ◎文化スポーツ振興部長 市内の適地については、ほぼ全て調べた結果、残った施設として野津田という結論に達したわけで、ほかの場所であれば、当然検討していかなければいけない。もしあるのであれば、検討していく必要があるというふうには思っています。ただ、調べた結果は、駅周辺から調べましたけれども、なかったということでこの決定に至っております。 ◆佐藤 委員 最後にします。市長答弁ばかり引き合いに出してあれですけれども、市長は、市民、議会が賛同できなければ難しいという発言をされているんですね。そして、まだまだ詰めていかなければならないことがたくさんある。可能性についてさらに追求していくべきと考えているという発言をされているんですよ。ということは、もう少し時間をかけてまだ検討していくべきだと私は理解しているんですけれども、そういう市長の考えと同じでよろしいですか。 ◎文化スポーツ振興部長 市長の答弁のとおりだと思います。 ○委員長 本日はこれをもって建設常任委員会を閉会いたします。              午後5時35分 散会...